青梅市議会 > 2020-02-18 >
02月18日-01号

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  1. 青梅市議会 2020-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 青梅市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    令和2年定例会 令和3年2月定例議会          令和2年青梅市議会会議録第17号(令和3年2月定例議会)              令和3年2月18日(木曜日)出席議員(24人) 第1番 寺島和成    第2番 山崎哲男    第3番 阿部悦博 第4番 井上たかし   第5番 みねざき拓実  第6番 ぬのや和代 第7番 ひだ紀子    第8番 藤野ひろえ   第9番 片谷洋夫 第10番 大勢待利明   第11番 榎澤 誠    第12番 湖城宣子 第13番 迫田晃樹    第14番 山田敏夫    第15番 島崎 実 第16番 天沼 明    第17番 鴨居孝泰    第18番 久保富弘 第19番 小山 進    第20番 山内公美子   第21番 鴻井伸二 第22番 結城守夫    第23番 野島資雄    第24番 下田盛俊―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(なし)―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局出席職員職氏名 事務局長        梅林 繁   事務局次長       森田欣裕 調査係長        星野容子   議事係長        中村政弘 主任          梶 美幸―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者の職氏名 市長          浜中啓一   副市長         池田 央 病院事業管理者     原 義人   教育長         岡田芳典 企画部長        橋本雅幸   総務部長        小山高義 市民安全部長      木村芳夫   市民部長        星野由援 健康福祉部長 兼福祉事務所長     斎藤剛一   子ども家庭部長     渡辺慶一郎 経済スポーツ部長    伊藤英彦   拠点整備部長      水信達郎 都市整備部長      木村文彦   会計管理者       島崎昌之 総合病院事務局長    新居一彦   教育部長        浜中 茂―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――議事日程第1号 第1日 2月18日(木) 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 議会期間の宣告  日程第3 諸報告  日程第4 市長施政方針演説  日程第5 議案第95号  令和3年度青梅市一般会計予算  日程第6 議案第96号  令和3年度青梅市国民健康保険特別会計予算  日程第7 議案第97号  令和3年度青梅市後期高齢者医療特別会計予算  日程第8 議案第98号  令和3年度青梅市介護保険特別会計予算  日程第9 議案第99号  令和3年度青梅市下水道事業会計予算  日程第10 議案第100号 令和3年度青梅市モーターボート競走事業会計予算  日程第11 議案第101号 令和3年度青梅市病院事業会計予算  日程第12 議案第102号 令和2年度青梅市一般会計補正予算(第12号)  日程第13 議案第103号 令和2年度青梅市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第14 議案第104号 令和2年度青梅市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  日程第15 議案第105号 令和2年度青梅市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第16 議案第106号 令和2年度青梅市下水道事業会計補正予算(第2号)  日程第17 議案第107号 令和2年度青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)  日程第18 議案第108号 令和2年度青梅市病院事業会計補正予算(第5号)  日程第19 議案第109号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例  日程第20 議案第110号 青梅市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例  日程第21 議案第111号 青梅市吉川英治記念館事業基金条例  日程第22 議案第112号 障がいのある人も障がいのない人もその人らしく暮らせる共生のまち青梅市条例  日程第23 議案第113号 青梅市介護保険条例の一部を改正する条例  日程第24 議案第114号 青梅市指定居宅介護支援等の事業の人員および運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例  日程第25 議案第115号 青梅市融資資金利子補給条例の臨時特例に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例  日程第26 議案第116号 青梅市消防団に関する条例の一部を改正する条例  日程第27 議案第117号 和解について  日程第28 議案第118号 和解および損害賠償額の決定について  日程第29 議案第119号 市道路線の廃止について  日程第30 議案第120号 市道路線の廃止について  日程第31 議案第121号 市道路線の認定について  日程第32 議案第122号 市道路線の認定について  日程第33 議案第123号 市道路線の認定について  日程第34 議案第124号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第35 議案第125号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第36 議案第126号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第37 議案第127号 青梅市国民健康保険新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例  日程第38 陳情2第3号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出に関する陳情―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議事日程第1号のとおり――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △午前9時59分 開議 ○議長(久保富弘) おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年青梅市議会定例会令和3年2月定例議会を開会いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(久保富弘) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 2月定例議会における会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、第15番島崎実議員、第16番天沼明議員、第17番鴨居孝泰議員を指名いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第2 議会期間の宣告 ○議長(久保富弘) 次に、2月定例議会議会期間は、本日から3月22日までの33日間といたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第3 諸報告 ○議長(久保富弘) 次に、日程第3、諸報告を行います。 局長をして、諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(梅林繁) 御報告申し上げます。 初めに、本定例議会に提案されます議案について、令和3年2月12日付け青総文第123号をもちまして議案32件を、令和3年2月17日付け青総文第125号をもちまして議案1件の送付を受け、既に御配付させていただきました。 次に、陳情1件及び郵送陳情1件を受理し、その写しを本日お手元に御配付させていただきました。 次に、本定例議会に議案等の説明のため出席いたします者の職氏名について、令和3年2月17日付け青総文第126号をもちまして報告を受け、その写しを本日お手元に御配付させていただきました。 最後に、令和3年2月12日付け青総文第124号をもちまして専決処分の報告1件を受理し、その写しを既に御配付させていただきました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第4 市長施政方針演説 ○議長(久保富弘) 次に、日程第4、市長の施政方針演説を聴取いたします。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 令和2年青梅市議会定例会令和3年2月定例議会の開会に当たりまして、新年度の市政運営に対します施政方針を申し上げ、議員各位をはじめ広く市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 本年度は、新型コロナウイルス感染症の脅威にさらされた一年でありました。罹患された方々と御家族の皆様に対し、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復を御祈念申し上げます。また、医療従事者をはじめ最前線でコロナに立ち向かう全ての皆様に改めて敬意を表し、深く感謝を申し上げます。 新型コロナウイルスの感染やその影響は、現在もなお拡大し、より一層深刻化しております。私は市民生活地域経済を守る立場として、新年度も引き続き全心全力で取り組んでまいります。 新型コロナウイルス感染及び蔓延を予防するためのワクチン接種については、他自治体に先駆けて新組織を立ち上げ、実施体制を整備し取り組んでおります。新年度においてもワクチン接種が円滑に実施できるよう、医師会など関係機関と十分な連携を図り、確実に進めてまいります。 感染の拡大を抑制するためには早期の検査が今なお重要であります。こうした環境を整備するため、発熱外来機能を有した休日・夜間診療所については、本年6月からの利用を目指し、建設工事や供用準備を進めてまいります。 また、私は、新型コロナウイルスの罹患者が日々増えていく中で、医療提供体制が身近な場所で整っている必要性を改めて強く感じました。コロナ禍市立総合病院の経営状況は厳しくなっております。しかしながら、新病院の建設を決断し、市民に最新かつ高度な医療サービスを引き続き提供できるようにしたことは市民の希望に沿うものであると捉えております。令和8年のグランドオープンを目指し、新年度は建設工事が本格化いたします。新型コロナウイルス感染症の終息が見えない状況ではありますが、今後とも市民に安心して暮らしていただけるよう鋭意取り組んでまいります。 地域経済への影響も大きく、オンライン形式での展示会が増加するなど、これまでとは異なった事業展開が求められております。本市では、事業者が新たな動向に対応できるよう、補助対象にオンライン形式での展示会出展費用も追加し、活発な企業活動の促進を図ってまいります。 新型コロナウイルスにより、市民生活も大きく変わり、デジタル化を進めるとともに、「新たな日常」の原動力として制度や組織の在り方等を変革していくことも求められています。 私は、こうした変化に先駆け、市長就任以来、AIチャットボットなど、市政運営に最新の技術を導入してまいりました。現下の社会変容に対応するため、これまでの取組をさらに加速化させ、本市におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を図っていく必要があると考えております。 特に、マイナンバーカードにつきましては、今後の社会基盤として欠かせないものと理解しております。国においても、令和4年度末までにほぼ全ての国民が取得するという高い目標が掲げられたところであります。本市においては全国に比べ普及が進んでおりますが、新年度から市役所ロビーに専用の窓口を常設し、当面の目標としている交付率50%をできるだけ早期に達成するとともに、カードの円滑な更新にも取り組んでまいります。 個人認証の環境が整うとともに市民のライフスタイルが多様化したことから、市民等が来庁せずに各種申請ができる電子申請についても推進を図っております。新年度においては、児童手当の現況届などの手続について6月から可能となるよう対応してまいります。 また、コロナ禍においてキャッシュレス決済の利用も進んでおります。本市では、市税等の納付にモバイル端末を用いたバーコード決済を導入し、自宅など場所を選ばず納付できるように取り組んでまいりました。新年度におきましては、このサービスを拡充するとともに、令和4年度から新たにクレジットカードで納付できるよう検討を進め、利便性の向上に努めてまいります。 市の内部業務においても、基幹系業務システムクラウド方式に移行し、経費の縮減を進めるとともに、RPAを全庁的に活用し、業務効率化を進めてまいります。 新型コロナウイルスは、経済、雇用、コミュニティなど様々な生活の場面で甚大な影響をもたらしております。この影響は、短期的なものだけでなく、中長期的な課題も多く生んでいます。地域の発展、繁栄は、このコロナ禍によって生じた社会的課題にどう対処するかが鍵となると捉えております。 このため、新年度は、市民意見の聴取を精力的に進めてまいります。市政総合世論調査や市民と市長との懇談会などこれまでの取組を活用することに加え、若年層の利用が高いSNSを効果的に利用するなど、声なき声にも耳を傾けてまいります。 把握した課題については、第7次青梅市総合長期計画の策定の中で検討を進めてまいります。また、この取組を通じて、理想とする青梅市の将来像を市民と共有し、市政のさらなる発展を市民とともに目指す共通基盤を創出してまいります。 新年度にこれらの考えを進めていく前提となる予算案は、一般会計で令和2年度当初予算に比べ4億円増の517億円といたしました。コロナ禍にあり、基幹財源である市税収入の見込みが3年連続で200億円を下回る厳しい環境にあっても、まちづくりの歩みを止めることなく、強力に推進していく決意を込め、予算編成したものであります。 それでは、新年度に取り組む主な施策について、第6次青梅市総合長期計画の柱に沿い申し述べます。 初めに、「次代を担う子どもをみんなで育むまち」について申し述べます。 私は、子育て世代に住みたい、住み続けたいと思われるまちを目指し、子育て世代包括支援センターの設置や、待機児童対策、病児保育の開始など、着実に支援策を充実してまいりました。 このたび、これまでの取組が評価され、日経DUALから発表された「共働き子育てしやすい街ランキング2020」において本市が全国で9位にランクされました。 今後も、子育て世代の方々が安心して子どもを産み育てることができるよう、子育て支援策を重点的かつ多面的に進めてまいります。 新年度は、引き続き安定的・持続的な乳幼児の保育環境を整備するため、保育園舎の改築や市内3か所目となる認定こども園の開設を支援してまいります。 学童保育については、比較的多く待機児童が発生していた東部地域に新たな民間学童保育所が開所いたします。これにより待機児童のさらなる解消につなげてまいります。 次に、学校教育についてであります。 GIGAスクール構想を推進するための環境整備をこれまで計画的に進めてまいりました。新年度からは、全校全学年において1人1台端末を活用した授業を順次開始し、学習活動の充実を図ってまいります。 学校施設については、本年度に策定した青梅市学校施設個別計画に基づき、校舎等の改修を進め、安全で安心できる学校施設づくりを目指してまいります。 新しい学校給食センターの建設については、青梅市学校給食センター施設整備基本計画に基づき、最適な事業者の選定を進めてまいります。 次に、「文化・交流活動がいきづくまち」について申し述べます。 文化遺産の魅力を生かしたまちづくりの推進についてであります。 本年度、リニューアルオープンを果たしました吉川英治記念館につきましては、全国の吉川英治ファンだけでなく、幅広い年代の方々に親しんでいただけるように、人気ゲームとのタイアップなど新たな手法での魅力発信を行ってまいります。また、今議会に提案させていただいております基金を設置し、限られた財源を計画的に活用することにより、吉川英治記念館を末永く市民の文化の向上及び地域の活性化に寄与するための施設としてまいります。 旧吉野家住宅につきましては、屋根のふきかえ事業を新年度から2か年で実施し、保全を図りながら、飲食の提供など新たな活用方策についても検討し、文化財の魅力を生かしたまちづくりを推進してまいります。 次に、スポーツの推進についてであります。 新年度は誰もが快適なスポーツ環境を享受できるよう、台風の被害を受けた市民球技場の代替として青梅スタジアムテニスコートを人工芝に改修するとともに、区画を3面から5面へ増設します。引き続き、スポーツを通じて市民が幸福で豊かな生活を営むことができるまちの実現に努めてまいります。 また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に当たっては、スポーツ振興のみならず、これまで取り組んできたドイツファンづくりの集大成として様々な取組を展開してまいります。 次に、「みんなが参画し協働するまち」について申し述べます。 自治会は、地域の人と人とがつながる地域コミュニティの中心となる組織であり、市政を運営するための大切なパートナーであります。 各自治会では、例年それぞれの地域で運動会や盆踊りなどのレクリエーション行事や清掃活動、防災訓練などの暮らしに即した活発な活動により、地域の強固なつながりを築いていただいております。 新年度も、連携基本協定に基づき、青梅市自治会連合会と手を携えながら市政を進めてまいります。 市政運営に当たり、私は市民の声を大切にしております。 本年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、市民と市長との懇談会に代えて電子メールや郵送にて参加できる市民提案制度を試行いたしました。多くの発想豊かな提案が寄せられ、大いに触発されるとともに、今後の市政に生かすべく取り組んでおります。 新年度においても、引き続き提案制度を実施するなど、市民参画手法の多様化を図り、市民とともに進めるまちづくりを実践してまいります。 次に、「安全で快適に暮らせるまち」について申し述べます。 地震大国である日本において、大地震は必ず起こるものとして認識することが必要であり、いつどこで発生してもおかしくない大地震に備えることが肝要であります。 地震による被害を最小限にする有効策は住宅の耐震化であります。木造住宅における耐震診断及び耐震改修等の補助額を拡大し、着実に住宅の耐震化を促進して、安全で快適な住環境の確保を促進してまいります。 新たな住宅政策等の推進についてであります。 コロナ禍において、日常生活だけでなく、働き方も大きく変容しております。テレワークが急激に普及し、通勤の概念も大きく変わっております。本市は東京でありながら豊かな自然を有し、その良好な生活環境は大きな魅力であると認識しております。現下の状況はこの魅力を生かす大きな契機であると捉え、テレワークスペースの充実や優良田園住宅制度の活用など新たな取組の検討を行うとともに、本年度実施した空き家の実態調査を踏まえた青梅市空家等対策計画の改訂など、総合的、計画的な住宅施策を推進し、自然と共に暮らす魅力あるまちづくりを目指してまいります。 公園整備等についてであります。 公園には、地域の環境保全や災害時における防災機能などの存在効果と併せて、多世代によるコミュニケーションの場や、利用者が動植物などの自然と接して季節を感じるなどの利用効果があります。 公園の多面的な魅力を発信するため、試行的にわかぐさ公園において動物と触れ合う事業を実施し、全ての市民に優しい公園づくりを推進してまいります。 次に、「自然と共生し環境にやさしいまち」についてであります。 国際連合が掲げる持続可能な開発目標、いわゆるSDGsについては、市の計画にもその理念を取り入れるなど、着実な推進につなげてまいります。 脱炭素社会を目指す取組の端緒として、地球温暖化などの環境対策に向け、新年度、本庁舎の照明をLED化し、電気料や維持管理費の削減を図るとともに、庁用車をプラグインハイブリッド自動車に更新し、省エネルギー化及び環境負荷の低減に努めてまいります。 リサイクルの推進についてであります。 リサイクルセンターにつきましては、本年度中に新たな容器包装プラスチック処理ラインが完成いたします。さらに、新年度は、施設の長寿命化を図るため、基幹的設備の改良工事を実施いたします。これにより、燃やさないごみの処理ラインを改善し、ごみ処理の効率化や職員人件費の削減を図ってまいります。 また、分別の徹底によるさらなる資源化の向上を目指すため、家庭ごみの出し方等について分かりやすく掲載した6か国語に対応する外国語版のリーフレットを配布し、市民サービスの向上を図ってまいります。 森林の整備についてであります。 本年度、森林経営管理制度に関し、都及び近隣市町村から成る協議会が設置されました。 新年度は、森林経営の健全化に向け協議を進めていくとともに、青梅市森林整備計画に基づき、森林が持つ多面的機能を発揮させるため、森林資源の保全、適切な管理や整備を図ってまいります。 次に、「活気ある産業で雇用が生まれるまち」について申し述べます。 観光の振興についてであります。 新年度は、奥多摩町と共同で市域を超えた観光プロモーションを実施いたします。登山や多摩川での釣り、カヌー、ラフティングなど、東京にありながら豊かな自然に触れる体験ができることをSNSを中心に情報発信してまいります。奥多摩町との回遊性を向上させることで、さらなる観光客の誘致を図ってまいります。 また、柚木町の多摩川に面した隠れたスポットである通称一の滝については、滝に向かうルートを整備した上で新たな観光スポットとして周知し、吉川英治記念館や梅の公園との回遊を促してまいります。 商工業の振興についてであります。 本年度は、交流の機会が制限される状況下でありましたが、市内企業へ先端技術活用の普及を目的とした講演会をオンラインで開催するなど、継続して第4次産業革命の推進と企業間コミュニティの活性化を促進してまいりました。 新年度においても、地域経済の動向を捉えた支援を実施し、持続的な経済成長を促してまいります。 農業振興についてであります。 新規就農者の確保に向けて、市内で活動している就農者に出演をお願いし、誘致用のPR動画を制作いたします。市外へのPRのほか市内の農業者同士コミュニケーションを図るとともに、農業への理解を醸成する一助としてまいります。 高い経営意欲を持った市内の認定農業者は毎年増加しております。農業経営改善計画を推進する事業などへの補助金を増額し、農業者が安定して農業経営を行えるよう支援してまいります。 次に、「都市基盤が整う魅力あるまち」について申し述べます。 圏央道青梅インターチェンジ北側物流拠点整備についてであります。 本事業につきましては、職住近接など、本市のまちづくりを進めていく上で重要な事業であります。 新年度は、国と都による農林調整協議の進捗状況に応じて、都市計画決定に向けた手続を開始するとともに、都市計画道路の設計のほか、無電柱化に伴う電線共同溝の設計を新たに進めてまいります。また、組合設立や事業認可取得に向け、地権者組織を支援し、さらなる事業促進を図ってまいります。 中心市街地の活性化についてであります。 東青梅1丁目地内諸事業用地等の利活用につきましては、新たな配置計画のもと、国など関係者と協議をさらに進めてまいります。また、市民ホールに関する懇談会を開催し、市民意見の把握に努めるとともに、そのほかの市の施設に係る機能についても具体的な検討を行ってまいります。 青梅駅前の再開発事業につきましては、青梅駅前地区市街地再開発組合が行う実施設計や権利変換計画などを支援し、事業の促進を図ってまいります。 公共交通についてであります。 新年度は、交通事業者等と連携して、既存の公共交通サービスの維持に努めるとともに、社会経済情勢の変化を的確に捉えた新たな地域公共交通計画の策定に着手し、持続可能な地域公共交通の実現を目指してまいります。 下水道事業についてであります。 青梅市公共下水道ストックマネジメント計画及び青梅市下水道総合地震対策計画に基づき、友田汚水ポンプ場の設備更新や柚木第二汚水中継ポンプ場耐震設計等を実施し、計画的かつ効率的な維持管理を行い、ライフサイクルコストの低減化を図ってまいります。 治水対策についてであります。 一昨年の台風第19号の衝撃は記憶に新しく、近年の気候変動による豪雨の頻発化、激甚化に対する治水対策への重要性が増しております。 今井地区における雨水排水先である矢端川沿いの調節池につきましては、具体的な容量や形状を決める詳細設計を実施いたします。 大門川につきましては、拡幅改修に向け、本年度実施した詳細設計を踏まえ、新年度、用地取得のための測量などを行ってまいります。 次に、「福祉が充実したまち」について申し述べます。 人口減少、少子高齢化が進む中で、市民一人一人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくためには人と人とのつながりや支え合いが極めて重要であります。 市民だけでなく、様々な主体との連携を通じて支え合う体制づくりや支える人づくりを推進し、地域福祉の向上に取り組んでまいります。 高齢者福祉についてであります。 新年度は第8期青梅市高齢者保健福祉計画及び青梅市介護保険事業計画の初年度となります。 介護予防事業や各種介護サービスを支える介護保険料の基準月額については、現行の5000円から5300円に改定いたします。現行の全国平均が5869円、東京都平均が5911円である中、基金の活用を図ることで引き続き低負担水準を維持してまいります。 また、地域での高齢者の見守りを強化するため、広く市民に対し専用スマートフォンアプリの普及を図り、認知症などで行方不明となった高齢者を早期に発見、保護できる環境を整備してまいります。 市民主体の介護予防活動や地域での生活支援体制づくりが市全体に広まりつつあります。これらを発展させていくため、介護予防リーダーを対象とした講座を開催し、その活動をバックアップするとともに、各地域での支え合いの活動がさらに充実するよう支援してまいります。 障害者福祉についてであります。 今議会に、障がいのある人も障がいのない人もその人らしく暮らせる共生のまち青梅市条例の制定を提案しております。 条例の制定を契機に共生社会の普及啓発に努め、障害の有無に関わらず、互いに人格と個性を尊重し合うことができる地域の実現を図ってまいります。 次に、「みんなが元気で健康なまち」について申し述べます。 健康は全ての市民の願いであります。市民一人一人が元気で健康に生活していくためには、生涯にわたる心身の健康づくりが重要です。昨年度作成した「ウォーキングマップ」は運動を始めるきっかけとして大変好評を頂いております。私も11か所全てのコースを歩いて回り、完歩証を受け取りました。健康づくりだけでなく、地域によって異なる青梅の魅力も実感いたしました。新年度も引き続き「ウォーキングマップ」の活用を周知し、青梅の自然豊かな風景や地域の新しい魅力発見など、それぞれの楽しみ方で運動に親しんでいただくことで市民の健康維持と増進を図ってまいります。 また、生活習慣病の予防や疾病の早期発見と早期治療を促すため、がん検診などの各種健康診査や相談事業など保健サービスの充実に一層努めてまいります。 定期的に健康診査を受診することで自らの健康状態を把握し、必要に応じた生活習慣の見直しや改善をしていくことが重要となっています。新年度は特定健康診査の受診者へのフォローアップ体制を強化し、診査結果に基づき生活習慣の改善を支援する特定保健指導を自宅でも受けられるようにウェブ面談を導入するなど、利便性と利用率の向上に努め、生活習慣の改善を促してまいります。 次に、「持続的な行財政運営ができるまち」について申し述べます。 本市にとって貴重な自主財源であるモーターボート競走事業についてであります。 私は、就任して以来、自ら先頭に立って全国全てのボートレース場の訪問や施設会社との協議を重ね、外向発売所の開設や特別観覧施設ROKU多摩川を新設するとともに、ユーチューブによる動画の配信やSNS等を活用した情報発信を積極的に行い、新たなファン獲得、収益拡大に取り組んでまいりました。 こうした経営努力の積み重ねにより、本年度は一般会計及び病院事業会計に総額26億円を繰り出しいたします。 新年度においても、3年連続での高グレード競走となるSGチャレンジカップ競走の開催が決定しております。引き続き高水準の繰り出し額の確保に努めるとともに、その一部は公園遊具の更新費用など、身近な市政の場で活用してまいります。 今後も、関係団体等の協力を頂きながらトップセールスを積極的に行い、高グレード競走の誘致に努めるとともに、さらなる収益拡大に取り組んでまいります。また、より効率的な運営により安定した収益を確保できるよう、地方公営企業法の全部適用に向けた検討も進めてまいります。 新年度は市制施行70年の節目を迎えます。市制施行からの歴史を振り返り、郷土に触れ、この節目を祝い、これまで本市を支えてくださった多くの方々に感謝と敬意を表するとともに、本市のさらなる発展を目指す契機にしたいと考えております。 市勢要覧の作成のほか、郷土博物館では本市の成り立ちを紹介する企画展を開催いたします。 また、巡回ラジオ体操・みんなの体操会の実施などを企画してまいります。 以上、新年度の市政運営に当たり、主な施策について申し述べさせていただきました。 私は、早春の吉野梅郷を散策し、寒風に耐えながらもまさに春を告げる梅の若木に触れました。平成21年4月にウメ輪紋ウイルスが確認され、市内から本市のシンボルである梅は軒並み伐採されました。それから10年以上の長きにわたり、市民の皆様とともに梅の里の再生に取り組んだ結果、市内全域で緊急防除区域が解除され、再植栽が可能となる見込みです。力みなぎる若木は今後さらに増え、市民によって大切に育てられ、必ずや復興のシンボルとして大きく成長することでしょう。 私は、今後も市民とともに、梅の公園をはじめとする数々の名所に新たな魅力を加え、訪れる方々を楽しませるだけでなく、市民が一丸となれるシンボルとして希望と勇気を与え続けられるよう大切に育んでまいります。 私は、梅の里の再生・復興の経験を踏まえ、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症に対しても、市民や関係者とともに力を合わせ立ち向かうことで、幾多の困難があろうとも必ず乗り越えられると確信しております。 だからこそ、私は、引き続き市民に市政参画を呼びかけてまいります。苦しくとも、青梅を愛する仲間とともに未来の青梅を共に創り出していこうと考えております。 新年度は、必ずや新型コロナウイルスを克服する年にするとともに、将来を見据え、新型コロナウイルスによって浮き彫りとなった社会課題に真摯に対峙し解決を図る初年度とする決意であります。理想とする未来の青梅に向けて突き進む草創の年として、市民とともに歩み出してまいります。 議員各位をはじめ市民の皆様の御支援、御協力を心からお願い申し上げ、私の施政方針を終わらせていただきます。 長時間の御清聴、誠にありがとうございました。 ○議長(久保富弘) 以上をもちまして市長の施政方針演説は終了いたしました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第5 議案第95号 令和3年度青梅市一般会計予算 △日程第6 議案第96号 令和3年度青梅市国民健康保険特別会計予算 △日程第7 議案第97号 令和3年度青梅市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第8 議案第98号 令和3年度青梅市介護保険特別会計予算 △日程第9 議案第99号 令和3年度青梅市下水道事業会計予算 △日程第10 議案第100号 令和3年度青梅市モーターボート競走事業会計予算
    △日程第11 議案第101号 令和3年度青梅市病院事業会計予算 ○議長(久保富弘) これより議案審議を行います。 日程第5、議案第95号から日程第11、議案第101号までの7件はいずれも令和3年度各会計予算議案でありますので、以上7件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) それでは、ただいま一括議題となりました議案第95号から議案第101号までの令和3年度各会計予算につきまして御説明申し上げます。 初めに、青梅市の財政状況であります。 令和元年度決算では、経常収支比率が平成28年度以来100%を超え、基幹財源である市税収入は2年連続で200億円を下回るなど、極めて厳しい財政状況が続いております。新型コロナウイルス感染症の影響は収束の兆しがいまだ見えず、さらに厳しい財政運営を強いられると予想されます。 このことを踏まえ、令和3年度の当初予算編成については、前年踏襲ではなく、事務改善の徹底を図り、新型コロナウイルス感染症や災害等の不測の事態にも不撓不屈の精神をもって挑み、コロナ禍における新しい行政運営や重点事業への取組など4つの基本方針を基に編成を行ったところであります。 それでは、各会計ごとに予算の概要を御説明申し上げます。 最初に、議案第95号「令和3年度青梅市一般会計予算」であります。 歳入歳出予算の総額は517億円にしようとするもので、前年度に比べ4億円、0.8%の増となっております。 初めに、歳入の主な項目につきまして申し上げます。 歳入の根幹をなす市税は191億3315万1000円で、前年度に比べ4億9300万円余、2.5%の減となっております。 主な税目の現年課税分を見ますと、個人市民税は、給与所得の減等により、前年度に比べ1億7800万円余、2.3%の減として、法人市民税は、企業収益の動向などから、1億5800万円余、19.6%の減を見込んでおります。 次に、固定資産税でありますが、1億7300万円余の減であります。家屋は、新築家屋の増等により、1600万円余、0.5%の増と見込んだものの、土地は8900万円余、2.4%の減、償却資産についても、償却資産の価格が変動などにより、9500万円余、9.6%の減としたところであります。 続いて、市税以外の歳入のうち主なものについて御説明申し上げます。 まず、地方交付税でありますが、地方財政対策や税収の動向等を勘案し、11.6%増の35億4000万1000円を計上いたしました。 続いて、国庫支出金でありますが、子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより、1.6%増の95億7711万5000円を計上しております。 都支出金につきましては、防災機能強化のための東京都公立学校施設トイレ整備支援事業補助金の減などにより、3.2%減の75億9184万1000円計上となっております。 次に、繰入金でありますが、職員退職手当基金取りくずしの減などにより、31.6%減の5億2858万6000円を計上しております。 次に、諸収入でありますが、モーターボート競走事業収入の増などにより、28.9%増の21億9496万円の計上となっております。 最後に、市債につきましては、小学校の便所改修事業債、空調設備整備事業債及び臨時財政対策債の増などから、11.5%増の29億3340万円を計上しております。 以上が歳入の概要であります。 次に、歳出について各款別の主なものにつきまして御説明申し上げます。 まず、総務費でありますが、55億8675万8000円で、前年度に比べ7.4%、3億8600万円余の増となっております。システム管理経費や情報化推進経費などが増となったことによるものであります。 続いて、民生費でありますが、251億6025万1000円で、前年度に比べ0.3%、6700万円余の増となっております。保育所運営経費などが減となる一方、自立支援給付経費や認定こども園保育事業経費などが増となったことによるものであります。 次に、衛生費でありますが、51億3598万6000円で、前年度に比べ2.8%、1億3900万円余の増となっております。西多摩衛生組合経費やリサイクルセンター施設整備経費などが増となったことによるものであります。 続いて、農林水産業費であります。2億7111万3000円で、前年度に比べ45.8%、2億2900万円余の減となっております。都市農業活性化支援事業経費やウメ輪紋ウイルス強化対策経費などが減額となったことによるものであります。 次に、商工費でありますが、3億8748万7000円で、前年度に比べ13.0%、5800万円余の減となっております。これは、資金融資関係経費などを増額する一方で、梅の公園整備事業経費などが減になったことによるものであります。 続いて、土木費であります。32億424万5000円で、前年度に比べ1.1%、3600万円余の減であります。幹線道路改修経費や緊急輸送道路沿道建築物耐震補助事業経費などが減となっております。 次に、消防費でありますが、17億9037万2000円で、消防施設整備経費の増などにより、前年度に比べ1.4%、2500万円余の増となっております。 続いて、教育費であります。59億9043万8000円で、前年度に比べ5.8%、3億2700万円余の増であります。私立幼稚園助成経費などが減となっている一方で、学校施設整備経費や私立幼稚園事業経費などが増となったことによるものであります。 最後に、災害復旧費であります。9838万6000円で、前年度に比べ53.1%、1億1100万円余の減であります。 一般会計の歳入歳出予算につきましては以上でありますが、このほか14件の債務負担行為、4件の市債につきまして併せてお認めいただこうとするものであります。 以上で一般会計予算を終わり、続きまして特別会計予算について御説明申し上げます。 初めに、議案第96号「令和3年度青梅市国民健康保険特別会計予算」につきまして御説明申し上げます。 令和3年度予算は、歳入歳出予算の総額を、前年度に比べ2800万円、0.2%の減となる141億8400万円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、主要財源であります国民健康保険税につきましては、25億6774万6000円を計上しております。 次に、都支出金につきましては、保険給付費に必要な費用とその他の補助金などを合わせ99億1651万5000円を計上しております。 また、一般会計繰入金につきましては、一定のルールに基づき計上し、さらに不足する財源に充てるため、一般会計から財源補てん繰入金7億9747万1000円を計上しております。 次に、歳出でありますが、保険給付費につきましては97億6722万5000円を計上しております。 続きまして、国民健康保険事業費納付金につきまして、保険税等で賄うべき額として東京都から示されました39億8467万9000円を計上しております。 また、保健事業費につきましては、医療費適正化事業や特定健康診査等に係る経費として2億781万9000円を計上しております。 続いて、議案第97号「令和3年度青梅市後期高齢者医療特別会計予算」につきまして御説明申し上げます。 令和3年度につきましては、歳入歳出予算の総額を前年度に比べ2.0%増となる33億2997万8000円にしようとするものであります。 まず、歳入についてでありますが、保険料は過去の実績の推計から14億7363万9000円を計上いたしました。 また、療養給付費繰入金や東京都独自の保険料軽減措置繰入金など一般会計からの繰入金として、総額16億8312万6000円を計上しております。 一方、歳出でありますが、保険料や療養給付費などに係る広域連合負担金として30億6731万6000円、健康診査に関する経費など保健事業費として1億4302万1000円、広域連合からの受託事業となる葬祭費として5655万円を計上しております。 次に、議案第98号「令和3年度青梅市介護保険特別会計予算」につきまして御説明申し上げます。 令和3年度の予算規模でありますが、現在策定中の第8期介護保険事業計画に基づく保険給付費及び地域支援事業費を見込むとともに、別途御提案申し上げます保険料の改定を予定しまして、歳入歳出予算の総額を102億5811万3000円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、第1号被保険者保険料を、前年度に比べ6.3%増の24億2444万2000円を計上しようとするものであります。 また、保険給付費及び地域支援事業費の法定負担割合に基づく国・都支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金を計上しております。 次に、歳出でありますが、第8期介護保険事業計画に基づき、保険給付費につきましては95億9573万5000円を、地域支援事業費につきましては4億788万8000円を計上しようとするものであります。 続いて、議案第99号「令和3年度青梅市下水道事業会計予算」につきまして御説明申し上げます。 初めに、令和3年度における業務の予定量についてでありますが、水洗化人口につきましては前年度と比べ569人の減となる12万8047人を、一方、処理水量につきましては、直近の実績値から前年度に比べ8.4%の増を見込んでおります。また、主要な建設改良事業として公共下水道管路建設改良事業などを行うものであります。 次に、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。 収益的収支は、収入支出の総額を39億5095万9000円にしようとするものであります。 下水道事業収益では、営業収益として下水道使用料など20億8224万5000円を、また、営業外収益として一般会計からの負担金など18億6871万3000円を計上するものであります。 下水道事業費用では、施設の維持管理経費のほか、使用料徴収に係る経費など、営業費用として36億8700万9000円を計上しております。 続いて、資本的収入及び支出についてであります。 初めに、資本的収入につきましては、企業債、出資金、国庫補助金など9億4023万8000円を予定しております。 次に、資本的支出でありますが、建設改良費として10億1432万2000円を計上するほか、固定資産購入費や企業債償還金等を合わせまして22億5987万1000円を計上しようとするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額については、損益勘定留保資金等をもって充てようとするものであります。 主な建設改良費の内容でありますが、御岳山事業区域における管路布設工事や汚水中継ポンプ場改修事業委託、公設浄化槽設置工事などを実施するほか、新たに多摩川上流流域下水道改良事業負担金を計上するものであります。 以上のほか、債務負担行為、企業債等につきましてもお認めいただこうとするものであります。 次に、議案第100号「令和3年度青梅市モーターボート競走事業会計予算」につきまして御説明申し上げます。 令和3年度は、SG第24回チャレンジカップ競走、GⅡ第8回レディースチャレンジカップ競走及びGⅠ開設67周年記念競走のほか、2本のGⅢ競走などを実施しようとするものであります。 次に、令和3年度の業務の予定量についてでありますが、年間競走開催日数につきましては前年度に比べ2日増となる164日、1日平均勝舟投票券売上金額につきましては前年度に比べ27.1%増となる3億6049万4000円、1日平均有料入場人員につきましては前年度に比べ5.5%増となる2146人を、それぞれ見込んでおります。 このような事業内容を基に令和3年度の収益的収支の総額を647億778万円とし、13億3250万円を一般会計へ繰出金として計上しようとするものであります。 次に、資本的収支であります。まず、支出につきましては、建設改良費のほか、企業債償還金を合わせて7466万5000円を計上しております。 これらの財源といたしまして、補助金等として1500万円を計上するほか、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては損益勘定留保資金等をもって充てようとするものであります。 最後に、議案第101号「令和3年度青梅市病院事業会計予算」につきまして御説明申し上げます。 令和3年度は、新病院の建設においては高度急性期医療機能の中心を担う本館の建設工事に着手いたします。引き続き、新型コロナウイルス感染症対応を含め、地域において必要とされている医療の充実と、さらなる患者サービスの向上を図るとともに、効率的な運営と健全な経営の継続に向けて取り組んでまいります。 それでは、収益的収支から御説明申し上げます。 病院事業収益は、前年度に比べ2.3%増の179億3005万6000円に、病院事業費用は前年度に比べ1.8%減の179億5382万5000円にしようとするものであります。 この内容を支出から申し上げますと、給与費が給料の増額等により前年度に比べ1.9%増加し、医業費用としては前年度を2.4%上回る177億8842万9000円を計上しようとしております。また、企業債利息をはじめとした医業外費用として1億1021万2000円を計上しようとするものであります。 収入につきましては、入院、外来収益などの医業収益として前年度を1.8%下回る155億4644万6000円を計上しようとしております。また、医業外収益につきましては、国・都補助金や他会計負担金を見込んだことなどにより、23億6358万円を計上しようとするものであります。 次に、資本的収支であります。まず、支出につきましては、新病院建設に係る病院施設整備事業費として8億9638万3000円を、生体情報モニタなど固定資産購入費として3億3000万円を計上するほか、企業債償還金等を合わせまして19億294万9000円を計上しようとするものであります。 これらの財源といたしましては、企業債、出資金等を合わせ7億2236万8000円を予定するほか、不足する額につきましては損益勘定留保資金や建設改良積立金取崩しなどをもって充てようとするものであります。 このほか、業務の予定量等につきましても併せてお認めいただこうとするものであります。 以上、各会計にわたりまして御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、お手元に御配付いたしました議案の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第12 議案第102号 令和2年度青梅市一般会計補正予算(第12号) △日程第13 議案第103号 令和2年度青梅市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) △日程第14 議案第104号 令和2年度青梅市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第15 議案第105号 令和2年度青梅市介護保険特別会計補正予算(第2号) △日程第16 議案第106号 令和2年度青梅市下水道事業会計補正予算(第2号) △日程第17 議案第107号 令和2年度青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) △日程第18 議案第108号 令和2年度青梅市病院事業会計補正予算(第5号) ○議長(久保富弘) 次に、日程第12、議案第102号から日程第18、議案第108号までの7件は、いずれも令和2年度各会計補正予算議案でありますので、以上7件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) ただいま一括議題となりました議案第102号から議案第108号の補正予算関係議案7件につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、全会計にわたりまして年度内に執行が必要となります経費について追加を行う一方、事務事業の目的を達した経費等について整理減額しようとするものであります。 初めに、議案第102号「令和2年度青梅市一般会計補正予算(第12号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算から5億3104万3000円を減額し、その総額を692億9062万8000円にしようとするものであります。 まず、歳入の主なものについて款別に申し上げます。 初めに、市税でありますが、法人市民税を増額する一方、固定資産税を減額し、全体で2822万9000円を増額しようとするものであります。 次に、地方消費税交付金及び環境性能割交付金であります。東京都から示された見込額に基づき、それぞれ減額しようとするものであります。 続きまして、国庫支出金であります。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを増額する一方、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金などを減額しようとするものであります。 次に、都支出金であります。給付実績に応じ、障害者自立支援給付費負担金などを増額する一方、東京都から示された見込額に基づき総合交付金を減額しようとするものであります。 続いて、諸収入であります。学校給食費を減額する一方、モーターボート競走事業収入を増額しようとするものであります。 最後に、市債であります。契約実績に基づき、小学校空調設備整備事業債などを減額しようとするものであります。 以上が歳入の主な概要であります。 次に、歳出の主な内容につきまして款別に御説明申し上げます。 初めに、議会費から教育費までの各款にわたり予算措置をしております人事管理経費につきまして、給料、手当等の支給実績に基づき増額または減額しようとするものであります。 続きまして、民生費であります。自立支援給付経費や生活保護経費を実績に伴い増額する一方、保育所運営経費などを減額しようとするものであります。 次に、衛生費であります。高齢者等における季節性インフルエンザ定期予防接種の非接種者の増加に伴い各種予防接種経費を増額するほか、病院事業経費では、感染症医療経費の増加に伴い病院事業会計負担金を増額する一方、病院施設における整備実績に応じ、病院事業会計出資金を減額しようとするものであります。 続いて、農林水産業費では都市農業活性化支援事業経費などを、土木費では事業の進捗に合わせ幹線道路改修経費及び青梅駅前地区市街地再開発事業経費などを減額しようとするものであります。 次に、教育費では、私立幼稚園事業経費及び各種行事実施等経費を増額する一方、契約実績に基づき学校施設整備経費などを減額しようとするものであります。 以上、歳入歳出予算のほか、繰越明許費の追加を4件、債務負担行為の補正を4件、市債の変更を3件お認めいただこうとするものであります。 以上で一般会計の説明を終わり、続いて特別会計について申し上げます。 初めに、議案第103号「令和2年度青梅市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算から3833万4000円を減額し、その総額を143億1364万4000円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、被保険者数の減少等に伴い国民健康保険税を減額する一方、実績等により都支出金等を増額しようとするものであります。 また、歳出につきましては、新たに傷病手当金を給付することにより保険給付費を増額する一方、保健事業費等を減額しようとするものであります。 続いて、議案第104号「令和2年度青梅市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算に4366万4000円を追加し、その総額を33億1900万7000円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、収納実績等に基づき後期高齢者医療保険料を増額する一方、繰入金を減額しようとするものであります。 また、歳出につきましては、歳入実績との連動等により、広域連合負担金や葬祭費等を増額する一方、保健事業費等を減額しようとするものであります。 次に、議案第105号「令和2年度青梅市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算から950万2000円を減額し、その総額を103億1099万円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、保険給付費の実績に基づき、法定負担割合により対象額を整理するほか、介護保険保険者努力支援交付金等を追加しようとするものであります。 また、歳出につきましては、実績に基づき地域支援事業費を減額しようとするものであります。 次に、議案第106号「令和2年度青梅市下水道事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入支出ともに既定予算に4114万9000円を追加し、その総額を43億830万6000円にしようとするものであります。 初めに、収益的収入でありますが、有収水量の増に伴い営業収益を増額するとともに、収益的支出の増額に伴い財源が不足することから営業外収益を増額しようとするものであります。また、収益的支出でありますが、執行実績に合わせ、営業費用及び営業外費用をそれぞれ増額する一方、特別損失を減額しようとするものであります。 次に、資本的収支であります。資本的収入につきましては、建設改良費の減に伴い、企業債、出資金等を減額しようとするものであります。また、資本的支出につきましては、契約実績等に基づき建設改良費を減額しようとするものであります。 このほか業務の予定量等の変更につきましてもお認めいただこうとするものであります。 続いて、議案第107号「令和2年度青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入支出とも既定予算に30億6592万3000円を追加し、その総額を669億9052万8000円にしようとするものであります。 まず、収益的収入でありますが、勝舟投票券の発売実績等に基づき、営業収益を増額あるいは減額しようとするものであります。また、収益的支出につきましては、開催経費の実績等に基づき、営業費用等の増額あるいは減額しようとするものであります。 以上の結果、一般会計への繰出金については7億円を追加し、その総額を16億3180万6000円とし、さらに病院事業会計への繰出金10億円を追加しようとするものであります。 次に、資本的収支であります。資本的支出につきましては、実績に基づき、建設改良費を減額しようとするものであります。 このほか、業務の予定量等の変更につきましてもお認めいただこうとするものであります。 最後に、議案第108号「令和2年度青梅市病院事業会計補正予算(第5号)」につきまして御説明申し上げます。 まず、収益的収支でありますが、収入は既定予算に12億4769万円を増額し、170億8440万8000円に、支出は2億6600万4000円を減額し、178億3689万円にしようとするものであります。 この主な内容を収入から申し上げますと、医業収益では、実績等に基づき、入院収益を増額、外来収益を減額するとともに、医業外収益では、モーターボート競走事業会計補助金の追加等を行おうとするものであります。また、支出につきましては、執行実績に合わせ、給与費や材料費を減額しようとするものであります。 次に、資本的収支であります。収入につきましては、補助金を増額する一方、企業債や出資金を減額しようとするものであります。また、支出につきましては、建設改良費を減額しようとするものであります。 このほか、業務の予定量等の変更につきましても併せてお認めいただこうとするものであります。 以上、御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、議案の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第19 議案第109号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第19、議案第109号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第109号「職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、会計年度任用職員の服務の宣誓に係る規定を整備するほか、風水害等における宣誓の例外を定めるとともに、宣誓書における押印を見直そうとするものであります。 改正の内容でありますが、まず、会計年度任用職員の服務の宣誓について、任命権者は、別段の定めをすることができるとするものであります。 次に、地震、火災、水害またはこれに類する緊急事態に際し必要な場合において、宣誓書へ署名する前においてもその職務を行うことができることとするものであります。 最後に、宣誓書における押印を廃止しようとするものであります。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとし、会計年度任用職員の服務の宣誓については令和3年4月1日からとするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第20 議案第110号 青梅市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第20、議案第110号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第110号「青梅市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、職員の仕事と介護の両立をより一層支援するため、介護休暇等の対象となる要介護者の範囲を拡大しようとするものであります。 改正の内容でありますが、要介護者の範囲に「同一の世帯に属する者」を加えるものであります。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第21 議案第111号 青梅市吉川英治記念館事業基金条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第21、議案第111号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第111号「青梅市吉川英治記念館事業基金条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、青梅市吉川英治記念館の事業の充実並びに市民の文化の向上及び地域の活性化に寄与するため、青梅市吉川英治記念館事業基金を設置しようとするものであります。 制定の内容でありますが、第1条では設置を、第2条では積立てについて、第3条では管理について、第4条では運用益金の処理について、第5条では処分、第6条では委任について定めるものであります。 なお、施行期日につきましては、公布の日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第22 議案第112号 障がいのある人も障がいのない人もその人らしく暮らせる共生のまち青梅市条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第22、議案第112号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第112号「障がいのある人も障がいのない人もその人らしく暮らせる共生のまち青梅市条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の趣旨を受け、障害を理由とする差別を解消することに関する基本理念及び基本理念に基づく青梅市等の責務と差別解消の仕組みについて必要な事項を定めるため、新たな条例を制定しようとするものであります。 主な制定の内容についてでありますが、初めに、前文においてこの条例の制定の趣旨や目的を明らかにしようとするものであります。 第1章では、この条例の制定目的、用語の定義及び基本理念を定めるとともに、市、市民等及び事業者のそれぞれの責務について規定しようとするものであります。 第2章では、障害を理由とする差別の禁止及び合理的配慮の提供について規定しようとするものであります。 第3章では、差別等事案を解決するための仕組みとして、市に対する相談、助言またはあっせんの申立て、事実の調査及び勧告の手続について規定するとともに、市長の付属機関として協議会の設置を規定しようとするものであります。 第4章では、規則への委任について規定するものであります。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日とするほか、適用、検討等について必要な規定を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第23 議案第113号 青梅市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第23、議案第113号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第113号「青梅市介護保険条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、介護保険料率を改定するとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い、介護保険料の合計所得金額の計算方法を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、令和3年度から令和5年度までの第1号被保険者の所得段階ごとの介護保険料率を改定するとともに、第1号被保険者の介護保険料率の算出に用いる合計所得金額の計算に当たり、税制改正に伴う不利益が生じないようにするための規定を加えるほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日とするほか、必要な経過措置を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第24 議案第114号 青梅市指定居宅介護支援等の事業の人員および運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第24、議案第114号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第114号「青梅市指定居宅介護支援等の事業の人員および運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、青梅市指定居宅介護支援等の事業の人員および運営に関する基準を定める条例ほか3条例について、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 改正の内容でありますが、利用者の人権擁護及び虐待の防止、事業所における感染症や災害への対応力強化などについて義務づける規定を追加するほか、介護人材確保の観点から、事業所における人員配置基準の緩和など、所要の規定の整備を行うものであります。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日とするほか、必要な経過措置等を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第25 議案第115号 青梅市融資資金利子補給条例の臨時特例に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第25、議案第115号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第115号「青梅市融資資金利子補給条例の臨時特例に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、市内中小企業者の置かれている状況が依然として厳しいものであることを考慮し、融資資金の臨時特例措置の適用期間を令和4年3月31日まで1年間延長しようとするものであります。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第115号「青梅市融資資金利子補給条例の臨時特例に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」は、原案のとおり可決されました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第26 議案第116号 青梅市消防団に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第26、議案第116号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第116号「青梅市消防団に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、行政における手続の簡素化を推進するため、押印を廃止するほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 改正の内容でありますが、消防団員の宣誓書における押印を廃止するほか、所要の規定の整備を行うものであります。 なお、施行期日につきましては、公布の日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、環境建設委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第27 議案第117号 和解について ○議長(久保富弘) 次に、日程第27、議案第117号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第117号「和解について」御説明申し上げます。 本案は、市道青2287号線補修工事に伴う費用負担について和解しようとするものであります。 事案の概要でありますが、青梅市大柳町地内の市道青2287号線に接する民有地の石積み擁壁及び市道の舗装にひび割れが生じたことから、市道の安全確保のため、市が補修工事を行いました。このたび、相手方が市に対し、工事等費用2906万4000円の一部500万円を支払うこと、併せて擁壁等が存する土地を青梅市に寄付することなどの内容で協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、環境建設委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第28 議案第118号 和解および損害賠償額の決定について ○議長(久保富弘) 次に、日程第28、議案第118号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第118号「和解および損害賠償額の決定について」御説明申し上げます。 本案は、庁用自転車による人身事故に関し、その和解及び損害賠償額を定めることについて御決定いただこうとするものであります。 事故の概要でありますが、令和元年8月7日、市嘱託職員が青梅市立総合病院において開催された関係者会議終了後、庁用自転車にて帰庁のため東青梅4丁目付近を走行中に建物から出てきた相手方に衝突し、相手方の身体に傷害を負わせたものであります。 このたび、本件事故に関わる損害賠償の額を101万1652円とすることで相手方と和解の協議が調いましたので、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより挙手により採決いたします。 本件を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○議長(久保富弘) 挙手全員と認めます。よって、議案第118号「和解および損害賠償額の決定について」は、原案のとおり可決されました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第29 議案第119号 市道路線の廃止について △日程第30 議案第120号 市道路線の廃止について △日程第31 議案第121号 市道路線の認定について △日程第32 議案第122号 市道路線の認定について △日程第33 議案第123号 市道路線の認定について ○議長(久保富弘) 次に、日程第29、議案第119号から日程第33、議案第123号までの5件はいずれも市道路線の廃止及び認定に関する議案でありますので、以上5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) ただいま一括議題となりました議案第119号「市道路線の廃止について」から議案第123号「市道路線の認定について」までの議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第119号及び議案第120号の「市道路線の廃止について」御説明申し上げます。 この2議案は、市道廃止申請に伴い路線の廃止を行う必要が生じましたので、道路法の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 次に、議案第121号から議案第123号までの「市道路線の認定について」御説明申し上げます。 これら3議案は、開発行為に伴う2路線と市道路線認定申請に伴う1路線について認定を行う必要が生じましたので、道路法の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、環境建設委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第34 議案第124号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(久保富弘) 次に、日程第34、議案第124号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第124号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。 青梅市固定資産評価審査委員会委員のうち、武藤宏治氏につきましては、本年3月31日をもちまして任期満了となります。つきましては、同氏を引き続き委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第124号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意されました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第35 議案第125号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(久保富弘) 次に、日程第35、議案第125号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第125号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。 青梅市固定資産評価審査委員会委員のうち、品川真理氏につきましては、本年3月31日をもちまして任期満了となります。つきましては、同氏を引き続き委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第125号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意されました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第36 議案第126号 青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(久保富弘) 次に、日程第36、議案第126号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第126号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。 青梅市固定資産評価審査委員会委員のうち、小山章氏につきましては、本年3月31日をもちまして任期満了となります。つきましては、同氏を引き続き委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、議案第126号「青梅市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意されました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第37 議案第127号 青梅市国民健康保険新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保富弘) 次に、日程第37、議案第127号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長登壇〕 ◎市長(浜中啓一) 議案第127号「青梅市国民健康保険新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当金の支給に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 改正の内容でありますが、新型コロナウイルス感染症の定義を法の規定に合わせて改めようとするものであります。 なお、施行期日につきましては、公布の日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保富弘) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △日程第38 陳情2第3号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出に関する陳情 ○議長(久保富弘) これより陳情審議を行います。 日程第38、陳情2第3号を議題といたします。 本件につきましては、お手元に御配付いたしました陳情の委員会付託表のとおり、福祉文教委員会に付託いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(久保富弘) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により、明19日から3月7日までを休会とし、3月8日午前10時より本会議を開きたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保富弘) 御異議ないものと認めます。よって、明19日から3月7日までを休会とし、3月8日午前10時より本会議を開くことに決しました。 本日は、これをもって散会いたします。 △午前11時43分 散会―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――...