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  1. 三鷹市議会 2020-09-15
    2020-09-15 令和元年度 決算特別委員会  本文


    取得元: 三鷹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    この発言中に検索したキーワードが 0 箇所含まれています。 ↓ 最初の箇所へジャンプ 1                   午前9時28分 開議 ◯委員長(後藤貴光君)  おはようございます。ただいまから、令和元年度決算審査特別委員会を開きます。  まず初めに、報告事項を申し上げます。報告事項の1、決算審査参考資料の配付について。資料については、9月10日木曜日に各会派控室の席上に配付いたしました。この件について、委員の皆様から何かありますでしょうか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  特にないようでございますので、以上で報告事項を終わります。  議案の審査につきましては、午前10時に委員会を再開し、市長挨拶、委員長から市側への協力要請の後、三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、企画部調整担当部長の説明を受けた後、質疑を行う。また、次回以降については、審査日程に基づいて順次議題とし、それぞれ企画部調整担当部長の説明を受けた後、質疑を行うということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしということで、確認をさせていただきました。  それでは、休憩いたします。                   午前9時29分 休憩 2                   午前9時56分 再開 ◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。  この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。 3 ◯市長(河村 孝君)  おはようございます。本日から、令和元年度の各会計決算につきまして、御審査いただく運びとなっておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  令和元年度の予算執行に当たりましては、平成31年4月30日に第7代三鷹市長に就任後、3月に議決された令和元年度予算を尊重しながら、同時に6月の補正予算編成におきまして市政運営の基本的な考え方を、私はお示しさせていただきました。それらに基づき基本的な調査を行い、課題を共有し、しっかりとした議論を重ねるための土台づくりのために、この1年間その土台づくりを行ってきたつもりでございます。その結果、施策の新たな方向性を第4次基本計画(第2次改定)や様々な各個別計画の中にその内容を反映させることができたと考えております。  また、新型コロナウイルス感染症対策に当たりましても、令和2年2月にいち早く本部を設置し、スピード感を持った対応を図ることもできました。そうした意味も含めまして、当該年度は、全体として「あすのまち・三鷹」の実現に向けた貴重な第一歩を刻んだ年となったというふうに考えております。  さて、歳入の決算額は732億円余と、非常に大きな金額でありましたが、市財政全体を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。ふるさと納税による減収の拡大、社会保障関連経費の増加などが進んでおりまして、経常収支比率は89.8%になりました。これは、目標としている90%を僅かに下回る数値でございます。  また、この年度末から急速に広がった新型コロナウイルスの猛威は、令和3年度の市税収入にも大きな影響があると予測されております。そのため、今後は、これまで以上にまちの魅力や価値を高めていく基本的な視座を堅持しながらも、引き続き行財政改革に取り組み、少しでも安定した財政基盤を確保していきたいと考えているところでございます。
     本日からの決算審査特別委員会におきましては、理事者はじめ関係職員一同、簡潔かつ的確な御説明に努めてまいります。また、御審査の際、いただく御意見、御指摘などにつきましては、これらを真摯に受け止め、年度後半の事務事業の執行や令和3年度の予算編成に生かしてまいりたいと考えております。委員の皆様におかれましては、本日から4日間、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 4 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で市長の挨拶を終わります。  これより、実質審査に入るわけでありますが、その前に、私から市側の皆さんに一言申し上げます。本委員会の審査日程につきましては、既に御通知したとおりでありますが、本委員会といたしましては、予定された日程に基づき審査を進めてまいりたいと思っております。質疑時間については、原則会派単位で決められ、会派の委員数に基づく比例案分方式によることが確認されております。時間の表示についてはディスプレーを使用する形式といたします。会派の質疑時間終了の3分前に事務局が操作するタイマーのベルが鳴ることでお知らせしますので、よろしくお願いいたします。なお、市側の答弁時間についてもその時間に含まれておりますので、答弁につきましては簡潔かつ明瞭にされるよう、お願いいたします。  また、本委員会は、録音により会議録を作成いたします関係上、御答弁に当たっては、委員長が指名をした後、職名と氏名をおっしゃってから明確に答弁されるよう、お願いいたします。  最後に、令和元年度決算審査特別委員会においては、予算・決算審査特別委員会インターネット中継に向けて、イメージ確認のために定点カメラ式カメラ1台による撮影を行います。  以上、御協力のほどよろしくお願いいたします。  議案第64号 令和元年度三鷹市一般会計歳入歳出決算認定について、本件を議題といたします。  一般会計歳出、第1款 議会費に入ります。本件に対する市側の説明を求めます。 5 ◯企画部調整担当部長行財政改革担当部長(石坂和也君)  それでは、議会費について御説明いたします。実績報告書の91ページをお開きください。第1款 議会費の決算額は4億9,421万8,000円で、前年度比393万4,000円、0.8%の減となりました。これは職員人件費その他の減などによるものです。  説明は以上です。 6 ◯委員長(後藤貴光君)  市側の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。なお、議会費に対する質疑につきましては、第2款 総務費の質疑時間に含まれております。質疑のある方は挙手を願います。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で第1款 議会費に対する質疑を一旦終了いたします。  市側の入替えのため、若干休憩をいたしたいと思いますが、委員の皆さんにおかれましては、このまま席でお待ちください。  休憩いたします。                   午前10時03分 休憩 7                   午前10時04分 再開 ◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。  次に、一般会計歳出 第2款 総務費に入ります。本件に対する市側の説明を求めます。 8 ◯企画部調整担当部長行財政改革担当部長(石坂和也君)  それでは、総務費について御説明いたします。  実績報告書の93ページをお開きください。第2款 総務費の決算額は86億5,960万9,000円で、前年度比7億210万9,000円、7.5%の減となりました。これは、土地開発公社借入金の繰上償還の減や市民センター駐車場の整備完了などによるものです。  特記事項を申し上げます。99ページを御覧ください。事項13.三鷹ネットワーク大学運営費です。三鷹まちづくり総合研究所において、まちづくり研究員制度を創設したほか、三鷹らしい地域通貨等の研究を開始いたしました。事項18.第4次基本計画第(第2次改定)関係費です。テーマ別・エリア別ワークショップまちづくりコメント等の新たな市民参加により、多様な意見を計画に反映し、個別計画との連動・整合を図りながら第2次改定を行いました。  100ページを御覧ください。中段の事項1.三鷹中央防災公園元気創造プラザ管理運営費です。総点検市民会議に向けて、関係者・関係団体へのヒアリング等を実施するとともに、市民サービスに直結し、優先度の高い施設の改修工事を実施いたしました。  102ページを御覧ください。事項6.住民情報システム共同利用推進事業費です。立川市及び日野市との共同事業として、令和3年度からの自治体クラウドの導入に向けて、サービス提供事業者を選定いたしました。  104ページを御覧ください。上段の事項2.市民センター改修事業費です。受動喫煙対策として、雑木林内と本庁舎屋上等のほか、事項は異なりますが、三鷹中央防災公園・元気創造プラザに屋外喫煙スペースを設置いたしました。中段の事項2.市庁舎・議場棟等基礎調査関係費です。事業の枠組み全体を再調整することとし、劣化診断調査、防災都市づくりや事業手法など、新都市再生ビジョン(仮称)の策定に向けた取組を進めました。  106ページを御覧ください。事項2.コミュニティ創生研究事業費です。新たな仕組み、組織づくりについて調査研究を行ったほか、東京都行政書士会武鷹支部と協定を締結し、町会・自治会等の事務機能を支援することといたしました。  109ページを御覧ください。事項11.文学者顕彰事業費です。太宰治生誕110年特別展などを開催したほか、美術ギャラリー展示室の一部を太宰治展示室(仮称)として暫定的に活用するための検討を進めました。  110ページを御覧ください。事項4.防犯設備整備事業費です。新たに防犯カメラの修繕及び保守に係る費用を一部補助し、地域団体による継続的な運用を支援いたしました。  115ページを御覧ください。下段の事項1.市議会議員及び市長選挙執行費です。平成31年4月21日に選挙を執行いたしました。  説明は以上です。 9 ◯委員長(後藤貴光君)  市側の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。総務費の委員1人当たりの持ち時間は、第1款 議会費と合わせて25分になっております。また、本日、監査委員に御出席をいただいております。監査委員に対する質疑につきましては、冒頭で取り扱いたいと思います。  それでは、監査委員に対する質疑のある方は挙手を願います。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で監査委員に対する質疑を一旦終了いたします。  これより総務費関連の質疑に入ります。  初めに、令和山桜会。 10 ◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。令和山桜会を代表して質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、決算概要のページ数で申し上げますので、よろしくお願いをいたします。64ページの3、三鷹ネットワーク大学の調査・研究の推進についてです。三鷹市まちづくり総合研究所において、新たに政策課題の発見や地域人材の育成などを目的として、まちづくり研究員制度を創設しました。まちづくりに関する研究に取り組みたい方を幅広く募集し、年度末までに38人、40件の応募を受け付けましたが、最終的に何人程度を研究員とし、年齢構成、男女別はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。  また、令和元年12月にみたか地域通貨・ボランティアポイント研究会を設置し、さらなる市民参加と協働の推進等も目指して、三鷹らしい地域通貨等の研究を開始しましたが、みたか地域通貨・ボランティアポイント研究会は、まちづくり研究員38人で構成するのか、地域通貨についてはどのようなものを考えていらっしゃるのか、お伺いいたします。  次に、65ページの5、カーディーラーネットワークプロジェクトの推進です。この事業は、三鷹市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中核的な施策に位置づけられていますが、当該年度の実績と今後について、お伺いいたします。  続きまして、66ページの6、三鷹市中央防災公園・元気創造プラザの総点検の実施でございます。令和元年度は、令和2年度に開設を予定している総点検市民会議(仮称)に向けて、関係者、関係団体へのヒアリング等を実施するとともに、市民サービスに直結し、優先度の高い改修工事を実施しましたが、市民サービスに直結した優先度の高い改修工事の際、閉館して実施するような工事はあったのか。また、1,847件の意見や要望の中には、今後、閉館して実施する改修工事はどの程度あるのか。  それから、続きまして、66ページの7、新たな技術を活用した市民サービス向上に向けた取組です。人工知能(AI)などの先進技術を活用し、市民サービスの向上に向けた取組を行いますとありますが、施政方針の中では、2020年度以降の対象業務の拡充に向けて検証を行いますと言っております。当該年度は、ごみ分別案内に導入とありますが、今後はどのようなことに利用を計画しているのか、お伺いいたします。  続きまして、68ページの9、市民センター駐車場の電子マネー対応の推進です。三鷹市民センター駐車場については、三鷹中央防災公園・元気創造プラザ側のゲート(Dゲート)に引き続き、郵便局側のBゲートについても、機械の更新に併せて対応を行い、利用者の利便性向上を図りましたが、利用者の1割強が電子マネーを利用しておられます。第二庁舎と第三庁舎の間のCゲートは、庁用車と業者の利用が多いので、ここはともかく、公会堂側のAゲートについても、電子マネーの使用を可能にすべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。  続きまして、68ページの10、庁内案内表示です。円滑な窓口への案内により、庁舎内の利便性の向上を図るため、本庁舎1階ホール及び各階エレベーターホール等を中心に、案内表示の追加、更新を行い、大変大きく見やすいのですが、視覚障がい者の方に対する庁内案内は現状どうなっているか、お伺いいたします。  次に、69ページの11、市民センターにおける受動喫煙防止対策の推進です。2019年7月の健康増進法の一部を改正する法律の一部の施行で、行政機関の敷地内が禁煙(屋内禁煙場所設置可)となったことから、雑木林内と本庁舎屋上等に屋外喫煙スペースを新たに設置し、受動喫煙防止に向けた環境整備を行いました。  1番目の質問です。屋上喫煙場所は職員専用になっておりますが、来庁者に開放できないのでしょうか。2番目です。雑木林内の喫煙場所はすぐ横に通路がありますが、密閉型でないので、通行人の受動喫煙が懸念されます。開放型の喫煙場所にした理由をお伺いいたします。3番目です。この施設について、これまで苦情はなかったのでしょうか。4番目、密閉型の検討はされたのでしょうか。  続きまして、70ページの13、市民センター周辺のバリアフリー化整備です。三鷹市役所バス停から、市民センター、教育センターへの経路となっている人見街道沿いの歩道の一部を拡幅するとともに、視覚障がい者誘導用ブロックの整備を行い、安全性に配慮した歩行空間として整備しましたが、バスがきちんとバスベイに入り、バスの乗客が歩道に降りてからのことですので、一般質問でもお伺いいたしましたが、再度お尋ねいたします。せっかく整備したのですから、バスがバスベイにきちんとバスを停車させることが第一ですので、このことをバス会社へ要請していただきたいと思いますが、御所見をお伺いいたします。  次に、70ページの14です。防災都市づくりに向けた市庁舎・議場棟等整備の再調整です。市長は、令和元年第2回定例会の補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方の第1に、防災都市づくりに向けた検討と市庁舎等建て替えの再調整を掲げております。決算概要の中の防災都市づくりの検討で、防災都市の実現に向けた基本的な考え方や、総合的な取組の方向性が防災拠点に必要な機能や目標とする水準などについて検討を進めましたとありますが、検討の結果、防災拠点に必要な機能や目標とする水準は、どのような状況と判断をしたのでしょうか。  次に、71ページの15、コミュニティ創生研究事業の推進です。コミュニティ創生検討プロジェクト・チームにおいて、町会などの活動を支援するための新たな仕組み、組織づくりについて調査研究に取り組んだとあります。我が会派の代表質問で、町会・自治会等地域自治組織へのアンケート調査の活用について質問した際、時期がずれているため参考にできなかった旨の答弁がありましたが、報告書が作成されていなくても、調査は平成30年度に実施されており、活用できたのではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、町会等が三鷹市に期待することを反映させるべきだったと考えますが、御所見をお伺いいたします。  続きまして、73ページの20、特殊詐欺被害防止に向けた自動通話録音機の貸与です。振り込め詐欺などの特殊詐欺被害の未然防止を図るため、引き続き希望者等へ自動通話録音機を貸与しましたが、特殊詐欺被害は、令和元年、全国で75億9,000万円、東京都で2,841件、前年比1,072件減、60億5,000万円、前年度比20億円減、三鷹市内でも34件、6,835万円の被害が発生しております。その手口は年々巧妙になってきており、既に市民には870台が貸与されておりますが、当該年度198台の応募に対し、130台の貸与です。安全安心メールでも頻繁に特殊詐欺の情報が送信されております。被害を最小限にするために、応募者全てに貸与できないでしょうか。また、特殊詐欺内容の傾向についてお伺いいたします。それと、自動通話録音機の貸与の効果について御所見をお伺いいたします。  続きまして、71ページの21、防犯カメラ設置への支援等の実施です。犯罪の抑止と地域の防犯力向上を目的として、商店会や町会等の地域団体が連携して行う防犯カメラの設置事業を支援し、また、設置と設置済みの防犯カメラの修理及び保守に関わる費用を一部補助し、地域団体による適正で継続的な運用を支援しましたが、現在、商店会や町会の防犯カメラで作動していないカメラはあるのでしょうか。また、今後の設置計画についてお伺いいたします。  以上、よろしく御答弁のほど、お願いを申し上げます。 11 ◯三鷹ネットワーク大学担当課長(丸山真明君)  まちづくり研究員事業について御質問をいただきましたので、御答弁させていただきたいと思います。まちづくり研究員につきましては、38名、40件の応募があったところですが、最終的には、こちらはグループも含めますが、33件を研究員として委嘱をしたところでございます。  年齢層につきましては、現役の会社員や公務員、それから大学の教授、あとはリタイアシニアと、大体50代、60代といったところが占めているのかなと。ちょっと具体的な年齢を取っていませんので、イメージとして五、六十代が多いのかなといったところになってございます。  男女比ですけれども、先ほどの33件、グループも含むんですが、グループについては代表者を見ますと、女性が12人、男性が21人と、そのような割合になっているところでございます。  続きまして、地域通貨についての御質問ですけれども、研究会につきましては、まちづくり研究員とは別に研究会をつくって、検討を行っているところでございます。具体的には、専修大学経済学部の教授で、進化経済学や貨幣論、コミュニティ貨幣を専門としている西部 忠先生を座長にいたしまして、国のマイナンバー関連の委員も務めておりまして、ポイントサービスやマーケティングの有識者、それから、三鷹ネットワーク大学の会員大学から2名の教授、まちづくり三鷹、社会福祉協議会、それから三鷹市から、計7名の研究員によって構成されている研究会でございます。  今後のボランティア制度についてなんですけども、現時点では具体的な地域通貨やボランティア・ポイントの仕様だとか、運用方法についてはまだ決定しておりませんが、今年度実施いたします地域商品券の発行、実証実験も兼ねておりますので、そちらを踏まえるとともに、引き続き研究会において調査研究を進めながら、他自治体の取組等も参考にさせていただいて、本格運用に向けた報告、提案を三鷹市のほうにしたいなというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 12 ◯企画経営課長(齊藤大輔君)  私からは、カーディーラーネットワークについて御説明いたします。この事業ですけれども、事業当初、ディーラーさん同士のつながりの構築ですとか、市との連携、それに基づく情報交換の場の設定や具体的な事業の実施等々を、当初検討しておりました。結果としましては、市内の事業者、カーディーラーさん、個別に回らせていただきまして、そのうち4社さんが参加する連絡会を11月7日に開催をいたしました。この連絡会の場では、事業の方向性の説明ですとか、ディーラーさん同士が連携してできる取組について意見交換をしたところでございます。  その後、その連絡会では具体的な事業等の実施についての御提案等はまとまりませんでしたので、12月に再度、個別にディーラーさんを訪問させていただきまして、今後どういったことができるかというような話を個別にさせていただきました。その個別ヒアリングの結果、ディーラーさん、それぞれ、すぐには連携事業を進めるのはちょっと難しいのではないかというようなことに至ったことから、今回、当初計画しておりました講演会等の開催については、見送りさせていただいたところでございます。  ただ、今回、こういった訪問ですとか、連絡会でできたつながりというものは大切にしていきたいなというふうに思っておりますので、今後、そういった面も含めて、ちょっと模索していきたいなというふうに考えております。  以上です。 13 ◯三鷹中央防災公園元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  1点目、元気創造プラザにおきましての改修工事について質問をいただきました。1点目の、閉館をして工事を行ったものがあるかという御質問につきましては、プールの一部改修工事を閉館して行いました。  2点目で、今後の、閉館して行う工事がある予定かということですけれども、それにつきましては今検討中でございます。もし今後、閉館が必要であれば、事前に丁寧に周知をしていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 14 ◯情報推進課長(白戸謙一君)  私からは、AIを活用した住民問合せ応対システムの御質問について、お答えをいたします。AIチャットボットにつきましては、令和元年度、ごみの分別の案内に活用したわけでございますが、この業務につきましては問合せが非常に多く、比較的やり取りも単純ということもありまして、AIチャットボットとの親和性も高く、市民サービス向上にもつながるものと認識して、取組を進めてきたところでございます。  こうした観点を加味しながら拡充について検討を進めてきたわけでございますけれども、当該年度ではございませんが、令和2年度には都知事選挙ですとか、国勢調査への活用を図っているところでございます。  また、今後の拡充につきまして、子育て分野等、問合せが多い分野についても検討を進めるべきかなというふうに考えているところですが、こうした分野につきましては、質疑が広範にわたることもありまして、なかなかお答えがしにくい、こうしたことも課題であるというふうに認識しているところでございます。  以上です。 15 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  私からは、市民センターの関連で幾つか御質問をいただきましたので、御答弁させていただきます。まず、市民センター駐車場の電子マネー化の推進でございますが、平成30年度に立体駐車場が完成した折に、元気創造プラザ側のDゲートに初めて電子マネー対応の機器を設置いたしました。令和元年度は、郵便局側のBゲートについて電子マネー対応を開始いたしまして、令和元年度におきましては利用の20%以上が電子マネーを御利用いただいているというところでございます。  この電子マネー、利用者の方にとっても大変利便性が高いということで、公会堂側のAゲート、こちらは現在対応しておらないのでございますが、今後、機器の更新等の時期に併せて、電子マネー化について検討していきたいと、そのように考えてございます。  続きまして、庁内案内表示に関連いたしまして、視覚障がいの方に対する庁内案内の現状ということの御質問でございます。市民センター内に点字ブロックを設置をいたしまして各施設への誘導を図っておりますとともに、市民センター内の数か所に設置をしてございます案内用の地図、こちらの地図はいわゆる触知図、触って感覚で確認できる地図になっている、そのような対応を図っているところでございます。  続きまして、市民センターにおける受動喫煙防止対策の推進ということでございます。屋上の喫煙所を来庁者に開放できないかということでございますが、現在、一般の来庁者の方に御利用いただいているのは雑木林内にある喫煙所のみとなっておりまして、屋上の喫煙所は、建物の屋上など、喫煙のために立ち入る以外は、通常利用することのない場所として、特定屋外喫煙場所ということの扱いとなっております。そのため、セキュリティー等の観点から、来庁者への開放をしていないところでございます。  それから、開放型の喫煙場所にした理由と、あと4点目の密閉型の検討はしなかったのかということでございます。この喫煙所を設置するに当たりましては、日本たばこ産業のほうからいろいろ協議をいたしまして、そのアドバイスの中で、コスト面ですとか、セキュリティーの面で密閉型についてはちょっと難しいのではないかというところから、開放型にしたというところでございます。  それから、この施設についての苦情ということでございますが、整備当初に苦情がございましたが、その後は、天候によりまして度々匂いがあるということがございましたが、ここのところは大きな苦情等はないというところでございます。  説明は以上でございます。 16 ◯委員長(後藤貴光君)  ここで答弁の皆様にお願いいたしますが、答弁の際には、マスクもしておりますので、もう少し大きな声ではっきりと御答弁いただけますよう御協力のほどお願いをいたします。 17 ◯都市整備部長(小出雅則君)  私からは、バスベイでの停車につきましてお答えいたします。バスベイにつきましては、正着といいまして、きちっと収まる形、この形が基本でございます。利用者の安全面から、また、バリアフリーの面、渋滞解消の面、そういった全ての面で大切なことでございますので、再度、バス事業者に対してバスベイでしっかり正着するように申入れしていきます。  以上でございます。 18 ◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  私からは、防災都市づくりの検討内容等について、御説明させていただきます。昨年10月から引き続き検討を行っているところでして、途中、新型コロナウイルス感染拡大等を受けまして、内容や策定時期等の軌道修正をしながら取り組んでいるところであります。  当該年度におきましては、防災都市づくり方針(仮称)の策定に向けまして、災害リスクや防災上の課題の整理、参考事例の収集、防災都市の実現に向けた各施策との関係性などを整理して、今後重点的に取り組む項目について検討を行っております。  また、防災拠点に必要な機能の検討として、防災拠点が発災時に期待される役割について、どのような機能が必要なのか。例えば耐震性や建物の浸水対策、また電源などについて、過去の教訓や関係部署へのヒアリング等を実施して洗い出しを行ったところです。  また、目標となる水準の検討としましても、それぞれの機能、ここでは非常用の電源であるとか、そういった設備についての発災時の状況を想定しながら、施設の建て替えや改修時にどの程度の水準を目指すべきであろうかというような検討を行ったところであります。  必要な機能等の判断につきましては、現在、こうした検討を踏まえ、災害リスクの評価などを行いながら、令和3年3月の防災都市づくり方針(仮称)の策定に向け取り組んでおりますので、その中で、求められる防災機能や役割をきちっと明確にしていきたいと考えております。  私からは以上です。 19 ◯コミュニティ創生課長(隠岐国博君)  私のほうからは、コミュニティ創生研究プロジェクトについて、答弁させていただきます。今回、取り組みました平成30年度のアンケートにつきましては、委託等でなく、職員の直営というようなところで、平成30年度に御意見等を伺いながら、取りまとめまでに平成31年にちょっと時間を要したというようなところが実態としてある中で、そうした中でも並行して、行政書士会様のほうから町会・自治会への支援のお申出等もありましたので、スタートとしては令和2年度となりましたが、令和元年度におきましては、しっかりそういった平成30年度にいただいた御意見の負担軽減等を反映したような形で、行政書士会様との協議を進めたというところでございます。  また、三鷹市への期待していることの反映につきましては、令和元年度におきましては、新規加入者の獲得、また、情報発信の支援というお声もありましたので、令和元年度の夏にはホームページをリニューアルし、「入ろうよ!町会・自治会」というバナーを立ち上げ、そういった支援に取り組んだところでございます。  以上でございます。 20 ◯安全安心課長(赤川朝一君)  2点、お答えいたします。まず1点目、自動通話録音機についてでございます。当該年度が始まる前、2月に江東区のほうでアポ電強盗殺人がございまして、年度当初から、この自動通話録音機についての御案内、御質問等が多数寄せられておりました。その中で、およそ7月ぐらいに公募を行いますよという御案内をしていたところ、これまで抽せんになったことはなかったんですが、委員さん御指摘のように抽せんという形を取らせていただきました。  ただし、地域包括支援センターであるとか、警察署さんのほうで、より必要度が高いと判定される方に、どうしても70台ほど回さなければいけなかったことから、残念ながら、130台、抽せんとさせていただきました。年度当初から問合せが多かったものですから、これについては、ほかの、例えば留守番機能を活用してくださいとか、相手を確認してから電話に出てくださいねという御案内をしていたところでございます。  それから、傾向についてでございますが、おれおれ詐欺が34件のうちの9件の2,000万円、カード預かり詐欺が10件で1,900万円、それから詐欺盗、かたってカードを持っていってしまう、これが8件の1,600万円という形で、この3つが多く占めているところでございます。  効果でございますが、この機械を設置した方が被害に遭ったということは、三鷹署のほうからは聞いておりません。  2点目でございます。防犯カメラ設置についてでございます。現状、稼働していないところがあるのかというお問合せでございましたが、作動していないところがあるというふうには聞いておりません。ただ、警察署の防犯の担当のほうから、作動はしているんだけども、時に時刻がずれていて証拠としてちょっと使えなかったりとか、あと画像がちょっと乱れているということはあるのを聞いておりましたので、当該年度、修繕、あるいは保守点検の補助を活用していただきたく、設置している全団体に御案内と説明をしたところでございます。  今後の計画についてですけれども、やはりパトロールをしていただいている団体さんを重点的にお声がけをして設置を促していくとともに、この新しくつくった維持管理の補助金も活用していただきながら、適正な管理をしていただきたいと思っております。市独自設置のカメラについては、生活安全推進協議会のほうと、御意見を聞きながら考え、進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  私のほうからは以上でございます。 21 ◯委員(吉沼徳人君)  どうもありがとうございました。すいません、少し再質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ネットワーク大学のほうのことでございますけども、まちづくり研究員さん、年齢的に50歳代から60歳代の方が多いということなんですけども、やはりまちづくりということになりますと、また若者の意見というのも必要ではないかと思うんですけれども、この募集の段階で、若者、30代、40代の人たちにもっと御協力をいただけるような方法で会議の設定等をするということを前提に、募集をできないのかどうかということを、ちょっと1つお尋ねをいたします。
     それから、ボランティア・ポイントのほうは先生方に集まっていただいて、検討会をしていただいておりますけども、何せボランティア・ポイントにしてもそうなんですけども、高齢者の方がこれから多くなりますと、やはりいろいろと利用に対して疑問があって、今回の国のほうのやつもそうなんですけども、小額だったら、じゃあ、面倒くさい、分からないからいいやって、この間、ちょっとテレビでそんなようなこともやっておりました。やはり、せっかくいろいろなことを設定するのでありますから、全ての市民が使いやすい、分かりやすい方法で、このボランティア・ポイントをつくっていただきたいと思いますので、その辺いかがでしょうか。  それから、カーディーラーネットワークについては、皆さん、4社の方々に、市内の交通安全も含めて協議をしていただいて、三鷹市内の商業活動についても影響があると思いますので、そういったことについてしっかりとお話合いいただきたいと思います。  それから、元気創造プラザのほうの改修工事、プールのときに閉館をして工事をしたということでございますけども、このときの市民の方々に対する閉館のお知らせとか何かがうまくいって、そのとき苦情等はなかったのかどうか。今後については検討中ということでございますけども、一部閉館になると思いますので、利用者の方々が非常に分かりにくいと思いますので、事前に閉館期間等を十分周知して工事をしていただきたいと思いますので、それはよろしくお願いをいたします。  それから、ごみ分別収集のほうも、今年度はAIを使ったごみの分別案内の導入ということで、分別案内をしたんですけども、先ほどのボランティア・ポイントと同じように、高齢者の方、そういった方ができるだけ使いやすい方法で案内をしていただけるようにしていただければと思います。  だんだん高齢化社会が進んでまいりますと、やっぱり年を取ると面倒くさいということが非常に多いので、やはりそういうことのないように、いろいろなものを分かりやすく設置していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それから、駐車場の電子マネーの使用なんですけど、Aゲート側は機器の更新のときということなんですけども、1割というと、かなりの方のね。やっぱり普通、会議や何かの方はお金が無料ということなんですけども、電子マネーを御利用になっている方というのは現金でお支払いになっていると同じことですので、できればAゲートのほうも早めに電子マネーの利用を可能にしていただきたいと思いますが、機械の更新というのはいつ頃を考えているか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  それから、庁内掲示板、庁内の案内ですけども、確かにすばらしく見やすい案内表示ができました。しかし、今点字ブロックのお話がありましたけど、視覚障がい者の方というのは、意外と我々、目で見てということに対しては、敏感にいろいろ反応するんですけど、皆さん、視覚の障がい者のことというのはなかなか考えづらいと思うんです。ですから、点字ブロックもいいんですけど、できれば受付にいる方が、ある程度のところまで案内をしてさしあげられるとか、そういったことは考えられないでしょうか。よろしくお願いをいたします。  それから、次に、受動喫煙のことなんですけども、屋上の喫煙所なんですけども、施政方針とか、この決算概要等にも載っておりまして、市民の方もこれ、御覧になると思うんですよ。雨天時なんかに、やっぱり役所に来た市民の方がたばこを吸おうと思うと、僕、屋上に行くんじゃないかと思うんですよ。屋上に設置してありますと書いてありまして、職員専用ですと書いてありませんのでね。ですから、その辺のことを考えると、あと、雨の日や何かに市民、来庁者の方が利用するということになると、何か考えを持って、工夫をして、屋上を市民の方に使えるようにできないのかということを、もう一度、答弁をお願いをいたします。  あと、苦情はなかったということなんですけど、雑木林の中、日本たばこ産業さんとのお話でそうなったみたいなんですけども、やはりこれからは、たばこというのは7億円以上の税収があるわけですのでね、納税者への還元という意味も含めて、市内全域においても、私は、やっぱり公衆トイレと同じような考え方で喫煙所を設置していただけたらいいと思うんです。トイレと同じように──私はたばこを吸いませんけども、喫煙者の方というのはどうしても吸いたいというようなことはあるようですので、その辺をお考えいただいて、できれば、私は公衆便所のような感じで、どこにでも用を足せるところがある。今、そういう小さな喫煙施設も配置されておりますので、そういったことをお考えいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。  続きまして、バス停のバリアフリーについては分かりました、すみません、私、非常にそれは気になっておりまして、再度よろしくお願いをしたいと思います。  それから、次に、庁舎の建て替えの再調整ということで、防災・減災の都市づくりということですので、これはしっかりと調査をし、進めていただきたいと思います。  それから、コミュニティ創生研究事業の推進。そうですね、平成30年度の調査に対して、代表質問のときの答弁で、時期がずれていてということなんですけども、報告書はできていなくて、それを平成30年度に行政書士会さんにいろいろとお話をしたりなんかしていらっしゃるようなんですけども、やっぱり物ができていなくても、中が分かっているんであれば、答弁の段階でお話をいただければと思うのですけれども、その辺はいかがだったんでしょうか。  それから、町会・自治会等が市に期待していることに対して、ホームページ等に載せてありますというようなお話もありましたんですけども、やはり、分かりやすく、個々の自治会等に、集まりがあったときに、ホームページというのはこちらからのぞかないと見れないものですので、そういう会合のときにしっかりお話を聞く、また、こちらもそれに対して、市側もそれに反応していただきたいと思います。よろしくお願いします。  それから、自動通話録音装置なんですけども、足らないところは留守番電話にしておくというようなお話もあったんですけど、その留守番電話というのは非常に危険だという話を聞いたことがあります。というのは、留守ですという留守番電話をすると、空き巣が入るということなんですね。いないから空き巣が入る、それは当然だと思います。もし人がいると、居直り強盗になる可能性もあります。  そういうことを考えると、やはり留守番電話というのは非常に危険で、私も高齢者の方の友達がいて、電話をすると、この電話は録音させていただきますというと、やはり、ちょっとしゃべる言葉も選ぶようになると思いますので、できるだけ留守番電話じゃなくて、この自動録音装置を市民の希望者の皆様全員にやってほしいと思います。それをやっても、高齢者の方たちというのは、鳴ったときに早く出ないと失礼だとかなったときに、録音を終了しないうちに出たりする方もいるらしいんですよ。ですから、そういった利用方法についてもしっかり御説明をいただき、できるだけ多くの市民の方に配付をしていただきたいと思いますので、もう一度答弁をよろしくお願いいたします。  それから、防犯カメラなんですけども、今、作動していないものはないというお話でした。していないものがないのはいいんですけど、ちょっと画像がぶれたりなんかするというようなことはありましたので、これからも完全に全部の機械が作動するためには、保守点検費用の補助金が今2分の1ということなんですけども、各自治会も大分自治会の組織が小さくなってきつつありますので、なかなか金銭的にも苦しいところもあると思いますので、この補助率というのは2分の1を超えて上げることはできないのでしょうか。その辺をよろしくお願いいたします。 22 ◯委員長(後藤貴光君)  答弁の前に、先ほどの質疑の中で、喫煙所に関しましては、三鷹市全体の喫煙所については衛生費になりますので、それ以外の部分について御答弁をお願いします。 23 ◯市長(河村 孝君)  私のほうから幾つか答弁させていただきます。ボランティア・ポイント等で、高齢者の人が使いやすいようにという御指摘がございました。これはAIの関係でのごみ分別のほうでも御質問がございました。この点につきまして一括して御答弁申し上げさせていただきますと、現在、これは今年度でございますが、デジタル商品券の問題でも、デジタル化を一層進めなければいけないという課題と同時に、高齢者の人がなかなかなじみにくいという2つの課題がございまして、デジタル化でスマホでできる部分と、紙ベースの商品券でやれる部分、2つに分けさせていただきました。  市民の皆さんの対応の中で、私はちょっと驚いたのは、高齢者の方たちの老人会等のグループで、やはりスマホの勉強会をしよう、パソコンの勉強会をしようという動きがございました。実態的にどのぐらい盛況だったか、私はまだそこまで関知しておりませんが、そういう動きができるところがやっぱり三鷹らしいところだなというふうに思っています。  ただ、御指摘のようにデジタル化が進む、それが日本の、あるいは三鷹をしっかりと推し進めていくという側面と、そうは言ってもなかなか使いにくいという、両方の問題がありますから、御指摘の視点、これからもしっかりと認識しながら進めていきたいなというふうに思っております。  ボランティア・ポイントの問題、AIの問題、それぞれそうした視点、デジタルギャップといいますか、そういう問題がありますので、しっかりとフォローしながら進めていくのが企業ではなく、自治体の責務だというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  それから、受動喫煙の問題で、屋上の問題、あるいは雑木林の問題等々ございます。よかれと思ってそういうものを設置してきた経過がございますが、開放型等も、経費を含めて完全密閉型は相当お金がかかりますから、そういう視点から今のような形になったんだというふうに私は思っていますが、御指摘の点などもございますから、今後、しっかりと検討を進めるということも、一方でこれも自治体としての大事な責務であるというふうに思っております。 24 ◯三鷹ネットワーク大学担当課長(丸山真明君)  私からは、まちづくり研究員事業につきまして、若者の参加といった御質問にお答えしたいと思います。今回、委嘱しました研究員の中には、三鷹市の職員が6人、調布市の職員が1人入っております。いずれも生年月日を聞いていないんですけれども、見た感じですと若者、30代、40代に入るのかなと思っています。それと、あと三鷹ネットワーク大学自体、約20の大学が会員になっていただいておりますので、そういった大学、学部生にも今後参加していただけるような周知を図っていきたいなと思っております。  以上でございます。 25 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  まず、市民センター内の駐車場の電子マネー化の再質問でございます。公会堂側のAゲートの電子マネー化はいつ頃かということでございまして、こちらにつきましては、予算的なこともございますので、予算のめどがつき次第ということで考えておるところでございます。  続きまして、本庁舎の案内の表示に関連いたしまして、視覚障がいの方の点字ブロック等の案内についてでございます。本庁舎内で点字ブロックを設置しておりますのは、1階の受付までとなっております。そちらの受付に視覚障がい者の方がいらした場合は、担当の部署をお聞きいたしまして、そちらの部署の方を呼び出すということ。また、受付のほうから、お聞きした担当部署に誘導するという対応を取っておるところでございます。  以上でございます。 26 ◯コミュニティ創生課長(隠岐国博君)  私のほうからは、コミュニティ創生プロジェクトの反映の時期等についてでございますが、職員が直接、平成30年度に町会の皆様等とコンタクトを取りながらやっていたところでございますので、そういったお声を反映しながら、ホームページのリニューアル等につなげたところではございますが、新たな仕組みのつくりに若干の時間を要したところにつきまして、今後スピード感を持ってきちっと反映していくような枠組みで進めたいと思っております。  また、今後につきましても、丁寧にコンタクトを取りながら、より有効な支援につきまして適時適切に対応してまいりたいと思っております。  以上でございます。 27 ◯安全安心課長(赤川朝一君)  留守録の台数、全員にということでございましたが、当該年度、多かったものですから、2年度の予算で100台ほどを増やして対応しているところでございます。  もう一点、カメラのほうの地元負担の低減ということでございましたけれども、東京都のほうは制度が始まりましたので、当該年度から地元負担2分の1ではなく、地元負担が12の1。これ、本則は6分の1ですので、来年以降は6分の1の負担で維持管理等ができるというふうになっております。  以上でございます。 28 ◯三鷹中央防災公園元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  プラザ総点検プール工事について再質問をいただきました。周知期間につきましては、工事の1か月前からホームページ、また直前には広報でお知らせをしたところです。  苦情などがありましたかということですが、特にそういうお声は届きませんでした。  なお、新型コロナウイルスの関係で3月2日から工事を予定していたのですが、直前の2月28日からプールは休場いたしたところです。  最後に、今後の部分的な閉館などについてきちんと周知をということですので、そのように取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 29 ◯委員(吉沼徳人君)  答弁ありがとうございました。市長さんからもお話があったように、できるだけ高齢者に優しいまちにしていただきたいと思います。  そして、今、高齢者の老人クラブ等で勉強会等をしたいというふうなお話があったときには、そういう携帯電話の会社、あるいはそういった技術を持ったところとしっかり連携を取って、御説明会等をやっていただきたいと思います。  そのほかのことは皆様の御説明でよく理解することができました。大変ありがとうございました。私はこれで終わります。 30 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で令和山桜会の質疑を一旦終了いたします。  次に、自由民主クラブ。 31 ◯委員(吉野和之君)  それでは、総務費について何点か質問をさせていただきます。総務費に関して質問させていただくわけなんですが、決算等審査意見書の一番最後のまとめのところで、令和2年3月に策定された三鷹市都市経営アクションプラン2022の取組を進め、最後のほうに、市民が求める施策を効率的・効果的に実現されたいということで、この都市経営アクションプラン2022、これを評価されております。そういう意味で、このアクションプラン2022も参照しながら質問を進めていきたいと思います。  まず、決算概要のほうから行きます。70ページ、防災都市づくりに向けた市庁舎・議場棟等整備の再調整、これは今も質問が出たところなんですけれども、まだまだこの年度ではこの調査の段階であるということなんですけども。1つには、一旦立ち止まって考えた年であるということですね。これ、ハードの面です。それから、もう一つ、私が注目したいのは、アクションプランの32ページに書いてあります、市庁舎の機能の分散化・ネットワーク化に向けた検討、これは非常に新たな切り口だと思いますね。  市庁舎をネットワーク・分散化するということ、これはやはりIT時代にある意味では1つ、注目すべき発想だと思います。また、高齢化社会を迎えて。そういう意味で、ここで令和元年度は事業の在り方を研究すると書いてありますね。そういう意味で、やはり、どちらかというと、当然ハードも重要なんですけど。それと、もう一つ、ソフトの面、市役所機能の分散化・ネットワーク化、これを進めることによって、今後の庁舎の在り方をどうするかという、ある意味では1つの考え方の大きな参考になると思うんですよ。  ですから、そういう意味で、今年度、この市庁舎機能の分散化・ネットワーク化に向けた検討、事業の在り方研究、これをどのように行ってきたかということですね。それと、あとハードの面と、これ両方の面から、今後の市庁舎の在り方を考えていくべきだと思うんですが、その点についての基本的な考え方をお伺いいたしたいと思います。  それから、2点目は、決算概要の64ページ、三鷹ネットワーク大学での調査・研究の推進、これは今も研究員のところで質問が出て、一定の答弁はあったんですけども。このネットワーク大というのは、三鷹市の他市にはない、大きな財産だと思うんです。そういう意味で、このネットワーク大をどう生かしていくかが、これからの三鷹市の都市経営において大きな意味を持つというふうに思います。  それで、これ、先ほどのアクションプランの36ページのところ、三鷹ネットワーク大学推進機構と連携した新たな政策課題の研究ということで、このネットワーク大学が今後の三鷹市の方向性について、様々なシンクタンクとしてサジェスチョンを与えてくれる。そういう、非常に三鷹にとって大きなシンクタンクであると思います。  それで、今、研究員募集というお話が出ましたけども、この効果の中に、現状の課題が未来に向けた論点等を得ることができるほか、客観的なデータに基づく政策提言が期待できると。特にこの客観的なデータに基づく政策提言を期待できる、これは非常に大きなメリットだと思うんです。それからもう一つ、地域人材の育成、これも非常に大きなネット大の役割ではないかなというふうに思うわけでございます。  そんな観点から、この当該年度、ネット大との連携による成果、それからネット大とこの政策研究、これはどのような研究を行ってきたかということについて、お伺いいたしたいと思います。  また、先ほど言ったアクションプランの中に、データ収集手法の検討と書いてありますが、これはどのような検討を行ってきたかということをお伺いしたいと思います。  それから、実績報告書の100ページに、いわゆる情報通信に関する質問なんですけどね、やはりこれは、先ほど言ったようなこのアクションプランの中でモバイルワーク導入に向けた取組ということが書かれております。やはり今後、このモバイルワークというのは、市の方向性を目指して、非常に大きな1つの重要なポイントになると思うんですけど。特に国のレベルで、デジタル庁ができるのではないかなという、そんな新聞報道もあるわけで、そういう意味で、このモバイルワーク導入に向けた取組というのは、今後、非常に大きな意義を持ってくると思うんです。  そこで、先ほど取り上げたこちらのアクションプランの64ページにも、モバイルワーク導入に向けた取組というふうに書かれております。ここに概要、効果等いろいろ書いてあるんですけども、令和元年度はインフラ整備の検討ということ、どのような検討を行ったかということですね。その中で他の自治体のモバイルワーク導入事例や庁内職員の利用ニーズについての調査・情報収集を行うと書いてありますけれども、他の自治体がどんなふうに行っているかということ、それから、あとインフラ整備の検討を、当該年度どのように行ってきたか、この点についてお伺いをしたいと思います。  それから、次に、決算概要の67ページ、自治体クラウドの導入に向けた取組、これは代表質疑にも出ておりまして、この三鷹市が自治体クラウドでかなり大きなメリットがあるかということを、代表質疑でもお伺いをいたしました。当該年度は、このシステムの標準化・共同化の推進ということで、アクションプランの76ページにも書いてあるとおり、一定の進捗を見ているわけです。  令和3年度に導入を予定している立川市、日野市との3市自治体クラウドについて、今取り組んでいるところですね。そこで、令和元年度は仕様書作成、それからあと業務共通化及び標準化の検討ということで、若干、債務負担行為の内容ということで、こちらの決算概要のほうにも書いてあるんですけども、この進捗状況についてお伺いをいたしたいと思います。  それからもう一点、決算概要の66ページ、新たな技術を活用した市民サービス向上に向けた取組と、これも今質問が出たところなんですけども、情報系システム関係費、AIを活用した住民問合せ対応システムを導入したということなんですけども。もう一点、これは質問なんですけども、統計等データ分析ツールの活用ということで、統計等データ分析ツールの活用によりEBPMの推進を図りましたというふうに書かれております。これはどのように推進を図ったかということについて、お伺いをしたいと思います。  それから、これが質問の最後なんですけども、63ページ、国際交流についてお伺いします。三鷹国際交流協会設立30周年事業の実施ということで、30周年を迎えた三鷹国際交流協会、大きな実績を残したと思うんですけども、まず、このちょうど30年という1つの区切りですから、三鷹国際交流協会がどのような実績、どのような功績を果たしてきたかということ、総論的にお伺いするのと。  あと、もう一つ、各論的にいきますと、国際交流っていろいろな国があるわけですね。特に三鷹の場合は、アジア・アフリカ語学院とか、あるいは中近東文化センターという、やはり中東との関係もかなり大きなポイントになるかと思います。ということは、中東地域というのは、日本とは一番文化的に遠いところなんですね。ここら辺に対する文化理解というのはやはり必要かなと思います。  そういう意味で、多くの自治体はこの中東とのパイプは全く持っていないんですよ。そういう意味で、私はやはりこの三鷹のアジア・アフリカ語学院、それから中近東文化センターという、こういうほかにはない施設を有している三鷹市の特色を生かして、最も遠いと言われている中東の文化理解をやはり今後進めていくことも必要ではないかなと思うんですが、この三鷹国際交流協会、30年を迎え、30年の間に、そこら辺についてどのように取り組んできたか、お伺いをいたします。  以上です。 32 ◯市長(河村 孝君)  私から幾つか御答弁させていただきます。まず、1点目でございますが、分散ネットワーク型の自治体、これが今後の大きな課題になるのではないかというのは、私どももまさにそう思っているから書いてあるわけでございますが、御指摘のように、やはりソフトとハード両面から考えるべきことではないかというふうに思っています。今すぐどうだという話ではありませんけれども、将来的に、どう考えてみても、御指摘のように高齢化が進むと、やはり歩いて行ける近隣のところに高齢者関係の窓口が必要ではないかとか、あるいは子育て中の御家庭の場合、やっぱり乳母車でここまで来るのは大変なことでもありますから、そういう意味で、お子さん方、子どもたち、それから高齢者の方々等々を考えると、やはり以前から、まさにこれはコミュニティ・センターの原点でもあるんですけれども、近隣住区という考え方で、当初、構成を考えたほうがいいんではないかという一方の指摘があります。それはハード面のことです。  それが、ソフトのIT化の推進によって、非効率ではなくて、一定の集中したほうが効率がいいというのはある程度事実なんですけれども、分散することによって、作業効率ではなくて、市民目線で考えたときに、いいシステムといいますか、そういうのが可能であるということで、今すぐではありませんけれども、しっかりそういうことを射程に入れながら、この市役所の在り方自体も考えていくべきだという視点でございますので、そういうチャンスといいますかね。  三鷹市は、分散型というのは、例えば学校、あるいはコミュニティ・センター等々でそういうことがかなり今、ソフト面で進んでいますけども、さらにそこに施設的なハード面の要素が加わったときには、ちゅうちょなくそういう方向で議論を進めていきたいというふうに思っています。そういう意味で、時間がかかることではございますが、全部一遍にではなくて、モデル的に先行して頑張っていきたいというふうに思っている部分でございます。  それから、2点目に、ネットワーク大学をどういうふうに生かしていくのか、まちづくり研究員の今後の在り方も含めて、私も御指摘のようにシンクタンク的な要素は大きいというふうに思っていますが、学者の方に限らず、市民の人でも、自分の関心を持っていることから、分かりやすく言うと、1ミリでも専門が外れたり、関心が外れると、なかなか難しいことがあります。そういう意味で、やはり議論をする上で、共通の学者の先生方であれば、学問的に資料とか、データの取扱いというのは、非常に共通化しているわけでありますよね。  ですから、そういう方法論を市民の人に、関心のある方が一生懸命論文を書いたりするときに、思い込みだけで書くのではなくて、お互いが議論できるベースをしっかりとつくっていく、そういう作業も必要ではないかということで、専門の大学の先生にも協力していただいて、引用文献の取り方とか、データの評価の仕方とかいうことをお互い議論して、切磋琢磨してやっていくということでございます。私としても、一度、二度と、いろいろ何回か出たことがあるんですけども、非常に熱心で、行政的なところとはまた違うまちづくりへの情熱というのを感じて、これがうまく転がり出していくと、すごいことになるなと。それだけのものを、三鷹の市民の方、それから先生方も含めて持っているなというふうに思っていますので、御指摘のようにこの財産は大事にしていきたいなというふうに思っています。  最後に1つだけ、国際交流協会の関係でいいますと、確かに30年の実績がありまして、すばらしい市民力を見せているというふうに思っていますが、私が担当していた頃の一番の驚きでいうと、やはりアメリカとか、そういった文化を日本の社会の中で初めて定着させた1本にはなっているということは、驚きでありました。  そういう意味で、30年の実績の中でそれが浸透はしてきていますが、同時に、御指摘のようにアメリカだけではないんですよね。ヨーロッパがあるとかいう話じゃなくて、まさに御指摘のような、中近東があり、アフリカがあり、アジアもある。そういう中で、国際化というのは幅広く多様化として考えていくべきだというふうに思っています。  同時に、取り入れるのが非常に難しいのが、御指摘の中近東を含めまして、戦争している国とどういうふうに交流を広げていくかというのは大変難しい問題がございます。だからやらないということでありませんけれども、そういうことをお互いに理解しながら広げていく地盤がまさに三鷹にはあるんではないかと思っていますから、地味になるかもしれませんが、そういう戦争を現に行っている国々ともしっかりと交流を深めながら、少しずつ市民の人、日本の国民の人に理解してもらう基盤づくりをしていきたいなというふうに思っているところでございます。  そういう意味で、MISHOPと三鷹市はそういう国際化、多様化の面で連携しながら、さらに30年が50年、100年という形で、長期のスパンで発展させていくものだというふうに思っているところでございます。 33 ◯三鷹ネットワーク大学担当課長(丸山真明君)  私からは、三鷹ネットワーク大学に関するソーシャルメディアを活用した市民意見の収集、具体的にどのようにするのかといった御質問にお答えしたいと思います。  市民意見につきましては、ツイッターやフェイスブックなど、ソーシャルメディアを活用いたしまして収集したいと考えているところでございます。SNSを活用した新しい参加と協働の研究に取り組むといったところで、令和元年度、決算年度につきましては、実際にSNSデータを収集しまして、簡易的な分析を行い、市に関する投稿や近隣市の動向など、現状を調査して報告書としてまとめたところでございます。  私からは以上です。 34 ◯情報推進課長(白戸謙一君)  私からは、2点、御回答いたします。1点目につきましては、モバイルワークの関係でございます。当該年度はどのような検討を行ったかということでございます。まず、1つ目につきまして、セキュリティーの観点がやはりございますので、技術的な観点から検討を進めたということでございます。自治体のネットワークにつきましては、かなり厳格な形で運用されていますので、どうしたネットワークを構成にするのか、そういったところを検討するとともに、その効果について検討を行ったところでございます。モバイルワーク、外出時、出張時等に利用することで、柔軟な働き方をすることで、効率性の向上から、職員の生産性向上が図れるのではないかというような検討を行ったところでございます。  また、他自治体、先進事例についても、情報収集をするとともに、視察を行ったりということをしまして、実際の効果等を確認を行ったところでございます。  それから、自治体クラウドの関係でございますけれども、当該年度の進捗ということでございます。3市の協議会におきまして、非常勤の会議であります役員会を3回、幹事会を4回行いまして、大きな方向性の確認、課題の解決を図ったところでございます。  それから、RFIと呼ばれるような市場調査を行いながら、その後に公募型プロポーザル形式で事業者の選定を行ったところでございます。令和元年11月から2月にかけまして、書類審査等からデモンストレーション、プレゼンテーション審査を経まして事業者の決定をしております。最終的には、3月の末に契約締結をして、大きな費用効果の削減等も図られたというところでございます。  私からは以上です。 35 ◯企画部調整担当部長行財政改革担当部長(石坂和也君)  私から、統計等のデータ分析ツールを使ったことについて答弁させていただきます。まず、こちら、決算概要にも書いてございますが、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)の財政フレームにおいて、こういったツールを活用したところでございます。具体的に申し上げますと、個人市民税について、過去の動向を見ますと、高齢者を含めた15歳以上の人口と非常に相関関係があるといったところが分かりました。その一方で、人口推計をやったデータもございましたので、それをぶつけることによって個人市民税の伸びを見込んだといったところが、まず1つございます。  さらには、障がいの自立支援につきましても、認定者数、過去の動向から今後の伸びを推計いたしまして、今までもより緻密な分析ができたのかなというふうに捉えているところでございます。  私からは以上です。 36 ◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。まず1点目の、この防災都市づくりを巡った市庁舎・議場棟等整備の再調整と、それから分散化・ネットワーク化、これ、先ほど市長も、このネットワーク化に向けて議論を進めていくことが必要であると、私もそう思うんですよ。確かにハード面での検討、これは今、調査検討ですから、これと同時に、やはりこのIT社会と高齢化、この2つを、やはり私は視野に入れて今後の庁舎の問題も考えていくべきではないかというふうに思いますね。  例えば、1か所に全部集中するのがいいのか、あるいは、駅前とこちらに分散するのがいいのか、あるいはコミュニティ・センター等を利用したほうがいいのかと、いろいろなことを含めて総合的に検討をしていくべきだと思います。当然、ハードの面の検討も、これ中心になると思いますが、やはりソフトの面での検討を常に視野に入れながら検討をしていくべきだと思います。  これはちょっと元年度だけじゃないと思うんですけども、ただ、元年度にネットワークに向けた検討を行うということですから、今後やはりこういう方面での検討を行っていくべきではないか。より総合的に庁舎の問題というのを、今後検討していくべきではないかと思いますが、これについて再度お伺いいたします。  それと、ネット大について一定の御答弁をいただきました。ありがとうございました。このネット大の役割は、1つには、研究政策提言と、もう一つは、市民の方々に参加していただいて、学習していただくということも1つの大きなテーマだと思うんです。特に人生100年時代ということで、定年後の生きがいというか、自分の研究をしたいという方もいっぱいいらっしゃると思うんですよ。ですから、そういう方々にも、ぜひとも生きがいとしてこのネットワーク大学の中に積極的に加わっていただくということも、1つ、考えていくべきではないかなと思います。  つまり、このネットワーク大学の1つの方向性として──2つの方向性を今言ったんですけれども、やはり地域の大学、研究機関との連携によるまちづくりの推進ということで、地域の活力、やはり地域の方々に利用していただくような、こういうネット大、こういう方向を目指すと思います。  ただ、現状では、必ずしも三鷹だけじゃなくて、ほかの方のほうも結構多いんじゃないかという声も聞くんですよね。ただ、私も、必ずしも三鷹だけに限るのがいいとは思いません。逆に、ネット大を通じて三鷹の方と他地域の方が交流していただくというのも、1つの考え方とは思うんですが、やはり、ただ、1つには、三鷹がそれなりの支援をしてやっているものですので、そういう意味で常に三鷹市民を中心に考えていただきたい。  ですから、2つ目の質問は、人生100年時代を迎えたこのネット大の在り方について。  以上です。 37 ◯市長(河村 孝君)  私から、まず答弁させていただきますが、防災都市づくりで、分散ネットワーク化、ソフトとハード、総合的に考えていくべきだと。私も同感でありまして、そのことにつきましては同じ考えであります。やはりこの庁舎の建て替えも大きな問題でありますが、そのときにどんな自治体像になるのかということは非常に密接に関わっていることでございます。まさに災害が多い、まさに大きな災害が毎年来ている事態、そしてまた高齢化が進んでいる事態、そういう中でITを活用してどういうふうにできるかということを、今後も考えていきたいというふうに思っております。 38 ◯三鷹ネットワーク大学担当課長(丸山真明君)  定年後の活躍の場をといったところで、三鷹ネットワーク大学なんですが、講座の受講者を見ても、割かし60代、70代と、高年齢の方が定年後にまた学びをしたいといった方が参加しておりますので、今後も引き続きそういった方に周知しながら、活躍の場を提供していきたいなというふうに思っているところでございます。  以上です。 39 ◯委員(吉野和之君)  どうもありがとうございました。終わります。 40 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で自由民主クラブの質疑を一旦終了いたします。  次に、公明党。 41 ◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず、93ページ、事項2の職員人事管理費についてお聞きいたします。三鷹市職員の障がい者雇用の取組について、これまではともすると身体障がいの方の中でも、肢体不自由というか、車椅子利用者という、そういう障がいのある方が中心であったかということでございましたが、職員課で調査研究をし、障害者差別解消法に基づく合理的配慮の点などをしっかりと条件整備しつつ、市政嘱託の職員としての他の障がい種別の障がい者採用を予定し、三鷹市の職員にも障がいある方も順次多様性を増やしていくということでございましたが、取組状況と市民の皆様への個性に応じた対応、理解の周知はどのように進められたのか、お聞きいたします。  続きまして、障がい者の方が職場で働くことによって、障がいのあるなしにもかかわらず、本来は期待されている職場の条件整備や環境を改めて再確認することになり、市民の障がいのある方への接し方に対しても、職員が職場で合理的配慮をすることを通じて、市民の皆様の理解を求めている合理的配慮についての考察力、実践力というのは高まるのではないかということでしたが、どうだったのでしょうか、お聞かせください。  また、三鷹市役所の職場においても、全ての障がい種別の方が働きやすいようになっていない職場環境などについて、新たに新年度採用される職員が同僚になることから気づいた環境改善の取組などがあったのか、お聞かせください。  続きまして、93ページ、事項3.職員研修費についてお聞きいたします。各職場の代表者から構成する職員の研修委員会を通じて、各職場からの研修のニーズ等を把握し、より有効な内容となるよう検討されているということでしたが、当該年度は政策課題研修の実施時期を早めたり、昇任時の研修の実施、AI研修等、時期時期で必要なスポット的な研修も実践するということでございました。当該年度の実施状況、課題や成果についてお伺いいたします。  また、LGBTに関する職員の研修については、人権啓発研修の中でも取り扱い、今後のハラスメントの研修の中でもLGBTに触れながらも啓発を進めるということでございましたが、当該年度、どのように取り組まれたのか、お聞かせください。
     続きまして、93ページ、事項5.労働安全衛生管理関係費についてお聞きいたします。職員のライフ・ワーク・バランスの推進についてお聞きいたします。働き方改革関連法が平成31年4月に施行され、時間外勤務の上限規制や年5日以上の有給休暇の取得、また医師による面談指導の対象要件の強化などがありましたけれども、直接法の適用にかけるのは地方公務員では一部の職場や職員のみでありましたが、三鷹市では全職員を対象にしていくということでございました。成果はどのように捉えられておりますでしょうか、お聞かせください。  また、働き方改革の推進基本方針の中で業務の改善や組織的な運営体制の構築、あるいは職員の意識改革と管理職、係長職のマネジメントの徹底など、全庁的な取組を進めていくということでしたが、法の施行も踏まえて、三鷹市としてしっかり取り組めるよう全庁的な対応を進めるということで、どのような総括をされていらっしゃいますでしょうか、お聞かせください。  また、ストレスチェックは労働安全衛生法の改正から実施して3年経過し、職員自身がストレスの状況を把握できたこと、あるいは高ストレス者には産業医の面接により適切なアドバイスを実施したことなどで、職員のメンタルヘルス不調の未然防止に一定の効果があったということでしたが、集団分析については、少人数の職場では個人が特定されるおそれがあり、慎重な検討が必要であることから、集団分析を検討していくということでありましたが、このことについてどのような協議をなされたのか、お伺いいたします。  続きまして、労働安全衛生委員会の安全衛生事業計画基本方針でも、総合的なメンタルヘルス施策の推進を重点課題に挙げ、研修や精神科の産業医の面接や、不調が発生した場合の本人の同意を得た上での職場での適切な対応方法を検討など、様々な対策を進めているということでしたが、当該年度のメンタル不調の防止のために、総合的な取組の深化はどのようなものがあったのか、お聞かせください。  続きまして、96ページ、事項26.子どものための人権啓発事業費についてお聞きいたします。CAPについては、評価満足度が高いワークショップ形式で、NPO法人青い空とCAPユニットの2か所にお願いしているということでしたが、同じような内容かと思いますけれども、何かそれぞれの特徴がありましたらお聞かせください。  続きまして、98ページ、事項5.男女平等参画審議会関係費と事項7.女性交流室関係費についてお聞きいたします。女性交流室に、LGBTの視点を持った相談の拡充の必要性については、これまで男女平等参画の視点が先行して、最近、大変重要な課題となっているLGBTについては不十分であったということでございました。当該年度は、男女平等参画に関する計画の改定の時期ということで、男女平等参画審議会でも議論し、現場の職員の声を聞きながら、こころの相談等についても全ての皆様が相談に乗りやすいようにしていくということでしたが、当該年度の取組の状況をお聞かせください。  続きまして、99ページ、事項8.働き方改革応援事業費についてお聞きいたします。今まで市が直営でやっていた事業が、国の交付金がなくなり、より自発的、自走性の仕組みとなるように、補助制度に切り替えて取り組まれた年度となりました。啓発セミナーは中止となりましたが、支援者養成講座が開催され、事業全体説明会が行われました。市として引き続きバックアップ体制を取っていくような方向性で取り組むということでしたが、切替え1年目の取組はどのように総括をされているのかお聞かせください。また、市内の中小企業の皆さんの働き方改革が進んだと感じる事例等がありましたら、御教示ください。  続きまして、101ページ、事項3.地域情報化推進関係費について、お聞きいたします。オープンデータの積極的な提供とビックデータの効果的な活用についてお聞きいたします。政府統計の地図で見る統計jSTAT MAPの使い方に関しましては、当該年度、職員の使い方の研修を行って、せっかくある統計を効果的に使えるような仕組みを考えるということでしたが、どのような検討があったのか、お伺いいたします。  また、市民、事業者等が利活用しやすい形式の取りまとめやオープンデータ、カタログページ拡充はどのように進められたのか、お伺いいたします。  また、利活用における技術動向や先進事例はどのように把握されていますでしょうか、お聞かせください。  続きまして、102ページ、事項6.住民情報システムの共同利用推進事業費について、お聞きいたします。自治体クラウドの導入に向けた取組についてお聞きいたします。当初、43の検討グループをつくって、延べ172回の打合せで、業務としては65業務程度を想定しているということでしたが、当該年度、どういう基準で、どのような業務について自治体クラウドを導入していくように決められたのか、お伺いいたします。  113ページ、事項9.滞納整理関係費についてお聞きいたします。税金を滞納された方々への相談などで、滞納の整理に取り組んでいただいております。滞納されている方で、市内から転居などされた方へは、遠隔地滞納者現地訪問調査をされて滞納整理につなげられております。遠隔地滞納者現地調査では、写真撮影や差し置きなどをされておりますけれども、遠隔地滞納者現地調査を実施して、滞納整理への影響や効果についてお聞きいたします。また、決算年度の調査対象者の人数と、当該年度の対象遠隔地域についてはどこだったのか、併せてお聞きいたします。  続きまして、115ページ、選挙啓発費についてお聞きいたします。18歳選挙権になり、若者向けの選挙啓発が重要になってきております。成人式では、新成人への選挙への啓発、広報を行っておりますが、20歳の方々への成人式での啓発の機会はありますけれども、初めて投票する18歳への啓発をする機会が難しいと思います。  新有権者に対する啓発用のはがきにつきましては、4月に入って、市議・市長選挙の選挙登録時に対象者の方にはがきを郵送や「広報みたか」においても投票方法を御案内する中で、改めて今回の選挙が18歳選挙権引下げも併せて周知されたと思います。当該年度、18歳の投票行動への効果について、どのような効果があったのか、お聞かせください。  また、当該年度は、日頃の啓発で出前授業や模擬投票、小・中学校や高校等への実施を引き続き行っていかれるとのことでしたが、児童・生徒たちの感想などはどのようなものがあったのか、併せてお聞きいたします。  以上です。 42 ◯総務部調整担当部長(近藤さやかさん)  私からは、障がい者雇用について、職員研修について、それから職員のライフ・ワーク・バランスについて、お答えいたします。  まず、障がい者雇用等でございますが、障害者差別解消法に基づく合理的配慮等について、新任職員と未受講者を対象にしまして、障がいを理由とする差別的な取扱い、合理的配慮の具体例について、日本福祉大学の教授に御講義をいただきました。また、聴覚障がいの協会の方や視覚障がいのある方からも、障がいについてお話をいただきまして、市民の方の対応、配慮すべきことについて職員の理解を深めました。  それから、令和2年度の採用に向けまして、当該決算年度は会計年度任用職員について、障がい者を対象としまして、障がいの種別の区別のない採用試験を実施いたしました。  障がいのある職員の働きやすい職場環境の改善についてでございますが、車椅子を利用する場合には動線の確保、それからキャビネットなどの収納場所の工夫を行いました。これは、障がいがある職員だけではなく、他の職員も含めて職場環境の改善につながるものでございます。  また、聴覚障がいのある職員について、筆談のほかにタブレットを用いたチャットによるコミュニケーションなど、新たな取組も行ったところでございます。  同じ職場で職員が働くことによりまして、障がいに対する理解や配慮の程度なども実態として経験することができまして、これは障がいのある市民の方への対応にも十分生かされるものとなるものです。  職員研修についてお答えいたします。決算年度の職員研修の見直し課題、成果についてですが、具体的に申しますと、これまで入庁7年目を対象といたしておりました政策課題研修を、職員それぞれの担当業務の状況、あとは家庭の状況などを踏まえまして、6年目から7年目で職員が選べることといたしました。これにより、負担感や業務への影響を減らしまして、より研修に注力して取り組むことができたと考えております。  また、係長昇任時研修といたしまして、新たに議会対応や人事制度についての内容を加えました。職員からは、知りたかったこと、知っているようで知らなかったことについても学べ、大変参考になったというような意見が寄せられております。  スポット研修としまして、当該決算年度につきましては、不当要求、ハードクレーム対応研修を弁護士の方をお招きしまして、管理監督者を対象に実施をいたしました。対応手順など、体系的に整理し、職員からぜひ職場でも共有したいという意見も寄せられております。  LGBTに関する職員研修ですが、決算年度、市町村職員研修所で実施いたしました人権啓発研修の中で、LGBTをテーマとしまして、LGBTの方から相談を受けた際の具体的な対応の仕方、配慮すべき点などについての研修を職員が受講いたしました。また、セクハラ、パワハラ研修においてハラスメントの予防、対処方針、職場環境についてが主となりますけれども、LGBTの基礎的な知識についても研修の内容に含めて実施いたしました。  LGBTにつきましては、今後、市でも当事者からお話を聞く研修も予定しているところです。研修全体の課題といたしまして、多様化する行政ニーズへの対応、また、新たな制度導入への職員力を向上するために必要な研修、これは状況によって随時変化していきますので、適時、時期を失することなく研修を見直すことは大変必要だと考えております。研修実施後のアンケートや研修委員会を通じた職員の研修に対する意見を参考にしながら、効果的な研修の実施を行っていきたいと考えております。  続いて、働き方改革、ライフ・ワーク・バランスについてお答えをいたします。まず、働き方改革関連法案に関しまして、三鷹市では勤務時間の条例施行規則の改正、それから要領の改正をいたしまして、全職員を対象に時間外勤務についての上限規制、年次有給休暇の取得を定めたところでございます。令和元年度の状況といたしましては、時間外勤務では720時間を超える時間外勤務を行った職員は1人でございましたが、職員の平均の時間外勤務時間数で申し上げますと、平成30年度に比べて、年間6.3時間の増となりました。  これは、基本計画、個別計画の改定、オリンピック・パラリンピックの開催による業務増などが主な要因となっております。また、年次有給休暇についてですが、年5日未満の取得であった職員については、平成30年は100人を超えておりましたが、令和元年は48人で、5日未満の取得の市職員が大幅に減となったものでございます。  それから、部長、局長で構成します働き方改革推進チームにつきまして、決算年度は2回開催をいたしました。時間外勤務、休暇の各部の状況を報告するとともに、各部の取組の事例などの情報共有も行いまして、各課長、係長が部内で周知するようにお願いをいたしました。  業務改善として、庁内会議の効率的な運営や特定事業主行動計画案に対する議論をし、施策提案もしたところでございます。  職員の働き方改革についてでございますが、業務の改善、時間外勤務の縮減やハラスメントのない、働きやすい職場環境づくりに全庁的に取り組んでいき、職員一人一人が能力を十分に発揮することで、市民サービスの向上を図っていきたいと考えております。  私からは以上です。 43 ◯労働安全衛生課長(粟田正道君)  ストレスチェックの集団分析とメンタルヘルスの統合的な取組について御質問をいただきました。お答えさせていただきます。ストレスチェックの集団分析につきましては、少人数の職場であると個人の特定のおそれがあるということもあるので、職員団体からも慎重な検討が必要であるという意見をいただいているところでございます。  また、ストレスチェック制度の導入ガイド、マニュアルにおきましては、集団分析の対象となった集団の、上司の評価につながりかねない情報なので、制限なく共有することは不適当であるとされていますので、引き続きストレスチェックの集団分析の活用に関しまして、手法の検討を行いたいと思っております。  次に、メンタルヘルス対策になります。三鷹市では、安全衛生事業計画基本方針におきまして、総合的なメンタルヘルス施策の推進を重点課題に挙げています。メンタルヘルスの推進は、各事業場の安全性計画においても重点課題とされておりまして、各事業場での取組を推進をしているところでございます。こうした観点から、メンタルヘルス対策としては、メンタルヘルス研修、精神科産業医、カウンセラー、保健師による精神衛生相談、職場復帰支援等を行っております。  取り分けて精神衛生相談のことを説明させていただきますが、元年度につきましては保健師の相談が450件余ございました。これはメンタル不調が起きないように、保健師が事前に相談に乗っておりまして、例えば各御家庭の家族の介護のことであるとかも含め、職場以外のことも含めて相談をやっております。それで、カウンセリングや産業医につなげたりとかをしておりまして、予防的な観点でメンタルヘルスに重点を置いております。先ほど申し上げましたストレスチェックの集団分析とともに、この保険室の相談を行いまして、相談者への対応に努めております。  以上でございます。 44 ◯企画経営課長(齊藤大輔君)  私からは、大きく4点について御説明いたします。まず初めに、CAPワークショップについてでございます。2つの団体のそれぞれの特徴ということですけれども、こちら2つの団体で特に大きな内容の差はございません。基本的にCAPプログラムというものが組まれておりますので、例えば子ども向けでは参加型の体験、大人向けでは、いわゆる役割劇などで体験しながら、実践的に学んでいくものでございます。  続きまして、男女平等参画についてでございます。LGBTの視点についての当該年度の取組状況ということですけれども、こちら個別計画の改定に当たりまして、計画内にLGBTをはじめとする多様な性に関する項目を追加いたしました。こちらの検討に当たりましては、例えば当事者の方に直接ヒアリングの機会を設けて、その御意見を伺うといったことは、今回の改定において大きな成果であったのではないかなというふうに考えているところです。  相談につきましても、対面相談のこころの相談がございますし、また、電話でのこころの相談ダイヤル、こちらは性自認ですとか、性の指向に関する相談も含めて、全ての皆様からの相談を受け付けているところでございますので、引き続き取り組んでいきたいなというふうに考えております。  また、続きまして、働き方改革につきまして、切替えの1年目の総括というような御質問です。当該年度、いわゆるその前の年までのモデル事業から、企業がより自発的、自律的に働き方改革に取り組めるような、いわゆる自走の段階を今回取り組んでおります。取組に当たりましては、社労士会の皆様と連携を取りながら、いわゆる支援者の認定を行いまして、皆さん、熱意のある方たちでしたので、当該年度、申請のあった1社についても、支援者である社労士さんが丁寧に御対応していただいているところでございます。そういった意味でも、モデル事業から、いわゆる自走のスタートを切ったわけですから、継続の効果があったものというふうに考えております。  また、その進んだと感じる事例でございますけれども、当該年度、現在まだ進めているところでございますので、効果が出るのはこれからかなというふうに考えております。  また、続きまして、私からの最後で、オープンデータに関する御質問です。職員の研修に当たっての統計データの効率的な活用というような御質問ですけれども、当該年度、2回に分けて若手職員向けの研修を行いまして、先生には産業技術大学の輿水先生をお招きして、データ分析の意義ですとか、手法など、講義で学ぶというようなことを通しまして、こういった経験を生かしまして、いわゆる国が公開するデータなどの利活用も含め、今後の政策形成に反映できるというふうに努めていきたいというふうに考えております。  また、オープンデータのカタログの拡充につきましては、こちら、取組方針を策定しておりますので、これに基づきまして、データ形式、例えばCSVやエクセルのファイル、こういった形でホームページ上で公開しております。当該年度ですと、将来人口推計ですとか、アクセスポイントの一覧など、4件追加しまして、合計21件のデータを公開しております。 45 ◯情報推進課長(白戸謙一君)  自治体クラウドの対象業務の選定について、答弁させていただきます。3市のシステム更改時期が同時期であることなどから、窓口の業務で利用する住民情報システムを対象にしている、これがまず1点でございます。これらの業務につきましては、3市で設立しました協議会で検討してきたところでございますが、市長を構成員とする役員会におきましても、事務の効率化や費用の節減を最大化するような、例外なく共通化を進めるべきとの御指示をいただきまして、できる限りのシステムを共同利用しようという考えの下、選定を行ったところでございます。  その結果、住民基本台帳、各税、保健福祉等の分野の60業務について選定を行ったところでございます。  以上です。 46 ◯市民部調整担当部長(室谷浩一君)  市外に転出された滞納者の現地訪問調査についての御質問です。影響と効果につきましては、やはり市外、特に遠方に行かれるほど、財産調査ですとか、本人との接触は困難になるわけなんですけれども、こちらを対象者100件に絞って、専門業者に現地訪問をしてもらい、直接呼出し状を送達する、または写真などを撮っていただくということ、非常に効率的に、また反応率も50%を超えておりまして、非常に効果があるものだと考えております。  決算額50万6,000円に対しまして、収納額が500万円を超えておりますので、10倍以上の効果があるものと考えております。  また、今回の対象世帯の内容なんですけども、やはり基本的には高額順の転出者を対象に、決算年度につきましては、早期着手というところに重点を置きまして、1年以内に転出された方、そして高額順ということで対象にして行っておりました。  以上です。 47 ◯選挙管理委員会事務局長(野口 理君)  18歳を含む若年層の啓発の取組について、御質問いただきました。2点ほどお答えいたします。  決算年度は、18歳が投票ができるようになってから、初めて市議会議員及び市長選挙を執行いたしました。選挙管理委員会では、18歳を迎えた新有権者に対して新有権者のはがきを送付し、投票意識を持ってもらうよう努めております。  その効果についてでございますが、市議・市長選挙の18歳の投票率は52.12%と、全体投票率の48.6%を上回る結果でございましたので、一定の効果があったではないかと考えておるところでございます。  続きまして、小・中・高等学校の出前講座の実施状況でございますが、令和元年度は2回、中学校で実施しております。その中で、令和2年1月に実施いたしました都立三鷹中等、3年生の感想を御紹介させていただきます。選挙は、自分たちの生活に深く関わっていることを自覚し、考えていくことが大切だと思った。あるいは、今回の経験を生かし、ぜひ投票に行きたいなどの感想をいただきました。引き続き、各年代に興味を持って取り組んでいただくよう検討してまいります。  以上でございます。 48 ◯委員(赤松大一君)  御丁寧な答弁、ありがとうございました。しっかりと取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 49 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で公明党の質疑を一旦終了いたします。  次に、民主緑風会。 50 ◯委員(谷口敏也君)  それでは、実績報告書のページを読み上げながら質問させていただいて、なるべく──最初に12時まで終われということですね、委員長。できるかどうか分からないですけど。  まず、本来であれば、96ページの広報広聴費のところに、予算では入っていました。市長と語り合う会、補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方の中で、市長は、主に建て替えについての予算について減額補正を出されましたよね。そこで、いろいろな減額をされた中で、これ一般質問か、代表質疑か何かで質問したと思うんですけど、減額補正をしなくても、そのまま未執行というやり方もあるんじゃないかって主張したんです。  何でかというと、河村市長は清原市政の時代に副市長をやっていて、一緒にやっていたわけじゃないですか。選挙で対抗、戦って、勝って市長になったと。だから、考え方が違ってという言い方はおかしいんですけど、通常の対抗馬として出てきたというのとは違うと思うんですよね。だから、市長に当選した後も、ある程度仲よくやってほしいなという思いもあったんです。ある程度ね。いろいろなアドバイスを得ながらとか、引継ぎをしながらとか。  そういった中で、あえて減額補正というのをかけて、市庁舎の建て替えについてストップしたわけなんですけど。そういったことを考えると、例えばこの市長と語り合う会というのは、減額かけなかったですよね。それは、市長と語り合う会をしようと思っていたのか、あるいは、する気がなかったけど、未執行でこのまま来たのか。幾つかの事業で、決算で載っていないのをいろいろ調べたんですけど、そんなにはないんですよね。  市長の考え方として、清原市長から引き続く部分、あと自分なりに政策を持っていく部分というのはあるんですけど、そういった引継ぎの考え方といいますか、この市長と語り合う会を例に出しましたけど、この1年間の決算年度の市長の取組方の中で前提となる清原市政を継承する部分とかの考え方、その辺をちょっと1回聞きたいなと思いまして、例に出させていただきました。  ちょっと時間、やっぱり食っちゃいましたね。  続いて、2つ目に、98ページのまち・ひと・しごと創生総合戦略推進の中で、今回、基本計画の改定に併せて、前倒しで総合戦略を改定されました。この件について、どのようなことに配慮をして、この計画、三鷹市まち・ひと・しごと創生総合戦略のほうを改定していったのかということを、お伺いしたいと思います。  続けて、同じページの事項7の女性交流室の関係費で、我が会派は前々から女性センター的なものの設置というのを訴え続けています。現状の女性交流室だけですと、なかなか女性のための総合施設にしっかりとなり得ていないんじゃないか、ちょっと相談の場所とか、いろいろな面で、少し、いわゆる女性センターとはちょっと違うんじゃないかということで、訴えていたところなんですけど。  今回、施設改修工事ということで380万円、計上されております。予算のほうでは660万円だったんですけど、どういった内容を改修していたのか。そして、女性会館的な、相談の規模の大きさですとか、そういったことにつながっていったのかどうかということを、お伺いしたいと思います。  続きまして、100ページですけど、決算概要の65ページです。100ページには載っていないので、先ほどほかの委員からもありましたカーディーラー、これも最初は市長があえてやらなかったのかなと思ったんです。ただ、吉沼委員の質問の中で一定の答弁がありましたので、やろうとしていたのかな。ただ、決算ではゼロということで、4社のディーラー、直接回ってというお話でした。これ説明、当初の予算のときには、東八道路沿いにいっぱいあるから、そこを連携しながらということだったんですけど、東八道路沿いにも4社以上ありますし、例えば三鷹通り、あるいは吉祥寺通りにも、ほかの日本の企業のディーラーがある。  そういうところは、当初の最初の連絡会に参加をしなかったのか。そして、12月に個別ヒアリングを行ったときには、すぐには難しいというような話があったというようなことなんですが、これについての今後の方向性について、改めてお伺いしたいと思います。  あと3つなので、ちょっと言わせてください。続きまして、102ページの下の事項の3の市有物件災害共済会等保険料の件です。これは、うちの小幡議員が専門でいろいろとこの間も質問させていただきました。特に川上郷自然の村のときについては、50%の保険金ではおかしいんじゃないかということで主張させていただいたところです。  これを調べたところ、かなり保険の件数が多くて、毎年更新するにはなかなか手間になってしまうんじゃないかなと思うんですけど、その辺の現状をまずお伺いしたいのと、できればこういうのは、まとめて市の財産として一括で保険を掛けるということも可能ではないかと思うんですが、そういった議論等があったのか、なかったのか、その件についてお伺いします。  続いて、隣の103ページの事項7.防災上重要な公共建築物基礎調査関係費なんですが、これは補正の第3号で出てきたものです。市長の防災都市づくりということで出てきたと思うんですけど、この調査対象とその調査結果について御所見をお伺いしたいと思います。  最後に、104ページの市庁舎建て替えの件です。これは、先日の代表質疑でも質問させていただきました。市長としては、やはりその優先順位が駅前だというような主張で、主張は分かるわけなんですが、我々としては、やはり問題となっている上下水道、電気、ガス、そういったところの改修というのがなかなか見えてこない。計画も見えてこないんですが、この計画については、新都市再生ビジョンとまた併せて行っていくのか、今回の劣化診断に基づいた今後の予定、判断についてお伺いしたいと思います。  取りあえず、以上です。 51 ◯委員長(後藤貴光君)  ただいま、谷口委員の質疑の途中ですが、この際、しばらく休憩します。                   午後0時01分 休憩 52                   午後0時57分 再開 ◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。  休憩前の谷口委員に対する市側の答弁を求めます。 53 ◯市長(河村 孝君)  それでは、私のほうから幾つか御答弁させていただきます。基本的に実務の面はなるべく担当者から、私のほうからは政治に近いというか、政策的なことでも主要なことを中心に答弁させていただきますので、谷口委員さんには比較的答弁が多くなるかもしれませんが、御容赦ください。  仲よくやってもらえばいいねというのは、私もそんなふうに思っていますが、選挙で戦った仲なので、なかなか政治の部分ではそういうふうにいかないところもございます。そして、全体として、この間の御質問もそうですが、私、当時のことを思い出してほしいんですが、4月30日に当選して、すぐ連休に入っちゃいました。もちろん、連休中もいろいろ打合せはしていましたけれども、一生懸命4年間の空白をなるべくないように理解しようと思ってやっていましたが、補正予算に関しては、実質的に2週間ぐらい、私の考えをまとめるのに精いっぱいでございましたので、大きく政治路線が違うところについては明確に補正を出していって、その余のものについては、未執行という形で、そこでまとまらなければ、対応してしようがないんではないかというふうに思っていましたので、そういうことで、補正予算で出したものと、そのまま3月に出来上がったばかりの予算でもありますから、経常的なものであるのがほとんどでありますから、あまりそこを詳細に、これはやる、やらないという形で、細かく一つ一つやっていったわけではないので、谷口委員さんが言うように、いろいろ、ここ、未執行だよねというのがあるかもしれません。  ただ、そういう意味で未執行にした理由というのは、残されてしまったという意味では、そういう意味なんですけれども、私の中で、市長を囲む会というのは、私も恐らく100%、副市長の頃は陪席していたので、状況は、その前後、全部分かっているつもりですが、実績な意味で市民参加だったのかどうかというところで、細かく言えば、いろいろ議論があるところ。かなり苦労して囲む会を実施してきた経過もありますから、とても1年目の新米の市長としては、そこまで対応ができなかったということで、現実的には、そういった形では行わなかったというのが正直なところです。  一回一回やるのは、スタッフも含めて前後、結構大変な作業がありまして、そういう中での、テーマ別で市民の方に集まっていただいての議論でありますから、私の場合はそういう形では結局しなかったというふうな、そういう御理解をいただきたいというふうに思います。時間的に余裕があって、しっかりできれば、もちろんそういう選択肢はないこともなかったかもしれない。そして、また、これから絶対ないとも言えない。今後の課題として、しっかり胸に刻んでおきたいなというふうに思います。  あと1点、カーディーラーの関係でありますけれども、これは知ってはいました。ただ、結論が出ていない状況でありましたから、私の中では結論は出ていたんですが、これは一生懸命やろうと思っているわけだから、そんなに急いで私の結論を、そこまで行っていないのに言う必要もないというふうに思っていました。私が思っていたのは、カーディーラーという意味では全部共通しているんですけど、背負っている会社が全部違いますから。ライバル会社同士ですから、そう簡単に一緒になるとか、そういう話ではないなというふうに思っていました。  ですから、その成果については、私の中では見えていたような気もするんですけれども、しっかりと実務の中でそういった方たちと議論することは、プラスもあるだろうというふうな認識でした。結論は、先ほどの質疑の中でもありましたけれども、なかなか難しいという結論でありましたけれども、私はこの成果は、東八道路沿いにどういうふうに地区計画をかけていくのかという、まちづくりの中で今引き継がれているというふうに思っています。  ですから、実質的に東八道路には、一度全部地区計画をかけたらというのは大昔あったんですけども、やっぱりそれも難しかったんですが、それぞれのゾーンによって求められるものが違うということでありましたけれども、それを現代的に、今の中でディーラーも含めて検討しようという、その意欲はいいんだと思いますので、これは次のステップで必ずや成果が出るものというふうに思っているところでございます。  私からの答弁、これで最後ですが、庁舎・議場棟の改修の中で、上下水道を含めてそういう改修事業はどういうふうに、いつやるのかという話で、新都市再生ビジョンの中でやるのか、劣化診断でやるのかという話で。質問した委員さんの中で、まさに答弁が出ているような感じがしますが。つまり、建て替えではないけれども、大きな改修をやるんだったら、それは新都市再生ビジョン等の中で一定の方向性が明らかになったときに組み立てられる予算ではないかというふうに思っています。  そうは言っても、校舎の長寿命化とか、老朽化の問題と同じように、やっぱりそこで雨漏りがするとか、管が破れたとか、そういうふうになれば、やっぱりそれは緊急に、ある予算で補修していく、改修していくというのは、その2つは相反する問題ではなくて、両立する問題であるというふうに思っていますから、そういう場合には適宜改修していくというふうに思っているところでございます。 54 ◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  総合戦略について、まずお答えさせていただきます。このまち・ひと・しごと創生総合戦略、こちら、法定の計画ではありますが、基本計画を持っている三鷹市としては、この総合戦略というのは基本計画と各個別計画の中間に位置する計画であるというような認識でおります。したがいまして、やはり基本計画が一番の根本であるということです。  今回、改定に当たりまして基本計画が4年、総合戦略が5年ということになっておりましたけれども、我々としては、やはり基本計画をベースに、基本計画の計画期間に合わせて、しっかりまち・ひと・しごと創生総合戦略を進めていこうということで、この計画期間に関して国に問合せを行いました。そうしたところ、国のほうからは、地方の実情に応じて、必ずしも5年間ということを必要とするものではないという回答を得ましたので、これは市の基本計画と合わせた形で4年間の計画ということで、これ、計画期間を1年前倒ししていますし、新たに策定した計画は4年間の計画という形にさせていただいているところです。  それから、続きまして、女性交流室についてです。今回の女性交流室の工事なんですけれども、これはタウンプラザ全体のエアコンの改修工事ということになります。ただ、その一方で、今回この女性交流室にはテーブルと椅子を新しく入れさせていただきました。あそこの椅子も、テーブルも、古くて非常に重くて使い勝手が悪いということがありましたので、そういった形での一定の改善を図ったところです。  これ、今後の話になってしまうんですけれども、やはり御指摘のとおり、女性交流室をどうしていくかというのは大きな課題だと思っております。御質問にありました、センターというところまで行くのかどうかということはちょっとまた別の話になろうかと思いますけれども、一定の拡充が必要であるというような認識を持っております。また、併せまして、やはり質問委員さんの会派の皆さんからも御提案をいただいている平和コーナーのさらなる拡充ですとか、いわゆる平和、女性、国際化、この全体的な底上げということを、今後考えていかなくてはいけないと思っています。  女性交流室に関しましては、MISHOPが指定管理をやっていますので、国際交流協会とも連携しながら、令和3年度以降の話になりますけれども、さらなる拡充に努めていきたいというふうに思っております。 55 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  私からは、全国市有物件災害共済会の建物総合損害共済についての御質問に御答弁させていただきます。この共済は、市が所有、使用、または管理する建物、工作物等につきまして、火災ですとか、落雷、それから風水災、雪災、それから土砂崩れなどによる損害を補填するものとなっております。市の建物全体をまとめて保険に入るというものではなくて、施設ごとの面積ですとか、構造、築年数によって保険料を算出をいたします。全体では、令和元年末現在で、約230件の建物について加入をしているところでございます。その分担金が、令和元年度は390万円余であったという内容でございます。  以上でございます。 56 ◯公共施設課長(小林弘平君)  防災上重要な公共建築物基礎調査関係費の調査委託料について、調査対象と調査結果の2点について、御質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。
     まず、調査対象ですが、市庁舎本庁舎や学校施設等を除きます、その他の防災上重要な公共建築物16施設、22棟になりますが、こちらが対象となります。具体的には、第二庁舎、教育センター、7つのコミュニティ・センター、北野ハピネスセンター、新川作業所、高齢者センターけやき苑、福祉コアかみれん、牟礼老人保健施設はなかいどう、特別養護老人ホームどんぐり山、下連雀複合施設の以上となります。  続きまして、調査結果についてですが、本調査業務は、令和2年2月4日から令和2年9月30日までとなっておりまして、現在、調査がまだ完了していないため、調査結果をお示しすることが今できない状況となっております。  私からは以上となります。 57 ◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。まず、市長と語り合う会に絡めて、市長の御答弁、ありがとうございます。我々が去年、1年間、議会活動をさせていただいている中で、やっぱりどうしても選挙を経ての議会活動になりますし、市長選においては、我々の会派だけは清原元市長を公に応援したという立場があったので、非常に市側とのやり取りもやりづらい1年間だったんですけど。  そこで、聞いてみたいなという質問だったわけなんですが、いろいろと市長の答弁を聞いていると、それはそうだよねという部分も確かに分かります。ただ、我々としても、筋の通し方というのもありますし、簡単にすぐ、ああ、そうですよねと言うわけにもいかない部分もちょっと分かってほしいなというのがあったので、今回も質問させていただきました。いろいろ不満点とかもあって、1年間いろいろと一般質問でもやらさせていただきましたけど、一定の区切りというか、答弁もいただきましたので、前に進んでいきたいなと思っているところでございます。  再質問する時間がなくなってきているので、重要な部分で、市有物件災害共済会の件なんですけど、230件あるというお話で、1つにまとめられない。民間の保険会社だと、所有の物件を1つにまとめてという保険があるみたいなんですね。ただ、この共済会から比べると、かなり金額的には高くなると。だから、そっちに移行しろとは言いませんけど、現在280件の加入に対して毎年更新していく業務負担というのは。しかも、本当だったらチェックをしていかなければいけないというのが、うちの小幡委員から言われていることなんですけど、それについて、業務負担を軽減するために、例えば、じゃあ、一括して入れるというようなのも提案できるんじゃないかと思うんですけど、その辺は市役所としてはどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。 58 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  建物一つ一つをピックアップして、それぞれの保険料を算出するのは、確かに手間になることはございます。そうした中で、やはりこの共済を運営しているのが公益社団法人ということで、全国的な市町村が加入している組織でありますので、そういったところから、保険料などについても、自治体にとって有利な設定となっているということでございます。他の民間の保険などにつきましても、今後いろいろ研究は進めていきたいと思っておりまして、この共済事務の負担につきましても、軽減できるところは軽減していくと、そういった対応をとっていきたいと思っております。  以上でございます。 59 ◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。物件数が230件で、それぞれ保険契約の仕方も違うわけですよね。全損の場合どうのこうのとか、半損の場合どうのこうのとか、そういったところもやはりチェックしていくのも業務負担になるんじゃないかと思いますので、その改善ができるような提案をぜひ共済会のほうにしていただければなと思います。  終わります。 60 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で民主緑風会の質疑を一旦終了いたします。  次に、日本共産党。 61 ◯委員(栗原けんじ君)  では、よろしくお願いします。初めに、決算概要の64ページ、実績報告書の99ページ、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)について質問します。みたかまちづくりディスカッションやパブリックコメント、テーマ別・エリア別のワークショップ、また、まちづくりコメントなど、新たな市民参加の取組を実施したことは評価します。  その上で、評価するんですけれども、パブリックコメントについては意見がちょっと少なかったのかなというふうに思います。市民から意見をどのように聞こうと努力をしたのか、工夫したのかをお伺いをします。市民参加と市民意見の反映についての評価と課題は何かという点で、お伺いします。 62 ◯企画経営課長(齊藤大輔君)  第4次基本計画の市民参加について御質問いただきました。今回、委員おっしゃるとおり様々な市民参加を通じまして、多くの方の参加をいただきました。ワークショップですとか、みたかまちづくりディスカッション、こういった対面での市民参加を通じて、いわゆる市政ですとか、地域のことを語っていただくというようなことは大変重要だというふうに感じております。そういった意味では、今回も成果があったものと思いますし、デジタルを活用した市民参加についても、市政への反映、まちづくりへの範囲というのが行われたのかなというふうに感じております。  また、パブリックコメントなんですけれども、今回、42人の方から185件いただきました。これ、実は4年前の第1次改定のときは、10人の方から46件という形だったので、少ないかどうかというお話もあったんですけれども、この最終案に対しての御意見、そしてパブリックコメントというような形で市報ですとか、そういった形で周知、意見をお願いしたところでございますので、出てきた意見につきましては、最終案確定に向けて可能な限り反映したということで、全庁的に対応したということは、これは一定の成果があったのではないかなというふうに感じております。  以上です。 63 ◯委員(栗原けんじ君)  市民意見を最終案にはできる限り反映したということで、市としては一定の評価をしているということです。率直な取組の中で、新たな市民参加、自由に参加できる取組なども、私たち提案してきた中で取り組まれたことは、本当によかったと思います。ただ、自由参加、参加していただける方がなかなか少なかった。参加した方の声で、人数が少ないということで意見が言いづらい部分があったということと、知らなかったという方も多くいて、もっと参加人数をその地域ごと、テーマ別やエリア別の取組に呼ぶことができれば、より意見が活発に出されたのではないかというふうに思います。  その点での課題というのは、私はあるかと思うんですけども、今後に生かすべき広報の仕方とか、その点では、どのように考えておりますか。 64 ◯市長(河村 孝君)  まだ新しい方法が見つかっているというわけじゃありませんが、従前の方法で、三鷹市は様々な自由参加の形態を取ってきましたけれども、どうも私はエリア別も、それからテーマ別も、かなり参加したほうだと思いますが、見ている範囲では、広報自体はやっているわけですよね。ですから、知っていらっしゃる方は来る。でも、用事が重なっているとかね、そういうのもあるんでしょうけども、やっぱり従前の雰囲気とはちょっと違いますよね。ですから、それは、やっぱりかなり若い世代を含めて、IT関係での参加というのだったら、結構自由にいっぱい言えるのが、一緒に集まって何か議論するというところに関心が向いてない。面白く感じないというようなことも、何となく見てとれましたよね。  ですから、もう少し皆さんが元気づけられるような、そういう多様な方法を含めてさらに考えていかなければいけないなというのが、私が見ていた限りでの実感です。 65 ◯委員(栗原けんじ君)  新しい方式だったので、これから積み重ねていく、また、課題を見つけて取り組んでいけば、これからの取組にも生かせるというふうに思います。  1点、今回、この4次計の第2次改定に併せて、個別計画も一斉にこの改定がされて、合わせていくことのメリットというのがあったかと思うんですけども、市民からすると、個別計画は多岐にわたって同時に取り組まれたために、情報量があまりにも多過ぎて、対応し切れなかったという声があります。また、市民の立場から考えたときに、もう少し期間ですとか、まとめてやるのであれば、各個別計画、本当に丁寧に説明する手だてというのが必要だったかと思いますけれども、その点は、同時に取り組まれた経過とその評価という点、確認したいと思います。 66 ◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  今我々が持っている課題は、やはり基本計画があって、個別計画があって、微に入り細に入りの計画、そして非常に個数、件数も多いというようなことです。一定程度、これからの計画行政の在り方を検討する中で、個別計画についても、全てつくらなくてはいけないのか、まとめられるのか、そして、基本計画の在り方そのものについても、もっと市民の皆さんにメッセージを伝えるような形の計画にする等々、検討課題がいっぱいあります。  今回は、従前どおりのやり方をさせていただきましたけれども、5次計の改定に向けては、そういったところの抜本的な見直しを含めて考えていきたいというふうに思っております。 67 ◯委員(栗原けんじ君)  第4次三鷹市基本計画(第2次改定)と個別計画の関係ということで、個別計画の担当部署というのは、自分の専門の分野なので精通していても、市民がこれを全部にやるということでは、市長でもやっぱり大変だと思うんです。ですので、そこのところを配慮した取組というのは必要だったというふうに思います。  次に、決算概要の70ページ、市庁舎・議場棟等の建て替えについて質問します。実績報告書では104ページになるかと思います。市庁舎・議場等の建て替えの検討ということで、劣化診断などを実施し、客観的な情報を把握した上で検討を進めるということにしたことは、評価します。その点で、調査検討の結果なんですが、事業手法について基礎的な調査や検討を進めたとあります。この予算額では約150万円ほどの市財政が使われています。調査検討の結果を、市民にも、議会にも、きちんと報告すべきだというふうに思います。どのような調査、また検討がされたのか、当該年度の状況を教えていただきたいと思います。 68 ◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  事業手法の検討につきまして、お答えさせていただきます。この検討業務におきましては、民間活力等を活用しまして、なるべく財政負担の経費の削減の手法を検討する内容であります。今後、近い将来、建て替え時期が到来することに向けまして、よりよい形で庁舎建て替えの取組を進めるために、基礎的な調査検討を行っている内容となっておりまして、様々な事業手法の検討であるとか、課題の洗い出し、今後の事業選定や方向性の絞り込みをこの検討で行っていきたいと考えております。  令和2年3月より現在の検討を進めておるところでありまして、当該年度から継続している検討内容としましては、当該地におきましての都市計画手法による、例えば容積率、高さ、地区計画等の規制緩和措置の適用の可能性についての検討を進めています。  また、民間活力を導入した類似事例の収集、また研究であるとか、民間参画の要件、また市場性の把握、調査なども、今検討の中で現在も進めているところであります。  私からは以上です。 69 ◯委員(栗原けんじ君)  調査検討の中身は分かりました。この中身について、どのように市民がそれを検証することができるのか、また、知ることができるのかということが重要だと思います。市長選挙の最大の争点でもあり、新しい市長を選んだ市民の声が反映される取組の中で、とても重要な中身だというふうに思います。この方向性が本当に市民の選んだ方向性と合致しているのかというのは、市民がしっかりと検証しなければならない点だと思います。  途中計画も含めて、今、調査検討の中身を教えていただきましたけども、資料など公表することができるようなものというのはあるんでしょうか。 70 ◯企画部まちづくり総合調整担当部長(小泉 徹君)  今、調査内容につきましては、担当課長のほうから御説明させていただきましたけども、今回は一定程度どういった手法があるのかというケーススタディーをしながら、そのメリット・デメリット、また、その実現の可能性を追求するというものでありますので、何かこれによって事業手法を特定するということには、まだならないというふうに考えております。  一定程度、全体的なケーススタディーとして、それぞれの評価が出た段階でお知らせすべきと考えておりますので、一定程度検討がまとまった段階で、また所管の委員会等に御報告をしたいというふうに考えております。 71 ◯委員(栗原けんじ君)  市庁舎・議場棟の建て替えということで、財政的な負担を極力下げて、市民負担なく、新しい市庁舎へということを展望しているという市長の方向性だと思いますけれども、その手法というのはすごく重要な点で、この手法をどういうふうにしていくのかという点は、しっかりと、市民の検証がなければならないというふうに思います。情報公開をしっかりと進めていくことが必要ですし、ぜひ今後の取組の中で公表していただきたいというふうに思います。  先ほど、質疑もありましたけども、防災上重要な公共施設についての調査、市庁舎や学校施設を除く防災上の重要施設ということで、これらについても市民が現状、調査結果をしっかりと把握できる環境づくりというのは、新しい市長が取り組んだ中身として知らせる上でも重要かと思いますけれども、計画づくりの中で、情報公開等と情報の共有、そして市民の意見をどういうふうにこれから反映していくと考えたのかということを、確認したいと思います。 72 ◯企画部まちづくり総合調整担当部長(小泉 徹君)  今回は、あくまでも現状を把握するということで、物理的な調査結果につきましては、これまでも学校施設調査につきましても、それぞれ所管の委員会のほうに報告をしておりますので、今後、防災上、公共建築につきましても、調査結果が出た段階で御報告をしたいというふうに考えております。  また、今後、これはあくまで新都市再生ビジョンのほうにつながる基礎調査でございますので、新都市再生ビジョンの中では、そういったような物理的な劣化状況も踏まえて、その他の視点も入れた中で、優先順位を検討していくということにしております。そういった意味では、優先順位を考える上での基礎資料ということになりますので、当然、再生ビジョンの中では、強化した基礎データとしてお示しをしていきたいというふうに考えております。 73 ◯委員(栗原けんじ君)  広く市民がその情報を共有できるように取り組んでいただきたいというふうに思います。今後の新都市再生ビジョンの策定も、大きな資料ということですので、確認したいと思います。  次に、決算概要の66ページ、実績報告書の100ページ、三鷹中央防災公園・元気創造プラザの総点検の実施について質問します。今年度、意見や要望を踏まえた環境の改善が行われたと思います。必要最小限の部分かと思いますが、プールや屋内駐輪場、温水供給配管などの環境整備がなぜ必要になったのかという点を、市長はどのようにお考えになっているのか確認したいと思います。 74 ◯市長(河村 孝君)  まず、元気創造プラザの全体的な評価から言わせていただきますが、基本的にこの間、都市計画学会賞とか、様々な賞をいただいています。私は全体的には、すばらしい施設だというふうに評価しております。市民参加でつくったのかと、そういう御質問も以前ありましたけれども、市民団体に──私も全てとは言いませんが、かなり体協加盟団体を含めて、市民参加をして、意見を聞いて造ったという施設でございます。  ただ、利用者が相当増えていますからね。今回初めて使う方もたくさんいらっしゃるので、そこから初めて要望とか、意見をなるべく聞くような、そういう仕組みにしてきたわけでありますから、そういう意味で使い勝手とか、そういうところで実際やってみてどうかとか、そういう御意見はたくさん出てきているというのは、私はいい傾向だと思っているんです。  ですから、施設というのは、一緒につくっていくという姿勢がなければいけないということで、私はこの総点検運動をさせていただいて、使い勝手の面でも、細かいところも含めて、改修すべきは改修、改善すべきは改善するという、そういう姿勢で今回は臨んでいるところでございます。  特に改修の点で一番中心になっているのは、現在のところですけど、現在はプールサイドで、ちょっとぬめっているとか、あるいはシャワー室の一つ一つのカーテンがちょっと違うんじゃないかとか、そういったことを含めて意見がいっぱい出てきているということでありますが、私はそれを一つ一つ意見を出すということは大事だし、それにできる限り改修・補修で応えていくという、そういう姿勢はこれからも重要であるし、外部的には、市民の人にも非常に高い評価がある中で、さらにすばらしい施設にしていくためには、大変重要なことだというふうに思っています。 75 ◯委員(栗原けんじ君)  この三鷹中央防災公園・元気創造プラザについての評価ですが、学会の賞なども取っているから、すばらしい施設だというふうに言われる。実際に利用されている方も、新しい施設、温水プールもありますし、トレーニングルームなども評価されている部分もあります。ただ、一緒につくっていくことがとても重要だといった市長のお言葉、すごい大切だと思うんですけれども、計画する段階でしっかりとそれをやっていれば、無駄なお金はかからなかった。  できたばかりの施設を、様々な声が寄せられて、改修していかなければならないというのは、私は恥ずかしいことだというふうに思います。いろいろな施設を見て、味の素スタジアムの東京体育館、東京都の施設、改修していますか。いろいろな声が施設の中で反映することは重要ですけれども、私はこの施設、三鷹中央防災公園・元気創造プラザに集約した福祉会館ですとか、社会教育会館ですとか、プールなどを利用していた人たちの声が十分に反映されなかった現れだというふうに思います。  その点での反省をしっかりとした上で、今後の計画づくりに、この教訓を生かしていただきたいというふうに思います。福祉センターが入っているのに、それを利用している方にとって、その施設に入る途中に丘があって、駐車場も別のとこにある。本来だったら、地下駐車場があって、エレベーターですぐに上がれるような施設を造っていくのが、利用者視点でいえば当然のことだと思うんですよ。体育施設だって、様々な荷物を持ち込む競技をしている方たちがいます。  そういう人たちが搬入して、すぐに撤収することができるような環境づくりをすることで、利用時間を最大限有効に使えるような環境にもなります。プールなんかでも、転倒者が続出してけが人が出るというような施設造りというのは、そもそも、中身、本当に、専門家が造ればそういうふうにはならないはずだと思うんです。  私は、様々な課題が出されている中で、それを、改善していくという姿勢は大切だというふうに認識しています。その取組を進めていただきたいと思います。今後の計画づくり、新都市再生ビジョンに基づいて、様々な建て替えもあれば、改修もある。そういう中で、やっぱりそれを利用している、施設を活用している市民の方の声をしっかりと反映していく計画づくりというのを、この総点検をするという事業を実施したという中で、教訓として学ぶことが必要だと思いますが、市長はどう思いますか。 76 ◯市長(河村 孝君)  私は、総点検運動全体に対する応援だと思って聞いていますが、出来上がったばかりの施設が改修・改善したことはあまり聞いたことはないって言われますが、そうだと思いますよ。基本的にそれは応えなければ改善しなくて済むんですから。出来上がったというとこで止まっていれば、改修、改善、補修等々、全部必要ないことなんですよ。私は、前にも御答弁で申し上げたことがあると思いますが、第二体育館というところで職員をやっていましたから、よく知っているんですよ。私が行ったばかりの頃はできたばかりだったらしいんですけども、もうひび割れていましたから。あっという間に改修したんですよ。そういうことは多々あるんです。  利用者の声のことを聞いたかというと、私も聞きましたから。造る段階で聞いているんです。ただ、聞いていない人がいるんです。そのときに利用していなかった人です。だから、そのとき利用していなかった。つまり、新しい施設ができて、初めて参加した人がたくさんいるんです。ですから、利用人口は増えています。そういう中で、ですから、改めて意見を聞いて、直すべきところは直すという、そういう謙虚な態度で向かうことが我々にとって必要だし、そういうふうにして、市民の皆さんと御一緒になって施設の使い方をつくっていくということは必要だというふうに思っています。  市民参加をした当時、我々がいつも言っていたのは、いろいろな施設が一緒になるから、当面は複合施設としてやるけれども、融合施設として、次のステップを必ず実現しようということを、言わば合い言葉にして短期間取り組んできたわけですから、今その次の段階へ行こうとしているというふうに私は思っています。御指摘のように、これは大変重要なことだと思っていますから、いろいろなところを、御質問委員が言うように教訓として、次に向かっていきたいなというふうに思っています。 77 ◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。これを言うと、また時間がなくなってしまうので、決算概要の71ページで、コミュニティ・センターのトイレの洋式化について質問します。代表質問でも質問して、学校施設の状況を鑑みて順次取り組むということですけれども、今度の防災都市づくりの方針の基本的な考え方の中間まとめの中でも、コミュニティ・センターが位置づけられています。体育館の空調設備の必要性についての認識というのはどのようにしているのか、認識を確認したいと思います。  また、利用者からの声も聞いているのか、確認したいと思います。 78 ◯コミュニティ創生課長(隠岐国博君)  コミュニティ・センター体育館へのエアコンの関係につきましては、利用者様からもやはりあったほうがいいというようなお声が住民協議会を通して伝わっていることは確認しております。そういう意味で、今回、改めて防災の側面等での対応が必要ということも出てまいりますので、今後、順次検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 79 ◯委員(栗原けんじ君)  猛暑のときの体育館の利用ということもありますけど、冬、寒い時の利用というところでも、空調設備の整備というのが求められているので、ぜひ、これからの計画の中で反映させていただきたいと、はっきりさせていただきたいというふうに思います。  最後に、小額契約受注希望者登録制度について、本年度の実績と評価を伺いたいと思います。コロナ禍で地域の事業者が大変苦労されている中で、市内事業者の受注機会の拡大と地域経済の活性化を目的としているこの事業をさらに発展していく必要があると思いますけども、お願いします。 80 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  小額契約受注希望者制度についてです。こちらは、市が発注する小額な契約について、市内小規模事業者と学校・保育園等を含む市役所各課をマッチングしまして、主管課契約案件における市内小規模事業者への発注を促進することによって、市内事業者の育成、地域経済の活性化を図ることを目的としております。  令和元年度の実績は、件数が前年度比65件増の241件、金額が、前年度比約450万円増の1,927万円余となっておりまして、業種では物品委託関係の増が目立っております。今後とも引き続き、庁内各課に広く周知をいたしまして、さらなる小規模事業者への発注を働きかけていきたいと考えております。  以上でございます。 81 ◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。市の財政力を持った取組というのは大きな力を持っていますので、市内事業者の経済活性化にしっかりと生かしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 82 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で日本共産党の質疑を一旦終了いたします。  次に、いのちが大事。 83 ◯委員(野村羊子さん)  それでは、大分聞きたいことは、答えは出てきているので、ちょっと飛ばしながら行きたいかなと思います。  最初に、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)の関係費、決算概要では64ページですね。先ほど、市民参加の話がちょっとありました。私も、一緒に傍聴させていただきに行きましたけど、テーマ別は参加者はそれなりにいて、エリア別はやっぱり少なかった。それは前回も、4年前も、その4年前もかな。その4年前は、多分まち歩きというか、都市計画とセットでやったのでそこそこいたかなと思いますけども、前回も少なくて、今回も場所によっては職員のほうが多いかもみたいなくらいなときがあって、それ、残念ですよね。  テーマ別はそれなりにいた。ネット大のあのスペースがそれなりにいっぱいになるような人数がいたりというふうなことなので、そこをどのように分析し、今後の市民参加に生かすのかっていうことを、まず第1点、確認をしたいと思います。パブコメの話はさっき答えが出たのでいいです。  元気創造プラザ総点検の話も、今一定の答えが出たので、ちょっとこれはまとめて別途、個別のことはほかでやりたいしというので、ちょっと回します。  ネット大の運営費で、ちょっとこれは細かい話なんですが、実績報告書のほうの資料のほうで99ページ、4,812万7,832円になるんですけども、その下に事項15で、まちづくりの研究委託費が10万円というのが別途あるんです。これが、この決算概要と数字が一致しないというのは、この数字が合わないというのは幾つもあるんですけど、私はどうも気持ちが悪くて、これ一緒に入っているのか、入ってないのか。この調査研究委託料10万円というのは一体何で、ここに決算概要に書いてあるまちづくり総合研究所の説明と合致するのか否か。だとしたら、ここに費用が入ってこなくちゃおかしいしという、非常に細かい話ですが、ちょっと確認したいと思いますので、よろしくお願いします。  そして、決算概要66ページ、実績報告書だと101ページの情報システム関係費のチャットボットの話ですけども、AIと常に言っていますけど、入力するデータによって反応が変わる。データの傾向によって反応が変わってきちゃうという意味で、過去のデータを入れたら人事採用には使えないねというのは実績があるわけですよ。つまり、過去、女性を採用しない、こういう人たちを主に採用するとしたら、女性というあれだけで限定されるような、AIは判断をしちゃうというふうな実験結果があるわけで、どういうテータを入れるかが非常に重要で。  これ、すみません、ごみ分別は、私、自分が使っても、ごみ分別辞典と同じ結果しか出てこないんじゃ意味ないじゃないかって思ったところがあったので、どういうふうにデータを入れ、どういうふうに人が検索したい、市民が検索したものをちゃんと入れ込んでいって、対応できるように日々積み重ねなくちゃいけないと思いますが、その点の対応をどうしているかを確認したいと思います。  それから、マイナンバー、これは、だから、資料のほうの実績報告書の102ページの情報推進費と、もう一つは、114ページの戸籍住民基本台帳費で、社会保障・税番号制度システム整備事業費と推進関係費と、両方あります。これと、ここに書いてある地方公共団体情報システム機構交付金が、国庫補助金に書いてある金額と合わないんですね。これも、いろいろ整合性があるんでしょうけども、この辺の食い違いは、でも、最終的に、これ全額国が出すはずのものなので、きちっと合わせていっているのかどうかということの確認と、それから、推進関係費のほうが、昨年度よりかなり多くなっています。  前年度、2018年度は2,523万円何がしが、2019年度は4,223万円と。これ、何が増えているのかということ。だから、それに合わせてジェイリスに出す交付金も増えているわけですけども、その辺の対応。それから、多分3月にまた交付事務が非常に増えて、職員の対応というのは結構かかっていたんじゃないかと思うんですけど、職員の作業量が増えるということに対して、国からちゃんと補償、これは今もうないのか、あるのかということも、ちょっと確認したいと思います。  庁内案内表示をちょっと、もう一つ入れておきます。庁内案内表示、決算概要68ページ、見やすくなりました。それはよかったと思うんですが、これの各部局の色分けをしています。この色分けについて、何らかの基本的な考え方があって色分けしているのか。  もう一つは、これユニバーサルな観点から、例えば視覚障がいの方が見て、場合によっては視覚障がいがある方が見ると、この色分けだと同じように見えちゃって、意味がない。そういうような確認をしているのかどうか、そういう配慮を確認しているのかどうかということと、今、各課についている案内表示は変わっていないわけですよね。  本来であれば、カラーリングするんであれば、案内表示って、ちゃんとそこも同じ色にして、ああ、あそこに同じ色があるから、あそこに行けばいいんだなって分かるような、そういう案内表示になるべきなんです。そこまで考えているのか、当該年度、どこまでこれを考えたのかというのを、取りあえず聞きます。  時間があれば、また別途幾つか質問したいので、よろしくお願いします。 84 ◯企画経営課長(齊藤大輔君)  私からは、基本計画の市民参加、その中でエリア別のワークショップについて御質問がありましたので、その点をお答えさせていただきます。今回、7つの住区で行っているエリア別のワークショップですけれども、7つ、合計で65人というような市民の皆さんに参加していただきました。エリアによっては、確かに人数が少ないところがあったのも事実でございます。  そうしたことから、今後エリアでやるから、来てくださいというような形では、なかなか課題はあるのではないかというふうには認識しておりますので、今後その進め方につきましては検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 85 ◯三鷹ネットワーク大学担当課長(丸山真明君)  質問委員さん、御指摘のとおり、三鷹ネットワーク大学での調査研究の推進の決算額につきましては、ちょっと分かりづらいところがありまして、反省をしているところなんですが、前提といたしまして、記載している決算額につきましては、事項13の三鷹ネットワーク大学運営費、推進事業費等補助金の全体の額でございます。こちらについては、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構の運営に必要な人件費や事業費、そこから自己財源でございます会費収入や受講料収入を差し引いた不足額が市の補助金として支出した額になってございます。  三鷹ネットワーク大学におきまして、三鷹まちづくり総合研究所事業に係る経費につきましては、市の補助金を財源として、より多く支出したといったことから、こちら、三鷹ネットワーク大学運営費の中の推進事業費補助金を決算概要に記載させていただいたところでございます。ちなみに地域通貨・ボランティアポイント研究会につきましては、事項14のまちづくり総合研究所事業費10万円、こちらの委託費をネットワーク大学のほうで受託料としていただきまして、事業を推進したところでございます。  以上でございます。 86 ◯情報推進課長(白戸謙一君)  まず、AIチャットボットの件についてお答えをいたします。このAIチャットボットにつきましては、AIをどの部分に使っているかということがございまして、人間の言葉、自然言語、これを処理するのに主にAIを使っているというところでございます。委員御指摘の部分というのは、多分、恐らく機械学習型でなく、ディープラーニングと呼ばれるようなもの、ある一定の予想を立てて、例えばお勧めなんかをするとか、そういったことに向いているようなものでございます。  今回、導入したのはそういうものでなくて、しっかりデータを入れて、例えばごみの分別の分類などを入れて、お答えをするというようなものでございます。なお、当該年度、答えられなかった御質問が140個ほどありまして、これは日々の主管課の運用の中で答えを追加をして、改善を図っている、こういうところでございます。  それから、マイナンバーの関係でございますけれども、ジェイリスの交付金の関係と補助の関係、数字が違うというところでございます。これは、地方公共団体情報システム機構がマイナンバーの中間サーバーというものを運営しておるんですけども、これに対して支払いをしているというところでございます。ただし、国からは構築の費用だけが補助がされることになっておりまして、運用経費は自治体持ちということで、この差異が生まれているというところになります。  以上です。 87 ◯市民課長(田中博文君)  マイナンバー関係で、2点ほど私から答弁させていただきます。平成30年度の決算額と、平成31年度の決算額での増額についての要因でございますが、市政嘱託員のまず任用の部分で、平成30年度は3人、平成31年度は6人に増員をしまして、約700万円の増となっております。  また、ジェイリスの交付金については1,000万円強、増額になっておりますが、こちらにつきましては、マイナンバーカードの交付の件数が増えているほか、令和3年3月からスタートするマイナンバーカードの健康保険証に関するシステムの改修、また、現在募集を行っておりますマイナポイントなどに対するシステムの改修が重なったこと、またシステム自体の増強に係る改修等について経費がかかっておりますので、その分について交付金額が増額となっております。ただ、この部分につきましては、国の補助により補填されることになっております。  また、交付事務の増加についての補助等についてですが、先ほど答弁しましたように平成30年から平成31年に関しては、嘱託員を3人増員しているものにつきましては、全額国の補助で補填をされております。また、時間外等の対応につきましても、こちらについても補助の対象になっておりますので、適切な管理をしながら、補助で補填をしていただくような対応を考えております。  以上でございます。 88 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  庁内案内標示の更新につきましての御質問にお答えをいたします。本庁舎の1階ホール及び各階のエレベーターホール等を中心に、窓口への円滑な誘導、案内により、来庁者の利便性の向上を図ったものでございます。  デザイン上の狙いといたしましては、視認性の高い書体とピクトグラムの採用、視認性が高く、景観に溶け込む暖色系の色彩の採用、矢印と目的部表記による明瞭な誘導、三鷹市キャラクターPokiの使用というところをコンセプトとしてございます。こちらに使っております書体には、視認性がよく、読みやすいユニバーサルデザインに即した書体として広く汎用されているもので、デザイナーの方がこちらを見ていただきまして、色弱者の方々のケアも図られているところでございます。  各課に設置しております課の名前や業務内容の看板についてでございますが、1階、2階は、各窓口の案内表示と連動しておりますが、既存の案内板を極力活用することによりまして、経費を抑制しつつ、全体的な案内表示の追加更新を行ったものでございます。  今後とも、庁舎全体と調和をして、分かりやすいデザインを引き続き検討していきたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯市民課長(田中博文君)  すみません、答弁、1点漏れておりました。市民課の部分のジェイリスの交付金と補助金の金額が一致しない点ですが、基本、国からの補助は全額になりますが、実際に、例えばですが、マイナンバーカードの再交付での有料部分について、こちらについては直接市のほうの歳入に入ってきますので、その分は国の補助金の対象外となっておりますので、金額が一致しない理由の1つでございます。 90 ◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。ネット大はいいです。書き方というか、考え方、さっき実績14と言ったけど、15だと思うけど、やっぱり、その決算概要に書くものの中身と説明とを合わせていただければ。市民の方もこれを見るから、分からなくなっちゃうというのは困るかなと、私は思います。私はこうやって聞けるけどっていうのはあるのでね。もうちょっと整合性がある書き方を検討いただければと。内数であれば、まだ理解できるんだけどというふうなところがありました。  第2次改定の市民参加の話ですが、だから、まちづくりっていうテーマだと、結構若い人たちが参加して、結構にぎやかに、協働センターなり、あるいはまちづくり三鷹なんかでやっている企画なんかねは、それなりにいますよね。どうしたら、そういう人たちに参加いただけるような市民参加ができるのかって。確かに、みたかまちづくりディスカッションみたいにして招待状を送れば、それなりに反応があって、あれも8%でしたっけ、一定数の方は来てくださるというふうになる。
     それはそれで一定の評価はあると思いますけども、やっぱり参加したいと思っている人が来れない、あるいは、何だろう、これと、市のやっていることそのものが、基本計画という言葉自体も何だか分からないというのもあるけども、そこの中でどうしたら市のまちづくりに関わっていただけるかというふうなことを検討していく必要があると思うんです。  本当にこの第2次改定のところで、新たなことをいろいろやろうとしたということは評価できますけれども、それをどうやって次に生かすのかということを、もうちょっと考え方を聞かせてください。 91 ◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  そういったこともあるので、今回、2次改定の中で新たな参加と協働の仕組みづくりということで、検討するというふうに打ち出させていただきました。既に検討チームを立ち上げて準備を進めておりますので、そういったところでの成果、それを次の改定に反映させていきたいというふうに思っております。 92 ◯委員(野村羊子さん)  その時々でまた意見をさせていただきたいと思います。  チャットボットはいいです。つまり、自分でいろいろデータに基づいて勝手に判断するんじゃなくて、入ったデータをそのまま答えるみたいな形だということですよね。140件答えられなかったものに対してしているということは、そこから予測してどういうものをというようなことを、さらにデータのほうは充実させていっていただきたいと思います。せっかくなので使ってもらえるようにしてほしいと思います。  マイナンバーについては、本当にお金ばかりかかる。実際にどれだけの人が使えないかというと、政府はまださらに進めようとしていますが、私は本当にやはり信頼できない、信用できないと思うから、これだけしか進まない。あるいは必要がないからマイナンバーカードも進まないし、実際にシステムとしては、住基システムがあるから、基本的には市の業務としては本当はそれで済んでいたはずなのに、これだけのお金を使わざるを得ない。国が出すと言いながら、市のほうの負担もそれなりにあるということは、やはり非常に問題だと思っています。これについては、市のほうはやらざるを得ないことなので、意見を聞いてもしようがないと思うので、淡々とやってもらうしかないけど、私としては、これは本当にマイナスなものだとしか認識できませんねという話です。  庁内の案内表示は、やっぱり庁内、全体的に考えていただいて、本当に1階にあれがついて分かりやすくなったなと思いましたけど、せっかくやるなら、やっぱりそれでちゃんと行きたいところにたどり着くようなことができていないともったいないと思いますので、その辺は予算の問題もあるとは思いますが、検討していってほしいなと思います。  次に、労働安全衛生の関係について、1つ聞きたいと思います。当該年度、いろいろなことが変わって結構忙しかったと思うんですけど、職員の状況というので、産業医の巡回がちゃんと実施されていたのか、それによる改善指導等、実績報告書についてはどうだったのかというふうなことをきちっと確認をしたいと思います。  それから、職員関係でもう一つ、会計年度任用職員について、この年度対応していました。本当に非正規で働いている人たちの改善になるようなものになったのか。この間、これは条例改正して、一応、市として早めに対応してというふうなことをしていたと思います。その辺、現状、この当該年度、どういうことを考えてこれをやろうとしていたのかということを再確認したいと思います。  もう一つ、入札改革について、契約事務関係費になるのかな。この間、当該年度、契約議案の審査において、落札率の高止まりの問題とか、不調についての問題とかっていうのを度々審査で指摘させていただきました。より一層、適切な入札制度となるよう、継続的な見直しを行ってまいりますという類いの答弁を毎回のようにいただいて、当該年度、どういうふうにこの入札改革について、どういう検討を行って、改革を実施してきたのかということを確認したいと思います。お願いします。 93 ◯労働安全衛生課長(粟田正道君)  職場巡視についてお尋ねがありましたので、お答えします。元年度、各事業場においては、事業場委員のほうで職場巡視を行っておりますが、必ずしも産業医が同行しているとは言い切れません。事業場委員のみで実施することもございます。それで、私どもでその辺を反省点としまして、令和2年度から毎月行かせていただいております。  以上でございます。 94 ◯総務部調整担当部長(近藤さやかさん)  会計年度任用職員について、お答えさせていただきます。令和2年4月から導入されました会計年度任用職員の制度につきましては、これまでも三鷹市では非常勤職員の任用につきましては、適正に任用しております。社会保険の加入だとか、休暇の数とか、適正に対応していたところでございますが、この会計年度任用職員が導入されることで、期末手当について新たに支給されるようになったこと、また、休暇制度につきましても、常勤の職員にできるだけ近いようなものに、常勤職員との均衡も取りながら導入したものでございます。  考え方として、非常勤につきましても、働きやすい職場環境、それから納得して働いていただけるような職場制度となるように取り組んだところでございます。  以上です。 95 ◯契約管理課長(池田宏太郎君)  入札制度の継続的な見直しについてでございますが、競争性の確保にも配慮しつつ、継続的な見直しを行っているところですが、令和元年度におきましては、分離発注方式の施行に向けました研究、調整を実施しますとともに、令和2年4月の民法改正に伴いまして、工事約款を含む全ての約款の一部改正、それから周知を実施したところでございます。  以上でございます。 96 ◯総務部長(伊藤幸寛君)  若干、1点目の質問に補足をさせていただきます。当該決算年度、特に後半になってから、産業医の重要性といいますか、それを再認識したことはなかったと考えております。やはり、そこで1つ、お尋ねにありましたような職場巡視、これは規則で月1回以上巡視ということになっています。それに努めているところではございますけれども、そのほかにも、やはり産業医の職場巡視、当該年度の細かい数字は手元にはないんですけれども、月1回が全部できたということではないんですけれども、やはり作業員がしっかりそうした職場の環境についてアドバイスをいただきまして、特に最後のコロナの対応につきましては、十分に産業医と連携を図りながら対応を図ったところでございます。 97 ◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。産業医の話については、前も1度、別途、委員会でやったことがあります。やっぱり、会計年度任用職員もそうですけど、働き方というところで、本当に働きやすくいられているかどうかというのは、やっぱり管理する側には見えない部分があるでしょうと。この間、体制が変わり、いろいろ人事も替わるというの、毎年、春の異動も含め、さらにその後もこの当該年度は替わりました。  そういうことによって職場の空気を変えられたのかどうかというのは、私は結構大きな庁内全体の空気としてあるんだと思うんですね。そういう中で、制度の改正もあり、働き方のモチベーションが上がるのか、上がらないのか辺りをどういうふうに当該年度で見ていたのか。それで、今後にそれをつなげられるようないい状況、働きやすい状況をちゃんとつくれたのかどうかというのを確認したいと思います。 98 ◯副市長(馬男木賢一君)  たしか去年の臨時会で私の議案が出たときに、御発言の委員さんから、空気を変えるようにというような御発言があったことを思い出しておりまして、1年間を振り返り、どの程度変わったかなと思っておりますけれども。微力ながら、市長のお力も借りながら、なるだけ話しやすい空間はつくれているんじゃないかなとは思っております。  先ほどの会計年度職員のところでありましたけれども、新聞等々によりますと、他の自治体では、調整担当部長が申し上げましたように、ボーナス分が増えたと。そのまま増えたということでありますけれども、他の自治体では、その増えた分を、例えば月額報酬から減らすとか、そういったことをやっているというのを新聞情報等でございます。  私ども、理事者といたしましては、そのような不利益は一切行わないということを決定して、行っております。また、精神的な面のみならず、これからは職場環境について向上を図っていきたいと思っております。  自己評価としましては、70点ぐらいはいただければなと。失礼いたします。 99 ◯委員(野村羊子さん)  職員の皆さんにちょっとアンケートを取ってみたいですね、何点ですかというのは。それはそれとして、やはり変わったことに対する期待と、それをどう生かしていくのかって、両方あると思います。やっぱり職員のモチベーションというのか、サービスって、人間だから、人間がやるということがベースだと思っているので、そこをかなりきっちり考えながら、意識しながらやっていかなくちゃいけないと思っています。  最後に一言、入札改革のところで、私たちは公契約条例をちゃんとやれっていう話をずっとしています。そのことが、入札改革、契約者、事業者との関係性を三鷹市がどう持ちたいかということが違ってくるんじゃないかと思います。公契約条例、まちづくりのパートナーとして事業者を位置づけるものだと私たちは思っていますが、その点について一言あれば、お願いします。 100 ◯副市長(馬男木賢一君)  おっしゃるとおり、公契約条例を制定するという方向性に決断する場合には、まちづくりのパートナーとして事業者が位置づけられるような公契約条例というのが前提になると考えております。  以上です。 101 ◯委員(野村羊子さん)  では、その方向でぜひ設置の検討していただきたいと。そのことを、この当該年度の契約の様々な課題もあったと思います。あるいは、他の自治体での課題がいろいろ出てきたところでありますので、ぜひそのことを検討しながらやっていっていただきたいと思います。  ありがとうございます。終わります。 102 ◯委員長(後藤貴光君)  いのちが大事の質疑を一旦終了いたします。  以上で第2款 総務費に対する質疑を一旦終了いたします。  市側の入替えのため、しばらく休憩いたします。                   午後2時06分 休憩 103                   午後2時09分 再開 ◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。  議案第64号 令和元年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について、及び議案第66号 令和元年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上2件を一括して議題といたします。  一般会計歳出 第4款 衛生費から第9款 消防費、三鷹市下水道事業特別会計に入ります。  本件に対する市側の説明を求めます。 104 ◯企画部調整担当部長行財政改革担当部長(石坂和也君)  それでは、一般会計の衛生費から御説明いたします。実績報告書の150ページをお開きください。第4款 衛生費の決算額は36億9,695万7,000円で、前年度比1億3,753万8,000円、3.6%の減となりました。  特記事項を申し上げます。右側のページ、事項7.休日診療所・休日調剤薬局等一体的整備事業費です。旧総合保健所跡地にリース方式により暫定施設を整備することとし、各診療所機能の規模や配置等の検討を行いました。  156ページを御覧ください。上段の事項3.先天性風しん症候群対策予防接種事業費です。予防接種法施行令の一部改正により、3年計画の1年目として、特に抗体保有率の低い世代の男性に対する抗体検査及び定期予防接種を実施いたしました。事項7.新型コロナウイルス対策関係費です。令和2年2月に三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、大規模なイベントの延期、または中止に係る協議、感染予防用品の購入を行うなど、感染予防対策を実施いたしました。  右側のページ、事項10.PCB廃棄物処理事業費です。高濃度PCB廃棄物について、平成30年度及び令和元年度の2か年で処理施設へ運搬処理が完了いたしました。  続きまして、労働費について御説明いたします。162ページを御覧ください。第5款 労働費の決算額は6,400万1,000円で、前年度比38万3,000円、0.6%の減となりました。  特記事項は事項8.女性のための就労支援事業費で、東京都の地域人材確保・育成支援事業補助金を活用し、就労支援セミナーを拡充したほか、セミナー受講者と市内事業者との意見交換会を開催いたしました。  続きまして、右側のページ、農林費について御説明いたします。第6款 農林費の決算額は1億9,525万9,000円で、前年度比2,796万3,000円、16.7%の増となりました。  特記事項を申し上げます。164ページを御覧ください。事項5.「三鷹産野菜の日」関係費です。東京むさし農業協同組合三鷹支店と協力しながら、市立小・中学校と保育園で三鷹産野菜の日を実施いたしました。事項12.繰越明許費繰越額です。令和元年9月の台風第15号により被害を受けた農業用ハウス等の再建・修繕等を行う市内農業者を支援するため、翌年度に繰り越して費用の一部を助成することといたしました。  続きまして、右側のページ、商工費について御説明いたします。第7款 商工費の決算額は5億1,153万3,000円で、前年度比1億2,524万5,000円、32.4%の増となりました。  特記事項を申し上げます。166ページを御覧ください。事項12.3市交流連携及び地域資源魅力向上事業費です。観光を軸とした交流人口の拡大を目指す広域連携の取組として、武蔵野・三鷹・小金井魅力向上プロジェクトを推進いたしました。  右側のページ、事項21と22.プレミアム付商品券事業費です。消費税率の引上げによる消費への影響の緩和とともに、地域の消費を喚起するため、国庫補助事業として、住民税非課税者及び子育て世帯に対してプレミアム付商品券を販売いたしました。  続きまして、土木費について御説明いたします。170ページを御覧ください。第8款 土木費の決算額は61億8,576万円で、前年度比12億7,339万4,000円、25.9%の増となりました。  特記事項を申し上げます。173ページを御覧ください。下段の事項7.三鷹台駅周辺地区整備事業費です。平成30年7月に策定した整備方針に基づき、令和3年度からの整備に向けて用地取得と設計を行いました。  174ページを御覧ください。事項12.牟礼地区生活道路緊急安全対策事業費です。東八道路が延伸されたことに伴う生活道路への車両の流入など、道路環境の変化等を踏まえ、安全性や快適性を確保するための検討を行いました。  右側のページ、事項11.自転車等駐車場管理運営費です。三鷹駅南口駐輪場を開設し、三鷹駅周辺の収容台数を確保するとともに、サイクルシェア事業を本格実施いたしました。  176ページを御覧ください。中段の事項3.中仙川改修事業費です。平成27年度に着手した中仙川改修工事が完了し、上部空間を遊歩道として整備いたしました。また、雨水貯留施設の整備工事に着手したほか、公園及び道路の用地取得を行いました。  続きまして、右側のページ、事項7.都市計画事業運営費です。三鷹台駅周辺地区の用途地域等の変更に向けてワークショップを開催したほか、土地所有者の理解を得ながら、生産緑地地区を特定生産緑地として指定し、都市農地の保全を図りました。  178ページを御覧ください。事項14.東京外かく環状道路計画調査研究関係費です。平成30年8月に取りまとめたゾーニングを踏まえ、北野の里(仮称)まちづくり整備計画の策定に向けて検討を行いました。  180ページを御覧ください。事項14.都市公園整備事業費です。公園・緑地の適切な活用に向けた指針に基づき、深大寺公園に防球ネットフェンス等を設置し、安全にボール遊びができる公園として整備いたしました。  182ページを御覧ください。事項8.民間建築物等管理適正化関係費です。空き家等所有者に対するアンケート調査を実施し、所有者の意向等を把握した上で、今後の対策について検討を行いました。  続きまして、消防費について御説明いたします。右側のページを御覧ください。第9款 消防費の決算額は21億9,865万6,000円で、前年度比4,851万5,000円、2.3%の増となりました。  特記事項を申し上げます。186ページを御覧ください。事項13.災害時在宅生活支援施設整備事業費です。上連雀三丁目のかみさん広場に炊出し用設備や組立てトイレ、スタンドパイプ等を配備いたしました。  続きまして、下水道事業特別会計について御説明いたします。249ページを御覧ください。下水道会計の歳出決算額は35億1,990万8,000円で、令和2年4月からの地方公営企業法の一部適用に伴い、3月31日をもって打切り決算となり、出納整理期間中の支出が令和2年度支出となったことから、前年度比4億2,716万6,000円、10.8%の減となりました。  特記事項について、歳出から申し上げます。274ページを御覧ください。事項3.都市型水害対策事業費です。井の頭一丁目付近に新たな雨水管を整備し、浸水被害等の軽減を図りました。下段の事項1.東部水再生センター施設改良事業費です。消毒設備の改築工事を行ったほか、第3期の監視制御設備等更新工事に着手いたしました。  次に、歳入について申し上げます。263ページにお戻りください。第5款 繰入金の決算額は13億900万円で、打切り決算により生じた未収金未払金を令和2年度に清算する必要があり、前年度比2億6,500万円、25.4%の増となりました。  266ページを御覧ください。第8款 市債の決算額は3億8,650万円で、前年度比3億7,330万円。49.1%の減となりました。これは歳出における建設費の減を反映したものです。  説明は以上です。 105 ◯委員長(後藤貴光君)  市側の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。衛生費から消防費、三鷹市下水道事業特別会計の委員1人当たりの持ち時間は25分になっております。なお、市側の答弁時間についてもその時間に含まれておりますので、答弁につきましては、簡潔かつ明瞭にされるようお願いいたします。  初めに、自由民主クラブ。 106 ◯委員(吉野和之君)  それでは、何点か質問をさせていただきます。決算概要に沿って質問をさせていただきます。決算概要の102ページ、休日診療所・調剤薬局等の一体的な整備、これに関してなんですけれども、これは令和3年度の暫定整備に向けて計画を立てたということなんですけども、計画で令和3年度といっても1年間のスパンがあるので、これは大体どれくらいの時期を目標としているんでしょうか。令和3年度といっても1年間ありますから、どのくらいの時期を目標とされているのかということと、これ、場所は当初と違ったことで、これに関して問題点というのはなかったんでしょうか、お伺いをいたします。  それから、決算概要の106ページです。新型コロナウイルス感染症対策の実施、これ2月に対策本部が設置されたということで、ほとんど年度の最後だったものですが、実際これ、行ったことというのはイベント等の延期・中止、それからあと、マスク、消毒液の購入なんですね。これを見ますと、職員向けのマスクと、それから庁内、市民センター等に設置するアルコール等の購入ということで、対市民への対策ということが、その後いろいろされましたが、実はこの段階ではなかったんですね。これは時期的に見てやむないとは思うんですけども、このコロナ対策本部が設置されたときに、どのような検討がなされたかということをお伺いいたします。  それから、決算概要の108ページ、新川暫定広場の円滑な運営、これについてお伺いをいたします。新川暫定広場については、こちらにどのような利用がされたかということで、市民の方々に利用されたということが書いてあるんですけども、一方、この利用されているのと同時に、これを将来どうするかということ、利活用について。今後の利活用、検討状況、この当該年度、今後の利活用についてどのような検討をされたのかということをお伺いいたします。  それから、決算概要の117ページ。都市型産業誘致の推進ということで、当該年度、実績を上げたんですけど、新規に1事業者を指定、それから1事業者を指定誘致協働事業者にしたということですけども、どのような企業を誘致指定したのかということをお伺いいたします。  それから、決算概要の120ページ、商工費、プレミアム付商品券事業の実施をされたということなんですけども、これは先ほども説明のあったとおり、住民税非課税世帯を中心に発行したということなんですけども、このプレミアム率が25%だったんですね。この買える方を絞って、なおかつプレミアムを25%にしたということなんですけども、このプレミアム率の考え方をお伺いいたします。  それから、実施して、これはどうなんでしょうか、購入された方が限られていますけども、これは、使用率は99.3%と書いてありますけども、問題点はなかったんでしょうか。皆さん、すぐこれ、買われたのか、あるいは、なかなか買われるまで時間がかかったのかということ。  それから、あと大手量販店と市内中小業者の割合、たしか前、半々ぐらいだというふうに聞いたんですが、これについて実際の使われ方をお伺いをいたします。つまり、大手の量販店と市内中小業者の割合、どれくらいだったのかということです。  次に、土木費に入ります。決算概要の122ページの2です。三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進ということで、駅前広場の整備に向けて土地を購入したということなんですけども、この進捗状況についてお伺いをいたします。  それから、あと、お隣123ページ、牟礼地区生活道路緊急安全対策の検討ということで、この牟礼地区の道路問題については、私も一般質問で何度も取り上げたんですけども、まず都道の問題点、これ、市道のほうなんですけども、生活道路へ車が流入してきて、それで生活道路の安全のために様々な対策を講じたということなんですけども。  まず、1つは、都道そのものに対する様々な御不満がまだまだ市民の皆さんにはあるんですが、これへの対応はどのように行ったか。それから、こちらに書いてある、市道183号線の交差点改良に係る設計ということで、この183号線は、地域の方は通してくれと言うのに、これが無視されて、迂回しなければ183号線を横断できないという非常に変わったというか、通りにくい道路になったんです。これを、安全性を確保するために交差点の形状を変更する検討を行ったと。これ、どのような検討を行ったかということ。  それから、あと、周辺の交通安全対策。これ、生活道路の安全対策についてどのような検討を行ったのか、あるいは地元との話合いはどのように行ったのかということについて、お伺いをいたします。  それから124ページ、宮下橋の架け替えに向けた再調整ということで、これは企業管を移設するための仮設工事を予定していましたが、設計内容の変更を踏まえて、スケジュールを見直して延びたということなんですけども、宮下橋の架け替えというのは、私どももぜひ必要だと思うんですけども。  あと、この架け替えに伴って、この宮下橋近辺が非常に交通の危険地域なんですよ。これ、実はこの架け替えとともに、やはり交通の危険地域を何とか解消してほしいという、信号機をつけてほしいという地元の方の声が非常に多いんですね。これ、私も何回も質問したんですが、カーブになっていて、見通しが悪いから信号機をつけられないということなんですけども、逆に言えばカーブになって見通しが悪いから、歩行者は非常に危険なんです。ここを渡るのは非常に危険である。  ですから、この架け替えとともに、やはりこれ、再調整も行っているんですけども、ある意味ではそれと並行というか、一体的に地域の交通安全のための整備もしてほしいと思うんですが、それについてどのような検討がされたのか、お伺いをいたします。  それから、131ページ、6番、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業、これがどのようなことを行ったかということがここに書いてあるんですけども、地権者の合意形成に向けて取り組みました。実は私も特別委員会のときから、なかなか現状、進んでいないんですよね。取りあえず、この進捗状況をお伺いしたい。  あと、この三鷹センターは非常に危険ですよね。この耐震基準もかなり以前の耐震基準なんですよね。そうすると、じゃあ、現在、地震が起きたらどうなるかということも、これは現状、分からない状況なんですよ。ですから、確かに全体的に整備すること、これは当然進めていただきたいんですが、ある意味では、もし急に地震が起きたときには、これは今、全くどれくらいの震度に耐えられるか分からない状況ですから、並行して対策というか、そこら辺も含めて協議をされたのかどうか、お伺いをいたします。進捗状況と、応急的な対策を何か協議されたのかということを、お伺いしたいと思います。あまり時間がないと思うんで。  それから、消防ですね。決算概要139ページ、これは三鷹消防署牟礼出張所建て替えに伴う仮庁舎の整備ということなんですけども、仮庁舎が牟礼一丁目にできたということで、これ、地元への説明をどう行ったか、それから、どのような意見があったか、対応はどうされたかということ。  それから、あともう一つ、140ページ、災害時在宅生活支援施設、これ、私、非常に重要なものだと思うんですが、現在どのように整備されているのかと、この状況についてお伺いいたします。  最後に1点、下水道。174ページ、井の頭一丁目、雨水管整備、これを整備することによって効果はどうだったのか、どのような雨にまで耐えられるのかということについてお伺いします。  以上です。ちょっと質問、多いんですが、よろしくお願いします。 107 ◯市長(河村 孝君)  それでは、私から再開発についてにお答えさせていただきます。進捗状況は、お分かりだと思うんですけれども、この年の前に、市の最優先事項は庁舎建て替えになりましたから、一気に駅前で怒りとともに冷え込んだ状況になったわけです。ですから、何をもって進捗というか、いろいろ議論があると思いますが、まず都市においては、再開発は大変時間がかかる事業でありますから、都市計画決定まで持っていく、また何年間もかけてやるということになると、なかなか難しい。意欲が落ち込んでしまって動かないという状況になってしまいますから、その凍てついた状態をまず、何か希望があるんだなということで示していかなければいけないという責務を、私は負っておりました。  そういう意味で、再開発において、まず意欲を持ってもらうために、子どもの森等のイメージパースではありますけれども、一定の御理解を得た上で公表させていただきました。僅かな何枚かの絵ではございますが、非常に漫画チックだというふうに言われたこともありますけども、しかし、それによって面白いものができる可能性があるということで、地権者も含めまして御理解を得て公表に至ったわけです。  短時間でやるためには、そういう手法もしようがないなというふうに私は思いました。もちろん、市民の皆さんの議論を基に合意形成をしていくということも大切なんですけれども、地権者の方がまずいる。その人たちに合意を持ってもらって、そして、それを市民の皆さんに公表して、議論をしていただいて、御理解を得ると、そういう手法もあるのではないかというふうに私は考えまして、あえてさせていただきました。  それによって、ようやく動き出したところに、御承知のように新型コロナウイルスのことがございましたので、今は一定期間、そうはいっても、市民の皆さんの御理解を得るために時間が必要ではないかというふうに思っておりますから、そういう意味で、実務的には進めさせていただいていますが、公表等をしながら前へ進むということは、ちょっと控えさせていただいているという状況でございます。そういうことで、水面下も含めまして一生懸命やっておりますので、そのように御理解いただきたいというふうに思います。  今の既存のURさんがお持ちの建物は、そういう意味で老朽化が著しいということは私も十分理解しています。ですから、その意味で早く再開発をしていかなければいけないというふうに思っているところです。ここで、補強のために、あるいは、いろいろな調査にまた時間がかかると、どういうような印象を地域の方を含めて与えてしまうかということを考えると、なかなかそれは、私自身だけで判断できることではないと思っています。  もちろん、そういうことはある意味必要だというふうに思っていますから、よくよく協議しながら、慎重に対応していきたいというふうに思っています。ですから、何よりも、こういう状況でありますけれども、再開発をむやみに引き延ばすことが解決案であるというふうには思っていませんから、それが最終的な御心配の向きも解決する一番のいい方法だと思っていますので、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。 108 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  私のほうから、大きな項目で2点御質問をいただきました。順次お答えいたします。  まず、休日診療所・調剤薬局等の一体化整備に関する件についてお答えいたします。まず事業のスケジュールですけれども、当該決算年度中には、基本プラン策定ということで三師会の皆様とも検討会議を立ち上げて、検討するというような段階の上では、このスケジュールにつきましては、令和3年中には、整備を前提に協議をしましょうということで、年度というよりも、歴年の令和3年中ぐらいに整備できるようにという前提で検討をしたところでございます。  また、予定地を変更したというところでの問題点ということだったんですけれども、年度当初、前の候補地、別のところに一定の恒久的な建物ということで、予算の時点では御説明をさせていただいておりましたけれども、その後ちょっと整備手法、また予定地を変更ということで、暫定的な建物を旧保健センター用地のほうにということで変更いたしました。敷地面積自体はかなり大きくなって、駐車スペース等は取れるような場所に変更になっておりますけれども、建物自体は、若干構造的には軽量鉄骨ということになりまして、暫定施設ということになりますが、機能的には特に問題はないということに考えております。  次に、大きな御質問をいただきました。新型コロナウイルス対策の本部における検討事項、また市民への対応等について御質問をいただきました。特にこの時点で、直接市民お一人お一人にという対応はできておりませんけれども、こちら御説明がありますとおり、市としても、まずマスクとか、アルコールの在庫確認、また、その不足分の新規調達というのに、この年度末、全力を挙げておりまして、そういった部分が大きな取組の1つとなっております。
     また、もう一つは、国や都の方針を受けまして、市主催の事業の中止、延期、また施設の閉鎖、そういったものを順次検討しながら対応していったというのが、この時点での検討事項、対応事項になっているということで、本部の取組というふうにお答えさせていただきます。  以上です。 109 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  令和元年度の環境センター利活用の検討状況ということですが、2つの点について検討しました。1つは、現在もお借りしています古着や空き瓶のコンテナなどの保管方法などについて、もう一点については、スポーツ施設等のどんなものが利用可能かという点について検討させていただきました。 110 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  都市型産業誘致の関係で御質問をいただきました。当該年度、指定させていただいた企業様は、日本無線の跡地で、市のほうで売却した土地に入っていただいたものづくり産業の会社様でございます。  それから、プレミアム付商品券のほうで御質問をいただきました。25%プレミアの考え方ですが、これは国の規定の制度でございまして、国のほうで制度設計をしてきたものでございます。実施しての課題につきましては、こちらの商品券、大きく分けると、非課税者と子育て世帯、2つの方々に支給したものでございますが、非課税世帯の方々につきましては、申請率のほうが伸びなかったという点がございます。  もう一つの御質問、量販店と個店の割合ですが、およそですけれども、量販店さん、スーパーやドラッグストアさんが60店舗、それから個店さんのほうが330店舗という構成になってございます。  以上です。 111 ◯道路管理課長(山中俊介君)  私から何点かお答えいたします。まず、三鷹台駅周辺地区の進捗状況ですけれども、当該年度につきましては、用地取得以外に広場整備の配置案を作成し、まちづくり協議会、商店会と意見交換を行うとともに、2月にはまちづくりワークショップを実施しました。この意見を踏まえまして、今年度、引き続き整備に向けた意見交換を行っていく予定です。  続きまして、牟礼周辺地区の取組です。都道の問題点については、これまでも地域の御意見については東京都に伝えるとともに、さらに丁寧な対応をするように要望を伝えているところです。  次に、市道183号線の改良については、人見街道沿いの用地を取得ということになりますので、今現状、鋭角になっている部分もありますので、そちらの部分を何とか改修するような形で検討をしているところです。地元との話合いですけれども、当該年度については5回の意見交換会、さらには1回、課題を抽出するためのまち歩きを実施したところです。  続きまして、宮下橋の取組のほうですけれども、これまでも質問委員さんからこういった御意見をいただいているところで、引き続き交通管理者と協議を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 112 ◯総務部危機管理担当部長(田中二郎君)  牟礼出張所の仮庁舎の件で御質問をいただきました。こちらにつきましては、竣工から約48年が経過した庁舎の建て替えということで、新庁舎の整備期間、代替施設の仮庁舎整備のために、三鷹市が用地を賃貸借し、確保して、東京都が仮庁舎の整備を行ったものでございます。そちらにつきましての、地元等への説明会等は東京都のほうで実施しておりまして、特段、三鷹市防災課のほうにそれについての苦情等の問合せ等は受けておりません。  現在の進捗状況は、仮庁舎が今実際に昨年度から運行していまして、旧庁舎のほうは、今解体工事が進んでいるところでございます。  それと、災害時在宅生活支援施設の拡充につきましては、当該年度は上連雀三丁目のJR電車庫通りにあるかみさん広場、こちらのほうの整備を行いました。今のところ、全部で市内で12施設、災害時在宅生活支援施設を指定しているところでございます。  これらの施設につきましては、資機材を単に配備するだけでは意味がありませんので、協力をいただく地域の自主防災組織や町会・自治会等が災害時にしっかりと運営できる環境整備をすることを目的に実施しているものでございまして、マニュアルづくりや配備した資機材を使いこなすために行うミニ防災訓練の実施などにも取り組んでおります。  地域の共助力の底上げにつながっていくように支援を行っていく、これからも拡充に向けた取組を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 113 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、都市型水害対策について御回答させていただきます。当該年度は、井の頭一丁目に雨水管を整備いたしました。埋設管が多く、工事は大変でしたが、9月下旬に工事が完了し、台風19号には間に合い、台風19号でも浸水がないことを確認しているところでございます。  次に、どれくらいまで雨に対して耐えられるのかという御質問ですが、雨の降り方や範囲にもよりますので、何ミリまで耐えられるということをお示しすることがちょっと難しいような状況でございます。整備後の効果をよく検証して、必要であれば、さらなる対策を検討したいと考えております。  私からの説明は以上になります。 114 ◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。時間がないので、絞って再質問をさせていただきたいと思います。  牟礼地区の生活道路緊急安全対策の検討なんですけども、183号線、非常に危険な、かなり鋭角で、ああいう交差点というのは非常に珍しいと思うんです。それで、これについて、地元でも確かにいろいろ意見があるんですよ。それで、市からもいろいろ案も出していただいたんですが、これが今なかなかまとまらない状況であります。ただ、現状、大変に危険であると、これをやはり認識していただきたい。ですから、もう一度、やはりできるだけ早急に地元との話合いをして、進めていただきたいと。  あと、ここのところもやはり、どうしても通行量が多いために結構凸凹があるんですよね。ですから、そこら辺もやっぱりしっかり見ていただいて、ここのところの整備をお願いしたいと思います。ですから、183号線について、やはりより早急に進めていただきたいと思うんですが、それについての考え方をお伺いしたいと思います。  あと、都道自体に対して相当地元からも不満の声がございまして、いわゆる杉並区の地域と市部に入ってからの格差といいますか、正直言って、これ、あるんですよ。杉並区のほうはずっと透明のプラスチックがありますね。ところが、市部に入ると全くそれがなくなって、近所の住民の方はうるさいと、すごくうるさいんですよね。  それをいろいろ文句を言っても、やはり東京都では取り合ってくれないということで、やはり市のほうも、しっかりと地元の方の意見を聞いて、やはり都へ粘り強く交渉していただきたい。特にこれ、ある意味では三多摩格差の最たるものなんでね、この辺はしっかりと対応をしていただきたいと思いますが、その点についてのお考えをお伺いいたします。  それから、あともう一点、災害時在宅生活支援施設、市内12か所じゃあ少ないと思うんで、これはやはり今後とも計画的に進めていただきたいと思います。これは特に答弁は結構です。  じゃあ、今の牟礼の道路についてお願いします。 115 ◯市長(河村 孝君)  牟礼六丁目の市民の皆さんとは、私も何回も懇談をしておりますけれども、東京都絡みの話でもありますので、というか、根本的にそこにまず御不満があるようなので、質問委員さんもお分かりのように、大変難しい問題でもあります。今現在、放射5号線が開通したところで、恐らく都の中でも管轄が違うので、こちらの不満というのは私なりに伝えてありますが、時間がかかると思っています。それは地元の方に十分理解していただいて、前へ進みたいというふうに思っています。 116 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で自由民主クラブの質疑を一旦終了いたします。  次に、公明党。 117 ◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず、衛生費から伺います。150ページ、事項5.小児初期救急平日準夜間診療事業費についてお聞きします。月曜日から金曜日の準夜間には、15歳まで診療していただいております。また、日曜日・祝日は休日診療所で小児も診療していただいておりますが、休日夜間でも、平日準夜間でも診療してもらえない、土曜日の準夜間診療が望まれる声があります。  市内の開業医の方で、土曜日診療が数か所ありますが、準夜間となると、さらに少なくなってまいります。そこは、探すのもなかなか大変でございますし、土曜日の実施について検討をどのようにされているのか、また土曜日の実施についての御検討というのが当該年度どうだったのか、どういうお声があったのか、お聞きしたいと思います。  また、土曜日の準夜間診療を医師会と検討されるということでございましたが、当該年度はどのような検討があったのか、併せてお聞きいたします。  151ページ、事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費についてお聞きいたします。当該年度、新生児聴覚検査の検査料の助成が実施されました。利用者数が1,028人とのことでしたが、そこへ里帰り出産等で、都外で出産された方の対応はどのようにされているのか、お伺いいたします。また、再検査となった新生児は何人いらっしゃったのか、教えてください。  続きまして、151ページ、事項7.休日診療所・休日調剤薬局等の一体的整備事業費について、お聞きいたします。令和3年度の暫定整備に向けての検討会議の設置後に、規模や配置の検討をし、基本計画の策定をされましたが、例えばインフルエンザなどの発熱患者の診察の際の他の患者と接触しないような動線の検討や診療所を分ける整備が必要かと考えます。例えば、以前、インフルエンザが流行した際に、医師会館での休日診療の際に、インフルエンザ患者と他の患者を分けるために、既存の部屋を改装して環境を整えていただいた背景もございます。今回の暫定施設整備計画策定の際に、インフルエンザ流行などの際の待合室や診療所を分ける検討はどのようにされたのか、お聞かせください。  続きまして、152ページ、事項8.出産・子育て応援事業費についてお聞きいたします。ゆりかご面接で、保健師が継続フォローした人数が40人、妊娠中に家庭環境にリスクを抱えている特定妊婦が17人とのことですが、ゆりかご面接でフォローにつながればいいのですけれども、ゆりかご面接に来られない妊婦にこそリスクがある場合が少なくないと考えます。医療機関との連携が重要になるのではないかと思いますが、当該年度、関係機関との連携はどのようにされたのか、お伺いいたします。  続きまして、154ページ、事項24.がん検診関係費についてお聞きいたします。胃がん検診についてお聞きいたします。胃内視鏡検査が自治体の行う検診として推奨され、当該年度から個別検診が開始されました。経過措置としてエックス線検査(集団検診)と併用実施でしたけれども、胃内視鏡検査とエックス線検査の実績を踏まえて、今後の胃内視鏡検査とエックス線検査の併用の検討はどのようにされたのか、お聞きいたします。  当該年度から、胃がんエックス線検査の対象者年齢を40歳としましたが、検診数への影響についてお聞きいたします。  また、平成30年から特定健康診査等、各種健康診査と、同時受診ができるようになりましたが、がん検診の受診者数や当該年度への影響についてお聞きいたします。  続きまして、農林費、伺います。163ページ、事項2.農業振興支援事業費についてお聞きいたします。三鷹市優良農地育成事業補助金交付実績が700万円です。予算が700万円ですが、交付申請者15件でしたけれども、予算額を超えてしまうほどの多数の希望者がおられました。都市に調和した農業経営の存続と安定を図るための補助金でございますが、貴重な都市農業を守るために増額も必要と考えますが、決算年度はどのように検討されたのか、お聞きいたします。  164ページ、事項9.都市農業活性化支援事業費についてお聞きいたします。都市農業の育成における農業、新たにやりたい方のための支援について、お聞きいたします。農業振興計画に記載した現在の農業者の経営規模の拡大のために、貸借法をまず一義的に使って、規模を拡大したい人のリスト化を始めようかというところで、JAや農業委員会の中で検討を始めたということでございましたが、どのように検討が進められたのか、お聞かせください。  また、市外からの参入者も含めた賃貸借での広がりについては、実際貸借の法律に基づいた場合、農業経営ができるという保証がなければ、認めるということはなかなか法律上難しいので、今後、相談等があったら、改めて検討していきたいということでしたが、当該年度、該当するものがあったのか、お聞かせください。  続いて、商工費、伺います。165ページ、事項4.買物環境整備事業費についてお聞きいたします。買物環境は社会インフラ整備の一環であると考えます。こうした視点で、本事業における具体的な成果が早急に求められると考えております。この夏も高齢者の市民が猛暑の中、カートを押して、暑い中、買物に行く姿や暑くなる前の早朝に近くのコンビニで何とか買物を済ませる姿が多く見受けられました。商店の少ない大沢地域の市民、特に高齢者市民が実態として利便性が向上したと感じられるためにも、移動販売車の試験的導入とモデル的な実証を行うなど、行政が主導しての取組を推進することが必要かと考えますが、御所見をお伺いいたします。  次、土木費、お聞きいたします。172ページ、事項8.路面下実態調査事業費についてお聞きいたします。市道バス路線における空洞化調査におけるこれまでの結果について、どのような事業評価をされているのでしょうか。  また、近年の技術革新によって、埋設物等の実態も3Dで掌握が可能となっております。今後の適切な指導管理と予防保全に向けた取組についての御検討はどのようにされているのか、お伺いいたします。  178ページ、事項16.案内・誘導サイン多言語化事業費についてお聞きいたします。国際化の進展により、市内施設案内標識が三鷹駅周辺22か所、道路愛称名標識が井の頭地区33か所で多言語化されたということですが、駅前周辺におけるバス路線案内等、分かりにくいとの指摘がまだあります。外国人の視点や意見の反映や、国際交流協会との連携での点検等の手法は、当該年度どのようにされたのか、お伺いいたします。  次に、179ページ、事項5.野川流域自然環境保全事業費についてお聞きいたします。昨年の台風以降、野川流域の方々からの御意見で、河岸の大きく育った樹木の伐採の要望が多くなっています。自然豊かな風景の保全は必要ですが、増水の後にごみや草が張りついていて、見苦しいとの御指摘です。何よりも豪雨時に水の流れをせき止めてしまわなければならない方の御意見が多く寄せられております。三鷹市として、適切な自然環境保全をどのように認識され、東京都と連携を図られているのか、お聞かせください。  179ページ、事項7.保存樹木関係費についてお聞きいたします。当該年度、台風19号をはじめ、大型台風が毎年訪れ、多くの木が倒木しました。地球温暖化の影響で、今後も大型台風の被害が予想されます。保存樹木の診断等については、保存樹木は個人所有のものが多く、所有者との連携を図りながら、例えば剪定や刈り込み等の管理作業を行っている委託業者さんとの連携や市の巡回パトロールを行い、職員による木の状態の確認を行うとしていました。  また、必要に応じて樹木の専門家である造園業者との情報交換や相談を行い、職員は、専門樹木医の方と造園業者との連携を図りながら、樹木についての診断等を行っていきたいということでしたが、被害の軽減化や未然防止の取組についてのお考えはどのようなことがあったのか、お聞かせください。  続きまして、消防費、185ページ、事項5.防災訓練費についてお聞きいたします。当該年度、何よりも台風15号及び19号により、多くの課題が見受けられた年度となりました。これまでの備えとして、台風被害想定と、今回の19号避難所開設等の結果として、多くの防災上の改善の必要性が課題となりました。これまでの地域防災計画における河川の氾濫への備えと今年度の台風被害における今後の地域防災計画への反映すべき課題等の議論はどのように対応されたのか、お聞かせください。  また、新たな浸水ハザードマップ作成、配布による、市民と新たな地域課題を共有するための取組について、どのように進めていかれるのでしょうか。本年度の水防訓練がコロナウイルス感染症により中止となりましたが、今後の水防訓練の開催単位、地域や参加者等の実施計画への議論はどのように進んでいられるのか、お聞かせください。  続きまして、下水道事業特別会計、お聞きいたします。274ページ、事項3.都市型水害対策事業費についてお聞きいたします。先ほど他の委員からも質問がありましたとおり、今回、井の頭一丁目の付近の雨水管整備を進められ、浸水被害の軽減を図られましたけれども、当該年度は大型台風等の影響で新たに見えてきた課題や大型台風等を想定しての水害対策の検討はどのように進められたのか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。 118 ◯市長(河村 孝君)  1点だけお答えさせていただきます。台風19号でどんな教訓を得たかということでございますが、最近テレビで見てみますと、自助、共助、公助という言葉が出ていますが、また、それに逆に、公助、共助、自助じゃないかというふうな、そういう言い方もあります。ただ、現場を預かる私として考えていることは、台風19号で明らかになったことは、公助だけでも無理、自助だけでも無理。共助のところをどういうふうにつくっていくかということが、一番重要だというふうに思っています。  ひとり暮らしの御老人も多くなったりしていますから、また、学生でひとり暮らしも、今回結構見られましたので、そういう人たちがどういうふうに避難場所まで行くか。その避難場所、三鷹だけで、何もなくて600人ですからね。被害があった近隣の市は何千人という単位になっていて、大変な状況になっているわけです。ひとたび三鷹でも同じようなことが起きれば、何千人どころか、ひょっとしたら何万人になってしまうかもしれない。  そういう状況を見たときに、避難場所を市の公共施設だけでも難しいし、それ以外にやっぱり民間の施設に協力してもらわなければいけない。ということは、その施設、例えば、20か、30か、40か、100か分かりませんけれども、市内でその数だけ設営をする人たちが必要なわけですよ。ということは、職員だけでは、中心的なところを幾つかはしっかり造れるとしても、市内全体で造れるはずがない。それを前提にした計画図自体がやっぱり問題になってきている。  避難所の希望される、そこでの生活水準と言うのも変ですけども、プライバシーとか、あるいは暑過ぎず、寒過ぎず、人とも距離を持ってとかいうふうになってくると、これはそういう組織をどういうふうにつくるかということ自体が問題になってくるはずなんです。情報環境も違いますしね。ですから、そういうふうに考えると、大変な地域防災計画の見直しになるだろうというふうに思っています。  そういう、幾つもの教訓を、我々は去年から今年にかけていただいているというふうに思っているので、まさに防災・減災のまちづくりというのは、本当に逃げることのできない大きな課題であるというふうな、そういう教訓を得ているところでございます。 119 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  まず、私のほうからは、小児初期救急平日準夜間診療事業に関連いたしまして、土曜日の夜間の診療についての実施の検討は、どのような検討があったかという御質問でございますけれども、医師会の先生方とも、平日、また休日夜間診療について様々検討しておりますけれども、当該年度、土曜日のこの夜間についてのみの何か検討はというのは、特段土曜日に限ってという検討では行っておりません。  ただ、こども救急みたかに関しましては、平素から医師会の先生方からも、より周知を進めてほしいということは御意見として伺っておりますので、そういった周知、普及啓発に向けた取組はしておるところでございます。  また、土曜の夜間に診療している病院等の情報についてでございますけれども、こちらのほうは、健康ガイドみたかとか、市のホームページ、そういったところで、市の事業ではございませんけれども、東京都全体の案内業務ですとか、電話相談、また東京消防庁の相談センター等の御案内を、様々な媒体を使ったところで周知、広報に努めているということでございます。  続きまして、休日診療所一体化整備事業につきまして、特にインフルエンザ等感染症対策に関連した検討をどのように行ったかという部分でございますけれども、特に今回の場合、既存機能の暫定施設への移転ということで、機能集約は考えておりますけれども、新たな機能をプラスするということは、当然検討には入っておりませんので、現在の機能を前提に、動線を中心としたレイアウトは、基本プランの策定の中では、先生方とも検討したということになっております。  続きまして、がん検診に関連しまして、同時受診、胃がん検診ですけれども、エックス線と内視鏡検診併用、当該年度、またどのような検討をされたかということでございますけれども、それぞれ、年度当初に見込んだ予定数というものに対しまして、ほぼ予定どおりの申込みがいただけたのかなというふうに評価しております。令和2年度、今年度につきましても、それに基づきまして、それぞれの検査を併用しております。  それぞれ、ちょっと検査は意味合いが違う部分もございますので、それぞれに一定の市民の方の御要望もあるようですので、これは医師会の先生とも御相談しながら、今後の取扱いについても検討していきたいというふうに考えております。  また、対象年齢、エックス線検査のほうを40歳としたところの影響でございますけれども、これ、1年前の数字になりますが、1,423人受診をされた方のうち、この30歳から40歳の方、30代の方が231人おりまして、この40歳にしたということで、約16%程度の方に影響が出たのかなというふうに評価をしているところでございます。  私からは以上です。 120 ◯保健サービス担当課長(小島美保さん)  私からは、御質問の2番と4番について御回答させていただきます。  新生児聴覚検査につきまして、里帰り等の理由で、市内で新生児聴覚検査を受けられなかった方につきましては、助成額の3,000円を上限額といたしまして、償還払いをさせていただいて対応させていただきました。当該決算年度は192件の対応をさせていただいたところです。  また、再検査になった方の人数ですけれども、5人となっております。  御質問の4番目、医療機関との連携についてでございます。ゆりかご面接は事前に提出された妊娠届を確認しながら行っております。ゆりかご面接を受けていない妊婦さんで、妊娠届の情報から支援が必要だと反対した場合には、保健師から積極的に本人へ連絡をさせていただいています。当該決算年度の関係機関との連携でございますが、148件の妊産婦について医療機関と連携をさせていただきました。  私からは以上です。 121 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  まず、1点目、優良農地育成事業補助金についてお答えいたします。この補助金の予算、700万円でありますけども、予算編成時に農協等の協力を見まして、大体そのときの補助金の額を想定いたしまして、予算要望をしておるところでございます。  決算年度につきましては、第1次募集において10件ございまして、その時点でまだ予算の余裕がございましたので、第2次募集をいたしまして、5件の要望があって、予算、補助金を支出したということとなっております。  続きまして、規模を拡大した人のリスト化ということでございますが、この事業につきましては、東京都全体で行っております調査の、東京都農産物生産状況調査の中で都市農地保全調査というのを実施しております。この調査の中で、これは記名は任意なんですが、貸出しの、借りたいという意向があるかどうかというのも含まれておりまして、その中である程度記名をされている方のことは、農業委員会として、現在把握はしているところでございます。これにつきましては、今後、こういう方たちにどのようなことが可能かということを、農業委員会等の中で確認していきたいと思っております。  最後に、市外からの参入につきましてですが、当該年度については、このような形での相談というのは、我々のほうにはありませんでした。  以上です。 122 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  買物環境整備事業について御質問をいただきました。買物環境整備事業におきましては、平成30年度、令和元年度と、青梅、港区、青山等、視察等を繰り返してまいりました。やはり、民間さんだけの努力でも続かなかったり、ボランティア一辺倒になってしまったりと。また、行政だけで先行してやると、需要がないところでうまくいかないというようなことも見てきてございます。  三鷹市も、もう少し推進力を強めながら、やはり地域と連携を取りながらやっていきたいというふうに思っております。大沢以外の地域ともまた話を始めているところですので、地域との連携の中で進めてまいります。  以上でございます。 123 ◯道路管理課長(山中俊介君)  私からは、路面下実態調査事業についてお答えいたします。令和元年度につきましては、3年間計画の2年目に当たりまして、19路線、約9.6キロメートルを調査いたしました。これまでの調査で、空洞が疑われる箇所について、現地を掘削したところ、ほぼ調査どおり空洞化していることから、調査については精度が高いものと感じているところです。  今年度の調査によって、バス路線と主要幹線道路についての調査は完了する予定になりますので、今後につきましては、一定程度、状況を見た上で、再度実施するかを検討していきたいと考えております。 124 ◯都市整備部調整担当部長(田中元次君)  案内・誘導サイン多言語化について、お答えをいたします。みたか散策マップにおいて指定される散策エリアの案内標識の多言語化を行いました。今後、バス停再配置等の交通環境対策完了後に、バス路線案内等の改善を行う予定です。国際交流協会との連携についても、そのときに検討をしてまいりたいと考えております。  以上です。 125 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  2点、お答えします。まず、野川など、市としての適切な自然環境保全と東京都との連携ですが、市としましては、地域住民の安全安心した生活の確保や良好な自然環境の保全が重要だと考えております。平常時より、市職員のパトロール時や市民からの要望などを受けた際は、現地の状況を東京都に伝え、市でできることは市で対応するなどの河川の維持管理に取り組んでおります。  続きまして、保全樹木について、被害の軽減、未然防止の取組ですが、当該年度につきましては、保存樹木の所有者の方に、懇意にしている造園事業者に相談をお願いしたり、また、市職員のパトロールで確認をしているなど、必要に応じて市も立会いをして、樹木の診断を確認して行ってきたところでございます。  引き続き、樹木の本数もまだ多いところがございますので、市と所有者と連携を図りながら、樹木の被害の軽減、未然防止に取組を進めていきたいと思います。  以上でございます。 126 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、都市型水害対策についてお答えさせていただきます。大型台風に対する課題等でございますが、他市区では、野川が氾濫し、水害を引き起こし、河川の危険性を改めて認識したところでございます。河川への対策は大規模で、時間と費用がかかることが課題でございます。大型台風を想定しての水害対策の検討でございますが、他市の被害状況などの把握に努めたところでございます。  現在も野川の対策として、東京都が三鷹市内で野川大沢調節池の掘り下げ工事を行っております。三鷹市では、浸透ますの設置の推進や、調布市と連携して雨水貯留施設の整備を行っております。引き続き、河川への流出抑制の整備に努め、効果的な方策についても検討を重ねたいと考えております。  私からの説明は以上になります。 127 ◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。がん検診のところで、特定検診と健康診査を同時受診できるようになっての、当該年度の影響の御答弁がなかったような気がするんですが。  あと、すみません、市長のほうから、今回19号の教訓といいますか、御答弁いただいたところですが、その他の部分の御答弁が、今後、配布に市民とどのような展開をしていくのかとか、あと水防訓練の開催単位のことの御答弁がなかったようなんですが、お願いします。 128 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  申し訳ありません、先ほど御質問いただいておりました特定検診との同時受診、平成30年度から肺がん検診のほうが同時受診ということで、開始をしております。平成30年度、今回は決算年度、令和元年度ということなんですが、2年目になります。同時受診前の肺がん検診、平成29年度の受診者数、297人ということで、対象人口で見ると1%に満たない、0.28%程度の受診者数でございましたけれども、決算年度、2万5,123人ということで、対象人口23.46%ということで、80倍を超える多くの受診者が受けていただけるという検診になってございます。  以上です。 129 ◯市長(河村 孝君)  具体的なスケジュール感等は、既に代表質疑の中でも若干述べていると思いますが、基本的に地域防災計画の見直しの中で、今、部会をつくって、しっかりと検討しておりますので、例えば高齢者の方をどういうふうに、おひとり暮らしの方を誘導するかとか、あるいは今申し上げたようなことも含めまして、きちんと対応してまいりたいと思っています。 130 ◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。分かりました。しっかりとまた、取り組んでいただければと思うところでございます。  申し訳ございません。今回、様々な款で御質問をさせていただいたところでございます。今回、市民の皆様の観点、お声を聞いた質問でございましたけれども、この結果を踏まえて、当該年度以降、また、しっかりと取組を進めていただければとお願いするところでございます。よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 131 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で公明党の質疑を一旦終了します。  この際、しばらく休憩します。
                      午後3時12分 休憩 132                   午後3時37分 再開 ◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開します。  次に、民主緑風会。 133 ◯委員(谷口敏也君)  それでは、質問させていただきます。まず、衛生費の151ページの休日診療所・休日調剤薬局の件で、代表質疑でも質問させていただきました。これについては、一般質問というか、その前の代表質疑、去年の代表質疑でも質問させていただいて、そのときは場所の変更、議会に一言もなく行ったことについて指摘させていただいて、そのときには、でも、市長はそれは進め方は間違っていないと言っていたんですよね。ただ、この前の代表質疑で、ちょっと間違っていたかもしれませんという答弁があったので、少し驚いていました。あったでしょう。それは、私の主張も少し受け入れられたのかなと思って、その辺は評価させていただきたいと思っております。  ただ、そこの答弁で、スケジュール的には変わっていないという答弁があったんですけど、この予算のときに、基本設計までが令和元年の予定だと思うんですけど、基本設計って言っていましたっけ。この今年度、基本設計まで行ったかどうか確認したいんですけど。  ちょっと待ってください。1個ずつじゃないんです。一問一答じゃないんです。一問一答をやっていると、みんなの質問をできなくなっちゃうので、それをまず確認をさせてください。  続きまして、159ページの新川暫定広場、今回いろいろと報告がございました。先ほども質問がございましたが、これについても、我々の会派として、監査委員を出している関係でまた言っておかなければいけないんですけど、資産除却債務としての認識を待つべきじゃないかと言って、これも予算のときも質問させていただきました。  一般企業、民間企業の会計方式であれば、入って当然なんですけど、公会計では入らない。まだそこも入れなくていいということになっているんですけど、実際はたしかちょっと数字もうろ覚えなんですけど、10億円単位とか、そういう単位じゃないと、たしか土壌改良ができないとかいう、かなり大きな額でしたよね。やっぱりそれは、次に何かに転用するにしても、あそこの建物を壊して更地にするにしても、土壌入替えしなきゃいけないじゃないですか。そうなると、そこの費用は将来的にはかかるという認識でいないと、財政の観点からやっぱり問題になってくるんじゃないかなと思うんですけど、当該年度、この資産除却債務として認識することについてどのように議論があったのか、お伺いしたいと思います。  続きまして、166ページ、先ほど部長のほうからも説明がありました、3市の交流連携事業なんですけど、5か年計画の2年目ということで、三鷹市が幹事ということで、今回、たしか500万円ぐらいの予算で四百何十万円だと思いますけど、中央線を軸とした形で、観光に関しての交流人口を拡充、拡大を目指すというようなコンセプトを意味を持ってやられた事業だと思うんですけど、実際の集客数ですとか、これ載っていますけれど、成果と課題についてお伺いしたいと思います。  続きまして、173ページの三鷹の駅前デッキの喫煙所です。これについては、代表質疑でも質問させていただきました。駄目ってある程度分かっていたけど、どの程度駄目なのかという調査のため、そして、ぐるっと回って元に戻ったというような市長の御答弁もございました。我々としては、ぐるっと回らないで、そのまま緑の小ひろばであれば、デッキ上の喫煙所の撤去も早かったんじゃないかと、そういうことも考えているんですけど、その辺の政策判断について、市長の御所見をお伺いしたいと思います。  続きまして、175ページの事項9のTSマーク、これはうちの保険のプロが再三指摘をしているところで、市としてもホームページのほうに変えている部分もチェックをしております。ただ、やはり、これでは物足りないのではないか。この保険の問題点は共有していただいていると思うんですけど、その保険を、税金を使って提供しているということについて、問題意識がちょっと薄いんじゃないかなと思いますので、その辺の御所見をお伺いしたいと思います。  続きまして、あと3つですから。177ページの事項12の都市型水害対策事業費、止水板の件なんですが、これはうちの会派もこういった事業を進めるようにというのを提案していたところで、非常にありがたいんですが、今年度の実績が1件、予算としては280万円の予算があったわけなんですけど、この決算を見ますと16万5,000円ということで、1件しかなかった。実に残念なことなんですが、今年度、当該年度の取組、広報不足じゃないかと思うんですよね。実際、自身の防災対策として一番有効な、特に地下とか、半地下の駐車場とかをお持ちの家庭には非常に有効的なものだと思いますので、当該年度、どういった広報活動をして1件にしかならなかったのか、反省点を踏まえて、お伺いしたいと思います。  続きまして、178ページ、駅前再開発の件なんですが、これも代表質疑で質問をさせていただきました。答弁では、URなどとの合意形成や、東京都や警察などの都市計画、交通計画の協議、調整などを行ったというようなことがございます。先ほども、市長のほうからも答弁がございましたけれども、地権者との合意形成に当たったというような形でありますけど、具体的にこの1年間で、どれぐらい変わったのか、どれぐらい進んだのか。今までの、止まっていたところよりも、具体的にどれぐらい進んだのかというのを、ちょっとお伺いしたいと思います。  最後に、186ページの災害時の在宅生活支援、これも先ほど来から議論がありました。ここに来て、先ほども市長がおっしゃっていましたけど、避難所が足りないというようなこともありましたし、水害であれば、ある程度事前の予測ができて、一定の場所での避難所の確保ということで足りるかもしれないんですけど、いざ首都直下型地震とかになった場合に、当然今までのも足りないし、先ほどおっしゃったように、いろいろな地域の力、例えば高校とかを借りたとしても、それでも足りないと。そうすると、やっぱり在宅での避難というのをお願いしなければいけないと思うんですよ。  ただ、在宅の避難のための施設というような形になると思うんですが、先ほども部長のほうからも、拡充をするということがございました。今現在は12施設ということなんですが、今年度、上連雀三丁目、1か所だけということでありますね。本来ならもっと迅速に進めていくべきではないかと思うんですけど、当該年度の取組として、この上連雀三丁目だけになった経緯、あるいは、ほかに拡充していくための施策みたいなことはどういったことをやられたのかというのを、お伺いしたいと思います。  以上、お願いします。 134 ◯市長(河村 孝君)  それでは、御答弁に幾つかお答えさせていただきます。最初の休日診療所の関係でございますが、間違っていたかもしれませんというふうに御答弁したのは、恐らく手続的に議会の中でそういう合意の下に進んでいるということに、先ほど申し上げたように、当選以来、短期間の中で判断していたことなので、ちゃんとした配慮が足りなかったということは認めざるを得ないというふうに私自身も思っておりますので、そのように御答弁させていただいたというふうに思っています。スケジュール等については、担当から御答弁させます。  続いて、新川暫定広場の件でありますけれども、相当汚染されている可能性がありますから、恐らく土壌の入替えで多額の経費がかかる可能性があります。そのときには、こういった環境の施設をこの後にも、どういう形であってもいいからつくらないと、全額を全部市が持たなければいけないので、そういう意味で、その後の形態を内部的にしっかり固めておく必要があるという認識でございます。恐らく前政権においても、私もいた頃もそういうことが同様に話されていましたから、方向性を確定、まだできないということで、暫定的な活用方法を現在選択しているんだろうというふうに思っています。  私の対応としては、そういう選択が近々にされて、一応上部の利用がされているわけですよね。ですから、取壊しとか、土壌の入替えを現在やると、造ったばかりですので、ちょっと非効率的ではないかというふうに判断して、しばらくあの形で持っているというふうに考えています。これは、まだ私の個人的な考えでもありますけれども、恐らく北野のインタージャンクションの上部利用のときの、上をどういうふうに活用するかというときの、ひょっとしたらその選択肢の1つに、あそこの上部がなり得る可能性もあるというふうに、一応考えています。  ですから、あちらの施設の活用は、もう少し後にならないと、射程として具体化してきませんので、もう少しこれは判断に余裕があるのではないか。つまり、いろいろなことをやらなければいけませんから、今急いでばたばたと決めてかかる必要はないというふうに思っていますが、そういう考えでいます。  続きまして、公衆喫煙所の件は、もう何度もやり取りをさせていただいていますが、私としては、現状のデッキの上で何とかできないかということを、当初こだわっていました。強度上、問題があるということも分かっていましたが、では、どの程度の強度の補強をすれば一定の施設ができるのかということを、つまり、今の強度を前提にして公衆喫煙所を考えるのではなくて、必要な公衆喫煙所を造るには、どの程度補強しなければいけないかという、逆の考えでいました。できない話ではない。ただ、相当お金がかかる。  そうすると、周辺でどこがあるかということで、3つも、4つも候補地を挙げて、ここは視認性が悪いから駄目だとか、あるいは費用がかかり過ぎるから駄目だとか、いろいろな選択肢の中で、おっしゃるように、ぐるっと回って元に戻ってきたということで、現在考えているところです。  そこの施設についても、地下に埋蔵物があったりとか、周辺を活用している人たちにとってどういうものなのかということで、苦情とか、反応が来ているわけでありますから、どこにしてもなかなか難しい施設なんですよ。その中で、最終的な決断をしたということでございますので、回り道はしましたけれども、無駄ではなかった。最初から、デッキは駄目で、あそこしかないというふうになると、説得力がない話になってしまったというふうに思っていますので、慎重であったということでございます。  これで、私からは終わります。 135 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  休日診療所・調剤薬局の一体的整備のスケジュールの件について、当該決算年度につきましては、予算当初から施設整備の基本プラン、基本設計業務を委託の予算ということで計上させていただいておりまして、それを予定どおり執行したということで、スケジュールはさっきの委員さんにも答弁したとおり、3年度中の整備に向けてということで、変更はございません。  以上です。 136 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  観光の3市連携交流事業の件で御質問をいただきました。当事業は、3市の行政と観光協会6団体が、市長会の補助金を活用いたしまして、5年がかりでやっていく事業でございまして、当該年度はその2年目となります。  事業の柱は4つございまして、1つ目は、活動の主体となる市民や事業者さんが知り合い、支援し合う、そういった交流の場をつくるということ。2つ目は、市民によって提案された観光資源を、行政も含めて磨き上げていく。3つ目が、その資源を活用し、実際に事業化できるか検証するパイロット事業を実施する。それから4つ目は、効果的なPR手段の研究という形になってございます。  2年目となる令和元年度は、6団体による連絡会議を10回、市民交流会議を3回、延べ36人ですね。それから、先進地の視察、それからPR事業の研究ということで、フェイスブックを立ち上げたりとか、そういったことをしてございます。また、パイロット事業の前段階に、お互いの市がお互いの市の市民に向けてまち自慢をする、プレとなりまちツアーというのを実験的に実施をいたしました。  課題といたしましては、持続的・自律的な市民交流会にはまだ至っていないこと等がございます。本来であれば、今年度、パイロット事業をそれぞれの市の市民から公募をして、実施をするということで予定しておりましたが、新型コロナの感染の影響で、今それはちょっと中止しているという状況でございます。  以上でございます。 137 ◯都市交通課長(久保田実君)  TSマークの附帯保険について御質問をいただきましたので、御答弁さしあげます。TSマークは、自転車の点検整備を受けることにより、自転車保険が自動的に附帯される制度となっております。自転車の安全利用におきまして、車両である自転車を点検整備、受けることにつきまして、非常に大切なことだと考えております。  ただし、事前に自動附帯される保険におきましては、対物補償がないことや、1年ごとに更新をしなければならないことなどございますので、引き続き、利用者の状況に合わせた補償内容の保険に御加入いただけるよう、御案内をしてまいります。  以上でございます。 138 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、止水板の設置補助事業について回答させていただきます。まず、PR周知についてでございます。ホームページ、市報、水害対策での工事説明会等での周知を図って、積極的に周知に努めてきたところでございます。  次に、利用件数の少ない要因の推測でございます。止水板の設置補助事業については、平成30年度から開始させていただいております。事業開始年度は潜在的な需要もあって、5件の申込みがございました。当該年度は、2年目で、潜在的な需要も減り、また水害被害が大きく発生するような豪雨がなかったことも挙げられると推測しております。ただし、水害被害を防ぐことができる止水板の設置は非常に有効であると考えております。今後も引き続き、より効果的なPRについて検討してまいります。  私の説明は以上になります。 139 ◯都市再生部調整担当部長(向井研一君)  私からは、駅前再開発の進捗状況、どのように、どのくらい変わったのかといったような御質問にお答えいたしたいと思います。駅前の再開発の取組は、平成16年頃からスタートしておりまして、ほぼ約15年ぐらい経過をしているわけであります。この期間、長い期間を要していますので、地権者、市民の方から、いつ実現するんですかとか、本当にできるのといったような御心配の声も耳にすることもよくあるところであります。  そこで、令和元年度、三鷹市では少しでも早く再開発が進められるように、イメージコンセプト、三鷹市が考える構想を先に示して、それを土台に地権者や市民の皆さんが御意見を出しやすい形を取ったところであります。その結果、多くの方から御意見をいただきまして、大半の方からは期待をしている、ぜひ進めてほしいというメッセージをいただいたところであります。このように、市民の皆さんの再開発への意欲の喚起、また機運の向上というのは大きな成果だと捉えておりますので、これが再開発事業の中での最初の一歩と言えるのではないかというふうに認識をしているところでございます。  以上です。 140 ◯総務部危機管理担当部長(田中二郎君)  災害時在宅生活支援施設についてでございます。まさに震災等においての被災後も御自宅で生活する在宅避難者の生活に必要な支援、こちらを行うための資機材、こちらを配備して、地域の共助の取組の拠点となるような施設ということで運営をお願いしているところでございます。そこで、やはりその地域の自主防災組織、町会・自治会等が中心となって自主運営をしていただくというのが前提でございまして、今は、まず、その組織の成り手があることが前提ということで、我々のほうでハード面で設備をどんどん置いていけばいいということではないので、なかなかその辺の地域の方、住民の方々との連携というのが前提になってくるということで進めさせていただいております。  一方で、ちょっと課題としては、物置、倉庫を設置するに当たりましても、現在では建築確認が必要になってくる。そういったことも背景にありますので、以前のように、敷地があれば倉庫を置けるということではなくて、やはりそういった建築確認申請手続、それと要件、それとその手続の費用と、そういったものも背景のほうに関わってくるというような形で、ちょっと、時間を要しているということが現状であるということで認識しております。  でも、引き続き地域の方々に声をかけていって、そういった組織を立ち上げていただけるように、我々努力していきたいというふうに考えております。 141 ◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。まず、新川暫定広場の件なんですけど、暫定なんで、その後の利用というのは、今、市長からのお話で分かりました。私も造ったばかりなので、これはこのままある程度は使っていくべきだと思います。ただ、債務としての認識をやっぱり持っておくべきじゃないか。それで、財務上、書類上、見えるようにしておくべきではないかなと思うんですが、その辺についての御所見をお伺いしたいと思います。 142 ◯企画部調整担当部長行財政改革担当部長(石坂和也君)  やはり、その根本にあるのは企業会計、かかった費用をどうやって収益でカバーするのかと、現金会計で税をどう配分するのかというところで、会計基準が異なるところが根底にあるのかなというふうに思います。ただ、委員おっしゃるとおり、やはり、いざ解体するとなったときに、どう財源を確保していくのか、そういったことは多分重要だと思うんです。  ですので、除却を含めた施設のライフサイクルコスト、そういったところを見据えて、中長期的な視点を持って、どう財源を確保していくのか、積み立てていくのかとか、現金会計ならではの視点を持って、契約時に対応していく必要があるのかなというふうに認識しているところでございます。 143 ◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。やはり、恒久的に使っていくには土壌入替えしなければいけないですし、そのためには費用がかかる。それはもう分かり切っていることなんで、それをどこかに組み込むというようなことはちょっと考えていただければなと思います。  続いて、デッキ上の喫煙所のほうなんですけど、市長は無駄ではなかったというような結論ですが、今でも、我々は無駄だったんじゃないかと思っているところで、これらについては、我々の意見を述べさせていただいているところでございます。  TSマークのほうなんですけど、点検整備をしていただくことが目標というような考え方でいいんですかね。そうであれば、この保険がそこまですごい、事例が、今、賠償責任で9,000万円とかありますよね。そこまでをカバーできていないんだよということをしっかりと告知する必要があると思うんですけど、市のホームページも、その旨ちらっとは書いてあるんです。  東京都のほうを見ると、まず、TSマークじゃなくて、自転車賠償責任保険の加入状況、これが一番最初に来ているんですよ。その後、TSマークなんです。うちはTSマークが先なんですよ。そうすると、万が一これで事故が起こって、三鷹の言っている保険に入っているから大丈夫だと思ったら、駄目じゃないかって言われた場合にまずいと思うんですけど、その辺についてはどうお考えでしょうか。 144 ◯都市交通課長(久保田実君)  市民の方に誤解を与えないよう、丁寧に周知をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 145 ◯委員(谷口敏也君)  それだと、順番は違うし、目立たせるところが違うと思うので、ちょっとホームページの在り方も考えていただきたいんですけど、それはどうでしょうか。 146 ◯都市交通課長(久保田実君)  御指摘いただきましたホームページについて、見直しをかけさせていただきます。 147 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で民主緑風会の質疑を一旦終了いたします。  次に、日本共産党。 148 ◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。初めに、決算概要の106ページ、新型コロナウイルス感染症対策の実施について質問をします。コロナウイルス感染症が拡大する最初の時点では、職員等に向けたマスクの購入をしていると思います。市内の保育園や学童、障がい者や高齢者施設の状況把握は十分に行えていたのでしょうか、お伺いします。 149 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  決算年度末の時点で、先ほども御答弁いたしましたけれども、市のほうではまず在庫状況の把握と、それから、市の各施設でのそういったものを配備というのが中心の対応になっておりました。それぞれの施設、また部署を所管する各職場のほうから、各施設の状況も本部会議等で集約をして、必要な部分、優先順位の高いところに順次配備を行ったということでございます。  以上です。 150 ◯委員(栗原けんじ君)  今指摘した施設では、濃厚接触が避けられない、市民サービスを行う上でも重要な施設です。各事業者がマスクや消毒液の確保に苦労された。現場の声に応える取組、そのシステムというのは重要だったかと思いますけれども、この年度の取組の中で、特に課題だ、教訓だというふうに感じていることを確認しておきたいと思います。 151 ◯市長(河村 孝君)  当初、やっぱり各保育園、各病院でマスクが足りないとか、アルコールが足りないということがぼちぼち出始めた頃ですね。当初は、この本部ができたときも、分かりやすく言うと、大体市内では感染症は10万人に1人ぐらいの感じだったんですよ。ですから、隣接の市長さんと話していても、10万人に1人ぐらいでそんな大騒ぎすることないじゃないかみたいな感覚は、2月の初めぐらい、3月の当初もそんな感じだと思いますよ。  ですから、当時の認識としては、各お医者さんとか、そういう民間の保育所か、そういうところで足りなくても、それは今の議論に近いですけども、自助努力でまず確保に努めろよみたいな、そういう感じのほうが強かったですよ。途中から、それじゃあおかしい。つまり、これは災害だというふうになると、足りないというところで、困っているところは、公立であれ、私立であれ、やっぱりそれは備蓄しているものの中から無償で渡すべきだというふうに変わっていたんです。  それは、恐らく全国的にもそんな感じだと思いますよ。ですから、そういう意味で、払底してまちの中からなくなるという状況を見ていく中で、我々としても、持っているものはみんな出せというふうな形で、この本部を中心に方針を変えていったということです。  ですから、そういう意味で、おっしゃることはもちろんそのとおりだと思いますが、そういう優先順位で、しっかりと災害対応したというふうに認識しているところでございます。 152 ◯委員(栗原けんじ君)  この新型コロナウイルス感染症の認識っていう点で、初めての経験ですから、なかなか苦難があったと思いますが、国や都の指示待ちになっていなかったのかという点では、やはり市の独自性、危機管理能力が問われる事例だったというふうに思います。  現場では、本当に市で持っていたところと、そうでなかったところとが、やはり市内でも差があって、公立、私立、また様々な事業形態によって、手配ができたところ、連携しているところなんかはできたりしたということもあります。やはり現場のそれぞれの学童や、保育や、障がい者や高齢者施設の現状を本当に正確に把握するシステムが必要だったと思います。今後の教訓に生かしていただくということを求めたいというふうに思います。  次に、実績報告書の153ページから、三鷹市における健康診査事業についてお伺いします。健康診査を受診できる協力医療機関が、封筒を発送する中で入っていると思いますけども、この中に中原の診療所はありません。今、中原の地域、健診を受ける医療機関がないということで、無医村という言葉が言われ出していますけど、そんな、地続きなので、隣接する他の自治体に主治医、医療機関にかかっている方もいらっしゃいます。  この健康診査の受診という観点で、隣接する自治体の医療機関との連携というのは、受診率を上げる上でも重要かと思いますが、検討はされたのか。この健康診査の受診状況というのも、併せてお伺いしたいと思います。 153 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  今、特定の中原地区ということで例示がございましたけれども、経緯として、以前あった医療機関がちょっと閉院してしまうということも若干続いたようなこともございますけれども、かなり少なくなっているのは現状としても認識しております。地域の医師会である三鷹市医師会のほうでも、そういった問題意識、課題意識は持っておりますけれども、診療所をそういった場所に市が誘導してというのは、直接的にはなかなか難しい現状もありますので、そういったところは関係機関とも連携しながら、対応の検討を引き続きしていきたいというふうに考えております。  健診の受診率については、そういった乗り入れも含めて、今後の検討課題ということで認識しております。  以上です。 154 ◯委員(栗原けんじ君)  医療機関を誘致するというのはなかなか大変なので、やはり、隣接する自治体との連携というのが現実的かなと。これは、お互いさまな側面もあると思うので、検討課題だと。また、拡充される、その隣接する自治体での検診を受けられれば、健診率も上がっていくことにつながっていくというふうに思います。  あわせて、この特定保健指導も併せてされることというのは重要かと思います。健康診査と特定保健指導の今年度、この決算年度の実績というのはどう評価しているのか。先ほど、数字、具体的にはなかったんですけども、上昇傾向なのか、下降傾向なのか、今年度、健康診査について課題としてどういうふうに認識しているのか。課題だと思いますので、この受診率を引き上げていくという点での取組が必要だという声があるということで、今後検討していただきたいというふうに思います。  それでは、がん検診について、実績報告書の154ページにあります。様々な特典というか、市民健診との複合ですとか、取組をする中で、受診率が上がっている、それぞれのがんの診断があると思いますけれども、さらに受診率を上げていく上で、がん検診の必要性について、啓発活動は今年度どういうふうに取り組まれたのか、様々な取組を拡充している中で、どういうふうに取り組んだのか、確認しておきたいと思います。 155 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  がん検診、健診の受診率を上げるための取組ということで、御質問にお答えいたします。当該決算年度に関しましては、先ほども御質問にお答えしておりますけれども、特に胃がん検診のほうで、内視鏡検診というのを新たな検診項目として追加をして実施をさせていただいています。  これは、国がつくっております市町村の行うがん検診の指針に基づく改正に伴って、こういった新たな検診、比較的市民の方にも関心の高い検診を取り入れることによって、新たな受診者を開拓していくということに一定の成果があったものというふうに認識しております。  それ以外でも、先ほどありましたような一般の健康診査との同時受診とか、そういったことも、各検診項目、追加をしたり、そういった形のいろいろな取組によって、少しでも注意喚起をしながら、特に働いている世代の方に向けた検診推進に向けて、取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 156 ◯委員(栗原けんじ君)  がん検診の正しい知識を広げてほしいと、啓発活動を充実させてほしいという要望が医師会からも寄せられています。様々な市の取組で充実させている制度をぜひ活用してほしいと。その正しい知識が、がん検診を受ける動機づけになっているということを伺いました。私は先日相談された方が膵臓がんで、相談された4日後に亡くなられました。とても悲しい思いなんですけども、このようなことがない、やっぱり検診の充実というのを進められるように、市の取組を進めていただきたいというふうに思います。  次に、農林費に関係して、実績報告書の163ページです。三鷹の都市農業を守る上で、都市農地の確保というのが重要だと思います。生産緑地が減り続けている中で、特定生産緑地の維持が重要な課題です。生産緑地指定の30年が期限切れになると、その後、再指定はできなくなる。生産緑地指定の条例が平成29年に制定されていると思いますけれども、生産緑地指定を促進するための取組を、今年度どういうふうに取り組まれたのか、確認したいと思います。 157 ◯都市整備部調整担当部長(田中元次君)  生産緑地を残す取組につきましては、国の特定生産緑地という制度が、平成4年の指定から30年でできました。これについては、農業委員会やJA東京むさしと、私ども、都市計画課と連携いたしまして、農業者の皆様にこれまでも丁寧に御案内をさせていただいておりました。昨年度、令和元年9月30日までのところで、面積ベースで24.9%の方、昨年度、特定生産緑地のほうに移行をしていただきました。  また、今年度の話にはなりますけれども、令和2年3月31日までに三鷹市都市計画課のほうに御申請いただいている部分が63.8%になっています。さらに、9月11日の時点では、面積の72.8%の御申請をいただいているというところで、最終的に、やはり市としては全ての生産緑地を特定へというところで、少しでも多くのものをしていきたいということで、一丸となって取り組んでいるところです。 158 ◯委員(栗原けんじ君)  特定生産緑地指定の要件という点で言えば、10年延期ということで、少し緩和されて、指定しやすくなったということで、面積要件も緩和されて、それぞれの取組をされていると思います。今年度の取組というのをさらに発展させていっていただきたい。減少傾向は収まっていない。相続だとか、やはり都市部での農業というのが本当に大変な、一度失われれば、元に戻すことというのがなかなか難しい事業でもありますので、しっかりと取り組んでいかなければならないものだと思います。今年度、生かした取組をぜひしていただきたいというふうに思います。  その上で、実績報告書の163ページの三鷹市の優良農地育成事業の補助金の問題について質問をしたいと思います。先ほど答弁の中で、申込者が10件あって、さらに追加で5件あって、これは700万円というのは満額ですかね。さらに、それを、補助金を活用したいという方は、この年度はいたんでしょうか。 159 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  先ほど、第1次受付、第2次受付、合わせて満額700万円の補助金を支出したということで、もう既に予算を全て使い切りましたので、その後の申請というのは特に受け付けてはおりません。 160 ◯委員(栗原けんじ君)  ということは、枠があれば、さらにこれを活用したいという方がいらっしゃったということだと。都市農業を振興していく上でも、この事業を拡充することが求められているというふうに思います。この問題で、この制度で、申請方法や面積要件、1,000平米以上の生産緑地を所有しているのが条件でしょうかね、保存指定期間などもあって、その緩和が求められているという声が寄せられています。より使いやすい制度にすることと、さらに予算を拡充していくことで、都市農業の振興につながっていくと思いますので、生かしていただきたいというふうに思います。  あわせて、農業振興という観点で、防災兼用井戸の問題でちょっと確認したいと思います。農業生産に関わる井戸で、防災時には災害時の活用もできるという防災兼用井戸の設置について、三鷹市はどのような取組されているのか。 161 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  防災兼用井戸の設置につきましては、東京都の中にも補助金がございまして、そういうことを活用し、平成27年度──すいません、年度はそこら辺、不確かなんですが、そのときに4基設置しております。  ただ、その設置できる農地につきましては、納税猶予地にはちょっとできないものになっておりますので、相続税の納税猶予を受けている農地以外でそういうような事業がございました。今、農家の方から納税猶予地に設置できないかというようなことをお問合せがありますが、これは税務署のほうがそういうような要件をかけておりますので、現在の中でなかなか実現できないような状況でございます。これ、東京都のほかの市でもそういう問題を抱えてございますので、ほかの市と連携して、税務署等にその要望を上げているようなことを行っております。 162 ◯委員(栗原けんじ君)  分かりました。防災兼用井戸の設置ということで、東京都の補助もあると、相続税の納税猶予が求められているという点が課題だということは分かりました。ぜひ市長、防災上も、都市農業振興という点でも有意義なので、課題として認識して取組に反映させていただきたいというふうに思います。  次に、実績報告書の179ページで、緑化公園事務関係費、児童遊園の維持管理、また都市公園の維持管理に関連して質問をします。私、公園に設置されているトイレについて、やはり安全に気持ちよく使用できるようにするための前提条件として、きれいなトイレというのはすごい大切だというふうに思っています。今年度、この都市公園のトイレの清掃という点でどのように取り組まれたのか、課題は何か認識されているのか、確認したいと思います。 163 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  トイレの清掃ですが、こちら委託をしていまして、週3回、トイレの清掃に入っていただいています。ただ、トイレの中も、実際には水で洗ったりとか、トイレの紙をというところで対応しているところがございますので、実際にそれ以外につきまして、例えば必要であれば、市のほうに連絡をいただきながら、トイレのきれいな状況を確認して、もしくは破損とか、トイレの流れが止まらないとかいう状況になれば、その都度市のほうで対応しているところでございます。  以上でございます。 164 ◯委員(栗原けんじ君)  公園のトイレを使うときって、本当に緊急的な側面もあるんですけども、あまり使いたくないという声があります。せっかくあるトイレが使いたくないっていう状況って、どういう状況なのかというふうに考えたときに、やはり、ある面、駅も市の顔ですけれども、公園施設のトイレというのは、やはり行政の顔でもあるというふうに思います。  清掃をより徹底するということが重要で、掃除した直後でも使えるかなと不安になる場合、水浸しになっていたり、清掃の質という点でもっと向上することが必要なんじゃないかというふうに思いますが、委託しているということかと思います。その質の向上という点で、トイレの掃除の中身についてどういうふうに考えているのか、お願いします。 165 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  トイレの質というところですが、実際に今行っているのは、今あるトイレについて、水できれいに流す、洗う、紙を替えるというところが限界ですので、もうちょっときれいにということになれば、多分外観、あと、中のもうちょっと入りやすいようなイメージ、きれいにするというところが必要になってくるかと思います。  これにつきましては、今現状、それをすぐどうするか、難しいところがありますので、トイレとして、皆さんがどういうふうにやれば入れるのか、また、トイレも新しくバリアフリー等、少しずつ変えていますので、そういうところを含めて今後検討していきたいと思います。 166 ◯委員(栗原けんじ君)  トイレの掃除の質の向上をぜひ求めたい。回数を増やすということもそうですけども、中身について、本当に使いたいと思うようなトイレの維持という取組をしていただきたいというふうに思います。
     1点、公園内の樹木の管理ということで、仙川公園のアンネのバラの管理というのは、この年度、どういうふうにされていたんでしょうか。 167 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  アンネのバラのほうの管理につきましても、市のほうで業者さんに委託をしまして、適宜維持管理、仙川平和公園の中を一体的に管理をしているところであります。  また、以前からボランティアさんという形でやっていただいた方もいらっしゃるので、その方も、実際には現場を見ながら対応していただいたと思います。  以上です。 168 ◯委員(栗原けんじ君)  このアンネのバラ、メモを見たら、偶然アンネのバラが表に出ていまして、今度、名称が変更された仙川平和公園のシンボル的なモニュメントでもあると思います。その状況が、ちょっと、その公園を訪れた人からすると心配になるような現状にあるので、それの復活というか、元気になる取組というのが、今年度求められていたと思うんですけども、管理の在り方から含めて、どうだったのか。復活を求められていると思うんですけども。 169 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  おっしゃるとおり、実際に維持管理につきましては、これから、今、市のほうでも状況をちゃんと把握していますので、今後、アンネのバラについては、今年度、実際には対応していく形になるかと思います。  以上です。 170 ◯委員(栗原けんじ君)  この決算年度の事態でもう瀕死の状態だったというのは明らかだと。それが、ちゃんと管理するということができていない状況というのは、やっぱり全体の植栽の管理について課題があるということだと思います。この点では、指摘しておきたいと思います。  ちょっと時間が、入るのには難しいので、終わります。 171 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で日本共産党の質疑を一旦終了いたします。  皆さんにお諮りいたします。本委員会の審査要領におきまして、会議は原則として午後5時までと御確認いただいているところでございますが、しばらくの間、会議を続けたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 172 ◯委員長(後藤貴光君)  次に、いのちが大事。 173 ◯委員(野村羊子さん)  それでは、よろしくお願いいたします。またちょっと区切りながらやりたいと思います。  まず、衛生費、休日診療、一体的な整備について、今いろいろ話が出ていますが、私たちの会派は、この診療所、旧保健センターの建物そのものをリニューアルして、活用して、ここに整備すればいいということを当初から主張していました。このことについての検討というのは、この当該年度、結局は一切なされなかったという理解でいいのかということを、確認をしたいと思います。  それから、もう一つ、現在の保健センターに陰圧の診察室を設置していますね。感染症対策として設置したと思います。これを活用するっていうことは、当該年度、検討されたのか、されなかったのかということを確認したいと思います。  それから、旧環境センター、新川暫定土地として広場の話になっていますが、この建物そのもの、今の答弁で10年やそこらは対応しない状態になるのかなというふうにちょっと思いますけども、煙突等の耐震度、あのままで10年、20年もつのかというふうなところを確認をしたいと思います。  それから、農業費で、三鷹産野菜の日です。本当に三鷹の野菜をきちんと使うということは、都市農業を三鷹市としてちゃんとやっているところとしては、もっとちゃんと市内産野菜の利用率を上げるということは非常に重要なことだということは、私も前から言っているので、その方向に動いていくことは歓迎したいと思います。  でも、やっぱり作付から、例えばニンジンとか、ジャガイモといった長期的に保っていられるような、何度も使うような野菜をしっかりと作付契約的にしてやっていくというのは、年間計画を立てるというふうなやり方をしない限り、これ、量は増えないと思うんですが、当該年度、どのような話合い。栄養士さんと、農家との連絡とか、連携とかというふうな辺りも含め、どうなのか。  それと、もう一つは、今、世間でようやく、またという言い方なんですけど、有機の野菜を活用しようというふうな方向が盛り上がってきているところがあって、三鷹は都市農家なので、低農薬と言えると思うんです。有機の認証は取っていなくても、低農薬というふうな形でやっている。やっぱりそこをきちっと言って、より小学校・中学校の給食のためには、農薬をできるだけ使わないで、おいしい野菜を提供してよというふうな、そういうふうな方向性で話をしてほしいと思いますが、その辺についていかがでしょうか。どのような検討をしたのかを確認したいと思います。  商工費です。プレミアム付商品券事業。先ほども話がありましたが、これは本当に消費税増税の対策として、非課税世帯、非課税者と子育て世帯に出すということで、住民税非課税世帯の方たちに申請書を郵送して、それを送り返してもらって、引換券というふうな話だったと思います。この人たちの申請率はどれだけだったのか、この人たちはどれくらい利用したのか。実際には、この人たちの、つまり、この事業の目的というのは、低所得者の方々の負担緩和だったわけで、それがどれだけ図られたと評価するのかということを含め、購入率、どの程度だったのか、いろいろ数字はあります。  ここに出ている数字は、そういうことを一切分からないような、つまり評価ができないような数字でしかないと、私はこの決算概要を見て思ったので、ちょっとその辺、数字をお願いしたいと思います。取りあえずここで切ります。 174 ◯市長(河村 孝君)  旧保健センターのところに、現在、休日診療所を持っていくという話になっているんですが、その前の年度にそういう主張をされていたというのは、後で知りました。全くそのときは知らなかったです。そのときは、これまでの質問にもお答えしていますように、それまでの、人見街道の向こう側、教育センター側に造ることの難しさというのを。もう時効だからいいんでしょうけれども、私は一職員のときに、担当であそこの買収を秘密で指示を受けていて、いろいろな地権者に回ったことがあって、土地の状況は大変難しいということを知っておりましたので、詳しくは話しませんが、とても難しいんだよという話をしていたら、そのことについてクリアしているのかどうかって確認をしたところ、していないというお話でした。  お話のように、本当に偶然の話なんですが、私は教育委員会が使っていた旧保健センターを実際見て回って、おっしゃるように、ここにできないのかということを確認しました、デッキの上と同じように。当然のことでありますが、全く知りませんでしたので、確認をさせてもらいました。4年間のブランクってそんなものなんですよ。近々で起きている状況は知らないんです。  そうしたら、要するに担当のほうから、部分的に老朽度がひどいことは一目瞭然なんですけれども、同時に、部分的に耐震補強上問題がある、ここは危ないという、そういう指標は出ているということでありましたから、私はそういう意味で泣く泣く諦めました。その他の方法を模索する中で、今の方向性を出してきたということでございますので、結果的に似たような話なんですけれども、そういう状況であります。  そういう意味で、当該年度はそういうふうにさせていただいたということでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。  それから、三鷹産野菜の日についてでございますが、この三鷹産野菜の日をつくるということの重要性というのは、私も分かっていましたので、その年はそれしかないので、それで行ったというふうなことでございますが、その後、今年度の予算の中では、御承知のように、学校給食の中での地場産野菜の消費率を30%に上げるということを目標にして、JAさんとも協議して、その方向性で努力してもらっているところでございます。  おっしゃるように、そういう大きな目標をつくらないと、恐らくJAさんの各農家も、御指摘のような作付から変えていくということをしないと思うんです。今年、そういうことで試行し始めたところ、新型コロナウイルスの問題があって、学校給食自体が、三鷹では若干やりましたけれども、量としてはそこまで行かないということでありますが、現状で昨年度の2倍ぐらい行っているんじゃないかということを、私は農家の方から聞きました。ただ、その数値自体がもともと低いわけなので、30%を目指すということは、今回はそこまで行かないかもしれませんが、そういうふうに考えています。  有機農法云々の話は、もしもあるとしても、その次の戦略だというふうに思っています。やはり、実際にそれを本当に買ってくれるのかどうかというのは、農家の方もすごく不安だし、それから、学校の現場でも、様々な、それなりにそろった野菜じゃないと調理しにくいというのが現場の声でもありますので、そうじゃなくて、ちょっとぐらいひん曲がっているキュウリでも、有機農法のほうがいいんだよというふうになるとすればですよ、やっぱりそれなりの時間がかかる。  お互いに時間がかかるというふうに思っていますから、そんなに焦らずに、いい方向に行くと思いますから、両方、了解しながら進んでいくということが、やっぱり方向性として必要だというふうに私は認識しているところでございます。  今、JAさんは、低農薬ということで、御指摘のように全体として進んでいますから、それを無農薬には、ちょっと、まだまだハードルがあると。消費者の側もあるし、生産者の側でもまだまだハードルがあると。時間がかかると思っています。 175 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  一体化整備の関係で、現保健センターの陰圧室の利用については検討しなかったのかという御質問にお答えいたします。現在の総合保健センターの陰圧室、陰圧エリアですけれども、こちらのほうは設計当初から新型インフルエンザなどの感染力の高い疾病の流行にも対応するために、臨時の診療所として、保健センター内に一定エリアを、そういった機能を持たせたというふうに理解しております。  今回の休日診療所の一体化整備に関しましては、一定の恒常的な施設ということですので、ちょっとこの検討の中では、こちらの施設ということは挙がってございません。  私から以上です。 176 ◯市長(河村 孝君)  挙がったんですよ、当然のことですけどもね。デッキの上と同じように、当然そこも対象として調べました。やっぱり可能性を探る中で一番大きな問題というのが、実は風評被害なんです。実際がどうかというのは、本当にどのくらい危ないものになるかどうかというのはよく分からないんですよね。  ですから、実際に従事している人も大変不安の中で頑張っていらっしゃいます。要するに現行の保健センター、元気創造プラザの2階にあるわけですよね。別なルートで、ちゃんとエレベーターもあるんです。ところが、実際にやろうとすると、やっぱり下の階に子どもたちがいるんですよ。あそこは休園していませんから、毎日通ってきている。そうすると、元気創造プラザも、あそこを使う、ここも使うと、いろいろな案をもちろん考えているんですよ。  その上で、やっぱり今のところに、保健センターがあったところに造ろうとすると、反対側に人家があるじゃないですか、幼稚園もあるじゃないですか。やっぱり難しいんですよ。ですから、もちろん、そういう検討経過があって、最終的にここだというふうになるわけです。だから、どこもかしこも、そういう人家がない、子どもの施設がない、高齢者施設がない、あるいはちゃんとしたインフラがあるかどうかとか、様々な点を検討をした上で現状のところになっているということでございますから、よろしくお願いします。 177 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  環境センターの耐震性についてですが、環境センターについては、新耐震基準に適合した建物ということで、耐震性については問題がないというふうに認識はしております。ただ、利活用の検討チームの中で、その辺も考慮しながら、今後検討を進めていきたいと思います。  以上です。 178 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  プレミアム付商品券事業について、御質問をいただきました。こちらの事業、先ほども若干説明いたしましたが、非課税者の方にはこちらからお知らせをして、申請をしていただいて、商品券の引換券を交付すると。それから、子育て世代の方については、こちらから対象者の方に、最初から引換券のほうを交付いたします。  数字的なところを取りあえず申し上げますと、非課税者の方、申請書を送付してきていただいた方は、全体の31.2%でございます。子育て世帯の方とちょっと区別がつかないように、今回しつらえてございますので、それぞれの数字は分からないんですが、引換券を使ってどのくらいの商品券が買われたかというところでございますが、全体の71.1%の商品券は買われて、買われた商品券の99.3%は使っていただいているという結果でございます。  以上でございます。 179 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  栄養士会さんと、農業者と、農協は定期的に会合を持って話合いをしているというふうに聞いております。その上で、農協は農家さんのほうに作付を、なるべく給食に合ったものを多くつくっていただくような働きかけをしているというふうなことを聞いております。 180 ◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。韓国では、本当に有機産でやるんだと決めて、だからこそ農家は逆に有機でつくる、作れば昼食に売れるという、そういう契約関係というか、そういうのをちゃんと作って、だから有機率を上げていくというふうな、ある種、国策で今やっていますけども、それぐらいのことをやっていかないと、変わっていかないというのは私も思います。ただ、本当にまだまだですが、一歩ずつ進んでいただきたいと思います。子どもたちに、おいしいものを、ちゃんとしたものをと思います。それは分かりました。  プレミアム付商品券ですけども、いや、今数字は聞いたけど、評価はないんだよ。評価を。これ、本当に、じゃあ、これ、低所得者、非課税世帯の方々の緩和策になったの、どう評価するのというのを、ちょっとちゃんと教えてください。 181 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  残念ながら、全体の31.2%の方しか御利用いただいていないということになります。原因としては、これは推測になってしまうんですが、やはりちょっと買えない状況なのか、もしくは、お店のラインナップの問題なのか。いろいろ要因はあるかと思いますけれども、結果として、非課税世帯の方に十分に行き渡るという形にはならなかったというふうに評価しております。 182 ◯委員(野村羊子さん)  なので、もしやるんだったら、本当に配っちゃうみたいなくらいのことをしないとね、本当に低所得者対策にはならなかっただろうと。国が決めた事業スキームなので、市としてはいかんともし難いことはあると思いますけども、逆に言えば、こんなのじゃなくて、本当に今度こういうことをやるなら、商品券じゃないことで、しっかりと現金給付としていただきたいというふうに、私は、市からも意見を言っていただきたい。そういうくらいの、ちゃんと評価の報告を上げるくらいのことをしていただきたいと思います。  じゃあ、土木費のほうに行きます。自転車駐輪場、今回、料金体系を変えて、一律2時間無料としてというふうなところになったのかな。トリコナができたので、利用台数が増えてというふうなことになっていました。ただ、この駐輪場から来る諸収入は減少しているので──まちづくり三鷹との関係の中で来るお金ですけど、だから、この辺の影響についてどのように考えているのか、料金体系を変えたことと絡むのかという、その辺の評価、それを確認したいと思います。  それから、128ページの中原のほうの雨水貯留槽の話ですけども、事業を着手できたのはよかったと思いますし、その後、今年度また事業費がという話になりますが。財源構成で諸収入があって、この辺のところで財源の、これ事業するに当たっての調整というのも含めてあると思いますが、この辺の説明がもしきちっとできれば、対応していただきたい、答弁いただきたいと思います。  それから、東京外環、北野の里、先ほども話が出ましたが、実際には、今回事業評価もあって、今の状況でも全然終わらないよねと、いつになったらこれ終わるの、みたいなくらいの話でやっています。本当にこれ、やれるんでしょうかねと。つまり、北野の里を造るの、誰がお金を出すのみたいなところの辺りの話が、検討は進んでいるのかどうか。当該年度、そういうところまできちっと話をして、市民の皆さんに説明ができているのかどうかというのを、1つ。  それから、もう一つ、コロナの関係で、大手ゼネコン各社、工事現場からいろいろ感染拡大、感染発生というふうな情報があちこちから報道されました。この東京外環の中央ジャンクションの工事現場ではどうだったのか、感染対策、どういうふうになっていたかって説明があったのかどうかということを確認したいと思います。  三鷹駅前の中央通り東地区再開発、今いろいろ話を聞いたので、1つだけ、過去の経緯からすれば、もともと計画区域だったのを、進まないからといって、しろがね通りの話もある、ここのところを一旦外して、改めて考え直そうみたいなことを一度仕切り直しをやった。さらに、それを逆にまたひっくり返して、元のところに戻すみたいな、そういう計画区域のはめ方を、今回し直したみたいなふうに、私には見えるんですけど。  やっぱり地権者、一旦外れた方たちがもう一回入った、あるいは、新たに引っ越してきた方たちもいるけれども、そういう人たちに対する説明っていうのをきちっとすべきじゃないかということ。  あと、財産権の話がありますけれども、土地を持っている方は、再開発で土地は手放して、床をもらう。そうすると、資産の中身は全然違うんですよね。土地と床というのは、同じ金額で等価交換だって言われるけど、資産の中身が違うという意味では、本当に再開発の財産、換地の在り方って、ちょっと私は危ういと思っているんですけども、その辺、どのように捉えているのかということを確認したいと思います。  それから、消防費の防災対策費なんですけども、今回、当該年度、台風15号、19号がありました。市内でどういう被害があり、あるいは、どういう対策費を使ったのかというふうな一覧みたいな、防災対策というふうになるのかな。やっぱり、この2018年度は風台風で、こうやって大変でした、2019年は雨でこうでしたというのを、分かるような形でまとめた記録というか、報告書というか、そういうものをきちっとまとめて提示しておくことが今後のために必要なんじゃないかと思いますが、それについての報告みたいなことはなかったのかどうかということをお願いします。 183 ◯都市交通課長(久保田実君)  駐輪場の料金改定に伴う影響について御質問をいただきましたので、御答弁さしあげます。  料金改定後の状況といたしまして、おおむね順調に利用をしていただいているところでございます。ただ、料金を引き下げました三鷹台の定期利用につきましては、契約率が減少しているところでございます。今後の取組といたしまして、三鷹台第一駐輪場に一部ラックを撤去し、思いやりゾーンを増設したり、学生を対象とした月額500円の利用を試験的に実験してまいりたいと考えております。  また、一時利用につきましては、日ぎめを除きまして、全ての駐輪場に2時間の無料時間を設けました。料金改定前は、一時利用の駐輪場に朝から長時間の駐輪が行われていて、お買物等がしにくい状況でしたが、料金改定後は多くの方が無料時間の御利用が多くなり、今受入れ状況にも余裕があり、お買物や駅前での御用事に利用が可能な状況となっております。  私からは、以上です。 184 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、雨水貯留施設の整備について回答させていただきます。雨水貯留施設については、三鷹市域で降った雨と調布市域で降った雨を貯留する施設となるため、その市域面積に応じて、各市が負担する協議を行っております。諸収入については、調布市の負担金になります。  私からの説明は、以上になります。 185 ◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  2点、御質問をいただいたと認識しております。まず、1点目の蓋かけ上部空間の整備費についてなんですけれども、蓋かけ上部空間等におきましては、市として平成30年度にゾーニングを一定程度取りまとめましたが、まだ具体的な施設の方向性というのは定まってはおりません。今後、事業者と蓋かけ上部空間等の整備を協議していく際、整備費についても一定の方向性を定めていくものと認識しております。  続きまして、2点目、新型コロナウイルスの感染症に関する工事に関する説明ということなんですけれども、国交省は、工事については建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインというものを定めておりまして、3つの密の回避ですとか、現場入退時の検温、健康管理、消毒液の設置や不特定の者が触れる場所の定期的な消毒などを行っているというふうに、説明を受けております。  以上です。 186 ◯都市再生部調整担当部長(向井研一君)  私からは、駅前再開発についての、前半の計画区域から一旦外した人たちへの説明のことでございます。確かにそういう経緯がございますけれども、改めてこの駅前の現状の土地利用を勘案いたしますと、より活性化の拠点、また駅前の全体を森のような緑化空間にするといったような構想の上では、一体的に事業を進めたほうがいいというふうに考えたところであります。  そのため、この地域にお住まいになった、この区域外だった人たちには、令和元年度は都合3回、説明会を行いまして、そこにお住まいの方々に、丁寧にその区域に入れる理由、またそれによって、これからまちづくりをどう行っていくかということを説明して、御理解をいただいたところでございます。  今後も、丁寧に説明を適宜していきたいと考えております。  以上です。 187 ◯都市再生部長(久野暢彦君)  私のほうからは、再開発の権利変換について御説明いたします。先ほどお話のありました、地権者の方のその権利が床に替わるといった点、再開発上の仕組みで、確かにそのとおりでございます。権利変換ということになります。実際、そういう形については、地権者の方々に非常に丁寧に説明をすべきところですので、十二分に理解をしていただいた上で、再開発事業に御協力をいただくということで進めております。  特に今回、あの場所は比較的多くの方が既にもう建物が建っておりますので、そういう意味では、戸建てがずっと並んでいるところの方々から、大きなビルに替わるといった形とはちょっと違いますけれども、いずれにしましても同様ですので、地権者の方々には、土地から床に替わること、もしくは、既に持っておられる区分所有の権利が替わるといったことについては、丁寧に説明していく考えでございます。  以上です。 188 ◯総務部危機管理担当部長(田中二郎君)  台風等の被害状況の対策費のまとめということで、御質問がありました。被害額という算定のほうは、特に我々のほうは持ち合わせていませんが、いわゆる罹災証明の発行件数等で確認ができる範囲では、今のところ台風15号については22件、台風19号については18件の罹災証明の発行という形であります。  内容につきましては、屋根の一部破損でしたり、床下浸水だったりとか、あと窓ガラスがちょっと破損した、雨どい等の壊れというようなもので、被災を受けた方が火災保険等を利用する際に、こういった申請をしているというような形での、現状での報告があるということを確認しているところでございます。 189 ◯委員(野村羊子さん)  防災のほうだけ、ちょっと時間の関係で、それだけやりますけども。つまり、罹災証明これです、避難所これです、農業被害これですというふうに、それぞればらばらにある。だけど、実際には台風19号で起きた被害がこうでした、台風15号で起きた被害はこうでした。市内全域で見たときにいろいろな被害があって、それで1つの被害というんですかね、そういうことがちゃんと分かるように、まとめておくということが必要なんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 190 ◯総務部長(伊藤幸寛君)  被害の状況については、その都度報告をまとめて、議会でも報告しているところですが、やはり、そうしたことをどのように改善というか、次の対策に生かすかということがありますので、そうしたところは庁内の連携を図って取組を進めてまいります。 191 ◯委員(野村羊子さん)  ちゃんとまとまって、見えるようにしてください。 192 ◯委員長(後藤貴光君)  以上でいのちが大事の質疑を一旦終了いたします。  次に、令和山桜会。 193 ◯委員(吉沼徳人君)  お疲れのところすみません、よろしくお願いいたします。  それでは、衛生費から質問をさせていただきます。決算概要の中のページで申し上げますので、よろしくお願いをいたします。103ページの(3)、産後ケア事業の推進というところで、デイサービス、ゆりかごプラスを引き続き実施し、心身のケアと安定、回復を促すとともに、育児に関する支援に取り組みましたが、利用率が98.48%と非常に高いんですけども、これを利用できなかった人が発生したり、あるいは自己負担でこのようなことを利用したりした人がいたのかどうかについて、お伺いをいたします。  次に、104ページの4、何回もほかの委員さんからも出ていますけど、胃がん検診の内視鏡検査の実施についてです。当該年度より、自治体の検診でも、胃内視鏡検査を開始したことは、胃がんの早期発見にはつながることと考えます。その質問の1です。エックス線検査は500円に対し、胃内視鏡検査の個別検査の費用負担が2,000円です。費用負担の設定について御所見をお伺いいたします。2番目として、がん検診における受益と負担の適正化について、御所見をお伺いいたします。3番目として、内視鏡検査を受けると、次年度にエックス線検査を受診できなくした理由を、お伺いいたします。  続きまして、105ページの6、風しん抗体検査及び予防接種事業の推進です。19歳以上の妊娠を予定、または希望している女性とその同居者、及び妊婦の同居者を対象に実施、また、特に抗体保有率の低い世代の男性に対する抗体検査及び定期予防接種を実施しましたが、予算に対して執行率が非常に低いことについて、お伺いをいたします。  続きまして、107ページの9、PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の適切な処理です。PCB廃棄物の期限内での処理を徹底するため、平成30年2月から3月に実施した公共施設の再調査結果(PCB含有の可能性のある機器の所有状況調査等)を踏まえ、令和元年度に公共施設において使用中の変圧器(トランス)のPCB分析調査を実施しました。令和2年度以降、分析に当たって交換工事が必要な一部の機器について、計画的な工事、分析調査及び処理を行っていきますとありますが、令和元年度の分析調査で、何か所でPCBの含有の可能性のある機器が発見されたのか、どこの施設でそれが発見されたかを、お尋ねいたします。  次に、108ページの1、三鷹市ごみ処理総合計画2022の第1次改定です。三鷹市ごみ減量等推進員や有権者で構成した検討会議、パブリックコメントを実施するなど、幅広く市民の意見を聞きながら取り組み、その中で計画概要の目標値の変更を行い、1日1人当りのごみ総排出量725グラムから668グラムに、57グラム減量変更した根拠を教えていただきたいと思います。  次に、109ページの4、食べ切り運動の推進です。さらなる食品ロスの削減に向けて、ゴミゼロキャンペーンやフードバンクみたかとの連携等で市民向けに食品ロスの削減を呼びかけるとともに、飲食店、小売店、小売販売店等の食べ切り運動協力店の募集や啓発品の配布を行いましたが、協力店認定数の累計が20店舗というのはいかにも少ないと思いますが、その要因についてお伺いをいたします。  次に、農林費についてお伺いいたします。113ページの2、農作物獣害防止対策事業の推進です。ハクビシン等による農作物被害を抑制するために、箱わなを設置し、捕獲等の獣害対策に取り組み、箱わな38個を設置し、ハクビシン6頭、タヌキ9頭を捕獲いたしましたが、箱わなの数は足りているのでしょうか。また、ハクビシン、タヌキの捕獲地域はどこで、捕獲時期はいつ頃が適切なのでしょうか。また、その捕獲した処分はどのようになさったのでしょうか。  その次が、商工費です。117ページの4、ものづくり産業等の集積・強化。製造業の事業継続に向けた取組への支援を行いました。また、三鷹商工会内に設置しているものづくり産業活性化ネットワーク委員会への支援を実施しましたが、ここも予算額に対して執行率が低いのですが、その原因についてお伺いをいたします。  次に、土木費でございます。三鷹駅前ペデストリアンデッキの改修について、お尋ねをいたします。デッキ利用者や周辺の交通に支障が生じないように配慮しながら、化粧パネルの撤去工事を行いましたが、最初の質問です。化粧パネル等の撤去物の総重量をお伺いいたします。  そして、以前より屋根の設置要請がありましたが、デッキの耐荷重により設置ができないという説明でしたが、工事完了により、化粧パネルと同程度重量の屋根の設置は可能かと考えますが、屋根の設置検討をされたか、お伺いをいたします。また、化粧パネルがなくなったことで、雨漏りの原因箇所を把握できたのでしょうか。  次に、124ページの6、駐輪場整備運営基本方針の推進です。平成29年度に策定した駐輪場整備運営基本方針に基づき、三鷹駅南口駐輪場を設置し、新たに236台の三鷹駅周辺の収容台数を確保するとともに、交通環境の向上を図りましたが、この駐輪場の設置後、駅周辺における違法駐輪は解消できたのでしょうか。  次に、125ページの8、三鷹駅南口駅前広場等の交通環境改善に向けた取組です。バス及びタクシー乗降場の再配置やバリアフリー化、交通規制の見直しなど、改善のための詳細内容の検討を行いましたが、西側道路の一方通行を変更することで、西側からタクシーが駅前広場に入ることが可能になります。タクシーの動線について、どのような検討をしたのかお伺いをいたします。  その次、129ページの2、止水板設置支援による都市型水害対策の推進というところ。先ほどほかの委員さんからも質問があり、回答の中で現年度は助成が1件というお話でしたけど、申請も1件であったのかどうか。また、PRについて、ホームページ、広報等ということでございましたが、こういうものは恐らく利用される地域も、市のほうでは、ほとんど分かっていると思います。ですから、そういう地域へのチラシの配布等については考えなかったのかどうか、お尋ねをいたします。  続きまして、130ページの4、外国人観光を促進するための案内・誘導サインの多言語化です。三鷹市を訪れる外国人が観光しやすく、三鷹市在住の外国人も暮らしやすい魅力的なまちづくりを推進するため、最終年次の案内・誘導サインの多言語化に取り組みましたが、個人の外国人観光客が三鷹駅を出てからみたか都市観光協会へ行くルートやジブリ美術館行きのバス停までのルートなどを分かりやすくするための工夫はできたのでしょうか、お伺いいたします。  次に、132ページの9、生け垣助成制度の要件緩和でございます。災害に強いまちづくりを推進するため、ブロック塀等の撤去のみに対する助成を新設したほか、さらなる緑化を進めるため、生け垣助成制度の要件を緩和しましたが、助成実績15件のうち通学路における実績は何件あったのでしょうか。  次に、136ページの1、木造住宅耐震助成制度の要件緩和です。地震による木造建築物の倒壊を防ぎ、地震発生時の被害を軽減するため、耐震診断及び耐震改修工事に係る費用の助成制度を緩和し、被害に強いまちづくりを推進しましたが、耐震診断の10件の利用で14%という低い予算執行率です。その原因についてお伺いします。また、今後どれぐらいの見込みがあると試算をしているのか、お伺いいたします。  以上でございます。御答弁よろしくお願いをいたします。 194 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  大きな項目、3項目につきまして順次お答えをさせていただきます。  まず、産後ケア事業につきまして、利用率が非常に高かったということで御評価いただいておりますけれども、その反動、利用待ち等の発生はなかったのかという御質問でございます。こちらのほう、利用率は御指摘のとおりで、年間で454件の利用件数ということになっております。これに対しまして、毎月毎月その月に何件利用待ちがあったかという件数を累積した数字が、やはり毎月約100件ずつあったということですので、1年間で1,200件という件数になります。  ただ、こちらのほうは、利用回数はお1人7日までということで御利用いただく制度だったんですけれども、この申込みに当たっては回数制限はありませんので、一定の方は御利用もいただけたと思うんですけれども、申込みをたくさんなさっている方もこの中には含まれているのかなというふうに理解しております。ただ、いずれにいたしましても、かなりの方の御要望を全てこの枠組みで受けられなかったというのは事実でございますので、次年度以降、こちらの事業の拡充に向けてはさらに取組を進めているところでございます。
     また、その利用待ちとは別に、全額自己負担で利用したものはあったのかという御質問がありましたけれども、物理的にはかなりの利用率をこちらの事業で占めておりますので、実際にそういったことがあったか、ちょっと事業者さんのほうには確認できておりませんけれども、ほぼ、こちらの事業で、こちらの施設は活用されたというふうに理解をしております。  次に、大きな御質問2点目になります。胃がん検診、内視鏡検診を始めた関係のがん検診一般に関しても御質問をいただきました。まず、内視鏡検診の自己負担の費用2,000円ということ、こちらの費用の考え方、また、がん検診全般に関わります受益と負担の適正化について、一括してお答えいたします。  がん検診におきますこの自己負担につきましては、検診を担っていただいている三鷹市医師会の先生方ともいろいろ協議を踏まえまして、平成26年度から、受益と負担の適正を図るという観点から、受診者の方に一部の自己負担をお願いしているということになっております。導入当初から、これはおおむねなんですけれども、各検診の費用の約1割程度を目安に、平成26年度から500円、または1,000円というような単価で検診のほうを始めさせていただいております。  今回、新たに始めさせていただきました内視鏡検診につきましては、約1万8,000円、1万9,000円というような額になっておりますので、これも医師会の先生方とも協議をいたしまして、2,000円という額でスタートをさせていただいております。  また、内視鏡検診を受診された方が、翌年バリウム検診が受けられないのはどうしてかという御質問でございますけれども、こちらのほうは、国のほうで定めておりますがん検診の指針というのがありまして、こちらに基づいて、内視鏡検診、平成28年度から市町村の行う検診ということで認められておりますけれども、その際に、その指針の中でがん検診の実施回数というのも定められておりまして、胃がん検診につきましては2年に1回というのが原則になっております。ただ、胃がん検診については、当分の間、エックス線を行う場合には年1回でも差し支えないよという、例外規定になっております。  ですから、内視鏡検診を受けた方は、2年に1回の検診ということを優先させていただきますので、翌年にまたバリウム検診ということにはならないよということで、これも医師会の先生方とも確認の上お願いをして、そういった形での国の指針に基づくものというふうに理解をしております。  大きな3点目になります、風疹の事業につきまして、執行率がかなり低いのではないかということの御指摘について、内容について要因、御説明をさせていただきます。風疹の事業につきましては、大きく市のほうでの従来行っております法定外の予防接種という事業と、それから、平成26年から東京都の事業を受託して行う抗体検査の事業、それから、当該年度から流行対策ということで、予防接種法施行令の改正に伴う定期接種──3年間の時限的なものなんですが、3つの事業が一緒になって行われているんですが、3点目の風疹第5期と言われる定期接種が一番大きな部分になっておりまして、こちらの実質の実績減が一番大きな要因となっております。  こちらのほうは、当初、対象者の方の5割が受けていただいて、結果が低い方の予防接種を受けていただくというようなことを想定していたんですが、そちらのほうの率が、かなり受診率が低く推移してしまいました。当初、5割ぐらいというふうに考えていたんですが、受診率が約18%ということで、かなり下回ってしまったというのが一番大きな原因ではないかなというふうに考えております。  また、年度後半、新型コロナウイルス感染症の流行で、病院へ受診を控える動きがあったり、また、この制度が始まる前年に風疹がかなり流行したんですけれども、そちらのほうが、この時点ではかなり風疹のほうは落ち着いてきたということで、あまりそういった報道、注意喚起もなされなかったというのも要因ではないかというふうに理解をしております。  私からは以上です。 195 ◯環境政策課長(茂木勝俊君)  私からは、PCB分析調査について答弁させていただきます。公共施設の再調査結果を踏まえた公共施設の実施の数ですけれども、17施設、38台の変圧器になります。検査結果につきましては、全ての変圧器につきまして、PCBは含まれておりませんでした。  私からは、以上です。 196 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  最初の質問で、ごみ減量変化した根拠ということですが、1日1人当りのごみの排出量につきましては、人口増加にもかかわらず減少傾向にあります。そうした中、改定を進めていくところで、有識者の方、または、ごみ減量等推進員の方の意見を聞きながら、なるべく現実的な数値ということで688グラムという数値を目標値に掲げさせていただきました。  続きまして、協力店が少ないのではないか、その要因についてということです。協力店を登録するために、職員のほうも直接お店を訪問するなどして営業活動をしてはおりますが、なかなか周知不足とか、食品ロスへの認知度といいますか、問題意識というところで、なかなか登録に至らないのかなというふうに、要因を分析しております。今後も、飲食店に協力を求めて、増やしていきたいと考えております。  以上になります。 197 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  私からは、農作物獣害防止対策事業について、お答えいたします。当該事業は、市が農協に委託し、実施しているもので、農業者が農協さんのほうに依頼があった場合、箱わなを農地に設置し、捕獲されたときには専門業者が回収し、その後、適切な処分を行っているものでございます。  箱わなの数につきましては、申込みがあり次第、農協さんのほうは箱わなを設置しておりまして、それは速やかに行っているということで、特に不足をしているというようなことはございません。  また、捕獲の場所や時期でございますが、基本的には市内全体で捕獲の実績がございますが、強いて言いますと、広い緑地があるところにやはり害獣がたくさん生息しているためか、そういうところの実績がございます。時期につきましては、例えば活動が活発になる春から夏とかというようなこともあります。それもございますし、また、ちまたに食物がなくなる冬とかというような、いろいろな説がございます。  当市の実績におきましても、当該年度につきましては、夏のときが捕獲数が多いですし、その前の平成30年度につきましては、冬のほうが多かったということで、時期につきましては、1年中捕獲がされているというような状況でございます。  私からは、以上です。 198 ◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  ものづくり産業等の集積強化事業に係る執行率の低さについて、御質問をいただきました。こちらの事業を大きく分けますと、市内の工業用途地域への移転に係る費用への補助、それから、市内の住工混在地域での防音や防振といった環境配慮のための工事費、それから、ものづくり産業活性化ネットワーク委員会、こちらは若手の工業者等、デザイナーや商店主等々で集まっていろいろ検討している委員会ですが、そちらの費用という形になります。  当該年度、ちょっと市内への移転の補助金を使っていただける事業者さん、見つからなかったということ、それから、住工混在地のところでの工事につきましては、5件の予算を組んでおりましたが、3件にとどまったこと。また、ものづくり産業活性化ネットワーク委員会におきましては、予定していた工場巡りツアー等々がコロナの関係で中止になったこと等々が挙げられます。  私は、以上です。 199 ◯道路管理課長(山中俊介君)  私からは、三鷹駅南口ペデストリアンデッキ改修について、3点ほど御質問をいただきましたので、順次お答えいたします。  まず、1点目、化粧パネル等の撤去物の総重量ということです。今回、工事を行ったのは、平成5年に設置いたしました1期デッキのパネルを撤去したもので、パネル等の全体の重量に関しては約18トンというような形になっております。  2点目です。以前より屋根の設置要望があったということで、今回、パネルを撤去したことによって、同程度の重量の屋根が設置できるのではないか、その検討を行ったのかということですけれども、今回の工事において、その屋根の設置の検討については実際は行っていないところなんですけれども、デッキ上に屋根の設置を検討した場合なんですけれども、デッキ自体が柱で支えているものになりますので、その柱に係る荷重がどの程度になるのかというのが課題になろうかと思います。  このため、実際、全体で18トンになりますけれども、それを屋根を設置するとなりますと、また改めて柱を造ったりしますので、そちらがその下にあるデッキ全体を支える柱が保つかどうかというのは、慎重に検討しなければいけないということから、一概にその分で設置できるというのはなかなか言いづらい、行かないというような形になっています。  このため、今後については、設置するかどうかも含めて慎重に検討していきたいというふうに考えているところです。  3点目、化粧パネルがなくなったことで、雨漏りの原因箇所が把握できたのかということですけれども、今回、そのパネルを撤去することによって、ビルとの接続部であったり、やはり配管の隙間の部分から水が回って、雨漏りをしているということが分かったところです。こういった原因が分かりましたので、今後改修するとともに適切な維持管理をしていきたいというふうに考えております。  私からは、以上です。 200 ◯都市交通課長(久保田実君)  2点、御質問をいただきましたので、順次お答えをいたします。1点目、駐輪場の開設による違法駐輪の解消についてでございます。当該年度の放置自転車警告札数、また自転車撤去数、ともに前年度より減少していることから、三鷹駅南口駐輪場を開設したこと、また、料金改定で日ぎめ利用を除く全ての一時利用に2時間の無料時間を設けたことなどにより、放置自転車の解消に一定の効果があったと考えております。  2点目、三鷹駅南口駅前広場等の交通環境改善についての御質問でございます。タクシーの動線に伴います交通規制の変更につきましては、広場の西側及び9番バス乗り場前の一方通行、中央通りのタクシー進入規制について、三鷹警察との協議を引き続き行っております。一方通行規制の変更につきましては、周辺住民の皆さんの御理解を得る必要があることから、運用ルールの見直しやバス乗車場の再配置等による交通環境改善の取組の状況を確認した上で、丁寧な説明と、引き続き交通管理者との協議を行ってまいりたいと考えております。  私からは、以上です。 201 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、止水板の設置補助事業について回答させていただきます。まず、1点目の申請件数でございます。5件程度の相談はあったものの、1件の申請でございました。  2点目、地域へのチラシの配布でございます。平成30年度は、浸水被害の発生した箇所、お宅に140軒程度配布しているところでございます。当該年度は、戸別配付は行っておりませんが、市で水害対策も実施しておりますので、その効果も確認し、必要に応じて今後、配布したいと考えております。  私からの説明は以上になります。 202 ◯都市整備部調整担当部長(田中元次君)  私から2点、お答えをしたいと思います。1点目の外国人観光を促進するための案内・誘導サインの多言語化について、ルートを分かりやすくする工夫についての御質問をいただきました。事業を進めるに当たりまして、私も含めて職員、一緒に現地を確認いたしまして、その設置してあるものが目線に入るかどうかというようなところを確認しながら、現地で調査をいたしまして、標識面の板面を張り替えるだけではなくて、非常に見づらいなというところにつきましては、建柱をし直して設置をするなどの工夫をしたところでございます。  2点目、木造住宅耐震助成についての御質問にお答えをいたします。令和元年度から助成の範囲を拡大をいたしまして、平成12年5月31日までに着工された木造住宅耐震診断改修助成制度に改めました。耐震性の確保は、市民の命と財産を守る重要な取組であると認識しておりますので、バスの中づり広告を利用したPRに加えまして、令和元年度からは木造住宅が多くある地域の17の町会の協力を得て、回覧板で助成事業のPRに努めました。  その結果、耐震診断は平成30年度の3件から10件に増加をいたしました。耐震改修につきましては、建物も老朽化しているというようなところがございまして、改修するのか、あるいは建て替えをするのかというような御判断もあるものと考えております。今後も、より多く御活用いただけるように、引き続きPRに努めてまいりたいと考えております。 203 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  生け垣助成の実績についてですが、当該年度の通学路の件数ですが、4件でした。そのうち1件が、撤去のみの申請でございました。  以上でございます。 204 ◯環境政策課長(茂木勝俊君)  私のほうからは、PCB分析調査につきまして答弁漏れがありましたので、補足させていただきます。施設につきましては、小・中学校10か所、コミュニティ・センター2か所、その他、消費者活動センター、牟礼研究開発センター、下連雀複合施設、三鷹市牟礼老人保健施設はなかいどう、三鷹市社会福祉事業団、三鷹市中央タウンプラザです。その17か所です。  以上となります。 205 ◯委員(吉沼徳人君)  御答弁どうもありがとうございます。それでは、ちょっと幾つか、再質問をさせていただきたいと思います。産後ケアについては、利用率も高く、こういう評判のいいというか、子育てに対して三鷹市は非常に優しいまちですので、これから利用率が高いのであれば、これもますます拡充をしていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  それと、その次、検診のことは、1割程度ということで、料金のことについては分かりました。あと、これは2年に1回というのは国の定めだと思いますけども、そういう決められたことの中で、利用できる範囲内でやっていただいているということで、理解できました。  それから、風疹のほうも、コロナの関係もあったり、予定していたあれが減ったということでございますけども、やはりこれは、次の世代に子どもさんができたときに関係のすることでございますので、できるだけPRをしっかりして、抗体保有率の低い世代の──男性は直接あまり気にしていないんだと思うんですけども、その辺のPRをしっかりやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、次にPCBのことですけど、これは私も市の職員であったので、その頃やっていましたのでよく分かりますけども、非常に大変なことになりますので、今現状ないということですので。ただ、民間や何かにはいろいろなところでまだ残っている可能性があると思います。そういうことに対して、御指導のほうを、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  それから、ごみの減量のことなんですけども、有識者の方、そういった方々が集まって、57グラムというグラム数なんですね。というのは、その中でも、今年度、目標を達成していたので、またその減量をさらに進めたということなんですけども。これ、57グラムというと、市民18万5,000人だとすると、これ、量としては1日10トンになるんですよ。10トンというと、パッカー車だったら、5台分の減量になるわけですね。  私も、場長をやっていたものですから、ごみを知らないわけじゃないんですけども、やっぱり少しでも減らすというのはすごい大変なことなんです。頑張れば、今日は減らせるんですよ。でも、またその分があした出てきちゃうとかということがあるんですけども。もうちょっと根拠について、よく教えていただきたいと思うんです。57グラム、例えば幾つまで目標を達成して、幾つになっていたので、それに対して食べきりだけでこれだけをするというのはちょっと難しいと思うので、その辺のところ、もう一回ちょっと御説明をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、食べ切り運動のほうは、やっぱりPR不足かなと、私のほうでも思うんですけども。お店としても、あまりいいメリットはないのかな、これはやっぱり。いろいろ景品をつけたりなんかもしていただいたりしたんですけれども、やっぱり今のごみとも関係もあるんですけども、片や、こういうふうにせっかく減らそうとしているんですから、お互いに協力し合って、そちらのほうも協力店を増やしていただいて、全体としてごみを減らしていただきたいと思います。  それから、その次に獣被害、ハクビシンとタヌキなんですけど、私はちょっと考え違いをしていて、例えば時期を同じくして一斉にかけるのか、そういうふうに考えていたものですから、箱わなもこれで足りるのかなとかと思ったんですけど。要請があった農家さんに対してお貸しするというお話でしたので、それでしたらこの数で足りるかなというふうに思うんですけど。  ただ、そういう動物とか、あるいは害獣なんかというのは、一斉にやらないと、結構賢いので逃げちゃって、またなくなったら出てくるというようなことがあるので、できたら期間、時期を決めて、農家さんが一斉に──さっきのお話では、夏にあったり、冬にあったりというお話なんですが、冬は恐らく餌がなくて出てくるんだろうと思うんですけども。そういう時期を定めて、農家さんが一斉にやったら、効果があるんじゃないかと思うんですけど、その辺はいかがなんでしょうか。  それから、その次に、ものづくり産業のことなんですけど、これは、移転するほうの事業者さんのお金の話も絡んできますので、非常に難しいとは思うんですけれども、三鷹というのは、もともとが住工混在のまち、住居地域、あるいは住居専用地域が多いところで、昔の名残で下請工場みたいなのがあるんですけども、できるだけ指導をしっかりしていただいて、移転していただける企業には、しっかり御指導をお願いをしたいと思うし、また、住工混在の中で営業している方に対しては、しっかりと環境保全のほうで御指導をお願いをしたいと思います。  それから、デッキのほうの話なんですけども、先ほど撤去が18トンあったということで、屋根に対する検討はされていないということなんですけども、先ほど、市長さんの喫煙所の問題でもいろいろ、技術的には、お金をかければできるというようなお話もあったんですけども、やっぱり、市民の方が利用しやすいということ、また要求もあるということで、屋根を架けるということに対して、もう少し御検討をいただけないだろうかというふうに思うのであります。雨漏りについては、配管の関係だというふうなことは分かったということですけども。18トンで屋根が架けられるとは思わないんですけども、やっぱり、一部、東側のほうに屋根のある部分もあるんですけども、その辺の御検討もいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、次に、駅前の南口広場の交通環境の改善に向けた取組で、確かに一方通行を逆にしたりということにすると、御近所の方は生活環境が大分変わってしまうということもあるし、警察のほうでも、いろいろ全体的な流れを考えていると思うんですけども、警察ともよくお話をいただいて、非常に駅前は混雑をしておりますので、その辺の解消のために、そういった考え方をひとつ取って、相談をしていただきたいと思います。  それから、止水板は5件相談があったけども、1件だったということで、当該年度にチラシも配付していないということでございますけども。一旦起きると大変な災害になりますので、できるだけそういった地域の方々には──人間、災害がないと忘れちゃいますからね。やっぱり、そういうことがあったときのこと、安全を買うというのは大変お金のかかることですけども、ぜひ、住民の方々にもチラシを配付して、こんなになったら困るということで、お知らせをしていただきたいと思います。  あと、外国人観光客を促進する事業については、三鷹駅を出てきて、都市観光協会、あるいはジブリのバスに乗るところを見ると、上に看板はあるんですけども、なかなか見づらいんです。なかなか上を向く人って少ない。やっぱり、例えば病院じゃないですけど、下にラインを引っ張って、どこどこ行きみたいなものがあると分かりやすいんじゃないかと思うんですけれども。  せめて、都市観光協会とジブリの美術館というのは、外国人の方がお見えになったときには、やっぱり行く先はジブリ、あと案内をしてもらったり何かするのは、一番都市観光協会だと思いますので、その辺にはしっかり行きやすい方法を考えていただきたいと思います。  それと、あと生け垣助成のことなんですけども、地震があったときに、子どもたちの身の安全を守るということで、通学路にあるブロック塀については、できるだけ早く撤去していただきたいとは思っております。15件のうち4件が通学路内にあるということなんですけど、今後も、当然、市民の方が安全に暮らすということに対しては、ブロック塀自体をなくすことも大切です。しかし、やっぱり子どもたちを守るというところで、子どもたちというのはやっぱり、怖さをよく分かっていないということもありますので、通学路内にあるブロック塀については、できるだけ早く撤去していただけるような御相談を地主の方たちとしていただきたいと思います。  次に、木造住宅のことについては、いろいろな条件があって、回覧をしたり何かしていただいているようですけれども、これも、いざ災害があると大変なことになりますので、しっかりと今後もPRに努めていただきたいと思います。どうもありがとうございました。  以上でございます。 206 ◯市長(河村 孝君)  それでは、私のほうから幾つか御答弁させていただきます。デッキの上に屋根ができないかとか、南口の広場での交通動線の問題、どれも非常に重要な御指摘だというふうに思っています。ただ、今、駅前の再開発、南口の広場がかつてできて、その後、今、中央通りの東側の再開発をどうするかという話で議論が進められているんですけれども。いつもいろいろ言いますけど、どちらも重要なんです。優先順位の問題でいうと、今そんなにお金のかからない方法でやるしかない。  ただ、いずれ御指摘のように、抜本的に変えていく時期が、駅前の再開発をかつてやったといっても、かなり昔のことですからね。ですから、御指摘のように、いろいろなソフトの、交通ルートの問題だけでも、実際に本当に運営していて様々な問題が出てきているんです。それを、抜本的に変えたいのはやまやまなんですけれども、やっぱり再開発の南口も、もう一度見直す時期もいずれ来ますよ。だから、そのときにデッキのところの屋根をどうするかとか、どういう構造にするかとか、あるいはもっと広げることが可能かどうかとか、様々な視点が出てくると思います。  そこを、補完するために別なところでバスに待機してもらうとか、いろいろなことを議論しながらやっていくことは、次の段階で必ず出てきますので、御指摘の点なども踏まえて、屋根の設置、それからタクシーとか、バスのプールをどうするかとかいうようなことを、改めていずれかの時期に抜本的にやっていくことになると思います。  それまでは、担当からも申し上げていますように、公共交通機関の活性化協議会などを利用して、ソフトでしのいでいくにはどうすればいいのかというところに主眼を置いて、しばらくずっとやっていくことになると思いますが、そういうふうに御理解いただきたいと思っています。  観光協会の位置とか、表示をどうするかということも、これも簡単にできる部分もありますし、難しいものもありますが。施設関係の問題は、公共施設環境をやっぱりいずれの時期かに再開発計画に合わせて再配置をどうするのかと。三鷹ぐらいの規模で、とても霞が関とか、あっちの再開発とは違いますけれども、やっぱり、どういうふうに集約するかとか、整理するかとか、再配置をどういうふうにしていくかということは、これも再開発計画に併せて大きな議論の場所になると思います。  お答えになっているかどうか分かりませんけども、御指摘の点は本当にそのとおりだというふうに思っていますので、検討を進めながら、いずれかの時期に再開発の第2弾、第3弾の中でお示ししていきたいなというふうに思っています。  それから、ブロック塀の問題、それから特にとりわけ通学路との関係というのは、本当に生活をしている方たちにとっては非常に真剣な問題なんですよね。意外とすごく重要なんです。そういう意味で、現在、先ほどの質問委員さんの中では、牟礼の地区のまちづくりということでお話しさせてもらいましたけれども。やっぱり、それは放射5号線の問題、それから北野のインター、ジャンクションの問題がきっかけになって、やっぱり集中的に点検しなきゃいけない。まさに総点検運動ですよ。  そういうことをやっているのが現状です。同じように、生活者の視点で地域の中で大切な部分、通学路を最も子どもたちにとって安全にしていくためには、どういうチェックをしなきゃいけないのか、公園をどういうふうにしなきゃいけないのかということも含めて、これも大きな課題です。ぜひ、そういうところを私たちも心に置いて、次の計画づくりに必ずや生かしていきたいというふうに思っています。当該年度はそこまで行きませんでしたけれども、ぜひそういう方向で動いていますので、よろしくお願いします。 207 ◯生活環境部長(岩崎好高君)  ごみ処理総合計画2022の1日1人当りのごみ総排出量の目標についてでございますけれども、実は725グラムから688グラムに目標を変更いたしました。37グラムを削減するという形になっています。実は、平成30年度の数値が692グラムということで、令和元年度にこの目標を設定したんですけれども、そこから毎年1グラムを削減するということで688グラムという目標にさせていただきました。  実は、ここのところ、コロナの影響でごみの排出量がとても増えております。ですので、今後はさらなる削減のお願いを、市民の皆様等をはじめ、させていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 208 ◯都市農業課長(塚本 亮君)  農作物獣害防止につきまして、一斉に箱わなを仕掛けたら効果があるのではないかというような御指摘でございましたが、従前、今まで捕れている害獣につきましては、個体の中でも子どもであるとか、あるいはちょっと発達が遅れているようなものが中心にかかっているということで、経験を積んだ個体については、なかなかわなにはかからないというようなことを聞いております。  そこで、東京都等の専門家の御指導等を受けながら、農協等を中心に適切な対策を、農家とともに進めていきたいと思っております。 209 ◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。市長さんには、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  それから、今、ごみの減量、年間1グラムというのは分かりました。少しずつ減らさないと、減らせないものであることは、私もよく分かっていますので、今後もそれをしっかり。また、コロナの影響で、ここのところちょっと少し乗り越えるまでが大変かと思いますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。  あと、獣害のほうですけども、これは我々はちょっと分からないので、専門の方がやっぱりそうおっしゃるとおりやっていかないといけないし。また、農作物の被害って、非常にもったいなくて、この辺だけではなくて、よくテレビでも、最近は、いろいろなイノシシですとか、熊ですとか、まちのほうへ出てきて、いろいろな被害を起こしていますので。人に被害がないうちに、きちんとそういったものも退治していかないといけないと思いますので、専門家とよく御相談の上、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  以上で、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。お疲れ様です。 210 ◯委員長(後藤貴光君)  以上で令和山桜会の質疑を一旦終了いたします。  以上で第4款 衛生費から第9款 消防費、三鷹市下水道事業特別会計に対する質疑を一旦終了いたします。  本日の決算審査特別委員会はこれをもって散会いたします。なお、次回は9月16日、午前9時30分より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。お疲れ様でした。                   午後5時47分 散会 Copyright 2001 Mitaka City Assembly. 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