• 殉職(/)
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  1. 三鷹市議会 2019-03-12
    2019-03-12 平成31年度 予算特別委員会  本文


    取得元: 三鷹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    この発言中に検索したキーワードが 0 箇所含まれています。 ↓ 最初の箇所へジャンプ 1                   午前9時27分 開議 ◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから平成31年度予算審査特別委員会を開きます。  議案第9号 平成31年度三鷹市一般会計予算、本件を議題といたします。  一般会計歳出第4款 衛生費から第9款 消防費に入ります。本件に対する市側の説明を求めます。 2 ◯財政課長(石坂和也君)  それでは、第4款 衛生費から御説明させていただきます。予算書の220ページをお開きください。衛生費の予算額は40億6,999万1,000円で、前年度比0.9%の減となっています。  特記事項を申し上げます。右側のページ事項7.休日診療所・休日調剤薬局等一体的整備事業費です。分散している施設の一体的な整備を進め、利便性の向上等を図ります。平成33年度中のオープンに向け、基本プランの策定後、基本設計を実施します。  229ページをごらんください。事項24.がん検診関係費です。がんの早期発見に向けて、受診者の一部費用負担を図りながら、個別検診として胃がん検診の内視鏡検査を実施します。  233ページをごらんください。上段の事項4.先天性風しん症候群対策予防接種事業費です。風疹抗体検査及び予防接種について、引き続き妊婦の同居者等を対象者に加えて実施します。  243ページをごらんください。事項16.食べきり運動推進事業費です。さらなる食品ロスの削減に向けて、「食べきり運動協力店」の募集、認定などを行います。  244ページをごらんください。第5款 労働費です。予算額は7,130万8,000円で、前年度比2.5%の減となっています。  特記事項は右側のページ、事項8.女性のための就労支援事業費です。東京都の地域人材確保・育成支援事業補助金を活用し、子育て中や子育て後の女性の復職、再就職等を推進するため、就労支援セミナー等を拡充して実施します。  246ページをごらんください。第6款 農林費です。予算額は1億9,960万9,000円で、前年度比16.9%の増となっています。  特記事項を申し上げます。249ページをごらんください。事項5.「三鷹産野菜の日」関係費です。JAと協力して実施している三鷹産野菜の日について、小・中学校に公立保育園等を加え、公費負担で支援を行います。  250ページをごらんください。第7款 商工費です。予算額は4億3,064万1,000円で、前年度比6.7%の減となっています。  特記事項を申し上げます。右側のページ、事項4.買物環境整備事業費です。大沢地域での経験を生かし、主体的に取り組む地域ケアネットワークなどと連携しながら、消費者の利便性向上に取り組みます。  255ページをごらんください。事項19.働き方改革応援事業費です。ファブスペースみたかの運営を担う民間事業者の裁量を拡大し、運営費を抑制しながら機能拡充に取り組みます。  258ページをごらんください。第8款 土木費です。予算額は56億1,148万9,000円で、前年度比6.4%の増となっています。  特記事項を申し上げます。265ページをごらんください。下段の事項6.三鷹駅前デッキ改修事業費です。長寿命化修繕計画に基づき、化粧パネルの撤去工事等を実施します。  267ページをごらんください。上から2段目の事項3.橋梁架替事業費です。平成34年度の宮下橋かけかえ工事の完了に向けて企業管を移設するための仮設工事を実施します。
     271ページをごらんください。事項11.自転車等駐車場管理運営費です。平成31年4月に三鷹駅南口駐輪場を開設するほか、サイクルシェア事業を本格実施いたします。  事項14.三鷹駅南口駅前広場交通対策関係費です。バス及びタクシー乗降場の再配置、交通規制の見直しなど、平成32年度の交通環境の改善に向けて検討を進めます。  事項3.中仙川改修事業費です。平成27年度に着手した中仙川改修の最終年次の工事に取り組みます。また、水害対策としての雨水貯留施設、防災機能を有した公園、緊急時の避難路にもなる道路の一体的な整備に向けた取り組みを進めます。  273ページをごらんください。事項7.都市計画事業運営費です。三鷹台駅前周辺地区地区計画を踏まえ、用途地域等の変更に向けた検討を進めます。また、都市計画決定から30年を迎える生産緑地地区を特定生産緑地として指定し、都市農地の保全を図ります。  275ページをごらんください。事項15.東京外かく環状道路計画調査研究関係費です。施設計画や景観づくり、事業主体等について、北野の里(仮称)まちづくり整備計画として策定いたします。  279ページをごらんください。事項8.緑化助成事業費です。大阪府北部地震におけるブロック塀等の倒壊を踏まえ、ブロック塀等の撤去のみに対する助成を申請するとともに、生け垣助成制度の要件を緩和いたします。  281ページをごらんください。事項14.都市公園整備事業費です。公園・緑地の適切な活用に向けた指針に基づき、地域で公園が担う機能や市民ニーズへの対応として深大寺公園をボール遊びができる公園として整備いたします。  283ページをごらんください。事項8.民間建築物等管理適正化関係費です。協定を締結した専門家団体等と連携し、相談体制の拡充を図るとともに、空き家等所有者に対するアンケート調査を実施します。  286ページをごらんください。第9款 消防費です。予算額は22億1,438万3,000円で、前年度比1.4%の増となっています。  特記事項を申し上げます。289ページをごらんください。中段の事項3.三鷹消防署牟礼出張所仮庁舎関係費です。東京都が建てかえを予定しており、新庁舎整備期間の代替施設として三鷹市が用地を賃貸借により確保し、提供いたします。  衛生費から消防費までの説明は以上です。 3 ◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。衛生費から消防費の委員1人当たりの持ち時間は30分になっております。なお、市側の答弁時間についてもその時間に含まれておりますので、答弁につきましては簡潔かつ明瞭にされるよう、お願いいたします。  初めに、民主緑風会。 4 ◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。1番目ですので、伸び伸びと質問させていただきますので、よろしくお願いします。  それでは、まず最初に説明書の243ページ、ふじみ衛生組合関係費についてお伺いをいたします。昨日も地元協議会が開催され、その中で委員の方がお話をされていたんですけれども、ふじみを建てるときは、周りの住民も反対だったんだけども、実は管理者のほうで、安全安心のための施設にするということをずっと話してきて、それがもう耳に残っているというようなお話がありました。その中で、水銀の対応というものに関しても、しっかりと出さないように、そして出た場合の対応というのもしっかりやってくれたし、本当にいい施設になっているというような御評価を住民の方からいただいて、そういうことでこの施設というのは成り立っているんだなということがよくわかりました。  先だってふじみまつりが開催された際に、水銀の回収をしようという話がありまして、議会のほうでこういったパンフレットでやるんですよと言ったときに、調布の議員さんから、いや、熊本出身で、水俣病の苦しさを知っているから、もっと強力に水銀を回収してほしいというような御意見があり、そこで管理者のほうから、早速、さらに推進するという形でキャンペーンのような形で取り組んでいただき、その結果として、1.4キロ分でしたっけ、の水銀が集まったということでございました。  この水銀に関しては、やはり決して出してはいけない、出てしまえば炉が停止してしまうというような状況の中で、今後とも継続してというか、さらに市民周知をしながら水銀の回収というものに取り組んでいただきたいというふうに思うんですけれども、御所見をお伺いしたいというふうに思います。  続きまして、商工費のほうでございます。資料の211ページを見させていただきますと、説明書では251ページになろうかと思いますが、中小企業者支援事業費ということで、不況対策の緊急融資のあっせん事業の件数が11件、特定不況対策緊急資金融資あっせん事業で37件という実績が出ております。こうしたものというのは、減っている傾向にあるのかなと思いますけれども、この数字から見てとれる三鷹市内の経済の状況というものの御所見があったら教えていただきたいというふうに思います。  続きまして、土木費でございます。これも資料の222ページになると思うんですけれども、コミュニティバスの関係でございます。平成30年度は、まだ12月31日現在の輸送人員、運行日数しか出ていないということでございますけれども、これを平年並みに直すと、今のところの状況で見ると、平年並みの輸送人員等になってくるんでしょうか。まずその点をお聞かせいただきたいと思います。  続きまして、施政方針の110ページのほうです。橋梁のかけかえなんですけれども、谷端三之橋の建てかえをしていただけるということで、設計をしていただけるということで、御承知のとおり、あそこは思いっ切りダウンして、アップして、またダウンするというような構造で、運転していても危ないなというのは感じるところなんですけれども、川のいわゆるハイウオーターラインの部分があって、ああいうふうな構造になってしまうのはいたし方ないということではあろうかと思いますが、やはり交通の安全という面からも、設計の段階で何か見直しができる部分がないのかなというふうに思いますので、そこら辺の御所見をお伺いをしたいと思います。  続きまして、施政方針の112ページの三鷹駅南口の案内表示についてであります。案内が見づらい、わかりづらいというのは、いろんなところから、議員からもお話があるわけですけれども、しかし、上の部分を使うというと、もうスペース的にも限界が来ているのかなというふうに思います。  そこで、この間ニュースでやっていたんですけれども、すみません、ちょっと見づらくて恐縮なんですが、これ、羽田空港の京急電鉄のあれなんですけれども、だまし絵を使った案内板です。地面に書いてあるんですけれども、立体的に見えるというようなものなんですけれども、こうしたいわゆるちょっとした遊び心じゃないですけれども、こうしたものを取り入れて案内をわかりやすくするというような考えもあろうかと思いますが、そうした御所見をお伺いをしたいと思います。  続きまして、商工費です。昨日は東日本大震災から8年ということで、皆さん黙祷されたというふうに思いますけれども、平成25年には震災を受けて、消防団を中核とした地域防災力の充実強化の法律というものが制定をされたわけであります。こうした中で、本当に消防団の方々の重要性というものがますます必要になってこようかと思うんですけれども、この議員立法の中には、武力攻撃事態の際の消防団の役割というものも、住民の避難誘導という形であります。そうしたことというのを消防団員の方々がどこまで理解をしながら、この職についているのかということをお尋ねしたいと思います。  そして、加入促進に向けていろいろと取り組んでおられて、三鷹市では大学生が入っていただいたりだとかということもあるんですけれども、自治体の職員の方々も入れるというようなことになっているかと思います。今後、今は厳しいながらも定足数に足りておりますので、喫緊の課題ではないと思いますが、自治体の職員の方々がやっぱり消防団に入っていただくということも1つの考え方なのかなというふうに思います。ただ、有事の際には職員の方々はこっちの職務がありますので、大変かもしれませんけれども、その考え方というものを教えていただきたいと思います。  また、東京消防庁は昨今eラーニングというものを導入して、消防団員にいざという際の勉強というものをパソコン上とかで勉強してくださいということでやっております。このeラーニング、せんだって、全団員に向けてでしょうか、アンケートという形でとりましたよね。それというのは、やらないとアンケートできないような形式になっていますので、皆さんがやってくれたと思うんですけれども、ただ、eラーニングの内容を見ると、ロープの結索方法ですとか、瓦れきの中から人を救出する方法というか、おりなければいけないだとか、そういったことが出ております。消防団に求められていることというのがどこまでなのかというのを今後本当に理解しながらやっていかないといけないと思うし、消防の訓練もeラーニングに沿ったものに変えていかなければいけないのかなというふうに感じます。  防災力充実強化の法律以降、消防団の方々にそういったことをきちんと知らせているのかというところから、eラーニングの導入を受けて、訓練のあり方というものがどうなっていくのかということをお尋ねしたいと思います。  以上です。 5 ◯市長(清原慶子さん)  皆様、おはようございます。御質問のまず1点目、ふじみ衛生組合の負担金との関連で、水銀に関する取り組みについて御質問いただきましたので、お答えいたします。何よりもふじみ衛生組合の取り組みは、三鷹市と調布市の市民の皆様の御理解なくして成り立つことはありません。私が最初にクリーンプラザふじみ、すなわち可燃ごみ処理施設の整備につきまして取り組みましたときにも、まず、三鷹市民の皆様のみならず、調布市民の皆様の御信頼を得ることが第一義的に必要でした。その際、何よりも環境の安全ということが問題提起され、とりわけ水銀についても注目が寄せられました。  私、実は、市長になる前に熊本県に行く機会が多く、当時の県庁のまさに水俣病の問題を最終的に取りまとめるときの環境部長さんとか、そういう方にもヒアリングをしたことがありまして、私としても水銀に関する問題意識は極めて高いものがありました。  そこで、近隣市ではその後もほとんどの市が、あるいは新しい施設が、水銀の自主規制値を持っておりませんが、ふじみ衛生組合としては持つこととしたわけです。そうしましたら、やはり明らかに年に一、二回は、水銀による影響で炉をとめなければならない状況が発生をしました。  そこで、そのことを防ぐためにもということで、ふじみ衛生組合の理事者会議で、私たち三鷹市のほうから調布市のほうに問題提起して、ぜひ回収のキャンペーンをしようではないかと。それはふじみ衛生組合だけがするものではなくて、三鷹市と調布市のごみ対策課が一緒になって同時期にやらなければ意味がないということで、予算の関係でも東京都の補助金があるということもサーチいたしましたので、協議の結果、昨年末12月を中心に大掃除の時期のキャンペーンをしました。加えて、職員のほうから提案があって、これは薬剤師会の皆様に御協力いただくのがよいのではないかと。つまり、身近なところで薬剤師会の御協力をいただき、両市の公共施設でも、とめることが有効ではないかということになりまして、実現したものでございます。  ふじみまつりでは、まず端緒としてこういう運動をしますということを11月中にお示ししたところ、おかげさまで、びっくりしたのは、体温計とか、血圧計だけではなくて、瓶に入った水銀が回収されたということで、それがわからないまま炉に投入されていたらどんなことになっただろうと思いますので、今後も、調布市、そして三鷹市、ふじみ衛生組合が連携して、時期を見てこのキャンペーンというのはするべきだし、また日常的な回収のあり方についても、ごみ対策課が両市で検討しておりますので、ぜひ、二度と水銀によって炉がとまるというよりも、私たちの環境が侵されることがないようにしっかりと取り組んでいきたいと考えております。  続きまして、消防費について御質問いただきましたことにお答えいたします。御指摘のとおり、平成25年、2013年ですね、まさに東日本大震災を受けて、消防団の皆様が本当にとうとい命を津波等によって失われたわけですよ。それはとても深刻なことでございまして、改めて消防団の皆様の御活躍の意義と、それから、二度とあんな、いわゆる殉職というか、そういうことを起こしてはいけないということで、たしかこれ、議員立法でしたね。消防団を中核とした、まさに私たちの安全安心を守るための法律が制定されました。それを受けて、私、当時、2年間総務省の消防審議会の委員を現場の市長として拝命いたしまして、いかに消防団員の皆様の安全を守りつつ、活躍の場所を広げていくかという審議にも加わりました。それで、重要なのは、武力攻撃に対するものという役割も期待されているんですが、何よりも日常的な防火・防災、それを担っていただく消防団員の確保というのが全国的に課題です。三鷹市はおかげさまで204名の消防団員が欠員なく確保されているわけですが、都内はもちろんのこと、地方、特に中山間部においては消防団員の確保が難しくなっていることから、むしろ日ごろから消防団を中核とした防災活動をすることによって、身近な消防団をさらに身近に感じていただいて、1人でも消防団員になっていただきたいという思いが込められた法律だったと思っています。  そこで、三鷹市においても、防災会議に加えて、国民保護協議会というのを設置しておりまして、協議をしているわけです。私としては、この重い役割について、消防団員の皆様はもちろん認識していただいていると思いますけれども、市長の立場としては、やはり消防団員の命を守りたいと思っていますので、基本的には防火・防災の取り組みを中心として、まさに取り組んでいただくことが第一義的なことだと思っています。  そして、国民保護につきましても、まず国が第一義的な責務を持って、いざというときに私たちを守っていただく。その意味で市長は取り組みを進めていきたいと思っていますし、最近ではおかげさまで杏林大学の保健学部の学生さんを中心に、今4名でしたかしらね、大学生が入っていただいている。ただ卒業をする。そういうことですから、改めて交代が生じますが、たとえ短い期間でも、地元の大学生が、在学している三鷹市で消防団の活躍をしていただくというのは、実は加入促進にも一定の効果をあらわしていただいているのではないかなと思います。  そこで、eラーニングでございます。今は若い皆様全てスマホをお持ちですし、折々に確認をする、そうした電子端末を利用したeラーニングというのは有効だと思っています。ただ、いまひとつ、どうしてもポンプ車を利用した操法の訓練というのも重要ですので、そうした身体を使った訓練とともに、タイミングを見たeラーニングによって、規律について、あるいは新しい技術について、あるいはさらには注意しなければいけないことについて。三鷹市の消防団は署隊と連携していますが、決して火事場にいきなり飛び込むことはありません。しかし、気持ちはそういう気持ちで取り組んでいただいているところをどう制御して、署隊との連携をしていくことが望ましいかなどの内容など、これは三鷹市オリジナルになるかもしれませんけれども、ぜひ東京消防庁との連携の中で工夫していくということも今後はあるのではないかなと思っています。  繰り返しになりますが、何よりも体を、命を守るお仕事ですが、消防団員の命を守るのも三鷹市の責務だと思っています。  最後に、私がお答えするのを補足してもらいたいと思っているんですけれども、三鷹駅前南口の表示のいわゆるだまし絵的な効果ですが、実は三鷹市役所においても、款が違いますが、庁舎内の案内をもう少し市民の来庁者にわかりすいようにと検討しておりまして、駅前につきましても、ラグビー、オリンピック・パラリンピックを控えておりますし、市議会や市民の皆様からのニーズも高いので、技術的な面など、担当がいろいろ工夫をしつつあるところですので、反映できればなと思っています。  その他については、担当より補足いたさせます。 6 ◯生活経済課長(垣花 満君)  私からは、事業融資あっせん状況から見た市内の事業所の状況について御質問いただきました。融資あっせん事業全体といたしましては、リーマン・ショック当時、500件ほどあったあっせんなんですが、平成26年度以降は300件から緩やかに減少しております。また、売り上げの減少を根拠として低利息で借りられる不況対策系の資金につきましても、小口資金に対して5割以上あった率も3割程度に下がってきております。  この状況から見ますと、現状の市内の景況は緩やかな回復に向かっているのかなというふうには感じられます。ただ、私ども、日々いろんな事業者さんとお話をしている範囲の中では、まだまだ廃業される方も多いですし、厳しい状況が続いているなという認識を持っております。  以上でございます。 7 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  私のほうからは、質問の3点目、コミュニティバスにおける平成30年度輸送人員の見込みについて御説明をいたします。12月末現在の利用者数から想定いたしまして、北野ルート、新川・中原ルートについては前年度並み、それ以外のルートにつきましては利用者の増を見込めるというふうに考えているところでございます。なお、北野、新川・中原ルートにつきましては、今年度、利便性を上げる一部見直しを行ったところでございますので、今後の利用者の増についてさらなる期待をしているところでございます。  続きまして、私のほうから質問の5点目、南口広場のバス案内表記について補足をさせていただきます。南口のデッキの案内誘導については、現状を十分に検証し、利用者等にとって有効で効率的な案内誘導となるように、さらに検討を進めてまいりたいと思っております。  また、床面への案内誘導設置ということで今いただきましたので、それにつきましても、案内方法の1つとして検討を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 8 ◯道路交通課長(池田啓起君)  私からは、橋梁改修事業費に関する御質問について御回答いたします。橋梁改修につきましては、来年度は、平成30年度に設計を行った7橋の橋梁の改修、補修等を予定しているところです。谷端三之橋につきましても、予防保全型の将来かけかえをしない改修を予定していまして、具体的には、橋梁の桁塗装であるとか、耐震があれば耐震の補強を行う予定としております。  御指摘のとおり、当該箇所は交通安全面で課題がある箇所として、私どもも認識をしているところであります。交通安全に関する検討につきましても、実際、橋梁の橋台、またハイウォーターレベルが決まって、地盤高も決まっていますので、なかなか改善、改良が難しい場所でありますが、前後の道路の取り合いであるとか、そういったところで改良、注意喚起等ができないかどうか、交通管理者とも相談しながら、何か対策ができないか、検討していきたいと思います。  以上です。 9 ◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。御答弁さまざまございました。水銀に関しては、おっしゃるとおり、出ないようにということでお願いしたいんですけれども、きのう、地元協議会の中の方では、毎週、町会というか、マンションで、アパートで、都営住宅で水銀を自主的に回収して、まとまったらふじみに相談するというようなお話もありましたので、ぜひ、日常的な回収も検討されているということですので、そうした方向でお願いをしたいというふうに思います。  中小企業者支援事業なんですけれども、緩やかな回復傾向にあろうかというふうな話です。この資料の中で、融資を受けられなかった方もいらっしゃいますね。融資を受けられなかった方、この方々がどうなったかという事後調査というか、追跡はしているのかということを再質問させていただきたいと思います。大分緊急融資も減ってきているということで、そういった面ではよかったかなと思いますが、まだまだ町場は厳しい状況だというふうに思いますので、そうした方が1件でも多く受けられるようにしていただければというふうに思います。  土木費のコミュニティバスでございますけれども、利用者は平年並みと増ということでありますが、市内の公共交通としてバスは大事なんですけれども、今、実際バス事業者の方々は、運転手が足りないですとか、あるいは、バスを置いておく場所がないですとか、そうした課題を抱えておるようでございます。そうした中で、行政としても何か考えていかなければいけない時代になってきているのかなと。もしかしたらどこかの路線から手を引くというようなことにもなりかねない状況が間もなくやってくるのではないかなというふうに思いますが、そうしたことの考え方というのは、御所見をお伺いをしたいと思います。  橋の建てかえでございますけれども、確かに難しい谷端三之橋ですが、安全に通行できるような方向で努めていただきたいというふうに思います。  三鷹駅の南口の案内表示としては、御提案をいたしましただまし絵は、話題性もありますし、いいのかなと思いますので、1つとして検討していただければというふうに思います。  消防団でございます。市長から御答弁いただいたとおり、まず団員の身体の安全確保というのが、それは団員、分団長さんたちもそれは十分承知をしておるところだというふうに思います。ただ、eラーニングを見ていると、動画で見るだけじゃなくて、やはり行わなければいけない、体で覚えなければいけない部分もたくさんあって、それができて初めてこの議員立法の意味が出てくるのかなというふうにも感じるんですが、ただ、消防団にどこまで求められているのかなというところもわからないまま活動している方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。その考え方をどこかで変えていかなければいけないと思うんですけれども、その点の御所見があったら教えていただきたいと思います。 10 ◯市長(清原慶子さん)  コミュニティバスについてなんですけれども、私たちは地域公共交通活性化協議会で丁寧な御議論もいただいています。バス事業者の困難というのも承知しているんですが、バス事業者は、やはり三鷹市内においては路線バスが本当にきめ細かく走っていますので、そういう路線の少ないところのコミュニティバスを走らせるよりもかえって困難があるとは思っています。しかしながら、それをなくすとか、そういう方向性は今のところ全然考えていなくて、やはりまず基幹的なバス路線については、民間のバス事業者を尊重しなければいけないと思っていますけれども、しかし、市民の皆様の視点に立って、不足しているところについてのコミュニティバスをいかに円滑に運行していくかということは私たちの責務だとも思っていますので、しっかりとその点はしていきたいと思います。  なお、消防団のことに関しましては、ちょうど4月に規律教養訓練がございます。昨年の4月から新しい体制になっていて、新入団員もいますし、途中で入団された方もいます。したがいまして、4月の規律教養訓練の中で、御指摘の点なども含め、改めて団員の皆様が深い理解をいただくような、そんな取り組みをしていきたいと考えております。 11 ◯生活経済課長(垣花 満君)  融資一般ですね、あっせんに対する決定の率なんですが、大体9割程度ございますけれども、決定に至らなかった方については理由もさまざまでございます。どうしても決定できない場合は、金額を落として再交渉などをしたりすることもあるんですが、それでも決まらない場合は、決定がどうしてもできないと。私どものほうで商工会さんのほうと共同で行っている緊急融資というのがまた別途、別枠ございますので、そういったものも御案内なども含めて行っておりますが、最終的に最後まで追跡という形では今は行ってはおりません。  以上でございます。 12 ◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。不況対策のほうですけれども、事業継続のためになるべく受けられる方向で寄り添っていただきたいというふうに思います。  あと、コミバスの件ですけれども、コミュニティバスの路線を減らせと言っているわけではございませんので。事業者が営業している路線を減らさなければいけない状況にもなり得るということであります。そうしたときに、やはり行政として何か側面支援してあげられることがあれば、考えていかなければいけない時代なのではないかなというふうに感じますが、御所見何かあれば。 13 ◯都市整備部長(田口久男君)  委員御指摘のとおり、いろいろバスの事業に関して、運転手不足とか、労働環境がなかなか厳しくなっているというように聞いております。その中でも、ただ、今現在利用されている方が多く、どの路線でもいらっしゃいますので、輸送人員が少なくなったからといってその路線をすぐ廃止ということは当然ないというふうに考えております。ただ、今後、道路のネットワーク等、そういった拡充の中で、路線の経路を見直して、効率的に図るとか、そういったものをバス事業者と協議をしながら進めていければと考えております。  以上でございます。 14 ◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。本当に人手不足というのと、あと高齢化というのが事業者さんの悩みでもあろうかと思いますので、そこはお互い、公共交通を担っていただいているわけですから、寄り添いながら、相談しながら進めていっていただきたいというふうに思います。終わります。 15 ◯委員(岩見大三君)  よろしくお願いします。まずは衛生費ということで、予算説明書の231ページ、感染症予防関係費に関連しまして、インフルエンザ対策についてお伺いをいたします。昨年から猛威を振るったインフルエンザということで、昨年は警報を超えるレベルで、過去最高を記録したとのことでありました。2018年の三鷹市の状況については、感染者数の特定や、あるいは今回の対策や特徴を踏まえ、今年度も同じような状況が想定された場合、その取り組みについてお伺いをしたいと思います。  続きまして、予算説明書231ページ、自殺予防対策事業費ということで、今回の計画についてお伺いしたいと思います。平成30年12月に三鷹市自殺対策計画の素案が出されまして、パブリックコメントをもとに計画が固まっていくとのことでありますが、自殺者対策については、以前より私も提案を行ってまいりましたし、今回の基本計画の策定というのは大変評価をいたしております。最近の三鷹市の自殺者も減少傾向でありますが、今後の計画推進のポイントと考え方についてお伺いをしたいと思います。  続きまして、参考資料の81ページ、自動車騒音常時監視業務ということで、ちょっと私、これ初めて聞いたものですからちょっとお伺いしたいんですが、この監視業務の装置の設置の場所、あるいは、その数、あるいはこの自動車騒音が最も高い場所といいますか、うるさい場所ということですね、とこれを常時測定する目的についてお伺いをしたいと思います。  続きまして、商工費、施政方針の105ページ、三鷹市産業振興計画2022の改定についてお伺いをします。今回の第2次改定に当たっては、例えば市内企業、あるいは事業者が高齢化というようなことがあって、事業継承がなかなかうまくいかずに、ケースがこれはちょっとふえているんだろうということで、事業者数も減少傾向にあるんじゃないかなというふうには思うんですが、こうした点も踏まえまして、今回の第2次改定に向けたポイントについてお伺いをしたいと思います。  また、都市型産業誘致ということで、これまでもさまざまな取り組みを行ってきたと思うんですが、今年度についてはどのような見通しでしょうか、伺いたいと思います。  また、三鷹市の現在のそうした状況も踏まえまして、今年度の経済対策について御所見をお伺いしたいと思います。  続きまして、土木費、施政方針の111ページ、駐輪場整備運営基本方針ということで、今回、新しく再開発のビルの中に236台収容ということで、より市民に使いやすい駐輪場を心がけていただきたいと思いますが、そこで、従来の駐輪場をめぐる、環境をめぐるいろんな課題があったと思うんですけど、それを踏まえた上で、今回工夫された点についてお伺いをしたいと思います。  続きまして、三鷹駅前デッキ公衆喫煙所の撤去ということで、総務費のほうで聞きまして、すいません、今回改めて土木費のほうで伺いたいと思います。受動喫煙防止対策に関しては時代の流れということで、しかしながら、この喫煙所も長年多くの市民が活用し、交流の場となってまいりました。撤去ということで、今後の撤去に向けたスケジュールと周辺の設置を検討したとありますが、今後は設置については検討されないのか、確認をしたいと思います。  また、喫煙所の撤去についての市民周知と喫煙マナーについても、喫煙所がなくなるということで懸念されるところなんですけど、取り組みについてお伺いをします。  続きまして、施政方針の122ページ、木造住宅耐震助成制度の要件緩和ということで、これについては、改めてこれまでの耐震助成制度を活用した家屋の数と、あと、これまで使ってこられた概算の活用額について、もしわかればちょっとお伺いをいたします。  また、活用している地域の偏差、つまり、木造密集地域に集中しているとか、そういった点なんですが、その点についてもお伺いします。  それと改定後にはどの程度の需要を見込んでいるのかもお伺いをしたいと思います。  続きまして、施政方針122ページ、空き家等の管理不適切な建物に関する適正管理の推進ということで、総じて高齢化が促進される中で、空き家については増加傾向にあると思いますが、状況を踏まえ、今年度の取り組みについてお伺いをいたします。  続きまして、予算説明書283ページ、特定緊急輸送道路沿道建築物ということで、これは進捗について伺いたいんですが、三鷹通り沿いのマンションも私もいろいろな相談受けたこともあるんですけど、工事については、これはあらかた終了したのでしょうか。また、管理組合が負担された額ということで、これ、マンションによってもちろん違うと思うんですけど、どの程度のことか、もし把握されていればお伺いをしたいと思います。また、今後の予定と補助金額の内訳についてもお伺いをします。  最後に消防費、施政方針の125ページ、災害時在宅支援施設の拡充ということで──これは上連雀三丁目のかみさん広場でしょうか、にこうした炊き出し用設備や組み立てトイレ、あるいはスタンドパイプの設置などを設置するということでありますけど、具体的な時期や、どのような形で設置をされるかについて伺いたいと思います。また、これの設置に当たっては、地域の町会等の連携についてはどのように行っていらっしゃるか、お伺いします。  以上、よろしくお願いいたします。 16 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  2点御質問いただきました。まず感染症対策、特にインフルエンザ対策について、市の取り組みということでお答えいたします。最近大分下火にはなったんですが、インフルエンザは、かなりことしも警報ということで、市といたしましては、主に市民に対するそういった状況の周知とですね、せきエチケットを含めたそういった周知ですね、そういったことが取り組みのメインとなっておりますけれども、いずれにしても、医療機関のほうにインフルエンザの患者さんがどんどんふえるということで、これ、日々、医師会のほうから連絡がこちらにも来ますので、そういった情報ですとか、また、地域の保健所、多摩府中保健所のほうからも地域での受診状況も逐次入ってまいりますので、そういった情報を適切に市のホームページですとか、広報の中で市民の皆様にお知らせをして、予防に努めていただくというところに、市としては一番今注力をしているということで取り組んでおります。  2点目の御質問、自殺対策計画、またこれの策定に伴いまして今後の取り組みのポイントということでございますけれども、パブリックコメントが終わりまして、ここで年度末、計画を策定いたしますけれども、今回、この計画策定に当たりまして、市の担当部署を超えた全事業の棚卸しということで、自殺対策計画と言っておりますけれども、これは生きる支援のための施策ということで、各部署のそういった事業を全部棚卸しということで、この計画の中で、生きる支援につながるものということで、全部ピックアップをして、今後もそれを生きる支援としても取り組もうということを庁内的にも情報共有をするというようなことを図ったところでございます。  今後につきましては、こういった計画のもとで、全庁の取り組みも、それぞれがそれぞれの施策に基づく事業なんですけれども、生きる支援につながるものであるという認識を、担当部署を超えて各部署がそういった意識を持って取り組んでいただくということで、市全体の自殺対策につなげられればと。あと、また今回の計画の中では自殺の実態ということもかなり国からもいろんな提供を受けていますので、そういった内容につきましても、機会を捉えて関係機関または市民の皆様にもお知らせしていくということも大切だというふうに認識しております。  私からは以上です。 17 ◯環境政策課長(井上 仁君)  私からは自動車騒音の常時監視についてお答えいたします。こちらにつきましては、平成24年に地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律に基づき、市が行っているものでございます。市内26区画に交通量の多い道路を選びまして、5年間のローテーションで測定を行っております。常時監視と書いてありますが、24時間測定を行い、シミュレーションにおいて、そちらが環境基準に適合しているかどうかというのを判断するものでございます。  手元にある平成29年度の結果でございますが、平成29年度、5カ所を行いまして、例えば上連雀一丁目の市境で測定して、環境基準は適合、ほかの場所につきましても全て適合となっております。今後もローテーションして監視を努めてまいりたいと思っております。 18 ◯生活経済課長(垣花 満君)  私からは産業振興計画策定のポイント、それから誘致条例の適用に関して、それから、経済対策の所見というところでお答えしたいと思います。  まず産業振興計画のポイントでございますが、平成30年6月に施行された生産性向上特別措置法というものがございますが、三鷹市でもそちらのほうに対応して、各施策のほうを展開してございますので、そちらのほうに基づいて、やはり人口減少等ございますので、そういった取り組みを強化してまいりたいと思います。  また、新しく創業支援施策の拡充ということで、今までもまちづくり三鷹を中心にさまざまな創業支援施策というのを展開してまいりましたけれども、さらに今、創業というものを考えてもいないような方々に対して、そういった選択の道があるんだというようなことも含めて、創業の機運醸成ということに力を入れてまいりたいと思っております。  また、観光につきまして、市は今までもいろいろやってきてございますけれども、ここに来て、やはり広域連携というものが1つポイントとなってきておりますので、そういったものを含めて考えてまいりたいと思っております。  また、先ほどお話のございました事業継承につきましては、三鷹商工会さんと連携をして展開をしてまいりたいということ、それから、平成29年の11月に立川の商工会議所さんのほうで、事業引継ぎ支援センターというのを設立したとか、そういった各地でいろんな動きもございますので、そういったものとも連携してまいりたいと思っております。  企業誘致の件に関してでございます。現在、平成31年度につきましては、1社と適用に関して協議を進めているところでございます。また、平成31年度の経済対策の所見ということでございますが、消費税率の上昇ということもございますけれども、今まで私どもの展開してまいりました商業支援、それから、SOHO創業支援、それから、ものづくり産業支援と、こういったものをきめ細かく対応してまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 19 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  私のほうからは、新しくオープンをいたします南口の駐輪場について御説明を差し上げます。4月1日に236台の一時利用の駐輪場として三鷹駅南口駐輪場を開設いたします。三鷹駅南口駐輪場は、駅に近く、また買い物の利用の利便性が非常に高い駐輪場となっております。そのことを考慮いたしまして、従来の駐輪場よりラックの幅を広く設置し、大きな買い物かごがついた自転車でも利用しやすいような工夫を行っております。また、2時間の無料時間を設けることによって、三鷹駅周辺に御用事がある方が気軽に御利用いただけるような工夫を行っているところでございます。  私からは以上です。 20 ◯道路交通課長(池田啓起君)  私からは、駅前デッキ公衆喫煙所につきまして御答弁させていただきます。当該喫煙所におきましても、平成31年7月に都条例の一部施行に合わせまして、今回改めて利用状況であるとか、社会情勢を踏まえて検討した結果、撤去を行うものとしたものであります。  今後の予定としましては、6月末の撤去に向けて作業や調整を今進めているところであります。周知につきましても、今後、これまでの利用者などに対しまして御理解と御協力をいただけるよう、できるだけ早期に丁寧な案内の周知をしていきたいと思っております。  また、撤去に当たり、周辺での検討ということで、同じ駅前広場での一定のオープンスペースのある緑の小広場等で設置ができないかの検討を行いました。広場につきましては、現在、緑の小広場で、年間、約120日のイベントが開催されていることであるとか、玉川上水や風の散歩道などの周辺環境、駅やコミュニティバス利用者の歩行者の動線、また小広場の整備の経緯などを踏まえまして検討を行いましたが、野外喫煙所の設置は困難であるというふうに判断いたしました。  今後の対応としまして、道路上についてのスペースの確保は今回難しいところでありましたが、必要に応じて今後庁内連携の中で対応していきたいなというふうに考えております。
     私からは以上です。 21 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  私からは喫煙マナーについて回答させていただきます。喫煙マナーの向上を広く呼びかけるためには、三鷹市ごみ減量等推進委員の皆様やボランティアの皆様を中心に、毎年11月に喫煙マナーキャンペーンを実施してございます。喫煙の実態調査もあわせて三鷹駅南口で実施しておりますが、当該年度につきましては、さらに6月を加えて2回キャンペーンを実施する予定でございます。また、その効果についても効果測定を行って対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 22 ◯都市計画課長(田中元次君)  木造住宅の耐震助成について御質問いただきました。こちらについては、今まで簡易改修については、平成29年度までに552件、一般診断については256件、改修については、簡易改修について平成29年度までに140件、普通の一般改修については67件という実績を持っているところでございます。  家屋については、旧耐震のものが市内に約1万4,000棟ほどございまして、今回新たに平成12年の5月31日までの新耐震について追加するわけですけれども、こちらが約1万2,000棟。ただ、これにはツーバイフォーとか、パネル工法なんかも入っていまして、これについては該当はしない。そこまでの分けがちょっと把握できていないというところはございます。  また、地域の偏りについてですけれども、用途地域でやはり一定層のところで木造住宅が多いところは想定はできますけれども、市内全域にというようなところで偏りというものは把握はしていないところでございます。  また、改定後のものにつきましては、やはり1万2,000棟というところがふえてまいりますので、そういう意味では、今までバスの中づり広告等でいろいろPRに努めてまいりましたが、なかなか上がっていかなかったというところもあり、また、熊本地震で今回加えたところについては、やはり壊れたというところもございましたので、今回そういったところも含めているところでございます。  2点目の空き家の対策についてなんですけれども、今年度は空き家等対策の計画を策定しております。まずここのところ、非常に大きなところかなというふうに思って、間もなく策定をしていくところでございますが、その中にも書かれておりますが、今年度特に、12の専門家の団体の皆様と協定を結びました。この協定を結んだ皆様と、今後は専門的な、市民の皆様からの御相談にお答えをする窓口を設けていただくというようなことを想定をしておりますし、その皆様に御協力をいただいて、セミナーなどの開催も考えているところでございます。そういったところで、今年度は、大きくその方針が進んでいるというふうに考えているところでございます。  3点目の特定緊急輸送道路の進捗状況というところで御質問をいただきました。特定緊急輸送道路沿道建築物の該当建物が三鷹市内に23ございます。この中で診断が完了しているものが22で、残念ながら耐震診断未実施というものが1件ございました。  今年度の進捗でございますけれども、耐震改修を完了したものが1件、まだ最終的に終わっていないものもありますけれども、除却を予定しているものが5件ということで、6件がそういう意味では解消するというようなことになります。  そうした中で、全体23のうち、対応が終わったものが13、まだこれからというものが10というところでございます。耐震未診断のものが1件あるということで申し上げましたけれども、こちらについても今、除却する方向で市に相談も来ておりますので、診断はしないものの、除却に向けて今取り組みを進めているところかなというふうに考えております。  補助金の額等については、まだ残念ながら最終集計しておりませんので、今手元にございませんということで、以上でございます。 23 ◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  災害時在宅生活支援施設のかみさん広場の整備について御質問いただきました。ここの整備のやり方ですけれども、ここについては市のほうで設置しています既存の給水施設の倉庫と可搬ポンプの倉庫がございまして、これ、それぞれ一定の整理をすることによって余裕スペースがございますので、その既存の倉庫に、委員さんが先ほどおっしゃられたような備品類をまず入れると。こういった形で整備をしていくということになります。  ただ、ここの施設は、実は昨年の3月から上連雀一丁目町会と、それから上二町会と上連雀四ツ葉自治会、3自治会で合同の訓練として去年使いました。その中でもこういった要望が非常に多かったということがあって、この3町会のうち、上連雀四ツ葉自治会のほうが中心となってこの施設の管理運営、ここを拠点として使っていくと。いずれにしても、ことしも今度の日曜日に、今度は上連雀一丁目町会が中心となって堀合のほうでありますけれども、そういった中で、こういった施設をしっかりと運用、活用していくように努めてまいります。  以上でございます。 24 ◯委員(岩見大三君)  御答弁ありがとうございました。それでは、幾つか再質問させていただきたいと思います。まず、産業誘致条例についてということで、今年度は1社ということで、これまでも進めてきたと思いますが、この産業誘致条例に関しては、いわゆる指定企業助成金という形で今年度も予算額出ていると思うんですけど、これについて毎年この額が少しずつ指定企業によって変わっているというふうなことがあって、これの算定基準について1点お伺いをしたいと思います。  続きまして、駐輪場についてということで、今回工夫された点ということで、ラックの幅が広がったということで、実は現場で管理されているシルバーの方からもちょっと御指摘あったんですけど、いわゆるお母さん方が使う自転車ですかね、ママチャリですけど、やっぱりちょっと幅が大分広いということで、やはりそこの整理に多少苦慮するというようなことがありまして、これ、従来の駐輪場の課題でもあると思うんですけど、ちょっと幅を広げていただいたということで、またさらにそこの整理ということについては、改めて現場を見ながらちょっと対応していただきたいなというようなことがあります。  また、上段のラックの場合は、やっぱりちょっと御高齢者の方が、少しやっぱりそこにはちょっと上げづらいというような状況もあろうかと思いますので、そうしたことの補助について、ここの新しいところということにかかわらずなんですけど、今後の対応をもしお考えがありましたらお願いをしたいと思います。  続きまして、空き家の件ということで、計画策定ということで、本格的に空き家対策に取り組んでいくということがあろうかと思います。それで、私も地域を歩いておりますと、確かにちょっと、感覚的にはちょっと空き家がふえているなというようなことが実感としてはあるわけでありますけれども、ただ、外見から見ると、これ、空き家なのかどうかというのはちょっとわからない家屋も結構あって、これ、ちょっと基本的なことなんですが、市の場合、空き家をどういうような形で情報収集をして、認定をしていらっしゃるのかということについてちょっと確認をしたいと思います。  また、空き家については、所有者の特定ということが結構大変なところだと思うんですけど、今後の相談体制についても1点お伺いをしたいと思います。  また、管理不適切な建物に関するということについては、いわゆるごみ屋敷等の対応ということもあろうかと思いますが、その点についての今後の対応についてもお伺いしたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 25 ◯生活経済課長(垣花 満君)  誘致条例に関する助成額の変動についてですが、1つは、助成のタイミングがそれぞれずれております。現在6件の認定をしておりますが、平成28年度からいうと4件、平成29年度5件、平成30年度5件、平成31年度6件という形で、まず相手の件数が違うということ、それから、償却資産の変動等によって変わるというところでございます。  以上でございます。 26 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  ラック幅及び上段ラックの利用につきましては、現地管理人の方に丁寧に御案内いただくとともに、ラックを置かずに平置きとして置けるようなスペースの確保にも今後努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 27 ◯都市計画課長(田中元次君)  空き家、確かに外見だけではきれいなものはわからなかったりするんですけれども、東京都水道局の休止情報、これ、毎年いただけることになっていまして、そういったものも当然活用しておりますし、資産税課とも連携をして、わかりにくいものについては、そういったところの情報提供なんかもいただきながら、所有者を調べたりというようなことをしているところでございます。  相談体制につきましては、先ほども申し上げたんですけれども、1つは、やはり12の専門家団体、この皆さんを活用していきたいなというところと、あと、東京都のワンストップ相談窓口等もございますので、そういったところにも相談者の方を導きたいというふうにも考えております。  ごみ屋敷につきましては、当然これ、庁内で連携をして行っておりますので、ごみ屋敷だから、空き家だからということではなくて、ごみ対策課含め、庁内全ての皆様と一緒に連携をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。 28 ◯委員(岩見大三君)  ありがとうございます。わかりました。空き家についても、相談体制わかりました。通常、僕なんか相談受けて、うちの隣がちょっと空き家なんだけど、どうにかならないのといったときに、担当課にお電話してというようなやりとりは、これは全然可能だと思うんですけど、通常市民の方がそういう疑問を持っていて、どういうふうな形で受けるかということに──。 29 ◯委員長(伊藤俊明君)  以上で民主緑風会の質疑を一旦終了いたします。  この際、しばらく休憩いたします。再開は10時50分とさせていただきます。                   午前10時36分 休憩 30                   午前10時48分 再開 ◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。  次に、日本共産党。 31 ◯委員(栗原健治君)  よろしくお願いいたします。それでは、初めに、予算概要116ページ、東京外郭環状道路整備に伴うまちづくりについて質問をします。予算書では275ページになるでしょうか。外郭環状線道路計画は、東京区間においては、大深度地下トンネルで、40メートル以深の地中を、直径16メートルの大きなトンネルを通す計画で進められるものですけれども、今、この大深度地下法に反する事態が起こっているのではないかと危惧します。東名高速から発進する大深度地下トンネルで、野川に酸欠の空気が地表に漏出して、地下水も流出しています。大深度地下法は、本来地上部には影響を与えない。大深度地下のトンネルのみで、その周辺には影響を与えないということを前提にした法律で事業が進められるものだという認識に立って対応することが必要だと思います。  市として、今、大深度地下トンネルによって起こっている事象についてどのように認識を持っているのか、このまま進めていいのか、この点をまず初めに確認したいと思います。 32 ◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今、大深度法に違反しているのではないかという、そういった御質問でございますけれど、国がシールド工事、発進していくに当たりまして、説明会でも回答している内容にもなりますが、気泡の漏出がありましたが、周辺環境に影響を及ぼすものではないということを説明してきております。これからは漏気がないように対応していくということも説明してきておりまして、大深度地下につきましては、大深度地下の公共的使用に関する基本方針、そういったものを国が定めて、その方針に基づいてしっかり対応していくということを市民の皆様にも説明しているところです。大深度法の基本方針に違反しているものではございませんので、今の漏気が大深度法に違反しているものではないということを国は説明しております。私どもも、市としては市民生活への影響がないように、アセスの基準をしっかり守って進めていくということを引き続き事業者のほうに申し入れしていきます。 33 ◯委員(栗原健治君)  実際にトンネル工事のトンネルの外に影響を及ぼしている事態が、酸欠空気ですとか、地下水の流出で確認されているわけですけれども、それでも環境に影響ないというふうに三鷹市は判断するんですか。ここはとても重要な点で、今後の三鷹市の対応にもかかわると思うんですが、国や東京都の主張に対して、本当に市民の生活に影響しないというふうに市は判断しているんですか。 34 ◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  事業者のほうでいろいろな環境にかかわる測定をいたしまして、その測定に対しまして、影響がないのかどうなのかというのは、第三者機関であります東京外環の学識経験者等が、これは影響がないものだということをトンネル施工等検討委員会の中でも確認しておりますので、私ども、基礎自治体の中では、それが影響がある、ないという判断する立場ではございませんけれども、そこは第三者機関がしっかり判断したことをしっかり市民に説明をして、皆さんに安心していただくことが我々の役割だというふうに考えておりますので、しっかり国のほうに説明をするよう求めていきます。 35 ◯委員(栗原健治君)  国に説明を求めていくことは重要なことだと認識していますが、今、大深度地下トンネルの工事で起こっていることというのは、地上部に酸欠空気だとか、地下水が流出して、酸欠空気の場合には、地下室だとか、マンホールだとか、地下空間にたまれば事故にもつながりかねない気体だと。本来大深度地下法によってトンネル工事で大深度に進めることができるという前提は、地上部に、外に影響を与えないということが前提なので、これに反している事実というのは、明確に受けとめなければならないと思います。この点で、実際に起こっている酸欠空気の漏出ですとか、地下水の流出を前提にして、地上に影響を与えるものとして取り組んでいくことが、この三鷹市域において、とても重要だと思います。この点で、市としての対応、地上部への影響が起こり得るものだということを前提にした取り組みをしていただきたいと思うんですが、それをしなければ市民の暮らし、また財産や命を守れないと思いますが、その前提に立った取り組みをするかという点を確認しておきたいと思います。 36 ◯市長(清原慶子さん)  今担当の部長が答弁いたしましたように、私たちとしては、何よりも市民の皆様の安全安心を確保するのが責務でございまして、科学的な判断をする立場にはありませんけれども、一貫して安全を保障してほしいということを言い続けておりまして、そうした工事でありますように。ですから、質問議員さんの、酸欠空気や地下水が出ることを前提とした工事として取り組んでいくというんじゃなくて、そういうことが、とにかく環境に与える影響のみならず、市民生活に与える影響がないように進めていただくというのが大前提ですので、そのことをしっかりと一貫して主張してまいりましたし、これからも主張してまいりたいと思いますし、何よりも国及び事業者の説明を私たちにわかりやすくしていただくように求めてまいります。 37 ◯委員(栗原健治君)  求めていただきたいと思うんですけれども、実際に起こっていることは、地上部に影響を与えている、また与え得る──井戸ですとか、縦に通した人工物があれば、それを通って空気も水も出てくる可能性がある。それが起これば、市民の財産や生命にも危険を及ぼすという事態なんですね。大深度地下法に基づき、地上部に影響を与えないということの前提が崩れているので、やっぱり法律に沿った事業ということを考えれば、当然中止して安全を確保するということが求められていると思います。ただ、実際に大深度地下トンネルは、東名高速の宇奈根から事業用地を出て、今、住宅密集地の中に進んできています。これからこの三鷹の市域にも入ってきます。それに対しての対策として、地上部に影響が起こり得るんだということが示されているわけですから、それをしっかりと認識した上で国や都に対応を求めることが必要だと思います。  この点で、市民の中から要求、また不安として寄せられているのが、地中拡幅部のトンネル工事です。大深度トンネル、シールドトンネルは安定していると言われていますけれども、地中部での大深度トンネルを結びつける工事というのは今まで経験がなく、また16メートルでも最大級のトンネルですけれども、13メートルの北野のジャンクションから出るシールドトンネルと地中で接合する──これは30メートルの直径の地中拡幅になるという点で、この安全対策というのはとても重要だと思います。安全が確保できるという保障がなければ絶対に取り組んではならない工事だと思います。緊急事態に対してどのように知らせるのかということに対して、市民からの不安があり、また、オープンハウスなどでも聞いても、具体的な例示が出てこない。この点での対応をもっと市民に対してしっかりと説明するように国や都に対して求めていくことが必要だと思いますが、地中拡幅についての取り組みについて、三鷹市が安全の確保という点で国や都に対して、果たさなければならない責務としての役割を確認しておきたいと思います。 38 ◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  地中拡幅部の施工方法については、これからプロポーザル形式で、どういった形で検討していくのか。契約した後に事業者のほうが設計していくわけですので、設計に当たって、必ず学識経験者等の意見を聞きながら進めていくというふうに聞いておりますので、しっかりそこは安全な工法で進めていくように、また、市民の皆様にも説明していくように私どももしっかり求めていきますし、また、オープンハウスでも、緊急時の対応について、これは今公表されているものであります。地中拡幅部についても、どういったときにどういう形で緊急になるのか。緊急時のそういった対応について、市民の皆さんが不安にならないようにしっかりと説明するように、引き続き事業者のほうに求めていくようにいたします。 39 ◯委員(栗原健治君)  一番恐れている、また市民が心配しているのは、住宅密集地の真下で行われる工事なので、陥没事故です。また地盤沈下などの地盤の変形による住宅への影響です。この点では、本当に緊急な対応ができるようにしなければならないですし、実際に工事が行われているときが危険になると。また工事後も危険が伴いますけれども、一番危険だというふうに考えられます。この点で、しっかりとした対応を求めていくことが必要だと思いますが、三鷹の市域に入ってくる前段階で住民に掘進工事がされている場所を明確に示して、市民が自主的に退避ができるような体制づくりも必要だと思います。住民説明会に対しての市の責務、果たしていただきたいんですが、その点はどういうふうに行うのか、確認したいと思います。 40 ◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  私どもも、説明会をやっておりますけれども、シールドマシンが市内に入ってくるまでに一定期間ございます。その間にいろいろな状況の変化がですね、今、漏気が起きてきたりしておりますので、しっかりと安全に施工できるということを皆さんに御説明する必要があると思っております。  地表面の計測を20メートルピッチで国はやっていくと。これは通過前、通過中、通過後、そういったのをやっていくとしていますので、そういうことをやっていくときに、必ず何かあれば予兆でわかります。そういった沈下量がないような形で施工するのはもちろんですけれども、我々、よく連携して、何か沈下等が万が一発生する場合は、市民の皆様にしっかりと安心していただけるような体制づくりを国とこれからも構築していくように努めていきます。 41 ◯委員(栗原健治君)  緊急事態というのはどういう事態なのかというのは想定できないんですけれども、あらゆる可能性を想定しなければならないという点では、緊急で本当に時間がないということもある可能性があります。工事の関係で、市と事業者とがしっかりと、緊急時対応について綿密に、時間がないということも想定してですね、その場合の対応もぜひ検討していただきたいというふうに思いますが、そのように事業者または国や都に申し送り、対応するようにお願いできますか。 42 ◯市長(清原慶子さん)  もちろん緊急事態などあってはならないというふうに私は思っていまして、三鷹市の平成31年度(2019年度)予算の重要な款の議論の中で、質問委員さんがこれだけ時間を割いて問題提起されるほど重要だと認識されているわけですから、私は重く受けとめております。  何よりも、私たちは、この道路は国道ですから、国がしっかりと国の判断で有効な意義あるものとして進めているわけです。しかし、今御指摘のように、市民の皆様にとっては、地上部であれば工事が見えるわけですけど、地下の部分というのは工事が見えない。だから、余計、地上部以上の説明をしていただかないと、不安感というのは、それはもう増幅されるばかりです。私たちは一貫して、国・東京都に成りかわっているわけでも、事業者に成りかわっているわけでもなく、私たちは三鷹市民に成りかわって交渉し、問題提起をしておりますので、とにかく緊急事態など起こってはならない。だから、絶対そういうことが起こらないように、まずは慎重な設計と工事を施工するように求めていきますし、当然のことながら緊急事態の際の体制については、強固な連携の中で進めてまいります。 43 ◯委員(栗原健治君)  大深度地下法の周辺に影響を与えないという前提が崩れている道路工事計画になっているという点では、市民の安全安心を守ることができるのかということでは疑念が生まれている現時点では、やっぱりこの危険な工事は中止すべきだというふうに思います。明確に示しておきたいと思います。  あと、北野ジャンクションの以北の「外環ノ2」について、地上部の計画が都市計画道路として残っていますが、これは大深度地下でやるという計画からしても中止すべき道路計画だと思いますが、この点での市としての態度と、東京都に対してどのように伝えていくのか、方針として確認しておきたいと思います。 44 ◯市長(清原慶子さん)  これも重要な問題で、三鷹市の場合には、何しろ大深度地下で、しかも地上部のジャンクション、インターチェンジの工事、換気塔の工事まである地域です。そうであるならば、まず沿線の市区の中でも最も影響が大きい市でございますから、まずはその大深度の地下の工事をきちんとやっていただくのが最優先だということでお話をしております。  ですから、「外環ノ2」については、まだまだ三鷹市として意思表明もしておりませんし、まずはこれだけ影響力がある工事について、まず安全第一で進めていただくということで、現時点、「外環ノ2」については、正式に全く触れることなく、まず今の工事をということで取り組んでいるのが現状です。 45 ◯委員(栗原健治君)  地上部の市民の地域に大きな影響を与えますので、外郭環状線の「外環ノ2」の計画は中止すべきだという点を述べておきたいと思います。  続いて、予算書の271ページのコミュニティバス関係費に関連して、シティバスについて質問します。利便性の向上がさらに求められているコミュニティバスですけれども、利用料金についても、100円の運賃の制度にしてほしいだとか、乗り継ぎ制度を充実してほしい、また、新たなルートの構築を求める声があります。乗り継ぎ制度を充実させることによって、今ある路線バスとの連携で、より住みよいまちづくりにつながっていくという点からも、乗り継ぎ制度の充実をぜひ実現してほしいと思いますが、検討をどのようにされたのか。利用運賃の引き下げについてもどのような検討をされているのか。また、新ルートでは中央通りを通るルートを求める声があります。連雀の整備が進む中で、中央通りを通るルートの検討はどのようにされているのか。あと、新・中ルートでは、30分間隔が朝夕と復活して喜ばれています。わかりやすいダイヤという点でも、利便性ということはさらに検証して、昼間の時間帯の短縮も実現していくことが必要かと思いますが、この点での御見解をお伺いしたいと思います。 46 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  コミュニティバスについて御質問をいただきましたので御説明を差し上げます。まずコミュニティバスの乗り継ぎ制度につきましては、その検討について、特に従来の基幹となります路線バス、さらにコミュニティバスが補完的な公共交通との位置づけから、乗り継ぎ制度等につきまして、地域公共交通活性化協議会等を通じまして協議を進めてまいりたいというふうに考えております。  また、運賃について御質問をいただきました。コミュニティバスの運賃につきましては、他の公共交通の影響や運行状況など、総合的な視点から検討を進めてまいりたいと思います。また、路線バスの利用者との負担の公平性や運行補助の財政負担を考慮しながら、適正な料金の設定に努めてまいりたいと考えているところでございます。  その他、新しいルートの御要望をいただく中で、コミュニティバスの新規ルートの開設につきましては、市民の方、利用者の方の声を十分に聞きながら、その利便性向上等を踏まえまして、地域公共交通活性化協議会のほうでお諮りをしながら、新しいルートについて検討してまいりたいと考えているところでございます。  最後、新・中ルート等、既に見直しを行ったルートについてのフォローアップについての御質問をいただきました。ことし3月になりまして、新しく北野ルート、三鷹台・飛行場ルートにつきましては、三鷹市役所前に停車をするという見直しを行ったところでございます。今年度、同じく見直しを行いました新・中ルートとあわせまして、来年度丁寧なフォローアップの調査を心がけていきたいと思っております。  私からは以上でございます。 47 ◯委員(栗原健治君)  コミュニティバスをかなり利用されている方にとっては大切な交通機関になってきていると思います。さらなる改善が必要だという点では、いかに市民の声、また利用者の声を聞いていくのか、また地域に根差したコミュニティバスのルートを確立するのかというのが重要かと思います。地域公共交通活性化協議会に対して市民の声をしっかりと反映させるシステムを構築して実現していただきたいというふうに思います。  それでは、次に、予算書で231ページの予防費に関連して、予防接種の取り組みについてお伺いしたいと思います。三鷹市においての任意の予防接種の実施状況、子どもについて、特に医師会などからインフルエンザやロタウイルスなど、おたふく風邪などの拡充が求められています。どのような状況になっているのか、お伺いしたいと思います。 48 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  委員お尋ねのインフルエンザ、ロタウイルス等の、乳幼児の方中心だと思うんですが、任意接種の実施について御質問いただきました。三鷹市では基本的に、国の定める予防接種法の中で定められております、定期接種に当たるものにつきまして、適切に市民に向けて実施をするということを基本方針としておりまして、特に例外的なものを除いて、基本的には国の定めたものを実施するということで、委員御指摘のような任意接種、他の自治体で一部補助が行われているということ、実施されている自治体があるということも承知しておりますけれども、今現時点では、国の法に定めた定期接種をきっちり、しっかり行っていくということを基本に捉えて実施を行っているという状況でございます。  以上です。 49 ◯委員(栗原健治君)  今挙げたような任意接種における接種状況、接種率というのは把握されていますか。 50 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  特に市民の方の任意で受けられている予防接種の接種率等につきましては、現時点では市のほうで把握できておりません。  以上です。 51 ◯委員(栗原健治君)  今、任意の予防接種については、やはり自費接種ということで、家庭の負担が大きく、接種率が上がらないということを医師会からも伺っています。公費の助成をしてほしい。高齢者のインフルエンザについては、予防助成制度がありますけれども、小・中学校でも学級閉鎖が大きな問題になっていて、授業時間を確保するために夏休みを短縮する。インフルエンザなどの長期学級閉鎖なども考えれば、必要だということで、やっぱりこの時間を大切にするという観点からも、予防接種の拡充というのは求められていると思います。この点での充実というのを進めていくという検討をぜひしていただきたい。  また、B型肝炎の1歳児までは定期接種でされていると思いますけれども、それ以上でも感染力を持った方が150万人近くいると想定されている中で、予防接種を拡大してほしいという声はあります。また、それをすることによって、市民の子どもの命を守ることにつながる施策ですけれども、この点での拡充というのはお考えにならないんでしょうか。 52 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  任意接種導入に向けた市の取り組み、従来から御説明しているとおりなんですけれども、一部そういった任意接種をやはり親御さんの判断で受けられているという実態はあるというのは十分承知しておりまして、例えばモバイルサービス、ゆりかごスマイルというようなものを導入しているんですが、そういうモバイルサービスの中では、親御さんがそういった任意の接種もスケジュールの中で一緒に、定期接種のものと一緒に管理をしたり、そういったこともできるようなシステムを提供して、一部そういった利便性を提供することで、そういった負担軽減には少しお手伝いできているのかなという認識でおりますけれども、予防接種、いずれにしても副反応という問題もありまして、なかなかこれは国の定期接種ですと、反応があった場合には、そういった補償があったりですね、そういった対応があるんですけれども、任意の場合、そういったリスクについても、しっかり親御さんのほうで、リスクとメリット、デメリットを判断していただいた上で接種いただかなきゃいけないということもありますので、そういった周知も含めて、丁寧に取り組む中で、今後また国のほうでも、定期接種の検討がさらに続いているところでありますので、そういった情報を踏まえながら適切に今後も対応していきたいと思っております。  以上です。 53 ◯委員(栗原健治君)  任意接種のために経済的な負担で予防接種したほうがいいと認識していても踏み込めない家庭を、言ってみれば勧奨していくということが、三鷹の市民の命を守っていく上でも重要になっていくと思います。拡充していく要望が強い分野でもありますので、特に子どものインフルエンザの予防接種などについては検討していただきたいと思います。  次に、予算概要の111ページ、駐輪場整備運営基本方針の推進という点で、三鷹の駅前の駐輪場の対策についてお伺いしたいと思います。今回、料金体系を大幅に切りかえるわけですけれども、駅前における定期利用の負担というのはふえるんでしょうか。また一時利用についての利用区分も変わるわけですけれども、どのような特徴があるのか、確認しておきたいと思います。 54 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  今回の料金の改定に伴いまして、三鷹駅前の定期利用については値上げ、三鷹台駅前については引き下げ、その他のところにつきましては、基本的には現状維持という形になっているところでございます。  また、一時利用につきまして、今回の改定に伴いまして、日決めを除く全ての一時利用の駐輪場に2時間の無料時間を設ける。また、最低の課金料金を従来の150円から100円に引き下げた上で、課金される経過時間についての見直し等を行い、より多くの利用者の方に、一時利用を利用いただけるような形の制度として改正を行ったものでございます。  私からは以上になります。 55 ◯副市長(内田 治君)  今担当の課長がお答えした概要、そのとおりなんですけど、端的な表現がありましたので、補足をいたしますけれども、値上げという単語は、同じ条件のものが何かの時期が来たときに、同じ条件であるにもかかわらず値段が上がったかのような印象を、もし誤解されるといけないので、補足してお答えしますけれども、この間、条例の御審議などで御説明をいたしましたとおり、駅からの距離でありましたり、それから、施設が屋内であったり、屋外であったり、自転車の消耗の度合いにどう影響があるのかとか、それから、ラックの場合に、上段と下段の価格差をどのように合理的な差をつけるのか。そういったことをきちんと担当が一生懸命考慮して、この間、詰めてきておりますので、単純な値上げという御理解には決してなっていないと思いますが、料金の適正化が図られているということで御理解をいただければ幸いです。 56 ◯委員(栗原健治君)  さまざまな条件を加味して料金設定をしたというお話ですけれども、負担するのは、やはり市民で、金額がどうなっているのかというのが一番重要な点で、また三鷹駅前の駐輪場においても、どこを起点にして、まあ、三鷹駅を起点にしているのでしょうけれども、そんなに距離的な問題というのは、駅前ではなくて、やっぱり使いやすい利用料金を設定するということが駅前の活性化につながると思います。今回、一時利用の時間を設定して、2時間ということですけれども、なぜこの2時間にしたんでしょうか。周辺の吉祥寺ですとか、三鷹でも北側だとか、周辺の駅では3時間というところもあって、その時間の差が駅前の活性化にもつながっていくという点もありますし、この新しい料金体系の決定で、長時間とめると負担増になると。初めの2時間が無料で、100円ということですよね。ある面では値下げの部分あるわけですけれども、他の駅との関係も加味した料金設定が必要だというふうに考えますが、その点でどのように検討したのかお伺いしたいと思います。 57 ◯都市整備部長(田口久男君)  駐輪場の整備、運営に関しましての再質問でございますが、基本的に、特に三鷹駅前につきましては、まだ中央通り等、買い物のために一時的にとめていらっしゃる方も多くいます。そうした課題、また、一時的に定期で利用したりとか、そういったちょっと違った利用もありましたので、そういったものを適正に利用していただくために、今回、運営方針に基づいて、自転車の安全で適正な利用に関する条例も定めまして、運営していくという考え方で進めております。  その中で、一時利用の2時間の設定ということでございますが、駅前に買い物に来る方、また、いろいろ習い事等する方とか、そういった中で、やはりその時間については無料にして、それ以上御利用される方には一定の負担が必要だということで、周辺の駅の利用料金等も検討しましたが、三鷹市として駅前交通環境を整えていくためには、この設定が必要だというふうに考えたところでございます。 58 ◯委員(栗原健治君)  実際に新しい料金体系を見て、市民の感覚ですけれども、負担増だなというふうに感じています。定期利用や一時利用のバランスを考えてですけれども、やはり利用者の立場に立った料金設定をすべきだという点で、一時利用も定期利用も負担増になっているという点は大きな問題だというふうに認識しています。軽減をですね──新しい料金体系のもとでも、市民の声をしっかりとリサーチして、新たな改善に結びつけていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 59 ◯委員(大城美幸さん)  農林費、247ページの農業振興支援事業費、同じく都市農業を育てる市民のつどい関係費などで、農業振興、農地の保全について質問します。2022年問題もあります。三鷹論点データに示されているように、既に平成10年から平成30年までの20年間で50ヘクタール。50ヘクタールというと余りイメージ湧かないんですが、東京ドーム約12個分の農地が失われました。3・11から8年がたちました。きのう、キャンドルナイトを三鷹駅でやりましたけど、振り返ると、都市の農地が、単に緑の供給や新鮮でおいしい安全な野菜を提供しているだけではなくて、災害対策にも有効だということを8年前実感しました。その意味で、農地保全と農業振興にも自治体がやはりもっと力を入れて支援をする必要があると考えます。平成31年度、特定生産緑地の認定等を行うと思うんですけど、農地保全の取り組みとして、市としてどのような課題を認識し、対策、対応を考えたのか、お尋ねをします。 60 ◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  市における農地の保全についての対策について御質問がございました。委員御案内のとおり、2022年問題と称しまして、生産緑地地区が指定から30年たったときに自由に買い取りの申し出ができるような形になります。それを受けまして、現在、市の都市整備部と我々農業委員会、そして東京むさし農業協同組合と連携をしまして、生産緑地の所有者の方たちに、生産緑地が30年たった後も特定生産緑地地区として指定できるという制度が創設されましたので、そういう制度を知らない人がいないというような形で、周知する取り組みをとっております。それにつきましては、平成30年度、今年度ですね、農協と都市整備部と協力をいたしまして、市内農業者の集まり10カ所全てに参加しまして、そういう説明会を開催して、周知をしております。さらに今後も、機会あるごとに、そういう制度──ほかの農地制度もございます。貸借ができるようになったとか、しやすくなったという制度がございますので、そういう制度をですね、農業者の皆様にいろんなものを情報提供しながら、農地を今後とも維持していただくというような取り組みをしていきたいと思っております。 61 ◯委員(大城美幸さん)  国の制度改革や使える制度を農業者の方にきちんと伝えて農地の保全に取り組むということでは、平成30年度、既に取り組みをしているということですけど、農家の人が都市農業を継続していく上で、困難というか、抱えている問題はどのように認識しておられるでしょうか。 62 ◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  まず制度としての農地を維持するというのもあるんですけれども、あと後継者ですね。実際に担い手と言われる農業を担う方が継続していくということが1つの問題となっております。これにつきましては、農協の青壮年部の皆様もすごく頑張っておられまして、そこでいろんな若い方に農業を、技術を伝えていこうという取り組みもしておりますし、市におきましても、先ほど申しましたとおり、担い手がどうしても家の中で見つからないという場合には、生産緑地の農地の貸借が今までと比べてしやすくなるという制度ができましたので、これについて、農業者の中で農業規模を拡大したいという方もいらっしゃいます。そういう方を紹介するなどという情報共有を農協としながら、なかなかうまく耕作できなくなった農地をそういう方にも貸し出して農地を維持していこうというような取り組みを今後、農協、市と連携して取り組もうという検討をしているところでございます。 63 ◯委員(大城美幸さん)  後継者の問題で、やはり農業に誇りを持って仕事ができる。そういう意味では、農家の人に何かお話を伺うと、一番抱えている悩みというか、それは農産物の価格が生産コストに追いつかないという話をよく聞きます。消費者の市民からすると、安全な農作物をできるだけ安くということが願いですけど、都市農業や地産地消の重要性について市民に周知し、認識してもらうことの取り組みは自治体がやるべきではないかというふうに私は思うんですけど、市内の農業を支援しよう、応援しようという機運を醸成するという意味で、市が役割を果たす。だから、農業祭、市民のつどい、三鷹産野菜の日というような取り組みもしているとは思うんですが、もう一歩ですね、せっかくある農業公園がありますよね。そこを活用した、2019年度から国連が家族農業の10年ということを推進しています。これを契機に、井の頭公園が井の頭恩賜公園100年といって、いろいろアートマーケッツとか、10年間取り組んだように、農業公園を活用して、テントを1張り、2張り分でもいいから、毎週土日に市内産野菜を活用した料理──焼きそば、スパゲッティ、いろんなアイデアの料理を販売するとか、そういう都市農業を応援しようという、ちょっと高くても応援して市内産の野菜を買おうという、そういう思いを市民に持ってもらう、都市農業を守ろう、農地を保全しようという、そういう醸成をするための取り組みとしては、農業祭、市民のつどい、三鷹産野菜以外で、何か御検討とか、国連家族農業の10年に当たって、新しい取り組みというのは検討されなかったのか、お伺いします。 64 ◯市長(清原慶子さん)  農業につきまして、さらに持続可能なものとする意味で、そういう問題意識を持った御質問をいただいたものと思っています。三鷹市では、先ほど担当課長が申しましたように、後継者問題がもちろん他市と同じように重要なんですが、しかしながら、いわゆる経営改善計画を出して認定農業者になる青壮年部の部員もいますし、女性もいます。これは近隣市の中では顕著な特徴です。  しかし、全てが兼業農家ということです。そうであるならば、農地を保全し、農業を継続していただくために、取り組みとして重ねている農業祭においても、まさに市民の皆様に応援していただくような取り組みとして、運営委員会では子どもたちの食育カレンダーのもととなる、農のある風景画コンクールも導入していただいています。また、都市農業を育てる市民のつどいは、有料化したんですけど、参加者が減ることなく、抽せんで親子に参加していただくような状況です。  さて、ことし初めて三鷹産野菜の日を市長部局のほうで出させていただくこととしました。少しでも、小・中学校だけではなくて、公立保育園でもこのような取り組みができればなということで予算を計上したのが1つのあらわれです。農業公園は、農業公園運営懇談会という、まさに指定管理者の農協の皆さん、そして、緑化センターの出店者会の皆さんにも入っていただき、利用される市民の皆様、障がいのある方にも入っていただいています。  したがいまして、この間、節目節目にいろいろな事業を提案していただいてきましたので、今後さらに三鷹市の地産地消や都市農業を愛する市民の皆様をふやす事業等については、農業公園運営懇談会のテーマとしても話し合いをしていただければなと思っています。  なお、コストがかかるということは、本当にいい作物をつくっていらっしゃるからなんですね。集約的な農業もされていらっしゃるからなのであって、本当に地産地消で、よく庭先販売でお売りいただいているなと思うぐらい、すぐれたものは、むしろ市場に出したほうが収入はあるかもしれないんですけれども、本当にそういう意味では、よほど応援をさせていただかないと地産地消も継続できないと思いますので、より一層、農協、そして農業委員会、さらには農業公園運営懇談会や緑化センター出店者会の皆様と、今までも対話してきましたけど、さらなる対話をしていきたいと思います。  なお、冒頭、災害時にも役に立つ農地とおっしゃって、三鷹市は総合的な協定は農協さんと交わしているんですが、改めて災害時の避難をさせていただくときの取り組みについての話し合いを深めておりまして、農地に御迷惑はかけないけれども、でも、いざというときに命を救える、そんな話し合いをさらに前進させていきたいと考えております。 65 ◯委員(大城美幸さん)  ぜひですね、国連が家族農業10年というふうに推進していることを契機として、都市農業、農地の保全については、さらに取り組み、努力をしていただきたいと思います。  屋敷林や農機具置き場など、宅地課税になっていることの問題についても、農地課税にするよう市としても国へ働きかけをしてほしいと思います。これは要望です。  次の質問をします。商工費、251ページの2、商店街助成事業費。市内の商店、小売業は年々減少傾向にあり、年間販売額も減少しています。この補助金は前年度と比べると半分以下に減っています。街路灯LED化の促進がゼロに削減されていて、全ての商店街のLED化が取り組まれたという認識でいいでしょうか。販売促進事業補助金は、商品開発のためにも活用できる補助金でしょうか。まずお尋ねします。 66 ◯生活経済課長(垣花 満君)  商店街の街路灯のLED化についてでございますが、これは市内21の商店会が街路灯を所有してございますが、平成30年度で20まで完了してございます。残る1つの商店会につきましては、ちょっと諸事情により少し先にということで、今回は予算計上していないということでございます。
     あと、販売促進事業補助金につきましては、これは商工会さんのほうにお願いをしている補助金でございますが、主にイベント等に使うものでございまして、御案内のとおり、商店街チャレンジ戦略支援事業補助金というのが年2回までイベントができるんですが、それを使い切った商店街さんにもさらにもう1回という形で提供している補助金でございます。  以上でございます。 67 ◯委員(大城美幸さん)  やはり先ほどの農業と同じで、商店街も空き店舗がふえているということとかを考えると、市としては、商店街活性化、後継者問題を当該年度どのように解決する支援策をお考え、検討されたのか、お伺いします。 68 ◯生活経済課長(垣花 満君)  商店街の活性化につきましては、基本的には商店街の皆様の主体性に基づいて、私たちも御相談に乗ったりですね、そういった形で支援をしてきているところでございます。先ほど申し上げた商店街チャレンジ戦略支援事業補助金ですとか、そのほかの販売促進事業補助金につきましても、説明会等を開くなどして、その使用についても周知をしているところでございますが、特に平成30年度につきましては、市商連さんと市と商工会さんと組んで、1つは、平成30年度からの継続としては1つ、まちゼミの支援ですね、そちらのほうを継続すること。それから、消費税率のことにつきましては、やはり市商連という、商店街と消費者を結ぶ組織でございますので、個店支援という側面とはちょっと角度変わりますけれども、消費者とお店という形で何かつながりをつくっていけないかということで取り組んでいこうということで、今話し合いを進めているところでございます。 69 ◯委員(大城美幸さん)  わかりました。国は2014年に小規模企業振興基本法が全会一致で成立しています。東京都でも中小企業振興条例が2018年に成立して、2018年4月現在で、全国の3割、416市町村で小規模企業振興に関する条例が制定されています。この中には事業者持続化補助金、事業継承、インバウンドに対する体制整備の支援策が事業化されているものもあります。三鷹市で、やはり小規模な商店と事業者を応援するということでは、産業振興条例を制定し、きちんと自治体として支援すること、さまざまな課題に取り組む体制整備をする上でも条例制定が必要と思いますが、いかがお考えでしょうか。 70 ◯生活経済課長(垣花 満君)  御指摘のとおり、きめ細かな小規模事業者さんへの支援をするということでいけば、いろいろな制度の検討というのは必要かと思われますが、今、三鷹市で私どもが産業振興計画等で進めている支援のほとんどが、やっぱり小規模事業者様向けの支援を現にさせていただいております。ですから、もちろん大規模な事業者様にも支援させていただきますけれども、そういった意味でいきますと、現状の三鷹市の基本計画と産業振興計画に基づいて、きめ細かく進めていくことで十分な施策となるというふうに考えております。  以上でございます。 71 ◯委員(大城美幸さん)  国のさまざまな補助金を活用して市もいろいろ取り組んでいることも承知はしていますけど、やはりきちんと市の姿勢を示すという意味では、条例制定を要望したいと思います。  それで、補助金の活用なんですが、中小企業庁が長岡商工会議所の事業所を紹介していて、長岡野菜を用いたお菓子、お惣菜などの即売会を開催し、2日間で来場者が1万5,500人、参加した48事業者の売り上げが合計で1,000万だったとしています。この補助金は地域力活用新事業全国展開支援事業というものですが、このような補助金を活用して、売り上げアップとともに個々の商店が誇りを持って売り出す商品開発に取り組めるよう、市としてもさまざまな国の補助金、いろいろある中からチョイスすると思うんですが、そのチョイスする基準みたいなものはあるでしょうか。そして、今紹介した事業は御存じだったでしょうか。 72 ◯生活経済課長(垣花 満君)  今御紹介いただいた事業につきましては、私は、申しわけございません、ちょっと存じ上げませんでした。私どもが国の補助金、もしくは都の補助金を選択して使わせていただく場合には、やはりそれを使って何かしようという機運なり、みんなの、やりましょうというまとまり、そういう意思が出てきたものについてやっぱりやっていかないと、制度はつくったけれども必要がないみたいなことにならないように、気をつけて選択をしながら、また、あわせて、例えば市のほうでこういうことをやりたいんだけどという場合につきましては、そのことについて十分に説明をしながら、少し時間をかけながら、そういった方向に皆さんが機運を高めていただくような形でお話をしたり、会議をしたりということを努めてございます。  以上でございます。 73 ◯委員(大城美幸さん)  この点で最後なんですが、後継者の問題があって廃業する空き店舗がふえるよりは、店舗のリフォームに自治体が支援をして空き店舗にしない工夫というのが必要ではないかと思います。高崎市など、全国では店舗のリフォーム助成を行っているところがふえていますが、この点についての検討はいかがでしょうか。 74 ◯生活経済課長(垣花 満君)  空き店舗につきましては、幸いなことに三鷹市ではまだそれほど率が高くないというふうには認識してございますけれども、当然空き店舗を活用した事業への支援、そういったものを通してリフォームなどをしていただきながら、そこに支援をして、何とかその部分を活用したまちの活性化というものにつなげていきたいと考えてございます。 75 ◯委員(大城美幸さん)  そこに支援というので、店舗リフォーム助成も検討しますか。 76 ◯生活経済課長(垣花 満君)  今後の研究課題とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 77 ◯委員長(伊藤俊明君)  以上で日本共産党の質疑を一旦終了いたします。  次に、いのちが大事。 78 ◯委員(伊沢けい子さん)  それでは質問をしたいと思います。まず予算概要96ページ、1の休日診療所・休日調剤薬局等の一体的整備です。これは代表質問でも取り上げました。3カ所の施設をまとめるということで、平成30年度の基本協定締結という答弁もありましたけれど、その内容というのはどういうものなんでしょう。 79 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  休日診療所等の一体的整備事業につきまして御質問いただきました。お答えいたします。協定締結についてなんですが、これは従来から、利用者の皆様からも御要望がありましたけれども、実際に休日診療等を担っていただいています三師会と言われる、医師会、歯科医師会、薬剤師会ですね、こういった関係団体の方からもやはりそういった施設整備の要望をいただいておりました。現場を担っていただいております、そういった団体の皆様と、この市の施設整備なんですが、その施設用途に向けた整備に当たって、事前のそういったあり方ですとか、どういった機能を集約すればいいのか、また、その規模、また、その管理運営ですね、そういったものを今後話し合いをしていきたいというところで、そういった3者の団体の皆様と市が協定を行いたいということで今準備を進めているところでございます。  以上です。 80 ◯委員(伊沢けい子さん)  そうしますと、場所などはまだ検討の余地があるということなんでしょうか。 81 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  場所につきましては、今、そういった三師会の皆様にも、市としては、今、候補用地を施政方針にもお示ししておりますけれども、そういった場所を前提として今協定を結ぶということを考えております。  以上です。 82 ◯委員(伊沢けい子さん)  先日もちょっと提案しましたことは、旧保健センターを活用すれば、建設費が新たにかからなくて、しかも保健所、保健センターという機能であったことから再利用しやすい。改修などはもちろん必要だと思いますし、耐震補強は必要ないかもしれませんけど、そういう再利用というのはいいんじゃないかなということを、ちょっと私のほう、提案させてもらいました。そのときの答弁では、結局、老朽化で、旧保健センター地は売却予定という答弁でしたけれども、前お聞きしたときは、7億7,000万円の売却費という試算がありましたので、それだったら建設費にひょっとしたら該当するんじゃないかなと思いましたので、そういう検討もしたらいいんじゃないかということを私は提案したんですね。老朽化ということが理由に挙げられたんですけれど、一方で、教育センターとしては使いましたよね。建てかえということがあって、ちょっと避難的で、短期間ではあったかもしれませんけれど、教育センターとしては一時的に使うことができた。機能的には保健センターよりは遠いものでも使えたわけで、そういう先例があるということから、使うことができないのかなということを今でも思うんですけれど、そこはいかがでしょうか。 83 ◯副市長(津端 修君)  現在の薬剤師の薬品センターが休日診療所と離れていて、市民の利便性が悪いというのが1点。それから、その施設がかなり老朽化して、耐震性等に乏しいから何とかしてくれというのが発端だったんですよ。で、ここで三師会がまとまって、同じ場所であれば利便性も向上するからということでまとまった話でございまして、今言いましたように、保健センターを使うということになると、保健所時代から通算すれば、相当長期間使っている施設でございます。今暫定的に教育センターの施設として使っていますが、これからそうした施設を新たにつくっていくというときに、何年もつでしょうかというふうなことになれば、新たな施設をつくってしっかりした対応をしていくというのが現時点の考え方でございまして、保健センターにつきましては、当初の目的どおりの売却計画でいくということが現時点の私どもの考え方でございます。 84 ◯委員(伊沢けい子さん)  その施設をまとめるということに関しては私も異論はないんですけれども、保健センターは昭和44年に建てられていまして、50年たっていることは確かです。ただ、Is値などは、平成22年に調査をして、大丈夫という結果が民間に委託して得られているんですよね。そういうことからの発想で、私のほうは、施設を長く使うという市の方針に従えば、そういうことも検討の余地があるのではないかということから、提案をしております。そこはぜひ検討の余地があるのではないかということを申し述べておきたいと思います。  それから、次の課題にいきますけれども、産後ケアの件ですけれども、予算概要97ページ、そして、98ページの3のところにも産後うつ対策事業費というのがありまして、まず、97ページの事業から確認したいんですけれども、日帰り型のデイケアサービスを行うということですが、その内容と体制ですね、どのような体制をとるのかということ。また、母子でしょうけど、何人の親子が利用できるのかということ。それから、4カ月ごろまでというふうになっているんです。ごろというふうになっていますけど、その後、4カ月過ぎた方でも、該当者がいるかと思うんですけど、そういう人は使えないのかということや、それ以前に妊婦さんで仮にそういう方がいらしたとしたら、それは含まないのかということ。それから、今後、ここをきっかけに、こういう事業を拡充していく予定があるのかということをまとめてお尋ねしたいと思います。 85 ◯市長(清原慶子さん)  具体的な御質問については担当より答弁いたさせますが、これは既に平成30年度(2018年度)から実施している取り組みでございまして、本来出産後のお母さんを支える意味で、宿泊型のものも望ましいのではないかと、そういう検討も続けていますけれども、それがなかなか難しい状況もあり、まずは御理解いただいている市内医療機関において、デイケア型の産後ケアを始めたものです。  したがいまして、趣旨としては、このような取り組みというのは今後非常に重要になっていくし、できれば宿泊型も検討していきたいと思いますが、まずは日帰り型デイケアを推進していくことで検証して、少しでもお母さんに、あるいは赤ちゃんに寄り添えればと思っております。  具体の質問については担当より補足答弁いたさせます。 86 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  市長の答弁に補足させていただきます。産後ケア事業につきまして、まず、こちらの現場の体制なんですが、医療法人のほうに実際は委託しているんですけれども、現場のスタッフのほうは2名ということで、看護職、助産師等の資格を持った専門職が対応しております。  利用できる人数なんですが、スペース的な問題もありまして、1日2組の親子の方が御利用いただけるということとなっております。  内容なんですけれども、おおむね、日中10時ぐらいから夕方4時ぐらいまでということなんですけれども、まず来ていただきましたら、一応親子の健康チェックをしていただいて、きょう1日どういった御要望があるかということをスタッフのほうが丁寧にお伺いしまして、授乳指導ですとか、育児指導、そういったことも行います。  また、一番メインなのは、お母さん自身にお休みをいただくということで、そちらに専門職もおりますので、お子さんはベッドに寝かせていただいたり、預かったりして、お母さん自身、ベッドもあるスペースがありますので、そういうところでゆっくりしていただくと。また、お昼については、昼食時間、今、お子さんいるとなかなか外食できないなんていった部分も、駅前の場所でやっておりますので、お子さんをスタッフがお預かりして、1人でランチに出ていただくようなサービスもしております。そういった内容がメインになっております。  それから、利用できる期間なんですが、一応4カ月までということで、これ、国や都の補助事業で行っている部分でもこういったルールがあるので、一応そこまでのものが原則ということでやっておりますけれども、こちらの施設、今、おかげさまで稼働率も非常に上がっているんですが、あいた時間につきましては、御本人、実費であれば、そちらを過ぎても施設のほうは受け入れはしていただけるというふうに伺っていますので、そういった費用負担を御本人にいただければ、それを過ぎても利用いただくことは物理的には可能だというふうに認識しております。  また妊婦さんの段階でということは、これは産後ケアということですので、ちょっとそちらのほうは想定しておりませんので、そういった御要望に対しては、ちょっとこれは産後にということで御説明をして対応しているところでございます。  以上です。 87 ◯委員長(伊藤俊明君)  現在、いのちが大事の質疑の途中ですが、しばらく休憩いたします。再開は1時ということでお願いいたします。                   午後0時01分 休憩 88                   午後0時57分 再開 ◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。  いのちが大事の質疑を続けます。 89 ◯委員(伊沢けい子さん)  産後鬱に対する支援事業の件でさらに質問いたします。まず産後鬱を発症するということなんですけれども、鬱になる原因として、例えば経済的な理由ですとかということも結構あるかと思うんですね。そういう不安から鬱を発症してというようなことも私は結構あるんじゃないかなと思うんですよね。今回のこのデイケアは、そういう保健師さんとか、心理相談員さんとかということで、身体面のことでのケアということには確実につながるんじゃないかと思うんですけれど、一方で、鬱のほうのもっと原因のところの、そういう経済的な理由ですとか、さまざまなそういう社会的な悩みによって、行政のほかの分野で解決しなきゃいけないということもあるんですね。そういうときに、例えば生活保護につなげていくということもあるかもしれないし、そういうところへ、行政とのつながりを持って鬱自体を改善していくような事業につなげていくというようなことも、ここではあるのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 90 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  産後ケア事業から産後鬱の方とか、生活困窮の方、その後のフォローのつながりはどうなのかという御質問にお答えいたします。この産後ケア事業に関しましては、事前に必ず面接等を行いまして、利用者の方の状況を既にある程度お伺いした上で、また、利用申請等も提出いただいて、まず申請の段階でどういう困難があるかということをしっかりこちらも把握した上で、利用登録をさせていただいております。当然利用後も、また現場のほうで医療法人の専門のスタッフが対応いたしますので、その中で、今委員御指摘のような、そこの場だけでは解決できないような困難なものがあるということであれば、当然その後のこちらのフィードバックで、それぞれ個々の問題であったり、状態であったりということは私ども保健センターのほうに戻ってまいりますので、その内容に応じて、当然また地区の担当の保健師なり、専門機関のほうへつないだりということは、通常の保健センターにお出でいただいて御相談いただいた方とも同じように、他の機関への紹介も含めて、適切に対応していく体制でこの事業も行っております。  以上です。 91 ◯委員(伊沢けい子さん)  少子化で、しかも今、その親の世代もなかなか助けに行けないというような方も多い中で、いろんな周りの助けというのがなかなか難しいという方も──ある方はまだいいんですけどね、やはりそれでもなかなか厳しい状況の中での子育てということで、複合的な支援というのが必要なのではないかと思います。そういった意味で質問いたしました。  それでは、次の件ですけれども、予算概要の100ページ、101ページで、ごみ処理計画2022です。プラスチックごみの分別収集方法の変更を検討していくのかということがまず1点。それから、ふじみ衛生組合の不燃物処理のリサイクルセンターの建てかえ計画を具体的に検討している、このタイミングで三鷹市の分別収集のあり方が課題となっています。容器リサイクル法に適合するプラスチックと、それ以外のいわゆる製品プラスチックを分別収集することについて検討していくのか。それから、市民的な議論が、ごみにかかわることですので、必要だと思いますけれども、市民検討会議などを別途立ち上げることはないのかということをまずお聞きしたいと思います。 92 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  ごみ処理総合計画2022について御質問いただきました。まず、プラスチックの分別収集に関しましては、現状で特に変更する予定はございません。また、ふじみのリサイクル施設の建てかえにつきましては、今現在、三鷹、調布市、それからふじみ衛生組合と3者でワーキングチーム等を設けて、どういう形でやっていくかというのも議論しておりますし、ふじみの内部でも、どういうような形で建てかえを進めるか、あるいは地元協議会の皆様に御意見をいただいたりとか、そういったような段階で今進めているところでございますので、現状ではそういったことを進めていくということを見守っていく、一緒に協働して対応していくという形になろうかと思います。  それから、容器包装リサイクルプラの、それ以外のプラに関しましても、現状では今三鷹市は全て一緒に収集してございますので、現時点ではそれを容リ法と分けてプラスチックを2回回収するということは考えてございません。  それから、市民会議等に関しましてですが、今回の改定につきましては、ごみ減量等推進会議の代表者会議の皆様と、それから学識経験者の皆様とで改定について検討を進めていこうというふうに今考えているところです。当然第4次三鷹市基本計画の第2次改定がございますので、そちらとの整合を図りながら、またパブリックコメントをいただきながら幅広い市民の意見を伺って、反映しながら進めていくというふうに考えてございます。  以上です。 93 ◯委員(伊沢けい子さん)  リサイクルセンターの建てかえについては、100億円前後かかるとされております。三鷹市の負担は2分の1、あるいは国の補助金が入れば3分の1。いずれにしても負担は30億円から50億円かかる大きな事業となりますが、それが、庁舎の計画もあり、これはどうなるかはちょっと別として、だけれども、これだけ、30億円から50億円かかる大きな事業として、これが成立するのかということと、今後市民への説明はどのようにしていく予定なのかということをお聞きしたいと思います。 94 ◯生活環境部長(大野憲一君)  このリサイクルセンターの建てかえにつきましては、今、ふじみ衛生組合のほうで、いろいろな建てかえのプランを今検討しながら、概算の費用を算出しているところでございます。さまざまな、建てかえ中の積みかえ保管の費用であるとか、いろんな条件がございますので、今それを、幾つかのパターンの概略をお示ししているという状況でございまして、費用負担につきましても、そういった中からどういう絞り込みをされていくのか、どういう条件になっていくのかということによって、金額については大きく変わってくるものと考えているところでございます。  当然、リサイクルセンターの建てかえについては、今後、地元協議会の皆様、それから、両市の皆様の市民の方の御意見も伺いながら、最終的にどういうプランにしていくか、決めていくという流れで今考えているところでございます。  以上でございます。 95 ◯委員(伊沢けい子さん)  まだ検討中ということですけれども、ただ一方で費用が非常にかかる計画であることには間違いないですので、ここは市民に対する説明も必要ではないかと思いますが、そこはいかがでしょうか。 96 ◯市長(清原慶子さん)  おっしゃるとおりです。これは三鷹市と調布市で一部事務組合をつくって、ふじみ衛生組合として取り組んでおりまして、可燃ごみ処理施設クリーンプラザふじみの稼働に先駆けて、不燃ごみのプラスチックや、あるいは、瓶、缶等を処理してきた流れがありますので、施設がやはり古くなっている、あるいは、働いている皆さんの労働安全衛生の観点からも改善すべきところがございます。  今、まさに平成30年度、両市とふじみ衛生組合のチームで検討しておりまして、ふじみ衛生組合議会でも、さきの2月に開かれた議会で一定の検討のプロセスを御紹介し、また、地元協議会でも御説明をさせていただいている段階です。御指摘のとおり、その案では、80億円から100億円を超すような、そうした高額な更新工事になるということがわかってまいりましたので、適時適切に、何よりも両市の市民の皆様にお知らせしなければこの事業は進みませんので。  ただ、この間の経験で、私、本当に驚いているんですけれども、まだ何も決まっていない段階から何億円だ、何百億円だという話だけが先行しますので、そういうところは本当に排除しなきゃいけないんですが、しっかりと調査検討して、市民の皆様、市議会の皆様にお伝えするのは当然のことでございます。 97 ◯委員(伊沢けい子さん)  まあ、規模は市側が示しているわけですよね、幅があるにしても。だから、それは市側が示したからそういう議論になっているということです。  とにかくこの問題については、市民にもほとんど知られていないと思いますので、なおかつ、市民の生活に非常に密着した問題ですので、ここはやはり市民にきちんと説明をしていくということが必要ではないかと思います。  それでは、次ですけど、100ページに新川暫定広場の円滑な運営という項目があります。この事業については、当面暫定的に公園をここにつくるということになっておりますけれども、一方で、後半部に書いてありますのは、将来的な課題として、解体後の利活用の検討も進めるというふうに書いてあります。前にもちょっとお聞きしたことがありますけれども、解体費というのは幾らぐらいのものなのか。あと、土壌汚染ということに対して対策を行うとすれば、どうなるのか。それから、この場所には、2011年の東日本大震災による原発の事故で五中からの汚染土を一時的に保管していまして、それを昨年搬出して、産廃業者に依頼して撤去しておりますけれど、ただ、いっときはそういう保管を、いわゆる放射能の値の高い汚染土を袋に保管してこの場に埋めておりました。その後もちょっと建物に入れていたこともあると思います。  そういうことで、でも、ここを公園にするということですから、撤去後、この場所の放射能の安全性ということについて、測定をして、安全性を確保できているのかどうかということについてお聞きしたいと思います。 98 ◯副市長(内田 治君)  私のほうからただいまの御質問のうち、環境センターの解体とか、土壌汚染の関係での御質問がありましたので、その部分の考え方をちょっとお答えさせていただきたいと思うんですけれども、御案内のとおり、これから将来あの場所がどのように使われる可能性があるのかというのは、あらゆる角度からいろんな可能性を議論しますので、当然その範囲とか、それから、垂直方向の深さだとか、いろいろな要件によって、御質問のありましたような費用であったり、そういったものは全て変わってきますので、現時点で幾らであるとか、土壌汚染がどのぐらいだとかということは、この時点ではまだ申し上げる情報がありませんので、これから将来の使い方のイメージも含めて、どういったものがあるかは十分議論した上で、時期が参りましたらば、いろんな手法によってこうだというようなことはまた御例示をするようなときが来るのかなと、このように思います。  私からは以上です。 99 ◯生活環境部長(大野憲一君)  暫定広場の放射能の安全性の問題での御質問についてお答えをいたします。確かに今御指摘にありましたように、教育委員会から保管しておりました放射能の土というのは、暫定広場で保管しておりましたけれども、取り出し、それから、その後の保管、それから、撤去後の状況、全て放射線の値を調べておりまして、放射能の値としても、安全性はそこで十分確保されているということを確認してございますので、広場として開園した後も、十分安全なものであるということは確認できている状況でございます。  以上でございます。 100 ◯委員(伊沢けい子さん)  公園として使用する以上は、ここは確保されていないと開くことはできないと思いましたので、質問しました。  最後に、119ページのひまわり児童園の移設ということで、もともとの社会教育会館があった跡地に整備をしようとしております。市民説明会が開かれたときには、ここでコミュニティ施設とか、集会や居場所となる施設が欲しいという声が市民からも上がっていたんですが、これへの対応はしたのかということ。それから、ワークショップということで、市民意見を反映しと書いてありますけれども、それはどのような形で募集して、どのような内容で行うのかということをお聞きしたいと思います。 101 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  ひまわり児童遊園のところについてですけれども、市民説明会等につきましては、実際に南側を公園整備するというところの中で、市民説明会をさせていただきました。その中で、ワークショップにつきましては、公園をどう活用するか、どういう整備をするかということでワークショップはさせていただきまして、実際には半径100メートル以内のところの地元住民の方にビラを配りまして、参加等を御案内したところと、あと、ホームページのほうで案内をして、実際に当日誰でも自由に参加できるような対応でワークショップを開きました。  以上でございます。 102 ◯都市整備部長(田口久男君)  今の答弁に補足しまして、コミュニティ施設等の要望があったということで、確かにそういった御要望をいただいたんですが、もともと公園を再配置するという考えで進めてきましたので、その中で、公園の中でも、建物ではございませんけれども、そういったコミュニティ、そういった空間になるように、そういった整備をしていくということで考えております。 103 ◯委員(伊沢けい子さん)  それはいわゆる住民の方が要望したようなものではないですよね。 104 ◯都市整備部長(田口久男君)  繰り返しになりますが、公園を再配置するという考えで進めたものでございます。 105 ◯委員長(伊藤俊明君)  以上でいのちが大事の質疑を一旦終了いたします。  次に、自由民主クラブ。 106 ◯委員(吉野和之君)  それでは、何点か質問をさせていただきたいと思います。まず、予算書の253ページ、7の創業者支援事業費、それに関連して8のSOHO支援事業費についてお伺いいたします。先ほどの御答弁の中でも、創業の機運を醸成するという御答弁がございました。まさに今、創業の機運を醸成するということは非常に重要だと思います。特に三鷹市の場合、民学産公のまちづくりということで、民学産公が協働して創業者の支援を行っていくということ、これは非常に今後の三鷹市の活性化にとって重要なポイントであると思うわけです。  それで、三鷹市の創業支援──ホームページによりますと、身の丈起業塾とか、コーディネーター相談、それから経営実学道場ということで、これはネット大学と、それからまちづくり三鷹、市とまさに一体となって進めていくということでございますけれども、この市とネット大学とまちづくり三鷹との連携はどのように行われていたのかということですね。それから、今までの実績ですね、それから、今後期待するものということでございます。  実績では、例えば、まちづくり三鷹株式会社が育てた会社が成功して、その株式を売って利益を得たということもございますので、そういう意味では、この創業支援事業というのが大きくですね、その会社が非常に大きなものになる可能性もあるわけですね。今、GAFAとも言われておりまして、これらも皆、今、情報化時代ですから、そういう意味では、アイデアによってこれだけ大きなものができたということですね。  そういうことで、この創業者支援事業によって、ある意味では、将来大きな利益を生み出す会社を育てることも十分可能だと思いますし、また一方では、必ずしも大きな会社でなくても、創業者になることによって、第2の人生のスタートを切って、そこでまたそれぞれ市民の方が満足を得るということもあると思います。  そこで、この創業者支援に対する考え方ですね、全般的なことをお伺いしたいと思います。  続きまして、265ページ、今度は土木費に入っていきますけれども、狭あい道路等拡幅整備事業費についてお伺いをいたします。265ページの4で、かなり大きな予算を使って拡幅整備等工事費が計上されているわけなんですけれども、まさに三鷹市は狭隘道路が極めて多いところでして、これをどうするかということは大きな課題で、ことしもこれだけの予算を使って行うわけなんですけれども、この拡幅整備箇所ですね、工事費が計上されていますから、拡幅整備箇所というのも当然念頭に置いていると思うんですが、地域的にどこの地域が多いかという、全般的な三鷹市を見て、どこら辺に狭隘道路が多いのか、また、本年度、狭隘道路のどこを整備していくのかということについて、お伺いをいたしたいと思います。  続きまして、概要の109ページの2番ですね、三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進についてお伺いいたします。三鷹台駅周辺のまちづくりにつきましては、本年2月22日に都市計画の変更が行われて1つの新たな局面を迎えたわけなんですけれども、三鷹台駅前周辺地区の整備事業については、平成30年第4回定例会において質問して、一定の御答弁をいただきました。しかし、改めて予算という観点から、本年度の予算でどう対応していくかについてお伺いをいたします。  まず1つは、安全安心の歩行空間の整備について、本年度どのように取り組んでいくかということですね。それからあと、具体的には、駅前の横断歩道への信号機設置についてお伺いしたときに、これはなかなか、交通管理者が難しいという御答弁をいただきました。踏み切り内に車が取り残されるおそれがあるとか、さまざまな安全面から難しいのではないかという、そういう御答弁をいただいたんですが、例えば久我山の駅前にも、横断の信号が踏み切りのすぐ近くにあるんですね。ですから、これはやはり工夫次第によっては可能ではないかなと思うんですね。先日の御答弁でも、地域住民の方の御要望が非常に多いというお話も伺いましたが、ここら辺の考え方についてお伺いいたします。  それからあと、駅前広場整備についても、本年度どのように取り組んでいくかということをお伺いします。  また、この周辺地区整備事業を行っていく上で、地域と意見交換を今年度どのように行っていくかということについて、お伺いをいたしたいと思います。  続きまして、概要110ページの4、宮下橋の架けかえに向けた仮設工事の実施です。これはスケジュールが出ておりまして、企業管移設等を行って、平成34年度に完了するという予定でありますが、1つは、架けかえ工事期間中の通行をどうするのかという問題ですね。それから、これはこの近辺にかかわることなんですけれども、先ほど交通安全の観点という質問もあったんですけれども、やはりこれはカーブがあって非常にある意味で危険なところなんですね。やはり玉川上水とちょうど交差するところなんです。ここを渡る方は非常に危険だと私も思います。それで、実は地域の住民の方々からここに信号機をつけてほしいというお話を再三にわたってしているんだけど、なかなか難しいというお話なんですけど、やはり交通管理者が、カーブだから難しいというお話があったんですが、ただ、これは歩行者から見ると大変に危ないところです、ここは。そういう意味では、この橋の建てかえとリンクして、ここを安全に渡れるような、そういうことも考えていくべきではないかなと思うんですが、ここら辺についてお伺いをいたしたいと思います。  次に、概要の122ページの1ですね、木造住宅耐震助成制度の要件緩和という、これも先ほど質問がありまして、何件行ってどれだけあるかということは数字としていただきました。旧耐震で1万4,000件、今度新たに1万2,000件、約2万6,000件がこの助成事業の対象になり得るということなんですけれども、やはりこれは、当然市内全域にPRするんでしょうけども、特に密集地域において重点的に行うべき事業ではないかと思います。木造住宅密集地域、そこを重点的にですね、全市にPRするというのも1つですけれども、やはり密集地域、特に大震災のときに密集地域の木造家屋というのが一番危険ですから、この密集地域に重点を置いてこの事業を行っていくべきではないかと思いますが、その辺に対するお考えをお伺いいたします。  続きまして、277ページ、これは都市計画道路に関するところですね。都市計画道路に関する質問なんですけれども、実は東八道路と、先般も牟礼橋付近の質問をしたんですけれども、今回ちょっとまた場所が違うんですが、やはり東八道路と市道63号線・64号線の交差地点及び周辺の生活道路について質問します。  地域住民から東八道路と市道63号線・64号線の交差点地域が危険ではないかというようなお話が出ているんですね。つまり、63号線と64号線から本線に入って、それからここと63号線と64号線のところには、当然中央を遮断するところがない。ですから、車がそのまま通り抜けられるわけですね。ところが、ここのところには信号がついていないんですね。ですから、直進する車と、あるいは右折する車が信号のない状態で幹線道路を横断しなきゃいけないという。そういう意味では、幹線道路ですから、車の交通量も結構多いと思うんですね。そのときに、信号機が、すぐ横に歩行者用の信号機は設置されているんですけれども、これは車用ではないということなので、もし車がこのまま、突っ切る道路で、右折したり、直進したりするときに、私はちょっと危険じゃないかなと思うんですが、そこら辺はどうなんでしょうか。  それからあと、市道64号線、これは生活道路なんですけれども、生活道路に速度規制がないということですね。生活道路にはやはり、特に通学路の問題もありまして、ここら辺はやはり市道64号線に注意喚起の安全対策を講じることが必要ではないかと思います。いろいろ地域の住民の方々から、いろいろ質問が出ていまして、回答についてはまだ現段階では検討中のことと思いますが、現段階で考え方を公表できる範囲でお伺いしたいと思います。  それから、次、291ページ、防災訓練費についてお伺いをいたします。大地震の起きる可能性というのは非常に今高まっているということでございます。そういう意味で、やはり防災訓練というものの重要性というのは、ますます我々としても認識しなければいけないというふうに思います。例えば新聞報道によると、マグニチュード7級の大地震の発生が90%以上の地域もあるということで、この大地震の可能性というのは非常に高まっています。そういう意味で防災訓練をもう一度ですね、より実践的な訓練が必要ではないかなと思うわけです。本年度も防災訓練が行われるわけですが、より実践的な新たな試みも必要と思うんですが、本年度の防災訓練に対する考え方。  それからあと、自衛隊の方々が東日本大震災で大変大きな力となったということを皆さん御承知のことと思いますが、自衛隊の方々との協力もね、私は今後防災訓練の中で、今も行っていますけれども、より積極的な形で推進をしていくべきだと思いますので、この点についてのお考えをお伺いいたします。  それから、項目としては最後なんですが、概要の125ページですね。災害時在宅生活支援施設の拡充ということで、災害時にはやはり何といっても御自分のところで避難されている方が多いと思うんですね、在宅で。そういう方々を支援する施設として、たしか現在市内で11カ所あるというふうに聞いておりますが、これはやはり、これからも質量ともに拡充していく必要がある、というふうに思うわけです。災害時住宅生活支援施設、今まで何カ所かでやってきたわけなんですけれども、今までどのように行われてきたかということと、今後、やはりこれはより質量ともに拡充すべきだと思うんですが、この点に関して御答弁をお願いします。  以上です。 107 ◯市長(清原慶子さん)  幾つかの御質問の考え方を答弁させていただきまして、個別の質問は担当より補足答弁いたさせます。  まず1点目の創業者支援事業の意義についてです。質問委員さんも言われましたように、このような多様化する時代にあっては、もちろん企業にお勤めいただくということも重要ですけれども、あわせて、みずから創業していただくということも極めて重要です。三鷹市では1990年代後半から、SOHO支援ということで、現在の産業プラザが建つ前からパイロットオフィスで取り組みを進め、産業プラザが建ってからもSOHO支援のコーディネーターを配置して創業支援をしてきました。さらには、例示された身の丈起業塾など、まちづくり三鷹とネットワーク大学と市が連携をして、まさに、一時期は内閣府からのモデル事業の補助金もいただきながら創業支援を経済的にも支援してきた経過があります。その中で、実際株式上場されて、創業支援のために株式会社まちづくり三鷹が購入していた株を一定の金額で売ることができて、三鷹市にも利益として入ってきた経過があります。  さて、それでは創業支援の意義でございますが、何よりも、長寿化の中で、企業等で御活躍いただいた後、退職後に起業される方、あるいは企業で一定の研究開発やあるいは技術力を持たれた後、三鷹市において創業されることで自立的な経営を行う、それを支援することの意義。そして、何よりも創業することによって、生きがいを持っていただいて、経営力を発揮していただくということの意義。さらには、総合的には地域振興の意義があると思っています。三鷹市ではそんなに大規模な産業用地が残っているわけではありませんので、小規模であったとしても、自立的な経営をして、特徴ある運営をしていただくと。例えば最近ですと、私は飲めないんですけど、三鷹産のキウイでビールを醸造されるところも出てきているぐらいですから、私は創業というのはこれからも大事なことになってきますし、平成31年度も創業者支援事業というのは一定程度、力を入れて臨んでいるところです。
     そのほかの質問の中で、一貫して質問委員さんから問題提起がありましたのは、安全安心な歩行空間や、あるいは交通を保証するために、市民の感覚で必要だと思うところになかなか信号機がつかないという、こういう幾つかの事例を列挙して問題提起をいただきました。実は私も市民の皆様から問題提起をいただく場所、現場に赴いて、ここに信号機がつかないだろうかとか、あるいはカーブミラーがつかないだろうかとか、せめて横断歩道が設置できないだろうかとか、そういうことを副市長や担当と検討をしたりしております。  しかしながら、交通管理者であります警視庁及び警視庁三鷹警察署においては、一定の法律的な規制があったり、あるいは、それを運用する場合の基準みたいなものがあって、なかなか歩行者や質問委員さん言われたような問題意識と何かかみ合わないところがあって、じくじたる思いもしております。  しかしながら、やはり交通事故防止、そして、何よりも歩行者の皆様の日ごろの安心感を確保するために、引き続き諦めないで、歩行者の視点から必要だと思われるところの横断歩道の設置でありますとか、さらには信号の設置について提起をしていきたいと考えております。  私からの答弁は以上です。その他について補足をお願いします。 108 ◯生活経済課長(垣花 満君)  私からは、市長の答弁に補足をさせていただきまして、創業支援について答弁をさせていただきます。まず、連携なんですが、私ども、三鷹市の創業支援につきましては、ネットワーク大学、それから、まちづくり三鷹、それから、各金融機関のいろんなところと多様な連携をさせていただいております。主に委託という形で連携をする場合もありますし、市とそれぞれの相手がお互いに主体的な相手として連携しながら進めていくこともございます。  実績でございますが、まずさまざまな施設がございます。産業プラザの中にはミタカフェですとか、コミュニティビジネスサロン、それからファブスペースみたかという新しい創業の施設等もございます。いずれも、例えばコミュニティビジネスサロンであれば、レンタルデスクは平成30年度は1,039人の方に御利用いただいているとか、ファブスペースの会員の伸びもございます。いずれも多くの方々が御利用いただいて伸びていっているというふうに考えております。  また、平成30年度、新たな機運醸成の取り組みとして、「飲食店はじめの一歩」という形で、ネットワーク大学と市で連携した事例もございます。こちらにつきましては、飲食店を始めたいなと何となく思っている方に対して、講座を3回シリーズで行ったという形になっております。  実人数25人の方が受講されました。アンケートのほうでも、満足度91%という形で御回答いただいております。  こちらの創業支援の期待でございますけれども、私どもといたしましては、1人でも多くの方に創業していただいて、大きな企業になられる方はもちろんそうなんですが、御自身のやりたいことをビジネス的手法で実現していく、そういったことのお手伝いもしながら、そういった方がたくさん出てくることを願っております。  また平成30年度は、今度、協働センターとも連携をいたしまして、何かやりたいけどという、まだ本当にもやもやしている方々を対象に創業支援事業を行っていく予定でございます。  以上でございます。 109 ◯道路交通課長(池田啓起君)  私からは3点、初めに狭あい道路等拡幅整備事業費についてお答えいたします。本事業につきましては、建築基準法で定められた幅員に満たない狭隘道路、4メートル未満の道路につきまして、主に建築時に後退用地や隅切り用地を、事業者さんから寄附を受けて整備するものになっております。平成31年度の予算につきましては、平成29年度の実績をもとに計上をさせていただいています。ちなみに、実績としましては、平成29年度52件、平成28年度51件、平成27年度41件と、年々狭隘道路の申請が多くなっていっている傾向があります。  どこの場所が傾向的に多いのかという御質問なんですが、井の頭地区がやはり多い傾向となっております。続きまして、下連雀であるとか、木造密集地にかかるような建てかえ時の後退による整備が多いというふうに認識しております。  続きまして、三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進についてです。平成30年度の安全安心歩行空間の取り組みにつきまして、第1期整備区間といたしまして、平成25年度から電線共同溝の工事を始めまして、本年度、道路の舗装、また歩道の整備を今実施しているところでして、3月の末の完了に向けて取り組んでいるところであります。有効幅員を電柱の地中化によりまして、歩行空間を有効に確保しまして、段差のない歩道空間の採用であるとか、視覚障がい者用の誘導ブロックを積極的に設置して、バリアフリーに配慮して、快適な歩行空間の創出がここでできるのではないかというふうに考えております。  また、信号機の設置につきましては、以前より地元の皆様からも御要望いただいて、引き続き交通管理者のほうと協議をしておりますが、やはり踏み切りのタイミングであるとか、なかなか交通安全を第一に考えると、今現時点での設置は難しいというふうな回答をもらっています。  今後、駅前広場の整備の取り組みの中で、改めて交通管理者との協議を進めていきたいというふうに考えております。  また、駅前広場整備の取り組みについての今後の予定なんですが、あくまで予定であります。平成33年度からの整備に向けまして、今年度、平成30年度に行っています地質調査、また敷地境界の確認、交通動線の道路管理者との協議等を踏まえまして、平成31年度から、まちづくり推進地区整備計画に基づく方針に基づきまして、また都市計画課で地区景観に基づくまちづくりイメージを今後取り組んでまいりますので、そうした用途地域、土地利用の考え方と同時に、道路交通課におきましても、駅前広場へ向けた整備、検討について、連携しながら、また地域の皆様の意見、商業、にぎわい、利便性、交通安全等の御意見をいただきながら、来年度から地域への情報提供や説明会等に取り組んでいきたいと考えております。  次に宮下橋の架けかえ工事につきましては、現在、設計を進めているところでありまして、平成34年度の橋梁の架けかえ工事に向けまして取り組んでいるところであります。  これまで構造的なものの検討を進めてきておりまして、信号機の設置や安全に渡れる横断の政策等については、道路・交通管理者と詳細を詰めながら、当面は切り回し工事で、平成34年度の完成までは切り回し工事で、片側通行であるとか、また、切りかえ工事で御迷惑をおかけするところがありますけれども、引き続き交通管理者の御指導、御意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えております。  私からは以上です。 110 ◯都市計画課長(田中元次君)  木造住宅の耐震助成制度の要件の緩和について御質問をいただきました。委員さんおっしゃるように、これ自体は全市的に非常に重要なものですので、全市的なPRというのは引き続き続けながら、例えば今、三鷹台のお話が出ましたけれども、来年度は都市計画課で三鷹台の地区のまちづくりについてワークショップ等をやりながら御意見を伺うような機会を道路交通課、まちづくり推進課と協力しながら進めていきたいと思っております。  こうした中で、まちづくりの用途地域等の変更とは別に、木密地域解消のための施策の検討などもお話し合いをさせていただければと思っております。こういう機会を捉えて、井の頭一丁目、二丁目地区の、そういう木密のところについては、制度についても、より一層のPRをして、制度を活用していただけるように、またその他の木密地域についても、別途そういったものができないかどうかというのを検討してまいりたいというふうに考えております。 111 ◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  私からは、都市計画道路──東八道路、三鷹3・2・2号線と市道第63号線・64号線の信号機、交差点部の安全対策につきましてお答えいたします。都市計画道路の整備におきまして、当該交差点の安全対策等につきましては、東京都と警視庁が協議しながら進めてきたところでございますけれども、実際に信号機の設置につきましては、警視庁が全国的な基準を定めているところでございます。東京都にも確認したところですが、警視庁のほうの指針では、一方通行の場合を除き、赤信号で停止している自動車の側方を、自動車が安全にすれ違うために必要な車道の幅員5.5メートルということで、指針のほうで定まっているんですが、これを確保することが必要であるということでございます。市道第63号線・64号線の車道幅員は約4メートルであることから、警視庁と東京都の協議において、信号機が設置できなかったんだという話を聞いております。  ただ、私どもも、この交差点に信号機が設置できないのかということを再度東京都のほうにも話をしているところでございますけれども、現在、警視庁の判断の中で、信号機は設置できないけれども、今、町会の皆様からの御心配もありますし、現時点でできるような、さらなる安全対策をもう少し踏み込んでできないかということを今東京都と検討、協議をしているところでございます。  具体的には、歩道側の視認性をよくするような安全対策。幾つかいろんな対策があると思いますけれども、1つは、カーブミラー等による補完的なものとか、それとか、自転車、歩行者と注意喚起を促す、車両に対して注意喚起を促すような、そういった安全対策を行うことによって、交差点としての安全性を高めていこうと、そういうことを、市道側は市、都道側は東京都と、そういう役割分担を少しお互いに確認しながら、警視庁、三鷹警察も含めまして、できる対策をしっかりしていきたいというふうに考えています。  市としては、東八道路開通に伴う新たな交通の流れ、そういったものも確認しながら、必要な注意喚起の看板、または路面表示等の交通安全対策を、ぜひ東京都においても実施し、また市としても実施していきたいというふうに考えていますし、町会からの要望を踏まえまして、東八道路の道路管理者である東京都、また交通管理者である三鷹警察署、また三鷹市が連携してお互いに適切に安全対策を実施していきたいというふうに考えております。 112 ◯都市整備部長(田口久男君)  宮下橋の関係で1点補足答弁いたします。玉川上水の遊歩道を横断する対策ということで、確かに御指摘のとおり、歩行者等、信号、横断歩道がない状態で、なかなかカーブで渡りにくいという状況はあります。市のほうとしても、そこの通行量等を確認した上で、どういう対策ができるかということで、交通管理者であります警視庁のほうとも協議をしていきたいと考えます。 113 ◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  私のほうからはまず防災訓練の重要性に鑑みまして、より実践的な訓練をということでございます。確かにこれは質問委員さんおっしゃるとおりでございます。今、私どもが訓練をしていくに当たって、実践的ということを実現するために、3つの視点で臨んでおります。1つは、やはり実働的な訓練であること。見る、聞く、学ぶということだけではなくて、訓練の参加者の方が実際に体を動かして体験しながら訓練に臨むと、これを非常に重視しております。  もう一つは、発災しますと、当然市民の皆さん、いろんな世代の方がいらっしゃいますので、やはりそれぞれ多様な世代の人たちが訓練に臨むということが非常に大切だと思っております。ここ3年ぐらい、中学生も、総合防災訓練、常時トータルで300人ぐらいの参加を得ていますけれども、そういうような小学生の保護者も含めて、多様な世代が実際に訓練に臨むということをまず2つ目として心がけております。  そして、実際にそういった人たちが訓練に臨んだ中で、もう一つはやっぱり時系列的なことでありまして、例えば実際の倒壊家屋からの救出訓練をやり、そして、担架の搬送の訓練をやり、応急手当ての訓練をやる。それを一つ一つ個別にやった上で、それをつなげて、実災害のときに起こり得るようなことを実際に再現しながら訓練をやると。こういったところを重要視しながら防災訓練に臨んでいますし、今後も臨んでいきたい、このように思っております。  そんな中で、これも質問委員さんおっしゃるとおりで、自衛隊との協力というのは不可欠でございます。今までも、私ども市のほうとしては、防災会議の委員であるとか、国民保護協議会の委員にも加わってもらっていますし、近年では水防訓練にも、自衛隊の大隊長さんに、三鷹市の現場ということで参加をいただいています。また、総合防災訓練にも連日自衛隊の部隊の方が参加していただいていますが、私どもとしては非常に見逃してはいけないのは、当日の参加だけではなくて、その訓練に参加する地域がどのような地域であるのか、どのような道の状況であるのか、事前にきちんと視察をして、その地域の状況を確認していると。それによって、訓練会場に来るときの部隊の編成であるとか、車両の構成であるとか、そういったものまで加味して、実践的なことをイメージしながら自衛隊の方も参加をしていただいていますので、こういった協力体制については、今後も強化していきたいなと思っております。  それから、最後の御質問、生活支援施設の拡充の必要性です。これも委員さん御指摘のとおりでございます。特に発災時は、やはりそこの施設を地元の人たちが中心となって運営をしていかなくてはいけませんから、そういったことに御協力をいただけることが条件になります。単にスペースがあればそこにつくるということだけではありません。そういったことも働きかけていく必要がありますし、その中で、特に発災前の平時の地域防災活動のミニ拠点としての位置づけというのもございます。第1号で整備しました下連雀六丁目の防災広場がございますので、こういったものをモデルにしながら拡充に努めていきたい、このように考えております。  以上です。 114 ◯委員(吉野和之君)  どうも御答弁ありがとうございました。それでは、時間の関係で、ちょっと再質問のほうは絞ってさせていただきたいと思います。1の創業者支援事業、これは何といってもやはり創業の機運醸成と言いますか、それとともにいろんなアイデアをやはり我々がやっぱり市民の中から拾い出していくことも必要なのではないかと思うんですね。みたかビジネスプランコンテストの入賞作品をいろいろ見ますと、ほんのちょっとしたアイデアからビジネスチャンスが生まれるということでございますので、やはりこれ、より多くの市民の方からそういうビジネスの種と言いますかね、そういうものを得られるような、そういう活動もやはり必要ではないかなと思います。  そんなことで、創業支援と、それから、市民の中からビジネスにつながるアイデアを募集するような、これはビジネスプランコンテストというのは、かなり大がかりなんですけれども、何かちょっといいアイデアがあったら、やはりそれを創業支援につなげたりとか、そういう意味で、やはりこれはネット大、まちづくり三鷹と組んで、広く市民の中からビジネスの芽を、種と言いますか、そういうものを得る努力もやはりこれから必要ではないかなと思うので。これは特に御答弁は結構です。  それから次ですね、三鷹台駅前周辺地区のまちづくりに関して、これについてちょっと再質問したいと思います。この当該年度は、地域の意見をどのように取り組んでいくか、これが非常に重要だと思うんですね。商店街、それから住宅、さまざまな方がいらっしゃいます。ですから、できるだけ多くの市民の方々にぜひとも参加していただいて、道づくり、広場づくりを行っていくということで、これは呼びかけをどのように行っていくかなどということが非常に重要だと思います。そういう意味で、ここら辺のより多くの市民の方々の声を聞くような機会をどのように設けていくかについて、これは再度御答弁をお願いいたします。  それから、宮下橋の架けかえに向けてなんですけれども、先ほど信号機の話をしたんですけど、これはやはり相当危険な場所なんですよ。私もすぐ近くに住んでおりますのでね、連日のように通るんですけれども、そういう意味では、橋の架けかえとある意味ではリンクした形で、より安全なね、この橋全体も安全なことも必要なんですけど、そこをまた渡る方の安全もぜひとも考えていただきたいという視点から、これもやはりしっかりと取り組んでいただきたいと思います。これは答弁は特に結構です。  それから、あと、東八道路と市道との交差点のところなんですけれども、ここは中央分離帯がないんですよね、当然車が通り抜けるわけですから。幹線道路で、しかも中央分離帯がないところを、信号のないところを通るというのは、これ、非常に素人から考えても危険じゃないかなと思うんですね。特に右折するときなんかもですね。右から来ないからいいけど、ちょっと行ったところで左から来るとかね。これ、幹線道路ですから。そう考えると、ここら辺は確かに基準があるかもしれませんね、4メートルでないといけないという。ただ、これ、中央分離帯のない幹線道路に入るわけですから、ここら辺は本当に危険かなというふうに思うので、そこら辺について再度やはり東京都と交渉していただいて、より安全な道づくりということに取り組んでいただきたいと思います。これはぜひとも取り組んでくださいということで、私どものほうで要望しています。  それからあと、消防費。これはやはりより実践的な訓練と、それからあと、自衛隊との連携が必要であるということをお話しさせていただきました。自衛隊が来る場合には、その付近の道路状況をやはり視察するということ。いざとなったときに、本当に助けられる、そういうやはりシミュレーションというか、これも必要だと思うんですよ。そういう意味で、これは各地域でやるときに、自衛隊の方にもこの辺をしっかり視察していただいて、いざというときの、どういうふうにどこにアクセスしたらいいかとかね、そこら辺もやはりぜひとも知っていただくことが必要だと思うので、そういう意味では、やはり実践的訓練と自衛隊との連携というのは必要だと思いますので、よろしくお願いをいたします。  じゃあ、以上、再質問したところだけお願いします。 115 ◯都市計画課長(田中元次君)  三鷹台駅前周辺地区のまちづくりでどのように住民の皆さんにPRしていくのかと、幅広にという御意見いただきました。当然そのように考えておりまして、実際こちらを行うときには、ホームページ、広報はもちろんのことですけれども、各町会さんのほうにもお話をして、回覧板で幅広に御案内をさせていただきたいというふうに思っております。これは広いところでですね。今まで商店街さんとか、まちづくり協議会、こちら、三鷹台にはございますので、当然ながらそういったところにもお話をさせていただきながら、地域のなるべく多くの方に御意見をいただけるような形で今後進めていければというふうに考えております。  以上です。 116 ◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。衛生費です。予算概要98ページ、胃がん検診の内視鏡検査の実施、それから、説明書では229ページ、がん検診というところにかかわります。バリウム検査のあり方がいろいろと話題になっている昨今なので、これを採用したというのはよい取り組みだと思います。2,000円の実費負担で実施ができるというんですが、1件当たりの補助額は幾らぐらいになるのか、お聞かせください。  それと、市内の医療機関、多々あるんですけど、胃カメラができる医療機関って限られていますよね。何軒ぐらいの医療機関で実施が可能なのでしょうか。  それと、私も経験しているんですが、予約が結構とりにくくて、随分先の予約になりますね。この予約の仕方は困難さも伴うと思うんですけれども、予約についての御所見をお聞かせいただきたいと思います。  続いて、その下、98ページ、BCGの予防接種についてお聞きいたします。これ、BCGの予防接種って、生後間もない子に行うという接種なんですが、ちょっと注目すべき一文が入っているんですね。近隣市区との相互乗り入れを開始しますという一文が入っていまして、このBCG予防接種から近隣他市区の医療機関でも、相乗りができるようになるというふうに書いてあります。これ、医師会の先生にもよく言われるんですが、一般市民の健康診断も相互乗り入れが必要ではないかとたびたび言われているんですが、今回のこの機会を契機にして、さらなる相互乗り入れの拡充については、どのようなお考えをお持ちでしょうか、御所見をお聞かせください。  続いて、予算概要99ページ、PCB廃棄物の処理について、説明書では235ページです。PCBって、私が子どものころに随分騒がれたなという印象で、調べましたら、昭和27年ごろから昭和48年ごろまでにつくられた電気部品、トランス、コンデンサ、安定器などの部材に使用されているとされていて、それ以降、昭和55年ごろ以降からつくられているものは、PCBの心配はないというふうにされています。ということは、随分と昔の異物が、今になっても市役所にたくさん保管され続けているという異常事態だということですね。この処理費用も7,000万円余ということで、なかなか高額です。  じゃあ、お聞きいたしますが、この処理に関しての委託先、それと処理方法ってどのような処理をするのか、確認をさせてください。それと現在保管されているものは、部材、部品、パーツの状態で保管してあって、PCBのオイルそのものではないと思うんですが、その量はどれくらいか。個数なり総重量なりでお教えいただきたいと思います。  それと委託先に対しての処理費用なんですけれども、この算定方法はどのような感じになっているのでしょうか。継続して、今期、平成31年度で終了するのではないんだろうなと思うんですけれども、平成35年3月31日までというリミットがつけられておりますね。処理が完了した際には、保管している倉庫が汚染の状況などの心配がないのかどうか、そちらも確認させてください。  続いて100ページ、新川暫定広場の円滑な運営についてお聞きいたします。まず、市民感覚からして、暫定という言葉がピンとくるのかなという不安というか、疑問があります。ほかの表記、例えば環境センター取り壊しが決定するまでの期間限定ですとかいう補助的な説明があったほうが、例えば子どもたちには特にわかりやすいと思うのですが、そのあたり、市民へのわかりやすい、暫定の表記について御所見をお聞かせください。  それと、こちら、所管がごみ対策課ですよね。緑と公園課ではないというふうに理解しているんですけれども、緑と公園課との連携についてお聞かせいただければと思います。  それと、隣に五中があるんですけれども、五中ってグラウンドが狭いというふうに聞いております。五中の授業や部活で優先使用させることは可能なのかどうか、御所見をお聞かせください。  続いて、商工費です。106ページ。ものづくり産業等の集積・強化についてということなんですが、先日日本無線跡地C地区の分譲をしたところ、数社の申し込みがあったというふうに聞いているんですが、最終的には全部を1社が購入いたしました。それはそれでありがたいことなんですが、集積という意味においては、数社が軒を並べてお互いに連携するようなことが理想だったのではないかと思うのですが、ほかが購入を辞退したことを検証すると同時に、数社が軒を並べて連携することの重要性というものについての御所見をお聞かせいただければと思います。  続いて土木費です。予算概要69ページ、総務費のほうで括弧して土木費扱いになっておりました三鷹駅前デッキ公衆喫煙所の撤去についてお聞きします。これ、撤去をこのタイミングでするということにおける根拠法や都条例については、どのようなものかというのを確認させてください。というのは、まだもう少し残しておける猶予はあるのかなという意見をいただいております。  それから、設置した際に、JTから補助金が出ているのかなというふうに思うんですけれども、補助はあったのでしょうか。補助があった場合は、継続的に使用する条件というものもあったかとは思うんですけれども、その約束期間はどうなっているのか。今回撤去するに当たって、違約金などの発生はないのでしょうか。  続きまして、112ページ、中仙川改修事業についてお聞きいたします。先日中原地区公会堂でやりました説明会に参加させていただきました。そこで一番の課題だったのは、遊歩道になる場所の両サイドは割と高いブロック塀、しかも古いブロック塀がずらっと並んでいるところでありまして、個人の物件ですので、各課において補強や撤去、改修を促さないといけないという状況をその場で拝見いたしました。行政といたしましては、生け垣への改修を進めていくようにお聞きしていたんですけれども、アルミ部材の軽い目隠し板みたいなものですとか、樹脂材のものもありますよね。そういった柵への改修等を進める方法もあるかとは思います。御所見をお聞かせください。  それから、118ページ、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の推進についてお聞きいたします。こちらもさきの代表質疑で現況とURとの連携などについてお聞きをいたしましたが、ここでお聞きしたいのは、ここ最近の地権者との話し合い、協議会というスタイルになっているのではないかと思うんですけれども、それはいつだったのか、そしてそのときの様子はどのようなものだったのか、どのような意見が地権者から出ているのかということを教えていただきたいと思います。  一旦終わります。 117 ◯市長(清原慶子さん)  幾つか私からお答えして、私が答えましたものでも、個別の御質問の補足をいたさせます。  御質問のPCBの処理についてです。実はPCBにつきましては、平成15年に思いがけず児童施設から発見されまして、本来はあるはずのないPCBが残存していたということがわかりましたので、平成15年度に悉皆でいま一度調査をいたしました。その際、学校等であったPCBについては、学校の施設等で保管していましたが、それはよくないと判断して、市民センターのほうで集中保管をするということにいたしました。あわせて、本来でありますと、実はもっと早くに東京湾近郊の施設で処理ができるということになっておりまして、各市で順番を待っていましたところ、その工場がなかなか困難であるということがわかりまして、今、北海道の処理施設で順次処理をするということになり、ようやく三鷹市の順番がやってきたわけでございます。これにつきましては、ですから、本当にまた久しぶりのPCBというのが平成30年度予算、平成31年度予算に出ておりますので、質問委員さんがまだあるのかと驚かれるのはごもっともでございます。  三鷹市としては、一定の回収をし、保管をし、順番を待っておりましたが、平成30年度と平成31年度でこのような取り組みをして、安全を期すという段階になりました。これは本当に国として重要な廃棄物の処理になりますので、しっかりと取り組んでまいります。  それから、次の御質問で新川暫定広場の暫定という言い方については、大人はまだしも子どもたちにはわかりにくいのではないかということでございます。御指摘のとおり、一般的に日常用語で暫定という言葉は使いませんので、期間限定であるとか、この施設がほかの用途で使われるようになるまでとか、その意味でも、主管として担当しておりますのが生活環境部ごみ対策課でございます。しかしながら、これはしっかりとした新川暫定広場として整備いたしますので、設計段階から都市整備部の緑と公園課が協力いたしまして取り組んでおりますとともに、スポーツの利用ということもありますので、スポーツ推進課もかかわりながらさせていただいております。なお、せっかくなので、近隣の第五中学校の生徒に使ってもらえないかということでございますが、御指摘のとおりで、これは学校としっかりと話し合いを進めておりまして、利用の中で、周回してランニングをすることもできるということもありますので、子どもたちとのすみ分けや安全な利用を確保しつつ、しっかりと時間を決めて管理もいたしますので、安全確保の上で生徒の皆さんにも使っていただければと思っています。  私からの最後の答弁ですが、ものづくり産業集積といって、都市型産業の集積につきまして、東京都の補助金も活用しながら日本無線跡地で公募をして進めてきた件についてです。これは商工会等、市内事業者にしっかりとアンケートもし、また、直接のインタビュー調査などもして、一定の移転等のニーズがあるということを確認をして、しかも東京都のものづくり産業集積のための補助金も申請をし、取り組んできたものでございます。  したがいまして、細分化して公募をさせていただいたところですが、なかなかここが難しいところでございまして、私も質問委員さんが言われたように、数社が軒を並べてということをイメージして、配置で、それぞれが車のアクセスですとか、荷おろしですとか、そういうことが円滑にいきますように考えておりましたところ、これは本当にそれぞれの応募しようと思っていらした会社の御事情でありますとか、そういうことがありまして、1期の公募で全ての土地が埋まりませんでしたので、改めて公募をいたしまして、2次募集で改めて審査をさせていただくべく準備をしておりましたが、1期目で応募されたところが2期目も応募されて、ほかのところが応募されなかったということになりました。  私としては、何よりも三鷹市内で工場等の皆様が、なかなか市内で移転しにくいとか、いろいろな狭さに困っているとかという御事情を踏まえた上での取り組みでございましたが、結果的には1社ということになりました。しかしながら、引き続き三鷹市内において、地域の事業者がしっかりと持続的な営業をしていただくということが重要でございますので、今回はこういうことでございましたけれども、またものづくり産業の持続可能性を支援していくべく努力していきたいと考えております。  その他については担当より補足答弁いたさせます。 118 ◯副市長(内田 治君)  私からは、一番最後の御質問で、中央通りの東地区の件がありましたので、そこについてちょっと概要のお答えをさせていただきたいと思います。御質問の中で、地権者との直近の話し合いがどのようなものであったかということなんですけれども、この中央通り東地区のこの事業をめぐる地元の皆さんのかかわりというのは、すごく大きくざくっと分けると、1つは、どういったような将来の商業環境、それから開発のイメージを持って、みんなでイメージを共有しながら取り組んでいくのか。また、区分所有というような技術的なものがどういうものなのかとか、そういう共通のイメージを、しっかりと勉強会を通じて一緒に思いを整えていくために、近隣の再開発の案件の事例を見に行ったり、商業コンサルの方からさまざまな完成後の運営のあり方などの課題や可能性を学んだりというような、そういった1つの情報交換をするというような機会があります。  それともう一つ、それとは別に、中心となって施工されるUR都市機構が個別に権利関係者の方々に、今後の事業がどのように進められるのか、この事業にどのような形でかかわっていただけることがあり得るのかというのを、これは具体的に個別のそれぞれの皆様の資産の置きかえなども含めたデリケートな個別交渉をやっておられます。そういった部分については、私どもも当然のことながら個別の部分については入っているわけではありませんので、そこは一つ一つ丁寧にURが、事業が全体として皆様の合意形成が整うのかということは、これは断続的に相手方と時間をとりながら、これは随時行っているものでありまして、それについて直近何がというのはちょっと申し上げづらいところがあります。勉強会では一番最近ではたしか国分寺駅のすぐ近くで行われた再開発の案件を皆さんで見に行って、それらについて意見交換をしたと、こういったところを記憶しているところでございます。  私からは以上です。 119 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  大きな項目2点御質問いただきました。まずは胃がん検診で、平成31年度から内視鏡検診を始めるということに関して幾つか御質問いただきましたので、お答えいたします。まずこの検診、自己負担2,000円を導入するということで御案内しておりますけれども、実際、補助額がどのぐらいなのかという御質問です。まず、自己負担を含めた全体の検診の費用約1万9,000円くらいの単価で想定しておりまして、2,000円自己負担をお願いして1万7,000円弱を市の予算で負担をするというような内容になっております。  それから、実際に検診をできる医療機関でございますけれども、こちらのほうは平成28年度だと記憶しておりますが、この国のがん検診の指針が変わりまして、内視鏡検診というのが市町村の検診に加えられたということで、こちら、医師会の先生方のほうでも早くから、市内の医療機関でも市の検診として導入できないかという検討を進めていただいております。そういった中で、実際のニーズの数と受け入れられるかというのは、医師会の先生方の中でも検討いただいておりまして、まだ今ちょっと最終的な機関数は確認がとれてないんですが、おおむね20カ所ほどの医療機関の診療所で、病院を含めた診療所で検診を受けていただけるというような想定をしているところでございます。  これに関連して、委員からも御指摘ありました予約がとりにくいのではないかという御指摘なんですが、これは来年度から新たに始める事業ということなので、やってみないとわからない部分が正直あるんですけれども、これ、4月の当初から募集をさせていただきまして、約1カ月間募集をさせていただいた上で、予算の限りもありますが、約1,000人ほどの方に御利用いただく前提で今予定をしておりまして、6月から翌年の1月末までの期間で、先ほど申し上げました24の医療機関のほうで、順次当選された方にこちらから通知を差し上げまして、皆さん個人で予約を医療機関のほうにとっていただいて受診をしていただくということを想定しておりますので、初年度始めてみて、また何かそういった不都合な部分が出てくるようであれば、翌年度以降にまたそちらのほうもフィードバックしながら、より利用しやすい検診にしていきたいと。こちらのほう、医師会の先生方とも相談をしながらということで進めさせていただきたいと思っております。  続きまして、大きな2点目の予防接種、BCGの個別接種の導入に関して、相互乗り入れの件、御質問いただいております。施政方針のほうで相互乗り入れを開始しますということで御案内をさせていただいたんですが、委員御指摘の健康審査の相互乗り入れ、今、私どもの課題ということで、医師会の先生方とも課題認識の共有をしているところなんですけれども、実は予防接種のほうに関しましては、もともと国の定期接種という考え方もありまして、相互乗り入れ以前から、例えば、お子さんの里帰りで国へ帰られた方が、先方の医療機関へ個別に依頼書を送ったり、そういったことで実質的に他の三鷹市以外でも予防接種というのは行うということで、そういった対応もしている経過がもともとございます。近隣の相互乗り入れに関しては、個々の自治体、団体と個別に交渉をして、また種類もふやしてきたんですけれども、平成19年度から実は調布市と最初に始まりまして、その後、順次近隣の杉並、世田谷、武蔵野、また最後に小金井あたりとも、今、予防接種は、相互乗り入れが、特に乳幼児の部分で進んでおりまして、逆にBCGに関しましては、これまでちょっと接種方法が特殊だということで、保健センターのほうで集団接種を月2回行っておりまして、個別接種化ができておりません関係で、相互乗り入れがBCGだけできていなかったということが実態でございます。  ですので、今回、他の予防接種と同じように、市内の医療機関で個別接種ができるということが、逆にほかのワクチンと同様、乗り入れ協定を行っているほかの自治体のほうでも受けていただけることになったと。当然三鷹の医療機関のほうに、調布なり武蔵野市民の方が今後御利用いただくような、そういった乗り入れが開始されると、そういうふうに御理解いただければと思います。  私からは以上です。 120 ◯環境政策課長(井上 仁君)  先ほどの市長の答弁に補足させていただきます。PCBの廃棄物の処理の委託先というのは、これは処理できるところが限られてございまして、北海道にあります、JESCO北海道というところで処理をいたします。  処理方法につきましては、プラズマ処理という方法で、高温の熱で電気的に分解するという方法がとられているというふうに聞いております。  保管状況でございますが、これは法律に基づいて保管しておりまして、ドラム缶などに密閉した容器に、先ほどの蛍光灯の安定器等を入れて保管して、また保管場所も鍵のかかるところで、人が入ることができないような形で管理しております。平成31年度処理は、おおむね2,600キログラム程度と考えております。  あとは、予算の算定方法ですが、1キロ当たりの単価で、JESCO北海道から見積もりをとって算定をしているところでございます。  倉庫の汚染の状況につきましては、ドラム缶に入れている状況ですので、汚染はございません。 121 ◯総務部長(伊藤幸寛君)  私から三鷹駅前デッキの公衆喫煙所につきまして、前段部分の撤去の根拠のところをお答えをいたします。改正健康増進法におきましては、その法律の趣旨というのは、望まない受動喫煙をなくす、これが趣旨です。そうした中で、この法律では屋外施設については禁煙等の措置が講じられていないところですが、望まない受動喫煙をなくすということからは、やはり屋外の分煙施設も重要でありまして、そこで厚生労働省から技術的留意事項というのが示されています。この数値の中では、例えば一定程度の高さがあること、2メートルから3メートルとか、出入り口には方向転換のためのクランクがあること、これ、2回以上が望ましいとかですね。そうした、これ、あくまでも技術的留意事項ではありますけれども、こうしたものを満たす必要がある。そうしたことから、三鷹駅前のデッキの公衆喫煙所につきましては、こうした技術的基準が守れない、満たすことができないということで撤去を判断したところです。  また、時期なんですけれども、改正健康増進法の一部施行が7月1日というふうに決められています。こうした中で、これはラグビーワールドカップ等も含めて、7月1日から始めようということでありますので、このデッキにつきましては6月末をもって撤去という方向性を決めたところでございます。  私からは以上です。 122 ◯道路交通課長(池田啓起君)  三鷹駅前デッキ公衆喫煙所につきましては、日本たばこ産業さんがたばこを吸われる方と吸われない方の双方に配慮した喫煙環境の整備及び環境美化施策に寄与するため、設備等を設置し、無償で三鷹市に譲渡されたものであります。この施設につきましては、市と覚書を結びまして、5年間三鷹市が管理を行うものとなっております。  撤去につきましては、JTさん、日本たばこ産業さんと、覚書に基づき、供用開始中の撤去については、双方で誠実に協議により決定していくこととされているため、去年から覚書に基づいた相談、協議をさせていただいているところであります。  いろいろと相談にも乗っていただきまして、他の自治体での取り組みであるとか、事例、施設運営などの提案もいただいていて、情報提供をいただいているような状況にあります。覚書に基づき、相談、協議を行っているところですので、違約金等の発生はないものと認識しております。  続きまして、私から、中仙川遊歩道整備に係る御質問に御回答いたします。3月4日に中仙川遊歩道に係る説明会を開催させていただきました。その中で、遊歩道の沿道の擁壁やブロック塀に関する御意見をいただいております。遊歩道側でも一定の配慮をする構造としていく計画を今しているんですが、民有地側につきましては、原則は個人で点検や改修を行っていくことが必要によっては生じることを御説明させていただいたところです。当然アルミタイプのルーバータイプや目隠し、フェンス等の改修を個人で行っていただければ効果は非常に高いというふうに考えておりますが、三鷹市としましては、なるべく自己負担がかからないように、また、経費がなるべく抑えられるように、生け垣助成の制度を提案させていただいたところです。  私からは以上です。 123 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  中仙川遊歩道のところで生け垣助成について私のほうから補足説明させていただきます。生け垣助成につきましては、現在、生け垣をするということが前提でブロック塀の撤去費用の助成もしているところですが、平成31年度からは、緩和ということで、実際に生け垣をやらなくて、低木の植物だったり、フェンスでもつる性のことをやっていただけるのであれば、ブロック塀の撤去とあわせて生け垣、フェンス等の助成についても行う予定としております。  また、ブロック塀の背後に、1メートル以内に植物があるものについても、ブロック塀の撤去については助成をするような予定としております。  また、生け垣の延長のブロック塀の撤去費用の助成もしていましたけれども、生け垣割る1.5倍のブロック塀の撤去についても助成とするということ。また、その後、ブロック塀を撤去した後に、アルミ部材とか、樹脂ですとか、緑を使わなくても、いわゆる1.2メートル以上あるブロック塀の撤去のみであれば、それについても助成をするということで、さらに災害に強いまちづくりという視点からも、なるだけ皆さんに助成をしていこうというふうに考えております。そこを含めてまたPR等をしていきたいと考えております。  以上でございます。 124 ◯委員(渥美典尚君)  御答弁ありがとうございました。では、再質問。まず、中仙川改修事業について、今までは人が勝手に歩けるような暗渠だったところですけれども、今回は普通に誰でも歩いていいよという遊歩道になります。両サイドの方々も自分のうちのブロック塀があることに大変危機感を持っているんだなという、事故に対する責任感というものもひしひしと感じています。説明会でも詳細に、1軒1軒個別の相談にしっかりと乗らせていただくという約束をしていただいていたので、まずは安心なんですけれども、ブロック塀をそのまま残すような意向のお宅の場合は、緑地帯の植え込みを高くして、ブロック塀が倒れてきたときも、遊歩道のほうに崩れてこないような構造にするということなんですが、これって結構余計なお金が生じてしまいますよね。その分、ブロック塀に対する補償を手厚くする特例にしたほうが、総額的には安くなるんじゃないかなと思うんですけれども、特別扱いって、市全域から考えると大変難しい判断になるかと思うんですけれども、御所見はいかがでしょうか。 125 ◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  今回、緑化の推進を図りつつ、危険なブロック塀については改善していきたいということで、生け垣助成につきまして一定の緩和をするということで取り組んでいるものでございます。やはり基本的に各お宅のブロック塀につきましては、各個人の所有でございますし、各個人の管理しているものでございますので、第一義的には所有者の方に対応していただくということではございますけれども、やはり一定程度それが推進されるようにということで、今回拡充をさせていただいているものでございます。  今回、特に中仙川遊歩道に限って、いろんな通学路ですとか、いろんなところがありますので、こちらに限ってだけ特別なことということは考えてはございませんけれども、今回、1軒1軒お会いしまして、お話しさせていただきまして、また制度につきましても、拡充いたしますので、そうした内容をよく説明させていただきながら、それぞれの御相談に応じながら、できる限り改善できるように努めてまいりたいというふうに思っております。 126 ◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。本当に丁寧に取り組んでいただけるよう、お願いしたいと思います。  それと、三鷹駅南口中央通りの再開発なんですけれども、協議会形式というふうに考えていいのかなと思うんですね。ほかのまちづくり協議会──連雀ですとか、新川地区ですとかと性格が全く違うので、同じようなものを求めるのは、ちょっとつらいのかなと思うんですけれども、駅前の協議会がオープンな形でほかの市民に公開しているものって今のところ全く見えてこないんですよね。この協議会の人たちは、そういった当事者じゃない方々へ情報公開をできないものかなという疑問があるんですが、いかがでしょうか。 127 ◯都市整備部長(田口久男君)  今委員さんのほうからお話ありましたように、ほかのまちづくり協議会とは違いまして、こちら、再開発の協議会については、地権者が集まっての協議会でございます。その中で、再開発を検討する中で、自分の財産について、やはりそれをどう変換するか、そういったものを示すものでありますので、基本的に、ある程度計画検討は段階的に決まった段階ではお示しすることもできるとは思いますが、今の検討の段階ではまだそれを示すのは難しいというふうに考えているところです。 128 ◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。スピード感を持った進み方を期待しております。  それから、がん検診についてもう1点お聞きしたいと思います。将来的な課題になるかと思うんですけれども、先日私の知り合いが、ほかの疑いがあって内蔵超音波検査をしたところ、全く自覚症状のないところで腎臓がんが見つかったと。もともと検査のきっかけになったところは全然問題なくて、付加的に腎臓がんが見つかったということがあります。腎臓、膵臓、胆管、肝臓などは、血液検査などではわかりにくいですし、超音波検査ですよね、一番有効なのは。超音波検査でのがん検診というのは将来的に採用されてくるのかなというふうに思うんですけれども、効果と将来的な実現度というのはどのようにお考えでしょうか。
    129 ◯市長(清原慶子さん)  例えば今例示されたケースだけではなくて、例えば女性の場合は乳がん検診もマンモグラフィというのが大変痛い検診でございまして、超音波、エコーでの検診などを推奨する方もいるぐらいで、これは医学の進歩とともに、早期発見の手法として、もちろんエコーというのも重要になってくるかと思いますし、いわゆるCTスキャンだとか、MRIだとか、PETの検査だとか、いろいろ手法はあるようでございます。私たちとして、市民の皆様に少しでも多く第一歩のがん検診を受けていただくための少しでも有効なものを研究しながら、医師会の先生方と協議しているところでございます。  ですから、将来的に、今例示されたようないろいろな手法の中で、より適切なものを選んでいきたいと思っておりますが、いわゆる胃のバリウム検査から内視鏡に移るというのも、これも本当に大きな変化だと思いますし、ぜひ引き続き研究を重ねて、少しでも受診者に負担のないあり方を検討していきたいと考えております。 130 ◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。がんは国民病みたいに言われていまして、私の知人でも、膵臓とわかったときにはもう遅いんですよね。四、五人亡くなった方が私の周りにもおります。こういった検査、人間ドックで高いお金払えば当然やってもらえる検査なんですけれども、それもなかなかうまくいかないという意味では、行政が市民を守るということがこれからも期待されるところでありますので、ぜひ御検討をお願いいたします。  終わります。 131 ◯委員(伊東光則君)  よろしくお願いします。予算概要でお願いします。まず96ページ、1の休日診療所・休日調剤薬局等の一体的な整備ということです。これは3つのそれぞれの団体さんの事業を1カ所に集約するということは、利用者から見れば1カ所に集約するということになるんですが、それぞれの団体さんが事務所的なこともそこでしていたのかなと思うんですが、先ほどの質問者の答弁の中に、老朽化した建物だとかいうこともありました。ということなので、この集約したところに事務所機能も持ってくることも検討の中に入っているのかどうかが1つです。  もう一つが、駐車スペースの考え方です。市民センターの隣ということですので、もしくはここで整備されれば、市民センターの駐車場、駐輪場が使えるのかなとは思うんですが、やはり高熱が出ている状態で来ていたり、天気の悪いときに来たりすると、駐車場にとめてそこまで歩くというのも相当大変なのかなと思うので、そういう方をとりあえず乗りおりさせるようなスペースというのは最低限必要なのかなと思うんですが、その辺の考え方がありましたらお示しいただければと思います。  続きまして、100ページと101ページにありますごみ処理の関係で質問させていただきます。私の認識では、通常の一般市民から出るごみというのは、横ばいか、それよりも減ってきているんじゃないかなというふうに考えているところですが、現状、また翌年度、当該年度、平成31年度はどういうふうに考えられるのかということと、あと、ここには載っていませんけど、事業系のごみも、市の中で、抑制事業ということで、資料の83ページの表には載っているわけですが、事業系ごみの量というのはどういうふうに推移しているのか、お示しいただければと思います。  次に、101ページの4、「食べきり運動」の推進ということです。これもごみの関係があるのかなとは思うんですが、食品ロスを削減するというのは、ごみを減らすという意味もあるんでしょうけど、やはりむだということで、大切なことかなと思います。「食べきり運動」、これを実施することで、平成31年度は啓発品というのを何か用意するということのようですが、どのようなものを用意するのか。それと、この「食べきり運動」推進事業での成果の確認方法というのはどういうふうに考えられているのかを、考え方というのをお示しいただければと思います。  続きまして、農林費、103ページです。1、三鷹産野菜の日の推進ということで、JAむさしと市内の小・中学校、そして当該年度から保育園にその日を設けて、地産地消と食育の推進をするという事業であります。これは年に2回、春夏1回、秋冬で1回の2回やるというふうにあるんですが、全校、全園同日なのか、または同メニューだったりするのか、その辺と、あと、トータルで何食分ぐらいになるのかなというのがあるんですが、相当な量だと思うんです。JA東京むさしさんの野菜でそれだけ賄えるぐらいのことができるのかどうか、そこまで含めて、お考え等をお示しいただければと思います。  続きまして、104ページの3、都市農業活性化支援事業の実施ということで、平成31年度は、4人の方──農家さんの数で4つという意味でいいのかなと思うんですが、4カ所の農家さんの設備投資系の補助金ということなんですが、これは申請とか、申し込みされるのかなと思うんですが、4人以外にもそういう申し込みがあったのかどうかを確認させてください。それと財源の内訳を見ると、都の支出金がかなり多いのかなという事業であります。予算的な部分で、上限があったのかどうか。また、都のかかわり、三鷹市での受け付け以外にも、都の取り組みというか、都の認定というか、そういう部分が発生していたのかどうか。認定をするときに、都が何か影響を与えていたのか、その辺を確認させてください。  それから、111ページの自転車等駐輪場管理運営費、それと次の112ページの6、サイクルシェア事業の本格実施ということで質問させていただきます。まずもって、南口の駐輪場がふえるということで、いいことかなと思います。あと、サイクルシェアのまず駐輪場の部分ですね、これはこの南口駐輪場、地下に用意されるということですが、その一角にサイクルシェアの駐輪場も用意されるのかというのが1つ。それから、先ほど他の質問委員からも質問があって、答弁の中に、1台1台の駐車スペースがちょっと広いというふうなお話もありました。すごくいいのかなと思うんですが、もしくは通常にしたら、もう少し台数とめられるのかなという気もしたんですが、大きい自転車はここのスペースで、従来どおりの自転車はこっちのスペースというか、スペースの広い部分と通常のスペースというように切り分けた設置を考慮されたのかどうかをお聞きさせてもらいたいと思います。  それと、一時利用のことについてお聞きします。定期利用の方がいて、これは定員というのが決まっているんでしょうが、一時利用のほうなんですが、駐輪スペースとしては収容台数が236ということですが、このうち一時利用というのは何台ぐらい通常使えるのか。よく市民の方から言われるのは、三鷹駅の周辺の駐輪場はいつもいっぱいで、いわゆる買い物とか、たまに三鷹駅に自転車で出ても、とめるところがないというような御指摘をいただいています。この新しい駐輪場ができることによって、そういう方の駐車スペースというのは、どのぐらい確保できるのかなということで確認させていただきたいと思います。  それと、サイクルシェアの料金のこと、それと利用人数というのは、今までのミニ実験とかの実績で台数を決められたり、値段を決められたりしたのかなと思うんですが、まずこの料金、これは月の料金でいいのかなと思うんですが、月の料金にすると、通常、自前の自転車をこの駐輪場に使うと、月2,000円前後かかるというところで、これだと成人、一般の方が2,500円、自転車を月500円で借りているのかなというところです。これは高いか安いかというのは置いといて、学生のほうが逆になるのかなという気もするんですが、自転車を借りれば1,800円で、どうなんでしょう、駐輪場を借りたら、学生ということで少しは安くなるのかもしれませんが、その辺の料金の逆転が起きちゃまずいのかなというところもあるんですが、この辺の料金の考え方についてお聞きしたいと思います。  それと、サイクルシェアの利用人数は180人ということですが、応募の状況というんですかね、そういうのがわかりましたらお示しいただければと思います。  続きまして、同112ページの7、三鷹駅南口駅前広場等の交通環境改善に向けた取り組みということで質問させていただきます。バスとタクシーの乗降所の再配置ということです。タクシー乗り場、特に朝の午前中はおりる人がやはり多いのかなと思います。バスとタクシーが所狭しととまって、乗客の方をおろして、乗客の方もなれているからいいんですけど、初めて使うような人はどきどきしちゃうかなという状況です。特に安全性に気をつけていただいて、再配置していただきたいと思うんです。  そんな中で、バス停──タクシー乗り場は今2カ所あって、まあ、いいのかな、2カ所ぐらいあればいいのかなと思いますが、バスの行き先の表示というのが、鷹の五十何番とか、プラス行き先ってありますよね。同じ番号で行き先が複数あったりするものがあって、なれている人は本当にいいんですが、たまに使うような人は、どこかに出かけるとき、鷹何番のバスに乗ると行けるんだよと言われると、それを目指して乗ろうとするんですが、実は行き先が何種類かあって、あれっということもあるかもしれません。これはバス会社の番号のつけ方なのかなとは思うんですが、その辺を、市民目線──特に利用頻度の少ない方がわかりやすいような、そういう考え方を導入していただきたいのが1つと、あと、バス停の配置についても少し検討していただいて、同じ方向に帰る方が、同じようなところにバス停が設置されているようにしていただければなと思います。  それと、今もそうですが、午後、帰宅時間のときは、バス停に並ばれている方が相当いらっしゃると思うんですね。普通の──まあ、若い方と言っていいのかわからないけど、健康な方でしたら、立って待っていてもいいんですが、やはり少し高齢者の方、弱者の方が、その列で並ぶというのも、今何も工夫がされていないんじゃないかなという状況ですので、昼間のすいている時間はベンチがあったりするんですけど、本当に午後の帰宅時間というのは、並ぶのが精いっぱいで、ベンチに座っていると乗れないみたいな雰囲気もありますので、この際ですから、その辺の配慮を何かしていただければと思いますが、どのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。  続きまして、119ページの9、生け垣助成制度の要件緩和。実は私が質問しようと思ったらもう答弁されちゃったので、1つだけお聞きします。先ほど中仙川の改修工事に合わせてというようなお話も聞きました。ということは、単年度では終わらないとは思うんですけれども、期間を少し絞ってこの緩和をするのか、それとも、とりあえずこれでずっといこうというふうに考えられているのかを1点。それと、予定されている件数というか、もしくは今想定されているのがあれば、お示しいただければと思います。  次に、124ページ、三鷹消防署牟礼出張所建てかえに伴う仮庁舎の整備ということであります。これ、現状は更地の状態でその場所をお借りするのかどうかの確認。それと、仮庁舎、新しい庁舎ができた後に、仮庁舎を解体して引き渡すのかなと思うんですが、これ、解体しないで、つくるときはつくらなくちゃいけないから更地じゃないといけないと思うんですけど、最後、解体しないで、多分消防署で使うので、それなりに変則の建物かなと思うんですが、だからこそ用途があるんじゃないかなという気がちょっとするんですけど。解体費用って結構すると思うんですね。それも、だから、次の誰か借り手がいるかどうかを検討してもいいのかなというふうにちょっと思うんですけど、どうなんでしょうか。それと、仮庁舎の期間、安全性、市民にとっての安全性、要するに消防署の出動とか、そういうことに課題がないようにしていただきたいんですが、その辺の工夫とか、何かありましたらお示しいただければと思います。  最後になります。概要には載っていないんですが、消防団員の確保について確認をさせていただきます。今までいろいろ考えますと、やはり消防団というものをまず認知してもらうことが一番かなと思います。さまざまな、出初式とかですね、いろんな火災予防の期間にはパレードを行ったり、一生懸命されているのは十分わかっています。なかなかこれ以上のアイデアが今出ていないのかな、出ないのかなというのもありますので、ぜひ消防団の団員を確保するという目的のために、全庁的にアイデアを絞ったり、市内全域で何かいいアイデアがないかというような、もしかすると何かすごいアイデアが出てきたりするのかなと思うので、所管だけではなくて、ちょっと広げてアイデアを募集していただいたり、工夫をしていただいたり。よく市の行いの中では、市長のベストプラクティスですか、という賞もあるというふうに聞いていますので、申し込まれる中にそういう消防団募集のことも何か含まれるといいのかなと思うので、その辺、御所見があったらお示しいただければと思います。  以上で終わります。 132 ◯委員長(伊藤俊明君)  現在、自由民主クラブの質疑の途中ですが、しばらく休憩いたします。再開は3時25分とさせてもらいます。                   午後2時55分 休憩 133                   午後3時22分 再開 ◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。  自由民主クラブの質疑を続けます。市側の答弁を求めます。 134 ◯市長(清原慶子さん)  1点だけ私からお答えします。それはごみ減量の傾向と事業系ごみのことです。三鷹市では、従来からごみ減量等推進委員の皆様に、各地域や団体を代表してごみの減量に努めていただいています。  したがいまして、人口が増加してもごみ全体の量はふえていません。ただ、分類別に見ますと、実は平成30年は事業系ごみが若干ふえました。それは、実は保育園でおむつを回収するようにいたしました。そのことによって一般ごみ、家庭系ごみよりも事業系ごみがふえたというようなことはございます。平成31年度は、しっかりとごみの問題についても、ごみ減量等推進委員の皆様と御一緒に、改めて現状を分析しながら考えていきたいと思っています。  さきの質問委員さんも、ごみのことについて御質問いただきまして、現時点で、三鷹市と調布市は共同して運営をしているわけですから、ごみの収集のあり方についても、しっかりとさらなる対話と協調をしていかなければならないと思っています。特にその中で、この間、汚れたプラスチックについては可燃ごみとするということをごみ減量等推進委員の皆様から言っていただきましたので、プラスチックから燃やせるごみになって、可燃ごみがふえると、実はそういうこともあります。さらにプラスチックの適切な収集の仕方についても課題になっていると思っていまして、現時点で、すぐに当該年度に変更する予定はありませんが、重要な課題として──質問委員さんは事業系ごみ量の推移などに着目されましたが、あわせて、可燃ごみや粗大ごみ、プラスチックごみのあり方についても引き続き検討していきたいと考えています。  その他については担当より補足いたさせます。 135 ◯副市長(津端 修君)  私のほうから、牟礼消防署のことについて御説明をしたいと思います。当該地は、もとは消防団関係者の所有地でございまして、当初、事業計画があるというふうな話もあったんですけれども、私のほうからお願いしまして、暫定的に貸してくださいということで了解を得た土地でございまして、そういった経過からしますと、消防署の建てかえが終われば、事業計画に着手したいということで、再利用は無理かなというのが実態でございます。なお、現況は更地でございます。 136 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  休日診療所・休日調剤薬局等の一体的整備事業につきまして御質問いただきました。2点お答えいたします。まず整備する施設への事務所機能はということでお尋ねでございますけれども、さきの委員さんの答弁でも副市長のほうから答弁いたしましたとおり、今回の事業の発端の1つとして、三師会のほうからこういった診療機能の集約、その中で特に休日調剤薬局が入っておりました薬剤師会の医薬品管理センター自体を、今入っているところが昭和56年築の木造家屋だということで、耐震性にも問題があるという問題提起がなされたということで認識しておりまして、この部分とりまして、当然薬剤師会さんの事務所機能もそこに入っているのかなということですので、そちらのほうの機能をこちらに集約するということになれば、そこには一定の事務所機能は入るのかなというふうに認識しております。  他の医師会、または歯科医師会さんについては、あくまで休日診療、歯科診療に関する機能という前提で、今、市としては理解しておりますので、先ほども申し上げましたとおり、これから今年度末に三師会との協定を結びまして、その中で、今言ったような機能についてもさらに細かい部分も含めて検討して、今後、正式に決めていくものというふうに認識しております。  2点目になります。駐車スペースの問題でございますけれども、施政方針の中や事業概要でもお示ししていますとおり、候補地については、一定の面積がありますけれども、ここに5台、10台の駐車スペースを置くというのは、なかなかちょっと難しいかなというのは、三師会と皆様との事前のお話の中でも認識は共有しているところでございます。委員御指摘のとおり、道を挟んで市民センターのほうと隣接しておりますので、当然この整備、これから検討に当たっては、市民センターのこちらの駐車スペースも想定したような管理運営というのも当然想定しながら、また関係部局とも調整をしながら話は進めていきたいと思っておりますけれども、委員さん御心配のように、当然建物ができまして、全く車が入れない、とめられないというのは、なかなかやはり難しいと思いますので、一定の車寄せであったり、一時的に乗りおりができるようなスペースぐらいは、やはり検討の中でもどのぐらいのものを用意したらいいのかということは、そういった協議の中でも詰めていく問題というふうに認識しております。  私からは以上です。 137 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  市長の答弁に補足させていただきます。ごみ処理量及び「食べきり運動」についてですが、まず、ごみの総排出量の推移は、平成25年度で約5万トン、平成29年度は約4万7,000トンとなってございます。また、1人1日当たりのごみ排出量は、平成25年度が755グラムでしたが、平成29年度には695グラムとなっています。市民の皆様の御協力により、この減少傾向は平成31年度も続くものと考えてございます。  それから、「食べきり運動協力店」などへの啓発品についてでございますが、食品の入った袋の入り口をとめるバックル、あるいは、再利用できる珪藻土のコースター、そして、エコバック等を考えてございます。  それから、「食べきり運動」での成果でございますが、市全体としてどの程度、「食べきり運動」で削減できたかということについては、なかなか把握するのは難しいと考えますが、先ほど申し上げました1人1日当たりのごみ総排出量等で予測することも考えておりますし、また、「食べきり運動協力店」にはアンケートを実施いたしまして、より実態に即した何らかの評価を考えていきたいというふうに思っています。  以上です。 138 ◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  三鷹産野菜の日について御回答いたします。まずそれぞれの食数でございますが、各年齢によって使う量は異なりますが、我々がいただいているデータによりますと、保育園が対象となるのが1,700名、小学生が8,900名、中学生が3,200名、合わせて1万3,800食というような食数を用意することになると思います。  なお、実施日、メニューにつきましては、それぞれ保育園であるとか、小・中学校の事業でございますので、今後、教育委員会、子ども政策部、または野菜を供給するJAと協議して詳細は決めていきたいと思っております。  なお、ただ、これまでの3年間にこのような野菜の日の実績が小・中学校でございます。平成28年からスタートしまして、そのときは11月に小学校15校でカレーの日を一斉に行っております。平成29年には、6月に小・中学校22校、12月に小学校15校と中学校7校でカレーの日、それぞれメニューが異なりますが、ブロッコリーを中心としたメニューでそれぞれ同一日に行っております。今年度に入りまして、7月に小・中学校全校22校で一斉にカレーの日、ことし1月になりまして、1月24日から1月30日にかけて、これは小・中学校それぞれの学校の都合において、その間ですいとんを行っていると聞いております。ですので、来年度につきましても、実施日及びメニューなどは相談をして決めていきたいと思っております。  また、次に御質問がございました都市農業活性化支援事業でございますが、これは東京都が農業の施設設備を生産緑地に整備するハード事業として実施しているもので、これに三鷹市も補助金を上乗せして行っている事業でございますが、まず受ける要件でございますけれども、認定農業者3経営体以上での営農集団ということがまず1つの条件となっております。次に補助金の上限ですが、1営農集団当たり1億円ということでございます。東京都側の補助率ですけれども、事業費の2分の1でございます。ただ、この2分の1でございますが、特に今度、東京オリンピックに向けた野菜供給に備えるための施設である場合は3分の2になりますが、平成31年度についてはそういう施設がございませんので、全て2分の1というふうになっているところでございます。  今回、平成31年度の補助事業所に対する経過ですけれども、まず平成30年5月22日に東京都の補助金担当者を招きまして、三鷹のほうで説明会を行いました。このときは、市内の生産団体が2つ参加をしていただきましたが、その後、1つの生産団体が辞退をするということになりまして、1つの野菜生産組合だけが今回対象となったということでございます。  私からの回答は以上です。 139 ◯都市交通担当課長(久保田実君)  私のほうからは大きく2点。1点目といたしまして、三鷹駅南口駐輪場及び三鷹駅南口サイクルシェア駐輪場について御質問いただきました。駐輪場につきましては、同じ建物の地下1階に三鷹駅南口駐輪場と三鷹駅南口サイクルシェア駐輪場を設置をいたします。同一のフロアとなりますので、2つの駐輪場の一体的で効率的な管理を行いたいと考えているところでございます。  2点目として、ラックの幅と台数についての関係で御質問をいただきました。近年自転車が大型化していること、また、今回の駐輪場が買い物の利便性が非常に高いことから、買い物客の利用を想定し、ラック幅を広くとるような形での整備を今回行ったところでございます。ラック幅を広くとることで、買い物利用客だけではなく、高齢者やお子さんを連れての3人乗り自転車など、あらゆる人に対して利用がしやすい駐輪場として整備をしたところでございます。  続きまして、236台のうちの一時利用の割合、台数について御質問いただきました。今回、南口駐輪場につきましては、236台全てが一時利用としての利用となっておりますので、三鷹駅南口において新たに一時利用の駐輪場が236台分増加するという形になっております。  また、続きまして、サイクルシェアの料金と一般の駐輪場の料金のところについての御質問をいただきました。一般の駐輪場ですと、1つの駐輪スペースを1カ月1人の方が使うというシステムになっておりますが、サイクルシェアの場合、1つの駐輪スペースを複数の方が共有でお使いになるという形になっております。その観点からも、1つの駐輪スペースを複数で使うことから、料金的には、そこのところを配慮した上で、社会実験の検証から今回料金の設定を行ったところでございます。  続きまして、サイクルシェアの応募の状況について御質問をいただきました。今現在、社会実験を3月31日まで実施を行っております。その後、新しく現在のサイクルシェア駐輪場から新設いたしますサイクルシェア駐輪場の移設工事を行った後、本格実施を開始する流れになっております。その関係から、応募につきましては、4月を予定しておりまして、今現在まだ応募をしていないところでございます。ただ、現在、社会実験に参加をされている方に対して、継続利用の意向等のアンケート調査を実施しているところでございます。そのアンケートにつきましては、約6割の方が今後も継続を行いたいというふうに回答が来ているところでございます。  続きまして、大きな2点目、三鷹駅南口駅前広場の混雑解消に向けた取り組み等について御質問をいただきました。まず最初にバス、タクシーの再配置について、安全性を優先しての再配置を行っていただきたいということで御意見いただいたところでございますが、今回のものにつきましては、安全性、特にバスの降車場における二重駐車の禁止による安全性を最重点として意見を取りまとめているところでございます。  また、バスのところの番号が、鷹幾つというものが同じで、行き先が異なるものがあるというところ、これにつきましては、三鷹駅南口には小田急バスの案内所等もございますし、市が設置している看板等もございます。そちらのほうで御確認をいただくような形で案内を進めさせていただきたいと考えております。  また、同じ方向のバス停が近くにあるような配置ということで、現在三鷹駅南口につきましてはそのような配置になっております。今回の再配置につきましても、今の利便性を確保しつつ、最小限の再配置で、まず安全性を高めていくという方向で検討を進めているところでございます。  最後、私からの答弁、バスの待機列のところについての高齢者の方等について御質問いただきました。確かに今、ベンチなどを設置しているんですが、夕方については長い列ができております。バス事業者とも協力いたしまして、高齢者の方が後から乗られても、優先席の利用だったりとか、車内での譲り合い等がきちんとできるよう、マナーの向上について市のほうからも十分周知を行ってまいりたいと考えております。  私からは以上です。 140 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  生け垣助成の緩和の期間及び当該年度の予定件数ですが、期間につきましては、ブロック塀の撤去のみにつきましては、東京都の補助を生かしながら進めるということでして、昨年の12月の都の要綱ができた中で、今回のブロック塀の撤去ということを考えているところです。その中で、5年の時限つきということで一応予定はしているんですが、ただ、都のほうも、国の補助制度を見ながら進めていくということもありますので、また今後の状況を注視していきたいと思っております。  また、その他の緩和、生け垣についての緩和につきましては、これまでの取り組み、まちなかグリーンベルト、これは終了していますけれども、総合的な緑化推進を含めまして、継続的に行っていこうと考えております。  それから、当該年度の予定件数ですが、生け垣の設置件数につきましては20件、そのうち、ブロック塀の撤去等につきましては10件、それで、ブロック塀の撤去のみにつきましては10件を予定しております。  以上でございます。 141 ◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  まず初めに三鷹消防署牟礼出張所の仮庁舎の件で、副市長の答弁に補足しまして、出動の安全性についてお答えをいたします。出動の安全性につきましては、本署、あるいは出張所で必ず行っております。きちんと安全誘導員を立てて、道路にきちんと車両を出すということを東京消防庁のほうでも、仮庁舎といえども徹底を図っていくということでございますので、そのような形で安全性を確保してまいります。  また、もう一つの質問、団員の確保、それから消防団の認知、こういったもののアイデアをいろいろ募集したらどうかと。確かに募集についてはいろんなことを考えていかなきゃいけないと思っております。今現在、例えば防災リーダー研修なんかでは、市民の皆さんと団員の皆さんが一緒の場で勉強会をする中で、消防団のことをフリーで話す間に、グループ討議の中で紹介したりもしております。また、例えば調布市なんかでは、年に一度消防団の広報誌をつくって全戸配布をしています。今、三鷹でも出初め式のときにはチラシをつくって1年間の活動を紹介していますが、そのような形で何かしらもっと多くの市民の皆さんに紹介できるやり方を工夫していきたい、このように思っております。  以上でございます。 142 ◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。時間が余りないので、再質問、1点だけに絞って聞きます。ごみのことです。参考資料の83ページの表なんですけれども、表の一番上の、その下ですかね、2つ目の指定収集袋作成等業務の費用が昨年度と今年度で少しふえているんですね。ほかの項目もみんなふえているところなんですが、これは、先ほどお話の中ではふえていないということだったんですが、それとちょっと矛盾するのかなという気もするんですが、この辺はいかがでしょうか。 143 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  こちらは、その費用がふえている、いわゆる作成する費用がふえているというところで、単価ベースで費用がふえているということでございます。  以上です。 144 ◯委員(伊東光則君)  具体的に何枚ぐらいつくっているのかというのはわかりますか。最後の質問です。 145 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  家庭系ごみで、大体100万弱の袋数をつくっています。  以上です。 146 ◯委員長(伊藤俊明君)  以上で自由民主クラブの質疑を一旦終了いたします。  次に、公明党。 147 ◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。まず初めに予算書221ページ、事項7.休日診療所・休日調剤薬局等一体的整備事業費についてお伺いします。基本設計委託における医師会、薬剤師会、歯科医師会との連携体制及び整備における意見聴取等の手法についてお伺いいたします。あわせて、施設整備が進むことによって得られるメリットについて、特に防災体制における利点をどのように分析されているでしょうか。  続きまして、予算書223ページ、事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費についてお伺いいたします。新生児聴覚検査についてお伺いします。次年度、検査費の一部助成を実施されるとのことですが、都内に里帰り出産をされた場合、助成の対象になるのか、お伺いをいたします。  続きまして、予算書225ページ、出産・子育て応援事業費についてお伺いいたします。ゆりかご面接が実施されて3年がたちます。面接を受けたお母さんから非常に好評の声を伺っております。ゆりかご面接を通じてリスクのある方が、何人くらい支援につながったのか、実績をお伺いいたします。  続きまして、予算書233ページ、事項4.先天性風しん症候群対策予防接種事業費についてお伺いいたします。国から風疹の感染拡大防止に向けた取り組みとして、39歳から56歳の男性に男性抗体検査と予防接種を3年間無料で行うことが打ち出されましたが、三鷹市のこれまでの事業とあわせ、次年度、どのようなスケジュールで展開されていくのか、お伺いをいたします。  続きまして、237ページ、事項13.動物愛護事業関係費についてお伺いいたします。東京都獣医師会主催の動物祭への助成について、子どもたちにも大変好評な事業であると考えます。小動物の触れ合いや三鷹市農業祭との同日開催であるため、実施場所も限られている実態があるかと思います。より多くの市民が参加できる場所、さらなる周知や暖かい午後の開催等の工夫が必要と考えますが、御所見をお伺いいたします。  続きまして、243ページ、事項16.食べきり運動推進事業費についてお伺いいたします。今年度の事業のさらなる拡充とのことですが、既に協力店になっていただいた店舗のお声、市民のお声にどのようなものがあったのか、お伺いをいたします。  続きまして、予算書245ページ、事項6.高齢者就業支援事業費についてお伺いいたします。公務員の定年延長の方向性が模索されており、年金受給開始や人生100年時代の到来を背景に、仕事を求める高齢者の増加傾向が顕著になっております。事業の重要性が増していると考えます。女性の就業支援とあわせて高齢者の就業支援の拡充も期待されていると考えますが、市内事業者との連携や情報共有等を初め、これまでの成果を踏まえた課題検討と事業拡充に向けた考えをお伺いいたします。  続きまして、予算書281ページ、都市公園整備事業費についてお伺いいたします。下連雀こでまり公園、環境センター跡地に続いて、次年度、深大寺公園にボールのできる公園が整備されるとのことで、子どもたちや保護者から喜びの声を伺っているところです。今後、拡充の方向性があるかお伺いします。場所の確保が課題だと思いますが、地域にバランスよく整備していく必要性があるかと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、予算書271ページ、事項13.コミュニティバス関係費についてお伺いいたします。さきの委員さんからも質問が上がりましたが、コミュニティバスの利便性の向上は重要な課題だと考えます。今、三鷹駅に向かうコミュニティバスですが、南浦交差点からさくら通りを経由する路線、また、三鷹市八幡交差点から三鷹通りを経由する路線バスと同じ路線を走っております。その中で三鷹中央通りを通るバスにルート変更をというお声が上がっております。大型バスが通らない路地を走らせてこそコミュニティバスの意味があるというお声もありますけれども、この通りにルート変更をする方向性、そういった御検討があるかについてお伺いをさせていただきます。  続きまして、279ページ、事項12.児童遊園整備事業費についてお伺いいたします。受動喫煙の問題で各地で禁煙化が進んでおります。以前に一般質問で問題提起をさせていただきましたが、子どもたちの日中の遊ぶ場所である児童公園、児童遊園ですが、禁煙にならないのかというお声も保護者や近隣住民から聞くことがよくあります。次年度どのような検討がされているのか、お伺いをいたします。  続きまして、251ページ、事項4.買物環境整備事業費についてお伺いいたします。大沢地域でのケアネットとの連携により、移動手段の確保の視点での取り組みとあわせて、消費者の利便性向上には移動スーパー導入への期待の声が高まっていると考えます。多様なサービスが求められる本事業における考えをお伺いいたします。  続きまして、商工振興についてお伺いをさせていただきます。住宅地における小規模工業所、いわゆる町工場における地域での建てかえ困難な状況が寄せられておりますが、日本無線跡地C地区における集約の経緯から、都市型産業誘致と既存事業所の継続支援への考えをお伺いいたします。  最後に、予算書279ページ、事項7.保存樹木関係費についてお伺いいたします。昨年のスーパー台風で多くの木が倒木した経緯がありましたが、地球温暖化の影響で今後もスーパー台風の被害が予想されます。次年度の樹木の健全度の調査や管理保全の研究や検討、樹木医による診断はどのように取り組まれていくのか、お伺いをいたします。  以上です。よろしくお願いいたします。 148 ◯市長(清原慶子さん)  まず動物愛護の観点から、動物祭の意義と、それから開催の時期等に関する御質問にお答えいたします。三鷹市は獣医師会の皆様と災害時の応援協定も交わしておりますし、日ごろから狂犬病の予防の取り組みなどでも連携をしております。特に、やはり動物愛護の重要性と小動物との触れ合いというのは、小さなお子さんはもとより、最近では高齢者の皆さんも、そのことによって認知症が緩和されるのではないかというような研究もあるほどでございます。  したがいまして、農業祭のときに行っております動物祭につきましては、獣医師会の皆様としっかりと対話をしながら、より一層市民の皆様に参加しやすい時間帯であるとか、場所であるとか、そういうことを前向きに協議ができればなと思っています。  次に、コミュニティバスの関連で、三鷹駅前の中央通りにコミュニティバスをというお声についてです。さきの質問議員さんも同様の趣旨で質問されたと思うんですけれども、このことについては、私は大変多くの市民ニーズがあることだと思っています。特に長寿化とともに、できれば駅前にコミュニティバスで行きたいというお声もあります。  さて、そこで課題でございますが、現行2車線であり、しかも土日に歩行者天国があり、その歩行者天国というのが商店街にとっては大変メリットのあることで、いわゆる秋葉原で大変残念な歩行者天国の事故があっても、皆様が一生懸命守り続けてきた歩行者天国です。それと両立させるということ。それから、荷おろしの時間帯等について御協力をいただくということも必要になってくると思います。そこで、連雀通りの拡幅工事が、ますます進行していくということもあります。  したがいまして、今後、いろいろな条件で難しいところがあるとはいえ、総合的な条件整備を考えながら、市民の皆様のニーズとして、検討していくべき課題だと位置づけております。  したがいまして、地域公共交通活性化協議会におきましても、まずは平成30年度、駅前の交通量の実態調査もし、平成31年度、どのようなバスの停留所、そしてタクシーの乗降所にしたら、皆様に安心していただけるかということを検討しているわけです。そういうような条件整備が整っていくことによって、コミュニティバスにつきましても、よりニーズに応える可能性というのが広がっていくのではないかなと思います。  ですから、平成31年度、直ちに見通しを示せるわけではありませんが、重要な課題として三鷹市としては位置づけているところです。  その他については担当より補足答弁いたさせます。 149 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  大きな項目4点、御質問いただきました。順次お答えさせていただきます。まず1点目、休日診療所・休日調剤薬局等の一体的な整備に関する部分で、当該予算年度の事業を進める上での体制または手法についてお答えいたします。さきの委員さんの御質問でも若干御紹介させていただいておりますが、この事業につきましては、実際に業務を担っていただいております三師会の皆様と今後協定を結びまして、その中で整備内容の詳細について今後検討を進めていこうということで、今現在準備をしているところでございます。  そして、この集約のメリットは特に防災面だということで伺いました。ここはまだ機能的な部分で未定の部分がありますけれども、さきの委員さんでも答弁いたしましたとおり、今、3カ所で分散されているものが集約されるということで、利用者の方にはかなり利便性が高まるというのがありますが、防災面で特に申し上げますと、さきに御紹介しました薬剤師会の医薬品管理センターが、今、木造の家屋であるというところがこちらに移るということであれば、防災公園の元気創造プラザのほうで、医療の本部が立ち上がりますけれども、そちらとの連携の面でも薬剤師会の本部機能がかなり強化されるものというふうに考えております。  大きな2点目になります。妊婦・乳児健康診査等関係費の新規の聴覚検査の助成に関しまして、都外で出産された方への対応はという御質問にお答えいたします。こちらに関しましては、平成31年度から都内一律で市区町村で一部助成制度を開始するということで、都内の医療機関では全て共通の助成を実施できるんですけれども、都外ということになりますと、こちらの医療券は、ちょっと使用できないということになります。そういった方々に関しましては、従来妊婦健診等でも行っておりますけれども、事後になりますけれども、償還払いということでお出でいただければ、そちらの費用、一部助成分を還付するような手続を想定して今準備をしているところでございます。  大きな3点目になります。出産・子育て応援事業、ゆりかご面接に関しまして、その面接によって支援につながった実績についてお答えいたします。委員さん御指摘のとおり、こちらのゆりかご面接は、平成28年度から開始をいたしておりますが、その前年、平成27年度の時点で、個別に保健センターの保健婦等が支援した件数は18名という実績がございます。平成28年度、平成29年度と、ゆりかご面接からのそういったフォローが、それぞれ92件、78件というのが加わりまして、平成28年度で支援した件数が117件、平成29年度も91件ということで、大幅に個別支援の件数もふえているところでございます。  最後、4点目になります。先天性風疹の国の追加対策に対する対応に関して、特にスケジュール面でお尋ねをいただいております。こちらに関しましては、今現在の予算の中では、昨年の11月から都の事業ということで、先天性風しん症候群対策予防接種事業ということで行った部分の、拡充部分のみが予算上まだ計上されておりまして、先月2月に国の追加対策が明らかになってまいりまして、こちらに関しましては、対象年齢の男性の方に、各市区町村のほうから全国で使えるクーポン券を送って、またそちらのほうで抗体検査、予防接種をしていただくという事業になりますけれども、こちらのほうに関しましては、まだこちら、当該予算の中ではちょっと計上できておりません。今後、これにつきましては、既定予算でちょっと使いつつ、6月の補正予算も視野に入れながら、そういった対応も検討しているところでございますが、市民の皆様に送るクーポンに関しましても、システム改修等の予定がありまして、おおむね5月末から6月ぐらいに準備ができ次第、市民の皆様のほうに御送付を差し上げるように、情報提供も含めて適切に行っていきたいと思っております。  私からは以上です。 150 ◯ごみ対策課長(岩崎好高君)  「食べきり運動協力店」あるいは市民の皆様のお声についてという御質問ですけれども、まず協力店の皆様とお話をさせていただきますと、とても積極的にPRしていただける、あるいはポイント制を考えましょう、あるいは、お持ち帰りできるようにしましょうという、そういううれしいお声をいただいています。
     それから、市民の方ですが、6月の環境月間のエコイベントで、「食べきり運動」のPRをさせていただきました。その中で、私にもできる食べ切り宣言というような形で、皆様からの宣言をいただいているんですが、100人以上の方に御参加いただきまして、積極的に御協力いただいております。今後もごみ減量等推進委員の皆様と協働して啓発等に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 151 ◯生活経済課長(垣花 満君)  私のほうから高齢者就業支援事業、買物支援事業、小規模事業所の操業継続についてお答えいたします。高齢者就業支援事業につきましては、やはり求人開拓、それから、マッチングですね。御自身がやりたいお仕事が企業さんのほうで御用意いただけていない、それから、企業さんのほうの理解、積極的な雇用、このあたりが課題かと思います。こちらにつきましては、積極的にNPOのほうと連携をいたしまして推進していくとともに、創業ですとか、創業者の手伝い、それから、生きがい、ボランティアなど、多様な働き方、こういったものと絡めながら展開をしていく必要があると考えております。  次に買物支援事業についてでございます。買物支援事業につきましては、商店会を中心とした協議会が主体的に実施する事業への支援と、現在大沢地域ではケアネットワーク等、地域団体と連携した地域にとって何が必要かということを検討していく事業を2本立てで行っております。  平成31年度につきましては、特に大沢地域で、今までの検討を踏まえまして、地域の人たちが多くの選択肢の中から御自身が使いたい方法でお買い物ができるように、宅配、送迎、移動販売など、多様な手段の中から選べるような事業の検討、多様な事業者との連携協力、そして、何よりも地域の方がそれを活用していくということの機運醸成が必要と考えておりますので、そういったものも含めて地域の方と一緒に取り組んでまいりたいと思っております。  最後に、小規模事業所の事業継続支援でございます。市では東京都と連携しまして、工場の住環境との共生のための改修費への補助、それから、工業用の用途地域以外のところにある工場につきましては、工業用の用途地域への移転のための補助等を行っております。今後も引き続き商工会等と連携して進めてまいります。  以上です。 152 ◯緑と公園課長(高橋靖和君)  公園のボール遊びの拡充、それから、児童遊園の禁煙、それと保存樹木の診断ということで、3点についてお答えいたします。  ボール遊びにつきましては、今年度策定いたしました、公園・緑地の適切な活用に向けた指針に基づきまして、機能の分担、また配置の見直し等を行う中で、今後、公園の再整備も含めまして、具現化に向けた検討を行う予定としております。  その1つの考え方としまして、地域、市のバランスを考えた地域の単位としてボール遊びの公園をつくるというところで、来年度は、西部地区ということで、深大寺公園を予定しております。また、今年度は、東部地区として下連雀こでまり児童遊園を整備したところでございますので、今後、さらにその地域を、今ある既存の公園を生かしながら、またボール遊びの拡充を含めて検討を進めていきたいと思っております。  続きまして、児童遊園の受動喫煙の件ですけれども、こちらにつきましては、他区市の受動喫煙の状況等を確認しているところですが、自治体によってはもう既に条例上、禁煙としているところも確認しているところでございます。ただ、三鷹市としましては、まだ道路との連携というところもございますし、現状では、基本的に利用者からの苦情、要望があった場合につきましては、喫煙をしないような配慮をしていただくような看板で今御案内をしているところですが、今後、さらに他の自治体等を含めて状況等を確認しながら、今後、子どもたちがたくさんいらっしゃるところの公園等につきましての禁煙についても検討していきたいと考えております。  続きまして、保存樹木の診断等ですが、こちらにつきましては、保存樹木も個人の方が持っていらっしゃるところが多々あります。そういう意味では、持っていらっしゃる所有者さんと連携を図りながら、例えば剪定や刈り込み等の管理作業を行っている委託業者さんとの連携、また、市のほうでも巡回パトロールを行っておりますので、その職員による確認等を行った中で、木の状態等を確認していきたいと思っています。  また、必要に応じまして、樹木の専門家である造園業者との情報交換や相談を行うとともに、市の職員にも樹木医がいますし、また、専門樹木医の方と造園業者さんとの連携を図りながら、樹木について診断等を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 153 ◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。それでは、何点か質問させていただきます。まず、再質問させていただきます。出産・子育て応援事業なんですけれども、ゆりかご面接、リスクのある方が、たくさんの方が抽出されたということなんですけれども、妊娠はとてもおめでたいことなんですが、望まない妊娠、または10代の予期せぬ妊娠、また、出産費用がなくて困っている方もいらっしゃると思います。そのような方は、なかなか面接につながらないケースもあるかと思うんですけれども、そういう方を早期に把握して適切な支援につなげていくため、医療機関との連携も非常に重要になってくるかと思いますが、これまでの課題と課題解決に向けた次年度の取り組みがあればお伺いをしたいと思います。  それともう1点、食べきり運動推進事業費なんですけれども、5月30日、ゴミゼロという視点からお伺いいたします。食品ロスの多くは家庭からの廃棄であり、環境月間にもつながる時期でもあり、例えばふじみ衛生組合との共催で市民への新たな啓発イベントの実施が有効であると考えますが、今後の市民の理解啓発への取り組みはどのようなものをお考えか、お伺いしたいと思います。  また、先ほど持ち帰りの件なんですけれども、外食での協力店舗で、ドギーバッグということも条件の中に入っていたかと思うんですが、このドギーバッグ、持ち帰りの実施事業拡充とか、働きかけというか、そういったお考えはいかがか、お伺いをしたいと思います。  それと、ボールのある公園なんですけれども、先ほど、今後、今ある既存の公園を生かして考えていかれるということなんですけれども、ボールのある公園、面積とか、いろんなさまざまな条件、制約があるかと思うんですけれども、どういった条件があればできるものなのか、教えていただきたいと思います。  以上3点、よろしくお願いいたします。 154 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  ゆりかご面接に関連いたしまして、リスクの高い方への他の医療機関等含めた連携というところの面での、今後の取り組みということで御質問いただきました。お答えいたします。このゆりかご面接を開始して、先ほども御紹介したとおり、かなりそういったリスクの高い方々がいらっしゃるということの実態も明らかになって、また、そういう方々とつながるケースがふえたという御紹介はしたんですけれども、今、委員が言われたような経済的に困難な方だとか、あと、精神的に不安定な方、もともとそういうハイリスクの方というのは、面接前からそういった連携機関ともつながっている関係で、わかっているケースが意外と多かったのかなという印象がございます。どちらかといいますと、この面接を通じてわかってくるのは、御自身、不安を感じながらいたんだけれども、この面接を受けたことで、自分の産後のサポートがあるか、ないかとか、こういうことが起きるんだということをそこでまた新たに認識することで、逆に不安が解消されたり、自分が今後すべきことが明確になったりということが、御自身で確認できるというようなメリットが多分大きいと思います。  ですから、何か面接の後に不安なことが起きた場合でも、逆に保健センターのほうに電話でお問い合わせができるということがわかったりとか、子育てガイド等を御紹介して、後でもこういう機関に行けばこういうものが、サービス受けられますよというようなことを御紹介できるということで、どちらかというと、そういう方々へのつながりが、この面接を通じてかなり高められたのかなというふうに認識しております。  私からは以上です。 155 ◯生活環境部長(大野憲一君)  「食べきり運動」に関しまして、食品ロス、ふじみ衛生組合との協働での何か啓発イベントについてどうかという御質問でございます。ふじみ衛生組合さんとはちょっと具体的なお話をしていないので、確定的なことは申し上げられませんが、1つには、ふじみまつりという3,000人を超す方々がお集まりいただくイベントもございますので、そういった中で、一定の食品ロスの取り組みの啓発というのも1つ考えられるのかなというふうに考えているところでございます。  次にドギーバッグの件でございます。今、「食べきり協力店」の条件の中にドギーバッグに取り組むというのも1つの条件の中に入っているわけでございますけれども、ドギーバッグ、これもやはり一定のルール、衛生面でのルールというのがございますので、そういったものも周知しながら、今後の拡大の中で、ドギーバッグに取り組んでいただく協力店さんの増加というのもまた働きかけをしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 156 ◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  私からはボール遊びの公園につきましてお答えをいたします。条件ということですけれども、特に面積で具体的に数字で決めているというわけではございません。当然ながら、遊んでいただきますから一定のスペースは必要だとは思いますけれども、例えば公園全体の利用の状況とかもありますので、必ずしも面積を決めているわけではございません。  ただ、やはり周辺の方の御理解というところが一番重要なポイントかなというふうに考えておりまして、いろんなお子様の声であるとか、ちょっとボールがネットにぶつかったときの音だとか、早朝の利用だとか、いろんな点でこれまでも御意見いただいておりますので、例えば周りへの緩衝帯があったりだとか、そういったことが解消できるようないろんな条件整理の中で、周辺の方々に御理解をいただく中で拡充を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 157 ◯委員(大倉あき子さん)  多岐にわたる質問、本当に大変ありがとうございました。ゆりかご面接も、さまざま本当にお困りの方、リスクを抱えていらっしゃる方に寄り添っていただいて、面接をしていただくことで、不安が解消されて、子育てに取り組めるということで、本当に大事な事業だということを改めて認識をさせていただきました。  また、食品ロスも、これからSDGsの観点からも非常に大事な取り組みで、特にやっぱり家庭での食品ロスが多いという実態があるので、これから市民への啓発が非常に大事になってくるかな、それがやっぱりごみの削減にもつながってくるかなということも思いますので、三鷹市は本当にこれから、いよいよこれが始まるということで期待をしているんですけれども、今後さらにまた取り組みのほう、よろしくお願いします。  また、ボール遊びのできる公園も──本当にお子さん、ボール遊びしていても、近隣の方から怒られて、大きくボール禁止とか書かれて、本当にボール遊びできるところがないということで、外で遊びたくても家でゲームをやってしまうという、そういう実態があったかと思うので、ボール遊びができる公園ができたんだよと言うと、皆さん非常に喜びのお声を上げていただけますので、ぜひ。でも、遠いと、やりたくても、そこまで行くのがまた大変という課題が出てくると思うので、今後もバランスよくボール遊びのできる公園整備をしていっていただけるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 158 ◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず衛生費から質問させていただきます。三鷹市では、市民の皆さんが御自身のお口の健康状態を正しく知るために、年に一度の健康チェックとして、40歳以上の成人歯科健診、健康診査を実施していただいております。40歳以上で5歳刻みとしている根拠はどのようなもので設定されているのでしょうか。また、20歳からの実施を行っている自治体もありますが、本市においては必要がないのでしょうか、お聞きいたします。  また、口腔がんに罹患される方がふえているとお聞きいたしております。検診は簡単だということですが、口腔がんを見つけられる医師の不足もあるとお聞きしておりますが、市の検診としての取り組みについての御所見をお聞きいたします。  続きまして、229ページ、事項24.がん検診関係費についてお聞きいたします。肺がん検診においては、現行の胸部エックス線検査と喀痰細胞診の受診率をどのように捉えられていらっしゃいますでしょうか。さらなる受診率向上の取り組みについてのお考えをお聞きいたします。  胃がん検診については、内視鏡検査が、市区町村の行う検診として推奨されたということで、同検査の個別検診を開始され、平成31年度は経過措置ということで、エックス線検査と併用ということでありますが、翌年度以降は内視鏡検査のみになるのでしょうか、教えてください。  また、若年者へのピロリ菌検査の導入の検討状況を教えていただければと思います。  続きまして、子宮がん検診と乳がん検診の受診率が上がってきたとはいえ、欧米の半分ということで、まだまだ啓発運動が必要と考えますが、どのような取り組みをお考えでいらっしゃいますでしょうか。  また、乳がん検診は超音波検診とマンモグラフィの選択制ですが、併用することで発見率の著しい向上が見られるということであります。検討の状況をお聞かせください。  続きまして、231ページ、事項29.自殺予防対策事業費についてお聞きいたします。三鷹市自殺対策計画が策定されましたが、充実したものになったと考えます。この計画を踏まえた自殺者ゼロに向けた市長の御所見をお伺いいたします。特に30代までの死因要因1位の撲滅に向けた取り組みと未遂歴が高いということに対する対応の強化が必要と考えますが、具体的な対応について御所見をお伺いいたします。  続きまして、235ページ、事項10.先導的環境活動支援事業費についてお聞きいたします。新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金についてでございますが、毎年度900万円という予算を満額申請していただいている、市民の皆様の意識が高い事業ということで、事業費を拡充すれば、それだけ新エネ・省エネが広がると考えますが、予算の拡充の検討はなされたのでしょうか、お聞きいたします。  また、東京都の地域の多様な主体と連携した中小規模事業者省エネ支援や家庭におけるエネルギー利用の高度化促進事業、さらに家庭におけるエネルギー利用の高度化促進事業等の取り組み、住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業等と連携しながら、さらなる市民への新エネルギー・省エネルギーの取り組みを周知すべきと考えますが、御所見を伺います。  また、化石燃料にかわる次世代エネルギーの活用技術や有効性、コストや法規制等の整理の上で、将来のエネルギーの利活用についての検討、研究は、施設改修等において組み合わせることができるよう、研究を進めていくとのことでしたが、それを踏まえた当該年度の具体的な取り組みをどのように考えていらっしゃるのか、伺います。  232ページの環境政策費についてお聞きいたします。2050年には、重さでいうと、海に魚よりプラスチックごみのほうが多くなるかもしれないと言われております。世界経済フォーラムで2050年の予測が発表されてから、海ごみやプラスチック問題が広がり、世界中で取り上げられるようになりました。海に流れ出たごみは海流に乗り、海上にごみが集まる場所ができます。太平洋の真ん中にそんな場所が見つかったのは実は30年も前で、その大きさはフランスの面積の3倍あると言われております。三鷹市としても、使い捨てごみ削減に向けた普及啓発として、廃プラスチックの緊急的な対策も必要と考えますが、都の新規事業として取り上げられているところでございますが、御所見を伺います。  また、同じく都の新規事業でございますが、プラスチックごみの3R推進を進めるべきと考えますが、どのように取り組まれていかれるのか、お伺いいたします。  続きまして、農林費でございます。249ページ、事項5.「三鷹産野菜の日」関係費についてお聞きいたします。春夏と秋冬の2回、公費負担での支援とのことでございますが、小平市の取り組みでは、学校へのインセンティブにより、市内産野菜の利用量が増加し、利用率が向上したとお聞きしております。三鷹市における本事業拡充への議論や市内農家やJAからの要望や課題と解消についてはどのような議論があったのか、お聞かせください。  また、続いて、249ページ、事項9.都市農業活性化支援事業費についてお聞きいたします。地場産の農産物の栽培品目の拡大などに取り組む認定農業者等の支援が行われますが、農業を新たにやりたい方のための支援も必要かと考えます。市外からの参入者も含めた貸借での広がりも考えられますが、御見解をお聞きいたします。  そのための土地所有者等を記した台帳が大切かと思いますが、台帳に関してはあるのでしょうか。また、更新等が必要かと思われますが、更新等に関してはどのようにされているのかお聞きいたします。  続きまして、246ページ、農業振興費についてお聞きいたします。生産緑地法改正で農地活用の選択肢が広がりました。生産緑地地区の面積要件が引き下がり、従来は一団で500平米以上になっていた三鷹市では、300平米まで引き下げ、これまでは生産緑地の一部が相続などで指定解除される場合、残った部分の面積が規模要件を下回ると、一緒に解除となる道連れ解除が起こっておりましたが、これも解消されることになりました。このことにより、三鷹市の生産緑地の影響はどういうものがあったのか、拡大に向けた市の取り組みも必要かと考えますが、いかがでしょうか。  また、生産緑地地区における建築規制の緩和。改正前は農業用施設に限定されておりましたが、農業団体からなどの要望もあり、農産物の直売所や加工施設、農家レストランなども設けることができるようになりましたが、三鷹市での取り組みをお伺いいたします。  そして、特定生産緑地制度の創設については、生産緑地は指定から30年経過すると市町村への買い取りの申し出が可能になることから、生産緑地制度が始まった1992年から30年が経過する2022年に緑地の多くが宅地に転用、売却され、土地価格が下落するのではという懸念をされているところでございます。いわゆる2022年問題でございますが、今回創設された特定生産緑地の指定を受けると、買い取りの申出期間がさらに10年延伸され、税制の特定措置も継続し、特定生産緑地の指定は10年ごとに更新可能となるところでございます。特定生産緑地制度により2022年問題への影響は低減することが見込まれておりますが、三鷹市の現状はどのように捉えられているのか、伺います。  また、特定生産緑地制度について、都市農地の保全や北野や大沢地域等の買い物等の不便地域のコンパクトシティーが進み、固定資産税などの特定措置が受けられることが農家の経営を安定させ、都市農地の保全につながると考えますが、三鷹市の状況を伺います。  続きまして、消防費でございます。289ページ、事項2.消防施設整備費についてお伺いいたします。災害時に的確な情報の入手など、積載箇所などに迅速に駆けつけることが重要と考えます。現在使用されている指揮車は長きにわたり活躍をしていただきました。  災害対策車購入費についてお聞きいたします。対策車は、震災、水害やひょう害などが想定される災害の中で、現場に駆けつけることにより、その場が対策本部機能となるようなものが重要かと考えます。災害対策車はどのような基準で選ばれるのか、お聞きいたします。  また、通信機器を初め、現場画像処理機能などの情報収集機器も必要と考えますが、どのような機能が搭載されているのか、お聞きいたします。  続きまして、293ページ、事項14.災害時在宅生活支援施設整備事業費についてお聞きいたします。市内に10カ所の在宅支援施設がございますが、災害時に地域の共助の取り組みの拠点としての位置づけでございます。設置場所の選定では、災害時の町会、自治会等の共助の取り組みに意欲的である地域に設置されたとお聞きしております。積極的に防災訓練時に施設を利用し、炊き出しを実施しているところもございますが、現在指定されているこの支援施設を利用して防災訓練を実施しているところは何カ所ぐらいあるのか、お聞かせください。  また今後、より住まいの耐震化が進むことが考えられます。在宅支援施設がより重要になってくるかと考えますが、整備の条件等もございますが、地域の偏差がないように整備を進めることが重要と考えます。  下連雀六丁目防災広場のように、団地等の近隣に整備することも大変有効と考えますが、現時点での在宅生活支援施設の整備の予定などがあれば教えてください。  次は土木費でございます。275ページ、事項13.都市型水害対策事業費についてお聞きいたします。止水板設置補助金のことについてお聞きいたします。浸水被害の防止や軽減を目的に予算規模を拡充し、実施との計画ですが、助成の利用の実績についてお聞かせください。  また、先日の中仙川改修工事の説明会でも、参加された方々に助成事業について広報されておりました。本事業が多くの市民に利用されることが重要と考えますが、水害発生が予想される地域などへの広報について、どのように取り組まれるかお聞かせください。  以上でございます。 159 ◯市長(清原慶子さん)  私から3点お答えいたします。1点目は、自殺対策計画がいよいよまとめられるということで、どのような意欲を持って臨むかということについてお答えいたします。何よりもこの間、自殺対策計画を検討する中で私たちが庁内で心がけてきたのは、あくまでも生きるを選択していただきたい。そのためにも、先ほども担当部長が答弁いたしましたが、全庁挙げて取り組みの棚卸しをいたしました。自殺担当の部署があらかじめ示されていなくても、市民の皆様が御相談に駆けつけていただく場所、あるいは市民の皆様の暮らしを支援する場所というのは、必ず生きるを選ぶということにつながるものだということで、そうしたら相当な部署が自殺対策にかかわっているということが明らかになり、それを全庁で共有いたしました。  したがいまして、自殺ゼロに向けて、私たちは、常に市民の皆様お一人一人が、ほんのちょっとの悩みのように見えても、それが本当に深刻になっていき、死を選ばれることもあるわけですから、そうではなくて、きずなをつないで、そして生きるを選ぶということで、全庁で取り組んでいく。  だから、どんな職場も、どんな窓口も、常に市民の皆様の命とかかわっているんだということをこの自殺対策計画を検討する中で確認しましたねと、けさの経営会議でも共有したところでございます。ぜひ、とりわけ若い方が、仕事の悩み、暮らしの悩みを打ち明けられないままというのは残念なので、市役所はよろず相談所のつもりで努力をしてまいります。  続きまして、世界経済フォーラムで課題になった海ごみについて問題提起をいただきました。このプラスチックごみについては、この間も予算審査特別委員会で複数の委員さんが問題提起をされています。まさに海にプラスチックがあることによって、それが土にかえらないまま、私たちの体に戻ってきてしまって、どれだけの影響をもたらすかというのは本当に深刻でございます。  それで、今回ごみについての計画を見直す中でも、ごみ減量等推進委員の皆様と実態を把握しながら、専門家の御支援もいただいて、どのようにしたらプラスチックごみを適正に収集し、処理し、そして生かしながら、私たちの体に損傷を与えないように、また、ほかの生物に損傷を与えないようにするにはどうしたらいいか。生活環境部はごみ対策課と環境政策課が並んで仕事をしているわけでございます。したがいまして、同じ部の中でございますし、横連携でしっかりと検討をしていくテーマが──まさに、戻せるプラスチックは戻すけれども、戻せないプラスチックをどう処理することによって、健全な自然との共生ができるかということで、重要な課題として位置づけたいと思っています。  私からの答弁の最後ですが、三鷹産野菜の日についての思いです。実はこれだけ三鷹市内の農業者の皆様は、庭先販売をしていただいている。これはもう近隣の市の中でも考えられないくらいの件数です。しかも緑化センターに顔と名前のわかる農産品を出していただいているわけですよね。それを持続可能なものにするには、ことし、三鷹産野菜の日で、保育園にも広げますが、小・中学校で出している給食に、絶対地産地消の喜びをということで、農協、そして教育委員会、三鷹市が協定も交わして取り組んできたところです。でも、近隣市に比べて、絶対量も、それからお払いしている金額も劣るわけでございます。  したがいまして、せめて市長としても、三鷹産野菜の日をつくらせていただいて、農業者の皆様が時期的な目安を持って農産物を育てていただいて、そして一定の量がなければ給食に同じメニューも出せないわけですから、そのあたり、計画的に臨んでいただけるような目安の日としても三鷹産野菜の日をつくらせていただき、どういう連携がさらに深まり、使用量もふやすことができ、何よりも子どもたちの満足度が上がるかということについて、この款で予算つけますけど、教育委員会や、もちろん保育園の関係者と連携をしながら、しっかりと進めていきたいと考えております。  その他については担当より補足いたさせます。 160 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  幾つか御質問いただきました。順次お答えいたします。まず成人歯科健診ですけれども、40歳以上の方対象ということで、その根拠ですが、市の健康診査等実施要綱によりまして、平成6年度から今の内容で実施をしているところでございます。20歳からの若い方からの対象はいかがかということですが、この辺につきましては、今後も歯科医師会の先生方とも、検討してまいりたいと思っております。  また、口腔がん検診について、市の検診としての取り組みはというお尋ねですけれども、今現在も歯科医師会の皆様と共催で愛歯のつどいの中で、歯科医師会の事業としてとはなっておりますけれども、口腔がん検診を行っておりますので、そういった形での継続を今のところは考えております。  続きまして、がん検診について幾つか御質問いただいています。まず肺がん検診の受診率向上につきましては、これまで単独の検診申し込みで年間300人前後の受診者数でしたが、平成30年度から特定検診等健康診査と同時受診を開始いたしましたので、今年度から大幅にこの受診率は向上するというふうに考えております。また、引き続きその経緯を見ながら受診率向上を図ってまいりたいと思っております。  続きまして、胃の内視鏡検査導入にかかわりまして、エックス線検査ですね、こちらの併用、平成32年度以降はというお尋ねでございますけれども、先行自治体なんかの例を見ますと、何年かで全て移行ということもあるようなんですが、私どものほう、また平成31年度の導入後の実績を見て、その翌年以降のことについても医師会の先生方と検討しながら考えていきたいと思っております。  また、若年の方へのピロリ菌検査につきましても、引き続き医師会の先生方とも協議、検討も進めていきたいというふうに考えております。  続きまして、乳がん、子宮がんの検診について、さらなる受診率向上の取り組みでございますが、以前これ、国のクーポン制度というので、クーポンを送っていたんですが、なかなかクーポンは受診に結びつかないという部分もありましたので、クーポンはやめまして、該当の年齢の方に受診票を直接お送りするようなことに改めております。そういったちょっと細かいところでありますけれども、受診率向上のために何か工夫できることについては、現場の担当もいろいろ工夫をしながら、毎年行っておりますので、引き続きそういった対応を続けていきたいと思っております。  また、マンモとエコーの併用につきましても、医師会の先生方にも専門的な見地の御意見をいただきながら、今の形で継続をしていきたいと思っております。  最後、自殺対策計画について、市長の答弁に補足いたしますが、まず若年また未遂歴のある方への対応ということで御質問いただきましたけれども、特に若年に関しましては、今回策定いたします自殺対策計画の中でも、重点施策の中で、子ども・若者対策という項目を設けて取り組むことになっておりますので、そういった事業の展開の中で図ってまいりたいと思います。  また、未遂歴の方に関しましては、なかなか市のほうで直接その情報を得られない状況でございましたけれども、こちらも警察の方とも連携して、情報共有しながら、適切な対象者への情報提供に努めていきたいと思っております。  私からは以上です。 161 ◯環境政策課長(井上 仁君)  先導的環境活動支援事業について御説明いたします。こちらにつきましては、毎年900万円の予算を積んでやっておりますが、毎年満額を使っているところでございます。  内容につきましても、太陽光以外の高効率給湯器など導入の際にも使えるようになっております。  地球温暖化防止については、家庭部門でも取り組むことは重要でありますので、引き続きこの事業を続けていきたいと考えております。  続きまして、化石燃料についての御質問がございました。庁内の検討チームの中で、平成28年度、三鷹市における次世代エネルギーの活用に向けた政策研究ということで、例えば水素エネルギーであるとか、そういうものの検討を行いました。安全性であるとか、法規制などを考えると、三鷹市内で直接そういう施設を置くというのは、なかなか難しいということがわかったところではございますが、今後、国等の政策を注視していきたいと思います。  あと、中小企業、家庭向けのPRにつきましては、都や国などでもこういうようなことを最近行ってございますので、積極的に情報は収集し、それぞれの企業、家庭の皆様にPRをしていきたいと思っております。  以上です。 162 ◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  私のほうからは、都市農地の貸借の円滑化に関する法律を利用しました、市外からの新規就農者に対する支援についてお答えをいたします。まず、貸借円滑化法の活用につきましては、非公式ではありますが、JAともさまざまな場面で話し合いをしているところでございますが、委員の御質問にありましたように、貸借をしようとする農地の台帳などの作成につきましては、ちょっとなかなか難しいんじゃないかというような感想をいただいております。というのは、やはり自分が今まで先祖代々守ってきた農地を積極的に貸し出すというようなことを表明するのは、農家さんのプライドとしてもなかなか難しいんじゃないかと。それよりも、まず市としましても、今回の農業振興計画にも記載をしましたが、現在の農業者の経営規模の拡大のためにこのような貸借法をまず一義的に使っていくほうが現実的じゃないかというような話をしているところでございます。そういうような規模を拡大したい人のリスト化を、というのはどうかというような話し合いは今始めようかなというところで、JAであるとか、農業委員会の中でもちょっと今検討を始めようかなというところでございます。  市外からにつきましては、貸借によっては可能な場合もありますけれども、ただ、実際貸借の法律に基づいた場合は、ちゃんとした農業経営ができるという保証がなければ、認めるということもなかなか法律上難しいので、これは今後、そういう方が出て、まだ我々のほうには来ておりませんし、こういう方がもし相談等にいらっしゃいましたら、またそこで改めて検討していきたいと思っております。 163 ◯都市計画課長(田中元次君)  生産緑地について何点か御質問いただきましたので、私から答弁させていただきます。拡大に向けた取り組みにつきましては、この間、JA東京むさしや農業委員会と協力して、さまざまな機会を捉えてPRを農業者に対して行ってきました。その結果、平成30年度の生産緑地の追加指定は1,880平方メートルだったんですけれども、平成31年度に向けて、今いろいろ御相談いただいている面積といたしましては、1万480平方メートル、御相談いただいているという状況がございます。  2点目の農家レストラン等ができるようになったということでございますけれども、都市計画上の用途地域によっては、できる施設というのが限られておりまして、自宅の附属施設とみなせるものを除いて、第一種低層住居専用地域では、なかなか建築が難しいという状況がございます。ただし、第一種中高層住居専用地域ですとか、近隣商業地域、重工業地域などにも生産緑地がありますので、そういうところでは今の制度でも建築が可能ということでございます。  今後の三鷹市の現状ですけれども、この間、東京むさし農業協同組合と三鷹市とで、さまざまいろいろなところで説明会を行っておりますけれども、昨年度行ったところで、共同でアンケート調査を実施しております。この中で、全ての生産緑地を特定生産緑地に指定すると回答した方が、134の有効回答のうち116の86.6%。一部を指定すると回答した方が7名、5.2%。90%を超える方が特定生産緑地に移行したいという意向を持っているという結果が出ています。  以上でございます。 164 ◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  災害対策車の件についてまずお答えいたします。現在の災害対策車は、平成12年に配車になったもので、18年を経過しておりまして、買いかえるわけですが、災害対策車は、災害対策車に加えて、消防団指揮車と両方の意味合いを持っております。災害対策という意味では、災害の資機材の搬送をしたり、これまでのですね、あるいは、遠隔地への災害支援、こういったところにも活用をしておりますし、また市内の災害にも、御案内のとおり、急行して、さまざまな拠点となるわけでございます。  また、消防団の指揮車という意味合いでは、火災現場なんかで罹災者の方を収容して、保護をしたり、また、あるいは、その家族の方が病院に収容されている場合には病院まで送ったり、仮の住まいのところまで送ったり、そういったこともございます。  そういったことを全体的に考えますと、仕様としては、4WDであること。それから、東京消防庁、そして消防団、そして災害対策用の3種類の無線がありますから、そういった機器をしっかりとりつけることができること。そんなようなところが条件になってまいります。あと、雪のときの出動もありますので、オールシーズンのタイヤも履くと。このようなところを基準として選定をしていくことになります。  それから、在宅生活支援施設の件につきましては、質問委員さんおっしゃるとおり、やはり場所だけがあればいいということではないので、現在、例えば上連雀六丁目の都営の自治会さんであるとか、あるいは、中原地区でもひばりが丘町会さんとか、京王つつじヶ丘町会さんのほうで整備ができないかみたいな話はもらっています。町会、自治会の皆さんとお話し合いをした上で、皆さんの体制も整うようであれば、またこういったところも、平成32年度以降、整備に向けて取り組んでいきたい、このように思っております。  以上です。 165 ◯水再生課長(奥嶋 亮君)  私からは、止水板の補助制度について回答させていただきます。平成30年度から開始させていただいている止水板の補助制度の利用でございますが、現在まで5件が完了しているところでございます。これは当初予算の約85%に当たります。  設置していただいた市民の方からは、8月の大雨のときにも止水板のおかげで被害はありませんでした、本当にありがとうございましたといったような感謝のお声もいただいており、浸水対策として非常に有効であるところを確認しているところでございます。  また、市民への広報でございますが、平成30年度も広報やホームページに掲載するとともに、今年度の12月に約80件、1月に約60件、職員がポスティングを行わせていただいたり、工事の説明会にて御紹介させていただいたりと、積極的にPRに努めているところでございます。  今後も、市民の皆様へ広報やホームページ、ポスティング、説明会など、さまざまな機会を捉え、PRに努めていきたいと考えております。  以上になります。
    166 ◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。何点か再質問させていただきたいと思います。まず成人歯科健診についてお聞きします。今回は40歳以上ということで、それをもう少し若い方のほうからということ──実はこの御提案させていただいたのが、実際に子どもたちというか、成人される前の方に聞きますと、中学生ぐらいの定期健診以降、歯を診てもらっていないとかいう実情があって、それで、要は、40歳までもし歯が痛くなければ歯医者に行ったことがないという方が多かったりとかいうところ。そこで行ったときに実は歯周病になっていたとかいう現状があるということもさまざまな箇所から伺っているところでございます。そういう関係からも、何とか若年で受診機会を市としては準備するべきではないかという思いで質問させていただいたんですが、もう一度御検討の声を聞かせていただければと思います。  また、口腔がんでございますけれども、今、愛歯のつどいで本当に医師会の先生方に御協力いただきながら設けていただいているところでございますけれども、やはり毎年定員をオーバーするぐらいの申し込みがあるということで、やはり市民の皆様からの御希望、ニーズはあるかと思います。医師会の先生からも、やはり口腔がんを発見するにはかなり難しいという──少し前にある芸能人の方が口腔がん、口内炎だと思っていたらという実情もあります。非常に難しいものでございますので、しっかりとしたスキルを持った医師、歯科医師の先生に来ていただいて、市としてしっかりとした定期健診化をすべきという思いがありますが、もう一度その辺のお考えをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。 167 ◯健康福祉部保健医療担当部長(齋藤浩司君)  再質問にお答えいたします。まず成人歯科健診、若年の方へということで、こちらのほう、委員御指摘されるまでもなく、歯科医の先生方からもそういったお話伺っておりますが、一方、今、40歳から70歳までの方に勧奨を行っているんですが、刻み年齢で、一方で、高齢の方の健診についても、やはり先生方のほうからもそういった御要望をいただいています。広い年代の方への健診というのもいろいろ検討しなきゃいけないという課題として認識はしておりますので、引き続き、他市の先行事例等も含めて検討してまいりたいと思っております。  あと、口腔がん検診でありますけれども、これにつきましては、今現在、単発でその日1日で御応募いただいたものを検診という形でやっておりますけれども、これも個別検診、市の診療所の皆さんのところでやっていただけるような個別検診化というのはなかなか今現状難しいと認識しておりますので、今のやり方でどこまでそういったニーズに応えられるかというのもありますので、これにつきましても、引き続き、ちょっと国でこういった指針が示されていないものですから、その辺も含めてもう少し検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 168 ◯委員(赤松大一君)  さまざま御検討いただくことがあります。ほかの質問もさせていただいたところでございますが、また総括等で質問させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 169 ◯委員長(伊藤俊明君)  以上で公明党の質疑を一旦終了いたします。  以上で、第4款 衛生費から第9款 消防費に対する質疑を一旦終了いたします。  本日の予算審査特別委員会はこれをもって散会いたします。  なお、次回は3月13日、午前9時30分より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。  本日は大変お疲れさまでございました。                   午後4時43分 散会 Copyright 2001 Mitaka City Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...