• iPad(/)
ツイート シェア
  1. 江戸川区議会 2021-06-15
    令和3年 6月 文教委員会-06月15日-02号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 6月 文教委員会-06月15日-02号令和3年 6月 文教委員会 令和3年6月 文教委員会会議録 ●日時 令和3年6月15日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時08分 ●場所 第4委員会室 ●出席委員(8人)   野﨑信   委員長   伊藤照子  副委員長   小林あすか 委員   滝沢泰子  委員   窪田龍一  委員   田中寿一  委員   小俣則子  委員   島村和成  委員 ●欠席委員(0人) 〇欠員(1人) ●執行部
      千葉 孝  教育長   彦田義敬  文化共育部長    外、関係課長 ●事務局    書記 林 文子 ●案件  1 執行部紹介  2 陳情審査 第49号の1号、第75号の2…継続      第49号の1:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡      大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情      第75号の2:発達障害児支援に関する陳情  3 所管事務調査…継続  4 執行部報告  (1) 区民アスリートの東京2020オリンピックパラリンピック競技大会出場内定について  (2) 区立小・中学校の児童(生徒)数・学級数について  (3) 外国籍の児童・生徒の就学状況の確認について  (4) 就学援助制度について  5 その他                     (午前10時00分 開会) ○野﨑信 委員長 ただいまから、文教委員会を開会いたします。  署名委員に、窪田委員、田中委員、お願いいたします。  はじめに、本日の委員会は、新型コロナウイルス感染対策としまして、マスクの着用をお願いいたしております。  なお、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承お願いします。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましては、明確で簡潔な発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いをいたします。  次に、座席の指定ですが、現在着席している席でよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、このとおり決定いたします。  次に、本日は執行部が出席する初めての委員会ですので、執行部より幹部職員の紹介をお願いいたします。  それでは、教育委員会文化共育部の順でお願いいたします。  はじめに、教育委員会、お願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 おはようございます。教育長の千葉 孝でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は教育委員4名を代表いたしまして、平井俊一委員が出席をしております。 ◎平井俊一 教育委員 平井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 続きまして、事務局の幹部職員を紹介をさせていただきます。  教育推進課長、飯田常雄でございます。 ◎飯田常雄 教育推進課長 飯田です。よろしくお願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 学務課長、大關一彦です。 ◎大關一彦 学務課長 大關です。よろしくお願いします。 ◎千葉孝 教育長 教育指導課長教育研究所長、近津 勉です。 ◎近津勉 教育指導課長教育研究所長 近津でございます。よろしくお願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 学校施設課長、石塚 修です。 ◎石塚修 学校施設課長 石塚でございます。よろしくお願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 副参事、甲斐豊明、本日は欠席をさせていただいております。  ほかに、法務担当副参事として、渡邊知德が区長部局と兼務をしております。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○野﨑信 委員長 次に、文化共育部、お願いいたします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 おはようございます。  文化共育部の幹部職員を紹介させていただきます。  まず、私、文化共育部長、彦田義敬でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  引き続きまして、文化課長、白木雅博でございます。 ◎白木雅博 文化課長 白木でございます。よろしくお願いいたします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 健全育成課長出口耕太郎です。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 出口でございます。よろしくお願いいたします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 スポーツ振興課長、塚田久恵です。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 塚田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 どうぞよろしくお願いいたします。 ○野﨑信 委員長 ありがとうございました。  なお、係長級の職員につきましては、お手元に機構一覧を配付しましたので、後ほどお目通しをお願いします。  これより、各陳情の審査に入ります。  はじめに、第49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情について審査願います。  よろしいですか。 ◆小俣則子 委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  6月11日に国会で医療的ケア児支援法が可決されたということで、ニュースで聞いているんですけれども、教育に関連する内容、それからまた、自治体の役割というところが示されていると思うんですが、今後、この陳情審査するに当たっての共有する資料として資料請求したいんですが、どうでしょうか。 ○野﨑信 委員長 執行部、どうですか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 新聞報道されている範囲で、今把握しているところでございます。あとは国会で審議をされました法律の条文そのものしか、今は把握しているものはないんですけれども、その範囲であればご用意できますが。 ◆小俣則子 委員 よろしくお願いします。  それで、この陳情の記書きで、健常児と障害児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育ということで、幼稚園、小学校、中学校で拡大するようということで、これは学校でその全て受け入れてほしいということなのか、そういう健常児と関わる時間を増やしてほしいという中身なのかということが、すごくちょっと迷うところなんですね。どちらにしても、インクルーシブ教育を拡充していくという点で、今、法律もそれから社会全体もそういう方向に向かっているということはすごくよく分かりますので、その点で今後どのように学校教育の中でそういうことを増やしていくことができるのかということを検討したいなというふうに思っています。  それで、江戸川区の3月22日に、医療的ケア児支援関係者の協議会が開かれたんですけれども、そこで教育機関の代表という点では、多分、特別支援学校関係なのかなと思うんですけども、江戸川区の教育委員会としては代表が参加してはいないと思うんですが、その確認です。 ◎大關一彦 学務課長 3月24日の医療ケアの関係者協議会ですか。学務課からは係長級が出席していると思いますが、確認してお答えするということでよろしいですか。 ◆小俣則子 委員 医療的ケア児支援関係機関協議会ということで、10人ということで示されて、教育現場、それから保育園現場と当事者等ということで代表が1名となってるので、そのメンバーには多分入っていないのかなという感じはするんですけれども、今後、そういう医療的ケア児を教育行政としてどのように受け入れていくかという点も含めて、区全体が変わってくるかなと思うので、その辺ではそういうのに参加していくというか、そういうことについては教育委員会としてはまだ検討されていないんでしょうか。 ◎千葉孝 教育長 従前から医療的ケアの必要な子ども、どういうふうに公立の学校で見ることができるのか。これ非常に課題になっております。このたび法律ができたということで、まだ詳細が来ておりません。それぞれ、国それから都道府県区市町村の責務という形で責任があるということはそこで定められましたけど、じゃあどういったことかということは詳細はこれからかなと思ってますので、それが来てまた具体的に動いていくだろうというふうに思っております。  ただ、そういう医療の必要な子どもをどのように社会として見ていくのか。それはもう教育委員会としても非常に重大なことですので、これまでも検討を続けてまいりましたし、これからも続けてまいります。 ◆小俣則子 委員 今後、国の法律もそういうふうに制定されるという点で、行政としても変わってくるかなと思いますので、区としてもできれば、そういう区が実施しています関係機関の協議会の場に、江戸川区の教育行政としても関わったほうがいいのではないかなという思いの意見を述べて終わります。 ○野﨑信 委員長 ほかにありませんか。 ◆小林あすか 委員 おはようございます。1点お伺いいたします。  こちら記書きのところに、健常児と障害者が関わる時間を増やすというところがあるんですけれども、前期の審査の過程ではございますが、今現在もカリキュラムとしてそういったものがあるという話も伺っております。ただ、障害児と一言でくくっているんですけれども、先ほど小俣委員からもあったように、例えば医療的ケア児も障害児ですし、障害の幅がかなり大きいかなと思っております。もっと言うと、例えば発達障害というところも障害児に当てはめるのであれば、多分学校内で既に関わっていらっしゃる学校も多いかなと思っております。そういったところで、まずその障害児というところを、どこまで広げるのかなというところが、今、私の中でもやっとしている点が1点。これは私の意見ですが1点と、もう1点は、仮にその日常的に通常級であると関わることができないような障害児と関わる時間を増やすというふうにすると、現実問題スケジュール的には増やすことができるのか。それともちょっとやっぱり現実的にこれからいろいろな新しい科目も増えてきているところなので、現実的にちょっと厳しいのかなというところ、もし分かるようであればお伝えいただければと思います。 ◎近津勉 教育指導課長 今、委員おっしゃっていただきましたように、実際、今、学校の時間割の中でそういった時間を特設するとなると、かなりカリキュラム的には圧迫されてくるだろうというふうには考えられます。ですので、各学校が実際に今行っているのは、例えば学校行事の中で、例えば特別支援学級であったり学校の生徒の作品とか、そういった学校行事での関わりとか一緒の活動とかそういったことを工夫していただいているというのが現実かというふうに思います。  機会を増やすということで、非常に漠然とした表現ではあるんですけども、そういった直接的な交流であったり、あるいは間接的な交流であったりということを含めてで言えば、機会を増やす方法というのはまだまだ工夫はできるかなとは思います。 ◆小林あすか 委員 お話しでちょっとカリキュラムで何かこう一つ枠をつくるというのは難しいかなというところは分かったところでございます。  ただ、結構子どものときに、いわゆる学校でスパンスパンスパンと今学ぶ場所が分かれていたりするので私もそうだったんですけど、結局大人になるまでじゃあ障害者の方とどれぐらい関わるかというと、やっぱり機会としてはすごく少ないのかなと今大人になって感じているところでございます。  余談ですけれども、私も仕事の関係で障害者の方と関わる時に、自分の子ども連れていくんですけど、やっぱりびっくりするんですよね。見たことがないから。そういうのを目の当たりにした時に、なるべく幼い時からいろいろな方がいて当たり前という環境だったりとか、そういう方々と一緒に過ごすというところはあったほうがいいのかなと思っているところでございます。これは意見だけです。 ◆滝沢泰子 委員 よろしくお願いします。  健常児と障害児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育を、幼稚園、小学校、中学校で拡大するよう求めますというご陳情でございます。  この陳情審査中の資料についていただきまして、障害児と健常児の関わりについてという資料もいただいております。今し方、小林委員の質問に対して、指導室長より機会を増やす工夫はまだまだできるのではないかというようなお言葉もあったように思いますが、江戸川区教育委員会として現状、それぞれの幼稚園、小学校、中学校で、授業であるとか行事であるとか、クラブ活動、委員会など、どのように合同で行われているのか。あるいは行われていないのかという実態について把握をしていますでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 詳細は把握しておりません。 ◆滝沢泰子 委員 それでは、この文教委員会としてそのような概略について、私は素人ですので、思いつくところでは授業、行事、クラブ活動、委員会というものなんですが、そのほかにも何か江戸川区教育委員会から見るとポイントになる時間の過ごし方があるのかもしれませんが、例えば登下校ですとか、この際、このようなご陳情もいただいていますし、江戸川区教育委員会として実態について把握をしていただき、この委員会にも報告していただきたいと思いますがいかがですか。 ◎近津勉 教育指導課長 学校の具体的な取組みについては、学校にこれから調査や聞き取りをしていくことになりますが、例えば、直近で申し上げますと、このコロナの中で、具体的なそういう交流活動ができてないという場合もございますので、それも含めた上での調査となりますことご了承ください。 ◆滝沢泰子 委員 ぜひお願いをしたいと思いますが、幼稚園、小中学校入れて全校ということで、一定程度時間が必要ということでしたら、委員長、副委員長と調査にどのくらいの時間を要するか等、実際のところはご相談いただいて進めていただければと思います。  まず、江戸川区の現状について、きちんと把握した上で陳情審査をさせていただきたいと思います。 ○野﨑信 委員長 ほかにありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 ほかにないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第75号の2、発達障害児支援に関する陳情について審査を願います。  ありますか。 ◆小俣則子 委員 議事録を読みますと、この陳情に関して様々な記書きが書かれているんですけれども、具体的にもう既に実施されている、そういう内容が多いように思うんです。それで、陳情審査の中で、この方自身がこのような区がやっている情報をあまり知らないんではないかというのがあったんです。私もそうかなというふうに思うのですが、例えば、1番の記書きについても、もう既にやっていますし、それから、すくすくスクールの支援員を配置してくださいというのは、特に支援員、その子に対する介助員みたいな支援員はなくても、通常の中でできているというお話もあったりだとかしているんです。  就学時健診については、私も、例えば就学時健診で気がついても、間がないというか、小学校1年生に上がるまでの間に、いろいろな子どもに課題があるとかそういうことが分かっても、早期療育というか、そういう点ではちょっとこうもう間がないということで、いろいろな本人は普通学級に、だけどやはり特別支援学級にとかということのいろいろな行き違いがあるように思うんですけど、この陳情者に、江戸川区のこういう状況を伝えるということはしないんでしょうかねというのが一つと、それから、記書きの4番目については、まだ23区の中では、多くの自治体はやっていないんですけれども、こういう就学時健診の時と、実際にどこに入学するかというトラブルをなくすためにも、早く子どもの実態をしっかりと発達を把握するという点で、5歳児健診を意識的にやってる区も幾つもあるんです。5歳児健診の中で、やはり丸1年間あるので、いろいろな療育というかそういう支援を行う中で改善されたり、また保護者自身が自分の子どものいろいろな課題に気がついたりとかしているので、それは直接この陳情にはないんですけれども、江戸川区としてもそういう5歳児健診というのは本当の意味で必要なんじゃないかなという思うんですが。この陳情者にそういう情報を伝えるということは何らかの形でできないんですかね、というのが質問なんだけど、質問してもしょうがないのかな。 ○野﨑信 委員長 どうですかね。
    小俣則子 委員 実際にはやっている……。 ◆滝沢泰子 委員 小俣委員がおっしゃってる5歳児健診は私もニーズあると思います。陳情者さんへのご報告ですが、私ども議会が受け取って、この当委員会で審議しているものですので、報告を経過報告や中間報告ということをするのであれば、この文教委員会として何らかさし上げるのがよろしいのかなと思います。執行部の皆さんはあくまでも審議に協力していただいているお立場だと認識しております。 ○野﨑信 委員長 今までの、今日ちょっと初めての私のほうも仕切りなものですからあれですけども、一応陳情者のほうに、再度私も議事録やその辺確認してきちんとお伝えして、陳情者の考えをもう一度確認したいと思いますので、そういう形でよろしいでしょうか。 ◆小俣則子 委員 よろしくお願いします。 ○野﨑信 委員長 そのようにさせていただきます。  ほかに。 ◆滝沢泰子 委員 今の陳情者のほうにご報告いただく際に、このご陳情の趣旨にある幼稚園においてスクールロイヤー制度と同等に弁護士による相談を可能にしてほしいというものがありますが、これちょっと陳情者さんのご趣旨とか意図がどういうものかちょっと分かりにくいなと私が思ったところなので、確認していただければ幸いです。  これ、資料にもありますが、区立の幼稚園であれば、小学校、中学校と同じようにスクールロイヤーが使えると思うんですが、もしかしたら陳情者さんとしては、幼稚園側ではなくて園児であるとか保護者側の法律的な観点からの権利擁護の仕組みというようなことを求めてらっしゃるのか。そのスクールロイヤーという制度そのものが、区立の幼稚園で、文教委員会なので区立の幼稚園を主に対象とさせていただいていますが、区立の幼稚園にいわゆるスクールロイヤーの仕組みがあるということが趣旨なのかというところもちょっと気になりましたので、確認をいただければと思います。  その上で、ちょっと資料としていただきたいというか、まず質問したいんですが、江戸川区は、作業療法士を何人ぐらい雇用したり配置したり、どのような職域にしてるのかというところ……。 ○野﨑信 委員長 滝沢委員、委員会そのものが文教委員なので、そこから超えてしまうような質問はちょっとご遠慮いただきたいなと思いますので。多分、その辺は福祉かなという気がしますので、整理していただいてということで。 ◆滝沢泰子 委員 そうなんですか。  ただ、1番の記書きに作業療法士、心理士による定期的な巡回派遣を求めておいでであって、これは区立幼稚園区立小学校区立中学校を対象にした巡回派遣ということだと思います。作業療法士臨床心理士は専門性が異なるので、この作業療法士が、それではその江戸川区の教育委員会にスタッフとしているのか、配置はどのようになっているのかというところを、では確認させていただくということでお願いします。失礼しました。 ◎飯田常雄 教育推進課長 教育委員会におきましては、作業療法士の配置はございません。心理士、カウンセラー等の巡回指導につきましては、既に資料として提出させていただいたとおりでございます。 ◆滝沢泰子 委員 それでは、作業療法士臨床心理士はその専門性が違うものだと思うので、この作業療法士の専門性と臨床心理士の専門性の違いについて、当委員会で十分に検討する必要があると考えます。  ただ、その場合、教育委員会にちょっとその作業療法士について教えていただくのが適当なのかどうかよく分からないので、ちょっとこの課題の指摘ということで、あと場合によっては事務局の方に区議会の調査係を通じて、作業療法士とはどういう資格であるのか、どういう専門分野であるのかということを資料として出していただくようなこともお願いできればと思います。 ○野﨑信 委員長 陳情者のほうには、この辺の所の整理もちょっと含めて、きちんとお話をさせていただきたい、今回そういう機会をいただいたのでさせていただこうかなと思います。  ただ、作業療法士とかその辺のところは、我々ももう少し勉強した上での質問とさせていただくのが適当かなと思うので、その辺をちょっとそれでよろしいでしょうか。 ◆滝沢泰子 委員 分かりました。私もこの作業療法士についてちょっと学んでまいります。江戸川区の教育委員会におかれましても、作業療法士がどういう専門性がある職種で、教育委員会や学校現場、幼稚園でどのような仕事で携わっている事例があるか等を研究をしていっていただければと思います。  継続でお願いします。 ○野﨑信 委員長 ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 ほかにないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、所管事務調査については、本日は継続として閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  報告は、文化共育部教育委員会の順といたします。  はじめに、文化共育部、お願いいたします。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 私からは口頭でのご報告をさせていただきます。  東京2020オリンピックパラリンピック大会までオリンピックで言えばあと38日、パラリンピックは70日となりました。  前々回の4月13日の文教委員会では、競泳の・・・・・選手と・・・選手の代表内定のご報告を同じく口頭でさせていただきましたが、さらに区民アスリートが代表内定を決定いたしましたのでご紹介したいと思います。  内定を決めた順にご紹介させていただきます。  まず、パラリンピック競泳の・・・・選手でございます。  辻内選手は東葛西在住の方で、視覚障害クラス13というクラスの50メートル自由形で派遣標準記録を突破されまして、見事代表内定となりました。  辻内選手は現在、この視覚障害のクラスで9種目で日本記録を持っていらっしゃる方でございます。そのうち2種目はアジア記録も保持されている方でございます。パラリンピックでのエントリー種目は今後発表になりますけれども、自由形やリレーなど複数の種目でエントリーされる可能性が高くなっておりますので、ぜひご注目いただければと思います。  それからもお一人、西小松川在住の・・・・さんです。  6月2日からイタリアローマで開催されましたワールドスケートストリート世界選手権大会で見事優勝されまして、今回オリンピックで初めて採用されましたこの競技になりますスケートボード女子ストリートの代表に内定されました。現在もう既に世界で活躍されておりますので、オリンピックでのメダルも期待されているところでございます。  これで日本代表に内定した選手が、江戸川区から4人ということでございますので、ぜひ皆様応援いただければと思います。 ○野﨑信 委員長 次に、教育委員会お願いいたします。 ◎大關一彦 学務課長 学務課からは3点ご報告させていただきます。  まず第一に、区立小中学校の児童・生徒数の学級数の報告になります。  令和3年度、小学校の児童・生徒数は3万3,278名、学級数で1,073となっておりまして、昨年に比較しまして、児童・生徒数で551名減っておりまして、学級数は9減っております。  小学校の特別支援学級の固定学級につきましては、児童・生徒数344、学級数47ということで、昨年に比べて児童・生徒数で7名、学級数で3減っております。  中学校の通常学級におきましては、1万5,052名の生徒さんで、学級数は431、昨年度と比較しますと116名増えて、学級数も3増えております。  中学校の特別支援学級固定学級につきましては、児童・生徒数が232、学級数が32ということで、去年に比較しまして20名増えて、学級数も一つ増えています。  合計で4万8,906人、学級数で1,583、去年に比較しますと422名減りまして、学級数は8減っております。  2番目の、一学級の平均児童・生徒数ですが、小学校が3年度は31ということで、昨年比較しまして0.3ポイント減っております。  中学につきましては、3年度が34.9人ということで、昨年比較しまして0.6人減っております。  3番目の、全児童・生徒数の推移としまして、過去5年のものを記載しております。  2番目に、外国籍の児童・生徒数の就学状況の確認ついてご報告させていただきます。  概要としまして、外国籍の子どもが就学の機会を逸することないよう就学状況の確認を行います。  また、未就学の子どもがいた場合には、区立小中学校への就学へとつなげます。調査方法としましては、就学先を把握していない外国籍児童・生徒宅に就学先確認の書類を送付し、2番目としまして、入国管理局に出入国記録依頼通知を送付して、それでも分からない場合は、再度就学先確認を送付して、最終的には就学先の不明の児童・生徒宅に訪問して聞き取り調査を行うとなっています。  今回の調査は、この①の相当する部分の結果となります。  対象者は211名ということで、平成18年4月2日から平成27年の4月1日生まれの方となっています。  4番の確認状況としましては、回収数が111件になっております。  (2)の回答内容としまして、就学先別については、区立学校が11名のほか、各種学校が84名、これは下の各種学校内訳を見ていただくと分かるように、84名はほぼインターナショナルスクールの子どもとなっています。あと、その他5名、その他というのは家庭で学習している子が含まれていまして、合計111名となっています。  ②の国籍別としましては、やはりインドの方が84名で、中国が12名、以下、韓国、ネパール等の国々の子どもになっています。  今後の対応につきまして、未回答者が100名おるんですが、今、東京入国管理局に出入国記録を照会している最中でございます。  続いて3番目に、就学援助制度についての報告をさせていただきます。  就学援助制度は、経済的に就学が困難な家庭に、学校生活で必要な費用の一部を援助する制度となっております。  2番目の支給実績ですが、2年度につきましては、小学校の認定者数が6,391名、執行額は4億6,000万強の金額となっております。中学につきましては3,677名、執行額が3億1,000万強の数値となっております。合計いたしますと、2年度は1万68人で、7億7,600万強の金額となっております。  続きまして、新入学児童・生徒学用品についてです。令和3年度4月入学の児童・生徒に対して支給したものです。  新小学校1年生につきましては、申請件数が1,174人で、対象者数が716人、支給額としては3,600万強の金額となっております。新中学1年生につきましては、申請件数が1,836人で、対象者数が1,058人、支給額が6,000万強の金額となっております。合計いたしますと、申請件数が3,010人で、対象者が1,774人、支給額が9,700万弱の金額となっております。  続いて、3番目に多子世帯給食費補助についてです。  令和2年度より、3人以上の学齢期のお子さんがいるうち、第3子以降の国公立小学校、中学校の生徒、学生に対して、認定審査の所得基準を引き上げて給食費の無償化を行いました。令和2年度の支給実績、これが今回初めての実績となるわけですけども、小学校としましては認定者数が249人、支給額が1,000万強の金額となっております。中学につきましては認定者数5名、支給額が26万強で、合計しますと認定者数が254名、支給額が1,070万強の金額となっております。 ○野﨑信 委員長 ただいまの報告について、何かご質問ありますか。  ありませんか。 ◆滝沢泰子 委員 令和3年5月1日現在の区立小中学校の児童・生徒数、学級数のご報告についてお聞きしますが、この児童・生徒数が減少しているという背景については、江戸川区教育委員会としてはどのように把握しているんでしょうか。その減少要因について教えてください。 ◎大關一彦 学務課長 詳しい確かなことはちょっと申し上げられないんですが、今、学務課で考えているのは、テレワーク等外部に親御さんが引っ越して、それに子どもがくっついて転出されたんではないかとか、そういうことを考えているところです。 ◆滝沢泰子 委員 そうしますと、例えば、小学校、中学校の入学してこられる児童・生徒さんが減っているというよりは、在籍中に転校していくという児童・生徒さんが増えているという傾向があるということでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 ちょっとその点の分析は詳しくはできていない……。 ◎千葉孝 教育長 生徒は増えているんですけれども、児童が減ってきてます、小学校の児童が減ってきてます。これはもう江戸川のというよりも、少子化の影響によるものです。ここずっと長らくそういう形で子どもが減ってきてるという形の影響がまずそれです。もう一つ、今、学務課長が申しましたように、小学校の子どもをお持ちの親御さんが大体子どもが小学校ぐらいのときに、江戸川区で小さい子どもを育てて、小学校に上がって小学生ぐらいのときに、ほかのところに転校するという、そういうのは昔から江戸川の場合の特徴としてあります。これ今も続いてます。子どもが中学まで育つとあまりその中学になってからは、高校受験ということもあるんだと思うんですけど、あまり移動することは少ないんです。ですから、中学生の移動というのはそんなに、途中での転校というのは少ないです。小学生は1年生から6年生の間での転出というのはやっぱりある程度あります。ですから、1年生で入学したんだけど6年生になって卒業するというのが、90何%になったりという形になっています。中学校はそんなに減りません。そういった状況があります。 ◆滝沢泰子 委員 ご丁寧にありがとうございます。  そうすると、小学校ですと転入してくる子どもよりも転出していかれるお子さんのほうが多いという現状があるということかと思いますが、注視していきたい数字だというふうに受け止めました。ありがとうございます。 ○野﨑信 委員長 よろしいですか。 ◎伊藤照子 副委員長 報告ありがとうございます。  外国籍の児童・生徒の就学状況の確認なんですけれども、これ、国全体で問題になってから調査をかけていると思うんですけど、これは年に1回この時期に毎年行うということになっているんでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 令和2年度から始まっていると新聞等では報道されて始まっていると考えているんですけども、今後もやっていきたいと考えております。年1回です。 ◎伊藤照子 副委員長 この各種学校はインターナショナルでインド人の学校だと思うんですけど、江戸川区の公立学校に籍を置きながらインドの学校に通ってる人もいるらしいんですよね。そういう方は在籍がもともとあるということなんですけど、この学校これだけ人数いるんですから、ここに行っているよというような報告を、もう大分江戸川にも長年定着している学校でもあるので、最初から何かそういうふうにすれば、この84人調査しなくていいんじゃないかなと思うんですよね。日本人の人でも通っている人いるんですよね、インド人の学校に。そういうのも事前にもうそういう報告をちゃんと区のほうにするような、それぐらいの連携がもう既にできる関係できているんじゃないかなと思うんですけど、この点どうでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 今後検討していきたいと思っています。 ◎伊藤照子 副委員長 大変重要なことだと思いますので、一人も漏れなく全く教育も受けずに、日本にこれだけいろいろな教育レベルや生活環境がいいとこにいながら、教育も受けずにまた本国に帰っていったりとか、いろいろな感覚が全く日本人と違うので、学期の途中で本国帰っちゃったりとか、日本の公立学校にいてもそういう人もいるんですけど、しっかりそういうところも調査しながら、家庭の中で虐待なんかが起きても困りますし、こういった調査さらに進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎千葉孝 教育長 背景だけご報告させていただきます。  これたしか何年か前に新聞で、外国から日本に来ているんだけれども、その子どもが実際そこの地元の学校にも籍はないしどうなっているんだろうかと。その中で、江戸川区は1,000人ぐらいいるということでニュースになりました。それはどうなっているのか、それを調べろということで、今、学務課長が報告したような形で調べております。  そこにお手紙を出したり、入国管理局のほうに調べてもらったり、ほとんどはもう国に帰っている、今、副委員長おっしゃったように、あまり手続もしないまま国に帰っている方もいます。実際は今のように、別の学校に通ってる子もいる。一つ一つ最終的には、もうそれでも潰し切れない子は、職員が一軒一軒訪問して、そこに実際いるのかいないのかも調べています。結局、その年1,000件いたんですけども、最終的には0人という形で、皆さんちゃんと、帰っている子が多かったんですけども、それなりの学校にちゃんと行っていたということが分かりました。今年も、今200人からスタートして、100人まで絞りましたけども、これも最終的には一軒一軒回っていくと。ここ数年はもう大体最後は0人という形で、全部調査した結果は確認ができているという状況です。今年もまだこれからということですが、1年かけて調べていくことになります。 ◎伊藤照子 副委員長 よろしくお願いします。 ◆滝沢泰子 委員 恐れ入ります。就学援助制度についてのご報告をいただきまして要望でございますが、常日頃から江戸川区教育委員会、各学校、幼稚園で取り組んでくださっていると思いますが、支援を要する保護者、家庭への情報提供を、このいわゆるコロナ禍の中でしっかりと行っていっていただきたいと、この就学援助制度についても、多子世帯給食費補助についてもお願いをしたいことと、それからこの中で必ずしもその就学援助に該当しなかったと申請したけれども該当しなかったという方がいらっしゃいますが、恐らく経済的な困難があるという状況の方がほとんどでしょうから、江戸川区のほかの施策、くらしごと相談室であるとか、江戸川区社会福祉協議会貸付けであるとか、江戸川区の児童家庭課で窓口になるいわゆるいろいろな手当類であるとか、江戸川区児童相談所が行っている食の支援等々の情報提供を、学校からも家庭、保護者の皆さんに知っていただけるような、困っている人たちの情報の流通をよくしていただいて、支援の情報が届くような取組みを学校教育委員会にも、ほかの区長部局の機関とも協力、連携していただいてぜひ進めていただきたいということを心よりお願いいたします。 ○野﨑信 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  次に、ほかについて何かございますか。 ◆小俣則子 委員 幾つかあるんですけども、よろしいでしょうか。  一つは、昨日総務委員会でも審査されました、子どもの権利条例、共に生きるまちを目指す条例について、すごく子どもたちと深く関わる問題だと思います。それについてもちろん可決される方向だと思いますので、教育委員会としては子どもの学校現場でこのような条例についての決定についてはどのように考えていらっしゃるのかということが1点です。  全部話しちゃっていいですか。それとも……。 ○野﨑信 委員長 短ければ。長いようであれば……。 ◆小俣則子 委員 そのほかのことは、オリパラの児童観戦について、教育委員会として判断するということで確認をさせていただきたいのは2点目です。  それから3点目は、共育プラザで5月に生理の貧困で、各共育プラザでカードを置いてそれを交換しに来るということで、品物がなくなるまでということだったんですが、その辺が現状がどうなのかということをちょっとお尋ねしたいです。三つです。 ◎近津勉 教育指導課長 子どもの権利条例について学校現場でどう考えるかと、どのように学校現場で指導していくか、子どもたちが学んでいくかということでよろしいでしょうか。  昨日、茶谷課長のほうからのお話があったと思いますけれども、今、小学校の3年生それから中学校の1年生で配布している社会科の副読本にも、今現在子どもの権利条約についても掲載されていますが、ここに合わせて江戸川区の権利条例についても、掲載をしていく形で子どもたちが学んでいくような取組みをしていくというふうに考えております。  また、配られたiPad、こちらの中にも入れることで、子どもたちがいつでもそこに触れることができるようにというふうな取組みを考えております。  それから、二つ目のオリパラ観戦でございますけれども、こちらの本会議でも教育長からご答弁いただいたとおり、学校長ともよくよく相談をしながら最終的には教育委員会として判断をさせていただきます。
     私から2点以上です。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 生理用品の配布状況です。  共育プラザ7館区内にあるんですけど、全部で8パックです。6月1日現在の状況は8パック配っているというような状況です。平井が5パック、一之江1パック、南篠崎2ということで、やはり表示してもなかなか声をかけてくるというのが何か難しいような状況でもあるかなと思っています。それで、トイレに個別に置くような形で、今後ちょっと置き方を変えていくようなことはちょっと今検討しているところでございます。 ◆小俣則子 委員 子どもの権利条例、共に生きるまちを目指す、SDGsの関係で、この条例も含めて充実させていただきたいなというふうに思います。  それから、生理の問題については、できるだけそれが受け取りやすいというか、そういう方向で検討していただきたいなと思います。  私もある共育プラザ行って、カードは置いてあったんですが、その担当者にそれを持っていって取りに来ますかと言ったら、何かなかなか来ないというお話だったので、その辺はぜひ受け取りやすい方法を検討していただきたいし、なくなったら廃止じゃなくて、できれば補充していただきたいなということを要望して終わります。 ◆小林あすか 委員 暑くなってまいりました。先日も報道等でございました、マスクを着用しての運動というところで危険性が言われております。教育委員会でしたり学校では結構しっかり指導してくださっているので、現場ではそんなに、上手にやれているかと思うんですけれども、昨年お伺いすると、結構地域の方から、マスク外して部活していると、なぜマスクしてないんだとか、マスクしていないのにこの時期に運動させて。昨年、またちょっと状況が違うのであったと思うんですけど。そこで、教育委員会として例えばそういったマスク着用せずに運動することだったりとかで、地域と学校とかのトラブルがあったかというのが1点と、もう1点、そういったことが私も結構耳に入ってきているので、恐らく保護者とか学校の先生はうまく理解されているんですけれども、そうじゃない方への対応はちょっと今後していったほうがいいのかなと昨年来思っているんですけど、このあたりはいかがでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 感染症対策を十分に対策を取った上でという前提でございますけれども、マスクを外して運動するということを各学校には知らせております。  実際、今委員お話しいただいたような、地域の方からマスクを外して部活動しているというようなお問合せは教育委員会のほうに、多くはないんですけども時々いただいてはおります。その際には、国あるいは東京都の通知と合わせて、区としてこういった対応をとっていますということは一件一件丁寧に対応しております。ご理解いただくようにご説明申し上げておりまして、今後もそういう対応になるかなというふうに考えております。 ◆小林あすか 委員 やっぱり多分、気になる方がいらっしゃるかなというところかなと思いました。文教委員会の区分ではないんですけど、地域の方にもご理解いただいて、先ほどの子ども権利条例じゃないですけど、みんなで見守っていく体制が必要なのかなと思ったところでございました。 ◆滝沢泰子 委員 幾つかお願いします。これから暑くなる、今年の夏は猛暑、酷暑も予想されています。学校の解体工事は改築工事の現場での水分補給についても工夫をお願いしたいということを、ここで改めてお願いしたいのですが、作業中随時必要に応じてというか、水分を補給してもよいというようなやり方を取っていただきたいんですが、この点どうでしょうか。 ◎石塚修 学校施設課長 この点は、私どもの指導というよりかは、各業者が業務遂行するに当たって本来取るべきこととしてやってるものと認識しております。  当然、建設業ですと、安全衛生管理なども特に注意している点ありますし、実際に工事現場など行きますと、私も現場見ると水分補給の時間など適時取っておりますし、現場内にも自動販売機があったりします。あと、現場の控室も当然エアコンは効いておりますし、その中で冷蔵庫で水分なども十分保管しております。今、ご懸念の点などは、既に行われている点かと思います。加えて、そのコロナ対策のことも踏まえて、マスクしている中でより注意しているというのが現状だと思っております。 ◆滝沢泰子 委員 これを質問しましたのは、昨年の夏ある現場で作業員同士のトラブルが発生し、その当事者の方が思い当たることが、水の飲み方の注意であったりとかそういうことで何かあったのではないかということを大変気にされていたというお話がありましたので、この体調の管理一番と、もちろん工事の安全もですが一番で、あまりその不必要に厳格な運用ということは改めるべきであると。それが気候変動適応であるということを、夏を前に申し上げたくて一言申し上げさせていただきました。  それから、文化課長に、今後の図書館の閲覧席の利用の再開についてお聞きします。これも、これから暑くもなりますので、使用上の感染症予防に十分配慮して、特に夏休み等を子どもさんたちの重要な勉強場所や居場所にもなりますので、閲覧席は使えるようにしていってほしいというふうに考えておりますが、いかがですか。 ◎白木雅博 文化課長 今もコロナの感染症の緊急事態宣言を受けての制限というのをかけておりますけれども、全く使えてないわけではございませんので、そういったコロナ対策等々を勘案しながら対応検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆滝沢泰子 委員 今は一人一回30分までという運用をされています。緊急事態宣言下でもこのように閲覧席を使うようにしていただいたというのは、工夫をしていただいての英断だと思って感謝をしております。  ただ、今後暑くなってくることや、子どもたちの勉強の場所の必要性というのも考えていただいて、どういうふうな利用が望ましいのかということで、さらに特に子どもたちには学習の場や研究の場、調査の場を保証していくという面もあると思いますので、何とか前向きに考えていただきたいということでお願いします。  それから、すいません、子どもの権利条例の関係の要望が1点。ぜひ区の教育委員会の皆さんや江戸川区の施設で子どもと接する立場の皆さんにも、子どもの権利条約についてもしっかり学んでいただきたいと、当然これはしていただけるものと思っておりますが、この場をお借りしてお願いをいたします。  それから、江戸川区子どもの権利擁護委員設置条例案の昨日の総務委員会での審議を聞いていまして、いじめ防止対策推進法との関係性で質疑があったかと思うのですが、ちょっと気になったので確認したいんですが、いじめ防止対策推進法でいうところの重大事態であるかどうかは、これは教育長、あるいは区長が判断するというか、その上でこの教育委員会の附属機関である江戸川区子どもの権利擁護委員に調査を頼むということなのか。逆に、子どもの権利擁護委員のほうが、これは重大な事態に当たるのではないかというような意見なり助言なりを教育委員会に出すということはないのか。ちょっとあくまでも教育委員会だけがその重大事態の判断をすると。その上での子どもの権利擁護委員会に委ねる委ねないも教育委員会の行為なのであるということなのかどうかというところを確認させてください。 ◎近津勉 教育指導課長 まず、いじめ防止対策推進法において重大事態とは、児童・生徒の生命、身体それから財産に関わる事案であるということ。それから、一定期間の長期にわたって学校に行けない、いじめを原因として長期にわたって学校に行けない状況に陥ってしまうということ。これが重大事態ということですので、これに該当するかどうかを教育委員会として判断をし、それがそういう該当するものであれば第三者委員会、ここで言う権利擁護委員が兼ねる第三者委員会に諮問をするということになります。また一方で、権利擁護委員のほうに相談が入ったものについて、権利擁護委員のほうで内容を検討されて、これは重大事態に当たるのではないかというようなことであれば、教育委員会にその旨ご意見としていただきまして、改めて教育委員会として判断をし、第三者委員会に諮問するという形になります。 ◆滝沢泰子 委員 分かりました。江戸川区教育委員会としては、これまでにこの第三者委員会、このいじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会を立ち上げたことはなかったかと思いますが、深刻ないじめというのが起きてきたという現状は残念ながらありますので、子どもの権利擁護に寄り添った運用を区の教育委員会と今後できるであろう江戸川区の子どもの権利擁護委員に望みます。  あと最後、資料請求お願いします。東京オリンピックパラリンピックの児童・生徒の観戦の計画について、次回の委員会で共有していただくことをお願いします。 ◎近津勉 教育指導課長 計画とおっしゃるのは、それはいつどの学校がどこに観戦に行く予定であるかということでよろしいですか。 ◆滝沢泰子 委員 そういったところと、児童の参加の人数であるとか、観戦の時間帯や引率のどうするかというような、計画というとちょっと重たい言い方になったら恐縮ですから、予定といいますかということを教えていただきたいと思います。  私自身はぜひちょっとこの実施に対して慎重な意見も聞いておる立場ですが、実際どうなっているのかということを踏まえて、次回の委員会までに意見等考えていきたいと思いますので、ということでよろしくお願いします。 ◎近津勉 教育指導課長 準備させていただきます。 ◎伊藤照子 副委員長 すいません、一つだけ。本会議の教育長の答弁で、小中学校の女子トイレに生理用品を配置してくださるというご答弁がございました。これ私どもも貧困対策として要望してきたところなんですけれども、具体的にどのように進んでいるのか。今までも保健室には置いてあったと思うんですけど、新たに購入してその事業を行うことなのか。その辺ちょっと現状教えていただきたいと思います。 ◎大關一彦 学務課長 生理用品の小中学校への配布につきましては、6月の下旬、22日から1か月程度、各学校に3個。その3個の内訳というのは、小学校であれば4年生以上、小学校で4、5、6、中学校では1年、2年、3年で1個ずつ、こういうプラスチックの容器に入れて、それでトイレの中に置いてもらうということを考えています。それで、1か月置いてみて、1週間ごとにどれくらい減ってるかとか、いたずらがあったかどうかとかということを調査しまして、1か月後に各学校さんから、特に子どもさんからの意見を集約して、今後どうしていくかということを考えたいと考えております。 ◎伊藤照子 副委員長 新たに購入してその分を各学校に届けるということですか。 ◎大關一彦 学務課長 当初の、最初にお配りする分に関しては学務課で購入しました。 ◎伊藤照子 副委員長 分かりました。状況はやってみないと分からないというのがあると思うんですけれども、必要な子は中には必ずいると思うんですね。ですから、その状況の中でどうしたら一番手に取りやすいかとか、あとは続けていただきたいということを要望させていただきたいと思います。現場、保健の先生とか女性の先生とかご相談しながらやっていただければなと思いますのでよろしくお願いします。 ○野﨑信 委員長 よろしいですか。  それでは、最後に教育委員さんより何かお一言いただければと思います。 ◎平井俊一 教育委員 皆様こんにちは。本日はこの文教委員会初めて出席させていただきました。貴重なお時間をいただきまして、本日皆様にご挨拶させていただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  私、今年の2月に区議会におきまして、皆様より教育委員としての同意をいただきまして、3月に斉藤区長より保護者を代表する教育委員を拝命いたしました平井俊一と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。  私、江戸川区立中学校PTA連合協議会、いわゆる江中P連の会長を含め、PTA会長3年間勤めさせていただきました。生徒たちに寄り添い、学校と向き合い、協力しながらPTA活動を進めてまいりました。そして、これからは教育委員としまして、江戸川区内約5万名の園児、児童・生徒たちが、安全に健やかに楽しく過ごせる環境、楽しく学べる環境づくりを目指して、保護者を代表する教育委員としまして発言、活動してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  文教委員会の皆様におかれましては、ご指導のほどを賜りたいと思っております。お願いいたします。  本日、皆様の議論を拝聴させていただきまして、教育委員としての重みをしっかりとまた認識するとともに、教育行政の一翼を担っていければと新たに決意をしたところでございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○野﨑信 委員長 先ほどの滝沢委員からの資料請求の部分で、無観客となった場合はもう出しませんので、その旨でよろしくお願いします。  それでは、今後の委員会ですが、7月は7日(水)、午前10時を、また本日の委員会で確定次第、事務局よりご連絡いたしますが、8月4日(水)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。                     (午前11時08分 閉会)...