◆
栗原佑卓 委員 分かりました。実際に
ワクチンを
接種していく具体的な場面ですけれども、
入場券を渡したりですとか、そうした
やり方といいますか、そういったこともちょっともし分かっていたら教えていただきたいということと、また今回ファイザーの
ワクチンだと思うんですけれども、
報道等で3週間以内に2回
接種しないと効果がないなんて聞いておりますけれども、よくイギリスなどで国民に満遍なく1回
接種してから、それから2回目を行うなんていう議論も出ておりますけれども、3週間以内に2回行ってからしっかり行っていくのか、そういった
やり方につきましてもちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 具体的な
接種の方法でございますが、
医療従事者の方に関しましては、
病院等で行うということですが、
区民の方に関しましては、クーポン券を発送いたしまして、それを用いて個別
医療機関、もしくは個別
医療機関以外の会場における集団
接種等で実施してまいる予定でございます。
続きまして、ファイザー社の
ワクチンについてでございますが、こちらはまだ薬事承認中ということでございますので、国のほうは承認時の判断に基づいて検討するというふうに申し上げております。現在は当初2回
接種ということの予定で計画をしてまいっているところでございます。
◆
栗原佑卓 委員 自治体の裁量というところで、ちょっとまたもう一点お聞きしたいんですが、この場所で先ほど
診療所とか調整中というお話もございましたけれども、体育館ですとか、スポーツ施設ですとか、公園とか、あるいは訪問型で行っていくとか、そういったこともちょっと考えていらっしゃるのか、そのこともお聞かせいただけますでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 ワクチンの供給
状況によりまして、大量な1回分が1,
000人以上の
ワクチンの場合には、どのような場所がよろしいか、あとはそのほか個別で
接種ができる可能性のある
ワクチンの供給
状況によりまして、場所を確定していくということで今考えてございます。
◆
栗原佑卓 委員 ご答弁いただいたように、様々な場所で検討していただいているということがよく分かりました。混乱の起きないような、
皆さんワクチンを先に打ちたいという方も多いと思いますけれども、密にならないですとか、そういった
ワクチン接種の体制整備といったことにつきましても、慎重に進めていっていただきたいと思いますし、こうしたことが決まり次第、先ほどクーポンの件ということもございましたけれども、
周知徹底をしていただいて、
区民の
方々が混乱しないような体制で
ワクチン接種を実施していただきたいというようなことを
要望したいと思います。
◆中道貴
委員 今のやり取りの中で、本区における
ワクチン接種の体制とか、大まかなスケジュールとかということをほぼ理解をさせていただきました。また、今後の協議も必要でしょうし、特に
医師会さんとの協議はもっと詰めていく必要があるんだろうなと、それを感じました。この中では39億7,
000万円余り、これが全部国庫支出金になっていますけれども、そこで私も全ての報道を見ているわけではありませんが、報道によりますと余計な不安を駆り立てているような向きの報道も中にはあるように感じられます。といいますのは、この新しい
ワクチンですから、どなたも大変慎重だろうと思うんですね。もろ手を挙げて打ちたいという方もいらっしゃるでしょうけれども、しかし新しい
ワクチンですから、本当に大丈夫なのかという不安はどうしても付きまとうものであり、そういったことに対する情報公開は国の仕事ではあるんですが、徹底的にその情報公開をして、不安を払拭する必要性が本区でもあると私は感じています。例えば、今、ファイザーと、それからドイツのビオンテック社が共同開発した
ワクチン、それからモデルナ社と国立アレルギー感染症研究所の
ワクチン、この2種類が日本に入ってくる予定だと聞いておりますが、これらについての予防効果が、これ報道によるものですから分かりませんが、予防効果というのは臨床試験の治験で約95%の予防効果を上げていると、ちなみにインフルエンザの場合は3
0%から65%と聞いていますから、大変高い予防効果の数値を示しているということが報道されています。こういったことというのはもっとしっかりとアピールをして、これはもっとよく知ってもらおうと、正しい情報をよく知ってもらうということが大変重要だと思っています。
それから、一番気になるのが、副反応です。かつていろいろなウイルスの中で、1
00万人が
接種をして、そのうち1人から5人程度重篤な副反応が出るということがどうも標準的な数字らしいんですが、アメリカのこの研究所でやった場合には、1
00万件当たり11件の重篤なアレルギー反応が出たということですから、心配されるほどの件数ではないと、このような認識を持っていらっしゃるようなんですが、本区でも国だけにこれを任せるわけにはいかないところもあると思いますので、具体的な相談窓口、こういったことに対する不安をもっとしっかりと払拭するための相談窓口、こういったものが本区でも必要かと思うんですが、その辺の不安を解消し、正しい情報知識を周知すると、この手だてをどのように考えていらっしゃるかをお聞かせください。
◎
小泉京子 健康サービス課長 ワクチンには、それぞれどんな
ワクチンでも副反応が起こるという可能性がございます。ですが、やはりその
ワクチンをきちんと性質を理解していただいて
接種していただくために、区の広報ですとか、ホームページを介してきちんと国の情報、もしくは都からまいりました情報を掲載してご理解を得るとともに、個別通知をさせていただきますクーポン券と一緒にご案内も個別に送付をさせていただきます。また、ご相談等がもちろんご不安な方からもございますので、
区民の方からのご相談も含めて、予約についても実施ができる相談体制を作ってまいりたいと思ってございます。
◆中道貴
委員 よろしく
お願いしたいと思います。
昨年の12月に次期アメリカ大統領のバイデン氏が公開
接種をする写真が共同通信で公開をされました。これは自ら安心感というか、信頼性をアピールするためにこのような手だてがあったと思うんですね。まねをしろとは
区長言いませんが、
区長がいの一番にまず
接種をする、その姿勢を写真か何か、記事に広報えどがわとか、されたらどうかなという個人的には思うんですが、いかがですか。
◎斉藤猛
区長 私自身は、もし
区民の
皆さんが、
皆さん望んでいる
接種であれば一番最後だと思っていました。ただ、今のお話のように、不安があるので誰か打った人の様子を見たいということであれば、自分のカテゴリーの一番最初に受けさせていただきます。貴重なご意見ありがとうございます。
◆中道貴
委員 これはもちろんご判断を委ねたいと思いますけれども、そういうともかく安心だ、大丈夫だということを一人でも多くの
区民の
皆さんに知っていただく、理解していただく、このための手だてであればいろいろなことに挑戦をしていただきたいなと、そんな思いで申し上げました。
◆
岩田将和 委員 先ほど
栗原委員のほうからも、この
接種の場所についての質疑がございました。様々な場所を現在検討しているというご答弁でございましたけれども、例えば集団
接種の場合、私も小学生、中学生の頃、インフルエンザ
ワクチンの集団
接種という記憶がございます。これがたしか1987年の頃だと思うので、今から34年前の話になると思うんですけれども、しかもあの当時は小学生、中学生に限った話でございましたけれども、今回はこれを全
江戸川区民、つまり7
0万人を対象にするわけでございます。しかも今回は2回
接種ということでございますので、これは今まで誰も経験のしたことのない大
事業になるんだろうというふうに思うんですけれども、まだまだ未定の部分はあるのかもしれませんけれども、この
ワクチンの
接種の実施期間、これはどのくらいだと想定しておりますでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 現在供給される
ワクチンの
状況であくまでも計画をさせていただいていますが、ほぼ1年間というふうに見込んでおります。ただし、様々な事情で
ワクチンの供給
状況が遅れる、もしくは
接種の途中で何かもっと工夫をしなければならないことが出ましたら、時期については短縮される、もしくは延長されるということも考えられますので、順次適切に対応してまいりたいと思ってございます。
◆
岩田将和 委員 今、大まかな目安ではありますけれども、1年という数字がありましたけれども、様々な要因でこの想定が変更になることもあろうかと思いますけれども、しっかりと注視していただきたいというふうに思います。
この
ワクチンというのは、
接種して終わりでは当然ないわけですよね。
接種してからある程度の期間、これは1年なのか2年なのか、あるいは4年、5年なのか、健康被害も含めた、先ほど副反応というお話もございましたけれども、こういった健康状態の経過を見守る必要もあろうかと思いますけれども、先ほどのこの
ワクチンの実施の期間と同様、この見守りの期間、
ワクチンの
接種後の、これはどのくらいだと想定しておりますでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 今、薬事承認前ということで、明確なものがございませんので、それにつきましてはすみません、今後も情報が出ましたらしっかりやっていくということでございますが、相談体制につきましては1年間通してご相談できるような体制を組んでまいります。
◆
岩田将和 委員 繰り返しになりますけれども、この
ワクチンというのは
接種して終わりではありませんので、
接種後の見守り、しっかりとここは注視をしていただきたいというふうに思います。ちょっと私なんかは分からないだらけなんですけれども、素朴な疑問として、例えばほかの
ワクチンで重篤なアレルギー反応のようなものを起こした、そういった人はこの
コロナワクチン接種が可能なのかどうか。あるいは例えば子どもですね。15歳以下の子ども、例えば赤ちゃんなんかはどうなるのか。あるいは例えば現在、単身赴任中のそういった方はどうするのか。これはお答えいただかなくて結構なんですけれども、様々な想定というのでしょうか、事態を検討しておく必要があろうかというふうに思いますけれども、現在シミュレーションというんでしょうか、また職員の
皆さんのトレーニングというんでしょうかね、こういったものはどういう
状況なんでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 委員おっしゃるように、非常にどのような体制で実施をしていくかのシミュレーションは大切だと思っておりまして、現在も今ある情報でではありますけれども、進めております。また、
接種に関わる体制に係る職員の研修、説明会等も順次行ってまいります。
◆
岩田将和 委員 接種に向けての準備、万全の体制で臨んでいただきたいというふうに思います。
これ最後になるんですけれども、先ほど
中道委員のほうからもお話がございましたけれども、やはりこの
ワクチン接種というのはやっぱり不安というものはつきものだと思います。実は私もその一人なんですね。といいますのは、私の二つ上の兄が4歳のときにこの注射が原因で脳に大きな障害を負ってしまいました。ですから、それ以来、両親は私に、いわゆる予防
接種を受けさせなかったんですね。ですから、私はというよりも我が家はやっぱりこの
ワクチン接種に対してはアレルギーというか、トラウマが正直あるんですね。ただなんですけれども、この
ワクチン接種というのはこれ義務ではありませんよね。強制ではないと思うんですけれども、ただ当然ですけれども、何らかの理由でこの
接種をNOと言える、そういう権利はしっかりとこれは認めるべきだとは思うんです。思うんですけれども、しかし、これは公衆衛生という
考え方に立ちますと、そうはいってもこの
ワクチンの
接種を、私は完全に個人の判断に任せるというのは私はちょっと違うのかなというふうに思っております。やっぱり公衆衛生というのは行政がしっかりと方針を立てて、そしてこの
コロナワクチン、あるいはその集団
接種の必要性、重要性というものをしっかりと
区民の
皆さんに訴えていく、私はそういう努力こそが公衆衛生だと思いますので、私は確かに兄がそういう病気を患いましたので、確かに不安はあります。不安はありますけれども、私はそのときが来たらしっかりとこの
ワクチン接種をしようと思っておりますけれども、確かに
ワクチンの
接種には不安はつきものでありますけれども、この公衆衛生という観点から、この点についてのちょっと区のお考えを最後にお聞かせください。
◎
小泉京子 健康サービス課長 ワクチンに関しましては、発症ですとか重症化予防が期待されているという重要な部分がございます。
接種の必要性ですとか、
ワクチンに関する情報、また逆に先ほどのお話しにもありましたが、副反応についての情報を個別通知やホームページ等を通じまして丁寧に周知をさせていただいて、ご判断いただくような体制にしてまいりたいと思います。また、様々なご事情で
接種を希望されない方もいらっしゃると思います。その
方々につきましては、丁寧にご相談を受けながら感染予防対策も一緒に周知してまいりたいと思ってございます。
◆
岩田将和 委員 先ほど
中道委員からも相談窓口のご提案、そして正しい知識を発信していくんだと、こういったお話がございましたけれども、何度も繰り返しますけども、やっぱり
ワクチン接種には不安はつきものでございますので、まさに正しい知識を
区民の
皆さんにしっかりと発信をしていく、伝えていく、そういう努力こそが私は公衆衛生の本来あるべき姿だというふうに思いますので、この点しっかりと
お願いをしたいと思います。
◆
瀨端勇 委員 いろいろご質問の中で大分分かってきたこともあるかなと思います。
私からも今回の
ワクチンの
接種に当たって、事前に伺った情報では区の
医師会に委託契約をされて、
医師会が
接種をされる機関になるのかなというふうに思うんですけど、そういう取組というのは23区の場合、どんなふうな
状況になっているのかなということと、それから、やっぱり保健所の業務が大分逼迫されていて、保健所の職員の
方々が、それでなくても大変なご苦労があるということをいろいろな形でお聞きしているわけですけど、その保健所の業務量というのはこの
ワクチン接種ということに関わってどういうふうになるのか、
医師会と区の関わりといいますか、保健所との関わりというか、そういう点がどうなのかなと、ちょっと心配があります。保健所の体制というか、職員の方の増員などが必要になるんじゃないかなというふうにも思われるんですけど、そういう点はどういうふうに考えていらっしゃるかを伺いたいと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 1点目の各区の
状況ですが、
医師会等の
医療機関の先生方に委託等でご案内をしている区もございますし、様々な対応を今しているというところで、情報収集をしているところでございます。
2点目につきましては、先日
区長の指示のもとに、山本副
区長を本部長とする
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進本部を設置いたしました。全庁挙げての体制を確保して実施してまいります。
◆
瀨端勇 委員 分かりました。保健所の
皆さんも本当に大変なご苦労だと思うんですけれども、そういう体制については十二分にご配慮いただくというか、そういうふうに頑張っていただきたいなと思います。
それから、
接種の会場については先ほどもご質問がありましたけど、これからのことになるのかも分からないんですけど、一つは
接種を対象とされる方が報道などでは16歳以上というような報道もあったかなと思うんですけど、年齢的なそういった
対象者、全国民ということになっているようですけど、その具体的な対象について、その報道などが信憑性があるのかどうか、そういう点の確認と、それから会場などの確保についてどんなふうな見通しを持っていらっしゃるのか、もう一回ちょっと
お願いします。
◎
小泉京子 健康サービス課長 対象者につきましては、現在二十歳以上の方を対象というふうに国のほうは示しております。それにつきましては、今、
接種をしている
ワクチンが治験の対象が二十歳以上であったりですとか、実際、海外の治験では15歳以下は実施をされていないということですとか、また日本ではお子さんの十分なデータが得られていない等のことがございますので、その部分につきましても、今後治験等を踏まえた上での判断になってくるかと思います。
また、会場につきましては様々な対象の方がいらっしゃいますので、先ほどございました安全で安心な
接種ができるように、密を避けるということも踏まえて会場設定を今検討しているところでございます。
◆
瀨端勇 委員 よく分かりました。ありがとうございます。
それと、もちろん私たちも専門家ではないので、いろいろ若干私たちの範囲で調べたことの中での情報ですので、どの程度正確かどうか分からないんですけど、私がお聞きしたところによると、今回の
新型コロナウイルスワクチンというのは予防
接種法に基づく臨時
接種というカテゴリーといいますか、そういう枠内に認識されているのかなと、ちょっと違ったら教えていただきたいんですけど、そういう臨時
接種という場合、いくつか定期
接種とか、住民
接種とか、いくつかの
接種のカテゴリーがあるというふうに伺っているんですけど、臨時
接種とされた場合にその
接種の勧奨とか、いわゆる努力義務ですね、これはあるかのように報道もありますけども、それは具体的にどういうふうに示されるのか。それから、今までお話があったように、
ワクチンの
接種というのは昔あった義務
接種というか、強制ではないということがどのように示されるのかなということですね。それから、仮にこの
緊急事態宣言が今発令中ですけども、これはどうなるかということもあると思うんですけど、
緊急事態宣言発令中の場合はどうなるのか。予防
接種法ですと、違うかもしれないけど、住民
接種というカテゴリーの
接種ですと、
緊急事態宣言下での国民全体に対する
接種というふうにされているというふうに認識しているんですけど、今回の臨時
接種では、仮に
緊急事態宣言がまだ解除されないというような場合にどうなるのか。そういう点、ちょっと分かるところを教えていただきたいと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 予防
接種法の臨時
接種というところの位置づけでございますが、こちらは
令和2年12月9日に予防
接種法が改正をされました。その中で予防
接種法の臨時
接種に関する特例を設けて、厚生労働大臣の指示のもとに都道府県の協力により、市町村において予防
接種を実施するものということになってございます。その部分につきまして、そのような改正がございますので、そのようなご案内も個別の通知等々する中で周知をしてまいりたいというところでございます。また、
緊急事態宣言発令中の対応でございますが、こちらはまだ国のほうから通知等がまいっていない
状況でございますので、そのような情報がございましたらすぐに周知、検討してまいりたいと思ってございます。
◆
瀨端勇 委員 分かりました。やっぱりちょっと専門的なことで分からないことが多いんですけども、今回のこの新型
コロナワクチンの場合に、この治験と呼ばれる、さっきも話ありましたけど、臨床試験ですか、臨床試験というのは1相、2相、3相と呼ばれるこの3段階といいますか、そういう段階があるというふうに伺ったんですけども、この今回の新型
コロナの
ワクチンについて、検証的臨床試験と呼ばれているようですけど、第3相ですね。最終段階というか、そういう試験というか、治験が国内の日本人を対象にした第3相の検証的臨床試験というのは行われたのかどうか、分かったら教えていただきたいと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 現在、
ワクチンのほうの検証が行われているという、3相が行われているという情報はございますが、どの程度日本人の方に関して実施をするのかという情報は、すみません、現在では分かっておりません。
◆
瀨端勇 委員 これは国が決めることで、私たちはどうこうなかなか言ってもしようがないのかなと思うんですけど、ちょっとその最後の段階の3相の検証的臨床試験という治験が国内ではまだまだ少ないという今のお話もありましたけど、これから治験が進んでいくにつれてその情報はお伝えいただけるのかなと思うんですけども、やっぱりそういうところからかもしれないけど、やっぱり副反応に対する不安といいますか、これはなかなかあるようで、1月に行われたNHKの世論調査でも、
ワクチンを
接種したいかどうかという調査で、
接種したいという人は5
0%だったと。
接種したくないという人が38%で、分からないという人が12%ですか、そういう実態でなかなかやっぱり
ワクチンの
接種を受けて、この感染の拡大を防止する免疫を広げていくというのは、感染症にとっては一番の第一の対策だと思うんですけども、なかなか不安の声も無視できないものがあるのかなというふうに思います。そういう意味で専門家の方の提言をある新聞でしたかね、読んだんですけど、
接種というのは個人の自由で誰も強制はできないので、自身できちんと納得して
接種してほしいと。そのために行政にはしっかりした科学的根拠を説明することや、起きた副作用の情報を透明性を持って迅速に開示すること、副作用が起きた方に真摯に対応することなどが求められるというような、非常にそのとおりかなと思われるような認識を示していただきましたけど、そういったなかなか難しい対応だと思うんですけども、基本的に科学的根拠をしっかり説明する。それから、副作用の情報を透明性を持って迅速に開示する。副作用が起きた場合の対応についても真摯に行っていただくということが鍵かなと思うんですけど、万一、副反応、副作用などが出た場合の対応というのは、
江戸川区ではどのように考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 現在、
ワクチン接種後の副反応に対する
医療体制の確保ということで、国が東京都等を通じて
医療機関等と実際対応しているところでございます。そのスキームが今後でき上がってまいりますので、それに合わせてこちらも区としても対応してまいりたいと思ってございます。瀨端 勇
委員 分かりました。いろいろな課題が全ての国民を対象にして、今回の
新型コロナウイルスの
感染拡大防止のために施される
ワクチンだと思いますけども、さっき言ったような、特に科学を重視した取組といいますか、これをぜひ
区民にしっかり説明していただけるように
要望したいと思います。
◆本
西光枝 委員 この
ワクチンについては賛否両論、
区民の方からも様々な意見を伺っているところです。厚生科学審議会予防
接種の
ワクチン分科会においても慎重な意見があったかと思っております。
そこで、12月18日のこの
新型コロナウイルスワクチンの
接種体制の確保について、この
自治体の説明会の資料を見ますと、
接種の勧奨及び
接種の努力義務については、予防
接種の有効性及び安全性に関する情報等を踏まえ、政令で適用しないことができるというふうになっていました。
江戸川区では今回
予算確保をしていきますが、この点についてはどのようにお考えになっているのかというのは、ちょっとお聞きしたいと思います。
◎
小泉京子 健康サービス課長 今の国の資料でございますが、こちらのほうは政令でということでございますので、海外の予防
接種の有効性及び安全性に関わる情報を踏まえて、国が変更する可能性があるということになりますので、国のスキームに合わせて区もその対応に準じてまいります。
◆本
西光枝 委員 その場合、今のこの今回の
コロナワクチンについては努力義務であって、あくまでも任意
接種であるかと思うんですけども、行政からクーポンが送られてくると
接種すべきものと捉える方はいらっしゃるかと思うんですね。個人の選択で受けられるものであるということが、
区民の方に分かることが必要かと思うんですけども、その場合、どのようにお知らせをしていくのかということを確認させてください。
◎
小泉京子 健康サービス課長 区民の方へのお知らせは、広報、ホームページ等、また個別で
接種券といいますクーポン券をお送りさせていただきます。そのご案内の中にしっかりと明記をして周知してまいりたいと思ってございます。
◆本
西光枝 委員 分かりました。
新型コロナウイルスの日本の死亡者数は4,
000人弱と、アメリカの37万人やイギリスの8万人などの海外に比べてもかなり低い
状況にあることは事実かと思います。また、例年インフルエンザで亡くなる方よりも
コロナで亡くなる方は少ないとも伺っているところなんですが、
接種するのかしないのかというのを一人ひとり個人が判断できるように、情報を区からしっかりと発信をしていただき、
接種は努力義務であってあくまでも任意であるということを分かりやすくしっかりとお知らせをしていただくように
要望したいと思います。先ほどクーポンのところもありましたけども、もちろん広報えどがわとか、そういったところでもお知らせを分かりやすくしていただくことを
要望したいと思います。
また、もう一点ちょっと確認したいんですけども、
接種した場合の履歴の管理というのは何のために行い、どのように行うのかということをお聞かせください。
◎
小泉京子 健康サービス課長 接種の管理につきましては、今回のものにつきましては同じ
ワクチンを2回
接種ということが国のほうで示されております。
接種の管理を行うということは、間違いなく同じ
ワクチンを適正な間隔で打っていただくこと、また
接種履歴を管理するというところも予防
接種法の中で規定されているものでございますので、どなたがどのような
接種をどの時期にやったということをきちんと区のほうで管理をしてまいりたいと思っております。
◆本
西光枝 委員 分かりました。
ワクチン接種というのがあたかも義務であるような空気感というものを行政側がつくらないような発信というのを
お願いしたいと思います。
○
高木秀隆 委員長 ほか、よろしいでしょうか。
なければ、
委員外議員の
発言を許します。
◎
滝沢泰子 議員 副反応対策のスキームについてのご答弁だと、これからその体制、スキームを整えていくというようなご説明だったと思いますが、これは
ワクチン接種の
予算執行までには間に合うのでしょうか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 順次整えてまいりますので、今回ご審議いただいて、すぐ整えてまいりたいと思っております。
◎
滝沢泰子 議員 じゃあ、提供開始までには整っているというふうに理解をしたいと思います。
アナフィラキシーショックのように、やっぱりその場で対応しないといけないような場合もあると思うんですが、これらへの対応にはどのように臨まれますか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 現在それぞれの会場、もしくは
医療機関等で対応ができるように、
医師会等の先生方と調整を図っているところでございます。
◎
滝沢泰子 議員 接種を受ける側ですが、
江戸川区に住民票があるけれども、区外の施設等にいらっしゃる方や、住所が定まっていないホームレス状態の方等も対象ですが、どう対応されますか。
◎
小泉京子 健康サービス課長 現在、原則としては住民票所在地の市町村の
医療機関等や会場で受けていただくことになってございますが、やむを得ない事情がある方につきましては、住所地以外での
ワクチン接種をしていただくことができる見込みでございます。詳細については順次ご案内をさせていただくところでございます。
◎
滝沢泰子 議員 あわせて積極的疫学調査についても、無症状の濃厚接触者の行政検査など引き続き進めて……。
○
高木秀隆 委員長 終わり。
よろしいでしょうかね。
以上で、歳出の審査を終わります。
次に、1ページに戻りまして、第2条繰越明許費の
補正ですが、第2表繰越明許費
補正は、4ページと5ページにあります。
第2条繰越明許費の
補正について、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
高木秀隆 委員長 以上で、第1
号議案、
令和2年度
江戸川区
一般会計補正予算(第9号)の審査を終了いたします。
それでは、お諮りいたします。
第1
号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
高木秀隆 委員長 よって、第1
号議案は原案のとおり決しました。
以上で、本日の
議案審査は全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の
総務委員会は閉会いたします。
(午後2時2
0分 閉会)...