続いてその下、第21款市債であります。今回の補正予算に計上しております来年夏に向けた猛暑対策として、避難所への
大型扇風機の配備及び
小学校給食室への
空調設備設置に必要となる一般財源といたしまして、新たに
臨時財政対策債4億円を借り入れます。この結果、本年度の借入額は55億円となります。
続きまして、特別会計について御説明いたします。まず、
借入金管理特別会計であります。
補正予算説明書26から29ページ、補正予算の概要は12、13ページをごらんください。
12ページ上段、第2款市債であります。これは、一般会計におきまして、
小学校給食室への
空調機設置に必要となる財源として、教育債4,540万円、
臨時財政対策債4億円を計上しております。そのため、本特別会計において、歳入として市債、歳出として繰出金に同額を計上しております。
次に、
市債補正調書となります。
補正予算説明書に移りまして、32ページをお開きください。
中ほどの列、当該年度中、
起債見込額の欄の下から2行目、合計の補正額の欄になります。一般会計の
借り入れ実績により4億4,540万円を増額しております。その結果、当該年度末現在
高見込額欄の一番下の行のとおり、全会計の平成30年度末現在高は、平成29年度からの
繰越明許分を含め、1,958億9,976万円になったところでございます。
最後に、給与及び
公共料金特別会計でございます。
補正予算説明書36から39ページ、補正予算の概要は14、15ページになります。
予算の概要14ページをごらんください。一般会計のところで御説明したとおり、電気及び
ガス使用量の増額補正に伴い、本特別会計において、歳入歳出それぞれ9,451万円を再計上するものであります。
5 ◎
高橋防災課長 続きまして、
防災課所管分の補正予算について御説明申し上げます。
補正予算説明書は16、17ページ、補正予算の概要は6ページ、7ページになります。
まず、
補正予算説明書17ページをごらんください。9款消防費、1項消防費、4目
災害対策費、説明欄1、
防災倉庫整備につきまして1,027万円を増額いたします。
内容につきましては、補正予算の概要6ページにて御説明申し上げます。平成28年熊本地震や平成29年度に実施いたしました市の
総合防災訓練などを通じまして課題となっておりました避難所の暑さ対策として、今年度、平成30年度から平成32年度の3年間で扇風機を配備する計画としておりましたが、本年夏の猛暑を踏まえ、計画を前倒しして、扇風機または空調設備が未配備の全ての
市施設避難所に
大型扇風機を配備するものでございます。なお、配備に当たりまして、年度内での執行が不可能なことから
繰越明許費を設定し、1,573万円を翌年度に繰り越します。
6 ◎
鈴木基司委員長 市側の説明は終わりました。
御質疑を願います。
7 ◎
梶原幸子委員 それでは、補正予算の
電気使用料及び
ガス使用料の補正対象についてお伺いをしたいんですけれども、災害級の暑さというのはことしの
流行語大賞になるぐらい本当にことしを彩った特徴だとは思うんですが、
燃料調整費の上昇によって単価がふえて使用料金がふえたということなんですが、実際、これは昨年度よりもどのぐらいふえているのか。昨年もかなり猛暑の影響があったと思うんですが、ことしはさらにそれを受けた災害級ということで、どのぐらい使用料がふえたのか、もし昨年と比較をしているのであればお答えください。
8 ◎
野口庁舎管理課長 昨年との比較でございますが、昨年の7月から9月まで、また、ことしの7月から9月までの同時期を本庁舎で比較いたしますと、
電気使用量が2.4%、使用料金は14.3%増加しております。また、ガスにつきましては、使用量が10.7%、使用料金が19.9%上昇しているといった状況でございます。
9 ◎
梶原幸子委員 この燃料に関しては、世界的にいろんな原油の変動とかでかなり変わるのだと思うんですが、私たちの一般的な考えだと、エアコンは、いわゆる冷房は電気というイメージがあるんですけれども、今回、ガスのほうも補正をしているということで、どういったことが理由でガスの補正という形になるんでしょうか。
10 ◎
野口庁舎管理課長 ガスの補正なんですけれども、空調設備に使っておりまして、本庁舎の空調設備は電気を燃料とする設備と、ガスを燃料とする空調設備の両方を併用して使っております。議会棟ですとか、
事務棟ともに、いわゆる執務室の部分は全てガスを燃料とした
ガスヒートポンプを使っております。そのため、ガス料金もあわせて今回増額させていただくものでございます。
11 ◎
梶原幸子委員 ガスヒートポンプの空調というのは、ちょっと調べていませんが、今、家庭ではまだ普及されていないということなんです。こういった公共の大きな建物とかには使われているというような話はあるんですが、八王子市は、どういったメリットがあって、このガスを使った空調設備を取り入れているのか教えてください。
12 ◎
野口庁舎管理課長 全て電気で賄うよりも
ランニングコストが低下するというメリットがございます。例えば本庁舎の規模ですと、空調を全て電力とした場合、大きな
受変電設備の設置が必要といった
イニシャルコスト、また、現在950キロワットという契約電力なんですけれども、それをさらに上げなければいけない。その結果、電力料も増加してしまうという
ランニングコストの両方を変更しなければならないため、電気だけにするよりも
ランニングコストが上がってしまうということで、ガスと電気を併用しているといった状況でございます。
13 ◎
梶原幸子委員 これはまだ一般家庭とかにはほとんどないということで、私たちにとってはちょっとわからない部分も多いんですが、
メンテナンスに関しては何か特別なものがあるのか教えてください。
14 ◎
野口庁舎管理課長 メンテナンスにつきましては、本庁舎のその他の各設備の保守点検を行っている業者が、空調機につきましては、年に4回、点検ですとか、フィルターの清掃を行っております。このほか、3年に1度は
フロン排出抑制法という法律に基づきまして、フロンガスの漏えいがないかどうか、こういった点検もあわせて行っている状況であります。
15 ◎
梶原幸子委員 ふだん何気なく使っている空調が、八王子市の場合はそういった設備のもとに使われているんだということはよくわかったんですが、実際、これから災害が起きたときが問題だと思います。
北海道胆振東部地震ではガスの復旧が相当おくれた。もちろん、電気のほうも結構深刻な状況はあったと思うんですが、北海道と東京は電力の配備とかも違うと思いますので、北海道で起こったことがそのまま東京で起きるかどうかわからないんですが、ただ、ガスの復旧というのは相当大変だったと思うんですね。こちらはガスを元手に空調を使っているということで、万が一、真夏と真冬に八王子市に大きな災害が起きたときにガスを主力としていると、そこのあたりで空調が結構厳しい状況になると思うんですが、そういった災害時に関しての状況はどうなるのか教えてください。
16 ◎
野口庁舎管理課長 災害時に都市ガスの供給がとまった場合につきましては、ガスを燃料とする空調機については全てとまってしまいます。ただ、本庁舎につきましては、先ほど申し上げましたように、例えば
市民ロビーなどは電気を燃料とする空調設備を使っておりますし、
自家発電装置も持っておりますので、災害時につきましては、
必要最小限の電気の空調運転を行うこととしております。
17 ◎
梶原幸子委員 今までの災害を見てくる限り、本庁舎が壊滅的な被害を受けてしまうと、やはりそれ以降の復興は相当厳しいものがあるというのは、私たちは随分見てきたんですね。本当に真夏と真冬にそういったことが起きた場合には、空調がなくてもというふうに思うかもしれないけれども、やはり復興の最前線でここを本部としてやっていくとなると、空調というのもすごく大きな部分があると思います。近隣の方も避難をしてくる可能性もあると思うので、1階のところは電気を使っているということで少し安心はしたんですが、では、本庁舎であれば自家発電があるというお話はわかったんですが、今度は防災倉庫の整備に関して質問を移らせていただきたいと思います。
災害時のことに関するものなので関連づけてお伺いしたいんですけれども、防災倉庫、
大型扇風機は、本来であれば平成30年から32年度までの3年間の順次配備ということだったんですが、本年度、災害級の猛暑を受けて一括配備に切りかえたということで、それに関しては一度に進むということでいいとは思うんですが、本来であれば40ヵ所ということで、夏のことを考えると配備がされていてもよかったとは思うんですが、今はまだ未配備という状況で、この理由を教えていただきたいと思います。
18 ◎
高橋防災課長 今おっしゃるとおり、本年夏の猛暑を受けまして一括配備に切りかえたところです。今年度分を含む一括購入による購入費の減を見込みまして、現在は未配備の状況でございます。
19 ◎
梶原幸子委員 6月末配備完了ということになってはいるんですけれども、年度内執行が不可能ということで、これは確実に夏までには121カ所の配備は可能になるんでしょうか。
20 ◎
高橋防災課長 今回、
大型扇風機はかなり多くの台数の配備となります。契約は30年度内に行いますけれども、
大型扇風機製造メーカーに確認したところ、毎年夏のシーズンに向けまして製造量がピークになると伺っております。年度内の配備はできない状況ではございますが、平成31年夏までの配備完了は可能であると確認をしております。
21 ◎
梶原幸子委員 恐らくまた来年もかなりの暑さが予想される中で、
大型扇風機を防災倉庫の中にしまいっ放しというわけではなくて、
子どもたちの教育のためにというような話も随分出てきました。暑さ対策としてはこれが配備されるというんですが、あとは寒さ対策も実は避難所にはあると思うんですね。今回の議会で避難所における体育館の冷暖房の完備というのがいろいろ議論されていますが、まだ少し時間はかかるとなると、それでも冬はやってきますので、この
大型扇風機にあわせて、全ての学校には配備されていないんですが、かなり大型の暖房機を配備している学校が幾つかあると思うんです。すぐにエアコンを設置できないのであれば、大型の暖房機を各学校に配備することも冬の寒さ対策には大きく前進すると思うんです。
現在、各議員の方たちも、また市の関係者の方たちも卒業式、入学式に参列をされたときに、あの体育館の寒さというのはかなりのものだと思います。3月の末とはいえ、その年によってはすごく冷たい雨が降るときもありますし、そういったところに利用もできる。教育の時点でも利用ができるということを考えたら、同じように避難所で大型の暖房機を配備することも可能だと思うんですね。今現在、学校の状況を見ると、卒業式と入学式は一斉にやりますから貸し借りはできないと思うんですけれども、さまざまな形で行う学校の行事とか、先生たちの研修では、各学校で持っている大型の暖房機の貸し借りをして使っているところが見受けられますので、ぜひとも防災対策にあわせて、扇風機とともに
大型暖房機も考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
22 ◎
高橋防災課長 避難所の寒さ対策として、
大型ストーブを3台から5台、各防災倉庫に配備しております。また、これとは別に、今、委員がおっしゃいました大型の暖房機、いわゆる
赤外線ヒーターが市内の小中学校22校、計38台配置されていることも確認しております。この
大型ストーブと
赤外線ヒーターを併用することで一定の寒さ対策が図られるものと想定しております。なお、この防災倉庫に配備しております
大型ストーブにつきましては、卒業式等、学校行事に限って使用できることとしております。
23 ◎
梶原幸子委員 防災倉庫に今配備されているものはオイル式ということで、完全に消化をしてしまわないとなかなか使えないというデメリットが多分あるんだと思うんですね。あれはよく地域の防災訓練とかで発電機を使うにも、1回使ってそのガソリンを全部抜かないとということで、結構その使用をためらってしまうという部分があると思いますので、ぜひともそのあたりは考えていただきたいと思います。
ただ、これは全般的に言えることなんですけれども、体育館の空調もそうですし、
大型扇風機もそうなんですが、やはり停電が起こってしまった際は全てのものが、それはどのぐらいの時間かはわかりませんけれども、使えなくなることは事実だと思います。どのぐらいの災害が来るのかは誰にもわからないことなんですけれども、今いろんな議論がされていますけれども、停電時というところも含めた上で今後いろんな形で議論はしていかなければならないと思いますので、さまざまな形でお知恵を皆さんで絞っていただければと思います。
24 ◎
及川賢一委員 私からも補正予算の扇風機の件で1点だけ伺いたいんですけれども、市内で災害が起きたときのために避難所として使用する体育館であったり、武道場といった施設に1ヵ所2台ずつ扇風機を置くということで、本当は多分エアコンがいいんでしょうけれども、
エアコン設置というのはなかなか課題も多いということだったので、とりあえず扇風機で何とかしましょうと。扇風機に関しても、1つの体育館につき2台で足りるのか、欲を言えば4台、6台、8台欲しいのかというところはあると思うんですね。
実際、市内で災害が起きたときに、市内の全ての体育館が避難所になるということも可能性としてはなくはないと思うんですけれども、例えば北部のエリアだけが避難所となるとか、南部のエリアだけが避難所となるとかということも十分想定されると思うんですね。そうしたときに、この扇風機というのは、全部で121ヵ所掛ける2台の242台を購入されると思うんですけれども、各校に2台あるという考え方じゃなくて、市全体で242台持っているんだと。なので、北部のほうが避難所になったときに、南部のほうから北部のほうに扇風機を運んで貸し出せるであったりとか、
行政関連施設だけではなくて、市内の私立の学校であったりとか、民間の施設も避難所として開放してもらえるようなところがあれば、そういったところにも貸し出せるような仕組みというか、体制みたいなものもあらかじめ検討しておいていただけるといいかなと思ったんですが、いかがかお聞かせください。
25 ◎
高橋防災課長 委員おっしゃいますように、
災害備蓄品として各防災倉庫に備蓄をしているもので、避難所の開設状況によってそれを移動して活用することも十分考えておりまして、それも想定の範囲内ということで運用しております。
26 ◎
青柳有希子委員 防災倉庫整備の財源のことで1つ確認しておきますけれども、補正前の都支出金という、この都の予算というのはどういうものだったのか。
27 ◎
高橋防災課長 記載のございます都支出金につきましては、今回の扇風機の導入に特化した補助金ではなく、
防災倉庫事業に対し
東京都市町村総合交付金を充てたものでございます。
28 ◎
青柳有希子委員 そうしますと、
エアコン設置の都補助とかというのは、今回はこういうのには使えないということであります。今後、
エアコン設置などをするときには使ったほうがいいかなと思います。
きのうの
会派代表質疑の中で、給食室の
エアコン設置による
臨時財政対策債の発行理由の御説明の中で、教育債が民間の金融機関に借りると利率が高いので
臨時財政対策債を発行しましたということで、もし
エアコン設置の補助がなければ教育債を立てることも考えられるんですが、まず、この教育債が民間の金融機関で借りなきゃいけない期間というのはいつまでなんでしょうか。今後ずっとそういうことなんでしょうか。
29 ◎武井財政課長 教育債につきましては他の委員会の質問になってきてしまいますが、一般論として、毎年国が地方財政計画とあわせて地方債計画を出しております。その中で政府資金なのか、それ以外の資金を活用するのかというのを決めているといったことになりますので、その中で教育債については、そのルールで民間のほうに流れる可能性が高い、そんな資金区分がされているということでございます。
30 ◎
青柳有希子委員 仕組みとして、単年度で、ことしは民間とか、今回は政府とかということでころころ変わるものなのか、それとも一定期間はずっと民間なのか、その決まるタイミングというのか、期間を教えていただきたいと思います。
31 ◎武井財政課長 毎年度、地方債計画が国から発表されております。その中で、教育に限らず、ほかの地方債に関しましてもどちらの資金区分というのが発表されていますので、毎年かと言われたら毎年の発表の中で、ただ、大幅に変わるものではないんですけれども、国が全体を考える中で発表していくものだと考えております。
32 ◎
青柳有希子委員 毎年変わるものもある、期間があるものもあるということでありました。体育館の
エアコン設置の補助なんですけれども、きのう言ったように3年間ということで、来年からは補助率が下がるんですね。せかされているという部分もあって、もし検討されるのであれば、これは延長とか、補助率の維持というのを要望していかなきゃいけないと思っているんです。
副市長にお伺いしますけれども、エアコンの設置というところでそういった課題というか、補助を延長してほしい、急には導入できないということで、そういうことを要望してほしいと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。
33 ◎
鈴木基司委員長 青柳委員、済みません、今のはエアコンの設置……。
34 ◎
青柳有希子委員 設置じゃなくて、補助の維持ということです。
35 ◎
鈴木基司委員長 扇風機の補助についてですか。
36 ◎
青柳有希子委員 避難所となる体育館に私はエアコンをつけるべきだと考えますけれども、それは体育館の
エアコン設置の補助が使えます。その補助の仕組みをやっぱり東京都に変えてほしいということを伝えてほしいということです。お答えできるかどうか。
37 ◎
鈴木基司委員長 それは仕組みの問題ですよね。
38 ◎
青柳有希子委員 そうですね。それは市が伝えないと……。
39 ◎
鈴木基司委員長 今回の
防災倉庫整備に関し、扇風機設置についてのことではないですよね。
40 ◎
青柳有希子委員 体育館のエアコンのことです。
41 ◎
鈴木基司委員長 体育館のエアコンのことについてじゃないので……。
42 ◎
青柳有希子委員 できる範囲で答えていただきたいと思います。
43 ◎
鈴木基司委員長 これは答えられますか。
44 ◎立花財務部長 特定の補助金ということではなくて、今、東京都は議会中で、その補助のことを議論されているのは私も報道等でよく存じておりますが、それに限らず、補助金につきまして、東京都補助金、あるいは国の補助金で市として活用できるものがあれば積極的に活用して、市の施策にのっとった形で財源の確保については積極的に図ってまいります。
45 ◎陣内泰子委員 引き続き、防災倉庫の整備についてお伺いいたします。災害に備えてということで前倒しでこういうふうに設置される、それも来年の夏前にということでよかったなと。もちろん災害が起こらないことを願うばかりではありますが、それに対する整備が着々と進んでいるのかなと思っているところです。そういう意味では、いつ起こるかわからない災害に対しての備えということで、でも、設備としては常備設備されているわけです。使用に関しては学校行事などにも使えるというくくりにはなっているということなんですけれども、そこら辺はどういうときに使えるとか、この
メンテナンスを考える防災課としては、そこら辺は学校とどういう話し合いになっているのか、調整になっているのか、もう少し詳しく教えていただけませんか。
46 ◎
高橋防災課長 今回の扇風機につきましては、保管場所は防災倉庫ではなく、学校の体育館の体育倉庫等に設定していただくように現在調整を図っているところでございます。扇風機につきましては、空気を対流させるという意味で熱中症の防止にも一定の効果がありますので、いわゆる授業中であったりとか、学校行事の中であったりとか、試験運転も兼ねて学校のほうで活用していただく。ただ、第一は防災の観点でこれを導入するということで整理させていただいているところです。
47 ◎陣内泰子委員 もちろんそうだと思います。そういう形で必要なときには学校側が判断をして使えるようにしていただいているということで、どういうときに使うかというのは、今の第一義的には防災、災害に向けての対応、学校でも必要があれば使えるというくくりの中で、どういうときに使うかということは、まさに学校そのものの判断、それぞれの判断という理解でよろしいですか。
48 ◎
高橋防災課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
49 ◎陣内泰子委員 そうしたときに、放課後のクラブ活動なんかの課外授業のときに使えるのか、使えないのか。授業の中とか式典とかというのは大体わかるんですけれども、あとはPTA関係とか、いわゆる放課後に地域の人が体育館を使っていろいろ利用する、夏などのときの利用状況、そこら辺はどういうふうに整理しているのか、ここの範囲でもしわかれば教えてください。
50 ◎
高橋防災課長 これも学校の判断になるかと思いますので、今後細かい調整も必要になってくるかと思いますが、避難所といいましても体育館でございますので、いわゆる安全性の確保というところも大事になってくるかと思いますので、今後、使用できる範囲については細かく調整をしていきたいと考えております。
51 ◎陣内泰子委員 ぜひいろいろ多様に使えるように、もちろん、その機器のメンテもあるとは思いますけれども、せっかくあるものですので、より有効に使えるように考えていただきたいというのが要望です。
そのときの電気代とか費用の分担は、今、学校の場合には学校の配当予算の中で電気代を出していると。そういう中で電気代を節約すれば他の学校の設備を購入できるとか、そういう仕組みになっているという中で、この電気代の負担を学校ではなくて、もう少し別のところで見られないものなのかと思うんですけれども、その料金の調整というのもまだできていないんでしょうか。いかがでしょうか。
52 ◎
高橋防災課長 現在、その使用の範囲についての調整を行っているところでございまして、今後その光熱水費等のところについても調整が必要になるかと思いますので、続けていきたいと考えております。
53 ◎陣内泰子委員 今の仕組みだと電気代がかかるから使っちゃいけないよみたいな、せっかくあるものが十分活用できないということにならないように、料金の負担も含めて学校配当予算をどういうふうにするか、また別の議論になりますけれども、その点も調整をしていっていただきたいと思います。
そういう中で1点、今度配備するのは基本的にはみんな公施設ということなんですけれども、デジタルハリウッド大学への設置というのは、ここが避難所になるということで設置されるわけなんですけれども、この学校は生徒の避難所以外に使うことももちろんできるという理解でよろしいんでしょうか。そのあたりのくくり、公と私的な対象なので教えてください。
54 ◎
高橋防災課長 デジタルハリウッド大学につきましても、一般の避難所と同様、地域の皆さんの避難の受け入れとして指定をしているところです。
55 ◎陣内泰子委員 わかりました。ぜひその料金も含めて利用の範囲というのかな、余りきちきちにしないで、十分周りの地域の人も含めて
子どもたちも使えるような形で対応をお願いしたいと思います。
次に、補正予算の概要の12ページ、
借入金管理特別会計の件です。これは本委員会の内容ではありませんが、補正予算の概要の8ページ、小学校給食の給食室の環境改善のための
空調機設置費用に対してお金が急遽必要になると。その財源をどうするのかということで一般財源の中で補正を組んで対応するという中身になっています。どこから持ってくるかというのが、御説明もあったように、
臨時財政対策債ということであります。私は、やっぱりこれはかなり問題があると思っています。
それでまず、基本的なことをお伺いいたします。
臨時財政対策債というものはどういう性質のものなのか、まず本当に基本のところから御説明ください。
56 ◎武井財政課長
臨時財政対策債は、地方交付税制度の一つでございます。地方交付税の中で一般的な行政サービスを行うために計算される基準財政需要額と、市税を中心としました基準財政収入額との乖離、収入のほうが需要を上回っている団体であれば不交付団体となるんですが、本市は逆に需要のほうが上回っていますので、交付団体となっております。その部分を財源不足額と申しますが、本市の場合はその財源不足額が今100億円を超えておりますけれども、交付税といった現金で来る部分と、市町村の判断で発行できる
臨時財政対策債に振り分けられております。本市ですと、100億円の中の約65%が市の判断によって発行できる起債に位置づけられているものが
臨時財政対策債でございます。
57 ◎陣内泰子委員 今御説明があったように、基準財政需要額に対して収入が足りない分を補填している。それが現金で来る部分と現金で来ない部分があって、現金で来ない部分が
臨時財政対策債という御説明で、本当にいつも私どもは、今の
臨時財政対策債の借り入れをどう管理していくのかということに関しては、たびたび質疑をさせていただいているところです。
予算などの議論の中で、八王子市としては発行可能額を満額ではなく、きちんと絞ってというか、事業を精査しながら借り入れる額を決めているという御説明がありました。それは当然そうであるだろうと思っている中で今年度は51億円の借り入れをしている。そういう意味では、発行可能額との間にまだ余裕があるということで今回
臨時財政対策債を借りるという判断をしたのかなという気もするんですけれども、そこら辺はいかがなんでしょうか。
58 ◎武井財政課長 今回の補正予算で計上させていただきました
臨時財政対策債4億円は、あくまで一般財源の確保という観点でございます。今回4億円でございますが、今回の補正予算では4億9,500万円一般財源を活用しておりますので、あくまで一般財源の一部ということで、そういう観点から
臨時財政対策債を発行したというものでございます。
59 ◎陣内泰子委員 きのうの
会派代表質疑の中で……。(「詳しく説明があったよ」と呼ぶ者あり)ありました。聞いています。でも、その中で、私は
臨時財政対策債を借りるのではなくて、財政調整基金、貯金の取り崩しという判断があったのではないのか。3つの選択肢が示されました。その中で臨財債を選択したという御説明なんですけれども、私は臨財債からお金を持ってくるというのは趣旨が違うと思っています。というのは、基準財政需要額の枠の中に今回の扇風機に使うということは基本的には入っていないですよね。そのことを確認させてください。
60 ◎立花財務部長 地方財政制度の中で、あくまでも交付税制度は、
臨時財政対策債を地方が何に使ってもいい、自由に使える一般財源ということで発行できるものです。本来であれば、これは交付税として現金でいただくのが一番いいんですが、今の制度はそうなってございません。今、当然抑制すべきであるという御発言もありましたが、一方で、これは全額を発行して市民サービスを充実するべきだというお声も実際にいただいております。これについては、26市の状況を見ますと、八王子市のように抑制をしている市は半分以下でございます。ほぼ100%発行しております。中核市に行くともっとそうですけれども、そういった中で八王子市においては、これまでの財政運営の中で70%程度に抑制をして、市民1人当たりの
臨時財政対策債の残高も26市中、十三、四位で中段ぐらいです。そんなに多いわけではございません。
もう1つ、八王子市の特性として、
臨時財政対策債に振り分けられる割合が高くなるのは財政力が高い市ですので、八王子市は財政力が高いので、毎年六十三、四%ということで
臨時財政対策債が多く振り分けられてしまいますので、極力借りないようにはしますけれども、振り分けられる割合が多いので、
必要最小限の需要については、市民サービスについては確保しなければならないので活用しております。ですので、今回も急なことではございますけれども、災害級の暑さに対応した措置については、その需要額に入っている、入っていないの話ではなくて、一般財源として必要で、八王子市が独自にその財源で、一財を使ってやらなきゃいけない事業ということで、この活用を決定したものでございます。
61 ◎陣内泰子委員 今の御説明なんですけれども、私は今までの臨財債を幾ら借りるのかということに関しては、本当に発行可能額というのがある中で、やっぱり職員の皆さんがいろいろな努力の中でサービスを落とさないで、なおかつ借り入れを少なく、より厳しく、それは後年度の負担になるわけだし、臨財債の場合には後年度、地方交付税で入って返ってくるんだからという議論も一方であるのは承知していますけれども、市の借金であるということを踏まえて、そこはバランスの中で厳しく管理をしているんだと、ずっとこの間もそういう御説明であったわけです。そういう考え方はきちんと維持していただきたい。
今の部長の御答弁で、地方交付税は一般財源として何に使ってもいいものだというお話でありますけれども、今言ったように、今回は当初の予算の中にないものであるわけです。そういう臨時のものに対して、私は同じく一般財源を使うなら財政調整基金から持ってきて──そのほうが見えるじゃないですか。そういう意味では、なぜ財調からの引き出しでなくてということが問題なんですけれども、どうして財調にしなかったんですか。
62 ◎立花財務部長 そこは昨日も御答弁させていただきましたが、まさに委員おっしゃるとおり、資産と負債のバランスを見ながら財政運営をしております。その中で、前回補正予算で16億円の市債の繰り上げ償還をしました。これは高利率債を償還して、将来1億円の利子の負担軽減を図るとともに、起債の管理の中で現在高を16億円減らしましたという管理の中では、貯金を取り崩すのではなく、16億円減っています負債のところに4億円を活用したと。これは今まで申し上げたとおり、バランスを見ての財政運営ですので、決して借りればいいというだけの話ではなくて、まさにバランスを見ながら活用を決定したところであります。
63 ◎陣内泰子委員 バランスを見てというお話ですけれども、やはりこれは当初にはなかったことなんですよね。そういう中で、やっぱり私は市民の方にどういうお金を使って、どういう事業をするのかということがきちんと明確にわからないといけないと思っています。そういう意味で、どうしても必要な場合は貯金から崩していくというふうに思っています。今回、臨時的なものだという御説明がありました。ということは、こういうことは他にはないのかなと思うんですけれども、もしかしたらまた何か突発的なことが起こってお金の工面をしなければならないといったときに、臨財債に余裕があるから、そちらから借りましょうというような前例になっては私はまずいと思っているので、今回は臨時的な、例外的なという御説明もあったわけですけれども、今後それについての保証はできないと思うんですけれども、考え方を改めてお伺いしたいと思います。
64 ◎立花財務部長 まさにそのときそのときで真に必要不可欠のものに活用するということで御説明をさせていただいていますので、それは当初予算であろうが補正予算であろうが、このサービスを実行するのに真に不可欠な事業と市として判断すれば、一般財源を確保する手だての一つとして
臨時財政対策債というのはあるものだと認識しておりますので、これからも真に必要な市民サービスを御審議いただいて、その提供に必要な一般財源の、これはあくまでも自由に使える一般財源の格好としての
臨時財政対策債は、これからも活用を図ってまいります。
65 ◎森英治委員 では、防災倉庫の整備ということで扇風機についてです。他の委員の質問と同じように答えられませんよという話になるのかもしれないんですが、きょうは文教経済委員会をやっているので、さっき会派で話をしていて──さっきだけじゃなくて、前から話をしているんですけれども、生活安全部の項目になっているので向こうで聞かなくていいよ、多分議論にならないだろうから、うちで聞きますよと言ってきたんですが、話がちょっとごちゃごちゃしちゃうんですけれども、市の施設の一時避難場所である体育館の環境を整えようということで扇風機、これはいいのかなと感じるんです。
並行して、他の委員じゃないけれども、きのうの
会派代表質疑でもやっていますが、東京都が体育館を避難場所として、クーラーの設置に補助金を出すという話が出ているんですけれども、私たちの会派で話し合っていたのは、防災マップをもらっていますから、全てがそういう状況になるとは限らないだろう。学校は一時避難場所だから、避難する人数はエリアによって大分差が出るだろうと想像しています。そういった場合は、むしろ今は夏季の期間ですから、クーラーが入っている普通教室を利用していただいて避難場所にしてもいいだろうし、地域地域によっていろんな対応が考えられると思って、全部一緒くたに東京都の補助をもらってクーラーをつけるというのは何か問題があるんじゃないのと。ただ、市の負担が少なければ、国と都が全部やってくれるならいただきましょうという話になるんですが、そうではないという話ですから、70校全部やるとなったら、体育館の空調は家庭に置けるようなちっちゃなものを1つ置けばいいというものじゃなくて、相当時間をかけて冷やしていくような空間ですから、設備にかなりお金がかかると思うんです。補助率はきのうも聞いたんですが、よくわからないんですけれども、まだ私は知識がないんですけれども、もし八王子市が全部の学校にやろうなんて言った場合、やる必要はないと思っているんですけれども、市の負担というのはどれくらいなるのかをお尋ねしたい。
というのは、東京都が各体育館にクーラーをつけましょうというような運動というか、提案をしていて、八王子市はそれに乗りませんよと言ったときに、市民の皆さんから、何で八王子市もやらせないのと聞かれたときに困っちゃうんですよね。うちの会派は全部は必要ないんじゃないかと感じているものですから、そういう面でもしわかるのであれば、わからなければわからないで結構なんですが、相当な金額が必要だろうと感じているんです。その辺がもし見積もりができるのであれば教えていただきたい。
答えられないと言うなら、きょうの文教経済委員会でも項目が違うから相澤委員も聞いていないということですから、私が聞くよと言っちゃったものだから、あとで教育か施設で聞いてもいいと思うんですが、もしわかる範囲、想像がつく範囲で教えていただきたい。
66 ◎
鈴木基司委員長 済みませんが、答えられる範囲の中でお願いします。
67 ◎
高橋防災課長 エアコンの経費でございますが、こちらはあくまでも試算という形ですが、1校当たり10台を設置した場合に、空調だけでも4,000万円、いわゆる高圧の受電設備、キュービクルが必要になりますので、この工事が約2,200万円、合計で約6,200万円ということで試算をしているところでございます。
68 ◎
鈴木基司委員長 ほかに御発言がなければ、質疑は終了します。
次に、意見がありましたら御発言願います。
69 ◎陣内泰子委員 今までの議論の中で
小学校給食室の整備に対する財源を
臨時財政対策債を借り入れて対応するという第120号議案の
借入金管理特別会計について、私は先ほど言いましたように、趣旨が違うと思っているところです。基本的に必要なものは一般財源で対応する、それに対して真に必要なものを議論しながら予算措置をしていく、そこまでは同じです。ただ、そのときに、今回の場合、財政調整基金ではなくて臨財債を持ってきたということに関して、部長からも、今後、臨財債の利用に関しては、真に必要なものであれば活用していくという御判断が示されたわけですが、私はそこに関しては、やはり今までいろいろな御努力の中できちんとバランスを持って対応されてきた、その縮減を図ってこられた、縮減を図る中でサービスもきちんと担保されてきたということをこれからも続けていただくために、担当所管において市債を管理していくというモチベーションをきちんと維持するためにも、今回の費用というのは財調から持ってくるべきだと思っていますので、反対いたしますので、分離の採決をお願いいたします。
70 ◎
鈴木基司委員長 ほかに御発言がなければ、進行します。
これより採決します。
陣内委員から、第120号議案については他の議案と分離して採決してほしいとの御意見がありましたので、お諮りします。
第120号議案については、他の議案と分離して採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
71 ◎
鈴木基司委員長 御異議なしと認め、第120号議案については、分離して採決することに決定しました。
まず、第119号議案及び第121号議案の2件を採決します。
第119号議案及び第121号議案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
72 ◎
鈴木基司委員長 御異議なしと認め、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、第120号議案を採決します。
第120号議案は起立により採決します。原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
73 ◎
鈴木基司委員長 起立多数であります。したがって、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
──────────────────────────────────────────
第125号議案 損害賠償の和解について
──────────────────────────────────────────
74 ◎
鈴木基司委員長 次に、第125号議案、損害賠償の和解についてを議題とします。
本件について、市側から説明願います。
75 ◎
野口庁舎管理課長 それでは、第125号議案、損害賠償の和解について御説明させていただきます。
本件は、平成30年5月23日水曜日午後5時20分ごろ、本市財務部庁舎管理課職員が普通自動車を運転し、市内八日町地内の市側に一時停止の規制がある信号機のない交差点を直進しようとした際、停止線の手前で一時停止したものの、左右の確認を十分に行わず交差点に進入したところ、左側から交差点に進入してきた普通自動車と衝突し、さらに、双方の車両が相手方所有の家屋に衝突し、損害を与えたものであります。この事故は、本市ともう一方の車両の運転者との間で起きたものであり、相手方には全く過失がないことから、相手方に対する損害賠償は双方の車両の過失割合に応じた額を支払うものとし、本市が被害総額の80%、211万6,426円を支払うことで和解しようとするものでございます。
この事故の発生後、車両担当職員全員に、自動車教習所において職業ドライバー向けの安全業務従事者研修を受講させ、実地研修の中では、みずからの運転特性の診断、欠点是正指導を受けたほか、職業運転手としての心構え、最新の道路交通法を学ぶことで公用車事故の再発防止を図ったところでございます。このたびはこのような大きな事故を起こし、市民の財産を損傷させてしまい、心からおわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。
76 ◎
鈴木基司委員長 市側の説明は終わりました。
御質疑を願います。
77 ◎森英治委員 ちょっと確認で、議案の概要を読ませていただくと、本件事故に関する先方運転者との和解については別途協議中ということで和解されていないということなんですが、どういう状況になっているのか。絵を見ると一緒になってぶつかっていったから、その家屋については2割、8割で話がついているということなんだけれども、車同士の話がつかないというのは、その辺をもう少し御説明いただけますか。
78 ◎
野口庁舎管理課長 もう一方の車両の相手方、運転手側とは、物損、車両については同様に80対20ということで、そのほかの治療の面についても過失割合については調整が終わっております。ただ、治療が10月までかかっているとお聞きしまして、その治療費がまだ全て確定していないということで、それが確定した段階で示談という話で今調整を進めているところでございます。
79 ◎水野淳委員 この案件については市長車だよね。市長の車がぶつけてしまったということで、例えばマスコミにでもあれしていったら騒がれるような案件だと思うんだけれども、運転手は聞くところによると、再任用だか嘱託の方とかという話は聞いていますが、そこらの確認をしたいんですけれども。
80 ◎
野口庁舎管理課長 当日運転していた職員は、ことしの3月に定年退職をして、その後、本年4月1日に再任用となって運転しておりました。
81 ◎水野淳委員 やっぱり市長の車とか、議長の車とか、一般車両を運転するわけじゃないんだから、要するに、その人選、それから担当者というところをどう扱っているのか確認したいんですけれども。
82 ◎
野口庁舎管理課長 今、公用車につきましては、市長車ですとか、議長車があるわけですが、その一方で、いわゆる運転業務を任とする職員が定年退職等によりましてかなり少なくなっているので、その中でそれぞれ市長車ですとか、議長車の担当は、特に市長車につきましては稼働率が多いものですから、2名の職員を配属させて運行しているといった状況でございます。
83 ◎水野淳委員 1人にすると結構過重労働になるというのはわかるんだけれども、やっぱりスペシャリストのスペシャリストを配置するのが一般的じゃない。2名を配置しているんだから、2人でやればいいんだという、そこらの発想でこうなったんじゃないの。
84 ◎
野口庁舎管理課長 特に市長車の運転について、今回の職員も入庁以来、30年以上にわたりまして運転業務を任としております。また、車両管理事務所でいわゆる一般の乗用車の運転歴も18年目となったベテランの職員ですので、引き続き今年度もお願いしたものです。
85 ◎水野淳委員 ベテランだからどうだとかじゃないと思うのね。事故になってから教習所へ行って講習させて適任か適任じゃないかをやりましたというような話になっているけれども、ちょっとその考え方で言うと──それから、私も議長職をやった覚えがあるので、運転手としょっちゅう一緒だったからあれなんですけれども、私のときは1人ですよ。担当が1人いて、担当が来られないときは違う人がという形であれしていたんだけれども、やっぱり担当という形をとったほうがいいんじゃないかと思うんだけれども、どうなんですか。
86 ◎
野口庁舎管理課長 市長車につきましては、先ほど申し上げたように、2名の職員を専属としてつけております。ただ、例えば市長の御自宅へのお迎えですとか、毎日の業務につきましては、庁舎管理課の運転業務を任とする職員が交代でやっておりますが、市長車の車両の担当ということであれば、当該職員のほか、もう1名体制ということで、2名体制ということで担当をつけているということです。
87 ◎水野淳委員 担当であれなんだけれども、ただ、要するに、あそこの課は人員の一新がはっきり言ってほとんどないところなのね。顔を見ていると、ずっと同じ人がやっているように思うんですけれども、そこらも少しの問題点じゃないかと思うんだけれども、どうでしょうか。
88 ◎立花財務部長 今回の事故と体制との因果関係というのはちょっとはっきりできませんけれども、ただ、委員のおっしゃるとおり、その辺の分析をきちんとしたりですとか、あるいは事故が起きてからのドライブ研修ではなくて、事前に検定をやって、その中でドライバーの技術が劣っているのであれば、そこにすぐれた職員を配置するといったような視点は大変重要だと思いますので、今後、一度その分析をきちんとしまして、どういう体制が最適なのか、それについて検討させてください。
89 ◎
鈴木基司委員長 ほかに御発言がなければ、質疑は終了します。
次に、意見がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90 ◎
鈴木基司委員長 御発言もないようでありますので、進行します。
これより採決します。
第125号議案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
91 ◎
鈴木基司委員長 御異議なしと認め、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
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第136号議案 八王子市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例設定
について
第137号議案 八王子市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例設定について
第138号議案 八王子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例設定について
──────────────────────────────────────────
92 ◎
鈴木基司委員長 第136号議案、八王子市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例設定について、ないし第138号議案、八王子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例設定についての3件を一括議題とします。
本件について、市側から説明願います。
93 ◎鳥越職員課長 それでは、第136号議案、八王子市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、第137号議案、八王子市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について及び第138号議案、八王子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例設定についての3議案について御説明いたします。
議案書は(2)になります。まず、職員の給与に関する条例についてですが、改正点は大きく2つございます。まず1点目ですが、本市職員の給与については、東京都人事委員会勧告を踏まえて改定しているところでございます。本年10月12日に同委員会が、優位な人材確保の観点から初任給及び給料表の初任層を引き上げること、そして、民間給与の実態調査を行った結果から期末勤勉手当の年間支給月数を引き上げることを勧告したところでございます。このため、本市におきましても、同委員会の勧告に基づき給与改定を行おうとするものでございます。
内容といたしましては、一般職の職員の初任給を、医師については1,200円、それ以外の職については1,000円引き上げるとともに、初任層の給料月額を100円から1,200円の範囲で引き上げ、また期末・勤勉手当の年間支給月数を0.1ヵ月引き上げ、4.6ヵ月分とし、引き上げ分を勤勉手当に配分するものでございます。そのほか、来年度以降につきまして、6月期と12月期の支給月数をそれぞれ2.3ヵ月分として均等に配分するものでございます。
2点目でございますが、清掃事業所、道路維持補修等の現場での経験を積み、それを生かして現場での調整や企画立案を行う現場の総合職として新たに生活環境職を設置するため、等級別基準職務表に生活環境主任、生活環境主査を規定し、給料表を整備するものであります。このほか、扶養手当支給額に係る経過措置が終了したことに伴う規定の削除等の規定整備を行うものでございます。
次に、市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び市長等の給与に関する条例についてでございます。
これは、市議会議員及び市長等の特別職の期末手当につきましても、一般職の職員と同様の改正を行い、年間支給率を4.6ヵ月分とするとともに、6月期と12月期の支給月数を均等に配分するものであります。
なお、施行日についてですが、期末勤勉手当の支給月数の引き上げ及び扶養手当に係る経過措置の削除の規定整備については公布日から、その他の改正については平成31年4月1日から施行するものでございます。
94 ◎
鈴木基司委員長 市側の説明は終わりました。
御質疑を願います。
95 ◎
梶原幸子委員 それでは、第138号議案の八王子市職員の給与に関する条例に関して、特に生活環境職の新設に関してお伺いをしたいと思います。わかりにくいところが幾つかあるので、それに関しての質疑に集中させていただきたいと思うんですが、まず、今回の生活環境職の新設に関しまして、現場での経験や技術を生かし、企画立案や現場での調整等を行う現場の総合職とあるんですが、資源循環部、道路交通部に配置するということですが、今、何が課題で、そして何が足りないということで新設をするのか、その意義を教えてください。
96 ◎鳥越職員課長 今、委員から質問のありました資源循環部、道路交通部の補修センターにつきまして、今その業務を技能労務職の職員が担っているところでございます。技能労務職につきましては、平成14年1月に採用して以来、採用していないところでございまして、その間、業務の整理、委託等を進めた中で技能労務職の職員の数も減ってきているところでございます。また、採用をしていなかったことによりまして若い職員がいないということで、技能の継承ができないという状況が生じてきております。ここでそれを解消するために、採用するに当たって、そういう現場の業務を担ってもらう職員を採用するわけでございますけれども、いわゆる技能労務職は、本来、単純労務を行う職ですが、現在、本市の技能労務職につきましては、単純労務だけでなく、そのほかの仕事もしていただいていますけれども、それはきちっと制度として新たな職として位置づけて、いわゆる単純労務だけを行う職ではない職として生活環境職を設置して、採用を行いたいと考えているところでございます。
97 ◎
梶原幸子委員 今お答えがあったとおり、若手の職員がいない、また、それを担ってきた方たちも減少しているということで、では、この現場の総合職は、今いらっしゃる方たちを生活環境職としてスライドするのではなくて、新たに採用した方たちからこれを担っていくという形になるんですか。
98 ◎鳥越職員課長 今いる職員につきましては、引き続き業務を行ってもらうということなんですが、先ほど申し上げたとおり、若手の職員がいないということで、新たな職員を採用するに当たっては、いわゆる技能労務職ではなく、生活環境職という新たな職として採用したいということでございます。
99 ◎
梶原幸子委員 資源循環部と道路交通部に配置するということですが、今後ほかの部署でも必要になってきたときにはこういう生活環境職というのを新設する可能性は、これから先はわからないと思うんですが、今の段階でどうお考えなのか教えてください。
100 ◎渡邊行政管理課長 現段階におきましては、資源循環部と補修センターに限定しております。それ以外の技能労務の職場につきましては、それぞれの最適な担い手、市の職員が担うべき業務なのかどうなのか、そういったものをまだ整理しているところでもございます。その整理ができた暁には、こういった生活環境職に移行する可能性というのはゼロではありませんけれども、現時点ではあくまでも資源循環部と補修センターとさせていただいているところです。
101 ◎
梶原幸子委員 給料表のところに書いてあるんですが、生活環境主任、生活環境主査を追加すると。担当課長も4級の基準となる職務に追加、そこに米印で、現在5人配置している担当課長の級の位置づけを明確にするとあるんですけれども、今、資源循環部、道路交通部にいらっしゃる課長は課長として、この生活環境職になられる主任や主査がそのまま課長という形になっていくこともあるんでしょうか。そこはそうじゃなくて、担当課長は担当課長で生活環境職の方ではないのか。
102 ◎鳥越職員課長 担当課長についての御質問だと思いますが、説明が足りなくて申しわけございません。担当課長につきましては、今現在、担当課長という職が既にございます。そこの担当課長の部分の規定が給与条例の中で明確ではなかったので、ここでそれをあわせて整備させていただくというものでございまして、生活環境職とはまた別の規定の整備でございます。
103 ◎
梶原幸子委員 現場の経験とか、技術を生かした人たちがこの先上がっていくというのは今までもあったと思うんですが、ちょっと確認なんですけれども、生活環境主任と生活環境主査で新しく採用された方はとまってしまうというか、その先はないんですか。
104 ◎鳥越職員課長 生活環境主査、いわゆる主査級ですけれども、その先がないのかという御質問だと思いますが、その先となりますと管理職という形になりますので、そのときには生活環境職ではなく、一般行政職の選考試験を受けていただいた上で、一般行政職に移行するという形で考えております。
105 ◎
梶原幸子委員 ありがとうございます。ちょっとこの説明だけだとそのあたりがわかりにくいので、やっぱりキャリアを積んでいく人が現場のものをしっかりと中に生かしていくことはすごく大事だと思うんです。どれだけ学歴があっても、どれだけ勉強ができても、やはり1年目というのは全く何もわからない。私は教員だったんですけれども、やっぱりどれだけ教壇に立って、どれだけ生徒たちと接するかによって仕事のキャリアというのは生まれてくると思うので、その人間力とかというのは学歴には一切関係ないと思っています。それは市の職員の方たちも同じですから、やっぱり現場のことは現場がわかっている。それを統括するとかということはまた別問題だとは思うんですが、ちょっとそのあたりを確認させていただきたかったので、それがわかったので結構です。
106 ◎陣内泰子委員 私は議員と市長等の期末手当アップの点についてお伺いします。代表質疑でもいろいろお伺いしたところですが、この問題に関しては、この間一貫して根拠がないということで反対をしてきているわけです。そういう中で、代表質疑の中でもありましたように、上げてないところもあるということで、具体的に26市の中でどんな市町村が上げていないのかというのがもしわかったら、二、三で結構ですので教えてください。
107 ◎鳥越職員課長 議員あるいは特別職の期末手当を上げていないところといたしましては、小金井市ですとか、小平市、日野市、東村山市等の市が改定の予定がないと聞いております。
108 ◎陣内泰子委員 今、自治体の名前を伺ったんですけれども、これだけではなくて、26市で言うと全部で10ぐらいは上げていないところがあるのかなと思います。今お名前があった小平市とか、小金井市とかというところは、ことしだけではなくて、去年もその前も、この間4年以上、同じ率でいっているということをまずお伝えしておきます。
そういう中で市としては、そういう自治体に、議員とか特別職の期末手当アップの議案をなぜ出さないのかみたいな理由というのは聞いたことはありますか。
109 ◎鳥越職員課長 上げない理由でございますけれども、聞き取りをさせていただいたところ、議員との調整の結果、改定の予定がないですとか、市民感情からとか、社会状況から改定していないというお話もございました。ただ、そういった中で、片や改定するところも半数以上はありますので、本市としても同じように改定の判断をしているところでございます。
110 ◎陣内泰子委員 そういういうわけで何ら決まっているわけではなくて、それぞれの自治体のそれぞれの判断でということになっています。そういう中で、今回もそうなんですけれども、都の人事委員会勧告に準じてということがあります。今も御説明があったように、東京都がこうやって人事委員会で給与等の勧告をする理由を確認したいんですけれども、もう1回教えてください。
111 ◎鳥越職員課長 東京都の人事委員会勧告の理由でございますけれども、職員の給与あるいは期末手当等を決めるに当たって、東京都には人事委員会という組織がございます。その人事委員会で都内の企業規模50人以上の民間の事業所1万件以上を調査母集団として、そこから無作為抽出した中で実地調査を行っております。その結果、民間の給与の状況と現在の職員の給与の状況を比較いたしまして、公民の格差をなくすということで勧告しているところでございます。
112 ◎陣内泰子委員 今御説明があったような趣旨で公民格差をなくす、それを平準化することが目的で、それはなぜかといえば、民間の給料が高くて、公的なところの賃金が低いと、やはり有為な人材がそちらに流れてしまう。そういうことがないようにということが今回の人事委員会勧告の目的というか、趣旨と理解するわけです。それで、今回0.1%、それも勤勉手当でという勧告になるわけですが、有為な人材を確保するための公民格差で出された0.1%は、議員とか市長等には当てはまらないですよね。議員はここに住み、それから市長も副市長も、やはり八王子市のために八王子市をどういうふうにしていくのかということで、給料がどうのこうのということではなくて仕事に励んでいるという中で、そういう意味では、人事委員会勧告に準じるということ自体がそもそも大きな問題があるなと、間違っていると思っています。そういう中で、先ほど上げない自治体の意見というか、判断をお伝えいただいたんですけれども、議員間との調整とか、市民感情とかというところが大きな理由なのかなと思っているところです。その中で私は、やはり議員とか市長等の特別職の給料というのは、もう少し市民との理解の中で、また市民との生活の中でやっていかなければならない、決めていかなければならないと思っています。
それで、先ほど報酬等審議会、代表質疑でもっと情報をきちんと出してほしいという中で、私は八王子市の今の市税の状況とか、1人当たりの個人市民税額の変遷とか、いろいろな暮らしの状況がわかるような資料なんかは出されているのかどうか、その点、お聞きします
113 ◎鳥越職員課長 今、資料を出しているのかという御質問だったと思います。結論から申しますと、本年度の報酬等審議会ではその資料は出していません。というのは、1つは、経済状況につきましては、人事委員会の勧告が出ております。そこの中で民間の給与等の状況がありますので、そこで民間についての状況というのはある程度把握ができるという判断をしております。ですので、今回そういった人事委員会の勧告以外の資料については出ていないところでございます。
114 ◎陣内泰子委員 人事委員会の勧告が民間の状況を把握しているということですが、やはりそれは先ほど言ったように、50人以上の企業を対象にしているということで、八王子市の実態とはかけ離れている。そういう意味で、先ほど議員、市長等は八王子市固有の状況の中で仕事をしていると言いましたが、ぜひ今後、八王子市の状況を伝えるような資料を報酬等審議会の委員に提供していただきたい。これは要望です。
そういう中で、報酬等審議会で報酬については審議をすることが決まっていますが、期末手当等に関しては審議対象にはなっていません。今後、条例等を改正して、報酬等審議会で期末手当についてもきちんと審議ができる体制にするお考えがあるのかどうか、そのあたりはいかがでしょうか。
115 ◎平本総務部長 特別職報酬等審議会につきましては、市長、副市長、教育長、常勤監査委員の給料と議員の報酬について審議をしていただいておりまして、期末手当についてはこれに該当するものではございませんが、特別職の報酬、給料につきましては、その職務の特殊性の中で、審議会でさまざまなお立場の方から、いろいろな状況、地域性も含めて議論をいただいた中で決めているものでございまして、それをもとに期末手当につきましても御意見をいただいて決めているというところがこれまでの方針でございます。そこにつきましては、議員につきましても公の立場で、公務として市のために御尽力いただいているということもあり、職員と同様、そこでは公民の格差を反映した期末手当を支給する、これを条例で御提案しているところで、具体的に報酬等審議会で条例を変更して、それを審議内容にするという考えは今のところはございません。
116 ◎陣内泰子委員 議員と特別職の期末手当を審議する場所が本当にどこにもないんですよね。今、報酬等審議会でも意見を聞くという形で、
会派代表質疑の答弁ではお二方から発言があったということですが、やはり私としては資料の提供も不十分であり、議事録を見る限りにおいて、議論というよりは質問という範疇になっているかなと思います。そういう意味で、やはりきちんとした議員の期末手当も含めて報酬をどうするのかということを議論する場がない中でこういう提案があるということは矛盾しているなと思っているところです。
117 ◎
鈴木基司委員長 ほかに御発言がなければ、質疑は終了します。
次に、意見がありましたら御発言願います。
118 ◎陣内泰子委員 議会基本条例においても、報酬は、議員が提案する場合には市民の意見を聴取した上で決定するとなっています。先日の議会報告会においても政務活動費等の使途についての質問が市民の方からもあった中で、市民としても大きな関心時となっているわけです。そういう意味で、基本的には議員みずからが市民との意見交換や提案を受けて自分たちで決め、それを報酬等審議会等でしっかりと議論していただく、こういった手続で決まっていくのが必要だと思っていますが、まだそういう環境が整っていないのが現実です。であるならば、選挙で市民の信託を受けたときの報酬並びに手当の額を変化させる根拠が何もないのですから、このまま現状維持、アップには反対です。
以上、第136号議案、第137号議案には反対ですので、分離して採決をお願いしたいと思います。
119 ◎
鈴木基司委員長 ほかに御発言がなければ、進行します。
これより採決します。
陣内委員から、第136号議案及び第137号議案については、他の議案と分離して採決してほしいとの御意見がありましたので、お諮りします。
第136号議案及び第137号議案については、他の議案と分離して採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
120 ◎
鈴木基司委員長 御異議なしと認め、第136号議案及び第137号議案については、分離して採決することに決定しました。
まず、第136号議案及び第137号議案の2件を採決します。
第136号議案及び第137号議案は起立により採決します。原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
121 ◎
鈴木基司委員長 起立多数であります。したがって、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、第138号議案を採決します。
第138号議案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
122 ◎
鈴木基司委員長 御異議なしと認め、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で本委員会に付託されました議案の審査は終了しました。