◆横田ゆう 委員 是非、そういったことを今後もきちんと調査していただきたいなというふうに思います。被害者が各地で、足立区でもこういうふうに出ているということでは、
消費者相談の対応の強化というものが求められてきますし、相談員の方の研修なども積極的に上げてやっていただきたいというふうに思います。
旧統一教会と名のらないまでも、
ダミー会社だとか様々な手法が出てきていますので、そういったことも学んでいけるような体制にしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
産業政策課長 旧統一教会に関しまして、または類似するそういったことに関しては、現在、
消費者庁が整理しているところでございます。
消費者センターにつきましては、
消費者庁のそれに従って研修などを受けていくという流れになってございますので、そこにつきまして、その流れがありましたら、しっかりと研修などを受けて対応してまいりたいと考えてございます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派からの意見を求めます。
◆
くじらい実 委員 継続でお願いします。
◆
小泉ひろし 委員 継続でお願いします。
◆横田ゆう 委員 やはり
地方消費者行政の拡充のための国からの予算強化というのは極めて重要だと思いますので、採択を求めます。
◆
中島こういちろう 委員 継続でお願いします。
○さの智恵子 委員長 これより採決をいたします。
本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
○さの智恵子 委員長 挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。
○さの智恵子 委員長 次に、所管事務の調査を議題といたします。
雇用関係(シニア・外国人)に関する調査についてを単独議題といたします。
何か質疑はありますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認めます。
○さの智恵子 委員長 次に、
報告事項を議題といたします。
報告事項1から5、以上5件を
産業経済部長から、
報告事項6から11、以上6件を
環境部長から報告願います。
◎
産業経済部長 それでは、
産業環境委員会報告資料、
産業経済部の2ページをお開きください。
令和4年度
産業経済部主要施策の進捗状況についてでございます。
まず初めに、1番、「突き抜け」事業でございますが、
足立ブランド認定推進事業につきまして、PRに係る
運営業務委託、こちらをプロポーザルを実施いたします。内容、それから上限金額、今後の
スケジュールにつきましては2ページ下段の方に記載のとおりでございます。
続きまして、3ページ、2番、「底上げ」事業の関係でございます。
事業者なんでも相談員につきまして、10月の相談件数でございますが、訪問5件、電話5件、窓口2件、合計12件というふうな形になっています。
主な相談内容でございますが、事業承継の関係ですとか、集客等に関するお悩み事、そういったものについて相談を受けて対応してございます。
続きまして4ページに移ります。
ウェブ活用アドバイザーでございますが、こちらの方につきましては、10月の訪問件数は10件、電話5件、窓口が4件ということで合計19件でございます。
相談内容につきましては、イに記載のとおり、SNSに関する
アドバイスですとか、
ネットショップに関する
アドバイスというふうな内容になってございます。
続きまして、4ページ下段の3番、「消費喚起」策でございます。
まず初めに、(1)番「
マル祝キャッシュレス還元祭de90周年事業」、こちらにつきましては、11月14日から開始ということで、本日から、5ページの上段に記載のとおり、
常設サポート窓口の方を開設して、スマホの操作、決済、そういったものに不慣れな方で、実際にどのように操作するのか、それからインストールの方法、そういったものを丁寧に相談に乗りながら教えるような形で進めております。
こちらの
常設サポート窓口ですが、12月9日まで、
地域学習センター等で開設、それから区役所のアトリウムにつきましては12月28日までというふうな形になっております。
続きまして、(2)「第2回
マル祝レシートde90周年事業」こちらにつきましては3月22日から開始ということでございますけれども「トキメキ」の12月号に掲載して、周知等を図ってまいります。
今後の方針でございますけれども、事業者なんでも相談員と
ウェブ活用アドバイザーにつきましては、利用者の方々に対しまして、
満足度調査、こういったものを実施をいたしまして、今後の事業展開につなげていこうと考えてございます。
続きまして、6ページ、
地域経済活性化基本計画中間見直し案に関する
パブリックコメントの
受付状況でございます。
2番、意見の
受付状況についてでございますけれども、意見を出したという方の人数ですが2名、それから、件数でございますが3件ということでございます。
寄せられた意見でございますが、
燃料価格高騰に関しての支援、それから
観光イベントに関する意見、それから海外販路の支援でどのようなサポートをしていくかという御意見がございました。
7ページの方に今後の予定が記載されておりますが、12月の
産業環境委員会で書き込みに関する区の考え方、そういったものを報告し、1月、計画の完成について報告してまいります。
続きまして、8ページをお開きください。
緊急経営資金(
新型コロナウイルス対策資金)の
受付状況についてでございます。
10月につきましては292件ということで、8月、9月に比べて大分落ち着いてきた状況でございます。
続きまして、11ページをお開きください。
エネルギー価格高騰に伴う支援金の創設についてでございます。
こちらにつきましては、さきの第3回定例会で、第6号補正の方をお認めいただきましてありがとうございます。実際に支援をいたします業種ですとか、
交付対象者につきましては、2番、3番に記載のとおりでございます。
交付額につきましては、4番に記載しているとおりですが、一般的なトラックにつきましては、1台当たり2万3,000円、軽のトラック、乗用車は8,000円、バスは3万5,000円というふうな形で設定をしてございます。
12ページの方に、
補正予算額と
スケジュール(案)の方が記載してございます。6番の
スケジュール(案)で、現在、各
運輸業団体の方に実際に出向きまして、このような制度ができます、それから会員の方々に隅々まで周知するために、いろいろと御相談をさせていただいているところで、12月1日からの事業実施になります。
続きまして、13ページ、「光の祭典2022」の実施内容についてでございます。既に実施場所ですとか期間につきましては報告しております。
内容でございますけれども、15ページの方に写真が掲載してございます。竹ノ塚駅の東口の方にはスノーフォールトンネル、また、
元渕江公園の会場の方には
バルーンLED、また、キラキラトレイン、こういったものを、動きのあるものを掲げまして、来場された方々に楽しんでいただきたい、そのようなことで今準備を進めているところです。
◎
環境部長 それでは、環境部の報告資料をお開きください。
2ページになります。
省エネルギー機器等購入費補助金の
受付状況についてでございます。
2ページが、直近の10月31日現在の申請件数を示してございます。特徴的なところは、
省エネリフォームについては既に御案内しておりますけれども、受付の方は終了させていただいております。また、中段にございます
電気自動車等購入費についても、前年度に比べますとかなり多くなっていて、日産の軽自動車、軽EVが出た影響がこの申請の件数の増にかなり寄与しているということでございます。
3ページ以降は、上半期の
受付状況並びに補助制度の概要等が7ページまで記載されておりますので御覧いただきたいと思います。
続きまして、8ページ、
特定外来生物「
ナガエツルノゲイトウ」の区内初確認についてでございます。
1番、
ナガエツルノゲイトウの詳細につきましては、8ページ、9ページの方にも記載されておりますけれども、平成17年に
特定外来生物に指定されてございます。区内では、今年の9月に、
荒川千住新橋緑地のわんど広場で委託業者の方で発見されまして、10月に、
駆除マニュアルに従って造園業者により適正に駆除はされました。今後は、東京都等ともしっかりと情報共有しながら、対象種の早期発見と駆除に努めて拡散防止に努めてまいります。
続きまして、10ページをお開きください、
リサイクル見える化事業の実施についてでございます。
これは古紙の再資源化を通して、
子どもたちが
リサイクルの流れを体感すると、そういった事業をモデル的に実施するものでございます。
事業期間は記載のとおりでございまして、
弥生小学校の方で実施をさせていただきたいと思います。流れは、ここに書いてあるとおりでございますが、小学校の方で発生したプリントを
委託事業者で回収して最終的にはノートとして
子どもたちに還元していくということでございます。今年度末までの事業としてモデルとして実施いたします。
あわせて、古紙の
リサイクル体験ということで、
手すきはがきを作る事業をあだち再生館の方で、令和5年2月に実施する予定で今準備を進めているところでございます。来年度以降も、
モデル事業として実施していきたいというふうに考えてございます。
続きまして、11ページ、民間主体で行われる
フードドライブ(未利用食品の回収)の取組についてでございます。
現在、民間主体で、もう既に
フードドライブ窓口が区内に36店舗、36か所ほどございますので、これをしっかり区民の方に周知を行っていこうということでございます。
子ども食堂などを運営するNPOが、ファミリーマートと民間の店舗と直接、協定を結んで
フードドライブを行うということで、我々が区の直営で行うよりも
タイムロスが少なくてすぐに届けられるとか、窓口が増えることによって、いろいろな人が、多くの人が持込みができると、利便性も向上されるものと考えてございます。
上のスキームについては、民間主体のスキームと、区直営のスキーム、ここに書かれている
比較どおりでございます。現在実施している、区の方で把握しているものですけれども、36店舗ございまして、地図が12ページの方に記載されておりますので御確認いただければと思います。
次に、13ページ、
プラスチックごみの分別に関する
区民アンケートの結果についてでございます。
プラスチックごみの
分別収集実施に向けた
区民アンケートを実施しましたので報告するものでございます。調査期間は9月大体1か月、それと回答数は1,967件でございました。
主な調査結果概要ですけれども、13ページの下の方ですが、ごみの量ですね、「燃やすごみのうち、
プラスチックごみの割合(重さではなく容量で)はどのくらいあると思いますか」と聞いたのですけれども、約1割から3割、4割から6割のところが、43%程度で同じぐらいということで、かなりの量の
プラスチックが混入されているというのは皆さんが認識しているところだというふうに分かっております。
続きまして、14ページ(2)です。「
プラスチックごみを資源として分別収集することについて、どうお考えですか」ということを聞きましたところ、「実施すべき」「どちらかと言えば実施すべき」という答えが68.4%ということで、分別収集についてはある程度の理解を得ているのかなというふうにここから見て取れます。
次、14ページの下でございますけれども「実施すべき」の方向で回答された方のうちその理由ということですけれども、一番多いのが「資源の有効活用となる」。15ページに移りまして「実施すべきでない」というような方向で回答された方のうち、その理由については、やはり「分けたり洗ったり分別に手間がかかる」というのが一番多かったということでございます。
次に、(3)燃やすごみの収集回数についてですけれども、これにつきましては、「現在と同じ週3回」が53%、「週2回」については43%ということで、割と拮抗していたのかなというのが素直な感想でございました。
16ページに移りまして、イ、ウについては、主な理由、自由記載がございます。ここに書いてあるとおり、週3回にしたときには、生ごみの臭いや衛生面、週2回にした理由としては、回数を減らしても大丈夫というようなことが言われています。これについては、別添で全部の回答をお示ししていますので、後で御覧いただければと思います。
この集計結果を基に、分別収集について、今後の事業展開をどうするかということを検討してまいりたいと思っております。
最後に17ページ、年末の
不法投棄・
落書き防止の取組についてでございます。
毎年年末に
不法投棄が多くなりますので、12月に「
不法投棄防止キャンペーン」と、「
不法投棄・
落書き重点点検」こういったものを実施するものでございます。
まず、
不法投棄防止キャンペーンにつきましては、12月に記載のとおりで実施いたしますが、新しい取組としては、
子育てサロンなどで利用者に
通報協力員の依頼などを行ってまいります。
また、企業連携ということで、18ページの方に記載の足立読売とか商業施設をはじめとしたところに啓発用のポスターを掲示してもらうような形で今進めてございます。
2番目の
不法投棄・落書きの重点点検は、既に9月、10月で点検の方は実施をしまして、19ページに記載の4か所を重点的に点検いたしました。これについては、年内中に撤去並びに消去の方をして、きれいなまちを実現していきたいというふうに考えてございます。
○さの智恵子 委員長 何か質疑はございますか。
◆
小泉ひろし 委員 まず、
産業経済部の報告の方から伺っていきます。
ものづくりウイークが現在開催されていて、下で、昨日から11日金曜日、明日まで、
足立ブランド、
認定ブランドのパネル展が開かれていると思います。これに関連してなのですけれども、今現在65社が認定されていて、近々新たなところがそこに加わるかどうかというところだと思うのですが、本日の報告を見ると、突出した「突き抜け」という言葉を使って支援体制を強化するというお考えだと思うのですけれども、これまでかなり
足立認定ブランド、年数を重ねてきて、認定企業増えてきたのですけれども、予算面ですね、これまでのPRの仕方と、今後、これを運営業務を委託するということの予算面での違いは何なんでしょうか。当初は、スタートした当時は、それこそ
トップセールスで、全国にこれをPRしていくんだという意気込みでスタートしたかと思うのですが、その辺、本当に突き抜けてほしいのだけれども、その辺ちょっと伺いたいと思います。
◎
産業政策課長 小泉委員御指摘のように、
足立ブランドは、卓越した技術の企業を区が認定をして、それを区内外にPRしていくというようなところの事業でございます。
今までと今後の違いはという御質問でございますが、今まで、ちょうどコロナで、展示会に出てもなかなか集客が出なかったというところがございます。今後そういった、大体コロナが戻りつつあるところで、大型の展示会に、いかに区外の方に刺さるようなPRをしていくのかというところが、今後、新たな
ウィズコロナの時代で、違いとして進めていかないといけないというふうに考えてございます。
あとは、課題といたしまして、区内の、区民に対する認知度がなかなか低いというところがあると思います。これにつきましては、今回初めて
ものづくりウイークという形で開催しておりますので、区内外そういった新たな試みを通じて展開してまいりたいと考えてございます。
◆
小泉ひろし 委員 企業というのもいろいろあるのですけれども、足立区は
上場企業等少ないかもしれませんが、そういうクラスは別にしても、
中小事業者でもすばらしい技術だとか製品ありますし、
足立認定ブランドに認定されたからってメリットないよと思われないように、やはり
認定ブランドはお墨つきいただいているんだと感じている企業もありますし、しっかりとその辺は内外に、当初の考えというか
方針どおり、全国に発信できるぐらいの取組を委託するのであればお願いしたいなというふうに思います。
それと、次に、光の祭典のことの報告ございましたけれども、今までとは、コロナ禍でもあるし、どういう開催ができるかという検討した結果だと思うのですが、今までと趣向も違ったような、新しいオブジェだとかそういうものを用いて、ポスターもできたばかりだと思うのですが、この辺の来庁者というか、コロナ禍で今現在あるのですけれども、どうせやるんだったら区内だけにとどまらず本当に多くの人に見てほしいなという、せっかく予算を付けてやるのですけれども、その辺はどうなのでしょう、やるぞということぐらいは、周辺も含めて何か発信とかしているんでしょうか。
◎観光交流協会事務局長
小泉委員おっしゃるとおり、3年ぶりということがあって、私たちも、今こちらの方のPRにも全力で傾けているところです。多くのマスコミの
メディア等にもこちらから情報発信しまして、
観光イベントであるとか、
クリスマスシーズンのイルミネーションのいろいろな
情報提携誌とかもありますので、紙の媒体であるとかウェブであるとか、そういったものについては今積極的に情報発信をしています。
また、本日、
竹の塚地区で町会・
自治会連合会の会議もございますので、まず、地域の人に歓迎されるということも第一ですので、地元の周知も図りまして、家族連れであるとか、若いカップルであるとか、また、大学もできたこともありますし、若い方たちにも是非来てほしいなということで、多面的に情報を広げるような戦略を練っていますので、
是非マスコミも取り上げてもらえるように、積極果敢に攻めていきたいと考えてございます。
◆
小泉ひろし 委員 3年ぶりで、今までは本当に思ったようなイベントができなかったわけですけれども、今言ったように地元の活性化、経済の活性化にも寄与するし、たまたまポスターできたこともあって、私は足立区外の方とお会いしたときに、足立区は久々にこういうイベントをやって、今までと違った趣向も加えてやるのですよと言ったら、是非とも見に行きたいと、やはり知っていると、関心を持って足を運んでくれる可能性があるんだなということを感じたので、どんどんこれからも発信していきたいなというふうに思っております。
次に、環境部の報告の中から、先日も
常任委員会、
産業環境委員会で行政視察をさせていただいて、足立区と全く同じことができるかどうか分からないけれども、志布志市の取組、27の分別をやっているとか、焼却施設がないので、ごみを出さないような政策をずっとやっている。また、紙おむつに至っては、
リサイクルして
再生紙おむつを企業と連携してやるだとか、そういう取組を視察させていただきましたけれども、今回の
アンケートにいろいろ出ておりますけれども、それは、例えばごみの回収では多い方がいいに決まっているわけですけれども、足立区においては焼却施設もあるし、まだないところよりは非常に有利なのですけれども、こういう
アンケートだとか重ねて御理解をいただくという観点も必要かなと、意見を聞くというのも大事ですけれども、本当に区民の御理解を、
プラスチックごみ分別も含めて、そういう認識をこちらの方から知っていただくというような取組も必要だと思うのですが、その辺いかがでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 アンケートの結果をただ取るだけではなくて、いろいろ説明をしていくというところはそのとおりだと思いますが、
アンケートをやったことで、どの点、不安に思っているとか、疑問があるとか、そういったことを多数知ることもできましたので、紙おむつなども含めて、今後、周知、説明していくことは、やった上で協力を求めていきたいと考えています。
◆
小泉ひろし 委員 あと、足立区の場合は、
木造密集住宅地域とか非常に多くて、
今木密対策で
都市計画道路だとかやっておりますけれども、いわゆるまち場だと特に木密地域においては、ごみの集積場所のトラブルがすごく多くて、清掃工場でもいろいろ対応を迫られていると思うのです。どこにごみの集積所を持っていくかという部分で密集地域が本当に悩ましくて、地方とはその辺が違うのかなと思うのです。27品目に分けている、ああいう志布志市なんかを見ると、コンテナを置いても、そんなに通行の邪魔にならないようなそういう道路事情もあるのかななんて思いましたけれども、やはり足立区においてもそういう密集地域の解消に向けて
まちづくりもやっているし、そういうトラブルも減らしていく必要があると思うのですが、その辺については、徐々にですけれども、どうですかね、木密解消のためにいろいろな解体助成だとか道路整備したりしているのですけれども、方向性としては、そういうトラブルが減るという方向であるのかどうか、いかがでしょう。
◎
足立清掃事務所長 道路とか
まちづくり関連の物理的なところでのトラブルというのは、いろいろ
まちづくりが進むにつれて減少していると思いますが、どちらかといいますと、
人間関係等でのトラブルというのが最近目立ってきている、
近所付き合いのようなところが増えてきているのかなという印象はございます。
◆
小泉ひろし 委員 最後にしますけれども、ごみのトラブル、この1年間だけで、私2件ぐらい相談受けましたので、ごみの収集においてトラブルがないようなふうにしたいなと思います。
最後に質問するのは、
フードドライブの御報告ありましたけれども、
子ども食堂もそうなのですけれども、ドライブの
窓口マップ、これは区直接じゃなくて民間主導で行われているということなのですけれども、
子ども食堂の実施状況なんかを見てもそうなのですけれども、地域偏在というか、これは悪いわけじゃないのですけれども、図面見ていただくと分かるんだけれども、どちらかというと国道4号線から東側の方が多いかなと、担当課長なんかも以前言っていましたけれども、なかなか西側地域でやはり空白地域があるという、そういう課題で、これは区が直接やるわけじゃなくて民間主導なのですけれども、この辺のことは、誘導できるかどうか分からないのだけれども、適正配置的なこういうふうになればいいのかなと思うのですけれども、その辺いかがでしょう。
◎環境政策課長
小泉委員御発言のとおり、西側、少し薄いところがあるかなというふうに感じております。そのような中で、ほかのコンビニチェーンやスーパーなどに働きかけを行って、空白地域をなくせるように取り組んでいきたいというふうに考えております。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ございますか。
◆
くじらい実 委員 私の方から1点だけ端的にお伺いしたいと思います。
先ほど
小泉委員からもお話がありましたけれども、環境部の方で、
プラスチックごみの分別に関する
区民アンケートの結果ということでお話があったとおり、
産業環境委員会の行政視察で、鹿児島県の志布志市行ってまいりまして、本当に、
小泉委員がおっしゃったとおり、環境の違いもあるのですけれども、ごみの問題というのは地域住民の方が理解いただかなきゃいけないんだろうなと思っておるところでございますが、まず、この
アンケートについてなのですけれども、回答数1,967件とあるのですが、内訳として郵送は1,516件、インターネット451件とあるのですけれども、インターネットの回答とかというのは、全員が区民の方からの回答だったのか、インターネットというのはもしかして区外の方とかもいらっしゃるのかどうか、まず確認させてください。
◎
足立清掃事務所長 アンケートする際は、区民の方へというアナウンスをした上で実施しておりまして、また、これは抽せんで商品券が当たる、そのためには住所、氏名、記入してくださいというところで、任意とはしつつも結果9割ぐらいの方が足立区内の住所を書いていただきましたので、くじらい委員御指摘のとおり、区外の方がという可能性は否定できませんけれども、9割以上の方は区民から得られたと考えています。
◆
くじらい実 委員 実際、
アンケートの自由記載とかを見させてもらい、83ページに及んで、本当に相当の数、検討いただいたなと思います。当然重複する部分もあるとは思うのですけれども、基本的に9割方の区内の方の意見だということで捉えさせていただきたいなと思います。
こちらの
アンケートなのですけれども、自由記載意見というのが、これだけいただいておりまして、すごく貴重な意見だとは思うのですけれども、今後の問題点、今後の方針で、今後の事業展開にこの
アンケート結果を生かしていくということで書いてあるのですけれども、この自由意見というのは、実際具体的にはどのように生かしていく予定なんでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 例えば、
プラスチック分別を実施する賛成もしくは反対とか、可燃ごみの収集回数を週3回のままもしくは週2回にするという相反するものがありますので、一方の実施方法を取る場合は大いに参考しにしますし、また、そうならなかった方への意見への配慮というか対策も取るということで、十分生かしていきたいと考えております。
◆
くじらい実 委員 先ほど、
足立清掃事務所長が、多数の意見があって、いろいろな御意見を知ることができたという答弁もされておりましたけれども、
アンケート結果を見ると
プラスチックの分別「やった方がいい」「実施すべきである」「どちらかといえば実施すべきである」が68.4%、こちらは多くていいかなと思うのですけれども、燃やすごみの収集回数について、現在、週3回が53.2%で、週2回が43.3%で、いろいろこの自由記載を見ていますと、週3回の方、本当に家庭によってごみの量違うと思うのです。週2回でもいいという方は、もしかしたら家族構成も少なくて、週3回がいいという方は、例えばお子さんが多いとか、これは本当にそれぞれ家庭によって違うと思うのですけれども、実際のところ、例えば、夏場だと、燃やすごみは週3回の方がいいとか、臭いが出てくるから週3回にしてくれとかという御意見もあったと思います。せっかく
アンケートを取って、区の方針としては燃やすごみは週2回ですよというのも、今、進んでいるのかもしれないのですけれども、これってせっかく
アンケートを取ったのであれば、
アンケートを生かすことも考えなきゃいけないのかなと思うのですが、そちらについてはいかがでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 確かにごみの臭いとか、例えば生ごみの水切りをお願いしますとか、袋のくるみ方とかいろいろな
アドバイスを説明しましたり、また、他の21区では週2回でずっとやってきておりますので、どのような区民の方への応対等されているか確認しながら、参考にしながら、もしも週2回とする場合は生かしていきたいと考えてございます。
◆
くじらい実 委員 先日6月29日の
産業環境委員会では、週3回と週2回でメリット、デメリットでそれぞれ示していただいたと思うのですけれども、
アンケートを取る際にはそういう部分というのは、この
アンケートの中で、例えば週3回だとこういうメリットあります、週に2回だとこういうメリット、デメリットあります、そういう記載というのはあったのですか。
◎
足立清掃事務所長 設問において「足立区では週2回とすることを検討していますが」というところで、理由として、経費のこととかCO2削減のこと、また、より
プラスチックを分別してもらうためには、燃やすごみの回数を減らしたいですという、そういう説明を加えながら
アンケートを実施させていただきました。
◆
くじらい実 委員 方針としては、多数のいろいろな意見を聞けたということでこの
アンケートを活用していくということですので、先ほど話していたとおり、やはり区民の皆様方の理解をまずいただかなきゃいけないなと思いまして、
アンケートの中で一つお聞きしたいのですけれども、分別回収すると焼却炉が長もちするという御意見もあったのですけれども、これは実際のところどうなんでしょうか。
◎足立清掃工場長 今の御質問ですけれども、正直いいまして、
プラスチックごみをこれだけ減らしたらこれだけ短縮でき、長くなるというのは、ちょっと分からないというのは正直な話です。
足立清掃工場におきましては、機器の更新をしまして既に18年目を迎えております。私ども東京二十三区清掃一部事務組合では、一般廃棄物処理基本計画で整備計画をお示ししておりますけれども、その中で足立清掃工場におきましては、要するに、令和17年から先の計画になっております。ということでいきますと、機器の更新をしてから30年以上もたせなくちゃいけないというのは出てきます。こちらにつきましては、私どもの方でも、しっかりと整備等しまして、安定操業に努めてまいりたいと思っております。
◆
くじらい実 委員 今日、今回、特別区の勉強会の方も出させていただきまして、さの委員長とか横田委員も多分聞いていると思うのですけれども、先ほど18年目というのは多分平成17年に、多分サーマル
リサイクルの切替えをしたのが平成17年という認識でよろしいのですかね。
◎
足立清掃事務所長 足立工場につきましては、平成17年の3月まで、機器の更新、要するに入替えをしております。ですので、それから新しい機器になってから18年たっていますよということでございます。
◆
くじらい実 委員 確かに、私も、小学校のときに工場見学とか行った覚えがあるので、もっと前から多分あったという認識であるのですけれども、そうすると、私も地域的には近いものですから、地域の方も、工場、これからどうなるのという話も実はいただくものですから、先ほどの分別回収して焼却炉が長もちするという部分に関しては、ちゃんとこれも返答していただきたいなと思っているところなのです。
アンケートについてはそうやってちゃんと答えてもらいたいと思っているところなのですけれども、そうすると、前回特別区の勉強会の方では、延命化実施というのが40年ぐらいで、本来ですと25年から30年の耐用年数のところを、延命化によって足立の清掃工場は、令和17年以降の計画になるということでよろしいですか。
◎
足立清掃事務所長 私ども一般廃棄物処理基本計画でいきますと、今のところ令和16年はちょっとお示しをしております。そこのところには足立工場の延命化の工期というのは入っておりません。要するに、令和17年、近いうちは令和17年以降に計画ということになります。
今、くじらい委員からもお話がありましたけれども、通常ですと建替え、新築ですと25年から30年寿命ということで、延命化をして40年までもたせますよという計画で今進めております。
そういう意味では、毎年毎年、工場の方でも、定期点検等行っております。その中で、どのくらいの損耗があるのかというのも調査しております。ですから、そういうのを基にしまして、今後の整備計画等についても進めていきたいと思っております。
◆
くじらい実 委員 ありがとうございました。
先ほど視察の話も出まして、この
アンケート、自由意見の中でも、鹿児島県大崎町の方が御意見をいただいていたり、そこの町民の方の苦労とかというのも書いてありましたし、やはりごみ清掃事業というのが本当に我々の生活とは切っても切り離せないことですし、行政が行う区民サービスの一番、本当の根幹の部分だと思いますので、これは区民の皆様がこれから
プラスチックの分別に移っていく中で、しっかりと納得をしていただきながら、令和6年度から取り組む形になると思いますけれども、そこは皆さんの理解をしっかりといただけるように、今後とも丁寧に進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ございますか。
◆横田ゆう 委員 まず、
産業経済部の方からですけれども、
パブリックコメントに寄せられた意見の中で、燃料高騰のことで支援が今回実現したということで、大変よかったとは思っているのですが、この
パブリックコメントの意見をよく読むと、運送業というふうな感じではなく、毎日車を使っている仕事ではあるけれども、ほかにも様々な仕事等があるわけです。例えば、地場産業の方でも車を使っている方もいらっしゃいますし、建築業の方も車で出勤しなければいけないというような人がたくさんいらっしゃって、そういうことも含めたものなのかなと、その辺はあまり聞き取りはできませんけれども、そういったものも含まれているのかなというふうには思います。
今回、燃料費の補助という支援は実現しましたけれども、ほかの職業でも原材料の高騰ですとか、あと様々なものが高騰している中で、やはり利益率が減っているというのが実態なんだと思うのです。実際、先の見通しが持てないというような方、声もたくさん聞かれていますので、是非、運送業だけではないほかの業種にも支援が届くようなものを実施していただきたいなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長 燃料費以外も含めた物価の高騰の企業の支援というところの御質問でございます。まずは6月補正にて、8月からの融資の増額、そして11月からキャッシュレスの増、こちらも幅広い業種、同等の支援というところで
産業経済部としては支援をさせていただいているところでございます。
今回、特に、エネルギー高騰を直撃する、そして価格転嫁が困難ということで、ヒアリングをしてこの運輸業という形で支援を開始させていただくところでございます。そのほかの業種につきましては、ヒアリングしながら状況を注視して、今後も検討してまいりたいと考えてございます。
◆横田ゆう 委員 よろしくお願いいたします。
それから、区内の事業者の方のところを回ると、本当にインボイスのことについての不安の声がよく聞かれます。
全国的にいうと、JRの広島駅の構内でインボイスが発行できない免税事業者の個人タクシーを排除しようとする動きが出て、国土交通省がインボイス非対応の業者を排除することは独占禁止法に抵触するおそれがあり、排除しないように通達を出しています。また、福島県では、水道工事に関わる件で、インボイス制度に登録していないことを理由に入札させないような動きが出ていて、これについては、総務省は、インボイス発行事業者でない者を競争入札に参加させないような資格を定めることは適切ではないという考えを通知しています。このような情報は、適時、足立区にも入っているのでしょうか。
◎企業経営支援課長 今、横田委員おっしゃられたような情報というのは直接こちらには入ってきていない状況でございます。
◆横田ゆう 委員 いろいろ、インボイスをめぐって、大変……。
○さの智恵子 委員長 すみません、横田委員、今回、インボイスは
報告事項に入っていませんので。
◆横田ゆう 委員 その他でやります。
○さの智恵子 委員長 そうですね。
◆横田ゆう 委員 すみません。では次に、
プラスチックごみの分別に関する
区民アンケートの結果についてお伺いします。
プラスチック分別収集について「実施するべき」「どちらかといえば実施すべき」が7割近くにもなって「実施するべき」の理由が資源の有効利用ですとかCO2削減になるということで、環境問題への意識の高さが分かる結果になったと思います。
私自身が生活をしていて感じることは、
プラスチックごみが本当に多過ぎるということです。
アンケートでも、ごみの半分近くは
プラスチックで占められているということが出ておりますけれども、これを除いた生ごみは本当に少なくなってくるんじゃないかなというふうに思っています。
こういう中で、燃やすごみの収集回収については、結果としては、3回が2回を上回っているという結果になりましたけれども、例えば、生ごみはきちんと水分を絞って、そういった容器もありますし、絞って出すなど徹底すれば2回で十分ではないかなと私自身は思っているところなのですけれども、環境問題とか、それから温暖化を防ぐためのごみの対策であるということを、やはり啓発を進めながら理解が得られるように周知をしていただきたいなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 週2回とする場合は生活の変化を与えてしまいますので、十分、環境問題とか経費の問題とか様々なメリットを説明して、御理解、御協力を求めていきたいと考えてございます。
◆横田ゆう 委員 それから、もし、現在の可燃ごみ3回を維持しながら、そのほかに
プラスチックごみを週1回、回収することになると、毎日のように、ごみ収集車が出動しなければいけなくなるというふうに思いますが、そうなると、今の収集車の台数ではもちろん足りなくなりますし、職員も足りなくなって、車の購入が必要になったり、職員の採用が必要になってくるという認識でよろしいのでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 そのように想定してございます。
◆横田ゆう 委員
アンケートにもあったそうですが、先ほど報告を聞きましたが、それによって車は回数が多く出動することになってCO2の排出量も多くなってしまうということも、この検討の中に入れながら検討を進めていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎
足立清掃事務所長 御指摘のとおり、検討に入れて、十分分かりやすく説明していきたいと考えてございます。
◆
中島こういちろう 委員 私の方からも何点か質問をさせていただきます。
まず、
産業経済部の方からなのですが、4ページ目の
マル祝キャッシュレス還元祭de90周年事業でPayPayの事業を今回やるということで、11月14日から、こちらスタートをされるということだと思います。実際に、今まちの中で、各お店の方を見ていると、PayPayで30%というのを貼り始めているお店もあったりですとか、いろいろなお店が出ているかとは思うのですけれども、これは実際、今そのお店に対するフォロー体制というのは、これはPayPay側で進められていると思うのですけれども、どういう形でやっているかというのを教えていただいていいですか。
◎
産業政策課長 お店に対するフォロー体制というところです。まず、開始前の現在というところでは10月末に販促グッズを送っているというところ、そして何か不安がありましたらコールセンターで対応しているというところが主でございます。私どもの方に問合せあることがありますが、今、メインのPayPayがやっているという状況でございます。
◆
中島こういちろう 委員 ありがとうございます。
これは見ていると、PayPayが使えるところというのが比較的大きなところが多くて、今回は、その縛りを一定数資本金5,001万円以上はNGというふうに決めていると思うのですけれども、PayPayが使えるというところの認知をさせるのが、比較的大型店の方がやはりうまくて、小売店の方がどうしてもなかなか使えるというのが分かりにくいというような印象が私はあるなというふうに思っていて、これはそういったところに対して、足立区として何か今支援はしていたりしますか。
◎
産業政策課長 そこのところは、私どもも、小さいところの支援というところが今回の支援の肝だと思ってございます。それにつきましては、足立区商店街振興組合連合会に小さいところが加盟しているというところがございますので、先日、私も会議に出まして、そういったポスターを貼るとようなこと、それは継続して、区としても、そういったところで売上げも増えますよというようなことも含めて情報提供、周知をしていきたいと考えてございます。
◆
中島こういちろう 委員 是非お願いします。人員が多かったりする大型店の方が、当たり前ですけれども、職員の方も多かったりとか、働き手の方が多かったので、いろいろなそういう細かい対応ができると思うのですけれども、小売店で、小さく家族でやっていらっしゃるところとかはなかなかそこまで手が回らないみたいなところもあるので、そういったところのサポートをするというのが、多分、今回このPayPayをやる上で特に私は大切なのかなというふうに思います。
また、今回2万ポイントが上限で、1回当たり3,000ポイントが上限でと、これは他区とかだったりほかの東京都の市区町村等を見てもかなり足立区は多いポイントを付与するというふうに認識をしていて、ネットとかでも「いろいろ、足立区しているね」というふうに書き込みを書いてある方もいらっしゃいますけれども、これは、例えば、他区の自治体でポイントが切れた方も、期間が期間内だけれども、ポイントが先に上限ポイントに行った場合というのは、サービスとしては終了しますよというふうに、他区でもやっていると思いますし、足立区でもそのスタンスでやっていると思うのですけれども、そこは間違いないですか。
◎
産業政策課長 中島委員御指摘のポイントというのは足立区の全体のポイント、基本的にはそういった形で、当然、議会の予算に御承認いただいた事業でございますので、そういった形ではございますが、ただ、週1回でレポートが上がってきてございます。そういった状況、店舗そして区民も期待がかなり高いということだと思いますので、それにつきましては、店舗、区民の方に期待が添えるような形で何かできないか、前向きに考えてまいりたいと考えてございます。
◆
中島こういちろう 委員 今回、期間を比較的足立区、2か月のところも他区でもありましたけれども、1か月半ぐらいだと思うのですけれども、結構長めに設定していて、ポイントの使える金額も多いというふうになると、結構使われる可能性も、もしかしたらあるのかなというふうに思うので、是非そういったところの対応も考えていただきたいなというふうに思います。
また、これ実際に終わった後のレポーティングだったり、前回、足立区でも、自分たちのこういったオンラインの事業をやりましたけれども、どういう形で報告というものは、より分析できるような形、どういう形で上がってくるかという話がありますか。
◎
産業政策課長 事業者がデジタルですので決済であるとか、それから区内の方、区外の方そういったようなデータが集積できますので、そういった形で、データで区の方に報告があるという、それで分析に活用しているという形で、レポートが上がってくるところでございます。
◆
中島こういちろう 委員 となると、これはかなり今回は細かな分析ができるというふうに私は思っているのですけれども、このタイミングで、12月31日にこれ自体は終わるとは思うのですけれども、キャッシュレスの促進というものを、各商店街とかに含めて、ちっちゃい店舗ほど是非進めていただけないかなというふうに思っています。その実績を踏まえて、本来的にはPayPayの話なので、PayPayが営業を掛ければいいと思うのですけれども、PayPay側からすると、件数が増えるというのは彼らのメリットになるとは思うのですけれども、やはり大型店だったり、なかなか細かいところまでそういうのは営業が一人一人、各商店街の一軒一軒というふうにいかないので、是非それを足立区として、何かもっとこう、PayPayがそれいいのかどうかという議論もありますけれども、やはりキャッシュレスを促進させるという観点で、今回でいうとPayPayでやっているので、PayPayがもっとまとめて提案をできるような仕組みをつくらせるだったりとか、今回の結果を基に、例えば、この商店会のお店はこのキャッシュレスのイベントでこれぐらい売上げが上がったとかという情報も出てくると思うのです。そういったものを活用して、区内での小売の、比較的御家族でやってらっしゃるとか小さい店舗のキャッシュレスの促進というものをしていただく必要があるかなというふうに思うのですがいかがでしょうか。
◎
産業政策課長 正に私ども、あだち30買い物券のところから取り組んできた地域の特に小さなところで、足立区商店街振興組合連合会を中心としたところのキャッシュレスの段階、ステップの大きな事業だと考えてございます。昨年度のデータを取って、
アンケートを取ったところでございますので、この後も、PayPayから上がってくるものに加えて、足立区と足立区商店街振興組合連合会と独自で
アンケート調査を取っていきたいというふうに思っております。そうすると地域のところでも分かってくると思いますので、それを併せて分析して、今後に活用してまいりたいと考えてございます。
◆
中島こういちろう 委員 是非お願いします。
何度も申し上げますけれども、多分普通にしていたらPayPay側は、1店舗当たりに営業を掛けていくのって多分面倒くさいというふうに思うと思うので、それを足立区として力学を是非働かせるようなやり方の工夫をしていただく必要があると思うので、これは要望ですけれども是非お願いします。
2点目なのですけれども、次6ページ目の、地域経済活性化基本計画の中間見直し案に関する
パブリックコメントなのですけれども、
パブリックコメントをやる目的というのは、改めて確認なのですけれども、何のためにこの
パブリックコメントをやったのか、まず教えてください。
◎
産業政策課長 大きな計画であるとかそういった事業であるとか、そういったものを次に進めていくために、区民の方の意見を取り入れて、それで進めていくというところが目的でやってございます。
◆
中島こういちろう 委員 そうですよね、そのためにやっているのですけれども、今回、意見を提出された方が2名、そして件数が3件ということで、非常にこれは、今回だけの
パブリックコメントだけじゃないと思うのですけれども、私個人的な感想としては、かなり限られた意見になってしまっているんではないのかなというふうに思います。ちなみに、今回、少なかった理由というのはどういうふうに捉えられていらっしゃいますか。
◎
産業政策課長 実際、区民の方々というところだとなかなか意見を言いづらかったのかな。実際、その事業者の方目線の部分が、ページとしてはかなり多かったというところが大きい原因かなというふうに考えてございます。
◆
中島こういちろう 委員 そうなると、事業者の方に、もっとメッセージをという話もあると思いますし、恐らく今回は比較的その前の会議体の中で、事業者の方々の代表者の皆様から
アンケート、お話を伺っているのでという観点もあるとは思うのですけれども、とはいえ、そこの団体に所属されてらっしゃらない事業者の方だったりとかいろいろなケースがあると思うので、もう少し工夫をしていただく必要があるのかなというふうに思います。この
パブリックコメントをやっていることを知らないのか、それとも知っているけれども出していないのか、これは多分内容がかなり違ってくると思うので、是非そこをもう1回分析していただきたいと思いますし、また同時に、これは副区長、
パブリックコメントの在り方を、足立区としてもう1回考えていかなければいけないかなというふうに私思うのですけれども、いかがでしょうか。
◎副区長 確かに、今回の
パブリックコメント以外も、区の計画に対する
パブリックコメントの声はやはりかなり少ないというふうに思っています。これは国がこういったことで進めて、それを横引きにしていることになっていますけれども、自治体なりの声を聞くような方法というのは
パブリックコメントプラス、団体あるいは一般の人に聞けるのか、そこの工夫を併せてやっていく必要があると私も感じています。
◆
中島こういちろう 委員 是非よろしくお願いします。いろいろ国の方からも
パブリックコメントをやってという話はあると思いますし、この
パブリックコメントをやること自体は、私はすごく大事なことだと思うのですけれども、それが形骸化されてしまうというのは本質的な話ではないと思うので、是非それは区を挙げてお願いをしたいなというふうに思います。
最後に環境部の方で1点だけなのですけれども、13ページです。
プラスチックごみの話なのですけれども、
アンケートを取られたということで、先ほど横田委員からの話もありましたけれども、回収していくにせよ、今後減らしていく可能性もあるというところの中で、
アンケートを取られているかと思います。私もいろいろな方に話を聞いていく中で、大型マンションの方々の意見が少し参考になるかなというふうに思っていまして、というのが、比較的大型マンション、例えば私も500世帯近い方が住んでいるマンションで生活をしているのですけれども、集積所がかなり大きくて、かなり人数の方が捨てるので、この日数が減るとそれがあふれてしまうんじゃないかというような意見も出ていたりするのですけれども、そういったところはどういうふうに考えていますか。
◎
足立清掃事務所長 燃やすごみの収集日数をもしも減らすという場合、御指摘のとおりのことも考えられます。ただ、
プラスチックの分別、これは協力をお願いしていくわけですけれども、それが進めば一部は
プラスチックの排出日ということになって、きっちり説明はしていきますけれども、そういった、あふれるようなことにならないように御理解、御協力を求めていきたいと思います。また、管理組合の方からよく聞く話が、収集日数が多いと私たちも出番とか片付けとかが大変ですというお声も聞いておりますので、特に集合住宅については、ごみの収集日を増やすということは、あまり得策ではないのではないかなというふうには認識してございます。
◆
中島こういちろう 委員 いろいろな考え方があると思うので、頻度高くという方ももちろんいらっしゃると思いますし、今回の話って、もし例えば3日から2日に減らすとなったときに、それはそれで意識が変わるいい機会だというふうには思っていますし、もちろんそれでごみ自体も減ればいいことだと思うのですけれども、今後、例えばこういう話をしたときに、恐らく自治会の方々を中心にこういう説明会は行われると私は思うのですけれども、マンションというのは、自治会を持っているマンションもあるのですけれども、比較的理事会であって自治会の方向けのメッセージ性が届かないことが多いというふうに私思っているのですけれども、これだけじゃないですけれども、こういった話を進めるときに、大型マンションの場合ですけれども、是非理事会向けにだったりとかそういう情報をしっかり伝えていただきたいなというふうに、今回のこの話ですけれども、特に思うのですが、どうですか。
◎
足立清掃事務所長 町会・自治会の説明というのは、そもそも考えてございましたが、大型マンションに限った説明とか、また、ほかにも区内の拠点で、どなたでも参加できるような説明会なども併せて実施していきたいと考えてございます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ございますか。
◆古性重則 委員 先ほど出ましたPayPayの件なのですが、期間を見ますと12月31日ということになっているので、ここまでにどれだけの予算を取れるかということなのですが、15億円まで上げたということで、多分間に合うとは思うんだけれど、もし足りなくなったときの予算処置をしっかり考えておかないといけないと思う。例えば、これは12月31日まで年末商戦をやるのです。当然、チラシで、そこにスポットを当ててくると思うので、後でチラシを作って準備をして、もう予算が来ましたからできませんよというわけにはいかないと思うので、そこら辺をしっかりと決めておいてもらわないと、商店街も個店も今から動くことができないと思うので、それだけはっきりしてくれますか。
◎
産業政策課長 私ども年末まで事業をやったということは、古性委員御指摘のところの年末商戦、そして地域経済を活性化させるというところでございます、お認めいただいた予算ではありますが、そういった反響非常に高いというところであれば、地域の個店の方々、区民の方々、非常にこの事業に対する期待が高いということだと思いますので、そういったところにございましたら、予算の増額を含めて検討してまいって、その地域の個店の方々に、経営が迷惑が掛からないような形で進めてまいりたいと考えてございます。
◆古性重則 委員 考えると言われるとちょっと困ると思うの。多分これはお金を掛けてチラシを作ったり、キャンペーンを打っちゃうと思うの、それで実際そのときになったらもうできませんといったら、これは消費者に対してうそをついたことになってしまいますから、それだけは避けてもらないといけないと思うので、予算措置を議会に言ってくださいと、そうしてくれれば議会も動きますよね、お願いします。
◎副区長 12月、年内の事業ですので、状況によります。もし不足するようであれば、判断は必要ですけれども、臨時会ですとかそういうことにもなってくるかと思いますので、またそのときには御相談させていただきます。
◆古性重則 委員 是非そうしていただかないと仕事が進まないと思いますので、よろしくお願いします。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認めます。
○さの智恵子 委員長 次に、その他を議題といたします。
◆横田ゆう 委員 すみません、先ほどのインボイスの問題で引き続きの質疑になりますけれども、区内の中小零細業者に聞くと、来年10月から導入だということになっているのに、どうしたらいいのかということを、制度を知らない方がたくさんいらっしゃるのです。私自身も聞かれて、区民に対して十分答えられるかというとそうでもなかったりして大変な状況なのですけれども、それで、まず、この委員会で専門家を呼んで研修する機会を設けていただけたらどうかなと思ったのですが、いかがでしょうか。
○さの智恵子 委員長 今、
産業環境委員会でということですか。
◆横田ゆう 委員
産業環境委員会で。
○さの智恵子 委員長 すみません、それはまた持ち帰って。ただ、そうですね、この場での答弁は差し控えますが、また後日、きちんと検討してお答え申し上げます。
◆横田ゆう 委員 是非検討していただきたいというふうに思いますし、うちの会派の中でも教えてほしいという声が上がっているので、議会全体で学ぶような機会がもしあったらというふうに考えていますので御検討をお願いしたいと思います。
それで、もう1点なのですけれども、前回の決算特別委員会で、ちょっと時間がなくて質問できなかった件が1件ありまして、梅田複合施設をZEB化で建設するという答弁がありましたけれども、それは間違いないでしょうか。
◎副区長 今、基本計画案をつくっております。これから実際に設計に入るに当たっては、できればプロポーザルで実施していきたいなと思っています。そういう点では、ZEB化も含めて、設計の仕様書の中には加えていきたいなと思っています。
◆横田ゆう 委員 それで、一つ提案として、梅田複合施設というのは、多くの方が訪れて利用する施設になると思うのです。図書館も併設されていますし、NPO法人とか様々な団体が入ってくるということで、あと、隣に公園ができるということで訪れる方もたくさんいらっしゃると思うのです。そこに環境学習センターも一画に入れていただくような検討を是非お願いしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長 横田委員御発言の梅田八丁目に環境施設をということでございますが、今現在、前回の
産業環境委員会で御報告させていただいたように、学びピア21で新たな環境機能を持った施設運営をしていきたいというふうに考えております。こちらも図書館もありますし、あと自然に親しめる荒川もありますし、上には放送大学もあるので、そういったところで、こちらの方で進めていければなというふうに考えております。
○さの智恵子 委員長 すみません。また、こちらは所管が違いますので。
◆横田ゆう 委員 そうか、施設か。
○さの智恵子 委員長 そうですね、施設なので区民委員会になるかと思いますので、以上でよろしいですか。
その他で他に質疑ございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認めます。
以上をもちまして
産業環境委員会を終了いたします。
午後2時32分閉会...