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  1. 板橋区議会 2020-10-14
    令和2年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会−10月14日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和2年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会−10月14日-01号令和2年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  令和2年10月14日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時54分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      山 内 え り       副主査      安 井 一 郎  委員      小野田 み か       委員       こんどう秀 人  委員      吉 田 豊 明       委員       しいな ひろみ  委員      大 野 治 彦       委員       し ば 佳代子  委員      田 中 いさお 説明のため出席した者  区民文化部長    森     弘     産業経済部長    堺   由 隆  資源環境部長    渡 邊   茂     地域振興課長    町 田 江津子  定額給付金担当課長(オリンピック・     戸籍住民課長    石 橋 千 広
     パラリンピック推進担当課長兼務)  文化・国際交流課長 折 原   孝     スポーツ振興課長  金 子 和 也  オリンピック・パラリンピック推進      産業振興課長    木 内 俊 直  担当課長      小 田 健 司  くらしと観光課長  北 村 知 子     産業戦略担当課長(産業振興課長兼務)  赤塚支所長     宮 津   毅     環境政策課長    田 島   健  資源循環推進課長  新 井   悟     板橋東清掃事務所長 森 下 真 博  板橋西清掃事務所長 木 村   徹     農業委員会事務局長(赤塚支所長兼務) 事務局職員  議事係長      龍 野 慎 治     書記        岩 渕 真理絵               区民環境分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の決算について(5頁) 5 閉会宣告 ○主査   ただいまから区民環境分科会を開会いたします。  本日も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にてお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎産業経済部長   おはようございます。  本日の区民環境分科会では、所管事項の決算についてご審議をいただきますが、コロナ禍を受け、これまでとは様相が異なる委員会となっております。もとより簡潔かつ的確な答弁に努める所存でございます。適切な進行等、どうぞよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  しいなひろみ委員、しば佳代子委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますよう、お願いいたします。  また、お手元に配付しております決算調査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では、議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと、さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること、再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して20分以内に収めること、分科会では表決を行わないことなどが9月30日の議会運営委員会で決定されておりますので、ご確認願います。  それでは、所管の決算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。  小野田委員、しば委員、吉田委員、しいな委員、こんどう委員、大野委員、田中委員、安井委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問する際、決算資料における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。 ◆小野田みか   よろしくお願いいたします。  まず、1のほうの338ページのPCB廃棄物処理経費というところなんですけれども、こちらは、体に害のあるPCB廃棄物というのは高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物ということなんですけれども、こちらについて、昨年から処理をしていらっしゃるということなんですが、4億7,000万の予算がございまして、こちらは区の施設の割合が比較的、調査数にすると、77件調査した結果、18件PCB含有の疑いのある安定器があったということなんですけれども、今年あと3.7トンの残りがあるということなんですけれども、今年度中に処理される予定なんでしょうか。 ◎環境政策課長   PCBにつきましては、ポリ塩化ビフェニルという非常に劇物というか、人体にすごく影響がある有毒な物質になりますけれども、平成13年に1度区のほうでは調べておりまして、そのときに出てきたものが9.9トンと、その後、またさらに3.7トン出てきまして、合計13.6トン出てきております。東京都のほうから、さらに昭和49年までのものを一旦区のほうで調べておったんですけれども、その後、昭和50年から52年のものにつきましても東京都のほうで調べてくださいというふうな通知が来まして、その後、合わせて13.6トンということと、その後もさらに追って調査をしたという部分があります。その部分についての処理費用が9.9トン分、あと調査費につきましても約2億円弱ぐらいの金額がここにあります。  処理なんですけれども、9.9トンは終わりまして、3.7トンも本年度既に完了しております。新たな調査について、また行っておるものにつきましては、今のところ、令和3年に一応処理する予定ではおります。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  こちらは照明設備や街路灯に主に使われていたということなんですけれども、そこの近くを通ったりとかすると、何か害があるものなんでしょうか。 ◎環境政策課長   通常は、昔の蛍光灯の安定器の中に入っておりまして、通常はユニットみたいになっております。その中にPCBという物質が入っております。オイルみたいな感じです。ですので、近くを通ったからといって、漏れていない限りは直接的に人体に影響はないというふうに考えております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  区内施設の77か所を調査したということですけれども、これも照明関係の施設で、また公園も照明関係ということでよろしいですか。 ◎環境政策課長   基本的には照明器具ということになります。街路灯とか、公園の中にある照明器具、あと施設にあるのも照明器具、基本的には、そこの中に蛍光灯がありまして、その中の安定器を調べているということになります。 ◆小野田みか   ありがとうございます。そうしましたら、令和3年度にほとんど処理が終わるということで、こちらは大丈夫です。  あと、室蘭のほうの処分場に持っていかれるということなんですけれども、この費用の中には調査と工事、廃棄する処理と、あと室蘭の処分場に持っていく経費が入っているということでよろしいですか。 ◎環境政策課長   おっしゃるとおりです。  先ほど照明器具というふうに申しましたが、あと橋りょう、橋の塗装に使われている可能性があるということで、塗装の中の成分につきましても、高濃度PCBがあるかどうかの調査も行っております。  処分費及び配送あるいは登録費、そういうものがこの中の費用の中に含まれております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  では、次の質問に移らせていただきます。  350ページの産業振興費についてなんですけれども、こちらは、当初の予算が19億5,900万円に対して補正予算が3億8,700万円ぐらいついているんですけれども、この内容についてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、補正予算でついた部分ということでございますと、昨年度10月に消費税率の引上げということがございました。それに際しまして、低所得者の方や子育て世帯の方に対してプレミアム付商品券事業というのを国のスキームで行ったところでございます。それについての、年度に入ってすぐに国のほうから補助金というような形で、これは10分の10のものなんですけれども、それが下りたものでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  繰越予算の4,500万円というのは、こちらも国のほうから下りたものと考えてよろしかったでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、実は平成30年度、平成31年2月頃に国会のほうで、プレミアム付商品券事業を行う自治体については一部事務費を補助するというようなことが決まりまして、30年度中に補正予算を組ませていただいたところでございます。一方で、30年度中に事業執行というところが、そのいとまがないということで、翌年度に使うということで繰越明許費というようなことで繰り越された分が4,500万ございました。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  同じページの産業振興推進費なんですけれども、8億6,400万の予算に対して4億2,000万円の補正予算がついて13億円になっているんですけれども、プレミアム付商品券事業にこちらの4億円も使うということでよろしかったでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらが主なものとなっております。 ◆小野田みか   産業活性化戦略経費についてなんですけれども、この中のものづくり企業ソリューションスタッフ派遣事業が、170万円の予算に対して19万円しか使っていないんですけれども、これはどういった理由があるんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのソリューションスタッフ派遣事業でございますが、当初、およそ250回ぐらい、ソリューションスタッフということで、お困りの企業さん、いろいろ研究開発等を進めたい企業さんたちのアドバイザー的にスタッフを派遣する事業でございました。こちらは250回を予定していたところでございますが、最終的には10回ということで、前半のうちにソリューションスタッフを集めて、後半時期で実際に派遣の事業をしていこうと思いましたが、思いのほか、利用状況の推移というところがちょっと読み切れなかった部分がございまして、160万近く不用額というふうな形で出たところでございます。 ◆小野田みか   ものづくりに関するスタッフを派遣するというのは。 ◎産業振興課長   ものづくり企業さんたち、主に製造業とか工業等になるんですが、そこで製品の開発であったり、技術的にサポートの必要な企業さんに対して、スタッフ、一定程度その分野にたけた方々を派遣するというような事業でございます。 ◆小野田みか   人の派遣を考えると、170万円の予算というのがそもそもそんなに多くなかったと思うんですけれども、ごめんなさい。人数は何人だったんでしたっけ。 ◎産業振興課長   数は、今現在で30名を超えるスタッフがおります。そのスタッフを1回派遣すると単価で1万9,000円というような形になっておりますので、それの積上げというような形になります。 ◆小野田みか 
     それについては、1回の時間とか、そういう規定は大体どのぐらいなんでしょうか。 ◎産業振興課長   企業さんに直接出向いたりというようなところもありまして、ただ、相談時間はおおむね1時間から2時間程度というようなところでございます。 ◆小野田みか   結局、10回ぐらいの派遣で終わってしまったということなんですけれども、それは需要がなかったということでよろしかったですか。 ◎産業振興課長   やはりそういった部分で、まだまだ始めたばかりの事業でございましたので、その辺は否めないのかなというところではございましたが、最終的にそれほどニーズがなかったというような形でございます。 ◆小野田みか   事業の周知方法、やはりそういう専門家を送るというと、ものづくりの現場というのは専門家の力が必要なところもあって、区として、ものづくりに力を入れていくという方針もあると思うので、専門家を送るというのはとても心強いサポートだと思うんですけれども、その事業の周知が十分に行き渡っているのかというところと、あと、どんな業界に送られたかというところを教えていただいてもよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   周知については、産業振興公社のほうにもご協力をいただきながらということで、向こうにも専門の相談員等々がおります。そういった方々から、そういうソリューションスタッフ制度がありますというような口コミというか、情報提供をさせていただきつつ、区のホームページ、公社のホームページあるいは公社のメールマガジン等でもお知らせをさせていただいているところでございます。  今般、10回派遣というようなところでございますが、販路開拓であったり、マーケティングの調査をどういうふうにしていけばいいかとか、あるいは新製品の技術開発であったり、自社製品の改善とか、あとは試作品の設計、こういったものについてアドバイス等々を行わせていただいたところでございます。 ◆小野田みか   今のお話をお伺いしていると、かなり専門的な方を派遣されているということで、この1万9,000円は区で負担しているということで、区内の業者さんがもしご存知だったら、このサービスを利用されたい方は多いと思うんですけれども、今後も続けていかれる予定はあるんですか。 ◎産業振興課長   こちらのほうはそのまま継続してというようなことでございますが、一方で、昨年度10回程度というところでございましたので、派遣回数等々は少なめに見積りをさせていただきながら、粛々と進めていきたいと考えております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  3番の企業誘致促進事業なんですけれども、ヤフーやグーグルでの検索エンジンでの掲載やPRをされたということなんですけれども、こちらの結果について、どのような反響というか、結果が得られたとお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   リスティング広告というような形で行わせていただきまして、実際に、検索をすると最初のほうにうちの事業等々が先に出るようにというような形でやらせていただいたところでございます。  検証結果的には、特段数字的なものは出ていないところではございますが、一定程度、こちらのほうの取組によって周知活動にはつながっているかなというふうには考えております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、351ページの委託料についてなんですけれども、6億300万円ぐらいの委託料なんですけれども、この委託の内容がセミナーなどというふうに伺っているんですが、セミナーだけではなく、そのほか、どのような事業をやっているのかということと、あと産業活性化について、セミナーの大体の回数と内容も教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうで、委託料です。それぞれの事業で行っているところではございますが、産業活性化戦略の事業につきましては、景況調査というのを区内で行っております。それを東京商工リサーチ等々に委託をして、板橋区の現状を調べていただいているというようなもの、あとは、にぎわいの事業です。これは商店街のほうの活性化等々の事業でございますが、小売店、個店の魅力を高めていく、そういったセミナーというようなことで、こちらは魅力ある個店の創出・発掘支援事業というようなことで、講演会や実践講座ということをさせていただいております。また、ブランド戦略の関係では、板橋オプトフォーラムというのがございますが、そちらのほうの運営委託であったり、就職活動サポート事業につきましては、キャリアカウンセリング等々の事業を委託しているところでございます。  特に金額的に大きいのが、先ほど申し上げました国のスキームによるプレミアム付商品券事業、こちらの販売等々を委託させていただきましたので、そこが一番大きなところかなというようなところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  プレミアム付商品券事業がほとんどだったということなんですけれども、それは、この6億の中の幾らになりますか。 ◎産業振興課長   こちらでプレミアム付商品券事業の委託料といたしましては、3億6,200万ぐらいでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  最後に、352ページのにぎわいのあるまちづくり事業についてなんですけれども…… ○主査   時間になりましたので、交代でお願いします。 ◆しば佳代子   よろしくお願いいたします。  決算説明資料、こちらのほうでお聞きをしたいと思います。  20ページの上から4行目なんですけれども、農業まつりについて、この差額が前年度比200万弱ぐらいあるんですけれども、これについて教えてください。 ◎赤塚支所長   ただいま20ページの前年度との増減額の差が大きい事務事業一覧ということでご質問いただきました。  農業まつりの経費が前年度より200万弱増えているということで、これにつきましては、委託料の増でございますが、増の原因としては2つございまして、まず1つには消費税が8%から10%に上がったことによる増でございます。それから、もう一つの大きなものは人件費の増でございます。1人当たりの人工さんの単価が上がったということで、この2つの大きな要素で200万ほど増えたということでございます。 ◆しば佳代子   人件費の増というのは、例えば技術を持った人とか、ちょっと内容が分からないんですけれども、なぜ人件費の増になったのか。人数がただ単に増えたのか、それとも1人当たりの単価が増えたのか、そちらはどうでしょうか。 ◎赤塚支所長   人数的には大きく変わってございませんが、1人当たりの単価が増えたということでございます。会場の設営・警備、それから放送設備等の委託をしているわけですが、放送に関する技術者の単価増ももちろんですけれども、通常の警備に当たるような方の単価も上がったということで、これだけの金額が増額になったというところでございます。 ◆しば佳代子   そうしますと、今後、今年は中止になったので縮小されていると思うんですけれども、それ以降についても、この200万円増額をした金額がこれからかかってくるということになるんでしょうか。 ◎赤塚支所長   これまでの30年度、31年度と同程度のお祭りをもし実施できたとすれば、労務単価等が世の中の流れで上がっていけば、当然、同じような流れで上昇していくものというふうに考えられます。 ◆しば佳代子   分かりました。  今年が中止、縮小ということになりましたので、経費がかからない部分があると思うんですけれども、今年の経費はどのくらいなんでしょうか。 ◎赤塚支所長   今回の補正予算で認めていただきましたとおり、共進会、農産物の品評会の会場設営で330万円ほど予定しているところでございます。 ◆しば佳代子   今までとかなり金額が違うので、この差額について、例えば来年実施するときには、ちょっと派手にと言ったら変なんですけれども、拡大をしてするとか、そういう何か今年できなかった分の予算を使ってとかというのは考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎赤塚支所長   来年度の見込みでございますけれども、本来であれば、お祭りですので、派手に皆さんの気持ちが盛り上がるような形でできればいいわけですが、ご覧になった方はよくお分かりだと思うんですけれども、農業まつりにつきましては、道路の部分を使わせていただいて、皆さんに踊っていただいたりとかということをしておりますが、道路を使ったところで、歩道でご覧になっているお客さんが非常に密な状態というところで、このままの状態ですと、道路を使用したお祭りというのがなかなか難しいということで、もしできたとしても、お祭りの規模的には道路を使わないような形でやらざるを得ないのかなと。そういう意味では、縮小という形になるのかなというふうに考えているところでございます。 ◆しば佳代子   ありがとうございました。  次にお聞きしたいと思います。  前のページ、19ページの下から4行目の空き店舗ルネッサンスについてですけれども、800万円の差額があるということで、こちらについて教えてください。 ◎産業振興課長   こちらのほうでございますが、空き店舗事業の中で、実際に、昨年度は2か所の商店街で3つの空き店舗を対象に補助をしてきたところでございます。  特に、昨年度始めた仲宿商店街のほうの板五米店でございますが、こちらは事業当初の開始予定が若干遅れたということがございまして、そこの部分で、最終的には12月にオープンしたんですけれども、もう少し早い時期にやる予定だったんですが、その結果、後ろにずれてということで、使わなかった部分があったということで減っているところでございます。 ◆しば佳代子   ごめんなさい。これは減っているんでしょうか。 ◎産業振興課長   大変申し訳ございませんでした。これは昨年度の当初予算との対比ということでございますので、昨年度、中板橋商店街で2店舗、そして今般……          (「未執行だよね」と言う人あり) ◎産業振興課長   失礼しました。中板橋商店街で2店舗、仲宿商店街で板五米店というようなことでしたので、当初予算としては、3店舗になったので増えたというようなところでございます。大変失礼いたしました。 ◆しば佳代子   そうしますと、主要施策の成果、資料2のところの164ページになると思うんですけれども、この中で約1,400万ちょっとということなんですけれども、先ほどお話がありました板五米店で1,000万ぐらいかかっていると思います。ここにお金がかかっているのかなと思うんですけれども、ここの理由を教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうの補助の内容としましては、初年度については拠点の整備費というところが含まれております。それと人件費と、併せて家賃の補助というようなところでございまして、特に拠点整備費について若干ほかとは違う形で、初年度ということで数字が大きくなった部分がございます。 ◆しば佳代子   整備費にお金がかかっているということなんですけれども、板橋区にたくさんある中で、ここを整備した、お金をかけたという理由は。なぜここに焦点を当てたのかと思うんですけれども。 ◎産業振興課長   こちらのほうは築100年を超えるというようなところの建物でございまして、そういう意味では、また板橋宿の中にある施設でございます。板橋宿の魅力再構築の取組の一環ということもございまして、仲宿商店街、それと板橋区の商店街連合会第一支部の方々の協力をいただきながら、こちらのほうを、今後、地域の散策や観光あるいは商店街振興の拠点ということで整備してまいりたいということで、区の思いも多少ありながら、仲宿商店街さんが手を上げて、やっていきたいということだったので、一層協力をしていきたいというところでございます。 ◆しば佳代子   区の思いが入った事業ということで、こちらについては、コロナの関係もあったと思うんですけれども、結果はどうだったでしょうか。 ◎産業振興課長   やはり併せてカフェの部分がついておりまして、そういったところで、憩いであったり、あるいは観光の拠点になればというようなところで考えておりました。今般のコロナ禍では飲食店としてはかなりの影響を受けたところでございます。  一方で、新しい生活様式というようなことで、テイクアウトや、そういった部分ではかなり、こちらのほうではカフェと言っているところなんですが、縁結びというようなところもあって、おむすびを提供させていただいております。こちらのお米も加賀百万石のというようなところでのお米を使用しながらということでございますが、これが割と好評でございまして、ここの部分ではテイクアウトはかなり伸びていますので、当初どうなってしまうんだというようなところはありましたが、何とか乗り切っているところかなというところでございます。 ◆しば佳代子   区の思いが入った事業ということで、お昼に行くと、やはり並んでいる姿が見えますので、ぜひ継続をしながら、また周知をしながら行っていただければと思います。  それに関連して、コロナ禍なんですけれども、8月に金沢の氷をという、金粉が入ったということをちょっと耳にしたんですけれども、そちらについて教えてください。 ◎くらしと観光課長   ありがとうございます。  板五米店については、3月から観光ボランティアの配置を始めたんですけれども、やはりコロナウイルス感染症拡大のために板五米店自体も休業となってしまうなど、大きな影響がございました。重ねて、花火大会や金沢百万石まつり、また氷室の雪氷など、友好都市である金沢市との交流イベントも軒並み中止となってしまいました。  そのような中で、金沢市さんの協力を得まして、8月に金沢市の老舗の氷屋さんのブランド氷なんですけれども、金澤氷室という氷を使ったかき氷の販売を板五米店で期間限定で実施をいたしました。おっしゃっていただいたように、そこには金沢市さんのほうから提供されました食用金箔がトッピングされたような形になります。かき氷は1日50食であったんですけれども、多くの方にお越しいただき、楽しんでいただくことができたと思っております。  引き続き、板橋宿の魅力発信につながるような事業を考えていきたいと思っております。 ◆しば佳代子   50食ということで大人気だったと思います。これは女性の心をつかんでいると思うんですけれども、私もいただきたかったなと思うんですが、来年とかも継続して行ったりとかという予定はあるんでしょうか。 ◎くらしと観光課長 
     板五米店のカフェの経営をしているのが民間の方なんですけれども、ご相談しながら、今回、このかき氷のイベントをやるために、いろいろ設備のほうも整えてくださっているので、拡大の方向で考えてくださるということですので、広げていきたいと考えております。 ◆しば佳代子   区の思いの入った場所で、また人の集まりもいいところだと思います。女性の心をつかみながら継続をして、ぜひ拡大もしながら行っていただければと思います。  今、花火が出たので、すみません。では花火のほうでお聞きします。主要施策の成果の中の177ページ。  残念ながら、今年は花火が中止になってしまったんですけれども、今までこれだけの予算をかけて大々的に行ってきたものなので、業者さんが心配だなというふうに思ったんですけれども、今年中止になって、業者さんは大丈夫だったんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   5月23日に実施する予定であった今回の花火大会については、実は、契約によってお金が発生するかなり前のところで中止を決定しておりますので、直接の花火師さんへの影響はいっていないとは思うんですけれども、ただ、需要がなかったという点では、もしかしたらご迷惑をおかけしているのかなとは思います。 ◆しば佳代子   そこで、例えば業者さんに花火を使っていただくということで、いろいろなところでサプライズ、サイレント花火というんですか、サプライズ花火というのがされていたと思うんですけれども、それを行うとかという検討はされなかったでしょうか。 ◎くらしと観光課長   今おっしゃったように、花火業者さんなど民間の団体が主体で、例えば5分間であるとか、10分間であるとか、短時間限定でシークレットで、やることを事前に周知しないで無観客花火の打ち上げが、コロナ禍でかなり、特に地方のほうで行われていたと思います。これを板橋区でと考えた場合、例えば都内なので、シークレットとはいえ、一定の人出を想定しまして、やはり警備しやすい、河川敷だととても広いので、打ち上げ場所を、また土手ではないところで想定して考える必要があるんですけれども、その場合、花火の打ち上げの保安距離の関係から、やはり土手で上げるような大きな花火を上げることはできず、小さな花火を5分から10分、事前周知しないで無観客で打ち上げることになると思います。地方と違いまして、高い建物がある都内では、なかなか花火が見える範囲も狭くなってしまって、事前に広く周知しないことから、花火を鑑賞できる区民の方は本当に一握りになってしまうのかなとは想定されます。  一方で、花火玉が小さくて打ち上げの数を抑えたとしても、固定費として、やはり設置費であるとか、人件費などは縮小できないので、一定の費用がかかってしまうことから、費用対効果が著しく低くなるかなとは考えております。 ◆しば佳代子   地方で多いということは、そういう意味だったのかなというふうに思います。ぜひ、こういう時期なので、花火を使ってですとか、何か工夫をしながら元気をつけられるような方法を考えていただければなというふうに思います。  今年が中止になったので、先ほどもありましたけれども、来年大々的に行うとか、そういう何か計画または思いというのはあるんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   いたばし花火大会は、区民生活に憩いや潤いを与えるとともに、地域経済の活性化であるとか、区内外へ向けた区の魅力の発信などを目的に実施しているものです。なので、花火大会を実施することで、やはり行き帰りの交通機関の混雑であるとか、会場における3密の発生など、やはり懸念材料はあるんですけれども、一方で、しば委員が心配されていた花火事業者さんを含めて、様々な経済への波及効果もあると考えております。  なので、現時点においては、東京2020大会終了後の秋以降の開催を想定しているんですけれども、今後のコロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、実施の可否や、また方法についても慎重に検討していきたいと考えております。 ○主査   15秒です。 ◆しば佳代子   分かりました。では、終わります。ありがとうございました。 ◆吉田豊明   よろしくお願いいたします。  まず、コンビニでの証明書の発行についてお聞きしたいと思います。主要施策の成果でいうと283ページになります。  ここでは、コンビニエンスストアでの証明書の発行の件数、3年分の数値が載っています。当初3万2,000件から現在、昨年度まで6万2,000に増えていますが、当初予想された発行数と比べるとどうなのか、まずお聞きします。 ◎戸籍住民課長   発行枚数といたしましては、自動交付機に代わるものという状況もございましたので、自動交付機に比べれば発行枚数は少ないと考えておりますが、マイナンバーカードを所持される方の増加に伴いまして、こちらのほうは徐々に増えてきているというふうに考えております。 ◆吉田豊明   ちなみに、今お話に出ました、もう撤去されたんですけれども、証明書の自動交付機の発行枚数は最終の年度で何枚ぐらいか。最終の年度というか、あれは9月に廃止だったので、その前年度でも分かりますか。ちょっと難しいかな。いや、いいです。  では、コンビニでの証明書の…… ○主査   答弁を求めますか。 ◎戸籍住民課長   自動交付機での証明書の発行でございますが、28年度、1年間稼働しているときでございますが、住民票については12万653枚、印鑑登録証明書につきましては11万6,554枚というような状況でございます。 ◆吉田豊明   こういう状況から比べると、まだまだコンビニでの発行が少ないというふうに感じるんですが、この間、様々な周知をされていると思うんですけれども、当初の計画というのはどのくらいを予想されていたんですか。 ◎戸籍住民課長   当初、明確な数値の目標というのは持っておりませんでしたけれども、自動交付機がなくなって、住民カードとマイナンバーカードを取得されている人数が全く違いましたので、当初から多少少なくなるということは見込んでおりまして、窓口のほうで住民票の発行等について対応するということで、区民の方にご迷惑がかからないように対策をしてきたところでございます。 ◆吉田豊明   それでは、マイナンバーカードの累積の交付数なんですけれども、決算の年月でいうと令和元年度3月末になるんですが、最新のものが分かるようでしたら教えてください。 ◎戸籍住民課長   9月末現在で、交付の枚数といたしましては14万647枚でございます。 ◆吉田豊明   これは、当初予定していた発行枚数から比べると、どうなっていますか。 ◎戸籍住民課長   一番当初、ICTの計画で考えていたものよりは若干少ないと存じますが、今年度になりまして非常に申請数が増えておりまして、ICTの計画に届くような状況で、今、申請が出ておりますので、かなり今年度中に交付枚数が増えるのではないかというふうに考えております。 ◆吉田豊明   コンビニでの証明書の発行が進めば、窓口での負担が軽くなるとは思うんですが、窓口の負担が軽くなっているかどうか。先ほどの住民票と印鑑証明書だけで構いませんが、令和元年はどうだったのか、お知らせください。 ◎戸籍住民課長   令和元年度の窓口での証明書の発行の件数でございますが、住民票につきましては24万2,974枚でございます。印鑑証明につきましては11万8,268枚という状況でございます。 ◆吉田豊明   これは昨年よりどれほど減っているんですか。昨年の数字が分かるようでしたら教えてください。 ◎戸籍住民課長   住民票については、30年度が25万3,315枚でございますので、1万1,000枚程度減っている状況でございます。印鑑証明書につきましても、30年度は12万6,000余りでございましたので、こちらも1万2,000枚ほど減っている状況でございます。 ◆吉田豊明   減ってはいるんですけれども、職員の皆さんの負担が軽減したかという点では、監督者としてどう考えていらっしゃいますか。 ◎戸籍住民課長   なかなか想定のようにコンビニのほうの交付が進んでいない状況ではございますが、少しずつではありますが、コンビニのほうに流れているかと存じますし、今般、コロナの影響で、窓口に来るよりコンビニでということで、そちらのほうに行かれている方も多いかと思いますので、だんだんに増えていくのではないかというふうに考えております。 ◆吉田豊明   マイナンバーカードの発行が非常に忙しいということで、その原因としては、例えば特別定額給付金をマイナンバーで発行したいという区民の方や、マイナポイントの支援を受けたいというようなことがあると思うんです。発行に関して、区職員の皆さんの負担というのが大きくなっているかと思いますが、その辺は管理監督者としてどのように見ていますか。 ◎戸籍住民課長   交付のほうがちょっと滞っているような状況でございまして、人事のほうとも相談をいたしまして、会計年度任用職員などを採用いたしまして、交付に当たる職員の人数をちょっと増やしているような状況でございます。 ◆吉田豊明   正規職員が何人で、会計年度任用職員が何人なのか教えてください。 ◎戸籍住民課長   正規職員のほうは特に交付事務を行うための専用の職員ということではございませんで、基本的に、住民異動係の職員と、プラス戸籍住民課の職員が少し手伝うという形で対応しておりまして、会計年度任用職員につきましては、今月から区民事務所のほうに3名、それと戸籍住民課のほうで、今後も含めますが、5名程度採用する予定でございます。 ◆吉田豊明   負担が大きくなっているので、過重な勤務にならないかどうか、ぜひ監督をしていただいて、そうならないように配慮していただきたいなというふうに思います。  続きまして、区の職員の働き方ということに関連をして、長時間労働についてお聞きしたいというふうに思います。資料でいいますと、決算書の344ページ。  ここには板橋東清掃事務所と板橋西清掃事務所の人件費が載っているんですけれども、私が資料要求をさせていただいて、区の職員の中で月45時間以上働いているセクションと、その人数を教えてくださいという資料をお願いしました。そして、ここで資源環境部の東清掃事務所で四十数人と、すみません。手元に資料が見つからなくて申し訳ないんですけれども、非常に増えているんです。これの原因について答えてください。 ○主査   ご答弁いただけますか。  資料番号とか、資料要求とか、何課とか分かりますか。 ◆吉田豊明   資料要求としては、平成31年度における超過勤務が月45時間を超えた職員と所属名ということで…… ○主査   課を教えてもらえますか。 ◆吉田豊明   資源環境部の東清掃事務所、西清掃事務所というふうになっていますが、この数字は違っていたんですかね。 ○主査   お分かりですか。  資料を待っているので、休憩後のほうがいいのではということで、休憩後でお願いします。 ◆吉田豊明   資料としては総務部人事課になっていますので、ちょっと調べていただいて、午後の質疑で答えていただきたいというふうに思います。 ◎板橋東清掃事務所長   確認をさせていただきたいと思います。後ほど回答いたします。 ◆吉田豊明   ありがとうございます。  次に、大気汚染の問題についてお聞きしたいというふうに思います。  主要施策の成果の198ページに、大気監視として大和町の交差点の対策と載っています。かねてより日本一大気汚染が進んでいる交差点として有名になっているんですけれども、その状況について示してください。 ◎環境政策課長   環境監視システムなんですけれども、区内に全部で8か所ありまして、区が設置したものが6か所、都が設置したものが2か所あります。そのうち1か所が大和町の交差点のところに設置されております。27年度から令和元年度までの状況なんですけれども、ここで測定されているのが浮遊粒子状物質というものと二酸化窒素、一酸化炭素、あと微粒子状の物質ということでPM2.5について常時測定をしております。  まず、浮遊粒子状物質、SPMというのがあるんですけれども、そちらは27年度以降、令和元年に至るまで環境基準は全部クリアしております。あと、二酸化窒素、一酸化炭素についても、27年度から令和元年度まで全て環境基準をクリアしているということになります。  問題のPM2.5なんですけれども、平成27年から平成30年の間なんですけれども、これは環境基準をクリアしておりません。令和元年度になりまして環境基準をクリアしたというような状況になっております。 ◆吉田豊明   環境白書では、順位で過去から1位、2位、3位という全国ワースト3の交差点が挙がっているんですけれども、例えば先ほど3か年のことをおっしゃいましたが、27年、28年、29年のワースト3の中に大和町の交差点というのは入っているんですか。 ◎環境政策課長   環境白書の中で3位のところに、29年のワースト3の中に大和町の交差点の部分が入っております。 ◆吉田豊明 
     27年と28年はワースト何位だったか分かりますか。 ◎環境政策課長   27年が4位、28年が4位です。 ◆吉田豊明   つまり、27年、28年、圏外になったとしても、全国で4番目に大気汚染が厳しい交差点なんです。29年には3位として名前が入ってしまったということで、この間、様々な対策がされてきたと思うんですが、今後に向けて長い時間がかかると思うんですけれども、どういった対策をしていく必要があるのか、区としてできることはどういうことなのか示してください。 ◎環境政策課長   まず、PM2.5が増える原因の一つとして、自動車の交通量の問題があると思います。ですので、基本的には交通量を減らすことでPM2.5も減っていくというふうな状況になると考えておりますけれども、そうしますと、ここの交差点に進入してくる自動車なんですが、必ずしも区内の自動車だけではないというふうに考えていますので、区として何がというふうなお話になりますと、今、庁内でもやっておりますけれども、例えばノーカーデーとか、そういうものの啓発を区民の方々とか事業者の方々に区としては地道に行っていくということが考えられると思います。 ◆吉田豊明   なかなか即効性のある対策は立たないと思うんだけれども、この課題をやはり常に、環境基準をクリアしたとはいっても4位と3位ですから、きちんと長期的な対策を立てていただきたいと思うんです。  大和町の交差点に関連して、板橋区内の気管支ぜんそくの患者というのはどのくらいいますか。 ◎環境政策課長   ちょっと所管から外れる部分になると思いますけれども、東京都等の資料を確認しますと、およそ2,300人の方が気管支ぜんそくを患っていらっしゃるというのは確認しております。 ◆吉田豊明   2,300人の方が今でも苦しんでいらっしゃるんですね。こういうことも考えると、長期的ではいいんだけれども、常に大気汚染の問題は考えていっていただきたいというふうにお願いしたいと思います。  もう時間ですか。          (「あと1分」と言う人あり) ◆吉田豊明   それでは、ちょっとまたいでしまうかと思うんですけれども、地域センターの決算についてお聞きします。  地域センターの経費、それから区民集会所の経費が、不用額が1,000万、それから500万と大きなものになっていますが、その要因についてお示しください。 ○主査   次の答弁でお願いします。 ◆しいなひろみ   よろしくお願いいたします。  就職活動サポート事業についてお尋ねしたいと思います。  まず初めに、決算書で申し上げますと352ページ、こちらのほうを開きますと、予算現額が4,329万6,000円となっておりまして、決算額が4,171万1,036円、この差金の理由を教えてください。 ◎産業振興課長   就職活動サポート事業の不用額でございます。こちらの若者・女性のための就職活動サポート事業の実績につきまして、当初25名というところで予定をしていたところ、24名に1名減りました。その関係で、紹介派遣の対象者分の給与分というのが減額になったということで、およそ147万というところでの減額がほぼほぼを占めているというようなところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  そうすると、1人減ると大体147万円の経費が余るという理解でよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  この就職活動サポート事業に関してなんですけれども、ハローワークとの大きな違いというのは何なんでしょうか。 ◎産業振興課長   就職活動サポート事業、主要施策の成果のほうにも出ておりますが、こちらは大きく分けますと4種類ございまして、そういった部分では、キャリアカウンセリング等々も含めてということでございますが、今お尋ねの部分でございますけれども、大きく、キャリアカウンセリングにつきましては、区民の方の仕事に関する悩みの相談というようなことでございまして、そこの部分では直接職業をあっせんするとか、職を探すというような前段階の部分ということで考えておりまして、そこの部分ではハローワークとは一線を画す部分があろうかなというふうに考えております。  そのほか、いたばし若者サポートステーションにつきましても、いろいろと就労に当たっての課題の多い方が対象となっておりますので、即こちらのほうも職業のあっせんとかということを私どものほうでもしているわけではないので、その前段階というようなこともございまして、そういう部分ではハローワークさんとは違う部分かなというふうには考えているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  一般的な知識として、仕事の関係で困ったり、悩みがあったら、まずハローワーク、それもこの辺りですと池袋のハローワークに行くような周知というか、そういった理解をされている方が多いと思うんです。例えば、このサービスというんですか、このシステムを利用した方が、一旦はハローワークには足を運んだけれども、望むような回答がない、またはハローワークのほうからこちらを紹介されたとか、そういった流れでご利用されている方のほうが多いのか、それとも何らかの手段で、このいろいろなサポートを知っている方のほうが多いのか、そのあたりはどういう状況なんでしょうか。 ◎産業振興課長   両方の場面はあろうかと思いますが、どちらかというと、ハローワークより前にこちらのほうに、キャリアカウンセリング等ではご相談いただくということが多いのかなというふうには考えているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  この就職活動サポート事業は、先ほど大きく4つに分かれるということだったんですけれども、就職をする前段階であるとはいいながらも、やはり求人の就職あっせん会みたいなものも催されているのではないかと思うんですけれども、求人をする事業所というのは、こういった就職あっせんのときというのは、板橋区内の事業所に限定するとか、そういった制約というのがあるのかないのか、そのあたりを教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、いろいろと就職支援セミナーとか就職面接会を、ハローワーク池袋さんとか東京しごとセンターさんとかと共催で行っているところでございます。実際に手を上げていただける企業さんにつきましては、ハローワークさんのほうで探していただいているというか、ご協力をお願いしているというところもありまして、基本的には板橋区の企業さんが多いんですが、ハローワーク池袋のほうでは豊島区であったり、練馬区であったり、一定程度広さがありますので、そちらの企業さんたちも中には含まれているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。では、求人を募集している企業を探すのはハローワークさんのほうがおやりになっていると。こういった就職の面接会等もハローワークさんと共催でやっているということなんですね。ありがとうございます。  私も、実は、8月にいたばし若者サポートステーションのほうに見学にお邪魔させていただきまして、実際、こういったところがあるのすら存じ上げませんでした。あの場所にあるというのも分からなかったんですが、実際、行ってみると、親御さんが相談に来ていたり、お母さんとお子さんがこちらにご相談に来ているという場面なんかもお見受けしまして、やはり場所の存在価値というのはすごく大事なんだなと思いました。  しかしながら、あまり周知できていないのではないかなというのが課題であるのではないかと思うのですが、周知に関して、どのようにお考えになっているんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、いたばし若者サポートステーションのほうで発行しておりますチラシであったりを区の施設等々あるいはハローワークさんにも置かせていただいております。そのほか、サポートステーションのほうのホームページであったり、区のホームページでも紹介をさせていただきますし、一方で、割と福祉的な要素も強い部分がございまして、区の福祉関連の施設、福祉事務所等々におきましても、こういったサービスがあるというようなことでの周知はさせていただいているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  いたばし若者とついているんですけれども、この中での若者の概念は大体何歳ぐらいからを指しているのでしょうか。 ◎産業振興課長   一応、いたばし若者サポートステーションのほうでの区切りというところでは、おおむね15歳から49歳というようなことで、幅広くサポートをしていくというようなところでやっているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  49歳が若者に入るのかどうか、それぞれの解釈だと思うんですが、49歳で若者サポートステーションに足を運ぶというのは何となくしっくりこない年代の人もいるのではないかと。これは個人的な感覚なんですけれども、そうなったときに、もっと若年者の16歳とか17歳、つまり通常ですと、いわゆる高校生に該当するような若い方たちにとっては、やはり若者でいいと思うんですが、何かネーミングが浮いているような気がするんです。そのあたりの感覚というのはどのようにお持ちなんでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに、49歳、50歳手前というようなところですと、若者というようなところよりは壮年期あるいは中年期なのかなというようなところではございますけれども、今般、そういった部分も含めて、今後についてはいろいろな形で、就職氷河期世代等々も就職難ということであります。また、今般のコロナ禍を受けて、求人倍率も東京都で今1.02というような数字が出ております。そういうところでは、ネーミングとして、確かに、そういう意味では、もう少し幅広くというようなところで分かるような形ということについても研究はしていきたいなというふうには考えております。 ◆しいなひろみ   そうすると、利用されている年代ですと、どのような年代の方がどれくらいの割合でご利用されているのでしょうか。 ◎産業振興課長   おおむね数字的に多いのが25歳から29歳というところです。一方で、先ほど申し上げました40代の方というのは、現在あまり、昨年度については利用はなかったというところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  ネーミングの問題は置いといたとしても、やはりいい制度で、いい場所でしっかりやっている事業であれば、もっと周知をして、就職氷河期の方とか、お勤め先がなくて困っている方とか、それ以前にいろいろなサポートが必要な方、何か最近は朝起きれないというところから、起きる指導からやらなければいけないという大学の先生の話なども耳にしておりますので、そういったところで幅広い方たちがご利用できるような、もう一回仕組みづくりとかネーミングとかも含めて考えてもいいのかなと思います。  それと、こちらでやっている中でジョブトレーニングとか、セミナーとか、心理カウンセリング、それから保護者向け講習というのがありまして、この保護者向け講習というのが気になったんですけれども、保護者というのはどれくらいの年代の方で、子というのはどれくらいの年代の子が一緒に来て、保護者さんが講習を受けているのか、そのあたりはつかんでいらっしゃるんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、いわゆるニートであったりとか、引きこもりであったりとかというようなことで、そういう方の保護者の方ということで相談を受けているというようなことで聞いておりますので、おおむね多い件数だと、やはり20代から30代ぐらいまでというようなところでは聞いているところでございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、保護者さんの年代というと60以上だとか70近い保護者の方がこういったところの講習を頼っていらっしゃったりしているわけですよね。本人が来ているわけではないですよね、保護者向けですから。 ◎産業振興課長   場面によっては、ご本人も同席の上、講習会といいつつも相談というような形でも受けているようには聞いております。 ◆しいなひろみ   ご本人も同席されているということで、やはり門戸を広くしておくというのはすごくいいのではないかなと思うんですが、引きこもりの方がここまで実際出てくるというのはかなりハードルも高いのではないかと思いますので、こういった方たちに向けても、さらなる支援をしていただけたらと思います。  心理カウンセリングのところでちょっとお伺いしたいんですけれども、心理カウンセリングとキャリアカウンセリングは、また別な事業なんでしょうか。 ◎産業振興課長   若者サポートステーションのほうで行っている心理カウンセリングというところと、その中でキャリアカウンセリング的なものも一部は行っているようには聞いておりますけれども、いろいろと主要施策の成果に出ている情報処理センターの5階で行っているようなものとは、また別のものでございます。 ◆しいなひろみ   そうすると、キャリアカウンセリングをやっている場所とまた別に、いたばし若者サポートステーションの中でも心理カウンセリング、要は別でやっているということなんでしょうか。 ◎産業振興課長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  キャリアカウンセリングのほうは、いわゆるキャリコン、キャリアコンサルタントの方たちのような有資格者で現場経験が3年以上ある方たちがおやりになっているという、コンサルタント側のほうもとても精鋭部隊がおやりになっていると思うんですが、その割にはあまり参加者がいないような気がするんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   産業振興公社の情報処理センターの5階で行っておりますキャリアカウンセリングについては、キャリアコンサルタントの資格の認定を受けている方がやっているところでございます。  一方で、今、委員おっしゃられたように、昨年度は、毎週木曜日の午後の時間帯で1枠1時間ということで4枠設けさせていただいておりました。それが大体44週というようなことでありますので、200弱の枠はあったところではございますが、そういう意味では、相談者数が延べで59名というようなところでございますので、常に埋まっているというようなところではなかったので、その辺、ニーズがなかったのか、あるいはこちらでやっているということがまだ周知に欠けた部分があったのかなというふうには考えているところでございます。 ◆しいなひろみ   では、このキャリアカウンセリングに使っている予算と決算額はお幾らなんでしょうか。 ◎産業振興課長   キャリアカウンセリングで行っている金額でございますが、こちらのほうは委託をさせていただいておりまして、およそ70万6,000円というところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  ダブっているような仕組みがあったら、もうちょっと精査する必要があったり、ニーズがないのであれば、もう一度仕切り直してもいいのではないかなと考えておりますが、そのあたりはいかがでしょうか。
    産業振興課長   キャリアカウンセリングについては、昨年度の実績を見まして、今年度から隔週ということで、ちょっと規模を縮小して続けているところでございます。 ◆しいなひろみ   以上です。ありがとうございます。 ◆こんどう秀人   よろしくお願いします。  まず最初にお聞きしたいのが、決算書346ページ、資源収集経費、主要施策の成果で193ページ、194ページになりますけれども、決算書のほうを見ますと、1から7項目に分かれているのですが、こちらの成果のほうを見ますと、拠点回収、古紙、不燃ごみ、資源化などなど項目に分かれて、一つひとつがぴたっと合っているような感じはしなかったんですが、その中で気になったのが、拠点回収の中で、多分業者に出しているのではないかと思う廃乾電池などリサイクルの内容とかが、こちらの決算書のほうに具体的に出ていなかったので、そこら辺、どういうふうに分けているのか、もし分かればお願いしたいと思います。 ◎資源循環推進課長   廃乾電池につきましては、拠点回収等で集めてきたものを一度リサイクルプラザのほうに保管しまして、ドラム缶で保管しました上で処理施設のほうに、まとまった段階で搬入しているというような状況でございます。 ◆こんどう秀人   ドラム缶に入れて排出しているということなんですが、乾電池、普通、今までは乾電池だったと思うんですけれども、最近は携帯電話の普及に伴ってモバイルバッテリーのリチウムを使ったものがあると思うんですけれども、この辺、非常に危険なものでして、ドラム缶の保管とか、業者に出すときなど、そこら辺、どんな状態で出しているか分かりますか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。今、私の言葉が足りなかったんですが、集めていますのはリチウムイオンではなく、通常のアルカリ乾電池、マンガン乾電池という形になります。リチウムイオン、携帯電話等についている電池につきましては、別途小型家電の中で別に分けた上で、そちらのほうを排出しております。また、ボタン電池につきましても同様に、お店のほうで回収等をお願いしているところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。一応危険物はまた別の業者に出して、ちゃんと処理してもらっているということなので、そこら辺は非常に安心できましたので、よろしいかと思います。  あと、そこの同じく不燃ごみの100%資源化というところがあるのですけれども、これは28年度30%、令和元年度から全量と書いてあるんですが、29年度とか、具体的にはどれぐらいの割合だったんでしょう。 ◎資源循環推進課長   不燃ごみの資源化でございます。今、委員おっしゃったような形で30%、区内のうち3割程度を不燃ごみ再資源化という形にしまして、残り70%程度を中央防波堤のほうに埋め立てたというような状況でございます。29年度、30年度ということでは、それぞれ区内全域の不燃ごみを選別施設のほうに持ち込みまして、資源化ということで、およそ90%以上の数字で再資源化を行ったというところでございます。  具体的に、平成29年度の資源化量としましては283万9,547キログラム、30年度は285万73キログラムというような形で資源化しているところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  あと、ごみの資源化のところなんですけれども、成果のほう、187ページなんですが、今お答えいただいた重量が多分入っているとは思うんですけれども、昨年度まで、この成果の中で一番下の品目別排出量の推移というところ、この表がなくて、よく見ますと、今年は古紙が増えていて、重量も全部計算し直しになっているような表記になっていたんですけれども、これはどうして変わったのか分かりますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   今、委員おっしゃっていただきました主要施策の成果187ページの一番下ということでございます。こちらにつきましては、板橋区の施設の排出のごみということになりますので、申し訳ございません。今、答弁させていただきますが。 ◎環境政策課長   申し訳ありません。再度調べまして答弁させていただきます。 ◆こんどう秀人   分かりました。すみません。ありがとうございます。後ほど、資料説明を期待しております。  では、質問の内容が全く変わるんですけれども、成果のほう201ページ、決算書334ページに当たると思います。水質保全等のところに自然との共生のところ、ハクビシンやカラスの巣の撤去と捕獲、去年よりも全体的に下がっている。ハクビシンに関しては増えているんですけれども、これ以外、害虫駆除とか、そういった話は全くないのでしょうか。 ◎環境政策課長   ハクビシン以外の部分について、アライグマも、ここにちょっと書いてありますけれども、基本的にはこの部分についての対策というふうになるんですが、そのほかにも、環境政策課で直接できない、例えば蜂の巣があったりとか、そういうものがいろいろお問合せがあったりします。ただ、直接区のほうではできない部分もありますので、例えば処理業者を紹介させていただいたりとか、そういうことで対応している部分というのはございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  蜂の巣とか、区に相談が入るということは、やはり危険なものと認識しているから、皆さんそうだと思うんですけれども、区としては、電話をかけてきた方が撤去を依頼すればそういう対応になるんですけれども、状況として、一般に、どんな蜂がいますかとか聞いたとしても分からない人もいると思うんですが、蜂による被害を起こさないためにどうするかとか、そういったアドバイスなどは一緒にできているんでしょうか。 ◎環境政策課長   直接的に蜂の巣をどうすればそこにできないようにするかというようなアドバイスというのはできないんですけれども、基本的には、処理業者の方と直接やり取りをしていただいて、その中で対策をしていただいているというような感じになります。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  蜂など、おとといも何かお寺の木造の建物のところとかに、中が中空になっている像の中にできたとか言って、処理ができないなんていう話があったんですけれども、実際には近くで振動を与えたりしなければ寄ってこないとか、攻撃してこないというのがあるので、その注意喚起の話とかが業者のほうから多分できていると思いますが、何か相談事があったら、そういったのも少し、電話が来た方に相談してあげられればいいのではないかなとは思います。  質問内容が変わります。  成果表203ページ、決算書は336ページに当たるんですけれども、1ページめくっていただいて、成果表204ページ、新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助件数というところで、元年度から増えている断熱化住宅(複合)窓+断熱材、LED化のところが新規で増えているんですけれども、ここら辺は多分それなりに数字がこれから伸びていくとは思うんですけれども、断熱材や窓に関して何か基準とか、そういった指標は出ているんでしょうか。 ◎環境政策課長   区では、断熱化住宅の助成につきまして、窓のみあるいは断熱材のみ、あと断熱材と窓を組み合わせたメニューを整えまして、助成を実施しているところです。  断熱材につきましては、既存の屋上とか屋根あるいは外壁とか床、そういうような1面以上の改修を行うものを対象としておるんですけれども、断熱材自体は、一般社団法人環境共創イニシアチブというところがありまして、そこで実施しております高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業あるいは次世代省エネ建材支援事業において補助対象となって登録されているものについてが対象になってきます。基本的には、メーカーごとに対象商品が定められておりまして、そこには熱伝導率とか、そういうものが記載されておりまして、登録されているものについて助成をさせていただいているというような仕組みになっております。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。そこら辺の基準が出ているのであれば、今後増えていくのかなと思うんですけれども、これによって新しい住宅とか、住みたいと思える住宅が増えてくれば、板橋の入居希望が増えてくるのではないかなと思っていますので、そういったところを丁寧に説明して、住みよいまちができるように進めていってもらえたらうれしいなと思います。ありがとうございます。  最後に、成果のほうでお聞きしたいのがあるんですけれども、178ページ、消費者センターの運営等に関わることなんですが、消費者生活相談、前年度4,247件に対して4,408件、月平均が367件と書いてあるんですが、その下の消費生活情報の提供、7種類5万2,950部、これが前年度は10種で部数も7万540部あったんですが、これが徐々に減ってきているというのは何か理由がありますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   消費者センターのパンフレット等については、やはり紙ベースありきではなくて、インターネット等、いろいろな媒体を活用して、また効果的な方法で見直しをかけていって、部数等も減らしたり、統合したり、工夫をしてやっているところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  紙媒体が減って、ネットとかを使って宣伝とかアピールをしているということなので、消費生活展とか来場者数が、その割には、前々年度2,800人から令和元年度は1,810人、約1,000人ほど下がっていると思うんですけれども、ここら辺は何か関係しているものがあるんでしょうか、ないんでしょうか。お願いします。 ◎くらしと観光課長   消費生活展なんですけれども、現在、区民まつりの中で一つのブースといいますか、グリーンホールの中の101会議室のほうで実施をしているところです。なので、消費生活展を目的に来られる方もいらっしゃいますし、区民まつりに来られた方がふらりと立ち寄ってくださることもあるんです。  2年前、29年度、1日の来場者が840人と少なかったところにつきましては、ここは区民まつりが1日開催でありましたので、その影響もあって来場者数は減っておりますけれども、30年度につきましては2,800人、また元年度につきましては、区民まつり自体が、土曜日にお天気が悪かったこともあり、全体の集客が少し少なかったんです。その影響もあって、消費生活展のほうにも人数が減るという影響が出ていると思います。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  ここら辺が急激に人数が半分近くに減っているのかなと思って、ちょっと気にはなっていたので、そこら辺を質問させていただきました。ありがとうございました。  1回目はこれぐらいでよろしいかと思います。 ○主査   あと4分ありますけれども、大丈夫ですか。 ◆こんどう秀人   いいです。よろしくお願いします。 ◆大野治彦   よろしくお願いします。  決算ですので、言うまでもないんですけれども、板橋区が行われた令和元年度の事業についての成果と効果について質問させていただきます。お願いします。  まず、新公会計制度の導入による効果についてお聞きしたいと思います。  板橋区も新公会計制度ということで、平成30年度から導入されております。新公会計制度の導入をすることにより、行政経営マネジメントの向上、そして区民の皆様への説明責任の向上が図られると言われています。新公会計制度の導入による効果について、産業経済部、区民文化部、資源環境部、それぞれの見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業振興課長   今般行われました新公会計制度の導入によりまして、固定資産の台帳を活用した減価償却費の算出をはじめ、非現金情報でございます職員の共済費であったり、退職手当引当金など、そういった人件費を含むフルコストの把握ということができるようになったというところが大きなところかなというふうに考えております。また、フルコストの把握という考え方を取り入れて、私どもの事務事業に反映させていくようなことで、最小経費による最大効果というところを大原則といたしまして、費用対効果、こういったものを明確にした、より適正な事務事業の執行、それと、より適切な区民サービスへつなげていきたいというふうに考えております。  一例といたしまして、そういう意識が職員のほうにも浸透しているところでございます。私どものほうで実施しております、一つのセミナーではございますが、魅力ある個店の創出・発掘支援事業の中でワクワク系の店づくりの実践講座というのをやっております。これについて、フルコストを計算しながら、これには実際には会場を借りたりとかというのも減免で借りたりしますが、実際には指定管理者に支払っているとか、そういったところも含めながら、受益者負担というところも考慮させていただきまして、一昨年度まで無料にしていたセミナーではございますが、こちらを有料にいたしました。5回の実践講座でございますが、それを1万円、参加費ということで、でも、無料から、いきなり1万円だとというところもありまして、個店の魅力を発信していくというような事業でございます。企業さんや個店の方も含めて、1社当たり3名まで参加していいですよというような形にさせていただきました。そこの部分につきましては、セミナーの価値を認めていただきながら、事業主様の方々に多数ご参加いただきまして、今般の決算額にも出ておりますが、53万円の参加費というようなことで計上させていただいております。  こういった形で、より適切なサービスを区民の方々に提供できればというふうに思っております。今後もこちらのほうを考えながら進めていきたいというふうに考えております。 ◎地域振興課長   委員おっしゃいましたように、平成30年度予算から新公会計制度が導入されております。これに基づきまして、各会計の歳入歳出決算を補完する資料としまして、板橋区の財務諸表作成基準に基づきまして、令和2年3月に平成30年度板橋区財務諸表が発行されました。令和元年度、平成31年度決算につきましては、既に各会計合算の財務諸表、各会計別の財務諸表が作成されておりまして、9月25日開催の企画総務委員会でこの内容が報告されているところでございます。  新公会計制度を導入したことによりまして、総合的な財務情報の説明の助けとなり、説明責任の充実が図られたり、コスト分析による施設や事業の評価を行うことによりマネジメントの活用が図られたりすることが期待されております。区民文化部の考え方としましては、所管として分析、検討の材料となる部別の財務諸表だったり、施設別の行政コスト計算書であったり、施策別の行政コスト計算書については、これから年内に作成される見込みであるというふうに聞いてございます。  現時点では、まだ分析・検討ができていないところであるんですけれども、部別の財務諸表等が完成された後には、平成30年度決算との比較も可能になるので、これまで以上に今後の施策の方向性の決定に活用できるものと期待しておりますし、また、していく必要があるというふうに考えています。  特に、施設別行政コスト計算書においては、従来の方式では含まれなかった実際の支出を伴わない減価償却費の非現金取引も含めまして、その施設に係るフルコストを算出しています。令和3年4月の改定に向けた使用料、手数料の調査・検討においては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、結果的には改定は見送られたということになっておりますけれども、フルコストの考え方を取り入れて、より適切な使用料を設定できるように改定額算出方法の見直しも行っているところです。  区民文化部では本当に数多くの施設を抱えておりますので、施設別行政コスト計算書によって、ほかの施設類型との比較が容易にできますので、施策別行政コスト計算書と組み合わせることで、適切なコスト情報によって費用対効果の検証を可能としまして、今まで以上に区民サービスの需要に的確に応えていくように工夫しなくてはいけないなと思っているところです。 ◎環境政策課長   資源環境部につきまして、お答えさせていただきます。  新公会計制度ですけれども、財務諸表などを用いまして、要は、従来の会計で見にくい資産や負債の情報やコスト等を提供することによって、区民の方、議会に対する説明責任という部分の達成や、事業の見直しに有益な財務情報を提供するということでマネジメントの強化を目指すものというふうになっておると思います。  資源環境部で施設というものがありますので、部で管理しております施設別の財務諸表を、例えば施設の運営の参考にするとか、あるいは経年の比較ということで、1人当たりのコストや減価償却などの推移を見まして、区として施設に係るコストを、フルコストになると思いますけれども、施設の改修とか、あるいは整備などの検討をしていく材料ということで考えております。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  一つの考え方として、今回、決算を迎えるんですけれども、執行残というものが発生しているんですけれども、執行残が多いから、その事業は成果がなかったのかといえば、そうでもない事業もあると思います。また、執行残が少ないからといって、事業に成果があったという考え方でもないのかなという、いろいろな見方があると思うんです。  今、ご答弁いただいたのは、新公会計制度を使って、お金の面から財務諸表ということで、いろいろ調査をしていきましょうということで、平成30年度から始まっていますので、今回2年目を迎えますから、地域振興課長がおっしゃったように、これからいろいろな過去のデータが蓄積されていくので、今後役立てていきますというご答弁をいただきました。  今、財務の面でご答弁いただきましたけれども、例えば令和元年度に行った施策の効果が果たして区民の皆様にとって効果があったのか、なかったのかというのは、また別の部分で判断していかなければいけないと思うんです。予算に関しては、必要最小限の予算で最大の効果が現れるというのが行政サイドの眼目であるんですけれども、その部分でいうと、新公会計制度の今ご説明をいただきましたけれども、令和元年度に行った事務事業の成果というのは、区民の皆様にとって、これは新公会計制度からの判断ではないと思うんですけれども、果たしてトータル的にどういうふうな、区民の皆様にとって効果があったのか。すごく抽象的で申し訳ないんですけれども、その部分の判断というのはどこでされるのか。  今度は各部ではなくて、代表で構わないので、少しお答えしていただけないかなと思います。区民の皆様へのサービスがどうであったのかという判断、どこを基準に板橋区としては考えていらっしゃるのか、お答えいただけるとありがたいです。個々にではなくて、全体的な考えとして分からないかな。それはビジョンになるんですかね。すみません。 ◎産業経済部長   すみません。全体的なということですので、3月まで新公会計制度のほうを推進していた部署にいた者としてということで、全体的な考え方ということで、私のほうから少しご説明といいますか、ご答弁させていただければと思います。  いわゆる公会計制度は、先ほど来、各課長が説明しているように、全体もそうですし、それぞれの部でやっております施策や事務事業についての評価であるとか、分析を適切にすることによって、効果的に実施、行われているかどうか、スクラップ・アンド・ビルドも含めて、見直しですとか、そういったものに生かしていくというのが一番大きな部分です。  それともう一つは、区とすると、いわゆる行政評価ということでこれまでやってきましたが、その中にもコストの中にはフルコストということでは入っていなかった、先ほど言っているような退職手当引当金でありますとか、減価償却を入れることによって、全体を把握する。それを区民の皆様、それから議会の皆様にきちんとお示しをするというところが大きいところです。  それともう一つは、同じ基準で比較することによって、他の自治体と同じ、例えば図書館の事業ですとか、それから保育園の事業ですとか、スポーツ施設、こういったものを比較することができるというのも大きいところです。  それをもって、それぞれの部でやっている、例えば私どもが図書館の事業をやっているということであれば、他の図書館事業をやっているところと比較をしていく。区民の皆様に分析した結果をお見せすることで、板橋区のそれぞれの施設の運営ですとか、事務事業がほかと比べてどうかということで、一定ご評価をいただくというところは必要かなと思います。  大まかには、行政評価の外部委員ということで、今年はコロナの関係がございましたので、そういった委員会のほうも例年と同じようには行われなかったところですけれども、今般、9月の議会の企画総務委員会で報告させていただいたときにも、施設的には、児童館の事業ですとか、それから学校の給食の運営事業ですとか、また福祉園の運営、こういったものも附属の資料で分析した結果をお示ししております。そういったところを議会の皆様にもきちんとご判断いただく、評価をいただく材料としてお示しをさせていただいたところでございますので、多分所管をしております政策経営部、それから、もう一つ、会計管理室が主導して、全庁的にそういった事務事業の今後の在り方ですとか、進め方について、きちんと旗振り役でやっていただいて、各所管、管理職だけではなくて、職員がきちんとそれについて認識して事務事業を進める。それを区民の皆様にお示しをして、ご評価をいただくということにつなげていきたいというように考えているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  それでは、すみません。決算書の344ページの5款資源環境費、3項収集処分費について伺います。  収集処分費全体の支出済額は50億9,752万8,094円、当たり前のようにごみを出させていただいているんですけれども、私たちが排出するごみを収集運搬、処理していただくのにも多額の費用が発生していることを忘れてはならないというふうに思います。  そして、いつも申し述べさせていただいておりますけれども、暑い日も寒い日も雨の日も風の日も、様々な天候の状況の中で日々の収集やごみの出し方の指導など、ご尽力をいただいておりますことに心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。
     そこで、質問をさせていただきます。支出済額50億9,752万8,094円のうちの収集運搬費29億9,256万3,576円について、不用額が2,940万3,424円発生しています。収集運搬費についての決算に伴う令和元年度のごみの収集量の推移、処理費用の状況と、各区に負担金が発生していると思いますけれども、板橋区の負担金の推移の状況など、お聞かせいただきたいと思います。 ◎資源循環推進課長   ごみ量の発生でございます。古い順から過去3年ということで29年から申し上げます。ごみ量につきましては、トンで申し上げます。29年度が10万8,173トン、30年度につきましては10万7,401トン、元年度は10万8,331トンというふうな形になっております。もちろん、こちらは可燃ごみ、粗大ごみ等々も含めた数字になっております。  それに対する負担金、これは東京二十三区清掃一部事務組合への負担金でございます。29年度が19億4,487万9,000円、30年度が18億9,853万円、元年度が18億5,269万7,000円というふうな形になっております。  なお、この負担金でございます。こちらにつきましては、ごみ量に基づく形になるんですが、実は、こちらは2年前のごみ量を基にして各区の分担金を算定しております。ですから、30年度から元年度に向けては、ごみ量としましては増えてはいるんですが、28年から29年に向かってのごみ量が減っているということで、負担金のほうも若干少なくなっているというような状況でございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  恐らく今年度は多分コロナ関係で家庭ごみとか、いろいろなごみが多くなっているので、多分増えるのではないかなというふうに推測いたします。  ごみの焼却について、収集運搬は区のほうでされていますけれども、ごみの焼却については東京二十三区清掃一部事務組合で行われておりますけれども、板橋区と東京二十三区清掃一部事務組合との連携についてお聞かせいただきたいのと、板橋清掃工場の建て替え予定などがあれば、お教えいただきたいと思います。 ◎資源循環推進課長   今、委員もおっしゃるとおり、板橋区を含めた23区につきましては、家庭から出るごみ、こちらは集積場のほうで回収するわけでございますが、可燃ごみ、不燃ごみなどを私どものほうで回収と。可燃ごみにつきましては、清掃工場のほうに持ち込むということで、清掃一部事務組合のほうにつきましては、清掃工場の運営、中間処理を担うというような形になっております。  ついでに申し上げますと、出てきた焼却灰につきましては、中央防波堤のほうに埋め立てるわけでございますが、こちらにつきましては、東京都が設置、管理しているところでございます。23区、特別区につきましては、このような形で3者でごみの収集運搬、処理処分を行っているところでございます。  また、今、委員のお話に出ましたが、板橋清掃工場の建て替え計画というところでございます。これは清掃一部事務組合、ごめんなさい、一組と略させていただきます。一組のほうでも一般廃棄物処理基本計画を策定している最中でございます。この中で施設整備計画がございまして、板橋清掃工場の建て替えにつきましては、現在のところ、令和12年からの建て替え工事ということで予定しているところでございます。  以上です。 ◆大野治彦   私も2年間、東京二十三区清掃一部事務組合の議員を務めたことがあるんですけれども、この間、杉並工場とか、練馬の清掃工場、有明の清掃工場の視察もあったんです。  これは所管が違ったら申し訳ないんですが、板橋区で清掃工場とかリサイクルプラザの小・中学校の児童や生徒、そして一般の方々に向けた施設の見学会というのは行っているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎資源循環推進課長   清掃工場におきましては、リサイクル環境を学ぶ小学校4年生を対象に、工場見学等を行っているというふうに聞いております。これは学校と直接板橋清掃工場のほうでのやり取りで日程等を決めているというところでございます。残念ながら、今年はコロナの関係で2月26日から工場見学は受け入れていないというふうに聞いております。  また、リサイクルプラザにつきましても、入館者増ということで私どものほうも積極的に学校のほうに働きかけているところではございますが、すみません。なかなか見学というところまでにはつながっていないという状況でございます。 ○主査   所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩といたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時02分 再開時刻 午後1時00分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。 ◆田中いさお   午後もよろしくお願いします。  早速ですけれども、先ほどこんどう委員のほうからもありましたが、消費者センターの運営についてちょっと長めに質問したいと思います。  なぜかというと、私の下に区民相談が以前ありまして、なかなか解決できない事案があったので、その役割とか、消費者センターは実際何をやるところなのか、はっきり聞いていきたいと思います。  主要施策の成果でいうと、178ページが消費者センターの運営等って出てますけれども、金額も出てます。約3,000万ですかね。  まず、この3,000万の使い方について最初に伺います。 ◎くらしと観光課長   質問ありがとうございます。  消費者センターの経費なんですけれども、これについては、消費生活相談員がおりまして、人事課のところは執行委任をしてる相談員さんの経費の部分と、残りのくらしと観光課の2,300万程度、こちらにつきましては、主にやはり消費生活相談員の報酬、共済費といった消費生活相談員に関わる部分と、併せまして普及啓発に関わる印刷製本費等々でございます。 ◆田中いさお   ありがとうございます。  それと、また国でも、独立行政法人もあるのか知らないんですけれども、まず消費者庁がございますよね。あと、僕も調べたところによると、また独立行政法人の国民何とかセンターっていうのが取りあえず出てきたんですね。縦割りの行政の中で、それぞれ役割はあると思うんですよ。その流れですかね、関係と、そこの流れをぜひ聞きたいっていう。  それで、今消費者ホットラインっていうのも、188番号を押すと消費者相談を受けられるっていうふうにも出てくるんですが、それぞれの関わり、国とその中間の、都に資することなのか、そこの流れを教えてもらえるとありがたいんですけれども、お願いします。 ◎くらしと観光課長   まず、消費者センターの在り方なんですけれども、消費者基本法に基づきまして、国や都の消費生活センターなどと連携をしながら、消費者問題における消費者支援の役割を果たしております。  そのような中で、現在の区の消費者センターでは、消費生活に関する情報を収集し普及啓発するとともに、消費者相談を実施しまして、消費者被害の未然防止、拡大防止を進めているところです。  この中で、国や都との連携につきまして、まず国との連携につきましては、国の主催の研修に区の相談員が参加し、スキルアップを図っているとともに、国が所管する国民生活センターの情報システムであるPIO−NETというものが各自治体の消費者センターの中に入ってございます。このPIO−NETに相談の状況を相談員が入力することで、国は地域の課題を把握し、解決に向けた取組を行っているというところでございます。 ◆田中いさお   そうすると、国の消費者庁とまず連携して、その中間のところに国民生活センターがある。そこに情報収集しながら、相談内容について改善とかそういうのが求められるときには、国のほうが動いて、消費者が迷惑を被ってる事業者に対しては、事業改善命令とかそういうことを国が行っているっていう認識でよろしいのか。区が独自で区内事業者に、例えば間違った消費者行動を行っている事業者があれば、区が積極的に改善命令ですかね、こういうふうに来てますけどっていうことはあるのか。ちょっとそこの点をお願いします。 ◎くらしと観光課長   まず、区民の方から消費者センターで相談を受けますと、問題解決のために相談員が助言を行います。また、必要に応じてトラブルとなっている先方の事業者に連絡をして、仲裁といいますか解決の支援を行っているところでございます。 ◆田中いさお   ざっくり過ぎるのであれなんですけれども、国と板橋区のやってる消費者センターの事業者の改善についてのやつは、個別で、じゃ、板橋区の消費者センターの場合は、区民の方からこういうような押売を受けましたって来た場合には、区が積極的に、それは事業者に対して何かプレッシャーをかけるってことの認識でいいですか。 ◎くらしと観光課長   まずは、その相談者の方に助言をするとともに、ご本人から直接事業者さんのほうにご連絡をしてくださいということでお話はするんですけれども、そこがなかなかうまくいかない場合には、相談員が中に入りまして、相談員のほうからそういった訴えについてご連絡をする、仲裁をするという役割を担っております。 ◆田中いさお   じゃ、区が事業者に対してそういう改善のお願いはしてるっていう認識でいいですか。 ◎くらしと観光課長   そうですね、相談を受けた内容について、必要に応じて相談員が連絡をしております。 ◆田中いさお   それで、いろんな類いの相談があると思います。そうやって改善命令できるようなものから、そうでないものもある。それで、オレオレ詐欺から始まりまして、今ICT社会なので、そういうネットを使った犯罪も多いと思います。そういう相談も僕は多いんだと思います。  それを相談員が受けて、国民生活センターにて情報収集してるっていう認識でいいですか。 ◎くらしと観光課長   はい、国民生活センターのほうでは、PIO−NETでの情報を全部吸い上げて把握はしております。 ◆田中いさお   それで、今現況ですよ、ここ例えば二、三か月でこういう犯罪が多いっていう情報が上がると思うんですよ。それに対して、ちゃんと対応してるのかって僕は聞きたい。それは区の仕事じゃないかもしれませんよ。ただ、消費者センターの役割だと、自分ではあると思うので、そういう情報が今、特にここの部分にある架空請求の詐欺行為が多いよねっていうふうに、どんどん情報が上がると思います、23区内の。それ、ちゃんと動いてるんですかって、そこをちょっと確認させてください。 ◎くらしと観光課長   委員のおっしゃるように、確かに相談の内容は状況によって大きく変化はしております。  例えば、コロナ禍の影響で、4月から6月についてはかなり内容が変化しておりまして、そのときにお受けした相談で多かったのは、コロナに関わるマスクの送りつけであるとか、結婚式等々のキャンセルがちょっとうまくいかないなどの相談が上位を占めておりました。  また、その頃の相談件数も、昨年の同時期に比べると2割強増加していたので、コロナに関するものがちょっと上乗せされたのかなという認識でございました。  ただ、現状は例年に戻っておりまして、今一番消費者センターのほうで課題と認識しているのが、例えばインターネットのほうがかなり発達しておりますので、通信販売による定期購入によるトラブル、初回だけ例えば100円、500円だけれども、2回目になると実は1万円かかるんですっていう契約をしてしまったっていうところのご相談が多いのと、また情報教材、マルチなんですけれども、こういったUSBに入っている有効な情報があるので、それをお友達に売るともうかるよみたいな、やはり若者をターゲットとしての、情報教材系の相談が結構今上位に来ているというところが現在の傾向でございます。 ◆田中いさお   すみません、再度聞くんですけれども、最近のこういう詐欺行為があるっていうことで、区ができることはきっとやってると思います。国民生活センターっていうところは、その情報を手に入れて、行動を起こしているんですかってこと、そこを聞きたいんですよ。ちゃんと動いてるんですかっていうことですね。 ◎くらしと観光課長   例えば、先ほど委員がおっしゃった架空請求、高齢者の方のところに突然裁判所を名のったはがきが届いて、滞納していてこのままだと大変なことになりますよみたいな、そういった請求があるんですけれど、これは確かに上位を占めておりました。  それで、国のほうでもこちらのほうは問題視しておりまして、架空請求に対する特別な相談機関、電話相談機関等々を設ける取組を積極的に行ってきたっていうことがあって、現在、なくなったわけではないんですけれども、全体の順位の中では今少し下に下がっております。 ◆田中いさお   違うんですよ。伝わってないと思うんですけど、そういう事件、事故っていうかは分かりました。最近そういうのが多い。それをちゃんと是正勧告してるんですかっていうところですよ。  だから、区の持分の部分は分かると思います。それで、上に行くわけですよ、きっと国民生活センターなのか、消費者庁かだと思いますよ。そこに情報が上がるじゃないですか。でも、そこにはもう区民の相談が入ってるわけですよ。ちゃんと処理してくれてるんですかって、僕はそこを問いたいんです。  だから、区の持分でないのは上に上がるじゃないですか。区の相談員さんがやれる範囲は先ほど聞きましたよ。業者さんに途中、まずは電話してもらって、そうやって問題解決に当たってるのは伝わってます。  それ以外の大きな話になってくると、区から離れる話だと思うので、そこら辺、ちゃんと対応してるのかっていうところですよね、問題。実はそっちのほうが大きい話だったり、僕、思うんですよ。個別に対応できるっていうのは、区の相談員さんがスキルもあるでしょうから、こういう場合はそうねって、その事業者さんが悪いよねってなれば、干渉しながら、そこはどうですかって言いながら、区内事業者でしょうからね、そこも優しく対応してると思いますよ。  それを、消費者さんがお困りになることだからぜひやめてくれとか、それはいいんですけど、それ以外、主立った相談が上に上がっていきます、統計で。単に、単純に統計で止まる、統計を取ってても僕はしようがないことだと思う。その統計を使って、ちゃんとアクションを起こして、その業者にプレッシャーを与えてるのか、そこを聞きたいの。  なぜかというと、同じように困る人が出てくるから、区民の中にですよ。ちゃんと統計を取って、こういう相談が多いよねと、そうしたら、区から離れて上に行きますと、消費者庁の中間の独立行政法人に行きます。ちゃんとそれを追っかけて見てかないと、情報を上げたからいいって話では僕はないと思うんですよ、区民の方が困ってるから。  だから、そこもちゃんと追っかけて、ちゃんとこの案件に対してはこのような行政の対応はしましたと。そういうのをちゃんと分かるようにしないと、僕、区民の方に説明できないですもん。それを、情報を上に上げましたから後は知りませんっていうわけにもなかなかいかない部分は、僕は説明責任としてはあるんだと思いますよ。  だから、そこら辺、ぜひ今押さえてないっていうことであれば、今後、今区内にはこういう相談内容が非常に多いと、それを上に上げてる、国民生活センターに上げてると。それで、国民生活センターはこのような案件に対してこのようなアクションを起こして、是正に向けて取り組んでるとかですよ、それをやっぱり押さえたほうが、僕、押さえないといけないと思います、区としても。なぜかというと、区民が困ってるからですよ。  それと、あともう一つ言いたいのは、まだまだありますけど、相談がさっきの、半年なのか、今急激に、こういうコロナ禍なんで、コロナに特化した消費者相談があると思います。これ、積極的に区民の方に周知すべきだと僕は思います。やってるかもしれませんけど、何かホームページ上なのか、さっきも話が出た紙面なのか、随時情報発信すべきだと思いますよ。  今、こういうことで詐欺が本当に横行してるんだっていうことを、うちの区のホームページの1発目にまず打つ。こういうのが特に多いですっていうのを積極的に、どうにも消費者センターって受け身の仕事のように思えてしまう、そういう部分もあると思うんですけど、区民が困ってるって相談を受けてるんですから、それを二次被害、三次被害を広げないように、こういう連絡とか、こういう詐欺まがいの行為が横行してるって、ぜひこれも、やってるかもしれないんですけど、ぜひ積極的に前に出てやっていただきたいと思うんですが、その点についてはどうですか。 ◎くらしと観光課長   積極的な広報につきまして、ありがとうございます。くらしのEyeという冊子があるので、そちらでも啓発はしているんですけれども、どうしてもタイムラグが生じてしまって、タイムリーな形では発信できないところもございます。  ただ、コロナ禍におきましては相談業務も一旦中止となりましたけれども、そのときには相談に代わる注意喚起としまして、一番区民の方のお目に留まる広報いたばしを活用しまして、注意喚起を4月に3回実施しました。  内容につきましては、消費者センター、困ったことがあったらこちらへっていうことと、マスクについて、また消毒用アルコールであるとか、カスタマーハラスメント等々の問題も発生しましたので、こちらについても広報紙面を使わせていただいて、タイムリーに啓発をさせていただきました。 ◆田中いさお   その件は分かりましたので、また紙面だとどうしても、タイムリーといってもタイムラグがあると思いますよ。ですので、ぜひホームページの1発目に、今ここ二、三日でこんな詐欺の情報が入ってますよとか、そういう枠をつくってもらって、今もう、これからは本当、先ほど言いましたけどICT社会で、押売とかも大分少なくなって、いまだに外壁工事とか屋根の修理って来ますけれど、もう圧倒的にはがきとかネットの中の、そういうものが多いので、そういう近々の、板橋区の詐欺の中でこれが今多いよねって分かったときは、早々に注意喚起をぜひしていただいたらいいなっていうふうに僕は本当に思ってますので、今やってることは理解しますけれども、今後この板橋区内で起きてる詐欺行為とかそういう消費者にまつわるようなことは、組織は一生懸命また今後も取り組んでいただきたいなと思うんですけれども、僕、2回ほど区民相談、具体的にちょっと言いますけど、1件目は病院、区内の病院ですけれども、死亡診断書、コアな話で本当に申し訳ないんですけど、死亡診断書を無理やり2通よこすんですね。  死亡診断書って、普通1通5,000円とか8,000円するんですよ。それで、戸籍法が変更になって、昔は亡くなった方の本籍地と現住所にその死亡診断書が1通ずつ必要だったんです。だから、ずっと2通必要だった。ただ、途中で、もう何年か前に要らなくなったんですよ、現住所だけでいいってなったんです。  それで、病院にそれを言ったら、いや、うちの病院は2通出すことになってるので、それは分からないって言うわけです。これ、おかしくないですかって。病院の決まりであっても、こっちは1通でいいって言ってるのに、聞かないんですよ。事務長が、うちは2通になってるって。それで、僕、消費者センターに電話したんですよ、こういう病院がありますと。きっと私立の病院で、なかなか行政が関わることは僕は難しいと思いますけれど、いかがなもんかぐらい言ってくれませんかと思いましたよ。  だって、押売ですもん。1通しか要らないのに、5,000円も8,000円もする死亡診断書を無理やり渡すんですから。それを、窓口の相談員さんは何もできないって言うんですよ。結局アクションを起こせないんですよ。それもそうかと思う部分もあります。なぜかというと、行政機関じゃないから、病院はね。ある意味、私立の株式会社がやってる、営利目的で病院を運営されてるんでしょうから、無理やり2通を渡してるっていうね、そういう事例がありました。  それはもう昔の話で、だからちょっと、消費者センターを恨んでるわけじゃないんですけど、そういうことがあった。それはいいです。  そういうことがあったら、ぜひ寄り添ってほしいんですよ。1本電話を入れてくださいと思いますよ。世間ではこういう状況になってきます、戸籍法では1通だけってなってるから、ぜひ事務長ねって、これは今後、次にいろいろまたそういうことがあるかもしれないから、ぜひそれはお考え直しくださいって、僕、それが消費者のためになると思いますから。それは1点だけ言っておきますけど。  もう一点が、架空請求で、僕のところに来たんですよ、電話してくださいって。いい根性してるなと僕も思って、電話しましたよ。それで、何で私のところに電話してきたんだ、僕は一切滞納もしてなければ金も借りてないって。相当やり取りして、もう結構ですって向こうが電話を切るんですよ。そこから僕、ずっと電話をかけ続けて、1時間、2時間ですかね、電話に出ませんよ、相手は。なぜかと思うと、その間にご高齢の方が回線がつながって、引っかかるのがかわいそうだなと思ったから。ずっとその回線を埋めてあげようと思ったわけですよ。出ないのは分かってましたけど、ずっと、2時間以上やってましたかね。その間電話した人を助けたいっていうね、ちょっとでも。  それを、何か行政が、ここは詐欺の電話番号ってネットで調べると山ほど出てきますよ、これは詐欺行為の電話番号とか。なぜ僕、そこが詐欺だって分かったかというと、ネットで検索したんですよ、電話番号を打って。そうすると、出てくるんですよ、この番号は詐欺の電話番号ですって。これ、ぜひ区民の方にも知っていただいて、区民相談も多いんですよ、田中さん、こういう電話番号にかけろって言われてるんだけどって。すぐ検索すると出てきます、危ない詐欺の電話番号は。  だから、大概それで終わるんですけれど、そうやってできる人はいいですよ。だけど、できないご高齢とか心配性の区民の方をどうするかっていったら、僕はそういう電話が板橋区民に、チェーンメールでがっと行くんでしょうから、そのタイミングでそこの会社、その悪徳商法の会社に電話が行くと思いますけど、積極的に電話の回線を5本、10本用意して、そこの電話番号にかけ続けてほしいなと思いましたよ。そうしたら、向こうの電話はパンクして誰もつながらないわけですから。そう思いませんか。個人的にはそう思うんですよ。  受け身じゃなくて、積極的に消費者を守る行動をぜひしていただきたいなと思うんですよ。そこには本当に調べられないかわいそうなご高齢の方たちとか情報弱者の方たちがいらっしゃって、SNSは大丈夫なんでしょうけれども、どうしても分からない人は電話して、またそういう電話をする人はきっといい人が多いと思うんですよ、だから電話して引っかかっちゃうっていう。だから、そういう電話番号が、板橋区内でこういう詐欺まがいがあったら、ぜひまたご検討ください。  以上です。ありがとうございます。
    ◎くらしと観光課長   ありがとうございました。 ◆安井一郎   それでは、まず区民文化部の地域振興課の、ちょっと今私が読んでるのは、事務概要の4月1日付のやつで、事務分掌について書いてあるところに、危機管理に関する各種計画の日常的な点検及び訓練に関することって事務分掌に書いてあるんですが、これ、具体的に地域振興課としてはどのようなことをするのか。まずこれを教えていただきたいなと思いまして、質問させていただきます。 ◎地域振興課長   一般的に、防災訓練に係ることをやっているところでございます。部の庶務担でもございますし、課の庶務担でもありますし、また地域センターを所管しているところとしましては、防災訓練など、そういったことは計画的にやっていく必要があるのと、あと施設をたくさん持っておりますので、その施設の整備点検もきちんとやっていかなくちゃいけないというところもありますので、そういったことを含めて書いているところでございます。 ◆安井一郎   そのことについての、次のページ、2ページに、8番で災害時対応に関することが書いてあるから、今課長がおっしゃられたことは、各地域センターがいろいろと災害時に避難所になったりと、そういう部分であろうと思いますけど、ちょっと質問したいのは、民生・児童委員さんの所管は地域振興課とはまた違うんでしょうか。 ◎地域振興課長   民生・児童委員は、福祉部管理課の所管になってございます。 ◆安井一郎   なぜ私がこういうことを言いたいかっていうと、避難行動要支援者名簿について、これは地域振興課では所管してないと思うんですが、じゃ、民生・児童委員さんが各地域センター単位でそれを所管して、要支援者を何かあったときにその名簿を頼りに確認するという業務があると思うんですけど、地域振興課となぜ、これは区のシステムのことだから、一概に今ここで質問することじゃないかもしれませんが、あまりにも縦割りが弊害になってるんではないかと。  所管が違う、だけど人の命に関わることで、地域振興課が、地域センターがそこの要支援者名簿を持っているわけだから、もう少し前向きな対応ができないか。そのことについてもぜひ考えていただいて、ご答弁いただければと思います。 ◎地域振興課長   要支援者名簿につきましては、地域センターを通じまして町会長も持っております。ですので、民生委員とともに一部の町会長も持ってございますので、今回、昨年度になりますけれども、19号の台風のことなども踏まえまして、自主的な避難であるとかそういった行動を、要支援の方にも事前に動いていただけるような、そういったような取組は地域の中でもしていかなくちゃいけないなと思っています。  人の命や安全を守る行動というのは、地域センターを抱える地域振興としてきちんと考えていかなくちゃいけないと思っておりまして、今年度、やはり地域防災のことについては、地域センターにできるだけ動いていただけるように、様々な取組をしております。  例えば、1つ申しますと、舟渡町会などですと、要支援者名簿を使いまして町会の方々に、要支援の方々に、コロナ禍ではありますけれども、もしこういった水害などが起こったときは、ちゃんとマスクを持って、それで事前に高いところや、また援護者のところに避難してくださいねというふうな、そういったような周知活動を、戸別訪問してチラシをポスティングするなど動いたりとか、地域としてはやはり縦割りとかいうのではなく、地域がやはり要支援者の方々についてもきちんと見守っていけるような、そういったような取組をしていかなくちゃいけないなということで、危機管理室と連携を取りまして、どういうふうな形で私たちが動いていくのがよいだろうかということを今模索してるところでございます。 ◆安井一郎   今後ともよろしくお願いします。  こういう危機管理のことは、全庁挙げて対応すべきだと考えておりますので、これからもよろしくお願いします。  それでは、また地域振興のことで、掲示板の設置管理、チラシの周知っていうことで、予算額が6,899万4,000円という数字が出ております。  今掲示板は、おかげさまでアクリル板で塞がれて、台風でも風でも雨でも飛ばない、皆さんに見られるように、非常にいい掲示板になりました。  そこで、今掲示板の管理委託が1,651基とあるんですけど、区内で例えば掲示板があったところが、どうしても出入口を使いたいとか家を建てたいとかで、それでどかさなきゃいけないっていった場合のシステムのやり方、移動先はどうするとか、どういう段取りでやるのか。まずそれをちょっと伺いたいんですが。 ◎地域振興課長   ケース・バイ・ケースになりますけど、まず一番初めにその掲示板が、例えばそこにおうちを建てる方が今ここにあると邪魔なんですというような形で、掲示板をどこかへ移設してほしいんですけれどもというようなご相談が地域振興課のほうに寄せられます。そうしますと、地域振興課では掲示板を町会に委託しておりますので、一旦移設しましょう、または、移設するに当たってはどういった場所がよろしいでしょうねということで、町会さんと協議させていただいて、それで場所をどうするかということを決めさせていただく状況です。  また、次の移設場所っていうのがなかなか決まりづらいときもあるので、そういったときは一旦引き揚げるだけ引き揚げておいて、じっくり皆さんの了解の得られる場所にまた移設し直すと、そういったようなことを繰り返すような状況でございます。 ◆安井一郎   分かりました。  次に、戸籍係のことで、戸籍に関する届出事件と、これもまた事務概要の17ページに出てて、令和元年度、平成31年度に出生、死亡、婚姻、離婚、転籍、入籍、一番右端にその他とあるんですよね。このその他っていうのは何を表してその他というのかっていうのが、ちょっと素朴な質問なんですけど私にはちょっと分かりかねたので、教えていただきたいんですけど。 ◎戸籍住民課長   いろいろあるかとは思うんですが、例えば、離婚したときに婚姻当時の氏を名のる、女性が多いと思いますけれども、そういう場合に、77条の2という届出がございまして、そういった離婚に伴う届出などもございますので、そういったいろいろな届出が入っていると考えます。 ◆安井一郎   ちょっと内容がよく分かりません。 ○主査   マイクをもう少し近づけていただけますか。 ◎戸籍住民課長   例えば、離婚されるときに、これまで婚姻中に名のっていた氏を名のりたいという場合には、届出が必要になります。そういった届出がこの中に入っているのではないかというふうに考えております。 ◆安井一郎   事務実績調書の区の20番、これの19の埋火葬・改葬許可取扱状況で、これもまた男、女があって、どういう形で死んだとか、これの一番右端に不詳ってあるんですよ。これが私はちょっと引っかかってて、これによると、死体の火葬許可、不詳が32あるんですね。これは何の数字なのか教えていただきたい。 ◎戸籍住民課長   死体の状況によって性別がはっきりしないっていう場合もあるかと思いますし、その下の死胎火葬許可については、胎児の火葬許可になりますので、性別がはっきりしないっていう場合もあるかとは存じます。  あと、改葬とか埋葬許可につきましては、一旦お墓に納めた方を数年後、数十年たってからもう一度お墓を移すとかいう場合に届け出るものなので、性別が分からないっていうようなことで不詳というふうになってるんじゃないかと考えます。 ◆安井一郎   でも、ここに書いてあるのは、死体火葬許可数の不詳が32なんですよ。その下にいろいろと書いてありますよね、改葬許可だとか埋葬許可とか。それは今課長がおっしゃったことだろうと思うんですけど、死体火葬許可数で不詳っていうのが32という数字が、私は何ですかと聞いてるんです。 ◎戸籍住民課長   申し訳ありませんでした。  1番目に32と書いてあるのは、その下の死体火葬許可、改葬許可、埋葬許可の合計でございます。 ◆安井一郎   合計。合計数が32ということで、この下の数字を足していって32と。分かりました。すみません、間違えました。  じゃ、続いて区民文化部関係で、あと戸籍のことで、またこれはちょっと、同じく事務概要の6ページの18番、死亡届の受付に関すること、これで、戸籍係がまず受け付けたときに、相続税の対象者かどうかっていうことを税務署に報告すると思うんですよね。その一連の手順をどういうふうに行われているのか教えていただきたい。 ◎戸籍住民課長   相続税が発生しているかどうかは別として、死亡届が出た方について、税務署のほうに全員分お知らせしてるという状況でございます。 ◆安井一郎   それは全員という形でよろしいですね。分かりました。ありがとうございます。  相続税法第58条通知っていうことと理解して、死亡または失踪に関する届書を受理した場合、これを所轄税務署長に通知する。これをやるっていうことは、どなたでも亡くなれば税務署には必ずこの方が亡くなりましたっていうことを通知する。  その通知、即座に通知するんですか。それだけちょっと教えてください。 ◎戸籍住民課長   1か月分とかをまとめまして、何件か、1か月に一度程度ご報告しております。 ◆安井一郎   なるほどね、1か月に一度。  じゃ、続いて、文化事業のことで、ちょっと今年はコロナの関係でいろいろとイベントが中止になったと思うんですけど、過去に文化会館で和太鼓のイベントがあったと思うんですが、この場合、私が伺ってるのは、太鼓をたたくときは全館貸切り、ほかの人は借りられないと聞いてるんですけど、この辺は間違いない、よろしいんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   委員のおっしゃるとおりでございまして、文化会館で太鼓を使われる際には、音の関係でどうしても建物の構造上致し方ない部分がございまして、全館貸出しの場合に限りまして使用いただけるという状況となっております。 ◆安井一郎   それは太鼓だけですか。 ◎文化・国際交流課長   太鼓に限った内容となっております。 ◆安井一郎   ぜひ、もう間もなく建て替えも考えてるんじゃないかなと思いますから、太鼓のイベントをやるときには、太鼓をやる人は、じゃ、全館借りなきゃできないっていう解釈ですよね。そうすると大変なお金がかかりますよね。そうならないように、次にやるときはちゃんと太鼓もできるようにしていただきたいなと思います。  あと、多文化紹介シリーズってあるんですけど、外国人のための日本伝統芸能鑑賞っていうのをやったと思うんですけど、これって昨年ですよね。何をどういうふうに、どこの国を対象にとか、ランダムに、来る人は外国人なら全部とか、そういう対象としたことをやっていたのかどうかっていうところだけちょっと教えていただきたいんですけど。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。  昨年度は、秋の区民文化祭、ちょうど今の時期に行われている文化事業なんですけれども、そのタイミングに合わせまして、日本の伝統文化を鑑賞いただく機会を設けました。国籍だとか問わず、様々な方にご覧いただく機会を設けさせていただきました。 ◆安井一郎   じゃ、次は産業振興課のものづくりの体験教室のことについてちょっとお伺いさせていただきます。  令和元年の7月22日から24日の計3日間で、小学生20人が参加したと。これ、参加者って、20人というのはなぜなのかとか、ちょうど日程を見ると、7月22日から24日、これ、夏休みに入る前だと思うんですけど、こういう日程を組んだ理由、そして参加者は20人で締め切ったのか、それとも20人しか来なかったのか。このことからまずお伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長   昨年度行った事業でございますが、夏休みに入っていたか、あるいは土日が絡んでいたかというところで、例年ですと夏休み期間中にということで、小・中学生を対象として公募してというところでございます。  参加者が20名というところだったのは、応募してきた人数というようなところでございます。締め切ったというところではございません。 ◆安井一郎   これ、1億8,017万7,000円のものづくり研究開発連携センター運営事業、それと、さっき言ったものづくり体験教室を含めての予算額が4,620万それぞれかかってるわけですけど、これの、まず4,620万円の予算は、これは本年度ですか。それとも昨年度の予算……終わっちゃった。  また次にします。 ○主査   ただいまの安井委員の質問で、質問者が一巡いたしました。再質問のある方は挙手願います。  小野田委員、しば委員、吉田委員、しいな委員、こんどう委員、大野委員、田中委員、安井委員、以上の順番で行います。  再質問につきましても1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆小野田みか   午後もよろしくお願いいたします。  先ほどの質問の続きなんですけれども、産業振興のにぎわいのあるまちづくり事業というところなんですが、こちらの事業が、予算に対して決算額が約1,500万円低くなっておりまして、ちょっと公衆浴場支援のほうも約半額、1,500万円に対して750万円になってます。  ごめんなさい、決算書の352ページです。  にぎわいのあるまちづくり事業についてお伺いしたいんですけれども、主要施策の成果を見てみると、その詳細が、イベント事業はマイナス約1,000万円、地域連携型商店街事業が150万円から62万円、そして魅力ある個店の連携支援事業が300万円から19万円になってしまっているんですね。  私、昨日も大山のハッピーロードを通ったんですけれども、やっぱり商店街がかなりシャッターが閉まってしまっていて、かなり寂しくなっていて、雑貨屋さんの奥さんとちょっとお話をしたら、こういうふうに寂しくなっちゃって困るわ、今後どうなるんでしょうみたいな話をされていたんですけれども、私、去年は都市建設委員会に入っていて、大山のまちづくりの話をかなり進めてたんですけど、にぎわいをつくることってとても大事ですし、また、一回なくなったにぎわいを創出するのってとても難しいと思うんですけれども、そこら辺について、ここの決算額が減ってしまっているということも含めて、どのようにお考えなのかお聞かせいただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのにぎわいのあるまちづくり事業の不用額ということで、1,500万円ぐらい全体で出ているところでございます。  当初、イベント等を商店街さんのほうで企画していて、それに対して申請をいただいたところではございますが、残念ながら台風の影響であったりとか、あとは事業を縮小して実施というようなことで、交付決定額が若干下がったというようなところが主な要因となっております。  それは、イベント事業だけでなく、活性化事業であったり、あとは、特に魅力ある個店の連携支援事業というのを一昨年度から始めさせていただいたところでございますが、これは複数の個店が協力し合って、例えばスタンプラリーを行ったりとか、有名なところだと三田線バルとか、こういったものを個店連携でやっているところではございますが、実際のところ、見込んだところよりも少なかった部分でございます。  確かに、にぎわいの創出というようなことで、一度落ちてしまうとというところはやっぱり、そこを回復するのはかなりのエネルギー等々も要りますし、なかなか魅力がないと減っていってしまうというところはあろうかと思います。それは、商店街、特にそういったコミュニティの場ということでもありますので、できるだけ集客というようなところは必要だと考えています。  そういう意味では、ただ商店街の中でも買物をするということだけではなく、そこでの人のつながりというようなところを大切にしながらということを商店街自身もいろいろ考えて工夫をしています。  また一方で、個店として見ると、魅力のある個店があることだけで、そこに集客することが来街者を増やすというようなこともありますので、こちらにございます主要施策の成果でありますけれど、下から2番目のところに魅力ある個店の創出・発掘支援事業、こういったものをしながら、どうすればご自身のお店に集客ができるのかということで、商品のディスプレイとか、見せ方とか、あとはお客様に対する対応とかっていうようなところも含めながら、コミュニケーションを取りながらではございますけれども、魅力を発信していくということを伝えていくことでの支援事業も行っているところでございます。 ◆小野田みか 
     ありがとうございます。  個店の魅力と、あとコミュニティとして人と人のつながりがにぎわいを創り出すっていうところにご理解いただいてるっていうことで、そういった視点でイベント事業は44商店街で約60事業を実施されたということなんですけれども、具体的にどんな事業をして、その中でにぎわいに対して成果が見られた事業はどれだったとお考えでしょうか。 ◎産業振興課長   そうですね、イベント事業として60事業ございました。そういう中では、それぞれ、例えば歳末の謝恩セールとかっていうようなことでいろいろ、福引をやってみたりとかっていうことで、ちょっとお得感のあるような形でやってみたりとか、あとはお祭り的な、例えば中板橋商店街のへそ祭りであったりとか、そういう様々工夫を凝らしながら、それぞれの商店街で行っているところでございます。  規模がいろいろと違いますので、あと、お祭りといえば、志村銀座のサンバとかそういったものもございますので、規模自体は確かに商店街によって違うところではありますが、それぞれ独自のイベントを実施して集客につながっているというふうには判断しているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  また大山のまちづくりの、ハッピーロードの件に戻ってしまうんですけれども、やはり補助26号線が通って、ハッピーロードの真ん中が大きく分断されてしまうっていうところで、商店街がかなり寂しく、暗くなってしまってるんですけれども、ほかの所管課との連携についてはどのような取組がなされているのかお聞かせください。 ◎産業振興課長   特に、拠点整備課と産業振興課では連携をさせていただきながら、商店街のほうで行っている会合等にも合わせてそれぞれの職員が参加をさせていただいたりというようなところで考えております。  また、今後いろいろほかのまちづくり事業も大山のほうで進めるというようなことではありますので、拠点整備のほうで全体を見つつ、一方で私どものほうとしては、商店街のにぎわいというようなところの視点で考えていきたいと思っております。  今年度におきましても、ちょうどクロスポイントのところ、結構白壁になっているというところですので、そこを何かできないかというようなところで、1つは、これは商店街、ハッピーロードさんが独自にやったものですが、かめやキッチンっていうシェアキッチンをオープンさせたりとか、あるいは白壁に対しても、私どものほうで、これまでの大山の歴史であったりそういったところをラッピングしていって、照明等も掲げながら、ライブラリー的な、ギャラリー的なものもできないかなっていうことで、今年度予算も取れていますので、実施していきたいなというふうには今考えているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  今年度の予算が、ごめんなさい、幾らだったかっていうことと、あと、たしか拠点整備課さんで、今空き地になってるところ、歯抜けになってるところにキッチンカーとかを置くっていうお話をされてたんですけれども、それとの連携とかっていうのはどのようにしていく予定ですか。 ◎産業振興課長   すみません、ちょっと今年度の予算は今持ち合わせてなくて、大変申し訳ありません。  それと併せて、キッチンカーを呼んだりとか、空いてるところにとかっていうようなことは、想定としては考えられますけれども、まだ具体的に私どものほうでもどういう形で進めるかっていうところはちょっと伺ってないところなので、当然にして、でもそうですね、商店街のにぎわいを維持していくというようなところについては私どもの本意というところではございますので、拠点整備課と連携をしながら進めてまいりたいというふうには考えております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  今、本当に寂しくなってるんで、毎日毎日人が減ってしまったりとかいうことがないように、できるだけ早急にご対応いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の質問をさせていただきます。  主要施策の成果の151ページ、美術館の運営の予算、5,000万円規模のところなんですけれども、板橋区は文化として、絵本のまちという文化を打ち出して、板橋区ブランドとしてもPRしていきたいということを伺ってるんですけれども、この5,000万円のうち絵本のまちに対しての予算は大体どのぐらいでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   絵本のまちに関してご質問いただいたところでございますが、美術館ではボローニャの国際絵本原画展など、あと、そうですね、絵本に関することでございましたら、そういった展示を開催しております。そちらにかかる経費が、絵本のまち予算として繰り出している部分となります。  金額といたしましては…… ◆小野田みか   聞こえないです。 ◎文化・国際交流課長   各種展示経費のうち、ちょっと細かい経費の積上げになるんですけれども、おおよそですが、2,500万円ぐらいを想定しているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  5,000万円の美術館の運営費の中で2,500万円という認識でよろしかったでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおりでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  こちらに関しては、読み聞かせ事業とかも入っていると考えてもよろしかったでしょうか。できれば、その事業の内容についてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   絵本の国際展示に関しましては、主な内容といたしましては、まず展示に係る費用、併せて展示の中で各種講座をやっておるんですけども、そういった講座にかかる費用、講師の謝礼だとかも含めましての形になりますが、そういった部分が絵本原画展にかかる経費となっております。 ◆小野田みか   講座と講師の費用ということなんですけれども、板橋区では読み聞かせインストラクターとかも養成しているということなんですが、ここら辺も費用に入っているのかということと、あと、来年3月に中央図書館でボローニャ絵本館がまた新しく始まると思うんですけれども、こちらでは、来年になってしまうんですけれども、もうちょっと予算を増やす予定があるのかということと、あと今後、子ども絵本館の「子ども」っていう名称を取られたと思うんですけれども、それに対して、大人向けの事業とかも始めていく計画があるのかどうかお聞かせください。 ◎文化・国際交流課長   ご質問ありがとうございます。  絵本のまちづくりの関係の事業は、区の中で幾つかの部門が連携して開催、実施しております。委員が今おっしゃられた部分の大半につきましては、中央図書館ですね、教育委員会のほうで実施を予定しているものとなります。  ただ、絵本事業に関しては連携をして進めていく必要がございますので、文化・国際交流課といたしましても、特にうちの部分ですと、クリエイターさんですね、絵本の作家さんとかなり近い距離にございますので、例えば絵本の作家さんを育成する部分であったりだとか、クリエイターを発掘する部分ですね、ちょうどこのほど、6月にアーティストバンクという人材バンクですね、芸術家の人材バンクの事業を立ち上げたところなんですけども、そういったところでも、現状でもう既に絵本の作家さんにご登録いただいてる部分がございますので、そういった発掘、育成っていうところで力を注いでまいりたいと考えております。 ◆小野田みか   とても面白い取組だと思うんで、今後も進めていただきたいと思うんですけれども、子どもたちの小学校、中学校向けのワークショップとかも開催されてたと思うんですけれども、他の部署と連携してっていうところで、産業のほうで、板橋区内の印刷業者さんと連携をして、子どもの本を実際に絵本として作ったりっていうことも聞いてたんですけれども、それに関しては、また予算は別のところからっていうことになるんですかね。産業振興のほうになってしまうんですかね。 ◎産業振興課長   すみません、ちょっと今聞き漏らしてしまいましたので、もう一度ご質問をお願いします。 ○主査   小野田委員、もう一度ご質問をお願いします。 ◆小野田みか   区内で子ども、中学生とか小学生向けのワークショップを、絵本作りのワークショップを行われていると伺っていて、区内の印刷業者さん、産業振興の意味を含めて、印刷業者さんに実際に絵本を作ってもらうっていう体験もされてるということなんですけれども、この2,500万円の予算の中にそれは入っていないということでよろしかったでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは中央図書館のほうの事業として行っておりまして、うちのほうは関係する企業さんたちとの間に入りながらとかというようなところで進めている事業でございますので、こちらのほうの予算には入ってございません。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  それでは、ちょっと時間がなくなってきたので、次の質問をさせていただきます。  予算としてはかなり少ないところなんですけれども、決算書336ページのスマートシティ推進事業経費についてなんですけれども、12万8,000円ということで、こちらは協議会ですかね、スマートシティ推進協議会がなくなってしまったので、こちらが結局決算としてはゼロになってしまったと伺ってるんですが、このスマートシティっていうのは、コロナでデジタル庁とかもできて、IT化が進んでく中、今後板橋区でも真剣に考えていかなきゃいけないと思っていて、力を入れていくべき事業だと思っております。  GIGAスクールとかも始まっておりますので、子どもがどこでもインターネットを使えるように、渋谷区みたいに公衆Wi−Fiをつくってるところもあるので、区民の利便性を考えると力を入れていかなければいけない事業だと思うんですけれども、この推進協議会で、何回開催する予定だったのか、それと、どうしてなくなってしまったのかっていうことと、あとは、今後どのようにスマートシティを推進していきたいかということについてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎環境政策課長   スマートシティのほうなんですけれども、スマートシティ推進協議会というのがございまして、そちらを本来4回開催する予定だったのが、これがゼロ回ということになっております。  これはなぜかというお話だと思うんですけども、スマートシティは当初、民間事業者さんから自由に提案を募集して、協議会や区が提案事業を支援しながら、板橋区らしいスマートシティに資するプロジェクト…… ◆小野田みか   すみません、ちょっとタイマーをかけてました。 ○主査   途中ですけど。 ◎環境政策課長   時間ですか。続けてよろしいでしょうか。 ○主査   はい。 ◎環境政策課長   板橋区らしいスマートシティに資するプロジェクトを一緒につくり上げていくということを目指しておりました。  2017年から2019年までの間に、20ぐらいの民間事業者さんからの提案を受けたんですけども、果たして区の事業として推進すべき内容なのかどうかという提案も多くて、その事業をまた区が認定する形についてもいろいろ、公平性とかの問題から、事業認定に再検討が必要ではないかというような結論に達しました。  なので、昨年度につきましては、一回立ち止まって、改めて認定制度ということも含めてスマートシティの進め方というのを検討すべきでないかということで、一回立ち止まるということで、会議のほうも開かなかった部分もございます。  今年度は、令和元年度に再検討を行った結果、区が発意しました電気自動車のカーシェアリングというのを、令和2年度になりまして入札を図りまして、改めて区有地の一部を使いましてカーシェアリングをやっていくということを進めております。  今後なんですけれども、今年度、区の課題を洗い出しまして、その課題に対してどのような提案を民間事業者から受けていただいて、プロポーザルとかそういう制度を活用しながら、改めてスマートシティというものを進めていきたいというふうに考えております。 ◆小野田みか   分かりました。ありがとうございます。 ○主査   時間です。移動をお願いします。 ◆しば佳代子   よろしくお願いいたします。  主要施策の172ページ、BCPについてはこちらでよろしいでしょうか。(1)の経営支援、災害時に実用できるBCPについてなんですけれども、大丈夫でしょうか。  災害発生時というような書き方になってるんですけれども、まず5社っていうことなので、これは少なくないですかという質問をさせていただきます。 ◎産業振興課長   こちらのほうの板橋区簡易型BCPということでございますが、産業振興公社のほうで行っている事業でございます。実際に、中小企業診断士等の専門家が企業のほうに伺って、その内容等々を聞き取りながら行っているというところでございまして、もっと増やしたいところではあるんですが、現状5社というようなところで、昨年度の実績でございます。 ◆しば佳代子   ここに災害発生時というふうになってるんですけれども、今回の感染症ですとかパンデミックの対応も必要かと思うんですけれども、こちらについては今後こういう、言葉を変えていくとか、何か検討はされてますでしょうか。 ◎産業振興課長   昨年度は、災害発生時というようなところで、これまでもほぼほぼ地震が対象でございました。そういった中で、自企業が地震を受けてということもあろうかとは思いますが、工業関係でございますとサプライチェーンですね、部品等々の主要なものの供給元が絶たれた場合とかっていうようなことも想定しながらつくっているところではございますが、一方で、水害に関してもかなり大きく今般は取り上げられております。  そういうところを示しながらということで行っているところでございますが、今年度コロナ禍の影響で、なかなか直接お伺いして、対面でのということができなかった部分がございます。  その間に、やはりパンデミックについても、感染症対策についても今後は必要であろうというようなことで、この頃からはしっかりと行っていきながら進めていきたい、今年度については進めていきたいというふうには考えているところでございます。 ◆しば佳代子   今回のコロナの影響で、区民の方からも様々なご意見、お声を聞くとともに、企業の方からも、企業のところに伺っていろいろお声を聞く中で、BCPを使わなきゃいけないんだよっていう声もかなり上がってきてますので、これは周知を徹底していただきたいと思いますけれども、ここはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらのほうは、産業振興公社のほうでもホームページやメールマガジン等々でもPRしているところでございまして、当然できるだけ多くの企業さんたちにしっかりとBCPをつくっていただきながら、また、このBCPを策定しているというようなことは、企業さんにとってもいろいろと、補助金を請求する際に加点となるポイントとなっております。  そういったところもインセンティブを持っていただきながら、私どものほうもPR等々に努めてまいりたいというふうには考えております。 ◆しば佳代子 
     緊急時の計画っていうこともありますし、また、今お話がありましたインセンティブの、加点にもなるということですので、企業にとってはかなり今有利というか、いいことですので、周知の徹底、今回のコロナで中小企業診断士の方にかなりご活躍をいただきましたので、お忙しいこととは思いますけれども、人数を増やすなりまたしていただきながらご対応いただければと思います。ありがとうございました。  次に、植村冒険館について伺います。  主要施策の149ページになります。  まず、来館者数なんですけれども、これについて、夏の時期ですね、来場者が多いんですけれども、学校の関係なのかなとも思うんですが、こちらについての来場者は毎年こういう形になるんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   まず、植村冒険館の入館者数につきましては、昨年度はコロナウイルスの関係もありまして、若干3月が休館になりましたので、1万5,000人程度ということでございます。  過去3年間を見てみますと、まず30年度が1万7,247人、平成29年度が1万6,294人、平成28年度が1万7,004人ということで、昨年度を除きましては毎年1万7,000人程度で推移をしてるというような状況でございます。 ◆しば佳代子   私もこの地域なので、いろいろ聞かせていただくんですけれども、どうしても人数が少ないのかなっていうふうに考えてしまうんですが、区としてはどのようにお考えでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   確かに、植村直己さんが消息を絶って以降、随分年数もたっておりまして、徐々に植村直己さんを知る世代も少なくなってきてるというふうに感じているところではございます。  今後、今現在進めております東板橋体育館との複合施設化がございますので、生誕80周年になる来年の12月にリニューアルオープンする予定でございます。そういった複合施設化を捉えまして、体育施設利用者も含めまして、多くの来館者に足を運んでいただけるような冒険館として、今現在整備を進めてるところでございます。 ◆しば佳代子   今お話がありました、移行されるということなんですけれども、目玉となるものは、今考えてることはありますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   今現在クラウドファンディングでも応援を募っているところでございます植村冒険館のリニューアルプロジェクトを、2019年から2021年までの3年間実施する予定でございます。その中で、今回常設展示室に目玉となります高画質かつ臨場感あふれる映像シアターを設置いたしまして、その経費に応援していただいた寄附につきましては充てていくというところでございます。  あとは、今回の整備に伴いまして、3階がメイン展示室となりますけれども、1階ですとか2階部分、こちらも床、壁、天井全てを使って、植村直己さんの植村スピリッツを表現できるような施設ということで進めてるところでございます。 ◆しば佳代子   先ほど来場者数が減っているのが、なかなか生誕されてからっていうお話で、大変申し上げにくいんですが、兵庫にあるこちらの植村直己冒険館のほうに行ってまいりました。来場者数はそんなに減ってないですね、かなり増えてるみたいなんですけれども、山の中と言ったら失礼なんですが、地の利はよくないですけれども、かなりいらっしゃってるということで、中を見たところ、これも、また行きたいっていうふうに思うんですね。  例えば、体験コーナーも半端ではなくて、実際に植村直己さんが撮られたもの、映像が映されて、そこの映像を見ながらそりに乗ったりとか、自分が行ってる気分になったりとかっていうことで、広さもかなりあるんですけれども、こういったところとの交流、例えばこういうスタンプカードも置いてありまして、植村直己さんの直筆の言葉があるものなので、それを頂いたりしたんですけれども、こちらのほうとの交流とか、こういうのはいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   豊岡市との連携の部分でございますけれども、豊岡市のほうでは毎年植村直己冒険賞という授賞式がございまして、板橋区も毎年招待を受けているところでございます。  そのほか、例えば毎年実施をしております企画展の中で、展示している装備の一部につきまして豊岡市から借用したりですとか、そういった連携をしてるところでございます。  あとは、毎年区民まつりにおきましても、豊岡市のほうから出店をしていただきまして、特産品を販売するなどの物産交流につきましても継続的に行ってるところでございます。 ◆しば佳代子   交流されている、または物品の貸し借りもしているということですので、ぜひいいものをつくっていただき、あと、直筆のものもできれば採用していただければ、皆さんに喜んでいただけるのかなというふうに思います。ありがとうございました。  次に、熱帯館についてお伺いをしたいと思います。  主要施策の202ページになります。  熱帯環境植物館なんですけれども、近くにあります清掃工場のほうから熱エネルギーが来てると思うんですけれども、どのくらいのエネルギーが来てるとかっていうのは分かりますでしょうか。 ◎環境政策課長   申し訳ありません、ちょっと具体的な数字を把握しておりません。  ちょっと確認させていただきます。 ◆しば佳代子   分かりました。  以前、区民環境委員会、何年か前だったんですけれども、そのときに熱帯館のほうでハワイのイベントをしていまして、ここも女性の心をつかんでるというふうに思ったんですね。とても興味を持ちましたし、あとは、高齢者の方が多いので、フラダンスをされている方も多いので、ここのイベントをしているときは来場者が増えたというふうな報告もありましたので、ぜひ続けてくださいというふうにお願いをしてたんですが、この辺はいかがでしょうか。 ◎環境政策課長   委員の記憶に刻まれてるものだと思うんですけども、2013年と2015年に、熱帯館フェスティバルの中の音楽イベントでフラダンス等ハワイアンのイベントがあったということを確認しております。そのときに盛況だったというふうなお話も聞いていますし、女性の方々がいろいろ、フラダンスを踊っていただいたりとか、そういうことがあったというのはお聞きしました。  今現在は、ちょっと違う音楽のイベントをしているような状況になってるんですけれども、また今後、皆様のためにどのようなイベント、フェスティバルができるかということにつきましては、また指定管理者とともに協議して研究していきたいというふうに考えております。 ◆しば佳代子   ぜひ取り入れていただきますと、今のお話ですと、参加者としても皆さんが参加できるということですので、取り入れていただければと思います。  以前、一般質問で行わせていただいたんですが、清掃工場の中にぜひ足湯を造ってくださいという要望をしたんですけれども、23区のものになるのでなかなか厳しいと。先ほども、建て替えがかなり先に、10年ぐらい先になるということでしたので、熱帯館のほうで足湯を造っていただくことは、どうでしょうか。 ◎環境政策課長   足湯がある例といたしまして、杉並清掃工場で足湯がありまして、そちらは廃熱を利用して足湯を開放、地域の方々にされてるということを確認しております。  一方、板橋清掃工場なんですけども、先ほどもお話で、令和12年を一応建て替えの予定、改築予定だというふうにお聞きしておりますので、また今後、熱帯館自体の大規模改修の時期とちょっと関連も含めまして、廃熱の利用の方法とともに、当然清掃一組の方々といろいろ協議も必要になってくると思いますけども、地域の方々のためにどのようなことができるかというのをちょっと研究していきたいというふうに考えております。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。期待して待っておりますので、よろしくお願いいたします。  熱帯館、最後になんですけれども、先日、広報いたばし魅力特集版ということで来たんですけれども、熱帯館のほうでもぜひこういうようなアピール、今工事中、改装中ということで足も運べませんし、コロナの関係もあるので、ぜひこういうQRコードを使って配信をしていただきたい、アピールをしていただきたいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎環境政策課長   熱帯館なんですけれども、コロナウイルスの感染拡大防止のために、4月から5月の間に一旦休館した時期がございます。そのときに、フェイスブックで植物の開花情報とか、あるいは生き物の情報、あるいは館内にドローンを飛ばしまして空中撮影をしたりとか、あと亀がいまして、亀の散歩の様子をユーチューブにアップしたことがあります。そのほか、ツイッターとかブログとかホームページも活用させていただいて、いろいろな発信をそのときにさせていただきました。  そのような経験も生かしまして、今後様々な手段でアピールを続けるように、発信していきたいというふうに考えております。 ◆しば佳代子   高島平のほうは、端、端と言われておりますので、そういうアピールをぜひお願いしたいと思います。ありがとうございました。  次に、主要施策の170ページの就職活動サポートについてなんですけれども、3番目の就職支援セミナーで、女性のための就職支援セミナーの人数が、回数も多いということもあるのかもしれないんですが、人数が多いですけれども、これはどのような見解をお持ちでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、男女社会参画課と共催で行った事業でございます。7月2日、5日、9日の3回連続で、その延べ人数が93人ということなので、1回当たり30名ちょいというようなところで実施したところでございます。 ◆しば佳代子   人数が多いことに関しては、何か特別なことを行ったのか、その辺についてはどうでしょうか。 ◎産業振興課長   周知については、ホームページ等々で行わせていただいたところでございます。一方で、そういう女性のための就職支援というようなところがやはり求められた結果なのかなというふうには考えているところでございます。 ◆しば佳代子   求めていると思います。なので多いのかなって私も思ったんですけれども、次のページには、例えば元年度の決定者24人、女性ですね、女性のための、一番下ですね、24人中正規の職員になったのが16人ということで、やはり多いのかなっていうふうにも思っております、ほかと比べて。  なので、ここにも力を入れていただきたいというふうに思いますし、充実した支援をぜひお願いしたいと思いますので、すみません、ちょっと時間がないので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○主査   答弁はよろしいですか。 ◆しば佳代子   はい。 ○主査   次は、午前中の質疑で答弁が残っておりますので、吉田委員ではありますが、まず答弁からお願いしたいと思います。 ◎板橋東清掃事務所長   午前中、失礼しました。吉田委員のほうから超過勤務が月45時間を超えた人数ということで、人事課のほうから出ている資料についてのご質問がありました。  その中で、東清掃事務所は46人と例年になく非常に多くなっているということで、ご指摘いただいたところでございますが、確認しましたところ、この超過勤務というものの表ですが、一般的な平日夜、いわゆる残業という時間とは別に、休日出勤した時間も全てカウントされてるということでございまして、清掃事務所のほう、ご案内のとおり、日曜日以外全て営業日になっておりまして、この年は4月、5月のゴールデンウイークのところが10連休ということで、休日が非常に多かったということで、そこの分が丸々休日休としてカウントされましたので、このように大きな数字になっているということでございまして、例年ですと一桁程度ですので、特に収集体制ですとか事業運営の内容は変わりませんので、この休日休の部分の影響でこのような大きな人数になっているものと思われます。  以上でございます。 ○主査   あと、もう一件いいですか。 ◎地域振興課長   午前中にありました、決算書256ページの地域センター維持管理費と区民集会所維持管理費のそれぞれの不用額の理由をお聞かせ願いたいというご質問でございました。  こちらでございますけれども、地域センターの維持管理費につきましては1,088万1,185円の不用額、また、区民集会所維持管理費につきましては463万7,860円が不用額となっております。  まず、地域センターの維持管理費の不用額でございますけれども、こちらのまず特筆すべき内容が、コロナの感染症の関係で施設を、利用自粛を3月にしております。そのために、光熱費が大幅に残っておりまして、538万8,000円ほど、また委託料でございますけれども、地域センターというのは様々、設備の保守点検であったり、また清掃であったり部品交換であったりとか、多くの委託をしております。そちらの実績残としまして331万2,000円ほど、また工事としまして、令和元年度につきましてはトイレの洋式化であったりとか、高島平地域センターのトイレの悪臭対策工事など、いろいろ工事を行いまして、そちらの実績残として154万8,000円ほどございます。こういったものが積み重なりましての不用額となっております。  同様に、区民集会所の維持管理費のほうでございますけれども、やはり同じように光熱費がかなり不用額となっておりまして、98万4,000円ほど残となっております。また、工事も幾つかやっておりまして、その工事の残額として307万9,000円ほどの実績残というような形になっております。  以上です。 ◆吉田豊明   2つの課に質問したいので、まず最初に東清掃事務所のほうからお聞きします。  休日に業務が入るということは当然予想されてることなんですね。それで、休日に対して振り替えるってことはあったんですか。 ◎板橋東清掃事務所長   はい、平日ももちろん業務が入っておりますので、休日出勤し、そのまま普通の日も休日分を振り替えて休むということはしない形になっていまして、それ以外に通常の勤務日と日曜日を休むという形になっております。 ◆吉田豊明   そうすると、休日でも清掃の収集業務が、それは休日出勤扱いになる。それに対して、別の日の休日を振り替えるっていうことはしないっていうことですか。  つまり、休日に業務を行ったので、どこかの平日と休日を振り替えて、その日を休日にするということはないんですか。 ◎板橋東清掃事務所長   休日に出勤したとしても、清掃の場合は、それは通常の勤務日になりますので、振替はしてないのが実態でございます。 ◆吉田豊明   そうすると、やはり国民の立場からすると、当然の権利として休日があるわけですよ。それを、清掃業務はそういう、何ていうのかな、働き方になってるから、国民の当然の休日が確保されないってことになるんじゃないですか。  つまり、そういう点からいうと、この問題はやはり大きな問題だというふうに思うんですが、まず認識はどうですか。 ◎板橋東清掃事務所長   清掃事務所の場合、開庁日が週6日でございますので、人数的なもの、それからローテーション的なもので、そういった休日に休むということがちょっと今のところできてないのが実情でございますので、今言ったような形で日曜日以外は全て営業しているということで、人数を割り振りしながら週2日休めるように交代してるというところまででございます。 ◆吉田豊明   やっぱりね、これは改善する必要があると私は思うんです。ちょっと検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎板橋東清掃事務所長   区の職員ではございますが、清掃事務の場合は清掃一組等を含めまして23区共通の状況でございますので、そういった問題については、機会がありましたらそういうところでまたご検討いただくように働きかけはしたいと思っております。
    ◆吉田豊明   続いて、地域センターと区民集会所の施設管理経費の不用額で、当然トイレを和式から洋式に替えていこうっていうのは大きな区の方針であって、これを進めていくというのが当然なんだけれども、一方で、雨漏りがする地域センターの集会所が残されてしまっている。それから、様々な施設の整備が遅れてしまっている。こうした認識は、地域振興課として認識をされてますか。 ◎地域振興課長   地域振興課では、地域センター、区民集会所を含めまして、たくさんの施設を持ってございます。皆様に快適に利用していただくためには、いつも心を痛めているところなんですけども、やはり老朽化ということが進んでおりまして、なかなか全ての施設に皆さんが満足いくような形での改修や修繕が進んでいないというところが実情でございます。  毎年毎年、照明や空調、またいろいろな館内設備の保守点検も入っておりますので、その保守点検の中で、ここはそろそろもう手を入れなくちゃいけないよというところを見繕ったり、また地域センターの職員から、今一番直していかなくちゃいけないところはどこですかというような、そういった必要な部分について聞き取りをしております。その聞き取りを、私ども地域振興課の中でラインアップをしまして、優先順位を決めて、どこから手をつけていくかというようなことをやっております。  また、事務方だけではなかなか順位づけも難しいので、今まで営繕と言っておりましたけど、施設経営課のほうにも相談しまして、どういった順位づけでやっていくのがいいかというところも踏まえまして、新しい工事、新しい修繕を入れるときには、必ず区のシステムとしまして財政課に事前協議ということで、サマカンと言っておりますけれども、そこに諮っていかなくてはいけないです。そこで諮って、採択されたり採択されなかったりというようなところもありますけれども、そういった中で大きなものはやっていく。  また、例年ある程度の工事、修繕につきましては、例年ベースで大体このぐらいはかかるだろうという一定の枠の額、要求しておりますので、その枠の中でまた優先順位を決めて、修繕また工事などをしているというところが現状でございます。 ◆吉田豊明   私が問題意識を持ったのは、地域センターで約1,000万、それから区民集会所で約500万の経費が残ってしまっていると。しかも一方では、雨漏りもしているのに対応はされていない。例えば、地域センターの1,000万と区民集会所の500万っていうのは、それに充てるわけにはいかない種類の、流用してはいけない種類のお金になるんですか。 ◎地域振興課長   当然、ご利用いただくに当たって、明らかに危険であるとか危ないであるとか、人様の人命に関わるような、そういったような緊急度のあるものにつきましては、そこに着手するようにしております。ただ、基本的には毎年毎年議会を通じて承認いただいた予算でございますので、そこの内容のものを使っていき、そこの、何ていうんでしょうかね、執行残のようなものはそのままほかに転用するというような形では、区のお金の使い方としてはしていないところです。繰り返しになりますけれども、緊急性のあるものについてはやってまいります。  また、雨漏りにつきましては、本当に難しいんです。ただ伝って下りてくる内容が分かればいいんですけども、どこをどう通ってくるか、配管がどうなっているかということが非常に分かりにくいので、そこのところを、もし本格的に雨漏りを直すとすると、かなり設計やら何やら大がかりになるので、これは金額につきましてもかなり調査をしていかないと難しいところになっているという現状もご理解いただきたいと思います。 ◆吉田豊明   でも、経費はかかるとしても、雨漏りですからね、それを区が貸し出してるわけだから、やっぱりきちっと対応していただきますようによろしくお願いします。  それでは、最後の時間を産業振興経費についてお聞きしたいというふうに思うんです。  板橋区が2014年になるのか、2016年かに策定しました板橋区の産業振興構想2025、2016年でいいんだっけ、は、工業という点でいうと目標を設定しています。また、この構想の前構想の評価として、23区における付加価値額の順位というのを決めていて、板橋区が平成24年、25年、26年で何位になったか。そこに基づいて、次期計画ではどういうことを目標にしようかということで計画策定されてるんですね。  それで、現在策定されている産業振興構想2025では、製造品の出荷額等の都区内の順位を1位にしたいということで、設定をしました、工業の目標では。  平成26年の段階では確かに1位だったんですが、現状はどうなってるか分かりますか。 ◎産業振興課長   現在では、製造品出荷額、23区内で2番目というふうに認識しております。 ◆吉田豊明   ちなみに、第1位はどこなんでしょうか。 ◎産業振興課長   大田区でございます。 ◆吉田豊明   第3位も教えてください。          (「墨田区」と言う人あり) ◆吉田豊明   墨田区。いいや、すみません。 ○主査   じゃ、いいですか。 ◆吉田豊明   第1位は大田区であったということですよね。つまり、板橋区は目標として第1位を目指していたのに、大田区に抜かれてしまったということですよね、この目標の観点からすると。  それで、今回の決算に関して質問するんですけれども、監査委員の意見書ってありましたよね。3番ですね。3番の、48ページに目的別決算状況の前年度比較及び構成比というのがあって、令和元年度、平成31年度の、6番ですね、産業経済費の構成比のところです、一番右。  令和元年度は1.0%になってます。それで、平成30年度は0.7%になっています。それで、0.7から1%に上がった理由というのはどういうことになるんですか。 ◎産業振興課長   ここは大きく先ほど来ちょっと名前が出てきましたプレミアム付商品券、国の事業で行った部分が大きかったというふうには考えてございます。  それと、先ほどの第3位ですけど、江東区でございます。 ◆吉田豊明   プレミアム付商品券、約4億数千万ですよね、4億1,000万ぐらいの。  それで、今年の決算額からプレミアム付商品券のあれを引くと、まさに0.7%に戻っちゃうんですよ。それで、議会事務局に去年作っていただいた貴重な資料があって、23区の区の決算総額に対して産業経済費が何%を占めるかっていう資料を作ってもらいました。  去年作ってもらって、本当はどっかで使わなきゃいけなかったんだけれども、どっかでお礼をしたかったんで、感謝を申し上げるとともに今回使わせていただいてるんですが、板橋区は平成30年度0.72%、全体の決算総額に対して産業経済費は0.72%ですよ。それに対して、1位の大田区は1.35%になってます。  これではとても太刀打ちできないんじゃないかというふうに思うんです。ただ、産業経済費を急に何割増やせってわけにはいかないから、将来に向けて1位を奪還するために増やしていくってことは検討はされていないんですか。 ◎産業振興課長   こちらについては、割合がどうというよりも、適切なタイミングで効果的な施策というようなことは私どもでも常々考えております。  そういった意味合いでは、やはり大田区にも負けてられないというところもありますし、勝ち負けというところではなく、区内には1万7,000を超える企業の皆様方がいらっしゃいますので、そういった方々の産業の支援には努めてまいりたいと思っておりますので、そこで予算的にどうなるかというようなところはあろうかと思いますが、効果的な施策を適切なタイミングで行ってまいりたいということは常日頃考えているところでございます。 ◆吉田豊明   大田区には大きな産業プラザもあって、区内の事業者が使いやすい環境があります。  それで、この前の計画のときには、墨田区もその10位の中に加わっていて、墨田区では墨田ブランドっていいますかね、何て言ったっけ、あれ。墨田の……、ありますよね。墨田ブランドもつくられてるんですよ。  それで、こういう点でいうと、やはり経費を増やして…… ○主査   時間です。 ◆吉田豊明   終わります。 ◆しいなひろみ   空き店舗ルネッサンス事業についてお伺いいたします。  決算書352ページ、主要施策の成果164ページ、こちらのほうからなんですけれども、予算1,451万7,000円で決算額が1,427万7,000円、先に24万円の理由をまずお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業振興課長   こちらの部分でございますが、特に今年度始めました仲宿商店街の板五米店で行いました。  当初よりもオープンが遅れてしまった分、家賃等々、あと人件費も含めて、若干下がったというようなところが理由でございます。 ◆しいなひろみ   ルネッサンス事業なんですけれども、いつから始まって、今まで幾ら、総額、お金を使ってるんでしょうか。 ◎産業振興課長   当初、始めたのが平成17年でございます。実際に累計で幾ら補助金で出したかというところ、ちょっと手持ちにございませんので、申し訳ありません。後ほどお答えしたいと思います。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  今回なんですけれども、板五米店、それから中板橋デイサービス、それからうおづショップ、この3件が応募した年度っていうのが平成28年だと思うんですけれども、この年度は何件ぐらいの応募があったんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、平成28年に、そうですね、事業認定したというところが、中板橋のうおづやとデイサービスの2件でございます。 ◆しいなひろみ   応募したのも2件で、2件ともつまり通ったっていうことなんですか。 ◎産業振興課長   2件の応募で2件が選定されたというところでございます。 ◆しいなひろみ   例年ですと、応募総数に対して実際この事業が通ったところの数の差があるのか、それとも応募したところは全部通しているのか、そのあたり、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、東京都の補助と併せて行っているものでございまして、東京都3分の1、区3分の1、それと商店街のほうで3分の1という事業でございます。申請をいただいて、内容的に特に問題がなければ通るようなものでございます。 ◆しいなひろみ   今の、内容的に特に問題がなければ通るようなものでございますがというご答弁をいただいたんですけれども、行政監査結果報告書のほうを拝見させていただきますと、空き店舗ルネッサンス事業の実施状況、こちらのほうを見ますと、大分閉店してる事業が多いようなんですが、今まで総数、手がけた数と、閉店している数、継続している数、このあたりの把握はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   先ほど申し上げました平成17年から行った事業でございまして、昨年度までで13件ございました。そのうち、今も続いているというところが5件ですので、残念ながら閉店してしまったというところが8店舗ということでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。そうすると、閉店率が物すごく高い状況での事業実施ということですよね。  3年間この補助をしていくっていうことで、本来だったら、この事業立ち上げ当初のいろいろ、運転資金とかお客様の定着とか、そういったところに時間がかかる分を補助していくっていうところで、3年後も継続する事業であるっていう前提で始めているものだと思うんですけれども、13件中8件が既に閉店しているとなると、そもそも応募をしているところの段階で、見極めっていう視点で見たときに、3年たって閉店してしまってたら、大事な何かお金を無駄にしてしまっているような気が私、するんですけれども、この見極めの段階で甘いとか甘くないとか、そのあたりのご見解っていかがなんでしょうか。 ◎産業振興課長   一定程度、東京都も含めて私どものほうでも、内容については、申請書とともに必要書類等をそろえていただきながら、直接商店街ともお話合いの場を持っているところでございます。  その中では、特に商店街のにぎわいを維持したり、あるいは向上につなげたりというところでも、活性化の意味合いを持って空き店舗をやっていく計画というようなところでは、一定程度評価はできるというところで実施をさせていただいたところでございます。  先ほど閉店したのが13件中8店舗というようなことでお答えさせていただきましたが、8店舗のうちの4店舗は、確かに3年、補助金が切れるタイミングで閉店というふうに残念ながらなってしまったところではございますが、残りの4店舗についてはある程度、長いところですと10年続いて閉店になったというようなところもございますので、また、13店舗中5店舗は現在も行っているというようなところはありますので、ある程度やむを得ない事情もあろうかとは思いますが、一定程度成果は出しているんじゃないかなというふうには考えております。 ◆しいなひろみ   ご答弁ありがとうございます。  たしかに一定程度の成果は上げているのかもしれないんですけれども、ただ、1,000万円以上のお金を3年間頂けるわけですよね。申請するときにどれくらいの書類が必要なのかなってちょっと調べたところ、3枚程度の書類でいいようなんですが、そのあたり、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   私どものほうの要綱に基づいて申請をいただく際には、申請書類としてはそうですね、3枚程度のものに書いていただくとともに、また、内容については直接面談をして伺っているところでございます。 ◆しいなひろみ   申請するときは、あくまでも計画段階で申請すると思うんですけれども、実際にこの事業を受けることになったときに、事業を継続している3年間の中で、例えば中小企業診断士が入って経営状況のチェックをしていくとか、足りない部分はこうしたほうがいいっていうサポートをしていくとか、そういったサービスは何回ぐらい3年間の中で入るんでしょうか。 ◎産業振興課長   すみません、先ほどの補足でございますが、当然申請書3枚というところではございますが、添付資料として、例えば設備を整えるところでは見積りをいただいたり、それも1社ではなく3社であったりとか、あとは商店街で決定をしていくところでは、会として決定したというところで、その会の会議録を添付していただいたりとか、あとは設計の図面等々についても、交付決定の際にはご用意いただくというようなところでやっているところでございます。  また、途中でのいろいろとサポートというようなところでは、年次で報告をいただいているところでございます。そこで売上げがどうなっているとかっていうところは私どものほうでも把握しておりまして、必要に応じて既存の経営相談等々も私どものほうでやっておりますので、そういったところを進めたりとか、あるいは、先ほどもちょっと話題で挙げさせていただきました個店の魅力を発信するというような、こういったセミナーもやってますということでご参加いただいたりと、一定程度携わりながらしっかりと運転していくというか続けられるようなことでのアドバイス等々はさせていただいているところでございます。 ◆しいなひろみ   すごく大事なことって、ビジネスを立ち上げる場合は、最初に作る事業計画書と、実際に事業が始まってからの差、これをどうやって埋めていくか、どのような手法が必要なのかっていうのは、初めてビジネスをされる方は先が見えないので、やはり中小企業診断士だけではなくて、商店街の方たちもしっかりサポートして、閉店するようなことにならないようにしていかなければいけないのではないかなと感じているんです。
     こちらのほうのルネッサンス事業の実施状況なんかを見てますと、最初の頃に閉店が相次いでいるのであれば、次にこの事業をなさるところは閉店しないようにやっぱりサポートをしていかなければいけないにもかかわらず、閉店閉店閉店というのがずっと続いているようで、私もちょっとデイサービスを以前経営していた関係上、中板橋のデイサービスのほうの、入手できた資料だけですけれども、いろいろ概算を組んでみたところ、家賃が43万2,000円に対してデイサービスの定員って15名なんですよね。で、土曜日、日曜日お休みとなると、月の稼働率22日営業として、介護が必要な方ですから、平均単価っていうのをちょっと割り出したときに、家賃補助とか人件費補助が入らなければ明らかに家賃がすごく割合としては高かったりして、ビジネスの継続っていうのははなから厳しいんじゃないかなって数字だけ見て感じてしまうほど家賃がとても高いところで始めてるにもかかわらず、定員が少ないっていう状況なんですよ。  定員が少なければ当然売上げも少ないですし、デイサービスの場合は車両を維持したりとか、それから運営規定に基づいて有資格者の常勤雇用等も必要になってくる。それから、高齢者の場合はお休みもする。それを考えると、通常70%の稼働率でもいいほうなんですね。大体60から65%ぐらいの稼働率のところが多い中で、どうやって資金をやりくりしていかなければいけないか。  介護保険の場合は、飲食店と違ってその日の現金収入ではないんです。サービスを行った月、そして現金化して国民健康保険団体連合会から入金されるまで約53日かかるので、その間の運転資金の調達等もしなければいけない中で、この中板橋デイサービスにおいては、こういったルネッサンス事業を確保できているので、一番固定費としても、人件費の次に大きい家賃のところで随分優遇されていたんじゃないかなっていう気がするんですよ。  そうなっちゃうと、やっぱりこちらのほうは、もうこのルネッサンス事業を終えた3年目でこちらは閉店しているということでよろしいんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらの中板橋デイサービスセンターにつきましては、ちょうど、そうですね、3年後に閉店というようなことで、昨年度の11月に閉店をしたところでございます。 ◆しいなひろみ   閉店する前に、産業振興課のほうに今こういう状況で大変な状況なんでどうしたらいいでしょうかとか、相談とかって入ったんでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに、2年目の段階で非常に経営が厳しいというようなことで、中板橋の商店街のほうからお話があったところでございます。  私どもとしても、直接商店街の皆様方とお話をさせていただいたりとか、先ほど申し上げました集客力の向上を目指してというようなところで、区の実施しているセミナー等のご紹介をしたりというようなところで進めつつ、決算についてはお受けしながら、今後経営相談等々についてもアドバイスをさせていただいたところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  この中板橋デイサービス、なかいた倶楽部さんの状況を見ますと、立ち上げた、法人格を取得しているのが中板橋商店街振興組合っていうことは、商店街の助成金を使って商店街が立ち上げたデイサービスなわけですか。 ◎産業振興課長   商店街が主となって行った事業でございます。 ◆しいなひろみ   今までこういったルネッサンス事業を行っていく中で、つまり商店街が申請して商店街の助成金を使ったりするっていうケースってあったんでしょうか。 ◎産業振興課長   そもそも、ルネッサンス事業というのは、申請の主体が商店街となっております。 ◆しいなひろみ   じゃ、申請の主体が商店街で、商店街がやるビジネスに対してこういった税金も使われたり家賃補助があるっていうことなんですよね。  商店街がデイサービスを行うことに対して、ご相談を受けたときに、今までデイサービスを立ち上げたり経営された方が入ってるのか否かとか、そういった調査っていうのはしたんでしょうか。 ◎産業振興課長   そこのところで、どの程度審査をしたのかっていうところがちょっと定かではないところではございますが、一方で、商店街が生活支援機能であったり見守り機能であったり、あるいはコミュニティ機能を有しているというところで、デイサービス事業に携わっていきたい、地域の抱える介護問題を解決する一助を担いたいというところで、社会貢献というようなところではございます。  先ほどいろいろと営業というか運営が厳しいというような中では、実際に平日だけではなく、じゃ、土日も含めて受入れをするようにというようなことでアドバイスもさせていただきまして、実際に行っていたというふうには聞いているところでございます。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。  本当にこの中板橋デイサービスセンターが軌道に乗って、しっかり利用者さんも増えて、地域に根差した介護事業所としてルネッサンス事業を使いながら安定していたら、すごくいいモデルになっただけに、とても残念だなって私は思ってるんですね。  区内に商店街って幾つかあるんですが、やっぱり商店街として助成金も払わなければいけないとなると、ある程度商店街のほうに資金体力がないと、こういった事業っていうのはできないものなんでしょうか。 ◎産業振興課長   はい。やはり基本的には、事業経費の3分の1を見ていただくということには3年間はなりますので、その3年間で今後しっかりと自立できるというようなところも踏まえて事業をするということでは、一定程度体力がないとできないのかなというふうには考えております。 ◆しいなひろみ   それであればなおのこと、今後この空き店舗ルネッサンスはまだ続けていくんだと思うんですけれども、やっぱり審査は厳しくして3年で閉店するようなことがないように、運営途中でもしっかり経営サポートとかが入ってお金を無駄にすることがないように、産業振興課さんのほうでも支えていってあげたらいいのではないかなって思うので、今以上にしっかり取り組んでいただきたいと思っております。 ◎産業振興課長   今現在、補助事業を行っている板五米店がございます。こちらのほうは、先ほども申し上げました板橋宿の魅力の再構築というようなところでも拠点の一つになろうというところもありますので、しっかりと行政側でもサポートを続けていきながら、3年後に補助金がなくなって、そのときに閉店してしまうというようなことのないように、しっかりと支援をしてまいりたいと考えております。 ◆しいなひろみ   ありがとうございます。 ○主査   所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後3時35分といたします。 休憩時刻 午後3時05分 再開時刻 午後3時35分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  それでは、こんどう委員の質問ですが、その前に環境政策課長から先ほどの質問に対する答弁がございます。お願いします。 ◎環境政策課長   先ほど、お答えできませんで申し訳ありませんでした。ごみの排出量の推移につきまして、187ページになると思いますけれども、こちらは昨年度は下の品目別の排出量の推移というのは載っていなかったんですけれども、今年度から載せるということで、記載させていただいているんですけれども、上の表の中で排出量というのが一体内容がどういう排出量の内訳があるのかというのが分かりづらい部分がありましたので、下のほうでどういうごみが内訳としてあるのかというところを踏まえまして掲載させていただきました。  以上になります。 ○主査   よろしいですか。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございます。  新しい質問なんですけれども、主要施策の成果のほうの202ページ、熱帯環境植物館の運営のところで、1年を通していろんなイベント、一定期間内にやっていると思うんですが、前年度の内容と今年度の内容、1年を通して春休み、夏休み、ねったいかん芸術祭、あとクリスマス展とらん・ラン・蘭展というのが年に5回同じ催しをしているんですけれども、それ以外毎年違う企画をやって、来館者数、そこそこ増えているんです。前年と同じイベントをしているときは、やっぱり全部下がっているんですね。ここら辺、マンネリ化すると同じように見ている区民の方とかはやっぱり行かないんじゃないか。当たり前のことですけれども、夏休みの期間は子どもさんが無料というのがあって、圧倒的に期間も長いんですが来館者数も多いと。だから、今、改装工事中だとは思いますけれども、そこら辺、改装が終わるときには、何か新しい案とか、てこ入れなどあるのかどうか、そこら辺ちょっと教えてほしいと思います。 ◎環境政策課長   今、9月23日以降、来年の3月末ぐらいにかけて休館をしておりまして、外壁の改修及び内部の設備改修等を行っている最中です。半年にわたる休館期間がありまして、その後、また開館するということになっていくんですけれども、リニューアルオープンにつきまして、コロナの影響がありましてどの程度の規模でというのはあるかもしれないんですけれども、そういうことも考えておりますし、あと委員のおっしゃるとおりで、マンネリ化するような企画展とか、そういうものについても改めて指定管理者とともに検証して、入館者数、これから増やすということを考えたときに、またいろいろな企画を区の発意というものもあるかもしれませんし、あと指定管理者のほうのいろいろ考えというところもあると思いますので、その辺を協議しながら、新たなまた魅力発信について考えていきたいというふうに思っております。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  1年を通して植物のいろんなイベントをやっているんですけれども、同じように6月初旬から末、前年度もそうなんですけれども、ここだけなぜか魚の展示会になっているみたいなんです。これも何か熱帯とかと関係あるんですか。 ◎環境政策課長   昨年度、メダカ展というところだと思うんですけれども、直接熱帯と言いますとあれなんですけれども、やっぱり生物がいるという展示をしますとそれなりにお子さんたちもお喜びになるという部分もありますので、そのあたりは熱帯と直接的でない部分もあるかもしれませんが、また今後も魅力的な展示というものを考えていきたいなというふうに思っております。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  実際、魚類とかの展示のところがほかに比べてもそれなりに多いですから、夏とか秋にかけて来ている方も多いのかなというのもありますが、目を引くイベントをすれば、やっぱり来館していろいろ勉強したり、楽しんでくれる人がいますので、こういったことをまたリニューアルオープンしてからも続けてほしいと思います。  質問のほう、次に移らせてもらいます。  主要施策の成果のほうで179ページ、産業経済の企業活性化センターの運営のところを見ていて、先に気がついたところなんですけれども、(3)の創業支援事業等、ここら辺が前年度に比べて、特に下2つ、女性のための起業家入門講座、あとビジネスパソコン講座の参加者の数が前年に比べて3倍になっています。もちろん講座をやった回数が増えているから人数が増えているというのもあるとは思いますけれども、徐々に増える傾向にある状況であれば、仕事を始めようとか、起業しようという方が増えているのかなと思って見ていたのですけれども、そこら辺でものづくり、これが成果の161ページのほうで、ものづくり企業活性化専門員の相談件数というところを見ますと、28年度からどんどんどんどん下がっているんですね。元年度のほうでは82件と、相談件数もあと元年度のほうでは、ものづくり企業ソリューションスタッフ派遣事業というところの予算が171万に対して、決算規模が19万になっている。予算の実に85%を使っていないような状態なんですけれども、それに対応する(6)のものづくり企業ソリューションスタッフ派遣事業のほうでは、派遣申請が6社で、スタッフ登録数が33人もいて19万しか決算が出ていない。これは一体申込みとか、派遣にあてがわれた件数というのは何件に当たるんでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、1点目の企業活性化センターの創業支援事業等につきましては、ここの部分で一昨年度に比べて割と人数も増えてきたというようなところで、重点的に行った部分で、結果として回数等々も増やして行って、実績も増えたところと考えております。  また、一方でこちらがものづくり企業の活性化専門員でございますが、30年度については2名体制でございました。元年度については1名ということで、実は募集はしていたところではございますが、実際に活性化専門員が1名しかいなかったというようなところで件数はぐっと下がってしまったところでございます。  また、(6)のものづくり企業ソリューションスタッフの派遣事業については、昨年度の前半のところで何とかスタッフを増やしていこうというようなところで、後半部分から実際に派遣をさせていただいたところでございましたが、残念ながらニーズがあまりなく、6社で10回の派遣ということで、1回当たり1万9,000円ですので、19万というような決算額になってしまったというところでございます。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございます。  この様子でいくと、令和2年のほうではさらに少なくなるのかなという感じもあるんですけれども、今回はここら辺はあればいいとは思いますけれども、新しく起業してくれる方が減ったりとか、物をつくるというアイデアが出てこないと新しいものが出ないので、地域の活性化も進みにくいのではないかなと思いますので、こういった仕事を始めたい、あと新しいものをつくりたいというところはできるだけ協力をして、アイデアも含め、サポート体制に力を入れていただきたいと思います。  そこの続きなんですけれども、施策の169ページ、施策の現況のところなんですけれども、産業支援の項目です。見ていますと、ものづくり設備資金融資が非常に大きくなっている。29年度、436万に対して元年度が694万、非常に5割ぐらい増えているんですね。あと見ても、小口資金融資借換特例、ここに関しても約80万増えています。これも50%ぐらい増えているんですけれども、やはり事業を継続したりとか、今現在も仕事、会社を持ってやっているところでも新しいものをやろうという気概も見えますので、こういったところがやっぱり板橋の力なんじゃないかなと思います。  具体的にこれはどういったものづくり設備資金融資のほうでは、新しいものとか特に何か目立つものとかなかったでしょうか。分かりますか。 ◎産業振興課長   こちらのほう、設備資金等々については、ちょうど30年度の後半から先端設備に対しての補助金というところを私どものほうで創設させていただきまして、その部分で多分融資を受けるのもこちらのほうでということで、若干増えてきたのかなというところではございます。ある程度補助も出しますが、全額というようなところではないケースもありますので、それを超えた部分というのは、融資を受けたりというようなところで増えたのかなというところでは考えております。  あと、小口資金融資についても一定程度、元年度はいろいろと消費税率の引上げ等々もあって、そういった部分では小口の資金でいろいろ企業さんたちに用意されたところはあるのではないかなというふうには推察しているところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  新しい先端設備を導入するための融資ということなんですけれども、具体的にどんな技術が増えているとかに関しては、あまり調査とか資料は上がってきているんでしょうか。そういうのはないですか。 ◎産業振興課長   私どものほうで国の施策ではございますが、一定程度資金の補助をするというようなところで、昨年度ですと20件の先端設備投資の補助金というところを交付しているところでございます。  もともと生産性を高めるというようなところで、一定程度計画を立てて、また計画を立てることによって実は設備を取得したときの固定資産税の減免というようなところもありますので、企業さん側としてもいろいろとメリットがあるということで、計画を立てつつ、またそれに補助金も投入できるというようなところで、インセンティブはかなりあるのかなというようなところです。  一方で、全て補助金で賄うということができないので、多分その上乗せ分としては、融資が必要だったのかなというふうには考えておりまして、割と区内には印刷製本の会社も多いので、印刷機等についてリニューアルすることによって精度も上がったりとか、あとは生産性も上がるというようなことで、スピードもアップするというようなことで、そういうのを受けているところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  こうやって借換え事業を継続していただければ、やっぱり板橋のブランドの商品とか、そういったどういったまちであるかというのはイメージをつけるにもいいと思いますので、やはり同じ事業を続けていけるようにサポートしていただきたいと思います。ありがとうございました。  最後に、すみません。プレミアム付商品券、前年度やった分なんですけれども、成果の165ページです。販売枚数が131万7,900枚で、それに決算規模がそのままほぼ比例しているんですけれども、未使用枚数が8,017枚あって、こちらの部分に関して多分雑収入とかで区のほうで上がっているのかなと思いますが、これ、たしか返金しない制度だったと思います。返金しないというか、ここで子育て世帯の方とか非課税世帯の方に配付、販売していたものなので、これに対して返金に対する苦情とかは入っていなかったんでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに期限がございました。また、お釣りの出ないということで、プレミアムがついているというようなところではございましたので、一定程度何とか使えないだろうかとかいう問合せはいただいたところではございますが、残念ながら期限を過ぎたものに関しては、換金もできないですしというようなところでお伝えをさせていただいたところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。  実際、販売枚数が130万枚ほどで、決算金額も1億3,000万なんですが、予算金額2億2,500万で、実際に決算額が6割弱ぐらいなんですけれども、かなり余裕を持った予算額になっていたと思うんです。販売枚数が予定に比べても大分低かったのかなとは思いますが、ここら辺やっぱり対象者となるところが購入するのに大分苦労したのかなというのがこの数字に表れているような気がするんですけれども、そこら辺はどう感じられていますでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに子育て世帯と非課税世帯の方々に25%のプレミアムがついた商品券を販売するというところでございました。子育て世帯については、ほぼほぼお買い求めいただきながらということですが、非課税世帯については、購入申請率が28.26%と3割を切ってしまったというようなところで、非常に低調だったというところでございます。  一方で、23区中で比較をさせていただいたところ、28.26というのは23区中、11番目の数字でございます。一番高いところですと江戸川区が41.4%と、4割に上る率というところではございましたが、ですので総じてやはり国全体を見てもなかなか購入申請率というのは上がらなかったというふうには聞いております。その辺の理由としては、やはり2万円で2万5,000円分の商品券と交換できるというような25%のプレミアムでしたので、そこの2万円というようなところがあったのかなとは思っています。  私ども、そこの辺はあらかじめ想定をしておりまして、5回に分けられるようにしてあります。4,000円で5,000円分の商品券をというようなことで、5回申請いただくというようなことで考えたところではございましたが、残念ながらこういう結果に終わってしまったというところで、最終的にもう少し伸びるかなというところで予算を取っておいた部分がございまして、1億近くの不用額という結果になってしまったところでございます。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。
     もちろん非課税者、収入とか非常に少ない方が一番メリットを受けられる施策なので、これはもうちょっと次をやるときには、買いやすい、購入しやすい、メリットを受けやすい、そういう施策にしてもらえたらなとは思います。  今現在、全く違うところでGoToやっていますけれども、あれはあれでまたちょっと違うところに問題があるので、それはまた別の機会にという話にさせてもらいます。  その1つ隣のページ、164ページですけれども、こちらのほうに関しては、たしかほぼ完売したかと思うんですけれども、やはりこれは同じように販売している。分かりました。  以上でいいです。ありがとうございます。 ◆大野治彦   よろしくお願いします。  資源環境関係で3点質問させていただきます。  まず、1点目が主要施策の成果の187ページです。  区の施設のごみの排出量の推移ということで、施設ごとの排出量の推移ですけれども、全体では、過去3年間の表を見ますと減少傾向にあります。  何か令和元年度、取り組まれたことはあるのか。そして、排出されたごみについてどのような処理になっていくのかをお聞かせいただきたいと思います。 ◎環境政策課長   187ページのごみの推移ですけれども、おっしゃるとおり、29年、30年、元年ということで、徐々に減っていっているということで、29年と30年は、施設数の違いというのもあるんですけれども、30年度と元年度に比べますと、同じ施設数ということになります。  元年度に何か特別なということというのは特になんですけれども、今こういうことをやっておりまして、前年度と比べて著しく増えている施設につきましては、その施設へ直接確認しまして、原因の調査をするということはしております。その増えるような原因がもしある場合には、大体改修工事があったりとか、あるいは組織の改正があったりとか、そういうことがある場合に一時的な増加がやっぱりあり得るというところは見受けられます。また、例年、担当者を集めた説明会等を開催しておりまして、適正な分別方法やごみの減量を促したりしているということはやっております。  また、ごみの排出に当たっては、各施設自らごみの種類ごとに計量し、排出量を把握することでごみの減量への意識づけもさせていただいております。環境政策課でその計量結果を全施設分、集計いたしまして、全職員が確認できるように、1か月ごとに共有サイトがありまして、そちらにアップロードをしたりというようなことはやって、意識づけをしているというところはございます。  あと、もう一点、ごみの処分の流れなんですけれども、基本的にはコピー用紙とか、あと新聞、チラシ、雑誌、段ボールなんかですと、これは中間処理業者を渡りまして、その後、最終処分業者に売却するというような感じになります。  可燃ごみにつきましては、清掃工場、中間の委託業者に任せまして、清掃工場で焼却すると。それ以外のビン類、缶類、ペットボトル、あと廃プラスチック、金属、ガラス類、こちらも基本的には中間業者を介して売却を図って、再資源化をしているというような流れになります。 ◆大野治彦   ありがとうございます。皆様のご努力が数字に表れているのだと理解をいたしました。  次に、主要施策のページ195の廃棄物の収集なんですけれども、1の(1)です。車両雇い上げのほうで、延べで2万5,825台、直営車両の維持収集車両ということで9,000台。延べ台数なんですけれども、実際に令和元年度というのは何台稼働されたのかと、あともう一点、台数に関しては毎年変動があるのか、大体変わりない推移で動いているのかをお聞かせいただきたいと思います。 ◎板橋東清掃事務所長   ごみ関係の車両でございますが、車両雇上の車両、直営車両含め、いわゆるごみのトラック、プレス車両、それから高齢者の戸別で回っております軽のダンプ車両、また資源、粗大の回収で使っている車、これらを合わせますと1日平均147台の車両が区内を走っている、曜日によって若干違いがありますけれども、おおむねそのような台数が区内を走っているというようにお考えいただければよろしいかと思います。 ◆大野治彦   台数の推移について、一定の推移で毎年動いているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎板橋東清掃事務所長   147台ですが、ここのところやはりどうしても区内、狭小といいますか、狭い路地が多いものですから、少しずつ一部軽のダンプということで、狭い路地に入るための車両を増やしたり、また不燃ごみの回収でプレス車両から小型排出車という特別な車に替えたり、またマンションが増えてきましたので、後ろにストッカーごと持ちあげて集積できる大型の特殊車、ああいったものを曜日によって増やしたりといった調整を行っているところでございます。少しずつやはり増えてきてしまっている実情はございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  それから、主要施策の成果、ページ193の総合安心・安全パトロールの実施ということで、古紙の抜取りについてお聞きしたいと思います。  今、青色パトロールで24時間監視されているので、古紙の抜取りについて実績等ございましたら、お聞かせいただきたいと思います。 ◎資源循環推進課長   こちら、平成30年から24時間、切れ目ないということでパトロールを行っております。かつ、また私ども、資源循環推進課、またリサイクル事業協同組合等ともパトロール関係、実施しております。その中で、たまに抜取り業者の車を見かけるところではございますが、実際、古紙等も下落してきているところもあります。そういうのもありまして、抜取り行為自体が減ってきているのかなというような状況でございます。  平成30年度の抜取りに対する告発であったりとか、警告であったりとか、それにつきましては警告が1件という形になっております。警告1件のみで、実際、禁止、告発、そういったものはなかったというような状況でございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  続きまして、昨年度、都内初の実施となりましたオリンピックデーランについて質問させていただきます。  場所は、都立城北中央公園と上板橋体育館で行われたんですが、初の事業を、なかなかできるような事業でないものを板橋区のほうで開催された効果と、あと今年度も予定されておりましたけれども、残念ながら中止になったんですが、今後どのような取組をされていくのか、お聞きしたいと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   オリンピックデーランを開催するに至った経緯なんですけれども、昨年の8月30日にJOCと板橋区と、北区も同時なんですけれども、パートナー都市協定を結ばせていただき、板橋区はオリンピックムーブメントに協力する、JOCは板橋区のスポーツ施策の推進に協力するということで、そういった協定を結びました。そういったこともありまして、9月15日に城北中央公園で、区単位の自治体として初めて主体とするオリンピックデーランを開かせていただきました。  このオリンピックデーランには、東京都知事の小池都知事も来ていただきまして、城北中央公園の現状を見ていただくことで、今後の城北中央公園の在り方にも影響を与えたと思いますし、あとはオリンピックデーラン、10人のオリンピアンの方がお見えになって、子どもたちを含め、参加者みんなと触れ合うことができましたので、今回、延期にはなってしまったんですけれども、東京2020大会への機運醸成に向けてかなり効果があったんだと思っております。  今年度は、コロナの影響で残念ながら中止にはなってしまったんですけれども、JOCとのパートナー都市協定はまだ続いていきますので、来年度も今のところ開催できるように調整していきたいと思っております。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  そこで、今、課長からご答弁いただいた中に、城北中央公園内の陸上競技場のPRもできたということでお話をいただいたんですけれども、ここで質問させていただきたいんですが、令和元年度に今、城北中央公園の再整備については、坂本健区長をはじめ、板橋区が先頭となって、北区、豊島区、練馬区などの先頭となって東京都のほうと折衝していただいていると思うんですが、元年度に行われた陸上競技場の再整備に向けての取組についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   都立の城北中央公園内の陸上競技場の再整備に向けましては、平成30年度から板橋区が中心となりまして、東京都の建設局と事前相談を進めているところでございます。この間、東京都とも何度も話合いの場を持ちまして、整備に当たっての課題ですとか、そういったところの情報共有を行っているところでございます。  昨年度の3月に最後の東京都での話合いをした後に、ちょうどオリンピック・パラリンピックの中止が決定いたしまして、なかなかオリパラの中止以降、東京都との都立城北中央公園内の陸上競技場の再整備につきましては、実際、協議としてはできていないところではございますけれども、今年度も引き続き、課題の共有ですとか、そういったところにつきましては進めているというところでございます。 ◆大野治彦   このような時期なのでなかなかお話しするのもタイミングもあると思うんですが、ぜひ実現に向けてこれからもよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。  それと、決算書の254ページの6なんですけれども、公益財団法人板橋区体育協会の運営助成ということで、1,600万円強の決算になっているんですが、板橋区と公益財団法人板橋区体育協会の連携というか、お金を出している以上、やっぱりやりっ放しにするということはいかないと思うので、どのような連携を取られているのか、令和元年度、お聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   板橋区体育協会との連携につきましては、今年度につきましてもコロナ禍におきまして、いろいろ体育協会自体も事業の未実施ということが続いております。ただ、その中におきましても、板橋区もさらなる連携強化を図りまして、体育協会が自主的に活動できるような支援を継続しながら、区内における選手の育成ですとか、競技力の向上を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆大野治彦   そこで、区民体育大会という事業がありますけれども、この区民体育大会は、体育協会に所属していなくてもオープン参加できる仕組みになっていると思うんですが、令和元年度区民体育大会、開催されていると思うんですけれども、オープン参加で、各競技で団体が参加されているのかどうかという状況がもしお分かりになれば、お聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   実は、今年度の区民体育大会につきましては、開催は中止ということで、開催はしておりません。          (「昨年度です」と言う人あり) ◎スポーツ振興課長   昨年度は、開催しております。近年やはり課題としましては、参加者の減少が続いております。要因としましては、やはり少子化による子どものスポーツ人口の減少ですとか、レジャーの多様化などが影響しているものかなと思っております。          (「状況が分かればオープン参加を」と言う人あり) ◎スポーツ振興課長   オープン参加につきましては、基本的にほとんどの競技種目において体育協会の各連盟に登録していない方でももちろん大会に参加できるようになっておりますけれども、加盟登録者以外の参加を認めていないような一部の団体も若干ございますので、そちらにつきましては一般参加が可能となるよう、各連盟と協議をしながら、区としても働きかけをしていきたいというふうに思っているところでございます。 ◆大野治彦   区民体育大会とか、あと文化関係で言うと区民文化祭というのは、団体の方々がふだん加盟していない方々をもてなすような要素が多分に含まれていると思うんです。今、課長の答弁ですと、そういうのを受け入れていない団体もあるということは、特殊な競技なので受け入れられないという状況もあると思うんですが、根本的な考えとしてそれは趣旨に反するような私は動きだというふうに思います。板橋区が主催でやって、区民体育大会や区民文化祭と名前がつくんですから、そういう凝り固まったお考えがある団体というのは、板橋区のほうから話をしていただいて、そういう競技をやっている方々もいるんでしょうから、閉鎖的にならないでちゃんと受け入れて、もてなすというんですか、そういうことをするのがあるべき姿だと思うので、生意気なことなんですが、もし団体があるのなら補助金を出しているわけですから、ちゃんとそういうのは指導というか、徹底するのが私は筋じゃないかなと思うんですが、それに対しての見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   確かに一部特殊な競技につきましては、やはり安全性ですとか、そういったところの課題がありまして、今まであまり携わっていない方が気軽に参加できるような仕組みにはなっておりませんが、その辺につきましてもさらなるスポーツの普及を通じて、誰もが参加できるような大会に区としても積極的に進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆大野治彦   生意気なことを言って申し訳ないんですけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。  それと、主要施策の181ページの16、農業の継承支援と農にふれる環境の充実ということで、農業体験学校の運営ということが出ているんですけれども、これは多分2年目になると思うんですけれども、実際に今後、農業に携わっていきたいという方々を生徒さんとして受け入れて、1年間勉強するという形になっていると思うんですけれども、令和元年度には何名の希望があったのかと、その方々がどのような形で技術を学んで巣立っていかれたのかというようなことをお聞かせいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   昨年度につきましては、定員20名のところ、20名を若干超えるお申込みがございまして、抽せんで定員20名ということなので、20名の生徒さんをお迎えしたところでございます。  一方、卒業後のこれら生徒さんたちの動きでございますけれども、援農ボランティア制度、農家さんを助けるボランティア制度というのを立ち上げまして、昨年度の卒業生のうち、4名の方がボランティア団体に登録していただいたということです。 ◆大野治彦   初年度の生徒さんというんですか、その方々は今どのような形で携われているのか、お聞きしたいと思います。 ◎赤塚支所長   初年度につきましては、定員に満たない12名の生徒さんが応募されまして、卒業されたわけですけれども、それらの方も援農ボランティア制度の立ち上げに伴いまして、5名の方がボランティアに登録していただいているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。終わります。 ◆田中いさお   よろしくお願いします。  先ほど、途中だったので、最後、消費者センター、しつこくて申し訳なかったんですけれども、ほかの事業で様々なアウトリーチという手法で、どうしても待ちの仕事だと思ってしまうんです。待っている仕事、苦情を待つみたいな仕事なので、その統計等を昨今の被害者状況を見ながら、発信力を、板橋は消費者センターが一番動いていると言われるようにぜひ頑張っていただきたい。ホームページ等で積極的に周知活動もしていただきたいと思いまして、最後だけ課長に答弁を求めます。 ◎くらしと観光課長   先ほど、ご説明が不十分だったと思いますので、改めて答弁の機会をいただきましてありがとうございます。  委員からは、消費者センターとしてより前向きに、積極的にというご指摘をいただいたと認識しております。  相談においては、区には直接、業者を指導するまでの強制力、権限はないとは言えるんですけれども、例えば先ほど、お話があった診断書の件につきましては、相談員が間に入りまして、現状、状況についてお話しすることは十分可能だと思います。  また、詐欺まがいの案件につきましては、センターのみならず、現在も危機管理や区内警察等と連携会議を持ちまして対応などについて共有をしているところではございますけれども、より積極的に解決に向けた内容にということで、会議を運営していきたいと思ってございます。  また、周知につきましても引き続き、広報、ホームページ、ツイッターなどを活用しまして、先ほどご提案いただきましたように、事例を提供するなど、よりタイムリーな形で徹底してまいりたいと思いますので、ありがとうございました。 ◆田中いさお   よろしくお願いします。  続きまして、保存樹木はこちらでいいですか。環境で。保存樹木。ここは違うところですね。了解しました。区民相談があったもので、それを入れたかったんですけれども、結構です。  そうしたら、リサイクルプラザの運営の関連なんですけれども、このコロナ禍で外に行けないということで、自宅で、ベランダと、あと庭等の菜園で家庭菜園を行っている人が多いということで、以前も触れたことはあるんですけれども、この土の処理なんです。この土の処理はどうしたらいいですか。 ◎資源循環推進課長   家庭菜園等で出てきた土の処理ということでは、区のほうでは回収等はできないというような状況になっておりますので、適切に処理できる事業者さんのご紹介というような形はさせていただいているところでございます。 ◆田中いさお   以前もそのような回答で、これは莫大な土の量だと思いますよ。今回のコロナ禍においてもうちでもそうですよ。うちもプランターで土を使っていました。結構な量を使います、土。それを捨てる場所がないというのは非常に問題があるなということと、提案とすれば、区内にはいろんな公園で樹木もあるので、そういうところに利活用できないかということと、あと堆肥の作り方とか講習会もやっていますよね、その再利用ということで。ぜひ再利用して使ってくれないかと、区のほうで引き取ってと思うんですよ。  それと、あと一番僕が思っているのは、ほかの自治体で引き取っている自治体があるんですよ、プランターの土とか庭の土を。それで、再利用して売るのか、利活用で使うのか、僕は分からないんですけれども、リサイクルプラザに1か所、僕は設けてもらいたいなと思うんですよ。堆肥を作ってくださいと思うんです。それを売り出してもいいと思うんですよ、板橋の土だということで。  それを引き取るばっかりじゃどうしてもお金を使ってしまうことばっかりだし、あとスペースの問題ももちろんあると思うんですけれども、大体ホームセンター等で土と苗を買ってきて育てます。それで、大体冬場になると、もう夏場の野菜とかが多いので、冬場も多少ありますけれども、どうしても要らなくなってしまうんです、土が。この土はどうするんですかというところは、引き取ってくれる事業者を紹介すると言っていましたけれども、それはお金がかかったりとか、いろいろ現実的じゃないんじゃないかなというような思いがどうしてもするので、ぜひここは真剣に土の回収を考えていただきたいと僕は思うんですよ。  時代が変わって、コロナ禍のウィズコロナの中で家庭菜園がどんどん増えると思います、僕は。今後、ワクチンができて大分収束していく可能性は秘めていますけれども、ぜひプランターの土が捨てられないというのは、事業者を紹介するというのはあまりにも寂しい話なので、これはぜひ真剣に考えてもらい、なるべくお金がかからない方法で、あとスペースで大きな公園があれば、都立公園の端っこを貸してくれませんかとそこでもらってくるとか、それで次、公園を造るときにその土を使うとか、何かうまい方法をぜひ考えていただきたいんです。堆肥にして使うのか、土として使うのか分かりませんけれども、ぜひそれは検討していただきたいんですけれども、どうでしょうか、課長さん。 ◎資源循環推進課長   もちろん私どもだけでできる話ではないと思います。関係各課等にも確認しながら検討してまいりたいと思います。もちろん出来上がった堆肥ですとか、そのまま苗が植わっていた土ですとか、いろいろ処分の仕方等も変わってくるとは思いますが、私どものほうとしましてもその辺、考えてまいりたいというふうには思います。 ◆田中いさお 
     ぜひ検討してください、本当に真剣に。お困りの方がいっぱいいらっしゃると思いますから、区民に。私だけじゃなくて。よろしくお願いします。  次に、主要施策の195ページのところに粗大ごみの受付とあるんですけれども、単発の質問が続きますけれども、この粗大ごみの件については、板橋区の場合、とにかく利便性がよくないという話を聞きます。まず電話を入れて、予約をして、そこから1週間後とか、今、ほかの自治体、黙って持ってきてくださいというところが結構ありますよ。黙っていつでも来て、そこで受付というところもあると僕は認識しています。  それで、ここに書かれているように、(3)の粗大ごみ受付、粗大ごみ受付センターに業務委託し利便性と効率化を図ったとあります。図ったその内容を教えてください。 ◎資源循環推進課長   この粗大ごみでございます。  利便性と効率化というところでございますが、この公益財団法人東京都環境公社、こちらのほうに委託しているところでございますが、23区中、14区が共同で委託をしまして効率化を図っているというところでございます。  今、委員おっしゃったような形で、実際、今現在、1か月から1か月半待ちというような状況になっているところでございます。電話をかけましてもやはりかなりお話中であったりとか、詰まっているというような状況もございます。 ◆田中いさお   ですので、利便性と効率化を図ったという内容にきっとなっていないんだと僕は思う。しようがないんですかね、物理的にこれは。非常に問題を抱えていると思うんですけれども、ぜひそこを工夫で何とかならないのか。そこもまたリサイクルプラザが活躍して販売とかしているんでしょうけれども、ここもぜひ何とか区民の方が利用しやすいように、大変かと思いますけれども、ぜひお願いします。  次に、199ページのし尿収集なんですけれども、非常にお金がかかっているということで、この内訳に900万ですか、お金がかかっています。それで、戸数を見ますと54件、50件、46件ですか、そういう推移でなっていると思うんですけれども、ちょっとずつ減っているような形ですけれども、このお金の中身についてご説明を願っていいですか。 ◎板橋東清掃事務所長   こちらのほうは、業者で委託して、いわゆるバキュームカーといいますか、あれで回収して回っている委託費になります、この金額が。今現在は、このような状況で推移しまして、もう一件、今のし尿制度は板橋区は33戸というふうに括弧書きがありますけれども、今現在、1件減って32戸になっている状況ですが、なかなか借りているおうちであったり、高齢の方であったりということで、現行維持ということで、東京都のほうも定期的にお伺いとかしているようなんですが、目立った形で減っていかないという状況にございます。 ◆田中いさお   板橋区は33戸ということで、これは本来、下水が通れば済む話なんですよ。これは、板橋区は33戸、北区11戸、豊島区の2戸となっていますけれども、1件当たりの単価は幾らになりますか。1件当たりの単価を純粋に割ればいいんでしょうけれども、一応聞いておきます。 ○主査   分かりますか。 ◎板橋東清掃事務所長   おおよそ1件当たり、1戸当たり19万6,000円といったような額になるかと思います。 ◆田中いさお   年間では。 ◎板橋東清掃事務所長   これが今の年間になります。 ◆田中いさお   個人負担はありますか、個人負担。 ◎板橋東清掃事務所長   料金は、ご本人から頂く形になっていないです。全額、行政側で持っております。 ◆田中いさお   ありがとうございます。  続けて、主要施策の195ページの清掃事業の推進というところで大きな額がありまして、ごみ・し尿処理というのがあります。また、それとリンクしているかどうか、それもよく分からないのでお聞きしますけれども、この内訳の最後のところにごみ・し尿処理というのが出ています。それは金額も大きいです。この金額の内訳について教えてください。 ◎資源循環推進課長   このごみ・し尿処理18億5,270万9,629円、こちらにつきましては清掃一部事務組合、こちらのほうの分担金になります。これが私どものほうからの支出ということで、残り22区も同じような形で分担金で負担している。その額ですので、全て内訳なく分担金ということでこの額になっております。 ◆田中いさお   先ほどのし尿処理の金額とこのし尿に係る金額というのは、これは関係しているのか、していないのか、いいですか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうの収集とこちらのほうのし尿処理というのは、本当に処理ということですので、品川の清掃工場の隣にし尿関係の処理場がございます。こちらのほうの運営というところに係ってくるものでございます。 ◆田中いさお   先ほどの戸数、板橋区、33戸についてのし尿処理という考え方でいいですか。 ◎資源循環推進課長   板橋区は、豊島区と北区というような形で、一番多いところで収集しております。ほかにも残る20区ぐらい、この中でも収集している区もございます。それらを全て含めた部分になります。 ◆田中いさお   今、しつこくて申し訳ない。僕、よく理解できなくて、板橋区は、純粋にさっき聞いた33戸だと思うんですよ。それで、し尿処理は多方面にわたって、さっきもそうでしたけれども、北区、豊島区、入っているわけですから、それは同じし尿処理でそれだけ金額がかかっているという認識でいいですか。例えばほかの区も回収しているわけじゃないですか。そこの区の負担ももちろんあると思うんですよ。ほかの区もちゃんと、それはそうですよね、そこのし尿処理をするわけですから。板橋区は33戸ですよ。そこでこれだけ金額を純粋に使っているのか。先ほど、金額を聞きましたけれども、そこがあまりよく理解できないです、申し訳ないけれども。そこを分かりやすく説明してください。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。この18億5,200万というのは、分担金として清掃一部事務組合のほうにお支払いしている分でございます。それは何かといいますと、23区内に清掃工場ございます。それらの運営経費も含まれたものでございます。その中の一つとしてし尿の処理というのも入っているものでございます。 ◆田中いさお   では、し尿以外のごみの処理の委託でお金がこれだけかかっているということでいいですか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。そのとおりでございます。23区の中には、清掃工場等もございます。そちらのほうの運営経費も全て含めた形での分担金という形になっています。 ◆田中いさお   了解しました。よく分かりました。もう聞きたいことはありますけれども、やめておきますね。了解しました。  それで、ページが隣なのでついでに聞いておきます。198ページ、全部主要施策です。  ここに資源環境の低公害車ですか。今、最近話題になっていて、公用車で何かセンチュリーとか高級車に乗っているということで、よくテレビ出ています。板橋区はそんなことないんだろうと思って、一応確認はさせていただくんですけれども、今、区長が乗られていらっしゃる車は、聞いておきましょうか。金額と、大体でいいですよ。駄目か。 ○主査   お答えいただけますか。          (「庁舎管理です」と言う人あり) ◆田中いさお   庁舎管理ね。了解しました。では、それはまたニュースにならなければいいなと思っていて、それで、ここに低公害車、天然ガス車から何台か出ていますね。天然ガス、ハイブリッド、指定低公害車台数と出ているんですけれども、不思議だなと思ったのは、電気自動車とか、今、国のほうで水素で動く自動車とか、そういうのを普及させようという動きがある中で、それを導入しようとか、そういう動きはないのか、一応確認させてください。 ◎環境政策課長   電気自動車につきましては、まだ車種が限られていたりとか、あと要は地下に庁用車、大体置いてあるんですけれども、電気自動車の例えば充電設備をそこに工事が必要になってきたりとかというところがありまして、その辺がいろいろ課題をクリアしないとなかなか電気自動車を導入するというのは難しいというのは把握しております。  あと、水素自動車についても、今、水素ステーションがいろいろ増えているというのはあると思うんですけれども、そのあたりも今後の一つの課題として、導入できるかどうかというのは検討が必要だというような段階だと思います。 ◆田中いさお   了解しました。ありがとうございます。  204ページ、いきます。ESCO事業ですか、新エネルギー関係のもので、それでここの(2)に文化会館とか上板橋体育館、教育科学館と出ています。毎年エネルギーを削減しているんですけれども、私の理解力も少ないから一応聞くんですけれども、区立文化会館については、エネルギー削減率18.4%、次の30年度、17.08%、元年度が17.57%ですか。100を元にしてどんどん削っていったらゼロ%になるような気がしてしまうんですよ、僕からすると。元の基準の何年度分のエネルギーに対しての削減率なのか。それで、目指すところは何パーセントで、いつ達成できるのかがあまり僕、よく分からないので、この削減率の分かりやすく説明、どこを目標にしているのか、それをお聞かせしてもらっていいですか。 ◎環境政策課長   このESCO事業なんですけれども、文化会館と上板橋体育館につきましては、平成25年から令和3年の間で行っております。ですので、基本的には平成25年を起点として減らしていっているというふうな考えになると思います。  最終的にどうするのかというお話なんですけれども、ゼロ%というのはなかなか難しいというふうに思いますけれども、やはりこれはESCO事業者がやっておりますので、そこが目指す目標値がありまして、それに向けて、最終の令和3年度に向けて削減していくということになると思います。 ◆田中いさお   では、最後短く、農業委員が入っているので、181ページの(1)の農業振興計画の拡充の中の気になったのが板橋版6次産業の展開とあります。これは、6次産業がちょっと話題になって、売るとか、活用とか、そういう話だと思うんですけれども、短くて結構ですので、認定農業者制度の運用ということで、まだ始まったばかりで進んでないのは分かるんですけれども、今、進捗、ちょっとでもあるのであれば、ご紹介していただければと思います。短くて結構です。 ◎赤塚支所長   まず、認定農業者のほうですけれども、昨年度、4名の認定農業者さんが誕生して、そのうちの1名の若手認定農業者さんが最近、テレビに多く出演するようになって、板橋の農法を宣伝してくれているところでございます。今年度は、まだ説明会を開催できていない状況ですけれども、引き続き新しい認定農業者の誕生に向けて取り組んでいきたいというのが一点でございます。  それから、板橋版6次産業の展開でございますけれども、なかなか難しいところですが、JAさんとタッグを組みながら、引き続き取り組んでいきたいというふうに考えているところです。 ○主査   では、次は安井委員の質問ですけれども、その前に、先ほどの質問に対する答弁がございます。地域振興課長産業振興課長のほうからお願いいたします。 ◎地域振興課長   先ほどの安井委員のご質問で、地域振興課の事務分掌についてのご質問がございました。私の答弁の中で足りないところ、誤解を招く表現がございましたので、改めて補足と修正をさせていただきたいと思っております。  地域振興課の危機管理についての部分でございますが、災害時等の対応として地域班を持ってございますので、こちらのことに関するものでございます。要支援者の対応につきましては、福祉部管理課が民生委員を通じて行っておりますが、これは縦割りではなく役割分担となってございます。その上で、町会、住民防災組織でございますけれども、そちらと連携しないと救援活動などはできないと思いますので、協力が必要となり、危機管理室と話を進めながら、連携して進めているところでございます。  以上です。 ◎産業振興課長   先ほど、安井委員からのいたばしこども技能塾のご質問についてでございます。一部補足、それと訂正をさせていただきたいと思っております。  こちらのほう、実施時期が7月22日の月曜日から24日の水曜日の3日間、いずれも夏休みということで公募をさせていただきました。小学校4年生から6年生ということで、中学生は含まれておりません。定員が20名ということで、20名の方を対象に実施したところでございます。初日がものづくり研究開発連携センター第1ビル、舟渡にあるMIC−1のほうでございます。こちらのほうの自治会がございまして、いろいろと技術や材料を提供していただきながら、工場見学や、あとはこちらのほうに産業技術支援センターがございます。こちらの見学とか、実際にその機器を使っての実習ということをさせていただいております。  残り23日、24日につきましては、浮間舟渡駅の近くに職業能力開発センター板橋校がございまして、こちらのご協力によりランタン作りをやりました。土台作りから始めて、穴開けやねじの留め、あとは機械の加工とかアクリル板の加工とかをしながら、実際につくランタンを2日間をかけてやったところでございます。いずれもそれぞれの団体のほうから材料や技術協力をいただきまして、費用としてはかかっておりませんので、予算額としてはゼロ円ということになっております。  以上、補足と訂正をさせていただきます。 ◆安井一郎   それでは、まず資源環境費で、主要施策の先ほど、田中委員が言った198ページを私は聞きたいんですが、大気監視にかかっている費用が3,322万7,000何がしがかかっています。内訳について、光化学スモッグの緊急時の対策、学校に連絡、環境監視システムの常時測定、監視、解析、それから東京都のデータの活用、PM2.5についても測定室で独自に常時測定と、あと大和町交差点、それから国土交通省の整備局の大気浄化技術評価委員会は未開催、浮遊粒子状物質調査3地点、4回。有害化学物質調査3地点、4回。これを見ても全部結果を取るだけで、これに3,000万も何でかかるのかというのが素朴な質問なんですけれども、これについてお答えください。 ◎環境政策課長   主に委託料、いわゆる装置の保守点検委託があったりとか、あとシステム自体の機器の、例えばハードウエア、ソフトウエアもそうなんですけれども、そういうものの使用料とか賃貸料になります。例えば委託料なんかですと、この内訳の中で1,600万ぐらいを占めます。あと、使用料、賃貸料につきましては、1,500万ぐらいこの中を占めております。  以上になります。 ◆安井一郎   納得のいかない部分がありますが、もうちょっと何で自分のところで買ってやらないんだという話だけれども、人に頼んで1,600万とか、それは取りあえず置いておいて、その隣のさっき、同じく田中委員が言ったし尿処理で、もう一度私なりに聞きたいことがあるんですけれども、先ほど、1件当たり年間19万円ぐらいかかっているんだというお話がありました。  そこで質問なんですけれども、どこの家庭も上水道の水道料金は払っていると思います。同じように水洗トイレがついていれば、下水道料金も当然それに付加して払っています。この水洗トイレじゃない家庭は、区が無料で収集していますということですけれども、これはおかしくないですか。ほかの方は下水道料金を払っている。くみ取りのトイレは払う必要がない。これは平等でないと思うんですけれども、その辺はどうお考えになっているか、いかがでしょうか。 ◎板橋東清掃事務所長   このトイレのし尿処理につきましては、従前から東京都のほうが無料で収集していたという経過がありまして、本人から料金等をお取りしないという状況になってございます。一般の排水、下水とトイレが一緒かどうか私、分からないんですが、トイレのほうにつきましては、そのような形でし尿処理というものは東京都時代から無料ということで、これをそのまま引き継いでいるというのが現状でございます。 ◆安井一郎   これでくみ取り式だから、都内、さっき1戸減って32件になったとおっしゃっていましたけれども、区内の、北区も豊島区も取りあえず板橋区がやっていると。それについて1件当たり年間19万円ぐらいの費用がかかっているということは、ほかの一般区民は、こういう内容のことは知らないと思いますけれども、じゃ、くみ取りのほうがいいじゃんと。そんなわけないと思うんですけれどもね、臭うから。何となく納得がいかない部分があるので、でも、次に行きます。  その下の動物の死体処理ですけれども、東清掃事務所が199万8,000円、西が115万2,000円ぐらいの動物の死体処理がかかっていると出ています。一般家庭で飼っていた飼い猫、飼い犬が死んだ場合は、30キロまでの重さでたしか1頭当たり4,500円の費用を支払えば清掃事務所は引き上げてくれるはずなんですけれども、そこで私が質問したいのは、都道分、これは東京都からお金はもらっているんですか。それをお聞きしたい。 ○主査   答弁できますか。 ◎板橋西清掃事務所長   ただいまのお話ありました動物の処分料のことなんですけれども、こちらにつきましては1頭当たり2,700円の負担をいただいているというところでございます。 ◆安井一郎   それは、私、この間、自分の愛犬を持って行ってもらったんですけれども、ちゃんとお寺で供養して、合同の動物のお墓に入れるというパンフレットも頂きました。たしかそのときに今おっしゃられた値段より高い値段を払った記憶があるんですけれども、間違いないですか。
    板橋西清掃事務所長   動物の処分料につきましては、ペット業者とはまた別の形になってございます。例えばこちら、葬儀業者さんにお渡しして、実際には処分していただくというようなことになりますので、亡くなったペットについて届出をいただいて、清掃事務所のほうでお預かりしている分については、2,700円で処分をさせていただくというようなことになってございます。 ◆安井一郎   この辺のところの数字が違うんですけれども、次の質問にします。 ◎資源循環推進課長   都道分のお話が私どものほうで歳入しております。資源環境費の中の受託収入ということで、こちら、東京都に休日ですとか、都道で死体が出た場合には、私どものほうで回収する代わりに、東京都のほうに同額を請求しているところでございます。 ◆安井一郎   動物の遺体の大きさが30キロを超えてはいけないというルールがあると思うんですけれども、これは冷凍設備が30キロまでしか対応していないからであると、そういう話もあるんですが、それは事実ですか。 ○主査   答弁できますか。 ◎板橋西清掃事務所長   大きさなんですけれども、理由がはっきりよく分からないところもあるんですが、ルールでこちらのほうで回収させていただく動物の大きさというか、重さについては、25キログラムまでの大きさというふうにさせていただいております。 ◆安井一郎   私の30キロと25キロと、恐らく私も25キロと聞いたと思います。ただ、それは死体を入れておく冷凍庫のキャパだというふうに聞いていますけれども、私も過去に大きな犬もたくさん飼っていました。それで、区役所ではその大きさだと処理ができませんということで、またペット霊園とかにお願いして死体処理をしたことがありますけれども、それは本当に今、私が申し上げたとおり、冷凍設備の大きさによるもので規制があるんでしょうか。その辺をもう一度お伺いしたいんですけれども。 ○主査   答弁できますでしょうか。 ◎板橋東清掃事務所長   各清掃事務所のほうに冷凍保管できる設備、ございまして、決して25キロを超えると入らないというわけではないと思いますが、ただかなり頻繁に回収の業務がございますので、25キロ以上超える大型の動物になりますと、やはり専有面積等々含めてかなり難しいと、そういったところから一定程度25キロ未満でお願いしますというのが実情ではないかと思っております。 ◆安井一郎   分かりました。もし可能であれば、もっと大きくしていただければなと、これは要望です。  次に、自然環境保全係のこれは事務概要の115ページ、河川等の水質汚濁状況調査、水に関係した調査で163万7,000円。これによると天候不順により、一部の項目は生活環境の保全に関する環境基準を満たさない。この下にも天候不順等によりpHやBODなどの一部の項目は、生活環境の保全に関する環境基準を満たさなかった。地下水、一部の湧水は、環境基準を超えていた。  一番下の水環境調査、湧水量調査が4地点、調査回数、月1回、これがどこで行われたか。まず、私が言いたいのは、163万7,000円、やっていないじゃないですか。満たさなかったというか、天候不順なんていうのは分かることだから、これを何で避けないでちゃんと調査しないのかというところが、そもそも水質調査というのは、雨が降ったら川が汚れるのは分かっているんだから、少し時間を置いてやるというのが建前だと思いますけれども、この辺のところ、天候不順によりと書いてあるところがおかしくないですか、お答えください。 ◎環境政策課長   実は、海の満ち潮と引き潮のときが月に2回あります。満ち潮と引き潮の間の時間を縫ってこの水質調査をするということになっております。というのは、満ち潮のときには、海の潮が川の中に入ってきてしまいまして、結構値が正確に測れない部分が出てくるという部分がありまして、4月とか5月とか、ずっと毎月、満ち潮、引き潮が決まった日がありまして、どうしてもその日にやらないとできないという部分がありまして、天候不順の日が前の日にもしあったとしても、これに合わせてやるということになっております。  あと、河川の流域にそれぞれの協議会みたいなものがありまして、そこで各区合わせてこの日にある程度やりましょうということで、合わせてやっておりますので、潮の満ち引きに合わせてやっているという部分がありますので、やむを得なくそういう日に当たってしまうという部分があるということを確認しております。申し訳ありません。 ◆安井一郎   報告書には、その部分をちゃんときちんと記載したほうがいいですね。誤解を招いてしまいます。潮の満ち引き、関係あるのは、荒川とか新河岸川、あと白子川ぐらいだろうと思いますけれども、それで調査項目の河川の名前等もきちんと入れたほうがいいと思う。  あと、最後に、113ページのエコライフマスター、これで保育士ヤゴ里親研修、これに令和元年6月5日に参加者61名が参加しています。ヤゴはトンボの幼虫だと思うのは私も分かるんですけれども、もちろん分かりますけれども、どんなことをエコライフマスターを受講する、また保育士が教わってどういうふうに活用するのか、その辺のところもお聞かせください。 ◎環境政策課長   こちらなんですけれども、一定の小学校、例えば三園小とか新河岸小、あと中根橋、上板橋、緑小なんですけれども、こちらでプールにトンボが来て、プールの使わない時期に卵を産んで、ヤゴがそこに発生するというところで、ヤゴ救出作戦というのを小学校でやっております。各校でやるんですけれども、例えば今年の5月31日、緑小で72名の生徒さんがやったんですが、863匹捕らえまして、それを一旦エコポリスセンターのほうへ持っていきまして、エコポリスセンターで保育士さんにヤゴを一定の数引き取っていただいて、保育園で羽化させると、成虫にさせるというようなことがこの事業になります。ですので、そのために保育士の方々をお呼びして、ご希望を当然募るんですけれども、それでエコポリスセンターに来ていただいて、そのヤゴの幼虫の引渡しをして、保育園に持ち帰っていただいて、それを成虫にさせるという情操教育といいますか、そういうことを生物の大切さを学んでいただくというのが趣旨になります。 ◆安井一郎   ヤゴは昆虫ですから、水が汚れていても全然平気ですし、月齢で羽化寸前のヤゴは餌を食べなくなるし、肌が茶色くなってきて、普通のコップに割り箸1本立てておけば、そこを上って、ちょうど日が当たる寸前に羽化してトンボになります。そういうところを保育士がやって、習って、ただそれを子どもにどう伝えるかというところがやっぱり抜けているんじゃないかな。これからもっとやるんだったら、私に相談してください。もっといい方法があります。  以上で私の質問を終わります。 ○主査   答弁はいいですね。  再質問者が一巡いたしました。しかし、残り時間が7分程度になりますので、以上をもって終了してよろしいでしょうか。          (「はい」と言う人あり)  ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で、本日の調査を終了いたします。  これをもちまして、区民環境分科会を閉会いたします。...