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令和2年3月11日予算審査特別委員会 文教児童分科会−03月11日-01号
令和2年3月11日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月11日-01号

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  1. 板橋区議会 2020-03-11
    令和2年3月11日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月11日-01号


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    最終取得日: 2023-03-26
    令和2年3月11日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月11日-01号令和2年3月11日予算審査特別委員会 都市建設分科会            都 市 建 設 分 科 会 記 録 開会年月日  令和2年3月11日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時55分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      間 中りんぺい       副主査      鈴 木こうすけ  委員      小野田 み か       委員       安 井 一 郎  委員      いわい 桐 子       委員       五十嵐 やす子  委員      おばた 健太郎       委員       佐々木としたか  委員      大 田 ひろし  委員長     田中しゅんすけ       副委員長     いしだ 圭一郎 説明のため出席した者  都市整備部長    安 田   智     土木部長      糸 久 英 則  都市計画課長    内 池 政 人     市街地整備課長   廣 木 友 雄
     建築指導課長    伊 東 龍一郎     住宅政策課長    清 水 三 紀  拠点整備課長    義 本 昌 一     地区整備事業担当課長遠 藤   宏  鉄道立体化推進担当課長           高島平グランドデザイン担当課長            千 葉 宣 雄               澤 邉   涼  土木部管理課長   川 口 隆 尋     交通安全課長    歌 津 知 己  計画課長      内 田 洋 二     工事課長      宮 村 宏 哉  みどりと公園課長  柴 崎 直 樹     公園整備担当課長  市 川 達 男 事務局職員  事務局次長     丸 山 博 史     書記        田 中 彩 乃               都市建設分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者挨拶 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の予算について 5 閉会宣告 ○主査   おはようございます。  ただいまから都市建設分科会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎土木部長   委員の皆様、おはようございます。  本日は、過日ご提案させていただきました令和2年度の一般会計予算所管事項分について審査を頂く予定でございます。  私ども出席者一同、明瞭なご説明に努めてまいります。十分なご審議を頂きますようによろしくお願い申し上げます。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  鈴木こうすけ委員、おばた健太郎委員、以上お二人にお願いを致します。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、当初予算、修正動議ともに既に配付いたしております、分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いを致します。  また、お手元に配付しております予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。  主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。  さらに、会議終了時間までの残り時間は質問希望者で割り振ること。  修正動議に対する質疑についても、委員の持ち時間内で行うこと。  再々質問以降の質疑については規制しないが、ほかの委員の質問時間を考慮して、20分以内に収めること。  分科会では表決は行わないことなどが2月28日の予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認願います。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の予算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。  小野田委員、大田委員、いわい委員、おばた委員、五十嵐委員、安井委員、佐々木委員、鈴木委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際、予算書における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いを致します。 ◆小野田みか   今日はよろしくお願いいたします。それでは、質問させていただきます。  まず、土木費についてなんですけれども、今年度よりも48億円の減額になっているんですけれども、こちらは特別会計に移動して、今後必要に応じて使っていくという認識でよろしかったでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   48億円のうち、一部、東武東上線連続立体化事業基金積立金ということで、マイナス45億円です。  これは、令和元年度にこれから中長期的に財源確保が必要というところで基金を積み立てたところと、予算の明確化を図るために特会をつくったんですけども、令和元年度の基金の中でいろいろシミュレーションした結果、当初の積立金として大山については45億円必要だというところで、そこで前年度との比較で45億円のマイナスになっているところでございます。 ○主査   小野田委員、質問は予算書を基にしているようでしたら、何ページかっていうのをお伝えいただいて、お願いします。  続けてください。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、こちらの当初予算プレス発表の30ページについて、大山のまちづくりについて質問させていただきたいと思います。  こちらが、東武東上線連続立体化事業の推進経費として約1億700万円が計上されているんですけれども、こちらの1番と2番の関係機関というのは、委託先の事業のことでしょうか。詳しく教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、関係機関の話だと思うんですけども、東武東上線については、立体化のほうは事業所が東京都にありますので、また東武鉄道もっていうところで、そういった意味で関係機関というところでございます。  駅前広場については、区が主体になってきますけども、こちらも今後いろいろ、今までもそうですが、警視庁とかそういったところの関係機関と協議しながら事業を進めていきたいと考えております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、予算書の472ページで、こちらの予算プレスの30ページに記載されてる1億700万円の内訳が予算書の472ページに記載されてるということだと思うんですけれども、こちらについて質問をさせていただきます。  472ページの大山駅連続立体化事業経費6,900万円についてなんですけれども、こちらは都の事業ということで、区は約13%負担をするということなんですけれども、この6,900万円が事業の13%ぐらいに当たるということでよろしかったでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そうですね、委員さんのおっしゃるとおり、都市計画決定を12月20日にさせていただいている中で、来年度については区の負担が約13%っていうところで、立体化に伴う測量と設計等の関係で、負担金として予算を計上しているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  同じページの、その下の3,700万円の大山駅駅前広場についてなんですけれども、こちらは委託料ということなんですけれども、測量などの委託になるんでしょうか。もう少し何か委託の内容について教えていただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらの委託の内容については、一番はやはり駅広と側道の一部で測量というところと、あと駅広とかも今まで設計してきたんですけども、そういったところとか、事業認可の図書の作成をやらせていただくとともに、前年度も個別面談等をさせていただいて用地補償の関係とかを、地権者様に心配、ご不安をかけないというところで、そういった用地アセスメントの関係で、電話相談窓口とかの設置に基づいて委託をかける予定でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次のページで、都市計画課の約1,150万円の予算については、内訳を教えていただけますか。 ◎都市計画課長   こちらは今、調査をする予定というふうに考えておりまして、総額でこちらの金額にはなりますが、各駅の立体化を進める課題の整理等、また沿線のまちづくり等についての検討、現状把握等を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、また予算プレスの30ページに戻りまして、クロスポイント地区とピッコロ・スクエア地区についてなんですけれども、こちらのまちの商店街のにぎわいと活性化、またにぎわいやコミュニティの核となる拠点を整備すると書いてあるんですけれども、全体の予算に対してこちらのコミュニティや商店街のにぎわいや活性化の予算はどのぐらいになりますか。 ◎拠点整備課長   ピッコロ・スクエアのところに記載してあります、にぎわい、コミュニティの核となる拠点を整備しますということで記載してありますけども、一連の東京都から頂いてる、補助金を頂いているお金で、おおむねクロスポイントとピッコロ・スクエアの部分の、商店街に係る部分の経費を計上してるんですけども、予算の概要の48ページの大山のまちづくり推進っていうところがございます。その25番、大山のまちづくり推進、ここに6,849万円とあるんですけども、その中の委託費として商店街活性化経費を計上しておりまして、それがおおむね600万円程度を委託費として計上してございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  600万円程度ということなんですけれども、具体的にどのようなお仕事を委託されてますでしょうか。 ◎拠点整備課長   商店街さんとお話をしてたんですけども、派遣している、専門家のほうに委託しておりますんで、その人が商店街から要望があった時点についてと、あと区からも東京都からもいろんな話し合った結果の内容を総合して、商店街と一緒に勉強して、それでワークショップ形式という方法を使いながら課題についての検討をしていくっていう、そういった形の勉強会になってございます。 ◆小野田みか   ということは、今のお話をお伺いすると、何かにぎわいという目に見えないものをつくるためのコーディネーターみたいな形でよろしかったでしょうか。 ◎拠点整備課長   今委員さんがおっしゃったように、コーディネーターも含めた形での対応をしているという形になってございます。
    ◆小野田みか   ごめんなさい、ちょっと詳しくお伺いしたいんですけれども、それはセミナーとか、場所を借りてみんなでワークショップをしたりとか、あとはどういうことですか。にぎわいをつくるっていうのはとても難しいことで、今の商店街の活性化をそのまま継続するっていうことはとても大事なことだと思っているので、それをどうやって次の新しくつくるまちに継承していくのかっていうのがとても気になるところです。  なので教えていただきたいのと、あと、こちらのピッコロ・スクエア地区の再開発事業のにぎわいやコミュニティの核となる拠点を整備しているということなんですけれども、こちらの核となる拠点というのは、工事中に核となる拠点とするのか、その後も継続するような核となる拠点をつくられているのか。場所なのか、人なのかというのを詳しく教えてください。 ◎拠点整備課長   まず、幾つか質問いただいたので、商店街の活性化の件について最初に質問いただいたので、そちらのほうからお話しさせていただきます。  検討委員会が行ってるのは、ハッピーロード大山商店街が管理している事務所というのがありますので、そこに集会室がございます。そういったところに、商店街の皆様、区の職員、あと産業の部門の方、あと東京都の方が集まって、持ち寄った課題について議論をしているという形になってございます。もちろん、コーディネーターが先導をしながら、課題について検討してるという状況でございます。  それと、ピッコロ広場のにぎわいの拠点なんですけども、まだこちらは都市計画決定がされておりませんので、いろんな具体案を検討してる中なんですけども、やはり一番駅から遠くなってございますので、にぎわいの拠点、場所もそうですけども、人もどういうふうに位置づけるかというところ、両方の面から今検討を進めてるといった、そういう状況でございます。 ◆小野田みか   人をどうやって位置づけるかっていうところがちょっと、いまいちよく分からなかったんですけれども、組合があると思うんですけれども、その組合の方々などを入れるっていう感じでよかったんでしょうか。 ◎拠点整備課長   まず、準備組合というのがございまして、任意の団体ではございますけども、そういった方が中心となって、再開発事業の中にどうやって、施設も含めた形でのにぎわいをどう考えていくかということを続けているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  この事業に関わっている人を中心にっていう印象を受けたんですけれども、このまちに普通に暮らしている方々とか、あと商店街を現在使っている方々の意見はどうやって取り入れていくご予定でしょうか。 ◎拠点整備課長   まだまだピッコロ広場につきましては都市計画決定もされておりませんので、まずは地権者の方が中心になって事業も進めておりますけども、私どものほうで機会があるごとにまちづくりの説明会等をやって、いろんな方々のご意見等を伺っておりますので、それも参考にしながら事業を進めているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。ぜひまちの方々の意見も取り入れていただければと思います。  あと、予算書の273ページの大山町クロスポイント周辺地区の10億7,200万円の予算なんですけれども、こちらについて内訳を教えてください。 ◎拠点整備課長   クロスポイント地区周辺の拠点整備課で抱えてる10億7,200万何がしというお金なんですけども、これはほぼほぼクロスポイント地区が来年度の後半あたりに、今組合から連絡いただいたところによりますと、建物の除却を開始するという話を伺ってございます。そのための土地整備費ということでの補助金として支払うお金になってございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  あと、すみません、予算プレス30ページに戻るんですけれども、市街地再開発準備組合の活動支援と書いてあるんですけれども、この支援というのは予算には、経済的な支援も含まれるのでしょうか。 ◎拠点整備課長   ピッコロ・スクエアにつきましては、まだ予算がついておりませんので、人的な支援を主に今活動を進めておるところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  あと、こちら、最後についてなんですけれども、高層ビルを建てるということなんですけれども、防火対策ということではあるんですけれども、例えば去年、台風19号のときに、武蔵小杉の高層ビルで、停電と断水で皆さんが結構困ってたと思うんですけれども、こちらのクロスポイントに高層ビルが建ったとき、高齢者の方々も入る予定ではあると思うんですけれども、停電と断水の対策などについては考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎拠点整備課長   クロスポイントのところにつきましては、当初から一部建物につきましては、おおむね地下に発電施設を造ってたりはするんですけども、19号の件で地下部分に漏水があって、発電機が動かなかったという場合もありましたので、それを今、地上部、2階、3階に造ることができないかという検討も進めております。  なるべく雨、風、そういったもので発電機等が止まらないような工夫をして、災害時にもエレベーター等が動くような、そういう対策を今進めているところでございます。 ◆小野田みか   断水についてはいかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   ある程度、電力を賄うことによって、断水のほうも軽減できるというところも今検討してるところなので、結論はまだ出ておりませんけども、今後の建物詳細設計を進めていく中での断水の件も検討していくという形は聞いてございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  それでは次は、高島平のまちづくりについてお伺いさせていただきます。  来年度の予算は約1,100万円ということで、今年度よりも400万円から500万円ぐらい減額されているんですけれども、今年度の委託費がお幾らかということを含めて、予算の使い方をご説明していただきたいというのが一つ。お願いします。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   来年度の予算といたしましては、報償費と委託料から成っておりまして、委託料に関しましては、来年度は1社に限られて契約をする予定でございますので、大変申し訳ございませんが、こちらは契約情報となってしまいまして、具体的な金額をお伝えすることはできません。この2項目をまとめまして、およそ1,102万9,000円となっております。  この中で、報償費、例えばUDCTakの委員会等に各先生方などをお招きして、その際の謝金という形で報償費からお支払いいたします。  なお、委託料に関しましては、ただいま策定しております高島平地域都市再生実施計画、こちらの策定支援ということで、1社になりますが、こちらのほうと契約を結んで、今後委託を進めていく予定でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  委託料についてはお伝えいただけないということなんですけれども、今年度の事業の結果を踏まえて、来年度は高島平のまちづくりについて具体化に向けた基本計画を策定予定とのことですが、アンケートなのか、ワークショップやセミナーなのか、どのような事業を通して基本計画を策定予定なのか教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、アンケートも継続してただいま、昨年末に行いましたが、これらのアンケートも引き続き必要に応じてやっていく考えです。  また、UDCTakの事業などを含めまして、ワークショップでありましたり、そういったものも働きかけつつ行っていければと考えております。まだ現状では、具体的な回数等は決まってはおりません。 ○主査   あと1分だそうです。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  あと1分ということなんで、ちょっと短くしたいんですけど、本当は今年度の事業を踏まえてというところで、どこら辺も踏まえてなのかっていうのをお伺いしたかったのと、あと高島平二丁目などの団地のあるエリアについて、UR都市機構さんとの話合いは予定しているのかということと、もし予定している場合、何回ぐらい予定していますか。また、その話合いの目的があれば、その内容について教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、昨年度までのUDCTakの運営でしたり、あとはまちづくり委託ということで昨年度までやってきた中での、踏まえまして、今年度からはまたまちづくり委託ということでの一括委託をやめて、報償費と策定委託にしたといったところが一つ踏まえたところでございます。  なお、URさんとの協議につきましては、大体月1回程度をめどに協議を行っているところです。これまでは、今後どのような形での協議を行っていくかというところの打合せでございましたので、具体的な協議は今後より進めていくところでございます。 ◆大田ひろし   都市整備部、土木部の皆さんには、本当に地域のまちづくりとか、あるいはインフラ整備とか安全・安心に日夜活躍していただいておりまして、とにかくすぐやっていただけるってことで、私どもも本当に助かっております。今後とも、すぐやるということを前提に置いてしっかり頑張っていただきたいと思うんですけども、今日はちょっと確認したいところだけ何点かやりたいと思います。  まず、予算なんですが、予算書の263ページ、街灯整備維持経費っていうのがあります。これ、約12億の予算を組んでるんですけども、LED街灯に直すための予算っていうのはどれくらいこの中に含まれているのか、今ある維持管理のほかに。まずそこのところを教えてください。 ◎工事課長   街灯のことでご質問いただきました。  街灯については、街灯の総額で11億9,796万2,000円ということで計上させていただきまして、そのうちの街灯の整備に関する経費については、維持管理費以外ですと約9億円の維持費というか更新工事ということで、それ以外の3億円ほどが街灯維持管理費ということで、街灯電気料とかそういったことに充てさせていただく予定でございます。 ◆大田ひろし   LEDに替えるってこと、これは長期計画で、区内の、区道とかにある街灯を全部LEDに替えてくってことでしょう。それを、もっと聞き方を、言えば、今年度はどのぐらい予算をそれに組んでるんですかってことを聞いてるわけです、この予算の中に。8億も9億もそんなに行かないと思うんです、きっと。新規で取り替えてく分についてはですよ。  それで、もう一つは、LED街灯につけ替えるのはいつを最終年度と考えてらっしゃるのか。それは計画通り行ってるのか。そこのところをちょっと教えてください。 ◎工事課長   予算的には、街灯の更新は今年実計上1,500基の更新を予定しておりまして、先ほど申し上げた8億8,000万円ほどの金額は、街灯の更新に充てる金額でございます。  もちろん、街灯の更新ということで、街灯の維持管理上、故障してしまったとか、球切れを起こした場合については、もちろん球切れを起こした場合は当然同じものを交換するっていうふうなことで、原則なんですけども、場合によっては街頭をそれのタイミングでLEDにしてしまうってことも合理的な場合はございます。そういったときは、もちろんLEDに更新して、実計の数字に加えていくというふうなことがございます。  基本的には、そのようなやり方を組み合わせて、実計の数字に近づけていきたいというふうに考えてございまして、現在は、実計というか基本計画の中では予定どおりに進んでおりますけども、最終年は基本計画の年度内に終了させたいというふうに考えてございます。 ◆大田ひろし   そうすると、これは10年計画で何か最初進んでたように思うんですけども、2025年には一応完了するということで、区内の既に街灯はLEDに全て替わってくと、道路やそういうところのですね、ということでよろしいんですか。簡単に答えてください。 ◎工事課長   基本計画の最終年である2025年までには全てLEDに替えていきたいというふうに考えてございます。 ◆大田ひろし   もう一つが、そうすると、今現在は半分ぐらいですか。何分目ぐらいまで行ってるんですか、これ。 ◎工事課長   委員がおっしゃるとおり、大体半分ぐらいが終了してまして、割合で申し上げると、約60%が街灯の更新で終わってございます。 ◆大田ひろし   かなり進んでるってことだと思いますが、そうすると残り5年半分はありますんで、もうちょっと早いピッチで終わるんじゃないかと思います。期待しておきたいと思います。  それから、269ページに公園灯があります、同じ街灯なんですが。公園のほうも1億6,000万になってますが、公園も街灯をLED化するというふうに聞いてますが、最終的には公園の街灯は全部LEDにするのか、その年度はいつなのか、そして、それは今もう始まってらっしゃるのか。そこら辺をちょっと確認させてください。 ◎公園整備担当課長   公園のLED化につきましては、今年度から事業をスタートさせていただいております。全体の公園の照明灯としましては、約2,000基ございますけども、そのうちの水銀灯部分について、LED化を今図っていきたいというふうに考えております。  今年度から5か年かけまして、約1,600基をLEDに替えていきたいということで、今年度の実績につきましては、初年度としまして238基、LED化を行っております。 ◆大田ひろし   ありがとうございました。  じゃ、次ですけども、区民意識意向調査のほうを頂きまして、板橋区の電車やバスの利用のしやすさっていうのがあったんですね。その中では、意外と高い評価を得てたと。利用しやすさを感じてるっていう方々を含めると、約70%ですね。全く感じてないみたいな人は13%ぐらいしかいないんで、板橋区内の交通網っていうのはそこそこ整備されてるのかなという実感を持ったんですけども、課長のほうではどんなふうにこの調査をして分析されてるのか教えてください。 ◎都市計画課長   今おっしゃっていただいたように、意向調査についてはもう何年も続けてきてるところでございますが、一般の区民の方の評価は、板橋区はある程度そういう面では交通網が充実してるっていうふうな認識を持たれてるというふうに私たちも考えているところでございます。  それというのも、例えばコミュバスの話の中では相対的に低い地域というふうな言い方をしておりますが、トータルで見ますと、網の目のようにバス網も発達しておりまして、23区内でも充実したバス網を持ってるというふうに私たちは認識しているところでございます。そういう点を踏まえますと、そのような結果というのは、妥当という言い方はちょっとあれですが、適切な結果だというふうに思っております。  そうはいっても、残りの方たちもおりますので、皆様に充実した環境をつくるっていうことは大切だと思っているところでございます。 ◆大田ひろし   残りの3割近い人たちは、まだやっぱり不便さを感じてるんだと思うんですけど、そこに高齢者の方たちがかなり入ってるのかなというようなことはちょっと推測できるんですが、273ページのコミュニティバス事業、1,720万円があります。  昨年もこれ、予算としては1,673万6,000円というふうになってたんですが、ほとんど予算が変わってないんですが、何にこれはかかってるんですか。新規のバスを、中型を買うとか言ってたのは去年じゃなかったかと思うんですけど、その辺、ちょっと教えてください。これの金額が一緒だっていうのが。 ◎都市計画課長   まず、今年度の10月にバスは新しく、今までのポンチョ型のタイプのものから中型のバスに替わっております。バスとしては、今まで35人の定員のところ、61人の定員ということで、26人ほど大きくしたバスになっております。  ただ、バスを購入しても、一気に購入価格を全部払うわけではございませんので、分割して払いますので、そういう面で結果的にはある程度平準化されてるというふうに認識しております。 ◆大田ひろし   コミュニティバスは、赤塚って私の地元なんですけども、走っていただいて、赤塚中央通りとか大仏通りとか、谷があるようなところで非常に困ってたお年寄りが、いっぱいバス停を造っていただいたおかげで非常に助かってるバスとして認識してまして、これを応援してきたんですけども、当初やっぱりこれは相当持ち出しが多かったんですが、ずっとこの約10年、右肩上がりで利用率は上がってて、収益も上がってるんですか。収益が上がってるっていっちゃおかしいんだけど、まだ赤字だから補填してるんでしょうけども、そこら辺の区が負担してる金額っていうのはどうなってきてるのか。大ざっぱでいいです。
    ◎都市計画課長   まず、利用者が増えることによって収入が増えているというのは、そういう話でございまして、当初、21年度につきましては3月の2日間だけであったものでございますが、それ以降、順次利用者も増えておりまして、当初は年間で、21年の、それで22年からは延べで4万4,000人で、5万4,000人、7万3,000人、8万5,000人、9万1,000人、9万6,000人、今は順次増えてまして、昨年度が10万8,000人ほどになりまして、そういう面では、利用者の払っていただく金額というのも増えてるというところでございます。  区のほうの補助金も、年間2,000万前後だったところが、昨年度につきましては600万ほどになってますので、利用者が増えた関係で収入が上がったということで、そういうふうになってきておりますので、今後、今中型に替えましたもので利用者が今後ともまだ見込めますので、順次増えていって、できるだけ、国際興業さんが今運行してますが、補助金なしで独自運行できるような形につなげるような努力っていうのも今後とも続けていきたいと思っております。 ◆大田ひろし   本当に、できれば利益が出て切り離して、コミュニティバスじゃなくて事業者でやってもらうのが一番いいと思うんですね。もともと走ってたところを、午前、午後で回り方を変えてたところを、逆回りで区が提供したのが始まりで、多少コースが違ってるというのはあるんですが、今でもそういうやり方を運行してる地域なんで、そういうことですね。  だけど、持ち出しとしては1,600万常時、バスの交換等を含めると出ていくってことを考えると、やっぱりこれも何かの努力が必要かなと。事業者さんにももっと努力してもらう必要もあるのかなと思います。  これは今、運転手さんっていうのは何名で回されてますか、関わってる人というのは。1日1人で乗ってるのは分かるんだけど、実際は3人で回してるとか、何かあるんじゃないんですか。そこら辺の人件費とかもちょっとかかってくるのかなと思ってるんですけど。 ◎都市計画課長   現在、運転手さん、2名の方で交代で取り組んでいただいてるところでございます。 ◆大田ひろし   じゃ、その2名の人件費がまだ出ないっていうようなところなのかもしれませんけども、コミュニティバスはそういうことで、次のところも視野に入れながらいろいろ検討はしていただくんですけども、新規事業のところで、予算の概要のところで、同じように48ページ、公共交通の利用環境の整備ということで、予算書でいくと273ページかな。  502万6,000円の予算が今年ついてます。これは会議体をつくっていくと。交通政策基本計画でしたっけ、マスタープランに基づいて、協議、調整の場を設けるってことで、今年新規事業になってます。  タクシーの乗車場の位置を明示するみたいなことが例として挙げられてるんですね。つまり、もう少しタクシーが止まれる場所を確保して、移動困難者のために、もっとタクシーとかを利用していただけるようにという意味合いだと思うんですが、そこら辺のコミュバスに代わるところの議論というのはどういうふうに今進めていこうとしてるのか、ちょっとお聞かせください。 ◎都市計画課長   まず、会議体でございますが、今後もう少し体制の検討をした上で、できる組織体を考えているところでございます。  また、タクシーの乗り場でございますが、既存の地域に有効に活用できそうな場所を探しつつ、要はコミュニティバスだけでは難しい部分を少しでも補完できるような体制として、タクシーを利用される方たちが少しでも利用しやすい環境にあることによってそういう部分の補完ができるというふうに考えておりますので、ちょっとそれについては今検討を進めていく中でございますが、順次地元等の調整も含めながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆大田ひろし   じゃ、ちょっと時間がもうないので、できればコメントを頂きたいんですが、今板橋区はSDGsにしっかり取り組むってことで、各所管課あるいは各部、区長のほうからいろいろ出てると思います。  去年は東京都で1位、全国で8位ということで、これをやっぱり維持していこうってことは当然あると思うんですけども、その中で、私、資料をもらった中では、都市整備部、それから土木部併せて様々な事業を頂きましたけれども、何か特徴のあるものがちょっと感じられなかったんですね。いっぱい羅列されてますし、まちづくりだったり環境だったり、皆さんのところに関係してきますので、何が一押しみたいなことでやってるのかっていうのを、できれば土木部、それから都市整備部、各部長1つずつぐらい挙げていただくことはできないでしょうか。これなんだと、うちは、部としては一押し、SDGs、いかがでしょう。 ◎土木部長   SDGsは基本的に、ご承知のとおり全ての人を取り残さないという考え方で進めております。その中にターゲットが幾つもありますけれども、どれがどれっていうことでくっきりと色分けすることは難しいと認識をしております。  先ほどのLEDもありましたけれども、土木部としては活動的な部分が多うございますので、そうしたエネルギーの省力化であるとか、それから環境という面で公園整備、そうしたものに重点を置いてるということでございます。  あえて申し上げれば、土木部では2年度の予算ですと、自転車の利用の活性化の計画を立ててまいります。それから…… (「大体の特徴とか。もう時間がなくて」と言う人あり) ◎土木部長   こども動物園等で環境についての教育をしていくと。そういったところに力を入れていきたいと思っております。 ◎都市整備部長   なかなか一押しっていうのを一言で言うのは難しいところではあるんですが、基本的にまちづくりの中でSDGsを進めていくという中で、やはりまちづくりの中で一番重要なのは交通政策だと思います。そういった中で、昨年度、今年度、交通政策基本計画をつくりましたんで、その中でも人が主役の交通政策ということになってますので、これが一番SDGsとしては、都市整備部としては一押しになってくるのかなというふうに考えております。 ○主査   あと1分。 ◆大田ひろし   1分しかないんであれなんですけども、今の交通政策ね、土木部は土木部で今言っていただきました。よく分かります。LEDだとか取り組んでらっしゃるし。  今、交通政策というふうに部長は言われたのですけれども、誰一人取り残さないというところから行くと、やっぱり今問われてるのは高齢者とかそこら辺の移動困難者ですよね。そこら辺をどう取り組んでどうサポートしてくかってことが非常にこの10年、大事なテーマだと僕は思ってますので、ぜひ会議体をつくって、しっかりとその辺もテーマの上に上げていただいて、頑張っていただければと思います。  この時間はちょっともう時間がないんで、これで終わります。 ◆いわい桐子   よろしくお願いします。  まず最初に、土木事務所について伺います。   No.1実現プラン2021でいうと、新年度は3年間の真ん中の年なんですけど、実施計画上は土木事務所、公園事務所等の新たな業務体制を検討するっていうふうに書かれているんですけど、1年目は板橋土木事務所を半分委託してみたと。新年度は、その委託はやめるっていうことは聞いているんですけども、委託から会計年度任用職員に替わると聞いていますが、変更した理由についてをお示しいただきたいということと、それから、具体的には実際何が変わるのかっていうことを教えてください。 ◎工事課長   一番大きい理由というのは、やっぱり災害時に対応に職員が関与できる点が大きなメリットかなということを感じています。来年替わるっていうことは、初めて職員が、会計年度任用職員といってもやっぱり職員なんで、直営の職員が何かあったときに対応に当たるということは最大のメリットでもあり、大きな要素かなというふうに考えてございます。  もちろん、そういった時間外の対応ができることもありますし、昨今増えております水害とか、そういった対応も迅速にできるのではないかというふうに期待しているところではあります。 ◆いわい桐子   そうすると、この間の台風のときにも、委託の部分は、委託の人を呼ぶわけにいかないので職員でやらざるを得ないっていうところで、大変困難だったんだろうと思っているんですけども、実際に委託を開始する際に、職員を減らしたとか、どういうふうにするとかっていうことがあれば教えていただきたいのと、それから、会計年度任用職員は土木事務所では何人配置されるのかを教えてください。 ◎工事課長   委託に伴ってというか、職員を減らしてしまったということはございませんでした。過去の計画上は、退職不補充の関係もあって、職員は採用を加速していこうということがそもそもの始まりだったわけですけども、その退職不補充に伴って、退職してしまった正規職員の補充はなかったというふうに、そんなふうな計画で説明しておりましたので、委託することによって職員を減らしたということはございませんでした。  あと、基本的には職員は減らすことがなく、ちゃんとやっていただくっていうことに終始してるんですけども、会計年度任用職員の採用数ですけども、来年度は4人ということで採用をさせていただいて、職務に当たっていただきたいというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   そうすると、4人というのが板橋と赤塚とそれぞれどういうふうに配置されるのか教えてもらいたいということと、これまでずっと退職不補充で、増やさないで正規職員は来たという中での委託だったというふうに思うんですけども、実際に会計年度任用職員と正規職員の役割の違いはどういうふうになってますでしょうか。 ◎工事課長   役割の違いといいますのは、基本的には会計年度任用職員さんは正規職員の補助という形になってますんで、全て正規職員からの指示を受けて業務をこなしていただくっていうふうなことが原則になるかと思います。  土木としては初めての制度導入ということで、様々なこれからも課題が出るかもしれませんけど、そういった点については順次解決しながら進めていきたいというふうに考えてございます。  今回、板橋土木と赤塚土木の2所に職員を配置しまして、4名採用っていう話をしましたけども、2名ずつ配置していくことで現在考えてございます。 ◆いわい桐子   会計年度任用職員は正規職員の補助をする役割っていうふうに考えると、これまで退職不補充でやってきて、減ってきてるところでの会計年度任用職員の配置だと思うんですね。  やっぱり今後、この会計年度任用職員でやっていくとしても、あくまで正規職員の補助っていうふうに考えると、必要な正規職員をきちんと配置していくっていうことが必要になってくるんじゃないかと思うんですけど、今後退職した場合にどういうふうに対応していくのかっていうことの確認と、それから、やっぱり技術部門だと思うので、一定の期間一緒に働いて、スキルを一緒に高めていくというか、技術を継承してく、対応のやり方を継承してくっていうことが非常に重要になってくる部署かなっていうふうに思うんですけど、そのことについてはどういうふうに考えてるのかってことを教えてください。 ◎工事課長   会計年度任用職員さんは、正規職員の補助っていう位置づけになってございますので、当然正規職員の方が全て退職してしまっては補助する職員がいなくなってしまいます。そういった意味で、正規職員のやっぱり採用に関しても、これから十分に調査させていただいて、この会計年度任用職員の継承も踏まえて要望を出していきたいなというふうに考えてございます。  これからの検証結果も踏まえてっていうことになる関係もあって、たちまちではないことに関してはちょっと残念なところもあるんですけども、そういったデータを取っていく上で必要なことかなというふうに考えてございます。  あと、技術の伝承っていうことですけども、確かに経験のない方がぽっと出てそういった作業に当たることはほぼできませんので、そういった技術とか技能なんかをしっかりと伝えていきたいなというふうに考えてございます。  どのような形で伝承するかっていうことも併せて、先ほどの検証と研究も踏まえてやっていきたいというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   今回の委託ではなくて直接雇用に切り替えるっていうことについては、非常に私は評価してるんですけど、それに加えて、やっぱり必要な正規職員をきちんと配置してくっていうことで、ぜひ増員も含めて今後要望していっていただきたいというふうに思っています。よろしくお願いします。  次に、予算書でいうと263ページの249号線について聞きたいんですけれども、新年度予算の事業の中身をお伺いしましたが、幾つか委託が入ってるんですけれども、設計委託、測量委託というふうに入っていますが、設計委託っていうのはどの部分の委託なのか、それから測量の委託っていうのはどの辺りを測量されるのかってことを教えてください。 ◎計画課長   補助249号線についてなんですけれども、この補助249号線は事業認可を取っておりまして、ある程度設計も進んでいる段階ではございますけれども、まだ国道との設計協議とかそういったものが進んでおりませんので、詳細な道路の高さだったりとか、そういった細かな設計についての設計委託っていうものとか、そこに関わってきて歩道橋の架け替え等があるんですけれども、その辺の設計委託が予算として入っております。 ◆いわい桐子   1月から2月にかけてボーリング調査を行われているというふうに聞いていますが、ボーリング調査の目的を教えていただきたいということと、それからその結果はいつ出るのかということを教えてください。 ◎計画課長   委員のおっしゃるとおり、今年度1月からボーリング調査というものを行いました。これは、今回事業の中で、補助249号線に絡む国道部分のなんですけれども、歩道橋の高さを変えなければいけないということで、歩道橋を架け替えなければいけないという意味がございまして、そこの歩道橋を架け替える場合の地質等の基本的なデータを調査するための調査を行っております。  結果は3月末に分かる予定になっております。 ◆いわい桐子   この歩道橋のつけ替えについては、非常に住民の皆さんが、どれぐらいの高さになるのか、どの場所になっちゃうのかっていうことを心配してるんですけど、その中身について一定の調査結果が出て、方針が具体化されるのはいつ頃なのか。それから、住民への説明はいつ頃なのか教えてください。 ◎計画課長   今回のボーリング調査のデータ等を踏まえて、新たに何か所か歩道橋の候補地等を設計の中で選んでいきながら、今年の秋ぐらいに住民説明会も踏まえてご説明したいなと思っております。 ◆いわい桐子   それから、実際にボーリング調査した場所が大分遠いってことで、住民の方から心配の声が出てるんですけど、距離的にはどれぐらいあって、住民の方からすると、ボーリング調査した場所に歩道橋が行っちゃうんじゃないかっていう心配の声があるんですけど、その辺はどれくらいの幅を持っての調査になるのかってことを教えてください。 ◎計画課長   実際にボーリング調査をした場所は、歩道橋の場所よりも二、三十メートル離れたところでございますけれども、目的はそこの地域の地質を測るということですので、地質を調査するに当たっては、場所が少し離れていても大きくそこで地質が変わるというようなことはないというか、可能性は少ないということで、ボーリング調査をやった位置が離れていたからデータがおかしくなるというようなことはないんですけれども、またそこでボーリング調査をやったからといって、そこに歩道橋を架け替えるっていう場所でもないということで、了承いただきたいと思います。 ◆いわい桐子   じゃ、その中のどこかベターなところに設置するということなのかなと思うんですけど、距離が移動する、場所の考え方なんですけど、今ある歩道橋から離れれば離れるほど高さがどうなるのかっていう、距離感と実際の高さの影響ということを教えてもらいたいということと、あと、249号線が突き当たるところが壁になってるんだけど、住民の方からすると、そこが向こうに降りられるんだったらいいんだけどっていうことなんだけど、そこは今の計画でいうと、突き当りの向こうは壁のままで行かれないっていうことなのかなと思うんだけど、それはそういうふうに変更する可能性ってのはどういうふうな状況でしょうか。 ◎計画課長   高さにつきましては、今の歩道橋の位置よりも、交差点があって歩道橋があって、それを離していけば離していくほど歩道橋は低く設計ができるということは言えるんですけれども、じゃ、何メーター離すとどのぐらい低くなるかっていう細かなところはまだちょっと設計のほうで細かく検討してみないと、ここでははっきり言えないところでございます。  あと、施工後に向こう側に降りれるかという計画については、今のところないので、壁のままということでございます。 ◆いわい桐子   素人考えで申し訳ないんだけど、突き当りを降りれれば、今の歩道橋を渡れば向こう側に降りられるんだけど道路をただ渡ったときには降りられないっていう状況が解消されると、この歩道橋の問題も少し緩和されるのかなっていう感じがするんですけど、そこについてはもうちょっと要求してくとか、向こう側に出られるようになるっていうことは技術上無理なのかどうかってことを教えてもらいたい。 ◎計画課長   まず、反対側に通すということになりますと、交差点のほうに人を通さなければいけないので、横断歩道を設置しなければいけないっていうのが一つ問題があります。その横断歩道の設置が可能かどうかっていうのも、ちょっと警視庁と協議をしなければいけない、また国道さんとも協議をしなければいけないということになります。それは可能になって、反対側に降りれるかどうかというのも、今ある壁に穴を開けることになってしまうことになりますので、それも国道さんとの協議が必要になってきます。  ですから、今後そういったことを研究していこうかと思いますけれども、今のところはそういった予定はないということで、お願いします。 ◆いわい桐子   ぜひ協議してもらいたいんです。ぜひ協議をお願いしたいっていうことと、もう一つ、ここを通すまでの過程で、どいてもらわなきゃなんないっていうところが何軒ぐらいあと残ってるのかっていうことを、地権者数が分かれば教えていただきたいと思います。 ◎計画課長   用地買収の今の進捗状況なんですけれども、ここの用地の地権者が全部で13軒あります。筆でいうと16筆あるんですけれども、大きく切った土地の割合でいきますと、現在公社のほうで用地買収したのが4軒ございます。  それで、現在22%の取得率になっておりますので、あと約8割というところなんですけれども、筆の割合でいくと、全部で16筆あるうちの5筆を買っておりますので、11筆残ってるということでございます。 ◆いわい桐子   最後に、先ほどの歩道橋の説明会が秋頃っていうふうなことだったんだけども、実際に住民の皆さんは非常に歩道橋がどうなっちゃうのかってことを心配してるので、全部計画が決まりました、ここに設置しますっていう段階での説明ではなくて、先ほど幅があると、ここに設置したら何メートルになる、ここに設置したら何メートルの高さになっちゃうって、例えばA、B、C案ぐらい用意して私は住民に説明に行ってもらいたいっていうふうに思うんですけども、いかがでしょう。 ◎計画課長   委員おっしゃるとおり、もうここに決めたからという説明会ではなく、候補を何個か挙げて、それで皆さんのご意見を受けていく説明会にしたいと思います。 ○主査   あと10秒です。 ◆いわい桐子 
     もう10秒。  ぜひ丁寧に住民の皆さんに、決める前に説明を行っていただきたいと思います。 ◆おばた健太郎   よろしくお願いいたします。  それでは最初に、公園のことについて、先ほど質問があったんですけれども、再度ちょっと一応確認でお尋ねしたいと思います。  公園のトイレの改修についてですが、資料によると、今改修が必要なのが180か所あるというので、令和2年から7年にかけて改修をしていくというようなことだと思うんですが、場所ですね、予算概要の41ページの公園整備になるのかなと思うんですが、今年度についてはトイレの改修が4か所ということかなと思うんですけども、その計画について教えてください。 ◎公園整備担当課長   こちらの公園公衆便所の改修工事4か所でございますけども、来年度予定してる箇所が西台二丁目児童遊園、徳丸二丁目第二児童遊園、赤塚六丁目公園、あと常盤台駅前公衆便所のリフォームというような予定になっております。 ◆おばた健太郎   今後の整備計画というところで、35か所を予定しているということで、今年4か所というと、ちょっと今年は少なめなのかなという感じがするんですが、これは計画通りということなんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   まず、事業の進め方としまして、トイレのみの単独事業という形で改築、改修等を行っていくという事業が今ご説明した4か所の事業になります。また、それとは別に、公園全体の改修工事等に併せてトイレの改修を行っていくということで、併せての事業計画という形になってございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。  次に、同じ公園整備なんですけれども、公園施設の整備ということで、公園点検で不備が発見された公園については改修を行っていくというようなことがあるんですが、これは具体的に、例えば昨年度、私はいろいろなキャッチボールをできる公園を見て回ったんですけれども、そういったキャッチボールをするところの金網が破れている箇所が何か所かあったんですが、そういった箇所についても流動的にというか迅速に対応できるというふうに考えてよろしいんですか。 ◎みどりと公園課長   遊具点検というのは、滑り台ですとかブランコを専門業者に見ていただいて、どこか不備があるのかという点検をするもので、例えばネットフェンスが壊れているというのは、基本的には区の職員が巡回なり区民の皆さんからお声を頂いたときに維持補修の中で補修していくというものでございます。十分やっていける範囲でございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。それでは、早速お伝えしたいなというふうに思います。  次に、公園灯についてなんですけれども、先ほども、今年度が316基ですか、ページでいうと予算概要の47ページの21番になるかなと。316基ということですけれども、こちらはどこを替えるかは、予定はもう決まってるんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   来年度、316基予定してございますけども、箇所については現在も精査しているところで、公園灯の老朽化度合い、または調度等の状況を見ながら、優先順位を決めて進めていきたいというふうに考えております。 ◆おばた健太郎   優先順位はまだ決まっていないということだと思いますので、加賀西公園が、今東板橋体育館が改修工事に入った関係もありまして、少し暗いというような声も上がっておりますので、ぜひ現状を確認していただければと思います。  続きまして、予算書47ページ、23番の地域地区管理、用途地域等の見直し調査についてですけれども、こちら、改めて一応どういった概要かご説明をお願いできたらと思います。 ◎都市整備部長   こちらは、用途地域の見直しということでございまして、東京23区の用途地域につきましては、東京都が権限を持っておりまして、そちらのほうで見直しする作業が始まります。実際には、過去には8年に一度ずつ一斉見直しという形で、相対的に全体部分の見直しをしていたところでございますが、今回につきましてはそういうものではなくて、地形地物の変更とか、あとは使ってる資料の電子化等を踏まえまして、そういう部分で、見直しする作業が東京都全体で始まります。  その中で、板橋区のほうでも一定の資料等について、東京都と一緒に作りながら取組を進めるというふうな内容になっております。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。  今、ある地域で、用途制限において実施ができないというような建築物があるとか、そういったことが仮にあった場合に、用途地域の変更というところまで踏まえて検討が行われるものなのか、現状の再確認を行うものなのか、ちょっとその度合いについて教えてください。 ◎都市計画課長   今おっしゃっていただいたように、特定の場所についてこういう理由があるからということで、例えば一つの敷地で理由を決めて変更するようなことではございませんで、今回は全体的に、例えば埼玉県境がずれていたので、そういう部分の調整をするとか、都市計画道路が新たにできたところで、その部分で計画線と現状の線がずれているという、そこから例えば20メーター、30メートルっていう用途線が発生しますので、そういう部分の再調整をするような形がメインでございます。その中で、少しちょっと考え方を述べさせていただきますと、一般的な用途地域の見直しといって、ご自身の都合でとか、そういうことで用途地域を見直すっていうことはありません。  今回、ここ二、三年、地区計画を一緒に掲げながら、それが東京都の大きな方針に基づいて、また板橋区の基本方針とか都市計画マスタープラン、そういうものに基づいて見直しすることは過去にもあったことでございますが、今回個別な理由で全体的な見直しの中でそれをやるということではございません。 ◆おばた健太郎   分かりました。  続きまして、予算書の259ページの自転車利用ルールのことについてなんですが、こちら、年に一度小・中学生、中学生についてはスタントマンによるスケアードストレート、いわゆるスタントマンによって実際に事故が発生したようなものを見せて、危険を直視してもらうというようなことをやっているわけなんですけれども、今年度の計画について改めてお願いいたします。 ◎交通安全課長   すみません、今ちょっと確認なんですけれども、259ページの2番の(2)の自転車利用ルール推進でよろしいでしょうか。  こちらは一括委託、放置自転車対策とか、そちらのほうに含まれる費用でございまして、今委員がおっしゃられましたスケアードとかそういったものについては、1番の交通安全啓発経費の中に含まれているものでございます。  ご質問にございました、例えば参加体験型の交通安全対策業務ということで、車両を持ち込んでの上演というのは、今11回予定をしております。そのほか、中学校で行う講話というものも8回ほど予定している、そのような形でこちらの費用は計上させてございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。  これは予算で今それだけ予定されてるっていうことなんですけれども、頂いた資料によると、成人や高齢者に関してはなかなか機会がないのかなと。平日の安全教室の参加は難しいということで、機会を捉えてやっていただいていると思うんですけれども、これはもうちょっとぜひ実施していただきたいなというふうに思っておりまして、例えばこれはちょっと所管を越えてしまうかもしれないんですけど、総合防災の中で行うとか、そういったこともぜひ検討していただけないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通安全課長   確かに、中学生、小学生、あるいは高校生というのは、ある一定の授業時間等の中でやっていくということが比較的可能な部分がございます。高齢の方につきましては、町会などを通してお集まりいただいて行うということも年に数回機会を設けて行っております。ただ、成人の方っていうか、いわゆる働き盛りの方っていうのは、集まっていただく機会というのはなかなか難しいので、実際そこをどうやっていくかというのは、我々もどんなやり方があるかというのは常に考えてはいるんですけども、なかなか難しいところがあると。  総合防災訓練の中でできるか否かというものにつきましては、ちょっと対応している部署がまた違いますので、そちらのほうのやっている中にそういったものを組み込めるものなのかどうなのか、担当部署とも相談をして検討してみないと分からないところがございます。私が今ここで、はいやりますというふうにもちょっと申し上げられませんので、担当部署とそういったことが可能かどうか、少し確認をしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。ぜひ、機会を捉えてということなので、検討いただければと思っております。  続きまして、予算書でいうと265ページ、概要だとちょっと出てこないですね、河川の維持管理についてなんですけれども、昨年は石神井川のしゅんせつについて実施ができなかったのかなというふうに認識しているところなんですけれども、今年度は石神井川及び白子川のしゅんせつ工事を11月から2月の渇水期に実施されるというふうにあります。  その中で、実施は有り難いんですけど、ちなみになんですけど、サイドのコケの部分というのは対象になっているんでしょうか。 ◎計画課長   しゅんせつ工事は、あくまでも河川の川床の、川が流れる部分の土砂を取る部分ですので、サイドのコケとかは工事には入っておりません。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。こちらは私、いつも気になっているところなので、ぜひ検討いただきたいなというふうに思いますので、これは要望として申し上げたいと思います。  それで、しゅんせつとともに川のごみ、自転車のものとか、そういったものも含めて実施されるというふうに考えてよろしいでしょうか。 ◎計画課長   しゅんせつするエリアが決まっておるんですけれども、そのエリアにごみ等がありましたら、それは一緒に撤去するという形になります。 ◎工事課長   ちなみに、石神井川のしゅんせつですけれども、先ほど委員からごみの回収っていうお話がありましたんで、工事課のほうでお答えさせていただきます。  来年度は、年8回のごみ回収ということで、自転車とか、ときによってはバイクとかも捨てられてまして、そういったものの回収に予算を計上させていただいております。 ◆おばた健太郎   分かりました。ありがとうございました。  それでは、予算概要書の45ページ、26番の木密地域不燃化特区事業につきましてなんですが、4番で主要生活道路拡幅整備というものがありまして、これは以前、計画を出していただいた中で拡幅を求めていくというようなことがあったかなと、書いてあったと思うんですが、その中で、計画の中ではセットバックをしていただくんですけれども、そのセットバックした部分については物を置いていいというか、セットバックした持ち主の土地となるというような説明だったかなというふうに思っておりますが、この45ページ26の4番の主要生活道路拡幅整備っていうのはそういった整備も含まれているということなんでしょうか。 ◎市街地整備課長   こちらにつきましては、今大谷口一丁目の中で主要生活道路、4メートルから6メートルに拡幅するために買収をしているところです。買収は7割程度終わってますけれど、まだ残りがあるという形で、その残りの部分を買収した段階で整備を図りたいという形になりますので、その工事を、最終的な整備を行う前に仮整備を行いますので、その仮整備という形でここに拡幅道路を整備という形になっております。 ○主査   答弁は続けますか。あと2分。 ◆おばた健太郎   取りあえず分かりました。  それでは、予算概要の47ページ、14番の補助87号線についてなんですけれども、こちらは先日の決算のときにも伺ったときに、令和3年度に開通するというようなことだったかなと思っております。  それで、今回の予算が1億3,800万円ということで、こちらの家屋補償というのが1軒というふうに入っておるんですけれども、こちらの補助87号線についての現在の進捗について教えてください。 ◎計画課長   補助87号線につきましては、今のところ予定としまして、令和3年度中に工事を終わらせて開通するような計画で、今動いております。  家屋補償につきましては、この工事を行っている中で下水道の整備や電線共同溝の整備を行っておりますので、その工事が終わった後に、地先の家屋にそういった不具合等があるかないかを調査するというものの補償、補償というか、あれば出すんですけれども、家屋調査をして、事前にもしあればっていうことで予算をつけてあるということでございます。 ◆五十嵐やす子   お願いします。  先ほどありましたが、予算の473ページの大山駅前広場等整備事業経費、もう一つちょっと教えてください。  先ほど、この3,700万円の中に駅前広場や側道などの測量が入っているっていうふうにご説明があったと思うんですけれども、この測量は委託だと思うんですけれども、先日の測量の説明会のときには、もうこういう方々が測量をしますっていうような説明もあったと思うんですけれども、その方々、大山駅前広場っていうのは板橋区の独自の事業でもありますけれども、いつの時点でその方たちを決めて、どういうふうに委託を決めていったのかというところを説明お願いします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先日の用地測量説明会の中で、業者のほうがご挨拶させていただいたんですけども、基本的にそれは東京都さんのほうの事業者でありますので、区のほうでは、東京都はまだ現地には入ってないんですけども、測量業務を2月からやってるというところで、区としては来年度ということなので、来年度で契約が決まりますので、そのときに業者が決まる予定でございます。 ◆五十嵐やす子   この間のだと、説明会のときの紹介の仕方だと、もう既にこの人たちが行きますよっていうような説明の仕方だったと思うんですね。区の事業も都の事業も分けないで測量というところでなっていたので、あれ、いつの間に決まったのかなとか、何かその辺の報告はあったかなとか、ちょっといろいろ考えたりしてたものですから。  それでは、板橋区がこれから測量を委託するっていうのは、これから委託先を決めていくのか、それとももう都がやっているからというところで、特にいつものような選定の仕方ではなくて委託をしていくっていう形なんでしょうか。今までもこういう、ほかがやってるから、委託先は板橋区も同じにしますよというようなやり方とかっていうのはあったんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど説明させていただいたとおり、業者を、基本的に鉄道計画のほうの測量、鉄道計画と立体化と側道、1から4の業者でありますので、板橋区の業者についてはどういった形で契約するかっていうのは来年度契約ですので、そのときに公表させていただきたいと思います。 ◆五十嵐やす子   じゃ、駅前広場の場合は、先日の人たちが必ずしも行くというわけではないということで理解してよろしいっていうことですね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   それは、まだ決まってませんので、あくまでも今後契約する中でどういった業者が決まるというところですので、そこは断言できません。 ◆五十嵐やす子   これから決めていくということで理解します。  それから、その3,700万円のうちの測量部分に当たる金額というのは、もう少し内訳って出るんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほども説明させていただいたとおり、測量と、あと用地アセスメントというところでありますので、ちょっと委託料については契約上の問題もありますので、3,700万というところで止めさせていただければと思います。 ◆五十嵐やす子   それでは、細かくいろいろ、委託先とか決まったりとか、そのときにはまたお知らせいただけたらというふうに思います。  それから、概要の2ページのところで、東武東上線立体化事業が510%の増ということで、1億2,200万円ということが出ておりましたので、その内訳ということで資料の請求をさせていただいたんですけれども、その中に委託料がありまして、委託料が4,855万円というふうにあったんですけれども、これっていうののもう少し細かい内訳を出していただけますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長 
     予算書の472ページを見ていただければと思うんですけども、こちらのところについて、特会の予算書が載ってまして、その中で委託料の一番上のほうですね、左側の委託料というところの1,155万、それから下の3,700万、これをプラスして4,855万の内訳になってございます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。一応そうかなと計算しながら思ったんですけれども、頂いたものには委託料としか書いてなかったので、それをちょっと確認をさせていただきました。  それで、委託料っていうのは事業推進経費の委託料、駅前広場など整備事業経費の委託料ってあるんですけれども、この委託料っていっても、何か言われて分かったような分かんないようなので、もう少しこの事業の中身を教えていただけませんでしょうか。 ◎都市計画課長   先ほど小野田委員の質問にあったのと同じでございまして、1,155万というのがそちらの中の相対的な金額でございますので、それ以上詳細な部分については、今は契約の前ですのでちょっとお知らせすることはできませんが、全体として、考え方としては先ほどお話しさせていただいたように、各駅の立体化を進めるための課題の整理と、また沿線まちづくりに関する現状の整理、調査等になるということでございます。 ◆五十嵐やす子   それでは、頂いた資料のところ、負担金補助及び交付金ということで、6,965万円という数字を頂いてるんですけれども、その負担金補助と交付金も具体的なものを教えていただけませんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど小野田委員のほうの質問でもありましたとおり、来年度から立体化のほうで測量と設計等をします。その中で、区としては約13%負担するというところが決まってますので、その負担金の内訳でございます。 ◆五十嵐やす子   負担金の内訳というのは、全体的な13%がこの金額になったっていうことで、これをもっと細かく、こういう交付金があるよとか、こういう補助をするんだっていうような、これ以上細分化されないっていうふうな理解でよろしいんですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   総事業費はあれなんですけども、基本的には約13%で6,960万を区が支払うというところですので、それだけ理解していただければと思います。 ◆五十嵐やす子   分かりました。じゃ、全体に対しての13%の数字がこれだっていうことで理解をさせていただきます。  いろんな交付金があるんだったら、そういう交付金を使わせていただいたりとか、いろいろ考えたものですから、ちょっとどういうものがあったのかと思いまして、ちょっと細かく確認をさせていただきました。 ◎都市計画課長   今、ちょっとお話しさせていただいた部分の、さらにちょっと細かい部分で申し上げますと、5万1,000円につきましては、負担金の中でも内訳がございまして、6,000円の部分につきましては、全国連続立体交差事業促進協議会の分担金になります。さらに、こちらの3万円の部分につきましては、東京都連続立体交差事業促進協議会の分担金ということでございます。  その2項目が別途細かく出てるところでございます。 ◎鉄道立体化推進担当課長   残りの金額については、立体化の講習会で1万5,000円積み上げてるところでございます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  そしたら、同じページ、48ページの27番の上板橋駅南口駅前地区再開発でお願いいたします。  西地区協議会の事業計画案が再検討ってあるんですけれども、この再検討というところの説明をお願いいたします。 ◎地区整備事業担当課長   今、48ページの27番の①の西地区協議会の事業計画案の再検討ということでご質問いただきました。  こちらは上板橋の南口のほうで都市計画決定を致しました再開発地域の西地区の部分で、今、東地区のほうは先行して再開発事業ということで、検討が進められておりますけれども、西地区のほうは平成28年当時に見直しをした後、検討継続をしていきましょうということで残った地域でございます。  現在、その西地区のまちづくりをどのように進めていくのかっていうことを継続して進めておりまして、現状の考え方といたしましては、西地区のほうでは今再開発事業も視野に入れて進めていこうというような検討が進められておるところでございます。 ◆五十嵐やす子   それから、その次、②から④まで新規事業っていうふうになっているんですけれども、生活再建サポートセンター運営についてなんですけれども、これも詳細を教えていただけますか。  一応、頂いた資料には簡単には書いてあるんですけども、もう少し詳しく教えていただけると有り難いです。 ◎地区整備事業担当課長   ②の生活再建サポートセンターの運営ということでございますが、こちらにつきましては、東地区の再開発事業の推進に伴いまして、こちらの大きな区画道路が整備されるということもありまして、その道路の整備に伴って残地が発生するということもありまして、地権者の皆さんがその残地の利活用というところを相談するっていうところで、準備組合のほうが基本的にはまず権利交渉ということで、地権者の皆さんと交渉するフェーズにはなるんですけれども、また残った残地をどういうふうに利活用していこうかっていうところの相談窓口というものがない状態になりますので、事業推進のためにそういった個別の相談を受け付ける場として生活再建サポートセンターというものを区のほうが設置して、権利者の皆さんのご相談に応じていこうというようなものでございます。  以上です。 ◆五十嵐やす子   結構広範囲に及びますので、それこそ大枠では何となく賛成しても、個別でいろんな、本当にそのお宅そのお宅で、また今まで随分時間が、一番最初に打ち上げてからというんでしょうか、時間もたっておりますので、一番最初は賛成したけれども、だんだん事情が変わってきただとか、人も年を取りますし、家というかそういうものも古くなりますしってことで、事情がいろいろ変わってくると思うんですね。その中で、ある程度合意形成が今なされてきているとは思うんですけれども、今、合意形成がなされているといっても100%ではないと思うんですけれども、何%ぐらいが合意形成なされているのかを教えてください。 ◎地区整備事業担当課長   委員がおっしゃられたとおり、平成16年都市計画決定をされた後、時間もかなりたってるということで、それぞれ皆様の考えというものもいろいろ変化しているところではあるとは思いますけれども、先ほど申しました平成28年に東地区のほうは準備組合を改めて再編して、当時、皆さんの意向も準備組合のほうで確認しているところでございますし、令和元年度当時の準備組合のほうで確認した仮同意というところでございますと、地権者数77名中56名の方が仮同意ということで、約72%という割合の同意を頂いてるというふうに準備組合のほうから聞いてるところでございます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  72%は同意してるけれども、あとの28%の方がまだいろいろ問題を抱えていて、決め切れていないっていうところにあると思うんですけれども、こういう方々には今どんな働きかけをしてるんでしょうか。 ◎地区整備事業担当課長   今、準備組合のほうで進めているのは、今度組合設立に向けて様々な調査、計画等を進めているところでございまして、今事業計画をつくってる中で、皆さんのご意向とか、どういったところにご不安を持ってるのかとかっていうところで、権利者の皆様に個別に準備組合のほうが回って、お話合いを進めているというふうに聞いております。  区のほうも、ご相談の内容によっては同席して、権利者対応に当たっているケースもございます。そういった形で、準備組合と区と併せ持って、まちづくりに努めていきたいなというふうに考えてございます。 ○主査   あと2分ちょっとです。 ◆五十嵐やす子   例えば、補助26号線は、道路があるところに道路を広げて大きくするっていうことなんですけれども、この上板橋のところは、道路がないところっていうんでしょうか。本当に細かくて、私も結婚したばかりのときはここら辺に住んでたのでよく分かるんですけれども、ちょっとここは行けるかなと思ったら、そこで道路が途切れてしまったりっていうような感じで、そういうところで皆様にどいていただいて道路を造っていくっていうのは、大山以上にやっぱり厳しいものもあると思うんですね。  だからこそ、合意形成っていうのはやっぱりしっかりとしていかないといけない。できてよかったねっていうような道路にしないと本来はいけないはずなので、今はそこに行くまでの段階で、既に平成16年に都市計画されてから随分時間もたってますので、やっぱりその間にいろんな思いもあったはずですから、その思いを大事にしながら、それこそ何回も区のほうがおっしゃってるような、寄り添ってっていうことを大事にしながら意見を集めていくっていうんでしょうか。この72%をこれからどのくらいの数にできるかっていうのは、そこなのかなっていうふうにも思います。  一方、西地区の方なんかも、すごく不安は抱えているけれども、それこそご自宅も古くなってしまったりとかして、手をかけて直したいけれども、でもここも壊すんだったらお金をかけるのももったいないと、もったいないっていうのは変なんですけれども、壊されるんだったら何か修理するにもしづらいみたいな、そんなご意見をおっしゃる方もいらっしゃいますので、西地区のほうも板橋区もやはり丁寧に、東地区よりももっとたくさんいろいろ不安をお持ちの方がいるからこそ、まだ賛成の方も少ないと思いますので、その辺はよろしくお願いします。 ◆安井一郎   何点かご質問させていただきます。  まず、予算の補助金のことで、一番ぺらの3ページ目を。  地域住宅交付金と高齢者住宅家賃対策費補助金、これ、超過負担分がどちらも、地域住宅交付金で3億5,384万3,000円の負担分で、高齢者住宅についても1億7,486万円負担金の超過負担分が出ております。これについて、最初の、とじてあるところの概要より前の薄いぺらのところに数字が出てるんですけど、ちょっとそれでお分かりになりますか。  住宅政策課になるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   それでは私のほうから、高齢者住宅家賃対策費補助金における超過負担の理由をご説明させていただきます。  この補助金なんですけれども、公的賃貸住宅に係る家賃の減額について、その経費の一部を補助することにより地方公共団体の負担する当該経費に関する地域間の不均衡を調整することなどにより、低所得者等の居住の安定確保を図ることを目的としているものでありまして、借り上げ後20年経過した高齢者住宅を再借り上げする場合、新規の公営住宅の借り上げとみなされて、国庫補助金の対象となっております。現在、5つのけやき苑が補助対象となってございます。  この国基準に相当するものが、高齢者住宅の近傍家賃額から入居者負担額を差し引いた額であるため、超過負担額が発生しているものでございます。 ◆安井一郎   何となく分かったようで分からない。一応。  都市建分科会の同じ予算の概要の前についてたもので、項目の16で財産収入、このことについて、板橋区の令和2年の予算書の105ページ、交通安全課が財産運用収入で131万1,000円の収入って書いてあるんですけど、これの内訳は、何で財産運用収入としてこの金額が入ってきたのかを教えていただきたいです。 ◎交通安全課長   こちら、131万円ですけど、自転車駐車場に自販機を置いているんですが、駐輪場に11台置いているところがありますので、それの土地の、要は土地を貸した形になっていますので、その貸した形の収入ということでございます。 ◆安井一郎   次に、予算書の40ページの項目の30番、緑化の推進と維持で、これが2億2,385万9,000円で、③の街路樹危険度診断、先般、専決処分でトラックが街路樹に当たったという報告を受けたんですけど、そういう事案もあったからこの街路樹危険度診断っていうのに予算をつけたと思うんですが、街頭の花の植栽だとか街路樹の維持管理費、街路樹の維持管理費になろうかなと思うんですけど、新しく危険度診断については、どのくらい区内にまだあるのかとか、そういうことも含めて、分かる範囲で結構ですからお教えください。 ◎工事課長   街路樹危険度診断のお話が出ましたので、私、工事課のほうからお答えさせていただきます。  来年度は、街路樹危険度診断ということで、平成28年度に一度診断をさせていただいた板橋土木事務所管内、環八の内側ですけども、その範囲に幹回り60センチ以上の樹木、街路樹について調査を行っていくものでございまして、前回調査で780本の調査をさせていただいて、その中で要観察とされたものがございました。併せて、職員がさらに診断が必要っていうふうなことで判断させていただいた100本を合わせて、880本の樹木について診断をするというものでございます。  樹種については、トチノキですとか、桜の木ですとか、ケヤキ、スズカケノキ、エンジュ、しだれ柳、ユリノキということで、優先樹種6種とトチノキを合わせて診断をしていくものでございまして、そういったものを定期的に診断していこうというものでございます。  平成28年に診断したものでございまして、3年たってその後どうなったかっていうことで、経過を追跡しているという部分もございますので、先ほど委員がおっしゃられたとおり、建築限界を超えたものについてもしっかりと点検していきたいというふうに考えてございます。 ◆安井一郎   続いて、34番の板橋区の森の管理と、ついでに聞いちゃいますけど、35番の公園・児童遊園等の⑥禁煙化に向けた取組、これは禁煙化に向けたどういう取組をしているのかと、あと分収造林育成については、毎回毎回毎年大体このぐらいの金額が計上されてて、分収造林育成をいつまでやって、そこの木をどうやって使うのとか、そういう目的みたいなものがあれば、このことについて教えていただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   まず、予算の概要の40ページの34番、板橋区の森の管理ということで、分収造林の育成ということでお答えさせていただきたいと思います。  こちらは、板橋区の区民の方を対象に森林ボランティアという組織をつくっておりまして、年3回現地の、日光市になりますが、旧栗山村にあります板橋区の森に行きまして、作業をするものでございます。その経費がほとんどでございます。  この土地というのは、国の土地になっております。分収造林という考えなんですが、75年間管理しまして、75年後に売却すると。売却して、入札していただくんですが、入札する方は自分で木を切って切り出して、それを製材して売って、幾らもうかるかということで入札をするというのが基本でございます。区のほうでこの木を使うということは、基本的には考えていないものでございます。  次に、公園・児童遊園等の維持管理経費についてのご質問ですが、こちらはみどりと公園課の公園を維持するためのメインの維持管理経費になります。いろいろございます。公園・児童遊園の維持管理経費で約13億円ございます。  また、その中で、新規事業で禁煙化に向けた取組ということで、予算を用意してございます。  4月1日から室内の禁煙化が始まるわけなんですが、公園に関しましては、法定には今現在、受動喫煙の防止をお願いしているところでございます。室内が吸えなくなると、公園で吸う方も多くなるのかなということで、取組の周知に向けた警備員の配置、巡回等を今考えてございます。今後、公園の禁煙化については、来年度以降検討していきたいなと考えてございます。 ◎住宅政策課長   すみません、先ほどの超過負担の地域住宅交付金につきましても、私のほうから回答をさせていただきます。  この地域住宅交付金なんですけれども、平成22年度より社会資本整備総合交付金ということになっておりまして、公安、治水、下水道、海岸、都市公園、市街地整備、住宅及び住環境整備等といった政策目的を実現するため、地方公共団体が作成した社会資本総合整備計画に基づき、目標実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備やソフト事業を総合的、一体的に支援する制度となっておりまして、5年間で対象事業費のおおむね45%を交付するというようなまち制度になっております。  国の配分率が、そういったことで45%ということなんですけれども、その総合計画を東京都のほうでまとめてつくっておりますので、東京都のほうでまたそれぞれ配分率を掛けて各区市町村のほうに下ろしていただいているような内容になっております。  そういった関係から、超過負担が発生しているものになっております。 ◆安井一郎   ありがとうございました。いろいろ聞いてみないと分からないこととかがあるんだなということがよく分かりました。  続いて、予算の概要の47ページの13番の道路舗装、12億1,624万円の予算があります。  まずこれ、すぐに答えられなければ後で資料で頂きたいんですけど、区道補修が5万4,600平米ですか。これって平米数ですから、路線で令和2年度はどこをやるのかっていうところが、できれば資料として頂ければ有り難い。  次に、③の個別踏切対策検討調査、検討調査って予算をつけて、このことで、例えば一番危惧する東武練馬の踏切対策はどうするかとか、立体化にならないうちから取りあえず事故でもあったときのためにっていうか、これはそういう意味での新規の事業になってるんでしょうけど、このことについて、個別踏切対策検討調査、これは全ての鉄道踏切に、もう一度考えてみるということでよろしいんですか。この辺、お答えください。 ◎計画課長   来年度の区道補修に関しては、路線的なものはほぼ決めてありまして、やはり資料でお出ししたほうが分かりやすいかと思いますので、資料でお出しするような形をしたいと思います。  それと、個別の踏切対策なんですけれども、現在東武東上線連続立体化調査特別委員会というところで、連続立体化もあるんですけれども、それ以外に個別の踏切対策ということも調査しておりまして、委託では個別の踏切対策をどのように行っていくかという中で、踏切の周辺の土地利用や、個別の踏切対策ですから、そこに歩行者、立体横断施設に対してそれが設置できるかどうかの検討ですとか、そういったものの検討をやっていくための調査なんですけれども、全部の踏切に行うかというとそうではなくて、幾つか候補はあるんですけれども、現在交通政策基本計画では、重要な踏切が4か所指定されております。その4か所の踏切を中心に、こういった委託後、調査をかけていきたいと思っております。  その4か所っていうのは、成増駅近くの踏切と、あと下赤塚駅の近くの踏切、あと東武練馬駅を挟んだ2つということになります。 ◆安井一郎   続いて、じゃ、19番の河川維持管理費について、③と⑦、排水場老朽化調査更新計画策定、これは計画調査を確定するから、さほどという感じがするんですけど、⑦の白子川堆積土砂しゅんせつ工事っていうのは、白子川に関していえば、新河岸川、潮の満ち引きにすごく左右されて、満潮になると川が流れないと、非常にしゅんせつするっていうか土砂がたまりやすいような川の形態だろうと思うんですけど、そういうことを考えて、昨年の19号の台風でもかなり危ない水位まで上がってますが、どの程度この中からお金をかけてやるのか、そのことを聞きたいんですけど。 ◎計画課長   しゅんせつ工事なんですけれども、今回、石神井川と白子川の両方の川についてしゅんせつ工事を行います。
     それで、白子川については現在、土砂がどの辺にあるかっていうのを調べますと、結構上流のほうが多くて、板橋区と和光市の区境ぐらいから成増辺りぐらいの上流で、延長にすると570メートル、そこで843立米という土砂を今回しゅんせつするという予定になっております。 ◆安井一郎   じゃ、最後に、同じページで23番、地域地区管理、②の用途地域等の見直し調査、これ、毎度私質問、代表質問でも言ったんですけど、高島平五丁目等の高さ制限がかかってて新しいまちができないとか、そういう感覚の調査をかけるっていう意味でよろしいんでしょうか。どこをどういうふうにするのか、そこだけ教えてください。 ◎都市計画課長   先日も同じような質問でお答えさせていただいたんですが、特定の地域を特定の目的をもってという、その前に、板橋区内全域、もともとは東京都全域になりますが、大きくは先ほどお話ししたように、道路とかの整備がされた際に、地形地物と申しますが、そういう部分のもともとの道路の位置とかがずれたようなときに、そこから用途地域の計画線が発生してますので、都内全域でそういう部分を中心に、不精度な部分を一括して見直しをするような作業になります。  区のほうでは、来年度はその辺の部分で全体的な調査をしつつ、図面等の整理をするということがございまして、特定の地域の用途地域をこういうふうにしたほうがいいんじゃないかということで、そういう目的に向かった調査というわけではございません。 ○主査   所管の予算の審査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後1時5分といたします。 休憩時刻 午後零時03分 再開時刻 午後1時02分 ○主査   休憩前に引き続き、分科会を再開いたします。  なお、本日は東日本大震災9周年に伴い、午後2時46分から1分間の黙祷を行います。  黙祷の時間が近づきましたら、質問及び答弁の区切りのよいところで時計を止めますので、ご協力いただきますよう、お願いいたします。  それでは、所管の予算について審査を続けます。 ◆佐々木としたか   質問に入る前に、一言だけお話しさせていただきますが、現在、新型コロナウイルスが全国的に発症しておりまして、国を挙げて、その対応、また早期の終息のために努力をしている最中であります。特に、議員もそうですけれども、地方自治体の職員というのは、区民と接触する機会が大変多いわけですし、またそういう相談とか、いろいろなお願い事を受けるわけでありますので、相当注意して、お仕事はされていることは、本当に敬意を表したいと思いますけれども、これからがまだまだ課題がありますので、ぜひ区の職員に対しては、区民との接触に対しては心して、そして十分注意して事に当たってほしいなということを申し上げさせていただきたいと思っております。  それでは、質問させていただきますけれども、最初に昨年、台風15号、19号が発生しまして、全国的に相当大きな被害があったわけでありますし、板橋区も相当心配され、避難所も造って避難もしたわけでありますが、その教訓を生かして、令和2年度に予算に、この都市建設委員会の所管として、新たに取り組んだ事業がありましたら、その事業の説明と詳細について、ご報告を頂きたい。 ◎工事課長   先ほど、ほかの委員からのご質問がありましたけれども、街路樹の健康診断ということで、街路樹の健康状態を診断するということを場合によるとやります。午前中にも、話をさせていただいたんですけれども、板橋土木事務所、環八の内側の管内でおよそ880本の樹木を診断するという計画で進めております。それに伴って、状態がよくない樹木については、緊急に伐採を進めていただくということで考えております。 ◎建築指導課長   建築指導課のほうでございますけれども、がけ・よう壁関係、やはり昨年度だけに限らない話ではございますけれども、来年度からがけ・よう壁改修専門家検定というのを始めさせていただきます。予算の概要でいきますと、45ページ、31に書いてございます。やはり、がけ・よう壁をお持ちの方から相談を受ける場合、どうしていいか分からないとか、どれくらいお金がかかるんだろうということを、よく相談来ますので、無料で専門家を派遣して、今後のことを考えるきっかけになっていただきたいということがございまして、来年度からやらせていただくという状況がございます。 ◎都市計画課長   先ほども説明させていただいたと思いますけれども、しゅんせつ工事を石神井川と白子川で行います。土砂の堆積を除くということで、豪雨のとき、水のかさが上がるという状態を、少しでも軽減できるということになります。 ◆佐々木としたか   今のご報告、全体を聞いていまして、ちょっと寂しいなとか、ちょっと物足りないなという気はいたします。特に、がけ・よう壁の件ですけれども、新たに今、専門派遣をやろうという話ですが、実際に今回、予算化されたのは、去年は4か所、がけ・よう壁の対策として4件、今年は5件なんです。1個増えていますけれども、それで本当に板橋に総体的にがけ・よう壁というのとはたくさんありますので、今年の予算で5か所だけというのは、どうかなというので、あまり声高に今年はこれだけやりましたというのは、難しいなという気がしますので、もうちょっと弾力的に5か所に限らずに、今年どういう感じなるか分かりませんので、もう少し積極的に取組をしてもらえれば、有り難いなと思っております。  時間もありませんので、この5件は5件の中身ですね。どこをやろうとしているのか、それは分かりますか。 ◎建築指導課長   今年度に関しましては、4件中3件、助成金を活用いただいた状況がありまして、今年度から金額をアップして、件数は例年少なかったんですけれども、3件増えたというと状況があります。来年度、基本的には4件で1件は補修工事という名目でやるんですけれども、来年度の相談も若干来ておりまして、ただ場所等はまだ決まったものはないんですけれども、来年度に向けて、金額をアップしたというところの中での対応と、あと専門家派遣という中で、今まで対応しなかった方々に対しても、きっかけづくりとなっていただきたいと、4件は最低紹介していきたいなと思っております。 ◆佐々木としたか   それと関連して、確かに去年は4件あって、実績が3件ということですから、その継続もあるんだろうと思いますけれども、今回、初めて見えてきたのは、この改修基準といいましょうか、令和2年4月からは改修専門家派遣の改修に向けて、改修専門家派遣要綱の作成中であるということなんですね。今まで、そういう様式に専門家は派遣されていなかったのかどうか。私は区の職員で専門家が、実際これだけの技術者がいますので、区の職員で専門家が私はいると思っていたんです。ところが、区の職員の専門家ではできないから、専門家の派遣をするということと、その派遣について、今、要綱を作成中であるということなんですが、ここの整合性と要綱の中身が、どういう専門家を派遣しようとしているか、この辺について、もう少し詳しく説明してください。 ◎建築指導課長   今回の専門家の改修派遣についてでございますけれども、区の職員、今現在は区の職員がお邪魔させていただいて、所有者の方に相談に乗ったりしている状況がございますけれども、やはり実際、どういう工法で改修すればいいですとか、金額が幾らなのかというのは、やはり専門の工事関係の方、分かる方々にも実際に金額のところをはじいてもらわないと、なかなか決まらないという、ちょっとジレンマがあったこともありまして、今回、こういう制度をつくらせていただいたということでございます。 ◆佐々木としたか   要綱の中身を、ちょっとご説明いただけますか。 ◎建築指導課長   要綱につきましては、今、最後の作成をしているところでございますけれども、基本的には2メートル以上のがけ、もしくはよう壁をお持ちの方々に対して、現場に行ってお話を聞いて、目視調査をさせていただいて、改修計画を練って、金額は概算金額、これぐらいだというところまで、全てやるような制度となっております。 ◆佐々木としたか   すみませんけれども、逆に今、専門家の派遣と要綱を作って、4月1日が予算執行、これ26日に予算を通すまでの話ですけれども、4月1日に予算執行される前に、まだ要綱が作成中であるというのは、ちょっと私は今までの経験上、少なくても3月の半ばになって、まだ要綱が作成中でありますというのは、いかがなものかなと思いますので、もう要綱できて4月から、こうやってやりますという方向で頂けるんじゃないかなと思ったけれども、早く要綱を作って、もう少し積極的な取組をしなきゃならないと思いますが、この要綱によって、例えばがけ・よう壁の改修とか、それに逆にブレーキがかかっちゃまずいんだよね。専門家の、そういうがけのよう壁の改修の仕方とか、内容とか、金額とかまで、いろいろ含めて、専門家は完全なものをつくるために、これだけの工事をして、これだけの予算を組んで、これだけやりなさいと言われたときに、がけ・よう壁を持っている人は、それはちょっとできませんよ。逆に、そのがけ・よう壁の改修の足かせにならないかなという心配を実は持っていますので、今までは区の職員が指導してやってもらう。それで、持ち主さんとか、地主さんが専門業者を呼んで見積もって、こうしましょうと。しかし、それで駄目で、今度は専門家を派遣するということなんだろうから、そういう意味では、かえって要綱ががけのよう壁の改修とか、改善に足かせとかにならないんじゃと心配していますが、そういう心配は全くないですよね。 ◎建築指導課長   要綱のほうにつきましては、もう今週には何とか最終的に終わる流れで、中身的には基本的に固まっておるところでございます。  今回、専門家派遣の中で足かせというところがないように、基本的にはいろいろなパターンを業者の方に、松竹梅じゃないんですけれども、金額によって少し分けるとか、そういうことは区の職員では、実際工事を出すというのは、なかなか難しいところがあったので、いろいろなパターンがあるということを、ご認識しながら改修工事、強化できる形が取れればなというふうには思っております。 ◆佐々木としたか   ぜひ、その5か所に限らず、多分、もっと手当てをして早くしてほしいという場所がいっぱいあると思いますので、5か所に限らず、ぜひ専門家に見ていただいて、安全な、そして安心できる地域づくりしてほしいなと思います。  次に、ブロック塀について、ブロック塀の撤去助成が10件になっていますが、これは内容と、去年のそういう風水害とか、そういうのが対応して、今回、こういうふうになるのか。それとも、毎年、定期的にこれだけやっているから、例えばこれだけやったので、今年はこれだけ提供したということなのか。このブロックの助成10件について、ご説明いただきたい。 ◎建築指導課長   予算の概要の45ページの33番にブロック塀撤去助成がございまして、そこに撤去のほうを85件、新設助成につきましては、10件という形で予算を計上させていただいた状況がございまして、今年度に関しましては、100件を超える助成をさせていただいておる、撤去に関してはさせていただいているという状況でございます。この状況がありますので、来年度も引き続き、撤去に関しましても、継続させていただくということと、あと併せてご要望のある新設、新しく作るフェンスをつけるですとか、そういうことで改めて追加させていただいたということも、今年度から開始させていただいたと。令和2年度から開始させていただきます。今、新設助成の中には、また普通のフェンスだけではなくて、木で造る木塀なんかも少し助成が加算できるような手法も今検討しておるところでございます。 ◎みどりと公園課長   危険なブロック塀撤去に伴いまして、生け垣助成ですか、接続緑化のほうも力を入れて、来年度予算化しておりますので、危険なブロック塀を撤去した後は、生け垣助成、接続緑化等はご負担がないような制度もございます。  以上でございます。 ◆佐々木としたか   ブロック塀は、昨年、実は私もいろいろな自分のテリトリーの地域の中で、ブロック塀を持っている方から、ちょっと相談を受けたんですが、やはりやれなかったと言うんですね。なかなか区は、そういう撤去を85件とし、新設助成10件とありますけれども、去年はブロック塀の改修、撤去、それから新設含めて、計画に対する実績は、もし分かったら教えてください。 ◎建築指導課長   ブロック塀の撤去につきましては、補正予算を追加で取らせていただいて、当初の計画を上回る形の助成をさせていただいて、当初の倍ぐらいの補正予算でお願いしたところでございます。その中で、撤去は一定進んだところでございますけれども、ブロック塀の調査もさせていただいた中、まだ危険なブロック塀はいっぱいありますので、引き続き行っていくべく、来年度もやらせていただくつもりでおります。 ◆佐々木としたか   ちょっと、時間も迫ってきましたので、先に行きますけれども、先ほど昨年の台風対策として、しゅんせつ工事という話もちょっとありましたけれども、今回の予算で、これは予算概要の47ページに河川等維持管理という項目がありまして、その中で排水場の老朽化調査、更新計画ということと、白子川のしゅんせつ、石神井川もやっていただけるようでありますけれども、先ほど安井委員からもありましたように、しゅんせつで実際、そういう風水害対策になるのかどうかということと、排水場の老朽化調査も、多分これ去年の台風、水害があったので、それに対して、何かあったときに困るので、早期に点検して、いざというときにはきちっと稼働してもらえるようにということだと思いますが、この排水場の老朽化調査と更新計画、先ほどしゅんせつ、白子川も石神井川もありますけれども、それが今までのそういう定期的な私は多分しゅんせつ工事とか、定期検査、管理だと思っていたんですが、どこが定期的にやってきた中身にプラスして、そういう風水害対策として、何か新しいそういう意味では項目とか、事業の中身が加わったのかどうか、その辺について、この排水場の件としゅんせつ、白子川も石神井川も含めて、ちょっと内容を教えてもらいたい。 ◎工事課長   私のほうからは、排水場の老朽化調査、更新計画策定の施策ということで、予算取りをさせていただいております。区内には、9か所の排水場がございまして、白子川と石神井川と新河岸川に、それぞれと川沿いに設置されている排水場があるわけなんですけれども、石神井川は特に設置後40年ほど経過しておりまして、もちろん機械物ですから、電気部分とか、モーター部分なんかも、専ら老朽化しているということがございます。そういった意味では、非常に老朽化したものの点検を強化するという意味も含めますけれども、基本的には内水型の氾濫を防止するという位置づけで設置されたものですけれども、特に下水道の普及に伴って、その役割自体も見直さなければいけないどうかも含めて、これからの計画の中で検討していきたいというふうに考えていまして、その中での老朽化対策ということで、今回、予算取りさせてもらったものでございます。通常、点検とかは例年やっているところではあったんですけれども、今般、最近の風水害に伴ってとか、さっきも言ったとおり、老朽化の問題もありまして、今般、予算取りをさせていただいて、老朽化調査と計画の刷新という形で予算取りをさせていただいたものでございます。  私からは以上です。 ◎計画課長   しゅんせつ工事につきましてですが、しゅんせつにつきましては、定期的にやってきたというものではなくて、今回、土砂が石神井川にしろ、白子川にしろ、すごく目立つということで、今回に特化してつけた工事でございます。しゅんせつをしますと、河川断面は確実に広がりますので、そういった意味では、少しでも災害には寄与することになると考えております。 ◆鈴木こうすけ   それでは、よろしくお願いします。  それでは、まず冒頭に今回、令和2年度の東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議ということで上がっておりますので、所管ということで、先ほど土のうステーションの増設というところから、何点かちょっと提案者のほうにお尋ねをして、その後、所管のほうに聞かせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  まず初めに、今回、経費としましては、この修正動議の案ですけれども、これは台風19号等での案だというふうに認識しておりますけれども、道路維持管理費ということで768万2,000円の計上、プラスというふうな形で上がっております。本体の備品に関しては、約542万円、それとカバーに関して、消耗品が65万円、それと土のうが160万円というふうな形でございます。  まず、現在、今の板橋区のインターネットのページを見ますと、土のうステーションは63か所、区内にはあるというふうに認識しておりますけれども、この案で言いますと、全体的に100か所ということで、あと37か所増やすというふうな提案理由でございますけれども、まずこの提案理由から、お聞かせいただければと思います。 ◆いわい桐子   おっしゃるとおり、台風の影響を受けて何かできないことはないかというふうに考えた提案です。土のうステーションについては、先日の台風のときに9か所不足が発生したというふうに聞いています。事前に、土木のほうで例年被害が出るようなところには、微増して配置したんだけれども、それとは違うところで不足が発生したということもあって、全体の総量を増やす必要があるんじゃないかというのが私たちの考えです。  また、この間、聞いてきた被害のあった方々の話を聞くと、もっと身近なところに欲しいという意見が非常に多かったので、総量を増やすという考えで、今回、37か所と、きりのいい数にしようということで提案させてもらいました。 ◆鈴木こうすけ   あと、2点ほど、提案者のほうに確認させていただきたいんですけれども、今、お話しあったように、37か所増やして100か所という形での対策というふうに認識をしますけれども、これは37か所拡大するというところに当たって、維持管理費、人件費、こういったものは、どういうふうに見ているのか。それと、今現在、63か所に関しても、業者のほうに委託という形で実施しておりますけれども、委託費に含まれるのかどうか、こちらもお聞かせいただければと思います。 ◆いわい桐子   事前に資料で示させていただきました中に、土のうを先ほど160万プラスというのが、もともと土のうは委託でやっているということで、それを丸ごとプラスするという形にしております。委託のほうで点検、補充等の管理委託がされているということなので、箇所数を増やした分、その額を引き上げているものです。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それと、先ほどありましたけれども、区民の皆さんにもっと幅広く周知をというふうな観点から、設置箇所というところで、もう一度お聞きしたいと思いますけれども、今回、修正動議の中での提案では、ちょっとお話があったとおりですけれども、公共施設で敷地内で、なおかつ区民が取りに行くことのできる場所を選んでいるというふうに、こういった形でご提案を頂いておりますけれども、この提案、これは区民がよく知っている場所というふうに考えた。これは、具体的にどこの場所というのは、もう決まっていらっしゃるのか、お答えいただければと思います。 ◆いわい桐子   どこの場所というのは、具体的には決まっていないものです。ただ、土のうステーションについて出た意見の中の幾つかに、施設とか、公園とかだと、どこどこにあるよと言われたら、すぐに行けるだけれども、住民の方から道路の番地だと分からなくて行かれなかったという声があったので、置くとしたら住民の方が、よく知っている場所のほうがいいだろうということで、今回、そういう提案をさせていただきました。具体的に、37か所、どこというふうに考えたものではありません。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それでは、今度は理事者側にお聞きしたいんですけれども、予算の概要の46ページですけれども、10番の道路維持管理、この中に⑤番、全体のグロスの金額が4億2,000万円ありますけれども、この⑤番の土のうステーション運営というふうに書いてありますけれども、こちらの金額、まずちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎工事課長   予算の概要の58ページをご覧いただきたいと思いますけれども、58ページに水害対策というのがございまして、土のうステーションの運営、これで計上させてもらっている金額が516万円になってございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。  それと、ちょっとお聞きしたいんですけれども、まず東京都板橋区の土のうステーションの設置要綱というのが、平成24年11月1日に区長決裁で決まったというふうに認識しておりますけれども、この土のうステーションの中には、全体で62か所ということで、まずこの設置場所というところが詳細書いてありますけれども、今、63か所ですけれども、あと1か所増えた場所を、ちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎工事課長   1か所というのは、土のうステーションという体を取っていないんですけれども、地元の方からの要望があって、仮に土のうを固めて置いてある場所ということで、土のうステーションというには、まだちょっと外ある状況ではございますけれども、そこを確保していきたい、またその一角については、所定のカバーとか、籠を持って行って設置したいなというふうに考えてございます。場所については、にたば児童遊園という、ちょうど西台の駅から新河岸に向かって橋の手前の右側というと言い方は変ですけれども、児童遊園の中に設置してあるものが増えた1か所でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  まず、こういった形で、今、63か所現在ありますけれども、区側にちょっとお聞きしたいんですが、現在のこの63か所で適正配置というふうに考えていらっしゃいますか、お答えいただければと思います。 ◎工事課長   先ほど、にたばと申し上げましたけれども、63か所目は申し訳ございません。成増出張所の建物の中ということで、それが63か所目でして、私が先ほど説明させていただいたのは、64か所目になります。箇所数が最適かどうかということですけれども、箇所数的には、私が今、工事課長として4年目なんですけれども、順次、要望があったとか、水害があった場合は、場所を検討させていただいて、土のうステーションが必要だという要望があった場合とか、あるいは土のうステーションを、ここが妥当だというような判断をさせてもらった場合は、場所の選定に入らせていただいて、所要については、次年度に予算を取らせていただくというようなことを繰り返してやってきました。数の適正かどうかという点については、もちろん毎年、洪水かというか、浸水被害という条件もないですけれども、雨の降り方によって浸水被害が出る場所が、どうも一定ではないことから、はっきりとは断言できない部分もございますけれども、基本的には他区の状況を見ましても、この63という数字が結構多い数字なものですから、充足と言ってしまうと終わってしまいますので、満足はできないんですけれども、決して見劣りするような数字ではないというふうに、私としては判断しております。 ◆鈴木こうすけ   今、工事課長から頂きました見劣りしない数と。しかしながら、先ほども佐々木委員からもありましたけれども、しっかりと台風19号、かなり私も石神井川沿い、500メートルピッチで置いてありますけれども、土のうステーション、本当に特に高齢者の方が、やはり5キロ、10キロじゃ、ちょっと土のうステーション、5キロでも重たいよというふうな声も聞きます。ですから、今後はもう少しいろいろな試行錯誤しながら、この土のうステーション、在り方というところも検討していただきたいなというふうに思います。  最後の質問なので、最後に聞かせていただきたいのは、今、土のうステーションが台風15号、19号、大きな災害の後に、ご自宅までは持っていったんですけれども、その処理に困っている。例えば、ご自宅にちょっと庭でもあれば、そこに土をばらまいて、ばらまいてという言い方はちょっとあれですけれども、まいてという形なんですけれども、今後、そういった台風が起きた後に、土のうは当然使わなきゃいけない。特に、水が入ってくるところなんかは、一生懸命かっぱを着て、そういった石神井川ですとか、重たい5キロ、10キロを持って自宅の周りにやります。台風が去った後、これはなかなか厳しい話だと思うんですけれども、そのまま置かれている。庭がないところ、そういった土を処分しなきゃいけない。そういったところ、今後、改善策というのは、区側で考えていらっしゃるかどうか、お聞かせいただければと思います。 ◎工事課長   まずは、土のうは生物ではないので、2年、3年は使用していただくことは可能かなというふうに考えております。袋が、どうしても紫外線の影響があって傷んでしまうという場合もあるんですけれども、その場合は土木事務所等で泥袋の配布もさせていただいておりますので、一義的には作業をしていただきたいというのは、私たちのお願いです。それができないということであれば、次の手を考えなきゃいけないところもあるんですけれども、たちまちに回収というのは想定してないところではあるんですけれども、ほかの区の回収の状況を見ても、今3分の2くらいが回収していません。3分の1くらいは回収していますというような状況だったみたいなんで、これから本当に課題としては、委員がおっしゃったとおり、課題があるということは、重々認識しながら、どういった方法があるかというのは、検討させていただきたいなというふうに考えてございますけれども、あと廃棄については、次の問題がございます。そういった使い捨てではなくて、ご家庭で使うビニール袋を使って作る水のうとか、いわゆる吸水ポリマー製の水のうもございます。それが、再利用できるかどうかというのも、私のほうでも調査中なんですけれども、そういったいろいろな新しいのも出てきたものを使えるかどうかを、十分調査させていただいて、いろいろな方法を考えていきたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木こうすけ 
     ありがとうございます。  今、課長からお話しいただきました水のう、これも本当に各地で、特に土のうがかなり重たいというところで、水のうのそういった形での普及もかなり増えているということで、私も認識をしています。昨年の都市建設委員会でも、この63か所、4か所ある土のうステーションの中に、少し水のうの強化的なビニールみたいなものを、少し置いてはいかがかなというふうな提案をさせていただきました。今後は、このような台風被害、災害に遭った際の、先ほど3分の1、3分の2というふうなお話し聞きましたけれども、区側のほうでも本当に大変な作業になると思いますけれども、特にご高齢者、そしてご自宅に水が入ってきてしまう、床下、床上浸水になってしまうようなご自宅に関しては、ぜひとももう少し手を差し伸べていただきたいなという要望を申し上げて、この項を終わりたいというふうに思いますので、ありがとうございます。  次、予算の概要の48ページです。  先ほど、五十嵐委員のほうから上板橋の駅の再開発がございましたので、私のほうからは、板橋駅の西口地区の再開発について、少し触れていきたいなというふうに思います。  予算的なところで言いますと、トータル2億1,400万円というふうな数字が予算で計上されておりますけれども、まずお聞きします。  ①の地区計画策定支援というものの詳細を、まずお聞かせいただければと思います。 ◎地区整備事業担当課長   ご質問いただきました地区計画策定支援ということでございますけれども、この板橋駅の西口の駅、それから補助73号線、それから中山道を囲う約21ヘクタールの地域の、この地区全体の地区計画の策定を、今、検討しておるところでございまして、令和2年度に地区計画の都市計画決定への手続を開始していきたいというふうに考えておりまして、そのために今回のこの委託で都市計画図書を策定したり、住民の方との説明会、懇談会等を実施するというような目的で、この委託の経費を計上させていただいているところでございます。 ◆鈴木こうすけ   すみません、まとめて聞き漏らしちゃったんですけれども、この3番の道路電線共同溝の実施計画というのも、手短にお願いできればと思います。 ◎地区整備事業担当課長   米印がついております新規事業でございます3つ目の道路電線共同溝実施設計ということでございますが、その下に(公共施設管理者負担)というふうに書いてございます。こちら、西口の再開発組合の行います西口の再開発事業者のほうに、この再開発事業に伴って整備を行っていただきます周辺の道路、それから電線共同溝、無電柱化ということを、再開発事業の中で行っていただくために、公共施設側として負担をする予算でございます。  以上でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。板橋のJR板橋駅、これ本当に板橋の顔と、大山に次ぐ、どちらがというところでもないんですけれども、やはりこういった人が集まるところで、私はこの開発が進むに当たって、やはりJR板橋駅と三田線の新板橋駅、そして東武東上線の下板橋駅、この3つがやはり隣接をしているというふうなところから、板橋区の交通政策基本計画の中で、今後、この横断的な重点プロジェクトという中にも、こういった鉄道の3駅の乗り換えの利便性の強化の検討というところが入っています。これは、板橋区の中でも本当に大事な、こういった先ほど部長からもSDGsの視点かなというところで、このような基本計画のお話し頂戴しましたけれども、まずはこの中でこの3駅を、どういうふうな形の利便性の向上を図るのかと、ちょっと大きな質問で大変恐縮なんですけれども、この取組の行程、中期、長期、長期、超長期ということで、5年、10年、15年、20年というスパンの大きな、大きな、このプロジェクトだと私自身も感じておりますけれども、まずはこの3駅の利便性の向上について、お聞かせいただければというふうに思います。 ◎地区整備事業担当課長   3駅の利便性向上ということで、ご質問いただきました。  先ほど申し上げました西口地区周辺の全体のまちづくりにつきましては、近年、約3年ほどかけて、地元の町会や商店街の方、また集まっていただく住民の方に入っていただくまちづくり勉強会というものを、ずっとやってきております。その中でも、この3駅間のネットワークを向上させて、板橋区の玄関と言われるJR板橋駅周辺の歩行者のネットワーク、皆さんの歩きやすい地域づくりというものも課題として取り上げて、検討を進めているところでございます。大きな顔的な整備というものまで、まだ具体的には検討がなされてないんですけれども、ソフト的なところで考えますと、例えば昨年度、板橋駅と新板橋駅を結ぶ、ちょうど皆さんが乗り換えで使う道路を、こちらの歩行者専用道路化というような社会実験というものをやってみたり、あとはその3駅を結ぶ道路上にサインを、案内板をつけて、どう行くと道に迷わず駅を利用できますよといったような、そういったサインの実験なんかも行って、そういうソフトの取組から今スタートさせているところでございます。 ○主査   ただいまの鈴木委員の質問で質問者が一巡いたしました。  再質問のある方は挙手願います。  小野田委員、大田委員、いわい委員、おばた委員、五十嵐員、安井委員、佐々木委員、鈴木委員、以上の順番で再質問を行います。  なお、再質問につきましても、1委員の質問時間は20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆小野田みか   引き続き、よろしくお願いいたします。  273ページの東西を結ぶ新たな公共交通網整備促進についてなんですけれども、こちらの東西を結ぶ新たな公共交通というエイトライナーのことだと思うんですけれども、このような交通機関が、交通網があれば、とても便利と思うんですけれども、なかなか事業が進んでいない現状があると思うんですが、こちらに計上されている30万円の予算について、こちらの事業計画の実現可能性についてと、この30万円で何をする予定なのか教えてください。 ◎都市計画課長   エイトライナーにつきましては、当委員会で話が出たときに、皆様から応援いただいているところでございます。なかなか現実的には、大きなプロジェクトですので進まないというのも実情でございまして、ただそういう中でも国の交通政策審議会のほうの答申では、地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクトという、16の中に位置づけられておりますので、国としての位置づけは一定の部分持ってやられているというふうに考えております。こちらのエイトライナーにつきましては、世田谷区、大田区、杉並区、練馬区、北区、板橋区と、6区のほうで構成しております。さらには、メトロセブンと申しまして、江戸川区と足立区、葛飾区で構成します環七を使った部分と連携しまして、区部周辺環境公共交通の連絡会議というのをつくりまして、そちらのほうで取組を進めているところでございます。今後、30万円のものにつきましては、エイトライナー促進協議会を維持するための、こちらで研究、検討を進めていくための協議会の負担金となっているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。よく分かりました。  次の質問なんですけれども、同じく273ページのコミュニティバス事業についてなんですが、1,600万円ほどの予算がついていると思うんですけれども、こちらはりんりんGOに関する予算なのか、それとも先日、討論させていただきました板橋南部地域にコミュニティバスや、そのほかの例えばウーバータクシーとか、そういうものを走らせるための検討をするための費用も入っているんでしょうか。 ◎都市計画課長   こちらは、主に先ほどちょっとご質問でございました部分でございますが、コミュニティバスの運行のための補助の部分がございまして、実際に今までやってきたような補助の部分と、さらにはバスの購入費の分割費の部分のお金が大きな部分で、約1,600万円ほどでございます。そのほかは、消耗品の費用でございますとか、りんりんGOの商標登録等の委託の費用でございますので、大きく今はりんりんGOの継続的に動かしている部分の費用が大部分を占めているところでございますが、この事業といたしましては、コミュニティバスに代わるような、もしくはそれを継続していくような部分についての調査という形の部分の業務が一定含まれているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  南部地域の交通の利便性を考えた事業も含まれるということなんですけれども、大体でいいので、どのぐらいの予算を見込んでいらっしゃるのか教えていただいてもよろいでしょうか。 ◎都市計画課長   すみません、私の説明の仕方が正しくなかったのかもしれませんが、現実的には補助金の部分が約1,661万円ほどでございまして、委託料というのも、りんりんGO本体の部分でございまして、消耗品として3万8,000円ありまして、そちらの部分を活用しながら検討していくことになると思います。ただ、実質的な調査費とか、そういう部分を含んだ部分ではございません。 ◆小野田みか   今のご説明からすると、南部地域の新しい交通網については、ほとんど予算がついていないということでよろしいでしょうか。 ◎都市計画課長   そうですね。そういう意味で、ここのコミュニティバスの事業というところでは、そういう部分については含まれておりません。ほとんど入ってないところでございます。そのほか、公共交通の利用環境の整備というところで、そちらのほうで次期路線等についても、一定の展開はしていきたいなというふうに思っているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。引き続き、検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、みどりと公園課についてなんですけれども、予算書の266ページの公園管理費の中の委託料が約13億5,000万円ぐらいとのことなんですけれども、この中で区内事業者がいれば、その割合と、区内事業者に支払っている金額を教えていただけますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   来年度予算で、まだ契約が済んでないものもございますので、今のところ答えようがございません。 ◆小野田みか   ありがとうございます。来年度予算ですが、もうすぐに始まる年度ですので、大体の目安はあると思うんですけれども、区内事業者を使わずに頼む予定はありますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   例年ですと、ほぼほとんどの契約先の業者さんは区内業者だと認識しております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。ほとんどの委託の契約先が、区内事業者さんだということで理解しました。  また、2020年、今年の夏ごろにリニューアルオープンする予定の東板橋公園についてなんですけれども、新しく指定管理者制度を導入することになっていると思うんですが、それは公園管理費の委託料のところに計上されているということでよろしかったでしょうか。 ◎みどりと公園課長   公園等管理運営経費の維持管理の中に入ってございます。 ◆小野田みか   ページ数を教えていただけますか。 ◎みどりと公園課長   すみません、267ページ、下のほうになりますが、1番、公園等管理運営経費(1)番、維持管理、こちらに入ってございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。そうしましたら、こちらの15億円ぐらいのところに入っているということで認識いたしました。  こちらの新しい公園なんですけれども、指定管理者を入れて草屋根とか、壁面の緑化など、SDGsを考えた新しい取組だということなんで、大変楽しみにしているんですけれども、今までの公園に増して、より多くの区民の方々に喜んでいただけるレクリエーションの場としての活用、また今後、さらに多様化する民間のニーズに対して、より効果的で効率的な対応と利用者へのサービスの向上、コスト削減について、今までにない指定管理者による新しい取組があれば、詳細を教えてください。また、区内事業者とのジョイントベンチャーなどの企画があるかどうか、お聞かせください。 ◎みどりと公園課長   指定管理者の決定に当たりましては、議決を頂いてハーモニーセンターというところに決定しているところでございます。ただ、契約を交わすのが5月の下旬頃を予定していまして、現在、区と事業者と協議をしているところでございます。正式に決まったものは、今のちょっと申し上げられませんが、打合せの中では地元の商店街さんと一緒にコラボして、イベント等をやっていって盛り上げていこうということを打合せをしているところでございます。詳細は、まだ決まっておりませんので、決まり次第、皆様にお知らせしたいと思います。 ◆小野田みか   ありがとうございます。地元の商店街の方も一緒に運用されるということで、楽しみしておりますので、いいご連絡をお待ちしております。よろしくお願いいたします。  次に、緑化対策についてなんですけれども、板橋区の基本構想で、未来を育む緑と文化の輝くまちいたばしという目標があると思うんですけれども、緑化対策について質問していきたいと思います。  266ページの緑化推進費が約2,300万円のマイナスになっているんですが、その理由を教えていただけますでしょうか。 ○主査   答弁できますか。 ◎みどりと公園課長   申し訳ありません。こちらは、緑地樹木の実態調査を5年に一度やっておりまして、今年度実施しました。その金額が、ほぼ新年度予算には計上されておりませんので、大きく落ち込んでいるところでございます。 ◆小野田みか   分かりました。その樹木の診断が2,000万円前後だったということでよろしいでしょうか。ありがとうございます。  また、こちらの緑化推進費の中の委託料というのが900万円ほどあるんですけれども、こちらは何を委託されているか、内訳を教えてください。 ◎みどりと公園課長   緑化推進の委託料ですと、267ページのほうに一つひとつの事業が書いてございます。グリーンフェスタですと、今回、来年度は5月16日に式典を予定しております。そちらの会場設置委託ですとか、4番の板橋区の森の維持管理経費、こちら午前中にご質問を頂いた森林ボランティアへの委託費ですとか、そのような委託費が入ってございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。今のグリーンフェスタと板橋区の森だけですと、大体400万円ぐらいなんですけれども、委託料の合計は約900万円になっていますが、あと500万円はどこら辺でしょうか。 ◎みどりと公園課長   来年度、今、建物を建てようとするときに、緑を増やしていただくという指導をしているところなんですが、そちらの改定を予定しております。そちらの緑化指導基準改定のための支援委託を出す予定でございます。そちらが、ちょっと大きな金額になっております。まだ、契約しておりませんので、金額は控えさせていただきます。 ◆小野田みか   分かりました。そうしましたら、267ページに詳細はないところでということでよろしいでしょうか。分かりました。  同じく、267ページの地域緑化啓発費として、560万円計上されているんですけれども,こちらはどんな事業を行っていらっしゃいますか。 ◎みどりと公園課長   こちらは、先ほどちょっとお答えさせていただきました緑化指導基準の改正の委託料が、こちらに入っております。それと、検討に当たっての委員会等の学識経験者への報償費等が含まれております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、緑化推進設備経費として、民間施設の緑化に約350万円とありますが、これは民間施設というのは、どういう施設なんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   こちらは、民間施設、いわゆる接続緑化、生け垣助成等の助成経費等がほぼ含まれているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次は、赤塚植物園、概要の41ページなんですけれども、こちらの管理棟改築工事は幾ら、たしか1億9,000万円ぐらいの予算だったんですけれども、管理棟の改築工事には幾らの予算がついていますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   改築経費契約金額ですが、約9,500万円でございます。 ◆小野田みか   去年、こちらの植物園を見に行ったんですけれども、管理棟に9,500万円というのは、結構高額だなと思うんですけれども、どこら辺に一番お金がかかっているんですか。 ◎みどりと公園課長 
     こちらの設計に当たっては、施設経営課のほうに委任しておりまして、どこに一番かかっているかというのは、申し訳ありませんが、詳細を把握しておりません。 ◆小野田みか   ありがとうございます。設計は委任しているということで、理解されてないということで、仕方ないんで、次の質問に行きます。  概要の46ページの道路維持管理についてなんですけれども、ごみの不法投棄処理についてなんですけれども、私のこれ主観的な感覚なんですけれども、結構、外国人が多く住んでいるマンションとかで、ごみの不法投棄などがある感じがしているんですけれども、外国人の方々に向けてのごみの捨て方の指導とか、例えば英語での指導とかはされたりしているんでしょうか。 ◎工事課長   ごみの捨て方の指導は、やはり資源循環推進活用、資源環境部のほうで実行させていると伺います。こうしたことで、今、予算報告書ですけれども、道路上にタイヤとか、あと冷蔵庫とか、テレビとか、そういったものが不法投棄されている場合がございます。そういったときの処理費用ということで、ここに計上させていただくものでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。外国人の方にも捨て方など、例えば英語でチラシとかがあってもいいのかなというふう印象を受けました。  次の質問なんですけれども、漠とした質問になっちゃうんですけれども、SDGsの視点でSDGsが17項目あるんですけれども、それぞれの課の方の17項目の中の、どこに重点を置いて、来年度末に、この予算を使って達成したいゴールを教えていただけたらと思うんですけれども、ちょっと時間がないんで。 ◎都市計画課長   SDGsにおきましては、目標の11というのが私ども都市整備部、土木部も含めてだと思いますが、こちらがまちづくりの項目でございますので、こちらが大部分を占めると思います。包括的で、安全かつレジリエントで持続可能な都市及び居住を実現するという目標でございますので、私たちの仕事そのものだというふうに思っております。そうかといって、環境的な対策とか、そういう部分につきましても、対応をしていきたいというふうに思っております。 ◆小野田みか   来年度末に、この予算を使って達成したいゴールを教えてください。 ◎都市計画課長   もともと、SDGsの話もそうですが、地方自治体には予算制度というものにつきましては、住民へ提供するサービスと、その他に必要な人員、物件等のコスト、また財源という目標の見積りがございますので、行政施策の方向性等の財政的な側面から表したものが予算でございまして、その予算の目標を達成するということが、SDGsの目標に達成するというふうに認識しております。 ◆大田ひろし   時間が限られていますので、端的にちょっとお聞きしますが、東武東上線の連続立体化の最終形というか、我々が目指しているところの確認なんですけれども、昨年は基金もできて、大山のこの連続立体化が終わっても、この基金は廃止せずに最終的なところまで持っていこうということで、区長のほうの答弁も成増まで最終的にはということで、何回か本会議でも伺っているんですが、そういったことの確認というか、そういうイメージでよろしいんでしょうかね、東武東上線の連続立体化の板橋が目指す最終形。 ◎都市計画課長   板橋区といたしましては、今まで答弁の中で全線立体化を悲願という形でうたってきておりますので、そのとおりだというふうに認識しておりますが、今回、交通政策基本計画を作り上げるに当たりまして、皆様のご意見等も頂きながら、東武東上線の区内の区間ごとの基本的な考え方で整理しておりまして、それらの整理に基づいて、全霊的な目的に向かって進んでいこうというふうに考えているところでございます。ただ、あまりにも長い時間かかりますので、進み方につきましては、一定の区間ごとの基本的な考え方に従って進んでいくというふうに思っているところでございます。 ◆大田ひろし   そういうところを持っているというということなんですが、実は東京都が今進めている第一番の候補は、ようやっと都市計画決定して、次期地点というのは上板と常盤台の区間ですよね、東京都が示しているが、次の区間。それ以外の区間というのは、みんなアンダーパスか、あるいは跨線橋で松月院なんかもあるんですけれども、それぞれの区間のところに全部あるんですね、自由に行ける道というのがあるんですよ。そういうことを考えると、東京都は上板と、そこのないところだけ、次の立体化の区間として取り上げているんだけれども、我々の考えている方向とは、ちょっと違うのかなと思ったんですね。かなりの投資していますから、現実的には、お金も、パスさせることで。そういったところも、ちょっとあるなというのを感じたんですが、そこら辺の東京都の第2次期、路線を決めたところの背景というのは、そういうのは明確にはしてないんですか。その辺は、板橋としては何も承知してないんですか。 ◎都市計画課長   まず、鉄道の立体化につきましては、東京都が平成16年6月に踏切対策基本方針というものを定めております。その中で、今、おっしゃっていただいたような大山の付近でございますとか、常盤台、上板というのが位置づけられております。それが、大きな原則でございます。 ◆大田ひろし   だから、そのことで東京都で成増までの連続立体化というのは、要するにアンダーパスがもうできているから、逆に言うと。そこまで考えてないんじゃないかと僕は思うんだけれども、そこら辺のところというのは、どういう認識されるのか、その辺長ったらしい話は要らないんだけれども、それはどうなんですかね。ちょっと、違いがあるような気がするんです。東京都は、その第2路線は、その区間と決めているわけですから。 ◎都市計画課長   この方針は、今、決めている部分につきましては、今、おっしゃっているとおりでございまして、平成37年、2025年を目標年としておりまして、その時期までに向かっては、今のような考え方だというふうに思っております。 ◆大田ひろし   最初に聞きましたように、成増まで連続立体化を板橋は目指しているんだけれども、やはり現実的には、いろいろな工作物があって、自由に今動ける道もある。ただ、これがかなわないと、駅周辺の踏切が全然解消されないことになっちゃうんです。さっき、この話はこことはしませんけれども、さっき個別の踏切対策という中で4か所、調査するって言っていましたね。この4か所が、成増と下赤と東武の2か所なんですが、これは地下道を造るという調査でしたか、そこをちょっと確認させてもらいたい。何のための調査ですか。 ◎都市計画課長   今回、計上した個別の踏切対策の内容なんですけれども、地下道を造るというものだけに固執したものではなく、地下道がもしできた場合の利用率の調査だったりとか、その歩行者立体横断施設を造った場合に、費用対効果はどうだとか、そういった可能性についての調査でありまして、地下道に特化した調査ではないんです。 ◆大田ひろし   地下道に特化してないというのは、踏切の対策するということですから、やはり自由に行けるというようなことを想定しながらやらなきゃいけないんだけれども、僕はもう今までやっている中では、成増も下赤も、要するに川越街道までの距離がなかったりとか、なかなかこれは通すのが難しいというふうに言われている中で、ようやくこうやって調査が入っているというのは、何か違う形で動き出したのかなと思ったんですよ。我々は、もう17年間もやり取りしていますから、地域からもらって。だけれども、今回、初めてこの調査を入れるということは、そういうことの理解かなと思ったんですけれども、そういうことでよろしいですか。短めで、これも結構です。 ◎都市計画課長   今回の委託の内容につきましては、そういった踏切の安全対策に対するメニューを包括的に考えたりとか、歩行者立体横断施設の可能性についても中で検討するというような形の委託でございます。 ◆大田ひろし   今のお話の中で、一番ちょっと都市計画課長のところなのかもしれませんけれども、やはり東京都の意向というのは、すごくこれ大きいと思うんですね。さっき言った第2路線、決めている、この背景は何なのかということは、我々、今、東武東上線連続立体化特別委員会とかやっているわけですけれども、やはり我々が考えている立体化とかけ離れている東京都の考え方があれば、そこは詰めていかなきゃしょうがないと思うんですよ。そういうものをしていかないと、具体的なイメージは湧かないんですね。もちろん、私が生きているうちにはできると思いません、そこまでは。けれども、そのぐらいのすごい長いスパンがかかる話なんだけれども、少なくとも第2次期区間が決まって、この背景だけは、ちゃんとやってもらいたいということを要望を挙げておきます。よろしくお願いします。  それから、次は公園の砂場改修工事というのが15か所あります。これは、我々も随分提案してきました。新しくできる公園は柵ができて、非常にいいということが分かってきたんでしょうけれども、今これ砂場が幾つあって、柵がついている公園というのは幾つあるんですか、現在、教えてください。 ◎公園整備担当課長   現在、区内の公園に204か所砂場がございまして、そのうち柵等が設置されているのが9か所ございます。 ◆大田ひろし   9か所というのは、これ最近、改修工事をやって新しくやったところが、ほぼ大体そういうふうになっていると思います。今年、15か所を決めたということは、やはりそういう効果が見られたり、あるいは清潔感とかということも含めて、区が判断されたことだとは思うんですが、これ15やっても9か所ですから、まだ24ということになると、まだ10%しか行けませんが、最終的には、これそういう予算のつけ方をしていく方向ですかね、全部やると。あるいは、小さな公園はなかなかできないのかもしれないんですけれども、まず大きなところからやっていくとか、そのところのちょっと決意というか、そういうのを教えてもらえれば。 ◎公園整備担当課長   先ほどの答弁、訂正させていただきたいんですが、204か所とご説明しましたけれども、214か所になります。  それで、今年度、新しい新規事業として、まずは15か所整備をしていきたいというふうに考えております。来年度のみではなくて、引き続き継続して事業のほうは行っていきたいなというふう思っておりますけれども、当面の所管としての目標としましては、3か年で45か所の整備をしていきたいなというふうに考えています。この数字というのは、全体の既に整備されている9か所も含めて、最終的な全箇所の25%の相当の箇所ということで、それをまず当面の目標として整備のほうをしていきたいなというふうに考えております。 ◆大田ひろし   ぜひ、よろしくお願いします。それで、しっかりまた見てやっていけばいいんですけれども、できれば公園、もうできているんだったら計画書を、公園の名前だけでも頂ければ有り難いですね。  それから、予算書の263ページに公共下水道整備経費というのがあります。これ3億1,300万円の予算がついていると思うんですけれども、これは毎年、このくらいの経費が予算されているような予算になっているのか。あるいは、今年かなり何かをやるんでついているのかということを、ちょっとお聞きしたいと思います。下水道関係は、東京都が主体的にやっているんじゃないかなと思うんですけれども、経常的にこのくらいの予算で毎年やっているんですかというところを、ちょっと教えてください。 ◎計画課長   この公共下水道整備工事というのは、一般の道路補修工事を行う際に、その中で道路にはマンホールがあったり、汚水ますがあったりとか、下水道局の設備がございます。その下水道局の設備も、私のほうと計画課と下水道局で受託協定というのを結びまして、協定の中で一旦、私どもの道路補修の工事に入れまして、それで工事が終わったら、受託費として下水道局から頂くというような手法を取っておりますので、これは毎年、この公共下水道整備経費というのは、道路補修と一定の割合で出ている予算でございます。 ◆大田ひろし   分かりました。常時、大体こういうことが道路改修に伴って起こるということの予算で、特に水害対策で何かやるための工事費というものが入ってないということでよろしいですね。分かりました。  それから、白子川、ちょっと私も地元なのであれなんですけれども、堆積土砂しゅんせつ工事、これは以前、40年近く前には白子川があふれて、その一帯が水浸しになったというのを、自分も記憶しているんですけれども、その後、深堀をして護岸工事をして、今の形態になっているわけですが、このしゅんせつ工事は初めてですか、白子川でそこで行うというのは。それから、できてからも、そこら辺はどうなんでしょうか。 ◎計画課長   初めてかどうかというのは、ちょっと過去の履歴を見ないと分からないんですけれども、ここ恐らく十何年ぐらいはやっていないということであります。 ◆大田ひろし   ぜひ、履歴も調べてもらって、どのくらいの頻度でやらなきゃいけないものなのかと思いますけれども、これしゅんせつ工事やって、このヘドロというか、泥というか、成増団地のちょっと先に行くと、もうきれいにないんですね。そこからちょっと下に下ってきて、三園の溝下橋の辺りのところが、よどむような感じになっているというのは、僕も見ているんですけれども、たまに自転車が捨てられていたりとか、それを何とかしてくれということで対応してもらったりもしたこともあるんですけれども、泥が下から、どのぐらいあるとかというのは、570メートルでしたっけ、今回、範囲の中で。深いところだと、どのくらい積もっているものなんでしょう、調査の中で。何とか、八百幾つ立米とか言っても、なかなか分からないものですから、地元の人間としては、ちょっと聞いておきたいなと。 ◎計画課長   この計算している立米数が843立米ということですので、1.4メートルぐらいではないかと想定されるんですけれども、深さとしては。ただ、場所によって、そんなにないです。30センチから40センチぐらいなんですが。 ◆大田ひろし   1.幾つもあったら、落ちちゃった助からないくらいじゃない。分かりました。  でも、それだけの長い年月かけて、そこにたまるということなんでしょうね。さっき言ったように、下流のほうに行くと、それがまたないという話なんで、何かこんなイメージなんですかね、そこだけが。それは、設計上の問題は特にないんですね。そういう問題じゃないんですかね。押し戻されてくるということで、そこにたまるということでよろしいんでしょうか。 ◎計画課長   押し戻されてとかという話ではなくて、多分、上流のほうからということなんですけれども、今回、たまっているのが、和光市との境から大体570メートル区間ということになっております。 ◆大田ひろし   分かりました。ありがとうございます。それをやっていただけることは、有り難いと思っております。  次ですけれども、新規事業の16ページ、会派説明会の16ページの中の公園の禁煙化に向けた取組、先ほど課長からありました。受動喫煙が4月1日から東京都の条例が施行されるに当たって、公園をどうするかという議論を、これからしていくという話の中にありまして、まず今年は警備員の巡回をさせるということでありましたが、これ課長にも私も言いましたが、一部の公園ではやはりたばこのポイ捨てがかなり見受けられるので、何とか注意してくれという方からの声もあって、これは真剣に考えていかなきゃいけないかなと思っているんですね。ただ、屋外ですから、基本的には吸っちゃいけないところではないのかな、今のところはまだ、法令上は。その辺の確認をと、板橋区として、やはりこれはもう吸わせないという、そういうふうな形にしていくものなのかどうなのか、もうちょっと確認させてください。 ◎みどりと公園課長   公園内の喫煙については、改正健康増進法の規制外になります。ですので、公園というのは、今のところ、吸っても構わない状態にはなっています、法律的に。ただ、公園は小さなお子さんから、赤ちゃんからお年寄りまで、皆さんが使われるところですので、現在は受動喫煙防止の観点から、ご協力をお願いしているというところでございます。ただ、やはり今、区民の方からたくさんお声を頂いているのは、何とかならないのかと、朝から吸っていると、何とかしろという、お声を頂きますので、今回、来年度予算としては、禁煙化に向けた取組ということで、警備員の増員をかけていきたいと考えております。後々、来年の今ぐらいには、公園の禁煙については条例化をしていきたいなというふうに、今、検討している、庁内調整をしているところでございます。 ○主査   あと1分ちょっと。 ◆大田ひろし   もう一つしか言えないんですけれども、今、そうすると公園の灰皿の撤去というのは、これはもう全て終わっているんですか。ちょっと前は取ってくれとか、僕らも要望出したことがあるんですけれども、今はもうこれ置いているところはないんですかね。 ◎みどりと公園課長   今現在、公園の中には灰皿は1か所もございません。 ○主査   あと50秒、よろしいですか。 ◆いわい桐子   それでは、公園のパークマネジメントガイドラインで幾つか確認をさせてください。  この中で言うと、公園づくりに気軽に参加できる仕組みをつくっていく中で、プレーパークの設置に向けた人材の掘り起こしを行いますということで、プレーパークの整備に向けて、プレーリーダーの担い手探しを行いますというふうにうたわれているんですけれども、今現在、それの進捗はどうなっていて、新年度予算の中に少し盛り込まれているのかどうか,あれば教えてください。 ◎みどりと公園課長   プレーパークというのを行うには、プレーリーダーというのがいなくてはなくならいと、見守るということで、ほかの区の事例ですと、全部委託で区がやっている場合もありますが、板橋区は地域の方、またプレーリーダー等を担っていただける方を育てていきたいと考えているところでございます。現在、区内公園でプレーパークを自主的にやられている方、また町会等のグループを基礎としてプレーパーク的な事業をしている方もいらっしゃいます。私ども、そういう方を大切にしていきながら、どんどん発展していけばいいなど考えているところでございます。具体的には、来年度、指定管理が入ります東板橋公園と徳丸ヶ原公園、指定管理者のほうで、現在、プレーパーク等についても検討しているところと聞いてございます。 ◆いわい桐子   どういうものを、このガイドラインでこういうものをつくっていくということなんだけれども、指定管理者で管理する公園については、何か考えようということ、今のお話なんだけれども、この地域の方々と一緒に、公園づくりに気軽に参加できる仕組みということなので、どうやって地域にいろいろと取り組んでいる方々と一緒にやっていくのかということが重要なのかなというふうに思っているんですけれども、その視点で言うと、私もこの間、私も大分視察をあっちこっちしてきたんだけれども、プレーパークについて、どこにどう重きを置いているのかは、子ども部門で子どもの居場所、遊び場という視点で取り組まれて、公園のほうは快く場所を提供する側とかという仕組みでやっているのかてというふうな印象があるんですね。そうすると、子ども部門との連携が必要になるんじゃないかというふうに思うんですけれども、そこについては、どういう取組が行われていますか。 ◎みどりと公園課長   子どもの居場所づくりというような観点で、ご質問いただいたとすると、庁内的には子育て部門が担当させておりまして、公園でプレーパークというお話になると、先ほどお答えをしたような回答になっているのかなとは思うんですが、私ども庁内関係する部署では、定期的にではないんですが、機会あるごとにプレーパークについては話し合っているところでございます。 ◆いわい桐子   私は、子どもの遊び場という定義と、プレーパークという定義は、非常に重なる部分だというふうに思っているんですね。だからこそ、子どもたちが、どういうことを求めているのかということのニーズをつかんだり、そういうことと切って離せないかなというふうに思っているんですね。だから、子ども部門との連携が必要だと思うんだけれども、度々お話しされているということだけれども、具体的に計画を持って、そういう協議が行われているかどうかということを聞きたいわけです。 ◎みどりと公園課長   具体的に、いつ、どこで、どういうふうにやっていこうという計画、また予算化はされておりません。 ◆いわい桐子   ぜひ、踏み込んで協議をしてもらいたいと思っています。この公園の側のプレーパークという文字は、公園の場のガイドラインでしか出てこないんですよ。子どもの分野が、そこまで位置づけられているかどうかという点では、非常にまだまだ深まっていないのかなというふうに考えると、ぜひ公園の側から公園を、ぜひ子どもの遊び場として、子どもの分野と一緒にやりたいんだと、ぜひ子どもの分野のほうに提起していただいて、一緒に関係をつくって具体化を、より早くやっていっていただけるといいなというふうに思っています。よろしくお願いします。  それから、公園についてですけれども、大山小学校の跡地で公園になる部分がありましたね。あそこも、暫定利用になっている場所については、現状どうなっていて、これからいつ地域に開放されるのか、その辺りを教えてください。 ◎公園整備担当課長   旧大山小跡地のところにつきましては、面積約4,000平米でございますけれども、今年度の予算で暫定開放に向けた工事のほうを進めておりまして、おおむね工事のほうは完了しているということで、4月1日に全体でなくて、ちょっと印をつけて、小さくしていくということもございまして、その関係で養生が必要というところもございますので、一遍に全体で開放ということではなくて、半分程度の区域に限って、暫定開放していくという予定になっております。 ◆いわい桐子   そうしたら、その暫定利用については、住民の要求とか、意見とか上がっているものがあれば教えていただきたいのと、スケジュール、取りあえず半分開放するって、残りのところが、どういうふうな今後扱いになっていくかというところについて、スケジュールを資料で頂きたいんですけれども。 ◎公園整備担当課長   スケジュールについては、状況を見ながら開放していきたいなというふうには考えております。できるだけ、早い段階での開放をしていきたいと思っておりますけれども、後ほど資料でご提出したいと思います。 ◆いわい桐子 
     お願いします。  それから、次は大山の話を少しだけ確認したいんですけれども、冒頭の他の委員の質疑で特別会計、45億円の話があったかと思うんですけれども、必要な経費が45億円だったので、45億円積んだというふうな答弁だったと思うんだけれども、この45億円は大山駅付近の東上線立体化の費用と、駅前広場の費用として45億円と見積りでよろしいですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そうですね。45億円については、立体化、側道、駅広の3計画に基づいて、いろいろこういう関係までシミュレーションした結果、当初で45億円を積み立てているところでございます。 ◆いわい桐子   大山の特別会計の経費の中で、今日、幾つかやり取りがあったんですけれども、連続立体化のほうの経費の委託費は、調査委託だというふうに聞いているんですけれども、何の調査なのか教えてください。473ページの連続立体化事業のほうの経費で、委託費が入っていて、それは調査委託だと聞いているんですけれども。 ◎都市計画課長   繰返しでございますが、各駅の立体化を進めるための課題の整理と沿線のまちづくりに関する現状の調査等をしていくような形で考えております。 ◆いわい桐子   そうすると、それは大山に限った話じゃないという話ですね。45億円というのは、大山と最初のそれはキーのだけど、45億円と最初に見積もったのは、大山駅付近と駅前広場だけど、そこから突出して運営している特別会計でいうと、大山以外の部分の費用も入っているということでよろしいですか。 ◎都市計画課長   こちらの連続立体事業推進経費のほうにつきましては、それとは別に先ほどのように、ダブりだとかについては、そういう部分で取り組んでいただくというふうに考えております。 ◆いわい桐子   結局、そうすると特別会計の歳入は、一旦、他基金から入っている以外の入りがあるというとことかな。一応、それを確認したいということです。  ちょっと、立体から離れて、先ほどクロスポイントと19億円という補償費の話があったんですけれども、この10億円はクロスさんは半分、2分の1でいいのかということと、その部分の工事の着手は予定どおりで言うと、この新年度工事着手で始まるのが何月なのかということを教えてください。 ◎拠点整備課長   クロスポイントのことで、ご質問がありましたので、まず話をさせいただきます。  支出の10億円のうち、半分につきましては、国費から入ってくるような形なってございます。それと、工事の着手ですけれども、今のところの予定ではございますけれども、令和2年度の後半に建物の除却を開始するという形で、今のところは考えてございます。 ◆いわい桐子   ごめんなさいね。特別会計の入りは、基金以外にあるのかという。 ○主査   いわい委員、質問の途中ですけれども、いいですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   入りは、予算書の464ページに書いてありますので、ここで基金の利子、繰入金で基金からの繰入金と繰越金というところです。 ◆いわい桐子   基金からの繰入金だけど、当初基金で45億円と見積もったのは、大山の駅付近の立体化の分、それから駅前広場の分と見積もったけれども、実際の特別会計で使うのは大山以外の部分も入っているということでいいんですね。実際に入ってきているお金は、大山の部分と駅前広場のために使う45億円という見積りが基金からの繰入れしかないということでよろしいですね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そうですね。基金ができた理由としては、連続立体交差事業というところで、中長期的な財源確保というところで、基金を設置して、経費の明確化というところで特会というところでありますので、大山駅を想定して当初積立額を45億円というところにまでしなければ、基金を設置したんですけれども、その一部として使われるというか、まだ事業とか進んでいませんので、そういったところです。 ◆いわい桐子   要するに、もともと鉄道立体化の基金も特別会計も大山だけじゃなくて、ほかの部分にも延長するという予定の財政になるかと思うので、そうなのかなと思うんだけれども、どれぐらいかかるのかというのが、いつも結局よく分からない状況なので、今の段階で大山の駅前広場、それから立体化で言うと、区の負担額というのは、これまで言ってきた額と変わりはあるのかどうかということです。 ◎鉄道立体化推進担当課長   以前も資料を出させていただいて、事業の内訳としては、立体化プラス側道1から4が5億1,000万円ですね。まちづくり側道が51億円と、まちづくり側道5、6が10億円、大山駅前広場については62億円で、合計で123億円、その中でいろいろシミュレーションした結果、45億円を当初積立額として算出したというところです。 ◆いわい桐子   あまりがないかどうかと聞いただけなんですけれども、要するに今まで言っていた額と変わらないということですね。いいです、もう別にいいんですけれども、今おっしゃった数字、一応、もう一回資料を頂きたいと思います、お願いします。  先ほど、クロスポイントの話が令和2年の後半ということなんですけれども、工事のスケジュール、実際に着手してから、予定で言うと令和5年工事完了ということに、クロスポイントはなっているんですけれども、おおよそどういう工事が例えば何年とか、あと解体に何年とか、そういう大枠の工事スケジュールを頂きたいんですけれども、資料でお願いできないかということをお願いします。 ◎拠点整備課長   大枠の工事なんですけれども、解体、これはあくまでも組合からの資料提供であったものなんですけれども、令和2年度後半に建物の除却をして、令和3年度から今度は建物の基礎工事に入るという話を聞いてございます。高い建物が建ちますので、基礎部分が一番大切になってきますので、これがおおむね1年間ぐらいかかるという話は聞いてございます。2年目は、今度は建物を建てていく、建物の建築、令和4年度は建物の建築が主になっていくと思います。4棟の建物が建っていきますので、一番高い建物で26階建てが建ちますので、それがおおむね1年間ぐらいかかるというお話を聞いております。  あとは、令和5年度には周辺を含めた広場も含めた周辺の道路だとか、広場の整備というところが、おおむねの工事の予定になってございます。 ◆いわい桐子   クロスポイントで言うと、周辺の整備等で区のほうでやらなきゃいけないものも出てくるんじゃないかと思うんですけれども、それについては何があるのか、どれぐらいの費用がかかるのかということを、資料で頂きたいんですけれども、いかがかということと、もう一つ、ピッコロ広場で住民の方々に開放していたスペースがあるかと思うんですけれども、そこについてもう少し日数を増やせないかというお願いをしたかと思うんですけれども、どうなりましたでしょうか。 ◎拠点整備課長   まず、ピッコロ広場のほうから、お話しさせていただきます。  委員からもご要望がありましたピッコロ広場につきましては、平成22年あたりから地域の方の保育園だとか、高齢者の方のゲートボールだとかというところの活用で、週3日借りておりました。もともとの土地は、東京都の土地で区が借り受けていたところでございます。昨年来から、周辺の子どもが遊ぶ遊び場が少ないだとかというところのご要望につきましては、町会連合の中町支部のほうからも要望して上げているところでございました。私どものほうも、当局に確認しまして、週3日を週6日開けることで、来年度から予算措置ができましたので、これについては4月以降、行っていきたいと思っております。  それと、資料要求のありましたクロスの周辺の工事、クロスにつきましては、真ん中に補助26号線がある関係上、区が行う工事というものはほとんどございません。真ん中の都道がありますので、東京都との連携はあるんですけれども、まだ区道等の工事の予定は、今のところはございませんので、ただ区道と接しているところにつきましては、微妙に影響の範囲というのはございますので、その辺は土木部と連携しながら進んでいきたいという形で考えてございます。 ○主査   30秒。 ◆いわい桐子   上板橋やりたかったんだけれども、どうしよう。上板聞きます。  東地区の先行区域ですけれども、再開発ビルの1階にパチンコ屋が入るということを、非常に心配している方がいらっしゃるんですけれども、当初は入らない計画だったかと思うんですけれども、これがどういう経過で入ることになったのか、その辺の住民の不安というのは、どういうふうに認識されているでしょうか。 ○主査   以上で時間が過ぎましたので、次の委員の質問に移ります。 ◆おばた健太郎   よろしくお願いします。  予算概要の34ページ、24番の近代化遺産としての史跡公園というということで、これ教育委員会と土木と産業経済部で今やるということで、土木部としては、北側私道の区道化修正の測量ですとか、鑑定ですとか、あと基本設計というところですけれども、こちら来年度の末で、どういったアウトプットになるイメージで、何が完成しているのか、何が終わっているかというところを教えてください。 ◎公園整備担当課長   こちらは、来年度の予算ですけれども、土木のほうの予算につきましては、この基本設計の全体の建物の計画とかございますけれども、そのうちの建物の外周部分、いわゆる現在の加賀公園も含めた公園的な利用がされるところ、そこの部分についての基本設計に来年度着手していくということで、来年度、再来年度、2か年かけて設計のほうを進めていくということで、1年目の予算の作業の経費が計上されております。  また、併せて道路上の北側の歩道整備につきましては、こちら現状、国と今、土地開発公社のほうが用地を取得しておりまして、そちらのほうの共有の私道になってございます。そちらを将来的には公道化していきたいということで、それに向けた測量等の経費が計上されているというような内容になっております。 ○主査   おばた委員の質問の途中でありますが、黙祷の時間が近づきましたので、一旦時計を止めます。  では、ご起立を皆様お願いします。  黙祷。 (黙祷) ○主査   お直りください。ありがとうございました。  ご着席ください。  それでは、おばた委員の質問を再開いたします。 ◆おばた健太郎   気持ちを新たに質問させていただきたいと思いますけれども、令和7年に再開というか、オープンするという予定だと聞いているところなんですけれども、基本設計について、例えば橋であるとか、そういった部分の設計には当然入ってくるのかなと思うんですけれども、あそこの橋、渡るところも整備するのかなと思っているんですけれども、そこら辺の計画についてはいかがでしょうか。 ◎公園整備担当課長   現在、来年の基本設計に向けて、教育委員会のほうが所管になりまして、保存活用計画、また整備の基本計画、こちらのほうの策定作業を今進めておるところでございます。その中で、史跡の区域には橋の部分は含まれてはおりませんけれども、連携する動線として、重要な位置づけがされております。ただ、具体的な史跡公園の整備に合わせて、その橋の整備、どこまでできるかということについては、まだ今後の検討になってくるのかなというふうに認識しております。 ◆おばた健太郎   今、ちょっとびっくりしてしまったんですが、橋がその計画に入ってないということですか、よろしいですね。 ◎公園整備担当課長   史跡の公園の区域外ということで、直接の整備計画には含まれておりませんけれども、ただ今進めている整備基本計画、保存活用計画については、周辺の環境整備についても、併せて検討しているところでございます。ただ、具体的な整備内容については、まだこれからの課題になってくるかなというふうに考えております。 ◆おばた健太郎   これからのレガシーというふうなわけですから、ぜひとも川を渡って公園の部分の保存、建物の部分もありますので、当然、連携があるものだと思いますので、今の現状のあの橋だと、やはり整備が必要なのではないかなというふうに感じておりますので、できればこれは基本計画の中で触れていただくべきではないかなと思いますので、ぜひ検討いただければと思います。併せて、教育委員会と連携して、よりよい史跡公園を造っていただければというふうに思っております。  続きまして、先ほどの40ページ、続きまして、35番の公園児童遊園と維持管理の中の5番になるのか、犬連れ込みマナーの中で、わんパークフェスタというのが、今年度は中止になってしまったのかなと思っているわけなんですが、これ来年度の計画で100万円予定されているんですが、この計画について、お聞かせください。 ◎みどりと公園課長   今年度は3月の上旬に予定していたんですが、中止したところでございます。来年度も、ちょっと日程はまだ決まっていないんですが、しつけ教室等のイベントを開催して、マナーアップを図っていきたいと考えております。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。今、現状では45か所の犬の連れ込みのできる公園があると思うんです。これを、さらに広げる計画というのはいかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   現在、基本5,000平米以上の公園を犬の連れ込みが可能としているところでございます。また、地域性も含めて5,000平米に満たないところも可能としているところですが、昨年4月から可能にしたわけなんですが、いろいろご意見を頂戴しているところでございます。まだ、今、上がったのかと言われると、まだまだちょっと啓発活動が必要なのかなという状態ですので、今、その45公園を増やしていくという具体的な計画はございません。 ◆おばた健太郎   私のところにも、ぜひドッグランをもって造ってほしいですとか、確かに犬の連れ込む公園のマナーというお話もいろいろあるんですけれども、ぜひさらに啓発とともに、できれば犬とともに暮らせるまちというところを、ぜひ推進していただきたいなと、改めて思っております。  さらに、公園についてなんですが、先ほどのちょっと委員の質問ともかぶってしまうかもしれませんが、30の危険度診断のほうにかかるかもしれませんが、これ診断をして、高島平のほうでは赤いテープを貼ったりしていたと思うんですけれども、今回、この診断をして、それをどのように表示をするのか、その辺を教えてください。 ◎みどりと公園課長   委員のご質問は、高島平の安全性の向上ということで、35番のほうかと思います。  こちらは、来年度、伐採73本、植栽をして、また樹木の調査もする予定で進めております。30番のほうにつきましては、街路樹になりますので、工事課長のほうから。 ◎工事課長   工事課の街路樹の危険度診断は、先ほどもご説明の中で申し上げましたけれども、環状八号線の内側、幹周りが60センチ以上の80本の診断をするというような計画になってございます。 ◆おばた健太郎   その診断の結果として、何らかの問題があるですとか、さらなる調査が必要だといったときには、その木に対して、テープを貼るとか、そういった見せるという行為はする予定なんでしょうか。危ないよとか、そういうことです。 ◎工事課長   表示の方法は、基本的には診断したものについては、全て表示して、番号を振って、番号からどういう状態だったかというカルテを作ります。そのカルテに基づいて、Aランク、Bランク、Cランクと、このほかに4ランクございまして、AとB1、B2とCランクというようなことでございまして、Cランクは著しく傷んでいるというような判断に基づくものでして、Cランクのものは判断が出たときから、今年度中に伐採したいなというふうに考えてございます。あと、Bランクについては、経過観察的なものもございますけれども、3年後とか、定期的な診断をして、対応を決めていきたいというふうなことで、表示のほうは、そういった形の赤いテープを貼るとか、そういった状況ではないですけれども、そういったカルテを作って管理していくということでございます。 ◆おばた健太郎   赤色のテープが貼ってあると、逆にこれは何なんだと、分からないということが起こり得るのかなと思ったので、逆にカルテをやっていただけるということであれば、明示されて大変よいのかなと思います。分かりました。  続きまして、先ほどちょっと伺ったのと追加になってしまうんですが、41ページの40番の公園のトイレについてなんですが、アスベスト調査についてなんですが、これは今回、想定されている4か所について、アスベストが含有された公共物があるかどうかの確認をした上で、工事を行っていくということなのか、それとも改修とは別にアスベストが含まれた公園がないかというのを調べるのか、ちょっとその辺を教えていただければと思います。 ◎公園整備担当課長   こちら、アスベスト調査につきましては、今後、設計を予定している箇所について、アスベストが含まれている材料が使われているかどうかというのを確認するということで、仮にアスベストが確認された場合には、それは設計費とか、整備費に大きく影響しますので、その作業に入る前に、その辺を確認するということです。来年度予定している工事箇所については、既にアスベスト調査は終わっておりまして、ないということが確認されているということになっています。
    ◆おばた健太郎   分かりました。今、おっしゃったとおり、確かにアスベストの含有、もしくはそのレベルによって、当然、工事の費用が変わってきますので、ちょっと心配でしたので確認させていただきました。分かりました。  続きまして、42番なんですが、この星の2個目の板橋公園再整備基本構想というのが、これ1.3ヘクタールということですけれども、こちらについて概要を教えていただければと思います。 ◎公園整備担当課長   こちらのほうは、来年度に板橋公園旧大山小跡地の部分も含めたエリアについて、再整備に向けた設計のほうに着手していきたいというふうに考えております。内容的には、来年度は基本方針、大きな公園づくりの方針を定めていきたいというふうに考えております。また、設計に必要な測量の経費を来年度予算として、計上させていただいているというような内容になってございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。ありがとうございます。  それでは、46ページに飛んでいただきまして、先ほどもちょっと別の委員の方から質問があったんですが、46ページ、10番の道路維持管理の5番、土のうステーション運営について、今回、516万円という運用をしているということですけれども、こちらはさきの台風15号、19号のことを踏まえて、前年度から何が、どこが違うところがあるのかというのが、あれば。 ◎工事課長   これでは、前年度でして、当初予算では特に前年度と大きく変わったものというのはないんですけれども、今年度の補正予算のほうで、19号の台風の教訓を生かして、土のうステーション、使う方のマナーですとか、あるいは使い方なんかを、そういったものを技術のほうでつけられないかということで、今、尽力している最中です。ですから、来年度というわけではなくて、今年の補正で対応していただいているところでございまして、来年の当初予算の中では、特にそういったものが計上されておりません。 ◆おばた健太郎   分かりました。ただ、台風に対応して土のうステーションを来年度以降も運用していくわけですから、そういった例えば運営の中で見回りの回数を増やすであるとか、いろいろな対策が取りようがあるのかなというふうにも思うんですけれども、そういったところは、ぜひご検討いただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎工事課長   お金には、なかなか出てきませんけれども、重点的に今年度、土のうステーションもあるとか、追加の土のうを前もって置いておくとか、そういった対策も取れると思いますので、これから雨のシーズンに向けて、いろいろ様々な方法については研究していきたいというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。ぜひとも、お金に合わないところでやっていただけるということで、よろしくお願いしたいと思います。  47ページの20番のユスリカ対策なんですが、ちょっと私はユスリカ対策に関心がいろいろとありまして、ここから質問させていただきたいんですけれども、これは需要費というところで100万円、それから委託料、補虫器、電撃殺虫器、幼虫調査で290万円というところですけれども、これは例年行っているものと変わりはないということでの認識で、よろしかったでしょうか。 ◎工事課長   ユスリカ駆除でございますけれども、公的には今年度まで電撃殺虫器という殺虫、よくコンビニの前なんかに置いてある電気で虫を殺すというのは、今までも川沿いに設置してございますけれども、そのリニューアルの更新工事が今年度は、その分が工事請負費がここになってございまして、通常の1回においては、通常どおりの予算を計上しているものでございます。 ◆おばた健太郎   これは、私、一般質問でも聞かせていただいたんですけれども、やはり石神井川沿いとか、夏はやはりユスリカが非常に多くいますので、もっと対策をしていただけないかなといつも思っておるんですけれども、今、薬を使うということは考えていらっしゃらないと思うんですけれども、何らかの追加の対策というのは考えられないものか。 ◎工事課長   追加というわけでもないんですけれども、お困りの方ももしいらっしゃいましたら、携帯とか、簡易型の電気捕虫器というのがございまして、蛍光灯でユスリカを捕虫するというような、貸出しというのもございます。そういったものを、お貸しすることもできますので、もしご相談があったら、ご紹介いただければという話でございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。ありがとうございます。  最後になるんですけれども、では46ページの5番になるのか、自転車活用推進というところで、今、自転車歩道が不動通りの2.1キロと、高架下の2.6キロというところで、これ走ったことがある方は分かるんですけれども、そこだけなんですよね。やはり、まち全体を自転車が使えるような、オランダみたいなことを想定されているかどうかというところもあるんですが、やはりそれをつなげていくということが、重要かなと思っていますので、例えば大通りのサイドを青く塗るだとか、そういったところの対策を、ぜひ取っていただきたいと思うんですが、計画のほうはいかがでしょうか。 ◎交通安全課長   この自転車活用推進計画ですけれども、この中で施策的に4つの施策から構成していくというのがございまして、その一つとして、環境形成というのがございます。その中で、その中でも幾つか、どういう環境を形成していくというのがあるんですが、自転車の通行空間、走行空間の計画的な整備というのがございまして、そういう中でどんなことができるかを考えていきたいというふうに思っております。 ○主査   所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後3時40分といたします。 休憩時刻 午後3時05分 再開時刻 午後3時37分 ○主査   それでは、休憩前に引き続き、都市建設分科会を再開いたします。  五十嵐委員の質問の前に、みどりと公園課長より答弁の訂正の申出がありますので、これを許可します。 ◎みどりと公園課長   赤塚植物園の管理棟の工事費について誤りがございました。2月20日に入札を行いまして、契約金額9,889万円でございました。  失礼しました。 ○主査   所管の予算について審査を続けます。 ◆五十嵐やす子   それでは、お願いいたします。  先ほど、上板橋駅南口駅前地区再開発の途中で終わったもんですから、もう一つだけ聞かせてください。③として駅前広場等デザイン方針作成というふうにあるんですけれども、これはもう委託としてしまうのか、例えば駅前はこうやってほしいとか、地域の人とかもいろいろご意見あると思うんです。それでまた、上板橋はそれこそ、ときわ台上板橋が次の立体化と言われているので、上に行っても下に行っても今の駅が変わっていくと思うんです、行く行くは、随分、先になるとは思うんですけれども。  そのときに、今は南と北が分かれていますけれども、それが一体化する可能性もとても多くて、やっぱりそういうことも視野に入れたような考え方をしていかないといけないんじゃないかなと、そのほうがその皆さんも動線として使いやすいんじゃないかなと思ったりもするものですから、このデザイン方針作成というのをどのようにするのかをお願いします。 ◎地区整備事業担当課長   予算書概要の48ページのデザイン方針についての御質問を頂きました。  こちらにつきましては、来年度から上板橋の南口の東地区の再開発事業に伴って、整備を予定している駅前広場のデザインというものを、どのようにしていったらいいかということを約2年ぐらい使って検討していきたいというふうに考えておりまして、予算計上させていただいているものでございます。それに先立って、今年度から既に合同意見交換会という場を設けて、東地区、西地区、それから商店街地区の皆さん、それから地域の皆さんも集まっていただいて、来年度から本格的に始まりますその駅前広場の整備についての御意見を承っているところでございます。  来年度に入りましたら、本格的にそういった地元の方の意見も聴きながら、どのような駅前広場にしていったらいいのかということを検討していこうということを考えておりまして、最終的にはその場でいろいろな検討をなされたものを受けて、再開発事業者のほうの設計につなげていきたいというふうに考えてございます。  今、お話のありました北口側との連携も見据えてという話でございますけれども、今、立体化のほうは検討区間ということにはなっておりますが、まだどれぐらい先に立体化ということも見えない中ではございます。ただ、そういう検討の俎上にはあるということは、当然、地元の方も私たちも認識をしているところでございますので、駅前広場のこのデザイン方針を検討していく際には、そういったことも少し念頭に入れるということは考えていきたいというふうに思っております。  具体的に、どういったことが対策として取れるのかというのは、ちょっと検討してみないと分からないところではございます。  以上です。 ◆五十嵐やす子   例えば、バスとかタクシーをどうするのかというところなんですけれども、この間も陳情にありましたけれども、板橋の桜川だとか小茂根とかそっちのほうの相対的に交通が不便と言われているような方たちが、そっち側から例えばこの上板橋まで何かこう出てくるような手だてができないかだとか、いろんな可能性があると思うんです。だから、ただ単に駅前広場をどうすればいいかというだけじゃなくて、交通政策とかそういうこともやっぱり絡めてやっていくことが必要になってくると思いますので、その辺しっかりと考えてちょっとやっていただけたらなというふうに思います。それは要望です。  それから、次なんですけれども、予算の269ページに平和公園がありまして、その整備として1,000万円が計上されています。2021年の3月には中央図書館が新たにオープンということになっているんですけれども、それと合わせてどのように整備していくのかというのをちょっとお話しいただけたらというふうに思います。 ◎公園整備担当課長   現在、板橋区平和公園のほうでは中央図書館の建設工事のほうが進められております。来年度につきましては、今の建築工事の付帯工事として公園の外周沿路の整備及び照明灯のLED化工事と、これは中央図書館の所管のほうの工事として行う予定になってございます。  こちら来年度、土木費のほうの予算につきましてはそれ以外の部分、例えば今あります管理棟のトイレの修繕、また植栽等の補植等を来年度のこの予算の中で行っていきたいなというふうに考えております。 ◆五十嵐やす子   中央図書館を造るときに、随分、木も伐採したりとかということで、地域の方たちもちょっと心が痛いというところがありますので、やっぱりその緑を大事にしてほしいなというふうに思います。その辺は要望としてお願いいたします。  それから、次に40ページか41ページかどっちかちょっとよく分からないんですが、40ページだとこの公園・児童遊園等維持管理の中の公園・児童遊園等の維持管理になるのか、41ページのこの41番の公園遊具維持・改修の②になるのか、ちょっとそこが分からないんですけれども、今、その遊具というところで子ども用とか大人用、大人用ってその健康遊具というようなものが、随分、導入されていると思うんですけれども、その公園ごとでどういう基準があって決めているのか、またその周りの人から希望があって設置しているのかというところをちょっと先に教えていただきたいんですが、お願いします。 ◎公園整備担当課長   遊具のほうにつきましては、公園を整備するに当たりまして基本的にはワークショップ等で地域のご意見をお聴きしながら、最終的にはどのような遊具を設置していくか決めているところがございます。また、日々、日常の管理の中で地域要望として遊具の追加等を頂くケースもございます。  今、健康遊具とおっしゃられたことにつきましては、昨年、区民の方に広く周知をしていくということでホームページのほうを更新させていただいております。その際に、今まで公園遊具と申し上げておりましたけれども、国等の基準等も改めて確認した上で、今、ホームページのほうでは公園健康器具という形でご紹介をさせていただいております。あくまで遊具と言いますと、児童、子どもさんたち向けの施設ということでの定義になっておりますので、その辺はひとつ今、言い方のほうは分けさせていただいているというような状況になってございます。 ◆五十嵐やす子   健康器具と言うんですね。ありがとうございます。  それで、その公園に行ったとき、例えば滑り台とかブランコとか、ジャングルジムだとか砂場だとか小さいお子さん向けのものか、あとはその今の健康器具かというところで、その何て言うのかな、中高生が遊ぶというような、遊ぶというよりも体を動かすというようなものがちょっとあんまりなくて、例えばバスケットボールのゴールが置いてあるところもところどころ見るんですけれども、あまり見ないんですけれども何て言うんでしょうか、特にボールをすごい投げるわけでもなくて、ゴールにシュートするというような形で体も動かせるということで、中高生の方からバスケットボールのそのゴールを公園に置くことはできないのかしらというようなお声を頂いたりもしているんですけれども、今、既にあるところもあるとは思うんですけれども、そこが置かれた経緯だとか、それからないところはこれからお願いすると置いてもらえるのかとか、そういうことの検討というのはしていただけるんでしょうか。 ◎公園整備担当課長   バスケットゴールにつきましては、記憶では紅梅公園とか、あと高速5号線の宮下公園、あと今、整備中の小豆沢公園スポーツフィールド、こちらのほうに設置をされている。あと1か所程度あったかなというふうにちょっと記憶しておりますけれども、いずれにしましても公園の整備の際に、やはり先ほども申しましたようにワークショップとか地元説明会の中で要望等を受けながら、最終的に区のほうで設置の判断をさせていただいているというようなことだったと思います。  いずれにしましても、やはり……。すみません、あと1か所というのは前野公園です。前野公園に最近造られたのは、やはり公園の改修でワークショップの中で聴取しているということでございます。  利用面でやはり夜間の利用とか、結構、バスケットボールはいろんな、音が響くようなこともございまして、近隣の方にとっては迷惑施設的なところにもなっているということですので、設置に当たってはやはりまずは地元、特に近隣の方々のご理解がまず大事なのかなというふうに考えております。 ◆五十嵐やす子   地域的なものも考えて、ちょっと置いていただけると何か有り難いのかななんて思ったりします。それは要望なんですけれども。  それから、その次なんですがやはり同じ41ページの42番のところなんですけれども、大谷口二丁目児童遊園改修工事なんですけれども、これは大谷口のいこいの家を除却したということで、公園の面積が今まで使えていた公園の面積が広がっているということだと思うんですけれども、その広くなった部分を何かこう変えたりだとか、何て言うんでしょうか、何か考えているのかなと思ったので分かったら教えてください。 ◎公園整備担当課長   こちらのほうは、現在、大谷口二丁目児童遊園ということで、以前、いこいの家がございまして、そちらの解体の工事は既に終わっているというような状況になっております。いこいの家のあった敷地についてはもともと公園用地だったということで、解体後は公園として整備をしていくということで、全体の面積が約1,700平方メートルほどの公園に、結果的には拡張されるというような形になっております。 ◆五十嵐やす子   結果的には、だから拡張されたみたいな形になっていますけれども、そういうときやはりそうやって変わりますけれどもどういう公園にしていきたいですかみたいな、さっきおっしゃったようなそのワークショップだとかその地域の声とか、何か聴いたりはしているでしょうか。 ◎公園整備担当課長   こちらのほうは、来年度、工事を予定しておりまして、設計のほうは今年度、作業のほうを行っております。  こちらのほうは事前に、まず町会、地元の町会の町会長さん、役員さん等とご相談しながら、作業の進め方を決めさせていただいております。結果は、ここについてはワークショップということではなくて、地元説明会というような形で地元のご意見をお聴きしていこうという形になっておりまして、10月17日に地元説明会という形で原案を区のほうから提示をさせていただいて、それに対してのご意見を頂きながら最終案を取り決めるというようなスタイルでの設計の取りまとめを行っております。  なお、参加者の方は7名というような状況になってございます。 ◆五十嵐やす子   そうすると、やっぱりその町会関係者の方ということで、どうしても狭まってきてしまうかなと思うんです、その世代。公園を使う人の声、その公園を使う人の世代が狭まってしまって、例えばさっき私が言ったようなバスケットのシュートするゴールとか言う中高生なんかはそこには出てこないかなみたいな、かえって小さいお子さんをお持ちの方なんかは親御さんが来たりとかしてこういうのがあると便利だなだとか、あとは例えば高齢者の方もよく公園を使ってらっしゃいますけれども、そういうお声は聴こえても、拾えても、やっぱりどうしても隙間に陥ってしまう声というのもあるのかなと思いますので、幅広い声を拾い上げながら、特にその児童遊園ということなのでその何て言うんでしょうか、やっぱり遊べるようにと言うんでしょうか、そっちのほうの視点をちょっと大事にしていただきたいなというふうに思います。  次ですけれども、次はやはり41ページの39番の赤塚植物園管理運営のこの②の農業園の管理運営についてです。  私は、その農業園とかできるのはいいなというふうに思っているんですけれども、これもともとは区の土地ではなくて民間の土地だったのを購入して、そして、そこにその国とか都の補助とか交付金を入れて購入して農業園にしたというようなことを、何て言うんでしょうか、聞いているんですけれども、その辺り少し説明をお願いできませんか。 ◎みどりと公園課長   赤塚植物園に隣接する土地、約1,700平米ですが、生産緑地でした土地を都の補助金また国の補助金等を使って、今、整備をしているところでございます。まもなく全て完了するところでございまして、来年度5月16日に開園式を行う予定で進めてございます。  赤塚植物園は、毎年、グリーンフェスタということで、都市建設委員会の皆様にも来ていただいているところですが、その日、5月16日にグリーンフェスタでお披露目会という形で、今、計画をしております。  以上です。 ◆五十嵐やす子   主に、子どもたちを対象にした体験農園というふうに聞いていますけれども、そうなると子どもが個人的に行くというよりは学校ごととか、どんな形で子どもたちがそこを利用するようになるのかというのを、ちょっと教えてください。 ◎みどりと公園課長   畑の運営で、農業体験プログラムというものを予定しております。  小学校3校程度、赤塚地域の保育園の子どもたちに農業体験に年に数回来てもらいまして、種を植えたり育てたり、雑草を取ったり最後は収穫したり、そのようなことを、現在、考えているところでございまして、年度明けにまたアンケートを取って前向きなところ、ご協力いただけるところと打合せをしていく予定でございます。 ◆五十嵐やす子   形態としては、事業者に委託ということだと思うんですけれども、それはもう決まっているんでしたか。 ◎みどりと公園課長   赤塚植物園自体は、今まで年間を通して業者に委託をしておりました。今回、増設地も含めて農業園の運営も含めてプロポーザルを行いまして業者が決定した次第でございます。  日本パブリックサービスという会社が受託をしたところでございます。
    ◆五十嵐やす子   せっかく、その農業園ができるので、何て言うんでしょうか、やっぱり子どもたちがその土に触れるということが、やっぱりどうしても板橋なんかでもなかなかできないような環境にあるので、その近くの小学校だけじゃなくて何かそういう機会が欲しいなというような学校もちょっとそこに行けるような形にしてもらったりとか、やりながらいろいろ見えてくるの だと思うんですけれども、柔軟にやっていただけたらいいなというふうに思います。  それから…… ○主査   もうあと10秒。 ◆五十嵐やす子   10秒、はい。  赤塚植物園自体が、山坂ありますけれどもバリアフリーをどういうふうに確保しますか。 ◎みどりと公園課長   先ほど業者が決まったという、まだ契約はちょっとまだです。内定したというところです。  あと、学校単位でなくても、収穫祭というようなものを計画しておりますので、そういうところで皆さんに参加していただければと考えております。 ◆安井一郎   今、五十嵐委員が言っていた赤塚植物園管理運営の、農業園の管理運営のことについての補足というか、ちょっと私としては同じ概要の37ページに、所管が違うんですけれども、産業経済部で農業の継承支援と農に触れる環境の充実、農業体験学校の管理運営というので予算計上されているんですよね。  何で、所管が別々でこういう同じような仕事をやっているのかなというのが、まず一つ疑問なんですけれども、これは所管を1つにしたほうがよほど、恐らくこれ成増五丁目のほうの体験園のことは産業経済部がやって、赤塚植物園はもともとみどりと公園課がやっていたからというそういうことなんだろうと思うんですけれども、こういう所管の違い、それぞれに予算をつけて、でも子どもたちが農に触れるという部分にはあまり変わらないと言うか、1つにしたほうが私はいいと思うんですけれども、その辺のことをどう思っているのか伺わせていただきたいんですが。 ◎みどりと公園課長   産業経済部のほうは、赤塚支所が担当課としてございます。農業の育成、農業後継者の育成を念頭において、子どもではなく大人の人を対象に行っている事業だと聞き及んでございます。赤塚植物園の農業園のほうは、主にお子さんたちを土に触れあうということを主としておりますので、対象がちょっと違うのかなと。  委員おっしゃるように、同じ部がというのは今後の課題にさせていただければと思います。 ◆安井一郎   分かりました。すみません、いろいろとちょっと私も間違えていました。  1つ提案、これは高島平のホタル生態館の跡地を、ぜひ子どもたちに触れられるような農業園にしていただきたいなと。これは要望ですから予算とは関係ないんですけど、空いている土地をずっとあのままにしておくのはあまりにももったいない。高島平のグランドデザインの中にも、必ずそういう部分でやっていただければ有り難いのかなと思っております。  次の質問ですが、予算書の273ページ、同じことなんですけれどもあと概要でも45ページで防災都市づくり推進37万7,000円、概要のほうに触れている、詳しく書いてあるんですね。詳しく書いてあるというか、これでいいのかなというのがあるんですけれども、概要のほうには都市復興マニュアル実践研修と、都市復興ワークショップとあります。  これは、37万ですからこれは何か作るかというのはちょっと無理なんだろうと思うんですけれども、予算計上している防災都市づくり推進ということで、これはどういうふうにこの予算を使ってやるのか、ちょっとそれを私としては疑問なんで教えていただければと。 ◎市街地整備課長   防災都市づくり推進に関する予算についてのお答えをします。  こちらの37万7,000円につきましては、委員がおっしゃられたように都市復興マニュアルの区の職員の実践研修と区民の方との都市復興のワークショップの実施を行っております。このワークショップにつきましては、コンサルタントの委託をしてその報償費の計上ということでこちらのほうの金額が入っているという形になっています。ワークショップにつきましては、平成27年から実施をしておりまして、毎年、1地区ごと実施をしております。  ほとんどが、そのワークショップのコンサルタントへの講師料とあとワークショップに使います、区民の方々に分かりやすく大きな図面を作成しますのでその図面の作成料の委託料が含まれております。  説明は以上です。 ◆安井一郎   それは頂けるんですか、その大きな図面というのは。区民の方にとおっしゃってましたけれども、もうないんですか、あるんですか。ちょっとそこだけ。 ◎市街地整備課長   それは、ワークショップを行ったところの地区の地域センターのほうに置いてありますので、住民の方が見られる状況にはなっております。 ◆安井一郎   分かりました。  その273ページの同じ項目の(5)コミュニティバス事業について伺います。  1,672万円ですか、予算計上されています。このコミュニティバスの、これは今現在走っているりんりんGOの補助費というか赤字部分を補填しているのか、それとも何か別な用途でやっているのか、それをお聞きいたします。 ◎都市計画課長   こちらになりますが、こちらのうち1,661万円につきましてはりんりんGOの、先ほどもお答えしましたが運行の事業の補助金と、あと昨年の10月に小型から中型にバスを買い替えたバスの分割費の部分を含んでおります。 ◆安井一郎   バスを新しくしたのは、もちろん知っているんですけれども、あれは総額というのは幾らだったんですか。それも併せて教えていただければ。 ◎都市計画課長   バスにつきましては、おおむね2,500万ほどになります。一部、ラッピングをしたりとか内部の改修とかをしますので、そのような金額になっております。それをちょっと分割させていただきます。  そのほか、毎年、補助として運行に対する補助を行っておりまして、昨年度で申しますと先ほどご説明しました22年当時が2,000万円ほどからスタートして、今、600万円ほどに下がってきたところでございますが、ちょっとまたバスの運行費とかもございますので、ちょっとその辺のことを精査しながら補助をしていきたいというふうに考えております。 ◆安井一郎   分かりました。ありがとうございます。  その下の(6)の公共交通の利用環境整備、これに520万6,000円ですか、かかっておりますが、これは例えばこの3月29日から羽田空港における新飛行経路の開始に伴うことで、今までというか、予算計上どの部分から区民に周知するとかという部分をこの予算の中から、もし次の項目で何かあった場合は、予算計上してあるところから流用するんでしょうか。その辺のところがちょっと引っかかるんで、教えていただきたい。 ◎都市計画課長   今回、公共交通の利用環境の整備という予算は、今回から新たにつくられたものになります。今まで、公共交通の部分を総体的にやっていた全体の部分と、あとコミュバスとエイトライナーという形で取り組んでいましたので、その全体の部分を、名称を公共交通の利用環境の整備ということに変えましたので、もし羽田空港の関係で今までも特別な消耗品とか買うことがあったとしても、特別な支出というのは特に計上は、そのためだけということではやってきておりませんが、この中で一定の運用はしていけるというふうに考えているところでございます。 ◆安井一郎   分かりました。  続いて、275ページの2番、細街路拡幅・指導経費3億6656万1,000円、これの細かな用途というか、使い方なんですけれども、細街路というのは土地を道路に供給しなければ広くはならないと思うんですけれども、その際に土地を買い上げる費用もこれに含まれているんでしょうか。まずそこからお聞きいたします。 ◎市街地整備課長   こちらの細街路拡幅整備事業につきましては、建築基準法上の42条2項道路の整備をするわけですけれども、こちらについてはあくまでも整備だけで買取り等は実施しておりません。 ◆安井一郎   整備というと、そこの2項道路の拡張する部分をどうやって地権者と話し合って広げるんですか。ただではくれないと思うんですけれども、その辺のところのその予算はどこからそういうふうに今回は出るのか、それを教えてください。 ◎市街地整備課長   細街路拡幅につきましては、まずその42条2項道路の後退のラインを決定しないといけません。その決定のラインを位置を出すために測量をかけます。測量委託費がこちらの予算の中に計上されています。その後、その後退した部分までについての整備のほうを区のほうの工事費という形で予算計上させていただいて工事を行うという形になっております。 ◆安井一郎   分かりました。  設計と、その指導する部分との費用がここに示されている、また土地を買い上げるとかそういうのは別予算でという形で、それはこの本年度予算の中でどういう項目に含まれているのかもお示しください。 ◎市街地整備課長   2項道路は、後退していただく部分は私道になりますので、私道の部分を後退してその部分、私有地の部分を整備させていただくという形になります。先ほど言いましたように、その後退部分は区では購入しませんので、2項道路として整備した後でもその土地の所有はその持ち主のほうのものという形になります。 ◆安井一郎   細かいことを言うと、持ち主の地権者のものであって現況は道路になったと、それでいて、その土地の面積がちょっと引っかかるんで固定資産税とか、当然、その面積分に係ってくると思うんですけれども、そのそういう税金の振り割りとかまでは区役所としてどういうふうに考えているのか教えてください。 ◎市街地整備課長   固定資産税につきましては、都税のほうで減免をしますので、その辺に減免手続をする測量の図面も含めてうちのほうで作成して、そちらのほうを権利者のほうにお渡しして、権利者のほうから都税事務所に申請して減免を受けるという形になっております。 ◆安井一郎   今度は、予算書263ページ、先ほど大田委員もちょっと質問されていた公共下水道整備のことでお聞きしたいんですけれども、内容については大田委員からいろいろ質問があったんで、私は下水道を整備して後で下水道局からお金をもらうという部分で、ここのところ他の、その何と言うんですか、自治体で、非常にマンホールの蓋が観光用に例えばガンダムだったり、そういういろんなキャラクターをマンホールの蓋に使ってますよね。  あれが板橋区ではやらないのか、それともやってもしようがないかなと思っているのか。マンホールの蓋は蓋なんだけれども、だけどやっぱりそれは板橋でもそれができないかなということなんですが、この辺についてはいかがでしょうか。 ◎計画課長   一応、このマンホールの蓋はあくまでも下水道局さんの持ち物でございまして、私どものほうからこういう蓋にしていただきたいとかそういった、その受託でやっておりますので、そのマンホールの蓋も幾らともう金額も決まっておりまして、それでちょっと違うものになったりとかすると、もうその受託というシステムもちょっと狂ってくるというのも一つあるんですけれども、今のところ、そういったデザインの違う蓋をつけるというような発想は、ちょっと今のところないです。 ◆安井一郎   ないのは、今までどおりでいいんだからそれは全然問題ないんです。やってほしいなと私は提案しているんで、何かこう前向きに考えてほかの自治体がやっているから板橋がまねしているんだろうと言われるのもちょっとしゃくだけれども、どうなんですかね、こういうふうに板橋のキャラのりんりんのマンホールがあったっていいと思うんです。その辺について、どういうふうにお考えになるか、もう一回。 ◎土木部管理課長   委員のご提案のマンホールにその地域性を加味した模様というのは、各地域で今、はやってございまして、その部分につきましては各市が管理しているですとか、町が管理している下水道ということでやっていると思われます。たまたま東京23区は東京都の下水道局が管理をしている持ち物ですが、委員のおっしゃるとおり、例えば区の観光プロモーションですとかそのまちおこしですとかそういった人気ということを、その目的でやっていくということについては一つの方策だと思われますので、これは土木もかみますけれども、観光振興ですとかプロモーションですとかそちら部分とも少し話をしてみたいと、その上で東京都に働きかけられるかどうかということについては検討させていただきたいと思います。 ◆安井一郎   まだありますか。 ○主査   あと3分。 ◆安井一郎   また、計画課長にお聞きしたいんですけれども、また白子川の蓄積土砂しゅんせつ工事の件で課長ご存じかどうか、まず東西橋から上、上流部分にもう和光市白子になっちゃうんですけれども、湧水がたくさん白子川には流れ込んで来ますよね。この5月ぐらいに新河岸川からコイが遡上してくるんです、卵を産むために。かなりの数が上がってくるんです。  それを、しゅんせつ工事という項目でこれから堰を造ったり何かしたら、せっかく自然交配している部分ができなくなっちゃうと思うんで、だから少し時期を、これから発注するんでしょうから、多分、早くったって6月ぐらいになっちゃうからコイの産卵はうまくいくのかななんて思うんですけれども、そのことについては何かちゃんとお考えがあるかどうか。 ◎計画課長   このしゅんせつ工事、河川に関わる工事は渇水期と言われまして、11月以降でないとできない工事なんです。ですから、その時期に合わせて私どもも設計を組んで発注をかけますので、今すぐにやるというものではございません。 ◆安井一郎   ぜひ、渇水期にやっていただきたい。  それと、もう一つ白子川はユスリカがほとんど出ていないんです。だから中に魚が住んでいるんです。同じように、ユスリカ駆除で石神井川とかがやっている駆除も、ユスリカが出るから駆除するわけで、もっと自然に任せて水の流れの形態、よどみを作るとか、少しずつ川の水質も改善されてきていますから、生き物がいる状態を、いられる状態をつくってあげるのも一つ方策だろうと思いますのでその辺の提案をさせていただきたいんですけれども、計画課長、いかがでしょうか。 ◎計画課長   白子川、石神井川、新河岸川もそうなんですけれども、基本的には東京都が管理している河川でございまして、なかなか私どものほうでいろいろと工夫して、いろいろつけるとかそういったことは難しいんですけれども、そういった自然環境の部分についていろいろとまた研究はしていきたいなと思っております。 ◆安井一郎   ぜひ、東京都に働きかけていただいて、環境という部分を一番大事に考えていただきたい。  以上で終わります。ありがとうございました。 ◆佐々木としたか   各委員が東上線の大山やってくれたので、大分、分かってきましたけれども、ちょっと私も地元ですので幾つか教えていただきたいと思うんですが、予算書の472ページの特別会計、いわゆる基金ですけれども、最初の連続立体化事業推進経費が1,150万組まれました。  これが、いわゆる大山駅付近の立体化が都市計画決定をされて事業がこれから進んでいくわけですけれども、その決定を受けて板橋区としてはその先の中板橋、ときわ台、上板橋の立体化がそれに続けていずれやっていかなきゃならない、これは区の悲願でありまして、行政もそういう要望書を東京都に出してありますので、大山が決定したのでその先の立体化の推進を調査をするという予算として、今回、計上してくれたというふうに私は理解したんですが、そういう理解でよろしいですよね。 ◎都市計画課長   先ほど来、重ねてお答えしているように、立体化を進めるための課題の整理と沿線まちづくりの調査ということで、ただ、まだ地元とも何もお話しできていない部分がございますので、今後、どういう形で進んでいくか等も含めまして、それと合わせた形での調査になっていくというふうに思っております。 ◆佐々木としたか   交通政策基本計画の中に、もう既に中板それからときわ台、上板に向けての交通政策基本計画の中に文章化をされておりますので、多分、そういうことはもう区民のほうは見ていますので、多分それに向けて調査をするだろうということで、なかなか口の堅い課長ですのであれですけれども、私はそう取っておりますし、それではこの1,150万の予算を執行するわけですけれども、調査内容はいろいろ皆さん質問したけれどもなかなか具体的なものはないので、これから出てくるんでしょうけれども、この調査の期間です、調査の期間と、予算執行ですから調査の期間とその調査書、調査した結果の書類です、調査結果、それはどういうような形で区へは上がってくるんですか、事例的に。いつ調査をかけて、半年なら半年調査をして、それで秋なら秋とか暮れなら暮れに調査書が上がってくるというそういう一連の流れはどうなっていますか。 ◎都市計画課長 
     先ほど、地元とも調整しながらということもお話しさせていただいたんですが、まだ実際には地元の方と一切お話しができていない状況でございまして、今後、どういう形でお話しをするかとかいうことも含めて検討していく状況にしております。  それというのも、大山のほうにつきましては突破口ということで以前からご説明して、大山が何とか今、形になりつつありますが、その辺を踏まえましてこの取組に入らせていただく部分もございますので、それの状況との確認をしながらやっていきます。  当然、調査の委託等をかけることになりますので、それにつきましては設計としても当然必要になりますし、期間も明確にした上で進めていきたいなと思っております。 ◆佐々木としたか   期間も何も話し合ってなかったようですが、東上線の特別委員会があってそちらのほうでもうかなり具体的な議論をさせていただいております。ですから、それよりも後退した、あまりその予算の中身を審議しているわけですので、もうちょっと具体的なものがあっていいと思いますが、それでも私、この調査書は議会に報告されますか。 ◎都市計画課長   内容を、今後、吟味した上で報告すべきものについては、当然、報告していきます。検討の内容事項に応じて、今、お出しできる部分があるかどうかということも含めまして検討させていただきたいと思います。 ◆佐々木としたか   それ以上はありませんけれども、ぜひ実りある調査をしていただいてお願いしていきたいと思います。  それから、その次の大山駅付近連続立体化事業経費で負担金として6,900万円、負担されるということでこの内容は聞きました、いろいろ皆さんから質疑がありましたんで。  ただ、私としては1つだけこの負担金を、いわゆる区が負担するということでいよいよ事業が本格的にスタートするなということで、そういう意味では1歩、すごく喜んでおりますけれども、この予算が確実に執行されるという確約があるのかどうか。もし未執行になるなんてことがあるとどうなるかなという、私、心配しておりますので、予算を組んだ担当課長としては、これは6,900万は執行されるという裏があって予算を組んでいると、もしこれが執行されない場合はどういうふうになるのか、その辺はちょっと心配なので確認をしておきたい。 ◎鉄道立体化推進担当課長   この負担金については、立体化の事業費、側道等1から4というところですので、これは東京都の議決をもってうちのほうでも負担金を出させていただいていますので、東京都もしっかりとそこら辺を認識していただいて、区としても身近な団体として動向を見つめていきたいと考えております。 ◆佐々木としたか   それでは、ちょっとこの負担金について、これから多分、東上線の大山駅付近は10年から十二、三年かかると言われているんですが、今回は6,900万円の負担金、来年度は事業認可を出すようになると思いますけれども、こういうふうに負担金が、毎年、増えていくわけです。  ところが、単年度ごとに10年とか13年に分けて負担金を出していくのか、それとも事業認可が例えば取れて、予算が確定した場合にある程度まとめて負担金を東京都に出すのか、それはどういうふうにその負担金を出していくシステムになっているのか、その辺について分かったら教えていただきたい。 ◎鉄道立体化推進担当課長   基本的に、毎年、毎年、負担金という形で出させていただくんですけれども、ただ、それについて負担金の額について事業執行に伴って金額が変わってきますので、上がっていくかどうかというところは、今後、進捗状況に応じて変わってくるところではあると思います。 ◆佐々木としたか   負担金についてはそれ以上言いませんけれども、ちょっとその次に行きます。  その下の472ページのこの駅前広場の整備事業、それから測量経費だと、大多数が測量経費だと聞いていますが、3,700万円で駅前広場それからそれに附属する街路もありますけれども3,700万円で間に合いますか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   委託のほうは、2つ分けていて、測量と調査業務プラス用地アセスメントというところで、用地のそういった相談というところの委託を2つ分けてはいるんですけれども、3,700万でしっかり事業執行するよう当初予算でも予算化するときにしっかり計算はしていますので、そこは十分に執行できることを考えています。 ◆佐々木としたか   この測量の話は、私は簡単には行かないんだろうなというふうに予測をしております。もちろん協力してくれる人もいますので、それはそれでどこまで進むかこれからですけれども、多分、令和2年度で例えばその測量全体が3,700万円であれば、測量は3分の1とか2分の1終わるかどうか、そうするとその測量が残るわけですよね。測量できない地域が増えるわけです。その場合に、その3,700万円は未執行として令和3年度の測量継続になっていく、そういう考え方でこの3,700万円を取ってよろしいのかどうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   来年度の用地などの測量については、事前調査を含めどれぐらい立会いができるかというのが本当に不明確なところではあるんですけれども、基本的には、まずは事前調査をさせていただいてその中でいろんな図面を見ながら、境界の線形を決めさせていただいてそこで立会いに臨むというところでありますので、そこの部分についてはもう来年度何とか頑張って、賛成者も含め反対者の方も個別に対応させていただきながら事業を執行させていただいて、もし残った部分については、今後引き続き、一番は皆さんのご心配、ご不安を丁寧に説明させていただいてその中で個別対応してフェース・ツー・フェースで話をさせていただきながら、事業を円滑に進めていきたいと考えております。 ◆佐々木としたか   とにかく、頑張ってほしいなという思いだけは申し上げておきます。  それと、ここの項の最後ですけれども、一応、測量をし、その資料を作成をして令和3年度に国に事業認可の申請をするという話はもう既に聞いているわけです。  そのために今回、こういう測量とかいろいろ調査するわけですけれども、この事業認可を申請するときに必要な書類、例えば測量と境界確定、面積、それはできるわけです。しかし、それだけで国に事業認可の申請、私はできないと思う。それに附随する様々な書類が必要だと私は思っていますので、この東京都に出すときにどういう書類が必要なのかその項目、こういう項目、こういう図面、こういう設計書、こういう見積書、これだけのいわゆるその事業計画書みたいなものがいろいろあるはずなんです。それをトータルして国に出さない限り、国は事業認可しません。相当、確実なあれがないとできませんので、国に事業認可するときの必要な書類の、もし一覧があれば、もしなければその一覧表、もしあれなら後で資料でもいいですけれども頂けますか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   国土交通省から出している事業認可取得までの手続というところで、この前もいわい委員のほうから資料要求がありましたので、その中で一般的な事業認可図書というところで資料を出させています。例えば、ちょっと大きい項目では施工者の名称とか都市企画事業の種類、事業計画、添付書類で事業中表示する図面とか設計の概要を表示する図面とか、資金計画書とか等いろいろありますので、また資料等、情報提供をさせていただければと思います。 ◆佐々木としたか   これはこれで、あともう10分ありませんので、ちょっとほかの項目に移りますが、昨年の9月にこれ板橋区の行政評価書というのが我々の手元に届いたんです。令和元年度の行政評価をしましたよという書類なんです。  その中で、この都市建設委員会の所管もありますけれども、最初に都市建設委員会の皆さんにこの行政評価をどのように受け止めているのか、行政評価そのものをどのように受け止めているのか。また受け止めた結果、予算執行や予算編成にどのように生かしているのか、この行政評価書を、いろいろありますけれども生かしているのか、その見解について最初に伺いたい。 ◎都市計画課長   ちょっと今、行政評価の書類をこちらに持っているわけではございませんが、区民も入っていただいた外部の委員さんも含めまして、私たちの事業の内容の説明した上で、どうあるべきかというところのいろんな評価をされております。評価に対しては、それぞれの項目の中でいろんなことのチェックをされた上で、あるべき姿ということを評価の、外部委員さんからも頂いているところでございます。  私たちは、そういう部分を含めましてふだんの仕事は私たちなりには一生懸命考えてきたところでございますが、実態としてなかなか気づきづらい部分とかもありますので、そういう部分についてどういうふうな形で区民の皆様に評価されているかということを踏まえながら、取組を続けております。一定の部分につきましては、そういう中で評価された部分についてはそのまま使わせていただきますが、取組が必要という部分につきましては改善等を含めながら取組を進めているところでございます。  先ほど、今日エイトライナーの話も出ましたが、実際に本当に動かしていけるのかとかそういうことも厳しく要求を受けまして、取組状況とかも進めていき方もご説明した中で一定の評価をされております。ただ事業によっては、今の鉄道の立体化の話もそうですが、5年とか10年よりもっと長い、10年、20年、30年先を見込んだような事業もありますので、そういう部分の進め方についてはなかなか厳しい意見も頂きながらではありますが、そういう部分を見据えて取組をしっかりしたいというようなお答えをしてきたところでございます。  そういう部分を踏まえまして、一定のことは評価を受けた部署については把握しながら進めているというふうに考えているところでございます。 ◆佐々木としたか   それでは、時間も来たんでまとめてちょっと。  私が、この行政評価書を頂いて、今回のこの行政評価書の中で都市建設委員会の評価の対象になったのが基本計画2025の基本目標Ⅲの安心・安全で快適な緑のまちの基本政策Ⅲ-3の「快適で魅力あるまち」の9施策、62事業の中で47事業について評価されているんです。  読ませていただいて、今年度の施策事業予算に、今いろいろ反映されているということでありましたので具体的に聞きますと、評価書の中で47事業のうち順調と評価されているのが28事業です。おおむね順調が15事業、停滞をしていますよ、これが4事業あります。停滞していますから見直しなさいと、この停滞している4事業についてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  まず1つは、赤塚周辺地区ガイドライン策定事業というやつです。  これは停滞をしている。改善の方向として示されたのが、事業手法の見直し。そして取り組んでほしいという、だから事業手法をどう見直してどう取り組んで、どれだけの予算になったのか、これが1つ。  それから、2つ目が区道・橋りょう等の安全で快適な環境の確保施策の中の河川維持管理経費、これは計画課分ですよね。計画課分でありこれも停滞。改善の方向性としては目標値、指標の見直しをしなさい。そして出直しなさいと書いてある。これは、どういう目標値を見直しをし、指標の見直しをして今年度の予算はどうなっているのか教えてほしい。  それから、3つ目と4つ目は、多様で良質な住まい・住環境の確保施策の公共住宅公募事務とまちづくり推進住宅管理、この2つ、これは停滞。指摘されている内容は、これも停滞で見直しをしなさいとこう書いてある。  この4事業に対して令和2年度にどういうふうに見直して、どういう予算を組んだのか教えてください。 ○主査   できるだけ、簡潔にお願いをします。 ◎都市計画課長   まず、赤塚地区周辺のまちづくりでございますが、こちらは平成20年以降、赤塚地区の市街地整備方針というのを立てて取り組んできた事業でございます。30年3月には一部の地区につきましては地区計画を決定して取組を進めているところでございます。  今回、その中でお話しした中でございますが、実際には東京都の今回の大きな見直しであります施策で、東京都のガイドラインの見直しというのはまだ途中でございまして、ガイドラインの見直し、そのときも説明しましたが見直しの動向を踏まえて新たな手法が東京都から示される、それに基づいて動いていこうということでございまして、今年は予算の計上は大きなものをしておりません。これも、東京都のほうの公園計画部隊のほうにも相談しているところでございますが、まだ大きな動きがございませんのでそちらと連動しながら取組を進めるということで、そういう説明をしているところでございます。  おおむね、30年のその都市計画決定した以外の分につきましては、そのとき以降東京都と調整しながらやってはいますが、まだ凍結された状況でございまして、大きな動きを取れる状況になっていないところでございます。 ○主査   時間が来ましたので、次の質問者に移ります。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  前半戦、こちら予算案のプレス発表、先ほど29ページで、まずちょっとここだけ聞きたいんですけれども、このJR板橋駅の西口の周辺のまちづくりというところで、(1)、(2)、(3)、(4)ということでございますけれども、一番区民の皆さんが気になっているのは、当然、この1番に関しましては西口の地区の再開発事業、これは組合の施行ですけれども、(2)に関しては、これは板橋口の地区の再開発事業、これは個人施行ということなんですけれども、3番、駅前広場の再整備ということでこれは区施行というところが書いてございます。  私も、ちょっと地元ではないんですけれども、やはり気になるところはあの辺のロータリーはよく車で行ったり等もするんですけれども、やはり駅前に喫煙所があって煙がかなりもうもうとして、トイレも少しちょっと臭いも出てしまっているのかなというふうな状況の中で、今、こちら(3)の駅前の広場の再整備というところで西口、板橋口地区の再開発に合わせ、板橋区の玄関にふさわしい駅前広場の整備を目指しますと頂いています。  その下に小さい字で令和2年度の駅前広場の整備計画策定ということですけれども、以前もお聞きはさせていただきましたけれども、具体的に、例えばバスのロータリーがあったりですとかそのタクシー乗り場、それから喫煙所は当然なくなる方向なのかなというところも含めて、これは例えばそういったこの区民の皆様に見せるような図面ですとかパースとかそういったものというのは出来上がっているのか、ちょっとお聞きをさせていただければというふうに思います。 ◎地区整備事業担当課長   今年度から、駅前広場の整備計画の検討に着手しているところでございまして、今現在、既に2回ほどまちの皆様と検討の場を設けて検討を進めてきたところでございます。その検討会の場で今現状の駅前広場の課題であったり、将来、その課題をどうやって解決していくかといったような議論をする中で、例えば交通の線形とかそういったものを図面を見せながら検討はしているところでございます。  先ほど、お話のありました施設関係ですね、トイレと駐輪場、喫煙所、そういったものについてのご意見は両論、やはりございます。やはり欲しいという方もあればもう要らないという方もありますし、あと区としてそういった施設をどのように整備していくかということも、今の利用実態なんかも調査をしているデータはございますけれども、両再開発事業がビルが大きくできますし環境も変わる中で、必要なのかというところも検討しているところでございます。  いずれにしましても、この整備計画、令和2年度に整備計画をつくる中で、そういった必要な施設をしっかりと決め込んで、その次のステップである設計というフェーズにつなげていきたいと考えておりますので、しっかりとそこは町内、それから町の皆さんと議論をしていきたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  実際に、こういった形で具体的にロータリー、皆さんお使いになるところですし、やはり先ほども言いましたけれども大山と一緒で、やはり板橋の本当に顔となるスペースでございますので、ぜひいいものを迅速に、スピーディーに、ちょっと区民の皆様にご周知していただければというふうに思います。  先ほど、この予算の中で、予算の概要の板橋駅の西口地区の再開発の3番に、道路・電線共同溝実施設計ということで、これは無電柱化というお話を頂きましたので、少しその無電柱化に関してちょっと質問してまいりたいなというふうに思います。  予算の概要の44ページ、22番でございますけれども、無電柱化促進ということでこれは米印で予備設計というふうなところになっております。やはり無電柱化というのは、なかなか毎回毎回、ちょっと私も取り上げさせていただいておりますけれども、地域ぐるみ、そしてその狭い道路はあればなかなか厳しいコストの面、いろんな部分のハードルが高い、このように私自身も感じておりますけれども、まずちょっとお聞きしたいのは、この米印の予備設計というふうなところのちょっと理解なんですけれども、今、2,000万というふうな金額ですけれども、この件についての説明をちょっと頂ければというふうに思います。 ◎計画課長   無電柱化の予備設計でございますけれども、先日、無電柱化推進計画の中から路線を1つ選びましてそこから具体的に始まるんですけれども、この予備設計というのが現地を測量して、図面の作成から実際に入ってくる電線共同溝の管路部や特殊部などの設計だとか、ある程度の無電柱化ができるまでの設計を行うところまでが予備設計でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  今、課長の答弁の中でやはりあのこれは東京都でチャレンジ事業ということで、当然、成功はしていただきたいんですけれども、前回もちょっと質問させていただいた中で、惜しくもちょっとなかなか商店街との折り合いがつかずに失敗しても、こういった補助金が出るというふうなチャレンジ事業だと思うんですけれども、これは具体的にスタートする場所というのは、今、ここでお示しいただいてもよろしいですか。 ◎計画課長   ちょっとここに、A3判で図面があるんですけれども、日大病院がございます。川越街道から弥生町交差点のところを入って南に抜ける道と途中の日大に続くこの丁字路、これをチャレンジの候補路線としまして、それで私ども、これ全長は610メートルありますけれども、ここに無電柱化を、この路線で行っていくという予定にしております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  今、私も初めて、すみません、その図面も頂いていないので、ちょっと後で頂きたいなとは思うんですけれども、当然、日大病院の付近、それと補助26号線にジョイントする大事な、そして板橋第十小学校の大規模の修繕工事等もいろいろ絡んでおりますので、すごくいいところのチョイスなんだなというふうに思うんですけれども、これ、実は平成31年度の3月に板橋区の無電柱化の促進計画ということで基本的な考え方というふうなお話があるんですけれども、まず今回、先ほど610メートルというふうなお話がありましたけれども、今、概算ですけれども予算規模、大体決まっている金額が分かればお示しいただきたいんですけれども、その金額というのは分からないですか。 ◎計画課長   これから、設計に入って細かなことが分かってくるということで、概算で全体どのぐらいかかるかというのが、ちょっとまだ出ていない状態でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  当然、今、計画をしていますので概算の金額、なかなか厳しいとは思うんですけれども、まずこのチャレンジをするよというふうな路線では、この地上の機器ですとか設置場所に関する、例えばトランスを置いたりとか、通常、電柱の上にあったものを地上化、置かなきゃいけないとかそういうふうな問題があるんですけれども、なかなか憶測で、今、計画段階ですので言えないんですけれども、今回のチャレンジされる路線ではそのようなところは今の時点でクリアできるのかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいなというふうに思います。 ◎計画課長   無電柱化事業では、その地上機器の置き場所というのは非常にポイントが高い、事業の進める中で難しいところということでございます。何か所になるかはちょっとまだ分からないんですけれども、今回、この丁字の路線については一応歩道もついているということですので、あとは地元の方の皆さんと協議の上、そういったものを決めていくということになります。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  今、地元の方と決めていくというお話を頂きましたけれども、これはもう地元の町会、自治会の方、町会長さんですとかこういった方にはもう周知は、ここチャレンジするよというお話はされていますでしょうか。お聞かせいただければと思います。 ◎計画課長   まだ、細かく全体に周知はしていないんですけれども、町会長にはこういうところでチャレンジ路線をしたいというお話はしております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ぜひ、チャレンジするからには不動通りも約8年ですか、かかりましたけれども、ぜひ成功させていただきたい。まだ、この板橋区の無電柱化率は0.33%というふうな現状がありますので、ぜひすばらしいこの無電柱化にしていただきたいなというふうに思いますんで、よろしくお願いします。  次に、ちょっと板橋区の予算書で、すみません、ちょっと1点だけ。  東京都の補助金で95ページ、これみどりと公園課になってくると思うんですけれども、工業用水道廃止支援費補助金というのがあるんですけれども、これなかなかちょっと見たことがないんですけれども、まずちょっとご説明を頂ければというふうに思います、2,470万円。 ◎みどりと公園課長 
     95ページの一番上になるんですが、もう一枚めくっていただくと97ページの一番下にも同じ名前がございます。  これは、東京都水道局のほうで私どもが口にしているのは上水道というものなんですが、今、工業用水というのを、水を配っております。この水を令和5年度、2023年3月31日をもって廃止するということで、東京都水道局では平成31年4月1日から上水道への切替えをしているところでございます。私どもが管理する公園に、来年度、5か所ほど工業用水道が入ってございます、これは池流れ等で使っている水なんですが、この水を工業用水道から上水道に切り替える工事を予定しております。  この工事は、区が水道局にお願いするということで、負担金ということで、一度、板橋区から東京都水道局へお金を支払います。同額の金額を東京都水道局が補助金ということで返してもらえるということで、区の負担はないんですが、一度払い込んで返していただくというスキームで歳入を組んでいる次第でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。分かりやすい説明ありがとうございました。  これちょっと課長、5か所はどこなのかというのは、場所だけちょっと教えていただくことは可能ですか。 ◎みどりと公園課長   来年度予定しているのは、徳丸ヶ原公園、旧白子川緑道2か所、見次公園それと高速5号線の下の流れの施設になります。 ◆鈴木こうすけ   すみません、ちょっとあまり詳しいことは分からないんで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、これは工業用水から上水道へ替えるそのメリットと言いますか、そういったものはあるんですか。ちょっとそこだけ、最後、聞かせていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   メリットと言いますか、東京都水道局としては事業の抜本的な見直し、経営改革ということで工業用水道事業を廃止するということでございます。  私どもは、飲む水ではないので、流れ、水景施設として使っていたものでございますので、それを上水道に切り替えるとちょっと飲める水を流しているという形になるというものでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。  そうしたら、最後、もう時間なんであれなんですけれども、予算の概要の皆さん、いろいろとご質問されたんで質問していないところを、ちょっと今、選んでみましたけれども、45ページの32番、老朽建築物等対策ということで、すみません、課長のところから最後ちょっと聞かせていただければというふうに思うんですけれども、やはり老朽建築物ということで、今、平成27年ですか、空家特措法が施行されてから各自治体のほうで強制代執行ということでしっかりと、この自治体のほうで代執行できるというふうなことになりましたけれども、今回、この⑤番米印ですけれども、この空き家等に係る所有者等の調査ということでこれ3軒ありますけれども、この詳細をまず教えていただければというふうに思います。 ◎建築指導課長   この所有者調査というものでございますけれども、いろいろ空き家の相談があって所有者を探している過程の中で、例えば登記簿を見たり、あとは都税の固定資産税情報なんかをつかんで所有者を調べていくパターンが多いんですけれども、それでも出てこない場合が1割程度ございます。  その場合、どんどん突き詰めていくと家系図と言いますか、何十人も調べていかないと所有者が出てこないというような場合がございまして、そのような作業のほうを今までは職員がやっておりました、ただそれを調べていく過程の中でかなり専門的な知識も必要だということがありますので、このあたりは専門家のほうにお願いしていったほうがいいんじゃないかという、そういう自治体もございますし、そのほうが効率的な面もございます。そのようなことは委託をしてお願いしていくような形で、その空いた時間をほかの空き家対策、老朽建築物対策のほうに充てていきたいということがございまして、今回、委託の予算を出していただいたという状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  職員の方が、本当にかなりのこの本当に大変な思いをされながら、こういった所有者を探していくと、これは多分、職員さんの中では限界があるんじゃないかなと、今回、私もこの老朽建築物の審議委員をやらせていただいていますけれども、しっかりと専門家、特に司法書士の先生方等にしっかり任せて、職員の方はもう少し違う角度からお仕事をされるというほうが、多分、この費用対効果といいますか、専門の方にそこまで調べていただくというほうがメリットがあるんじゃないかなと、私はそういうふうに思いましたので、しっかりとこの事業を進めていっていただければと要望として、最終、終わりたいと思います。  以上です。 ○主査   以上で、再質問が一巡を致しましたが再々質問については、1人当たりの時間が確保できませんので行わないことといたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で、本日の審査を終了いたします。  これをもちまして、都市建設分科会を閉会いたします。お疲れさまでした。...