〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第75号の1、
発達障害児支援に関する
陳情について、
審査願います。
よろしいでしょうか。
特にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第79号、
多胎児妊産婦への
医療費補助移動費補助策拡充に関する
陳情について、
審査願います。
◆本
西光枝 委員 東京ママパパ応援事業ということで、
資料も頂いたところ、
多胎児家庭支援事業として、
母子保健事業利用時の
移動経費補助として、0、1、2歳児に面接を受けることが要件で年2万4,000円の
補助というのが出るというふうになっております。これがあると、大変助かるかと思うのですけれども、
江戸川区で行う場合には、何か条件というのですか、区で整えなくてはいけないこととか、そういうことがあるのでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 こちらは要件としまして、都の
実施要項に載っているものを準じておりますので、特に改めて整備するというところはございません。乳幼児健診、
予防接種など、
事業を利用するためということですので、そのために面接と訪問で
状況把握するということを実施してまいりたいと思ってございます。
◆本
西光枝 委員 では、そうしたら
状況を確認すれば、やろうと思えばできるのかなというふうに思いました。それと、もう
一つ多胎児家庭サポーター事業というのもあるんですが、こちらは
家事育児サポーターを派遣し、
家事育児支援や外出時
補助を実施というふうにあります。
江戸川区では、全部の
家庭ではないんですけれども、
多胎児について全部の
家庭ではないんですけれども、
育児支援ヘルパーを派遣する場合もあるように思います。その場合、やはり
多胎児を抱えているので、非常に助かるという声があるかと思うのですけれども、こちらの多
胎児家庭サポーター事業というのも、区で取り入れる場合に、何か整えるべきことはあったりするんでしょうか。
◎
田島勉 相談課長 今
委員お話のとおり、先ほどからのお話の
部分で
東京都の
補助事業にのっとって区で行うということでございます。あくまでも
補助事業という観点で言えば、今私どもが行っているいわゆるよちよち
応援隊等の観点です。
在宅等の
家事支援ということの延長で考えれば、
要項等の拡充をすれば、こういった対応をできるというふうに考えてございます。
◆本
西光枝 委員 分かりました。
多胎児ピアサポート事業というのは、
江戸川区は独自でやっているということなんですけれども、こちらも同じということと受け止めます。そしたら、ぜひともこちら進めていただけたらと思っております。
○
佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。
ほかにないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第81号、
厚生労働省へ
保健所の
感染症に対する
機能強化の
意見書を提出することに関する
陳情について、
審査願います。
よろしいでしょうか。
特にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第85号、
都立公社病院の
一括地方独立行政法人化に反対する
陳情について、
審査願います。
よろしいでしょうか。
特にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますので、
お願いをいたします。
はじめに、
福祉部、
お願いいたします。
◎
坂本崇一郎 福祉推進課長 お手元の
資料、
災害時
避難行動要
支援者に対する
個別避難計画の
作成についてを御覧いただければと思います。これは、2定の補正で議決をいただいて行っていく
事業でございますけれども、
個別避難計画の策定ということで、
災害時に自ら
避難することが難しい方、これを
避難行動要
支援者と呼んでおりますけれども、この
方たちの
避難を迅速にするために、個々の
状況に合わせた計画を策定をするという
事業でございます。
災害対策基本法が5月に改正をされまして、
作成が
区市町村の
努力義務となったところでございます。今の
作成方法でございますけれども、その方ご自身、またはご家族につくっていただくわけですけれども、なかなか内容は難しゅうございますので、担当しております
ケアマネージャーや
相談支援専門員に
作成支援を1件7,000円で
委託をするという
事業でございます。計画に記載する主な内容については3番に書いてあるとおりでございます。4番、
対象者でございますけれども、実際には
避難行動要
支援者は5,800人ほどおりますが、まずは今の
福祉避難所のキャパシティーに合わせまして、1,400人枠内に書いてある状態の
方たちを対象に
作成をしていくところでございます。当面のスケジュール5番でございますけれども、既に各
避難所等への
説明会、それから
福祉専門職への研修、これは
動画形式になっておりますけれども、実施を行っているところでございまして、7月の終わり頃に、先ほどの1,400人の
対象者、一部なくなられている方もいらっしゃいますので、人数は減っておりますが、
作成依頼をしておるところでございます。今月から来月にかけて、それぞれ
作成をしていただいて、以後、
避難訓練等に結びつけていく予定と考えてございます。
○
佐々木勇一 委員長 次に、
子ども家庭部、
お願いいたします。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 私のほうは
保育施設整備ということで、
令和4年度に
新規開設の
保育施設を少しまとめましたので、お知らせいたします。
まずはじめに、
認可保育所でございますけれども、先日、
児童福祉審議会におきまして、
諮問答申をいただきましたので、新たに区として、認可の承認を下ろしていく
施設でございます。9
施設でございます。人数については御覧のとおりでございます。
その次に、
認可保育所分園ということでございますけれども、既に区内にある
認可保育園の中で、0、1、2歳の分園を開設していただける
施設が4
施設ございます。うち10番の
宇喜田第2は
区立園でございます。
葛西教育プラザの敷地内に今建設を予定しているところでございます。3番目、
認定こども園ということで、既存の
幼稚園に
保育の機能を追加して、
認定こども園として区が認定するものでございます。1園、
江戸川双葉幼稚園が予定をしているところでございます。これは合計いたしますと、現在のところ796名の
定員増が図られるということでございます。
引き続き、次のペーパーでございますけれども、先日、
東京都より7月28日に都内における
令和3年4月1日現在の
保育サービスの
利用状況が
東京都が発表いたしました。
保育サービス利用数は御覧のとおりです。
待機児童数でございますけれども、
東京都全体で969人ということで、昨年に比べ1,374人減りましたという発表でございます。四角の中の2番目でございますけれども、
待機児童数が多い
区市町村ということで、
江戸川区は
東京都の中で49人で5番目でございます。実は、昨年は203人で
江戸川区が1番だったのでございます。ちなみに、昨年の1番は
江戸川区、2番が中央区が209人、小平市が159名で3番目という順番でした。
次に、
待機児童数の減少が一番多い
区市町村ということで、昨年の203人から154人減らすということで、
江戸川区が一番減らしたということで発表されたものでございます。これらの数字の根拠というのが裏面の
一覧表でございますけれども、ちょっと見にくいのでございますが、後ほどご確認いただければというふうに思っております。
◎
茅原光政 保育課長 私のほうからは
資料はございませんけれども、
令和4年度の
区立保育園給食調理業務委託の
実施園についてということでございます。来年度
令和4年度の
区立保育園の
給食調理業務委託は新規に
宇喜田第二
保育園、それから先ほどのお話にもございましたけれども、
宇喜田第二
保育園の分園、この2か所を予定してございます。既に7月20日に
宇喜田第二
保育園の
保護者にはお知らせをしておりまして、
ホームページ上でも7月21日から公表しています。
また、8月2日からは
業者訪問について、区の
ホームページでお知らせしております。なお、平成29年度から
委託を開始いたしました
南松島保育園と臨海第一
保育園、これも5年を経過しておりますので、再選定という形になります。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 すみません、私ちょっと数字を間違って言ったかもしれません。昨年度は
江戸川区が1番で203人、2番目は中央区で202人、3番目が小平市で159人でございます。すみません、言い間違えました。
○
佐々木勇一 委員長 ということで、ご訂正のほどを
お願いをいたします。
それでは次に、健康部
お願いいたします。
◎
加藤英二 医療保険課長 私から
子どもに係る
国民健康保険料等の
均等割額の
減額措置の導入についてご報告をさせていただきます。
国の
社会保障審議会医療保険部会に供されました
資料でご説明したいと思います。
はじめに、現状と見直しの趣旨でございます。
国民健康保険料につきましては、
均等割と
所得割からなってございますが、低
所得者世帯に対しましては、
均等割額の7割、5割、2割の
軽減措置が講じられているところでございますが、今回
子育て世帯の
経済的負担軽減の観点から、
軽減措置がとられるものでございます。
次に、
軽減措置のスキームでございます。対象は全世帯の未就学児が対象でございまして、特に所得制限は設けられません。また、軽減の内容でございますが、未就学児に係る
均等割保険料について、その5割を公費で軽減するものでございます。右側の軽減イメージを御覧ください。現在、低
所得者世帯に対しましては、7割、5割、2割の
軽減措置がとられてございますが、下向きの矢印で示されている
部分が今回新たに措置されるものでございます。イメージ図にございますとおり、7割、5割、2割の
軽減措置がとられている未就学児も残りの
部分に重ねて
軽減措置がとられます。結果的に未就学児の
均等割の
軽減措置につきましては、8.5割、7.5割、6割、5割という形になります。
軽減措置の財政負担でございますが、国が2分の1、都が4分の1、区が4分の1という形になります。施行時期につきましては、
令和4年の4月となってございます。今後の流れでございますが、来年2月に開催を予定しております国民健康保険
事業の運営に関する協議会を経まして、来年の第1回
定例会で条例の改正案を提出したいというふうに考えているところでございます。
○
佐々木勇一 委員長 よろしいですか。
◎笈川晋一 新型コロナウイルス
感染症ワクチン接種担当課長
委員長、大変失礼いたしました。ワクチン接種担当課からご報告申し上げます。現在、7月末までの高齢者接種の期間が終わったというところで、これから8月から新たなフェーズと言いますか、64歳以下の接種が始まっているところでございます。こちらの集団接種の会場につきまして、7月15日等のお知らせ等でも、チラシ等でもお知らせをさせていただきましたが、区内これまで17か所あった接種会場を少しまとめまして、コミュニティ会館、あるいはグリーンパレス、タワーホール、あとは民間
施設のビルを貸していただいて、区の接種センターということで、平日通しでできるような
施設も加えまして、11か所で接種を行ってまいりたいと思います。特にタワーホール船堀接種センターにつきましては、これまでの夕方までという接種時間ではなくて、夜7時、あるいは8時というところで、夕方の会社帰りのサラリーマン、働き盛りの世代というか、サラリーマン世代の方をお帰りの際に接種できるようにということで配慮して、時間を設けさせていただいたところでございます。現在、ワクチンの供給も国のほうから示されている供給量、決して十分というところではございませんけれども、ある中で枠をどんどん空けさせていただいて、その中で接種の数を増やしていきたいということで考えてございます。なかなか予約がとれないとか、なかなかまだお声も頂いているところでございますけれども、順次ワクチン供給され次第、個別医療機関、集団接種会場というところで、どんどんワクチン接種を進めてまいりたいと思っております。どうぞよろしく
お願いします。
○
佐々木勇一 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますでしょうか。
◆
白井正三郎 委員 都内の
保育サービスの
状況の裏の表について、お聞きしたいんですけれども、非常に
待機児童数を減らしていただいて、ご苦労いただいているなと思っております。それで、
江戸川区の
部分で
令和2年の4月1日と
令和3年の4月1日だと、就学前の
児童人口が1,500人ぐらい減って、
保育サービス利用者は増えているんですよね。その分、
待機児童数が減っているということなんですが、今後の見込みなんですけれども、
保育サービス利用率を
令和3年4月1日のところの他区の
状況とか見ると、
江戸川区は44.7%、昨年が42%ということで、もちろん待機
児童を減らしているんで、利用率は上がっているのですが、高いところだと57%、9%ってありますか。60もあるんですね。とかもあったりしているんですが、
江戸川区は今のところ44.7と見込みとなっていますが、今後の見込みというのは、何%ぐらいまで見込んでいるのかということと、例えば就学前の
児童人口というのは減っていきますよね。どちらにしても。こういう形やっていくと、追いかけっこになっているのは確かなんですが、ほかの区のを見ると、
保育サービス利用率というのは非常に高いんで、50%だ60%になれば、当然追いつかないかなという気もしてならないんですが、そのあたりを担当の課はどのようなことで考えていらっしゃるか教えていただければと思います。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 委員さんおっしゃるとおりでございます。基本的に大体
保育の利用率が50%になれば、待機
児童は0になるというような数字的なところをはじき出しているところでございます。
委員さんおっしゃるとおり、就学前人口がだんだん減ってきております。ここ1、2年はコロナの影響もあると思いますけれども、預ける方も少し自重しているようなこともございます。そういう中で、今後の数字をどう見ていくかということは非常に難しいところではございますけれども、今現在47%ぐらいまでいけるんではないかというような見込みがございますので、限りなく50%に近づいていけるというようなふうには考えているところであります。そこら辺の数字のところをもう一度きちんと精査しておりますが、そういうことを考えていきますと、これは今後の整備の方向になりますけれども、あえてこれまでの急激な整備を必要とするような時期は少し過ぎているかなというようなところを今考えているところでございますので、また、そこら辺詳しく分析させていただきまして、出していきたいというふうに思っております。
◆
白井正三郎 委員 非常に難しいですよね。待機
児童が0になったほうがいいに決まっているんですよね。ただ、もちろん枠が広がっていけば、
保育サービス利用者を預けるという方も増えていくので、ずっと昔から追いかけっこやっているんですが、ただ一応49名というふうになっているんで、1名もいれば、待機
児童の方がいるから、その方はご苦労なさって、区にいろいろと言うと思うんですが。5割という見込みをなさっているので、そういうような見込みがあればと思いますが、就学前の
児童人口を今後どう見込んでいくかというのが、人口の将来予測が出ていましたもんね。だから、それで気になるのが、今、長期計画をおつくりになられていますけれども、
保育所をどうしていくかという経営なさっている
方たちの問題もあるわけなんで、そこのところを将来的に区立の
施設だったら廃校したり、いろいろしていけば学校なんかはそういう統廃合をしていったりもしていますが、民間だとまた別問題が出てくるんで、そこのところを非常に頭を悩ませていると思いますが、答えは出ませんが、何かお考えがあれば教えていただければと思います。
◎
弓場宏之 子ども家庭部長 基本的には先ほど
子育て支援課長から話したとおりでございますが、白井
委員おっしゃるように、今非常に難しいところです。
子どもさんの数は減っている。でも、減り方もここ1年、2年見ていくと、前の年の倍くらいの勢いで減っていると。ただ、その一方で、女性の就業率みたいなものは、いわゆるM字カーブと言っていたものが、Mで下がってきていたのが、今だんだん下がらなくなって、台形型というのでしょうか、富士山型というのでしょうか、そういうように就業率は上がっていると。上がってもらわないと、日本の経済構想上難しいところもありますので、上がっていただくのは歓迎なんですが、そういう
状況だと。そこへもってきて、コロナの影響がこれがどう作用するか分からないと、このまま少子化が続くのか、それともどこかで反動みたいなことで元に戻り、減り方が増えることはないと思いますけれども、少しにぶるのか、そこが全く予測できないような
状況にありますので、ここ1、2年特に注意深く様子を見ながら、その一方で、今
委員からもおっしゃっていただいたように、既に私どものほうで
保育園のほうを運営していただいている皆様のそういったこともありますので、皆様にも頑張っていただかなくてはいけないというところもありますので、その辺全体バランスをとりながら、少し難しいかじ取りをしていくことになるのかなというふうに思います。
◆
白井正三郎 委員 そういう難しいんですよね。ただ、今部長がお話になったとおり、就学前人口がずっと減っていくんだけれども、働かれている女性は増える。だから、今課長がその前にお話した5割と言っているけれども、そこはもっと高めに見たほうがいいかなと思います。ただ、就学前人口は減っていったら、例えばそれは5割以上になっても、今の数以上いくかというのは、またこれは長い目で見ると別問題だなというふうに、私は思っています。専門家でも何でもないんですが。一応意見として申し添えます。ご苦労さまです。
○
佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。
◆福本光浩
委員 2点お伺いします。1点目は新型コロナウイルスのワクチンの件なんですけれども、今課長のほうから64歳以下にというお話もありましたが、現状でいろいろワクチンについては議会にも報告は上がっているんですけれども。今現在、65歳以上の方々の接種率、接種した方々が1回目2回目でどのくらいなのかということと、あと64歳以下の方々も接種券配られて1か月くらいたっているのかな。その辺の
状況がどうなのかということです。
それと、3点目はこれからワクチンの供給も含めてなのですけれども、区としては希望される方々、要するに12歳以上ですか。希望される方々のワクチン接種が完了する、その辺の見通しというのは、どう考えているのかということです。その辺分かりやすく現状を教えていただきたいと思います。
2点目は
保育のことなので、1回
委員長、質問分けてやります。
◎笈川晋一 新型コロナウイルス
感染症ワクチン接種担当課長 今
委員さんからご質問いただきました接種率でございます。7月末で一定の高齢者の期間が終了したというところでございまして、65歳以上の方の接種数でございます。1回目接種をされた方が12万9,333名、こちら高齢者数の割合で言いますと、88%でございます。2回目接種を終えた高齢者の方は12万12名、こちら割合に直しますと、約82%の方が接種を終えているというところでございます。64歳以下の方につきましては、現在、1回目接種を終えた方が8万2,000人の方が1回目の接種を終えております。2回目接種を終えた方は2万8,600人ということでございます。全人口の割合に換算しますと、約1回目を終えた方は約30%、2回目を終えた方は21%というような
状況でございます。
供給につきましては、先ほども少しお話をさせていただきましたが、現在国からのファイザー製のワクチンに限って申し上げますと、9月末までの供給量というのが示されているところでございます。6月までは、高齢者接種を加速しているというところもありまして、高齢者の人口の方が2回分打てるだけのワクチンが十分に入ってございました。私どももそれを基に、高齢者接種を加速してきたところでございますが、7月8月9月分のワクチンの供給量というのが、ここから少し減っておりまして、私どもも希望を出しているところではございますが、その希望量の半分以下というようなワクチンが今供給されていると。これは、
江戸川区だけではなくて、全国的にそういった話でございます。新聞報道等でも出ているところでございますが、現在私どもの希望にかなった供給がきているというわけではないという
状況でございます。この中で、7月8月9月までで、区を挙げて進めているところでございますが、私どもはチラシのほうでも言っておりますが、希望される方、全人口の90%だということで見て、枠の確保だとか、打ち手、お医者さんの確保ですとか、会場の確保というのを進めているところでございますけれども。今それにかなうワクチンが届いていないと。供給される見込みが立っていないというところが現状でございます。10月以降につきましても、国のほうから実際、
江戸川区にどれくらい来るのかという見通しがまだ示されていないところでございまして。これが示されて以降、
江戸川区は一体いつまでに終わるのかというところが見通せてくるのかなというところの
状況でございます。現在9月までの供給が示されているところでございまして、これだけだと、残る64歳以下の方が十分打てる十分な量とは言えないというような
状況でございます。
◆福本光浩
委員 分かりました。ありがとうございます。65歳以上の方々は先ほど90%という想定の中では、1回目は88%ということ、2回目は82%ですから、早々進んでいるのかなと。64歳以下の方々についてはまだ3割程度で、ワクチンの供給もまだどうなるか分からないということで。区としては、希望者9割に達成というか、そこまでいくのは全くまだワクチンの供給がどうなるかによって読めないということでよろしいのですよね。分かりました。それで引き続き
お願いしたいんですけれども、そういうワクチン接種については今区民の皆様、国民の皆様も関心もあるので、そういう数字についてもぜひ
委員会でちゃんと報告してもらいたいなと思いますので、ぜひよろしく
お願いをしたいと思います。
2点目よろしいですか。そのまま。先ほど白井
委員のほうから、
保育サービスの利用率のお話がございまして、昨年ワースト1というところから、49名まで減らすことができたということで、また待機児減少が大きいのが
江戸川区だったということで、そういう意味では、皆様方のご努力に評価をさせていただきたいと思います。その中で、
保育施設整備、
令和4年度開設ということで、796名ということなんですけれども、待機児49名というのは、基本的には0、1、2なのですか。その辺の年齢がどうなっているかということが1点。2点目は分園という形で0、1、2に特化した形で4
施設87名増がありますけれども、今後、区の方針として
令和5年6年、要するに先ほどの未就学の
子どもたちが減少するという予想も含めた中で、
保育施設の整備の計画というのはどのように考えているのか、その辺の先ほどの待機児の年齢分析合わせ、また
保育施設の整備の在り方については、担当としてどのように考えているのか、その点についてお聞かせください。
◎
茅原光政 保育課長 まず私のほうから1点目の待機
児童の年齢ということでございますけれども、全体で49名ですけれども、0歳児はおりません。1歳児が26名で、2歳児が23名、合計49名でございます。昨年の203名の内訳で言いますと、0歳児が33人、それから1歳児が114人、2歳児が56人ということでございますけれども、1歳児、2歳児も減らしてございますけれども、特に0歳児についてが33から0になったということでございます。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 保育課長のほうから203人の内訳が昨年は0、1、2でということで、こういう中で、そこら辺を何とかしていかなくてはいけないということで、処方箋的に今現在運営している皆さんに分園を造っていただけるところがありましたら、手を挙げてくださいというような形で、実はやってきたのが今回の分園でございます。
それと、今後の
保育の計画でございますけれども、私たちがもともと立てたプランの中では、大体待機児が解消するのは
令和6年ということで考えていたのですけれども、このところでぐっと早まりました。ですから、実は3年後、4年後、5年後に今度減少していくところをどうしていくかというところをみんなで考えていく時期が来るねということが、その時期と待機児を減らすことと、減ってきた場合どうするかと、そういうことをもう少し先に考えていこうということが、今そろそろ考えなくてはいけない時期というふうに来ておりますので。様々な事例ですとか、ほかの区の
状況ですとか、既にほかの区では空いているところも実は出てきています。そういう中で、様々な
状況を見ながら、検討していくということなんですけれども、先ほども申しましたように、右肩上がりで
施設を造っていけばいいというようなところは少し通り過ぎているかなというふうなところが今の現状でございます。すみません、しっちゃかめっちゃかな話でごめんなさい。
◆福本光浩
委員 分かりました。今のお話を聞くと、基本的に待機児の方は0、1、2ということですね。その中で、分園のような形が増やしていくのがいいのかなと思いますけれども。上9
施設に関して、3、4、5の人数も結構とられますよね。区立
幼稚園も1園あって、いろいろ今減ってきているという話も聞いていますし、市立
幼稚園もいっぱいございますよね。特に3、4、5というのは、その辺はちょっとかぶる
部分があるのかなという感じはいたします。課長のお話でよく分かったんですけれども、今後
令和5年、6年、7年にかけては、今例えば全く未計画ということですか。要するにどのくらい人数をつくろうとかという計画があるのか、それとも今言ったように
令和6年で待機児が終わる前提だから、流動的に考えているという話なのか。だから、この辺の3、4、5は
保育の無償化によって、今所得関係なく、誰でも無料で通えるわけではないですか。でも一方で、結構そこの
部分の待機の方々はいなくて、余っている。余っているというのはおかしいですね。要するに3、4、5では園によっては、そこまで充足が100%いっていないというところもあるという現況の中ではどういうように考えているのかなということをちょっと聞きたいです。
◎
弓場宏之 子ども家庭部長 今のご質問については、白紙とは言わないんですが、まだ結論は出ておりません。出ておりませんが、我々の見通しとしては、先ほど
支援課長が言ったように、
子育て支援課長が言ったように、このように5園、6園、10園というのを造り続ける時代はちょっと過ぎたんではないかと思っております。なのでこの後は、まず待機
児童の難しいところは、何らかの手をとめてしまうと、そこからまた増える可能性もあるということもありますので、その辺を見極めながら、ただ新園を造るばかりではなくて、例えば今
福本委員さんからもお話があったような、
幼稚園の活用であるとか、在り方であるとか、そういうことを皆様とご相談しながら、
認定こども園というようなやり方もありますし、こども園というやり方もありますし、それから定員のところで、さらに少し定員を増やす方法はないかとか、分園も一つでありますが。あるいは、既存の認証
保育園なんかを
認可保育園とか、あるいは小規模を認証とかに移行させるとか、いろいろな手が考えられますので、結論的に言いますと、園を増やすばかりではなくて、ほかの方法も使いながらやっていくということになると、逆に言うと、園を増やさなくて済むというようなこともあるのかなというようなことをベースに考えているところであります。
◆福本光浩
委員 いろいろな意味で待機児の数字が出る中で、
江戸川区の皆さんがご努力して、こういう形で一番減少というニュースが出るということはすばらしいことなので、そこは改めて評価をさせていただきますし、今部長が最後お話したとおり、私も造ることが駄目だと言っていることではなくて、いろいろお話を聞いていると、そうやって時代がただ待機児のために
保育園を造るというだけでなくなってきているのかなということを感じながら、担当の方々がどういうお考えなのかなという意味でちょっと聞かせていただきました。いずれにしても、時代の変化の中で、的確に対応してしっかりとこれからも頑張っていただきたいと思いますので、どうぞよろしく
お願いします。
○
佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。
◆太田公弘
委員 災害時
避難行動要
支援者の計画、個別計画なんですけれども、1点だけスケジュールのところに
福祉避難所28
施設ということで28か所、具体的に10月に名簿を
作成して提供して、
避難所ごとに
避難訓練等をやると書かれているんですけれども、具体的な内容がもし分かれば教えていただきたいと思います。
◎
坂本崇一郎 福祉推進課長 避難訓練の内容でございますが、
施設ごとによって変わってくるかとは思いますけれども、まず名簿と計画を提供することで、連絡訓練だとか、例えば日頃から平時から、ここが逃げる場所なんだということと、受け入れる
施設のほうもこの方が逃げてくるのだということを認識をしていただく必要がありますので。また逆に、要介護5や
障害の重い方ですので、移動することがリスクになる場合もありますので、そのあたりは兼ね合いながら、連絡訓練だったり、実際に逃げられるようであれば逃げていただいたり、実際の
避難所のスペースを見ていただいたりということも考えてもらいたいと思いますが、コロナの
状況でもありますので、いろいろと
状況を踏まえながら、個別に対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。
○
佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。
◆
神尾昭央 委員 先ほど出たワクチン接種のことで1点だけ確認をしたいんですが、先ほどご説明をいただいたのは基本的に集団接種のお話であったかなというふうに思います。その一方で、個別接種ですか、各地域のクリニック等で接種を受けていただくケースというのもたくさんあると思います。そしたら、地域にクリニックに対するワクチンの供給量というのどうなのかということを聞きたいんです。というのも、今後予約をするに当たっても、各クリニックでは、どのくらい区から入ってくるかが読めないので、予約もとったはいいけれども、結局調達できませんでしたということがあってはいけないので、非常に悩ましいというようなお話を伺っております。ですので、集団接種とその他個別接種等へのワクチンの割り振りなんていうのはどういう基準でやられているか、その点だけ確認をさせてください。
◎笈川晋一 新型コロナウイルス
感染症ワクチン接種担当課長 今ご質問ありました個別接種へのワクチンの供給についてでございますが、これまでも区の接種計画ございまして、集団接種、個別接種の割り振り、区民の方が接種していただくということで、高齢者の
部分は7対3ということで、個別接種7、集団接種3ということで、大体そのくらいになるように、ワクチンの割り振り供給をしていったところでございます。64歳以下につきましては、これを今6対4ぐらいの割合で考えてございます。ですので、個別接種にワクチン、国からきたワクチンの6割ぐらいが250以上ある医療機関に個別に配られていくという形でございます。区内も医師会さん中心にやっていただいているところでございますけれども、届き次第ワクチンの供給、私どものほうから配送計画というのを直前にお知らせをしまして、来週クリニックごとに何バイアルというワクチンの便の本数ですけれども、それをお伝えをしまして、各医療機関さんにおかれましては、配送の確定通知が来た上で、2回接種というのが必要になりますので、2回の分をあらかじめ確保した上で予約をお取りくださいということで、見込みでとっていただくと、なかなかその分の供給がいかなかったりする場合がございますので、その辺をかねがね
お願いをしておりまして、そのとおりクリニックさんのほうにやっていただいているという
状況でございます。
○
佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐々木勇一 委員長 それでは以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますでしょうか。
◆本
西光枝 委員 3点聞きたいのですけれども、1点目が
保育園でRSウイルスが流行っていると聞くのですが、こちら何度もかかるということで、特に0歳1歳は重症化する場合もあって、入院することもあると聞いています。昨年の発生は少なかったと聞いておりますが、区内の発生
状況と今後の流行はどのような推移を予想しているのかということが1点目。
2点目が視覚
障害者の方から納税通知書が来たようなんですけれども、ほかの封筒と紛れてしまったという声をいただきました。区からの手紙、例えば納税通知書とか、コロナワクチンのお知らせみたいな封筒を触れば、区からの重要なお知らせであるということが分かるようになっているのかということを確認させてください。
それと3点目は、今新型コロナの陽性者の数が非常に増えているんですけれども、こちらの入院
対象者を重症患者に絞り込むという、政府が方針を出しているかと思います。つまり、中等症以下は自宅療養というふうになるわけですけれども、こちら今、都のホテルを使って、療養をしているということですが、今後、
江戸川区では最初の頃は独自にホテルを借り上げていたんですけれども、今後はどのようなふうに対応をしていくのかということ、方針があれば聞かせてください。
◎
茅原光政 保育課長 最初のご質問の
保育園でのRSウイルスの流行
状況ということでございますけれども、医学的に根拠があるということではないんですが、肌感覚的に言いますと、やはり非常に増えています。RSウイルスの罹患した場合については、発熱とか新型コロナウイルスと同様の症状がありますけれども、見分けがなかなか難しいということですけれども、
保育園ではかなり増えています。いろいろ消毒ですとか、そういう
感染症予防対策はもちろんしておりますけれども、なぜ増えているかというと、肌感覚で申し上げると、昨年は緊急事態宣言の中で、登園自粛等もございまして、やはり相当
保育園に通われる方が減ったと。十数%というようなこともあったので、昨年は全然RSウイルスは流行しなかったんです。
保育園では。ところが、通常にだんだん戻ってきて、
保育園の利用者が増えて、今年は昨年かからなかった方の
部分がかかって、倍くらい増えているんではないかと、そういうようなことが考えられます。医学的な根拠ということではないですけれども、現場の
状況等を見ると、昨年の分を今年かかってしまっているのかなというようなことでございます。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 区から発送する封筒については、特段視覚
障害者向けに何か施しているということはございません。ただ、この1年間でコロナ関係の特別定額給付金であるとか、ワクチン接種のお知らせであるとか、重要なお知らせもあったわけでございますけれども、私どもも視覚
障害者へ確認をしたところ、ご自分で視覚
障害者といっても、視野狭窄ですとか、状態も様々ですので、そのようなことで困らないという方もいらっしゃいますし、本当に全盲のような方については、
支援者の方に見ていただいているというふうにお聞きしております。
○
佐々木勇一 委員長 最後のところについては、いかがでしょう。
◎
尾本光祥 江戸川保健所長 コロナ患者さんの入院療養でございますけれども、国が方針を示しました。これから、我々のところへ下りてくるところでございますけれども、方針を示し、重症な方、それから重症化リスクが高い方、これが大事なところですけれども。今も中等症であっても、重症化リスクが高い方、重症化リスクが高い方がおられますけれども、そういう方は今も入院、今後またそういう方も入院していかれることになりますけれども、そうした中で、一部自宅療養へという方が増えてくるところはございます。そういう方々について、自宅療養されるについては、十分な健康観察でありますとか、我々の
支援を今まで以上に丁寧に行いながら、困られないように。それから、急に重症化することもございますから、そうした兆候をはっきりと把握できて、医療を入院等へつなげるように、これを徹底していくというのが大事なところと考えているところであります。
◆本西光江
委員 まず新型コロナのほうは、自宅療養をする場合も困らないようにしていくことをやっていただきたいと思います。必要だったら、本当ホテル療養をきっちりできる体制を整えていくことが必要なのかなと思います。
それと、2番目にお聞きした視覚
障害者の方への通知ということなのですけれども、やはり何らか封筒自体で触ったら、これは重要なお知らせなのだなということが分かるようなことをしていくことが必要かと思いますので、検討していただきたいと思います。
○
佐々木勇一 委員長 ほかにその他でございますでしょうか。
それでは、今後の
委員会ですが、9月は6日(月)、午後1時30分の開会を、10月は第3回
定例会中の19日(火)、午後1時30分の開会をそれぞれ予定しておりますので、よろしく
お願いをいたします。
以上で、本日の
福祉健康委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。
(午後2時32分 閉会)...