室井邦昭 都市開発部参事
立原直正 土木部長
外、
関係課長
●
事務局
書記
山沢克章
●案件
1
陳情審査 第54号、第55号、第59号、第73号…継続
第54号:
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業における第1次
移転先の
地盤強度保証を求める陳情
第55号:
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業 第1次
移転先における
流域治水対策補償検討を求める陳情
第59号:
江戸川区
レンタサイクル利用申し込み時における
電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める陳情
第73号:
江戸川区
景観条例 施行規則の一部改正に関する陳情
2
所管事務調査…継続
3
執行部報告
(1)
都市防災不燃化促進事業開始について
(2)
JR小岩駅
北口地区第一種
市街地再
開発事業の
権利変換計画認可について
(3)令和3年度「道路ふれいあい月間」について
(午前10時00分 開会)
○
川瀬泰徳 委員長 ただいまから、
建設委員会を開会をいたします。
署名委員に、
牧野委員、
川口委員、よろしく
お願いをいたします。
佐京保全課長より、所用により欠席との申出がありましたので、ご報告をいたします。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き実施していきますので、マスクなどの着用をよろしく
お願いをいたします。
また、各委員及び
執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただきまして、開会時間が長くならないように努めていただければと思いますので、よろしくご協力を
お願いをいたします。
それでは、これより各陳情の審査に入ります。
はじめに、第54号、
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業における第1次
移転先の
地盤強度保証を求める陳情について、審査を
お願いします。
◆牧野けんじ 委員 おはようございます。54号について、一つは、
北小岩一丁目
東部地区の事業の際には、
沈下板による測定が継続して行われているかと思うんですが、資料のほうでは期間ということで、平成34年の8月まで観測をするということになっているんですけれども、この観測、今まだ観測中ということだと思うんですが、観測のデータというのは以前途中経過という形で、以前の
建設委員会に提出していただいたことあるかと思うんですけども、これまで、その後も継続して観測されているかと思いますので、それを最新の状況までお示しをいただくということは資料として提出していただくことは可能でしょうか。
◎
高橋博幸 区画整理課長 今、委員の
資料請求につきましては、
国土交通省の
江戸川河川事務所に確認して、出せるものは出していきたいというふうに思っております。よろしいでしょうか。
◆牧野けんじ 委員 よろしく
お願いいたします。
今度の
上篠崎の事業とは経過が違うということをこれまでにご説明いただいてたかと思うんですけども、地盤の改良を行って、その後、測定を行っているという点では、
上篠崎の今の事業についても
地盤改良を行うということで共通した部分もあるかと思いますので、どのような推移をしているかということは
上篠崎の事業を考える上でも参考になることと思いますので、よろしく
お願いいたします。
それから、この
上篠崎のこのたびの第1次
移転先について
そのものですけども、今、
地盤改良の工事が行われたところかと思うんですけども、この
北小岩一丁目の教訓も踏まえて、この間、事前にも調査をするし、改良後の事後にも調査をするというような、そうした説明もあったかと思うんですけども、具体的に言うと、もうちょうど
そのものの事業に差しかかっているかと思いますので、このいわゆる事前の調査というものが
宅地ごとになるかと思うんですが、それが行われたのかどうか、行われたのであればいつ頃行われたのかということと、それから今後改良後の調査というのはいつ行うのか、それを教えていただければと思います。
◎
高橋博幸 区画整理課長 事前調査につきましては、昨年させていただいて、それについて1次移転の方に
説明会を行って、個別に説明をして資料を渡しているところでございます。最終的には、
地盤改良は今終わっていまして、
表層部分1メートルの土を置き換えるというお約束ですので、それの試験をこれから行いまして、最終的には9月中には
報告書として、一人一人の方にご説明して
報告書としてお渡ししたいというふうに考えております。
◆牧野けんじ 委員 調査結果
そのものは、
宅地ごととなると思いますので、なかなか全体に公開というわけにいかないと思うんですけども、傾向として、今の時点では
事前調査の結果ということになると思うんですが、全体の傾向として言えることというのはあるんでしょうか。
◎
高橋博幸 区画整理課長 今回の1次移転のところの
地盤調査をした結果、ほとんどの宅地で
地盤改良が必要だということで、
地盤改良を実施させていただいたという事実があります。
◆牧野けんじ 委員 これまでも、再三、指摘もさせていただいてますけども、やはり、
権利者の方にしっかり内容が伝わって、なおかつ、納得いただける説明というのがやはり必要だと思います。根拠のある裏づけのある説明が必要だと思いますので、その調査結果と説明についても、やはり理解が得られる説明ということを心がけていただきたいと思います。
◆
間宮由美 委員 今、
地盤改良を行ったということで、1メートルを置き換えるというお話がございました。
記書き2に関してお聞きをしたいのですが、ここでは
移転先の
地盤高の推移を造成後
一定期間継続測量し公表することを求めるとございます。この項目について、区としてどのようにお考えかということを改めてお聞かせいただけますか。
◎
高橋博幸 区画整理課長 今、
間宮委員のご質問の前に、
牧野委員が言ったように、
北小岩については、
国交省のほうで、
国土交通省のほうで盛土した部分については引渡し後5年間継続して沈下測定すると、盛土した部分について。今回の1次移転については、
現地盤のところで
北小岩の事例があったということで
地盤改良はするということですので、
地盤調査については今現在するつもりはございません。
◆
間宮由美 委員
移転先が30Hの外であるということもあり、通常の
区画整理地域であるということで区はくくりをされておられると思います。しかし、事業を行うことによって移転を余儀なくされる地域になるということが事実としてあるわけですから、やっぱり
一体事業の
施行者である
江戸川区として住民の不安を払拭して要望を聞く姿勢は貫いていただきたい。この
一定期間の
継続測量、そして公表ということについてはぜひしていただきたいと改めて申し上げます。終わります。
○
川瀬泰徳 委員長 いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 他にないようですので、本日は継続としたいと思いますので、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第55号、
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業第1次
移転先における
流域治水対策補償検討を求める陳情について審査を
お願いします。
◆牧野けんじ 委員 55号についてですが、
移転先での移転に伴う補償、
治水対策の補償を求めるということの陳情ですけども、この点、この陳情でも触れられていますけれども、この間、
流域治水ということで国もこうした
考え方の下に推進を図っているところで、先般、
流域治水関連法も国会で成立をしているところですけれども、その
関連法の中でも、浸水が想定される区域での住宅の
建て替えに伴う補助というようなことで、そういったものも検討の一つには上げられていると、それも踏まえた陳情かと思うんですけれども、これに関わって、既に
自治体レベルでは滋賀県が
流域治水推進条例というのをつくっておりまして、その条例に基づき、住宅の
建て替えに伴う際に400万円を上限として、
かさ上げなどの費用の2分の1を補助するという条例を導入しています。この滋賀県の
建て替えに伴う
補助制度について、これ滋賀県の制度になるわけですけれども、この資料を参考に提供をしていただけるでしょうか。
◎
田中正淳 計画調整課長 調べさせていただいて、資料があれば提供したいと思います。
◆牧野けんじ 委員 国が、今、
流域治水ということで踏み出しているわけですけれども、滋賀県では一歩先んじて、こういった
考え方を取って条例もつくって、こういう補助の制度も導入しているということで、こういった事例ぜひ参考にしていただいて、この
上篠崎ということにかかわらず、むしろ
江戸川区でいえばゼロメートル地帯でどのように対策していくのかというのが大きな課題でございます。今、区民の
皆さんの関心という点でも、住宅を建てるというときに、住まいとしての機能ということはもちろんですけども、災害時にどれだけ対応できるかとそういう
価値観というのもやはり非常に
江戸川区民の
皆さんの中では関心が強まっていることと思いますので、ぜひ
自治体としても、国が何か示してくるのを待つというのではなくて、独自に、やはりこういった補償も含めた検討をしていただければというふうに思います。
それから、ちょっと
流域治水に関わってなんですけども、この
関連法案の中で、全部で9本をまとめて
関連法案としているようなんですが、その中で、
都市緑地法についても改正が一部あるということで、その内容の中には、
特別緑地保全地区の
指定要件に、雨水の
貯留浸透機能を追加するという、そうした新たな改正があったと伺いました。
特別緑地保全地区には
江戸川区のこの
上篠崎浅間神社が指定をされております。地域的な問題で、ここは該当するのかどうかが分からないですけども、この
浅間神社の部分が今般の改正に関わってくるのかどうか、それをちょっと確認いただきたいんですが。
◎
田中正淳 計画調整課長 先ほどの質問同様、調べさせていただきたいと思います。
◆牧野けんじ 委員 ぜひ、よろしく
お願いいたします。この間、これから
台風シーズンということもありますので、さらにまたこの治水に関わっての関心が高まってくるときですので、この
上篠崎ということに限らず、やはり
江戸川区としての独自の検討を進めていただきたいということを添えて終わります。
◆
間宮由美 委員 前回の
委員会で、
所委員から、今の
気候変動に対応するために持続可能な生活を続けていける場所とするためには、
ピロティー式の補償などの
考え方は必要ではないかということでお話がございました。これは、移転に伴うということではなくて全体的というご意見でした。私もそのご意見に賛成をします。みんなのえどがわ大会議が
書面開催となりましたが、防災のテーマに参加する予定だった方々とお話をさせていただきました。その際に、100年後の
江戸川区をどう考えるかという問いに対して、その方々は、逃げなくてもよい
江戸川区とおっしゃっていました。どんな災害が来てもここにいて大丈夫であるという
江戸川区をつくることを目指していこうということで大変共感できる内容だと思いました。では、そのためにどうするかというと、水浸しにならないように堤防ほかの強化とともに、やはり
自助努力の中で、壊れない住宅、水につからない住宅を造ることも必要なことだと思います。それであれば、ぜひそこに区として目を向けて推進を
お願いしたい。そのために後押しできる費用の補助をご検討願いたいと考えるところです。この陳情の方々は、まさに
流域治水を推進するための移転でもあるわけですから、そこから
水害リスクを回避する、提言する、そのための費用の補助をここから出発させてよいのではないかと思うところです。本日は意見として終わります。
○
川瀬泰徳 委員長 ほかいいですか。いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第59号、
江戸川区
レンタサイクル利用申し込み時における
電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める陳情について、審査を
お願いします。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 特にないようですので、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第73号、
江戸川区
景観条例施行規則の一部改正に関する陳情についてですが、本陳情につきましては、次回、9月に、
葛西海浜公園西なぎさへ
現地視察を行いますので、よろしく
お願いをいたします。それを踏まえまして、それでは、審査を願いますが、何かございますか。
◆
間宮由美 委員 東京都としては、近々
懇談会を開催して、改めて広く意見を聞く方向があると前回ご答弁いただいております。その後、予定は何か決まりましたでしょうか。
◎
室井邦昭 都市開発部参事(
都市計画課長事務取扱) 東京都のほうから報告を受けていますのは、7月15日に
懇談会を開催したというふうに聞いてございます。ただ、今後幅広く話を聞いていくというふうなことで、具体的にどういうふうな話を聞いていくのか、どういうやり方で聞くのかとか、
スケジュールどうなのかについては具体的なお話はまだ示されていないということですが、今後継続して
懇談会は開いていくというふうに聞いてございます。
◆
間宮由美 委員 7月15日に開催したということですか。今後継続してということで、15団体ぐらいでしたか、関係する団体があると聞いていましたが、ここでは団体さん
皆さんがお越しになられたのでしょうか。
それから、ここでお話しされた内容はオープンに見ることができるのでしょうか。
◎
室井邦昭 都市開発部参事(
都市計画課長事務取扱) 最終的に何人ご出席になられたのかというところまではちょっと確認できておりませんが、こういう
コロナ禍なものですから、各団体1名で
お願いしますということでお集まりいただいたというふうなことで聞いてございます。
今後、内容の
公表等については、東京都のほうで確認していくと思いますので、そこはまた都のほうに確認をしたいと思います。
◆
間宮由美 委員 承知いたしました。
スケジュールも含めて、今後進めていくとも聞いているということで前回も話がございました。今後、
現地調査を
委員会としてする予定を組んでいただいておりますので、それを待ちたいと思います。
○
川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。では、9月に行きましょう。
他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますので、
お願いをいたします。
はじめに、
都市開発部、
お願いをいたします。
◎
須田賢治 まちづくり推進課長 都市防災不燃化促進事業の開始についてご報告いたします。
地区は、補助2
85号線地区(南小岩)でございます。
事業期間、この8月から10年間。
内容としましては、
都市計画道路の整備に合わせて
沿道両側30メートルの範囲で一定の高さ7メートル以上であり、
耐火性のある建物を建てた場合に、区が
建築費等の補助を助成をすることで
不燃化の促進を図るとともに、
延焼遮断帯の形成と
避難路の
安全性の確保をするということを目的としております。
内容としましては、
建築助成費、
除却費、仮
住居費等となっております。
今の
不燃化率というのが36.6%ですが、それを70%としていくということに目標を置いております。
周知につきましては、今年の3月に既に
対象地区内にパンフレット配布しておりまして、今後も周知を継続してまいります。
事業費は10年間で14億円、財源としましては
国庫補助金と都の
補助金。それから、その下に、
助成例とありまして、2階建ての建物を壊して3階建てを建てた場合に、この程度の助成ができますよということを載せております。
その下に、イメージ図でございますが、大地震の発生により
市街地で大きな火災が起こるといったときに、
真ん中の
避難路の沿道に
防火壁を造って延焼を遮断する。それから、火災から発生する
輻射熱というのがあるんですが、その熱から避難する
人たちを守るという
考え方でございます。
一番下に、既に2地区においてこの事業を実施中でありまして、これまでに49件の助成をしてございます。
裏面には、この
地区図を載せております。
◎
川原進太郎 市街地開発課長 私のほうから、2枚目の資料になります。
JR小岩駅
北口地区第一種
市街地再
開発事業の
権利変換認可についてご報告させていただきます。
本地区は、JRの
北口地区、後ほど裏面のほうで詳細は説明させてもらいますが、
事業概要としまして、
地区面積は2.0ヘクタール、1番のところでございます。
あと、施設の規模としましては記載のとおりですが、イメージとしては現在工事やってます6丁目地区、こちらが
8万9,000に対して、
延べ床が9万4,000ということで、若干
北口地区のほうが大きい
エリアになっております。
施設用途に関しましては、商業、業務、住宅、
あと保育所が入る予定になっております。
事業の経過でございますが、
街づくりとしては平成19年頃から進めてまいりまして、平成27年こちらで
準備組合が設立されまして、その後、平成30年で
都市計画決定、元年度に
組合設立、そして、今回
権利変換に至るというような経過でございます。
今後の事業の予定の動きですが、今年度の末、令和4年3月になりますが、
解体工事、こちらのほうに着手しながら、建物のほうが令和
8年度の
完成予定を目指しております。その後、
駅前広場の整備がございますので、完全に全てのこの地区が終わるのが令和12年を予定しております。
2番をご覧いただければと思うんですが、このたびの
権利変換とは、というところで、ちょっと改めて、にはなりますが、
権利変換とは、従前の土地や建物、
皆さん権利者さんお持ちでございます。それに見合う価格、等価で新しく整備された建物にその敷地に関する権利が置き換えられるというようなことが認可されたということでございます。
対象者でございますが、こちらに書かせていただいているとおり、記載のとおりでございます。
権利変換の経緯でございますが、今年度令和3年3月1
8日から31日にかけて縦覧を行いました。その後、認可が下りたのが7月26日ということでございます。
今後の予定は、先ほど説明させていただいたとおりになります。
裏面をちょっとご覧いただければと思います。
こちらに、4は
位置図、5は
計画図という形で載せさせていただいております。改めますが、小岩駅の北口、
蔵前橋通りと
北口通り、
仲通りに囲まれた2.0ヘクタールの
エリアになっております。こちらの地区のポイントでございますが、
位置図、
計画図ともに
平面図の
真ん中ぐらいに横線ちょっと引かせてもらってまして、第1工事区、第2工事区というふうに分かれさせてもらっていますが、第1工事区こちらに、
計画図で見てもらえればと思うんですが、再開発の建物ができます。こちらの
解体工事が今年度末、令和4年3月頃から解体が始まりまして、令和
8年に完成する予定。第2工事区という部分が大型の
商業施設が今建っている部分ですが、こちらが
交通広場になりますので、こちらの工事が令和
8年から12年の予定という形で動いているというような地区になります。
○
川瀬泰徳 委員長 それでは次に、
土木部、
お願いします。
◎
中沢清人 施設管理課長 それでは、
土木部から、令和3年度「道路ふれあい月間」についてご報告させていただきます。
お手元の資料1番目、道路ふれあい月間でございますが、期間につきましては、道の日8月10日を含めた8月1日から8月31日までの1か月間でございます。(2)の目的でございますが、道路を利用する方々に身近にある道路の様々な役割と
重要性、こういったものに関心を持っていただいて、
道路愛護思想の普及及び道路の正しい利用の啓発を図る、道路を大事にしていただくという意識を持っていただくということを目的としてございます。
大きな2番でございます。
これに併せまして、道路ふれあい月間の
推進標語のほうを募集をさせていただいております。これは4月に各小中学校、それから
ホームページ等で一般の方に向けて募集をしてきたところでございます。今年度
応募総数が1,375点、この中からそれぞれ
道路愛護部門、
交通安全部門ということで
最優秀賞を選ばせていただいております。また、そのほかに、
優秀賞といたしまして各
部門共通ということで15点、こちらのほうを選ばせていただいてる次第でございます。
3番の
広報活動でございます。
1つ目の丸、広報えどがわ8月1日号に、もう既にこの道路ふれあい月間、それから
推進標語につきまして掲載をさせていただいております。それから、区の
公式ホームページにも同様に
優秀賞も含めまして掲載をさせていただいてございます。また、丸の2番目でございますが、道路ふれあい月間に併せて、
広報課のほうで、えどがわ
区民ニュース(8月10日号)、こちらのほうで、
道路整備の特徴や様々な取組み、そういったものをこの8月10日の道の日に合わせて番組を今制作しているところでございます。また、これは
土木部が中心になりますが、職員の名札に標語を添付したり、あとは
土木部、それから
環境部のチラシ、それから
発行物、こういったものにもこの標語のほうを掲載をさせていただきまして活用していくということになってございます。
4番目でございます。
身体障害者団体との
意見交換。これは
例年どおり、一部
書面開催になりますが、実施する予定でございます。
最後、5番目でございます。
この
推進標語の
表彰式でございますが、昨年に引き続き
コロナの影響でございまして、今年度も
表彰式のほうは中止させていただいております。賞状、それから記念品につきましては学校の
校長先生から
児童生徒にお渡しいただくということで対応させていただいております。
裏面でございます。
今回、
最優秀賞2点、それから
優秀賞15点の一覧載せさせていただいておりますのでご覧いただければと思います。
○
川瀬泰徳 委員長 ただいまの報告について、何かご質問がありましたら。
◆
間宮由美 委員
都市防災不燃化促進事業についてのご報告についてお聞きをしたいと思います。
耐火性のある建物ということで、そこは分かったのですけれども、一定の高さの条件ということで7メートル以上とございますが、これはなぜかということをお聞かせいただけますか。
◎
須田賢治 まちづくり推進課長 この
市街地大火が発生した場合に、どうしたらその延焼の遮断と、
輻射熱という熱を遮断できるかという国の研究結果がございまして、今回は30メートルの幅で一定の高さ以上ということで関係を示す表がありまして、今回、少し安全を見て7メートルというふうにさせていただいたわけで、そういう研究に基づいた高さの設定でございます。
◆
間宮由美 委員 そうしますと、その延焼や
輻射熱を防ぐためには7メートル以下、例えば、だから2階建てでは、これは難しいということなんですか。
◎
須田賢治 まちづくり推進課長 今回、この助成の制度に先立って、実はこの沿道30メートルに
都市計画決定をしまして、高度地区、最低限高度ということで7メートルという制限を設けてございますので、おっしゃるように、一定のこういう効果を発生させるためには、やっぱりこの高さというのは必要だろうということでございますので、ここら辺はおおむね2階建てプラスアルファぐらいの高さですので、そんなに現状の街並みから考えて無理のない高さかなというふうに考えてございます。
◆
間宮由美 委員 終わります。
○
川瀬泰徳 委員長 ほか。
◆牧野けんじ 委員 私もこの
不燃化促進事業についてですが、2
85号線の沿道をこの
エリアに指定されたということだと思うんですが、もともとこの2
85号線自体が非常に当初の計画が持ち上がってからかなり時間が経っているということと、
権利者数がかなり多いというようなこともあって、地元の人なんかに伺うと、いつになるか分からないとか、そういうような声もお聞きするんですけども、これ窓口としては
不燃化特区、
不燃化促進のこの窓口と、それから、当然2
85号線の道路事業拡幅もあると思うんですけども、その窓口というのはそれぞれ別々の窓口なんでしょうか。
◎
須田賢治 まちづくり推進課長 まず、事業に関するこれ補償になるんですけど、それは街路橋梁課が窓口になっております。それに関連しまして、
建て替えする際の助成は私どもということになっておりまして、もう打ち合わせを済ませておりまして、
都市計画道路の買収に当たる方の中で、この助成制度がありますよというのは改めて案内をしていただいて、それを受けて私どもが助成の手続を進めていくということでございますので、そういう意味では窓口は分かれているからといって、この制度の漏れとか、そういうのがないような今準備をしているところでございます。
◆牧野けんじ 委員 進めるとなれば、
権利者さんからしても建替え考えたときにどういう制度があるかというような検討になってくると思いますけども、3月にパンフレット配布されたということなんですが、この
不燃化促進
そのものについてはこのパンフレットを配ったことによって問合わせなどはどの程度来ているんでしょうか。
◎
須田賢治 まちづくり推進課長 実は、今回パンフレットは3月に配りましたけれども、例えば、平成30年10月に
都市防災不燃化促進事業の導入の
説明会というのもやっていますし、あるいは、アンケートも10月に同時に行っていまして、そこでいろいろご意見を頂いたり、繰り返しそういう制度の説明をしてまいりました。ご意見というのは、どちらかといえば、当然こういうのがあれば使いたいというようなことなんですけども、
都市計画道路の当たる方については、何しろそこの部分がはっきりしないとというようなことで、そのような意見が多かったように思います。
◆牧野けんじ 委員 今、課長がおっしゃったとおりで、自分の所有の敷地がどの程度かかるかというのが一番の関心になっているかと思います。冒頭申し上げたように、非常に、もともと歴史のあるこういう計画ということもあって、いつ自分のところがかかってくるのかというようなことで、そういう意識の方が、私が耳にするところではそういう方が多い印象があります。計画、
不燃化の事業も入るということで、今後ともそういう説明の機会も含めて周知を図っていただきたいというふうに思います。
○
川瀬泰徳 委員長 ほか。
◎
田中正淳 計画調整課長 令和3年度の道路ふれあい月間の、4番の、身障者団体との
意見交換ということで、リハビリ自主グループ、今年度は書面による
意見交換ということなんですが、毎年お集まりいただきまして、ここは段差があるよとか、ここの歩道、がたつきがあるよとか、具体的な箇所の改善について意見を交換して、昨年頂いたものを直して、こういうところを直しました、そういう形のものをやっております。今年は、職員がこのリハビリ自主グループの団体さんのほうにお邪魔をいたしまして情報収集をして、その上、書面写真等を添付して、結果をご報告するとそういう形の
書面開催でございます。
○
川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、特にないようでしたら、以上で
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆牧野けんじ 委員 ちょっと学校のことも関わるかと思うんですけども、八街市で、通学路だったところで小学生の下校の列に飲酒運転のトラックが突っ込んだと、それでお子さんが亡くなるという痛ましい事故がありましたけども、
江戸川区は道路の整備もかなり進んでおりまして、ガードレールが設けられているところが多いとは思うんですけれども、この事故を受けて道路管理という点で改めて危険な部分というようなことで
江戸川区として把握をするというような、そうした対応されたんでしょうか。
◎
田中正淳 計画調整課長 今回、八街の件を受けて、文部科学省、それから
国土交通省、警視庁のほうから、通学路の総点検をしろという指示が来ておりまして、教育
委員会のほうでひとまず通学路の点検をして、通学路の点検の際に地元の小学校のご父兄に危険な箇所どういうところがありますかというアンケート調査もした上で、今その結果が
土木部のほうへ、道路管理者のほうに今資料が回ってきております。内容をまた精査して、事故があるたびと言ったら申し訳ないですけど、あるとそういう総点検というのが定期的に指示があって行っているところなんですが、例えば、幅員5メートルのところに歩道つけてくれとかガードレールつけてくれというのは物理的にできないものに関しては、その都度その都度お断りはさせていただいているんですけども、今回もその内容を見て、できるもの、できるけどもちょっとお時間がかかるものとか、できないものとか、そういう形で区別をして回答して、区内の道路の
安全性の向上に寄与していきたいと思っております。
◆牧野けんじ 委員 今回の千葉の件でも、学校関係者、PTAからも意見が上がってたぐらい危険な箇所だったというようなお話ありましたので、区内でも見落としがないように、区としてもしっかり把握するということに努めていただきたいと思います。
○
川瀬泰徳 委員長 では、よろしいでしょうか。
では、今後の
委員会でございますけれども、次回は9月6日(月)、午後1時からを、そして、10月は第3回定例会会期中の19日(火)、午前10時からをそれぞれ予定しておりますので、よろしく
お願いをいたします。
以上で、本日の
建設委員会を閉会いたします。
(午前10時39分 閉会)...