そうしますと、
政策経営部が出してくる
施設整備に係る
プロジェクトマネジメント要領に基づく
物件というのは、何か基準はあるんでしょうか。
規模とかってあるんでしょうか。
◎
都市計画課長
基本的には、
新築、
改築、
増築等の、大きい
物件というふうなイメージになりますけれども、面積的な基準というのは特にこの中では定められておりませんので、特に
規模が小さい、大きいというのは特段この要領の中では定められてはいません。ですので、
新築、
改築、
増築と基本的には大きくなってしまうことが多いんですけれども、小
規模のものにつきましても
個別相談を受けるということで対応しているということになります。
◆
小林おとみ
もう一つ、
チェックのタイミングとかが一部重複するという記載がされておりまして、連携して事務の
効率化をと書いてあるので、
政策経営部がやる
検討とこの
ユニバーサルデザインの
チェックのところでやる
検討との
共通点と
相違点というんですか、ダブる
部分はどんなところがあるのか、あるいはそうじゃなくて、あくまで純粋に
ユニバーサルデザインについての
チェックをすることは、それはそれで単独で必要というふうに考えておいていいのか。
◎
都市計画課長
基本的には
施設整備に係る
プロジェクトマネジメント要領の中で定められている
工事が
対象になってきますが、その中の
工事の中で、やはりその
工事を
所管する各課が、関連する各課が間接的にも直接的にもやはり
調整会議を持って、その中であらゆるものの
チェックをしていくということを目指しまして、この
調整会議が開催されているということになると思います。
◆
小林おとみ
やはり大事な会だと思うんですね。大きなところでやっているから、しかも
営繕課、今
営繕課といいませんか、そういうところも基本的にはそうして持ってやっているんだから、
会議を重複してやる必要はないだろうみたいな
意見があるのかもしれませんけれども、私は、これはこれとしてしっかり
物件をはっきりさせて、
関係者が集まって議論すること、
チェックしていくということは大事なことだと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思っています。
それから、
あとは
アンケートとか、それから、
住民アンケートをやることになっていて、この中にはプロセスの中で多様なニーズを反映するための
アンケート等による
要望確認となっているんですが、これについても私は、始まる前に1回聞くというんじゃなくて、少し系統的に
アンケートを取るような、
時系列でというんですかね、始まる前、造った後、
利用した後、様々な角度で
時系列的に
アンケートが取れるような
仕組みも必要ではないかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。
◎
都市計画課長
委員のおっしゃるとおり、様々なご
意見があるというふうに考えますので、様々なご
意見を反映していくというのは必要だというふうに考えております。
施設を主管しているところで
アンケートを実施して、その要望の確認をして、それがまた
委員のおっしゃったとおり、
知見をやはりこれからも蓄積していくことが必要だというふうに思いますので、その辺を蓄積して、またこのような
会議等で反映させていきたいというふうには考えております。
◆
小林おとみ
蓄積の点で10ページのところに情報の共有というのがありまして、
電子会議室などを
活用して共有していくというのがありまして、これは、庁内ではもう既にこの
会議で行われたことなどは、必要な
人たちが庁内の
電子会議室で見られるようになっているというふうに考えてよろしいんでしょうか。
◎
都市計画課長
庁内などでは、
ユニバーサルデザインに関するニュースなどを定期的に庁内で発信しておりまして、その中などでご紹介をさせていただいたりとかして、
知見の共有をしているというようなことをさせていただいております。
◆
小林おとみ
じゃ、それは職員の中では共有できていて、必要なことは
評価もし合えるという
関係になっているというふうに理解しました。
あとは、
最後、
チェック項目についての
評価書を見ましたところ、基本的なこと以外は、
項目があって、
あとは所見を書く、担当する
主管課と
施設経営課と
施設運営者で、
評価項目が並べてあるんですが、
あとは全部所見を記入するというふうになっているんですね。これ、結構大変なことだろうなと思って、
チェックという以上は、少しもうちょっとマル・バツで
チェックできる
項目もあってもいいんじゃないかなとか、その上で所見も書くというようなことを工夫してみたら、もっと
報告書が平均化できるというか、主観的でなくなるような
チェック項目も必要ではないかなと思いますが、どうでしょうか。
◎
都市計画課長
委員のおっしゃる
部分も当然要素としてあるというふうに考えておりますけれども、ただ、一方では、
チェック項目を設けることによって、そこでやはりその枠から出ないで安心してしまうと、
チェックをしたことによってそこで安心してしまうということがあると思います。ですので、
チェック項目以外のやっぱり多角的な
視点というのがどうしても必要になってくる
部分が
ユニバーサルデザインにはあると思いますので、
チェック項目以外でも気づいた点があれば、当然そこで
意見をしていただきたいということがありますので、その
部分を含めて細かくはちょっと設定していないように現在はちょっと考えているところです。
ただ、今後いろいろな
利用をさせていただく中で必要なものが出てくれば、またそれを盛り込んでやっていくという
部分が出てくるというふうには考えております。
◆
小林おとみ
では、
最後に要望ですけれども、庁内で様々な
検討をされていることが見えるように、議会なり区民にも見えるような形で何かPRとか
報告をしていただきたいということを
最後、要望して、終わりたいと思います。
ありがとうございました。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
板橋区
パークマネジメントガイドラインの概要及び
プレーパーク設置についてを議題といたします。
本件について
理事者より追加の
説明はありますでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
追加説明、特にございません。
○
委員長
本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
内田けんいちろう
よろしくお願いします。
公園の
利用方法についてというところとか、概要及び
プレーパークの
設置についてというところで、
公園の
利用方法の幅が広がったり、
地域ごとの魅力を生かした
公園づくりに取り組んでいただいているということだと思います。遠出することが難しくなった昨今、身近な場所にある
公園が魅力的なものになるのは非常に望ましいことだと思っているんですけれども、裏面を見まして、
重点施策の主な
取組状況が記載されておりますけれども、3点記載されておりますけれども、これ、取り組んだ結果と
評価を教えていただけますでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
パークマネジメントガイドラインには、幾つかの
施策を掲げさせていただいております。特に
計画期間というのは設けてございませんけれども、
重点施策については
計画期間のほうを明示させていただいて、取り組んでいるという
状況になってございます。
今までの成果としましては、記載のとおりでございますけれども、一つは
利便施設の導入ということで、
キッチンカー等による
公園の
利活用の
推進という
施策がございますけれども、こちらにおきましては試行という形で今、
東板橋公園において
指定管理者による
キッチンカーの出店を行ってございます。今後、それについては
評価をして、正式な導入に向けた準備をしていきたいというふうに考えております。
また、
二つ目、犬と歩ける
公園の設定につきましては、
平成31年4月に
公園条例のほうを改正させていただいて、まずは45
公園になりますけれども、愛犬と散歩ができることが可能というふうな
状況になってございます。こちらにつきましては、やはり引き続き
陳情等の内容もよく確認しながら、今後拡大していくかについては
検討していく必要があるのかなというふうに考えております。
また、
三つ目、
受動喫煙の防止に向けた対応ということで、これは先日、4月1日から区立
公園内全面禁煙というような形で体制を取らせていただいております。こちらについては取組が始まったばかりですので、今後やはりしっかり
状況等を、
施策の成果については確認していきたいというふうに思っております。
◆
内田けんいちろう
ありがとうございます。3番目の
公園内での喫煙禁止というところについては、地域の方からもいろいろご
意見を頂くところですので、ちょっと注意して見ていただければと思っております。
続いて、ここになかった
重点施策について伺いたいんですけれども、表面に戻りまして、
施策1-③イベント活動や交流の場としての
利用の
推進というところで、区民の方がイベントを企画して、それを受け入れるということなのかなというふうに感じているんですけれども、これはどのようなものなのか、取組の
状況及び実行された例があるのかというところをお尋ねしたいんですけれども。
◎
みどりと
公園課長
こちらの
項目につきましては、まだ具体的な取組は進んでございませんので、これからの
検討というような形になりますけれども、できるだけ地域の方に
公園を
利用していただきたいということで、
公園の使用許可の基準等の見直しをしていけたらなというふうに考えてございます。
◆
内田けんいちろう
ありがとうございます。ルールで対応していくということになるかと思うんですけれども、割とお金がかからず取り組めるところでもありますし、ルールをしっかりと
整備すれば迅速に対応できるのかなと考えておりますので、ぜひとも積極的に取り組んでいただければなというふうに考えております。
続いて、目標2のほうで、いろいろなことができる
公園をつくりますというところで、手軽で
利用しやすいバーベキュー場の運営というところも
重点施策になっておりますけれども、平和
公園が2019年にバーベキュー場の
利用終了というふうになったかと思うんですけれども、となると、
板橋区内でバーベキュー場というと赤塚
公園等が浮かぶわけですけれども、あちらは都立
公園というところで、区内だとどこが使えるのかというところを
最後にお尋ねしたいです。
◎
みどりと
公園課長
現在区立
公園でバーベキューができるところにつきましては1か所、荒川戸田橋緑地、こちらのほうで
利用ができる
状況になってございます。延べ人数でございますけれども、年間6,000名ほどのご
利用をいただいているという
状況になってございます。
◆
内田けんいちろう
ありがとうございます。荒川ですと街から離れたところというところで、使うイメージもしやすいんですけれども、ほかにも広げていくというところになるのかなというふうに考えると、区内の
公園というと、住宅地の中にあることがイメージとして浮かぶわけですけれども、それ以外のところにも広げていくというようなお考えなんでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
まだ具体的に他の場所でということは
検討にはなっていない
状況です。やはり近隣への影響、または他の
利用者への影響等がございまして、なかなか区立
公園内での
設置というのはハードルが高いのかなというふうに考えておりますけれども、地域のご理解等をいただけるというような
状況があれば、その際は
検討していきたいというふうに思っております。
◆
山田ひでき
すみません。ちょっと何点か質問させていただきたいと思います。
一つは、1ページの
施策1-①のところで、
公園活動コーディネート組織の導入というのが
重点施策に挙げられているんですが、この
公園活動コーディネート組織というのはどういったものなのか、伺いたいと思います。
◎
みどりと
公園課長
公園を管理していく中で、地域の方または
利用団体の方等と、また区との間に立って
公園の
利活用を
推進していただくというような目的での中間的な役割、コーディネートをしていただくというような形での組織をイメージしております。具体的に先行自治体のほうで実績もございますので、そういったところを参考にしながら区のほうにも導入していきたいというふうに考えております。
◆
山田ひでき
具体的にいうと、例えば
東板橋公園であるとか、徳丸ヶ原
公園であるとか、今
指定管理者ということで
公園が運営されているんですが、そういった形をイメージしているという考え方なんでしょうか。その辺、確認したいと思います。
◎
みどりと
公園課長
区立
公園では、今
お話がありました箇所での
指定管理者を導入してございますけれども、こちらの協定の内容的にはコーディネート組織という役割を担っているわけではございません。あくまで
施設管理ということでの内容になってございます。基本的には、コーディネート組織というのは、管理者と
利用者の間を取り持つというような役割ですので、具体的な
施設管理というところでは、現在の
指定管理者はその役割を担っていない
状況でございます。
◆
山田ひでき
では、必ずしも
公園活動コーディネート組織というのが
公園の
指定管理者への移行とイコールではないという捉え方でよろしいですか。
◎
みどりと
公園課長
導入の仕方として、手法として
指定管理者制度の中でコーディネート組織を入れていくというようなことを今想定しているところではございます。ですので、今後指定管理を展開していく中で、コーディネート組織をその役割の中に入れていくということを今
検討しているところでございます。
◆
山田ひでき
分かりました。
次に、
施策1-②のところで、ボランティア制度を改定・
検討するというふうにあります。現在のボランティア制度について、何か改定しなければならないことがあったのかどうかということと、どういう方向に改定を行っていくのか、その辺を確認したいと思います。
◎
みどりと
公園課長
今、大きいボランティア制度としましては、花づくりボランティアという制度がございますけれども、やはりグループを組んでいただいて、年間を通して
公園の中の花壇を管理していただくというような制度になってございます。なかなかそこのグループに入りにくい、またはグループとしては活動できないんだけれども、個人として、期間を短く活動したいというような方も多くいらっしゃるのかなというところで、そういった
方々をうまく吸い上げられるような制度を目指していきたいなということで、現在の制度が特に問題となっているということではなく、新しい制度として導入を、そういった方たちの参加を促せるような制度を考えていきたいというところでございます。
◆
山田ひでき
なかなかそういったボランティア組織の認知度であるとか、そういったものがかなり低いということが
ガイドライン中にもグラフで示されていたんですけれども、その辺をどういうふうに改善していくのかみたいな方策はあるんでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
なかなかやはりボランティアがグループの数的にも、今、拡大しているということではないということです。また、活動されている
方々の実情を聞きますと、やはりグループの
メンバーさんが高齢化しているというようなところもお聞きしておりますので、そういったところをうまく支援していきたいなというふうに思っておりますけれども、具体的にはまだ
検討俎上ですけれども、各グループの交流会みたいなものが開催できないかとか、または区のほうでもホームページ等での活動の支援、そういったものをできないかというようなことは今
検討しているところでございます。
◆
山田ひでき
今の働いている人の
状況を考えると、なかなかそういったボランティアに参加するということ自体も難しくなっているという
状況もあると思います。ただ、それでも今
公園には多くの方が集まって、平和
公園にしろ、たくさんの人がいい
公園になった、新しい図書館との連携もすごくよくなっている、そういった声も直接伺っています。ぜひそういった
人たちがただ
公園を
利用するだけでなく、一緒に
公園の運用も考えていけるようになっていけるといいなというように思います。
続いて、
施策1-③のところで、区民などが企画するイベントの受け入れ態勢の充実というのも
重点施策になっているんですが、区民などの「など」の中にはどういったものが含まれるのか、その辺はどういったものが含まれると想定しているのか、確認したいと思います。
◎
みどりと
公園課長
この「など」の表現ですけれども、区民、商店街、または地元企業、そういったものを想定しての表現になってございます。
◆
山田ひでき
ありがとうございます。
また、イベントというのを受け入れていくというふうになっているんですが、例えば新宿区の大久保
公園なんかは、非常にしょっちゅういろんなイベントが行われているんですが、具体的にそうしたものをイメージしているのかどうか、確認したいと思います。
◎
みどりと
公園課長
今
お話のありました事例等も当然参考にして、取組を進めていきたいというふうに思っております。
◆
山田ひでき
大久保
公園のイベントの中にはすごく商業主義的な色合いの濃いものも多かったかと思うんです。今の
お話の中には、大手企業という言葉はなかったんですが、区内企業という言葉がありました。
公園の
利用としてふさわしいものなのかどうか、イベントについて一定審査も必要なのかなというように思います。その辺についてはどうでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
前提として当然、
公園利用としてふさわしい、許可できる内容かどうかというのは許可に当たって審査する
項目になるかと思います。また、イベントの開催の手法等につきましても、例えば実行
委員会というようなものを立ち上げて、内容についても審査するというようなやり方も一つの方法なのかなというふうには思っております。
◆
山田ひでき
ありがとうございます。
最後にしたいと思います。裏面の
プレーパークの進捗
状況のところで、プレーリーダーの担い手探しを進めるというふうにあります。
プレーパークを運営するに当たって、やはりプレーリーダーというのが欠かせない。子どもたちが独自な遊びをつくる上でも、それに危険がないのかどうか、専門的な知識や技術などを持っている人が必要になってくると思うんです。
プレーパーク、プレーリーダーの担い手探しについて現時点で当てがあるのかどうかということと、プレーリーダーについては、もうボランティアでお願いしたいという考え方なのか、あるいは一定、区として責任を持つ、区の職員として受け入れるみたいな考え方でいるのか、その辺を確認したいと思います。
◎
みどりと
公園課長
現在、区立
公園でのプレーリーダーの活動については、特にプレーリーダーとしての活動をこちらのほうが把握している
状況にはございません。
プレーパークとしての活動団体から区への
公園利用の申込みを受けて、
公園を
活用して
プレーパークの事業を行っていただいているというような団体はございます。
また、区での制度設計につきましては、やはり単独で
みどりと
公園課、
施設管理者での対応ということではなく、子ども政策の部署等も含めながら連携して進めていく必要があるのかなというふうに考えております。まだ具体的にプレーリーダーの育成について制度があるわけではございませんので、引き続き今後の
検討課題になってくるのかなというふうに思っております。
◆田
中やすのり
すみません。今回、この
パークマネジメントガイドラインについて
所管事項調査でちょっと出させていただいたんですけれども、そんな長々質問しませんけれども、ちょっと出させてもらった一つの理由が、
パークマネジメントガイドラインが
平成30年、三、四年前ぐらいに出てきて、
予定を見ていると一応今年度が、もちろん
ガイドラインなので具体的な
計画に落としているわけじゃないんですけれども、一応今年度で試行をしたり、導入の
検討が一応ほとんど終わることになっていて、来年度以降に運用していこうというふうに
ガイドライン上はなっているので、今年度中に、一応区切りの年だと思いますので、この早い4月のタイミングでぜひちょっとお願いというか、マネジメント
計画を出しましたということで7年間、8年間、ただほったらかしということじゃなくて、
計画じゃないので、中間
評価という言葉はふさわしくないと思うんですけれども、この4年ぐらいの振り返りで、来年から一応運用になりますので、ほとんどの目標が、中間の振り返りをどう考えていらっしゃるのかというところと、やらなくちゃいけないですねという話です。
個別の
施策を見ていると、今もお二人からいろいろ質問がありましたけれども、例えば愛犬と歩ける
公園というのは、施行が
予定よりはかなり前倒しになっていますし、
受動喫煙についても一応始まっていますので、こうやって早く取り組んでもらっているものもある一方で、高沢
委員とは1期生のときからずっと言っているんですけれども、ボールが使える
公園というのは、もう10年以上前から議論が出ていて、この
パークマネジメントガイドラインが三、四年前にできたときに、そういうのも目指します、制限の緩和ということで、ほかに花火とか自転車とかというふうに一緒に入れていただいて、画期的だなというふうに、これができたときは私たちも感じたところなんですね。
ただ、そういう前倒しで進んでいる
施策がある一方で、ボールとか花火とか自転車の制限の一部解除、例えばボールなんかは、小学生優先タイムとかを決めて、2時から4時ぐらいとか、花火も夏休みの期間中だけ、児童遊園ではできないけれども、大きい
公園なら期間を決めてできるよとか、例えばそういう制限の解除の仕方についても、議会でもいろいろ提案してきているんですけれども、その
あたりの進捗というのは実は見えていない
部分もあったりするので、
施策によって早く進んだものもあれば、まだ手つかずの状態になっているところもあるので、その辺の振り返りを今年度ぜひやらなくちゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、その
あたり、ご見解、どうお感じでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
進捗の
状況については、常に把握をしていかなくてはいけないのかなというふうに思っております。ご指摘のとおり、
重点施策については今年度まで、または来年度以降というような形での
予定も表示させていただいております。先行してできたこともございますけれども、まだちょっと遅れているところもございます。しっかりと作業は進めていきたいと、
検討は進めていきたいというふうに思います。
◆田
中やすのり
今年度での取組の振り返りをぜひ進めていただきたいと思うんですけれども、
パークマネジメントガイドラインで、将来の
公園像ということで三、四年前に出てきましたから、こんなに
公園がよくなっていくんだなということで出ていたのが、赤塚植物園、平和
公園、そして
板橋交通
公園、それと、
あと東板橋公園、小豆沢
公園、加賀
公園ということで、当時出たときには、こんなに
公園がよくなっていくんだというふうになりましたけれども、ほぼもうこのうちの3分の2ぐらいはもうできちゃっているし、ある程度道筋がついているところになっていますので、この
あたりについてもやはり
施策の振り返りの中で
検討して、これからの
公園像というものをやはり示していかなくちゃいけないんだろうなと思っています。
この3年ぐらいの中で
公園のPFIとか、そういうのが進んできましたので、先ほど山田
委員の
意見の中でもありましたけれども、
公園のコーディネート組織については、当初思い描いていたのと違って、いろいろと活動が、
指定管理者の領域が広がって、
指定管理者がリーダーシップを執りながら造園屋さんとかカフェとうまく連動しながら、地域の商店街を巻き込んでいくというような
公園管理の仕方もいろいろなところで出てきたりするので、その
あたりについても一度やはり見直しというか、今の時代に合った形で残りの3年間、来年度以降の3年間について
パークマネジメントガイドラインをどうはめ込んでいくのかというところが必要になってくるなというふうに改めて思っています。
そこでちょっと質問しますけれども、今まではパークマネジメント、これ、
ガイドラインですから、ここで方針を示して、それがよければNo.1実現プランとかの
実施計画の中に落とし込んでいくということで、具体的な
公園であれば落とし込んできたんですよね、赤塚植物園とか平和
公園とか。
ただ、目標を二つ大きく掲げていますので、地域に特徴ある
公園をどうつくっていくのか、地元の人とどうやっていくのかというような大きな目標も掲げていますので、そういうのが事業
計画に落とせるようにマネジメント
計画をはめていくのか、もしくは今までのように個別に犬の件とかたばこの件とか、それぞれ個別に
施策を進めていくのかというところもこれから判断して、方針を決めていかなくちゃいけない今年度になるなと私たちは考えておりますので、今後の
パークマネジメントガイドラインの中間振り返りをした上で、どう区の
施策に反映させていく手法を取っていくのかというところを、まだ
検討していないとは思うんですけれども、どうお考えかということを聞いて、質問を終わりたいと思います。
◎
みどりと
公園課長
個別の案件につきましては、やはり事業のめど等を踏まえながら
計画事業として位置づけていくというような手法になるかと思います。また、事業
計画に位置づけた上で、予算をしっかりと確保しながら実行していくというような形になると思います。今後の
ガイドラインの
実施計画等への位置づけにつきましては、
実施計画の見直し等のタイミングを見ながら、どういった形で落とし込んでいくかというのはしっかりと
所管と
協議しながら進めていきたいというふうに思っております。
◆
小林おとみ
私は、
プレーパークだけちょっとお聞きしたいと思います。
このマネジメント
計画をつくる前に、住民からも陳情が出されて、かなり突っ込んだ議論をみんなでやった経験を私は覚えておりまして、今、先ほどの
お話でも、区としての制度設計をどうするかという
お話が
課長さんからありました。まだ、あれから3年、4年とたっているのにまだそんな
状況かという感じがありまして、どういうふうに区としての制度設計を考えていくのか。
今現在はそういう
プレーパークの団体の
利用を促進しているということだけだけれども、区の事業としてやっていくということで、道を開いてもらいたいと思うんですけれども、しかし、ここに書いてあるのは、受入れ体制、占用許可の支援とか、誘導策で
指定管理者による試行、
あと関係部署との情報共有ぐらいのところでとどまっているので、
指定管理者による試行をやるにしても、区としての方針がなければ誘導もできないわけで、だから区として、この辺も専門的にどのように練っていくのかというのはどのように考えているんでしょうかね。
◎
みどりと
公園課長
指定管理者による試行につきましては、昨年度から
指定管理者で管理が始まっております
東板橋公園のほうで、
指定管理者との協定の中で
プレーパーク事業を取り入れていただいております。昨年度はコロナの影響もありまして事業ができなかったわけですけれども、今年度、改めて事業のほうを行っていただくというような内容になってございます。そういったような機会も捉えながら、担い手探しにつなげていけたらなというふうには思っておりますけれども、また
プレーパーク自体の事業の在り方についても、そういった中で検証ができればいいかなというふうに考えております。なかなか
プレーパークの実施については安全管理面等、また運営、担い手等の課題が多くございますので、そういった機会を捉えながら検証して、次のステップにつなげられたらなというふうに思っております。
◆
小林おとみ
基本協定で
プレーパーク事業をやっていくということは書き込まれているということだというふうに今理解しましたが、去年はまだ始まったばかりだし、コロナもありましたし、いろんな問題もありましたから、着手できていないんだと思うんですね。そうすると、毎年年度協定を結んでいくわけですよね。その中で具体的に今年はこうしましょうとか、これ、どうしましょうというようなことが、きちんと区のほうの方針がなければ協定書の中にも書き込まれる中身が具体的にならないんじゃないかなと思うんですよね。だから、来年度の年度協定で、じゃ、どこまでやるということにするのかとか、そういうようなことについて区の方針、
あと、
指定管理者にノウハウがあるかというところはどうなんですか。
今回この二つの
公園の指定をやってもらったのは、動物の管理についてのノウハウを持っていることが基本だったので、
指定管理者の
評価表を見ると、
公園管理の人が正規にいないというのが
評価でゼロになっているんですよね。一番初めの事業者を決めるときのホームページに出ている集計表、指定管理を選定するときの。そこには
令和元年7月1日現在、正規社員で
公園管理運営士または造園施工管理技士のいずれかの資格を有しているというのが30点満点だけれども、ゼロ点なんですよ、これだけは。だから、これはその後どうなったのか。それから、
プレーパークなどについてのノウハウをこの事業者に期待を寄せていいのかどうかというのは、区はどのように考えていますでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
具体的に協定の中で、個別協定、年度協定を結ぶ中で
協議をして決定していくというような形になりますので、その都度の
協議になってきます。基本協定の中で、そういった事業を取り組んでいくというようなことは協定を結んでおりますので、その範囲の中での年度ごとの協定になってくるのかなというふうに思います。
また、今受けていただいている
指定管理者のほうでは、他の場所でいろんな活動を行っていますので、そういったボランティア活動、または子どもとの遊び事業についても実績があるというふうに聞いてございます。そういったところでのノウハウをもって事業を行っていただくというようなことになろうかなというふうに考えております。
すみません。また、
指定管理者での試行につきましては、あくまで
プレーパークの全体としての呼び水になるということを期待しての事業というふうに考えております。
◆
小林おとみ
指定管理者と協定を結ぶ際の話合いというだけだと、見えないというわけですよね。どんな事業を区としてやろうとしているのかとか、区はどういうことを求めているのかというのを、あるいは事業者からどんな提案があるのかということも見えるようにしていただいて、みんなの
意見が反映できるようなやり方で進めていただきたいなと。区が直接事業をやるなら、それはちゃんと
報告もされたりとか、
意見を言う場所もあるのかもしれないけれども、区と事業者の間でのあくまでの協定でとなってしまうと、なかなか見えにくくなってくるので、そこのところ、ちょっと一工夫していただきたいなと。
意見を言えるような、
あと皆さんの知恵が集められるような、
あとどこまで
検討が進んでいるのかというのが見えるような方法で努力をお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。
◎
みどりと
公園課長
今既に契約中ということになりますので、なかなか
協議の内容について見える化するというのは課題があるのかなというふうに思いますけれども、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
都市建設委員会を閉会いたします。...