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令和2年 6月 総務委員会-06月26日-03号

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  1. 江戸川区議会 2020-06-26
    令和2年 6月 総務委員会-06月26日-03号


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    最終取得日: 2021-10-03
    令和2年 6月 総務委員会-06月26日-03号令和2年 6月 総務委員会 令和2年6月 総務委員会会議録 ●日時 令和2年6月26日(金) ●開会 午前10時00分  休憩 午前11時35分  再開 午前11時50分 ●閉会 午後 2時27分 ●場所 第1委員会室 ●出席委員( 9人)   高木秀隆  委員長   川瀬泰徳  副委員長   本西光枝  委員   栗原佑卓  委員   中津川将照 委員   大西洋平  委員   瀨端 勇  委員   中道 貴  委員   竹内 進  委員
    ●欠席委員( 0人) ●執行部   斉藤 猛  区長   山本敏彦  副区長   新村義彦  副区長   千葉 孝  教育長     外、関係部課長 ●事務局   事務局長  岡村昭雄   事務局次長 田島弘明   議事係長  三上欽司   書記    野村一貴 ●案件  1 議案審査      第57号~第64号、第68号~第83号…可決(全会一致)      第65号~第67号…可決(7:1)    第57号:令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)    第58号:令和2年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第1号)    第59号:職員の給与に関する条例の一部を改正する条例    第60号:江戸川区特別区税条例の一部を改正する条例    第61号:江戸川区事務手数料条例の一部を改正する条例    第62号:江戸川区立熟年福祉センター条例を廃止する条例    第63号:江戸川区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    第64号:江戸川区家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    第65号:江戸川区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める         条例の一部を改正する条例    第66号:江戸川区民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する条例    第67号:江戸川区ひとり親家庭民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する         条例    第68号:江戸川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を         改正する条例    第69号:江戸川区防災会議条例の一部を改正する条例    第70号:江戸川区国民保護協議会条例の一部を改正する条例    第71号:江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例    第72号:江戸川区立小岩小学校改築工事請負契約    第73号:江戸川区立小岩小学校改築に伴う電気設備工事請負契約    第74号:江戸川区立小岩小学校改築に伴う機械設備工事請負契約    第75号:小松川・平井地域中学統合校改築工事請負契約    第76号:小松川・平井地域中学統合校改築に伴う電気設備工事請負契約    第77号:小松川・平井地域中学統合校改築に伴う機械設備工事請負契約    第78号:江戸川区立小岩第二中学校改築工事請負契約    第79号:江戸川区立小岩第二中学校改築に伴う電気設備工事請負契約    第80号:江戸川区立小岩第二中学校改築に伴う機械設備工事請負契約    第81号:松本橋架替工事(その7)請負契約    第82号:水門耐震工事(新左近川水門)請負契約    第83号:令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第4号)                      (午前10時00分 開会) ○高木秀隆 委員長 ただいまから、総務委員会を開会いたします。  署名委員に、中津川委員、中道委員、お願いいたします。  はじめに、委員会を開催するに当たりまして、新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用をお願いしているところですが、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。  はじめに、審査日程についてお諮りいたします。  既にご案内のとおり、本定例会中の総務委員会は、本日と29日(月)の2日間です。  本日は、本定例会で当委員会に付託された議案の審査を行い、陳情及び議案の審査並びに所管事務調査については、29日に行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、委員外議員の発言についてですが、お手元に配付した資料のとおり、滝沢議員から発言の申出がありました。  委員外議員の発言についてご意見を頂きたいと思いますが、いかがいたしましょうか。  それでは、その前に一言、私から。滝沢議員が委員外議員発言をするということは申出書で知っています。以前にも申し上げたとおり、委員外議員の発言の趣旨をしっかりと理解をしていただいて、私たちの審査の参考となるような発言をお願いしたいというふうに思います。  また、申出書をこうやって見てみますと、発言が4項目にわたってあるわけでありますけれども、たしか時間は3分だったというふうに記憶しています。どの項目についても大変重要な項目だと思いますので、ただ、できれば気をつけていただきたいのは、3分の中でやろうとして、ちゃんとした意図が執行部に伝わらない、そして早口になってしまって、しっかりとした議論ができないということは、やっぱり一つ一つは大事な議論、議案でありますから、そこをお気をつけいただきたいというふうに思います。  それを発言をして、委員の皆さんの意見を聞いて、発言を許可するかどうかを決めたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、委員外議員の発言を許可することといたします。  発言の方法については、机上に配付してあります資料1のとおりですので、よろしくお願いいたします。  委員外議員として発言する滝沢議員は、そのようにお願いいたします。  次に、本日の進め方ですが、第57号議案より順次審査を進めてまいりたいと思いますが、第57号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)並びに第83号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第4号)については、予算書・同説明書に従い、歳入は「款」、歳出は「項」で審査を行い、第58号議案、令和2年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入・歳出とも「款」で審査を行いたいと思います。  なお、第57号と第58号の各議案については関連する議案ですので、第58号の議案の審査が終了した後に、順次お諮りしたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにたします。  さらに、お諮りします。第72号から第74号までの各議案については、いずれも、江戸川区立小岩小学校の改築についての議案であり、また、第75号から77号までの各議案については、いずれも、小松川・平井地域中学統合校の改築についての議案であり、さらに、78号から80号までの各議案については、いずれも、江戸川区立小岩第二中学校の改築についての議案でありますので、それぞれ、一括して審査を行いたいと思いますが、このとおり進めてよろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  なお、執行部の答弁に当たっては、卓上マイクを配置してある3列目までは着席のままで結構です。質疑及び答弁は、明瞭に行うようにお願いいたします。  また、携帯電話、スマートフォン、パソコン、タブレット端末などの電源はお切りいただき、使用することのないようにお願いいたします。録音についてもできませんので、よろしくお願いいたします。  また、飲み物の持込みですが、中身は水かお茶で、容器はペットボトル、またはマイボトルとなりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより審査に入ります。  はじめに、第57号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)ですが、予算書・同説明書の1ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算書の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、2ページから4ページにあります。  それでは、26ページをお開き願います。  歳入第12款使用料及び手数料より審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第13款国庫支出金。 ◆瀨端勇 委員 どうもおはようございます。よろしくお願いします。  国庫補助金の都市開発費補助金のところなんですけれども、住宅市場整備推進等事業費という補助金になっていて、額も少ないのですけど、これは歳出のほうは一般財源との財源振替ということで記載がないために、歳入のほうで伺いたいと思ってお願いしたいと思います。  これは2018年に設立されたと思うのですけど、居住支援協議会ですか、この協議会に対する補助金かなと思われるんですけれども、住宅確保の要配慮者に対する居住支援協議会というふうに伺っているんですけれども、その目的とか、それから、構成メンバーといいますか、そういったことや、役割、実績などをお尋ねさせていただければと思います。 ◎田島勉 住宅課長 今、委員、お尋ねの居住支援協議会については、平成30年7月に設立をしてございます。  主な構成メンバーでございますけれども、不動産関連の団体、また、区の社会福祉協議会並びに区の関係部署で構成してございます。  活動の内容については、まさに住宅確保に関して配慮を要する方々についての支援に関して取り組むという組織でございます。  昨年度の実績でございますけれども、協議会という形での会議を3回、また、関連として住み替えに関する相談会を年4回開催いたしました。並びに、関係団体の方々向けですけれども、居住支援に関するセミナーを2回開催してございます。 ◆瀨端勇 委員 居住支援協議会が、昨年行われたと思うのですけど、賃貸人のアンケートといいますか、大家さんに対するアンケートがあったかなと。ホームページでも紹介されていました。そのアンケートでは、一人暮らし高齢者の方とか、住宅確保が困難といいますか、配慮を要する方々の、なかなかお部屋を貸すということが難しいということを断られた方というのが7割くらいいらっしゃいましたかね。かなりの数、いらっしゃいました。  そういった要配慮者といいますか、特に一人暮らし高齢者とか、そういう方々のお部屋を借りる場合の支援といいますか、それはどのようなことがされているのか、お聞きしたいなと。 ◎田島勉 住宅課長 まず、先ほどの不動産関連の団体の方々とは、定期的に意見交換をさせていただいているところでございます。  委員ご案内の居住支援協議会の中でもアンケートを通じて団体、あるいは事業者の方のご意見を伺ったところです。  現在は、先ほど申し上げた相談会の中で、不安を抱える方々に住み替えに当たってのご相談並びに物件のあっせん等について行っているところです。  また、関係団体、事業者の方々においても、福祉的に優しい不動産屋さんというご案内も差し上げている中で、そういう住み替えにつなげているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 あと、これはちょっと別かもしれない、大体同じラインでされているかも分からないのですけれども、高齢者向けの優良賃貸住宅というのがあると思うのですけれども、これもやはり住宅確保要配慮者の方々への入居を勧められていると思うのですけれども、この優良賃貸住宅というのは、一体どういうふうにあっせんされたり、勧められているかをお伺いしたいと思います。 ◎田島勉 住宅課長 高齢者向けの優良賃貸住宅、今、高齢者向けの賃貸住宅という形の中で、複数ある高優賃並びにサ高住という形の中で、私どもは区内に14棟、409戸ございます。  入居率は非常に高い状況でございますけれども、日頃の窓口、あるいは電話相談の中で、住まい、居住地とのバランスの中で、そういったところにご案内をしているという状況でございます。 ◆瀨端勇 委員 議会でも、たしか予特でしたかね、委員会を通じて同僚議員からもご質問があったかなと記憶しているんですけれども、一人暮らしの高齢者の方々とか、高齢者世帯の方々の賃貸アパートなどへの入居については、私ども、いろいろな形で相談を受けて、そのたびに非常に困難を感じています。なかなか借りられない、貸してもらえない。賃貸人のアンケートでも、お断りしているという方が多いようですけど、そういう状況の中で一歩でも解決に近づける努力を、ぜひしていただきたいと思うのですけども。その中で、ちょっとこれは違うかも分からないのですけれども、福祉の関わりかも分からないのですけども、ある不動産業者の方から、生活保護を利用されている場合の一人暮らしの高齢者の方で孤独死をされたりというようなことになった場合に、清掃費の負担というのが非常に大家さんにとって重い負担になってしまうというようなことがあって、そのことで、なかなか貸せないというか、そういう苦情を不動産業者の方から伺うことがあるんですけども、そういった問題については、居住支援協議会などでは議論があるのか、あるいは、大家さんや不動産業者の方からどういった声があるのか、それがもし分かったら、教えていただきたい。 ◎田島勉 住宅課長 まさに、今、委員さんがおっしゃっていただいた貸主側のご意向といいますか、不安感、懸念されていることについては、先ほど申し上げたアンケート等でも頂いておりますし、様々な機会を捉えて意見交換の中でも頂いているところでございます。居住支援協議会の中でも、そういうご意見を頂戴しました。ですので、課題感をもって取り組んでまいりたいと考えてございます。
    ◆瀨端勇 委員 これで終わりですけど、最後に言った問題が、なかなか非常に深刻で、福祉行政の課題にもなっているんじゃないかと思うのですけども、協議会でも議論されたり要望が強いということもお聞きしていますので、ぜひ、福祉と連携して解決を図っていただきたいということを要望しておきます。 ○高木秀隆 委員長 13款、よろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、次に、第14款都支出金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第16款寄附金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第17款繰入金。よろしいですか。 ◆瀨端勇 委員 教育施設基金繰入金が15億余りと、これは学校のGIGAスクール構想のICTだと思いますけども、災害対策基金の繰入金が8億7,800というようなことで、特に災害対策基金の繰入というのが、今回、補正予算全体にわたって、かなり使われているんじゃないかなと思われるんですけども、ちょっと目立ったところでは給食費の無償化とか信用保証料利子補給ですか、そういうことがあるかなと思うのですけども、災害対策基金の繰入というのは、今回、何項目くらい使われたのか、その目的とか、繰入の基準というのはあるのかどうか。それと、それぞれの基金の残高といいますか、教育施設と災害対策基金というのは、どれくらい使って残っているのかというのを教えていただきたいと思います。 ◎岡部長年 財政課長 まず、教育施設につきましては、GIGAスクール構想、これに伴うインフラ整備イニシャルコストということでやっているところでございます。  災害対策基金につきましては、コロナウイルス感染症ということで、これはまさに災害であるというところから、災害対策基金を充てたところでございますけども、今回の災害対策基金、これの何項目かといったところでございます。今回、災害対策基金に充てたのが3号で7項目となります。  それで、あと、残金でございますけども、残金につきましては、教育施設が元年度566億に対して、今回15億ということになりますので、551億、それから、災害対策基金が210億、元年度末にありますので、取崩し、今回、3号、4号合わせて14億、それから、その前の臨時会での繰入もあります。14億でございますので、残金が196億ということになります。 ◆瀨端勇 委員 災害対策基金のほうは、コロナウイルス感染症の、これは十分災害ということで、この目的で使われたというので、特に基金を使うときの基準みたいなものはあるか、ないのか、必要で使っているんでしょうから、特にこういう基準でということはないかも分からないですけど、一応そのことと、それから、これは本会議でかなりご質問があって、区長からも詳しく答弁がありました。肝心の財調基金、これが確認ですけど、今、412くらいですか、正確に分かったら確認したいのと、区長答弁で財調基金の目的基金しているというか、そんなように私は聞こえたんですけども、財調基金というのは、家計でいえば貯金ですから、何にでも区の財政の区政運営に必要に応じて使える基金だと思うのですけども、目的基金するというのは、どういう意味なのか、コロナウイルス対策で全般を使っていかざるを得ないというような理解でいいのか、その辺、ご答弁との関係で、どういうふうに理解したらいいのかを確認させていただきたいということです。  それから、財調の残高と今後の活用の方針、そういう点を確認したいということをお伺いします。 ◎岡部長年 財政課長 まず、災害対策基金の繰入の基準でございますけども、今回、コロナウイルスの下で対策が必要なものということで、一時的に必要な額をということで繰入をさせていただいているところでございます。  それから、財調基金につきましては、元年度末417億でございます。今回、当初予算におきまして約5億円の取崩しをするということで予算計上してございます。ついては差引き412億ということになります。  それから、財調基金の使い方でございますけども、基本的には歳入歳出、これのバランスの中で、歳入の不足が見込まれる場合に、この基金を充てるということでありますけども、今回は特にコロナウイルス、これの対策につきましては、今後、歳入の減が見込まれるというところでは、今回、これについてはコロナ対策に使われるということで、なるべく災害対策基金は対策に一時的に使う、財調基金につきましては、今後の経済動向の中で歳入減、これに対する目的的な使い方をするということで整理をさせていただいております。 ◆瀨端勇 委員 これも本会議のご質問とか答弁であったかも分からないのですけど、教育施設の整備基金、これは今回ICTで15億使うわけですけど、これまでの方針で年間3校ですか、学校改築計画を教育施設の整備基金を活用してやられていくという計画だったと思うのですけども、今回も契約議案、それが出ているわけですけど、その辺の改築計画について、この影響が短期的だったら、貯金や借金で行くと。長期的な場合には見直しを考えていかざるを得なというようなふうに私は聞こえたんですけれども、毎年3校を改築ということになると、以前の計画で、今もそういうふうになっているかどうか、記憶がはっきりしないのですけど、大体毎年50億近くは、50億以上でしたか、積み増しをしていかなきゃならないと。そういう中で基金を活用して学校改築を進めていくということになっていると思うのですけども、そういう見通しというか、まだコロナの経済的な影響が短期か長期か、恐らく長期にならざるを得ないかなという感じも強いですけども、その辺の見通し、あるいは見直しについての検討というか、その辺はどうでしょう。 ◎岡部長年 財政課長 まず、財源のほうにつきましては、今ある基金を取り崩しながら、まず、第一優先にそれをやっていきたいというふうに思っております。  そのほかの学校改築をはじめ、そういった工事につきましては、これは進めていくということで、これはやっていきたいと思っております。  なお、その資金につきましては、今あります教育の資金等を、それを取り崩してやっていくということで可能かと思いますけども、ここで先ほど年3校ずつやっていくという計画、これもこの計画は崩さずにいきたいというふうに思っております。  今回、教育施設の整備基金でGIGAスクールで15億を取り崩したところでございますけども、これはもともと教育施設整備基金については、学校改築のために、毎年50億くらい積むと、50億積むということでお約束しているところでございますので、今回取り崩した15億につきましても、景気が回復した後に基金にお返しするということで考えているところでございます。  ついては結論としましては、学校改築の計画については、基本どおり、計画どおりやっていきたいというところでございます。 ◆瀨端勇 委員 景気とか、財政の動向とかを見通しとして、毎年50億、これから特に来年とか再来年とか、50億ずつ積んでいくことが可能な状況でしょうかというところも、まだ何とも言えないということになるのかも分からないけど、かなり厳しいんじゃないかなという、私は個人的にそういう実感がありますね。なので、今のところ、計画、毎年3校を崩さないと、変えないという方針かも分からないのですけど、だから、計画しているところには申し訳ないかも分からないけど、財政的には非常事態、公共工事をやって景気回復ということもあると思うのですけど、大体3校やるための金を積めるかどうかという、ここからもうかなり厳しさが増してくるんじゃないかなという予想があって、状況、動向を見ながら、見直すかどうかを検討されていくんじゃないかと思いますけども、その辺の見直しについては、ぜひ、必要な判断を早期にされていく必要があるんじゃないかなというふうに感じています。 ○高木秀隆 委員長 以上、よろしいですか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 ほかになければ、委員外議員発言を許可いたします。 ◆滝沢泰子 議員 ご発言の許可、ありがとうございます。  新型コロナウイルス感染症の発生に端を発する深刻な影響がある中で、私としても何とかして災害対策基金を使えないかとは思っていたのですが、それにはぜひとも条例を改正して、きちんと根拠を作ってほしいと思っておりました。今回、災害対策基金条例を改正せずに一般財源への繰入という予算になっておりますが、国でも災害救助法や災害基本法の災害には事態が当らないのではないかというような解釈も出ている中で、区の考え方をきちんと確認させていただきたいことと、今後は根拠をきちんと作るということに、さらにきちんと留意していただきたいと思いますが、この点、いかがですか。 ◎岡部長年 財政課長 今、瀨端委員さんにも答弁させていただいたとおり、今回、コロナ禍、コロナの感染症につきましては、江戸川区として災害というふうに考えているということで、災害対策基金を使わせていただいたというところでございます。 ○高木秀隆 委員長 いいですか。  以上で委員外議員発言を終わります。  次に、第18款繰越金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第19款諸収入。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳入の審査を終わります。  次に、歳出の審査に入ります。  38ページをお開き願います。  第2款経営企画費、第1項経営企画費より審査願います。 ◆竹内進 委員 おはようございます。  経営企画費の中で、都市戦略費について何点か質問をさせていただきたいと思います。  地域共生関係経費の中で、地域共生推進事務費ということで、ここに記載されている江戸川未来カンファレンス委員会、ここは委員謝礼になっていますけども、まず、江戸川未来カンファレンス委員会というものが、どういうものなのか、まず、教えていただきたいと思います。 ◎松岡永祐 都市戦略課長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、委員ご質問の江戸川未来カンファレンス委員会ですが、こちらは共生社会実現に向けた方向性や、未来への施策について有識者の方々にご助言を頂く会議となっております。なお、会議名称、正式名称は今後検討していきたいと思っております。 ◆竹内進 委員 未来へのそういう様々な角度を持ったものだと思うのですけども、メンバーの構成だとか、人数だとか、この辺は具体的にもう固まっているんでしょうか。 ◎松岡永祐 都市戦略課長 メンバーの構成でございますが、まず、様々なバックグラウンドをお持ちである学識経験者や著名人、こういった方々を想定してございます。  また、人数につきましては、現在のコロナの今後の状況を踏まえながら、適正な人数というものを検討してまいりたいと考えております。 ◆竹内進 委員 一昨日、昨日で代表質問、一般質問の中で、ある程度、議論があったんですけども、論議があったですけども、共生社会の今後の取組み方、今、大体お話しいただいて分かったんですけども、本当にこの共生社会の今後の取組み方というものを、どういう形で進めていこうと思っていらっしゃるのか。これは一般質問で区長のほうから答弁いただいたので、確認という意味でお願いいたします。 ◎松岡永祐 都市戦略課長 さきの本会議で斉藤区長が答弁したとおり、まずは有識者会議等を行い、ご意見等を頂きながら、理念となります条例制定のご提案をさせていただきたいと考えております。  また、共生社会実現に向けたビジョン、これは計画に当たるものになりますが、こういったものも策定していきたいと考えております。様々な取組みを区民の皆様方と協働で進めてまいりたいと考えております。 ◆竹内進 委員 今後の江戸川区政を考えていく中で、このことって非常に大事な視点といいますか、観点になってくると思うんです。要するに、具体的には、今、有識者の方々とか様々な専門家の方々のご意見を聞きながら、条例をつくっていきながら、そして2030年のビジョンに向けて様々な取組みをスタートさせるという意味で。  ですから、本当に今後の江戸川区政を担っていくような、一番私から見ると大事な視点のものになってくると思っていますので、当然SDGsのビジョンだとか、様々な視点を入れ込みながら進めていかれると思うんですけども、たしか区長も所信のご挨拶の中でおっしゃってましたけども、やっぱり子どもから熟年者まで、とにかく外国人も含めて、障害者も様々な方々が本当に安心して暮らせる江戸川区というものを築いていく、本当の母体となるようなものになってくると思いますので、今後ともしっかりこの点については取組みをお願いしたいことを要望して、終わります。 ◆中道貴 委員 よろしくお願いいたします。私は、ここでは情報推進事務費の中でネットワーク環境設置委託料というのがありますが、まずこの内容について、目的と内容についてお聞かせをください。 ◎渡邊良光 情報政策課長 おはようございます。どうぞよろしくお願いします。  今回のこの補正予算につきましては、本庁の5階にございます危機管理室及び災害対策本部を置く場所でございますが、有事の際、特に水害を想定しておりますが、水害の際に、その5階の災害対策本部で全庁LANが継続的に使えるように、そういった環境を整備する工事でございます。 ◆中道貴 委員 まさに水害時、海抜ゼロメートル地域の本区におきましても様々な対策が講じられておりますけれども、全庁LANというのが非常時に使えなくなったのでは、対策の手も緩んでしまうと、こんなことだろうと思いますが、水害時に全庁LANを使用可能にするために、5階の危機管理室、災害対策本部に設置をするためのものだということのようですが、危機管理課長いらっしゃるようですが、当事者として何か補足はありますか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 5階の部分、災害対策本部を設置した後、やはり庁内LANが使えないと様々な事象等に対応できないということから、今回整備させていただいているということでございますので、こちらを利用して、その災害対策、いざ災害が起こったときに対応できるような体制を取っていきたいと思っております。 ◆中道貴 委員 しっかりとお願いをしたいと思いますが、回線をもう1回線5階につなぐということのようですが、ちょっと考えれば、1階の資機材を全てそのまま5階に移せばそれでいいんじゃないかなという気は単純にしたんですが、そうではないんだろうと思います。その辺の事情というのを教えてください。 ◎渡邊良光 情報政策課長 やはり1階に全庁LAN関係のサーバー類等集約されているということで、やはり水害が起こったときに全庁LANが機能を停止するということが、やはり過去、懸念されておりました。その解決策として、確かにデータのサーバー室を2階以上に配置をし直すというような案もございましたが、基本的にこの本庁舎の荷重です、データを置くサーバールームを2階以上に置く場合には、かなり荷重がかかりますので、まずこの本庁舎では、その荷重に耐えられないということと、併せまして、もう既にこの本庁舎には物すごい数のネットワークが、壁ですとか床ですとか張り巡らされておりまして、それを全て付け替えるというような作業が移設の場合は必要になってきますので、それは正直、事実上不可能だろうということでございまして、それ以外の方法でできないかということで、いろいろインフラ事業者等々と協議させていただいた結果、データセンターから直接本庁舎の5階につなぐことで解決できるんじゃないかということで、その技術が確立したということもございまして、今回そのような方法を取らせていただいたということでございます。 ◆中道貴 委員 この事業については、新庁舎の設計の中にも、恐らく大いに反映されるべき内容だろうと思いますので、今回のこのことについてもぜひ参考にしていただいて、災害対策のさらなる強化、これを目指してやっていただきたいと思います。 ◆瀨端勇 委員 委員長、ちょっと恐縮ですけど、戻っちゃって申し訳ないんですけど。今のもちろん企画の中で、企画と都市戦略です。  企画のほうではSDGsの推進事業経費ということで、いろいろお聞きしているところでは、推進センターを設置されるということなんですけれども、その設置の目的、それから事業の内容。  これはSDGs、官民協働で運動を進めていかれるというようなことも伺っているんですけども、その場合の、これたしか内閣府で地方創生SDGs官民連携プラットフォーム事業というようなものが国で進められているかなと思うのですけど、そういう事業との関係がどうなのかということと。それから、江戸川で官民協働とか連携とかといった場合に、どういう民間との連携とか協働を進めていこうとしているのかということが1点です。  それから、先ほど竹内委員からご質問があった未来カンファレンスということなんですけども、大体いろいろ構成とか分かりまして。ただ、ここでやっぱり私たち、ジェンダー平等とか、LGBTとか、外国人、子どもの意見など、そういった共生社会に不可欠と思われる、そういった構成とか意見の反映とか、そういうことが重要じゃないかと思っているんですけども、そのあたりについてどういうふうに考えていられるか、その2点をお尋ねしたいなと思います。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事〔企画課長事務取扱〕 おはようございます。よろしくお願いします。  まず、ご質問のSDGs推進センターの目的、事業の内容等でございますが、タワーホール船堀3階の旧女性センターを使わせていただきまして、そこを江戸川区のSDGsの発信拠点というような形にしたいと考えております。  事業の内容でございますが、まずは昨日も区長のほうで答弁してございますが、内閣府が選定するSDGs未来都市、これの応募に向けて計画書の策定等々を進めてまいりたいと思っております。  それから、官民連携プラットフォームということでございますが、これは内閣府のほうでこちらも進めている、例えば大学、研究機関、あるいは民間企業、NGO、NPO、そういった様々な団体とのパートナーシップの中でいろいろとSDGsについて研究していこうというようなものでございます。  これについては、江戸川区も今月の初めに入会をさせていただいております。まだ動きというのはこれからになりますけれど、その中で関連するようないろいろとそういった分科会ですとか、そういったところに参加して知識を得ていきたい、情報共有をしていきたいと考えてございます。  それから、官民連携、どのようなことを考えているかということでございますけれど、これから具体的にちょっと動きを考えていかなくてはならないんですが、情報交換の中で一緒にタイアップしたようなイベントですとか、講演会みたいなことを模索していくですとか、まずはそういった民間企業の方ですとか、事業者の方がどういった取組みを進めているのかということをきちんと理解した上で、我々とのタッグを組んでいけるようなところがあれば、一緒になって進めていけるようなことを考えていきたいと思っております。 ◎松岡永祐 都市戦略課長 委員二つ目のご質問でございます、未来カンファレンスの男女比についてどう考えているのかということと、LGBTの方々等のご意見をどう反映していくかというところでございますが、この会議、共生社会実現に向けた会議でございますので、メンバー選定に当たっては男女の比率、そういったことも十分に考慮してまいりたいと思っております。  また、LGBTの方、それから外国人の方、子どもたちからのご意見、こういったものもきちんと反映できる、そういった仕組みを今後検討してまいりたいと考えております。 ◆瀨端勇 委員 SDGsについては、いろいろ今議会でもご質問が多々あったと思います。私たちも大変注目しておりまして、今、全国140団体、地方自治体、江戸川区もそうでしょうけど、含めて参加があると、急速に広がっているということも内閣府のホームページにもありました。非常に注目されるなと思っております。これはぜひ民間団体との協働というのがどういう形で進んでいくのか分かりませんけども、発展させてほしいと。  それから未来カンファレンスのほうも、先ほどありましたように非常に重要な位置付けを持つ会議だと思いますので、さっき言ったジェンダー平等とか、多様な性、あるいは外国人の方々のご意見をぜひ強く反映していただきたいということを要望して、終わります。 ○高木秀隆 委員長 企画調整費、よろしいでしょうか。特にないようであれば、委員外議員発言を許可いたします。 ◆滝沢泰子 議員 SDGs推進センターを設置されるに当たって、SDGs17のゴールがありますが、区がこれらに取り組んでいくという中で、まだまだ取組みが弱いと思って気になっている分野があります。具体的には、貧困をなくしていくゴール、ジェンダーの平等などが、特に私としては気になっているんですが。全てのゴールに向かってきちんと進んでいく、足りないところ、底上げはしていくというような推進の仕方を期待をしているのですが、そのご姿勢について確認をさせてください。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事〔企画課長事務取扱〕 今年度の予算編成に当たりまして、区の1,374の事業を17のゴールに紐付けました。その結果は、当然底が厚いところ、薄いところというのが当然あります。例えば教育の分野ですとか、あるいは健康福祉の分野なんかは当然厚い。逆に、今おっしゃられたジェンダーの部分とかは少し少ないというようなところもあります。  今回、そういった偏りは当然生じるんですが、当然国や都が中心となって進めるような事業も中には出てこようかと思います。ただ、江戸川区がそうやって紐付けたことで、我々がどこの部分が足りないのか、力を入れていくのかというところは、当然そこで見えてきておりますので、そういった視点を持って我々がなすべき事務事業というものをしっかり構築していきたいと考えております。 ○高木秀隆 委員長 それでは、委員外議員発言が終わりましたので、次に行ってよろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第3款新庁舎・大型施設建設推進費、第1項新庁舎・大型施設建設推進費。 ◆栗原佑卓 委員 よろしくお願いいたします。ここでは児童文学館建設経費の土壌調査等委託料について、端的にお伺いをさせていただきたいと思います。  当初の構想段階では、この土壌調査というのは入っていなかったというふうに記憶をしておりますけれども、今回の委託を行うことになりました経緯について、お聞かせいただければというように思います。 ◎多賀美代 施設計画課長 よろしくお願いします。児童文学館につきましては、基本設計、基本計画を令和2年の1月から進めてきております。そうした中、建物の規模や位置、そういったものが決まってきておりまして、先日、総務委員会でもご報告させていただいたところでございます。その中で、当初考えていた場所がなぎさ公園の展望の丘の裾野のほうから丘の中腹へ、また規模が1,200平米から1,500平米と大きくなってきたことから、建物の杭基礎がなぎさ公園の展望の丘の、もともと一番下の層の汚染の恐れありの層に達するという状況になってきておりましたので、土壌汚染対策法、また環境確保条例の手続をこのたびすることになりまして、調査を補正させていただいたという経緯でございます。 ◆栗原佑卓 委員 そういうことで速やかなご対応をお願いしたいというように思っております。専門的な分野であるとは思うんですけれども、区内でも土壌汚染に特した企業もございますので、ぜひ選定方法につきましては、安全面も含めてなんですけれども、参加しやすい仕組みをつくって、募集をしていただきたいというように、要望として申し上げさせていただきたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいでしょうか。 ◆瀨端勇 委員 すみません、私も児童文学館と、それから大型施設の関係、推進費ですか、そちらのほうで二つ伺いたいと思います。  一つは、今の児童文学館で土壌汚染のことは分かりました。既に明らかにされていると思いますけど、この児童文学館の全体の建設のスケジュールの確認です、それから大体建設総事業費、大ざっぱに言ってどれぐらいかかる予定なのかということと。  それから、地域住民の皆さんの要望やご意見というのは、何かつかんでいらっしゃるかどうかということをお尋ねしたいということが1点です。  それから、全体の新庁舎・大型施設建設推進費のほうなんですけど、今回は一般職の給与ですか、そういうことが中心のようですけども。一つは、そもそも新庁舎・大型施設建設推進室というのだっけ、要するに危機管理室みたいな室という名称になっているかなと思われるんですけども、その室と部というのの同じ部という位置付けだと思いますけど、それの違いというか、何かあるのかどうかなということを、ちょっと確認したいということです。その辺からちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎多賀美代 施設計画課長 児童文学館でございますが、ただいま基本設計を進めております。スケジュールとしましては、来年度、再来年度、令和3年、4年が整備です、工事の期間となりまして、令和5年に開設を予定しております。  2点目の事業費でございますが、まだ大枠の整備内容が決まってない中なので、当初予定していたのは建築で8億という金額でございます。  また、地域の声でございますけれども、これまで基本構想を発表したり、また今回、進捗状況の報告をしたりということで、地域に情報発信もさせていただいておりますので、そういった中で今後も提供していく中で声が聞ければと思っております。 ◎町山衛 新庁舎・大型施設建設推進室長 室と部の違いということでございますが、室は全庁的な仕事をやっていく部ということで、同じく会計室とか危機管理室がございます。いわゆる全庁的な事業をやっていくということで、室を称しているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 一つは、1点目の児童文学館のほうなんですけど、これから意見を聞いていただくということで、ぜひ地元地域住民の声をいろいろつぶさに聞いていただいて、できるだけ反映していただくことが必要じゃないかなと思われるんですけども。  一つは、ちょっとこの予定地の中にあったアスレチックというのか、何かちょっと老朽したようなお話も伺いましたけど、できればそういうものを残してほしいというような声をお聞きしている地元の議員なんかもいまして。そういう声がどうなのかということと。それから、この施設へのアクセスです、バス路線などが、やっぱり日中の便数がやっぱりちょっと少ないんじゃないかということで、その辺の改善が検討されているのかどうかということをお伺いしたいなと思います。  それから、新庁舎のほうなんですけども、大分いろいろ本会議の答弁でも順調に進んでいるというお話がありました。ただ、一つは、委員会でもお聞きしたかもしれないんですけど、やっぱり新庁舎を建設する予定地なんですけど、正式に区の用地になってないような気がするんだけど、正式取得の日程といいますか、契約日とか、そういう見通しが立っているのかどうかということを、東京都は区に売る方向性だということはお聞きしているようですけども、その正式な日程がどうなのかということを、もう一回確認したいなと思います。まず、その二つをお願いします。 ◎多賀美代 施設計画課長 委員お尋ねのアスレチック遊具でございますが、現在、遊具は老朽しておりまして、今後、撤去、更新という予定でございました。その中で、この児童文学館の建設がありますので、この整備に合わせて公園を全面リニューアルをしていく中で、また魅力ある施設を設置していきたいと思っております。 ◎武藤剛 まちづくり調整課長 おはようございます。今、委員お尋ねの、バスが少ないとのお話についてご回答をいたします。今のところ、今後利用見込みに合わせまして、他のバスの系統、たくさん出てございますので、こういった運行状況などを見ながら、多くの皆様に来ていただけるような形で考えてまいりたいと思っております。
    ◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 船堀四丁目の都有地の取得の件でございますけれども、こちらについては特別委員会のほうでも、ご報告を差し上げたところでございますが、これまで都有地の取得につきましては、重ねて東京都に強く要請をしてまいったところでございますけれども、先月の27日付で東京都の都知事から区長宛てに正式な文書で、区庁舎建設用地として都有地を区に売却するとの回答を頂いたところでございます。  ただ、その正式な売却の時期等につきましては、今後、都税事務所等も一体整備するというふうなことの検討もございますので、そういったところの状況を積み重ねながら正式に決まっていくということでございます。 ◆瀨端勇 委員 文書も来ているということで、また正式契約がいつなのか、またずっと延びているような感じなので、どうかなと思いました。  それから、基本構想とか基本計画、五つの理念ですか、そういうことがいろいろ公表されて、区民意見なんかも募集されたことと思うんですけども、大体概略的にどういった意見があったのかということと、それから本会議で質問があったような気がしますけど、建設経費の概算額というか、250から300とかというような話もちょっと出ましたけど、その辺は全くこれからの話じゃないかなとは思いますけども、そういった概算額などは一応検討されているのかどうか。  それから、当初、一番最初の時点で話があった、民間の資金を導入というんですか、PFIとかそういう事業手法も一応検討の対象にしていくというようなお話がありましたけど、その辺の見通しというか、検討状況というか、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎佐藤弥栄 新庁舎建設推進担当課長 様々、今年の4月からでありますけども、基本構想の素案を公表させていただきまして、そこで区民の方からも意見を求めているところでありますけども。全般として、新庁舎の早期完成を望む声とか、あと機能としては災害の部分です、十分配慮した庁舎にしてほしいとか、そういった声が上げられてきているところであります。  また、今回コロナの関係もありますので、そういったところにも配慮をする庁舎にしてほしいとか、まちづくりの部分では、沈下の部分も含めて考えてもらいたいとか、そういった声が上げられているところであります。  交通の部分も、船堀に移ったときの部分を考えてもらいたいとか、そういった声が上げられているというところであります。  2点目の金額の部分でありますけども、今、最初の段階では、おおむね250億から300億ということでありますけども、これは今後また状況によって考えていく形になるかと思います。  施設規模等の関係でありますけども、これからその手法等については、基本構想の次の基本計画という中で策定委員会の中でも検討してまいりたいと思っているところであります。 ◆瀨端勇 委員 できるだけコンパクトな庁舎というような言い方もずっと聞いていますし、区民の皆さんの基本構想の素案ですか、それに対する意見もこれからということで、十分酌み尽くしていただきたいと。  それから、PFIのような手法については、私たちは、ちょっとこの時代というか、こういう状況で今後の導入については慎重に、これはもうぜひ、できれば区が直接施行していただくということが一番望ましいんじゃないかなという意見を持っています。 ○高木秀隆 委員長 第3款はよろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第4款危機管理費、第1項防災危機管理費。 ◆中道貴 委員 委員長、ここで簡潔に終わりたいと思いますが、給与費には直接関わりませんけれども、危機管理という観点で1点だけ、お願いします。  代表質問における区長のご答弁の中で、避難の数についてお答えをお聞きしました。東京都の想定ということだったかと思うんですが、江戸川区の場合は32万人、そのうち親戚等、縁故の関係へ避難する方が11万人、残り21万人。本区の避難所の収容能力は、たしか28万とか、26万とかおっしゃったですかね、だから十分に収容できるというお話でしたけれども、ソーシャルディスタンス、1畳に4人座っていた人たちが2メートル離れて座らなきゃならないと。  そうなると、たしか6万人とおっしゃったと思うんですが。そうなると、実際に避難する21万人から6万人収容すると、15万人入れない。恐らく、避難ですから、難を避けるためには、避難所に来られた方々を決して来るなということはないと思うんですが、しかしソーシャルディスタンスを守ると15万人があふれちゃう。変な言い方ですけども、入れないと。この方々を取りあえず当面収容していただいて、その後、何らかの手を打つことに現実はなるのかな。どうも非常に難しい話であって、本区単独では、これはとてもできないと。  したがって、東京都や国、あるいは他県の援助を請わざるを得ないと思うんですが、何もこれは江戸川区だけの話じゃありませんので、周辺地域ほぼほぼ同様の状態になってくるんだろうと思われますので、これはやっぱり以前にも申し上げましたけども、やっぱり国を挙げた対策として、やっぱり強く要望を続けていかないといけないのではないかと、そんなふうに思うんですが、この点についてお考えをお聞かせください。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 区長が答弁したとおり、このコロナの感染症対策の中での避難所の受入れに関しては、ソーシャルディスタンスを取りますと、多くの方が避難所で収容できないという結果になっております。  一つは、その収容するに当たっては、皆様方の協力なくして、区民の皆様の協力なくしてできないということになります。一つは、ご自宅の安全が確保できれば在宅避難をしていただく。また、今、私ども取り組んでおりますけれども、収容の場所を増やしていくという取組をしております。  さらには、今、委員おっしゃるように、区外のほうに避難をしていただく。そこには知人、友人宅等の縁故避難というものを含めまして取り組んでおります。  広域避難ということで当初から取り組んできておりますけれども、国や都にお願いをして、広域避難先の検討を私どもも含めて検討をしているところでございます。これにつきましては、引き続き、国や都に大きく働きを掛けて実現していただきたいということで要望していきたいと思っております。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。防災危機管理費はよろしいでしょうか。  それでは、次に第5款総務費、第1項総務管理費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第6款都市開発費、第2項住宅費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第7款環境費、第1項環境整備費。 ◆本西光枝 委員 ソーラー充電スタンドの設置予算がここに出ているんですが、地域力活用基金を初めて活用するかと思うんですけど、どういった場合にこの基金を活用するのでしょうか。  今回、この事案に使うことになった経過、判断基準はどのようになっているのかということをお聞かせください。 ◎岡部長年 財政課長 この地域力活用基金につきましては、昨年度、条例の制定をさせていただいてありがとうございます。  今回、この設置目的につきましては、区に寄せられた寄附金を財源に住民福祉の向上を図り、共育・協働による理想の地域社会を築くということで、それを目的に設置しておるところでございますけども、この使い方につきましては、まず、今言った目的に沿った内容であるもの、それから、財源を頂いた税ではなく寄附金とすることが望ましいもの、それから、短期的な時限的な事業であるということで、そういった観点で活用させていただくという中で、今回、庁内にどういった活用が望ましいかということで提案をしていただきまして、その中で出た内容のこれが一つということになります。 ◆本西光枝 委員 提案された内容というのはほかにも幾つかあって、ほかというのはどのような経路をたどったのでしょうか。 ◎岡部長年 財政課長 提案は数件ございましたけども、そのうち、先ほど申し上げましたとおり、その財源を税でなく寄附金ですることが望ましいという観点で、提案の中にやはり区の事業といたしまして、区の税金といいますか、それを区の事業としてやったほうがいいものというものもございましたので、そういったものは除くとか、あるいは、今現状の中で行っている事業を、区の予算でやっている事業、その似通ったもの、あるいは、類似するものについては、そちらのほうでやっていくということで、そういう観点で決めたところでございます。 ◆本西光枝 委員 寄附者の意向が生きる使い方をしていただくということにはなると思うんですけれども、この基金、考えようによっては、自由に使えるお財布ができることになって、理由づけというのも区民のためとすれば何でも使えることになるのかなとも思います。  ですので、頂いた寄附金を使うに当たっては、きちんと庁内でチェックをしていただくことが必要だと思います。  また、今後、例えば児童養護施設などの退所者を応援することに使うことも考えられるのではないかなとも思います。その先には、特した基金として作ることも視野に入れていただくよう要望します。 ○高木秀隆 委員長 次に、第8款文化共育費、第1項社会教育費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項保健体育費。 ◆中津川将照 委員 あらゆる競技がある中で、今回はなぜこのラグビーというスポーツが選ばれたのか、その経緯についてお聞かせください。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 なぜ、ラグビー場なのかというご質問かと思いますけれども、今回ご案内のとおり、2019年のラグビーワールドカップ、非常に盛り上がりまして、そのレガシー創出ということで、区としてもレガシープロジェクトという事業に取り組む中で、国におきましてもラグビー場を整備しようという方針が新たに加えられて、交付金なども制定されました。そういったことから、この交付金を活用してラグビーができる競技場の整備を図ろうということに至りました。 ◆中津川将照 委員 国のほうのお金も入ってきて、それを活用してということなんですけれども、文科省のほうでも本当にスポーツ振興、これを資するものには、積極的に環境が整えば協力しますよという積極的な姿勢を取っています。  ラグビー、本当に2019年の大会後、このレガシーというものがいかに持続的に大会後の本当に、ラグビーを本当にしたい子どもたちの受け皿であったりとか、あるいは、今回、この大会を通じて分かった多文化共生というような、本当に躍動するそういった姿、本当に私も含めて、多くの人が感動したスポーツでもありますし、この江戸川区でもそういったことが醸成されれば、それにこしたことはないと思うんですけれども、伺ったところでは、この新左近川親水公園のスペース的なところで言えば、自由にラグビー競技ができるというようなスペースではないというふうにも伺っております。  それで、何が言いたいかといいますと、国のほうでも、そうやって積極的にスポーツを進めているというようなところで、スポーツ競技の団体や、スポーツのクリケットであるとか、柔道であるとか、いろいろ種目はあるんですけれども、とにかく場所がないと。せっかく場所ができたところに、やっぱり、そういったいろいろなところの幅を持って、いろいろなところに国のほうの意向も含めて、やっぱりそこら辺は組んでいただきたい、リサーチはしていただきたいということなんです。  せっかくできたこの場所に、ラグビー、それは本当に重要なことですけれども、否定するところでもありませんけれども、ぜひ、今後、そういったスペースができた場合には、あらゆるスポーツ、その可能性というものを、あとは障害者スポーツも含めて、ぜひ積極的に手を挙げていただきたいと要望しておきます。 ◆川瀬泰徳 委員 ほかいらっしゃらないようなので、私のほうから。  今、このラグビー場の話でございまして、中津川委員のほうからもお話がありましたけれども、私は大変いい話だと思いますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいと、このように思っております。  国の状況もそういうことでございまして、そして、また、オリンピックは来年ということになりましたけれども、今、本区の斉藤区長はラガーマンでもありますし、江戸川区のこのラグビー場というのは、これは非常に大事な話と私たちはそういうふうに認識をしております。  ですから、しっかりと取り組んでいただきたい。  中でもちょっと一つお聞きしたいのが、天然芝、いわゆる、生芝、陸上競技場は生芝ですけども、なのか、人工芝ということでお考えなのか、明確に今決まっているわけではないかもしれませんけれども、天然芝なのか、人工芝なのかと、この辺をちょっとお聞かせください。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 今回のラグビー場の整備につきましては、人工芝を計画しております。理由としましては、天然芝ですと、一定の養生期間などを設けて使えない期間が発生するということもございますので、今回、人工芝を用いまして、通年で長く使っていただけるようにということで計画してございます。 ◆川瀬泰徳 委員 私も人工芝がいいと思います。行政がやる競技場ということであれば、人工芝がやはりいい思います。  今、中津川委員からのお話で広さということもありましたけれども、相当広いというわけにもいかないかも分からないけども、できる限り広く使えるように設計をしていただきたいと、このように思います。  ぜひ、すばらしいものを作っていただくように要望して終わります。 ◆本西光枝 委員 今、人工芝ということのお話があったんですけども、マイクロプラスチックの問題もありますので、そこら辺の対策はぜひきちんとしてほしいと思います。 ○高木秀隆 委員長 要望でいいのですね。  保健体育費、そのほかはよろしいでしょうか。いいですか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、次に、第9款生活振興費、第1項地域振興総務費。 ◆中津川将照 委員 この地域活動振興費の中の地域活動助成金、この活動助成金の目的と活動内容、そして、この金額の内訳を教えてください。 ◎永塚正佳 地域振興課長 今、委員ご指摘の内容でございますけれども、コミュニティ活動、こちらを促進していくということで、一般社団法人自治総合センター、いわゆる宝くじを実施しておりますが、こちらの社会貢献広報事業、コミュニティ助成事業でございますが、こちらを活用したものでございます。  こちらに150万円計上させていただいてございますけれども、この内訳といたしましては、町会で活用するみこし、また、山車、こちらで今回計上をさせていただいたものでございます。 ◆中津川将照 委員 地域の活動、こういったコミュニティも、やっぱりコロナウイルスによって失われた機会というか、区民にとっても大切なコミュニケーションを取る場というものも、さらに広げていかなければいけないというふうにも思いますし、ぜひ、これについても否定することではないんですけれども、やはり、こういった町会、自治会活動費というところにお金を投入するというところには若干違和感がありました。  やっぱり、こういったコロナウイルスによって多くの、今、困難な状況に置かれている方たちがいる中で、やっぱり、この共助であるとか、助け合いと言われているような町会、自治会の役割というものもあると思いますし、災害のときにも本当に重要な拠点にもなったり、役割を担っていると思いますし、また、地域住民の安心・安全にも寄与されておりますし、あらゆる振興ということにも、江戸川区のためにご活動をされていることも承知はしておりますけれども、やっぱり、そこにお金を出すというよりも、こういった困っている方たち、共助というところに着目してみますと、町会、自治会の方々が積極的に、今までもそうでしたけど、災害のときもそうでしたけれども、募金活動をしていただいてご寄附頂いたりしていただきました。  やっぱり、町会、自治会の方たち、こういったときには積極的に別のアプローチで、町会、自治会さんのお力をお借りして、今、困難になっている方たちに逆に協力していただけるようなところにも、さらに注力していただきたいなというふうに思います。  意見で、よろしくお願いします。 ○高木秀隆 委員長 よろしいでしょうか。  次に、第2項商工・農業水産費。 ◆竹内進 委員 ここでは緊急対策融資、コロナの関係で、6月の20日号の江戸川区の広報でも大きく取り上げていただいて、非常に見やすくて分かりやすいですよね。区内の経済活動を引き続き支援しますと、大きく江戸川区独自のウイルス緊急対策の経営向上資金と、9月30日まで延長しましたよという形で載せていただいて、本当によかったなと思います。  それで、まず確認なんですけれども、たしか3月の2日からこれ始まって、1回目というのは5月の29日まででということで一回閉めました。閉めたというか、期間ということで。今現在のその申請の件数というのは、今はどのぐらいになっているんですかね。 ◎関山健二 産業振興課長 まず、コロナウイルスの感染症に関しての融資でございますが、3月2日から6月24日までの期間で、申請は3,743件の融資の申込みがございました。 ◆竹内進 委員 今、ご答弁いただいた3,743件ということで、本当にその区内の中小零細企業、売上げが落ちてしまって、資金繰りが本当に大変で、今回、こういう区独自の政策の一つとしてやっていただいたということは、非常に私のところにも感謝の念の声が入っております。  もう一つちょっと言われることが、竹内さん、申請出したんだけど、なかなか時間がかかっちゃってというお声をよく聞くんですけれども、大体、これ申請をされてから確定するまでに、今はどのぐらい時間というか、かかっていらっしゃるんですかね。 ◎関山健二 産業振興課長 融資の実行までどのぐらいかというご質問でございます。  コロナウイルス感染症が流行る前には、通常の融資ですと1か月程度、融資実行までみてくださいというお話をさせていただいておりました。今回、コロナに関しては、区の審査、あと、金融機関、そして、信用保証協会の審査を経て、当初は申請のほうがそんなに伸びなかった時期は、1か月かからないで実行できた状況ではございました。  ただ、申請が殺到して、密対策の関係で郵送受付等に変えた関係で、今現在は1か月強、少し1か月半ぐらいかかっているというふうに聞いてございます。 ◆竹内進 委員 本当に一生懸命やっていただいているのはよくよく分かります。うちの会派の前の会議室といいますか、狭いところに、本当に多分暑いだろうなと思うんですけれども、本当にもう七、八人、一生懸命に仕事をされている姿を見ると、本当申し訳ないなということになるんですけども、本当に一生懸命にやっていただいて、やっぱりその1か月から1か月半ぐらいかかっちゃうということなんですけれども。  もう一つ、これ申請をされた企業の皆さん方が、1か月半くらいかかって来ればいいんですけども、逆に駄目になってしまうということも当然あるわけです。当然、これは融資なので。ですから、それが大体どのぐらいの率でなっているのですか。 ◎関山健二 産業振興課長 融資の実行率でございます。通常の今までコロナが流行る前の通常の融資ですと、大体執行率が90%程度だったんです。それが今回、コロナに関して言いますと、今実績として挙がってきている中では、計算しましたら97%ということでございます。  それと、信用保証協会の保証をつけての融資ということですので、非常に困った方が借りやすい融資となっていることでございます。 ◆竹内進 委員 今のご答弁を聞いて一つ安心しましたのは97%で、必要なものを提出をさせていただいて、約1か月から1か月半かかるけども、大体出したところについては、それは実行されるということは、本当にありがたいことだと思っています。  今回この補正予算に出ているのは、さっきおっしゃっていただいた3月2日から当初の5月29日、それから1か月延長した分の補正ということですよね。それで、9月30日までこれ延長していただいたということで、本当にありがたいのですけども、これの次のときのまた補正に関わってくるという考え方でよろしいのですか。 ◎関山健二 産業振興課長 今、委員さんがおっしゃったとおりでございます。今回、補正に乗せさせていただいたのは、5月29日までの1か月延ばした6月いっぱいの利子補給分と信用保証料についての予算でございます。  それは今後3か月、9月末まで延長した分については、次回の定例会のほうでご審議いただきたいというふうに考えてございます。 ◆竹内進 委員 それから、もう一回確認なんですけども、この6月の20日の広報で、当然、その1,000万円の限度額、融資限度額1,000万円のウイルス緊急対策の経営向上資金が9月30日までだと。  もう一つ、これ固定費支援ということで、固定費の支援ということで、経営向上資金、これ300万円の限度額の300万円、これは11月の30日まででいいということかどうかと、それと、1,000万円借りて、もう一つ300万円も借りようというところがあった場合は、二つとも、これ当然、その内容によるでしょうけど、借りれるのかどうか、ここだけご答弁頂ければ。 ◎関山健二 産業振興課長 今、お話の300万円の融資ですが、11月30日までの受付とさせていただいてございます。  そして、1,000万円既に借りた方が、さらに固定費として300万円お借りしたいという方は、信用保証協会、あと金融機関等も審査はありますけど、重複して借りることは可能となってございます。 ◆竹内進 委員 今、ご答弁頂いたように、本当に両方借りられるということは、この資金繰りで大変な売上げが下がってしまって、本当に資金繰りで大変な中小零細企業、たくさん確かに私のところにも声がありますので、ですけど、これらの政策を本当に高く評価をさせていただくと同時に、やっぱりその一つ一つの融資に対しても、しっかりと今後とも取り組んでいただきたいことをお願いして終わります。 ○高木秀隆 委員長 よろしいでしょうか。  それでは、次に、第10款福祉費、第1項社会福祉費。 ◆中道貴 委員 ここでは1人10万円の特別定額給付金についてお尋ねをしたいと思います。  まず、現状の確認なのですが、申請書の提出数、相当高い割合で提出がされていると思うんですが、全世帯に占めるその申請の割合ですね、大体どの程度の申請書が出ているか。また、この申請書に占める現金の給付状況についても、併せてお尋ねをしたいと思います。 ◎白木雅博 福祉推進課長 まず、申請状況でございます。6月の24日現在ということでございますが、30万4,617件、申請率といたしましては、87.6%の申請でございます。  また、給付でございます。同じく24日現在で、これは単位世帯でございますが、8万77世帯、その世帯の割合でいいますと、給付率といたしましては、26.3%の給付率でございます。 ◆中道貴 委員 申請数は相当もう87.6%ということですから、もうちょっとなんですけども、ほぼほぼ高い数字が出ているなと思います。  また、給付については、まだこれからのようですね。26.3%ということで、まだ届いていない家庭がまだまだたくさんおられると、こういうことだと思います。  大変楽しみにしているこの給付金なんですが、一方で、ある方からの問合せがあって、各家庭に全て送付されているはずの申請書が、宛名不明とか、様々な事情で戻ってきてしまったと、こういう方々の申請書が結構多いというふうに聞いているんですが、このような戻ってきてしまった、まあ、いろいろな事情があると思います。そういった事情の中で戻ってきた世帯の方々に対して、どのような対策、今後のフォローですね、戻ってきたからもうこれでおしまいというわけには当然いかないと思いますので、何か大変手間のかかることが予想されるんですけども、どのようなフォローをされていらっしゃるのか。
     また、よく言われるホームレスの方とか、あるいは、何らかの事情で住民登録のしていない方々、こういった方々もおられると思うんですけども、この方々に対しての取組、これも併せてお聞かせください。 ◎白木雅博 福祉推進課長 1点目の宛所不明の戻りの件数でございますが、区独自分を乗せた32万通を一斉郵送させていただきまして、今のところ戻りが1,300件、約1,300件戻ってきてございます。  こちらにつきましては、ご本人から問合せを当然頂いておりまして、原則はもう一度再発行をさせていただくというご案内をしているんですが、再発行させていただいた数が約800件でございます。  また、今、委員さんから少しお話がありましたけど、単純に再発送では済まないような方も実はたくさんいらっしゃいまして、その辺につきましては個別にご相談に応じながら、ご本人の手元にうまく届くような方法を、実際にはケース・バイ・ケースで対応させていただいているというところでございます。  また、2点目の住所が持たないホームレスの方々、あるいは、それ以外の方ということでございますが、ホームレスの方々につきましては、私ども福祉部の生活援護課の者が中心で、私どもの福祉部長の含めた、援護課長をはじめ委託事業者と、先月の5月の27日から荒川土手ですとか、江戸川土手、こういったところに直接働きかけをさせていただいておるところでございまして、今日、葛西エリアをやると、ほぼ全域のホームレスへの声がけというのはさせていただいたという状況でございます。  また、そのホームレスでない方で、事情があって住所をお持ちでないという方も複数やはり問合せ頂いてございまして、これらについてはいろいろ事情を聴いた上で、生活振興部さんのほうに対応をお願いしたりとかいうことで、個別の対応をやはりさせていただいているという現状でございます。 ◆中道貴 委員 漏れなく全て方々にしっかりとこの給付金が届きますように、大変手間だと思います。恐らく相当な手間が現場の職員の方々にはあると思うのですが、ぜひ、これを完遂していただきますようにお願いをしたいと思いますし、また、これは分かりませんけども、一発もので終わるものかどうか、2波、3波、後々のことを考えると、どなたも専門家会議の方々も長期を覚悟せざるを得ないという方が結構多いですね。来年のオリンピックさえも本当に大丈夫なのかと、ここまで言う方もいますし、ということを考えると、今回のこの手間のかかる作業ですけれども、次回、何らかの形で同じような作業をする必要があるときに大いに役立つと思いますので、ぜひ、今後の参考になるようにやっていただきたいなと思います。 ◆瀨端勇 委員 私も、今、中道委員がご質問された、この特別定額給付金についてちょっとお伺いしたいと思います。  一つは、申請率とか給付率は伺いました。インターネットのホームページ上でどれぐらいの給付になっているかということも、数日前から公表されるようになったと思うんですけども、一つは、凸版印刷ですか、同じ受託業者の北区では、問合せ番号で、その方がいつ頃給付されるかということが分かるようなサービスがあるとか、そういうことを伺っています。その辺は江戸川区ではどういうふうになっているのか。  それから、ちょっとこれは申し上げにくいんですけども、やっぱり近隣区の給付の状況に比べると、ちょっと江戸川区の場合、例えば足立区がホームページで出ていますけど、6月24日時点で88.5%給付されたと、申請者に対する給付率です。やっぱり八十何%申請されているような感じでしたけども。葛飾区では、やっぱり申請者に対して約92%給付、もう既にされているということがホームページ上で公表されています。  江戸川区の26%ということで、ちょっと当初のコールセンターで早く支給するという点で、非常に積極的な姿勢を示された江戸川区との処理方法の違いというか、これちょっと今は残念な感じなんです。だから、その辺がちょっとどういうふうになっているのか、そこをまず伺いたいなということです。 ◎白木雅博 福祉推進課長 1点目の北区の事例につきまして、私どものほうもいろいろと確認させていただいてございまして、北区さんとしては・・・・からデータを北区として、北区の責任において預かったデータを、また別の検索システムを運営する会社に、個人情報ですね、流して、そちらの検索システムにかけるというシステムを今運用してございます。ホームページ上にもかなり個人情報取扱い云々というのを北区さんは書かれてございますけれども、その辺の、また別の事業者に個人情報を移すということで、ちょっと実際それがいいのかどうかというところを我々はまだ判断に迷っているところでございまして、今のところは北区さんと同じような検索システム、また第三の別の事業者に情報、区民の皆様の情報を移すということに対してはちょっと抵抗があるところでございます。  それから、2点目の給付率の件でございます。もう率直に申し上げて、低いと言われればそのとおりでございまして、これはもう担当課長として甘んじて受けて、何としても一日も早く区民の方々に届くような努力を、今も事業者と日々、意見交換等をさせていただいてございますけども、やらせていただき、本当に努力していかなきゃいけない部分であるなというふうには考えてございます。ただ、いろいろ聞くと、やはり、私どもは業務委託という体制でやらせていただいていますけれども、例えば例の足立区さんなんかは、ちょっと業務委託ではないやり方もしているところで、細かい分析はまだできてございませんけども、手法の違いはあるというところは認識しているところでございます。いずれにしましても、一日も早く区民の方々に届けられるよう、より一層、私自身も頑張っていかなきゃいけないなというふうに思って、取り組ませていただいているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 セキュリティといいますか、個人情報の保護との兼ね合いで難しい判断はいろいろあるかなと思います。そういう点で誠実に努力されていることは日々、私たちも、担当の、今、課長さんからも伺っていますので、よく理解しているつもりではあります。ただ、近隣区でちょっと、そういう、もう申請された方のほとんどに給付が行っているとかということを聞くと、処理方法の違いが、委託かどうかという違いがあるということのようなんですけども、セキュリティ確保しながらも、やっぱりとにかく早く、一刻も早く本当に困って、もう待ち望んでおりますのでね、区民の方々。これは努力されているということなんですけども、そのことを強く要望したいということです。 ○高木秀隆 委員長 社会福祉費、よろしいでしょうか。  次に、第2項生活保護費。 ◆本西光枝 委員 ここに、ひきこもり支援については私たちも力を入れてほしいと、議会質問してきたところなんですが、私たちはひきこもり支援を研究テーマとしている方にお話を聞いたところ、その難しさを伺いました。私たちも勉強を重ねていかなくてはとは思うところなんですけども、今回この予算はどのようなことに使っていくのでしょうか。 ◎安田健二 生活援護第一課長 よろしくお願いいたします。  今回のひきこもり支援の推進事業につきましては、昨年度、我々はひきこもりにある状態の方々の実態調査というのを行わせていただきまして、そして今年度、ひきこもりの施策担当係というものが設置されたことで、さらに活動に幅が広がったところなんですが、今まで、調査の段階ではまだ顔の見えないような部分での関わりであったということです。今年度はいわゆる江戸川区内にそういった関連団体が少ないことから、区外の団体のほうに、特にKHJという、全国ひきこもり家族会連合会であるとか、そういった関係の団体から江戸川区内にお住まいになっている当事者、家族の方とかをご紹介いただき、また今回、ひきこもりに対してかなり高名なジャーナリストの方も関わっていただきまして、1回、2回、会議を開催させていただいて、コーディネーター、それからあとは、そういった関係機関も含めた当事者、それから家族との関わりを持たせていただくという企画をこれからやらせていただこうと思っているところでございます。 ◆本西光枝 委員 家族、そして当事者から始めるということはとてもよいと思います。支援をするということで、課題感を感じて、どうにかしようと思う中で、支援ということが当事者にとっては暴力となることもあります。ですので、当事者から話を聞くということはとても難しいことだとも思いますので、慎重に進めていってほしいと思います。 ○高木秀隆 委員長 57号の審査の途中ですけれども、換気のために休憩したいというふうに思います。15分程度したいと思いますが、再開は50分でいいかな。11時50分、再開といたします。暫時休憩いたします。           (午前11時35分 休憩)           (午前11時50分 再開) ○高木秀隆 委員長 それでは、休憩前に引き続き再開いたします。  予算書、同説明書の82ページをお開きください。  第11款子ども家庭費・児童福祉費から審査願います。 ◆中道貴 委員 ここでは新型コロナウイルス感染症対策関係費、二つあるんですが、私立の保育園を対象とする事業として1億6,000万余り、これは国の補助10分の10だと思いますが、この事業の内容について、具体的な内容についてお知らせください。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これはコロナ対策として、例えば保育園で空気清浄器ですとか、それから日常的な対策としてマスク、それから非接触の体温計とか、そういったものを購入した場合に一園当たり50万円を限度に補助するものでございます。 ◆中道貴 委員 一園当たり50万円、結構な額だと思うんですが、今お話の中には消毒液がなかったように思うんですが、消毒液も入っているんでしょうか。また、入っているのであれば、もし分かればで結構ですけれども、主成分、どんな消毒液を使う予定でいらっしゃるのかを教えてください。 ◎浅見英男 子育て支援課長 消毒液も、もちろん対策の商品として可能でございます。それで、購入の商品につきましては、これは園のほうに、園にお任せして、園のほうで選んでいただくことになっておりますので、特に区のほうからこういったものというのは、特に指定はございません。 ◆中道貴 委員 園にお任せということですね。  一方、区立のほうも同じような内容になるかと思いますが、金額が一桁ちょっと違うんですけども、区のほうも、すみません、事前に何も言わないまま質問することが多いんで恐縮ですが、区のほうも同様でしょうか。 ◎茅原光政 保育課長 区立園の場合につきましても、消耗品と、それから備品ということでございますけども、消耗品の場合は先ほど言いました手指等の消毒、これは今、区役所の中に配置してあるものですので、それと同等のものですので、エタノールが主成分かなと思いますけど、そういったものですとか、あるいは石けんです、液体石けん、こういったものを買います。それから、空気清浄機につきましては以前から、コロナウイルスの前から、インフルエンザ等で、あるいはアレルギー等の浮遊物とかを除去する空気清浄器を、1、2歳児には導入しておりましたけど、この機会に3、4、5歳児に導入するということで、それを購入したいと。 ◆中道貴 委員 ちなみに、ちょっと消毒液にこだわるんですが、この消毒液は私立も区立も実際に使われるのは職員の方、お子さんも使うんでしょうか。それだけ。 ◎茅原光政 保育課長 主に、エタノールの手指の消毒については職員ですとか、それからお越しになった保護者の方が使っております。お子さんも場合によっては使うこともあるかと思いますけど、基本的には手を洗うということをやってございます。私立の場合も同様な感じだと思います。 ◆中道貴 委員 ちょっとこだわってしまいましたけれども、お子さんの場合はどのような主成分の消毒液を使っているのか、私立の保育園の方々に対しても、これはどうでしょうかね、こうしろ、ああしろと言えないんでしょうけども、基本的には安全なものということを大前提にやっていただきたいと思います。相当な量が出回ると思いますので、それだけ、よろしくお願い申し上げて、終わります。 ○高木秀隆 委員長 その他。 ◆中津川将照 委員 はじめに、ベビーシッター利用支援事業費について、お尋ねさせていただきます。  はじめに、ベビーシッター利用支援事業について、具体的に教えてください。そしてあと、今、この時期に予算に組み込まれた、そういった経緯とかが分かれば教えてください。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これは東京都が待機児童対策として行っているもので、育児休業を1年間取った方ですとか、それから保育所に入れなかった方を対象に、東京都が契約しておりますベビーシッター事業者を利用した場合に自己負担、一時間当たり150円で利用できるものでございます。  それで、この時期に導入した経緯といたしましては、これまで区としては、例えば利用後に税金がかかるですとか、それからベビーシッターの登録の人数が少ないといった理由で、これまで実施してこなかったんですけども、区民の方から要望ですとかがありまして、選択肢の、待機児童対策の選択肢の一つとして今回、補正を組ませて導入させていただくことになりました。 ◆中津川将照 委員 本当に東京都が独自で始めたベビーシッター利用支援事業ですが、本当に事業者にではなく利用者に直接給付するという、本当に画期的とも言える事業である反面、やっぱり利用者側に給付した場合、助成金を出した場合というものは所得扱いになってしまう、雑所得というところに課税されるわけなんですけれども。  やはりこのところ、これは制度的な欠陥なので、それは我々がここで議論することではないんですが、今おっしゃったとおり、選択肢の一つ、家庭によって様々なことがあります、子ども自身のこと、あるいは送迎がないから便利であるとか、子どもが慣れているから自宅だと安心だとか、あるいはサービスの利便性、時間や金銭面、コスト。本当にいろいろな価値観が優先順位としてあるところでもありますので、選択肢の一つとして非常に利用者にとっては、これも一つではないかなと、個々人の判断で後は進めていくべきではないかなというふうに思うんですけれども、やはり課税されてしまうという、こういったところは、いろいろな情報の見せ方というものもあると思いますけど、ここはそういうことなんだということで、しっかりとそこは利用者に伝えていただきたい。とても重要な情報でもありますので、適切に入手しやすい、理解しやすいといった対応、対策というものはぜひ打っていただきたいと思いますが、そこら辺は何か対応策は練っておられるんでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 今、委員さんのお話にあったように、これを利用した場合にはこのぐらいの税金がかかりますと、そういったものが東京都のホームページにもございますので、区民の方に分かりやすいような形で周知していきたいと思っております。 ◆中津川将照 委員 助成事業、本当に多くの子育て世帯の方々がサービスというものをより理解し、より正しく理解して利用していただけるように、本当に多くのコミュニケーションを使って、ぜひ行っていっていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆本西光枝 委員 関連で。今ご説明があったとおり、本人負担150円で利用できるとお聞きしました。それが、補助された金額が所得としてみなされて、翌年、思いもよらない税金を納めるということをお聞きしております。どの程度になるのか、その例というのをお聞かせいただけますか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 例えば年収が400万円の方が一日8時間、月20日、ですから月160時間使った場合に、大体、翌年に年額で、そうですね、約80万円ぐらい、税額が生じると。そういったものが東京都のモデルケースで出ております。 ◆本西光枝 委員 保育園に入園できない方向けですので、選択肢が増えるということで助かる制度ではありますが、今の金額を聞いても、かなりの負担になるかと思います。案内を行うとき工夫されるということでしたが、ぜひとも翌年度の税額が上がるということを分かりやすく、しっかりとお知らせいただくことをお願いいたします。 ◆瀨端勇 委員 私もベビーシッターについてはそういうことをしっかり知らせていただきたいなというふうに思います。  ここでは保育施設感染症対策等補助金ということで、保育施設の感染拡大のところですね。認証保育所と認可外保育所の保育料の補助というのがありますけど、それは具体的にどういう内容で、それぞれ何円ぐらいの補助に、補助対象といいますかね、なっているのかということ。  それから、もう一つは区内の認可外保育所、今回のコロナウイルス問題で閉園された保育所もあるというふうに聞いているんですけども、そういう実態なんかはつかんでいらっしゃるかどうか、教えていただきたい。 ◎浅見英男 子育て支援課長 まず、認証保育所は今現在16園でございます。それから、認可外保育施設については約50カ所強、区内にございます。それらの利用者の方が、今回、登園自粛等で利用しなかった場合、その保育料を補助する、園がそれを取った場合に補助するものでございます。  それで、2点目のコロナによって認可外保育施設が閉園したと。コロナによって閉園したというのは直接、区のほうには伺っておりません。 ◆瀨端勇 委員 具体的に私どもも相談いただいた中に、具体的な認可外保育所の突然の閉園といいますかね、そういうことでの相談もお受けしたことがあります。区外の認可外保育所と、それから区内にもある認可外保育所がそういう状況になったと。  代わりの保育所の紹介とか、そういうことはしてもらえないのかとか、いろいろ、代替保育とかね、そういう問題について、認可外保育所なので、ちょっと扱いが違うんだろうと思うんですけれども、やっぱり区内の、大事な区民のお子さんを同じように預かっている保育所だとすると、それの実態というのは、ちょっとどういうふうにつかまれているのかなというふうに思うんですけど、3月までと、4月以降の児童相談所ができて以降の区の責任の範囲というのは違うのかもしれないんですけど、そこは全く情報はなかったんですかね。 ◎浅見英男 子育て支援課長 児相の開設に伴いまして、4月以降は区のほうで認可外保育施設の受入れですとか、それから指導、検査等を行っております。3月の閉園につきましては、東京都に届出があったと思いますけども、それについては区のほうでも、3月に閉園した区内の認可外保育施設については伺っております。ただ、理由がコロナかどうかというのは直接は伺っておりません。 ◆瀨端勇 委員 理由は分からないんでしょうけど、3月閉園というのは何カ所かあったんですか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 何カ所かあったのは伺っております。 ◆瀨端勇 委員 何園だったんでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 すみません、正確な数は今承知しておりません。 ◆瀨端勇 委員 東京都が指導の責任を持たれているということなので、直接、3月までは江戸川区の担当じゃなかったようですけども、東京都から情報があるとすればね、何園かというのが分かるんじゃないかなと思いますし、さっき言ったように、認可保育園であろうが認可外保育園であろうが認証保育所であろうが、大事な区民の子どもを預かっている保育所であることに違いはないので、やっぱりそこをしっかりつかんでいただきたいなというふうに思いますよね。  影響を受けたと思うんですよ。コロナが原因じゃないかもしれないけれども、コロナの真っ最中ですよ、3月閉園となるとね。これから4月になろうとしているときに突然閉園という状況になったとしたら、東京都が責任を持たなきゃならないことで、江戸川区は担当じゃないからとはいえ、やっぱりそこは何らかの対応が求められたのではないかなというふうな意見というか、考えを持ちます。それで、後でも分かったら、ちょっとそれは教えていただきたいなと思います、3月の。理由は分からないけれども閉園になった園が何園ぐらいあったのか、どれぐらいのお子さんが、その結果で影響を受けたのかというようなことが、分からなきゃしようがないけど、分かれば教えていただきたいなと思いますよ。  それからもう一点は、これは国のほうの通知で、6月17日に内閣府と厚労省と文科省が連名で、コロナ対策で休業させた保育士などへの休業手当ということで、給与の相当額を支給するように求める通知を改めて出したというふうに報道もされているわけなんですけど、その場合、正規、非正規の違いで差を設けるべきではないということも明記されているということなんですけども、これは法に基づいて区の指導監査の対象になるということになっているようですけど、江戸川区としてのこの辺の、休業させた保育士の対応といいますか、その辺はどうなっているのか、ちょっと聞かせていただきたいなと。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これにつきましては、該当する保育施設に通知を速やかにするとともに、それから私立の認可保育園の園長会で、改めてこれについてはお話ししたところでございます。 ◆瀨端勇 委員 その通知どおりに実施されるという理解でよろしいんでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これについては以前にも厚労省のほうから通知がありましたので、その時点で園長会のほうにはお知らせして、今回また届きましたので、改めて園長会で直接お話ししましたので、徹底されると思っております。 ◆瀨端勇 委員 指導監査の対象になるということでもありますので、徹底と指導を、監査をよろしくお願いしたいというふうに思いますね。  やっぱりコロナ禍のいろいろな休業とか、それから営業の自粛とか、そういう全体で、全国で、全業種でそういう努力もあったわけです、そういう中でも一貫して保育園は、完全にそこでクラスターとか感染があった保育園以外は、人数は少なくなったと思いますけどね、一貫して運営をされていたと思います。これも本当に医療従事者と同じように感染のリスクにおびえながらのそういう行動だったんじゃないかなというふうに推測されるわけですけど、そういった保育士の方々への危険手当を求める声とか、それから家賃助成もされていますけど、そういうことを延長してほしいという声とか、それから本会議でも言いましたけど、PCR検査の実施を求める声とか、いろいろそういうことを、声を聞いています。これらもぜひ検討対象に加えていただきたいなと、そういうことがやっぱりこういう方々の努力をリスペクトするというか、感謝することにつながっていくと思いますので、そのことは要望しておきたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 次に、第12款健康費、第1項保健衛生費。 ◆中道貴 委員 ここでは定期予防接種、ロタウイルスの定期予防接種の予算が計上されておりまして、8,548万円余り。定期予防接種ということなんですけども、本来でしたら当初予算、本予算に計上されてしかるべきものだと思うんですが、なぜ今この時期に、この予算が補正予算として計上されたのか。国の都合が全部かなという気もするんですが、このことについて教えてください。 ◎小泉京子 健康サービス課長 今回の補正に計上させていただきましたのは、厚生労働省から令和2年1月に、ロタワクチンを令和2年10月から定期接種する旨の予防接種法の改正の通知がございました。その時点ではワクチンの価格ですとか具体的なスキームが決まっていなかったため、今回の補正予算の計上ということになってございます。 ◆中道貴 委員 国の都合ですね、これは。  来年以降も当然ながら定期予防接種として実施されると思うんですが、ちなみに、該当する月齢乳幼児の年齢というか、月齢ですね、多分たしか3回ぐらい打つんだろうと思いますけども、何歳のときに打つのか。打つんじゃない、これは飲むんですね、たしかね。飲むワクチンだと思いますけど、一人のお子さんが生涯何回これを受けるのか、それを教えてください。 ◎小泉京子 健康サービス課長 こちらは生後2カ月から接種といいますか、経口接種というふうになってございます。2カ月から8カ月の間に決められた間隔を経て接種いたします。ただ、ワクチンのほうが2種類ございますので、ワクチンによって回数が3回ですとか2回ですとか、決まってまいるものでございます。 ◆中道貴 委員 大切な子どもさんの命を預かる問題ですから、初めてのことですから、特に初回は慎重にお願いしたいと思います。  今後の予防接種の進め方について、スケジュール等、どのようにお考えか、教えてください。 ◎小泉京子 健康サービス課長 こちらのほうは令和2年10月より、接種対象であります生後2カ月のお子さん宛てに個別に接種票を郵送してまいります。また、適正な実施をしていただけますように、ホームページ、広報等で周知しまして、活用しながら周知してまいりたいと思ってございます。 ◆中道貴 委員 広報の周知また郵送通知などなど、これも漏れのないように。最初の出来事というのは非常にその辺を慎重にしないと、来なかったこと自体も気づかない方も中にはいますので、ぜひ慎重にご対応をお願いしたいと思います。 ◆瀨端勇 委員 87ページの新型コロナウイルス感染症対策関係費の中の特別見舞金支給事業補助金ということで、44万円の補正予算がついているわけですけど、この内容と、あと、ここにPCR検査の対象だと思うのですけど、PCR検査に従事した方が、万一くしゃみとか飛沫で感染してしまったというような場合の見舞金かなと思われますけども、どういうふうな仕組みになっているかということと。  それから、PCR検査については、本会議でも、ほかの同僚議員からも質問がありまして、私もさせていただきました。PCR検査の保険適用の範囲といいますかね、これをちょっと確認させていただきたいなということが2点目ですね。  それから、もう一つは、やはり答弁の中では、PCR検査は自費でなら検査を受けられるというように聞こえたわけですけど、自費でPCR検査を受けるとした場合に幾らぐらいかかって、どういうふうにすれば受けられるのか。今はお医者さんの診断によって検査を受ければ、保険適用ということのようですけど、その辺ちょっと、自費の場合は受けられるというようなお話があったので、それを具体的に伺いたいなと思います。さっきの保険適用の話は、唾液による検査とか、そういうのも取り入れていきたいというご答弁が、たしかあったかなと思いますけど、唾液によるPCR検査とか抗原検査とかね、抗体検査はちょっと別かもしれないけど、いろいろな各種の検査があるわけですけど、そういう検査などの保険の適用というのはどういうふうになっているのかというのを教えていただきたいということです。 ◎石原詠子 健康推進課長 まず、1点目のご質問でございます。特別見舞金支給事業の補助金についてご説明をいたします。  医師会と協定を結んで実施しております、ドライブスルー方式のPCR検査に従事していただいた医師、看護師、事務等が、万が一新型コロナウイルスに罹患した場合に、医師会が支給する特別見舞金に係る経費を補助するという制度でございます。こちらはドライブスルー方式のPCR検査でございますので、感染リスクは低いものになってございますので、ほぼないものと思ってございます。  2番目の質問で、検査の保険の範囲についてでございますけれども、PCR検査、抗原、唾液等、いずれも検査につきましては、医師が必要と認めたものというところが保険適用になると思ってございます。  三つ目の質問でございますけれども、自費でPCR検査などをした場合、幾らかとか、あと、どういうふうにどこでというものでございますけれども、そちらのご質問につきましては、保健所で関与する部分ではございませんので、存じ上げてはございません。 ◆瀨端勇 委員 特別見舞金補助というのをされるということで、ドライブスルーでやっているということで、リスクはないのだということなのですけど、少ないというか、そういうことですかね。でも、全くリスクないんだったら、見舞金の制度は必要ないわけで、やはり見舞金の制度を作るということは、そこに従事される方々への感謝というか、リスペクトというか、そういうことも含めてやられるのかなというふうに思って理解したわけですね。ですから、やはり飛沫、くしゃみとかそういうことで、一番感染のリスクが高いと言われていますのでね、こういう方々は。だから、私は定期的な検査が必要ではないかということを申し上げたわけですけど。  PCR検査の保険適用は、あくまで医師が必要と認めたものということの原則は、ずっと変わらないということなのだけども、国も、これは保険適用、どんどん拡大していきましたよね。当初は、もう帰国者・接触者センターとか保健所が全く電話つながらなくて、いろいろそれからまた、発熱37.5度以上、四日以上とか、そういう基準がいろいろあって、それで検査を受けられなくて、そのまま残念ながら亡くなられてしまった方もおられたというような報道もありました。そこから見ると、やはり保険適用というのは、何か変遷が拡大されてきた、2月、3月以降から今日に至る変化というか、というのはあったのではないですか。多少拡大してきているのではないかなと思われるのですよ。最後のとりでが、医師の診断か医師が必要と認めたもの、これですよね。だけど、これも、ずっとこれでいけるのかと。日本のPCR検査率って、検査数というのは異常に低いということも随分報道されて、私も本会議で言いましたけど、そういう状況の下で、やはりこの検査を増やして、検査をすれば安心できるという面が非常に強くあるわけで、だから保険適用の拡大というのは、当然、これからもあり得るのではないかというふうに思うのですけども、そういうことは、ちょっと国の方針だから分からないということかも分からないのですけども。これまでの変遷で、私の言ったことと間違いはありますか。誤解だと。間違っていますということがあるのかどうか。それでよければ、それを確認したいと、こういうふうに拡大してきたのではないですかと、保険適用がね。もうちょっと詳しく分かったら教えてもらいたいのですけど、どうでしょう。 ◎渡瀬博俊 江戸川保健所長 今回、コロナに関して、当初から帰国者・接触者外来のほうで検査のほうを実施しております。基本的には行政検体、指定感染症ですので、行政検体という形で進めさせていただいておりましたが、そういった中で、保険診療の中で検査のほうを実施する。いわゆる保険適用という形で検査のほうを進めてきたというところもあります。ただし、保険診療ですので、基本的には自費の部分が出てくるのですけども、それに関しましても、国のほうで自費の分は面倒見ますというような形で、これまで検査のほうが行われてきている形となります。なので、行政検査として行うものと、保険診療の中で行う検査、いずれもPCR検査の中で、そういった形で進めてきたものでございますので、原則として医師のほうで必要であると認められたものに関しては、そういった形での検査をするという流れに関しては、一向に変わっておりません。なので、それに関しては、コロナが出てきた当初から、現在におきましても、そういう流れで進んでおります。ただ、検査そのものに関しては、鼻腔から取るような形での検査だけではなくて、唾液の検査だとか、抗原検査だとか、抗体検査、そういったような手法がいろいろ開発されてきた中で、検査の実施するところも含めて広がってきたというところが実態でございますので、今後、必要な人におきましては、コロナの感染が疑われる人におきましては、速やかにそういったような様々な手法を駆使した中で検査のほうを進めていきたい、このように考えているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 保健所長さんのご説明で、非常に良く、私自身は理解をできました。  検査の方法が、唾液とか抗原検査とか、そういうことが広がってきたので、広がっていくのではないかというようなお話だったかなと思いますけども、ぜひそういうふうに、やはりしていただきたいと思うのですよね。唾液の検査というのは、やはり検査する側の方々の、くしゃみで飛沫が飛んで感染するということが非常にリスクが低いということも言われていますしね。本会議の質問にもありましたが、それを適用していこうというようなお話もありましたので、どんどん、やはりこれ拡大していかないと、質問でも言いましたけど、やはり感染の拡大の防止と、それから、やはり経済の継続というか、経済の再開というか、これ両立しないと、第2波がまた来ましたと、第3波が来ましたと、そのたびに自粛自粛で外出できない、営業も自粛。こんなことやっていたら、もう経済が潰れちゃうということを、18県知事が言っているし、経済界もそのことを強く言っていますよね、財界。ですから、これはもう、ほとんど国民一致した考え方ではないかなと思いますので、そういう感染防止と経済を両立させるとすれば、方法はもう検査しかないと思うのですよ、私は。検査を徹底する。これ以外に何か方法があったら教えてもらいたいなと思いますけど、ないのではないかと思うのですよね、こういう感染症に関しては。ですから、そのための努力を、やはり国にも都にも要求していただきたいし、区としてもできる可能な、よく区長も、国や都がやらない隙間を埋めて、やっていないところを区がやっていきたいということもおっしゃっていましたけど、こういうことこそ何とかできないかなと。エッセンシャルワーカー、全部やってくれということは言えませんよね、もちろん。だけど、少なくとも一番感染の可能性、確率の高い、リスクの高い医療従事者の方々からなら、そこからでも、やはり何か考えていく必要があるのではないかなというふうに私は思うわけですけども。それは、何か意見があったら教えていただきたいなと思います。 ◎天沼浩 健康部長〔生活衛生課長事務取扱〕 検査は、治療行為の前段階の診療行為でありますので、症状の出た方、そのほか感染のおそれのある方に対して、医者が事前にレントゲンを撮るとか、CTを撮るとかというものであります。その一環でのPCR検査でありますので、幅広く全く症状のない方、そのおそれのない方にも、念のために、安心のためにするものだというふうには保健所は理解していない、健康部は理解していないということを申し上げておりまして。つまり、医者が必要と認める方には、全て検査をいたしますけれども、そうでない方については、安心のためとか、念のためとか、そういうもので行う検査ではないというふうに申し上げているわけであります。 ◆瀨端勇 委員 そういうお答えは、本会議でも区長からも伺いました。ただ、やはり外国との比較とか、外国は、ではそういうふうにやっているのかなと思いますよね。やはり目に見えないウイルスとの闘いなわけで、もちろん検査やって、新型コロナウイルスの感染症が治るということではないのだけども、部長おっしゃるように、治療の前段階としてやるのだと、それが原則なのだということはよく分かるのですけども。では、それだけで、本当に第2波、第3波が来たときに、また自粛するのですかという話になってしまうと思うのですよ。治療が必要な人だけにやっているということになれば。外国でも、いろいろ苦労をして、どういうふうに抑え込むかということは、これはもう、本当に未知の課題かもしれないけど、少なくとも今我々が分かる科学的な方法として、やはり検査で感染の実態を調べると。もし陽性の人が出たら、その方を隔離する。そうではない方は経済活動を。そういうことをやっていかないと、両立はもう絶対できないのではないかなと、繰り返しになりますけどね、そういう意見を持っているということです。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  次に、第13款土木費、第2項都市計画費。 ◆中道貴 委員 ここでは、公園の防犯カメラについてお尋ねをしたいと思います。  本来、これまではプライバシー保護を中心として、公園にはカメラはつけないという歴史があったように私は思っているのですが、今回の予算計上、これは余程のことが何かあったのだろうと、また地域の強いご要望とかあったのだろうという気がするのですが、なぜ今回、このような予算が計上されたのか、趣旨、目的など教えてください。 ◎大竹則之 水とみどりの課長 公園におきます子どもさんたちの見守りについては、これまでもPTAの方や、また地域町会の方々が様々な見守り活動をしていただいて、支えていただいてきた状況がございます。ただ、一方では、残念ではありますけれど、特に深夜間におきまして、公園施設物、特に手洗い場なのですけれど、の器物損壊や、また、ごみの不法投棄、あと公然わいせつ罪の事案等も生じているような状況がございます。こうしたことから、地域の皆様の見守り活動とともに、さらなる安全対策として、区では防犯カメラを設置させていただいて、24時間安全に公園をご利用いただけるように、迷惑行為や犯罪行為の抑止力を向上させていただきたく、設置させていただくものでございます。 ◆中道貴 委員 やむを得ないという感がしますけれども、しかし、犯罪の抑止力を向上させることが優先される公園も、残念ながらどうしてもあるということは、私も地域の公園を見ていて感じています。夜、夜中に大騒ぎをして、周辺の皆さんが寝られないと。あるいは、器物損壊という表現がありましたけれども、トイレに火をつけて燃やしてしまうという悪質な行為が後を絶たない公園も、実はやはりあります。私も存じ上げています。なので、そういったことの犯罪の抑止効果を出すというのはやむを得ない判断で、このように決められたかと思いますが、予定では何カ所の公園に何台、何基設置が検討されているのでしょうか。 ◎大竹則之 水とみどりの課長 今回、補正で上げさせていただきましたのは、公園管理者等必要な場所、また区内3警察さんとも意見交換をさせていただいて、9公園、10基をつけさせていただきたいと思ってございます。 ◆中道貴 委員 犯罪の抑止効果が、いずれこの設置によって表れてくることも大きく期待をするのですが、そういった事柄がもう起こらないというふうになれば、このカメラは、できればいずれ撤去していただいたほうが、元の木阿弥となっては困るのですけども、やはりプライバシー保護ということを考えると、そういう抑止の効果がしっかりと表れたということを確認されれば、いずれは撤去という方向もご検討されていらっしゃるのでしょうか。そこのところも。
    ◎大竹則之 水とみどりの課長 今、委員さんのご指摘のとおり、皆様が安全に公園を利用できるということであれば、そういうことも動向を注視しながら検討はしていきたいというふうに考えてございます。 ◆中道貴 委員 よろしくお願いいたします。 ○高木秀隆 委員長 次に、第3項道路橋梁費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第14款教育費、第1項教育費。 ◆栗原佑卓 委員 まず、教育費の冒頭ですけれども、私どもでご提案をさせていただきました、一定期間の給食費の無償化につきまして、1学期の無償化という形で舵を切っていただきましたことは、大変に感謝を申し上げまして、高く評価をしているところでございます。引き続き、有効な施策の推進を図っていただきたいと思います。  それでは、本来の教育推進費の質問に入らせていただきます。  ここでは、GIGAスクール構想に伴います整備についてお伺いをさせていただきます。  今回、全生徒にタブレット1台を確保するなど、端末の配備の経費等につきまして、約40億円の予算案を示されて、国からの補助金が中心でありますけれども、まさに大きなプロジェクトであるというように思っております。様々教育環境の充実というのが主な狙いでありますけれども、私たちとしては、加えて、この数十億円を投じた環境整備をするに当たりまして、区内産業の皆様にも、しっかりと携わっていただく経済の効果、経済的な視点というのも大変重要であるというふうに思っております。  そこで、ご質問なのですが、物品の調達方法を含めまして、端末の配備を進めていく選定方法につきましては、どのようなお考えでおりますのか、このことについてお伺いをさせていただきたいと思います。 ◎飯田常雄 教育推進課長 物品の選定についての考え方というところでございますが、今回のGIGAスクール構想につきましては、文部科学省が標準仕様書ということで、基本的な物品の調達の方針を定めてございますので、そちらにのっとった形で、まずは選定を進めていく必要があろうかと考えてございます。そういった中で、今回、委員さんおっしゃいましたように、端末の調達というところが、もちろん主なものとなってくるかとは思いますが、そのほかにもLAN回線の工事であったりとか、また、インターネットに接続するためのサーバーやその他のネットワーク機器の調達、また、多くのタブレット端末を動かしていくに当たっての、今後、様々な消耗品等、多くの調達が必要になってくるかと思いますが、そういった部分につきましては、委員さんがおっしゃいますように、区内の事業者というところも大変積極的に活用させていただければと考えてございます。 ◆栗原佑卓 委員 今年度は、斉藤区長も、物品や委託事業を含めまして、区内産業への予算額というのが過去最高の1,072億円と、力強い指針を打ち出していただいております。まさにこのGIGAスクール構想におきましても、私どもとしましては、生かさない手はないというように思っておりますので、子どもたちの教育環境の充実を一番に考えていただきまして、区内産業の育成の視点も、しっかりと重きを置いていただきたいと思っております。 ◆竹内進 委員 私は、ここで2点ほど、今の栗原委員とも多少絡みますけども、大きく2点、聞かせていただきたいと思っています。  1点目は、今お話いただいたGIGAスクール構想についてと、2点目は、給食費の無償化について、ちょっと質問させていただきたいと思うのですが、要望させていただきたいと思うのですけども。  まずは、今回この予算の中で出ているGIGAスクール構想の、文部科学省が児童・生徒に、とにかく一人1台の端末とネットワークの整備をするということで、大前提で進んでいきますけども。まず、本区5万人の児童・生徒がいる中で、どういう形でスケジュールをされていくのか。まず、ここから教えていただきたいと思います。 ◎飯田常雄 教育推進課長 今後のスケジュールにつきましては、まず、先ほども申し上げましたように、国のGIGAスクール構想というところに基づいた事業でございますが、今年度中の整備をということで、目標として掲げられているところでございます。江戸川区といたしましても、令和2年度中の配備というのを目標として、まずは整備を目指してまいります。  一方で、全国の教育委員会が同じタイミングで端末の調達を今、検討しているところでございますので、物品が品薄な状態にあるというところも伺っているところでございます。江戸川区のように、5万人の児童・生徒のいる大きな自治体におきましては、一度に5万台を調達するのは難しいというお話も聞いてございますので、例えば2分の1、3分の1というような形で、段階的な調達ということも含めて検討してまいりたいと考えてございます。 ◆竹内進 委員 確かに、その5万台を一回といいますか、今おっしゃっていただいたとおり、何回かに分けてということですけども。今後予想されるコロナの第2波が来るかもしれない、予想されるかもしれない。結局、一遍に5万台はいかないわけですから、ここの期間というかね、ここを埋めるということはどのように考えていらっしゃるのか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 まずは、GIGAスクール構想に基づく端末が手元に届くことが一番であると考えてございますが、委員さんがおっしゃいますように、それまでの間に新型コロナウイルス感染症の第2波が来る可能性も、もちろんあろうかと考えてございます。そういった場合におきましても、子どもたちの学ぶ機会、これをなるべく保障しなければいけないということで、あらゆる工夫をしていかなければいけないと考えてございます。一つは、家庭にあるパソコンやタブレットなど端末を使わせていただいて、それを使ってのオンライン授業、オンライン教育をするということ。また、家庭で端末がご用意いただけない場合につきましては、江戸川区のほうから端末を貸し出すということも検討してございます。端末の貸し出しにつきましては、東京都さんのご協力をいただきまして、東京都から無償で1万台のパソコンを借り受けできるということで今、お話を進めてございますので、こちらも活用しながら、家庭に端末のないお子さんについても、貸し出しができる環境を考えてまいります。また、パソコンを貸し出しても、なお使うことが難しいお子さんにつきましては、例えば、十分に3密にならない状況を考慮した上で、学校に来ていただいた上で、学校にあるパソコン室のパソコン等を使ったオンライン学習、こういったものも含めて、あらゆる手段を使って学びの保障を検討していきたいと考えてございます。 ◆竹内進 委員 今ご答弁いただいた中で、東京都が、ありがたいことに1万台貸し出していただけるというご答弁いただきましたけども、これは東京都のほうから、その1万台、江戸川区のほうに、児童・生徒は別にしても、一万台、本当に貸してくれるということなのですか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 既に東京都から決定の旨の通知は頂いているところでございますので、こちらは1万台、確定しているものと考えてございます。 ◆竹内進 委員 これは本当にありがたい話でございまして。そうすると、この次は、ハード面の端末については、ある程度用意ができると。そうすると、今度、小・中学校の無線LANの整備と、今答弁いただきましたけども、各家庭の無線LANといいますか、様々な整備状況がどうなっていくのかなというのがちょっと心配なのですけども、この辺ちょっと確認させていただけますか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 学校におきましては、まず今回、LAN回線の整備をさせていただきます。それを用いまして、いわゆるWi-Fiを使った上でのインターネット通信が可能となります。また、校外における学習や家庭学習につきましては、タブレット端末本体に通信できる機能を持った、そういった端末の購入を検討してございますので、端末をお持ち帰りいただくことによって、家庭の通信環境に関わりなく、いわゆるインターネット学習ができるというようなものと考えてございます。 ◆竹内進 委員 大事なことだと思うのですよね。要するに、ある程度モバイルルーターみたいなのを使って、結局、家庭においては、やはり環境が整っていないご家庭も当然あると思うのですよね。一番大事なことというのは、やはりお子さんたちが平等に同じようにこの環境で、今おっしゃっていただいたような学習ができるというね、これが一番大事な観点だと思いますので、この辺はしっかり取り組んでいただきたいと思います。  今度、問題はハード面はある程度整ってきたよと。実際的に、各学校の先生方のオンライン学習の一番の基となる先生方の研修というか、これはどういう形で取り組もうとなさっていらっしゃいますかね。 ◎近津勉 指導室長 実際に、この一人1台の端末等を学習等で活用する場面といたしましては、今、指導主事等も研究をしてございます。こういったことを具体的な場面に応じて各学校のほうにお示しをしていくことになってまいります。また、各学校では、ICT支援員を活用しながら、具体的なそういった使用方法について、今後、研修をしていくことになるというふうに考えてございます。 ◆竹内進 委員 やはり一番大事なのは、全てのお子さんたちに、児童・生徒に学びを一つは保障するという観点と、それと、確かに、これから様々な時代が変わってきますので、それぞれの時代に即した新しい教育の形というか、学びの仕方だとか、本当に学ぶ力というのをどういう形でつけていくかということが非常に大事な観点になってくると思うので、一つは、その現場の先生方の意見をよく聞いていただいて、現場はこうしたほうがいいですよということがあれば、できるだけ取り入れていただきながら、しっかり取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  もう一つは、例の給食費の無償化なのですけども、これ、5月22日の臨時会の総務委員会で、我が会派としましても、この給食費の無償化について要望をさせていただいて、それが具体的にこういう形で補正予算として上がってきたことに対しましては、非常に高く評価をさせていただきます。  一つ要望したいのは、今後、本当に経済が厳しくなって、第2波も来るかもしれないし、様々経済が厳しい状況の中で、もう一歩期間を延長していただけるような、この給食費の無償化も含めまして、なった場合に延長をしていただきたいということを、我が会派としても要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◆本西光枝 委員 今、GIGAスクールのほうでお伺いしたかったところは、他の委員の方のやりとりでお聞きすることができましたので、あえて質問はいたしませんが、ふだん、道具として学校でその端末を使うということと、また、コロナの第2波が来て、家で使うということは、使い方が違うかなとも思っております。また、今、GIGAスクールオンライン教育といっても様々でありまして、どういうふうに使っていくのかということを、なかなかイメージすることが難しいかなと思っております。例えば大人の場合は、研修も従来の教室で行う形から、どんどんとオンラインが進んでおりまして、ズームを使ってグループセッションを行うとか、そんなふうに変わってきております。江戸川区としても、今、指導方法を指導主事さんのほうで研究をしているということなのですけども、その場合、ぜひとも学ぶことへのモチベーションを作ることということがポイントになるかと思いますので、再び登校が難しくなった場合に、そうしたモチベーションを保つこと、今も様々に工夫を凝らしているかと思われますけども、双方向であるということも非常に有効だと思いますので、ぜひ進めていただくようにお願いをいたします。 ◆瀨端勇 委員 一つは、児童・生徒用の端末の賃借料ということで、GIGAスクール、一人1台をやるわけですけど、それは、賃借って貸すわけですけど、リースの期間とか、その辺はどういうふうになっているのかなということと、それから、どうしても今の35人とか40人とかの児童・生徒の方々と先生との間でオンライン授業ですか、そういうのをどういうふうにやるのかなというのが、ちょっとやはり今もありましたけど、イメージというか、なかなか先生1対30人とか35人とかって難しいかなと思うのだけど、具体的にどんなようなイメージでオンライン授業というのは考えられるのか。そういう点をちょっと確認というか、教えていただきたいということですね。  それから、給食費については、私も本会議で要望させていただきました。今、竹内委員からもお話があったとおりなので、ぜひ延長を、これはもう検討していただきたいという要望です。  1点目だけお尋ねしたいと。 ◎飯田常雄 教育推進課長 端末のリースにつきましては、5年のリース期間を想定してございます。また、いわゆるオンライン授業をどうやるのかというところにつきましては、オンライン授業というところの前に、まずオンライン教育というところであると思いますけれども、授業だけでなくて、例えば課題の配布、宿題の提出や課題出しのことであったりとか、さらに、いわゆる朝会のような形で、授業まではいかなくても、いろいろ担任の先生と子どもたちのコミュニケーションを図るというツールにも使えます。また、先ほど委員さんおっしゃったように、いわゆるオンライン授業という形で、いわゆるテレビ電話のような形で授業を行うということも、機能としては可能でございますし、なかなか想像がつかないということではございましたけれども、既にオンライン授業、オンライン会議というのは、いろいろな場面で使われてございますので、そういったことの事例も検証させていただきながら、有効に使えるように取り組んでまいりたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 教育費、ほかはよろしいでしょうか。  それでは、特になければ、委員外議員発言を許します。 ◆滝沢泰子 議員 児童用端末が一人一人にこれから提供されていくということですが、それであってもなお、家庭学習の環境というのは、子ども一人一人によって違います。そういった平等性については、先ほども他の委員とのやりとりであったところですが、実際に導入された後も、そういった子ども一人一人の環境の実態の格差の把握とその対策が必要であります。国がリードして行うべきところかもしれませんが、国を待たずに、区として取り組んでいただきたいというふうに思っていますが、こういった導入後の子ども一人一人の環境格差について、どういうふうに考えていますか。どう把握されていきますか。対策どうですか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 今お話ありました、導入後の教育環境格差というところで、いわゆるICT環境というところで、今お答えさせていただきますと、タブレット端末をお配りすることによって、家庭による学習は可能となりますが、あわせて、家庭の学習を行うに当たっての様々な課題等が出てくるかと思いますので、そこは担任の先生がしっかり聞き取りながら把握をしていくという形になろうかと思います。 ◆滝沢泰子 議員 担任の先生の気づきや聞き取りをしっかりと、教育委員会としても集約をして、必要な対策を講じられるように取り組んでいただきたくお願いをします。 ○高木秀隆 委員長 次に、第16款予備費、第1項予備費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳出の審査を終わります。  次に、104ページから109ページまでの補正予算給与費明細書について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、1ページに戻ります。  第2条繰越明許費の補正ですが、第2表繰越明許費の補正は、6ページと7ページにあります。第2条繰越明許費の補正について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、第57号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)の審査は終了しました。  採決につきましては、はじめにお諮りしたとおり、第58号議案が終了した後にお諮りいたします。  次に、第58号議案、令和2年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第1号)ですが、予算書・同説明書の9ページをお開きください。  第1条歳入歳出予算の補正ですが、第1表歳入歳出予算補正は、10ページと11ページにあります。  それでは、114ページをお開き願います。  歳入、第6款繰入金について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳入の審査を終わります。  次に、歳出の審査に入ります。  116ページをお開きください。  第1款総務費について審査願います。 ◆瀨端勇 委員 開設準備経費補助金ということで、熟年相談室だと思うのですけども、その補正の内容。それから、お聞きするところによると、葛西のほうの特養ホームの相談室、ブランチのほうですかね、それを廃止するというようなことを伺っていますけど、そういった廃止の理由と、それから、新たな熟年相談室の見通しといいますか、そのことと、それから、廃止する理由によるかもわからないのですけど、ほかの相談室の状況といいますか、そういうことを、何か分かったら教えていただきたいと。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 まず、廃止の理由ということですけども、廃止といいますか、熟年相談室の名前としては、船堀にあります。船堀熟年相談室暖心苑、これはブランチではなくて、本室でございますけれども、こちらでございます。運営法人のほうから2カ所、この法人は熟年相談室の運営をしておりまして、2カ所の圏域を、それぞれ広く見ておりましたけれども、1カ所の圏域のほうに集中をさせていただきたいというようなお話がありましたので、それを受諾するものでございます。そういうわけですので、新規のといいますよりも、この圏域、船堀の圏域の熟年相談室を新たに運営をしていただける法人をプロポーザルによって選定をするというところでございます。  見通しということでございますけれども、これからプロポーザルを出していくわけですけれども、前回、平成30年4月に新規にオープンしました熟年相談室のときには、5者ほど手を挙げていただいたところがありましたので、興味のある法人は多いのかなというふうに考えているところでございます。  また、ほかの熟年相談室の状況ということでございますけれども、熟年相談室の仕事の量というのは多岐にわたって、熟年相談室の虐待のことであるだとか、増えておりますので、いろいろな形で負担軽減、それから委託料の見直し等を図ってきたところでございますので、順調に推移しているものと考えてございます。 ◆瀨端勇 委員 暖心苑の2カ所を1カ所にというようなお話で、ブランチではなくて暖心苑本体のほうの熟年相談室を廃止するということなのですかね。その辺の理解をちょっと確認したいということと、それから、やはりちょっと一番心配されたのは、今回のコロナウイルスとの関係で、やはりデイサービスがいろいろ縮小したりとか、いろいろな影響がこういう施設にもあったのではないかということをちょっと想像したものですから、その辺を心配したのですけど、そういう影響ではなかったという確認でよろしいかどうか、お願いします。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 まず1点、本室という言い方がまずかったかもしれませんけれども、暖心苑を運営している法人については、まさに特養の暖心苑の中に1室、これは本室を持っているのと、この船堀に1室、本室というのは、ブランチではないという意味での本室を持っていますので、船堀のほうの熟年相談室を廃止といいますか、譲り受けるものでございます。  それから、コロナの影響ということでは全くございません。 ◆本西光枝 委員 今、瀨端委員のほうから、やり取りで分かったのですけども、昨年、NPOが調査をしたところ、区内の地域包括支援センターにおいて、 3職種が、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員がそろっていないという包括が7カ所あったとのことです。人材をそろえるということが、またそれも厳しい状況なのかなということが伺えるのですけれども、ちょっと一つ確認なのですけど、本区では、圏域を15にして地域を考えているかと思います。今年度は、なごみの家の新規開設は見合わせておりますが、地域包括は、本来だったら中学校区に一つあるのが望ましいと考えるのですが、今後、区は熟年相談室というのは増やさないということだったのか、どのような状況であるのか、いま一度確認させてください。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 熟年相談室については、今、19カ所の本室とブランチを含めて27カ所設置をさせていただいておりまして、これで今のところ増やす予定はございません。 ◆本西光枝 委員 江戸川区の人口は、今、ピークを迎えているというところなのですけど、団塊世代が後期高齢者となる2025年頃から、人口減少との局面とはなるとは予想されているのですけども、そこから65歳以上の方は、今から増加していきます。高齢期の生活が困ることのないようにしていただきたいと思います。今年度は、第8期の熟年しあわせ計画及び介護保険事業計画を策定する年ですので、活発に議論をしていただきたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 総務費はいいですね。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で第58号議案、令和2年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の審査は終了しました。  それでは、関連する議案の審査が終了しましたので、順次お諮りします。  はじめに、第57号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第57号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第58号議案、令和2年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第58号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第59号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りします。  第59号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第59号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第60号議案、江戸川区特別区税条例の一部を改正する条例について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第60号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第60号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第61号議案、江戸川区事務手数料条例の一部を改正する条例について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第61号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第61号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第62号議案、江戸川区立熟年福祉センター条例を廃止する条例について審査願います。 ◆瀨端勇 委員 熟年福祉センターということで、くつろぎの家の廃止ということだと思いますけども、廃止に関わる清掃工場建て替えということであったと思いますけど、地元の住民の方々とか利用者の方々の意見、要望、こういうことをつかんでいらっしゃるかどうかということと、それから、昨日でしたかね、本会議で同僚議員の質問で、東篠崎都営住宅の跡地との関係ですかね。地図で拝見すると、ちょっと違うかもしれない。大体3キロぐらいありますか。区のくつろぎの家と東篠崎の都住跡地というのはね。そういうことの中で、一大スポーツ拠点というようなお話もちょっとあったようですけど、その辺はどういうような構想を立てられるのか。その2点をちょっとお尋ねいたしたいと思います。 ◎白木雅博 福祉推進課長 私のほうから、1点目について回答させていただきます。
     こちらのくつろぎの家の廃止については、実は本来、今年の3月末をもって閉館させていただくということで、既に3年前ですかね、地元の町会長さん等々の方々にはご説明をさせていただきまして、さらには館内でも、3月31日をもって閉館ということを、一時期はお知らせをさせていただいたということで、一定程度、地元の方々、それから利用者の方々は、この閉館についてご理解いただいているものというふうに認識しておるところでございます。 ◎多賀美代 施設計画課長 2点目の質問についてでございますが、昨日の一般質問の区長答弁でもございましたが、くつろぎの家の今後についてでございます。  東篠崎の一丁目都有地とあわせてということで、これまでも区長のほうからも答弁させていただいているようなことで、これから構想を作っていきながら、検討していきたいと思っております。 ◆瀨端勇 委員 分かりました。清掃工場建て替えまで、かなり期間もかかると思うのですけども、さっき、ちょっと利用者とか地元の方々の要望があるかとちょっと伺ったのですけど、その要望はどうなのかということと、それから、やはり清掃工場というのは、熱利用を大体、近隣、今までくつろぎの家もそうだったと思いますけど、そういうことを大体どこの清掃工場でもやられてきたという関係もあって、ここもくつろぎの家、清掃工場建て替えた後の清掃工場からの熱供給事業というのはどんなような見通しなのか。スポーツ拠点ということとの関わりもあるのかもわからないですけど、やはり温水プールとか、それから、くつろぎの家にあったような浴場足湯とか、そういうような要望があるのかないのか、ちょっと分からないですけども、その辺の考え方といいますかね、特に熱供給事業との関わりというか、その辺はどういうふうに考えているかをちょっと教えていただきたいと。 ◎白木雅博 福祉推進課長 ちょっと、私も直接ではないのですが、清掃工場建て替え後も、熱供給は工場のほうからいただけるというような話があるということは、清掃課のほうからは、お話を聞いておるところでございます。 ◎町山衛 新庁舎・大型施設建設推進室長 建て替え後も、同等の熱量はいただけるということは、東京都から得ています。そういうことで、やはり熱が使えますので、そういうものを利用したとなると、やはり水物というか、プールとか足湯とかあるのですが、まだ何にするというのは決まっていませんが、これは利用しない手はありませんので、そういうものも含めて考えていくということと、あと、ちょっと補足でございますが、一大スポーツ拠点ということで来ていますが、もう一度、いろいろな近隣のスポーツ施設とか、そういう施設も入れながら、スポーツオンリーでいくのか、尖ったスポーツでいくのか、裾野の広いスポーツでいくのか、誰もが使えるのかとか、いろいろな検討の可能性ありますので、そこはいろいろと調査をしながら、ニーズとか、いろいろな顧客の要望とか、いろいろなところを俯瞰的に見ながら、これから検討していくということでございます。 ◆瀨端勇 委員 よくお話は分かりました。利用しない手はないというお話、私もそのとおりだと思いますので、ぜひ一大スポーツ拠点かどうか分かりませんけども、そういう構想との兼ね合いも含めて、熱供給利用はぜひお願いしたいというふうに思います。 ◆川瀬泰徳 副委員長 ほかにないようなので、私のほうから。  私も、くつろぎの家は地元なもので、殊のほかこのことには関心を持っていますので。昨日の本会議の斉藤区長の答弁で、よく分かりました。そしてまた、くつろぎの家の後の施設を、いいものを造るという、こういうふうな意気込みを感じましたので、非常によろしかったと、こういうふうには思っております。  今、清掃工場の熱供給の話、これはもう当然の話といいますかね、これはもう、そうあるべきと、そう考えていただかなければいけないと、こういうふうに思います。中身については、これからよく東部地域の全体構想、スポーツの一大拠点といいますかね、そういう構想の中もということもありますから、よくよくしっかりと検討をしていただきたいと、こういうふうに思います。  今日、私のほうは、さっき瀨端委員からもありましたけれども、地元の皆さんのご意見、皆さんご理解はされています。ただ、私が言いたいのは、これまで長い間、このくつろぎの家をお使いになっていらっしゃった方というのは、ずっといらっしゃるわけですよね。その方々からすると、9月に閉館となると、私たちはどこへ行ったらいいのかという、こういうふうな話に当然なっていくわけで。私のほうにもそういうお話があります。くつろぎ命という方もいらっしゃって、朝早くからカラオケの順番取ったりして、ここが生きがいなのだという、そういうご婦人もいらっしゃって、よくよく清掃工場が建て替えますから、これはもうやむを得ないことなのですよというふうに話をしたら、理解はしていただいています。ただ、今後といいますか、私たちはどこへ行けばいいのかということをよく言われるのだけども、その辺のところというのは、今ずっと長い間、利用されている方、全ての方に、全てといってもなかなか難しいかも分からないけれども、こういう施策というのは、新しい施策ができた、運営すると、皆さん喜ぶけども、廃止になるということになったら、やはり落胆される人もいるわけでございますから、その辺のケアといいますか、その辺のサポートといいますか、そのことを何か考えていらっしゃるのですか。 ◎白木雅博 福祉推進課長 ご指摘のとおり、長らく今も継続してご利用されている方々にとっては、本当に残念に思われているということは想像するところでございますが、ただ、一方、我々としては、それ以外にも様々な生きがい施策を展開させていただいておりまして、ある意味では、そういった別の生きがい施策に目を向けていただける、利用者の方々に新たな視点で目を向けていただけるいいチャンスかなというふうに考えてございます。具体なイメージで言えば、例えば居場所ですとか、にこにこ運動をやっていらっしゃいますけども、例えば瑞江のなごみの家なんかでもやらせていただいてございますし、また、カラオケですとか、それから踊り、卓球なんかは、区民施設のコミュニティ会館ですとか、東部フレンドホールとか、そういった区民施設でもサークル活動として、いろいろと盛んにやられているところでございます。また、お湯の利用ということでございますと、実はコロナの休館中にも、地元の第二寿湯、組合長さんのところなのですけども、やはり何人かくつろぎの家利用者がご利用いただいていたという情報も聞いてございますけども、区内浴場組合の組合員、32ございますけれども、有料にはなりますが、半額で230円でご利用いただくということもできます。健康長寿協力湯事業もございますので、我々としましては、この議決をいただいた後、今後はご利用者の方々にそういった政策の事業のご案内等も丁寧にさせていただきながら、ご相談があれば、ぜひ具体的にこういうのありますよとか、こういうのどうでしょうというのを積極的にPRさせていただきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆川瀬泰徳 副委員長 今、健康長寿協力湯、お風呂屋さんの話がありましたけれども、地元のお風呂屋さんも、このことについては、くつろぎの湯がこういうことになって、我々もしっかりとサポートもしたいということで、この間も実はちょっと意見交換をしたり、話をしました。しっかりと動いていただけるということをおっしゃっていましたので、ぜひよろしくお願いしたいと思っております。  今、ご答弁いただきましたけれども、できるだけきめ細かいサポートをしてあげていただければ、大変にありがたいかなと。  最後、一言だけ。我々は、くつろぎと同様の施設をというふうには全く考えてはおりません。くつろぎの家を超える、やはり健康に資する施設。特に、本会議でも言いましたけれども、今、障害者スポーツを江戸川区もこれからもっともっと振興していこうという方向にあるわけですから、障害者のスポーツにも資するような、そのような施設が我々としてはいいなという、こういうふうな思いも持っております。ただ、これは全体構想の中での話でありますから、しっかりとその辺はお考えをいただいて、いいすばらしい施設をお造りいただけるようにお願いをして終わります。 ○高木秀隆 委員長 ほかにはよろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それではお諮りいたします。  第62号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第62号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第63号議案、江戸川区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆瀨端勇 委員 ちょっと63号と次の64号と、やや関連したような議案の中身があると思っていますので、ちょっと別に1本1本やっていただいていくのですけど、ちょっと関連するかも分からない。 ○高木秀隆 委員長 基本、1個1個でお願いします。 ◆瀨端勇 委員 1個1個ということですけどね。  この63号は、今言った64号とあわせて、条例改正の趣旨が0歳、1歳、2歳の小規模保育所と家庭的保育所ですかね、その事業から卒園後の3歳児以降の保育の受け入れ先ということをうたわれている事業かなと思うのですけども、今回の条例改正の趣旨、それをちょっと確認させていただきたいと。3歳児以降の保育の受け入れ先がどうなっているかということを、ちょっと確認をお願いしたいと思います。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これは、小規模保育事業所とか、それから、事業所内保育所が2歳までですので、3歳以降の連携施設、認可保育園ですとか、それから幼稚園等、そういった連携施設を設けることとされています。ただ、今回の条例改正は、国の基準が改正されて、自治体において3歳以降の受け入れ先が確保されるような手続が取られていれば、特に連携施設を設けなくてよいとされております。江戸川区においては、実際に小規模保育等を卒園した場合には、加点等をして入所に配慮しておりまして、これまでも待機児童、発生しておりません。そういった現状がございますので、条例定まった後は、特に設けなくてもいいという、そういった趣旨でございます。 ◆瀨端勇 委員 加点もしていただいて、認可保育所を、私は基本に受け入れをしていただけるような方向で、これまでも努力されてきたと思いますけども、ぜひお願いしたいなと。ただ、ちょっと特例かも分からないけど、街づくりなどで集合住宅とかマンションが増えて、3歳児の需要が増えたような場合も考えられるかなとは思うのですけど、そういう場合の対応というのは、何か考えられますか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 大型マンションができた場合には、200戸以上の住宅都市整備条例で保育所等、何かしら設けるようにしておりますし、また、区が保育所の新規開設の公募を行っておりますけども、その際に、2歳から3歳の定員で差をつけて、新たに3歳児を入園できるように、そういった配慮もしております。 ◆瀨端勇 委員 分かりました。ぜひそこを遺漏のないようにお願いしたいと要望します。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいでしょうか。  それでは、お諮りいたします。  第63号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第63号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第64号議案、江戸川区家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について審査願います。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  それでは、お諮りいたします。  第64号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第64号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第65号議案、江戸川区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆本西光枝 委員 この条例議案は、放課後児童健全育成事業についてなのですけども、江戸川区で学童保育というと、すくすくスクールの学童クラブ登録が当たるかと思います。この条例は、都型の学童クラブをやるときという場合の条例かと思うのですけど、今回の、この中核市の長が行う研修も対象になるということなのですけど、この場合は、うちの区の近いところであったら、船橋市ということになるのかということ。そこで受けた研修も有効となるのかということと、また、もう一点、現在、江戸川区には幾つの民間学童クラブがあるのかお聞かせください。 ◎飯田常雄 教育推進課長 お答えいたします。  1点目、中核市の研修につきましては、近隣で申し上げますと、東京都内であれば八王子市、千葉県でありましたら船橋市及び柏市が中核市となってございますので、これらの市が実施した研修も対象となります。  また、現在、江戸川区内には、この放課後児童健全育成事業を行っている事業所は2カ所でございます。 ◆本西光枝 委員 区内をちょっと見てみると、民間学童保育というのは、ほかにも2カ所以上もあるように思っているのですけど、東京都のホームページで実施状況というのが載っておりまして、そこを見てみましたら、都型学童ということは、23区全てで行っておりました。そして、確かに江戸川区では2クラブ、42名の子どもが通っていると書いてありました。そしてまた、各区市町村が条例で基準を定めて事業を実施しますとありますが、当該学童クラブのホームページを見ると、江戸川区に届出を行った都型学童ではあるが、全額利用者負担というふうになっておりました。この理由というのは、どういうことなのでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 利用料につきましては、各事業所さんから保護者、ご利用者の方に請求していただいているものと思いますけれども、自治体によっては、利用料の補助といいますか、そういったのを出しているところがあると伺ってございます。江戸川区につきましては、いわゆるすくすくスクールの中で学童クラブ、こちら定員を設けず、全ての小学校の児童を受け入れることができておりますので、民間の事業所に対する補助は行ってございません。 ◆本西光枝 委員 そういったこと、理由をお聞きしたのですけど、今回、補正予算のほうで、ほかの議案でしたけども、民間学童クラブに対して感染症対策の補助金が出ていました。こちら、きちんと認められた学童ということで出しているのだなということで、安心をしたところなのです。ぜひとも区の条例に基づいて届出をして、こうした都型学童保育を行っているので、運営についての補助というのも、きちんと出すべきではないかと思っております。意見として申し述べます。 ○高木秀隆 委員長 意見でよろしいですか。  その他、ございますか。 ◆瀨端勇 委員 この65号議案の放課後児童健全育成の一部改正条例ですけども、これ、6年前の2014年ですかね、条例制定がされたと思うのですけども、それ以来の条例改定の変遷というか、変わってきた内容といいますかね、それをちょっと確認させていただければと思うのですけど。今お話あったように、区内に2カ所、民間学童クラブがあって、私の理解では、定員40名以内の学童クラブの場合、指導員が1名、これは資格者の指導員ですね。補助員が1名という2名で運営されてきたかなと思うのですけど、その辺の資格の変化というか、それが条例改定の内容だったかと思うのですけども、その辺ちょっと確認したいのですけど、お願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 お答えいたします。  まず事業につきましては、今、委員さんがおっしゃいましたように、おおむね40名までの定員の中で、2名の支援員が入るという事業の形態につきましては、特に変更はございません。そういった中で、この支援員の資格の部分がこれまで変わってまいりました。もともとが保育士や社会福祉士、こういった資格を有する者が都道府県等の研修を受けることによって、放課後児童支援員と認められるところでございましたが、この資格の中に、平成30年度には、5年以上の経験者というところが広げられてございます。また、昨年、令和元年度の改正におきましては、研修実施機関、都道府県だけでありましたものが、指定都市が加わってございます。今回、そこにさらに中核市が加わったという変遷がございます。 ◆瀨端勇 委員 昨年の2定で、今おっしゃったように、指導員の資格要件を政令指定市の首長が行う研修に拡大されたと、緩和されたということですね。今回、中核市に拡大ということで、私どもの理解では、本来、資格のある指導員の方が1名と、その補助をされる方が1名で、2名で保育に当たるということだったわけなのですけども、それが、私どもからいえば緩和に次ぐ緩和というようなことになって、昨年は、政令指定市の首長の研修で改定があったのですけども、そのときにも、私どもとしては、そういう資格要件の緩和ということでは反対させていただきましたので、今回もその延長というか、そういうことになると思いますので、そういった態度の整合性からも、今回、65号については反対という態度です。 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第65号議案について、反対の意見表明がありましたので、採決いたします。  第65号議案、江戸川区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                〔賛成者挙手〕 ○高木秀隆 委員長 挙手多数であります。  よって、第65号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第66号議案、江戸川区民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆栗原佑卓 委員 本議案ですが、江戸川区の民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正するということでございますが、はじめに、本助成制度の趣旨と今回の改正の経緯について、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎田島勉 住宅課長 本制度は、平成2年1月に創設をした制度でございます。当時、いわゆるバブル景気を背景に、アパートの取壊しや建替えが進んだところでございます。そうしたことによりまして、住替えを余儀なくされた高齢者や障害をお持ちの方々が転居先を探すに当たりまして、やはり近隣の家賃相場も非常に上がっていた状況を踏まえて、区がその家賃の差額分を助成することによって住まいの安定を図ったというものでございます。  制度の創設から30年が経過し、社会情勢も大きく変化してございます。今回の条例の改正案につきましては、そうしたことから現状を踏まえて、助成の対象者等を変更させていただくというものでございます。 ◆栗原佑卓 委員 経緯については、大変よく分かりました。  そこで、区内には高齢者向けの住まいといたしまして、高齢者向けの優良賃貸住宅ですとか、サービス付高齢者向け住宅、サ高住があります。先の予算特別委員会におきまして、私どもから高齢者向け賃貸住宅の入居要件の緩和について質問をさせていただいておりますけれども、その後の検討の状況についてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎田島勉 住宅課長 今、委員お尋ねの高齢者向け賃貸住宅につきまして、今の入居要件としましては、60歳以上で区内に在住が3年以上の方ということを入居要件にしてございます。それを区民の方が区外にお住まいの高齢者の方、親族を呼び寄せることも対応する方向の中で、現在、その要件緩和について、要綱の改正に向けて準備を進めているところでございます。 ◆栗原佑卓 委員 この要綱の改正というのは、ぜひ事務手続を進めていただきたいと思っております。  また、今後、高齢が一層進むことから、高齢者の住まいを安定的に確保することが必要であると思っております。しかしながら、単身の高齢者ですとかが転居先を探すに当たりましては、保証人がいない場合には審査が通りにくいといったことですとか、貸主側としましても、不慮の事故を懸念するという声もあります。そこで、入居者と貸主の双方が安心してやりとりができるような新たな施策というのを検討していただきますように要望させていただきまして、質問を終わります。 ○高木秀隆 委員長 そのほか、よろしいですか。 ◆瀨端勇 委員 今、条例改正の趣旨とか、いろいろ変遷は、ある程度ご説明がありました。本条例の制定以来の改訂といいますかね、その概要をちょっと確認したいのですけど。私の理解では、かつて江戸川区では、住宅は福祉という理念の下に、全国的に有名になった住宅改造助成制度、これと、ちょっと時期ずれたかも分からないけど、ほぼ同じような趣旨で、民間賃貸住宅の家賃差額助成制度ですかね、こういうものができたのではなかったかなと思うのですね。やはり住宅というのは人間生活の土台ですので、これが福祉であるという理念は、非常に重要な、時代の変遷に関わらず、やはり一番重要な考え方ではないかというふうに思います。本条例については、6年前ですかね、所得制限が設けられて、今回は年齢制限とか敷金の削減ですか、そういうものなどが改定されるというようなことなのですけども、そういう改定の概要、そういう理解でよろしいかどうかということ、それをちょっと確認したいと思います。 ◎田島勉 住宅課長 今、委員ご案内のとおり、今回の改正内容につきましては、いわゆる助成の対象者の方につきましては、年齢を65歳以上だった方を75歳以上とさせていただくこと。また、支給の対象となる品目につきましては、敷金については対象外とすること。3点目として、生活保護受給者については対象外とすること。 ◆瀨端勇 委員 大きくは、やはり高齢で65歳から75歳とか、そういう年齢的な変化というかね、需要もそういうところにあるというような理解なのかなと思われるのですけども、ただ、敷金の削減とかいうのはちょっと、敷金というのは、自明ですけど、やはり転居するときには、原状復帰することなどで、大体必ず負担が必要なのですね。ですから、これを削減するというのはかなり、やはり賃貸、賃借されていた方への負担になるということになると思います。  私はさっき、住宅は福祉ということを、その理念として、やはり考え方としてあるのではないかというふうに感じるのですけども、そういう点から言うと、今、このコロナ禍で、やはり家賃の支払いとか、いろいろ困難が区民生活を襲っている現状があると思います。そういう中で、これはやはり時代の変化ということで改定してしまっていいのかというのが非常に胸が痛むというか、心が痛む気持ちがあります。そういう意味で、6年前の所得制限のときにも当然反対させていただいたのですけど、今回、幾つかの改正点、改定する点があって、これはやはり、私の考えとしては、住宅は福祉にちょっと逆行してしまうのではないかなというふうな考えで、反対だということです。 ◆本西光枝 委員 今、高優賃の話やサ高住の話も出たのですけども、高齢者の暮らしには安心をもたらしますが、家賃は若干高く、住めないという方もいらっしゃいます。この議案に反対はいたしませんが、先ほど居住支援協議会の話も出ました。ぜひ住宅確保要配慮者ということで、高齢者の住まいの問題というのを掘り下げて議論していただきますようお願いをいたします。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  それでは、お諮りいたします。  第66号議案について、反対の意見表明がありましたので、採決いたします。  第66号議案、江戸川区民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を願います。                〔賛成者挙手〕 ○高木秀隆 委員長 挙手多数であります。  よって、第66号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第67号議案、江戸川区ひとり親家庭民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆瀨端勇 委員 この条例改正案についても、やはり66号と同趣旨だと理解しておりますので、反対なのですけども。ただ、この条例の案文の中に、2ページの4行目かな、第2条第1項中、転居を江戸川区規則(以下、規則という)で定める期間以上居住している住宅からの転居ということに改めるという、そういう記載があって、ちょっとなかなか理解できなくて、江戸川区規則を一生懸命調べたのだけど、その規則で定める期間以上に居住している住宅からの転居という文言がなかったのですね。これは、あとで聞いて分かったのだけど、どういう意味合いなのか、ちょっとそれを確認したいなということがあります。お願いします。 ◎佐久間義民 児童家庭課長 今、委員のご質問でございますけれども、内容といたしましては、今現在、住んでいる場所に2年以上住んでいるということを条例の規定のほうに定めさせていただいているという内容でございます。 ◆瀨端勇 委員 それというのは、今までの江戸川区規則にはなくて、これから作る規則にそういうことが書いてあるということですか。 ◎佐久間義民 児童家庭課長 これから規定をそういうふうに定めたいというふうに思ってございます。 ◆瀨端勇 委員 だから、ちょっと余り言いたくないけど、やはり規則で定めるというのを、どういう規則に変えるかというのは、議会にかけるのは、確かに条例なので、規則は条例に則して附随するというかね、そういうものですから、議会に示さなくてもいいのかもわからないのだけど、ちょっと一生懸命調べてみた者としては、規則と書いてあるのだけど、どこに定める期間以上居住している住宅からの転居という文言があるのかなと、あるいは何年間ということがどこに書いてあるのかなというのは、全然分からない状況だったのですよ。だから、何かちょっと、やはり頭が悪いせいかも分からないけども、何かちょっとその辺の親切さというか、説明の中でもいいし、やはり今後、そういうふうに規則で変えるとか、そういう説明あってもいいのではないかと思ったのだけど、そういうことはあり得ないでしょうか。 ◎佐久間義民 児童家庭課長 今後、条例改正、委員のおっしゃるとおり、分かりやすい文言にしたいというふうには思ってございます。 ◆瀨端勇 委員 やはり、ぜひそうしていただきたいと思いますよ。やはり議案として出ているわけだから、これから変える規則を言われても、今ある規則を見るしか、我々ないわけですよ。これから変える規則というのは、提案されているわけではないから。そこは本当に、やはり真剣に議案を審査する身になれば、やはりちょっと不親切だったのではないかということは、ちょっと苦言というか、申し訳ないけど、そういうことを思いますよ。ぜひ今後は改善していただきたいと。余計なこと言って、ちょっと申し訳ない、反対なのですけど、よろしく。 ○高木秀隆 委員長 それでは、よろしいでしょうか。  お諮りいたします。  第67号議案について、反対の意見表明がありましたので、採決いたします。  第67号議案、江戸川区ひとり親家庭民間賃貸住宅家賃等助成条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                〔賛成者挙手〕 ○高木秀隆 委員長 挙手多数であります。  よって、第67号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第68号議案、江戸川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆中道貴 委員 ここでは、68号ということで、上一色、本一色、興宮町の地区整備計画、これが決定したことで、建築物の制限に関する一部改正条例に参入することになるということの内容だと思うのですが、まず、この3地域、全部が全部入っているわけではないなというところが感じられるのですが、例えば上一色三丁目というのは入っていませんよね。それから、松本一丁目が何か一部入っているように、資料にはあるのですが、区域をもう一度、正確に教えてください。
    ◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 上一色、本一色、興宮地区の地区計画の位置でございますけれども、江戸川区の上一色一丁目、二丁目。それから、本一色の一丁目、二丁目、三丁目。それから、興宮町及び松本一丁目の各地内でございます。 ◆中道貴 委員 だから、私の認識は間違いではないということでよろしいのですかね。同じことをおっしゃったように聞こえましたけど。それでいいのでしょうか。同じ認識でいいのですよね。 ◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 同じ認識で間違いございません。 ◆中道貴 委員 それで、合計約105.1ヘクタールのこの区域が、新たに制限を受ける区域となるのですけども、例えば、土地の敷地面積のルールが、例えば相続とか売買で、当初は100平米以上とするというところが、現実には90平米、約29坪以上で分割ができるようになるのですよと。つまり、制限がここでかかったということだと思うのですが、例えば、この29坪で新築の家を建てた場合、おおよそ3,000万台では、多分無理だと思うのですね。4,000万台にかかってくるぐらいの予算を立てないと、家が建てられない。この地域は、非常に駅からも遠くて不便な場所です。しかし、住みやすいこの地域の特性を生かした街づくりをしようということで、地域の皆さんが何回も何回も街づくりの話し合いをやっていただいて、今日に至っていると思うのですが、敷地の在り方のルールについて、ここに4,000万をかけて家を建てる方が果たしてどれほどいらっしゃるのかという声が、実は地元から上がって、それはもっともな話だなと思うのです。駅に近いとかいうのであれば、また話は別だし、また、メトロセブンの駅が新小岩と小岩の間にできるかもよと、10年ぐらい前から、そういううれしい話が飛び交っているのですが、なかなか現実には進まなくて、これができれば、これぐらいの値打ちがあっても全然問題ないという気がするのですけども、この敷地面積のルールについては、やはり、この90という数字は、これはもう決定されているのでしょうか。それとも、まだ協議、検討の余地はあるのでしょうか。 ◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 この敷地面積の最低限度の制限でございますけれども、こちらについては、あくまでも新しく敷地を分割する際に、最低90平米以上にしていただくという制限でございます。こちらにつきましては、既に土地価格審議会等で審議いただきまして、土地価格決定の告示がされているということでございます。 ◆中道貴 委員 決定の告示が出ているということは、これはもう、ほぼ間違いなくこのままいくということですね。分かりました。そういうちょっと不安の声が上がることがあるので、ご承知おきをいただきたいと思いまして、あえて申し上げたのですけども、もちろん地域特性を生かすと、この地域の特性をより生かすということを最大の目標にして、これからの街づくりに進めていっていただきたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいでしょうか。  それでは、お諮りいたします。  第68号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第68号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第69号議案、江戸川区防災会議条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆本西光枝 委員 東日本大震災以降、避難所でのプライバシーの確保や犯罪防止など、女性の視点や暮らしの視点が大変重要になってきています。今年5月には、災害対応力を強化する女性の視点、男女共同参画の視点から、防災・復興ガイドラインが公表されました。その取組の促進に当たり、内閣府は、これまでの災害対応においては、様々な意思決定過程への女性の参画が十分に確保されず、女性と男性のニーズの違いなどが配慮されないといった課題が生じたとあります。今回、70人から80人へと委員の総数を改めるということについては異論はないのですが、増員するのであれば、女性が会議に参画できるようにすることが必要だと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 今回、防災会議条例の改正をさせていただきますが、こちらは、その防災会議の委員の方々につきましては、行政機関であったり、関連機関である組織の代表者が集まっていただき、ご意見をいただくという場でございます。当然その中で、代表者の意見ということになりますので、各組織からの意見ということで、今、委員さん申し上げられたとおり、その組織の中の女性の方のご意見も反映されているという、私ども認識しております。それを受け止めて、防災計画等に反映させているということでございます。 ◆本西光枝 委員 まだまだ、その行政機関の組織の代表者ということでも、女性というのは数がまだ少ないと思うのですね。せっかく内閣府の男女共同参画のガイドラインの基本方針にも、女性の視点の重要さがうたわれておりますので、役職だけでこの委員を決めるだけではなくて、せっかく人数を増やすのですから、女性が委員として参加できる方法というものを検討することを要望いたします。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  それでは、お諮りいたします。  第69号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第69号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第70号議案、江戸川区国民保護協議会条例の一部を改正する条例について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第70号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第70号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第71号議案、江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例について審査願います。 ◆瀨端勇 委員 一中、三中を統廃合というか統合で、小松川中学校という名前ですよね、最終的にそういう議案が出たわけですけど。中学校としては、区内で初めてだったかな。葛西小・中があったかも分かりませんけど、中学校同士の統廃合という点ではそういう議案で、詳しくはなくていいですけど、統廃合に至る概要、それと、今回の校名決定に至る経緯といいますか、そういう辺りを。それから、今後、校歌とか制服とかね、そういうところはどうなっていくのか。それから、今まで小松川一中と三中という学校があったわけですけど、その一中、三中のそれぞれの歴史や伝統があります。そういった学校の歴史や伝統をどのように残して生かすのかという点ですね。それから、まだちょっとこれは分からないかもしれないけど、もしこれが決まれば、一中、三中の跡地が空くというか、跡地の利用というか、その方向性みたいな考え方があるのかどうか。その辺ちょっと伺いたいなと思います。 ◎石塚修 学校施設課長 まず、統合に至った経緯ですとか、現状についてもお話しいたします。  平成30年度から、学校改築及び学校統合につきまして、小松川・平井地域また学校関係者の方々から、いろいろご意見等いただいてきたところでございます。平成31年度からは、小松川・平井地域の中学校3校の学校評議員、PTA役員、また学校長から構成されます合同会議という場所で、統合に向けての諸課題の整理、優先順位の位置づけですとか協議を進めてきたところでございます。  その中で、こちらの本件、条例改正案を上げさせていただいた学校名につきましては、合同会議の中でもいろいろなご意見出まして、それらを踏まえて、2月から3月にかけて地域内で公募をさせていただき、今回、校名案を制定させていただいたところでございます。  また、今後につきましては、令和5年4月に向けて統合、あと約2年9カ月となりますが、その間にも、まだまだいろいろな統合に向けての諸課題ございますので、そういったことを整理しながら、合同会議などの会議体等を中心に協議等を進めていきたいと思っております。  あと、一中と三中、それぞれ歴史や伝統があるというお話の点でございますが、学校改築に当たりましては、例えば両校にあります記念碑ですとか、あと記念樹、こういったものをできるだけ残したいという方針がございます。また、ソフト面、特に両校の伝統であるとか行事、こういった点につきましても、令和5年4月の統合に向けて、どういったものを残すか、どういった形で残すかという点を今後、詰めていきたいと考えてございます。 ◎多賀美代 施設計画課長 一中、三中の統合あとの今後につきましては、平成30年6月に大型公共施設の再編整備の今後の方向性等、公表してあります中にも、方向性をちょっと示してあります。そちらにつきましては、この小松川地域の区民館や図書館等、同じく老朽している施設等ありますので、そちら等、いろいろ広く見ながら考えていきたいという方向性がありますので、今後検討していきたいと思っております。 ◆瀨端勇 委員 大体、概略は分かりました。ちょっと私も卒業生の一人でもありまして、その思いもありますので、ちょっと若干、意見だけ言わせていただきたいと思います。  初めての、さっき言った中学校の統廃合計画ということで、私は地元の住民の方々へアンケートなどの意向調査などをやってほしいと、いろいろ意見も述べる機会がありましたけど、そういうことは行われませんでした。ただ、区の統合指針という方針に基づいて、さっきお話があったように、連合町会とか町会役員、あるいは学校関係者の方々などによる協議の場が持たれまして、数年間かけて慎重な協議は行われました。校名に関する住民アンケートが、さっきお話があったように行われまして、住民の意見の一部が採用されたというふうに思います。私や私たちの党は、小規模校の尊重とか、特色のある学校を重視するというような観点から、生徒数が減ったということのような概略、そういう理由で、統廃合ということには反対をしてきましたけども、今回は、十分とは言えませんけども、住民の声を一定程度慎重に取り入れてきたことなどがありますので、そういった点を総合的に判断して、賛成をさせていただきたいと思います。ただ、さっき言ったように、やはり一中や三中という、非常に歴史や伝統のある学校をなくして、新しい統合校にするということですので、そこに思いのある区民の方々、住民の方々、非常に多くいらっしゃいますので、そういう声も十分に取り入れていただいて、歴史や伝統をしっかり残していただきたいということは強く要望したいと思います。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいでしょうか。  特になければ、委員外議員の発言を許します。 ◆滝沢泰子 議員 この江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例が成立した場合、小松川第一中学校と小松川第三中学校が統合されて小松川中学校が誕生するとなると、生徒たちが使っている各種学用品で、いわば共通の仕様が存在するようなものを今後、統一をされたりするような可能性が出てくる。その場合に、やはり在校生の家庭の自己負担というものが出てき得ると思います。ここ十分配慮して、自己負担のないような予算措置を今後、検討お願いしたいですが、ご回答お願いします。 ◎石塚修 学校施設課長 今お話のありました学用品の件につきましては、統合に当たっての大きな一つの課題だということは認識しております。お話がありました保護者負担のことについては、まず、その前段として、学用品の在り方というのを学校と十分検討する必要があると思いますので、まずはこちらをやらせていただきたいと思っております。 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第71号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第71号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第72号から74号までの各議案については、はじめにお諮りしましたとおり、いずれも江戸川区立小岩小学校改築についての議案でありますので、一括して審査願います。よろしくお願いいたします。 ◆中津川将照 委員 委員長、すみません。質疑の内容が学校改築に関わることになりまして、ほかの議案に少し重なる点があるのですけれども。学校改築という関わることですので、ほかのことにも関わるのですけれども。 ○高木秀隆 委員長 基本は、小岩の学校改築に余り逸脱はしないように。逸脱していれば止めます。 ◆中津川将照 委員 昨日の本会議でも、我が会派の同僚議員からも質問させていただきましたけれども、9件中6件が1者応札になっているという結果でした。この状況は好ましくないというふうに、区長もおっしゃっておられました。私たち会派としても、これまで1者応札という結果が得られた工事の議案には、一律してこれまでにも反対票を投じてまいりましたけれども、今回、区長のご答弁を聞く限りでは、この制度の検証作業、ここも言及されておりましたし、柔軟な姿勢で我々も考えさせていただければなというふうに思っております。  そこで一点、具体的にお聞かせいただきたいのですけれども、この6件の1者応札のうち、2件は本体工事であると。4件は設備工事であったと。その2件というものは小岩小学校、そしてまた、小松川・平井地域の中学校です。そもそもこの区内業者に限定せずに、区外でも、我々としては積極的に開放したほうがいいというのが主張なのですけれども。それは区内業者の育成という本制度の基本的な考え方と異なるものなので、そこら辺は理解しているところですけれども。  なぜ私たちがその基本的な思想に疑問を持っているかというと、この本体工事にあります。設備工事は区内業者の数が多いため、制度に工夫を重ねていけば、参加者数を増やしていくことも実際、可能なのでしょうけれども、しかしながら、この本体工事のような大型工事というものは、既に区内には単独で請け負える会社はないと思っております。ここが重要なポイントです。その証拠に、今回の本体工事2件も、JVという形で区内業者と区外のゼネコンによる受注というふうになっています。こうしたJVで、果たして本当に区内業者の育成につながるかということなのですけれども。  ここでお尋ねさせていただきたいと思うのですけれども、現在、この江戸川区内に学校改築の本体工事を単独で行える企業は何社あると考えておりますでしょうか。 ◎岡﨑由紀夫 用地経理課長 今のご質問でございますが、これ、一応入札可能業者数としては、区内A、要は第一順位、またJVの場合には第一順位、単独であれば区内Aの企業というのは、今現在、11社ございます。あと、第二、第三順位ということで、これは区内Bの事業者ということに、格付がなりますが、12社ございます。ですので、実際の中では、これまで1社、2社とか3社とかやってきておりますけども、実際の区としての位置づけとしては、区内Aの格付を持っているところは11社ありますので、その会社については、請け負える資格があるというふうには受け止めております。 ◆中津川将照 委員 11社、決して多くはないというふうに考えています。さらにその中でも、実際に本体工事が行える能力があるという会社は、数社だと思います。制度導入から、ようやくこの10年が経過したということで、10年を迎えて新たに検証をするということなのですけれども、どんな方向性を持って行われていくのか、ちょっとお聞かせください。 ○高木秀隆 委員長 契約に関してのことに大分入っていますよね。小岩小学校1者入札という視点であれば、これ自体、1者入札だから、私はいいと思いますけれども、用地経理課長がずっと答えていますから、やはりその辺ちょっとわきまえながら、少しやってもらえますか。 ◆中津川将照 委員 分かりました。もう間もなくで終わります。 ◎岡﨑由紀夫 用地経理課長 これにつきましては、昨日、区長答弁でもお話ございましたが、今現在、区の中で検討しているところでございますが、公共調達審査会の中でもご意見をいただきながら、検討を進めているところでございます。今、例えばこれまで担っていただいた事業者にヒアリングをするとか、とにかく制度発足の趣旨を踏まえて、様々な視点から効果検証を進めていきたいというふうに考えております。 ◆中津川将照 委員 最後にします。  ぜひ、この審査会等の意見も十分に踏まえていただいて、そして、それらの意見を参考にしていただいて、私たち議会の意見というものも軽視することなく、検証というものを行っていただくよう要望したいと思います。  また、最後に、ポイントでもあるのですけれども、繰り返しますけれども、区内業者といいますが、本体工事を請け負える企業が何社あるのかという点も、しっかりと検証してください。ここに問題があると、わずか数社で工事がぐるぐると回していくことになるので、それは区も望んでいないことだと思います。しかしながら、今回、区長がおっしゃっておられたように、今後の検証をしていくということで、それは我々も大変期待するところでもありますし、今回は賛成させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○高木秀隆 委員長 そのほか。 ◆瀨端勇 委員 契約案件ということで、中津川委員からもお話がありましたけど、どうしても関連してしまうのですよね。 ○高木秀隆 委員長 今、同じ仕切りでいきますので、関係なければ止めます。 ◆瀨端勇 委員 ちょっと踏み外す場合もあるかも分かりませんけども、基本は小岩小の契約ね。 ○高木秀隆 委員長 外さないようにお願いします。 ◆瀨端勇 委員 小岩小の契約については、改築工事については、本体が1者応札で、落札率は99.99%でした。これは2本目の電気設備工事ですか、この契約については3者応札で、落札率は93.8%でした。3本目の機械設備工事のほうも1者応札で、やはり落札率というのは99.98%だったのですね。この小岩小の改築工事の契約に示されているような傾向が、全体3校で9件、昨日もご質問があった9件の契約で、大体同じ傾向が示されているのかなと思われます。1者応札になった理由というのは、ちょっと改めて教えていただけませんか。 ◎岡﨑由紀夫 用地経理課長 1者応札になりました理由でございますが、これは小岩小学校の場合には、まず、建築については4者ということで、2者については、予定していた技術者が配置できず、というのが2者。それから、もう一者は、積算が予定価格と合わずということでございます。また、機械設備につきましては、これは3者の中の2者が辞退ということでございまして、1者が他案件受注を希望しているということでございます。残りの1者につきましては、これは区外業者ということもありますが、社会的要請点の評価ポイントが獲得が難しいということで、辞退をするというふうな状況でございます。 ◆瀨端勇 委員 さっきちょっと指摘させていただきましたけど、やはりちょっと法則ではないけど、1者応札の場合は、ほぼ100%なのですよね。実際に、委員長に怒られるかもしれないけど、最後の小岩二中は、機械設備が予定価格の100%であったという結果でした。これは予定価格の事前公表だから、100%でも99.99でも何でもあり得るということはそのとおりなんですけども、しかし、それは公共工事なので、大事な学校施設を建設する公共工事で、さっき聞きましたけど、教育施設の整備基金というか、巨額の税金を使っての工事です。だから、例えば小岩小の契約額が、消費税込みで30億9,000万。これは1%でも3,000万ですか。それが5%とかとなると、1億5,000万とかね、そういうふうになっていくのではないかなと、そういうだけの税金の使い道としてね、非常に私が言いたいのは競争性ですよね。競争性ということが、やはり問われてきているのではないかということは、中津川さんがおっしゃったとおり、そういうふうに思います。ただ、そこが難しいのは、やはり区の理念として、巨額の税金を使っての学校改築工事を、値段だけでどんどん外のゼネコンとか大きな大手に持っていかれてしまっていいのかと。区内業者をどういうふうに育成するのかという観点から、この条例はいろいろありましたけど、そういう難しいバランスというか、・・・・なんかの意見も聞いて、そういうことを決めたわけですよね、条例を。だから、非常に難しい選択なんですけども、やはりそのバランスは重要ではないかと。だから、1者応札で99とか100%とかとなるのは、税金の使い方としてやはり問題がある、競争性が問われる、そういう事態だというような認識があるかどうか。これが1点です。  それから、公共調達審査会の委員の意見でも、やはり、区長も昨日おっしゃいましたけど、多くの入札参加を期待すると。1者応札でいいという意見を言っている人はいないのではないかと思うのだよね。1者応札でも不調になるよりいいから、しようがないという意見もあったかもしれないけども、大体は、やはり多くの入札参加を期待するというのが審査会委員の意見として記載されています。だから、その気持ちは共通だと思いますけども、そうするためにはどうする必要があるのか。何か考え方があるのかないのか、そういう点を、ずっと1者応札のことをもう何年も繰り返してやってきていますので、これはちょっと、どうするか考え直す必要があるんじゃないかなということは思います。  それから、もう一点は、区内業者の育成という点からして、区内業者の下請参加率というのが低いと。この小岩小もそうではないかな。積極的に区内下請業者を採用していないことから、今後は区内下請業者の採用を期待すると。これが審査会委員の意見なのですね。だから、区内業者育成というのだったら、やはり下請業者も。これも難しいのは分かりますけども、下請業者の参加率が低いという指摘が、小岩小をはじめ何点かあるのですね。そういう点は、実態がどうなっているのか、何とか改善できないものなのかどうか。ちょっと建設業界からは素人ですので、勝手なこと言っていると思いますけども、しかし、この審査会委員の指摘からいっても、そういう改善が望まれているわけなので、そういう点はどうするのか、ちょっとお聞きしたいなと思います。 ◎柴田靖弘 総務部長〔秘書課長事務取扱〕 先ほども、用地経理課長からもお答えしましたけれども、今、委員さんのおっしゃったような1者応札、それから、その下請の率ということも今おっしゃいましたけども、こういったことも含めて10年、この制度がたちましたので、そういった視点も持って、これから検証していきたい。これまでの10年間で、10校の改築が終了しておりますので、そこに関わった事業者に、そういったヒアリングも含めて検証していきたいということで、今進めているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 10校、ちょうど節目ということで、私は、これから毎年3校ずつというのは、ちょっと無理があるのではないかな。さっき言いましたけど、基金の問題とか景気とか、財政とか、そういうことからすると、相当見直しが必要ではないかなという意見は持っています。同時に、やはり1者応札が続いて、もう予定価格の100%みたいなことがどんどん続いていくというのは、やはり契約行政の在り方としても問題が残ると。さっき言ったとおり、そういうふうに思います。ですから、そこはもう、本当に難しい判断。下請といったって、やはりその業者についている下請だから、区内業者と限らないよということもあるだろうし、難しい問題があると思うのだけど、やはり、せっかく区内業者育成と大きな柱を立てているわけなので、やはり私も、全部外に安ければいいで、とにかく持っていかれるというのは、余り良くないと思いますよ、確かに。だから、その辺の調整が、一番バランスとして難しい見直しの課題だと思いますけども、ぜひそこは、注目して期待したいと思います。 ◆大西洋平 委員 入札の話が出ておりますので、今回、3校の案件について付託が行われておりますので、議案審査ですから要望にとどめますが。私どもとしては、この入札制度については、価格だけではなくて、社会的要請面についても重きを置いていただいているこの入札制度については、高く評価をしております。一方、るる話が出ておりましたけれども、瀨端議員からもありましたが、私ども、同感の部分もございまして。今回、その具体名は避けますけれども、今回の学校改築案件の中で、その重要な選定方法の社会的要請点の中で、これ、10項目ぐらいあるのですけれども、災害の緊急時対応ですとか、地域諸行事への協力など様々な項目があって、特に私どもとしても、やはり重要視しているのは、この区内下請業者等の活用でございます。ある案件につきましては、区内下請業者等の活用については、3倍近く差が開いている例がございます。ですから、この10項目ぐらいある社会的要請点、全て上回っていますが、他の要因でひっくり返されてしまっているということで。ただ、それについてもいろいろ調べますと、本当にいろいろ考えていただいていることは理解はしているのですけれども。  ですので、るる議論が出ておりましたが、10年ですか、この制度を導入しまして、経過がしているわけでございますので、改めて当時の制度策定に当たっては、この重要な視点の一つでありました区内産業育成ということをもう一度見つめていただいて、引き続き検証してくださるとお話をいただいているわけでございますから、実際スタートして、どれだけ社会的使命というか、区内産業育成が果たされたかも含めて、幅広く分析を行っていただきまして、せっかくいい制度を作っていただいているわけでございますから、さらに良い制度にしていただいて、今後も公正な選定に行っていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○高木秀隆 委員長 それでは、順次お諮りいたします。  第72号議案、江戸川区立小岩小学校改築工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第72号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第73号議案、江戸川区立小岩小学校改築に伴う電気設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第73号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第74号議案、江戸川区立小岩小学校改築に伴う機械設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第74号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第75号から第77号までの各議案については、はじめにお諮りしましたとおり、いずれも小松川・平井地域中学統合校改築についての議案でありますので、一括して審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、順次お諮りいたします。  第75号議案、小松川・平井地域中学統合校改築工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第75号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第76号議案、小松川・平井地域中学統合校改築に伴う電気設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第76号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第77号議案、小松川・平井地域中学統合校改築に伴う機械設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第77号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第78号から第80号までの各議案については、はじめにお諮りしましたとおり、いずれも江戸川区立小岩第二中学校改築についての議案でありますので、一括して審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、順次お諮りいたします。  第78号議案、江戸川区立小岩第二中学校改築工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○高木秀隆 委員長 よって、第78号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第79号議案、江戸川区立小岩第二中学校改築に伴う電気設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第79号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第80号議案、江戸川区立小岩第二中学校改築に伴う機械設備工事請負契約について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第80号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第81号議案、松本橋架替工事(その7)請負契約について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第81号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第81号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第82号議案、水門耐震工事(新左近川水門)請負契約について審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第82号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第82号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第83号議案、令和2年度江戸川区一般会計補正予算(第4号)ですが、はじめにお諮りしましたとおり、歳入は「款」、歳出は「項」で審査いたします。  予算書・同説明書の1ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、2ページと3ページにあります。  それでは、18ページをお開き願います。  歳入、第13款国庫支出金より審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第14款都支出金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第17款繰入金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第19款諸収入。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳入の審査を終わります。  次に、歳出の審査に入ります。  26ページをお開き願います。  第9款生活振興費、第2項商工・農業水産費より審査願います。 ◆竹内進 委員 ここでは、区内共通商品券について、何点かお尋ねをしたいと思います。  昨年は、たしか消費税の関係で12月に、この区内共通商品券が開始されたと思うのですけども、今年は、様々なことで6月20号の江戸川区の広報にも載せていただきましたけども、10月1日から実施をするということで。一つは、その目標額、どのくらいを目標としてされるのか。これをまずお聞かせいただければと。 ◎関山健二 産業振興課長 まずはじめに、今定例会に、急遽第4号補正として追加させていただきました、当初、商品券まつりは12月開催を計画しておりました。しかしながら、つい先日、江戸川区商店街連合会の役員会、正副会長会において、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経営環境下、商品券まつりを前倒しで開催してほしいという強い要望がございました。そのため、このタイミングでお諮りさせていただくことになりました。委員の皆様には、お手を煩わせてしまいますが、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。  それでは、質問のほうをお答えさせていただきます。  販売の目標額ですが、10億円を目標額としています。 ◆竹内進 委員 今、課長がご答弁いただいたとおり、本当に厳しい状況の中で、早くお金が回るシステムを考えないと当然いけないということで、10月1日から先駆けてやっていただくということで。あと、大事なことは、一つはPR、やはりPRを区民にどれだけするかということが大きな観点だと思うのですね。この20日号の広報にも、下のほうに載っておりましたけども、要するにできるだけ今、特別定額給付金が少しずつ各家庭に届いている。だから、この特別定額給付金のものをできるだけ区内で使っていただけるようなことを考えることが、一つの区内産業の、様々なお金が回るということも含めて、経済活動を引き起こすということも含めて、大事な観点だと思うのですね。ここにちらっとポスターが出ていましたけども、こういう10万円をできるだけ地元で使おうというようなPR活動をもっともっと進めていっていただきたいなと思っているのですけども、ちょっとこの辺の観点をお聞かせいただければと思います。 ◎関山健二 産業振興課長 せっかくやることですので、区内で消費いただくことは、非常に重要だと思っています。今、委員さんがおっしゃられた、10万円の特別定額給付金も区内でしっかり使っていただいて、区内の経済を回していただきたい、これに尽きるかなというふうに思ってございます。  最初にPR関係ということでございましたが、その10万円のポスターも作成させていただきました。それも含めて、商品券まつりも順次準備ができ次第、しっかりPRしていきたいというふうに考えてございます。 ◆竹内進 委員 今、ご答弁いただいたように、とにかくPRということをしっかりやっていただいて、やはり区民の皆様方が本当に15%にしていただいているわけですから、これがありがたいということを本当に気持ちの中で思って、この特別定額給付金が振り込まれつつありますけども、これを使って少しでも区内の商品券を使って買っていこうというような、やはりムードをぜひ作っていただきたいなと思うのですね。  あと、もう一つ、これ要望になりますけれども、今後、先ほど言ったように、第2波が来たと、様々な経済的な影響というのは、これからが厳しくなってくると思うので、できればいろいろな方法は考えていただきながらですけども、例えば、この区内共通商品券を第二弾として、もっと率を上げて、アップして、15%じゃなくて20%、30%とか、そのくらいのことを考えていただきながら取り組んで、今後いっていただきたいと思いますので、これは要望にとどめますけども、よろしくお願いをいたします。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  次に、第11款子ども家庭費、第1項児童福祉費。 ◆中道貴 委員 大分時間も押してきましたが、簡潔に終わりたいと思います。  ここでは、ひとり親家庭への支援についてお尋ねをしたいと思います。  既に本区は、一番生活に困っていらっしゃる、苦しんでいらっしゃる、このひとり親家庭に対しての支援を特に力を入れてやってきていただいていると、私は思っています。今般、このコロナ禍を受けて、国、東京都が、昨日も答弁でありましたけれども、臨時特別給付金、あるいは東京都のカタログギフトなど、こういったものが新たに組み入れられて始まるところですが、その予算が今回これに載っておりますけども、こういった手厚い支援を本当に困っている、苦しんでいる、こういった方々に光を当てるために、国を挙げてこの事業が進められているものだと思っておりますし、まさにSDGsの「一人も取り残さない」、この理念の中で取り組んでいる事業だと思っております。ただ、これは、先ほど来申し上げましたけど、コロナの問題が収束の見通しがいまだ立たない。ワクチンや薬など、治験がしっかり確立されて、それがいよいよ実用されるようにならないと、なかなか収束とは言い切れない。よって、今後まだまだ続く可能性の高いコロナ禍の対策については、今後、新たな施策も必要となってくる時期がいずれ来るかもしれませんので、そのときこそ、他区に横並びするのではなくて、本区独自の施策というものを、そのときには改めてぜひ検討をしていただきたいと思いますが、お考えはいかがでしょうか。 ◎弓場宏之 子ども家庭部長 委員おっしゃいましたとおり、国、都がこのようにいろいろなことをやって、おっしゃるように、コロナがこれで収束したわけではございませんで、この後、続いていくと。当然、我々もそういうところの状況を見ながらということではございます。ただ、私ども、今回もそうでございますが、今までも、これも委員おっしゃっていただいたとおり、ひとり親を含めて子育て支援というところで、相当私どもも力を入れて、予算も使ってやらせていただいておりますので、そういった総合的な支援の中で、本当に必要かどうかということを、また全体的なバランスもございます。70万区民の方の全体的なバランスもございますので、そういう中を見ながら、その時々で判断していきたいというふうに考えておるところであります。 ◆中道貴 委員 もうおっしゃるとおりでございまして、今後の対策をまたよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項児童相談所費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第12款健康費、第1項保健衛生費。 ◆中道貴 委員 ここでは、新型コロナウイルス感染症対策として、乳児健診、乳児健康診査について、これは要望だけにしてとどめたいと思いますが、3、4カ月健診、乳児健診が厚労省の通知によって集団健診ということで、感染のおそれがあるということから中止になりました。その月齢の方々、お子さんについては、今度は次の6、7カ月ですか、6、7カ月健診として、今度は個別健診でやると。これは大変フォローアップとしてはすばらしい事業を展開してくれているなとは思うのですが、ただ、私ども公明党は3分の1、one-thirdは女性議員です。女性の皆さんの声がたくさん入ってくるのですね。この委員会の中にもいらっしゃいますけども。その若いママさんたちの声が、やはりそうはいっても、3、4カ月のときに我が子の健診をしないと心配だということで、独自に個別健診を受けさせたお母さん方が現実にたくさんいらっしゃって、その方々は、今度の6、7カ月を受けるかどうか分かりませんけども、中止となった集団健診ではあるけれども、あえて個別健診でそれを受診したということなのですね。その方々からの声を聞くと、何かしら配慮できないのかということをやはりお考え、お気持ちがあるのですね。ただ、一方で、受診をさせていないお母さん方もいます。また、病院によってまちまちです。それぞれお聞きすると、まちまちの受診内容だったようにお聞きをしておりますので、一概にこれは言い切れないのですけれども、今後こういった方々のケースというのは、やはりもう一度見直していただいて、何らかの配慮を、気持ちは分かっていただけると思うのですよ。気持ちの上ではね。その気持ちの上で分かっていただけるようなことを何かしらの配慮を検討していただけないかなという要望にとどめます。 ○高木秀隆 委員長 保健衛生費、そのほかございませんね。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第14款教育費、第1項教育費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳出の審査を終わります。  次に、40ページから43ページまでの補正予算給与費明細書について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第83号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第83号議案は、原案のとおり決しました。  以上で、本日の議案審査は全て終了いたしました。  次回の委員会は、29日(月)、午前10時、陳情及び発議案の審査並びに所管事務調査を予定しています。  以上で、本日の総務委員会を閉会いたします。                      (午後2時27分 閉会)...