板橋区議会 2022-11-10
令和4年11月10日都市建設委員会-11月10日-01号
建築指導課長 廣 木 友 雄
まちづくり調整課長
長 尾 幸 久
鉄道立体化推進課長 みどりと
公園課長河 島 一 郎
菊 地 利 幸
事務局職員
事務局次長 森 康 琢 書記 安 部 詩 織
都市建設委員会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4
取り下げ願いの提出された陳情
┌───────┬───────────────────┬─────┬─────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│受理年月日│取り下げ │
│ │ │ │年 月
日 │
├───────┼───────────────────┼─────┼─────┤
│陳情第210号
│区営駐輪場の改善を求める陳情 │4.6.3│4.11.7│
└───────┴───────────────────┴─────┴─────┘
5
所管事項調査
(1)
報告事項
①東武東上本線大山駅付近の
連続立体交差事業及び
鉄道付属街路事業と大山駅の
駅前広場整備事業の
進捗状況等について(3頁)
②大山町ピッコロ・
スクエア周辺地区の
まちづくりの
状況について(12頁)
③用途地域等の
一括変更について(19頁)
(2)
所管事項に関する質疑(22頁)
6
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
都市建設委員会を開会いたします。
本日も
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
まちづくり推進室長
おはようございます。11月に入りまして立冬も過ぎました。この数日ですけれども、日中は暖かい日が続いておりますが、朝晩の冷え込みがやはり感じられる季節になりました。本日は
報告事項3件と、
あと所管事項に関する質疑は1件ございます。簡明率直な答弁に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員を指名いたします。
山内えり委員、かいべ
とも子委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、陳情の取下げの報告をいたします。
陳情第210号
区営駐輪場の改善を求める陳情につきましては、取下げ願いが11月7日付で別途議長宛て提出されておりますので、ご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
所管事項調査を行います。
初めに、
報告事項、
東武東上本線大山駅付近の
連続立体交差事業及び
鉄道付属街路事業と大山駅の
駅前広場整備事業の
進捗状況等についてを議題といたします。
本件について、
理事者より追加の
説明はありますでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
追加の
説明についてはございません。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
山内えり
1つ目の
進捗状況のところで、大山駅
付近立体化促進協議会幹事会が開催されたということで報告があります。
コロナで当面、
開催自体を見送っていたということですけれども、今回いつぶりの開催だったのかということ。それから、どういう目的でこの間できていなかった
協議会の
幹事会が開催されたのか、このあたりについてまず伺いたいと思います。
◎
鉄道立体化推進課長
この
幹事会でございますけれども、令和3年度を最後に3年間中止していたものでございます。そして、今回この内容の件については、資料に書いてあるとおり、今回、大山駅の
事業認可、これを取得しましたので、改めてこの会を利用させていただきましてご報告させていただくことと、あとは、この会について今後どうしていくかということも一つございましたので、改めてこの会の趣旨を、もともとの方針を再度確認させていただきまして、今後の在り方についてを
説明させていただいています。結果としては、一応引き続き、この会では
要望活動は当面ございませんけれども、
情報発信など、必要な
広報活動を行うことを主な活動とするということで、会については、必要に応じて行うということで会を閉じたところでございます。
◆
山内えり
すみません。3年間行われていなかったということですけれども、令和3年度が最後というのがちょっと分からないんですけれども、最後は令和3年なんでしょうか。確認です。
◎
鉄道立体化推進課長
幹事会については、あります。すみません。訂正させていただきます。令和2年3月24日が最後となりまして、令和3年からお休みしていたということになっております。
◆
山内えり
そうすると、1年半ほど開催していないということでいいんですかね。先ほど3年とおっしゃったので、本当に何かつまらない確認なんですが、確認させてください。
◎
鉄道立体化推進課長
令和2年3月ですので、令和元年度から数えて2年、3年で、今回4年という形で、3年程度空いたというような
状況でございます。
◆
山内えり
令和2年3月以来、2年
半ぶりに開催されたということでいいですね。それから、
事業認可が昨年12月20日にされていますから、その
事業認可後、
事業認可されたよということの目的で開催されたというふうにお聞きしました。
参加者の方は20数名いらっしゃるのかなと思っているんですが、参加したそういう町会の方、
商店街の方、また区の職員、あるいは
区議会議員の方もいらっしゃると聞いていますけれども、どういうご意見があったのか、その中での意見の
状況も教えてください。
◎
鉄道立体化推進課長
意見については2件ございまして、1件については、今回この
立体化に伴いまして、
鉄道付属街路のところの踏切第10号ですけれども、こちらのところが高架のために高さが1.2メートルとなってしまうので、そのところで大山金井町のほうから東のほうに抜けていくところがどうなるのかというところがよく分からないんだけれども、どうなんだという質問と、あとは
商店街のほうの
アーケードの鉄道に架かるという話を聞いていますけれども、その辺の
状況についてはどうなのかという、その2点について質問がございました。
◆
山内えり
この間、たくさん心配の声や、それから計画が一定程度
説明されて、
オープンハウス型の
説明会等はあったんですけれども、その8本の
踏切除却ですとか、あと実際にどこまでの高さになるのか、あるいは
アーケードによるその
高架化の不安というのは、私もずっとこの間、地域の人から心配の声を寄せられています。そういう声に対しては、区としてどのように回答しているんですか。
◎
鉄道立体化推進課長
今、
委員のお話のあったとおり、
踏切部分が今後どうなっていくのかという部分については、東京都からはまだ、今、手元にある資料の中では簡単な図面しかございませんので、今後、
工事説明会等ございますので、そういう中で今後明らかになっていくということで
説明してございます。
◆
山内えり
というと、
事業認可されて約11か月たつと思うんです。このときの
協議会、
幹事会ですか、7月ということですけれども、7か月たっても現状どういう計画になっているのか、どういう心配、何ていうんですかね。ずっとこの図面というのは、もう配付されて長いですけれども、具体的にどうなるのかというところまでは
幹事会の
皆さんにもお示しがないという
状況なんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
幹事会の中においても、今、手元にある資料としては、
委員の手元にある
パンフレットのみでございまして、一応こちらについては、また新しい情報がありましたら、お知らせいたしますということで、今回、会の中ではお話ししたところでございまして、いずれにしても
工事説明会等の中では、恐らくもう少し詳しい情報が出てくると思いますので、そういう情報が入りましたら、また改めて報告させていただきたいと考えております。
◆
山内えり
そうすると、
工事説明会までは、まだそういう地域の
皆さんにはどういう計画かというのをお伝えできる
状況にないということなんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
今の現段階でございますけれども、やはりまだ
事業主体である東京都あるいは
東武鉄道さんから詳しい
図面等は出てきておりませんので、そういう
工事説明会となれば、もう少しどういう形で工事を始めるのかという詳しい内容が出てくるものと我々も想定しているところでございまして、そういう意味では、我々も手元には詳しい情報がございませんので、現段階の情報を
幹事会の中でお伝えさせていただいたところでございます。
◆
山内えり
それから、
促進協議会幹事会は今後も行う予定があるのか、今後の
スケジュールというのはどういう
状況ですか。
◎
鉄道立体化推進課長
幹事会については、必要に応じてということで、今回の
幹事会の中ではお話をしていますけれども、何かそういう区として情報を入手した中で地域にお知らせするようなことがございましたら、必要に応じて開催するということで招集したいと思っております。また、この
促進協議会においては、年に1回ニュースを発行しておりますので、入手した情報については、その機会を利用しましてお知らせしていただきたいと考えております。
◆
山内えり
それから、
個別説明会、(2)ですね、開催されたということで、板橋
区施行の
土地所有者の方を対象に
個別説明会開催ということですけれども、改めて進捗もあるかと思いますので、板橋
区施行の
駅前広場、それから
付属街路第5号線、第6号線の
地権者の数について教えてください。
◎
鉄道立体化推進課長
まず、その
地権者の数でございますけれども、
駅前広場については、
登記簿上の人数でございますけれども、71名。そして、
付属街路第5号線については2名、第6号線については、
土地所有者については6名となっております。
進捗状況でございますけれども、前回の
委員会でも報告させていただきましたけれども、
事業地、これに関係する
土地所有者の
皆さん全員に側道の立会い通知を送らせていただきまして、現在のところ7割の方に立ち会っていただいて、立ち会っていただいた方に対して、最終的には、例えばその
土地境界図等を図面化しなきゃいけないとか、あとは隣地の部分を確認すれば立会いの
証明書なんかも作らなきゃいけませんので、
署名捺印といったものをもらわなきゃいけませんので、そういう
図面化等の作業を行っているところでございます。
◆
山内えり
ということは、今、全部で
駅前広場、それから
付属街路第5号線、第6号線の側道に関係する
地権者79名のうち、10名の方が
個別説明会に参加されたということなんですけれども、3日間開催して10名の参加ということだと思うんですけれども、この対象の方に対する参加の人数というのは、区としてどのように評価あるいは分析しているんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
今回、
個別説明会については、
事業認可から少し間隔が空いてしまったということで、当然その
補償に対する不安の声などもあるかと思いましたので、改めてこの
用地補償説明会の前に区としての
個別説明ということで、
希望者に対して行わせていただいたものでございます。一応評価ということでございますけれども、この
個別説明会のほかにも対面で
権利者の方と会ったときにはお話をしていますので、この3日間に来ていただいたということであれば、この10名の方については、よく来ていただいたなということもございますし、むしろこちらから出向いてお話ししなかったらいけなかったところを、あえて来ていただいたということで、区としては評価しているところでございます。引き続き、こういうような
個別説明会を時期を見て開催していきたいと考えております。
◆
山内えり
それから、79人で10人ですから、参加できなかった方とか、今後希望する方への対応というのはどのように考えていますか。
◎
鉄道立体化推進課長
今回、3日間の中で、区のほうからお示しした日程でございますので、当然都合が悪く参加できない方もいらっしゃると思いますので、引き続きこのような代えの
個別説明会、あるいは区の職員が訪問してご
説明する機会を事あるごとにつくっていって、
皆さんにこの仕組みや流れをご理解いただけるよう進めてまいりたいと考えております。
◆
山内えり
それから、この
個別説明会で今回対象にしているのは、いわゆる
区施行の
対象者なのかなと思っていまして、側道の第1号線から第4号線の方、都の施行の対象の方への
説明会というのは東京都が行っているのか、それとももう行われているのか、区にどういう情報が入っているのかについても教えてください。
◎
鉄道立体化推進課長
今回、
個別補償説明会については、
区施行の分で設けさせていただきましたけれども、東京都のほうの
鉄道付属街路1から4については、東京都のスタンスとしては、この(3)の
用地補償説明会が一つの
説明の機会だということで捉えているということは聞いておりまして、これを今回、書面でも開催したということで、一応聞いているところでは、個別に接触を図っているということまでは聞いております。
◆
山内えり
個別で接触ということなんですけれども、結局そうすると
書面開催の(3)の
用地補償説明会自体が今回、
コロナを理由に
書面開催のみとなっていますから、実際にそういう不安の声とか、東京都の
説明が地元の影響する方にそういう計画ですとか、今後の進捗どうなっていくのかというところが本当に伝わっているのか、周知されているのかというのは本当に心配なんです。実際に既にたくさん住んでいる方がおられる地域ですから、
事業認可したからといって、こうした
書面開催で不安の声だけ聞いて、書面で返しているというこういう返答の仕方というのは非常に私は丁寧でないというふうに思っていますが、区としてそれを東京都に対して個別でというよりも、きちんと
説明会の実施などを求める必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
都事業の分につきましても、当然
板橋区民の皆様ですので、私どもを通じてそういうお話がございましたら、東京都のほうに区を通じてそういうご意見があったということをお話ししているところでして、その結果、必要に応じて区も同行する機会も当然あるかと思いますので、そういう中でいろんな声については、区も
都施行だからと言わずに対応していきたいと考えております。あと、この
説明会が今回、
コロナを機に書面になったということで、
説明会を求めるべきだという話なんですけれども、一応こちらについては、やっぱり
事業主体である東京都のほうの
考え方もございますので、すみませんけれども、区としてはその部分については、ちょっとお答えすることはできないと考えております。
◆
山内えり
私は、
都施行であっても区が答えられないんだとしたら、東京都に求めていただきたいと考えています。これは繰り返し申し伝えたいと思っています。それから、
地権者の数も東京都のことで今までお答えいただいていないんですが、
地権者についても東京都からの人数とか、あるいは聞いていれば進捗について伺いたいと思います。
◎
鉄道立体化推進課長
都施行部分の
権利者についても今のところ区としては、把握をしていないところでございます。また、
進捗状況についても東京都としては、この(3)の
用地補償説明会の開催をスタートというような考えを持っているようでございますので、当然その事業を進める東京都のほうで責任を持って、考えを持って進めているものと我々としては認識しているところでございます。
◆
山内えり
把握をぜひしていただきたいと思っています。それから、
書面開催して、先日5件の意見をいただいたということを伺っています。特にやっぱり立ち退きや
補償の心配、移転はいつすればいいのか、
コロナの影響で
補償をどうしてくれるのか、
代替地の提供を受けられるのか、こういう心配の声が届いています。こういう声に対して区はどのように回答しているんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
区としては、こういう
権利者におかれましては、区で作成している
用地補償のあらましという
パンフレットがございまして、
補償説明会の資料でもおつけしているんですけれども、そういうものを使いまして
補償の流れを
説明しながら、必要な内容についてさらに詳しく
説明しているようなところでございまして、ただ、例えば
借家人さんについては、あくまでもまず
土地所有者、
建物所有者を優先にということで、時期が来ましたら
説明に上がりますということで、待っていただいているような
状況でございます。
○
委員長
山内委員の質疑の途中ですが、20分を経過いたしましたので、ほかの
委員で質疑がありましたら、挙手をお願いします。
◆
寺田ひろし
今お話が出た中でも1の(3)の
用地補償説明会、書面で今回開催されたということで
説明伺いましたら、意見が大体16件で質問が5件という、よく考えますと1回の問いかけで結構多かったんじゃないかなと思ったりもするんですね。その辺のご評価をどうご認識されていらっしゃるか。やはり対面での
個別説明会もありですけれども、3回やって10人でしたので、どちらか一方というよりかは、個別柔軟に工夫していただくのがいいのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
今回の
アンケートについてでございますけれども、こちらについて
委員のお話のとおり、16件の方から
アンケートを用いてご意見・ご質問をいただきまして、その中で具体的に聞けたのは5名でございます。評価としては、我々も
権利者の方については、必ず毎年対面あるいは
電話等で
説明あるいはお話をする機会というのは設けてございますので、その中で今回こうやって来ていただいたということについては、よくお越しいただいたということがございまして、区としてもしっかり
権利者の方の
不安等に対してはお答えできたのかなという認識を持っているところでございます。
◆
寺田ひろし
一番大変な部分の業務だと思うんですけれども、やはり
ベースをこの
戸別訪問というか、しっかりそこでコミュニケーションを取っていかれるというところを
ベースにしていらっしゃるんだなというふうに受け止めました。その上でこうした
書面開催とか、あとは
個別説明会とか、やはりそういった
説明会だとなかなか発言しにくい方もいらっしゃるかと思いますので、ぜひきめ細かくご意見、お考えを酌み取っていただきたいなというふうに思います。
あと、裏面の(4)の測量の進捗というところで、令和4年10月に境界立会い実施とか書いてございます。この事業の
計画そのものが令和12年度末までにというところもあるかと思うので、そこまでの概略の
スケジュールをちょっと教えていただきたいなと思います。
◎
鉄道立体化推進課長
概略の
スケジュールでございますけれども、
事業認可期間が令和3年12月20日から令和13年3月31日となっております。その期間で考えますと、できれば区としては、7、8年で用地を取得させていただきまして、その後工事に入りたいと今のところ考えを持っておりますけれども、これまでも
説明したとおり、
権利者さんのご意向などもございますので、区としてはしっかりと
説明しながら、理解を得て
用地取得をまず進めて、その後工事を進めるという形で、何とか
事業期間の中で完了というわけではないですけれども、進めていきたいと考えているところでございます。
◆
寺田ひろし
最後に、本当にこの部分が一番大変だと思うんですが、個別の一軒家の方は、
所有者はお一人とか、そういった方にはなると思うんですが、例えば
区分所有の
マンションとかだとこれ、
区分所有の方々1人ずつなんでしょうか、それとも組合か何かで一括して境界の立会いとかいただくんでしょうか、その確認で伺います。
◎
鉄道立体化推進課長
説明がちょっと漏れていました。大変申し訳ありません。今回、
用地補償説明会、
書面開催なんですけれども、この中で
駅前広場の
事業区域内に大型の
マンションがございまして、そちらについては、これまでの
権利者との接触の関係で今回のこの資料を配付しておりません。改めて、これまで
管理組合と
管理会社を通じていろんな
情報提供をしておりましたので、
マンション1棟については、今年はちょっと難しいですけれども、来年度になりましたら、
管理組合あるいは
管理会社を通じて
補償の
説明会を別途開催させていただきたいと考えているところでございます。
◆
小野田みか
一つだけ質問させていただきます。ちょっとソフトの部分についてなんですけれども、この大山の駅前というのは、やっぱり板橋区のまちの顔だと思っておりまして、板橋区、やはり
高齢化が進んでいるので、若い方々をどんどん呼び込んで
交流人口を増やさなければいけないというところで、駅前に降り立ったときのイメージというか、そのまちの印象というのはとても大きいと思っております。
高架下の
利活用については、私も
一般質問でずっと質問させていただいているんですけれども、
東武鉄道との連携を取って、
高架下の活用についても協議していくという話は聞いているんですけれども、例えば再
開発地区とハッピーロードが駅前とか補助第26号線が通ってこれからがらっと変わっちゃうんですけれども、大きな意味での
まちづくりというところで、ほかの課と連携したりしてどのように考えているのか、また今後どうやってつくっていく予定なのかというのがもしあればお聞かせください。
◎
鉄道立体化推進課長
委員のおっしゃるとおり、鉄道が
立体化されるとこの
駅前周辺に大きな
高架下の空間が生まれるというのは事実でございます。そういう意味では、今進んでいる西側の再開発に関し2地区もございますし、
あと補助第26号線の整備もございます。こういうものと当然東側の地区もございますけれども、
駅周辺一体となって活用できるような形がにぎわいを創出であったり、またブランディングということにもつながると思っておりますので、こちらについては、まずその
高架下については、
鉄道会社の私有地という形になっておりますけれども、区としてはそのうちの15%程度を公の活用においては使えるとなっておりますので、これについてはまず区としての
考え方を持つ、または地域の
皆さんの意見を聞きながら
活用方法についてはまとめた上で、時期が来ましたら東京都あるいは
東武鉄道と協議してまいりたいと考えております。また、他区との連携についてもしっかりと進めていきたいと考えております。
◆
小野田みか
最近ほかの町に行っても、
高架下の活用でTSUTAYAが入ったりとか、スターバックスが入ったりとか、そのまちの年齢とかに合わせて
まちづくりをしていて、そこの
活用方法によってまちの活性化とか話題づくりとかにもなると思うので、本当に大山って板橋区の中でブランディングをするには一番いい場所だと思っておりまして、既にハッピーロードって有名な
商店街なんですけれども、本当にほかのまちとかにも研究に行っていただいて、ぜひ区としても積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長
それでは、ほかの
委員の質疑が終了しましたので、さらに質疑がありましたら、
山内委員。
◆
山内えり
先ほど、10割の方に対する
地権者に送付をして、7割の方に立会いが実施されているというご答弁あったんですけれども、立会いというのは、イコールその境界線が確定するということになるのか、それともそうでないのか、そのあたり教えていただきたいと思います。
◎
鉄道立体化推進課長
立会いというのは、例えば道路であれば、官と民の境がどこなのかということを確認することで、そこで関係者が
皆さん、そこでいいとなればそこで決まってまいります。民と民の境界につきましても、例えばそこに双方でつくった例えばくいとか、双方で確認していただいて、そこで間違いないということであれば、それで確認したと決まっていくような形になってまいります。
◆
山内えり
官と民というのは、公か民間かとそういうことでいいですか。
◎
鉄道立体化推進課長
一つの土地を面積というか、敷地を決めるときに、まず道路に面していれば、その道路の
所有者は区ですので、区それとあとその敷地については民というか、その方の所有地でございますので、その官の側の区と民の側のその
所有者と、あとその
所有者の方と隣地の方も当然自分の道路のところの敷地の部分の境については、当然三者境、区とその本人と隣地の方の三者境になりますので、そういう意味では、そこは官と民の境になります。逆に宅地の道路と裏側の宅地の中においては、今度は道路がございませんので、そういう意味では、民と民の間の境界の確認ということになりますので、そちらを民と民ということで私どもでは言葉として使っているところでございます。
◆
山内えり
そうすると、7割の方に立会いができたということは、7割の方の境界線が確定したということで受けていいんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
立会いを行ったということなんですけれども、決まったということではなくて、双方で当然あっちだ、こっちだという話までやっぱり出てくるわけなんですね。そういうところを調整しているということなので、必ずしもそれで決まったということではございませんので、もしそこで調整がまとまりましたら
署名捺印をしていただいて、立会い
証明書みたいなものを作っていただくというような形になってまいります。
◆
山内えり
そうすると、まだあくまで調整の段階が7割ということだと思うので、境界線が決まるというのは、やっぱり測量して相当細かくしないと線までは確定できないということになるんですか。
◎
鉄道立体化推進課長
ちょっと私の
説明がまずかったところがございまして、立ち会っていただいた方には、おおむねその方については、自身の主張する線、あと隣地の方と確認していただければ、そのポイントにおいては一応境界が決まったということで、
署名捺印を行っていただいておりますので、7割の方については、そういうことで確認できているので、決まったという認識しておりまして、ただ残りの3割の方は、まだそういう意味では境界がはっきりと決まっていない方々がいらっしゃるということで、そちらについては決まっていないという考えでよいという形で思っております。
◆
山内えり
ちょっと
高架化のやっぱり問題で、
事業認可されたということで、いろんな職員の方が用地測量等で訪問に行っているというふうに聞いています。東京都の側道の付近、特に線路の南側の地域、大山金井町の人たちはオープン型の
説明会に行っても、自分の家がどこまでかかるのか、どこまでが計画なのかということがやっぱりお分かりになっていないんですね。ずっと板橋区は、1から4号線は東京都の計画だからと言ってきて、どこがかかるか、自分の家はその計画に入ってしまうのか全然分からないと言われているんです。突然東京都そして板橋区、東上線の人が3者で先日訪れて、12月におうちの中を見せてほしいということでびっくりした方から相談があったんですけれども、そういうふうに全く自分の家がどうなるのか知らないままに突然訪問されるということが起きているようなんですが、板橋区としては、その対象の方への事業の周知や訪問、それから測量のお願いというのはどのように行っているんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
関係する
権利者の皆様については、区としては、まず今、先ほど
説明のあったとおり、例えば測量であれば、立会い通知書というのを送付していただきます。その上で電話を入れたりとか、あとは玄関先でノックして
説明できれば
説明するというようなところで、一応送りっ放しではなくて、そういう何らかの形でその方の声を聞いたり、あるいは面会できるような場を設けながら事業を進めているというようなところでございます。
◆
山内えり
その方は初めて聞いたと驚いていたんですけれども、その前にも区なり、東京都なり、東武東上線の方々は電話したり通知は入れて、その確認の上で訪問したということでいいんでしょうか。
◎
鉄道立体化推進課長
初めてこの事業について分かったという方も、これまで土地計画手続を踏んでいる中では、当然何らかの形で
説明会の案内とかを送っているはずなんですけれども、その中でも漏れた方ももしかしたらいらっしゃるのかもしれませんけれども、今回
用地補償説明会とか、あるいは測量のお願いとか当たる中では、ポスティングあるいは
土地所有者、
建物所有者の方には、郵送でお知らせしているということで区としては認識しているところでございます。
◆
山内えり
いろんな国籍の方が今いらっしゃいます。日本語で送っていらっしゃるんだと思うんですけれども、何が届いたか分からないという方もいらっしゃるんです。いろんな国籍の方、私お聞きしています。ですから、やっぱりそういう認識がなかった、あるいは今まで繰り返しお伝えしてきていますけれども、そういう
説明会って2018年、19年あたり、
コロナの前に一斉にいろいろ都市計画決定前後でされてきていると思います。最近引っ越してきた方だとか、特に日本国籍じゃない方なんかは、もう突然何というようなことで大変驚いていらっしゃいますので、やっぱり東京都の計画とはいっても区民にかかる計画ですので、どういうふうに自分たちの土地が残地になるのか、全部取られちゃうのか、そういう心配がたくさん届いています。ぜひ板橋区としても計画や、それから
説明、周知を徹底していただきたいと改めてお願いしたいんですが。
◎
鉄道立体化推進課長
事業を進める中では、
委員おっしゃったとおり、
借家人等の中にもやっぱり外国籍の方たちも散見されるところでございます。そういう意味では繰り返しになりますけれども、事あるごとに、もし事業について聞いていないということであれば、改めてご
説明させていただくような形で、この事業についてのご理解をしていただけるよう、区としても丁寧に引き続き進めていきたいということで考えているところでございます。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、大山町ピッコロ・
スクエア周辺地区の
まちづくりの
状況についてを議題といたします。
本件について、
理事者より追加の
説明はありますでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
本件につきましては、追加のご
説明はございません。よろしくお願いいたします。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆かいべ
とも子
市街地再開発事業のところで、今後の令和4年度の組合設立認可後、令和5年度末の権利変換計画認可を予定して準備組合を今認可に向けて取り組んでいらっしゃるんですけれども、その合意形成等も含めてなんですけれども、現状どの程度進んでいるのか、ご
説明願います。
◎
まちづくり調整課長
今、準備組合のほうで事業計画の作成等、また
地権者への
説明などを行っております。特に事業化計画の作成におきましては、施行区域の図面でありますとか建物の設計概要、事業の施行の期間でありますとか資金計画といった内容を今、事務局のほうを含めまして練り上げるところでございます。もうしばらく計画の完成まで時間を要するというふうに聞いております。
◆かいべ
とも子
そうしましたら、2点目の
まちづくり事業用地の件なんですけれども、ここは区の土地が入っていますので、ここにあるように所有権及び借地権を有する者全員が組合員となるということで、区もこの組合員になるわけなんですけれども、ここにご
説明の中では、
当該用地については、再開発事業の権利変換に伴い転出を予定しているということなんですが、具体的に言うとどういったことになるんでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
こちらにつきましては、市街地再開発の仕組みの中で建物もしくは借地権をお持ちの方等につきましては、選択肢がございます。建物の床を取得するか、もしくは金銭の
補償を受けて転出するかの2つでございます。私どもとしましては、権利変換に伴い転出を予定しているというところでございまして、床を取得せずに転出を考えているところでございます。
◆かいべ
とも子
そうしますと、今この区有地については、実際に区が使っているわけではなくて、賃貸というか、貸している
状況だと思うんです。その辺のご
説明もお願いいたします。
◎
まちづくり調整課長
こちらの
まちづくり事業用地につきましては、資料のように約2,000平米の面積がございまして、こちらにつきましては、行政財産の使用許可ということで、地元ハッピーロード
商店街振興組合のほうに行政財産の使用許可ということで貸付けを行ってございます。期間につきましては1年間で、1年ごとの更新ということで、現地にはハロープラザの建物等が建っている
状況でございます。
◆かいべ
とも子
そうしますと、1年ごとだからあまりもめることはないと思うんですけれども、その辺はスムーズにできるのか、ちょっと細かいことですけれども、確認です。
◎
まちづくり調整課長
おっしゃるとおり、今私どものほうでハッピーロード
商店街振興組合それと再開発準備組合、そして板橋区3者を含めて打合せを行っておりまして、最終的には、権利変換に伴って区のほうで行政財産の使用許可を出すことができなくなりますので、その日に向けてしっかりやっていこうということで打合せを重ねているところでございます。
◆かいべ
とも子
ぜひ1年間でもこれまでは粛々とスムーズに毎年進んでいたので、用途ができなくなるとなると、やはり利用者さんにもご迷惑かかると思うんですけれども、その辺スムーズに行えるように配慮していただきたいと思います。また、先ほど床を取るのではなくて売るという形を取られるとなると、当然金額に焦点が当たると思うんですけれども、その辺の区のお考えはいかがでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
おっしゃるとおり組合が設立なされまして、権利変換の計画が今度、計画をされていくことになりますが、権利変換のその過程の中で、我々の持っている行政財産について価値というものが組合のほうから提示されてまいります。それに対しては、私どもで不動産の鑑定もしくは財産評価
委員会等の報告、議決等を経まして、妥当性などを検証しながら進めていきたいと考えてございます。
◆かいべ
とも子
そうしますと、区が想像している金額と提示された金額の折衝になるわけですけれども、
スケジュール的にはそれで折り合わないでずれ込むとか、そういう
スケジュール的にはどうなっているんでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
スケジュール的には、組合設立の後に評価をする期日がございますので、その期日を持ったときに価格が固まります。それが提示されてまいります。その後、権利変換の計画を固めていく期間がございますので、その期間の中でこちらの不動産鑑定でありますとか、先ほど申し上げました財産評価
委員会といったことを踏まえて先方と調整をしていく期間が十分ございますので、権利変換計画が固まるまでに十分間に合うという認識でございます。
◆かいべ
とも子
区の財産なので、当然収入が多ければ多いほどいいと思うんですけれども、やっぱり時代背景とか様々あるかと思うので、その辺は綿密にやっていただいて、区の利益が損なわれないようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
山内えり
確認幾つかさせていただきます。この間、こちらの
地権者は50人ほどと聞いていますが、変化はあるでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
現在、区のほうで準備組合と打合せを重ねさせていただいておりますが、人数について大きな変更があるということは、報告は受けてございません。
◆
山内えり
では、50人ほどの
地権者がいらっしゃるということと東京都も板橋区も
地権者ということだと思っています。項番1のところで事業計画作成し合意形成等を進めているということですけれども、合意の形成の方法については、誰がどのように行っているのか、教えてください。
◎
まちづくり調整課長
合意形成の方法でございますけれども、まず準備組合のほうで事業計画と定款をつくっておるところでございます。事業計画の作成では、先ほど申し上げましたとおり、施行区域の範囲でありますとか設計概要でありますとか事業の施行の期間、それと資金計画といったものが内容にございます。これらをもって
地権者の方と調整をさせていただきまして、準備組合のほうで同意を今取っていくという段取りになっていくというふうに聞いております。
◆
山内えり
その同意の取り方についても知りたいと思っているんです。名前を出してもあれですけれども、実際起きたのでいいかと思っているんですけれども、板橋駅西口では、同意の取り方についてご本人がイエスと言ったつもりもノーと言ったつもりもないけれども、賛同されている中にカウントされていたといってご相談があったんですね。ですから、その同意ってどうやって取るのかと。今まで3分の2の同意とずっと言われていますけれども、自宅に行って
説明資料を見せて、何かサインだとか、印鑑だとか、指紋を取るだとか、何をもって同意なのか、具体的に教えてください。
◎
まちづくり調整課長
同意の取り方でございますけれども、まず
委員ご質問のとおり、書面等、先ほどの定款でありますとか、事業計画書をまずご
説明させていただいて、その後、権利変換の内容につきましても案ということでご
説明させていただきまして、最終的に書面をもって計画に同意していただけるかということをサインと実印を押印していただいて提出していただくことになります。また、あとその実印ですけれども、印鑑証明等の
証明書を付随していただくといった形になりまして、方法につきましては、個別に打合せをさせていただくというところで、事務所になりますのか、個別のご家庭とかに訪問させていただくのかというところは、
地権者の方々のご意向によってになってまいります。
◆
山内えり
ということは、ピッコロ・スクエアの
皆さんにおいては、そういう
説明とそれからサインということであれば、同意ということにちゃんといけるのかなと思うので、少なくとも聞いた記憶がないとか賛同している記憶がないという方がいらしちゃったんですよ、板橋駅西口は。だから、本当にそういう同意のカウントの仕方って本当重大だと思うんですね。先ほど言ったように、組合が設立してしまったら賛同していない人も全員組合員に入っちゃうわけですよ。大変重大なことだと思うんですね。ですから、どういう計画と
説明をご納得されて、名前やサイン、そういうことでの同意というか、きちんとよく納得していただく形での同意をしなければ、私は同意というふうにカウントできないと思っておりますので、ぜひそのあたりはお願いしたいと思っております。その上で、現状としての同意率、そういったサインをした上での同意は今何%と聞いているんでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
事業作成の計画書を今作成しておりますので、実際の同意といった
説明等はこれからというふうに聞いております。
◆
山内えり
今後同意を図っていくということで、現状数字については、まだ分からないということですね。
それから、先ほど区として項番2ですけれども、今後その権利変換に伴い転出を予定しているということです。私たちもこの間、都有地や区有地、都民、区民の大事な財産がある場所ですから、きちんとこの活用について明らかにしてほしいということで言ってきましたけれども、今回は転出の判断をしたということで、もう決定ということになるんですか。まず1点確認させてください。
◎
まちづくり調整課長
転出につきましては、庁内の打合せですとか、協議を重ねてまいりまして、その方向性、方針として転出というところを確認したところでございます。まだ最終決定までは至っておりません。
◆
山内えり
そうすると、かなり2,000平米もの区有地、大事な区有地だと思いますし、都有地、区有地だけでも約3分の1が公有地なわけですよね。今までピッコロ・スクエアという都有地では子どもたちが遊んで、保育園の子たちも使っていますし、今もかなり利用しています。ハッピーロード
商店街では、ふるさとまつりなんかもやられてきたり、かなり地域では活用されてきた都有地だと認識していますし、区有地も大変広いですから、そこをどう活用していくかという検討がどこまでされてきたのかというふうに私は聞きたいと思っているんです。やっぱり今グリーンホールだとか、それから文化会館など、集会施設が本当に取りづらくなっていて、区の公共施設や集会所、大変取りづらくなる中で、こうした大事な区有地をどう活用していくかというのはずっと住民の
皆さんが求めてきて、活用の方法や検討結果を明らかにしてほしいと望んできた場所なんですけれども、検討はどのようにしてきたんでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
こちらにつきましては、まず区の基本計画2025におきまして、公共施設の新規整備は新たに行わない方針というのが根底にあることがございます。次に、今回の再開発事業におきまして、新たに広場でありますとか公園、道路といったものが誕生してまいります。こちらのこれまでまつり等に活用してきました機能が広場でありますとか、公園といったところの活用の場所として置き換えるものというふうに区としては考えております。
◆
山内えり
公園や道路というのは、そういう計画には入ってはいるんですけれども、やっぱり本当に今これだけの区民の財産を手放してしまうという、そういう方針というのが大変残念というか、やはり区民の財産をどう活用していくかとどこまで検討してきたのかというのは、本当に思うところなんです。転出ということは売却ということになるんだと思うんですけれども、いつ頃区としては購入して、幾らの財産で購入して、幾らで売却というのは、そんな
状況が今検討されているのか、現状分かれば教えてください。
◎
まちづくり調整課長
今回の区が所有する
まちづくり事業用地でございますけれども、私どもの書類を確認いたしますと、平成元年の頃にこちらの敷地を約36億円ぐらいの金額で購入したというふうに記録が残ってございます。現在、こちら、転出する時は権利変換のときになってまいります。そのときまでに準備組合のほうから価格の提示でありますとか、私どものほうで鑑定等を行って金額を確定しているところでございますので、現在の価格につきましては、まだ正確なところは、その権利変換のときの価格の提示のときになってみないと分からないところもございます。
◆
山内えり
現状、時代の背景に伴って大きく変動する可能性があるのかなというふうに私は感じていますし、大変多額ですね。36億円で購入したというのは、大変高い土地ではないかなと思っています。それが今後どういう権利変換ということになっていくのかと思うんですけれども、それは権利変換後に確定する、今の段階では見込みも難しいということなんでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
土地の価格につきましては、例えば令和3年から令和4年で約3%ほどの上昇というのがこのあたりで起こっておりますので、やはり正式な金額を定めていくのは、その時期になってみないと分からないところがございます。ただ、時代の背景としまして、取得した時期から約四半世紀の時代の流れがございまして、社会情勢もいろいろ変わってきたところもございますので、当時の金額までには至らないのかなというふうに考えているところでございます。
◆
山内えり
大変大事な財産を手放してしまったら、もう元に戻すことってできないんですね。ですから、本当にずっと求めてきたこの公有地をどう活用するのかというのを本当にどこまで検討してきたのか。きちんとこういう集会施設だとか、区の
皆さんもそうだと思いますよ。今本当にグリーンホールもどこもあの地域、本当に集会所がなくて、なかなか大きい会場がなくて、
皆さん本当に取るの大変ですし、これだけピッコロ・スクエアですか、560棟ぐらいの
マンションの計画というふうにも聞いていて、人口がこれから増える可能性がある。そういうときに、
皆さんのコミュニティの場というのを検討するとか、クロスポイントも今工事が始まっていますし、さらに西側に今大きな
マンションがもう建って大変人口がこれから増えるということで、
皆さん、保育所だとか学校の心配もある中で、公共用地を手放すというその判断方針が果たしてどうなのか。私は非常に
皆さんの心配していることが進められるというのは非常に問題だと思っています。
それから、最後確認なんですけれども、今、物価高騰で資材等も高騰していて、いろんな事業計画それから資産、今後の組合の設立に向けていろいろ検討がなされていると思うんですが、そうした資材の高騰によって様々な事業や
スケジュールが延びたりする可能性があるんではないかなと思いますが、その辺の現況とか
皆さんのご心配というのはどうでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
委員のおっしゃるとおり、資材の高騰については、やはり私どもも非常に注目しているところでございます。例えば一般社団法人のある連合会の資料によりますと、建設資材の高騰等の現状が例えば建設全体では約23%ぐらい、2021年1月から2022年9月にかけて上昇してきているというデータもございます。建築部門においてもやはり同じように上がってきております。ここら辺がやはり再開発の事業計画また資金計画にも結構影響を与えるところかなというところは私ども思ってございまして、引き続き準備組合等の打合せなどを含めて、情報の共有と、事業に遅れが生じないよう、助言などを行っていきたいと考えているところでございます。
◆
山内えり
あまりの急激な価格の高騰で、当初、準備組合の
皆さんが思い描いている床がどこまで取れるのかですとか、本当にその場所に入れるのかとか、そういうことって起こり得ると思うんですね。今、550棟とか560棟ほどの計画で、たくさんの
マンションの計画ですけれども、やっぱりこの想定もしていなかったこうした高騰がどこまで計画どおり、どういう事業計画になっていくのかというのは、本当に心配する部分だと思いますので、そういう現状、心配、ご不安があると思いますので、何とか丁寧に周知、検討していく必要はあるし、何をおいても都有地、区有地がある大事な場所ですので、ぜひそういった計画、私としては検討し直していただきたいと思っています。
あと都有地はどういう計画になっているのか、都有地の活用は区として聞いているでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
現在、東京都のほうで打合せを重ねる中で、まだ庁内でどのようにしていくかというのを調整している段階と聞いております。最終的にどうしていくのかというのはまだ決まっていませんので、私どもとしては、活用方針については報告を受けていない
状況でございます。
◆
寺田ひろし
今、都有地のほうもありましたけれども、今まで
まちづくり事業用地を貸し出していたというところで、大体年間お幾らぐらいで貸し出していたのか、ざっくりで結構です。
◎
まちづくり調整課長
区が所有する
まちづくり事業用地でございますけれども、ハッピーロード
商店街のほうに行政財産の使用許可ということで貸出ししております。使用料につきましては、年間約1,900万円ぐらいの金額でお貸ししているところでございます。
◆
寺田ひろし
本当に概算で計算しただけなんですけれども、30年前に36億円程度で購入して、多分今回は市場の原理で上げ下げがあるかもしれないけれども、10億円前後だと思うんですけれども、やはり差額をもし仮に埋めるとなったら、本当に年間2,000万でずっといきますと大体100年かかるかなと。ですので、その間事務コストとか本当に維持管理、様々考えた場合に、本当に何が区にとって効果的なのか。もしくは、今回一旦立ち退いて、転出をして、その金額分入ってきたことでここで何かできる可能性もあるので、一概には金額の上げ下げというのは、大きな面も一計にはありますけれども、取り返すのに100年かかるというのを概算で考えた場合には、やっぱりいろいろ効果的な方法として、今回一つ選択肢として転出するのはありなんじゃないかなというのは考えております。こういったいろんなお考えもあるかと思いますので、そのあたりを方向性だけいろいろ検討されて、今回決定、そういった方向になったのかどうかだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。
◎
まちづくり調整課長
委員のおっしゃるとおりでございまして、私どもとしては、平成元年に
まちづくりの用地として取得したところでございます。
まちづくりのやはり種地として取っておきまして、
まちづくりの機運が醸成するまでという暫定の扱いということで、ハッピーロード
商店街さんのほうにお貸ししてまいりました。今回、再開発がやっぱりまちの思いとして出てきたところでございまして、やはりこの事業によって新たに広場でありますとか、公園でありますとか、道路というものができてまいりまして、やはり
皆さんが安心・安全に暮らせる、そして燃え広がらない安心なまちができてくるところに効果があると思っておりますので、私どもとしましては、この事業用地の込められた思いをこちらに再開発のほうにしっかりやっていきたいと考えているところでございます。
◆
小野田みか
このハッピーロード
商店街なんですけれども、今は
アーケードがかかっていて、ご高齢の方がもう朝早くから何往復もしながらウォーキングとかに使っているんですね。けれども、この補助第26号線ができてしまうことで大きく分断され、また
アーケードの屋根もないので、そういった方々が散歩する道がなくなっちゃうなというのがあって、私も中丸中町に住んでいるんですけれども、まちの方からもやっぱり昔からあるハッピーロード
商店街がなくなってしまうというか、形が変わるということにすごく不安の声をいただいて、いかにこの
商店街を、今もいいけれども、変わってよかったねというまちにするかということがとても大事だと思っているんです。この補助第26号線で分断されちゃうんですけれども、駅からの人の流れをつくるのに、この補助26号線の横断歩道をどうするかとか、信号の位置をどうするかとか、そういうことが議論されていたと思うんですけれども、人の流れを絶やさないというところについて現状どうなっているのか、また今後どのようにしていくのか、もし区のほうで把握されていたらお聞かせください。
◎
まちづくり調整課長
横断歩道の数につきましては、これまで東京都第二市街地整備事務所のほうで検討会等含めまして、地元の意見、皆様の意見等を踏まえてまとめてきたところがございます。今現在、第二市街地整備事務所のほうで交通管理者、道路管理者との打合せをこれから行っていくと聞いております。なお、
委員ご質問の駅から人の流れでございますが、こちら、補助第26号線の西側地域に人の流れを引き込み、交流、にぎわいを維持というのがピッコロ・スクエアの再開発事業の根底にある考えでございます。ですので、こちらの再開発事業において1階、2階に商業床といったところでお店が入るスペースがございます。また、再開発によって広場が新しく誕生することもございます。そして、公園、道路といったところがございます。また、そちらはハッピーロード
商店街さんのほうに面してございますので、引き続きハッピーロード
商店街さんとの打合せを重ねながら、準備組合とも打合せを重ねて、やっぱり変わってよかったねと言われるにぎわいのあるまちをつくっていきたいと思いがございますので、引き続き打合せを重ねていきたいと考えております。
◆
小野田みか
やはり1階、2階は
商店街、お店が入るということなんですけれども、やっぱり家賃も上がるので、今まで入っていたような個人商店はやっぱり入るのが難しいんじゃないかと思っていて、ハッピーロード
商店街振興会の方とお話しすると、裏路地の活用ということで、この
商店街沿いではなくて、裏路地にそういった個人の個性的なお店をつくっていくというお話などもされているので、そういったところ、いろいろ規制とかもあるんですけれども、情報を丁寧にご
説明していただいて、まち全体が活性化するようにご協力いただければと思っております。公園がC街区とD街区にできると思うんですけれども、こちらでイベントとかをして、何か面白い仕掛けをして人を呼ぶ仕掛けをつくるなんていう話も聞いていたんですけれども、そこら辺について区ではどのように把握されていますでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
委員おっしゃるとおり、こちら、C、D街区に公園ができてまいります。広さとしては、Cで約310平米、Dで約830平米でございます。こちらにつきましては、今、地元の皆様と、例えばクロスポイントの暫定地におきまして、1回目、2回目の実証実験など、にぎわいの演出などを検討してまいりました。また、第3回目は11月26日に予定しておりますが、実証実験を行ってまいります。ここら辺の知見とできること、できないことなど、ヒントを得ながらこちら、C、D街区でもそのようなことができるように、今、地元の皆様と一緒に検討を重ねている
状況でございますので、引き続き頑張っていきたいと考えております。
◆
小野田みか
池袋駅ではグローバルリングとかがあって、昨日も夜、コンサートやっているのをちょっと通りがかったんですけれども、そういったことを計画することで人の流れとかが集まって、少しにぎわいができると思うので、ほかの自治体の例も参考にしていただきたいと思います。あと、このピッコロ・スクエアの活性化についてコンサルティング会社が入るという話も聞いたことがあるんですけれども、そこら辺についてはどのように把握されていますでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
ご質問のピッコロ・スクエアの開発につきましてコンサルが入るというところでございますけれども、まだ案の段階でございまして、私ども、具体的な準備組合のほうからまだ正式な報告が上がってきていないものですから、今ご質問いただいた内容を次の打合せの場とかで確認していきたいと思っております。また
状況分かりましたら、個別にご
説明させていただきたいと思っております。
◆
小野田みか
まちの方は、やっぱりピッコロ・スクエアを人の流れをつくっていいまちにしようということに対してとても一生懸命考えておられますので、この間も質問させていただいたんですけれども、都道とか区道の規制緩和というところについても情報を知りたい、どういった形で公共の道を使えるとか、公共の場所を使えるのかという情報を区のほうから積極的にまちの方に教えていただきたいと思うので、そこら辺のご協力も願えますでしょうか。
◎
まちづくり調整課長
おっしゃるとおり都道、区道含めて、公共の用地の使い方など、その他手法とかいろんな策がございますので、こちらについても私どものほうで情報収集など、ヒアリングのほう含めまして得た情報をまちの方に提供していきたいと考えておるところでございます。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、用途地域等の
一括変更についてを議題といたします。
本件について、
理事者より追加の
説明はありますでしょうか。
◎
都市計画課長
昨年11月に
都市建設委員会にご報告させていただいて、今回1年後ということで、経過含めましての内容となっております。今回の本件でございますけれども、東京都が行っております用途地域等の
一括変更についてというところでございますが、まず東京都では、平成16年を最後に用途地域の一斉見直しを実施してきていなかったところでございます。用途地域の指定
状況と道路などの現況に不整合が見られたため、令和2年に用途地域を一括して変更するため、板橋区に用途地域の見直し原案の作成依頼がございました。この依頼を受けまして、板橋区では、令和3年度に板橋区用途地域の見直し素案を作成し、令和3年11月30日の
都市建設委員会に報告させていただいたところでございます。その後、令和3年12月に区内8か所で住民
説明会を実施させていただきまして、その結果を含めまして、令和4年1月の都市計画審議会に報告した後、令和4年3月に板橋区用途地域の見直し原案、こちらを東京都に送付させていただいたところでございます。今年度に入りまして、令和4年度でございますが、都市計画手続を進めておりまして、令和4年9月に用途地域等の都市計画案を策定し、東京都と協議を実施しております。本日は、この用途地域等の都市計画案をご報告させていただくものでございます。なお、令和3年11月にご報告させていただきました板橋区用途地域の見直し素案から変更はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
寺田ひろし
これ、以前から議論されてきて、議事録とかも拝見させていただいているんですが、素案から今回の議案については変更がないということなので、1点手法について確認なんですけれども、現地の
状況とか地形地物の変更箇所というところを照らし合わせていると思うんですが、これはいろんな書類とかあと現地とか、全部地道に一件ずつ照らし合わせて人の手で照合されているのか、それとも何かパソコン的なものじゃないんですけれども、そういうので一括してここは不整合がありますとか、そういうのが出てくるものなのか、ちょっと確認で教えていただきたいと思います。
◎
都市計画課長
資料自体がもともとの例えばその根拠になっているものというのがほぼ紙データというか、古いデータがございました。ところがその後、例えば赤道と言われる部分ですとか道路が計画されて、計画線から実施された。そういったことで、例えば、位置が変わったですとか、さらに根拠がなくなってしまった、こういうものがございまして、今回はその改正を行ったものでございます。ということでございまして、当然古いデータから、あと、例えばGISのようなもの、例えばそういった新しいデータなども活用しながら委託もかけて、職員の手も当然かけながら、丁寧に都と協議をさせていただいたというのが今回の経緯でございます。
◆
寺田ひろし
よく分かりました。なかなか大変だったと思います。前回が平成16年ということで、相当期間が空いた分、その分も膨大になっているかと思いますので、今おっしゃっていただいたようにGISとか、様々何か可能性があるものが今後活用されるように期待したいと思います。
◆
山内えり
私もこの間、いろいろ都計審ですとか、過去の素案のほう拝見しましたけれども、現状とのずれを修正するということで、今回11地区を一括で変更ということだと思うんですけれども、こうした見直しというのは、常に一括で見直しをしていくということなんでしょうか。今後も一括なのか。こういう見直しで現状に合わせたということなんだと思うんですけれども、17年ぶりということですし、これはもう普通の手法というんですか、この一括見直しというのはこういうものなんですかというか、本当質問の仕方も難しいんですけれども、個別にやるというよりは、一定の年度を区切って一括でやるのか、ちょっとそのあたりを教えていただきたいと思います。
◎
都市計画課長
今回の場合、東京都の用途地域等の
一括変更ということで、中身につきましては、資料の2ページ目、項番4のところに条件を付してございます。今回この条件の下、東京都が一括して変更を行うということで、今回16年ぶりではあるんですけれども、過去大体8年程度で変えてきたという経緯がございます。この間、16年ということで大きく空いてきた内容については、恐らく東京都の何かしらの判断があって、とはいえ16年たってある程度数もたまってきたので
一括変更しようという決定がされたのかなと思っております。ただ、用途地域に関しましては、今は基本的には、例えば地区計画とかそういったものと併せてやるのが原則になっておりますので、そういったものでない、例えば先ほどもご
説明したとおりでございますけれども、地形地物に当たるところで、もともと根拠にしていた、例えば境界線が一体化されることでなくなってしまったですとか、過去の赤道と言われる部分でそういった根拠物がなくなった、そういったこととか、道路が整備されて線が変わったということで、細かな影響というか、二次的な影響、そういったところを取りまとめたのが
一括変更かなと思っております。そういったことで区がやっていく部分と東京都がやっていく部分で、今回は東京都の要請の下行っているというところでございます。
◆
山内えり
また今後も8年後とか16年後とか、今後どんな感じというのは何か聞いているでしょうか。
◎
都市計画課長
今後でございますけれども、当然予定というのは決まっていないところなんですが、今回さすがに期間も空きすぎかなという感想を我々も持っていますので、そうならないように、早めに短いスパンでやっていただけるようなことは東京都にお願いをしてまいりたいと思っております。
◆
山内えり
それから、住民
説明会が昨年8か所でやられたということですけれども、何人ぐらいの方が参加して、何かご意見とかご質問とかどういうものがあったのかについても教えてください。
◎
都市計画課長
実際参加された方につきましては、8回の
説明会の中で21名ということで、これが多いか少ないかについては、大体こういう専門的なお話になりますとあまり参加されてこないなというのがこちらの感想でございます。ただ、こちらの
説明会をするに当たりましても、例えば各町会ですとかお話をさせていただいたり、また公的なお知らせの仕方、YouTubeなども今回は使っておるんですが、そういったところ踏まえますと、一定多くの方には周知できたのかなと考えてございます。
◆
山内えり
すみません。どういう意見があったか。なかったということでいいんですか。その
説明会での意見は何かあったでしょうか。
◎
都市計画課長
このお示ししている例えば図の中で違うんじゃないかといった、そういった具体的な意見というのはなかったところでございます。ただ、こういう専門的なお話でございますので、例えば用途地域のお話ですとか、そういったこれに関連する専門的な部分の質問という部分、こういったところは何件かいただいたところでございます。
◆
山内えり
すみません。最後です。YouTubeというのはどういう活用なんですか。やりますよというお知らせをYouTubeでしたのか、こういう図面のお知らせを画面でYouTubeで見せたのか、どういう活用のされ方だったんですか。
◎
都市計画課長
これ、今も見られるんですけれども、基本的にはお配りしている資料について言葉を加えてお話をしているような動画でございます。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
所管事項に関する質疑を行います。
山内委員より通告がございます。高島平緑地のPark-PFIについて、要旨、論点に従い質疑をお願いいたします。
◆
山内えり
この高島平緑地高島平九丁目に面積約1ヘクタールほどの場所で、細長い地形の緑地に今Park-PFIということで進めているということで伺っています。お聞きしたいのは、まずなぜこの場所が選定されたのかということと、現況、ここの利用者が年間どれぐらいいるのかとか、そのあたり分かるところ教えてください。
◎みどりと公園課長
まず、最初のなぜここにというところなんですけれども、もともとPark-PFIの制度を活用して実施する場合は、一定の大きさというものも事業運営、収益を上げるという意味では有効ですので、ある程度の大きさというものを持った上で、区内全体の中でいろいろと精査をした結果、ここが望ましいという結果になりました。それから、あと利用者人数につきましては、具体的なものは計測しておりませんので、把握しておりません。
◆
山内えり
大きさとかということなのかなと思うんですけれども、ここで区として選定して、どういう活用をしていくか今検討しているんだと思うんですが、
アンケートを行ってきたとも聞いていて、それはいつ頃どなたがどのような
アンケートをしてきたのか、経過についても教えてください。
◎みどりと公園課長
アンケートにつきましては、令和元年度の10月に区の施設、イベントというのがございまして、具体的には、秋の日本庭園、それから高島平まつり、それから緑のガイドツアーという、そういう3つのイベントを際した際に
アンケートを配付いたしまして実施したというものが一つ。それから、令和2年度にNTTドコモが提供するウェブ
アンケートというビッグデータを活用したそういう仕組みがございますので、それを実施しております。
◆
山内えり
そうすると、令和元年10月の
アンケートでは紙媒体でお聞きして、恐らくまつりに来ていた人にお聞きしたと思うんですけれども、何件ぐらい回答があったかとか、そのあたりって分かりますか。
◎みどりと公園課長
元年度の10月に実施した3つのイベントで回答を得た
アンケートの数字につきましては、全部で347件分ということになります。
◆
山内えり
あと、ウェブ
アンケートも令和2年に行われたということですけれども、これはどういう人を対象にどのように行うものなんですか。ちょっと方法についても教えてください。
◎みどりと公園課長
令和2年度に実施したウェブの
アンケートというものにつきましては、NTTドコモの端末での位置情報を基に
対象者を絞るという方式でして、具体的には、調査をした期間というのは、令和2年度の8月25日から27日ということになるんですが、実際に対象としたデータというのは、2019年1月1日から2019年の12月31日の期間中、高島平地域を30分以上滞在していた日が1日でもあった方というのを条件にしまして実施しました。その結果、人数としては、有効な回答数としては1,999人という数になっております。
◆
山内えり
こうした
アンケートも取りながら、今、区民の
皆さんにPark-PFIということで検討しているというような
説明会がされたというふうにも聞いていますけれども、いつそういった
説明会があって、どのような反応というんでしょうか。誰を対象に何人ぐらい集まって、どういうご意見とか感想があったのかというのは、教えてください。
◎みどりと公園課長
住民に対してのものというのは、先ほどの令和元年度の10月の
アンケートというところで行っているのがほぼ区民という形になっております。ドコモの令和2年度に行ったものにつきましては、区外が約半数という話になっている。区民が約半数という、そんな割合になっております。そのほか、住民に対する
説明ということで、令和4年度、今年度の7月7日に高島平地域の事務連絡会、高島平区政事務連絡会というところでこのPark-PFI事業について民間活力というのを導入した事業展開をしていく予定だという
説明をしております。
◆
山内えり
その
説明会で町会の
皆さんとか地域の
皆さんがお越しになって
説明を受けたけれども、どういうふうに今検討がされていて、今後どうなるのかというのがなかなかよく分からなかったということで声を聞いているんですけれども、区としてはそういう地域への
説明というのは今後もしていく予定なんでしょうか。
◎みどりと公園課長
今回、7月7日に実施したものというのは、いわゆる町会長会議ですので、住民の
皆さんが集まったというよりは、町会長の
皆さんが集まっているという、そういうところでの
説明を差し上げたところです。これから今準備中なんですけれども、ここで民間活用したPark-PFI制度を導入した事業についての公募というものを今月中下旬頃に出す予定で今進めております。今のところ、具体的なまだ事業者がどう出てくるかというのは分からないということ、それからこのPark-PFIの制度というのが事業者からの事業提案で内容というのが見えてくるというところもございますので、現在のところ住民に対して具体的な
説明をするというのは考えておりません。
◆
山内えり
この
アンケートが令和元年、2年にされたり、それからこの場所がどうして選定されているのかとか、一定の経過がある中で、なかなか区から報告がなくて心配だという声が届いています。今後その
スケジュールというのは、今、公募をやっているということですけれども、議会の報告だとか、そういう
スケジュールというのはどのようになっているでしょうか。
◎みどりと公園課長
11月の中下旬に事業提案の公募というものを行いまして、それから年内までに一応事業者からの応募を受け付けるという
スケジュールで、その後、令和5年1月の中下旬に応募があった事業者、複数あったもの、単体のもの、いろいろあると思いますけれども、事業者選定ということを行いまして、事業者が決定しましたら年度内、3月いっぱいまでに協定締結を終えるという
スケジュールでございます。そこで初めて事業者がきちんと正式に決定することになりますので、議会のほうへの報告というのはその後、4月以降で適当なタイミングをもって報告をする予定でございます。
◆
山内えり
そうすると、決定しないと検討
状況とか、今どういうことが検討しているというのは、報告はいただけないということになるんですか。
◎みどりと公園課長
そのとおりでございます。
◆
山内えり
町会長に対しての
説明は行われたと聞いていますけれども、そういう身近な地域の公園がどうなっていくのかというところが多くのことが耳慣れない言葉で分からなかったというふうにも聞いていますので、ぜひそういう検討
状況とか
説明会の開催など、そういった住民への
説明をしっかり行っていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○
委員長
以上で、
所管事項に関する質疑を終了します。
────────────────────────────────────────
○
委員長
鉄道立体化推進課長より、先ほどの
報告事項1に関して発言の訂正の申出がありますので、これを認めます。
理事者の入室を求めますので、少しお待ちください。
◎
鉄道立体化推進課長
先ほどの答弁の件で間違いがございましたので、訂正させていただきたいと思います。
項番1の(1)の
立体化の
促進協議会の
幹事会、3年ぶりの開催ということで、日時のほうを先ほど、令和2年3月24日と答弁したところでございますけれども、こちらは間違いでして、平成31年2月8日が第5回の
幹事会となったというものでございます。大変失礼いたしました。
○
委員長
では、以上で全ての議題が終了いたしました。
よって、明日の
委員会は開催いたしませんので、よろしくお願いいたします。
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委員長
以上をもちまして、
都市建設委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。...