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  1. 板橋区議会 2021-02-17
    令和3年2月17日予算審査特別委員会 文教児童分科会−02月17日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和3年2月17日予算審査特別委員会 文教児童分科会−02月17日-01号令和3年2月17日予算審査特別委員会 文教児童分科会            文 教 児 童 分 科 会 記 録 開会年月日  令和3年2月17日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 零時02分 開会場所   第3委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     茂 野 善 之       副委員長     いわい 桐 子  委員      石 川 すみえ       委員       しのだ つよし  委員      寺 田 ひろし       委員       南 雲 由 子  委員      鈴 木こうすけ       委員       渡 辺よしてる  委員長     山 田 貴 之 説明のため出席した者  子ども家庭部長   久保田 義 幸     教育委員会事務局次長藤 田 浩二郎  地域教育力担当部長 湯 本   隆     子ども政策課長   雨 谷 周 治  保育サービス課長  佐 藤 隆 行     児童相談所開設準備課長
                                     太 田 弘 晃  子ども家庭支援センター所長         教育総務課長    近 藤 直 樹            丸 山 博 史  学務課長      星 野 邦 彦     指導室長      門 野 吉 保  新しい学校づくり課長渡 辺 五 樹     地域教育力推進課長 諸 橋 達 昭  教育支援センター所長平 沢 安 正 事務局職員  事務局長      太野垣 孝 範     書記        田 中 彩 乃                文教児童委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の補正予算について 5 閉会宣告 ○主査   おはようございます。  ただいまから、文教児童分科会を開会いたします。  本日も発言は着座にて行っていただくよう、お願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎子ども家庭部長   おはようございます。  本日は、委員会に先立ちまして、補正予算の分科会、委員会では陳情が3件、議案審査が1件、報告事項が5件、そのうちいたばしNo.1実現プラン2025が陳情審査前に入るという盛りだくさんの内容となってございます。私ども職員一同、簡潔かつ丁寧な答弁に努めてまいります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○主査   次に、署名委員をご指名申し上げます。  寺田ひろし委員、渡辺よしてる委員、以上のお二人にお願いをいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   本日の運営について申し上げます。  まず、分科会を行います。本分科会の審査項目につきましては、既に配付しております補正予算分科会別審査項目一覧表のとおりです。質疑につきましては、事前に提出をいただいております理事者の範囲内で質疑されますよう、ご協力をお願いいたします。  また、質疑を行う委員が替わる際に、答弁理事者の入退室の時間を設けますので、ご承知おきを願います。  加えて、本日配付しております予算審査特別委員会補正予算関連審査の運営についてに記載のとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、表決を行わないことなどを2月5日の議会運営委員会で決定しておりますので、ご確認ください。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の補正予算についてを議題といたします。  質疑につきましては、事前に申出を受けておりますので、しのだ委員、寺田委員石川委員渡辺委員南雲委員鈴木委員、いわい委員の順番で行います。 ◆しのだつよし   まずは、57ページにあります7番目、次世代育成支援対策施設整備交付金についてお尋ねいたします。  この交付金は、子育て支援事業などの次世代育成支援対策に関する事業の実施に必要な施設整備について交付するとあります。これは子ども家庭総合支援センター開設に充てると思いますが、改めてこの使途、使い道についてお示しいただければと思います。 ◎児童相談所開設準備課長   次世代育成支援対策施設整備交付金でございます。  こちら、今委員からありましたとおり、児童福祉施設等の新設や修理、整備に要する経費の一部に充てるものでございます。(仮称)子ども家庭総合支援センターの建設工事に係ります一時保護所の部分と市区町村の子ども家庭総合支援拠点部分、こちらのほうが交付の対象となってございます。令和2年4月に交付要綱のほうが改正されまして、一時保護施設受入れ体制の強化等が図られまして、加算項目の新設及び加算単価の増額が行われました。このため、当初予算、3,344万3,000円で予算を計上させていただいておりましたけれども、収入見込みが8,420万5,000円となりますので、5,076万2,000円の増額補正とさせていただくものでございます。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。これは、どちらかというとハードの部分というところだと思います。今後、センターの職員さんは多様な子どもたちと向き合うことになります。それにはより高い対応力が求められるため、スキルアップの研修が必要と思うのですが、この交付金は、先ほどもお話ししたとおり、ハードとソフトの両面で使えるものと認識しているんですけども、今後、職員の研修を目途に使うことについて、何かそういうようなものがあれば教えていただければと思います。 ◎児童相談所開設準備課長   研修についてのご質問でございます。今、令和4年度の開設に向けまして、研修体制等も検討している段階でございますので、詳細をこの後に決まり次第お伝えさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。これでこの質問は終わるんですけど、子ども家庭総合支援センターにはとても期待を寄せているところでございますので、これから開設に向けて大変なところがあると思いますけども、あと一踏ん張りですので、頑張っていただければなと思います。よろしくお願いいたします。この項の質問はこれで終わります。  続いて、59ページの子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金の件です。  この補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯に対して、児童1人当たり1万円の臨時特別給付金を支給したものだと思います。それでよろしいわけですよね。 ◎子ども政策課長   はい、そのとおりでございます。 ◆しのだつよし   この事業スキームの特徴は、一時金という1回のもので、改めての申請を要しないというところだと思います。こういうようなことは、区民の皆様にとってもすごくやりやすいといいますか、そういうような面があると思います。今回、こういうようなスキームでやってみて、うまく機能したかどうか、そこら辺のところ、検証を教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ◎子ども政策課長   こちらは児童手当の臨時の給付金になります。これは、国のほうで決められたものを各自治体でやったという取組でございます。今回、児童手当につきましては、私ども通常、口座振込をしておりますので、口座番号を知っていたというところで、事務としてはスムーズにできたかなと。反面、公務員の方の児童手当というのは、自治体からではなくて、所属先から出されるものですので、そういう意味では、区内に住んでいらっしゃる公務員の方の口座情報、これは申請いただく必要がございました。そこは少し手続が発生しますので、そこの部分はちょっと時間を要したかなというような特徴があるものでございます。 ◆しのだつよし   ありがとうございました。これから、こういうような交付金とか、いろいろなものが出てくると思いますので、できる限り簡素なやり方でやっていくという意味では、今回のこのような特徴のあるやり方というものをまたいろいろと考えていただければと思います。この項については、質問を終わります。  続いて、73ページ、待機児童解消支援事業費補助金についてお尋ねいたします。  これを改めてどのような事業スキームであったのかということと、あとその効果はすぐにはこれは待機児童については現れないでしょうけども、どのような効果を期待しているのか、お示しいただけるものがあればお願いしたいと思います。 ◎保育サービス課長   待機児童解消支援事業費補助金でございますけれども、これにつきましては、区及び事業者の負担を軽減するために、東京都が両者の負担の一部を補助する制度ということで位置づけられているものでございます。中身といたしましては、今回増額の補正ということでお願いをしてございますけれども、各保育施設の工事、新規で開設いただく施設の工事費等が、物価高騰しているということで、工事費等の補助率が引き上げられたことに伴う増額補正ということでお願いしているものでございます。 ◆しのだつよし   分かりました。ありがとうございます。この項に関しては、以上の質問で終わるんですけど、できる限り、こういうような補助金というものは大変助かるものだと思いますので、これからもいろいろと支援をお願いしたいと思っております。  続いて、今度は、同じ73ページの保育所等利用多子世帯負担軽減事業費補助金についてです。  同様に、この事業の質問なんですけども、子どもが2人以上いる世帯等に対する支援と思いますが、改めてこの事業スキームについて教えてください。お願いします。 ◎保育サービス課長   多子世帯の補助金につきましては、これは東京都独自の制度でございます。国の制度ではこういったものは設定されていないものでございますけれども、東京都のほうで、多子世帯の負担を軽減するという趣旨から、就学児、未就学児に関わらず、お子さんが3人以上いる世帯に対しては補助していただけるという制度でございます。特に、今年度につきましては、当初見込みよりも対象のご家庭が多くなるだろうというふうな見込みの下に増額補正ということでお願いしているものでございます。 ◆しのだつよし   3人ですね。申し訳ありませんでした。  このような多子世帯への支援は、若い世代の定住化にとってすごく重要だと思います。今後、どのような支援があるのか、もしあればお示しいただければと思います。お願いします。 ◎保育サービス課長   多子世帯に対する補助は、東京都のこの事業スキームを活用しながら、引き続き区としても支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。それ以外に、多子ということに必ずしも限ったものではございませんけれども、来年度、認証保育所をご利用いただいているご家庭に対しましても、これも東京都の補助を活用しながらということにはなりますけれども、従来認証保育所利用補助をしておりましたけれども、さらにそれを拡充、拡大をするという考えを今持っているところでございます。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。分かりました。区独自では、なかなか今のところはというところですね。分かりました。ありがとうございます。この層、ファミリー層が今後の板橋区にとっても重要な存在になるのかなと思いますので、改めて何かそういうような支援というものがあればというふうに思っておりますので、考えていただければと思います。  続いて、最後の項なんですけども、241ページの板橋フレンドセンター管理運営経費についてお尋ねいたします。  これは、管理運営経費として330万円ほど削減されているということでよろしいんですよね。 ◎教育支援センター所長   工事の契約差金、それから電話機の賃貸借の契約差金というところでのマイナスになってございます。 ◆しのだつよし   令和3年度の維持管理費についてお示しいただければと思います。 ◎教育支援センター所長   申し訳ありません、ちょっと手元に今それを持ってくるのを失念いたしました。大変失礼いたしました。申し訳ありませんが、後ほど。 ◆しのだつよし   分かりました。よろしくお願いします。  あと、不登校の児童・生徒数は、以前、記憶では小学校で200名ほど、中学校で400名ほどと記憶しているんですけども、現在の児童・生徒数と、あと今年度、板橋フレンドセンターに通級、登録ですね、している児童・生徒数をお示しいただければと思います。 ◎教育支援センター所長   不登校児童・生徒数でございますが、昨年度の数値でございますが、小学校が199名、中学校が381名、中学校が若干減少をしたところでございます。今年度、フレンドセンター通級登録者については、昨日現在で141名、過去最高の数値を示しております。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。  令和元年9月に、板橋の分室として、成増フレンドを開設いたしました。居場所的なところがあって、登録者が増えているという報告をいただきました。成増は今のところ試行の段階でということで、板橋フレンドセンターの予算枠で行っていますけれども、まだ検討段階ですが、新たにもう一つ居場所も検討されているというふうに聞いております。
     令和3年度の重点戦略の中で、不登校対策としてフレンドセンターの活用というふうにありますけども、経費を削減する一方で、今後の展開として、フレンドセンターの活用に力を入れたり、新たな居場所を検討したり、また今のお話では大分登録者数が増えているということも含めて、これら、板橋フレンドセンターの予算枠でやると聞いていますので、経費を削っても大丈夫かなというふうに思ってはいるんですけども、逆に増やすべきではないかなと思っております。私の理解不足であればお示しいただければと思いますが、どのような感じなんでしょうか。 ◎教育支援センター所長   現状、板橋フレンドセンター成増フレンド、少し適応指導の在り方について、新たな分室的なところでは検討、研究を進めているところです。より居場所的な雰囲気を高くさせていただいて、まなぽーと成増の教育支援員さんとの連携事業ですとか、i−youthさんとの連携ですとか、そういうところを今進めているところでございます。まだ詰め切れていませんけれども、まなぽーと大原にも同じような施設がございますので、そういうようなところの可能性を探ったりですとか、また別の教育施設でそういう可能性があるところがないかなというようなところを今研究、検討を進めているところでございます。いずれにしましても、様々なところ、検討に向けて挑戦しているところでございますので、当面、板橋フレンドセンターの予算の中でそれを進めていくというところで今考えているところでございます。 ○主査   それでは、次に寺田委員の質問を行いますが、すみません、理事者の入退室のために、少々お待ちください。 ◆寺田ひろし   よろしくお願いいたします。  もしかしたら20分で終わらないかもしれないんですが、端的に7項目ほどお伺いします。  まず最初に、幾つかのページにまたがるところを、ややこしいのでちょっと教えていただきたいという意味で、最初に質問いたします。  私立保育所運営費負担金なんですけども、ページ数でいくと、歳入に関しては51ページ、国庫負担金、65ページ、都負担金、71ページ、都補助金と、それぞれ同じ名称で、私立保育所運営費負担金と。歳出のほうが175ページ、これも児童福祉事業費私立保育所保育運営費ということで、これも、昨年も質問があって、多分もしかしたら毎年出ているかもしれないんですが、中身は扶助費、処遇改善費とか、入園児童数が想定より減少という昨年のお答えでございまして、今回、ちょっと教えていただきたいのが、国庫負担金はプラスの3億7,000万円と、都の負担金はマイナス1億8,000万円と。まず、ここが例えばおととしのように、国と都の補助率が違ってきた、その調整の結果なのかどうかとか、あとは、この歳出のほうで、マイナス4億5,000万円ということなので、トータルで、どのように理解すればいいかというのをちょっと簡単に教えていただきたいと思います。 ◎保育サービス課長   委員ご指摘のとおりでございまして、国のほうの補助率が上がってございます。それ見合いで、都のほうは補助率を下げてございます。結果的に、国と都のほうが出してくる金額は基本的には変わらない。区の負担というのは変わらないんですけれども、そこは国と都の動きの中で増減が出ているというところでございます。  また、歳出の部分につきましては、歳出減という部分については、これも委員ご指摘のとおりでございまして、対象児童が見込みよりも少なかったというところでの減ということでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。そうしますと、この歳出のマイナス4億5,000万円、当初の想定から減っているということで、おおよそで結構なんですけども、当初の想定から何人ぐらいの園児数が減少したというふうなご認識でいらっしゃいますでしょうか。 ◎保育サービス課長   児童数につきましては、各月ごとの延べ人数で数字を捉えてございますので、実際にそこにいらっしゃる実際の人数、在園している人数と必ずしもイコールという形にはなってございません。当初見込んでいた人数といたしましては、私立の保育所につきましては、9万8,766人で見込みを立てていたところでございますけれども、補正予算で今回減額させていただいていますけれども、それよりも180名の減ということで金額のほうは見積もらさせていただいているところでございます。 ◆寺田ひろし   承知しました。ありがとうございます。なかなか想定というのも難しい、出入りがあるということで難しいところではあると思います。何とかこの想定との乖離が少なくなればいいかなというふうには思います。  続きまして、歳入の57ページの2、児童福祉費負担金、(5)保育対策総合支援事業補助金と。これもマイナス1億8,800万円ということで、まず最初に伺いたいのが、減額の内訳を教えていただきたいということです。 ◎保育サービス課長   57ページの(5)でございます。  こちらの経費につきましては、内容といたしましては、保育所職員宿舎借り上げ補助経費、それとコロナ対策の消耗品等の購入経費でございます。1億8,800万円のうち、1億7,000万円余が宿舎借り上げ経費の減でございます。こちらにつきましては、当初見込んだ人数よりも実績が少ないということでの減ということでございます。  また、残りにつきましては、コロナのいわゆる対策経費でございますけれども、こちらにつきましても、実際予算を組んだところ、園のほうからの申請が思ったよりも伸びなかったというところでの減でございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  ちょうど続けて聞こうと思ったんですが、73ページの3、児童福祉費補助金保育従事職員宿舎借り上げ支援というところで、今お答えいただいた内訳の中で宿舎借り上げの費用と、これはまた別のものなんですかね。それとも、項目は違って、中身は一緒ということでしょうか。 ◎保育サービス課長   おっしゃるとおりでございます。中身は一緒でございまして、項目が違うというところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  では、続きまして、ちょっと飛びまして、歳出の241ページ、学校運営経費教育支援センターというところで、これもいつも聞かれておられるかと思うんですけれども、今回、小学校のほうがマイナス4億8,000万円と、247ページの中学校の教育支援センターマイナス2億円と。小・中合計でマイナス6億8,000万円程度。この減額の要因を教えていただきたいと思います。 ◎教育支援センター所長   いわゆるGIGAスクール構想の実現というところでのタブレットパソコンの必要な機器の思い切った絞り込みをさせていただき、一例を挙げますと、充電保管庫を当初は各教室1台というようなところでしたけども、職員室に1台というような形とか。さらに、それまではウインドウズ型というようなことで、サーバーというようなことも考えていたんですけれども、グーグルでクラウドを使用することによって大幅な削減ができたというようなところ。それから、先行の3校は11月に1,700台導入しましたけれども、残りの学校につきましては、1、2月配布、3月から実施というようなところの後ろ倒しにしたというようなところで、これだけの減額ということが実現できました。 ◆寺田ひろし   ありがとうございました。  続きまして、歳出177ページの福祉費、児童福祉費児童福祉事業費の6、地域型保育事業経費、(2)の小規模保育と。これも昨年ご質問があったかと思うんですけれども、扶助費、保育士キャリアアップ、これも含めて宿舎借り上げも入っているかと思うんですけども、今回マイナス1億2,000万円、昨年がマイナス2億円と。これもちょっと確認させていただきたいんですけども、想定人数、やっぱり想定はちょっと結構難しいものかどうかというのをまずお伺いしたいと思います。 ◎保育サービス課長   小規模保育所につきましては、正直なかなかまだまだ認可保育園のほうが保護者の方は選びがちというところかなというふうには思ってございます。昨年の4月の入所から、小規模保育所の卒園児につきましては、先行利用調整を行うなどして、なるべく小規模保育所も選んでいただくような対策を取ってきているところでございますけれども、やっぱり利用実績が少ないというようなところで、運営費等につきましても、当初見込んだよりも伸びていっていないというのが実態かなというふうに思ってございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  ちょっと参考にお伺いしたいんですけど、先ほどの質問とも関連するんですけれども、この入園者の想定の算出方法といいますか、これをちょっと簡単に教えていただきたいなと思うんですが。 ◎保育サービス課長   施設数に、小規模保育所は大体どこの園も19名が上限になってございますので、施設数掛ける19名というのが上限かなというふうに思ってございます。そこに過去の利用実績等を勘案しながら、その予算については見立てを立てているというところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。そうしますと、この私立保育所も大体同じような形で、定員と過去の実績を考慮してということでしょうか。 ◎保育サービス課長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。よく理解できました。  続きまして、81ページ、都支出金、都補助金、4、幼稚園補助金私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助金というところで、歳出のほうだと253ページで、同じような項目でのっております。歳入がマイナス9,900万円、歳出のほうが、253ページがマイナス2億1,400万円と。同じような質問でちょっと恐縮なんですけれども、この歳出のほうのマイナス2億円というのは、およそ園児何人分で出てきたものでしょうか。 ◎学務課長   こちらは対象月数で積算をしておりまして、大変申し訳ないです、園児の人数ではなく積算をしてございます。対象月数としては、6万6,000月を見込んでおったところ、6万2,346月と積算根拠に変更いたしましたので、その分の減でございます。 ◆寺田ひろし   承知いたしました。ありがとうございます。  最後、お伺いしたいのが243ページ、教育費、小学校、学校管理費、施設改修経費、同じく249ページが中学校と、同じ項目の施設改修経費、小学校のほうがマイナス4億6,000万円と、中学校のほうがマイナス7,300万円と。この主な減額の中身を教えていただけますでしょうか。 ◎新しい学校づくり課長   すみません、学校施設改修経費の小・中学校の減額の主な要因でございます。  まず、小学校のほうから申し上げます。小学校のほうにつきまして、大きい要素としましては、舟渡小学校、紅梅小学校のほうが今年度から長寿命化改修工事に入っております。その契約差金、これが約1億8,000万円ほどございます。また、舟渡、紅梅小につきましては、校庭に仮設の校舎を建ててございます。そのリースによる仮設校舎のほうの契約差金ということで約6,000万円、その他、ほかのもろもろの工事の契約差金というものがこちらに盛り込まれてございます。  また、249ページの中学校費のほうにつきましても、基本的には契約差金のものが多いんですけども、特徴的なものとしましては、今年度、コロナの影響を受けまして、実は上板橋第一中学校、あと志村第四中学校の改築の基本構想、基本計画を策定する予定で、それを委託業務として出す予定だったんですけれども、そういったものがコロナの影響とかで、地域との協議会もなかなか進まない中では、ちょっと今年度の策定を諦めましたので、その分で1,600万円ほど、その他、要望改修の工事であるとか、そういったものの契約差金を今回減額補正をさせていただいている、そういったものが主な要因でございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  以上、質問ではございますが、今お答えいただいたような形で、このマイナスが大きなことは非常によろしいかなと思って、ただ、その中身で確認させていただきたかったのが、例えば園児、入園の園児の想定であれば、その算出方法とか、ちょっと私分からなかったので。あとは、よく言われる契約差金ですね。これは全て結構契約ごとに切ったりというわけにはいかないと思うんですが、最後の質問なんですけども、この契約差金について、もともとの当初の予定の資料とか、あとは結果、どういう内容でこの差金が生じたかというのは、何か確認できるすべというのは、区民の方がですね。これはホームページ等で何か確認できるものなんでしょうか。それとも、個別に、もしくは公開、非公開というものがあると思うんですが、これは何か確認するすべがあるものなんでしょうか。 ◎新しい学校づくり課長   契約差金につきましては、大概の工事が入札で行ってございますので、その入札結果を見ていただくと、予定価格と、たしか入札結果が出ていると思いますので、そういったもので差額が分かるかと思います。ただ、それは1件1件という入札案件ごとになってしまいますので、それを一覧で区民の方が知るということはなかなか難しいのかなと思いますけれども、そういった入札結果という形では、その契約差金、予定額に対してどのぐらいの落札だったのかというものが見えるというふうに考えてございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。以上です。 ◎教育支援センター所長   すみません、先ほど、しのだ委員のフレンドの来年度の予算についてということで、申し訳ありません。お時間いただければと思います。  フレンドの維持管理費につきましては、来年度につきましては、今年度に加えて約570万円ほど増額の予算になってございます。理由はエアコンの更新と、今年度試行を始めたんですけれども、板橋フレンド、小・中学生が同居すると、小学生なかなか、中学生が大きかったり、怖かったりというようなところもありますので、2階に小学生ルームを今年度仮設をいたしました。それの充実のためにという工事のお金を積ませていただいています。  以上です。 ○主査   ありがとうございます。  それでは、理事者の入退室はありますか。 ◆石川すみえ   よろしくお願いします。  まず、171ページの会計年度任用職員経費の部分です。  こちらで、子ども家庭支援センターのほうで減額が大きく出ているんですけども、この要因をお願いします。 ◎子ども家庭支援センター所長   こちらの会計年度任用職員の補正でございますが、こちら、会計年度任用職員、虐待コーディネーターという職を板橋区の子ども家庭支援センター、雇用するんですけども、今年度、2名募集をしたんですけども、応募がないということで、その2名の欠員分の補正減でございます。1月から3月、今後も募集は続けますので、その分は残させていただいて、4月から12月分の主なものは補正減ということでございます。 ◆石川すみえ   虐待コーディネーターさんというのは、専門職かと思うんですけれども、こちらの専門職が2名欠で今年度来たというところ、本当に心配になる部分ですけれども、そのまず見解と、この2名が、虐待コーディネーターがいなかった状況で、何か不備など、困ったことなど、不適切な対応などなかったのかどうかお願いします。 ◎子ども家庭支援センター所長   確かに、虐待コーディネーター、児童相談所で3年以上、または子ども家庭支援センターで3年以上の経験のある方というところで募集をかけてございます。これが条件になりますので、ただ、やはり各区、児童相談所を設置していくという中で、これからはちょっと想定なんですけども、なかなか会計年度任用職員で応募していただく方がいなかったのかなというところでございます。職員のつてで、個別に声をかけたりもしたんですけども、ご家庭の事情ですとか、体力面の問題でお断りというのもありましたので、なかなかそこら辺、募集はできなかったのかなというところでございます。  ただ、こちらも、児童相談所開設に向けまして、各区の児童相談所、自治体のほう、研修に行っている者で戻ってきている者がございます。その者は、係長級もおりますし、職員もおりますので、その者が中心となって進行管理をするというところで、今年度かなり大変な状況にはあったんですけども、その者を中心にケースワークをするというところで、不都合といいますか、そういったものはなかったというふうに考えてございます。 ◆石川すみえ   人材確保というのは、本当にずっと長い課題になってくると思いますので、引き続きしっかりとお願いいたします。  続いて、同じページの9項目めの子ども家庭支援センター経費の中で、育児支援ヘルパーとファミリーサポートさんの分が減額になっているんですけれども、こちらの要因についてお願いします。 ◎子ども家庭支援センター所長   こちら、まさにコロナの状況で、利用者が大幅に減ったというところが現状でございます。ちょっと速報値なので正確ではないんですが、11月末時点で約6割ぐらいの前年対比となっていますので、その分でこの額、それぞれ落とさせていただいているという状況でございます。 ◆石川すみえ   育ヘルさんとファミサポさん、それぞれ対象の年齢が、お子さんの対象が違うと思っていて、育ヘルさんのほうが使えるお子様、期間が短いですよね。そうなると、育ヘルさんのほうがもともと持っている予算が少ないのかなと思うんですけど、マイナスは育ヘルさんのほうが多くて、ちょっとそのところについて見解をお願いします。 ◎子ども家庭支援センター所長   ちょっとこれは契約の仕方に違いがありまして、育児支援ヘルパーのほうは、ヘルパーさんのほうに委託料の上乗せをさせていただいています。その分の額で大きくなっているというところでございます。ファミサポさんのほうは、そういったものがないので、その分で補正の額が小さくなっているというところでございます。 ◆石川すみえ   コロナというところで、より小さい赤ちゃんを預けるというところに、もっと利用者の方がよりセンシティブになられたという部分があったのかなと思ったんですけど、そういったところはなかったんですかね。 ◎子ども家庭支援センター所長   その声を直接は聞いていないんですけども、想像するに、やはり小さいお子様、お母様、お父様、心配されるというのはあるかと思いますので、その分で、育児支援ヘルパー、もともとの年齢も短いですので、少なかったのかなと思っています。ただ、来年度以降、少しその辺、使い勝手を考えていこうかなとは思っていますので、なるべく多くの方が使っていただけるような制度に変えていきたいと思っています。 ◆石川すみえ   今、来年度以降、使い勝手を考えていくというふうにおっしゃられたんですけど、もし今示せるところがあればお願いします。
    子ども家庭支援センター所長   今、1歳までというところになっていますけど、こちら、できれば来年、3歳まで使えるようにしていきたいなと思っています。育児の負担というか、家事の負担は、1歳でも3歳でも変わりませんので、そのあたり、できればそこまで延ばして、小さいお子様だけでなく、手のかかるうちは育児支援ヘルパーが入れるような形で、少しその間でも利用率が増えるようにしていきたいと思っています。 ◆石川すみえ   次に、173ページのほうで、13番で児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクト経費というのがあります。こちらはクラウドファンディングでやっているものかと思いますが、この内容について、マイナス補正になっていますが、こちらの要因と、あと今年度の実績、何名使用されたのかお願いします。 ◎子ども政策課長   まず、今年度の実績という意味では、昨年から引き続きの方がお二人いらっしゃいます。今年度から新たに助成を始めた方が4名いらっしゃいます。ですので、今年度につきましては、合計6名の経費が発生しているというところでございます。  マイナスの状況につきましては、この制度自体が3万円を上限とする補助というスキームの中で、結果的に応募されている方の家賃がその上限より低いということで、実績に伴う減額という形になってございます。 ◆石川すみえ   なかなか皆さん、安いところを探して住まわれているんだなというふうな印象を受けますけれども、これ、来年度以降は、クラウドファンディングで続けるのか、予算にきちんと組み込むのかという見通しが今ここで示せるものがあればお願いします。 ◎子ども政策課長   現状のお話を申し上げますと、昨年度と今年度を合わせて1,000万円以上の寄附が集まっている状況がございます。それに対する支出がかなり少のうございますので、来年度、実施というところは、今のところファンディングでのお金の募集は考えていませんが、事業自体は、もちろんそのために寄附を集めてございますので、それについては事業は実施していくというところでございます。 ◆石川すみえ   次、175ページで、私立保育所保育運営費についてお伺いしたいと思います。  私、処遇改善のところでお伺いしたいんですけれども、こちら、処遇改善の内容は、宿舎の借り上げと、あとキャリアアップの補助金という理解でよろしいですかね。 ◎保育サービス課長   処遇改善経費でございます。  こちらにつきましては、委員ご指摘のようにキャリアアップの補助金、それと宿舎の借り上げがございますけれども、それ以外にも、区内私立保育所のいわゆる中規模改修経費というのも負担をしてございます。いわゆる役所でいえば小破修理のような工事に当たる経費でございますけれども、そういったものもこの経費の中に含んでいるところでございます。  今回、補正で大きく落ちた部分につきましては、宿舎の借り上げのところが見込みよりも少なかったというところが一番大きな要因でございます。 ◆石川すみえ   昨年もマイナス補正が大きく出ていて、お伺いしたかと思うんですけれども、まず、それぞれ宿舎の借り上げとキャリアアップで、当初何名ぐらい利用を見込んでいて、実績、直近のもので何名使われているのかというところの数字をお示しください。 ◎保育サービス課長   宿舎の借り上げにつきましては、当初予算を見込んだ段階では、639名で予算のほうを立てさせていただいてございます。今回、補正で101名分を減額補正させていただいているところでございます。  また、キャリアアップの補助金でございますけれども、こちらにつきましては、在籍児童数見合いで補助のほうを支給させていただいているところでございます。キャリアアップ補助金を算定する際の当初の見込みの人数につきましては、143名減という見込みでございます。失礼いたしました。 ◆石川すみえ   キャリアアップのほうは、もともと人数見合いで出しているというのは、ちょっとよく分からないんです。要は、当初の想定から、なぜマイナス143名になったかというところと、あとキャリアアップは、家庭福祉員さんですとか、認証保育所、病児、あと居宅訪問でも使えるかと思うんですけれども、こちらの園で働いている方で使われている方というのは、申請している事業所というのはあるんでしょうか。 ◎保育サービス課長   キャリアアップの補助金につきましては、家庭福祉員さんのほうには特に予算を充ててございませんけれども、例えば小規模ですとか、そのほかのいわゆる認可のフルの保育園以外にも当然予算を立ててございます。それぞれ別々の経費の中で見ていますので、あくまでもここの私立保育所運営経費で見ているのは、私立のフルの認可の保育士の分だけということでございます。 ◆石川すみえ   キャリアアップの補助金で、それぞれの事業者さん、園のほう、認証のほうでも、実際のどんなふうに利用されているのかという状況、どこの園が使っているのかという状況が分かる資料というのは、後ほど頂くことってできますかね。 ◎保育サービス課長   基本的に、このキャリアアップの補助金につきましては、処遇改善の色合いが非常に濃い補助金でございます。中身的に、出したお金については、各保育職員の方のお給料にそのまま反映されているものだというふうに理解をしてございます。その確認の方法といたしましては、財政援助団体の監査等において確認することができるのかなというふうに思ってございます。財政援助団体の監査には、当然その補助主体である私ども保育サービス課のほうもそこに関与してございますので、そういった中で確認をさせていただいているというのが実態でございます。 ◆石川すみえ   板橋区の保育園、認証さんとかで、このキャリアアップの補助金を使っているところの実績を示していただきたいんですけど、後ほど資料で頂けますか。 ◎保育サービス課長   申し訳ございません、実績というのは、園数をお尋ねでしょうか。 ◆石川すみえ   どこの園がこのキャリアアップの補助金を使っているのかどうかを知りたいんですけど。 ◎保育サービス課長   どこの園にその補助金が充てられているかということにつきましては、後ほど資料でご提出させていただきます。 ◆石川すみえ   こちら二つの補助金に関して、キャリアアップと家賃助成のほうですね、私立の園長会などを通して、使い勝手が悪いだとか、もう少しこうしてほしいといった要望というのは上げられているんでしょうか。 ◎保育サービス課長   キャリアアップの補助金に関しましては、特に私立の園長会ですとか、小規模保育所さんも連絡会を持っていますけれども、そちらのほうから、キャリアアップの補助金に対するご要望というのは特段いただいておりません。  一方で、保育士等の宿舎の借り上げにつきましては、令和2年度から、国のほうが地域ごとに、地域の実情に応じて補助額を変えてきてございます。例えば、板橋区であれば7万7,000円、隣の練馬区であれば8万2,000円というようなことで、補助単価が変わっている部分がございます。現在のところ、その差額については、東京都のほうで差額を埋めていただいていますので、区としての持ち出しの部分については、従来と変わらない形で各園さんのほうにお渡しができているんですけれども、この部分について、やっぱり私立の園長会さんは非常に危惧をされています。東京都がその前のところを埋めてくれなくなってしまったら区で埋めてくれるのかというようなことも非常に心配をされているところでございます。私どもといたしましては、国のほうに、引き続き従来どおりの補助率で見ていただきたいということで、機会あるごとに要望を上げているところでございますけれども、そういったところのご心配をいただいているというのはあるのかなと思ってございます。 ◆石川すみえ   次に、同じページで、児童手当等支給経費、こちらがマイナス補正になっているんですけども、こちらの要因についてお願いします。 ◎子ども政策課長   4番の児童手当等支給経費でございます。  まず、(1)の児童手当につきましては、支給する額が所得によって変わったりしてございます。年収が高い方につきましては、特例給付ということで、所得制限超過の方に月5,000円の支払いをしてございます。そこの方の人数が今回増えているということで、トータルで支給する額が減っているというところでのマイナス補正でございます。  それから、(2)の児童育成手当と(3)児童扶養手当につきましては、対象者が見込みよりも少なかったというということで減額補正をかけてございます。このあたりの手当につきましては、毎回支給するに当たって、足りないということがないように、やはり少し多めに当初予算を組んでいるところもございます。最終補正のタイミングで、大体これぐらいの額で例年お返ししているというような形になってございます。 ◆石川すみえ   1番の児童手当の特例給付の方が増えたということなんですけれども、こちら、何人ぐらい増えたか、分かりますか。 ◎子ども政策課長   特例給付につきましては、大体目安として、お子さんが2人いて、奥様が103万円ですか、以内の方で、収入が大体960万円ぐらい以上の方が所得超過という形で特例給付になります。その方につきましては、今年度の見込みとしましては、12万6,000件ほどでございます。ちなみに、令和元年度につきましては11万9,000件ほど、それから、その前年の平成30年度につきましては11万3,800件ほどということで、徐々にこの特例給付で該当する区民の方が増えているという状況でございます。 ◆石川すみえ   次に、同じページの下に、地域型保育事業経費があるんですけども、こちらで伺いたいです。  まず、家庭福祉員さんの減額が大きいんですけども、この要因をお願いします。 ◎保育サービス課長   こちらにつきましては、一番大きな要因といたしましては、コロナ対策のいわゆる補助金ですね。コロナ対策の消耗品ですとか、そういったものをご購入いただく経費を、当然、家庭福祉員さんの人数掛ける上限いっぱいで予算を見込んだところでございますけれども、実際には、家庭福祉員さんのほうから申請が上がってきた金額が少なかったというところで、2,522万9,000円の減額でございますけれども、そのうちの2,500万円がこのコロナ対策経費の減額という内容でございます。 ◆石川すみえ   その家庭福祉員さん1人につけた上限というのは幾らなんですか。 ◎保育サービス課長   これは、いわゆる他の保育施設と同じように扱ってございますので、昨年度と今年度と合わせて100万円でございましたけれども、今年度、単年度で見ますと50万円という状況でございます。 ◆石川すみえ   お一人で保育されて、そんなに消毒液は要らないだろうなというふうには思うので、スキーム自体が見合っていなかったのかなというふうに思いますけれども、コロナというところで、やっぱり家庭福祉員さんに預けるというところを躊躇される方はいらっしゃったんじゃないかなと思うんですけども、家庭福祉員さんの利用状況について、コロナで特段の状況があったのかどうか教えてください。 ◎保育サービス課長   他の保育施設と例えば家庭福祉員さんを比較した場合ということで言わせていただければ、他の保育施設と特段差はなかったというふうに認識をしてございます。 ◆石川すみえ   同じ項目で、177ページで、居宅訪問型保育とあるんですけど、こちら、毎年実績ゼロは問題だというふうに私たちも言ってきたんですけども、今年度の実績をお願いします。 ◎保育サービス課長   こちらにつきましては、ここに177ページにのっています居宅訪問型保育の経費でございますけれども、こちらにつきましては、いわゆる居宅訪問していただきますベビーシッターさんの交通費をこちらのほうで面倒見させていただいているというものでございます。交通費の実績といたしましては、9月からが1名で、2月からが1名ということで、都合2名という形で、24万円という経費を載せさせていただいているものでございます。 ◆石川すみえ   次、243ページの就学援助費についてお伺いしたいです。  就学援助費、それぞれ小学校と中学校、あるんですけど、このマイナスが大きくて、その要因についてお願いします。 ◎学務課長   こちらですが、まず小・中合わせまして、大きいのは、想定認定者数の減ですね。当初予算のときには、例えば小学校ですと、要援護の方が567人、それが実績が557人、準要保護の方が4,960人、こちらが実績4,631人とそれぞれ減になっています。中学校におきましても、要保護が354人が368人、準要保護が2,601人が2,491人と減になっております。  また、今年度に関しましては、コロナの影響で修学旅行等が中止になっております。小学校では、修学旅行等宿泊行事中止に伴う減が金額にいたしまして2,437万円、中学校ではさらに大きく1億374万3,000円となってございます。 ○主査   石川委員、質問ですが、まだ大分ありますか。 ◆石川すみえ   そんなにないです。あともう1項目だけです。 ○主査   じゃ、続けてお願いします。 ◆石川すみえ   253ページの幼稚園就園奨励費もマイナス補正になっていまして、こちら、まず幼保無償化の影響に鑑みて、一時預かりと副食費の補助を見込んでいたと思うんですけど、こちらのそれぞれ当初の想定と実績がどのぐらい違ったのかという数字、お願いします。 ◎学務課長   一時預かりにつきましては、預かり保育の対象人員2,000人を見込んでいたところ、こちらが1,363人でございました。また、副食費につきましては1,000人を見込んでいたところ、720人という実績でございます。 ○主査   次に、渡辺委員にお願いいたしますが、同じように理事者の入替えがありますので、しばらくお待ちください。 ◆渡辺よしてる   よろしくお願いします。  補正予算書の169ページのほうの人件費、児童相談所開設準備課の人件費が減った理由について教えてください。 ◎児童相談所開設準備課長   人件費でございますけれども、647万2,000円の減でございまして、一番大きいところでいきますと、時間外手当の分が405万9,000円、休日給、夜間手当のほうが192万1,000円、特殊勤務手当が49万2,000円を減額させていただくものでございます。  主な要因といたしまして、コロナの影響で、児童相談所に派遣をしている職員の在宅勤務がかなり増えまして、そういったところで、時間外勤務等が予想よりも少なかったというところが大きな要因かというふうに認識しているところでございます。 ◆渡辺よしてる   分かりました。  もう一点だけ、179ページのほうなんですが、こちらの(仮称)子ども家庭総合支援センターの建設経費なんですが、こちらもマイナスになった理由を教えてください。 ◎児童相談所開設準備課長   こちら、子ども家庭総合支援センターの建設経費でございまして、工事請負費のところの契約差金が5,500万円ほどというところと、あと工事関連の委託料の契約差金がございまして、こちらが10万円という形でございまして、合わせて5,510万円を減額させていただきたいというふうに考えているところでございます。
    ○主査   それでは、次は南雲委員なんですけれども、ちょっとお待ちください。 ◆南雲由子   よろしくお願いいたします。  初めに、教育費のところで大枠でお伺いしたいんですが、予算書でいうと8ページのところを見ますと、補正予算で30億円というふうに大幅に削られているのかなというふうに思うんですが、各項目を見ていても減少しているというふうに見ています。これが例年と比べてどうかというところを教えていただきたい。補正予算として見たときに、例年と比べてどうかということを教えていただきたいのと、このコロナ禍で、財政難が今後予測されるというところで、かなり全体的に見直しを図っているという中で、教育費もブラッシュアップされているのかなというふうに思うんですけれども、教育の質が落ちていないかというところはどうしても確認をしていただきたくて、補正が減になった要因というのを大まかに教えていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎教育総務課長   令和2年度の最終補正の位置づけになりますけど、約30億円の減、大幅なんですが、例年は、例えば工事関係が多い場合は、当初予算自体の規模も多いですし、その場合の契約差金が出たりとか、年度によって事情は異なります。  今年度の30億円の内訳でございますけれども、大きなところは、やはり学校施設改修費の工事費の契約差金がございまして、これが約4億円余りございます。それから、学校運営費の中で、GIGAスクール関係で、タブレットパソコン、リースで導入しておりますが、こちらについて、仕様を見直しした関係で経費の節減が図られております。その額が約6億円ほどございます。  また、幼稚園の就園奨励費につきましては、対象園児数が予算の見込みよりも少なかったということで、こちらについて2億4,000万円ほどやはり減額になっております。それから、私立幼稚園保護者の補助金につきましても、同様の理由で、約2億1,000万円ほど減額しております。  また、会計年度任用職員の経費につきまして、こちらについては欠員の補充ということなんですが、これも実績ということで残額が出ております。それが約1億9,000万円というようなところでございます。  最終補正につきましては、年度内の執行の見通しをつけて、確実に歳出の増減等を見込まれるものについて補正で措置するということでございますので、特段、これは結果として減額になりますけども、これが、教育の質ですか、質をどう捉えるかというのは議論があるところかもしれませんが、少なくとも学校の教育活動に支障が生じているということはないというふうに考えております。 ◆南雲由子   ありがとうございます。  この全体のところで引き続きお伺いしたいんですが、今年はやっぱり学校の運営の在り方とか、幼稚園も含めてですけれども、大分違ったと思うんです。コロナ禍で緊急事態宣言もあったし、休校もあったしという中で、大きく変わったと思うんですが、その中での予算の動きというのはどういうふうにあったかというところを教えてください。 ◎教育総務課長   やはり、実は1号から5号補正までは、教育費全体では増額をしてまいりました。最終補正は減額の幅のほうが大きいので、年間通じて約14億円くらいの当初予算からの減額にはなりますけども、5号補正までの内容として、例えばGIGAスクール構想の実現に向けた通信ネットワーク環境の整備ですとか、あるいはやはり感染症対策としてスクールサポートスタッフを全校配置したり、あるいは就学援助費の特例給付で困窮世帯の支援に当たるなど、予算上もそうした措置を講じて、必要な経費を組んできたという経緯がございます。  一方で、やはり感染症の影響で、事業を中止せざるを得ないものもございましたので、それらについては、予算上やはり執行残ということで、減額の要素になっているものもございます。 ◆南雲由子   ありがとうございます。  続いて、あいキッズのことを教育関連で伺いたいんですが、予算書だと257ページとかで、あいキッズについてもコロナ禍で大きく運営が変わっていて、特に保護者の方から入る利用料というのは下がったと思うんですが、一方で、コロナの休校中も現場の方たちはずっと子どもたちの保育を続けていたという状況がある中で、あいキッズに関して、収支にどのように影響があったかというところの大枠を教えてください。 ◎地域教育力推進課長   あいキッズで申し上げると、きらきらが有料区分になりますけれども、こちら、コロナの影響で、現時点ではきらきら、全員通えるようになっておりますが、当初、3年生までの制限をかけ、4年生までの制限をかけ、そして6年生までとなります。この間に、自粛も含めて、利用されない方については利用料が減になります。通常だとやっていなかった日割りで返金ということもしておりましたので、その部分が減額になります。それが収入としては減りますが、同時に補助金のほうでは、この減収部分について一定見てもらうことができておりますので、3分の2ほど、その収入が減った部分について、利用料の補填を見てもらえています。  あとは、きらきら部分の運営費についても、それはお金として入ってきますので、入ってこなかったものは、さんさんのうち、さんさんオレンジ部分については就労見合いということで利用していただいていたので、この部分が少しですけれどもさんさんの補助金として入り、そのほか通常の一般部分のさんさんの補助金が入らなかったというところが大枠の収支です。  それ以外でいうと、例えばコロナのための消耗品の助成が出たりして、これは4,000万円ほどの予算を組みましたけど、そういうものがプラスアルファで来たりして、これはもちろん見合いで必要なものを買いますから、通常とは違う特別の収入と支出ということで、プラマイゼロにはなりますけども、一般的な収支でいうと、当初申し上げた構造になります。 ◆南雲由子   来年度以降の考え方をお伺いしたいんですけれども、先にどういう運営形態になっていくかということは、今、正直何も見えない状況かとは思うんですけれども、コロナ以前の例年どおりの予定で予算としては組んであって、また補正をして調整していくという考え方なのか、今年も含めた、コロナの状況を見て今年度の予算というのは組まれているのかという点を教えてください。 ◎地域教育力推進課長   あいキッズ事業としましては、可能な限りフルの状態で実施しなければというふうに思っていますので、常にその準備をしております。そういう意味でいうと、予算上も通常と変わらず全てをやる状態で予算計上してありますけれども、現実としては難しい状態が続いていて、緊急事態宣言下で先が見通せない状態があります。そういう状況を見ながら、停止しているもの、もしくは追加で必要なもの等を見極めながら、予算に足したり引いたりしていくということをしていくことになろうかと思います。 ◆南雲由子   ありがとうございます。  171ページにいって、保育園のことをお伺いしたいんですが、認証保育所についてお伺いをいたします。  初めに、資料を1枚要求したいんですけれども、過去3年分の認証保育所の利用人数と受入れ可能枠の資料を後ほど頂きたいんですが、いかがでしょうか。 ◎保育サービス課長   資料につきましては、後ほど調整して、ご提出させていただきます。 ◆南雲由子   この認証保育所についても大幅に利用者が減というふうに伺っているんですけれども、コロナ禍ということもありますし、幼保無償化もあって、かなり大きく環境が変化しているのかなと思うんですが、その中で、認証保育所の利用者が今どういう増減であるとか、全体としては認証保育所というのがどういう状況に置かれているかということを大枠で教えていただきたいのと、あわせて、同じく175ページで、地域型保育について、先ほど寺田委員のほうから小規模保育園のお話と石川委員のほうから家庭福祉員のお話があったんですけれども、同じくコロナ禍とか幼保無償化の影響を受けて、人数が今どういうふうに増減しているかというあたりを教えてください。 ◎保育サービス課長   まず、認証保育所についてのお尋ねでございます。  令和2年度は、板橋区内、認証保育所、16園ございます。16園の合計の定員数が531名という状況に今なってございます。その531名の定員のうち、園によってお預かりするお子さんの歳児が違うんですけれども、5歳までお預かりしていただいている園が16園中9園ございます。ただ、上のほうの歳児が実は預かりの人数が少ない。531名のうちの120名が3、4、5歳の定員というふうな設定を今されているところでございます。  したがいまして、幼保無償化の影響という部分については、認証保育所はそれほど大きく受けていないんだろうというふうに思ってございます。また、コロナの影響という部分につきましても、認証保育所のお子さんにつきましても、昨年の緊急事態宣言の際に登園自粛をかけた分につきましては、区のほうでもその分は補助させていただいたりというようなことで、認証保育所に対しても一定の補助をしてございます。そういった意味からも、コロナ禍の中でも、特に認証保育所だけが大きく影響を受けたというようなことはないのかなという認識を持っているところでございます。  入園児が少ないという部分については、委員のご指摘も一部あるのかなというふうには思ってございます。どうしても、都の認証を受けていると言いながらも、認可外の保育施設になりますので、そこに対して一定不安を抱く親御さんもいらっしゃるのかというふうに思ってございます。  ただ、一方で、駅から至便なところに大体立地しているとか、預かり時間が13時間を基本にしているというようなところで、非常に使い勝手のいい保育所ということでもあります。また、来年度から、私ども、認証保育所の利用者の利用補助を拡大するというような考え方も持っておりますので、まだまだ認可保育施設の待機児がいる中で、認証保育所は待機児の受皿という意味では非常に意義のある施設だというふうに思ってございますので、その辺はしっかりと支えていきたいというふうに考えてございます。  また、地域型保育施設についてのお尋ねでございます。  地域型保育施設につきましても、地域型、ご案内のとおり、ゼロ、1、2歳をお預かりいただく施設でございますので、そういった意味からは、無償化の影響というのはほぼないというふうに考えてございます。また、コロナ禍の影響という部分につきましても、こちらにつきましても、フルに5歳までお預かりいただける施設と同様に、補助なり、支援なりしておりますので、そういった意味での影響でお子さんが来ないというようなことはないのかなというふうに思ってございます。予算的には減額補正をかけさせていただいておりますけれども、ちょっと変な言い方をしますと、大体例年どおりの見合いで減額をさせていただいているというふうな認識を私ども持っているところでございます。  以上でございます。 ◆南雲由子   ありがとうございます。  待機児童対策のことは、この後、No.1プランでも全体としても引き続き質問していきたいというふうに思っているんですけれども、今、これだけ多様な保育のリソースというので、認可保育園だけではなくて、そういったものも含めて、区としてどう考えているかというところとか、今、コロナ禍であるとか、幼保無償化とか、様々状況が変わっている中で、どういうトレンド感の中にあるのかということは、折に触れてお示しをいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○主査   それでは、次は鈴木委員なんですけれども、少々お待ちください。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  私のほうからは、補正予算の179ページです。  これは、前回の一般質問でも取り上げさせていただきました。179ページのひとり親世帯の臨時特別給付金支給経費ということで、約8,600万円余の増額ということで、まずちょっとここでお聞きしたいのは、(2)事務費ということで200万円減というふうになっていますけれども、このひとり親世帯の臨時特別給付金が約8,600万円余増えている中での事務費、ちょっとこれ、ごめんなさい、分からないのでお聞きをしているんですけど、この事務費がなぜ200万円減っているのか。通常であれば、連動して、これだけ給付金がプラス補正というふうな形になっているので、ここはプラスになるのかなというふうに思ってはいるんですけども、そこだけまず詳細を教えていただければと思います。 ◎子ども政策課長   179ページの3番の(2)事務費の減でございます。  当初、予算を立てるときに、委託料として、郵送物の封入、封緘を委託するというような経費を組んだところでございます。ただし、今回につきましては、結果的に委託をかけずに、職員のほうで封入、封緘しましたので、そういう意味では、委託料の減というようなご理解でいただければというふうに思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。そういった職員の方が、手仕事というんですかね、そういうふうな努力でこういうふうに減るということは、すごく評価できることなのかなというふうに今感じました。  それと、今、ひとり親世帯の臨時特別給付金は、直近でいうと、コロナ禍で本当に大変ひとり親の世帯の方が困窮しているということで、私も何度かご相談を受けているところなんですけれども、今、区のホームページでは、ひとり親世帯の臨時特別給付金のフローチャートですとか、いろいろとあるんですけども、まず、今見ますと、この申請の期限が令和3年の2月26日金曜日に必着ということなんですけど、その下に、書類に不備がある場合、再提出を求めますよと。申請期限までに書類がそろわない場合は支給できませんというふうな文言を見たときに、ちょっとこれ、寄り添っていない感じなのかな。もう少し、僕は、これ、まずお聞きをしたいんですけど、見て、そろわない場合は支給ができないと。ちょっと冷たくないかな、この言葉。ちょっとそこについてお伺いしたいと思います。 ◎子ども政策課長   まず、今回のひとり親の給付金の対象者なんですけど、もともと児童扶養手当をもらっている方につきましては、スムーズにお支払いできると。それから、公的年金等を受給している方ですとか、家計が急変された方につきましては、様々な書類を出していただくことが必須になってございます。そういった意味で、ふだんやり取りがない中での書類の提出、このコロナ禍において、窓口に来られない方につきましては、郵送でのやり取りというような形になる中で、何回かそのやり取りをするとなると、期間が相当かかるということで、できなくなるというよりは、2月の末が締切りですので、早めに申請いただかないと、そのやり取りにかなり時間がかかりますよというような趣旨でホームページのほうは記載させていただいているという状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。今、課長のほうから、そういうふうな答弁をいただきましたので、理解はできるんですけれども。  あと、今、少し受給率のお話がありましたけど、今日がもう17日ですけれども、あと1週間弱の申請期限ということなんですが、対象者の受給率というのは、今分かれば教えていただいてもよろしいですか。直近で。 ◎子ども政策課長   先ほど言いました、対象者は3パターンありまして、もちろん児童扶養手当の受給者につきましては、ほぼ100%の支給になってございます。それから、公的年金の受給者、それから家計の急変者というのは、なかなかふだん私どもで情報を持っていない中で予算を立てたというところもありますので、なかなか近い数字は出ないですが、当初予算を立てたときの想定人数に対する今の支給決定という意味では、51.2%という形になってございます。  ただ、これ、昨年の10月ぐらいから数字を取り始めたんですが、当初10月のときには、その公的年金と家計急変で20%いかなかったところを、ちょっと再勧奨したり、様々な形でお知らせしたことによって、徐々に数字が上がって、2月に入って50%を超えているというような形ですので、委員おっしゃるように、締切りが近いんですが、引き続き問合せ等には丁寧に対応していきたいなというふうに思ってございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。今、お話しいただきました、対象者での受給率が51.2%ということですけれども、やはり、昨年がそのような形で低いというふうなお話がありましたけれども、再度、もう一回、ちょっとこの短期間で恐縮ですけど、私、これ、期間の延長というのも、これは国と都の連携もあるのかもしれないですけれども、しっかりと周知というか、51.2%ということは、約半分の方はまだ対象下で受け取れていないということですよね。ちょっとそこだけ教えていただいてもいいですか。 ◎子ども政策課長   特に、家計急変の方については、私どもが把握しているのは、ひとり親の児童扶養手当ですとか、育成手当を受給されている方は区内にどれぐらいいるかというのは把握できていますけども、ふだん仕事、仕事というか、一定程度の所得があって、こういう手当を受けていないひとり親の方が区内にどれぐらいいるかというのは、実は数字としては持っていないんです。そんな中で推測した数字で、なおかつ不足ない程度の数値を持って予算を立てたということですので、この50%が100%になるかというと、そこも全然分からない状況の中でのやり方になっています。  ですので、先ほど来、ちょっと繰り返しになりますけども、周知については可能な限り多くやって、あとは勧奨も多くやって、なるべく多くの方が該当するのではないかと思われる方にアプローチをして、申し込んでいただけるような取組を、今までもやってきましたけども、残り少ないですけども、これからもやっていきたというふうに思ってございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。何度もしつこく聞いて恐縮なんですが、特に生活が困窮している、福祉事務所等の相談も含めてですけれども、しっかりと誰一人取り残さない。本当に本区はそのような形で評価も全国で上位というところもありますし、とにかく今お話しいただきましたけど、この基準額でいうと、扶養額というふうな形で5人まで書いてありますけれども、なかなか見えない中ですけれども、やっぱりそういった中で、この対象者の受給率を今後上げていくというふうなご努力をしていただきたいと思いますけども、最後にそこだけ教えていただければと思います。 ◎子ども政策課長   しっかり対応して、この手当を受け取れる方については、より多くの方に支給できるように、これからもやっていきたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  すみません、今一緒に聞けばよかったんですけど、最後に、これは、通常、期でいうと、3月末が基本的には年度納めというか、締めというか、決算というか、そのような形なんですけど、これ、何かあるんですかね。この理由。2月26日金曜日までというこの申請期限の理由だけちょっと最後教えてもらってもいいですか。これ、1か月延ばすことはできないのか。それも教えていただければと思います。 ◎子ども政策課長   今回の件につきましては、厚生労働省からの通達というか、全国的にやっているものですので、この期限を延ばすというのは、今のところ話は聞いていないところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ということは、各自治体が厚労省から、例えば23区特別区で、申請期限はこの日までですよという決め方をされて、この日程になったのか教えていただいていいですか。 ◎子ども政策課長   そのとおりでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。引き続き、ぜひ、あと1週間ですけども、受給率を上げていただければなというふうに思います。ありがとうございました。  次ですけれども、243ページ、先ほどちょっと違う委員からもお話が出ましたけれども、これは学務課さんのほうにちょっとお伺いをしますが、243ページ、小学校費の要保護及び準要保護児童の保護者に対する就学援助費ということで、これは、小学校費でいうと、約1億2,920万円余というふうな形が、これが減額というふうな形なんですけども、先ほど内訳のほうをお聞きしますと、小学校は、コロナの影響でということで、約このぐらいの金額なんですけど、中学校が、先ほど課長からの答弁の中で、修学旅行費が大幅減となったというふうな要因があったというふうにお聞きしましたけれども、すみません、ちょっと理事者の方入っていないので、答えられる範囲まででいいんですけれども、中学校の修学旅行、当然コロナで行けなくなってしまった。昨年は、これは国庫の補助金で対応したというふうに認識していますけれども、今年の場合、これが今、昨日、今日から医療従事者にワクチン接種が始まりました。特に、中学生はやはり本当に一生に一回の修学旅行というふうな状況ですけれども、これは、ある父兄からお聞きをした話なんですけれども、今年の修学旅行が、通常であれば5月に行われるのが、ちょっとコロナ禍で5月は延長になるだろうと。これが今、9月ぐらいに各区内の全中学校がスライドするというふうな形で、学校のほうからは父兄にそういった通知が来たということなんですけど、その負担、例えばキャンセル料を親御さんに要は支払わせる可能性がありますというふうな学校長からの通知があったというふうに私は認識しているんですけど、学務課さんで答えられる、今、指導室長がいらっしゃらないので、指導室長、いらっしゃれば、ちょっといいですか。主査、すみません。 ○主査   ちょっとお待ちください。  すみません、指導室長、今の質問は聞いていましたか。 ◎指導室長   はい。 ○主査   答えられる範囲でお願いします。 ◎指導室長   今年度、令和3年度の修学旅行の件かと思うんですけども、今現在は実施できるようにということで、日程の調整をしている学校も幾つかあります。その中で、ワクチン接種のお話もすごく大きいかとは思うんですが、幾つかの学校につきましては、1学期、4校かな、令和3年度についても予定している学校がございます。  その中で、令和2年度につきましては、国のほうの地方創生臨時交付金のほうでキャンセル料のほうを負担していただけるというような対応をしていただいたので、そちらのほうで賄うことができました。
     ただ、令和3年度につきましては、そういった動きが今のところ私どものところには届いておりませんので、状況によっては、一部保護者のほうに負担をお願いせざるを得ないような状況が生まれる。それは宿泊行事に限らず、様々な行事等については、私費負担という観点からお願いせざるを得ないところは正直あるのかなと思っています。  ただ、今後の感染状況を踏まえた上での議論かと思っておりますので、今のこの新型コロナウイルスの感染状況が落ち着けば計画どおり実施いたしますので、正直、学校も私どもも、こういった感染症対策等で、こういう大きな宿泊行事等が中止、延期、あるいは縮小というような対応を取るというのは、今まで想定していなかったことですので、様々なところで皆さんのお知恵を借りながら、子どもたちにとって一番いい選択ができるような、そのことはやっぱり考えていくということはまず大事なことかなとは思っています。 ◆鈴木こうすけ   すみません、申し訳ございません。ありがとうございます、指導室長。  こういった本当に有事ですので、とにかく一日も早いコロナ感染の収束を願うばかりですけれども、楽しみにしているやはりお子様たち、父兄の方からもお声が出ました。これは何とか自治体で、この国の補助金も、令和3年度の話、今の補正予算の中で話す内容じゃないのかもしれないんですけれども、本当に悲痛な思いですよ。1人の父兄の家計の負担が約1万1,000円かな、1万2,000円。これが学校からプリントで通知されてきているわけですよ。これは、各父兄、私、1人、2人というふうな形で父兄からご相談いただきましたけれども、こういうふうな形でのプリントが、やはり当然、区側からそういうふうなプリントを出すのはしようがないのかもしれないですけれども、これは不安になるし、やっぱり生徒さん、特に令和3年度、この新予算で、これ、ぜひ本区からも国の補助金を何とか使えないか、コロナの影響でこのようになっているので、キャンセル料を負担をさせるというのは、私はちょっと理解し難いなというふうに思うんですけど、最後、指導室長にもう一度聞きたいなというふうに思います。 ◎指導室長   子どもたちにとって、今年そうだったんですけど、やはり修学旅行、宿泊行事、運動会もそうでしたと思うんですけど、やはり一生に一回の大きな大事なイベント的な要素もありますし、行事だと思っています。実施できるような方向で最大限努力するというのがまず一番にあるのかなとは思っています。  その上での予算の組み方のお話かと思うんですけども、ちょっとなかなか、これ、全部の学校の分を年度当初に組むというのは、現実的に額面からしても、何千万という額がかかりますので、予算を取ることができるのかということも含めて、ちょっと検討は必要かなと思っています。  ただ一方で、修学旅行、多くの学校が予算的に4万、5万、6万円ぐらいかかっているんですね。こういった行事、行事自体は大事だと思うんですが、これだけの額面をかける行事が本当に公立の学校の中で必要なのか、制服の議論も一つそうあるのかもしれないんですけど、そういったこともこういった機会に見直すということも大事なことかなと思っています。あくまでも修学旅行等も、学校が間に入る形なのかもしれないんですけど、業者さんとの契約事項ですので、その中には、当然キャンセルに関わるような部分も、正直今まで学校のほうはそういったことに対する認識が非常に低かったという課題も今回明らかになってきました。そういったところもきちっと保護者のほうに説明しながら契約を結んでいくということも大事なことではないかなというふうに考えています。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。すみません、本当に理解はできるんですけれども、一方的に学校側から、このようなことがあって、父兄に負担をしなきゃいけないというふうなプリントが学校から来ること自体が、ちょっと僕は少しナンセンスなんじゃないかなと。もう少し、校長先生も含めてですけども、大変なコロナの感染の時期です。今は学校も閉鎖していませんけれども、そういった中で、しっかり寄り添っていただくような形でお答え、最後いただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◎指導室長   今お話しされたとおり、一方的なお話ではなく、もともと多くの学校は、修学旅行、中学校1年生、7年生の段階から行き先等を検討していくんですね。その過程の中できちっとお話をしていくということであれば、当然、こういうキャンセルが発生した状態、自然災害なんかも含めてなんですけれども、そういった状況を丁寧に丁寧に説明しながら、一緒に考えていくというスタンスは何よりも大事だと思っていますので、今回のように、学校のほうから何も事前に説明なく、協議なく、一方的にお話が来たのであれば、それは非常に不適切だったかなと思いますので、そういったところは、今後、丁寧に意見を聞きながら、生徒の意見も含めてですね、決めていければというふうに考えてはいます。 ○主査   それでは、いわい委員にお願いしますが、理事者の入替えがありますので、しばらくお待ちください。 ◆いわい桐子   それでは、今の、ちょっと気になったので、指導室に伺いたいんですけど、私もこの行事の中止のことについては、まず補正のほうで伺いたいんですけども、その行事の中止で、修学旅行とか、様々な中止があったかと思うんですけど、修学旅行とか以外に、主にどういうものが中止になっているのかということと、それから、今年度の中で、どうやって、中止にしないで、何か子どもたちにとって大事な行事をどうにかできないかということを私も繰り返し求めてきたんですけど、どういう努力が行われてきたのかということを教えてください。 ◎指導室長   修学旅行以外のまず行事なんですけど、例えば中学校でいいますと、スキー教室であるとか、八ヶ岳、富士見高原ですね、そちらのほうの移動教室、小学校でいいますと、5年生の榛名移動教室、6年生の日光移動教室、この辺が宿泊行事としては対象になっております。  新型コロナウイルス関係で、緊急事態宣言等のお話、あるいは臨時休業のお話が出てきたのは2月の末ぐらいかと思っています。ただ、学校のほうからお話が最初出てきましたのは、実は1月なんですね。この辺ちょっといろいろ、外国から来られる方、いわゆる春節ですね。この辺のところで、どうしたらいいかというようなお問合せが学校のほうからあったのが協議の始まりといいますか、スタートです。そのあたりから既に宿泊行事についてはどうするんだというお話はいただいています。  ですので、私どもも当然実施していきたいというふうに考えておりましたので、例えば榛名移動教室であれば、5月の連休明けから実施されていくものがありますので、これは秋以降に、1泊2日という形になるんですが、日程を組み直すことができるのかというような検討もしました。また、日光移動教室のほうにつきましても、これはちょっと板橋区と日光市、旅館組合ですかね、そちらのほうと協定を結んでいる関係もありますが、何とかならないかというお話はさせていただきました。当然、その中で、修学旅行についても時期を移動できないかというようなことは。ただ、これは契約が学校と旅行会社、そちらのほうでやっておりますものなので、当然、学校さんのほうにやっていただくというような形で検討はさせていただいたところです。結果として、板橋区につきましては、周辺の地区もそうなんですけど、宿泊行事は今年度実施することができないというような判断はさせていただいたところです。  それから、代替等につきましては、基本的には、大きな行事等については、学校についての教育活動全般ですね、これの編成権を持っているのは学校長ですので、学校長のほうが適切に設定していくというようなことになるかとは思います。  ただ、年間を通して、今の状況もそうなんですが、ちょっと先行きの見通しが立たない。正直、今こういう形で、このタイミングでこの時期に、緊急事態宣言の期間に入っているというのは、秋口には多分想定されていなかったかと思うんですね。そういった中で、様々な行事については、ほかの運営方法、例えば、ちょっと長くなって大変申し訳ないですけど、小学生のほうでいえば、5月にオーケストラ鑑賞教室というのを実施する予定がありました。これは、最初、12月に時期をずらしたんですね。ただ、感染状況がこういうような形になってきましたので、今度は楽団のほうに、各学校巡回の形で回ってもらえないかというような協議をいたしました。結果として、11月、12月なんですけど、各学校を巡回する形で楽団の方が行っていただけるというような対応をすることができました。  ただ一方で、中学生のほうのオーケストラ鑑賞教室のほうにつきましては、これは3月実施のものだったんですが、結果として、やはり今このタイミングで実施できないという判断をせざるを得ないような状況になりました。様々な活動について、代替案を考えていかざるを得ないような状況もありましたが、その辺はやはり学校の実態であるとか、保護者の理解であるとか、お子さんたちの受験のタイミングとか、様々なものを想定しながら、総合的に判断せざるを得ない状況ということがあるのではないかなと考えてはいます。 ◆いわい桐子   今回のコロナのことは、私たちもどこも初めての経験だと思うんですよね。だから、それこそ現場も相当迷ったと思うんですけど、実際に蓋を開けてみると、23区で見ても、宿泊行事も実際に行ったところもあったりとか、その判断が分かれたと思うんです。だからこそ、今年度、どういうふうに対応する必要があったのかということを私は第一次教訓として積み上げる必要があると思うんですよ。その総括の作業をやっていかないと、先ほどのような、令和3年度、キャンセル料が発生する可能性がありますと、プリントだけが先走るということになっちゃうんじゃないかと思っているんです。  だから、そこを各現場も相当迷った上で判断していると思うんだけれど、例えば子どもたちの意見をどこまで聞いているのか、親御さんと意見交換をどこまでしているのか、それから学校としてどういうことが懸念されるのかということをお互いが共有する場面をつくってきたのかどうかとか、そういうことをきちんと教育委員会として把握して、総括していく必要があるんじゃないかと思うんですけど、そういう努力はされてきたんでしょうか。 ◎指導室長   今、感染状況が収束している状況ではないので、このタイミングで総括をするかということについては、一つ議論の余地があるかなと思います。ただ、正直、学校によっては様々な取組があるというのも一つかと思います。その最たる例が運動会の取組だったのかなと。運動会と称せずに、様々なスポーツ大会みたいな形で、縮小した形、学年を絞る形で実施している学校もありましたし、保護者参加がなかなか難しいというような状況であれば、保護者、おやじの会ですね、そういった方々の力を借りながら、オンラインで映像で見ていただくというような取組をしてやっている学校もありました。  その様々な取組をする中で、小学生はなかなか難しいんですが、中学生ぐらいであれば、子どもたちと一緒にその会を検討していくというようなところを立ち上げながら、子どもたちと一緒に作り上げているという学校もありました。この辺のところは、正直、学校差がかなりあるかとは思うんですけども、この辺のところを意見集約しながら、いい取組、ぜひお願いしたいような取組があれば、学校のほうに周知していくということは引き続きやっていく必要はあるかとは認識しています。 ◆いわい桐子   ぜひこのタイミングでということもあるんだけれども、ただ、実際にはもう令和3年度の予算の枠組みが決まっていて、学校行事も大体3月末には新年度の日程表が出るじゃないですか。その段階で、どういうふうに考えるのかという方向性や方針そのものは教育委員会として取りまとめて、現場に伝えていくということがないと困ると思うんですよね。  なので、ぜひこの行事についての考え方については、そういうことを検討していただきたいし、まず第一に子どもたちとよく話し合うということも、教育委員会のほうとしても発信していただきたいというふうに思っています。  あわせて、今年度の最終補正ですけど、行事の中止による影響の額というのは、主な行事ごとで構わないんですけど、資料で頂きたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎指導室長   まず、行事ごとの考え方につきましては、これは板橋区の感染症ガイドラインというので、大分1年間更新する中でまとまってきているのかなと思います。2月、3月、本当に手探りの中で、国のほうが少しずつ指針を示し、東京都のほうの指針を示し、それを受けて、板橋区のほうでも、5月でしたかね、一番最初のガイドラインをお示ししてから、何度か改正をさせていただいております。その中には、旅行業者のつくられたガイドラインであるとか、劇団等、そういったところがつくられた独自のガイドラインなどもありますので、そういうのを含めながら、現実的に学校のほうで対処すべきガイドラインというのを示しておりますので、それに基づいて、令和3年度、引き続き学校行事については、やはり何よりも感染症対策をしっかり徹底してやっていくというのが子どもたちの健康・安全を守る上では非常に大事なことかと思っていますので、その辺のところは引き続きやっていければと思っています。  また、行事等に関わるキャンセル料等ですね。ただ、このキャンセル料というのは、先ほどもお話ししましたとおり、私どものほうで学校の学校行事を丸々持っているというものは実はないんですね。あくまでも、私費会計の中で、うちのほうで例えばバス代を負担しますよとか、看護師さんを派遣しますよというお金の持ち方しか正直指導室のほうでは持っておりませんので、そういった内容でよろしければ、資料としてお示ししたいと思います。 ◆いわい桐子   ガイドラインについて言わせていただくと、これまで出てきたガイドラインは、ほぼ中止にする観点で書かれてきたと私は思っているんです。そうじゃなくて、どうしたら、子どもたちの楽しみなんですよ、学校行事って。その学校行事をどうしたらできるかという視点での検討をぜひ行っていただきたいということを申し上げて、次の質問にいきます。  会計年度任用職員のことについてちょっと伺います。  237ページ以降に、教育のほうの会計年度任用職員の減が並んでいるんですけれども、指導室の減について、学校生活支援員や学力向上専門員だというふうに伺っているんですけど、それぞれ必要な人数は何人で、それに対して何人配置したのかということを教えていただきたい。  あわせて、教育支援センターの減も伺いますが、この会計年度任用職員の減は、それぞれSSW、ソーシャルワーカーさんとSTさんと聞いているんですけども、減は何人だったのか教えてください。 ◎指導室長   まず、学校生活支援員のほうなんですけれども、定数としましては96名です。ただ、今年度につきましては、実績としては69名という、かなり減の数になっております。また、学力向上専門員のほうは、定数が150名です。実数としましては約146名です。ただ、どちらも年間通して増減がかなり推移するお話なので、ここでは実績を補正を組む上での計算の数字としてご理解いただければと思います。 ◎教育支援センター所長   ご指摘のありましたSSW、スクールソーシャルワーカーにつきましては、6人のところ1名減、年度途中退職です。それから、言語聴覚士、STについては2名の体制ですが、これも年度途中の1名減ということでございます。 ◆いわい桐子   学校生活支援員が96名のところ69名というふうになっているということは、これは配置していない、介添えさんとかですよね。必要なところで配置できなかったお子さんの人数が分かれば教えていただきたいんですけど、その配置されていないところは、結果としてどういう対応をされてきたのかということを教えていただきたいのと、96名のところ69名になった理由ということを教えていただきたい。それから、教育支援センターさんのほうの減の理由を教えていただきたいんですけど。 ◎指導室長   まず、配置されていない児童・生徒数については、正直把握はしておりません。希望があってどんどん申請が来ているので、数については常に増減があるというので、ちょっと申し訳ないですけど、お答えすることが今できません。  二つ目の配置できていない学校の状況につきましては、基本はやはり学校に今いる現有戦力と言ったら変ですけど、教職員のほうで対応していただくという、そうせざるを得ないような状況かなと。ただ、学校によりましては、無償ボランティアを入れたりとか、地元の方にボランティアで来ていただくとか、場合によっては保護者の方にお手伝いいただくというようなご対応をしていただいているというところが現状でございます。  今年度集まらなかったというところにつきましては、正直、私どもの努力不足というのが非常に大きいと思います。介添えという名称から学校生活支援員というふうに名称を変えたときに、単価を少し上げさせていただいたんですね。近隣の地区が1,300円近くて、板橋区の場合は時給が1,220円という現状で、それも一つ原因だったのかなというふうなこともありまして、近隣地区に倣うような形で時給を1,300円に上げさせていただいたんですが、その辺のところも、お金の部分。あと、勤務時間も、今までは一つのパターンしかなかったんですが、3つの形、4時間45分とか、そういう形で細かく選べるような形で、働きやすさも提示したつもりだったんですが、この辺を十分周知できなかったのか、ご案内できなかったのか、発信力が弱かったのかというところは大いに反省しているところです。今後は、ちょっとインターネットも使って発信するような形、待っているような形ではなく、積極的に発信するような形で募集をかけていきたいなというふうには考えています。 ◎教育支援センター所長   SSWさんに関しましては、一身上の都合と聞いております。STさんにつきましては、次のところへの就職の準備というふうに聞いています。 ◆いわい桐子   教育支援センターのSTさんなんですけど、言語聴覚士さんって、多分そもそもパイは少ないんじゃないかなと。いる人数が少ないという中で、取り合いなんじゃないかと思うんですけど、単価がどういう状況で、23区の中ではどういうランクになっているのかということと、実際に年度途中でいなくなってしまった後の穴というのは、どういうふうにされているのか教えてください。 ◎教育支援センター所長   今、本当に言葉と聞こえのニーズが増えていると思います。いわい委員ご指摘のように、本当にあちこちの自治体でニーズが高まっているというのは事実です。その中で、本区のSTさんの報酬額につきましては、ほかの教育相談員、心理士さんと同じ報酬体系になっておりまして1万2,300円、23区で、毎年変動しますので正確ではないかもしれません、多分最下位に近いところだというふうに思っております。現状として、欠員が出た場合については、受け付けることができませんので、他の機関へのご紹介という形で今しのいでいるという状況でございます。 ◆いわい桐子   非常に重要な役割を果たしてくれている職種だと思うんですね。しかも教育支援センターで2名ということなので、その人たち、途中でもっとより条件のいいところに移る準備に入ったということなんだけども、やっぱり板橋区を選んでもらうためには、処遇を引き上げていくということが必要なんだろうなというふうに考えますので、ぜひ今後のところ、来年度以降の取組では、この単価を引き上げるということも含めて、この板橋に来たいという人がぜひ喜んで来れるような処遇に引き上げていただきたいというふうに思います。ぜひお願いします。 ○主査   要望でいいね。 ◆いわい桐子   はい。  それから、次に、学校施設のほうで伺いたいんですけれども、新しい学校づくり課さんのほうにいきたいんですけど、各学校から毎年三つずつ要望が出ているかと思うんですけども、その要望が今年度でいうとどこまで解消できたのかということを、どれぐらい件数が上がって、どこまで解消できたのか教えてください。 ◎新しい学校づくり課長   令和2年度の学校要望の実施件数ということだと思いますけれども、調査としては令和元年度の調査のものを令和2年度の工事で行っているというところでまず前提をご理解いただきまして、小学校につきましては、133件のご要望をいただいてございまして、そのうち実施が64件、今年度中の実施のめどがついているものを含めて実施が64件で、あと計画改修で、今後計画的にやっている改修の中で対応しようということで、今年度の対応ではないんですが、いずれ対応しようというものも31件という形になりますので、これを両方合計すると、95件は今年度、もしくは将来的な対応をしようという形で考えているところでございます。  また、中学校のほうにつきましては52件の要望をいただいてございまして、実施の判断をさせていただいたものが21件、あと今後計画改修の中で対応しようとしているものが12件ということで、こちら、合わせますと33件という形になっている状況でございます。 ○主査   20分経過したんですが、まだ質問がありそうなので、このまま続けますか。 ◆いわい桐子   ちょっとで終わります。 ○主査   分かりました。期待しています。 ◆いわい桐子   今の、そうすると、残った件数は、必要性の部分でなのか、その残った件数はどうするのかということを教えていただきたいです。お願いします。 ◎新しい学校づくり課長   未実施というふうに判断させていただいたものについてですけれども、当然、うちの職員のほうで要望に基づいて調査させていただいております。その中に、主なものでどういった形で未実施の判断をしたかといいますと、例えばその要望をかなえると建築基準法の申請が必要になって、学校の校舎全体を適応させていかないといけないということで、全体的に数千万円かかってしまうような改修になってしまうものとか、あとは見に行ったときに、不具合があるから直してほしいというものについて、実際は不具合はなかったとか、そういったものとかがありますので、あと金額的に、工事ではなくて、学校のほうで単独でやる修繕費であったりとか、備品購入で済むとか、そういったものについては未実施というふうな判断をさせていただいているところでございます。ですので、今後、うちのほうで対応というよりは、そういったものについて、学校のほうで対応を検討していただくという形になると思ってございます。 ◆いわい桐子   大分やると、実施する方向性の件数はいつもより多いかなという感じがするんですけど、それでも各学校に行くと、そもそも最初に三つだけと言われること自体がもう全く足りていないというふうに言われるんですね。なので、ぜひその三つと限定するのをやめていただいて、今後は必要なことはきちんと要望を上げてもらうというふうにしていただきたいというふうに思っています。  次に伺いたいのが、245ページ辺りの給食調理の委託費なんですけども、契約差金の減というふうに聞いているんですが、この給食調理の委託のところで、今回、コロナで、4月、5月、一斉休校もそうですし、そのコロナ感染による臨時休校等で影響がなかったのかどうかということを教えてください。 ◎学務課長   こちらにつきましては、委託料の変更、減額等は行ってございませんので、影響はないものと考えています。 ◎新しい学校づくり課長   要望の件数については、現在は4件という形でやっておりまして、件数の撤廃につきましては、正直、それを解除しますと、いろんな項目が何十校も上がってしまいますので、件数は外す気はないんでございますけども、ただ、補修、要は日々の壊れとか、そういったものについては別で相談いただければいいので、あくまでも要望としては四つでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◆いわい桐子   そんなことを言われちゃうと続けられなくなっちゃうんだけど、これで終わりにするけど、その部分は。要するに、もう学校施設そのものが老朽化してきているので、いっぱい傷んでくるわけですよ。それはもう絶対的に増えてくる箇所が。だから、私は、基本的には件数というふうにやらないで、必要な要望がどれだけあるのかということを手のひらに載せた上で、計画的に順番にやっていくということが方針としては必要だというふうに思っていますので、ぜひ件数は撤廃していただきたい。  それから、給食調理のところで、委託費の増減はなかったということなんだけど、実際に働いている人たちの給料に影響がなかったかどうかというのは把握しているんでしょうか。 ◎学務課長   現実に全ての受託事業者の労働者に幾ら分配しているということについては、私ども調査ができないものですから、そこについてはあれですが、一時帰休等をしないようにということでお金をお支払いしているという趣旨で、事業者のほうにもしっかりと支払っていただきたいと考えています。 ◆いわい桐子   ぜひそこは、本当に働いている人たちの、実際に給食以外のところでは、シフトが減らされて実際の収入が落ちたというケースはいっぱいあるんですよ。そういうことがないように、ぜひ、委託費は下げていないんだから、きちんと給与は補償するべきだということを各委託業者に言及する必要があると思うし、区としてはその確認をする必要があると私は思いますので、よろしくお願いします。  最後に、保育サービス課に伺います。保育サービス課の171ページの会計年度任用職員のところの減の中身を教えてください。  ついでに言っちゃいます。もう一個、あわせて、区立保育園の看護師配置なんですけど、今年度の配置は、必要な看護師配置が何園あって、そこに全部配置が足りたのかどうか教えてください。 ◎保育サービス課長   会計年度任用職員の補正減についてでございますけれども、こちらにつきましては、短時間保育士でございますけれども、雇用期間延長更新者が減だったというところでの予算の減というところでございます。  あと、会計年度任用職員ではないですけれども、看護師についてのお尋ねがございました。区立保育園につきましては、看護師は、ゼロ歳児保育を行っている園に看護師を配置しているものでございます。令和2年度、年度当初におきましては、本来配置されるべき看護師が3名欠員の状態でスタートいたしました。そこにつきましては、年度途中で人事課さんのほうで採用をかけていただきまして、7月1日付で3名の採用をしていただいて、充足をしたという状況になってございます。          (「何園」と言う人あり) ◎保育サービス課長 
     園数ですか。 ◆いわい桐子   後で資料でも結構です。 ○主査   では、後で資料で提出できますか。 ◎保育サービス課長   はい、後ほど資料でご提出させていただきます。 ○主査   分かりました。お願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   これをもちまして、文教児童分科会は閉会といたします。...