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令和6年6月18日介護支援調査特別委員会-06月18日-01号
令和6年6月18日ブランド戦略推進調査特別委員会-06月18日-01号

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  1. 板橋区議会 2024-06-18
    令和6年6月18日ブランド戦略推進調査特別委員会-06月18日-01号


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    令和6年6月18日ブランド戦略推進調査特別委員会-06月18日-01号令和6年6月18日ブランド戦略推進調査特別委員会  ブランド戦略推進調査特別委員会記録 開会年月日  令和6年6月18日(火) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 零時29分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      竹 内   愛      副委員長     川 口 雅 敏  理事委員     荒 川 な お      理事委員     いしだ 圭一郎  理事委員     おなだか  勝      委員       近 藤タカヒロ  委員       坂 田 れい子      委員       横 川たかゆき  委員       大 野 ゆ か      委員       間 中りんぺい  委員       寺 田 ひろし      委員       し ば 佳代子 説明のため出席した者  政策経営部長   篠 田   聡      産業経済部長   家 田 彩 子  ブランド戦略担当課長            産業振興課長   藤 原 仙 昌
              阿 部 雄 司 事務局職員  事務局次長    舟 山 百合子      書記       外 立 龍太郎           ブランド戦略推進調査特別委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題   (1)令和6年第1回定例会調査事項に関する提言の方向性について(3頁)   (2)地域特性を踏まえたブランドの確立・発信について(3頁)   (3)令和6年第3回定例会調査事項における調査内容の検討について(36頁) 5 閉会宣告 ○委員長   おはようございます。  ただいまからブランド戦略推進調査特別委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎産業経済部長   おはようございます。本日は、提言の方向性についてと地域特性を踏まえたブランドの確立・発信についてご審議をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  間中りんぺい委員寺田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議題に入ります。  初めに、令和6年第1回定例会調査事項に関する提言の方向性についてを議題といたします。  配付いたしました資料1、こちらは前回の委員会で出されました意見を集約し、2年間の活動に基づく提言をまとめるために、現時点での提言の方向性を記した正副委員長案となっています。  それでは、本案に対する各委員の意見を求めます。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、本案を最終的な提言に向けての方向性を示した案文といたします。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、地域特性を踏まえたブランドの確立・発信についてを議題といたします。  本件について、理事者よりポイントを絞って簡潔に説明を願います。 ◎産業振興課長   それでは、本件につきまして、お配りしております資料に基づきましてご説明させていただきます。こちらの産業ブランド推進に向けた取組についてというところで、昨年の理事会などで審議する内容をお決めいただいておりまして、その中で挙がっておりました産業見本市ですとか、あとは板橋のいっぴん、商店街の取組、この辺をまとめた内容になってございます。それでは、1ページ目の項番1からでございます。項番1は産業見本市について、主に昨年度の実績をまとめたものとなってございます。昨年度、11月9日、10日の2日間と併せてオンライン開催もいたしました。参加出展社数73社で、来場者数が1,580名となってございます。主にBtoBを狙った内容となっておりまして、企業間の取引というところなんですが、昨年度は、それ以外に企画展示ということで2つ大きくやらせていただいております。1つが産業ミュージアムということで、国史跡に指定されました加賀の一帯、史跡公園(仮称)の部分ですね。その中でも特に旧理化学研究所跡地の部分で、産業ミュージアムを整備するという方向性で今進めておりますので、その辺のPRですとか。あとはもう1つが絵本のまちの板橋ということで、今、印刷関連業界の皆様と進めている内容ですね。産業見本市の前に板橋区民まつりの中でも絵本のまちを内容といたしましたので、その辺のご紹介などをいたしました。(3)番です。最後に、来場者と出展者のアンケート結果ということで、具体的にこの見本市の中で最終的にどことどこが取引が始まっているというところまで実際つぶさに把握できている状況ではないんですけれども、来場者のアンケート結果で、会場参加、オンライン参加とも商談に結びついたが約15%ですとか、あと情報交換とか、そういった情報収集ができたでは、半分以上の割合ですとか、その連携のきっかけというところのお答えをいただいていたりとか、そういった内容の結果になっております。2ページ目をお開きください。次に、出展者のアンケート結果です。まず、左側が出展目的になりまして、商談ですとか、情報交換ですとか、サービスのPRが多いところでございます。その目的の達成度ということで、丁度半分の出展者の方がある程度達成できたとし、あと達成できたを含めると半分以上の出展者様が目的を達成できたというご回答になっております。出展の効果では、商談に結びついたですとか、結びつきそうというところが約30%弱ですね。あとは、多いところでは同業他社ですとか、いわゆる交流を持つきっかけになったが約40%という結果になってございます。産業見本市は以上でございます。  続きまして板橋のいっぴん、3ページをご覧ください。こちらにつきましては、現在のところ元祖!板橋のいっぴんと呼んでおりますけれども、平成15年から少しずつ増やしてやっていたものから、令和4年度に何十年ぶりかでリニューアルをしたということでございます。新たに64品目が新!板橋のいっぴんという形になっています。あと、従来からのいっぴんにつきましては、元祖という形で残しまして、殿堂入り商品として44品目が残っております。新!板橋のいっぴんが新たに認定されましたので、その認定以降の方向性としましては、主に従来からのいっぴんも尊重しつつ、新しいいっぴんを中心に、認定から数年間は販路拡大ですとか、区のほうでPRを支援できればという方向性で進めてきたところでございます。昨年度も様々取組をしまして、即売会をやったり、あとはガイドマップを作ったりとか、パンフレットを作ったりとか、カタログのような冊子を作ったりとか、そういうことをやらせていただきました。あと、無印良品さんとの連携というのもやらせていただいております。今年度も引き続き、主に新たな板橋のいっぴんを中心販路拡大等、支援を進めていければというところでございます。  それでは、4ページになります。最後に、商店街の活性化事業ということで、にぎわいのあるまちづくり事業という事業名で、イベントを行う商店街に対して東京都と区から補助金を交付している事業がありますので、そちらの実績ですとか、そういったものをまとめております。③番がイベントの実施状況でございまして、昨年度は、39商店街が55の補助対象イベントを実施したというような実績でございます。最後に、(2)番は朝市事業で、こちら現在は板橋宿不動通り商店街蓮根中央商店会の2か所で朝市を実施しておりまして、区では周知ということで、広報いたばしへの掲載を産業振興課で承っているところでございます。簡単ですが説明は以上でございます。 ○委員長   初めに、現状確認のための質疑を行います。  本件に対する各委員の意見につきましては、質疑が終了し、理事者が退席した後に改めて述べていただきたいと存じますので、あらかじめご承知おき願います。  それでは、質疑のある方は挙手願います。 ◆近藤タカヒロ   産業ブランド推進に向けた取組の中の産業見本市アンケート結果について教えていただきたいんですけれども、2ページ目にございます出展目的の達成度の部分、このある程度達成できた50%、達成できた8.1%ですか、結構いいなと思っているんですけれども、これは前回の開催と比べて向上しているのかどうかという部分と、あと達成できなかった、あまり達成できなかったも一定数の40%超の割合でいらっしゃるようなんですけれども、この方々のなぜ達成できなかったというところまで情報収集はできているのかというところを教えてください。 ◎産業振興課長   まず、出展者アンケート結果のところで達成できなかったというところでございますが、つぶさに一件一件の確認はできていないんですけれども、自由意見などでご回答いただいているところがありました。達成できなかったというところでいうと、例えば来場者が若干期待していたよりも少なかったですとか、多くの製品を知ってもらえたと思うが契約まで至らなかったというところで、高い目標を設定していた方などは、そういうことで達成できなかったとありました。そういう形で、出展者さんが、それぞれの目標のレベルに応じて達成できた、できないというのがあったのかなと思っております。 ◆近藤タカヒロ   そうしますと、このアンケート結果というのは前回とかと比べて向上しているのかどうかも教えていただけますか。 ◎産業振興課長   前回との結果の比較の部分は今集計しまして、後ほどお答えさせていただきます。 ◆近藤タカヒロ   ありがとうございます。続いて、いわゆる達成度とかが向上するための何か取組とか行ってきたこと、あるいはこの結果を受けて次回の開催時に行おうとしている対策等がもしあれば、教えていただけますか。 ◎産業振興課長   企業さんが最終的にはつながりですとか、販路拡大を目指していくというところになるかと思いますので、そういう意味では、来年度やっていきたい部分で言えば、交流の機会の拡大ですとか、あとは企業さんの学びですとか。先日、東京商工会議所の各事業者さんの分野を回らせていただいたんですが、特に人材確保に困っているところが一つあったので、そういった部分で少し新たな取組として人材確保に向けたセミナーとか、そういったものも新たに仕掛けたりとか、やっていければと思っております。 ◆近藤タカヒロ   続いて3ページ目でいっぴんについてなんですけれども、もともといっぴんに認定されたところ44は全て殿堂入りして、新たに64加えたという形かと思うんですけれども、これはどうなんでしょうか。例えば、人気があまりなくなってくるといっぴんから外れるとか、そういう考え方は基本的にないもので、増えていくだけという認識でいいでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、外れることは今のところ考えておりません。いつ認定されたという事実は、基本的にはお店が続いていて、その商品がある限りは残ることになろうかと思っています。 ◆近藤タカヒロ   続いて、最後の4ページ目についてなんですけれども、参考情報として紹介いただいている商店街数の推移なんですけれども、これは実際に商店街が減ってきている傾向かなと思っているんですけれども、この原因だったりですとか、あとはこれを守っていくための対策等で今取られているものがあれば教えていただけますか。 ◎産業振興課長   徐々にではありますけれども、減少の傾向にあると思っております。一つ大きな要素としましては、やはり担い手の不足ですとか、あとは景気の動向もある程度影響しているのかなと思っているところでございます。区といたしましては、商店街に専門家を派遣する事業をやっておりますので、そういったものを今後も商店街さんにお勧めしていくですとか、あとは個々のお店の経営に問題などがあれば、これは継続してやってはいるんですけれども、経営改善に向けた専門家の派遣とか、そういったのをさらにPRするような、いろいろご支援する形で残していければなと思っているところです。 ◆近藤タカヒロ   今の答弁の中で1個もうちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども、商店街への専門家の派遣というお話があったんですけれども、商店街にアドバイスをするような立場の専門家さんというのはどういう方々になるのか、教えていただけますか。 ◎産業振興課長   これはケース・バイ・ケースによると思うんですけれども、一つは、特に個店とかを中心に支援となれば中小企業診断士ですとか、あとは商店街そのものの運営で特にお金の部分とかになれば税理士の先生とか、会計士の先生とかの派遣にもなると思いますので、相談の内容に応じた専門家の派遣という形になろうかと思います。 ◆寺田ひろし   この1ページ目の(2)企画展示のほうで産業ミュージアム、以前からご提案があったものだと思うんですけれども、内容のほうだけ確認で、これは常設展示とかになる予定なんでしょうか。あとは、その内容とか、候補であるものがあれば教えてください。 ◎産業振興課長   今後のスケジュールとしまして、来年度から基本的な構想ですとか、計画に入っていければというところですので、まだ具体的にどのような内容かは、これからでございます。 ◆寺田ひろし   そうすると、例の図書館とかでやっていた工都科学研究展とか、方向性としてはあんな感じなんでしょうかね。 ◎産業振興課長   方向性としましては、中身がどういうふうになるかというのはあるんですけれども、一つは理科学研究所として最先端の研究が行われてきたというのがありますので、そういったものを一つのブランドとしてPRするような内容ですとか、そこで使われてきた貴重なものとかがもし残せるのであれば展示するとか、あとは小さい子どもの頃から板橋の産業について知ってもらうことで、最終的に板橋区の会社に勤めようかなというようにつながっていくことも考えて、例えば何か体験できるような施設を設けるとか、そういったものが一つ考えられると思っております。 ◆寺田ひろし   常任委員会の視察で東大阪市のほうに行ってまいりまして、あそこはものづくりということで、非常にものづくりブランド向上に力を入れていて参考になりまして、板橋区区民意識意向調査の令和5年度を見てみると、こういった光学の板橋とか、あと製品、昔からつくられているものづくりというところがブランドになり得るというのが10.9%という形だったんですね。本当に板橋花火大会とか、それはもう段違いで三大ブランドがありますけれども、でも10位は上位のほうなんじゃないかなと思ったりして、さらにその次の質問で、そういったものがブランドとしてあるんですよというのを知っているという区民の方がちょっと増えて、13.2%でこれは9位になっているんですね。ならより一層、今は板橋のいっぴんという食べ物中心のものは非常に親しまれてきているところですけれども、こういった産業ブランドというのは、非常に可能性があるんじゃないかなと思いますので、そういった方向性というのは区として持っていらっしゃるということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   おっしゃるとおりで、ここを一つどれだけ伸ばせるかというのは非常に重要と思っていて、それこそ板橋産業の命運を握るというか、そういうところにつながるのかなと思います。一つは、今回の産業ミュージアムというもの、こういったものをきっかけに、歴史に裏打ちされた板橋産業のレベルの高さというんでしょうかね、その技術力とか、何かそういったものをさらにPRする大きなきっかけにできればなと思っていまして、その辺をまさに区内企業さんと中心に一緒になって進めていければと思っています。 ◆寺田ひろし   分かりました。ありがとうございます。 ◆荒川なお   私も板橋産業見本市の(1)のところで、来場者数というのが出ていると思うんですけれども、コロナ前の2019年と比べて来場者数がどうなっているのか、そういう傾向等もお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   昨年度が1,580人で、平成31年度の来場者数が2,223名ということで、そういう意味では、若干まだ昨年度時点で回復していないところがありますが、並行してオンラインイベントもやっていましたので、そこら辺に流れた部分がもしかしたらあるのかなと思っております。 ◆荒川なお   やっぱりコロナ前までの状況にどういうふうに復活できるのか、そういうところも必要かなと思うんですけれども、例えば来場者数は数字では分かりやすいんですけれども、全体の傾向として出展している方であるとか、企業側である方とかからはコロナ前と比べてというところまで把握されているのかもお聞きしたかったんです。お願いします。 ◎産業振興課長   企業さん側のほう、体感という部分では来場者アンケートでいただいている意見とかが一つ参考になってくるかなと思っておりまして、コロナ禍に配慮してという部分が大きかったんだと思うんですけれども、オンラインイベントをやったというところで、企業さんのほうは、やっぱり直接対面してというところを結構望んでいるのかなというのがお答えの中でもありましたので、今年度はその辺もきっちり取り入れてやっていければなと思っております。
    荒川なお   やっぱり気になったのが、今回やって、それでアンケートを取って、結局1年間たってしまうわけじゃないですか。そうすると今回はこういう結果が出たけれども、その間どうなっているのかとか、やっぱり細かい後追いというか、そういうところまでは区としては考えていないのかというところもお聞きしたかったんですが。 ◎産業振興課長   可能であればより効果を見極めたり、今後につなげるためには、より詳細に把握するというのが確かに大事かなと思うんですけれども、まだなかなかそこまで一件一件把握してというのはやり切れていない部分はあろうかと思います。産業見本市以外のいろんな企業さんとの会合とかでは、いろいろご意見を伺う機会もあるんで、そういうところで産業見本市に参加していた企業さんとも会うことが多いんで、そういうときに声を聞いたりとかはやらせていただいております。いかに企業さんに参加していただけるかは永遠のテーマかと思いますので、今後もどういうふうに意見を聞いていくかというのは考えていきたいなと思っています。 ◆荒川なお   やっぱり区として、今年度の目標でもいいと思うんですけれども、例えば何年度までにはコロナ禍前に回復するであるとか、目標というか、どういうところまでやっていくというのは、これはやっぱり報告を見ていろいろ聞いてもあまり見えないんですけれども、今後何か年計画であるとか、そういうことは考えていないのかというところをお伺いしたい。 ◎産業振興課長   来場者の目標的なもの、今のところいつまでに、明確な数字で幾つというところまではちょっと定まっていないというのが実情ですけれども、もちろん増やしていくというところを目標に進めていければと思っています。 ◆荒川なお   あと、3番の商店街の活性化についてなんですけれども、先ほどほかの委員の方で、昨年度は81の商店街がある中で39の商店街で55の補助事業でしたか、そうすると残りのところはイベントがやれていないというのは規模とかもあるとは思うんですけれども、希望していないというところもあるし、やりたいけれどもできていないとか、そういうところまでは把握されているんですかね。 ◎産業振興課長   個別のご事情まではなかなか把握し切れてはいないんですけれども、実際のところ、商店街さんの規模的な問題で、傾向的には小さなところができていないというふうになっておりますので、その辺はなかなか幾つかの事情が、人手の問題ですとか、担い手の部分とか、そういったのも多分にあると思っています。 ◆荒川なお   朝市とかも今これは2か所しかなくなって、以前は5、6か所ありましたかね。でも、この10年ぐらいの間で結構なくなっているかなというのは記憶しているんですけれども、それで、周知は広報いたばしだけだと先ほどの説明の中では言われていたと思うんですけれども、例えば商店街からこういうふうにもっと周知をしてほしいであるとか、朝市、毎月じゃなくてもちょっと期間を長くして、回数は少なくなるけれども、以前のようにはやりたいとか、そういうところまでは聞いているのか、お答えをお願いします。 ◎産業振興課長   朝市に関しましては、ご指摘のとおり平成29年ぐらいまでは5か所ぐらいやっていたんですね。それが年々減ってきたというところはあるんですけれども、実際に周知の部分でいいますと、商店街さん2か所ともSNSで発信したりとかをやっていただいていまして、あとは掲示板とか広報、補助的に広報いたばしで区のほうではやらせていただいていますけれども、これ以上のPRをというお話は、今のところその2か所からは来ていないですね、認識としては。 ◆荒川なお   ほかのちょっと大きめな例えば商店街とかからは、朝市に限らないかもしれませんけれども、イベントとかでこういうPRとか、ほかにもあると思うんですけれども、そういったところの声は出ているところだと思うんですけれども。 ◎産業振興課長   補助金を伴うイベントはこちらで把握できるので、その辺に関して周知の部分では、区が別途やってほしいという話はあまり届いていないのが実情です。 ◆荒川なお   そうすると、あまり声が届いていないからというところで、現状で区としては、この朝市であるとか、ほかのイベントであるとか、いいと判断しているということでいいんですか。 ◎産業振興課長   今で十分とは断言できないですけれども、一定イベントの様々な準備の中で、それぞれの主催者である商店街さん側がPRをいろいろ工夫してやっていただいているので、ある程度その辺で賄われているのかなという認識ではあります。果たしてこれで全く十分かというと、それはまた言い切れないと思いますけれども。 ◆大野ゆか   まず、産業見本市についてなんですけれども、こちら実際、私も伺いまして、すごく活気があるなということで思ったんですが、これを板橋のブランドとして考えたときに、産業見本市がどういう位置づけなのかということを再度確認させていただきたいんですが。 ◎産業振興課長   この見本市の位置づけなんですけれども、大きなところでいきますといたばしNo.1実現プラン2025の重点戦略の中で3つの戦略があって、ブランド戦略がありますけれども、そのブランド戦略の中ですと産業ブランドの強化が一つ大きな目標になっておりまして、それを実現するための施策の一つとしていっぴんとかもありますけれども、産業見本市を充実させていくものが一つ位置づけとなっているかなというところでございまして、産業見本市を充実させることで、より内外から注目を集め、産業ブランドが向上するのではないかなと思っております。 ◆大野ゆか   産業ブランドの強化というのは、例えば光学ですとか、そういう板橋で有名なものをより強固にしていくのか、それとも様々な分野があるということをPRしていくのか、どちらの方向なのかというのはあるんですか。 ◎産業振興課長   かねてから進めてきたものとしましては、ご存じのとおり光学の板橋は一つ、その歴史的背景から技術の高い企業が集積してきているという中でのブランド化はやってきたところでございます。もちろん、それはそれで中心にやっていくんですけれども、区内の主に製造業ですかね、少し範囲を広げていって、そういったところの技術力も一つブランドにできないかなというところは考えているところです。 ◆大野ゆか   理解しました。これを外に発信する、知ってもらうことが大切なのかなと思うんですけれども、これイベントの周知方法というのはどのようにやられていたのでしょうか。 ◎産業振興課長   この運営自体も実際のところ、委託事業としてやらせていただいたというのがありましたので、一般的には広報いたばしとか、そういうのは区が直接やったり、ホームページとかそういうのもあるんですけれども、あとはメール配信ですとか、過去に出展されたところに周知をしたりとか、産業の関連団体さんを通じて呼びかけたりというようなところが、出展者の募集なんですけれども、あとは来場者をどれだけ増やせるかというところでいきますと、この辺も来場したことがある方に招待券を配ったりとか、メール配信はさることながら、例えばホームドアの広告ですとか、地下鉄の駅は、これはあまりたくさん貼れなかったんですけれども、ポスターを貼ったりとか、あとは専門の雑誌にイベント情報として掲載してもらったりとか、そういった形で来場者を募集する取組をやってきたところです。 ◆大野ゆか   今お伺いすると、関心のある方は多分行くと思うんですけれども、産業見本市を今まで知らない方が、行ってみようと思うような工夫というのはあったのかなと単純に思ったんですけれども、そういった工夫をされていることがあれば教えていただけますか。ブランドを広めていくということは知っている人以外の人に知ってもらう必要があるので、そういった何か取組をされているか教えてください。 ◎産業振興課長   ここ何年かは、主に企業間取引のほうもかなり注力してきたというところがあります。過去には、一般の方が来場していただけるような仕掛けもやってきたことがあります。それで、この辺は最終的に実行委員会のほうで決定しますけれども、今年度につきましては、従来2日間のものを3日間という形で、1日目、2日目は主に企業間の取引を中心にというところなんですけれども、3日目の土曜日につきましては、一般の方とか、あとは子どもたちから参加していただけるようなパブリック向けというんでしょうかね、そういったものを実施することを考えていまして、そういったところで皆様により知っていただく取組もできればと考えています。 ◆大野ゆか   今おっしゃっていただいたパブリックで親しみやすいというか、行きやすいきっかけをつくってくださるというのはすごくいいなというふうに思いました。この項目でもう一点だけお伺いしたいんですけれども、先ほど取引に注力したというお話の中で、板橋区として企業同士をつなぐですとか、何かハブ機能的な役割を果たす、板橋区がそれを担うことをやっているのかどうかという、業者を探しているんだという業者さんとマッチングさせる機能というのはイベントの中であったのかということを教えていただきたい。企業さんがほかを回って企業さんと会って商談を進めていくというようなイメージなんですけれども、板橋区でやるという一つの目的として、それを板橋区が中心となって行うというのが一つ意義があるのかなと思うんですが、あったのかどうか教えてください。 ◎産業振興課長   以前は別室を大きく用意して、商談会という形の取組もやっていたこともあったんですけれども、最近はそこまでのことはできておりませんで、あくまでも会場内にそういう空間を設けて、それぞれでやり取りしていただくような、そんな形が今は中心になってきたところではあります。ただ、こちらの認識としては必要ないということではなくて、やっぱりそういう場というのは非常に重要かなと思っておりますので、何らかで今後やれるようなことも考えたいなと思っています。 ◆大野ゆか   ぜひよろしくお願いいたします。  あと、商店街についてなんですけれども、板橋区が考えるブランドとしての商店街というのはどういうものがあるのかというのを教えていただきたくて、どう考えているのか。 ◎産業振興課長   特に板橋区の一つの特徴というんでしょうか、板橋区を選ぶときの動機づけの一つとして買物がしやすいとか、一つ商店街の中でのつながりとか、それが住みやすさにつながっているというような、そういった部分が一つ板橋区の特徴、魅力の一つかなと思っておりますので、こういったものが引き続き、活発に活動していくことが板橋区の魅力を高めるというか、板橋のブランドの一つと思っています。 ◆大野ゆか   例えばなんですけれども、商店街って今は81商店街があるということですけれども、それぞれの個性だったりとか、いろいろ色があると思うんですけれども、先ほど専門家派遣という中でも、例えば税理士さんですとか、会計士さんとか、中小企業診断士さんとかは、経営面に特化した方たちなのかなというふうに思ったんですが、商店街自体を盛り上げるような、個性を光らせてあげるような支援というのは板橋区で何かやられていることがあれば教えてください。 ◎産業振興課長   その部分の支援に特化したものというのは、区独自ではないんですけれども、東京都のほうでそういった商店街の活性化に向けた支援メニューを持っておりまして、その辺も事細かに説明して提供しているわけではないんですが、こういう制度がありますよというようなことを商店街にはご提供しているところではあるんですが、まだなかなかそれを活用するという動きにまではつながっていないというのが実態としてはあります。 ◆大野ゆか   必要な方とかもいらっしゃると思うので、ぜひ積極的にやっていただきたいなと思います。 ◆坂田れい子   オンラインについてなんですけれども、トップページアクセス数というのが載っているんですが、Youtubeのほうでもアピールしていたかと思うんですけれども、Youtubeを見たらこれが5.9万回も再生していたんですね。それをどのようにアピールしたのか、何か特別なことをやったのかどうかということを教えてください。 ◎産業振興課長   Youtubeのほうは、特段それだけ特別にということではなかったですけれども、この見本市事業のPRの一環で、あとは板橋区自身が動画配信にかなり力を入れている部分もありますので、そこ経由で見ていただいたりとか、そういうふうにたどり着いたのかなと思っております。 ◆坂田れい子   何もプロモーションしていないのに5.9万回、すごいなと単純に思ったので、関心のある方がそれだけ多いのかなと思ったんです。やっぱり大野委員もおっしゃったように、区民にどれだけ浸透しているかというのは、私もブランド化するに当たり重要なのかなと思っているんですけれども、来場者アンケートの結果なんですが、来場者の区民の割合とか、一般の区民なのか、それとも事業者さんでビジネスを目的に来ているのかというその性質の違いの割合というのは、その辺は考慮されていたのかというのを確認したいんですけれども。 ◎産業振興課長   情報の中で来場者の業種ですとか、あとは職種、こういったものをアンケートの中で取らせてはいただいているところです。その辺のクロス集計の部分の数字というのは今手元にございませんで、事細かには、今の段階ではご説明できるような状況ではないですが、そういう形で属性も含めてアンケートを取らせていただいているというところです。 ◆坂田れい子   分かりました。そうすると、結果を見て評価していくということの判断材料になると思うんですけれども、今年度パブリックデーを設けるに当たって、それは今の時点ではどのように評価されているのか、分かれば教えてください。 ◎産業振興課長   特にここ何年かは、主にBtoBを中心でもありましたので、周知の段階から、一般の方が大勢来るというような状況になりづらかったのかなと思っています。そういう意味では、今年度は特に3日目の部分を広く一般に周知していきますので、大幅に一般の方というか、今まであまり興味なかった方が来ていただけるように、これから周知のほうもやっていきたいと思います。 ◆坂田れい子   出展者アンケート結果の主な出展目的で企業との商談が44.6%に対して、先ほどもおっしゃっていましたけれども、商談に結びついたのがやっぱり低いということで、ほかの委員も気にされていたかと思うんですけれども、これに対する評価と、あとこの産業見本市における何かミッションというか、あり方というのをもう一度お聞きしたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   まず見本市に関して、やはり産業見本市の機会を通じて企業間取引に最終的に結びつくというのは目指すところと思っております。この辺をいかに増やしていけるかという部分は、今後も工夫していかなければならないところですので、やり方というのは、今後検討していきたいなと思っております。 ◆坂田れい子   先ほど、寺田委員からもおっしゃったように、東大阪市のホームページを見ると結構工夫されていたりとかして、マッチングのページがあったりしたんです。割と産業って、町工場ってシャッターを閉めて、自分の技術を盗まれたくないために割と閉鎖的だったというのを昔聞いたんですが、その辺を開放して助け合ったりという、アメーバ状に広がっていくような町工場、どんどんそれが暮らしにつながって、定着して、それがビジネスに広がってというような仕組みというのがすごく印象的だったので、ぜひこれからもいろいろ検討していただければうれしいなと思いました。次に、板橋区産業振興構想2025のところに五感産業による新たな伝統の創造ということで、板橋区として五感産業の伝統工芸というのもあると思うんですけれども、この資料には情報がなかったんですが、産業見本市には伝統工芸の方もいらっしゃっていたんですけれども、伝統工芸に対する位置づけというのを確認したいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   伝統工芸も一つの板橋区の事業者さんの産業技術というんでしょうか、その技術力を示す伝統工芸という一つのジャンルに当たりますので、そういったものも大事にしながら、それが残っていくのを一つの板橋区の技術として示していくというか、ブランドとして打ち出していくのも一つの要素になると思っています。 ◆坂田れい子   地域の特性を生かすという、資源を生かすというふうなテーマだったので、ぜひいろいろとご検討いただけたらいいのかなと思いました。次の項目なんですけれども、板橋のいっぴんのところで、先ほど殿堂入りの商品、新!板橋の商品も外れることなく継続していくという、その認定をもらったらそのままとおっしゃっていたんですけれども、殿堂入りの商品に関しても同じと考えていいのでしょうか。 ◎産業振興課長   あくまでもこの平成15・17・20年度と、そのときに認定されたという事実は、区としてもしっかりそこは尊重して、もちろん残っていればというところですけれども、その中で、今回新たな認定をいたしましたので、特に新たな認定したところに関しては、スタートダッシュがどうしても重要かなと思いますので、そこを区としては特に力を入れて、最初の数年支援していければというところでございます。従来のものですと何か1回決まるとそれが未来永劫みたいな話で、特別なものというようなことでやっていたんですけれども、今回新しいところが入ってくるということになりますので、今後はその辺のやり方というのも少し考えていって、一般的に何か食料品とかで賞をもらうというのは、お菓子の世界とかでもあると思うんですけれども、基本的に毎年やられていて、そのコンテストで賞を取ったところは増えていくみたいな話になりますので、その辺の一般的に世の中でやられている賞でお墨つきのものを参考にいっぴんのほうも今後やり方というのはちょっと考えていかなきゃいけないのかなと思っています。 ◆坂田れい子   元祖とか殿堂入りって結構特別感がある名前、ネーミングだと思うので、ほかでは味わえない板橋ならではの特別感みたいな、何かそういった打ち出し方の方向性というのは考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎産業振興課長   それぞれの製品がもちろんすばらしくて、質が高いものというところは、板橋区民も認めている部分ではあるとは思いますので、そういったところで、あとは唯一無二なのかという部分とか、そうなってくるといろいろと語弊が生じたりという部分はあるかと思うので、その辺は表現というか、打ち出し方はいろいろ考えながらやっていければなと思っています。ただ、過去にいっぴんとして初代に選ばれたところはある程度尊重するという趣旨ではやっていければと思っています。 ◆坂田れい子   あと、いっぴんのホームページのカタログというのがすごくいいなと思ったんですけれども、それはどこかで常に配っていたりとかするんでしょうか。 ◎産業振興課長   英語版にして印刷もしておりまして、今、産業振興課の窓口でも配らせていただいておりまして、部数に限りがありますけれども、そういう形で実際に印刷したものでもお配りしてPRするような形で今やらせていただいています。 ◆坂田れい子   ホームページになかなかたどり着かない人も結構いらっしゃると思うので、本の冊子について、身近なところに置いてあったら皆さん、手に取って回っていけるのになと思ったので伺いました。すぐ手に取れるような場所に置いてもらえたらいいのかなと少し思いついたので、ありがとうございます。最後に商店街のことなんですけれども、にぎわいのまちづくり事業で、常盤台だと常盤台バルとかやっていたことがあったんですよ。何か新しい取組も始まったのかなと思ったんですけれども、そういったことはこのにぎわいのあるまちづくり事業において、常盤台バルは別として、補助金を出して商店街の飲食店街とかでイベントをやったときとかに、利益率とかその反響とかという、そういった検証というのは何かされているんでしょうか。 ◎産業振興課長   それぞれの補助対象事業を行いますと、実績につきまして、実際にどういうものが行われたのかを報告いただくということになっております。その中でどのぐらいのにぎわいに寄与したのかとかそういったもので、一つひとつそれぞれ報告いただいていますから、そういうので把握するようにはなっています。あとは新しい取組につきましても商店街の支援のメニューについては幾つかあったりもしますので、そういった中で補助事業メニューを使っていただくとか、このイベントを補助でやっていただくとかというようなことにはなっていると思っております。 ◆坂田れい子   商店街がどんどん減少していって、大山ハッピーロードなんかもすごく有名な場所だったのに、少し残念な形になりそうな雰囲気がある中で、区として先ほどもほかの委員もおっしゃっていましたけれども、補助金を出すだけじゃなくて、どのような支援をしていったらどういうふうに商店街が盛り上がっていくのかという、そういったイメージというのは何か持っていたら教えてください。 ◎産業振興課長   確かに商店街の代表の方とかにお話を伺うと、やっぱり個別の店舗ではなくて、商店街としての活動を担う人が非常に減ってきているというところで、会長さんと会計の人が2人で頑張っているみたいなところもあると聞いておりまして、なのでそういったところに伴走して、一緒に支えながら支援するような仕組みというのがあるといいんだろうなと思っておりまして、東京都のほうでもそれに近いようなことは事業としてやってくれてはいるんですけれども、なかなか浸透していなかったりもあるので、そういう支援のやり方というのも区としては考えなきゃいけないのかなと思っています。 ◆横川たかゆき   幾つか質問させてください。まず、産業ブランドの推進に向けた取組の板橋産業見本市なんですけれども、これまでやはりブランド推進という意味では、区としてこの産業見本市においてブランド化されたものというのは実際にあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   産業見本市が行われたことによってブランド化したという何か、例えば製品とかというものは、実際には明確にはないのかなと思っておりまして、どちらかというと板橋区の産業の強みというか、そういうのを知っていただける、今現状ある資源を皆様にいかに伝えるかというようなところを主に中心にやってきたと思っています。 ◆横川たかゆき 
     そうしますと、やはりある程度、町工場、板橋区も相当数あるとは思うんですけれども、そういった町工場的なものも含めて、やっぱり大田区とかああいったところでも「下町ロケット」みたいな、ドラマでも出ていたと思うんですけれども、そういった小さい工場でもしっかりとしたねじ1本でも衛星とかに使われましたとか、そういったものを含めるのを振興だと思っていますので、そういった提案の仕方とか、そういったことは考えていますでしょうか。 ◎産業振興課長   区としましては、一つは産業振興課のほうでやっている部分もあるんですけれども、一方で産業振興公社のほうでは、より各事業者さんに寄り添った支援ということで、企業サポートコーディネーターを置いて、その人がその企業さんのご事情に応じてとか、あとは区内企業同士が連携して何かできないかと模索していただいている部分はあります。例えば一、二年で何かあるのかと言われると、打ち出せるというのはなかったり、医工連携とかでは、医療機関と事業者さんとかという話では、成果も出てきているというようなお話も聞くんですが、下町ロケット的な幾つかの事業者さんが集まってというようなところはまだ少ないのかなと思っています。 ◆横川たかゆき   そうしましたら、やはりそういった産業振興公社さんとかコーディネーターさんを使って、ある程度一歩ずつ進めていただければなと思いますし、また今回来場した成果ということで1ページの下のところを見ますと、オンラインの参加で情報交換情報収集ができたというのがやっぱり来場した方よりもかなり多いということを見ますと、やはり産業振興課のほうで、産業見本市の箱だけではなくて、先ほどもほかの委員が質問されていたんですけれども、マッチングなりを1年間通して、ホームページ等々使ってある程度振興していったほうが、これを見る限りではいろいろな情報発信とか情報交換ができるんではないかなというのを見てとれるんですけれども、そういったところは考えているでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに支援の方法として、産業振興公社と一緒にどのようなことができるのかという話があるとは思います。一つ、例えば区が常設でやるという方法も、見本市のような形にするというのもありますし、あとは民間で各企業さんの製品をそのまま出せるようなサイトなんかもありますので、そういったところの出展を支援するやり方もあったりするので、ちょっと公社と分担してどのやり方ができるのかというのは、今後も検討させていただきたいなと思っています。 ◆横川たかゆき   そうしますと、やはりそういった公社さんとの連携というか、しっかりと進めていただけると、恐らく中小企業の方とかのマッチングにしかり、そういったところも含めてしっかりとできると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。次に、飛びまして商店街の件なんですけれども、活性化事業ということで、実際に参考ということで4ページの下を見ると、商店街数が81商店街になっているんですね。実際に商店街数がにぎわいのまちづくり事業ということで39商店街、半分ぐらいの実施ということが見られるんですけれども、ある程度これは商店街連合会の会長さんの集まりで周知をしているのか、それともやっぱり産業振興課の方が81商店街は大変だと思うんですけれども、一件一件足を運んで現場等の意見を聞いているのかも含めてお聞きしたいんですけれども。 ◎産業振興課長   足を運ぶというところまではいかないんですけれども、商店街としてこちらが把握しているところには、基本的に資料をお送りするという形で情報提供させていただいているというのが現状です。 ◆横川たかゆき   そうしますと、先ほどお話があったように、商店街の中でも商店街の長の方とあともう一人の方でやっているとか、そういったところはどうしても通知が来たとしても何をしていいか分からないというのがやっぱりかなりの方がいらっしゃるのかなと思うんですね。そういった意味も含めてやっぱり実態調査というか、商店街が今現状どうなっているか。周りに大きいショッピングモールとかショッピングセンターとかがあるところの特に近辺とかは、やっぱりショッピングセンターを含めて、そのまちが盛り上がらないといけないと思うんですよ。そういったところを主にやっぱり現地へ行って、現場の声を聞いて反映させていかないとにぎわいのまちづくりみたいなところになかなか反映されないんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   確かにやはり少しでも後押しになるようなことは必要なのかなというところは一つあります。実情とかそういうところをどこまでつまびらかに把握できるかはあるんですけれども、再来年度の新たな産業振興構想に向けては、いろいろ各分野でのご意見というのが重要になってくるかなと思いまして、商店街のほうでもアンケート調査なども準備しておりますので、その辺もうまく活用できればなとは思っています。 ◆横川たかゆき   ぜひ板橋区の商店街がだんだん減少というよりは、やっぱり継続して、最低でもこの81商店街は残るようなイメージで進めていただければなと思いますので、よろしくお願いします。 ◆いしだ圭一郎   まず産業見本市についてお伺いします。産業見本市は、多岐にわたる目的があると思うんですけれども、またこの項番1にも様々書いてありますが、そこで区産業のブランド力向上を図ることを目的とすると、このように書かれている中で、今回この区内外の中小企業というような言い方で内外という表現をされています。これはなぜ区外の事業者をここの産業見本市に入れているのか、そこの理由をお聞かせ願いたいと思います。 ◎産業振興課長   基本的に区の進めているところは、確かに区内の企業さんの発展というところではあるんですけれども、一方で区内企業さんが今後ご自身の経営を安定していくと、拡大していくという中では、やっぱり区外とのやり取りというのも必要だったりとか、区外の企業さんとの連携という部分も必要になってくるかなというところはございますので、特に隣接するそういったところとは少し区境を越えてというんでしょうか、そういう連携というのもやはり一つ必要な要素なところがありますので、そういうところで参加していただいているところかなと思っています。 ◆いしだ圭一郎   そうしますと、出展者同士の連携というか、情報交換というか、マッチングという、そういう意図も含まれて近隣の区も入れているということだと理解をさせていただきます。そうであるならば、例えば昨年なんかは全然近隣じゃないところ、関西のほうから来ていたような業者もあったような気がするんですが、今年に関してはそういうような状況が見受けられたんでしょうか。 ◎産業振興課長   今年度につきましては、これから事業者さんのほうは募集をかけるというような状況にありますので、基本的には区内企業さんというようなことと、あとは周辺企業さんを基本的に参加いただく対象としておりますので、全く関係ないところからというようなことは、基本的にはないと思っています。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。なぜそんなことを聞いたかというと、去年、私、そこで結構高額なものを買ったんですね。今回また来ているのかなと思ったら来ていませんでしたから、何のために来ていたのかなというふうに思ったのでそういう質問をさせていただきました。その中で、次の質問に移りますけれども、今回、出展73社、オンライン出展も21社、合計94社・団体とありますが、その中で区外の団体、また会社というのはどの程度あったんでしょうか。 ◎産業振興課長   今正確に数が把握できておりませんので、また改めて後ほどでもよろしいでしょうか。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。後ほど分かれば教えていただきたいと思います。次に、来場者数の中でオンラインが2万4,677プレビュー、またアクセス数が書かれておりますが、そこに対してこの数が多いのか、また区としての評価というものをお聞かせ願いたいと思います。 ◎産業振興課長   この辺の閲覧者数ですけれども、全くこの数で全然満足ということではないと思いますけれども、一定程度やっぱりアンケート結果なんかでもある程度情報収集ができたとかがありますので、その辺の満足度と合わせれば一定の成果はあったと思っています。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。しっかりこのDXを生かしながら、こういう宣伝もしていっていただきたいなというふうに思います。このアンケートの部分で、来場した成果のアンケートが出ていますけれども、来場者アンケート結果を今回参加した企業にはお伝えしているんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、産業見本市の実施報告書というのを作っておりまして、その中にアンケート結果とかそういうのも盛り込んで参加企業様にはお知らせしているところでございます。 ◆いしだ圭一郎   しっかりお伝えしていただいて、このアンケートを見る限り、やっぱり来場者と出展者の感覚の乖離があると思うんですね。情報交換情報収集ができたというふうに来場者の方たちは意外と多く出ていますけれども、ただ目標、相談としてはなかなか結びつかず、業者としては、出展者にしてみたらあまり達成できなかったというようなものが多いので、そこをどうしたら改善できるのかという部分でやっぱりいろんな知恵を絞りながら考えていく必要もあるのかなと思いましたので、聞かせていただきましたので、よろしくお願いします。次に、板橋のいっぴんのほうについてお伺いしたいと思います。まず、先ほど来、殿堂入りというようないっぴんがありますけれども、この殿堂入りと新しい商品との違いというのが元祖というだけの話であって、何かほかに差別化があるんでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には同じ商品であること、優れた商品であることには変わりないと思っています。一方で、今まで元祖いっぴんに関しては、度合いはあるかもしれませんが、ずっと区としても一緒にPRをやってきたというところがあります。一方で、新しいところは認定されてまだ本当に間もなく、これからの最初のスタートダッシュというのは重要かなと思っていますので、そういう意味では、区が今後、令和4年度からこのPRの比重というんでしょうか、その辺で新しいところを中心にPRさせていただくというようなことにはなっていると思っています。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。新しいところのPRを強めていくとなると、何か殿堂入りに入っちゃったほうが損しちゃうようなふうに聞こえちゃうんですね。殿堂入りというと野球選手の殿堂入りとかそういうのを想像するんですけれども、例えば殿堂入りした事業者が廃業した場合も殿堂入りでずっと残し続けるというようなお考えなんでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、殿堂入りという表現が、ただ結果的に20年とかという歴史があって、今その製品を保っていただいているという、要は残っているところについてそういう呼び方でさせていただいているというのがありますから、もちろん残っていなければそういうふうにはならないと思っています。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。だから、この殿堂入りというのも何かその表現が分かりづらいなというふうに感じました。次の質問になりますけれども、令和6年度の予算として1,150万円が計上されていますけれども、これ、令和5年度と比較したときにどの程度の違いがあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、令和5年度と同等のご支援をと思っています。一応方向性としては、認定された年から含めて3年はご支援をと思っておりますので、そのような内容になっています。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。新しく認定されたいっぴんの方たちでグループラインじゃないんですけれども、そのような集まりがあるそうなんですね。その方たちが非常に心配されているのは、3年間の重点的な支援もそうですけれども、今後のいっぴんに加入したことによる支援の継続性を物すごく心配されていたんですね。ですので、このいっぴんの加入者の方たちにもしっかり情報を与えていただきたいなと思いますが、今現在、いっぴんの加入者たちには今年度はこういう予算でこういうことをやりますよみたいなことをお伝えしているんでしょうか。 ◎産業振興課長   今年度の活動ですね。事細かにというよりは、それぞれご支援をするに当たりまして、対象となる新いっぴんの皆様にこういうのをやりますのでお願いしますというような形で募ってご支援をさせていただいているというような状況でございます。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。なるべく早くそういう情報発信を事業者に向けてもしていっていただいて、余計な不安を与えないでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、商店街の活性化事業の中で、イベント事業は66事業という形でご報告がございますけれども、この66事業に参加したというか、その事業に関わった商店街というのは何商店街ぐらいなんでしょうか。 ◎産業振興課長   4ページのところ、にぎわいのあるまちづくり事業というところの③番で実績となっておりまして、ここでまずこのイベントをやってくださった商店街が39ということで、ただ2回やることも可能なものですから、複数やったところもあるので、イベント自体は55回というようなところで、商店街は39というようなことになっております。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。最後になりますけれども、先ほど来からこの商店街の数が減少しているという、そういう問題もありますけれども、もう一つの問題として、商店街でお店を持ちながら商連に加入をしていない商店街というのは結構多くなってきています。また、それが商連に加入している方たちとの様々なトラブルというのも起きてきていると思いますが、その辺に対して今区はどういう状況があって、どういう対応をしようとされているのか、最後お聞かせ願いたいと思います。 ◎産業振興課長   まず、商連のほう、区としましては商店街連合会の事務局というのがありますので、そこと連携しながら進めているというのが実情というか、実質そういう状況があります。それぞれが商店街の店舗で加入していただけるようにというようなところでいけば、区としてはどうしても今のところ、間接的に商店街へのご支援というのと、あとはなかなか直接アプローチし切れてはいないんですけれども、商店街の個別のお店に対して、これは商連の加入に直接つながるかは別として、個店のご支援とかそういうのをさせていただく中で、商連への加盟というのも促していくような、そういう対応になってくるというふうに思っています。 ◆おなだか勝   まず、無印良品について3ページに書いてあるところ、その他というところ、無印良品板橋南町22のミニ販売会及び各種イベント出店となっていますけれども、これはもともと無印良品が建つときに契約というか、こういうふうにやってくださいねとか、こういうふうにやらせてくださいね的なことがあったと思うんですけれども、当初の関わりと現在どういうふうになっているのか教えてください。 ◎産業振興課長   これは設立されるときから、いっぴんを置いていただいているというところがあります。これに関しては継続していっぴんのほう、例えば昨年度も実績としてイベントを実施させていただいたりというのがありますので、その辺は引き続き継続して行われているのかなという認識でございます。 ◆おなだか勝   そこには4回イベントが開催されたように書いてありますけれども、イベントをやったときは多分人もいて、品ぞろえもあって、でも通常コーナーがありますよね、あそこに。でも、あの通常のコーナーを見ていると寂しい限りもいいところなんですよ。品数はひどいし、もう期限切れすれすれみたいなものが置いていたりとかということがあって、常設でやるんであれば、もうちょっとしっかりした体制でいっぴんの皆さん方に声をかけて品を入れるとかやらないと、逆に言うといっぴんのイメージが悪くなるような気がするんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   おっしゃるとおり、ここは一ついっぴんのお店側にも、もちろんメリットになる取組だと思いますから、改めてお声掛けさせていただいて、そこはより充実させるような方向でやらせていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   できれば、例えばかりんとう屋さんが近くにありますけれども、かりんとう屋さんがそこに出て、かりんとう屋さんのどなたかでもくっついて一生懸命売るとか、また別の日はおまんじゅう屋さんが入って、そこのおまんじゅう屋さんが売るとか、やっぱりそういうイベントじゃなくても常設でやっているわけですから、コーナーがもったいないですから、ぜひともそこはやっていただきたい。板橋ブランドの野菜とかも置いてあるんですけれども、どう見ても品ぞろえがおかしくなっていたりするので、そこはもう一回無印良品の方とご相談をいただいて、どんなふうにやっていったらいいのかというのはぜひやっていただきたいなと思います。これは同じいっぴんについてですけれども、殿堂入りも新いっぴんも合わせて100幾つあるわけですけれども、板橋区民まつり、板橋農業まつり、板橋花火大会、板橋cityマラソン、そういったときにこれらのいっぴんの方々に出ていただくようなことというのは積極的に勧奨されていますか。区民まつりの場合は逆に言うと場所が足りないぐらいだから、大変な取り合いになっちゃいますけれども、それ以外のところは逆にそんな状況じゃないと思うんですけれども、いかがなんでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、例えば農業まつりなどでは、やはり場所というのが限りがあるものですから、その中で順番というか、いっぴんの皆様のほうで決めていただいて、入っていただいているというような形になっておりまして、皆さん、区民まつり同様で、なかなか全て入っていただけるというような状況ではないのかなというふうには認識しています。 ◆おなだか勝   となると、こういうイベントのときに1か所しか入れない、それも何年かに一度しか入れないような状況というのであれば、もう少し無印良品みたいな形でスーパーさん、地元のそれぞれのところにコーナーを設けて、例えば地元の人たちが順番に入るようなこととか、いろんな形でいっぴんを考えていただかないと、区役所の1階でたまにやっているのも見ますけれども、あれも何種類かしかないのかなという、来る人は決まっているような感じが見えるので、こんな106商品もあるんだったら全部毎回見てみたいなぐらい、3店舗ぐらい並べてもいいんじゃないかぐらいに思いますので、ぜひそれはお考えいただきたいと、これは要望ですので結構です。次に、商店街の話です。イベント事業についてさっき話が出たように、商店街でにぎわいのあるまちづくり事業をやったのは39ということですよね、商店街の数だけでいうと。複数あるから補助事業数のほうは55となっていると思うんですけれども、この39の中で補助限度額300万円ぎりぎりの予算を投じてイベントをやったのは幾つぐらいあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   300万円ぎりぎりでやられているというところは少ないかなと思っておりまして、補助金の交付額でいうと300万円でこうやってできているところというのは、大体5か所ぐらいな形になっていますかね。 ◆おなだか勝   やっぱりこれは補助事業ということで、区と都が3分の1ずつで、例えば大きな事業をやりたいなと思ったら、自分で100万円とか負担しなきゃいけなくなっちゃうわけですよね。そうすると、それに耐え得る商店街がどれだけあるかと考えちゃうと、この81のうちの39、それも39が全部100万円出しているわけじゃなくて、今話を聞くと5つぐらいしかないわけですから、残りのところは自分のところで負担できるのは20万、30万ぐらいしかできないけれども、何とかやりたいなと。例えばフラッグをつける事業だったり木を何とかするとか、花をどうのこうのぐらいはあってもなかなか難しいと。この81のうち39ができて、残りのところ、やれていないようなところに対してやっぱり区はもう少し手を差し伸べていかないと、積極的にやってもらわないと、この91が81に減ったように、どんどんと悪い方向へ行ってしまう可能性もないわけではないのかなと。ですので、なかなか自分のところで負担ができないところについて、何か都と一緒にやっているこのにぎわいの事業以外に考えられるものはないんでしょうか。 ◎産業振興課長   商店街向けのご支援で、特に今回にぎわいのイベントということでピックアップさせていただきましたけれども、例えば活性化事業とかでほかの事業メニューもありますので、その辺をうまく活用していただくとかというのもあるんですが、そもそもなかなかその辺を自力でというのが根本的な問題なのかなと思いますので、繰り返しになりますが、一つは経営面でいえば専門家の派遣ですとか、あとはイベント、そもそも活動の活性化の部分では東京都のメニューとかも活用して、区でも何か支援事業ができないかというのは、今後も考えていければと思っております。 ◆おなだか勝   最後にですけれども、このページにいたばしPayのこととかプレミアム付板橋区内共通商品券のことは載っていないんですが、この辺のところの特にいたPayは近年すごく皆さんに利用してもらっていますよね。それを商店街の中に浸透させるためにどれだけというようなことが何か書いていないので、なぜ書かないんですか。 ◎産業振興課長   ご指摘のとおり関連といえば関連かなと思っていまして、基本的には、この特別委員会の運営の中でこんなことを取り扱うよというようなのがありましたので、そこからある程度書いてあったものを機械的にピックアップして資料を作らせていただいたというのはあります。あとは、そういう意味では、いたばしPayに関しましては、大きく商店街の振興にも密接に関わってくる部分はあるのかなと思いますので、この辺は、そもそもあり方も含めて今後検討していかなければいけませんので、あとは特に3つの重点戦略の中では、DXのほうにも入ってくる部分もありましたので、どっちかというとNo.1プランの中ではそっちに載っているというようなところはありましたけれども、別にだからここで扱わない理由にはならないですけれども、そういうのもありましたというところで。 ◆おなだか勝   ぜひいたPay導入もできないような小さなお店とかもありますので、そういうところに手を差し伸べていただいて、活性化のためにはいたPayってやっぱり役立つだろうなと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 ◆間中りんぺい   まず、産業見本市についてなんですけれども、2ページ目のアンケート出展目的の達成度を見たときにちょっと話もありましたけれども、達成できなかったというところがやっぱり半分弱あるのは少し多いかなというふうに思いました。私自身は、産業見本市に参加していろいろ回っていて本当に楽しいなと思って、すごく満足度が高かったので、この4割弱が達成できなかったと答えているというのは少し意外ではあったんですが、ちょっと残念にも思いました。これ、例年アンケートを取っていると思うんですけれども、この出展者の出展目的の達成度の推移というのはどんなふうになっているのかということと、それからこの出展目的の達成度とか出展者に対するアンケート結果をどんなふうに改善しながら、毎年の運営につなげているのかというところを確認させてください。 ◎産業振興課長   この達成度の部分、冒頭、近藤委員のほうからもご質問があって、お答えできていなかったので、これにつきましては前回との比較になってしまうんですけれども、達成度に関しては、おおむね変わりなく同じような状況になっております。この辺のアンケート結果というのを受けて、翌年の事業の内容というのは、その見直しを生かしていくというようなところで活用させていただいております。 ◆間中りんぺい   それはどんなふうに活用しているのかというところをもう少し聞けますか。 ◎産業振興課長   この辺につきましては、実際にお声がけする事業者の関係ですとか、あとは先ほどもお話しさせていただいたんですけれども、事業者さん向けの人材確保というのが皆さん課題というところがありましたので、そういったところの役に立つセミナーを新たに入れたりとかそんな形で、あと実際の中身の組立てのほうに反映させていただいたところでございます。 ◆間中りんぺい   出展目的とか出展した効果のところには人材確保というようなことは出てこないんですけれども、その人材確保みたいな出展者から出てきた情報というのは、どんなふうに整理をされているのかというところはどうでしょうか。 ◎産業振興課長   出展者アンケートからの反映という部分では、すみません、今のお答えですとまた別のところでお聞きした声だったものですから、そういった部分かなと思っております。この辺の出展者の満足度を高めるための取組ということに関しましては、今後、商談の機会をうまく増やしていくとか、あとは特に区が会の中で企業さん方同士のやり取りの中に何か直接関わっていくような方策はないかとか、そういったところで今後検討させていただきたいと思います。 ◆間中りんぺい 
     公式か非公式か分からないですけれども、そういう別のところに出てきた人材確保みたいな要望というようなこともすごく大事な話なんだろうなと思うので、きちんと行政の運営の中に踏まえて、いろんな報告を今後もらえるといいなと思っています。今お話しいただいたように、PRとか企業同士の交換は大事だと思うんですけれども、出展者さんはこのPRとか企業同士の情報交換というのは誰としたいというふうに言っているかというのは分かりますか。どういう対象とか属性、どういう人に対してPRをして、どういう人に対して情報交換とか情報収集、関係強化を図りたいのか。それがあまり達成できなかったというところなんだと思うんですけれども、その辺は把握されていますか。 ◎産業振興課長   この辺の対象というんでしょうかね、そこまではこのアンケート上の中からではなかなか読み取るのは難しい部分ではあるんですけれども、そういう意味では同業他社ですとか、あとはいわゆる取引先になり得るようなところとの情報交換とか、あとは連携のきっかけになるような、そういったところがあるのかなというふうに思っています。 ◆間中りんぺい   さっき区内外のところの話で、近隣区とか周辺の方々が出展ということで、来場者もその辺になってしまっているのかなと思うんですけれども、そういうところで望んでいるんであればいいと思うんですけれども、そこに顧客となる人たち、PRしたい人たちがいるかどうかというのはまた別の問題だと思うので、会場で見ているとやっぱり技術なんかを売りにしているところも多いと思うので、技術なんかを売りにしたいところが近隣区の人たちなのかどうかというよりは、やっぱりもう海外向けとか、国外に目を向けたい人たちも多いのかなというふうに思うんですね。例えば、区にマレーシアの首相がいらしたときとか、名刺交換でずらっと並んだということがありましたけれども、その名刺交換したある人も、マレーシアの首相と名刺交換をして、向こうの産業とか、マレーシアへの販路拡大ができたらいいなみたいなことをおっしゃっていたので、区がそういう連携している関係を持っている国外の方々に来てもらって、海外への販路拡大、もう近隣区とか周辺区へ売れる時代でもないし、そこにPRしてもしようがないので、もっといろんな関係機関と手を取りながら、国外に向けた販路拡大ということももっと必要なんじゃないかなと思うんですけれども、東京ビックサイトなんかへ行くと外国人もたくさんいるじゃないですか。あまりそういう関係はないので、ただ売っているものは外国籍に向けたほうがお金になるんじゃないか、活性化するんじゃないかというものもあったんですけれども、外国向けの取組なんかはどうなっていますでしょうか。 ◎産業振興課長   海外に向けた取組というところでは、将来的にはそういった産業、板橋区の産業見本市の中で海外の方に情報提供して、そこでつながるようなことがやっていけるようになるのも一つ理想的な姿なのかなと思います。一方で、個別に海外に進出されている事業者さんというのは、やっぱり海外が販路の中心だったりする事業者さんはあるというふうに認識しているんですけれども、それをどういう形で、どの分野のところを誘致するかとかそういったところもあると思いますし、何か区のほうで一つの分野でグループがあれば、そういうグループ同士の交流とかというのもあると思うんですけれども、なかなかそういう土台もなかったりとか、いろいろ今後、身内の中で落とし込んでいく上での課題もあると思っておりますので、その辺も一つ検討の材料とさせていただければと思います。 ◆間中りんぺい   検討いただければと思います。検討する上で、場所も適当なのかなというのはあると思うんですね。板橋区がやっていることだと思うんですけれども、板橋区内にこだわる必要はないし、さっきビッグサイトと言ったけれども、そこまでは出展費用がどうなるか分からないとしても、売りたい相手とかPRしたい相手が誰なのかということを考えたら、植村記念加賀スポーツセンターじゃないほうがいいんじゃないのかなという気もしますので、本当に目的に沿ってやるんであれば、場所が適当なのかどうかということも踏まえて検討する必要があるんじゃないのかなというふうに思います。次に、板橋のいっぴんのほうに行きますけれども、令和4年に新!板橋のいっぴんでリニューアルをしたときに、私の周りの感覚としては、いい反応がすごく多かったんですが、今度のリニューアルというのはもう決まっているんですか。その辺はどんなふうに考えていらっしゃるか。 ◎産業振興課長   現いっぴんのPRを中心にやっていくというところが、ようやく今年度までにはやるというのが決まったような段階でございまして、来年度以降どういうふうに進めていくかというのは、これから詰めていかなきゃいけないような状況ではあります。一方で、ほかのいろんな民間の分野別の賞を与えるような、賞を授与するような、そういう取組で言えば、基本的にはもう定期的にやってきて、賞を受けた人、その製品なりが、それを使ってそれぞれの事業者さんが売っていくみたいな、そんな構図になっているのかなと思いますので、今後どういうふうにそこら辺をやっていくかというのは、そんなに時間もないですけれども、検討させていただければと思っているところです。 ◆間中りんぺい   今回64品が新たに認定されて、これが刷新される、次の板橋のいっぴんがもう一回募集されるようなタイミングとか、そういう方向性とか、先のスケジュールというのは決まっているんですか。 ◎産業振興課長   まだ今のところそういう具体的なスケジュールまでは決まっていないような状況でございます。一つの方法として、3年サイクルでどんどん回していくというとあれなんですけれども、ほかの製品というか、店舗、お店の方にも活用していただくというか、そういう方法も一つあるのかなとは思っております。 ◆間中りんぺい   64品が単純に多過ぎるなというふうには思うんですけれども、3年、4年でどんどんいっぴんそのものを入替えというか、新しく募集してリニューアルしながら、もうちょっと少ない数でやってもいいのかなというのは思っていまして、3年、4年だったらとりあえず全部の小中学校の給食に1回ずつ入れて、区内の子どもたちにはみんな食べてもらってPRを図るとか、いろんなこともできると思うので、もともとの板橋のいっぴんはやっぱり長過ぎたと思うので、そんなに長い期間を置かず、どんどん入れ替わりをしていったほうが活性化とか、やっぱり長い期間同じというのは活性化と逆になっちゃうと思うので、産業発展のためにも入替えというのは必要なのかなというふうに思っています。あと、板橋のいっぴんに選ばれたお店の方からは、区に対して顧客の創造、選んでもらったことはうれしいし、区はPRをしてくれているんだけれども、買う側をもっと開発してほしいとか、つくってほしいという、お客さんをどうやって創り出すかというところをお願いしたいというふうに言っている方がいらっしゃったので、情報発信とかでSNS等でやってくれているし、商品カタログなんかも作ってくれたのは分かるんですけれども、そこがどうしても決まった人にしか行かない現状で、新たに購買層をどうやって創造していくかということについては何かお考えがあるかどうか。 ◎産業振興課長   購買層へのPRの部分は非常に難しいところかなと思っています。ある程度そういう意味で認定をした最初のスタートダッシュの部分を販路拡大とかにうまく活用していただくというような取組をやらせていただいておりますので、なかなかそこから先ずっと広げていくというところでは、結構限界のある部分もあるのかなとは思うんですけれども、その辺はそれぞれのいっぴんのお店の方ともコミュニケーションを取りながら、どういう方法がいいのかというのは相談させていただければなと思っています。 ◆間中りんぺい   あと最後、商店街について伺いたいと思います。商店街の活性化ということで、にぎわいのあるまちづくりということで、ちょっと言葉遊びみたいですけれども、商店街の活性化とかにぎわいのあるまちづくりということが、もう商店街が活性化していないとかにぎわいがないということを前提にされているようなイメージもあるんですね。実際に何となく僕はそうだろうというふうに思ってしまっているところもあって、商店街については、絶対に必要だと思っています。生活のインフラでも、災害における人・物・金とか情報が集まってくる拠点としても商店街は絶対に必要だというふうに考えているということを前提にした上で、前から言っていますが、個の入れ替わりとか新陳代謝が進んでいったほうがいいと思っているんですね。新しく生まれた商店街を視察に行くと、本当にもうにぎわいがあって活性化しているので、新たに行政がてこ入れをする必要がないんですよね。生まれたばっかりの商店街って本当に活力があって、それをどんどん増やしていくべきだと思っているので、東京都内2,400ちょっとあるんですかね。そのうちの何%かは入れ替わっているというふうに思っていて、さっき本当にもう2人とか3人、数人で頑張っている商店街があって、そこに伴走支援をしていくことが必要じゃないかという話もありましたけれども、それはそれでいいかもしれないけれども、本当にそれが必要かというのは僕は疑問に思っていて、そういう商店街に行くと、お店はたくさんあるわけですよ。今の商店街のやり方が嫌だとか、あの人たちは嫌だというやり方でもって新しい商店街が生まれてこないような現状があるので、なくなる商店街はなくなって、同じ地域でまた新たに新しい人たちの商店街が始まるでしょうから、そういう入れ替わりをどんどん進めていくほうがにぎわいとか活性化がそもそも担保されている形で、区内で生まれていくんじゃないかと思うんですが、そういう入れ替わりについては、区としてはどんなふうに捉えているか。 ◎産業振興課長   入れ替わりといいますか、商店街がどんどん新しくなっていくというか、活性化していくという部分は、これは一つの再生の方法として非常に重要なのかなと思っています。中には、その新しく入ってきた若い店主さんと既存のもともといるところがいろんな面で、子育てとかそういう部分でうまくつながってうまくいっているというようなところもあると聞いておりますので、理想的なのはそういう意味で、既存の商店主さん方、今まで支えてきたところと新しく入ってきたところ、そういったところがうまくつながって、どんどん新陳代謝というんでしょうか、新しく入ってきた人が次の時代の商店街を支えていくみたいな、こういう循環がうまくできていくのが非常にいいのかなとは思いますが、言うだけは簡単ですけれども、なかなか難しいと思うんですけれども、そういうのが理想的かなとは思います。 ○委員長   今の時間は現状を確認する時間になりますので、ご意見、ご提案については後ほど発言をしていただきたいと思います。  まだ現状確認の質問があればお願いします。 ◆間中りんぺい   最後1点だけ現状確認で、参考の81商店街数、前は100ぐらいあったような気がしたんですけれども、これはこの数で合っていますか。 ◎産業振興課長   これがいわゆるこちらで把握しております商店街の数でございます。 ◆しば佳代子   まずは、産業ブランドについてなんですけれども、商談に結びついたということが最終目的だとは思うんですけれども、この15%、また6.8%、これについて区はどのように評価をしていますでしょうか。 ◎産業振興課長   目指すところとの乖離というんでしょうかね。これが増えていくような、そういったものにしていく必要があるなと思っています。 ◆しば佳代子   ということは低いという認識ということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   どちらかといえばまだ伸ばしていく必要があると思います。 ◆しば佳代子   来場者のほうでは15%ということで、逆に私、このぐらいあったんだというふうに思ったんですけれども、ここを伸ばしていくということが必要になると思うんですが、どうしてこのような商談に結びついたのかという深掘りというのはしているか、またこれからしていく予定があるのか教えてください。 ◎産業振興課長   今のところ一件一件に正確にどことどういう取引になったのかというようなところを確認するまでの予定はないんですけれども、これも別の会合の機会とかでそういう話を耳にする機会とかもありますので、そういった中で情報収集させていただくというのと、あとはアンケートをどういうふうに活用していくかとか、その辺も今後のよりよい活用の方法というのも考えていければと思います。 ◆しば佳代子   分かりました。次のいっぴんについてなんですけれども、まとめてお聞きをしたいと思います。新!板橋のいっぴんということになったんですけれども、このいっぴん発掘はどういうふうにしてきたのかということと、この中に障がい者の方が作ったものというのは何品ぐらいあるのか教えてください。 ◎産業振興課長   まず、発掘という部分でございますけれども、これに関しては新たに認定をするという段階で広く募集をしまして、そこで集まったもので投票で多かったものですとか、また審査員さんが選んだものということで決めておりますので、そういう形で、認定に当たり広く募ったというところでございます。障がい者のところは手元に数字がありませんので、後ほどお答えさせていただきます。 ◆しば佳代子   発掘のところで、広く募集をして投票しているということなんですけれども、どなたが投票しているんでしょうか。 ◎産業振興課長   投票につきましては広く募集をしまして投票していただいたというところでございます。いわゆる区民投票という形で反映させていただきました。 ◆しば佳代子   分かりました。次の商店街について伺いたいと思います。補助金を2回使っているところもあるというお話だったんですけれども、これは上限何回までというのはあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   上限はまず2回までということになっておりまして、あとは1回目と2回目で補助の上限額がございまして、2回目は半額という形になっています。 ◆しば佳代子   2回目までということで分かりました。それ以上使いたいとかというご要望とかはあったりするんでしょうか。 ◎産業振興課長   3回目以降ということでのお話は、今のところ来ていないかなという認識でございます。 ◆しば佳代子   都の規定ではあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   これはお見込みのとおり都補助も入っていますけれども、一応都も同じような条件で2回までということになっています。 ◆しば佳代子   その下の朝市なんですけれども、こちらについての補助金というのはついているんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらについてはもう補助金はついておりませんで、独自にやっていただいているところでございます。 ◆しば佳代子   立派なイベントだと思うんですけれども、ここに補助金がつかない理由を教えてください。 ◎産業振興課長   特に除外されるというか、そういうものではございませんで、基本的に商店街2か所ですけれども毎月やっていまして、規模がそんなに大きくないものですから、要は別のイベントのほうで使ったほうがいいということで、そういう選択肢になっているのかなという認識です。 ◆しば佳代子   別のほうでという配慮なのかもしれないですけれども、例えば商店街によっては、朝市に力を入れていくとなったときに使えるとかということにはなるんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらはイベントに当たりますので、そこがかなり重たくなって、経費もかけてやるということになればそっちを選んでいただいて、2回のうちの1回にするというのはあると思います。基本的に毎月コンスタントにやると10回とか12回になっちゃうので、いずれにしても全部使うというのは難しくなっちゃうとは思うんですけれども、それを選べることは選べるということです。 ◆しば佳代子   朝市でも使えるということになるわけですよね。毎月やるかどうかというのはその商店街によると思いますので、朝市でも使えるということが分かりました。例えば、商店街活性化ということにも関係するんですけれども、朝市もこれを守っていく、また拡大していくということも必要になってきますし、商店街の活性化ということにもつながると思うんですが、駅から遠いですとか、なかなか行きにくい商店街について、先ほども区のほうで何か支援をできればというお話があったんですけれども、例えばグリーンスローモビリティですとか、高島平で実証実験があったんですが、こちらですと高島平駅から高島平中央総合病院まで行ける。その途中に商店街があるので、そこをまた活性化するという考えもあると思うんですが、そういう方向で動いていただくことは可能でしょうか。 ◎産業振興課長   利用者の交通手段の部分、この辺がうまく当てはまる制度というのがあるのかどうかというのが分からないので、その辺は何かうまく連動させるようなものがあれば、そういうのも商店街さんのほうにお勧めしたりはしたいと思います。 ◆川口雅敏   2点だけ、もう皆さん聞いておるので、もし重なっていたらごめんなさい。まず、2ページ目の出展目的の達成度、目的が達成できなかった方々や、その下に出展した効果が得られなかったという方々、このようなことが生じないことが区の責務だと私は思うんですけれども、この点について区の見解はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   ご指摘のとおり、出展される方が今後も継続して出ていただくということにもつながりますので、それは満足していただくようなものにするというのは、必要なことかなと思いますので、その辺はアンケート結果なども参考にしながら、見直しは毎年重ねていければと思っています。 ◆川口雅敏   最後に、ここに朝市が載っております。以前は、多くの商店街で朝市が実施されておりましたけれども、ここに載っているように蓮根中央商店会は毎月、最後の日曜日に現在も行っております。一方で、朝市の名称が早起きをして買物に行くというイメージを持たれておりますけれども、例えば高知県高知市の高知城の近くでは、日曜市が毎週行われているそうでありますけれども、朝から夕方まで開かれて、多くの市民や観光客が来ているということも聞いております。このように朝だけではなくて、夕方までの市場を開催して集客につなげているということを今聞いておるんですけれども、このような考えも板橋区は必要だと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   商店街のにぎわいをより創出する手段という中では、先行事例といいますか、そういったものも非常に参考になるのかなと思います。朝市というと何となく印象的に朝やっていて、行くと得するのかなみたいな、多分何かそういう印象があるからあえて使っているのかなというのもありますけれども、おっしゃるとおりその辺は発想の転換で、何か日曜市とか、そういうやり方というのも全然あるのかなと思いますので、その辺商店街さんとか、あと商店街連合会さんと日々やり取りさせていただく中では、今いただいた事例なんかも参考に伝えさせてもらって、こういうのも面白いんじゃないですかというようなことで、ぜひ取り入れてもらえる商店街が出てくるといいのかなと思います。 ○委員長   間もなくお昼になりますが、本日、全ての議題が終わるまで継続をしたいというふうに思いますが、よろしいでしょうか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   今一巡したんですけれども、この後意見をいただく場になりますと、その前に退席を理事者の皆さんにしていただくので、もう少し重ねて聞きたいとかということがあれば挙手をお願いしたいんですけれども、いかがですか。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、以上で質疑を終了いたします。  これより各委員に意見を求めますので、理事者の方は自席にて待機していただいて結構です。  それでは、委員会としての提言のまとめに向け各委員の意見を求めます。理事者に対する質疑ではありませんので、提言をまとめるための委員会への意見、提案としてお願いいたします。質疑の中で意見を述べていらっしゃる方もいらっしゃいましたけれども、改めてこの場で述べていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、出されました意見、提案に対しましては、他の委員で意見がありましたら、その都度お願いをいたします。  それでは、意見のある方は挙手願います。 ◆近藤タカヒロ   まずは意見として、産業見本市についてなんですけれども、企業さんの声で人材確保に困っているとの声も多いというお話が質疑の中でありましたので、例えば参加者として、人材派遣会社とかにお客様としてでも来てもらえるように区からPRをしてみたりですとか、就活中の学生を呼び込むような工夫をしてみれば参加企業に喜ばれるのではないかと思いました。また、出展企業からの申込みのときなどにどういった企業に来てほしいかという情報、例えば自社製品をこういったジャンルの企業に見に来てほしい、そういったところにPRしたいみたいな意見を収集することができれば、区からその企業向けにピンポイントでPRすることができると思うんですよね。そうするとマッチングにもつながって、結果、目標の達成度といいますか、参加企業の満足度の向上にもつながるのかなと思いました。続いて、板橋のいっぴんの件についてなんですけれども、やっぱり数が多くなり過ぎているのかなという印象が強いです。認定取消しというか、いっぴんじゃなくなると相当反発があるというのは理解できるんですけれども、増えていくだけだとクオリティーが下がったりですとか、いわゆる魅力が薄まって、いっぴんの価値自体が下がっていくのではないかなというふうに感じます。ある程度競争があったほうが質が高まると思いますので、多少入替えが行われるような仕組みでもいいのかなと思っています。また、反発等を考えるとそういったところをなかなか区としては選びづらいのかなとは思うんですけれども、今あるいっぴんの中でも、例えばランキングを取り入れたりとか、特にお勧めというか、売上げなのかおいしさなのか分からないですけれども、そういったところでいっぴんの中でもしっかりとその中で推せるものを出していくというか、アピールの工夫をしていくと盛り上がるのではないかなと思います。続いて、商店街の活性化事業について、商店街自体がやはり減少傾向にあるということが非常に大きな課題なのかなと思っているんですけれども、間中委員の意見の中ではっとしたんですけれども、既存の商店街の保守に力を入れていてもやはり担い手不足など、根本的な課題が改善できない以上、減少傾向は続いてしまうというふうに思いました。延命を目指すよりも、新しい商店街を生むための支援みたいなところに力を入れるべきなのかなと思います。また、既存の商店街向けで、例えば区は動画コンテンツに力を入れていますので、商店街のアピールに使えたら、何々商店街の名店紹介みたいな感じで、イメージとしては高田純次のじゅん散歩みたいな印象なんですけれども、何かそういう感じで支援というか、アピールのほうを行っていくのもいいのかなと思いました。 ◆寺田ひろし 
     私からは、産業ブランド推進に向けた取組についてという今日の議題でありまして、板橋区の産業、計画にも書いてあるとおり、工業、商業、農業とそれぞれあるというのが非常に特徴的だと捉えられておりますので、産業ブランドを推進するためには、まずはこの3分野ごとのブランド化というのは非常に必要になるかなと思います。それをしっかり明確化していかないと、非常に後の効果測定とかというのもやりづらくなるんじゃないかなというように考えます。そのうちの1つ、工業関連、商業いろいろありますけれども、工業関連でいくとブランド化の実態として、やはり質疑の中でも指摘をしましたが、区民意識意向調査というのも一つそこに指標が現れてくるものなので、これをしっかり今の10%台をさらに増やせるような、区民の方がやっぱり認識してこそブランド化になると思いますので、ここをやはり定点観測していくべきだなと思いました。3点目に産業見本市の活性化というのもありますので、私も前職は仕事柄、いろんな国際展示場とか、大小ずっと展示をして、お客さんをつかまえるというのは一つの大きな仕事の柱になっていまして、実態として出展企業が増えるという一方で、やはりお客さんとなる来場者が増えないとそこでのマッチングというのが、商業マッチングというのはうまくいかないというのも実感していますので、板橋区に在住している方、住民また企業だけではなくて、やはり商談相手は東京全域に広げてもいいのかなと思いますので、その周知の対象というのを一つ検討すべきだなと考えます。最後に4点目なんですけれども、そのためになんですが、今体育館でやっていますけれども、小規模MICEというか、これは今小規模化をどんどんしてきていまして、こういった産業見本市とか、あとオプトフォーラムに併せて、本当に泊まっていただいて会議体を開いていただいたり、もしくは商談していただくような、そういった小規模MICEというのも八戸市とか幾つかの自治体では補助金まで出して誘致しているんですね。そういうのをセットにしながら、東京じゅうからお客さんを呼び込めるような、そういったものを年々厚みを増していってブランド化していくことが必要だなと思いました。 ◆おなだか勝   まず、板橋のいっぴんについてです。先ほども申し上げましたように、無印良品みたいに常設コーナーをつくっていただいているような場所、もしこういうところを確保できるならば積極的に確保していただいた上で、きちんと活用できるようにこれからもやっていただきたい。それから、区民まつり、農業まつり、花火大会、マラソン大会のような大規模イベントのときに、やはりいっぴんの皆さん方に一つでも多く店を出していただけるような工夫をぜひしていただきたいと思います。それから、商店街のことについてです。先ほど個店とか、なかなかこういった事業について自主財源が少ないところについての補助をお願いしたいというような話もさせていただきました。特にいたばしPayの活用をやれていないようなところに対してのアドバイスや支援をしていただきたい。その上で、自民党さんのほうからはどっちかといえばそういうところは自然淘汰されていってしまうところなんで、新しい生まれ変わったところを、生まれ変われる商店街をつくっていく方向にというような発言もございましたけれども、なかなかそうは言っても今の時代でそれが可能なのかといえば、大山の再開発とか上板橋駅南口の再開発、あるいはJR板橋駅前、そしてさらには高島平がありますけれども、こういったことがあれば街並みが変わったり人の流れが変わりますので、新しい商店街ができてくる可能性も出てくるとは思うんですけれども、なかなか既存の小規模の商店街が新しく生まれ変わるというのは、よほどのことがない限り難しいのかな。難しいからやるなと、そういうことではないんですけれども、なかなかそこのところは難しいのかなという思いはありますので、そういうことも期待しつつ、やはり小規模の商店街や個店について、本当に細やかな気配りをしていけるように、また配慮ができるように区役所のほうには求めていきたいというふうに思います。 ◆荒川なお   まず最初に、産業見本市のところなんですけれども、この間、コロナ禍からは少し来場者数も減っているというところで、板橋区としてこの見本市に対してどういうふうに目的、目標というか、今後コロナ前に戻していくのかとか、そういう数字とかは全然見えなかったので、やはりしっかりと目標を持って、区としてこういうふうに改善をしていく。またアンケート結果であるところでもやっぱり改善をしなきゃいけない点というのは、この間質疑でもありましたけれども、例えばある程度達成できたというところが50%になっていますけれども、これをどういうふうに引き上げていくのかとか、そういうところを明確に板橋区としてつくっていく必要があるんじゃないかと思いますので、そこはちょっと提言をしていきたいと思います。あと、朝市を含めた商店街のにぎわいのところなんですけれども、先ほどおなだか委員からもありましたけれども、人数が少ないところであるとか、なかなか小規模で本当に困難な商店街というのは多分81の中に結構あるんじゃないかなと思うんですけれども、そこに対してもやっぱり支援が必要ですし、先ほど近藤委員からもあったように新しい方向へと、新しいものは別に駄目だとは思いませんし、私の地元の蓮根でも新しい店が入って活性化しているというところもあるので、そういう例はありますけれども、やはりしっかりと補助をして、(1)のところにあるような補助だけじゃなくて、新しい補助もつくって、そして商店街が地域の皆さんが活性化できるような何か支援策をつくっていくということも必要じゃないかと思います。朝市についても以前、平成29年で5か所と言っていたと思うんですけれども、そこからは今2か所になっているということで、復活できるような、イベント補助事業も使えるということですけれども、実際使われていないということを考えると、やはりもっと必要な支援策というのが補助事業として必要だと思いますので、そういうものを、まだ今何か具体的なものは言えませんけれども、つくっていく必要があるんじゃないかなというふうに考えます。 ◆大野ゆか   産業ブランド推進のためということで2点お伝えさせていただきます。まず、区民の希望するものについてより踏み込んで確認を行う必要があるように感じました。職員が調査やまちに出たりして生の声を聞く機会をつくり、区民の認識とずれがないか確認しながら進める必要があると思います。例えば産業見本市を例に出しますと、事業者や参加者が何を求めているのか想像、確認した上で、例えば産業公社さんとも連携をしながらですとか、マッチングですとか、人材確保など、事業内容を検討する必要があるように感じます。2点目は、ブランド推進をより細分化して、ブランドが浸透することで区民がどのような行動を行っていただけるのかというものをイメージした上で事業に落とし込む必要があるというふうに考えます。例えば、商店街は板橋区のブランドとして捉えたときに、買物がしやすいつながりなど、顔の見える関係が住みやすさにつながるというようなお答えをいただきました。商店街については、地域特性によって色がありますし、その個性が生きるように東京都の補助事業なども積極的に案内してもらえるようにお願いしたいと思います。その商店街で区民がどのように快適に買物をするのかというところまでイメージして事業を落とし込んで事業や支援を行う必要があると思います。そうすることで、先ほど来からありますが、商店街を盛り上げてくれるメンバーが新たに見つかったりですとか、そういったこともあると思うので、ぜひお願いしたいと思います。 ◆坂田れい子   大野議員の考えと私も似たような考えを持っていまして、区内事業者のブランド化で発展の可能性を探るためには、もっと分析と調査、区民の中からの意識調査などももっともっと取り入れられるような工夫が要るんじゃないかなと思います。ものづくりの伝統と板橋区の伝統があると思うんですけれども、そういったもともとあるものの伝統と今、光学とかの技術革新という融合をどう方向づけていくのか、区内産業をどう育てていきたいのかというイメージが何かぼんやりしているような気がしたので、その持続性のある明確なビジョンとかミッションとかコンセプトをまずは打ち出していく必要があるのじゃないかなと思います。そのときには、やっぱり地域住民を置き去りにしないで、地域住民をどう巻き込んでいけるかも考慮いただきたいなというのが1点。その上でなんですけれども、学校とか地元企業、人流がどんどん大手の企業に流れていってしまうがために商店街がどんどん廃れていくという面もあると思うので、無印良品が先駆けとなってやってくださっているように、もっと地元企業と地元産業と商店街等をどんどん巻き込めるような仕組みというのがつくれるような働きかけを区のほうの行政がやっていかないとなかなか難しいのかなと思うので、その点を視点に入れていただきたいと思っています。空き店舗について、商店街の空き店舗というのはもったいないので、何か行政がアピールして、新しい方が入ってきやすいような仕掛けというのをつくっていけたらいいんじゃないかなと思います。練馬区のほうでは、区内周遊促進事業といって、都市農業、練馬区が持っているものをワンデイツアーを組んで旅行者にアピールしていたりとか、区内外の方の人流の促進につながるような支援をやっているので、そういったような区内産業を丸っと知的体験できるようなツアーを打ち出すとか、何か前のめりで区が活性化の場の提供としてつくれるような伴走支援というのを取り入れて支援していくべきなんじゃないかなと思います。あともう一点なんですけれども、情報発信の点で、やっぱり意識調査から区民の方が情報の伝わり具合というので31%で、情報を得る手段が分からないというのが課題としてあると思うんですけれども、ブランド化したいというものなのか、今シティプロモーション的にばらばらになっているというのを感じたので、ホーム画面なのでブランド化したいものは入り口として統一してウェブサイトに分かりやすく掲載していくべきなんじゃないかなと思いました。それもいたPayもそうなんですけれども、いたPayもせっかくあるので、そういったものを利用して、探す、買う、体験するというものが一つにできるような、区民がもっと身近に感じられるようなアピールをしていってほしいなというのは意見として上げさせていただきます。 ◆横川たかゆき   ほかの委員の方と重なる部分もあると思うんですけれども、まずは産業見本市に関してなんですけれども、これは今まで従来どおり鑑みると、箱だけの準備というイメージがあまりにも強過ぎまして、やっぱり産業見本市ということだけあって、しっかりとマッチングをするというのも一つの仕事ではないかと思うとともに、また産業公社というところもあり、そういったところも含めてなんですけれども、産業経済部がうちはこれはできない、これはあっちだということではなくて、しっかりと連携していただいて、いかに板橋の産業をよくするかという方向性をしっかりと見極めた上でマッチングなり、そういった宣伝なりをしていただければなと思います。それと、にぎわいのあるまちづくりということで様々な委員の意見はあるんですけれども、やはり実際に板橋区の職員さんにこれはいろいろ考えてみると、職員さんにもよるとは思うんですけれども、やっているよという方もいるとは思うんですけれども、実態をやっぱり現場で見ないと、このまちの商店街をどうしたらいいかとかというのがしっかりと見えてこないのかなというのが一つあると思うので、しっかりと足を運んで、各商店街、こういったことがいいんじゃないですかというコーディネーター的なところも含めて、やっぱりそれが区としての仕事だと思いますし、そういったものも含めて今後、実際やっていただければなと思いました。 ◆いしだ圭一郎   まず、産業見本市のほうですけれども、この産業見本市の目的の達成についての個別評価をしっかり行い、次の開催に向けて、より実効性を高めるよう改善していくことが重要だと感じました。また、出展者、来場者の情報交換情報収集のみの目的達成ではなく、商談や販路拡大につなげていく仕組みというものをしっかり検討し、改善していくことがこの区産業のブランド向上に直結すると思いました。次に、板橋のいっぴんについてですけれども、新!板橋のいっぴんにエントリーしている事業者に対して、支援情報や今後の支援予定などを早めに伝えることが大切であり、それによって事業者が少しでも早く対応、準備することにつながり、結果ブランドの確立に寄与すると思いました。また、販路拡大業務として、販売会や区内行事及び移動ワゴンを活用した出展のみならず、またオンライン販売などの支援についても積極的にしていくことも重要かと思います。最後に、商店街の活性化事業についてですけれども、全ての商店街がこのイベント事業などに参加できるよう、この事業を取り入れることによっての効果などを丁寧にこの未実施の商店街振興組合などに説明をして、働きかけていくことが商店街の維持並びに新規加入者につながっていくと思いますので、これを商連任せにしないで、商連未加入者については、区も積極的にこの加入促進に向けて働きかけることも必要であると感じました。 ◆間中りんぺい   最初の産業見本市のところについては、企業間取引にきちんとつなげるために、本当につながりたい相手とつながるようにしたほうがいいと、来場者の属性をきちんと出展者のターゲットと併せて、どこに来場者を想定してPRするかというのをもう一回改めたほうがいいと思います。それから、姉妹都市等を活用しながら、国外への販路拡大を後押しすることができるのではないかと思うので、それをしたほうがいいのかなと思います。あと、出展者から商談の場がやっぱり欲しいという話は個人的に聞いているので、昔、商談会はあったけれども、今なくなったという話もありましたけれども、その商談の場はやっぱりあったほうがいいのかなと思います。あとは、本目的に沿ってやる場所、会場をもう一度検討して、より目的に沿った運営ができるのではないかと思いました。  いっぴんについては、今のいっぴんが何年ぐらい続くものなのかということを明らかにして、何年で入れ替えるのかとか、そういった体系を明らかにしたほうがいいと思います。その間には、区のたくさんの方々に知ってもらうために、小中学校の給食等に入れて、多くの人にまずは区内のいっぴんを知ってもらうということも必要ではないかと思います。また、SDGsとか区は好きですから、その箱を作っているのがどことか、その材料かどこから区内で仕入れているとかあれば、その前後関係をもう少しフォーカスをしながら、もうちょっといっぴんを広げて捉えながら、盛り上げることもできるのかなと思いました。最後、商店街については、潰れてもいいみたいな話をしちゃいましたけれども、少なくともなくなることとか、やめることをマイナスに捉え過ぎだと思うので、そこまで捉える必要がないだろうと。仮になくならなくても新しい商店街はできますから、板橋区の商店街、この20年で今見たらもう20件とかですかね。どんどん減ってはいるけれども、新しい商店街が生まれるということがされていないので、新たな商店街が生まれてくるというところに支援をもっとしたほうがいいのかなと思います。それから、最近すごく身近なところで外国人の購買力が高いなということが分かったので、インバウンド向けの施策も含めて、区内あるいは板橋区にいらっしゃる外国人の購買力を活用するような策を区としても立てればいいのではないかというふうに思います。板橋区内でも1年間に調べたら3,983人の外国人が増えていて、区の出生率よりも高いぐらいの外国人が増えていますから、こういう居住する外国人の問題とは全く別にして、活性化とか経済活性の面でそこを活用することはもっとできるのではないかと思いました。それから、板橋区魅力ある個店の連携事業補助金なんかもありますけれども、こういった区内の個店の圧倒的多数は商店街に加入していないわけですから、こういった補助金なども使って、商店街に加盟していない、でも頑張っている商店の応援をさらにしていくべきだと思います。そのほうが地域の特性を生かした支援になるのではないかと思っています。最後に、ビジネスの二毛作とか商店街の二毛作というふうにも言われますけれども、朝市があるように夜市みたいな、台湾の夜市みたいなイメージで、どうしても朝市というのは、イメージとしてはやっぱり高齢者が多いと思うんですよね。夜市だったら若者が多い。別にいい悪いとかではなくて、高齢者よりも若者のほうが使う額はやっぱり違いますから、そういう経済的なことを考えたら、若者がどんどんお金を使って経済を動かすような場をつくっていくことも必要なのではないかと思います。 ◆しば佳代子   まず、産業見本市についてなんですけれども、成功例を深掘りしてほしいと思います。確認の予定はないということなんですけれども、成功例を基にした対策も必要じゃないかと考えますので、そちらは深掘りすべきと考えます。いっぴんについては、偏った意見ではなく幅広い層の意見を取り入れていただけるようにしてもらいたいと思います。あとは、障がい者の方々も潤っていくような政策もしていただければと思います。商店街についてなんですけれども、活性化していないようでも頑張っているところはたくさんいますので、その商店街を応援していくのも区の役割の一つと考えますので、そこはぜひ応援をしていただきながら、ほかの部署との連携を取って、どうしたら活性化ができるのかということも幅広く見ていただきながらの活性化、また朝市で補助金が使えるということも聞きましたので、それも広めていきたいと考えました。どういうものに補助金が使えるのかというのも商店街の方々に周知をしていく必要もあると考えます。 ◆川口雅敏   1点だけいっぴんについて、実はいっぴんのあるものを食べた方から、これがいっぴんなんですかという話がありました。その人は食べておいしくなかったのかも分からない。ほかの人はおいしかったからいっぴんになったのかどうか、それは分からないんですけれども、そのいっぴんの基準づくり、いっぴんにするためにはどのハードルを超えたらいっぴんになりますよというそういう基準づくりというのはもっと明確化したほうがいいんじゃないかなと私は思うんですけれども。 ○委員長   今、一巡意見を出していただきましたけれども、ほかの方の意見に対して何か意見を述べたいとか、言い忘れてしまったこととかあればお願いします。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、いただきました意見は正副委員長でまとめた上、次回の委員会にてご確認いただきます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、令和6年第3回定例会調査事項における調査内容の検討についてを議題といたします。  次回の定例会においては、令和5年第3回定例会にて多様な主体によるシティプロモーションの展開についてを議題とすることに決定し、視察を検討しておりましたが、候補地であった千葉県流山市や東京都足立区は、議事日程の都合により受入れを行っていないとのことでした。そのため、先ほどの理事会において協議した結果、視察は行わず、これまでの調査方法と同様に、執行機関に対する現状確認のための質疑を行った後に、各委員より提言のまとめに向けた意見提案をしていただくことで決定をいたしました。  なお、他自治体で参考となる取組がある場合は、意見提案に加えてご発言をしていただきたく存じます。  この案に基づき次回定例会の調査を進めてまいりたいと存じますが、ご意見がある方は挙手願います。          (発言する人なし) ○委員長   ありがとうございます。  それでは、この案に沿って進めたいと存じます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、ブランド戦略推進調査特別委員会を閉会いたします。...