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  1. 足立区議会 2020-06-08
    令和 2年 6月 8日建設委員会−06月08日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年 6月 8日建設委員会−06月08日-01号令和 2年 6月 8日建設委員会       午後1時49分開会 ○渕上隆 委員長  それでは、ただいまより建設委員会を開会いたします。 ○渕上隆 委員長  最初に、記録署名員の指名をいたします。  大竹委員浅子委員、よろしくお願いします。 ○渕上隆 委員長  次に、議案審査議題といたします。  (1)第66号議案 足立事務手数料条例の一部を改正する条例単独議題といたします。  執行機関説明をお願いいたします。 ◎道路整備室長 よろしくお願いいたします。  建設委員会議案説明資料2ページのほうをご覧ください。足立事務手数料条例の一部を改正する条例でございます。  改正理由は2点ございます。  1点目は、東京屋外広告物条例の一部が改正され、広告物の種類にプロジェクションマッピングが追加されたことによるものでございます。  2点目、1の(2)でございます。地球温暖化対策のために創設された「建築物エネルギー消費性能向上に関する法律」の一部が改正され、これまで単棟建築物で評価していたエネルギー性能複数建物を総合的に評価できるという制度ができたことによるものでございます。
     2番、改正概要でございます。  1、広告物条例につきましては、プロジェクションマッピング面積5平方メートルまでごとにつき3,220円ということで、上限がありまして、面積1,000平方メートルを超えるものについては64万4,000円となってございます。  エネルギー消費制度に関しましては、これまで単棟であった手数料のほうを複数棟まとめて支払いということになってございます。  新旧対照表については、3ページから記載しております。  施行年月日については記載のとおりでございます。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆大竹さよこ 委員  今回、この東京都の屋外広告物条例の一部が改正されるということで、プロジェクションマッピング足立区内ではこれ、できるようなところというのは検討されているようなところはあるのでしょうか。 ◎道路整備室長 現状足立区内ではありません。お話も来てございません。 ◆大竹さよこ 委員  今はないということでございますが、将来こういったものが、いろいろな技術革新の中で、できる場所が足立区内にできた際には、現在これ、面積1,000平方メートルを超えるものに当たっては64万4,000円とありますけれども、こういった大型のプロジェクションマッピングを使った広告なんかやりますと、この交通規制、そういったものも今後、必要になってくるのかなと思います。警備員を配置するなり何なりの、そういったかかる経費、そういったことも今後、考えていく必要があるかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎道路整備室長 許可をするに当たっては、景観や住環境に十分配慮したものでないと許可できないというふうに考えてございます。  安全については当然、協議をした上で、事業者に負担をした上で許可するということになると思います。 ◆大竹さよこ 委員  なので今、実際に足立区内でというお話はないということでございますが、いずれそういったことも想定しながら、しっかりと整備のほうをしていただきたいと思います。これ、要望です。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  私もプロジェクションマッピング、これは東京駅とか東京スカイツリーでやられたということで、写真で見せていただいて、やはり広告として非常に効果があるなというふうに思いまして、今ここで条例に入れるというのは、やはり必要なことかというふうに思います。  それで、一応、改正概要のところに今、お話があったように、面積5平方メートルまでごとにつき3,220円ということで、広告塔とか広告板は、それ以上は書かれていないんですけれども、このプロジェクションマッピングについては、面積1,000平方メートルを超えるものについては64万4,000円とするというふうになっていますが、普通何も書いていなければ、自然に上がって、もっと64万4,000幾らとかというふうになるわけですけれども、ここの上限をしたというのは何か理由があるんでしょうか。 ◎道路整備室長 これまで広告塔等は、面積1,000平方メートルということで、それほど大きなものは考えられないという部分ございます。  プロジェクションマッピングが投影するものによっては幾らでも大きくなるという状況で、ある意味使いやすさを求めて、面積1,000平方メートルで上限を切ったというのが都の考えだというふうに考えてございます。 ◆浅子けい子 委員  まだ足立区でもこれからということで、まずはこの面積1,000平方メートルで上限を64万4,000円とするということで良いかとは思いますけれども、今後、こういうことが普及することによって、また金額に関しては改善をということもあるかと、改善というか改正ですか、ということもあるかと思います。  それから、2番目の地球温暖化対策としての建築物エネルギー消費性能向上に関する法律なんですけれども、これが施行されて5年目に当たるかというふうに思うんですけれども、実際のこの効果は、この5年間でどんなふうでしょうか。 ◎建築審査課長 住宅以外の建物につきましては、面積2,000平方メートル以上につきましては義務化されております。  それにつきましては、約年間20件程度申請が出ているような状況でございます。 ◎建築室長 効果ですけれども、やっぱり二酸化炭素をいかに減らすかというところで、義務化することによって、省エネ対策が進んでいると認識しております。 ◆浅子けい子 委員  今回、単棟ではなくて、複数棟建物に関して、1カ所につければ、お金の使用料に関しては、今までと変わらず、合算で支払うというふうになっているんですけれども、前の情報連絡にもこの内容が入っていまして、デメリットというのは書かれていますよね。  デメリットを読ませていただくと、ほとんどが建築者事業所に関してのメリットなのかなというふうに思っているんですけれども、間違いないでしょうか。 ◎建築審査課長 建築の設計に当たって、省エネに努めていただくということで、そういったメリットを含めて、計画を促進していきたいなと考えております。 ◆浅子けい子 委員  そもそもが建築物におけるエネルギー消費量が著しく増加しているということで、そこを改善していくためのあれなので、事業者にプラスがあるというのは当然だというふうに思いますが、逆にデメリットとか、地域にとって、このことにやることによってデメリットとか、あと地域への何か還元というんですか、更に複数棟でやることによってというのはあるんでしょうか。 ◎建築審査課長 複数棟にやることでメリットが多いと考えております。  住んでいる方にとっては、高断熱、高気密ということで、安全・安心な居住が確保されるという形で認識しております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆へんみ圭二 委員  プロジェクションマッピングが追加されるということで、足立区の景観計画の中では、このプロジェクションマッピングはどのように位置付けられているんでしょうか。 ◎道路整備室長 現状では、特に位置付け等はございませんが、広告塔の一部というようなものに考えられるかなというふうに思ってございます。 ◆へんみ圭二 委員  そうすると、特別景観形成地区ということで、2つ指定をされていますけれども、例えば日暮里・舎人ライナー沿線地区での屋外広告物自己診断シートの中では、点滅する光源やけばけばしい電飾使用を避けるですとか、それから多色使いをしないといった項目があります。  プロジェクションマッピングを使うということは、そもそもこういったことになってくるんですが、この特別景観形成地区ではプロジェクションマッピングは認めませんよということになってくるんでしょうか。 ◎道路整備室長 光源が点滅するようなものについては、プロジェクションマッピングでも厳密に調査するということになってございますので、内容によってできるかどうかは検討したいというふうに思います。 ◆へんみ圭二 委員  いろいろと足立区のほうで公表されているものを見ていても、例えば景観形成のための基準、色彩の部分でも、今までなかったものですから、プロジェクションマッピングが入っていないというのはやむを得ないと思いますが、今後はこういったものが増えてくることを考えると、しっかりその辺は整備、整理をした上で、分かりやすいように示していくということが必要不可欠だと思いますが、どうでしょうか。 ◎都市建設部長 現在、景観計画の見直しというこ とで、今までの成果も含めて、これからどうしていくのかということで、少し検討を進めているところでございますので、このプロジェクションマッピングの件も少し検討させていただいて、内容について加えられれば加えていきたいというふうに考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆鈴木あきら 委員  私も景観計画のことは聞こうと思ったんですけれども、今の質問で1個分かりました。  それで、また別なんですけれども、これ一時的、よくこのプロジェクションマッピングというのは、もう本当に何分とか、そういった部分もあると思うんだけれども、そういったものはこれはどういう関係になるんでしょう。 ◎道路整備室長 特に何日、1回やると幾らというような手数料なので、3日や5分とかっていろいろな単位があると思うんですけれども、これは認定のための手続手数料なので、値段としては同じになるというようなものです。 ◆鈴木あきら 委員  やっぱりイベントで結構使われることが多いんじゃないかなというふうには思ったので、それは何分とかって関係なく、1回でこの金額ということで考えていいですね。例えば長期的に1カ月間やるのと変わらないという、それはいいんですね。 ◎道路整備室長 例えばまちづくり等イベントで使う場合は免除というか、許可は要らないという状況でございます。  商業として、広告としてなるものについて手数料を取るということでございます。  何日間というよりも、1回その認定する、許可するための手数料というふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  どこかに免除規定ってあるんでしたっけ。私、この前聞いていなかったんですが。 ◎道路整備室長 免除というよりは、広告に当たらないという、もともと広告ではないので、要らな いということになるというように思います。 ◆鈴木あきら 委員  例えば何かの映像があって、最後に企業だけポッと広告が入るとかって、そういったものも関係してくる場合もあるのかななんて、いろいろ考えたんですけれども。 ◎道路整備室長 東京都の条例の取扱いの中で、全体の何%以下、まちづくりの、そういう映像の中で何%以下の場合は手続が要らない、あるいは手続が要るというような規定がございますので、それにのっとって、都と協議しながらやっていくということになると思います。 ◆鈴木あきら 委員  これは東京都と横並びというか、ということなので、もちろん問題ないと思うんですけれども、諸外国なんかはどうなんでしょうね、これね。普通大きな広告物ということなのか、これも新しい技法なので、なかなか難しいと思うんですけれども、諸外国もやっぱりそういう感じかどうかって分かりますか。 ◎道路整備室長 申しわけございません。外国の件は調べてございません。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派意見をお願いいたします。 ◆くじらい実 委員  賛成で。 ◆大竹さよこ 委員  賛成でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  今、お話の中で、やっぱりプロジェクションマッピングは初めてここに記されたということで、そういう意味では、これから具体的に足立区でどのようにやっていくかというのは、また今後、意見を交換しながら具体化していくべきものだというふうに思ってはいます。  ということで、賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  今後、いろいろなケースが出てくるのかなという、何かそんな感じがします。そういった中では、当然、今の段階ではこの程度ということでしょうがないと思うんですけれども、ますます研究が必要かなというふうに思ったのであります。  一応これは賛成で結構です。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは採決を行います。  本条例は、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、(2)第67号議案 足立区が管理する特別区道等技術的基準に関する条例の一部を改正する条例単独議題といたします。  執行機関説明をお願いいたします。 ◎道路整備室長 よろしくお願いします。  議案説明資料15ページをお願いいたします。足立区が管理する特別区道等技術的基準に関する条例の一部を改正する条例でございます。  これは道路構造令の一部が改正されて、自転車通行帯というものが規定されたということでございます。  1、改正概要でございます。  自転車通行帯の新設ということで、実は道路交通法の中では、従前から普通自転車等通行帯というのがございまして、現状はもうそれで整備が進んでございます。ちょっと後追いの形で道路構造令改正されたということでございます。  1の(2)自転車道設置要件の追加ということで、これは自転車道を区切って、物理的に区切ってある自転車道については時速60km以上であるものということで、時速60kmで設計している区道というのは実はございませんので、これも足立区ではないのかなというふうに考えてございます。 3、その他ということで、これらについては地 形等でやって設置しない場合もあるということでございます。  新旧対照表については、次ページから19ページまで、施行年月日については公布の日からというふうになってございます。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  道路構造令の一部が改正されたので、それにのっとってということで言われています。  この間も自転車通行とかに関しては、かなりいろいろなお話があって、今ではシェアサイクルの例、何かモデル事業というようなこともやられていますし、昨年は足立自転車安全利用に関する条例というのも作られました。  足立区は平たんな地形で、自転車の活用が非常にできるところということが前から言われていましたけれども、こういう足立自転車安全利用に関する条例などができて、自転車の事故なんかもかなり危険だという話もあったんですけれども、改善の方向になっているんでしょうか。 ◎都市建設部長 今、具体的に件数がすぐ出てきてはおりませんけれども、今回、条例を設定をさせていただく、また保険に加入をしていただくというようなところで、かなりお申込みをいただいておりまして、区民の自転車における安全運転というのはだいぶ意識的に根付いてきて、これからももっと続けなければいけないんですけれども、以前とは違っているのかなという印象を持っております。 ◆浅子けい子 委員  私もそんなような気がいたします。  そういう中でも、やはりこれだけでは足りませんよということで、先ほどの足立自転車安全利用に関する条例の中でも、やっぱり全体の環境整備していかなければいけないということが書かれていまして、以前から足立自転車走行環境整備指針素案)というのが出されているんですけれども、そのままになっているのじゃないかな というふうに思っているんですね。  やはりこの足立自転車安全利用に関する条例と同時に、環境作りあと走行環境をやっぱり整備していくというのが今、重要なことではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎都市建設部長 全くおっしゃるとおりでございまして、例えば毎年、駅の周辺というようなところで自転車ナビマークをつけたり、そういったところを足立区としては整備をして、自転車安全運転については推進をしていきたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  あと、その素案が出されているんですけれども、それは東京都とか、改めて具体的な、東京都でも整備をしていて、それに基づいて、足立区もビジョンをつくっていくようなお話が以前あったんですね。そこの進行状況はどうなのでしょうか。 ◎都市建設部長 東京都のほうの状況がまだはっきりしておりませんで、足立区として、まだ素案状況ではあるんですけれども、足立区としての考え方というところで、そろそろ素案ということではなくて、具体的なものを盛り込んだ、きちんとした形にすべき時期に来ているかなというふうに思いますので、できるだけ早い時期に公表できるようにしていきたいというふうに思います。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派意見をお願いいたします。 ◆くじらい実 委員  賛成で。 ◆大竹さよこ 委員  賛成でお願いいたします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  賛成です。
    ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは採決を行います。  当条例は原案どおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。 ○渕上隆 委員長  次に、その他を議題といたします。  何かありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  なしと認めます。  以上で建設委員会閉会いたします。       午後2時15分閉会...