△日程第12 議案第23号
市道路線の認定について
△日程第13 議案第24号 青梅市
農業委員会委員の任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意について
○議長(
久保富弘) 次に、日程第3、議案第12号から日程第13、議案第24号までの11件を一括議題といたします。 ただいま一括議題とした各議案につきましては、さきに
環境建設委員会に付託、審査願っておりますので、報告を求めます。
環境建設委員長阿部悦博議員。 〔
環境建設委員長登壇〕
◆
環境建設委員長(
阿部悦博) ただいま議題となりました議案11件につきましては、去る6月15日に開会した委員会において結論を得ておりますので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。
議案審査に当たり、担当から
補足説明を聴取した後、質疑に入りました。 なお、議案第16号から議案第23号につきましては、審査に先立ち、現地視察を行い、視察により明らかになった点も踏まえて、質疑を行いました。 初めに、議案第12号「青梅市
有料自転車等駐車場条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 まず、「東青梅駅
南口自転車等駐車場の現在の状況を伺う」との質疑には、「令和2年3月12日から条例を一部改正するまでの一時的な措置として無料で開放している」との答弁。 次に、「現在、管理している方はいるのか伺う」との質疑には、「現在は、担当課において定期的に清掃や草刈りをしている」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第12号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号「東青梅駅
北口自転車等駐車場の
指定管理者の指定について」申し上げます。 まず、「
指定管理者の公募の告知はいつ、どのように行ったのか伺う」との質疑には、「公募の告知については、令和2年4月1日付け青梅市告示第55号で公示するとともに、広報おうめ4月1日号と
市ホームページで募集記事を掲載した」との答弁。 次に、「7月1日から
指定管理ということだが、現在の状況を伺う」との質疑には、「現在は、管理委託として
友輪株式会社に委託している」との答弁。 次に、「青梅市内のほかの駐輪場の
指定管理者はどこか伺う」との質疑には、「
指定管理をしている駐輪場は、青梅駅、河辺駅北口、河辺駅南口の3か所あるが、全て
友輪株式会社である」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第14号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号及び議案第17号の「
市道路線の廃止について」及び議案第18号「
市道路線の一部廃止について」の3件は、いずれも道路廃止及び一部廃止議案であるため、一括で審査いたしました。 まず、「議案第16号及び議案第17号について、廃止する理由を伺う」との質疑には、「2議案とも土地の
一体利用のため、
市道廃止申請が提出され、いずれも
隣接土地所有者の通行のみの使用であることから、青梅市道路の認定、廃止等に関する取扱規程に基づき廃止するものである」との答弁。 次に、「議案第18号について、この路線を一部廃止する目的と理由を伺う」との質疑には、「この路線に隣接している土地は市有地であり、住宅課より土地の
一体利用のため、
市道廃止申請が令和2年4月に提出された。周辺の状況から、廃止可能であると判断し、青梅市道路の認定、廃止等に関する取扱規程に基づき廃止するものである」との答弁。 関連して、「土地の
一体利用ということだが、具体的な利用について伺う」との質疑には、「
青梅ゆりかご保育園及び
青梅ゆりかご第二保育園が、統合された
認可保育所建設予定地として、一定区画を無償貸与することを予定している」との答弁。 さらに、「議案第18号について、保育園が建設され、道路が使えなくなるが、近隣住民の理解は得ているのか伺う」との質疑には、「
青梅ゆりかご保育園の主催で、令和元年度中に5回、
住民説明会を実施した。説明会においては、市道の一部廃止及び
保育園建設について反対意見はなかったとのことから、地域住民の理解は得られたものと考えている」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第16号から議案第18号の3件は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号から議案第23号の「
市道路線の認定について」の5件は、いずれも
道路認定議案であるため、一括で審査いたしました。 まず、「
雨水浸透槽について設置基準を伺う」との質疑には、「青梅市
開発行為等の基準および手続に関する
条例施行規則第7条において、道路の
雨水浸透槽は、内径1.2メートル以上のマンホールで処理するという規定となっている。また、
浸透人孔の設置については、東京都の
都市計画法の規定に基づく開発行為の許可等に関する審査基準に計算方法が示されており、人孔の内径を決めた上で、排水区域の面積や流出係数、浸透係数等の設計条件を設定して計算を行い、人孔の深さ、設置数を決定している」との答弁。 関連して、「議案第19号について、
浸透人孔6基の設置は少し多く感じるが、その妥当性を伺う」との質疑には、「人孔の内径や深さなどにより、設置数が増加となるが、今回は、計算の結果6基となった」との答弁。 次に、「街路灯の設置基準について伺う」との質疑には、「街路灯の設置については、青梅市
開発行為等の基準および手続に関する
条例施行規則第5条に基づき、LED灯を40メートルごとに1基設置することとなっている。また、隣接の市道の設置状況などを勘案して設置場所を決めているが、なるべく手前につけて、その道路全体を照らす形で考えている」との答弁。 最後に、「議案第22号について、大門川に近いということで、豪雨のときは大門川の溢水が懸念されるが、開発に当たって事業者とどのような話し合いをしたのか伺う」との質疑には、「開発の事前協議のときに、溢水するという話を事業者に丁寧に説明しており、そのため宅地を上げて造成している」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第19号から議案第23号の5件は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号「青梅市
農業委員会委員の任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意について」申し上げます。 まず、「
認定農業者とは何か伺う」との質疑には、「
農業経営基盤強化促進法第12条第1項に規定する
農業経営改善計画の認定を受けた者をいう。青梅市では、
農業経営改善計画により、5年後の
農業所得目標を300万円以上とした農業者を認定し、農業の担い手として位置づけている」との答弁。 次に、「現在、青梅市では、
認定農業者はどのくらいいるか伺う」と質疑には、「令和2年4月1日現在、37経営体、46人である」との答弁。 次に、「
認定農業者が過半数を占めるようにしなければならないという意義は何か伺う」との質疑には、「地域の農業をリードする担い手が
農業委員に就任し、その担い手の意見を
農業委員会の運営に的確に反映させるためである」との答弁。 次に、「
認定農業者を4分の1にしたいということだが、その理由を伺う」との質疑には、「
農業委員会等に関する
法律施行規則第2条に、その区域内における
認定農業者の数が委員の定数に8を乗じて得た数、青梅市は
委員定数14人なので、112人を下回る場合は、委員の過半数を
認定農業者等とすれば、委員の任命に著しい困難を生ずることとなる場合において、委員の少なくとも4分の1を
認定農業者等とすることについて、
当該市町村の議会の同意を得たときという規定があるためである」との答弁。 次に、「
農業委員会の改革の方向性は、過半数を
認定農業者にしていくことや、女性や青年を積極的に登用するということだと思うが、
認定農業者が少ないという実態についてどう考えるか伺う」との質疑には、「女性の参画や
認定農業者の高齢化は課題と捉えているが、
認定新規就農者も年々増えており、意識の高い農業者が出始めているので、今後、その方々をサポートすることが、これからの
農業委員会委員への道にもつながると考えている」との答弁。 次に、「
認定農業者等が委員の過半数に行かなかった原因は何か伺う」との質疑には、「少しずつ
認定農業者の数は増えているが、青梅市は広いため、各地域の
西東京農業協同組合からの推薦を頂く中で、
認定農業者が委員の過半数に至らなくなってしまうと考えている」と答弁。 次に、「今後も
農業委員会委員の候補者は、推薦団体として農協にお願いする方法を取る予定なのか伺う」との質疑には、「地域性や年齢層、女性の活躍などは、これから重要だと思っており、今後はこうした人たちの任命について、その選出方法も考えていくことは必要であると認識している。また、
農業委員会等に関する法律第9条に、あらかじめ農業者、農業者が組織する団体、その他の関係者に対し、候補者の推薦を求めるとともに、委員になろうとする者の募集をしなければならないとあり、公募が増えるように努力していかなければいけないと考えている」との答弁。 最後に、「
認定農業者等が委員の過半数を占めるようにするために努力義務があると思うが、どう考えるか伺う」との質疑には、「
認定農業者については、市独自の施策等も行いながら増やしてきたところではあるが、それを
農業委員に反映できていないという現状である。農協への推薦依頼に関しては、地域性のことを考えると非常に大切なことであると認識しているが、一方では、
認定新規就農者等を育成していき、そして既存の農家の方たちと一緒になって創意工夫が図れるような体制を、
農業委員会として農協等とも連携を取りながら進めていく必要があると考えている」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第24号は
全員賛成により原案のとおり同意すべきものと決しました。 以上で、
環境建設委員会の
議案審査報告を終わります。
○議長(
久保富弘) 委員長の報告は終わりました。 委員長の報告に対し、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより議案第12号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第12号に対する討論を終結いたします。 これより議案第12号を挙手により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘)
挙手全員と認めます。よって、議案第12号「青梅市
有料自転車等駐車場条例の一部を改正する条例」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第14号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第14号に対する討論を終結いたします。 これより議案第14号を挙手により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘)
挙手全員と認めます。よって、議案第14号「東青梅駅
北口自転車等駐車場の
指定管理者の指定について」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第16号から議案第23号までの8件の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第16号から議案第23号までの8件に対する討論を終結いたします。 これより議案第16号から議案第23号までの8件を一括して採決いたします。 議案第16号から議案第23号までの8件に対する
委員長報告はいずれも
原案可決であります。以上8件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第16号及び議案第17号の「
市道路線の廃止について」及び議案第18号の「
市道路線の一部廃止について」並びに議案第19号から議案第23号までの「
市道路線の認定について」は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第24号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第24号に対する討論を終結いたします。 これより議案第24号を挙手により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案同意であります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘)
挙手全員と認めます。よって、議案第24号「青梅市
農業委員会委員の任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意について」は、
委員長報告のとおり決しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第14 議案第9号 青梅市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△日程第15 議案第10号 青梅市特定教育・保育施設および
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△日程第16 議案第11号 青梅市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△日程第17 議案第15号 青梅市
吉川英治記念館の
指定管理者の指定について
△日程第18 議案第26号 令和2年度青梅市
病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(
久保富弘) 次に、日程第14、議案第9号から日程第18、議案第26号までの5件を一括議題といたします。 ただいま一括議題とした各議案につきましては、さきに福祉文教委員会に付託、審査願っておりますので、報告を求めます。福祉文教委員長湖城宣子議員。 〔福祉文教委員長登壇〕
◆福祉文教委員長(湖城宣子) ただいま議題となりました議案5件につきましては、去る6月15日に開会した委員会において結論を得ておりますので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。
議案審査に当たり、担当から
補足説明を聴取した後、質疑に入りましたので、質疑の主なものから申し上げます。 初めに、議案第9号「青梅市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 まず、「放課後児童支援員になろうという場合に受ける研修は、保育士資格や教員免許を持っていても受講しないといけないものなのか伺う」との質疑には、「この研修受講は必須である。そのため、保育士資格や教員免許を持っていても、研修が修了していなければ、補助員というような格付での就労となる」との答弁。 次に、「この改正が行われた場合、東京都でいうとどこが増えるのか伺う」との質疑には、「八王子市が中核市の該当となる」との答弁。 次に、「研修が足りなくて困っているという現状はあるのか伺う」との質疑には、「研修が足りなくて困っているという現状は確認していない」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第9号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号「青梅市特定教育・保育施設および
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 まず、「優先的に取り扱う措置とあるが、具体的にはどういうことか伺う」との質疑には、「入所判定の際に、連携施設に継続入所ができない場合または連携施設以外の保育所を希望する場合に、調整点数を加点することによって、希望の施設に優先的に入所できる措置を指す」との答弁。 さらに、「保護者の希望に基づき、引き続き必要な教育・保育が提供されるよう必要な措置を講じているときとあるが、必要な措置の内容を伺う」との質疑には、「入所判定の際に、例えば地域型保育事業所が事業継続できない場合も含めて、入所されている方の不利益を緩和するために、調整点数を加点することが必要な措置の内容である」との答弁。 次に、「1園について連携施設が確保できない理由は何か。また、この改正によって、連携施設がない園は何らかの措置がされなくなるのか伺う」との質疑には、「連携施設を受け入れる側と連携施設を求める側の子どもに対する保育のアプローチの仕方など、考え方に少し隔たりがあると聞いている。市としては、連携施設の確保について、今後も継続的に該当施設に求めていく」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論については、まず、「連携施設の確保を行うための期間が5年から10年に延長されたと思ったら、また要件が変わっていく。本来、認可保育所や安心して預けられる保育所にという保護者の希望があって、現段階では、国や行政がそれに応え切れていないということが問題にあるのだと思う。青梅市は、待機児童問題も都心部に比べれば深刻ではないけれども、山間部などで子どもが少なくなってくると、そういう求められる保育体制がつくれない。全国でもそういうことが起こっていて、それを連携施設でカバーすればいいと国は掲げたが、それが今うまくいっていない。連携施設を置かなくてもいいという方向だけの、いわば規制緩和が、今一歩一歩進んでいるという状況は、根本的な問題解決や必要な保育をきちんと整備するということには向かわないと思うので、やはりどこかで歯止めをかけて、国や都に変えてもらう方向で市も努力するということが必要だという観点から、本案については反対すべきと考える」との発言。 次に、「連携施設を置かなくていいということではない。青梅市の場合、1園だけ連携施設が整っていないが、行政としても対応は行っている。今回の改正も、子どものことを考えて、保護者の了解あるいは施設側の優先的という条件をつけたのであり、子どものためにどうするかということが一番重要である。行政は、今後も連携施設を確保するよう要請をしていくわけだが、どうしてもまだその乖離がある場合の、あくまでも暫定的な措置だと思う。そういう意味で、子どもの状況を考えたときの弾力的措置だと理解して、本案について賛成する」との発言。 次に、「国で一定の基準を定めて、地域型の様々なニーズに沿った保育を始めることを目的とした制度であり、まだ小さな子どもを家庭的な雰囲気の中で保育してほしいという保護者の希望にも沿ったものができてきた。こういう歴史的な経過があり、今までの認可保育所だけが全てのニーズに沿ったものとは言えず、それぞれのニーズに沿った多様なやり方があって、選択肢が増えるのはいいことだと思う。青梅市の現状を見ると、家庭的保育についても一生懸命やっている。今回の改正も、そういうニーズに沿ったものであり、なお一層それぞれの子どもたちの環境に沿った保育がされることを希望して、本案について賛成する」との発言がありました。 以上で討論を終結し、採決の結果、議案第10号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号「青梅市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 まず、「連携施設の確保を要しないことができるという点に関して、議案第10号と同内容であると思われるが、違いについて伺う」との質疑には、「この条例は、児童福祉法に根拠が置かれているため、厚生労働省令が改正されたことに伴うものであり、一方、議案第10号は子ども・子育て支援法に基づいており、内閣府令の改正に伴うものである。根拠となる法律の違いであり、内容については同様である」との答弁。 次に、「母子家庭等への居宅訪問型保育事業の内容について伺う」との質疑には、「原則3歳未満の保育を必要とする幼児が、障害などで集団保育を受けることが困難な場合や、
ひとり親家庭の保護者が、夜間、深夜の仕事に従事する場合など、市が必要と認めた場合に、幼児の居宅において保育士等により行われる保育事業である。なお、市内には居宅訪問型保育事業所はない」との答弁。 次に、「改正されると、夜の仕事などをしている方だけではなくて、保護者の心身の健康上の理由なども含まれるようになり、居宅訪問型保育事業の範囲が広がると捉えてよいのか」との質疑には、「そのとおりである」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論については、まず、「居宅訪問型保育事業については、残念ながら青梅市にはないが、対象が広がるということはよいことであり、評価をする。しかし、連携施設の確保を要しないということに関しては、議案第10号の討論の趣旨からして、反対すべきと考える」との発言。 次に、「連携施設を確保するが、どうしてもできない場合の弾力化ということで、子どものためにする改正だということ。また、居宅訪問型保育事業についても、身体的な状況まで範囲を広げ、今の実情に即した形で弾力化をしていく。市では実例がないが、そういう準備をしておくということで理解をし、本案について賛成する」との発言。 次に、「家庭的保育事業については、家庭的な雰囲気の中で、少人数のきめ細やかな保育がされていると認識している。多様な保育のニーズがあって、それについて行政としてきちんと基準を持って提供していくことが新たな子ども・子育て支援の在り方だと思う。今回の改正については、母子家庭等の居宅訪問事業の範囲がさらに広がるということで、大いに取り組んでいただきたいと思う。まだ条件が整わず、実施事業者がないということだが、そのニーズはあるので、引き続き開設について支援をしていただきたいと申し上げ、本案について賛成する」との発言がありました。 以上で討論を終結し、採決の結果、議案第11号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号「青梅市
吉川英治記念館の
指定管理者の指定について」申し上げます。 まず、「採点項目の業務の基準に示された事業の実施について、創意工夫が図られているかという点は非常に大事だと思うが、審査に当たって、選定委員会の専門部会のメンバーとどのような話合いや基準があったのか伺う」との質疑には、「審査に当たり専門部会のメンバーと共通の認識としたのは、いわゆる平均点として何点ということではなく、ヒアリングや提出された資料の内容を見て、満点と捉えるか、満たないのであれば、満点から1点減点、2点減点という形で採点するよう話し合った」との答弁。 さらに、「積極的な地元雇用とあるが、具体的にどういうことか」との質疑には、「受付案内や監視業務等を担当する職員については、青梅市在住の方を採用したいという提案を受けている」との答弁。 次に、「応募があった業者はこの1社だけか」との質疑には、「今回の応募については1団体のみである」との答弁。 次に、「ヒアリングや提案の中で、どのような専門性のある人材を配置するという提案があったか伺う」との質疑には、「他の博物館施設との兼務になるが、副責任者として学芸員の資格を持っている職員が派遣されると聞いている」との答弁。 次に、「様々な公的施設を受託している法人であるが、市はこれらの施設をチェックしたか伺う」との質疑には、「事前に入間市博物館を視察している」との答弁。 次に、「この業者の青梅市での実績はあるか」との質疑には、「現在、総合体育館等の運動施設の
指定管理業務を請け負っている」との答弁。 さらに、「その
指定管理業務に関する市の評価について伺う」との質疑には、「施設の管理について、それなりの評価を得ている。なお、市内の
指定管理業務を請け負っていることから、土地勘等も問題なく、加えて緊急時のスタッフ派遣についても、その中で対応できるといった提案を受けている」との答弁。 次に、「吉川英治国民文化振興会のノウハウやこれまでの連携は切れてしまうのか。それとも、引き続きできるのか伺う」との質疑には、「吉川英治国民文化振興会と締結した寄付に関する協定書で、引き続き市に対して連携協力をいただくことになっている。具体的には、振興会を通じて作家の講演会を行ったり、資料内容についての指導などである」との答弁。 最後に、「今後、この業務の運営状況について、市議会、委員会あるいは市民の方がどのようにチェックしていくのか。また、そういう機会についてどのように考えているか」との質疑には、「
吉川英治記念館の運営が始まってどのような形で推移していくかというところを委員会に報告し、御意見を頂きたい。また、市民や利用者に対しては、利用者アンケート等で意見を聞き、その内容について、
指定管理者と協議しながら業務に反映していきたいと考えている」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第15号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号「令和2年度青梅市
病院事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 まず、「青梅市立総合病院においても、4月だけで約2億円の収益減と聞いているが、5月以降もそのような影響が出ているのか伺う」との質疑には、「4月はかなり減収という形で進んできたが、5月以降もこの傾向が続いている状況である」との答弁。 関連して、「紹介や逆紹介もかなり落ち込んでいるのではないかと思うが、どのような状況か伺う」との質疑には、「昨年度の平均と比較して、4月以降の入院で1日100名程度、外来で1日250名程度減少している」との答弁。 次に、「東京都からの交付金を病院収益の減算分に充てるというような形で使えるのか伺う」との質疑には、「東京都市町村
新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金の活用の用途は、かなり広いと認識しているが、病院収益の減算分に充てられるかについては、都の担当局と調整しており、そのような利用ができるよう強く要望している」との答弁。 さらに、「検査体制の強化や地域の医療機関との連携などにも使えるのか伺う」との質疑には、「この交付金以外に、東京都
新型コロナウイルス感染症医療提供体制緊急整備事業があり、例えば新型コロナウイルス対策に係る経費や医療器械の購入など、使途が明確に記載されている補助金等があるので、まずはそれを充てていき、そこで賄えない分を今回の交付金で賄っていこうと考えている」との答弁がありました。 以上で質疑を終結し、討論についてはなく、採決の結果、議案第26号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で福祉文教委員会の
議案審査報告を終わります。
○議長(
久保富弘) 委員長の報告は終わりました。 委員長の報告に対し、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより議案第9号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第9号に対する討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第9号「青梅市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第10号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第10号に対する討論を終結いたします。 これより議案第10号を挙手により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘) 挙手多数と認めます。よって、議案第10号「青梅市特定教育・保育施設および
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第11号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第11号に対する討論を終結いたします。 これより議案第11号を挙手により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘) 挙手多数と認めます。よって、議案第11号「青梅市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第15号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第15号に対する討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第15号「青梅市
吉川英治記念館の
指定管理者の指定について」は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第26号の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第26号に対する討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第26号「令和2年度青梅市
病院事業会計補正予算(第1号)」は、
委員長報告のとおり決しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第19 議案第27号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第20 議案第28号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第21 議案第29号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第22 議案第30号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第23 議案第31号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第24 議案第32号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第25 議案第33号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第26 議案第
34号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第27 議案第35号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第28 議案第36号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第29 議案第37号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第30 議案第38号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第31 議案第39号 青梅市
農業委員会委員の任命について
△日程第32 議案第40号 青梅市
農業委員会委員の任命について
○議長(
久保富弘) これより議案審議を行います。 日程第19、議案第27号から日程第32、議案第40号までの14件は、いずれも「青梅市
農業委員会委員の任命について」の議案でありますので、以上14件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(浜中啓一) ただいま一括議題となりました議案第27号から第40号までの「青梅市
農業委員会委員の任命について」御説明申し上げます。
農業委員会等に関する法律により、
農業委員会委員は議会の同意を得て、市長が任命することとなっております。現在の青梅市
農業委員会委員は、本年7月19日をもちまして全員が任期満了となりますので、
農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づきまして、新たに14名の委員を任命いたしたく、御提案申し上げた次第であります。 初めに、議案第27号、鈴木清氏は、農業者で、現在、青梅市
農業委員会委員であります。 次に、議案第28号、森田泰夫氏は、
認定農業者で、新任であります。 次に、議案第29号、加藤仁志氏は、
認定農業者で、現在、青梅市
農業委員会委員であります。 次に、議案第30号、梅田幸次氏は、
認定農業者で、新任であります。 次に、議案第31号、石川雅章氏は、
認定農業者で、現在、青梅市
農業委員会委員であります。 次に、議案第32号、森谷宏幸氏は、農業者で、現在、青梅市
農業委員会委員であります。 次に、議案第33号、町田五郎氏、議案第
34号、八木克己氏、議案第35号、川鍋新一氏、議案第36号、川口勲氏、議案第37号、野村貞良氏、議案第38号、久保田正寿氏及び議案第39号、小峰敏明氏は、いずれも農業者で、新任であります。 以上13名は、
西東京農業協同組合からの団体推薦であります。 最後に、議案第40号、高野公男氏は、
農業委員会等に関する法律第8条第6項の規定による利害関係を有しない者に該当する方で、公募によるものであります。 以上14名のうち、
認定農業者が4名であり、さきに御同意いただきました議案第24号の要件を満たしております。いずれの方も青梅市
農業委員会委員として最適任者であると信じ、任命いたしたく、御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第27号から議案第40号までの14件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議案第27号から議案第40号までの14件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第27号から議案第40号までの14件の討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、議案第27号から議案第40号までの14件に対する討論を終結いたします。 これより議案第27号から議案第40号までの14件を一括して挙手により採決いたします。 議案第27号から議案第40号までの14件を原案のとおり同意することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(
久保富弘)
挙手全員と認めます。よって、議案第27号から議案第40号までの「青梅市
農業委員会委員の任命について」は、いずれも原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第33 議案第41号 令和2年度青梅市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
久保富弘) 次に、日程第33、議案第41号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(浜中啓一) ただいま議題となりました議案第41号「令和2年度青梅市
一般会計補正予算(第4号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算に7837万5000円を追加し、その総額を664億6640万8000円にしようとするものであります。 まず、歳入について申し上げます。 繰入金でありますが、新型コロナウイルス対策助け合い事業に充てるため、新型コロナウイルス対策助け合い基金を取り崩すものであります。 次に、歳出の内容につきまして、御説明申し上げます。 初めに、議会費であります。新型コロナウイルス感染拡大防止のため見合わせた行政視察等に係る特別旅費を減額しようとするものであります。 次に、民生費であります。平成14年4月2日から令和2年7月1日までに出生した世帯構成員がいる非課税世帯に1世帯当たり3万円を支給しようとするものであります。 続きまして、教育費であります。小中学校の臨時休業及び給食開始までの期間における児童及び生徒の給食費相当額を就学援助及び特別支援就学奨励費認定世帯へ支給しようとするものであります。 最後に、諸支出金であります。議会費において減額した額と同額を新型コロナウイルス対策助け合い基金へ積み立てようとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、お手元に御配付いたしました議案の委員会付託表のとおり、予算決算委員会に付託いたします。 それでは予算決算委員会の審査が終了するまで、暫時休憩いたします。
△午前10時54分 休憩
△午後0時58分 開議
○議長(
久保富弘) 再開いたします。
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○議長(
久保富弘) お諮りいたします。 この際、議案第41号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、この際、議案第41号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
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△◎議案第41号 令和2年度青梅市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
久保富弘) 議案第41号を議題といたします。 本件につきましては、休憩前に予算決算委員会に付託、審査願っておりますので、報告を求めます。予算決算委員長島崎実議員。 〔予算決算委員長登壇〕
◆予算決算委員長(島崎実) ただいま議題となりました議案第41号「令和2年度青梅市
一般会計補正予算(第4号)」につきましては、先ほど開会した委員会において審査いたしました。 議案の審査に当たり、担当から
補足説明を聴取した後、質疑に入りましたが、本委員会は議長を除く全議員で構成された委員会でありますので、質疑につきましては省略させていただきます。 本案は、採決の結果、
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で予算決算委員会の
議案審査報告を終わります。
○議長(
久保富弘) 委員長の報告は終わりました。 委員長の報告に対し、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第41号「令和2年度青梅市
一般会計補正予算(第4号)」は、
委員長報告のとおり決しました。
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○議長(
久保富弘) 以上で、6月定例議会の議事を全部終了いたしました。 お諮りいたします。 明25日から8月31日までを休会とし、9月1日午前10時より本会議を開きたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保富弘) 御異議ないものと認め、明25日から8月31日までを休会とし、9月1日午前10時より本会議を開くことに決しました。
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○議長(
久保富弘) 本日はこれをもって散会いたします。
△午後1時01分 散会
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 青梅市議会議長
久保富弘 青梅市議会議員 鴻井伸二 青梅市議会議員 結城守夫 青梅市議会議員 野島資雄...