江戸川区議会 2021-03-12
令和3年 3月 福祉健康委員会-03月12日-13号
◆
間宮由美 委員 願意については満たされているということで、本日結論を出すことが望ましいと考えます。
委員長、これも
皆さんにお諮りいただけたらと考えます。
○
所隆宏 委員長 ほかにございますか。
それでは、第34
号陳情については、これも鋭意審査を重ねてまいりましたが、結論には至りませんでした。
よって、第34
号陳情の審査については、この程度にとどめます。
◆
間宮由美 委員 この間の
委員会での議論は特に異論がなく、さらに区としての既に工事を進める方向でも区としても既に工事を進める方向で動かれていました。ですから、
皆さん意見が一致していると思われました。ですから、
委員会として結論を出すことは何の反対もないのではないかと思われるのですが、結論を出さないという結論を出されたことには大変残念な思いでおります。
○
所隆宏 委員長 今までの議論の中で、結論に至らない、会派として至らないという意見がありましたので、この
委員会としても、残念ながら結論に至らないということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、第42号、
江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故の
真相究明と
再発防止を目的とする
委員会の設置を求める陳情及び第46号、
令和元年の
江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故について、
第三者委員会の設置を求める陳情について、一括して審査お願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第49号の2、
健常児と障がい児がかかわる時間を増やす
インクルーシブ教育の拡大と
医療的ケア児や
重症心身障害児を受け入れる
保育制度を求める陳情について、審査願います。
◆
小俣則子 委員 私もこの
陳情審査のときに、できれば
医療的ケア児の様々な具体的な要望をどう受け止めていくのか、ここに書かれているのは
保育園だとか、いろいろなところでの居場所の問題も含めましてあるのですけれども、それについては、かなり
集団保育が可能な
子どもたちのどういう
子どもたちが可能なのかとか、そういう専門的な見地がやっぱり必要だと思い、
協議会をという話でしたら、今年度中に
協議会を設置されるということで聞いて、
予算特別委員会でもそういう報告があったのですが、具体的にどのような
メンバーでもう一度改めて
協議会についての報告と、それからここに書かれています様々な要望について、
記書きの1、2についてもいろいろ中身としては
協議会で検討されるのかどうかということ。この2点です。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 現在3月22日に
医療的ケア児の協議の場となります
医療的ケア児支援の
関係機関連絡会議を
開催予定でございます。
メンバーは10名でございまして、
学識経験者、・・・・・・・・・・・・・・に依頼しております。そのほか、
医療関係者3名、
障害者関係2名、保育、教育、当事者の団体の方の代表1名、そして
福祉部長の10名で予定しております。これには、各
関係部署の
課長級、それから新
年度医療的ケア児の
コーディネーターになる予定の方にも
出席予定でございます。
また、様々な広い観点から、検討は進めていきたいというふうに思っていますけれども、
インクルーシブ教育とか、それから十分な看護の配置ということも含めて、これに限らず
医療的ケア児の方が抱える課題についても
意見交換をしてまいりたいというふうに思っております。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 保育施設につきましても、様々な角度から研究、検討してまいりたいと思っております。
◆
小俣則子 委員 ある意味では大きく
医療的ケア児をどのように様々な
保育園も含めましてかかわっていくのかということが大きく前進できるのかなということを期待できます。ぜひそこで、具体的に
江戸川区として実施する方向性を打ち出しながら、具体的な点を図っていただきたいと思います。
もう一点、ごめんなさい。ちょっと忘れてしまったのですけれども、今年の
予算編成についての中の6ページ、全ての人に健康と福祉をというところで、5番に
医療的ケア児の
コーディネーターの配置ということで、3カ年事業って限度があるのですけれども、3カ年でとりあえず終わりにする予定なのか、いろいろあれば延長するのかということです。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 現在、区の方針で、
新規事業については、3カ年経った時点で見直しをするということになっておりますので、それで3年間というふうな事業になっております。
○
所隆宏 委員長 ほかにございますか。
ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第51号、
医療的ケア児や
重症心身障害児とその家族に対する
日常生活支援サービスの向上を求める陳情について、審査願います。
◆
小俣則子 委員 1点だけ確認させていただきたいのですけれども、先月ここに書かれています
バッテリーについての補助を約半分を対象にして行うということで報告されたのですけれども、これについては、
単独事業ということなのですが、また例えば全員全てのそういう
対象者にやる方向なのかどうかということだけ、今年度は約半分ということなのですが、その確認です。
◎
深井園子 保健予防課長 まず1点、
バッテリーは、今年度は助成はせず、
自家発電装置になります、すみません。現在60名ほどが
在宅人工呼吸器を成人の方も含めて60名ということで使用している状況です。まず、そのうちの半分30人というところから始める予定なのですけれども、既に
自家発電装置を持っている方は8名いらっしゃるということを申し添えさせていただきます。そして、今年度まず30名ということで実施させていただきまして、また今後の
対象人数に関しましては、
実施状況を見て考えさせていただきたいと思います。
◆
小俣則子 委員 すみません、申し訳ありません。
記書きの5でした。ではなくて、ごめんなさい。今お話されたものなのですけれども、
購入助成です。それで、これについては、ぜひ残りの30人近くの人も含めて設置をしていただきたいというふうに思います。
○
所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第57号、
江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故の
被害者に対して、哀悼の意を表し、
再発防止を誓う決議を求める陳情について、審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
特によろしいですか。
特になければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第58号、
新型コロナウイルス禍の中での
国民健康保険料の
引き下げを求める陳情について、審査願います。
◆
小俣則子 委員 この陳情につきましては、
江戸川区も
コロナ禍の影響を考えて、据え置くということの結論を出したということはとても歓迎することだということは申し上げているのですけれども、23区の20区が
統一保険料ということで進めている中で、2月の26日の
都政新報でやっぱり初めて
国保料率の
引き下げを行ったということが報道されています。東京都全体、中野区は若干上がるのですけれども、3年継続して12年で
法定外繰り入れをなくしていくということになっているとかいう、いろいろな様々な報道がされているのですけれども、そういう点ではやはりこの陳情にある
新型コロナウイルス禍の中での
国民健康保険料の
引き下げを求めるということがやはり区民の
皆さんの願意だということを承知して、できればこういう様々な要望を取り上げて、区としても取り組んでいただきたいということを申し上げて、今日は意見で終わります。
○
所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第60号、
江戸川区における
放課後等デイサービスの
新規開所と質の向上を求める陳情について、審査願います。
◆
間宮由美 委員 放デイの報酬は下がるということが今出されていて、放デイは何か大変な騒ぎになっているようです。25日に都庁で
説明会もあるようですけれども、予備案は既に出ているということで、20%程度下がるのではないかと言われているようです。だから、ここの陳情に出ているように新規をつくってほしいと陳情では言っていますが、それどころではないような状態ではないかと思うのです。なぜ報酬を下げようとしているのか、またそのことについて、区としてはどのようにお考えか、お聞かせください。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 適切な療育、それから資質の向上というところで改定がなされているというふうに考えております。そのように考えております。
◆
間宮由美 委員 すみません、もう少し詳しくお聞かせいただけますか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 これまで
放課後等デイサービスの
基準改定につきましては、30年度に大きく見直されました。そのときには、資格の導入ですとか、そういったことで質の向上ということが図れたかと思います。今回につきましても、資格の変更がございましたし、報酬の改定については、他の
サービスとの
整合性ですとか、そういったことが配慮されているものと考えております。
◆
間宮由美 委員 とすると、他の
サービスとの
整合性の観点から見ると、放デイの報酬が高かったというふうに見てよいわけでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 その点については、私が答えられる範囲ではないと思います。
◆
間宮由美 委員 実際に今、既にどうなっているかというと、重い子のほうが点数が高くなるということで、
グレーゾーンの
子たちというのはやめる方向というのが出されてしまっているようなのです。そういう
子たちもいるということで、
事業所も本当に今はどうしようかということでお困りであったり、あるいは
事業所自体をやめるというふうに、今、話が出ているということもお聞きしています。陳情の中では、新しいところをつくって充実してほしい、また質を良くしてほしいということが書かれていますが、ちょっとそことは違う状況が出てきているということが非常に大変なことではないかなと思っております。今後、実際の
事業所の様子なんかも区としてもしっかりと見ていただきながら、困る
子たちがこれ以上でないようにしっかりと見ていただきたいというふうに思っております。
○
所隆宏 委員長 ほかにございますか。
◆
小俣則子 委員 ここでは、陳情の表書きといいますか、
陳情原文の中にも放デイの質の問題が取り上げられています。表面の下から4行目になりますが、ただいるだけというようなあり方の施設もあるようにも書いてあるのです。具体的に、
江戸川区の放課後デイ
サービスの質の向上というのは、先ほども新しい陳情の中にもそういうのが触れていたのですが、
江戸川区として、こういう放課後デイ
サービスの質の向上を具体的にどのように図っていくのかということの取組みとか、そういう実際の指導があるのかどうかということなのですが。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 質の向上につきましては、様々な面からのアプローチが必要かと思っています。児童相談所がございますので、指定、それから受給者証の発行、それから事業運営での指導、検査、様々な視点、また研修、そういったことからアプローチしていきたいというふうに思っております。
◆
小俣則子 委員
厚生労働省のほうでもいろいろ実態調査とかして、かなり長大な文章などでまだ読み込んでいないのですけれども、やっぱり人材の問題が一番ではないかと。量と質の問題があるのですけれども、質の問題ではやっぱり人材をどのように育成していくのかと、よりよい人材をということで、やはりいろいろな課題のある
子どもたちに向き合うという点では、ただどちらかというと、放デイはまだ歴史的に浅い施設ということがあって、毎日毎日の具体的にそういう様々な取組みは積み重なって、いろいろな力量もそこで働く職員の
皆さんもついていくのではないかというふうに思うのです。その辺についての具体的な丁寧な質をどう高めていくのか、研修も含めて、
江戸川区として、もう少しリーダーシップがとれないのかなと思うのですが、どうですか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 現在も
発達相談支援センターにおいて、事業者向けの研修を実施するなど行っております。
◆
小俣則子 委員 すみません、さらに回数も含めまして、充実していただきたいなというふうに思います。
◎森淳子
福祉部長 放課後デイ
サービスの事業等についての質の向上のことでございますけれども、外にはそれほど見えないのですけれども、内部でも人事的に、組織的に強化しようというふうに思っておりますし、団体の方たちと一緒に高め合っていけるような体制を障害者福祉課中心に考えておりますので、今後もっと頑張っていきたいと思っております。
○
所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第61号、
認可保育園の
コロナ禍における
保育士の
休業補償の是正に関する陳情について、審査願います。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 審査の前に前回、前々回の
委員会などで、
小俣委員、佐々木委員から給与の支払いの状況について、アンケートなどで確認することはできないでしょうかというような提案、ご要望もいただきまして、私どもといたしましても、国のほうから適切に指導をしてくださいよということもありましたので、2月に全施設について、調査を行いました。結果について、口頭でございますが、ご報告させていただきます。対象としたのは全ての園でございまして、私立認可園99園、地域型園、地域型施設17園、認証保育所16園、合計が132園でございます。減額後の年度内の補填、遡及を含めまして、全ての園が全額支給されているということを確認いたしました。
◆
佐々木勇一 委員 今、課長のほうからしっかり調べたというようなお話をいただきまして、前回も要望をさせていただく中で、区として真摯に取り組んでいただいていたということについては評価をさせていただきたいと存じます。2月に調査して、全て全額支給されているということなのですけれども、実際それが履行されているのか、実施されているのかというところについては、区として確認されたりはするのでしょうか。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 基本的に公定価格の取り扱いでございますので、私たちがきちっと調査した範囲で履行されているものというふうに思っております。
◆
佐々木勇一 委員
陳情文の原文のほうにも
コロナ禍において、
認可保育園を休まざるを得なかった
保育士さんに国からは委託費が全額支給されている、そこについては、しっかりと区として見ていってくださいねということについて、区として取り組んでいただいているということでございます。
保育士さんを大切にするということは、またかかわる
子どもたち、家庭を大切にすることかなというふうに思いますので、引き続きしっかりと取り組んでいただければと思います。
◆
小俣則子 委員 全て支給されているということで、本当にほっとしたところなのですが、
記書きの中にもあります厳しく各園に指導、監査って書いてあるのですけれども、本会議でも質問させていただいたのですけれども、そういう様々な意味で
保育士の処遇をしっかり守るということも含めまして、かなり
保育園が増えるという点で、部長も先月、人事の問題は全庁的な課題なのだけれどもというお話があったのですが、その点では例えば
保育園が増える、そういう指導、検査する箇所が増えるという点で、ただ効率的にやるというだけでなく、やっぱりそこに人材が必要だと思うのですが、改めて方向性としては増えるというのはないですか。
◎
弓場宏之 子ども家庭部長 現時点では、組織、人員のほうがプラスになるとか、マイナスはないとは思っておりますが、プラスになるというようなところがまだ明確になっておりませんが、私どもいわゆる現場のほうとしては、人員要望等やっておるところでございますので、そこは結果を待ちたいなという、一人でも二人でも強化させていただきたいというのが、現場の思いではございます。
◆
小俣則子 委員 この6年間で、
江戸川区かなり
保育園53カ所今年も含めて増えたのですよね。正直言って、いろいろ規制緩和で株式会社が
保育園を設立できるということになって、70%が株式会社なのです。いろいろ
保育園の様々な運営や
保育士の処遇だとか、保育の質だとかを研究している方がいて、チェックをすると、株式会社がどうしても
保育士の処遇を低く、そういう意味では実際に報酬を低く払っているというのがあって、そういう点からしても、しっかりと
江戸川区としての認可権者でもあり、それから実施責任者でもあるという点で、チェックをしていただきたいなということを要望して終わります。
○
所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第64号、
生活保護の
夏季加算、
エアコン設置助成を求める陳情について、審査願います。
◆
小俣則子 委員 質問ではないのですが、前回、課長のほうから
生活保護の生活扶助費がどんどん下がってきているということを指摘させていただきましたら、それは水準均衡方式でやって、適切だというお話があったのですけれども、そもそもそれが、実際に低所得者、収入が低い人と比べて、どうかということで、中にはいろいろ議論の中にも
生活保護とは
生活保護水準の収入しかないけれども、
生活保護を受けないでぎりぎりの生活をしているという国民が多数いるということも指摘されているところです。その水準均衡方式ということ自体がやっぱり問題だと、様々な団体や弁護士会からも指摘されているので、私たちは憲法の上で、最低限の生活、文化的な生活を守るという点で、
生活保護引き下げということがやっぱりこういうエアコンの問題も含めまして、様々影響していると。それが、
生活保護の基準が下がっていくということ自体がいろいろなところに波及していくというのが就学援助にしても、波及していくということがありますので、そのことについては、区民の暮らしを守るという点で、陳情に沿って、ぜひ区としても実施していただきたいなということを意見申し上げて終わります。
◆
間宮由美 委員 この間、様々な角度から審議をさせていただいてきました。本日は1点だけお聞きをしたいと思います。冬季加算が認められているという現在において、
夏季加算もということは、現在のこの状況の中で、当然と思うのですが、区としてはどのようにお考えでしょうか。
◎新井喜代美 生活援護第三課長 冬季加算につきましては、通常の生活扶助に比べて算出されているものです。ですので、
夏季加算というよりも、そのほかの時期は普通の一般的な生活扶助の中に含まれているものと解しております。
◆
間宮由美 委員 夏季において、クーラー代がかさむから、だから今の暑くなっている時期に電気代の補助をというのは
夏季加算としてプラスしていくということができるのではないかと思うのですけれども、その必要性としては、どうお考えでしょうか。
◎新井喜代美 生活援護第三課長 必要性というか、生活扶助の考え方として、通常の飲食代だけではなく、光熱水費も含めて考えられております。そこに対して加算を、冬季の場合は出ているということで加算という考え方になっておりますので、現段階では夏季についてというよりは、そこは夏季の状態でも含まれているものと考えております。
◆
間宮由美 委員 では、最後にもう一つだけ。
冬季は、なぜ加算がつくのですか。
◎新井喜代美 生活援護第三課長 そこにつきましては、最初のころの考え方というのもあるんですけど、今、国でそういった基準の改定するときに、そこについても余計にかかるというところで、水準が見直されて今の状態になっています。
◆
間宮由美 委員 そのことは、この間の審議の中でもお聞きしてきたことだったんですけれども、改めてお聞きをしました。
冬季、そうやって必要だからプラスされたわけですので、今のこの熱帯夜も続くような夏の暑さのときに、夏季のクーラー代としての
夏季加算というのは、当然のことではないかなというふうに考えるところです。今日はここで終わります。
○
所隆宏 委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 なければ、本日は継続とし、閉会中の
継続審査を
申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の
継続審査の
申し出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますので、お願いいたします。
はじめに、
子ども家庭部、お願いいたします。
◎木村浩之 相談課長 私からは、・・・・・・・・・によります区内で初めての
児童養護施設「(仮称)
江戸川つむぎの家」の開設についてご報告します。
資料をご覧いただきたいと思います。
設置運営につきましては、葛飾区東四つ木に本拠を置きます・・・・・・・・・が、民設民営で設置をし、運営を行う施設でございます。ちなみに、この法人につきましては、現在、そよ風松島荘の指定管理者となっている法人でございます。
恐れ入ります。裏面をご覧いただきたいと思います。
所在につきましては、下に細かいですが、地図があります。右下の部分がちょうど旧
江戸川になっておりまして、左下が以前のくつろぎの家、右上に
江戸川小学校があるということで、この
江戸川小学校とくつろぎの家に挟まれた部分のところに所在しております。
上の図は、完成予想図となっておりまして、地上3階建てで、
児童養護施設部分につきましては、定員、男子12名、女子12名の24名となっております。
また、区の委託事業としまして、ショートステイ5人分、トワイライトステイ5人分も同時に行う予定です。
開設につきましては、4月1日からとしまして、4月7日(水)10時から議員さん向けの内覧会を行う予定であるというふうに聞いております。ご希望のある方は、おつなぎいたしますので、児童相談所にご連絡いただければと思っております。
○
所隆宏 委員長 次に、健康部、お願いいたします。
◎加藤英二 医療保険課長 医療保険課からは、
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度におけます、
新型コロナウイルス感染症に感染した被
保険者等に対する
傷病手当金の支給について、ご報告をさせていただきます。
コロナウイルス感染症に係る
傷病手当金につきましては、臨時会におきまして、条例を改正いたしまして、現在特例的に支給をしているところでございますが、国から財政支援につきまして、3月31日までだったものが、6月30日まで延長する旨の通知が来たところでございます。これに伴いまして、令和3年3月31日までとしていました
傷病手当金の適用期間を、令和3年6月30日までに延長する規則改正を行いましたので、ご報告をさせていただきました。
また、なお後期高齢者制度におきましても同様の措置が取られたところでございます。
概要等につきましては、(1)から(4)に記載したとおりでございます。大変申し訳ございませんが、お読み取りいただければというふうに存じます。
これまでの支給実績でございますけれども、
国民健康保険におきましては、申請の受理が28件で、そのうち支給決定が24件でございます。支給総額は、226万1,847円でございます。
また、
後期高齢者医療制度におきましては、申請と受理が2件、そのうち支給決定が1件でございまして、支給額は、3万5,200円でございます。
◎
深井園子 保健予防課長 私からは、
区内飲食店従事者への
PCR検査の実施について、報告させていただきます。
まず、現在、都内において、区の
新型コロナウイルス感染症の新規患者発生数は、多い状況でして、また感染経路が推定できた方の中で、家庭内感染に次いで飲食、カラオケでの感染の疑いという割合が高い状況です。そこで、居酒屋、バー、スナック、カラオケ店が集中する小岩地区の店舗従業員に対して、
PCR検査を実施し、陽性者を早期に発見することで感染拡大を防止し、区内の感染者数の減少を目指すというふうに考えております。
対象者といたしましては、店舗が集中しております小岩地区の居酒屋464店、バー、スナック、カラオケ店340店の従業員になります。
実施期間は、3月10日から3月21日までの緊急事態宣言中になります。受付の場所、時間に関しましては、記載のとおりになりまして、生活衛生課が受付場所になります。
申し込みから検査の流れに関しましては、記載のとおりになりますので、お読みいただければと思います。
検査予定数は、2,000件を予定しております。費用は無料になります。
◎木村浩之 相談課長 先ほど、ご案内しました報告の中で、1点訂正をお願いいたします。
4月7日、10時からの議員さん向けの内覧会につきましては、特段、ご連絡なく、この時間に現地ご訪問いただいて結構だということでございますので、よろしくお願いいたします。
○
所隆宏 委員長 申し込まなくてもいいということですね。
分かりました。
ただいまの報告について、何か質問はございますでしょうか。
◆
佐々木勇一 委員 私からは、
区内飲食店従事者への
PCR検査の実施について、お尋ねをさせていただきます。
まず、この周知とスタートしてから幾日しか経っていませんけれども、この現況ですね。
それと、あと小岩地域3分の1がそういった施設が、飲食店等が多いということで、そこから始めるということなんですけれども、今後例えば、葛西駅とか西葛西駅等の他の地域についての展開については、どのようにお考えなのかをお聞かせください。
◎
深井園子 保健予防課長 まず、周知に関しましては、ホームページへの掲載、また食品関係の団体の方々への案内、また居酒屋等店舗へのチラシの配布等を現在しているところです。また、現状に関しましては、3月10日、11日、昨日までの2日間の状況なんですけれども、受付しました施設数は、24施設、24店舗で、お渡ししました検体容器、検査の対象となった方は70件、70人というふうな形になっておりまして、提出してくださった施設の店舗数が14店、検体回収をしました回収数が30ということで、容器を渡した70件のうち30件を回収しているようなところです。
今後に関しましては、まず小岩地区から検査を開始してまいりまして、今後は発生状況を見て、対象を広げるか、地域を広げるか、そういったことを見極めていきたいと考えております。
◆
佐々木勇一 委員 しっかりと抑え込んでいこうという表れかというふうに思っております。周知については、今、逆に、緊急事態宣言ということで、お休みされているところもあるんですよね。そうすると、そこにはやはりチラシ投函しても届かないということもありますので、やるからには日付がもう21日と決まっていますので、集中的にスタートダッシュをしっかり切れるような取組みをお願いしたいなというふうに思っております。
あと、今後なのですけれども、再延長が解除される予定が21日ということで、あと10日切っているわけですよね。でも、解除された後について、区として、感染拡大防止の対策みたいなことはどのようにお考えでしょうか。
◎
深井園子 保健予防課長 やはり、感染者数を見極めまして、また感染経路を、そういったところを統計的にも把握していき、どういった対象にターゲットを絞って、どのような対策をしていくか、検査をどういったところに集中的にやっていくべきか等を見極め、考えていきたいというふうに思っております。
◆
佐々木勇一 委員 ワクチン接種のほうもあって、本当に大変だと思います。その上に、さらにというところが本当に心苦しいような大変さというのは十分承知しておりますけれども、ただやはり、解除後というのはやはり緩む、それに備えなきゃいけない、それが今の期間なのかなというふうに思います。
以前も居酒屋等に、保健所のほうからでしたか、感染防止のために戸別訪問みたいなこともやっていただいて、指導をやって、そのようなことも含めて、あと東京都の感染防止の虹色のステッカーもあります。あれは本当に実効性があるのかとか、では区で独自に取り組まなきゃいけないのかとか、そういうことも含めて、区として解除後の取組みもしっかり進めていただきたいというふうにお願いさせていただきます。
◆
笹本ひさし 委員 今の佐々木委員と同様なのですが、一昨日ぐらいから、この飲食店へのやり始めて、これ大変すばらしいと思います。昨年から、私は区民検診でさえも
PCR検査やるべきだし、無症状の人に対してやるのは、絶対感染源を少しでも消すということで、これは意味があると思うんです。これはちなみに、
江戸川区だけなんですか。東京都提供とか何か書いてありますけれど、
江戸川区だけで。
◎
深井園子 保健予防課長 今まで、池袋ですとか、そういったところで実施しているようなことはあったかとは思うんですけれども、現時点で把握できる限りで、今の時点でこういった飲食店を対象にというのは、今の時期においては、
江戸川区が独自で実施しているのかなというところです。
◆
笹本ひさし 委員 大変これはいいと思いますし、当面、今の期間は十日ぐらいしかないんですけど、拡充していくということも視野に入れてやっていくということだと思います。こう言っちゃなんだけど、多分ワクチン提供がほとんど当てにならないのかなという状況になってきていますから、多分、日程を週末の集団接種のときにしたって、そのときに来るかどうかだって分からないから、そうするとやはり結局、元に戻って、感染対策をきちんとやはりやり尽くしていくということしか当面ないと思うんですよね。宝くじぐらい少ないぐらいの数しか多分来ないですから、やはりこういうことで無症状者に対する検査を徹底していくということだと思います。
今も、佐々木委員からありましたけれども、東京都の虹色のマークも、あのマークをちゃんと貼りつけて写真を撮れないと、何か助成金もくれないとかいろいろ脅かされているみたいだけれど、やはり何とかして感染を少しでも食い止めようということが目的だから、そこらもほとんどの人が多分、お話を聞くと理解をされていますし、さっきチラシを投げ込んでくれたって、恐らく職員の方がきっと歩いて店も行っているんじゃないかなという印象でした。話を聞いたところです。大変だと思います。ぜひこれは拡充していって、区内の感染源をぜひ絶つということで、結果を見ながら、また次もどうするかということでやっていただきたいと思います。
◆川口俊夫 委員 つむぎの家のことで、ちょっとお尋ねをしたいと思いますが、
児童養護施設定員24名ということでございますけれども、どのぐらいのニーズがあるのか、どのぐらい見込んでらっしゃるのか、それから、区外のお子さんも受け入れるのかどうかということと、それから、トワイライトステイでございますが、定員5名、これは有料だと思いますが、お幾らぐらいなのかということと、時間ですね。とりあえずその4点教えていただけますか。
◎木村浩之 相談課長
児童養護施設のニーズといいますと、今、東京都内に64の
児童養護施設があるんですが、そこを全都的に、
江戸川区も含めて利用させていただいているということになります。今回の
江戸川つむぎの家につきましても同様に、全都的な利用となる予定であります。実際、今、東京都が管轄しています
児童養護施設は、ほぼ満床状態になっておりますので、こちらのニーズも非常に高くなるのではないかと思っております。ですので、区外の
子どもたちも入ってくるという施設となります。
それから、トワイライトステイにつきましては、午後3時から10時までのお預かりとなりまして、利用者の利用料金としましては、一般は2,000円となります。
◆川口俊夫 委員 2,000円は1時間ですよね。1時間当たり。
◎木村浩之 相談課長 1回です。
◆川口俊夫 委員 1回当たり。分かりました。
それに関連をしまして、里親支援についての相談もするということでの事業内容になっていますけれども、先般、
委員会でもご紹介のありました特別養子縁組に関する映画のご紹介がありまして、私も機会があって見てまいりましたけれども、なかなかやはり、こういうものが社会で違和感なく受け入れられるという、そういう環境整備をするためには、繰り返し、繰り返し、こういう問題や社会問題があるんだということを、やはりアピールしていく必要があるのかなというふうに思っておりまして、この施設がその拠点の一つになることを、大変私はいいことだというふうに理解をしております。あの映画は、特別養子縁組の中で、
子どもの知る権利に関して、出自、出生の秘密についてどのように伝えるかというところが一つありました。そして、14歳の中学生が妊娠をしたという設定でした。さらには、LGBTQと最近は言うようになりましたけれども、そのQの部分もちょっと触れているような受け止めをしました。様々なテーマにあふれた映画でございまして、確かな一見の価値のあるもので、見てよかったなと。その後、たまたま手元にあります「こうのとりのゆりかご」の本を読み返してみますと、やはりその
子どもの知る権利をどうやって保障するかというのが、なかなか難しい問題だというふうに記載をしてありました。言わば、告知することについては、努力義務ぐらいのような表現なんです。
今後、社会全体がこういうものを受け入れるということになりますと、そういった問題も大分薄められる、希釈されるというふうにも思いますし、私もまだ若ければ、
子どもさんの世話ができればいいなと家内と相談をしたこともあるぐらいですけれども、もっともっとやはりこういったものがPRされるといいなと、そのことをしみじみと感じたことでございまして、4月1日以降、このつむぎの家の運営をよく見させていただきたいと、そんなふうに思っているところでございます。感想含めてお話しをしました。
◆
間宮由美 委員 戻ってしまって恐縮ですが、
区内飲食店従事者への
PCR検査の実施についてと、それに関連しまして、
傷病手当金の支給についてお聞きをしたいと思います。
飲食店従事者への
PCR検査なんですけれども、
江戸川区独自で、しかも無料でということで、非常に大事な事業だと思っております。
ただ、申し込みをするのが、希望する飲食店というところだということで、飲食店の中には、陽性者が出てしまったらば、お店を続けられなくなると、休まなくちゃならないと嫌だから、だから受けないというような声も聞くところです。そこに対しては、どのようにお話をされていくかということを、大事な事業だからこそ改めてお聞きをしておきたいと思っております。
関連しまして、
傷病手当金が6月末まで延びるということになりますが、私は予算
委員会の中では、例えば医療機関とかにも、6月末までなので、カラーコピーとかでいいので、貼って、こういうのがあるよというのをお知らせいただきたいということを申し上げたんですけれども、改めて飲食店のほうに
PCR検査を受けようということを言うときにも、こういった
傷病手当金があるんだよということもお知らせいただくことが、よりつながりやすくなるのかなというふうにも思いました。
ただ、給与所得者は対象になるけれども自営業者は対象にならないというところがありますので、改めてここについては、区としても自営業者を対象にということで、枠の拡大をお考えいただきたいということは、これは要望としてお伝えしたいと思います。
最初の1点、お聞きできればと思います。
◎
深井園子 保健予防課長 あくまでやはり、この検査希望制ということにはなるんですけれども、案内の際に、万が一、陽性になってしまったとしても、濃厚接触者をつくらない、濃厚接触者を店舗内で発生しないような、濃厚接触者が多数発生しないような形での運営ということを、工夫をお願いした上で検査していただければ、必ずしもその方が、従業員の方が陽性になったとしても、しっかり対策が取れていれば、濃厚接触者が店舗内に、従業員さん、そのほかの従業員さんが濃厚接触者にならないでも済むよというようなこともお話しさせていただいて、感染予防策をしっかり取っていただいた上で、万が一、陽性者が発生したときの対応も考えていただいた上で、検査をしていただければということでご案内しているところです。
◆
間宮由美 委員 万が一出たときのその後のこともお話しいただくということ、それがとても大切なことだと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
◆
小俣則子 委員 私も幾つか質問なんですが、今の
PCR検査についてなんですが、2日間で24店舗で70人というのは、ある意味では少し積極的になっているのかなと、これは感想です。もっと多くのお店と従業員の方が希望していただければというふうに思います。そして、あわせまして、検査の問題なので、施設巡回型は3月、あともう3月いっぱいでということで、今ものすごいスピードでやっていらっしゃると思うんですけれども、実際に先月聞いたときの、予特で聞いたとき以後、3月に入ってからも増えていると思うんですが、検査数を教えていただきたいと思います。
◎
深井園子 保健予防課長 申し訳ありません。現在、ちょっと集計中でして、ちょっと業者の委託会社のほうから、まだちょっと集計中ということで、正確な検査数は把握できてはいないんですけれども、ただ、
保育園と市立
幼稚園は全て終了しておりまして、
保育園が約218、市立
幼稚園が37
幼稚園ほどありますので、ほぼその関係に関しましては、終了しているようなところです。
◆
小俣則子 委員 また分かりましたら、教えていただきたいと思います。
ある意味では、本当にワクチンが非常に遅くなるということも伺っていますので、検査の充実が感染予防の大きな柱になると思いますので、よろしくお願いします。
それから、
国民健康保険・後期高齢者のこの問題にあわせて、すみません、国保の問題なので、ちょっとあわせて聞いてしまいますが、先ほど、うっかりしていまして聞き忘れたんですが、
国民健康保険料のコロナでの収入が減って、減額申請の数字を教えていただきたいのですが。
◎加藤英二 医療保険課長 2月末現在でございますけれども、減免の申請者数は3,302件でございます。そのうち、決定に至りましたのは、2,718件です。2月末時点での減免の総額は、7億2,400万円ほどでございます。
◆
小俣則子 委員 やはりいろいろ厳しいなという実態が分かります。
あと、それから、つむぎの家の問題なのですが、以前、葛飾の・・・の施設を見せていただいて、すばらしい
児童養護施設でした。
江戸川区でもこの施設ができるということで、すごく期待しています。よりよい施設になることを願って、感想として述べさせていただきました。
○
所隆宏 委員長 以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について、何かございますか。
◆
佐々木勇一 委員 ちょっと大きく2点お尋ねをさせていただきます。
まず、1点目、区内の医療従事者への支援について、お尋ねをします。
区としては、
新型コロナウイルス感染症患者に関係して、医療従事者に一人10万円の区内共通商品券を支給するなどを支援をしていただいておりますけれども、そのほかに、医療従事者に対する支援については、どのようなものがあるのかお聞かせください。
◎
深井園子 保健予防課長 区の事業というよりは、国や都の支援ということになるんですけれども、診療検査医療機関、PCRを現在実施しているような医療機関におきまして、国のほうのシステムに登録することによって、マスクですとか、ガウンですとか、手袋ですとか、そういった感染予防に必要な資材の補給というのを行っているような状況です。
また、万が一、感染が発生、集団感染ですとか、施設内でリスクのあるような状況が発生しましたときには、保健所からもある程度、そういった感染予防の物品がストックされておりますので、そういったものをお届けしたりですとか、感染予防に関するアドバイス等をしているような状況です。
◆
佐々木勇一 委員 私もコロナ対応の医療従事者の方には、本当に感謝と敬意を表したいというふうに思います。
その中で、私もコロナ患者を受け入れている施設の医療従事者の方からお話をお聞きする中で、実は病院からの不織布のマスク、これが1日1枚なのですと。実際にはそれ以外に2、3枚というのが必要で、それも個人で負担しているんですと。その不織布マスクなら何でもいいというわけではなくて、やはり基準を満たしたものというふうになると、探すのも大変なんですというふうなお話を伺っております。各医療機関ですから、経営方針というのも、どこにお金を使うということもあろうかとは思いますけれども、現場の声をしっかり受け止めて、区として、例えば医師会とか、医療機関なんかに相談するなど、現場の医療従事者の
皆さんの声を受け止めるような、その実態に合わせたような支援というのはできないものなのでしょうか。
◎
深井園子 保健予防課長 区内の医療機関等は、大きなコロナ患者を受け入れているような医療機関につきましても、連携を取って、随時WEB会議等も行っておりまして、あとは、医師会の感染症対策の関係の先生方とも定期的に会議の場を設けさせていただいておりまして、そこで先生方からいろいろな現在の懸案事項等を伺って、情報交換しているところでございます。
◆
佐々木勇一 委員 様々な声を受け止めているということなんですが、現場の一人ひとりのお声として、そういう実態もあるということですので、ぜひ各医師会なのか、また医療機関なのか分かりませんけれども、適切な過程で進めていただけるようにお願いしたいというふうに思います。
あと2点目なのですが、
コロナ禍における女性の貧困対策ということで、今3月1日から8日は、女性の健康習慣ということでございまして、その中で今、世界各国で女性の月経に関する生理の貧困というのが問題になっているということです。
この点については、例えば、イギリス何かでは、全国の小中高等学校で、生理用品なんかは無償で提供しているということもあったりして、ほかの区にも広がっているということでございます。今コロナということもあって、ネグレクトで、そういった生理用品買ってもらえないとか、いろいろなところで
コロナ禍による影響が及んでいるというふうに思います。例えば、女性の生理用品について、例えばその支給とか、そういうような補助とか、そのようなことについて、区として何か考えていること、またそのお考えがあればお聞かせください。
◎森淳子
福祉部長 今、私もテレビとか、最近、新聞等で、生理用品がなかなか買えない学生さんが5人に1人いらっしゃるという記事を読んだりしたんですけれども、今のところ、私が聞いた限りでは、生活困窮者の窓口とか、いろいろな女性のための相談窓口のところに、言いにくいからだと思うのですけれども、そういうものは特にきていないんですね。ただ、そういう実態があるというようなお話は聞いていますので、そういうものを聞きながらの検討になろうかと思います。
◆
佐々木勇一 委員 今、部長がおっしゃっていただいたように、本当に恥ずかしいというのが日本の文化というか、そういう捉え方の中にあることだと思うんです。だからこそ、声なき声に耳を傾けるということが、やはり今、
コロナ禍において大事なのかなと。もし、若い女の子が、学校で先生に言えない、保健の先生がいなかったらどうしようというようなこととか考えたら、もういたたまれないなというふうに、私、男性ですけども理解はできるところだと思うんです。小中高等学校は、所管は
教育委員会等になりますけれども、福祉、
コロナ禍と言えば、貧困対策と言えば福祉だし、健康部にも
子ども家庭部にも関係することだと思いますので、ぜひ全庁で、その貧困対策の一つだということで捉えていただいて、ぜひ検討を進めていただければと存じますが、この点いかがでしょうか。
◎森淳子
福祉部長 今おっしゃいましたように、広い範囲で、今、私は教育にいたこともあるんですけれども、保健室等にはそういうものは備えているということは、前から知っております。今後、関係するところと、いろいろ
情報共有をしながら検討していきたいと思っております。
◆
間宮由美 委員 男性である佐々木委員が、そうやってお話しをしてくださったということが、私は非常に大事なことだなと思いました。
学校に行っている
子たちは、まだ学校の先生にお話しができる。でも、学校を出た
子たち、行っていない
子たち、また大学生の
子たちですとか、そういった人たちがどこかに、ここに生理用品があるから、足りなかったらおいでというのが発信できれば、今のこの状況を考えると、きっと取りに来るだろうなと思うので、ぜひそういうことも始めていただけたらと思います。
私がお聞きしたかったのは、
子どもの権利条例についてです。予算
委員会の中で、小中全校から
子どもたちの声を聞こうと、ご尽力されたことをお話しいただきました。どのような声が出ていたかということについて、改めてお聞かせください。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 委員会の中でもお話ししましたように、中学校は33校全てから、生徒会のほうでいろいろと検討していただいたり、話題にしていただきました。あとは、小学校のほうは、なかなか忙しいところもありまして、今のところ46校程度からご意見をいただいたところでございます。なかなか条例そのものを、本文に対する意見ということはほとんどありません。感想ですとか、あとはこの条例を誰に知ってほしいかとか、あとは知ってもらうためのアイデアなどをまとめて報告いただいているところでございます。
少し例を申し上げますと、条例に対する感想といたしましては、私たち
子どものための条例がつくられていることがとてもうれしいと、区が
子どものことを考えているのかがよく分かりました、簡単な言葉で書いてあるので、大人から
子どもまで多くの人に伝わるのではないかと感じました、あらゆる差別や虐待、いじめなどを受けずに、安心して生きていけることは大切だが、受けないだけではなく、受けた後の大人の対応が
子どもにとって必要である、というようなことも書いてありました。
また、辛口な意見としては、
子どものためにと言っているが、本当に
子どものためになっているのかが不安です。というようなことでも、意見をいただいたことでございます。意見としては、様々な意見をいただいております。
◆
間宮由美 委員 私も生徒会の
子たちから聞きました。例えば、大人の方々が
子どもについて、深く考えてくれていることが伝わってきた、
子どもの年齢は違うし、理解度に合わせて本などをつくってほしい、自分の権利も相手の権利もしっかりと尊重していきたいというような意見ですとか、また先ほどの、誰に知ってほしいかということについては、例えば、そこの生徒会では、1番は先生に知ってほしい。理由は、先生が生徒に教えないとならない立場だから。具体的なアイデアとしては、先生たちの会議で話してもらう。2番目は、同級生に知ってほしい。3番目は、政府に知ってほしい。
江戸川区の活動を知ってもらいたい、
江戸川区から情報を発信してもらいたい。4番目は、
保護者に知ってもらいたい。虐待防止につながる。
子どもと一番接するのは親だから。具体的なアイデアとしては、全員の
保護者に手紙の配付をするなど、出てきたようです。
先ほど、課長からお話があったことも含めて、私は大切なことは、全校の生徒会の
子たち、またいろいろな小学校の
子たちが、このことについて、この素案を基にして、話をしたということ、話をすることができたということが大切なことだなというふうに思っています。ぜひ今後も、
子どもたちの声をつないでいってほしいと思っておりますが、今後の進み方について教えてください。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 これも
委員会で申しましたように、次の2定で上程していく予定でございます。こうした様々に素案をつくる段階から意見をいただいて、あと、学校、小学校、中学校にも意見をいただいて、こうしたものを、条例が策定した後、何か特設のホームページか何かを設けて、そうしたことでPRしていったり、知っていただきたいなというふうに、今それもあわせて検討しているところでございます。
◆
間宮由美 委員 特設ホームページでということで、ぜひお願いします。みんなが一生懸命に考えた声を一つ残らず載せてあげるというのは、さらにまた豊かな条例になっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
◆
小俣則子 委員 3月8日に、介護保険と熟年しあわせの検討会がされて、傍聴に行かれなかったのですけれども、パブリックコメントをずっと取っていて、どんな意見が出たかということなんですが、どうでしょうか。
◎白木雅博 福祉推進課長 まず、8日の
委員会でございますが、コロナの緊急事態宣言が延長されたということで、8日は中止させていただいております。代わりとして、その2日後、・・・・・に代表いただきまして、区、区長への報告をしていただいたという現状でございます。
お問い合わせのパブコメの件でございます。実は、3名の方からご意見いただきまして、うち1名の方は、本当にいい計画だと思いますという素朴な、率直なご意見をいただいております。あとは、それぞれ2名の方々が、非常に多岐にわたって、日常の介護
サービスの要望的なものもかなり多くあったんですが、ご意見をいただいておりまして、これは今後、まとめをさせていただいた上で、またホームページのほうでは公表させていただく予定でございます。
○
所隆宏 委員長 ほかに。
◆野﨑信 委員 時間もちょっとないですが、最後に私のほうから。
コロナウイルスの変異のものについて、ちょっとお聞きしたいんですけれども、一定でのやはり変異の問題が、
子どもたち16歳まで打っていないということで、ちょっと心配していた部分で、大分増えているかなと思うんですが、どうしても
子どもたちのほうに移る率が多くなってくると、学校から地域へということに、逆に戻ってくるような形になるので、ぜひ今その変異に対しての区のほうの考え方とか、それから、全区23区でコロナウイルスのところの中で発表している部分というのはまだないかなと思うので、そういうふうな部分がいずれイギリス型だとか、ブラジル型だとか、そういうふうなものが発表、それぞれ区でなるのかどうかというのをちょっと確認したいなと思っているのですが、お答えいただければ。
◎
深井園子 保健予防課長 まず、変異株に関しましては、それぞれの検査、検体が搬入された検査機関において、まず簡易なスクリーニング検査をしているということで、そこからまた国の検査機関等に正式に持ち込まれて、精査されるというようなことで聞いております。
また、コロナウイルス変異株の各区ですとかの数ということでよろしいでしょうか。現時点においては、都道府県単位での変異株の発生数というものは、出ているかと思うのですけれども、区単位という形では、現時点では報告はしていない状況にございます。
◆野﨑信 委員 確かにそのとおり、各区ごとに発表するというのはなかなか難しいのかなというのは現状思いますけど、そういうふうなタイミングがあって、必要性があるような状況があったら、やはりぜひ対策の一つとして考えていただきたいなと、意見として述べさせていただきます。
○
所隆宏 委員長 よろしいですか。
それでは、今後の
委員会ですが、次回、4月は13日(火)、午後1時30分の開会を、5月は12日(水)、午後1時30分を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
福祉健康委員会を閉会いたします。
(午後 2時50分 閉会)...