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  1. 板橋区議会 2024-05-15
    令和6年5月15日健康福祉委員会−05月15日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和6年5月15日健康福祉委員会−05月15日-01号令和6年5月15日健康福祉委員会  健 康 福 祉 委 員 会 記 録 開会年月日  令和6年5月15日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時02分 開会場所   第4委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      石 川 すみえ      副委員長     田中しゅんすけ  委員       しいな ひろみ      委員       一 島 ひろし  委員       わたなべ一 美      委員       いわい 桐 子  委員       元 山 芳 行      委員       成 島 ゆかり  委員       中 妻じょうた 説明のため出席した者  保健所長     鈴 木 眞 美      福祉部長     丸 山 博 史  福祉事務所長   (福祉部長兼務)      国保年金課長   浅 子 隆 史  健康推進課長   折 原   孝      障がい政策課長  小 田 健 司
     障がいサービス課長國 枝   豊      志村福祉課長   久保田 智恵子 事務局職員  事務局次長    舟 山 百合子      書記       高 瀬   渉               健康福祉委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 所管事項調査  (1)所管事項に関する調査     板橋キャンパス栄用地都有地)における障がい福祉サービス事業所整備について                                          (3頁)  (2)所管事項に関する質疑(8頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから健康福祉委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎福祉部長   皆様、おはようございます。本日の健康福祉委員会でございますが、所管事項に関する調査が1件、所管事項に関する質疑が3件でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  一島ひろし委員、わたなべ一美委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事項に関する調査を行います。  理事者皆様におかれましては、報告事項の背景、意図、狙いなど、ポイントを絞って簡潔にご説明くださいますようお願い申し上げます。  それでは、板橋キャンパス栄用地都有地)における障がい福祉サービス事業所整備についてを議題といたします。  本件について、理事者より簡潔に説明願います。 ◎障がい政策課長   板橋キャンパス栄用地都有地)における障がい福祉サービス事業所整備について報告させていただきます。板橋キャンパス跡地活用は、東京都における都有地活用における地域福祉インフラ整備事業一つでありまして、都が板橋キャンパス跡地の借受け事業者を公募により決定し、その地において、当該事業者が自ら障がい福祉サービス事業所を建設して、運営を行う事業というふうになっております。項番の1は、これまでの経緯です。令和4年3月に当初計画見直しになりまして、昨年、令和5年7月に住民説明会、9月に事業者向け説明会を行いまして、令和6年3月に施設整備運営事業者が決定したところでございます。項番の2として、決定した事業者としては社会福祉法人南風会さんというところでございまして、新宿区と青梅市で生活介護共同生活援助などの事業運営している事業者さんになります。項番3、整備内容ですが、生活介護定員20名で、うち重症心身障がい者を5名以上受け入れること、グループホームにつきましては定員15名で、うち重度重複障がい者、車椅子利用の方を3名以上受け入れること、ショートステイに関しましては定員4名で、医療的ケアや緊急時の受入れ対応することなどという形になっておりますが、整備内容につきましては、今後東京都や事業者との協議により一部変更する可能性もあります。項番4のスケジュールでございます。今年度、事業者決定に関する住民説明会を開催させていただきまして、事業者のほうで国庫整備費補助協議書を提出するような形になります。来年度、令和7年度に国のほうの国庫整備補助の内示がありまして、令和8年度の末、令和9年3月に事業所が開設というスケジュールとなってございます。今回、この事業ですけれども、今年3月に事業者が決定したところでございますので、詳細についてはまだこれからというところもございますけれども、東京都や事業者と今後丁寧に協議してまいりまして、着実に進めていきたいと思っております。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆一島ひろし   1点、伺います。整備内容につきましては、今後運用について詰めていくということですけれども、それでは区としてできることというのはどういったことがあるのか、ご質問いたします。 ◎障がい政策課長   こちら、板橋キャンパス跡地ということで、板橋区に整備していただくということになりますので、区としては、利用者区民優先になるようにということを東京都や事業者と話したりとか、そういったところ区民利用できる施設にしていきたいというふうに思ってます。 ◆しいなひろみ   区内にいらっしゃる、重複障がいがあって、グループホームとかの施設を希望されてる方の数って、およそどれくらいなんでしょうか、区分でいったら5とか6ぐらいの方って。 ◎障がい政策課長   申し訳ありません。今、数については、私のほうでは把握できてない状態でございます。 ◆しいなひろみ   受入れ人数が、重症心身障がい者が5名以上とか、あとは重度の重複障がいの方が3名以上受け入れてくれる方針であるっていうのはすごくありがたいなって思うんですね、なかなか居場所がない方が多いという中で。ただ、やっぱりまだまだそういった方たちの暮らす場所っていうのがなかなかないので、実際、母数って、どれくらいの方が希望しているのかと思ってて、質問させていただきましたので、また後々そういったことが分かったら教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ◆いわい桐子   ようやくちょっとずつ進んできてるっていう感じなんですけども、今、母数の話があったんだけども、今回これが設置されていって、それで、多分十分に充足するとはならないんじゃないかなというふうに思っていて、今日、母数は分からないってことなんだけども、今後の施設、必要な障がい者施設計画というかな、計画そのものは大きな計画は出てるんだけども、必要量に対して、どういうふうに追いかけていくのかっていうところについては、大きな見通し計画等をどういうふうに考えてるかっていうことを一つ伺いたいということと、それから今後のスケジュールところで、事業者決定に係る住民説明会があるということなんですけども、これはどういう人たち対象にどういう形でやられるのかということを教えてください。 ◎障がい政策課長   委員おっしゃられたように、板橋キャンパス整備が終わったら、全て満たされるというものではないというふうに私も認識しております。今後、事業整備事業所の誘致につきましては今後も検討していかなきゃいけないと思ってますし、把握する方法についてもしっかり考えていかなきゃいけないというふうに思っております。もう一点の住民説明会に関しましては、今回の説明会に関しましては、板橋キャンパス整備において周辺に影響があるっていうところ近隣の方に対する説明会という形になりますので、趣旨としてはそういったものなので、周辺住民の方に周知していくっていうような形、どのような施設が概略的にはできて、どういうふうな形か、それについて意見いただくような形になります。 ◆いわい桐子   以前も、これは令和5年7月かな、この新計画に係る住民説明会っていうのがあったときに私も参加させていただいたんだけども、非常に中身が具体的に示されるので大事な説明会かなというふうに思ってるんですけども、障がい者団体方々が、皆さん知らなかったっていうことで非常に憤慨されていたので、やっぱり最低限、関わる方々には、こういう説明会がありますということはお知らせしていただいたほうがいいんじゃなかろうかと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎障がい政策課長   今回の説明会近隣の方への影響というところ説明会でありますので、説明会内容を踏まえまして、東京都とどういうふうにやっていくかは今後検討させていただきたいと思います。 ◆いわい桐子   形はいろいろできると思うんですね。障がい者団体方々には別途説明する機会を設けるとかっていうことも含めて、どういうふうに進んでるのかっていうことを、皆さん知りたいと思うので、あと自由に質問できる場所っていうのも含めて、このことに関して、多くの皆さんが待ち望んでたっていう状態での、また途中で計画が3年後ろにずれちゃったってこともあるので、やっぱり丁寧に説明する機会を設けてくっていうことをぜひお願いしたいというふうに思います。それから、当初、この計画が障がい児の支援まで入ってるとなかなか難しい、大人と子ども両方支援するのは難しいということで計画が見直されたっていう経緯があるんですけども、児童のほうはこれからできるというふうに聞いてるんですけども、そのあたりはどういう見通しか、今、分かる範囲で教えてください。 ◎障がい政策課長   児童発達支援に関してですけれども、板橋キャンパスとは別の場所施設整備のほうを進めていくという形で、今年度中に1か所開設する予定となってございます。 ◆いわい桐子   それは、場所はどの辺りというのをもう一回教えてほしいんですけども。 ◎障がい政策課長   場所についてはまだ検討しているところという形になりますので、決まり次第、情報は共有したいとは思っております。 ◆いわい桐子   分かりました。いろいろ、どこにっていうのが障がい者の皆さんも非常に気にされてる部分なので、共有できるといいかなと。もう一つ、これは整備についてっていう内容なのですけども、特定相談支援部分は、具体的にここが設置されていった場合にどういうことを目指していくのかってことを教えてください。 ◎障がい政策課長   特定相談支援に関しましても、こちら、細かいことに関しては、今後事業者さんとどのように進めていくかっていうところ協議になろうかと思いますので、安心して相談して、使えるようなところにしていくっていうのが今後の協議なのかなというふうに思っております。 ◆いわい桐子   1年前の7月の説明会資料には、特定相談支援が、セルフプラン率を解消していくためっていうふうに書いてあるんですね。だから、その辺がどういう目標で位置づけられていて、今のセルフプランが一体どういうふうに解消されることを目指しているのかなってあたりも聞きたかったんですけども、その辺は具体的に、何か示せるものはありますか。 ◎障がい政策課長   セルフプランについて、具体的に示すっていうのはなかなか難しいんですけれども、やはりセルフプランで大丈夫な方もいらっしゃいますし、ただ、セルフプランでやってるからということで、次につながらないとかサービス利用がなかなかできないっていう方もいらっしゃるというふうにも聞いてますので、そういった方に、セルフプランじゃなくて、計画相談支援を使ってもらって、うまくサービス利用につなげていけるような、そういった機会も増やせるようにしていきたいというふうに思っております。 ◆いわい桐子   もし資料で頂ければ欲しいんですけれども、現在セルフプランがどれぐらいの割合なのかっていうのが、後ほど、分かるんだったら資料で頂きたいんですけども。それと事業所によっては、セルフプランはそもそも受け入れませんっていう事業所があって、対応に困ってるっていう方もいらっしゃるんですけども、今の事業所の中でセルフプランを受け入れてくれる事業所がどれぐらいあるのかってことが、後で資料で、分かれば頂きたいんですけども。 ◎障がい政策課長   資料の提出が可能かどうかも含めて、後ほどよろしくお願いします。 ◆いわい桐子   最後に、従前から課題になっていた強度行動障がいでしたっけ、今回ここには入れられなかったっていうことが非常に残念だなというふうに思ってるんですね。板橋区の障がい者計画にも、そこは具体的に入らなかったっていうことがあって、ただ、どうやったら入れられるか、何とか設置しようっていう目標を決めないと入れていかれないんじゃないかなっていうふうに感じるんですけども、スタートを始めないと、模索も含めて、いつか入れられたらいいなっていうんでは多分入らないなっていうふうに思うんですけども、そこについては、今後どういう検討をしていこうと思ってるのか教えてください。 ◎障がい政策課長   強度行動障がいの受入れに関しましては、今回の板橋キャンパスところだとグループホームのほうでは任意という形になっておりますし、強制できるものではないかなと思ってますので、場合によってはまた別の事業という形で考えていく必要があるかなと思っております。また、強度行動障がいの支援に関しましてなんですけれども、やはり事業所整備とか受入れっていうところもそうなんですけれども、スタッフの方の知識とか経験、やっぱり増やしてく必要があるというふうに思ってますので、そちらの周知啓発もしっかり進めていきたいなというふうに思っております。 ◆いわい桐子   私もどうしたらできるのか、強度行動障がいのことをもうちょっと私も知らなきゃいけないと思って、去年、niimaさんだったかな、豊島区を見に行ってみて、これは大変な施設だなって思ったし、簡単に設置できると私も言い切れないけれど、だけども需要はあって、行くところ、そういう方々が受け入れられる場所が必要なんだなってことも改めて認識したんですよね。ただ、やっぱりそこには大きな財政支援がなければ、とてもじゃないけどできませんっていうことも分かったし、そこについて、行政の側が、財政支援責任を持つから、何とか設置しようよっていうふうにしていかないと、これはなかなか民間の責任だけでは設置できない施設だなっていうことを感じてきたので、ぜひ区としてどうしたらいいのかということを、模索を、スピードを上げて始めていただきたいなということを要望して、質問を終わります。 ◆中妻じょうた   1つだけ、お伺いしたいと思います。これまでの経緯でもありますとおり、令和4年に当初計画見直しになったというところから仕切り直した結果、現在に至っているわけなんですけれども、前回の反省は、事業者のほうで受け切れなくなった、それはこちらからの要望の多さですとか、あるいは建築資材高騰などが要因にあるというふうに記憶をしておりますけれども、今後これからも円安による輸入資材高騰等はまだ考えられると。どれぐらいの予算規模なのかもまだ分からないところがありますけれども、そういったところ考えに入れつつ、同じ失敗をしないような進め方になっているのかどうか。区や、あるいは国庫整備費補助等も含めて、きちんと行政からの支援を、二度と同じ失敗をしないように行った上で進められるのかどうか、そうした検討されてるかどうか伺います。 ◎障がい政策課長   委員おっしゃられたように、支援の種類がすごく増えてしまったっていうところと、あと、やはり建築資材等高騰で、事業所がなかなか安定してできる体制が組めてなかったところというのは一つ反省点と思ってございます。なので、今回に関しましては、整備内容については、こちらに提示されているようなものをしっかりやっていただくということと、あと整備に関しては補助金など、区のほうとしてもしっかり考えていきたいなというふうに思ってございます。 ◆田中しゅんすけ   いわい委員と、それから中妻委員質問に関連して、本当に4年遅れちゃってるわけですよね、事業。一緒に整備を進めていた高齢者施設令和5年度3月に事業ができるような形で開設されているということで、これ、かなり区としても、今回の取組に関しては取りこぼせない事業だというふうに思っておりますし、もちろん行政皆さんもそういうふうに感じて、一生懸命、今、交渉を進めていただいてると思うんですけれども、ただ、1点、どうしても、区として、4年遅れてしまって、もちろん先ほどの資材費高騰したりとか、それから要求が多過ぎたりとかというところの中で調整がつかなくなってしまったというところもあるのはもちろん承知はしているんですけれども、それを踏まえた上で、今回4年後の整備に向けて、区としてどういう点を注意して取り組みたいというふうにお考えになってるのか、お考えをお聞かせください。 ◎障がい政策課長   やはり事業者が安定して事業をやれるっていうことがないと、利用者の方も安心して施設利用できないというふうに思ってますので、今回、事業者がしっかりと運営できるように、先ほどの整備補助金とかも含めて、あと運営に関しても何か補助できないかという、そういったところもしっかり検討した上で着実に、4年遅れてしまったんですけれども、そちらでしっかりできるようにというところで、まずは本当に安定して事業者運営できるようなところと、あとせっかく板橋区につくってますので、区民利用ができるということ、この2つに主軸を置いて頑張っていきたいというふうに思ってます。 ◆田中しゅんすけ   ぜひお願いします。それで、整備内容ところで、整備内容については東京都及び施設整備運営事業者との協議により一部変更する場合があるということで、もちろん内容の、今お示ししていただいてる内容はもちろん理解しています。ただ、やはり、逆に言うと利用する側の立場の方々からしてみれば、本当に欲しかった整備というのがなかなか入れていただけなかったという思いもあります。ただ、一番大事なのは、まず設置していただくこと、運営が始まることが一番大事なことですので、まずこれを進めていただきながら、先ほど課長も言っていただいたように、利用者の方がどのような、あとニーズをお持ちになってるかということをよくよく板橋区が受け止めていただいて、交渉は、事業者とか東京都と交渉するのは板橋区になりますので、そこら辺の調整をぜひお願いをしたいと思いますが、いかがですか。 ◎障がい政策課長   おっしゃるとおり、区がしっかり受け止めて、その中で板橋キャンパスでそれを実現するのか、それじゃなくて、ほかのところで実現するのかとかっていうのもちゃんと精査した上で、区がしっかり責任を持って、そこは進めていきたいと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長 
     次に、所管事項に関する質疑を行います。  本制度は、執行機関へ現状の確認、説明を求める制度であり、意見を述べる場ではありませんので、要旨・論点に従い、簡潔にお願いいたします。  初めに、福祉事務所及び障がい福祉サービスにおける窓口の現況について、いわい委員より通告がございます。  要旨・論点に従い、質疑をお願いいたします。 ◆いわい桐子   この間、福祉事務所等の変更について、この4月から新たな体制で始まったというふうになるんですけれども、実際に窓口があちこち変わったので、どういうふうに周知をしているのか、また実際の窓口対応について、どういう状況があるかということと、3点目に、利用者からどういう声が上がってるかということを教えてください。 ◎志村福祉課長   まず、今回の組織改正に関しまして、周知ところからお伝えしたいと思います。今回の組織改正ですが、2月末の本会議の議決を得ましてから、3月に入りまして、当該利用者ですとか事業者周知を行いました。時系列をお伝えしたいと考えております。まず、3月に入りまして、すぐに事務事業説明会にて町会の役員の方、支部長へのご説明を申し上げました。また、次がメインになりますけれども、サービス事業者及び障がい福祉サービス利用者の方に、3月11日に、利用者としましては約2万人を対象といたしまして、組織改正があるという通知を行いました。こちらは郵送になります。また、まちの方というところで、3月の半ばに入りまして、民生委員児童委員会長方、こちら、会長会にて、管理職のほうから口頭で周知を行いました。その後、区内の17地区で、各地区、民生・児童委員協議会がございますけれども、そこにも各福祉事務所長が口頭で説明を行いました。また、3月の下旬に入りまして、3月23日の広報いたばし、こちらで、区の組織が変わりますというところで、広く区民の方にお知らせをいたしました。3月下旬になりまして、こちらがいつもお世話になっております区内医療機関及び介護事業所というところで、郵送になりますけれども、約1万通の通知でお知らせを行ったところでございます。 ◎障がいサービス課長   続きまして、窓口状況についてです。障がいサービス課、ご指摘いただいたとおり、福祉事務所も交えて大幅な組織改正をしまして、本庁舎北館2階に障がい相談係と障がい児支援係、それから板橋地域支援係がありまして、そのほか志村赤塚健康福祉センターにも志村赤塚地域支援係という形で大幅に窓口が変わって、混乱も、ある程度想定して準備を進めていたところですが、まず本庁舎からですが、身体障害者手帳等申請を集約した障がい相談係窓口、3月末に引っ越しをしまして、行列も想定して、渡り廊下に椅子を並べたりするなどして準備はしていたとこなんですが、結論から申し上げますと、想定していたほど窓口の混乱は生じておらずということで、受付待ちの列が長くなるということもなく、北館2階に複数ある隣の係の窓口も含めてカウンターをフルに使って丁寧に対応することで、受付等申請の待ちはほぼ生じていない状況です。ただ、そうはいいましてもお客さんが集中しているのは確かですので、多少4月は窓口内部等事務処理でばたついてる時期もありましたが、大きなトラブルには至っていないというところが現状です。それから、主に出先となります地域支援係の話になりますが、こちらも目立った混雑は見られず、健康福祉センター内部で案内するなどして、円滑に業務に臨んでいる状況です。4月以降、この1か月ほどで各福祉課、いわゆる福祉事務所に誤って来てしまった方、いないわけではありませんが、福祉事務所の職員が案内してくれたりするなどして、それがほぼ数人でとどまっておりまして、こちらも苦情がないわけではありませんが、おおむね円滑に窓口の移行は進んでいるという状況でございます。それから、3点目の利用者の声というところで、先ほど苦情と申し上げましたが、やはり健康福祉センターに移った、本庁舎に集約されたというところで、窓口が遠くなり不便になったという声があるのは確かでございますが、同じぐらいの数で、本庁舎で全部済ませられるようになって便利になったとか、そういう声もありまして、こちらも当初危惧していたほどには苦情は寄せられておらず、ただ、苦情が寄せられていないからいいということではなくて、そこら辺は真摯に受け止めまして、例えばあまり遠くまで行ってられないという声がある場合は、それに限らず、一般的な手続として、申請内容にもよりますが、申請書を郵送して、相手方から送り返してもらって対応するなど、やっぱり来ることが大変な区民の方にも配慮した対応を課全体で取っておりまして、それもありまして申請の遅延等も至っておらず、大きな苦情には至っておらず、1か月たった時点の現在の感触としては、まずまず円滑に窓口の引っ越し、新しい窓口対応等を進められているという状況と、こちらとしては考えております。 ◆いわい桐子   周知の点で、先ほど民生委員さんには別途っていうのは、口頭でお知らせをしたということなのかな。区のほうで、障がい者編とか全体編とか、福祉事務所体制変更について、3種類ぐらい資料を作っていただいてますけども、障がい者の方々には障がい者編というのが郵送で送られたということでよろしいですか。 ◎志村福祉課長   そのとおりでございます。民生委員さんなどには3種類のチラシでお知らせをいたしました。口頭になります。障がい者の方、当事者の方々には郵送で障がい者編というチラシのほうをお送りいたしております。 ◆いわい桐子   何がどう変わったかっていう資料になっているんだけれど、区政事務連絡会で聞いた町会や自治会の方々、複数の方々から、よく分からなかったから説明してほしいって求められ、民生委員さんたちからも、結局私たちは障がい者の方をこの地域はどこに連れていけばいいのっていうふうに複数の方から聞かれてるんですね。なので、全体像を説明する資料以外に、このエリアのこの方々はこういうところへっていう、具体的にどこに行けばいいっていうことがもう少しシンプルに書かれた資料が必要だったんじゃないかなというふうに思っていて、今、まだ4月、5月の段階では混雑されてないってことでちょっと安心はしているんですけども、ただ、やっぱり手続が必要になるタイミングってそれぞれ違うので、1年かけて追いかけてくっていうことと周知を丁寧に繰り返してくっていうことが必要になってくるんじゃなかろうかと思っているんです。特に、障がい者編はちょっと分からないなっていうふうに思いました。知的障がいの方が、それこそサービス利用するのに、相談事業利用するかどうかで、どこに相談に行ったらいいですかっていう問合せが複数の方から入ってるんですね。ご案内いただいて、窓口が変わったってことは分かるんだけども、自分がどこに行けばいいのか分からないっていう問合せも増えてるんです。とにかく、それぞれの案内する人、実際の利用者からは、やっぱりちょっと分からないっていう問合せが多いので、分かりやすいご案内を今後検討していただけないかと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎障がいサービス課長   今後の周知ということで、私のほうからお答えさせていただきます。ご指摘あったとおり、通知は丁寧につくって、まいたつもりであるんですが、なかなか分かりづらいという声があるのも確かですし、委員おっしゃっていたとおり、この先、4月、5月に来てくれた方は今説明できますけども、更新等々が切れるときで、1年先、2年先に初めて問合せとかをする必要が出てくる方もいらっしゃるのは確かですので、全体の通知というのは今回のみというふうに今のところ考えておりますが、ホームページや広報紙等を通じて、分かりやすいシンプルな周知というのは今後も課題として考えていきたいと思っております。 ◆いわい桐子   その際に、私が思うのは、障がいに関わる相談の窓口の案内はここでしますとかっていう電話を一本決めて、どなたでもここに問合せしてくれれば、あなたの窓口はここですよってご案内できますっていうのを、私はしたほうが、障がいの種類によって違いますけども、特に知的の皆さんは、文字でのご案内はなかなか難しい方も多いんです、分かる方もいるんですけども。なので、少なくともどこに相談したらいいか分からない方はここへとか、そういう案内が障がいの種別によっては必要なんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひご検討ください。それから、生活保護のほうの窓口がどこでもできるようになるということになって、また4月から始まったばかりですけども、その辺で、実際に今までとは違うところ申請があったのか、あった際に、どれだけ担当エリアにつなぐのにかかってるのかっていうことと、もう一つ、東山町のエリアが赤塚庁舎から今回板橋のほうに変わったかと思うんですけども、その辺で混乱は生じてないかってことだけ教えてください。 ◎志村福祉課長   1つの福祉事務所というところで圏域を撤廃したことにつきまして、4月の一月期間の実績についてお伝えいたします。結論から申し上げますと、2件ございました。どちらも板橋福祉課にて、それぞれ志村福祉課の管内の方、赤塚福祉課の管内の方を1件ずつ受け付けました。この際、受付をして、申請を受け取りましてから、本来の担当の管轄に渡すまで一両日というふうに考えておりまして、それを超えたことはございません。やはり交換便の関係などで1日というのは頂戴いたしますけれども、不必要に時間を取ったことはございません。また、併せまして東山町に関しましてはおおよそ100ケースということで、管轄が変わりましたけれども、こちらも事前の周知、それから個別にコンタクトを取った関係もありまして、大きな混乱というのは生じてございません。 ◆いわい桐子   その上で、今回、改正の理由の一つとして、職員の負担軽減っていうことが理由として挙げられてきたかと思うんですけども、それが4月、5月じゃ分からないかなと思うんだけども、今後1年間、利用者の声と周知、それから職員の負担軽減がどういうふうに効果として現れてるのかっていうのはぜひつかんでいただいて、議会にも報告していただきたいなというふうに思ってるんですけども、いかがでしょうか。 ◎志村福祉課長   職員の負担軽減というのが大きな目的の一つでございますので、そこに関しましては1年間というところで、適宜、また議会のほうにも報告させていただきたいというふうに考えております。 ◆いわい桐子   そういう意味では、負担軽減できたという部分と同時に、やってみたら新たに生まれた課題っていうのも出てくるかもしれませんので、そういったあたりも含めて職員からの声も聞いていただきたいし、ぜひその辺の現状を併せてご報告いただければと思っています。 ◎志村福祉課長   おっしゃるとおりで、もちろんやってみて、負担軽減になった部分と、何しろ初めての大きな組織改正ですので、ちょっと課題も見つかったというところでありますので、今、1つの福祉事務所というところで、福祉部全体で今回の組織改正に関する検証ということを始めております。それをもろもろ障がい分野と生活保護分野と併せて考えまして、ご報告をさせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長   次に、国民健康保険証の回収処理委託における個人情報の流出について、いわい委員より通告がございます。  要旨・論点に従い、質疑をお願いいたします。 ◆いわい桐子   3月に起きて、報道された国民健康保険証の個人情報の流出について非常に懸念があります。この事故の概要と発生原因と、それから実際の事故後の対応と再発防止策について取り組んだことをご報告ください。 ◎国保年金課長   まず初めに、今回の個人情報流出事故におきまして、被害に遭われた方や信用を損なう事態になったことに対しまして深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。なお、区議会議員の皆様にも4月3日の報道発表のところでお伝えしてありますので、概要はご存じかもしれませんが、本日は、その後確認された内容も含めまして、改めて事故の概要を説明させていただきます。説明につきましては、すみません、七、八分のお時間をいただきますことをあらかじめお許しいただければと思います。今回の事故につきましては、3月21日実施の国民健康保険証の回収処理委託、正式な契約件名は機密文書等処理業務委託におきまして、板橋区に返却したはずの保険証1枚が、委託事業者事業所がある葛飾区の事業所敷地内で拾得をされ、葛飾区の警察署から連絡を受けて引取りに行った区民の方から4月1日に国保年金課窓口に相談がありまして、事故が発覚したものでございます。なお、本日までの時点では、報道発表した件以外の保険証の拾得や悪用の被害についての相談は寄せられていないという状況でございます。次に、発生原因についてご説明させていただきます。4月1日の相談を受けまして、翌2日に委託事業者の処理施設に立入調査を行いました。本件の委託では、機密文書等処理業務委託という件名のとおり、板橋区から委託事業者の処理施設の運搬におきましては、回収した保険証を詰めて、隙間を全てガムテープで塞いだ約30センチ台の段ボール22箱を、輸送中の脱落や盗難を防ぐために鍵つきの完全密閉車を使用しまして輸送をしております。その後、完全密閉車につきましては委託事業者の処理施設に直行いたしますが、今回の事故発生の最大の原因は処理施設における工程でございまして、仕様書に定めてある細断、漢字で書きますと細かく断ち切るの細断ですけれども、等の処理を施し、記載された情報を判別不可能にした後、再資源化するという重要部分の義務の履行が行われていなかったことでございます。具体的な処理施設内での工程といたしましては、処理施設に運ばれてきた段ボールは、一旦施設内でほかの廃棄物と混在しないように保管されます。その後、保険証は厳重に梱包した段ボールから出され、出された保険証はフォークリフトのバケットですくい取られ、50ミリメートル、5センチの厚みのある破砕刃を搭載した破砕機に投入されます。なお、立入調査をした後に、施設で使用されていた破砕機の取扱説明書を提出させましたが、保険証のような薄いプラスチックフィルムにつきましては、完全に破砕ができない破砕不適物と取扱説明書に記載されていることを確認しております。さらに、立入調査のときに破砕部分の工程も確認してまいりましたが、かるたやトランプなどのカード類が、少し曲がりはするものの、ほぼそのままの状態でベルトコンベヤーの上を流れていき、焼却処分場にする輸送するための塵芥車、いわゆるパッカー車に積み込まれていく様子を確認してございます。このように判別不可能にできていない状態でパッカー車に積み込まれていく際、パッカー車には油分を含み、べたべたした廃棄物も一緒に積み込まれていきますので、積み込まれていく際に油分が保険証に付着し、パッカー車の内壁に貼りついてしまい、焼却処分場に行くも、焼却処分場では落ちずに、パッカー車の内壁に貼りついた状態で委託事業者事業所に戻ってしまい、車を洗車する過程で委託事業者の敷地内に落ちたものと考えられます。なお、落ちた保険証につきましては委託事業者の職員が拾い、近くの駐在所に届けたとの報告を受けておりまして、当日使用されたパッカー車の運行記録も確認しておりまして、処理施設事業所以外の経路を走行していないことを確認してございます。次に、事故後の対応と再発防止策でございます。4月1日の事故発生後、2日に立入調査を行いましたけれども、委託事業者には、その後、経過報告書を提出させてございます。経過報告書につきましては、何度も疑義を正しながら内容を確認してまいりましたので、最終的な経過報告書の提出は5月7日でございます。なお、受領した経過報告書におきまして、令和5年度に行われました全5回の機密文書等処理業務委託におきまして、仕様書に定めてある義務の履行がされていないことが確認されたため、委託事業者に対しまして不当利得の返還請求と損害賠償請求などを行うための準備を進めているところでございます。不当利得の返還請求につきましては、これまでに支払った契約金額の全額の返還と不当利得に係る返還日までの利息を請求する予定でございます。損害賠償請求につきましては、事故発生による国保年金課職員の超過勤務や立入調査の交通費、被害に遭われた方が警察署に保険証を回収に行く際に支払った交通費や、悪用を防ぐために個人信用情報機関に支払った登録料などを請求する予定でございます。また、国保年金課におきまして、外部委託業務の棚卸し調査を4月11日に開始しておりまして、現在調査中でございます。棚卸し調査につきましては、今回の事故の発生した委託におきまして、現地確認を行っていなかったということにより、未然に事故を防ぐことができなかった反省を踏まえまして、委託事業者の申告をうのみにするのではなく、三現主義に立ちまして、確かに保護措置が講じられているのか、現場、現物、現実を確認するなどの履行確認を行うよう指示をしておるところでございます。最後に、再発防止策でございます。今後の保険証の廃棄処分につきましては、外部に持ち出さずに、国保年金課内に設置をいたします、プラスチックフィルム対応の専用シュレッダーで細断処理を行います。シュレッダーが配置されるまでの間も、廃棄予定の保険証につきましては今までどおり鍵付書庫にて保管をいたしますが、保管する段階から、失効した免許証のように穴を空けて、悪用できないように保管をしているところでございます。長くなりましたが、通告いただきました論点に対する説明は以上でございます。 ◆いわい桐子   ご説明、ありがとうございます。私も、以前に保険証でほかの人に借金されちゃったなんていう相談が昔あったもんだから、保険証がどっかで見つかるっていうのは大変心配なことだなというふうに思いましたので、改めて報告していただいたんですけども、一つは、原因がそういうことだということなので、現地確認をしていなかったということなんだけども、今回こういう事故が起きなければ、ずっと破砕が、保険証が適してないもので扱われていってたっていうことは非常に大変なことだなと思ってるんです。なので、やっぱり改めて現地確認をして、適したものが使われてるのかという点検は必要になるなと思うんですけども、この事業者そのものは、今後どういう扱いになるのかということと、それから先ほどの今回の対応で、過去5回、同じようにやられた金額の全額と利息と交通費もろもろっていうのは、大体総額で幾らぐらいになるのかってことがもしあれば教えてください。 ◎国保年金課長   まず、委託事業者の今後というところなんですけれども、まず5月10日付けで指名停止が決まっております。理由といたしましては社会的信用の失墜ということで、3か月間の指名停止となってございます。あと、もう一件、今後の金額の部分でございますが、請求する金額といたしましては約35万円程度になる予定でございます。 ◆いわい桐子   指名停止にした場合に、これまで全5回分が同じ扱いでされていて、今のところ、今回の件以外に発見されたものはないってことなんだけども、今後そういうものが発見されるようなことがあった場合のことは、どういうふうに対応していくのかってことを教えてください。 ◎国保年金課長   今後の漏えい事故が発生した場合の対応というご質問かと思いますけれども、今回、契約解除ではなく、不当利得の返還請求とさせていただいた理由も、契約自体を解除してしまって、なくしてしまうと、契約条項の中で定めております第三者の権利侵害の保護っていうところの条項がありまして、それによって、今後ほかに拾得をされたりとか悪用されてしまったっていうことが起きた場合については、その契約条項にのっとって委託事業者に補償をしていただきたいということがありましたので、今回は契約解除ではなく、不当利得の返還請求というふうにさせていただきました。なので、今後は、もし悪用がされるとか、そういったところがありましたら、その契約条項にのっとっての補償を委託事業者にしていただくというようなことになろうかと思います。 ◆いわい桐子   その辺は理解しました。実際に細断する機械が、要するに大きいやつだったってことなんだけども、それは、事業者のほうは新たに、もともと持ってるのか分かりませんけども、国保証の細断に適したものが持ってるのか、何か購入されたり、そういう対応があるのか、それとも先ほどのだと、そもそもその業者は使わないでやっていくのかってことなんですけども。 ◎国保年金課長   まず、当区の国保年金課の委託としましてはもうしませんので、自分のところで設置をするシュレッダーで破砕処理をしたものを普通の産業廃棄物として出して、焼却処分をしてもらうということになります。まず、それが1点です。あと、委託事業者としては、経過報告書に書いてあるんですけれども、破砕処理をするためには、メディアクラッシャーなるものがありまして、それで、本来であれば処理をするべきでしたとか、あとは圧縮固化による処理をすべきだったということで記載されておりますので、委託事業者としては、本来適したものがあったのに、それを使わずに、今回は破砕機でやってしまったというところに関しましては、委託事業者は、仕様書の内容を適切に反映するための認識が甘かったというふうに書いてありますので、そこら辺については、再発防止として社内での認識共有を図って、適切な処理方法の選択と実施をしてまいりたいというふうに書いてあります。 ◆いわい桐子   分かりました。一つ心配しているのは、そうはいっても結構な量なので、国保年金課で職員がシュレッダーにかけるっていう作業になるのかと思うと、時間や人員的には大丈夫なのかっていうことと、負担が増えるんじゃないかっていう心配と、それから再発防止のために全ての委託の現地確認をするという対応が大事かなと思うんですけども、それは既に行われてるのか、全ての委託ってどれぐらいあって、それは新たな職員の負担にならないのかっていうあたりを教えてください。 ◎国保年金課長   まず、シュレッダーについての職員の負担ですけれども、まとめてやろうとすると、それなりに、やっぱり時間はかかってしまうと思いますが、回収したたびに、その日ごとにシュレッダーにかけていくようにしていきますので、さほど大きな負担にはならないかなというふうに考えてるところです。あと、委託の件数についてなんですけれども、まだ途中経過ということでご了承いただきたいんですが、5月2日に契約の件数だけを集計した段階では、32の作業におきまして外部委託をやっていて、その中に個人情報が含まれているというような状況でございます。職員の負担というところもありますが、本来、外部委託、個人情報を含んでいなくても、外部に委託するからこそ、どういう内容をやっているのかというのは現地確認すべき内容だと思いますので、負担どうのこうのというよりかは、やるべき仕事として現地確認をさせるということで考えてるところでございます。 ◆いわい桐子   本当に個人情報、特に国民健康保険は相当大きな情報になるので、対応が必要かなと思うんですけども、今回の最終的に取った、例外なく、全ての委託を現地調査するっていうことはすごく大事なことかなというふうに思うので、ぜひ、今回、国保年金課で起きた事故なんですけども、区全体のほうにも委託の問題について、どうあるべきかということは、ぜひ担当部署からも発信していただきたいなというふうに思ってます。どこを取っても、委託の問題で、やっぱり現地調査は必ず必要だということが全体で位置づけられるといいなというふうに要望して、質問を終わります。 ○委員長   次に、熱中症対策の現況について、田中委員より通告がございます。  要旨・論点に従い、質疑をお願いいたします。 ◆田中しゅんすけ   それではよろしくお願いいたします。熱中症対策の現況について質問させていただきます。今年の4月に消防団の方からお問合せをいただきまして、区内の住民の方から、たまたままちなかで消防団の方が制服を着て、訓練の後、お帰りになる帰宅の際にお声をかけられたそうで、クーリングシェルターの設置についてお問合せをいただいたそうです。私のほうでもクーリングシェルターの件について、最近報道で耳にしてはいたんですけれども、内容をよく承知していなかったことと、それから現実、熱中症対策、一次休憩所のような地域センターに施設があったような記憶はあるんですけれども、板橋区が現況どのような熱中症対策をしていたのか、その現況について、まずはお答えください。 ◎健康推進課長   クーリングシェルターの動きに関しましては、今年の4月に関連の法改正がございまして、これに基づいて、各自治体においてクーリングシェルターを設置、努力義務ではございますけれども、そういった動きでございます。板橋区の現況でございますけれども、板橋区の場合、外出時などの休憩の場として涼しい場所に立ち寄ることで熱中症対策、熱中症を防いでもらおうという趣旨で、現状は熱中症一時休憩所というものを公共施設59か所に設置しておるところでございます。背景を少し、歴史を振り返りますと、まず平成20年度、2008年度になりますけれども、このタイミングで高齢者の関係のふれあい館で、当時は名前が別だったんですけども、猛暑休憩所という名前で設置がスタートしたのを皮切りに、現状59か所まで、熱中症一時休憩所という形に名を変えて、拡大しているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   事前に資料を頂きました。熱中症一時休憩所、59か所もあるんですね。区役所ほか、赤塚支所とかで3か所、地域センター関係で17か所、文化会館等の施設で3か所、それから小豆沢体育館等のスポーツ施設で5か所、それから仲町ふれあい館とかの高齢者関連施設で12か所、それから保健福祉施設、上板橋健康福祉センター等で3か所、それから生涯学習施設、大原生涯学習センターを含めて5か所、それから図書館で11か所、計59か所あるんですよね。59か所あるんですけれども、区民皆さん周知されているかというと、なかなかそこら辺の周知ができてないような気がするんですけれども、今までどのような周知の仕方をしていたのでしょうか。 ◎健康推進課長   こうした施設は事前に周知をしっかり行って、万一の際に外出時でもいつでも立ち寄れるということで、周知の重要性という部分は非常に認識しております。広報の手段といたしましては、広報いたばしの特集、暑くなる時期に特集号を組みまして、ご案内をしているほか、常時見れるものとして区公式ホームページ、そして公式のLINE、あとはSNS、Xを活用した情報発信、こういったものを使いながらご案内のほうをしているとこでございます。 ◆田中しゅんすけ   昨年度より、熱中症アラートという表現がよく使われるようになりまして、板橋区内でも、こどもの池の利用に対して熱中症アラート、前日でしたっけ、指数が示されると使えなくなるということで、実質の稼働が3日か4日ぐらいしか、こどもの池も稼働ができなかったというぐらい、今の熱中症対策というのは非常に重要だという観点が示されています。その示されている中で、先ほど課長からもお話があったように、法改正に伴って、クーリングシェルターの設置というのが努力義務でしたよね、として義務づけられてて、ただ、板橋区としては既に59か所、ちゃんと設置していただいてるんですけれども、なかなか広報がしきれていないというような感触を私は感じています。ですので、今後、4月の段階で30度を超える真夏日を観測した県が出てきました、地球沸騰時代という、このような表現がされるさなかの中で、板橋区としてもクーリングシェルターへの対応ということは積極的に対応して、周知をして、区民皆さんがご利用できるよう、利用しやすいような環境づくりが必要なのと、それからまた消防団とか、関連する町会の方々も含めて、団体の方々へもしっかりとお話をしながら、協力体制を取っていくことが非常に重要なことになっていくと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◎健康推進課長   こうした熱中症というものが大きな課題となっている昨今でございますので、住民の方にしっかり周知を強化していくというのはさらに重要になってきてると認識しています。今後なんですけれども、具体的な方策としては、やはり常日頃から該当の施設に関しては、そういった避難所であったり、シェルターなんだよっていうのが分かるような、目につくような啓発物を掲示したりだとか、あとはちょうど昨年スタートした、いたばし健幸アプリもございます。あれが、現在、登録者数が今2万5,000人を超えてきてるとこでございますので、そういったものを活用した周知というものをいろいろ考えてるとこでございますので、委員おっしゃられた周知の強化という部分に関しては、そのほかの部分に関しても検討してまいりたいと思っております。 ◆田中しゅんすけ   最後にお願いがあります。クーリングシェルターという、また言葉だけが、これからマスコミ等々でも多分いろいろと報道されていくと思うんですけれども、なかなかご高齢の方は、クーリングシェルターって何っていうことになっていくと思いますので、熱中症一時休憩所という言葉は、やはり残しておきながら、クーリングシェルターという表現も活用しながら、ハイブリッドな発信の仕方、もちろん公式LINEとかで発信していただいたりとか、先ほど言った健康に対するアプリとかで登録している方には発信していただいてると思うんですけれども、紙ベースも、広報いたばしとか、それから区役所とか地域センターとかで、そういう駆け込む、暑いときに休憩する施設があるんですよというところをしっかりと、もちろん59か所の施設の方はご承知なんでしょうけれども、施設運営するスタッフの方も含めてですけれども、ぜひ周知を徹底していただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎健康推進課長   近年、こういった片仮名の表現を使った事業が国のほうで提案されるケース増えてきておるんですけれども、しっかりその意味合いが伝わるように、先ほど申し上げた各種啓発の際に意味を、あと併せて制度、今回新たに特別警戒アラートっていうものも創設されたりという動きがあるんですけども、それに伴った動きになりますので、しっかり法改正の内容だとかも分かりやすく伝えながら、区民の方への理解というのを深めてもらう活動をしてまいりたいと思ってます。それと、あとシェルターと熱中症一時休憩所の名称の件なんですけれども、シェルターっていう名前に切り替わるのが、特別警戒アラート、指数でいうと35っていうのが今度創設されたんですけども、それが発令されたときにシェルターという名前に変わるっていう形になりますので、従前の、板橋区が独自でやってる一時休憩所については生きながら、万一の災害レベルのそういったものが発令されたときにはシェルターに切り替わる、名称が切り替わるという形になりますので、そこは両方併存しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆田中しゅんすけ   やめようと思ったんですけども、また、なおさら分かりづらくなるので、分かりやすくご説明ください。だから、そもそも今おっしゃった定義の中で、35以上がクーリングシェルターという表現、そんなの誰も、多分受け止められない。私も、今、受け止めきれないですから、私ですら受け止めきれないので、熱中症一時休憩所(指数35を超えたらシェルターという名称です)みたいなことを、そんなのちっちゃくてもいいと思うんですよ。要は熱中症にならないための避難ができる場所ということをお伝えしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎健康推進課長   おっしゃられたとおりで、大きな目的は両方とも変わらないようになりますので、区民の方への理解が分かるような形で周知のほう進めてまいりたいと思います。 ○委員長   以上で所管事項に関する質疑を終了します。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、健康福祉委員会を閉会いたします。...