◎
産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) まず
競技団体等関係各者の皆様に関しましては、この
実施設計の延期も含む変更につきましては、今後御説明の場を設けたいというふうに考えています。恐らく、この
実施設計以後の工事の内容、実際の運用のところがどのように変わるのかというところは大変に大きい関心ごとと思いますので、そのあたりはまだなかなか期間を明確にお示しできない点はございますけれども、運用上の変更の可能性があるところについては団体の皆様に丁寧に御説明をしてまいりたいというふうに考えています。 また、
シャワールームでございますけれども、議員からも御指摘ありましたように、1か所しか現在設置されておらず、長い列になってしまうか、もしくは皆様で御利用いただけなくて非常に限られた御利用になっているという実態はございます。 今回は、
ダッグアウト棟そのものも傷みの激しい部分があることから、かなり手狭であったロッカーを少し広がった形で新設することにいたしまして、シャワーについては撤去いたします。その点につきましても競技団体の皆様に丁寧に御説明を申し上げたいというふうに考えています。 以上です。
○議長(
福島正美君) 江口議員。
◆10番(江口元気君) 終わりのところがどこになるか分からないということなんで、非常に難しいと思うんですけれども、最悪想定も考えながら周知していただかないと、もう試合ができると思っていたのにできなかったということになってしまうので、そのあたりはいろいろと、こういう可能性があるというところも含めてアナウンスしていただかないとなかなか、先方に御迷惑をかけるときもあるので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、
シャワールームの件なんですけれども、私が思うに、1台しかないから使用頻度が少なかったんだと思うんです。需要は必ずあると思うんですよ。ベンチ入りするのは大体高校野球でも20人、プロとか社会人とかだと25人とか、そのぐらいのレベルの選手がいるんです。10分使ったとしても250分かかるんです。試合時間よりも長い列になってしまうということで、だからこそ使用頻度が低くて、もうみんな、じゃ全員で浴びずにそのまま帰っちゃおうという話になっていたと思うんですよ。 というわけなんで使用頻度が低かったんで、それをもって
シャワールームを撤去するというのはちょっと何か理論的におかしいのかなという思いがするわけです。 基本的に、例えばプロ野球の二軍の試合を誘致しようなんていうことになってくると、
シャワールームのない球場というのはまず絶対に選ばれないんです。以前、イースタン・リーグで西武対ヤクルトでしたっけ、
対戦チームは忘れちゃいましたけれども、誘致してすごい盛り上がったというのが私が小さい頃あったんですけれども、そういったことというのは可能性としていろいろできるのかなと思っていたところに、
シャワールームがなくなるということで非常に残念に思っているんですけれども、ちょっとこのあたり、どのように考えているのかお示しいただければと思います。
○議長(
福島正美君)
産業文化スポーツ部長。
◎
産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) このたびの
実施設計、また今後行う予定でございます
改修工事につきましては、球場全体のレベルアップということが主眼ではなく、元はスタンド、
ネットフェンスの高さを調整する、
外野フェンスを改修するということの安全・安心の取扱いというのが最優先でございます。ですので、今回につきましては大きく運用を変えないという方針で
実施設計を行うものでございます。 御意見につきましては丁寧に私どもも受け止めまして、また将来的にこういった球場全体の在り方を検討する際には参考にさせていただきたいというふうに考えています。 以上です。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はありませんか。
--稲橋議員。
◆16番(
稲橋ゆみ子君) それでは、ページにすると16、17ページについて、新
学校給食共同調理場整備運営の
債務負担行為について質問させていただきます。 この時期に
債務負担行為、
補正予算限度額129億2,500万円、
支出予定額、令和3年度から令和20年度の17年間行うというふうに示されていますが、この時期にこの
補正予算を行うということの理由を改めて確認いたします。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) この時期の補正ということであります。 この新
学校給食共同調理場につきましては、中学校の給食、また
単独調理校の給食を共同調理に移すということでありまして、特に
中学校給食の完全実施につきましては、市民の方々、また議会から早期実現ということを言われております。 そういうことがございますので、私どもは最短の期間で整備をしたいということで、今回
補正予算をお願いしたところであります。 以上です。
○議長(
福島正美君) 稲橋議員。
◆16番(
稲橋ゆみ子君) 今の答弁のとおり、中学校の完全給食というのは私も望んでいるところです。 そこは共通しているんですが、そのほかの自校式をそこに盛り込むというところについて意見がどうしてもここは合わないという状況でございます。その中での急ぐ、そういう議会も求めているということで、この場で
補正予算を出されたという答弁でした。 この中には、改めてお聞きいたしますけれども、国有地の購入、それは入っているのかどうかお聞かせください。 それから、
債務負担行為の中身についての確認ですけれども、令和3年度から令和20年度までの流れをお聞かせください。 この中身については、国・都支出金が4億8,120万円、
地方債イコール借金が26億9,360万円、一般財源が97億5,000万円が内訳と示されております。この財源内訳がどのように17年間振り分けられていくのか、その推移についてお聞かせください。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) まず国有地でございます。 国有地の取得費については、この中には含まれておりません。 また、今回の
債務負担行為の中身の流れでございます。 債務負担につきましては令和3年から令和20年までということで組んでおりますけれども、提案説明であったとおり、契約準備のために令和3年度から予算を組んでいるところでございます。ですので、この実質の支払いが行われるのは令和5年度以降、建物が完成した以降で運用が開始された以降ということになってございます。 令和5年度につきましては、まず
建物引渡しの令和5年度に建設一時金として建物のお金を払うとともに、あとは運営費を令和5年9月以降均等で払っていくというような形で考えております。 ですので、国費、市債につきましては令和5年度でその建物分ということでお支払いします。それ以降につきましては、運営費と、あとは
共同調理場施設取得費割賦金を平準化して支払っていくと、そのような支払いになってまいります。 以上です。
○議長(
福島正美君) 稲橋議員。
◆16番(
稲橋ゆみ子君) 今、その流れについてはお聞きいたしました。 この数字というのは、具体的に今、大枠でも示していけないのかどうかお聞きいたします。 現在の上限7,000食を賄う
給食センターというところでは、
土地購入関連費用5億6,000万円、
事業化調査5,500万円、
施設取得割賦金3億1,900万円からスタートしまして、平成25年度から供用開始により毎年度4億7,000万円前後の
施設取得割賦金と
管理運営委託料を支払い続けております。今大体その支払いが半ばまで来て、あと半分という状況として今受け止めて、そう理解しております。 今後、この新
共同調理場、今回の
大型給食センターの上限130億円の
債務負担行為による
建設割賦金及び
管理運営委託料がどれぐらいの金額で今出てくるのか。 聞きたいことは、結局、これからあと半分残っている現在の小学校の
共同調理場、そこが毎年約4億7,000万円分を
建設割賦金として支払いしている状況です。そこにどれぐらいこの金額が重なってくるのか、そういう見込みはなさっているというふうに思うんですけれども、そういったことで数字的に、私が考えるところではあと半分の
債務負担行為が5年、あと7年残っているんではないかというふうに思うんですけれども、そこに今回のこの新たな
給食調理場の
債務負担行為をして、毎年度、割賦金がそこに乗っかってくるわけですけれども、それが最大多くなったときには幾らを見込んでいるかというのは、今大枠で想定されているというふうに思いますけれども、その経費、大体何年ぐらいが重なって負担金が
債務負担行為として膨らむのかどうか、その点についてお聞かせください。これは3回目ですよね。
○議長(
福島正美君) 3回目です。もうこれで終わりですから。
◆16番(
稲橋ゆみ子君) 今私がお聞きしましたことは、やはり
債務負担行為のこの質問を今までしてきました。大変これは、一概にこの
債務負担行為が悪いと私は言っているのではなく、新清掃工場も造られ、これは必要なものですけれども、そういったことから
債務負担行為が膨れ上がっている状況の中で、改めて今回このコロナ禍の中での、これからの財政状況が大変厳しくなると、そういう見込みの中で、私も一般質問の中でこの大型の
給食センター、もう一回立ち止まって、今、市の土地がある一番町のところを使って早急にその
中学校給食だけをスタートして、それから自校式の給食は今大規模改修なども行っている中で、それで一小は新築ですから、そういったところは残しておけるというところとしては、それを一緒くたにしないでできないかということを再度検討していただくことを求めたという今回の質問の経緯があります。 この中で、最後、市長にお聞きしたいんですけれども、この
債務負担行為の上限、本当にすごい額ですよね。約130億というこの金額を
債務負担行為として認めて、これから契約をして粛々と長期17年にわたって無事に支払い続けられるんでしょうか。 これからの超高齢化社会、2025年を目の前にしたところの、コロナ禍もあって、支え合い、そこに人件費、いろいろな生活支援をボトムアップする人を経常的につけていかなければいけないという、そういう時代になっている中で、本当にこの事業が大丈夫なのかということを私はここで市長に改めてお聞きしたいと思います。ぜひ答弁願います。
○議長(
福島正美君) 財務部長。
◎財務部長(
齋藤真志君)
債務負担行為の設定に伴いまして、今後、後年度の負担の部分についてのお問合せということで答弁のほうさせていただければと思ってございます。 今回、新
学校給食共同調理場整備運営ということで、約130億の総額の
債務負担行為のほうを設定させていただくことになります。非常に大きな金額でございますが、議員のほうからも御紹介があったとおり、これは内訳といたしましては設計整備、建物を建てるところの部分の金額、その後、令和5年の年度途中からは運営費、維持管理に関わる経常的な経費のほうが発生してくるというもので理解してございます。 全体で130億でございますが、その建設の局面における金額につきましては、今回
債務負担行為の設定の中でも御案内させていただいているとおり、国の支出金であるとか、地方債等で一旦は財源の手当てのほうをさせていただければというところで考えてございます。 地方債については、当然後年度の公債費という負担につきましても、引き続き留意のほうはしてまいりたいというところで考えてございます。 また、令和5年の途中からは維持管理、経常経費のほうがかかるというところで、恐らく、まだこれは実契約のほうには落ちていませんけれども、今この予算上の金額で申し上げますと、大体令和6年以降については6億5,000万円を超える金額のほうが経常費として負担していかなければならないというような実情が出てまいりますので、当然、この経費だけではなく、市全体の経常経費の中で市の一般財源に見合った形で財政運営、市政運営が図れるような形で今後留意してまいりたいと考えてございます。 以上です。
○議長(
福島正美君) 田中良明副市長。
◎副市長(田中良明君) 今後の財政運営でございますけれども、今、財務部長が説明したとおり、財政規律を重んじながら進めてまいりたいと思います。 議員のほうから御指摘がありましたとおり、新
学校給食共同調理場のほかに新清掃工場の整備運営事業というようなお話もございました。 今後は、長い長期的なスパンを見ますと、やはり財政収支の見通しというのをしっかりとここで精査した上で、計画を立てながら、財政規律というものを重んじながら、基金の活用、それから市債の活用といったところも見据えて財政運営を進めていかなければいけないというふうに考えてございます。 当然、市民生活に密着したその事業というのもございますので、その辺、何をこれから必要性あるいは緊急性を踏まえて事業を進めていくか、それは大きな視点で財政運営を進めていかなければいけないというふうに思いますので、しっかりとその辺は見極めた上で財政運営を進めてまいりたいと、そのように考えてございます。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はありませんか。--上條議員。
◆21番(上條彰一君) 私も新
学校給食共同調理場の問題について、
債務負担行為についてお聞きいたします。 まず、129億2,500万円が提案をされておりますが、この根拠についてお聞かせいただきたいと思います。 次に、先日、市民説明会が2日にわたって行われました。温かくておいしい自校給食をなくさないでほしいという小学校の単独調理場の存続を求める声や、
中学校給食だけ作る調理場ならお金もかからないし早くできるのではないか、計画を見直すべきだなど、市が進める計画の見直しを求める声、さらにはもっと早い段階で保護者の声や意見を聞くべきだったのではないか、これからでも学校単位などでの説明会を行い意見を聞くべきだという市の進め方への批判や注文がなされました。 こうした参加者の声についてどのようにお考えになられたか、お答えをいただきたいと思います。 次に、小学校8校の単独調理場は、建て替え整備したところが1校、4校が大規模改修済みであり、今後も十分調理場として使用することが可能であります。建て替えや改修に幾らかかったのかお答えいただきたいと思います。 また、建て替えや改修を行いながら単独調理場を廃止するということは公費の無駄遣いとなるのではないかと考えますが、見解をお聞かせください。 次に、今年6月に埼玉県八潮市で学校給食が原因の食中毒が発生し、15校の小中学校の児童生徒、教員合わせて3,453名が病原性大腸菌О7に感染しました。原因は食材の海藻であり、加熱処理しなかったという調理過程に問題があったとのことであります。そのため、約7,000食調理をした給食を食べた約半分の人が食中毒を発症しています。この食中毒についてどのような見解を持っておられるかお答えください。 次に、このPFI手法BTO方式のメリットとデメリットをどう考えているのかお答えください。 最後に、事業者選定審査委員会の委員の中立性や公正性についてであります。 6月議会の
文教委員会で質問したところ、委員の中立性や公正性が確認されていないことが明らかになり、教育長は、 履歴であるとか経歴であるとかは市としてしっかりと見させていただいて、責任を持って公正な審査をできる方を選任してまいりたい。--と答弁されていました。 いつどのような方法で中立性や公平性を確認されたのかお答えください。 以上です。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) それでは、何点か御質問いただきました。 まず129億円の根拠でございます。 こちらにつきましては、今年度の新
学校給食共同調理場整備運営事業者選定アドバイザリー業務契約というのを結んでおります。その中で、施設整備、運営等の内容を具体的に精査いたしました。それを基にコンサルのほうで事業者への見積り、他自治体の事例、事業者へのアンケート、調査等の市場調査等を行って算出したものでございます。 2点目でございます。市民説明会でございます。 今、議員のほうから御指摘ございましたような御意見はもらっております。
単独調理校はなくさないでくれというようなお話、またもっと早く説明会を開くべきではなかったか、あるいはもっと身近な場所で説明会を開いてほしいというような御要望もいただいております。 そのときに、私どもでお答えいたしましたのは、やはり学校給食ですから、児童・生徒の健康が大前提になっているものでございます。ですので、私どもとしては、安全・安心を確保した上でおいしい給食、私どもは
共同調理場がまずいと思ってはおりませんので、おいしいとは思っておるんですけれども、おいしいですとか、様々なことをやっていきたいというお話で、私どもは安全・安心を確保するという意味で今回の
共同調理場に移すということは必要でありますという話をしました。 また、もっと早く説明会をということでありますけれども、今回、調理場を建てる場所は国有地でありますので、国有地の動向がつかめないとなかなかいつから
共同調理場校に移すということ、またどのお子さんが対象になるということが分かりませんので、私どもとしてはそちらをにらみながらやってまいりました。 しかし、やはり市民説明は丁寧にやっていかなきゃいけないということがございます。これはこの説明会の中でも市民の方からいただきましたし、また議会からもそのような御要望をいただいておりますので、ここで
補正予算をお認めいただければ一定のめどがつくと私どもも考えておりますので、対象となる児童あるいはその学校に今後入学してくる幼児等を対象に、丁寧に今後説明会を開いていきたいと考えているところでございます。 また、単独校の大規模改修についてでございます。 私どもは無駄だとは思っておりません。国の衛生管理基準の中でも、調理室について衛生管理基準に適合していない部分を見つけたときにはすぐに改善しなさいというようなことが書かれております。大規模改修をした中で、調理室だけそのまま改修しないという考えはございません。やはり老朽化しておりますので、児童に安全な給食を提供するという意味では大規模改修は行うということであります。ですので、私どもはその部分について無駄だとは思っておりません。 また、次でございます。八潮市のほうで食中毒が起こったということであります。 加熱処理をしておらなかったということでありますけれども、そこの詳細の部分については私のほうはここではちょっと把握しておりませんけれども、加熱していないということ自体は、私が本市の学校給食の調理の在り方を見た中では、そういうことはあり得ないということであります。ですので、八潮市のような事例が本市で発生することはないだろうというふうに考えているところでございます。 次に、5点目で、PFI事業のメリット、デメリットでございます。 メリットは、やはり民間の資金と民間のノウハウを活用して調理を行える、建設から一貫して行えるということ。また、それに伴いまして市が独自に調理場を建設して、また調理委託をするよりも経費の縮減もできるということがメリットであると考えております。 今、デメリットということで議員のほうから御指摘、質問がございましたけれども、私どもといたしましては、メリットが大きいということでこの手法を選んだということであります。 最後に、選定委員の中立性ということでございます。 委員を選任するときに誓約書を書いていただきました。それを確認した上で任命したということでも中立性は担保できていると、そのように考えております。 以上です。
○議長(
福島正美君) 上條議員。
◆21番(上條彰一君) まず129億2,500万円の根拠をお聞きしました。コンサルが市場調査をして算出したということで、かなりコンサル任せなのかなという感じがいたしました。 現在の稼働している調理場、6,000食の調理をしておりますが、この調理場の場合には72億円でありました。新調理場が8,500食でありますから、食数で単純に比例配分をすると102億という金額になるわけであります。差引きしますと26億7,500万円高いということになりますが、この点はどのように考えておられるのかお答えください。 また、この
債務負担行為のほかにどのような予算が幾らかかるのかお答えください。 次に、市民説明会での市民の声に対する見解でありますが、いろいろ述べられたわけでありますが、参加者の方たちが言われるのは、計画をつくる段階からしっかりと市民とそして保護者の声を聞いてくれという、これが発言の趣旨だったと私も参加していて思いました。ですから、今市が進めているのは、市が決めた計画を説明をするということで、まさに押しつけではないかと思います。 それで、今後の対応としては、対象となる方たちに丁寧に説明をしたいということでありますので、ぜひそこは丁寧にしていただきたいと思いますし、そうした声を本来ならばきちんと吸い上げていただく、それはやはりそれぞれの発言者が言われたように、今の計画では納得できない、見直しをということだと思います。 次に、この間の単独調理場の建て替えだとか改修の関係であります。 私は、幾らかかったのかという金額も示していただきたいということで質問したんですが、答弁ありませんでしたので、再度お答えをいただきたいと思います。 無駄なこととは考えていないと、私もそのとおりだと思います。やはり子どもたちに安全で安心できる給食をしっかり提供していくということでいえば、老朽化した施設は改修をすると。しかし、それをしっかり使ってこそ、その財政効果というのは上げられるんじゃないかと考えます。 要は、新調理場ができたら全て使わなくなる、この点を指してこれは無駄遣いなんじゃないのという声が出ているわけでありまして、そこら辺についてはどのように考えておられるのかお答えをいただきたいと思います。 やはり自校給食を廃止をしなければ、
中学校給食分の4,500食だけ調理をすれば済むわけでありまして、市が保有している土地で整備が可能であります。国有地を1万2,000平方メートルも買うことも必要ないわけでありまして、予算的にも時間的にも早められたと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。 次に、埼玉県の八潮での学校給食に伴う食中毒の問題であります。 本市では発生しないという答弁をされましたけれども、この事例というのは、規模が大規模になればなるほど、こうした食中毒などのリスクが高まるということを示しているものであります。7,000食のうちの半分でいわゆる感染者を出すということは本当に大変なことだなと思うわけでありますが、実はこの民間の
給食センターのホームページには、完璧な衛生管理の下、安全・安心、おいしいを実践と、このようにPRをしておりました。 私は、食中毒に限らず、調理場の規模が本当に大きくなればなるほどリスクが高まるということが明らかになっていると思います。 本市の現学校調理場でも、2017年に1,070人の児童、家族、教職員の方が食中毒を発症しております。いまだに刻みのりが食べられないというお子さんもいるわけであります。 また、説明会の中では、市は調理場に問題はなかったという説明をしまして、そんなことは絶対に言ってくれるなと。やはり自分の子どもの苦しみを見ていて絶対に許せないという、そういうお母さんの声もありました。 そういうやはり子どもたちや御家族の受けた苦しみというのはいまだに癒えていないということをしっかりと市は自覚をしていただきたいと思います。 それでお聞きします。 この1,070人の方の食中毒の被害者となった方への補償問題、和解していないケースが20ケース残されていましたが、解決はついたのかどうかお答えください。 次に、PFI手法BTO方式のメリットとデメリットについてであります。 メリットが大きいということで、デメリットについては御答弁ありませんでした。特定目的会社が建設から調理、運搬までを行うということで、この特定目的会社がいわゆる経営上で破綻をするとか、そういうふうになればこの給食が提供できないという、そういう大きな問題があります。また、その財務状況でありますとか、そこで働いている労働者の労働条件などのことに対して、市があまりにも低い賃金だからそれは引き上げろということが言えるのかどうか。そうしたまさにいろいろな制約があるのではないかと思いますが、お答えをいただきたいと思います。 この間、こういう財務状況だとか労働条件の問題など、担当の
文教委員会にちゃんと報告してもらえないのかという質問をいたしましたら、「契約上どうなっているか調べてみたい」とかいろいろ答弁されまして、そうした情報等が議会には出てきませんでした。やはりこういう状況というのはあまり正常なことではないと考えますが、いかがでしょうか。 最後に、事業者選定審査委員会委員の中立性・公平性の問題であります。 誓約書を書いてもらったということでありまして、問題になったのは、事前にこの選定委員の方を選ばれるときに、市として経歴や履歴等をチェックしないのかという質問をしましたら、担当課長は、他の自治体の選定委員をやられた方だとかコンサルタントの紹介なんでということで、「そうしたことは市としてしていない」という、そういう答弁だったんです。これは大変なことじゃないかということで指摘をさせていただきました。 誓約書というのは、やはり嘘偽りはありませんということを誰しも誓うんだと思います。その前段階で、市としてちゃんとそのプロフィールなり含めて、きちんと委員にふさわしいのかというのをチェックするというのが教育長が
文教委員会で答弁された趣旨だったんではないかと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) 何点か御質問いただきました。 まず1点目でございます。今回、129億が高いのではないかということでございます。 議員御指摘のとおり、現調理場については17年間で約72億、新調理場につきましては17年1か月で約129億円となっておりまして、約57億円高くなっております。 この高くなった理由につきましては、まず現調理場の契約時点から既にもう9年半ほど経過しておりまして、当時に比べて資材費や人件費が高くなっているということ、また今回は災害対応機能も付加したということ、あとは提供食数が多いということ、また配膳業務を本業務に含めたということ、また消費税のほうが現調理場の場合は5%でしたけれども、今回は10%というようなことで計算しておりますので、その辺が高くなった理由ではないかというように考えているところでございます。 2点目でございます。この
債務負担行為以外にあと何がかかるのかというような御質問でございます。 まず受入側の学校の改修費用が1点かかります。また、土地の取得費用がかかるということであります。 3点目でございます。市民からの意見ということで、計画をつくる前に聞いてもらいたかったというようなお話ということであります。 私どもがこの計画をつくるに当たりましては、議会の
文教委員会にも何度も報告して御意見をいただいておりますし、また一般質問でも議会のほうからの御質問にお答えしております。また、学校給食運営審議会のほうにも諮りまして、その御意見もいただいております。また、教育委員会の定例会にも諮りまして、そちらの意見もいただいております。また、パブリックコメントもいただいているということで、私どもといたしましては丁寧に市民の代表である議会あるいはそれ以外の審議会、教育委員会、こちらのほうにも市民も入ってございます、また保護者も入ってございます、また専門家もいます。そういう中に丁寧に説明してきたということで考えているところでございます。 次です。
単独調理校の改修費に幾らかかったのかということでございます。 こちらにつきましては、以前も一般質問等で質問をいただいたところでございますけれども、大規模改修につきましては全体で設計等を行っている関係で、調理室の部分ということで積算するのは難しいというようなことでございますので、今把握していないということでございます。 また、改修につきまして、改修後、しっかり使わないということがもったいないということでございます。 私どもも早期に実現はしたいと思っていたんですけれども、なかなか国有地、相手があるものですので、それがどう転ぶか分からないということもございました。また、一日も早く安全・安心な給食を届けたいということもございましたので、
単独調理校を改修したということで、今回、私どもが考えているようにスケジュールを短縮できて、令和5年2学期から始められるというようなことになったということでございます。 また、国有地を使わないで建てたらいいのではないかということであります。 それにつきまして、今回、災害対応機能というのを備えております。こちらはやはり市の中心部にあって、なおかつ現調理場の隣にあるということで機動性も発揮できますし、また食料等の備蓄もできるというようなこともございますので、私どもとしては国有地を取得して、そこに建てるという考えでございます。 次に、食中毒の関係でございます。 そこの調理場のホームページでは完璧な衛生管理と書いてあったということであります。私も詳細は承知しておりませんし、また他自治体の事例ですので、どこをどうというお話はできません。ですけれども、議員がおっしゃるように、提供食数が多ければ、万が一のときには被害も大きくなると、これはそういうことだろうと考えております。 しかし、リスク管理の面から考えますと、まず1点、今回、衛生管理基準に準拠した施設に移行いたしますので、施設面でのリスクは少なくなるというのが1点あると思います。また、リスク管理を行うのも、8校ばらばらでやるよりも1か所で管理したほうがリスクが少なくなるだろうというようなことも考えているところでございます。 ですので、私どもは起こったときに範囲が狭くなるという考えではなくて、起こさないというような考え方で今回この計画をつくっているということでございます。 また、説明会での食中毒の件でございます。 私どもが説明した真意が伝わらなくて不快な思いをされた市民の方には大変申し訳なかったと考えております。 私どもがあそこで説明したかったのは、施設ということでは問題がなかったということであります。立川市の学校給食で提供した食材によってつらい思いをされた児童、御家族の方には本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいでございます。 また、補償の20件でございます。 これにつきましては定期的に問合せをしているわけですけれども、20件以降は進んでいないということでございます。また、その支払わない理由につきましても、個人情報ということでその理由はお答えできないということ、またどういうやり取りがあったということについてもお答えできないというようなことを業者から聞いているところでございます。 次に、特定目的会社を使って、PFIで経営破綻したときに給食が提供できないということになるということでありますけれども、これは特定目的会社を作るということは、そういうことを防ぐという意味合いがあろうかと思います。金融機関が入りまして、各構成企業の財務状況、運営状況をしっかり監査するということ、またどちらかその構成企業でもし経営がうまくいかない場合は、別の企業等を探して経営を運営するということ、そのようなことであります。 ですけれども、何が起こるかは今この世の中では分かりませんけれども、そういう形で継続性は担保されているというふうに考えております。 最後に、委員の件でございます。ふさわしいかどうか事前にチェックということであります。 私どもは、先生方の経歴を見て、他市での委員の経験も見て、ふさわしいと思ってお願いをしたところでございます。誓約書を取ったのは念を入れて取ったということでございます。 以上です。
○議長(
福島正美君) 上條議員。
◆21番(上條彰一君) まず129億2,500万円の
債務負担行為の金額であります。 57億円というのはある意味高くなっているということで、80%以上高いということになるわけであります。 それで、私、先ほど102億という食数から算出した金額を示させていただきましたけれども、例えば8,500食のうち中学生分が4,500食ありますから、1人当たりの量が小学生の約1.3倍くらいになるとすれば、小中学校のその分は増えるだろうと思います。 ただ、こんなに高くなるということは、やはりコンサルの市場調査での算定ということで、そこら辺についての市としての精査というのはやられていないんでしょうか。お答えをいただきたいと思います。 それから、今後のこの129億2,500万円以外の問題として、小中学校の改修費が以前の答弁では約7億6,000万円、用地費は今後財務省との金額交渉ということになるんだと思いますが、いわゆる1万2,000平方メートル、前回の現調理場の価格を基本にして算定すれば約7億5,000万くらいになるんじゃないかと思われます。そうしますと、全部足しますと18億2,000万円ということになりまして、合わせて144億3,500万という、そういう負担になるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。お答えいただきたいと思います。 次に、市民説明会での参加された市民や保護者の声がいまだにやはり市の計画について納得していませんよという問題を指摘をさせていただきました。 丁寧な説明を心がけていくという答弁がされましたが、しかし、一番最初のところで当該の廃止になる自校方式の保護者の声、そうした声は聞いていないんですよ。だから、これからそういう当該校については丁寧な説明をしていこうという、そういうことになっているんだと思います、これは本末転倒だと本当に申し上げたいと思います。本来こういう計画を進めるに当たって、計画をつくるに当たって、しっかりと市民や保護者の声を聞くというのがやはり市の行う事業の進め方だということを申し上げておきます。 次に、単独調理場の建て替えや改修にかかった費用の問題であります。 大規模改修の中なんで算出できないという、そういう答弁をされたわけでありますけれども、もともとそういう検討すらしないという、そういう姿勢だったんじゃないのかと思います。それはやはり市の方針でこういう単独調理場は廃止をして、
中学校給食を作るということでやっているからそういうことになるのではないかと思うわけでありまして、やはり本来は市の方針を決定するときにこうした検討や試算をしていないということが私は問題だと考えます。 それから、埼玉の八潮の問題を事例として挙げさせていただきましたが、問題なのは、本市の調理場でも3年前に食中毒事件を起こしているという問題であります。 この問題では、実は2013年3月に現在の調理場についての議案の質疑をしたときに、我々野党はもちろんでありますが、与党の議員の皆さんからもいろいろ質問が出されました。その中で、いろいろ答弁をされていましたが「食中毒などは絶対にあり得ない」、こういう自信を持った答弁をされていたんですよ。 ですから、絶対などということはあり得ないということをまさに本市の食中毒事件というのは証明したということだと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。 いわゆるPFI手法BTO方式のメリット、デメリットについてお聞きをいたしまして、特定目的会社をつくることによって経営破綻などはしないんだ、もし経営がなかなか傾くような別会社がという、そういう答弁でありましたし、そのリスクについてのいろいろな検討もしているということでありました。 私は、しっかりと市議会も含めてそうした情報が提供されるのかどうか、やはり市のチェックはもちろんでありますけれども、市民の代表である議会に市の、やはり子どもたちの給食という問題でその事業のいろいろな経営状況などの情報がしっかりとチェックできるようにすべきなんではないかと思いますが、こうしたことはできるということで答弁いただけるんでしょうか。再度御答弁をお願いいたします。 それから、選定委員会委員の中立性・公正性の問題であります。 経歴なんかを踏まえた上で、それにふさわしいということでお願いをしたんだということでありますが、
文教委員会の担当課長の答弁はそうではなかったですよね。ですから、本当にこういう問題、本来ならば議会から指摘をされなくてもきちんとしていなきゃいけないという問題だと考えます。その点を指摘させていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) 何点かまた御質問いただきました。 まず1点目で、やはり金額が高いのではないかということで、コンサルに任せ切りなのかということで、任せ切りではございません。説明も受けていますし、いろいろ私どもも質問をしているということでございます。 もともとこの委託自体が我々に欠けている専門的な知見を活用してということでありますので、またその業者を決める際にも数社のプロポーザルをやった中で決めたということがございます。また実績等も見ておりますので、私どもは決してこの会社の積算が不適切であるというようなことは考えていないところでございます。 2点目でございます。 債務負担以外のところで金額を今議員のほうでいろいろ試算していただきましたけれども、まず学校改修につきましても現在設計段階ですので、実際幾らかかるのか、どこの学校がどういう改修をして幾らかかるのというのはまだ出ておりません。ですので、それにつきましては、設計が終わった段階、また工事に入る段階でまた議会に丁寧に御説明していきたいと思います。 用地の取得費につきましても、これも財務省、相手があるものでございますので、まだ何とも言えないところでございます。ですので、総額で144億になるというような御質問でございますけれども、それについては私どもは現段階では申し上げられない、確認できないということであります。 次に、大規模改修について、元からそこを積算しなかったのかということであります。 やはりそういうことをまたその設計段階で積算するとか、そういうことについては、私どもは大規模改修ということで全体でやっております。大規模改修については小学校、中学校もございますので、そういう一定のルールの中でやっておりますので、特に
単独調理校だけについてそういうような対応を図るというようなことは考えなかったところでございます。 また、食中毒の関係でございます。 確かに絶対というのはあり得ないと、その見解ということで、私どもは絶対起こさないという考えでやっておりますけれども、刻みのりについても、調理場の中は絶対そういうことがないというような、衛生管理基準HACCP等に基づいて調理していたところでございますけれども、そのとき盲点になっていたのがやはり外部の食材の納入業者から入ったものをそのまま学校に配送するという部分でありましたんで、それにつきましても食中毒が発生した後に専門家を入れまして再発防止策を作成しております。私どもの気持ちとしては、絶対起こさないというようなことで考えているところでございます。 次に、経営状態を議会に資料を出してチェックをするべきだというような御意見でございます。 私が以前、契約を見なければということで委員会で答弁したと思うんですけれども、やはり契約の中に秘密保持という規定がございまして、基本的には、市及び事業者は互いにこの事業に関して知り得たものについては限られた人以外には漏らしてはならない、またこの契約の履行以外の目的には使用してはならないという規定がございます。そこの例外規定といたしまして、公知のものについてはこの限りではないということで、広く世間に知れていることについてはこの限りでないということでございますので、どういう書類についてどう審査をするというようなことが議会、委員会等のほうで決まれば、それに対応できるのかどうかということについては私どものほうで考えていきたいと、そのように考えております。 以上です。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はありませんか。--伊藤幸秀議員。
◆25番(伊藤幸秀君) それでは、
補正予算の
事項別明細書11ページの高齢者のインフルエンザ予防接種事業についてまずお聞かせいただきたいと思うんです。 今日からこの65歳以上のインフルエンザ予防接種費用の全額を公費で負担するということで、この予算、今日の議会に出ているというふうに理解しておりますが、何か御案内をいただいた方から自己負担額が載っているということを伺いまして、それはどういうことなんだということで今、市のホームページあるいは9月25日号の広報を確認したところでございますけれども、ホームページには、対象となる方の御案内には自己負担額が記載されていますが、お間違いのないよう御注意くださいというふうに書かれているんです。なぜこういう自己負担額を載せて発送したのかということをまず1点お聞かせいただきたいと思います。 それから、同じく9月25日号の広報にも同じような記載がされているんですけれども、あえて1回限り、1回限りというのはこれは理解できるわけでありますけれども、全額自己負担した予防接種費用の払戻しは行いませんという非常に分かりづらい記載がされておりまして、これはどういう意味なのか御説明をいただきたいと思います。 それから、13ページのほうの、これは
立川公園野球場の3
塁側ネットフェンス及び
外野フェンス改修工事ということで、大枠の御説明の内容については理解をしているんですけれども、この
外野フェンスは、いわゆるファウルグラウンド側の
外野フェンスという、こういう理解をしたわけでありますが、以前から私は外野席側、ファウルグラウンド側じゃなくて、いわゆる越えてしまったらホームランになるという
外野フェンス、このフェンスについて様々な危険性があるので改修したほうがいいということを指摘させていただいたわけでありますけれども、これについて、今回のこのファウルグラウンドの
外野フェンスとともに外野席側のフェンスについての改修については検討がされていないのかどうか、この辺についてお聞かせください。
○議長(
福島正美君)
保健医療担当部長。
◎
保健医療担当部長(吉田正子君) 高齢者インフルエンザ予防接種についてでございます。 こちら、立川市におきましては対象者の方全員に予診票をお送りするとともに個別通知を行っているところでございます。 現在の対象者が約4万6,000人弱いらっしゃいまして、部数につきましては5万通近くの部数を用意して封入封緘し発送するという事務を行っているところでございます。 これにつきましては、本来ですと10月15日から接種が始まるという予定で準備をしていたところですが、まず国のほうから10月1日から予防接種をしてくださいということで通知がまいりましたので、これを前倒しにするために準備を前倒しにして進めておりました。また、そこに今度は全額無料、自己負担なしで接種できるようになりましたということが追加になりました。 ですので、前倒しにしているところで、まずもう印刷が間に合いませんでしたので、1日から接種できますという小さい紙を入れさせていただく。さらに、追加で入れることはできたので、入れさせていただきまして、ほぼ準備ができたところで、無料ということが東京都から通知がございましたので、そこは申し訳ないですけれども、5万通を再度印刷し直すということはできませんでしたので、そのまま出させていただき、ホームページと広報で無料で接種できますということでお知らせしたところでございます。 ただ、こちらの予防接種につきましては、決められた医療機関、立川市内または契約した医療機関では無料で接種することができますが、それ以外のところで接種しますと全額自己負担になることがございます。その場合には、一旦お支払いしたものについて払戻し等をすることはできませんということでの注意書きとなっております。 以上でございます。
○議長(
福島正美君)
産業文化スポーツ部長。
◎
産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君)
外野フェンスの高さにつきましては、議員から以前より危険性について御指摘を頂戴しておりました。こちらにつきましては、令和2年度の当初予算でお認めいただいた際に
実施設計の仕様の中に含めてございますので、工事が完了した際には安心してお使いいただけるように適正な高さにしてまいりたいと考えています。 以上です。
○議長(
福島正美君) 伊藤幸秀議員。
◆25番(伊藤幸秀君) 小池都知事がいろいろな場面で、記者会見等でこの高齢者のインフルエンザを無料にする、あるいは10月1日から前倒しでやるということは、これはいろいろなところで言われているので、大体皆さん御存じだということの認識は私も持っております。 ただ、今の御説明で、その間に合わなかったというか、もしこれを全部印刷し直してやるというと、この10月1日の受診には間に合わないと、それは理解できます。 ただ、今ちょっと私も手元に実際見ていないので分かりませんが、小さいものというのはどういうものを入れたんですかね。ちょっと今朝お二人の御婦人が、何か立川市は2,500円自己負担しなきゃいけないのかなというようなお話を実は聞いたものですから、恐らく同封したものが見えなかったんでしょうかね。だからそういうふうに言われたのかなというふうに思うんですけれども、首を振られている、後で答弁していただければいいんだけれども、要するに対象者が高齢者ですから、こういうふうにやったという説明は議会できちんと説明していただくことは、それはそれとしていいんですけれども、大事なことは、やはりもらった高齢者の方が誤解がないように、あるいはそういうことがもし誤解をされるということが分かっていれば、やはりそれ以上の、その誤解を解く、その場で解けるような準備をしなければ、やはりこれは行政の仕事としては僕は十分だとは思えないわけです。 だから、こういうふうに入れているからいいだろうというか、そういう感じだとやはり私は十分ではないというふうに思うんですよ。 ですから、もちろん今から、まだこれから今日から始まるわけで、これからぜひ重ねてこれは、まだまだ誤解が出る可能性がありますから、重ねてこの辺は、立川市は無料ですよと、いろいろと時間が前後してこういったことが十分でない御案内が行っているけれども、十分ですよということをぜひ強調して、例えばですけれども、いろいろな外から見える回覧のポスターとか、そういういろいろな公共施設に置くポスターとか、とにかく皆さんの目のつくところにインフルエンザは高齢者の方は無料ですよということをぜひ積極的にやっていただきたいと思いますが、この辺についての御答弁をいただきたいと思います。 同じように、この指定医療機関の問題についても、これもなかなか分かりづらいんです、この広報の内容は。そういう指定医療機関云々かんぬんということは広報だけ見ると書かれていないので、何か払っちゃったものは返せませんというような、何でそんなことが書いてあるのかなという素朴な疑問が出ちゃうわけです。 だから、今後の話として言えば、わざわざ、もしこれをこれだけ書くんだったら書かないほうがいいだろうし、書くんであればもう少し丁寧な説明をしなければいけないと私は思うんですが、今後のこともあるのでこの辺も御答弁いただきたいと思います。 それから、私も野球場のフェンスについては当初予算で出ているので、今の御説明というのはちょっとよく分からなかったんだけれども、今回の補正には乗っていないわけですよね、だからね。だけれども、一緒にやるという理解でいいんですよね。もう一回、すみません。 要するに、わざわざ工期をずらしてやるというのはすごくおかしい、不自然なことだと思ったので、今回の工事と一緒にその外野席側のフェンスも改修しますということでいいかどうか確認します。
○議長(
福島正美君)
保健医療担当部長。
◎
保健医療担当部長(吉田正子君) 紛らわしい記載になりまして大変申し訳ございません。 今回の予防接種が全部無料になったことにつきましては、実はこの東京都議会の10月8日の
補正予算に乗るということで言われております。その関係もありまして、発表になったときには既にこちらのほう、準備が全部済んでおりましたので、申し訳ないですけれども、そこには無料ということについては発送したときにはもう間に合わなかったということになっております。 10月1日から前倒しでできますというのは、これぐらいの大きさの紙に説明を書きまして、さらに追加で封入いたしまして対応させていただいたところではございますが、無料ということにつきましてはそこが間に合いませんでしたので、広報等ぎりぎり間に合ったところには修正して周知したところでございます。 また、これから10月10日の広報にも同じように無料でできますということについては載せさせていただくとともに、公共機関または医療機関等につきましては無料で接種できることになりましたということで、チラシを配付するということで現在作成をしているところでございます。 また、広報の文章につきましては、今までもそういうふうに指定の医療機関以外では全額払った場合には払戻しができませんということで載せておりましたので、そのままさせていただいているところではございますけれども、やはりそこが分かりにくいという御意見いただきましたので、記載につきましては今後検討させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
福島正美君)
産業文化スポーツ部長。
◎
産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 今回の
補正予算でお示ししている部分は、工事を予定しております全体の中の一部の仕様変更ということでお載せしております。 議員から御指摘いただきました
外野フェンスにつきましては、従来の1.9メートルから約3メートルにかさ上げをする工事を行う予定でございます。 以上です。
◆25番(伊藤幸秀君) 御丁寧に御説明を今も、インフルエンザのことにつきましてはいただきまして、ちょっとこの東京都のそういった対応も若干お粗末と言ったら怒られちゃうんであまりそういうことは言いたくないんですが、あれだけ都知事がいろいろなところで言っているにもかかわらず、まだ実は予算が通っていませんというようなお話なので、ちょっと本当はもう少しやり方があったのかなというふうには思いますので、そういったことが現場からはありますよということで、ぜひ何かの機会に東京都に対しては御意見を言っていただきたいというふうに思います。 また、
外野フェンスについてはよく分かりました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はありませんか。--高口議員。
◆23番(高口靖彦君) 私も1点だけ、先ほど来、
債務負担行為のことについて議論が出ていますので、ここについてお聞きしたいと思います。 私も率直に時々というか、まれに自校式の関係者の方から、お金をかけて給食
共同調理場を改修したのに、中規模とか大規模が済んでいる学校だと思いますが、その方からもったいないという話をお聞きするのですが、この129億出ていますけれども、仮にもし今回自校式のやつを共同
給食調理場にしないとしたら、これは単独調理学校はいつか建て替えるわけですよね。その場合は当然給食
共同調理場がないわけで、自前で新たな給食
共同調理場を造ることになると思います。 今は改修が旧の基準であって、それで何とか運営を含めてぎりぎりの段階で給食
共同調理場を整備されたんだと思いますが、新しく造るとなると、HACCPの新しい基準と、要は今、新給食
共同調理場に求められている最新の給食
共同調理場を各単独学校に設置しなければならないということになるのだと思います。その場合のお金、予算、管理、これは今回のこの129億、そのうちの
単独調理校だけの部分と比較した場合にどれだけの費用がかかると積算されているのかは分かりませんが、おおよそでも結構ですのでお示しいただきたいと思います。それが1点。 私自身は、給食
共同調理場で食べている、私自身は南砂小学校で食べていましたし、子どもたちも柏小で食べていました。何の不審もなくおいしい、これが学校の給食だというふうに思って、好き嫌いはあったと思いますけれども、ただ違和感も何も感じられませんでした。 それが、それほどこの給食
共同調理場になることについて異を唱えられる方がいるということが少し理解に苦しむのですが、また、私も説明会等へ出て聞いていますけれども、中学校は給食
共同調理場でいいよ、だけれども、単独調理場の学校は単独の給食
共同調理場を用意してくれということについても物すごく違和感を感じております。中学校は今までお弁当形式等だったので給食がない状態です。ない状態からすれば、センター方式であっても、給食
共同調理場があるほうがいいからこっちには賛成をしますと。だけれども、単独で持っている学校については、給食共同センターよりも単独のほうがいいのだから、ここは維持をしてくださいというふうに私すごく感じられるんです。ここにもすごく違和感を感じております。このことについて、今の市の見解をお聞かせください。予算の件と、お願いします。
○議長(
福島正美君)
教育部長。
◎
教育部長(大野茂君) まず1点目、予算の関係で、議員からちょっと難しい御質問をいただきました。 本市では、今、公共施設の個別再編計画というのを実施しているところでございます。これは、前提として床を20%減らすということであります。先ほど議員がおっしゃったように、今の単独校の調理室を衛生管理基準に基づいた仕様にするということは、当然面積も増えてまいります。そうしますと、市の方針と全く反するというような形になってくると考えております。 また、今、議員がおっしゃったようなことを計算するとなると、やはりそれはそれなりに時間と専門的な知識等々が必要になります。ですので、私どもといたしましては、公共施設の個別再編も進めておりますので、そこはあえて計算はしていないというところでございます。 2点目でございます。 やはり今
単独調理校の給食を食べていておいしいと感じている人が、それが変わるのはやはり抵抗があるということなのかなと思っております。 ですので、今後は丁寧に説明をして、
共同調理場校もちゃんとおいしいんですよということ、学校給食というのは栄養のバランスを考えて、子どもの健全な育成、発達に必要な栄養素を基にしているということで、やはり好き嫌いなく食べていただくという、その学校給食の意義も含めて丁寧に説明してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
福島正美君) 高口議員。
◆23番(高口靖彦君) 積算されていない、当然だと思いますけれども、単純に考えて、あの
共同調理場の小規模版を、一小は別でしょうけれども、各学校に造るとなると、この192億ではとても済むようなお金にならないと思います。そこに運営費、管理費、全部かかってくるわけですので。なおかつこれを、この一小から八小という単独校にだけずっと続けていくのかと。中学校、それからほかの共同調理学校。私はだから、説明会とかでも本当に普通の
共同調理場でやっている保護者とかいう方々の意見なんかも聞いていただきたいなというふうに思っております。 もちろん、市にたくさんの予算、お金があって、将来的にも全然困らないという状況の中で、それで各学校、だから一小から八小だけではなくて、全ての小学校が
単独調理校になる、また中学校が
単独調理校になる、こういう議論がされるというのであれば、私はこれは公平だと思います。市民についてもすごく議論があります。 だけれども、そうではない状況の中で、説明会の中でも違和感を感じるのは、保護者の方が1割もいらっしゃるんでしょうかね。ほとんど、自分の子どもを学校に通わせていらっしゃらないんじゃないでしょうかという方のほうが大半のような気がしまして、いやこれは本当にその意見なのかなというふうに思ったりもしております。 なので、しっかり見ていただいて、ともすると今の目先のこと、この今の状況のことだけを考えられて意見を述べられている方が多いのかなと思われるのですが、ずっとこれから先何十年も続いていくわけでして、そのことも考えられて、どういうふうなことがいいのか。 要は、今の給食
共同調理場より悪くなるというのなら話は別ですけれども、みんな平等になりますよと。市内の小中学校が全部平等の
共同調理場になりますよという話の中で聞いていっていただければなというふうに思いますので、これは意見だけにしておきますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はありませんか。--
子ども家庭部長。
◎
子ども家庭部長(横塚友子君) 1点、答弁の訂正をお願いいたします。大変申し訳ございません。 対馬議員への新生児への
特別給付金給付事業についての私の先ほどの答弁で、提出は申請書のみというふうに申し上げましたが、御本人確認と振込口座の確認ができる書類は提出をお願いすることといたしておりました。改めて証明書を取っていただく必要はございませんが、お手元の確認できるもののコピーなどは提出をお願いいたします。対象となる方へは分かりやすく御案内をいたしてまいります。 答弁の誤りをおわび申し上げますとともに、訂正をお願いいたします。申し訳ありませんでした。
○議長(
福島正美君) ほかに御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。
--稲橋議員。
◆16番(
稲橋ゆみ子君) 議案第113号 令和2年度立川市
一般会計補正予算(第8号)に対し、反対の立場で討論いたします。 今
補正予算は、9月議会2度目として、総額2億2,200万円の増額予算、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として、国の第二次
補正予算により交付された財源からの7,000万円、東京都の補助金は
季節性インフルエンザ定期予防接種特別補助事業が9,000万円、合わせて1億6,000万円がコロナ対策支援補助金です。その事業の自治体負担金が5,500万円と、コロナ感染に関する市費負担の影響が出ています。 今現在、当初予算792億9,700万円から、
補正予算増額の総額として245億5,325万5,000円と、これは過去に類を見ない状況となっています。 コロナ感染の影響は、社会経済、人間関係の在り方も変えてしまうほど大きな影響が出ています。国難であるので、国や都が支援することは当然ですが、立川市としても市民の暮らしを応援するため、また市税に占める割合が多い法人市民税への影響を抑えるための策、介護・障がい者事業者や子育て支援等への応援は必須です。 今まで水面下での課題がどんどん表面化してくる中での対応は、しっかりと行わなければいけません。そのための支援やまちづくりに力を注いでいかなければです。そのために財源確保が重要です。コロナ禍だからこそ、支え合い、地域共生社会への取組は急務です。 一般質問、
厚生産業委員会において、今後の地域共生社会を具現化させる
地域福祉計画における初年度の動きとする地域のアンテナショップの拠点づくりの質問を行ってまいりました。準備のための整備準備金の
補正予算45万円は、額は小さいですけれども、大変高く評価しています。次年度にはしっかりと運営を持続可能とするための組織づくり、その人件費も含めた運営費の財源確保をしっかりと行っていくことを求めます。 今までにないコロナ禍を経験した立川市の財政が今後どのように影響するのかを、今議会一般質問において、まさに新学校
共同調理場の在り方について再確認いたしました。 小学校自校式給食8校と中学校9校を合わせた新学校
共同調理場8,500食について、国有地を購入しなくても、中学校9校のみ、一番町の現在更地になっている市有地の活用で小規模化の建設で対応して、小学校8校の自校式給食場は新築の第一小学校、長寿命化計画により大規模改修を行った4校を使えるまで頑張り、小学校の建て替え時期に合わせて複数校で実施する親子方式の給食施設の計画等を練ることなど、今までも提案してまいりました。 小学校自校式給食を存続させつつ、
中学校給食実施の提案を次世代への財政負担の懸念も含めて、よりよい形、コロナ禍の社会経済状況を見込んで実施できないか、現在進めている事業を立ち止まることができないか質問してきました。市長公約実現に向けて動く力の大きさに太刀打ちができず、大変無力さを感じています。 安心・安全のためのHACCP、アレルギー対応を強化する建設が最善策であると示すものですが、この経済状況は今後、次世代への大型化によるメンテナンスや財政負担、食中毒のリスクが起きれば、長期に広範囲に影響が及ぶリスク、また小規模できめ細やかな対応ができた自校式の食育を失うことを私は予測し、再度身の丈、時代に合わせた事業への見直しが必要であることを指摘しておきます。 多くの方に自校式の給食を残してほしい、中学校だけの給食にすればいい、国有地の活用の仕方に問題がある、なぜ一番町の市の土地が使えないのかなどなどたくさんの御意見をいただきながら、その対応ができず、無念さを実感しています。建設運営費の上限130億円を17年間で負担する。そのほかに国有地の購入を私の試算では7億を見込んでいる状況。この事業に併せて自校式8校、全ての給食室の改修のための設計
改修工事費もかかってきます。 また、
債務負担行為における学校給食における、今これから二つになる
共同調理場は、毎年の割賦金、運営委託料は、最大で、今答弁があったところから試算しますと11億円の毎年度の経費が今後5か年の見込みで重複してくる、そこに膨らんでくることが分かりました。何度も次世代へつなげる学校給食としての在り方に、お金の使い方に疑問は消えません。 よって、新
学校給食共同調理場整備運営における17年間、上限額130億円の
債務負担行為の
補正予算計上に対し、反対の立場で討論といたします。
○議長(
福島正美君) ほかに討論はありませんか。--上條議員。
◆21番(上條彰一君) 私は、議案第113号 令和2年度立川市
一般会計補正予算(第8号)への反対討論を行います。 この
補正予算には、新型コロナ対策での新生児への
特別給付金の支給や高齢者のインフルエンザ予防接種の委託など賛成できる内容があります。 しかし、今回の
補正予算には、温かくておいしいと喜ばれている小学校8校の単独調理場を廃止し、中学校9校分と一緒に調理する大規模な
共同調理場をPFI手法BTO方式で整備するものであります。 まず、市が進めているこうした計画に保護者や市民は納得していません。市民説明会でも、参加した保護者や市民からは、温かくおいしいと喜ばれている単独調理場をなくさないでほしい、衛生基準を満たしていない、アレルギー対応ができないという単独調理場を廃止する理由は納得できない、現在の
学校給食共同調理場の食中毒で子どもが大変つらい思いをした、調理場に原因がないなどという市の説明は納得できないなど、疑問の声や反対の声が表明されました。こうした疑問や反対の声を無視して強引に計画を進めることは許されないと考えます。 小学校8校の単独調理場は、建て替え整備したところが1校、大規模改修済みが4校であり、今後も十分調理場として使用することが可能な状態です。これを廃止することは公費の無駄遣いとなると考えます。 また、中学校9校分の4,500食の調理は、市が現在所有している市有地で整備することが可能であり、新たに国有地を取得する予算もかかりません。時間的にも、現在進めている計画よりも早期に実現することができたと考えます。 今回の
補正予算では、129億2,500万円の
債務負担行為が計上されました。この金額は過大なものと考えます。このほかにも、調理場整備では、学校の改修費や用地購入費などを含めると約144億円という莫大な額になります。 調理場の規模が大きくなればなるほど食中毒などのリスクが高まることは、平成29年2月の刻みのりが原因のノロウイルスによる食中毒が実際に示していますし、今年も埼玉県八潮市で提供された学校給食7,000食の半分の約3,500人の方が食中毒にかかりました。 最後に、PFI手法BTO方式では、特定目的会社の財務情報や賃金などの労働条件など、詳細な情報がしっかりと提供されるようにすることが必要だと思います。市の事業であり、市議会としてチェックができるように明らかにしていただくことを要望しておきます。 以上の理由によって、議案第113号に反対をいたします。
○議長(
福島正美君) ほかに討論はありませんか。--山本洋輔議員。
◆1番(山本洋輔君) 議案第113号 令和2年度立川市
一般会計補正予算(第8号)について、反対の立場で討論いたします。 本
補正予算は、新生児への
特別給付金等、賛成できる内容も含んでおります。 しかし、従前から申し上げてきたとおり、そもそも自校式給食を廃止して
共同調理場を造るという事業自体に賛成できないため、本事業を大きく進めてしまうことになる本議案に対しても賛成しかねるところであります。 以上です。
○議長(
福島正美君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第113号を採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
福島正美君) 押し忘れはございませんね。--確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第113号は原案のとおり可決されました。-----------------------------------
△日程第2
厚生産業委員会審査意見報告
△陳情第7号 暗
所視支援眼鏡「MW10」の
日常生活用具認定に関する陳情
△陳情第9号 コロナ禍におけるエンターテインメント、
アーティスト支援に関する陳情
○議長(
福島正美君) 次に、日程第2
厚生産業委員会審査意見報告 陳情第7号 暗
所視支援眼鏡「MW10」の
日常生活用具認定に関する陳情及び陳情第9号 コロナ禍におけるエンターテインメント、
アーティスト支援に関する陳情を議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。
松本あきひろ委員長。 〔9番
松本あきひろ君登壇〕
◆9番(
松本あきひろ君) 令和2年第3回市議会定例会におきまして、本委員会に付託されました事件について審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第101条の規定により報告させていただきます。 陳情第7号 暗
所視支援眼鏡「MW10」の
日常生活用具認定に関する陳情について、採択すべきものと決定いたしました。 陳情第9号 コロナ禍におけるエンターテインメント、
アーティスト支援に関する陳情につきましては、不採択すべきものと決定いたしました。 審査の経過につきまして、若干御報告させていただきます。 陳情者からの陳情の趣旨説明の関係から、陳情第9号の審査を先に行った後、陳情第7号の審査を行いました。 初めに、陳情第9号 コロナ禍におけるエンターテインメント、
アーティスト支援に関する陳情につきましては、まず会議を休憩いたしまして、陳情者からの陳情の趣旨説明と陳情者への質疑を行いました。 陳情者への質問は、4名の委員から質問がありました。 その後、委員会を再開し、質疑に入り、4名の委員から、本市や他市の支援状況、場所の提供や相談窓口などの質問がありました。 その後、陳情の取扱いをお諮りし、
継続審査の声がありませんでしたので、採決いたしました。 討論では、賛成1名と反対2名の委員から発言がありました。 その後、採択することに異議ありの発言がありましたので、採択することに賛成の委員の起立を求めたところ、起立少数により不採択することに決しました。 続いて、陳情第7号 暗
所視支援眼鏡「MW10」の
日常生活用具認定に関する陳情につきましては、1名の委員から、本市での認定基準、網膜色素変性症の人数などの質問がありました。 その後、陳情の取扱いをお諮りし、
継続審査の声がありませんでしたので、採決いたしました。 討論では、賛成1名の委員から発言がありました。 その後、採択することに異議がありませんでしたので、陳情第7号は全会一致で採択されました。 以上、御報告申し上げます。 よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
福島正美君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、陳情第7号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第7号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。 本陳情を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第7号は委員長報告のとおり採択されました。 次に、陳情第9号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第9号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。 本陳情を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
福島正美君) 押し忘れはございませんか。--確定いたします。 賛成多数であります。よって、陳情第9号は委員長報告のとおり不採択されました。-----------------------------------
△日程第3
環境建設委員会審査意見報告
△議案第110号
立川市道西119号線の認定について
○議長(
福島正美君) 次に、日程第3
環境建設委員会審査意見報告 議案第110号
立川市道西119号線の認定についてを議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。須﨑委員長。 〔22番 須﨑八朗君登壇〕
◆22番(須﨑八朗君) それでは、
環境建設委員会審査意見報告をさせていただきます。 令和2年第3回
立川市議会定例会において、本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告をいたします。 議案第110号
立川市道西119号線の認定について、可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
福島正美君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第110号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第110号は委員長報告のとおり可決されました。-----------------------------------
△日程第4
決算特別委員会審査意見報告
△議案第97号 平成31年度立川市
一般会計歳入歳出決算
△議案第98号 平成31年度立川市
特別会計競輪事業歳入歳出決算
△議案第99号 平成31年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算
△議案第100号 平成31年度立川市
特別会計下水道事業歳入歳出決算
△議案第101号 平成31年度立川市
特別会計駐車場事業歳入歳出決算
△議案第102号 平成31年度立川市
特別会計介護保険事業歳入歳出決算
△議案第103号 平成31年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算
○議長(
福島正美君) 次に、日程第4
決算特別委員会審査意見報告 議案第97号 平成31年度立川市
一般会計歳入歳出決算から議案第103号 平成31年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算までの7件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。伊藤幸秀委員長。 〔25番 伊藤幸秀君登壇〕
◆25番(伊藤幸秀君) それでは、
決算特別委員会の
審査意見報告を申し上げます。 令和2年第3回
立川市議会定例会において本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により御報告いたします。 議案第97号 平成31年度立川市
一般会計歳入歳出決算、議案第98号 平成31年度立川市
特別会計競輪事業歳入歳出決算、議案第99号 平成31年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算、議案第100号 平成31年度立川市
特別会計下水道事業歳入歳出決算、議案第101号 平成31年度立川市
特別会計駐車場事業歳入歳出決算、議案第102号 平成31年度立川市
特別会計介護保険事業歳入歳出決算、議案第103号 平成31年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算、いずれも認定すべきものと決定いたしました。 審査の経過について簡潔に御報告させていただきます。 最初に、審査の方法ですが、まず各会計、各款共通の質疑の後、一般会計の歳入は一括して、歳出は款ごとに、また特別会計は会計ごとに質疑をいただき、全ての質疑が終了したところでそれぞれ討論、採決をいただくという方法を取らせていただきました。 また、会議の運営といたしまして、答弁時間を含む質疑時間の持ち時間制を実施いたしましたことを申し添えさせていただきます。 本委員会に付託されました案件は、平成31年度立川市一般会計ほか六つの特別会計決算で、9月11日から土日を挟んで16日までの4日間にわたり慎重に審査を行いました。 審査の段階で各委員から出されました主立った質疑、意見などにつきまして、若干御報告申し上げたいと思います。 初めに、各会計にまたがります共通の問題といたしまして、新地方公会計制度、実質収支比率、消費税率引上げの市民生活への影響などについて御質疑、御意見がございました。 一般会計歳入では、広告料収入、日本中央競馬会からの寄附金、使用料・手数料の減少要因などについて御質疑、御意見がございました。 続きまして、歳出でございますが、第1款議会費では、議会中継の改善などについて御質疑、御意見がございました。 第2款総務費では、マイナンバーカードと証明書発行の状況、工事の品質管理、自治会の支援、カウンセリング相談の状況など、各委員から大変多くの御質疑、御意見がございました。 第3款民生費では、高齢者生活安全支援事業、総合発達相談事業、生活困窮者自立支援事業、民生委員の負担軽減など多岐にわたっての御質疑、御意見がございました。 第4款衛生費では、喫煙対策事業、ごみの減量や温暖化対策、各種健診等の受診率向上策などについて御質疑、御意見がございました。 第5款労働費では、若年者就業支援、第6款農林費では、農家への支援など、第7款商工費では、創業支援、商店街の活性化などについて御質疑、御意見がございました。 第8款土木費では、民間住宅の耐震化促進、市営住宅の管理運営、立川駅前歩道立体化計画の検証、公園の管理などについて御質疑、御意見がございました。 第9款消防費では、防災行政無線などについて御質疑、御意見がございました。 第10款教育費では、日本語が話せない児童への対応、副校長補佐等の配置状況、小学校における外国語活動、部活動指導員などについて各委員から多岐にわたっての御質疑、御意見がございました。 次に、特別会計でございますが、競輪事業会計につきましてはKEIRINグランプリの開催状況などについて、国民健康保険事業につきましては法定外繰入額などについて、下水道事業会計につきましては雨水浸透施設助成事業などについて、介護保険事業会計につきましては介護人材の処遇改善などについて、後期高齢者医療事業会計につきましては保険料の収納・滞納状況について御質疑、御意見がございました。 以上、審査の過程で各委員から出された御意見の一端を御紹介させていただきました。 各委員からの大変多くの御質疑、御意見の後、討論、採決を行い、議案第97号 平成31年度立川市一般会計につきましては反対の立場で2名の委員から、また賛成の立場で5名の委員から討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 議案第98号 競輪事業決算につきましては、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 議案第99号 国民健康保険事業決算につきましては、反対の立場で1名の委員から討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 議案第100号から第102号までの下水道事業決算、駐車場事業決算、介護保険事業決算につきましては、それぞれ全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 議案第103号 後期高齢者医療事業決算につきましては、反対の立場で1名の委員から討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 また、中町委員から、議案第97号 平成31年度立川市一般会計決算につきまして、会議規則第99条の規定により、所定の賛成者とともに少数意見の留保がされておりますことを申し添えまして、
審査意見報告とさせていただきます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
福島正美君) 次に、少数意見の報告を求めます。--中町議員。 〔17番 中町 聡君登壇〕
◆17番(中町聡君) 9月16日の
決算特別委員会において、上條委員、永元委員、若木委員の賛成を得て少数意見の留保を行いましたので、会議規則第99条第2項の規定により報告いたします。 決算審議を通じて、都の補助も活用した小中学校の体育館へのエアコン設置や小中学校のトイレの改修、小学校の教科用図書の採択で閲覧場所が増えたこと、審議会委員の女性登用が増えていることなど、評価できる内容がありました。 しかし、以下のような問題点が明らかになりました。 まず、消費税増税と市民の暮らしの認識では、決算説明資料で、「消費税率引上げと
新型コロナウイルス感染症の影響による景気の下振れが懸念された」との記述がされました。市民の暮らしや地元経済の実態をつかむ努力をしていれば、国保料の値上げを見送るなど、暮らしと営業を守る市政運営が可能だったと考えます。 国保料の値上げは総額8,889万9,000円で、加入者1人当たり2,612円となりました。本市の加入者1人当たりの医療費は多摩地域で19番目ですが、保険料は多摩地域で2番目の高さとなりました。法定外繰入金は1億6,317万3,000円減らされ、1人当たり1万1,891円で、多摩地域で最低額です。このことは、前年度同様の繰入れを行っていれば保険料を値下げできたことになります。 保護者から徴収した学校給食費での不適切な会計処理では、本来ならば3年前に調査と検証が行われていなければならなかった問題であり、調査の中で、就学援助費についても同様の問題が発生していました。しかも、こうした報告が部長止まりで教育長に報告されていなかったことや、市議会への報告も遅れたことなど、行政運営上も大変問題があると考えます。
中学校給食では、小学校の自校方式を廃止し、大型調理場整備が進められていますが、この整備手法としてのPFI手法BTO方式を決める
事業化調査の委託調査の在り方が本来の在り方ではなかったことが明らかとなりました。自校方式の廃止は、保護者や市民の中で納得されていません。強引に進めることはやめるべきです。 歩道立体化計画の検証ということで、駅前デッキを延伸することや、4回の入札不調にもかかわらず北口デッキにエスカレーターを設置することは、新型コロナ感染の中で見直しが求められています。このような不要不急の事業は中止することを求めます。 以上の理由で、議案第97号の認定に反対いたします。
○議長(
福島正美君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第97号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第97号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
福島正美君) 押し忘れはございませんか。--確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第97号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第98号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第98号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第98号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第99号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第99号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
福島正美君) 押し忘れはございませんか。--確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第99号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第100号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第100号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第101号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第101号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第102号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第102号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第103号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第103号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
福島正美君) 御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕