◎
笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 委託料の内訳でございますが、大きなものでございますが
個別接種の時間外分、休日
加算分等が追加された
ところによる増という
ところと、
集団接種会場、
個別接種の
運営委託料という
ところでございます。また先ほどから
お話あるように、16歳から12歳に
接種対象が引き下げられたことによる
単価増という
ところでございます。
◆
関根麻美子 委員 接種単価の
加算分ということが入っているということで、これは65歳以上の
接種、今7月末を目途に今鋭意進められておりまして、また様々な手だてをしていただいて目途がついたという
お話も先日ございました。その加算していくことによって
接種が
加速化していく、そういったことに大きな意味があるかと思っておりますし、また今64歳以下の
接種券がもう発送されていまして、前倒しして、もう着いて、もう既に予約も取れた、空きのあるタワーホールとかそういう
ところでも順次受け付けているという
ところも、
基礎疾患のある方とか
従事者の方ですけども、非常にこれ
加速化に向けて大きな力を持っていくと思います。今後も64歳以下、さらに
接種の人数が増えていくと思いますので、人員の確保、それから
接種の
集団会場の増設だとか、時間外も夜間も含めて、そういった
ところも延長していくだとか、その状況に応じてもう柔軟に変化をして対応していただいて、もうより46万人の方がまず一日も早く安全に
接種ができますように
加速化お願いしたいと思います。
今
お話もありました12歳から15歳までの
お話ですけども、
文科省からも近々通知も出るように聞いておりますし、学校でという云々もあったり
個別接種という
お話もありますが、一つだけ
お願いがあります。
個別接種についてはどんどん進めていただくとして、学校でやるような状況が、もし両方平行していく場合に、やはりこれ
希望者ですから、打った子と打っていない子との
差別感というか、そういったことが出ないように、学校で打つそういった機会を設けていくのであれば、しっかりまた教
職員の皆様にもそういう
ところの、打つのは
希望者なんだと、希望しないで打たない子もいる、打たないことが悪いことではなくて、それは本当にその本人の希望だということをしっかりとまた
徹底確認をしていただけたらと思います。
2点目です。次の、
新型コロナウイルス感染症対策関係費の生活衛生課の
ところで、17番に
PCR検査用備品購入費、ちょっとこれ大きな額だと思うんですけども、この内容についてと、それから今これから変異株が非常に注目されているというか、これからどういう動向で広がっていくのか、より感染力が高いと言われている、この変異株の動向については非常に懸念しているものがありますし、またしっかりとそれに対応していただきたいとも思っているんですが、その対応についてのお考えもありましたら併せてお聞きしたいと思います。
◎石川健司 生活衛生
課長 PCRの
検査体制のことでございますけれども、今回
PCR検査機器の整備等を上げさせていただきました。この機器を整備することにより、1日の
検査件数が今現在の10件から20件に倍増します。また、ノロウイルスやレジオネラ菌などの
検査と重なって
コロナウイルスの
検査ができなかった日が年間約60日ほどありますけれども、これが同時にできるようになります。このようなことから、月平均150検体行っていた
ところを、倍の300検体ができるようになります。自前で
検査を行うことにより、早く陽性者が発見できれば感染拡大を抑えられるものだというふうに考えております。
もう一つのご質問の変異株についてでございますけれども、厚生労働省より5月下旬にデルタ株の
検査マニュアルが示されました。ぜひ当研究センターでもできるようになりましたので、これは行いたいというふうに考えております。感染力が強いと言われている変異株を早期に発見することで、これも感染拡大防止につながると思い、独自に
検査を行いたいというふうに考えております。
◆
関根麻美子 委員 非常にこれ重要なことだと思います。機器が2台になるんですかね。それによって倍増する、検体の結果、
検査もできるのも倍増するし、結果が出るのもものすごく早く出るという、これは非常に大きな効果があると思います。
やはり濃厚接触者で
PCR検査を待っている間、もう仕事に出ていいのか、それから外出していいのかストップしてしまう。それでまた気持ちが非常に心配で不安だというのが、もう即座に出るということで陰性の方は普通の生活に戻れるし、陽性になった場合は必要な治療、また自宅療養と様々な準備に入れるということで、非常にこれは大きな
江戸川区にとっては力となると思っています。
また今、デルタ株、変異株についても対応できるということですので、これは本当にこれから非常に懸念すべき重大な問題だなと私たちも認識しておりまして、今後の区民の感染者の皆さんの動向、本当に分析していただきながらそこに対応していただく、そういったことにも強化をしていただくことにつながっていくと思いますので、ぜひよろしく
お願いしたいと思います。
保健所の皆さんも本当に日々大変な中で、検体が倍増になるとまたお仕事も大変で、
職員の方も手当したりとかいろいろあると思うんですけども、健康に気をつけて区民のためにまた一段とお力をいただきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
◆
伊藤ひとみ 委員 私も12歳以上に
ワクチン接種をするということについて伺いたいと思います。確認なんですけれども、今年度に12歳になる子どもが
対象ということなのか、12歳というもうそのくくりなのかという
ところをお聞かせください。
◎
笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 12歳の
ところの定義でございますが、誕生日を迎えて満12歳になる方が
対象でございますので、
接種券の発送につきましても誕生日を迎えれば月ごとの発送、そういったことを今考えて準備している
ところでございます。
◆
伊藤ひとみ 委員 分かりました。
ファイザー社コロナウイルス修飾ウリジンRNA
ワクチン、商品名はコミナティの添付文書の
接種対象者が16歳から12歳以上へと引き下げられたことにより、このたびの12歳以上への
ワクチン接種となったわけですが、未成年者への
接種には保護者の同意も必要です。不安に思っている方もいらっしゃると思いますので、大人にも子どもにも丁寧な説明が必要だと思います。
子どもたちへの感染は区からの公表されているものでは家庭内感染が多いようです。まずは大人への
接種の状況を見ながら、
子どもたちへの
接種については国にも動きがあるようですが、状況を見て慎重に対応し、子どもも保護者も話し合って決められるように情報提供することを
要望いたします。
○
藤澤進一 委員長 ほかには。
◆
瀨端勇 委員 今までのご質問、ご答弁で大体状況よく分かりました。
ちょっと私もよく理解していなかったことで、今後
ファイザー社の
ワクチンの供給がだんだん不足してくると、それで
モデルナ社の
ワクチンということのようなんですけど、これ大体両方とも厚労省の認可がされている薬剤だと思うんですけど、会社が違うので、その
ファイザー社製の
ワクチンと
モデルナ社製の
ワクチンというのは、効能とかそれから副反応の状況とかそういうことで違いがあるのかないのか、そういう点をちょっと確認させていただきたいということと、それからファイザーは
個別接種ではあれかな、ファイザーを使って、ちょっと違っているかも分からないけど、今聞いた
ところでは
個別接種はファイザー、
集団接種はモデルナに変えていくということのような
お話だったと思うんですけども、そういう確認でいいのかどうかということと、15歳から12歳の年少者については
個別接種が基本ということになるとファイザーなのかなと、学校でやるということになると、それ集団なのか個別なのか、
集団接種のような気もするし、そうするとモデルナを使うのか、その辺の区分けというか、そういう点はちょっとどういうふうに理解したらいいかなということちょっと教えてください。
◎
笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 今、
委員さんからご質問ありました
ファイザー社製の
ワクチンと
モデルナ社製の
ワクチンの違いでございます。詳しい、すみません、医学的な
ところは私も難しい
ところで分かっていない
ところもありますけども、
ワクチンの重症化予防の効果としましては
ファイザー社製が約95%、
モデルナ社製は94%ということで、どちらも作り方はメッセンジャーRNAという
ところから作っているというふうに承知しておりますので、
ワクチン自体の大幅な違いという
ところは恐らくないのではないかという
ところに、私は理解している
ところでございます。
次に、個別と集団の
ワクチンの使い分けでございますけども、先ほど高木
委員さんからの
お話のご回答にもさせていただきましたけども、
個別接種を行う各医療機関で行う
ワクチンにつきましては、引き続き
ファイザー社製の
ワクチンを使っていくということでございます。8月以降の
集団接種会場で取り扱う
ワクチンにつきましては、
モデルナ社製の
ワクチンを使うということで、現在まだ
集団接種7月末までも現在高齢者分ということで行っている
ところでございますが、そこまでは
ファイザー社製の
ワクチンを使うということで、8月以降の
集団接種につきましては
モデルナ社製の
ワクチンを使うという
ところでございます。こちら途中で切り替わりますので間違いのないように周知等を徹底してまいりたいと思います。
学校での
接種につきましては、先ほど
お話もありましたけども、基本的には
個別接種という
ところで考えている
ところでございますが、学校での
接種につきましては、今後国、
文科省等の通知も出てくるかなと思っている
ところでございますが、現在は
医師会の
先生方とよく
お話をしてる途中でございますが、そういった国の動きも見ながら検討してまいりたい。使う
ワクチンにつきましては、現在
モデルナ社製は18歳以上ということになってございますので、もし学校で
接種するということになりますれば
ファイザー社製の
ワクチンということになろうかなと思います。
◆
瀨端勇 委員 よく理解できました。
そうですね、
希望者全員に安全に迅速にという原則があると思います。そういう点で、希望する年少者も含めて迅速な安全な
接種を
お願いしたいというふうに思います。
それから、先ほど関根
委員からもご質問があったその
PCR検査用備品ですか、それはやっぱりもう1台購入していただけるということは非常によかったなというように思っています。それで、具体的には東京都の緊急包括
支援事業費補助金ですか、これ財源にされているのかなというふうに理解しているんですけど、この補助金というのはどういうものなのか、その目的や補助の
対象というのはどうなっているのかということを伺いたいのと、それから、今回はこの機器を活用してデルタ株とかそういう変異株を
検査していただけるということで非常に心強い思いがいたします。今現在は、この区内で陽性者の方が出た場合のこの変異株
検査といいますか、イギリス型とかインド型が出ましたけど、そういう変異株の
検査というのはどの程度どういうふうにやられているのか、あるいは区の陽性者についてはやっているのかやっていないのか、何割ぐらいなのかというのが分かれば教えてください。
◎深井園子 保健予防
課長 まず、
区市町村緊急包括
支援補助金の件なんですけれども、こちら必ずしも機器だけではなくて、様々なそのほかの
新型コロナに関わる
PCR検査の費用ですとか、委託人件費ですとか、そういったものも含まれた補助金になりますが、こちらに関しましては10分の10の補助という形で都から補助がなされる形になっております。
あと変異株につきましては、現在、変異株の
検査に関しまして4割程度の実施率を目標にしている
ところなんですけれども、現時点におきましてはこちらのデルタ株の都内の
検査の実施率が大体9.8%というような状況になっております。
◎石川健司 生活衛生
課長 今、
江戸川区でのその変異株の
検査なんですけれども、2月10日からアルファ株、こちらのほうはやっております。それから、デルタ株についても今度の予算で試薬のほうを計上させていただいておりますので、やりたいというふうに考えております。結果については、個別の
自治体での公表がありませんので、この場では控えさせていただきます。ただ、保健予防課と連携を取ってやりたい、今後出た場合には積極的疫学調査は続けていきたいというふうに考えております。
◆
瀨端勇 委員 やっぱり変異株の
検査というのはできるだけ広げてやってほしいです。ちょっと私もよく詳しくは理解していないですけど、国立感染症研究所でしたっけ、そこでこういった変異株ウイルスの
検査というのがされているということで、東京都全体で9.8%というのは、ちょっとやっぱりいかがかなという感じはします。区として今回もう一台備品機器を購入していただいて、そこでも変異株の
検査をやっていただけるということなので、非常に前向きな積極的な姿勢を感じますし、これは本当にすばらしいと思います。ですけど、やっぱり東京全域でこの変異株
検査というのをもっと広げていかないと、これは2倍の感染力あるとか言っていますし、
ワクチンが進んでいるけどまだやっぱり一部ですので、やっぱり
ワクチンを打っても感染されている方とか変異型ウイルスに感染されているみたいな話もありますので、この
検査というのは国や都や区を挙げて広げる必要があるというふうに思いますので、一遍になかなか難しいでしょうけども、ぜひご検討いただき、
要望していただきたいなと思います。
○
藤澤進一 委員長 ほかによろしいですか。
ほかになければ、ここで
委員外議員の発言を許します。
◆
滝沢泰子 議員 新型コロナウイルス
ワクチン接種対策費に関連してお聞きしたいんですが、
江戸川区での
ワクチン接種を開始以降、区として情報発信について前向きに様々工夫しておられるというふうにお見受けをしていまして、プラスに評価をしています。新たに
対象者も増えるということで、さらにその全体像というもの、今後の見通しについて広く示していただきたいですし、具体的な日々刻々のことも分かりやすく発信していただきたいと思いますが、このあたりの取組みについて今後いかがか。電話予約に関して5月は1回に6分から8分かかっていたそうですが、これについては短く改善されたのか、2点
お願いします。
◎
笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 まず1点目の情報発信についてでございます。これから新しい64歳以下の方の
接種が始まってくる、また次の段階に入ってまいりますので、区のそういった
接種計画ですとかそういった
ところは関係部署と協力してお知らせをできるように準備してまいりたいという
ところでございます。
コールセンターの通話時間という
ところで今ご質問がありましたけども、今後はインターネット中心の予約の取り方になってくるかなと思います。電話のオペレーションにつきましても、日々改善を図っている
ところでございまして、なるべく短い時間で予約をお取りできるように準備をして、指導というかやっていただくように
お願いしている
ところでございます。
◆
滝沢泰子 議員 よろしく
お願いします。
それから、
新型コロナウイルス感染症対策経費でこれも
PCR検査の
検査技術員報酬と特殊勤務手当ということで計上されていますが、これらの
方々にはどういう立場でお仕事を
お願いしているのかお聞かせください。
◎石川健司 生活衛生
課長 検査技術員報酬でございますけれども、会計年度
職員として直接雇用させていただいております。
◆
滝沢泰子 議員 派遣会社から労働者派遣を頼むということではなくて、直接雇用である
ところはプラスに評価したく存じますが、今後さらに保健所の正規雇用の人員の拡大ということも、この現下の実態に鑑みて前向きに検討していっていただきたいと
お願いします。
○
藤澤進一 委員長 以上で、歳出の
審査を終わります。
次に、30ページから35ページまでの
補正予算給与費明細書について何かありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤澤進一 委員長 以上で、第64
号議案、
令和3年度
江戸川区
一般会計補正予算第4号の
審査は終了しました。
それでは、お諮りします。
第64
号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤澤進一 委員長 よって、第64
号議案は、原案のとおり決しました。
以上で、本日の
議案審査は終了しました。
これをもちまして、本日の
総務委員会を閉会します。
(午後 2時27分 閉会)...