板橋区議会 > 2021-04-15 >
令和3年4月15日文教児童委員会−04月15日-01号
令和3年4月15日都市建設委員会-04月15日-01号

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  1. 板橋区議会 2021-04-15
    令和3年4月15日都市建設委員会-04月15日-01号


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    令和3年4月15日都市建設委員会-04月15日-01号令和3年4月15日都市建設委員会  都 市 建 設 委  会 記 録 開会年月日  令和3年4月15日(木) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前10時57分 開会場所   第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     成 島 ゆかり       副委員長     小 林 おとみ  委員      内田けんいちろう      委員       高 山 しんご  委員      山 田 ひでき       委員       田 中やすのり  委員      元 山 芳 行       委員       大 田 ひろし  委員      高 沢 一 基 説明のため出席した者  都市整備部長    松 本 香 澄     土木部長      糸 久 英 則  都市計画課長    田 島   健     みどり公園課長  市 川 達 男
    事務局職員  事務局次長     森   康 琢     書記        高 橋 佳 太                都市建設委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 所管事項に関する調査  (1)ユニバーサルデザイン推進調整会議設置活用状況について(3頁)  (2)板橋パークマネジメントガイドラインの概要及びプレーパーク設置について              (12頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから都市建設委員会を開会いたします。  本日も発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  また、現在、まん延防止等重点措置が適用されておりますので、簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力をお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、初めに、理事者のごあいさつをお願いいたします。 ◎都市整備部長   着座にて失礼いたします。改めまして、おはようございます。新年度に入りまして初めての委員会ということで、私たちも少しメンバーが替わりましたけれども、引き続きしっかり取り組んでまいりたいと思っております。  本日につきましては、所管事項に関する調査として、ユニバーサルデザイン推進調整会議に関すること、また板橋パークマネジメントガイドラインに関することということで審議のほうをお願いする予定でございます。今お話がありましたとおり、簡潔な答弁に努めてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  内田けんいちろう委員高沢一基委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、所管事項に関する調査を行います。  初めに、ユニバーサルデザイン推進調整会議設置活用状況についてを議題といたします。  本件について理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎都市計画課長   特にございません。 ○委員長   ありがとうございます。  本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆山田ひでき   よろしくお願いします。  まず、このユニバーサルデザイン推進調整会議というものがどういった場合に必要となるのか。全ての公共施設において大規模な修繕や改築等が行われる場合に必要となるんでしょうか。そこを確認したいと思います。 ◎都市計画課長   こちらのユニバーサルデザイン推進調整会議なんですけれども、基本的には、建築工事のうち、施設整備に係るプロジェクトマネジメント要領というものがございまして、政策経営部のほうで決定しているものですけれども、そちらの対象となる建築工事のうち、新築改築増築、あるいは大規模改修工事、あるいは公園の新設とか全面改修があった場合や建築工事公園工事と一体的に整備される道路等公共施設工作物等が関わってくる対象というふうになります。そちらにつきましてはユニバーサルデザインチェック方針がありますので、そちらに基づいてそれぞれ所管が集まりまして意見を言う場ということになっております。 ◆山田ひでき   ありがとうございます。  続いて、推進調整会議平成30年4月2日に要綱が決められたということで、竣工後3年たったものについては、竣工評価が行われる。本年度あたりからこの竣工評価というものをしていくことになるかと思うんですが、そういった予定がある施設というのはあるんでしょうか。それを確認したいと思います。 ◎都市計画課長   こちらですけれども、竣工後3年の評価を行うということで、令和3年度につきましては、現在のところ、まだ予定はないということになっております。 ◆山田ひでき   令和4年度以降はそういったものが出てくる。ちょっと具体的に出てくる予定があれば確認したいんですが、ありますでしょうか。 ◎都市計画課長   お手元の資料ユニバーサルデザイン推進調整会議活用状況についてということで、項番2のものがありますが、こちらの平成30年度に行ったものが今後随時出てくるというふうなお話になってくると思います。 ◆山田ひでき   ありがとうございます。  次に、ユニバーサルデザイン推進調整会議構成メンバーというのがどういったメンバーなのかということと、その選定理由ですね、それをちょっと確認ということで伺いたいと思います。 ◎都市計画課長   こちらも資料のほうに構成メンバーが書いてありますが、都市計画課長を会長といたしまして、障がい政策課長が副会長、そのほかに政策企画課長施設経営課長教育施設担当課長あと建築指導課長あと土木部関係課長対象となってきます。あとみどり公園課公共施設をそれぞれ主管する課長などもこの構成メンバーになります。  基本的には、先ほどの対象工事等を含めますと、建築工事、あるいは公園関係工事、あるいは道路関係ですね、そちらのほうも関係してきますので、それぞれを総合的に所管できるような方々メンバーといたしまして、それぞれの知見を伺いましてチェックしていくというようなことになるというふうに考えております。 ◆山田ひでき   この構成メンバーの中に、例えば障がい者団体などの代表であるとか、あるいは男女平等の視点もしくは子どもの視点といったメンバーが含まれていないんじゃないかと考えるんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎都市計画課長   こちらのメンバー方々なんですけれども、基本的には庁内の会議ということになります。基本的にはユニバーサルデザイン推進協議会がございまして、そちらで定めておりますユニバーサルデザインガイドラインあるいはそのチェック方針等を含めまして、それに基づきまして調整会議を行っております。基本的にはユニバーサルデザイン推進協議会のほうには各団体の方がいらっしゃいますので、そちらの知見を伺って策定されたガイドラインに基づいてやっておりますので、この庁内のメンバーの中にはお入りいただいていないような状況になっております。ですので、そちらの部分でつくられた、策定されたものを利用しているということになりますので、庁内のメンバーとしてやっております。  あと、当然主管課が主体となる部分もありますので、その部分について当然必要となる所管が絡めば、そこの方の知見を頂くというような部分は出てくると思います。 ◆山田ひでき   今、ユニバーサルデザイン推進協議会という組織の名前も出てまいりましたが、その推進協議会のほうがガイドラインの策定であるとか、そういったことを担っているということだと思うんですが、なかなか推進協議会というものもあって、さらに推進調整会議というものもあってというと、いろんな会議体があって、それぞれがちょっとどういう役割で、お互いにどういう関係なのかというのが少し分かりにくいかと思うんですが、その辺、ちょっとご説明いただいてよろしいでしょうか。 ◎都市計画課長   ユニバーサルデザイン推進協議会につきましては、基本的には障がい政策課のほうの所管になりますけれども、例えば今回策定されましたユニバーサルデザイン推進計画2025、このあたりの策定にも知見を頂いたりとか、施設等の全体についても知見を頂いたりとか、そういうものもございます。ガイドラインの作成に際してもこちらの協議会の方からは知見を頂いていますので、それを利用して各個別の公共施設整備につきましてはユニバーサルデザインチェック方針があって、その下で開かれているのがユニバーサルデザイン推進調整会議ということになります。 ◆山田ひでき   すみません。丁寧にありがとうございます。  じゃ、ちょっと資料の2ページのほうで質問していきたいんですが、ユニバーサルデザインアドバイザーという存在が出てきて、そういった存在の人が基本設計に対する指導助言、またガイドラインに対する助言を行うというふうになっているんですけれども、このユニバーサルデザインアドバイザーというのはどういった資格を持っている人で、どういった人が担っているのか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎都市計画課長   こちらのユニバーサルデザインアドバイザーの方なんですけれども、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れました公共施設整備や事業の実施に向けまして、ユニバーサルデザイン先進事例や、あるいは最新の研究結果に基づいた助言とか指導を頂くために、障がい政策課のほうで外部の有識者の方をアドバイザーとして設置させていただいているということになります。  現在の方ですが、一級建築士の資格をお持ちの方とか、あるいは福祉住環境コーディネーターの資格をお持ちの方ということで、長年、高齢者あるいは障がい者の方の住宅の改修、あるいは福祉用具アドバイスや実際の改善業務に当たる部分もやられていますし、あるいはその研究にも従事されておりまして、障がい者の方々あるいは高齢者方々住環境に関する知見をすごく多くお持ちの方ということになります。また、子育て団体の代表を務められているというところもありまして、子育て世代への配慮の視点もお持ちであるというふうに伺っております。 ◆山田ひでき   ありがとうございます。そういった方のアドバイスをぜひ有効にもっと活用できるといいなと思うんですが、アドバイザーの方からは、基本設計の段階では指導助言を得るというふうになっているんですが、例えばその後の実施設計であるとか、そういったところで助言がなくて大丈夫なのかというのがちょっと気になるんですが、その辺はどうでしょうか。 ◎都市計画課長   参考資料があると思いますが、そちらの7ページのところになると思います。こちらの真ん中に図がございまして、ユニバーサルデザインアドバイザーへの相談ということで、基本計画から実施設計のところでご相談はできるような仕組みになっております。基本的には基本設計の段階でアドバイザーの方と協議をさせていただいて、その後、必要に応じて相談をさせていただくというような仕組みになっております。 ◆山田ひでき   よく分かりました。ありがとうございます。  最後、もう一つだけ、障がい政策課基本計画実施計画協議の際、事前に障がい者団体代表者等意見交換する機会が必要だというふうに考えるんですが、その辺についてもし回答が可能であればお願いしたいと思います。 ◎都市計画課長   私がちょっとお答えできる部分につきましては、板橋ユニバーサルデザイン推進協議会の中に障がい者団体の方がいらっしゃいますので、そこから知見を頂いて、反映をさせていただいているというふうに認識しております。 ◆山田ひでき   ありがとうございました。 ◆小林おとみ   よろしくお願いします。  基本的には、障がい政策課のところで中心的に進めているユニバーサルデザイン計画について、この間の健康福祉委員会で後半に向けての計画ができましたという報告があって、その中で都市計画課に関する部分については、こちらにやはり報告していただくのはいいことだなと思っておりまして、ぜひ積極的にお願いしたいと思っているんですが、今回はその中でも特に内部でやっているというユニバーサルデザイン推進調整会議についてご報告をいただきました。ユニバーサルデザインチェック方針というものがあることも分かりまして、これも読ませていただきました。  その中で幾つかお聞きしようと思いますが、この会議設置されている意味ですけれども、まず初めのところに、公共施設だけではなくて、周辺の建築物公園や道路などと一体的な利用をすることに問題があったり、統一的にできていなかったりということがあったと。そこを改善していかなきゃいけないということが書いてあるんですけれども、具体的にはどんな事例があったのかというのを分かれば教えていただけますか。 ◎都市計画課長   お手元の資料の1枚のほうですけれども、こちらの中に、例えば平成30年度の開催実績ということで、そちらに実績が書いております。例えば、議案番号の4番ですと、区営坂下一丁目住宅の改築工事お話が書いてありますが、こちらは公共施設というより自主管理歩道がありまして、そこの高低差の話が実際には話し合われたりとか、あるいは区立赤塚植物園管理舎がありますけれども、こちらも園内のカラー舗装ですね、そちらのコントラスト、園土との関係、このあたりがやはり協議されたりとか、あと、一番下の区立東板橋体育館ですが、こちらの大規模改修につきましては、バス停の件がこちらの施設とやっぱり密接に関係するというところで話合いがなされたということをお聞きしております。 ◆小林おとみ   具体的にもうちょっと聞きたいところですけれども、そういうものが議題となったと、検討事項になったということが分かりました。それと、そういうのが蓄積されていく必要があると思うんですよね。まだ始めて何年かだと思いますけれども、個々の事例で課題になった点などがその他の場合にもどうなのかということが蓄積されていく必要があるんじゃないかなと思います。  それから、この対象なんですけれども、ユニバーサルデザインチェック方針でやる対象については、建築工事のうちプロジェクトマネジメント対象となるものというふうになって、新築改築増築、大規模改修工事あと公園の新設・全面改修工事上記①及び②と一体的に整備される道路等公共施設及び工作物となっているので、かなり大規模なものしか対象になっていないのかなというふうな感じがしますが、普通のプロジェクトマネジメントで出してくる物件というんですか、事案というのはかなり限られたものになってしまうんじゃないかと思うんですけれども、その他の様々な改修、そんなに大きくなくても改修したり、施設を転用したり、いろんなことは進みますけれども、そういうものについてのチェックというのは同じようにされないんでしょうか。 ◎都市計画課長   委員のおっしゃるご懸念というのもあると思いますけれども、基本的には、プロジェクトマネジメント対象となるものになってくるんですけれども、だからといいまして小規模のものをそのままにしているのかという話になってしまうと思うんですが、実際には小規模のものにつきましても、障がい政策課と個別に相談をしているというふうなお話を伺っておりますので、そちらのほうで逐次対応しているということになります。 ◆小林おとみ 
     そうしますと、政策経営部が出してくる施設整備に係るプロジェクトマネジメント要領に基づく物件というのは、何か基準はあるんでしょうか。規模とかってあるんでしょうか。 ◎都市計画課長   基本的には、新築改築増築等の、大きい物件というふうなイメージになりますけれども、面積的な基準というのは特にこの中では定められておりませんので、特に規模が小さい、大きいというのは特段この要領の中では定められてはいません。ですので、新築改築増築と基本的には大きくなってしまうことが多いんですけれども、小規模のものにつきましても個別相談を受けるということで対応しているということになります。 ◆小林おとみ   もう一つ、チェックのタイミングとかが一部重複するという記載がされておりまして、連携して事務の効率化をと書いてあるので、政策経営部がやる検討とこのユニバーサルデザインチェックのところでやる検討との共通点相違点というんですか、ダブる部分はどんなところがあるのか、あるいはそうじゃなくて、あくまで純粋にユニバーサルデザインについてのチェックをすることは、それはそれで単独で必要というふうに考えておいていいのか。 ◎都市計画課長   基本的には施設整備に係るプロジェクトマネジメント要領の中で定められている工事対象になってきますが、その中の工事の中で、やはりその工事所管する各課が、関連する各課が間接的にも直接的にもやはり調整会議を持って、その中であらゆるもののチェックをしていくということを目指しまして、この調整会議が開催されているということになると思います。 ◆小林おとみ   やはり大事な会だと思うんですね。大きなところでやっているから、しかも営繕課、今営繕課といいませんか、そういうところも基本的にはそうして持ってやっているんだから、会議を重複してやる必要はないだろうみたいな意見があるのかもしれませんけれども、私は、これはこれとしてしっかり物件をはっきりさせて、関係者が集まって議論すること、チェックしていくということは大事なことだと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思っています。  それから、あとアンケートとか、それから、住民アンケートをやることになっていて、この中にはプロセスの中で多様なニーズを反映するためのアンケート等による要望確認となっているんですが、これについても私は、始まる前に1回聞くというんじゃなくて、少し系統的にアンケートを取るような、時系列でというんですかね、始まる前、造った後、利用した後、様々な角度で時系列的にアンケートが取れるような仕組みも必要ではないかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ◎都市計画課長   委員のおっしゃるとおり、様々なご意見があるというふうに考えますので、様々なご意見を反映していくというのは必要だというふうに考えております。施設を主管しているところでアンケートを実施して、その要望の確認をして、それがまた委員のおっしゃったとおり、知見をやはりこれからも蓄積していくことが必要だというふうに思いますので、その辺を蓄積して、またこのような会議等で反映させていきたいというふうには考えております。 ◆小林おとみ   蓄積の点で10ページのところに情報の共有というのがありまして、電子会議室などを活用して共有していくというのがありまして、これは、庁内ではもう既にこの会議で行われたことなどは、必要な人たちが庁内の電子会議室で見られるようになっているというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎都市計画課長   庁内などでは、ユニバーサルデザインに関するニュースなどを定期的に庁内で発信しておりまして、その中などでご紹介をさせていただいたりとかして、知見の共有をしているというようなことをさせていただいております。 ◆小林おとみ   じゃ、それは職員の中では共有できていて、必要なことは評価もし合えるという関係になっているというふうに理解しました。  あとは、最後チェック項目についての評価書を見ましたところ、基本的なこと以外は、項目があって、あとは所見を書く、担当する主管課施設経営課施設運営者で、評価項目が並べてあるんですが、あとは全部所見を記入するというふうになっているんですね。これ、結構大変なことだろうなと思って、チェックという以上は、少しもうちょっとマル・バツでチェックできる項目もあってもいいんじゃないかなとか、その上で所見も書くというようなことを工夫してみたら、もっと報告書が平均化できるというか、主観的でなくなるようなチェック項目も必要ではないかなと思いますが、どうでしょうか。 ◎都市計画課長   委員のおっしゃる部分も当然要素としてあるというふうに考えておりますけれども、ただ、一方では、チェック項目を設けることによって、そこでやはりその枠から出ないで安心してしまうと、チェックをしたことによってそこで安心してしまうということがあると思います。ですので、チェック項目以外のやっぱり多角的な視点というのがどうしても必要になってくる部分ユニバーサルデザインにはあると思いますので、チェック項目以外でも気づいた点があれば、当然そこで意見をしていただきたいということがありますので、その部分を含めて細かくはちょっと設定していないように現在はちょっと考えているところです。  ただ、今後いろいろな利用をさせていただく中で必要なものが出てくれば、またそれを盛り込んでやっていくという部分が出てくるというふうには考えております。 ◆小林おとみ   では、最後に要望ですけれども、庁内で様々な検討をされていることが見えるように、議会なり区民にも見えるような形で何かPRとか報告をしていただきたいということを最後、要望して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、板橋パークマネジメントガイドラインの概要及びプレーパーク設置についてを議題といたします。  本件について理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎みどり公園課長   追加説明、特にございません。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆内田けんいちろう   よろしくお願いします。  公園利用方法についてというところとか、概要及びプレーパーク設置についてというところで、公園利用方法の幅が広がったり、地域ごとの魅力を生かした公園づくりに取り組んでいただいているということだと思います。遠出することが難しくなった昨今、身近な場所にある公園が魅力的なものになるのは非常に望ましいことだと思っているんですけれども、裏面を見まして、重点施策の主な取組状況が記載されておりますけれども、3点記載されておりますけれども、これ、取り組んだ結果と評価を教えていただけますでしょうか。 ◎みどり公園課長   パークマネジメントガイドラインには、幾つかの施策を掲げさせていただいております。特に計画期間というのは設けてございませんけれども、重点施策については計画期間のほうを明示させていただいて、取り組んでいるという状況になってございます。  今までの成果としましては、記載のとおりでございますけれども、一つは利便施設の導入ということで、キッチンカー等による公園利活用推進という施策がございますけれども、こちらにおきましては試行という形で今、東板橋公園において指定管理者によるキッチンカーの出店を行ってございます。今後、それについては評価をして、正式な導入に向けた準備をしていきたいというふうに考えております。  また、二つ目、犬と歩ける公園の設定につきましては、平成31年4月に公園条例のほうを改正させていただいて、まずは45公園になりますけれども、愛犬と散歩ができることが可能というふうな状況になってございます。こちらにつきましては、やはり引き続き陳情等の内容もよく確認しながら、今後拡大していくかについては検討していく必要があるのかなというふうに考えております。  また、三つ目受動喫煙の防止に向けた対応ということで、これは先日、4月1日から区立公園内全面禁煙というような形で体制を取らせていただいております。こちらについては取組が始まったばかりですので、今後やはりしっかり状況等を、施策の成果については確認していきたいというふうに思っております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。3番目の公園内での喫煙禁止というところについては、地域の方からもいろいろご意見を頂くところですので、ちょっと注意して見ていただければと思っております。  続いて、ここになかった重点施策について伺いたいんですけれども、表面に戻りまして、施策1-③イベント活動や交流の場としての利用推進というところで、区民の方がイベントを企画して、それを受け入れるということなのかなというふうに感じているんですけれども、これはどのようなものなのか、取組の状況及び実行された例があるのかというところをお尋ねしたいんですけれども。 ◎みどり公園課長   こちらの項目につきましては、まだ具体的な取組は進んでございませんので、これからの検討というような形になりますけれども、できるだけ地域の方に公園利用していただきたいということで、公園の使用許可の基準等の見直しをしていけたらなというふうに考えてございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。ルールで対応していくということになるかと思うんですけれども、割とお金がかからず取り組めるところでもありますし、ルールをしっかりと整備すれば迅速に対応できるのかなと考えておりますので、ぜひとも積極的に取り組んでいただければなというふうに考えております。  続いて、目標2のほうで、いろいろなことができる公園をつくりますというところで、手軽で利用しやすいバーベキュー場の運営というところも重点施策になっておりますけれども、平和公園が2019年にバーベキュー場の利用終了というふうになったかと思うんですけれども、となると、板橋区内でバーベキュー場というと赤塚公園等が浮かぶわけですけれども、あちらは都立公園というところで、区内だとどこが使えるのかというところを最後にお尋ねしたいです。 ◎みどり公園課長   現在区立公園でバーベキューができるところにつきましては1か所、荒川戸田橋緑地、こちらのほうで利用ができる状況になってございます。延べ人数でございますけれども、年間6,000名ほどのご利用をいただいているという状況になってございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。荒川ですと街から離れたところというところで、使うイメージもしやすいんですけれども、ほかにも広げていくというところになるのかなというふうに考えると、区内の公園というと、住宅地の中にあることがイメージとして浮かぶわけですけれども、それ以外のところにも広げていくというようなお考えなんでしょうか。 ◎みどり公園課長   まだ具体的に他の場所でということは検討にはなっていない状況です。やはり近隣への影響、または他の利用者への影響等がございまして、なかなか区立公園内での設置というのはハードルが高いのかなというふうに考えておりますけれども、地域のご理解等をいただけるというような状況があれば、その際は検討していきたいというふうに思っております。 ◆山田ひでき   すみません。ちょっと何点か質問させていただきたいと思います。  一つは、1ページの施策1-①のところで、公園活動コーディネート組織の導入というのが重点施策に挙げられているんですが、この公園活動コーディネート組織というのはどういったものなのか、伺いたいと思います。 ◎みどり公園課長   公園を管理していく中で、地域の方または利用団体の方等と、また区との間に立って公園利活用推進していただくというような目的での中間的な役割、コーディネートをしていただくというような形での組織をイメージしております。具体的に先行自治体のほうで実績もございますので、そういったところを参考にしながら区のほうにも導入していきたいというふうに考えております。 ◆山田ひでき   具体的にいうと、例えば東板橋公園であるとか、徳丸ヶ原公園であるとか、今指定管理者ということで公園が運営されているんですが、そういった形をイメージしているという考え方なんでしょうか。その辺、確認したいと思います。 ◎みどり公園課長   区立公園では、今お話がありました箇所での指定管理者を導入してございますけれども、こちらの協定の内容的にはコーディネート組織という役割を担っているわけではございません。あくまで施設管理ということでの内容になってございます。基本的には、コーディネート組織というのは、管理者と利用者の間を取り持つというような役割ですので、具体的な施設管理というところでは、現在の指定管理者はその役割を担っていない状況でございます。 ◆山田ひでき   では、必ずしも公園活動コーディネート組織というのが公園指定管理者への移行とイコールではないという捉え方でよろしいですか。 ◎みどり公園課長   導入の仕方として、手法として指定管理者制度の中でコーディネート組織を入れていくというようなことを今想定しているところではございます。ですので、今後指定管理を展開していく中で、コーディネート組織をその役割の中に入れていくということを今検討しているところでございます。 ◆山田ひでき   分かりました。  次に、施策1-②のところで、ボランティア制度を改定・検討するというふうにあります。現在のボランティア制度について、何か改定しなければならないことがあったのかどうかということと、どういう方向に改定を行っていくのか、その辺を確認したいと思います。 ◎みどり公園課長   今、大きいボランティア制度としましては、花づくりボランティアという制度がございますけれども、やはりグループを組んでいただいて、年間を通して公園の中の花壇を管理していただくというような制度になってございます。なかなかそこのグループに入りにくい、またはグループとしては活動できないんだけれども、個人として、期間を短く活動したいというような方も多くいらっしゃるのかなというところで、そういった方々をうまく吸い上げられるような制度を目指していきたいなということで、現在の制度が特に問題となっているということではなく、新しい制度として導入を、そういった方たちの参加を促せるような制度を考えていきたいというところでございます。 ◆山田ひでき   なかなかそういったボランティア組織の認知度であるとか、そういったものがかなり低いということがガイドライン中にもグラフで示されていたんですけれども、その辺をどういうふうに改善していくのかみたいな方策はあるんでしょうか。 ◎みどり公園課長   なかなかやはりボランティアがグループの数的にも、今、拡大しているということではないということです。また、活動されている方々の実情を聞きますと、やはりグループのメンバーさんが高齢化しているというようなところもお聞きしておりますので、そういったところをうまく支援していきたいなというふうに思っておりますけれども、具体的にはまだ検討俎上ですけれども、各グループの交流会みたいなものが開催できないかとか、または区のほうでもホームページ等での活動の支援、そういったものをできないかというようなことは今検討しているところでございます。 ◆山田ひでき   今の働いている人の状況を考えると、なかなかそういったボランティアに参加するということ自体も難しくなっているという状況もあると思います。ただ、それでも今公園には多くの方が集まって、平和公園にしろ、たくさんの人がいい公園になった、新しい図書館との連携もすごくよくなっている、そういった声も直接伺っています。ぜひそういった人たちがただ公園利用するだけでなく、一緒に公園の運用も考えていけるようになっていけるといいなというように思います。  続いて、施策1-③のところで、区民などが企画するイベントの受け入れ態勢の充実というのも重点施策になっているんですが、区民などの「など」の中にはどういったものが含まれるのか、その辺はどういったものが含まれると想定しているのか、確認したいと思います。 ◎みどり公園課長   この「など」の表現ですけれども、区民、商店街、または地元企業、そういったものを想定しての表現になってございます。 ◆山田ひでき   ありがとうございます。  また、イベントというのを受け入れていくというふうになっているんですが、例えば新宿区の大久保公園なんかは、非常にしょっちゅういろんなイベントが行われているんですが、具体的にそうしたものをイメージしているのかどうか、確認したいと思います。 ◎みどり公園課長   今お話のありました事例等も当然参考にして、取組を進めていきたいというふうに思っております。 ◆山田ひでき   大久保公園のイベントの中にはすごく商業主義的な色合いの濃いものも多かったかと思うんです。今のお話の中には、大手企業という言葉はなかったんですが、区内企業という言葉がありました。公園利用としてふさわしいものなのかどうか、イベントについて一定審査も必要なのかなというように思います。その辺についてはどうでしょうか。 ◎みどり公園課長   前提として当然、公園利用としてふさわしい、許可できる内容かどうかというのは許可に当たって審査する項目になるかと思います。また、イベントの開催の手法等につきましても、例えば実行委員会というようなものを立ち上げて、内容についても審査するというようなやり方も一つの方法なのかなというふうには思っております。 ◆山田ひでき   ありがとうございます。  最後にしたいと思います。裏面のプレーパークの進捗状況のところで、プレーリーダーの担い手探しを進めるというふうにあります。プレーパークを運営するに当たって、やはりプレーリーダーというのが欠かせない。子どもたちが独自な遊びをつくる上でも、それに危険がないのかどうか、専門的な知識や技術などを持っている人が必要になってくると思うんです。プレーパーク、プレーリーダーの担い手探しについて現時点で当てがあるのかどうかということと、プレーリーダーについては、もうボランティアでお願いしたいという考え方なのか、あるいは一定、区として責任を持つ、区の職員として受け入れるみたいな考え方でいるのか、その辺を確認したいと思います。 ◎みどり公園課長   現在、区立公園でのプレーリーダーの活動については、特にプレーリーダーとしての活動をこちらのほうが把握している状況にはございません。プレーパークとしての活動団体から区への公園利用の申込みを受けて、公園活用してプレーパークの事業を行っていただいているというような団体はございます。  また、区での制度設計につきましては、やはり単独でみどり公園課施設管理者での対応ということではなく、子ども政策の部署等も含めながら連携して進めていく必要があるのかなというふうに考えております。まだ具体的にプレーリーダーの育成について制度があるわけではございませんので、引き続き今後の検討課題になってくるのかなというふうに思っております。 ◆田中やすのり 
     すみません。今回、このパークマネジメントガイドラインについて所管事項調査でちょっと出させていただいたんですけれども、そんな長々質問しませんけれども、ちょっと出させてもらった一つの理由が、パークマネジメントガイドライン平成30年、三、四年前ぐらいに出てきて、予定を見ていると一応今年度が、もちろんガイドラインなので具体的な計画に落としているわけじゃないんですけれども、一応今年度で試行をしたり、導入の検討が一応ほとんど終わることになっていて、来年度以降に運用していこうというふうにガイドライン上はなっているので、今年度中に、一応区切りの年だと思いますので、この早い4月のタイミングでぜひちょっとお願いというか、マネジメント計画を出しましたということで7年間、8年間、ただほったらかしということじゃなくて、計画じゃないので、中間評価という言葉はふさわしくないと思うんですけれども、この4年ぐらいの振り返りで、来年から一応運用になりますので、ほとんどの目標が、中間の振り返りをどう考えていらっしゃるのかというところと、やらなくちゃいけないですねという話です。  個別の施策を見ていると、今もお二人からいろいろ質問がありましたけれども、例えば愛犬と歩ける公園というのは、施行が予定よりはかなり前倒しになっていますし、受動喫煙についても一応始まっていますので、こうやって早く取り組んでもらっているものもある一方で、高沢委員とは1期生のときからずっと言っているんですけれども、ボールが使える公園というのは、もう10年以上前から議論が出ていて、このパークマネジメントガイドラインが三、四年前にできたときに、そういうのも目指します、制限の緩和ということで、ほかに花火とか自転車とかというふうに一緒に入れていただいて、画期的だなというふうに、これができたときは私たちも感じたところなんですね。  ただ、そういう前倒しで進んでいる施策がある一方で、ボールとか花火とか自転車の制限の一部解除、例えばボールなんかは、小学生優先タイムとかを決めて、2時から4時ぐらいとか、花火も夏休みの期間中だけ、児童遊園ではできないけれども、大きい公園なら期間を決めてできるよとか、例えばそういう制限の解除の仕方についても、議会でもいろいろ提案してきているんですけれども、そのあたりの進捗というのは実は見えていない部分もあったりするので、施策によって早く進んだものもあれば、まだ手つかずの状態になっているところもあるので、その辺の振り返りを今年度ぜひやらなくちゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、そのあたり、ご見解、どうお感じでしょうか。 ◎みどり公園課長   進捗の状況については、常に把握をしていかなくてはいけないのかなというふうに思っております。ご指摘のとおり、重点施策については今年度まで、または来年度以降というような形での予定も表示させていただいております。先行してできたこともございますけれども、まだちょっと遅れているところもございます。しっかりと作業は進めていきたいと、検討は進めていきたいというふうに思います。 ◆田中やすのり   今年度での取組の振り返りをぜひ進めていただきたいと思うんですけれども、パークマネジメントガイドラインで、将来の公園像ということで三、四年前に出てきましたから、こんなに公園がよくなっていくんだなということで出ていたのが、赤塚植物園、平和公園、そして板橋交通公園、それと、あと東板橋公園、小豆沢公園、加賀公園ということで、当時出たときには、こんなに公園がよくなっていくんだというふうになりましたけれども、ほぼもうこのうちの3分の2ぐらいはもうできちゃっているし、ある程度道筋がついているところになっていますので、このあたりについてもやはり施策の振り返りの中で検討して、これからの公園像というものをやはり示していかなくちゃいけないんだろうなと思っています。  この3年ぐらいの中で公園のPFIとか、そういうのが進んできましたので、先ほど山田委員意見の中でもありましたけれども、公園のコーディネート組織については、当初思い描いていたのと違って、いろいろと活動が、指定管理者の領域が広がって、指定管理者がリーダーシップを執りながら造園屋さんとかカフェとうまく連動しながら、地域の商店街を巻き込んでいくというような公園管理の仕方もいろいろなところで出てきたりするので、そのあたりについても一度やはり見直しというか、今の時代に合った形で残りの3年間、来年度以降の3年間についてパークマネジメントガイドラインをどうはめ込んでいくのかというところが必要になってくるなというふうに改めて思っています。  そこでちょっと質問しますけれども、今まではパークマネジメント、これ、ガイドラインですから、ここで方針を示して、それがよければNo.1実現プランとかの実施計画の中に落とし込んでいくということで、具体的な公園であれば落とし込んできたんですよね、赤塚植物園とか平和公園とか。  ただ、目標を二つ大きく掲げていますので、地域に特徴ある公園をどうつくっていくのか、地元の人とどうやっていくのかというような大きな目標も掲げていますので、そういうのが事業計画に落とせるようにマネジメント計画をはめていくのか、もしくは今までのように個別に犬の件とかたばこの件とか、それぞれ個別に施策を進めていくのかというところもこれから判断して、方針を決めていかなくちゃいけない今年度になるなと私たちは考えておりますので、今後のパークマネジメントガイドラインの中間振り返りをした上で、どう区の施策に反映させていく手法を取っていくのかというところを、まだ検討していないとは思うんですけれども、どうお考えかということを聞いて、質問を終わりたいと思います。 ◎みどり公園課長   個別の案件につきましては、やはり事業のめど等を踏まえながら計画事業として位置づけていくというような手法になるかと思います。また、事業計画に位置づけた上で、予算をしっかりと確保しながら実行していくというような形になると思います。今後のガイドライン実施計画等への位置づけにつきましては、実施計画の見直し等のタイミングを見ながら、どういった形で落とし込んでいくかというのはしっかりと所管協議しながら進めていきたいというふうに思っております。 ◆小林おとみ   私は、プレーパークだけちょっとお聞きしたいと思います。  このマネジメント計画をつくる前に、住民からも陳情が出されて、かなり突っ込んだ議論をみんなでやった経験を私は覚えておりまして、今、先ほどのお話でも、区としての制度設計をどうするかというお話課長さんからありました。まだ、あれから3年、4年とたっているのにまだそんな状況かという感じがありまして、どういうふうに区としての制度設計を考えていくのか。  今現在はそういうプレーパークの団体の利用を促進しているということだけだけれども、区の事業としてやっていくということで、道を開いてもらいたいと思うんですけれども、しかし、ここに書いてあるのは、受入れ体制、占用許可の支援とか、誘導策で指定管理者による試行、あと関係部署との情報共有ぐらいのところでとどまっているので、指定管理者による試行をやるにしても、区としての方針がなければ誘導もできないわけで、だから区として、この辺も専門的にどのように練っていくのかというのはどのように考えているんでしょうかね。 ◎みどり公園課長   指定管理者による試行につきましては、昨年度から指定管理者で管理が始まっております東板橋公園のほうで、指定管理者との協定の中でプレーパーク事業を取り入れていただいております。昨年度はコロナの影響もありまして事業ができなかったわけですけれども、今年度、改めて事業のほうを行っていただくというような内容になってございます。そういったような機会も捉えながら、担い手探しにつなげていけたらなというふうには思っておりますけれども、またプレーパーク自体の事業の在り方についても、そういった中で検証ができればいいかなというふうに考えております。なかなかプレーパークの実施については安全管理面等、また運営、担い手等の課題が多くございますので、そういった機会を捉えながら検証して、次のステップにつなげられたらなというふうに思っております。 ◆小林おとみ   基本協定でプレーパーク事業をやっていくということは書き込まれているということだというふうに今理解しましたが、去年はまだ始まったばかりだし、コロナもありましたし、いろんな問題もありましたから、着手できていないんだと思うんですね。そうすると、毎年年度協定を結んでいくわけですよね。その中で具体的に今年はこうしましょうとか、これ、どうしましょうというようなことが、きちんと区のほうの方針がなければ協定書の中にも書き込まれる中身が具体的にならないんじゃないかなと思うんですよね。だから、来年度の年度協定で、じゃ、どこまでやるということにするのかとか、そういうようなことについて区の方針、あと指定管理者にノウハウがあるかというところはどうなんですか。  今回この二つの公園の指定をやってもらったのは、動物の管理についてのノウハウを持っていることが基本だったので、指定管理者評価表を見ると、公園管理の人が正規にいないというのが評価でゼロになっているんですよね。一番初めの事業者を決めるときのホームページに出ている集計表、指定管理を選定するときの。そこには令和元年7月1日現在、正規社員で公園管理運営士または造園施工管理技士のいずれかの資格を有しているというのが30点満点だけれども、ゼロ点なんですよ、これだけは。だから、これはその後どうなったのか。それから、プレーパークなどについてのノウハウをこの事業者に期待を寄せていいのかどうかというのは、区はどのように考えていますでしょうか。 ◎みどり公園課長   具体的に協定の中で、個別協定、年度協定を結ぶ中で協議をして決定していくというような形になりますので、その都度の協議になってきます。基本協定の中で、そういった事業を取り組んでいくというようなことは協定を結んでおりますので、その範囲の中での年度ごとの協定になってくるのかなというふうに思います。  また、今受けていただいている指定管理者のほうでは、他の場所でいろんな活動を行っていますので、そういったボランティア活動、または子どもとの遊び事業についても実績があるというふうに聞いてございます。そういったところでのノウハウをもって事業を行っていただくというようなことになろうかなというふうに考えております。  すみません。また、指定管理者での試行につきましては、あくまでプレーパークの全体としての呼び水になるということを期待しての事業というふうに考えております。 ◆小林おとみ   指定管理者と協定を結ぶ際の話合いというだけだと、見えないというわけですよね。どんな事業を区としてやろうとしているのかとか、区はどういうことを求めているのかというのを、あるいは事業者からどんな提案があるのかということも見えるようにしていただいて、みんなの意見が反映できるようなやり方で進めていただきたいなと。区が直接事業をやるなら、それはちゃんと報告もされたりとか、意見を言う場所もあるのかもしれないけれども、区と事業者の間でのあくまでの協定でとなってしまうと、なかなか見えにくくなってくるので、そこのところ、ちょっと一工夫していただきたいなと。意見を言えるような、あと皆さんの知恵が集められるような、あとどこまで検討が進んでいるのかというのが見えるような方法で努力をお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。 ◎みどり公園課長   今既に契約中ということになりますので、なかなか協議の内容について見える化するというのは課題があるのかなというふうに思いますけれども、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、都市建設委員会を閉会いたします。...