• iPad(/)
ツイート シェア
  1. 江戸川区議会 2020-10-14
    令和2年10月 文教委員会−10月14日-07号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和2年10月 文教委員会−10月14日-07号令和2年10月 文教委員会 令和2年10月 文教委員会会議録 ●日時 令和2年10月14日(水) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前10時55分 ●場所 第3委員会室出席委員(9人)   早川和江  委員長   田中淳子  副委員長   小林あすか 委員   よ  ぎ  委員   鹿倉 勇  委員   牧野けんじ 委員   金井しげる 委員   関根麻美子 委員   須賀精二  委員欠席委員(0人) ●執行部
      千葉 孝  教育長   蓮沼千秋  教育長職務代理者   石塚幸治  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 近藤知博 ●案件  1 陳情審査 第27号…結論に至らず審査未了         第49号の1…継続     第27号:別居家庭における児童虐待等を防止するための教育現場対策を求める          陳情   第49の1号:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と          医療的ケア児重症心身障害児受け入れ保育制度を求める陳情  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1)令和2年度周年記念行事日程について  (2)GIGAスクール構想学習者用端末(OS)の調達について  (3)就学援助認定状況について  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○早川和江 委員長 ただいまから、文教委員会を開会いたします。  署名委員に、牧野委員金井委員、お願いいたします。  甲斐学務課長より所用により、本日の委員会を欠席するとの連絡がありましたので、報告いたします。  はじめに、本日の委員会新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、マスクの着用をお願いしております。  なお、換気のため窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いをいたします。  これより、陳情審査に入ります。  本日の進め方ですが、新たに付託されました第49号の1陳情から審査を行います。こちらは本日初めての審査となりますので、陳情文の朗読と資料要求程度にとどめることといたします。  なお、本定例会審査期限となっております、第27号陳情については、本日結論に至らないときは議会運営委員会申合せにより、議会閉会中の継続審査の申出をしませんので、ご承知おきください。  それでは、各陳情審査に入ります。  はじめに、第49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児受け入れ保育制度を求める陳情について審査いたします。  事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局   健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児受け入れ保育制度を求める陳情文教委員会付託受理番号 第49号の1        受理年月日 令和2年8月25日                    付託年月日 令和2年9月24日 陳情者 ・・・・・・・・・・・・・      ・・・・ 陳情原文 昔なら死んでいた子どもたちが近年の医療の発達で呼吸器胃ろうなどの医療の力を借りながら、生きられるようになりました。私たち子ども医療的ケア児です。医療が発達して命は助かったけど、その先の生活が成り立たない、これが現状です。   知的にも体の動きにも障害はなく、歩いたり食べたりできるが、呼吸疾患で気管切開しているような動ける医療的ケア児は大人になって、いつか仕事につくでしょう。そのためには健常児と同様に小学校中学校、高校、大学等で勉強をして自立する必要があります。今の制度でこの子どもたちが大人になり、自立し、人生をどう送るのか想像できますでしょうか。それぞれのステージが必要です。今現在もこのような子どもたちは、子ども同士社交性を身につける場所がなく、家に籠もり、親が24時間医療的ケアを行っているのが現実です。本来子ども同士の世界の中で社会性を身につけていく多感なこの時期に、家の中の世界だけでは成長に影響があるのは確実です。   障がい者は障がい者同士社会を築き、健常者健常者同士の中で社会をつくるのでしょうか。それは今までのやり方ですが、今後の日本の在り方、多様性を認め合う世の中とはかけ離れたものです。江戸川区では2年前から健常児と障がい児が同じ時間を共有する活動が始まったと聞いています。これからさらに障がい児も増えていく中で、健常児と障がい児が同じ空間で生活することは両者にとって、人格を形成する過程でとても大切になると考えています。   いじめ問題は自分たちと違う人を標的にするところから始まります。自分と違う人を受け入れること、マイノリティーを受け入れること、それが未来の日本人に必要だと感じています。脳性麻痺を抱えた子どもも、子ども同士の中に入ることで急に成長が見られるようになったり、健常児も障がい児と小さいうちから一緒にいることで当たり前のように遊んだり理解を示したりと、実際に取り組んでいる学校や団体の子どもたちを見ると両者にとってインクルーシブ教育はとても大切なことが分かります。   障がい児を別のクラスで教えるのではなく、一般のクラスの中にまぜて同じ授業を受ける時間があること、給食や各行事の日常の暮らしを共にすることがとても重要だと考えます。多様性を理解し、受け入れることがとても大切な時代です。全ての時間でなくても一緒に時間と場所、生活を共有できる環境を整え、その時間が増えていくような仕組みづくりが必要です。   また、障がい児の親にも働きたい意思があります。働かなくては生活が成り立ちません。そして、子どもたちにとっては家に籠もるよりも、他の子どもたち一緒に生活することがその後の成長に大きく影響します。デイサービスに預けても時間的制限で働きに出ることが難しいです。江戸川区では3から4か所の保育園受け入れが始まっているそうですが、今後も医療的ケア児はさらに増えることが想定されます。預けられる保育園学校等も増えなければ、私たちのような家族は減りません。また、保育施設でも痰の吸引、経鼻栄養胃ろうへの注入などの医療的ケア看護師だけでなく、保育士が行えるようなシステムをつくるか、十分な看護師の配置を要望します。   つきましては、貴区議会に下記のとおり陳情いたします。                  記   健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育幼稚園小学校中学校で拡大するよう求めます。 ○早川和江 委員長 それでは、資料要求がありましたらお願いいたします。 ◆よぎ 委員 この中のとても印象的な文章というのは、障がい者は障がい者同士社会を築き、健常者健常者同士の中で社会をつくるというのが、それが実態なのかどうなのかというのが何か分かる情報があれば知りたいですね。なので、裏を返すと、逆にその健常者子どもと障がい者の子どもがどのようにお互いつき合いができるとか、一緒に勉強できるとか、そういう機会がつくられているかというようなデータがあれば示していただきたいと思います。なのでその現状。それから、後ろのほうにいくと、預けられる施設と、それに関わる看護師とかそういう医療現場従事者が、ここの範疇になるか分からないですけどでも、そういうちょっと詳細をいただければと思います。  以上、取りあえず2点です。 ○早川和江 委員長 資料要求ね。できましたら、よろしくお願いします。 ◆牧野けんじ 委員 おはようございます。私からも、現状という部分でちょっと具体的に、ここでは医療的ケア児、それから重症心身障害児とされていますので、この二つの定義の部分と、それから実際にそれぞれ何人ぐらい今区内ではいるのかということ、それから受入れ状況の部分で、ちょっとどこまで把握ができているか分からないですけども、保育園幼稚園、それから小学校中学校受入れがどのようになっているか。基本的にはなかなかこういうところで実際には受け入れの体制がない、受け入れられていないということかと思いますので、その場合どういうところで受け入れているのかということもあわせて、お示しいただければと思います。 ◆よぎ 委員 この陳情流れ自体は、いろいろな子ども一緒に過ごすことで、それで成長がよくなるというふうな流れというか、そういう意味合いはあると思うんですけれども、そもそもそれに関してはいろいろな論理があると思います。意見があると思います。もしじゃあ、こういう方法が正しいとか、やっぱりこういう方法が正しいとか、それで今まで教育委員会は実はこういう考え方でやってきましたみたいな、もしもあればお願いします。というのは、やはりこれだけは正しいという考え方で進めてしまうと、逆に間違った判断をする可能性もあるので、こういういろいろな考え方がある中で、例えばこういう考えでこういうことをやろうとしています。またはやってきましたみたいなのがあればお願いします。 ◆小林あすか 委員 おはようございます。皆さんとちょっとかぶるところがあるんですけれども、まず1点、現状というところで、こちらの陳情の文章の中にもあるんですけれども、区内で2年前から健常児と障がい児で同じ時間を共有する活動が始まったというところで、今よぎ議員もおっしゃいました、教育委員会としてどのような傾向からこの活動を始めたかという、そもそもの活動の意義というかというところの資料があれば、ちょっと見たというところと、あと恐らく同じ時間を共有する活動は、私も幾つか見たことがあるんですけれども、イベント的なものかなというイメージがありますので、どのような活動をやってこられたかというところ、その規模、1クラスでやっていたのか、それとも学校規模で1日やっていたのか、あと場合によってはその1年とかというので、定期的に交流をされていたのかというものが分かるものがあればいただきたいです。  もう一つ、同じように裏面にはなりますけれども、やはり江戸川区で3、4か所の保育園受入れが始まっているというところ、この受入れをされているところのお子様の障害の程度という表現をしていいのか分からないですけど、どういった方を受け入れていらっしゃって、その際に例えば人員を増やした、増やさない。あと保護者の方が何日かご協力いただけるとかというものがあるかと思うんですけれども、その辺もちょっとお伺いしたいです。あと、これはちょっと大きな話になるので、一番目ぼしいもの、トピックでいいんですけど、23区内で恐らくやっぱり医療的ケア児とか、インクルーシブ教育というところ、すごく今話題になっているところですので、先進事例としてやっていらっしゃる、東京都のほうがいいのかな、東京都内でこのような活動をしているところの何か事例がございましたら、ちょっと私も見させていただきたいなと思いますので、そちらあれば、よろしくお願いいたします。 ◆関根麻美子 委員 私も、皆さんから出されていたその実態、それを聞きたいと思うんですけど、発達障害子どもたちに対してはインクルーシブ教育ということで、特別支援教室小学校中学校、全校配置されているという、それでこれは鋭意努力されていると思うんですけども、その身体障害をもっている子どもたち車椅子子どもたちですね。受け入れている学校もあるんですが、まず身体障害をもっている子どもたちがどのくらい小・中学校にいるかということ、医療的ケア児というのは看護師さんがいないと、というところもあるので、いらっしゃらないかもしれないんですけども、そのときに学校改築されているところはエレベーターが設置されていると思うんですけども、既存の学校エレベーターがないんですよね。ただ、私も一之江の地域で車椅子子どもたちは付添いの人がついて、受け入れている学校があるんですけども、階段昇降機というようなものを使って、移動についてやっていたところがあるので、こういう昇降機なども使うのかなと思っているんですね。だから、既存校にはエレベーターの設置というのが新たにというのが難しい部分では、そういった階段昇降機などを使って、身体障害をもっている子どもたち受け入れている学校がどのくらい区内にあるのかというのこと。  それから、もう1点、学校には養護教諭がいると思うんですけども、医療的ケア児を受けるとしたらば、看護師が在中しないと厳しいのかなとは思っているんですが、例えばその養護教諭の中に看護師の資格を持った人もいるんですよね。実際にそういった看護師の免許も持っていて、養護教諭をやっている人たちがどのくらい区内にいるかということ、もし分かれば、幾つか教えていただきたいと思います。 ○早川和江 委員長 他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 では、そのようにいたします。  次に、第27号、別居家庭における児童虐待等を防止するための教育現場対策を求める陳情について審査願います。 ◆よぎ 委員 ちょっと記憶が今定かではないですけれども、一応8月の委員会の時点で、江戸川区内でもこのような事案はあるのかというふうな、ちょっと確認をお願いしていたような気がしますけれども、何か情報はあるのでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 すみません、このような事案というところをもう一度教えていただいてよろしいですか。 ◆よぎ 委員 というのは、これに似たようなことで、親が別居して、情報が欲しいというふうに求めてきているお話とか、そこでやっぱり法律的な観点と、親が言っている観点が違ったりみたいな。 ◎飯田常雄 教育推進課長 両親が別居されているようなご家庭というのは当然あろうかと思いますし、学校のほうにそういったご家庭から、それ以外も含めて様々な問合せが、件数は把握しておりませんけれども、実際としてございます。学校のほうでは、親権者以外の方からの問合せについては個人情報は一切お答えをしてございません。 ○早川和江 委員長 よぎ委員、いいですか。  本日結論を出すことについて、意見の一致が見られませんでした。よって、第27号陳情審査は、この程度にとどめます。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続調査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  教育委員会、お願いいたします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 教育委員会から3点ご報告をさせていただきます。  1点目でございますが、お手元に資料をお配りしてございます。周年記念行事の日程に関するものでございます。令和2年度におきましては、本来8校の周年記念行事を予定してございました。しかしながら、新型コロナ感染症の影響もございまして、そのうち6校は来年度に延期をすることに決定してございます。残りましたこちら1番、2番にお示しさせていただきました、松江第五中学校、こちらは60周年記念行事を1月13日(水)に、また、二之江小学校につきましては60周年記念行事令和3年2月15日に、それぞれ実施をさせていただく予定でございます。本日ご報告をさせていただいた2校で、それぞれの学校から文教委員の皆様には招待状も改めて送付をさせていただく予定でございますので、ご予定いただけましたらと考えてございます。  続きまして、2枚目の資料になります。GIGAスクール構想学習者用端末調達についてということで、GIGAスクール構想に関する現状報告をさせていただければと思います。  こちらのアップル社のいわゆるiPadでございますけれども、基本パッケージということで、今後導入する予定の機種として今回ご報告をさせていただきます。  資料、ちょっと前後いたしますが、この横版の一番右下のところに記載させていただいてございますように、これまで小・中学校校長会先生方、その代表の方からこの端末についてご意見をいただいてまいりました。児童生徒が使いやすいことはもちろんといたしまして、教員も使いやすいこと、また起動が早いこと、小学1年生が使うことも考えれば軽いものがよい、こういったご意見をいただく中で、子どもが使いこなすということを考えるならばiPadが一番望ましいというようなご意見もいただいたところで、今回この機種に選定したところでございます。また、児童生徒が使うということで、壊したりといったトラブルも考えられますので、保守契約の充実というご意見もいただいてございますが、こちらは端末調達とは別に、保守契約というところで別途対応させていただきたいと考えてございます。この端末につきましては左上写真ございますように、いわゆるタブレット端末でございます。ただし、右側の写真にございますように、カバーをつけてございまして、カバーにいわゆるキーボードが附属されているというのは、このGIGAスクール端末必須条件になってもございまして、このキーボードつき端末ということで検討してございます。仕様にお示しした画面サイズ容量等につきましては、いわゆる文部科学省が示した標準仕様に基づくものでございます。右上の比較検討結果にございますように、起動操作性教育用アプリケーション管理セキュリティや重量というところにおきまして、学校先生方からも高い評価をいただいてございます。主なアプリケーションといたしましては、Appleの純正アプリ動画作成画像編集等ができるものに加えまして、いわゆるその上にございます、Microsoft Office365ということで、いわゆるWordやExcel、PowerPoint、またTeamsといったオンライン授業動画配信文書作成ができる、こういったソフトにつきましても使用可能なものとなってございます。今後の状況につきましては、裏面にスケジュールをお示しをさせていただいてございます。2定で補正予算をお認めいただいた後、1番のところでございますが、校内LAN工事ということでLANケーブル敷設工事、こちらを7月、8月で中学校、9月以降で小学校で工事を今進めているところでございます。それに続きまして、2番のところがLANケーブルの敷設が終わりましたら、ルーターやフロアスイッチ、また、無線LANアクセスポイント等追加機器調達と設置を進めてまいります。3点目がこちら、今回お示しさせていただいた端末の配備ということで、これから機器の調達に入りまして、端末調達した上で設定・配布ということを年度内に行いたいと考えてございます。4番、ネットワークシステムの設計・構築・運用とございますが、端末を使用していただくに当たりまして、インターネットに接続できるサーバーやファイヤーウォール、またソフトウェアのアップデート等ができるような、そういったシステムの構築、また故障対応ができるような保守の運用についてもこちらで調達をさせていただきたいと考えてございます。また5番でございますが、ICT支援員、現在14名が各校に巡回するような形で配置をしてございますが、このGIGAスクールパソコン端末配備にあわせまして、25名に増員を行った上で各校における集合研修個別研修、また授業に実際に入って授業支援を行うなど、教員の皆様のこのICT機器の活用について、また児童生徒の活用についても、このICT支援員も含めて支援をしていくというようなことで考えてございます。  いずれにいたしましても、令和2年度中、令和2年の3月までに、この体制を整えられるようにということで現在調達を進めているところでございます。この資料につきましては、以上でございます。  続きまして、3点目でございますが、就学援助認定状況についてご報告をさせていただきます。  1番の令和2年度認定状況(9月末現在)とございますが、こちら認定者数のところ見ていただきますと、要保護・準要保護のほかに、※1、※2ということで注意事項が記載されてございますので、先にそちらのほうからご説明させていただきます。  表の下のほうに記載がございますが、※の1番で記載させていただきましたのが、準要保護費目認定でございます。こちらは区の基準を下回る所得の世帯でありましても、第3子以降の児童生徒を対象といたしまして、給食費の支給をするという、今年度からの取組みでございます。※の2番につきましては、新型コロナウイルスにより所得減となった世帯を対象といたしまして、通常は前年の所得でこの就学援助認定を行いますが、現年度の直近の所得認定を行うという特例措置に関するものでございます。状況をこの表に基づきまして説明いたします。小学校におきましては、全児童3万4,177人中、要保護が709人、準要保護が5,264人、費目認定が252人、特例措置が71人、合計6,296人、18.42%でございます。中学校におきましては、全生徒1万5,149人中、要保護453人、準要保護が3,104人、費目認定が5名、特例措置が44人ということで、3,606人、23.80%でございます。合計いたしますと、4万9,326人中、9,902人、20.07%の認定というところが現状でございます。  2番の表をご覧いただきますと、認定状況の推移をお示しをさせていただいているものでございます。平成28年度におきましては、25.65%の認定率でありましたが、今回先ほどの表にお示ししましたように、20.07%ということで、傾向といたしましては、認定率が下がっている傾向が続いているところでございます。こちらは基本的に就学援助は前年の所得をもとに算定しているというところから、この傾向が続いてございますが、来年度以降につきましては、また現在の状況を踏まえて変化が来るかもしれないところで認識してございます。  3番に新型コロナウイルス感染症に伴う就学援助対応実績ということで、先ほどの1番の表でご説明させていただいた特例措置に対する実績をお示させていただきました。こちら254人のこの申出があった方に対しまして、115人、この方がいわゆる直近の所得で、特例措置として認定措置を行ったものでございます。ただし実績といたしましては、そのほかの114人の方が前年度の所得で準要保護に該当するということで認定を行ってございますので、254人中229人は認定を行ってございます。残る25人につきましては、昨年の所得でも、直近の所得でも、この就学援助の対象ということにはならなかったという方がいらっしゃったというところでございます。 ○早川和江 委員長 ただいまの報告について、何かご質問ございますか。 ◆小林あすか 委員 2点目のGIGAスクール構想に関して、ちょっと質問させてください。  裏面の経緯を拝見いたしましたが、配付が1月、2月、3月のところで、長期の配布されているんですけど、実際に使って授業活用というのは来年度にスタートするというところで、ここは間違いないでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 実際の調達自体、これから行うので確定的なものではないんですけれども、端末調達自体が可能であれば前倒しをして、全部一遍でなくても結構ですので、できるところから調達を、いわゆる納品をしてくださいというような形で調達を進める予定でございます。  ですので、学校に配備される時期としてはある程度幅がございまして、最終的には年度末までに全てをそろうというところでございますので、早めに配備された学校におきましては、早めに使い始めていただくというような前提でございます。 ◆小林あすか 委員 分かりました。じゃあ、例えばその場合ICT支援員の方がいらっしゃったり、あとは得意な先生がいらっしゃったりというところで、できるところは先に始めてもいいよというニュアンスというところで大丈夫ですか。分かりました。  もう1点なんですけれども、私も実はアナログなタイプなので得意じゃないんですけど、一人1台ということでお話を伺っていますけれども、この頂いたiPadで個人のメールアドレスなんかをつくることは可能ですか、子どもが。 ◎飯田常雄 教育推進課長 学校の貸与した端末に付随したメールアドレスという形になりますので、それとは別に個人的なアドレスを作成するというようなところは想定してございません。 ◆小林あすか 委員 どうしてもこういった機器が手に入ると、双方でやりたいとかというところも危惧してお伺いいたしました。多分始まってからいろいろトラブルがあるかと思います。その都度その都度またちょっと私も拝見させていただけたらなと思います。 ◆よぎ 委員 ちょっと難しい質問をさせてください。一応iPadで決まったような感じですけれども、どことどこの端末を比較されたんでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 今回、文部科学省から示されておりますのが、iPad自体はOSイコール端末になってしまいますけれども、基本的にはOS三つの比較というところでございます。いわゆる iPadのiOS、MicrosoftのWindows、GoogleのChrome OS、この三つのOSを搭載したパソコンということで比較をして検討したところでございます。 ◆よぎ 委員 そうすると、メーカーでいうと、どことどこを比較されたんですか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 すみません、今手元にないんですけれども、確か富士通とNECだったと思います。申し訳ございません、確定的なことではないですが、いずれにしましてもWindowsのパソコンとChromeのパソコンということでご用意をして確認いただいたところです。 ◆よぎ 委員 その中でも、私的には特に三つ気になります。ぜひ報告を聞かせていただきたいんですけれども、まずはコスト的な観点でみんなどういう、並び順なのかというのが一つ。
     二つ目は、重量はやっぱりiPadは一番重いかなというのが、私は業界的にそう思います。そこはやっぱり子どもが運ぶものとしては、そこの配慮はどうであったのか、評価の中でそれが二つ目。  あとは三つ目は、これはどのように発言すればいいか分からないですけれども、今この状況の中で、日本の経済もかなり打撃を受けている中で、例えば国内で生産しているものとかの有用な評価基準はありましたかというのが3点目です。 ◎飯田常雄 教育推進課長 まず、コストにつきましては、今回のGIGAスクールのいわゆる基本パッケージにつきましては、全てのメーカーにおきまして4万5,000円以内ということで決定してございますので、それ以外の観点からの比較はしてございません。ほぼ同一であろうということでございます。  2点目の重さでございますが、私どもで調査した限りではありますけれども、全ての端末ではないのであれなんですけれども、iPad端末が1.1キログラムとありましたけれども、Windowsの端末が同等のものでありまして約1.5キログラム、Chrome端末が1.3キログラムということで、そういったものがあったというところで比較をしてございます。  3点目に、国内生産かどうかというところにつきましては、検討事項としてはこちらとしては考えてございません。 ○早川和江 委員長 よぎ委員、いいですか。 ◆牧野けんじ 委員 私からもGIGAスクールについて、一つなんですが、仕様契約準備が8月から9月というふうにされているんですが、具体にはもう正式に契約をされたということなのかということが一つと、それから、家庭のほうで、校内についてはLANの環境が整備されるということですけども、家庭でインターネット環境がない世帯についてはどのように対応するのか、そのめどがついているのかどうか、その2点お願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 1点目の契約というところにつきまして、端末というところでお答えしてよろしいですか。端末につきましては、これから契約するところでございます。  2点目でございますが、家庭というところにつきまして、いわゆる家庭のWi−Fi環境があるかないかというところにつきましては、ない家庭もあるということは承知をしてございます。経済的ご負担がないようにということで対応を考えてございますが、まだ具体のところにつきましては検討させていただいているところでございます。他区の状況も今見極めながら具体の対応については検討してございます。 ◆牧野けんじ 委員 それから、もう1点、以前、東京都からもこれは台数がちょっと限られていましたけども、配備された端末もあったかと思うんですけども、その端末については今回の分と合わせて活用するような形なのか、ちょっと考え方をお示しください。 ◎飯田常雄 教育推進課長 東京都から1万台の端末を今お借りしてございます。こちらにつきましては、あくまで新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うオンライン学習環境の整備ということでお借りしているものでございまして、東京都からの端末につきましては、遅くとも今年度中、GIGAスクール端末が整備されたら、その時点で返却をするというような約束でお借りしているものでございます。 ◆牧野けんじ 委員 先ほどの説明の中で、家庭のほうでインターネット環境がないところについて、今検討されているということなんですけども、それから端末についても確保できた分から順次配備ということでございました。やはり教育の機会の平等という観点から、やはりなるべくスタートには差が出ないような配慮というのをやはり重視していただきたいというふうに要望いたします。  それから次に、就学援助認定についてなんですが、これがたしか8月頃に1回目のこの特例措置のほうへの申立てを受け付けたと思うんですが、これがまたたしかもう一回その申立ての機会があったかと思うんですけども、ちょっとその確認です。 ◎飯田常雄 教育推進課長 一旦6月に通知をさせていただいた上で、7月8日までということで一回締切りをさせていただきました。その後につきましては、8月24日までに提出があった部分につきましては、10月中旬までに審査ということで進めてございます。また、8月25日以降の提出分につきましては、申請月の審査ということで進めているところでございます。 ◆牧野けんじ 委員 今後も柔軟に対応していただけるかと思うんですけども、今回の特例措置でもかなりの方がそういう意味では救済をされたということで、引き続き対応していただきたいと思います。  それから、給食費の部分について、これは費目を特定して補助をするという形でも小学校では252人の方が対象となったということで、このことも家庭の困難を救済するという点で歓迎をしたいというふうに思います。 ◆関根麻美子 委員 GIGAスクール構想のことで1点だけ、ICTの支援員さんが現在14名が各学校回っていただいていると思うんですけども、ただ学校を回っていただいてどのような支援をされているのか、その内容について教えていただきたいことが1点。  そして、103校、小・中学校あるんですけど、14名、その後、増員されて25名にはなるというふうに聞いておりますけれども、定期的にその103校を14名がどのくらいの頻度で学校を回ってくれていらっしゃるのか、その実態を教えていただきたいことがもう一つ、2点目です。 ◎飯田常雄 教育推進課長 1点目でございますが、ICT支援員による支援の内容ということでございますけれども、先ほどとちょっと重複してしまいますけれども、まずは現状行っていることといたしましては、月によって異なりますが、月に2回から3回程度、各校を訪問してございます。その中で各学校の要望に応じまして、集合的な研修を行う場合、また人数を限った少ない人数での研修を行う場合、そういったこともそれぞれの学校で、例えば電子黒板にどういうふうに投影したらいいのかとか、プログラミング学習でどういうふうに活用したらいいのかとか、各学校の要望に応じて対応してございます。また、あわせまして、そういった授業を行うとしたときの授業の現場に支援員が入りまして、使う先生と、またそれを受けて操作をする子どもたち、双方の支援といいますか、授業支援、こちらも行わせていただいているところでございます。  頻度につきましては、すみません、今申し上げた中にありましたが、大体月に2、3回というところでございます。 ◆関根麻美子 委員 しっかりまた支援をしていただきたいと思います。  端末につきましては、今いろいろ各委員からお話がありましたけども、5万台を確保するというのは大変なことだと思っております。しかしながら、少しでも早く確保できるように、今も鋭意努力されていると思うんですけども、さらにまたご努力お願いしたいと思います。また、端末も大事ですし、またそれを使っての内容、授業をどのように進めていくのかとか、家庭との連携どうやってとっていくのだとか、そちらのほうも大変な課題だと思うんですけれども、そういった意味でICT支援員さんが学校に寄り添ってしっかり支援していただくというのはとても重要なことだと思っております。現場はコロナ禍の中で本当に授業時数を確保しなければいけないという大変忙しい中での、しかしながら、このオンライン学習のやっぱり準備を進めていかなければならないという、さらに教員の皆さんにはかなりのご負担をかけていると思うんですけども、でも必要なことでございますので、しっかりとまた工夫をされていただきながら頑張っていただきたいと思います。私の知っている学校で、このオンライン学習にしっかり取り組んでいこうということをされていて、週1回は子どもたちをパソコン室に連れて行ってパソコンの日、何とかの日とつけて、とにかく慣れる。その双方向のことも含めて、eラーニング、自学自習のことも含めて、いろいろな経験をさせていくという、非常にこの忙しい中で努力をされているなと、非常に頼もしく思っているところでございます。昔はパソコン室20台とか30台とか、一人1台ではなくて、これは区の教育委員会として40台各学校に配備をしていただいたということでそれも完備されているという、一クラスがそこに行って、必ず一人1台のパソコンを使うという、そういった環境が学校にありますので、非常に大変な状況の中でありますけども、できることをしっかりと進めていくという観点で、一層のご努力をお願いしたいと思います。 ◆小林あすか 委員 ちょっと1点だけ、先ほど牧野委員から東京都から来たというこの端末だったり、ちょっとごめんなさい、少しこの資料からはみ出すんですけど、ちょっとお伺いさせていただきたいことが1点あります。  前の委員会報告でも東京都から来たもの各校に配って、あと学校にお任せしているというところでお伺いしているんですけれども、その後、学校がどのように活用されているかとか、それぞれの個々の学校の様子というのは把握されていますか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 数はなかなか把握しにくいところではあるんですけれども、今確認できているところといたしましては、いわゆるオンライン授業を行うツールがあります。お配りしたパソコンではTeamsというソフトを使ってやるんですけれども、その会議なり行う場合に、いわゆるチームをつくってオンライン会議などをするんですけれども、既に350を超えるチームが学校の中には出来上がっておりまして、例えば保護者会、または職員の中の会議、これは学校内だけではなくて、地区の教員で集まって行う会議をICTを使って行ったり、これは今後のオンライン授業だったりとか、それを見据えた練習も含めてということなんですけれども、そういった形で様々な学校授業そのものじゃないところもありますけれども、活用の取組みを進めていただいていると把握してでございます。 ◆小林あすか 委員 すごくいいと思います、その使い方。PTAとか、オンラインで活用しているところですごくいいかと。私がちょっと気になったというか、私が聞いたのは、都から来た端末に関して、保護者とか家庭に配られるのかなと思われているご家庭も多くて、中には学校がアンケートを配って、そのご家庭にタブレットとかありますかとか、Wi−Fi環境ありますかとかというアンケートをとられている学校がすごく多くて、でも、そのアンケートが結局多分1回で結論が出なかったのか、2回目のアンケートが来て、3回目のアンケートが来てという、今10月の段階でそういう学校がちらほら出てきて、これは一体いつ配られるんですかみたいな、何なら多分今学期中は無理だから来年かねみたいなお話を保護者のうわさ程度の範囲なんですけど、今回今日この予定を見たときに、あれ、そうしたら都からもらったタブレットが来る頃には、もう江戸川区の端末来ちゃうなと思って、もやもやとしたところがあったんですけれども、今お話を聞いたら、それ以外のところで活用されているというところでよかったかなと思っています。 ◆よぎ 委員 これから一応発注手続が始まると思うんですけれども、最初そのタブレットが準備されると思うんですね。それをキッティングというんですけれども、キッティングというのは中身をどのような中身にしていくかというところで、そうすると、そのときにやっぱりこの子どもたちに渡すものなので、やっぱりどういう基準でどのようなアプリの使用を許可していくかというようなガイドラインができていたり、例えば一応教育課程の中でネットに入って、例えばブラウザで何かいろいろ検索したりとか、そういったことも許可するかどうかというのもすごく大きな話題だと思うんですけれども、例えばそのときに特別に何かそのキーワードに基づいた制限をかけたりとか、それは普通の端末だと結構広いんですよね。iPadだとかなり制限があります。すごくiPadは守ってくれている。なので今日は余り文句言わないですけど、やっぱりChromeとかは安いので、私はやっぱりコスト下げてほしい。あと国内生産でいってほしいというのはありますけど、どうしてもやっぱりiPadはセキュリティはどうしても高いので、ただ今回子どもの場合はもっとそのセキュリティを一段と上げないといけないというような気がしていて、あと例えばそのアプリも、さっきもアプリの話あったんですけれども、ただ私たち大人が、例えばスマホとかタブレットで自由に落として使うようなアプリ、いつも自由に落としているんで、そういうところの制限とか、そこはそのキッティングの段階で、やっぱりどういうふうなガイドラインとか、あと配慮で決めていくのか、そこはすごく結構キーな部分になると思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 ちょっと分かりにくいかもしれないんですけれども、まずiPadにつきましては、もともとセキュリティが高いというのは確かによぎ委員がおっしゃるとおりです。また、例えばアプリ等をダウンロードして使うという際に、いわゆるウイルスが混入したりというのはリスクとしてあるんですけれども、アップル社の場合には基本的にアップルストアから買うというところが基本になってございますので、その他のところからダウンロードしないということにおきまして、かなりリスクは低いというところは認識しているところでございます。もちろんインターネットを閲覧するに当たっての一定のフィルタリングというんでしょうか、そういったところは当然児童生徒が使うものですので必要になってくると思いますし、基本的にはもともと備え付けられているもの、アップル社の純正品、そういったものを使っていくというところにはなると思うんですけれども、その他様々教育上効果のあるアプリケーション等があって、それを導入するにはどうしたらいいんだと、そういったものが話がありましたら、個々具体的にお話を伺いながら、今の時点でこれが大丈夫でこれが駄目という基準まではもっていないんですけども、個々の事例に応じて検討していきたいと考えてございます。 ◆よぎ 委員 これから具体化されると思いますけれども、ただやっぱり私たちが普通に何でもアプリをダウンロードできちゃうみたいなところは提供するかしないかというのはすごく大きい判断だと思います。それから、逆にアプリとかインストールする場面自体をつくっていくかどうかというところがあって、例えばそのアップル社ならアップル社に何か特別なアプリケーションをつくってもらって、そのアプリを使って、このアプリをやっぱり使ってほしいとなったときに、いずれ皆Wi−Fi環境にありますから、生徒がダウンロードするんじゃなくて、こっちから送り込む、これをダウンロードしてくださいというメッセージが出てくる、それだけダウンロードするとか、そういった安全面の工夫を考えていただきたいなと思います。 ◆関根麻美子 委員 先ほど1点、言い忘れてしまったんです。よろしいですか。  就学援助認定状況についてで、御礼です。私たちの会派も対象を拡大をという要望をしてきたわけなんですけども、今年度のコロナ禍において影響を受けた世帯にもということで広げていただいたこと、本当に感謝しております。254名の申請者数のうち、実質先ほどお話があった25名は前年度、また今年の所得の見込みに対象が合わなかったということで、実質229人の方たち認定されたということで、非常に教育委員会のほうで一歩踏み出していただいてありがたいと思っております。また、引き続き寄り添ったまた支援をお願いしたいと思います。 ○早川和江 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について、何かございますか。よろしいですか。 ◆牧野けんじ 委員 すくすくスクール学童クラブについてなんですが、今定例会で条例改正という形で時間延長が今最終本会議で決まるわけですけども、今後保護者への周知という点で、新年度からの登録というのが間もなく始まるような形で認識しているんですけども、ちょっとその募集のスタート時にどういう周知をするかという、その時期の部分と周知の中身について、お示しいただければと思います。 ◎飯田常雄 教育推進課長 議会で条例改正案をお認めいただけましたならば、来年度からの時間延長ということで、実際に取組みを進めさせていただきます。具体的に申し上げますと、11月中旬以降、来年度の申込みと受け付けということで、来年度用のご案内だったりとか、申込書、申請書をお配りすることになります。その際に延長につきましては、延長が登録ができるということも含めて、保護者の皆様には周知をさせていただきたいと考えてございます。 ◆牧野けんじ 委員 ぜひ、そのタイミングで周知をお願いします。あわせて補食の再開についても検討するという方向性ですけども、これについてはどういうふうに周知をされるんでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 先ほど申し上げました、11月中旬からの来年度の申込みの時点では、具体的にどのような形で来年度補食の提供ができるかというところはまだ検討中の段階でございます。ですので、ご案内の中で通常は持込みによる補食をお願いしているところでございますが、区の提供する補食ということに今検討中である、そのような注意書きはさせていただきたいと思ってございます。その上で、今後の具体的な状況がご案内できるようになりましたら、随時の周知を図っていきたいと考えてございます。 ◆牧野けんじ 委員 検討中という形でお示しをいただくということだと思うんですけども、それから、ちょっとこの間のやりとりの中では、保護者とも直接相談というんですか、意向を聞いていくというようなお話もあったかと思うんですけども、具体的にはどういう方法で相談をしていくのか、ちょっと考え方としてどういうふうに考えておられるのか、お示ししていただければと思います。 ◎飯田常雄 教育推進課長 延長ではなくて、補食の部分ですね。補食につきましても、今回区として提供するかどうかを検討させていただいているところでございます。保護者の要望に基づいてといいますか、今回のことを契機に区としての検討も進めさせていただいているところでございますが、具体的な提供の方法等も今検討させていただいているところでございますけれども、様々な機会を通じて保護者の皆様のお話をお伺いしたいと考えてございます。 ◆牧野けんじ 委員 やはり保護者のほうでも子どもたちに放課後おやつを、特に1年生だとか、低学年のところでは提供してほしいという思いも強いと思いますので、なるべく保護者の希望には応えるという立場で、保護者の意見にもしっかり耳を傾けていただきたいというふうに要望します。 ○早川和江 委員長 それでは、最後に教育委員さんより、何か一言いただけますでしょうか。 ◎蓮沼千秋 教育長職務代理者 改めまして、皆様おはようございます。日頃より皆様方には、学校現場、あるいは教育委員会に対しまして多大なるお力添え、ご支援いただきましてありがとうございます。  せんだって行われました3定、あるいは決特、その様子を私も拝見させていただきました。学力や体力の向上に関すること、教員の働き方改革、そして、それに関連したスクールソーシャルワーカー、少人数学級、職場体験チャレンジ・ザ・ドリーム、そして読書科、学校の適正配置、敏感な子HSCの問題と、いろいろ熱心にご議論いただきました。とてもありがたく思っております。中でも、私も江戸川区の中学校で10年間おりましたけれども、やはり今年このコロナ禍で、中学校2年生、3年生の修学旅行とかも一部そうなんですけども、やはり2年生も林間学校が中止になったと、そしてさらに江戸川区の看板でもある職場体験、それができないというのはとても残念に思っております。委員長もいろいろご発言されておりましたけれども、やはり職場体験、江戸川区は全国でも草分け的な5日間連続ということなんですね。やはり私もよく考えていたんですけども、たかが5日、されど5日ということで、子どもたちはビフォーアフターで、全く行く前と行く後で表情も違いますし、雰囲気とか持って帰ってくるものが違うんですね。とても有意義だなと思っておりましたし、それを受け入れてくださる江戸川区の人情といいますか、小さな会社ですとか、公共的な施設もございますけども、とてもありがたいなと思っておりました。それは来年、恐らく大分収まってきてできるのかなと思っているんですけども、子どもたちが実際に卒業してから、高校を卒業して、あるいは大学行って、専門学校行って、時々訪ねてくれる卒業生がいたんですけども、「校長先生、実は中学校で職場体験であんまり最初は興味がなかったんだけど、介護事業所に行ってとてもよかったんで、そのまま今介護士になりました」とか、そういう子もいるんですね。あるいはケーキつくるのが大好きで、ケーキ屋さんに勤めましたとか、近隣の小学校に応援いただいて、ちょっと授業の小学生の勉強をちょっと見たりとか、そういうこともあって、小学校の先生になったとか、いろいろそういうやっぱりチャレンジ・ザ・ドリームで夢に挑戦するということで将来の職業に直結している、そういう生徒たちもいるので、とても有意義だなと思っております。ですから、またいろいろ課題等はございますけども、教育委員会のほうも広報とリンクして子どもたちのその活動の様子をしっかりビデオ撮影して、現場の方の意見等も入れながら、3月にその報告会ですか、それもやってございました。昨年度はできませんでしたけども、それいった形でその報告会を通してお世話になっている現場の代表の方、受け入れてくださっている事業先の方の声なども聞きながら、とても有意義なものだったので、来年度以降さらに中身を充実させて、私も校長として、江戸川区も皆さん受け入れてくれていたんで、やはり受入先をもっと拡大しようということで、隣の葛飾の郵便局ですとか、保育園、ケーキ屋さん、4件ほど開拓といいますか、自分で行って、「子どもたちに何かこういうこと希望してるんですけども、三中生、人数が多いんで、受入先がなかなか決まらないんで、協力していただけますか」ということで、葛飾の中学校と競合する部分もあったんですけども、受け入れていただいたという経緯もございますので、これから教育委員会も積極的に室長の答弁にもありましたけれども、しっかりやっていくということですので、また引き続き文教委員先生方にもご尽力をお願いしたいなと思っております。いつもありがとうございます。 ○早川和江 委員長 それでは、今後の委員会でございますが、11月は10日(火)、午前10時。12月は第4回定例会中の12月2日(水)、午前10時。また、本日の委員長会で確定いたしますが、事務局より連絡いたしますけれども、12月15日(火)、午前10時。12月は2回ございますので、それぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。                      (午前10時57分 閉会)...