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令和 3年11月16日交通網・都市基盤整備調査特別委員会-11月16日-01号

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  1. 足立区議会 2021-11-16
    令和 3年11月16日交通網・都市基盤整備調査特別委員会-11月16日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年11月16日交通網都市基盤整備調査特別委員会-11月16日-01号令和 3年11月16日交通網都市基盤整備調査特別委員会       午前10時00分開会 ○長澤こうすけ 委員長  ただいまより交通網都市基盤整備調査特別委員会を開会いたします。 ○長澤こうすけ 委員長  記録署名員に、水野委員、しぶや委員、お願いいたします。 ○長澤こうすけ 委員長  交通網の整備及び誘致促進並びに都市基盤整備に関する調査研究について、(1)報告事項①花畑周辺地域におけるバスの試験運行について、②東京女子医科大学附属足立医療センターの開院に伴うバス路線の再編について、③足立コミュニティバス「はるかぜ」感染症対策支援金について、④つくばエクスプレス日暮里舎人ライナー輸送実績について、⑤竹ノ塚駅付近鉄道高架化の取組み状況について、以上5件を都市建設部長から報告願います。 ◎都市建設部長 おはようございます。よろしくお願いします。  報告資料1ページをお開きいただいて、2ページからになります。  花畑周辺地域におけるバスの試験運行についてということで、10月1日から運行を開始しております。  1番です。運行経路図及び時刻表、運賃は、4ページ、5ページを御参照ください。  2番、利用実績でございます。これは別添で資料を付けています。ここには2週間分しかないんですけれども、別添資料の方で1か月分出てございます。  別添資料で御説明させていただきます。  目標は運賃払い利用者5人というところの中で、1か月の平均としては1.9人という状況でございます。  利用動向につきましては、運賃払いシルバーパス、約1対1という状況でございます。約5割が運賃払いという状況ですが、雨の日については運賃払い利用者が多い、また日曜日については少ないという状況でございます。
     報告資料の方に戻っていただきまして、3番でございます。3番のイです。シルバーパス利用者については、花畑五丁目、花畑桑袋団地間が多いということで、午前中が中心という状況です。  運賃払い利用者については、大学生、文教大学の人が多いという状況でございます。  (2)です。乗降調査結果については、記載のとおり御確認いただきたいと思います。  4番です。周知・利用促進活動でございます。  (1)です。ホームページ、SNSにおいて継続的に発信を行うとともに、幅広い世代に関心を持ってもらえるよう掲載内容を変更していきます。  (2)です。新型コロナウイルス感染症の状況を見極めつつ、公園など沿線施設で行うイベント等と連携した情報発信など、更なる利用促進に取り組んでまいります。  問題点、今後の方針でございますが、更に多くの方に御利用いただけるように、事業者と密に連携を取りながら利用促進活動を進めてまいります。  続きまして、6ページでございます。  東京女子医科大学附属足立医療センターの開院に伴うバス路線の再編についてでございます。  医療センターの開院に伴って、バス事業者関東運輸局事業認可申請を行ったので報告をさせていただきます。  運行開始予定日は令和4年1月4日からでございます。当日からバス転回場には誘導員を配置してまいります。  2番です。バス停名です。バス転回場については東京女子医大足立医療センター東京女子医大通り沿いバス停については、東京女子医大足立医療センター前というバス停名になってございます。  3番でございます。運行計画でございます。  7ページを見ていただければ路線等載ってございます。状況につきましては、全部で8路線、病院まで行くという状況でございます。  新規路線につきましては、東京都交通局の里48-3、また東武バスの方で西-08ということになってございます。  これまで、ほぼ御報告したとおりなんですけれども、東京都の里48-3については、これまでとちょっと路線が違うかなという状況でございます。  今後については、まずは連絡会等を通じて周辺地域へ周知してまいります。  続きまして、8ページでございます。  足立区コミュニティバス「はるかぜ」感染症対策支援金についてでございます。  これにつきまして、今検討中という状況でございます。まだ予算措置等していない状況なんですけれども、事業者等の話を聞くと経営苦しいということで何か支援ができないかということで検討している状況でございます。  1、支援の目的でございます。コロナ禍による利用者減収入補填という意味合いではなく、従来に比べ感染症対策の経費が増加しているという中で支援金をしていきたいというふうに思っております。  2番、はるかぜ運行事業者へのヒアリングでございます。感染症対策の実態についてヒアリングを行っております。  (1)です。車内の感染症対策費ということで、1台当たり約20万円程度を要している。  (2)です。事業所内感染症対策費としては、人件費として約10万円ほど掛かっているという状況でございます。  9ページへ行っていただいて支援金について(案)ということで、これらのヒアリングを基に現状で1台当たり30万円程度支援ができないかということで検討しているという状況でございます。  4番、今後のスケジュール(案)ですけれども、12月の議会に補正予算として上げていきたいというふうに考えてございます。  問題点、今後の方針でございますが、長期化する新型コロナ感染症影響下においても、はるかぜの事業継続を図っていくため支援を行っていきたいというふうに考えてございます。  続きまして、10ページでございます。  つくばエクスプレス日暮里舎人ライナー輸送実績についてということで、以前、一度御報告したところなのでございますけれども、日暮里舎人ライナー駅ごとの実績が出ていなかったということで改めて説明させていただきます。  1、つくばエクスプレスの令和2年度輸送実績ということで、年間輸送人員については29.8%減ということで、約3割減という状況でございます。混雑率については116%という状況です。  11ページに行きまして、日暮里舎人ライナー輸送実績ということで、年間輸送人員については20.3%、約2割の減という状況でございます。混雑率については140%ということで、令和元年度189%から49%減っているんですけれども、都内で一番混雑率高いという状況でございます。  問題点、今後の方針でございます。  つくばエクスプレスにつきましては、まずは8両化の早期実現を要望していきたいと思っております。  日暮里舎人ライナーについては、新型車両の更新が速やかに行えるよう、こちらについても東京都へ引き続き要望してまいります。  続きまして、12ページでございます。  竹ノ塚駅付近鉄道高架化の取組み状況についてでございます。  1、絵画コンテストの開催についてということで、踏切解消を記念して絵画コンテストの開催を考えてございます。  1の(1)主催です。竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会ということで、(2)対象者としては、竹ノ塚駅周辺小学校7校の5年生ということを対象としております。  (3)タイトルにつきましては、将来の竹の塚のまちということで、(4)スケジュールについては記載のとおりでございます。  栗原北小学校渕江小学校西保木間小学校保木間小学校竹の塚小学校伊興小学校東伊興小学校お願いをしているという状況でございます。  2番です。竹ノ塚駅付近連続立体交差事業高架化記念式典についてでございます。  (1)開催時期ということで、令和4年3月末に高架化になった後、踏切解消を記念して6月頃式典をやりたいというふうに考えてございます。新型コロナウイルスの状況を見ながら、規模等についてはまた今後検討してまいります。  (2)です。営業線全線高架化時期については3月を予定しているという状況でございます。  3番です。竹ノ塚駅新駅舎へのホームドア早期整備に関する要望書の提出についてでございます。  これに関しては、区民の皆様、議員の皆様の要望に応えられず、なかなか設置が難しいという状況の中で大変申し訳ないという状況でございます。  11月8日に、副区長と一緒に、区長から取締役社長宛て要望書を提出してございます。  問題点、今後の方針でございます。  まずは、鉄道事業者関係機関と連携して早期の完成を目指す。  2番です。財源確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○長澤こうすけ 委員長  それでは質疑に移ります。 ◆白石正輝 委員  2つばかり質問をさせていただきたいと思います。  花畑団地の実験、試験的なバス路線について、もう少し乗ってくれるのかなと思いましたけれども、ちょっと数が少ないかなと。  どちらにしても、自民党としては、経費のことだけが問題じゃなくて、このバスについては、ある意味では福祉バス、病院にも行けない、買物も行けないお年寄りのためにということで、福祉バス的な感覚でこれもいいだろうということでやることに賛成させてもらった。  そうなると、まだ周知・徹底されていないから仕方ないとしても、今後は、収支比率だけではなくて1台に何人乗るかという乗車定員の率によって将来考えてほしいというふうに思っておりますけれども、その点についてはどうなんですか。 ◎交通対策課長 なかなか乗車の人数、それから運賃払いの方の人数が伸びないところではございます。  白石委員おっしゃっていただいたとおり、まだ周知も十分にできていない、あるいは皆さん方も、どうやって乗るのだというようなところで思っていらっしゃる方もいらっしゃるかと思うんですけれども、これからその辺について十分やっていきたいと思います。  また、社会実験として今回実施しておりますので、今、収支率24%というのを目標にやらせていただいておりますので、それについて、まずどんな方策でその24%をクリアしていくかということを今後しっかり検討しながら、まずは24%を目指して進めていかせていただきたいというふうに考えております。 ◆白石正輝 委員  今言いましたように、このバスそのもの福祉バス的な感覚でいいだろうということになっているわけですけれども、ですから、どちらかというと現金、運賃払いをする人よりはシルバーパスを使う人の方が現実には多いんじゃないかと思っておりましたが、これ見ると、10月ですね、運賃払いが94人、シルバーパスが101人ということですから、半分ちょっとがシルバーパスだという意味で言うと、収支比率は絶対悪いんですよ。収支比率は落ちるに決まっているんだろうけれども、乗車人数で今後検討してほしいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それからもう一つ、女子医大の関係なんですけれども、東武バス西新井駅から女子医大へと専用バス走らせますよね、このバスについて、バス停は中間につくる予定があるんですか、もし予定があるとすれば幾つぐらいつくるんですか。 ◎交通対策課長 ちょっと数はあれなんですけれども、今現在も東武バスが環状七号線のところにバス停を持っていらっしゃいますので、その既存のバス停には同じように、西新井から出て尾竹橋通りを環七へ出てそれで進まれるということで、それぞれのところに止まりながら女子医大までを往復するような形になります。 ◆白石正輝 委員  この路線見ると、基本的には3㎞近くあるというふうに思うんです。現在走っているバス停の間隔というのは、大体450mから500mぐらいなんです。そういうことになると、この間にバス停ができないと、例えば、私どもの町会というのは阿弥陀橋なんですね、西新井駅から出てきて阿弥陀橋まで1km以上あるわけです。それからまた1km以上が女子医大までですから、そういう意味で言うと、バス停をつくってもらわないと、せっかく走っているのに乗れないよというふうに意見が出ますし、私どもの町会の役員会では、バス停を必ずつくってくださいよという話なんです。  そういう意味では、バス停の数は多ければ多いといったってそんなにバス停の間隔狭くするわけにはいきませんけれども、一般的なバス停の間隔でバス停をつくってもらうように、特に東武バスに申し入れていただきたい。 ◎交通対策課長 今、白石委員から御意見ございましたので、バス事業者の方には、そういったところを十分伝えさせていただきたいというふうに思います。 ◆工藤哲也 委員  すみません、私の方から、8ページの足立区コミュニティバスはるかぜの感染症対策支援金について端的に伺いたいと思います。  こちらの1番の部分に支援の目的が記載されておりますけれども、区民生活を支える交通手段と考えますと、例えば、乗り合いのバス事業者ですとかタクシー事業者なんかも対象になるんではないかと思うんですけれども、なぜコミュニティバスに特化した形での支援策を進めることになったのか、こういったところに対しては、既に国や東京都からの支援がもうなされているのかどうか、現状について教えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 タクシーですとか、あと観光バスですとか、そうしたところにつきましては、東京都の方から支援金がございます。  今回、はるかぜとさせていただきましたのは、やはり区民の方が利用されるということでの私どもの考えでございます。  バスの場合には、お客さんが少ないからということで、今日は運行するのをやめようというわけにはいきませんので、そうした点では、なかなか利用者が少ない中でも定時運行を続けているということで、そこに掛かる経費も必要だということで、今回はるかぜを、まず支援させていただきたいと考えております。 ◆工藤哲也 委員  ちなみに、こういったコミュニティバスが走っているその他の自治体においては、同様にこの支援策というのを進めている状況なのか、近隣行政区の感染症対策に関する支援策について、区として把握しているようであれば、現状について教えていただきたい。 ◎交通対策課長 都内の23区の中で足立区と同じような形での小さいバスというのが、よその区でも19の区でございます。そうした各区では、ほとんどの区が委託運行をされている状態でございますので、既に費用を出しているような状況でございますので、今回のような支援金ということではまだ伺っておりません。 ◆工藤哲也 委員  分かりました。  それと、2の(2)に記載されております人件費の10万円の部分なんですけれども、これは運行事業者に支援するというのは理解ができるんですが、本当に大切なものは、こういった業務に携わっている従事者の方々にどう行き届くのかというところだと思うんですけれども、この点について区としてはどのように考えていますか。 ◎交通対策課長 先ほど申し上げた部分もございますけれども、利用者が少なくても便数を確保して運行していただく、そこには運転手が必ず必要であって、そこに経費が掛かるといったところでございますので、私どもの目的としましても、そうした運行の経費に充当していただく、いわゆる運転手たち、働いていただいてお支払いするというようなところに活用いただければというふうに考えておりますし、はるかぜの事業者にも、そうしたところはお伝えしていきたいというふうに考えております。 ◆工藤哲也 委員  少し細かいお話になるかもしれないんですけれども、この点についても、バス事業者のところに踏み込んだ形で、是非お話を進めていただきたいと思うんですけれども、この点について、交通対策課長いかがですか。 ◎交通対策課長 御意見いただいておりますので、その点についてはしっかり申し入れてまいりたいと思います。 ◆長井まさのり 委員  私の方からも端的に質問させていただきます。  まず、花畑周辺地域におけるバスの試験運行でありますけれども、私も何度かこのバス利用させていただいております。また、会派でも、いろいろな通信も出しながら周知に努めているところでございますけれども、1日当たり平均利用者数が195人とありますけれども、先ほど報告の中で、大学の学生、関係者運賃払いが多いとおっしゃっていましたけれども、その状況についてはいかがでしょうか。また、文教大学への周知についてはどのような体制でしょうか。 ◎交通対策課長 すみません、最初の部分は。 ◆長井まさのり 委員  学生と学生の関係者利用者の状況。 ◎交通対策課長 申し訳ございませんでした。  大学の方は、まだやはりリモートの授業が半分ぐらいと、それから学校に来られるのが半分ぐらいというような状況でございますので、確認させていただいている中では、そんなに多い数ではないんですけれども、六町で乗って文教大学で降りられるという若い方がいらっしゃるので、そうしたところでの利用はされているのかなというふうに感じております。  また、文教大学の方にも、このバスがスタートする前の段階でお願いに伺っておりまして、そこで学生向けにネット上で配信できるようなものがあるそうなので、そこの中で皆さんに周知いただいているところでもございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、現状はコロナの影響でリモートの体制も多いかと思います。また、来年の4月以降は新たな学生も入ってくると思いますので、そうした学生への周知もしっかり行っていただければと思います。  地域の皆様への周知はもとより、またTX沿線の皆様にも、こうした六町等で降りていただいて、足立区内のこうしたいろいろな地域をしっかり回っていただくような、そうしたお知らせもしっかり行っていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 文教大学も、やはり花畑の立地でということの中には、TX沿線からの学生にも来ていただきたいというのを伺っているところでもございます。  私どもとしましても、TXの中で広報のそうした窓口がございますので、沿線情報といった形で、うちの六町からのバスも利用いただいて、いろいろなところに行けますよというようなことについても、TXの方と連携しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  よろしくお願いいたします。  また、公共交通検討ニュース第5号を見るとやはり日曜日の利用者が少ないと、通勤・通学者がいらっしゃらないという状況もあるかと思いますけれども、平日はもとより日曜日の利用促進もしっかり図っていくことも一つ大事ではないかなと思います。  そこで、例えば、区内の生物園であったりとか、元渕江公園であったりとか、桜花亭でのイベント、そうしたこともしっかりPRしながら、日曜日の利用促進、しっかり図っていただければなと思います。  また、今度の日曜日には、二の酉で酉の市もちょうど日曜日ということでありますけれども、そうしたことについてはいかがですか。 ◎交通対策課長 長井委員御指摘のとおりで、日曜日のそうしたところの数字を伸ばすためにも、区の施設等との連携をしっかりやっていきたいというふうに考えております。  また、酉の市につきましても、先日、11月9日が一の酉だったと思うんですけれども、その日はあまり天気がよくなかったんですけれども、それでも数字、実数はちょっとあれなんですけれども、たくさんの方に乗っていただいておりますので、そうしたところについても、うちの方からも発信をしていくような形で取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  また、利用促進に向けて、あらゆる手段を講じていただきたいと思います。  また、ここで運賃払い利用者数、平均すると1.9人とありますけれども、このシルバーパスの方を含めると大体何人ぐらいになるんでしょうか。 ◎交通対策課長 約4名というような形になります。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  本格運行への移行目安利用者5人ということで、シルバーパスの方を含めると人数的には移行目安に近づいてくるという状況ではございます。  また、先ほど白石委員からもありましたとおりに、乗車定員の率ということもしっかりまた重視して取り組んでいただきたいなということは、私の方からも要望させていただきますけれども、その中で、乗車していない時間帯も中にはあるかと思いますけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎交通対策課長 運転手に伺っている中では、やっぱり夜の遅い時間帯の便は特に少ないというようなところもございます。私ども職員の方で、12月に入りましたら全便調査を実施したいというふうに考えております。
     そうした中では、どの時間帯に、どこからどこまでの利用者がいるとか、あと、利用者の方にも、どういった目的だとか簡単なこともアンケートをしながら、そうした調査を掛けていきたいというふうに考えております。そこで、利用の少ないところについて、ダイヤ改正等の検討をしていきたいなというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。全便調査ということで、しっかり今度そうした中でアンケート調査をして、利用者の声をしっかり吸い上げていただければと思います。  また、乗車していない時間帯については、今後ダイヤ改正なども視野に入れながら、そうしたことで経費の削減にもつながっていくかと思いますので、また本格運行に向けて、しっかり手を打っていただければと思っていますけれども、広告収入についての現状についてはいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 広告については、車内広告も、それからラッピングにつきましても、今のところまだいただいていない状況でございます。 ◆長井まさのり 委員  また今後、区内事業者へもしっかり区から積極的に働きかけていただきたいと思いますけれども、区内事業者への働きかけについてはどうでしょうか。 ◎交通対策課長 前回の委員会の際に中島委員の方から御意見いただきました際に、車の外側のラッピングのお話で、東武バスと若干募集する金額につきまして整理をさせていただいているところでございます。そうしたことを整理をしっかりつけた上で、沿道のスーパーですとか病院ですとか、そうしたところにも、もう一度私ども出向いて、そうした協力をいただけないかということはお願いしていきたいなというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。そうした例もしっかり精査して、しっかり働きかけていっていただきたいと、またこの委員会の度にしっかりそうした実のある報告をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、12月10日に、バス社会実験の広報の特集を組むということも聞いていますけれども、そうしたことを踏まえて、また、更なる周知、しっかり取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  もう1点は、竹ノ塚駅のホームドアについてでございますけれども、せんだって、東武鉄道要望書を提出したと聞いております。これまで設置時期は分からないとの回答であったかと思いますけれども、具体的な設置予定時期等の回答というのはあったんでしょうか。 ◎鉄道関連事業担当課長 要望書を提出したその場では、いつという明確な回答はなかったんですが、今、長井委員おっしゃったとおり、これまでいつになるか分からないという発言だったのが、当日は1年とか半年、そういった先にはならないというような御発言もありましたので、少し前向きになってきたのかなと思います。設置時期など回答ございましたら、速やかに議会の方に報告させていただきます。 ◆長井まさのり 委員  また、前回の委員会で、東武鉄道以外の鉄道会社の設置のスケジュールであったりとか状況について若干あったかと思いますけれども、それについて分かる範囲で教えていただけますか。 ◎鉄道関連事業担当課長 前回、ほかの鉄道会社についてもお知らせしますということで、JRと東京メトロの方に、私の方で電話で伺ったところ、今年度の計画については特に遅れはないという回答でございました。  また、京成電鉄の方は、今年度ホームドア設置予定自体がないというようなお話でした。ただ、しかし来年度以降は、やっぱり半導体不足という認識はあるようで、慎重に進めていきたいというような趣旨のお話をいただいております。 ◆長井まさのり 委員  そうすると、東京メトロとJRは今年度については予定どおり工事が進んでいくという状況であれば、東武鉄道だけが半導体の確保に向けて、非常に遅れを取ってしまっているという状況でよろしいでしょうか。 ◎鉄道関連事業担当課長 当日、要望書を提出した際に工藤副区長の方からも、現状、他社の方は順調に進められるというお話で、それを東武鉄道はどう受け止めますかというお話を差し上げたところ、やはり自分たちの準備の遅れ、こういったものも反省していますというようなお言葉がありましたので、今後も引き続きメーカーの方に一日でも早い設置について努力してくださいということを申し上げたところでございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。利用者の皆様、また障がい者の皆様の命と安全の確保のためにも一日も早い設置を望むところでございますので、そうしたスケジュールが明確になったら速やかに議会の方に報告していただきたいと思いますけれども、最後に、このホームドアが設置されるまでの間の安全対策、巡視員を整備すると、配置するということであったりとか、内方線もホームドアが設置できるまでの間、仮設ではあるものの設置すると聞いていますけれども、その体制についてはいかがでしょうか。 ◎鉄道関連事業担当課長 今、長井委員からお話あったとおり、東武鉄道の方に確認したところ、始発から終電まで、ホーム上に監視員を巡回させると。また、ホームドアが設置されていないことなどのアナウンスも駅のホーム上に流していくというお話もありました。  あと、点字ブロックにつきましては、ドアが設置されるまでは、きちんと内方線付きのものを整備するということと、あと、これまでも、今現在も視覚障がい者の方などには駅で積極的な声掛けを行っているということでしたので、今後も安全に向けてそういったものは継続して実施していただきたいということを申し入れたところでございます。 ◎副区長 若干補足させていただきます。私が直接要望書を手渡しをして、その感触ですけれども、それほど大きな遅れはないような回答でしたので、まず速やかに設置していただくように強く要請をいたしました。  それと、安全対策についても、しっかりとやっていただくようにということで、これは現地も確認をさせていただきたいと思います。  それと前に、鈴木委員からも、ほかの駅の状況を優先的に竹ノ塚にというお話ありましたけれども、東武鉄道は今年度3か所予定をしていたと。越谷と、すみません、もう1個忘れちゃいました、あと竹ノ塚となんですが、3か所とも実は今年度はできないと、調達が遅れてしまったというような状況でございましたので、そこについても速やかに対応していただくようにというお願いをしてきたところでございます。 ◆水野あゆみ 委員  私からも何点か、花畑の検証運行についてお伺いします。  前回も、文教大学の方たちが使えるそういう学割はないんですかという質問に対して、特にないですということだったんですけれども、自分が学生だったときのことを考えると、やっぱり1回200円、往復で400円というのはなかなか出せないかなと思うんです。ほかの電車とかだったら学割があるのに、こっちのバスでは使えないということだとやっぱり使うことを考えないかなと思うので、他区でそういう学割のようなことをやっている事例がないのか、そういったことも調査していただきたいと思うんですがいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 確認させていただきたいと思います。検討いたします。 ◆水野あゆみ 委員  是非お願いいたします。  今、花畑地域が特に不便度が高いということで始まった検証運行だと思うんですけれども、少し足を伸ばすと東六月町であったり平野の方々からも便が悪いのよと、何十年も住んでいるけれども便がよくならないということは私のところにも相談いただいているんですけれども、そういった方々の声というのは、六町から区役所行きも出してほしいだとか、例えば、平野から北千住まで行くバスも出してほしいとか、そういった声もあるんですけれども、そういった調査についてはどうなのかなというふうに思います。  例えば、先日、課は違いますが、パークイノベーション担当課の方で公園づくりのアンケートをやられたんです。各戸別にチラシを町会にばっと配布したところ、QRコードがついていたので、今まで絶対にアンケートをやってもらえなかった小学生、また30代、40代、子育て世代からも多くの回答を得られたということでした。やっぱり運賃を上げていくという意味では、こういった世代の方々にも使っていただく必要があるのかなと思いますので、そういったものもやっていただきながら、ちょっと幅も広げていただきながら、調査の地域も広げていただきながらアンケートを取っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 花畑のバス検証運行につきましては、水野委員おっしゃっていただいたような形で、御存じの方たちは使っていただくというところもあるんですけれども、その存在というんですか、そうしたところをまだお気づきでない方たちに対しても何らかのアプローチが必要だなというような形では考えております。  その中でも、今御紹介いただきましたように、チラシ等を配ったところにQRコードがついていて、中身の詳しい内容がそこで確認できるというのは非常に有効だというふうには考えておりますので、私どもほかのアンケート等を実施する際にもそういったことはしっかり考えながら取り組ませていただきたいと思っております。 ◆水野あゆみ 委員  やっぱり乗る方がここまで行きたいなと思ったときに乗れるバスがあるということが大事かなと思いますのでお願いいたします。  あと女子医大へのバスの路線についても少しお伺いしますが、路線を見ると、東側については亀有から出るということでよかったなと思うんですけれども、北側と南側の方はすごい不便に感じないかなと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか、地図を見る限りでは。 ◎交通対策課長 すみません、南側、日暮里方面からということでよろしいですか。 ◆水野あゆみ 委員  日暮里というよりかは、小菅の方であったりとか。 ◎交通対策課長 今回、既存のバス路線があったところからをまず前提として再編のような形にさせていただいております。また、一部、西新井からというのは増便等になる方ということでございますので、やはり鉄道ですとか日暮里舎人ライナーですとかそうしたものも利用しながら行っていただければというふうに考えているところでございます。 ◎都市建設部長 開院したら、利用者がどこから来ているかという調査をしたいと思っています。そのデータを持って、またバス事業者とちょっと調整をして、特に東からなかなか経路がないので、その辺については要望していきたいというふうに考えてございます。 ◆水野あゆみ 委員  行く足がなかったら利用もできないと思うので、利用者だけを見るのではなくて、しっかりそういったところも、やっぱり先進的な医療があるとそこに行きたいなと思う方もいると思うので、せっかく足立区にできたので、足立区内でどこからでも行けるようなのが理想なんですけれども、例えば、患者だけを対象とするのであれば大きいバスは必要ないので、葛飾区でやっている「さくら」のような乗り合いタクシーのようなものも地域に巡らせていただくといいかなと私は思うんですけれども、こういったところはいかがですか。 ○長澤こうすけ 委員長  水野委員バス路線の再編についてなので、再編以外のところでしたらその他でお願いします。 ◆水野あゆみ 委員  その他でやらせていただきます、すみません。  そしたら、あと最後なんですけれども、竹ノ塚駅の高架化について、小学校でコンテストをやられるということで、私もやっぱり子どもたちに聞くと、竹ノ塚駅の高架化というのはなかなか、その地域にいない子たちには関係ないというか分かっていない、周知がされていないのかなと思います。だけれども、やっぱり北千住がすごいきれいになったときも足立区全体で関係してくるというか、すごい大切なことかなと思うので、こういったコンテストが本当は多くの学校でもっとやっていただければよかったのかなと思うんですけれども、それも後の話なので、周知という部分は多くやっていただきたいなと思いましたので、そこは要望させていただいて終わります。 ◆浅子けい子 委員  私も、花畑のバスの運行についてなんですけれども、先ほどもお話があったように運賃払いの方は六町から文教大学まで学生が多いというふうになっていますが、大体1日どのぐらい学生が乗っているんでしょうか。 ◎交通対策課長 六町から文教大学の間なんですけれども、その間で乗り降りがありますので、学生だけではございませんし、また学校の方も、学生というよりも職員ですか、多く乗っていらっしゃって、数までは把握できておりません、申し訳ございません。 ◆浅子けい子 委員  千住も大学が幾つもあって、未来大学は歩いても行けるけれどもバスに乗っても行けるということで、当初できたときには歩く方が多かったんですよ。ところが今はバスに乗る方が多くて、ある時間になると学生、あと病院が近くにあるんですけれども病院の職員で本当にいっぱいになるぐらい皆さん乗っているんです。  そういう点では、今、学生、職員が乗ってきているということで、やはりこれからずっとそういう宣伝をしていく、発信をしていくことによって、更に乗る方も増えるんではないかという期待はできるかというふうに思いますので、頑張って粘り強くやっていただきたいというふうに思います。  あるお母さんから、近くの中学校のお母さんなんですけれども、今度、六町ミュージアムで子どもたちの絵の展示があるんだと、だから、そういうときにも、是非お母さんたちにも、こういうバスがありますと知らせて乗ってもらうといいよねという話をされたんです。  そういう点では、大学ももちろんですけれども、最寄りの中学校とか小学校とか、いろいろな行事でどちらかにちょこっと、例えば、生物園なんかにも学校で行く機会もあるだろうし、そういうときに、このバスがありますよというのを学校の方からも周知してもらうような連携ですか、そういう形を取ることも必要かと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 浅子委員おっしゃるとおりだというふうに思います。ですので、やっぱり学校の方にも、これからになりますけれども周知させていただきたいと思います。 ◆浅子けい子 委員  それから、公共交通検討ニュース第5号、見させていただいて、すごく状況がよく分かるチラシだなというふうに思ったんです。これからも続けて出されるのかと思いますけれども、こういうものを見たときに、乗ってみたいと思ったら、一体どこを何時に走るのか、時刻表がぱっと見られると、この時間に、私あそこに行くために乗ろうとかそういうことになるかと思うんです。  そういう点では、こういう実態を報告するだけじゃなくて、常に時刻表を裏に掲示していただくと当面は非常に役に立つものに、ニュースになるかなというふうに思いますので、それは要望としてお願いをしたいというふうに思います。  それとあともう一つなんですけれども、つくばエクスプレス日暮里舎人ライナー輸送実績について、報告が8月にもあったんですけれども、今回もありまして、数値的には変わっていないわけですけれども、これを見て、それぞれつくばエクスプレス日暮里舎人ライナー、採算は取れているんですよねというのを確認したいんですが。 ◎交通対策課長 日暮里舎人ライナーの方は確認ができないんですけれども、つくばエクスプレスにつきましては、毎年の決算が出て報告がございます。  その中では、昨年度の決算については、たしか10%から20%ぐらいマイナスの減収になっているということでございます。 ◆浅子けい子 委員  減収にはなっているけれども、採算は取れているということでよろしいんですか。  混雑率が、例えば、つくばエクスプレスは、マイナスにはなっているけれども116%、それからあと日暮里舎人ライナーなどは、ワーストワンと、この間も話がありましたけれども、混雑率は141%、乗客にとっては、朝なんかのラッシュはそれなりの混み具合があるわけですよ。そういう点では、運賃もほかのところより幾分高めかなというふうに思っているんですが。  そういうことで、こういう前の年度の輸送状況で比較して増減を見てしまうと、それだけで、マイナスは分かりますけれども、採算が取れてないのかなとそんなふうに考えてしまう方もいらっしゃるかとは思うんですけれども、そこら辺はしっかり御報告していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 つくばエクスプレスの方については、東京都職員の方もいらっしゃって、やり取りをさせていただいております。その方とのお話の中では、やはり乗る方が3割減っている中で、収益も大分下がっているということでは、非常に設備投資等を実施するのに厳しい状況があるということはおっしゃっておりました。それが何%だともうできませんとか、何%以上であればできますとかという話ではないんですけれども、そうした状況もございます。  また、議会の皆様にも御報告できるような形で、そうした情報を得ていきたいというふうに考えております。 ◆中島こういちろう 委員  私も1点、先ほどから他の委員の方からも質問がありましたが、花畑のバス試験運行に関して質問をさせていただきます。  まず、10月の平均1.9人ということで、3人分の差があるというふうに御報告いただいているかと思うんですが、この差分に関して足立区としては今、改めてどのように捉えておりますか。  具体的に最初立てた目標から大きく乖離があったのかだったりとかというところを知りたいです。 ◎交通対策課長 私どもも、この地域の不便度が高いということでは状況を確認しておりましたけれども、そこの中で実際に走らせた場合に、どれぐらいの方が乗っていただけるかというところの細かいところまでは、やはり把握できていなかったところでもございます。  実際に走り始めて1.9人ということでございますので、これは目標を立てさせていただいておりますので、収支比率にした場合に5人ぐらいの運賃払いの方に乗っていただくことを目指しておりますので、何とか経費を下げることですとか、そうしたことも含めて今後取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆中島こういちろう 委員  御回答いただいた話をまとめると、最初、見立ては立てていなかったけれども、実際に試しながらその差分を埋めるために御尽力をされているというふうに御回答いただいたかと思いまして、今後の取組に関してホームページやSNSで情報発信するであったり、イベントと連携した情報発信というふうにまとめていただいているんですけども、情報発信ということは、足立区としては今なかなか認知が足りないから使われていないんだ、利用者が少ないんだというふうに認識しているということでよろしいですか。 ◎交通対策課長 中島委員おっしゃるとおりで、やっぱり認知は十分ではないというふうには考えております。これは少し時間が掛かるということもあるのかなとは考えております。 ◆中島こういちろう 委員  まず改めて認知が足りない、もちろん感覚的に認知が足りないところはあると思うんですけれども、具体的な認知が足りない状態を把握する必要もあるのかなというふうに私は思います。  もちろん地域の方の中で、例えば、先ほど子育て世代の方にもっとお伝えすべきだったりとかいろいろな意見が出たと思うんですけれども、私もその認知を増やしていく話、非常に必要かというふうに思うんですけれども、ただ、改めて例えばホームページだったりとかの内容を考えてみますと、今ホームページをいろいろ、更に幅広い世代に関心を持ってもらえるように掲載内容を変更していくというふうにこちらにも書いてあると思うんですけれども、今書いていただいている内容ですと、1便に5人が乗らないと社会実験として大変ですということをホームページ等にも書いてあると思うんですけれども、例えば、私が旅行に行くときに、コロナ禍で非常に厳しいので新幹線を使わないとJRが非常に厳しいと言われても、私は多分、別にJRに絶対何かしなきゃいけないという思いがないと別に使わないと思うんです。それって今の区民の皆様も同じじゃないかなというふうに思っていて、何かしらの興味・関心、思いみたいなものを持っていただかないと、なかなかそういった行動に移すことは難しいんではないかなというふうに思っています。  例えばなんですけれども、神戸市で2007年に市バスの走行の改善キャンペーンということで、地域の大学と地元の幼稚園だったり小学生のお子さんたちと連携しながら、外側のラッピングのデザインを公募して、実際に、子どもたちだったりとかが書いた絵だったりとかイラストだったりが、市のバスとして走るみたいなイベントをやっていて成功しているという、具体的な成功のレベルがどの成功なのか分からないですけれども、成功したというような話があったりしました。と考えたときに、先ほど子育て世代の方に情報周知をということをおっしゃっていただいたと思うんですけれども、もちろんそれも大事だと思うんですけれども、何かしら情報を知るだけではなく、そこに乗ろうとか、その一歩踏み出すような、バスを中心としたアクションを足立区としては取っていく必要があるのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 今、中島委員の方からございましたお話は、近くでは実は草加市のパリポリくんのバスなども公募をして、絵もああいうものをいただいてデザインされたということで、そこのバスに乗ると、中にキャラクターのぬいぐるみがあって、それに会いに来る子どもたちがいると、そんな取組もされているというのは承知しているところでございます。  私どもも、今、社会実験という形ではございますので、どこかの段階からはしっかりそうしたところの準備をしていく必要があるのかなというふうに考えておるところでございますので、時間的な経過の中で、どのあたりからやっていくかということも含めて検討させていただければなというふうに考えております。 ◆中島こういちろう 委員  是非よろしくお願いします。  今ちょうどラッピングの外側の部分、先ほどの話だと中にキャラクターを多分、分からないですけれども置いて、皆さんで見てという話かもしれないんですけれども、なるべく多くのお子さんの意見が採用できるような形で、外側のラッピングにそれぞれのお子さんの描いた絵を、多分この神戸市の事例だと走らせているんですけれども、いろいろ調べていただいて、そういったような施策を打っていただかないと、今までも情報発信されていると思いますし、多分同じように情報発信しても、この3人分の差分というのはなかなか埋めづらいものだと思うので、是非前向きに御対応お願いしたいと思います。これ要望で、以上です。 ◆しぶや竜一 委員  私から、まず東京女子医科大学のバスの再編について1点だけお伺いさせていただきたいんですけれども。地元が舎人の方なので、日暮里舎人ライナーを利用して、江北駅からバスを多分利用して東京女子医大、結構江北駅からの東京女子医大の距離がかなり離れていると思うので、高齢者の方なんかはこのバスを利用するのかなと思うんですけれども、既にしていたらあれなんですけれども、見沼代親水公園とかにはあれですか、既にこういった江北からのバスが出ますよというような周知というか、ポスターとか、もちろん考えてはいらっしゃるとは思うんですけれども、何かもう始めていることというのはありますか。 ◎交通対策課長 まだ今の段階ではやっておりません、これからになります。 ◆しぶや竜一 委員  やっぱり1月なので、そろそろなのかなというのは自分もすごく感じていたので、というのも、先日も東京女子医大ができるんだねという話をした中で、地元の方から、バスは出ないけれども、日暮里舎人ライナーを利用して、江北から離れているけれどもバスは出るのかなとか、そういった意見、出ますよという話をしている中で、でも、日暮里舎人ライナーはもちろんそうなんですけれども、見沼代親水公園のバス停だったりとか、バスが出ると思って勘違いしている方も結構いらっしゃるので、そういった周知というのは、やっぱり利用してもらうためにも必要なのかなと思うんですけれども、その辺について。 ◎交通対策課長 この点につきましては、やっぱり区民の皆様全体にお知らせする必要があるのかなということで思いますので、その点については検討していきたいというふうに考えます。 ◆しぶや竜一 委員  是非とも、そろそろやっていただけると思うので、そういった中で、よろしくお願いいたしたいと思います。  もう1点なんですけれども、日暮里舎人ライナー輸送実績で、前回の8月の委員会と数字的にはもちろん変わりはないんですけれども、自分も最近、日暮里舎人ライナーをまた利用する機会において、交通対策課長だったりは御存じだと思うんですけども、やっぱり人がちょっとずつ増えているなというのは、コロナ禍に乗っていたときもあったので、それはすごく感じている部分ではあります。  ただ、その中で、混雑緩和という中で、毎回毎回今後の問題点の中で新型車両の更新をということがあったんですけれども、先日の地震においての脱輪、脱線だったりとかがあった中だったんですけれども、そういった中での新型車両更新というのは、もちろんそういったことがあったからこういうふうにならないように気を付けなきゃいけないという話を東京都とはしてくださっていると思うんですけれども、そういった中で、例えば、遅れたりとか何かそういったことはないですか。 ◎交通対策課長 今のところ、遅れの話は聞いておりません。 ◆しぶや竜一 委員  遅れが出ていないということは安心したんですけれども、是非とも早急に、もちろん安心・安全に乗っていただくということがもちろん全てだと思いますので、それは引き続き東京都に要望していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ◆鈴木あきら 委員  私からは、まず花畑の方ですけれども、そもそも論ですけれども、再確認したいんですけれども、社会実験ということですけれども、バス協会から、シルバーパスを使った料金で、これはお金というのは今現在は出ないんですか、あくまでも社会実験だからということでしょうか。 ◎交通対策課長 シルバーパスの利用に対してのバス協会からは出ておりません。これは自治体が経費を負担しているバスになりますので、その場合には、シルバーパスの対象にならないということでございます。 ◆鈴木あきら 委員  そうすると、例えば、社会実験終わった後だったら出るということですか。今は自治体の方でお金出しているからという部分で考えたときに、ということは、逆に言えば、なぜこういうことを聞いているかというと、社会実験中は1.9人で、今、シルバーパスを抜いて計算していますよと。だけれども、社会実験終わって移行しますよという話であれば、それは普通どおりの路線と同じように考えれば、シルバーパス使った部分に関しては、ほかの路線と同じようにバス協会からお金が出ていいんじゃないのかなというふうに考えられるかなと思うんですが、それはいかがですか。 ◎交通対策課長 本格運行になった際に、区から不足している分の経費を補填する必要がなければ、シルバーパスの充当の対象になるということになりますので、今24%を目指しておりますので、例えば24%ぴったりだった場合には、残りの76%の経費分が運行するためには足りないわけです。その運行経費は区が負担していくというスキームになっておりますので、そこがゼロになれば、一般の路線バスと同じ、あるいはほかのはるかぜと同じということでシルバーパスの補填があるというような考え方でございます。 ◆鈴木あきら 委員  非常にそれは分かりづらくて、ちょっと微妙な感じがしませんか。というのは、なぜかというと、そもそも論で考えたときに、本格運行で区がほかのバス路線と同じようにお金を払っていなければ、シルバーパスの部分というのは、バス協会から事業者にお金が払われるわけじゃないですか。ただ、今は社会実験ですよと言って区は負担していますよと、またそれが最低ラインで24%を想定していて、そこから逆に下がったらその分だけ補填しますとかということがあるから微妙なんでしょうけれども、ただ、そうやって考えたときに、そもそも乗客というかお客さんというのは、当然このバス路線シルバーパス使ってお金が払われていないということが分かっていないと思うんです。この路線は、お金払われていますよというのは、そういうのはいちいち気にしません、あくまでも自分たち乗ったと、乗っているからこそ自分たちも貢献しているなというふうに思っている人も多いと思うんです。  だから、例えば、いろいろな周知方法をされて、シルバーパス持っている人が、そうか、じゃあ私も乗ろうと言ったって、区の計算上でいけば全然それはカウントされないわけでしょう、だから、あくまでも区の、勝手な言い分ですよ。勝手な言い分として区は24%というのを一つのラインとして決めているからそこに到達するかしないかということを考えているけれども、実際は、それこそ白石委員が一番最初に冒頭言ったみたいに、乗客はどうなのかと、乗車率はどうなのかということも一応重要な問題なんですよ。それによって、皆さん方が協力してシルバーパスでもいいから乗ってみようと乗った結果が、結果的に、それこそ、もしかしたら本格運行すれば、それはバス収入率としてカウントされるんだから、そしたら本来の5人に到達しているんじゃないですかという問いかけにもなるんですよね。その辺の考え方というか、それは区の方ではどういうふうに整理していますか。 ◎交通対策課長 申し訳ありません。少し整理させていただきたいんですけれども、まず、このバスを走らせる一番最初の段階のところでは、不便度が高いということで何とか走らせてほしいという話でございましたけれども、区が走らせなくても、お客さんがたくさんいれば、それは事業者が一般の路線バスとして運行しているというような、それはもうそういう状況でございます。  そうした中で、今回、他の自治体の事例では4割の収支率を上げることを目標にしているのが一般的でございますので、それをまず目指そうということでスキームづくりをしておりました。  その中で、東京都内においては、シルバーパスの制度があるので、シルバーパスの方も一定量いらっしゃるだろうということで、シルバーパスの方が大体4割ぐらいかなという見込みで、残りの6割の方が運賃払いをするということで収支率40%を24%まで下げているような状況でございますので、そこを目指しましょうというような話でございますので、シルバーパスの補填うんぬんの話はなかなかそこではどうなのかなというところで考えているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  その辺が、区民というか、シルバーパス利用される方なんかもそうでしょうけれども、なかなか自分たちが、確かに、この公共交通検討ニュース第5号を見ても、区の方の言い分という書き方だとすれば、あくまでも運賃払い利用者数が1.9人だから5人に行かないといけませんよと、なかなか難しいですよと、これは確かにそういう考え方ができるでしょうけれども、そうすると、これ見ただけだとシルバーパスは関係ないのかなとかというふうに取れるし、それからまた、シルバーパスを幾ら利用したって乗客が、自分たち乗ったとしても全然それは区の方には考えてもらえないんだという考え方が出てしまうとちょっと違うんじゃないかなというところがあるので、これはどういう伝え方がいいのかというと、もうちょっと研究していただきたいなというふうに思っております。  それから、先ほど12月10日号のあだち広報の特集号を組んでいるという、予定しているということでしょうけれども、これも、タイミング的には、取組方とすれば非常に遅いとしか言いようがないなと、早く運行させたいという気持ちの方が強く、私たちも要望したし、区の方もそれに取り組んでくれたからというのは分かるんですが、ただ、広報の仕方だって、なぜ運行を開始したときに合わせて、小さい記事じゃなくて、前回も、私もここで皆さん方に見てもらいましたけどれも、隣の葛飾区なんかは、葛飾区の広報紙で、こうやって1面でぽんと載っかるわけじゃないですか、1面使って、なおかつ今回、前々から言っているようにお試し券というのがあるんですよと紹介したじゃないですか、そういったことも含めて、12月10日というのはどういうふうに考えているのかなと思うんです。 ◎交通対策課長 10月1日から運行スタートして、その1週間前に出発式も実施させていただいたところなんですけれども、思い返してみると、その時期はまだ緊急事態宣言下でございました。その中で、準備を進めてきておりまして、10月1日からは社会実験スタートだということで、可能な範囲での広報等はやっていこうと。ただ、必要以上と言ったらあれなんですけれども、小さいバスでございますので、それが密になってしまうようなことには逆にならないようにも気を付けなきゃいけないねということでも考えていたところでもございます。  それが蓋を開けてみたら、そんなこと全然、問題ないじゃないかというふうにお叱りを受けるところかもしれないんですけれども、準備の段階では、そのような状況でやってきたところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  そういった意味からいけば、コロナということでこういうこともあったので、半年間というのも、本来、例えば、12月の大々的に周知し始めてから6か月間とか、そういうような考え方と言ってもいいんじゃないかなと思うんです。何も10月から運行を開始したから、10月から半年というんじゃなくても、取りあえず周知、確かに町会・自治会とか地元の路線の沿線のところにはポスティングだとかいろいろな努力されたと思うんですけれども、ただ、そういった意味でいけば、地元だけじゃなくて、それはあの路線に乗ってみたいな、先ほどからいろいろ出ている生物園だ、桜花亭だ、大鷲神社だとかいろいろあるわけじゃないですか、そういったところも含めて、是非乗ってもらいたいという部分でいけば、区民に広く伝えるということもあるので、そういったことで考えれば、12月10日の広報をばんとやるんだったら、それから半年間という考え方も一つはできると思うんですが、そういったことも検討事項には値しませんか。 ◎交通対策課長 今ちょうどスタートを切っているところではございますけれども、これから2年間の中で検討していくということでもございます。ですので、鈴木委員からの御意見も貴重な参考意見とさせていただいて、検討を進めていきたいというふうに考えております。 ◆鈴木あきら 委員  結局、10月、11月がどうなるか分かりませんけれども、ある意味では低迷している部分で、というのは数字上ですよ、なっているとすれば、それが2か月で、残りの4か月で、頑張ったら6か月で平均したら、また、がくんと下がるわけじゃないですか。そうやって考えたら、本格的に、あくまでも地元も要望があったし、議会からも要望があったから、10月からできるときに早くやろうよとやってくれたのはいいんだけれども、その算定方法という、決定の一つのデータを取る上での半年間というのは、そういう考え方というのはあってもいいんじゃないかなということでお話していますので、それはちょっとまた検討してみてください。  それから、先ほどラッピングとか、下がり広告とありましたけれども、私は、考え方とすれば、広告というのは乗った人にとって車内広告と、ラッピングというのは乗っていない人たちにも向けて、その沿線で走っている人たちに、そうなんだというところを是非見てもらいたいなというふうに考えている部分があって、当然その企業として、広告を出せば、何々工務店とか何々ドライビングスクールとかいろいろあれば、それは確かにそういったインパクトは強い部分があるでしょうけれども、ある意味では、ここは、そういった社会実験だけじゃなくて地域のための福祉バス的な考え方から考えたときに、だとすれば、前回もお話しているみたいに、生物園なり桜花亭なり大鷲神社とかそういったいろいろな部分でのラッピングがどうしても私は必要だと思ってはいるんです。  ただ、そういったときに、隣の葛飾区、この前ちょっと交通対策課長にはお話しましたけれども、ちょうど亀有駅に走っている京成タウンバスが全部ラッピングが柴又帝釈天、それから堀切菖蒲園、それから山本亭とか、それからあと葛飾区の花火ですね、いろいろなそういったものが全部なんです。大型ですよ、はるかぜの型じゃないから。すごいインパクト強いです。全部です、写真も撮って見てもらいましたけれども、そういった意味でいけば、隣の葛飾区ができて何で足立区できないのかなということで、その辺の検討というか、研究材料にもしてもらってもいいと思うんですが、それは何か変化ありますか。 ◎交通対策課長 先ほど中島委員のお話のところでもありましたけれども、今、鈴木委員からもございましたので、私どもとしましても、うちの課だけではなくて、シティプロモーション課ですとか、観光交流協会ですとか、そうしたところとも連携しながら、区の魅力あるいは花畑地区の魅力を発信していくという考え方も重要だとは十分考えておりますので、そういったところについては検討させていただきたいというふうに思います。 ◆鈴木あきら 委員  同じ京成タウンバスですけれども、あそこは葛飾区だから、リカちゃんの人形と、それから当然ながら、それでまた地域のものを一緒にしてラッピングしているんです。すごいなと。あとモンチッチ、区内産業を高めるためですよね。そういった、足立区としてもいろいろな発想をしていった方がいいです。  なおかつ、先ほどの中島委員じゃないですけれども、地域の人たちに愛されるとなったら、確かに車内に自分たちの描いた絵がばんばんと貼られたら、子どもたちだって自分の絵が飾ってあるんだってよとか親に言って、当然ながらじゃあ見にいこうとかという話になるじゃないですか、そういった発想を、いろいろなところで、あくまでも、確かに正攻法だけじゃなくていろいろな部分で成功例もあるわけです。ましてや、こうやっていろいろな委員からも発言があって、それを取り入れていくかどうかというのは、決定権はそちらにありますけれども、ただ、そういった部分では、その辺十分参考にしてもらいたいなというふうに強く思います。
     花畑の方は以上で終わります。  次に、女子医大の方ですけれども、今回、運行計画は出ていますけれども、この運行計画、例えば新規とかというふうに、経路の変更だけじゃなくて新規路線もありますけれども、これによって何か減便とかどこかがなくなるとか、そういう話は全く聞いていませんか。 ◎交通対策課長 都営交通の方の里48につきましては、皆様に御案内させていただいたかと思うんですけれども、昼間の時間帯、病院がやっている時間帯については、日暮里舎人ライナーを利用いただいて江北の駅で降りていただいて、江北の駅からは循環バスが運行しているというようなところでございます。  あと、それ以外の既存路線でほかの事業者の運行のバスにつきましては、基本、今と同じ本数であるんですけれども、そこに例えば環状七号線を走っているバスですと、そこから病院まで経由する時間が掛かりますので、そうした点では、1日を通じると、1本、2本とかという減になっているところもあるかと思います。 ◆鈴木あきら 委員  その辺のデータ、出てくるのはいつぐらいだか聞いていますか。 ◎交通対策課長 12月中ぐらいになるかなとは思います。 ◆鈴木あきら 委員  私の方も、先ほどいろいろ調べてみたら、例えば、北千住からですか、これが東武バスのほかに、はるかぜがありますよね。そうすると、今までから比べると、結構本数がある意味では競合するのかな、59本あるんです。あともう一つは、路線図の国際の①というところ、それのところは、経路は西新井駅、これ西口ですよね。そうすると、国際と、それからあと東武の方の路線、東武の3番ですか、これが競合する形になるんです。そうすると、これ1日で83便になるんですけれども、結構本数が多くなって、すごく余裕が、その地域の人にとってはありがたいと思うんですが、これは認可されるということで考えていいですか。 ◎交通対策課長 2つの事業者、その予定で申請されているようでございます。 ◆鈴木あきら 委員  そうすると、それも今、申請の段階ですから、当然それが決定するのが12月ぐらいというふうに考えていいですか。  やっぱり一つ路線があるところに重なっていくのに、簡単に認可が下りるのかなというふうに思ったので、申請はいいんだけれども、それが決定されるのかどうかというふうにちょっと不安だったので、それは12月じゃないと分からないと、分かりました。  それから、バスの転回場の方の配置図とか、バス停がどこに幾つあって、それが何とかというのは、それは、図は今回出ていないんですよね。分かりました。  それで、都バスの方の2番なんですが、これ扇二丁目、西新井大師西というのが、里48-2は経路変更ですから、これはルートがなくなってこちらの方に経路が変わるということだと思うんですよね。結局、日暮里舎人ライナーの下から1本、女子医大の方に変わるからという話ですよね。それは、そこのルートがなくなってしまうということですね。 ◎交通対策課長 一部変更になるわけです。 ◆鈴木あきら 委員  それによっての影響はないというふうに考えていいのかなと思うんですけれども。  次に、都バスの経路ですけれども、循環と書いてありますけれども、これは右回りとか左回りとか両方とか聞いていますか。 ◎交通対策課長 左回りです。 ◆鈴木あきら 委員  分かりました。  そうすると、江北から環七の方に向かって南下して女子医大に来て、また北上するという形ですね。分かりました。  そうすると、この一方向で1日16本ということですね。分かりました。その辺も詳しく、また決定したら教えてください。  それから、次に、はるかぜの感染症対策の方に行きます。  考え方なんですけれども、バス1台当たりとなっていますけれども、車内の感染症対策というのは1台当たり20万円というのは分かるんですけれども、事業所内感染症対策費が1台当たりと、事業所で考えたときに、どうして1台当たりという台数で決めたのかなと思うんですが。 ◎交通対策課長 事業者によっても、路線数、便数の少ないところもあれば、非常に多くの便数を運行しているところもございます。そうしたふうに考えたときに、運転手の控室も幾つもあったりとか、あるいは、そこでの事業所の中での事務として運行計画の立案等と、そうしたものにもやっぱり時間を要するというようなこともございますので、それを計算する基本として台数で表現させていただいているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  考え方とすれば、1台当たりというのはおかしいのかなというふうに思ったんですけれども、一つの物差しを、そういうものに当てはめたというふうに考えていったということで、理解はします。  それから、5事業者ということなんですが、これはオープンにできないんでしょうか、54台所有となっていますけれども、例えばA社、B社、C社、D社とかということだけでもいいので、54台の比率とかというのは分かるんですか。 ◎交通対策課長 以前に、車両補助等を実施させていただいたときと同じでございます。一番多いのは日立自動車というような状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  古い資料を見れば出るということね、分かりました。  考え方とすれば、今後、これでもってオーケーであれば補正予算の付議をして、それで要望を策定していくというスケジュールだということで、今回こういったバス事業者も大変なことはよく分かっていますし、それからまた、これによって、はるかぜが減便でもされてしまったら困るということもありますので、ある意味ではやむを得ない部分があるかなと思っています。  それから、竹ノ塚駅のホームドアの関係ですけれども、先ほど来からJR、東京メトロは遅れはないということ。だから、当然ながら、東武鉄道が反省するということしかならないということなんでしょうけれども、ある意味では、足立区も関係してくるわけですから、本来は、足立区のほんの少しかもしれませんけれども、責任はあったのかなというふうに思います。  そういった意味では、この前の委員会で、亀有駅とかJRを令和5年度という話をしましたら、その後、令和4年度までに前倒しをするということで決まったということです。だから、その辺、半導体の不足を考えているにもかかわらず、区長選挙もあったせいなのかどうか分かりませんけれども、令和5年度予定していたものが令和4年度に前倒しをするという決定をしたということなので、そうやって考えたときに、何で逆に東武鉄道だけが遅れるのかなというふうに非常に疑問なんですけれども、令和4年度中には、何とかオーケーということで考えていいですか。 ◎鉄道関連事業担当課長 あくまでも今回、竹ノ塚駅について早期の設置ということでお願いいたしまして、先ほども申し上げたとおり、今現在ではいつ付きますという明確な回答がないんですが、時期を含めて教えてほしいということで要望しておりますので、東武鉄道の方では設置時期を今、メーカーを含めて検討しているところですので、そういった情報入り次第、議会の方にも御報告させていただきます。 ◆鈴木あきら 委員  ほかの区が、区がというよりもJRがそういった区の要望を受けて結論を出したという話でしょうけれども、結果的にはそういう令和4年度中にという話も出ているので、だとすれば、こちらの方もちゃんと時期をはっきり示してもらいたいと強く要望してください。以上です。 ○長澤こうすけ 委員長  そのほかよろしいでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長澤こうすけ 委員長  なしと認めます。 ○長澤こうすけ 委員長  その他に移ります。 ◆鈴木あきら 委員  女子医大の式典と内覧会行ってきまして、当然皆さん方も見ていただいたと思うんですけれども、バス停の関係も、もちろん含めてですけれども、かなり段差も、13段とか15段とかあって、私も写真撮ったり、自分で実際何回か上り下りしてみたんですけれども、またロータリーの部分、屋根がついている部分と、それからもう一つのぐるっと回る距離というふうに見ても、当然ながら見たときに、隣の区の青戸の女子医大と比べても相当広いなと、その部分では余裕があるなというふうに思って印象として強く持ちました。  そういった意味では、こちらの方はエリアデザイン調査特別委員会じゃなくて、あくまでも交通網都市基盤整備調査特別委員会ですので、もちろんバス停のことに関してだけお話しますけれども、結局、1月5日に開院で、外来が始まって、それから、当然ながら利用者がどんどん病院を利用することになって、その後は、混み具合とか、ロータリーの、タクシーの待合場から回ってくる車とか、一般車両がどうかとかという、そういった調査というのは、今後どういう形で進めていくんでしょうね、予定はしていますか。 ◎経営戦略推進担当課長 まず、周辺の交通環境調査につきましては、来年3月ぐらいを目途に実施したいと考えております。また、病院内、鈴木委員おっしゃるように、一般車、タクシー、バス、その辺の利用関係もあるかと思いますので、その辺につきましては、職員の方で台数等を調査するようなことを考えていきたいと思っております。 ◆鈴木あきら 委員  必ずやっていただけるということでいいですね。 ◎経営戦略推進担当課長 開院後の状況については把握してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  私も式典に行ったときには、当然270台以上止められる駐車場に車を入れて、それからエントランスの方にずっと坂道を上がってきて、当然ながら車を止めた人は、ここを歩くんだろうなと、そうすると、ロータリー全然邪魔しないんですよね。邪魔する人は誰かというと、おしべ通りで降ろされた、バス停で降ろされた人がそこを上がっていってロータリーを横切るんです。それ以外はロータリーを横切る人あまりいなくて、あとは、逆に付近の住民が利用するときには、バスの転回場の方の横断歩道を渡って、それから上がっていくというのがありますけれども、エントランスの前のロータリーそのものを使う、横切るということはまずないなというふうに思っていますので、その辺もちゃんと、実際に調査するときに人数把握したりとか、それからもう一つは、利用者の声というのがどの程度出てくるかということがもちろん重要な問題だと思いますので、その辺も調査の方よろしくお願いしたいんですが、それも含めていかがでしょう。 ◎経営戦略推進担当課長 利用者の声なんかも含めて、把握、確認をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  そうしましたら、当然、その調査結果を基に、せめて、あそこは大型バスをエントランスのところの前のロータリーを上がらせるというのは非常に難しいでしょうけれども、今の、最低でもはるかぜのものというのも、バス事業者とも、いろいろ調査結果を含めて協議をしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ◆水野あゆみ 委員  すみません、先ほどその他でということだったので、一言だけ。  乗り合いタクシーの件で、前から、小菅駅までは葛飾区のさくらが来るんです。その先がないということで、前々からそっちの先にも行くようなふうに葛飾区にお願いできないかとか、足立区で出してくれないかという要望があるんですけれども、女子医大ができたということで、これを機会と捉えてやっていただけるような、そういうのも検討していただければ、又は、葛飾区のさくらを女子医大まで通してもらえないのかとか、そういうような可能性についても探っていただきたいなと思いますが、最後いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 日立自動車が運行されているかと思うんですけれども、駅からの距離だったり、運行の時間、それによって、今、安く運行できているというのもあるかと思うので、それがそのままずっと西の方まで行くというのはなかなか多分難しいのかなというのはあるんですけれども、水野委員のおっしゃる趣旨はよく分かりましたので、その辺については相談してみたいというふうに思います。 ○長澤こうすけ 委員長  そのほか、よろしいでしょうか。 ◆吉岡茂 委員  1点だけ。  花畑のバスのこと、随分課題がたくさんあるんだな、交通対策課長も随分答弁の数が多くてお気の毒だなと思いつつ、最後に質問させていただきますけれども。そういう課題がたくさんある中で、たしか今後、また交通不便地域と言われている鹿浜ですとかそういったところでも検証実験、社会実験を行う計画があるというふうに聞き及んでおりましたけれども、実際のところ、今どのような状況になっているのか確認させてください。 ◎交通対策課長 取組が少し遅れていること大変申し訳ございません。  他自治体の取組事例について、職員に調査・研究をやらせて、ディスカッションをしているところでもございます。  これから、年が明けるぐらいの頃から、地元の町会長にまず御挨拶等させていただいて、会長会の席ですとかそうしたところを使わせていただきながら、まずどんな困り事があるのか、課題があるのか、どうしたことの要望があるのかというようなところからお話をまず伺っていくところから、鹿浜地区ですとか西側の方ですね、入谷の方の地区ですか、そうしたところに今年度から入っていければなというふうに考えているところでございます。 ◆吉岡茂 委員  本当に大変な状況の中ではありますけれども、やはり少しでも早くに交通不便地域の解消ということで取り組んでいただきたいと強く要望しておきます。以上です。 ○長澤こうすけ 委員長  他にございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長澤こうすけ 委員長  それでは、以上をもちまして、本日の交通網都市基盤整備調査特別委員会を閉会いたします。       午前11時24分閉会...