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令和 元年 8月23日待機児童・子ども支援対策調査特別委員会-08月23日-01号
令和 元年 8月23日交通網・都市基盤整備調査特別委員会−08月23日-01号

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  1. 足立区議会 2019-08-23
    令和 元年 8月23日交通網・都市基盤整備調査特別委員会−08月23日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 元年 8月23日交通網都市基盤整備調査特別委員会−08月23日-01号令和 元年 8月23日交通網都市基盤整備調査特別委員会       午前10時00分開会 ○ただ太郎 委員長  定刻となりましたので、ただいまより交通網都市基盤整備調査特別委員会を開会をいたします。 ○ただ太郎 委員長  まず、記録署名員の指名をさせていただきます。  小泉委員西の原委員、よろしくお願いをいたします。 ○ただ太郎 委員長  続きまして、報告事項に移ります。  3件を都市建設部長から、2件を鉄道立体推進室長から、報告をお願いいたします。 ◎都市建設部長 報告資料1ページをおめくりいただきたいと思います。  まず、足立区総合交通計画(素案)に関するパブリックコメントの実施結果についてということで、今回、7月31日まで実施をさせていただきましたけれども、今回は件数のみということで、70名の方から165件のご意見をいただいております。  このご意見に関しましては、区のそれに対する考え方も含めて10月の交通網都市基盤整備調査特別委員会でご報告をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。  続いて、2ページでございます。つくばエクスプレス日暮里舎人ライナー輸送実績についてのご報告でございます。  まず、つくばエクスプレスでございますけれども、平成30年度の年間輸送人員については、記載のとおり、1億3,974万人ということでございます。大変申しわけありません、平成29年度の数字が誤っておりまして、1億3,390万人で4.4%の増ということでございます。大変申しわけございません。  一日平均輸送人員については記載のとおりでございまして、主要駅別についても、それぞれ北千住駅、青井駅、六町駅ということで記載がございますけれども、毎年増えているという状況でございまして、平成30年度の混雑率については169%ということで、こちらも増えているという状況でございます。
     続いて、3ページご覧をいただきたいと思います。日暮里舎人ライナーのほうでございますけれども、こちらの平成30年度の年間輸送人員も増えておりまして、3.3%増。一日平均輸送人員も2,848人増というような状況になっております。  駅別の状況については、東京都議会決算委員会の報告後ということですので、次回以降でご報告させていただきたいと思います。平成30年度は混雑率189%という状況でございます。  続いて、4ページご覧をいただきたいと思います。前回の交通網都市基盤整備調査特別委員会で委員の皆様からいろいろご意見をいただいたことも踏まえて混雑状況視察調査と東京都交通局に行ってまいりましたので、そのご報告でございます。  まず、混雑状況視察調査ということで、7月5日に、午前7時19分発、見沼代親水公園駅から乗車をさせていただきました。  状況でございますけれども、谷在家駅辺りから徐々に車内での立っているお客さんが増えて、江北駅辺りからやはりいっぱいになるというような状況でございましたけれども、押される程度ではなかったと。また、扇大橋駅でいったんおりさせていただきましたけれども、ここでホームの状況を確認いたしましたけれども、警備員が乗車するお客様を押すというようなことはございませんでした。  一昨年、やはり状況調査ということで確認をしたんですが、そのときは、小学生がランドセルを車内に押しながら乗ろうとしていたんですけれども、なかなか乗れないような状況というのも見受けられたんですけれども、今回はたまたまかもしれませんけれども、そういう状況はちょっと見受けられなかったという状況でございます。  それから、扇大橋駅でおりて都営バス(里48)に乗ってみました。こちらも、バスの状況は、バス停に7人ほどお待ちになっていて、席については4人ほど立っているお客様がいらっしゃいましたけれども、それほど混んでいるという状況ではございませんでしたけれども、やはり何と言っても電車で行けば8分かかるところが、18分かかるということで、時間に余裕がない場合、なかなかこのバスのご利用というのは難しいのかなというような状況でございました。  また、2番でございます、交通局との協議ということで、5ページをおめくりをいただきたいと思います。7月16日に行ってまいりました。交通網都市基盤整備調査特別委員会の状況などもお伝えをして、対応についてお伺いをしたところでございます。  交通局の回答については、(3)にございますけれども、可能な限りの対策を行っていますということで、混雑緩和対策ということでダイヤ改正、それから、ロングシートの車両の導入を行っているということで、今年度末に、2編成、ロングシートのものを増やすということで、これによりまして20編成、合計100両ということで、限界に近くなるのかなということで、私、行ってちょっと良かったなと思いましたのは、2022年以降、ちょっとなかなか、いつから何両というようなお話はいただけませんでしたけれども、やはり(3)のこれまでの経過等についてにありますとおり、平成20年3月、12編成60両から始まっていますけれども、車両もどんどん更新の時期を迎えてくるということで、2022年以降、更新をされていくというようなことのお話がございました。当然のことながらロングシートということでございます。  それで、視察に行った状況で、前回よりも若干余裕があるのかなというような感触も持ちまして、混雑状況を調査したいという申出をしたところ、交通局のほうで調査をさせていただきたいということで、特に着膨れが発生する11月、12月、1月ぐらいが一番いいのかなということで、調査内容については今後、交通局と打合せをさせていただいて、またご報告をさせていただければというふうに思っております。 ◎鉄道立体推進室長 8ページをご覧願います。  竹ノ塚駅付近鉄道高架化の取組み状況につきまして、3点、ご報告のほうをさせていただきます。  まず1点目でございます。東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業に関する変更施行協定についてでございます。  第2回定例会でご承認いただきましたので、令和元年8月9日に東武鉄道と記載のとおり内容のほうを変更し、締結をさせていただきました。  2点目でございます。平成31年度事業費変更協議についてでございます。  こちらにつきましても、国の補助の増額に伴う補正予算につきまして、第2回定例会でもご承認のほうをいただきました。記載のとおり変更協議のほうをさせていただきましたので、こちらもご報告させていただきます。  3点目でございます。新駅舎につきまして、これまでもアンケート、また、オープンハウスの実施、また、ご意見等を反映しながらご報告、ご相談等もさせていただいたところですが、案のほうがまとまりましたので、ご報告させていただきま。  駅舎デザインについてですが、別添資料1をご覧願います。「自然的、明るく、シンプル」というようなご意見がございましたので、こちらのほうのご要望等を入れさせていただきました。  木組みを取り入れたデザインとなっております。参考までに、左上にアンケートを行いました素案のパース図も付けさせていただいております。  9ページをご覧願います。駅施設の仕様について、別添資料2を合わせてご覧願います。  こちらのほう、まず昇降設備につきましてでございますが、階段、エスカレーターは箇所数を増やし、エレベーターにつきましては、東武鉄道と再三、協議のほうを行いました。その結果、20人乗りへ大型化いたしました。  次に、改札につきましても、ウォークインカウンターを設置するものとなっております。  左側に青で『トイレ』と書いてありますが、こちらの部分につきましては、別添資料3で拡大の図面のほうをご用意させていただいています。ご覧願いたいと思います。  こちらのほうは、バリアフリー整備ガイドライン変更内容等を生かしながら、男・女トイレともに各1カ所ずつ設置しております。簡易多機能の強化ということで、それぞれの個室のほうにも簡易多機能化のブースのほうを設置しております。  また、多機能トイレとしましては、今の仮駅舎よもり面積が拡大。あと、こどもトイレ、こちらのほうは新設をさせていただいております。  今後、またこちらのほうにつきましても、あだち広報等でPRを進めながら、令和3年度末の高架化営業線高架化の完成を目指してまいりたいと思います。  問題点、今後の方針に記載のとおり、引き続き鉄道事業者との連携や国・都の積極的な協力を得ながら、早期完成を目指してまいります。  また、国庫補助金等との財源確保にも引き続き努めてまいります。  10ページをご覧願います。メトロセブン整備促進に向けた取組み状況についてでございます。メトロセブンにつきましては、今回2点ご報告をさせていただきます。  1点目は、区部周辺部環状公共交通都区連絡会の開催結果についてでございます。  日時、令和元年7月1日に記載のとおり開催させていただきましたのでご報告させていただきます。  2点目でございます。環七高速鉄道メトロセブン促進協議会令和元年度総会の開催結果でございます。委員の皆様におかれましては、ご多忙かつ猛暑の中、ご参加いただきましてありがとうございました。記載のとおり、令和元年7月24日に開催をさせていただきました、ご報告のほうをさせていただきます。  引き続き、問題点、今後の方針にありますとおり、答申に示された課題の解決に向けまして、関係自治体とも連携しながら深度化を図ってまいります。また、早期実現につきましてPR活動も進めてまいります。 ○ただ太郎 委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に移りたいと思います。何かございますでしょうか。 ◆白石正輝 委員  本当はきょうは質疑なしということだったんですけれども、ちょっと書き方だけ注意して欲しいんですが、4ページの中頃の(ウ)に、「調査時は警備員が乗車する客を押す程ではなかった」と書いてあるんですね。ということは、大したことないよというのを何となく強調しているように見えるんだけれども、あれは警備員であって、ホームの駅員じゃないんですよ。押しちゃいけないんですよ。押して、例えば背中を触る、お尻を触ることはないにしても、背中を触って「痴漢だ」と言われたら、あの人たちにはそういう任務、義務、仕事がないんですから。「痴漢だ」と言われちゃうと痴漢になっちゃうわけ。  そういう意味では、警備員はいても、どんなに混んでも押さないんですからね。警備員が押す程でなかったという報告を見ると、「ああ、大して混んでいないんだな」とこういうふうに思えるので、書き方については非常に、ちょっと注意して欲しい。それは質問じゃないから。 ◆長澤こうすけ 委員  2点お願いします。  まず、つくばエクスプレスのほうなんですけれども、数字を出していただいて、わかりやすくまとめていただいているんですが、この一日平均乗車人員、これは人口にまず比例してくるもので、こういうデータが出てくると思うんですが、是非、次から議論を深めていくに当たっては、午前7時半から8時半のピーク時の平均の各駅での混雑率も出していただいたほうが、足立区が置かれている状況がわかりやすくなるんじゃないかと思います。  要は、今この乗車人員は、青井駅、六町駅は低く見えてしまうので、足立区が置かれている状況というのが見えづらいグラフになっているんじゃないかと思うので、そこを要望したいと思います。  もう1点、10ページのメトロセブン整備促進に向けた取組み状況についてですが、過日7月24日、ここにいらっしゃる皆さんとともに環七高速鉄道促進協議会に行ってきました。  その中で、政策研究大学院大学日比野准教授からお話があって、今までのメトロセブンの進めてきた流れのニーズと若干温度差が変わってきたなというか、変わったなと思っているんですが、執行機関はどのように今回の講演を捉えていますか。 ◎鉄道関連事業担当課長 メトロセブンにつきましては、今のところスマートリニアメトロというシステムの地下鉄を想定しておりますが、利用人数メトロセブンのことを考えまして、中量軌道なども検討していくという形で、そういったことを今後、検討するという形で、多少、若干そういった方面に視点を置くという形になったかと思います。 ◆長澤こうすけ 委員  鉄道よりもBRTとかそっちのほうがという感じですかね、今は。 ◎鉄道関連事業担当課長 それも含めてという形になりますけれども。 ◆長澤こうすけ 委員  ごめんなさい、質問の仕方が悪かったですね。どちらかと言うと、もうその交通網として、このメトロセブンの網を掛けているところのニーズが低くなったような感じで、私は講演を聞いたんですけれども、執行機関としてはどうでしょう。  若しくは、あとはここに、交通網都市基盤整備調査特別委員会ですから、交通網都市基盤整備調査特別委員会皆さんの意見も是非あればと思うんですけれども、そういったものをしっかりと把握をして、足立区としてあるべき鉄道や交通網を考えていかなきゃいけないと思うんですが、どうでしょうか。 ◎鉄道立体推進室長 決してそのような、私どもは内容的には後退、又は必要性を問われるような内容とは認識しておりませんが、もしそのような点があったとしたら、これは逆に私も、開催した側としましても、お詫び申し上げたいと思います。  私も、決してニーズ的に不足になった、また、必要でないというような認識はございません。ただ、日比野准教授の中でお話しになる中では、そういうことも想定されるというような意味合いのことがあったのかもしれませんが、私どもは、決してこちらのほうを、引き続きニーズもございますし、これから一層、必要性があるものと認識しておりますので、これは地域自治体とも協力しながら、整備に向けては頑張らせていただきたいと思っております。 ◆長澤こうすけ 委員  じゃあ、最後に。データは様々な使い方をすれば様々な見方ができるものですから、いろいろな視点で見ていただいて、これからの時代に合った、イニシャルコストランニングコストもトータルで含めた、あるべき鉄道の仕方を足立区の立場でも是非そういった促進協議会の中でも主張していっていただきたいと思います。 ◆市川おさと 委員  じゃあ、幾つかちょっと質問させていただきます。  まず、日暮里舎人ライナーの件なんですけれども、混雑率が平成30年度189%だったということ。私も日暮里舎人ライナー、見沼代親水公園駅のそばに住んでいる者として、利用者の一人として非常にこの混雑率の課題につきましては、大きな課題であるというふうに認識をいたしております。  今後、更に編成数が増えていくとはいえ、そろそろそれも打ち止めに近づいているという中で、この課題は引き続き、特にこれは、利用者で一番多いのは足立区民ですから、足立区が最も受益をしている受益自治体として、主体的に積極的に関わり続けてもらいたいなと思います。  それで今、埼玉県知事選が行われております。埼玉県知事選が今、5人だか6人だか候補者が出ているんですけれども、そのうち有力な候補者が2人いるというふうに指摘されております。そのうちの1人が今、日暮里舎人ライナー延伸ということを公約に掲げて戦っているという状況になっています。草加駅まで延伸すると言うんですよ。  それはもちろん選挙ですから、いろいろなことを言うというのは、私も選挙をやりますから、それは構わないんですけれども、ただ、やはり事務的に積み上げでいろいろな施策をやっていくというのは一方であるんですけれども、やはり県知事、あるいは都知事の選挙公約というのは相当の重みがあります。これは政治的なインパクトがあるわけでございます。  その候補者が当選するかどうかはもちろん誰にもわからない話ですけれども、やはり、この日暮里舎人ライナーの最大の受益自治体の足立区として、こうした延伸論、これは埼玉県のほうでは出ては消え、出ては消えしているわけですけれども、こうしたものに対して何ら意見表明というものをしていないなと。これは議会もしていないなという思いを私は強く持っております。  ですから、少なくとも私の意見、ここから私の意見を言いますけれども、予算特別委員会でも決算特別委員会でも言ったことあるんだけれども、現行の輸送体制、5両編成を維持したままた、これからドーンという輸送人員の増大がないままで、こうした延伸論があるということについては、私は強い危惧の念を持っているんですけれども、執行機関としての思いを聞かせてください。 ◎交通対策課長 今、市川委員のほうからお話がございましたけれども、東京都のほうにも確認をさせていただきまして、改めて今、そういった考えはないということで確認しているところでございます。都のほうは、そういった考えはないということで。  区のほうとしましても、市川委員のお話しのとおりで、今の状況で延ばすということはちょっとあり得ないというふうに、私どもは感じておるところでございます。 ◆市川おさと 委員  今、都のほうに問合せて、そういう答えを得たという、それはだから事務ベースの話なんですよね。  ただ、やっぱり政治というのは、何が起こるかわからないです。ちょっと昔の話になりますと、例えば、世界都市博覧会というのが昔あったんだよね。それを青島さんが都知事になって、全部つぶしちゃった。つぶすということは、お金の算段だけ言ったら、必ずしも得はしなかったらしいんだけれども、でも、政治で民意を得たということは、やっぱりそれなりの重みがあったわけですよ。  ですから、当局の事務レベルでそういう話を得たというのは重要なんですけれども、やはり区として、あるいは議会としてもそうなんですけれども、こうした延伸論には反対するという、そういう明確なメッセージというものは、私は出すべきだなというふうに思うんですけれども、まず、執行機関としてはいかがですか。 ◎交通対策課長 市川委員おっしゃるとおりかなというふうに感じております。今後、検討させていただければというふうに感じます。 ◆市川おさと 委員  これは委員長にも申し上げたいんですけれども、鹿浜議長もここにいらっしゃいますけれども、議会としても、やはり何らかの形でこうした延伸論に対してはくみしないよと、つまり現行の輸送体制を維持したままでは、189%という大変な混雑がある中で、安易な延伸論というのはくみしないよというメッセージは、議会としても私は出すべきだなと思うんですけれども、いかがですか。どちらか、ちょっとお答えいただけますか。ちょっと答えていただけますか。議長、ちょっとお願いします。 ○鹿浜昭 議長  そういった意味では、これだけの混雑率がずっと続いている中、ここで延伸すれば、もっとそういった意味では増長しちゃうというような結果も当然あるので、そういった意味ではこれは検討の課題には十分なり得ることだと思います。 ◆市川おさと 委員  わかりました。  今、とりあえずそういう前向きのメッセージをいただきましたので、私としても非常に安心かなというふうに思っております。  それから、日暮里舎人ライナー、2022年度以降の車両更新、全てロングシート化を予定しているということなんですけれども、ロングシート化が完全に置き替わるというのは、どのぐらいになるのかなと。ちょっとまだ答えを得ていない状態でわからないんですけれども、それはどのぐらいの見通しなのかなと、ちょっと思いでもあれば、聞かせていただければなと思います。 ◎交通対策課長 2022年度以降ということで、当初が平成20年ですので、大体15年ぐらい経ってきたものから入替えていくという、これは一番、催促というんですか、車両としてはまだ使えるのかもしれないんですけれども、まず更新していこうということで、東京都で示しいただいたことだと思いますので、その中では可能な限り早い時期に入替えをお願いしたいとは思っております。 ◆市川おさと 委員  それは、私どもも全く同じ思いですので、改めて頑張ってまいりましょう。  それからもう一つ。もう二つなんだっけ。  もう一つは、メトロセブン整備促進に関しましてなんですけれども、今、足立区内でもメトロセブンが通るということで、仮の駅舎の候補地がボン、ボン、ボーンと四つだか五つだかあるんですけれども、そのうちの一つが江北陸橋ということが、駅の候補地になっているということが既に公表されております。  ただ、江北陸橋というのは、日暮里舎人ライナーの連絡ということを考えると、一番近いのが西新井大師西駅で、これが歩いて距離が350mあるんですよね。日暮里舎人ライナー、あの江北陸橋から一番近い駅は西新井大師西駅までで、更に江北駅からの距離でいうと、500mという形になります。  今、皆さんご案内のとおり、江北駅周辺に関しましては、非常に足立区も力を入れてまちづくり東京女子医科大学東医療センターが来るということに合わせまして、まちづくりも行っているという形にもなっております。  そうした中で、メトロセブン、まだ実現性がちょっと見えづらい形の中ではありますけれども、まず足立区としては、仮の駅の位置付けとして、今の江北陸橋からちょっと下げて、今の江北駅のほうにずらすということ、そうしたことをまず検討の中で言うべきかなと思うんですが、いかがでしょう。 ◎鉄道関連事業担当課長 先ほど申しましたように、メトロセブンについてはどのようなシステム、地下鉄、モノレールなど、どのような運行にするか決まっておりませんので、駅についても、あくまでも、まだ案の状態でございます。  ただ、市川委員おっしゃられたとおり、建設コストも含めてなんですけれども、足立区にとって最大限メリットのあるところについて設置のほうは検討してまいりたいと思っております。 ◆市川おさと 委員  今、鉄道関連事業担当課長は案の段階だということをおっしゃいましたけれども、案の段階だからこそ、こういった話がいろいろ言えるわけで、固まってから、駅の位置を変えろ、何とかと言ったら、それは大きな作業になっちゃいますから、まさに案の段階だからこそ私もこういうことを言っているということをご理解の上でですね。 ◎鉄道立体推進室長 市川委員おっしゃるとおり、今だからこそ、じゃあ、どこに置くのが適切かというものを順次検討していく。  公表しているというのも、これは私どものほうのやっぱり協議会の中でこういったことを想定できるなと、委託の結果として出させていただきますが、また今年もいろいろな委託、この間の総会でもお話しさせていただきながらやってまいります。交通の結節点等も行いますので、仮に西新井大師西駅がいいのか、また、江北駅がいいのか等、そういうことも想定しながら、どうやれば利用者ニーズがあるのか、多くの方に喜んでいただけるのか、引き続き検討もさせていただきます。 ◆市川おさと 委員  最後に、竹ノ塚駅について簡単に。こういったわかりやすい図を描いてくださいということは私も申し上げておりました。それで、しっかりと出していただきました。これをもちろん駅の目立つ場所で掲示して、駅利用の皆様にわかりやすい表示してくださると、そういうことでよろしいんですね。 ◎鉄道立体推進室長 前回、市川委員のほうから、やはり、なかなか駅を利用の皆さんが、前の、この素案のものをなかなかご存じないよというようなお提案のほうをいただきました。早速、私どものほうも、駅のほうにも掲示のほうもさせていただきますが、今回また交通網都市基盤整備調査特別委員会でこのペーパー等も出させていただきましたので、今後、駅のほう、差し替えまして、こういう形でプランニングさせていただきますというご案内をさせていただきます。 ◆市川おさと 委員  よろしくお願いします。  それから、竹ノ塚駅の新しい、いろいろエレベーターだとかお手洗いとか、新しい形の考え方が出てまいりました。エレベーターが20人乗りになったら、凄く良かったということもあるんですけれども、もう一つ凄く良かったなと思ったのは、お手洗い、フル規格の障がい者用というか、誰でもトイレ、それも整備すると同時に、フル規格ではない、場所が広いそういうだけの洋式のお手洗いというものも、合わせて確保するということ、これは凄くいいなというふうに思いました。  というのも、私、先日までアメリカへ行ってきたんですけれども、アメリカの場合は基本的に、日本でいうところのフル規格の誰でもトイレ、そういうものは基本的にほとんどないんですよ。  まさに、ただオープンな、オープンというかスペースが広い、車椅子でも使えるそうしたものが非常に多くあるということを見てまいりました。そうすると、やはり質がいいものがあるのは確かにいいんだけれども、量的に整備されるというのも非常にいいなというふうにも思って帰ってまいりましたので、竹ノ塚駅で新たにこうした広いスペースのお手洗い、車椅子でも使えるそんなにフル規格ではないもの、そうしたものを合わせて整備するというのは非常にいいなと思いましたので、今後とも区の施設整備の際にも、こうした考え方を導入していってもらいたいなということ、これは要望です。よろしくお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  まず最初に、日暮里舎人ライナーのことについて伺います。  7月5日に調査というか、現状把握のために行っていただいたということで、ありがとうございます。たまたまこの日程というのは、参議院選の公示の翌日ということで、選挙と関係があったかどうかわかりませんが、この報告を見る限り、何となくちょっとは前回と比べて、それほどではなかったみたいな印象を受ける報告なんですけれども、これは午前7時19分に見沼代親水公園駅から乗車したということなんですけれども、東京都のホームページなんかは、午前7時から、西日暮里駅に到着ベースで午前7時から午前8時半ぐらいが混雑時間帯だとされていますが、現状は、谷在家駅とか西新井大師西駅とか、江北駅辺りから混んでくるわけですけれども、実際、ピークはどうなのかといったときに、午前8時前後というふうに評価されているというか分析されているんですけれども、そういうことから考えると、午前7時19分発乗車というのは、ピークより若干早い時間帯じゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 ただいまご意見ございましたけれども、午前7時19分に乗りまして、扇大橋駅に午前7時半過ぎに到着しているような状況でございます。そこで確認させていただいておりますので、ラッシュの時間帯に入ってはいたのかなというふうに思うんですけれども、ピークかというと少し早かったという部分はあるかとは存じます。 ◆小泉ひろし 委員  本当の、そういう意味では混雑のピークの実態を調査するという部分では、もう少し遅いほうが良かったのかなというふうに思います。  また、先ほど市川委員から、埼玉県知事選の話が出ましたけれども、これは将来の、延伸するしないは別にして、選挙があるたびに埼玉方面では、日暮里舎人ライナーの駅へのバス路線の接続というものを公約に掲げて、それで増えているわけなんですけれども、こういうことの積み重ねによって、今回の調査でも、見沼代親水公園駅には、座るために一本見送る人もいて、車内で立ち客はまばらであるという。いずれにしても、最初から混雑しているということだと思うんですけれども、こういう状況は、そういうバス路線網の接続だとか埼玉県側で動きがあることによって変化しているというのは、東京都もわかっているでしょうか。 ◎交通対策課長 都のほうでもわかっているということではございます。  駅前に交通広場もございますので、そこへコミュニティバスも入っておりますし、あと、個人の方で送り迎えをされている方も非常に多くございます。そうしたことで、見沼代親水公園駅は利用が多いのかなというふうに感じております。 ◆小泉ひろし 委員  開業して、当初混雑の問題が出まして、私のもとにもいろいろな苦情とか要望等がメール等で、特に女性の方はもう悲痛な声が届いたんですけれども、当初は余りにも混雑しているから、見沼代親水公園駅へ30分間ぐらい出社時間を早めて、それでわざわざ戻って扇大橋駅とか高野駅を利用している方は、戻って座って利用していますと。体はへとへとになっちゃいますよと。夜も遅いしと。こういう苦情だったんですけれども、最近それがなくなっちゃったんですよ。もう諦めちゃっているというような、見沼代親水公園駅に戻ってもこういう状態であるという状況ですね。  そういう状況で、かなり現状は変化というか、厳しい状況ということを、機会あるごとに訴えていただきたいと思うんですね。  それと、新型車両のことなんですけれども、2編成、今年度中に導入されるわけですけれども、旧型車両と比べて、1編成5両、満員の状態で乗れば、旧型車両と比べて100人多く乗れるということで、今後もロングシート仕様というか、更新をしていくことによって輸送量が増えていくかなと思うんですけれども。  当初、日暮里舎人ライナーが開業したときは、車両基地、倉庫ですが、17編成が目いっぱいだとこういうふうに聞いていました。今、18編成あるわけですけれども、18編成目のときは車両基地から出たところに置くしかないかなというか、そんなような対応も含めて検討すると聞いたことがあるんですけれども、この報告を見ますと、20編成で車庫の容量的に限界ですというので、車両基地、何か改修したり改善していないのであれば、報告が変わっているなというふうに思うんですよ。  編成を増やすのに、倉庫というか、車両基地の倉庫から出しても編成を増やしていると、そういうことも含めて、過去も検討しろということを繰り返していたんですが、その辺いかがなんでしょう。 ◎交通対策課長 今、小泉委員からお話がございましたけれども、私もその点について確認をさせていただいたわけではないんですけれども、20編成までは置けるという、置けるというんですか、若しくは始発駅のほうで留置するという形になるのかと思うんですけれども、対応できるというふうには聞いております。 ◆小泉ひろし 委員  本当に深刻な問題であるし、過去、開業当時からの報告を見ていますと、刻々と何か報告内容が変わっているというか、こういうところを見逃さないようにしっかりと詰めていただきたいなというふうに思います。
     また、各駅の乗降の人員については、実際は出ているんでしょうけれども、都議会の報告が、その前に区のほうへくれないということだと思いますが、引き続きしっかりとお願いしたいなと思います。  最後にちょっと一つだけ、総合交通計画パブリックコメントが行われたということなんですけれども、今回、窓口への持参が57名ということで非常に多い。  通常だと、区に対してパブリックコメントに参加する方がメールだとかファックス、手紙だとかいろいろあると思うんですけれども、窓口へ直接持ってくるということは、よっぽど関心があるか。       [「組織的な」と呼ぶ者あり] ◆小泉ひろし 委員  組織的に何かあるか、若しくは熱い思いが、何かがよっぽどある方々でないと、窓口へ来るというのは勇気が要ることなんですけれども、この内容はまだ報告できないにしても、雰囲気というか状況というか、何でこんなに窓口が多いか、その辺だけ聞かせていただきたい。 ◎交通対策課長 今、小泉委員からお話がございましたけれども、全体の中で私も目を通しているんですけれども、やはりバスに対するご要望的な意見というんですか、そうしたものが非常に多いという印象は得ております。 ◎都市建設部長 私も今、意見の中身を見て、回答の中身を検討しておりますけれども、非常に通常いただいているような区民の声的な、個別の路線でやはり、「便数が少ない」ですとか、「もっとこちらまで延伸して欲しい」とか、例えば「区役所を通すようにして欲しい」とか、結構、個々具体的なご要望の内容が多く、やはりそれだけ皆様方の身近な課題なのかというふうに感じておりまして、そういったこともあって、窓口に持参というのも増えているのかなという印象でございます。 ◆たがた直昭 委員  私からも、この報告を最初に読んだときに、先ほど白石委員からも言っていたんですけれども、「車内いっぱいになるが、押される程ではない」ということで、大したことないんじゃないかなと私も非常に捉えましたので、ちょっとそれだけは私も指摘をさせていただくと同時に、今回、午前7時19分に乗車ということで、先ほど小泉委員からもあったんですけれども、私もむしろ西日暮里駅とか日暮里駅とかというのは午前8時前後が非常に多いということで、例えば見沼代親水公園駅を出るんだったら、やっぱり午前7時40分、45分ぐらいからスタートすると、大体、午前8時前後に日暮里駅、西日暮里駅に着くんじゃないかなということで、また機会があれば、そういう時間帯を見つけて、ちょっと一度リサーチをしていただきたいとそういうふうに思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  一日平均輸送人員ということで、このような形で書いてあるんですけれども、毎年、年々増えているんですけれども、例えば、見沼代親水公園駅、谷在家駅、西新井大師西駅、江北駅、この辺は大体平均6,000人、5,000人ぐらいだと思うんですけれども、見沼代親水公園駅に関してはどういうふうに今、区として捉えておりますか。 ◎交通対策課長 細かい数字は今ちょっと手元にないので申しわけございません。あれなんですけれども、増えていることは事実だということで実感しております。 ◆たがた直昭 委員  先ほど、埼玉県知事選等々の話がありまして、数年前ですか、舎人三丁目のところに草加市とを結ぶ人道橋ができて、あそこからかなり埼玉県の方々、また川口市の方々が来ているという話も聞いているんですけれども、その辺の実態についてはいかがですか。 ◎交通対策課長 先ほども少し申し上げたんですけれども、草加市のほうも、社会実験でそれこそコミュニティバスを走らせて見沼代親水公園駅に入っているというような状況がありまして、そうしたところを利用されている方、あと今、たがた委員おっしゃったとおりで、歩いてやっぱり来られる方も非常に多くございます。 ◆たがた直昭 委員  いずれにしても、混雑解消対策ということで、きょう言って、恐らくすぐ明日には無理かもしれないと思うんですけれども、やはり足立区の混雑率の解消のためにも、きちんと要望はしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あともう1点なんですけれども、問題点、今後の方針の中に、昼間の利用者増加に向けた取組み、これについてはいかがですか。 ◎交通対策課長 昼間、逆方向についてのやっぱり、乗車人員が少ないというのが、非常にやっぱり大きな課題ということで、これから業績を上げていくためにも、そういったところに取り組まなきゃいけないということで、私どもとしましてもエリアデザインとか、江北の東京女子医科大学東医療センターのこともございますし、舎人公園ですとか、そうしたところの活用というのもあるかと思いますので、そうしたところに一つ一つしっかり取り組んでいく必要があるかなというふうに考えております。 ◆たがた直昭 委員  じゃあ、最後に。やはり今、舎人公園のスポーツ施設の活用、あと、これから東京女子医科大学東医療センターができる。また、江北給水所上部の活用等々ありますので、やはり行きというか、上りは凄い混んでいても、下りはがらがらで帰るという状況に今はなりがちですので、この辺も力を入れていただきたいと思いますので、要望させていただきます。以上です。 ◆西の原えみ子 委員  私も何点か質問させていただきます。  まず初めに、この総合交通計画の関係でまだなかなか出てこない、出されていないというのは、今、一生懸命まとめていらっしゃるということですけれども、それはきっと多くの声があるからとは思っているんですけれども、そういうことでよろしいですか。 ◎交通対策課長 西の原委員おっしゃるとおりでございます。 ◆西の原えみ子 委員  是非、そういう多くの声をしっかりわかりやすく一覧表にしていただいて、私たちにもお知らせしていただきたい。これはご要望いたします。  次に、日暮里舎人ライナーの混雑対策のところなんですけれども、やはりたくさんの委員がおっしゃっているように、私もこれを読んで非常にちょっと違和感を感じてしまったというか、特にこの「まばら」「押される程ではない」「押す程ではなかった」とか、こういう状況のを読んでいて、混雑していないんじゃないかと読み取れるような内容だったと思うんですね。  実際、調査に行かれたというか、このお三方はどういう印象だったか。まず、このような中身だったのか教えていただけますか。 ◎副区長 私も当日参りました。一昨年も乗った感触からすると、時差Bizといいますか、利用者皆さんがいろいろ工夫をされて、なかなか混雑時は厳しいというところで、工夫されているのかなというところで、感触的に一昨年よりも混雑の感触は、私の感触は低減していたということですけれども、ただ、やはりお聞きすると、雨のときとか、それから冬場の着膨れのときとか、先ほど小泉委員からありましたけれども、確かにピーク時は少し外れていたということで、実際の混雑については、体感だけではなくて、やっぱりデータをとる必要があるだろうということで、交通局のほうにお話をしたところ、交通局のほうで改めて混雑率の調査をしていただけるということですので、それを受けて実際の混雑についての対策を更に考えていく必要があるかなというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  実は私も前回の交通網都市基盤整備調査特別委員会でも話しましたけれども、6月6日の木曜日のやっぱりちょっと遅い時間でしたね、午前7時30分ぐらいの発だったのかな、乗りました。  そのときは、確かに最初のところはそんなに混んではいなかったんですが、江北駅辺りから凄い混み出して、実は扇大橋駅で降りようと思ったら、降りられなかったんですね。  もう前のほうに、どんどんどんどん押されて押されて、降りられないということで、西日暮里駅、日暮里駅まで行って、最後まで行ってきたんですけれども、そのときのことと余りにもちょっと内容が違うなというところで、もう本当にひたすら我慢をして、このままじゃガラスにぶつかるんじゃないかとか思いながら乗っていたという実態があったんですね。  そういう中できっと、降りたというところで、この最後までは行っていないということですよね。 ◎都市建設部長 今回、下を走っているバスの状況も確認をしたいなということで、途中で下車をさせていただいたんですけれども、前回のときは日暮里駅まで行きましたので、今後、視察の場合は全て乗った形でというほうがいいのかなという気はしています。 ◆西の原えみ子 委員  それで、扇大橋駅から行って、赤土小学校前駅でもうどんどんどんどん乗ってくるわけですよね。やっぱり一番のピークがその辺だということもここを言われていましたね。187%、これはそういう要するに乗ったら降りない。ずっと西日暮里駅まで降りないという状況をやっぱり実感もしながら、なんとか対策をするということは今後とても必要なんじゃないかなというふうに思うんです。  やっぱりこの時間、ちょっと早目の1本だけ乗って、こういう見解を出して、こういう形で報告をするというのは、やっぱり少し違うんではないかなということなので、今後、改めていただきたいなというふうには要望いたします。  それで、また、交通局との協議でいろいろ出されていると言っていますけれども、ここで一応、区としてといいますか、今後187%を何%まで減らしていくとか、そういう予定、いつまでにどうするかという具体的なその予定というのは持っていらっしゃるんでしょうか。 ◎交通対策課長 今、西の原委員からお話がございましたけれども、交通局のほうで今、検討いただいているんですけれども、その調査をやっていただけるというような話で、それは当然区のほうもお話をしながら、どういった内容にしていくかということを決めていくんですけれども、その中でいろいろな調査で出てきた内容を、じゃあ、どういった対策に充てられるのかということで考えていけるのかな、それが具体的な検討が進められるのかなということで、数字までは今の段階ではなかなかちょっとお示しできないんですけれども、そうしたことに取り組んでいきたいなというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  確かにこの5ページのところで、編成も替えていって、ロングシートにというところは努力されている内容ですが、本当にこれで何%が解消できるのか。今後は、何%解消するためにどういうことをするのかということも本当にしっかり考えてやっていただかなければ、私は、これから利用者も凄く増えるし、本当にこの混雑のこと、ましてや無人運転のところでも、不安感もたくさんあるという中では、安心・安全のほうを確保するという意味でも十分考えていただきたい。是非それもお願いしたいと思っております。  あと、最後にもう1点。竹ノ塚駅の高架化の問題について質問させていただきます。  とても素敵なイメージ図ができまして、私もうれしいと思ってはいるんですけれども、こうやっていよいよ駅舎の設計に入ろうとしている中で、今の時期だからこそ、障がいを持っている方たちのその当事者の声も是非、取り入れてもらいたい。声を聞いてもらいたいということを思っているんですが、それはいかがですか。 ◎鉄道関連事業担当課長 昨年度オープンハウスによって、トイレについてこのような詳細な案をつくりました。また、今後こういった詳細な案を出すことによって、ご意見等を受け応えて、ブラッシュアップさせていただきたいと思っております。 ◎鉄道立体推進室長 今回のこちらのプランを出しまして、素案のほうを、オープンハウス等もやらせていただきましたが、今委員会におきましても、市川委員から、実際にお使いになっている障がい者の方の生の意見等も聞くようにというようなご意見も賜りました。  今回この案をつくる際には十分な意見等も、実際にご利用されている方たちからも意見等は頂戴しております。 ◆西の原えみ子 委員  私たちも会派として、団体と今、懇談する中で、竹ノ塚駅の問題というのが結構凄く出されたんですね。やっぱり障がい者の方たちにとって、駅に行くということの要望は本当に切実だったんです。  例えば、視覚障がい者の方たちは、スロープが欲しいという話で、北千住駅でもスロープがあるんですって。「あるんじゃないですか」というお話ししたら、メインのところにあると、一般の方たちもどんどんそこを通ると。そうすると押されたりとか、いっぱい通るので自分たちがちょっと邪魔者にされているようで、そこのスロープをとても歩きにくいんだというようなことだったんですね。  そうすると、スロープの一番の問題だとか、長さとかよくわからないんですけれども、そういうことも本当に具体的な、当事者じゃなければわからない、ご苦労されている部分とか、そういう内容を今だからこそ聞いて、改善ができるそういうことになるんではないかなというふうに思っているんですけれども、そういうことも、もうお聞きにはなっていらっしゃいますか。 ◎鉄道立体推進室長 かなり広範囲にご意見のほうは頂戴いたしました。  この駅構内にはスロープ等はございません。かなり駅等もフラットに仕上げのほうも行っておりますし、また、そのようなご意見、これから、細かいところぐらいしか、逆にいえば対応できないと思いますけれども、かなりの部分では私どもは反映させていただいた。  かなり私どもは、東武線の中では自信を持って、いい駅になっているなと思っております。細かい意見等については、聞くことも可能とは思っております。 ◆西の原えみ子 委員  もう聞かれたとは言いますが、是非、懇談会などももう一度開いていただきながら、そういう細かい点も含めて聞いていただくということはどうでしょうか。 ◎鉄道立体推進室長 懇談会等を開くという考えはございませんけれども、ご意見等はいろいろ聞かせていただきたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  まず初めにパブリックコメントのことですけれども、先ほど来から窓口への持参が57名ということで、私もこれを見て、エーッと思って、こういうことは本当に珍しいなというふうに思っております。  そういう中で、先ほども若干触れていられましたけれども、提出に来た方が57名なのか、それともあくまでも提出人は書いてあるけれども、誰かが代表して何人かが持ってきたのか、その辺というのは、57名が57名分、皆さんカウンターに来て持ってきたんですよ、バラバラにという話なのか、その辺ちょっとお尋ねしたいんですが。 ◎交通対策課長 窓口へお越しになったのは2名の方で、まとめて持ってこられました。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。それを参考にします。  それから、まず、つくばエクスプレス日暮里舎人ライナー輸送実績についてですけれども、今回、資料のミスがありましたということで来ているわけですけれども、これはミスの前、新しく訂正されたものではなくて、前の部分は平成29年度の人数が違っていたということですけれども、結局人数が変わるということは、右側にある%も同じように変わるのかなと思ったら、これは実際は5.4%増ということ自体も間違えていたということで、1億3,505万人だったら、3.5%増だったのが、5.4%というふうに書かれている。  なぜかというと、これは人数が今年のほうが増えているにも関わらず、%が今回新しく出されたのが4.4%増ということで減っているということになるとおかしいなと思ったので、これはそういったことだというふうに気がついているんですが、この辺も、なぜこうなのかなといったときに、両方ともミスをしたというんじゃなくて、例えば人数を書いたときに、右側の%を計算していなかったのかなと、電卓を出さなかったのかなということがあるので、この辺、厳しくちょっともう一回、出されるときには確認をしてもらうようにしてください。これは小言で申しわけないんですが。  それから、日暮里舎人ライナーの先ほど来の言われている午前7時19分発というのが、これが早いということは、まさしくそうであって、少なくとも午前7時42分から午前7時52分のこの4本が一番厳しいピーク時だというふうに認識しております。  そういった中では、今回はたまたま私のほうでずっと事前から言っていました都営バスの里48系統。これに乗っていただくために、多分そちらのほうにちょっと重きを置いてしまったからこういう結果になったのかもしれませんけれども、そういった意味では、日暮里舎人ライナーだけでの混雑を考えるならば、午前7時42分から52分の間ということで十分に考えていただきたいということで、もう一度、別に都市建設部長交通対策課長じゃなくてもいいですから、誰かが行って調べてくるということぐらいはしていただきたいというふうに思っております。東京都任せだけではなくてですね。  それから、都営バスのほうですけれども、これは当然、満席にはなっていると。ただ、立ち席がもちろんありますけれども、ただ、押されるほどではなかったということなんですけれども、結局、バスの利用というのはあくまでも10分遅くても着く時間が遅くても、座って行けるということの感覚で乗ってくる人が多いんですよね。  なぜかというと、ぎゅうぎゅう詰めの日暮里舎人ライナーに乗っていくんじゃなくて、あくまでも座って、10分余計にかかってもいいから、座ってゆっくり行こうかということで乗られるのであって、バスで立っているんだったら、逆に日暮里舎人ライナーよりバスのほうが揺れるわけですから、その揺れている最中というのはつらいわけで、それを更に10分余計に揺れているというのはやりたくないので、そういった意味では都営バスがあくまでも今、優位性というのを、魅力を感じるのはバスが座れるということの判断で考えていったときに、これもできれば、バスの本数が本当はあれば、日暮里舎人ライナー混雑率も減るという裏になるんじゃないかなというふうに思っております。  そういった意味ではこの問題点の中にもありますけれども、一つ目のほうには、「通勤、通学時の混雑緩和対策を都に要望していくとともに」とありますけれども、あくまでも都のほうに要望するのは当たり前でありますけれども、また、次の7ページのほうにも書いてあるように、混雑の具体的状況を把握したうえで、実効性のある解決策の検討を進めていくということですから、これは足立区として主体的にできることもあるだろうということで私たちのほうは、提案として、里48系統の増発ということを言っているわけで、そういった意味では、東京都と懇談をしたときに、ICカードを例えば今後、私たちの提案の中にもありますけれども、日暮里舎人ライナーの通勤定期券を持っていても、同じ都営バスに乗ったときには、料金は別にそれは払わなくていいですよという形が、なぜかというと、同じ東京都の交通局の経営ですので、そのぐらいの便宜を図った上で、それで誘導して、まず都営バスのほうに誘導していってもいいんじゃないかということで提案をしているわけで、そういった意味では、できることというのは、もちろんロングシート化だとか、あとは5両編成をもっと増やすとかというのはもちろんこれは長期的には必要になってくるでしょうけれども、今できること、今しかできないことというのもあるので、そういった中で検討したらどうかということを考えて、提案したわけですけれども、そういった意味では、今回の交通局との協議ではそんな話は一切、まだ出ていませんというか、足立区は出さなかったのですか。 ◎交通対策課長 今の鈴木委員のお話の中に、都営バス日暮里舎人ライナーと共通に使えるというんですか、定期で乗れるようにというような話についても、お話はさせていただいております。これについては、以前にも交通局のほうにもお話しさせていただいているところではあるんですけれども、今の現段階としては、なかなかちょっと厳しいというような話はいただいております。 ◆鈴木あきら 委員  やはり、行きは混雑で、そういったことでバスで行ってもいいかなというふうに思う人も、多分、扇大橋駅というよりも、むしろもうちょっと手前の江北駅の、東京女子医科大学東医療センターが今度できるとかという、その辺からでも当然使えると思いますし、当然、里48系統に振り替えることができれば、もちろんその里48系統も本数を増やすとかということももちろん必要でしょうし、そういった意味ではこれは足立区がその分だけ多少お金を払ってだって、やっていってもいいんじゃないかというぐらいのことじゃないかということで私たちは言っているので、この辺も含めて皆さん方のご意見を頂戴しながら、そういった方向でもいいよという話であれば、足立区は主体的にできるわけですので、そういったことを進めていただければというふうに思っております。  それから次です。日暮里舎人ライナーの他に今度はつくばエクスプレスのほうなんですけれども、2020年の春に、22本から25本化に移行するということですけれども、結局今、ここで3本増えるということですけれども、現在は六町駅と青井駅は大体14本から15本がピーク時、1時間に走っていて、8本から7本が通過されているわけですよね。  この3本増えるということは、全部通過型なのかどうかというような話を聞いていますか。 ◎交通対策課長 その点については、まだ聞いておりません。 ◆鈴木あきら 委員  もちろん、全部をとめろとかとは言わなくても、例えば1本か2本、それも六町駅や青井駅にとめるものも入れて欲しいとかという要望とかというのは、もちろんこれは通過されるというほうが、逆に足立区民にとってはマイナスだというふうには思ってはいるんですけれども、場合によっては、通過されてもいいんだというふうに考える方が足立区民にいるかどうかわかりませんけれども、ただ、一般的に考えれば、少なくとも要望書ぐらいは出して、足立区としてはこうですよ、という主張もしてもいいのかなと。  その結果、例えばだめだとかという話になったとしても、要望すらも出さなかったのかという話になると違ってくるんじゃないかと思うので、これも住民の皆様方の意見も聞いてみてもいいとは思うんですけれども。  2020年の春というと、もう今ぐらいからやっていかないと、ダイヤ改正には大きく影響していきますので、それはいかがでしょう。 ◎交通対策課長 今の段階でつくばエクスプレスの中で一番混んでいるのは、青井駅と北千住駅の間なんですね。そこの混雑を解消するような方策として新しい車両が導入されるということについては、是非、つくばエクスプレスに対してはお願いしたいというふうには考えております。 ◆鈴木あきら 委員  だから、その3本増える中のそれを要望として、六町駅とか青井駅にとめるような要望をするかどうかということなんですけれどもね。 ◎都市建設部長 足立区としては、やはり混雑緩和ということが第一でございますので、区としても要望していきたいというふうに思います。 ◆鈴木あきら 委員  お願いします。  それから、竹ノ塚駅の件ですけれども、これは以前、駅舎の施設計画の案をもらったことと、今回と大きく変わった点というのが、これはもちろん、エレベーターが当初11人乗りだったのが15人乗りになりますという話になって、そして、この交通網都市基盤整備調査特別委員会でも15人乗りでもだめだよということで強く言っていった部分もあり、また足立区も、本当に副区長をはじめ、都市建設部長鉄道立体推進室長も本当にいろいろ努力されて、20人乗りになったということはとってもいいことだと思っております。  そして、更にはトイレのスペースも、今までよりもかなり大きく広くとってもらえたということ。それからあとは、改札口の前に人だまりのスペースを設置したということで、改札のゲートを少し奥に入れてくれたということがあったということが一つと、それからもう一つは、駅の業務施設の部分が旧駅ビルのほうに、今、業務施設を狭くして、ぎりぎりまで東武鉄道の建物のところまでが広いコンコースというか、あれは、スペースができたということになると、恐らく将来的にはこちらのほうにも改札口をつくっても大丈夫だというような見方ができるなということの含みを持たせてくれたということが大きな違いだというふうに思っております。  そういった意味では本当に足立区の取り組み、言っていただいたことが大体多く取り入れてくれてありがたいなというふうに思っておりますが、まずは、トイレなんですけれども、先ほど来、話がありました障がい者の方たちの意見をということですけれども、今回例えば、今、車椅子でも電動の車椅子を使われる方もかなり街中に見えてきました。そういった部分では、電動が大丈夫かどうかとかというのも、簡易型のほうじゃなくて、多機能のほう、そちらのほうが大丈夫かどうかとか、それからオストメイトを利用されている方の意見というのを実際やはり聞いていただくということが必要だと思うので、これは例えば、住宅設備メーカーなのかな、何だかこれはどこかわかりませんけれども、そういうトイレのサンプルじゃないんですけれども、よくあるじゃないですか、モデルルームみたいな。ああいったところで、スイッチの位置だとかそういうのも全部含めて一度セッティングして、区のほうでお膳立てをして、そういった障がい者団体の方に一回そういったところに行ってもらって、こういったものですよとか。  それで当然、これが本来であったら東武鉄道のほうでやるべきなのかその辺はわかりませんけれども、調整しながら一度セッティングしていただいたらいいと思うんですが、それはいかがでしょう。 ◎鉄道関連事業担当課長 鈴木委員おっしゃられたご意見があるんですけれども、一応バリアフリー基準に基づいて、最新の電動車椅子などそういったものにも十分配慮してありますので、そういったもので設計しておりますので、そういったもので……。 ◎鉄道立体推進室長 やはり同じようなもので体験していただかないと、と思いますが、そういったものがあるのかどうかもまだわかりませんので、こういうことが可能なのか、交通網都市基盤整備調査特別委員会におきましてご意見を頂戴したということを、東武鉄道のほうにまず投げてみたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  例えば、こどもトイレ一つとっても、この配られたものでは、北越谷駅にあるというのは私も初めて知ったんですけれども、例えば実際、小さいお子さんがいる家庭の、例えば長澤委員とか、こどもトイレの使い方というのはどうかとかね。  実際使ってみて、ああ、こうなんだねというのがわかると思うんですよ。そういった意味では、呼び掛けるか呼び掛けないかというよりも、むしろ例えば今回、もういろいろな各会派のほうにも障がい者団体の方が予算要望で来ていますので、パイプはもう区のほうにもちゃんとあると思いますけれども、声さえ掛かれば是非、行きたいという、そのことも聞いています。  そういった意味では、実際やりたいなと。それで誰かが実際やってみた結果、「あ、良かったね」というふうに安心感が持てるとか、それから、「いや、このスイッチはちょっとやり方がこうである」とかというのは、もちろんバリアフリーの基準に沿った形はとっていると思うんですけれども、実際、私もちょっと車椅子を使ってやったときに不便さが生じたことがあったわけですよ。  そういった意味では、「もうちょっとここは広いほうがいいね」というのがあるので、そういったことをちょっと、是非セッティングぐらい一回していただきたいというふうに思っております。これは要望というよりも、強くお願いします。  それから次に、先ほどのメトロセブンなんですけれども、実は機運を高めることを必要としてやっている取り組みだというふうに私自身も思っているし、そういった代表者がいっぱい集まってきていると思うんですけれども、ただ、何か講演会の内容として、逆に機運が静まっちゃったような、何か難しい難しいという、これを、課題があって、この課題をクリアしないと難しいんだよというのは、言っていることはわからないでもないんですが、そのためにはじゃあ、どうするかとか、そのためには皆さん方もこうしてくださいとか、そうじゃないとできませんよとか何とか言うぐらいのことを進めていくのならともかく、だめなことだけ列挙されて、それで、「だから」なんていうふうに返ってきたような気がするので、それは区のほうも若干そう感じたんじゃないかなと思うんですけれども、その辺いかがでしょう。 ◎鉄道立体推進室長 「私、感じてはおりません」とこの場では言わせていただきたいと思いますが、ただ、いただいたご意見、先ほど長澤委員からもご指摘のほうをいただきました。そのように取られること自体が、講演会の本来の意味とまた変わってしまいます。  私は、今、鈴木委員からありましたとおり、皆さんとこの課題があるから、これを解決していこう。そのための基調となる講演とも考えておりますので、中身まで今後、一緒に私ども考えまして、今年も考えてはいたんですが、そういうものを題材として、現地のほうも見ていただいたりとかもしているんです、日比野准教授にも。その上で、ここをPRして欲しいというようなこともお願いしているんですが、どうもそこがなかなかうまく伝わっていない。  一層その部分、私どもがこれからやっていかなきゃいけない。こういう状態だから機運を盛り上げていこう。だが、そのためには何が必要なんだというものを提案いただけるような場にさせていただければと思います。大変申しわけございませんでした。 ◆鈴木あきら 委員  結局、交通網・都市基盤整備調査特別委員も毎年替わるんですね。私なんかは、どっちかというと、ずっとこの交通網都市基盤整備調査特別委員会をずっと選ばせてもらっているのでね。  ただ、そういった面では、区長も若干、江戸川区は代わりましたけれども、ずっと一緒と。  そして、区の職員の方も、ずっと同じところにいる方もいらっしゃるんだけれども、代わっていくとかというときに、毎年参加していても、何か、同じ100万円ずつみんな出してやっていますけれども、何も変わっていないじゃないと。一歩も進んでいないねというふうな印象しかないんですよね。  ただ、それはどうやって継承していくかということが、やはり組織としてこのような環七高速鉄道メトロセブン促進協議会というのがあるわけだから、ここがしっかりとそういった、前年より何かが進んだねという実績をつくっていく、ということが必要だと思うので、それを強く今後、区として皆さん、葛飾区や江戸川区とも協力しながらやっていっていただきたいと思いますが、決意をお願いします。 ◎鉄道立体推進室長 しっかりと、機運だけじゃなく、現実にこれを整備していくんだというものを十分肝に据えながら、次年度以降も頑張らせていただきたいと思います。 ◆水野あゆみ 委員  私からも簡潔に伺わせていただきます。  この間、つくばエクスプレスの8両から10両になるということで、それは喜ばしいこと、増両するということで。       [「6両から8両だ」と呼ぶ者あり] ◆水野あゆみ 委員  すみません、6両から8両になるということで喜ばしいなと思ったんですけれども、そのときにユニバーサルデザインの計画はどうなっていますかというふうにお伺いしたんですが、そういった計画をもう一度伺います。 ◎交通対策課長 水野委員からお話がございましたように、ユニバーサルデザインの車両ということで、つくばエクスプレスのほうにも確認をさせていただきました。  ユニバーサルデザイン車両という言い方ではないのかもしれないんですけれども、今現在つくっている車両については、各車両に車椅子を置くスペースですとかを設けられるようなことは考えているということで、今現在、走っているものよりも、更にそうしたことに気を使った形にはなってございます。 ◆水野あゆみ 委員  ありがとうございます。  ユニバーサルデザインの車両というか、私も車両というのはどういうものなのかなというのは、企業のほうでまた考えてもらいたいとも思っているんですけれども、ベビーカーだったり、あと、障がいを持っている方が杖をつきながらとか、誰でも安心して乗れるような、そういった車両ということで、車椅子の方でもラッシュ時に乗れるとか、そういった優先的な車両ができたらいいなというふうに思うんですけれども、大江戸線のほうで、「子育て応援スペース」を設置した車両というのがモデル的に3両できたということで、ベビーカーに乗せながら、トーマスの絵が描いてある、そういった車両ができたそうなんですが、そういった計画はどうでしょうか。 ◎交通対策課長 今、水野委員からご意見ございましたけれども、非常にわかりやすい形なのかなということで、これからつくばエクスプレスにもそうした世代の方たちにもたくさんご利用いただくと思いますので、ご意見のほうを伝えさせていただいて、是非、実現してもらいたいというふうに区のほうからも要望したいと思います。 ◆水野あゆみ 委員  ありがとうございます。  その他、障がいの方とかそういった面で何か対策というのはあるんでしょうか。 ◎交通対策課長 つくばエクスプレスにつきましては、その他にも駅のほうの設備としまして、各ホームまでの経路を、エスカレーターではなくエレベーターで全部結ばれるような形で整備されているということで、そうしたバリアフリーの整備は進められているということでございます。
    ◆水野あゆみ 委員  ありがとうございます。  あと、もう1点だけ。竹ノ塚駅の計画のほうで、凄いすばらしい建物が建つんだなということで、これはコンテナ型喫煙所とかは、エル・ソフィアにできたようなああいったコンテナ型喫煙所は考えていらっしゃいますか。 ◎鉄道関連事業担当課長 喫煙所については、特に予定してはおりません。 ◆水野あゆみ 委員  近くの方が吸う場所がなくて、近くのパチンコ屋だとか店舗に駆け込むという意見も聞いていますので、こういった大がかりな計画なので、是非、今後、店舗でも吸えないところが増えてくると思いますので、そういった計画も是非、建てていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎副区長 駅の中には喫煙場所はありませんけれども、区のほうで今現在、竹ノ塚駅東口のほうに喫煙場所がありますけれども、その辺りに、公衆喫煙場所ということで、今エル・ソフィアでやっているようなものと同じようなものをつくる予定でございます。 ◆水野あゆみ 委員  ありがとうございます。  是非、前向きに検討をお願いいたします。要望で終わります。 ◆しぶや竜一 委員  私からは、他の委員の方々からも先ほど何度も質問に出て、日暮里舎人ライナーについて簡潔に質問させていただきたいんですけれども、私自身も大学4年間、日暮里舎人ライナーを利用させていただいて、思うところが幾つかあって、現在の18編成中2編成がロングシート仕様であって、2編成増便予定というところなんですけれども、その混雑対策へ過去の記録も見せていただいたところ、委員の方々、執行機関の方々の中で非常に考えていただいているところではあるとは思うんですけれども、その中で混雑率のちょっとした解消というんですか、その2編成増便予定というところで、その混雑ラッシュの時間、これからまた調査とかでわかってくる時間帯だとは思うんですけれども、そういった時間にその増えた車両を編成を優先的に充てるということを考えているのか、また、可能なのかどうかということを教えていただきたいと思います。 ◎交通対策課長 新しく入る車両については、極力ラッシュの時間にうまく回るように充てたいというふうなことは聞いております。 ◆しぶや竜一 委員  ありがとうございます。  足立区といえば日暮里舎人ライナー、今週の火曜日にも、皆さん、ご覧なった方もいるとは思うんですけれども、人気番組で足立区が取り上げられて、足立区といえば日暮里舎人ライナーという、その日暮里舎人ライナーが少しでも紹介されました。そういった中で日暮里舎人ライナー、今後、足立区の中で鉄道交通といえば、日暮里舎人ライナーつくばエクスプレスなどといったところを周知していくために、解消していくためにご協力をいただきたいと思っております。  そして、最後になんですけれども、先ほど長澤委員もおっしゃっていたんですけれども、私も同じ意見として、日暮里舎人ライナーの混雑対策として今後調査というところで、やっぱり私自身も、他の委員の方々もおっしゃっていましたが、やはり最近、土曜日に友人の結婚式で日暮里舎人ライナーを利用したときに、土曜日でも、決して朝早くはない時間ではあったんですけれども、そういった時間でもやはり執行機関の方々がおっしゃるように、押すほどではない状況ではあるんですけれども、やっぱり満杯という状況の中で、そういった詳細、明確な時間帯や駅、その中で週末などの調査も行っていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎都市建設部長 調査の詳細については今後でございますけれども、やはり混雑の状況が一番わかるような時間帯とか、また曜日についても、一定期間継続してということになると思いますので、実態がよくわかるような調査について、東京都と協議をしていきたいというふうに思います。 ○ただ太郎 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○ただ太郎 委員長  なしと認めます。 ○ただ太郎 委員長  続きまして、その他に移ります。  何かございますか。 ◆白石正輝 委員  一つだけ。先般、西新井駅東口周辺地区まちづくり勉強会に、私は会員じゃありませんのでオブザーバーという形で出させていただいたんですね。  これも3回ぐらい出ているんですが、区の考え方が全然わからない、見えない。このままいけば、あの勉強会をつくったって結論が出ないですよ。  例えば西新井公園、5.6haかな。この公園は広過ぎますよと。昭和30年の初めに計画した公園で当時は何もない原っぱだったんです。今どんどんどんどん家が建っちゃって、もうどこが公園用地だかわからないような状況なのね。  だからもうこれは広過ぎて、とてもこれだけ広い公園は必要ないというのが地元の考え方なのよ。  ところが、足立区としては、東京都立公園ですから、東京都と。あれは区立公園ですか。都立だよな。都が計画したんだから。それが現実には東京都とどういう話合いになっているのかが、全然説明がない。  それから、補助第255号線についても、足立区としては、環七を渡った後に公園の中を通って、梅島駅に出て行く。そうすると、民地の買収が非常に大きくなる。今後の足立区の考え方としては、真っ直ぐ補助第138号線につなげちゃえば、補助第138号線はエル・ソフィアまで出ているわけだから、そうすれば梅島駅に行く必要はないと、補助第255号線の。  という考え方で、東武鉄道がリライズガーデンをつくるときに、私たちも東武鉄道にお願いしたんですよ、真ん中をあけてくれと。現在、補助第255号線については、補助第138号線にまで真っ直ぐつなげるから真ん中をあけてくださいということで、リライズガーデンを2棟建てて、真ん中があいているんですよ。現在、あいている。  あそこだけじゃ困るので、東京都の都営住宅の梅田アパートについても、そのリライズガーデンのあいているところ、補助第255号線を補助第138号線にまでつなげるには、あそこがどうしても必要だから、ここを東京都にあけてくださいということで、私は都議会議員にお願いしてあけてもらったんですよ。だからそういう意味では、補助第255号線については、東武鉄道の土地も東京都の土地も道路ができるような予定になっているわけだ。  ところが、地元で説明したときには、今でも補助第255号線は環七を渡ると東のほうに曲がっていって、梅島駅に出ていくという地図が、今でも地元では説明されているわけですよ。  こうなってくると、地元はまちづくり勉強会をつくっても、なかなか先に話が進んでいかない。東京都と足立区の話合いはどうなっているのか。補助第255号線については、私たちは東武鉄道にお願いして、東京都にお願いして、あけてもらっているわけだ。今とりあえず南北線という名前がついているんですが、補助第255号線という形の中で補助第138号線までつなげるのが都市計画道路ですよというようにしてやらなければ、まちづくりについては到底先に話が進まない。  私は3回出席させていただいていますが、オブザーバーということで意見が言えないんですよ。特に会長等が、どうですかと言われれば、意見を1回だけ聞かれたから言いましたけれども、黙って聞いているだけなんですから。それにしても、あのままいつまでもやっていたんじゃ、どうにも話が進まない。東京都ともっとしっかりと話合いをする必要があると。  今までどうなっているんですか、その辺は。 ◎まちづくり課長 大変申しわけございませんでした。私も出てございまして、東京都とは公園関係のほうと、それから道路のほうと協議はしております。  結論から言うと、やっぱりあの公園の面積をどうするのかが決まらないと事業認可がとれないと。補助第255号線についても南北線につきましても。  ということは、私ども、やはり公園、前回も言われましたけれども、会員の方々から。  公園をどうするんだという案を示して欲しいということですので、今度きちんと我々もその辺の、どの程度出せるかもあるんですけれども、きちんとしたそうした計画を、区のほうの考えということで、これはもう事前に議会のほうにもお示ししますけれども、きちんと我々は対応していきたいと考えております。申しわけございませんでした。 ◎市街地整備室長 勉強会の進め方でございますが、長期目標、長期獲得目標を踏まえた上で、短期目標も示しながら、段階的に説明ができるように工夫をしてまいります。 ◆白石正輝 委員  西新井公園については、一部買収しているんですよ。一部買収しているけれども、見た感じの形がいかにも形が悪過ぎる。適当に買えるところを買っちゃったものだから、形が全然公園の形態になっていないんですよ。  だから、あれを一部買収した地域を生かして、公園としての機能が果たせるような形にするか。そうすれば、ある程度縮小してもいいと思うんですね。ある程度縮小しても。  それから、補助第255号線については、梅島駅のほうに曲がらなければ、民地買収がほんの僅かで済むんですよ。民地買収が。  大部分は、だから東武鉄道の土地と現在、東武鉄道が持っているところで道路がありますね、エル・ソフィアに抜けていくあの道路。それから、梅田亀田公園の中を通っちゃいますから。補助第138号線までの間に民地買収が必要なのはほんの僅かなんだ。  だから、これを補助第255号線の代替案として、東京都としっかり話し合っていけば、少なくとも公園と道路が解決すれば、あのまちはよくなると思いますよ。  しかも、あの公園と道路の網がかかっているために、私権が相当制約されているんですね。杭を打っちゃいけませんよとか、何階建て以上はだめですよとかという形で、私権がもの凄く制約されている。それでできるのかできないのか、全くわからない。  地元としては必要ないと言っている案を、まだ、いつまでも地元に示しているんだから、あなたたちが。こんなもの書かなくていいよと、前に言ったことがあるんですがね。できない、要するに必要のないと思っているんだから、足立区は。補助第255号線については、東に曲がっていくのは。だから、東武鉄道と話し合ったし東京都と話し合ったんだから。  あんなものは、いつまでもいつまでも図面上に描いて、地域の皆さん方に説明するのは、いたずらに混乱するだけですよ。話がまとまらない。  東口が早くまとまっていって、西口の開発、西口の広場をこれから広くしますよね。西口広場の拡張も含めて、西新井駅が東西がきれいに開発されたときに、本当に都市基盤が整備されるという形になるので、東京都とは本当に積極的に交渉して、次の勉強会にはある程度、足立区はこう考えていますよ程度の案を出していただきたいと私は思いますよ。地元の人たちもそう言っていましたから、ひとつ是非お願いしたいと思います。答えなくていいから。 ◆鈴木あきら 委員  まず、この前、西新井のある町会・自治会の会長からちょっと問合せがあったんですけれども、西新井駅の今後、駅ビルや何かの関係も含めてですけれども、今までも東西でやっていましたけれども、南北の入り口がどうのという話をちょっと、ある方から聞かれたというのがあるので、その辺は何かそんな話が出たのかということを、ある町会長が私に聞いてきたんですが、そんな話は区のほうは一切聞いていませんよね。あくまでもうわさ話ということでいいんですよね。 ◎まちづくり課長 私どもも、その南北という話はちょっと聞いてございません。 ◆鈴木あきら 委員  それじゃ、多分どこかのうわさ話で終わっているのかもしれませんので、あくまでも東西でずっと聞いていますよね。はい、わかりました。  それから、これもちょっと北綾瀬駅の交通広場の関係に一つあるんですが、そのときの、ちょっと先日、地主の協力を得て来ているようなことをチラッと聞いたんですが、その辺もまだ公表する段階じゃないということですね。 ◎都市建設部長 土地のことでございますので、調査をするということについてはご協力をいただいておりまして、また、今後いろいろな状況もございますので、また、今後の打合せについてはその後ということになりますけれども、現段階では調査をすることについてご了解をいただいている、そういう状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  じゃあ、調査をすることについてはご了解を得たということですね。はい、わかりました。  それから今度、綾瀬駅前のマリアージュとサンポップの跡地で住友不動産の件と同時に、イトーヨーカドーの建物が老朽化しているということもあるので、それも含めて、綾瀬駅の交通広場ということの考え方もあるということもちょっと聞いたことがあるんですけれども、区のほうはイトーヨーカドーの老朽化について、交通広場等ということを考えたことはあるんでしょうか。 ◎まちづくり課長 この間、綾瀬駅東口周辺地区まちづくり協議会をやらせていただきまして、駅前の交通環境という点ではいろいろなご意見が出ています。  それで、私どものほうとしましても、一つにはやっぱり交通広場が必要ではないだろうかという考え方はありますけれども、それを今、じゃあ、具現化して「こうです」というところまではまだ来てございません。  それから、イトーヨーカドーの老朽化という話は、確かにイトーヨーカドーのほうも、会社のほうでいろいろ設備投資というのは今後、何かちょこっと内装をやったりエアコンを入替えたりですか、そんなようなのはやるという話はちょっと聞いてございます。 ◆鈴木あきら 委員  綾瀬も綾瀬駅東口周辺地区まちづくり協議会が開かれていますので、そういったものは、多少情報が入り次第、地元のほうに説明をしていただき、そして当然、交通広場も必要なんだということが前提にあるならば、じゃあ、足立区として、その交通広場をどういうふうにしていくのかという場合に、例えば今の住友不動産の部分ですね。もちろんそれは向こうの持ち物ですから何とも言えませんけれども、その部分の一部分だけでも交通広場が可能なのかどうかとか、その辺も、設計もある意味ちょっと含めて、どのぐらいのスペースだったらできるのかどうかとか、その辺も多少考えていって、どうしても必要だということであれば、例えば、多分私たちも必要だということは言っていると思うんですけれども、そういった意味で一歩踏み出すような形で、住友不動産との交渉に入るべきだというふうには思うんですが、それはいかがでしょう。 ◎まちづくり課長 住友不動産との交渉のほうは、政策経営部のほうがやらせていただいて、今も定期的にやってございます。鈴木委員ご指摘の件等もお伝えはしておりますので、今後それが活発化してくれば、しかるべきときに私どももご指摘のその駅前広場ですとかそういったものは必要なのか否か、結論する時期が来ると思いますので、我々も一生懸命、また、この件を政策経営部にお伝えをして、きちんと取り組んでいきたいと思っております。 ◆鈴木あきら 委員  じゃあ、最後に地下鉄8号線の関係の整備促進に関してですけれども、前回の交通網都市基盤整備調査特別委員会でもちょっとお話ししましたけれども、江東区の怒りが相当強いということで、東京都との話合いにもかなり怒っているということなんですが、それに対して、私が前回、一応お話ししたのが、足立区もこの江東区の取り組みがもちろん、あの一部分だけでもいいから、先に進まないことには、こちらの地下鉄8号線もないわけだから、それを是非、協力してあげたらどうですかということで、もちろん議会としてもどうなのかという、これは交通網都市基盤整備調査特別委員会ですので、区議会全体もどうあるべきかと。そして、江東区に対してどうアプローチして協力度を示していいかどうかという点も含めてですけれども、逆に足立区としては何か江東区に対してその辺は、聞いたこととか何か言ったことというのはあるんですか、あれ以降。 ◎鉄道立体推進室長 お互いにもちろん沿線の自治体ということで、江東区ともお話等はさせていただいているんですが、具体的にその部分についてはちょっと、かなり各論の部分があるようですので、その問題ということでは確認はしておりません。 ◆鈴木あきら 委員  じゃあ、例えば、こちらのほうで江東区に一緒に何ができるのか、どういう応援が必要なのかというのを、一回聞いてみてもらってもいいのかなというふうに思います。  また、これは交通網都市基盤整備調査特別委員会ですので、足立区議会としても、江東区に何かご協力できる部分はないかというふうにちょっと提案をさせてもらいたいんですが、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体推進室長 私どものほうでは、これからまた、地下鉄8号線整備促進大会等も開きますし、その連携の中で江東区に、情報、どうですかというようなお声掛けのほうはさせていただきたいと思います。 ○ただ太郎 委員長  その件については、おっしゃるとおり、先に整備が進まないと足立区への延伸ということが進まない状況がありますので、それは是非、整備促進されるように、少しでも力になれればということは考えています。その考えは一緒です。  他にございませんか。 ◆西の原えみ子 委員  先ほど日暮里舎人ライナー警備員のことで白石委員から、警備員は体を触っちゃいけないとか、いろいろ言っていましたけれども、私、このお話を聞いたんですね。江北駅だったかな。  そしたら、午前7時から午前9時まで勤務をしていて、乗客の手助けをすると。駅員ではないので、できないこともありますが、混んだときは押したりもするとお答えになっていたんですけれども、そういうところの、本当に無人駅でこういう駅の安全もあるので、役割をちょっとはっきりさせていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ◎交通対策課長 確認させてください。 ◆市川おさと 委員  ちょっと今の西の原委員と私も同じような思いを持っているんですけれども、あんまりはっきりさせちゃって、はっきりさせちゃって、やっぱりできないんだということになったら困りますから、それは、例えば車椅子を押してもらうとか、それはできるできないということを余り細かく詰めちゃうと、変なものが出てきちゃいますから、それは変なものが出そうだったら、ちょっとぐっと食いとめるとか、それぐらいのちょっと政治的な配慮はしてもらいたいということは、いいよいいよ返事しなくていい、要望しておきます。よろしくお願いします。 ○ただ太郎 委員長  他に何かございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○ただ太郎 委員長  なしと認めます。  それでは、これをもちまして、交通網都市基盤整備調査特別委員会を閉会といたします。       午前11時29分閉会...