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平成31年 2月25日建設委員会-02月25日-01号
平成31年 2月25日厚生委員会-02月25日-01号

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  1. 足立区議会 2019-02-25
    平成31年 2月25日建設委員会-02月25日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年 2月25日建設委員会-02月25日-01号平成31年 2月25日建設委員会       午後1時29分開会 ○長井まさのり 委員長  皆様こんにちは。ただいまから建設委員会を開会いたします。 ○長井まさのり 委員長  初めに、記録署名員2名を私から指名いたします。  長澤委員市川委員、お願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  これより議案の審査をいたします。  (1)第22号議案 足立区事務手数料条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関より説明を求めます。 ◎建築室長 第22号議案、件名は記載のとおりです。改正理由は、建築基準法の一部改正です。主に手続の緩和に伴い、新たな手数料が追加されました。改正は5点です。  1、建築審査会の同意が不要となるメニューの新設。2、建蔽率緩和規定による許可手続の新設。3、既存建物の用途変更工事の際、段階的改修が可能となったこと。4、既存建物を一時的に他の用途に使用する場合の緩和措置が新設されたこと。5、引用条項のずれです。  2ページ、別紙1は概要一覧であり、23区同一です。3ページから63ページは、新旧対照表です。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは何か質疑ございますか。
    浅子けい子 委員  幾つか、今度、建築基準法の改正で変わりますということなのですが、例えば、建築基準法第48条、2ページのほうにありますけれども、これが改正内容として書かれていますが、具体的に詳しくお話をしていただけますか。 ◎建築調整課長 48条につきましては、1回許可を取ったものについて新たに増築する場合に、再度また建築審査にかけて今までは許可をしていました。  ところが、1回許可を取ったものについての増築する場合、審査会の同意及び公聴会などが必要ないという新たな条文ができますので、これについて今まで18万円だったものが8万7,000円になるものでございますが、もう一つ、コンビニなどの日常生活に必要な建物を許可する場合、建築審査会の同意が必要でしたが、今後、国のほうで定める政令又は省令等で定める基準に合ったものについては、建築審査会の同意が要らないというような法律ができましたので、新たに9万2,000円という手数料が設定されるものでございます。 ◆浅子けい子 委員  そういうことで規制の緩和だというふうに思うのですが、そもそも用途規制というのは、用途というのは住居系とか面積系とか商業系とか工場系とか、建物のその地域を都市の環境保全とか利便の増進のためにということで用途地域というのが指定されているわけです。それを変えるということで1回目はここに言いますと、許可を得るために公聴会も開催して、だから利害関係にあるご近所の方だと思いますけれども、利害関係にある方々の意見をきちっと聞くと、お話をして聞く会を持って、更に建築審査会の同意も得るというふうになっているわけです。  今までは増築に関しても、そういう手続をしなければならないというふうになっていたのですね。 ◎建築調整課長 今までは増築の場合も、公聴会及び建築審査会の同意が必要でした。 ◆浅子けい子 委員  これによって、一体誰が利するのかということがあるかというふうに思います。やはり建築所有者の人たちが利するものであって、利害関係にある地域の方々は決して利益のあるものではなくて、また、手数料、お金の面でも先ほども言ったけれども、審査会とか公聴会を開いて18万円払わなければならないけれども、それが8万7,000円になるというような、建てる側に非常に有利になるような施策になるということです。  それから、あともう一つ、建築基準法の53条、これも建蔽率を緩和するということなのですが、具体的にはどういうことでしょうか。 ◎建築調整課長 建蔽率につきましては、壁面線の指定がされているところについての許可をする場合、許可の手数料が発生するのですが、これは今度、防災街区の整理計画のとき密集事業がやっているところです。そこについても許可をする場合の手数料が発生するということで追加になったものでございます。 ◆浅子けい子 委員  こちらも防災街区の整備地区とか壁面、ちゃんと壁面の線がある中でなら建蔽率をどんどん広げてもいいよと、この建蔽率のどこまでという規制もここには書かれていませんけれども、そういう規制緩和が行われて、更にお金も同じく安く手数料として今度は幾らですか、3万6,000円ということで、こちらも建築所有者が利益を得るというものになるかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎建築調整課長 防災街区整備計画が指定されるところは、密集地域でなかなか建て替えがしづらいというところがありまして、この建蔽率を緩和することによって少し建て替えやすくするという意味がありますので、まちの安全を守るために、こういう新たな制度ができたと考えております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  承認です。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  こういう建築物の緩和というのはやるべきではないという立場で、反対です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○長井まさのり 委員長  挙手多数となります。よって本案は原案のとおり可決すべきものとすることに決定をいたしました。  続きまして、(2)第23号議案 足立区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎道路整備室長 議案説明資料64ページをお願いいたします。  第23号議案 足立区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例でございます。  まず一つ目の道路占用料の改正についてでございますが、今回3年ごとに行われます固定資産税評価替え時期に合わせまして、占用料を改正するものでございます。  なお、改正に当たりましては、23区で算定した平均評価額を使用しております。改正の概要は記載のとおりでございます。  2番目の道路占用物件の改正についてでございますが、道路法施行令第7条8号におきまして、地下に設けるものというのが追加されましたため、条例の一部を改正するものでございます。改正の概要は記載のとおりでございます。新旧対照表は、65ページから71ページをご覧になってください。条例の施行は平成31年4月1日でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  何か質疑ございますか。 ◆浅子けい子 委員  3年ごとに改正ということで、今までのこの改正で影響を受けるのは確認をしてきましたけれども、東京電力とかNTTとか東京ガスと事業者が主ということだったのですが、今回も、またまた値上げで影響を受けるのは変わりがないのでしょうか。  また、小さな事業者、いつも私たちは言っていますけれども、小さな事業者への日よけとか、あと看板については減免制度が実施されているのですが、それも変わりはないのでしょうか。 ◎道路整備室長 今回も歳入に占めるガス、電力会社、それから電信電話会社が予算の92%でございます。  今、浅子委員のほうからお話がありました看板、日よけにつきましては、看板はご承知のとおり2m2以下につきましては全額100%免除ということでございまして、それ以上のものにつきましても減免基準というのを区でつくっておりまして、今回は据え置いております。当然、日よけにつきましても減免基準、今回そのまま据え置いてございますので、そういった方に対しての影響はないというふうに考えております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決です。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  主にここで影響を受けるのが東京電力とか、大手企業ということで賛成です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(3)第24号議案 足立区立公園条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎みどりと公園推進室長 72ページをご覧ください。  第24号議案でございます。件名は記載のとおりでございます。  内容は3年ごとに行われる公園占用料の改正でございます。料金は15%程度の値上げでございます。新旧対照表は73ページ、74ページでございます。施行年月日は平成31年4月1日でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは何か質疑ございますか。 ◆浅子けい子 委員  こちらの値上げも同じ固定資産税評価替えに当たりということで、道路占用料と同様で、この改正で影響を受けるのは同じく東京電力とかNTTとか東京ガス等事業者だと思いますけれども、どうでしょうか。また町会や自治会、幼稚園等の利用の際には減免されているというふうに思いますが、それはどうでしょうか。 ◎公園管理課長 浅子委員ご指摘のように、影響を受けるのは東京ガスやNTT等の企業者になります。また、町会・自治会、幼稚園等の利用に当たりましては減免の措置をとらせていただいております。 ◆浅子けい子 委員  そこまではいいのですけれども、改正条例新旧対照表で、74ページの一番最後、その他の占用、競技会とか集会等というのは値上げになっているのです。趣味のサークルなんかをやっている方々が使用するとか、あと住民の自主的な方々が催物など実施するときなんかは、企業等大手のNTTや何かと同じように減免がないということで、3年前にもこのことを言いましたら、区は今後の研究課題としたいというふうに言っていましたが、その後3年間でどうなっているのでしょうか。 ◎公園管理課長 確かに個人的にご利用になられる場合に関しての減免措置はまだ検討中でございますが、いわゆる、すいません・・・。 ◎みどりと公園推察室長 区民の皆様が公園をご利用する際には、区の公園だとか、そういったことをご利用をしていただければ減免措置というものがとれますので、是非そちらをご利用していただければというふうに思います。 ◆浅子けい子 委員  区の一般の例えば団体、サークルなどが借りるときは減免があるのですか。 ◎公園管理課長 ごくごく一般の方に関しては減免はございませんが、区の後援や共催などがいただければ、減免の措置をさせていただいております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  新旧対照表で、その他の占用ということで、これ足立区の公園ですよね。そこに集会とか競技会というのは値上げになっているということで、全ての自主的な活動は減免すべきだという立場に私たちは立っていますので、これに対しては反対です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○長井まさのり 委員長  挙手多数となります。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(4)第25号議案 足立区立プチテラス条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎みどりと公園推進室長 75ページをご覧ください。  第25号議案、件名は記載のとおりでございます。  内容は公園条例と同様に、プチテラスの占用料の改正と地下露出部分という表現を地上露出部分ということで、公園条例との整合性を図るために改正するところでございます。新旧対照表につきましては76ページ、77ページをご覧ください。施行年月日は平成31年4月1日でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは何か質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  公園条例と同様に最後のところに、その他の占用でやはり競技会、集会等は値上げになっているのです。今、足立区が協創というのを基本として区の指針としているという立場に立つと、全く逆行するような値上げというふうに思います。ですから反対です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○長井まさのり 委員長  挙手多数となります。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(5)第26号議案 足立区集合住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎建築室長 第26号議案です。件名は記載のとおりです。  改正理由は、2階かつ10室以上のシェアハウスを新たに小規模特定寄宿舎として位置付け、規制対象とするものです。
     次に改正概要です。  建築計画の周知の徹底として、標識設置や近隣居住者への説明義務、協議書の閲覧を求められた際の閲覧規定を盛り込みました。  建築及び管理に関する基準は、最低10室面積、共用部分を含めた建物全体の最低面積、便所等の設備の数の基準、管理体制について明記しました。79ページ、80ページの別紙1は概要版、81ページから92ページまでは新旧対照表です。施行は本年7月1日を予定しております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それは何か質疑ございますか。 ◆佐々木まさひこ 委員  これ従前は、3階かつ15室以上っていうことで、これを2階かつ10室以上っていうふうにしますと、ほとんどこれから開発されるだろうっていうか、シェアハウスに関しては網がかかるという理解でよろしいですか。 ◎開発指導課長 佐々木委員おっしゃるとおりでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  そして最低10室面積が、これが東京都の安全条例だと7m2、これは4.5畳ぐらいですか大体、それを本条例だと9m2、江戸間1畳1.548畳にすれば6畳弱ぐらいですか。私、学生時代四畳半でしたけど。       [発言する者あり] ◆佐々木まさひこ 委員  そうです。トイレは共用で、余計な話ししてすいません。最近6畳ぐらいが標準だろうというふうに思いますので、これは、そうしますと従前のものを今、既にあるシェアハウスに関しては網はかからないわけですね。これに関してはまだ、これにのっとって指導していくっていう形になるのですか。 ◎開発指導課長 佐々木委員おっしゃるとおりでございます。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  この小規模特定寄宿舎の追加というのは、2階かつ10室以上というのが、この集合住宅の条例が当初できたときから共産党は主張してきたもので、賛成です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(6)第27号議案 足立区景観条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎都市建設部長 恐れ入ります、議案説明資料93ページをご覧いただきたいと思います。件名記載のとおりでございます。  今回、足立区景観条例の一部を改正するということでございまして、地元の皆様方からいただきました発意で、西新井大師地区につきまして特別景観形成地区にしていきたいということでの改正でございます。  具体的には、事前協議対象物件を増やすということでございまして、2番、改正の概要(2)にございますとおり、94ページの地図上の網掛けの部分、この部分については全ての建築物について事前協議の対象とし、それ以外の部分につきましては、高さ28m以上又は延べ面積が1万5,000m2以上の建築物について対象にしていきたいということでございます。施行年月日については周知期間も考えまして、本年7月1日からというふうに考えております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  何か質疑ございますか。 ◆松丸まこと 委員  新しい改正条例ですか、これは反対するものでありませんけれども、今の周知期間は7月1日からという施行年月日ですけれども、周知期間をということですけれども、その理由はそれだけなのですか。7月1日というふうに決めた理由。 ◎都市計画課長 松丸委員おっしゃるとおり、いきなり手続をしろということがあっても、なかなか対応できないということがありますので、設計事務所ですとか建て主にスムーズに手続をしていただくために、周知期間として3カ月間設けるというところでございます。 ◆松丸まこと 委員  その通りだと思います。思いますけれども、私はこれは4月1日から施行するべきではないかと考えておるのですけれども、それはまず無理なのでしょうか。 ◎都市計画課長 これは先ほど、都市建設部長からお話もありましたけれども、地元の発意によって今回手続をしているものでございます。まちづくり協議会からも周知期間3カ月をもって施行するということでお話しいただいておりますので、その通りさせていただければというふうに考えてございます。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆松丸まこと 委員  賛成です。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(7)第28号議案 特別区道路線の認定について、(8)第30号議案 特別区道路線の廃止について、(9)第31号議案 区域外道路の認定の承諾について、(10)第32号議案 足立区と葛飾区の行政境界に係る道路の管理に関する協定の変更について、以上4議案を一括議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎道路整備室長 議案説明資料98ページをお願いいたします。  第28号議案 特別区道路線の認定についてでございます。別紙99ページのほうをお願いいたします。  この路線は足立区と葛飾区の行政境界に位置する道路でございます。(1)、(2)区間は歩行者専用道路として指定予定の路線でございます。(3)区間は葛飾区の区域を含め重複認定となる路線でございます。  98ページのほうにお戻りください。  今回、区道としての認定要件が成立いたしいたしましたので、認定するものでございます。所在、幅員、延長、面積は記載のとおりでございます。  続きまして101ページのほうをお願いいたします。  第30号議案 特別区道路線の廃止についてでございます。別紙102ページをお願いいたします。  先ほど第28号議案でご説明いたしました、重複して新たに認定する区域のうち、足立区側の区道部分、(1)、(2)を廃止するものでございます。廃止する所在、幅員、延長、面積については、101ページに記載のとおりでございます。  続きまして103ページをお願いいたします。  第31号議案 区域外道路認定の承諾についてでございます。別紙104ページをご覧ください。  今回、葛飾区より足立区の区域を含めた当該路線の重複認定の申出があり、区域を越えて路線の認定をすることについては問題がないため、葛飾区の認定を承諾するものでございます。承諾する所在、幅員、延長、面積については、103ページに記載のとおりでございます。  続きまして105ページをお願いいたします。  第32号議案 足立区と葛飾区の行政境界に係る道路の管理に関する協定の変更についてでございます。別紙1、106ページから108ページが変更協定書(案)でございます。  別紙108ページをご覧ください。  今回の協定の変更点でございますが、路線番号12を追加するものでございます。図面を拡大したものにつきましては、別紙2、109ページをご覧ください。  105ページにお戻りください。  この重複する道路の管理につきましては葛飾区が行い、管理に要する経費は葛飾区の負担とし、管理に伴う収入は葛飾区の収入とするものでございます。所在、幅員、延長、面積については記載のとおりでございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは何か質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆松丸まこと 委員  可決です。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(11)第29号議案 特別区道路線の認定についてを単独議題といたします。  執行機関の説明を求めます。 ◎道路整備室長 第29号議案でございます。特別区道路線の認定についてでございます。  この路線につきましては、平成23年3月に第14号線として都市計画決定された路線でございます。同年12月に都市計画事業認可を取得したものでございます。今回、特別区道路線の認定要件が成立したので、特別区道路線として認定するものでございます。所在、面積については記載のとおりでございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは何か質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に各会派から意見を求めます。 ◆高山のぶゆき 委員  可決でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  可決です。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆松丸まこと 委員  可決でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。
          [執行機関一部退場] ○長井まさのり 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  初めに、(1)27受理番号18 住宅マスタープラン改定作業においてシェアハウスなどの空き家利活用施策策定を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は何か変化はございますか。 ◎住宅課長 特に変化はございません。 ○長井まさのり 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆高山のぶゆき 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  継続です。 ◆松丸まこと 委員  継続でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  継続です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、よって本件は継続審査とすることに決定をいたしました。  次に、(2)29受理番号32 北千住大踏切の解消を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は何か変化はございますか。 ◎鉄道関連事業担当課長 変化ございません。 ○長井まさのり 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆高山のぶゆき 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  これは北千住の大踏切の解消ということですけど、千住の地域にはあと二つの踏切が同じくありまして、どれも本当に切実な解消という内容の要求の問題なのです。この間、委員会でも上空にするか地下にするかということで、いろいろ論議がされて試算も出されたりしましたが、まだまだ具体的にはなかなかならないような状況で更に一層実現に向けて、区も強い意志を持って東武鉄道と当たっていただきたいというふうに思いまして、継続です。 ◆松丸まこと 委員  継続でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  結論から言えば継続なのですけれども、今すぐにこれが事業化っていうことは明らかにこれは不可能であります。不可能だからと言って、安全対策や利便性の向上に向けてしっかりと、それはそれとして頑張ってもらいたいなということを要望しつつ、継続ということを主張いたします。 ○長井まさのり 委員長  それではこれより採決をいたします。  本案は継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、よって本案は継続審査とすることに決定をいたしました。  次に、(3)30受理番号9 区内在住かつ区内事業所に通算5年以上勤務した建設従事者を対象とする永年勤続褒賞事業の創設を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は何か変化はございますか。 ◎企画調整課長 変化はございません。 ○長井まさのり 委員長  それでは質疑に入ります。何か質疑はございますか。 ◆長澤興祐 委員  これまでもこの陳情、いろんな局面から審議をしてきたのですけれども、改めて建設従事者、幅広くいると思うのですけれども、この方々が5年以上勤務したというものをしっかりと確認する方法というのはあるのでしょうか。 ◎企画調整課長 皆さんご存じの建設労働者は就業体系がいろいろございまして、会社に勤めてない方たちもかなりいらっしゃいます。そういう中で、なかなか3年、5年、どこで働いたっていうのを特定するのはかなり厳しいかなというふうに感じているところでございます。 ◆長澤興祐 委員  そんな中で国のほうが労働者、どういったものについて何年以上働いたとか、そういったものを統計をまとめようとしているというふうな話も聞いていますが、そういうのはあるのでしょうか。 ◎企画調整課長 国土交通省のほうで、建設キャリアアップシステムというのを昨年の10月から仮で運用しているという状況でございます。この目的は、その能力等に応じて就労を評価していこうと、今回の陳情の内容に沿ったようなものがあるのかなというふうに私は思っています。  今後、これらを勉強していきたいなというのが私の考えでございます。 ◆長澤興祐 委員  そのシステムを使えば建設事業従事者が5年以上勤めたとか、そういったことがわかるということでよろしいですか。 ◎企画調整課長 登録をしていただければ、現場、現場でここで働いたっていう証明が出ますので、登録さえしていただければきちんと出てくるというふうに考えてございます。 ◆長澤興祐 委員  となると、しっかり公平にやっていくためにも、建設従事者の足立区内で働く従事者の皆様方に、こういった願意に沿っていくためにも登録をしていただく必要もあると思うのですが、区としてはそういった動きはありますか。 ◎企画調整課長 今まだ仮の運用ということで、本格運用してその状況を見ながら検討させていただきたいなというふうに思います。 ◆長澤興祐 委員  では、是非、業界とそういった研究を意見交換等をしていただいて、実効性があるかを確認していただきたいと思います。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。 ◆浅子けい子 委員  足立区では5年働いたとか、きちっとした確認とれるものはないというお話でしたけれども、以前、中小企業の褒賞制度というのがあって、あるいは10年とか単位が、5年ではなかったかと思いますけど、それはどのように10年働いているっていうのを確認してきたのですか。 ◎産業政策課長 各事業者から推薦をいただきましたので、事業所に登録してあれば、つまり従業員として何年働いていたかがわかっていたという状況でございます。 ◆浅子けい子 委員  そういうことであれば、これからでもやろうと思えばできないことはないわけですね。 ◎企画調整課長 従業員として建設会社に働いている人たちと、一般の建設労働者っていうのは同一ではないというふうに私は考えてございますので、前回のやり方だと結局、推薦者はほぼないというような状況でございましたので、同じやり方をしても変わらないというふうには思います。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆高山のぶゆき 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  私は一貫して採択を求めてきまして、それで建設従事者の方からこれは出たもので、本当に現場で何とか若い方々がこの仕事を続けてもらいたいという、その切実な願いというのをしっかり受け止めて、実行にどうやったらその把握がきちっとできるかも含めて、実行に是非、移していただきたいということで採択を求めます。 ◆松丸まこと 委員  継続でお願いいたします。 ◆市川おさと 委員  従来の区の施策ですと、要するに一人親方等、そういうのがこぼれちゃうと、こぼれ落ちちゃうっていうことがあるわけでありますので、今回の国が推進している制度につきましては、そういうところにも網をかけるということですので、そうした国の施策をしっかりと研究していくっていうのが本筋なのかなというふうに思います。そうした思いを込めて、今回は継続というふうに主張いたします。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本案は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○長井まさのり 委員長  挙手多数となります。よって本案は継続審査とすることに決定をいたしました。  次に、(4)30受理番号15 新たな住宅セーフティネット制度が機能するために足立区の取り組みを求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また報告事項(17)居住支援のあり方に関する検討状況についてが、本陳情と関連しておりますので、合わせて執行機関より説明を求めます。 ◎建築室長 報告資料54ページをお開きください。前回、報告以降の取り組みについて報告します。  第5回高齢者の住まいに関する勉強会で、地域包括ケアシステムビジョン(案)の情報共有を行いました。1月23日の足立区・全日・全宅連絡会準備会においては意見交換を行いまして、既存支援サービスについて55ページに記載のとおり、入居前、入居中、退去時に区分けして情報交換をしました。次回の連絡会準備会において、全日・全宅から具体的なご提案をいただける運びとなっております。  最後に、4には地域包括ケアシステムビジョン(案)の住まいに関する記述を抜き出して記載しております。  引き続き、関係所管、関係団体と連携し、具体的な検討を進めてまいります。 ○長井まさのり 委員長  それでは質疑に入ります。何か質疑。 ◆佐々木まさひこ 委員  今、建築室長のほうからは、次回の住まいに関する勉強会において全日・全宅のほうから具体的な提案があるというお話がありましたのでちょっと安心したのですけど、かなり精力的にやっていただいているのですけど、毎回毎回、何か基本的には課題はある程度、整理されつつあるのかなというふうには思うのですが、その中で内容の2番(2)ですけれども、足立区の特性を考慮する必要があるっていうふうにありますけれども、それは足立区の特性というのはどういった特性になるのでしょうか。 ◎住宅課長 連絡会準備会の中で、不動産業者の方、既に見守りですとか、あとは債務保証、こういったものの事業者と関わっているということも多い業者がいらっしゃるということで伺っております。新たにそういったところを活用していくに当たっては、今、既にそういう活用している業者をしっかり選択肢としても入れていくことが必要だというようなことで伺っているところでございます。 ◎建築室長 補足させていただきます。中野区では、この「あんしんすまいパック」、既に開始していますが、なかなか実績が上がっておりません。その理由としては、地元の不動産と地元の不動産を扱っているメニューがうまくかみ合わないと、なかなか進まないというご意見をいただいておりますので、次回の連絡会準備会において、その辺の仕組みを整理していきたいというふうに考えております。 ◆佐々木まさひこ 委員  そうですね。既存で地元の不動産の関係の皆さんが使っておられるものが多分一番使いやすいだろうというふうに思いますけど、そうすると(3)で既に民間の見守りや債務保証を取り入れている、それを次回に提案いただくということなのですね。わかりました。  遺品整理とか現状回復っていうのは、結構コストがかかるのですけど、これってどうなのですか。結構保険代っていうか、そういうものというのはかなりコスト高になるような気がするのですけど、そこら辺は聞いておられますか。 ◎住宅課長 こういったサービスを行っている業者、幾つかあるようでございます。その内容によりまして、いろいろまた金額についても差が出てくるというところもあるかと思いますので内容また金額、そこも含めて抽出をし、検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  しっかり全部、全く身寄りのない方だったら全部やってもらわなきゃならないし、ある程度身寄りのある方だったら多少やってもらえるとか、様々な程度に応じてとなろうと思います。だから入居前だったら緊急連絡先と身元保証だし、入居中でしたら何かあったときの緊急通報だし、退去時だったら遺品整理と原状回復だし、課題ははっきりしているわけですから、そこら辺をどんどん進めていただきたいなというふうに具体的に、そのような形で今、ご報告もありましたから、次回を楽しみにしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  住宅セーフティネット制度の機能を是非ということなのですけれどもこの陳情は、陳情項目4つありますけれども、住宅セーフティネットで今、高齢者をまずは手始めにというお話でやっていらっしゃるけれども、陳情項目の4の、足立区でも家賃補助制度に積極的に取り組んでください、これはセーフティネット制度に関係なく他の区でも家賃補助とか転居費用とか、あと保証人のためのお金を出すとか、何かいろいろ工夫をされてやっているというふうに思うのですが、これはどのようになっているのでしょうか、足立区は。 ◎住宅課長 今現在、家賃保証というものでは高齢者優良賃貸住宅ついて家賃補助をさせていただいているところでございます。また、他区の状況等も検討しながら、調査をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆高山のぶゆき 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  是非、具体的な成果が上がることを期待して継続を主張します。 ◆浅子けい子 委員  国で施行された住宅セーフティネット制度によって高齢者は具体化されると、今していると、しかし、まだまだひとり親とか障がい者の方とかいろんな住宅確保要配慮者がいらっしゃるわけです。だからそういう人たちに対して、まずできることからということで家賃補助なんかもこちらで陳情の中にありますから、是非そういうものも家賃が払えないというようなことが今、問題にもなっていますから、是非やれるところからすぐにでも実施をしていただきたいというふうに思います。ということで採択を求めます。 ◆松丸まこと 委員  継続でお願いします。 ◆市川おさと 委員  継続です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手
    長井まさのり 委員長  挙手多数となります。よって本件は継続審査とすることに決定をいたしました。  次に、(5)30受理番号17 足立区の河川・堤防強靱化を荒川上流自治体へ求め、国へ意見書の提出を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は何か変化はございますか。 ◎企画調整課長 特に変化はございません。 ○長井まさのり 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆高山のぶゆき 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  継続です。 ◆松丸まこと 委員  継続でお願いします。 ◆市川おさと 委員  継続です。 ○長井まさのり 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  ご異議ないと認め、よって本件は継続審査とすることに決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退場] ○長井まさのり 委員長  次に、所管事務の調査に移ります。  (1)自転車利用及び自転車駐車場の整備に関する調査を単独議題といたします。  また、報告事項の(3)「(仮称)足立区自転車の安全利用に関する条例」の制定に向けたパブリックコメント実施について、(4)「区民交通傷害保険(自転車損害賠償保険)の保険適用開始時期について、(5)足立区自転車等の駐車秩序及び自転車等駐車場の整備に関する条例施行規則の一部改正についてが本調査と関連しておりますので、合わせて執行機関より説明を求めます。 ◎都市建設部長 恐れ入ります報告資料12ページをご覧いただきたいと思います。件名記載のとおりでございます。  前回、鍵かけ条例のときもいろいろご意見いただきまして、なかなか区の条例、非常に遅れているんじゃないかみたいなお話もいただいたり、また区民の声の中でも非常に自転車のマナーが悪いというようなこともいろいろいただいております。また、自転車の事故で高額な賠償金を請求されるというようなことも最近続いておりまして、こういうような記載の条例を策定をしたいということで取り組みを進めているところでございます。  13ページ以降に、条例(素案)の概要を記載させていただきました。この中で主な点というところでは自転車損害賠償保険に加入することを義務化をするというようなことですとか、自転車利用に関わる区民、あるいは自動車運転者に自転車に配慮する責務を明らかにする等々、自転車に関わる安全利用に関わる総合的な条例というような形で制定をさせていただければということで、今回パブリックコメントさせていただきたいということでのご報告でございます。  本年4月15日から5月14日までということでさせていただきまして、2020年の1月の条例施行を目指していきたいというふうに考えております。また、パブリックコメントのご意見もいただき、この委員会にもご報告申し上げたいというふうに考えております。  続きまして17ページでございます。  今の条例の中でも出ておりましたけれども、区民交通傷害保険の保険の適用開始時期についてということで、確か前々回ぐらいだったと思うのですけれども、本委員会の中でも条例制定の進捗状況をご報告した際に、保険の適用時期については2020年4月よりももっと前にしたほうがいいのではないかというようなご意見もいただきまして、保険会社から事情聴取をした結果をご報告をさせていただければと思います。  まず、4月からの保険適用開始についてということで、加入者側の利点というところで、やはり4月に進学をされるとか、あとは就職をされるということで、ご本人のライフステージが結構変わる時期に当たるということ、また2番のところもございますとおり、4月に切りかえをしている区がかなり多いということも含めまして、2020年1月から条例は改定でございますけれども、4月の切りかえで保険進めていきたいと思いますが、今後の予定のところにございますとおり、できるだけ早い時期から、北千住駅に本年10月ぐらいからで、こういった保険についてのご案内をさせていただきながら、少しでも多くの方にご配慮いただけるように努めてまいりたいというふうに思います。  続いて18ページでございます。  これは条例の施行規則の一部改正ということで理由が2点ございます。  1点目がふげんじ自転車駐車場ということで、こちらは、こども家庭支援センターに隣接をしている駐車場でございます。こちらを廃止をさせていただきたいというものと、北綾瀬南自転車駐車場でございます。こちら工事が完成をしてということでございますけれども、従来、駅の出入り口まで結構距離があったものですから、24時間で120円ということでございましたけれども、今回、出入り口が近くにできるということも踏まえまして、他の地域と同様に12時間100円というような形で料金の改正もさせていただきたいということと、新たに原動機付自転車の定期利用、こちらも設けさせていただいてという形で規則のほうを改正させていただいたという内容でございます。 ○長井まさのり 委員長  それでは、質疑に入ります。何か質疑はございますか。 ◆長澤興祐 委員  この自転車の安全利用について、条例案を出していただいたので、事前にどんな議論があったのかといった点をお聞きしたいのですけれども、特に足立区は高齢化が23区の中でも2番目に進んでいる中で高齢者に対し高齢者の特性に応じた自転車交通安全教育の実施に努めますといったところは非常に重要なことだと思うのですけれども、対象、区内に居住する者、区内に通勤する、又は通学する者、区内を通過する者、区内で事業を営む法人及び個人といったところで、凄く幅広くなっていると思うのですが、ここに対してはどのような告知というか、していこうということでこういった文言が入ったんでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 足立区に在住する方とか、また通る方、ほとんど大きく考えまして、このような書き方をしました。それとともに、これは他の自治体の意見もいろいろ調査しまして、このようにいたしました。 ◎都市建設部長 特に区内にいらっしゃる方については全てというような形で、特にこの人たちを除くというようなことではなくて、区内での自転車についてはこういうような趣旨を十分踏まえて運転をしていただきたいということで、今後あらゆる手段を通じて周知をしてまいりたいというふうに考えております。 ○長井まさのり 委員長  他に。 ◆佐々木まさひこ 委員  都市建設部長からお話がございましたけれども、私は条例が1月に施行されて自動車損害賠償保険に加入義務を区民に課す、でいながら区民交通傷害保険に関しては4月から施行適用開始というのが、どうも納得いかない。さんざん交通対策課長とはやりとりをさせていただきましたけれども、この保険の周知は今年の10月から行っていくわけです。募集期間が2、3月って、募集期間というのは2月、3月だけなのですか。年を通してできるのですか。 ◎交通対策課長 今回、ご提案している保険については、募集期間が1年に1回その期間だけということになります。他の区も同じような運用をしておりますので、2月から3月にかけて申込みをすると。ただ、保険の内容の周知については通年通してやってくような、そういったことで考えております。 ◆佐々木まさひこ 委員  2、3月というのは、通勤通学、特に通学でしょうか、小・中学校の子どもたち、高校生ぐらいか自転車を使うのは、あんまり使わないか、使いますかね、あと通勤ですね。そういったところを想定しているのですけど、何で2、3月、年を通じてできないのかなと、これは何、もっぱらこれは保険会社と提携してやるっていうことなのですけど、これはもっぱら事業者側の事情、それとも区の事情、どっちですか。 ◎交通対策課長 通年を通して募集というか応募できるというか、入れる保険も他には存在していますので、そういったものも含めてご案内したいと思っていますけれども、今回の区民交通傷害保険については、他の区も一律同じ扱いなのですけれども、2月、3月に募集をかけて、4月の当初から1年間の保険適用期間ということで毎年更新して運用しているといったことでございますので、我々の区もそれと同じような形で、これは保険会社のほうからそういうふうな形で運用しますということできていますので、それと同じような形で我々としても区民の方々にご紹介していきたいと思っております。 ◆佐々木まさひこ 委員  何かわかったような、わかんないような感じなのですけど、他にもいっぱい民間ベースでの自転車の保険はありますから、あれなのですけれども、周知をしっかりやっていただきたいと4月運用、2、3月しか申し込めないのであれば、これはしっかりどういう形でやっていくのかということを1回お聞きしておきます。 ◎交通対策課長 基本的には、チラシ等も作成して、まず自分がどういった保険に加入されているか、そこをまずはっきりしていないと、どういったタイプの保険に入るのがいいのかっていうことをまず自分たちでまず判断してもらわなきゃいけないと思っています。  今、お話ししたように通年として入れるものもございますし、その賠償責任1億円だけのそれだけで入れるような保険もありますし、あと例えばファミリー特約でそのほうが有利になるような条件のものとかありますし、いろんな保険がありますので、そういったことをまずは確認をしていただいて、本人ご自身若しくはご家族に合った保険に入っていただくように周知してまいりたいと思っております。 ◎都市建設部長 実は今回、情報連絡の7ページにもご報告をさせていただいておりますけれども、今回保険の加入の義務化ということで、自転車ご利用の方にアンケートをとらせていただきました。そういう中で加入、未加入もございますけれども、わからないという方もございまして、意識という部分でなかなかそこがまだ伴ってないのかなという部分もございます。そういうこともございますので、保険の加入のPRということをまた条例がこういう形でできるというようなことも含めて、鍵かけ条例のときのように大きくコマーシャルをさせていただいて、区民の皆様に注意喚起していきたいなというふうに思っております。 ◆市川おさと 委員  前々回も私、言ったのですけれども、自転車保険についてですけれども、現状は今、都市建設部長がおっしゃいました条例中にある、どのぐらい入っているかっていうことで調査かけたのですけれども、新しく義務化をすることによってどの程度の数値的な目標を持っているのかっていうのはどうなのでしょう。 ◎駐輪場対策担当課長 目標は今52%ですが、他の自治体を見ますと大体70%ぐらいまで上がっているとこありますので、60から70%を目標にしていきたいというふうに。 ◆市川おさと 委員  70%ね。今、駐輪場対策担当課長から70%にしたいという力強い決意の言葉をいただきまして、大変うれしいなというふうに思います。  一方で、自転車に乗っている人というのはいろいろいるのですけど、先ほど都市建設部長の中で特にこの人たちは除くという考え方がないということをはっきりおっしゃいました。  それで私、幾つか自転車を乗っている大所について、ここに今から申し上げたいのですけど、例えば区役所に自転車で通っている人たちがいらっしゃるわけですけれども、こうした人たちに対して自転車保険の加入を明示的に自転車で通うっていう時には何か手続がいるのですね、許可が必要なのですよね。そういうときに、はっきり示させるっていうこと、それは必要かなと思うのですけれどもいかがでしょう。 ◎駐輪場対策担当課長 職員に対しても庁議だとか交通安全講習とかありますので、その辺から周知してまいりたいと思っております。 ◎都市建設部長 そもそも交通手段として自転車を利用するということでは届出が必要になりますので、こういう保険加入についてもその際には促していくという形でして進めていきたいというふうに思います。 ◆市川おさと 委員  促すっていうか、もうちょっと明示的にはっきり証明させる、どこまで厳格にするかわからないけれども、証明させる程度のことは区でやっている、推進している、それで区に通っているわけですから、その程度の強制力は僕は持たせてもいいと思いますが、いかがですか。 ◎都市建設部長 今回こういう条例をつくらせていただくということですので、これは人事課と相談しながら進めていきたいというふうに思います。 ◆市川おさと 委員  今、確たる返事できないというのはしようがないのかなと思うのですけれども、しっかり実効性を持たせる形でやってもらいたい。  それから今、学校の話、他の委員からも辺りからも話がありましたけれども、学校の子どもたち、この子どもたちも保険に自分が入っているかどうかっていうのは、子どもはなかなか理解してないと思うのですけれども、この間、区立の小学校、中学校の子どもたちに、あなたらは保険に入っているか入ってないのかっていうことを確認させて要するに勧奨していくっていうことも必要かなと思うのですけれども、いかがでしょう。 ◎交通対策課長 子どもたちに直接というのはなかなか難しいので、お子さんを通じて保護者の方々にちゃんと行き渡るようなチラシをつくって学校のほうに流したいなと思っています。今でも学校に行って自転車教室とかやっていますので、そういった機会を捉えて、そういったことができるように進めてまいります。 ◆市川おさと 委員  それから、これが特に言いたいのですけれども高校の話、先ほど佐々木委員の話にも出たのですけど、高校生がとにかくたくさん自転車を使っています。都内の都立高校、私立高校もありますけれども、こういうところにお願いをして、これはもうお願いベースになると思うのですけれども、自転車で通うのに恐らく許可を取っているはずなのです、自転車で通う許可っていうシールとかって張ってあるけれども、そういう際に保険の加入の有無っていうものをできるだけ確認させてもらいたいということを東京都なり足立学園なり、そういうところに強くお願いをするということは非常に必要だと私は考えています。特に高校生ぐらいになると体力も相当強いですから事故を起こした場合に、例えば歩道をピューンと走っていて、おばあちゃんなんかひいちゃって大けがさせるとか、命を落としちゃうとかっていうこともあるわけです実際に。  ですから、特に高校生については、区内の高校によく話をして、通学許可のときに何らかの形で勧奨していくっていうことは、これは私、絶対必要だと思うのですけど、いかがでしょう。 ◎交通対策課長 実は先日、足立高校の校長先生とお話しする機会がございまして、通学で自転車を使っている方々は、お子さんたちは、一応、保険に入るように指導しているということもおっしゃっていました。他の高校についても、そういったことを確認しながら、積極的に同じような形でチラシでの啓発になると思いますけれども、まずはそういったところから全学校に案内が行くように進めてまいります。 ◎都市建設部長 高校生については特にこの条例、保険もそうですけれども、安全運転という部分での周知が非常に必要なのかなというふうに思っていますので、こちらも学校と協働しながら進めていきたいというふうに思います。 ◆市川おさと 委員  今、都市建設部長、交通対策課長から話を聞いて、非常に心強い思いをいたしました。足立学園に関しましては駅からすぐそばっていうことで、自転車そんなにないのかなと思いますけど、区内のはっきり言って都立高校、これは結構自転車はビュンビュン走っていますから、特に都立高校については真剣に校長先生なんかとよく話をしてもらいたいと思います。  それからもう一つ最後ですけれども、今、都市建設部長が特にこの人たち除くという考え方はないのだっていうことをおっしゃったので、あえて言うのですけれども、生活保護の人たち、生活保護の人たちについては自転車を乗っている方もいらっしゃるし、お子さんもいらっしゃる方も相当いらっしゃるわけですから、こういう人達が保険になかなか入りづらい状況が今のところはあるのかなっていうふうに私、知らないけど思うわけですけれども、こういう人たちに関しましても自転車が加害者になり得るっていう形から指導ということまで、なかなかいかないのかもしれないけれども、ある程度の勧奨っていうのは必要だろうと思うのですけど、いかがでしょう。 ◎駐輪場対策担当課長 生活保護を受けている方も話を行くように、関係の課と調整していきたいと思っております。 ○長井まさのり 委員長  他に。 ◆松丸まこと 委員  私のほうからは、報告資料の18ページです。駐車場の件でございます。1番の(2)のイに、原動機付自転車定期利用料金の設定とありますが、この原動機付自転車とは何を指しているのかちょっと。 ◎駐輪場対策担当課長 原動機付自転車は、条例の定義にもあるのですが、道路交通法で50cc以下の原動機付の自転車ということでございます。 ◆松丸まこと 委員  ですよね。第一種というのですか。さてと、50ccということですけれども、皆さんご存じのとおり、例えばスクーターで言っても、同じ車体の大きさでありながらエンジンだけ70ccだとか90ccだとかあるのです。       [発言する者あり] ◆松丸まこと 委員  いや、第二種ですよね。これは50ccにしたっていうのは、車体の大きさをもって言っているのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 50cc以下というのは、エンジンの大きさで言っているわけでございます。 ◆松丸まこと 委員  わかっております。エンジンを外しておいておくわけではないので、単車、オートバイ自体を置くわけですね。そうすると車体の大きさということで50ccにしてあるのでしょうか。だとしたら同じ車体の大きさであっても第二種原動機付自転車の70とか90あるわけで、それもとめられるのでは、同じ車体の大きさで判断するならば、とめられるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 道路交通法上では原動機付自転車はエンジンの大きさなのですけど、松丸委員のおっしゃっているのは道路運送車両法ですか、あれになりますと125cc以下も原付とみなされるのです。  今回の定義は道路交通法でやっていますので、とめられないということでございます。 ◆松丸まこと 委員  長く引っ張るつもりはありませんので、これは原動機付自転車の定期利用料が新規にあるということですので、では、50cc以外のオートバイはあるのですか、とめられるのですか。 ◎駐輪場対策担当課長 50cc以上はとめられません。 ◆松丸まこと 委員  もうすぐ終わりにしますけれども、堂々めぐりになりそうですので、50ccとしたのは、それは車体の大きさ、要は駐輪場に置いていいですよということですね、オートバイを。駐輪場においていいようにするとか、また料金をしたということですので、その駐輪場にとめるオートバイのなぜ50ccなのか、車体の大きさでもって50ccにしたのか、なぜに原動機付自転車がとめられるかという。要は50ccのオートバイをとめられるのだったら、90ccも同じ大きさだったらば同じ車体、同じものだったらとめられるんじゃないかということですけれども、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 この条例っていうか、当初、設定したときの条件がどうだかっていうのは今、私わかりませんけれども、それは調べてみます。  ただ、恐らく、その当時50cc原動機付車両の部分と、あとそれを超えるものっていうところで、車体が今のように同じような規格ぐらいに多分なってなかったのだろうと思うのです。そのため、道路交通法で定めているような50ccまでということで設定をされているのだろうと思います。これは推測で申しわけございません。これは調べさせていただきます。  ただ、今、松丸委員ご発言のとおり、いろんな小さく小型化された車両なんかは出てきているというような状況の中で、その車両もとめるようにするのか、今のまま現状のまま継続してやるのか、これについては他の事例なんかも調べさせていただいて、今後、どこまでのものをどういった規格のものまでとめられるか、これは調査をさせていただきたいと思います。 ◆松丸まこと 委員  そうですよね。この質問で最後ですけれども、同じ50ccでもアメリカ型のバイクだと結構車体が大きかったりします。スクーター型だと小さいのですけれども、排気量90cc、125ccというのもあるのです。ですから、この辺を明白になさったほうがよろしいかと思いますが、大きさで言うのか、エンジン外しておいておくならいいのですけれども、その辺を考えていただければありがたいと思いますので、要望いたしますので、是非お考えください。 ◎都市建設部長 当然、日々の利用の中でお客様とトラブルになる部分になるのかなと思いますので、その辺専門家のほうに確認しながら、区として運用を決めていきたいと思います。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。 ○長井まさのり 委員長  次に報告事項を議題といたします。  初めに、(1)、(2)、そして(19)以上3件を都市建設部長から、次に、(6)、(7)以上2件を道路整備室長から、(8)から(13)以上6件を市街地整備室長から、(14)、(15)以上2件をみどりと公園推進室長から、そして最後に(16)、(18)以上2件を建築室長から報告があり、その後、一括して質疑となります。  報告事項も大変多くなっておりますので、執行機関の簡明な説明を求めます。 ◎都市建設部長 報告資料1ページをご覧いただきたいと思います。件名記載のとおりでございます。  特定生産緑地制度ができるということで、今回のご報告の中では特に4番ということで、期間を過ぎてしまいますと手続ができなくなってしまうということで、できるだけ早くお手続をしていただくための要綱を制定させていただきましたというご報告でございます。  今後の予定にございますとおり、本年4月より申請の受け付けを開始することとあわせて、昨年もやったとおり、農業者の方に事前の説明、周知をしっかりしていきたいということでございます。  続きまして、10ページをご覧いただきたいと思います。  ユニバーサルデザイン推進計画の改定ということでございます。
     現在、平成26年の8月に策定をされました計画に基づいて運用してございますけれども、基本構想・基本計画も変わるというようなことで、今、改定の作業を進めているところでございます。2019年度から2023年度までの5年間ということで考えておりますけれども、11ページに、今の改定の骨子を記載させていただいております。基本構想・基本計画の四つの分類に基づいて4つの柱を決め行動計画、そして個別施策の具体例ということで考えているとこでございますけれども、目指す姿として、人を育みまちを創るだれもが自分らしく暮らせるまち足立ということで今、推進会議の皆様と細かい協議をさせていただいております。また、ご報告をさせていただければというふうに思っております。  続いて大変恐縮なのですが別冊で、足立市街地開発株式会社の経営状況説明書をご覧をいただければというふうに思います。  1ページをおめくりいただきたいと思います。  まず概要説明と組織機構については特に変更がございません。  2ページでございます。  2019年度の予算編成方針ということで、(1)、(2)、(3)が新たになっております。(1)が機械式の駐車場、これが経年たっておりますので、契約形態を変えて効率的な維持管理を進めていくということ、(2)はイベント時に効果的なPRをして、朝トクという事業形態ですけれども、これを周知をしていくということと、(3)消費税の値上げにあわせて備えていくというようなことを3点新たに設定をさせていただきました。  続きまして、ちょっと飛んでいただいて、5ページでございます。お開きいただければと思います。  2019年度の予算ですけれども、収入合計、5億6,860万円余でございます。こちら5ページにございますとおり、収入の部でございますけれども、駐車場のほうは利用者の見込みの増を勘案し、また駐輪場のほうはここのところちょっと利用が減っておりまして、この分を見込んでいるという部分でございます。また自動販売機の設置料も含めて入札の結果も反映させまして、このような予算収入になっております。  また支出のほうでございますけれども、4億8,300万円余ということになっておりますけれども、営業費用、6ページのほうでございますけれども、売上原価の特に減価償却費と修繕費の減というようなところが多く、このようなマイナスになっているというような状況でございます。また、販売費及び一般管理費は社員入替に伴う経費ということでございます。  続いて7ページでございます。  貸借対照表ということで、資産合計67億9,597万6,000円ということでございます。その右の利益剰余金ということで3億8,000万円余ございますけれども、特に修繕積立金ということで、1億8,000万円になっておりますけれども、駐車場のこの改修費用に充てるというようなことで積立てをしていると。  また、8ページでございますけれども、一番下の当期純利益が5,506万円というふうになっているというような状況でございます。  以上雑駁でございますけれども、ご説明とさせていただきます。以上です。 ◎道路整備室長 報告資料25ページをお願いいたします。  無電柱化推進事業の進捗状況等について報告させていただきます。  まず、五反野駅前通りの無電柱化についてでございます。別紙1、26ページをご覧ください。  延長約1kmを3期に分けて施工をいたします。  25ページにお戻りください。  来年度は予備設計、2020年度は第1期の詳細設計を、2021年度から第1期の支障移設工事を予定しております。2025年度に第1期の工事完了を予定しております。  次に、千住一丁目再開発地区周辺道路の無電柱化についてですが、別紙2、27ページをご覧ください。  再開発地区の周辺三方道路を無電柱化いたします。  25ページにお戻りください。  来年度は詳細設計を実施し、2020年度から支障移設等工事を予定しており、2024年度に工事完了を予定しております。  続きまして、報告資料28ページをお願いいたします。  今回、足立区橋梁更新基本計画(素案)についてパブリックコメントを実施するため、報告をさせていただきます。  募集期間、周知方法、閲覧配付場所については記載のとおりでございます。素案の概要につきましては別添資料1という、こちらのほうを見ていただきたいと思うのですが、まず1ページのほうを見ていただきまして、今回の橋梁更新基本計画でございますが、足立区公共施設等総合管理計画を受けまして、個別計画として策定をさせていただいております。  2ページから3ページにつきましては、今回、対象となる区内主要な34橋の位置図と、それから個別計画の位置付けについて記載をさせていただいております。  報告資料の28ページにお戻りください。  今後の予定でございますが、2019年度建設委員会にパブリックコメントに対する区の考え方、計画案を報告し、足立区橋梁更新基本計画を確定してまいります。 ◎市街地整備室長 29ページをお願いいたします。  花畑地区周辺環境整備の取組み状況についてということでありまして、6つの項目において環境整備を行っておりますので、そのご案内でございます。  環境整備の内容につきましては、人道橋、親水拠点、親水テラス、毛長公園、自転車・歩行者専用道、一方通行化ということを今、計画をして整備を進めているところでございます。  整備スケジュールにつきましては、花畑大橋から西側のスケジュールでございますが、記載のとおりでございます。  今後の予定につきましては、まちづくり協議会のほうにご案内をさせていただきたいと思ってございます。  31ページにつきましては文教大学のパース図ですが、環境の部分がわかるような人道橋とか、親水拠点とかがわかるようなパース図をつけさせいただきました。  続きまして32ページでございます。  西新井駅周辺地区における東武鉄道との検討会ということで2回開催させていただきまして、その中でいただいている主な意見でございます。  西口駅ビルの解体についてご報告をいただいているとこでございます。現在は、東西駅ビルが共通している設備の切り回しを行っている状況ということで、今年度末に終わる予定でございます。それ以降、東武ストアのビルの部分につきまして、2019年夏頃から解体工事を開始するということでございます。  告知周知につきましては2月下旬から、現地のほうに掲示をすると聞いております。また、現在の使っている階段とエレベーターにつきましては、解体中も引き続き使用が可能ということでお話をいただいております。  34ページになります。  五反野駅周辺のまちづくりの取組み状況についてということで、今回、初めてご報告させていただきますが、五反野駅周辺地区のまちづくり勉強会を開催して、少し勉強を加えていこうということでございます。  35ページになりますが、五反野駅東武線の南側の区域を対象として、勉強を進めていくものでございます。目的といたしましては、今般、改定いたしました都市計画マスタープランに基づいて、駅前広場も整備も合わせて土地の高度利用や商業施設などの立地が必要であるかどうかを地元の皆さんと少し勉強していきたいと考えているところでございます。  続きまして36ページをお願いいたします。  千住西地区における防災街区整備地区計画(原案)等の作成につきましてご報告させていただきます。  まず一つ目の、防災街区整備地区計画(原案)でございますが別添資料2、こちらのほうをご用意させていただきました。別添資料の中、開いたところが防災街区整備地区計画で定めるものということで、ご案内をするところでございます。  なお、別添資料3でございますが、この内容につきましては、3月15日に千寿双葉小学校で地元説明会をさせていただくということでチラシでございます。こちらのほうも合わせて添付させていただきました。  2番にございますが、住宅市街地総合整備事業計画(案)についてということで、これ別添資料4でございますが、国から補助金をもらう、道路拡幅等で係る費用について補助金をいただくということでの事業の申請をこれから行っていくということで、案ということでまとめさせていただきました。  3,000m2程度の公園、合計3,000m2以上の公園を整備する、それから防災生活道路の拡幅に取り組んでいくということを記載させていただいているとこでございます。  37ページになりますが、今後の予定ということで、地区計画原案の都市計画手続を行いながら、7月には都市計画決定、10月の議会には建築条例の上程を予定しているところでございます。  38ページでございます。  佐野六木土地区画整理事業の進捗状況についてということでございまして、佐野六木土地区画整理事業の区域は24.8haございますが、宅地として区民の皆様に引き継ぐ16.1ha全てが仮換地して引渡しができたということで今回ご報告をさせていただくということでございます。  今後の予定につきましては、換地計画、事業計画の変更を行いながら、2020年度には換地処分を行っていきたいというふうに考えております。  40ページになります。  北千住駅東口周辺地区のまちづくりの取組み状況についてということで、前回の委員会でもお示しさせていただいております3種類のアンケート結果がまとまりましたので、今回ご報告をさせていただきたいと思います。別添資料5にございます、こちらのペーパーでございますが、アンケート調査①といたしましては、まちづくり構想区域内の方4,000人に対してアンケートをし、1,289人から回答いただいたものをまとめをしておるところでございます。別添資料については1ページから10ページまでが、アンケート①についての内容について記載をさせていただいております。  特に別添資料の7ページでございますが、こちらのほうにつきましては、いただいた自由意見を少し要約しながらまとめて全件をここに表示をさせていただいたものでございます。ご覧いただきたいと思います。  合わせまして、アンケート②については11ページから16ページ、アンケート③につきましては17ページから22ページの別添のほうに記載をさせていただいておるところでございます。  42ページにお戻りいただきまして、各アンケートによる自由意見、結構いただきましたので、その抜粋は42ページ、43ページに載せさせていただいておるところでございます。分野別に分けまして、いろいろなご意見をいただいておるところでございます。  44ページになります。  交通量調査を実施した結果につきまして、今回別添資料6ということでまとめさせていただきましたのでご報告をさせていただきます。  別添資料の1ページ目から3ページ目までは、15時間の交通量、4ページ目から6ページ目については12時間の交通量をまとめさせていただきましたということで、調査結果を掲載させていただきましたということでございます。  今後の予定につきましては、この結果をまちづくり連絡会にご報告させていただきたいと思います。 ◎みどりと公園推進室長 45ページをご覧ください。北鹿浜公園、大谷田南公園、ベルモント公園の委託事業者が決まりましたのでご報告いたします。委託事業者は一般財団法人公園財団でございます。現在と同様の業者でございます。期間としましては、2019年4月1日から1年間ですが、業務が良好の場合には2回更新できるといったような内容でございます。  委託内容につきましては記載のとおり、提案見積金額につきましては9,907万円でございます。選定結果につきましては記載のとおりですが、詳細については46ページをご覧ください。  続きまして、47ページをご覧ください。  学びピア4階にございます、荒川ビジターセンターの委託業者が決まりましたので、ご報告でございます。  委託業者につきましては株式会社自然教育研究センター足立支店でございまして、現在と同様でございます。委託期間ですけれども、2019年4月1日から1年間で2回更新ができるということでございます。委託内容については記載通り、提案見積金額は2,299万5,163円でございます。選定結果は記載のとおり、詳細は48ページをご覧ください。 ◎建築室長 49ページです。宅地開発指導に関する取組みについてです。  指導要綱による行政指導から、今後は条例に基づく必要な手続、基準などを定める足立区宅地開発事業調整条例の制定(素案)のパブリックコメントの実施結果を報告します。  1月4日から1カ月間実施しましたが、提出意見はありませんでした。今後は第2回定例会に向け条例制定に向けた準備を進めてまいります。  続いて56ページをお開きください。  足立区営住宅等維持管理業務の事業者選定結果についてです。  平成31年度の業務委託についてプロポーザル方式により現在と同様の、東京都住宅供給公社を選定しました。委託内容、提案見積金額は記載の通りです。57ページは提案書特定結果を添付しております。  今後の予定ですが、4月からの業務開始に向けて準備を進めてまいります。 ○長井まさのり 委員長  それでは質疑は何かございますか。 ◆長澤興祐 委員  報告事項がたくさんあったのですが、かなりしまった、わかりやすい報告事項だったので、1点だけ無電柱化について。これまで4年間の中で予算決算や様々な一般質問等で無電柱化事業について質問させていただいてまいりました。そんな中で今回、五反野駅前通り、千住一丁目再開発地区の無電柱化の進捗報告いただいたのですが、その中で五反野駅前第1期から第3期に分けていくと、これ、密集整備事業と一緒で、どこか1点から始めていかないといけないので、まず第1期の駅前のここからやっていくというのが本当にオーソドックスでいいと思うのですが、第1期の場所は駅前に土地があるので地上機器をそこに集約することができると思うのですけれども、2期、3期になってくるとなかなか難しいのかなと思っております。  そんな中で公園等を検討というところで、この地図の中にもちょうど公園が真ん中辺りに二つ、2期、3期あるのですが、これは地上機器って確か何m、何百m以内とか、そういった範囲内に置かないとなかなかうまく機能しないということも聞いているのですが、公園だけで賄えそうですか。どうですか、その辺も検討されていますか。 ◎工事課長 確かに長澤委員おっしゃるとおり、長くすれば長くするほど電力が減退してまいります。ただし、地上機器もかなり性能もよくなっておりますので多少長く延びて、それでも耐え得るということで、余地があれば近くでやるほうが問題は少ないのですが、これぐらいの距離でしたらずっと設備をするのは大丈夫だということでございます。 ◆長澤興祐 委員  無電柱化をする意味というのは、ただ電柱をなくすのではなくて、ここの通りが歩車分離がなかなかできていない、区民の安全が確保できていないといったところから始まっているかと思います。  地上機器を例えば公園以外に置くにしたとしても、やはり歩道に置いてしまえば電柱はなくなった、だけども地上機器がある、結局、歩道が遮断されてしまう。こういった問題があると思いますので、ここは丁寧にしっかりと、ただ設置するのではなくてやっていっていただきたいと思います。  そんな中で、第1期をまずやることが大切だと思います。周辺の人たちに対して、第1期こうやったからよくなったよねと言って理解を求めて広げていく、これも必要だと思いますが、第2期、第3期の場所についても地上機器の設置場所については今の段階から並行してやっていかないと、かなり結局、第1期が終わったとしても、第2期、第3期、地上機器を置く場所が決まらない、だから進められないというふうになるんじゃないかと危惧するのですが、いかがでしょうか。 ◎工事課長 長澤委員おっしゃるとおり、地上機器の置く場所というのは大変困難を極めております。ただし、東京都、国からの補助金がございまして、用地買収ということも可能でございます。ここ商店街でございますので、シャッターがかかっている商店とか、そういうものを利用しながら、なるべく効率的に進められるように、今後、考えていきたいというふうに考えております。 ◎道路整備室長 現在、2カ月に1回程度は東京都のほうと五反野駅前通りについての議論を重ねております。それで来年度も東京都のほうの補助金を受けまして、ここの全体の予備設計とか詳細設計についてもやってまいりますので、先ほど担当課長申し上げましたとおり、我々も歩道上には設置しないという考え方でございまして、できるだけ民有地の買収も含めて今後きちんとやっていきたいというふうに考えております。 ◆長澤興祐 委員  ありがとうございます。是非これからも、特に東京都の予算がまた新たにどんどん出てくる可能性もありますから、そこの機会を逃さず取ってきていただく、活用していくことを検討していただきたいと思います。  そして、この無電柱化、ただ地上機器なくなった、電柱なくなったではなく、ここの道路もどうすれば利便性が上がって安全が確保されるのか、こういった道路のデザインもそろそろ具体的にまちの皆さんと話合いを話合いというか、されているとは思うのですけれども、もっと具体的に踏み込んで開かれたまちづくりといったところで進めていっていただきたいと思います。要望です。よろしくお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  私のほうから2点だけ、まず28ページの足立区橋梁更新基本計画(素案)、パブコメの実施ですが、この基本計画を見ますと、6ページに橋の更新に関しては本計画は橋の使用期限というのは70年に設定をしてあります。いわゆる寿命だということなのです。そこで70年が寿命ということで考えますと、3ページには今、主要な34橋、個別計画の位置付けが書かれておりますけど、それぞれ花見橋が92年、綾瀬新橋が89年、とっくに寿命はきていると、それぞれ3t車規制と14t車規制がかかっていますけれども、これは一体いつになったら、架け替えるのだっていうお声は、随分と特に綾瀬新橋なんかは聞くのですが、これに関してはどのような計画になっておりますか。 ◎街路橋りょう課長 綾瀬新橋につきましては現在、東京都都市計画道路事業という形で用地買収をやっているとこでございます。用地買収がある程度めどが立ったら今度、仮橋の設計に入ってくるというような状況になってくところでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  用地買収と大変なことはわかりますけど、見通しはどの程度なのか教えていただきたいのと、今、花見橋については何の説明もなかったのですが、花見橋についてはいかがですか。 ◎企画調整課長 綾瀬新橋については、用地買収をやっていて、まだいつ頃最終的にかかるかというところまではっきり言えないという状況でございます。  花見橋に関しては、当初、撤去して、架け替えたいというお話をしたと思います。今、花畑川の河川改修工事を含めて、あそこの水門の在り方等も含めて検討しています。最終的には、車が通せる構造で堤防工事をやろうというとこで今、国と調整をしているところでございます。橋という形態にこだわらず、車両も通行できる形態をということで今、検討しているという状況でございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  特に綾瀬新橋に関しては、なかなか土地の取得をするっていうのは難しいという状況はよくわかりますけれども、何とか東京都と連携しながら、あそこはもう本当に通行のボトルネック的、象徴的な橋になっていますので是非、力を入れて、街路橋りょう課長よろしくお願い申し上げます。 ◎街路橋りょう課長 綾瀬新橋も含めて、他の橋もt数の規制がかかる前に架け替えていかなければならないということで、70年という期限を設定してやってくということで今回の計画をつくった次第でございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  是非よろしくお願いします。  あと、38ページ、佐野六木土地区画整理事業でございますけれども、これは仮換地の指定が100%、そして換地の引渡しも100%ということで、事業が順調にほぼ終了になりつつあるということで、大変お疲れさまでございました。こういう区画整理事業というのは様々な思惑、利害関係が絡んで大変な中でスムーズな形で、この区画整理事業が進捗していることに高く感謝を表したいというふうに思います。  その中で最後、清算金の金額を指定して清算金をお支払いいただくということになる段階なのですが、私も花畑東部区画整理事業、これは事業期間が非常に長い30年間、40年間、非常に長い期間かかりましたので、単純には比較できないと思うのですけれども、土地の所有者がかわって、私はそんな清算金なんて聞いてないっていう話を何度もご相談いただいたりしながら、そういう清算金の段階になってトラブルっていうケースが多いのです。  ですから、画竜点睛を欠くということのないように、清算金に関しましては丁寧な形でお知らせをいただいて、ご納得のいただく形で進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎区画整理課長 既に清算金の関係がこのような内容でありますよということで一軒一軒チラシを回したり、地区事務所も開設しておりまして、今、常に丁寧にご説明している状況でございます。  ということで、今後、平成34年から清算金の徴収・交付を行う予定でございますので、一層、引締めて周知徹底してまいります。地元の議員方には大変お世話になります。 ◆浅子けい子 委員  私も、一つは橋梁更新基本計画についてなのですけれども、今まで平成24年から橋梁長寿命化修繕計画というのはつくられてやってきたわけですけれども、今なぜ改めて橋梁更新基本計画をこの時期に出すのかと、これを見れば先ほど佐々木委員が言ったように、70年を超えているようなところもあったり、55年、これ設計耐震年数ですか、それを超えているところも幾つもあっても40年以上超えているところが幾つもあるわけです。この間ずっと長寿命化ということでやってきたのに、もっと早くこういう計画というのは出してもよかったのではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 平成24年度に橋梁長寿命化更新計画をつくりまして、平成25、26、27年で橋梁の点検をやってきて、それでそれに基づきまして補修をやってきたところでございます。当初の長寿命化計画には更新という計画は盛り込めなかったのですけれども、橋梁のデータが揃ってきて、綾瀬新橋のような形でt数規制をかける前に早く着手して架け替え、大規模改修をやっていかなければならないということを認識した次第で、この計画をつくったところでございます。 ◎都市建設部長 平成24年の計画は維持ということに力を入れておりましたけれども、今、浅子委員おっしゃるように、幾ら維持してもどこかで更新しなければいけないことを考えますと、もう少し早くというのはおっしゃるとおりだというふうに思います。
    浅子けい子 委員  本当に、ちょっと遅いなんていう感じもいたします。それで見ると橋には歩道橋なんかも幾つもあるわけです。人が主体になって、これから高齢化にもなるという点では、これを機会に歩道橋は改善をしていくっていう考えもないのでしょうか。例えば歩道橋をなくしてスクランブルのほうに移行するとか、どういう形になるかわかりませんけれども、歩道橋はなくしていくという、人にやさしいまちにしていくという点では、それが必要なんじゃないかなというふうに思っているのですが、いかがでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 代替の施設ができるところにつきましては、歩道橋というのは確かになくせるかなとは思うのですけれども、鉄道をまたぐとか駅前広場とか、それからあと架線をまたぐ歩道橋とかというのはございます。それにつきましてはそのまま歩道橋は歩道橋のままという形でございます。 ◆浅子けい子 委員  鉄道をまたぐっていうと堀切駅の跨線人道橋なんかは、またぐあれですね。あれは何としても改修して欲しいってたくさんの声があるのはご存じかと思いますので、鉄道をまたぐのはそのまましかないなんておっしゃらないで、是非いろいろ研究をしていただいて改善をしていただきたいというふうに思います。  それからあと、私も無電柱化の推進事業についてなのですけれども、これ今、五反野駅前通りと千住一丁目再開発ということで、五反野駅前通りは人の道路がないっていうか、通るっていうところの促進計画の中での該当するものだというふうに思うのです。千住一丁目再開発、図を見ると商店街じゃなくて再開発の周りの無電柱化なのです。これがなぜ無電柱化促進事業に入るのかというふうに、これは再開発の中で本来やるべきものではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ◎工事課長 おっしゃるとおり、旧道に関しては無電柱化、旧道のほうを進めていこうというところですが、もともとこの再開発事業の中で無電柱化を図っていくという予定でございました。そこに東京都のチャレンジ路線ということで、東京都から設計その他で補助金が出るということで、足立区の事業として取り組んでいるということでございます。 ◎都市計画課長 今、工事課長が申しましたとおり、再開発に合わせて無電柱化をするというような基本の計画がございます。ただ、再開発事業で無電柱化を必ずやっていくということを今は再開発をやるときに義務付けになっておりますけれども、千住一丁目の再開発が始まるときは、それは分離されておりまして、任意のものであったので事業には組み込まれていないというところでございます。  ただ、再開発を行うに当たって、チャレンジ路線で100%補助が出てできるということで、ここについては組合員に協力をいただきながら進めていっているというところでございます。 ◆浅子けい子 委員  再開発の無電柱化が、再開発で一丁目を無電柱化するというのが先なのか、それともチャレンジが先なのか、どちらかっていうふうにわかりませんけれども、ただ、公共の福祉に寄与するということで道路を広げて、防災の面でも安全なまちづくりをということで千住一丁目の再開発は銘打ってやられていたわけです。40億円も税金が投入されると、そういう点では再開発事業の中で組合事業者にやらせる、本来はそういう在り方にすべきだというふうに思っているのです。  お金の面で無電柱化の事業については、国や都からはどのぐらい出ているのでしょうか。 ◎企画調整課長 今年度は今、予算の資料を持ってないのですけれども、今のスキームは基本的に100%事業に対して補助が出るという、都と国からですけれども、出るという状況で、開発業者に対しては用地の提供をお願いしています。地上機器を置く場所を事業者に確保していただくということで今、進めているという状況でございます。 ◎都市建設部長 すいません。今、詳細予算の資料を持っておりませんので、後ほどご報告をさせていただきたいと思います。 ◎都市計画課長 補正予算、当初予算ベースで契約後に変更があった可能性があるのですけれども、平成29年度9月補正で324万円の調査費、それと平成30年度、今年度当初予算で864万円の調査費をかけて今、無電柱化の可能性について検討しているというところでございます。  基本的に今、先ほど申しましたとおり、市街地再開発事業に当たっては、無電柱化は義務付けになっておりますけれども、千住一丁目につきましては、その義務付けの前に事業認可がおりている状況でして、その事業認可が受けられたものについて無電柱化の事業についてそこに組み込むということができなかったので、改めて区として取り組んでいるというところでございます。 ◆浅子けい子 委員  それは残念なのですけれども、ただ無電柱化の事業そのものに対してのお金というのは国や都から出るということですけれども、その周辺のものについては区からも出すような話を聞いていますので、今からでも組合とよく話し合ってきちっとそこら辺は再開発事業ということで、組合のほうに出すように求めるべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長 基本的に無電柱化に係る費用につきましては、東京都のチャレンジ路線に位置付いておりますので、100%補助が来るというふうに考えております。  組合、市街地再開事業の区域内に、地上機器を置かせていただくっていうことが新しい取り組みということですけれども、これについては組合のほうと協定を結んでご協力いただきながら進めていくというふうに今、組立てをしているところでございます。 ◆浅子けい子 委員  本当に残念で、40億円も税金が投入されて、更に国から都から、まるで本当に至れり尽くせりっていう感じがいたします。  あと最後なのですけれども、北千住の東口の周辺まちづくりのアンケートが結果が出されまして、大雑把に読ましていただいて区域外、区域内、それからオープンのところでやったということで、いろんな意見があって、どのように考えるのかなというふうに思っているのですが、問題点として、最後にアンケート調査及び交通量調査をもとに北千住駅東口に対する意向把握及び問題点抽出に尽力をするというふうですが、これ問題点とか、問題点って問題だと考える方と、いいと考える方と、一つのことでも何か賛否いろいろだと、角度からいろいろだなっていうふうに私は思っているのですけど、どのようにこういう抽出なんかをしていくのでしょうかと思うのですが。 ◎まちづくり課長 今まさにご指摘のとおりクロス集計をしまして、別表の別添の資料の中にもなかなか開発がいい、悪いとか記載してございます。しかしながら、何かしら変化を求めているというのが伺えますので、その辺をきちんと我々もこういう要望に対しては、例えば垂直避難を望んでいるとか、そういう防災上の要求があるのであれば、このようなことで事業展開していきたいとか、そのような形で今後構想のほうをつくってまいりたいというようなところでございます。 ◆浅子けい子 委員  いろんな立場で、そういう問題提起というのは変わってしまうのかなというふうに思います。  あと、まちづくり構想の見直しをまちづくり連絡会にも、この結果はご報告するという先ほどのお話だったのですけれども、そろそろこういう動きがある中で、まちづくりニュースというのを地域にきちっと発行してお知らせする、そういう責任があるんじゃないかというふうに思っているのですが、いかがでしょうか。 ◎まちづくり課長 ご指摘のとおり3月中には地元のほうにまちづくりニュース配布したいと考えております。その際には議員の皆様方にご案内させていただきたいと思っております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑。 ◆市川おさと 委員  足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定についてです。これは私しょっちゅう言っていることなのですけれども、当事者参画の仕組みをしっかりつくってもらいたいなというふうに常々言っておるわけです。この件に関しましてもユニバーサルデザイン推進会議、これメンバー表を見ますと、その中に一人、障がい者団体連合会の事務局長っていう方が入っていらっしゃるわけであります。  また一方、私よく言っているのですけれども、障がい者はなかなか組織化がどんどん組織率が下がっています。障がい者団体連合会につきましても、足立区はまだ機能していますけれども、自治体によってはなくなっているとこもあります。例えば隣の葛飾区はなくなっています。  こうしたこともありますので、個々の障がい者、障がい者に限らないっていうかもしれないけれども、この中身を見ると障がい者が非常に重要な位置を占めているわけでありますので、計画策定の段階で、そうした障がい当事者の意見を聞く場っていうのを団体だけじゃなくて、団体は大事だけれども個々の障がい者に話を聞くっていう仕組みを是非つくっていただきたいなと思うのですけどいかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 市川委員ご発言のとおり、組織に属してない個々の障がい者の方の意見を取り入れることは、とても大切なことだと思っております。私たちとしましても、新たなバリアフリー基本構想を作成するためには、そういった方々の意見も取り入れる形を検討していきたいと思っております。 ◆市川おさと 委員  新たなバリアフリー基本構想ではそうだって、今、ユニバーサルデザイン推進計画の改定について話しているのだけど、こちらのほうはいいかですか。 ◎都市建設部長 今回、この計画を変えていくに当たりましては、当然またパブリックコメントみたいなものをやっていくわけですけれども、個々の障がい者、特に市川委員ずっとおっしゃっていらっしゃる組織化されてない方、こういった方たちのご意見を伺う場っていうのをどこかで考えていきたいというふうに思っております。 ◆市川おさと 委員  わかりました。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますが。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。 ○長井まさのり 委員長  次にその他に移ります。  何かございますか。 ◆佐々木まさひこ 委員  それでは申し上げます。私はまず情報連絡の中の平成31年度の中川堤防かさ上げ工事ですけれども、これも大分事業は進んできてはおりますけれども当初の事業年度、事業の予定からかなり遅れているわけですけれども、これで平成31年度の工事予定区間はあるにせよ、平成31年度以降、大谷田、それから中川にかかる中川堤防の工事というのは、今後どのような予定になっていますか。 ◎企画調整課長 佐々木委員おっしゃるとおり、当初5年間ということで今年度で終わっているはずのような状況でございます。状況としては今年度やって50%というのが現状でございます。  平成31年度の予定は、今回、示したのですけれども、今後は一番工事が厳しい場所が残っているような状況でございます。特に地元の方とお話をしないと出入りの関係等で工事ができないところが実際残っていますので、国と協力しながらスムーズに進められるような形で取り組んでいきたいなというふうに思っております。 ◆佐々木まさひこ 委員  特に難しい区間、特に中川堤防に直接、車が出入りするおうちが数軒かあって、それはこういうなだらかで土手に乗り上げるようなことも考えているっていうことでしたけれども、そこら辺のところは進んでいるのですか。 ◎企画調整課長 今、国交省のほうで設計のほうを進めているのですけれども、基本的に堤防に必要な断面を確保しながら緩くするって、かなり難しいというふうに伺っています。今、地元と話ししながらご理解いただきながら、どこまで接点が見つけられるかなというふうな状況で、かなり細かく調整をしているというふうに伺っているところでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  そうですね。地元の方もそういうご要望もあるわけですからなかなか難しいと思いますけど、本当に力を入れて頑張っていただきたいと思いますので。  それから次に、佐野・六木の中通りの交通量調査ですけど、これは花畑川の南岸からスクールゾーンを大きく路面にも書いていただいて、ここを数回、警察の取り締まりもやっていただきましたので、北側からの交通量というのは減っているのです。  ところが、調査結果は全体の6時から8時までの14時間の全体の数しかわからないので時間別にくださいっていうことで申し上げましたら、いただきまして、特に南から北側へは8時から9時の通学通勤時間帯、ここが逆に増えている、南から北へは、ということがわかりまして、これは様々対策を練っていただきたいというふうに思っているのですけど、いかがですか。 ◎企画調整課長 北から南については、特に8時、9時という通学の時間に増えているっていう現状があります。理由をいろいろ考えてみると、なかなか難しいなって今までかなり交通量を減らすための対策はしてきたつもりなのですけれども、なかなか効果が出てないっていう、現実的にそれを見されたというふうな状況でございます。  また、関係者からも含めて、今後あと何ができるかということと、今回の交通量調査をもとに、もうちょっと警視庁等とも話をして、北から南減ったって交通規制を入れたというのは大きいので、そちらのお力も借りて一緒に検討するような形で進めていかないと、なかなか効果が出ないのかなというように考えているところでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  交通量自体もそうなのですけど、あとスピードも出すのです。区画整理事業がほぼ終了しましたから、道路がきれいになりました。スピード出しやすくなったのです。そういったことも含めてちょっと綾瀬警察と連携をしながら、対策を進めていただきたいと思いますので、これは要望しておきます。 ○長井まさのり 委員長  他に。 ◆市川おさと 委員  レオパレス21の外壁等の施工不備についてっていうのが、別の紙で配ってきたわけですけれども、テレビ番組でこの施工不備について報道があったっていうことがきっかけになりました。私もレオパレス21につきましては、おととしの本会議質問で名前を挙げまして、その契約の在り方について非常に厳しく指摘をし、相談にしっかり乗るようにということでこの消費者保護という観点から質問した経緯があります。ですからレオパレス21につきましては、非常に私も深い関心を持っております。  このたび、この報告によりますと、施工不備物件についてということで、界壁、外壁ということで、合計12棟あったという報告がなされておるわけであります。  そこまではいいのですけれども、本当はよくないのだけど、いいのだけれども、レオパレスってサブリース業者なのです。サブリース業者で、要するに施工不備があったやつっていうのはレオパレス21の経営側が相当前に、この業者っていうのは相当したたかな業者、自分の利益を追い求めることが凄く熱心な業者でありまして、サブリース契約を結構切っている場合があるのです。サブリース契約を切って、この施工不良、そのシリーズ、マンションシリーズ、アパートのシリーズで施工不備が明らかになったっていうのは結構あるはずなのです。足立区についてはいかがでしょうか。サブリース契約が残っているのでしょうか、残ってないのでしょうか。そういう区別があってこの数字が出ているのですか。 ◎建築審査課長 今回12棟につきまして、報告が上がっている状況です。あす、レオパレスを呼んで、そういった内容についてヒアリングをする予定で考えております。 ◆市川おさと 委員  要するに、サブリース契約が残っていようと、残っていまいと、施工したのはつくったのはレオパレスなのだから、そこら辺のところで要するにオーナーさんが不利益をこうむらないような形で、是非、区としても見ていってもらいたいなということを強く要望します。 ◎建築審査課長 市川委員のおっしゃるとおり、区民に寄り添った形で対応していきたいと考えております。 ◆浅子けい子 委員  私も情報連絡のUR賃貸住宅ストック活用・再生ビジョンについてなのですけれども、これが団地別の方針が新たに出されたということで、その中でもとりわけストック再生、建築から40年が経過した団地については4つの手法をやると言っているのです。改善はまだしも、建替えとか集約とか用途転換というのが重大な問題が含んでいるかと思うのですけれども、これに対しての、そこに住んでいる方々の住民への情報提供とか、これはURからなされているのでしょうか。  それからあと、実際にストック再生というのがここでは全国では45万戸と書いてありますけれども、足立区にはどのぐらいあるのか、わかったら教えていただきたいと思います。 ◎住宅課長 今回、URのビジョンを発表されたとこにつきまして、団地の皆さんにつきましてはURのほうから都市機構のほうから周知をさせていただくということで伺っているところでございます。  また、UR団地のストック再生団地につきまして、足立区内の中で9団地が分離されたところでございます。こちらについては今後、具体的な計画づくりについては団地ごとに計画をしていくということで、その際にも団地の皆さんには寄り添った形で丁寧にご説明をさせていただくというようなことで伺っているところでございます。 ○長井まさのり 委員長  他に何かございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  なしと認めます。  では、委員長から申し上げます。  この委員構成で建設委員会を開催するのは特段の事情がない限り、今回が最後になると思いますので、一言ご挨拶をさせていただきます。  この1年間、各委員また執行機関の皆様には、円滑な議事運営にご協力いただきまして本当にありがとうございました。また、この経験を生かして今後とも区政発展のために尽力してまいる決意でございます。1年間本当にありがとうございました。  それでは、副委員長からもご挨拶をお願いいたします。まず、長澤副委員長。お願いいたします。 ○長澤興祐 副委員長  この1年間、大変お世話になりました。当初、委員長を支え建設的な足立区の発展のために努力をさせていただきたいということを申し上げましたが、そのとおり1年間、務めてまいりました。至らない点も多々ありまして、執行機関、そして委員の皆様にご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、これからも是非、足立区のために力を結集してご指導ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。どうもありがとうございました。 ○長井まさのり 委員長  ありがとうございました。  では松丸副委員長、お願いいたします。 ○松丸まこと 副委員長  どうもこの1年間ありがとうございました。お世話になりました。僕は建設委員会4年目でございましたけれども、やっとわかってきたかなと思う段階でございます。まだまだ勉強しなきゃなりませんので、もっともっと頑張っていきたいと思っておりますけれども、委員長補佐とさせていただくと言っておりましたけれども、委員長元気でございましたので補佐することもなく、無事にこの1年間済むことができたのかなと思っておりますので、また、皆様方にご指導いただきましてありがとうございました。また、これからもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 ○長井まさのり 委員長  ありがとうございました。  以上で建設委員会を閉会いたします。  午後3時26分閉会...