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  1. 三鷹市議会 2021-06-07
    2021-06-07 令和3年 第2回定例会(第5号) 本文


    取得元: 三鷹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    この発言中に検索したキーワードが 0 箇所含まれています。 ↓ 最初の箇所へジャンプ 1                   午前9時28分 開議 ◯議長土屋けんいちさん)  おはようございます。ただいまから令和3年第2回三鷹市議会定例会第5日目の会議を開きます。     ────────────────────────────────────── 2 ◯議長土屋けんいちさん)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。     ────────────────────────────────────── 3 ◯議長土屋けんいちさん)  この際、議会運営委員長より報告願います。  4番 粕谷 稔さん、登壇願います。                 〔4番 粕谷 稔さん 登壇〕 4 ◯4番(粕谷 稔さん)  おはようございます。議会運営委員会の協議結果を報告いたします。  6月4日に開かれました議会運営委員会において、議長より諮問を受けた市長提出議案6件の取扱い等について協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。  議案第24号、議案第29号については即決とし、議案第23号、議案第25号、議案第26号、議案第27号については総務委員会に付託することが妥当であるという結論を見ております。  さらに、陳情2件の取扱いについては、1件についてお手元に配付のとおりの結論を見るとともに、残る1件については議場配付との決定を見ております。  以上、本委員会に諮問された事項の協議結果を報告いたします。 5 ◯議長土屋けんいちさん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほど、よろしくお願いいたします。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第1 ふじみ衛生組合議会議員の選挙について 6 ◯議長土屋けんいちさん)  これより日程に入ります。  日程第1 ふじみ衛生組合議会議員の選挙について、令和3年5月31日付をもって寺井 均議員、後藤貴光議員吉野和之議員ふじみ衛生組合議会議員を辞職されました。  この際、欠員となっておりますふじみ衛生組合議会議員の選挙を行います。
     お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  ふじみ衛生組合議会議員に、赤松大一さん、伊東光則さん、石井良司さんを指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました赤松大一さん、伊東光則さん、石井良司さんをふじみ衛生組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました赤松大一さん、伊東光則さん、石井良司さんが当選されました。  ただいま当選されました赤松大一さん、伊東光則さん、石井良司さんが議場におられますので、本席から三鷹市議会会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。     ────────────────────────────────────── 7 ◯議長土屋けんいちさん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。                   午前9時32分 休憩 8                   午前9時59分 再開 ◯議長土屋けんいちさん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第2 議案第24号 三鷹市手数料条例の一部を改正する条例 9 ◯議長土屋けんいちさん)  日程第2 議案第24号 三鷹市手数料条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。  これより質疑併せて討論を願います。 10 ◯16番(野村羊子さん)  議案第24号 三鷹市手数料条例の一部を改正する条例について質問をさせていただきます。  まず、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料等の引下げと建築物エネルギー消費性能適合性判定手数料引下げ等についての質問です。今回の改正に関わる低炭素建築物新築等計画建築物エネルギー消費性能適合性判定などの申請は、年間でどの程度あるのか。  そして、質問2です。今回新設される面積区分における建築物届出件数は何件あったのか。  質問3、条例改正によって、三鷹市への申請は増加するのか、手数料収入が増えるのか。  そして質問4、担当の事務作業が増加するのか。  質問5、住宅以外の建築物についてですけれども、今回の法改正条例改正によって、市民へはどのような影響があるのか。  そして次に、マイナンバーに関する手数料を撤廃するというふうなことについて質問させていただきます。マイナンバーカードの再交付の件数及び有料となる自己都合での再交付の件数は何件か。  自己都合での再交付の手数料800円は、今まで三鷹市の手数料収入として歳入になっていました。今回、再交付の手続がジェイリスのものになったため、事務手続としてはどのような変更があるのでしょうか。  三鷹市の市財政への影響はどのようなものでしょうか。  そして、市民にとって、手続上の変更はあるのでしょうか。  以上、お願いいたします。 11 ◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹さん)  私からは、建築物省エネルギー法等に係る手数料につきましてお答えをいたします。  まず、御質問の1番目、三鷹市における申請の状況についてでございます。建築物エネルギー消費性能適合性判定は、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律、通称建築物省エネ法に基づくもので、建築物の新築や増築に当たりまして、国が定める省エネ基準に適合することが求められているものでございます。一方、低炭素建築物新築等計画認定は、都市の低炭素化の促進に関する法律、通称エコまち法に基づくもので、建築物新築等に当たりまして、二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物であることの認定を受ける制度となります。両者の手続の中には、共通の省エネ基準を利用している部分があることから、エコまち法計画認定を受けた場合には、建築物省エネ法省エネ基準適合性判定の手続が省略できることとなっております。それぞれの判定、認定の件数といたしましては、令和2年度で、省エネ基準適合性判定につきましては、民間機関に申請されたものを含めまして7件、エコまち法計画認定については31件となっております。  続きまして、御質問の2番目、新設される面積区分における届出件数についてでございます。令和2年度の建築物省エネ法における非住宅の建築物届出件数は、床面積300平方メートルから1,000平方メートルが9件、1,000平方メートルから2,000平方メートルが1件の合計10件となっております。また、先ほど申し上げましたエコまち法計画認定31件は、全て床面積が300平方メートル以下の1棟建ての住宅で、共同住宅や非住宅については申請がございませんでした。  御質問の3番目、条例改正によって、三鷹市への申請は増加するのか、手数料収入が増えるのかという御質問でございます。法改正によりまして、新たに対象となる建築物は、過去の実績から、市内では年間10件ない程度と見込んでおります。省エネ基準適合性判定につきましては、国土交通大臣の登録を受けた民間機関でも行うことができますので、適合性判定建築基準法建築確認とが連動していることもありますので、両方が民間に申請されることが考えられます。市に適合性判定の申請が提出されれば増収となりますが、市への申請は少ないものと想定をしております。  御質問の4番目、担当の事務作業が増加するのかといった御質問でございます。床面積300平方メートルから2,000平方メートルの非住宅の建築物につきましては、法改正以前におきましても、市に届出を行わなければならず、担当職員届出内容のチェックをしておりました。一方、適合性判定につきましては、先ほど申し上げましたように、民間機関にも申請できることから、申請状況によりまして、担当者業務量は変わってまいりますけれども、一定程度民間機関にも申請されることが想定されるため、担当職員業務量は変わらないか、多少は減るものと考えております。  御質問の5番目、今回の法改正条例改正による市民の皆さんへの影響でございます。法改正に伴いまして、床面積が300平方メートルから2,000平方メートルまでの中規模の非住宅の建築物につきましても、省エネ基準への適合が義務化となりましたが、住宅に住まわれる方など、ほとんどの市民の方につきましては、今回の法改正による影響はないものと考えております。  私からは以上でございます。 12 ◯市民部長一條義治さん)  私のほうからは、マイナンバーカードの再交付に関する4つの質問につきまして、一括してお答えをいたします。  まず、御質問の1点目、マイナンバーカードの再交付件数及び自己都合での再交付の件数は何件かというお尋ねですが、令和2年度のマイナンバーカードの再発行の件数は1,223件ありました。このうち、自己の責任による紛失やICチップの破損、故障などにより、マイナンバーカードの再交付を申請し、再交付手数料が有料であったのは365件となっております。  御質問の2点目、今回、再交付の手続が、地方公共団体情報システム機構、いわゆるジェイリスのものになったため、事務手続としてどのような変更があるかということであります。マイナンバーカードの再交付に関わる窓口業務事務手続自体については、特段の変更はございません。事務の位置づけとしては、これまでマイナンバーカードの再交付事務は市の法定受託事務でしたが、今後は、ジェイリスから委託を受ける形で、マイナンバーカードの再交付とその手数料の徴収について、ジェイリス委託契約を締結して、市が処理する事務となります。なお、これまでもマイナンバーカードに搭載している電子証明書の再交付に関する事務は、ジェイリス委託契約を締結して処理する事務でしたので、マイナンバーカードの再交付時にも同様の位置づけの事務となるものでございます。  御質問の3番目、再交付手数料800円は、今まで市の手数料収入として歳入となっていたが、市財政への影響はどのようなものがあるかというお尋ねです。市の歳入については、実質的な影響はございません。これまで、再交付手数料は市の歳入として徴収していました。一方で、国から交付される社会保障税番号制度事務費補助金については、歳入した再交付手数料分が差し引かれる形で交付されていました。今回の制度改正により、今後は窓口で徴収した再交付手数料は、歳入歳出外現金として一旦保管し、ジェイリスの請求に基づき納めることになります。一方で、国の事務費補助金との相殺がなくなることから、市財政への実質的な影響はございません。  御質問の4番目、市民にとって手続上の変更等があるかにつきまして、マイナンバーカードの再交付について、市民の手続上の変更は一切ございません。  御答弁は以上です。 13 ◯16番(野村羊子さん)  1点ずつ再質問させていただきたいと思います。  建築物申請、今回、民間のほうで併せて行うことになるだろうというふうなことになりますけれども、この省エネ等について、三鷹市の温暖化防止計画というふうなところに関わってくるのか、これらについて、新築される建物が省エネ基準を満たしているものかというふうなことについて、三鷹市は把握していくことが──民間のほうで行われてしまうということによって、把握することが可能なのかということを、ちょっと1点確認したいと思います。  それから、マイナンバーのほうですけれども、マイナンバー交付件数が伸びているというふうに聞きますけれども、マイナンバーの持ち歩き、紛失等についてのリスクを、再交付の方々、特に自己責任の方々は、結局そのことでお金が再度かかってしまうんだとか、手続面倒くさいんですっていうふうなことが分かるかもしれませんけれども、その辺のリスクを市民にどのように説明しているのか。マイナンバーを記載しなくても、所得税申告とか、健康保険社会保険などの手続は可能であるというふうなことをちゃんと説明しているのかどうかについて確認したいと思います。お願いいたします。 14 ◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹さん)  私のほうから、民間機関に申請された場合にどうなるのかという御質問にお答えをいたします。  民間機関適合性判定の申請があった場合には、建築確認審査を行う民間確認検査機関が、特定行政庁に提出いたします確認審査報告書の中で、適合性判定が行われたかどうかの確認を行っておりますので、市として省エネ基準に適合しているかどうかということについて確認することができるという形になっております。 15 ◯市民部長一條義治さん)  再質問にお答えいたします。  マイナンバーカードの交付に当たりましては、十分その取扱いについてしっかりと留意していただくようなお願いをしているところでございます。ただ一方で、マイナンバーカードについて、お一人お一人がどのような手続を行うのか。今おっしゃった確定申告等も含めましてございますので、その点について、個別の対応について一つ一つ御説明をしているところではございませんが、やはり国のホームページ等における情報等をしっかりと御確認いただき、それぞれの方が必要な対応手続を取っていただくことが必要だと考えております。  以上です。 16 ◯16番(野村羊子さん)  では、討論します。  政府は、マイナンバーカードを普及させようとして躍起となっており、未取得者への申請書送付等で、不要な人にもマイナンバーカード交付申請をさせたり、マイナポイントというささやかな利得で釣ろうとしたりしています。しかし、デジタル庁関連法案等によって、マイナンバー制度は変質させられようとしており、カード普及は、権力による市民監視と企業による個人情報利活用促進と連動しており、市民の基本的人権を侵す可能性が高いものだと言わざるを得ません。  マイナンバー未記載でも、税や社会保障の手続は可能です。事実、所得税の申告の約20%が未記載です。マイナンバー制度そのものに反対の立場から、三鷹市の手数料の条例を、手数料を廃止するということであっても、ジェイリス体制強化につながり、個人情報保護から遠くなるような事態には反対いたしますけれども、一方、建築物省エネ法、ひいては地球温暖化防止等を促進することは必要なことだと考えているため、本条例改正案には賛成します。 17 ◯議長土屋けんいちさん)  これをもって質疑、討論を終わります。  これより採決いたします。本件は、表決システムにより採決いたします。  議案第24号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。                (賛成・反対者ボタンにより表決)  押し忘れはありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第3 議案第29号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号) 18 ◯議長土屋けんいちさん)  日程第3 議案第29号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)、本件を議題といたします。  これより質疑併せて討論を願います。 19 ◯18番(伊東光則さん)  質問をさせていただきます。  まず、質問の1となります。集団接種として、杏林大学接種開始を2か月前倒しする連雀コミセン個別接種として、市内医療機関での23か所から70か所へのワクチン接種体制を拡大することとなった経緯を、まずお聞かせいただきたいと思います。  質問の2です。接種会場が多くなったことにより、様々な混乱も起きてくると予想されます。その中で、まず予約の取り直しや無断のキャンセルなどの混乱が想定されます。その対応を含め、御所見をお聞かせください。 20 ◯市長(河村 孝さん)  おはようございます。私のほうから1点、集団接種個別接種の体制が拡充された、その経緯について御説明させていただきます。  4月30日付の都道府県向け事務連絡だったと思いますが、高齢者の2回接種を7月末に前倒しすべく、計画の策定をお願いしたいとの連絡がございました。そして、私のほうにも直接総務省のほうから、7月末までに65歳以上の希望される高齢者の方に接種を完了してほしいという、そういう申入れも直接ございました。ただし、そういう申入れももちろんあったんですけれども、当然三鷹市としても、それまでの間、関係部署を含めまして、そういう希望される方にはなるべく多くワクチン接種をしたいということで計画を策定し、さらにその前倒しに向けて頑張っていましたので、それはそれとして、三鷹市としても、十分医師会皆さん、あるいは杏林大学病院皆さんとも話をしながら、拡充に努めてきたところでございます。  ただ、やっぱり国全体が一丸となってそういうふうにやろうというふうな状況になって、医師会看護師会も、日本の全国レベルでもそういう意向で協力するという、そういうことが徹底してきていましたので、具体的に言うと、杏林大学病院が協力するというふうな形になってきたことは非常に大きかったというふうに思っています。三鷹の場合、医師会の中に杏林大学病院先生方も皆お入りになっていますので、非常に一緒になってやるという、そういう雰囲気はあったんですけれども、もともと。ただ、全体としては、新型コロナウイルスでの入院患者さんに対しては杏林で、あるいはPCRセンターとか、今回のワクチン医師会の普通の診療所の先生方というふうな、漠然とした色分けによって対応しようとしていたわけでありますけれども、ワクチン接種の段階でも、杏林大学病院でも一気に協力しようということで、打つお医者さん、看護師さんが一気に2倍近く増えたということは、非常に大きかったというふうに思っています。  そしてまた、接種後の副反応等について、杏林病院のほうでも、救急の入院をしっかりやろうということで、普通でももちろん救急を受け入れるんですけれども、さらにそれを確約して、しっかりと三鷹市の体制をフォローしていこうということで合意をされました。そういうことで、非常に集団接種が大きくなってきたということでありますし、もともと連雀のコミセン等集団接種をするということは、前倒しでも協力したいということでありましたから、そういう意味で、住民協議会皆さんもそのつもりでありましたし、そしてさらに、診療所等で70か所に増えたのも、もともと医師会先生方も協力したいということは言われていましたので、集団接種の状況を見ながら、先生方も次第に段階的に拡充していこうということで、現在70まで増えたということでございます。  そういう意味で、ここまで様々な国の機関であっても、厚生労働省だけじゃなくて総務省の関係、そしてまた、医師会皆さんたち、そして病院の方々等々の調整が、少しずつ段階的に醸成されてきたというふうに思っておりますので、本当に三鷹市一丸となって、しっかりリスクリスクとして見ながらも、なるべくそういう多くの方たちの声に対応していこうというふうになってきたということでございます。 21 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  私からは質問の2点目、予約の取り直しや無断キャンセルなどへの対応についてですが、6月中旬より、ワクチン接種に対応いただける病院や診療所を大幅に拡充しますので、集団接種を既に予約済みの方が、個別接種に変更したいということも想定されます。そこで、接種に御協力いただきます医療機関に対しましては、かかりつけの患者さんが集団接種から個別接種に予約変更した場合、必ずキャンセルの手続を行っていただくよう御案内を、通知によってお願いをしております。また、当日のキャンセルにつきましては、未接種の医療従事者や保健師など、会場従事者への接種を行うこととしていますが、キャンセルについては、遅くとも前日までに手続を行っていただきたいこと。当日のキャンセルは接種会場に御連絡いただきたいことを、「広報みたか」やホームページで周知をしているところです。  以上です。 22 ◯18番(伊東光則さん)  接種会場が増えたことによって、予約の取り直しがあるという認識はあると思いますが、1回目を受けたときと2回目を受けるときで、場所が変わってもいいんでしょうか。その点をお願いします。 23 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  結論から申し上げれば可能なんですけれども、ただし、杏林大学病院の会場につきましては、初めに15日間1回目、3週間後の同じ時間帯で2回目ということですので、そこはそういった方のみ予約をしていただくようなことを、広報で御案内しております。 24 ◯議長土屋けんいちさん)  ほかに。 25 ◯28番(栗原けんじさん)  それでは、補正第3号について質問します。  初めに、新たに設置される杏林病院アリーナの利用で、1日1,000人ほどの拡充になると思いますが、バスを利用する人は1日どのくらいを見込んでいるのか、またタクシーを利用する人もいると思いますけれども、想定で1日どのぐらい見込んでいるのか。杏林病院の駐車場、市役所の駐車場の混雑がこれで緩和されるのか心配です。想定についての市の御所見を伺いたいと思います。  次に、集団接種会場での感染症リスク軽減対策についてどのように徹底されるのか、確認したいと思います。杏林や連雀コミセンで1日500人から1,000人の接種となることで、集団接種会場に陽性者がいた場合、大変なことになる。対応が求められると思います。マスクをしているから濃厚接触者とならないなど、保健所との関係でどのように対策を徹底されるのか、確認したいと思います。  キャンセル対応、今、質疑ありましたけれども、実際に7月までで65歳以上全てを完了させていくということで、7月いっぱいは65歳以上だと思います。この間、集団接種個別接種が進むと、一定のキャンセルが出ることが見込まれると思います。会場でのキャンセル対応というだけでは十分ではない状況があるのではないかと心配されますが、ワクチンを無駄なく接種するための体制として、キャンセル対応をどのように考えているのか、確認したいと思います。  個別接種の各病院・診療所などでのキャンセルについても、どのように対応するということを確認しているのか、確認したいと思います。  集団接種の関係でコミセンが利用されているわけですけれども、連雀コミセンなどでの集団接種はいつまで行う予定なのかという、様々な確認、市民からの要望が出ています。コミセンを利用している方々から、体育館が使えないことに対する苦情など、練習ができないという声は届いているのか、このような活動についてどういうふうに保障していくのかということを、市のお考えを確認したいと思います。  あと、認知症や障がい者の方々、人が大勢いる場所で集団接種になじめない人、また、人がいっぱいいると興奮してしまうなど、通い慣れた病院で接種したほうが適切、また配慮が必要な方がいらっしゃると思います。個別接種にも数が限りがあるんですが、このように優先して個別接種の働きかけを誘導したほうがいい方がいらっしゃると思いますが、このような方々への対応をどのように考えているのか、確認したいと思います。  あと、介護などで東京に来ている人、また出稼ぎに来ている人など、住民票がない人には、接種は自分が住んでいる場所からのクーポンになると思いますが、三鷹での接種は可能なのか。このとき、こういう情報ですね、そういう方に対しての情報提供をどういうふうに考えているのか、徹底をお願いしたいと思いますけれども、確認したいと思います。 26 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  幾つか質問をいただきましたので、順次お答えをいたします。  初めに、質問の1点目と2点目、杏林大学接種会場へのシャトルバス利用者の見込みとタクシー利用者の見込みについてお答えします。元気創造プラザと杏林大学接種会場を結ぶシャトルバスにつきましては、接種希望の方の半数が御利用になる場合でも、余裕を持って乗車できるよう計画をしております。1日1,000人の接種を行う場合、1時間当たり約180名の方が接種をすることになります。シャトルバスバスは着座の状態で、1時間当たり170名の方が乗車することができます。付添いの方も含め、十分に御乗車いただけるものと考えております。また、車椅子利用者が杏林大学接種会場を選択することはそれほど多くはないと考えているところですけれども、タクシーの御利用は1時間当たり3名程度、1日当たり20名程度を想定しております。  次に、質問の3点目、大規模接種会場で陽性者がいた場合、濃厚接触者となるのか、4点目、集団接種会場での感染リスク軽減対策について一括してお答えします。  集団接種会場では、出入口や窓の開放、あるいは大型扇風機の設置等によりまして、必要な換気を行っております。また、会場では必ずマスクを着用し、不要な会話は慎んでいただくことを掲示しております。また、運営におきましても、椅子の間隔を空けること、共有するバインダーや椅子等の消毒など、感染防止対策を実施しております。会場に陽性者がいた場合、濃厚接触者となるのかというお尋ねについては保健所の判断になると思いますが、必要な感染防止対策を行うことで、集団接種会場での感染は防げるのではないかと考えております。  次に、質問の5点目です。集団接種でキャンセルが出た場合の対応ですけれども、集団接種においてキャンセルがあった場合には、未接種の医療従事者や高齢者施設の従事者、会場で予診の相談に当たる保健師など、会場運営の従事者に接種を行うこととしております。今後、杏林大学アリーナなど、大規模な接種会場においては、一定のキャンセルが発生することも想定しております。これまでの対応とともに、加えまして、杏林大学、あるいは杏林大学病院に勤務する医療従事者等の未接種者、こうしたことをリスト化しまして接種をすることで、余剰ワクチンの活用を図りたいと考えております。  次に6点目、個別接種でキャンセルが出た場合の対応ですけれども、各医療機関で前日までにキャンセルが判明した場合には、かかりつけの患者さんの中から、既に接種対象となっている方にお声がけをいただき、接種されるものと考えております。また、当日のキャンセルですけれども、既に接種対象となっている方がいらっしゃればいいんですけれども、いらっしゃらない場合には、次の優先順位である基礎疾患のある方、それから、60歳から64歳の方に接種することができるという旨を通知をしております。  次に、7点目です。連雀コミュニティ・センター体育館の開設期間なんですけれども、連雀コミュニティ・センターにつきましては、人口の多い下連雀・上連雀地区をエリアとしておりまして、高齢者への接種を迅速化するために前倒しの開設を行ったところです。ワクチン接種会場としての開設期間につきましては、まずは65歳以上の高齢者への接種を確実に実施をしつつ、三鷹市における今後のワクチン接種の加速化を考える中で、開設期間についても検討を進めていきたいと考えております。  次に、8点目です。ワクチン接種により利用できなくなるコミュニティ・センター体育館利用者からの意見及び代替施設利用についてです。現時点におきましては、ワクチン本部として各コミュニティ・センター体育館をふだん利用されている方からの苦情等は承知しておりません。一方、御不便をおかけしておりますが、ワクチン接種で会場を使用することはやむを得ないと、そのように考え、御理解いただいているものと感謝をしております。ワクチン接種に伴い、体育館が利用できなくなることへの対応といたしましては、ワクチン接種会場となっていないコミュニティ・センター体育館等の活用を、指定管理者である住民協議会と検討していきたいと考えております。  それから、質問の9点目ですけれども、かかりつけ医での予約、特に認知症のある方、障がいのある方等を、優先してかかりつけ医でというようなお尋ねだったところですけれども、かかりつけ医の先生、基礎疾患のある方とか、それぞれかかりつけ医のほうでいろいろ考えていただいていると思いますので、市として、そこは優先ですよというようなことは考えてはおりません。  一方、会場におきまして、例えば認知症のある方ですと、付添いの方も、私も実際会場でそういった事例──認知症かどうかという判断はできないんですけれども、かなり御自分で判断するのが難しい方、付添いでどうぞということで2人入っていただきまして、一人の方はずっとサポートしていただいて、もう一人の方が2回目の予約であるとか、呼ばれたときの対応であるとか、そうしたところは柔軟に対応していますし、可能な限り安全に接種いただけるようサポートをしてまいります。  また、障がいのある方ですけれども、集団接種会場での接種が難しい、当然想定されるわけでありまして、例えば次のステップですと、障がいのある方の接種というところをどう考えるかという中で、施設での接種の可能性も視野に、アンケート調査を実施する準備を今進めております。
     最後に10点目の質問ですけれども、クーポン券があれば、例えば、介護のために東京に来ている人、出稼ぎの人、そういった御質問ですけれども、基本は御案内のとおり、住民票のある住所地での接種です。一方、住所地外接種という特例が認められておりまして、その中では長期間滞在するということなんですけれども、事例としては、里帰り出産でありますとか、単身赴任でありますとか書いてありますけど、あくまで事例という部分はございます。長期に滞在しているのかというところを個別に、ここでできる、できないではなくて、しっかり判断して、可能な限り接種ができるようなことは考えていきたいと思いますが、勝手にそういった基準を設けられるわけではないので、個別に対応してまいります。  以上です。 27 ◯28番(栗原けんじさん)  今回、杏林病院のアリーナを利用した集団接種をするということで、シャトルバスを利用していただいて、市役所から接種者を送迎すると、杏林大学病院での駐車場の混雑を配慮したものだと思うんですけれども、市役所に一度行ってシャトルバスに乗り換えるというのは、なかなかハードルが高いものだと思います。車で行くとしたら、杏林の駐車場結構大きいので、やっぱり通常行くと思うんですね。実際に絵に描いた餅にならないようにするための対策、広報の徹底ですね。なぜこういうことを考えているのかということを十分知らしめることが、この事業に取り組む価値につながると思います。また、協力していただいていく杏林大学病院に対しても大切な配慮だと思いますので、うまくこれが機能するような広報をどういうふうに考えているのか、徹底をお願いしたいと思いますけれども、確認したいと思います。  キャンセル対応なんですけれども、65歳以上が7月まででするということで、それ以下の人たちというのはこれからなんですよ。まだクーポンも届いていない。7月まで考えると、65歳以下の人たちに対しても柔軟に対応しないと、キャンセルが出たときの対応が難しくなるんじゃないかと、ちょっと危惧します。それはワクチンを無駄にしてしまうことにつながりかねないので、医療従事者ですとか、高齢者施設の職員を挙げていましたけれども、やっぱりエッセンシャルワーカーである保育者、小・中学校の職員などにも、緊急時の対応ですね。年齢が65歳じゃない方々ですよね、基本的に。そういう人たちも接種できる。個別接種のほうもキャンセルが出たときに、65歳以下の人で、実際クーポン券が届いてない段階でも、それを許可するというか、柔軟に対応してほしいということを示すことが必要じゃないか。そういうことを考えていないのかということを確認したいと思います。ワクチンを無駄にしないという視点に立った想定をいろんな形でしていく必要があると思いますので、確認したいというふうに思います。  もう一つ、集団接種になじめないということを掲げましたけれども、在宅での医療を受けている方、介護を受けている方、交通機関を使う──タクシーで来ればいいじゃないかということもあるかもしれませんが、そういうところが難しい方。在宅へ行って接種をするという方が一定いると思います。集団接種の関係で、今回の取組を拡充しても、取り残されてしまう危険のある方々だと思うんですけれども、在宅での訪問接種などの対応というのは、この事業の中で考えられたのか、確認したいと思います。 28 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  再質問いただきました。  まず、1点目のシャトルバスについて、杏林大学は通常でも大変な数の患者さんが1日にいらっしゃるということで、そちらの方に御迷惑を可能な限りかけないようにということで今回の対応、それは共通理解されていると思うんですけれども、やはり広報が大切ということで、しっかりホームページ、それから「広報みたか」にも掲載をさせていただきました。また、現実的な対応としては、警備員の数も増やしたり、そういった対応もしていますので、可能な限りの方法を使いまして、そうした周知に努めていきたいと考えております。  2点目ですけれども、キャンセル待ちの件ですけれども、御指摘のように、これから個別接種が拡充される。そうすれば、個別接種のほうを選択される方もいたりして、キャンセルというのは必然的に増えてくるということは、先ほどもお答えしたとおり想定をしております。エッセンシャルワーカー等に拡充していく、あるいは次の優先順位の方からキャンセル待ちをというようなこともありますけれども、実はキャンセル待ちという話ではなくて、接種の加速化に向けてどのように対応するかということとセットで考えていかなければいけないと考えております。もちろんキャンセル待ちにつきましても、今、検討を進めておりますけれども、御指摘のようなエッセンシャルワーカーと言われている方への拡充ということも含めて検討してまいります。  最後に在宅の方なんですけれども、御指摘のように、当初から様々な機会でお答えもしておりますけれども、在宅医療委員会等におきまして、例えば、私は来週の○曜日には3か所行くけれども、残りの2か所、一緒に打てる方いらっしゃいますかというような調整もしていただけることになっておりますし、また、高齢者の施設、例えば、老人保健施設等では、これ、通知も出しまして、ぜひ通所者への接種もお願いしたいということで、もう既に予約を取ったりしているところもあります。体制が整うという施設側のこともありますが、そうしたところも市としても十分サポートをしつつ、在宅の方も、あるいは、通所されている方も、そうした施設で受けられるようなサポートをしていきたいと考えております。 29 ◯議長土屋けんいちさん)  ほかに。 30 ◯16番(野村羊子さん)  それでは、補正予算について質疑をさせていただきます。  幾つか質疑があったところですけれども、1つは、最初の質問は、国からの通知はいつ来たかということで、先ほどの市長の答弁で4月30日というふうに言われていました。それでいいのかどうかの確認。そして、これについての予算措置についての連絡はいつ来たのかということ。7月末までの前倒しは困難としていた自治体に対して、様々な圧力がかかったと聞いています。三鷹市は今、市長から、総務省から市長宛てに連絡があったという話でしたけれども、それを圧力と捉えるのかどうかというのがありますけども、どういう状況だったのか、再度確認させてください。  7月末までに完了予定とする状況ですけれども、コロナワクチン接種実施計画というのを三鷹市はつくっています。これが更新されたのかどうか。それがきちっと明らかにされていれば、今日出た質疑の半分くらいは対応できたのではないかというふうに思いますけれども、そこを確認したいと思います。  65歳以上、4万1,503人、その分のワクチン確保は確実なのか。既に確保しているワクチンは、どの程度あるのか。これらのワクチンの保管体制、十分にできているのか。  さらに、杏林大学及び連雀コミセンでの集団接種会場を増やしていきますけれども、救急搬送体制、アナフィラキシーショックへの応急対処措置の体制、そのときに必要な薬品等の確保はされているのか。コミセン会場や個別接種での万が一の救急対応の研修、個別接種は大体クリニックの先生たちですので大丈夫だと思いますが、通常見ていないアナフィラキシーショック等の対応があった場合の、やはり研修とか、あるいは再確認というのも必要じゃないかと思うんですが、それについてちゃんとなされているのか。  兵庫県小野市では、他の自治体の失敗例、この接種に関するですね、様々な失敗例をチェックして、ミスを防ぐように連絡をし、そのたびに自分のところを見直して対応しようとしていたというふうな報道がされました。でも、それにもかかわらず、小野市でやはり空の注射器で接種しようとしたというミスが発生したということがあります。ミスというのは常に起こります。そういうことについても、どのように対応してミスを防ぐ努力、様々な細かいことがありますけれども、それはどのようにしているのかというふうなことを確認したいと思います。  先ほどありましたシャトルバスですけども、これは無料ですねという。付添いも乗車可能だというふうにされていますが、車椅子への対応は可能か。車椅子の方は、直接車で乗りつけることが可能なのかということを確認したいと思います。10分間隔で運行しますけれども、乗り切れずに次の便になってしまうとか、あるいはバスが渋滞して着かない、予約時間に遅れるといったようなこと、それらについての事態への対処というシミュレーション、あるいはそれこそ、乗っているお客さんに対して運転士さんがどのように説明していくのかとか、そういうようなことも含めシミュレーションを行っているのか。  この間、公用車は市役所の駐車場ではなくて、旧保健センターに駐車するようにするといっています。職員の負担増にならないのか、公用車全部がそちらのほうに移動が可能なのか、駐車可能なのかということ。  ワクチンはあくまでも希望者というふうなね、希望するというふうなことを必ずつけていただいていますけれども、あくまでも任意ですね。インフルエンザその他定期接種に比べると、副反応が桁違いに多いということは再三こちらで指摘しているとおりですけれども、6月6日付広報でも副反応について掲載していただいていますけれども、リスクを会場でもきちっと伝えているのか。  特に2回目接種では、発熱、頭痛が四、五割あって、もう動けなくなるようなだるさが七、八割と、職場休むということで今、コロナ休暇ということも言われていますけれども、コロナワクチンを接種することだけではなくて、2回目の副反応に対して対応するということも考えられていると思います。それらについての注意事項──あしたひょっとしたら発熱するかもしれません。そういう場合は連絡くださいね。でも静かに寝てくださいねというふうなということになるのかもしれませんが、そういうような注意書きを会場で配布するのか。現在、三鷹市内でのコロナワクチンの副反応被害の報告があるのか、把握しているのかについて質問したいと思います。  以上、お願いいたします。 31 ◯市長(河村 孝さん)  私からは、ちょっと1点だけお答えしたいと思います。  最初に国等から圧力があったかどうかというような、そういう御質問がございました。何を圧力というふうに取るのか分かりませんけれども、私が聞いた範囲でいうと、圧力という場合には、要するにこれをしなかったらこうするぞみたいな、そういうような言い方になると思うんですが、そういう感じでは一切ないです。逆ですね。三鷹の場合には、7月末までに最初の頃、先ほど言いましたように、65歳以上の高齢者の方が接種を完了するということには最初なっていなかったわけですけれども、それはどういう理由からですかということと、そのためには何が必要ですか。これは表裏一体ですけれども、国で応援することはありますかという、そういう聞き方です。つまり、応援の話だというふうに思っています。  そういう意味での御質問がございましたので、私どもでは、当時はワクチンはかなり来る状態になっていますので、それよりも、それを打つ打ち手のほうの問題があって苦慮していますということは申し上げさせていただきました。国全体のほうで、それに対する応援ができるのであれば、ぜひお願いしたいということで、一応そこで切れている、そういう状況でございます。 32 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  私からは市長の答弁に補足をさせていただきまして、順次お答えいたします。  初めに、質問の1点目、国からの通知がいつ来たか、再確認がありました。それから、2点目として、予算措置の関係です。一括してお答えします。  高齢者向け接種の前倒しについて連絡があったのは、先ほどの答弁のとおり4月30日付の都道府県向け事務連絡であると承知をしております。また、対応する予算措置につきましては、5月14日付で、国庫補助金の追加交付につきまして、所要見込額の調査があったところです。  次に、4点目です。三鷹市のワクチン接種実施計画の変更についてですが、三鷹市新型コロナウイルスワクチン接種実施計画につきましては、変更計画を策定中です。一方、変更につきましては、まずは現状に合わせた時点修正といいますか、現状の取組を中心としたいと考えておりまして、今後の接種見込み、こちらについては国や都の動向、集団接種でありますとか、大規模な集団接種でありますとか、あるいは大学や職場での、いわゆる職域接種というところがどのように動くのか。これによって、市だけで検討できる部分じゃない部分もありますので、今後の見直しについては、かなり難しい要素を含んでいるなというのが実感です。  次に質問の5点目、6点目。5点目の高齢者接種に必要なワクチンは確保されているのか、ワクチンの保管体制は確実かというお尋ねに一括してお答えします。  三鷹市へのワクチン配分が少ないのではないか。これ、市民の皆様からもかなり御心配の声をいただいておりました。市では、有効期限のあるワクチンを無駄にしないために、計画的に必要数を要求してきております。6月末までに配分が決定するワクチン量は約8万6,000回分ありまして、これは高齢者全員が2回接種できる以上の量を既に確定をしております。また、保管につきましても、市の希望どおり、ディープフリーザーが納入されておりまして、電源確保の工事も適切に実施しておりますので、問題はございません。  次に、7点目です。集団接種体制の拡充における救急体制の確保についてお答えをいたします。既に開設をしている集団接種会場と同様ですが、医師等の体制確保、アナフィラキシーショックなど、重篤な副反応が万が一発生した場合の応急処置や救急搬送の体制、また、必要な医薬品や機材等も適切に準備いたします。例えば、杏林大学接種会場であまり心配される方はいらっしゃらないのかもしれませんが、ストレッチャーが会場からうまく運べるように、ちょっとそのような改修なども、今回提案させている中で盛り込んでいるところです。  次に8点目、集団接種個別接種で重篤な副反応が発生した場合に備えた研修の実施です。三鷹市医師会では、ワクチン接種によりまして、万が一アナフィラキシーショックなど、重篤な副反応が発生した場合の救急処置について、研修を実施しています。私もちょうどその後の協議があるときに行って見させていただいたんですが、かなり医療向けの手引に従って、あるいは医師会の役員の方がつくられたもので、質疑等もあり、研修が実施されておりました。また、各診療所には、医師会が用意した救急対応のセットが配備されておりまして、集団接種個別接種ともに適切な応急対応ができるよう、準備がなされているものと考えております。  なお、救急搬送に係る杏林大学病院と三鷹市医師会、三鷹市の3者協定、これも医師会の会員の皆様にも周知をされているところです。  次に9点目、ワクチン接種のミスを防ぐ取組についてお答えします。ミスが発生しているのは、配送を含めたワクチンの管理と希釈、分注に関するものが多いというふうに承知をしております。取扱い方法の認識不足でありましたり、あるいは確認ミスだと思います。三鷹市では、薬剤師会による研修会を実施しまして、さらに医療従事者の集団接種、これはコミュニティ・センターの会場を使って実施もしたところですけれども、そこの中で、マニュアルに基づく手技を再確認するなど、そのときにはいろいろ見学といいますかね、そこで実地で、実際、分注する作業を見ていただいたりもしております。また、集団接種の開始当初につきましては、薬剤師会さんが全体の取りまとめをするんですけれども、体制を厚くしまして、確実な作業の実施に努めているところです。  次に10点目、杏林大学接種会場へのシャトルバスの運行ですけれども、シャトルバスにつきましては、接種対象の方、付添いの方を含めて御乗車いただきまして、無料です。運行の所要時間は、バス事業者との調整、確認を踏まえまして、片道10分と見込んでいるところです。朝や夕方の時間帯で混み合うことも想定をされるところですが、十分な便数がありますので、接種には影響がないものと考えております。たとえ遅れたとしても、確実に接種いただけるような体制を組みます。また、車椅子を利用されている方につきましては、元気創造プラザから接種会場まで往復するタクシーを、市のほうで手配をします。付添いの方も含め、無料でこちらも御乗車いただけます。  次に、11点目の公用車の駐車場の変更ですけれども、旧保健センターに整備する臨時駐車場につきましては、市民センター内の公用車を全て駐車できるスペースを確保します。これまでも職員の理解を得ながら、公用車の駐車場を暫定的に変更することがありました。今回も、全庁的な理解を得ながら対応したいと考えております。  次に12点目、副反応のリスクを会場で伝えているか、13点目、特に2回目の接種における注意事項を会場で配布しているかということですけれども、集団接種会場におきましては、接種後の注意点を示した案内をお渡ししまして、接種後も引き続き感染症対策が必要なことや接種後に起こり得る症状についてもお知らせをしております。この中では、副反応について1回目より2回目のほうが頻度が高くなる症状もあること、接種後に体に異常があるときの相談先も含めて記載をしております。それを配布しているところです。  次、最後です。14点目です。三鷹市内での副反応被害の報告はどの程度あるかということですけれども、市内でのワクチン接種における副反応疑いの報告ですが、医療従事者の接種で3件、高齢者接種では、現時点での報告はありません。なお、三鷹市で開始した高齢者集団接種ですけれども、これまで軽度の体調不良ということは数件あったというふうに報告を受けておりますけれども、いずれも会場内でお休みをいただいた後、回復し、帰宅をされております。  以上です。 33 ◯16番(野村羊子さん)  細かい質問にいろいろお答えありがとうございました。やはり、実際の実地の内容についてきちっと共通理解を持っているということが重要だと思っています。今回のコロナワクチン、副反応被害についても一応注意事項として配布するということでしたけれども、現実に、5月26日の厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の報告では、アナフィラキシーショックは943件、接種後の死亡報告は85件となっています。これはインフルエンザワクチンの110倍です。こういう副反応が大きいということは、ちゃんと三鷹市として把握しているのかどうかというのは、再度確認をしたいと思います。  そして、副反応被害のリスクはゼロにはできないことから、あくまでも希望する人へのものとなっています。市が冷静にリスクを情報提供し、市民が判断できる材料を提供する必要があるのではないかと思います。これらについてもう一度、再度確認をしたいと思います。 34 ◯新型コロナウイルスワクチン接種特任部長(伊藤幸寛さん)  まず、副反応の関係ですけれども、副反応につきましては、御紹介のありました厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会があります。そこでどのような重要事項の調査審議がされているのか、そうしたことを注視いたしまして、市としてもそうした確認には努めたいと思います。  また、リスクの情報提供なんですけれども、これは今回の広報に掲載をさせていただきましたが、広報の紙面ではやはり難しいところがありまして、やはり正確な情報というのは、そこにもURLで入れましたけれども、厚生労働省のページで様々なQアンドAも出ておりまして、発熱が出たときどうするかとか、そうしたところをしっかりお読みいただいて、リスクも判断していただくということを、今後も周知に努めていきたいと考えております。 35 ◯16番(野村羊子さん)  では、今回の補正予算について討論いたします。  本議案は、コロナワクチン接種事業において、今までの接種計画1.0に加えて、杏林大学に委託しての1日1,000人規模の集団接種会場の設置及び連雀コミセンでの集団接種の前倒しを実施するため、1億7,567万3,000円を追加する補正予算です。  4月23日、菅首相が、7月末までに新型コロナウイルスワクチン高齢者への接種を完了させる方針を打ち出したことを受け、厚生労働省は、各自治体の取組を前倒しで加速していただきたいとする事務報告も出しました。7月末までの完了は、7月23日から始まるオリンピックに合わせた日程かと思われます。しかし、新型コロナウイルスワクチンは、今までにないメッセンジャーRNAの遺伝子操作によって製造されているワクチンです。当初から治験を行わずに、特例承認をもって接種を始めてきたことから、拙速に事業を進めており、最も重要な安全性についての確認を置き去りにしていると言わざるを得ません。2月17日から全国で始めたファイザー社製のワクチンについて、厚労省の予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会でのアナフィラキシーショックなどの副反応被害報告は943件、接種後の死亡事例が85件報告されています。死亡の出現率は、インフルエンザワクチンの110倍となっています。  これらの副反応被害や死亡事例についての原因究明や調査などが明確になされないまま、さらに全国で地方自治体を通して接種を加速しようとしていることは、人命が軽んじられていると言わざるを得ません。市長はさきの一般質問の答弁において、ワクチンの安全性については、三鷹市は検証する力がなく、国にお任せしていると発言されましたが、厚労省に検証を求め、安全性を担保していくのが自治体の仕事なのではないでしょうか。このまま多発する副反応や死亡事例を検証することなく、ワクチン接種を加速的に進めていくことには賛成できず、本補正議案についても反対します。 36 ◯8番(山田さとみさん)  討論します。  本議案は、杏林大学病院等の多大なる御協力を得て、三鷹市民のワクチン接種を速やかに進めるための事業費です。65歳以上の市民の皆様は、7月末までに接種を終えることができるということであり、杏林大学病院の皆様や三鷹市長はじめ、関係者の皆様の御尽力に感謝申し上げます。  一方で、ワクチン接種に関しては、市内でも保育施設のクラスターが発生するなど、高齢者施設以外においても、施設内感染を防ぐさらなる一手が必要と考えます。都内の他の自治体の動向も見据えながら、三鷹市において保育園、幼稚園、小・中学校、学童、児童館、高齢者施設に勤務する方などへの優先接種の検討を求め、賛成といたします。 37 ◯議長土屋けんいちさん)  これをもって質疑、討論を終わります。  これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。  議案第29号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。                (賛成・反対者ボタンにより表決)  押し忘れはありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。     ────────────────────────────────────── 38 ◯議長土屋けんいちさん)  お諮りいたします。ただいま議案第29号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)が、議案第27号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)に先立って議決されましたので、補正号数について、第3号を第2号に、第2号を第3号にそれぞれ訂正するとともに、以上2件の議案の計数等、整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第4 議案第23号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例     日程第5 議案第25号 三鷹市立第五小学校大規模改修I期工事請負契約の締結について     日程第6 議案第26号 「三鷹都市計画道路3・4・7号(連雀通り)電線共同溝整備工事に                伴うボックスカルバート撤去工事請負契約の締結について」に係る契                約の金額の変更について     日程第7 議案第27号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号) 39 ◯議長土屋けんいちさん)  この際、日程第4 議案第23号から日程第7 議案第27号までの4件を一括議題といたします。  お諮りいたします。以上4件は総務委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第8 3陳情第7号 今までの一般質問通告一覧表に変えて、実際に議員が質問する「一                 般質問骨子」を資料として配布することについて 40 ◯議長土屋けんいちさん)  日程第8 3陳情第7号 今までの一般質問通告一覧表に変えて、実際に議員が質問する「一般質問骨子」を資料として配布することについて、本件を議題といたします。  お諮りいたします。本件は議会運営委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ────────────────────────────────────── 41 ◯議長土屋けんいちさん)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。  なお、次回の本会議は6月21日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。お疲れさまでした。                   午前11時00分 散会 Copyright 2001 Mitaka City Assembly. 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