この
ペーパー2番、3番については、今月8月以降、9月15日が
申請期限となってございますが、そこに向けての動きということでございます。
2番につきましては、(1)に件数を記載させていただいてございますが、まだ約1万8,000世帯の方から
申請書が届いていないと、今も日々何百件単位で申請はいただいているんですけれども、約1万8,000来ていないということで、こういった方々につきましては、再度
勧奨通知を8月の中旬ぐらいをめどにさせていただく予定でございます。
さらに3番につきましては、これ以前からご相談いただいている方もいらっしゃるんですが、今回、
口座振込を原則とさせていただいてございましたが、一部どうしてもご本人の都合で
銀行口座が作成できないという世帯が
一定程度いらっしゃるということでございまして、こういった方々に関しましては窓口での
現金対応、また一部施設入所されている方なんかもいらっしゃいますので、こういった方々につきましては、
現金書留等の方法で給付を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
○
所隆宏 委員長 次に、
子ども家庭部、お願いします。
◎
茶谷信一 子育て支援課長 2枚目の
ペーパーをご覧ください。
去る7月30日、
私立保育園におきまして、
保育園の
保育士が
新型コロナウイルス感染症に
感染していることが判明いたしましたので、
ペーパーを用意いたしました。こちらにつきましては、区の
ホームページよりの抜粋でございます。船堀にございます
マリヤ保育園でございます。
感染した職員についてはご覧のとおり、経過についてもご覧のとおりでございます。
なお、園につきましては、8月11日まで
臨時休園ということでうかがっているところでございます。
◎
茅原光政 保育課長 私、
保育課のほうからは、資料はございませんけれども、来年度、
令和3年度の
区立保育園の
給食調理業務の委託についてでございます。
来年度につきましては、新規に
南小岩保育園、
新田保育園の2園ということでございまして、これは既に7月20日に
保護者に
お知らせをいたしまして、
ホームページ上でも7月21日から公表してございます。
また、8月3日から
業者公募についての区の
ホームページで
お知らせをしております。なお、一之江第一
保育園と平井第二
保育園が平成28年度から委託を開始しておりまして、5年を経過しておりますので、これも再選定というふうになります。したがいまして、
令和3年度の
委託園数は現在15園でございますので、2園増えまして17園ということになります。
○
所隆宏 委員長 次に、
健康部、お願いいたします。
◎
石原詠子 健康推進課長 お手元にあります資料をご覧ください。
最近の本区における
新型コロナウイルス感染症対策の
状況についてのご
報告でございます。
陽性患者の数なんですけれども、8月3日(月)時点、昨日ですね、合計で403人、前日比34人でございます。この34人は、日曜日発表していないので2日分でございますが、その下の過去1週間の前日比を見ていただきますと、火曜日9人、水曜日8人、木曜日7人、金曜日15人、土曜日12人と、ここ数日、非常に多い
状況がございます。こちらには記載がないんですけれども、本日8月4日時点、最新ではプラス9人で合計で412人という
状況でございます。20代、30代の、まあ40代の方もいらっしゃいますけれども、若い世代の
感染者が多く、夜の接待を伴う
飲食店で
感染してきていると、それがご家族などにうつったりというような
状況のようでございます。ただ、重症の患者の方は今のところ
発生はしてございません。
(2)の
検体採取の数のほうなんですけれども、
江戸川区の
PCR検査センターのほうは、
いっとき週3回ぐらいとかになっていたんですけれども、また、この
感染の拡大を受けて週4日、
月火水木で実施をしてございます。1日平均15件ぐらいやってございまして、そのほか
行政検査としては最大80件ぐらい実施しているところでございます。民間の病院のほうはそれぞれでやってございます。ちなみにお盆のときも、11、12、13ぐらいはやっていただけるという話になってございまして、
医師会の協力をいただきながら
検査数を増やしています。
唾液による検査のほうも
医師会との話合いが進んでございまして、唾液のPCR検査できる
診療所も少しずつできて、調整しているという段階でございます。
(3)の
コロナの病床のほうなんですけれども、現在区内では8病院76病床なんですけれども、こちらも
感染拡大を受けて、病院のほうが少し増やしてくれているところです。現在、入院34人、3日現在ですけれども、
占有率44.7%でございまして、基軸の病院に
圧迫感はございますけれども、今のところ、
病院崩壊とかそのような
状況はないというところでございます。
その他のところでございますけれども、
厚生労働省の新システムによる
情報連携接触確認アプリ「COCOA」とかよく報道されていますけれども、そちらのほうも順次運用が開始されてございますので、そのうちこう広がっていって、メジャーになっていくのかなというところです。
東京都の
ホテル療養の増床の
状況なんですけれども、7月30日時点で都内で六つの
ホテルがもう開設しているというふうに聞いてございますので、東京都さんがどんどん増やしていただいて、対応をしているところです。
最後の米印のところなんですけれども、区の
健康部では区民の方、
飲食店への
情報提供と
注意喚起のために郵送でチラシを配布して、そこに
QRコードがあって、
ホームページで
注意事項の動画が見えるような形のサイトを開設してございます。一般の方も、もう既に見られるようになってございますので、
江戸川区の
公式ユーチューブを開いていただいて、見ていただきますと、
飲食店での
注意事項とかその辺のPRが見れますので、
委員の
皆様方もぜひご覧いただければと思います。
○
所隆宏 委員長 ただいまの
報告について、何かご質問はございますか。
◆
川口俊夫 委員 ただいまの
執行部報告につきましてですけれども、まず一つは、区内の
飲食店等に個別に訪問をして、東京都が作成した虹のマークの
ステッカーをそれぞれのお店に貼るというようなことを聞いておりましたけれども、どの程度、今実施しておられるのかという経過につきまして、
お尋ねします。
それから、区内の各
事務所毎の
感染者の統計が出ておりまして、
葛西地区がやっぱり多いんですね。
人口比ということもあるでしょうけれども、その背景はどういうことなのか、教えていただければと思います。
それから、
江戸川区の
感染者の数が
人口比で言えば23区で一番少ないということを言われていますけれども、これやっぱり
検査総数が少ないせいなのかなとも思ったりもしますが、これの真意について
お尋ねをいたしたいと思います。
それから、もう一点、実は私どもの地域でも中学校で
感染者が
発生をいたしました。もう直ちに学校は
休校体制に入ったわけでございますが、
保護者には当然のように連絡は行くわけです。ところが、やっぱり地域において、ある程度の
注意喚起というのは必要な気が私はいたします。ですから、
町会自治会とかくすのきクラブとか考えられるところに、ある程度の
情報提供は必要じゃないのかなというふうに思いますが、その辺の対応の仕方、
注意喚起の声のかけ方、周知の方法について
お尋ねをいたします。
◎
天沼浩 健康部長 最初の3問、私のほうから、
生活衛生課長が不在ですので、私、
事務取扱をしておりますのでご回答させていただきます。
まず、接待を伴う
飲食店等を中心とした立入検査でございますけれども、7月29日から既に実施をさせていただいてございまして、初日7月29日につきましては、合計で89件させていただいております。4班で2名体制、2名1組で6時から8時までの間、実施させていただいております。それで、今日火曜日なんですけれども、月曜日がお休みのお店も多いものですから、
火水木とやろうということで、今日また夜間実施させていただきます。最終的には750件を回るということで計画をしておりまして、本日、多数の新聞、
テレビ等の取材もございますので、今日、明日以降の報道をご覧いただければと思います。
私どものほうで、回ったときに東京都の
ステッカーについて寄り添ってご案内させていただいておりますけれども、あれあくまでもお店側でインターネットで
チェック欄に
チェックをして登録をしないとプリントアウトできないような仕組みになっておりまして、それは最終的には店主様のほうでやっていただくような流れでございます。もちろんその
端末等があれば、寄り添って一緒にやると、分からない方にはできるだけ私どものほうでもサポートしたいなというふうに思っています。
2番目の葛西が多い理由ですけれども、これは
地区ごとに
発生した件数は拾えるんですけれども、基本的には区外、例えば歌舞伎町ですとか、池袋ですとか、そういうところのお店で
感染している方が多うございまして、その方がお
住まいのところで集計をしても、あんまり意味がないというふうにこちらのほうとしては受け止めております。つまり、
発生箇所が問題なのであって、お
住まい地で集計しても、たまたまそこに住んでいるというだけのことで、
余り意味がないかなと。その
あたりは地域の皆様ご心配されていると思うんですけれども、
発生地が問題でございまして、
疫学調査をそのためにしているということです。葛西が多いのは、端的に言えば多分人口が多いからだと思います。
一定程度の人口で
一定程度の
発生率がございますので、そういうことかなというふうに思っております。
それから、
人口当たり10万人で
江戸川区が23区で一番少ないということですけれども、これは
検査数が少ないからじゃないかということなんですが、今、民間の
検査数が私どものほうで正確に把握はできません。
発生届が出てきますと
陽性者数はきちっと把握できるんですけど、
検査数は正確なところは把握できないんですけれども、今、200を超えていると思います、1日
当たり。これを300に引き上げようと、
唾液検査等を使って試みているところなんですが、
新聞報道によりますと、例えば葛飾区、足立区、そういうところも大体200件程度で、そこから増やしていこうというところで
皆さん考えていらっしゃるんですね。それを考えると、極端に
江戸川の
検査数が少ないというわけじゃなくて、やはり
医療機関その他の皆様のご努力と、それから区民の方の意識、そういうものが
発生を低く抑えているんじゃないかなと。つまり
クラスターが一つ出ると、あっという間に10件、20件というふうに
陽性患者が出てしまいますので、施設の
管理者、その他の
皆さんが、いかに
発生を出さないように努力されているか、これが
江戸川区の一つの強みになっているかなというふうに認識しております。
◎
深井園子 保健予防
課長 4点目の中学校等の
コロナの
発生の
注意喚起についてご回答いたします。
現在、中学校ですとか企業もなんですけれども、そういったところでの患者
発生につきましては、
ホームページですとかツイッター等で周知しているところです。そのほか、やはり
医療機関の先生方にも、
発生についてご
報告させていただいているところです。
ホームページですとかツイッターでの周知について、もう少し幅広い年代の方にも分かりやすいような形で周知していけるように、今後も検討していきたいと思っております。
◆
川口俊夫 委員 4件目のお話、なかなか答えにくいだろうなというふうには思います。
今日の
読売新聞にも
コロナテロのことの記事がありました。学校なんかだと、もうまともに子どもたちがお互いにいじめ合う可能性が非常に高いですから、どこまで話ができるのか、どこまで情報公開できるのか、難しいところではありますけれども、可能な限り地域への
注意喚起、やっぱり一番リスクを抱えるのは高齢者の方々ですから、くすのきクラブにはどんなふうに伝えたらいいのかなとか、正直言って私もいろいろ思いました。
地域のスーパーに行っていいのかどうだろうかとか、あそこの団地のあのエレベーター使っていいんだろうかどうかとか、本当に細かいことまでいろいろ考えてみましたけれども、これという答えなかなか見つかりません。
ただ、
感染を防ぐのは本人自身の自助努力はもう本当に重要な部分ですから、自分がかからない、そして人にうつさない、この精神でどこまでやったらいいのか、やるべきなのか、多分答えは今までと同じ、具体的なことではこういうことだというものしか出てこないのかなという気はしますけれども、何かそれ以外にこれという一つのアイデアがありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。
◎
天沼浩 健康部長 先日の東京新聞に、斉藤区長のほうで
江戸川区の特徴としては、どこか特定の場所に患者
発生する確度の高い場所がある、例えば繁華街があるとか、特段その医療現場で
クラスターが
発生しそうな場所があるというようなことがなくて、非常に緑豊かな住宅地なものですから、広く浅く患者が
発生しているという説明をインタビューに答えて発言されていまして、まさにそのとおりでぽつぽつと患者が
発生しているような
状況です。なので、私どももここというところにターゲットを絞って周知をすることが非常に難しくて、ですから750件全ての夜の
飲食店を回って、
感染防止のためにウィズ・
コロナの営業の仕方について説明して回ったり、あるいは
幹部職員総出で全ての駅に朝立って、幅広く通勤する方、特に若い方に真っすぐ帰ってきてねという意味を込めて声をかけると、こういうような地道な周知をしているところでございます。そういう中で、一人でも二人でも
コロナにかからない、
コロナをうつさないという方が増えていってくれることを望んでやっていますけれども、
委員おっしゃるように、こうすれば絶対大丈夫だ、こうすれば効果的だというようなことがなかなかないのが現状でございまして、動画なんかを作って幅広く周知しているような
状況でございます。
◆
川口俊夫 委員 分かりました。
○
所隆宏 委員長 ほかに。
◆
笹本ひさし 委員 今の話も少しは関連すると思うので、ちょっともし分かる範囲で教えていただきたいんですけど、この1週間ぐらいかな、複数の方から聞かれたんですが、世田谷区がPCR検査を希望する人に、それこそ誰でも何度でもとかいうことで、これいろいろな
意見はあると思うんですけど、個人に例えば品川とか千代田区は何かお金を配るとか何とか言っていますけど、そんなことをするよりもやっぱり不安を感じたり高齢者の施設で働いていたり、あるいは来週ぐらいお盆で帰省するとかしないとか何か政府で見解がずれていますけど、やっぱり会いに行きたいというときに、やっぱりPCR検査ができれば行くこともできるんではないかと。世田谷は人口恐らく90万人ぐらいいるのかな、それ全部やるというのはものすごい額だと思いますけれども、お金をばらまくことに比べたら非常にこれ意味があるなというふうには感じます。実際にニーズもあるんだなと。例えばお子さんを育てている、高齢者を家で
介護しているという人に対しては、やはりこのPCR検査がもっとできるようになれば、全然気分的にも違うんじゃないかと。やっぱり
コロナストレスだとか、鬱だとか、虐待だとかいろいろなやっぱりメンタル面に影響及ぼしていることを考えれば、これは本区もちょっと真剣に早急にこういうことも考えてもいいのではないかなと思いますけど、この
あたりいかがでしょうか。
◎
渡瀬博俊 江戸川保健所長 今、検査のお話をしていただきました。PCRに限らず今
コロナに関しての検査という形で、いろいろな形、抗原検査だとか、検体についても鼻腔だけじゃなくて唾液の検査だとか、様々な手法で検査のやり方については広がってきているところでございます。
そういった中で、基本的に今検査の対象となっている方に関しては、やはり
コロナの
感染が非常に疑われる方、あるいは
コロナの患者さんと濃厚な接触をして
感染している可能性が高い、必然性が高い、そういった人に対して過不足なく行うと、そういう人に対してはきっちり行おうという形で、区の中でもそういった方に関してはきちんと検査をしていただいているという
状況でございます。そういった中で、PCRだけではなく、そういった
コロナの検査に関して、どのような人を対象にしていくかというところが一つあるかと思います。いわゆる特に何も症状がない、別に周りに
コロナの人がいたわけでもない、ただ心配だ、そういった人に対しての検査に関しては、今のところ国のほうでも行政検体としての対象ではありませんよという形で通知のほうが来ているところでございますので、そういった方に関しての検査に関しては、今のところは心配な方はご自身で
医療機関のほうへ行って相談した上で検査のほうしてくださいというような形になっています。
なので、ちょっと世田谷区のほうでどういった人を対象にするのかというところは、ちょっと引き続きお話を聞いたりとかというような形で、ちょっと調査する必要あるかとは思うんですけども、検査そのものに関しては、必要な人に関してはまず必要な部分を適切にきちんと迅速に行うと、これがまず第一だと思っておりますし、さらにその気持ちとして心配な人に対して検査が必要性というところに関しては、国も交えてそういった部分については一定のコンセンサスを得ていく必要があるのかなというふうに考えているところです。
◆
笹本ひさし 委員 気持ちとしてというか、検査の優先順位というようなことだと思いますけれども、でもそうは言っても、無症状な人がいるからこうやってマスクしているわけじゃないですか。多分、区役所の職員4,000名ぐらい我々も含めていて、全員やったら多分陽性率1%以上あると思いますよ。だから、無症状でもマスクしたりフェイスシールドしたりするわけじゃないですか。
実際にいったら検査の優先順位もありますけれども、例えばさっきも言いましたように、在宅で高齢者とか基礎疾患のある人を
介護している人の方が施設
介護している人より多いわけですし、来週ぐらい今年は帰るのやめようかという人が圧倒的に多くなってしまうんでしょうけど、だけどそうはいっても、ほとんどの人がまたあの満員電車で朝行っているわけですよ、時間ずらすとかなんとか1時間ぐらいずらしたとしても。
そういう中で、やっぱり行政上の優先順位とかいうのあると思いますけれども、これは住民の安心とかいうことを考えれば、やはりその世田谷区の施策というのは、批判するよりも僕は一定の評価これあると思いますよ。評価というかニーズがあるんですよ。もちろんいろいろ
意見はあると思いますけど。だけど、やっぱり
江戸川区も70万人いれば、たまたま大病院がなくて
クラスターが今のところ
発生してないからぼんと上がらないけれども、いつ学校とか高校とかそういう集中したところで、1,000名単位の事業所みたいなところあるわけですから、やっぱりそういうこと、今後の安全のことを考えたら、これはお金もかかるし今個人負担やったら3万5,000円ぐらいかかるのかな、多分そのぐらいかかると思います。抗原検査をやっても七、八千円とか1万円ぐらいかかると思いますので、これを保険適用にするのか、全員無償にするのかは議論があるところですけども、これやっぱり早急に前向きに取り組むということで要望をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
所隆宏 委員長 ほかにございますか。
◆
小俣則子 委員 私も今、笹本
委員が指摘していましたPCR検査については、やはりしっかりと
介護施設だとか、
保育園だとか、教育だとか、そういう現場ではやっぱり希望するというか、そういう濃厚接触せざるを得ない人にはきちっとやっていただきたいと思います。
それで、この間、東葛西中学校ともう一校、今週の月曜日出たんですけれども、東葛西中学校は濃厚接触者が3名ということで、その方たちがPCR検査で陰性だったということをお聞きました。ここでちょっと質問なんですけれども、濃厚接触者というのは
厚生労働省の基準のは読んだんですけれども、
江戸川区として保健所がしっかりと判断しているんだと思うんですけれども、それについての判断基準と、それから例えば先ほど
報告がありました
マリヤ保育園については、園児と、それから職員全員約160数名がPCR検査をするということで、それはよかったなと思って
報告聞いたんですが、そういう違いについてどのようにしているのかということが1点です。濃厚接触ということについての判断基準です。
それと、あとやはり、もしその接触していた方たちがPCR検査をして陰性だった場合、陽性だったらまたその次ということがあるんでしょうけれども、陰性だった場合は陰性だったということを、ある程度、濃厚接触者は保健所で把握していますとあるんですけれども、特に学校とかそういう施設については公表をした方がいいんじゃないかな。先ほど
川口委員からも、そういう地域への
情報提供という点でしたほうがいいんじゃないかなと思うんですが、その辺についてはどうかということですが、いかがでしょうか。
◎
深井園子 保健予防
課長 まず、濃厚接触者の判断基準についてご説明いたします。一般的には、やはりマスクをしていないような状態で手の届くような1メートル以内の距離で15分以上会話をしているというような状態の方を、濃厚接触というふうに考えております。なので、そういったことを鑑みながら、あと換気の
状況ですとかそういったことも含めまして判断しているところです。
陰性だった場合の公表なんですけれども、陰性であっても濃厚接触者の場合は結局その時点での陰性であって、それ以降やはり最終接触から14日間は、最長で潜伏期14日間というふうに考えられていますので、その14日間は万が一の発症の可能性もあるということになってまいりますので、かえってその時点で陰性ということで安心というか、それで大丈夫だったというふうにちょっと誤解される部分もありますので、その
あたりの公表は慎重にさせていただきたいかなというふうに思っております。
◆
小俣則子 委員 すみません、
保育園の場合は、やはり小さい子どもたちはマスクをしていないとかいろいろな条件があると思うんですけれども、そういう点で子ども、園児全員ということで理解してよろしいんですか。
◎
深井園子 保健予防
課長 やはり園児さんにつきましては、中学生ですとか小学生のお子さん、大人よりもやはり密な接触が多いということもありますので、
保育士の方と園児との接触
状況、どのような行動歴だったのかというのを綿密に調査した上で対象を決めていますので、やはり年齢に応じて接触者の人数は変動していくのかなというところです。
◆
小俣則子 委員 分かりました。それで今、陰性でも14日間、様子を見るというか、そういう
状況なんですが、最初の先週27日
発生した中学校では3人が濃厚接触で陽性じゃなくて検査の結果陰性だった、2週間やっぱりその生徒は学校に行かないんですか。
◎
深井園子 保健予防
課長 中学生ですとか学生さんであれば、14日間は学校ですとか塾も含めて行かないという形で、自宅で待機という形にしていただいております。
◆
小俣則子 委員 最後なんですけれども、先ほどいろいろ
ホテルとか、またそれから入院患者がまだ44.7%ということで、
江戸川区の場合はまだ少し余裕があるということなんですけれども、
ホテルが結構、今陽性か検査結果を待っているということで、調整中みたいな記事があるんですけれども、例えばその6か所の
ホテルということで東京都がとあるんですが、それが大丈夫なんですかという質問があるんですが、一応今のところ、ここに書かれている増床中止とあるんですけれども、大丈夫ということで理解してよろしいんでしょうか。
◎
深井園子 保健予防
課長 現在、東京都の
ホテルの部屋数なんですけれども、およそ2,000室ほどですので、現時点では必要な方は
ホテルに入れる状態かなというふうにこちらとしては考えております。
○
所隆宏 委員長 よろしいですか。
ほかによろしいでしょうか。
◆
間宮由美 委員 笹本
委員がおっしゃったように、検査希望のニーズがあり、そこに応えていくということのご
意見に私も賛同をします。
症状がないのに陽性であるという報道がされていますので、非常にこう不安に思う方が増えているかと思います。ここのところも、子どもが生まれたばかりの親御さんだったり、また子どもの施設に働いている方、高齢者施設に働いている方など、それから
飲食店の方々ですね、そういった方が無症状だけれども、もう本当にこうお客さんに、相手の
利用者の方にうつさないだろうかという心配をされています。
陰性であっても14日間というのはありますが、それでもその検査を受けることができれば不安を少しでも解消することができるのではないか、そして不安を少しでも解消するということは、これからウィズ・
コロナでいく中でもすごく大切なことなのかなと思っています。
そこでお聞きしたいことは、唾液検査についてです。唾液検査が始まりまして、身近なクリニックでも検査が受けられるようになりました。唾液検査をするよというふうに手を挙げてくださったクリニックさんとか病院さんが30か所ぐらいと聞いていますが、今現状では正確には幾つのクリニックや病院になりますでしょうか。またもう一つは、その病院・クリニックの名前の公表は予定されているでしょうか。
2点お聞かせください。
◎
深井園子 保健予防
課長 現在の唾液検査可能な実施
医療機関ですけれども、
委員おっしゃるとおり30か所程度で、ただ順次契約が進んでおりますので、もう少し増えていく予定かと思っております。
また、唾液の検査が可能な
医療機関なんですけれども、現時点で
ホームページですとかへの公表というのは今はしていないんですけれども、こちらに帰国者接触者電話相談センターですとか、
江戸川区の
コロナに関する電話相談で、どちらの
医療機関に行ったらいいか分からないというような方々、区民の方に対しまして、こういった唾液検査もできるような、発熱の方も見ていただける
医療機関をこちらからご紹介という形でさせていただいているところです。
◆
間宮由美 委員 本当に電話の対応を頑張っていただいているところではあるんですけども、やっぱりまだまだ今もまだかからないという方の連絡が大変多くございます。
それで、クリニックの名前を
医療機関さんのほうで自分のところを載せていいよという方々はたくさんおいでだと思いますので、ぜひこれは公表をしていただくことが大切ではないかなと思います。
先ほどは世田谷区のお話もありましたけれども、やっぱりあのようなニュースを見ると、どうしても
江戸川区はどうなっているんだというふうに
皆さんお考えになるわけですけれども、検査がこうやって行うところが増えているよということをきちんと
お知らせすることで、また検査をすること自体で陽性を増やさないということにつながるというふうに今言われていますので、
医療機関についてはぜひ公表していただきたい、
お知らせをしていただきたいと思います。
◆
佐々木勇一 委員 今、様々な
委員からお話があったとおり、私どもも
介護とか医療の関係も含めて、
障害者、保育、幼稚園等、やっぱりこう密に接触しなければならないという業種の方々からご不安の声をいただいているところであります。いたずらにPCR検査を増やすというのはどうかというところもあるかと思いますけれども、そういった方々がしっかりと受けられるような体制、これを作っていただきたいなというふうに要望させていただきます。
先ほどの話の中でも出てきました
感染防止徹底宣言
ステッカーを都のほうでやっておりますが、これ区独自で
ステッカーみたいなもの、またその項目を設けて区独自で認めていくということはお考えなのかということで、またお聞かせください。
◎
天沼浩 健康部長 内部で私どものほうの食品営業の団体等ともお話をした結果なんですけれども、いろいろな
ステッカーを作成して何枚も貼るというかばらばらに貼る、ある店は区の
ステッカー、ある店は都のレインボー
ステッカーということになると、区民だけではないのでお越しになるお客様も、いかがなものかという声も多くありまして、取りあえず東京都があれだけ大々的に宣伝して
ステッカーを作ったので、それで取りあえず行ってみましょうということなんです。
またやっていって、特に区商連とも話合いをしていますので、そういう声が多くなってきて特別な
ステッカーが欲しいねということになれば別ですけれども、今のところそういう声がちょっと上がってきていないので、今は東京都のポスターを貼って認知度が高くなってきていますので、それで行こうかなというふうには思っています。
◆
佐々木勇一 委員 ということであるならば、その
ステッカーを事業者の皆様がしっかりと掲示していくということが大事だと思います。
先ほど部長の方から、寄り添ってしっかりと回ったときに声掛けしてと、お手伝いもというようなことで大変よろしいことかなというように思うんですが、ただやっぱり様々な事業者の中には、ご年配の方で家にパソコンがないとか、基本パソコンで申請しますので、プリンターがないとかそういった方もいらっしゃいます。
今、当座750件やるということでございますので、そこを一旦全部確認していただいた中で、これちょっとうちはパソコンないからというところについては、後からでもいいので、その場で一緒にやってというようなことも考えられるかと思いますけれども、この点いかがでしょうか。
◎
天沼浩 健康部長 おっしゃるとおりでございますので、その点についても現場回りながら実態把握してしかるべき対応をしていきたいと思います。
○
所隆宏 委員長 よろしいですか。
以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますでしょうか。
◆
小俣則子 委員 先日、待機児童数が23区で
江戸川区がワーストワンということで、せんだって6月ですか、待機児童が今回203人になったという
報告を
子ども家庭部のほうから受けました。その点で、世田谷がずっと待機児童が多かったのが、一挙に
江戸川が203人で中央区202人ですか、という形でなったということで、この待機児童に対して
江戸川区はどのように今後、来年4か所認可
保育園を作るということが7月の
委員会で
報告があったんですが、どのように考えているのかということをお聞かせください。
◎
弓場宏之 子ども家庭部長 小俣
委員おっしゃるとおりでございまして、よその区と比べてどうこうということでもないんですが、いずれにしても203という数の待機児童がいるということは、これ私ども区として真摯に考えなければいけないことであるというふうに考えております。
先ほど、
委員からもおっしゃっていただいたとおり、来年度につきましては現時点で250人ほど定員増ということで考えておりますが、それ以外にも様々な方法があろうかと思います。そういったこと今、私ども内部で工夫しながら、どうやったら待機児童を減らしていけるかということを真剣に考えて、さらに真剣に考えていきたいというふうに思って今現在の作業をしておるところであります。
◆
小俣則子 委員 7月にいただいた来年度の施設について、私もどこの園もゼロ歳児の定員がないということでお聞きしたら、やはりゼロ歳を除くという形で提案してもらったということで、今回の待機児童ゼロ歳33人ということで、
江戸川区が保育ママをやっているからということがあるんですが、保育ママのこう少ない地域もあり、そういう点ではベビーシッターの問題の
陳情が出されたように様々な課題があると思うんです。そういう点では認可
保育園を作るというときに、やはりゼロ歳はなしで提案すべきだというか、それを求めたということはちょっといかがなものかなというふうには思っています。
来年4か所できたとしても、1歳児が今年は114人が待機児童で、来年が37人の定員、2歳児が49人で待機児童は今年56人ということで、4か所の
保育園ができても、その他の様々な小規模保育だとかいろいろあるので、その辺は頑張って待機児童をなくしていくという方向だと思うんですが、とにかく安心して預けられる保育施設を区としてもしっかりと確保していただきたいということ申し上げて終わります。
○
所隆宏 委員長 ほかに、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
所隆宏 委員長 では、以上で終わります。
それでは、今後の
委員会ですが、次回は、9月は9月8日(火)、午前10時を、10月は14日(水)、午前10時を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
福祉健康委員会を終了いたします。
(午後 2時27分 閉会)...