室井邦昭 都市開発部参事
立原直正 土木部長
田中正淳 土木部参事
高橋博幸 土木部参事
外、
関係課長
●
事務局
書記
山沢克章
●
案件
1
陳情審査 第43号、第44号、第54号、第55号、第59号…
継続
第43号:
都市計画道路補助第283号線
拡幅計画に反対する
陳情
第44号:
スーパー堤防に代わる
強化堤防「
アーマー・レビー」
工法等(
住民の
犠牲を伴わず、しかも約1割
程度の
安価で出来る
強化工法)の採用を求める
陳情
第54号:
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業における第1次
移転先の
地盤強度保証を求める
陳情
第55号:
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業 第1次
移転先における
流域治水対策補償検討を求める
陳情
第59号:
江戸川区
レンタサイクル利用申し込み時における
電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める
陳情
2
所管事務調査…
継続
3
執行部報告
(1) 平井五丁目
駅前地区市街地再
開発事業の
事業計画の変更について
(2)
令和3年度
改築予定校について
(午前10時00分
開会)
○
太田公弘 委員長 ただいまから、
建設委員会を
開会いたします。
署名委員に、
齊藤委員、
堀江委員、
お願いいたします。
はじめに、
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き実施していきますので、マスクなどの着用を
お願いいたします。また、各
委員及び
執行部の
皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、
開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をよろしく
お願いいたします。
なお、
説明員につきましても、本日の
案件に関係する
説明員のみにしていただいておりますので、ご承知おきください。
それでは、これより、
陳情の審査に入ります。
はじめに、第43号、
都市計画道路補助第283号線
拡幅計画に反対する
陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 本年もよろしく
お願いいたします。
まず、この
陳情については以前から都の第4次
事業化計画の中に入っていないということで報告を頂いております。恐らくこの間もその点では変化はないのかなというふうに思いますが、私としてはこの
陳情者がここで述べているような
現状も
地域としてはあるのだというふうに見ておりますので、今後も区内の
状況を見ていっていただきたいなというふうに思っています。特にこの関係する区域に住んでいる
住民の方々の声、これを引き続き聴取するような
仕組みを今後も心がけていただきたいなというふうに思っております。
質問ということではないんですけれども、この間、
前回の
委員会から年明けて今日までの間でこの件で何か進展、または変化などがありましたらご報告いただきたいのですが、特にございますでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 おはようございます。本年もよろしく
お願いいたします。
内容の
確認をさせていただきました。
前回の
建設委員会で
交通量調査という
お話がございましたので、
国土交通省首都国道事務所、それから
警視庁、この2点が定期的に
交通量調査を行っておりますので
確認をさせていただきました。その結果ですが、
国土交通省のほうに関しては本
年度交通量調査を行う
予定はないということでございました。
警視庁におきましては、昨年の11月に
交通量調査を行っておりまして、それを解析して3月に、例年3月には公表しているんですが、3月に公表する
予定だと、そういう回答を得ております。
◆
神尾昭央 委員 引き続き、そういった現地の
調査も含め、
現状の把握と、今後この
陳情者の意向を聞けるような取組みを進めていただければなというふうに思います。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第44号、
スーパー堤防に代わる
強化堤防「
アーマー・レビー」
工法等(
住民の
犠牲を伴わず、しかも約1割
程度の
安価で出来る
強化工法)の採用を求める
陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 スーパー堤防については、国、
国土交通省の
事業ということで、
堤防の盛土については国が予算を付けて
費用を出してくれるということであると理解をしておりますが、以前、
アーマー・レビー工法やこの
フロンティア堤防と呼ばれる他の河川の
堤防の事例をお出しいただきました。こういった他の
工法の場合に国から
スーパー堤防のように
事業としてお金が出る
仕組みがあるのかどうなのかということも知りたいんですけれども、もし
現時点で分かるようでしたら教えていただきたいです。また、
現時点ではっきりしないようであれば調べていただきたいのですが、いかがでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 基本的に
河川管理者が行う
工事ですので、これ区が行うということはございませんので、
費用のほうの負担だとかそういったもの、この
アーマー・レビー工法等の
工法に関してはございません。
◆
神尾昭央 委員 そうしますと、それぞれのこの関連する
自治体が負担する
費用というのは
スーパー堤防の場合もその他の
工法の場合も差はないのかなというふうに、差はないというんですかね、
自治体の負担としては大きなものはないということになるのかなというふうに思いました。つまり、全体の予算としてどういうふうに見ていくのかというふうな
考え方になっていくかなと思います。そういう、その前提で考えても私は
スーパー堤防に代わる他の
工法ということを今後も考えていっていただきたいなという思いは変わっておりませんので、引き続きそういった
方向性での
検討をしていただきたいと思います。
これ今後も私ちょっと
調査研究を進めていきたいなと思っている分野がございまして、
微細藻類という非常に細かな藻の
研究をされている機関があるそうでございます。
微細藻類、「び」は顕微鏡の「微」、「さい」は「細かい」という字ですね。「そう」は藻の「藻」で、「るい」は類似するの「類」ですけれども、これどういった事例かというと、特殊な藻を使って
堤防であったり
地盤とかを強化するというような
仕組みらしいんです。例えば土砂崩れをしたような
地盤をそういった特殊な藻を生やすことで崩れにくくしたりというようなことが実際に他の
地域で、国内で行われているようでございます。私もまだ
皆さんに報告できるほど
調査が進んでいませんが、なかなか面白い取組みだなと思ってこの間
お話を伺ってきました。もし
行政のほうでもそういった
お話が聞けるような機会があるようでしたら、この
微細藻類を使った
堤防強化というような
方向性もちょっと調べてみると新たな発見があるかなというふうに思いますので、
研究を進めていただければと思います。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますがよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第54号、
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業における第1次
移転先の
地盤強度保証を求める
陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 こちらの
記書きにあるところは私もぜひ進めていただきたいなと思っているところでございますので、
陳情者の言っていることに賛同しております。ただ、この
上篠崎一丁目の
地域は、この
地域だけじゃないんですけれども、
現状、
新型コロナウイルスの
影響でなかなか直接会ったり集まったりということで話合いを進めるのが難しい
状況でもあるのかなというふうに想像いたします。実際に
計画どおりに話を進められているのかどうか、またはちょっと
コロナの
影響があって思うように進んでいないのかもしれないというところも踏まえ、
現状どのように話が進んでいるかを説明していただきたいです。
◎
高橋博幸 土木部参事〔
区画整理課長事務取扱〕 今、
委員の言われたとおり、今、
新型コロナの
感染症の
拡大防止のために
個別相談等は控えさせていただいております。今回、1月8日に
まちづくりニュースということで新年号で今の
状況を地元の方についてはお知らせしていると。また、
電話等の
相談については受けますし、また
まちづくりニュース等についてもホームページでアップして、その
情報は提供していきたいと。今は1月末ぐらいに1次
移転の方と
工事について少し
懇談会をということを思っていたんですけども、今、様子を見ているところでございます。また、
工事については業者さんと打合せしているところですね。今のところはまだ支障はないということで工程取りできるのかなと。今後については
いろいろ国ですとか区の
対応も踏まえまして
対応していければというふうに思っております。
◆
神尾昭央 委員 やはり
コロナの
影響というのはいろいろな分野に及んでいて非常に悩ましいところであるなというふうに私も感じております。その中でも直接会わなくても進めることができる点というのはたくさんあると思いますので、
先ほど電話での
お話ということもあったようですけれども、いろいろな手を尽くしながらできる限り
住民の
皆様の
意見を聞いてその意向を汲めるような
仕組みで進めていただきたいというふうに思います。
◆
滝沢泰子 委員 本年もよろしく
お願いいたします。
今、
お話しいただいたその
個別相談に関しては対面ではなくて
電話等でご
対応を
江戸川区とされているということで、この昨年のいわゆる
コロナ禍以来、オンラインでのミーティングとかというようなことも広がってきているのかなというふうに思いますので、区としてもそういった、やっぱり
電話だけというよりはいわゆる
テレビ電話とか
テレビ会議というような形でお顔が合わせられるというほうがより
情報が得られていいなというような方も中にはいらっしゃるんじゃないかと思うので、そういった
対応についてもぜひ進めていただきたいということで、これは要望で
お願いいたします。
ちょっと質問させていただきたいのは、この
地盤強度保証というところで
大変住民の方々からしたらやっぱりいろいろなことを考えてしまうのは非常にやむないことだなと思って、難しいなと、
前回もそういったことを聞いたんですが、これは
江戸川区としてこの
地盤強度に関して、例えば有識者の方から区として独自に
意見を頂くとか
調査を、
調査というか見解を聞くとか、ちょっとそういった
土木技術ということになるのか、ちょっと建築にも
土木にも絡んだ、
土木とか
地盤とか地層とか、何かそういう区として、これ国と一緒の、区としてのちょっと何か国との協議なり交渉なりの場面ってひょっとしたら今後出てくる
可能性もなくもないんじゃないかと思うので、そういった区としてどんな独自にちょっとそういったその
調査なりをしていくとかということも非常に必要なんじゃないかな、大事なんじゃないかな、意義があるんじゃないかなと思うんですが、そういった取組みというのは区としてしているのか、今後そういったことをしていこうというような考えなどはあるのかどうかというところをお聞かせください。
◎
高橋博幸 土木部参事〔
区画整理課長事務取扱〕
調査につきましては以前お出しした
資料の中に、
スーパー堤防の中については、エリアについては国が
十分調査をしていると。それ以外については区がしているということであります。本来盛土しないところについては
江戸川区内約4分の1ぐらい
区画整理をやってきていますけれども、その中については
区画整理の
一つの照応の原則ということがありまして、今ある
地盤に対して同じようなものをお渡しするということで、
江戸川区内なかなか平米3トンという
建築基準の基準があるということですけれども、それについては個々で
対応しているという
状況であります。その中で今回
スーパー堤防と一体の
まちづくりにおいて
宅地地盤ということで
北小岩の反省も踏まえて国のほうがしっかりやるという中で、
役割分担についても
スーパー堤防の
盛土部分については国がしっかりやるということで平成30年12月に取りまとめをしてそれに基づいてやってきているということですので、それについてはしっかりやれということで国と協議しながらやっていければなというふうに思っております。
◆
滝沢泰子 委員 国と区とのその
役割分担のということがあっての
事業だということはよく分かります。今思いとしても込めてご答弁いただいたかなと思うんですが、国と
住民、
江戸川区民とであれば
江戸川区は
区民の側でこの
事業にぜひ臨んでいただきたいと。この
行政と
区民、
住民ということだったら
行政側だというその感覚というのも
行政執行の中では
行政運営の中であるかと思うんですが、やっぱりその
北小岩の出来事というのもありましたし、科学的に何が確かかというのは本当に非常に見極め切れないところはやっぱりあるというふうに考えざるを得ないと思うんですよね。こういうことを議員の私が申し上げるのが逆に
区民の人を不安にさせたら申し訳ないんですけど、ただ、やっぱりいろいろなことが考えられるので、やっぱり
江戸川区としては国と
区民であれば
区民の側ということで
専門性を持った
行政実務に当たっていただく
皆さんとして、
江戸川区としては
区民の側でこの
事業には当たっていただきたいということを
お願いを申し上げまして、ちょっと
継続ということで、その願意については非常に共感できるところが私としてもありますということを述べて
継続で
お願いします。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますがよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第55号、
上篠崎一丁目
北部土地区画整理事業第1次
移転先における
流域治水対策補償検討を求める
陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 これは
意見のみでございますけれども、以前から申し上げているように、この
部分の
費用補償の
検討をしていただきたいというのは私も思っているところであります。原文の中にもありますように、全額ではないにしても補助するような制度が必要ではないかと思いますということで書かれておりますので、少なくともこの
陳情の
記書きは
検討することを求めますという
内容でございますので、前向きに
検討していただいて、もし仮に積極的に認められないような理由が明確であるのであれば、そういったことをきっちりと上げた上で
地域の方にもご説明するというような姿勢になるのかなというふうに思いますが、私としてはこの
費用補償について一部だけでも認めていただくのが
区画整理を前提にした上での平等な
考え方なのかなというふうに捉えております。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第59号、
江戸川区
レンタサイクル利用申込時における
電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める
陳情について審査いたしますが、
前回の
委員会で要求した
資料が提出されましたので
執行部から説明願います。
◎
中沢清人 施設管理課長 それでは、お手元に
レンタサイクル利用登録申請書、それから
参考といたしまして
江戸川区の
レンタサイクル、現行のチラシを置かせていただいております。先般、12月の15日の
委員会で
資料要求いただいた後、
特段改正はございません。その要求いただいた時点の
登録申請書でございます。表面につきましてはお名前、
住所等、
あと会社で
営業等でまわられる方も中にはいらっしゃいますので、こちらは記入のほうは任意になりますが、その他の
連絡先、もしあればというところでこちらの欄を設けさせていただいております。その真ん中から下でございますが、基本的なルールですね、決まり、こちらをお読みいただいた上でという形になってございます。裏面は昨年、これは新たに追加いたしましたけれども、差し支えなければ
アンケートにご協力を
お願いしますということで、どういった方にどういうふうにお使いになられているのかというところを今後の
レンタサイクルを考える上で
参考にしたいということで、これは昨年追加をしている事項でございます。
○
太田公弘 委員長 それでは、第59
号陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 この
利用登録申請書は特段この間形式は変更してないということでございました。会社または
学校名のところは任意なのでもともとこの
陳情者が求めている
部分には含まれてないというふうに解釈をして、この住所のところの
TEL1
固定電話、
TEL2
携帯電話という、この2か所のことをこの
陳情者はおっしゃっているんだと思います。その下の点線で囲まれた
注意書きの
部分を見ても必ず
電話番号は二つ書いてくださいとかいうような記載もないので、そこまで私が見る限りは二つ書くことを強要しているというふうには捉えないんですけれども、実際の運用において二つ書いてくださいねというような
運用方式をこれまでは過去取っていたというふうな解釈というふうに捉えてよろしいでしょうか。
◎
中沢清人 施設管理課長 陳情が来る前でございますが、これは
申込みのこのパンフレットの中で
電話番号が二つ必要でございますと。二つご用意くださいということを明記してございました。その後、この区長への手紙、
陳情等ありまして、内部で
検討いたしまして、
一つでもいいということで、その二つ必要ですという
表記を全部削除してございます。
◆
神尾昭央 委員 なるほどよく分かりました。では、これを
参考に
陳情を
検討させていただきます。
◆
滝沢泰子 委員 今時はやはり
固定電話がお家になくて
携帯電話のみ持っている方というのも増えつつあるのでしょうし、
前回も申し上げたかと思いますが、
旅行者の方や海外からいらっしゃる方とか、いろいろな方の
利便性を考えたときに
電話番号一つで
利用できる、
電話番号一つという、
欄そのものを
電話番号を
一つにしてほしいというご
趣旨でこの
陳情を
継続を
陳情者さんが希望されているところなので、
一つにしてもいいのではないかなということを思いますので、採択なのか、
趣旨採択なのか、
委員の
皆様ともご
相談しながらちょっと審議を進めさせていただければと思うんですが、これ
現状の
電話番号の
書き方のところで気になるのが、
TEL1
固定電話、
TEL2
携帯電話というふうになっているんですけれども、これは
固定電話と
携帯電話を書いてほしいという
趣旨でこうされているのか、つまり例えば中には
固定電話はないけれども、
携帯電話2台持っているって方とかもいらっしゃったりもすると思うので、できれば二つ書いてほしいとかそういう場合に、
江戸川区側に立てば
一つでもいいけど二つ書いてほしいと
江戸川区の希望があるということであれば、これ
固定とか
携帯という
書き方をしないような
申請書の様式というのも、のほうが良い、いろいろな人が書きやすいんじゃないかなというふうに思うんですが、これは
TEL1
固定電話、
TEL2
携帯電話ということで
レンタサイクル利用登録申請書の様式を定めていらっしゃる意図なり
趣旨なりということを
確認させていただけますか。
◎
中沢清人 施設管理課長 ここの
TEL1
固定電話、それから
TEL2
携帯電話、この
表記でございますが、これはもうずっと以前からこのような
表記になってございまして、意図という話になると、これは一般的にご家庭に
固定電話があって、それから持っている人は
携帯電話を持っているであろうと、そういうところで、
特段こだわりを持って定めているというよりはそういった一般的な概念で当時からこのようにしているところでございます。
委員さんおっしゃるように、例えば今よく
電話番号書くような
申請書であれば
携帯、もしくは自宅というような形で選択して丸を付けるような欄があったりとか、そういったものも多々ございますので、そこら辺はまたちょっと
検討させていただいて、より
利用者の方が書きやすいというような形で工夫を重ねてまいりたいと思います。
◆
滝沢泰子 委員 工夫を重ねていただけるのは良いことだとは思いますが、この
陳情を
継続ということであれば、ちょっとお手数ですが、
資料の
お願いとして
近隣区の
レンタサイクルの
利用登録のやり方について、
江東5区がいいのか、ちょっと
東京湾沿いの
自治体がいいのか、隣の市川とかも、浦安とかも入ったらいいのか、ちょっとある
程度恐らく
江戸川区としても
近隣区のことは
利用方法がどうかというところは日頃から把握に努められているのではないかなというふうに思うところで、
近隣区の
レンタサイクル利用登録の仕方について概略をこの
委員会に共有していただくことを
お願いしたいのですが、いかがでしょうか。
◎
中沢清人 施設管理課長 江戸川区のような形で
区直営で
レンタサイクル運営している区は非常に少のうございます。そういった中で他区がどのような形でやっているか、また区として
利用申請書、こういったものがあるかどうか、ちょっと
確認をさせていただいて、ちょっと
江東5区辺り
確認してみて
資料を提供できればというふうに思っております。
◆
滝沢泰子 委員 そうですね。
江東5区と、叶いましたら浦安と市川市という周りの区も、やっぱり自転車で行き来をして
利用をされるというニーズもあろうかと思うので、大変恐縮ですけど併せてお調べいただければ幸いです。
◆
岩田将和 委員 おはようございます。よろしく
お願いいたします。
せっかくこの
利用登録申請書の提出を頂いたんですが、これ原本でしょうかね。頂いたのでちょっと1点だけ
確認をさせていただきたいと思うんですけれども、この
申請書、ここに書かれる
情報というのはとても大切な
個人情報であるわけですけども、これはどこが
管理するんでしょうかね。この
個人情報はどこが
管理するんでしょう。
◎
中沢清人 施設管理課長 これは
利用登録申請書は各
駐輪場のほうで
個人情報の含まれた文書ということで
保管をしてございます。
個人情報の
保管については
受託事業者に対して
個人情報の扱いについて取決めをしてございますので、区と同じレベルで鍵のかかる
キャビネット等に
保管をしているというのが
現状でございます。また、頂いた
利用登録申請書の
内容につきましては
レンタサイクルの
システム、コンピューターの
システムがございますので、そちらのほうに入力をさせていただいているというような
状況でございます。
◆
岩田将和 委員 現場の
駐輪場が
管理するんでしょうかね。この
申請書には
江戸川区長殿という、
区長宛になっておりますけれども、もう一度
確認なんですけども、これ現場の
駐輪場がとっても大切な
個人情報を
管理しているという理解でよろしいでしょうか。
◎
中沢清人 施設管理課長 これは
指定管理なり
受託事業者との契約の中で
個人情報の
管理というところを定めておりまして、各
駐輪場のほうで一旦
保管をしていただいているということになります。
◆
岩田将和 委員 一旦というのはどういうことでしょうかね。
◎
中沢清人 施設管理課長 必要に応じて区のほうに提出を求めるということはありますけども、基本的には
駐輪場のほうで
保管をしていただいているということでございます。
◆
岩田将和 委員 裏面に
アンケートも付いておりますけども、じゃあどのタイミングでこの
アンケートは
確認するんですか。
◎
中沢清人 施設管理課長 これ今、基本的に月に1回集計をして、表にして集計をした結果を区のほうに上げていただくようにしております。
◆
岩田将和 委員 私は現場の
駐輪場がこの
個人情報を
管理するというのは、私はちょっと違うのかなというふうに思うんです。あくまでもこの
申請書を見ると左上には「
江戸川区長殿」と、あくまでも
区長宛になっておりますので、現場の
駐輪場がこの
個人情報を
管理するというのは、私はその
個人情報の
管理という観点からいうとちょっとそこは違うんじゃないかなというふうにちょっと指摘をさせていただきたいんですけども、最後に1点だけこの
管理について、この廃棄のタイミングというのはあるんですか。
◎
中沢清人 施設管理課長 廃棄のタイミングにつきましては、ちょっと今何年ということを今持ってきてないので、
資料を持ってきてないので明確にお答えできないんですが、区の文書の扱いと同様に考えて、然るべき年数が来たら廃棄をするというような取扱いになっております。
◆
岩田将和 委員 だったらやっぱり区が
管理しなきゃいけないんじゃないんですか。現場の
駐輪場じゃなくて。と思いますよ、私は。なので、この
申請書はとても大切な
個人情報が含まれるわけですので、私はやっぱり現場の
駐輪場が
管理するのではなくて、廃棄のタイミングも含めて、やっぱり私は区が責任持って
管理すべきだということを指摘させていただきたいと思います。
◆
滝沢泰子 委員 今の岩田議員のご質問に関連してちょっと
確認なんですが、これ
江戸川区の
駐輪場、レンタ
駐輪場は業務委託だったところを
指定管理にとか、少し運営形態が変わったりしていますけれども、これ業務委託の場合も委託
事業者が
管理している。
指定管理者の場合は
指定管理者の
事業者ということで、これはいいというか、どういう理屈でその業務委託先とか
指定管理で
個人情報を
管理してもよいというふうになっているのか、ちょっともう1回そこを教えていただけますか。
◎
中沢清人 施設管理課長 まずでございますけれども、
レンタサイクルにつきましては
江戸川区の自転車駐車場条例の中で
レンタサイクルそのものが駐車場の付帯設備ということで位置付けられてございます。ですから、駐車場の
管理を委託、もしくは
指定管理を
お願いする場合においては、この
レンタサイクルは
駐輪場の付帯設備という扱いで一緒に
管理をしていただくという、まずことになってまいります。そうした中で、例えば
利用者に対して、例えば返却がなされないといった場合に連絡を取ったりとかということにおいても、これは
駐輪場の
受託事業者のほうでまだ自転車を返却していただいていませんとか、そういった連絡を取っていただいております。そうした中で今回こういった
個人情報についても
連絡先であるとか、ご住所、お名前等についても付帯設備の一環ということで
受託事業者のほうに
管理を
お願いしているという
状況でございます。
◆
滝沢泰子 委員 この
レンタサイクル利用登録申請書の原本の
管理の仕方について岩田議員が聞かれたんですが、それをデータ入力したものから、今、説明されたような返却がないところで
連絡先を探さなきゃいけないというときはデータ入力のところから見るということで理解でいいんですかね。この原本を紙で探し出して
確認するということなのか。その場合、そういう必要があるとき以外は見るべきものでは多分ないと思うので、
個人情報なので、その辺の権限とかどういうふうになっているんでしょうか。
◎
中沢清人 施設管理課長 委員さんおっしゃるとおり、一般的な問合せについてはこの
申請書の
内容をコンピューターの
システムのほうにお名前、
連絡先は入力いたしますので、どこの
駐輪場でも見られるということで、返却がないような場合については、その
システムを見てご連絡を差し上げるという形になります。ですから、一般的にはその申請をした
駐輪場に
保管してある原本をその都度見てご連絡というようなことにはなってございません。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。私はもともとこの
江戸川区の
レンタサイクルで
個人情報をあまり最初から集め過ぎないほうがいいんじゃないかという
意見で、少し以前から添付書類についてもいろいろ、当初よりは簡素化してきてくださっているという流れだと思うんですけど、やっぱりその
管理の問題もありますので、やっぱりより簡素化をしていただきたい。そういう意味では本当に
陳情者さんの
趣旨には同意なんですけれども、不必要にやっぱり
個人情報というのを集めるべきではないし、集めたものはやっぱり、岩田議員にそこは同感で、
江戸川区がこの原本については
管理をするような最低限体制を取っていただきたいと。やっぱり非常に恐縮なんですけれども、やっぱりここまで住所とか、任意ですが会社や
学校名も書くと。社員証とか学生証とか保険証とか非常にその人の
個人情報が網羅されるような
情報なので、区の文書としての廃棄の期限についてちょっと即答いただけないというようなことはちょっと残念に思いますので、やっぱりもう1回ちょっとこの
個人情報を集めることや
管理することということがどうなんだろう、
事業の目的とか、その
区民の人たちのプライバシーとか利益とかも考えてどうかなというところは区としても簡素化に向けて
検討いただきたいなということをちょっと希望としてお伝えして、
陳情については
継続で
お願いします。
◎
中沢清人 施設管理課長 今、
委員さんからご指摘いただきました
個人情報は、これは区としてに、なりますけれども、どこまで集める必要があるのか、ここら辺のところは不必要な
個人情報は当然収集しないという中で随時見直しをしていきたいというふうに思ってございます。よろしく
お願いいたします。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は
継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますので、
お願いいたします。都市開発部、
お願いいたします。
◎武藤剛
まちづくり調整課長 よろしく
お願いいたします。
まちづくり調整課より1点ご報告させていただきます。机上にお配りさせていただいております平井五丁目
駅前地区市街地再
開発事業の
事業計画の変更についてでございます。こちらA4の
資料でございます。
こちらは、民間の再開発組合が行っている
事業でございます。今回の変更につきましては昨年度権利返還を終えまして、関係権利者の意向が固まりましたので、設計
事業の精査が進んできたため、これに合わせて建築物に関する
事業計画を変更するものでございます。
まず、地区概要でございますが、ご存じのとおり平井駅の北口から正面に向かって進んだ駅前広場に面した街区でございます。
2点目、
事業概要でございますが、施設計画、用途については記載のとおりでございます。
また、
事業経過でございますが、こちらも平成26年度に再開発準備組合が設立いたしまして、29年度に都市計画決定を経て平成30年度に再開発組合を設立しているところでございます。また、昨年度になりますけれども、権利返還計画が認可を受けまして、今年度から解体
工事を行っているというようなところでございます。
変更概要でございますが、今回の変更した項目については3点でございまして、建築面積ですとか住戸数、
工事期間でございます。こちらの変更につきましても関係権利者の意向が固まりまして、
事業を精査したところの結果でございます。
最後に、今後の
予定でございますけれども、3月には
工事契約を行いまして、
令和6年の12月の完成を目指して建築
工事を進めてまいります。
◎高澤誠 学校建設技術課長 学校建設技術課から
令和5年度
改築予定校の3校が決まりましたので、ご報告いたします。
1番の
改築予定校につきましては、下鎌田小学校・下鎌田西小学校統合校でございます。2校目につきましては、下小岩小学校・下小岩第二小学校統合校でございます。最後の3校目につきましては、小岩第一中学校でございます。
選定の理由としましては学校施設の老朽化で、各校の築年数は記載のとおりでございます。
なお、下鎌田小学校・下鎌田西小学校統合校につきましては、下鎌田西小学校の敷地、下小岩小学校・下小岩第二小学校統合校につきましては、下小岩第二小学校の敷地に新校舎を建設いたします。
改築
事業のスケジュールにつきましては、図でお示ししているとおりでございまして、来年度より設計のほうに着手しまして、
令和5年度から
工事のほうを始めてまいります。
最後に、公表につきましては、下鎌田小学校・下鎌田西小学校統合校、下小岩小学校・下小岩第二小学校統合につきましては区のホームページで公表済みでございます。なお、小岩第一中学校につきましては1月下旬に区のホームページで公表を
予定しております。
○
太田公弘 委員長 ただいまの報告について何かご質問ございますか。
◆
岩田将和 委員 平井五丁目のこの
事業計画の変更について
確認をしたいんですけども、民間の
事業計画の変更になりますので、いわゆる企業の秘密事項になるのかもしれませんので、お答えできる範囲で結構なんですけれども、これは面積とか部屋数の変更になっておりますけども、これはどうしてなんでしょうかね。併せて、変更があったんですけれども、この
事業費については変更がないんですけども、この辺はどうしてなんでしょうか。
◎武藤剛
まちづくり調整課長 今ご質問いただいた件なんでございますが、まず建築面積、住戸数につきましては権利返還を終えましたので、例えばどこの場所をどなたがおとりになるかというところが固まったので住戸数としては固まりました。そして、建築面積につきましてもちょっと
事業費のことも含めまして
検討した結果、このような形となっているところでございますので、その
費用については変更がないというようなところでございます。
◆
岩田将和 委員 これは民間の
事業者のほうから区のほうにはそういった報告というかご説明は事前にあるんでしょうかね、あったんでしょうかね。
◎武藤剛
まちづくり調整課長 区のほうも適宜組合の理事会等に出てございます。やはり大きなビルでございますので、周りに与える
影響、環境に与える
影響もございますので、そういったところについてはしっかりと区のほうも把握しながら働きかけをしているところでございます。
◆
岩田将和 委員 引き続き、区としても
情報収集というんでしょうかね、しっかり民間の
事業者とも連携を取って進めていただきたいと思います。
◆
滝沢泰子 委員 平井五丁目
駅前地区市街地再
開発事業に関連してちょっと要望なんですが、これJR平井駅の北口のすぐ前ということで、これ建築
工事の完成
令和6年12月ということなので、この頃までには平井駅のホームドアも設置されていてほしいなということを思いました。太田
委員長が予算特別
委員会でおっしゃってくださっていましたけど、こういう新しいにぎわいも出てきてくるというところを目がけて平井駅のホームドア設置がいち早く進むようにということで願っておりますので、そのように区としても取り組んでいただければなということで要望させていただきます。
それから、
令和5年度
改築予定校についてなんですが、これは今、
新型コロナウイルス感染症の流行
状況ということもあって人がいろいろ集まりにくいので、地元説明会とか学校の児童生徒さんはじめ、いろいろ説明したりやり取りしたり集まったりということがやりにくいと思うのですが、そのあたりのことは具体的にどういうふうにコミュニケーションを取っていかれるのかというところを
確認させていただきたいことと、それから、さっきの予算特別
委員会でも質問させていただきましたが、学校改築ビジョンの改定といったところについてはどういったお考えで今進められているのかというところ2点教えてください。
◎髙澤誠 学校建設技術課長 まず、地元ですとか周知についてですが、月に1回
程度これから改築
懇談会ですとか、そういったことを開催してまいります。ただ、こういった
コロナの中ですので、それにつきましては個別に
資料のほうを配布して、個別で
電話で
確認したりですとか、そういったことを繰り返しながら行っていきたいと思っています。当然、今後の
状況が変わりましたらまたそれに応じて
懇談会のほうをやっていきたいと思っております。
また、2点目の3定の決特のときにも質問があったかと思うんですが、こちらの教育
委員会のほうでまとめている
お話でございますが、
令和元年度に、11月に学校適正配置の
考え方を示しております。従来の
考え方を包含したものでございます。かつ、今後適正配置と学校改築は関連性が高いものでございますので、今後も随時整理、
確認しながら進めていきたいと思っております。
◆
滝沢泰子 委員 改築に関わる
懇談会という地元
懇談会ということは個別に
電話で
確認等を進めていただくということですが、先ほども申し上げましたけど、この昨年来の
新型コロナ感染症の流行、感染
拡大防止という観点で、いわゆるインターネットを介してオンラインでのミーティングということが広がってきていますので、区としてもそういった新しいやり方を取り入れていただいて、画面越しではありますが、顔と顔を合わせてのご説明なり質疑応答なりができるような取組みについてもぜひ前向きに進めていただきたいということで要望をさせていただきます。
それから、進めていただくに当たっては主人公である児童生徒の子どもの
意見の表明の権利ということをしっかりと保証していくという進め方を常にしていただきたいと。子どもの最善の利益ということに全てにおいて考慮した進め方を希望いたします。学校改築ビジョンについては、やはり大きなビジョンということなので今日的に見直す、現行の学校改築ビジョンは多田前区長の頃につくっていたもので、今、区長が変わって新たに斉藤区長になっていますので、ぜひその斉藤区長らしいといいますか、学校改築ビジョンというものがあり得るんじゃないかなというふうに思いますので、少しぜひ前向きに改定を考えていただきたいということで、これも要望です。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、以上で
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆
滝沢泰子 委員 2点、要望です。
まだ今寒いですが、また今年も夏がやってくるととても暑い夏かもしれません。気候危機とか気候変動ということがあるので、ここでちょっと公的な場で
お願いしておきたい要望ということで
お願いしたいんですが、
江戸川区の区営住宅に関して、区営住宅の設置者側でエアコンを各部屋に設置するというような、ちょっと踏み込んだ気候変動適応についても区として踏み込んで
検討していただきたいと。今までだったら公営住宅というのはエアコンは付いてないものだったかもしれないんですけれども、やはりこれだけの夏の猛暑とか熱中症で亡くなる方がいるというような
状況もあるので、ここは少し踏み込んで
検討していっていただきたいということで
お願いをします。
それからもう
一つ、公共交通機関の所管でもあるこちらの
委員会でこのタイミングで
お願いしたいので申し上げますけれども、今週末に大学入学試験の共通テストがありますし、これから高校の入試や中学校や、あるいは小学校の入試もありますし、春になれば新学年に児童生徒、学生の
皆さんが進まれたり入学されます。こういうタイミングは非常に公共交通機関の中で、いわゆる痴漢の被害に遭いやすい。新しくそういう受験のためにその日はどうしても試験会場に行きたいという人たちのそういう一種の立場につけ込むような人もいたりとか、4月になって慣れない通学を始めるような人たち、やっぱり制服を着ているという状態とかだったりすると、とかやっぱり痴漢って子どもの人のほうが遭いやすいというところが現実にあると思うので、ぜひちょっと今
新型コロナウイルス感染症という防止もあるので、実際に駅でとか町でとかいう、直接呼びかけるのは難しいかもしれないんですけれども、
江戸川区の中でも防犯部門の環境部内と連携していただいたり、地元の警察とも連携していただいて、何かそういう新たな門出を迎えようとしている若い世代の人たちが通学することが嫌になるようなことを、心に傷を負うような体験を少しでも防げるようなことをぜひ連携して協議して考えていっていただきたい、取り組んでいただきたいということで要望させていただきます。
○
太田公弘 委員長 それでは、今後の
委員会ですが、次回、2月は4日(木)、午前10時を、3月は第1回定例会会期中になりますが、区道の認定等に係る議案審査が
建設委員会に付託された場合は11日(木)、午前10時からを、また、
陳情審査並びに
所管事務調査については12日(金)、午前10時からをそれぞれ
予定しておりますので、よろしく
お願いいたします。
以上で、本日の
建設委員会を閉会いたします。
(午前10時52分 閉会)...