• "重層的支援体制整備事業"(1/1)
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  1. 八王子市議会 2024-06-26
    令和6年_第2回定例会(第6日目) 本文 2024-06-26


    取得元: 八王子市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    〔午前10時00分開議〕 ◎【鈴木玲央議長】 ただいまから本日の会議を開きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 日程に従いまして進行します。  つきましては、日程第1、議員の辞職についてを議題とします。  本件は、大竹利明議員から議員の辞職願が提出されたものであります。  議会事務局長が辞職願を朗読します。                    〔事務局長朗読〕   ──────────────────────────────────────────                     辞 職 願                                       令和6年6月19日 八王子市議会議長   鈴 木 玲 央 殿                                      八王子市議会議員                                        大 竹 利 明  今般、一身上の都合により、令和6年6月19日付をもって、八王子市議会議員を辞職したいので、地方自治法第126条の規定により許可されますようお願いいたします。   ────────────────────────────────────────── ◎【鈴木玲央議長】 お諮りします。  大竹利明議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、本日、大竹利明議員の辞職を許可することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第2を議題とします。  本件については、総務企画委員会に付託した事件であり、審査報告書が提出されております。              〔総務企画委員会議案審査報告書後編参照〕 ◎【鈴木玲央議長】 総務企画委員長から審査の経過及び結果の報告を願います。  第13番、岸田功典議員。                   〔総務企画委員長登壇〕 ◎【岸田功典総務企画委員長】 ただいまから総務企画委員会の審査の概要と結果を報告いたします。  本委員会に付託されました議案10件につきましては、去る6月17日、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。  まず、第78号議案、令和6年度八王子市一般会計補正予算(第1号)についてのうち本委員会所管分ないし第80号議案、令和6年度八王子市給与及び公共料金特別会計補正予算(第1号)についての3件を一括議題としました。  主な質疑として、まず、一般会計補正予算(第1号)についてのうち、地域づくり推進事業について、補助金の交付予定と地域づくり団体への支援と自立のバランスのとり方について市の考えを問う発言に、今年度はモデル試行として4地区の団体に補助金を交付し、効果の検証を行う予定であり、次年度以降の交付は未定である。地域づくり団体には、協力金や自主財源の確保にも取り組んでもらうなど、自主自立を促していくとの答弁がありました。  また、補助金の効果や妥当性の検証方法を問う発言に、団体からは、補助金申請の際、事業の効果や目標値を記載した事業計画書を提出してもらうが、例えば、事業の実施により、地域づくり推進会議への参加者が増え、新たな担い手が確保できたかといった点などから、効果を検証していきたいとの答弁がありました。  他に、既存の補助金との関係も含め、補助金の在り方について、どのように検討を行っていくかを問う発言、市と地域づくり団体地域づくりに関するビジョンを共有することが重要であるとし、補助金の効果検証とともに、市の考え方を整理することを求める発言がありました。  次に、文化芸術の振興について、芸術文化会館の大規模改修工事も含め、公共工事の際は、インフレスライド条項の適用による設計労務単価の改定が個人事業主や下請企業の賃金水準の引上げに反映されるよう、市としても確認すべきであるとした上で、対応状況を問う発言に、事業者からは、賃金等の変動に対応する旨の誓約書を提出してもらっている。下請取引の適正化に関しては、国から方針が出されており、それらに基づきつつ、賃金の適正化への対応を検討していきたいとの答弁がありました。  次に、消防団本部及び分団交付金について、市で想定している具体的な活用方法を問う発言に、市内にある大型デジタルサイネージを利用し、消防団員確保に向けた広報活動等に充ててもらうよう、働きかけを行っている。これまでも啓発活動が行われてきたが、交付金により、さらに有効な取組がなされるよう検討を進めていくとの答弁がありました。  次に、避難所空調機設置について、今回の設置計画のうち、大部分をリース方式で行う理由と、契約の内容を問う発言に、現在、体育館に空調機を設置していない小中学校は89校あり、スピード感を持った対応を最優先に考え検討した結果、最も早く、かつ設置金額を抑えられる方法として、リース方式を選択した。5年間のリース期間終了後は、無償譲渡となるほか、空調機の耐用年数も考慮し、保守点検は含めない契約とする予定であるとの答弁がありました。  また、プロパンガスを熱源とする空調機の設置等、災害時でも機能する避難所の整備を求めるとし、市の考えを問う発言に、今回、市内9校に、停電時でも自立運転が可能なプロパンガス方式の空調機を導入する予定であり、これにより風水害の規模により最初に開設される、いわゆるプラン1の避難所26ヵ所と合わせ、計35ヵ所にプロパンガス方式の空調機を設置することになる。欠点も含めて総合的に判断し、複数の熱源を導入して、リスク分散を図る考えであるとの答弁がありました。  これに関し、プロパンガス方式の空調機の設置校が、地域的に偏ることがないよう配置してほしいとし、市の考えを問う発言に、設置校の選定に当たっては、プラン1の避難所の開設場所も考慮し、人口に比べ避難所が少ない多摩ニュータウン八王子ニュータウンエリアを中心に、バランスよく配置されるよう検討したとの答弁がありました。  他に、フロントヤード改革モデル事業について、今回購入する機器の内容と、市民部以外の窓口での展開について市の考えを問う発言、防災倉庫整備について、避難所の開設状況や利用人数など、過去の実績を考慮した上で、簡易間仕切りの配備数の決定を求める発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第81号議案、八王子市組織条例の一部を改正する条例設定について及び第83号議案、八王子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例設定についての2件を一括議題としたところ、質疑、意見ともになく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第82号議案、八王子市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例設定についてを議題としたところ、質疑、意見ともになく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第84号議案、八王子市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例設定について及び第85号議案、八王子市都市計画税条例の一部を改正する条例設定についての2件を一括議題としたところ、質疑、意見ともになく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第86号議案、八王子市芸術文化会館条例の一部を改正する条例設定についてを議題としました。  大規模改修工事後の芸術文化会館の利用料金の設定について、市の考えを問う発言に、貸出料金については、条例に規定する上限の範囲内で指定管理者が決定することになるが、現在までのところ、会議室は10%、それ以外の部屋については25%程度の料金改定が予定されているとの答弁がありました。  これに対し、市民が使いやすい利用料金の設定を求める発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第90号議案、消防自動車の取得についてを議題としたところ、質疑、意見ともになく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上が総務企画委員会に付託されました議案の審査の概要と結果であります。詳細につきましては委員会記録にとどめてありますので、御了承願います。  以上で総務企画委員会の報告を終わります。 ◎【鈴木玲央議長】 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 質疑なしと認め、進行します。  第78号議案を除く第79号議案ないし第86号議案及び第90号議案については、討論の通告がありません。  これより採決を行います。  採決は、第78号議案を除き、第79号議案、令和6年度八王子市借入金管理特別会計補正予算(第1号)についてないし第86号議案、八王子市芸術文化会館条例の一部を改正する条例設定について及び第90号議案、消防自動車の取得についての9議案を一括採決します。  本案は、総務企画委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、第79号議案ないし第86号議案及び第90号議案の9議案は委員長報告のとおり可決することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第3を議題とします。  本件については、文教経済委員会に付託した事件であり、審査報告書が提出されております。              〔文教経済委員会議案審査報告書後編参照〕 ◎【鈴木玲央議長】 文教経済委員長から審査の経過及び結果の報告を願います。  第24番、渡口禎議員。                   〔文教経済委員長登壇〕 ◎【渡口禎文教経済委員長】 ただいまから文教経済委員会の審査の概要と結果を報告いたします。  本委員会に付託されました議案1件につきましては、去る6月17日、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。  第78号議案、令和6年度八王子市一般会計補正予算(第1号)についてのうち本委員会所管分を議題といたしました。  主な質疑として、学童保育所放課後子ども教室の管理運営について、職員配置基準を見直した市の見解を問う発言に、学童保育所では、以前より非常勤職員の人材不足が課題であったことから、学童保育所職員を常勤職員として雇用することで安定して働くことができ、子どもの保育に注力できる環境づくりを進めていきたいと考えている。本事業では、子ども・子育て支援交付金を活用しながら、しっかりと取組を進めていきたいとの答弁がありました。  これに関連し、最大80人近い児童がいる施設があるにも関わらず、職員配置の新基準では、現行と変わらず常勤及び非常勤職員が各4名という人数設定では、対応が厳しいことを指摘した上で、このような施設への対応を問う発言に、新配置基準については、あくまで基本の人数であり、児童数の多い施設については施設の状況によって協議し、別途職員を加配することで、どこの施設でも安全・安心な保育ができるようにしていくとの答弁がありました。  次に、企業立地の促進について、市内及び市外企業への情報収集として、企業の状況及び今後の意向調査等を行うこと、また市内の不動産業者へ不動産情報の収集を行うことが企業立地支援情報収集整理等業務委託料の具体的な内容であることを確認した上で、本事業に期待する効果について問う発言に、主に2つあり、1つ目は市内の企業が市外へ転出することを防ぐこと、2つ目は川口物流拠点をはじめ幹線道路沿いの産業用地が今後創出されるため、そのエリアへの企業の進出を促していくことであるとの答弁がありました。  ほかに、企業立地促進プロジェクトチームパートナー案で示される団体について、これまでも連携し、情報共有等に取り組んできた成果を確認した上で、今後、市内団体だけでなく他市の商工会議所などと連携する予定はあるのか問う発言、また、改めて庁内連携チームを構成し、企業立地等を進めていくとのことだが、現在の庁内連携の状況及び課題について、どのように認識しているか市の見解を問う発言がありました。  次に、学校における働き方改革の推進について、今回小学校に配置する学年補佐と既に導入されているスクール・サポート・スタッフとの役割の違いについて問う発言に、スクール・サポート・スタッフは授業の準備など学校全体の業務に関わる事務の補助を担う一方、学年補佐は小学1年生から3年生の特定学年の教員の補助を行うことを目的としており、主に子どもの学習・生活指導の補助、登下校の見守りなどの業務を担うものであるとの答弁がありました。  他に、学年補佐になる方は、学校のことをよく理解していること、先生たちが仕事などを頼みやすいことなどを理想とした上で、副校長など他の先生の業務負担とならないような人材とするよう要望する発言がありました。  次に、小学校給食、中学校給食について、給食費無償化子どもたちや家庭にとって大変有益なものであるが、施設の整備や調理に係る経費などが税金で負担されている。これらを子どもたちにどのように伝えていくのかを問う発言に、無償化となっても食育という観点から授業を通して指導していくとの答弁がありました。  これに関連し、本取組内容を評価した上で、今回の給食費無償化を起点として、今後どのような考えで本事業を進めていくのか市の見解を問う発言に、給食費無償化は、子どもたちの成長を願う方たちの思いが表れているものであると認識している。今後は、本事業を通して何を学んでもらいたいのか、どう育ってもらいたいのか、その思いをしっかりと伝えていけるような取組を推進していきたいとの答弁ありました。  他に、部活動の推進について、部活動指導員が新たに配置されることを評価した上で、今後いかに人材確保をしていくのかが課題であると認識しているが、今後の取組方法について市の見解を問う発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上が文教経済委員会に付託されました議案の審査の概要と結果であります。詳細につきましては委員会記録にとどめてありますので、御了承願います。  以上で文教経済委員会の報告を終わります。 ◎【鈴木玲央議長】 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 質疑なしと認め、進行します。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第4を議題とします。  本件については、厚生委員会に付託した事件であり、審査報告書が提出されております。               〔厚生委員会議案審査報告書後編参照〕 ◎【鈴木玲央議長】 厚生委員長から審査の経過及び結果の報告を願います。  第18番、望月翔平議員。                   〔厚生委員長登壇〕 ◎【望月翔平厚生委員長】 ただいまから厚生委員会の審査の概要と結果を報告いたします。  本委員会に付託されました議案1件につきましては、去る6月18日、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。  第78号議案、令和6年度八王子市一般会計補正予算(第1号)についてのうち本委員会所管分を議題といたしました。  主な質疑として、まず、重層的支援体制整備事業における孤独・孤立プラットフォーム運営委託について、官民連携によるプラットフォームの具体的な取組内容を問う発言に、孤独・孤立の対策に取り組む民間企業やNPO、支援機関の連携を通じて孤独・孤立の実態把握や孤独・孤立対策につながる社会資源の開発などを行う予定との答弁がありました。また、プラットフォームの運営において、民間団体の方々が業務上知り得た個人情報に対する守秘義務について問う発言に、プラットフォームにおいては個人を特定するような個人情報の取り扱いはないが、非常に重要な点であると認識をしている。民間団体が参加する場合は一定のルールが必要と考えているため、個人情報の取扱いに関してはガイドラインを作成するなどして対応していきたいとの答弁がありました。  他に、孤独・孤立は、表面的には見えづらいことが課題だが、どのように課題解決に向けて取り組んでいくか市の見解を問う発言に、地域での様々な主体のつながりの中で専門的な機関につなげていくことで課題解決を目指していく。病気かどうか分からなくとも異変があればそれをいち早く察知し、専門的な機関につなげて予防していくというところを重点的に進めていきたいとの答弁がありました。  次に、予防接種について、高齢者の新型コロナワクチン接種費用1万5,300円のうち、市の負担額の算出根拠を問う発言に、予防接種法における定期予防接種の対象疾病はA類とB類に分けられており、今回のワクチンは個人予防を一番の目的とし、市町村における勧奨は特に求められていないB類となることから、本人負担は必要であると考えている。B類の季節性インフルエンザや、高齢者の肺炎球菌感染症予防接種費用もおおむね2分の1を市の負担としていることから、今回のワクチンもそれに倣い、国からの補助金を引いた残りの額の2分の1を市の負担としているとの答弁がありました。  次に、精神保健対策のうち、精神障害者の早期訪問支援体制整備について、大学等が多い本市における地方出身の一人暮らしの学生に対する早期発見への取組を問う発言に、はちまるサポートは市内在住の学生も対象であり、大学コンソーシアム八王子などを通じて相談を受け付けていることをアピールしていきたいとの答弁がありました。  次に、母子保健のうち、出産・育児サポート事業オンライン相談について、産後鬱は女性だけではなく、男性も生活の大きな変化に加え、仕事と育児の両立などにより心身の負担が増すことで発症するといわれている。オンライン相談は、母親はもとより、父親にとっても産後うつの発症予防や早期対応に向けて、身近な相談ツールとして期待しているが、今後の取組について市の見解を問う発言に、パパママクラスやあかちゃん訪問等、父親も一緒に参加するような場でも相談を受けているが、今回のオンライン相談についても母親に限定した事業ではないため、父親にも利用していただけるように周知を図っていきたいとの答弁がありました。  次に、地域医療体制整備について、地域における医療人材を確保するため、関係機関が情報共有できる場として懇談会を設置する意義を問う発言に、現場では同じ施設の中で医療と介護それぞれの分野の方々が一緒に働いている施設が多数あり、東京都では保健医療局、福祉局、それぞれが介護人材と看護人材の支援を実施しているが、本市では現場の視点で立った場合にそれぞれが同じ施設で働いている方たちにとって有効な支援策となっているか、基礎自治体として把握していくことが必要であると考え、健康医療部と福祉部とで所管を超えて懇談会の設置を進めていきたいとの答弁がありました。  他に、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の財源を問う発言、地域で支え合う仕組みづくりのうち、認知症の方の社会参加機会創出業務委託の内容を問う発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上が厚生委員会に付託されました議案の審査の概要と結果であります。詳細につきましては委員会記録にとどめてありますので、御了承願います。  以上で厚生委員会の報告を終わります。 ◎【鈴木玲央議長】 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 質疑なしと認め、進行します。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第5を議題とします。  本件については、都市環境委員会に付託した事件であり、審査報告書が提出されております。              〔都市環境委員会議案審査報告書後編参照〕 ◎【鈴木玲央議長】 都市環境委員長から審査の経過及び結果の報告を願います。  第17番、森喜彦議員。
                      〔都市環境委員長登壇〕 ◎【森喜彦都市環境委員長】 ただいまから都市環境委員会の審査の概要と結果を報告いたします。  本委員会に付託されました議案4件については、去る6月18日、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。  まず、第78号議案、令和6年度八王子市一般会計補正予算(第1号)についてのうち本委員会所管分を議題としました。  主な質疑として、まず、生ごみ減量・資源化推進について、これまでの廃食用油回収実証事業の成果を確認した上で、事業展開に当たって廃食用油を回収する意義を市民に周知できているのかを問う発言に、これまで可燃ごみとしていた廃食用油も分別することによって、航空燃料やバイオマス製品へ活用されることなど、カーボンニュートラルに向けた取組の1つとして、資源化を進めていくことをホームページやSNSを活用して、発信しているとの答弁がありました。  これに関連し、廃食用油有効利用促進事業の効果を高めるため、市民から回収した廃食用油からできた商品や製品等を、市民が手に取り、環境配慮を実感することができるような取組の促進を求める発言がありました。  次に、流域治水の推進における、小宮駅南口ロータリー雨水貯留浸透施設の設置について、工期を確認した上で、具体的な工事箇所とその効果を問う発言に、駅前ロータリー前にある公共用地の地下部分を活用し、小宮駅周辺の流域における1時間当たり10ミリの降雨量に対応することのできる約500立米の雨水浸透施設を設置することで、道路の冠水被害の軽減や日野用水への雨水流出の抑制効果があると考えているとの答弁がありました。  次に、北野下水処理場清掃工場跡地活用における北野環境学習センターアスベスト調査、土壌調査について、施設を現存のまま使用するのであれば、調査は不要なのではないかと指摘した上で、調査の実施理由を問う発言に、他の解体撤去が決まっている施設と併せて調査を行うことで実態を把握し、土地や施設のリニューアル等、今後の跡地活用の方向性に関する検討の俎上にのせる材料とするために実施する。調査の結果を踏まえ、今後の北野環境学習センターの活用については、費用面や事業面において望ましい形を検討していきたいとの答弁がありました。  これに対し、北野環境学習センターの土壌調査等を行うのであれば、今後の整備の方針など、市民が納得できる説明を行う必要があると指摘する発言がありました。  他に、北野清掃工場について、焼却施設の撤去時期が令和10年度以降を予定していることを確認した上で、過去の焼却炉解体工事において、運用停止から着工までの間に有害物質等の規制基準が変わったことで解体に多額の費用がかかった事例を挙げ、早期に解体することを要望する発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第87号議案、八王子市手数料条例の一部を改正する条例設定について及び第88号議案、八王子市宅地造成及び特定盛土等規制法施行条例設定についての2件を一括して議題としました。  主な質疑として、本市の市域全域を宅地造成等工事規制区域に指定することについて、土地の所有者等からの意見の有無を問う発言に、本市は全域が都市計画区域であり、災害が起こらない場所はないと判断し、市域全域を指定した。このことについて、パブリックコメントの募集や市内6会場での説明会を実施したが、地権者から、厳しいとの指摘等はなかったとの答弁がありました。  他に、八王子市宅地造成及び特定盛土等規制法施行条例について、中間検査を要する宅地造成または特定盛土等の規模及び特定工程の内容を問う発言などがありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第89号議案、一般廃棄物指定収集袋の取得についてを議題としました。  主な質疑として、一般廃棄物処分用の指定収集袋の購入総数量について、前年度同時期の購入総数量と比較すると約850万枚増加している理由を問う発言に、例年は契約期間が12ヵ月間であったが、今回は指名競争入札から一般競争入札へ変更したことに伴う手続期間のフローの変更により、契約期間が3ヵ月延びた15ヵ月となったことから増加している。また、購入数量は、これまでの実績も考慮しつつ、安定供給するために2ヵ月から3ヵ月分の在庫を持たせる形で設定しているとの答弁がありました。  他に、一般廃棄物処分用の指定収集袋の購入に当たっては、安定供給できるだけのストックを持った上で、昨今の物価高や原油価格高騰などの影響による金額変動に対応し、補正予算を組むなど、柔軟性と安定性のバランスをとって購入することを要望する発言がありました。  以上の質疑を踏まえ、意見を求めたところ、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上が都市環境委員会に付託されました議案の審査の概要と結果であります。詳細につきましては委員会記録にとどめてありますので、御了承願います。  以上で都市環境委員会の報告を終わります。 ◎【鈴木玲央議長】 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 質疑なしと認め、進行します。  第78号議案及び第87号議案ないし第89号議案については、討論の通告がありません。  これより採決を行います。  採決は分けて行います。  まず、第78号議案、令和6年度八王子市一般会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は、総務企画、文教経済、厚生、都市環境の各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、第78号議案は、各委員長報告のとおり可決することに決定しました。  次に、第87号議案、八王子市手数料条例の一部を改正する条例設定についてないし第89号議案、一般廃棄物指定収集袋の取得についての3議案を一括採決します。  本案は、都市環境委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、第87号議案ないし第89号議案の3議案は、都市環境委員長報告のとおり可決することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第6、議員提出議案第4号、八王子市議会委員会条例の一部を改正する条例設定についてを議題とします。  本案について、提出者から説明願います。  この場合、説明時間は20分以内としますから、あらかじめ御了承願います。  第33番、西室真希議員。                    〔33番議員登壇〕 ◎【33番西室真希議員】 ただいま上程されました議員提出議案第4号、八王子市議会委員会条例の一部を改正する条例設定について御説明申し上げます。  これは、先ほど第81号議案、八王子市組織条例の一部を改正する条例設定についてが可決をされたことに伴い、八王子市議会委員会条例第2条第2項に規定する常任委員会の所管について変更するもので、同項第1号、総務企画委員会所管の都市戦略部を削除し、市長公室を加えるものでございます。  また、字句の整理等、所要の規定整備を行うものでございます。  なお、施行日については、令和6年7月16日からといたします。  何とぞ本案に御賛同いただきますようお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。 ◎【鈴木玲央議長】 提出者の説明は終わりました。  本案について質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 質疑なしと認め、進行します。               〔34番議員「動議」と呼び発言を求む〕 ◎【鈴木玲央議長】 第34番、久保井博美議員。 ◎【34番久保井博美議員】 ただいま議題となっております議員提出議案第4号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略されるよう希望します。                  〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 ただいま第34番議員から動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。  したがって、本動議を直ちに議題とし、採決します。  ただいまの動議に御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、委員会の付託を省略されたいとの動議は可決されました。  本案については討論の通告がありません。  これより議員提出議案第4号、八王子市議会委員会条例の一部を改正する条例設定についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、議員提出議案第4号は原案のとおり決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 次は、日程第7、各常任委員会及び議会運営委員会の特定事件継続調査申出書を議題とします。       〔各常任委員会及び議会運営委員会の特定事件継続調査申出書後編参照〕 ◎【鈴木玲央議長】 本件は、各常任委員長及び議会運営委員長から特定事件の調査事項について、閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りします。  それぞれ申出のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎【鈴木玲央議長】 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 以上で、本定例会の会議に付されました事件は全て終了しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【鈴木玲央議長】 これで本定例会を閉会いたします。                                     〔午前10時36分閉会〕...