スポーツ振興課長 田 中 一 誉
産業振興課長 家 田 彩 子
くらしと
観光課長 池 田 雄 史
産業戦略担当課長 (
産業振興課長兼務)
赤塚支所長 藤 原 仙 昌
環境政策課長 河 野 雅 彦
資源循環推進課長 小 熊 大 介
板橋東清掃事務所長 新 井 悟
板橋西清掃事務所長 木 村 徹
農業委員会事務局長 (
赤塚支所長兼務)
事務局職員
議事係長 龍 野 慎 治 書記 石 川 実 生
区民環境分科会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4 議 題
所管の
補正予算について(3頁)
5
閉会宣告
○主査
ただいまから
区民環境分科会を開会いたします。
────────────────────────────────────────
○主査
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
区民文化部長
おはようございます。本日は、
補正予算の
分科会ということで、7
号補正のご審査を賜りたいと思っております。また、終了後は
委員会審査もございますが、長丁場の一日となりますけれども、どうぞよろしくお願いします。
────────────────────────────────────────
○主査
次に、
署名委員をご指名いたします。
ひはら
みちこ委員、おばた
健太郎委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
次に、運営について申し上げます。
本
分科会の
審査項目は、既に配付しております
分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。また、事前に配付しております
予算審査特別委員会補正予算関連審査の運営についてに記載のとおり、
分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、表決を行わないことなどが、2月6日の
議会運営委員会で決定しておりますので、ご確認願います。
────────────────────────────────────────
○主査
それでは、所管の
補正予算についてを議題といたします。
なお、円滑な
質疑応答が行えるよう、質疑をする際は
予算書の
該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
寺田ひろし
何点かお伺いしたいと思います。まず最初は、149ページの
体育施設運営経費です。今年度以外に、令和4年度、令和3年度、
補正予算の増額、減額、ずっとこれから質問で全部同じなんですけれども、今回は減額1億1,137万円と。令和4年度、昨年の
補正予算だと増額1億円だったり、
あと令和3年度は増額941万円でしたので、増額だったのが、今回
マイナスだったので、その内容を教えていただければと思います。
◎
スポーツ振興課長
体育施設運営経費の減額の内容なんですが、1億1,000万円ほど減額をしている中で、1億円以上が
工事請負費になりますので、
工事請負費の説明をさせていただきたいと思います。まず、
上板橋体育館に空調の
設備工事が入っていたんですね。今年度と来年度と2か年にわたって行うということで、今年度からスタートしているんですが、当初は今年度と来年度、2回にわたってお支払いをするということで
予算立てをしておったんですが、
契約事業者と打合せの中で全て完了してから一括で払うということになりましたので、令和5年度予算の4,270万円、
全額減額補正をしております。併せて、令和6年度の
債務負担行為を同じ
金額増額補正をしているところです。そのほか、
新河岸陸上競技場、こちらは4種公認の競技場になっているんですが、
公認継続のために
改修工事を今行っております。併せて、
観覧スタンドなども
改修工事を行っていて、そちらのほうの
契約差金として3,119万円の減額が発生しています。あと、
加賀庭球場は人工芝の
張り替えで5面中3面を行っていて、こちらのほうも
契約差金が1,351万円ほど出ていて、そのほかの工事でもちょこちょこと
契約差金が出ていて、合計で1億334万円の減額となっていて、そのほか
使用料や
賃借料であったり、
委託料であったりで1,000万円ほど減額が出ていますので、合わせて1億1,000万円ほどの減額となっている次第です。
◆
寺田ひろし
ちなみに、その
上板橋体育館の工事の中身として、今屋上とおっしゃいましたけれども、
あと空調とかも含まれるという理解でよろしいですかね。
◎
スポーツ振興課長
失礼しました、屋上ではなく、空調の
設備工事です。全て空調の
設備工事になります。
◆
寺田ひろし
区民の方からもいろいろご要望もあったもので、ありがとうございました。続いて別のところなんですが、205ページの
プラスチックごみ再
資源化推進経費です。これも多分
モデル事業として令和3年、令和4年度にやったんですが、それぞれ補正は令和3年度で減額112万円、令和4年度が減額21万円で、今年度が減額7,536万円、いよいよ4月からスタートする直前ではありましたので、ちょっと額が大きいので、このご説明をいただければと思います。
◎
資源循環推進課長
ご質問ありがとうございます。
プラスチックごみ再
資源化推進経費の7,500万円余を減額しておりますが、大きく2つの要因がございます。1つは、
集積所のいわゆる
プラスチック、これから増えていきますけれども、その集積に当たって場所をどのように工夫するかというところで、まず、今、缶について、コンテナになっていたんですけれども、それをネットにすることによって少しスペースを確保するということを考えておりましたが、ちょっと方針を変えまして、
防鳥ネットを活用することによって、排出された
プラスチックが広がらないようにというふうな方向に取組を移させていただいたということで、こちらのほうで2,897万円余が減額になっております。また、もう一つ、今回
プラスチックが
集積所の看板に資源・可燃・不燃というふうに記載がありますけれども、資源のところに
プラスチックという表記を入れるときに、看板ごと入れ替えるのか、あるいはシールで入れ替えるのかとありまして、今回変わるのは
プラスチックの部分だけですので、その資源のところだけを貼り替える、看板全部にシール対応するというところで、そちらで4,380万円余の減額というところになっております。
◆
寺田ひろし
いろいろ工夫された結果ということで、本当にありがとうございました。よく理解できました。続いて、今
空き缶ということが出ましたので、109ページの諸収入、雑入というところの(5)
空き缶等売却収入、これも令和3年度の補正のときは増額1億8,700万円で、令和4年度の補正のときも増額2億1,500万円でした。今回は逆に減額で4,971万円と、今まで2億円前後ずっと
増額補正だったのに今回減額4,971万円ということだったので、その内容を教えていただければと思います。
◎
資源循環推進課長
空き缶等売却収入の減額の理由でございます。こちら、
空き缶のほか、
ペットボトルですとか、古紙ですとか、そういった様々な
資源化のものの影響を受けます。こちら、大きく要因としては、数量が変わるか、単価が変わるかというところがありまして、今回最も大きかったところでいいますと、
ペットボトルが
国際情勢等の影響を受けまして単価が大きく変わっております。具体的には、幾つか種類があるんですけれども、
ペットボトルが106.8円だったものが45円ということで、約半分になったというところがございまして、この単価減で、およそ9,900万円の減額が生じている部分があります。その他の部分で増額もありまして、トータルで考えますと減額ということになっているところでございます。
◆
寺田ひろし
よく分かりました。そういった増減があるというのも勉強になりました。あと、取りあえず最後に、69ページの
都支出金のほうなんですが、
区民文化費補助金ということで、
スポーツ振興等事業費補助金で、今回増額1,000万円ということで、これもちょっと比較で、令和3年度、令和4年度で令和3年度は減額237万円で、令和4年度は増額で314万と。今回増額1,000万円ぐらいになったので、その内容も教えていただければと思います。
◎
スポーツ振興課長
スポーツ振興等事業費補助金についてですが、こちらは
ソフト補助と
ハード補助に分かれています。
ソフト補助については、
スポーツマッチングテストであったりとか、様々なイベントを昨年度行いましたので、そちらの
事業費に対して申請をしていて、額としては405万7,000円と。あと、
ハード補助については、
赤塚体育館と
高島平温水プールの照明の
LED化をしましたので、そちらのほうを申請していて、金額としては621万4,000円と。合わせて1,027万1,000円というふうな申請になっております。
◆おばた
健太郎
すみません、何点かだけお伺いしたいなと思います。147ページの
板橋Cityマラソンの368万2,000円の詳細を教えていただければなと思うんですが。
◎
スポーツ振興課長
板橋Cityマラソンの増額ですが、物価であったりとか、
人件費であったりとかが高騰しているということで、対応として368万2,000円ほど増額というようなことになっております。
◆おばた
健太郎
各項目の数字は今ちょっと難しい感じでしょうか。
◎
スポーツ振興課長
運営費について、
警備体制、
資材運搬、給水、給食であったりというところで、
人件費とか
物品費、
燃料費、全てが高騰している状態ですので、そちらのほう、例えば
警備員については、当日144名の方が対応するんですが、その人員を正しく確保するには、単価を上げて確保していくというような必要もありますので、そちらのほうの対応として増額をしているというところになります。
◆おばた
健太郎
ただ、1年でその
増額分の予測、これ全てに対してではあるんですけれども、予測できなかったものなのかなというところは疑問が少しあるんですけれども、見解を一応伺っておきます。
◎
スポーツ振興課長
予算立てをしたときには、
事業者との打合せの中で、このくらいでいけるんではないかというところで
予算立てをしていったんですが、実際に運営を、これは来月に実際本番がありますけれども、詰めていく中で足りないと、物品だったり、人だったりというところの確保がこのままだと難しいというような話がありましたので、今回
補正対応とさせていただくような形にはなりました。
◆おばた
健太郎
続きまして、207ページの
資源環境、
収集処分費、1の
会計年度任用職員経費の
板橋東清掃事務所と
板橋西清掃事務所、それぞれ
マイナス580万円余と、250万円余というところですけれども、こちらについて教えていただければと思います。
◎
板橋東清掃事務所長
こちらのほうの減額の主なものとしましては、
外国人の方の
通年雇用、
外国人の方を
通年雇用する場合には1日7時間まで、週に28時間という規定がございます。こちら通年して雇用がなかったというところで、その分全額落としたという形になっております。ただし、それ以外の短期のスポットで入っていただく
外国人の方は雇用の実績はございます。そういったことでは大きな減ということでは、今言った
通年雇用の分がなくなったということでございます。
◆おばた
健太郎
これは、余った数字で500万円ということですけれども、何人の想定が実際は不要だったのかという人数的な部分というのは分かるのかということと、結果的に大丈夫だったということなんだと思うんですけれども、現場で雇用による人員の不足はなかったということでよろしいのかという、2点お願いいたします。
◎
板橋東清掃事務所長
申し訳ございません、今何人分というのはすぐに出ないんですが、それ以外のもちろん雇用ということで、
会計年度の職員の方々、手配は全部できておりまして、不足ということではなく、充足できていたというような状況ではございます。
◆おばた
健太郎
あと、最後ですけれども、213ページのいたばし
花火大会の、こちらぴったり500万円の減額というところですけれども、今回、
花火大会を実施してということですけれども、こちらの詳細をお願いいたします。
◎
くらしと
観光課長
こちらでございますが、当初予算の段階で
資材費の高騰という形で増額で要求させていただいたところでしたが、実際その想定よりも大分抑えられたと、想定よりも上がっていなかったという言い方のほうが正しいかと思います。上がっていなかったということで、この500万円の減額をさせていただいたところです。具体的には、
警備員の部分であるとか、
あと設営の資材の関係とか、そういったところが落ちたという感じです。
◆おばた
健太郎
500万円ぴったりというところなので、もうちょっと項目としてどこかからの収入の見込みがということかと思いましたけれども、そうではなくて、
委託先のということになるんでしょうか。
◎
くらしと
観光課長
委託先のほうになります。
◆ひはら
みちこ
補正予算書の145ページ、
コミュニティ活動推進経費の二十歳のつどいにつきましてお聞かせいただきたいと思います。こちら、29万8,000円の減額となっているんですけれども、こちらの理由についてお聞かせいただけますでしょうか。
◎
地域振興課長
二十歳のつどいの
減額理由でございますが、まず、
消耗品費で
マイナスの17万1,000円でございました。こちらは手提げ袋の実績の減なんですが、在庫がございまして、在庫の分を差し引いて、足りない分だけ購入したということで減になってございます。また、
印刷製本費で
マイナスの12万1,000円でございます。こちら、案内状の印刷をしているんですが、
庁内印刷に変えた関係で経費の節減ができました。あと、
委託料としましては、
プラス要素なんですが1万2,000円ほど。これは
タグデザインの個数増になってございます。最後ですが、
使用料及び
賃借料で
マイナスの1万8,000円。二十歳のつどいのときにストーブを借り上げておりますけれども、この台数が17台を想定していましたが、補正後9台に減らしております。
◆ひはら
みちこ
内容についてお聞かせいただきまして、ありがとうございます。1点ほど、
地域ごとに二十歳のつどいのプログラムが違いまして、ビンゴをやったりですとか、
お笑い芸人を呼んだりですとか、その差があったんですけれども、そちらの経費はこちらの中から出ているんでしょうか。
◎
地域振興課長
こちらは補正はかかっておりませんけれども、この経費の中から各18地区でやっているいろんな経費は出てございます。
◆ひはら
みちこ
今回補正にはかかっていないということで、質問には載せはしないんですけれども、こちらにつきましても今後ちょっと検討していただきたいことがございますので、また別の機会にお聞かせいただきたいと思います。お願いします。
◆
岩永きりん
予算書のまず45ページ、歳入のほうからお伺いをしたいと思います。45ページの上の部分、3、
ハイライフプラザの
使用料に関して、
マイナス586万円の補正となっているんですけれども、こちらに関して概要と理由を教えていただけますでしょうか。
◎
産業振興課長
ハイライフプラザの
使用料の586万3,000円の減額についてのご確認というふうにお伺いしました。586万3,000円の理由が、まず12月から1月に工事をやっていたことで
使用料が入らなかった分で、12月から1月のあたりは利用いただく方が非常に多いところなので、そこの部分でまず多くご利用いただけなかったというところで、それは大体250万円ぐらい見込んでいます。12月から1月に使っていただけなかった分が。それ
プラス、
あと年間を通じて、まだちょっと詳細な分析はできてはいないんですけれども、我々、
産業振興課も使わせていただいているんですけれども、行政の利用というのも若干出てきていて、その分がその
使用料として、歳入として減額になってしまったというところがございます。
◆
岩永きりん
続きまして、
予算書79ページの上の部分、
農業費補助金の
都市農業活性化支援事業費補助金に関してお伺いをできればと思います。こちら1,000万円の減額となっているんですけれども、こちらの経緯についてと、ちょっと範囲外になるかもしれないんですけども、令和6年度の見通しについてお伺いをできればと思います。
◎
赤塚支所長
こちら、対象が今区内に4者というか、4人いらっしゃいます
認定農業者に向けて、東京都の
補助金を含めまして1,500万円までの
補助金という制度を今やっております。こちらにつきまして、今年度、残念ながらちょっと利用に至らなかったということで、今回やむなく補正をしたということになります。それで、実は来年度につきましても、この時期にある程度の方向性が決まっておりませんと、なかなか利用に至らないというようなことがありまして、来年度の当初予算から、一旦計上しないというような形で対応させていただいているところでございます。1件だけ実績があるんですけれども、令和3年に、その方なんかもほかの業者さんの相談に乗ったりとかという機会を設けてちょっとあっせんはしていたんですけども、なかなかそこまで至らなかったというのが実情でございます。
◆
岩永きりん
今、理由を教えていただいたんですけれども、なかなか利用に至らなかった主な原因など、分かれば教えていただけますでしょうか。
◎
赤塚支所長
一番大きなところは、実際その
補助金を使って
設備等を整えて、その分の売上げを上げるというような、そういうところではあるんですけれども、なかなか
設備投資に見合った農家さんの体制とか、それに追いつかないとかというところもありますし、あと、実際
補助金が4分の3は出るとしても、4分の1は
自己負担というところがございまして、なかなか実施に踏み切れなかったというようなところが要因かなというふうに思っております。
◆
岩永きりん
所管のほうでも
様々努力をしていただいていると思うんですけれども、来年は一旦なしということなんですが、今後、また何かこういった
補助金を活用して、区内の
農業者の方を応援できるような取組を進めていっていただければなというふうに思います。続きまして、
予算書109ページに関してお伺いをできればと思います。先ほど
空き缶等売却収入に関してご質問があったんですけれども、それに関連して少しお伺いをさせていただきたいと思います。先ほどのお話の中で、
ペットボトルの単価が大きく変わったことで9,900万円の減額となったというご説明があったんですけれども、
ペットボトル以外の
空き缶ですとか、古紙の部分はどういったふうに変わったのか教えていただけますでしょうか。
◎
資源循環推進課長
ほかのもので言いますと、順に申し上げていきますと、
空き缶でも例えば
アルミ缶ですと203円、見込みで216円ですので、それほど変わらないというところがあります。大きく変わっている部分で言いますと、古布については13円で見込んでいたものが40円まで上がっているという状況があります。大きく変わっているものだと、あと、
廃食用油につきましても21円で見込んでいるところが47円というところで、こちらについても上がっているという状況があります。
◆
岩永きりん
ペットボトルの単価が大きく変わったことで、
マイナス約1億円の減額、全体としては
マイナス5,000万円の減額ということですので、古布ですとか、油の単価が上がったところで結構な
プラスが出ているのかなというふうに思いました。こういった単価の変動というのは毎年結構大きくあるものなんでしょうか。
◎
資源循環推進課長
こちらの変動につきましては毎年あるものです。あと、市場に影響しますので、市場が安定しているか否か、需要があるか否かというところに大きく影響しますので、見通しを立ててますけれども、全て当たるかというと難しい部分があります。
◆
岩永きりん
あと、すみません、もう一点関連してご質問なんですけれども、この単価というのは国内で統一された価格なんでしょうか。
◎
資源循環推進課長
こちらにつきましては、
基本入札という形を取りますので、基本的に市場の影響というのをほぼ受ける形になります。
◆
岩永きりん
入札ということですね。失礼しました。これで最後にさせていただきます。続きまして、145ページの一番下の部分、
戸籍住民基本台帳経費と、その次の
個人番号カード発行経費に関しまして、それぞれ補正の内容の要因を教えていただければと思います。
◎
戸籍住民課長
まず、
戸籍住民基本台帳経費1,742万7,000円につきましてなんですけれども、主なものとしましては
委託料の減になります。
委託料の減が1,798万1,000円。この内訳としましては、氏名の
振り仮名法制化に関わる
住民記録システムの改修というものが令和6年の
繰越明許となっておりまして、こちらが1,922万円
プラスになっています。このほかに、この
委託料の項目で
戸籍住民課窓口であるとか、
受付案内システム保守、複合機等々、様々な
委託料を計上しておりますので、そちらのほうの
マイナスと相殺をして現在の金額になっております。続きまして、もう一点の
個人番号カード発行経費マイナス5,806万9,000円、こちらにつきましても、主なものは
委託料の減になっております。
委託料の減としましては、5,740万8,000円なんですけれども、こちらの主な内訳としましては、
事業者の再選定で
プロポーザルを実施したんですけれども、その
プロポーザルの結果の差金が
マイナスで3,600万円、合わせまして、業者さんが変わることを前提として設備も含めて、
準備経費として約2,000万円計上しておりましたので、こちらも合わせまして
マイナス補正として現在の金額になっております。
◆
坂田れい子
215ページの
ものづくり研究開発連携センター管理運営経費なんですけれども、これ、令和5年度の当初予算が昨年度より大幅に増額したと思っているんですけれども、その
増額分のうちの約4,576万円の減額となったこちらの理由を伺いたいです。
◎
産業振興課長
こちらの差額は、ほぼ工事の
契約差金でございますので、工事の分を多く積ませていただいて、結果として差金が生じたという内容でございます。
◆
坂田れい子
次に、
農業振興対策経費で217ページ。先ほどの岩永委員からのご質問とちょっとかぶるのかなと思ったんですけれども、この当初予算の半分以上の歳出減の理由について伺いたいです。
◎
赤塚支所長
お見込みのとおりで、先ほどの東京都
補助金とも関連してくるところでございます。この
事業費の中に、
認定農業者の
補助金というのが1,500万円計上されております。つまり東京都の
補助金1,000万円と区が補助する500万円というのを足して、1,500万円というのが計上されておりまして、それが丸々未執行ということで減額補正というふうにさせていただいております。
◆
坂田れい子
都市農業経営力強化事業
補助金事業ということで間違いなかったでしょうか。
◎
赤塚支所長
間違いございません。
◆
坂田れい子
ぜひ、この都市農業、板橋区でも少なくなっていますが、引き続き支援のほうをお願いいたします。続きまして、213ページの公衆浴場支援、当初予算1,487万円だったのを補正で約1,141万円の減となっていて、70%以上が減額になっているんですけれども、この理由をどう受け止めていらっしゃるか伺いたいです。
◎
産業振興課長
公衆浴場の
燃料費の補助について途中で補正を組みましたけれども、最終的には浴場のほうから
補助金の申請がなかったところもございまして、その戻しの分が500万円以上ございます。それから、あとは、そのほかのちょっとした修繕を当初予定をしていたんだけれども、やはりやることをやめましたというところで、
補助金の申請がなかった分がありまして、その分が今回の戻しになります。
◆
坂田れい子
修繕をやろうと思っていたけれどもやめられたという、先方のご意思だったということになるんでしょうか。
◎
産業振興課長
おっしゃるとおりでございます。こちらとしてはもちろん耐震化であったり、クリーンエネルギーだったり、設備が改善されるということはもちろんお勧めしたいところではございますけれども、あくまでも浴場側の意思でということになります。
◆荒川なお
最初に、私も公衆浴場のところで、213ページですけれども、
マイナスが約1,114万円ですかね。公衆浴場の支援のところです。これは補正を2定と3定でやっていて、その部分とほぼ同じ中身で、そこが残っているという認識でいいのか、ちょっとこの中身を教えていただきたいんですが、お願いします。
◎
産業振興課長
エネルギーの助成、月20万円の助成の分を当初は1年分ではなくて半年分で積んでいたので、その残りの分を補正で追加をしたわけなんですけれども、そのときにもまだ申請していない浴場の分であったりとか、当初で組んだときにはあって、今はなくなってしまった、その後に廃業した浴場もあったので、その分の予算も合わせての確保という形だったので、それを今の時点では、要は、年度当初から申請しなかった4つなんですけれども、4つの浴場の分の燃料の助成を落とすということになると、大体月20万円なので結構大きな金額になるというところで、500万円ぐらいの戻しというところになります。
◆荒川なお
これ、過去にも聞いているといえばそうなんですけれども、例えば今4か所、年度当初たしか28か所あって、今の答弁だと4か所は廃業になったのかちょっと分からないですけれども、廃業になったわけじゃないですね。営業を今していないとか、多分そういうところだと思うんですけども、そういったところへの支援。私からすると、補正が
プラスになっても、そういうところの支援、何が必要なのかというのもニーズをつかんで、そういうことまでは、先ほどと質問が重なるかもしれませんけれども、考えられなかったのかというのもお聞きしたかったんですが、お願いします。
◎
産業振興課長
公衆浴場においては、もちろん継続もしていただきたいですし、改修もしていただいて、営業を続けていただきたいというところで、この補正も組んで燃料助成もやっております。ただ、あくまでも浴場側の意思で、この制度を申請しないというところもございますし、あと、営業を休んでいるというところもありますので、そこに対しては燃料の助成はやはりしようがないというのが正直なところです。
◆荒川なお
燃料の助成については分かったというか、これまでの答弁でもそうなんですけれども、ほかの違う助成もいろいろあるとは思うんですけれども、やり方も、そういうところまではニーズはつかんでいないということでいいのかということで、そこをお聞きしたかったんですが。
◎
産業振興課長
改修のニーズももちろんつかんでおりまして、それをつかんでいるから、当初は耐震化の工事を何件かやりたいというご要望を伺っていたり、クリーンエネルギー化の更新もやってみたいということを何件か伺っていたので、当初予算は組んでいたというところです。ただ、その後に公衆浴場側の理由で工事を取りやめたということですので、そのあたりはこちらもそれ以上は踏み込んでいないというのが現状です。
◆荒川なお
あと、次は、205ページ、先ほどもこれについても質問があったんですが、
プラスチックごみの再
資源化推進経費のところでかなり大きな減額があるということ。理由は先ほど伺いました。それで、認識が間違っていたらすみません、
空き缶の防護ネットに変えるでしたっけ。箇所もすごいたくさんあるからこういう金額になるのかなと何となく想像できるんですけれども、それ、私からすると、当初もうちょっと早い段階から、そこに何でそういうふうになるということが決まらなかったのかなというのはちょっと気になっていたんですが、そこについてをお聞きしたいと思います。
◎
資源循環推進課長
プラスチックの対応につきまして、各区の状況を見ながら判断することになります。その中で、どれぐらい出るかは、たくさん出る、あまり最初は出ない、その辺を踏まえながら、排出する量と、あと板橋区の
集積所の状況を踏まえながら、その都度判断をさせていただいているというような状況になります。
◆荒川なお
これだけ
マイナスが出て、ごみの問題ってかなりニーズというか、全区民に関わることなので、ここにもっと予算をつけてほしいとかいうのは出てくるわけですよね。ニーズに応えるというんであれば、もうちょっと方法はなかったのかなというのは、これが本当に最善だったのかというのは思うんですけれども、ちょっとそこについても再度お聞きしたいと思います。
◎
資源循環推進課長
集積所に様々なニーズがあるというのは把握しております。また、各区で様々なものといいますか、グッズといいますか、そういったものを取り入れているという状況もあります。一方で、安定した収集運搬をするというところでありますので、その収集運搬と
集積所の安定的な稼働と、両方を併せて考える必要がありますので、その両面から様々に考えてまいりたいと今把握しているところです。
◆荒川なお
本当はもうちょっと言いたいところもあるんですけれども、幅広くなるのでこの辺にしておきます。あと、最後なんですけれども、先ほどこれも、体育施設の運営経費のところなんですけれども、
上板橋体育館のところで大きな差金が出たというところと、あと加賀のテニスコートと新河岸の陸上競技場でしたっけ、そういうところで
マイナス補正が出ているんですけれど、例えば体育施設のところで言えば、細かくはもっといっぱいあるのかもしれませんけれども、修繕を求められるところというのはあると思うんですけれども、そういうところは補正の対象になっていないのか、ほかの部分で補正になっているのかとか、もう既にやっているということで出ていないのか、ちょっとそこの確認をさせていただきたいんですけれども、お願いします。
◎
スポーツ振興課長
緊急的なものに対しては、9月補正でも小豆沢体育館の空調が止まってしまうということで対応したりとか、
赤塚体育館の火事のときに、煙を逃がす排煙窓ってあるんですけれども、そちらのほうが開かなくなったということで、緊急対応として9月に補正を出させていただいて、そういうのは対応しています。細々したもの、何かが止まったとか、扉が開かなくなったとか、そういったものに対しては、指定管理料の中で動かせる部分については動かしていただいているところではありますので、そちらのほうは対応しているというところで、そのほかの部分で、こちら
工事請負費がほとんどなんですけれども、そちらのほうで落としていると。対応が必要なものについては適宜対応しているというような状況になります。
◆荒川なお
例えば、1つ思ったのが、差金の額を先ほど言っていましたけれども、3,000万円と千幾らでしたっけ、それというのは、大体この体育施設の規模にもよるのかもしれませんけれども、大きさで大体これぐらいはいつもその契約の中で残っているものなんですか。それは分かりますか。
◎
スポーツ振興課長
これが適正かどうかというところはちょっとあれなんですけれども、予算を取るときには、
工事請負費だったりするので、不調になってはいけないので、予算として業者と見積りを取る段階で少し大きく取っているというところがあるので、実際入札をかけたりすると、差金が大きく出るというところはあろうかとは思います。
◆荒川なお
1つ言いたいのは、例えば
加賀庭球場のことを私もこの間何度か求めてきましたけれども、ほかにも早く整備してほしいと言えば、庭球場の中でもあるわけですよ。だから、そういうのも、この後予算でも出ていますけれども、やっぱりそれは遅れていくという要因にもなっていくので、その予算の在り方、ほかにもどこにつけるのかというのは、もうちょっと詳細に、特に体育施設とかの場合は、結構あっという間に悪くなっちゃったりとか、気候とかで悪くなっちゃったりとかすることもあるので、そういうところを見ていかなければいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、最後にちょっとそこについても答弁お願いします。
◎
スポーツ振興課長
おっしゃるとおり老朽化している施設とかも数多くありますので、全体の中でどう見ていくかというところは大事なんですけれども、個別個別でも対応できるように、そういうふうな柔軟に対応できるような体制にはしていきたいと思っています。
○主査
以上で質疑を終了いたします。
────────────────────────────────────────
○主査
以上をもちまして
区民環境分科会を閉会いたします。...