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  1. 江戸川区議会 2021-06-15
    令和3年 6月 福祉健康委員会−06月15日-02号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 6月 福祉健康委員会−06月15日-02号令和3年 6月 福祉健康委員会 令和3年6月 福祉健康委員会会議録 ●日時 令和3年6月15日(火) ●開会 午後1時28分 ●閉会 午後2時52分 ●場所 第1委員会室出席委員( 9人)   佐々木勇一 委員長   齊藤 翼  副委員長   田島 寛之 委員   本西 光枝 委員   白井正三郎 委員   神尾 昭央 委員   竹平 智春 委員   太田 公弘 委員   福本 光浩 委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部
      森 淳子  福祉部長   弓場宏之  子ども家庭部長   天沼 浩  健康部長   尾本光祥  保健所長    外、関係課長 ●事務局    書記 徳嵩祐介 ●案件  1 座席の指定  2 陳情審査  第49号の2・第51号・第57号・第58号・第60号・第61号・          第64号・第75号の1・第79号・第81号・第85号…(継続)          第42号・第46号…結論に至らず、審査未了     第42号:江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡真相究明再発防止 を目的とする委員会の設置を求める陳情     第46号:令和元年の江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故について第三者委員会の設置を求める陳情     第49号の2:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情     第51号:医療的ケア児重症心身障害児とその家族に対する日常生活支援サービスの向上を求める陳情     第57号:江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故の被害者に対して哀悼の意を表し、再発防止を誓う採決を求める陳情     第58号:新型コロナウイルス禍の中での国民健康保険料の引き下げを求める陳情     第60号:江戸川区における放課後等デイサービスの新規開所と質の向上を求める陳情     第61号:認可保育園コロナ禍における保育士の休業補償の是正に関する陳情     第64号:生活保護の夏季加算、エアコン設置助成を求める陳情     第75号の1:発達障害児支援に関する陳情     第79号:多胎児妊産婦への医療費補助移動費補助策に関する陳情     第81号:厚生労働省へ保健所の感染症に対する機能強化の意見書を提出することに関する陳情     第85号:都立・公社病院の一括地方独立行政法人化に反対する陳情  3 所管事務調査…継続  4 執行部報告  (1)一般社団法人みんなの就労センター本格運営開始について  (2)特別養護老人ホーム整備・運営事業者募集について(口頭)  (3)笑顔いっぱい長寿の集いの中止について(口頭)  (4)令和3年度介護保険料額決定通知書等の発送について  (5)低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯分)の支給について  (6)在宅人工呼吸器使用者 自家発電装置給付事業の開始について  (7)新型コロナウイルス感染症の影響に係る国民健康保険料免除の実施について  (8)新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険の保険者に対する傷病手当金の支給に係る適用期間について  5 その他                     (午後1時28分 開会) ○佐々木勇一 委員長 ただいまから、福祉健康委員会を開会いたします。  署名委員に、本西委員、太田委員、お願いいたします。  はじめに、本日の委員会は、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用をお願いしているところでございますが、換気のため窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。  また、各委員及び執行部の皆様は、発言、報告、答弁につきましても、開会時間が長くならないよう簡潔なご発言にご協力いただきますようお願い申し上げます。  はじめに、座席の指定ですが、現在、着席している席でよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、このとおり決定いたします。  次に、本日は執行部が出席する初めての委員会ですので、執行部より幹部職員の紹介をお願いいたします。  それでは、福祉部、子ども家庭部、健康部の順でお願いいたします。 ◎森淳子 福祉部長 では、私から福祉部の幹部職員を紹介させていただきます。  まず、私、福祉部長の森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  あと、ちょっと座って紹介させていただきます。  次に、福祉推進課長坂本崇一郎でございます。 ◎坂本崇一郎 福祉推進課長 坂本です。よろしくお願いします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、介護保険課長、安田健二でございます。 ◎安田健二 介護保険課長 安田でございます。よろしくお願いいたします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、障害者福祉課長河本豊美でございます。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 河本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、生活援護第一課長、鈴木秀児でございます。 ◎鈴木秀児 生活援護第一課長 鈴木です。よろしくお願いします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、生活援護第二課長、浅見英男でございます。 浅見英男生活援護第二課長 浅見です。よろしくお願いします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、生活援護第三課長、新井喜代美でございます。 ◎新井喜代美 生活援護第三課長 新井です。よろしくお願いいたします。 ◎森淳子 福祉部長 続きまして、福祉部副参事、熟年人材センター派遣、江原茂樹でございます。 ◎江原茂樹 福祉部副参事 江原でございます。よろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 子ども家庭部長弓場宏之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、子ども家庭部幹部職員を紹介させていただきます。  着座にて失礼いたします。  児童相談所長、上川光治でございます。 ◎上川光治 児童相談所長 上川です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 子育て支援課長、茶谷信一でございます。 ◎茶谷信一 子育て支援課長 茶谷でございます。よろしくお願いします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 保育課長、茅原光政でございます。 ◎茅原光政 保育課長 茅原でございます。よろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 児童家庭課長佐久間義民でございます。 ◎佐久間義民 児童家庭課長 佐久間でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 相談課長、田島 勉でございます。 ◎田島勉 相談課長 田島でございます。よろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 援助課長上坂かおりでございます。 ◎上坂かおり 援助課長 上坂です。よろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 一時保護課長、茂木健司でございます。 ◎茂木健司 一時保護課長 茂木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 副参事、大澤樹里でございます。 ◎大澤樹里 子ども家庭部副参事 大澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 よろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 続きまして、健康部の幹部職員を紹介させていただきます。  私、健康部長、天沼 浩でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、着座にて紹介させていただきます。よろしくお願いします。  江戸川保健所長尾本光祥でございます。 ◎尾本光祥 江戸川保健所長 尾本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 健康推進課長新型コロナウイルス感染症総合調整担当課長兼務石原詠子でございます。 ◎石原詠子 健康推進課長 石原です。どうぞよろしくお願いします。 ◎天沼浩 健康部長 健康サービス課長小泉京子でございます。 ◎小泉京子 健康サービス課長 小泉でございます。よろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 医療保険課長新型コロナウイルス感染症渉外担当課長兼務、加藤英二でございます。 ◎加藤英二 医療保険課長 加藤です。よろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 保健予防課長深井園子。 ◎深井園子 保健予防課長 深井です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長心得、笈川晋一。
    ◎笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 笈川でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎天沼浩 健康部長 地域保健課長医療安全担当課長新型コロナウイルス感染症医療調整担当課長兼務、新田純子。 ◎新田純子 地域保健課長 新田です。よろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 生活衛生課長新型コロナウイルス感染症検査管理担当課長兼務、石川健司。 ◎石川健司 生活衛生課長 石川でございます。よろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 健康部副参事、精神保健新型コロナウイルス感染症担当、菊池佳子。 ◎菊池 健康部副参事 菊池です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎天沼浩 健康部長 どうぞよろしくお願いいたします。 ○佐々木勇一 委員長 なお、係長級の職員につきましては、お手元に配付しております機構一覧をご覧ください。  それでは、説明員以外の執行部の方は、ご退席ください。  これより、陳情審査に入ります。  本日の陳情審査の進め方についてですが、はじめに、今定例会で新たに付託されました第79号陳情と、第81号陳情、第85条陳情の順に審査を行います。  本日、初めての審査となりますので、陳情分の朗読と資料要求程度にとどめ、その後、各陳情を陳情番号順に審査してまいりたいと存じます。  なお、本定例会が審査期限となっております第42号陳情及び第46号陳情については、本日、結論に至らないときは議会運営委員会の申合せにより、議会閉会中の継続審査の申出をしませんので、ご承知おきください。  また、当委員会に付託されております第42号及び第46号陳情については、共に令和元年の江戸川区障害者支援ハウス利用者死亡事故委員会設置に関する陳情であることから、審査の効率化を図るため、一括して審査したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 よって、第42号及び第46号陳情については、一括して審査することに決定をいたしました。  それでは、各陳情の審査に入ります。  はじめに、第79号、多胎児妊産婦への医療費補助移動費補助策拡充に関する陳情について、審査いたします。  事務局に陳情分の朗読をさせます。 ◎区議会事務局   多胎児妊産婦への医療費補助移動費補助策拡充に関する陳情(福祉健康委員会付託受理番号 第79号          受理年月日 令和3年3月11日                    付託年月日 令和3年6月11日 陳 情 者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・ ・・・・ 陳情原文 近年、多胎児妊娠出産の件数は増加傾向にあり、毎年約100人に1人の妊産婦が双子や三つ子などの多胎児妊産婦であり、江戸川区においては年間出生数の約6,000人のうち約120人ほどが多胎児であり、毎年約60人あまりの多胎児妊産婦多胎児妊娠出産産後に多額の医療費の出費を余儀なくされている状況にある。また、多胎児妊娠は異常妊娠に該当し、妊娠時からリスクのみ背負うこととなり、妊娠中の長期入院、頻回な妊婦健康診査を伴い、また9割を超える多胎児の出産は帝王切開となり、母体への負担が大きいにも関わらず、産後は過酷な多胎児育児の対応により、さらに母体の回復が遅れ、母体へのダメージが増し、体調不良が頻回となり、多額の医療費の出費を余儀なくされる。多胎児妊産婦への医療費が軽減されることにより、多胎児家庭の経済状況にゆとりができれば、子どもを産み育てやすい環境づくりにつながり、子どもの貧困を減少させることができる。  具体例としては妊娠中の長期入院と頻回な妊婦健康診査の費用、多胎児出産のダメージと多胎児育児の負担が掛け合わさり、出産後の産褥期が長く続き、長期入院費と長期に渡った産褥期の全身の痛みの治療のための整体院、整骨院への費用が多額となる。  多胎児の場合は産褥期から通院を余儀なくされるケースが多く、特に公共交通機関を混雑時間帯に利用せざるを得ない場合においてはエレベーターのない駅や車いす専用スペース(路線バス)が既に使用中である際は乗車が厳しく困難であり、また付帯する荷物が多く、駅からの徒歩移動に関して危険を伴う。  産前や産褥期に意見交換可能な場を設けることで、事前準備の効率化を図り、今後の生活に役立てることができる。また、多胎児育児経験者との交流会や相談会へ気軽に参加できる体制を整えることで孤立感および疲労からくる産後育児うつの抑止や虐待リスクを軽減させる効果が期待できる。  つきましては、貴議会において、多胎児妊産婦または多胎児家庭支援に関する上記の事項について、東京都の補助金を活用するなどして実施するよう下記のとおり陳情いたします。                 記 1 多胎児妊産婦への医療費補助。 2 乳幼児健診や予防接種へのタクシー移動にかかる費用を補助すること。 3 多胎児育児経験者による交流会、相談支援事業などの多胎ピアサポート事業を実施すること。 ○佐々木勇一 委員長 それでは、資料要求がありましたらお願いいたします。 ◆本西光枝 委員 何点かあるんですが、まず江戸川区の出生状況というんですか、その全体の数と多胎児の生まれている数というのが分けられて分かるようなものが欲しいです。  それと、2つ目が、例えば育児支援ヘルパーなどあるかと思うんですが、江戸川区の多胎児支援のメニュー。  3点目が、この陳情で移動費補助医療費補助が求められているんですが、23区の多胎児支援の状況が分かる資料。  4点目が、こちらも双子・三つ子の会など健康サポートセンターが行ってるかと思うんですけども、その会の開催状況と参加状況が欲しいです。  5点目が、子育て広場でサークルなど自主グループも含め、お母さんたちのつながりをつくっているかと思うんですけど、その中で双子・三つ子の会があればその資料がいただきたいです。 ○佐々木勇一 委員長 以上、5点ということですが、いかがでしょうか。 ◎小泉京子 健康サービス課長 今ございました資料については、関連部署と調整をして、次回の委員会の際にご提出させていただきたいと思います。 ○佐々木勇一 委員長 よろしいでしょうか。  今の健康サービス課長のほうからということで、よろしくお願いいたします。  ほか、よろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申入れをしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第81号、厚生労働省や保健所の感染症に対する機能強化の意見書を提出することに関する陳情について、審査いたします。  事務局に陳情分の朗読をさせます。 ◎区議会事務局   厚生労働省へ保健所の感染症に対する機能強化の意見書を提出することに関する陳情(福祉健康委員会付託受理番号 第81号          受理年月日 令和3年3月25日                    付託年月日 令和3年6月11日 陳 情 者 ・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・      ・・・・・・ 陳情原文 国内に新型コロナウイルス感染症の第3波が押し寄せ、保健所は危機対応の限界を露呈しました。  しかし、保健所は戦中から戦後、当時国内の死亡原因の第一位の慢性感染症の結核撲滅に尽力、その間に、治療薬が開発され、公衆衛生の向上と栄養状態の改善により慢性感染症の結核が大幅に減少しました。  また、母子保健の向上にも尽力し、その他にも多岐にわたって公衆衛生の要として役割を果たしてきました。その後、疾病構造の変化、地方分権の進展、公的医療保険(国民皆保険制度)の確立等社会環境の変化により、保健所は大幅に減少しました。  人的交流が再開されれば、パンデミック人獣共通感染症」の流入や毎年頻繁に起きる自然災害に備え、つきましては、貴議会において厚生労働省へ保健所の機能強化の意見書を提出するよう下記のとおり陳情いたします。                 記  江戸川区議会は、国が新型コロナウイルス感染症終息後、海外交流を再開する際、外国の風土病流入後、保健所の危機対応や自然災害発生公衆衛生の要となる保健所について、厚生労働省機能強化の意見書を提出してください。 ○佐々木勇一 委員長 それでは、資料要求がありましたら、お願いいたします。 ◆本西光枝 委員 こちらは、江戸川区内の保健所の状況の移り変わりがあれば、そのことが分かる資料がいただきたいです。 ○佐々木勇一 委員長 よろしいですか。  いかがでしょうか。 ◎深井園子 保健予防課長 準備させていただきまして、次回の委員会で提出させていただきます。 ○佐々木勇一 委員長 よろしくお願いをいたします。  ほかよろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第85号、都立公社病院一括地方独立行政法人化に反対する陳情について、審査いたします。  事務局に、陳情分の朗読をさせます。 ◎区議会事務局   都立公社病院一括地方独立行政法人化に反対する陳情(福祉健康委員会付託受理番号 第85号          受理年月日 令和3年6月 3日                    付託年月日 令和3年6月11日 陳 情 者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・ 陳情原文 日ごろ江戸川区民のためのご尽力に感謝申し上げます。  さて東京都においては、墨東病院をはじめとする、都立8病院、公社6病院、東京都がん検診センターの総計15施設が、2022年度に一括して地方独立行政法人化され、経営形態を移行する計画が表明されています。都立病院が公営病院としてコロナ患者の三分の一を引き受けている大変な現実の中、ほとんどの都民・区民が知らないうちにこのことが進められています。  事実を知った近接地域住民の独法化への不安と怒りは日増しに強まり、2月21日には「都立病院をつぶすな」と錦糸町から亀戸まで約300人のデモも行われました。  一足先に5つの府立病院が独法化された(一つは廃院)大阪府では、経営効率を優先し、切り詰められた病床、スタッフ予算の中で保健所機能も失い、医療体制は瞬く間にひっ迫し、既知のとおり崩壊しています。また、医師が多数辞めているという現実を見る必要があります。さらには、コロナ対応が出来ずに自宅待機者が亡くなる事態が続出と報道されています。とても「対岸の火事」とは考えられません。東京都においての独法化は、大阪府の事態に拍車をかけるものです。  この状態を克服するためには、エッセンシャルワーカーとしての医師・看護師等を引き留める労働条件が必須です。独法化はそれと相反するものです。  既に都立駒込病院感染症対応の医師は、1カ月320時間以上の勤務実態が報道されています。都立病院という基幹病院を失うということが、地域医療の崩壊へとつながっているということは以上からも明らかです。  この3月には東京の国立市議会において、独法化に反対する意見書の採択が行われています。ついては健康・福祉行政に力を入れている江戸川区においても、区民の健康・命を守るためにも、下記のとおり陳情いたします。                 記  東京東部の墨東病院をはじめとする、都立・公社病院一括地方独法化に反対の意思表明をしていただきたいと考えます ○佐々木勇一 委員長 それでは、資料要求がありましたらお願いいたします。 ◆本西光枝 委員 江戸川区の医療が提供される体制というんですか、そういった状況が分かる資料があればいただきたいです。 ○佐々木勇一 委員長 ちょっともう少し具体的に。医療提供体制が分かるというのは。 ◆本西光枝 委員 通常だったらかかりつけ医にかかって、その後、大きな病気だったらもう少し大きな病院に行くとかそういうことになると思うんですけど、区民が安心して暮らすためにそういった医療提供体制というのがどんなふうになっているのかなというのが分かる資料が欲しいかなと思いました。 ○佐々木勇一 委員長 いかがでしょう。 ◎石原詠子 健康推進課長 ご準備をして次回提出をさせていただきます。
    佐々木勇一 委員長 ほかよろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 ほかになければ本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第42号、江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故真相究明再発防止を目的とする委員会の設置を求める陳情及び、第46号、令和元年の江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故について、第三者委員会の設置を求める陳情について、一括して審査願います。 ◆本西光枝 委員 今回でこの陳情2本は、委員会に係る最後の機会となりますので、意見だけ申し上げます。  お亡くなりになったことについては大変大きな事故であり重く受け止めております。再発防止に努めていくことが大切です。再発防止検討委員会再発防止検討外部委員会も持たれ、これまでに議会においても福祉健康委員会のほか、特別委員会でも議論がありました。障害者支援ハウスは指定管理でありまして、指定管理先の研修体制も資料として出されています。事故発生の防止にはヒヤリハットの積み重ねとその情報の共有が事業所全体のスキルの向上につながります。引き続き、研鑽を重ねていただくことと、また職員の人権教育を進めていくことは当然のことと考えております。万が一このような事故、事件が起きた場合には、当事者以外の人員で組織する第三者委員会を設置することは有意義だと考えます。 ◆神尾昭央 委員 私からも、真相究明再発防止を今後図っていくというのは重要なことであるというふうに思っておりますので、こちらは引き続きお願いしたいのと、もう一つ、先日の本会議の中で、ご遺族の方からのメッセージというのがあったかと思いますが、あれが出てきた経緯を簡単に教えていただきたいんですが、この場でお願いできますでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 ご遺族のお気持ちにつきましては、度々予算特別委員会等でもご本人の個人情報……。 ○佐々木勇一 委員長 マイクをお願いします。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 失礼しました。  ご遺族のお気持ちにつきましては、度々予算特別委員会ですとか、そういった場面で、公の場で、個人のプライバシーに関わるようなことを答弁を求めるようなことがございました。そこで、私のほうでご遺族に、そのときそういうことに関してどういうお気持ちかというのを直接お聞きさせていただきました。そのときのご遺族は、答弁のとおりでしたけれども、また、ご遺族の方はもうこれだけ究明をして事故防止対策をしっかり取っているので、このような事故は二度と起きないだろうというふうにおっしゃっておりました。 ○佐々木勇一 委員長 よろしいですか。  ほかよろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、第42号、第46号陳情につきましては、鋭意審査を重ねてまいりましたが、結論には至りませんでした。  よって、第42号陳情及び第46号陳情の審査は、この程度にとどめます。  次に、第49号の2、健常児と障害児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と、医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情について、審査願います。 ◆本西光枝 委員 49号ですよね。こちら医療的ケア児の支援連絡会議の第1回目が3月に開催されたかと思います。今後はどのように開催されていくのかというのをちょっと教えてください。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 今後、内部的な課長会等を開催しておりますけれども、年に1回程度、今後開催していく予定でございます。 ○佐々木勇一 委員長 ほかよろしいでしょうか。 ◆本西光枝 委員 じゃあ年に1回ということは、今年度はまた3月ぐらいにということとなるんでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 時期はまだコロナ禍でありますので決定はしておりませんけれども、今年度中に実施予定でございます。 ◆本西光枝 委員 あとは、内部的に課長会で開催というようなことを今お聞きしたんですけど、じゃあ何か変わったことがあったらぜひともご報告をいただきたいなと思いました。  それと、この陳情だと医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる施設の設置を求めています。中葛西のほうに子ども専門の訪問介護サービスを提供している事業者が企業主導型保育園を開設したとお聞きをしたところなんですが、医療的ケア児も受け入れるようなんですけど、こちらを区としてはどのように見ているのかということをちょっとお聞かせください。 ○佐々木勇一 委員長 いかがでしょうか。 ◎茶谷信一 子育て支援課長 企業主導型になりますと、認可外保育ということで、詳しい届出がまだ私のほうに上がっておりませんので、ちょっと未確認の状態でございます。 ◆本西光枝 委員 分かりました。  まだ認可外保育施設なのでということなんですけど、区内にできるところなので、私もまだ詳しい情報は分からないんですけど、医療的ケア児も受け入れるようなのでちょっと注視していくことが必要かなと思っております。  あと、ここの新しいところもそうした健常児と医療的ケア児が共に過ごせる場所をつくっていくということで大切なことかなとは思っているんですが、今、区立保育園や幼稚園、あるいは市立の幼稚園や保育園で共生社会を進めていくような研修みたいなことは行われているのかというのをお聞きしたいと思います。 ◎茅原光政 保育課長 共生社会を目指していくというような具体的なそういった名目の研修ということではございませんけれども、今、障害児のお子さんも区立保育園、私立保育園たくさんいらっしゃいますので、そういった方の保護者の支援だとかそういうことができるような保育園の発達支援コーディネーター研修というものを行ってございます。  そのほかにも、個々にいろいろな研修に行っているということはあると思います。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 発達相談支援センターで行っている巡回指導も、そのインクルーシブにつながる指導のアドバイスの一つかと思っております。 ◆本西光枝 委員 今、おっしゃった両方の点なんですけども、障害といったときに様々な種類があるかとも思うんですが、発達障害というところでは発達障害支援センターのほうから巡回指導が行われているのかなと思ったんですが、発達障害に限らずそのほかの障害をお持ちのお子さんがもしも受け入れられてるとしたら、そういった子どもたちを理解するための研修とかってあるんですか。もしかしたら肢体不自由児とかは受け入れてないから実態としてないんですかね。 ◎茅原光政 保育課長 肢体不自由のお子さんを受け入れていないということではございませんで、集団保育が可能なお子さんに関しましてはできる限り受け入れております。研修ということでございますけれども、医療従事者等の受けるような専門的な研修は受けてございませんけれども、いろいろなそういった障害のある方、発達障害もそうですけど、いろいろな障害のある方に関する研修等は行っております。 ◆本西光枝 委員 分かりました。なるべく健常児と障害児が共に過ごせる機会をつくっていくことが必要かなと思いました。  本日はここまでです。 ○佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第51号、医療的ケア児重症心身障害児とその家族に対する日常生活支援サービスの向上を求める陳情について、審査願います。 ◆本西光枝 委員 こちらもちょっとお聞きしたいんですが、医療的ケア児重症心身障害児に特化した専門の窓口をつくってほしいというふうにあります。通常、産後も引き続き保健師さんが相談に乗ってくれると考えるわけですが、医療的ケア児が必要な子どももそうした保健師さんのサポートがあると思うんですけど、支援が必要であった場合、何らかのサービスにつなぐということが必要となるわけで、例えばなんですけど、愛の手帳発行となると児童相談所に申請となるかなとは思ったんです。様々なケースがあると思うんですけども、今は医療的ケア児重症心身障害児の窓口というのはどこになるんでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 窓口といいますか、今年度から医療的コーディネーターを設置しております。現在、72名の医療的ケア児の方を把握しておりますけれども、その方に対して、まずコーディネーターという存在がいるということをご連絡をさせていただいてお伝えしているところです。今後は病院等退院した際には、そういったコーディネーターと保健師さんですとか、私ども障害者福祉の職員ですとか、一緒に連携を取りながら生まれたお子さんの在宅につながるお子さんのところへご連絡をさせていただいて、何かお困り事があればご連絡をいただきたいということで、各支援につなげていきたいというふうに考えております。 ◆本西光枝 委員 そうなると、今の時点では医療的コーディネーターを設置したので、その方がいろいろな相談を一時的に乗ってくれるところとなると。重症心身障害児というのも、そこに含まれると思ってよろしいんですか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 医療的ケアを含めて、医療的ケアのあるお子さんということで担当しております。 ◆本西光枝 委員 そうすると、重症心身障害児で医療的ケアが必要でないと、その担当には入らないということになるのかなと思ったんですけど、その場合というのはどこの部署が担当するんですか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 重症心身障害児ですので、身体障害者相談係が担当部署になります。 ◆本西光枝 委員 すみません、もう少し聞きたいんですけど、保健師さんも産後相談とかに乗ってこられる方だと思うんですけども、そこの引継ぎというのはどの時点で行われるのかというのと、それとも共にずっと連携してみていくのかというところをちょっとお聞かせください。 ◎小泉京子 健康サービス課長 病院等からご連絡があった際に、地区担当の保健師等が訪問等で状況を把握させていただいて、それから関連の、例えば何か制度の利用ですとかご相談がある場合には、その時点で一緒に動くということでご連絡を担当部署にしています。内容によっては引き続き一緒にケアをさせていただく部分もございますし、そのケアが一定程度、病院ですとか訪問看護の状況がうまくいっているということであれば、内容によって引き継いでいくということを行っている状況でございます。 ○佐々木勇一 委員長 ほかによろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第57号、江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故の被害者に対しての哀悼の意を表し、再発防止を誓う決議を求める陳情について、審査願います。 ◆本西光枝 委員 先ほどの陳情の際にも意見を申し上げましたが、人がお一人亡くなられたことについては、人として、もちろん議員としても大変重く受け止めております。二度とこのような事故を起こしてはならないと思っております。議会として公式に再発防止の決意を表明するかどうかは今後の課題かと思っております。 ○佐々木勇一 委員長 ほかよろしいでしょうか。 ◆神尾昭央 委員 私も本西委員と同意見でございまして、やはりこの件を重く受け止めて、再発防止を誓う決議をするということを考えていきたいなというふうに思っております。 ○佐々木勇一 委員長 ほかに。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第58号、新型コロナウイルス禍の中での国民健康保険料の引下げを求める陳情について、審査願います。 ○佐々木勇一 委員長 よろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第60号、江戸川区における放課後等デイサービスの新規開所と質の向上を求める陳情について、審査願います。 ◆本西光枝 委員 一時期、放課後等デイサービスの新規開設に制限をかけたことがあったかと思いますが、今はどのような状況であるのかをお聞きしたいと思います。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 今年度から特に条件を満たした事業所であれば開設ができるということで周知しております。 ◆本西光枝 委員 この陳情文の中に、川を渡り千葉県のデイサービスに通う子どもも多くいるということなんですけども、区としては、では放課後等デイサービスというのは今の時点では充足されていると判断されているのか、それとももう今、新規開設も条件を満たせばということなので、どういう見解なのかお聞きします。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 区内の放課後等デイサービスの事業所数は23区で一番多い状況でございます。ですので、数的には整っているというふうに考えております。 ◆本西光枝 委員 放課後等デイサービスなんですが、サービスが始まった当時は障害児のため学童保育のような捉え方があったかと思います。しかし、資料にもあるように、就労支援には日中一時支援の利用と言われております。保護者の就労支援ではなく、療育の場と捉えている。 ○佐々木勇一 委員長 マイク。 ◆本西光枝 委員 すみません。たしかこの制度が始まったときは、従事者に特に資格が必要がなかったように記憶しているんですが、質の向上とかを求めたり、療育であるとするならばセラピストが在籍していることが望ましいかと考えるんですけども、こういったセラピストの在籍状況というのは分かるものなのでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 セラピストの在籍については必須ではございません、条件ではございませんので把握してございません。 ◆本西光枝 委員 分かりました。  あともう一つ、資料には就労支援には日中一時支援をというふうになってるんですけど、すみません、日中一時支援事業所というのはどのくらいあるんでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 本日、ちょっと資料をお持ちしてませんので、次回、回答させていただきたいと思います。 ◆本西光枝 委員 では、お願いいたします。  放デイにはきちんと療育が提供されることが必要かなと考えるんですが、こちら共生社会を進めていくということであると、やはりすくすくスクールでの受入れを、これも進めていくことが必要なんではないかなと思っております。 ○佐々木勇一 委員長 ほかはよろしいでしょうか。 ◆神尾昭央 委員 陳情分の記書きを見てみますと、1、2となっておりまして、先ほどの説明によりますと、特に要件を満たしていれば特段制限を設けていないということですので、新規の開所というのはできやすい状況になってきているのかなというふうに認識をしました。  もう一つの2番のほうですけれども、放課後等デイサービスの質の向上についてご指導いただけますようにというふうにあります。区として放課後等デイサービスについて、具体的にはどういうふうな指導といいますか、どういうふうな関わり方があるのかというのを教えていただきたいと思います。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 まず私どものほうで検査指導の権限ございますので、そういった中で指導の状況、それから個別支援計画の策定状況等を見させていただいております。  2点目は、保護者からのアンケートを毎年事業所は実施しておりますので、そういった内容を私どものほうで確認をして、課題があればそこについての改善点について申し出ていただくということでございます。  また、発達相談支援センターでは、地域支援という立ち位置で事業所への研修等を行っているところでございます。 ◆神尾昭央 委員 よく分かりました。質の向上を求めるというのも重要な観点かなというふうに思いますので、これからもぜひ積極的な取組みをしていただきたいと思います。 ○佐々木勇一 委員長 ほかよろしいでしょうか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第61号、認可保育園コロナ禍における保育士の休業補償の是正に関する陳情について、審査願います。  よろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。
     次に、第64号、生活保護の夏季加算、エアコン設置助成を求める陳情について、審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第75号の1、発達障害児支援に関する陳情について、審査願います。 ◆本西光枝 委員 陳情文の中に、待機状況の把握というふうにあるんですけど、様々なサービスがあるかと思うんですけど、その充足状況というものは区でつかむ機会があるのでしょうか。また、把握する機会を持っているのかというのをお聞きしたいです。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 需要の状況につきましては、ご希望があった方に対して受給者証の発行をしております。ご利用いただいてますので、受給に対してはご希望に添って受給者証が発行できてるかというふうに思っております。 ◆本西光枝 委員 受給者証を発行されて、その後、発行されたサービス内容が使えているかどうかということは、区のほうでは把握はされているんでしょうか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 受給者証を発行しても必ずしもご利用されるとは限らないです。その理由がどういった理由かというところまでは把握してございません。 ◆本西光枝 委員 分かりました。  それとちょっともう一つは、乳幼児施設巡回支援事業を行っておりますが、こちらは希望した園には全て行くことができているのかということをお聞きしたいです。希望に添えてないという場合もあるのかどうかというのを確認させてください。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 ご希望に添って実施している状況でございます。 ◆本西光枝 委員 そうすると、全て希望があったところには巡回指導には行けているというふうに受け止めてよろしいですか。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 希望があった園には巡回をさせていただいております。 ◆本西光枝 委員 分かりました。継続して審査に当たりたいと思います。 ○佐々木勇一 委員長 ほかよろしいでしょうか。  ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部報告がありますので、お願いいたします。  はじめに、福祉部、お願いします。 ◎坂本崇一郎 福祉推進課長 それでは、福祉推進課から3件ございますが、1件が紙がありまして、2件は口頭になります。  1点目、一般社団法人みんなの就労センターの本格運営開示についてということで、資料をご覧いただければと思います。  勤労意欲のある方で、ただ、なかなか就労に結びつかないような高齢者、障害者、ひきこもりの人、認知症の方、こういった方々に就労環境を提供するという目的で開設をしたものでございます。  運営は6月1日より本格運営ということで開始をさせていただいております。  場所は中央くすのきカルチャーセンター、シルバー人材センターなども入っておりますが、こちらの1階でございます。  3番のところに事業がございますけれども、大きく3種類でございます。労働者派遣事業、それから職業紹介、そして請負事業ということでございますが、このうち許可の必要な労働者派遣事業、職業紹介事業については、4月1日付で厚労省の許可を取得しているところでございます。  4番の会員募集でございますが、今月中にホームページを開設をしまして、ホームページ、チラシ、広報等で募集をかけてまいりたいというふうに考えてございます。  併せて就労先の開拓ということで、障害者雇用、それから法定雇用率の達成を求めているような事業者さん、それから社会貢献に取り組んでいただくような事業者さん等、民間の企業、また庁内にも働きかけを行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  それから、2点目でございますが、口頭でございます。  特別養護老人ホームの運営事業者の今後についてでございます。  第8期介護保険事業計画に位置づけまして、当面の間330床、特別養護老人ホームを整備をしていくという計画を立てているところではございますが、同計画の中でこの特養の整備については公募によって行うと、そういうことを表明をしていたところでございます。この広報を実際に行っているところでございますので、本件についてのご報告でございます。  5月28日にホームページで公表をいたしまして、現在、提案を募集をしているという状況でございます。この後、7月の中旬まで募集を受け付けた後、9月頃にかけて選定委員会等で選定をしてまいりまして、順調にいきましたら令和6年の4月に開設という流れで進めているところでございます。  そして、3点目でございます。  こちらも口頭でございますが、例年9月の敬老の日辺りに行っております、笑顔いっぱい長寿の集いでございますが、コロナの状況が落ち着かない中で不特定多数の方が集まるのが難しいということもありまして、本年についても中止とさせていただきましたので、ご報告をいたします。 ◎安田健二 介護保険課長 介護保険課からは、今、皆様のお手元に、みんなの安心、介護保険料のお知らせというパンフレットがあるかと思います。  今回、6月11日(金)に、令和3年度の介護保険料決定通知書、これを発送させていただいたところでございます。発送数は14万9,030通ということで、その際に介護保険料の決定通知書と併せて、この介護保険料のお知らせ、それからあとは、認知症の啓発リーフレット、あと、議会のほうでもお話がありましたワクチン接種について、まだ予約のされていない方についてコールセンター等ご利用くださいというチラシ、こういったことを含めて発送させていただいたところでございます。 ○佐々木勇一 委員長 次に、子ども家庭部、お願いします。 ◎佐久間義民 児童家庭課長 それでは、机上にお配りをいたしましたA4縦版の低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金、独り親世帯以外の低所得の子育て世帯分の支給についてをご覧いただきたいと思います。  こちらにつきましては、第2回臨時会におきまして、補正の議決をいただきましたものでございます。  それでは、ご説明をさせていただきます。  まず、1、目的でございますが、こちらに書いてあるとおりでございます。  2番、支給額につきましては、児童一人当たり5万円でございます。  また、3番の、支給対象及び支給手続でございますけれども、こちらの表をご覧いただきたいというふうに思います。  対象者の前提は令和3年度の住民税均等割が非課税の方か、あるいはコロナの影響により非課税と同等程度になった方が対象ということでございます。その上で申請不要と要申請という二つに分けてございます。  上段は、申請不要の方でございます。対象者は今年の4月分の児童手当、特別児童扶養手当受給者か、5月以降の新規手当受給者となります。振込先は手当の支給口座となります。  また、下段の、要申請の方は、前提は同じく非課税となります。非課税となる公務員、手当対象外の16歳から18歳の児童の方、また今年の1月以降から家計急変し非課税相当の収入となった方となります。  申請期間、要申請の方に関しましては、7月1日から準備をさせていただきまして、来年の2月28日までとなります。初回の振り込みは7月9日の振り込みを予定しております。その後は、月をまとめて翌月の支給を順次予定しているところでございます。  また、4番、5番につきましては、こちらに書いてあるとおりでございます。  また、6番の支給対象者への周知でございますけれども、本日の広報えどがわ、6月15日号、また7月1日号にお知らせをさせていただきます。また、区のホームページ、チャットボットなどにもお知らせをさせていただきます。また、申請に関してもダウンロードができるように整えてございます。 ○佐々木勇一 委員長 次に、健康部、お願いします。 ◎深井園子 保健予防課長 私からは、在宅人工呼吸器使用者自家発電装置給付事業の開始について説明させていただきます。  目的といたしましては、在宅人工呼吸器使用者の方に対し、停電時における電力の確保を図るため、自家発電装置を給付する事業を開始するとしています。  対象者につきましては、区内在住で在宅人工呼吸器を使用している方で、災害時の個別支援計画を作成している方、そしてほかの公的制度による給付等を受けることができない方というような形になっております。  給付物品は自家発電装置、費用負担は装置の実費または21万2,000円のいずれか少ない額になります。  申請方法、提出先等はこちらに記載のとおりです。  周知につきましては、発電機を所持していない方に対して事業開始の案内及び申請書を送付、そして地区担当保健師から訪問時に案内すること、また訪問看護ステーションへの周知、また区ホームページへ掲載しているところです。 ◎加藤英二 医療保険課長 医療保険課からは2点ほどご報告させていただければと存じます。  まず、1点目でございます。  新型コロナウイルス感染症の影響に係る国民健康保険料減免の実施についてご報告させていただきます。  コロナウイルス感染症の影響に係る国民健康保険料の減免につきましては、令和2年度と令和元年度の一部、2月分と3月分を対象に実施をしてきたところでございます。  今回、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間に納期限がある令和3年度分の保険料につきまして、3月12日に国から財政支援の対象になる旨、通知がきたところでございます。これに伴いまして、令和3年度の保険料につきまして、財政支援の範囲内で実施するものでございます。  なお、後期高齢者医療制度におきましても同様の措置が取られます。  減免の概要につきましては、(1)から記載させております。申し訳ございませんが、お読み取りいただければと存じます。  3番のところの減免の実績でございますけども、令和2年度におきまして申請が3,756件、そのうち減免しました件数は3,130件、総額は8億1,977万4,506円というふうになっているところでございます。また、後期高齢者医療制度におきましては、申請が183件、決定も183件、減免の総額は2,355万6,600円との報告を受けてるところでございます。  2点目でございます。  国民健康保険傷病手当金の支給に係る適用期間についてご報告をさせていただきます。  コロナウイルス感染症に係る傷病手当金につきましては、条例改正をいたしまして、現在、特例的に支給をしているとこでございます。国から財政支援につきまして、6月30日までだったものが9月30日まで延長する旨、通知がきたところでございます。これに伴いまして、令和3年6月30日までとしていました傷病手当金の支給に係る適用期間を令和3年9月30日までに改めたところでございます。  なお、後期高齢者医療制度についても同様の措置が取られます。  傷病手当金の概要につきましては、(1)から記載をさせていただきましたとおりでございます。申し訳ございません。お読み取りいただければと存じます。  5番の、これまでの支給実績でございますけども、59件の申請ございまして、うち56件決定しているところでございます。支給総額は416万8,284円となっております。  また、後期高齢者医療制度におきましては申請が2件、そのうち支給決定が1件、支給総額は3万5,200円との報告を受けているところでございます。 ○佐々木勇一 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますでしょうか。 ◆白井正三郎 委員 よろしくお願いします。  みんなの就労センターのことを聞きますけど、このひきこもり状態等の方も含めるってとってもいいことだと思うんですけど、恐らく昨年度、ひきこもり調査やりましたよね。ああいう調査だとか、そこにこういう方がいると出てきたと思うんですけど、会員募集する際の、これまでの調査とかああいうものの活用は連携しているのかどうかというのをお聞きしたいというふうに一つ思っております。恐らく認知症の何かそういう資料みたいなのを行政は持っているんじゃないかなと思うんですが、そういう方の今までの調査とどう会員募集を生かしていくか。ホームページ、広報、チラシは分かるんですが、ちょっとそこをお聞きしたいのが1点と、それから就労先の開拓については、これはかなりこれの成果が出るかどうかがあると思うんですが、ご説明にあったのかもしれませんけど、6月から運営開始ということですが、今何社ぐらいあるのかということと、もし僕が聞き漏らしてたらごめんなさい。  あと、この開拓方法というのをどのようにお考えなのか、もう少し具体的にお話しいただけたらと思います。よろしくお願いします。 ◎坂本崇一郎 福祉推進課長 まず1点目のひきこもり調査等、既存の調査の部分の活用、連携ということでございますけれども、ひきこもりのところに関して言えば、ひきこもり施策の担当、施策係がございますけれども、こちらから既に実はもうお一人の方は実際にここに来ていただいて、登録には至らなかったんですけども、面接をしたりということで連携を図っているところでございます。家族会等もできましたので、その中で周知をしていって、ただしひきこもりの方、いきなり就労というのはすごくハードルが高いですので、そういった先があるんだということも含めてお知らせをしてまいりたいというふうに考えてございます。  認知症等についても同様でございまして、例えば、認知症といっても特に若年性認知症の方が中心になってくるかとは思うんですけれども、家族会等にも情報提供をしながら、こういったところがあってこういう働き先があるんだということを併せながらお話をしてまいれればというふうに考えているところでございます。  就労先の開拓でございますけれども、まだ今現在はもうここで就労できるところがありましたというところはないのが現状でございます。実際には立ち上がったばかりでございますので、飛び込み営業が中心になってくるかなというふうには思っております。ただ、いろいろなところでお話を聞く中では、やはりそういった障害のある方だとかひきこもりの方だとかを言い方は悪いかもしれませんが雇って差し上げたいというか、社会貢献したいというようなことをお持ちの企業というのはあるように聞いておりますので、そういったところに積極的に周知をしていくとともに、やはりそこに働きにいける人がいなければお話になりませんので、両輪で回していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆白井正三郎 委員 とても希望の持てることだと思うんですよね。今まで認知症にしても障害者にしても高齢者にしても、高齢者だとくすのきクラブなんかのあれもなさってるし、障害者もさっきから課長頑張ってらっしゃいますけど、お付き合いもあるし、新たにひきこもりの担当もできてますし、そういう今までのデータだとかお付き合いと、ここがすごく重なっていくとより一層うまく動くのかなと。ここに状態の方等と書いてあるから、こういう方たちも今回は入れたいということなんでしょう。だから、ぜひうまくそういうものを活用していただければというふうに思います。ここで働くとまたひきこもり対策になったりいろいろ付加していくと思うんで、逆の面もあるんでお願いしたいと思います。  それから、例えば就労先の話はここじゃないけど、今度は産業経済部というんでしたっけ、ああいうところが東京商工会議所だとか法人会だとか工場会だとか、工場がうまく動くかどうか分からないけど、だから、あと区がお付き合いしている産業団体っていっぱいありますよね。委託しているところもね。だからああいうところにもぜひ福祉部として、区でやることなので連携してお声かけしていくと、チャレンジ・ザ・ドリームはそういうことで教育委員会なんだけど、ああいう形で全部産業会巻き込んで今もできているんだと思うんですよね。だからこれもそういう就労先開拓するのに福祉部だけじゃなくてそういうところとぜひお声がけして区全体でやっていかないとちょっと難しいかなと思っていますんで、ぜひそこはお願いしたいと思っております。  それからもう一個質問。 ○佐々木勇一 委員長 どうぞ。 ◆白井正三郎 委員 簡単な質問なんですけど、在宅人工呼吸器の自家発電の件ですけど、これ予算額と件数、どのぐらいなのか教えていただければと思うのと、これ区の10分の10の持ち出しなのか、予算なのか、それともほかからも来ることがあるのか、ちょっとそこだけ教えてください。 ◎深井園子 保健予防課長 こちらに関しましては、年間30件を想定しておりまして、1件21万2,000円ということで636万6,000円ということで予算計上させていただいております。そしてこちら、東京都の補助金の事業になっておりまして、2分の1補助がつくようなものでございます。 ◆白井正三郎 委員 よく分かりました。東京都はこれいつから、今年から始めたんですか。それだけちょっと教えてください。 ◎深井園子 保健予防課長 こちらに関しましては、以前より補助金は出ているようなところでして、こちらとしては本区として今年度から補助金を用いて開始するものでございます。 ○佐々木勇一 委員長 ほかにご質問ございますでしょうか。  以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について、何かございますでしょうか。 ◆竹平智春 委員 ワクチンの接種について状況をお聞かせいただきたいと思います。  今はまだ65歳以上の方々に勧めておられるかと思いますけれども、現在の接種の状況、体制とか、7月中に希望する方、2回接種ができるようにということで必死になって健康部の皆様もやってらっしゃるかというふうに思います。その状況をまずお聞かせいただきたいなというふうに思います。  それと、65歳については、キャンセルが出たときの対応、また予約の状況というものも、予約の取り方、ちょっと改善等があればなというふうに思いまして、そこの点をお聞きしたいと思います。  それからあと、64歳以下の接種については、今日新聞折り込みで入りまして、ネットではもう数日前にはアップされておりますけれども、その接種のスケジュール的な部分で、特にいつまでにこれを皆さん、46万人ということですから、具体的にどういうふうに見て、予約につきましても8月初旬からということで、基礎疾患と高齢者施設等というのはもうすぐにということでしたけれども、8月初旬からとなりますと具体的に予約がいつまで取れるような体制でいくのかなというふうなのがちょっと、まだこれからだとは思うんですけれども、もし分かったら教えていただきたい。そして、6月中に順次予約券を発送をしていくという話ですけれども、もし今の段階で少し日程的に見える状況があれば教えていただきたいなというふうに思います。 ◎笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 どうぞよろしくお願いいたします。
     今、4点ご質問を委員さんからいただきましたけども、まず1点目でございます。  65歳以上の接種の状況でございます。  本日、ホームページにも公表させていただきましたけども、現在までの接種の実績でございますが、1回目の接種を終えた区民の方、6万2,158人でございます。こちら、65歳以上の高齢者接種率14万7,000人に対して42.3%でございます。  なお、2回目の接種をお済みの方が1万3,194人いらっしゃいまして、こちら人口に対して9%という接種実績でございます。  お尋ねの7月末までに接種を終えられるかというところにつきましては、これまでも集団接種の枠をこの間もタワーホールの分を1万1,000枠拡充させていただきましたが、現在は今、空きも出ている状況でございます。個別の医療機関につきましても、ワクチンの配付を順調に行っているところでございまして、予約のほうも順次接種のほう進めていただいているということで、私どもの理解の中では、7月末までに希望する高齢者が2回の接種を終えられるだろうというところで見ているところでございます。  また、キャンセルと予約状況、予約の取り方につきましては、これまでも予約の枠数に対して多くの方の希望者がワクチン接種に対する関心が多くございまして、予約が取りづらいとかキャンセルの枠が見えづらいということがございましたので、こちらにつきましてはキャンセルの枠数をホームページで公表するとともに、現在、システムのほうでも今後キャンセル待ちをコールセンターだけじゃなくてインターネットから直接取れるようにちょっとシステムの改善を取り組みたいと思っております。  また、3点目でございます。  64歳以下のスケジュールでございますが、まずいつまでにというところでございますが、ファイザー製ワクチンに関して申し上げれば、承認期間が2月28日までということで国から示されておりますので、私どもとしましては、まずは2月28日までに接種を完了させたいというところで目標として持っているところでございます。ただ、国の発言等で秋とかという発言も出ておりますので、その辺は国からの通知とか接種の状況を見ながらどんどん前倒しができるようであればその辺計画していきたいと思っているところでございます。  また、予約が8月からということで、いつ頃までオープンさせるかというところのお話につきましてでございますけども、こちら、今、高齢者の接種を順次やっているところでございますけども、次順位以降、要は基礎疾患の方、高齢者施設等従事者の方々の以降のワクチンの供給状況がまだ不透明なところもございまして、こちらのワクチンの供給状況を見ながらそれにかなう数量を順次開放していきたいというところで考えているところでございます。  また、接種券の発送についてでございます。64歳以下の方の接種券の発送は6月中旬から現在発送を予定しておりまして、6月末までに年齢順、要は60代、50代ということで、段階的発送を考えてございまして、早い方ですと今週末、土曜日、日曜日にはお手元に届くんではないかというところで発送の準備をしているところでございます。 ◆竹平智春 委員 まず、65歳以上の方々の接種状況ということで、今お聞きしましたら徐々に本当に42%ですかね、1回目は。大変多くの方が接種をしていただいているという現状が今伺って分かりました。当初、本当に接種の予約では大変、区の皆様もご苦労はあったと思いますけれども、本当に区民の皆さんが切実にこの予約が取れないということで本当にご不満も多々ありましたので、様々改善をしていただき、本当にありがたいなというふうに思います。予約状況の可視化をしていただいたら私たち公明党としましてもいろいろと細かくワクチン接種については要望させていただき、ほとんど呑んでいただいて、このような形を進めていただいておりますので、またこれからさらにいろいろな課題が見えてくる部分もあろうかと思いますので、ぜひその都度その都度また最新の形で円滑に、そして迅速に受けられるようにしていただきたいと思います。  それでもう一つごめんなさい。65歳のところで、巡回の接種について、これからやっていくというお話は伺っております。その方たちも7月中に終わらせるとなると、本当にもう動き出さないと間に合わないんではないかというふうに思いますので、ちょっとそこのことは後ほどお答えいただきたいと思っております。  それから、キャンセルのときのネットでの予約、これはシステムを今改善を図ってくださるということですので、ぜひそれは本当にやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、64歳以下の方々についてはこれからということなので、ワクチンの供給状況もおありかと思いますので、またしっかりと、本当に46万人となると相当な、もう3倍ですから、高齢者の皆様の。なので、本当に混乱のないようにしていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  すみません、巡回の接種のことだけちょっと教えていただきたいと思います。 ◎笈川晋一 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当課長 今、委員さんがご質問ございました巡回接種についてでございますが、現在、巡回という、文字どおりぐるぐる回る形ではないけですけども、嘱託医、訪問医等による在宅の方への接種というのは順次行われているところでございます。ただ、要は訪問医、嘱託医をお持ちでない、本当にお独り身の方で移動がしづらいとか接種を受けたいという希望のある方につきましては、今ちょっと何らかの方法で声を上げていただくような仕組みができないかというところを検討中でございまして、その訪問医と嘱託医の方々と医師会等のご協力をいただきながら、何かタッグを組んでそういった方々、お一人で在宅で接種を受けられる体制ができるかというところを今検討しているところでございます。 ◎坂本崇一郎 福祉推進課長 今、答弁の中にあった、どうしても移動ができなかったりとかということで、できない方の把握についてでございますけれども、まず、先ほど介護保険課長からの説明の中でありました、保険料の決定通知に全て同封をして、お自分で気がついてできる方については予約をしていただくということでございますけども、その後でございます。ケアマネジャーを通じて状況把握というのを行っているところでございます。要介護認定者2万8,000人ぐらいおります。もちろん施設に入ってる方や入院されてる方もいますので全数ではないですけれども、区内166の居宅介護支援事業所、それから熟年相談室19か所、それぞれプランを持ってるケアマネジャーがおりますので、まずこちらについてそういったような状態の方がいるかどうか、いる場合には個票で上げてくださいということで調査をかけているところでございます。同様に、障害者についての接種はこれからになりますが、じき行われるものでもございますので、先んじて同じことを計画相談員に対しても契約サービス事業所47事業所ありますが、同様の個票を提出していただいているというところでございます。  それから、生活保護のケースワーカー、これは個別に当たっていくこと。そして、その後に民生委員さんのほうで最後大ざらいという形でそういった介護サービス等を使ってない方であっても、状況が許さない方がいらっしゃるのかどうか。例えばその中で状況の許さない内容がやっぱり予約がうまく取れないとかであれば、熟年相談室やなごみの家がアウトリーチで対応はカバーしてきたいというふうに考えているところでございます。 ◆竹平智春 委員 本当にきめ細かく、何とか漏れのないように、皆様に本当に希望する方に打っていただけるということで、その体制を今組んでくださっていることを今お話をお伺いして、大変うれしく思います。何とか本当にこの感染の蔓延を防止する、終息に向けて一致団結して頑張ってやっていきたいと思ってますので、ぜひそこに力を注いでやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと一点、ワクチンのほかにPCR検査のことを伺わせていただきます。  PCR検査につきましては、うちの会派としても、高齢者施設、障害者施設、また幼稚園、保育園、小学校、中学校ということで密が避けられない、クラスター発生を防止していくという観点で、一回、以前にも検査やっていただきました。この継続についてもう一回ちょっと確認をさせていただきたいということが1点と、今、国や都のモニタリングでの検査ということも、区としても8か所でやっていくというお話がございました。そういったところで、今何か進捗等があれば教えていただきたいというふうに思います。  2点、お願いします。 ◎深井園子 保健予防課長 昨年度実施いたしました巡回PCRに関しまして、今年度ということですけれども、現在、やはり東京都ですとか国のモニタリング検査を活用することで、特に国のほうの検査で保育園ですとか幼稚園のほうも実施が可能となっておりますので、そちらのほうをご案内しているところです。そして東京都、国のモニタリング検査、本区内で行っているものですが、現在、東京都のモニタリング検査を活用したものが5か所、そして国のモリタリング検査を活用したものが3か所ということで、さらにちょっと東京都のほうの検査では、駅前で実施しているんですけれども、ちょっとそちらのほう場所は非公表という形にはなっているんですが、6月中旬から大体一つの6月中旬の土日で、それぞれ土曜日が100件、日曜日が150件ということで駅前で実施されているところです。そして、昨日も別の駅で実施しておりまして、そちらに関しましては75件程度検査がされているというところです。 ◎安田健二 介護保険課長 介護保険施設におけるPCR検査の状況なんですが、介護保険に関わる、いわゆる事業所等が入所、居宅系も含めて約800ぐらいあるんですけれども、現在、そのうちの約66%に当たる事業所等が継続してPCR検査を行っております。これは東京都のほか日本財団というところが行っているところもあるんですが、事業所系についてはかなりご理解をいただいているという状況であります。  また、この6月までに東京都のほうのスキームでPCR検査、実施していたところも、今後も一応予算のほうがさらに補正が組まれているところもあるんですが、現状で私どもが考えているのは、そういった対象の施設の部分から漏れているところ、PCR検査、特にグループホームであるとか、地域密着型の特養、有寮とかそういった部分での新規に入所される方等、今まで入所されている方等については、外部から持ち込まれるのは主に職員という考え方でありましたので、そういった中で新たに入ってくる方々についてもPCR検査が必要ではないかというところで、そこに補助をしていきましょうということで今回上程させていただいているところでございます。 ◎河本豊美 障害者福祉課長 同様に、障害者分野におきましては、東京都のPCR検査で集中実施のものですけれども、入所施設、区で該当するところが2か所、それからグループホームが6月から実施しております。これも同様に、6月以降も引き続き実施するということで、東京都の補正予算が通ったというふうにお聞きしております。  また、介護保険と同様に、そこで漏れてしまうところ、クラスター感染防止の観点から、入所施設、区内に2か所ございますけれども、そのうちの1か所がショートステイを実施しておりますので、そこに新たに利用する方が感染していて、中で利用者様に感染拡大ということを防止するために、介護保険と同様にPCR検査、これから上程させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ◆竹平智春 委員 状況がよく分かりまして良かったです。まだこのワクチンが行き届くまでは、やはりまだまだ感染という部分は注意をしていかなければなりませんので、本当に並行しながらワクチンと、またPCR検査と、しっかりと行いながらやっていっていただきたいというふうに思いますので、要望してきたことが全て叶っていただきまして大変にありがたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○佐々木勇一 委員長 ほかにございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐々木勇一 委員長 それでは、今後の委員会ですが、7月7日(水)、午後1時30分、8月4日(水)、午後1時30分の開会をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の福祉健康委員会を閉会いたします。                     (午後2時52分 閉会)...