水 野 博 史
保育運営課長 保 泉 正 憲
保育サービス課長 飯 嶋
登志伸
子育て支援課長 村 山 隆 志
支援課長 清 水 正 隆
援助課長 鈴 木 香奈子
教育総務課長 諸 橋 達 昭
指導室長 氣 田 眞由美
教育支援センター所長
石 野 良 惠
事務局職員
事務局長 五十嵐 登 書記 安 部 詩 織
文教児童委員会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4
報告事項
(1)
令和5
年度保育所等入所状況について(3頁)
(2)
専決処分の
報告について(
援助課職員による
庁有自動車の
車両事故に係る
示談処理)(11頁)
(3)
所管事務概要について(15頁)
5
調査事件について
児童福祉、
学校教育及び生涯
学習等の区政に関する調査の件(19頁)
6
行政視察について
7
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
文教児童委員会を開会いたします。
発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
子ども家庭部長
おはようございます。
文教児童委員会3日目でございます。本日は
所管事務概要を含めまして、
報告事項3件となってございます。簡潔明瞭な
説明、
答弁に努めてまいりますので、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員をご指名いたします。
長瀬達也委員、
くまだ
智子委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは、
報告事項に入ります。
初めに、
令和5
年度保育所等入所状況についてを
議題といたします。
本件について、
理事者より
追加の
説明はありますでしょうか。
◎
保育サービス課長
昨年に引き続き
待機児がゼロとなりました。
追加の
説明は、特にございません。よろしくお願いいたします。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
小林おとみ
定例の
報告ではありますけれども、
幾つか質問させていただきます。全体としては、
待機児はゼロというような
報告だとは思いますが、気になりますのは、
申込者の中で
転園希望者がかなりいらっしゃるということです。この
申込者数の中の合計のところに、
転園希望で
括弧書きで400名というのがありますけれども、400名の
方々の
内容、
転園の
理由、内訳などがもし分かれば教えていただければと思います。
◎
保育サービス課長
転園は
記載のとおり400名
希望されておりました。
認可園に決定したのは294名で、残りの106名は、今在園しながら
転園待ちということになってございます。
転園希望の
理由でございますけれども、区内で転居された、また
兄弟別園に通っている方を同
園希望にしたい、また最初から
希望の高い園に入りたい、そういったことが
理由だというふうになってございます。
◆
小林おとみ
今の
お話ですと、転居された場合に近くの
保育園にすぐに入れない
状況があるってことだとか、それから
あと兄弟でまだ入れていない人がいるっていう
状況があることだとかが分かりましたけれども、その辺についてはやはり事実上は
待機児に近い
状況にあるんではないかなというふうに思いますが、区としてはその辺の
認識はいかがでしょうか。
◎
保育サービス課長
現在この
方々は在園されているということで、そういった
意味では
待機児から除外ということになっているというふうに
認識しているところでございます。
◆
小林おとみ
一応、現在は
保育はされているけれども、将来的な
保育需要であることは間違いないと思います。
それから
あと、その下、
入所者数の中で、
入所者のうちの106名が
保育施設に在籍しているが、
転園申請中ですとありますが、この106名のことは、今との関係でいくとどういうふうな
内容になりますでしょうか。
◎
保育サービス課長
理由のほうの統計というのは、特に取っていないところでございますけれども、やはり
転園できずに待たれているのは、1歳児、2歳児、3歳児と比較的乳児さんが多いということになってございます。
◆
小林おとみ
この点では、
兄弟というのは一番切実な問題があると思いますけれども、せめて
兄弟で同じ園に通いたいけれども通えていないという数は、つかむ必要があるんではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
◎
保育サービス課長
兄弟さんの場合は、そもそも申込時にある程度加点がついておりますので、ある程度はかなっている方が多いのかなというところでございます。また、現在かなっていない方も、この
申込みというのが
年度末の3月まで有効でございますので、毎月の
入所調整のほうには上げてまいりますので、そのタイミングで
空きがあれば
入所していただくということになっているところでございます。
◆
小林おとみ
定員に余裕があれば、そういうこともなくできるんだと思いますので、まだぎりぎりの
状況なのかなという感じがいたします。それと、もう
一つ最後に、
地域ごとの
状況が、
待機児がゼロになったという区の
認識の下でつかなくなってしまったんですけれども、やはり
地域ごとに見れば、逆に
定員割れが多く起きているところだとかっていうばらつきが見えてくるような気もしますので、
地域ごとの
資料はぜひ付けていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
◎
保育サービス課長
これまでは、
待機児の方の
地域別ということで付けさせていただいていますので、そういたしますと
希望別ということの、その
地域別、どういった形の
地域別にするかというのは、ちょっと検討が必要かと思うんですけども、
申込みの
地域別ということでしたら
資料がございますが。そういったものを付ける必要があるかということは検討させていただきたいと思います。
◆
井上温子
4の
待機児童数の(2)の
除算対象者の②の
育児休業取得中のところについてお伺いしたいんですけれども、もともと
育児休業を
延長したいという
希望の方には、
板橋区でそういった項目を設けていると思うんですけれども、その項目について
説明をお願いします。
◎
保育サービス課長
入園申込みのときに、不
承諾希望というのが必要ですかということで、現在
育休中の方ということで
家庭状況届出書というものがございます。その中で
入所保留をされますかということでお聞きさせていただいているところでございます。
◆
井上温子
そうすると、
入所できるかできないかにかかわらず、不
承諾通知書を
板橋区はお渡ししているっていう
現状ということでよろしいんでしょうか。
◎
保育サービス課長
こちら
厚生労働省から、
入所の必要はないんですけれども、
育休の給付を頂くために不
承諾通知が必要という条件がございますので、以前そのときに各
自治体で非常に混乱したというようなことがございまして、本当に入園を
希望する方に不利益が生じないように、公平な
利用調整という中であらかじめ不
承諾の
希望を取るということを、国のほうからも、そこは示されたものでございますので、それに従って
運用しているところでございます。
◆
井上温子
そうすると、不
承諾通知書を
希望されている人の中で、
保育園に入った方というのは、
板橋区ではいらっしゃるんでしょうか。
◎
保育サービス課長
こちらの
届出書の中で、例えば
令和4
年度中の、今年でしたら
入所保留を
希望とか、
令和5
年度中全て
希望するというところにも
意思確認をしておりますので、
届出をしているけれども、
入所は
希望していない、その方が入るということはございません。
◆
井上温子
私自身は
育休が
延長できることが望ましいとは思うので、例えば1年でも2年でも3年でも、こういった不
承諾通知にかかわらず、
育休が
延長できたらいいなとは思うものの、
現状のこの
制度の中では、今、
板橋区のその
事務に関しては、ちょっと
制度的には間違った
運用なのかなというふうに思っていまして、
厚労省の
ハローワークとかでも発行している文書の中でも、
育児休業が
延長できる場合について、例外的な措置として1歳になる時点で
保育所などに
入所ができない等、雇用の継続のために必要と認められる場合に限り1歳6か月まで、最長2歳まで
延長できますよと書いてあって、その後に、例えば
育児休業の
延長を目的として、
保育所などへの
入所の意思がないにもかかわらず
入所を申し込み、その
保育所などに入れなかったことを
理由として、
育児休業の
延長を申し出ることは、
育児介護休業法に基づく
育児休業の
制度趣旨に合致しているとは言えず、
育児休業の
延長の要件には満たさないことになりますって書いてあるんです。多分、
板橋区がやっているのは満たさないんじゃないのかなって。
空きがあるのにもかかわらず、でも第1
希望が埋まってたらいいんでしょうけども、全ての第1
希望が
入所保留者の
方たちは埋まってたってわけじゃないと思うんですよね。でも、
事務的に不
承諾通知書が欲しいという方に関しては、選考せずに不
承諾通知を送るってことになっているので、
待機児童がすごくクローズアップされて問題視されていて、
企業側も1年で戻ってくると思っていて、でも本人は
育休を何年も続けたくて、そうするといろいろな
ミスマッチが生じているなって思うんです。
企業側も結構待ってても帰ってこない。
人材不足ですから、それって、私はもともと2年間
希望します、3年間
希望しますっていうのが通ればいいと思いますけども、
現状、
板橋区がこのやっている、今回
保育所の
入所の
状況について
報告していただいて、
欠員数がゼロ歳児で353人いて、1歳児では116人いて、でも
待機児童の中の
育児休業取得中はゼロ歳児で143人いて、1歳児で184人で、そして選考せずに不
承諾通知書を出しているっていう
現状は、多分
制度には合致していないと思うんですが、いかがでしょうか。
◎
保育サービス課長
例外措置であることは、
延長については承知しているところでございます。そのため、この
家庭状況届出書にも、その旨やむを得ない場合ということは
記載をさせていただいているところでございます。
育休延長ですけれども、現に
制度としてございます。また、
給付金を受給するための
必須条件として、こういった不
承諾通知があるもので、区としては求めに応じて行っているところでございます。この
制度については、なかなかやっぱり区が判断するというのは難しいものでございますし、判断するものではないというふうに考えているところでございます。一方で、やはり国は
保育の
必要性の高い方を優先ということで、
公平性の
確保のためにこういったこともできるというふうにされていて、区といたしましても不必要な競合を避けるということで、
先ほど来申し上げております
家庭状況届出書のほうに
意思確認をしていただくということで、そういった
運用を行っているところでございます。
◆
井上温子
区から頂いた
資料でも
Q&Aを見ていると、
調整指数が限定されたもの、不
承諾通知書が欲しいよみたいな方が、
定員に
空きがある場合などは、当然
希望する
保育所に
入所することになりますよって書かれているんです、国からの
通知にも。だから、多分、
板橋区がやっているのは、国のその
通知に基づいても、
制度には反しているだろうなって思うんですね。そこら辺は問題ないのかなというのがちょっと疑問で、国の、何度も言いますけども、
育休が
希望する期間取れたほうが望ましいっていうのは思っている前提ですけれども、今
事務的にややこしい
状況になっているというか、
空きがあるのに不
承諾通知書を出すっていうのは、やっぱりおかしいんじゃないかなって思うんですが、これは
制度、国とか
ハローワークとかいろんなところとの兼ね合いで、
板橋区の
事務は適正だと言えるのか、最後にお聞かせください。
◎
保育サービス課長
こちらの不
承諾通知のこの除外するということですね。
先ほどから何度かご
説明しておりますけれども、本当に必要な方に入っていただくため、不必要な競合を避けるためということで、国のほうも助言ということでいただいておりますけれども、真に
入所したい方を優先するということで、そういった
運用としては、全く
方向性が間違ったものではないというふうに
認識しているところでございます。
◆
井上温子
頂いた
資料を読んだところ、
板橋区の
制度は多分合致していないと思うので、そこはちょっと見直していただけたらいいかなっていうふうに思います。最長2歳に達するまで
延長が可能とされているのは、
保育所に
入所できない場合のみですので、国が
制度を変えるべきところではありますが、
板橋区の
事務としては、
空きがあるのに入れない、
ハローワークでもそれは
対象外ですよ、それは除いてくださいねって明確に書いてあるので、ちょっと問題が大きいんじゃないかなと思います。
Q&Aのところにも、そういった記述がありますので、ぜひご検討していただけたらと思います。
○
委員長
答弁は必要ですか。
◆
井上温子
必要です。
◎
保育サービス課長
国のほうも、
自治体によって年に1回、そういった
入所選考するところと、
板橋区の場合は毎月毎月また
入所調整ということで、繰上げのような形でやっているところでございます。そういったところで、例えば枠が
空きました、保留している方がたまたま合致します。ですけれども、次の月の
調整に、その枠を使いたい本当に入りたい方が申し込んでくる
可能性があるんですね。そういった場合の枠の
確保に関しては問題ないということで、そこは国に確認しているところでございますので、また疑義のあるところは国に確認しながらやっていきたいと思いますけれども、
現状はこういった
運用でやらせていただくということでございます。
◆
五十嵐やす子
まずは、民間から
区立に変わったにりんそう
保育園が、その後、今
年度から
区立になって、今どんな感じかっていうのをちょっと一言ご
報告いただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎
保育運営課長
にりんそう
保育園につきましては、昨年の9月の議会で、
区立にするというご
報告をいたしました。その後からの経緯になりますけれども、まず先方のほうとは
引継ぎについて協議を行いまして、2月から
引継ぎのほうを行ってまいりました。あわせて、
区立の
保育園長及び副園長につきましても、2月から
兼務発令を行いまして、この
引継ぎのほうに立ち会わせることにいたしました。3月には
合同保育を行いまして、現場の
保育士もにりんそう
保育園の
保育のほうに入っております。
物品等もうまく対応いたしておりますし、
説明会も複数回行いましたが、
保護者の方から特段ご心配といいますか、ご懸念を示されることはございませんでした。結論としては、盤石の体制で本年を迎えてくることができまして、今のところ順調に進んでいるというふうに考えております。
◆
五十嵐やす子
あと、人数的には昨年と比べてどういうふうになっていますか。
◎
保育運営課長
昨
年度と大きく違うのが、ゼロ歳児をやめたというところがございます。今年の4月1日の
状況でありますけれども、1歳の
定員が10人、2歳の
定員が15人というところでスタートいたしまして、入った人数としては、1歳のほうが9人、それから2歳のほうが12人ということでスタートしておりまして、例年とほぼ同程度かなというふうに
認識しております。
◆
五十嵐やす子
その1歳というのは、例えば去年はゼロ歳があって、そのまま上がってきた
お子さんというふうに考えていいんでしょうか。2歳のところも同じように。いかがでしょうか。
◎
保育運営課長
説明会等で伺ったことで把握をしますと、基本的には持ち上がりということが大
部分を占めているというところでありますが、新規で入られた方もいらっしゃるというふうには
認識しております。
◆
五十嵐やす子
今いろいろ伺って安心をしております。ただ、やっぱり本来だったら、ちょっと思ってもみなかったことが、通われている方、
お子さんにとっても、
保護者の方にとってもありますので、何か
意見とか言いたいことがあったら、すぐに伝えやすい環境をつくっていっていただくと、これってどうなのかなって不安になることがもしかしたらあるかもしれないけれども、でもそれをちゃんと区が、また
保育園が受け止めてくれるっていうとまた安心が増すと思いますので、そういう環境を丁寧につくっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
保育運営課長
説明会のときも、こういった例があまりないので、ぜひ
保護者の方には忌憚のないご
意見をお願いしますということで
お話をしてまいりました。例のない中で進んでいく上では、どうしても
保護者の方からのご
意見が必要になってきますので、園のほうでも話しやすい雰囲気に努めております。引き続きこういうことが続くように、努めてまいりたいと考えております。
◆
五十嵐やす子
どうぞよろしくお願いいたします。それから、本当に以前は
待機児がたくさんいらして入れない、どうしようというようなご
相談もたくさんありました。その中で、こうやって以前に比べれば入れるようになってということは、とてもありがたいことで、
板橋区のほうも努力をしてくださってということが、今につながっていると思います。ただ一方で、やっぱり
小規模保育のところですね、特に。
お子さんがなかなか集まらない、
定員割れをしているというところで、特に
企業が入ってきている
部分があって、
企業はやっぱりもうけるっていうところですよね。法人とかそういうところとは違って、やっぱり目的の一つとして、
企業というのは株主に対して配当していくっていうことがありますので、一定のもうけがないと
運営ができないというところがあります。その中でやっぱり
撤退しているところもあるというふうに聞いているんですけれども、実際今の
板橋区の
状況としてはどうなのかをちょっと教えていただけますか。
◎
保育運営課長
過去数年程度というところでありますけれども、直近の
令和5年4月1日に閉鎖になったところですと、
認証保育所と
小規模保育所それぞれ1か所ずつございます。遡ること
令和4年4月1日現在では、
小規模保育所で1園、
認証保育所で1園が閉鎖、その前の
令和3年4月1日では、いずれも
認証保育所ですけれども、2園が
撤退をしたという
状況でございます。
◆
五十嵐やす子
小規模保育施設が
板橋区内にたくさんできてよかったことというのは、小さい
お子さんを連れて遠
くまで行かなくても、自分の家の近くでお願いできる
場所が
幾つもできたということだと思うんですけれども、
撤退していくっていうことになると、それができない人が出てくる、そして途中で別の
保育園に変わらないといけない、そうするとまた新たにっていうところがやっぱりいろいろな
意味で負担になってくるところもあると思います。あまり
撤退とか、そういうのはないような形で、
板橋の中で
子育ての
支援という形で、また働く
方々、親御さんたちの
支援にもなるように、引き続き
板橋区には頑張っていただきたいっていうふうに思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎
保育運営課長
すみません。まず、ご質問に
答弁する前に、
先ほど少し不足しているところがございましたので、
追加させていただきます。
令和3年4月1日、
先ほど認証保育所で2園というふうに申し上げましたが、
小規模保育所でも2園の
撤退がございましたので、
追加させていただきます。よろしくお願いいたします。それから、お尋ねの件ですけれども、
撤退をするという場合には、こちらのほうにご
相談があります。その時点で、まず継続することを前提に、例えば受け入れる
お子さんの人数を変更することによって、何かうまくできないのかということをご
相談申し上げることもあります。
定員の変更によって
人件費のほうでの工夫をするですとか、そういうことを少し
お話しすることがございます。不幸にして
撤退をするという場合には、例えば
補助金をもらって整備をしているということもございます。その場合には、どのぐらい返さなければいけないのか、それが
撤退する場合の受ける損失と続ける場合の損失とということが比較できるように、少しご
相談にも乗るようなことはしております。いずれにしても、
小規模保育所が
撤退するということはあまりというか、いいことではないというふうに考えておりますので、よくコミュニケーションを取って対応しているというところでございます。
◎
保育サービス課長
あと、
支援というところでは民間ですので、
経営支援というところではないんですけれども、ゼロ歳児に
空きが出ているところに関しましては、ゼロ歳児というのが
年度末までに大分充足されているということがあって、その分、
保育士確保というところがございますので、ゼロ歳の
待機児を出さないためということで、ゼロ歳児の
運営費に関しては、少し補助をさせていただいているところでございます。また、
定員変更、そういったことも認めているというところがございます。
◆
五十嵐やす子
それから、やっぱりいろいろなところを選択して利用できるっていうことが、とても大事だと思いますので、
板橋区がいろいろ配慮してくださっているようですけれども、これからもお願いしたいというふうに思います。それから、4の
待機児童数のところの中の
除外対象者内訳のところに、
ベビーシッターというのがあるんですけれども、すみません、ちょっと基本的なところで申し訳ないんですけれども、
ベビーシッターを使って、それが認められるという場合は、まず基本として
待機児童というふうに認定されないと使えないんでしょうか。
◎
保育サービス課長
私どもでやっている
ベビーシッターは、
待機児童対策の
ベビーシッターでございまして、
認可園等をご
希望したけれども入れなかった方、その方にご紹介してご利用していただいているというものでございます。
◆
五十嵐やす子
例えば、障がいのある方の
対策でも
板橋区のほうはやってくださっていて、そのご利用もあるっていうことなんですけれども、そこまでではないけれども、例えば
場所見知りみたいなものがあったりとかしてちょっと
保育園に通わせるにはどうかなみたいな、だから
グレーゾーンというんでしょうか、そういう
部分で
保育園の
場所に行ったり、幼稚園でもそうですけれども、そういうことを考えると、
ベビーシッターさんのほうがこの子にはいいかなみたいなことがあるような場合というのは、
板橋区として何らかの
支援とか、
対策とか、ここだったら当てはまって使えるよというようなものはあるんでしょうか。
◎
保育サービス課長
親御さんがお困りの場合、まず入園のときにいろいろと例えばちょっと
支援が必要な方とか、配慮が必要な方に関しては、よくお聞きするようにしております。まず、最初に
ベビーシッターというより、親御さんの了解を得てですけれども、
区立園のほうで一旦
保育を、集団
保育できるかどうか見ていただきます。そういったことで園の
状況ですね。そういった段階を経て、まずは集団
保育ができるかどうかということで確認をさせていただいているところです。そこで、やはりどうしても難しいということであれば、またその段階で、親御さんのご
希望等も伺いながらその先を進めていく、そういったことになろうかと考えております。
◆
五十嵐やす子
それから、
待機児童数のところに
企業主導型っていうのがあるんですけれども、
企業主導型自体は内閣府がやっているものなので、
板橋区とは違うと思うんですが、ただ実際どのくらいの
お子さんが
企業主導型の
保育園に通っているのかなというふうにちょっと思ったものですから、もし今数字がなければ後でで構いませんので教えていただけたらというふうに思うのと、
あとは今、
板橋区にどのくらいできているのかなとか、
あと実際
企業主導型をなさっている方で、
企業主導型でもやっぱり質がいろいろあるというようなご
相談もいただいたり、ご
意見もいただいたりしているものですから、そこに
板橋区の子どもを通わせるっていうことになるので、やっぱり安心なところに通わせたいっていう
保護者のお気持ちもあると思うんですけれども、何か
板橋区としてそこに関わっていける方法というんでしょうか、そういうのはあるんでしょうか。
◎
保育サービス課長
現在、
板橋区内19の
企業主導型
保育事業を行っている事業者がいらっしゃいます。関わりといたしましては、やはり選択肢の一つでもございますので、例えば毎年1回8月くらいに
保育園の入園ガイダンスということをやっているんですけれども、そちらのほうに
企業主導型の方もお呼びいたしまして、ご案内を一緒に配布させていただいているところでございます。
あと、昨
年度からは、
保育利用の手引という
保護者の方に
保育園とか幼稚園を案内する冊子があるんですけれども、そちらのほうにも
企業主導型の一覧表を載せさせていただきまして、やはり
保護者さんの選択肢の一つでございますので、ご案内をさせていただいているというところでございます。
◎
保育運営課長
まず、
企業主導型を設置する場合には、その
届出が区のほうに届いてくるということになります。そこでまず接点があるということと、これはちょっと所管外にはなってしまいますけれども、子ども政策課のほうで指導検査というものを実施しておりまして、
企業主導型のほうにも監督というか、そういうことで入るようになっておりますので、そういったところで安全性の
確保というところに努めているというところでございます。
◆
五十嵐やす子
そうやっていろいろ関わっているところがあるということが確認できましたので、よかったなと思っております。それから、最後なんですけれども、認可
保育園ですとか認定こども園とかいろいろありますけれども、また年齢でも違うと思うんですけれども、歳児によって1人に、例えば1年間でどのくらい予算が使われているのかというような、そういうのを昔、1回データをいただいたことがあるんですけれども、もし出せるようでしたらまたちょっと1回参考に出していただけたら。急がなくていいんですけれども、大丈夫でしょうか。
◎
保育サービス課長
後ほどデータで出させていただきます。
◆
五十嵐やす子
ありがとうございます。よろしくお願いします。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
専決処分の
報告について(
援助課職員による
庁有自動車の
車両事故に係る
示談処理)についてを
議題といたします。
本件について、
理事者より
追加の
説明はありますでしょうか。
◎
援助課長
本件について、特段の
追加の
説明はございません。ご審議どうぞよろしくお願いいたします。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆鈴木こうすけ
専決処分の
報告ということで、事故の発生、こういった形での庁有車の事故ということで、私も車を運転しますのでこれは気をつけながらというところなんですけれども、これちょっと裏の図面を見ると、事故現場ということでちょうど縁切榎と子ども家庭総合
支援センター、これ多分あれですよね、何か外回りをしてというかご
相談に行った帰りにこのような
状況になったということなんですけども。運転している側から見ると、まず相手側の車両が例えばこれハザードを出していて、これはちょうど交差点の手前なので、逆に言うと、ここでハザードをつけているっていうのもちょっとどうなのっていう話もあるんですけども、タイミングとしてハザードが消えた時点で前進をするのが分からなくて、中央車線から相手側の車両の車線をまたいで曲がろうとして事故が起きてしまったというふうな見解でよろしいのか、ちょっとそこだけ教えていただければ。
◎
援助課長
委員のおっしゃるとおりのところの職員は
認識なんですけれども、ただやっぱりハザードが消えて動き出していたところがあって、そこの
認識はちょっと注意不足だったといったところで、その後、警察と保険会社との処理で、このような形になりました。ただ、本人に対しては、
十分注意の喚起をしたところでございます。
◆鈴木こうすけ
今、課長から
お話いただきました。この事故の責任の割合ということで、これ当然自賠責保険ですとか、車を運転される方は保険等も手厚く今入っている
状況だと思うんですけども、この事故の責任の割合ということで、やはり区側が9割、相手方は1割ということで、これは多分、前方不注意ですとか、その周りに車がいなかったかいたのかっていうのを確認しなかったからというところで1割のそういった相手側にも事故の責任の割合があったのかなというふうに思うんですけども。最後にお聞きしますけども、これよくね、すみません、雇上車を挙げちゃうと恐縮なんですけども、例えばごみを回収している際に少し急いでてドアを開けてしまって、そこに実は車が接触をしてしまったとか、そういうふうな事故が当然これ区内のいろいろなところで動いていますので、そういう事故が起きるのは、なるべく起きないようにというふうな形なんですけども、いつもこれ私は思うんですけども、事故が起こると、例えば援助課の係長会を緊急で開催したとか、さも緊急でやったみたいなそんなようなのではなくて、私も前職は営業をやっていまして営業カーに乗っていましたけれども、定期的に車のマナーですとか、特にお仕事が忙しい場合はハザードを止めて、例えば何かをするとかっていうのはあるんですけども、やはり再発防止に向けて職員さん、車を運転される方に対しては、こういった係長会を緊急でというか、運転マナーというか、例えば春と秋の交通安全の週間のときに気をつけようですとか、そういうふうな徹底が今後必要じゃないかなと思うんですけども、最後そこだけお聞かせいただければと思います。
◎
援助課長
当センターにおいてはやっぱり職員が多いですし、外回り等もありますので、月曜日の朝は必ず全員で朝会ということをやっておりますし、水曜日はある
意味で全員が集まって会議というものがあります。定期的な会議は割と週に何回か設けておりますので、その場で今機会ごとに注意、やっぱりこういうところの注意喚起をしているところです。特に、やはり当センターの周りはやや交通量が多いですし、なかなか交通的に危ない箇所かなというふうに思っておりますので、職員の注意喚起とか、講習会、そこの呼びかけは定期的に心して行っていきたいとも考えております。
◆鈴木こうすけ
本当に再発防止ということは一番大事ですし、やはり庁有車ですと当然、
板橋区というふうに基本的には車にも貼ってあるですとか、そういった形でございます。今言われましたけれども、区がしっかりとそういった月曜日なり、水曜日なりという会議をしながら徹底的に、縁切榎のここは私もよく通るところですけども、本当に道が狭かったりとかちょっと旧中山道の車が結構スピードを出していたりとかするので、しっかりと注意喚起をしながら事故を起こさないように、今後していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
答弁は結構です。
◆
小林おとみ
私もちょっと自宅が近いので、現場のことがよく分かる、よく通るんですが、この図面でいきますと、相手方の車とこちらの車だけしか絵がないんですけれども、実際にはこの角は今マンションの建設現場になっていて、かなり工事車両がずっとこの歩道側に何台も並んでいるという中で、真ん中車線に入らないと左に曲がれないという
状況が、長い期間続いているような気がするんですね。だから、この絵だけでは、実際の現場はもうちょっと前のほうから、庁有車の方は中の道を走ったんではないかなという気がして、なおかつ一番前に止まっている車のハザードが見えていたのかどうかも、私はどうなのかなというふうに思ったところです。そんな現場だろうと思いつつ聞きたいのは、庁有車に最近、車の事故のときにはカメラで現場を映せるようなのがよく出されますけれども、そういうような装置は、区の車にはついているんでしょうか。そこを聞きたいです。
◎
支援課長
車両については、
支援課のほうで管理をしていますので、私のほうで
答弁いたします。車両についてですけれども、今ございましたドライブレコーダーであったりとか、
あとそのほかにも標準装備として自動ブレーキであったりとか、ペダルの踏み間違えの防止装置であったりとか、そういったものを標準装備している車両を使用しています。
◆
小林おとみ
ということは、それらも確認した上で、この9対1という割合が出たってことでよろしいんでしょうか。
◎
支援課長
おっしゃるとおりございます。
◆
井上温子
再発防止のところでお伺いしたいんですけれども、よく仕事で車両を使う場合に、結構運転席のところの窓とかにこんなことを確認しましたかとか注意事項、それを取らないと運転できないみたいな仕組みになっている社会福祉法人さんとかがありまして、そういう車が止まっていると、ちゃんとしてるんだなみたいな、見てても思うところがあるんですが、
板橋区のこの車、援助課さんですかね、
板橋区の車をじっくり見たことがないのでお聞きしたいんですけれども、車を運転するときに再発防止の研修とかっていうのって、どんどんやっぱり抜けていっちゃうものだと思うので、運転する前にハンドルのところに何か置いてあるとか、窓のところに何か置いてあって、それを取らないといけないとか、確認しないといけないような仕組みみたいなことっていうのって、すごく重要だなと思うんですが、そういうふうになっていらっしゃるのか教えてください。
◎
支援課長
今
お話いただいたような車両の中で安全運転を啓発するようなものがあったりと、そういったところは特段行ってはおりません。現在使用に当たっては、使用前に運転手が必ずアルコールの呼気のチェックを行っておりまして、それを確認し、そこにいる職員、我々の庶務を担当する係長であったりとか、職員のほうがその数値を確認して、チェックをするといったところをしております。その際に、私の自席の前でもありますので、私がいる際だったりとか、職員から安全運転をといった声がけをまずはやっていこうというところがございまして、
委員からもご助言あったようなそういう取組をされているという情報も共有していまして、どういったものが効果的なのかなというところを所内でも今検討しているところでありまして、アルコールの検知のファイルのところのファイルに安全運転とか、そういったものを見て、必ず目に入るようにするであったりとか、そういったところを、ちょっと効果的な方法についてはいろいろ検討しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。
◆
井上温子
結構、私が参考になったなと思う社会福祉法人さんは、本当運転席に貼ってあるんですね。だから、そこを通った一般の人も、こういうことに注意して車を運転されているんだなっていうのが止まっているときに見えるので、それを運転する自分もちゃんと読まなきゃみたいな、そういうふうに見られているんだっていうような意識が向上していくようなところはあるなというふうに思うので、さらに中だけでファイルとかでとどまっちゃうと、やっぱりそれっていろいろな書類と混ざっちゃうので、
認識がしにくい。だから、すごく一番見えるところとかに、毎回見ざるを得ないみたいな
状況をつくっていったほうが、日々の業務への落とし込みは楽なのかなというふうに思うんですよね。多分いろいろなお仕事を抱えている中で、日常的に注意をしていくっていうことが、なかなか時間を取ることも難しい
部分があると思うので、ぜひ日常業務の中で自然と身につくような、
あと外からも見られているというか、自分たちは区の車を運転していて、自分たちは公務員として働いていて、やっぱり誠実な運転マナーを守らなきゃいけないとか、そういう意識が自然と高まるような形に、ぜひ仕組みづくりをしていっていただけたらなと思うんですが、最後見解を伺います。
◎
支援課長
貴重なご
意見ありがとうございます。そういった民間の取組なども参考にしながら、おっしゃるとおり区民からの見える視点というところも意識しながら取り組めることについて検討して取り入れたいと思います。
◆
五十嵐やす子
ほかの
委員の方もいろいろ質問なさっているので、かぶらないようにと思いますけれども、まずは人的被害は双方なしっていうふうにありましたので、ここの
部分が本当によかったなと思っているところです。それで、自動車賠償保険というふうにあって、そちらのほうから相手側へ支払われるから直接の
板橋区の支払いは生じないとありますけれども、ほかにも、事故ってやっぱり自分が気をつけていたりとかしても、いろいろなことで起きたりしてしまって、やっぱり年間何件か事故の
報告ってあると思うんですけれども、ちょっとぶつけちゃったとかね。
あとは、対車だったり、対人だったり、いろいろな形であると思うんですけれども、例えばコロナの中って出歩くのも少し減っていたかもしれないんですけれども、この5年間でこういう事故ってどのくらいあったのかとか、
あとはやっぱり事故が多くなると保険料が上がると思うんですけれども、そういうところっていうのはどうなのかをちょっと教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎
支援課長
区全体の事故の件数というところは、ちょっとこちらのほうで把握をしているところではないんですけれども、過去の議事録等も拝見しますと、清掃車両の事故であったりとかっていうのは、年間に何件か起きてしまっているというところは把握しているところであります。保険についてですけれども、ご指摘のとおり事故が起こりますと、いわゆる損害保険の等級が変わってくるというところで、負担の変更等では生じてしまうところではあるのかなというふうに承知しているところで、当然そういったことがないように、再発防止については取り組んでいかなければならないというふうに思っております。
◆
五十嵐やす子
今ちなみに自動車賠償保険って、
板橋区としては幾らぐらい掛けてらっしゃるんですか。今すぐ分からなかったら、後ででもいいので教えてください。
◎
支援課長
では、ちょっと確認をしてお答えできるようにしたいと思います。
◆
五十嵐やす子
よろしくお願いします。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
次の
報告事項に入る前に、
理事者の入退室を行いますので、しばらくお待ちください。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
所管事務概要についてを
議題といたします。
本件については、今後の調査等に向けて、事業の
現状や所管の範囲を確認するための
議題となりますので、特段の質疑がなければご了承願います。
質疑はございますでしょうか。お二方。質疑につきましては、
現状確認程度にとどめ、
意見や要望を述べたり、
理事者に見解を求めるのは、ほかの機会に行っていただくようお願いいたします。また、質疑の際は、
所管事務概要のページ数を述べていただいてから質疑くださるようご協力をお願いいたします。
◆
小林おとみ
所管事務概要の89ページでお願いします。会計
年度任用職員という
記載がありまして、区費の職員、都費の職員それぞれに、学校ごと、施設ごとの人数などが書いてあります。特に、ちょっと問題意識がありますのは、学校の
運営に関わる
部分についてどのようなところに、どのように配置をされて、どんな仕事をされているのかというのを簡単に教えていただければと思っています。全部というわけにもいきませんので、特に学校に関わる
部分として、学校
運営員、スクール・サポート・スタッフ、副校長補佐、学力向上専門員、
あと補充教職員、学校生活
支援員、部活動指導員、それからちょっと離れまして、教育
相談アドバイザー、
あと都費で時間講師、非常勤教員などについて、それぞれにどのような役割で配置されているかというのを簡単にご
説明いただきたいと思っています。
◎
教育総務課長
それぞれ所管ごとに
お話をしていきます。まず、学校
運営員でございます。こちらは小学校におりまして、
事務の補助のようなことをしております。仕事としては、主には学校徴収金ですとか、就学援助ですとか、庶務業務ですとか、そういったことを行っておるものでございます。
次がスクール・サポート・スタッフになります。こちらは小学校、中学校におりまして、こちらについては、例えば先生の補助といいますか、学習プリントの印刷ですとか、配布準備ですとか、授業準備の補助ですとか、採点業務の補助ですとか、そういったことをやっております。
副校長補佐でございます。副校長補佐につきましても、こちらも小中学校におりまして、副校長の補佐ではありますが、
事務的な補助ということで、調査
報告に関することですとか、教職員の服務管理ですとか、学校の施設管理、こういったような副校長の補佐、電話応対なんかもすると思いますけれども、そんな業務を行っているものでございます。
◎
指導室長
私のほうで指導室のほうの関係で申し上げさせていただきます。まず、1点目の学力向上専門員でございますが、
内容としましては、基礎学力の定着や向上、そして学級の安定化等に応じまして、そういったことを目的に学級に配置するものでございます。配置の基準でございますが、各学校一応2名という形なんですが、ただ学校の規模であったり、様々な課題に応じて、そこが1名となっているようなところもございます。今現在は116名配置をしております。
2点目の補充教職員でございますが、こちらにつきましては、都費の
事務職員であったり、それから栄養士、養護教諭、そういった
方たちの病欠であったり、産休に伴う休みに伴いまして、ここを補充するといったものでございます。また、要保護や準要保護の就学援助
事務に対応するための加配配置であったり、規模補正対象校ということで、今
年度に関しましては金沢小学校、大変規模が多うございますので、そういったところへの加配事業の職員でございます。配置基準としましては、東京都の教育
委員会より、例えば要保護、準要保護に関しては、正規校の指定を受けたものということで、
令和4
年度の実績としましては24校、それから昨
年度もそうなんですが、金沢小学校が
先ほどの規模の適正というところでの
部分での補助ということで入っております。
それから、3点目の学校生活
支援員でございますけれども、こちらにつきましては、特別
支援学級及び通常の学級において、障がいのある児童・生徒の学校生活の
支援であったり、学校
運営の補助というものをするものでございます。配置の基準でございますが、特別
支援学級にまず2学級までのところには1名、3学級以上の学級においては1名プラス1ということで2名、そして通常学級におきましては、肢体不自由等車椅子とか歩行器具、そういったことを常時必要となさっていらっしゃる
お子さんに対して、個別
支援が必要な児童・生徒に1名につき1人を配置するといった形です。
あとはまた、集団行動の中でやはりなかなか集団への参加に対して少し難しい
お子さんがいらっしゃる場合については、学校からの申請等に伴いまして、こちらのほうで決定をして配置をしているというふうなところがございます。人数等についてでございますが、今現在ですけども、
令和5年の6月現在で、一応人数、当初予算で110名のところ今107名が配置をされております。最初の配置をしたところから要請というところも、学級が始まって
運営ができたところで、やっぱり要請の数も少し頂戴しているところかなというところです。
続きまして、4点目の部活動指導員でございますが、こちらにつきましては部活動の実技指導と安全等に係る指導の補助というところがございます。そういったところで、今現在はまだモデル実施ということになっておりますが3校、
板橋第三中学校のバドミントン部、志村第四中学校の新体操部、桜川中学校のソフトテニス部、こちらのほうに1名ずつ配置をしておるものでございます。
続きまして、特別
支援教育のアドバイザーでございます。こちらのところにつきましては、通常学級に今在籍している
支援の必要な児童・生徒に対して、学校、園からの
相談に応じまして心理的な助言等、必要な措置を行うというような形で、指導室のほうに配置をしておりまして、そこから学校のほうにアウトリーチをかけて、指導・助言に入るというような形で、子どもの見とりもやっております。現在は6名配置をしているところでございます。
続きまして、時間講師でございますけれども、こちらにつきましては、その名前のとおりなんですけれども、全公立小中学校に対しまして学習指導、いわゆる授業の実際に業務に関わるものでございます。こちらのところにつきましては、様々いろいろな学校の事情によりまして、欠員の補充であったり、新規採用教員等の研修を初任者は行いますので、そのときに授業を空けるときの後補充というような形で、こういった時間講師に入ってもらうような形になっております。現在のところ小学校で127名、中学校で73名の時間講師が学校のほうに配置されております。
最後でございますが、非常勤教職員、日勤講師のほうでございます。こちらにつきましては、指導室の分のところにつきましては、育成
支援アドバイザーということで、退職をした教員等々が新規採用教員の指導に当たるといった形で配置をしております。そして、新規採用教員配置校に初任者の指導と、
あとまた初任者が研修に出るときの
先ほども言いましたような後補充、その後に指導に入るような形でということと、それから新規採用教員を育成するというようなことを目的に配置をしております。小学校では現在のところ14名、中学校は25名の教員が配置されております。
◎
教育支援センター所長
私のほうからは、教育
相談アドバイザーのほうの
お話をさせていただきます。教育
相談アドバイザーは、教育
支援センターのほうに配置をしております。教育
相談アドバイザーにつきましては、担当が2つに分かれております。学校
相談と特別
支援教育
相談に分かれております。学校
相談につきましては、児童・生徒、
保護者などからの教育や学校の教育活動に関する
相談、教員からの学級経営や職場など、そういったところの働き方に関する
相談を受けております。特別
支援教育
相談につきましては、特別
支援学級、特別
支援学校などへの就学、見学に関する就学
相談を受けております。こちら設定数といたしましては5名になっておりますが、ちょっとこちらのほうは4名という形にはなっているんですけれども、学校
相談のほうが2名、特別
支援教育
相談のほうが3名という設定数でございまして、概要のほうを作成したときは5月1日現在でございましたので、特別
支援教育
相談のほうが2名という形でありましたが、5月中に採用しておりますので、設定数どおり2名と3名、5名で採用しております。
◆
小林おとみ
幾つか改めて確認したいこともありますが、ちょっと気になっているのは、部活動指導員が3校となっていて、これ5月1日時点ですが、休職括弧1になっていますが、今は3名復活されているのかどうかということと、
あと部活動指導員というのは結構たくさんいるのかなと思っていたのが3名ということなので、ほかの学校でいろいろな専門的な先生の方に、外部の方に部活動を指導していただいているところもたくさんあるんじゃないかと思うんですけども、それはこういう数には入らないんでしょうか。実際ないんでしょうか。
◎
指導室長
まず、このマイナス1のところでございますが、現在は3名配置をしております。当初バドミントン部のところで、なかなか人が見つからなかったところがございましたので、今現在は3名です。それから、2点目のところの部活動のほかの学校とということですが、部活動指導員としては3名なんですが、これモデル事業としてやっておりますが、それとはまた別に部活指導補助員というのがございまして、そちらは各学校のほうで、若干ボランティア的なところもございますけれども、そういった形でいろいろ補助をしてくれて、ただ引率であったりそういったこと、単独での指導とかっていうのはなかなかできない立場ではあるものでございます。
◆
小林おとみ
あと1つは、
年度当初で今年も35人学級が4年生まで広がったこともあって、クラスが増えたりして先生方が不足している。全国的には教員不足って報道されていますけれども、
板橋区でも実際、
年度当初の担任配置のところで、正規職員が配置できなかったりとかした
状況があったのかどうか、またこういうところから何か補充したりすることがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
◎
指導室長
教員の配置についてでございますが、これは全国的なところもあったり、東京都全体のところでもなかなか教員不足ということは言われているところではございます。
板橋区のほうでも、確かに教員が不足しているということは、
現状はあるにはあるんですが、ただ担任が未配置のところはございません。算数少人数加配であったりっていうところで、そういった教員をまず担任のほうを優先して配置をしまして、少人数学習が習熟度別でという学習がなかなかちょっと当初できない
部分もございましたけれども、そういったところで担任配置がしていないところはないということがまずございます。それから、
先ほどの補充をというところなんですけれども、部活動においてということにおいて、この補助員さんが何か補助するというようなことは、特にはございません。
◆
井上温子
2点併せてちょっと確認したいんですけれども、67ページの社会的養護経験者、ケアリーバー応援プロジェクトなんですけれども、今
年度から新しく始まっていると思いますが、いつからどのように進むのかというところの
現状確認と、
あともともとのプレスリリースで居
場所支援という言葉が入っていたと思うんですけれども、
事務概要では居
場所支援という文言が全くなかったので、そこがどのようになっているのかっていう確認をさせてください。
併せて、63ページ、
子育て交流
支援のところなんですが、区内にある
子育て支援団体と交流会等を実施し、地域の
子育て団体の情報を収集するとともに、その活動を
支援していますって書いてあるんですが、どんな活動されているのか、実績と今後の計画についてお伺いさせてください。
◎
子ども政策課長
それではまず、ケアリーバーのほうからお答えさせていただきます。まず、先に
相談支援のところの居
場所がないじゃないかというところなんですけれども、すみません、経済的
支援、
相談的
支援それぞれ3つずつ事業がありまして、そのうちの
相談支援につきましては自立前施設等訪問事業ということで、自立前に施設に行って顔合わせですとか信頼関係を築いて次の事業をつなげていくというものと、なんでも
相談ということで委託事業者のLINEですとかメールなどでいろいろな居住ですとか、将来の不安などの
相談に乗るというものと併せていまして、今おっしゃっていただいた居
場所事業のほうも入ってございます。今
年度は月1回、区の施設ですとか、
あと委託業者の拠点を活用しましてやっていくというところで、こちらにつきましては実際5月からスタートしております。5月は
板橋区の集会所でやったんですけども、こちら実績は1名ということでございましたので、今後ちょっと増やしていきたいなというところで、
あと6月にも千葉県になるんですが、拠点のほうでやっているものもございます。こちらは9名の参加があったんですが、
板橋区の
お子さんはいらっしゃらなかったというところで、職員のほうが5月、6月とも実際に現場を見に行って
お話を聞いてきて、今後改善点があれば改善していきたいですし、拡充をしていくかどうかも含めて検討していきたいというふうに思ってございます。また、経済的
支援のほうでは措置解除支度金ですとか、家賃補助、医療費補助等やってございますが、既に6月8日にはなるんですが、登録者が19名ということでございます。実際13名の方に何らかの
支援をしているというところで、こちらのほうは好調に滑り出したかなというふうに思ってございます。
◎
子育て支援課長
こちらの
子育て交流
支援でございますけれども、淑徳大学、淑徳大学短期大学部や東京家政大学の区内大学、そういったところとか、
あと区立加賀福祉園、そして
板橋の
子育てを応援する団体など合計15団体によりまして、
子育てサークル交流会というものを構成しているところでございます。この交流会が実施しますその月のイベントを紹介するなど、この交流会が毎月発行していただくすくすくネットというものを
子育て支援課で受領して、区内児童館や健康福祉センター、区内図書館に送付し、
子育て世帯が情報を手に取れるようにしてございます。発行部数につきましては、1,600部でございます。この
子育てサークル交流会は毎月第3金曜日に定例会を開催しておりまして、各団体の交流、親睦を通して、
子育ての環境を整備していくことを目的としてございます。
子育て情報が多く、親子で楽しめるすくす
くまつりというものを、この
子育てサークル交流会が毎年秋、昨
年度は11月に開催しておりまして、これまで
板橋区はこのお祭りに後ろ盾となり援助をする後援という形で
支援をしてきているところでございます。
子育て支援課として、この
子育て交流
支援に対する予算は計上しているところではございません。今後も、これまでと同じように、区内の
子育て世代に資するものとして、連携をさせていただきたいと考えているところでございます。
○
委員長
本件については、事前通告制となっております。
小林委員、井上
委員、以上の質疑が終わりましたので、
本件については、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、本
委員会の
調査事件につきましては、お手元に配付しております案のとおり決定し、別途、議長宛て継続調査の申出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○
委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
行政視察につきましては、お手元に配付しております案のとおり、地方都市における施策を参考とするため、7月18日から19日にかけて、大阪府門真市では公民連携を生かした子どもの居
場所づくりについて、京都府京都市では一人ひとりに応じた指導を行う不登校特例校の取組について視察する旨、別途、議長宛て
行政視察の申出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○
委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
文教児童委員会を閉会いたします。...