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  1. 板橋区議会 2022-10-17
    令和4年10月17日決算調査特別委員会 区民環境分科会-10月17日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和4年10月17日決算調査特別委員会 区民環境分科会-10月17日-01号令和4年10月17日決算調査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  令和4年10月17日(月) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時45分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      高 沢 一 基       副主査     小 林 おとみ  委員      しいな ひろみ       委員      さかまき常 行  委員      荒 川 な お       委員      大 野 治 彦  委員      し ば 佳代子       委員      杉 田 ひろし  委員      川 口 雅 敏 説明のため出席した者  区民文化部長  林   栄 喜       産業経済部長  平 岩 俊 二  資源環境部長  岩 田 雅 彦       地域振興課長  町 田 江津子  戸籍住民課長  北 村 知 子       文化・国際交流課長
                                   小 林 晴 臣  スポーツ振興課長小 田 健 司       産業振興課長  小 林   惣  くらしと観光課長池 田 雄 史       産業戦略担当課長(産業振興課長兼務)  赤塚支所長   藤 原 仙 昌       環境政策課長  宮 津   毅  資源循環推進課長森 下 真 博       板橋東清掃事務所長                                歌 津 知 己  板橋西清掃事務所長             農業委員会事務所長          木 村   徹               (赤塚支所長兼務) 事務局職員  議事係長    龍 野 慎 治       書記      鈴 木 琢 真                区民環境分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の決算について(3頁) 5 閉会宣告 ○主査   ただいまから区民環境分科会を開会いたします。  本日も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にてお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎区民文化部長   おはようございます。本日は決算分科会でございます。令和3年度につきましては、新型コロナの関係では、第4波、5波、6波と、3回のピークがまいりまして、それぞれ緊急事態宣言等がございました。事業の中止や施設の休止等、利用制限もございましたので、これが決算にも現れていると考えているところでございます。質疑につきましては、簡潔明瞭を旨として行っていきたいと思いますので、本日はどうぞよろしくお願いします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員をご指名いたします。  さかまき常行委員、荒川なお委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。  また、お手元に配付しております決算調査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと、さらに会議終了時間までの残り時間は質問希望者で割り振ること、再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して20分以内で収めること、分科会では表決を行わないことなどが、9月30日の議会運営委員会で決定されておりますので、ご確認願います。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の決算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。全員ですね。では、質問の順番を確認させていただきます。  大野委員、さかまき委員、荒川委員、しいな委員、杉田委員、しば委員、川口委員、小林委員、以上の順に行います。なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際は、決算資料における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。それでは、大野委員。 ◆大野治彦   まず、令和3年度の決算が示されました。行政は、最大のサービス産業とも言われています。必要最小限の予算で最大限の効果を上げることなども行政の役割であるとも言われています。そこでお聞きいたします。初めに、区民文化部、産業経済部、資源環境部の令和3年度の決算について総括的な見解をお聞きします。予算の執行状況、課題なども含めて見解をお聞かせください。お願いします。 ◎地域振興課長   区民文化部の決算について、執行状況、課題、特徴についてご説明申し上げます。区民文化部は、集会施設、文化施設、体育施設など、多くの施設のほか、戸籍業務をはじめとする窓口業務や地域コミュニティ、文化、国際交流、スポーツ活動の推進など、区民生活に密着した幅広い業務を所管してございます。執行状況としましては、歳入総額9億6,300万8,000円で、歳入率は95.0%でございます。前年度比574億5,642万5,000円の減、歳出総額は72億7,481万円で、執行率は97.71%でございます。前年度比562億7,117万4,000円の減となってございますが、歳入歳出の減額理由はいずれも特別定額給付金給付事業終了によるものでございます。  課題としましては、日々変容していく新型コロナウイルスを受け、施設運営や事業実施に苦慮し続けているというところでございます。そうした中におきましても、区民の皆さんのご協力、また議会の皆様の周知活動などをいただきまして、一例ではございますが、地域センターの使用料に関しましては、前年度比2,007万円の収入増になるなど、回復してきているものもございます。特徴的なものとしましては、令和3年度は、いたばしNo.1実現プラン2025の初年度として、デジタルオンライン化の展開やスポーツや文化交流によって、地域の活性化を図るソフト事業を充実させるとともに、植村記念加賀スポーツセンターのリニューアルなど、各種施設の改修等のハード事業も行うなど、コロナ禍においても柔軟かつ積極的な施策と事業展開を図ってまいりました。DX戦略では、個人番号カード交付関連事務4億4,942万6,000円を支出してございます。ブランド戦略では、絵本関連展覧会の1,956万6,000円、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連事業1,361万4,000円、モンゴル国文化・教育交流協定25周年記念事業としまして181万5,000円、東板橋体育館周辺スポーツ施設整備として18億3,726万8,000円、植村冒険館の整備9,732万9,000円、さらにイベントによる魅力発信事業として、板橋Cityマラソンや区民文化祭、区民体育大会の3事業としまして1,309万5,000円を支出したところでございます。区民文化部の説明は以上でございます。 ◎産業振興課長   産業経済部の令和3年度の決算の執行状況、特徴的なところをご説明させていただきます。歳入歳出決算書になりますと、358ページ、359ページになります。産業経済費の支出総額でございます45億9,300万円余でございまして、前年度の決算額比で22億3,700万円余の増という状況でございまして、予算現額に対します執行率につきましては96.29%となってございます。令和3年度におきましては、計4回の補正予算を編成いたしまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けました区内中小企業者支援に係る緊急経済対策事業を実施してまいったところでございます。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、令和2年度に引き続きまして、いたばし花火大会を中止としてございます。同様に、この土日に開催できましたけれども、板橋区民まつり、来月予定しております農業まつりにつきましても、令和3年度につきましては中止というところでございました。それに代わる代替事業といたしましては、板橋区民ふるさとマルシェでございましたり、いたばし野菜秋のマルシェを実施してまいったところでございます。決算書の359ページの右端の備考欄の記載のございます、予備費につきましては、ものづくり研究開発連携センターの債権に関する、相続財産管理人の選任申立てに係ります家事予納金としまして100万円を、残りを企業活性化センターの指定管理者に対します新型コロナの感染症による会議室等の使用制限に伴います、使用料還付のための補填に要する経費として流用してございます。その下に記載のあります繰越事業費の不用額の1,100万円余につきましては、こちらはコロナ対策等を行いました営業時間短縮感染拡大防止協力金給付事業経費として、前年度より5億500万円を繰越し実施したものでございますけれども、協力金と一時支援金の給付事業の執行残となったものでございます。なお、歳出の増の主なものをご紹介させていただきます。決算書の360ページになります。産業振興推進費でございます。こちらの経営支援経費、3番にございますけれども、こちらが緊急経済対策といたしまして、経営安定化特別融資の実施によりまして4億9,300万円の増となってございます。決算書の、お手数なんですが、362ページをお開きいただきますと、同じく緊急経済対策といたしまして、項番9でございます営業時間短縮感染拡大防止協力金給付事業経費、こちらが繰越明許事業といたしまして4億200万円余の増でございます。項番10、地域経済活性化生活応援事業経費として、売上げが減少しております小規模事業者を支援するとともに、キャッシュレス決済の推進や区民の生活応援を図るために、キャッシュレスポイント還元事業、もう一つプレミアム付商品券事業を実施したところでございまして、7億9,100万円余の皆増でございます。項番11、中小企業者事業継続支援金給付事業経費として、こちら区独自の支援給付金実施によりまして12億8,900万円余の皆増でございます。同じく決算書の366ページの農業振興推進費でございます。こちらが、農業振興対策経費といたしまして、区内の認定農業者の生産、施設等に対する都市農業経営力強化事業補助金の実施により1,300万円余の増となってございます。ちょっと長くなって申し訳ございません。歳出減の主なものは、令和2年度に緊急経済対策事業として実施した小規模事業者緊急家賃助成事業、こちらは事業終了となってございますので5億3,000万円の皆減となってございます。そのほか、決算書でいきますと360ページになるんですけれども、お戻りいただいて、産業振興推進費でございます。商工業振興費、こちらがキャッシュレス決済ポイント還元事業の第1弾、いたばしプレミアムバル事業商店街活動支援金終了に伴いまして、2億1,600万円余の減となってございます。また、不用額の主なものは、商工業振興経費につきまして、コロナ禍の影響によりて、商店街のイベント等の事業中止、縮小のために2,200万円余の実績残でございましたり、経営支援経費につきまして、補助対象経費が見込みを下回ったことによる信用保証料補助、及び産業融資利子補給金の実績残といたしまして5,300万円余というところで、令和3年度につきましては、産業経済部のコロナの対策に注力をした1年でございました。 ◎環境政策課長   資源環境部は、手短に令和3年度の決算概要についてご説明させていただきたいと思います。まず、資源環境部の歳入でございますけれども、10億400万円ということで、対前年度比21.6%、1億7,900万円の増となってございます。主な要因でございますけども、空き缶等売却収入が売却単価の増によりまして1億4,800万円増になったこと。それから、粗大ごみの増により、廃棄物手数料が2,100万円増になったところが大きなところでございます。歳出は、まとまって書いてあるところがありますので、お手元に歳入歳出決算審査意見書がございましたら、薄い冊子でございますけれども、63ページを併せてご覧になっていただくといいかと思いますので、お開きいただければと思います。歳出ですけれども、83億9,000万円で対前年度比マイナス6.0%、5億3,600万円の減となってございます。清掃一部事務組合の清掃工場建て替え等に伴いまして、分担金が7,800万円の増となったところではございますが、高濃度PCBの運搬費、処理経費の皆減等による1億200万円の減、それから熱帯環境植物館リニューアル工事終了による4億1,100万円の減、それから不燃ごみ資源化量減等による資源収集経費2,600万円の減が主な要因でございます。主な事業につきましては、令和4年1月26日に行いましたゼロカーボンシティ表明を見据えた取組として、区民及び事業者への省エネ行動を促すために、電気、ガスのエネルギー使用量の削減を達成した際の削減率に応じてポイントを付与する、いたばし環境アクションポイント事業の実施、また再生可能エネルギー100%電力の本庁舎への導入を行っているところでございます。  最後に、課題というお話もございましたが、今後の廃プラスチックの分別回収に向けて、廃棄物の組成調査を実施し、今年度のモデル調査、区民アンケート調査を経て、中間処理施設及び収集運搬方法の検討を進めていく予定でございます。 ◆大野治彦   新型コロナウイルス感染症による事業の中止とか以外では、大きな執行残というのはないという認識で今お聞きしておりました。ありがとうございました。そこでお伺いいたします。主要施策の成果の159ページです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連事業ということで、予算が組まれていました。令和3年度はオリンピック・パラリンピックが東京で開催された年でもありました。新型コロナウイルス感染症によって、予定された事業が思うように行われなかったという報告も受けておりますけれども、板橋区が取り組まれた東京オリンピックパラリンピックの取組の成果について、見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   昨年度行われた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ですが、おっしゃられたとおり、コロナの影響で大会自体がほとんどの会場で無観客になって行われたりとか、今までに例のないような大会になりました。そんな中で板橋区として取り組んできたことは、イタリアバレーボールチームと協定を結び、練習会場として板橋区で活動していただくというところもあったんですけれども、こちらもやはりコロナの厳しい状況にありまして、感染拡大防止のためということで、想定していた区民との直接的な交流というのはできなかったところでございます。そんな中でも、イタリアバレーボールチームの選手たちが、区民に向けてメッセージを入れていただいたり、サイン入りのボール等をやっていただいて、そういったものを展示させていただく、またオリンピックで想定されていた聖火リレー等もあったんですけれども、こちらも公道での聖火リレーは中止になってしまったんですけれども、足立の市場をセレブレーション会場というところで、無観客で聖火リレーの引継ぎ、点火式というか、聖火リレーを内々の中でやっていくというところもありまして、そういったときに使われた聖火リレーのトーチとか、そういったものも区内の各体育施設などで展示させていただいて、直接競技を見ることはできなかったんですけれども、東京でパラリンピック・オリンピックが開催されたということで、そういったものをPRさせていただけたと思います。また、特に東京でパラリンピックが開かれたということで、障がい者スポーツ、パラスポーツに対する皆さんへの周知もかなり浸透されたと思います。板橋区においても、今年度に入ってからなんですけれども、初めてパラリンピアンのスポーツ大使を任命させていただきました。例えば昨日の区民まつりの際にも、スポーツ大使である森選手に来ていただいて講演会をやっていただいたり、パラスポーツ体験のところで一緒に体験していただいたりといろんな成果はあったのかなと思っております。 ◆大野治彦   私も、当時イタリアのバレーボールチームが板橋で、ホームタウンで協定を結ぶときに同席させていただいて、これはもうイタリアのバレーボールチームはトップレベルのチームなので、よくそのチームが板橋に来て、小豆沢体育館を利用し、練習していただいて、成績云々は別にしてもすばらしいことだなと思いますし、イタリアは板橋区とも友好交流都市協定を結んでいる都市でもありますので、縁があるのかなという思いでおりました。それに関連して、令和3年に東板橋体育館が植村記念加賀スポーツセンターということで、リニューアルオープンをしました。これは、指定管理者のほうで運営をしていただいているんですが、1年たっておりますので、以前の東板橋体育館と比べて変わったこととか、区民に与えている影響について見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   東板橋体育館の大規模改修が終わり、昨年の9月に体育館部分が、そして12月18日に植村冒険館を含めてグランドオープンされた植村記念加賀スポーツセンターです。このスポーツセンター、やはりバリアフリー、ユニバーサルデザインに配慮したつくりとなっていまして、例えばプールとかで車椅子のまま入水できるようなスロープをつくったりとか、ほかのところもスロープ等々造って、ユニバーサルデザインに配慮したものになっているかと思います。あと、やっぱり植村冒険館と一緒になったということもありまして、指定管理者の事業ではありますが、新たな取組として例えばトランポリンであったり、スタンドアップパドルボードを使ってヨガをやったりとか、そういった今までにない取組等も進めてきておりまして、そういったところで区民の皆さんにも新たなことに挑戦したり、体を動かすことの大切さ等を知っていただけるような施設になっているかと思います。 ◆大野治彦   ぜひ、また今後とも有効活用ができる施設になることを望みます。ここで終わります。 ◆さかまき常行   まず、私のほうからは、主要施策の成果182ページの板橋区産業振興公社の運営について関連してお聞きしたいと思います。その中の(1)経営支援についてです。まず、専門家派遣の令和元年度からの件数の推移といいますか、また今年度、現時点までどれぐらいの実績まできているかという件数の推移と、あと恐らくこの182ページに書いている347件というのは延べ件数かと思いますので、もし分かればリピートしたことを除いて、例えば1人の方が複数回来ているケースがあるのかないのかということがちょっと分かるようなもし数値があれば、実際に延べではなくて来ている方の相談人数ですか、もし分かればお聞かせ願えればと思います。 ◎産業振興課長   ちょっと今手元に数値がございませんで、申し訳ございません。 ◆さかまき常行   じゃ、詳細は資料でお願いいたします。その上で、もし分かれば減っているか増えているかというような傾向は今分かりますか、数値がないと分からないでしょうか。 ◎産業振興課長   専門関係につきまして、やはりコロナ禍というところがございますので、いろいろ助成金のサポートであったり、そういった側面的な支援というところもございます。そういった意味では、コロナ禍以前よりかは、ご相談、ご利用いただく件数は増えていると捉えてはございます。 ◆さかまき常行   承知しました。時系列の数値はないようですが、その上でちょっと分かる範囲で、こちらにはその内訳が載っております。例えば、その内訳から、コロナ禍以降の傾向が分からなければそれで、3年度に限ってで結構なんですが、相談内容の変化といいますか、そういったものがあったかどうかをお聞きしたいんですが。例えばコロナ対策関係の事業の助成金サポートの相談であれば、ここのところそんなに増えていないとか減っているとか、そういった助成金自体が昨今では終了していることがございますので。あるいは相談に来られる事業者の方の業種や業態の変化があるのかどうか、またそういった変化から読み取れることといいますか、事業者の方が直面する課題、そういったものが読み取れること、あるいは分析できることなどあれば、詳しく分かればいいんですけれども、概要でも構いません。どう捉えているかを聞かせてください。 ◎産業振興課長   令和3年度につきましては、国や都でいろいろな給付の支援策が展開されてございました。そういった中で、よくお問合せいただくのは、やはりちょっと申請書の書き方がなかなか難しいというようなお話をいただいたりもしてございます。そういった中では、専門家派遣による支援はさせていただいたところでございます。今年度になり、そういったなかなか給付事業というところではなく、国・都も含めまして違った支援の方向にかじを切られているのかなというところでございますので、傾向としては、そういったコロナの対策ということではない専門家の要望というところは、需要が出てくるのかなと捉えてございます。 ○主査   多分、今さかまき委員は相談の内容とか傾向、それをお聞きしている。 ◆さかまき常行   今、おっしゃっていただいたこともお聞きしたかったことではございます。また、主査おっしゃったとおり、相談の内容でもし変化、例示といいますか、そういった内容の範囲が分かれば聞かせていただければと思います。 ◎産業振興課長   すみません、はっきりとお答えできなくて申し訳ないんですけれども、そういったところでは、いわゆる経営支援では、コロナ禍での経営難というよりかは、今度、例えば事業を行っていく上で、違うところでの経営の困り事とか、そういったほうにシフトをされてきているというところではございます。ちょっとすみません、具体的な内容でいいますと基本的には経営全般ということになってまいりますので、様々な事業を運営するに当たりましての課題というのが難しいところで、例えば中小企業診断士の方が、経営の相談に寄り添ってお答えをするという内容になってきていると捉えてございます。 ◆さかまき常行   続いて、この経営支援の中にあります事業再構築補助金申請サポートに関してなんですが、国の事業の申請のサポートかと思うのですが、サポートの件数など、この補助金の活用、申請の実態、活発に利用しているのか、周知が足りているのか足りていないのか、ニーズはあるのかどうか、そういったことも含めて、申請サポートしている件数から見れる状況が分かれば教えてください。 ◎産業振興課長   こちらにつきましては、個別相談会というものを8日間行ってございまして、うち27件のご相談がございました。あと派遣の実績といたしましても50件でございますので、やはりウェブだけではなかなか申請が難しいというお声に、しっかりと対応ができたと考えてございます。 ◆さかまき常行   この補助金、ニーズとしては活発に活用されているという実感があるのか、あるいはこんなものなのか、いやもっと来てもいいんじゃないかと、その辺の感想はもしあれば聞かせてください。 ◎産業振興課長   事業の再構築ということでございます。今の現状の事業をうまく改善していくという方法と、全く新たに再構築していくというようなところ、コロナ禍どう乗り切っていくのかというようなところでは二分されるのかなと考えてございます。そういった中で、事業の中身をしっかりと再構築するという件数は、この程度でしっかりと活用されているのではないかと考えてございます。 ◆さかまき常行   承知しました。続いて、この経営支援の中にあるセミナーに関してなんですが、この実施状況、参加ですとか、視聴と書いてありますが、この実施状況をどのように評価されていらっしゃるかというのをお聞きたいんですが、個人的にはもうちょっと活発に利用されてもよいのかなと感じている部分もあるんですが、こういったセミナーの広報周知や情報発信、十分かどうかなども含めて、この実施状況をどう評価されているかお聞かせください。 ◎産業振興課長   令和3年度、コロナ禍というようなところもございまして、なかなかセミナー等で人が集まっていただくことが難しい中で、工夫しながら周知等もさせていただいているところでございます。通常、公社のホームページでございましたり、ご登録いただいているSNSでの発信でありましたり、あとは通常区内の企業を回っている企業活動コーディネーターさんが直接チラシを持ってご紹介をさせていただいたりというところで、いろいろな展開をさせていただいているところではございます。そういった意味では、令和4年度になり、コロナが落ち着いてきたところでは、さらに集客を伸ばせていけるのかなというところでございます。令和3年度につきましては、少し寂しい数字だった部分は否めないところではございます。 ◆さかまき常行   承知しました。このセミナー自体が、コロナ対策の事業として行われているので、コロナ禍においても利活用されるほうがよいのかなと思ったもので、ちょっとお聞きをいたしました。昨今、中小企業庁とのところでも、中小企業の支援として、一般質問でも若干鈴木議員が触れていましたけれども、経営力再構築の伴走型モデルというのが打ち出されているかと思います。目先の課題に対して、困っていればこれを使いなさいというようなそういったものを示すという課題解決型の支援ではなくて、非常に難しいと私も感じてはいますが、対話・傾聴による経営の点検ですとか、経営課題の気づき、何かその資料だと腹落ちという表現をしていますが、課題解決に能動的に行動を促していくという、自分で走る自走化の動機づけ、こうした伴走型支援に向けた政策展開の在り方ということを検討されていると聞いております。支援の在り方もそうですし、ご相談の傾向というのも直接的に何か使えるものを求めるというよりかは、やはり経営全般というところにシフトしてきているのかなというのもちょっと質疑をして、感じている部分もあります。こうした流れと傾向を受けて、本区での経営支援の相談の在り方、あるいは方針として取り入れられていること、あるいは取り組まれようとしていることなどあれば聞かせていただければと思います。 ◎産業振興課長   こちらに記載があるのは、公社の経営支援というところではございます。まず、区でも経営相談の窓口を設けてございます。まさに、公社は伴走型の支援をしに行っているところでございまして、公社ならではということで、先ほどお話させていただきました企業活動コーディネーターが日々区内を巡回をさせていただいておりますので、そこで何かお困り事があれば、そういった相談につなげていくという地道な活動にも取り組んでいるところでございます。あと、舟渡にございます企業活性化センター、こちらで経営改善チームということで、通常の経営改善、また併せてコロナ禍ではございますので、さらに対策強化ということでコロナ対策のチームを設けてございます。企業活性化センターにつきましては、国で進めておりましたよろず支援機関というところのまさにモデルとなった相談の機能でございます。板橋モデルということで、全国的に都道府県レベルで展開されていったものでございまして、そのあたりは、板橋区につきましては、区のレベル、区市町村レベルで行っているというところで、しっかりと経営改善を行えるスキームにはなっているかなと捉えてございます。
    ◆さかまき常行   今、いろいろお聞かせいただいて、非常に参考にもなりました。また、今後の経営支援、起業支援ということに、施策についてもその傾向を踏まえながら、ちょっと私自身も考えていきたいと思ったところでございます。続いて、主要施策の成果172ページのにぎわいのあるまちづくり事業についてお聞きしたいと思います。時間がもう少しあると思いますので、まずここにございますイベント事業、様々コロナ禍の影響を受けた年度かと思いますが、令和元年度60事業から、令和2年度28事業、令和3年度は36事業と半減しながらも若干盛り返しているのかなと見ております。この流れで、令和5年度はどのぐらいの事業が再開される見通しなのか、あるいはこうして半減しつつもコロナ禍の中でもう実施している事業の内容、特徴というんですか、各地域の中で行われているものの工夫など、そういったことが分かれば教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   このイベント事業でございます。やはり、令和3年度につきましては、コロナ禍というところで事業中止が相次いだところでございます。やはり、工夫されて実施されたところは、しっかりと感染対策ももちろん取りつつというところではあるんですけれども、令和3年度でいきますと、緊急事態宣言が出ていた時期でありましたり、あとはまん延防止等重点措置が出ている時期では、なかなか事業も実施しにくいというところもございますので、時期をずらして可能なところで各商店街さんのほうで感染対策をしっかり取りながら実施したところでございます。令和4年度につきましては、そういった制限が緩和、また制限がなくなってきているところでございますので、こういったイベント事業では増加傾向というところに、通常の日常に戻りつつあるのかなというところでございます。 ◆さかまき常行   同じ事業の中にあります、魅力ある個店の創出・発掘支援事業というふうに、173ページにございますが、ちょっと申し訳ありません、勉強不足で。具体的にどういった事業内容なのか、これはコロナ禍で実施ができず中止と書いてありますが、どういった内容の事業で、コロナの感染拡大に伴ってやれないというのは、ちょっと人が集まるようなものなのかどうなのか、そういったことを聞かせていただければと思います。 ◎産業振興課長   魅力ある個店の連携支援事業、こちらにつきましては、個店が2店舗以上で連携して実施するイベントに、事業等に対しまして補助させていただいているものでございます。そういった中では、やはりイベント的なものが多く、先ほどの通常のイベント事業同様に、緊急事態宣言等で制限される中でなかなか難しいという部分もあったかというところではございます。 ◆さかまき常行   似たようなことで、魅力ある個店の連携支援事業がございます。こちらもちょっと具体的な事業内容をお聞きしたいのと、こちらはコロナ禍であっても6事業実施されたと書いてあります。この辺は、コロナ禍の中においても実施できる事業ということでどういった事業なのか、あるいは何か工夫されて行われたものなのか。その辺お聞きできればと思います。 ◎産業振興課長   大変失礼いたしました。先ほど、ご説明させていただきましたのが、魅力ある個店の創出・発掘支援事業ではなくて連携支援事業のほうでございました。そういった意味では、イベントの事業ということで2店舗以上が連携して行うというものでございます。先ほどのご質問ありました、魅力ある個店の創出・発掘支援事業につきましては、個店の経営者向け、経営力の向上というところで講演会を実施するのとともに、実践型の講座を数回行っていくものでございまして、こちらなかなかコロナ禍というようなところでちょっと開催が難しいと。しっかりと料金も頂いて実施するというイベントでしたので、途中で中止となってもいけないところがございまして、事業自体を残念ながら中止させていただいたところでございます。 ◆荒川なお   私は、最初に主要施策の成果の211ページにあります、(2)の食品廃棄物減量というところで、予算の分科会のときにも以前質問もさせていただいているんですけれども、この中でこの一番下のところにフードドライブの地域センター常設窓口というのがありまして、令和2年度は290人と、令和3年度は489人ということで、数字の上ではかなり大きく跳ね上がっていると認識しているんですけれども、どういうことが要因でこういう数字が上がっているのかをまずお聞きしたいと思います。 ◎資源循環推進課長   ご質問いただきましたフードドライブの地域センター常設窓口でございますが、こちらのほうは、今ご指摘いただいた表のとおり2年度から開始したものでございまして、3年度大きく伸びている要因としまして、一つにはやはり2年目になりまして知名度といいますか、認知度が上がったということも考えられます。もう一点が、昨年10月には一応キャンペーンを実施いたしまして、一定程度お持ちいただいた方には粗品進呈ということで、キャンペーンを張らせていただきましたので、そのときに10月には集中的に少しおいでいただいた、そういったことから少しずつ多くの方に認知していただきまして、数字が上がっていったものと考えてございます。 ◆荒川なお   10月に大きく増えた、でも全体として、その10月だけが大きく増えたということなのか、例えば今年度まだ実施されていると思うんですけれども、その後の傾向も併せてお聞きしたいんですがお願いします。 ◎資源循環推進課長   3年度でございますが、平均しますと、例えば4月当初ですと、1か月間でのお持ちいただいた方の人数が32人でございました。食品点数につきましても300点程度ですが、この10月に関しましてはこの1か月間で提供者が64人ということで倍増しております。また、お持ちいただいた点数も先ほど三百数点というところが、この10月の期間は816点という形で点数が大きく伸びておりまして、11月以降になるとまた400点ということで少し落ちていますが、やはりそれ以降少しずつ数が増えており、今年度に入りましては、もう4月の時点で800点、4月、5月は400点でございますが、6月、7月で900点、7月は1,000点でございますので、この増加傾向は続いていると。昨年10月のキャンペーンだけにとどまらず、いろんな形で媒体でいろいろ取り上げられていただくこともありまして、増加傾向にあるというのは続いていると言えるかと思います。 ◆荒川なお   令和3年度で一番最初は300点から、ちょっと前ぐらいになると思う、夏ぐらいに7月で1,000点と言っていましたか。なので、そうするともう3倍ぐらいに広がっているわけですけれども、例えばその受け入れている窓口というのは、これで見ると地域センターでやっているということだと思うんですけれども、人数として、地域センターの人数は変わっていないと思うので、足りているのか、ちょっとその辺についての見解もお願いします。 ◎資源循環推進課長   お持ちいただいたものにつきまして、地域センターのほうでリスト化をしていただいております。その手間というのは、結構一定程度あるかと思いますので、今の段階では、申し訳ございませんが、地域センターの職員の皆さんのご尽力でいただいているところですが、これ点数がどんどん増えてきますと、少し考えなきゃいけない事業になるのかなと検討しているところでございます。 ◆荒川なお   その検討というのは、例えば今もう3倍になっていて、いきなり下がらず、何となくある程度続くのかなというのは、何となく考えるところではあるんですけれども、例えば地域センターだけでできないのであればどこまでできるか分からないにしても、場所を広げるだとかそういう検討というのは、定期的に行われているんですかね。行われていれば、その中身も教えていただきたいんですが。 ◎資源循環推進課長   今、地域センターの窓口全18か所で常設ということで始めまして、それが功を奏したかどうか分かりませんが、今増えているという状況でございます。その他の方法としまして、さらに地域センターといっても18か所しかございませんので、それ以外、今1店舗ですが、ファミリーマートと協定しまして三園地域、少し地域センターの手薄な地域に1店舗、コンビニでの受付も始めました。また、新たにマルエツさんと、1店舗ですけれども協定を結んで、そこでも受付を始めさせていただいています。そういった形で、区の施設に限らず、少し皆様方がお持ちいただきやすいところで、事業所との連携も含めてどういった場所でやっていくのがいいのか、必ずフードドライブ受付後に、その後の運搬作業の手間もありますので、そういったことを含めてどのような形で進めていいのかということは内部で検討しているところでございます。 ◆荒川なお   それで、聞いていると民間のところに、まだ2店舗ですか、マルエツとファミリーマートということで。ただ、コンビニとかであると結構すぐに閉店するというケースも多いので、大手スーパーもそうですけれども、やっぱりそれだけでいいのかなとも思いますし、そうすると、運搬のこともお話ありましたけれども、人手とかも今後、結構そんな遠くない時期に必要になってくるんじゃないかと思うんですけれども、今の人材だけではやり切れないと思うんですけれども、そういうことも含めて話もされているということなんですか。お願いします。 ◎資源循環推進課長   もちろん、事務量がどのぐらい増えていくのかということも含めて、そこは全体のバランスになりますので、どのぐらい増える見込みなのか、増えたらどのぐらいの手間がかかるのか、そういったものを総合的に検討しなくちゃいけませんので、もちろん飛躍的に数が伸びるようであれば、何かしら例えば運搬について委託を考えるですとか、いろんな形で総合的に考えていきたいと思っているところでございます。 ◆荒川なお   結構早急に、具体的に進まないとニーズというか、求められてくるものは大きくなってきますし、あと聞きたかったんですけれども、その地域センターによって、つかんでいればなんですけれども、多いところと少ないところに少し差があると思うんですけれども、例えばそういったところもつかみながら、今後民間とか、近くの区の施設とか、そういうところまで考えているのかというのもお聞きしたかったんですけれども、すみません、お願いします。 ◎資源循環推進課長   今、ちょっと具体的に私手元に資料ないんですが、確か18地域センターの中で赤塚支所が比較的多いように聞いておりますので、そうした状況も踏まえて、例えば潜在的ニーズが高い、地域によって差があるのであれば、そういったところに先ほどの事業所の連携含めて、少し窓口の数を強化するとか、そういったことはデータを見ながら検討したいと考えております。 ◆荒川なお   傾向をしっかりつかむということも大事だと思いますし、私が知っている人の中では、やっぱり結構そういうのを協力したいということで、本当はフードロスをなくすための事業ですけれども、取り寄せて貢献したいということなんですが、そういうことをやっているという方も聞いてはいますので、ある程度このニーズというのも早くつかめるのかなとは思うので、そういう対策もしっかりと取っていただきたいと思います。すみません、既にもう答弁の中に入っているのかもしれないんですけれども、これは以前に聞いた中では、社会福祉協議会、さらには福祉部のほうへとフードバンクとか、子ども食堂とかのほうにつないでいくということでしたけれども、福祉部とか社会福祉協議会とも連携された上で、今、先ほどのような答弁ということなのか。さらに、まだ答弁されていない部分があれば、そこも含めてお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎資源循環推進課長   もともとこの事業につきまして、やはり区が集めた以上、それをどうやって供給するのかというのは必ず課題になりますので、社会福祉協議会のほうと事前に打合せをさせていただいて、現在ですと地域センターがリスト化したものを社会福祉協議会が取りまとめる、社会福祉協議会がそれを子ども食堂等に提供し、子ども食堂さんが必要と思われる食材を各地域センターに取りに行く。そして、残ったものについては区が回収しまして、区内のフードバンクさんにお渡しする。このようなスキームでやっているということは、福祉部も含めてきちんとお話をさせていただいています。今後、この量が増えるですとか、さらに違うやり方であったりということにつきましては、またそういった団体とも情報提供しながら、どのような方法が一番適切なのか検討していくというふうに考えております。 ◆荒川なお   区も連携しているフードバンクのチラシとかを見ると、やっぱり受け取りに来ている方が増えているという、予約とかもチラシの中にも書いてあるんですけれども、増えているので早めにとか書いてあるので、今後も多分民間のいろいろなところの情報を見ると、需要は相当増えてくるのかなと思うんですけれども、例えばちょっと窓口のことで、ちょっと戻るんですけれども、昨日、おとといやった区民まつりのところであるとか、一時的なところになりますけれども、そういうところでさらに窓口を広げるとか、そういうところまでは考えられたのかというのは、検討されているのかというのもお聞きしたかったので、すみません、お願いします。 ◎資源循環推進課長   啓発的な意味では、そうしたイベント会場等でフードロス関係の受付をしますよということも必要かもしれませんが、この間イベントでやってきた経過もございますが、事前にきちんと周知で、当日イベント会場に食材を持ってくるということはなかなか難しいのと、気がついたときに残ったときに持っていけばいいというのがイベントではなかなか難しいので、やはり効率的に量をある程度確保するという意味では、イベント会場よりも常設の窓口のほうがより広い範囲で手近なところに常設窓口が効果的だろうと思っていますので、啓発的なところでイベント等でやることもございますけれども、基本的に今は主力としては常設窓口に重きを置いているのが実情でございます。 ◆荒川なお   常設のところへと重きを置いているってことなんですけれども、食料を提供する人の中に、どこまでか分からないですけれども、子育て世代の方とかも結構多いと聞いているんですけれども、例えばそうすると常設であれば、保育園であるとか児童館とか、それぐらいしかちょっと今思いつかないですけれども、そういうところも、ほかにもありますけれども、受け入れる場という方向にすることも必要かなと思うんですけれども、そこは子ども家庭部とかとはお話し合いになったことはありますか。 ◎資源循環推進課長   お子様の子育て世代の方が、自分のうちで余ったものを、例えば同じ子育て世帯の方に何とかという思いもありますので、一定程度ニーズはあるかと思うのですが、我々内部でも少しは検討しているところなんですが、ただ実際に食材というものを扱う以上、誰かがその受付の部分で立ち会って確認しないといけないという業務が発生しますので、そういった点で数少ない職員数で、子どもの安全という意味で動いております児童館、保育園では、現時点でその部分については厳しいのかなというところで、受付窓口としての候補ではありますけれども、なかなか実際踏み切るのは厳しいという判断をしているところでございます。 ◆荒川なお   ただ、踏み切るのに厳しいというところです。やっぱり、人材のところだと思うんです。だから、やっぱりそこは、例えば児童館とか保育園、そこのために人を配置するというところもあるので、難しい面ももちろんあるんですけれども、やっぱり需要が今増えている以上、何らかそういう形でやれること、常にじゃなくてもいいと思うんですけれども、この曜日であるとか、この月の何日であるとかそういうことを限定すれば少しできるのかなと思うので、さらにニーズもいろいろ変わってくると思うので、検討はしていただきたいと思います。すみません、じゃ次に行きたいと思うんですけれども、先ほどもちょっと質問ありましたけれども、主要施策の成果159ページで、オリンピック・パラリンピックの関連事業のところで、いろいろオリンピック後も展示であるとか、幾つかやっているということは先ほども答弁にありました。大事な点が、これも何度か質問していますけれども、その後、例えば競技をする方が、さらに気軽に競技できるような環境というのは、まだこの板橋区の中では手薄かなと、弱いかなと思っているんですけれども、その考え方について今後どういうふうにしていくのかをお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   オリ・パラがありまして、スポーツに対する関心は高まったと思います。それで、そのときにスポーツできる環境がというところなんですけれども、昨年度で言えば、先ほどもちょっと申し上げたように、加賀スポーツセンターの大規模改修等ありまして、ユニバーサルデザイン化を図ったりとか、そういったところも含めて、やはり身近なところで皆さんがスポーツできる環境を整えていくというのは大切なことだと思っております。また、オリンピック関連でいうと、先ほどイタリアバレーボールチームのお話をさせていただいたんですけれども、やはり来ていただいて、誘致の記念という形で今年度に関してもバレーボール教室等もやらせていただいておりますので、そういったイベント等を通してスポーツにさらに関心を持っていただいたりすることも必要かなと思っております。 ◆荒川なお   関心持ってもらうのはもちろん大事なんですけれども、そこから先がなかなか、今度やれる環境がないわけです。そこを聞きたかったんですね。関心持ちました、だけど次に行くステップがないということで、以前に予算総括質問なんかも、例えばスケボーもオリンピックでもやられていますけれども、影響力もかなりあるわけですけれども、そういう施設の充実であるとか、さらにもっと言えばたくさんあるわけですけれども、そういうところにさらにワンステップ進むためのことを聞きたかったんですけれども、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   オリ・パラもそうなんですけれども、やはりスポーツも新しいスポーツとかはかなり多く出てきたりしているというところは、私どもも把握しています。ただ、区の施設もやはり有限でありますし、新たに施設を造っていくというところでも維持管理のほう、費用等も含めて検討していかなければいけないところだとは思っております。なので、そのような状況の中で、できる限り機会を増やせるのはどういうふうにしたらいいかというところは、例えば区の施設だけではなくて、都の施設等も含めてどういうふうにしていくのがいいのかというのは検討して、調整していくことが必要かと思っております。 ◆荒川なお   例えば体育施設の中で、施設をいきなり増やすと言っても、もちろん時間がかかりますが、やったほうがいいとは思うんですけれども、例えば今9時半ぐらいまでですか、営業時間というのが。違いますか、後で答弁いただけたらと思うんですけれども。やっぱりそういう時間とかを、民間とかだと結構深夜に近いぐらいまでやっているところもありますけれども、そこまでやるかどうかは別ですけれども、そういうこととかもひっくるめた、検討というのが必要かなとは思うんですけれども、そこについてもお願いします。 ◎スポーツ振興課長   今、区立の体育館では、平日は11時まで一応延長して開館しております。ただ、今コロナの後の影響なんですけれども、やはり夜の時間帯に利用される方がコロナ前に比べてはやっぱり減っているという傾向もございます。そういったところも含めて、できる限り皆さんに参加、スポーツに取り組みやすいような形でやっていければとは思っております。 ◆荒川なお   あと、これも過去の一般質問等でもやっていますけれども、この間コロナ禍で競技がというか事業がそもそもなくなってしまったというものがあったと思うんです。水泳教室とかも以前質問しましたけれども、そういったことについてもやっぱり今そのままできないままだと、環境がないわけです。今、別の機関でやっているというのもありますけれども、やっぱりそれをさらに拡充させていくというところも必要だと思うんですけれども、今廃止された事業について今後どういうふうに考えているかもお願いします。 ◎スポーツ振興課長   今まで、区で行ってきた事業を廃止して、例えばそれぞれの団体に担ってやっていただいているものもございます。やはり、スポーツする、見る、支えるという観点がありまして、支えるという視点もすごく大切だと思ってはおります。ただ、それぞれの団体が自主的にそういったものを、大会等を開けるようになっている状態であるほうがさらに望ましいかと思います。そういったところでは、各団体がそういった大会を開けるように、区のできるところでのサポートをしていければとは思っております。それ以外にも、区でも、また区民の方が参加できるような、イベントなり、事業というのは検討していきたいと思っております。 ◆荒川なお   今、区内の団体というお話ありましたけれども、結局その団体の力量というのも、自主的にやってもらったらもちろんそれいいことなんですけれども、力量もありますし、そこが小さくなったとしたら、そこにサポートするものとか、予算だって年間で決めるわけだから、ないとなったときには、事業そのものが縮小してしまうという可能性もあるわけですよね。そういうことも見込んだ事業をつくっていかないといけないと思うんですけれども、再度同じ答弁なるかもしれないですけれども、答弁を求めます。 ◎スポーツ振興課長   おっしゃるとおり、その受け手の団体の力量というところもあるかもしれないんですけれども、やはり区として例えば広報であるとかそういったところで、支援しながらやっていければと思っております。 ◆しいなひろみ   就職活動サポート事業についてお尋ねしたいと思います。決算書360ページ、事務実績調書ですと3の2、主要施策の成果ですと180ページとなります。まず、最初にお尋ねしたいのは、区内に様々な事業所があると思うんですが、実際人材が足りている職種、そして常に不足している職種、大きく分けますとどういった職種に過不足があるのか、そのあたりは所管として把握をされているのでしょうか。 ◎産業振興課長   数字的に捉えているということではございませんけれども、産業振興課のほうで、商業、工業という部分でいきますと、やはり今飲食業のところでの、アルバイトの人員不足はあろうかとございます。あと、やはりものづくり企業で製造現場、そちらの事務ではない部分の労働力というところが、人材が不足しているというお話を聞くところではございます。足りているというところでは、特に足りているところからお声がかかるということはあまりないんですけれども、いわゆる一般的な事務職というところでは、一定程度を満たされている部分があろうかとは考えてございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、飲食のほうですと、やはり正社員よりもアルバイトを希望される職種のほうが多いと思いますし、今の製造の現場ですと、働きたい側とするといろんなご希望があって、なかなか就職につながらない現状などあると思うのですが、そういったところに人を手当する、何か積極的な対応というのは、所管として考えていらっしゃったり、実践されたりしているのでしょうか。 ◎産業振興課長   飲食店等のアルバイト雇用というところで、今産業振興課で積極的に何かというのは、特に事業的には行っていないところではございますけれども、全般的なところでいきますと、この就職活動サポート事業の中で、例えばこの人材確保促進支援事業では、企業側と求職者のマッチングというところで、事業者側は割と製造現場での求人を求めているところで、そういったところでつなげるような取組は実施しているところでございます。 ◆しいなひろみ   決算書のほう見させていただきますと、予算が4,967万3,000円で、決算規模が3,481万3,799円、差額が1,485万9,201円となっているんですが、この差額の理由はどういったことなんでしょうか。 ◎産業振興課長   先ほどご説明させていただきました人材確保促進支援事業、こちらのほうが、主要施策の成果にもございます、正規雇用人数が少なかったというところで、契約の段階での減額理由というところでの事業者に対する経費を抑えたというところでの差額となってございます。 ◆しいなひろみ   民間で今就職を希望する方、そして求人を応募する会社、このマッチングというのがとても積極的ですし、今はスマホの登録などを使いますと、希望の職種に登録すると1日何件も、住所地の近くだったりで条件に合うところの情報が流れてきたりする状況です。あえて、この本区が就職のためのサポート事業に取り組まなければいけない大きな理由というのは、どういったところにあるのでしょうか。 ◎産業振興課長   今、委員お話しのとおり、民間でも様々な求人、雇用のマッチングを進めているところでございますし、もちろん国でもハローワークではあっせんをさせていただいているところでございますので、区で雇用を取り組むということの一番大きな点につきましては、区内事業者に対して、なかなか人材が集まらないというような事業者に対しての支援が中心になってくるかと考えてございます。そういった意味では、この人材確保促進支援事業につきましても、令和3年度につきましては、コロナ禍で失業された方等に焦点を当てさせていただいて、区内の事業者にうまくマッチングができればというところで進めた事業ではございますけれども、件数的にはなかなか思うように上がらなかったところが実情になってございます。 ◆しいなひろみ   こちらに出ている主要施策の成果の181ページの人材確保促進支援事業を見させていただきますと、就職決定者が3人で、うち正規就労となったものが2人と出ております。この数字だけ見させていただくとかなり厳しい状況であり、この事業を継続させていかなければいけない理由がよく見えないです。これに関して、当初の区の目標の人数は何人だったのか。そして、実際申込者が何人だったのか。登録が何人だったのか、この結果就職3人に至るまでの数字の流れを少しご説明いただきたいんですが。 ◎産業振興課長   こちらの人材確保促進支援事業、目標としては20人の雇用を目指していたところでございます。最初のお申込みの段階では44名の方のお申込みがありました。その後、委託事業ではございますけれども、キャリアアドバイザーから事業説明の後に登録いただくスキームであったというところで、同時に就職活動を並行して行っている申込みの方も多く、就業が決定して登録に至らないケースもございまして、28人の実際のご登録となってございます。登録者と事業者のマッチングが行われましたけれども、条件面で合致しないものもございまして、結果3名の方が派遣で就業、いわゆるトライアル就労へ進めさせていただいて、最終的には3人の就職決定に至ったところでございます。 ◆しいなひろみ   こちら、トライアル就労なんですよね。トライアル就労ですと、事業所側としましては、例えば実際採用はしてみたけれども、継続的に採用していくに当たってちょっと不安だなという場合なんかも、なかなか今の制度ですと、就職の継続を途中で打ち切るということができにくい状況なんです。そういう中で、このトライアル就労ですと、もう初めから確か2か月という期間限定での一旦採用ですので、事業所側としては何か課題があった方を採用してしまったときに採用終了につながりやすいというメリットはあります。ただ、働く側としては、本来の試用期間とはまた別に2か月後に、いわゆる首を切られてしまうかもしれないというご不安があると、なかなかこの制度で就職をするよりも、通常どおりハローワーク経由とか、そちらを選ぶような気がするんですが、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   まさに今お話しいただきましたとおり、事業主側でいきますと、実際に最大2か月ということではございますけれども、雇用というかトライアルで就労していただいて、その人の技量であったり能力というところを、一定程度確認はできるというところでのメリットもあろうかと思います。また、逆に求職者側では、自分が求めていた職種でない場合でも例えばチャレンジをしてみて、その2か月間でこういった職種、お仕事もあるんだというところで、じゃここに勤めてみようと思っていただける期間ともなり得ます。お互いにメリット、デメリットはあるというところではございます。冒頭でもご説明しましたとおり、この事業だけに申し込まれている方ばかりではなく、まさに民間のスキームであったり、ハローワークであったり、いろいろお申込みをいただいていて、就職につなげていこうという方が多いところもございますので、その中で選択としてこちらの事業で選んでいただける部分もあったのかなというところではございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、この紹介予定派遣を使用した場合、2か月間のお給料はどこが持つんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらの最大2か月間、1か月ないし2か月ということにはなってまいりますトライアル就労の部分でございます。ここにつきましては、特に事業者負担がかからないように区の委託経費の中から支出をいただく形になってございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、このトライアル就労を利用した場合は、最大2か月間この採用した人のお給料は、本区のほうで持つということなんですよね。ただ、私も経営していた経験があるんですけれども、お働きになってくださる側の方ってお勤めしだして本当に3日ぐらいで、やっぱり合わないので辞めさせてくださいと言って、翌日から来なくなってしまうケースなんかもあるんです。そうすると、例えばこのトライアル就労を使うと、事業所側がその方を2か月後正社員として採用した場合に、ハローワークから雇用に対する補助金とか助成金とかもらったりする別の制度をまた活用できるとか、そういったことはいかがなんでしょうか。 ◎産業振興課長   この後就労につながって、そういったいわゆるハローワーク等の制度で給付が受けられるというところではちょっと今確認はできていないところでございますけれども、そういった制度がございましたら利用は可能なのかなとは考えます。これにつきましては、まずは事業者さんがなかなか小規模の事業者ですとそういったトライアルで無料でというわけにもいきませんので、賃金を払いつつということがなかなか難しいので、区の経費で支出をさせていただいているところでございます。
    ◆しいなひろみ   そうすると、この制度に手挙げした事業者数は何社ぐらいあったのでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、結果30社、求人数としては41人の求人でございました。しかしながら、なかなかやはりマッチングまでは難しいというのが実情でございました。 ◆しいなひろみ   思ったより多かったということは、やっぱりこの事業者さん側にとってこの制度は大きな魅力というか、制度なのでやっぱり存続の必要性がきっとあるんだろうなと私は思いました。そして、181ページの施策の現状のほうで、キャリア・カウンセリングという項目がありまして、就職決定者がゼロ人になっているんですが、キャリア・カウンセリングと就職決定者がゼロ人とつながるこの根拠って何なんでしょうか。 ◎産業振興課長   このキャリア・カウンセリングにつきましては、必ずしも就職の決定を目標としているわけではございませんで、人間関係の自信がない方やご自身の適職、適性が分からないというご相談だったり、自己分析、自己の棚卸しの方法などについてご相談に乗らせていただくですとか、内面的な相談から、あとは応募書類の書き方や面接に自信がない方へのサポートなどを一歩踏み出すための支援を行わせていただいているものでございます。そういった意味では、この就職決定者数、就職決定に至った方からお伺いして、数字を決定者何人ということで、記載させていただいており、必ずしもこのキャリア・カウンセリングが就職決定をしっかりと生み出していくというものではございません。 ◆しいなひろみ   そうすると、このキャリア・カウンセリングを利用した方に、申込みの段階から、あなたは就職したらこちらのほうに連絡をしてくださいねという記載とかがなければ、就職の人数把握ということはそもそも厳しいのではないかなと思うんです。また、これからもこのようにキャリア・カウンセリング利用した方と就職決定者数のひもづけというのはしているのか、申込みの段階で何かそのような就職したら連絡くださいという具体的な指示を出しているのか、そのあたり教えてください。 ◎産業振興課長   ご相談の際には、就職等を目指している方につきましては、そういったところが決まればご報告はお願いはしているところではございますけれども、こちらの相談は必ずしも、求職者のみではなく、例えば既に就労している方の相談というところも含まれているところではございます。そういった意味では、先ほどからお話いただいていますとおり、このキャリア・カウンセリングの施策の成果として、この就職決定者数というのが必ずしもそぐわないのかなと今、お話をお伺いしており感じているところでございます。 ◆しいなひろみ   このキャリア・カウンセリングを行っている方の専門職の職種は、どういった資格を持ちの方が対応しているんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらにつきましては、キャリアコンサルティング技能士という国家資格をお取りの方、2名の方にカウンセリングをいただいているところでございます。 ◆しいなひろみ   専門職の方がきちんと入って対応してくれると聞いて安心しました。そして、就職面接会なんですが、としま区民センターと練馬区立区民・産業プラザ、なぜ本区で行っていないのでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらの就職面接会につきましては、ハローワークが基本的には主催で、そこに板橋、豊島、練馬が3区共催という形で関わらせていただいているところでございまして、令和3年度は、板橋区開催がなかったところでございます。そういったところで、令和4年度につきましては改善をしていかなければというところで、板橋区のみの求職事業者で、板橋区で会場を設けて、今年度は実施するように改善をさせていただいているところでございます。 ◆杉田ひろし   主要施策の成果の201ページのいたばし環境アクションポイント事業についてお聞きしたいと思います。本年、ゼロカーボンシティ表明行いまして、ますます環境施策、地球温暖化対策を進めていく時期に来ております。その中で、今回のこの上のほうの予算規模、決算規模を見ますと、地球温暖化防止対策が予算規模が687万9,000円に対しまして、約160万円ほど決算規模のほうが減になっておりまして、またこの先ほどの環境アクションポイント事業につきましても、当初の想定していた件数よりも低いのではないかなと、この201ページを見て感じたところであるんですけれども、まずこの予算が約160万円減額した内容について、どういった理由なのか教えていただけますでしょうか。 ◎環境政策課長   本件につきましては、環境アクションポイント事業で、電気、ガスの削減割合に応じてポイント、区内共通商品券と交換するための予算を取っていたところでございます。最終的に、参加してくださった方の結果が出るのが年度末ということで、最終補正の段階で間に合わずに、最大限削減率があったということを前提に予算を残しておいた関係で、一部削減率が少なかった方がおり、執行残が出てしまったということで、その額が比較的多かったというところでございます。 ◆杉田ひろし   それでこの件数なんですけれども、家庭部門で見ると参加登録者数が524者、それで事業所部門が同じく14者ということで、先ほどのとおり、予算の段階では想定していた件数がもっと多かったかなと、1,000件だったかなと記憶しているんですけれども、その想定していた件数を教えていただきたいのと改めて、それでそれに対してこの参加登録者数をどのように評価されているのかお願いしたいと思います。 ◎環境政策課長   本事業につきましては、世田谷区で既に実施していた事業を参考に組み立てたものでございます。世田谷区の実績等を踏まえますと、我々の板橋区のほうで参加してくださる人数というのは家庭部門でおおよそ500件くらいだろうという想定の下に当初事業を組み立てたところですが、せっかく始めるのですからもっと多くの方に参加していただこうということで、目標を1,000件まで引き上げて実施したところでございます。実際行ってみたところ、やはり当初の想定どおり500人程度の参加しか得られなかったところで、非常に残念ですけれども、我々が掲げておりましたCO2の削減量というのが、ここにCO2削減量109トンと書いていますけれども、目標は117トンでございました。そういった意味では、参加してくださった方は目標を大きく下回ったわけではございますけれども、一人ひとりの削減量が多かったということで、かなり削減量では目標に近づけたのかな、そういうふうに把握しているところでございます。 ◆杉田ひろし   そうしますと1,000件ということで、前向きな取組は本当に高く評価したいなと思っておりますので、ぜひ今後、先ほどのとおり本年ゼロカーボンシティ表明を行いましたので、この事業ますます推進していくべき施策だと思っておりまして、改めてその1,000件、また2,000件と増やしていけるように周知方法もやっぱり考えていく必要もあるのかなと思うんですけれども、今後どのような周知方法をして、また改善しながら、令和4年度もいろいろと改善していると思うんですけれども、そういった今後の事業展開につきまして、この事業本当に大切な事業でありますので、その辺についてもご見解をお願いしたいと思います。 ◎環境政策課長   まず、周知でございますけれども、令和3年度につきましては、小・中学校に、チラシ等を配付させていただきまして、親子で取り組んでいただこうということで重点的に周知を行ったところでございます。また、令和4年度につきましては、今度は町会に声かけをさせていただきまして、まちの方を中心に周知を広げましてたくさん参加していただこうと考えて周知を行ったところでございます。それから、工夫の面ですけれども、令和3年度の実績を踏まえまして、令和4年度には、今まであったメニューとは違ったオプションメニューも設けさせていただいて、例えば板橋かたつむり運動に参加された方、フードドライブだとか食べきりチャレンジ運動などに参加された方は500ポイント獲得できるとか、あるいは再エネ100%の電力を導入した、これは家庭も事業所もそうなんですけれども、そういうところにつきましては1,000ポイント付与しますというような形で少しオプションメニューを増やして、皆様の気持ちを引き立てながら参加者を増やそうという努力は続けているところでございます。また、来年度も事業を続ける予定でございますので、3年度、それから今年度の実績も踏まえ、アンケートで返ってくる参加者の声も踏まえながら、さらなるオプションメニュー等を検討しながら、参加者を増やしていきたいと考えているところでございます。 ◆杉田ひろし   前向きなご答弁ありがとうございます。そして、この家庭部門ともう一つの事業所部門というのもすごく大切なところかと思うんですけれども、この事業所部門につきましては、先ほどのとおり想定した件数等も合わせて、また周知の方法、そして今後またさらなる展開につきまして、事業所部門についてもお願いしたいと思います。 ◎環境政策課長   この事業所部門につきましては、獲得ポイント数から考えますと、大企業とかではなくてどちらかというと小規模な、中小企業の皆さんに使っていただければと考えてつくったものでございます。周知につきましても、そういった関連団体に声かけをして、周知をしているつもりではございますけども、なかなかご参加いただけないという実績が見えております。そういった意味では、今後多くの方の意見を聞きながら、ちょっと周知方法とか魅力的なメニューみたいなものを工夫しながら、参加者が増えるように努力していきたいと考えているところでございます。 ◆杉田ひろし   ぜひ事業所部門につきましても、さらなる拡大、推進できるようによろしくお願いしたいと思います。続きまして、主要施策の成果の149ページです。文化の提供事業ですけれども、確かに様々なイベントを開催しておりまして、この各事業の企画はどのようなプロセスで決定しているのか。ちょっと区民の方から、やっぱりもっと著名な歌手を呼んでほしいとか、もろもろちょっとお話もいただいているところでありますので、どういった企画のプロセス決定、その辺のことについて教えてもらえますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちらの事業の計画につきましては、毎年度板橋区文化・国際交流財団で計画していただいておりまして、その財団の理事会ですとか、その上の評議会がございますけれども、そちらの決議を経て、最終決定という形で展開しておるところでございます。 ◆杉田ひろし   そうしますと、具体的にいきますと、先般高齢者の方からちょっとお話しいただいたんですけれども、有名な演歌歌手のコンサートを中野サンプラザに聞きに行ったということで、それでやっぱり行くのが往復がすごい大変だったということで、そして文化会館がせっかく何か工事してリニューアルして、より身近な文化会館で何でそういったコンサートやってくれないのかなというそんなお声をいただいたので、質問させていただきたいなと思っているんですけれども、今し方、企画のプロセスにつきましては理事会とか評議会ということで、こういった中には区民の方がそのメンバーとして参加されているのかどうか、要は区民の皆様のお声というのが、こういった各種文化の提供事業のいろんなコンサートはじめ、いろんなものに区民の皆様のお声というのは反映されているのかどうかについても教えてもらえますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちらの財団の理事には、実際に公演、その文化会館を使用いただいている団体の方々ですとか、大学の教授の先生ですとか、多角的な視点からの意見をいただくために、いろいろな団体の方に入っていただいておるところでございまして、その中でご意見をいただきながら、こちらの公演の内容は決めさせていただいておるところではございます。基本的には、例えばその区民参加型の事業ですとか、そういったものにつきましては毎年度行っておるものでございまして、過去からの積み重ねというものが大事な事業も入っておるところでございます。その中でも新たな分野に広げていくという公演なんかも、毎年度考えさせていただいてありまして、例えば著名な方々の公演の開催の実現性なんかも検討してまいりたいと考えておるところでございます。 ◆杉田ひろし   ぜひ検討していただきたいなと思っております。先ほどのとおり、なかなか確かに遠くまで聞きに行くというのが大変で、身近な文化会館、板橋区内で利便性もすごくいいところでありますので、私自身も確か20年ぐらい前は、有名なフォーク歌手の方が来てコンサートを開き、家族みんなで聞きに行ったいい思い出がありまして、せっかくの立派な文化会館、大ホールがありますので、そういったコンサート的なものも開催できなくはないのかなと思いまして、ちょこっと調べてみましたら、インターネットなんかで調べると、やっぱり和光市の文化会館なんかでも有名な歌手が来てコンサートを開いておりまして、何でうちの板橋区立の文化会館はできないのかな。もしコンサートを開いて、若い人たちが来たりすれば、また商店街も活性化いたしますし、先ほど来、以前私も二十数年前は聞いたことがあるので、ここ何年間か全然、リーフレットとか見てもそういった著名な方々のコンサートがないんですけれども、その辺というのは何か、先ほどの理事会とか評議会で話題には上がらないんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   著名な方をお呼びするという形になりますと、当然お呼びするのにお金がかかってくるというところもございますので、その費用対効果なんかも踏まえながら開催するような形になろうかと思います。ただ、当課においても著名なものをやっていないかというと、そういうわけではございませんで、例えばこれからやります名人寄席というのがございまして、即日完売という話をいただいてございますので、いろいろなジャンルがあるかとは思いますけれども、様々な区民の方に文化・芸術に触れ合える環境をこれからも積極的に提供するという姿勢は変わらないところでございます。 ◆杉田ひろし   ぜひこういった声があったということで、何らかの形でまた検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。次に今度は150ページのロビーコンサートなんですけれども、これも以前は区役所の1階の本庁舎1階のイベントスクエアで、以前は開催して、多くの方々がやっぱり聞きに来て、板橋区役所内ですごくいい音楽が流れるのはいいなと。私も聞きに行ったりとかしていたんですけれども、これも最近ないなと思って、やっぱりこの150ページ見ても、区役所の1階は入ってなかったので、何かの理由があってやめちゃったのか、またはせっかく区役所の1階でやると区役所も親近感が湧いて、区民の人たちもまた来てくれるので、緑と文化のかがやくまち板橋に適しているなと思うんですけれども、何でやめちゃったのかと、また何か今後そういった再開とかって話があるのかどうか、その辺についても文化の関係でお願いしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、こちら昨年度の実績見ますと、大体アクトホールですとか、グリーンホールの実績になってくるのかなと思っておりますけれども、つい先日区役所のほうでも復活といいますか、やらせていただいておりまして、理由といたしましては、やはりコロナ対策というところでございます。やはり、不特定多数の方が常にいらっしゃるところで、1階のホールでやらせていただいておりますけれども、そういった環境の中でロビーコンサートをやるのが、そこまでの必要性があるのかというのをちょっと議論させていただきまして、会場を別会場にさせていただいたという経緯がございます。これからは、ウィズコロナという環境に差しかかってくるかなと考えてございますので、コロナとうまく付き合いながら、当然その感染症対策なんかは細心の注意を払う必要があるかと思いますけれども、本庁舎の1階でも、順次ロビーコンサートをやらせていただきまして、区民の方に音楽に触れ合っていただくという環境を提供してまいりたいと考えてございます。 ◆杉田ひろし   続きまして、主要施策の成果の188ページ、渋沢栄一関連事業についてお伺いしたいと思います。板橋区の監修の、ここにも記載ありますけれども、板橋版澁澤榮一地図を作成したということで、私も拝見させていただきまして、内容的にも本当にいいものができたなと思っております。せっかくいいのができましたのでお伺いしたいんですけれども、この予算額と決算額は、まず最初に教えていただけますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   こちらの渋沢栄一本についてということでございますね。こちら歳出額なんですが、令和の2年度と3年度、2年間にわたってこちら作成をしております。こちら、本のほうですが、令和3年度の支出については420万6,400円と、令和2年度の支出、前年度について363万円という形でございますので、合計で783万6,400円という形になっております。歳入についてですが、昨年のこちら本なんですが、発売が3月29日ということでぎりぎり年度内という形での発売となっておりますので、年度について売れた分については、昨年度売れた分について17冊となっておりまして4万800円となっております。今年度は、今現在検討しているというところでご理解いただければと思います。 ◆しば佳代子   昨日、おとといと区民まつりが開催されまして、お天気にも恵まれ大成功でお疲れのことと思いますが、私も出演者として参加させていただいたので、質問するほうもされるほうも疲れているということですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。今、区民まつりの話をさせていただいたので区民まつり、昨日、おととい開催されまして、これ人数とかっていうのはもう分かるんですか。 ◎くらしと観光課長   今年度、10月15日、16日と開催させていただきました区民まつりですが、来場者数については合計で41万人という形で発表させていただきたいと思っています。 ◆しば佳代子   いつも思うんですけれども、これ数えている方もいらっしゃらないと思うんですが、どういう数字なんでしょうか。どのようにして算出した数字なんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   こちらの区民まつりの参加者というか来場者についてですが、ご参加いただいた方、出店していただいた方、出店していただいた方も相互でお買物されるということで、お客様という形、また多くの方がお見えになっておりまして、会場内全て出入りも、延べ人数というか、いろいろ近隣の方も含めてこちらのご覧になった方、ご参加される方、ご購入された方、全てを合わせた人数という形での算出とさせていただきます。 ◆しば佳代子   大体ということなんでしょうか、すみません。 ◎くらしと観光課長   面積当たり、大体人数的なところはこのぐらいかなというところで把握をさせていただいて、警備員なんかもおりまして、その中で大体このぐらいかなという形でもございますので、その中でうちのほうで概算して発表させていただいているところでございます。 ◆しば佳代子   主要施策の成果の190ページなんですが、今、おっしゃっていただいた区民まつり、今回は大体41万人、3年ぶりだったんですけれども、元年のときには44万人ということで、若干減ってはいるものの同じような人数なのかなと思ったんですが、そこで区民まつりもあれなんですが花火大会、ずっと私はコロナの時期から区民の方を元気づけてほしいということで、花火大会の開催を願っていたんですけれども、今年も中止になってしまいまして、まずこの経緯から教えてください。 ◎くらしと観光課長   花火大会の開催についてということでございますが、花火大会については、こういった大規模イベントを開催するに当たっては、東京都に感染防止安全計画というのを作成して、内容を確認していただくという作業が必要になります。その上でイベントを開催するとあります。今回の区民まつりも当然その計画をつくりまして、その中で東京都から確認をいただいて、開催できたというところでございます。花火大会なんですが、東京都とその辺で協議を重ねたところ、会場内の方の感染防止安全計画というか感染防止対策というところは、消毒であるとかそういったところでできるんですが、東京都の申すところ、会場外、要は花火を見れる範囲は全てが会場外として、来場者としてきちんと対策を取らなくちゃいけないのではないかというところがございました。そうなりますと、本当に地下鉄の向こう側であるとか路上であるとか、全ての方がどのぐらいの方で、どういった方、どこから来たのかというところを全て把握しなくちゃいけないというところでしたので、開催については断念せざるを得なかったというところが経緯でございます。東京都23区内、全て花火大会中止という判断をさせていただいたというところ、皆さんご存じだと思いますが、全てそういった23区内の花火大会については、その会場外というところで高いハードルがあり、皆さん断念されたと聞いております。 ◆しば佳代子   感染を考えてというお話だったんですけれども、区民まつりで41万人で、花火大会令和元年ですと52万人ということで、かなり多くの人が集まるということでは同じなんじゃないかなと思いますし、お店に入る前とかですと感染の対策はされていたんですけれども、道を歩く方々が感染対策をしていたかっていうことになると、消毒液がなかったところもありますし、区民まつりに関しては。同じなんじゃないかなと思いますので、あと23区のお話もあったんですけれども、いろいろな事業で、23区でここでやっているのでやってくださいというとやらなかったりする政策がある中で、23区全部中止だったからうちも中止だったというのはちょっと納得がいかないです。区民の声として花火が見たい、それでコロナ頑張れるんだということを再度申し上げておきたいと思うんですけれども、90周年はできるんじゃないかと言っていたのができなかったので、来年についてぜひどのようにお考えか教えてください。 ◎くらしと観光課長   来年度、花火大会について、開催の方向で今準備を進めていきたいなと考えております。もちろん、その場合はまた東京都とコロナの状況にもよるかと思います。その中で、感染防止安全計画が今年と同様の形でまた立てなくちゃいけないのかどうなのかは、また来年の状況になるかと思います。その中で、また東京都や国の状況、また東京都の協議も踏まえて、開催の方向で進めていきたいと考えております。 ◆しば佳代子   ぜひお願いいたします。東京都でやっていないけれども、板橋区では頑張ってやったという事例をつくるのもいいかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。それに関してなんですけれども、今回区民まつりで、一般紙を見ていたところ、練馬区の区民まつり開催されましたというのもありましたし、所管外になってしまったらすみません。あとは区制90周年ですという杉並区のイベントの情報も一般紙には載っていたのに、どちらとも板橋区が掲載されていなかったのはとても残念だと思うんですけれども、所管課の方々と広報なんですか、連携を取りながらそういうアピールもぜひしていただきたいと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎くらしと観光課長   すみません、その一般紙の部分について、板橋区のほうが広報がなかったということで、その辺についてはうちの広報の部署とまた連携を深めて、いろんなPRに努めてまいりたいなと考えております。もちろん、決してそういった広報について拒んでいるというわけじゃなくて、積極的にうちも広報を努めていただいてきた結果だというところでお捉えいただいて、なお一層努力してまいりたいと考えております。 ◆しば佳代子   ぜひアピールもよろしくお願いいたします。花火についてもう一つお伺いしたかったのが、今回の主要施策の成果190ページにあります、決算額121万円と出ていまして、その内容が準備等で生じた経費となっているんですけれども、ここについて教えていただけますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   花火の経費でございますが、こちら121万4,180円となっております。この内訳でございますが、まず1点が、花火大会の有料席なんかのホームページの保守という形です。ホームページについては、開催していなくても中止だよというところの広報、また継続的なホームページですので、ご登録いただいた方にまた来年もご覧いただくというところもございますので、これについては維持をしていくというところの部分、これが15万8,180円となっております。また、その前の年に花火大会、令和元年度準備をして、有料席の販売を控えた中で中止という形を取らせていただいたんですが、その際に有料席をこの準備のために、段ボール型のクッションみたいなものとか、有料席で使う物品についてもある部分一定作成してしまったと。それについて保管をするというところの経費、こちらが105万6,000円となっております。それ合わせてという形になっております。 ◆しば佳代子   今、資料に載っています、この打ち上げ花火とか6,500発というのは、何の表示になるんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   当時令和3年度に11月6日開催予定だったというところで載せていただいたところでございます。 ◆しば佳代子   開催した場合には、この花火が打ち上げられるということで載せてあるということを確認をしました。結果的になんですけれども、例えば、今回区民まつりに行って90周年ということになっていたので、ここで花火を打ち上げられたんじゃないかなと思ったんですけれども、コラボレーションです。ここはどのように協議があったのかなかったのか、考えていなかったのか、教えてください。 ◎くらしと観光課長   そこは、実は今健康長寿医療センターの横が工事中というところでありましたので、実はそちらでそういったのができないかなということを東京都とちょっと協議させていただいたんですが、やはり工事が進んでいるというところもあって難しいという回答をいただいて、シークレットではないんですけれども、あまり大きく公表せずに人が集まるとなりますと、やっぱりコロナ禍でございますので難しいというところもありましたので、そういったことをちょっと実は考えていたところなんですが、断念せざるを得なかったということでご理解いただきればと。 ◆しば佳代子   考えていただいてありがとうございます。残念ながらできなかったというお話を聞けてよかったと思います。私の地域になるんですけれども、今回3年ぶりに夏祭りを実施しまして、夏祭りのとき必ず小さいんですけれどもナイアガラの滝で花火を最後締めくくるんですけれども、今回も花火を行ったものですから、そういうお祭りのときの花火というのもありなのかなということで質問させていただきました。次に移らせていただきます。主要施策の186ページお願いいたします。プレミアム付商品券事業なんですけれども、今年が30%還元ということで、かなり皆さん期待をされて応募したにもかかわらず、なかなか当たらなかったという声がありました。応募状況について教えていただくことは可能でしょうか。 ◎産業振興課長   プレミアム付商品券でございます。昨年度は、25%ということでございましたけれども、今年度につきましては30%の事業でございます。実際にご応募をいただいて大体4倍ちょっと超える倍率になってしまったということがございまして、なかなかご当選につながらないという区民の方も多くいらっしゃるというような状況になってございます。そういった方々には、この後、いたばしPay、あちらのプレミアム付で30%上乗せして販売をしていくというようなところがございますので、そちらをご案内させていただいて、ご利用いただければなと考えてございます。 ◆しば佳代子   4倍でかなり人気があったということで、この抽選方法はどのように行われるのでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらの抽選につきましては、商店街振興組合連合会のほうで実施しております。基本的にはお一人1票というんですか、そういった形での抽選になりますので、最大で5セットお申込みがいただけるという状況でございますけれども、5セット申し込んだ人は5セット当たるか当たらないか、1セット申し込んだ人も当たるか当たらないかということで、平等の抽選方法ということで進めている状況でございます。
    ◆しば佳代子   抽選は何かを引いてなのか、パソコン、機械的にしたのか、その方法を教えてください。 ◎産業振興課長   すみません、いわゆるパソコンを活用して、そこで基本的にはランダムに抽選をかけるという手法を取らせていただいてございます。 ◆しば佳代子   分かりました、ありがとうございます。昨年も25%で実施をしたんですけれども、当選をしたにもかかわらず商品券が使われなかったというのは何枚ぐらいあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   昨年度につきましては、昨年度販売枚数が20万枚でございます。実際に使われましたのが昨年度見込みが200万枚というところで、換金されたのが実際198万9,000枚でございまして、実際にお使いいただいたのが99.47%ということで、大体お使いいただいているという状況でございます。 ◆しば佳代子   これ、本当は100%、ぜひ抽選になったので、また使っていただきたいなと思うんですけれども、昨年も行った事業になるので、昨年を踏まえて何か今回はこういうことを工夫して行ったとかというのはあるのでしょうか。全く同じ方法で行ったのでしょうか。 ◎産業振興課長   販売につきましては、昨年と同様に感染対策をしっかり取って、抽選で販売する日にちと場所を決めて、あまり列にならないような形で実施をさせていただいたところでございます。先ほどの利用率といいますか、実際に使われた率というところでは、なかなか常に100%というところで目指しているところではございますけれども、どうしても期間内にご利用いただけなかったというところが、こういったプレミアムにつきましても若干出てくるというところで、しっかり利用期間いつまでですよということで、お店のほうでもポスター掲示いただいているところでございますので、そういったところで注意喚起は引き続き商店街振興組合連合会と協力しながら進めていければと考えてございます。 ◆しば佳代子   もう少ししかないんですけれども、この区の負担金ってどのくらいあるのでしょうか。 ◎産業振興課長   プレミアム付商品券事業につきましては、令和3年度でございます、2億7,800万円余でございまして、いわゆるプレミアムの部分の経費でございましたり、事業の一部の補助をさせていただいてございます。 ◆しば佳代子   区の負担は、大体幾らぐらいになるのでしょうか。 ◎産業振興課長   すみません、今お伝えしたのが、区が補助をさせていただいている経費でございまして、プレミアムの部分、通常の商品券に上乗せされる部分でありましたり、その他宣伝に関わる部分であったりというところでの事業補助とさせていただいたところでございました。 ○主査   では、所管の決算調査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時03分 再開時刻 午後零時57分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  それでは、質問を続けます。川口委員、お願いいたします。 ◆川口雅敏   まず、主要施策の185ページ、営業時間短縮感染拡大防止協力金給付事業では、東京都の要請によって営業時間の短縮を実施した事業者に区独自の協力金を給付したものでありますけれども、この金額は妥当であったのかどうか、現在、区の認識はいかがだったか、その辺をお尋ねします。 ◎産業振興課長   今ご案内ありましたとおり、こちらの感染拡大防止協力金につきましては、都の営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金に、上乗せ、追加で給付するというものでございまして、区内事業所に勤務する従業員が5人以下の事業所につきましては10万円を、区内事業所に勤務する従業員が6人以上につきましては20万円給付するというものでございます。こちらにつきましては、そういった感染拡大が広がって、緊急事態宣言が出される中で、東京都から給付されているところに、区としても、少しばかりでありますけども給付をして、さらに事業者の一助になっていただければというところで実施したものでございまして、金額的にはもちろん東京都よりも及びませんが、妥当な数字なのかなとは考えてございます。 ◆川口雅敏   給付の要件について確認をさせていただきますけれども、東京都が示す時間短縮の要請時刻がその事業者の正規の就業時間であった場合は、協力金を出されていたのでしょうか。また、正規の営業時間はどのように確認をされたのか、その辺はいかがかお尋ねいたします。 ◎産業振興課長   こちらにつきましては、先ほどもお伝えしましたけども、都の協力金に上乗せする形で都の協力金の支給決定を受けている区内の飲食店等に支援をさせていただくというところでございまして、区の協力金もしっかりと、審査いただいているところではございます。そこに追加給付ということで同様の考えで実施してきたところでございます。 ◆川口雅敏   テレビ報道では、協力金のほうが売上げよりか多くなったという事業者がいましたけれども、板橋区内では、そのような事例はあったのか、その辺はどうでしょう。 ◎産業振興課長   そのあたりの協力金につきましては、通常の売上げよりも東京都の協力金のほうが上回るということも、中にはもちろんあったかとは思います。しかしながら、すみません、区内の事業者の状況を全て把握できてるわけではございませんので、もちろんそういったお店もあったのではないかとは捉えております。 ◆川口雅敏   それでは、区内で不正の受給が行われた事例はあったのかどうか、発覚されたのかどうか、その辺いかがですか。 ◎産業振興課長   感染拡大防止協力金につきましては、基本的には、特に不正というところで東京都のほうからお話は伺っていないところでございます。 ◆川口雅敏   現在、第7波が大分落ち着いてきた、そういう状況でありますけども、今後再び緊急事態が宣言され、営業時間の短縮や自粛要請などがあった場合、協力金の給付も想定されますけれども、これまでの経験を踏まえて、課題や改善策があればお示し願います。 ◎産業振興課長   コロナ禍の当初というところで、各種、国でありましたり、都の給付金は、まずは素早くお手元に届くのを優先するという事業であったかなと思ってございます。今後は、先ほど委員からもお話ございましたとおり、通常よりも大きく収入を得てしまうとか、そういったことが基本的にはないような形で、しっかりと審査が国・東京都等で必要になってくるのかなとは思ってございます。こういった給付事業で、しっかりと内容を精査するということになりますと、どうしてもお手元に届くのに時間がかかってしまいます。ですので、区としますと、例えば、やはり同様な形で国やら都の給付金等に上乗せするという形で、申請される事業者の方も2度も3度も手間かからないような形で給付していければいいと考えてございます。 ◆川口雅敏   次に、主要施策の成果の186ページ、キャッシュレス決済ポイント還元事業、このように記載をされておりますけれども、このときのPayPayとのコラボレーションによって事業を進めましたけれども、この事業者を選定した理由は何でしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのキャッシュレス決済ポイント還元事業のPayPayというところでございます。やはり、PayPayが一番、国内でのシェアが高いところがございます。当時、大体5割程度は、キャッシュレスという中ではPayPayがご利用されているというところがございます。こういった事業を行う上では、やはり広くご利用いただけることが重要なのかなと考えてございます。あと、キャッシュレス決済ポイント事業でございますので、使い勝手がいいというところでは、QRコードを読み込んで、それでお支払いができるというところで、お店のほうに新たな負担等もあまりかからずにというような点で、PayPayを選定しました。 ◆川口雅敏   ポイント還元のキャンペーンは、多くの方が登録をされているキャッシュレス決済を利用する仕組みとしては大変よいと思っております。当初、キャッシュレス決済の事業者は個々の店舗から受け取る手数料を無料にするなど、拡大に努めたわけでございますけれども、一方で現在は手数料を各店舗から徴収していると思いますけれども、その料率またはパーセンテージについて、区は把握してますでしょうか。 ◎産業振興課長   PayPayが一番最後だったと思いますけれども、事業者からの手数料を取り始めたというところでございます。実は、すみません、詳細については存じ上げておりませんが、数%ということは認識してございます。そういった意味では、他のキャッシュレス事業者と、大体横並びでの事業展開になってきたかなというところがございます。今年度、新たにデジタル地域通貨のいたばしPayを実施してまいりますがそういった手数料負担なく、区内の店舗でお使いいただけるような形でしっかりと取り組んでいければと考えてございます。 ◆川口雅敏   今、課長からいたばしPayのことが出ましたけども、いたばしPayについて各店舗が支払う手数料は現在は無料なのか、あるいは今後は料率が上がっていくのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   10月25日から実際にいたばしPay、デジタル地域通貨をご利用いただけるようになってまいります。店舗につきましては、当初手数料かからずにということで進めてまいります。当初3年間はしっかりと区のほうでも支援をしていこうということで取組を進めているところで、その後は、この事業につきましては板橋区商店街振興組合連合会が主体となって行っていただいてるところでございますので、採算が合わないと、いつまでも区でいろいろと補助をしていかなければならないということにもなりかねませんので、3年のうちにしっかりと一定の収益も得られるような形でスキームを、商店街振興組合連合会様と一緒に取り組んでいければなと考えてございます。 ◆川口雅敏   次に、主要施策の成果の215ページ、清掃事業の推進について記載されておりますけれども、この中の中間処理経費として21億4,000万円余が決算として示されております。ここで伺いますけれども、この21億円もの経費、大変大きなお金ですけれども、いわゆる東京二十三区清掃一部事務組合への区の負担金だと私は思いますけれども、どのようなものを積み重ねていくと21億円となるのか、その積算の根拠教えていただけますか。 ◎資源循環推進課長   ご指摘の中間処理経費は、実際に清掃一部事務組合への支出の金額でございます。今、手元に具体的な内訳ございませんが、ほぼ大半が清掃一部事務組合が所管する清掃工場の建て替えや長寿命化であったり、そういった設備更新が大半だったと記憶しております。 ◆川口雅敏   この中間処理経費は、この数年間の推移を、例えば過去5年などは増えているのかどうか、また減少したこともあるのかどうか、その辺をお示し願いたいのと、今後もし増加した場合の対応について、区としての認識はいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   この中間処理経費でございますが、令和元年度、令和2年度、令和3年度と少しずつ増えてきてるのが実情でございます。これは、先ほど申し上げましたように、主に清掃工場の設備更新等々でございますけど、ご案内のとおり、多くの清掃工場で老朽化が進んでまして、建て替え計画が進められております。今現在も複数の清掃工場が建て替えられておりまして、この後も建て替え計画の、いわばラッシュになってくる見込みがございますので、今現在も増加してるとお話しさしあげましたが、今後とも増える見込みで今動いてるところでございます。その場合、区の対応でございますけど、いずれにしましても清掃一部事務組合と区長会のほうで話し合いをしまして、それぞれの区の負担金を整理しておりますので、やはりそれ相応の一定の割合で区が負担するのはやむを得ないかなと考えてるとこでございます。 ◆川口雅敏   次に、廃棄物の収集業務に従事してる職員の方々は東西の清掃事務所に所属されておりますけれども、毎年、定年の職員が出ると思います。何人かいるとも思いますけれども、そこで職員の新規採用に関する区の考え方、この認識はいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   基本的に、ある程度、作業職につきましては退職不補充という考え方がございました。ただし、ご指摘のとおり辞める方も出てきて、定数が減って、定数といいますか、職員数が減ってきている。また、職員の高齢化といいますかね、新人が入ってこなきゃ、当然どんどんどんどん年齢層が上になっていくわけでございまして、実際に作業職ですので夏場、冬場、結構大変だという声もありまして、少しずつ新規採用の声が高まってる中で、今回新規採用の職員につきまして、来年度の4月には採用する方向性で今調整をしてるとこでございます。区としましては、26年度に採用して以来、採用してなかったわけでございますけど、今回久しぶりに新規採用職員を採用する形で今進めてるとこでございます。 ◆川口雅敏   そうすると、収集業務の委託化についても、過去に議論があったと思います。この点について、現状と今後の方向性について伺いたいと思います。 ◎資源循環推進課長   この間、民間でできるものは民間でという基本的な流れの中で、清掃業務の委託が進められてきました。ただ、一方で災害対策といったときに、なかなか全て委託業務では難しいという議論があり、どこまでかというのが非常に線引きの難しいところでございます。ただ、民間事業者の方でできるところは極力というところがありますので、今後とも効率化という点では民間委託を進めていきながら、やはり危機管理含めて、最低限どこまでかというのはきちっと内部で議論して、必要な直営職員は残すべきところは残すと、そういったところを整理していきたいと考えております。 ◆川口雅敏   現在、収集の業務に当たられてる職員の方々、ローテーションを組みながら、日曜とか年末年始以外は祝日も従事されてると思っております。本当にご苦労さまです。本当に頭が下がります。一方で、コロナ禍の影響は非常に大きなものがあったと思います。清掃事務所でも、これまで感染拡大に伴う業務の停滞は生じたことはあったのかないのか、また職員の感染者が増加した場合の区の対応策について、この2点について伺っていきたいと思います。 ◎板橋東清掃事務所長   今般の第7波につきましては、これまでの第6波とは異なりまして、かなり感染者が多く、事務所内でも発生をいたしました。また、家族が感染することによる濃厚接触者ということで職務に従事できないという職員が多くおりまして、最大で、東も西もそんなに大きく数字は変わらなかったとは思いますが、職員の約2割程度が職務に従事できないという期間がおおよそ1か月ほど続きました。非常にぎりぎりのところで作業をしている、まして一番、夏休みを取得するなどの時期であったため、会計年度の短期の職員を任用するなど、いろいろ試みやってみたんですが、なかなか厳しい状況が続きました。そこで、本来従事すべき業務をやめまして、例えばふれあい指導などが約10名ほど常に稼働しておりますけど、それを全て収集業務に回す。それから、大型のマンション等の回収に係る、通常2台で2班で回してるんですけど、そこを2台使って1班で回す、だから1班が倍の仕事をするということで、ようやくこの1か月間を乗り切ってきたということで、これが今後の災害対策等々で非常に役に立つのかなと考えております。 ◆川口雅敏   次に、主要成果の216ページ、ここにあります、資源の収集・再資源化が記載をされておりますけれども、このページの(1)の①には、平成28年度より大規模マンション及び一部集積所について、食品用トレイ、ボトル容器の再資源化のため、分別モデル回収を実施したと、このように書いてあります。今は令和4年ですが、かれこれ5年経過してもまだモデル事業なのか、いつ頃板橋区全体に拡大するのか、この認識はいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほう、大規模マンションの一部と大谷口と、あと四葉の地域の一部で、食品トレーですとか一部のプラスチックの分について、モデル回収事業を始めさせていただいてるところです。この間、やはりやっていただいてるんですが、なかなか量が増えていかないというところも参考にしながら、今後、区のプラスチック、全域での分別収集に向けての参考にしたいと思っております。分別収集ですが、現在、令和3年度からの3か年で研究、検討ということで、今年もモデル実施、それからアンケート調査しまして、来年度には区民周知を図りながら、それ以降、速やかに、できることでしたら全域実施を進めていきたいと考えてるとこでございます。 ◆小林おとみ   初めに、区民文化費からお聞きしたいと思います。区民文化費は、全体で2億数千万円マイナス補正した上で、1億6,000万円ほどの不用額を生み出しております。監査委員会報告の58ページでは、不用額の原因について、このように書いてあります。1億6,243万円の主なものは個人番号カード発行経費、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う事業延期による残、及びカード交付関連事務委任に係る交付金の残等で4,702万等々と書いてあります。詳しく、個人番号カード関係の不用額の内容についてご説明いただきたいと思っています。 ◎戸籍住民課長   個人番号カード発行経費の不用額について、約4,700万円余なんですけれども、まずこれにつきましては、出張申請の地域センターで実施した6所分が延期になりまして、延期に伴う商品券の購入代金になります、こちらのほうが約2,400万円。また、J-LISへの負担金の減がございまして、これは請求に基づいて支払うものなんですけれど、こちらが2,270万円ございますので、大きくはこの2つになります。 ◆小林おとみ   マイナンバーカードにつきまして、今のは、地域センターができなかったとか、いろいろ閉鎖になったものがあったということですけども、主要施策の成果の296ページに実績が出ておりまして、やはり令和2年度にはかなり申請件数が増えて、交付が追いつかないぐらいの感じで、忙しかったような数字が見えます。3年度は交付が追いついた感じですけども、給付は、申請件数は少し下火になってきたみたいな数字に見えますけども、この辺の2年、3年の交付の状況について、区ではどんなふうに見てらっしゃるか聞きたいと思います。 ◎戸籍住民課長   個人番号カードの交付につきましては、2年度は、やはり件数増えてきてるんですけど、3年度は、コロナの影響で出張申請等々中止になってしまったというところで影響が出ていると思うんですけれど、逆に今現在の申請率と交付率について述べさせていただこうと思うんですけれども、申請率につきましては現在9月末で62.9%、交付率については51.0%、1回、コロナで少し申請が収束しまして、こちらのほうで前向きに出張申請等々できていなかったので、申請が少し落ちてしまってはいるんですけれど、5月から出張申請も再開しておりまして、また国でも4年度末75%を目指して、様々な手法を実施しています。特に、7月にはカード未取得者の方に対してQRコード付きの申請書を発行しておりますので、申請件数については、ここにきてかなり伸びておりまして、例えば8月の申請件数だと9,326件なんですけれども、9月の申請はほぼ倍になっておりまして、1万8,740件になっているので、国のポイントの先延ばしというところもあるんですけれど、かなり年度末75%に向けては、いい数字で推移していると思います。 ◆小林おとみ   その中で、マイナ保険証に変えた人の数は分かりますか。 ◎戸籍住民課長   今回のマイナポイント第2弾で、公金口座へのひもづけと保険証へのひもづけというところについて、区役所で支援させていただいた方については数が分かっているんですけれども、個々に皆さん申請なさるので、一体、今、何人の方が申請されていて、率がどれくらいかというのは、こちらでは把握してございません。 ◆小林おとみ   区役所で支援したというのは、例えば2万円のポイントの中には、保険証をつけたら7,500ポイントとかってありますけど、区がつかんでるのはどの部分なんですか。区で支援して、分かる数というのはどの辺なんですか。 ◎戸籍住民課長   マイナポイント支援につきましては、3年度から引き続き、区役所の2階に窓口をつくりまして、そちらで、ひもづけがなかなかご自身ではできない方のフォローをしているのと、あと区役所から外に出まして、出張ポイント支援というものを商店街等々で実施しているんですね。それで、実績としましては、9月末の現在で区役所2階の窓口にお越しいただいた方が6,101名、また出張ポイント支援につきましては9月はまだ実施しておりませんので、8月末時点で402名でございます。
    ◆小林おとみ   商品券とか、そういう支援をした人の数だけが板橋区で分かるという意味と捉えていいですか。 ◎戸籍住民課長   商品券を差し上げた方は、出張申請に来ていただいて申請をしてくださった方々なので、そちらの数については区で把握しております。 ◆小林おとみ   窓口6,000名というのも、例えばその6,000名と、出張申請の400幾つでしょうか。その中のマイナ保険証になってる人というのは、数は分かりますか。 ◎戸籍住民課長   9月末のポイント支援を行った方については、先ほど申し上げたように6,101名なんですけれども、内訳については、ごめんなさい、窓口に来られる方って、3つのひもづけ支援を行っているんですけれど、例えばマイナンバーカードを作りましたというところで5,000ポイント、そのほかに口座連携された方が7,500ポイント、保険証連携が7,500ポイント、なのでご本人によって、これは申請したいけれど、保険証はひもづけしたくないですという方もいらっしゃるので、全ての方がフルでしてるわけじゃないので、そこのところの内訳は今分からない状態です。それで、保険証については、一応マイナンバーカードの利活用の部分になるので、主の担当としてはIT推進課の所管になるんですね。なので、総数につきましては国の通知等々でIT推進課に届くと思います。 ◆小林おとみ   分かりました。ありがとうございます。特に、国が2024年度秋、保険証を全廃ということを打ち出されて、住民の中には結構、昨日もかなりの方々から不安の声が寄せられております。疑問の声も寄せられております。そんな中で、人によっては、今のポイントがつくうちに全部つくってしまえという人ももちろん生まれるでしょうけれど、中にはどうしても作らなきゃいけないんですかという声もまた寄せられ続けるということになると思うんですね。区としては、立場というんですかね、国の動きと、それから区民の不安の間に立って、区としてはどういう立場で取り組んでいくかということは聞いておきたいと思うんですけど。 ◎戸籍住民課長   保険証利用につきましては、まだ国のほうから通知等々も来ていないので、なかなかこの場でどうこうというところは、まだきちんとご説明することができないんですけれど、国の動き、例えば閣議決定等々の動きをきちんと注視しながら、そのときにすぐ対応できるように、区としてもいろいろ連携しながら準備は進めていきたいと思っております。 ◆小林おとみ   今までは、利便性が高まりますということが主なPRとしてやってきたけれども、国の動きによっては、今度は区民にとってみれば、利便性よりは国が情報収集なんですねというほうが、あるいは医療費の抑制のほうが中心なんですねということが見えてくるようになるんじゃないかなと思うんですよね。そうすることについて、区としては、きちんと国に対して物を言う立場というのをもってもらいたいかなと、国の説明をそのまま繰り返すようなことにならないようにすることが必要になってくると思いますが、そこは私の意見として言っておきたいと思います。それから、同じ区民文化部のとこで住居表示について、ちょっと細かい話になりますが、事務実績調書を見ますと、毎年、どういう計画で住居表示の委託を進めているか、計画を進めているかを知りたいんですけれど。事務実績調書の3ページと24ページ。 ○主査   区の24ですかね。 ◆小林おとみ   そうですね、ごめんなさい。今回、中丸町から6つぐらいの町でやってるんですけど、これは毎年何か所ぐらいずつということでやってるんでしょうか、この計画、進め方。 ◎戸籍住民課長   住居表示の経費につきましては、街区表示板や住居表示板などに関わる経費を支出しているものでございます。委託によって実態調査を実施して、必要に応じて貼り替えや提供を行っているんですけれども、それに向けて住居表示の実態調査を行っております。今質問いただいたサイクルなんですけれども、板橋区内全域を10年で確認できるように、5,373街区ある板橋区を面積等も勘案して10の地域に分けて実施をしているところです。委託事業者は、対象地区について街区表示板の貼付け状況を確認の結果、街区表示板の汚損や不足分などについて、枚数を算出してございます。 ◆小林おとみ   まちの目から見ると、なかなか壊れてるものが直らなかったり、全体見て、もっとよく見てくれればいいのにと思うようなものがあったり、個別に言ったものには対応していただくんだと思いますけども、ちょっと思いましたのは、コロナの中でいろんなまちの事業も中止になったりして、お金がどっさり余ってんじゃないかなと思ってる中で、こういう住居表示ぐらいは少し前倒しでやってくれないかという思いが、そういうふうに見てもいいんじゃないかなという気がするんですが、計画的にやってるから難しいというのはあるかもしれませんが、そういうことが検討できなかったのかなと思うんですけれど、どうなんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   確かに、結構区民の方からも、ここの表示板が壊れてるよということでご連絡はいただきますので、それにはすぐ対応して、きちんと危険なものは撤去したりとか新しくしたりということは速やかに行っているところです。なかなか数が多いというところで、例えば街区表示板が710枚、また町名表示板が1,400枚、住居表示板が1,400枚と、こちら、予算計上してございます。枚数も多いので、なかなか10年のサイクルをまた短くするということも難しいところではあると思いますが、やはり必要性も勘案しながら、きちんと対応できるように検討していきたいと思います。 ◆小林おとみ   できれば柔軟にやっていただけるとありがたいかなと思っています。それと、もう一つ、会派要求で資料要求しました職員の残業代のことなんですけれども、戸籍住民課はかなり残業が多いんですね。22時以降の勤務していた人というのが16名、2桁いるのはかなり多いところで、それで月45時間を超えているというのが戸籍住民課で、やはり15名、これも多いほうで、さらに月15時間3か月連続というところでも戸籍住民課2名いらっしゃいまして、さらに月80時間を超えるのが戸籍住民課で1名、このようなことになっておりまして、戸籍住民課で残業が多い要因について教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   3年度予算が、残業が増えてしまった一つの要因としましては、11月からイオンスタイル板橋を皮切りに、出張申請を初めてそこでスタートしたんですけれど、ちょうどそのスタート時期が国のマイナポイント第2弾の実施の報道と重なりまして、かなりの方がお越しいただいたんですね。それで、板橋区でやっている出張申請の事業というものが、委託ではなく職員による作業で進めているので、例えば出張申請で土日を中心に各いろんな地域回ってますけれど、それだけで終わりではなくて、今回の出張申請が簡単に申請できますよというところでしたので、簡単に申請を受けたものを、それを全部職員が、やはり確認をして、J-LISに送れるような、そういった内部の業務もございまして、そちらがどうしても遅い時間になってしまったんですね。なので、今回の超勤の傾向としては、出張申請に関わるものと、またマイナンバーカードの滞留を回収するために、土日を含めて、区役所本庁舎だけではなく区民事務所でも多くの臨時交付を土曜、日曜、祝日に集中的に実施したんですね、6月、8月。なので、この分が残業代として多く計上されていると思います。 ◆小林おとみ   土日の出勤は振替もしてくんでしょうけれども、振替では追いつかない残業もあったのかということ、あとやっぱり1人になってしまってるところは特定の人に負担が過重になるんじゃないかという気がしますけども、そこはどうなんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   一応、振替前提で業務は行っております。ただ、窓口職場なので、窓口を回すための人材も必要でありますし、そういった平日を含めて、職員が出ていかなきゃいけないという出張申請、あと臨時交付、通常の日曜日の開庁もございますので、その辺の窓口を維持するために、やはり振替前提ではちょっと難しい部分もなきにしもあらずというのが去年度でした。ただ、今後につきましては、超勤が増えるというやり方ではなく、そちらについてきちんと解消していくことを考えながら進めておりますので、引き続きそのような形でやっていきたいと思います。 ◆小林おとみ   よろしくお願いします。あと最後に、区民文化の最後で263ページ、区民施設で、決算書の263ページ、予備費の充用で630万9,000円というのがありますが、これは何か教えていただけますでしょうか。区民施設で、補償金、補填金となっております。 ◎地域振興課長   こちらの予備費で充用させていただいた金額12万4,000円というのは、その一つとしてございます。先日の委員会でもご報告させていただいたんですけど、成増地域センターで漏水がございまして、それで冷蔵庫、その水によって壊してしまい、販売できなくなってしまったという事例がございます。ですので、今おっしゃられた金額のうちの12万4,260円は、その賠償金ということで使わせていただいたものでございます。あとは、それぞれご説明いたしますので。 ○主査   20分経過しましたので、次でいいですかね、次のところで。 ◆小林おとみ   はい。 ○主査   では、答弁ついては、次のときにお願いいたします。ただいまの小林委員の質問で、質問者が一巡いたしました。再質問のある方は挙手願います。 (挙手あり) ○主査   8名いらっしゃいますね、全員ですね。それでは、順番を確認いたします。  大野委員、さかまき委員、荒川委員、しいな委員、杉田委員、しば委員、川口委員、小林委員、以上の順で行います。再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆大野治彦   先ほどの質問の、少し確認なんですけども、161ページ、主要施策の成果で植村冒険館の管理運営というところで、これ見ますと、旧館のときには入館者数3,902人で、新館になると1万5,986人となってます。開館日数も旧館では104日で、新館では84日ということで、入館者数はこんなに増えたということでよろしいんですか。 ◎スポーツ振興課長   植村冒険館の入館者数ですけれども、旧館のときは大体1日平均で大体37.5人ぐらいで、現在の加賀スポーツセンターに併設されてる植村冒険館、3階の展示部分と、1階にチャレンジベースという部分がありますので、そこの合計なんですけれども、令和3年度だと1日当たり190人という形で増えている形になります。3階の展示室と1階のチャレンジベースの合計の人数になります。 ◆大野治彦   そうしますと、蓮根に所在していたときと比べますと、移転したことによって入館者数が増えた要因というのは、新しい、チャレンジベースが増えたとか、立地場所の変更によって入館者数が増えたという認識でよろしいのかどうかお答えいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   植村冒険館が移転しまして、やっぱり体育施設と一緒になったというところもございます。なので、体育施設に来た方が、例えばチャレンジベースのとこに本が置いてあったりとかしますので、そういったのに興味を持って見ていただいたりとか、そういったところも含めて、複合化したことの効果だとは思っております。 ◆大野治彦   次に、主要施策の成果、158ページのスポーツプロモーションについて質問いたします。予算規模が77万円で、決算規模が20万8,504円なんですけども、まずスポーツ大使制度についてお聞きしますけども、当初、第1号がボクシングの村田諒太選手がなられて、その後、女子のレスリングの方々が団体でなられて、現在、村田諒太選手は、多分スポーツ大使ではないと思います。その後、いろいろな方がスポーツ大使に就任されて、この表を見ますと、恐らく令和4年度の委嘱予定ということですから、これは令和3年度の東京オリンピックパラリンピックの選手の方々を委嘱せさせようとしてると思うのですが、スポーツ大使の制度選考というか、委嘱をさせていただく基準となるものは何かお答えいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ大使の制度なんですけれども、やはりスポーツでとても優れた方に区のスポーツ振興に協力していただくということになっております。今回、令和4年度4月にパラリンピアンの方3名、5月にオリンピアンの方3名、委嘱させていただいたんですけれども、こちらの方たちはオリンピックやパラリンピックで優れた成果を上げられたということだけではなくて、大使に任命する前から区に関わっていただいて、講演会をやっていただいたり、ほかのところのイベントで協力していただいたりと、区で活動していただいてる方に、今回この6名にはなっていただいた形になります。 ◆大野治彦   そうしますと、板橋区在住という縛りはなく、区との関係とかも加味されて、スポーツ大使になっていただくということでよろしいかと思います。令和3年度にコロナウイルス感染症の関係でイベントとかが中止になっていなかった場合に、スポーツ大使の方々は名前になっただけで、何か板橋区に協力していただくとか、そういったことをしていただくのが、私、スポーツ大使だと思うんですけども、もし感染症じゃなかった場合にスポーツ大使の方にお力添えいただく場面があったのかどうかをお聞きします。というのは、決算規模が予算に対して20万円ですから、50万円ほど、不用額になってますので、そういった考えがあったのかどうかお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ大使に関してですけれども、やはり今回コロナの中でできたことは、広報紙でいろいろご協力いただいて、スポーツのPRをしていただいたりとかはあったんですけれども、実際、決算額が予算規模によって少ないというところですが、本来であれば、昨年度にオリンピック・パラリンピック、北京も含めてあったということで年度内に任命をしたかったこともあったり、コロナの関係や、選手の日程の関係で、なかなか都合がつかず3年度中にできなかったものが予算額から落ちている形になります。ですので、令和4年度に任命式をやっていたりするところになります。 ◆大野治彦   かなりの数のスポーツ大使の方いらっしゃると思うんですけど、ただなっただけで終わってしまうのであれば、私は効果がないと思うのですが、板橋区として、なっていただいた方にどのようなことを求めているのか、見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   やはり積極的に区で、板橋区のことをスポーツを通じてPRしていただきたいということと、区としても大使となっていただいた方の後押しをできるようなところを両方考えております。例えば昨日、区民まつりのほうでは、パラリンピック体験会というのをスポーツの部門でも開かせていただいたんですけれども、そこでパラリンピアンの選手の方に講演会をしていただいたりとか、一緒に話したり、ボッチャの体験を少ししていただくなど、そういったことを実際に昨日もやっていただているところであります。そういったところとか、ほかのイベント等も通じて、大使の方にはできるだけ区民と接していただけるような活動をしていただければとは思っております。 ◆大野治彦   次に、名前が変わりました横浜エクセレンス、スポーツプロモーションの中に入ってます、令和3年6月23日に協定を締結、多分し直されたということだと思うんですが、これによって変わることに関して、説明をお願いいたします。 ◎スポーツ振興課長   従前、東京エクセレンスということで、小豆沢体育館をホームにして活動していただいてたんですけれども、チームが移転して横浜エクセレンスになりまして、地元が東京から横浜に、神奈川に移るという形になります。今回、マザータウン協定というのを昨年度結ばせていただきまして、ホームタウンではないんですけれども、小豆沢体育館でホームゲームをしていただいて、また区内のバスケットの振興にも努めていただくという形で、そういった協定の内容になっております。 ◆大野治彦   エクセレンスが会場を使うということで、床をかなり強くした工事をしてるので、これで板橋で試合がないともったいないなと思ったんですけど、まだあるということなので安心しました。ありがとうございます。次に、主要施策の成果の194ページに移ります。農業の継承支援と農にふれる環境の充実ということで、農業振興計画の拡充ということで、これ読ませていただくと、平成29年度に実施した新規の取組に関する実施可能性調査の結果を基に、令和3年度は事業の具現化に向けて検討を進めた上で、一部事業の運用を開始したとうたわれてますけど、この一部事業の運用について説明をいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   こちらの主要施策の成果で記載しております拡充という部分なんですけれども、これは29年度から、翌年度から運用を開始してきたというような趣旨で書かせていただいておりまして、例えばこちら、成増の農業体験学校、こういったものの開校ですとか、あとは援農ボランティア、こういったものの創設、それ以外にも認定農業者、こういったものの認定とかが順次始めてきたという記載になっておりまして、新たな取組としましては、また別途出てきますけれども、認定農業者に対しての補助事業ということで、歳出が1,500万という事業を行いまして、これが新たな事業ということになってございます。 ◆大野治彦   今、(2)番の農業体験学校の運営について、支所長から答弁いただきましたけど、これ、5年目を迎えるのではないかなと思うんですけども、195ページの表を見ると、通年型講習というのが農業体験学校の運営に当たるかと思うんですけども、年々、受講者数が減っています。この要因について、見解をいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   こちら、実は令和4年度になりまして少し持ち直しまして、19名の方にお申込みをいただいてるという状況がございます。令和3年度、なぜ少なかったかというところで、参加者の方などにお話を伺ったりとか、周りの声などをお伺いしたところでは、コロナ禍の影響もかなり大きかったと認識しておりまして、こういったコロナ禍の中で継続して、こういった行事、取組に参加するということをちょっと敬遠されたということもありまして、落ち込んだという認識でございます。 ◆大野治彦   こちらを受講された方々は、そこで終わりではなくて、今後いろいろな面でご協力いただきたいという思いがあっての事業だと思うんですけども、その後、卒業された方々の、どういうことに、板橋区にとって行っていただくと、協力いただいているのかという内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   卒業生の、修了者の皆様に関しましては、一つは援農ボランティアという形で、特に区のイベントなど、農業体験、茶摘みですとか、ジャガイモ、大根、ニンジン収穫体験、こういったところのサポートとして入っていただいたりとか、今年度から新たにスタートしているんですけれども、農業スキルアップ講習ということで、ここの修了生をさらに高いレベルで農業のスキルを身につけていただこうということで、この学校卒業生4人に対して、地元の板橋農業者さんを講師に迎えまして、より高いレベルでの講習を受けていただいているという状況もございます。 ◆大野治彦   農業体験学校はいい方向に効果を発揮してるということで、今後もまた、ぜひ農業に対して興味を持って受講していただく方が増えることを祈りたいと思います。ありがとうございます。次に、主要施策の成果215ページの清掃事業の推進というところで、先ほども川口委員からお声がありましたけど、私も清掃業務に関しては、暑い日も寒い日も、雨が降ろうが雪が降ろうが、いつも収集をいただいてることに本当に深く感謝しております。個人的になりますけども、今、結構ごみの排出に対するご理解がない方がたくさんいらっしゃる中で、私もそういった相談をさせていただくとタイムリーにすぐ対応していただけることに、日々感謝しております。ありがとうございます。そこで、こちらの廃棄物の収集に関して、令和元年から3年度の表があるんですけど、可燃ごみ、不燃ごみが、多少ではありますけども、減ってます。逆に、先ほど環境政策課長からもお話いただいた、粗大ごみに関しては増えているということでお話を伺ったんですけども、可燃、不燃の多少ですけど、減少している要因というか、これは区民の方が出すものなのでなかなか難しいとは思うんですが、推移についての見解をお聞かせいただければと思います。 ◎資源循環推進課長   この間、清掃現場含めて、区民の皆様方にはごみ量の削減ということで、区民の方お一人が出すごみの量ですとか、いろんな形、資料にしたりですとか啓発事業を進めて、区民の方々それぞれのごみ量の削減をお願いしてる成果がある程度表れてるのかなというところもあります。ただ、コロナの関係で少し、いわゆる巣籠もりとかありまして、ご覧いただいてる資料で2年度に少し数字が上がったというところもありますので、そういった社会状況によってはまた、油断してはいけないところですので、今後とも引き続きごみの削減を繰り返し啓発に努めていって、引き続き削減を目指していきたいと考えてるとこでございます。 ◆大野治彦   208ページの主要施策の成果のごみの発生抑制の普及啓発・指導ということで、(2)の一般廃棄物指導で、①のふれあい指導について、先ほど申し述べたんですけども、不法投棄など、結構、今ごみの無責任な投棄とかが多いと思うのですが、令和3年度に取り組まれた中でご苦労されている点とかあれば、お聞かせいただきたいと思います。 ◎板橋東清掃事務所長   ふれあい指導につきましてですけれども、基本的にはこちら、集積所に関する諸問題に対応するグループが務めておる内容でございます。昨今、多く発生しておりますのは、集積所の新設もしくは廃止、そういったところで、開発に伴って戸建て住宅が増えることで、その集積所をどの位置に置くのかということ、逆にそれに伴って、今まであったところを廃止してほしい、もしくは仲間入りをやめさせてほしいと、いろいろございます。また、やはり自治会加入あるいは町会加入の方が減ってきているというのも、もしかすると一つの要因になっているのかもしれませんし、あるいは地域の高齢化というのが一つの要因かもしれません。そういった複合的な要因があるのかもしれませんが、集積所の管理がままならないということで、非常にそういった類いの苦情、あるいは解決を非常に求められるケースが増えてきているのかなと感じているとこでございます。今後も、区民の皆様の気持ちというところに立って、できる限り解決を図っていきたい、解決策を出していきたいと考えておるとこでございます。 ◆大野治彦   ごみの排出は区民の皆さんの問題だと思うので、先ほど申し述べたんですけど、当たり前のようにごみを出させていただいてますけど、費用、いろんなお金がかかってるということをもうちょっと区民の皆様に分かっていただいて、意識を高めていただければなと日々思っています。そこで、もう一点、199ページの主要施策の成果の区施設ごみ排出量の推移ということで、①番なんですけども、こちらを見ますと、令和元年度から出てますけど、年々増えてるような数字になってるんですが、こちらについての見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎環境政策課長   今ご質問のありました件につきましては、区施設ごみ排出量の推移ということで、区の施設から出るごみの排出量の件でございます。これにつきましては、200ページをご覧になっていただきたいと思うんですけれども、そうですね、上の表でいきますと、保育サービス課と書いてあるところの元年度から2年度にかけての数値の増が大きくなっているのが分かると思います。これにつきましては、②、下の表の品目別排出量の推移というところを見ていただきたいんですけども、元年度にはなく、2年度、3年度であるのが、紙おむつでございます。これにつきまして、保育園のほうで収集し、それについて処分するようになったということで、区施設から出るごみ排出量が増えているという状況でございます。 ◆さかまき常行   午前中の終わり際に、主要施策の成果173ページの魅力ある個店の連携支援事業というところで終わったんですが、その中で(7)番の事業で、コロナ禍においても複数の店舗が連携して、イベント型のというお話があったと思うのですが、コロナ禍の中でも6事業推進をされたと書かれています。この6事業の概要、どんな事業があったのかということを、これに関連してお聞きしたいと思います。 ◎産業振興課長   こちらの事業、2店舗以上が協力しながら実施していく事業ということでございまして、6事業行っていただいてございます。ご紹介させていただきますと、例えばキッズパティシエアンドキッズフラワーアレンジメント体験会でありましたり、クリスマスイベントでありましたり、板橋マルシェキッチンプロジェクトということで、安心・安全なお店でいただきますというような、幾つかお店が連携して、食べ歩きみたいなイメージですかね、幾つかそういった事業が行われてるとこではございます。 ◆さかまき常行   コロナ禍においてもこういった連携支援、魅力ある個店をにぎわいのあるまちづくりという大きな事業の中で実施された、今、事業の内容をお聞きしました。中止になるものもあれば、工夫して実施するものもあるというお話も午前中しましたが、この6事業については感染拡大の時期を外して実施できたものなのか、あるいは確かにマックスに拡大中っていうのはなかなか実施しにくいと思うのですが、ある程度の感染があっても、何か実施において工夫するようなことというのがあったのでしょうか、もし分かればお聞かせください。
    ◎産業振興課長   昨年度は4月12日にまん延防止から始まりまして、緊急事態宣言も2回ほどありまして、まん延防止は都合3回というような状況でございます。どちらかというと、9月30日までにそのあたり、まん延防止、緊急事態と、年が替わって1月21日から3月21日まで、またまん延防止というような状況でございました。基本的には、そういった時期は外していただいていながら、その間で、空いてるというか、そういった期間が外れたときに実施をしていただいて、そういった際にも、やはりコロナ禍が、まだ世の中ではまだ蔓延してるというところもありますので、対策はしっかりと取っていただきながらの事業を行っていただいたとこではございます。 ◆さかまき常行   コロナ禍、現在も続いておりますが、感染の拡大、縮小に合わせて実施を中止もしくは延期で、落ち着いてからということだけではなくて、ウィズコロナということで通じていきますので、ウィズコロナにおけるこういった事業の実施工夫という、そういった中でにぎわいを創出したり、活性化していくということの、何か糧が得られるものがあればなと思い、この項に関してお聞きしました。午前中にお聞きした産業振興であるとか起業支援ということにおいても、ウィズコロナの中でどうあるべきかということを少しでも見いだせればなと思って、聞かせていただきました。続いて、同じような趣旨での質問にはなるんですが、主要施策の成果156ページの板橋Cityマラソンについてお聞きいたします。まず、2年度もそうですけれども、3年度に関しては、いわゆるオンライン方式で実施となりました。今年度に関してはリアルな実施というご報告もいただいてはおりますが、2年度と比べて、若干3年度は参加者が少なくなってる中で、決算額については460万円ぐらいですかね。確か記憶によると、2年度は三百何十万だったかのような記憶がありまして、2年度と比べて人数は若干減ってるんですけども、実施の決算としては増えたのかなという認識があるのですが、その辺、関係といいますか、もし増えたのであれば、人数が減っているのに決算額が増えたって、何かそういった要因、背景があれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   板橋Cityマラソンなんですけれども、おっしゃっていただいたとおり、昨年度、その前の年度と、オンラインでの開催になっております。やはり、コロナにあった状況で、だんだんオンラインのマラソンの数もやっぱり増えてきてることもあり、大会がいろんなところで開かれることもあって、参加者数はそういったところの影響もあるのかなと思っております。昨年度とその前の年度でちょっと違うところが、やはり大会数が増えてるので、やはり何かちょっと工夫を凝らしたということで、昨年度は通常の42.195キロを期間内に走り切ろうというコースのほかに、限界突破チャレンジコースということで、3週間の中でどれくらい走れるかというのも挑戦するようなコースとかもさせていただいております。そういったところも含めて、経費は、前年度よりかかってる形になります。 ◆さかまき常行   承知しました。2年度から3年度の中で、ご答弁いただいたとおり、様々な工夫、課題を通して、そういった実施を、対応してやってらっしゃるんだということが分かりました。そういう意味で、今おっしゃったようなことも含めまして、今後また再び、コロナに限らず感染症の拡大のようなことでオンライン方式をせざるを得なかったような場合もあり得るのかなと思います。2年度、3年度の取組としまして、オンライン開催、あるいは感染拡大の中でハイブリッドという形など、今、様々な工夫があるので、そういった今後に生かせる、あるいは今後もし感染拡大したことがあれば、ウィズコロナの中での実施できる方法というような知見などあれば聞かせてください。 ◎スポーツ振興課長   今おっしゃっていただいたように、オンラインと現場でリアルにやるというところを合わせてやるハイブリッドの大会等もございます。やはり、実際にウィズコロナの中でやっていくということで、この1年ぐらい、少しずつやってる大会も増えてきまして、どのようにやったらいいか、感染症対策はどうしたらいいかとか、スタートの方式を変えてみたりして、密にならないようにするとか、そういったものはいろんな大会の情報等を得ながらやってるところであります。今年度に関しては、ほかのところの状況もどんどん収集しながらですけれども、実際のリアルでできるように今準備を進めておりますので、またほかの大会のいいところとかを積極的に取り入れながら、安全に実施できるような大会にしていきたいと思っております。 ◆さかまき常行   この場でお聞きして恐縮ではあるんですが、私も勉強不足なところがあって、ハイブリッド的にリアルとオンライン的なものを融合する事例として、もし何か一つ例示いただければと思うんですが、どんなふうな工夫といいますか、世の中で行われてるか聞かせてください。 ◎スポーツ振興課長   ハイブリッドでやる場合に幾つか方法はあるかと思うんですけれども、例えば大会の前に、オンラインの大会をやって、練習のためにオンラインを活用していただく方式であったり、もう一つは、逆に言うと、リアルの大会と同じ時期に開催して、オンラインの人にも、現場は走れないけれども、同じような走ったような気持ちになってもらうとか、そういったようなところで開催時期の調整とかをされてるところが、やはり多いかと思います。 ◆さかまき常行   ありがとうございます。勉強になりました。最後に、今年度に向けて、今準備されてらっしゃるときだと思うのですが、応募の受付始まってたかどうか、すみません、失念をしたんですが、2年、オンライン形式で始まって、今年度、今リアルを想定してますが、それに向けた反響ですとか参加の状況みたいな、手応えなり、今の、現時点の状況を聞かせいただければと思います。 ◎スポーツ振興課長   コロナによって、やはり大会がない期間が何年か続いてたというところもありまして、やはりフルマラソンを挑戦するのにちょっとためらってる方もいらっしゃるという話も、やはり聞いております。ほかの大会等にもいろいろ話を聞いてるところ、やっぱり例年より申込者数が少ないという状況はあると聞いております。板橋区も、今回3月に向けて、ふるさと納税枠であったりとか板橋区民優先枠であったりとかという形も含めて、一般枠を含めて、今募集をさせていただいておりますが、やはり前回リアルでやってたときより申込みの方は、少ない形にはなっております。なので、今後もぜひ、積極的に周知させていただいて、皆さんに走っていただけるようなPRをしていければと思っております。 ◆さかまき常行   ぜひうまくいくように願っているところでもございます。ウィズコロナ、このまま、コロナに限らず、こういった状況というのは今後起こり得るかとは思います。そこで、いろんなものを諦めていくということだけではなくて、いろんな工夫で、前にといいますか、そういった知見を集めながらやっていくのが大事かなと思いまして、聞かせていただきました。続きまして、主要施策の成果180ページ、先ほどもほかの委員からも触れられておりましたが、就職活動サポート事業に関してお聞きしたいと思います。ここで最初に、先ほども触れられておりましたが、181ページにあります人材確保促進支援事業について聞きたいと思います。先ほど、様々質疑ございまして、ニーズのお話であるとか実際の実態であるとか、そんなお話もございました。改めてなんですが、民間事業者に委託した形で紹介、人材派遣するという形で多分提供されていたのかなと思います。最近もプロポーザルが、確かあったかと思います。改めて、この事業のスキームといいますか、いわゆる紹介予定派遣を多分すごくやってらっしゃる事業者かと思うのですが、そこと区がどう絡んで行われているのか、あるいは先ほど、私も不勉強で、2か月というお話があったのですが、紹介予定派遣って6か月間ぐらいで一般的にはやるのかなという記憶もあったものですから、その辺のところを改めて聞かせてください。 ◎産業振興課長   こちらの事業につきましては、今お話ありましたとおり、プロポーザルで事業者を決定して、実施している事業でございます。この事業でございますけれども、まさに求職者と区内事業者をいかにマッチングさせていくかというところでございまして、令和3年度につきましては、コロナ禍で失業者となった方などを中心にマッチングを進めていくということで、区内事業者と区内の求職者に限定した事業でございました。そういったところでは、求人の募集から求職者の募集に至るまで事業者にお願いをして、実施しているところでございます。この中で、トライアル就労というところでは、最大2か月ということで行わせていただいているところでございます。ほかの自治体とか、東京都でも似たような事業が実施されております。そういった中で、もしかすると期間が長いものもあるかもしれませんが、区の事業としては最大2か月で実施させていただいたものでございます。 ◆さかまき常行   理解をいたしました。参加企業といいますか、紹介予定で人材を派遣してほしいという企業に関して、申し入れるときは、実際には委託事業者ですけれども、窓口としては区にあるのでしょうか。 ◎産業振興課長   申込みの窓口につきましては事業者に設置をいただいておりまして、しっかりとコールセンターもつくって、対応いただいてるところでございます。 ◆さかまき常行   そうしますと、この委託事業者が派遣元企業として、2か月間の紹介予定の派遣者に関しての給与体系というのは派遣元企業との間にあって、そこは区の補助といいますか、助成が出てるという、先ほど質疑であったかと思います。その条件ですとか、正規雇用になるときの雇用条件というんですかね、その辺のことですとか、間に入って、この事業者が、就職を希望する方に対してのサポートをきめ細かく行っていらっしゃるのかと思うのですが、そういった理解でよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   まさに今お話しいただいたとおりで、キャリアアドバイザーの方にしっかりとマッチング等を進めていただいて、各種、まずトライアルに入る前にも一定程度、求職者の方にも研修的なところもしていただいて、ある程度スキルを整えながら事業者へのトライアルの就労に進む形になりますので、しっかりと対応はさせていただいてるとこではございます。 ◆さかまき常行   これについて最後になりますが、改めて、先ほど起業支援という意味合いも込めて、この事業を実施されていらっしゃるお話もございました。改めて、3年度に関しては、結果として就労決定者というところの人数のお話もありましたが、区として、この事業の現時点での評価といいますか、また今後についてご見解を聞かせていただければと思います。 ◎産業振興課長   こちらの事業につきましては、先ほどもお話しさせていただいたかもしれませんけれども、区内の、中小企業の事業所にとっては、直接すぐに雇用というわけではなくて、一定程度、求職者の資質を確認できるというところでのメリットがあろうと思います。逆に、求職者のほうも実際に就労、例えば正規で勤めたとして、こういうはずじゃなかったということで短期にお辞めになるということを防ぐという点では、この2か月間は大切な時間なのかなと考えてございます。ただし、やはり令和3年度の実績では、コロナ禍ではありましたけれども、少し少ないので、今年度、この事業の中で、通常の面接のやり方で面接会でありましたり、合同企業説明会とかも絡めながら、事業の改善を図っているところでございます。また、今年度の結果を見て、あまりにも、やはり振るわないというところであれば、来年度、抜本的に改善をしていくことも視野に入れて検討はしているところでございます。 ◆さかまき常行   よろしくお願いいたします。両方にとってウィン・ウィンとなる事業になっていただければと思ってるところでもございます。 ◆荒川なお   私からは監査委員の意見書の58ページで、先ほどもありましたが、区民文化費のところで文化会館運営経費というのがありまして、この中には、令和2年度だと思うんですけども、大ホールのメインスピーカー更新が令和2年度に行われた、令和3年度は3億2,000万円ぐらい使われているかと思うんですけども、具体的にどういうことに使われたのかというのをお聞きしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   文化会館の運営経費の内訳でございます。主に指定管理料が一番多い経費でございまして、こちらのほうで2億5,320万円余支出をしてございまして、あとは同じ委託料で、文化会館の特定天井の工事の補償金を支出してございます。今年の2月から9月末まで、文化会館の大ホールと小ホールの天井の工事やらせていただきましたけれども、そちらを工事させていただく際に利用いただけなかった期間がございますので、そちらの補償分という形で1,466万円余計上してるところでございます。あと、大きいところ申し上げますと、工事請負費で、先ほど申し上げました大ホール及び小ホールの天井板落下防止ネット設置工事、こちらのほうで4,620万円お支払いしてございまして、あとは補償・補填及び賠償金というところでございまして、先ほど小林委員にご質問いただいて、時間がなくてお答えすることができなかったところでございますけれども、経営改革推進課からの通知によりまして、感染拡大防止等により、指定管理者が施設利用予定者に還付した施設利用料、つまりキャンセルして、要は感染症の対策で、やっぱり使えませんという申出いただいて、指定管理者が施設利用予定者に還付した施設利用料につきましては区が全額補償するという形になり、1,133万円余計上しておるとこでございます。 ◆荒川なお   聞きたかったのが、令和2年度はメインスピーカーも入ってるんですけども、舞台とかの設備について、例えば結構長く使われてるので、文化会館自体も、私も詳細に専門的な知識がないので分からないですけども、もっと舞台設備であるとか、そういうのの改修とかは頻繁に行われていいのかなと思っていたんですけども、その辺についてもお願いします。 ◎文化・国際交流課長   そうですね、おっしゃるとおり、文化会館ですとかグリーンホール、経年劣化により、大分施設が劣化してるというところがございまして、随時、補修工事ですとか修繕のほうやらせていただいておるところでございますけれども、やはり修繕にはお金がかかるというところでございまして、財政当局と協議をさせていただいて、順次やらせていただいておるというところでございます。今年度におきましても、舞台上の設備ですとか音響の設備につきまして工事の予定がございますけれども、順次やらせていただきたいと考えております。 ◆荒川なお   私なんか、聞いた方からだと、やっぱりこの2月から9月ぐらいでしたっけ、工事をやっていて、その間に舞台の中とかも、もっと改善されるのかなということを思ってる方も結構多かったようなんですけども、そうではなくて、まだ、多くはこれからというふうに、今年度、これからやるところもあると思うんです、今の答弁だと。この9月までの間は別に、今までの舞台の設備と、古いままであるということなんですかね、すみません、確認させてください。 ◎文化・国際交流課長   そうですね、基本的には従前の施設を少しずつ修繕させていただく形になりますので、そんな大幅なリニューアルといいますか、そういうことはできる予定はございません。 ◆荒川なお   そうすると、先ほども文化会館使用する、公演のお話等ありましたけども、例えば利用する人であるとかお客さんであるとか、音響とか、いろいろ設備のよさというのは、聞いてる人たち、すごいよく分かってるわけですけれども、よりよいところで利用したがるわけですから、今お金のことをお話しされてましたけども、そういうことを理由になかなか、改善されないとなると、利用する人もお客さんもどんどん減ってしまうというか、悪循環に至ってしまうんじゃないかと思うんですけども、そこら辺についての考えもお願いします。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおり、当然設備がいいほうが利用しやすいという現状がございますけれども、当館、文化会館、グリーンホールにつきましても、先ほど申し上げましたとおり、順次設備の改修等を進めさせていただいてございますので、区民の方々の意見を今後も頂戴しながら、できる限り区民サービスの向上に努めさせていただきたいと考えてございます。 ◆荒川なお   今、区民の声聞きながらということでしたけれども、結局、じゃ財源がないといって受け入れられないとなってしまうのか、それともこういう声があるから、今後ここは改善していくためにお金をもっとつけていこうとかいう発想になるのか、それで全然環境が違ってしまうと思うんですけども、そこについての今後の考えもお願いします。 ◎文化・国際交流課長   当課としましては、今年度も既に工事終了したものや、これからやらせていただくものもございますけれども、そのほかにもたくさん、実は内容としては工事ございまして、ただ財政の当局と今後も協議させていただいて、優先順位をつけながら一つひとつやらせていただくような形になろうかとは思うんですけれども、そのような形で、皆様が安心して使っていただけるような施設を目指してまいりたいと考えてございます。 ◆荒川なお   先ほども言いましたけども、やっぱり施設、いい悪いという、利用してる人たちにとってどうかっていう、やっぱりその視点に立たないと、何のためにあるのかということになってしまいますし、それで先ほどほかの会場の名前も出てましたけれども、じゃこっちだったらもっといいというふうになれば、そういうところを利用してしまうことになって、結局いいものが見れなくなりますし、そういうニーズに応えられないという環境も出てきてしまうと思うので、それは早急に、はっきり言って、今の財政の在り方を待っていたらすごい遅いんですね、いいものができるまでに。以前、福岡県の久留米市にも行きましたけれども、物すごいです。生では見てないと思いますけれども、あそこまでのことは板橋区に求められるか分かりませんけれども、よりよい環境というか、出演者とお客さんにとって、そういう環境はつくっていただきたいと思います。すみません、じゃ次の質問に行きます。以前に陳情のときにもお話をさせていただいたんですが、先日、主要産業の調査アンケートのところで、そのときはアンケート結果を見ないで質疑をしたので続きのような形になるんですけれども、このアンケートの中で、新型コロナウイルスの感染拡大による影響の事業者施策のうち、これまで利用した制度について該当するとこに丸をしてくださいというところで、給付金の話も以前ありましたけども、中小企業等事業継続支援金給付事業というのが17.9%で一番多くなっているんですけれども、このことについて、今の中小企業が板橋区でどういう実態になっているか、結果を受けてどういうふうに考えてるかを、まずお聞きしたいと思います。 ◎産業振興課長   主要産業の調査でございます。今ご覧いただけるのがウェブによる回答の単純集計でございまして、大体600件ちょっとというようなところの集計状況でございます。全体、ウェブと、いわゆる紙ベースというところで含めますと大体1,300件程度の調査票となってございますので、また最終的に集計を行って、あとは分析、クロス集計とかかけながら、最終的に報告書ということでまとめさせていただくところでございます。まだ途中の経過というところではございます。そういった中で、今ご案内いただきました中小企業等事業継続支援金が一番多くお使いいただいてるというところでは、この支援金につきましては、令和3年4月から9月までのいずれかの月で売上高が前年または前々年度の20%以上50%未満の方が対象になるということで、基本的にどこかの月で対象になれば支給がされるというものではございましたので、そういった意味では非常に使い勝手がいいといいますか、多くの方にご利用いただける支援金だったのかなと捉えてございます。 ◆荒川なお   そういう結果だと受け止めているわけですけれども、以前の委員会では、例えば直接支援ということはやらないと。そういうふうに結果出る前からも言っているわけですけれども、まだ集計途中だということですが、陳情の際に少し聞きましたけど、やっぱりちょっと分からなかったので、再度そこについてもお聞きしたいのですが、お願いします。 ◎産業振興課長   まさに、先ほどの支援金でございます、コロナ禍で強力な制限がかかっている給付の事業でございます。先日の第221号の陳情のところで、この時期にということでの、給付の制度であったりを求めるものでございまして、そちらにつきましては、これまでお話ししてきましたとおり、事業制限が現在ほぼ解除されてるという状況におきましては、直ちにそういった給付の施策をするという段階には至っていないという見解でお答えをさせていただいてるところでございます。 ◆荒川なお   そうすると、今も、例えば緊急事態宣言とかまん延防止とか、そういうものが出たとき以外は必要ないという考えでいいんですか。 ◎産業振興課長   現在の特に制限がかからずという状況では、給付型の支援策は、検討に至る段階ではないと考えてございます。 ◆荒川なお   私はアンケートの在り方を見て、例えばほかにも給付制度のことがいろいろ、これまでやったことについて書かれてるわけですけども、使った人たちに対して、じゃそれがどうだったのか、今後、例えば今はいろいろ解除されてますから、じゃ解除されたら要らないのか、そういうことは聞いてはいないですよね。このアンケートの中でも、別の形でも聞いてないですよね。まず、そこも確認させてください。 ◎産業振興課長   直接というところでは、どういった支援が必要なのかということは伺っておりますけれども、そういったところで大きくお話は聞いている段階のアンケートにはなってございます。 ◆荒川なお   だから、私が言いたいのは、アンケートの声を聞いた上での判断で、その後、普通、政策というものがつくられていくんじゃないかと思うんですけども、そうしなかった理由が今の答弁で分からなかったんですが、再度お願いします。 ◎産業振興課長   実施しております主要産業現況調査のみならず、例えば融資の段階でも、融資いただいた方にアンケート等はさせていただいてるところではございます。また、経営相談の中でありましたり、先ほど公社のほうで区内事業者、巡回してもらってるということをお伝えをさせていただいておりますけども、そういった声を全般的に拾いながら判断をさせていただいてるところでございまして、繰り返しにはなってしまいますけれども、現時点において、今の、支援策といたしましては、業務改善でありましたり、景気回復につながる支援にシフトさせていただいてるという状況でございまして、直接の給付の事業は検討はしていないところでございます。 ◆荒川なお   検討してないというのはこの間ので知ってるんですけど、実際に、だから今、それまでこのアンケート以外にも声を聞いて、別に要らないですよというふうに、聞いた人たちが考えているのかどうかということなんです。そこを聞きたかったんです。 ◎産業経済部長   補正のときにも、陳情のときにもお話しさせていただいたと思うんですけれども、当然事業者からすると、支援金を給付していただければ、それはいいに決まってると思います。ただ、区で行ったのは、コロナ禍の、災害時対応ということで給付金を行ったことでございます。今の現状の認識としては、原油高・原材料高に伴う困窮があると認識をしておりまして、これはコロナによる、災害時とは違って、原油高・原材料高、あと円安、これについては国がしっかりとやる政策だと思います。今月中に政府のほうでも電気料金、ガス料金についての施策というのは今後出てくると思います。その中で、国あるいは都、東京都も補正予算でかなりの支援をしておりますけれども、そちらのほうでやるということで、区については役割として産業の支援ということで、融資であったり、商店街支援であるとか、そういったことが区の役割であると考えてございます。先ほどの調査に関しても、支援金が欲しいと言われる率も多いんですけれども、一方では人材支援をしてほしい、人材確保に力を入れてほしいということもあります。再三、先ほど来、答弁ありましたように、区では、あまり実績が上がってないというのはあるんですけれども、人材支援にも力を入れているという現状でございます。 ◆荒川なお   アンケートが多岐にわたってるので、いろんな声をどう拾ってくかというのはもちろん大事ですが、そのときも話しましたけれども、現状これで十分な判断と言ってますけども、実際に、倒産してしまったり、この間のお祭りのときみたく、あれだけにぎわったりすれば、それはまた違うかもしれませんけども、実際はそういう現場というのはほとんどごく限られてるわけですから、そういう実態しっかり見て、ただ単にここしかやらないと決めるんじゃなくて、そこからさらに広げるか、どう広げるかという視点が必要ではないかと思います。 ◎産業経済部長   今後、大きく状況が変わって、例えば今後出てくる国の施策なんかで区の役割がはっきりしてきた時点では、今までの凝り固まった考え方をするわけではなくて、柔軟に対応するという考え方は持っているところでございます。 ◆荒川なお   区の役割って、中小企業、これだけ板橋区、23区でも多いわけですから、はっきりしてると思うんですよね。だから、今これからどうするかと言ってる間に、いろんな経営難というのはどんどん広がってしまうわけですから、先手というか、早めの対策がもっと必要になってくるんじゃないかなと思います。以前、本会議で消費者センターに関して、霊感商法のことでしたかね、8件ぐらい。たしか5年間、昨年度までであったと答弁があったかと思うんですけども、もうちょっと具体的な、あまり個人的なところは答えられないと思うんですけども、どういうことがあったのかというのを答えられる範囲でお願いします。 ◎くらしと観光課長   先日の霊感商法についてなんですけども、国の国民生活センターのPIO-NETで抽出した件数になっておりまして、いわゆる開運商法と、そのシステム上は言ってるんですけども、そういった占いであったり、そういったのを含めたものの件数という形になってます。例えば、占いサイトで高額請求されたとか、そういったのも全部、いわゆる今言われてる霊感商法でお守りなり、壺なり買わされたというだけではなくて、今申し上げたような、サイトの利用とか、そういったのも全部含めた形になってます。 ◆荒川なお   例えば、そういう消費者センターで一旦相談を受けて、例えばそこだけで解決できない問題も、中身は、詳しく分からないですけども、そういう場合、例えば違う機関に相談行ったりとか、そういうことまでやっているということなんですか。 ◎くらしと観光課長   そうですね、内容によってなんですけども、例えば弁護士さんにつないだりとか、そういった支援、相手方の企業に対して、そういった支援をしたりとか、そういったことにつなげたりとかしてるような形になってます。 ◆しいなひろみ   私からは、先ほど来ほかの委員からも出ておりますが、文化会館のコンサート内容について、まずご質問させていただきたいと思います。主要施策の成果148、149ページなんですが、こちらのほう見ますと、区民参加型事業、そして文化の提供事業、主催事業、それから同じく文化の提供事業、共催事業、この3つに大きく分類されているかと思います。午前中のご答弁の中で、著名な方を呼ぶと費用対効果等も必要になってきたりするが、名人寄席などはソールドアウトだというご答弁をいただいております。幾つか質問していきたいのですが、販売するチケットの上限に金額の制限はあるのか。次に、どんなものを呼んでほしいか、アンケートを取ったりしたことはあるのか。この催物の内容はいつどのように決まっていくのか。まず、この3点教えていただきたいので、お願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   まず、1点目でございまして、こちらの事業につきまして、チケット代の上限があるかどうかというところでございますけれども、基本的には、上限は設定はさせていただいてございませんで、主催者団体と打合せをさせていただく中でチケット代が決まってくる形になります。計画がどのような形で上がってくるかというところでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、計画自体は財団で計画をさせていただいてございまして、最終的には意思決定機関でございます理事会ですとか評議会にかけさせていただくと。最終的に決定して、翌年度の事業を粛々とやらせていただいておるというところでございます。アンケートにつきましては、財団も、指定管理者のほうも独自の事業を行わせていただいてございますけれども、利用者のアンケートというのは順次収集させていただいてございまして、そのアンケートに基づいて、例えば新しい事業ですとか、そういったものを計画をさせていただいて、参考にさせていただくという取組もやらせていただいておるところでございまして、そのような形で区民の方々の意見を収集をさせていただいて、事業に反映させていただいておるところでございます。 ◆しいなひろみ   この評議会の構成メンバーの年齢層、男女別、教えてください。 ◎文化・国際交流課長   構成メンバーにつきましては、すみません、今資料がございませんで、後ほどご提供させていただきます。男女の内訳ですとか年齢層につきましても、可能な限り資料作成させていただきたいと思ってます。
    ◆しいなひろみ   文化会館と同じぐらいの規模で、和光市にはサンアゼリアという施設があります。こちらは1,286席です。駅から15分ぐらい、結構かかりますので遠いところなんですが、こちらのサンアゼリアでは、コロナ禍という影響もあるんですが、以前は毎年9月に宝塚歌劇団を呼んでいるんです。そうしますと、ほとんど席は満席。こちらの宝塚歌劇団のチケットですとSS席で1万2,500円、東京宝塚劇場でも、宝塚大劇場でもかなり金額が高いチケットもあるにもかかわらず、ほぼソールドアウトに近い。この日は、やはり普段和光市に来ない方たちも、駅からコンサート会場に行く時間設定を早めにして、地域の飲食店でお食事をしたりして、本当ににぎわいます。地域の活性化にもつながっております。これだけの規模の施設が本区にもあるわけですから、私はぜひ、今までの開催の主催内容を見てると、何かもっともっとさらに夢があるような内容の招致をしていただいてもいいんじゃないかなというところで、宝塚歌劇団を呼んで、地域の活性化につながるとか、そういった方向でも積極的に動いていただけたらと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   いろいろなご意見はあろうかと思います。やはり、宝塚歌劇団となりますと著名な団体でございますので、集客力はかなり強いのかなと考えておるところでございますけれども、先ほどご答弁させていただきましたとおり、やはり大きい団体であればあるほど、どうしても費用がかかってくるところでございまして、やはりそこら辺の検討は重ねなければいけないのかなと考えておるところでございます。ちなみに、当区におきましては昨年度の実績で劇団四季なんかも招致してございますので、何もないというわけではなくて、評議会ですとか理事会の皆様の、区民の代表者の方々、いろんな方来ていただいてございますけれども、そういったご意見頂戴いただきながら、また財団の事業でございますと、財団の設立目的なんかも考えながら、公演はやらせていただかなきゃいけないのかなと考えておるところでございます。いろいろなジャンルでいろいろな公演が検討できるかと思いますので、今後も引き続き区民の方々のご意見頂戴しながら、こういった公演をやらせていただきたいと考えてございます。すみません、申し訳ございません。あと、先ほど資料要求をしていただいた件の回答でございますけれども、評議員のメンバーで、全部で12名ございまして、男性が10名、女性が2名でございまして、中には区議会議員の方々もいらっしゃいますけれども、そのようなメンバーでございます。年齢につきましては、この資料ではございませんが、そのような形でございます。 ◆しいなひろみ   やはり、評議員の方も圧倒的に男性が多いということですよね。ただ、こういったコンサートとかに足を運ぶ方たちって、男女比でいうと女性のほうが多いような気がします。評議員の男女比を変えてくださいということではないんですが、やはりいろんな視点で考えていただきたいなと思います。次の質問にいきたいと思います。事務実績調書の区の20ページ、埋火葬と改葬許可についてお伺いしたいと思うんですが、こちらの数字見させていただきますと合計6,641で、不詳32というのがあるんですが、この不詳32というのはどういうことなんでしょうか。 ○主査   多分、だから何で不詳があるのかということですかね。不詳は、男女分からないから不詳だということなんだと思うんですけど、そうじゃないですか。 ◎区民文化部長   性別欄が不詳ということでありまして、その下に2つ、死体火葬許可というのがあって、下段の死体火葬許可というほうに不詳が出ております。また、それの改葬許可ということで、性別が要するに分からないような状態でお亡くなりになるという件数とご理解いただければと思います。 ◆しいなひろみ   ご遺体の損傷が激し過ぎるということではないということなんですね。 ◎戸籍住民課長   申し訳ございませんでした。この不詳32の積み上げなんですけれども、2つ目の死体火葬許可が25名で、改葬許可が7名となっております。それで、死体改葬許可につきましては死産届に基づいて発行する火葬の許可になりますので、この時点では、男女について不詳という方が25名いらっしゃったということになります。また、7人のところで火葬許可というところがございますけれど、火葬許可につきましては、一般的に現在埋葬しているお墓から別のお墓へ移す場合に行う手続となりますので、現在お骨が埋葬されているお墓の所在地の自治体が許可証を発行することになるんですけれど、トータルの123のうち、古いお骨もあるので、そのうちの7名の方につきましては男女比が分からなかったというところで、不詳として計上させていただいております。 ◆しいなひろみ   同じ項目なんですけれども、火葬許可というのと埋葬許可が男性お一人となってるんですが、これは土葬したということなんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらの埋葬許可お一人につきましては、この方、国籍がパキスタンの方で、国の風習で火葬にできないとのお届けがございました。国内で火葬しないで埋葬できる霊園に埋葬するということで、こちらを発行した経緯がございます。火葬しない埋葬というと、近年、様々な埋葬方法があるので、詳細については不明なんですけれども、いわゆる土葬とは限らない埋葬許可で相手方が受け入れられるのであれば、こちらで大丈夫ということでございます。 ◆しいなひろみ   次の項目いきたいと思います。同じページの16番の戸籍附帯事務処理状況の中で、相続税法第58条に基づく通知というところで、実際、死亡者数が6,641人に対して通知が6,456人、この差の185人というのはどういった内容なんでしょうか。 ○主査   もし、すぐにあれでしたら、違う質問、先にやっていただいてよろしいですか。 ◆しいなひろみ   承知しました。では、質問のほうを。資源環境部の事務実績調査の資の17番なんですけれども、高齢者などの戸別収集についてお伺いしたいと思います。この制度があることで、在宅高齢者の方がとても助かっております。今、要介護者も増えておりますし、独居の高齢者の方たちも増えております。特に地域の方とトラブルになるのが、曜日の認識が分からなくなる状況になると、外のごみ置場に燃える日にちゃんとごみが出せなくなったりして、地域とトラブルになったりするので、本当に私もケアマネジャーのときにはよくこの制度を使わせていただいているんですが、今、受け入れてる中での課題というのが何かございましたら教えていただきたいのですが。 ◎板橋西清掃事務所長   今、確かにおっしゃられてるように、1人でごみを出したりすることができない方にとって、戸別にごみを収集するようなサービスが大変喜ばれているというのが実情であります。今まだそこまではいってないんですけれども、もし個別に対応していくとなると、作業に関する手間がかかるということは当然あるのかなと思っています。また、プラスアルファで独居の方が多いので、それに対する安否確認等もやっているんですけれども、なかなかそこの部分、ごみが出てないことに対しては目が行き届くという部分ありますけども、それ以上のことはなかなか難しいところがあります。 ◆しいなひろみ   今の戸数で951件となっておりますが、この制度はもっともっと伸びていくと思うんですね。そういったときに、介護度が軽い人はできないとか、そういった、どっかで切らなければいけない状況が出てくるのがとても不安です。やはり、急に入院したりしたときに、どうしても清掃事務所まで連絡するのを忘れてしまったりすると、取りに来たときにご担当の方がメモ紙を置いてってくれたりとか、大変温かい対応をしてくださったりしておりますので、引き続きこの制度に関してはお願いしたいと思います。ありがとうございます。次なんですけれども、同じく施策の3の8番の区民農園の運営事業に関してご質問させていただきたいと思います。こちらは、主要施策の成果ですと196ページでございます。区民農園なんですけれども、区内を全体で見たときに、このエリアはとても区民農園が多いけど、こっちのエリアはちょっと区民農園が少ないとか、何かそういった差異というのはあるのでしょうか。 ◎赤塚支所長   こちら、非常に明確でございまして、赤塚、成増、徳丸方面にほぼ集積しています。あと、一部、西台、前野町と高島平、そういったかなり西側、北西部に偏った状態でございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、例えば赤塚とか、そのエリアから遠い大山のほうとか加賀のほうからいらっしゃる方は、交通手段としては車はやめてくださいと書いてあったと思うんですが、どういった交通手段で実際ご利用されてるんでしょうか、遠くから来る方は。 ◎赤塚支所長   こちら、主に自転車ですとか、お車でいらしたとしても、大変申し訳ないんですが、近くのコインパーキングなどをご利用いただく形でお願いしております。 ◆しいなひろみ   実は、区民農園をご利用されている方からご相談があったんですけれども、最後に使い終わって、区に返さなければいけない時期になったときに、根っことか、いろんなくずが出て、それを自分で処理しなければいけないと。以前にもご質問させていただいたときがあったんですが、まさか土とか葉っぱのくずを持って、バスには乗れないと。かといって、高齢だと自転車に乗るのもおぼつかなくなっていくと。何とかしてくれないかというご相談があったのですが、このあたりに関して、苦情とかご相談というのは入ってますでしょうか。 ◎赤塚支所長   そうですね、まれにそういったお声もあるとは思うんですけれども、それほどご利用者の方から大きく、そういったお声は届いてないと認識しております。 ○主査   所管の決算調査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後3時30分といたします。 休憩時刻 午後2時59分 再開時刻 午後3時26分 ○主査   休憩前に引き続き区民環境分科会を再開いたします。それでは質問を続けます。 ◆杉田ひろし   先ほどの続きなんですけども、主要施策の成果188ページの渋沢栄一関連でありまして、先ほど、現時点での発売冊数は17冊と先ほど伺ったんですけども、3月29日ということで結構日数もたっておりますけども、先ほどの答弁、783万円予算をかけておりますので、また内容も、改めて江戸末期から今日に至るまで板橋区、渋沢栄一翁の業績と養育院の関係とか、また板橋の本当に歴史もずっと追ってこれる、内容は本当にすばらしい内容だと思ってますんで、より多くの区民の方にぜひご覧いただきたいなと思うんですけども、今後の販売冊数をもう少し増やしていけるようご努力いただければなと思いますが、その辺のご見解はいかがでしょうか。 ◎くらしと観光課長   先ほど申し上げました17冊については、今年の3月31日現在でございまして、9月30日現在で申し上げますと、実に売れた冊数としては137冊プラスです。あとは、書店に今並んでおりますので、そこは今現在どのぐらい売れてるのかなという状況ではあります。今、区内の書店とか、有名な通販の書店のサイト、そういったところで今販売されてるという状況になっております。また、今後、命日に合わせて渋沢栄一の講演会なんかも予定しておりますので、そういった場で販売の機会を持って、続けていきたいなと考えてます。 ◆杉田ひろし   よかったです。さっき17冊と聞いて、ちょっとびっくりして、ちょっと私が勘違いしてまして、安心しました。それとあと、庁議記録の、令和4年4月5日火曜日の令和4年度第1回庁議をホームページで読んでみたんですけども、あ、なるほどなと思って、主な意見というところに、ちょっと読み上げさせてもらいますと、区の財産である旧粕谷家や昨年度作成した板橋版澁澤榮一地図等、こうした資源を活用して、中学生などを対象にした事業ができないか考えてほしい。区のこれまでの取組を、90周年記念事業として中学生向けに機会をつくったり、図書館と一緒に組んだり、これまでにない組合せによって地域展開すると、違う切り口となる。それに専門性が加わることが重要なので、検討してほしいということが主な意見のところに記載がありまして、本当にいい指摘だなと思って読んでたんですけども、この辺については、中学生などを対象にした事業とか、今回90周年ということもありますので、図書館と一緒に組んだりとか、地域展開という、こういうのは何か検討して実行されてこられたのかどうかもお願いいたします。 ◎くらしと観光課長   中学生とかに対しての事業というところでは、うちのほうで、まだ今のところ特に中学生対象としての部分は検討してはいないのですが、ただ今後、講演会であるとかそういったのを開いてまいりますので、そういった場をご活用いただければ。また、健康長寿医療センターで、小学生とか中学生への分かりやすい冊子を作成してるのがあります。そういったのを電子版で展開というようなところを、区でもまたお手伝いしていきたいなという形で、今健康長寿医療センターなんかと打合せをしてる段階でございますので、そういったのをまた積極的に活用できればと考えてます。 ◆杉田ひろし   ぜひ、重ね重ね内容がすごくいいので、フル活用できるよう、また様々なアイデアで取組をしていただければと思います。それでは、次の質問に移らせてもらいまして、次は主要施策の成果の162ページに、(7)の②のところに、アマチュア無線JARLでしょうか。特別局の開局ということで、これもなるほどなって、すごいアイデアだなと思って感心しちゃったんですけども、こちらにも記載がありますが、植村さんが冒険中の連絡手段として、アマチュア無線で交信した縁もありということで、今回、8J1NAOMIを開局したということで、こういった形で子どもたちもいろいろと交信体験もされているという記載がありまして、こちらにも、帯広ということですから、北海道のほうまで交信をしてるということで、本当に夢のある事業展開もされてるなということで、これも本当に感心してるところでもあります。ちなみにこれは、ここの記載を見ると、場所が植村記念加賀スポーツセンターの駐輪場で、13人ということなんですけども、ただ開局期間が令和4年1月29日から令和5年1月28日の1年間ということで、これは常設でやられているのか、またはこういった駐輪場とかでやられているのか。というのは、今回の区民まつりにおきましても、SDGsひろば、ゲートボール場のところでこの8J1NAOMIが開局しておりまして、こういった形でやられるのかどうか。おとといですか、私、こちらのほうに伺いまして、小学生のお子さんが一生懸命交信をされてる、ああ、いいなと思って、本当にいろいろと考えるなと思って、本当に思ったところなんですけども、こういった形で、来年1月28日までこういう特設会場でやられるのか、常設でやられるのか、どんな感じで来年までやられるのか、この辺についてご説明をいただけますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   植村冒険館でアマチュア無線局のご質問です。先ほどおっしゃっていただいたとおり、植村直己さんが冒険の際に無線を使ってたということもあり、昨年生誕80周年ということで、植村冒険館のリニューアルといったところもありましたので、特別局という形で開局させていただいたものになります。期間は、今年の1月29日から来年、令和5年の1月28日までの1年間の特別局になります。実際、どのような運用をしてるかといいますと、2種類ありまして、PRのための運用ということで、1月29日、3月19日、4月23日、そして昨日、おととい、10月15日、16日、植村冒険館のPRだったりとか植村直己さんのPRということで、運用をしてるところと、あともう一つ、おっしゃられたように、小・中学生とか高校生を対象に、実際にアマチュア無線で体験していただくというところをやっておりまして、それが今年の3月26日、また7月31日、そういった体験をしておりました。昨日、おとといの区民まつりは、PR用の運用をする予定だったんですけれども、ちょっと急遽、要望がかなりあったので、飛び込みで体験をできるような形で取らせていただいて、21人の方が体験されたという形になります。あくまでちょっとこれは特別局で、1年間だけの許可が下りてるものになりますので、期間終了後に関しては、今年の状況を見つつ、あとはご協力いただいてる一般社団法人の日本アマチュア無線連盟の方の協力とかも必要になってきますので、そういったところとどのようにやっていくかは調整とか検討を今後もしていく予定になっております。 ◆杉田ひろし   そうですね、今回の交信体験、私も先ほどのとおり区民まつりで拝見させていただいて、本当に小学生のお子さんが一生懸命交信して、先ほどのとおり、もし帯広とか、北海道をはじめ全国が無線でつながったら、子どもにも本当に夢があるなと思いますので、ぜひ、1年間だけではありますけど、また、教育科学館にもアマチュア無線機があるかと思いますけども、何らかの連携をしながらでも、植村直己さんの継承にもつながりますので、ご検討いただければと思います。ちなみに、予算的には、今ご協力いただいてる団体名もありましたけども、今回決算でありますので、どのぐらい予算がかかっているのかも、教えていただければと思います。 ◎スポーツ振興課長   今回、この特別局を開設するに当たりましては、特に植村記念財団で無線機を買ったりとかはしていないと聞いております。アマチュア無線連盟の方から、無線機の貸与だとか、交信室の管理等のことをやっていただいたりとかして、体験局の人員補助についてもやっていただいてるという形での今回は対応となっております。 ◆杉田ひろし   それでは本当に予算もかからなくてこれだけの事業ということなので、また何らかの形で夢のある事業は引き続きお願いしたいと思います。続きまして、今度は主要施策の成果の171ページ、いたばし未来の発明王コンテスト事業(6)のところであります。これまた本当にすごく夢のある事業でありまして、ただちょっとこの数字だけ見ちゃいますと、2年度が49件で3年度が13件の応募ということでちょっと減っちゃってるんですけども、この辺の何か理由は何かあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのいたばし未来の発明王コンテストでございます。小学校3年生から中学生までの発明アイデアを募集して行うんですけれども、大体募集の時期は、夏休み中に考えていただいて提出いただくというものにはなっているんですけども、やはり令和3年度でございますと、先ほどのコロナ禍というところもありまして、若干そういった影響が否めなかったのかなと考えてございます。 ◆杉田ひろし   分かりました。こちらも区のホームページで見たんですけども、第2回、令和3年度の発明王コンテストの実施状況については、ちょうど最優秀受賞者、その他審査員のインタビュー、保護者インタビューを含め動画でも配信してまして、受賞されたお子さんたちがすごく真摯に、一生懸命動画で自分の発表したものとか、応答もしてまして、これも本当に引き続き拡大していっていただきたいなと思っております。そして特に、次の質問にも関わるんですけども、今回の令和3年度の発明作品は、ちぢーむトングというのでしょうか。コロナ禍でもありますけども気楽にごみ拾いができるように、伸び縮み機構によって持ち運びができるトングの提案ということで、なかなか今、ごみを捨てている、駅前とかもたばことかいろんなのが捨ててありますけども、こちらを読むと、「ごみを捨てないのではなく、拾ってしまうという発想やごみ拾いという行為自体をおしゃれなものに変えてしまう点が画期的で新規性が高い作品です。」と紹介されておりまして、この辺についてもまた改めて発明王コンテストの拡充を進めていっていただきたいなと思っております。この関連で、主要施策の成果の210ページであります。(3)に環境美化啓発で、①のところに、迷惑喫煙等防止業務委託につきまして委託されておるということで、禁煙マナー指導員による呼びかけを各駅でやられてると思うんですけども、こちらの決算額はちなみにお幾らなんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうは、各駅で委託により、ご指摘のように指導員が巡回指導といいますか、行っているものでございます。業務委託の金額ですが、2,741万900円が3年度の執行額になってございます。 ◆杉田ひろし   こんだけのやっぱり予算をかけておりますので、どのぐらい各駅でたばこのポイ捨て等が減ったのかどうかというのは、これも結構長年やってると思うんですけども、データを収集して効果というのは検証されてるのかどうかについて、お願いいたします。 ◎資源循環推進課長   定点観測的に、吸い殻の本数であったり、それから歩きたばこをしている方の人数をカウントをしているところです。2年度と3年度の比較で申し上げますと、吸い殻の定点調査で2年度が、ちょっとこれは大きな数字になりますが、いろんな駅の平均の本数でございますので数が多いんですが、令和2年度が722本というところが令和3年度は626本ということで、実際に巡回指導をしている方が見つけて拾った吸い殻の本数は減ってきているというところもございます。ちなみに、元年度が899本だったものが2年度が722本、3年度が626本ということで減少傾向にありますので、必ずしも指導員だけの成果ではないかもしれませんけど、一定程度こういったことで効果は上がっていると受け取れる状況になってございます。 ◆杉田ひろし   ぜひ、2,700万円かけておりますので、やっぱり効果を出していただきたいなと思っていますので、いろいろ改善しながらでも取り組んでいただきたいと思います。それで、一つ今回、今年の6月に我が会派の間中りんぺい議員からピリカの提案をさせていただいておりまして、ごみを拾ってそれを見える化するSNS上での対策でありますけども、先ほどちょっと指摘させてもらいましたいたばし未来の発明王コンテストで、ちぢーむトングについて先ほどご紹介させてもらいましたけども、拾ってしまうという発想ということで、まさにピリカにつながるものでありまして、ぜひピリカの導入も検討していただきたいなと改めて思っております。私の知り合いでもピリカを使ってる方がいまして、例えば朝ランニングしながらごみを拾って、ペットボトルとかを拾って、それをピリカのほうに上げてまた仲間づくりをしてごみの収集に取り組んでる者もおりますので、ピリカの検討というのは、6月の時点では検討するというご答弁だったと思うんですけど、現状どのような検討をされているのか、お願いしたいと思います。 ◎資源循環推進課長   実施している区が何区かございますので、その区から情報提供いただきながら少し状況を見ているところでございます。検討している中で、ちょっと今手元に資料がございませんが、実施している各区とも、始めた当初にぽんと人数が増えるんですが、その後すぐに頭打ちになってしまうというところが少し確認されまして、なかなか大きく広がっていかないという状況が見えましたので、その後、引き続きどういった方法で周知し広がりをつくっていくのかというのは少し課題になるのかなと思っておりまして、引き続き他区の状況を見ながら検討したいと思っております。 ◆しば佳代子   私も気になったので、たばこについて先にお伺いしたいと思います。決算額2,700万円幾らということだったんですけれども、そうですね、まず私が煙に敏感というか、すれ違いざまに臭いって思うんですけど、もっと人を増やしてもらってもいいのかななんて思ってるんですが、今は何人でこの美化活動をされてるんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   今、駅ごとに配置の人数を変えたり、時間帯を変えたりしております。一番多いのが成増駅になりまして、成増駅は週8回、午前、午後という形で巡回をしております。巡回の時間ですけど、1日7時間で午前が7時から10時半、午後が16時半から20時という時間帯で巡回をしておりまして、2人ペアで回っている。この成増が週8回回ってるのが一番多くて、それ以外の駅だと、少ないところですと週1回程度という形で、乗降客数であったり苦情の状況であったり禁止区域かどうかって、そういうところも含めて毎年少し調整をしながらやっていくうちに、だんだん成増が増えてしまったということなんですけど、そういったような調整はしているところでございます。 ◆しば佳代子   努力はされていると思うんですけれども、モラルの問題だと思うのですが、なかなか減らないという実感がありますので、工夫をしていただいて、子どもにも影響があると思いますので、そんな中で、高島平駅は以前吸われている方が多かったんですが、公衆喫煙所設置をしていただいたので本当によくなりまして、ありがとうございます。また、それに加えて、道路の環境も今後もいろいろ工夫をしながら行っていただければと思います。そうしましたら、引き続き清掃工場についてお伺いをしたいと思います。先日、火事がということで、清掃工場であったかと思うんですけれども、火事というか煙が出てるっていうことですかね。何でしたっけ、消防車がかなり来てて、SNSでも上がっていました。結果的には蒸気ということだったんですけれども、これについて詳しく教えてください。 ◎資源循環推進課長   今ご指摘いただいた件は、本年10月4日午後9時2分というふうに報告を受けておりますが、10月4日火曜日の午後9時2分に中央制御室の制御機器の故障ということで、板橋清掃工場1号炉と2号、2つの焼却炉がございますが、1号炉のほうはたまたまオーバーホール中で停止しておりました。唯一稼働している2号炉のほうが、これは夜間も常時運転はしてるんですが、この2号のほうがそういった状況で緊急停止しました。緊急停止してしまうと、中の圧、蒸気圧を逃がすために安全装置が働きまして、水蒸気が大気中にぼんと出てましたので、その水蒸気を見た周辺の方が、火災だと。大きな音というふうな話もあったそうで、実際音は出てないらしいんですが、蒸気を大量に噴出しますので、清掃工場から煙が出て、火災だということで、今ご指摘いただいたように、住民の方からの通報で消防、警察が出動する大きな騒ぎになりまして、周辺の方がSNSで上げたりなんかしまして、火災だ爆発だ何だっていう大騒ぎになったというふうに清掃工場から聞いております。実際には、冒頭申し上げましたように、焼却の状況をチェックしている中央制御室にございます制御機器が故障、通常ですとダブルチェック体制で、1つが故障してももう一つがバックアップとして作動し、異常がなければ業務継続なんですが、なぜか両方とも同時に制御機器が異常と判断したために、炉自体が緊急停止してしまったという状況でございます。その後、実際にその当日はそういった状況で、火災ではないということを消防等に報告しまして、消防、警察にはおおむね1時間半後には全部引き取っていただいたと聞いております。清掃工場には、合計6件ほど電話でお問合せがあって、全て今のようなお話をしてご理解いただいたと聞いております。結果的に何が原因だったかというのを業者を呼んで調べたところ、原因不明ということで、同じような状況が再現できなかったということで、安全確認の上、先週末には既に通常運転に切り替わっている状況でございます。 ◆しば佳代子   近隣の方々も何もなくて、よかったと思います。大きな音が、SNSでも拡散されてましたので、煙が出てたとかいろいろあって、多分かなりご不安だったと思うんですけれども、その状況の中で何か、次の日に近所を回られたというお話もあったと思うんですけれども、ではなくて、その同時のときに何かを、近所の方々に大丈夫ですよというようなことはされたんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   当日の時間帯、結果的に消防等が引き揚げた時間帯が、もう10時25分引揚げということで深夜になりましたので、当日に清掃工場から近隣の方に何かアナウンスするということはしなかったというふうに聞いております。翌日以降、清掃協議会の運営協議会というのがございまして、近隣の町会長さんとかで構成している運営協議会がございますが、その運営協議会の方々には基本的に訪問または電話で今のような状況を説明し、ご理解いただいたと聞いております。 ◆しば佳代子   夜遅かったので何もできなかったということだったんですけれども、以前も要望したんですが、あの清掃工場があることによって多くの方が助けられているのですが、ご近所の方々は、多くの清掃車両が入りますので道路が危なかったりとか、かなり気を遣われている。お子さんが道路に行かないようにとか、今回も水蒸気、煙というふうに見られたということだったので、何が言いたいかといいますと、ご近所の方々はかなり神経を使いながら、迷惑というか、迷惑まではいかないんですけれども、普段ないことですけれども、清掃工場があることによっていろいろなことが起きているということになりますので、建て替えのときにはぜひ、私は足湯と思ってるんですけれども、ご近所の方々に、その近隣の方々に還元できるような施設も考えていただきたいと思うんですけれども、ここはどうでしょうか。 ◎資源循環推進課長   近隣の方々には、清掃車両の多くの運行を含め、やはりご負担をおかけしてることは間違いないと思います。そうした意味で、今建て替えのときにいろいろ、足湯を含めて施設をというお話でしたが、実際どういう施設ができるかまではちょっと私は分かりませんが、建て替えの際には、大分前から近隣の方々を含めて情報提供しながら、皆さんの地域にご負担のないよう様々な形で工夫をしながら建て替え計画を進めてまいりますので、そういった話合いの中で住民の方からいろいろなご意見を頂戴するなり、こちらからも提案するなりして、皆様方にご理解いただけるような施設になるようにということは再三区側としても清掃工場のほうに申し入れていますので、引き続きそういう機会を通じてそういった情報はお話ししていきたいと思っております。 ◆しば佳代子   ぜひよろしくお願いいたします。では次に、マイナンバーカードについてお伺いをしたいと思います。先ほどもあったんですけれども、申請率は62.9%ということで、全国で言いますと49%ぐらいと聞いていますので、区は頑張ってるなと思っています。この申請なんですが、様々な箇所で行われていると、出張申請も含めてあると思うんですけれども、どのぐらいの割合なんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   マイナンバーカードの申請の勧奨につきましては、様々な方法で今実施をしております。今しば委員がおっしゃっていただいたように、出張申請のほかにも、メインはオンラインの申請なんですね。7月に国がカード未取得者にQRコード付きの申請書を発送したことにより、かなりこちらでの申請も増えております。そのほかに、7月から国が携帯ショップでの受付も始めました。そのほかに、6月からは板橋区の地域センターのほうで、写真撮影付き、申請書記入支援も含めた対応をしていただいております。出張申請の割合なんですけれども、4年度の累計で12.5%になります。 ◆しば佳代子   12.5%、地域センターはどのくらいになるんでしょうか。 ◎戸籍住民課長 
     4年度の累計で、地域センターの受付の割合は、累計で4.7%になります。 ◆しば佳代子   地域センターは、意外と、写真付きにもかかわらず少ないなと。出張申請は、2,000円の商品券が付くので、多いのかなと思ったんですけれども。地域センターの近くを通りかかったときに、知り合いの高齢者の方とお会いしまして、地域センターに申請に行ったと。マイナンバーの申請に行くときに、証明写真が手前にありますので、そこで撮っていこうと思ったところ、照明の写真の機械の操作が分からなかったので、地域センターに聞きに行ったら、ここで撮れると聞いたと。だから、後で写真が撮れるというのを聞いたということなので、地域センターで申請も写真もということをもっとアピールしていただく必要があるのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   今、地域センターでマイナンバーカードの写真撮影付きの受付をやっていますということにつきましては、町会・自治会の回覧版を全町会に回しており、またホームページ等でも周知を行っています。また、地域センターの入り口のところにも、ポスターのようなもので周知をしていただいているところです。 ◆しば佳代子   いろいろ行っていただいてるんですけれども、分かってない方が多いので、例えば地域センターの前に貼るのではなくて、例えば、何だろう、旗とかでやってますみたいなこと、写真も撮れますとか、そういうアピールをしながら、高齢者が高島平は多いので、そういうのはいかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   区民に分かりやすいように、入り口のところにのぼり旗等を立てるというご質問につきまして、戸籍住民課予算でのぼりを全センター分準備することは可能ではあります。 ◆しば佳代子   可能ということは、やっていただけるということでよろしいでしょうか。 ◎戸籍住民課長   所管が実は、戸籍住民課でマイナンバーカードの推進をしていて、今地域センターにご協力をいただいて、件数もかなり伸びてきています。9月は、18地域センターで753件の方がお申込みに来てくださってるので、とても地域の役に立ってると思うんですね。それで、回覧版であったりとかポスターを貼っていただいたりということは、もちろんご好意でしていただいていて、のぼり旗のところが戸籍住民課としてできますって……、すみません。 ◎区民文化部長   のぼり旗なんですけれども、公道の区道のところに出すと、屋外広告物の関係でちょっと問題が生じる場合もありますので、調整をさせていただきながら、確かに周知の観点は非常に重要だと思いますので、代替手段にもしかしたらしちゃうかもしれませんけれども、一人でも多くの方に来ていただきたいと思っていますので、地域センターは身近なところにありますから、利活用につながるような施策を考えていきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆しば佳代子   前向きな答弁をありがとうございます。国が進めているものなので、区もやはりそこで力を入れていただきたいと思います。今回、出張申請なんですけれども、以前委員会で、新高島平のほうの、高島平四丁目、五丁目のほうの方々が地域センターまで行くのは大変だということで申し上げたところ、早速日程に組んでいただきまして、ありがとうございました。皆様にも私も周知をしようと思ってるんですけれども、ほかの自治体では、水戸では、高校に出向いていってそこで申請をしているということも載っていましたので、お話をする中で、なかなか忙しくて家族の者も申請できないというお話も聞いていたので、それであれば、高校生または大学とか、お子様だけでも申請ができるように、高校とかに出向いていくのも一つの手なのかなと思うんですけれども、あれしてくださいこれしてくださいばっかりで申し訳ないんですが、高校に出向くという方法はどうでしょうか。 ◎戸籍住民課長   まず、高校生ももちろん重要だと思うんですけれど、まず就職に直結するというところで、大学生への啓発も考えておりました。コロナも少し収束してきて、大学祭なども再開されつつあるので、そちらに向けてPRはしていく予定でいます。ただ、出張申請になると、実は大学に通ってこられている方が必ずしも板橋区民ではないケースもございまして、高校も同様だと思うんですね。なので、そこの費用対効果等も考えながら、ただ前向きに、周知はまず第1段階としてやっていこうと考えております。 ◆しば佳代子   ぜひ考えに含めていただければと思います。今回、マイナポイントが延長になりまして、保険証とのひもづけになったんですけれども、この保険証、なかなか懸念される方もいらっしゃるんですけれども、ひもづけることによってメリットもあると思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎戸籍住民課長   今、ちょうどマイナポイント第2弾でポイントをつけて実施している公金口座登録制度につきましては、給付金などを受け取るための預貯金口座をお一人につき1口座、あらかじめマイナポータルに登録する制度でございます。登録を行うことで、今後年金や児童手当など給付金を申請する場合、口座情報の入力や通帳の写しなどを提出する必要がなくなり、手続がスムーズにスピーディーになるというものでございます。 ◆しば佳代子   口座のほうを答えていただいてありがとうございます。保険証のほうをお聞きしました。 ○主査   所管の範囲内で答えられますか。大丈夫ですか。 ◎戸籍住民課長   マイナ保険証につきましては、いつから保険証として使えるのかということにつきましては、昨年の10月から、機器の整備された医療機関においては保険証として利用できるように既になっているところでございます。現時点では3割程度、国は令和5年3月末にはおおむね全ての医療機関で使えるようにすることを目指しているところでございます。紙の健康保険証の廃止につきまして、2024年の秋頃と報道はされているんですけれども、詳細については国からの通知がまだないので、やはり国の動向等を注視していきたいと考えております。また、現在報道はされているんですけれど、繰り返しになりますが、正式な通知等は国・都からまだ受領していないので、なかなかきちんと正確にお答えすることができず、申し訳ございません。 ◆川口雅敏   先ほどの続きを1点やらせてください。主要施策の成果の216ページの(1)の④に、不燃ごみは同様に、平成28年度から再資源化を始め、令和元年度から100%資源化していると記載をされておりますけれども、これは、不燃ごみとして出されたものは全て資源化されているとの理解でよいのかどうか。資源化できないものは一切ないということですか。 ◎資源循環推進課長   こちらは、端的に申し上げますと、100%資源化しております。それまでは一部、電球ですとか蛍光管というものが運搬の途中で割れてしまう関係で、なかなか資源化できなかったんですが、このときから車を少し改造しまして、プレス車ではない車両を用いておりますので、蛍光管ですとか電球を別のケースに入れて割れないように持っていく、そういった工夫をしながら、中央防波堤にある不燃ごみの資源化センターに持っていかずに、区内の中間処理施設から素材別に資源化、各事業者、金属は金属、ガラスはガラス、そういったところに資源化委託をしまして、100%資源化しているという状況でございます。 ◆川口雅敏   それでは、今度は区民文化部のほうで、決算書の262ページ、地域センターの維持管理経費が6億6,400万円余と記載をされておりますけれども、この5年間程度の推移をお示し願えますか。 ◎地域振興課長   5年間の推移ということですので、平成29年度の決算額から順に申し上げてまいりたいと思っております。29年度が約5億5,000万円、30年度が5億8,000万円、そして令和元年が7億円、そして令和2年度が7億2,000万円、概算でございますけれども、そういった形でございまして、令和3年度につきましては、今こちらに表記のございます6億4,724万5,000円となっております。 ○主査   6億6,437万ですね。 ◎地域振興課長   数字を見るところを間違えました。申し訳ございません。6億6,437万7,000円の決算額になってございます。 ◆川口雅敏   そうすると、3年度の決算では6億6,400万円余となっておりますけれども、この中で建物の不具合を直す工事経費はどのぐらいあるんでしょうか。 ◎地域振興課長   ここの中で、主に建物の改修という形になりますと、まず工事請負費というのが出てまいります。こちらが約1億9,500万円になってございます。 ◆川口雅敏   私、この前、一般質問で高島平地域のグランドデザインについて質問をさせてもらったんですけれども、高島平区民館については、現状として毎年何らかの大規模な修理を実施しているかどうか、その辺はいかがでしょう。 ◎地域振興課長   高島平につきましては、非常に老朽化してございますので、令和2年度につきましてもちょっと大きな工事を入れてございます。近いところで言いますと、まず令和3年度につきましては、高島平地域センター空調改修工事をやっておりまして、令和2年度につきましては屋上や外壁等の工事を入れているところでございます。 ◆川口雅敏   グランドデザインがある中で、区民館の修繕もある程度行いながら、区民の皆様が利用されているわけですよね。今後どのような修繕費用がかかると見込んでいるのか、区の認識を伺いたいと思います。 ◎地域振興課長   今、老朽化が本当に進んでございますので、高島平につきましてもほかの地域センターについても同様なんですけれども、大きなものにつきましては保守点検などを定期的にやってございますので、それを見合わせながら、緊急度に応じて計画的に改修を進めているところでございます。高島平につきましては、一応令和2年、令和3年と大きなところはやってきているんですけれども、やはり細かいところではいろいろ不具合が生じているところがございますので、そういった不具合を見つけ次第、計画的に修繕を行っていくところでございます。また、何か起こったときには緊急工事ということで、必ず区民の皆様にご迷惑をかけないような修繕は入れているところでございます。 ◆川口雅敏   今の高島平区民館の課題を含めて、地域振興課として高島平地域のグランドデザインや高島平地域の都市再生実施計画について認識している課題があれば、お示し願えますか。 ◎地域振興課長   高島平のグランドデザインほか、高島平を中心とした再生計画につきましては、庁内の検討会の一員として自分も加わっているところでございます。ですので、その進捗度合いを見ながら、こちらの高島平地域センターまた区民館を、どのように修繕を計画的に入れていくのかというところも併せ見ながら、調整をしているところでございます。なので、今もう少しお時間がかかりそうですので、必要な修繕等は高島平についても適宜入れていかなくてはいけないなと思っております。また、追加になりますけれども、今年度は高島平の受水槽の工事を入れているところでございます。これで、一通り高島平については、大きなところは何とかなるのかなと思っております。 ◆川口雅敏   じゃ、次に主要成果の成果165ページ、ここに東板橋体育館改修と記載されておりますけれども、2の施策の現況というところにありますよね。この下のほうに、植村冒険館展示製造等とありますけれども、ここで合計が1億6,100万円余の経費が記載されております。この展示の製造経費の中で、一番大きな額を占めてる展示物というのはどんなものがあるのか、その辺、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   この展示製造等というところ、植村冒険館に関してなんですけれども、今回蓮根から移転してきまして、受け入れる先というか、加賀スポーツセンターの3階に新たに展示室を造った形になりますので、一番大きいというのは多分そこになるかと思います。実際に、もし展示物に限っていうのであれば、イントロダクションシアターというのを、3階に入ってすぐ映像が流れるものがございますので、そういったものに展示物としてはかかっているかと思います。 ◆川口雅敏   植村冒険館は、昨年の末、12月18日にリニューアルオープンいたしました。今年の1月から現時点までの入館者数というのかな、月ごとの推移は分かりますか。 ◎スポーツ振興課長   ちょっと月ごとになるかはあれなんですけれども、12月18日に加賀スポーツセンターをオープンしてから、令和3年度は大体1日当たり190人ぐらい来館者がいたという形になっております。この4月から先月ぐらいまでのところなんですけれども、大体1日当たり140人、150人ぐらいで推移していると伺っております。 ◆川口雅敏   冒険館の展示施設については、現在はオープンしたばかりなので、入館者数も増加すると思いますけれども、エコポリスセンターや教育科学館なども、展示の施設の陳腐化、要するに古くなっていく、問題があると思うんですよね。冒険館もこのような問題に直面すると、いずれ、思うんですけども、この点について区は、いかが考えているか教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   展示室に来て同じ展示だけという形になると、なかなかリピーターの方が増えないことはやはり想定されるところだと思います。今回、移転によりまして植村冒険館の展示室がかなり広くはなったんですけれども、それでも全て展示できてるわけではなくて、まだ展示できてないもの等もありますので、そういったものを入れ替えたりとか、企画展というのを年に3回程度やっておりますので、そういったところも、何でしょう、新しく来た人が飽きないような形でできるようにしていければと思っております。 ◆川口雅敏   それでは、決算書の258ページ、この2戸籍住民基本台帳経費、決算額が3億1,400万円余となっております。この項目の中では、個人番号カード発行経費に次いで大きな額ですけれども、この3億円余の経費の中で一番占める割合の大きな項目はどんなものがあるか、その辺を伺っていきます。 ◎戸籍住民課長   決算額が3億1,400万円余の中で一番占める割合の大きなものというご質問で、こちらは証明書発行や窓口業務委託に関わる経費を計上してございます。大きなものは、委託料の2億8,676万円を占める委託料で、うち戸籍住民課窓口委託が2億6,800万円余となってございます。 ◆川口雅敏   窓口業務の委託については、南館が改築されて総合窓口がリニューアルオープンした際に始まったと思いますけれども、戸籍住民課で業務委託の従事者、これは何人いるのか伺います。 ◎戸籍住民課長   業務委託の従事者の数ですが、本庁舎1階の窓口業務委託では74名でございます。主な業務の内訳としましては、証明書発行、住民異動、郵送・請求対応、またフロア案内等でございます。もう1点が、マイナンバーカードに関わる委託でございます。こちらが合計で83名、内容につきましてはコールセンター、カードに関わる事務処理と窓口対応、ポイントひもづけ支援でございます。 ◆川口雅敏   今答弁いただいた74名という大きな人数、これで委託料が大きくなることは仕方がないと思っております。一方で、窓口では戸籍謄本や住民票、印鑑証明などを区民の皆様が取得されると思うんですけれども、その手数料はこの戸籍住民基本台帳経費の特定財源になっていると思っております。その額というのは幾らなんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらの戸籍住民基本台帳経費の特定財源ですが、1億5,375万3,000円でございます。 ◆川口雅敏   戸籍住民基本台帳経費が約3億円強で、特定財源が1億5,000万円余とすると、特定財源では賄い切れないと感じますけれども、この点について区の見解だけは伺っていきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   今申し上げました特定財源につきましては、戸籍事務手数料等がメインになってございます。一方で、デジタル化の推進で、今コンビニ交付を進めているところではあるんですけれど、コンビニ交付にすると、本庁等の窓口で取るよりもお客様は100円安い金額で取得することができます。また、コンビニで交付することによって、J-LISのほうにそのシステムを使うことで支払う金額も発生するので、実は利便性は高まるんですけれども、こういった形で、特定財源として区に入ってくる金額は減少する傾向にございます。 ○主査   では、続きまして小林委員ですが、先ほどの質問に対する答弁を求められておりますので、順次お願いします。 ◎文化・国際交流課長   先ほどの小林委員のご質問について回答させていただきます。文化会館運営経費とグリーンホールの運営経費につきまして、こちら、決算書の263ページにございます予備費の充用、計上させていただいてございます。順番にご説明させていただきますと、まず文化会館でございますけれども、こちらが先ほど、内容といたしましては、コロナを理由に指定管理者が施設利用予定者に還付した施設利用料につきましては区が全額補償という形になりまして、その全ての金額は先ほどご答弁申し上げました1,133万6,363円でございましたけれども、こちらの内訳ですが、基本的には最終補正のほうで対応させていただいてございまして、1,000万5,000円につきましては最終補正予算で計上させていただいてございます。その残りの133万2,000円、こちらを予備費で充用させていただいておるところでございます。4月から11月までの実績を補正で対応させていただいて、補正で対応することができない12月から3月までの部分を予備費で補填させていただいておるところでございます。同様に、グリーンホールにつきましても、同様の理由でございまして、総額が534万5,292円でございまして、補正で対応したのが360万9,000円でございました。差し引いた残りの173万7,000円を予備費で充用させていただいております。ですので、合計で306万9,000円、こちらが当課のほうで充用させていただいた金額でございます。 ◎スポーツ振興課長   同じく、体育施設運営経費でも、コロナ対応におけるキャンセル対応ということで、予備費を324万円積ませていただいてます。こちらは令和3年の12月から今年3月までの分の補償という形になります。 ◆小林おとみ   分かりました。資源環境費に話を移したいと思います。午前中に杉田委員からもありましたけども、アクションポイントのことなんですけれど、よろしいでしょうか。ページ数では、主要施策成果でも201ページなどに書いてありますが、目標値が個人は1,000者、会社のほうは40者だったけれども、実態としては277者と8者になったと。だけど、CO2の削減量はほぼ、117トンだったのが109トンということで、ほぼ順調にいったので、評価としては順調という評価になってるということになっているんですが、この数字の中身を分析する必要があるんじゃないかなと思っているんですね。そもそも、その削減量というのは1,000者と40者に合わせた目標だったのか、それとも世田谷並みということでの目標値だったのかが問題になりますし、数字は少なかったけれど削減目標に達したということは、個人とか事業者の中身ですかね、規模の大きなところとか、予定よりもたくさん、削減する人が多かったとか、そんなふうなことをどのように分析されてるか。そして、これから進めるとしたら、どういうところを対象にやっていこうと思ってるのかを知りたいです。 ◎環境政策課長   まず、参加者が少なかったのになぜここまでCO2が削減できたのかというところですけれども、当初我々が想定していたのは、電気とガス合わせて大体3%程度、一つの家庭あるいは事業者さんが削減できればと考えていたところですが、結果を見ると、10%以上削減された方もかなり多くいたということで、やられる方は非常に一生懸命やられていたのかなということで、参加者が少ない割にはCO2の削減量が非常に多かったというところでございます。今後でございますけれども、今世の中の機運の中で、脱炭素に向けて、我々区役所が意識する以上に住民の皆さん、企業の皆さんが意識されていると思いますので、そういった形の意識の醸成を後押しできるような形で環境アクションポイントが使えればと思っていますので、周知の方法というのはなかなか、一番効くのが広報で、次はホームページというのが実態なところでございますけれども、それ以外の手段もうまく使いながら、区民の皆さん、事業者の皆さんに普及を図りながらこの事業をますます進めていきたいと考えてるところでございます。 ◆小林おとみ   減らしようがないわけですよ、電気代もガス代も。減らせる幅が大きいところだからできるんだと思うんですよね。だから、幅が大きくて10%も15%も減らせるところはなぜなのかなって、どういうところが幅を持って減らせるのか。個人の努力で3%ぐらいがせいぜいじゃないかなという見込みなのに減らせるというのは、それだけの大きな幅のあるご家庭あるいは幅のある事業所というところを狙い撃ちしていかないと、言葉が悪いですね。そういうところにターゲットを当てて実施を進めていかないと、何ていうのかな、もうぎりぎりでやってる人たちは幾らアクションポイントをくれますといっても、できやしないわけなんで、そこの辺をどういうふうに考えてらっしゃるのかなと思うんですよね。 ◎環境政策課長   確かに、高齢者の方で、年金で生活している方がエアコンを止めてまで削減というようなことは、なかなか厳しいのかなと思っております。一方、今委員がおっしゃられたとおり、かなりの電気、ガスの使用量のある方をターゲットに事業を進めていくのが確かに効率的だとは思います。我々もこの事業を進めるに当たって、省エネ行動で商品券がもらえますみたいな形のパンフレットを作ってる中に、それぞれどんなことをするとどれくらい削減できるのかという細かいチェックリストみたいなものを提示して、皆さんの参考にしていただいております。そういった意味では、この中で自分でできるなっていう項目が恐らくあるんだろうと思いますので、その部分に重点的に取り組んでいただけるような方を見つけながら、減らせない人ではなくて減らせる人を探しながら、あるいは減らせる事業者さんを探しながら事業を進めていきたいと考えてるところでございます。 ◆小林おとみ 
     やはり狙いどころをはっきりさせて事業は進めていただきたいなと思ってます。それから、清掃の関係は、本当に感謝申し上げます。暑い中、先ほどもお話がありましたけど、一番感謝してます。また、先ほどのお話で、去年ですか、コロナの中で大変なシフトを組みながらやったというお話があって、本当にご苦労されたなと思っておりますが、やはりそれでもいろいろと要望が多いのもこの事業でありまして、ふれあい指導も積極的にやっていただいて、本当にありがたいと思っています。一つだけ提案したいことがありまして、何ていうんですかね、集積所によっていろいろ課題があって、その課題に合わせて標示するグッズのメニューをいろいろと工夫してもらえないかなと。ごみ出しはルールを守ってとか、不法投棄は犯罪ですというだけだと、出すほうの人はほとんど分かってないで出していくんじゃないかなという気がしまして、例えばペットボトルの飲み残しは入れないでというんだったら、それが多いところだったら、飲み残しは入れるなということが分かるような標示とか、地域でやってる方々が区にこれだけグッズがあるよというのが分かるようなものを用意していただけないかなと思っているんですが、どうでしょうか。少し工夫がいただけないかなと思ってるんですけど、どうでしょうか。 ◎板橋東清掃事務所長   集積所に関する問題であるんですが、基本的には、集積所はそこをご利用されている方、2件から十数件の方たちが大体利用されておりますので、その方たちに管理をしていただくというのが基本的な考え方かと思います。ただ、そういった中で、例えばカラス被害が多いので何とかなりませんかとかいうようなお話の中から、カラスネットを貸出しをします。あるいは、ごみ出しのルールがよく分かってない人たちがいるし、あるいはいつ、何曜日に何を出せばいいのかがよく分からないというようなことから、曜日看板、そういったものを作って設置をしております。実は、集積所は板橋区内に2万5,000か所ほどございます。マンション等を除けば、ほとんどの集積所は路上の隅に置いてあります。そうしますと、いろいろな看板を設置することがなかなか難しい、もしくは小さいところだと、看板を設置するだけでもう看板だらけで、どこに何が書いてあって、どういうふうに周知されているのかもよく分からないというようなことが実際に起きてきますし、中には看板をつけるなというようなところもございます。いろんな周知方法といろんな分かりやすい形を考えるのは十分必要だと思いますが、それを看板として製作してやっていくかといいますと、個々いろいろなパターンがありますので、統一的に作るというのは非常に厳しいのかなとも思います。ご相談いただく中で、我々のほうでもお手伝いできるような、可能なことがあれば、ご相談しながら進めていきたいとは考えておるところでございます。しかし、なかなか統一的に、全部これをつければオーケーみたいなものはなかなか正直作りにくいのかなと考えてるところでございます。 ◆小林おとみ   個別相談の中で、最もそこの場所にふさわしいものをオリジナルに作ってあげていただくとありがたいなと。地域の方が、下手なもんを出してまたけんかになっても困りますし、なので、ちょっといろんな、その場に応じた臨機応変な標示を対応していただきたいと思っております。もう一つ、ごめんなさい、資源環境部で、アスベストの研修費用というのが、都の補助金で6万円ほど入っておりました。それは、今実際にどんなふうに、東京都の補助金がついて研修されてるということなんですか。教えてください。 ◎環境政策課長   今年の4月から法律が厳しくなりまして、アスベストに対するうちのほうの指導もきちんとしていかなくちゃいけないという中で、都から新しい補助金をつくりましたということで、補助金を10分の10で頂けるようになりました。それで、内容につきましては、分かりやすく言うと、調査をするものと作業をするもの、調査者と作業主任の資格を取れる講座・講習等を各区1名ずつ、合計2名補助金を出しますという通知が来ましたので、それに合わせて板橋区も利用させていただいて、職員のほうで資格を取るような形で進めているところでございます。 ◆小林おとみ   あと残りの時間、産業経済部で、ここでも不用額が1億幾らで出ておりますが、お聞きしたいのは、緊急財政対策で第二工場ビルの外壁改修工事をやめにしたんでしょうか。7,000万円のマイナスとなっておりますが、これはなぜなのかというのをお聞きしたいと思います。 ◎産業振興課長   緊急財政対策で工事をやめにしたというわけではなく、一応工事は完了しているところでございまして、それで不用となってるところでございます。 ◆小林おとみ   すみません、よく今の答弁が分からないんですが、工事は完了していたのに予算が計上されていて、その分を緊急財政だというタイミングで削ったということは、当初予算で組んでいたのは執行したわけですか。執行残を削っただけなんですか。7,000万円浮いたんですか。 ◎産業振興課長   外壁工事なんですけれども、実際に工事するのは東京都になってまいります。そこの契約の差金で、負担金のところが削減され、落ちているということでございます。 ◆小林おとみ   ごめんなさいね、負担金というお話と差金というお話とかが出てくると、ちょっとよく分かんなくなる。差金というのは、自ら工事をやるから差金が出るんでしょうし、負担金といえば出すだけでしょうし、ちょっと正確なところが、ご説明いただけないかなと思うんですけど。 ◎産業振興課長   ものづくり研究開発連携センターの外壁工事のところなんですけれども、こちらにつきましては東京都の外壁工事になりますので、東京都の契約の中で差金が生じたということになります。工事費用の案分負担による形で、負担金が当初の想定額よりも下回ったということでございます。 ◆小林おとみ   ということは、これはあれですね、緊急財政で削ったというよりも、その段階で不用額が既に発生したということで考えていいんですね。 ◎産業振興課長   おっしゃるとおりでございます、不用額が生じたということで。 ◆小林おとみ   よく分かりました。それで、商店街、全体のことが聞きたかったんですけど、緊急財政で10%、全部シーリングで減らしましたけども、個別に各課でそれぞれが削っているので、財政課に聞いても実際のところはよく分からないというお話で、私、ちょっとここで時間がないので聞きたいのは、商店街関係で10%シーリングで削ったものはありますでしょうか、産業振興課で。 ◎産業振興課長   特に、商店街様の事業に関わる部分で、10%シーリングで影響が及ぶような形での費用の削減とは、実施していないと認識しております。 ◆小林おとみ   ない。実は、土木部では、商店街の街路灯の電気代を削ってるんですよ。去年かかってて、今年は電気代がどんと跳ね上がっているのに、今年になって補助金が削られてるんですね。商店街は、もう街路灯の、何ていうのかな、維持費で、商店街のお金がもう足りないというぐらいの悲鳴が上がってるところがあります。大きなところはいいんですけど、小さなところこそ悲鳴が上がります。そういうことは、産業振興課のほうには情報提供はないんでしょうか。土木部からとか。 ◎産業振興課長   もちろん、全体の予算の中では把握はしてございます。おっしゃるとおり、電気代が上がってきてる中で、商店街の街路灯は、にぎわい・防犯という点では非常に大切なものと産業のセクションとしては考えてるところでございまして、しっかりと対応していく必要は今後あろうかと考えているところでございます。 ◆小林おとみ   防犯は、土木部は普通の街路灯があればいいって言うんですよ。商店街振興だから、そうすると、もしそれで削るなら、電気代に見合うものをまた産業振興でつけなければ、電気代、何ていうのかな、だからちょっとつじつまを合わせてもらいたいなと思うんですよ。土木部は予算削減で10%削りますって電気代を削っておいて、でも商店街振興は必要ですって産業振興課は言うわけだから、少しきちんとそこは打ち合わせて、そういうことはしないでくれって土木部に言えないんでしょうか、産業振興課は。 ◎産業振興課長   土木部のほうを落としてこちらを上げるというのも、少し本末転倒なのかなというところもありますので、今委員がおっしゃられたとおり必要なものではあると思いますので、しっかりと土木部サイドにも、財政当局にも理解いただくような形で、今後調整していきたいと考えてございます。 ◆小林おとみ   なので、復活できるように、ぜひ産業振興課からも声を上げていただきたいと思います。よろしくお願いします。あと、もう時間がないでしょうけども、一番メインは、板橋区がやっていた経営支援の助成金、事業継続支援金、これが最も中小業者から喜ばれている事業でありまして、去年3,658件となっておりますが、その後の経過のアンケート調査、実態調査とか、それからその後の事業の展開とかっていうのがないのかどうかを聞きたいと思います。 ◎産業振興課長   今お話しいただきました中小企業等事業継続支援金給付事業でございます。こちらにつきましては、度重なる緊急事態宣言に伴い、事業収入が減少した事業者に対しての区独自の支援金の給付でございまして、当時国の月次支援金や都の協力金が50%以上が対象というところだったんですけども、それ以下の部分、20%以上50%未満のところに対しましての給付というところで、今ご紹介いただきましたとおり、3,658件の給付を実施しました。そういった意味では、先ほどの主要産業現況調査の中でも、ご利用いただいたというところが一番区の施策の中でも、17%程度ということで多かったのかなと思っておりまして、しっかりと役立った事業ではあったのかとは考えてございます。今後の展開というところでは、ちょっと先ほどのお話にもなりますけれども、少しコロナ禍から原油、物価高、円安というところでの、少しまた、影響の度合いは変わってきているというところがございます。現状、すぐに給付の事業は区としては考えてはいないところではございますけれども、先ほど部長からもお話がございましたとおり、今月に国の総合経済対策がまとまるというところがございます。また、東京都でも、今補正予算というところでは進めているところでございますので、そういった国の役割、都の役割、また区市町村の役割というところでしっかり捉えて、柔軟に対応はしていきたいと考えてございます。 ○主査   それでは、再質問者が一巡いたしましたが、再々質問についてはちょっと残り時間が少ない状況なので、よろしいでしょうか。          (「はい」と言う人あり) ○主査   それでは、この程度で本日の調査を終了いたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   これをもちまして、区民環境分科会を閉会いたします。...