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令和 2年 8月20日文教委員会-08月20日-01号
令和 2年 8月20日建設委員会-08月20日-01号

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  1. 足立区議会 2020-08-20
    令和 2年 8月20日建設委員会-08月20日-01号


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    令和 2年 8月20日建設委員会-08月20日-01号令和 2年 8月20日建設委員会       午前9時59分開会 ○小泉ひろし 委員長  ただいまから建設委員会を開会いたします。 ○小泉ひろし 委員長  最初に、記録署名員2名を私からご指名申し上げます。  鈴木委員市川委員、お願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)元受理番号16 花畑川環境整備早期整備を求める陳情、(2)元受理番号17 花畑運河歴史文化的価値の保存を求める陳情、以上2件を一括議題といたします。前回は、継続審査であります。  執行機関は何か変化ありますか。 ◎道路整備室長 説明会についてご説明させていただきます。  夏にやりたいということでご報告したところですけれども、学校のほうと調整して、今のところ9月28日に何らかの説明会をやりたいというふうに考えているところでございます。 ◎工事課長 現在の作業状況なのですけれども、雪見橋富士見歩道橋の間で積算作業を実施しているところと、あと、ベンチに整備イメージ広報板を設置しているところでございます。 ○小泉ひろし 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はございますか。
    ◆西の原えみ子 委員  私も今回、この陳情について、少し過去のことも含めて見てみました。そういう形でこの両方の陳情の内容に対して、凄く思いは同じだなというのを凄く感じたのですね。できれば、どちらもいろいろな良い方向も組入れたものにして、早期に整備を進めて欲しいということを思っております。しかし、新型コロナウイルスの影響で説明会が延びているということ、まだ、明らかに説明会もいつになるかということもはっきりされていないということなのですけれども、説明会とかが行われないまま、計画だけが進んでいってしまうということは、是非、ないようにということを強く思っております。  今、工事課長のほうから看板を掛け替えた、広報板を掛け替えたということがありましたけれども、その掛け替えたということはどうしてでしょうか。 ◎工事課長 説明会につきましては、9月28日に中川北小学校のほうで、事業に伴います富士見歩道橋の架け替えについて説明を合わせてやっていく予定でございます。  看板につきましては、設計が終わって議会等説明して、建設委員会イメージを現地に設置していただきたいということがありましたので、設置した次第でございます。 ◆西の原えみ子 委員  その思いに、いろいろな説明会では、陳情者方たちの思いがきっと説明もされると思うのですけれども、そういうことに関して、この説明会では、例えば専門の方たち意見だとかそういうことも説明されるのでしょうか。 ◎工事課長 説明会の中で、緑被率だとかヒートアイランドについては説明していきたいと考えているところでございます。専門家意見を聞いて、建設委員会でも報告したとおり、組立てているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  是非、専門家の見識も入れていただきたいというのは思っているところなんです。  例えば、8月5日付の「足立朝日」に、環境NPO団体水質調査をしたという記事が載っていたのですけれども、その記事では、現在、改修案が出されているこの花畑川については、水質の関係では中川から水が入っているため、COD(化学的酸素要求量)というのが5、この数字が高いほうがきれいだということになっているのですが、足立区は中川の流水口を現在の7.5mから4.5mに川幅を狭めてしまうという案をこれで出してありますよね。そういう中で、そうすると入り口付近でごみが滞留しやすくなるということが心配されているということで、十分、監視もしていきたいというような記事になっているのですね。これらの影響については、区はどう見ているか、ご存じかということもお聞きしたいのですが。 ◎工事課長 現在、工事課花畑運河を管理しているところでございます。ごみが滞留したときには、清掃等かけていきたいと考えているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  滞留したときに対処するということなのですね。  それと、この花畑川は、いろいろな調べたところということで出ていたのですが、80年間で2.1mの地盤沈下をしているということがあって、今、計画されている花畑川護岸は、1m切下げ案、こういうことを含んで整備計画ということで、こういうことも大丈夫なのか、いいのかということも言われているのですけれども、そのことについてはどうお考えですか。 ◎工事課長 現在の古い護岸につきましては、APで4.1mございます。既にそれを3.1mにするというような整備計画にしておりまして、雪見橋のところにつきましては、現在、既に3.1mに切下げて整備を行っているところでございます。  今後、それに合わせて整備をしていきたいと考えているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  あと、先ほども言ったヒートアイランドのことに関しても説明をされていくということもおっしゃっていたのですけれども、そのことに対しても、どういう形で、どういう人たちの見識といいますか、基にご説明をされるのでしょうか。 ◎工事課長 私が聞いたお話では、ヒートアイランドに関しては、葉っぱの蒸散から非常に効果があると、それから、水面についてはさほど効果がないだろうと。ただし、舗装についても、水を含んだ舗装に保水性舗装というものを使用すると蒸散作用があるということで、蒸散によってヒートアイランドはあるので、緑、舗装の工夫によってヒートアイランド対策を行っていけばいいだろうというような意見をいただいております。 ◎道路整備室長 ヒートアイランドについては、過去、建設委員会皆さんにご説明差し上げております。そのとおり同じように説明したいと考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  この説明会、私もしっかり聞きながら、どういう意見かというのも考えていきたいと思いますけれども、やはり川幅をこうやって狭くすることでの不安材料はたくさん出ていると思うのですね。そういう中で、もちろん工事課長も専門的な見識に立って、そういうことはないとおっしゃってはいるのですけれども、そういうことがなかなか私たちとか住民にも伝わっていないという。こういう状況の中では、専門家をしっかり入れたところでの説明会なり、もう一方、勉強会というのですか。そういうことも今、必要で、やるべきではないかというふうに思っているのですね。その上で進めていくということがとても重要だと感じております。  川を楽しむとか親しむ環境保護の取り組み、こういうことは、地域人たちとか本当に環境のことを考えて、それこそ利益とか、そんなものを全く、度外視しながら一生懸命やっていらっしゃる環境団体NPO方たちとか、そういう方たち意見とかも十分取り入れてやっていくことが凄く重要だと思っております。そういうことこそが今、足立区が進めている協創の取り組み、まさにそれになるのではないかというふうに思っているのですね。  そういう点で、こういうNPO団体の方や住民が不安になっているままで進めていくということは絶対やらないで欲しいと思っているのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎工事課長 川の幅自体は変えてございません。それで、水面の幅は現在の幅から、平成13年度の計画と同じ、平均で16mの川幅でやっていくという形でございます。  構造等につきましても、緑等々を考慮して、より緑を増やすような形で河津桜等の移植をしたと。それと、歩きやすい歩道という形で、2mから3mに広げるという形で、区としても工夫をしながら、より良い計画として進めていっているような状況でございます。 ◎道路整備室長 第1期工事については、ほぼ設計のほうは終わっているのですけれども、これから第2期、第3期と工事が続いていきます。住民の方の意見を聞く場は必ず設けて進めていきたいというふうに思ってございます。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆新井ひでお 委員  前回の建設委員会で申し上げたとおり、説明会をまずやって、その後、早めに判断しなければいけない。他の話の説明会等も各所でやっているようですから、速やかにそういうのを設定していただきたいと思っていますので、一応、今回は継続。 ◆さの智恵子 委員  早期整備は、本当に住民の皆様の本当にもう念願というか悲願だとは思いますが、これから住民説明会もございますし、様々な危険等にも配慮した整備が必要かと思いますので、継続でお願いいたします。 ◆西の原えみ子 委員  やはり、この陳情を出されている方々の思いというのは凄く深いものがありますし、そういう方々の不安を取り除いていく、そして、そういうことを取り入れていく、それこそがつないでいく区の姿勢というか区の役割だと凄く感じております。ですから、私たちも議会でこういう質疑をしっかり続けていって、より良いものにしていく、そのためにも、もっとこの質疑は必要だと思いますので、継続でお願いいたします。 ◆鈴木あきら 委員  住民説明会を早急に開ければいいなと思っています。そして、その中で住民の方々の意見を取り入れて、早急に進めていっていただきたいと思います。今回は、継続ということでお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  結論は継続でいいのですけれども、先ほど質疑の中で、ごみ拾いの話も出ました。この、ごみ拾いに関しましては、先日の環境基金の会議でも、カヌーを使ったボランタリーベースでの協力というものが、本当に住民の方々から自発的な形でなされているという状況もあるわけであります。こうしたごみ拾い1つにとりましても、区役所が業者に1回1回依頼する、これはお金もかかります。しかし、こうした住民の方々のボランタリーな活動、こうしたものを支えるという形の中でこそ、花畑川、地域の中でより愛されていくという状況になるわけであります。  そうした観点から含めましても、住民説明会でただアリバイ作りとして1回聞きおくということではなくて、ちゃんとそういった方々の声も聞きながら、政策、地域づくりに反映させていってもらいたいなということを要望してまいります。以上です。 ○小泉ひろし 委員長  これより採決いたします。  本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  以上2件、ご異議ないと認め、継続審査と決定いたしました。 ○小泉ひろし 委員長  次に、報告事項に移ります。  (1)千住一丁目地区市街地開発事業進捗状況等について、(2)足立景観計画改定に関するパブリックコメント実施について、(3)足立バリアフリー地区別計画区役所周辺地区)の進捗状況について、(4)「足立区ながらスマホの防止に関する条例」における周知の取組みについて、以上4件を都市建設部長から、(5)五反野駅前通り電柱化の検討について、(6)【追加報告】「足立道路監理員規程」の一部改正について、(7)補助第256号線用地補償説明会の開催結果について、以上3件を道路整備室長から、(8)神明二丁目周辺地区他1か所の地区計画原案について、(9)興野周辺地区まちづくりの取組み状況について、(10)防災街整備地区計画及び区条例の変更について、以上3件を市街地整備室長から、(11)足立区緑の基本計画の改定に関するパブリックコメント実施について、(12)新東京都民ゴルフ場運営再開について、以上2件をみどり公園推進室長から、報告を順次お願いいたします。 ◎都市建設部長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  報告資料2ページをおめくりいただきたいと思います。  まず、千住一丁目地区市街地開発事業進捗状況等についてご報告申し上げます。  工事のほうは、お陰様で順調に進んでおりまして、7月末現在で約82%ということで、本年12月の竣工を目指して工事を進めている状況でございます。  続いて、3ページでございます。  2、市街地開発事業に伴う再開発組合等との協定についてということで、(1)締結予定の協定ということで、もうちょっとのところということでございますけれども、電線共同溝施設に関する協定書というのがもう少しという状況と、(2)地元町会等意見を聴くため調整中の協定ということで、大規模水害時における緊急退避場所としての使用に関する協定書、また、災害時における帰宅困難者受入れ等に関する協定書、この2つについては、引き続き調整中というところでございます。  続きまして、4ページをご覧いただきたいと思います。  足立景観計画改定に関するパブリックコメント実施についてということで、現在、足立景観計画の改定を進めておりまして、パブリックコメントを実施させていただきたいということでございます。募集期間周知方法等については、記載のとおりでございます。  今回の足立景観計画改定ポイントにつきましては、5ページをご覧いただきたいと思います。  ポイント、3つございます。施策群の体系の再構築ということでございまして、今回、保全・活用、特定地区、規制・誘導の3つの施策群に体系を再構築をして、継続して取り組んでいくということと、ポイントの2でございます重点的施策の追加ということと、ポイント3の計画進行管理ということでPDCAサイクル、なかなか景観というところで難しい部分はございますが、進行管理を行いながら、良好な景観形成に取り組んでまいりたいという内容でございます。  6ページから10ページまで、これが第二次足立景観計画(案)概要版でございます。また、別冊で、第二次足立景観計画(案)についてもお配りをしておりますので、ご覧をいただければと思います。  続きまして、11ページでございます。  足立バリアフリー地区別計画区役所周辺地区)の進捗状況についてということで、ご報告でございます。  まず、本計画の概要については、1に記載のとおりでございますけれども、範囲については、12ページにございますとおり、太字の点線で囲んである区域でございます。  11ページにお戻りいただきまして、バリアフリー化進捗状況ということで、道路、公園、建築物、それぞれ記載の進捗率ということでございます。実施年限が定まっている事業については、計画どおり進捗しております。また、公共施設の大規模改修等々で実施をするものについては、現在、検討中ということで、相対的に当地区バリアフリー化については、概ね計画どおりというような状況でございます。  1ページおめくりいただきまして、13ページに、それぞれ具体的な整備対象事業内容、それから目標時期、年次計画等を記載してございますので、ご覧をいただければと思っております。  また、14ページ以降については、具体的にバリアフリー化をしたものについて、改修前、改修後というような形で写真を掲載させていただいておりますので、ご覧をいただければと思います。  続いて、17ページでございます。「足立区ながらスマホの防止に関する条例」における周知の取組みについてということでございます。  本年7月13日に公布・施行されました同条例につきまして、周知活動を行ってまいりたいと考えております。  周知媒体としては、現在、作成中でございますけれども、具体的にポスター、チラシ等ということで、こういう形の行為が禁止ですよというようなところがイラストで分かりやすく見ていただけるようなものを考えているところでございます。  また、周知活動については、9月10日号のあだち広報をはじめ、記載のとおり交通安全教室等々で作成をいたしましたチラシをお配りしながら、区民の皆さんへの周知活動を進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎道路整備室長 よろしくお願いします。  18ページのほうをお願いいたします。  五反野駅前通りの無電柱化の検討についてご報告させていただきます。  これまで四家交差点から補助第136号線まで、3期に分けて整備するということでご報告差し上げてございました。五反野駅周辺の第1期区間、大体、予定等整いましたのでご報告するところでございます。  これまで検討した中で一番の課題としては、2番なのですけれども、地上機器変圧器)の設置場所がなかなかないというのが一番の課題でございます。  19ページをお願いいたします。  第1期区間の予定なのですけれども、令和3年度から移設工事を始めて、最終年度としては令和8年度までかかる長期にわたる工事になるという状況でございます。  今後、また第2期区間、第3期区間も含めて、検討は深めていきたいということと、地元に対して周知はしていきたいと思ってございます。  続きまして、20ページをお願いいたします。  【追加報告】「足立道路監理員規程」の一部改正についてというところでございます。  道路については、不正使用というところで一番多いのは、樹木が出っ張っているというのが多いのですけれども、そういうものに対して、なかなか強制的に撤去はできないという状況が続いてございます。それに対して、あまりにもひどいものに対しては、区のほうで代執行とかできるような体制を整えたいということで、規程の改定をさせていただくところでございます。  2番、改正概要ですけれども、書面による指導勧告、あるいは意見陳述のための機会を求めるというような手続に対して、改正をしたいというところでございます。  執行予定は、令和2年8月下旬を予定しているという状況でございます   続きまして、21ページをお願いいたします。  補助第256号線用地補償説明会の開催結果についてということで、栗島中学校のところから四家交差点までの補助第256号線の用地補償説明会を開催いたしますので、ご報告させていただきます。  これは、地権者を対象としたものでございます。日時は7月19日から7月21日というところで、全部で4回やらせていただいたところでございます。場所は、足立区役所庁舎ホールということで、学校は借りられなかったということで、足立区役所庁舎ホールでやらせていただきました。  参加者は53名(延べ人数)でございます。予定していた地権者が70名ということで、かなり参加した方が多かったというふうに考えているところでございます。  続いて、22ページをお願いいたします。  説明内容としては、一般的な補償の進め方補償算定ルール等についてご説明を申し上げました。ご意見のほうも、個別具体的な、自分はこういう場合はどうなるのだというようなご意見が多くて、事業そのものに対するようなご意見は特になかったという状況でございます。  今後の進め方でございますけれども、今回、共有物件マンション等との方たちもいらっしゃいますので、その方たちに対しては、別途、管理組合等へ行って説明をしていきたいと思っているところでございます。また、今回、参加できなかった方に関しても、個別で説明に行かせていただくというようなことを考えているところでございます。 ◎市街地整備室長 恐れ入ります。24ページをお願いいたします。  神明二丁目周辺地区他1か所の地区計画原案についてでございます。今回、2つの地区計画の原案ができましたので、ご報告するものでございます。  まず1カ所目は、図面の青で示した部分の神明二丁目周辺地区地区計画(新規)、もう1つが、(2)であります足立東部地域神明地区地区計画、こちらのほうは変更になります。  25ページをお願いいたします。  地区計画原案の内容につきましては、別添のとおりということでございまして、別添資料2のほうには、神明二丁目周辺地区地区計画(原案)説明資料、また、別添資料3につきましては、足立東部地域神明地区地区計画の変更(原案)説明資料を添付させていただいたところでございます。この説明資料を用いまして、今後、都市計画手続に入っていく部分でございます。  3になりますが、地区計画原案周知につきましては、本来であれば、地区計画の内容を説明会を開いて住民の皆様にご案内するところでございますが、今回、新型コロナウイルスの関係で代替措置を取らせていただきました。関係権利者全員に、この資料を送らせていただいて周知を図るということで、手続を進めてまいりたいと思っております。  今後の予定につきましては、まちづくり協議会を8月24日に開催しながら、都市計画審議会の審議を経て地区計画策定を令和3年3月上旬までに整えてまいりたいというふうに考えているところでございます。  26ページをお願いいたします。  興野周辺地区まちづくりの取組み状況についてということでございまして、興野周辺地区まちづくり協議会(第9回)を開催させていただきましたので、開催結果についてご報告でございます。  開催日時につきましては、8月6日に実施させていただきました。主な質疑内容、(6)でございますが、農地が減っていく状況について、どう考えているのか、また、27ページにございますが、道路拡幅の手法について、教えてほしいというようなご意見をいただきました。  11月には、まちづくり協議会(第10回)を開催させていただく予定でございます。  続きまして、28ページをお願いいたします。  防災街整備地区計画及び区条例の変更についてご説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、30ページの図面をご覧いただければと思います。  防災街整備地区計画というのは、30ページにお示ししました5地区密集事業を行った地域、現在、行っている地域にかける防災における地区計画でございます。  こちらのほうの内容を変更させていただく部分といたしましては、28ページにお戻りいただきまして、建築基準法が改正になりまして、建築物耐火性能の基準というのが2種類から4種類に増加したという部分でございます。こちらのほうの3番の延焼防止建築物、4番の準延焼防止建築物につきましては、現行の防災街整備地区計画では建築できない状況にございますので、新たに建築できるように、こちらのほうの2つの建築物防災街地区計画で建築できる建築物として指定をさせていただいて、ご活用いただくというような状況になっているところでございます。  29ページをお願いいたします。  今後の予定でございますが、11月上旬に第68回足立都市計画審議会でご審議をいただき、11月中旬には都市計画の決定・告示、そして、令和3年3月には区条例改正ということで手続を進めてまいりたいと考えているところでございます。
    みどり公園推進室長 31ページをご覧ください。  足立区緑の基本計画の改定に関するパブリックコメント実施についてのご報告でございます。  パブリックコメントの実施時期につきましては、9月1日から10月1日ということで、1カ月間でございます。周知方法及び閲覧配布については記載のとおりでございます。  第三次足立区緑の基本計画(案)の改定のポイントにつきましては、32ページをご覧ください。  ポイントにつきましては、ポイント1、ポイント2、ポイント3ということで3つございまして、ポイント1、計画検討体制ということで、今回につきましては、学識経験者含めて皆さん検討案を作成したということで、第二次計画につきましては、区職員のみということで、検討体制を広げたといったようなことでございます。  ポイント2、計画目標基本方針)につきましては、「ひとづくり」と「まちづくり」という2つの視点で計画を考え、ポイント3につきましては、計画推進体制ということで、PDCAサイクルで、毎年毎年、進行状況をチェックするといったような状況でございます。  31ページにお戻りください。  計画の概要等々につきましては、別添資料4、本編につきましては、別添資料5をご覧ください。  今後の予定でございますけれども、11月に第三次緑の基本計画の公表をしてまいりたいというふうに考えております。  33ページをご覧ください。  新東京都民ゴルフ場運営再開についてということで、台風19号で被害を受けまして一時営業中止になるだろうといったようなお話がありましたけれども、4月から復旧作業に入りまして、8月1日の午後から営業を再開したというご報告でございます。  今後の予定でございますけれども、利用者へのサービス向上を進めていきたいというふうに考えております。具体的には、簡易水洗型トイレですとか、できればですけれども、冷暖房についても設置をしていきたいといったようなことでございます。 ○小泉ひろし 委員長  以上、報告事項について質疑はございますか。 ◆さの智恵子 委員  私のほうからは、2点、質問させていただきたいと思っております。  まず、足立区のバリアフリーの地区計画進捗状況でございます。こちら、令和2年6月現在で、この足立区役所を中心に音響機能付の信号機であったりとか、また、梅島公園、ベルモント公園等には、オストメイトのトイレ等、大変進んでいてすばらしいなというふうに思っております。  一方で、こちら13ページのほうには、進捗状況一覧表がございますが、区民の方から要望等がございましたことについてお伺いをさせていただきたいと思っているのですけれども、まず1点目が、エル・ソフィアのトイレの洋式化でございまして、一部実現となっておりますが、実は、こちら区民の方が大変利用されているところでございまして、特に4階のホール等でイベント等が、今はコロナ禍でございませんが、ございますと、トイレに長い行列ができているのですね。和式のトイレが古い建物で多い中で、洋式トイレを待っているという状況でございますが、こちらの一部実現というのは、実際には幾つくらいのトイレが洋式化になったのか、この建設委員会では分かるのでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 今回、エル・ソフィアの3階の女子トイレの2基を、和式トイレから洋式トイレに変更しましたので、一部実施という形にしております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。2基だけでもあって皆様、喜ぶと思うのですが、是非、2024年までに洋式化になっておりますが、区民の皆様の声も是非、聞いていただいて、1基でも多く、例えば各階1基ずつでも洋式化になると、階段、エレベーターの移動もなくて便利だと思いますが、いかがでしょうか。 ◎都市建設部長 所管と、その辺は協議をさせていただいて、一日でも早くというところで取り組んでまいりたいというふうに思います。 ◆さの智恵子 委員  是非、よろしくお願いいたします。  もう1つなのですが、実は、この区役所に来る方からの声でございました。ちょうど雨の日にこの区役所に見えて、帰りはタクシーで帰るということでございましたが、実は、そこに上に屋根がタクシーまでついていないのですね。私も、そのご相談をお受けしてから実際に見に行ったのですけれども、約50mくらいが屋根がついていないので、雨の日に区役所にお越しいただいて、お帰りになるときは、車椅子ですので傘が差せないということで、雨に濡れてタクシーに乗るということがございます。  この計画案の中にはございませんし、こちらからずれるかもしれないのですが、区役所にいらした方が本当に安全・安心に帰るという意味では、その辺も踏まえた検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 今、さの委員のおっしゃられましたことについては、所管のほうにお伝えして検討してまいりたいと思っております。 ◆さの智恵子 委員  是非、よろしくお願いしたいと思います。  そして、もう1点が、足立区ながらスマホの防止に関する条例の、こちらの周知の取り組みでございます。こちら、9月から周知を始めるということで、先ほど説明ございましたが、イラストでも分かりやすくということでございました。  このポスター、チラシの枚数を見ますと、こちら町会・自治会、区内中学校、高等学校等のチラシ配付は、貼るだけの、個々に渡すというよりかは、そこに提示するという形になるかと思うのですけれども、今後、交通安全教室とか様々なキャンペーンがございますが、このコロナ禍でどこまでそういうものが開催できるか分かりませんが、説明の機会も必要かと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎交通対策課長 学校関係ですとか、町会・自治会の皆様方にも回覧等を使って周知させていただきたいと思います。また、街頭等でも、準備ができ次第、やり方を工夫しながら、お伝えできるように進めていきたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。本当に、こちらの条例でございますが、危険な歩きスマホの減少ということで、その効果を期待する声も上がっております。例えば、筑波大学の徳田教授のお話ですが、障がい者の方は、9割以上の方が日常生活で、この歩きスマホの利用者とぶつかるなどの経験があるというようなこともございますし、障がい者の方の安全を守るという視点では大変、大事なことかと思います。  特に提示とかですと、なかなか障がい者の方でも伝わりにくいと思いますが、障がい者の方への周知はどのようにお考えでしょうか。 ◎交通対策課長 今、さの委員からご指摘ございましたので、私どもとしても、そうした障がい者の方に対しても、どのような方法であれば周知できるのかということをしっかり検討してまいりたいというふうに考えます。 ◎都市建設部長 ユニバーサルデザイン推進会議等で、障がい者団体の代表の方来ていただいておりますので、ご相談をしながら、できるだけ広く周知をしていきたいというふうに思います。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。本当に区民の方からすれば寝耳に水というか、これが急に足立区で条例が決まったんだという声も一部にあるのも聞いておりますが、是非、本当に危険な歩きスマホを本当に減少させるということでございますので、丁寧に区民の方と寄り添いながら進めていただきたいと思います。これは要望です。 ◆鈴木あきら 委員  まず、私は、千住一丁目地区市街地開発事業のところ、3ページ目なのですが、地元町会等意見を聴くため調整中の協定というところなのですが、アのほうはよくわかるのですが、イのほうは災害時における帰宅困難者のほうの関係だと思うのですね。これについて、協議中ということなのですが、地元町会のほうの意向はよくわかるのですが、再開発組合の意向というのは聞いたことがあるのですか。 ◎都市計画課長 再開発組合とも調整をさせていただいておりまして、帰宅困難者についての一時退避場所として多目的室を活用させていただけないかということについては、再開発組合とも協議をさせていただいているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  確か私の記憶では、こういった高層マンション系に関しては、帰宅困難者を入れるということは今までなかったと思うのですね。あくまでも災害の緊急避難退避場所というのだったら、住民が、そこに住んでいる人たちも、そこに住んでいない人たちが上がってきても公共スペースはオーケーだけれども、帰宅困難者というと、えっというふうに思う方も中にはいらっしゃって、大丈夫かなと。これがオーケーであれば、いろいろな意味で他のマンションにもということになるのかもしれませんけれども、この辺、少し交通整理が必要かなと思ったので、十分、丁寧に慎重に進めていただきたいと思います。これは要望でいいです。  それから、景観計画の改定のほうなのですが、6ページの下にあるように、計画の目指すところというのが、足立らしい魅力ある景観でつくる 親しみを感じる住環境と心豊かなくらしというふうにあるのですが、足立らしい魅力というのを私もいろいろ探してみたのですが、素案の別冊のほう、そちらのほうの1ページに、足立らしい景観をめざしてということで、囲みでもって、足立区における景観はどういうものですよと定義があるのですが、足立区の自然や歴史、社会活動の積み重ねによる、にぎわいや親しみが感じられる「まちの姿・表情」であり、「生活環境の総合的な表現」であるというふうに書いてあるのですが、これがイコール足立らしさというのは、どういう。もっと分かりやすく、ないのかなと。足立らしさというふうに私が聞かれて、ぱっと答えられることがこれでできるかというと非常に分かりづらかったのですが、その辺の議論とか今後の進め方というのはどうでしょう。 ◎都市計画課長 確かに少し抽象的な部分があるのだと思います。この点についても、景観審議会、部会等でも議論してきたところでございますけれども、具体的には、こういういろいろな、特段大きな美的なものだとか歴史的なところも含めて検討していくというか、足立区の人々の暮らしそのものが景観をつくっているのだというところで表現をしたところでございますけれども、今後、またパブリックコメントも受けながら、もう少し詳しく書くようなことも必要なのかなと考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  確かに足立らしさというと、足立区に特別に個別に何かあるというのは難しいのかもしれませんけれども、ただ、こういう多少抽象的な書き方だと、隣の葛飾区だって北区だって荒川区だって同じような下町らしさだねとか、日常の生活というのは、それぞれが同じようにやっていて生活していて、それを景観といって足立らしさと言われても、ぴんとこないという部分が私は読めたので、そういった意味では、私だけかどうか分かりませんけれども、足立らしさといったときに、ぽんとはっきり、これが足立らしさなんだよということがわかるようなものが文言的に入っていないとおかしいかなというふうに思いましたので、それを強く要望いたします。  それから、次が、足立バリアフリー地区別計画のほうですけれども、12ページですね。こちらのほうに半径500mと1kmと、いろいろありますけれども、特に今回、道路については35%の進捗率ですよということになっておりますけれども、特に梅島駅から足立区役所に来る一番ルート、主に皆さん方が使うルート、それはと言うと多分、ベルモント公園の下辺りを通って、それから国道4号線のほうにぶつけるような、向かうような形だと思うのですね。そこは、進捗率というのは何%、ここだけを通っていくと100%になっているのでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 今回、鈴木委員のおっしゃられました生活関連経路になりますと、足立31号という梅島駅から国道4号線に向かって通るルートが生活関連経路という形になっているのですけれども、そちらが別紙13ページの別紙2の上のほうに、足立31号という形で530mという形になっておりますが、こちらの区道のうち、整備済みとなっているのが205mという形になっております。区道については約半分弱、それから国道4号につきましては、実施済みという形になりますので、こちらの区道530mが整備されれば、おおむね誘導ブロックの設置が完了するという形になっております。 ◆鈴木あきら 委員  まず、ここが一番最初なのではないかなというふうに思いますので、53%とかいうのではなくて、ここをまず100%にしておくべきじゃないかなと。それから周りの半径500m近くを潰していくという形じゃないかなというふうに思いますので、その辺、よろしくお願いいたします。  次に、ながらスマホのほうですけれども、先ほど学校等にも回覧とかという話がありましたので、できれば、私も思っていたのが、ここには周知活動の中には町会・自治会へのチラシ配布とあるのですが、例えば保育園とか幼稚園とか小学校の保護者向けとかそういったものが、なかなか町会のほうの回覧というのも今、難しい状況ではないですか、新型コロナウイルスの関係もあって。そういった意味からいけば、ペーパーで投函というのが一番ベストなのかなと。投函ではなくても手渡しとか、学校とか幼稚園とかで保護者に渡してくださいという形のほうがいいのかなと思いますので、その辺いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 鈴木委員から今、ご意見いただきましたとおりだと思います。保育園・幼稚園等についての交通安全教室等、今、こういう状況ではございますけれども、そうしたことができるような状況をつくりながら、あるいは、郵送等でお届けするような形でも保護者の方に渡るような形は考えていきたいというふうに思います。 ◆鈴木あきら 委員  郵送だとお金がかかるので、なるべく手渡しができれば一番いいなと思いますので、例えば保護者が送り迎えに来るときとか、小学校だったら子どもに渡せば多分、親にという話になると思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、五反野駅前の通りの無電柱化なのですけれども、これは19ページの一番上に、電柱が無くなるため、標識や街路灯の新たな設置が必要になるということなのですが、これは以前から私いろいろなところでお話していますけれども、電柱についてのほうは、街路灯は区のほうで持っているものと商店街と両方で所有しているものがあると思うのですが、区のほうについては、どうせ替えるのだったら災害時に停電時でも電気がつくタイプとか、町田市なんかはWi-Fiまでそこに使えるようにしてあるとか、そういった街路灯を設置しているのですが、その辺は区のほうとしてはいかがでしょうか、考え方とすれば。 ◎防犯設備課長 街路灯につきましては、現在、区の基準に適合したものが発売されていないということで、現在、まだ考えてはおりませんが、きょう、屋外非常灯ということで、これの評定制度を開始したということで、日本照明工業会が発表しております。この中で、規格を揃えて発売をしていくということでやっておりますので、この辺が区の基準と合ったものが出次第、設置をしていきたいというふうに考えております。  設置につきましては、総合防災対策室と連携しまして、設置基準等決めていきたいというふうに考えております。  Wi-Fi機能につきましては、現在、災害対策課、情報システム課が区の施設に設置をしているということで、この辺につきまして、必要性があるということになった場合には、街路灯のほうに設置をしていくというふうにしていきたいと思っております。 ◆鈴木あきら 委員  町田市のほうに問合せをしても、そんなに目が飛び出るほど高いものではない形だと思うのですよ。なおかつ、今回、五反野駅前通りのそれこそ、足立区として注目してやっていく事業ですから、こういったところに、こういったもの足立区全域にやりなさいという話ではないと思うのですね。特にこういったところをまずモデル地区ではないですけれども進めていって、現在、ストックがあってという話があるかもしれませんけれども、そのストックがあるものは差し置いても、先にこちらのほうは区の目玉として頑張るのだという意思表示のものだと思いますので、その辺、よろしくお願いしたいと思います。  次の補助第256号線のほうなのですが、内訳を教えていただきたいなと思うのですけれども、例えば移転とか転居をしなくてはいけないところは何軒くらいなのかとか、建物の改修が必要なところは何軒くらい、そして、工作物とか外構のみで撤去できるもの、それくらいで済むものということで分けられると思うのですね。その辺はいかがでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 外構などの工作物のみで可能なところにつきましては、大体20軒弱と認識しております。また、道路拡幅に伴って、残された団地の中で再建するのが難しい方につきましては、大体20軒前後かなと考えております。また、残された土地の中で再建が可能なところにつきましても、同じくらい20軒弱と区としては想定しているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  分かりました。おのおのの条件が違ってくると思いますので、丁寧にまたそれを進めていっていただきたいと思っております。  次に、防災街整備地区計画区条例の変更についてなのですけれども、今回、地図がついておりますけれども、私は中川地域なのでちょっと気になってしょうがないのですが、中川というのは同じような危険度が高いところだと思うのですが、今回の5地区と違う何か理由とか根拠とかというものは何かあるのでしょうか。 ◎密集地域整備課長 中川地区、確かに総合危険度が非常に高いというのを我々も認識しておりまして、今現在、東京都のほうで、来年度からでございますけれども、新たに5年に1回の危険度の調査が入ると聞いておりますので、来年度の後半、若しくは再来年度には、足立区全体、東京都の全体でございますけれども、総合危険度が出てくると、そういう中で区としても中川に合った防災の手法を検討したいと思っております。この件とは若干違いますけれども、そのように考えているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  特別に今、根拠とかそういうことではなくて、ある意味では東京都のほうを待って、それからということで考えているということで判断していいのですか。 ◎密集地域整備課長 おっしゃるとおりでございます。しっかりと検討していきたいと思っております。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。 ◆西の原えみ子 委員  私のほうからも何点か質問させていただきます。  まず始めに、千住一丁目地区市街地開発事業進捗状況等についてです。市街地開発事業に伴う再開発組合等との協定についてなのですけれども、大規模水害時に緊急退避場所としての使用に関する協定は、恐らく垂直避難という、そういうことで退所場所というふうに位置付けていると思うのですけれども、恐らくそのようにすると、収容場所というのが3階以上というか、それこそ水が出た場合という形で上層階になると思いますけれども、これからいろいろ検討していくということではありますが、どのくらいのスペースをどのように確保していくのかというような、そういう青写真みたいのはありますでしょうか。 ◎都市計画課長 今、再開発組合と協議調整をさせていただいているところでは、基準法では3階になりますけれども、2階部分の通路と、それから3階部分の屋上緑化をする部分がありますけれども、そちらのほう合わせて約300㎡ほどを活用できないかということで調整をさせていただいているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  それで、避難を受入れたときなのですけれども、例えば、その人たちの食べ物、飲物、毛布、ダンボールベッド、あと、トイレの問題、こういうことをシミュレーションをして、しっかりフォローしていただきたいと、そういうふうに望みますけれども、その辺はいかがですか。 ◎都市計画課長 西の原委員おっしゃるとおりでございます。実際に運用するところをきちんと考えていかなければいけないというところが、これから詰めていかなければいけないというところで、実際、その辺も含めて調整をさせていただいているというところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  あと、多目的室の運営方法についてお聞きしたいのですけれども、これは入居者が決まって管理組合ができてから、具体的に決めていくということは聞いているのですけれども、再開発組合と約束している地域住民の人達も多目的室を使えるようにと、開かれたものにして欲しいと、使えるようにして欲しいということを必ず担保していただくというか、お願いしていただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎都市計画課長 これまでも、再開発組合とも管理組合のほうに利用ができるように引継いでいただくというようなところについては、お願いしてきているところでございますけれども、引き続きお願いをしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  それと同時に、保育園のことも同様に地域人たちにもという形で進めていただきたいと、その辺も担保していただきたいと思います。  次に、今、30階がぼんと建ち上がっている状況なのですけれども、その中での風の影響について質問したいと思っております。  数値的にはどうなのかということと、強風など風が吹いてきているとかという、そういう住民からの声か何かは聞いていますでしょうか。 ◎都市計画課長 数値的には、再開発組合に確認はしましたところ、確かに建物が建つ前と比べると数値的には上がってきている傾向があるということでございました。また、近隣の皆さんからの特にお話とかというものについては受けておりません。 ◆西の原えみ子 委員  というのは、区が公表している風速というのが、区内の公園の中にありますよね。あの風速計と比べると、とても半分くらいというか、風速がここの部分の数字が低いのですね。もちろん設置場所の問題とかあって、実際、前、靴屋があったところの北側というか、あそこに設置はされているのですけれども、2つ設置をされているということですけれども、そうすると、向きとかいろいろありますけれども、最大風速が取れないのではないかとか、そうではない側の人たちのところの風速の関係とかというところでは、普通の区が発表している風速との乖離が、その辺、出てくるのではないかと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎都市計画課長 一番、今、風速計を設置している場所につきましては、事前のシミュレーションで、建物が建つことによって風速が大きく一番変わるというところに設置をしていると伺っております。ここで継続をしてデータを取っていくということが、建物が建つ前、それから建った後についての変化がわかるというところで、この部分についての継続した計測をお願いしてまいりたいと考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  是非、今後もきちんとその辺は、一番、風の問題というのは心配の声が大きかったところですので、対応していただきたいと思います。  次に、足立景観計画改定に関するパブリックコメント実施についてというところですが、2番目の(2)に、効果的な景観形成を推進するため、協働・協創により取り組むとありますけれども、もちろん、これからパブリックコメントも行って、区民の声を聞いていくということになっていると思いますけれども、地域には町会をはじめ、まち歩きをしながら凄い関心が高い住民だとかNPO団体なんかで活動している方々もたくさんいるわけですね。そういう中では、区で決めていくということもありながら、今後はパブリックコメントも、いろいろな意見を吸い上げながら今回の景観の計画の中で進めていくということ、そのことが本当に重要だと考えております。その辺についてご意見聞かせていただきたいのですが。 ◎都市計画課長 おっしゃるとおりだと思います。良好な景観形成ということにつきましては、足立区だけが作れるものではございません。区民の皆さん地域皆さん、事業者の皆さん、多くの方が関わっていただかないと景観は作れるものではないと思っています。多くの方がより良い景観を作るにはどうしたらいいのだろうかというところで考えていけるように、実際に活動していただけるようにということが今後の課題かなというふうに考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  よろしくお願いします。  次に、ながらスマホについての条例の取り組みについてお聞きしたいのです。きっと、区民の声という形でたくさんの方からのご意見や問合せが来ているのかと思うのですが、その辺、どれくらい来て、どんな感じか教えていただけますか。 ◎交通対策課長 今朝、私どもの今の段階で、交通対策課のほうからお答えさせていただいている区民の声としては4件なんですね。それ以外で、メールですとか、お電話での問合せ等が数十件いただいております。その中では、賛同されるというお声もありますし、どうしてこういうものを作ったんだというような反対のお声も、私の感覚では半々ぐらいの形で来ているのかなというふうに感じております。 ◆西の原えみ子 委員  実は、私のところにも何件か、問合せといいますか、ご意見なども来ているのですね。その中でちょっとご紹介したいのは、歩きスマホは確かに迷惑なときもあるけれども、電話が駄目となると、そもそもそれならガラケーも書類類も禁止しないとおかしいのではないかと。あと、個人的には聴覚を遮るイヤホン類も同じくらい怖いのですけれどもという意見とか、紙の地図を見ながら歩くのがOKでスマートフォンがNGの意味が分かりませんねとか、確かにながらスマホは駄目ですが、地図アプリも駄目なら土地勘のない足立区以外から来た人は足立区で道に迷えということなのでしょうかねというような、そんな意見も来ているのですね。私も、これから9月から周知をするということになれば、多くの質問や意見がこれからも寄せられてくるとは思うのです。本当にご苦労かと思いますが、そういう方々に対して丁寧に対応していただき、住民方たちと、危険な、ながらスマホは駄目なのだと、そういうことを進めていくという立場で、本当に区は丁寧に対応していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 今の、西の原委員からのご意見ございましたように、内容ですとか、いろいろな項目というのですか、細かい部分のお話もあるのですけれども、一方で、この条例自体の一番の目的、趣旨というところでは、皆さん方には、スマートフォンを利用している際に、自分も危険な目に遭うこともあるだろうし、他の方に危害を加えてしまうようなことも発生するといったことについてお気付きいただきたいというのですか、そうした機会にまずしていきたいと考えておりますので、そういう点で、まず取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非、注目もされていますし、そういう中で、本当にこれがどういう形で成功していくかもとても関心あることだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、(11)足立区緑の基本計画の改定に関するパブリックコメント実施についてということで質問いたします。  この第4章の施策の展開で、計画目標1で、緑を育むために自ら行動し、活動するひとを増やすという中で、第三次緑の基本計画の52ページのところ、施策2のところ、この辺のところが本当に具体的だし、とてもいいと思っているのです。「緑を育むひと」の活動を活性化させる仕組みづくり、ここの中で、53ページのコーディネーター業務の創設ということで、人づくりの「緑を育むひと」のステップアップということ、また、専門的知識を持つ民間事業者を想定していて、コーディネーターは、各ステップの人同士やステップ間の交流(プラットフォーム)を促進させて、各活動の活性化を図っていくと。本当にこういう形ではすばらしいと思っているのですが、このコーディネーターの役割、そういうものを本当に活性化させていく、実際のものにしていくということになると、なかなか7つの案の中をどう具体化していくかとなっていくと、その仕組みを考えていかないと、こういうコーディネーターの人たちの良さが生きないと、そういうふうに思っているのですね。  例えば、公園と街路は今、別々に足立区は管理されているのですけれども、江戸川区のように一元管理をする中で事業者を決めて管理をしていくとか、そこに民間のコーディネーターも入れて、そのコーディネーターが街路や公園とも合わせた中でのコーディネーター、これが必要だ、こうなんだ、ああなんだというような、そういう意見を言える、できる、そういう生かせる場所をつくっていくというような仕組みづくりについても、今後、考えていくべきではないかと考えますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎みどり公園推進室長 西の原委員おっしゃるとおり、そのようなお話については、改定審議会の中でも議論がありまして、実際、江戸川区にも、意見というか、そういったところについても調査に行きました。更に、そういった制度を今後、取り入れるために、職員の交流ということで、うちのほうからも職員を派遣して、江戸川区からも職員を受入れるということで、今後、そういった展開も必要だろうというふうには思っておりますけれども、江戸川区でも、まずは公園のところから包括的な委託をやっていって、その中で順次、街路樹というような取り組みもしておりますので、足立区としても、まずどこから取りかかれるかといったところを研究した上で、制度を取り入れたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非、その辺は、緑の問題では本当に凄く進んできて、具体的になってきてというところでは評価をしておりますので、引き続き頑張っていただきたいと思いますし、パブリックコメントをやるということで、そこで出された意見というのを是非、多く反映をさせていただいて、こういうコーディネーターたちが本当に力が発揮できるような、そういう仕組み作りというところでも、江戸川区のことを学びながら、足立区独自も含めて進めていっていただきたいと思います。要望です。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  報告事項については質疑なしと認めます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、その他に移ります。  その他、何かございますか。 ◆鈴木あきら 委員  1点だけ。先ほどの千住一丁目とも関連はするのですが、足立区、タワーマンション、それから高層住宅、今後も増えていくというふうに思っておりますけれども、ある意味では、迷惑な部分もあると思うのですが、先ほどは風という話がありましたけれども、その他にどういったことがあると思われますか。 ◎都市計画課長 タワーマンション等、風もありますし、もちろん日陰ですとか、あとは、入る居住者の方によっては学校ですとか幼保育園ですとか、そういったようなことも課題となってくるかなと。また、駐車施設ですとか、そういったことも課題かなと考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  私も、しばらく新型コロナウイルスの関係があって、家にいることが多くなったじゃないですか。実は、私の住まいは中川なのですけれども、葛飾区の金町の高層タワーマンション、あれが、えっと思ったのが、実は光と暑さ、西日がもろに来るのですよ。そうすると、家のリビングが西日も入るのですけれども、時間帯によると両方から太陽が出たような感じで両方とも暑くなって、全部カーテンを閉めています。それでも暑いという、そういう感じで真っ暗な部屋で。ちょっと気になったので、今後とも、1つの課題として、そういう西日対策、暑さですね。日陰といって、日陰はもうすぐ誰でもぴんとくるのですが、逆に暑さみたいな、今回もこういう暑いときなど気がつくなと思ったので、その辺も頭に、念頭に入れていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  その他、質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  質疑なしと認めます。
    小泉ひろし 委員長  次に、所管事務の調査に移ります。  (1)パークイノベーションに関する調査を単独議題といたします。  何か質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  質疑なしと認めます。  続いて、(2)令和2年度地方都市行政調査の中止についてを議題といたします。  本件につきましては、現在、東京都において新型コロナウイルス感染者数が拡大していること、また、全国におきましても同様の状況であることを鑑みると実施できる状況にはございません。つきましては、今年度の地方都市行政調査について、中止といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  ご異議ないと認め、さよう決定いたしました。  続きまして、(3)公社等の決算に関する調査についてを議題といたします。  本件につきましては、公社等の役員の出席をお願いしておりますので、建設委員協議会を開会し、調査をしたいと思います。つきましては、これより同協議会を開会したいと思いますが、ご異議ございませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  ご異議ないと認め、協議会を開会することにいたします。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。  これより建設委員会を暫時休憩いたします。       午前11時07分休憩       午前11時20分再開 ○小泉ひろし 委員長  引き続き建設委員会を再開いたします。  ただいまの協議会を踏まえ、何かご意見等ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  意見なしと認めます。  以上で、本日の案件は全部終了いたしました。  本日、各委員から提案されました意見、要望等につきましては、ご検討され、今後の事業等に反映していただきたいと思います。  これをもちまして、建設委員会を閉会いたします。       午前11時20分閉会...