江戸川区議会 2021-03-12
令和3年 3月 文教委員会−03月12日-13号
千葉 孝
教育長
石塚幸治 文化共育部長
外、
関係課長
●
事務局
書記
近藤知博
●案件
1
陳情審査 第49号の1、第75号の2…
継続
第49号の1:
健常児と障がい児が関わる時間を増やす
インクルーシブ教育の拡大と
医療的ケア児や
重症心身障害児を受け入れる
保育制度を求める
陳情
第75号の2:
発達障害児支援に関する
陳情
2
所管事務調査…
継続
3
執行部報告
(1)
令和3年度
周年記念行事日程について
(2)
令和元年度
事務事業点検・
評価報告書について
(3)
令和3年度
学校閉庁日の設定について
(4)
令和3年度
チャレンジ・ザ・ドリーム実施日予定一覧について
(5)
江戸川区
学習者用タブレット端末活用ガイドについて
4 その他
(午前10時00分 開会)
○
早川和江 委員長 ただいまから、
文教委員会を開会いたします。
署名委員に、
鹿倉委員、
関根委員、
お願いいたします。
なお、
甲斐学務課長は所用により、本日の
委員会は欠席しておりますので、
報告をいたします。
はじめに、本日の
委員会は、
新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、マスクの着用を
お願いしております。
なお、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。
また、各
委員及び
執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご努力を
お願いをいたします。
次に、3月8日をもって
教育委員の任期が満了となりました
石井正治前
教育委員及び古巻勲前
教育委員から退任の挨拶の
申し出がありましたので、ご挨拶を
お願いしたいと思います。
はじめに、石井前
教育委員、
お願いいたします。
◎
石井正治 前
教育委員 皆様改めましておはようございます。
教育委員を仰せつかっておりました
石井正治と申します。
都合、8年間
教育委員を務めさせていただいたわけなんですけれども、さて自分のことを振り返ってみますとどうだったかな、
江戸川区の
教育行政にどれだけ貢献できたかなというのは甚だ心許ないところはあるんですけれども、引き続き
教育委員、全般、よろしく
お願い申し上げます。
ちょっと振り返ってみますに、
教育って
健全育成というようなことで言われていますけれども、もう少し私なりに言葉を変えてみますと、
子どもたちの中の千里の馬性、そういうものを見つけていくプロセスなんじゃないかなと思います。昔から言われていますように、千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらずというようなことでございます。そうした意味合いで1人の人にそういう伯楽を求めるのはなかなか難しいわけなんですけれども、
子どもたち、
江戸川区でいきますと、
子どもたちがいて、家庭、
学校、地域があるということで、家庭、
学校、地域その三者の中で
伯楽性をきちっと出していければ、それでいいんじゃないかな。三者で
伯楽性を出す。
子どもたちの千里の馬性を、引き出して伸ばしていくという、そういうことなんだろうなと思います。
一方では、
教育委員会、行政、そして議会というようなことにつきましてはこの
伯楽性をうまく引き出していただけるように、いろいろとご助力いただくと、そんなことかなと思っております。
先生方におかれましては、行政とときには対峙するような格好で、またときには協調するような格好で結果的には
江戸川区のことを常にお考えいただいて、
教育もそうですが、いろいろなところを伸ばしていっていただければと思います。本当に長い間ありがとうございました。
○
早川和江 委員長 ありがとうございました。次に、古巻前
教育委員、
お願いいたします。
◎古巻勲 前
教育委員 おはようございます。4年間私は務めさせていただきました。大変にありがとうございます。
最後のこの1年間というのは
コロナ禍の影響でもって、
学校行事の現場で
文教委員の
先生方ともお会いする機会がなくて大変に残念でございましたけども、ひとつこれからも頑張っていきたいと思いますので、よろしく
お願いしたいと思います。
たしかうろ覚えなんではっきりしたことは言えないんですが、プラトンだったかアリストテレスだったかがこんな言葉を言い残しています。
教育の根は苦いが、その果実は甘いと。
教育の根っこは苦いけども、その果実というのは甘いんだということを言ったような進言を記憶していますけども、まさにここにいらっしゃる
文教委員の
先生方、そしてまた
事務局のメンバーも含めまして、その苦い部分を一生懸命かじりながら、甘い果実を目指して、一生懸命頑張ってこられてきたのかなと、そういう思いの一端をこの4年間でもって私はかいま見ることができまして、大変に貴重な経験を積ませていただきました。ありがとうございます。
4年間、私は私なりに肝に銘じてきたことが一つございます。ある人が言ってたんですけども、詩人ですけども、
学生たちに、学ぶ
学生たちに英知を磨くは何のため、君はそれを忘れるなというひとつの
エンカレッジといいますか、勇気づける発言をしたことがありました。非常に印象に残っています。何のためなんだと。英知を磨くは何のためなんだと
学生たちにそれを問いている。それを忘れちゃいけないよという話でございました。
4年間いろいろ議案とかそれから政策的なこと、行政的なことも勉強させて、検討も微々ですけれども、させていただきました。そのときいつもどうしても誰かに忖度してはいけないとか、あるいはこれは細かいことだけどもということで、ともすると本質を見誤ることがあるんじゃないかという、そういうその危惧に襲われつつ、常にこの頭の中に何のためなんだということを自分の胸にその一つの原点として、心の底において任務をさせていただいたというこの4年間でございました。
どうか
先生方もお忙しいと思いますし、
文教委員会だけではございませんので、いろいろなところに気を配り、心を配り、そして目を泳がせながら戦われていくことと思いますけども、何のためという原点を、私もこれからも忘れないで
江戸川区の
教育行政というもの在野にありましても、しっかりと応援させていただきたいなというふうに思います。
4年間大変にありがとうございました。
○
早川和江 委員長 ありがとうございました。ご苦労様でございます。
それでは石井前
教育委員、古巻前
教育委員、どうぞご退席を
お願いいたします。
ありがとうございました。
〔前
教育委員 退席〕
○
早川和江 委員長 これより、
陳情審査に入ります。
本日の進め方ですが、新たに付託されました第75号の2
陳情から審査を行います。
こちらは本日初めての審査となりますので、
陳情文の朗読と
資料要求程度にとどめることとします。
それでは、各
陳情の審査に入ります。
はじめに、第75号の2、
発達障害児支援に関する
陳情について審査いたします。
事務局に
陳情文を朗読させます。
◎
区議会事務局
発達障害児支援に関する
陳情(
文教委員会付託)
受理番号 第75の2
受理年月日 令和3年2月10日
付託年月日 令和3年2月24日
陳情者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・ ・・・
陳情原文 江戸川区では3歳児健診の際、何らかの
発達障害が疑われる場合であっても、現状は
定型発達児童と同じ日程で3歳児健診を受けなければなりません。
じっと座る事ができない、思わぬ際に大きな声を出してしまう
子どもを持つ
保護者は、常に周囲に配慮しなければならず、かつその場で
看護師や
心理士から心許ない発言を受ける事もあり、精神的にも大きな負担となっています。
保護者同士の繋がりや、
専門家による診断、
発達外来との連携を見据えて、
子どもと
保護者が望む場合に限り、3歳児健診において専用の別日を設けていただくことを切望しております。
更に、就学時健診を通じて判断される
就学先の
決定権についても、本人や
保護者の意見を最大限尊重し、療育を受けながらも公共の
幼児教育や
学校教育に通う事ができるよう、また
子ども本人にとってベストな
教育機会の提供に繋がるよう、
子ども・
保護者との
情報共有並びに
教育現場における
支援体制の拡充を求め、下記のとおり
陳情いたします。
記
1
幼稚園・
特別支援学級への
作業療法士・
心理士による定期的な巡回・派遣を行ってください。
2
幼稚園において、
スクールロイヤー制度と同等に弁護士による相談を可能としてください。
3 すくすく
スクールに
支援員を
配置してください。
4 就学時健診において、児童についての正確な
情報共有の上、
児童本人・
保護者と
学校双方納得の
就学支援を行ってください。
○
早川和江 委員長 それでは、
資料要求がありましたら、
お願いをいたします。
◆
小林あすか 委員 おはようございます。
資料要求なんですが、すくすく
スクールに
支援員を
配置というところで、多分、今、現状すくすく
スクールも相談に応じて、
子どもに応じて、いろいろな方が
ヘルプに入っていると伺っております。
実際、今、
発達障害とかそれに付随するような理由で
支援員というか
ヘルプの職員の方が入ってらっしゃる数なり
学校が分かれば教えていただきたいです。
◎
飯田常雄 教育推進課長 すくすく
スクールにつきましては、
障害の有無に特に
関わりなく
受入れをしてございますので、
発達障害等に起因して、例えば
ヘルプでつけているような職員はございません。通常の
職員体制の中で
受入れを行ってございます。
○
早川和江 委員長 よろしいですか。
◆牧野けんじ
委員 まず1点目に、
記書きの第1ですが、
特別支援学級というふうに書かれておられるんですが、
支援学級は今、知的の方を
受入れておられるかと思います。
発達障害については、情緒で
巡回指導というような形をとられているかと思うんですが、
発達障害児の
受入れの、どういう
受入れをしているかという整理と、それから
幼稚園も、これは
教育委員会所管は
区立幼稚園だけになるかと思うんですが、その辺の整理も合わせてお示しいただければと思います。
それからこの
巡回指導で、今
受入れている
児童数、
生徒数についてもお出ししていただければと思います。
それと、
作業療法士、
心理士の
巡回派遣というようなこともおっしゃられているんですが、これも現況についてどのような
配置があるか。この方は定期的な派遣をというようなことも指摘されていますので、行っているようであればその回数ですか、頻度というような形でお出しいただければと思いますがどうでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 確認なんですけれども、
特別支援学級は知的、
発達障害は巡回という、
委員さんおっしゃったとおりでございますが、それを書面にしてもう一度お示したほうがよろしいですか。あわせて
幼稚園の部分も合わせて整理をするということですね。
あとなんですけれども、巡回の
受入れ作業療法士、
心理療法士の
巡回配置等でございますが、今回の
陳情、
学校・
幼稚園とすくすくというのも一応入ってはいるんですが、どの部分でご用意したらよろしいでしょうか。
そこだけ確認させていただければと思います。
◆牧野けんじ
委員 学校と
幼稚園とすくすくと、それぞれにお出しいただければと思います。
◎
飯田常雄 教育推進課長 確認の上、次回お示しさせていただきたいと思います。
◆牧野けんじ
委員 あと2番と3番についてですが、
スクールロイヤー制度が、ちょっと私も現況というのが認識がないんですが、現在の
実施の
状況、それから
江戸川区としての、
教育委員会としての
考え方という形でお示しをいただきたいのと、それからすくすくについては先ほどの
受入れ状況ということと、これも配慮を要する児童ってなるのかと思うんですが、その
状況と先ほどありましたその
支援員という形になるのか、人的な
配置と具体的にどういった
支援を行っているのかということもお示しいただければと思いますが、どうでしょう。
◎
飯田常雄 教育推進課長 スクールロイヤー制度についての
状況や
考え方が一点、すくすく
スクールの要
配慮児童の
受入れ状況が2点目、3点目が
支援員の
配置というところでございますが、
支援員という、その定義がちょっと難しいところではあるんですけれども、すくすく
スクールの職員の
配置というようなところでご用意させていただけるようであれば、次回お示しさせていただきます。
◆牧野けんじ
委員 そのように
お願いできればと思います。
○
早川和江 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続とし、閉会中の
継続審査を
申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第49号の1
健常児と障がい児が関わる時間を増やす
インクルーシブ教育の拡大と
医療的ケア児や
重症心身障害児を受け入れる
保育制度を求める
陳情について審査いたします。
前回の
委員会で要求した
資料について、
執行部から説明を
お願いいたします。
◎
飯田常雄 教育推進課長 前回、
関根委員のほうから要求いただきました
資料を作成させていただきました。
23区における
区立小・中学校における
医療的ケア児の
受入れ状況でございます。
小学校におきましては15区で57名、
中学校が5区で8名という
状況でございます。
また合わせてお問合せがございました、平成31年に
文部科学省のほうで出した、
医療的ケア児の方針、これを受けて東京都のほうで何か方針があるかというところでございますが、確認いたしましたが、特に新たな方針は示されておりませんでした。
○
早川和江 委員長 説明のとおりですので、審査の参考としてください。それでは審査願います。
◆牧野けんじ
委員 ちょっとこれも確認なんですけども、現況ということで、特にこの
陳情の場合は、就学、
小学校への就学にあたってのことにフォーカスされているかと思うんですが、現況の
就学児の
教育委員会の
関わり方として、一般的には
就学相談という形があるかと思うんですが、この
医ケア児の場合には、例えば全てのお子さんに
相談対応一律にされているような
状況なのか、あるいは
特別支援学校以外の道を考えておられる方に、
申し出があった場合に対応しているのか、その辺りはどうでしょう。
◎
飯田常雄 教育推進課長 医療的ケア児もその他の場合も同様かと思いますが、ご相談にいただいたところに応じまして対応させていただいてございます。
◆牧野けんじ
委員 相談の
申し出があった際には、
障害の有無にかかわらず対応ということだと思うんですが、この間、本会議などでもやり取りがあったかと思うんですが、やはり今後、先ほど23区の
実施状況、
受入れ状況なども見ていると、
医療従事者も関わって受け入れているようなところもありますので、選択肢をなるべく増やしていくというところに行政としても引き続きやはり努力をされるということが望ましいのかなというふうに思います。
◆
関根麻美子 委員 資料要求について、用意をしていただきましてありがとうございます。
この23区の現状で、特に
医療従事者のみが
学校に
配置をされているというところが、これで4区あるということが分かりました。この
医療従事者の確保についてどのような形で、区独自で採用されてるのかどうかということも、私のほうでもちょっと現状調べたいなと思いました。
特に
保護者に付き添ってということはどこでも希望があればやられてると思うので、今後の
受入れについて、どういう仕組みが必要なのか、共に考えていきたいと思います。
1点だけ、
陳情原文の中で、知的にも体の動きにも
障害はなく、歩いたり食べたりできるが
呼吸疾患等で気管切開してるような動ける
医療的ケア児は、というものがありまして、本当に
医療的ケア児って一口に言っても、症状もいろいろな、本当に千差万別、一人一人が違うという中で、こうやって動ける子というのは、例えば
看護師とか
医療従事者が連携が取れれば、
可能性としては
江戸川区でも今後できる方向も検討していく意義があるかなと思ってこの
資料見させていただきました。
あと重度心身医療的ケアの
子たちに対しての
受入れも、まあ時間かかるかもしれませんけども、やはり制度をしっかりと、
制度体制というか、いろいろなもの、必要なものを
一つ一つ課題をクリアしながら、受け入れていく方向になればいいなと非常に思っております。
資料ありがとうございました。
◆
小林あすか 委員 もし分かるのであればお伺いしたいのですが、
江戸川区のその1名
保護者がついてらっしゃる方なんですけれども、この方の
保護者は随時付きっきりという形で、
医療的ケアを行っているのか、それともある程度決まったお時間に
保護者の方が来校してやってらっしゃる形なのか、もしご存じのようであれば、教えていただきたいのですが、いかがでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 時間まではちょっと確認してないんですが、痰の吸引というような形のケアをしていただいていると伺ってございます。
○
早川和江 委員長 他になければ、本日は
継続とし、閉会中の
継続審査を
申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は
継続とし、閉会中の
継続調査を
申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部より
報告があります。
教育委員会、
お願いします。
◎
飯田常雄 教育推進課長 教育推進課からまず3点ご
報告をさせていただきます。
お手元に
資料をお配りしてございますが、1点目は
令和3年度
周年記念行事の日程でございます。
来年度14校の
周年記念行事を予定してございますが、そのうち6校は今年度
新型コロナウイルスの感染の関係で
実施ができなかった、延期をした6校でございます。
令和3年10月29日(金)から、11月16日(火)にかけまして5日間の日程をもちまして
実施をする予定でございます。
今後の
感染症の
状況等によりまして
実施方法等につきましてはまた検討する場合もあろうかと思いますがまずは日程をお知らせさせていただいたところでございます。
文教委員の皆様にはこちらご予定いただければと考えてございます。
2点目でございますが、
令和元
年度事務事業の
点検・
評価につきましてのご
報告でございます。
お手元に
ステープラ留めの
資料をお配りしているかと思います。
令和元
年度事務事業点検・
評価報告書でございます。
1ページをおめくりいただきますと、
裏表紙のところに、いわゆる
SDGsの17の目標を今回掲げさせていただきました。今回はこの視点も含めて
点検・
評価を
実施したところでございます。
1ページをご覧いただきますと、上段に「はじめに」とございますが、今回の
報告書でございますが、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、
事務事業の
執行状況につきまして
点検・
評価を行ったものでございます。
報告書を作成するとともに議会に提出するまた公表するというものでございます。
2ページをご覧ください。
2番の(1)、
対象事務事業の選定でございますが、
令和元年度に
実施をいたしました主な
事業の中からこちらの表にあります3点の
事業を今回の対象といたしました。
1点目が
スクール・
サポート・
スタッフの
配置、2点目が
小学校への
特別支援教室の
全校設置、3点目、
学校図書館司書及び
学校図書館スーパーバイザーの
配置の3
事業でございます。
(2)にございますように
点検・
評価の方法といたしましては、対象とした
事務事業につきまして
当該事業の
所管課がまず自ら
点検・
評価を行いました。これを
教育委員会内で
内部評価を
実施し、その
評価内容を
学識経験者に提示した上で
外部評価をいただいたところでございます。
続いて、5ページをご覧ください。
こちらからが各
事務事業の
評価でございます。
5ページは1点目の
事業、
スクール・
サポート・
スタッフの
配置でございますが、
事業名の後に
事業の目的や
事業概要、また
内部評価等につきまして記載をさせていただいてございます。
8ページをご覧いただきますと、
内部評価といたしましては5段階のうちの5という
評価をつけさせていただきました。また、この
事業に関わる
SDGsの
関連目標も表示させていただいたところでございます。
9ページのほうに
学識経験者からそれぞれご意見をいただいてございます。AからCまでの3
段階評価のうち、お一方は
B評価、お一方は
A評価という
評価をいただいたところでございます。
以降その他二つの
事業につきましても同様に
内部評価と、
有識学識経験者の
評価をそれぞれ記載させていただいてございます。
最後に23ページでございますが、こういった
評価報告書をまとめさせていただいた上で今回、
令和元年度に
実施した
事業の中から3
事業抽出して、
点検・
評価を
行い意見も伺ったところでございますが、おおむね目的に対して有効に
事業が展開されているという
評価をいただきました。一方で、様々な課題もあるというところも挙げられたところでございますので、今後も全ての
事業について
継続的に検証を行い、適切に見直しを行っていく必要があるということで
報告書をまとめさせていただいたところでございます。
引き続き3点目もよろしいでしょうか。
○
早川和江 委員長 どうぞ続けてください。
◎
飯田常雄 教育推進課長 3点目につきましては、
令和3年度
学校閉庁日の設定についてということで1枚紙を用意させていただいてございます。
目的は教員の
休暇取得を促進するため、
学校・
幼稚園において原則として業務を
実施しない日を設定するというものでございまして、対象は全ての
区立小・中・
幼稚園でございます。
期間といたしましては
令和3年8月10日(火)から13日(金)までを
閉庁日として設定いたします。なお、9日(月)につきましては、山の日の振替休日ということでお休みとなっているところでございます。
この期間におきましては
学校を閉門し、また業務については原則として
実施しない、ただしすくすく
スクールについては
実施をするような形で例年どおり行わせていただく予定です。
今後、
区ホームページ等でこの期間については公表してまいりたいと考えてございます。
○
早川和江 委員長 ありがとうございます。
◎
近津勉 指導室長 続きまして、私のほうから2点ご説明申し上げます。
1点目は、
令和3年度
チャレンジ・ザ・ドリームの
実施期間の一覧でございます。
令和3年度につきまして各
中学校の
チャレンジ・ザ・ドリームの
実施期間がこの一覧のとおり決定いたしましたので、ご
報告させていただきます。
なお、
令和2年度につきましては
新型コロナウイルス感染症の対策のため、大変残念ながら
事業につきましては中止をいたしたところでございます。したがいまして、
令和3年度につきましてもその
感染症の
状況によりましては、また
実施の方法については検討する場合がございます。
続きまして、
江戸川区
学習者用タブレット端末活用ガイドについてということでご
報告させていただきます。
こちらにつきましてはまず
資料3種類用意させていただきました。
今般の
GIGAスクール構想で各
児童生徒一人一台の学習者用タブレットが配付されることに伴いまして、その活用ガイド等を作成したものでございます。
一つ目は、児童・生徒・
保護者用ということで
ステープラ留めをしてございます。これは主に
保護者の皆さんに、どういったことで使っていただきますとか、あるいはお約束など
お願いするものでございます。
お開きいただきますと、中に
保護者の皆様へ
お願いということで、例えば充電は毎日
お願いしますと、Wi−Fi接続しかできません、あるいは故障・破損・紛失した場合は
学校に必ずご連絡くださいということ、使用ルールについては家族でしっかり話し合って決めてくださいということ、右側のほうにいきまして、卒業時にはお返しいただきますということ、9番には学習
支援クラウドを使用していきますということで、どのようなアプリ等が入っているかということについて、ここに簡単に説明をしてございます。
最後のページでございますけれども、一人一台の端末が配られることで、
学校でこのような学びを展開していきますということをお知らせするものでございます。
それから1枚ぺらの、A41枚ぺらの表刷りのものが、こちらはこの活用ガイドの中から必要なところを抜粋して、児童・生徒用にということで簡略化したその活用ガイドを作成したものでございます。一番はアカウントを確認してくださいということ、アカウントはとても大切なものなので気をつけてくださいということ。それ以外につきましては
保護者用と内容については同じです。児童・生徒向けに言葉などは変えてございます。
次のことを守って使いますというところを特に黄色に赤字で記してございますが、他人に貸したり、使わせたりしません。パスワードは他人に教えません。自分の情報などはネット上には載せません。先生の許可なくアプリをダウンロードしたり、機能を追加したりはしませんといったことも約束事として記載をさせていただいています。こちらA4の1枚にしているのは、児童・生徒がこの1枚を配付されたタブレットと合わせて一緒に持ち歩くことなどで常にこの約束事を意識してもらいたいといったことでございます。
最後が、青い表紙がついています教師用マニュアルということで、これは活用に関してというよりも、今回のこのタブレットについてこういった形で
保護者や児童・生徒に指導してくださいといった内容の児童・生徒機の取扱いについてを記載しているものでございます。お開きいただきますと、1番にタブレット端末の配付の目的、2番に
GIGAスクール構想について、それから4番として初期設定、
学校でこういったことを準備してください、2ページの5番としては
保護者にこういったことはきちんと伝えてくださいということを記載してございます。また4ページ以降にはQ&Aということで、この児童・生徒機の扱いについてのQ&Aを載せさせていただきました。
追って、こちら今度は
先生方がどのようにこのタブレット端末を使って授業に活用していくかという、活用のマニュアルにつきましてはまた追って配布をしていきたいというふうに考えてございます。これらの活用ガイドにつきましては端末の配付と合わせて配付をさせていただく予定でございます。
○
早川和江 委員長 ただいまの
報告について何かご質問ございますか。
◆よぎ
委員 先に
令和元
年度事務事業点検・
評価報告書についてちょっと確認したいです。
三つの
事業を
評価されたということですけれども、この三つの
事業の選び方はどういうふうに選ばれるんでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 令和元年度に
実施した
事業の中から、
所管課のほうで候補になるようなものをお選びした上で、
教育委員の
先生方に協議をしていただいた上で決定いたしました。
◆よぎ
委員 そうしますと、例えばうまくいっているものを選んでしまうとか、うまくいってないものを選ばないとか、その危険性はないでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 点検・
評価を行った上で、今後の
事業に生かしていこうというところのものでございますので、例えば大きな動きがあったもの、また課題のあるようなもの、こういったものを主な
評価項目として上げさせていただいてございます。
◆よぎ
委員 もう一点お聞きします。
評価する対象を選びました、それで
評価するメンバーがいると思うんですけれども、その
評価するメンバーというのはそれはどのように選定されるんでしょうか。それとも決まっている方々でしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 評価するメンバーというのは例えば
学識経験者みたいなことでよろしいでしょうか。
ごめんなさい、まず
内部評価につきましてはそれぞれの
所管課で
実施しました。それについて
評価いただいたのは、
教育委員の、
教育長と
教育委員の皆さんです。合わせて
外部評価として
実施させていただきましたのは、
教育に関する学識をお持ちの方をこちらのほうで依頼をさせていただいて、お二方から
評価をいただいたところでございます。
◆よぎ
委員 江戸川区学習用タブレット端末のものですけれども、ここの一つだけちょっと表現が、学習用
iPadはWi−Fi接続しかできませんというものは、微妙にWi−Fiに接続しないと使えないのか、Wi−Fiが例えば角度を変えると、Wi−Fi以外何に接続できるというのはちょっと疑問に感じますけど、どうなんでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 こちらはいわゆるWi−Fi接続用の、Wi−Fi接続専用の端末ですということで、いわゆるLTE端末ではございませんというそういったことを示してるものでございます。
◆よぎ
委員 この
資料自体ですけれども、今日ご説明いただいた活用ガイドとそれから教師用マニュアル、これなんか全国的に共通なものでしょうか、それともやっぱり
江戸川区でいろいろ手を加えて作られたものでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 様々、先行的に作成している自治体のものも参考にはさせていただきましたが、基本的には
江戸川区で配付している端末、これをどのように活用していくかということでございますので、そうして作成をさせていただいたものでございます。
◆よぎ
委員 そうすると例えば、となり江東区に行ったらちょっと形が違うとか、内容が違うとか、そういう
可能性もあるということでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 すみません、ちょっと他自治体の内容でございますので、そこは把握しかねるところでございますが、そちらはそちらで採用している端末がまたあるでしょうから、そちらで作成しているのか、あるいは作成していないのかということはちょっとこちらでは把握してございません。
◆
小林あすか 委員 私もこちらの学習タブレット端末についてお伺いいたします。
お配りするということで、こちらのプリントも一緒にお渡しするということなんですけれども、例えば、各
学校の管轄になるかと思うんですけれども、このタブレット使うときに、今これぱっと見ただけでも、いわゆる専門用語というか、このタブレットとかWi−Fiの、例えばWi−Fiもそうですけど、いわゆるネット環境の用語というものが多数出てくると思うんですよね。Wi−Fiもそうですし、パスコードとかってパスワードと多分知ってらっしゃったりなじみがある方はぱっと変換ができるかと思うんですけど、やっぱり一番初めに使う
子どもたちって、パスコードとパスワードって何が違うのとか、アカウントという説明があったりとか、アカウントって何というところのそういった細かい説明というのはどういうふうに対応されるんでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 配付をして、最初
子どもたちが使う際には、一緒にここにこういった数字を入れるんだよ、ここにこういった文字を打つんだよということは、当然説明をしながら最初は使い始めることになります。実際に使い始めていけば、
子どもたち実際にはもう、例えば高学年や中学生の
子どもたちであれば、実際にもうほぼスマートフォン等を持っていますので、パスコードであったりアカウントであったりという言葉は実はもう既に周知の事実かなというふうには考えております。
◆
小林あすか 委員 使いながらというところなのかなとちょっと思ってはいるんですけれども、私もあまり実はネイティブなほうではないので、結構その何となくでしか説明ができない単語というのがすごく多くて、ひとつこういったタイミングで、スタートになるので例えばWi−Fiの仕組みなんかも聞くと、自分が思っているものとちょっと認識が違って、だからセキュリティ守らなきゃいけないんだとか、だからこっちは安全なんだというの、何かもう、もちろん
保護者もそうですけど、何かどこか教えてあげられるというか、説明できる機会があればいいなと思ってるところでございます。
最後の1点、室長の説明の感じだと、特段このタブレットに関して1コマ、何単位かで授業するという感じではないように思うんですけど、タブレットを配付することによってどの学習の枠でもいいんですけど、それ用に説明の時間を設けるというのは、特には設定されてないという認識でよろしいですか。
◎
近津勉 指導室長 具体的にその
教育課程上の、どの教科、どの時間を使って行うかは
学校の、あるいは各担任の判断ということになろうかと思いますが、具体的にいざ使い始めるというときには、必要な時間数をかけて使い方の説明はされるものというふうに認識しております。
例えばですけれども、
中学校でいえば技術科の時間で説明をするのかもしれませんし、あるいは
小学校では総合的な学習の時間で説明するのかもしれません。また、全ての使い方を1コマとって説明するというよりは、その場面その場面、その授業その授業で必要に応じてこういうふうに使いましょうねというようなことで、その場面で必要な使い方を説明して使うといったことがむしろ効率的なのかなというふうには考えております。
◆
小林あすか 委員 なかなか授業数が限られた中、難しいかと思います。理解いたしました。
◆鹿倉勇
委員 端末について1点確認だけさせてください。
こちらのほうのスケジュールなんですけれども、ここでお示しされております、4月上期準備を進めるということで、
令和3年5月児童に教室で配付すると記載をされております。これごめんなさい、青いやつの学習用タブレット、教師用のマニュアルの2ページ目をお話させていただきました。
予特でもお話ありました3月末までには、この端末全部準備ができるというような、お話を賜りましたが、ここで上げております、結局この端末については、ある程度そろったらどんと
学校にぼんと送って、それで
学校でそれぞれ初期設定を行って、4月中にそれを準備を進めて、それで5月から児童に配付をすると。ここはあれなんでしょうか、そのようなスケジュールで、例えばこれは小・中全校一斉に、決められた日にち、例えば5月の10日だとか、そのような形でこのGIGA構想をスタートするのか、その辺のスケジュールについてもうちょっと補足で教えていただければと思います。
◎
飯田常雄 教育推進課長 端末につきましては今、区に納品をされておりますので、初期設定は
学校ではなくて工場で行った上で配付をさせていただきます。
その上で当然
学校におきましては端末が届きますが、まずは教員のほうでこの使い方をまずは考えて、今後の指導計画を立てるというのがまず頭にくると思います。その上でそれぞれの学級で端末を配って、電源の入れ方から、先ほど
指導室長が申し上げたように、電源の入れ方のような基本的なところからの指導を始めて、徐々に使う幅を広げて、いずれ持ち帰るというところにつなげていくかと思いますが、先ほど
委員さんがおっしゃったように5月何日からというようなところで、例えば一斉にというよりは、その辺りの計画はそれぞれの
学校で作って、教員で作って、その計画に基づきながら配付・活用していくというようなイメージで考えてございます。
◆鹿倉勇
委員 大体その辺で理解はいたしました。
学校に配付というものもあれですよね、そうすると、業者さんから納入されるのもまちまちというか、そんなイメージですよね。
学校からそれぞれ準備が整ったところから始めていく、そんなような解釈でよろしいでしょうか。
◆よぎ
委員 同じタブレットでまた三つちょっと出てきましたんで。
分からないけど、やっぱりタブレットはちょっと、金銭的にも高いものです。場合によってやっぱりそれを狙った犯罪が現れてしまう
可能性はゼロとは思えないです。
そうすると例えばタブレットに、これが
江戸川区のものだとかそういうシールとか印字とか、データを守るというセキュリティはちょっと私分かりましたけれど、そのもの自体を守るという意味では外で売られてしまわない、質屋で扱ってしまわないとかそういう観点で何かやってるでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 いわゆる簡単には剥がれないような形のシールでございますが、
江戸川区のものだというのは、備品のシールのようなものですね、そういったものは貼付けをさせていただく予定でございます。
◆よぎ
委員 あと二つ連続で聞いてしまいます。
まず一つは以前もお聞きしました、教材の作成のところはどういう進捗があるんでしょうか。そこの辺何か計画があるのか。
あと例えば配られてから、コロナ感染の
状況はやっぱり良くなっていくというのを私たちはみんなもう願っているところですけれども、例えば防災訓練みたいに、とりあえず土曜日の授業をタブレットでやってみる、土曜日も今
子どもたちが半日とか
学校に行っていると思うんですけれど、月に2回、例えばそこのところをお家でタブレットでやるとか、そういう工夫は考えられないでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 教材ということでございますが、これからこのツールとしてタブレットを使う形になりますので、それを使った形、元々教材はそれぞれの教員が様々用意している部分もありますので、それらと合わせてどういった形ができるかというのはこれから検討していくところになろうかと思います。
また土曜授業などでというところで、例えば今おっしゃったのはオンラインの授業のようなお話かもしれませんけれども、そういったところも
委員さんがおっしゃったようなやり方は十分考えられるかなとは思うんですが、そういったところも含めて、各
学校、各担任のほうで、それぞれ検討研究していただけるものと考えてございます。
◆よぎ
委員 私やっぱり土曜授業とか、これは私たち上のほうで考えたほうがいいのかなって思いました。
任せてしまうと、アウトオブボックスという、いつもからちょっと違う
考え方しようというのは、必ずしもみんなするかと言うと、それはしないかもしれないですね。慣れている方法で続けてしまうという
可能性も十分ありますから、やっぱりそういう、少なくともこういう工夫はできますよというアイデア提供ぐらいは、我々からしたほうが良いのではないかと。やっぱりいつもの中でみんな忙しくなっちゃったら、本当にそのアウトオブボックスで考えなくなると思いますのでぜひご検討ください。
◆
小林あすか 委員 いろいろタブレットの話聞きながら、
学校の先生や職員の方々が大変だなと思っているところでございます。
令和3年度の
学校閉庁日の設定についてちょっと確認したいことがあるんですけれども、この期間原則として業務を
実施しない日ですということなんですけれども、逆にいうと、今まではこういった
閉庁日が設定されてなかったので、長期休業日とはいえ、何かしらの業務が行われていたという認識で大丈夫でしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 令和元年度からこの
学校閉庁日は
実施してございますが、それ以前におきまして、一律にこの期間を業務を行わないということで、一律に行っていた期間は特にございません。当然、各教員のほうでお休みというのはとる期間はあるかと思いますけれども、
学校として閉じるということがこの取組みでございます。
◆
小林あすか 委員 学校がということですね。分かりました、
先生方、多分、各々好きなタイミングで多分お休みとられているので、先生たちは休んでいたけれどもということですね。分かりました。
◆牧野けんじ
委員 私からもこのタブレット端末の配付についてですが、充電は各家庭で
お願いするということで、自治体によっては
学校で一括でそれも行うというようなところもあるような話を伺って、それはなかなか大変だったというようなお話も伺っていましたので、充電についてはそういう対応だということなんですが、あと通信については家庭ではもちろんWi−Fiでの通信ということなんですが、
学校の中でもこの通信機能を授業の中で、活用するような形になるんでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 学校の中におきましてはいわゆるWi−Fiを教室も含めて整備をいたしましたので、
学校の中でももちろんWi−Fi環境でございます。
◆牧野けんじ
委員 その場合、例えばでクラスだけでも三十何人が一斉に使うだとか、あとは学年の異なる学年で同じ時間帯に使うというようなケースも出てくるのかなと思うんですが、その辺りの負荷については、通信が集中しても問題ないというような環境になっているんでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 今年度このGIGA
スクールの関係で、整備を進めさせていただく中で、いわゆる多くの児童・生徒が通信を行っても大丈夫な環境ということを構築してございます。
◆牧野けんじ
委員 チャレンジ・ザ・ドリームについてですが、これは中学2年生での
実施になっているかと思いますが、先ほども
令和2年度についてはコロナの影響で中止ということだったんですが、今、その
令和2年度に
チャレンジ・ザ・ドリームができなかった中学2年生が3年生になるということだと思うんですけども、この
チャレンジ・ザ・ドリームに代わるような新中3生が、やっぱりこう職業体験少しでも、なかなかフルサイズは難しいと思うんですが、体験できるような、そういう機会というのは検討されているんでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 令和3年度の、第3学年、中学3年生につきましてはそれ以外の
教育課程も非常に過密になっておりますことから、特段の
教育委員会として一律のこういった職場体験のような機会については設定はしてございません。
◆牧野けんじ
委員 一律ではやらないということだと思うんですが、
学校によって、
学校の判断で、運用の中で何か工夫されて
実施するというところはぜひ応援してあげるようなことも必要かなというふうに思います。
それから最後に、この
事務事業点検・
評価なんですが、とりわけこの
学校図書館司書とスーパーバイザーの
事業について、この中でも
内部評価で4点ということだったり、
外部評価、学識の方はお二人とも
A評価をつけておられるということで、課題についても実際の今の現場の
状況が伺えるような、やはり4年に一度の
配置ということで、その
配置が終了すると環境の維持が困難になるということも改めてここでも示されております。
学識経験者の方の意見でも、ぜひこの
事業を
継続発展させてほしいというような意見もあります。私たちの会派は繰り返し、
学校図書館司書の全校
配置ということを求めてきましたので、こういう
評価も出ておりますので、速やかに全校
配置を
実施していただくよう要望したいと思います。
◆
関根麻美子 委員 マニュアル、ガイドブック示していただきまして、GIGA
スクールを進めていく上でこういったものは必要だと要望させていただいてきましたので、非常によくまとめていただいたなと
評価したいと思います。
いよいよ4月から、現物も今手に入って、これからいよいよ準備をして、5月から開始をするということで新たな学びが始まるかなと期待しているところです。
先ほどからもいろいろお話伺っておりましたが、いよいよ始まって期待する部分もありますし、またやっていく上で、様々な課題もどんどん出てくるんじゃないかなと思っております。
例えば、これ家庭でも持ち帰ることができるということで、
保護者に対しても気をつけていただくこと、しっかり徹底していかなければならないし、まず
子どもたちも常に、家庭に持ち帰ってからのルールだとか、また
学校でも常に
子どもが持っているとして、休み時間も使えるのかどうかという、そういった様々なルール、それは
学校ごとに決めるのかもしれませんけれども、そのときにいろいろな課題が、いろいろと昨年からも先進的にどんどん進めている
学校での課題の中で、いつでも使える
状況であると。休み時間ももちろん調べ学習とかに使えるには非常に有効だけども、違う部分で使ったり、なんか先進的にやっている
学校の中で今悩んでいるというところで、例えば
子ども同士で裏のアカウントつくって、グループつくって、問題になっている。またいじめの温床とか、それに非常に目を配っているとか、休み時間の
子どもの様子、もう外に出ていっぱい遊んでもらいたいけれども、タブレットをどこまで自由にするかとか、それも話し合いで、
子どもたちとの話し合いで決めていただくと思うんですけども、そのリテラシーの部分でも、さらにこれまで
江戸川区は本当に力入れていただいて、いろいろなリテラシー
教育を進めてきていただいていることは承知しておるんですけども、さらにこの新しい局面において、いろいろな課題、また想定外のこと、起こり得るという中で様々な課題については、しっかりと
子どもたちに徹底してリテラシー
教育をさらに深めていただきたいということ。
あと
保護者に対しても、しっかり使い方、いろいろなお話をしていただきたいなと思っておりますけども、この点についてはどうお考えでしょうか。
◎
近津勉 指導室長 まず
保護者の皆様へというところにつきましては、やはりここにも書かせていただいていますが、
保護者の皆様への
お願いという中で、学習用のタブレットであるということ、ここをしっかりと認識していただきながら、適切な使い方については
保護者も含めてモラルに期待するところかなというふうに考えております。
また
学校内での使用の仕方につきましても、
委員おっしゃってくださいましたように
学校ごとに細かなその運用ルールというのは、
学校ごとに決められていくものというふうに考えますが、こうしたタブレット端末がいわゆる文房具の一つとして、活用されるというふうなことが基本というふうに私たちは考えておりますので、これが入ることによって例えばこれまでの
学校教育の中で行われてきたことがそれによって阻害されるということはもちろんないようにしていくべきなのかなというふうにも考えてございます。
また当然のことながら想定外のことということも起こり得るということは考えておりますので、そういったことが起こった場合には、また一つ一つ改善を目指して、また対処してまいりたいというふうに考えております。
◆
関根麻美子 委員 非常に安心しました。大変な業務がまた増えるかもしれませんけども、しっかりと
教育委員会主導で進めていただきたいと思います。
あと2点ちょっと、この点に関して。
一つはICT
支援員を12月の時点で25人確保されたという話をお聞きしていますが、この25名の
配置ですね、小・
中学校全校どのように
配置をしていくのか、週何日何時間体制なのか、もし具体的なことが今検討している段階で、お示しできることがあれば教えていただきたいことが1点と、もう一つは以前、インターネット環境がない家庭にはその
支援をするというお話があったかと思いますけれども、そこについてはどのようにされていくのか、この2点
お願いします。
◎
飯田常雄 教育推進課長 まずICT
支援員につきましては25名を
学校数で割りかえしまして、各
支援員が担当校というのをもっているという形になってございまして、おおむね1週間から10日に1回訪問して
支援をすることができますが、それに加えまして要望があればまた随時調整しながら
学校に訪問するような形をとってございます。そういった体制につきましてはもう既にとれているというのが現状でございます。
また合わせまして、インターネット環境が家庭にないような児童・生徒につきましては、いわゆるモバイルルーターを
学校から、
教育委員会から、各児童・生徒に貸し出すということでその手配もさせていただいてるところでございます。
既に各
学校におきましては、そういった児童・生徒を把握していただいてございますので、新年度貸し出しができるように今準備を進めているところでございます。
◆
関根麻美子 委員 非常に準備をしていただいてありがとうございます。安心しました。
ICT
支援員の働き、非常に期待されるところだと思いますし、
学校側でもどんどん有効活用していただいて、ともかく使い方に慣れる、先ほど室長が言ったように、文房具、日常的に使う、当たり前のように使えるってそこまでなるように、しっかりいろいろな形で
支援を
学校側に、教員側にもしていただけたらと思います。
○
早川和江 委員長 以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆
小林あすか 委員 先日、予算特別
委員会でも他の
委員からちょっとあったので、ここでも改めてお伺いします。
令和3年にあった成人式の件です。予算特別
委員会であったのが、やっぱり一生に一度の機会がああいった形になってしまったので、別の機会という、
委員会中にあったのは10年後ということだったんですけども、そういったその10年後にかかわらず、ちょっと今いろいろなイベントがいろいろ代替で、修学旅行の代替で遠足とか、いろいろ代替案が出ているかと思うんですけれども、
令和3年にあった成人式に関してどのように今お考えになられているかちょっとお聞かせいただけたらと思います。
今後の代替というか。
◎出口耕太郎
健全育成課長 成人式について、今回やった成人式は延期という形をとらなかったんですが、次回以降は延期という
可能性についても考えながら、いろいろな
可能性を考えていきたいと思っております。
◆
須賀精二 委員 教育現場でも働き方改革でかなりこの残業時間が減っている、いいことなんですけども、今、
学校で
学校給食会計に多くの時間を費やされ、また精神的な負担になっているということが課題になっていると思うんですけども、今これは
学校給食会計を公会計にして
学校教職員の負担を減らしたらどうかという検討がされているところもあるんですけども、本区ではそのような検討されているか、もしされていなければその
学校現場のその給食会計に対する負担をどう軽減しようかということを考えていらっしゃるかどうかだけちょっとお聞かせください。
◎千葉孝
教育長 今
委員おっしゃったように、
学校現場においては給食の会計、はっきり言うと未納という形のことが起きていると、非常に
先生方に対して、
先生方がその部分で責任を負いながら仕事の部分でかなり重荷をおいているということは承知しております。
働き方改革の中でなるべくそこの部分を教員との役割から外すという形ではおいてはみたものの、実際、
学校にお聞きするとなかなかそういうわけにはいかないという話も実態もお伺いしております。
今、文科省のほうからも、給食徴収事務については
学校の本来の役割ではないという形でそういう見解も出ておりますし、公会計についてはやはり進めるべきであるという、そういうガイドラインも出ておりますので、我々も今それを今研究しております。すぐにということはなかなか難しいのかもしれませんけれども、そちらの方向に向かって、どういう形でスムーズに移行ができるかということ、今研究しているところであります。これは公会計という形に進んでいくんだろうなと思っておりますし、
江戸川区もそれに遅れないような形で、何よりも、教員がその事務にわずらって
子どもたちに対して時間が取れないようなことになってしまっては、これ元も子もありませんので、今研究を進めているというところであります。
◆
須賀精二 委員 なるべく教職員の負担、特に精神的な負担を軽減されるようにご努力いただきたいと思います。よろしく
お願いします。
◆
関根麻美子 委員 障害者スポーツのことで、パラスポーツのパンフレットいただきまして、これすばらしいなと思って、見やすいし、すごく分かるし、
江戸川の理念・目標、22競技全てをやるんだというところで、高く
評価したいなと思っています。
この配布なんですけども、どこへ行ったら区民の皆さんが手に入るのかとか、何部ぐらい作られたのかとか、ちょっとそういうところ具体的に教えていただきたいんですけど。
◎塚田久恵 スポーツ振興課長 ご
評価いただきましてありがとうございます。
これは内閣府の補助金を活用して作成いたしたものでございますけれども、全部で5,000部作成しております。
配布先でございますけれども、各小・
中学校、それから
特別支援学校、スポーツ施設、文化施設など区内の区の各施設、それから区内のスポーツクラブなどにも配布し、医療機関、それから柔道整復師会の会員の皆さんとか、
障害がある方がご利用いただくような施設なども想定して配布しております。
ただ5,000部ですので、お一人お一人の手に届くというのはなかなか難しいかなと思いますので、閲覧用ということになるかと思います。
合わせて、ホームページにもデジタル版を掲載する予定でございますので、そちらからであればどなたでも全て読んでいただくことができるかなと思っております。
◆
関根麻美子 委員 今コロナでなかなか活動というのは、これからの話だと思うんですけども、コロナが収束した暁には本当にこの区を挙げて、いろいろな方が
子どもからお年寄りまでもう22競技、
江戸川区民の皆さんが盛り上げて、そういった運動、関わっているというのはすばらしいことだなと思ってすごく期待しておりますので、また準備、いろいろ様々な準備もあるかと思いますが、今後ともよろしく
お願いしたいと思います。
○
早川和江 委員長 それでは、今後の
委員会ですが、4月は13日(火)、午前10時、5月は本日の
委員長会で正式に決定いたしますが、12日(水)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、どうぞよろしく
お願いいたします。
以上で、本日の
文教委員会を閉会いたします。
(午前11時05分 閉会)...