議事係長 龍 野 慎 治 書記 鈴 木 琢 真
区民環境委員会運営次第
1 開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4
所管事項調査
おくやみ
支援サービス事業について(3頁)
5
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
区民環境委員会を開会いたします。
本日も
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
区民文化部長
おはようございます。今年もよろしくお願いいたします。本日は、2月
1日からスタートいたします、おくやみ
コーナーを含めました、おくやみ
支援サービス事業について報告をさせていただきます。どうぞ、ご審査のほう、よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員を指名いたします。
小林おとみ
委員、
大野治彦委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは、
所管事項調査を行います。おくやみ
支援サービス事業についてを
議題といたします。
本件について、
理事者より追加の
説明はありますでしょうか。
◎
戸籍住民課長
お手元の
資料に沿って、簡単にさわりだけご
説明させていただきたいと思います。
令和5年2月
1日より、おくやみ
コーナーを開設します。また、併せておく
やみハンドブックの
配付を開始いたします。今まで、
低層階一
体型総合窓口として、
手続が終わるたびに
お客様に各
窓口に行っていただく、いわゆる
案内型として
手続を行ってきましたが、このたび
南館1階、
戸籍住民課の
カウンターに、
死亡届に関わる
手続を分かりやすくご
案内するおくやみ
コーナーを
設置するとともに、
ハンドブックを作成いたしました。おくやみ
コーナーについてご
説明させていただきます。区に
住民登録があった方のご家族が
対象となります。
予約を基本としますが、
予約外も
対応してまいります。
業務の
流れになります。
資料の一番下のところに
流れを簡単に示してございますけれども、まず
専用ダイヤルに
電話が入電します。
予約を受ける際に、希望される
手続を確認して、
事前に
職員が
準備を行います。
相談日当日は、おくやみ
コーナーで必要に応じて
除住民票や
戸籍除票等の
証明書を交付したり、
葬祭費等、他
部署の
申請がある場合は記入の
サポートを行います。
戸籍住民課以外の
手続については、その後、担当の
部署をご
案内いたします。完全な
ワンストップ型ではなくて、
案内型と合体した形になります。
相談につきましては、
戸籍住民課の
職員が交代で行ってまいります。続きまして、おく
やみハンドブックです。業者との
共同発行、
広告を掲載することで、区は経費をかけずに作成しています。
内容につきましては、亡くなった後に発生する
手続や様々な機関について
案内するものでございます。個々の必要な
手続について漏れのないように、
チェックリストの
ページなども確認しながら、おくやみ
コーナーでの
相談で活用してまいります。
配付は、おくやみ
コーナー、
戸籍係、各
区民事務所を
予定しております。なお、
事前に
事務局より、おく
やみハンドブックについては
配付させていただいており、またおくやみ
コーナーの
啓発用の
チラシについても
配付させていただきました。以上、簡単ではございますが、
説明を終了させていただきます。
○
委員長
本件について
質疑のある方は挙手願います。
◆
川口雅敏
何点かお尋ねいたします。超
高齢化社会が進む中で、非常に大変いい
取組がスタートするんじゃないかなと思っております。この
取組は年度の当初から
準備を進めていたのか、その辺はいかがでしょうか。
◎
戸籍住民課長
おくやみ
コーナーについてなんですけれども、まず区長への手紙など、おくやみ
コーナー設置への要望の高まりがございました。また、来ない
窓口、動かさない
窓口、書かない
窓口といった、
コロナを
契機とする新しい
考え方、そういったものも踏まえまして、これらのことをきっかけに、夏頃から具体的に
検討を進めてまいりました。
◆
川口雅敏
取組の開始に当たって、
窓口の
連携など、非常に
調整するのが苦労した点もあると思うんですけれども、この辺の、区の苦労した点はいかがでしょうかね。
◎
戸籍住民課長
戸籍住民課の
1階で
戸籍住民課の
職員が受け付けるということなので、
戸籍住民課でできる
業務と他
部署の
手続、どこまでできるかというところの
調整が、やはり大変だったと思います。ただ、それを決めていく中で、来
庁者に負担にならないことを第一に考えて、
検討してまいりました。
◆
川口雅敏
おくやみ
コーナーが
設置される
戸籍住民課の101の
カウンターというのは今、ここに図がありますけれども、この位置に決めた理由というのは何かあります。
◎
戸籍住民課長
図でもお示ししてあるとおり、101の
カウンターは
南館の
1階、
みずほ銀行のATMのちょうど向かい側になります。
戸籍住民課の
カウンターの一番端にあるので、じっくり
お話を伺って、
手続もゆっくりできると考えて、そちらの
場所を選定いたしました。
パーテーションで囲んで、人目もつかない落ち着いた
環境をつくっていこうと考えております。
◆
川口雅敏
広報や
周知、
広報いたばしとか区の
ホームページがありますけれども、
項番の4番、
広報とか
周知というところの
内容ですけれども、これは継続的に
周知が必要と思っております。
死亡届に連動して
手続が始まるので、
死亡届の際に、
板橋区にはおくやみ
コーナーがありますよと、そういうような
チラシを渡すことなどが非常に大切だなと思ってるんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎
戸籍住民課長
今おっしゃっていただいたように、
広報や
ホームページのほかにも、本日お配りしました
チラシをおく
やみハンドブックにも挟み込みまして、着実に必要な方の手に渡るように、
コーナーがあるということを
周知できるようにするとともに、
窓口連絡会を通じまして、
周知について
協力をお願いして、また全庁的にもアナウンスをして、各課にも
協力をいただき、今後の
改善にも生かしていきたいと考えております。
◆さかまき
常行
幾つかお聞きしたいと思います。まず
1つ目は、
予約を受け付けるということになってる
お話なんですけれども、基本的にはもちろん
予約をしていただいて、決まった時間に待たないような形で滞りなくだと思うんですが、いきなり来た場合は、もちろん
むげな対応はしないと思うんですけれども、
予約がない場合、もしもこの存在だけを聞いてとりあえず来たみたいな、そういった柔軟な
対応、体制というのはいかがなもんでしょうか。
◎
戸籍住民課長
もちろんご
予約を優先で枠はつくってございますけれども、知らずに来られた方もきちんと
対応してまいりたいと考えております。
◆さかまき
常行
2点目は、
板橋に
住民登録がある方のご遺族の方が
対象ということなんですが、よくご
相談に乗ったり、見聞きする
ケースとしては、お一人住まいで亡くなられて、身寄りのある方というのは
区外の方で、日常、それほど行き来がないような、関係の薄いような
親族の方が来て、どちらも、例えば経済的にもちょっと困窮しているような方で、どうしていいか分からないような方で、従来ですと
福祉につなげたり、そういったことをしながら、一方でこういった
手続をしなきゃいけないということで、場合によっては
葬儀屋さんも入らないような
ケースもあると、そういうことが増えてると思うんですね。こういったときに、できるだけ
ワンストップという
お話がありました。そういった
福祉的な要素も含んだ方も、まず一旦、亡くなられたということを
契機にこちらにご
案内するというような、そういった
考え方で問題ないかどうか。あるいは
福祉につなぐべきようなところ、できるだけ
連携すると
お話もありました、その辺の取り組み方についてお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
◎
戸籍住民課長
そうですね、そういった方につきましても、もちろんこちらの
コーナーでその方のご心配、ご不安について伺いまして、よく
お話を伺った上で適切な
窓口をご
案内していくというところが必要だと思います。また、そういった
窓口につきましても、今おっしゃっていただいたように
福祉事務所もございますし、また区役所2階には
高齢者総合相談窓口というものもございますし、また
社会福祉協議会など、様々な
取組をやっている
部署がございますので、そちらのほうも併せて一緒にご
相談させていただいて、適切な
部署をご
案内していきたいなと思っております。
◆さかまき
常行
可能な限り
連携を取りながらご
案内してくださるという
理解をしております。ただ、いろんな
課題、問題が複合的に絡んでる方が、やっぱり昨今増えてると感じておりまして、ご
親族が亡くなられたということを
契機に、まず行く
窓口としておくやみ
コーナーというものをご
案内したり、活用、利用したりということで構わないという
理解をしましたが、よろしいでしょうか。
◎
戸籍住民課長
こちらのほうで、きちんと適切な
窓口、ご
案内していきたいと思います。
◆さかまき
常行
承知をいたしました。ぜひ寄り添った
対応をしていただければなと思っております。最後にもう一点なんですが、やはり今すごく多いのは、ご
高齢でありながら、お一人で暮らしてらっしゃって、近しい
親族もあまりいないような方で、いわゆる
終活といいますか、そういった、今後、ご不安を抱えてらっしゃる方もすごく増えていると思っております。そういう意味で、ご自身の亡くなった後のことでご不安を抱えてる方が、例えば
ワンストップの
相談のような形で、こちらのおくやみ
コーナーみたいなところで、亡くなったときどうすればいいかみたいな、そういった
取組、今現在、想定しているかしていないかと、今後こういった、まずつくられたおくやみ
支援サービスというものの拡充として、そういう側面のことについて、何か考えてらっしゃること、あるいは
予定しているようなことがあればお聞きしたいと思います。
◎
戸籍住民課長
終活支援、
エンディングのことにつきましては、例えば
豊島区では、区の
高齢福祉部門が
社会福祉協議会に
委託をして、
終活支援の
相談を受け付けているという事例がございます。それで、
板橋区としてなんですけれども、こういった
終活支援の、例えば
エンディングノートの作成であるとか、お金のこと、お墓のこと、相続のこと等々、
終活支援につきましては、個人の信条であるとか、その方にとっての
考え方も様々だと思います。それで、区の
業務として実施していくということについては、やはり
公平性であるとか
公益性、
公共性の
観点からも、きちんと
調整をして考えていく必要があると思っておりまして、
課題があるということは認識しておりますが、引き続きこういった
終活支援についても研究していきたいと考えております。
◆さかまき
常行
いずれにしても、今後、現状もそうですけれども、今おっしゃったような、
エンディングといいますか、
終活に向けたニーズというのは、やはりすごく高まってきていると思っております。
様々課題があることも
承知もしておりますし、やはり
民間の力を活用しながら、行政として、どういう
支援が必要かを
検討、研究されていくべきことだと思っておりますので、こういった
取組を
契機として、そういった方面のこともぜひ、今後広がるような形の
検討を進めていってもらいたいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。
◆
荒川なお
まず最初に、
先ほども
質疑があったんですが、今回、
窓口の101でやるということで、しかも
先ほども話があった
パーテーションと
かも設置をして、やるということなので、結構そこに重点を置いてやっていくのかなというイメージなんですけれども、それでちょっと気になってたのが
職員の
配置、
窓口の
配置なんですけれども、
戸籍住民課そのものは
民間の方も入っていますし、それは全て区の
職員だけで
対応するのか、その辺のことを、まずお聞きしたかったんですけれども。
◎
戸籍住民課長
今回のおくやみ
コーナーの
運営につきましては、
専門ダイヤルへの
電話の受付と当日の
相談対応があるんですけれども、ともに
戸籍住民課の
窓口を持つ
職員が
当番制を組みまして、
職員が
対応してまいります。
◆
荒川なお
当番制を組むということは、そこにある程度集中していくということになると思う、ちょっと気になっていたのが、多分今の
人数だけでできるものというふうに考えているのか。イメージ的には人を増やすべきなのかなと思っていたんですが、その辺も教えてください。
◎
戸籍住民課長
今回のおくやみ
コーナーにつきましては、
コーナーとして
整理はしましたけれども、例えば今、
証明書発行の
窓口で
お客様からそういったご質問があれば、
職員はきちんと
対応して、次の
窓口をご
案内したりしているんですね。だから、
一つの
コーナーとしての
運営になりますけれども、
業務自体は、それほど急に大きく増えるものとは認識していないんですけれども、ただ、今回
スピード感を持って、今年度中に、まず
設置をしましょうというところを第一番に
検討を進めてきていて、そこをうまく回すために、
職員を活用して、やるということになっているんですけれども、また2月、3月と
実績を積んで、
業務量が、思ったよりたくさんの方が来てくださったりとか、また
課題とか
整理すべきことが出てくると思うので、今、
スモールスタートで始めてますけれども、
実績を見ながら、人の
配置、
運営、
委託も含めていろいろ考えていきたいと思っております。
◆
荒川なお
気になってたのは、やっぱり、例えば今言われたように2月からスタートして、どれぐらい来るのかというのは、私も想像し切れないところがありますけれども、やはり
高齢化が進んでいくという中では、需要はある程度あるのかなと思いますし、これが広がっていくというふうになれば、求めてくることもかなり大きくなってくると。
先ほど言ったように、
高齢者の
対応は、
窓口で、多分皆さん、苦労されているかと思うんですけれども、時間もかかってしまう。そうすると、ほかのところにも
影響が出てきますので、やはり人を増やさないということだけを
前提にしてしまうと結局その
サービスがほかの部分にも
影響が出てしまうので、さらに
サービスも広げられないということになってしまうので、やはり
前提としては、ある程度何かを増やすということも、今後、
検討には値するのか、その辺もお聞きしたかったんです。
◎
戸籍住民課長
まず、
実績、
相談を重ねた上で、必要に応じて
運営方法を変えたり、
職員の
人数を
検討したりということを進めてまいりたいと思います。
◆
荒川なお
あと、おく
やみハンドブックを昨日拝見させていただきましたが、これは、
先ほど幾つかほかの
自治体、
豊島区でしたっけ、すみません。ほかの
自治体とかで作成しているのを
参考にしたりとかしながら、より、これも何をもって分かりやすいかというのもまだ分からないんですけれども、ほかの
自治体で進んでて、どういうところを
参考にして分かりやすくしたのかというのもお聞きしたかったんですが、お願いします。
◎
戸籍住民課長
今回、
コーナーを立ち上げて、
ハンドブックを作成するに至りましては、今、実際におくやみ
コーナーを
設置している区が6か所あります。
職員がやっている区もありますし、
委託の区もあるんですけれども、
板橋としては、
事前に練馬区さんと
豊島区さんに視察に行かせていただいて、
業務の
流れであるとか
ハンドブックの中身、
内容、そういったところも情報提供いただいて、そういったところを踏まえて、また
板橋はもともと
低層階一
体型総合窓口という
取組で進めてるところもあるので、そういった他区の
状況を踏まえた上で、
板橋区の強みの
低層階のものとどういうふうに関わりながらできるかなというところを踏まえて、現在の
コーナーの
設置に至っていて、
ハンドブックについても他区をきちんと
参考にしながら、見せ方であるとか、色も含め、情報も含め、区のほうで精査して、現在に至っています。
◆
荒川なお
あと、いろんなところから
様々意見が、こういうふうにしてほしいというのは、あまりこちらが想像していないところでも出てくるんではないかなと思うんですけれども、それはどういうふうな形で受け入れて、すぐにはなかなか変えられないのかもしれないですけれども、どういう
段階で、例えば
先ほど、昨年の夏ぐらいからいろいろ
検討してきたと言ってましたけれども、また
検討会みたいな、継続してやって、どういうふうにするのかということを決めていくのか。どの
段階で、ここは
改善しなきゃいけないとか、そういう今後の
流れみたいのを教えていただきたいんですが。
◎
戸籍住民課長
まず、
ハンドブックにつきましては、今まで
戸籍住民課で
ハンドブックはなかったんですけれども、
死亡届をされた後の諸
手続についてというA3判の紙は作成しておりまして、これを、
死亡届を出されたときに、こういった
手続が必要ですよということでご
案内はしていました。今回、これを
ハンドブックとするに当たって、他区の
状況ももちろん調べたんですけれども、ここに載せている既存の
部署、またそれ以外に、こういったものを作るけれども、掲載を希望しますかというところで全庁的に
調査をかけて、希望があるところについては、きちんと
整理をして、今回のここに載せるようにしているところでございます。また、
コーナーの
運営につきましては、
戸籍住民課で
窓口連絡会を持っていて、定期的に
窓口改善のための
課題出しとか、
改善等について
検討する
組織体があるので、そちらも活用しながら、いろいろご
意見をいただきながら、よりよいものになるように
検討していきたいと考えています。
◆しいな
ひろみ
板橋区の場合は、
年間、大体5,000人以上の方がお亡くなりになってると思うんですけれども、
死亡届は、大体どなたが提出にいらっしゃるんでしょうか。
◎
戸籍住民課長
死亡届につきましては、
葬儀社さんが代行することがほとんどとなっております。
◆しいな
ひろみ
そうすると、おく
やみハンドブックがあるとかおくやみ
コーナーがあるという
周知なんですけれども、これが必要なときって、本当にどなたかがお亡くなりになったときで限られてると思うんですよ。おくやみ
コーナーのご
案内とか、こういったぺらは、
死亡届を出されたときに
葬儀社さんにお渡しして、こういうのがありますのでというふうに
周知をする
予定などはあるんですか。
◎
戸籍住民課長
現在も、こういった諸
手続についてという紙を、
手続先が記載してあるA3判の用紙を
死亡届を出されたときにお渡ししておりますので、今後はおく
やみハンドブックを
死亡届を出された際にお渡ししていきたいと考えております。
◆しいな
ひろみ
おく
やみハンドブックは、
年間何冊ぐらい作るご
予定なんですか。
◎
戸籍住民課長
年間、実は
ページの後ろのほうに
広告が載っていて、その
広告を掲載することで無料で作成しているんですけれども、そちらの
契約で、
1年の
契約になっているんですが、
1年で
1万2,000冊。
◆しいな
ひろみ
1年で
1万2,000冊であれば、現在、今、区でお亡くなりになってる方の、大体倍ぐらいはご
準備されるということですよね。ありがとうございます。本当に、ご
高齢者の老老介護で、片方、パートナーがお亡くなりになったりすると、残された方のほうがお
手続、かなり大変な
状況で、
1人では行けないとか何度も行かなければいけないとか、いろいろお
電話ではご
説明してくださるんですが、当日必要なものをお忘れになったりで完結しないとかということがあるので、やっ
ぱりこういったおくやみコーナーが
設置されて、しっかりマンツーマンでお
手続の
サポートまでやってくださるというのはとてもいいことだと思うんですが、大体、お一人、どれぐらいの時間を見ているんですか、
1日4組ということなんですけれども。
◎
戸籍住民課長
お一人
1時間で想定をしております。
◆しいな
ひろみ
窓口に来たときに、いろいろな
申請書類とかも書いてもらうわけですよね、目の前で。
1時間で終わるぐらいの量ということなんですか。
◎
戸籍住民課長
予約の方は、一回、
事前に
予約の
電話をいただいたときに、何についてのお
手続が必要ですかとていうところで、一回、確認をします。それで、例えば
住民票の
除票が欲しいとか、
除籍謄本が欲しいということであれば、おくやみ
コーナーの
窓口で
申請書を書いていただいて、そこで
証明書も発行します。そのほかの
部署で、例えば
葬祭費についての
手続もしたいんだという
お話を
事前にいただいておけば、そちらの
申請書も
コーナーのほうでご用意をしておきまして、
コーナーで担当した
職員がご
説明しながら、そこの記載も済ませて、その後、
葬祭費については、
戸籍住民課ではなくて
国保年金課であったり、
後期高齢になるので、そちらのほうにご
案内して、途切れなくご
相談をつなげるという形を取りますので、
1時間で大丈夫だと想定しているんですが、また実際に動き出してみて、そこも
課題であれば見直してまいります。
◆しいな
ひろみ
とても、私もいい制度だなと期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆
杉田ひろし
今回、おくやみ
支援サービスができまして、
窓口もできたということで、本当とてもいいなと私も感じております。それで、
一つ、さらにこの
事業を推進するために
DXを推進していただければなと思っておりまして、先日、
新聞の
報道で、
国立市におきましてはおくやみ
事務を
DX化しておりまして、今回、
板橋区でも作成したおく
やみハンドブックの、例えば4
ページに
死亡に伴う
各種手続チェックリストというのがあるかと思うんですけれども、これが
国立市の
ホームページを見ますと、おくやみ
コーナーということで、
手続が全部、
手続きナビということでアイコンがありまして、それをコンシェルジュが
案内をしてくれまして、
チェックリストが
画面上に出て、その
画面上に
チェックを入れていくと、最終的にあなたの
手続はこれとこれとこれが必要ですという、そういった
案内を
ホームページ上のインターネット上で、ウェブ上でできるシステムでありまして、できれば今回、この冊子でもできますけれども、さらに
事業をよりよくするという
観点で
DX化も進めて、
国立市のほうも、今回、
実証実験ということで、また来年度に向けて、今、取り組んでいるという
新聞報道なんですけれども、そういったものもぜひ
板橋区でも取り入れていただければなと思ってるんですけれども、ご見解をお聞かせいただけますでしょうか。
◎
戸籍住民課長
今おっしゃっていただいた
国立市での
取組は、スマートフォンで
事前入力することによって、
一つは
手続や持ち物を確認できて、もう一点としては
申請書の必要項目、入力したものがQRコード化されるので、そのQRコードを役所でかざすことによって、手書きをせずにプリントアウトされて出てくるといった
取組だと思うんですけれども、実は
板橋区でも
DXの
観点から、
令和5年夏ぐらいにこういったことが実施できるように、今、まさに
検討を進めております。
◆
杉田ひろし
ぜひ進めていただければと思います。
あと、もう一点、
先ほども出ておりましたけれども、
終活の
サポートということでありまして、
先ほどの
豊島区においては
終活あんしんセンターがあります。また、
豊島区におきましては、さらに
終活情報登録
事業というのも制度化しておりまして、こちら、今、孤独死もありますので、お元気なうちに緊急連絡先とか遺言の保管
場所などを登録しておいて、もしお亡くなりになった場合は、
事前に指定した相手方などに登録情報が伝えられるシステムということでありまして、さらに
終活サポートが、お隣、
豊島区さんはかなり進んでいるなと思います。今回、これ、
戸籍住民課さんの範疇ではないかと思うんですけれども、
先ほどもさかまき
委員のほうからも
お話出ておりましたので、
終活サポートにつきましても、ぜひ
板橋区でも
検討していただきたいなと思います。大田区、またちょっと調べましたら、練馬区とかも、今、
終活サポートを前向きに
検討しているという
新聞報道もありましたので、その辺についても、所管外かもしれませんけれども、ご見解がありましたらお願いできればと思います。
○
委員長
先ほども
質疑がありましたけれども、今おっしゃったように健康
福祉委員会の分野なのかなというとこなんですが、
戸籍住民課としてお答えできる範囲があればお答えいただきたいと思います。
◎
戸籍住民課長
今おっしゃっていただいた
豊島区の登録制度というのは、あらかじめご本人が緊急連絡先など、
終活関係の情報をあらかじめ区に登録をしておいて、ご本人が病気や事故等で意思表示できなくなってしまったり、急に亡くなってしまった際に、警察、消防、医療機関等への照会に基づいて、区が開示できるものというすばらしいシステムだと思うんですけれども、ご本人を
サポートするという、今の登録制度なので、
戸籍住民課がこれから実施するおくやみ
コーナーの
支援とはちょっと異なることにはなるんですけれども、
戸籍住民課としても、区としての
連携方法を引き続き
検討または研究していきたいと思います。また、所管はちょっと違ってしまうんですけれども、消費者センターでも講座などで
終活の始め方みたいなところで、連続ではなくて一回一回の講座なんですけれども、そういったところで
取組をやっておりますので、
参考までにお伝えいたします。
◆大野治彦
ハンドブックについて質問させていただきます。編集、制作が、名前言っていいんですよね、出てるから、株式会社鎌倉新書ということになってるんですが、この会社に決定した経緯についてお聞かせいただきたいと思います。
◎
戸籍住民課長
鎌倉新書につきましては、
先ほどご質問がありましたように、他区の例をいろいろ
参考にさせていただきまして、そちらのほうで、こういった
広告を使って無料で作成しているという
お話を受け、紹介していただき、ここに至っております。
◆大野治彦
すみません、こちらの
ハンドブックは無料ということでよろしいんですね。
◎
戸籍住民課長
はい。
◆大野治彦
配付場所が、これ見ると
戸籍係と各
区民事務所ということになってますけれども、
区民事務所はこの
ハンドブックを
配付して、置いてあるだけなのか、それとも
相談に来た方の
対応に乗っていただけるのかということと、
あと地域センターが入ってないんですが、例えば
ハンドブックを置くのが大変であれば、おくやみ
コーナーのご
案内というブルーの
1枚のA4の紙がありますので、こういったものを置いて、もし
相談に来た方々への
案内をするのがいいのかなと思います。というのは、最近、地域センターに伺ったんですが、桜川の地域センターですと、正面の入り口のガラスのところに、各、いろんな
相談に受けますよということで、すごくいいことをされているなということを見ましたので、そういった形で、地域センターが入っていないので、それの扱いについてお聞かせいただきたいと思います。
◎
戸籍住民課長
まず、
ハンドブックの
区民事務所というところにつきましては、もともと
区民事務所は様々な
手続についてのご
相談を寄せられる
場所であるんですね。なので、どちらかというと
区民事務所が
ワンストップ型でやっているので、今回おくやみ
コーナーをつくるときも、
区民事務所のやり方もちょっと
参考にしながら、より、本庁、少し縦割りになるところがあるので、
ワンストップでやっていくには
区民事務所の
考え方、知恵も大事だよねというところで、一緒にPTを組んで
検討してきたところでもあるので、
区民事務所、そういったところでいろんな幅広いご
相談が寄せられるので、
区民事務所のほうでこれを配布して、また
区民事務所の
職員もこれを
参考にご
相談に乗れるような、おくやみ
コーナーではないんですけれども、それに付随した
業務を今現在もやっているので、そこで
配付をしていきたいと考えております。
○
委員長
地域センターのこと。
◎
区民文化部長
この
チラシ並びに
ハンドブックも
1万2,000部ご用意をしてきたということで、無料で経費をかけずにできたところはメリットかなと思っておりますけれども、今ご指摘のように地域センターも、やはりこういった
相談窓口も出てくると思いますし、当然置くべきところだと考えております。また、地域センターをはじめとして区内の出先機関も、こういったことを
相談しながら、順次、
チラシと
ハンドブックを置けるところは拡大しておきたいですし、関係する団体にも
お話をして、こういった
手続ができますよということを
周知を図っていければと思っております。
◆しば佳代子
今回、おくやみ
コーナーができるということで、本当に喜んでおります。
令和元年9月25日に、私、一般質問を行ったんですけれども、そのときには、
ワンストップサービスで庁内の中で行っていくので、おくやみ
コーナーは厳しいという回答をいただいてたので、なかなか進まないなと考えていたんですが、一気に進んで、昨年の10月25日にも総括質問で行わせていただいたところ、今回進んだということで、4月ぐらいからできるという、
令和5年のという
お話だったんですが、繰り上がって、本当に喜んでおります。そのときに一緒にキャッシュレス決済についても要望をしたところ、昨年の11月にできたと。また、書かない
窓口についても本年の夏ぐらいからできるということで、本当に進んだなというふうに喜んでおります。ありがとうございます。何点かご質問したいと思うんですけれども、
専用ダイヤルについてなんですけれども、
職員の方が
対応するということなんですが、
電話のお相手の方がご
高齢ですと、かなり時間がかかる、また聞き出すというか、必要な情報を聞き出すまでにも時間がかかりますし、労力も必要になるので、ここは
職員の方が行うというのはどうなのかなと考えるんですけれども、
委託ですとか、そういう専門の方を設けるということは、動いてから考えるという
お話だったんですけれども、
周知をしたけれども、つながらなくなったりとかするのも大変だと思うんですけれども、ここはどのように、ヘルプで誰かが入るのとか、そういうふうには考えているんでしょうか。
◎
戸籍住民課長
電話につきましては、
窓口を受けている
職員が
窓口のプロとしてお問合せに
対応するというところを取るんですけれども、回線が
1回線なので、
お話がちょっと長くなる場合にはこちらからかけ直すという形で、適宜
対応していきたいと考えております。
◆しば佳代子
窓口のプロの方が
対応されるということなんですが、
窓口に来ている方の
対応と
電話での
対応は全然違うんですね。私もパソコンのインストラクターをしているときに、
電話でのパソコンの操作を行っていただくというようなことをやっていたんですけれども、顔が見えない形になっています、声だけが頼りになるので、なかなか大変な作業になりますので、そこは人とか労力が必要になるということを考えてからの
対応に、ぜひしていただきたいと思います。折り返しの
対応になるということなので、つながらなくなるということはなかなかなくなるのかなということで、いいことだと思います。そこの
対応も、ぜひ丁寧に行っていただければと思います。
あと、おくやみ
コーナーの、
先ほどから出てる
周知の件なんですけれども、やはり
ハンドブックを
周知するということよりも、おくやみ
コーナーが
板橋区にできた、番号があるということをぜひ広く
周知していただきたい。関係団体にもお配りしていただけるということなんですけれども、その中にも町会、自治会ですとか、そういう方々にも広く
周知をしていただきたいと思っておりますので、そこは強く求めたいと思いますけれども、どうでしょうか。
◎
戸籍住民課長
町会、自治会であるとか、民生
委員さんであるとか、地域の方の見守りをされている団体の方たちには特にお知らせして、活用していただきたいと思いますので、きちんと
周知してまいりたいと思います。
◆
小林おとみ
まずは、
予約の枠が
1日4枠ということなんですけれども、
1枠で何人ぐらい
対応できるのか、やってみなきゃ分かんないとこあるかもしれませんけれども、どれぐらい想定しているのかなというのを知りたいんですが。
◎
戸籍住民課長
1日、現在、
予約としては4枠、
予約をお取りすることになっていて、お一人
1時間を想定しています。なので、
1日、
予約としては4名。
◆
小林おとみ
職員が
対応するということで、それでお一人で
対応するということなんでしょうねと、今、思いましたけれども、その辺のもし、体制があれば
1枠の中に2人もできるでしょうし、
1人ということは、何人でやるんでしょう。
◎
戸籍住民課長
予約を
1日4枠、4名の方の
予約はお取りするんですけれども、当日の担当が全ての4名を
対応するわけではなくて、
予約1人の方について、
1人担当がつくみたいな形で、本当に
戸籍住民課の
窓口の
職員が輪番で細かく
当番制を組んで、やる形を取りたいと思っております。
◆
小林おとみ
分かりました。ということは、今、
戸籍住民課の
職員の輪番をして、
予約の数で
1日4枠まででやっていくということで始めていくと。場合によっては
予約が先になるってことも、たくさんの場合、あり得ることなんだろうなと、今、思いまして、そうなるとたくさん、動きによって、体制強化をぜひ求めておきたいと思います。そんなにないなら別ですけれども、殺到して、すぐに
相談に乗ってほしいのに
1週間先です、2週間先ですなんてなっちゃうと困ると思うので、そこを、ぜひ体制強化をお願いしたいと思います。
あと、亡くなった人の、私も本当に父が亡くなったとき、A3判の
1枚で、本当に役所のことが少し分かればいいけれども、そうじゃない人はちょっとこれだけじゃ分かりにくいだろうな、心配になるだろうなと思ったので、とてもありがたい話だなと思ってるんですけれども、この間、こんな
相談がありまして、今、臨時的に国の給付金がいろいろ出されていて、あの中に家計急変世帯というのがあって、年度の途中で非課税になった人、特にこの方は旦那さんが亡くなって、奥さんだけになって、非課税になってしまったんですけれども、よく知らなくて、給付金をもらう期限が過ぎてしまってもらえなかったという人が、
相談があったんですね。そういうことが、その方からは、
死亡届出したときに教えてくれればいいのにって言われたんですけれども、なかなか役所の仕組みはそうなってないんですよという話しかできなかったんですが、少しそういう臨時的ないろんな
事業で、遺族の方、家庭の
状況が変わることによって、いろんな区の給付とか、そういうものが変わるということについてもあり得るんだということもお知らせできるようなタイミングにならないかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
◎
戸籍住民課長
戸籍住民課の
窓口では、収入であるとか、その方の職業等々を把握することはなかなかできないんですけれども、例えば今回おくやみ
コーナーができて、
相談があった際の聞き取り項目を工夫して、きめ細かにいろんな
お話を伺うことで、きちんと、今おっしゃっていただいたような
申請漏れが発生しないようにしていきたいと思いますし、また様々な、役所内であるとか役所外のものにつきましても、各種
サービスの情報収集に努めまして、そういった方のご
相談に適切にご
案内できるように努めていきたいと考えております。
◆
小林おとみ
よろしくお願いします。
あともう
一つだけですが、この中にペットの、犬のことがあって、飼い主が替わったら飼い主の変更が必要ですよというのはあったんですけれども、もう
一つ、引取り先というか、里親なりどこなりという引取り先のご
案内が必要じゃないかなと思っていて、最低でも動物愛護センターの紹介とか、そんなのが載ったらいいんじゃないかなとちょっと思ったんですが、どうでしょうか。
◎
戸籍住民課長
また、次回、
1年後におく
やみハンドブックを作成するんですけれども、そのときに、
先ほどの、家庭がいろいろ急変した方への
支援であるとか、今いただいた、こういったものが載ったほうがいいんじゃないかなというところも併せて、またきちんと
検討をして、よりよい
ハンドブックになるように
戸籍住民課のほうで
対応していきたいと考えております。
◆
小林おとみ
よろしくお願いします。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。以上で全ての
議題が終了いたしました。
よって、明日の
委員会は開催いたしませんので、よろしくお願いいたします。
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○
委員長
以上をもちまして、
区民環境委員会を閉会いたします。...