◎
行政管理部長(田中準也君) 今回の増額ということでございます。 まず、議長においては3万9,720円、副議長におきましては3万5,940円、議員におかれましてはお1人当たり3万3,300円、議員の皆さん26人いらっしゃいますので、86万5,800円ということで、合計で94万1,460円でございます。 また、市長においては6万2,460円、副市長におきましては5万4,060円へ、副市長は2名おりますので10万8,120円、教育長は4万7,940円、
特別職合計で21万8,520円となります。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君)
上條議員。
◆20番(
上條彰一君) そうしますと、いわゆる特別職全体では、合計で115万9,920円になるわけであります。 先日、
厚生労働省の実質賃金の実態調査なども公表されておりますが、2016年の実質賃金は、前年比0.7%の微増ということでありました。しかし、労働者の平均賃金は、ピーク時の1997年と比べますと、年収で50万円以上減少しているという、そういう実態であります。 そういう中で、私たちは一般職については勧告どおり引き上げるべきだと考えておりますが、特別職については市民の皆さんのそういう生活実態や感情なども考慮して、引き上げを見送るべきではないかと考えますが、そういう検討というのはされたのかどうか、御答弁をお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(田中準也君) 私
ども特別職の
給与手当につきましては、給与につきましては
報酬等審議会というのがございますので、そちらの内容を答申に基づきまして改定を行っているということでございます。 手当につきましては、
報酬等審議会の諮問事項ではないということでございますので、私どもは
人事委員会の指定職の改定に連動する形で検討を重ねて、今回決定をしたということでございます。
○議長(
伊藤幸秀君) いいですか。 ほかに御質疑はございますか。
--稲橋議員。
◆17番(
稲橋ゆみ子君) 関連してお聞きをいたします。 今いろいろと、金額等についての中身の御説明としてはわかりました。今回、この東京都の
人事委員会勧告によりまして影響を受けなかった自治体、つまりこの26市の中で値上げをしなかったという自治体はどのぐらいあるのか、その内容について状況をお聞かせいただきたいと思います。 それから、関連してお伺いするんですが、昨年実施された
報酬等審議会における答申について、少しここで内容についてのことをお聞かせいただきたいと思います。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(田中準也君) 今回の
人事委員会の勧告を反映した形の改定ということでございますけれども、例月給については今回改定がございませんでしたので、全て特別給の分ということになります。 まず、市長、副市長、教育長につきましては、引き上げが19市、
据え置きをしたのが6市ということでございます。それから、議員については引き上げが11市、
据え置きが14市ということでございます。 また、引き上げにつきましては、本市以外の自治体につきましては職員、一般職の給与と連動した形での引き上げということになります。 また、
据え置きにつきましては、それぞれの政治判断であるとか、既にもう一般職よりもかなり高い水準で支給をしているというような御判断があったようでございます。
あと審議会でございます。
報酬等審議会につきましては、28年の2月に前回の
報酬等審議会の答申をいただきまして、その結論といたしましては、立川の政策課題、それから財政課題については非常に成果が出ているという御判断をいただいたんですけれども、景気回復の恩恵が市民にまだ行き渡っていない、それから25年度以降、3年間の改定率、
人事委員会の改定率の累計が0.05%であったということに基づきまして、特別職については
据え置きという結論に達しております。 以上でございます。
○議長(
伊藤幸秀君)
稲橋議員。
◆17番(
稲橋ゆみ子君) 26市の状況をお聞かせいただきました。特別職におきましては6市が
据え置き、それから議員につきましては14市が据え置いたという、そういった状況がわかったわけです。 こういった他市の状況を、立川市としては今回参考にしたのかどうかということで、再度お聞かせいただきたいと思います。 それから、今、御答弁いただきました
報酬等審議会の答申、これは既に28年度の第1回
定例議会でも、同様な報酬についての値上げということがありまして、その中で質疑をしてきた、そしてその答申の状況というのもお聞きしたわけですが、やはり市民から見ると、値上げというところにはとても、やはり敏感になっている中で、結果としては議員、それから特別職の報酬についての値上げは
据え置きという、そういった結論が出てきたわけですので、やはりそういった状況を今回重く受けとめての補正のところに数字を出していくということが必要ではなかったか、つまり私たちとしましては、その値上げということが市民の理解からは値上げすべきでないという、そういったことを考えるわけですが、今回そういったことについての検討というのはされたのかどうか、その点についてお聞かせください。
○議長(
伊藤幸秀君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(田中準也君) まず、他団体の状況を参考にしたかということでございますけれども、通常他団体も、報酬につきましては
特別職報酬等審議会にかけるということになります。 それで、これは昨年の御質問のときにもお答えしたとは思うんですけれども、もともと自治省の通知で都道府県に報酬を決定する透明化ということを図るために、
報酬等審議会を設けなさい、それから市町村につきましてはそれに倣う形で設置をしなさいということがございまして、それで各自治体、設置をしているわけですけれども、その諮問内容としては、特別職の報酬等ということで手当を含んでいないというふうに私どもは捉えております。また、他団体も通常は東京都も含めまして、そういう形での諮問をしているということでございます。 ですので、まず私どもが改定をする参考ということで言えば、従前から東京都で行われている、東京都の
人事委員会勧告の指定職の改定率に合わせまして、都知事であるとか、それから
都議会議員の改定、そう決めております。それに倣う形で、私どもも行っているということでございます。 それから、報酬審の改定につきましては、
報酬審自体は3年間に1度ということで私どもは実施しておりますけれども、前回の報酬審の際も3年間の
人事委員会の勧告の改定率を参考にしながら、結局
据え置きを決めたというふうに捉えております。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君)
稲橋議員。
◆17番(
稲橋ゆみ子君) 今いろいろと御説明がありました。この特別職について、議員の報酬、特別職の報酬についての値上げについては、今御説明があったように立川市
特別職報酬等審議会条例に基づいて、3年に1度ということで議論がなされております。そこには市民が参画をしながら議論をして、昨年の答申についてはとても丁寧に、社会情勢を勘案しながら結論が導かれたということで、とても評価をしている内容だったと思います。 やはり、そういった中で
報酬等審議会というのは、あらゆる角度から、その報酬が今、立川の中で適正なのか、社会情勢に合わせて適正なのかというチェックが入るということは、とてもいいことだと思うんですが、先ほどの御説明でもあったんですけれども、この中で位置づけられているのが給与だけという、そこに限定されているのが少し問題だというふうに思っています。 報酬等になっているわけですので、関連した
期末手当等についても、この審議会で諮るべきと考えます。この条例というのは、立川の独自の法律、決め事ですので、やはりそういった中身についても改正するべきだというふうに考えているわけです。 時代の変動がある中で、国や東京都における職員の給与等は、毎年民間企業をリサーチして、その変動により国家公務員の
人事院勧告、都道府県の
人事委員会勧告として、給与等に反映される仕組みとなっております。それは、職員の方たちに適用するのは、それは適正だというふうに考えております。 職員ではない、特別職、議員についても、立川市では現状として慣例的に、その関連と連動した動きになっている、ここをやはりしっかりと改正するべきではないかというふうに考えます。 時代に合った値上げ、値下げについて市民意見をしっかりと反映できるような制度にするには、この
報酬等審議会、この条例を改正をして、議員特別職のトータル的な収入状況をしっかりと市民等が把握をし、議論し、定めるための諮問機関として機能するため、条例改正をするべきことをこの場で意見として述べさせていただきます。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑はございますか。--江口議員。
◆8番(江口元気君) 一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に関して伺いたいと思います。 私、前回の議会でしたっけ、一般質問におきましてこの給与表の、特に1級なんですけれども、号給の多さが職員の昇進に対するモチベーションにつながっていないのではないかという御指摘をさせていただきました。 今回の改定で149あったものが153に、それから261あったものが273に、さらにふえるような形に改正されたと思います。私の指摘からはもう逆行しているような形になっているかと思うのですけれども、審議会等でいろいろあったと思ったんですけれども、そこでどんな議論があったのか、また市としてこのふえたことに関してどのような見解をお持ちなのか、そのあたりについて伺いたいと思います。
○議長(
伊藤幸秀君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(田中準也君) まず、今回の給料表の見直しについては、号給を少なくするという改定でございます。それで、私どもは給与制度につきましては東京都に倣う形でやっておりまして、今回の
人事委員会の勧告でも、給料表(1)、それから(2)についての最高号給付近の号給をカットするという勧告でございます。 これにつきまして、まず給料表1級の見直しにつきましては、今までですと給料表の改定のときに監督職、上位の職のほうを引き下げをしていた、引き上げを抑制をしていたということで、給料表のカーブを寝かせるような改定をずっと続けてきたわけです。逆に、若年層につきましては、給与のカーブを余り寝かせないで、給料の上昇額をそのままキープするような形で改定してきたわけですけれども、それがずっと積み重なることによって、1級に長期にいることによりまして3級に近いような給料になります。これは、やはり職務給の原則に反するだろうということで、今回1級については、最高号給の付近を4号カットしたということでございます。 それから(2)、技能労務職の給料表につきましては、これは給料表(1)の1級を基本に参考にしながら改定はしているんですけれども、もともと東京都において業務職給料表の作成方針というのがございまして、給与の総合的な見直しの際に、当分の間、少し足伸ばしというんですか、給料表をそのまま長く伸ばしたままにするという、当分の間という措置がございまして、それが今回の見直しによって最高号給付近の12号給のカットということになったわけでございます。 以上でございます。
○議長(
伊藤幸秀君) 江口議員。
◆8番(江口元気君) すみません、表の前後を間違えておりまして申しわけございませんでした。勘違いで。給料表の号給が少なくなったということで、私の指摘が反映されたかどうかはわからないですけれども、そういった議論があったのかと、非常にいい改定だと思いました。 級が進むにつれて、給与も責任とともにふえていくような、そういった体系になっていけばいいのではないかと思いまして、今回大変評価したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑はございますか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本6議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本6議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第8号について討論はありませんか。
--上條議員。
◆20番(
上條彰一君) 議案第8号 平成28年度立川市
一般会計補正予算(第7号)について、反対の立場で討論を行います。 労働者の平均賃金は、ピーク時の1997年と比べると年収で50万円以上減少しております。特別職については、
期末手当の引き上げを見送るべきと考えます。 ところが、今回の引き上げについては、報酬審議会の対象とはなっていないということで、都の
人事委員会の勧告に連動して引き上げたということで、いわば検討すらしていないということで、大変問題があると考えるわけであります。 よって、議案第8号には反対をいたします。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございますか。--谷山議員。
◆3番(谷山きょう子君) 議案第8号 平成28年度
一般会計補正予算(第7号)に賛成の討論をいたします。 立川市は、東京都の
人事委員会の勧告をもとに報酬や給与を定めています。都の
人事委員会では、職員と民間従業員の給与比較として、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の、都内1万533事業所のうち、1,201事業所を無作為抽出して実施調査とありました。つまり、この調査では、50人以下の中小企業や事業所などは含まれておらず、正規、非正規雇用などの雇用形態や配分についても、景気の実態を反映しているとは言いがたいと言えます。 若者たちの就労の場が非正規雇用等、将来が安定していない今、議員報酬等や常勤、特別職給与等については値上げするべきではないと考え、この点については反対といたします。そのほか補正については賛成とし、全体としては賛成討論といたします。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございますか。--大沢豊議員。
◆21番(大沢豊君) 議案第8号 平成28年度立川市
一般会計補正予算(第7号)に反対の立場で討論をいたします。 昨年も、この議員報酬、一時金の、期末一時手当の議論がありましたけれども、昨年の議会でもたくさんの資料をもとに議論をいたしております。その中で出てきたのは、やはり最近の雇用状況は、非正規労働者が4割を占めるというふうになってきており、東京都
人事委員会の調査でも企業規模50人以上を対象としたものが都民の生活実態をきちんと反映したものではないだろうということが、一つは言えると思います。 また、
立川市議会議員及び特別職は、三多摩の中でも比較的上位にある、給与などが上位にあるものであるので、今回の値上げについては、私は求めるべきではないだろうというふうに思います。そして、近隣の市町村でも、14の自治体が値上げを見送っているということであります。こういうことであれば、そうした調査も含めた上で、この特別職と議員については、値上げをするべきではなかったのだろうというふうに思います。その理由で、私は議案第8号に反対をいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございますか。--討論はないものと認め、これより議案第8号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議がございますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
伊藤幸秀君) 押し忘れはございませんか。--なしと認め、確定をいたします。 賛成多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第9号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第10号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号について討論はありませんか。
--上條議員。
◆20番(
上條彰一君) 議案第23号
立川市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、議案第8号と同様の理由で反対をいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はありませんか。--谷山議員。
◆3番(谷山きょう子君) 議案第23号においても、先ほど討論で説明した内容により、反対といたします。 条例の一部改正には反対といたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ちょっと谷山議員の今の御発言だと、討論の理由が言われていない、反対の理由が言われていないですよ。第8号、前回の
補正予算については賛成をされているわけですから、それと違うということをはっきり明確に言わないと、討論にならないので。どうぞ。谷山議員。
◆3番(谷山きょう子君) 失礼いたしました。 議案第23号
立川市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に関しては、先ほど討論で説明いたしました、立川市は東京都の
人事委員会の勧告をもとに報酬や給与を定めています。 都の
人事委員会では、職員と民間従業員の給与比較として、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の都内1万533事業所のうち、1,201事業所を無作為抽出して実施調査とありました。つまり、この調査では50人以下の中小企業や事業所などは含まれておらず、正規、非正規雇用などの雇用形態、配分についても景気の実態を反映しているとは言いがたいと言えます。 若者たちの就労の場が正規雇用または非正規雇用等で将来が安定していない今、議員報酬に関しては値上げするべきではないというふうに考え、この条例一部改正には反対の討論といたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございますか。--大沢豊議員。
◆21番(大沢豊君) 議案第23号
立川市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に、先ほど述べました議案第8号の反対理由と同じ理由で反対をいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございませんか。--討論はないものと認め、これより議案第23号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
伊藤幸秀君) 押し忘れはございませんか。--なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について討論はありませんか。
--上條議員。
◆20番(
上條彰一君) 議案第24号 立川市
常勤特別職職員給与等支給条例の一部を改正する条例については、議案第8号と同様の理由で反対をいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございませんか。--谷山議員。
◆3番(谷山きょう子君) 議案第24号 立川市
常勤特別職職員給与等支給条例の一部を改正する条例においては、先ほど議案第23号と同じ理由で反対討論といたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございませんか。--大沢豊議員。
◆21番(大沢豊君) 議案第24号 立川市
常勤特別職職員給与等支給条例の一部を改正する条例については、先ほど申し上げました議案第8号と同じ理由で反対をいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに討論はございませんか。--討論はないものと認め、これより議案第24号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議がありますので、投票システムにより採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 〔賛成・反対者ボタンにより表決〕
○議長(
伊藤幸秀君) 確定をいたします。 賛成多数であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第25号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
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△日程第9 議案第11号 平成28年度立川市
特別会計下水道事業補正予算(第4号)
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第9 議案第11号 平成28年度立川市
特別会計下水道事業補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第11号について御説明いたします。 本案は、平成28年度立川市
特別会計下水道事業補正予算(第4号)であります。今回の補正額は9,408万9,000円の減額で、補正後の
歳入歳出予算の金額は58億6,292万8,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、
補正予算事項別明細書の15ページをお開きください。 事業費、流域編入事業の下水終末処理場汚泥消化槽等撤去工事は、これに係る実施設計において工程等を見直したことにより、減額するものであります。なお、別途、債務負担行為の変更をお願いしております。 以上で歳出の説明を終わりまして、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして12ページをお開きください。 下水道整備負担金及び市債は、歳出で御説明いたしました理由により、減額するものであります。 以上で歳入の説明を終わりますが、
歳入歳出予算の補正のほかに、別途、債務負担行為と地方債の補正をお願いしておりますので、前に戻りまして4ページをお開きください。 第2表の債務負担行為補正につきましては、下水終末処理場汚泥消化槽等撤去工事は、先ほど歳出で御説明しました理由により、期間と限度額を変更するものであります。 6ページをお開きください。 第3表の地方債補正は、先ほど歳入の市債で御説明しました理由により、地方債事業の限度額の変更をお願いするものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--江口議員。
◆8番(江口元気君) 説明ありがとうございました。歳入の部分なんですけれども、国立市の負担金が減額となっております。これはどういったことなのか、詳細をお示しください。
○議長(
伊藤幸秀君)
環境下水道部長。
◎
環境下水道部長(大野茂君) 歳入のほうで国立市の負担金が減額になっております。これは、現在の錦下水処理場において、国立市の青柳地区の下水も処理している関係で、処理費等につきまして国立からも負担金をもらっております。その関係から、流域編入の建設費等につきましても国立市から負担金をもらうことになっております。 今回、今年度執行します額の減額をしたことから、それに伴いまして今回歳入のほうのこちらの負担金も減額したものでございます。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) 江口議員。
◆8番(江口元気君) 今後の予定について、何かそれに関することで変更は、これによってあるのでしょうか。
○議長(
伊藤幸秀君)
環境下水道部長。
◎
環境下水道部長(大野茂君) 今回なぜ工程を見直したかと申しますと、下水処理場の汚泥消化槽を撤去する際には、その後に送水施設というのをつくります。その関係で、現在使用しております電路、これは最終沈澱池の稼働状況等をモニタリングするものなのですけれども、そちらを撤去する予定でありました。 しかし、こちらを撤去するに当たりましては、自動制御する基盤のほうの電源を落とさなければいけないということが実施設計の中でわかりまして、それを実施設計の中で調査して、その製造者に問い合わせたところ、電源を落とすと、その基盤等がもう老朽化が進んでおりまして再起動できない、あるいは再起動したとしても正常に動作しない危険性が高いというような判断がありました。 それを回避するためには、多大な費用と相当な期間が必要だというような提案をいただきましたので、私どもとしましては流域編入事業をおくらせることができないと考えておりますので、着手については今年度、本来であれば2月時点で事業者を決めて、本議会で契約案件として出そうと思っていたんですけれども、実施設計のほうがその見直しによりまして2カ月遅延したものですから、今年度の着手のほうは見送りまして、次回の議会に契約案件を出したいというふうな考えがございます。 その関係で、債務負担の補正もお願いしておりますけれども、当初は28年、29年で終了するところを30年まで、1年間といいますか2カ月間、年度をまたぐということで、29年の終期を30年まで伸ばしたということでございますので、若干工期のほうが、2カ月間後ろ倒しになったというような状況になって、今回補正をお願いしているものでございます。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) 江口議員。
◆8番(江口元気君) わかりました。今突然聞いたので驚いておりますけれども、ぜひ今後のスケジュール、なるべくスムーズにいけるように図っていただきますよう要望させていただきます。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑はございませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第11号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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△日程第10 議案第12号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(建築)
請負変更契約
△日程第11 議案第13号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(機械設備)
請負変更契約
△日程第12 議案第14号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(電気設備)
請負変更契約
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第10から第12までの議案第12号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(建築)
請負変更契約、議案第13号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(機械設備)
請負変更契約及び議案第14号
立川市立第八小学校大
規模改修工事(電気設備)
請負変更契約、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第12号、議案第13号及び議案第14号について、一括して御説明いたします。 本案は、
立川市立第八小学校大
規模改修工事に係る建築工事、機械設備工事及び電気設備工事の
請負変更契約であります。変更内容は、外壁躯体の補修部分の増加によるもの、可視化されていなかった旧機械室の吹付けアスベストの処理や、西側の塀等が越境しているため、これを撤去改修するための工事、扇風機の追加工事、屋外排水管及び雨水管の撤去及び新設をするための設計変更などにより、契約金額を変更するものであります。 建築工事につきましては、契約金額を3,251万4,480円増額し、11億603万4,480円で昇和建設株式会社を相手方として、機械設備工事につきましては契約金額を1,128万3,840円増額し、4億4,760万3,840円で八重洲工業株式会社を相手方として、電気設備工事につきましては契約金額を401万8,680円増額し、1億7,681万8,680円で成電工株式会社を相手方として、それぞれ随意契約いたしたいとするものであります。 変更の内容につきましては、担当から補足説明させます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) 教育部長。
◎教育部長(栗原寛君) 議案第12号、第13号及び第14号、
立川市立第八小学校大
規模改修工事に係る建築工事、機械設備工事及び電気設備工事の設計変更に伴う
請負変更契約について、補足説明いたします。 建築工事の主な変更契約の理由でございますが、まず外壁躯体の補修部分の増加については、外部足場を設置し、外壁劣化部を調査した結果、当初想定した数量より補修箇所が増加したものです。 旧機械室の吹付けアスベストは、天井材と断熱材及び設備機器の裏の不可視部分を調査した結果、新たにアスベスト含有材が発見されたことに伴う撤去及び処理が追加されたことによるものです。 さらに、西側の塀等が学校の敷地を越えて、最大で4センチほど越境しているため、これを撤去改修するための工事などによるものでございます。 機械設備工事の主な変更契約の理由でございますが、既設の排水管や雨水管にふぐあいがあり、これを撤去及び新設するものなどによるものでございます。 電気設備工事の主な変更契約の理由でございますが、既に設置してある空調機の風向き等の関係により、空気の循環や電気代の節約を目的として、扇風機の追加工事をするものなどによるものです。 説明は以上となります。
○議長(
伊藤幸秀君) これより
一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--高口議員。
◆14番(高口靖彦君) 1点だけ、報告がなかったので確認なのですが、この変更により、第八小学校の卒業式に影響があるということはないでしょうか。
○議長(
伊藤幸秀君) 教育部長。
◎教育部長(栗原寛君) 今回、議案として提出するものにつきましては、改修箇所等の変更等でございますが、工期については変更ございませんので、卒業式等は第八小学校の体育館で行う予定でございます。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑は。--大沢豊議員。
◆21番(大沢豊君) これはもっと前に、私はちょっと気がつかなければいけなかったことなんですけれども、例えば9ページの図面で校舎3階平面図というのを見てみますと、3階にエレベーターがあって、南校舎にあって、北校舎に廊下みたいに書いてあるので、北校舎にそのまま行けるかなと思っていたんですが、よくよく確認してみると、これは2階の渡り廊下の屋根部分であって、そのままでは車椅子利用の児童が北校舎に移動できないということがわかりました。 この点については、差別禁止条例というのかな、そういう条例ができてくるようになると、車椅子など障害を理由に行けない場所をつくってはいけないというふうになってくるだろうというふうに思うんですけれども、この点についてはどのような御見解なのでしょうか。
○議長(
伊藤幸秀君)
請負変更契約の議案とは直接的には関係がないですが、大事なことだと思いますので、1回だけお答えください。教育部長。
◎教育部長(栗原寛君) 今回の第八小学校の大規模改修に伴い、今まで第八小学校にはエレベーターが設置されておりませんでしたが、南校舎に1基エレベーターを設置することといたしました。 今、議員から御指摘があった部分につきましては、南校舎から北校舎への移動の部分でございますが、2階までは渡り廊下がございますが、3階についてはここの部分は屋内という形ではございません。3階の北校舎に設置してある教室につきましては、資料のとおり通級等の教室となります。 ここを御利用する児童につきまして、車椅子をお使いの児童がいる場合につきましては、現在の大規模改修の中でここにスロープをつけるということはいたしませんが、そういう児童がいる場合につきましては、仮設スロープ対応で、ここ南校舎から北校舎のほうに移動できるような環境をつくってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) これだけで終わってください。大沢豊議員。
◆21番(大沢豊君) そういう対応をされるのはいいんですが、これは多くの小学校がこのような北校舎、南校舎に分かれているところがあります。以前、第七中学校でも同じような問題が起きて、何とか解決はしたと思うんですけれども、今後も大規模改修のときには、この点を計画の中に含んで、しっかりと車椅子利用の人、あるいは障害者に対応するような改築にしていただきたいというふうに希望を述べておきます。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑はございませんか。
--稲橋議員。
◆17番(
稲橋ゆみ子君) まず、アスベスト、旧機械室のアスベスト撤去範囲の拡大ということで、これはやはり図面以外のところがいろいろと見つかって、今回も不可視部分が既存の設計図と相違したため、撤去及び処分を追加というふうになっております。こういった見つかったということで対処できるということはよかったなというふうに思っておりますが、引き続きアスベストへの対応、子どもへの飛散があってはいけませんので、その点のところはしっかりやっていただけるよう、よろしくお願いいたします。 そして、そのFのところのムクの木の装飾品の追加ということで補正として示されておりますが、これは以前、シンボルツリーであったムクの木を伐採する、その伐採に当たってはそれをシンボル的なものに、八小のシンボル的なものにしていくという、そういった方向性が示されていたものが、こういった形で出ているのかなというふうに思うんですが、この装飾品の作成を追加というふうになっております。これは子どもたちの意見等が反映された形でこういった装飾品ができたのかどうか、その辺についておわかりであればお聞きしたいと思います。 それから、17ページになります。 Dのところです。ミニキッチンの設置中止に伴う換気扇の取りやめというふうになっております。通級教室のミニキッチンの設置が中止となったため、換気扇及び配置を取りやめをするという、ここでは具体的には換気扇だけが取りやめられたという、そういったことになるかと思うんですが、以前通級のところを御利用しているお子さんが、とても皮膚感覚が敏感で、そういった対応をするところでやっぱりシャワーを浴びたりとか、そういったことが必要だという、そういう状況を聞いてきた中で、ここの通級のところのお部屋があるところでの、そもそもミニキッチンとかお湯とかが出れば、そういった対策がしやすいのではないかというふうに思うわけなんですが、このミニキッチンの設置を中止したという、そしてそれに伴う換気扇は当然そのキッチンがないから中止ということなんですけれども、そういったその経緯、これを取りやめることによって、そういった知覚過敏、皮膚感覚過敏なお子さんとかに対応できるような環境整備が、ちょっと離れたところにでもあるのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。 以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) 教育部長。
◎教育部長(栗原寛君) まずレリーフでございます。レリーフの大きさは高さが1メートル60センチ、幅が2メートル50センチほどでございます。私のところで今、資料にあるものは、それのイメージ図でございます。すみません、子どもたちの意見を聞いた中で作成したかどうかということは、こちらちょっと確認をさせて回答をさせていただきます。 続きましてミニキッチンでございます。ミニキッチンの設置を中止とした主な理由につきましては、当初はここの部屋は特別支援教室キラリの職員室として配置する部屋として設計を行っていきました。その中で、職員室でございますので、こういったキッチンというか水場があるような形の設計を行いましたが、最終的には、ここの当該の教室につきましてはキラリの実際に児童が使用する教室に変更したため、そのようなキッチンが必要なくなったということの理由でございます。 なお、シャワー等につきましては、ここの近くではございませんが、学校内に保健室がございます。保健室等にはそういったシャワー対応のところがございますので、何かあった場合につきましては、これはキラリを利用している児童だけでなく、保健室対応ということを考えております。 以上でございます。
○議長(
伊藤幸秀君) よろしいですか。
稲橋議員。
◆17番(
稲橋ゆみ子君) ムクの木の装飾品のことについては、今ここではわからないということなんですが、やはりシンボルツリーを使っての取り組みですので、そこがやはり子どもたちの思いがそういった装飾品につながっていればいいなという、そういった願いがあったものですから、この場で確認させていただきました。もしわかったら、後で教えていただければと思います。 それから、このミニキッチンのことです。当初職員室ということでの活用だったことが、ここでキラリの通級の教室として使う、そういった理由から職員用のミニキッチンの設置が要らなくなったという御説明だったかと思います。そういった状況はわかりました。 私としては、当初そういったミニキッチンはそういうことで子どもたちに対応できるように設置したのかなということを思って、そういったお子さん、いろいろとやはり皮膚が敏感だったりとかそういうお子さんもいらっしゃるので、そういったことと思ったので、質問しました。今の部長の答弁からも、シャワーとか、子どもたち誰でもでしょうけれども何かあった場合には保健室で対応できるという、そういったもちろん温水シャワーですね。ということとしては、今お聞きして安心しましたので、状況としては理解いたしました。
○議長(
伊藤幸秀君) 教育部長。
◎教育部長(栗原寛君) 先ほどの第八小学校のレリーフのことでございます。 最終的には、建築業者と学校とは調整をしましたけれども、子どもたちの御意見とか、そういったことでの調整は行ってはおりません。 以上でございます。
○議長(
伊藤幸秀君) ほかに御質疑はございますか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本3議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本3議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第12号について、討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第12号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号について、討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第13号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号について、討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第14号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
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△日程第13 議案第17号 立川市
介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第13、議案第17号 立川市
介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第17号について御説明いたします。 本案は、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行により、介護認定審査会の委員の任期を条例で規定することができるようになったことに伴い、立川市
介護保険条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、介護認定審査会委員の任期を3年とし、その他必要な文言の整理を行ったものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第17号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
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△日程第14 議案第21号 立川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第14、議案第21号 立川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第21号について御説明いたします。 本案は、年次有給休暇及び特別休暇の付与について、暦年単位から年度単位に変更するために、立川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正するものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第21号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 議案第22号 立川市
職員育児休業等条例の一部を改正する条例
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第15、議案第22号 立川市
職員育児休業等条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第22号について御説明いたします。 本案は、児童福祉法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、引用する条項が改正されたことから、立川市
職員育児休業等条例の一部を改正するものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第22号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
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△日程第16 議案第26号 立川市
非常勤職員公務災害補償条例の一部を改正する条例
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第16 議案第26号 立川市
非常勤職員公務災害補償条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第26号について御説明いたします。 本案は、地方公務員災害補償法の改正に伴い、立川市
非常勤職員公務災害補償条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、非常勤職員の災害補償の対象となる通勤の範囲のうち、親族の介護を理由とする通勤経路の逸脱または中断する場合について、対象となる親族の同居要件を緩和することとし、その他必要な文言の整理を行うものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(
伊藤幸秀君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第26号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
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△日程第17 議案第1号 平成29年度立川市
一般会計予算
△日程第18 議案第2号 平成29年度立川市
特別会計競輪事業予算
△日程第19 議案第3号 平成29年度立川市
特別会計国民健康保険事業予算
△日程第20 議案第4号 平成29年度立川市
特別会計下水道事業予算
△日程第21 議案第5号 平成29年度立川市
特別会計駐車場事業予算
△日程第22 議案第6号 平成29年度立川市
特別会計介護保険事業予算
△日程第23 議案第7号 平成29年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業予算
△日程第24 議案第15号 立川市
事務手数料条例の一部を改正する条例
△日程第25 議案第16号 立川市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
△日程第26 議案第18号 立川市
学童保育所条例の一部を改正する条例
△日程第27 議案第19号 立川市諏訪の
森広場条例
△日程第28 議案第20号 立川市
市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例
○議長(
伊藤幸秀君) 次に、日程第17から第28までの議案第1号 平成29年度立川市
一般会計予算、議案第2号 平成29年度立川市
特別会計競輪事業予算、議案第3号 平成29年度立川市
特別会計国民健康保険事業予算、議案第4号 平成29年度立川市
特別会計下水道事業予算、議案第5号 平成29年度立川市
特別会計駐車場事業予算、議案第6号 平成29年度立川市
特別会計介護保険事業予算、議案第7号 平成29年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業予算、議案第15号 立川市
事務手数料条例の一部を改正する条例、議案第16号 立川市
国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第18号 立川市
学童保育所条例の一部を改正する条例、議案第19号 立川市諏訪の
森広場条例及び議案第20号 立川市
市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例、以上12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 平成29年度の予算提案説明に先立ちまして、この場をおかりして児童及び教職員に学校給食が原因と思われる嘔吐、腹痛の体調不良が発生している問題につきまして、心よりおわびを申し上げます。また、一日も早い御回復を願うとともに、徹底した原因究明と再発防止など、今後の対応について迅速に取り組んでまいります。 それでは、平成29年度の予算案及びこれに関連する議案の御審議をお願いするに当たり、所信の一端を述べさせていただくとともに、予算案の概要について御説明を申し上げます。 初めに、平成29年度は立川市第4次長期総合計画に掲げる将来像「にぎわいとやすらぎの交流都市 立川」の実現に向け、人口減少、少子高齢化、経済縮小社会を捉えながらも、市民生活を充実させることに注力するとともに、にぎわいを創出する市の中心部のハード面のまちづくりに一定の方向性を示すことができたことから、やすらぎとしてのソフト面を充実すべく、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての準備や、文化・芸術振興などに力を入れてまいりたいと考えております。 また、行政運営においては、内部統制を堅実に行うとともに、本市と近隣8市による広域連携を着実に踏み出す年とすべく、取り組みを進めてまいりたいとの思いを強くしているところであります。 次に、社会全般についてであります。 政府の平成29年度の経済見通しと、経済財政運営の基本的態度によりますと、我が国経済は、経済対策など、平成29年度の経済財政運営の基本的態度に示された政策の推進等により、雇用・所得環境が引き続き改善し、経済の好循環が進展する中で、民需を中心とした景気回復が見込まれる。物価については、景気回復により需給が引き締まっていく中で上昇し、デフレ脱却に向け前進が見込まれるとしております。 また、平成29年1月の月例経済報告では、景気は一部に改善のおくれも見られるが、緩やかな回復基調が続いているとし、先行きについては雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって緩やかに回復していくことが期待される。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしております。 雇用情勢について、完全失業率は平成28年11月は前月比0.1ポイント上昇し、3.1%となりました。労働力人口及び就業者数は減少し、完全失業者数は増加となっております。雇用者数や新規求人数は増加傾向にあり、有効求人倍率も上昇となっております。 また、賃金を見ると定期給与は横ばい圏内で推移し、現金給与総額は緩やかに増加していることから、先行きについては改善していくことが期待されるとの見方であります。 国の平成29年度の予算は、平成29年度予算編成の基本方針の考え方により、経済・財政再生計画2年目に当たり、同計画に掲げる歳出改革等を着実に実行する方針のもと編成され、
一般会計の総額は過去最大の97兆5,000億円、前年度比0.8%の伸びとなっております。 税収は、前年度に比べ0.2%増の57兆7,000億円とし、国債発行額は前年度より622億円の減額となっていますが、前年度に引き続き34兆円台としております。 次に、地方財政、東京都の予算について、概括して申し上げます。 平成29年度の地方財政対策については、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額について前年度比4,011億円、0.7%増の62兆803億円と、平成28年度地方財政計画を上回る額を確保するとしております。 また、地方公共団体が自主性、主体性を最大限に発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細かな施策を可能とする観点から、平成27年度に創設されたまち・ひと・しごと創生事業費については、平成29年度においても引き続き1兆円を確保するとしております。 なお、公共施設等の適正管理の推進として、公共施設等最適化事業費に長寿命化対策、熊本地震の被害状況を踏まえた庁舎機能の確保を追加するなど内容を拡充し、新たに公共施設等適正管理推進事業費として計上しております。 財源不足については、社会保障関係経費の自然増が見込まれることなどにより、6兆9,710億円の財源不足額が生じており、地方交付税別枠加算や臨時財政対策債の発行などにより、補填対応することとなっております。 また、社会保障・税一体改革による社会保障の充実分等及びニッポン一億総活躍プランに基づく保育士や介護人材等の処遇改善に係る経費として、社会保障の充実分等の事業費を地方財政計画に計上し、財源を確保しております。 東京都でありますが、平成29年度予算を新しい東京の実現に向けた改革を強力に推し進め、明るい未来への確かな道筋を紡ぐ予算と位置づけ、東京が抱える課題の解決と、より一層の成長創出のための施策展開を力強く進めるとともに、全ての事業の総点検を実施し、無駄の排除を徹底して行うなど都民ファーストの視点に立った財政構造改革の一層の推進を図るとしております。
一般会計の予算規模は、前年度比0.8%減の6兆9,540億円となり、都税は前年度比2.3%減の5兆911億円となっております。 さて、本市における平成29年度予算についてであります。 平成29年度は、第4次長期総合計画における前期基本計画や各個別計画に基づき、施策や事務事業の重点化を図るとともに、行政評価を活用することで行政サービスの維持向上に取り組み、前期基本計画に掲げた施策ごとの成果指標の目標達成につなげていくこととしました。 また、持続可能な行財政運営の推進に向け、受益者負担のあり方を含め、限られた資源を効率的、効果的に配分するため、既存事業の見直しとあわせて積極的に事業の再構築に取り組み、より効果、成果の期待できる事業や新たな行政需要に対応するための事業に転換を図るなど行政経営の視点に立ち、行財政改革の手を緩めることなく、全ての施策、事務事業を厳しく検証し、徹底的な見直し、工夫を行い、市民生活に直結するものや法改正などに伴い対応が必要なものを優先するなど、予算編成を進めてまいりました。 市税のうち、特に法人市民税が一部交付税原資化の影響により、平成27年度決算と比較して約10億円減少するなど、今後の少子高齢化とともに人口が減少する社会の中で、市税を含めた市の一般財源をこれまで以上に確保することは困難と予測されます。そのため、今後の人口減少や少子高齢化を見据え、特色ある取り組みを進めつつ、行政サービスの水準を維持し、一億総活躍プランで示された介護、子育て世代への支援や、たちかわ創生総合戦略に基づき、地方創生に資する事業を推進してまいります。 また、広域連携サミットを通じて、広域化に関する議論を深めるとともに、本市の魅力と価値を市内外に効果的、効率的に情報発信するシティプロモーションの展開や、本市が世界に誇るパブリックアート、ファーレ立川アートのブランド価値を高め、その魅力を国内外に発信する取り組みを進めるほか、交通結節点であるJR立川駅周辺の乗りかえ利便性の向上等を目的とした公共サイン整備方針の策定に向け調査、検討を行ってまいります。 なお、複式簿記の導入、固定資産台帳の整備により、資産、負債等のストック情報や減価償却費、退職給付引当金繰入額等を含めたフルコストを把握するなど、行財政運営に活用するため、総務省の統一的な基準による地方公会計制度を導入いたします。 私の公約であります待機児童対策では、保育園の施設整備等により、受け入れ枠の拡大に取り組むことを初め、新学校給食共同調理場建設に向けましては、今後、学校給食運営審議会からの答申に基づき市の方針を決定するほか、新清掃工場建設に向け、新清掃工場整備基本計画に基づき事業者選定業務を開始するとともに、生活環境影響調査などの実施や都市計画決定等の手続を進めてまいります。 なお、小学校の大規模改修及び中規模改修におきましては、外壁塗装部アスベスト含有に伴い、一部改修工事を延期するとともに、陸上競技場改修工事におきましても実施時期を先送りする判断をしたところであります。また、工事契約に係る市内本店事業者への入札参加につきましては、予定価格1億5,000万円未満までの事業とする制度をさらに1年間延長し、平成30年3月31日までとすることとしております。 平成29年度予算案の概要ですが、厳しい財政状況が見込まれる中、前年8月には経営方針を定め、防災・防犯への取り組み、子育て教育支援の推進、豊かな長寿社会の構築、魅力と活力にあふれたまちづくり、新清掃工場の建設、不断の行財政改革の六つの施策を重点施策として展開することとしました。 防災、防犯への取り組みでは、熊本地震の経験や教訓、国や都の動向を踏まえ、地域防災計画を修正してまいります。また、平成27年度改正の客引き行為等防止条例を適切に運用すると同時に、地域や警察と連携した取り組みや、防犯カメラの活用等により、駅周辺の環境改善を進めるとともに、消費者被害等の防止に向け、市民の安全・安心の確保に継続して取り組んでまいります。 さらに、平成27年度から取り組んでいる通学路の安全を確保するための防犯カメラを平成29年度は小学校8校に設置し、これにより小学校全校の通学路への防犯カメラ設置が完了いたします。 次に、子育て教育支援の推進では、保育施設の建てかえ、新設等による受け入れ枠拡大や、保育士宿舎の借り上げ支援など、量と質の充実に取り組んでまいります。また、未来を担う子どもたちのためにグローバル化の進展の中で、国際語である英語力の向上は重要であり、特にコミュニケーション能力の育成が課題となっていることから、小学校の英語教育の教科化及び外国語活動の3、4年生での実施も踏まえ、外国人指導助手の活用を充実するとともに、地域に学び、その担い手となる市民を育成するため、立川市民科のさらなる充実に向け、小学校6年生が救命入門コースを、中学校2年生が普通救命講習を受講する取り組みを実施してまいります。 さらに、学校の教育環境の改善のために、校舎等の老朽箇所の修繕を行うとともに、平成29年度から3年間で小中学校のトイレ改修を実施してまいります。また、市内事業者からの寄附を活用して、読書活動の推進のため、小学校図書館の蔵書充実や中学校の吹奏楽活動の充実のために楽器を購入するほか、不登校対策を強化するため、適応指導教室にタブレット端末を導入するとともに、家庭訪問等のきめ細かい対応をチームで行う学校サポート指導員を新設してまいります。 次に、豊かな長寿社会の構築では、ともに見守り支え合い、安心して健やかに暮らせるまちの実現に向け取り組みを進めるとともに、全ての市民が安全・安心に過ごせるよう地域包括ケアシステムの構築を推進してまいります。 具体的には、人と人がつながり、安心して暮らせることのできる地域社会を目指し、見守り体制の充実、生きがいづくりへの支援や権利擁護等により高齢者の孤立を防ぎ、尊厳を守るとともに、介護予防・日常生活支援総合事業の安定的な運営に努めてまいります。また、住みなれた地域で自分らしく暮らし続けるために、在宅医療、介護連携推進事業や認知症施策推進事業に関する施策などに取り組んでまいります。 次に、魅力と活力にあふれたまちづくりでは、たちかわ創生総合戦略がメーンターゲットとする25歳から39歳前後の世代に向けたシティプロモーションを検討、実施するとともに、好評なプレミアム婚姻届事業を継続し、立川のブランド化を進めてまいります。また、改修の終わる立川駅西地下道に、大学や市民団体等と連携して壁面アート化を平成30年度までの2カ年で行うなど、新たな魅力発信に取り組んでまいります。 さらに、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けた機運醸成のため、公共施設等を活用した
展示イベントの開催や、本市にゆかりのある選手応援、事前キャンプの誘致などに引き続き取り組んでまいります。 次に、新清掃工場の建設では、さきに御説明した取り組みに加え、用地取得に向け取り組むとともに、循環型社会形成推進交付金対象事業への交付申請を進めてまいります。また、ごみ減量とリサイクルを推進するため、飲食店の食品ロス削減に向け、食べ切り協力店の拡大に取り組むとともに、物を大切にし、ごみをつくらないライフスタイルへの転換を進めるため、若年層や地域に向け、2R推進への周知、啓発を図ってまいります。なお、再資源化施設実証導入につきましては、継続して導入に向けた取り組みを進めてまいります。 次に、不断の行財政改革では、行政評価制度と予算編成、定員管理を連動させた行政経営システムを推進するとともに、後期基本計画の策定や行政経営計画の見直し等を行ってまいります。また、公共施設あり方方針に基づき、平成28年度に策定する再編計画の市民周知を行うとともに、再編個別計画の策定に取り組んでまいります。なお、平成30年4月の栄保育園、平成32年4月の柴崎保育園の民営化につきましては、引き続き丁寧に取り組んでまいります。 次に、予算規模であります。なお、金額につきましては千万円単位の概数で申し上げますと、
一般会計と六つの特別会計の総額は1,318億8,000万円で、対前年度170億8,000万円の減額となっております。
一般会計の予算額は717億8,000万円で、前年度に比較して16億5,000万円、2.2%の減となり、7年ぶりの減となりました。 各特別会計につきましては、まず競輪事業は予算額が168億8,000万円で、前年度に比べ157億7,000万円と48.3%の減となっております。平成29年度は、前年度開催の競輪グランプリを開催しないため、車券発売金額は161億9,000万円と見込んでおります。また、立川競輪事業の将来像について(2014年版)における各種施策及び施設改修後の効果を検証し、改善を重ねてまいります。
一般会計への繰出金は1億円としております。 国民健康保険事業は、予算総額が204億2,000万円で、前年度に比べ4,000万円、0.2%の減となっております。被保険者数の減による保険給付費の減等が主な要因となっております。 なお、保険料につきましては、賦課総額を満たす賦課とするとの国民健康保険運営協議会からの答申に基づき、改定することとしました。
一般会計からの繰入金は、7,000万円減の20億4,000万円となっております。 下水道事業は、予算総額が53億7,000万円で、前年度に比べ5億2,000万円、8.8%の減となっております。平成29年度は、公営企業会計移行事務及び流域編入事業に伴う錦町下水処理場施設を一部撤去し、錦幹線及び下水送水施設築造に着手するほか、道路冠水等の削減のため、西砂川第1排水区雨水枝線実施設計や、上水第2排水区雨水枝線埋設工事を実施いたします。また、下水道長寿命化事業として、緑川幹線改築工事の実施設計を行ってまいります。
一般会計からの繰入金は、1億4,000万円減の19億円となっております。駐車場事業は予算総額が1億4,000万円で、前年度に比べ1億4,000万円49.1%の減で、旧立川駅南口第一、第二立体駐車場解体工事の減などによるものであります。 介護保険事業は、予算総額が136億8,000万円で、前年度に比べ8億9,000万円、7.0%の増となっております。 第6期介護保険
事業計画に合わせた介護サービス給付費の増によるものであります。また、平成28年度から実施している介護予防・日常生活支援総合事業による通所型サービス、訪問型サービスの提供が、介護給付費による提供から地域支援事業に完全移行してまいります。
一般会計からの繰入金は、1億3,000万円増の20億7,000万円となっております。 後期高齢者医療事業は、予算総額が36億1,000万円で、前年度に比べ1億4,000万円、4.0%の減となっております。被保険者数の増による保険給付費の増に伴う広域連合納付金の増額によるものであります。
一般会計からの繰入金は、1億1,000万円増の18億5,000万円となっております。 以上、平成29年度予算案の概要について申し上げました。予算編成に当たっては、例年同様厳しい編成作業となりましたが、冒頭申し上げましたとおり市民生活に直結するものや法改正などに伴い対応が必要なものを優先に、私の公約や行政評価を反映した経営方針のもと、議会や市民の皆様からの御意見や御提言に十分意を用いつつ行ってまいりました。 また、本市の平成29年度予算案を総じて見ますと、歳入面では市税収入について法人市民税は減収を見込みましたが、個人市民税や固定資産税の増により、市税全体では増収を見込みました。財源調達としての市債は、各種改修工事の見直しや先送りの判断を行ったことなどから減額となりましたが、教育環境整備や待機児童対策のための保育園施設建てかえ事業などに活用しております。 また、基金からの繰り入れは再編交付金事業基金をAED関連費用に、地域づくり振興基金を小学校の図書や中学校の楽器購入費用に要する経費の財源充当分として活用し、財政収支の均衡を図ったところであります。 歳出面では、立川駅西側新自由通路及び新改札口整備負担金による投資的経費や、職員定数の見直しによる人件費などが減額となったものの、社会保障関係経費の増による扶助費や繰出金などが伸びておりますが、市民サービスの維持向上に努めるとともに、将来の本市のあるべき姿の実現を目指し、必要な予算措置を行ったところであります。 最後に、平成29年度予算は前期基本計画の中間年であることから、これまでの成果検証を行い、将来の方向性を見定めていく年であるとともに、JR立川駅周辺等のまちづくりを中心としたハード面から、文化・芸術振興によるやすらぎづくりや、子育て、教育といった人を育てるソフト面に移行する年と位置づけて取り組んでまいります。 また、限られた経営資源を効果的、効率的に配分することが求められており、既存事業を見直し、現在や今後の社会環境、時代の要請に応じたものとする必要があります。なお、行政の施策、事業等の優先度をはかるためには、予算編成方法の改革も含めた検討が必要となっているとともに、市民生活を守っていくために行動することが重要であると感じております。 一方で、魅力あるまちづくりを進め、企業などの立地、集積に努めてきた本市において、地域間の税源の偏在性を是正するとの観点から、消費税増税に伴う法人市民税の一部交付税原資化や、法人実効税率の引き下げが今後も実施され、地方財源が奪われることに加え、社会保障と税番号制度や予防接種定期化など国の制度において、全国一律に対応すべき項目を交付税措置とする点については、今後も引き続き機会あるごとに意見を申し述べてまいります。 議会を初め、市民の皆様の御理解と御協力をさらに賜りますようお願い申し上げ、平成29年度予算案の説明といたします。 恐れ入ります。提案書の14ページであります。 後期高齢者医療事業の記述の中で、2行目であります。前年度に比べ1億4,000万円、4.0%の増と申し上げたと思いますけれども、減ということでございますので、御訂正をお願いいたします。(「減とおっしゃったので」と呼ぶ者あり)すみません、反対でした。減と申し上げましたが、増ということでございますので、御訂正をお願いいたします。 次に、議案第15号について御説明いたします。 本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が施行されたことに伴い、立川市
事務手数料条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、建築物エネルギー消費性能適合性判定等に関する事務手数料を追加するものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 議案第16号について御説明いたします。 本案は、国民健康保険法施行令の一部改正、立川市国民健康保険運営協議会からの国民健康保険料率等の改正に係る答申等に基づき、立川市
国民健康保険条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、国民健康保険料の算定に係る所得の規定を改正し、及び国民健康保険料の保険料率等を見直すとともに、平成29年度税制改正大綱による施行令の一部が改正されることを受け、保険料の応益分の5割軽減と2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得を引き上げるものであります。 次に、議案第18号についてであります。 本案は、立川市高松第三学童保育所を新設することに伴い、立川市
学童保育所条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第19号についてであります。 本案は、旧柴崎学習館跡地に、地域の活性化をはかるためのにぎわい及び活力を創出する場所並びに市民の憩いの場所として広場を設置することに伴い、公の施設設置条例を制定するものであります。 条例の概要につきましては、担当から補足説明をさせます。 次に、議案第20号であります。 本案は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律と、関連する一部改正政令が公布されたことに伴い、立川市市税賦課徴収条例の一部を改正するものであります。 主な改正点は、個人住民税における住宅ローン減税措置の適用期限を平成33年12月31日まで延長すること、平成26年度税制改正に伴い、地方法人課税の偏在是正の措置として、2.6%引き下げた法人市民税法人税割の税率をさらに3.7%引き下げること、都税の自動車取得税を廃止することに伴い、軽自動車税に環境性能割を創設すること、その他文言等の整理を行うものであります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ありがとうございました。
○議長(
伊藤幸秀君)
産業文化スポーツ部長。
◎
産業文化スポーツ部長(
新海紀代美君) 議案第19号について補足説明をいたします。 まず、本広場の名称について御説明いたします。 本広場の名称の決定方法につきましては、庁内決定、公募、ネーミングライツの三つの手法を検討いたしましたが、本市及び他市の事例等を検証した結果、本広場の規模や機能等で公募やネーミングライツを実施した事例がほとんどないことから、庁内決定とすることといたしました。 名称につきましては、本広場は諏訪の森公園と隣接し、一体的な利用を図っていくこと、また本市の歴史的、文化的な象徴の一つである諏訪神社や諏訪通りなども近隣にあることから、市民等になじみのあるわかりやすい名称として、諏訪の森広場といたしました。 なお、本広場の名称について、今後市民等からより親しみやすい愛称をつける機運が高まってきた場合には、改めて検討してまいりたいと考えております。 続きまして、条文について御説明いたします。 第1条は、本広場の設置目的と位置について規定しております。 第2条は、本広場で実施する事業を規定しております。 第3条及び第4条は、貸し出しに係る使用の承認及び不承認について規定しております。 第5条は、使用料について別表に定めております。 第6条及び第7条は、使用料の免除と還付について規定しております。 第8条は、本広場の使用に伴って発生する光熱水費の負担について規定しております。 第9条から第14条は、本広場における禁止行為や制限、使用権の転貸の禁止や原状回復の義務、損害賠償、使用者の届け出事項等について規定しております。 第15条は、市長の監督権限や処分、命令について規定しております。 第16条は、広く一般に本広場を開放する場合を規定しております。 第17条は、この条例の施行について必要な事項は、市長が別に定めるとしております。 最後に、附則で本条例の施行日を平成29年4月1日としております。 説明は以上です。
○議長(
伊藤幸秀君) 以上で、本12議案についての提案理由の説明は全部終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております本12議案に対する
代表質問は、2月28日の本会議において行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。 よって、本12議案に対する
代表質問は、2月28日の本会議において行うことに決しました。
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○議長(
伊藤幸秀君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 お諮りいたします。 議事の都合により、2月24日及び27日は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤幸秀君) 御異議なしと認めます。したがって、そのように決しました。 なお、次回本会議は2月28日午前10時から開きますので、あらかじめ御了承願います。 本日は、これをもって延会いたします。 大変御苦労さまでした。 〔延会 午後2時46分〕...