板橋区議会 2022-12-08
令和4年12月8日地域・経済活性化調査特別委員会-12月08日-01号
事務局職員
事務局長 五十嵐 登 書記 安 部 詩 織
地域・
経済活性化調査特別委員会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4
報告事項
令和4年度
緊急経済対策実施状況(
上半期実績)について(19頁)
5 議題
(1)
区内産業の
活性化に向けた取組について(視察)(3頁)
(2)令和4年第3回
定例会調査事項に関する提言の
方向性について(24頁)
(3)
活動報告(素案)について(24頁)
6
閉会宣告
○
委員長
ただいまから地域・
経済活性化調査特別委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
産業経済部長
本日は、議題の
1つ目といたしまして、
帝京大学先端総合研究機構の視察をお願いいたします。次に、
区役所に戻った後、残りの議題についてご審議いただきます。よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員をご指名いたします。
しのだ
つよし委員、
五十嵐やす子委員、以上のお二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、本日の運営について申し上げます。
本日は、
報告事項、令和4年度
緊急経済対策実施状況上半期実績についての前に、
区内産業の
活性化に向けた取組についてを議題とし、初めに視察を行いますので、ご承知おき願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは、議題に入ります。
区内産業の
活性化に向けた取組についてを議題といたします。
帝京大学先端総合研究機構において、
区内産業の
活性化に向けた取組について視察を行います。到着までしばらくお待ちください。
[視察]
帝京大学先端総合研究機構
○
委員長
視察お疲れさまでした。今後の予定をご連絡いたします。帰庁後、第3
委員会室にて、
委員会を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、
委員会の途中でありますが、
議事運営の都合上、暫時休憩いたします。
再開は、午後1時35分といたします。
なお、午後1時20分より
理事会を開会いたしますので、
理事委員並びに
理事者の方は、第3
委員会室へご参集のほどよろしくお願いいたします。
休憩時刻 午後零時30分
再開時刻 午後1時31分
○
委員長
休憩前に引き続き、地域・
経済活性化調査特別委員会を再開いたします。
引き続き、
区内産業の
活性化に向けた取組についてを議題といたします。なお、事前にお配りしております資料2につきましては、本
調査事項・論点に係る区の現状をお示しする資料となっております。
本件について、
理事者より追加の説明はありますでしょうか。
◎
産業振興課長
資料のほうに誤字がございまして、申し訳ございません。訂正をお願いできればと思います。項番1の
産学公連携の(2)でございます。
日本光学会のコウの字が「光」でございまして、同じくその下へいっていただいて、(3)に、宇都宮大学の
光学サポートのコウの字も申し訳ございません、「光」でございまして、入力間違いでございます。それに伴いまして、(4)の
板橋オプトフォーラムの1
段落目で、理化学研究所の後に、
日本光学会の、このコウの字も「光」でございます。大変申し訳ございませんでした。ご訂正のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長
それでは、先ほどの視察も踏まえて、
現状確認のための質疑を行います。
本件に対する各
委員の意見については、質疑が終了した後、改めて述べていただきたいと存じますので、あらかじめご承知おき願います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
◆
元山芳行
今日視察した
帝京大学先端総合研究機構と板橋区の向き合い方、これを確認したいと思います。どういうふうに向き合っていこうと思っているのか。
◎
産業振興課長
今日ご一緒に視察させていただいたということで、これまでも
産業振興公社を中心に、
帝京大学様のほうとは、
区内企業との
マッチング等というところでいろいろと関わらせていただいているところではございますけれども、あのようなすばらしい施設もあるというところがございまして、区、公社を含めて、いろいろと今後、
帝京大学様のほうと連携を深められればなというところをより一層感じたところでございます。
◆田中しゅんすけ
確認をちょっとさせてください。
日本光学会とか
オプトフォーラムとか、板橋でも光学の板橋ということで発信をしているんですけれども、実際問題、
光学の板橋というふうな発信に基づいた
区内産業の
光学産業の現状ってどれぐらい板橋区として、行政として確認をしているのか、ちょっとその部分を教えてください。
◎
産業振興課長
具体的な数ということになりますと、いわゆる国の
調査であったりというようなところでの数のつかみ方しかできてはいないところではございますけれども、いわゆる
光学精密機器というようなところで、
区内の
地場産業の一つであるというところではございます。
光学産業というところでいきますと、
レンズの磨きの部分でありましたり、そういった技術を持った
事業者様というのは、まだ多数
区内には存在していると認識してございますので、そういったところで
区内産業を盛り上げていける部分はまだまだあろうかと考えてございます。
◆田中しゅんすけ
要は、ちょっと私、地元の
光学関係の
企業にお話を伺って、私自身は
光学の板橋というふうに発信をしていただいているので、今課長がおっしゃったように、
レンズの研磨とか、それから設計だとか、
光学に関する会社が数多く存在しているのかなと思ったんですが、その方がおっしゃるには、実はもう板橋にそういう
中小企業で
光学で頑張ってやっていらっしゃる
企業はほとんどないよって言われたんですけれども、そのことをやっぱり考えていくと、もう少し本当現状を調べた上で発信をしていくべきだなというふうに思っていますが、今後、そういう
区内産業の実態というのを調べるような、もちろん
光学も含めてですけれども、板橋区として計画とかはありますか。
◎
産業振興課長
今年度につきましても、
主要産業現況調査ということで
調査のほうは行わせていただいてございますけれども、いわゆる悉皆
調査的な
調査というところまでは至っていないところではございます。そういった意味では、やはり国の
経済センサス等で
調査を行われた際に、
区内のいわゆる
産業分類に基づく
事業者の数の把握というところにまずは努めさせていただきまして、また、
産業振興公社のほうの
企業活動コーディネーターが、
区内の
事業者を巡回しているというところがございますので、そういったところで
一定程度、実態のほうは、さらにつかんでいければと考えてございます。
◆田中しゅんすけ
やっぱり実態があって、
事業というのをしっかりと進めていくべきだろうなと思っておりますし、今日みたいな
帝京大学さんの
先端技術を視察させていただければ、なおさらやはり板橋区がどこまでちゃんと
区内事業者の実態を把握した上で、
橋渡し役として、産業と、それから
産官学ですから、学の要は知能的な分野と、それから公として何ができるのかということが本当に連携してやれないと、実際
区内産業の応援にはなっていかないというのがすごく今日は実感できましたので、ぜひ、今後は実態の状況を把握するような体制を取っていただきたいなというふうに思っています。何でこんなことをお話しするかというと、大分県に視察に行ったときに、大分県は
宇宙港という
事業を今進めていて、
宇宙港というのは、簡単に言うと
ロケットを水平で発射すると。大体
ロケットって立体で発射していく、種子島とかで打ち上げるという形なんですけれども、ボーイング747の羽根に
ロケットをつけて、そのまま飛び立っていくと。要は
滑走路を使って飛び立っていく。飛び立った上で、ある
一定程度のところに達成したら
ロケットを切り離して、衛星がそのまま宇宙に行くという形なんですよ。そこに必要な技術の一つとして
光学分野のことがあって、それに対して大分県は、板橋区さんはトプコンさんをはじめ、
大手企業ですよね。
光学が盛んですから、何か連携できるかもしれませんねって、視察に行ったときにそういうお話をいただいたんですね。ただし、やっぱりそれって今日の視察でもそうだったんですけれども、やっぱり
一流企業なんですよ。お金があって、組織もしっかりしていて、研究ができるということがないと、やはり
先端技術にまでは持って行けない。今日の視察を通して、やっぱり分かった。例えば刃物だとか、そういう実際まちで作れるものをどういうふうにしっかりと磨いていって、今日の視察を糧にして
産官学の連携を取っていく
必要性というのは非常に出てきますので、やはりその部分で実態をよく知っていないと、なかなか
事業の押し上げにつなげていけないんじゃないかなというのはすごく思ったので、ぜひ板橋の強みが分かるような、今後やはり実態というものをしっかりと把握していただきたいなというふうに思っておりますので、できればちょっと資料で可能かどうかだけ聞かせていただきたいんですけれども、特に
光学で、板橋の
企業がどういう、大
企業から
中小企業までなんですけれども、ちゃんと携わっているかとか、そういうデータ的な資料というのは用意ができますか。それだけ最後にお聞かせください。
◎
産業振興課長
産業振興公社のほうのいわゆるデータベースのほうにご登録いただいている
企業さんというところで、
光学の
企業さんを抜き出して、資料としてお出しすることは可能かなと思ってございますので、そういったところで資料の提供ができるかと考えてございます。
◆
かなざき文子
非常に今日は勉強にもなったんですけれども、それだけ
区内に
ものづくりで頑張っていらっしゃる業者さんがたくさんいらっしゃって、私のよく知っている方も、息子さんに継ぐということで頑張っていらっしゃるところがあるんですけれども、例えば今日の
帝京大学さんと
マッチングして、一緒に何かをつくっていくことができれば、どんなにいいかなってちょっと感じたんですね。そういった機会だとか
働きかけをいろいろやられているだろうとは思うんですけれども、
日頃話を聞く限りでは、全然そういった区からの
働きかけみたいなのを感じていないみたいなので、要するに自分から検索して調べていけば参加していくことはできるけれども、区のほうから積極的に業者さんたちへの連絡というのか、何かそういった起業の前の、要するにもう
ものづくりをやられているわけですから、それをさらに発展させて生かした
ものづくりを充実、向上させていきましょうというような、そういう、こういうのがあるけれども、参加しませんかだとか、そういった
働きかけというのは、直接
働きかけるということはしていないんですか。
◎
産業振興課長
今日も
帝京大学さんのほうでお話があったかと思うんですけれども、これも公社のほうにはなるんですけれども、先ほどの
企業活動コーディネーターの方々が
区内巡回をしていただいていて、例えば公社でいけば
産学公の
連携開発の経費の助成をしておりますけれども、そういったチラシを持っていってご案内をさせていただいたりということで、直接お会いしてそういった
働きかけというところはさせていただいてございます。
◆
かなざき文子
それは、例えば
ものづくりでいけば
区内にどれぐらいの業者さんたちがいて、その全てに対してじゃなかなか厳しいかなと思うんですけれども、どういった感じで直接
働きかけをしているのかというのは分かりますでしょうか。
◎
産業振興課長
コーディネーターさんが一応5名おりまして、
区内地域を分けて巡回しているところでございます。ただ、さすがに全ての
企業さんを、じゃ5人で回れるのかというと、それは回れる数ではございませんので、あとは公社のほうの
メールマガジンにご登録いただいて、その
メールにご案内を随時お流しさせていただいたりというようなところで、両方使いながら、いろいろとご案内をさせていただいている現状ではございます。
◆
かなざき文子
やはり全てにという点では、なかなかまだ届いていないのかなと思うんですけれども、ごめんなさい。先ほどどれぐらいの
業者数があるのかというのをちょっと聞いた、質問もしたんですけれども、その
業者数というのは分かりますか。
◎
産業振興課長
ちょっと今数を持ち合わせていないんですけれども、1万五、六千社の
事業者が
区内には存在していたかと考えてございます。
◆
かなざき文子
かなりの数なので、5人の
コーディネーターさんでは本当に回りきれないなというのは改めて思いました。何か直接が難しいならば、何らかの何かあるといい、申し訳ないですけれども、息子さんももう製造のほうに精いっぱいで、なかなかネットだ何だという、ご自分のところのホームページをつくるということもされていないんですよね。だから、技術をどういうふうに生かしていくのかという点では、もったいないなというふうにちょっと日常的に感じていたものですから、何かそういう
きっかけづくりというのができるといいなと思ったので、さらに何かそういった意味での周知が
マッチングも含めて強化してもらえたらというのを、これは要望なんですけれども。あとそれから
企業との連携での
研究開発というのは、
企業側が経費を持つという点ではいいのかなと思うんですけれども、例えば
区内の
中小業者の技術を生かして何かを開発していくという点では、資金的にはなかなか厳しさがあるんだなというふうに今日視察をしてちょっと感じたんですが、今活用できるそういった資金のいわゆる
補助金だとか、こういったものがもう既に区のほうからはやられているだとか、その
あたりがちょっとすみません、
勉強不足で。教えていただければと思うんですが。
◎
産業振興課長
資料のほうにございます。資料2ページをお開きいただきますと、上のほうに、
産業振興公社の例えばこれは直接区の助成ではないですが、(1)で
産学公の
連携訪問相談ということで、大学の教員の方に
事業者さんのほうに赴いていただいて、いろいろ
技術指導とかというところでサポートさせていただいておりましたり、(2)のところで、
医工連携アドバイザー派遣、これも
専門家のアドバイスを
事業者様のほうに行うものでありましたり、その下、(3)の
ビジネスチャンス開拓支援事業ということで、これについてはやはり同じような形で、
専門家の方に
事業者様のほうに訪問をいただいての指導というようなところがございます。いわゆる直接的な
補助金、
助成金ということになりますと、項番3、まず、(1)のところで、これは
ベンチャー企業・
起業家支援の
賃料補助金ということで、ちょっと
技術開発とは違いますけれども、賃料の補助をさせていただいておりましたり、(2)の
デジタル環境構築補助金ということで、
DX化に取り組む
企業に対しまして助成を行うというところで、今年度からの
事業でございます。ページ変わりまして3ページ目になりまして、板橋区
産業振興公社のほうで行っております、(1)の
開発チャレンジ補助金でございましたり、(2)の
産学公連携研究開発支援事業の
助成金、(3)の
医療機器製造業等登録手数料補助金というようなところでは、令和3年度の実績を載せさせていただいてございますけれども、
一定程度、実績を持って対応させていただいているというような状況ではございます。
◆
かなざき文子
そうだなと思いながら資料を見ていたんですけれども、ただ件数があまりにも少ないので、やっぱりまだまだこういった
研究開発しながら一緒に
ものづくりを行っていくというところでは時間もかかるし、それからお金もかかりますよね。そういった点で、そこを一緒に積み上げていくという、そこがなかなか届いていないのかなというふうにちょっと感じました。もっともっと周知をして、じゃそれだけでいいのかっていったら、もっと
ものづくりの技術を磨いていくだとか、それから設計を含めて一緒につくり上げていくという、そこのところのどういうふうに
マッチングしながら育てて発展させていくのかというところが、
区内産業としても非常に今後育てていくという点では重要な
事業になるのかなというふうに思うので、ぜひ周知の強化だけじゃなくて、ぜひ今日の
帝京大学さんも含めて、この中にいろいろ
区内の様々な
企業さんだとか研究しているところだとかいろいろあるので、そういったところとの連携を引き続き強めながら、ぜひそういった点で、資金繰りも含めて育てていくという、そういった仕組みを強めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆
長瀬達也
今日、見に行かせていただいた
先端総合研究機構ということで、非常に勉強になりました。私、感じたのは、あちらの
先端総合研究機構と組める業者さんというか会社というと、
中小企業とおっしゃっていたんですけれども、
中小企業でもかなり大きい部類で、それかあるいは本当に
研究機関のようなところか、
ベンチャーの
研究機関のようなところなんだろうなというふうに思っていました。なので、
区内にあるもうほとんど99.何%ぐらいの会社は、そういうところにはあまり縁もないでしょうし、何かそこを頼るというようなところでもないのかなというふうに思いました。ただ、やっぱり板橋区の特徴として、区を伸ばしていくということについては、非常に重要なポジションのある機構だと私は思いまして、区で光学、僕もさっきからいろいろ話を聞いていて、果たして本当に光学がどのくらい板橋にあるのかなというのが僕も分からなかったんですけれども、
光学だけではなくて、そのほかの
研究開発のようなところとのある
意味橋渡しを区が担っていくというところが、むしろ区がやるべきところなのかなというふうに思っています。そこでなんですけれども、今まで機構ですとか、ここを含めてそのほかの
研究機関、大学とかの
研究機関に対して、区が
企業との
マッチングをして
橋渡しをしたような実績というのは、どの程度あるものでしょうか。
◎
産業振興課長
すみません。ちょっと今、全て過去の実績をということでは数字を持ち合わせていないんですが、先ほどの公社で行っております
産学公の
連携開発の
支援事業の
補助金であれば、昨年度は2件ということで、今年度も1件動いているようなところもございます。そういった意味では、帝京大、先ほどもお話ししましたけれども、
コーディネーターさんがいろいろ回っている中で、うまく大学との
連携等というところで
マッチングできる部分があれば、そこは精力的に行っていただいているところではございますし、ちょっと過去の数字であれなんですけれども、ある程度、取り組んできている部分はあろうかというふうには考えてございます。
◆
長瀬達也
ちなみに、
コーディネーターの方は5人とおっしゃっていたんですが、
コーディネーターはどんな立場の方というか、属性というか、
中小企業診断士なのか、要は
研究者なのか、
営業絡みの人なのかとか、いろんなジャンルの人がいるのかも分かりませんが、どんな立場の方なんでしょうか。
◎
産業振興課長
まさに、今お話いただいたようにいろいろな方、今は
産業振興公社の
コーディネーターとして就いていただいていますけれども、以前であれば
企業のほうにお勤めであられたり、
金融機関にお勤めであられたりというようなところで、ちょっと経歴は様々ではございますけれども、
一定程度中小企業等に関わられてきたような方々が
コーディネーターとして活躍いただいてございます。
◆
長瀬達也
分かりました。回れる数というのは、本当に実際に少なくて、1回の相談で恐らく相当な時間を費やしてやっていかれるんだろうなというふうに思いましたので、あともう一つは、
企業がこうした
研究機関と接点を持つというところで、区の役割が大きいんじゃないかなというふうに思ったんですけれども、
企業側としては、逆に区以外のそういう接点の持ち方というのは、どういうふうに接点を持っていっているのかというのは、区としては把握をしているんでしょうか。
◎
産業振興課長
例えば、区や公社を通さずに直接、大学も様々ございます。そういったいわゆる
産学連携室みたいなところでタイアップされてやられているというところまでは、全て情報がこちらに入ってくるわけではございませんので、ちょっと数については把握はできていないところでございます。
◆
長瀬達也
分かりました。各
事業者さん、
企業としては、いろんな
チャンネルを持っていて、その
チャンネルの中から板橋区を選ぶということもあるでしょうし、たまたま行き当たったのが板橋区だったということもあるでしょうから、なので、区としては、
企業もいろんな努力をしていて、区が全部やらないといけないというわけではないわけですけれども、ただ、区としては、ほしい情報ですとか、ほしい技術にすぐにというか、ある意味スマートにアクセスできるような、そんな体制を区としてぜひ持っていっていただきたいなと思っています。むしろそのための
産業振興課なのかなと、あとあるいは公社なのかなというふうに思っていますので、ぜひそんな点はお願いしたいと思います。
◆
五十嵐やす子
今日は、視察させていただいて、まずこういうのが板橋区にあるんだということを知ることができたことがよかったなと思って、それをやっぱりたくさんの方に知ってほしいなというふうに思いました。例えば
中央図書館とかで、いろんなあそこのホールを使ってというんでしょうか。企画もやったりしているので、例えば今日視察に伺ったとき、
エントランスのところにいろいろ
パネルがあったりとかしたので、ああいうのをちょっと1日とか2日とか貸してもらって置くことで、こういうのがあるんだということを区民に知ってもらったりとか、それは
区役所の1階のところでもいいですし、何かもう少し区民の方に知らせていく何らかの方法を取っていただきたいなというふうに思ったんですけれども、そういうところは今のところ考えてはいないんでしょうかね。
◎
産業振興課長
ちょっとこれまでは、特にそういった
帝京大学さんの今回の施設のいわゆる広報というところでは、検討をしていたわけではございませんけれども、もしそういったお声が多いようであれば、やはり今日確かに見てすばらしい施設ではあったというところもありますので、ちょっと
区役所の1階のところで展示できるかとか、その
あたりはいろいろと検討させていただいて、例えば
産業振興課であったり公社でやるような
事業の中で、どこかで
パネルをお借りして展示させていただいて、
企業の方にも多くの方に目に触れていただくような機会とかというところをぜひ考えていければなというふうに、今日視察させていただいて感じたところではございます。
◆
五十嵐やす子
すみません。ちょっと私は今、記憶が定かじゃないんですが、足立区、江東区、図書館の中でいろいろな
企業の方から相談を受けるコーナーを常設しているところがあって、板橋区の図書館をつくるときにも、そういうコーナーをつくってほしいなと思って提案したこともあるんですが、残念ながら板橋の中にはないんですけれども、ただ、年に何回かそういうイベント的なもの、企画をすることもできるというような、そういうお答えを当時いただいていたと思うんですね。そういうときに、一緒にこういうところもあるよというふうに示していくことで、
企業の方たちが今後のことを考える上で、それこそ選択肢とか今後のことが広がっていくんじゃないかなというふうにも思いましたので、ぜひその辺も考えていただけたらというふうに思います。
それから、この資料を頂いた中でなんですけれども、2ページのところの
補助金・
助成金というところで、板橋区
ベンチャー企業・
起業家支援賃料補助金というのがあって、令和3年度の実績として51社採択ってあるんですけれども、これというのは、この数字だけ見て、これがどうなのかというのがちょっとよく分からなくて、同じような補助
事業をこれまでもきっとなさっているかなと思ったんですけれども、例年に比べて多いのか少ないかとか、あとは本当だったらこのくらいの数字を目指していたというようなものがあったのか、その辺を教えていただけたらと思います。同様に、
デジタル環境構築補助金も、これは令和4年度、今年度の新規
事業なんですけれども、今のところ助成件数が7件ってあるんですけれども、これも初め考えていた件数に対してどうなのかというのを併せてお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎
産業振興課長
まず、板橋区の
ベンチャー企業・
起業家支援賃料補助金でございますけれども、こちらは令和2年度から開始した
事業でございまして、基本的に家賃を2年間補助させていただくというものでございます。令和2年度につきましては11件というところで、令和3年度は40件で、今、令和3年度の実績として51ということでお載せさせていただいているところでございますので、そういった意味では、数値としては上がってきているのかなというところでございます。
デジタル環境構築補助金につきましては、いわゆるDXに該当する場合には上限
500万円までで、DXに当たらない、いわゆるデジタル化枠というところでは、一応上限が250万円までというところで予定をさせていただいてございまして、予算を取った状況でいきますと、DX枠が1件、デジタル化枠が3件というような予算配分ではあったんですけれども、実際にお申込みいただいて、そこまで上限まで達しない
企業さんがほとんどで、一番予算の最大までというところで7件を採択させていただいてございまして、数としては、
一定程度、充足はできているのかなというところでございます。
◆
五十嵐やす子
それから、その他のところで、板橋区
産業振興公社さんのほうで、板橋製品技術大賞で令和3年度の実績として受賞13件ってあるんですけれども、いたばし産業見本市でも飾ってあったりとかして、へえって思いながら今年も拝見したんですけれども、それこそ優れた製品や技術を表彰しというところで、これをいろんな人に使ってほしいなと思いながら拝見しましたけれども、
区内外に向けて広く発信するとは書いてあるんですが、どんなふうに発信しているのかなというのがやっぱりちょっと見えてこないので、この辺の説明もお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎
産業振興課長
受賞
企業さんのそういった製品とかをお載せしたパンフレットを作成させていただいてございます。そのパンフレットにつきましては、例えば見本市もそうですけれども、区外展示会というような、東京ビッグサイトでやるような展示会に公社で出店する際に、そういったパンフレットも置かせていただいて、板橋区でこういった賞でこういう
企業がこういうもので取られているというようなところを広く周知させていただいていたり、あとは、
産業振興公社のホームページでご覧いただけるような形で、周知活動は進めさせていただいているところでございます。
◆
五十嵐やす子
本当にせっかくのものなので、広く知ってもらって使っていただけるようにこれからもお願いしたいと思うのと、それで以前もちょっとお願いしたことがあるんですが、
産業振興公社のホームページが板橋区のホームページにリンクはしているんですけれども、ずっと下のほうに来ないと分からなくて、それで私も最近意識的にそのページをシェアしてTwitterとかFacebookに上げたりとかするんですけれども、でもやっぱり皆さんご存じなくて、板橋区がやっているってみんな思っているので、公社というものの存在をやっぱりご存じない方もとても多いんですね。せっかく公社のホームページにもいろんな
補助金のことが書いてあったりとかして充実しているのに、ここまでたどり着けない人がたくさんいらして、だから
補助金も知らない人がたくさんいると思うと本当にもったいないので、もう少しこのホームページの存在を知らせていったりとか、何とかできないかなと思うんですけれども、それは自分だけで発信していてもそれこそ難しいところがあると思うので、区のほうでちょっとシェアしたりとか、いろんなことでお互い協力して広報していくというんでしょうか。何かそういうこととか、あとはいたばしTIMESさんとか、板橋のほうだといろんなことをやるときに取り上げてくださっていますけれども、そういうところにも扱ってもらったりとか、何かできないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
産業振興課長
区のホームページ、確かにリンクは下のほうにありますので、ちょっと区のホームページのつくり方というようなところであそこにリンクがいろいろ多くなる中の一部となってございます。また、どこかほかの場所に区のホームページの中のほうでも
一定程度紹介できる場所があるかどうかというところは、また広報等とも相談しながら、何か対応できることがないか、ちょっと検討させていただければと思います。
◆しのだ
つよし
資料の2ページの3の
補助金・
助成金、板橋区の
ベンチャー企業についてなんですけれども、新たな分野だったり、新たなビジネスを創出するということは、やはり大事だというふうに思うんですよね。先ほど数は聞きました。でも、51社というのはそんなに少ない数じゃないと思うんですね。この
補助金を出した
企業がついているのか、板橋区に。区に残って貢献しているのかどうかということについて、もし分かったら教えてください。
◎
産業振興課長
この51社につきましては、引き続き助成させていただいているところではございますので、そのまま区のほうで操業いただいているというところではございます。
◆しのだ
つよし
区に残って、新たなビジネスとして根づいてやっているというところでしょうかね。
◎
産業振興課長
こちらの
補助金なんですけれども、いわゆる
ベンチャー枠というようなところと、
ベンチャーには至らないんだけれども家賃の補助をというところでさせていただいてございます。全てで51社というところではございますけれども、そういった意味では、皆様頑張って
区内で取り組んでいただいているというところではございます。
◆おばた健太郎
午前中の視察で私も大変勉強になったんですが、その中で、公の役割というようなところをセンター長がおっしゃっていたかなと思うんですね。一定の役割はあるけれども、また一方で、平等性というところで難しい部分があるというようなお話があったと思うんですけれども、ちょっとふわっとした質問になっちゃいますけれども、センター長って専門分野が産学連携のことを研究なさっている方なんですが、そういったご意見を踏まえて、いわゆる公の役割というのが一体どういった部分なのかという、すみません。ふわっとしているんですが、どのようなお考えでしょうか。
◎
産業振興課長
産学公の中での公の役割ということになりますと、やはり
一定程度、公の
マッチング力といいますか、そういったところで、産と学を結ぶ役目であることは間違いないかなというところでは思ってはございます。そういった中で、例えば区がやるのがベストなのか、公社というようなところで機動力を持ったところが進めていくのがいいのかというようなところはあるかと思います。今ですと、公社のほうで、主にその
あたり、コーディネート機能というところでは果たしているところでございまして、今日、センター長のほうからもお話がありましたけれども、そういった意味では、いわゆるスピード感とかそういったところで、今公社でやっているところが生きているのかなと考えてございます。
◆おばた健太郎
まさに、結ぶというところが役割なのかなというふうには思いまして、それで頂いた資料でも、やはり資金的な援助であったり、あとは例えば産業見本市でそういった技術の商談の場や技術交流を行うというようなことがプラットフォームとしてはあるのかなとは思うんですが、そこをいま一歩進めなきゃいけないのかなというのもやはり感じているところで、この3ページの
産業振興公社の、先ほど
かなざき委員も、件数がちょっと少ないんじゃないのかというようなご意見もあったと思うんですけれども、例えば今回の視察であったのが、(2)の
産学公連携研究開発支援事業助成金ということで、この2件という状況ですけれども、これは件数としては満たされたというか、これで十分な数字であるというふうに考えていらっしゃるのか。例えば引き合いがもっと多かったけれども、実際は金額の面で厳しかったとか、条件面で難しくて実績に至らなかったのか、どういった状況なのかというのをちょっと教えていただけますでしょうか。
◎
産業振興課長
詳しくは、すみません。ちょっと承知していないところではございますけれども、この
事業、どうしてもやはり
事業者様の持ち出し部分も出てくるというようなところでございまして、助成額150万というところで、3分の2の補助率ということになってはございます。ただ、2年間取り組めるというところで、やはりそういったところでは、公社のメリットが生かされた助成制度なのかなというところでございまして、今、やはり一方でコロナ禍というところもあって、なかなか
企業さんのほうでも積極的な開発というところでは少し手が出せないところもあるのかなとは思うんですけれども、数的には、もう少しやはり伸びるのが理想かなとは思ってございます。
◆おばた健太郎
本日の午前中の視察の中で、センター長から少しお話があったのが、埼玉県で数年前に10分の10の
助成金というものがあって、それを利用されたという会社さんもあったというようなお話をされていたんですけれども、やはり
企業として、3分の2の助成があったとしても、当然3分の1は持ち出しになるわけなので、やっぱり10分の10はうれしいですよね。そういった
助成金、
補助金というものの可能性というのはいかがなものなんでしょうか、区としてということです。
◎
産業振興課長
区としての考えの中に、補助負担金の適正化ということで、区全体の中でいわゆる10分の10の補助という考えがないというようなところがございまして、なかなか今の状況では、10分の10の補助というところは難しいかなというふうには捉えてございます。
◆おばた健太郎
分かりました。あと最後、先ほども少しお話ししましたいたばし産業見本市なんですが、この産業見本市に初回から出ていらっしゃる
企業の方に話を伺ったんですが、なかなか、ありていに言うと、出してもねというような反応もありまして、ご質問としては、まず、出られている方にアンケートとかを取っていらっしゃると思うんですけれども、そのアンケートにどういうふうに改善してほしいというような声があるのかということが1点ご質問と、あと産業見本市で、あの場で具体的に成約しましたとか、商談として実際に使われましたというような実態がどれぐらいあるのかというのをつかんでいらっしゃいますでしょうか。その2点、ちょっとお伺いします。
◎
産業振興課長
すみません。ちょっと今、詳細な数は持ち合わせてはいないんですけれども、アンケートはもちろん出展者様にお取りさせていただいておりまして、やはりいわゆる改善的なところのご要望というところは、幾つかいただいているとは聞いてございます。その
あたりを毎年毎年取り組ませていただいているところではあるというふうに伺ってございます。あと商談についても、全てが全て商談に結びついた数が公社のほうに上がってくるかというわけではないんですけれども、幾つかお話の中ではそういった商談に結びついていたり、今後につながっているというようなお話はいただいておりますので、少なからず見本市に出展いただいて、いわゆるBtoB的なところでのつながりというところはできているのかなと考えてございます。
◆おばた健太郎
分かりました。今詳細はということでしたので、後ほどでも結構ですので、もしその辺の数値的なところの資料がありましたらお願いできますかということと、やっぱり産業見本市、毎年行っているんですけれども、なかなか商談とか引き合いがあるというようなお話、それは多少はあるとは思うんですが、やはり板橋としての産業を盛り上げる見本市としては、いま一歩仕掛けをつくっていく必要があるんじゃないかなと私は常々感じておりますので、ちょっと今ここで何というのはないんですが、ぜひ研究、検討していただきたいなということを要望させていただきたいと思います。
◎
産業振興課長
アンケートの結果については、後ほどお示しさせていただければなというところでございます。確かに長年この見本市をやってきて、BtoBにしっかりつながっているのかどうかというところもあろうかと思います。やはり毎年毎年、何か改善点というところは必ずあろうかと思いますので、その
あたりはしっかりと今後も取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
◆竹内愛
今日視察に行ってお話を伺う中で、行政の役割として情報提供というのが非常に重要だというお話を伺いました。今回産業イノベーションを起こすプラットフォームについてという報告をいただいているんですが、区として
区内産業の情報を広く提供する、そういう取組について特段の記載がないので、どのように行っているのかということを1点お伺いしたいんですがいかがでしょうか。
◎
産業振興課長
区内産業を広くというようなところでございます。そういった意味では、先ほど来の見本市でありましたり、あとは区のほうでつくっております産業マップというようなところで、どういった
企業が
区内にあるのかというようなマップも作成はさせていただいております。そういったものを公社でやられる区外展示会とかに持っていっていただいて、他の自治体の方とか
企業の方にもご覧いただくような機会で広く周知をさせていただいたりとか、あとは、公社のホームページでのデータベースというようなところで、区にはこれだけの
企業があるというようなところとか、そういったところで周知のほうは努めさせていただいてございます。
◆竹内愛
お話の中で、なかなか
中小企業の経営者の方が例えば専門的な学会ですとか、そういう研究グループに加盟をするということが、参加をするということ自体が難しいと。今の技術を継承していく、維持していくということにどうしても終始してしまうということで、さらにその先の、例えば今日の視察で見せていただいた先進的な技術につなげていくというのは、
中小企業発信ではなかなかやっぱり難しいと。なので、どうやってそれを発掘していくかということ、どういう技術があって、それをどういうふうに変化できるのかということがないと、やっぱりその先の技術というのはつながっていかないので、そういう意味ではどう発掘していくかということについては、やはり行政側が現場を知って、現場を広げていくというか、知らせていくということが一番機能的なんではないかなと思うんですね。先ほど質疑でもありましたけれども、今の技術を維持、継続していくのが精いっぱいで、それをアピールするというのがやっぱりノウハウがなかったり、技術力がなかったりするので、そこのアピールの仕方というのを行政がもっと積極的に行っていく必要があるんではないかなと。そうなると、例えばホームページの作成ですとか、それからちょっと一部補助もありますけれども、そのデータベースの情報をもっと中身が分かるようなものに発展をさせていくとか、そういった工夫が必要なのかなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
◎
産業振興課長
まさに今おっしゃったとおりデータベースというところでは、もうちょっと見やすくというようなところが必要なのかなというところで、公社のほうでは、データベースの見直しを進めているところでございまして、もっと検索とか、見やすくというようなところで、新たに改善を進めているところでございます。そういった面では、少し見やすく、情報を取り入れやすくなるかなというところでございます。また、今日のような
帝京大学さんのようないい施設につきましては、もし今日頂いたようなパンフレット等を
帝京大学さんから少しいただければ、いろんなところで掲載、お出しさせていただいて、周知させていただく中で、多くの
企業さんにちょっと目に留まっていただくような機会というのもつくれればなというふうには考えてございます。
◆竹内愛
先ほどの質問で、悉皆
調査については今行う予定がないというお話だったんですけれども、産業、
ものづくりに特化した、製造業に特化した技術というのは、やっぱり特段の支援が必要だと思うんですね。やっぱり今現状維持して継続していくだけで精いっぱいで、後継者がいなければもうそれで終わってしまうというような状況を何とか技術が継承できたり、ほかの技術に応用できたりするということをやっていく必要があると思うんですけれども、先ほども言ったように、経営者の方からすると、今それを維持するのが精いっぱいなので、発想がない。そもそもそれを応用しようという発想がないので、そこはアプローチが必要だと思うんですよ。
中小企業側から、自分はこういう技術があって、応用できる可能性がありますというふうに発信するのを期待するよりも、こちらから、いろいろなことに応用できる可能性がありますよというアピール、接触をしていくということが必要だと思うので、受動的ではなくて能動的に、もっと区側から接触するような
事業者訪問をしたり、悉皆
調査をしたりするような動きをつくらないと、せっかく
先端技術、ほかの技術との融合とかイノベーションとかということを言っていても、もともとそれをイノベーションする技術がなくなってしまったらできなくなってしまうので、さっきの
光学の話じゃないですけれども、実際にもう板橋ではそういう技術がもうなくなりつつありますよという状況のときに、ただただやっていることをアピール、周知するだけでは駄目なんではないかなと思うので、悉皆
調査、分野別でもいいんですけれども、今ここには特に板橋として力を入れていきたいという分野については、しっかりとした
調査をしていく必要があると思うんですが、その点、最後お答えをお願いします。
◎
産業振興課長
悉皆ではないんですけれども、そういった意味では主要産業
調査というようなところで一定数、5,000社程度というようなところでのアンケートというところでは進めさせていただいたところではございます。そういったところで、区の状況は一定把握しつつ、あとは先ほど来お話しさせていただいているこの
コーディネーターというところでは、しっかりと
事業者さんのお困り事があるかないかとか、何か技術で困っていることがあるかないかというところで、もしあるようであればそういった関連の
企業であったり大学と、まさに今回のような産学というようなところにつなげたりというようなところで、いろいろ活動はさせていただいているところではございます。その
あたり、さらに強化できるかどうかというところで、少し公社とともに研究してまいりたいというふうには考えてございます。
○
委員長
以上で質疑を終了いたします。
次に、
委員会としての提言のまとめに向け、各
委員の意見を求めます。
理事者に対する質疑ではなく、提言をまとめるための
委員会への意見、提案をお願いいたします。質疑の中で意見が述べられている部分もありましたが、改めてこの場でも述べていただきたいと存じます。また、出されました意見、提案に対して、他の
委員で意見がありましたら、その都度お願いいたします。
それでは、意見のある方は挙手願います。
◆
五十嵐やす子
先ほども述べましたが、せっかくいろいろ補助があったりとか、情報があっても届いていなかったりしますので、それをしっかりと区民の方や
企業の方に伝えていくことというのが大事かなというふうに思います。そういう意味で、ホームページの今せっかく充実しているものがあるので、それをしっかりともっと周知していくような工夫をしていくことを求めたいというふうに思います。
◆
長瀬達也
今日の視察を受けてなんですけれども、各
企業、
事業者については、もう零細
企業から大
企業まであるわけで、それが同じような支援ではいけないと。
中小企業は、生き残るための支援をするというところとか、あとは今ある売上げを維持する、あるいは生産性を上げて、もう少し売上げを上げていくというような支援というのは公社でできると思うんですね。それとは別に、
ベンチャーだとか、あとは結構勢いがあって技術力のある会社は、もっとさらにそれを伸ばしていって、板橋区のある意味ブランド価値を高める一つの会社に育っていただけるような、そんな支援が必要なんじゃないかと。そのための産学官の連携を区として進めていくというような、そんな支援体制を確立していくという中身を入れたほうがいいんではないかなというふうに思っています。
◆
かなざき文子
質疑もさせていただいて、その中でもちょっと述べさせてはいただいたんですけれども、板橋
区内に1万五、六千ある
企業の、その中でなかなか手の届いていないところへの、なかなか届いていないところってたくさんやっぱり残されているんだろうと思います。まだまだ埋もれてしまっている技術、それから熱意だとか、そういったものが
区内にはたくさんあるというふうに感じているので、ぜひ情報の提供を強めていく、そういう制度、
事業を強化していただきたいということ、それから
区内産業、特に中小零細業者の持つ様々な技術をどう育成していくのか。それから、どう
マッチングして様々な開発につなげていくのかというところをぜひそういった仕組み、中堅どころの
中小企業さんではなくて、
区内の小さな小さな町工場、特に家内工業なんかで頑張っていらっしゃる方、たくさん私も知っているので、ぜひその
あたりの方々の力も引き出せるような、そういった仕組みをつくっていただきたい。
コーディネーターの方々を増やせばいいのかといったら、またその辺はいろんなやり方があるんだというふうに思うので、ぜひその
あたりお願いしたいのと、直接支援も含めて、今この物価高騰、コロナ禍の中で、非常に厳しさが
区内の中小
事業者の皆さんには広がっているというふうに思います。仕事がなかなか来ない。そういった問題もたくさんあるかと思うんで、直接支援も含めて、どう支援を強めていくのかというのは、
補助金や助成ももちろんなんですが、直接しっかりと支えて、温めて、やる気から何から全部引っ張り上げながら
区内の地域産業を育成強化していくという、そこにつなげていっていただきたいというふうに思いますので、ぜひその点での区の頑張りを期待したいところでございますので、よろしくお願いいたします。
◆おばた健太郎
質疑の中でも公の役割というところで、やはり結ぶというところがキーワードかなというふうに思いました。その中で、今ニーズを伝えるという仕組み
づくりをぜひ、今も当然やっていただいてはいるんですけれども、やはりまだ伝わっていない部分というのがあるなというのが今日も分かりましたので、そこをぜひ広げていただきたいなというふうに思いました。それで、今日の視察の中で鳥を固定する機械とかありましたよね、器具。あれがお手製なんですよと、自家製ですということで、そういったのがほしいんだよなというのをちょっとおっしゃっていたと思うんですね。こういうのってなかなか
マッチングという中でも、じゃ、産業見本市で
パネル展示をしていても、そういうものがニーズとしてあるというのは見えてこないと思うんですね。そういった部分は、やはり
コーディネーターからヒアリングをするということもあるし、あとジャストアイデアなんですが、例えば、今困っていることを各
企業さんに、こんなのがほしいんだよなみたいなのを書いてもらうとか、そうやって各
企業さんのほうから、もしくは
研究機関のほうからのニーズというのを上げてもらうということで、あ、これならできるというふうにヒットすることも出てくるのかなと思うんで、そういった今ある例えば産業見本市とかの仕組みの中でできることってまだあるんじゃないかなと思いますんで、ぜひそういったことを研究していただきたいなと思います。
あと補助率については、現状難しいということですが、
補助金の率が低いとなかなか応募も難しいというところもあるので、そちらも他区の事例ですとか他県の事例も踏まえて研究していっていただきたいなというふうに思います。
◆
元山芳行
板橋の産業振興は、ここ10年、基本的に言っていること、やっていることは変わっていないんじゃないかなというふうに思います。なので、やっぱり時代の変化にしっかり対応していくというのも必要だし、現場もその変化に、先ほどから出ているように、現状の技術をキープしていくことで手いっぱいで、変化についていけていない部分がある。ただ、どうやってついていっていいかというのが分からないので、まさに今日の視察内容と一緒で、そのプラットフォーム
づくりをしっかりして、知恵のある人もそこに来ていただく。技術を持っている人もそこに来ていただく。全部ぶち込んで、そこから何かが生まれるような拠点というのが必要なんではないかなというふうに思います。田中
委員からも出たように、光学の話なんていうのは、もうずっと言っているわけですよね。ただその中から何か、
光学は得意なんだけれども、今の技術に対して何か生まれてきているかというとそこは非常に疑問であって、今日の8Kの話なんかも、あそこに地元の
企業はちゃんとくっついていっているのかというとそうでもないわけでありまして、やっぱりそのお手伝いをしっかりできるような体制
づくりというのが私は必要なんではないかなと。なので、1回
産業振興課で今やっている
事業をしっかり総点検して、成果が上がらない
事業はもうやめていくと。新しいことにチャレンジしていくという姿勢でいかないと、これはやっぱり時代の変化に対応し切れていかないんではないかなと。もともとの
地場産業を守っていくということも重要ですが、一方では、新たな産業育成、
ベンチャーの育成というのも必要で、
事業として
ベンチャーフォーラムなんかもずっとこれまでやってきたわけで、そこに
区内外の方、結構新しいことをやりたいという方が集まってきて、今日の先生もそこに来ていたわけでありますから、ああいうところをもう少ししっかり活動できるようにすると。墨田区なんかは、あれは岡村さんかな。岡村製作所さんで、そういう場の提供もしているんですよね。ああいった拠点
づくりというのも、いよいよやっていったほうがいいんじゃないかなと。場所については、これからいろいろ区も新しい施設を造っていくわけでありますから、そういうところに拠点
づくりというのができる可能性はあるというふうに考えておりますので、現況
調査も大事ですし、それはもう現場の
調査、あとはもう区の産業そのもので、今やっていることが本当に役立っているのかということをしっかり精査するということをしないと、先はないというふうに思います。
◆しのだ
つよし
さっきの先端総研も、昨年4月に創設されて1年半ですかね。先端の設備も整っていてすばらしいんですけれども、まだ空間的にがらんとしていたりとか、あと成就した会社というのは1社ぐらいしかないのかな。DNAの解析業務とか、そういうところが1社しかない。まだまだ何か生かしきれていないんじゃないかなと思いまして、その中で、金型というんですか。こういうねじ曲がっているような、ああいうようなものも、やっぱりこれは
ものづくりとしてやってほしいんだよね、つくってほしいんだよねというようなことをおっしゃっていましたね、これは田沼教授の話で。板橋区には、そういうような本当に
ものづくりに長けている人はいるんだけれども、俺はこれしかできないんだと思い込んじゃっているんですね。ところが、新たな、こういうのをつくってもらえませんかというような提案をすると、もしかしたらできるかもしれないですよね。そういう教授、先生方も、営業とかアピールもやっぱりそんなにそれほどうまくはないと思うんですね。つくる人もいるし、そういう場をやってほしいという人もいるのに、何かすごくもったいない気がするんですね。ですので、そこら辺の仲を取り持つのがやっぱり板橋区とか公社がやっていただくのがいいのかなというふうに思っています。できる限りそういうようなすばらしい施設を、本当にもったいない、全て生かしきれるように、板橋区もやっていただければなと思います。
あともう一つ、先ほど来、元山
委員もおっしゃっているように、新たなビジネスといいますか、分野を創出するというのはやっぱりすごく大事だというふうに思うんですね。先ほど聞いてみたら51社あって、51社がしっかりと根づいてやっているというようなこともありますので、やはりそういうことを板橋区も、ちゃんと新しく挑戦するような
企業にも力を入れつつ、こういうような先端総研のようなものをうまく利用しながらやっていけるようにさらに進めていただければというふうに思っているんですね。そこのところ、新たなビジネスチャンスを生むようにしていくということも、これから心がけてやっていただければなと思っています。
◆田中しゅんすけ
すみません。頭の中がまとまっていなくて、あまり上手に表現できないかもしれないんですけれども、一番必要なのは、もちろんプラットフォーム
づくりを今日のような
先端技術の研究をしているところと協働して進めていくというのはとても大切なんですけれども、まだプラットフォームにいくまでの準備が、板橋区も、それから地域産業にもできていないような気がするんですね。ですので、もう産業支援センターというような形で、ちょっと仮称で、そういう組織をしっかりと構築した上で、今後、
先端技術に向けた取組と、それから
区内地場産業がしっかりと生き残っていけるような対策、それから
ベンチャー企業が挑戦できるような環境というのをやっぱり大きくちゃんと捉えて進めていかなければ難しいのかなというのは実際問題感じています。今頭の中が整理できていないのが、じゃ、板橋区の地場の
中小企業の方の強みって何といったところで、例えば8Kの新しい開発を見たときに、8Kの画像をつくるところは、やっぱり
研究開発費がある
大手企業なのかなというふうには思うんですけれども、そこに使われていた器具というのを特化していく。その器具が、非常にオペに適した形であるとか、そういう道具をつくっていくための板橋区としての力とか、
地場産業の力をどう育成していくか。そういう育成をしていくために、興味を持っていらっしゃる地場の
企業の方々が、ああいう
帝京大学と連携をして開発をするときに、教授がおっしゃっていらっしゃいましたけれども、それを手助けするためにここを使っていいんですよというところの本当の意味の
橋渡し、それに対しては、教授もお時間がなければ難しいだろうし、それから本当に産と公と学の連携が非常に重要なので、ここの公と学の連携をいかにつくっていくかということをしっかりとこれから構築していかなければいけないし、さらにそこに、研究をするときに学生さんが入っていただいて、学生さんがしっかりと新しい産業を生み出すための力になっていただく。結局今、古い時代の、昭和の時代から引きずっている、引きずっているというか、昭和の時代から続けてきている、まずは設計図を書きます、設計図を書いて、金型を作って、製品にしていきますというところなんですけれども、今、設計図を書いたらPCに落として、PCのほうからデジタル化した大きな機械につなげていって、それが新たな3Dの設計図を作れて、そこから製品が生まれてくるというような流れになっているんですね。そうするとどうしても技術力だけの今の現場ではどうにもならない、だけれども、この頭の部分をちゃんと学生が担って、さらにその学生が地場に就職をしていってもらえる。そういう本当に仕組み
づくりができれば一番いいので、やっぱり短期的とか、その都度その都度の産業の今の1%に満たない予算でやれるようなお話ではないので、しっかりと未来を見据えた育成センター、ないしそういうものをやっぱりつくり上げていかなければ、多分この先の産業の育成にはつながらないというふうに思っておりますので、ちょっと大きな話になってしまうんですけれども、今日は、視察をさせていただいて、それぐらいの覚悟を持って、これからの
事業を取り組んでいかなければいけないのかなというふうに思いました。
○
委員長
いただきました意見は、正副
委員長でまとめた上、次回定例会の
委員会における
活動報告最終案の中でお示しいたします。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
報告事項に入ります。
令和4年度
緊急経済対策実施状況上半期実績についてを議題とします。
本件について
理事者より追加の説明はありますでしょうか。
◎
産業振興課長
特段ございません。よろしくお願いいたします。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
かなざき文子
まず、1ページ目で、お聞きしたいんですけれども、この経営相談のところで、相談・受付件数1,974件ってなっているんですけれども、今の物価高騰とか、様々相談が増えているのかなというふうには感じるんですけれども、この経営相談に見える業者さんの中で、免税業者の方っていらっしゃるんですか。皆さん課税なんですか。
○
委員長
答えられますか。
◎
産業振興課長
特に免税か、免税じゃないかはお聞きしていないんですけれども、基本はいわゆる課税
事業者だとは思われます。
◆
かなざき文子
そういった点では、インボイスのほうの登録とかというのは、皆さん済まされているんですか。
◎
産業振興課長
融資のご相談等の際に、インボイスのご登録とかというお話があればあれなんですけれども、そういったお話ではなく、例えば経営の相談であったり、あとはまさに融資の相談だったりというところで来られる方がほぼというところではございます。インボイスに対応されているかどうかというところは、ちょっとすみません。この相談の中では把握はできてございません。
◆
かなざき文子
いや、いよいよ近づいてきているなというふうに思ったものですから、どういう影響が広がるのかちょっと気になっていて、その
あたりの相談というのはどこにするのかというところで、経営相談というところで気になったのでお聞きしたんですけれども、ちょっと分からないということで、分からないということは分かりました。その次に、プレミアム付商品券のところなんですけれども、このプレミアム付商品券で、抽選での当選者ということで、申込み冊数とかの人数は資料のところで分かったんですけれども、このうち当選した冊数と人数というのを教えてください。
◎
産業振興課長
当選した冊数といたしましては、今回プレミアム付商品券なんですけれども、一応5万冊とさせていただいておりまして、全て5万冊完売という形にはなってございます。
◆
かなざき文子
ごめんなさい、私の言葉が足りませんでした。インターネットとはがきと、その内訳を教えてほしいんです。それぞれで、よろしくお願いします。
◎
産業振興課長
5万冊のうち、まず、インターネットで申込みいただいて当選した冊数でございます。ちょっと細かくなりますけれども、3万5,239で、人数でいきますと8,163になります。はがきのほうにつきましては、冊数が1万4,761で、人数といたしましては3,386という結果でございます。
◆
かなざき文子
申し込んだうちの当選できたのが、ネットもはがきも大体23%前後ということなんですよね。これを区はどう見ていますか。
◎
産業振興課長
今回、プレミアム部分が30%ということで、これまででも一番最大というようなところでございます。そういった意味では、多くの方にお申込みいただいて、残念ながら外れてしまった方も多くなってしまったというようなところでは、一定ちょっと申し訳なかった部分もあろうかとは考えてございます。また、その後にいわゆるいたばしPayというところでのデジタル地域通貨で、同じ30%のプレミアムをつけてというようなところで、その後販売をさせていただいて、こちらのデジタル地域通貨につきましては、1次の段階では、お申込みいただけた方全員がご購入可能ということにはなりましたので、商品券のほうが外れた方に対して、ちょっとご案内等もさせていただいたところもあります。そういったところでは、商品券が外れたけれども、デジタル地域通貨のほうをお買い求めいただけた区民の方もいらっしゃるのかなというふうには考えてございます。
◆
かなざき文子
Payのほうの申込み、落ちたから、よし今度こそということでされている方が多いかなと思うんですが、はがきで申し込まれた方がどれぐらいデジタル地域通貨のほうで申し込めているのかという点では、なかなか難しさがやはりあるんではないかなと。まだまだアナログの方々がたくさんいらっしゃるかなというふうに、スーパーやお店なんかで結構使われている高齢者の方々をちょっと見受けたものですから、はがきも23%前後というところでは非常に厳しさがあったかなと思うので、ぜひその
あたり、確かにデジタル通貨のほうも取組があるという点では、それに参加できる区民の方はよかったかなというふうに思うんですけれども、なかなかそこに参加できない方々について今後どういうふうにするのかというのは、ぜひ拡充ができれば、何らかのそういったはがき等で申し込まれている方々中心に何か考えていかれたほうがいいんではないかというふうに思うので、それは要望しておきたいなというふうに思うんですけれども。それから、この3ページの
デジタル環境構築補助金なんですけれども、実績1,250万円なんですが、ということは、DXが1件、デジタル化が6件、これは実績としてはDXが補助はどれぐらい、そこのところが内訳が分かったら教えていただきたいんですけれども、お願いします。
◎
産業振興課長
デジタル環境構築補助金なんですけれども、一応DX枠に該当する場合は、上限
500万円までこの補助が受けられるというところではございますけれども、DXに該当された
企業さんがそこまで経費がかからないというようなところでございまして、DXではあったんですけれども、補助の予定額といたしましては230万円程度というところでございます。ほかの
企業さん、DX枠ではないんですけれども、やはり上限まではなかなか達する
事業ではないというところで、最終的にDX以外の枠が6件ということで、全体で7件の
企業に対して補助をさせていただくということで、予算いっぱい使わせていただいて、なるべく多くの
企業さんに補助をさせていただくような形を取らせていただいているところでございます。
◆
かなざき文子
この
事業の区としての見込みはどれぐらいなんですか。
◎
産業振興課長
先ほどお話しさせていただいたところではあるんですが、DX枠が
500万円で、デジタル化枠が1件250万円とすると、全体で4件の枠となってございます。
◆
かなざき文子
4件の枠が1,250万円と。これを超える申込みがあった場合は、補正を組んでやろうというふうには思っていたんですか。
◎
産業振興課長
デジタル環境構築補助金につきましては、一応予算の範囲内ということで周知させていただいているところではございますので、基本1,250万円を超えるような場合には、さらに補正というところでの予定はないというところではございました。
◆
かなざき文子
そうなんですね。その次の人材確保の促進
支援事業のところなんですけれども、いたばし正社員チャレンジプログラム、これは申込求職者数が6名で、現在2期生の募集中とあるんですけれども、合同
企業説明会のほうは参加者が82名で、明日ですか。第2回目の説明会があるということなんですけれども、正社員のチャレンジプログラム、なかなか実績が伸びていかない原因というのは何なのか、どういうふうに考えていらっしゃるのか。周知だとかそれだけではないのか、ちょっと内容的なところも含めてなのか、教えていただけますか。
◎
産業振興課長
やはりお申込みいただいている
企業が、職種とすると製造業というような
企業さんが多いというところで、今求職、求められている方というところでは、いわゆる事務職系を求められる方が非常に多いというようなところがありまして、なかなかそういったところで、お申込みにはつながっていない部分もあろうかと思います。現在第2期生募集中ということで、この資料をおつくりさせていただいたときは募集中だったんですが、現在9名お申込みいただいて、一応締切りのほうは終わらせていただいているというようなところでございます。(2)の合同
企業説明会につきましては、こちらについてはどちらかというと
企業さんにお集まりいただいて、求職等の方々が少しフランクな形でといいますか、面接という形でそこに赴くのではなく、
企業さんからお話を伺う形ではございますので、少し壁が下がるのかなというところがございますので、多くの方のご参加を得られているのかなと。その場で
企業さんのほうから、もしよろしければということでご案内とかもさせていただいて、そういった中で、いろいろ
企業さんと求職者の方が
マッチングが進めばというところで、ちょっと2段構え、3段構えで進めさせていただいてございます。
◆
かなざき文子
内定された方が3名ですか。いらっしゃるんですけれども、毎回内定された方々は定着しているとか、そういったアフターについては、区としては確認はされているんですか。
◎
産業振興課長
昨年度、同様の
事業をさせていただいて、その方々は、まだお勤めいただいているというようなところでは捉えてございます。
◆
かなざき文子
それから4ページのクラウドファンディングのところなんですけれども、助成限度額が最大で50万円ということで、クラウドファンディングに適しているのか、適していないのかというところの判断がなかなか難しいのかなというふうに思うんですけれども、そこの
専門家派遣9件、助成申請件数が2件となっているんですが、手を挙げたけれども、なかなかクラウドファンディングにはちょっと適さないなということでやめたとかという、そういった例もあるんでしょうか。
◎
産業振興課長
中には、やはりクラウドファンディングには適さないというものもあるとは聞いてございます。そういったところでは、また別な支援という形も、クラウドファンディングが全てというわけではないと思いますので、9件
専門家を派遣した中で、至らないというケースもございます。
◆
かなざき文子
これは10月31日現在なんですけれども、もう1か月以上経っているんですが、今現在もこの件数のままになっているのか、それとも増えているのか教えてください。
◎
産業振興課長
11月末現在で、
専門家派遣は1件伸びまして、10件
専門家の派遣をさせていただいてございます。助成申請件数につきましては、一応6件まで伸びているというような状況でございます。
◆しのだ
つよし
3ページの6番の
デジタル環境構築補助金なんですけれども、今年の1月1日に改正電子帳簿保存法という、いわゆる電帳法というのが施行されまして、これは電子取引に関するデータ保存を義務化する法律みたいなんですね。これは会計ソフトがあって、複合機で読み込めばあとはもう自動的で処理してくれる、何かとても便利なソフトらしいんですね。ただし会計ソフトの初期費用だけで30万円ぐらいかかるということで、これが例えば
デジタル環境構築補助金に値するのかどうか、ちょっとそれの確認なんですね。というのは
企業の皆さん、どうしようかなと頭を抱えている社長さんが結構いらっしゃって、
補助金が活用できれば助かるんだよなというような話をよく聞くんですね。それをちょっと確認させてください。
◎
産業振興課長
そういったことであれば公社のほうで、ビジネス環境適応
事業助成金ということで、もうちょっと助成限度額等も最大50万円というようなところでの少しターゲットを小さくした
事業をやってございます。そういったところをご利用いただければなというふうに考えてございます。
◆しのだ
つよし
4ページの8番の(1)ですね。分かりました。よろしくお願いします、ありがとうございます。
◆竹内愛
すみません、ちょっと1点だけ。申請件数が去年と比較をすると、例えば公社の
事業なんですけれども、同じ
事業をやっているんですけれども、申請件数も助成件数の実績も大分落ちていると思うんですが、この理由についてどのように考えているかということが1点と、それから前回、昨年の議論のときにも少し質疑をしたんですけれども、やっぱり区に対する申請、公社に対する申請、いずれも手続が煩雑で、やはり分かりにくい。申請の簡素化をしてほしいという声があるということで伺っているんですけれども、そういった申請に対する簡素化というのは何かできたのかどうか、その点についてお伺いします。
◎
産業振興課長
まず、申請の件数で、昨年よりも大分というお話でいきますと、先ほどちょっとご案内いたしましたビジネス環境適応
事業助成金というところでは、昨年度1年間で350件というところで、現在令和4年度につきましては、この段階では25件でございますけれども、少しビジネス環境適応
事業助成金の中身を変えさせていただいているようなところで、申請件数がまた少し違った形になっているところでございまして、あと、ほかの
事業については、おおむねそれほど、まだ年度の途中でもございますので、今後数値としては伸びていくのかなと捉えてございます。
また、申請の際、いろいろとちょっと手続が煩雑だというようなところではございますけれども、なるべく
企業さんには手間がないように考えて制度設計させていただいてございますけれども、どうしてもやはり最低限頂くべき書類というところもございますので、今後、引き続き検討はしていきたいところではございますけれども、現状なかなか書類をどこまで削減できるかは難しいところもあろうかと考えてございます。
◆竹内愛
今の公社のビジネス環境適応
事業助成金については、支援する中身について、コロナの状況も変わってきたので見直しますということで、現状に即した支援にしたいというお話で、令和4年度、変更したというふうに考えていたんですが、昨年の実績ですと助成件数が350件で、今の段階で助成件数が5件なので、これはやっぱり補助の在り方がどうだったのかなと私は思いました。
それから、その下の営業活動促進
事業助成金についても、昨年の実績が274件になっているんですね。おおむねほかの
事業についてはそれほど昨年と差がない、今の途中の段階なのでというお話なんですけれども、昨年の274件と比べても、助成件数が25件というのは少ないんではないかなというふうに思いますので、実際に即した、今までと同じじゃない見直した結果、やっぱりそれが本当にそれでよかったのかどうかというのは検証が必要なんではないかなというふうに思うので、それについてもぜひ検証して、報告をしていただきたいなと思いますがいかがでしょうか。
◎
産業振興課長
事業につきましては、検証のほうはしっかりとさせていただいて、また、最終的なご報告というのはさせていただければと思ってございます。ちなみに、営業活動促進
事業助成金、11月30日現在では114件まで申請件数が伸びているというようなところもございますので、引き続き今後もまだ数字は伸びていくというふうには捉えてございます。
○
委員長
本件につきましてはこの程度でご了承願います。
委員会の途中ではありますが、
議事運営の都合上、暫時休憩いたします。
なお、再開は午後3時40分といたします。
休憩時刻 午後3時10分
再開時刻 午後3時36分
○
委員長
休憩前に引き続き、地域・
経済活性化調査特別委員会を再開いたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、令和4年第3回
定例会調査事項に関する提言の
方向性について及び
活動報告素案についてを一括として議題といたします。
初めに、配付資料についてご説明いたします。資料3は、前回の
委員会で出されました意見を集約し、令和5年第1回定例会において2年間の活動に基づく提言をまとめるために、現時点での提言の
方向性を記した正副
委員長案でございます。次に、資料4は、前回の
委員会においてご確認いただいた
活動報告の構成等を基に、これまでの提言案を記載した正副
委員長案でございます。本案を基に
活動報告をまとめてまいります。なお、資料3に記載の提言の
方向性については、資料4の
活動報告素案に反映しておりますので、該当の
調査事項に係る提言項目を確認する際は、資料3も併せてご確認くださいますようお願いいたします。
それでは、
活動報告素案の項番7、提言の検討を行います。
初めに、記載概要について重点
調査項目1を例にご説明いたします。4ページをご覧ください。上段の四角囲いの部分につきましては、重点
調査項目に対する背景や課題を記載しております。なお、重点
調査項目に対する提言につきましては、網掛けローマ数字の
調査事項ごとに記載しております。
次に、提言の検討方法についてご説明いたします。最初に、重点
調査項目に対する背景・課題の記載内容について検討を行います。続いて、
調査事項ごとに記載されている提言の具体化や時点修正等について、これまでの報告を踏まえ、各
委員よりご意見、ご提案をいただきたいと存じます。
それでは、4ページの重点
調査項目1、地域・文化・スポーツ振興及び高齢者の社会参加促進に向けた施策についてお示ししております背景・課題の案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。
◆
五十嵐やす子
お願いします。5ページ……
○
委員長
ちょっと確認しますね。今の議題は、4ページの7、背景・課題のところのあれなんです。
◆
五十嵐やす子
まだ、すみません。じゃ、その次です。すみませんでした。
○
委員長
ですので、ここについて今、先に諮ります。ここについて、追加・修正等のご意見ございましたら。挙手、ございませんね。
(「はい」と言う人あり)
○
委員長
次に、4ページの重点
調査項目1のⅠ、区が行う
事業のあり方についてお示ししております案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。このⅠって書いてあるやつで、区が行う
事業内容、これの丸が4つついているところで、ありますか。
◆
五十嵐やす子
すみませんでした。この
区内アーティストへの支援というところなんですが、5ページの一番上のところです。今書いてあることについて、私は、全然それに対してこうしてくれ、修正するというのではなくて、ちょっと付け加えていただきたいなというところがあったものですから、それで手を挙げさせていただきました。実はこの間、このアーティストバンクに登録しているグループの方からちょっとお話を聞く機会がありまして、アーティストバンクいたばし経由でお話がきて、板橋
区内でいろいろ歌を歌ったり、演奏したりというようなことがあるようなんですけれども、そのときに、例えばグループで4人とか5人いても、いいときで出演料が1万円とか、あと何もないときもあるらしいんですね。そうすると、楽器を持っていくと駐車場にもそれでお金を払ったりすると、結局は何も残らない、または持ち出しというようなこともあるということだったので、「場を提供するなど」の後に、できれば、「などとともに、出演料にも配慮しつつ支援を拡充すべきである」というふうにしてもらえると、よりアーティストの皆さんへの支援が進むかなというふうに思いまして、それで今回提案させていただきたいと思います。
○
委員長
ただいまの意見に対し、他の
委員でご意見のある方はいますでしょうか。何かもうちょっと文章をソフトにするとか、そのままでよろしいですか。今のは特にないですか。
◆田中しゅんすけ
出演料という表現自体がちょっと入れていいのかなと、提言の中で。議会でこうやって特別
委員会で議論をして、我々がアーティストの立場に立って出演料をくださいという提言を表現することが、ちょっと私にはすごい違和感があるんですけれども、皆さんのご意見を聞かせていただければと思います。
◆竹内愛
すみません。恐らく趣旨としては、財政的な支援ということなのかなと思うんですね。直接出演料というふうに言ってしまうと逆に縛りがかかってしまうので、「パフォーマンスの場を提供するとともに、財政的支援を拡充するべきである」というふうにすれば、今現在財政的な支援をしているものも拡充ということになるのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◆
五十嵐やす子
ちょっとぱっと考えたものですから、表現の仕方がどうしたらいいかと思いまして、皆様に良い案を出していただけたらありがたいなと思っておりましたので、今、竹内
委員からもありましたが、より伝わるような今の案がありがたいと思います。
◆田中しゅんすけ
そもそもで、アーティストバンクって財政的な支援をしているので、改めて財政的という言葉をここに組み込むべきなのかなというのは、いまだに違和感を非常に感じておりまして、そもそも財政的な立場から支援をしているので、ぜひ区の
事業にも参加してご協力くださいという趣旨で、アーティストバンクに対する支援というのを行っているというふうに私は理解をしているので。なので、支援しているだけじゃなく、ちゃんと区の行事にも参加してくださいね、アーティストの皆さん、というふうに私はこの
事業を受け取っていたので、そこにまた新たな出演料ですとか、出演するためのお金が必要だとかというと、本当にどうなのかなって。この
事業自身をもう一回、じゃ皆さんで見直してというふうにならなければいけないのかなと思うので、私はこのままの表現でいいと思っております。
◆おばた健太郎
財政的な支援という意味では、今年度も演奏会か何かをやったときに、ちょっと何割だったか忘れましたけれども、やった演奏会に対してその費用を申請すると負担するという制度が今既にあります。去年もやっていますし、今年もあるという状況なので、そういう意味では、財政的な支援という意味においては、区は行っている状態ということは言えるかなと思います。それを踏まえて
五十嵐委員は、それでは足りないというか、より財政的な支援をもっと行うべきという、拡充すべきという、そういった意味合いかなと私は認識しましたが、ちょっと文言については検討が必要かと思いますけれども、財政的により支援がというのは、ご意見としてはあるのかなと思いました。
◆竹内愛
ちょっと
五十嵐委員が言っている趣旨を確認したいんですけれども、「また」のくだりのところにかけて、
五十嵐委員は補足をされていると思うんですね。その中には、「区外における活動」というのが入っているんですよ。この議論をしたときに複数の
委員さんから、
区内での活動については援助があるけれども、区外の活動については援助がないので、それについてもできるようにしたほうがいいという意見があったと思うんですね。なので、区外における活動とパフォーマンスの場を提供するというのが一緒になっているので、どうしてもここが
区内でやるときには財政的支援しているよねってなっちゃうと思うので、この区外における活動というところへの、今できていないところについての財政的な支援という意味なのかなって思ったんですけれども、もしそういう趣旨であれば、今のアーティストバンクいたばしの仕組みとは少し違うので、それを拡充するという意味で、この区外での活動に対する補足というのがあると思うので、そこは整理したほうがいいのかなって思いました。
◆
五十嵐やす子
私が今回発言したのは、
区内で、結局板橋区関係の施設から、アーティストバンクいたばしを通じて、例えば子どもたちのために演奏してくださいとか、いろんなことの依頼があるようなんですね。お世話になっているから、それは自分たちも参加したいというようなお話なんですけれども、それが例えば年に1回とか2回とかというようなところだったら何ですが、結構な回数、どうもあるみたいなんです。もしかしたら偏りがあるのかもしれないんですけれども、でもそこだけじゃなく、ほかのところに対してもそのようなんですけれども、そういう場合も板橋区からは、さっきも申し上げましたけれども、出演料としてそのときは例えば1万円が出たけれども、そんなに出ないときもあるし、あとは何人もいたり、あとは機材を運ぶために車を使うと、駐車場とかそういうのでなくなってしまうというような。だからいろいろお手伝いしたいのはやまやまだし、やっているんだけれども、もう少し何か配慮があるともっとやりやすいというようなお話をいただいたものですから、また、持ち出しをしてしまうということになると、本当に支援と言えるのかなとも思いますし、あとは最低賃金とかいろんなことがありますので、全体的にその辺も考慮しながらできると、よりよいものになるのかなというふうに思ったので、今日この場で出させていただきました。
○
委員長
ちょっとよろしいですか。私が今聞いていて、
五十嵐委員の提案されていることと、竹内
委員がちょっと調整して提案していることと、意味合いがちょっと違うのね。竹内
委員のほうの意味合いだと、ひょっとしたら合意が取れるかも分からない。それを皆さんにちょっと聞いたほうがいいかもしれない。だから、区外の部分が何もないから、もう一度、
区内と同じように、区外の部分についても同じように経済的支援をしてほしいというような内容だったら、区外が何もないから、新たなものを今いただいているものにさらに上乗せというのは厳しいというご意見が出ているので、そっちのほうだったら何とか皆さん合意できそうな気がする。聞いてみないと分からないけれども、皆さんのご意見を、どうでしょうか。
◆田中しゅんすけ
合意するも何も、そもそも論で、この特別
委員会の提言として、ご要望的なことを入れるのはどうかなというところがすごくあります。しかも、実際、
五十嵐委員がおっしゃっているアーティストの方だけが本当にそうなのか、事実関係が全く分かっていない現況の中で、そうですね、じゃ、それを受けて表現しましょうというところはなかなか難しいのかなと。実際問題、じゃ、区もどれだけ発注をしていたりとか要請をしていて、ほかのアーティストさんたちはどうなのかというところもあると思うので、個のご要望だけを
委員会の提言として取り入れることは非常に難しいのかなというのが率直な感想です。
○
委員長
よろしいですか。では、合意に至りませんでしたので、いただいた内容は案文には加えず、
活動報告に記載しないことといたします。
それでは、次に、5ページ、重点
調査項目1のⅡ、地域活動等の再起動に向けた支援についてお示ししております案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。
(発言する人なし)
○
委員長
特にございませんね。
次に、6ページの重点
調査項目1のⅢ、高齢者のフレイル予防・介護予防の推進に向けた取組については、前回の
調査事項となりますので、資料3も併せてご覧ください。
それでは、お示ししております案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。特にございませんでしょうか。
(発言する人なし)
○
委員長
それでは、本案を基に
活動報告をまとめてまいります。
次に、7ページの重点
調査項目2、地域経済
活性化及び生活困窮者対策の施策についてお示ししております、背景・課題の案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。
(「なし」と言う人あり)
○
委員長
それでは、本案を基に
活動報告をまとめてまいります。
次に、7ページの重点
調査項目2のⅠ、
区内中小企業や商店街に対する支援についてお示ししております案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。
(「なし」と言う人あり)
○
委員長
異議なしですね。それでは、本案を基に
活動報告をまとめてまいります。
次に、8ページの重点
調査項目2のⅢ、生活困窮者対策についてお示ししております案文に、追加・修正等のご意見がございましたら挙手願います。
◆
かなざき文子
すみません。2つ目のところの「支援体制の強化」とあるんですが、体制だけじゃなくて、支援策そのものも強化が必要ということで出してきたので、「支援体制・支援策の強化」というふうに加筆をお願いしたいのと、文面のほうも、「若年女性」の後に、「若年女性や生活困窮者に対する経済支援や支援体制を強化すべきである」というふうにすればつながるかなと思います。
○
委員長
それでは、ただいまの意見に対し、他の
委員で、ご意見のある方はいますでしょうか。
(発言する人なし)
○
委員長
それでは、いただきましたご意見は
活動報告に反映させていただきます。
以上で、提言の検討を終了いたします。各
委員よりいただきましたご意見・ご提言を基に
活動報告最終案を作成し、次回の
委員会までにお示しいたします。案文については、正副
委員長に一任願います。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、地域・
経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。...