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令和5年6月21日文教児童委員会-06月21日-01号

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  1. 板橋区議会 2023-06-21
    令和5年6月21日文教児童委員会-06月21日-01号


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    令和5年6月21日文教児童委員会-06月21日-01号令和5年6月21日文教児童委員会  文 教 児 童 委 員 会 記 録 開会年月日  令和5年6月21日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時11分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      中 村とらあき      副委員長     五十嵐 やす子  委員       横 川たかゆき      委員       長 瀬 達 也  委員       井 上 温 子      委員       実 正やすゆき  委員       くまだ 智 子      委員       小 林 おとみ  委員       鈴 木こうすけ 説明のため出席した者  子ども家庭部長  田 中 光 輝      子ども家庭総合支援センター所長                                 佐々木 三 良  教育委員会事務局次長            子ども政策課長  丸 山 博 史
              水 野 博 史  保育運営課長   保 泉 正 憲      保育サービス課長 飯 嶋 登志伸  子育て支援課長  村 山 隆 志      支援課長     清 水 正 隆  援助課長     鈴 木 香奈子      教育総務課長   諸 橋 達 昭  指導室長     氣 田 眞由美      教育支援センター所長                                 石 野 良 惠 事務局職員  事務局長     五十嵐   登      書記       安 部 詩 織               文教児童委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 報告事項   (1)令和年度保育所等入所状況について(3頁)   (2)専決処分報告について(援助課職員による庁有自動車車両事故に係る示談処理)(11頁)   (3)所管事務概要について(15頁) 5 調査事件について    児童福祉学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件(19頁) 6 行政視察について 7 閉会宣告委員長   ただいまから文教児童委員会を開会いたします。  発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎子ども家庭部長   おはようございます。文教児童委員会3日目でございます。本日は所管事務概要を含めまして、報告事項3件となってございます。簡潔明瞭な説明答弁に努めてまいりますので、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  長瀬達也委員くま智子委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、報告事項に入ります。  初めに、令和年度保育所等入所状況についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加説明はありますでしょうか。 ◎保育サービス課長   昨年に引き続き待機児がゼロとなりました。追加説明は、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆小林おとみ   定例の報告ではありますけれども、幾つか質問させていただきます。全体としては、待機児はゼロというような報告だとは思いますが、気になりますのは、申込者の中で転園希望者がかなりいらっしゃるということです。この申込者数の中の合計のところに、転園希望括弧書きで400名というのがありますけれども、400名の方々内容転園理由、内訳などがもし分かれば教えていただければと思います。 ◎保育サービス課長   転園記載のとおり400名希望されておりました。認可園に決定したのは294名で、残りの106名は、今在園しながら転園待ちということになってございます。転園希望理由でございますけれども、区内で転居された、また兄弟別園に通っている方を同園希望にしたい、また最初から希望の高い園に入りたい、そういったことが理由だというふうになってございます。 ◆小林おとみ   今のお話ですと、転居された場合に近くの保育園にすぐに入れない状況があるってことだとか、それからあと兄弟でまだ入れていない人がいるっていう状況があることだとかが分かりましたけれども、その辺についてはやはり事実上は待機児に近い状況にあるんではないかなというふうに思いますが、区としてはその辺の認識はいかがでしょうか。 ◎保育サービス課長   現在この方々は在園されているということで、そういった意味では待機児から除外ということになっているというふうに認識しているところでございます。 ◆小林おとみ   一応、現在は保育はされているけれども、将来的な保育需要であることは間違いないと思います。  それからあと、その下、入所者数の中で、入所者のうちの106名が保育施設に在籍しているが、転園申請中ですとありますが、この106名のことは、今との関係でいくとどういうふうな内容になりますでしょうか。 ◎保育サービス課長   理由のほうの統計というのは、特に取っていないところでございますけれども、やはり転園できずに待たれているのは、1歳児、2歳児、3歳児と比較的乳児さんが多いということになってございます。 ◆小林おとみ   この点では、兄弟というのは一番切実な問題があると思いますけれども、せめて兄弟で同じ園に通いたいけれども通えていないという数は、つかむ必要があるんではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎保育サービス課長   兄弟さんの場合は、そもそも申込時にある程度加点がついておりますので、ある程度はかなっている方が多いのかなというところでございます。また、現在かなっていない方も、この申込みというのが年度末の3月まで有効でございますので、毎月の入所調整のほうには上げてまいりますので、そのタイミングで空きがあれば入所していただくということになっているところでございます。 ◆小林おとみ   定員に余裕があれば、そういうこともなくできるんだと思いますので、まだぎりぎりの状況なのかなという感じがいたします。それと、もう一つ最後に、地域ごと状況が、待機児がゼロになったという区の認識の下でつかなくなってしまったんですけれども、やはり地域ごとに見れば、逆に定員割れが多く起きているところだとかっていうばらつきが見えてくるような気もしますので、地域ごと資料はぜひ付けていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎保育サービス課長   これまでは、待機児の方の地域別ということで付けさせていただいていますので、そういたしますと希望別ということの、その地域別、どういった形の地域別にするかというのは、ちょっと検討が必要かと思うんですけども、申込み地域別ということでしたら資料がございますが。そういったものを付ける必要があるかということは検討させていただきたいと思います。 ◆井上温子   4の待機児童数の(2)の除算対象者の②の育児休業取得中のところについてお伺いしたいんですけれども、もともと育児休業延長したいという希望の方には、板橋区でそういった項目を設けていると思うんですけれども、その項目について説明をお願いします。 ◎保育サービス課長   入園申込みのときに、不承諾希望というのが必要ですかということで、現在育休中の方ということで家庭状況届出書というものがございます。その中で入所保留をされますかということでお聞きさせていただいているところでございます。 ◆井上温子   そうすると、入所できるかできないかにかかわらず、不承諾通知書板橋区はお渡ししているっていう現状ということでよろしいんでしょうか。 ◎保育サービス課長   こちら厚生労働省から、入所の必要はないんですけれども、育休の給付を頂くために不承諾通知が必要という条件がございますので、以前そのときに各自治体で非常に混乱したというようなことがございまして、本当に入園を希望する方に不利益が生じないように、公平な利用調整という中であらかじめ不承諾希望を取るということを、国のほうからも、そこは示されたものでございますので、それに従って運用しているところでございます。 ◆井上温子   そうすると、不承諾通知書希望されている人の中で、保育園に入った方というのは、板橋区ではいらっしゃるんでしょうか。 ◎保育サービス課長   こちらの届出書の中で、例えば令和年度中の、今年でしたら入所保留希望とか、令和年度中全て希望するというところにも意思確認をしておりますので、届出をしているけれども、入所希望していない、その方が入るということはございません。 ◆井上温子   私自身は育休延長できることが望ましいとは思うので、例えば1年でも2年でも3年でも、こういった不承諾通知にかかわらず、育休延長できたらいいなとは思うものの、現状のこの制度の中では、今、板橋区のその事務に関しては、ちょっと制度的には間違った運用なのかなというふうに思っていまして、厚労省ハローワークとかでも発行している文書の中でも、育児休業延長できる場合について、例外的な措置として1歳になる時点で保育所などに入所ができない等、雇用の継続のために必要と認められる場合に限り1歳6か月まで、最長2歳まで延長できますよと書いてあって、その後に、例えば育児休業延長を目的として、保育所などへの入所の意思がないにもかかわらず入所を申し込み、その保育所などに入れなかったことを理由として、育児休業延長を申し出ることは、育児介護休業法に基づく育児休業制度趣旨に合致しているとは言えず、育児休業延長の要件には満たさないことになりますって書いてあるんです。多分、板橋区がやっているのは満たさないんじゃないのかなって。空きがあるのにもかかわらず、でも第1希望が埋まってたらいいんでしょうけども、全ての第1希望入所保留者方たちは埋まってたってわけじゃないと思うんですよね。でも、事務的に不承諾通知書が欲しいという方に関しては、選考せずに不承諾通知を送るってことになっているので、待機児童がすごくクローズアップされて問題視されていて、企業側も1年で戻ってくると思っていて、でも本人は育休を何年も続けたくて、そうするといろいろなミスマッチが生じているなって思うんです。企業側も結構待ってても帰ってこない。人材不足ですから、それって、私はもともと2年間希望します、3年間希望しますっていうのが通ればいいと思いますけども、現状板橋区がこのやっている、今回保育所入所状況について報告していただいて、欠員数がゼロ歳児で353人いて、1歳児では116人いて、でも待機児童の中の育児休業取得中はゼロ歳児で143人いて、1歳児で184人で、そして選考せずに不承諾通知書を出しているっていう現状は、多分制度には合致していないと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎保育サービス課長   例外措置であることは、延長については承知しているところでございます。そのため、この家庭状況届出書にも、その旨やむを得ない場合ということは記載をさせていただいているところでございます。育休延長ですけれども、現に制度としてございます。また、給付金を受給するための必須条件として、こういった不承諾通知があるもので、区としては求めに応じて行っているところでございます。この制度については、なかなかやっぱり区が判断するというのは難しいものでございますし、判断するものではないというふうに考えているところでございます。一方で、やはり国は保育必要性の高い方を優先ということで、公平性確保のためにこういったこともできるというふうにされていて、区といたしましても不必要な競合を避けるということで、先ほど来申し上げております家庭状況届出書のほうに意思確認をしていただくということで、そういった運用を行っているところでございます。 ◆井上温子   区から頂いた資料でもQ&Aを見ていると、調整指数が限定されたもの、不承諾通知書が欲しいよみたいな方が、定員空きがある場合などは、当然希望する保育所入所することになりますよって書かれているんです、国からの通知にも。だから、多分、板橋区がやっているのは、国のその通知に基づいても、制度には反しているだろうなって思うんですね。そこら辺は問題ないのかなというのがちょっと疑問で、国の、何度も言いますけども、育休希望する期間取れたほうが望ましいっていうのは思っている前提ですけれども、今事務的にややこしい状況になっているというか、空きがあるのに不承諾通知書を出すっていうのは、やっぱりおかしいんじゃないかなって思うんですが、これは制度、国とかハローワークとかいろんなところとの兼ね合いで、板橋区の事務は適正だと言えるのか、最後にお聞かせください。 ◎保育サービス課長   こちらの不承諾通知のこの除外するということですね。先ほどから何度かご説明しておりますけれども、本当に必要な方に入っていただくため、不必要な競合を避けるためということで、国のほうも助言ということでいただいておりますけれども、真に入所したい方を優先するということで、そういった運用としては、全く方向性が間違ったものではないというふうに認識しているところでございます。 ◆井上温子   頂いた資料を読んだところ、板橋区の制度は多分合致していないと思うので、そこはちょっと見直していただけたらいいかなっていうふうに思います。最長2歳に達するまで延長が可能とされているのは、保育所入所できない場合のみですので、国が制度を変えるべきところではありますが、板橋区の事務としては、空きがあるのに入れない、ハローワークでもそれは対象外ですよ、それは除いてくださいねって明確に書いてあるので、ちょっと問題が大きいんじゃないかなと思います。Q&Aのところにも、そういった記述がありますので、ぜひご検討していただけたらと思います。 ○委員長   答弁は必要ですか。 ◆井上温子   必要です。 ◎保育サービス課長   国のほうも、自治体によって年に1回、そういった入所選考するところと、板橋区の場合は毎月毎月また入所調整ということで、繰上げのような形でやっているところでございます。そういったところで、例えば枠が空きました、保留している方がたまたま合致します。ですけれども、次の月の調整に、その枠を使いたい本当に入りたい方が申し込んでくる可能性があるんですね。そういった場合の枠の確保に関しては問題ないということで、そこは国に確認しているところでございますので、また疑義のあるところは国に確認しながらやっていきたいと思いますけれども、現状はこういった運用でやらせていただくということでございます。 ◆五十嵐やす子   まずは、民間から区立に変わったにりんそう保育園が、その後、今年度から区立になって、今どんな感じかっていうのをちょっと一言ご報告いただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎保育運営課長 
     にりんそう保育園につきましては、昨年の9月の議会で、区立にするというご報告をいたしました。その後からの経緯になりますけれども、まず先方のほうとは引継ぎについて協議を行いまして、2月から引継ぎのほうを行ってまいりました。あわせて、区立保育園長及び副園長につきましても、2月から兼務発令を行いまして、この引継ぎのほうに立ち会わせることにいたしました。3月には合同保育を行いまして、現場の保育士もにりんそう保育園保育のほうに入っております。物品等もうまく対応いたしておりますし、説明会も複数回行いましたが、保護者の方から特段ご心配といいますか、ご懸念を示されることはございませんでした。結論としては、盤石の体制で本年を迎えてくることができまして、今のところ順調に進んでいるというふうに考えております。 ◆五十嵐やす子   あと、人数的には昨年と比べてどういうふうになっていますか。 ◎保育運営課長   昨年度と大きく違うのが、ゼロ歳児をやめたというところがございます。今年の4月1日の状況でありますけれども、1歳の定員が10人、2歳の定員が15人というところでスタートいたしまして、入った人数としては、1歳のほうが9人、それから2歳のほうが12人ということでスタートしておりまして、例年とほぼ同程度かなというふうに認識しております。 ◆五十嵐やす子   その1歳というのは、例えば去年はゼロ歳があって、そのまま上がってきたお子さんというふうに考えていいんでしょうか。2歳のところも同じように。いかがでしょうか。 ◎保育運営課長   説明会等で伺ったことで把握をしますと、基本的には持ち上がりということが大部分を占めているというところでありますが、新規で入られた方もいらっしゃるというふうには認識しております。 ◆五十嵐やす子   今いろいろ伺って安心をしております。ただ、やっぱり本来だったら、ちょっと思ってもみなかったことが、通われている方、お子さんにとっても、保護者の方にとってもありますので、何か意見とか言いたいことがあったら、すぐに伝えやすい環境をつくっていっていただくと、これってどうなのかなって不安になることがもしかしたらあるかもしれないけれども、でもそれをちゃんと区が、また保育園が受け止めてくれるっていうとまた安心が増すと思いますので、そういう環境を丁寧につくっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎保育運営課長   説明会のときも、こういった例があまりないので、ぜひ保護者の方には忌憚のないご意見をお願いしますということでお話をしてまいりました。例のない中で進んでいく上では、どうしても保護者の方からのご意見が必要になってきますので、園のほうでも話しやすい雰囲気に努めております。引き続きこういうことが続くように、努めてまいりたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   どうぞよろしくお願いいたします。それから、本当に以前は待機児がたくさんいらして入れない、どうしようというようなご相談もたくさんありました。その中で、こうやって以前に比べれば入れるようになってということは、とてもありがたいことで、板橋区のほうも努力をしてくださってということが、今につながっていると思います。ただ一方で、やっぱり小規模保育のところですね、特に。お子さんがなかなか集まらない、定員割れをしているというところで、特に企業が入ってきている部分があって、企業はやっぱりもうけるっていうところですよね。法人とかそういうところとは違って、やっぱり目的の一つとして、企業というのは株主に対して配当していくっていうことがありますので、一定のもうけがないと運営ができないというところがあります。その中でやっぱり撤退しているところもあるというふうに聞いているんですけれども、実際今の板橋区の状況としてはどうなのかをちょっと教えていただけますか。 ◎保育運営課長   過去数年程度というところでありますけれども、直近の令和5年4月1日に閉鎖になったところですと、認証保育所小規模保育所それぞれ1か所ずつございます。遡ること令和4年4月1日現在では、小規模保育所で1園、認証保育所で1園が閉鎖、その前の令和3年4月1日では、いずれも認証保育所ですけれども、2園が撤退をしたという状況でございます。 ◆五十嵐やす子   小規模保育施設板橋区内にたくさんできてよかったことというのは、小さいお子さんを連れて遠くまで行かなくても、自分の家の近くでお願いできる場所幾つもできたということだと思うんですけれども、撤退していくっていうことになると、それができない人が出てくる、そして途中で別の保育園に変わらないといけない、そうするとまた新たにっていうところがやっぱりいろいろな意味で負担になってくるところもあると思います。あまり撤退とか、そういうのはないような形で、板橋の中で子育て支援という形で、また働く方々、親御さんたちの支援にもなるように、引き続き板橋区には頑張っていただきたいっていうふうに思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎保育運営課長   すみません。まず、ご質問に答弁する前に、先ほど少し不足しているところがございましたので、追加させていただきます。令和3年4月1日、先ほど認証保育所で2園というふうに申し上げましたが、小規模保育所でも2園の撤退がございましたので、追加させていただきます。よろしくお願いいたします。それから、お尋ねの件ですけれども、撤退をするという場合には、こちらのほうにご相談があります。その時点で、まず継続することを前提に、例えば受け入れるお子さんの人数を変更することによって、何かうまくできないのかということをご相談申し上げることもあります。定員の変更によって人件費のほうでの工夫をするですとか、そういうことを少しお話しすることがございます。不幸にして撤退をするという場合には、例えば補助金をもらって整備をしているということもございます。その場合には、どのぐらい返さなければいけないのか、それが撤退する場合の受ける損失と続ける場合の損失とということが比較できるように、少しご相談にも乗るようなことはしております。いずれにしても、小規模保育所撤退するということはあまりというか、いいことではないというふうに考えておりますので、よくコミュニケーションを取って対応しているというところでございます。 ◎保育サービス課長   あと支援というところでは民間ですので、経営支援というところではないんですけれども、ゼロ歳児に空きが出ているところに関しましては、ゼロ歳児というのが年度末までに大分充足されているということがあって、その分、保育士確保というところがございますので、ゼロ歳の待機児を出さないためということで、ゼロ歳児の運営費に関しては、少し補助をさせていただいているところでございます。また、定員変更、そういったことも認めているというところがございます。 ◆五十嵐やす子   それから、やっぱりいろいろなところを選択して利用できるっていうことが、とても大事だと思いますので、板橋区がいろいろ配慮してくださっているようですけれども、これからもお願いしたいというふうに思います。それから、4の待機児童数のところの中の除外対象者内訳のところに、ベビーシッターというのがあるんですけれども、すみません、ちょっと基本的なところで申し訳ないんですけれども、ベビーシッターを使って、それが認められるという場合は、まず基本として待機児童というふうに認定されないと使えないんでしょうか。 ◎保育サービス課長   私どもでやっているベビーシッターは、待機児童対策ベビーシッターでございまして、認可園等をご希望したけれども入れなかった方、その方にご紹介してご利用していただいているというものでございます。 ◆五十嵐やす子   例えば、障がいのある方の対策でも板橋区のほうはやってくださっていて、そのご利用もあるっていうことなんですけれども、そこまでではないけれども、例えば場所見知りみたいなものがあったりとかしてちょっと保育園に通わせるにはどうかなみたいな、だからグレーゾーンというんでしょうか、そういう部分保育園場所に行ったり、幼稚園でもそうですけれども、そういうことを考えると、ベビーシッターさんのほうがこの子にはいいかなみたいなことがあるような場合というのは、板橋区として何らかの支援とか、対策とか、ここだったら当てはまって使えるよというようなものはあるんでしょうか。 ◎保育サービス課長   親御さんがお困りの場合、まず入園のときにいろいろと例えばちょっと支援が必要な方とか、配慮が必要な方に関しては、よくお聞きするようにしております。まず、最初にベビーシッターというより、親御さんの了解を得てですけれども、区立園のほうで一旦保育を、集団保育できるかどうか見ていただきます。そういったことで園の状況ですね。そういった段階を経て、まずは集団保育ができるかどうかということで確認をさせていただいているところです。そこで、やはりどうしても難しいということであれば、またその段階で、親御さんのご希望等も伺いながらその先を進めていく、そういったことになろうかと考えております。 ◆五十嵐やす子   それから、待機児童数のところに企業主導型っていうのがあるんですけれども、企業主導型自体は内閣府がやっているものなので、板橋区とは違うと思うんですが、ただ実際どのくらいのお子さん企業主導型の保育園に通っているのかなというふうにちょっと思ったものですから、もし今数字がなければ後でで構いませんので教えていただけたらというふうに思うのと、あとは今、板橋区にどのくらいできているのかなとか、あと実際企業主導型をなさっている方で、企業主導型でもやっぱり質がいろいろあるというようなご相談もいただいたり、ご意見もいただいたりしているものですから、そこに板橋区の子どもを通わせるっていうことになるので、やっぱり安心なところに通わせたいっていう保護者のお気持ちもあると思うんですけれども、何か板橋区としてそこに関わっていける方法というんでしょうか、そういうのはあるんでしょうか。 ◎保育サービス課長   現在、板橋区内19の企業主導型保育事業を行っている事業者がいらっしゃいます。関わりといたしましては、やはり選択肢の一つでもございますので、例えば毎年1回8月くらいに保育園の入園ガイダンスということをやっているんですけれども、そちらのほうに企業主導型の方もお呼びいたしまして、ご案内を一緒に配布させていただいているところでございます。あと、昨年度からは、保育利用の手引という保護者の方に保育園とか幼稚園を案内する冊子があるんですけれども、そちらのほうにも企業主導型の一覧表を載せさせていただきまして、やはり保護者さんの選択肢の一つでございますので、ご案内をさせていただいているというところでございます。 ◎保育運営課長   まず、企業主導型を設置する場合には、その届出が区のほうに届いてくるということになります。そこでまず接点があるということと、これはちょっと所管外にはなってしまいますけれども、子ども政策課のほうで指導検査というものを実施しておりまして、企業主導型のほうにも監督というか、そういうことで入るようになっておりますので、そういったところで安全性の確保というところに努めているというところでございます。 ◆五十嵐やす子   そうやっていろいろ関わっているところがあるということが確認できましたので、よかったなと思っております。それから、最後なんですけれども、認可保育園ですとか認定こども園とかいろいろありますけれども、また年齢でも違うと思うんですけれども、歳児によって1人に、例えば1年間でどのくらい予算が使われているのかというような、そういうのを昔、1回データをいただいたことがあるんですけれども、もし出せるようでしたらまたちょっと1回参考に出していただけたら。急がなくていいんですけれども、大丈夫でしょうか。 ◎保育サービス課長   後ほどデータで出させていただきます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。よろしくお願いします。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、専決処分報告について(援助課職員による庁有自動車車両事故に係る示談処理)についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加説明はありますでしょうか。 ◎援助課長   本件について、特段の追加説明はございません。ご審議どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆鈴木こうすけ   専決処分報告ということで、事故の発生、こういった形での庁有車の事故ということで、私も車を運転しますのでこれは気をつけながらというところなんですけれども、これちょっと裏の図面を見ると、事故現場ということでちょうど縁切榎と子ども家庭総合支援センター、これ多分あれですよね、何か外回りをしてというかご相談に行った帰りにこのような状況になったということなんですけども。運転している側から見ると、まず相手側の車両が例えばこれハザードを出していて、これはちょうど交差点の手前なので、逆に言うと、ここでハザードをつけているっていうのもちょっとどうなのっていう話もあるんですけども、タイミングとしてハザードが消えた時点で前進をするのが分からなくて、中央車線から相手側の車両の車線をまたいで曲がろうとして事故が起きてしまったというふうな見解でよろしいのか、ちょっとそこだけ教えていただければ。 ◎援助課長   委員のおっしゃるとおりのところの職員は認識なんですけれども、ただやっぱりハザードが消えて動き出していたところがあって、そこの認識はちょっと注意不足だったといったところで、その後、警察と保険会社との処理で、このような形になりました。ただ、本人に対しては、十分注意の喚起をしたところでございます。 ◆鈴木こうすけ   今、課長からお話いただきました。この事故の責任の割合ということで、これ当然自賠責保険ですとか、車を運転される方は保険等も手厚く今入っている状況だと思うんですけども、この事故の責任の割合ということで、やはり区側が9割、相手方は1割ということで、これは多分、前方不注意ですとか、その周りに車がいなかったかいたのかっていうのを確認しなかったからというところで1割のそういった相手側にも事故の責任の割合があったのかなというふうに思うんですけども。最後にお聞きしますけども、これよくね、すみません、雇上車を挙げちゃうと恐縮なんですけども、例えばごみを回収している際に少し急いでてドアを開けてしまって、そこに実は車が接触をしてしまったとか、そういうふうな事故が当然これ区内のいろいろなところで動いていますので、そういう事故が起きるのは、なるべく起きないようにというふうな形なんですけども、いつもこれ私は思うんですけども、事故が起こると、例えば援助課の係長会を緊急で開催したとか、さも緊急でやったみたいなそんなようなのではなくて、私も前職は営業をやっていまして営業カーに乗っていましたけれども、定期的に車のマナーですとか、特にお仕事が忙しい場合はハザードを止めて、例えば何かをするとかっていうのはあるんですけども、やはり再発防止に向けて職員さん、車を運転される方に対しては、こういった係長会を緊急でというか、運転マナーというか、例えば春と秋の交通安全の週間のときに気をつけようですとか、そういうふうな徹底が今後必要じゃないかなと思うんですけども、最後そこだけお聞かせいただければと思います。 ◎援助課長   当センターにおいてはやっぱり職員が多いですし、外回り等もありますので、月曜日の朝は必ず全員で朝会ということをやっておりますし、水曜日はある意味で全員が集まって会議というものがあります。定期的な会議は割と週に何回か設けておりますので、その場で今機会ごとに注意、やっぱりこういうところの注意喚起をしているところです。特に、やはり当センターの周りはやや交通量が多いですし、なかなか交通的に危ない箇所かなというふうに思っておりますので、職員の注意喚起とか、講習会、そこの呼びかけは定期的に心して行っていきたいとも考えております。 ◆鈴木こうすけ   本当に再発防止ということは一番大事ですし、やはり庁有車ですと当然、板橋区というふうに基本的には車にも貼ってあるですとか、そういった形でございます。今言われましたけれども、区がしっかりとそういった月曜日なり、水曜日なりという会議をしながら徹底的に、縁切榎のここは私もよく通るところですけども、本当に道が狭かったりとかちょっと旧中山道の車が結構スピードを出していたりとかするので、しっかりと注意喚起をしながら事故を起こさないように、今後していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。答弁は結構です。 ◆小林おとみ   私もちょっと自宅が近いので、現場のことがよく分かる、よく通るんですが、この図面でいきますと、相手方の車とこちらの車だけしか絵がないんですけれども、実際にはこの角は今マンションの建設現場になっていて、かなり工事車両がずっとこの歩道側に何台も並んでいるという中で、真ん中車線に入らないと左に曲がれないという状況が、長い期間続いているような気がするんですね。だから、この絵だけでは、実際の現場はもうちょっと前のほうから、庁有車の方は中の道を走ったんではないかなという気がして、なおかつ一番前に止まっている車のハザードが見えていたのかどうかも、私はどうなのかなというふうに思ったところです。そんな現場だろうと思いつつ聞きたいのは、庁有車に最近、車の事故のときにはカメラで現場を映せるようなのがよく出されますけれども、そういうような装置は、区の車にはついているんでしょうか。そこを聞きたいです。 ◎支援課長   車両については、支援課のほうで管理をしていますので、私のほうで答弁いたします。車両についてですけれども、今ございましたドライブレコーダーであったりとか、あとそのほかにも標準装備として自動ブレーキであったりとか、ペダルの踏み間違えの防止装置であったりとか、そういったものを標準装備している車両を使用しています。 ◆小林おとみ   ということは、それらも確認した上で、この9対1という割合が出たってことでよろしいんでしょうか。 ◎支援課長   おっしゃるとおりございます。 ◆井上温子   再発防止のところでお伺いしたいんですけれども、よく仕事で車両を使う場合に、結構運転席のところの窓とかにこんなことを確認しましたかとか注意事項、それを取らないと運転できないみたいな仕組みになっている社会福祉法人さんとかがありまして、そういう車が止まっていると、ちゃんとしてるんだなみたいな、見てても思うところがあるんですが、板橋区のこの車、援助課さんですかね、板橋区の車をじっくり見たことがないのでお聞きしたいんですけれども、車を運転するときに再発防止の研修とかっていうのって、どんどんやっぱり抜けていっちゃうものだと思うので、運転する前にハンドルのところに何か置いてあるとか、窓のところに何か置いてあって、それを取らないといけないとか、確認しないといけないような仕組みみたいなことっていうのって、すごく重要だなと思うんですが、そういうふうになっていらっしゃるのか教えてください。 ◎支援課長   今お話いただいたような車両の中で安全運転を啓発するようなものがあったりと、そういったところは特段行ってはおりません。現在使用に当たっては、使用前に運転手が必ずアルコールの呼気のチェックを行っておりまして、それを確認し、そこにいる職員、我々の庶務を担当する係長であったりとか、職員のほうがその数値を確認して、チェックをするといったところをしております。その際に、私の自席の前でもありますので、私がいる際だったりとか、職員から安全運転をといった声がけをまずはやっていこうというところがございまして、委員からもご助言あったようなそういう取組をされているという情報も共有していまして、どういったものが効果的なのかなというところを所内でも今検討しているところでありまして、アルコールの検知のファイルのところのファイルに安全運転とか、そういったものを見て、必ず目に入るようにするであったりとか、そういったところを、ちょっと効果的な方法についてはいろいろ検討しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆井上温子   結構、私が参考になったなと思う社会福祉法人さんは、本当運転席に貼ってあるんですね。だから、そこを通った一般の人も、こういうことに注意して車を運転されているんだなっていうのが止まっているときに見えるので、それを運転する自分もちゃんと読まなきゃみたいな、そういうふうに見られているんだっていうような意識が向上していくようなところはあるなというふうに思うので、さらに中だけでファイルとかでとどまっちゃうと、やっぱりそれっていろいろな書類と混ざっちゃうので、認識がしにくい。だから、すごく一番見えるところとかに、毎回見ざるを得ないみたいな状況をつくっていったほうが、日々の業務への落とし込みは楽なのかなというふうに思うんですよね。多分いろいろなお仕事を抱えている中で、日常的に注意をしていくっていうことが、なかなか時間を取ることも難しい部分があると思うので、ぜひ日常業務の中で自然と身につくような、あと外からも見られているというか、自分たちは区の車を運転していて、自分たちは公務員として働いていて、やっぱり誠実な運転マナーを守らなきゃいけないとか、そういう意識が自然と高まるような形に、ぜひ仕組みづくりをしていっていただけたらなと思うんですが、最後見解を伺います。 ◎支援課長   貴重なご意見ありがとうございます。そういった民間の取組なども参考にしながら、おっしゃるとおり区民からの見える視点というところも意識しながら取り組めることについて検討して取り入れたいと思います。 ◆五十嵐やす子   ほかの委員の方もいろいろ質問なさっているので、かぶらないようにと思いますけれども、まずは人的被害は双方なしっていうふうにありましたので、ここの部分が本当によかったなと思っているところです。それで、自動車賠償保険というふうにあって、そちらのほうから相手側へ支払われるから直接の板橋区の支払いは生じないとありますけれども、ほかにも、事故ってやっぱり自分が気をつけていたりとかしても、いろいろなことで起きたりしてしまって、やっぱり年間何件か事故の報告ってあると思うんですけれども、ちょっとぶつけちゃったとかね。あとは、対車だったり、対人だったり、いろいろな形であると思うんですけれども、例えばコロナの中って出歩くのも少し減っていたかもしれないんですけれども、この5年間でこういう事故ってどのくらいあったのかとか、あとはやっぱり事故が多くなると保険料が上がると思うんですけれども、そういうところっていうのはどうなのかをちょっと教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎支援課長   区全体の事故の件数というところは、ちょっとこちらのほうで把握をしているところではないんですけれども、過去の議事録等も拝見しますと、清掃車両の事故であったりとかっていうのは、年間に何件か起きてしまっているというところは把握しているところであります。保険についてですけれども、ご指摘のとおり事故が起こりますと、いわゆる損害保険の等級が変わってくるというところで、負担の変更等では生じてしまうところではあるのかなというふうに承知しているところで、当然そういったことがないように、再発防止については取り組んでいかなければならないというふうに思っております。 ◆五十嵐やす子   今ちなみに自動車賠償保険って、板橋区としては幾らぐらい掛けてらっしゃるんですか。今すぐ分からなかったら、後ででもいいので教えてください。 ◎支援課長   では、ちょっと確認をしてお答えできるようにしたいと思います。 ◆五十嵐やす子   よろしくお願いします。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  次の報告事項に入る前に、理事者の入退室を行いますので、しばらくお待ちください。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事務概要についてを議題といたします。  本件については、今後の調査等に向けて、事業の現状や所管の範囲を確認するための議題となりますので、特段の質疑がなければご了承願います。  質疑はございますでしょうか。お二方。質疑につきましては、現状確認程度にとどめ、意見や要望を述べたり、理事者に見解を求めるのは、ほかの機会に行っていただくようお願いいたします。また、質疑の際は、所管事務概要のページ数を述べていただいてから質疑くださるようご協力をお願いいたします。 ◆小林おとみ   所管事務概要の89ページでお願いします。会計年度任用職員という記載がありまして、区費の職員、都費の職員それぞれに、学校ごと、施設ごとの人数などが書いてあります。特に、ちょっと問題意識がありますのは、学校の運営に関わる部分についてどのようなところに、どのように配置をされて、どんな仕事をされているのかというのを簡単に教えていただければと思っています。全部というわけにもいきませんので、特に学校に関わる部分として、学校運営員、スクール・サポート・スタッフ、副校長補佐、学力向上専門員、あと補充教職員、学校生活支援員、部活動指導員、それからちょっと離れまして、教育相談アドバイザー、あと都費で時間講師、非常勤教員などについて、それぞれにどのような役割で配置されているかというのを簡単にご説明いただきたいと思っています。 ◎教育総務課長 
     それぞれ所管ごとにお話をしていきます。まず、学校運営員でございます。こちらは小学校におりまして、事務の補助のようなことをしております。仕事としては、主には学校徴収金ですとか、就学援助ですとか、庶務業務ですとか、そういったことを行っておるものでございます。  次がスクール・サポート・スタッフになります。こちらは小学校、中学校におりまして、こちらについては、例えば先生の補助といいますか、学習プリントの印刷ですとか、配布準備ですとか、授業準備の補助ですとか、採点業務の補助ですとか、そういったことをやっております。  副校長補佐でございます。副校長補佐につきましても、こちらも小中学校におりまして、副校長の補佐ではありますが、事務的な補助ということで、調査報告に関することですとか、教職員の服務管理ですとか、学校の施設管理、こういったような副校長の補佐、電話応対なんかもすると思いますけれども、そんな業務を行っているものでございます。 ◎指導室長   私のほうで指導室のほうの関係で申し上げさせていただきます。まず、1点目の学力向上専門員でございますが、内容としましては、基礎学力の定着や向上、そして学級の安定化等に応じまして、そういったことを目的に学級に配置するものでございます。配置の基準でございますが、各学校一応2名という形なんですが、ただ学校の規模であったり、様々な課題に応じて、そこが1名となっているようなところもございます。今現在は116名配置をしております。  2点目の補充教職員でございますが、こちらにつきましては、都費の事務職員であったり、それから栄養士、養護教諭、そういった方たちの病欠であったり、産休に伴う休みに伴いまして、ここを補充するといったものでございます。また、要保護や準要保護の就学援助事務に対応するための加配配置であったり、規模補正対象校ということで、今年度に関しましては金沢小学校、大変規模が多うございますので、そういったところへの加配事業の職員でございます。配置基準としましては、東京都の教育委員会より、例えば要保護、準要保護に関しては、正規校の指定を受けたものということで、令和年度の実績としましては24校、それから昨年度もそうなんですが、金沢小学校が先ほどの規模の適正というところでの部分での補助ということで入っております。  それから、3点目の学校生活支援員でございますけれども、こちらにつきましては、特別支援学級及び通常の学級において、障がいのある児童・生徒の学校生活の支援であったり、学校運営の補助というものをするものでございます。配置の基準でございますが、特別支援学級にまず2学級までのところには1名、3学級以上の学級においては1名プラス1ということで2名、そして通常学級におきましては、肢体不自由等車椅子とか歩行器具、そういったことを常時必要となさっていらっしゃるお子さんに対して、個別支援が必要な児童・生徒に1名につき1人を配置するといった形です。あとはまた、集団行動の中でやはりなかなか集団への参加に対して少し難しいお子さんがいらっしゃる場合については、学校からの申請等に伴いまして、こちらのほうで決定をして配置をしているというふうなところがございます。人数等についてでございますが、今現在ですけども、令和5年の6月現在で、一応人数、当初予算で110名のところ今107名が配置をされております。最初の配置をしたところから要請というところも、学級が始まって運営ができたところで、やっぱり要請の数も少し頂戴しているところかなというところです。  続きまして、4点目の部活動指導員でございますが、こちらにつきましては部活動の実技指導と安全等に係る指導の補助というところがございます。そういったところで、今現在はまだモデル実施ということになっておりますが3校、板橋第三中学校のバドミントン部、志村第四中学校の新体操部、桜川中学校のソフトテニス部、こちらのほうに1名ずつ配置をしておるものでございます。  続きまして、特別支援教育のアドバイザーでございます。こちらのところにつきましては、通常学級に今在籍している支援の必要な児童・生徒に対して、学校、園からの相談に応じまして心理的な助言等、必要な措置を行うというような形で、指導室のほうに配置をしておりまして、そこから学校のほうにアウトリーチをかけて、指導・助言に入るというような形で、子どもの見とりもやっております。現在は6名配置をしているところでございます。  続きまして、時間講師でございますけれども、こちらにつきましては、その名前のとおりなんですけれども、全公立小中学校に対しまして学習指導、いわゆる授業の実際に業務に関わるものでございます。こちらのところにつきましては、様々いろいろな学校の事情によりまして、欠員の補充であったり、新規採用教員等の研修を初任者は行いますので、そのときに授業を空けるときの後補充というような形で、こういった時間講師に入ってもらうような形になっております。現在のところ小学校で127名、中学校で73名の時間講師が学校のほうに配置されております。  最後でございますが、非常勤教職員、日勤講師のほうでございます。こちらにつきましては、指導室の分のところにつきましては、育成支援アドバイザーということで、退職をした教員等々が新規採用教員の指導に当たるといった形で配置をしております。そして、新規採用教員配置校に初任者の指導と、あとまた初任者が研修に出るときの先ほども言いましたような後補充、その後に指導に入るような形でということと、それから新規採用教員を育成するというようなことを目的に配置をしております。小学校では現在のところ14名、中学校は25名の教員が配置されております。 ◎教育支援センター所長   私のほうからは、教育相談アドバイザーのほうのお話をさせていただきます。教育相談アドバイザーは、教育支援センターのほうに配置をしております。教育相談アドバイザーにつきましては、担当が2つに分かれております。学校相談と特別支援教育相談に分かれております。学校相談につきましては、児童・生徒、保護者などからの教育や学校の教育活動に関する相談、教員からの学級経営や職場など、そういったところの働き方に関する相談を受けております。特別支援教育相談につきましては、特別支援学級、特別支援学校などへの就学、見学に関する就学相談を受けております。こちら設定数といたしましては5名になっておりますが、ちょっとこちらのほうは4名という形にはなっているんですけれども、学校相談のほうが2名、特別支援教育相談のほうが3名という設定数でございまして、概要のほうを作成したときは5月1日現在でございましたので、特別支援教育相談のほうが2名という形でありましたが、5月中に採用しておりますので、設定数どおり2名と3名、5名で採用しております。 ◆小林おとみ   幾つか改めて確認したいこともありますが、ちょっと気になっているのは、部活動指導員が3校となっていて、これ5月1日時点ですが、休職括弧1になっていますが、今は3名復活されているのかどうかということと、あと部活動指導員というのは結構たくさんいるのかなと思っていたのが3名ということなので、ほかの学校でいろいろな専門的な先生の方に、外部の方に部活動を指導していただいているところもたくさんあるんじゃないかと思うんですけども、それはこういう数には入らないんでしょうか。実際ないんでしょうか。 ◎指導室長   まず、このマイナス1のところでございますが、現在は3名配置をしております。当初バドミントン部のところで、なかなか人が見つからなかったところがございましたので、今現在は3名です。それから、2点目のところの部活動のほかの学校とということですが、部活動指導員としては3名なんですが、これモデル事業としてやっておりますが、それとはまた別に部活指導補助員というのがございまして、そちらは各学校のほうで、若干ボランティア的なところもございますけれども、そういった形でいろいろ補助をしてくれて、ただ引率であったりそういったこと、単独での指導とかっていうのはなかなかできない立場ではあるものでございます。 ◆小林おとみ   あと1つは、年度当初で今年も35人学級が4年生まで広がったこともあって、クラスが増えたりして先生方が不足している。全国的には教員不足って報道されていますけれども、板橋区でも実際、年度当初の担任配置のところで、正規職員が配置できなかったりとかした状況があったのかどうか、またこういうところから何か補充したりすることがあるのかどうかお聞きしたいと思います。 ◎指導室長   教員の配置についてでございますが、これは全国的なところもあったり、東京都全体のところでもなかなか教員不足ということは言われているところではございます。板橋区のほうでも、確かに教員が不足しているということは、現状はあるにはあるんですが、ただ担任が未配置のところはございません。算数少人数加配であったりっていうところで、そういった教員をまず担任のほうを優先して配置をしまして、少人数学習が習熟度別でという学習がなかなかちょっと当初できない部分もございましたけれども、そういったところで担任配置がしていないところはないということがまずございます。それから、先ほどの補充をというところなんですけれども、部活動においてということにおいて、この補助員さんが何か補助するというようなことは、特にはございません。 ◆井上温子   2点併せてちょっと確認したいんですけれども、67ページの社会的養護経験者、ケアリーバー応援プロジェクトなんですけれども、今年度から新しく始まっていると思いますが、いつからどのように進むのかというところの現状確認と、あともともとのプレスリリースで居場所支援という言葉が入っていたと思うんですけれども、事務概要では居場所支援という文言が全くなかったので、そこがどのようになっているのかっていう確認をさせてください。  併せて、63ページ、子育て交流支援のところなんですが、区内にある子育て支援団体と交流会等を実施し、地域の子育て団体の情報を収集するとともに、その活動を支援していますって書いてあるんですが、どんな活動されているのか、実績と今後の計画についてお伺いさせてください。 ◎子ども政策課長   それではまず、ケアリーバーのほうからお答えさせていただきます。まず、先に相談支援のところの居場所がないじゃないかというところなんですけれども、すみません、経済的支援相談支援それぞれ3つずつ事業がありまして、そのうちの相談支援につきましては自立前施設等訪問事業ということで、自立前に施設に行って顔合わせですとか信頼関係を築いて次の事業をつなげていくというものと、なんでも相談ということで委託事業者のLINEですとかメールなどでいろいろな居住ですとか、将来の不安などの相談に乗るというものと併せていまして、今おっしゃっていただいた居場所事業のほうも入ってございます。今年度は月1回、区の施設ですとか、あと委託業者の拠点を活用しましてやっていくというところで、こちらにつきましては実際5月からスタートしております。5月は板橋区の集会所でやったんですけども、こちら実績は1名ということでございましたので、今後ちょっと増やしていきたいなというところで、あと6月にも千葉県になるんですが、拠点のほうでやっているものもございます。こちらは9名の参加があったんですが、板橋区のお子さんはいらっしゃらなかったというところで、職員のほうが5月、6月とも実際に現場を見に行ってお話を聞いてきて、今後改善点があれば改善していきたいですし、拡充をしていくかどうかも含めて検討していきたいというふうに思ってございます。また、経済的支援のほうでは措置解除支度金ですとか、家賃補助、医療費補助等やってございますが、既に6月8日にはなるんですが、登録者が19名ということでございます。実際13名の方に何らかの支援をしているというところで、こちらのほうは好調に滑り出したかなというふうに思ってございます。 ◎子育て支援課長   こちらの子育て交流支援でございますけれども、淑徳大学、淑徳大学短期大学部や東京家政大学の区内大学、そういったところとか、あと区立加賀福祉園、そして板橋子育てを応援する団体など合計15団体によりまして、子育てサークル交流会というものを構成しているところでございます。この交流会が実施しますその月のイベントを紹介するなど、この交流会が毎月発行していただくすくすくネットというものを子育て支援課で受領して、区内児童館や健康福祉センター、区内図書館に送付し、子育て世帯が情報を手に取れるようにしてございます。発行部数につきましては、1,600部でございます。この子育てサークル交流会は毎月第3金曜日に定例会を開催しておりまして、各団体の交流、親睦を通して、子育ての環境を整備していくことを目的としてございます。子育て情報が多く、親子で楽しめるすくすくまつりというものを、この子育てサークル交流会が毎年秋、昨年度は11月に開催しておりまして、これまで板橋区はこのお祭りに後ろ盾となり援助をする後援という形で支援をしてきているところでございます。子育て支援課として、この子育て交流支援に対する予算は計上しているところではございません。今後も、これまでと同じように、区内の子育て世代に資するものとして、連携をさせていただきたいと考えているところでございます。 ○委員長   本件については、事前通告制となっております。小林委員、井上委員、以上の質疑が終わりましたので、本件については、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本委員会の調査事件につきましては、お手元に配付しております案のとおり決定し、別途、議長宛て継続調査の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、行政視察につきましては、お手元に配付しております案のとおり、地方都市における施策を参考とするため、7月18日から19日にかけて、大阪府門真市では公民連携を生かした子どもの居場所づくりについて、京都府京都市では一人ひとりに応じた指導を行う不登校特例校の取組について視察する旨、別途、議長宛て行政視察の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、文教児童委員会を閉会いたします。...