室井邦昭 都市開発部参事
立原直正 土木部長
田中正淳 土木部参事
外、
関係課長
●
事務局
書記
山沢克章
●案件
1
陳情審査 第15号、第16号、第21号、第22号、第43号、第44号…継続
第15号:
公有地(旧
公有水面、
字境等)の処分に関する
陳情
第16号:
京葉交差点角の
宝くじ店に対する
土地収用法の適用に関する再度の
陳情
第21号:
北小岩一丁目
東部地区内の
車両交通の
安全性を高めることを求める
陳情
第22号:
江戸川区
スーパー堤防整備方針の再検討を求める
陳情
第43号:
都市計画道路補助第283号線
拡幅計画に反対する
陳情
第44号:
スーパー堤防に代わる
強化堤防「アーマー・レビー」
工法等(住民の犠牲を伴わず、しかも約1割程度の安価で出来る
強化工法)の採用を求める
陳情
2
所管事務調査…継続
3
執行部報告
(1)船堀四丁目
地区市街地再
開発準備組合設立について
(2)
高齢者向け賃貸住宅に係る
入居要件の見直しについて
(3)西小松川町、東小松川一・二丁目
地区まちづくりについて
(4)
都市計画道路補助第285号線(南小岩)
個別相談会の開催について
(午前10時00分 開会)
○
太田公弘 委員長 ただいまから、
建設委員会を開会いたします。
署名委員に、
神尾委員、
福本委員、お願いいたします。
はじめに、
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き実施していきますので、マスクの着用をお願いいたします。換気につきましても、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。
また、前回の
委員会でもお願いしておりますが、各
委員及び
執行部の皆様の発言につきましても、明解で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
なお、
説明員につきましても、本日の案件に関係する
説明員のみにしていただいておりますので、ご承知おきください。
それでは、これより、各
陳情の審査に入ります。
はじめに、第15号、「
公有地(旧
公有水面、
字境等)の処分に関する
陳情」について審査願います。
◆
滝沢泰子 委員 もし、分かれば教えていただきたいんですけれども、
公有地管理の処分に関する
陳情ということなんですけど、
建設委員会に付託されているのはどういう所管の区分けによるんですか。
総務委員会とかの
財産管理とかじゃなくて
建設委員会なのは、どういう理由によるものかちょっと知っておければと思って、すみません。
○
太田公弘 委員長 ただいまの
滝沢委員からの質疑に関しましては、
事務局のほうから。
◎
区議会事務局 こちらのほうは
土木部の土地の所有というのか、そちらの管理のほうのものということでさせていただいています。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 今、
事務局のほうから説明ございましたが、この赤道、青道、処分・売却に関しましては、
土木部施設管理課のほうで行っておりますので、その関係でこの
建設委員会で審査していただいていると思っております。
○
太田公弘 委員長 よろしいですか、
滝沢委員。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
それでは、ちょっと去年ももしかしたら同じような
資料請求があるのかもしれませんが、今ご説明にあったようなかつて国が所有していた
水路等の
公有水面や字境というのが赤道、青道に当たるのだと思いますが、この
松島地区での現状の
管理状況が分かるような
資料を一度出していただきたいと思ってお願いいたします。
◎
中沢清人 施設管理課長 次回、
資料のほうをご用意したいと思います。よろしくお願いいたします。
○
太田公弘 委員長 よろしいですか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 前にも同様の
資料請求があったんですが、
松島地区だけというちょっと
資料のまとまりをしてないものですから、ちょっと全区的なものになりますけども。
○
太田公弘 委員長 他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第16号、「
京葉交差点角の
宝くじ店に対する
土地収用法の適用に関する再度の
陳情」について審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 特にないようでございますので、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第21号、「
北小岩一丁目
東部地区内の
車両交通の
安全性を高めることを求める
陳情」について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 前回、
資料を出していただいて、地図等拝見させていただきました。この
陳情者の原文を見ますと、かなり個別具体的な事情が書かれておりまして、実際に困っているのだなということは想像ができます。こういったことを解消するために
記書きの
部分裏面に1、2とありますが、こういったことを実施することがまず物理的にできることなのかということが一つと、その場合にどのくらいの予算でできるのかということを知りたいんですが、お答えできる範囲で今分かれば教えてください。
◎
高橋博幸 土木部参事〔
区画整理課長事務取扱〕 一番の
江戸川堤防天端に
分離帯を設置ということでありますけれども、どこまでやるかによるかと思います。オレンジと白の
いじわる棒みたいな簡易なものでそれができるかどうかというのは一回やろうとしたときもあるんですけども、当然、
河川管理者である
江戸川河川工事事務所と話したところ、やっぱりなるべくつけたくない。こういう
陳情が出ているんですよという話もしています。そういう中で、あるかないかと言ったら普通に使う方はないほうがいいです。ただ、こういう
陳情がどこまで影響するかということによるかと思います。それによって、当然値段ですとかも違います。
あと、2番の
右折禁止の標識ということで前回も話しましたように、
天端道路については警察の規制がかかってないということで
右折禁止にはできないという話を伺っています、やるとすれば一番なのかなと。いろいろご意見頂いた中で
交通量調査、
齊藤委員からもいつやるんですかとか、
堀江委員からもいつやるんだという話ありましたけども、今、
スポーツ振興課に確認したところ、7月26日から
新人戦ですとか、
学童クラブの秋の大会の予選が始まるということですので、天候を見ながらできたら7月26日か8月2日にやって、まずは実際の今
陳情が出ている
交通量等を数字でお出しをさせていただきたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
◆
神尾昭央 委員 具体的にこのお話に沿って各部署とも折衝していただいているようですので、状況はよく分かりました。引き続きお願いいたします。
○
太田公弘 委員長 他にございますか。
◆
堀江創一
委員 1点だけ確認なんですけど、この
陳情の中の
署名委員17名、この方たちは。この方たちは、ちょっと
個人情報もあるのでちょっとどこまでお聞きしていいか分からないんですけど、この一丁目
東部地区内にお住まいの方ということですか、これは。
◎
区議会事務局 すみません、そちらのほうは
個人情報があってお出ししておりません。
◆
堀江創一
委員 分かりました。ありがとうございます。
○
太田公弘 委員長 よろしいですか。
では、特に他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第22号、「
江戸川区
スーパー堤防整備方針の再検討を求める
陳情」についてですが、前回の
委員会で要求した
資料が提出されましたので
執行部から説明願います。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 前回、できれば全国のゼロメートル地帯の
治水対策等の
資料があればということでお話を伺いましたが、全国津々浦々ゼロメートルと言われるところありまして、その中で、今回
陳情の内容が高
規格堤防に関するところでございますので、ゼロメートル地帯の高
規格堤防の
実施状況について
資料を作成させていただきました。
裏面をご覧いただきたいと思いますが、これは
国土交通省の
ホームページから出典しておりますけども、873キロもともと予定されていましたのが
事業仕分けを経て120キロに限定されました。その中で、
関東地区と
関西地区という分けがありまして、
関東地区では
江戸川、荒川、それから多摩川。関西では淀川と大和川ですね。それぞれについて整備を進めております。
事業仕分けから120キロまでなった経緯は、この図の左側に記載しておりますが、平成29年12月の効果的な整備に向けた検討で
有識者からなる
検討会において、高
規格堤防の効率的な推進に向けていろいろな方策を提言していただきまして、
整備促進を図るということになっております。
○
太田公弘 委員長 それでは、第22
号陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 熊本の
豪雨災害が今ニュースになっておりますが、やはり水に対する備えが重要であるということは改めて私も認識をするところです。当然、
江戸川区、この東京においてもああいった
線状降水帯のような形でたくさんの水が来るということは想定されるものだと思いますので、そういった警戒も当然必要だというふうな観点に至っております。そうしたことから
スーパー堤防を考えたときに、200年に一度の水害というような表現もされていましたが、今やそういった何百年に一度、何十年に一度というような災害が毎年のように発生するような時代になってきています。そうであるならば、時間的に長くかからない工法で
堤防を強化することが一番区民の利益になるのではないかなというふうに私は考えるんですけれども、
江戸川区としてはそのあたりはどういうふうに考えるのでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕
国土交通省のほうとも台風19号の洪水等受けまして、河川の強化の仕方についていろいろ検討を重ねているところです。この私どもの置かれているこの地域は、洪水の
危険性、それから、ゼロメートル地帯で水の
逃げ場所がないというこの条件ございますので、これが
堤防でいろいろな
強化策今検討していますが、越水しても壊れない
堤防というのは
スーパー堤防だけであると。この概念は
国交省のほう変わっておりません。ただ、越水しても破堤するまでに時間を稼ぐ工法は
強化策としていろいろあると。その中で、ゼロメートル地帯の
江戸川区においては、越水をして破堤をしてしまったらば、それこそ2階建て、3階のところまで水が来るようになりますので、越水しても壊れない
堤防。これはもう
スーパー堤防しかないということで推進を図っているところでございます。
◎
立原直正 土木部長 すみません、今、
土木部参事のほうからご説明したとおりなんですが、1点ちょっと付け加えさせていただきますと、
神尾委員さんのほうから先ほど200分の1等々のお話ございましたんで、いわゆる高
規格堤防というのは、その河川において、例えば、利根川、
江戸川、荒川などがそうですが、200分の1確率の
河川整備をしていこうということで
堤防の高さですとか、どれだけの量を流すですとかということが決められています。そこを目指した
河川整備が順次今進められていると。
一方、その高
規格堤防というのは、もともとこの制度ができたこと自体が、その
計画している洪水を安全に流す量、これを超える
超過洪水というふうに国は呼んでいますが、その
超過洪水に襲われた際に、そういう意味では、昨今の例えば熊本なり九州の例もそうですけれども、これまでの河川の
計画の量を超えるものが起こったときにおいても
堤防が決壊しないようにしようと。そのための策として高
規格堤防というものが創設をされています。そこの部分で、そもそも
計画量を超えるという前提における
堤防強化であるということでございます。
◆
神尾昭央 委員 考え方というのはよく分かりました。
この
陳情者は、いかにして区民を水害から守るかという観点に照らして、
スーパー堤防の
整備方針の再検討をということでありますので、私も
スーパー堤防にこだわることなく、いろいろな形の工法を柔軟に考えていくべきだなというふうな想いを持っておりますので、ぜひ、そういう
考え方を
江戸川区としても検討していただきたいなというふうに思って、この
陳情文を読んでおります。これは私の思いだけですので。
○
太田公弘 委員長 他にございますか。
◆
滝沢泰子 委員 頂いた
資料で高
規格堤防の経緯、
実施箇所一覧という中の最後が平成29年12月の効率的な整備の推進に向けた検討、
有識者からなる
検討会を開催し、高
規格堤防の効率的な推進に向けての方策を提言とあるんですが、これはこのときに出された、これは
有識者の
検討会の提言が出されたタイミングがここということですか。これが一番最新の
国土交通省の知見になるんでしょうか。もし、だとすると、この提言の
概要等も
資料として
委員会で共有させていただければと思うんですが、いかがでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕
国土交通省の
ホームページのほうにアップされている
資料ですので、それで見ていただいても結構ですし、それをプリントしてということであれば、それは次回お出しすることはできます。
◆
滝沢泰子 委員 各自で個別でも見られるとは思うんですが、
委員会なので
委員会で皆さんそれぞれ去年から引き継がれた
資料もあるかと思うんですが、
傍聴の方とも共有できればと思うので、お手間ですが、
資料で出していただければ幸いです。
○
太田公弘 委員長 委員会で、当然必要な
資料かどうかというので、これも去年、昨年同様なものが出されているかどうか。どうですかね。
◎
立原直正 土木部長 本
陳情における過去の
提出資料では、今、
滝沢委員おっしゃったやつは出しておりません。
○
太田公弘 委員長 分かりました。
もともと
委員会での
資料でございますので、他の
委員さんもどういうふうに考えてらっしゃるかも含めて、ちょっと必要かどうかということを検討させていただければと思うんですけども、よろしいですか、
滝沢委員。
◆
滝沢泰子 委員 はい。
○
太田公弘 委員長 じゃあ、他にございますか。
他にないようでしたら、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第43号、「
都市計画道路補助第283号線
拡幅計画に反対する
陳情」についてですが、本
陳情につきましても、前回の
委員会で要求した
資料が提出されましたので、
執行部から説明願います。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕
前回二つ資料の請求ございまして、1点目はそもそも
都市計画道路の持っている機能、それから役割、そういったものはどういうものかと。それが
都市計画道路設置の意味ということでございました。それから
二つ目として、
陳情の中にもありますとおり、
交通量の減少ということで外かく
環状道路開通以後の
江戸川区及び他機関での
交通量調査の結果についてということで
資料を作成いたしました。
1枚おめくりいただきまして、右肩上に第43号(1)書いています。これが
都市計画道路の機能と役割でございまして、大きく4点、
交通機能それから
空間機能、
防災機能、それから
景観向上機能、これが
都市計画道路の大きな機能と役割でございます。それから、当該283号線の
周辺状況とその
必要性でございますが、
一つ目として、この地区内を通っている主要な
岩槻街道が非常に日常的な
交通混雑が生じていて、その
岩槻街道自体の
安全性が確保されていないと。それから、ほかの
都市計画道路とするネットワークができてないために、
大型車両が宅地内に迂回して入って、交通、
通学路等の
安全性に課題が生じている。それから
三つ目として、これらは昨年の11月に都、区、それから市、町、協働で行いました
都市計画道路の
在り方に関する
基本方針、四次
事業化以降の路線の
都市計画道路のその
在り方、
必要性を検討したものでございますけど、その中において、
江戸川区内の無
着手路線をもともとの持っている
交通分担の機能や
延焼遮断帯としての必要な路線であるとともに、今回の検討の中で
既存路線、
既存道路における代替の
可能性の検討、いわゆる
岩槻街道含めてその検討を行いまして、この283号線はこの地区において必要、それから
江戸川区内の
都市計画道路においては必要の路線と判断されています。これが
一つ目でございます。
ページをおめくりいただきまして、右肩第43号の(2)でございます。これが外かく
環状道路が開通後のまず
江戸川区、これは私
ども職員直営で調査した記録でございます。平成29年の10月開通前はですね。それから開通後は、平成30年10月16日、18日と調査いたしました。この数字をこの裏面の地図に調査結果を模式として書いています。例えば
⑦岩槻街道、
当該路線でございますが、これに関しては北行きで
マイナス34%、
南方面に向けて
マイナス32%、それから
⑧篠崎街道、
土手道に関しては南に下る路線で
マイナス14%、北に上る路線で
マイナス43%、このように
交通量の減少が計測されております。それから、その次ですね。
国土交通省首都国道事務所が発表したものでございますけど、これは大きく調査をしておりまして、
一つ目が
江戸川堤防線451号、これ
岩槻街道の入り口のところですね。
中小岩小学校のところでの
交通量、これが開通前と開通後で
マイナス24%
交通量の減少していると。それから、南のほうに行って
中央環状線ですね。これの
葛西ジャンクションから清新町出入口、この間で18%から16%の
交通量の減がある。ということで、以上、私どものほうで調査したものと他機関の
交通量調査の結果でございます。
○
太田公弘 委員長 それでは、第43
号陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 今後の審査の参考にさせていただきます。
私から一つ、当然この
都市計画道路の機能、1、2、3、4と挙げていただいている部分も安心安全な
街づくりにおいて重要な要素であるということを私も認識をしております。一つこの中で考慮してほしいなと思っていることがありまして、新しいことをやろうとするとどうしても古いものを壊さざるを得ないということが出てきます。例えば、地域のコミュニティであるとか、やむなく壊れてしまうということもあるのかなというふうに思います。ですので、こういった
都市計画道路でありますとか新しい
街づくりをする場合は、そういった観点も考慮することが重要なのかなというふうに思っておりますので、少しそういった観点も頭の片隅に置いていただくといいのかなと現時点で私は考えております。
◆
堀江創一
委員 私もちょっとお聞きしたいんですが、この
陳情は今回三定で上がってきて、今回三定のほうでは同じ
陳情というか同じ内容の
陳情が
審議未了ということで終わりました。今回改めて上がってきたということで、私も
建設委員会3年ぶりか4年ぶりかと思うんですが、以前からもこのような流れがあって、新しくまた
陳情が出てきた状況なんですけれども、ここの流れの中で、やはりもう一回ちょっと私一つだけ確認をしておきたいのは、区としてこの283号線、区としての
考え方ですね。今、
資料頂いて機能だとか、役割だとか、
交通量の問題だとか、
様々資料提出をしていただいたので、これは理解するところなんですけれども、区としてこの283号線
補助都市計画道路を目指しての、この区としての
考え方をまず
一つ確認をさせてください。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 いろいろ
機能役割等この中に書いてありますが、283号線自体はこの264号線を通じて葛飾に行く路線でございますけども、防災上も、それから交通上も必要な路線として位置づけておりましていろいろなこれを進める段階でいろいろなほかの
計画と合わせないとできない部分もございますけど、
都市計画道路としての
必要性に関しては
十分認識をしている路線でございます。
◆
堀江創一
委員 私もこの地域に住んでいましたので、よくこの地域の状況はよく分かるんですけれども、今まさに参事もおっしゃったように、この
陳情には様々健康問題だとか
環境破壊だとか
交通量が減っているので本当に
必要性があるのかという趣旨の
陳情が出ていますけれども、今、参事もお話があったように、
交通量が減ったからというだけではなくて、この地域の
災害対策とか
防災面でのやはり
考え方というのも非常に重要になってくるのかなというふうに思いますけれども、改めてそこはもう少しちょっと詳しくお話しいただければと思います。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 283号線、
計画幅員16メートルでございます。この16メートルの
道路は、できることによって
地震等そういったときに、災害のときに、いわゆる
啓開道路として物資を運んだり、緊急車両運ぶそれの
道路としての機能もございますし、それから
延焼遮断帯として、地区内で発生した火事を他の地区に移さないという、そういう大きい役目もございます。そういうことからしても、この住宅の密集している地域において
都市計画道路は必要だと考えております。
◆
堀江創一
委員 昭和41年からという長きにわたる
計画があるわけで、地域によっては本当にその
都市計画の
道路ができるできない議論をされているということさえ知らない方もかなり多くいるというふうに私はちょっと認識をしています。今、参事がおっしゃった区が必要とするそういうものをやはりまた地域のほうには何らかの形で
必要性というものもぜひとも訴えをしていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
滝沢泰子 委員 ご説明にあった
都市計画道路の機能と役割として
交通機能、
空間機能、
防災機能、
景観向上機能の四つを上げられているわけなんですけれども、このうち
防災機能に関して、今、先ほどの
堀江委員のご質問にもちょっと関係してくるかと思うんですが、
延焼遮断帯の
考え方について確認をさせていただきたいのですが、
北小岩地域は
江戸川区の中でもかなり
道路が区道というか
道路が整っているほうの地域じゃないかと思いますし、これ
審議未了になった第2号の
陳情の中でなんですけれども、
延焼遮断帯の役目を持つと最近
江戸川区が言い始めたということに関して、その必要な幅は6メートルと言われていますと、今、
北小岩四丁目を例にとると
道路幅は平均7メートルでありますと。この数字を見ても拡幅は必要なのか疑問を禁じ得ませんってご指摘があったところです。確かに、
延焼遮断機能というのは広ければ広いほどより大きく取れるというところあると思うんですが、それは区内なり都内なりの全体的な状況の中での
優先順位の
考え方もあると思いますし、既に
北小岩はかなり
江戸川区内として
道路幅が確保されている地域ではないかという視点から見ると、この
延焼遮断帯としての役目というのはそこまで強調されるべきものなのかどうなのか。何か区としての
考え方の基準等あればお示しいただきたいのですが、お願いできますでしょうか。
○
太田公弘 委員長 延焼遮断帯についてということですか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 前年度、同様なご質問ございまして、そのときに
延焼遮断帯の効果という理由の
資料をそのときにお出しをいたしました。それで、この防災都市づくり推進
計画というものから出しておりますけども、それぞれ
道路の目的ですね。いわゆる主要幹線
道路、それから補助幹線
道路等、
道路の位置づけの中からそれぞれやっぱりその
延焼遮断帯としての位置づけもされております。それで、今回の283号線は幅員16メートルの
道路でございますので、このときの
資料の中で幅員11メートル以上16メートル未満というところに該当するんですが、その幅員があれば沿道30メートル、その
都市計画道路から両側30メートルの不燃化率は80%以上になるという
資料がございますので、そういう意味において、この16メートルも
都市計画道路が十分な
延焼遮断帯性の能力は発揮できるということの位置づけになっていると思っています。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
参考までに現状だと幅員はどの程度なんでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 6メートルから8メートル程度の
道路が入っております。
◆
滝沢泰子 委員 これは区内の区道としては広いほうということでは理解してはよろしいところですか。6メートルから8メートルというのは。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 4メートルの
道路からございますので、
都市計画道路という部分の10メートル超えるものを抜かせば、生活
道路としては8メートルというのはある程度幅員のある
道路と認識しております。
○
太田公弘 委員長 いいですか。
◆
岩田将和 委員 よろしくお願いいたします。
この283号線ではありますけれども、
計画が挙がったのが昭和41年と今からもう53年前ということで、もう私が生まれる前の話でありますけれどもね。どうしてこれ整備が進まないのか、進まなかったのか。これ私なりにいろいろ考えてみますと、例えば予算の確保が難しかったとか、あるいは土地の買収であったり、移転先の確保が難しかった。あるいは地権者の反対があったとか、そういった理由が考えられるんだろうというふうに思うんですけれども、この
道路の整備が進まない、つまり未整備のままだと一体どういう問題が生じるかといいますと、地権者にしてみたらこれもういつ終わるとも知れない建築制限をずっと受け続けることになるわけですよね。そうすると、結果的にその土地の有効活用というものが進まなくなるわけですよ。つまりこれは生活や暮らし、あるいはお仕事に大変大きな影響を及ぼすことになるんだろうというふうに思います。これがですね、強いては地権者、地域住民にとって、行政に対して強い不満であったり不信につながってしまうんだろうというふうに思います。この53年間、
江戸川区としても様々努力は続けてこられたとは思いますけれども、それにしてもやっぱりこの53年はなかなか長いなというふうに思いますのでね。先ほど来、様々質疑も行われまして、問題点もあろうかと思いますけれども、私はこの
計画はしっかりと進めていただいて本区においてのこの
道路環境、しっかりと構築をしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひともこの
道路整備を進めていただきたいと思います。
○
太田公弘 委員長 他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 特にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第44号、「
スーパー堤防に代わる
強化堤防「アーマー・レビー」
工法等(住民の犠牲を伴わず、しかも約1割程度の安価で出来る
強化工法)の採用を求める
陳情」についてですが、本
陳情につきましても前回の
委員会で要求した
資料が提出されましたので、
執行部から説明願います。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 前回2点ご質問いただきまして、そもそも
スーパー堤防という
堤防の上に家を建てるとメンテナンスができなくなって
堤防自体に将来的な不安が生じるんじゃないかという点、それから
二つ目ですね、他の工法アーマー・レビー
工法等、他の
堤防強化策があったらそれを教えてほしいとその2点ございました。
1ページおめくりいただきまして、高
規格堤防についてですが、高
規格堤防自体はこの河川法の抜粋第6条のところに書いてありますけども、アンダーライン引いておりますけど、大部分の土地が通常の利用に供されても
計画高水流量を超える、流量の洪水の作用に対して耐え得ることできる規格構造を有する
堤防。つまり
スーパー堤防自体は非常に堅固なものの状況で作り上げておりますので、いわゆるメンテナンスフリーでその上に宅地利用をしても
堤防自体に劣化等は生じないというところでございます。
それから、1枚おめくりいただきまして、これがアーマー・レビー工法2-1になりますが、これ中国地方整備局の
ホームページからの抜粋でございますけども、こういう形で天端に遮水シート等を被せながら、越水した水が超える際に、洗堀とか起こらないように一部保護する工法でございます。
その裏面がでTRD、ハイブリッド、フロンティア工法、それぞれ図面とともにやっておりますが、基本的には
考え方としてはいわゆる越水をして洗堀等されないように
堤防を強化する方法、また、あるいは、その越水をする際に中に異物というか、剛性の高い素材を入れて
堤防自体が壊れないようにするという工法でございまして、もう一つ合わせて、すみません、一番最後のページになりますけど、これが試験施工で
国交省のほうでアーマー・レビー、それからフロンティア工法、これがそれぞれアーマー・レビーに関しては5河川5か所、フロンティア工法に関しましては4河川4か所、施工実績ございますので、ここで行われております。施工単価ということだったんですが、これは
国土交通省のほうに問い合わせましたところ、現在ちょっと工法として実績がないので単価のほうは分からないということでございました。
○
太田公弘 委員長 それでは、第44
号陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 陳情分の冒頭のところですね。アーマーレビー工法であると約1割程度の安価でできるというような記載があります。この1割程度でできるという部分の裏づけも欲しいなと私は思っていて、そういった意味でどのぐらいの費用がかかるのかということも試算ができたらなというふうに今申し上げたんですね。全体的な工事費用というと、その範囲であったり、どのくらいの住民の方がいたりとか、個別の事情によって金額が全く変わってくると思うので、恐らく比較ができないと思うんですね。ですので、非常にこれ難しいなと思うんですけれども、例えば工事だけで見た場合に1メートル当たり幾らであるとか、そういった形で試算ができると非常に我々としては判断がしやすいなというふうになるんです。
スーパー堤防に関しては、一部
資料によると1メートル当たり5,500万円ほどかかっているというような試算をされているデータを見たことがあります。これは区が発表しているものではないと思いますが、そういった
資料も見たことがありましたので、我々は当然費用対効果ということを考えていくことが重要だと思っておりますので、そういった具体的な金額が重要な判断基準となるということを認識しておいていただきたいなと思います。その上で客観的な分かりやすい数字を、ぜひ今後も他の工法も含め金額が分かるような形で調べていただきたいなと思います。これは
資料要求ではなくて、できるだけそういった具体的な、客観的な数字が見えるものを追い求めていただきたいなという要望です。
アーマー・レビーやフロンティア
堤防の事例を第44号(2-3)という裏面のところで出していただきましたので、これ非常に分かりやすくていいなというふうに思いました。ただ、しかしながら、あんまりメリット、デメリットということがうまく読み取れなかったので、例えばですけれども、このアーマー・レビー工法やフロンティア
堤防を行っている自治体の実際の評判ですとか、何かそういったものも頂けたらうれしいなと思うんですが、何かそういったやり取りをされた、またはそういった
資料はございますか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 現存ではございません。
◎
立原直正 土木部長 先ほど来の施工費用等々のことも含めてなんですが、こちらに提出させていただいておりますのは、
国土交通省が実際に施工した、試験施工ということでの実績を
国交省さんのほうの
資料で提出させていただいています。どの程度の費用がかかるのか。
さらに追い求めるということのご質問ございました。それは確かに我々も治水に携わる者として必要なことだと思います。そこは今後も
国交省さんに申入れ等もしていきたいと思いますが、それぞれ現地の事情、現場の事情等々で異なるものでありまして、今の時点では
国交省さんのほうも具体的な
資料を持ち合わせてないということを前回のご質問に対しては確認した次第です。改めて確認はさせていただきますが、今のところそのような状況ということでご承知おきいただきたいと思います。
◆
神尾昭央 委員 承知しました。
私のほうもこうやってほかの自治体の事例を挙げてくださったので、どこかつてがないかなというふうな形で当たっていきたいと思いますので、行政側も引き続き努力をしていただければと思います。
◆
岩田将和 委員 スーパー堤防以外にも様々な
堤防、工法がございます。アーマー・レビー工法であったりハイブリッド工法であったりTRDであったり、様々な
堤防、工法がございますけれども、これはぜひとも
江戸川区の今後、つまりもう
江戸川区の100年後、200年後のための土木技術というんでしょうか、治水技術向上のためにもこういった様々、今後も新しいこの
堤防であったり工法というものが生まれてくるんだろうとは思いますけれども、それは
江戸川区の今後の土木技術、治水技術向上のためにもしっかりと研究は怠らずにしていただきたいなというふうに思います。
それと金額のお話が出ておりまして、費用対効果というお話が出ましたけれども、費用対効果だけを考えれば、これ前回お話ししたと思うんですけれども、進撃の巨人の巨大なコンクリートの壁を作ればいいんですよ。でも、そんな街を
江戸川区で作っちゃいけないんですよ。だからこそ
江戸川区は
スーパー堤防の事業を選択したわけでありますのでね、私はこの
スーパー堤防事業というものが様々ある
堤防工法の中で人類の英知を結集した最高の技術なんだろうというふうに理解をしておりますので、ぜひとも
スーパー堤防の早期実現を心からお願いをしたいなというふうに思います。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますのでお願いいたします。
はじめに、都市開発部、お願いいたします。
◎
室井邦昭 都市開発部参事〔
都市計画課長事務取扱〕 机上にお配りしております船堀四丁目
地区市街地再
開発準備組合設立についてご説明をさせていただきたいと思います。
地区の概要でございますけれども、対象地区が船堀四丁目2、3、それから6街区の一部。右側に対象区域ございますけれども、新庁舎の建設する予定地となっております都有地を含むエリアの再開発準備組合の設立ということでございます。地区面積は約2.7ヘクタール。組合員でございますけれども11名入ってございまして、内訳としましては、個別に土地を所有している権利者の方が9名、それからマンションが2棟ございまして、分譲マンション2棟ございまして、こちらについては1棟ずつが組合員というふうなカウントで全部で11名という形になります。それから、マンションのほうの内訳としましては2棟で68名ということで、全体の権利者は77名ということでございます。
それから、2番目経過でございますけれども、平成31年の3月から区のほうで地元に入りましてまちづくり懇談会を開始をいたしました。これを契機といたしまして、まちづくり勉強会を5回ほど開催。また、準備組合の設立発起
人会というのも設立いたしまして、それも4回ほど開催したところございます。そして、今月の2日にマンションの方々向けに説明会、それから7月4日に準備組合設立総会というふうなことでございます。
3番が開催報告でございますけれども、設立総会のほうは7月4日(土)タワーホールのほうで行いまして、出席者組合員の方は11名中10名の方がご参加頂いております。マンション向け説明会のほうは、事前に7月2日のほうに行いまして、権利者29名ということでございます。両日重複除きますと77名権利者中51名の方が参加していただいているという状況でございます。
準備組合の運営体制でございますけれども、設立総会の際に役員の選出をしていただきまして、理事長に・・・・さん、ほか6名の方が役員として決まっています。それから、オブザーバーという形でマンションの権利者の方4名が参加というふうなことでございます。
今年度の予定としましては、基本構想案の作成をいたしまして、その後、事業協力者募集を行ってまいりますので、それに向けた準備を行う予定でございます。
○
太田公弘 委員長 続いて。
◎田島勉 住宅課長 引き続き、お手元にお配りしました
高齢者向け賃貸住宅に係る
入居要件の見直しについてということについてご説明申し上げます。
まず、趣旨のところからでございます。
本区では、平成24年度から
高齢者向け賃貸住宅の整備を進めてきたところでございます。このたび若い世代と高齢者世代が互いに支え合い安心して暮らせる環境を作ることから、区民が区外の高齢親族を呼び寄せることができるように、このたび
入居要件変更するものでございます。具体的には、2番のところでございますけれども、これまで旧のところです。3年以上継続して区内に住居を有する、つまり区民の方60歳以上の方という形にさせておりましたが、このたび変更に当たって新のところの(2)、(3)でございます。具体的には3年以上継続して区内に住居を有する方で三親等内の親族がある60歳以上の方が入居できるというものです。(3)には、それ以外についても区民の方で状況を考慮して入居が必要であるという場合については入居を頂くということに変えたいと思ってございます。
3番でございますけれども、現在の区内の
高齢者向け賃貸住宅の整備状況について書いてございます。整備状況でございますけれども、右下に合計の欄でございますけれども、現在は14棟409戸ございます。現在は入居率として97%程度ございます。家賃補助等については、区が公募型で行った8棟224戸に対して上限2万5,600円を上限として補助をさせていただいているところです。この改正内容については、明日をもって改正をしたいと考えてございます。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 よろしくお願いいたします。
引き続きまして、西小松川町、東小松川一・二丁目地区のまちづくりについてご報告させていただきます。
1番から3番まで、位置ですとか面積、人口・世帯については記載のとおりでございます。
資料の中ほどに地区の図を載せてございます。4番目の地区の現況でございますが、本地区は都が5年に一度行っております地震に関する地域危険度測定調査におきまして、建物の倒壊ですとか延焼の
危険性を示す総合危険度が4というような形でございまして、高い地域でございます。また、地区内には幅員が4メートル未満の
道路が多く、木造建物が密集しているというような状況でございまして、一部には消防活動が十分にできないような区域が存在するというような課題を抱えている地区でございます。こういったことを踏まえまして、今後地域の方々とともに、地域特性を踏まえた
街づくりを検討していくというようなものでございます。これまでの経過でございますが、昨年から9月、10月頃から地元の町会にご説明をさせていただきまして、引き続き昨年の11月に地区全体の方々を対象に意見交換会開催したところでございます。これを受けまして、先月6月26日にまちづくり協議会設立しているところでございます。こちらの協議会のメンバーでございますが、4町会からの推薦16名と公募で募集させていただいた34名、合計で50名というような形で進めていく予定でございます。
今後の予定でございますが、今年度、来年度、2年間かけまして2か月に一回程度のペースでまちづくり協議会の活動を開催してまいります。令和4年度以降、地区
計画の策定ですとか、あとは密集事業の導入、こういったものを予定してございます。
○
太田公弘 委員長 次に、
土木部、お願いいたします。
◎藤川則和 街路橋梁課長 街路橋梁課からは、
都市計画道路補助第285号線(南小岩)、こちらの
個別相談会の開催についてご報告させていただきます。
当路線でございますけども、こちらにつきましては、昨年度末3月10日付で東京都知事より事業認可を取得してございます。こちらの概要につきましては、昨年度になりますが3月12日の
建設委員会の中でご報告させてもらっているところでございます。通常ですと、この認可取得後を速やかに
個別相談会をさせていただいているところでございますけども、今回につきましては、このコロナウイルスの影響を受けまして開催の運びにはなっておりませんでした。ということで、今回このコロナウイルスの緊急事態宣言のほうも全面的に解除されたということもありまして、開催される運びとなってきましたので、ここで改めてご報告させていただきます。
なお、この
個別相談会に当たりまして、事前に権利者の方々には感染防止に努めるために風邪や発熱症状のある方にはご遠慮、それからご出席の際にはマスクの着用、それからできる限り少人数で出席くださいというお願いもしているところでございます。日時でございますけども、紙面に書いてあるように、第1回から第9回まで8月2日から8月10日までの間9回にわたって
個別相談会をさせていただきます。第1回目から第3回目までの3回に限っては、場所が南小岩コミュニティ会館、こちらで開催する予定となっております。また、4回目から9回目この6回に当たっては鹿骨区民館のほうで実施される予定となっております。
今回この相談会につきましては、この待ち時間をなくすために事前予約を取らせていただくような手配となっております。後ほどこの予約先の連絡先についてはご説明させていただきます。当日の
個別相談会での相談内容でございますけども、今後の事業スケジュール、それから補償のあらまし、それから移転の希望時期について主に相談させていただきます。
裏面をご覧ください。
こちらには相談会場の案内図と先ほど言いました連絡先につきましては、
土木部街路橋梁課事業推進係、電話番号5662-8423のほうで担当させていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。
○
太田公弘 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますか。
◆
岩田将和 委員 高齢者向けの賃貸住宅について2点ちょっと確認をさせてください。まず1点目なんですけども、
入居要件の変更があったということでございますけれども、(3)の状況を考慮し区長が認めたもの。これ例えばどういうケースなんでしょうか。
◎田島勉 住宅課長 これまではこの
入居要件については要綱に基づいて対応してきたわけですけれども、入居審査において現在住居を有する方等については基本的に住居を必要としているかどうかという観点でいうと少し向きとしては、まずは住居がありなしということの中でいうと、少しご遠慮頂いている傾向がありました。ただ、いろいろなお話を伺うに当たって、住居を有していてもこういう高齢者の優良賃貸住宅等の入居必要があるという場合については、なかなか対応がしづらかったこともあるものですから、こういうことを要綱改正して、住居を有していても入れるように対応したというところでございます。
◆
岩田将和 委員 もう一点、入居率97%とありますけれども、大変人気がある住宅だというふうにお聞きをしておりますけれども、これ100%ならないんですかね。どうしたんでしょうかね。
◎田島勉 住宅課長 まずは入居率については、非常に高くなっているという理解です。それは入居に当たってもご案内のとおりこの施設は、この住宅については、比較的元気な熟年者が入る施設です。ただ、年齢のだんだん経過によって施設等に移る経過もありますので、入居も合わせて退去もあるということであります。ほとんどの施設がほぼ数件の空き状況であります。ですから今回
入居要件変更することによってほぼ100%近くなるかなと理解してございます。
◆
滝沢泰子 委員 すみません、幾つかあります。
高齢者向け賃貸住宅に関わる
入居要件の見直しについてなんですが、これは区民が区外の高齢親族を呼び寄せることができるように、
高齢者向け賃貸住宅の
入居要件を変更するというご説明なんですが、
考え方としては逆に区内に暮らす高齢の方が区外の親族を呼び寄せることができるようにするようなことも同時に実現したほうが、
考え方というか、今般若い世代と高齢者世帯が互いに支え合い安心して暮らせる環境を作るためということであれば、これは逆の方もこの条件に合うように
入居要件に入れたほうがいいのではないか。具体的には、現に区内に住所を有する、ちょっと具体的な書き方まではちょっとここでは私が述べるものではないかもしれませんですけど、この逆の
人たちについても対象にしていくことについて考えていただきたいんですが、いかがですか。
◎田島勉 住宅課長 まず、この先ほど申し上げた趣旨については、本区の住宅マスタープランでも、いわゆる近居支援という形の中で位置づけているものです。それに当たって、私ども今回、要綱改正の中で三親等内の親族が近居の中で様々な連携ができるような形というところの理解です。ですので、逆パターンというところのいろいろ施策の中であると思うんですけれども、まずもって高齢者向けの賃貸住宅の中でそれを達成できるようにしたというところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 高齢者向けの賃貸住宅で実現できるということであれば、やはり高齢の方が住み慣れた地域に住み続けられるということも大切にしていただきたいので、近居支援という観点からも現に3年以上区内に住んでいる高齢者の方の親族が
江戸川区内に転居してきた場合ということも条件になるべく合うように、ちょっとこの視点は持って運用して合理的な改正が早期に行われるようにお願いをします。
あと、すみません。ほかのテーマでもあるんですが、簡単になるべくします。
◎
眞分晴彦 都市開発部長 ちょっと誤解があるといけませんので一言お話しさせていただきますが、今回はもともと高齢者のための住宅ということでこの
高齢者向け賃貸住宅というものの整備されています。その
入居要件に関する要綱というものがございますが、その近居、高齢者を近くに、例えば、ご両親を近くに住まわせたいというようなご要望がある場合にその
入居要件、要綱を改正するというものでございますので、確かに近居って意味では若い世代の方を呼び寄せるという近居もございますが、若い方が入れる住宅ではないので、今回の場合はですね。そういうのは規定を設けてないということでございます。
◆
滝沢泰子 委員 旧条件がなくなってしまったわけではないので、私が言ったような逆に若い世代の親族が
江戸川区に、区内に来るものを妨げるものではないという意味かなというふうに理解しましたけれども、ご説明は分かりましたが、そういういずれにしても住み慣れた地域の
人が住み続けられることでの近居支援の視点を持った施策は、住宅政策では一般的に進めてもらいたいということでお願いします。ご説明ありがとうございました。
すみません、東小松川一・二丁目
地区まちづくりについてですが、これまちづくり協議会の中でちょっと先ほどの
陳情にもあった例えば
スーパー堤防についてのご関心とか、ご意見とかは出ていたり、あるいはご要望とかは出ていたりするものなんでしょうか。これ中川にすぐ隣接した地域ですので、そのあたりの住民の皆さんの意識が気になりまして、教えていただければ幸いです。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 ご質問の感じですね。
当日の内容でございますが、まずは設立総会ということで会則の確認ですとか役員の選出を行っております。続いて、これまでの経緯ですとか地区の現状とか、あとは他地区の事例ですね。こういったものをご説明をして意見交換を行っております。実際に具体的な意見としてということでございますが、例えば安全安心を考えるならば水害にどう対応していくのか、議論としてあっても良いと思うという点ですとか、あとは地域の良い点も出し合って街の将来を考えていくべきであるといったようなご意見は頂いているところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 具体的に
スーパー堤防についての言及ということではないということですか。それに先立つ意見交換会も含めて、特にその辺の明確なご要望があるわけではないということでしょうか。ご要望等が。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 明確な要望があることは聞いておりません。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
すみません、最後一点だけ。
都市計画道路補助第285号線南小岩の
個別相談会の開催なんですが、ご出席される方に対してマスクを着用の上、できるだけ少人数でとあるんですけど、多分これもともと
個別相談会で出席される方はそんなに多い人数で出るものでもなくて、中にはお子さん連れ等で出る方もいると思います。行政の側から少人数でと言ってしまった、できる限り少人数でと言ってしまって、こういう個別の財産権に関わることで参加の人数、参加者に制約をかけるようなやり方はちょっといかがなものかなというのが率直なところで、対面でが難しければオンラインでの説明会もありにするであるとかして、こういうやっぱり財産権とか基本的な権利に関する説明を個別に受けるような機会については制限がない形でいかに実施するかというところを中心に検討いただきたいということで、これはお願いということで申し上げます。
○
太田公弘 委員長 要望でいいですね。分かりました。
他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他については何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、今後の
委員会でございますけども、次回は、8月は4日(火)、午前10時を、9月は8日(火)、午前10時に
陳情の審査並びに
所管事務調査をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
建設委員会を閉会いたします。
(午前11時08分 閉会)...