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  1. 江戸川区議会 2021-01-14
    令和3年 1月 文教委員会-01月14日-11号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 1月 文教委員会-01月14日-11号令和3年 1月 文教委員会 令和3年1月 文教委員会会議録 ●日時 令和3年1月14日(木) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時01分 ●場所 第4委員会室出席委員( 9人)   早川和江  委員長   田中淳子  副委員長   小林あすか 委員   よ  ぎ  委員   鹿倉 勇  委員   牧野けんじ 委員   金井しげる 委員   関根麻美子 委員   須賀精二  委員欠席委員( 0人) ●執行部
      千葉 孝  教育長   蓮沼千秋  教育長職務代理者   石塚幸治  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 近藤知博 ●案件  1 陳情審査 第49号の1…継続    第49の1号:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と           医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告  (1)令和3年 江戸川成人式実施報告  (2)緊急事態宣言に伴う学校運営について  (3)児童生徒に関する文書の紛失について  (4)令和5年度改築予定校について  (5)令和2年度版「学校適正配置考え方」について  4 その他                     (午前10時00分 開会) ○早川和江 委員長 ただいまから、文教委員会を開会いたします。  署名委員に、小林委員牧野委員お願いいたします。  なお、甲斐学務課長は、所用により、本日の委員会は欠席しておりますので、ご報告をいたします。  はじめに、本日の委員会は、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、マスクの着用をお願いしております。  なお、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承お願いをいたします。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をいただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。  これより、陳情審査に入ります。  第49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情について審査をお願いいたします。 ◆牧野けんじ 委員 この陳情について、陳情原文を改めて読んでみたんですけども、この中で、2年前、江戸川区で2年前から健常児と障がい児が同じ時間を共有する活動が始まったというふうに指摘しているんですけども、これは具体的には、副籍の交流のことを指しているのか、ちょっとそのあたりは分かるでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 2年前からということでございますので、恐らくでございますけれども、いわゆる特別支援教室巡回指導教室を指しているのではというふうに思っております。副籍制度そのものは、もう既に、10年ほど行っておりますので、2年前ということであると、特別支援教室巡回指導を指しているというふうに思われます。 ◆牧野けんじ 委員 それから、今後、こうした医ケア児を受け入れていくという方向になっていくのだとすると、その理念的な部分と、それから受け入れる人たちの認識の部分のこういう環境づくりも大事ですけども、今もやはり、ある程度の機器を用いるような、そうしたケアも必要になるというところで、学校ハード面の部分でも、それに対応していく必要が出てくるのかなというふうに感じているんですけども、この間出していただいた資料の中でも、エレベータと階段昇降機ということで、設置校を出していただいているんですけども、とりわけ、これから、今も改築校が何校もありますけども、この今後の改築というときには、この医ケア児を受け入れていくということを意識した、そうした設計をしているのか、このハード面の部分では、今後のことはどういう対応かということをお聞きしたいんですけども。 ◎石塚修 学校施設課長 まず、ハード面の設計と、あと実際の建築の状況なんですが、改築校においては、都の条例に基づいて、一定の平米数以上のものについては、エレベーターを設置しなければいけないことになっています。  つきましては、どういった方が利用するということではなく、もう設置しなければいけないということで、エレベーターをまず設置しております。  また、階段の昇降機とかについては、あらかじめ設置はしていないんですが、入学するお子さんがいらっしゃるときには、改築ではなく既存校の中の改修として対応させていただいております。  また、スロープとかについては、改築校においてある程度傾斜などもあらかじめ検討した上で、そのスペースの広さなども検討した上で、設置しているのが現状でございます。 ◆牧野けんじ 委員 それともう1点ですが、この間の区教委のお立場というところで、医ケア児についての現状は、都立の特別支援学校での受入れということで、基本的な考え方ということでお示しいただいていますけども、特別支援学校が、当然、都立の学校になりますので、東京都の都教委の立場としても、同じ考え方にあるのか、そのあたりはどうなんでしょう。 ◎飯田常雄 教育推進課長 東京都といたしましても、もちろん特別支援学校、知的または肢体不自由ございますが、そういった条件に当てはまるお子さんにつきましては、当然、特別支援学校の対応だというふうな認識だと伺っております。 ◆牧野けんじ 委員 現状はそういうところだと思うんですけども、調べてみると文部科学省も、医ケア児学校での受入れということで、特別支援学校での受入れがどの程度あるかというところと、それから、一般の公立学校での受入れがどれぐらいあるかという調査を毎年行って、もう10年ぐらい前から行っているということで、そのことからも、受け入れていく方向性というのは、やっぱり今後も検討されているんだと思いますので、区としてもやっぱりどういう取組みをしていくのかというところを、区としても意識を持って、受け止めてほしいなということを伝えておきたいと思います。 ◆小林あすか 委員 おはようございます。意見だけなんですけれども、私もその陳情をいただいてから、幾つか江戸川区内あと近隣区の医療的ケア児の方が、今どこでどう過ごされているか、ちょっと個人的にいろいろ調べさせていただいたんですが、その間にちょっと聞いたお話ですと、江戸川区の立地的に、大きな病院が近くにあったり、あとお隣の江東区とかにはなるんですけれども、医療的ケア児を預かる保育施設があったりというところで、ちょっと変な言い方になりますが、医療的ケア児、ちょっと体に課題があるお子様のご家族が、引っ越してきやすいという状況があるということを、関連の施設の方々からお伺いしました。これ隣の江東区とかにも言えるんですけれども。  そういったところで、恐らく、今後江戸川区は、最初の陳情の文面にもございますが、江戸川区に関しても、やはりその医療的ケア児が増えてくるという、その中でも区民のご家族の中でも、割合が高くなってしまう区ではないかというご意見がございました。  今回の陳情には、インクルーシブ教育を拡大するようにというところではございますが、文面の中に、やはりそういった医療的ケア児の方を受け入れる環境が必要なんではないかという話がありますので、先ほど牧野委員からもございましたが、ちょっと長期的に、やはりそういった子をどこかの一つの学校だけでもいいですけれども、受け入れるようなハードがあってもいいのかなと、個人的にちょっとお話を聞いて、感じたところでございます。  今回の陳情に関しましては、インクルーシブ教育の拡大ということですので、今やってくださっているものプラスアルファのものを、多分もしかしたら陳情者の方は求めていらっしゃるのかなと、個人的には理解しましたので、そういったところで、今コロナ禍ですので、なかなかすぐに何か具体的なというところは難しいかと思うんですけれども、もう少し密に関われるようにとか、先ほど支援学級巡回教室の話がございましたけれども、既存地域学校にいながら、巡回教室だったりとか、通級みたいな感じで過ごせるような、何か新しい授業があってもいいのかなと思ったところでございます。今日は意見だけです。 ○早川和江 委員長 他になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、文化共育部お願いをいたします。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 成人式についてご報告させていただきます。  令和3年の江戸川成人式は、1月11日、成人の日にオンラインにより開催いたしました。ぎりぎりまで会場での開催予定しておったのですが、1月7日の政府による緊急事態宣言により、国及び東京都から、成人式オンラインでの開催及び延期という要請を受けて、オンラインによる開催となりました。  1月11日の15時より、区のホームページから配信をいたしまして、24時間、翌日の3時まで配信をいたしました。再生回数は2,874回再生をいたしました。見ていただいたということでございます。  当初は、2時に配信をする予定だったんですが、技術的な都合でちょっとおくれてしまいました。申し訳ございませんでした。  当日の文化センター前の芝生広場状況ですが、やはり新成人の方、ご来場されておりましたが、それぞれ分散をしておりまして、密にはなってはおりませんでした。特に大きな混乱はなかったです。お酒を飲んで暴れるような新成人もおりませんでした。  やはり、来場時のピークは、お昼前後がピークでございました。2時半過ぎぐらいには、もうほとんど新成人の方はいないような状況でございました。  今回、間際になっての急な変更でございまして、新成人の皆様多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳なく思っております。 ○早川和江 委員長 口頭報告ありがとうございました。  次に、教育委員会お願いいたします。 ◎近津勉 指導室長 私から2点ご報告させていただきます。  1点目は、一番の緊急事態宣言に伴う学校運営についてというものでございます。資料をご用意させていただきました。  まず、1番として、学校運営基本方針でございますが、感染症対策を徹底しながら、学校運営を継続するというものでございます。  こちらにつきましては、国並びに東京都からの学校運営基本方針ということで、感染症対策を徹底しながら、学校運営を継続するという姿勢に基づくものでございます。  2番として、とはいうものの、教育活動を幾つか制限をしながら、感染症対策を講じていくということで、期間は、緊急事態宣言が解除されるまでということで、以下に示すような内容について、教育活動を制限してまいります。  1点目は、学習活動については、感染症対策を講じても、なお飛沫感染可能性が高い学習活動ということで、例として挙げているようなものについては、緊急事態宣言中は行わないというふうにしてございます。  また、部活動についてでございますが、こちらも全ての部活動は中止するということで考えてございます。  学校行事についてでございますが、児童等が学年を超えて、一堂に集まって行う学校行事、また校外での活動等は、密を避けるということ、あるいは感染症の人との接触をなるべく減らすということで、延期または中止といたします。  それから、修学旅行等のいわゆる宿泊学習でございますけれども、こちらも、緊急事態宣言中は延期をするということで考えてございます。  その他でございますが、学校公開保護者会入学説明会等は延期または中止、それから、指導室主催の研修、説明会連絡会等につきましては、別途連絡となってございますけれども、現時点では、延期または中止という考え方、あるいは書面開催等開催方法を検討するということで、検討してございます。  3番といたしまして、本年度の卒業式、また来年度の入学式内容でございますが、こちらにつきましても、予定された日程で、内容等を精査し、1時間程度で計画、実施するということで、現時点では、予定された日程で実施をする方向で考えてございます。  ただし、参列者につきましては、保護者については、会場内では、原則1家庭1名、例えば、校内の幾つかの教室に、会場での式典の様子を同時中継できるような、そういったシステムがあるようであれば、そこに複数の保護者の方に密にならないように集まっていただいて、式典を御覧いただくということは、可能かというふうに考えてございます。  それから、来賓については、現在、検討しているところでございます。  また、在校生の参列については、こちらも、原則代表者のみということで、会場内の子どもたちの距離、それから、ご参列いただいている保護者の方の距離を保つような工夫をしていくということでございます。  それから、式の内容配慮事項等ということで、一つ目は、全ての場面において、マスクを着用したまま行うことを原則とするということ。また、飛沫拡散防止を徹底するため、歌唱、いわゆる歌です。国歌、校歌、その他式歌、全て歌唱は行わない。歌唱が必要な場合には、CD等に録音された歌唱入りの楽曲を再生することで、代替いたします。並びに、こちらも、飛沫感染防止ということで、吹奏楽等の演奏は行わないというものでございます。 ○早川和江 委員長 続けて、どうぞ。 ◎近津勉 指導室長 続きまして、2番として、児童生徒に関する文書の紛失ということでのご報告でございます。  先般、今年度8月に、区内鹿本小学校におきまして、児童生徒指導要録等が一部紛失していたということが発覚いたしまして、これにつきましては、ご報告をしたところでございます。  これを受けまして、区内全ての学校で調査をした結果、区内9校におきまして、一部児童生徒指導要録様式1及び指導要録様式2が紛失していたということが判明いたしましたので、ご報告するものでございます。  記書きの1番でございます。  紛失のあった学校とその内容ということで、一覧のとおりでございます。  2番のこれまでの経過でございますが、8月5日に、鹿本小学校においての紛失が判明いたしました。その後、9月17日に、各学校に対しまして、指導要録自己点検並びにその結果の報告を指示したところでございます。10月16日に、9校から、一部紛失報告がございまして、その後、教育委員会といたしまして、その当該の学校を調査いたしてまいりました。  先月12月25日に、東京都教育委員会に、この9校の内容につきましては、報告をしたところでございます。  紛失の原因でございますけれども、大分年数がたっているものもございまして、その中で、はっきりとこういうことが原因ということがつかめないものもあるものはあるんですけれども、基本的には、廃棄年度を誤ってしまって、誤廃棄してしまったものということが考えられるということでございます。  教育委員会の対応といたしましては、再発防止の徹底ということと、指導要録保管方法につきましては、改めて各学校に指示をいたしました。 ◎石塚修 学校施設課長 私からは、2点報告させていただきます。  まず1点目が、令和5年度改築予定校についてでございます。  こちらは、令和5年度に新校舎の工事に着手する学校ということのお話になります。  1番の改築予定校にありますように、①番の下鎌田小下鎌田西小統合校、また②番の下小岩下小岩第二小につきましては、統合がある関係で、昨年10月、11月に先行して公表してございますが、今回、新たに③の小岩第一中学校を選定させていただきますので、ご報告させていただきます。  2番の選定理由にありますように、学校施設老朽化が主たる要因でございまして、今、小岩第一中学校で言いますと、築年数は60年となっておりまして、中学校の中では一番校舎としては古い学校となってございます。  3番に改築スケジュールございます。3校共通の事項といたしましては、大まかな流れとしまして、まず今年度末までに基本構想基本計画を策定いたします。令和3年度、4年度で設計、令和5年度、6年度で、新校舎の工事、最終年度校庭整備という流れで考えてございます。  最後、4番の公表でございますが、小岩第一中学校改築につきましては、1月下旬、今のところ1月20日頃区のホームページでの公表を予定してございます。 ○早川和江 委員長 続けて、どうぞ。 ◎石塚修 学校施設課長 2点目が、令和2年度版「学校適正配置考え方」についてでございます。  こちらは、令和元年11月に策定いたしました学校適正配置考え方を一部更新してございますので、その概要の報告でございます。  主な変更点でございますが、(1)のところにありますように、年少人口の推計につきましては、昨年の3月に策定しております施策策定のための人口等基礎分析の数字を引用して、一部内容を付け加えてございます。  また、(2)番にありますように、年少人口の推計、今後10年単位でおおむね追記をさせていただいております。  また、②番にありますように、各小・中学校学級数の現況と推計につきましては、児童数の推計が若干動いていることがございますので、いわゆる標準学級未満学校数が変わってございます。こちら、冊子の後ろのほうにも括弧に一覧表で記載してございますが、11学級未満学校ということで、網掛けで示しておりまして、区としても、引き続き注視していくという表現にしてございます。  また、(3)番のところでは、先ほどもお話ししました下鎌田小下鎌田西小の統合、あとは、下小岩小下小岩第二小学校の統合について、追記をさせていただいております。  なお、本日、委員の皆様には、改訂版の冊子をお配りしてございますが、こちらは、明日、区のホームページ改訂版を公表する予定でございます。
    早川和江 委員長 ただいまの報告について、何か質問ございますか。 ◆須賀精二 委員 成人式急遽変更になって、皆さんの努力大変なものだと思います。本当にお疲れさまでした。  その中で、新成人の方々に、このように変わったという連絡は、対象者の方には、どのようにしたのかということと、今、ご説明があった、学校行事だとか、いろいろの変更宿泊学習だとか、卒業式、これから入学式、いろいろ感染症対策の中で行われると思うんですけども、何か一方的にこうしますよ、ああしますよという教育委員会のほうでやっているように感じるんですけども、この当事者、子どもたちに投げかけてはみたのか、こういう対策の中で、卒業式はどうしようかねと、子どもたちに相談する、意見を聞くという機会があったのかどうか、今の卒業生って小学校6年生、中学校3年生ですから、かなりのこの思いもあるとは思うんですけども、そういう機会を得て、このような決定をされたのかをちょっとお聞かせください。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 成人式について、お答えします。  対象者への周知ですが、区のホームページ及びTwitterで発信をしました。対象者の方にはがきで送らせていただいて、LINEで友達登録をしていただいております。そちらのほうでも、対象者にお知らせをしたところでございます。 ◎近津勉 指導室長 緊急事態宣言に伴う学校運営等行事等の制限や変更についてでございますけれども、こちらにつきまして、子どもたちから意見を集約するという機会は、特段設けてはございません。 ◆須賀精二 委員 分かりました。これからのいろいろ学校行事とか、式典とかそういうものに関して、一方的にこちらでこうするというんじゃなくて、その時間があったときには、できる限りその対象の児童生徒の方といろんな意見交換をする場を設けてもらえたほうがいいんではないかなと思うだけですので、よろしくお願いします。 ◆よぎ 委員 成人式学校運営について質問があります。  まず、成人式のところは、急遽変わって、この緊急事態宣言もありまして、それに基づいて急遽変わってしまって、いろいろ大変だったと思います。  それについては、実は、私のほうに個別にもかなり連絡が来て、皆さんご存じかもしれないですけれども、Facebookでは、「江戸川江戸川」というグループがあって、割と激しい意見交換がそこで行われて、なぜこんなに手前になって決まるのか、16区は、結構早めに決めたのに、なぜ江戸川区はこんなぎりぎりになって決めるのか。誰がどのような体制で決めているのかというような質問のやり取りが、結構激しいです。かなり怒った感じで、それに対して、結構やわらかくして、私も答えてみたんですけど、やっぱり知りたいというのが、みんなの意見で、何かというと、今回こういう状況で、放っていくのもどうかということなんですけど、やっぱり皆さんが言っていることは、今回のこういう経験も生かして、やっぱり次はどういうタイミングで、どういう体制で物事を決めていくかというところが、すごく大事なんです。  今回、教訓として、やっぱりきちっと学んでおくべきというふうな意見が、かなり強くあります。  そして、先ほど須賀委員からもお話があったんですけれども、やはり情報伝達はどうなっていたのかというのは、私、日本人からも、外国人からも、変わったというのはうまく理解できなかったというのは聞いていて、それが一つと、あともう一つは、結果的に、私の家の近くの公園も、私もいろんなところで見ましたけれども、公園で結果的に大勢で集まって、にぎわってましたということが、結果的に発生しました。  なので、そういうのも考えて、この委員会でも私記憶定かではないんですけど、11月も12月も、やはりこの開催方式については、うまく考えていく必要があるということは、ここで話し合っているような気がしていて、そういうとき分散でやるということと、やはりオンラインで考えていくべきという方法と、いろいろ考えたんですけれども、大勢が絡むときは、もうちょっと早いタイミングで、もっとうまく考えて決めていったほうがいいのではないかというふうに思います。もしご意見があればお願いします。まず1件、この件です。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 確かにおっしゃることはよく分かります。大変遅くなったということについては、反省といいますか、今後のいろんなイベントがあると思いますが、そういったところに生かしていければと考えております。 ◆よぎ 委員 結構、一般的に、区民は、なんで区長がそんな判断を誤るのというのは、正直区長のバッシングがメインです。なので、この辺は、私は本当に区長だけで判断していると思ってなくて、やはり下から、いろいろ上がっていて、それに基づいて判断しているというふうなところもあるんで、いかにやっぱり下の状況をみんなでやっぱり共有されているのか。正直、私議員でありながらも見えない。  というのは、緊急事態宣言の後は、実は、すぐ事務局からメールが来ていて、成人式はそのままやりますというメールが来たんです。そのときも、私すぐ事務局長に、私は、これは、今すぐにでもやっぱりオンラインに切り替えるべきです、伝えるべきところに伝えてください。または、どこにそれを話し合うか、私に言ってくださいというのを、私結構、メールを書いたんです。もちろん返信はありませんで、私も申し訳ないですけど、追及はしていません。  ただ、やっぱり蓋を開けると、それがオンラインに切り替わってしまって、やはり共有する、みんなに連絡していって、意見を聞く、そういう体制はできてないのかなというのが、すごく思います。その辺は、やっぱりこれからどうしていくかというのは、もっと考えていくべき点かなというふうに思います。この点は、まず以上です。  次は、学校運営について、今、緊急事態宣言中の学校について、いろいろご説明あったんですけれども、まず一つ聞きたいのは、今例えば、役所とかに入ってくると、入り口に体温計とか置いてあって、アルコールとかも置いてあるんですけれども、今公立の学校においては、生徒、それから先生において、体温の確認ですとか、あとアルコールを使った除菌ですとか、私は、余りアルコールの使い過ぎもよくないと思うんですけれども、その辺は、実態として、どうなっているかということを一つお聞きしたいです。  それから、続けて聞いちゃったほうがいいですか。書類の紛失の質問ですけれども。後で分けて聞いたほうがいいですか。 ○早川和江 委員長 もう分けちゃったから、聞きます。ちょっと待ってくださいね。 ◎近津勉 指導室長 まず、児童生徒につきましては、各ご家庭において、登校前に体温のチェックをしてきていただき、それを健康観察表に記入して、登校していただく。それを学校で回収して、子どもの健康状態をチェックするという流れになってございます。  教員につきましても、同じように、自己責任できちんと朝体温等健康チェックをして、出勤するというふうになってございます。  手指の消毒につきましては、学校では、基本的に、入り口等にアルコール等の消毒があったり、あるいは校舎内の何か所かにそういったものを設置して、手指の消毒をするということをしてございます。  ただし、今委員もおっしゃったように、アルコールだけではなくて、やはり基本的には、石けんで手をきれいに洗うということが、まず基本ですということを通してございます。 ◆よぎ 委員 まず、この件については、実は、たまたまですけれども、先週、実は、新入生の進学の手続で関わったんですけれども、新入生が学校に入って、もう三日四日たちますけれども、全く体温管理の指導がありません。なので、そこはやっぱり徹底していただきたい。もう本当に、何があっても、徹底していくということをまずこちらからできる限りの指導をしていただきたいという部分です。  あと、生徒においては、一応地域から来ているので、大体地域は特定できているんですけれども、やっぱり先生においては、いろんなところからいらっしゃるので、区をまたがってくるし、県をまたがってくるしというところもありますので、やっぱり先生についても、非常に本当に徹底的に、書類で書いてちゃんと、例えば、副校長が確認されているかどうかというところも、やっぱりしたほうがいいんじゃないかなというふうな感じがします。もちろん、負荷かからない程度で、ただ、やっぱり安全衛生を確認していくというところが必要かなと思います。  次は、児童生徒に関する書類の紛失なんですけれども、以前もこの報告1回ありまして、ここ2点、これはまず初めてでしょうか。それが1点目と、それから、前回の件の含めて初めてなのか、それとも過去にもあったものなのかということと、あとふと思ったのは、私は元銀行員なので、銀行で書類を廃棄するというときには、必ず2人の印がないと、または、書類を配送するときにも、必ず2人の印がないと、配送はできない、廃棄はできない、シュレッダーかけられないという体制なんですけれども、学校では、そういう体制がないのか、これからやっぱりそういう体制の指導をされるのかということを確認しておきたいです。 ◎近津勉 指導室長 まず、この書類の紛失が過去にもあったのかというご質問でございますが、平成26年度に、東京都教育委員会から、全都的に、やはり同じような形での指導要録の管理状況の確認といった通知があった際に、江戸川教育委員会といたしましても、当時調査をいたしております。その際にも、紛失が判明してございます。  それから、廃棄の際の取扱いということでございますが、現状、ここにお示ししている要録の様式1につきましては、当該児童生徒が卒業後20年間が保管期限、様式2につきましては、同じく卒業後5年間が保管期限となってございますが、期限を過ぎたものは、速やかに廃棄することとなっております。その廃棄の際に、どのような手続をとるかということは、特段取決めはございません。 ◆よぎ 委員 もし、この事象が2回目発生しているのであれば、例えば、そこで何かそういう、例えばダブルチェック、再確認、検証というふうな何かルールを設けておく必要があると思われますか、いかがでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 今後におきましては、廃棄の際には、管理職が、必ず確認しながら廃棄をする。廃棄の場合には、主に溶解という廃棄の方法になると思いますが、その溶解の手続等を行っていくと、それについて、きちんと記録に残しておくといったことについて、学校に通知をしてございます。 ◆よぎ 委員 基本的には、一応先ほどのご説明の中では、実は原因、分析はどっちかというと、とことんの原因分析はできてないというところがあって、あとそれから、一つはやっぱりこれに応じて、原因分析をうまくできてないので、本当に廃棄してしまったのか、外部に流出してしまったのかというのは、この段階で言えないので、やっぱりその辺は少なくとも廃棄については、これからダブル確認をしておくと、廃棄はしてないということぐらいは確認できたら、外部流出した際には、やっぱり問題が大きいので、その辺は、いかに防止していくかというところは大事かなというふうに思いますので、ぜひご検討よろしくお願いします。 ◆小林あすか 委員 学校運営に関して、何点か質問させてください。  部活動は、停止というところは理解をしたんですけれども、体育の授業などは、多分、感染対策をしながらされるかと思うんですけれども、体育のときのマスクの指導というのは、どのようにされているかお伺いします。 ◎近津勉 指導室長 現状、運動するときには、マスクの着用は、義務づけておりません。ですが、マスクを外す際には必ず、適切な距離を保つことということとなってございます。 ◆小林あすか 委員 いいかと思います。安心しました。 もう1点、教育活動のところには明記はあるんですけれども、結構休み時間のご相談、あとは放課後活動、小学校ですと、すくすくスクールのご相談等が現状も多くて、どうしてもやっぱり教員の目の届いてないところになってしまうので、一応体育のときでは非接触でやっているものの、やっぱり休み時間のときになると、鬼ごっこをしたりとか、あとは場合によってはバスケットボールとかやるときに、ちょっとやっぱり近い距離で、先ほど言ったように、屋外での活動となると、やはりマスクを外す児童生徒も多いので、この点を心配される方もすごく多いんですけれども、教育委員会学校として、休み時間や放課後活動に関しての指導はどのように行っているのでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 緊急事態宣言の発令の前の段階で、実は、東京都教育委員会から、感染症対策の徹底というふうな通知がきておりました。これに基づきまして、1月5日付で、各学校のほうに、江戸川教育委員会といたしましても、新型コロナウイルス感染症対策の徹底についてということで、通知を出してございます。  その中で、休憩時間については、大人数、大声、至近距離での会話はしないことということの指導を徹底するというふうにしてございます。  また、放課後につきましても、特段の用事がない場合には、速やかに帰宅することを促すということで、通知をしてございます。 ◎飯田常雄 教育推進課長 小林委員のほうから、すくすくスクールというお話もありましたので、答弁させていただきますが、すくすくスクールにおきましては、いわゆる授業中とは異なりまして、放課後の時間ということでございますので、子どもと子どもが遊ぶということ自体がないわけではございませんが、できる限り感染の恐れのあるような活動は行わないようにということで、可能な限りの指導を、現場の児童指導員が行ってございます。 ◆小林あすか 委員 個人的なんですけれども、やはりちょっとなかなか徹底という言葉が、何回か出てらっしゃいましたが、やはり子どもの活動を余りに徹底的に制限というのは、正直ちょっと難しいところがあるのかなと、個人的には考えております。  また、それも、それこそ果たして、本当に健康的な生活なのかなというところ、私の個人的な考えではございますが、いろいろお話を聞いていて、少し感じるのが、よく正しく恐れるという話がありますが、先ほどよぎ委員からもアルコール消毒の話がございましたが、結構余りにたくさん、いろんな情報があり過ぎて、手も洗わなきゃいけない、接触もしちゃいけない、これもしちゃいけない、アルコールもしなきゃいけないという形で、結構、私も専門家じゃないので、そこまでしなくていいよという発言がいいのか悪いのか置いといて、どうしても、やはり、それで攻撃的な見方で、学校に関して、保護者の方の目がちょっと厳しくなっているかなというところを感じております。  なので、恐らく文章にされていったりとか、ほかのところでも書かれている。それこそ江戸川区からも、区報なんかで書かれているかと思うんですけれども、先ほど言った、アルコールだけで徹底しようとか、非接触を徹底しようと、そればっかり気にしてしまって、違うところががんじがらめになってしまうのも寂しいかなと思っておりますが、やっぱりどうしても校庭で遊ぶ姿、校庭で活動する姿は、地域の方々からすごく見られる部分なので、マスクしてないのにバスケットボールしていたとか、放課後小学生が、やはり鬼ごっこしていて、きゃあと抱きついていたというのを、すごく厳しい目で見られているという現実があるので、私個人的には、その後、手洗いますとか、その後ウイルスを何かお風呂入ればというところを思うところなんですけど、やはりそういう厳しい目があったり、心配される方がいらっしゃるので、子どもたちはすごくよく理解をしていて、私ごとですけど、子どもからよく注意をされるときがあるんです。「はい」ってものを渡そうとすると、「いやいやそのものは、小林さんちのお母さんのものだから、僕は触れないよ」とかって、子どもたちのほうがすごくしっかりしている部分があるので、もし、教育現場ということであれば、保護者の方に、いま一度、正しく恐れるというところと、アルコールをすごく使いたがるんです、何か分からないですけど。なので、学校がアルコールを使わせてくれなかったみたいなところの声とかも聞いていますので、いま一度正しく理解するという意味では、学校教育委員会の方針というのをもう一回文面で出してもいいのかなと、個人的には思っております。それが1点です。  成人式のお話が、先ほどよぎ委員からあったので、私も意見を1点ですけれども、やはりSNS界隈では厳しい意見が飛び交っておりました。  私のところにも、厳しいご意見幾つかいただきましたが、それと同時に、裏で見えないところで、やはり江戸川区の英断をすごく支持してくださる方もいて、SNSの特徴だとは思うんですけれども、どうしても反対意見が表に出てきやすい、他区の結構早々に中止とかを決断された自治体の議員の方のお話だと、やはり反対の意見、「やってくれ」って、「こんなに早く、どこどこ区はやってくれているのに」という反対の意見がすごく出てきたというところでは、課長にも直接お伝えはしたんですけれども、私のところには、やっぱり英断をすごく評価してくださる区民の方々がいらっしゃったというところが1点と、もう1点は、大体先ほど学校の問題と一緒ですけど、地域の方々が、すごく優しい気持ちで心配してくださっているというところかなと思います。こういうふうになったら、江戸川区が目の敵にされちゃうじゃないか、江戸川区に集まってきちゃうんじゃないかというところで、すごく優しいお気持ちで心配してくださっているので、先ほどよぎ委員もおっしゃってましたが、情報をうまく公開すれば、味方にという言い方おかしいですけど、ご理解される方が多いんじゃないかなというふうに感じた一件ではございました。すみません、長くなりましたが以上です。 ◆関根麻美子 委員 私、成人式の式典のほうに参加をさせていただきました。本当に関係職員の執行部の皆様には、多大な努力をしていただいて、心から感謝申し上げたいと思います。  江戸川区は、最後の最後まで、人生に一度の成人式だからやってあげたいという気持ちで進めてきたと、そういったお気持ちも理解できますし、オンラインへの決断ですか、本当に苦渋の決断だったと思います。  しかしながら、本当にあの状況下では、もうやむを得なかったんじゃないかなと。その後のオンラインへの準備とか、あと当日の前庭にも集まってきた新成人皆さんへの対応だとか、警備だとか、様々なところを配慮していただいて、大変なご苦労があってできたこと、よかったなと思っております。  新成人の方がお二人登壇されたんです。すばらしくて、お一人の方は、理学療法士の道を目指しているんだと、もう一人は語学を生かして、貢献していきたいという、本当に感動しました。  また、池江璃花子さんが、江戸川区出身ということで、メッセージを発信されていましたけど、そのオンラインになったというときに、私の子どもがちょっとTwitterか何かですかね、本当に準備をしていただいた関係者の皆さんに感謝の言葉を述べていたんです。すばらしいなと思いましたし、また、そのメッセージが、本当に江戸川区出身の若い人たちが、大成長している、そういった後継者を生み出しているということに、私は、逆に誇りを感じました。  ですから、いろんなことはあるんだけれども、本当に皆さんで、新成人の応援をこれからもどんどんしていきたいと思いますし、機会があれば、声をかけていきたいなと思っております。関係各位の皆さんには、大変なバッシングもあったでしょうし、区へのいろんなお電話もあったでしょうし、半面、また頑張れと激励のお声も、私も聞いておりますし、また、いろんなことが起きますけども、大変にご苦労さまでございましたと、感謝の思いを一言述べたいと思いました。  もう1点別件なんですけど、今お話がありましたけど、この緊急事態宣言に伴う学校運営ということで、学校も連日、児童生徒の陽性の報告がございまして、現場ではすごく対応が大変だなと推察しているところですけども、本当にありがたい、ご苦労さまでございます。もうそれしか言いようがないんですけども、今、家庭内感染がやはりメインだと思うんです。  ですから、先ほども話がありましたけども、保護者への皆様へのもう十分に注意、呼びかけされていると思うんですけども、ご家庭のご協力をぜひ得ていただきたいと。もう学校の中では、クラスターって余り発生していないですよね。児童生徒が、ちょっと部活で1点、ちょっと危ない、あるとも伺ってますけれども、子どもから子どもへというのは広がってない。インフルエンザのほうが、よっぽど学級閉鎖、学校閉鎖が毎年あった。今、インフルエンザは全くないというところもございますので、そこら辺のご家庭、保護者皆さんへのご協力、さらに仰いでいくということも、また合わせて、やっていらっしゃると思いますが、さらにお願いしたいと思います。意見と感想です。 ◆牧野けんじ 委員 私からも、一つは成人式についてなんですが、このたびは中止ということでしたけども、どちらの決定をしたとしても、賛否があったことだと思います。そういう中で、数日間、教育委員会皆さん、それから文化共育の皆さんには、大変ご苦労がかかったことと思います。本当に敬意を表したいと思います。  各自治体で、結局対応が分かれたわけですけども、その中で、成人式自体を延期するというような判断をしたところが23区でも、渋谷区と中野区ですか、ただ、期日については、具体的に示していないということであったり、それから、お隣の浦安市は3月に延期したというようなところもありますけども、こういった延期だとか、なかなかフルサイズの成人式をまた準備というのは、かなり困難があることと思いますけども、代替するような機会を設けるというような、こうした検討は、今後そういう余地があるのかどうか、そのあたりちょっとお示しいただければと思います。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 延期ですが、現在のところは考えておりません。 ◆牧野けんじ 委員 分かりました。何とか、どこまで例外的な対応が、やっぱりコロナの対応自体が異例の、今まで経験がない対応になっていますので、どこまで可能かというところからも検討していただければというふうに思います。  それから、先ほどからも、今後の教訓にしていただきたいというようなお話もありましたけども、この決定の判断の際には、科学的な知見というところで、23区でも区によっては、アドバイザー的に感染症対応の専門家の方に意見を仰いでいるような自治体もありますけども、江戸川区では、そういった対応はあったんでしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 検討の過程では、保健所のほうの医師と一緒に判断をしていただいております。 ◆牧野けんじ 委員 その決定について、先ほどよぎ委員からもどういう過程で決定されたのかというところの区民の皆さんの疑問が多くあったということでしたので、やはりどういう決定をしていったのかということを示していくことが、やはり皆さんから理解を得ることにつながると思いますので、そういったところも教訓としていただければと思います。  それから次に、学校での緊急事態宣言に伴う対応ですけども、その中で、卒業式入学式の扱いについて、今日初めてこの内容をお示しいただいたんだと思うんですけども、学校で実際に保護者児童生徒に周知するタイミングについては、どのタイミングで周知されるんでしょう。 ◎近津勉 指導室長 現在、各学校のほうから、保護者宛に様々な形でお知らせという形をとっています。それが、学校だよりで、あるいは今後卒業式開催についてというお知らせであったりするわけですけれども、その中で、周知を図っていただくことになります。 ◆牧野けんじ 委員 学校だよりなどでというのは、当然だと思うんですけども、タイミングとしては、今日のここでの報告を受けて、速やかに周知されるような形になるんでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 そのとおりでございます。 ◆牧野けんじ 委員 それで、内容については、先ほど各教室でオンラインで映像を見られるような環境があれば、そういった対応もしていくという説明がありましたので、昨年の卒業式だとか、入学式の経験も踏まえて、そういった対応を取られるということで、大事だと思うんですけども、先ほど須賀委員からもありましたけども、児童生徒、やっぱり当事者の声だとか、それから保護者の声ということ、これから聞かれると思いますので、それもやはりぜひ受け止めていただきたいということは、私からも要望したいと思います。  それで、あともう1点です。小岩一中の建て替えについての報告がありましたけども、小岩一中については、現有地の建て替えになると思いますが、今現状では、公道を隔てて小体育館とプールがあると思うんですが、そこまでを含めて、全面的に改築をするという、そういう想定なんでしょうか。 ◎石塚修 学校施設課長 小岩一中の建て替えにつきましては、今委員からお話がありました道路を隔てた敷地のところ、北側のところで約1,600平米ございますが、こちらを含めての改築で計画を考えてございます。 ◆牧野けんじ 委員 小岩一中は、ほかの近隣の中学と比べると、校庭がかなり手狭な状況がありますので、改築に伴って、広くはなるんだと思うんですけども、いろいろやっぱりお祭りや何かで使うようなこともありますので、そういったところも、地域からもいろいろ声があるかと思うんですけども、そういった要望もお聞きいただければと思います。  一方で、ここもやはり地域からすれば、近隣では小岩小も今改築中ということで、新しい校舎が続けて建つということで、期待もあると思うんですが、児童生徒の視点からいくと、小岩小を卒業した子どもが、小岩一中に入ると、また改築になるというようなことで、今コロナの対応でも非常にイベントが多く中止になったりということで、困難があると。今度は改築で、多少の制約も出てくるというところで、やっぱりこの児童生徒への配慮という点をやっぱりひときわ立て続けに改築が続くので、とりわけ注視していただきたいというふうに思います。 ◆金井しげる 委員 その他でと思ったんですが、成人式の話が皆さんから出てたので、ここで改めて、個人的な意見とお礼を申し上げたいというふうに思います。  大変にご苦労いただいたことと思います。ありがとうございます。いろいろ意見が区民の方から寄せられたと思うんですが、やるにしても、中止という判断を下したにしても、結局、そのタイミング、直前、土壇場になって切り替わったということに尽きるのか、尽きたのかなというふうな思いがあります。  ただ、これに対しては、今後同じようなことが起きたときに、こうならない対応をまた今後一緒に考えていかなきゃいけないというふうに思うんですけども、ただ、直前まで何とか会場開催をしてあげたいということで、対応していただいたことに関しては、本当に感謝を申し上げます。  土壇場になって、オンラインに切り替わった、これも大変適切な判断であったというふうに感謝を申し上げます。たまたま今回は、議員という立場で、当事者家族であったものですから、非常に子どもと同級生の保護者の方から、いろんな意見、それから問合せが多くあって、ドタバタしたタイミングもあったんですけれども、それでも、新成人全ての子が無事に成人の日を迎えられたということで、本当にご苦労いただいた中で、初めての形の式にはなりましたけども、結果的にはよかったのかなというふうに思っています。ありがとうございました。  ある意味、一生忘れられない、当事者だけじゃなく一生忘れられない成人式になったのかなというふうに思います。 ○早川和江 委員長 ありがとうございました。  以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆よぎ 委員 ここで言うテーマかよく分かんないですけども、一応諮ってみます。  私、一般的に外国人と話していると、その中でもやっぱりインド人が多いんですけれども、親の中では、子どもを公立の幼稚園に入れられるという意識はとても薄いです。結構、一般的にみんなも私立のほうに行ってしまうか、類似のほうに行ってしまう。私も子どもの教育について、いろんなモデルを考えてみた中で、実は幼稚園のレベルだと、子どもはあんまり損しないのかなと。  例えば、私立行って、英語で教育受けるか、幼稚園行って日本語で教育受けるか、さほど損はしないと思います。その小さい年齢で、まず言語、周りで友達をつくるということができたら、例えば、そこからまた、小学校に入る段階とかで、いや、やっぱりここから英語教育だ、国際教育だという選択はできると思うんですけど、それがやっぱり幼稚園とかのレベルから、英語教育、国際教育になってしまうと、私この20年、ここに住んで何が起きているかと思っているかというと、やっぱり多文化共生はなかなか進まない。その始まりはどこで始まっちゃうかというと、保育園から始まってしまう。基本、低所得者は、子どもを連れてこない。高い所得を得られる人は、余り区役所に来て、申込書を書いて順番並ぶよりも簡単な道で、類似のほうに流れてしまう。類似のほうに流れてしまったら、そのまま類似のまま流れてしまう。  そうすると、保育園、幼稚園、学校、全然路線自体が変わってきてしまうんです。その中で、やっぱり公立を考えようという路線自体は全く彼らの中では、生まれてこないです。  そうすると、ずっとこのままだとやっぱり平行線のままで、何かその辺で実は、もしそのデータ的なものは、もしこの教育委員会で検討できそうなものであれば、今、幼稚園の中でどういう国籍の子たちは何%いるのか、全体の中で、特に外国人がということをまず理解して、やはりもっと外国人の子どもが幼稚園に入ってくるために、どのように促していくのかということをこの大事な委員会の中でちょっと考えることができたらなというふうに思いまして、そういうふうに、もし次回とか次々回とか、そういうデータをいただけるんだったら、建設的にそこでいろいろ考えていきたいなというふうに思います。  いかに、やっぱり子どもたちの世代から、多文化共生が始まって、10年、20年たったときに、やっぱりこの子たちが大人になって、もっと仲よくなっていくという、やっぱりそういう姿をイメージしていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○早川和江 委員長 よろしいですね。他に。 ◆牧野けんじ 委員 オンライン教育についてなんですが、12月に家庭のオンライン環境の調査を一斉に区教委として行われたと思うんですが、学校を通して行っていますので、かなり回答を得られているんだと思いますが、回収率としては、どれぐらいの状態になっているんでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 12月に委員さんおっしゃったような調査を学校を通じて行いました。  回収率といたしましては、今パーセントは手元にないんですけれども、4万4,168名の対象児童のうち、不明だったものが78名です。それ以外のところにつきましては、確認がとれてございます。 ◆牧野けんじ 委員 家庭での環境という部分で、不明は78名ということでしたけども、この78名の中に、かなり困難を抱えているような家庭もあることも想定されますので、そういったところもやはり留意して取り組んでいただきたいというふうに思います。  それから、もう1点、共育プラザでの緊急事態宣言の間の対応ですけども、学習室の利用が、今は停止だという扱いになっていると思うんですが、一方では、スタジオは使えたりというような状況もあると思うんですけども、どういった考え方で、この学習室は停止としたのか、その理由を教えていただければと。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 共育プラザの学習室ですが、図書館のほうの閲覧室が利用中止ということで、それと同様のほぼ同じ利用、類似の利用ということで、共育プラザの学習室も閉鎖をしておるところでございます。 ◆牧野けんじ 委員 そうしましたら、ちょっとその理由の部分が、余り区民の皆さんには必ずしも周知されていないところもあるのかなと思いますので、もうちょっと考え方の部分は、やはり合わせてお示しをいただけるといいのかなというふうに思います。 ○早川和江 委員長 それでは最後に、教育委員さんより何か一言いただけますでしょうか。 ◎蓮沼 教育長職務代理者 おはようございます。本年もよろしくお願いいたします。  実は、昨日、本来でしたら松江五中の周年記念行事がございまして、文教委員の先生方にもご出席いただくところでした。残念ながら、このような状況で、規模を縮小して実施ということです。私もいろいろ応援したいということで、12月にもちょっと学校に行って、子どもたちですとか先生たちがどんな取組みをしているのか、校長先生にも話を聞いて、とっても当日楽しみにしていたんですけども、残念なことになってしまいました。  ただ、区長や、高木議員さんですか、動画のメッセージというのもあったということ、あとは子どもたちが工夫した形で参加して、それぞれ周年をお祝いしたということが、ホームページを見ても伝わってきます。また、速報版という形ですけども、これからまた細かいものが出てくるのかなということになっています。  状況によって、またオンライン教育が叫ばれるような時期も来るのかなという中で、松江五中、とてもホームページ充実させて、校長さん中心に発信しているんです。12月2日、私が参加させていただいたこの文教委員会で、須賀委員のほうからも、そういった状況についてのお話もありましたけれども、やはりとても大事なことだと思うんで、指導室のほうは、一生懸命それぞれの学校を応援していますけども、これからやはり一つそれも大きなカギになってくるのかなと、GIGA学習構想を含めて、端末は児童生徒に配布されるわけですけども、よりソフトも充実させて、子どもたちの学力向上ですとか、学校での活動が見える化していければいいかなと、そのように思っております。 ○早川和江 委員長 ありがとうございました。  それでは、今後の委員会でございますが、2月は4日(木)、午前10時、3月は第1回定例会会期中の12日(金)、午前10時からをそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。
                        (午前11時01分 閉会)...