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令和元年11月 子育て・教育力向上特別委員会-11月15日-06号
令和元年11月 災害対策・街づくり推進特別委員会-11月15日-06号

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  1. 江戸川区議会 2019-11-15
    令和元年11月 災害対策・街づくり推進特別委員会-11月15日-06号


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    令和元年11月 災害対策街づくり推進特別委員会-11月15日-06号令和元年11月 災害対策街づくり推進特別委員会 令和元年11月 災害対策街づくり推進特別委員会会議録 ●日時 令和元年11月15日(金) ●開会 午後1時30分 ●閉会 午後3時27分 ●場所 第4委員会室出席委員( 12人)   中山隆仁  委員長   桝 秀行  副委員   伊藤ひとみ 委員   鹿倉 勇  委員   滝沢泰子  委員   所 隆宏  委員   太田公弘  委員   金井しげる 委員   堀江創一  委員   瀨端 勇  委員   早川和江  委員
      島村和成  委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部   山口正幸 危機管理室長   町山 衛 都市開発部長   眞分晴彦 都市開発部参事   室井邦昭 都市開発部参事   立原直正 土木部長    外、関係課長 ●事務局   書記 近藤知博 ●案件  1 大規模水害対策について  2 ダムの緊急放流について  3 執行部報告  (1)西小松川町、東小松川一・二丁目地区まちづくりについて  (2)首都高速道路小松川ジャンクション開通について  (3)コミュニティサイクル事業の活用について                      (午後 1時30分 開会) ○中山隆仁 委員長 ただいまから、災害対策街づくり推進特別委員会を開会いたします。  署名委員に、伊藤委員島村委員、お願いいたします。  滝沢委員より所用により遅れるとの申し出がありました。また、髙澤学校建設技術課長及び深野公園整備担当課長は所用により、本日の委員会は欠席しておりますので、ご報告いたします。  はじめに、本日は、案件説明にモニターを使用しますので、その際は、正副委員長席を左右に移動します。したがいまして、委員の皆様は、あらかじめ座席を一つずつ、ずらして着席いただいておりますので、ご了承願います。  本日は、「大規模水害対策について」をテーマに危機管理室から、「ダムの緊急放流について」をテーマに土木部からそれぞれ説明を受けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、質疑については、両執行部の説明終了後に行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日の案件に入ります。  正副委員長の席を左右に移動します。  それでは、説明をお願いいたします。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 皆さん、こんにちは。防災危機管理課長、本多と申します。「大規模水害対策について」ご説明をさせていただきます。  先般、台風19号がまいりまして、さまざまな防災の取組み等やってまいりました。その報告について、まず先に簡単に説明をさせていただきます。  まず、台風の情報になりますけれども、10月12日午後9時が一番江戸川区に最接近したという状況になります。中心気圧955ヘクトパスカル。最大瞬間風速60メートルとなっております。区内での状況になりますが、最大瞬間風速が43.8メートル、臨海において夜9時17分に観測をされております。それから、時間最大雨量として20ミリ、総雨量として157ミリということで、雨量については比較的少ない量だったということが言えるかと思います。  主な対応経緯ということでございますが、台風15号の教訓を生かしまして早めの体制を組んでおります。10月8日、9時50分には情報連絡態勢を引きました。11日、台風の来る1日前になりますけれども、11時半に自主避難施設受け入れ先を発表いたしました。翌日8時半には自主避難の施設を開設をしたということになります。12日の8時に江戸川区の災害対策本部を設置いたしまして、これは気象庁から500ミリを超える雨が荒川流域に降る、3日間雨量降るということの情報入りました結果の行動となっております。それで、9時45分に新中川以西、臨海、清新町を除く部分に関して避難勧告を発表いたしました。翌朝8時には、その避難勧告を解除をしたということになります。  避難所につきましては、小中学校新中川西側につきましては65施設ございまして、約2万6,000名の方が避難をされたということ。そして、そのほかの自主避難施設も含めまして、合計105施設、3万5,000人の方が避難者となって各施設に入られたということになります。従事の職員につきましては、区職員で1,085名。教職員、指定管理を含めますと1,596名ということでございます。そのほか、特別養護老人ホーム等の自主的に避難者を受け入れていただくところが17施設、61名の方が避難をされたということでございます。  こちらが荒川流域利根川流域の図になります。まず、利根川流域につきましては、こちら日本の一番の流域を誇るという利根川流域になりますけれども、それが八斗島という水位の観測所、それから、栗橋の水位の観測所、そして江戸川に入ると野田の観測所ということで、それぞれ水位に注視をしていたという状況になります。また、荒川流域につきましても、観測所は熊谷の観測所、それから、治水橋の観測所、そして一番近い岩淵水門(上)という雨水観測所での水位を注視をしていたという状況でございます。  そして、今回、新中川より西側のエリアに避難勧告を出したわけですけれども、江戸川区ちょっと後で大きい図面出しますが、江戸川区はここになりますが、これが今ハザードマップに載っております最大想定規模の雨量が発生したとき、破堤した場合のハザードマップの図面、浸水想定区域図を示しております。おおむね1,000年に一度の確率で起こるということで設定をしております。72時間の総雨量が632ミリという状況になります。  続いて、こちらが計画規模の洪水が起こった際の浸水想定区域図となります。こちらは、おおむね72時間の総雨量516ミリということの雨量のときに破堤をして発生する浸水区域ということになります。これ516ミリを想定していますので、今回500ミリを超えるという想定の中で使った図面になります。おおむね200年に一度の確率で起こるというふうに言われている想定図になります。これ、江戸川区後で大きくしますが、新中川より東側については白いというところがわかるかと思います。そういったことから、今回荒川の決壊した場合は、新中川より西側というところを範囲として避難勧告を出したということになります。これが大きくした図面ですが、これハザードマップのほうにあらわされておりますけれども、3日間の総雨量約632ミリの総浸水想定をしております。なお、こちらの図面ですと、新中川より東側も浸水するということになりますけれども、これが逆に3日間総雨量516ミリのほう、計画規模の洪水が起こった際については、新中川より西側が浸水するということを想定をいたしまして、今回の避難勧告につなげていったということになります。  同じように、江戸川についても200年に一度、計画規模の想定図ございますので、こういったものも注視しながら、参考にしながら今回の対策を整えていったということになります。今回、江戸川についても水位が上昇して、栗橋の部分でかなりの高い水位が観測されておったという状況ではございます。  今回の19号については、今ご説明したとおりですが、過去においても大きな台風や高潮などで被害を受けたというところもございます。平成25年には台風30号ハイエンということになりますが、フィリピンのところを通過した際に、レイテ島になりますけども895ヘクトパスカルということで900を切ったという台風もあったということでございます。このハイエンによる被害は死者6,000名を超える中、行方不明者も1,700名を超えるといった情報が入ってございます。また、27年の9月には関東東北豪雨ということで、鬼怒川が決壊した常総市のほうに大きな被害をもたらされたということでございます。こちらも同じときの写真になります。決壊箇所の写真となっております。また、昨年の西日本豪雨の中の岡山県の真備町の浸水区域ハザードマップということで、ハザードマップのところと今回浸水したところというのはほぼ一致したということでも記憶に新しいことかなと思っています。私、昨年の8月にこの後の状況も確認をしに行きましたけれども、やはり、そのときはもう水は引いておりましたけれども、やはり1回浸水してしまうとかなりの被害を受けて、かなり住民の方もその片付けに追われていたという状況を見させていただきました。そういったこともありまして、区民の皆様には常に江戸川の地勢や水害に対することを意識していただく、水害のリスクを測っていただくということで、ご存じのとおり、役所の前には水位表示計、荒川の水位を電子で表示しておりますけれども、こういったもの。それから、学校の壁にも小学生や教育の一環として過去の水位の高さを示して水害のリスクを知っていただくということへの取組みを行っています。また、堤防箇所についても、同じような形で過去の水位、それから水害対策の高さなどを表示をして区民の方に理解していただくように努めております。ちなみに、過去、室戸台風伊勢湾台風などの記録もございますけれども、その伊勢湾台風の高さに合わせた高潮対策の高さというのも決めておるところです。  さらに、これモニュメントとして残しておりますが、旧葛西の海岸堤防ということで、高潮の対策のときにつくった防潮堤ということになります。この断面の左側のほう、第一次高潮対策事業ということで昭和22年につくられた防潮堤の高さには6.3メートルということで、その後キティ台風等々も経てこの高さを設定した後、伊勢湾台風等もございましたので、その高さに対応した防潮堤、高さ7.5メートルの防潮堤をつくっていったということでかさ上げをしていることもよくわかるかなと思います。  今度は水害ハザードマップについての説明をさせていただきたいと思います。現在、5月20日に各戸にハザードマップをお配りした後、6月に各地区で6回ほど全体説明会をさせていただいております。現在においても、各町会や自治会、事業者などから依頼を受けて個別な形で同じような説明を随時しておるところです。今のところ、2月ぐらいまで予定がどんどん入ってきておりまして、そこの今の予定ですと約4,000名の方に説明ができるかなというふうに思っております。回数も50を超える回数ということで、約30回ぐらいは終わっておりますけれども、さらに20回ぐらいの予約が入っているというような状況で、今後ともこのハザードマップを使いながら水害リスクについて皆さんにお知らせをしていきたいというふうに考えております。  冒頭、皆様にお伝えしているのは、地震の避難と水害の避難の仕方が違いますよということで、まず冒頭お話をさせていただいています。当然、地震については、まず、自分自身または家族の安全ということで、まず自助をお願いしたいということ。そして、さらには近隣の方、または町会や自治会の中の安全を確認した上で一時集合場所に集まっていただき、火災がなければ避難所のほうに移っていただく。または、ご自身の自宅が被害がなければ、わざわざ避難所に来ていただかなくても自宅での在宅避難を続けていただきたいということもお話をしております。さらに、地域のところで大規模な火災が発生したということであれば、避難場所に集まっていただいての避難場所への移動ということになっております。  地震のほうについては、皆様、大体避難訓練とか、防災訓練やっていただいている中で、大体の方がご理解をいただいていると思います。逆にそういった中で、避難の仕方がそうだというふうに思ってしまっている方も多数おります。ということから、水害のときの避難の仕方は違うんですよということで説明をしていっております。後ほど細かく説明をさせていただきます。  こちらが、そのハザードマップの表紙になります。ここに使いましたフレーズによりまして、いろいろなところでマスコミ等も取り上げていただいて、ハザードマップという存在そのものは、かなり皆さんに浸透させていただいたのかなと思います。江戸川区だけではなくて、全国的にもこのハザードマップの存在というのは知っていただいたのかなと思います。このハザードマップ左上に穴があえてあけてあるんですが、なかなかこういったハザードマップを配られても引き出しの中とかにしまわれて、なかなか眺めることができないということから、この皆様にもお知らせしているのが、このひもをつけていただいて、どこかぶら下げて見えるところに置いていただきたいということも思いを込めて作成しております。  続いて、中身のほうになりますが、1、2、3ページ、4ページになりますけれども、まず、江戸川区ってどういうところかというところを知っていただくということで、説明をしているところです。西に中川、荒川。東に江戸川、旧江戸川という川に挟まれ、そして、南には東京湾ということで三方水に囲まれた土地柄ですということ。さらには、満潮位よりも約7割の地域が低いということでゼロメートル地帯なんですよということもお知らせをしています。また、断面を見ていただくと、堤防がなければ常に水に浸かっている状態でもありますというのもわかっていただくということでご説明をさせていただいています。  そして、左の下のほうになりますが、関東地方に降った雨の大半が下流である江戸川区に集まってくるということも知っていただくよう説明をしております。中川、綾瀬川流域も含めて、荒川流域での埼玉県で降った雨の半分程度は江戸川区のほうに集まり、海に流れていく、そして、利根川についても、3分の1程度が江戸川に入ってきて海に流れていくというような状況を知っていただいていくように説明をしております。  また、昔はこんな水害もということで、昭和22年のカスリーン台風、そして、24年のキティ台風ということでもご紹介をさせていただきます。この22年のカスリーン台風の写真になりますが、かなり浸水したということもわかっていただけるかなと思っています。  また、決壊箇所、今の栗橋の場所になってきますけれども、四日程度かかっての江戸川区の浸水ということ。このときは、新川で水がとまったということで浸水域もあらわしているというような状況です。  また、昭和24年のキティ台風、これは高潮被害になりますけれども、このときも高潮によって大規模な水害が発生をしているという状況がわかるかと思います。こちらが当時そのときの浸水状況ということになりまして、江戸川区赤で囲まれていますけれども、ああいった浸水があったという記録がございます。  その後、約70年近くこういった大規模水害ございませんでした。そういったこと、裏を返せば、河川の堤防の強化を図ったり、かさ上げして対策を打ったり、それから内水に対しては下水道の整備等も進んでおりました結果であるのかなということも言えるのかなと思っております。ただ、地球温暖化の影響と言われておりますけれども、大規模な水害が発生したときはどうなるのかということがこちらに示しております。5ページ、6ページのほうになりますけれども、江戸川区ほとんどのエリアが水没してしまう。江戸川区に限らず、もう少し広範囲で見てもかなりのエリアで浸水をしてしまうということになります。その浸水エリアにつきましての住んでいる方は250万人の方がその浸水域の中に住まわれているということ。最大で10メートル以上の深い浸水が起こるということもわかっております。また、その浸水も1週間から2週間以上続くんですよということもお示しをしております。中には浸水しても高いところにいれば大丈夫というふうにお考えのある方もおりますけれども、なかなか江戸川区の最下流という位置付けもございますので、一旦浸水してしまうとなかなか水が引かないという状況もわかっていただきたいということでご説明をしております。1週間から2週間以上続くんですよということです。その高いところに逃げればいいという考え方もございますけれども、そういった中で、1週間、2週間避難生活を続けるということになりますと、かなり過酷な条件の中、避難生活を続けなければいけないということになります。それは、ライフラインが全てとまるということ、水道ガス、そして電気がとまるというのは、水害が起こる可能性が高いのは、夏場の暑い時期ということでエアコンが使えない時期になります。ですから、その暑い時期。そして、またトイレも使えないという中で、トイレの排せつ物を処理できないということになって、部屋に置かなければいけないというような状況もあって、それによってのもしかしたら二次感染での被害を受けてしまうという可能性もあるということを知っていただきたいということでお話をしています。ということから、そうなったらどうするということの説明をさせていただきますが、なかなか江戸川区の区域内、江東5区も含めてになりますが、中にとどまるのはかなりの危険が生じるのではないかということといった場合に、避難の仕方として広域避難ということで浸水しない安全な区域へ避難をしていただきたいということをご説明をさせていただいています。ただ、現在のところ公的な避難場所についてはご用意できていないという状況もお話をさせていただいております。そういったことで、現在においては、避難先ご自身で探していただきたい。例えば、親戚、知人のお宅に避難していただく。または、宿泊施設または勤務先、そういったところを今のうちに検討していただきたいということでご案内をさせていただいております。この公的避難場所につきましては、今、江戸川区の中でできるということではございませんので、5区についても同じなんですが、そういった避難先の確保に向けましては、東京都、そして内閣府が開催しております会議において、今検討を続けているという状況でございます。  そして、広域避難に関しましては、地勢、川に挟まれている地勢ということで、なかなか車で一斉に逃げてしまうと橋での渋滞だとか起こるということから、早めに避難をしていただきたいということも合わせてご案内をしているところでございます。また、情報収集についても、自らとっていただけるような取組みも啓発をしているところでございます。  そして、9ページ、10ページになりますが、避難のほうを呼びかける情報ということで、さまざまな情報の伝え方を実施しているところです。もちろん、防災行政無線において放送をしますが、そのほかにえどがわメールニュース、登録制になりますけどこういったもの。そして、ホームページそれからツイッターなどもございますし、テレビ、そしてラジオですね。特にラジオ、FMコミュニティ放送でありますFMえどがわを利用していただきたいということでのご案内をしています。台風ですと接近するのがわかりますので、早い段階からラジオつけてくださいということでお願いをしているところです。  そして、その避難を呼びかける情報といたしましては、72時間前から情報を流していきたいというところで5区による共同検討を開始し、そして、48時間前には自主的避難の呼びかけ、そして、24時間前には広域避難勧告ということで随時情報発信していくということでございます。ただ、9時間前になりますと、公共機関の電車がとまったりとか、かえって逆に外に出ると危険な状況ということになりますので、こういった時間になりますと、広域避難ということから域内での垂直避難ということで避難指示を出していくというふうな流れをつくっております。  また、避難のための日常の備えということでお示しをさせていただいています。まず、この説明会を聞いて、まず皆さん家族広域避難の計画を考えてくださいということ。避難場所等も含めて、避難手段というところも含めて考えていただきたいということで啓発をしているところでございます。もし、その避難のときの必要なものということで大まかな、大きな必要となるものを皆さんにわかっていただくような一覧表をつくっております。  そして、こちら避難先の一覧ということで、基本的には、皆さん早い段階で広域避難をしていただきたいということで推奨しておりますが、どうしても逃げられない方、また逃げ遅れた方などもゼロということにはならないかと思っておりますので、各小中学校を緊急の退避施設として考えております。当然、最大規模の洪水が発生しますと、その学校自体も水没してしまうということから、その学校ごとに使える階、2階、3階が使えますよということがわかるように、こういったものも作成をしております。  そして、このハザードマップになりますけれども、このハザードマップは三つの要素でつくられております。一つは、荒川の洪水が発生した場合、もう一つが江戸川の洪水が発生した場合、そして高潮が発生した場合、その三つの要素を組み合わせて、このハザードマップつくっております。三つ重なったということではなくて、その三つの事象がそれぞれの最大値をこちらに示しております。右上にも同じように、最大値ということで、これは浸水時間ということを示しております。濃い赤で塗られたものが1週間か2週間ということで、かなりの長い時間浸水するということをお示ししております。これ、前回2008年に出したハザードマップとの違いは、大きく一つは当初2008年につくったハザードマップ計画規模の200年に一度の確率ということでつくっております。今回はその想定をし得る最大規模の事象が起こったときの図面ということで、およそ千年に一度の確率で起こるという水害を予定をしております。また、前回なかった高潮の部分も取り入れてでの作成ということ。そして、一番大事なものが前回なかった浸水の時間をあらわした図面となっております。  ハザードマップの裏面になりますけれども、区民の方にわかりやすいようにタイムスケジュールも記載をしております。72時間前、まずは逃げる準備です。48時間前、区外の安全な場所に逃げていただきたい。24時間前は、直ちに区外へ避難をしてください。そして、9時間前は、もう広域避難できません。命を守る行動をしていただきたいということでお示しをしている状況になります。なるべく高いところに逃げる、そして、堅牢な高い建物の高層階のほうに避難をしていただくというような呼びかけをしておるところでございます。  そして、さらに我が家の広域避難計画というものも同時に挟み込んでおります。これは、各家庭でつくっていただけるように白紙のものと記載例を一緒にお渡ししているところです。いわゆるマイタイムラインということになりますが、ご自身のお家が大規模水害が発生したとき、どこまで水が浸かるのか。どれぐらい時間がかかるのかということもまずは調べていただき、そして72時間前には、家族での行動、どうする。情報を得るとか、何で情報を得るとか、避難先に今から行くからとかいう連絡だとか、そういったものも中で考えていただき作成をしていただきたいということでお配りをしています。また、小学校4年生を対象に、今年度からこれを学校の授業として取り入れていただき、これを作成する授業も今年度はモデル事業としてやっておりますけれども、来年度からは全校で、その4年生にやっていただけるように取り組むということでございます。これ、学校の授業として取り組むことで、小学生が家に帰って宿題として持って帰るということで、親御さんと一緒に考える機会が生まれると思っておりまして、家族でこの避難の計画を考えるというきっかけになればというふうに思っております。  今回、このハザードマップ説明会を実施しておりますが、6月に行われた説明会のアンケートの結果となります。6回ほど講演させていただいた中で626名の方がご参加いただいております。回収率としては7割を超える回収率でございますが、一つは、まずこのハザードマップの説明を聞いてご理解いただけたかどうかということで、おおむねどちらかと言えばわかったといっていただく方まで含めると92%の方がハザードマップについては理解をできたとおっしゃっていただいております。ただ、今回ご説明した中で、広域避難実際やりますかというふうなお話をしますと、48時間前にはしますということと、24時間ならできるという方合わせましても46%ということで、ちょうど半分の割合になっております。こちらについても、今後も皆様方、個別というか各自治体、小規模な単位でも説明を続けていく中で、ハザードマップのことを理解してもらうということも一つですが、さらには、広域避難についても考えていただく、そして、実施していただけるように、これからも説明会などで啓発を図っていくということで取り組んでいければと思っております。 ○中山隆仁 委員長 続いて、土木部より説明をお願いしたいと思います。田中課長、よろしくお願いいたします。 ◎田中正淳 計画調整課長 それでは、土木からダムの治水対策とダムの緊急放流ということで、先の台風19号でダムから緊急放流がされたと盛んに報道されまして、緊急放流って一体どういうことなんだろうという非常にお問い合わせがありましたので、今回ちょっとこの災害対策街づくり推進特別委員会の中で少しご説明したいと思っています。  まず、基本的な川の治水なんですけども、これ荒川の治水ですけども、上流部はダム郡。中流に調整池。下流域は堤防で守ると、これが基本的な河川の治水の考え方でございます。これが上流、これは二瀬ダムでございますけど、これがありまして、下流域は前視察に行きましたけども、この埼玉県彩湖ですね。これが荒川第一調整池。今回はこれが満水になりました。さらに、下流部ですね。我々が住んでいるところは放水路なり堤防、これで街を守っていくというのが基本的な考えになっています。江戸川も同じように、江戸川、利根川は非常に流域が広いので、ダムの数も非常に多くたくさんございます。こういったダム群がありまして、これが江戸川でございます。上流にこういった奈良俣ダムとか、今話題の八ッ場ダムですね、これがあります。中流部には有名な渡良瀬遊水地ですね。こちらがありまして、ここで貯留をして、下流部は堤防で守られているというのが、これが基本的な河川の治水の仕組みになっています。  今回、この上流部のダムで緊急放流をされたということで、じゃあ緊急放流って何なんですかということで、緊急放流というのは、これは俗称でありまして、本来はこの異常洪水時防災操作と、これダムの特例操作のうち異常洪水時防災操作というのを言っていまして、それを通常、緊急放流と呼んでおります。洪水調整を行うダム、その中で想定された計画洪水流量を超える雨が降って、それがダムのサーチャージ水位、洪水時にダムが洪水調整をして貯留する際の最高水位を超えると予想されるときに行われる操作です。ちょっとこれ言葉だけだとわかりにくいんで、図化しております。これがダムの水位のことでございまして、これがいわゆる満水設計のときの満水時ですね。これがサーチャージ水位、先ほど説明いたしましたダムが洪水調整をして貯留する際の最高水位であります。それで、ダムの中で、いわゆる治水の水と利水の水と分かれていまして、この緊急放流の前にダムの中をある程度水を減らしておかないと、この中雨が貯まりませんので、もう大きい降雨が予想されるときには予備放流をしまして、この治水の部分の水量を減らして、この利水下流の人たちが使う水の限界のところまで、そこまで水を下げておきます。その中で雨が降ってどんどん上がっていって、それでここに達しそうになったときに初めて緊急放流するわけですね。緊急放流は降った量と出る量、同じ。これ以上ダムの水位が上がらないんですね。雨降った量と出す量を同じようにして調整をしております。  今回、ちょっとさっきの地図には載ってないんですけども、6個のダムで緊急放流の予告、やりますよ、やりますよという予告がなされていました。実際行ったのは、福島県にある高野倉ダムと、それから、神奈川県の城山ダムでございます。城山ダムのときに、どういう状況だったかというのをちょっと図示いたしました。これが城山ダムの構造で、先ほど申し上げたここがサーチャージ水位ですね。本来ここが洪水時制限水位で本来はここまで予備放流で減らしておくんですが、この城山ダムについては、さらにぎりぎりに予備放流水位というのがありまして、ここはこの城山ダム、全部のダムにあるわけじゃないんですが、この城山ダムに関してはさらにこの利水の域を少し削って、この予備放流水位というのがありまして、ここを制限水位として雨が降る前に空にしておくということでしたが、想定以上に雨が降ったために城山ダムについては緊急放流をせざるを得なかったという状況になっております。緊急放流する際はいろいろな決め事があって、おおむね1時間前に、これ河川法の48条で規定されているんですが、ダム放流通知というのが、下流の関係知事、関係市区町村長、それから関係警察署に通知する。それから一般の市民にも通知することになっていまして、ダムから下流2キロぐらいまではサイレンを鳴らせるなどして、音響で反応させて見えるような形をしております。昨年の7月の西日本豪雨で四国で緊急放流した際、下流の鹿野川ダム放流した際に、放流の通知までの時間が短かったとか、事前放流をしっかりしてなかったんじゃないかということで、これは地域の住民が国土交通省に対して国の浸水被害の責任だということで裁判を起こしております。じゃあ、この緊急放流をしなかったらダムはどうなっちゃうかというと、当然この上を超えていきますと、これを越水して流れますので、越水する量によってこの辺の施設が壊れたり、最悪の場合は堤体自体、堤防自体が壊れるという恐れがあります。緊急放流の場合は下流に水を流しますけども、入ってきた量と同じ量を流しているというところがありまして、それなりに下流域の地域はそれによって水位が上がったりしますから、それなりの氾濫を起こしたりする可能性あります。ただ、このダム自体がこれを超えて決壊してしまいますと、それはもう大変甚大な損害が出ますので、ダムを守るという言い方ではないんですけども、このダムの限界を超えさせないために緊急放流をしながら、全体の治水のバランスを図っているということです。  国土交通省では西日本豪雨等を受けて、ダムの洪水調整機能に関する現状や課題なんかをいろいろ検討しておりまして、やはりこの事前放流する際に、この予備放流、もっと事前にこのダムの中あけておけないのかと、少し水を下げていけないのかと。なかなかいろいろな問題があって、この利水の範囲は流域の県や区市町村が管理費を負担している場合もありますので、全部が全部これを使えるということじゃないんですけども、そこら辺、国がその権利を買い取って、少し治水の域を広げようと。あとは、一番のリスクは、これここまで下げて雨、台風が空だった場合、空台風だった場合、それも下流のいわゆる利水ですね。生活用水から工業用水も含めて非常にリスクがあるので、どうしてもやっぱりこれを下げきれないという治水管理上の問題がございます。国土交通省としては、いろいろなことを考えておりまして、一つにはこのダムのかさを増す方法。当然ダムの強度と関係があるので、行った事例や何かを見ても2メートルぐらいちょっとかさ上げするとか、それぐらいが限度なんです。あと、放流の場。放水する場所を少し下げて改善するとか、そういうようなことで国土交通省としてもダム機能の洪水調整機能を上げるためにいろいろな努力はしている、検討しているようでございます。  今回ちょっと緊急放流ということで、いろいろ私もダムのことを調べさせてもらいましたけど、意外に知らないことが多くて、このダムの放流が実際は大きい意味で下流域を守っているんだなということがわかりました。 ○中山隆仁 委員長 それでは、質疑を行います。  まずは危機管理室の「大規模水害対策について」の説明に関して何かございますでしょうか。 ◆滝沢泰子 委員 まず、このご説明の資料の中で、これすみません。まず最初は質問じゃなくて、この資料とご説明に対する要望ですけれど。フィリピンの台風被害についてお話がありましたけれども、ハイエン。平成25年台風30号ハイエン。この被害状況についての出典がウィキペディアになっているのが大変気になりました。ウィキペディアと正直に書いていただいているのは大変にいいと思うんですけれども、フィリピンの大使館であるとか、外務省であるとか、公的機関にきちんと確認をできる数字と思いますので、ウィキペディアでなければ載っていない情報である、ウィキペディアから出典をとるのが適切であるかやむを得ない場合以外は、公的機関にきちんと確認をした情報提供を議会にお願いしたいと。議会、そして及び区民にお願いしたいということを要望を1点します。これはなぜかというと、やはり災害時や災害対策ということでは、公的機関がどのような情報どのように出していくのかというところで、公的機関の情報発信の正確性、それに対する信用性ということが非常に大きく問われますので、平時から、通常時からそのように出典がきちんと公的機関に確認できることについてはそうしていただきたいということでお願いをします。  それであと、ちょっとすみません、わからないので質問なんですけれども、雨量についての想定についてお聞きをしたんですけれども、これは500ミリメートルとか600ミリメートルというのは、これは47時間の雨量ということは47時間となり、あるいは72時間その強さのその雨が降り続けるということなんでしょうか。それとも、例えば一時的にでも、それだけの雨量の強さ、雨の量の雨が降れば、それは72時間の総雨量ということになるんでしょうか。ちょっと雨量と総雨量のことがちょっとよくまだわかってなくて、すみません。基本的なことで恐縮なんですが、ご説明お願いできれば幸いです。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 72時間、荒川流域3日間の積算流域平均雨量ということなんですけれども、この3日間で降る平均的な雨量をあらわします。そのエリア全体に降る総雨量というふうに考えていただければと思うんですが、よろしいでしょうか。 ◆滝沢泰子 委員 平均的ということは、じゃあ、一時的に1,000ミリ降って雨がやんだらゼロになってとかといういろいろ流れがあるんですけれども、どうなんでしょう。例えば、全体的なということであれば、このエリアに降る、満遍なくこれだけ降ったという雨の量がこれだけになるというようなことだということですか。ちょっとよくわからない。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 そのエリアに3日間降ったエリアの平均。例えば、あるポイントでは1,000ミリ、あるポイントでは500ミリ、あるポイントではゼロであれば、それを平均して3日間の総雨量を計算して3日間の総雨量という形であらわしたものになります。 ◆滝沢泰子 委員 ちょっとまだよくわからないんですけど、ちょっとそれはまた私も勉強していくとして、この場合、ではそれだけの総雨量が降った場合に、何が起きるということで、何かが起きるからそれに対する広域避難ということだと思うんですけど、先ほど堤防の破堤というお言葉もありましたが、具体的にはどこの堤防がどうなるとか、何がどうなるというようなシミュレーションがあるのかを教えてもらえますか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 堤防の破堤に関しましては、その箇所箇所ということが特定できませんので、どこで切れたらどうなるというのを繰り返しシミュレーションをしまして、一番最大なところをそれぞれとってのハザードマップをつくっているということになりますので、今回このハザードマップはどこが切れたからどうなるかということではなくて、どこが切れたらどうなるということよりも、最大規模の雨量が降ったりして洪水が起こった際に、最大でこのような状況になるということを示したものになります。 ◆滝沢泰子 委員 すみません。ただ、想定は想定なので、具体的にはこの最大のというのは、どこがどうなっていた場合と、どうなった場合と、どうなった場合が重なった場合とか、具体的にあるんじゃないかと思うんですけど、それについて説明いただければありがたいんですが。具体的な想定ではないということなんでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 もしあれでしたら資料をお持ちしまして、個別でご説明すればよろしいでしょうか。 ◆滝沢泰子 委員 わかりました。  それでは、あと広域避難に関してですが、広域避難の検討についてお聞きしますが、江戸川区から、この我が家の広域避難計画を見ると、江戸川区から発表というふうにあるんですが、江戸川区からこの台風19号に際して共同検討を開始という発表はなかったと思うんですけれども、共同検討、今回江東5区で共同検討したというのは、台風19号が初めてだったんでしょうか。具体的には、江東5区でどういうタイミングでこの台風19号の共同検討を始めて、どういうふうに進めていって、どのようにして終結したのかというところをじゃあ教えてください。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 江東5区とのこの共同検討につきましては、今回19号が初めてでございます。経緯につきましては、まず気象庁から10月11日の午後2時、14時に400ミリを超える可能性があるというところから、これは始まるんですけども、ここがまず第1回目の情報ということになりまして、この400ミリを超えるというところが、この時系列的にはこの事象でいきますと、19号に関して堤防による、もし洪水が起こったらという想定が13日の朝方になろうかというところから逆算しますと、もう48時間を切っているというような状況にまずはなっております。そういった中で、5区との電話による連絡をさせていただいておりまして、この段階ではまず広域避難勧告であります600ミリを超えるという基準が一つ発令基準がございますので、まずはそこを超えないということを、まずは超えるという段階ではないということが一つ確認をし合ったところです。また、この段階で既に同日11日の10時45分には、計画運休の発表ということもございまして、そうすると、もうその中で24時間を切っているというまず状況でございましたので、この段階で情報発信しますと駅に人が集まったり、橋に車が集中するということで、かえって避難することによる混乱を招く、または危険が迫るということにもなるという判断をして公表をしていないということを判断しました。  それから、翌日の12日の朝7時15分に500ミリを超える見込みがあるということで気象庁からの連絡が入りまして、いろいろ連絡を取りながら確認をし、最終的には9時30分に再度気象庁に情報を確認し、今後600ミリは超える予定はないだろうということも確認をさせていただきました。そういった中と、9時半ですから12時から運休ということは、あと2時間半しか鉄道が動かないという状況もありまして、この共同検討をしたということも発表しないということと、600ミリを超えないという判断から広域避難はしないということで判断をしたという状況になります。 ◆滝沢泰子 委員 今、本多課長がご説明になったような共同検討を開始して、共同検討をするときに大きく参考にするのが、気象庁の発表をする総雨量の見通しであるということであって、それを根拠にして江東5区としてこういうふうに考えていますということは適宜発表してよかったのではないかと。つまり、600ミリを超えないということであれば広域避難を勧告しなきゃいけないんでしたっけ。500ミリなんでしたっけ。その判断というのは、江東5区の検討の中で検討しているということを発表しないということを10月11日の午後以降に合意していたということになりますか。ちょっと今のお話でもよくわからない、まだちょっとよくわからないんですけど。検討したことを発表されてよかったんじゃないでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 この公表しないというのは、先ほども申し上げましたとおり、避難で人が集中して、車で渋滞をして、例えば橋で渋滞を起こして、その渋滞している中で被災を迎えてしまうという可能性があるということ、鉄道がとまるということで、電車での移動も困難であるということで、そういった情報を流すことによって広域避難を促すと、逆に混乱を招く。または、その場で被害を受けてしまうという判断から、5区共同でこの検討についての発表をしないということを申し合わせたところです。 ◆滝沢泰子 委員 すみません、広域避難は、今の本多課長のお話だと、本来は広域避難が必要だった、広域避難を呼びかけるなり、勧告まではいかないにせよ呼びかける必要性がある状況だったということですか。本来は広域避難を勧告するべきだったということなんでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 広域避難については600ミリを超えるということはないものですから、広域避難のモードにはならないということでございます。そこで、その検討自体を行ったという情報を発信することで混乱を招くという判断から、ましてや先ほどから申し上げているとおり、避難中に被災をしてしまうという可能性もあるので、その情報に関しての発表はしないということを5区で取り決めたということでございます。 ◆滝沢泰子 委員 ただ、江戸川区は独自の発表だと思うんですけれども、広域避難を発表、現段階で発表をしていませんというような広報の仕方をしておられまして、発表していないというふうに言われると、じゃあ、今は発表していないけれども受け取り手としてはこれから発表する可能性があるのかと思われるような文言であって、ちょっと実態として検討をしていること自体というか、あるいは共同検討開始という文言がいいのかあれですけれども、それこそ、江東5区としてあるいは江戸川区としての広域避難のタイムラインというのをやっぱり事前からきちんと区民の人たち、関係する5区の人たちとも共有しておかなかったって、これは課題の指摘ということになるのかもしれないんですけれども、発表をしていないという、広域避難について、発表していないというような報道発表をされるのであれば、これは当然にして何かしらの検討があって発表していないということも言えるし、またこれからむしろ実際には内実としては江戸川区としては600ミリを超えないという気象庁の予報を信用して、広域避難の発令が必要ではないって認識をされていたのであれば、やっぱりそのように広報されたほうがよかったのではないかということについて、お聞きしたいのと、それから鉄道が計画運休ということを言われましたので、このこともお聞きしたいんですが、計画運休というのは計画的な運休ですから、鉄道が運行できない状況だということではないということだとまず思うんですよ。つまり何が言いたいかというと、広域避難、あるいは自主的な広域避難ということがふさわしい状況であれば、江戸川区をはじめとして、江東5区から国土交通省なりJRなりに広域避難、あるいは自主的な広域避難ということが必要な状況なので、計画運休については、こういった広域避難についての必要性も見合わせて、柔軟な対応をお願いしたいなりということの事前の連絡のやりとりというのも、この10月の11日、特に平日ですし、できたの、やっていただいてよかったのではないかと思うんですけれども、こういったその、あるいは道路であったら警察ということになるのかもしれないんですが、公共交通機関とのそういった広域避難の可能性があるかもしれないということでの連絡や打ち合わせというものはあったのかどうか、お願いします。 ◎山口正幸 危機管理室長 今のご質問のちょっと本多課長答弁したとおりなんですが、基本的には今回の台風19号による気象庁からの予測の数値は、僕らがこのいわゆる検討しているこの広域避難の発令基準には達していなかったということなので、広域避難の情報を出していないということです。そこだけはご理解いただきたいと思います。 ◆滝沢泰子 委員 その600ミリという広域避難の水準に達していないので広域避難を発令をしていないんであるということを区民に広くきちんと江戸川区の考え方、江東5区の考え方として公表していただければよかったのではないかなということを私としては申し上げているわけです。  鉄道、計画運休に対する対応についてのご答弁もお願いします。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 今回は、私どもの、逆に言うと相談もなくJRとか各交通管理者のほうで計画運休を決定しておるところです。  今回だけではなくて、今、委員もおっしゃったように国や都にということであれば、先ほど説明の中でも申し上げましたけれども、避難手段についての検討会を今、都と国が開催をして、その中で我々も入りまして、検討している最中でございます。ですので、そういったことは、もともと計画運休ということとは別に避難の手段についての検討も今やっている最中でございますので、引き続きそのところについても検討を続けていって、ある程度の結論が出れば、皆さんにお知らせをしていくというようなことで今、取り組んでいるところでございます。 ◆滝沢泰子 委員 その国と都も入っての避難手段に、広域避難避難手段に対する検討ということですが、これに対しては江東5区からも直接当事者として入っているということだと思うので、今回、計画運休ということが、発表されて、私は計画運休が発表された中でひょっとしたら広域避難の可能性があるかもしれないということであれば、それは自治体として国土交通省なりJRに直接住民の状況についてお伝えして、この台風19号でもいただきたかったと思っておりますが、そうされなかったことは非常にちょっと疑問であり残念なんですけれども、この国と都の、本多課長がおっしゃるような検討の中で整理をしていくという流れがあるのであれば、そこでしっかり江東5区、江戸川区としてこういった状況があったということはご報告をいただいて、検討の俎上にしっかりのせていただきたいということで要望したいと思います。  雨量に関して、広域避難がその600ミリを超えないので必要でないって、それでさっきも言いましたが、江戸川区、江東5区としてのタイムラインについてもきちんと確立をしていくと、特に広域避難に関してですね。事前からきちんと共有を区民の人としておけば、共同検討が始まったというのが、その全体状況の中でどのラインなんだということがきちんと区民もわかるし、江戸川区役所の人もわかる。江戸川区長もわかると思うんですよ。実際、国土交通省の河川事務所等がタイムラインというシステムつくっていますよね。気象情報で実際の水位の状況によって、注意体制、警戒体制、災害が発生した場合は非常体制ということをとっていくということで、事前からこうなったらこうしますということを公表しているので、ぜひとも区と江東5区でのタイムラインの整理整頓ということもお願いします。  あと、電話で連絡をとったということなのでちょっと気になったんですけど、これは5区が同時に、同時参加で電話会議ということで5区同時に情報共有をしながらお話しできるような体制だったのかちょっと気になるので確認をさせてください。  それから、雨量ではなくて実際の水位ですけれども、13日の、10月13日の午前1時過ぎだったと思いますけれども、栗橋の堤防決壊のおそれがあるということで、エリアメール、緊急速報が私たち江戸川区民のところにもやってまいりました。栗橋というのは今日のご説明の中でもある、カスリーン台風のときに決壊した地点でありまして、それから何日もかけて水が江戸川区までやってきたということであります。  私も今日、大変平井の同僚先輩委員の方がいらっしゃって心強いところもあるんですが、平井も浸水しましたので、私も地元の方からこのぐらいまで水が来たんだよということを何回も聞かせていただいたり、昔は平井にも船を、事業所の方でいざというときの船を持っている方もいたというような話も聞いております。そういうこともありましたし、実際に浸水被害のおそれがあるという地域にエリアメールでお知らせをしていますということだったので、これはこれからちょっとどうなるんだろうかと。その前に12日の11時ぐらいですか、岩淵水門がしまっていよいよ隅田川から都心側を守りますという体制になったときもドキドキしていましたけども、さらに栗橋の状態、堤防決壊のおそれがあるということが江戸川区の私たちにも知らされたって、これは本当に数日間、決壊した場合に数日間かけて江戸川区に水が来るかもしれないということで来たのかなと思っていたのですが、まずはちょっとそういうことだったのかどうか。広域避難所において、この栗橋の決壊するかもしれないという状態はどういう位置付けになるものかどうかということを教えてください。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 まず1点目の5区との連絡につきましては、個別の電話でそれぞれでお話をしたという状況でございます。  2点目の栗橋の件なんですが、当然私ども、その水位状況を注視をして見ていたという状況ではございます。決壊ということに至らなかったということにはなりますけども、当然そこの氾濫危険水位を超えているという状況もございまして、注視をしていたということになります。  先ほど委員もおっしゃっていました何日かかけてくるというタイムがありますので、その状況を見ながらの判断ということも考えておりましたので、そういったことでその事象があらわれてからの判断ということの中で判断をして公表をしていくという形での取組みをしておりました。 ◆滝沢泰子 委員 個別の電話だったということで、いろいろなところに電話されて大変だったと思うんですが、やはり5区が共同で検討するということであって、その電話会議なりの可能な環境というのがあるほうが望ましいと思いますし、そこには例えば河川事務所、国土交通省であるとか、気象庁であるとかといった情報を持っている現在の気象予報や河川の水位、海の水位、海面の水位の情報を持っている人たちも場合によってはオブザーバーなのかで、参加できるような仕組みがぜひとも必要だと思うんですけれども、これについてはどうお考えになるか、お聞かせをください。
    本多吉成 防災危機管理課長 今後の検証課題として、これから5区等ともお話をしていきたいと思っております。 ◆滝沢泰子 委員 私は先の補正予算の第50号に反対討論をさせていただいたわけですけれども、私は本来であれば、災害対策のその補正予算というのはこういった課題を全てきっちり検証して、洗い出してこういうふうにやっていきますということがはっきりしたものを対策の予算として、議会に提出していただきたかったなというふうに思います。個別、ほかに例えば実際の水位の状況を江戸川区で確認する。街の様子を確認するために例えばドローンとかを江戸川区で自分でも持っておいていいのではないかとか、非常に今回、初めて広域避難の検討ということをされて、いろいろ実際に実務上の課題、区民の皆さんや議会とのコミュニケーションの課題というのも大きく発見をされていると思いますので、それについては議会にも適宜課題についてもご報告、課題とその対策についても引き続きご報告をいただきたいというふうに思います。  それから、ちょっと台風19号の避難勧告という話があったので、説明になかったのでちょっと聞きたいんですけれども、避難勧告の解除をされていますけれども、8月13日の午後8時か。ごめんなさい、失礼しました。10月13日の午前8時ですけれども、これは何を理由にして解除をされたのかということを教えてください。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 荒川の上流の水位、または下流の流れ、そういったところを全て注視して、その数値を見ながら、かなり上流では水位のほうが一定程度高どまりしているということ、そして下流では満潮が終わって、潮が下がっているという状態でかなりの量が水が流れているということも確認をさせていただいています。上流、熊谷とか治水橋の水位観測所では水位が高いということの中で、岩淵水門の水位が上がっておりません。それは先ほど説明の中で、第一貯水池があって、そこに水を貯水をして流しているという成果でもあったかと思うのですが、そういった状況を見ながら判断をして勧告解除ということを判断させていただいているところです。 ◆滝沢泰子 委員 岩淵水門は、その江戸川区が避難勧告を解除した10月13日午前8時の時点でも、避難判断水位を上回っていますし、さらに上流の堤防決壊のおそれがあるというふうに江戸川区にも緊急速報が来ていた栗橋の水位観測所は、氾濫危険水位を依然として上回っている状態でありまして、この時点での避難勧告の解除ということでよかったのかどうか。避難勧告を解除をしていないにもかかわらず、その指定避難所、緊急指定避難所になるんですかね。指定避難所に避難されてきた人々がどんどん帰られていて、十分な説明もなかったというような話もあるんですけれども、水位ということを言うと、避難勧告を出した10月の12日の午前9時45分の水位は、荒川の水位は、岩淵水門の水位も消防団待機水位の半分の地点ですので、その下流域が危険な状態、今すぐにでも危険な、下流域で氾濫が起こるような状態ではなかったわけだと思うんですけれども、その水位ということであれば、その避難勧告を出した時点の水位についてはどうだったのかと。避難勧告を出すに当たって、荒川下流河川事務所との連絡をとったり、その意見を聞いたりということはしてなかったようなんですけれども、これはしてなかったということなのかどうか、ちょっと水位の話が出たので確認させてください。 ◎山口正幸 危機管理室長 まず、避難勧告の解除の話をさせていただきますが、荒川下流河川事務所の所長と何か話をしていないというようなことを言っていますけど、私は常にホットラインで所長と話をしておりました。荒川下流河川事務所の所長と……。 ◆滝沢泰子 委員 発令のときの話です。 ◎山口正幸 危機管理室長 発令も話をしております。 ◆島村和成 委員 しているかしてないかどうかの返事だけでいいんだよ、詳しいのじゃなく。しているのかしていないのかと聞いているんだから。していません、とか、そういうことでいい。 ◎山口正幸 危機管理室長 話をしております。  避難勧告解除については、上流のもうほぼ雨がやんでおります。水位も上流のほうは下がってきている、下流のほうについてはどんどん水が潮で流れている状況があったので、その状況を見て判断をして避難勧告の解除をしたということです。 ◆滝沢泰子 委員 では、避難勧告の発令に当たっての水位というのは、荒川下流河川事務所の情報を山口室長として得ていたということですか。 ◎山口正幸 危機管理室長 今の、避難勧告解除のほうで説明しましたが、避難勧告の発令については、先ほど来説明しているとおり、荒川の上流域の雨の総雨量を気象庁からの情報を得て、その上で今いろいろハザードマップ等をお見せしましたけども、流域の浸水予想図、そういうことから判断をして避難勧告に至ったということでございます。 ◆滝沢泰子 委員 それでは、避難勧告の発令に際しては、荒川下流河川事務所との連絡は特にはなかったって、気象庁からの情報提供を参考にして決定したものであるということですか。 ◎山口正幸 危機管理室長 避難勧告前から、気象庁からも情報は来ておりますし、荒川の下流河川事務所長ともお話をしております。 ◆滝沢泰子 委員 具体的には、災害対策本部を設置する前後、それから避難勧告を発令するまでに山口危機管理室長が荒川下流河川事務所の所長とはいつの段階でどういうふうに連絡をとったか教えてください。 ◎山口正幸 危機管理室長 細かくは、ちょっとなりませんが、基本的に大事な局面で荒川下流河川事務所長のご意見も聞かせていただいているということでございます。 ○中山隆仁 委員長 今、最後って言ったんですけど。 ◆滝沢泰子 委員 それをまとめますので。 ○中山隆仁 委員長 端的にお願いします。 ◆滝沢泰子 委員 わかりました。では、今細かいことがわからないということなので、細かいことは別途確認をさせていただきます。  きちんとした検証を具体的にやりとりをしているのであれば大事なやりとりですので、災害対策本部にきちんと記録があるものと思いますので、それについては別途資料を私のほうで確認をさせていただきますという意味で申し上げました。  それで、いろいろな課題をきちんと区民の皆さんからのたくさんの意見もこの台風19号で広域避難の検討があったということで、後日報道も出ていますが、たくさんのご意見が来ていると思うので、もうちょっと私も質問まとめるということを申し上げたので、どういう質問が来ているかということは申し上げませんが、防災無線の改善ということも当然言われていると思いますが、いろいろな課題に向き合っていかなくてはいけないと、この私たちの災害対策街づくり推進特別委員会としても区民の皆さんのいろいろな声に向き合っていかなくてはいけないというふうに思います。  ちょっと最後に、私がなぜ鉄道に対する運行に対して働きかけてほしいと言ったかというと、私は10月13日の午前1時過ぎに避難。栗橋の堤防決壊のおそれがあるという情報があってから、荒川下流河川事務所にも利根川、国土交通省の関東整備局にも国土交通省の防災センターにも江戸川区議会議員の立場で電話で連絡をとりました。国土交通省に連絡をしたのは、鉄道に、鉄道を翌日の朝から何もなければ動かしてもらうということは可能なのかどうかということをお尋ねしたかったからということであります。  これは夜の夜中に、特に江戸川区の皆さんは避難勧告が出て、台風が過ぎてほっとして、とにかく少しでも休んでいただかなきゃいけない状況だと思っていましたので、このうちに江東5区からもしかしたらさっき本多課長もおっしゃったように、栗橋のことが、堤防決壊ということがあれば、もしかしたら何か対応が必要かもしれないと、広域避難が必要になるかもしれないということは当然あったということだと思うので、これは70万人区民の安全ということを考えたときに、そこは危機管理室という、危機管理の立場からすると、必ずしも受け身でなくてはいけないものなのかというのは考えていただきたいなというふうに思って、ちょうど江戸川区議会でも初めて災害対策本部を立ち上げましたので、議会としても今、いろいろ検証しているところですけれども、直接、危機管理室と議員がやりとりをするのではなくて、議会事務局を通して等ということで、議会事務局の方が夜になったらちょっと電話は控えてほしいというご希望があったので、やむを得ずそういったようなことをしたようなことでありますので、いろいろと私もご指導を皆さんからいただいて、この水とともに生きていく江戸川区民の一人として気候変動適応ということに向き合っていきたいです。 ◆島村和成 委員 私も地元平井というのは、急な川が氾濫したりとか、非常に水に対して敏感でひやひやしていました。  それで、いろいろ地元の事務所長とか聞いてみると、かなり区の施設、学校も何百人単位でしたということで、学校の中の受け入れ態勢が学校というのはあるというのも聞きました。学校のマニュアル、対応のマニュアルがあるらしいんだけども、実際にその学校に来るのは周辺に住んでいる区の職員が対応しているということで、いろいろその齟齬が生じたかもしれないけども、ある意味ではいい機会で、今後こういうことが頻繁に起きる可能性もあるから、今回得た教訓を大事にして、それは対応してほしいと思います。  それで私が聞きたいのは、このハザードマップで「ここにいてはダメです」って、これはショッキングなフレーズでね。私たちは、自民党はその区内の業者さんやなんか、特に不動産屋さんなんかだとこんなことやったら地価が下がっちゃうとか、人が来ないとかって、そういう話も聞くんだけども、それより何よりその250万人の人がこれ、どこに逃げるとか、どこへ行けばいいんだというのは現実問題としてはあるわけですよ。そうすると、これは5区だけの問題じゃなくて、都や国とかね、そういうのと連携して、具体的にどんどん進めていかないと、いてはだめです。じゃあ250万人どうするのということになるからね。そのこの5区、広域避難推進協議会、これの日ごろの活動をね。だから、その災害いつ来るかわからんので、頻繁にやっていて、なおかつ都とか国に対して何とかしてくれよというその活動をしないと、国だっていろいろ課題抱えているわけだから、江東5区のためにできないというのもあるだろうから、その辺の国や都との協議をしている状況とか、今後どういうふうにやっていくんだとか、その辺のその作業なんてちょっと教えてくれる。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 先ほど申し上げました、国と都と開催する検討会なんですが、二つほど今、ワーキンググループを立ち上げておりまして、一つは大規模水害における、失礼しました。首都圏における大規模水害広域避難検討会の中で、一つは避難先、公的な避難場所の検討を今、一つしているところです。また、そこに行く交通手段ですね。手段についてのワーキンググループ、二つ同時にやっているところでして、まず公的避難場所については、一応今年度に、昨年度から両方とも始めているところですが、今年度はある程度の方針を打ち立てていこうということで、まずは取り組んでおるところです。  手段についても、一緒に交通事業者も入っての中で検討をしているという状況でございまして、一定程度の成果が検討会の中でまとまれば発表していくという方向で今取り組んでおるところですので、早い段階での検討がなされるよう我々も中に入っての意見を出したりということを引き続きやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆島村和成 委員 72時間前からいろいろなことがわかってきて、どんどん対応していくという、今回も鉄道がとまっちゃったから計画運休という判断したから、この5区の帰りも移動手段がないので、ということでいろいろそういう判断もされたと思うんだけど、いずれにしてもこうやってここにいちゃダメですって投げられているんだから、どう区としては、江戸川区としてはどうするんだって区民に対して説明をしていかなきゃいけないと思うので、だから、国・都相手でスムーズにいかないところはあると思うけれども、それはこれから200年に1度の今回雨だって言うけど、これから200年に1度じゃなくて毎年来るようなかもしれないしね。そういうのは国を相手でなかなか却下されて思うようにいかないことはたくさんあると思うけれども、それは250万人の生命や財産がかかっているんだから、そういう思いで5区と連携して、国や都を動かして、あるいは地元で選出の議員とか動かしてとかで本当にやっていただかないと、もう私らなんか洗面器の底だから、引っ越そうよ引っ越そうなんていう声も一部にあるわけだから、そうなっちゃ困るから、これ、そのままこれは現実なんだから、それに対応する国や都との対応を本当に頻繁にやっていただいて、具体的にこうなってきます、少しでも進歩してこのときはこうなりますよって移動できるような、実際に移動できるような形の絵面を描いてほしいですね。よろしくお願いします。 ◆瀨端勇 委員 いろいろご説明と詳しい質問があって、概略は理解できる面があるんですけれども、特に江戸川区がこのハザードマップで発表した広域避難計画ですね。これは、いろいろと質問もありましたけども、私たちもその当時、リアルタイムでは、江東5区が共同で検討を始めたということとか、そういうことは当然知らされてない、発表していないわけだから知らされてなかった、そういうことを検討しているということも知らなかったわけですけども、後からいろいろ検証という中で、先ほど来課長もご説明があったように江東5区として共同検討を始めたと、しかし何せ相手は250万人という住民で、今回は、江戸川区の場合は新中川以西ということで43万人を対象にということでしたけども、250万人を対象とする広域避難計画ですので、共同検討を始めたということも知らせなかったということなんだけど、もともと江東5区の広域避難計画の中では共同検討を始めたという、始めるということは、知らせるという計画に入っていたという私もそこら辺の理解は余りはっきりしていなかったけど、後からいろいろ新聞の報道とかそういうことでは指摘されていますよね。だから、もともとの計画で共同検討を開始しましたというようなことを区民に知らせることになっていたんだけども、何せ相手は250万人なのでパニックを恐れてそれも知らせなかったということなんだけど、今回のこの江東5区のこのハザードマップというか、広域避難計画そのものが、もともと250万人を対象にしてパニックにさせないための計画だったわけだけども、何かちょっとそのパニックを恐れて発表しなかったということになると、その広域避難計画というのはどういうタイミングで、どの時点で、どういうふうに区民に対してそういう情報を知らせるのか。検討を開始したということすら知らせることができなかったというようなことになると、この広域避難計画ってそのものがどうなのかということがちょっと問われちゃうような状況があって、そのことはちょっとどういうふうに考えたらいいのかなって。私は江戸川区が今回ああいう時点で避難勧告を出されたことや、新中川以西という言い方についてはいろいろ疑問、混乱もあったのでちょっと問題があると思いますけども、早い時点での避難勧告とか、それから江東5区の共同検討、知らされなかったけど、したと、始めたということは非常にやっぱり評価に値すると思うんですよ。これはもう区民に早く避難してくれということでやったわけなので、江東区の人に聞いたら江戸川区が避難勧告が12日の午前8時でしたっけ。9時45分でしたっけ。江東区なんか午後2時何十分とかいうことを言っていましたので、そういうことから見ると江戸川区の避難勧告というのは早く区民に知らせて避難してもらうという点で努力は私はやっぱり認められるべきだというふうに思うんですけども、だからさっき言ったようにパニックを恐れてということになると、どういうタイミングでどういうふうに区民に知らせたらいいのか、広域避難計画そのものがやっぱりちょっとどういうふうに考えたらいいかということをちょっと検討されているのかどうなのか教えていただければ。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 パニックを恐れてというご指摘がありましたけど、まずちょっとタイムラインをつくってありますが、まず見ていただきたいのが先ほど来検討を開始したというのは、情報が11日の2時に400ミリを超えるという情報が入りました。この段階では、その荒川の例えば破堤の想定時刻を13日の朝方と設定しますと、48時間をここのタイムラインでの情報をキャッチしているということになっています。もともと検討開始というのは3日前を想定をして、その段階で皆様にお話、検討したということを発表していく、そうすることによって広域避難の準備ができるというタイムラインを考えて設定したものになります。  今回この48時間を切っている、そして鉄道がここで運休するということがわかっていまして、この段階でもう24時間切っているという状況になります。  確かに、江東5区で検討しましたけれど、まずこの最後にいきつくその広域避難勧告のところの600ミリは超えてないものですから、この段階でここまで行かないものをここで発表してしまうと、先ほど言った鉄道のこともありということで、今回その検討したこと自体は混乱を招かないように、または仮にそのことによって避難をしてしまって、避難の途中に被災をしてしまうということを考慮しての判断ということになります。ですので、その情報がもっと早い段階できて、これはたらればになりますけれども、そういった情報が早めに来て、避難の準備のタイミングで来ていれば、もちろんお知らせをしていたんだと思っております。  それから、江戸川区の対応としての避難勧告早かったというところは、やはり明るいうちに避難できるようなタイミングでの考慮をいたしまして、江戸川区としては避難勧告を発表したということでございます。 ◆瀨端勇 委員 私も何か区の対応を責めているというか、批判しているとかってそういう立場じゃなくて、今回はたまたま結果的に降雨量とか、それから台風のコースとかそういうことで荒川とか江戸川が決壊するとか、そういう一部大きな被害ありましたけども、江戸川区にとってはそういう大きな被害を招くことなく幸いにしてある意味ではちょっと変な言い方で間違っているかもしれないけど、ある意味ではこういう大きな台風がこれから頻発して起こるかもしれないというときに、練習というか、予行演習というかそういうような形で終わったというのは結果としてこれは本当に幸運だったとしか言えない状況だったと思います。たまたま情報が来たのが48時間前だったからということなんだけど、やっぱりその台風というのは江戸川区や江東5区がこの広域避難計画を立てたとおりのタイムラインで、毎回必ず、毎回というか1,000年に1度とか言っていますからそういうことではないかもしれないんだけども、そういう計画どおり、こんなきちきちっとこう、来るということはあり得ないんだと思うんだよね、その都度その都度やっぱり違うし、今回はたまたまそういう大きな被害なしに、氾濫とかそういうことなしに終わったということは非常に幸運だったと思うんですけども、だけど原則としてやっぱり私は曲げてはならないんじゃないかなと思うのは、やっぱり、知らせるって決めていたことを知らせなかったという、この問題ですよね。これはタイムラインとか時間とかパニックとかということを恐れてということなんだけど、やっぱり知らせなかったということが後でわかると、何かやっぱり隠しているんじゃないかと、隠していることがあるんじゃないかと、そうじゃなくてもやっぱり疑心暗鬼を持たれてしまうようなことになりかねないということを専門家で指摘されている方もいるんですね。だから、そういう点はやっぱりちょっとよく検証していただいて。  あと、読売新聞なんかでもやっぱり例えば計画運休が今回で3回目だったと。だんだん浸透してきていると。計画運休なんかがある中で、この江東5区の広域避難計画というのは見直さなくていいのかと、ある区の幹部はそういう広域避難計画そのものを見直しが必要だというふうに言っているというような記事もあるので、やっぱり見直さなきゃならないと思っているのか、あるいはこのままでいいのか、そういう点はどういうふうにお考えかということをちょっと。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 決して、今回その19号の事例を受けまして、それぞれの区も含めて江東5区でも検証していかなければいけないということは感じております。だから、今の段階でこれを見直すとか見直さないとかということは、まだはっきり申し上げられませんけれども、少なくともこの事例をもとに検証を進めて、その結果を反映させていくということは必要なことだというふうには思っております。 ◆瀨端勇 委員 繰り返しになりますけど、私のこの個人的な感想としては、区民を信頼してというか、隠さず情報について、必要な情報については、必要以上にはそれはないと思いますけども、やっぱり最大限必要な情報については区民に知らせていただくと、情報を公開していただくということが原則として見直していただくことは必要じゃないかなというふうに思います。  あと、避難所の問題とか防災行政無線の聞こえない問題とかいろいろこれまでも述べさせていただいてきました。防災行政無線についても戸別受信機の必要性とかそういうことも考えているわけですけれども、そういう点これからもやっぱりこういった気候変動による巨大な台風被害というのは、ずっと頻発してくる可能性があるというふうに思いますので、それらの改善点についてもぜひ検討して進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。 ○中山隆仁 委員長 ほかに。  端的にお願いいたします。 ◆伊藤ひとみ 委員 私も皆さんと同様な意見なんですけれども、その中で、広域避難のタイムラインという中で計画運休が12時にあったのでそこから逆算してというところで、計画運休ありきだったんだというところでちょっとびっくりしました。  広域避難の公表することで、混乱を招くというところでしなかったということだったんですけれども、それって混乱を招くのは当然、当たり前というかわかりきっていることだと思うんですけれども、実際、本当にしなくちゃいけない場合に混乱は起こるかと思うんですけれど、そこの対策ということについてはどのようにお考えなんですか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 当然、混乱というお話がありますけども、混乱ということだけではなくて、今回の場合はですね。そこでもし渋滞に巻き込まれたり避難の途中で被害を受けるということもありました上での判断ということでつけ加えさせていただきます。  今後、混乱という意味では、説明の中で申し上げたとおり、このハザードマップを利用して、この広域避難についてやはり区民の方々に周知をして皆さんに知っていただく。そして広域避難について考えていただく。そういうことで本当にいざとそういう場面が生じたときには、混乱を招くことなく行動に移ってほしいと思っておりますので、これからも啓発をして行動に結びつけていただくようにしていきたいと思っております。 ◆伊藤ひとみ 委員 そうですね。やはりそういった周知も必要ですし、その移動手段というところの公共交通機関や国や都というところの広域での対策というところを検討していきたいと、していっていただきたいと思いました。  それとあと、200年に1回とか1,000年に1回とかって出てきますけれども、結局それって何が基準なんですかというところがとてもいつも思っていました。それはこんなに地球温暖化が進んでいて、それこそ島村委員もおっしゃっていましたけれども、来年も起こるかもしれないって、台風がいつ来るかわからないというところで、それって基準じゃないんじゃないのって思うところなんですけれども、そういったその算定基準というところの判断のもととなるところ、それはどのようにお考えなんでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 一つは、200分の1というのは、計画規模ということでの想定をしておりますし、1,000分の1に関しては、今考え得る想定最大の洪水だとかということで想定をしている中でのハザードマップというのを作成をしておるということでございます。皆さんご心配になるように200年に1回しか来ないだとか1,000年に1回しか来ないと、そういったことではなくて、そういった確率で起こり得る規模の水害ということを考えていただいております。区民の方々にもそういうふうな形で200年に1回しか来ないわけではないですよと、先ほどお話もありましたとおり、来年も再来年もまた来るかもしれない。そういったことでのご説明、あくまでもその想定し得るということと計画する規模ということの一つの考え方でつくられたものですよということでお話をさせていただいております。  これからも、そういった形で周知をしていければと思っております。 ◆伊藤ひとみ 委員 それはそのくらいの規模のものになりますよというところでお話されているのかと思うんですけれども、もっとやはり区民、住民の私たちとしてはもっと身近に感じられる基準でお話しいただいたほうわかりやすいかなって思います。  それと、あと学校や施設、身体障害を持っている方たちとかいろいろな施設での避難の状況とかのそういった報告というのはしていただけるものなのでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 現在、避難所で従事した職員からの意見を聞いている段階でございます。それについて、ある程度検証が進みましたらまとめてお出ししたいなとは思っております。 ◆伊藤ひとみ 委員 学校についてもそういった施設についてもきちんとした検証をして、本当に今回のことを経験として次に備えになっていけばいいと思いますので、きちんとした精査をお願いいたします。 ○中山隆仁 委員長 ほかに。 ◆所隆宏 委員 すみません、いろいろお話を伺って、大分わかってきたんですけど、ちょっと1点確認なんですけど、先ほど山口室長のほうのお話の中で、今回のこの雨の想定がこの今日のいただいた資料の1、2、3何ページだこれ。200年に1度ということの雨の場合だったということで、これの場合は時間的に、時系列がどうであっても、広域避難の対象にはならない。これでも浸水するわけですよね。新中川の西側が、ということが最大の場合考えられるんですけど、でもこれのときは、時間が早くからわかっているとしても広域避難というのには値しないという考えでよろしいんですか。 ◎山口正幸 危機管理室長 先ほど私、要件に達していないというお話をさせていただいたのは、本多課長が言ったその氾濫発生からさかのぼる時間と、そのもともと発令基準が大体48時間前だと500ミリを超えるという想定の中で広域避難を呼びかけていこうというふうになっているんですね。今回情報が入ってきた、その400ミリを超えるといったときは、その48時間前ぐらいが相当される時間だったんです。なので、そういう意味では広域避難のいわゆる発令基準の要件には達していないということ、だから計画運休があるからそうなったというよりも、広域避難の要件に達していないんですよということを皆さんにご理解いただきたいということでございます。 ◆所隆宏 委員 すみません、その時点で例えば500を超えるということであれば、広域避難になっていたということになるわけでしょうか。 ◎山口正幸 危機管理室長 それも、今言った48時間前の情報だったものですから、本来私たちが描いていた72時間、3日前からその情報を出して、区民の250万人、江東5区250万人の方ですから、その方々が一斉に動いたら、これはもう大パニックになるのは見えている。なので、この広域避難をまとめるときには、3日間のそのリードタイムがないと、なかなかその大移動ということはできませんねということがあって、3日前から情報を発信する。ところが出てきたのも48時間という、その2日前というところから始まっていますので、この辺も予測の限界なのかもしれませんが、そういった時間がない中で、その大勢の人を動かすということのケースも一方ではあるということだと思っております。 ○中山隆仁 委員長 ほかにございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中山隆仁 委員長 なければ、次に土木部のダム緊急放流についての説明に関して何かございますでしょうか。 ◎田中正淳 計画調整課長 一点スライドを飛ばしてしまったので、よろしいでしょうか。今、話題になっている八ッ場ダムですね、八ッ場ダムがなかったらどうだというところなんですけども、利根川水系で2万2,000m3の雨を上流のダムで5,500m3とって、川に1万6,500m3を流すという計画で河川整備計画ができたと、この青い部分が水色の部分が1万6,500m3ですね。八ッ場ダムはそのうち2,400m3を負担することになっていますけども、もしこれが八ッ場ダムがなかったら、このオレンジの部分が、茶色の部分が河川の上に乗ってきますので、本川と江戸川の分配が大体6対4ぐらいですので、この2,400m3の4割が乗ると8,000m3近いのが江戸川のほうに流れてくるような状況になったと。ですから、八ッ場ダムの整備効果はもともとのこういうところを抜いたところで整備の効果が発揮されているということでございます。 ○中山隆仁 委員長 ダムの放流については、ほかにないようでございますので、よろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中山隆仁 委員長 それでは、以上で本日の案件を終了いたします。  それでは、正副委員長の席を元に戻します。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、都市開発部、お願いいたします。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 まちづくり調整課より1点、西小松川町、東小松川一・二丁目地区まちづくりについてということで、配付資料をごらんいただければと思います。  こちら今、地区計画ということで、上一色、本一色、興宮ですとか東葛西八丁目で街づくりを進めているところでございますけれども、次の街づくり箇所ということで進めていきたいと思っているところでございます。  案内図については、下の右下の図面をごらんいただければと思います。  こちらの地区、狭隘道路が多いということで、火災や地震に対する地域危険度が高いということですとか、消防活動困難区域と言われる一部緊急車両の入りにくい地区があるというようなことで、街づくりについて地域の方々と考えていきたいというものでございます。  本地区について、現状の想定では上一色、本一色、興宮のような密集事業で道路拡幅等をしていくというような想定をしているところでございます。  資料位置、面積、地区の現況については記載のとおりでございます。  経過につきましては、今年の9月から10月にかけて地元町会に説明ということで、主に町会長の皆様と意見交換をさせていただきまして、街づくりを一緒に考えていきましょうという方向性で了解をいただいたところでございます。  今後の予定ということで、来週の21日、23日、2日間にわたって地区にお住まいの方ですとか、権利をお持ちの方との意見交換会を2日間にわたって開催をしまして、その後、協議会の会員を公募をさせていただいて、来年度まちづくり協議会の設置を目指しているところでございます。協議会が設置されれば、大体令和の2年から3年度にかけて、2年間ぐらいかけて活動をいたしまして、令和の4年度には地区計画と呼ばれる、これは主に建て替えのときのルールでございますけれども、そちらの決定、また、密集事業の導入を予定しているところでございます。 ○中山隆仁 委員長 次に、土木部、お願いいたします。 ◎田中正淳 計画調整課長 私のほうからは、首都高速道路小松川ジャンクションの開通についてのお知らせでございます。  既に、災害対策街づくり推進特別委員会の委員の皆様には、首都高速道路から小松川ジャンクション開通式のご案内が届いているかと思いますが、12月1日(日)に開通の式典がございます。本線の開通は12月1日の午後5時になっております。  この小松川ジャンクションの経緯でございますが、7号線の小松川線は、昭和46年に開通しておりまして、土手のところの中央環状線ですね、これは昭和62年、それで平成22年にこのジャンクションをつくるこの都市計画の変更があって、23年に事業認可、そこから用地買収等を始めまして、工事着手は平成25年から。今回、完成をした次第でございます。  裏面をごらんください。これに伴いまして、地元の町会を対象に、小松川ジャンクションの開通直前現場案内ということで、インターの入り口から坂道を上がってもらって、橋の、橋梁の上をジャンクションの上を歩けると、これが日曜日に行われます。地元の町会以外の方も来ていただいた方は自由に入れるということでございます。  なお、小松川ジャンクション開通に関しましては、お手元にパンフレットをご用意しておりますので、詳細はこちらでごらんください。 ○中山隆仁 委員長 続きまして、コミュニティサイクル事業の活用についてご説明お願いいたします。 ◎大竹則之 施設管理課長 コミュニティサイクル事業の活用ということでございまして、既に江戸川区が事業主体となってですけど、平成25年から区内11ですけれど、当日利用、また定期利用をあわせて1、250台のレンタサイクルと称しまして運用をさせていただいているところでございます。  一方、今回のコミュニティサイクルにつきましては、広域的な連携システムとしまして、区の内外で貸し出し、返却できるものでございます。既に江戸川区内には、民間が事業主体となって、セブンイレブンなどで42カ所、もう既に自転車貸し出しや返却できるポートというものが設置されて運営されているような状況でございます。区としましても、公共施設においてもポートを設置しまして、区民の方がより利便性を図る目的として、民間が主体となるコミュニティ事業者の公募を行うものでございます。  3番でございますけど、既に今週の11日(月)から区ホームページで募集させていただいております。また、この役割分担でございますけど、6番のほうでございますけれど、自転車の貸し出し、返却のできるポートの設置並びに自転車の準備については、全て民間のほうが用意するということと、また歳入でございますけれど、公共施設での使用面積に応じて、行政財産の使用料の支出を条件とした公募状況というふうな形になってございます。つきましては、区の歳出ということはないような中で、このような広域的に連携できるコミュニティ事業の導入を図る公募をさせていただきたく、また、来年の4月1日から運営できるように進めさせていただいているものでございます。 ○中山隆仁 委員長 ただいまの報告について、何かご質問ございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中山隆仁 委員長 ないようでございますので、以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆滝沢泰子 委員 いろいろ大規模水害対策について議論があったところですが、この特別委員会でも過去に災害対策ではなくて、交通のことだったかと思いますが、国や都に要望活動を特別委員会としてしたということがあったと思いますので、区民の皆さんの関心も大変強いところから、特別委員会として何かそういった国や都にアクションを起こすということも正副委員長中心にご検討いただけたらと思います。  それから、すみません、一言だけ。台風19号のことでもいろいろ申し上げさせていただいて、肝心な自分の意見は言えなかったんですが、私は江戸川区は避難勧告ではなくて、避難準備高齢者等避難開始を発令するのがよかったという考えです。 ○中山隆仁 委員長 ほかには。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中山隆仁 委員長 それでは、今後の委員会ですが、12月13日(金)、午後1時30分、来年1月は14日(火)、午後1時をそれぞれ予定しております。  以上で、災害対策街づくり推進特別委員会を閉会いたします。                      (午後 3時27分 閉会)...