• "経費負担"(/)
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  1. 板橋区議会 2024-04-17
    令和6年4月17日区民環境委員会-04月17日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和6年4月17日区民環境委員会-04月17日-01号令和6年4月17日区民環境委員会  区 民 環 境 委 員 会 記 録 開会年月日  令和6年4月17日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時29分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      いしだ 圭一郎      副委員長     荒 川 な お  委員       ひはら みちこ      委員       坂 田 れい子  委員       間 中りんぺい      委員       寺 田 ひろし  委員       岩 永 きりん      委員       田 中やすのり  委員       おばた 健太郎 説明のため出席した者  区民文化部長   平 岩 俊 二      産業経済部長   家 田 彩 子  資源環境部長   岩 田 雅 彦      文化国際交流課長小 林 晴 臣  産業振興課長   藤 原 仙 昌      産業戦略担当課長 (産業振興課長兼務
     赤塚支所長    木 内 俊 直      環境政策課長   河 野 雅 彦  板橋西清掃事務所長加 藤 剛 史      農業委員会事務局長赤塚支所長兼務事務局職員  議事係長     龍 野 慎 治      書記       石 川 実 生               区民環境委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 新任部課長紹介 4 署名委員の指名 5 所管事項調査  (1)文化会館レストラン跡地におけるサウンディング型市場調査の結果及びプロポーザル実施の中止について(4頁)  (2)板橋区ハト等への給餌による被害防止条例案に対するパブリックコメントの実施について                                         (14頁) 6 閉会宣告委員長   ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎区民文化部長   おはようございます。本日の委員会から、4月の人事異動によりまして委員会に出席する部課長が変わっております。以前と変わらず、誠実な答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。本日の区民環境委員会は、区民文化部関係所管事項調査が1件、資源環境部関係所管事項調査が1件でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本日の委員会は新年度最初委員会になりますので、新任部課長の紹介をお願いいたします。 ◎区民文化部長   それでは、区民文化部で異動がありました部課長についてご紹介いたします。区民文化部では、区民文化部長平岩俊二のみでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎産業経済部長   産業経済部新任部課長の紹介をさせていただきます。まず、産業経済部長家田彩子です。よろしくお願いいたします。産業振興課長産業戦略担当課長藤原仙昌です。 ◎産業振興課長   藤原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎産業経済部長   赤塚支所長農業委員会事務局長木内俊直です。 ◎赤塚支所長   木内でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎資源環境部長   それでは、私から資源環境部の新任の課長を紹介させていただきます。板橋西清掃事務所長加藤剛史でございます。 ◎板橋西清掃事務所長   加藤と申します。よろしくお願いいたします。 ○委員長   本日は、所管事項調査を行いますので、議題に関係する理事者以外の方は自席にて待機していただいて結構です。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  寺田ひろし委員荒川なお委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、所管事項調査を行います。  理事者の皆様におかれましては、報告事項の背景、意図、狙いなどポイントを絞って簡潔にご説明くださいますようお願い申し上げます。  初めに、文化会館レストラン跡地におけるサウンディング型市場調査の結果及びプロポーザル実施の中止についてを議題といたします。  本件について理事者より簡潔に説明願います。 ◎文化国際交流課長   昨年8月に文化会館地下1階のレストラン運営事業者が退去したことに伴いまして実施いたしました、サウンディング型市場調査の結果を報告するものでございます。  調査に参加した4事業者からの聴取の結果、新しく店をオープンするには、区の物的・金銭的な支援がないと難しいこと、人材不足が顕著であり、スタッフを募集しても人が集まらないこと。裏面にいきますけれども、近隣に店舗が多数ございまして、地下1階という立地は視認性が低いことから、ただレストラン営業するだけでは経営を成り立たせることが難しく、足を運びたくなるようなプラスアルファの取組が必要であること。また、営業可能時間が9時から21時に制限されるのは、採算上厳しいなどのご意見を頂いたところでございます。それらのご意見を頂きまして、区といたしましては飲食業界全体といたしまして、金銭面雇用面から新規参入のハードルが高くなっていること、区が負担できるのは内外装工事厨房機器購入に係る必要最低限の経費でございまして、事業者利益確保のためのプラスアルファの取組に経費負担することが難しいこと。また、営業時間の延長につきましては、レストランエリアと他エリアの動線を分けることができず、また、施設管理者の不在時に事故や火災が発生した場合に安全の確保ができないことから実施が難しいなどと考えまして、その結果、飲食事業者の選定を行うプロポーザルを中止したところでございます。最後になりますけれども、今後の方針といたしましては、レストラン営業による行政財産目的外利用に限定した現在の方向性を見直しまして、文化会館施設としての整備も含めまして、活用検討していきたいというふうに考えておるところでございます。また、跡地活用の方法が決定するまでの間は、引き続きイートインスペースとしての活用等を行っていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆ひはらみちこ   2の今後の方針につきまして、ご質問させていただきます。今後の検討スケジュールについて、決まっていますでしょうか。こちらは区の財産でもありますので、できる限り何か活用して収入を得ていくというところができたらよいなと考えていますけれども、いかがでしょうか。 ◎文化国際交流課長   長期的に検討していきたいというふうに考えてございまして、具体的なスケジュールは決めておらないところでございますけれども、委員のおっしゃるとおり、やはりずっと放置しておくわけにはいかない場所なのかなというふうに考えておるところでございますので、今年度中に一定の方向をお示しすることができればというふうに考えておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   1年間かけて方向性を示すということだったんですけれども、この1年間で、もしお金を払ってでも一時的に使いたいという地域の方、民間事業者がいらっしゃいましたら、その場合の対応はいかがされますでしょうか。 ◎文化国際交流課長   例えば、民間の事業者が一時的に使いたいという話になりますと、ちょっと行政でございますので、やはりその公正ですとか中立的な立場で貸出しをしなければいけないというふうに考えてございますので、その貸出しの基準ですとか、公募ですとかをさせていただくような形になろうかと思いますけれども、そのような方法でできるかというのも検討の1つなのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆ひはらみちこ   この地域は、子ども食堂のように料理を作って提供できるというところが多いわけではないので、ぜひとも活用できる方策を考えていただきたいと思っております。 ◆寺田ひろし   何点かだけお伺いしたいと思います。2ページの今後の方針の中で最後に書かれてある、イートインスペースとしての活用というのをちょっと具体的に教えていただきたいと思います。 ◎文化国際交流課長   今現在も運用させていただいておるところでございますけれども、運用の形態といたしましては、文化会館の大ホールの利用がないタイミングホワイエを開放させていただいていて、そこを利用して、飲食が可能というようなサービスを提供させていただいておるところでございます。そういったタイミングを見計らって、ロビーコンサート財団のほうでやっていただいたりですとか、あとはアップライトピアノを設置してございますので、弾いていただいたりですとかというサービスを提供させていただいているんですけれども、まだお昼時というのが大分混んでまいりますので、地下当該場所につきましてもちょっと開放させていただいて、飲食をオーケーにさせていただいたりですとか、文化会館の例えば大会議室等を利用していただいていて、スタッフの昼食を取る場所がないという、ちょっとご要望なんかも頂いたこともあるものですから、そういった場合に地下を開放して、待機場所といいますか飲食スペースとして開放させていただいたりですとか、そういったことをやらせていただいておるところでございます。 ◆寺田ひろし   ちょうどおとといぐらいだったかな、私ちょっと見に行ったんですけども、その上のほうは開放されてなかったからなのか閉まっていて、常に使われている状況ではないということですかね。そういうのは、ホームページか何かで利用可能な時間帯が分かるようにするというような方向性なのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   基本的に、大ホールロビーの開放と併せて地下も開放させていただいてございますので、連動してサービスを提供させていただいていると考えていただいてよろしいのかなというふうに考えておるところでございます。今のところ、1階のホワイエをご利用いただければ、座る場所がないというような状況はないものでございますから、ちょっと必要に応じて、地下のほうも開放させていただいているという状況でございます。 ◆寺田ひろし   ちょっともったいない使い方ではあるかもしれませんが、非常に多分今年も暑くなって、クールシェアじゃないですけれども、そういった方向性でも地下を使える可能性もあるのかなと思ったりして、より親しまれる方向性が決まるまではいろいろご活用いただきたいなと思います。あと、参考までに2点ぐらい伺いたいのですが、コロナ以前の地下レストラン営業状況はずっと厳しい状況が続いていたのか、もしくはそれに対して区として何か援助はしてあったのか、ちょっと過去のお話ですけれども、参考にちょっと伺わせていただきたいなと思います。 ◎文化国際交流課長   コロナ前には、昨年の8月に撤退した事業者ではなくて、その前の事業者に長らく営業していただいたという状況がございます。その事業者におきましても、レストラン営業地下営業だけではなかなか難しいという話は聞いておりまして、例えばケータリングですとかという営業を通じて売上げを上げていたというところでございます。特に経営難になっていたですとか、そういった話は聞いてございませんけれども、やはりコロナ禍、令和2年に入って経営状況が大分悪化してきたというところもございまして、このたびのこのような状況になっておるというところでございます。 ◆寺田ひろし   ちょっと最後で、今は指定管理者文化国際交流財団でしたっけ。指定管理をやっていただいていますけれども、今後の方針ところで、行政財産目的外使用に限定した現在の方向性を考えるということでありましたが、指定管理をしていただいている方の意向とか、ご意見というのは何かあったのでしょうか。例えばうちに全部任せてほしいとか、そういうのは何かありましたか。 ◎文化国際交流課長   現状で、財団がその事業を引き取ってやっていくという方針は示されておるところではございませんで、やはり今の現状ですと、地下財団が管理する施設ではないような形を取らせていただいていますので、もし、例えばほかの施設と同じように、貸し施設として開放するというところ検討の1つなのかなというふうに考えておるところでございますが、そういった結論になった暁には、財団のほうの指定管理の1つの施設として、管理していただくような形になるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆間中りんぺい   今の続きで確認をしたいんですけれども、財団というか、文化会館文化会館長がいらっしゃるじゃないですか、いろいろな施設を見ていらっしゃる方ですね。いろいろなプロであって、そういう方から見ると、文化会館だったらこういう施設が必要なんじゃないかという、いろいろな知見を持っていらっしゃる方だから、意見があるんじゃないのかなと思うんですけれども、今のお話だとそういった確認はされていないのか。区としてそういう方向性が出た後にしかその確認はできないのか。すぐ聞いてもらってもよいんじゃないのかなと僕は思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化国際交流課長   既に文化会館の館長のほうにはご相談させていただいておるところでございまして、以前、館長が勤めていた勤務場所等も参考にお示しをいただいたところでございますけれども、そのお話の中では、文化会館は立地的にはよいところだと。駅から近いですし、十分飲食業をやっていくとしても見込みがあるんじゃないかと。ただ周知の仕方といいますか、看板をどこに設置するかですとか、認知度を上げるための取組というのが必要ではないかというところのご意見を頂きましたので、財団のほうにご協力いただいて、このままプロポーザルを行って、飲食事業者が入った暁には視認性が高いところ、例えば、遊座大山の通り沿いに、看板を壁のところに設置をさせていただいたりですとか、あのレストランサイドからも入ることができるようなところになっているんですけれども、サイドの入るところにも分かりやすいように掲示をさせていただいたりですとか、そういったところのご協力は考えておったところでございまして、このサウンディング型市場調査につきましても、財団のほうと連携しながら対応させていただいたというところでございます。 ◆間中りんぺい   目的外使用に限定した現在の方向性を見直すということは書かれていますけれども、もともと飲食業でやろうとしていた理由は何なんでしたっけ。 ◎文化国際交流課長   以前も飲食業事業者が入っていたというところで、やはり飲食業が入っていないと、文化会館としての機能が成り立たないんじゃないかというご意見なんかも頂いておったというところもございましたので、飲食業を中心に、特にサウンディング型市場調査につきましては、飲食業の課題ですとかを洗い出しするほかに、そのほかの活用方法につきましても、ざっくばらんにご意見を頂くような場として活用させていただいておるところでございまして、そういったご意見を踏まえながら、活用検討をさせていただいたというところでございますけれども、やはり飲食業をやっていくというところは、ちょっと大きな課題が散見してくるところでございますので、その方針はちょっと見直させていただいて、いろいろな方向検討していきたいという報告でございます。 ◆間中りんぺい   このサウンディング調査自体にもやはりかなりの費用はかかっていると思うので、プロポーザル実施が中止になっちゃうということもそんなに多くあることではないと思うので、何か費用をちょっといろいろサウンディング調査にかけておきながら、プロポーザル実施も中止するという結論に至ってしまうのは、何かちょっともったいないなという気は僕は個人的にはしていて、こういった内容であれば、これまでの4事業者から出された内容であれば、サウンディング調査をやるまでもなく、もしかしたら分かったんじゃないのかなというところもちょっと気にはなるので、それは申し伝えておくのと、それから、あくまで4事業者からはこういった意見があって、区の考え方の中でも、安定的に収益を上げるためには高いレベル創意工夫が必要であるという、そのぐらい難しいことなんだということが書かれていますけれども、こういう安定的な収益を上げる高いレベル創意工夫ができる事業者もいればよいわけですよね。そういう事業者がいれば、任せればよいと思うので、募集はもう全然しないという方向なんですか、そういう事業者にかける。 ◎文化国際交流課長 
     このサウンディングを行わせていただいたのは、サウンディング調査を経て、プロポーザルを実施するに当たっての条件整理とかというのをやらせていただくのと併せて、具体的に事業者のほうからこういう活用ができますよというご提案なんかも実際に頂いておったところなんですね。その中には、かなり前向きに考えていただいた事業者がございまして、プラスアルファの取組で、例えば地ビール醸造の設備を設置したりですとかという具体的なご提案を頂いておったところでございまして、こちらのほうも前向きに考えておったところでございますけれども、ただ、その費用をやはり全て捻出することがなかなか行政の立場ですと、やはり1つの事業者に投資をするような形になりますので、やはりそこの部分は限界があるのかなと考えておるところでございまして、費用面なんかも調整を別途追ってさせていただいておったところでございますけれども、最終的にはちょっと折り合いがつかずにご辞退いただいたという経緯がございます。 ◆間中りんぺい   やることはやって、聞くことは聞いてきたけれども、結果的にこうなったということなんですね。理解をしました。今年度中に次の方針を決めるということなので、それまでの期間の間もできるだけ有意義に使えるように、より力を入れていただきたいなと思います。 ◆おばた健太郎   文化会館地下で長年やっていたまきさんとか、PASTECAさんが随分営業努力をされたんだなというのは思っているところなんですけれども、一応こういった結果が出たということで理解をしているところですが、まず、これまでの質疑の中で、前向きなものがあったということなんですけれども、ちょっと単純な考え方ですが、家賃を下げれば入るんじゃないのという考え方、採算は合うでしょうというのは思うのですが、そういったご検討はあったのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   家賃についてもご意見をいろいろ頂いてございまして、やはり中には今のご時世では家賃ゼロでも入るかどうかという厳しいご意見なんかも頂いておるところでございまして、そういったご意見もあって、例えば行政財産使用許可を出すに当たって、面積ですとか、評価額を中心に金額を出させていただくところでございますけれども、実際ご利用いただけるのは、9時から21時の12時間という形になりますので、例えば12時間だけしか使えないので、その部分をちょうど24時間で計算して半額にするですとかという検討はさせていただいておったところでございますけれども、実際にそういった提示をさせていただいておったところでございますけれども、なかなか折り合いがつく事業者がちょっと見つからなかったというところ現状でございます。 ◆おばた健太郎   行政財産だから、ただというわけにもいかないので、そういった24時間で実は半分ということにして、こういった金額でということもご提案があったというようなことで、理解ができるところです。それで、現状イートインスペース等々で使っていらっしゃるということですが、この資料の2ページの上の立地における課題というところで、内装工事厨房機器の云々で居抜き状態で使えないと難しいということですが、居抜きである程度何か使えるというような状況じゃないのかなというふうに想像しているのですが、これはどういう意味なのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   現状は、厨房と食堂を分けてご説明しますけれども、厨房は実は全て物を撤去させていただいていて、もし入居するとなると新しく機器を設置する必要があるところでございます。設置する機器の費用につきましては、こちらが費用負担しようと思っておったところでございます。食堂の部分につきましては、前の事業者に残していっていただいた机ですとか椅子、あとキッズスペースとかがあったりするので、使おうと思えばそのまま使うことができるというところでございます。 ◆おばた健太郎   前の業者さんがキッチンを残してくれているのかなと思っていたので、要するにキッチンスペースとして、例えば調理もできますよというような使い方ができるのかなと思っていたのですが、現時点ではできないということでよろしいですね。それで今、昨年撤退をされて、そういった利用をされているということなんですけれども、実態としては、損失という言い方がいいのか分かりませんけれども、マイナスが出ているということになるのかなと思うのですが、今年中に方向性検討するということですが、最低1年半近く、ある種の損失、損失というのかな、出ていると思いますが、それは概算で幾らぐらい財団に影響が出ているかというのは算出されていますでしょうか。 ◎文化国際交流課長   このまま前の事業者がご利用いただいた場合には、大体概算で申し上げますと家賃が5万円ぐらいだったので、年間で60万円ぐらいでございます。それと合わせて、光熱水費も毎月お支払いいただいたところでございますけれども、光熱水費におきましては時期によっても大分変わってくるというところもございますので、一概にはちょっと申し上げることができないんですけれども、おおむね平均すると月10万円ぐらいだったと思いますので、年間で120万円程度でしょうか。そういった金額を収入として納めることができなくなったという現状でございます。 ◆おばた健太郎   あの広さで5万円なのかというのは少し驚きではあるのですが、それでもなかなか入居が難しいというのが現状としてこの調査で分かったというので、よく理解ができたところです。最後に今後についてということで、今1階を開けているときに同時に開けているということなのですが、そちらは24時間じゃないですが、いつでも開放ということが検討できないのか、もしくは何か障壁というか、それができない理由があるのであれば教えていただきたいということと、今後の1年間で検討されるということですが、例えばですけれどもほかの文化会館貸し会議室と同じような形で、例えばイートインというような、何か持込みでパーティーをしていいですよとか、もしくは今キッチンはないということなんですけれども、例えばキッチンを入れていただいて貸しキッチンスタジオというか、そういったようなことも1つ考えられるのかなというふうに思うのですが、今後の検討だと思うんですけれども、今後の方針についてお伺いをさせていただきます。 ◎文化国際交流課長   常に開けることができないかというところでございますけれども、現状では先ほど申し上げたとおり、1階に連動してオープンさせていただいてございますけれども、それほどの地下の需要がないのかなというふうには認識しておるところでございまして、やはり必要に応じて、当然1階を開放したときでも、それなりにもう足りているのであれば開放する必要がないのかなという認識でおるところでございますので、そこは常に開けることができる、開けるほどの需要があるというふうにはちょっと認識していないので、そこはちょっと柔軟にこれから対応する必要があるのかなというふうに考えておるところでございます。あと、貸室としてキッチン設備を設けて、貸室として貸出しするというのも1つの案なのかなというふうに考えておるところでございます。ちょうど厨房の設備というか、外観は備えておるところでございますので、設備を整えれば、そういった対応をすることができるのかなというふうに考えてございますので、そこは十分検討することができるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆おばた健太郎   私の個人的な興味というか好みとしては、例えば地下なので防音施設が多少できるのかなということも考えたり、以前の委員会でも、大ホールで演奏会があったときなんかに、ワインを販売するのはホワイエでできますよねというような話も少ししたような記憶もあるのですが、今の構造上だと多分地下ホールホワイエが直結していないので、ちょっと難しいのかなとは思いつつ、様々な文化会館可能性を広げられるように、ぜひご検討いただきたいなというふうに思います。 ◆岩永きりん   確認なんですけれども、プロポーザル実施の中止に関して、このサウンディング型市場調査の結果、少なくともこの調査に協力していただいた4者は、事業への参入に向けてどなたも最終的には手をお挙げにならないという判断だったのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   いろいろご提案いただいたところでございますけれども、やはりなかなか難しいというような回答だったというところでございます。 ◆岩永きりん   あとちょっとすみません、先ほどのおばた委員の質疑に関連してなんですけれども、撤去された厨房機器というのはどなたの所有物で、今はどこにいったんでしょうか。 ◎文化国際交流課長   以前あった厨房設備につきましては、大体が前の事業者が使っていたものだったんですね。その前の事業者が使っていたものというのが、区のほうで用意したものだったんです。それが大分経年劣化が進んでいたというところで、それはもう使えないだろうというところで処分をしていただきました。それと併せて、昨年の8月に撤退した事業者が用意した一部の機器がございましたので、それにつきましては前の事業者が用意したものでございますので、処分はその事業者にお願いしたというところでございます。 ◆岩永きりん   今後の活用方針について、年度中に検討ということだと思うんですけれども、先ほど貸し施設にという案もあるというようなお話も出ていましたが、以前から子どもが遊べるような施設にしたほうがよいんじゃないかとかいろいろな意見があったと伺っています。区として、区民の方や利用者側の意見調査であったり、あるいは他自治体の活用、そういった地下施設活用調査等は、これまで何か行ってきた、あるいはこれから行っていく予定というのはあるのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   利用の需要につきまして、ちょっと掘り起こしを図る必要があるのかなというふうに考えておるところでございまして、庁舎内の調査も必要ですけれども、あとは施設の利用者のほうにもいろいろちょっとご意見を頂きながら、活用を進めていきたいというふうに考えてございます。ただ、検討させていただく方針といたしましては、やはり文化会館地下というところでございますので、やはり文化ですとか芸術の活動に資するような活用方法をちょっと優先して考えていきたいなというふうに考えておるところでございます。 ◆岩永きりん   ちょっと質問ではないんですけれども、空き期間、1年半、2年と長くなっていくと、もちろんご承知かと思うんですけれども、やはり個人的にはもったいないなという気がしてしまいますので、これまでの経緯があって慎重にご検討をされている段階かとは思うんですけれども、空き期間が長くならないような工夫をしていただけるとありがたいなと思います。 ◆坂田れい子   まず、サウンディング型市場調査についてなんですけれども、対話型というふうにこちらには書いてあるんですけれども、具体的にこの4事業者の方たちがまちを調査したりとか、文化ホールでのお客様の動線だったりとか、過ごし方というのを実際に目で見て確認したりとか、そういった足を使った調査というのはされていなかったのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   こちらの事業者につきましては、ご意見を頂くためにご用意した会場というのが、実際の地下1階で聴取をさせていただいたので、実際に現地で物件を見ながら、こういった活用ができないかですとか、こういう課題があるよねというのはいただいておるところでございます。ただ、文化会館を出て、その周辺の利用状況ですとかというところは区内事業者も何者かいらっしゃいましたので、そういった事業者は把握しておるのかなというふうに考えてございますけれども、区外事業者はなかなか把握できる情報があるのかないのか、そこの部分はこちらのほうでは要件としてはございませんで、お答えいただける範囲で聴取をさせていただいたというところでございます。 ◆坂田れい子   現在、大ホール、小ホール、年間大体何十万人かご利用されているかと思うんですけれども、1回あたりの大体の人数だったりとか稼働率がどのような感じになっているのかというのを加味した上で、そういった話合いというのはされていたのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   資料を作らせていただいて、例えば文化会館の立地はここの場所にありますですとか、こういう利便性がありますですとか、各施設の利用率ですとか、各フロアにどういう施設があってどういう用途で使っていただいていますですとか、そういった情報は事前に提供させていただいた上で、サウンディングを実際、いろいろなご意見を頂いたときには、要望に応じてなんですけれども、それぞれのフロアもご案内させていただきながら、説明をさせていただいて、ご意見を頂いたというところでございます。 ◆坂田れい子   そうすると、利用者の人数の割には採算が合わないというような結論に至ったという理解で、その人数だけじゃないですけれども、文化会館の人数の集まり具合だとか、そういったものに対してという理解でよいですかね。利用者の過ごし方の調査だったりとか、あと利用者さん側からの需要の調査というのも加味したりという話合いというのは、どの程度あったのかなというのをちょっと疑問に思ったのですが、そういった利用者側からの調査というのは、今までにされてこなかったのでしょうか。 ◎文化国際交流課長   地下レストランに限定した調査というのは、正直やらせていただいておらないところでございますけれども、やはり総合的にこういった情報を提供させていただいて、ご判断いただいたのかなというところでございます。やはり皆さん声をそろえておっしゃるには、このまま地下の跡地でレストラン営業だけでやっていくというのは、かなり採算が取りづらいというところがあって、やはり文化会館のほかの施設飲食可能な施設が何か所かありますけれども、そちらを利用していただいた区民の方に対するケータリングで食事を提供したりですとか、飲食を提供させていただいたりですとか、そういったサービスを提供することで、ようやく軌道に乗せることができるものなのかなという意見がございました。やはり、実際に進出するか、レストランとしてやっていけるかどうかというのは、その他のいろいろな利用の稼働率もそうですけれども、文化会館を利用される方とそうでない方、要は周辺にお住まいの方ですとか、周りに通りかかった方からの利用も見込めるかどうか、そういったところも含めて進出を検討されているのかなと。それを見越して、なかなか入るところが難しいというふうに判断されたのかなと考えておるところでございます。 ◆坂田れい子   最後に1点、ちょっと費用について伺いたいんですけれども、先方が提示した初期費用の見込みは、大体どのくらいであったのかというのとそれに対して区が負担できる経費というのはどのぐらいを想定していたのかという点を教えてください。 ◎文化国際交流課長   実際には計上に至らなかったのですが、頂いたご意見としてあったのが、キッズカフェをやることはできるんじゃないかというところがあって、子どもが遊べるようなアクティビティをメインで用意して、その傍らで親御さんがカフェなんかでくつろげることができるようなスペースを提供することができるんじゃないかというご提案を頂いたところでございますが、ただ、そういう取組となるとかなりの経費が出るというところで、頂いた金額の概算としては3,000万円程度は少なくともかかるんじゃないかというお話も頂いたというところでございます。やはりそういった経費になってしまいますと、ちょっとどこまで捻出できるかというところもありますので、最終的に出した結論というのが、やはり必要最低限の厨房の設備ですとか、外装の改修のほうも既にもう使おうと思えば使える環境はできておるというところがありますので、そこの部分はできるだけご使用いただいてという形になろうかと思います。ちなみに、厨房機器のほうで、こちらのほうで予算立てしておったのが、概算ですが1,000万円程度は公費で出させていただこうというふうに考えておったところでございます。 ◆坂田れい子   現時点での維持費というのは、先ほどほかの方も家賃と光熱費のところでお話があったと思うんですけれども、それ以外にかかる維持費というのはあるのでしょうか。もし、このまま利用がない場合に、施設を放置状態にしておくことで生じる維持費というのはどのぐらいかかるのかなと思ったんですけれども。 ◎文化国際交流課長   このまま地下を利用しないというところになりますと、維持費はないです。発生するとしたら、電気代ですとか、あとは水道代ですとかになりますけれども、利用がありませんのでゼロという形になるのかなというふうに思います。 ◆坂田れい子   せっかくの商店街のスペースで、人通りが多いところでもったいないので、何か有効活用できるような、そういう工夫を引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆荒川なお   私もちょっと今後の方針ところと関わってお聞きしたいんですけれども、最後のほうに、文化会館施設としての整備も含めて、区としての活用検討というところも書かれているのですが、例えば区としてやる場合には今のままというふうにはならないと思うんですけれども、全く真っさらな状態、今食堂と厨房が残っている形ですけれども、それを全部外してということも検討されているのか。例えば、そうすると予算がどれぐらいかかるのかとか、そういうところまで考えていらっしゃるのか、分かればまずお聞きしたいです。 ◎文化国際交流課長   その活用方法によるかとは思うんですけれども、場合によっては、全て撤去した上で必要な設備を入れてという形になるかと思いますので、そういった場合にはそれなりの経費がかかるかなというふうに考えておるところでございます。例えば貸し施設として、文化会館ですので音が出てもいいような設備として整備するためには、やはり防音の設備というのが必要となってくるかなというふうに考えてございますので、そういった場合には、さらに費用がかかってくるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   今年度だからあと1年間かけて何かしら方向性を出すということですけれども、例えば民間であれば、そうは言っても大山周辺なので、飲食店はもちろんですけれども、ほかのいろいろな想定もあると思うんですけれども、ほかにも施設とかはいろいろあるわけですよね。だから、私は別に飲食店に限らないのかなというのは率直に言って感じているところなんです。そうすると、やはり区として何か活動するというところも相当視野に入れていかなければいけないんじゃないかなというふうに思っていたんですね。あと1点なんですけれども、例えば何かやるにあたって、バリアフリーですけれども、地下へ行くには今ちょっとどうなっているのか最近行けていないのであまり記憶にないんですけれども、昇降機であるとか、手すりぐらいついているのか分からないんですけれども、そういった施設の改善についてはどう考えているのかというのをお願いします。 ◎文化国際交流課長   地下に行く方法なんですけれども、実はエレベーターはございまして、例えば車椅子の方ですとかにもご利用いただける設備は整っているのかなというふうに考えておるところでございます。ただ、例えば、利用用途によってはそのプラスアルファの設備が必要となってくる場合には、そこの部分の整備も必要になってくるのかなというふうに考えてございますので、まずそこは要検討なのかなというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   先ほど皆さんからも言われているように、やはり立地がよいので、ここをただ単にイートインという、イートインといっても実はあってないような、先ほどおばた委員からもありましたけれども、活用できるんじゃないかなというふうにも私は思っていたところなんですけれども、もう見切りをある程度早く、ここまで来たらちょっとないというふうになった場合には、もう区の施設としてというところとかそういうところがしっかりと見えないと、今のままだと1年後にまた今回みたいな報告になって、また1年後になったら何年間も同じような状況になってしまうので、そうならないようにというところが必要になってくると思うんです。そうすると、区民文化部関連のところだけになるのか、あとはほかの部署もひっくるめてというところまで考えていくというところなのか。一旦は文化会館に関わることでということなんですかね。そういうふうに考えているのか、それもお願いします。 ◎文化国際交流課長   おっしゃるとおり、飲食業としての活用というのはかなり厳しい状況なのかなというふうに考えておるところでございまして、ほかの利用用途というのをちょっと積極的に考えていかなければいけない状況なのかなというふうに考えておるところでございます。先ほど申し上げたとおり、今、全庁的な調査をさせていただいておるところでございまして、いろいろ検討材料にさせていただきたいなというふうに考えておるところでございますけれども、やはり当課といたしましては、文化会館地下というところでございますので、やはり文化活動に資するような利用をするべきなのかなというところがございますので、そういったところを優先的に検討していく必要があるのかなというふうに考えておるところでございます。 ◆荒川なお   そうであれば、利用方法はある程度やはり限られてくると思うんですね。違うものをある程度想定しているのであれば、もうちょっと時間をかけるのもあり得るわけですけれども、だったら早くやって、何か今日の時点である程度方向を出されてもよいんじゃないかなと思っていますので、これはしっかりと、また1年後に同じことをやるというのだけは絶対にあってはならないと思うので、あとは商店街であるとか利用者とかほかの方もありましたけれども、何を調査しているのかなと本当に疑問なぐらいですけれども、そこは受け入れる形でやるというふうにしなきゃいけないんじゃないかなと思いますので、そういう早急な対応はお願いしたいと思います。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、板橋区ハト等への給餌による被害防止条例案に対するパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件について理事者より簡潔に説明願います。 ◎環境政策課長   それでは、板橋区ハト等への給餌による被害防止条例案に対するパブリックコメントの実施について説明をさせていただきます。項番1の条例制定の背景の部分でございますが、これまで区内では公共の場所におきまして、ハトへの餌やりによるふん害などのために環境悪化の実態がございました。こうした状況は区民の皆様等の生活環境に影響を与えるものでございまして、区では、指導をはじめ対策に当たってまいりましたが、実効的な対策には至っていなかったところでございます。そのため、区民等の良好な生活環境の確保を図る観点から、公共の場において被害、環境悪化を生じさせるハト等への餌やりを禁止する条例の制定について検討を進めてきたところでございます。このたび、板橋区ハト等への給餌による被害防止条例の制定に向けまして、本条例に対する住民の皆様の意見を広く求めるため、パブリックコメントを実施するものでございます。項番2、制定条例の概要、項番3のパブリックコメントの実施資料は、この後ご説明させていただきます。項番4の制定スケジュールでございますが、(1)のパブリックコメントの実施期間は、令和6年4月22日から5月21日までの1か月間、(2)の条例案の提出は、令和6年9月の令和6年第3回板橋区議会定例会、また、(3)の条例の施行は、周知期間を挟みまして令和7年4月を予定しているところでございます。  1枚おめくりいただきまして、別紙をご覧いただきたいと思います。こちらがパブリックコメントの実施資料、制定条例の概要でございます。項番1では、制定条例の概要をお示ししております。(1)の区の責務といたしましては、①で、区民等の良好な生活環境の確保を図り、もって公共の福祉を増進することを条例の目的といたしまして、必要な施策を推進すること。また、②では、区民、事業者、団体及び関係行政機関との連携協力、③で生態系の尊重、これは区民等の責務も同じ位置づけでうたってございます。(2)の区民等の責務といたしましては、①でハト等への給餌による被害を生じさせることがないよう努めていただくことをうたってございます。(3)の区民等の禁止事項といたしましては、①の公共の場所におきまして、ハト等への給餌を行うこと、また②のハト等への給餌による被害を公共の場所に生じさせることをしてはならないことをうたっております。なお、注1の部分になりますが、本条例ではハトへの給餌を対象としております。それ以外の鳥類への餌やりによる被害の実態に鑑み、区規則で対象となる鳥類を定めることとしてございます。注2の部分では、②のハト等への給餌による被害を公共の場所に生じさせることをしてはならないという点におきましては、私有地での餌やりが公共の場所に被害を生じさせる場合を含むという内容となっております。(4)の指導・勧告・命令といたしましては、区民等の禁止事項に違反する方には、指導・勧告・命令といった手順で、生活環境に及ぼす影響の解消を図っていくものでございます。命令にあたりましては、資源環境審議会の意見を聴することとしてございます。最後に(5)の罰則といたしましては、命令を受けた方が正当な理由なく命令に従っていただけない場合には、5万円以下の過料を課し、あらかじめ弁明の機会を与えさせていただくものでございます。項番2以降の意見の提出方法、提出先は記載のとおりでございます。説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆間中りんぺい   パブコメで住民からの意見を広く求めるということで、パブコメをやっていただくことはありがたいなというふうに思います。それで、前からちょっとパブコメの件数が、各区の比較をしたときにパブコメをもらえる件数が、板橋区は特に江東区なんかに比べるとすごく低いというのは課題として持っていることは前からお話ししているんすけれども、どのぐらいのコメント数を欲しいと思っているのかというのがあれば、まず伺いたいと思います。 ◎環境政策課長   具体的な数値というものは持ち合わせてはおりませんが、ハトへの餌やりのご相談というものが大変多く、経年で寄せられているところがございますので、そうしたところでは、地域の状況、またお困りの状況などをパブリックコメントを通して、条例の意見などをお寄せいただければと思っております。そうした観点から、パブリックコメントの実施期間については、区のパブリックコメントの条例では2週間程度というような設定もある中で、今回は1か月と長めに設定をさせていただきまして、より多くの意見をお寄せいただきたいと考えているところでございます。 ◆間中りんぺい   区のパブコメは、回答が1桁、回答者が1桁ということもよくあるので、1か月間設けていただいたのはありがたいなと思いますけれども、できるだけ多くの意見を頂けるように、より努力をしてほしいなと思います。10件集めようとするのか、50件集めようとするのかで、働き方、仕事の質が全然変わってくると思うので、お願いします。それから、たくさんの方から頂こうと思ったときに、意見の提出方法のところで、①から⑥、住所から氏名、学校名とかいろいろありますけれども、出す方の質を担保するというか、ちゃんとした方からいたずらに出されないためには必要かなと思うのですが、この①から⑤まで丸々何かなくてもよいんじゃないのかなと思うんですけれども、それはどうなんでしょうかね。例えば、学校に行っている場合は学校名書かなきゃいけないとか、自分の勤務先を書かなきゃいけないとか、団体に所属している場合は、その団体の代表者の氏名、自分以外の氏名も書かなきゃいけないみたいになってくると、これ自体でハードルになっちゃうのかなと思って、単純に意見を求めたければ⑥の意見だけでもよいのかなと思うのですが、この辺はどうなんでしょう。 ◎環境政策課長   提出方法につきましては、今お話いただきましたように、意見の精度を担保していくといいますか、ということも含めまして、こうした提出方法をお願いしているところではございますが、実際に頂きました意見の内容といいますか、提出された内容に鑑みまして、個別に判断をさせていただいて、意見としてお受けさせていただくかどうかということについては判断してまいりたいと考えております。 ◆間中りんぺい   意見を出そうとするときのハードルがそもそも高いと思うので、もっと出しやすくしてもらいたいなというふうに思っています。あと、パブコメの実施についてというところでしたけれども、ちょっと内容についても少し確認をしたいんですけれども、条例自体は令和7年4月1日からということで書かれているので、1年間ありますよね。本当に困っている方は今困っているので、区もこれだけ被害の深刻さを認識したからこそ、こういったものが出てきたと思うんですよね。そういう状況の中で、1年間何をするのかというのはすごく区民にも関心のあるところだと思うんですけれども、令和7年4月1日まではどのような対応をしてもらえるのか、お願いします。 ◎環境政策課長   令和7年4月での施行に向けましては、条例案が議決と相なりました場合には、周知期間ということで広く区民の皆様に周知を行い、この条例に対する理解を深めていくということをまず1つ進めていきたいと考えております。そして、もう一点が、この条例を施行するにあたりましての指導体制のあり方ということに関しては、同時並行で検討してまいりたいと考えております。議会の一般質問の中でも、名称は様々でございますが、監視員、指導員の配置ということについてもご指摘を頂いてきたところでございますので、そのあたりの具体化ということも同時並行で本年度は進めてまいりたいと考えてございます。 ◆間中りんぺい   令和7年4月1日までにできること、今おっしゃっていただいていることは、ぜひやってもらいたいなと思います。どうしても、餌やっている方は高齢者の方が多い印象があるので、地域のおとしより相談センターだったり、警察だったりという関係機関との協力の記載もありますけれども、それもより強く4月を待たずにやってもらいたいなというふうに思います。あとちょっと気になったのが、ハト以外の鳥類についても対象にできるような中身にはなっているのですが、被害のところについて、何か地域でこういう話しているときに、そのぐらいは被害だとか被害じゃないとかというやり取りがあったんですよ。他区のこういう条例見ると、餌をまくことによって生じる鳴き声とかふん尿は被害になると思うんですけれども、例えば羽毛が落ちているとか、カラスの威嚇行為とか、それに関連して生じるネズミとかゴキブリ、害虫の発生もちゃんと被害だよと定めているようなところもあって、それはもう板橋区としても、この被害の定義はそれに相当するあらゆるものということで考えてよろしいですか。 ◎環境政策課長   被害については幅広く捉えているところでございます。おっしゃっていただいたように、ハトのふんでありますとか、抜けた羽で地域環境が汚されるといったこと、また、これに伴ういわゆる臭気、臭いですとか鳴き声、また、区民の皆様の通行の支障となるといったようなことがございます。このような部分については幅広く捉えておりますが、具体的にどういうところを想定していくのかということについては、これまでのケースなども振り返りながら、例えば区規則の中でまとめさせていただくですとか、そういった整理については今後も検討してまいりたいと考えております。 ◆間中りんぺい   何か被害は主観によるんだというやり取りにならないように、押さえてもらいたいなというふうに思います。それから、指導・勧告・命令というところで3段階に分かれていて、順々に進んでいくんだと思うんですけれども、具体的な形をちょっと聞きたいなと思います。例えば、指導・勧告するときに、書面も一緒に渡すとか、何か形あるものにするのかとか、どういうふうにして次は勧告しようとか、次はもう命令しようとか、命令はあれか、資源環境審議会の意見を聞くというのもありますけれども、指導と勧告を次に進むためのステップがどんなふうになされるのかを確認したいと思います。
    環境政策課長   まず、いわゆる指導については口頭レベルでの指導ということを考えておりますので、日常の餌やりに対して指導を行っていくということの中で、勧告以降に関しましては、いわゆる書面をもって交付するということを考えております。勧告から命令、また命令から過料というステップについては、今後、そのあたりの具体的な手順、どの程度勧告を行った上で改めて指導を行い、また、そういうところの改善が見込まれないという判断をさせていただくことになりますが、そのあたりの具体的なステップのあり方については、本年度、条例施行に合わせて、そういった具体的な指導内容については、取りまとめて固めていきたいと考えております。 ◆間中りんぺい   その辺を固めていただいて、スムーズに進むようにお願いをしたいなと思います。なかなか他区の例だと、過料を制定しても実際に過料徴収しているというところはないと思うんですけれども、あそこちゃんとつけるんだったらちゃんとやってもらいたいなというふうに僕は思うので、難しいとは思うけれども、本当に今困っているので、とにかく早くしてくれというのがあるので、もう4月1日に指導して4月2日に勧告して4月3日に命令するぐらいのスピード感を持って、さっとできるように準備をしてもらえたらよいなというふうに思います。 ○委員長   すみません、あくまでもパブリックコメントのものでございますので、条例の中身についてはある程度でよろしくお願いいたします。 ◆ひはらみちこ   このパブリックコメントは、他部署と連携しての回答が必要な意見も出てくると思います。例えば、給餌者に対しては罰則だけじゃなくて、支援とかも必要なんじゃないかという意見も出てくるかもしれないんですけれども、その場合は福祉部との回答のすり合わせも必要になるんじゃないかなと思うんですけれども、回答する際の他部署との意見のすり合わせ等も行われるんでしょうか。 ◎環境政策課長   他部署とのすり合わせも行った上で、お答えをさせていただきたいと考えております。現行のハトの問題に関しましても、餌やりの場所がいわゆる公園であるとか道路ということで、土木部などともこれまでも連携を行った上で進めてまいりましたので、お話のありました福祉部との連携が必要ということでございましたら、福祉部との連携を図りながら、区としてのお答えを整理してお返ししたいと考えております。 ◆ひはらみちこ   パブコメの回答の時点で他部署との連携をすることで、この条例が交付された後にも他部署との連携がスムーズにいくのかなと思っております。実施期間が約1か月で長く取っていただけるというのはすごくありがたいことだと思っております。そのほかなんですけれども、周知方法はホームページでの周知のみになりますでしょうか。 ◎環境政策課長   周知につきましては、広報いたばしでありますとか区のホームページ、またLINE等も使いまして、情報の発信をさせていただいておりますので、そうした機会にということでございます。また、今は現場での指導ということも行っていますので、例えば給餌者と接触する機会がありましたら、区ではこういう条例を制定するということで準備を進めていますというお声がけなどもさせていただいて、そうした場面も活用しながら、普及を広めていきたいと考えております。 ◆ひはらみちこ   様々な方法で周知されるということで、特に1か月あるので、何度か周知をしていただいて、1回周知しただけでオーケーとならないようにお願いいたします。それから給餌者に対しても、こういうパブコメをしていますということをお伝えすることは、それだけで注意喚起になるのかなと思っていて、すごくよいことだと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 ◆寺田ひろし   パブリックコメントについてということで、まずは今回資料で背景に記載していただいたのですが、改めてですけれどもパブコメを広く聴取する、今お考えになっている意義ですとかあとは何か期待するポイントとかそういったものがあれば教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   まず、パブリックコメントを行う意義、条例の制定の意義と重なる部分でございますけれども、やはり地域の中で環境悪化の状況というのがございます。そうした中では、これまでこうした条例による後ろ盾がないということの中で、いわゆる強い指導ということを通して問題の解決ができなかったということが背景にございます。まずは、こうしたパブリックコメントを通しまして、私どもも地域の実情の把握には努めておりますけれども、私どもが把握しきれない地域の実情でありますとか、そうしたことにお関わりいただいている区民の皆様のお気持ちなどをぜひお寄せいただきたいというふうに思っております。そうしたことを通して、条例案の精査を高めていきたいと考えているところでございます。 ◆寺田ひろし   ぜひ、いろいろな幅広いご意見が出ることを期待したいなというふうに私も思います。先ほどお話が出ていた周知の中の1つに、かなり幅広く周知方法がありますけれども、やはりパブコメをメール配信で受け取っていただいている区民の方もいらっしゃると思うんですね。これは所管外とか不明であれば結構なんですけれども、このパブコメをメール登録されていらっしゃる区民の数はお分かりですかね。 ◎環境政策課長   その数字については、詳しく把握しておらないところです。 ◆寺田ひろし   私個別にちょっと確認してきます。1つは、ちょっとパブコメ自体になっちゃうかもしれませんが、今回反響があった場合に何を見てというのは大体分かるようになっているんですかね。 ◎環境政策課長   提出方法の内容からは、どのような内容を見てご回答をいただいたかということまでお寄せいただくというしつらえには、ちょっとなっていないところでございます。 ◆寺田ひろし   大体その媒体で、年代とかが分かるかなと思ったのですが、承知いたしました。その中身が重要ということだというふうに理解いたします。ほかのパブコメのほうですと、通常ですといろいろな計画案とかというのが添付でホームページに出ているんですけれども、今回は条例案という形で何か参考資料で出されるのか。それとも、今回お配りいただいたような概要的なもので発表されるのか、そのあたりを教えていただければと思います。 ◎環境政策課長   今回は概要版という形でお示しをさせていただいて、区民の皆様から実態に関する意見をお寄せいただければと考えているところでございます。 ◆寺田ひろし   そうすると、今日配付いただいた表現のようなものに沿ったものが区民の方にも出されるということですかね。 ◎環境政策課長   おっしゃるとおり、このような概要をベースにしたものでございます。 ◆寺田ひろし   最後に、今ホームページを拝見すると、今後の予定が出ているということで、電話番号が載っているのですが、今のところ何か区民の方から反応とかお問合せというのありましたでしょうか。 ◎環境政策課長   通常のご相談は寄せられておりますけれども、パブリックコメントに関してはまだお寄せいただいているというところではございません。 ◆おばた健太郎   ハトの餌やりは様々な私もご相談を頂いている中で、積極的に動いていただいて、非常にありがたいなというふうに思っているところです。その上で、パブリックコメントの実施についてということですので、まずはパブリックコメントについてなんですけれども、行政手続法ですと、一般的には30日以上というふうなことで、今回1か月というところでそれはよいんですけれども、1か月以上なのでもうちょっと長くても別に構わないわけですね。板橋区では2週間ということであるんですけれども、できればパブリックコメントは全部1か月で統一していただきたいなという、ちょっと所管外になるかとは思うのですが、これも1か月と言わずちょっと長くすることもできるのかなと思うのですが、期間についていま一度答弁をお願いいたします。 ◎環境政策課長   期間1か月ということで設定をさせていただきました。その後に頂いたご意見の整理の期間でありますとか、条例案の作成に向けた最終的な精査などの全体のスケジュールに鑑みまして、今回は1か月という具体的な期間を設定させていただいたというのが状況でございます。 ◆おばた健太郎   要望になっちゃいますけれども、今後もぜひ1か月というのを基本にパブリックコメントを行っていただきたいなというふうに思っています。先ほどの質疑の中で、この別紙の概要を添付してパブリックコメントを行うということですので、このパブリックコメントを周知をする上で、多少内容も理解をしておかないといけないのかなというふうに思いますので、何点かだけお伺いしたいなというふうに思うのですが、まず概要として、先ほどもちょっと質疑の中で、過料は実績がなかなかないのかなと思うのですが、他区で過料の実例というのはあるのでしょうか。 ◎環境政策課長   過料を条例で設定している区は5区ということでございます。そのうち過料を設定している区については、過料が2区、罰金が1区ということでございますが、お尋ねしたところ実績がないというところで確認をしてございます。 ◆おばた健太郎   あと、パブリックコメントでこの概要が出るということになると、実際にこの(4)の指導・勧告・命令の部分が、まだちょっとこの具体的な部分が分からないということで、コメントの中でも幾つか出るのかなと思うのですが、先ほど間中委員のご質問の中でもありましたけれども、指導・勧告・命令、そして審議会の意見を聞いて罰則というところにいくわけですけれども、この期間というのがどれぐらいを想定されているのかというのが、このパブリックコメントされる方も気になると思いますので、そこら辺の想定について先ほど1日という話もありましたけれども、例えば指導と勧告の間に1年も置いておくと、解決までに数年を要するわけですね。それだとやはりなかなか難しいのかなというふうにも感じるので、そこの想定がございましたら教えてください。 ◎環境政策課長   現在のところ、期間の想定ということは行っていないところではございますが、お話のありましたように、この段階が示されているところでございますので、例えば勧告をさせていただいた後、次のステップに移るイメージということは、実際の現場での対応でもある程度見込んだ上で対応していく必要があろうかと思っておりますので、先ほどもお話しした具体的な指導内容というものを固めていく中で、そのあたりの期間のイメージについては高めていきたいと考えております。 ◆おばた健太郎   この命令のところにも相当の期限を定めてという言葉もありますので、これだけを見るとコメントされる方もどのぐらいかかるんだろうかということで、実際に被害に遭われている方は、先ほども言ったとおり1日も早く改善してもらいたいということがありますので、今の時点ではなかなか何日という定めは難しいとは思いますけれども、実際にご質問等があったときには、こういったイメージを持っているということはぜひ持っておいていただきたいなということをお願いいたします。具体的なところは、実際の条例が提出されたところでの質疑ということになろうかと思いますので、確実に実施をしていただければと思います。 ◆岩永きりん   まず、パブリックコメントの周知に関してお伺いをします。先ほど質疑の中で、区の公式LINEや広報いたばしの活用検討されているということだったと思うんですけれども、SNS、例えばXなどの活用の予定はありますでしょうか。 ◎環境政策課長   先ほど、区の広報、ホームページ、LINEというふうに申し上げました。私どもも、SNS、Xを使って、環境に関するいろいろな情報発信をしておりますので、そうしたところ活用できるツールかなというふうに思っておりますので、そうしたところ活用についても検討してまいりたいと考えております。 ◆岩永きりん   環境政策課のアカウントをお持ちかと思うんですけれども、何か例えばそちらでポストをして、区の公式のもう少しフォロワーの多いほうでリポストをしたりとかで、そういったことがあれば反応も増えたりする可能性があるのではないかなと思いましたので、ぜひご検討いただければというふうに思います。それから、パブリックコメントを実施した後、条例案を提出されるまでのスケジュールについて、今決まっていることがあれば教えていただけますでしょうか。 ◎環境政策課長   まず、パブリックコメントを実施いたしまして、その内容を精査させていただきます。それをまとめさせていただいた上で、改めてパブリックコメントの実施結果ということで、取りまとめをいたしまして、本委員会にもご報告をさせていただく予定でございます。そうしたパブリックコメントの取りまとめを踏まえまして、条例案への反映という作業を行いまして、最終的に条例案の上程というような流れを考えているところでございます。 ◆岩永きりん   2定でまとまった資料を頂けるということでよろしいでしょうか。 ◎環境政策課長   そちらについては、意見の分量というところを勘案しながら、具体的なご報告の委員会については判断してまいりたいと考えているところでございます。 ◆岩永きりん   それから、先ほど寺田委員の質疑の中で明らかになったと思うんですけれども、パブコメ実施に当たって、区民の方に添付資料として周知をされるのが制定条例の概要ということなんですけれども、例えばこれまでのハト被害の様子が分かる写真であったりとか、近隣住民の方の声であったりとか、あるいは他区で条例制定によってどういう効果があったりとか、その条例の制定に向けて動くことになった背景なりが分かる資料も一緒に提供すれば、コメントする側はそれを踏まえてコメントいただけるのかなというふうにも思ったんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎環境政策課長   ツールによって違いが出てくるとは思うんですけれども、例えばホームページなどでは現在も、このパブリックコメントということではなく、いわゆるハトへの餌やりについては情報発信をさせていただいていますので、例えばそういうところと絡めて、パブリックコメントをお知らせするということは、おっしゃっていただいたように背景をよく分かっていただけるのかなというふうに思いますので、そうしたところの情報発信の連携というんでしょうか。そうした今後の発信の中での工夫については、検討してまいりたいと考えております。 ◆岩永きりん   ぜひ工夫をいただければと思います。個人的には、何かあえて意見の誘導にならないように、あえてこういうシンプルな形なのかなと思っていたところでもあるんですけれども、特にそういった意図ではないということであれば、ぜひ背景を認識していただいた上でコメントいただけるように、工夫をいただければと思います。 ◆坂田れい子   このパブリックコメントについて、例えば○○の項目についてなどそういった指定項目というのを設定する用意はあるのかというのを聞きたいんですけれども、というのはこのハト等への給餌は、予算審査特別委員会で寺田委員のハトの写真を見たときに私も衝撃的だったんですけれども、そこにハトという強調をすることで、すごくここに強い意志を感じるなと思ったんですけれども、餌やりの禁止という条例の中の強い言葉がちょっと気になっていて、適正な餌やりだったり、不適切な餌やりだったりというのがあると思うんですね。本来は禁止しなくてもよい社会環境がベストだと思っている立場なので、ちょっと禁止条例というのはすごく残念だなと思ってはいるんですけれども、とはいえ、その被害状況が深刻だというのを議員さんからも多く聞いていたので、やむを得ないのかなというところもあります。なので、禁止という事項だったりとか、あと過料5万円の根拠だったりとか、あとほかの区では10万円とか、何かいろいろ設定があるらしいんですけれども、こういった条例をつくるに当たり、いろいろ区側でも迷いがあったと思うんです。なので、そういったあたりの項目設定を設けたりとかという、特別なそういう計らいというのは用意があるのかどうかお願いします。 ○委員長   坂田委員、あくまでもパブリックコメントについてなので、条例の中身のほうはある程度控えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   項目設定というところは行わせていただかないんですけれども、いわゆる区民に対して、特に着目していただきたい事項ということに関しては、この概要の中におまとめをさせていただいて、おっしゃっていただいたように過料であるとか禁止ということについても、枠組みということがございますので、そうしたところをお示しをさせていただいて、ご覧いただく区民の皆様方にどういったことが禁止になるのかということに関しては、私どもとしてもより理解していただきたいということで、今回おまとめをさせていただいたというところとなっております。 ◆坂田れい子   この2の(3)の閲覧場所ところで、先ほど岩永委員からもあったんですけれども、私もこの被害状況の写真とかそういった提供があって、背景とか身近な人じゃないと分からないようなものがあると思うので、それはやはりやっていただきたいなというのと、ちょっとすみません、要望になってしまうんですけれども、お願いしたいなというのがあります。重複するかもしれないんですけれども、パブコメのメール通知を私も設定しているんですけれども、これの登録者数というのは今確認中だったということでよろしかったでしょうか。すみません。 ◎環境政策課長   現在、ちょっと細かい数字を把握しておりませんので、区の中でこの後ちょっと確認させていただきたいと思っております。 ◆荒川なお   パブリックコメントをやるに当たって、今回の場合はかなりピンポイントというか、コメントする方が自ら被害を受けている方、それを見ている方、場合によっては餌をあげてしまっている方であるということは想定できるわけですけれども、どのくらいコメントする人を想定しているのかというのは、ある程度これまでもいろいろ意見を聞いていると思うんですけれども、板橋区として想定されているのかというのをお聞きしたいんです。 ◎環境政策課長   まず、やはりハトへの餌やりの相談というのが非常に多く寄せられておりますので、それは当然お困りになっている区民の皆様からのご意見ですので、そういった意味では、いわゆるお困りになっている区民の方からのご意見というのがやはり多くを占めるのかなというふうに想定しているところでございます。いわゆる指導の中で、なかなか餌を与えていらっしゃる区民の方々との接触というのが難しいというところがございまして、私どももそうした方々の意見というのは、十分な把握までには至っていないというところでございますので、そうした給餌者の方のお考えというものもぜひこうした機会にお寄せいただいて、全体を吟味した上で条例案の作成にあたってまいりたいと考えております。そうしたところでは、指導の中で給餌者にお会いできた場合には、こうした区の現状をお伝えさせていただいて、意見を提出していただくようなことも考えていただけるようにということで、対応してまいりたいと考えております。 ◆荒川なお   気になっていたのが、例えばパブリックコメントを頂いて、区としての回答というのがありますよね。そのときに、ただ単にここに書いてあるように罰則で5万以下の過料がありますというだけのことが書いてあるというよりは、なぜそういうことが背景にある、この条例制定の背景というところにも書いてありますけれども、例えば生物多様性のことであるとかそういうところに影響が出るわけですよね。もう実際出ていると思うんですけれども、そういうところパブリックコメントに対する回答とかの中でどういうふうになるか、それはコメントに対してになるのでいろいろやり方はあると思うんですけれども、区としてのコメントの仕方というか、そういうことがもっと出てこないと、ただ単にやり取りがあるだけでなかなか解決に向かっていかないんじゃないかなというのは思っているんですけれども、そこについても対策を考えていればお願いします。 ◎環境政策課長   ただいまのコメントの仕方のご指摘、ご意見を頂きました。おっしゃるように、ハトの餌やりによりまして、地域環境を回復させたり、向上させていくということのほかに、生物多様性といいますか、ハトでしたらハトの本来の生息のあり方というものを尊重して、それがひいては餌やりにつながらないということもございますので、そうしたところの理解を深めていくということも重要なことと思っておりますので、回答に際しましては、そうした今日もご議論いただいておりますけれども、そうした背景というものも踏まえて、皆様方にお伝えできるように、丁寧にそしゃくしていきたいと考えております。 ◆荒川なお   丁寧なというのもなかなか難しいところだと思うんです。私もちょっと気になっているのが、こういうのを通じて、ここでできなくなったと、また違う場所でやっていて、ここに条件がいろいろ書いてありますけれども、禁止事項のところにも書いてありますけれども、条件に当てはまらないところだったらよいのかという話にもなってしまうので、そこをしっかりと分かるようにしていくということと、ほかの自治体が5つでしたっけ、やっているというところで、どういうふうにパブリックコメントやっているかというのは分からないですけれども、それもちょっと分かっていたら答弁いただきたいんですけれども、こういうふうに改善されたというところはしっかりと板橋区としてもつかんでおく必要があると思うんですけれども、そこについても再度の答弁を求めます。 ◎環境政策課長   5区とはいろいろ情報交換させていただいております。詳しいパブリックコメントの総括については各区とまた情報交換をし、共有させていただいて、参考にさせていただきたいと思っております。5区ともこの条例を制定したことによって、いわゆる指導の強化というようなことを通した効果が出ていることに関しては、私どもも共有させていただいているところでございますので、そうした他区との事例の共有については、今後も深めていきたいと考えております。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして区民環境委員会を閉会いたします。...