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平成31年 建設委員会 本文 開催日: 2019-03-07
平成31年 建設委員会 名簿 開催日: 2019-03-07

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  1. 武蔵野市議会 2019-03-07
    平成31年 建設委員会 本文 開催日: 2019-03-07


    取得元: 武蔵野市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                ○午前10時00分 開 会 【橋本委員長】  ただいまより建設委員会を開会いたします。  初めに、傍聴についてお諮りいたします。定員の範囲内で傍聴の申し込みがあった場合、本日の傍聴を許可することに異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 【橋本委員長】  異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  日程第1、議案第8号 武蔵野特定土地利用地区建築条例の一部を改正する条例日程第2、議案第9号 武蔵野特別工業地区建築条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題といたします。  直ちに質疑に入ります。 3 【竹内委員】  おはようございます。まず、こちらの建築基準法第53条第5項というのは、工業地域に関することだと思うのですけれども、法改正条例改正の趣旨というのを改めて御説明をお願いいたします。 4 【内藤建築指導課長】  この法全体の改正といたしましては、まず大きく3点の内容がございます。1点は、大規模市街地の火災を受けまして、その辺の安全性ということで、防火性能安全性、またあとは、既存建築物ストック活用ということでの改正、また木造に関して、木をより使いやすく、また木のよさを実感できるような制限の合理化というものが、今回なされたところです。今回ここに影響してくるものとしては密集市街地の更新ということで、市街地安全性を確保するということでの改正が趣旨でございます。 5 【竹内委員】  ありがとうございます。先日テレビにてログハウスの紹介がありまして、住宅地にこれまで建てられなかったけれども、耐火性能を証明することができて建てられるようになったと。国に対してそういった法改正を求められていた方の紹介がありました。安全性が担保できるということが証明されるものは、合理的に認可していっていただきたいと思います。  こちらの法律第67号の改正で、その他のいわゆる規制緩和というのも含まれていたと思います。最近ニュースで出ていました、例えばレオパレスの界壁問題、こちらも法改正によって、一定の遮音性能がある天井であれば、界壁が天井裏まで達しなくてもよいといった内容でした。複雑だと思うのですけれども、法改正キャッチアップに努めていっていただきたいと思います。  質問なのですけれども、この武蔵野市において、例えば合理性の観点から、条例改正法改正で、民間から多く寄せられる要望事項の現状について教えてください。 6 【内藤建築指導課長】  民間から寄せられる、条例改正とかのいろいろな要望というところかと思いますけれども、具体的なところは、法改正によるかなりの合理化というところがありまして、それを運用しやすくするように、許可基準とかそういったものを明確にして、早く出してほしいというようなお話は受けているところでございます。 7 【竹内委員】  ありがとうございます。ぜひそういった市民や事業者から寄せられる意見というのを把握し、もし合理性があるものであれば、国に対しても一定の法改正を求めるような動きもしていっていただきたいと思います。  以上です。 8 【橋本委員長】  ほかはないですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 9 【橋本委員長】  これにて質疑を終わります。  これより討論に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    10 【橋本委員長】  これにて討論を終局し、直ちに採決に入ります。  採決は1件ごとに行います。  まず、議案第8号 武蔵野特定土地利用地区建築条例の一部を改正する条例本案原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                    (賛成者挙手) 11 【橋本委員長】  挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 武蔵野特別工業地区建築条例の一部を改正する条例本案原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                    (賛成者挙手) 12 【橋本委員長】  挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────────── 13 【橋本委員長】  日程第3、議案第10号 武蔵野布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。 14 【浜田委員】  よろしくお願いします。この資格基準が拡充されたという認識でいいのかどうかという1点の確認と、その改正後、資格が拡充されるとやはりそれだけ人がふえるというか、武蔵野市でどのような影響があるのか、どのようなことが考えられるのか、教えていただきたいと思います。 15 【関根水道部総務課長】  それではこちらの改正におきまして、今後ある点等御説明いたします。布設工事監督者、それから水道技術管理者ともに、必要資格学校要件がふえますため、対象人材の拡大が見込まれます。  ただ、専門職大学はこの4月から開設、それから前期課程という対象は2年間必要で、さらに修了後の経験年数等がございます。ですので直ちに何かが変わるということはございません。あくまでも今後、このような職に対する必要人材の確保の範囲が広がるであろうと、そのように考えるところでございます。 16 【浜田委員】  ありがとうございます。専門職ということで、技術職というのもなり手が少ないのかなと思っております。このように拡充されることは、それだけ増加して、人材もふえるということだと思いますので、行政としても、専門職は限られた人数ですよね。そんなことも含めて、この制度が変わるということは、人材を育てるという意味ではすごくいいのかなと思いますし、行政でもさらにそういう人材を確保するという意味では、今後どうなのでしょうか。人数をふやすだとか、そういう検討とかはあるのでしょうか。 17 【関根水道部総務課長】  現在、水道部人員数というのもございますし、そういった人員配置等につきましては、水道部の考え以上に、市全体での人材配置人員配置という、そちらのほうで検討されるものと思っております。 18 【竹内委員】  専門職大学制度というのは、すぐれた教育課程である専門学校を大学と認定して、国の補助や学位を授けるといった制度です。人材の育成の点から、今後期待できると思いますが、今回の条例改正というのは、市の職員対象とするというよりも、工事を委託する事業者資格なのかなと思っていたのですけれども、この認識でよいのかどうか、確認させてください。 19 【関根水道部総務課長】  今、いわゆる業者的なお話がございましたが、これは実は水道事業者工事を行う場合に職員を指名して、その監督等を行う、そういう人材対象でございます。 20 【竹内委員】  ありがとうございます。市の職員資格ということで、かしこまりました。浜田委員からも質問がありましたが、人材確保に関して何か難しいみたいな現状というのはあるのでしょうか、お伺いします。 21 【関根水道部総務課長】  現在、布設工事監督者資格を持つ者も、ある程度の人数がおります。それから技術管理者もおります。人材確保等でただいま不足しているということはございません。 22 【内山委員】  今の同様の文脈で、もうちょっと具体的に伺いたいのですけれども、一定程度、今、資格を持っていらっしゃる方は職員にいるということですが、その年代によって将来的に職員が不足するのではないかと、これは上下水道にかかわらず技術職全般について、かねてから議会でも指摘されているところなのですが、そういう心配がありまして、できれば具体的に、現在どれぐらいこの資格を持っている職員がいるのか、適切な配置をされているのか、今後こうした法改正条例改正に伴って、市の技術職採用についての方針にどう影響が出るのか、この点を伺いたいと思います。 23 【高橋工務課長】  布設監督者水道技術管理者の有資格者ということでございますが、水道部工務課には12名の職員がいて、11名が有資格者でございます。また、他部署に4名、合わせて15名の有資格者がおります。 24 【郡水道部長】  採用についてということでございますが、市の職員を採用する場合に、何の資格を持っていますかと問うことはなかなかないと思います。一般的な技術職として、土木職だとか建築職を採っているわけでございますので、入った職員がどういう経路で入ってきたかというのはあるかと思います。そういう意味では裾野が広がることになるのかもしれませんが、採用自体水道部でやっているわけではございませんので、それも勘案して、今後市で考えていただければと思います。 25 【内山委員】  資格によって採用する、しないということではないのは理解するのですが、最近の例で言えば、東京都のほうで委託事業者が見つからず、都の正職員が現場で対応しなければいけないという事例がありました。これは本市にもかかわる金町、朝霞等の関係かなと記憶しているのですが、今、東京都との都水一元化という方針を出していらっしゃるのですけれども、その進捗状況が、私どもに余り示されていない、もちろん市民の方にもよく伝わっていない。どのような将来計画でこれが進捗するのかということも今ちょっとわからない中で、今、都の事例を挙げましたけれども、武蔵野市としてきちんと必要な人材を確保していくという方針を持っていただくべきだと思うのです。東京都の事例も含めて、何か情報等ありましたら御説明いただきたいと思います。 26 【郡水道部長】  済みません、東京都さんとの関係ということではなくて、ちょっと前の質問の関係でございますが、さっき私が申し上げたのは、市が土木技術者、それから建築技術者等を採る場合には、一定試験も別ですし、出た学部、学科等も問われます。そういう中で今回、専門職大学ができたということで、例えば土木技術者として受ける範囲は広がったのですが、それがイコール布設工事監督者になるわけではなくて、実務経験を積んでなるということでございますので、入り口は広がって、その後の人材育成というのは、どの部署をどう回っていくかというのもございますので、そういうのを全体で勘案して考えなくてはいけないのかなと思っております。 27 【内山委員】  わかりました。もちろん資格があったからすぐそのとおり、ベテランの職員のようにできるということではないのは理解しますので、きちんと技術の伝承ですとか、現場でのOJTですとか、そういったものはされていると思うのですけれども、きちんと市としてもこうした法改正条例改正に向けて、人材確保にさらに努めていただくようにお願いしておきます。 28 【橋本委員長】  これにて質疑を終わります。  これより討論に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 29 【橋本委員長】  これにて討論を終局し、直ちに採決に入ります。  議案第10号 武蔵野布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例本案原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                    (賛成者挙手) 30 【橋本委員長】  挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────────── 31 【橋本委員長】  日程第4、議案第11号 平成30年度武蔵野一般会計補正予算(第5回)第1表 歳入歳出予算補正中、歳出 第8款土木費人件費を除く。)を議題といたします。  本日は、議案に関連する資料が提出されておりますので、初めに説明をお願いいたします。 32 【高橋整備調整担当課長】  それでは私のほうから、議案第11号 平成30年度一般会計補正予算資料として、市道第151号線(パープル通り階段スロープ改修事業の一時休止について説明させていただきます。配付しておりますA4の資料をお願いいたします。  まず、本事業についてでございますが、平成29年6月21日の建設委員会で、パープル通り階段スロープの改修についてということで行政報告させていただいております。  事業予定箇所は右側の位置図に示すとおり、井の頭恩賜公園武蔵野公会堂横の市道第151号線(パープル通り)との接続箇所となっております。現在あるスロープや階段を、武蔵野バリアフリー基本構想に基づき、東京都との共同事業として快適な歩行空間に改修することを事業目的としております。  当初お示ししたスケジュールでございますが、平成28年度に都と施設整備に係る共同事業としての覚書を締結し、平成29年、30年の2カ年で、設計、調査、施設点検、協議を進め、平成31年度に改修工事の実施を予定しておりました。  今回事業が一時休止に至った理由でございますが、本事業平成28年度の覚書の締結後、平成29年度より具体的な階段擁壁健全度調査等を行いまして、平成31年度の改修工事に向け、東京都と協議を進めておりました。同時に沿道住民の方へ個別に事業の考え方や必要性を丁寧に説明してまいりました。その中で沿道住民の方から、宅地や生活環境への影響を懸念する御意見もあったことから、工法ですとか構造、またルートの変更、これは道路から公園の敷地に入って民地側に西に向かうルートを想定していたのですけれども、そのルートを変更できないか等、検討を重ねてまいりました。  結論としましては、これまでの検討に加え、既存の公園施設野外ステージですとかトイレ施設の取り扱いなど、検討範囲を広げまして、東京都が将来的に公園再整備を見据えた総合的な観点の中で、今回の事業の位置づけも必要となりまして、より慎重な検討を行っていくために、事業を一時休止するものです。  平成30年度の減額補正費用についてですが、道路新設改良事業の未実施となった委託料3,350万円の減額となります。委託料の内訳については記載のとおりとなってございます。  最後に、今後の方向性についてでございますが、今回事業を一時休止ということで御報告させていただきましたが、井の頭恩賜公園道路バリアフリー化によりつなぐという覚書の目的を堅持して、将来的にバリアフリー化を実現すべく、今後も東京都と連携・共同して検討を進めていきたいと考えてございます。  報告は以上になります。 33 【橋本委員長】  説明が終わりました。これより議案及びただいまの説明に対する質疑に入ります。 34 【竹内委員】  まず、166ページ、167ページで、道路維持費に関してですが、こちらの内容というのを教えてください。 35 【田原道路課長】  今の御質問で、道路維持費内容ということなのですけれども、1つが、委託料のほうで2,050万円の減額ということでございまして、こちらにつきましては、今年度、境の駅舎連続施設と、あとは擁壁が市内に5カ所ございます。例えば八丁地下道ですとか玉川人道がございますが、それの点検と、今後の予防保全型の維持管理に向けた要領の策定費という形で、もともと道路総合管理計画に基づいてやっているものなのですけど、委託費を計上しておりました。この減額理由につきましては、契約差金ということで、当初の設計に対して業者の契約額が低かったことによる差額ということでございます。  それとその下の工事請負費のほうなのですけれども、これが4,800万円の減という形になっております。こちらにつきましては、平成30年度からやっております小型街路灯LED化事業というのがございます。市内約6,000弱の蛍光灯LED化する事業でございますが、こちらにつきましても契約差金ということで、当初の設計額に対して、やはり契約額の差額を減額補正させていただくというような内容になっております。  以上です。 36 【竹内委員】  ありがとうございます。こちらの街路灯LED化に関してなのですけど、武蔵野市は3カ年で進められていると思います。近隣自治体の方から、例えば三鷹市では3カ月でやったのにというお話をお伺いしまして、あとはたしか西東京市だったと思うのですけど、そちらも半年ほどだというお話をお伺いしまして、武蔵野市では、この3カ年である程度時間がかかる理由というのは、どのようなものがあるのでしょうか。 37 【田原道路課長】  LED化の方式と申しますのが、実はリースであったりとか、あとは請負工事方式というような方式がございます。今おっしゃられた、恐らく西東京市ですとか三鷹市というのは、リース方式といいまして、リース会社で一括して市内の街路灯LED化するようなやり方です。一方、武蔵野市のほうは請負工事ということで、市が設計して工事を委託契約するというやり方なものですから3年間。リースだと一気にできますが、工事だといろいろその業者の能力とか、仕様とかがございます。  ただリースと工事請負のメリット、デメリットがございまして、武蔵野市が何で3カ年にしたかというと、まず一つは補助金がございまして、今東京都の補助金をいただいているのですが、これの条件が請負工事ということがございます。それとあとは武蔵野市のLEDにつきましては、大変性能がよいというか、ある程度求めておりまして、まず一つには安全性ということで、照度アップの効果というのが、一般的に1年間で通常やられるLEDよりも、グレードというか、性能がいいものを使っておりますので、そのようなことを加味して、総合的に検討した結果、請負工事方式で実施するということで、3カ年を要しているということでございます。  以上です。 38 【竹内委員】  かしこまりました。ありがとうございます。  続いて168、169ページで、先ほど御説明いただきました井の頭公園スロープ改修事業が延期になってしまったということは残念でありました。代表質問でもさせていただきましたが、東京都との連携がもっと必要なのかなと思っていまして、来年度予算で東京都が井の頭公園に1億円つけておりますが、こちらの内容というのは把握されていますでしょうか。 39 【高橋整備調整担当課長】  東京都の予算のお話ですけれども、今、把握はちょっとしていない状況でございます。 40 【竹内委員】  市長が、連携していますと、非常に不誠実な答弁でして、私は本当に残念に思っております。東京都の建設局に確認しましたところ、動物園の案内板を外国語、多言語化表示にするだとか、あとは多言語のアプリをつくるですとか、彫刻園の修繕調査だとか、そういった費用で9,700万円つけているということでした。今後、都が自然文化園に予算をつけることがあると思いますので、ぜひ市の意見、市民の意見も実現できるように、しっかりと連携していただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 41 【松下市長】  東京都の来年度の予算に関しては、まず東京都が、都議会の場で、これから予算特別委員会もあり、説明をして、議論の上で、議決が必要になりますので、その議決が行われる前に一々私どもが、東京都が提示している予算に何か言うべきものではないと考えております。  竹内委員が個別に問い合わせをして、それの説明を受けたとのことですが、それは竹内委員のお考えであると思いますが、私どもとしては組織として、きょうも東京都の井の頭公園を所管している建設局の西部公園緑地事務所の方と私自身直接お会いして、お話をする予定にもなっておりますし、引き続きこの井の頭公園につきましても、さまざまな連携を行っていかなければ、私どもとしても、このスロープだったりバリアフリー化という事業は実現できませんので、引き続き連携をして取り組んでいきたいと考えております。 42 【竹内委員】  また、本日も非常に残念な答弁でした。なぜこのような残念な答弁をされるのか。都立公園ですが、武蔵野市内の公園に対して東京都がいろいろと事業をやられるわけですから、市として、市民としては、こういった考え方、要望がありますよと、そういうのが伝わるような連携をしてほしい、ごく当たり前の、当然の私の考えだと思います。いいと思うことはいい、悪いことは悪いと、是々非々で進めていっていただきたいと思います。  次の質問です。バリアフリーのまちづくり事業です。こちらに関してなのですけれども、当初のこの予算審査の際、バリアフリー構想のところで、市役所北側の職員駐輪場があります。あちらは15センチほどの段差がある。バイクのところは段差スロープを置いていますけど、ちょっと課題があるのではないかとお話しさせていただきましたが、そちらの課題認識というのはされているかどうか、確認させてください。 43 【恩田副市長】  東京都との連携のお話でございますけれども、若干補足させていただきたいと思うのですが、特にこの土木費に絡む、要は事業系の東京都との連携というのは、私個人的にはかなり密に連携していると思ってございます。  と申しますのは、市内にある道路、それから下水、あるいは川、それから玉川上水といった水道局のものもありますけれども、そういったものについては日常的なインフラの維持ということで、市民へ直接的に安全・安心という意味で影響してくるところもございますので、かなり市民の方々から、それに関する要請ですとか、こうしてほしいということもいただいているところがございます。市長の手紙を通してもあります。  そういったことに対しては、定期的に向こうの建設局の方々とか、そういったところとの連携を結んでいますので、そういった意味で、かなり市民の皆さんからいただいている意見等も伝えているところもございます。それと、これはきょうの補正に関係する話ではないとも思うのですけれども、所管ではそういった形の中で対応していると考えてございます。 44 【中迫まちづくり推進課長】  バリアフリーの関係でございますけれども、建物については、施設管理者が所管して直していくものになりますので、そういったことも含めて、バリアフリーネットワーク会議というものを開いています。その中で話し合いながら、必要な修繕についてはやっていく、そういうことになります。 45 【竹内委員】  ありがとうございます。副市長のほうから、個人的にはといったお話があったと思うのですけれども、市民的にはどうなのかと。また、来年度の予算に関してもどんな内容なのか、把握していない状況ということがわかりました。さらに努めていきたいとか、そういった前向きな答弁を何でできないのかなと思うわけです。今後も連携に努めていきたいとか、なぜそうではなくて、もう既に十分だという答弁なのかなと。  井の頭公園というのは武蔵野市にとって本当に貴重な財産、資産です。象のはな子が亡くなって数年たちますが、東京都は都立公園としてやはり計画づくりをしていると思いますが、武蔵野市内のことですので、市民の希望を伝えていく、それにぜひ努めていっていただきたいと思います。  続いてバリアフリーに関してですけれども、関係者会議ですか、市の庁舎のことはもしかしたら施設課なども絡むのかなと思うのですけれども、段差スロープというのは多分数万円で設置できるものだと思います。通勤は毎日のことですので、そういった、より働きやすい職場づくりというのを考えていっていただきたいと思います。  次の質問で、吉祥寺まちづくり基金積立金に関してなのですけれども、今回補正を組まれましたが、こちらの金額というのはどのように出されたのか、お伺いいたします。 46 【恩田副市長】  要望であったのですが、ちょっと一言だけ言わせていただきます。東京都とはさらに連携を進めていきたいと思います。  それで予算の話なのですけれども、東京都の予算に対しましては、9月ぐらいに市町村から予算の要望というのがありますので、それは要請させていただいています。これは全体の大きな、要するに市の施策、そういうのに加味したもので要求をさせていただいています。それとともに予算は予算ですので、予算が通った段階で東京都のほうから事業執行の予定というのを市長に御報告に来ますので、その際にはそのやる事業に対して、こういうことをしてくださいというようなことも要請することもございますので、その辺は踏まえていただきたいと思います。 47 【松崎吉祥寺まちづくり事務所長】  吉祥寺まちづくり基金についての御質問ですが、この中身としましては、利子収入による部分、これが159万6,000円ございまして、そのほかに大きいところで、新規の積み立てが1億7,000万円。この新規の部分につきましては財政課のほうで、市全体での基金調整として行っているところでございます。また基金の目的ですけれども、吉祥寺圏の整備に必要な資金に充てるためと定められております。  以上です。 48 【竹内委員】  ありがとうございました。  続いて、170、171ページの緑化公園費で、こちらの15億5,000万円は東町3丁目の公園の買い取りということでよろしいのか、確認させてください。 49 【樋爪企画調整課長】  こちらの公有財産購入費につきましては、東町の公園ではございませんで、南町4丁目にあります南町苗木畑公園、こちらを土地開発公社から買い戻すための予算でございます。 50 【竹内委員】  ありがとうございます。総務費のところで他の委員からも質疑があったと思うのですけれども、土地開発公社は80億円ぐらい土地を持っているのですか、流動資産扱いで、支払い金利が三、四千万円あると。以前、決算か予算委員会で私は、早目に市が買い取る必要があるのではないかと質問させていただきまして、時間がなくて余り深くはできなかったのですけれども、残っている土地開発公社の土地はどういうタイミングで買い取るのか、今買い取っていないのはなぜ買い取っていないのかというのを教えてください。 51 【笠原都市整備部長】  土地開発公社につきましては、買う目的の土地を直接市が買うとなると、事前に予算を準備しなくてはいけないものですから、土地開発公社のいいところは、機動的に土地を買うことができるということでございまして、土地開発公社が機動的にまず土地を購入して、その後、補助金の導入等も含めて、利用形態を含めて買い戻していただくということですので、今、土地開発公社が長く保有している土地につきましては、目的の補助金が、まだなかなか整備できないとかというところがありまして、その時期に合わせて買い戻す。それをしないで直接市が買い戻してしまいますと、せっかくの国費ですとか都費の補助金の導入がままならないことになりますので、それはそのタイミングに合わせて買い戻すというのが今の実態でございます。 52 【竹内委員】  ありがとうございます。補助金の整備といった課題があるということがわかりました。ぜひその兼ね合いも見ながら進めていっていただきたいと思います。  以上です。 53 【浜田委員】  では、パープル通り階段スロープの改修の件でちょっとお聞きしたいと思っています。この報告があったときは、やはり吉祥寺に行かれる方、特に土日なんかはたくさんの方が公園を通って、人通りが多いところで、とてもすてきになるのだなとすごく期待をしていたのですが、一時休止ということで残念なのですけれども、一時休止になった理由は今御説明がありましたが、一番大きな理由としては何だったのか、ちょっと確認したいと思っています。  工法やルートの変更を含め検討を重ねてきたとありますが、前回の説明の中で、よほどこの場所がどうしてもできないということが原因であれば、そのほかの箇所も検討していきたいと思っているという御答弁があったのです。それは、そういうことも考えられなくて一時休止になったのかということを確認したいと思います。この一時休止はどこまで一時休止なのかということも、わかれば教えていただきたいと思います。 54 【高橋整備調整担当課長】  まず、1点目の今回の一時休止になった一番大きな理由でございます。委員のほうから、前回の行政報告の中での発言がございました。前回、私のほうで報告させていただいているのですけれども、前回の段階では、まず原案の段階であること、それで整備に当たっては、構造及び線形、また周辺の景観や隣接地への影響等、数多くの課題が残っています、今後あらゆる角度から検証、検討を行っていく段階なので、結果的にイメージどおりの整備かはまだ不確定な状況で、構想イメージとして捉えていただければという報告をさせていただいています。  今回その中で、想定したルートが隣接地の西に向かうルートなのですけれども、そちらに極力影響が出ないような、もうちょっと南の池のほうに向くルートですとか、東に向かうルートですとか、あとは工法が、なるべく隣地に影響がないような工法ですとか、さまざまな角度から検証させていただきました。  その中で、当初想定ルートですと民地沿いですので、ほかの施設に影響がないようなところでスロープ化が実現可能ではないかと想定していたのですけれども、さまざまな検討の中では、例えば池方面へのルートですと既設のトイレですとか、あとは東に向くルートですとステージへの影響ですとか、池方面に向かってくると、景観的な問題、視覚的な問題ですとか、さまざまな角度で課題が出てきました。  その中でそういった課題を踏まえると、今回のそこの場所だけではなくて、公園全体の再整備という、大きな、将来的には考えなくてはいけない構想も東京都のほうでございますので、そういった構想との整合をとるといった話が出てきましたので、その辺を注視して、連携しながらやっていかなくてはいけないということで、今回一時休止という形をとっているところでございます。  あと、ほかの箇所は考えられないのかという御質問ですけれども、まず七井橋通り、丸井の横ですけれども、こちらが一番往来者が多いところで、平成26年に拡幅整備とあわせて道路の整備と、こちらも東京都さんと協力して公園の中の階段の整備をしたところでございます。  現在パープル通りについては、バリアフリー化の対応はできていませんけれども、階段とスロープが設置してあるという形の役割分担ができている状況でございます。それで一定七井橋通りのほうで答申をして改修していますので、覚書の段階では、次に往来者、人通りの多いパープル通り、そちらのバリアフリー化検討ということで、東京都と共同の事業をやっていきましょうという流れになっています。  市としましては、七井橋通りの次に人通りの多い、メーンであるパープル通りバリアフリー化するのは命題だと考えてございまして、ほかのルート武蔵野側からバリアフリールートがございませんので、必要という認識はございますが、そこにつきましては、東京都もバリアフリー基本構想の中では、公園管理者として特定事業者の一つとなってございますので、公園管理者側の西部公園緑地事務所のほうでルートは考えてもらいたいですし、そういった話も協議の中では出ていますし、今後も要望は伝えていきたいなと思っているところでございます。  あと、どこまでという期間、スケジュールについてでございますが、こちらにつきましては先ほど言いましたように、井の頭公園の将来的な再整備というのは示されているのですけれども、具体的な内容ですとかスケジュールはまだ示されてございませんので、今いつまでにというようなお返事はちょっとできない状況でございます。  以上でございます。 55 【浜田委員】  詳細等ありがとうございます。説明はわかりましたが、沿道の方の御意見だとかもいろいろあったのだと思うのです。その主な御意見だとかがもしあれば、伺いたいと思っています。  このバリアフリー基本構想の中間報告もいただきましたが、その会議の中でもいろいろ検討しているということでした。今後もそのバリアフリーネットワーク会議を中心にというか、そういう方の御意見も伺うのかどうか、今後このバリアフリーネットワーク会議は、年1回ぐらいしか持たないということも掲載されていましたので、その辺はどうなのかということをもう一度確認したいと思っています。  とにかくことしはラグビーワールドカップ、来年はオリンピック・パラリンピックということで、やはり来場者も多くなると思いますし、本当にきれいな吉祥寺の井の頭公園とかを見ていただけたら、もっと評価も上がるのではないかなと期待もしましたので、ちょっと残念かなと思いますが、東京都との連携もあるので大変かなと思うのです。当初2億円かけてというお話もありましたが、しっかりと要望していただきながら進めていっていただきたいと思います。今の点をもう一度お願いしたいと思います。 56 【高橋整備調整担当課長】  まず、沿道の方の御意見という御質問ですけれども、説明の中で、「宅地や生活環境への影響」と記載させていただいていますが、宅地に関しましては、工事による掘削ですとか振動による、建物、既存の擁壁があるのですけれども、そういったことへの影響がないのかという御意見をいただいております。あと、生活環境につきましては、施設設置後、そこを不特定多数の人が往来する形になりますので、スロープ利用者の目線ですとか、そういった観点からのプライバシーの問題といった御意見をいただいております。  あとは、2点目のバリアフリーネットワーク会議での意見を今後みたいなお話でしたけれども、前回の行政報告の中でも、詳細に検討を進める中で、階段スロープ、例えば階段の段差の上りやすい、何センチですとか、あとは踏み面といいまして、幅、奥行きといいますか、そういったものがどういったのが歩きやすいですとか、具体的にバリアフリーネットワーク会議の中の障害者団体の方ですとか、小さいお子さんを抱えている団体さんですとか、個別具体の段階になったときに御意見を伺いながら、施設のしつらえというのを考えていきたいなと思っていました。  その前の段階でちょっと今御説明した段階で、一時休止という御報告をさせていただいていますので、実際には御意見を聞く段階までにはなっていないのですけれども、将来的に施設のしつらえ等をやっていく段階では、そういった方々の御意見というのは当然聞いていきたいなと思ってございます。  以上でございます。 57 【浜田委員】  ありがとうございます。とにかく一時休止ということは、何度も言いますが残念ですが、しっかりと東京都と連携をして、すてきな歩行空間をつくっていただけたらなと思っておりますので、これは要望としておきます。
     もう1点は、170ページの住宅対策費のところです。確認をさせてください。今回も昨年以上の減額となっていますが、現状を伺いたいと思います。さまざまこれまでも耐震化ということで、個別訪問等をしていきながらだとか、都と連携なのでしょうけど、しっかりこちらもアプローチをしていく、PRもしていく、耐震化を進めていきたいと思っているという御報告もありましたが、現状でどうなのかということです。  建設委員会でも、平成29年度末の段階で約90%の耐震化という報告と、沿道の建物の耐震化率は平成29年8月の段階で約80%という御報告もありましたが、それが今現在どうなのか、現状を伺いたいと思っております。 58 【大塚住宅対策課長】  耐震化の現状でございますが、住宅の耐震化率につきましては、今の委員のとおり、29年度末で約90%、今年度末で1%上がって91%を想定してございます。  あと、特定緊急輸送道路沿道につきましては、8月の段階で80%ということでございますので、現在についても、母数がある程度ありますので80%になりますが、対象建築物、耐震化診断が義務づけられている部分につきましては、44%になることを想定しています。 59 【浜田委員】  ありがとうございます。この耐震化は毎年課題になっているのかなと思いますが、さらにしっかりPRをして、耐震化に臨んでもらいたいと思うのです。行政としてPRをしていく、推進していくということしか言えないのかなと思うのですが、より以上に耐震化については大切なことだと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。  以上です。 60 【小美濃委員】  今のやりとりを伺っていて、もう少し詳しくお伺いしたくなったので、スロープの件を質問させていただきたいと思います。結局休止に至った理由というのは、当初議会にもラフな図面というのか、パースのようなものが出されておりましたので、一定程度ルートの計画、方針はあったということですよね。そのルートが、隣接の宅地や近隣の方々から懸念する声があったということは、簡単に言うと反対する声があったということなのでしょうか。ちょっとその辺のところをお伺いしたいと思います。 61 【高橋整備調整担当課長】  地元の方の御意見なのですけれども、懸念ということで、先ほど言った掘削ですとか振動ですとか、あとはプライバシーの問題ですとか、具体的に挙げさせていただきましたが、施設に対する反対はされておりません。そういった十分な配慮をしていただけるのか、懸念はないのか、そういった懸念を払拭してやってほしいという要望といった形になります。 62 【小美濃委員】  そうすると反対ではないということは、その辺のところの懸念を払拭できれば休止は解けると理解していいのですか。その懸念を払拭するためには、工法やルートの変更をしなくてはいけないのですか。そこもちょっと確認をしたいのです。そうなると公園の整備がひっかかってくる、こういう流れになっているのですか。ちょっとその辺のところが説明を聞いていてもよくわからないので、もうちょっと詳しく説明を聞きたいのです。 63 【高橋整備調整担当課長】  今の当初ルートからのという御質問ですけれども、先ほども説明しましたけれども、前回の行政報告の中でラフな絵を示させていただいて、一番公園に影響がなくて、利用者の方が利用しやすい、またメーンの七井橋に向かう西のルートでいけるのではないかというところで、ラフ絵を示させていただきました。  そういった中で、当然高低差がありますので、その段階でも沿道の方への影響というのはある程度想定していたところですけれども、まず地元の事業説明の中でそういった御心配、御懸念の声をいただいたというのは一つございます。もう一つは、そういった懸念を払拭するために、なるべく民地から離したルートですとか、土を乱さないような工法ですとか、なるべく配慮した工法を、具体的に詳細に検討を続けてまいりました。  その中である程度、当初のラフ絵で示したルート、民地に近いようなルートを例えば離すですとか、先ほども言いましたけど、そもそも池側にもっと持ってくるですとか、協議の中でいろいろな案を策定いたしました。その中で、既存の建物、トイレですとかステージといったものにも、視覚的にも、例えばそこのルート上にそういったものがどうしても当たらなくてはいけないですとか、さまざまな案を示した中で懸念も出てきました。  それは公園事務所と私どもの関係の懸案なのですけれども、そういった中で、ここの部分だけではないのですけれども、東京都さんの将来的な井の頭公園の大きな再整備に制約がかかるような、この単独の事業として出るような方向性はなかなか難しい、一緒に取り込んだ、公園全体でこういったバリアフリーの観点、パープル通りの今回の事業を位置づけしていかないとなかなか難しいという結論になりまして、一時休止に至ったところでございます。  以上です。 64 【小美濃委員】  ということは、最初は住民の方の懸念から始まったルート変更等の検討だったかもしれないけれども、ルート変更の検討をしていたら東京都から、ちょっとそれは公園の整備に支障があるから待ってくれよと。では、今回の一時休止の要因は、結局東京都の見解というのか、東京都の考えで一時休止になったということが、本来のこの理由になるということでよろしいのですか。 65 【笠原都市整備部長】  委員の御指摘のとおりでございまして、まず、現況のトイレと野外ステージのあることを前提に、いろいろな代替案を市のほうで提案してまいったのですが、その場合には、将来の井の頭公園の整備計画に支障を来す関係があるもの、これは全て、申しわけないけど、東京都としては、今はうんとは言えませんよという話になってございまして、実際には、我々の代替案が実現しないという方向になったときに、東京都が井の頭公園の整備の計画の中に、トイレですとか野外ステージの今後の配置も含めてバリアフリーの構想を、一体的な事業として進めていきたいというお話がございましたので、今回これで一旦休止をさせていただいて、東京都さんの計画に合わせた、よりよいバリアフリーができるようにという形で、今は休止ということで、あくまでも東京都の公園計画が今後発生するという前提のもとに、今の既存施設に影響を与えるような方法はやめてくださいという形になってしまったということです。 66 【小美濃委員】  ということは、東京都の計画がいつできるのかというのはわかっているのですか。もしそれがわからないということは、それが出てこない限り、このスロープはできない。ということは、一時休止と書いてあるけれども、ほぼ休止ということなのかなと今理解したのですが、そういうことでよろしいのか。東京都の計画はいつできるのかというのは把握されているのかということをお聞かせください。 67 【笠原都市整備部長】  先ほど担当課長から申しましたように、明確な時期はお示しすることはできないのですけれども、大まかなスケジュールとしましては、上野恩賜公園と日比谷公園、それから我が井の頭恩賜公園、この3つの公園が再整備計画の対象になっていまして、その整備について、既に2017年、一昨年から実行していると。結果的には上野恩賜公園ですとか日比谷公園についていろいろな提案が出ていて、具体的にはその次の段階で井の頭恩賜公園の計画の策定に入るので、もう既に準備には入っていると聞いてございまして、そのおしまいがいつになるかにつきましては把握していないということでございます。 68 【小美濃委員】  それでわかりました。先ほどの説明を伺っていて、何が原因なのかなと思って。住民の懸念が払拭できたら、これはできるのかなと思っていたのですが、よくわかりました。結局東京都が最終的には、上野公園とか日比谷公園を整備した後に井の頭公園ということですので、当分先になるのですか。でも、前に示されたラフ図はとてもいい雰囲気のスロープでありましたし、本当に残念だなと思いますけれども、一時休止ということですので、粘り強く東京都と協議していただいて、いい道をつくっていただければと思います。  以上です。 69 【内山委員】  前の委員の質問していることと重複して大変申しわけないのですが、3人の委員の質問で、パープル通りバリアフリー基本構想に基づく道路の新設の件の状況ははっきりわかりました。それで、今回の休止は、理由はやむを得ないということは理解しましたが、今後の方向性というところで、これまで東京都と覚書を交わした目的を堅持してバリアフリー化を実現すべく、連携・共同して検討を進めていくということが御説明でありました。  聞きたいのは2つで、1つは、私は内容を確認したいということで、この覚書というのを御担当のほうからいただいて見たのですけど、目的が、井の頭公園の100周年を記念しと導入で入っているのです。公園を核とする吉祥寺周辺の魅力向上及び武蔵野市バリアフリー基本方針の着実な推進を図るためとあるわけです。だから、これから先、東京都の都立公園全体を整備計画していく、大きな所帯で動かしていく中で、この100周年の記念の事業の覚書を堅持していけるのですかということがちょっと心配なので、それを伺いたいということです。  それと、当然ながら市のバリアフリー基本構想に基づくさまざまな事業の中の一つであるわけですけれども、この後期特定事業計画という中で挙げられている井の頭公園の出入り口、後期というのは平成で言えば28年度から32年度という予定なのですけど、これはまずできないということはわかったのですが、また今後バリアフリーの計画をしていく上で、ここはどういうふうに。もちろんはっきりした期間は示せないにしても、項目としてはきっと残していくということは当然だと思うのです。  市のバリアフリー化の計画に対する影響、もっと言えば、吉祥寺グランドデザインとか、それから吉祥寺のまちの魅力として不可欠というか、絶対的な存在の井の頭公園を、今後どういうふうにやっていくのかということにもつながると思うのです。だからその辺をもう一度確認しておきたいのです。 70 【高橋整備調整担当課長】  まず、1点目の覚書を今後堅持していけるのかという御質問かと思います。今回休止という形で御報告させていただきましたが、今後も当面井の頭公園の再整備に関する検討ですとか、今後の状況、推移につきましては、当然東京都と情報共有をさせていただきたいと思ってございます。その中で、「『覚書』の目的を堅持し」と書かせていただいたのですけれども、井の頭公園の将来形の中で、最終的にはよりよい施設とならなければなりませんし、当然実現させなければいけないと市でも考えていますし、東京都ともそこは共通認識と考えておりますので、この覚書については堅持できるものと考えてございます。  あとは2点目のバリアフリー基本構想の取り扱いについてでございます。委員がおっしゃられるように、バリアフリー基本構想の後期特定事業計画の中で、後期、28年から32年で、公園管理者と道路管理者と後期事業計画の中で明記させていただいております。今回休止ということになりましたので、次回の変更といいますか、更新のときに、当然こちらの32年度以降の記載にならざるを得ないところはございます。その辺は最初に御説明しましたように、都の再整備の進捗とかの情報を共有しながら、どの程度の記載になるのかというのは今後調整していきたいなと思ってございます。  以上です。 71 【内山委員】  わかりました。最終形がどうなるかわかりませんけれども、信頼関係をきちんと保ちながら事業を進めていっていただきたいと思います。これは邑上市長時代の覚書ですので、松下市長はきょう、西部公園緑地事務所のほうと何かお話もされると、冒頭に御答弁でありましたけど、幸いにも都議会議員という職を経験されている市長ですので、これは事務方だけではなくて、非常に政治力も必要な部分かと思いますので、期待をしまして、また新たな御報告を待ちたいと思っております。 72 【橋本委員長】  よろしいですか。これにて質疑を終わります。  これより討論に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 73 【橋本委員長】  これにて討論を終局し、直ちに採決に入ります。  議案第11号 平成30年度武蔵野一般会計補正予算(第5回)第1表 歳入歳出予算補正中、歳出 第8款土木費人件費を除く。)、本案原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                    (賛成者挙手) 74 【橋本委員長】  挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────────── 75 【橋本委員長】  日程第5、議案第12号 平成30年度武蔵野市下水道事業会計補正予算(第1回)を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。 76 【竹内委員】  196ページ、197ページ、こちらの下水道建設費で、工事がおくれて設計がなくなったといったお話だったと思うのですけれども、再度詳細をお伺いいたします。 77 【源田下水道課副参事】  こちらの委託料の大きな減でございますけれども、実施設計の委託の減でございます。主なものとしましては、都道の拡幅工事のおくれに伴うものですとか、景観整備路線の道路調整によりまして、当初予定していた管渠の築造工事の設計等が不要となったために、減額補正をさせていただくものでございます。 78 【竹内委員】  わかりました。ありがとうございます。  続いて、こちらはもしかしたら建設費に含まれないかもしれないのですけれども、雨水くんというのを設置されていると思います。ことしの台風で庁舎の北側の屋根が壊れてしまって、雨水くんも稼働していない状況だということを私は事務局に伝えていまして、けさもその状態だったのですけれども、公共施設に設置している雨水くんの稼働しているかどうかの取り組み、定期点検というのは何かあるのか、確認させてください。 79 【小林下水道課長】  確かに庁舎の北側の部分の駐輪場のところのものは、今壊れている状況で、雨どいを直してほしいという話はしているのですけれども、ちょっと今それに至ってないので、下水道課のほうで独自にやってしまおうかなとは思っております。  それとあとは、今各施設、学校とかコミュニティセンターとかにお願いして設置していただいているタンクにつきましては、なるべく市民の方の目につくところに設置していただいて啓発をということで考えて設置しているものでございます。基本的には施設の方に管理をお願いしております。ただ、何かふぐあいがありましたら、うちのほうに連絡をいただいて点検等を行うという形で事業を行っております。 80 【竹内委員】  ありがとうございます。何かのついでの際にも、ふぐあいがないかみたいなのを気にかけていただければと思います。  続いて198ページの下水道事業基金積立金で、こちらの金額というのは、先ほどのまちづくりの積立金と同様に、財政課が検討した金額なのかというのと、ちょっと端数がありますので、もしかしたら残金をそのまま積立金にするのか、どのような算出をされたのかを教えてください。 81 【小林下水道課長】  ここの基金積立金についてでございますが、これの場合は、下水道使用料をいただいて事業を実施しておりますので、その使用料と使った分の金額の差におきまして、もちろん下水道事業ですので、特別に多くお金をいただいているというわけではございませんが、建設工事なんかが中止になったり、今後かかってくる大きな工事に対して、基金として積み立てていくという目的を持って積み立てているものでございます。それでこれにつきましては、下水道の総合計画の中でも年度ごとに積み立てていくという方針を立てておりますので、おおむねその計画どおり積み立てているという状況でございます。 82 【竹内委員】  ありがとうございます。下水道の積立金条例、そちらを確認しましたところ、どういう額を積み立てるかの明記は見当たらなかったのですけれども、例えば3款で償還金や利子割引料の件もあると思います。受取利息よりも支払利息のほうがどうしても大きくなってしまうと思いますので、場合によっては繰り上げ償還みたいなことも一定程度考えられるのかなと思います。次世代につなぐ下水道でしたか、そのような繰り上げ償還の可能性についてはいかがでしょうか。 83 【源田下水道課副参事】  公債費の償還につきましては財政課のほうで所管をしておりますけれども、基本的に起債をする目的でございますけれども、委員も御存じだと思うのですが、世代間の公平性を保つということが一番の目的になっておりますので、基本的には償還をする年数、具体的には25年とか20年といった期間で、世代間でそれぞれ負担していただいて償還をしていくということになるかと思います。 84 【竹内委員】  堀井副市長がいらっしゃった際も、世代間の公平性のお話をされていたと思います。その後、ほかの議員などにいろいろ相談させていただいたのですけれども、やはり余分に金利を払うよりも早目に償還したほうが、現役世代にとってもプラスなのではないか、そういった意見が大半でありました。市民の意見というのもぜひ把握して、支出、歳出を減らせるような工夫を模索していっていただきたいと思います。  以上です。 85 【内山委員】  下水道建設費の減額補正の件なのですけど、都道との交差点の改良工事進捗状況によって減になったのだと理解しましたが、これは具体的には、武蔵野中央交差点というのでしたか、五日市街道との交差点、それと四軒寺の女子大通りとの交差点のところという、2カ所でよろしいのかということを確認したいと思います。 86 【源田下水道課副参事】  委員が御指摘のように、今回影響を受けたものに関しましては、すいすいプランの今委員がおっしゃいました中央交差点と四軒寺の交差点の2件の工事でございます。 87 【内山委員】  わかりました。それで全体の工事道路の拡幅ですとか交差点改良が完了するには、長い期間が必要というのは理解するのですけど、これは道路の改良とか新設に伴い、通常起こり得る工期のおくれと考えていいのか、それとも何か他の要因があるのかということを伺っておきたいと思います。それで、地下の埋設物は下水道だけでなくて、もちろん上水道もありますけど、上水道のほうは何か関係しないのかということを伺っておきたいのです。 88 【源田下水道課副参事】  通常の考えられる工程のおくれなのかという御質問でございますけれども、まずちょっとイレギュラーなものとして1点ございまして、都の入札契約の制度改革というのを平成29年まで実施しておりました。昔は予定価格というのを事前公表していたのですが、29年度まで事後公表としておりましたので、入札の不調が多く発生いたしまして、それに伴って30年度の工事も大きくずれ込んだというものがございます。  あと、通常考えられるのは、こういった事業に伴うものとしましては、用地の買収がなかなか進まないということですとか、こちらは電線共同溝を入れる工事にもなりますので、ガス、水道、上水だけではなくて、結局電線共同溝に埋設するいろいろな企業者さんが関係しますので、そちらとの企業者間の調整もかなり大変だというところで、若干工事がおくれぎみになるかとは思います。 89 【高橋工務課長】  水道ですけれども、四軒寺の女子大通りの交差点の拡幅工事で、1件中止になっております。 90 【内山委員】  本当に地下の埋設物のことはとても大変だなと。順々にやっていかなければいけないので、どんどん玉突き状態におくれが発生するのだとは理解しているのですけれども、ちょっと東京都のほうの入札制度改革の影響もあってということがありましたけれども、今後の見通しとしてはいかがでしょうか。  五日市街道も、四軒寺もそうですけれども、長年にわたりここは改良されるのだ、すいすいプランなりで歩道も整備されるのだと、皆さん、周辺の方はわかっているのですけれども、この先どうなるのかということはよくわからないと、よく御相談を受けるのです。ちょっと先の見通しのことを伺っておきたいと思います。これは道路のほうになってしまうのかもしれませんけれども。 91 【源田下水道課副参事】  こちらのすいすいプランにつきましては都市計画事業としてやっているということで、事業認可を受けて期間を定めてやっております。現在都から示されているものとしましては、中央交差点につきましては平成32年度まで、四軒寺の交差点につきましては平成31年度までということで事業を完了させる予定で、各企業との調整を今進めているところでございます。 92 【福田まちづくり調整担当参事】  すいすいプランはうちのほうで少し連絡調整している関係もありますけれども、中央交差点につきましては、今用地の買収率が約80%、また四軒寺につきましては82%という形になっております。  それとあとは、先ほど下水道課副参事のほうからありましたとおり、四軒寺は平成31年度という形で事業認可をとっておりますけれども、今、東京都のほうといろいろお話をしている中では、その期間内ではなかなか工事がおさまりそうもないという話なので、少し延伸の検討も始めているという情報は得ております。  以上です。 93 【内山委員】  わかりました。とてもあと一、二年で終了するなどとは思っていないものですから、ちょっと意地悪したかもしれませんけど、あえて今後の見通しを伺っておきました。  水道のほうも1件中止になっているということで、影響がかなり出ておりますので、来年度の予算にもかかってくることなので、また予算委員会でも伺いたいと思います。またこれも東京都との連絡や調整をきちんとしてとなってしまいますけれども、安心・安全な道路、もちろんそれからライフラインを着実に更新していく、そういうことを進めていっていただけるように、冒頭申し上げましたけれども、技術職の方にもぜひこれから頑張っていただいて、進めていっていただきたいと思います。 94 【橋本委員長】  これにて質疑を終わります。  これより討論に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 95 【橋本委員長】  これにて討論を終局し、直ちに採決に入ります。  議案第12号 平成30年度武蔵野市下水道事業会計補正予算(第1回)、本案原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                    (賛成者挙手) 96 【橋本委員長】  挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  本日の建設委員会を閉会いたします。                                ○午前11時27分 閉 会 Copyright © Musashino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...