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  1. 板橋区議会 2020-03-10
    令和2年3月10日予算審査特別委員会 区民環境分科会-03月10日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和2年3月10日予算審査特別委員会 区民環境分科会-03月10日-01号令和2年3月10日予算審査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  令和2年3月10日(火) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時53分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      荒 川 な お       副主査      大 野 治 彦  委員      内田けんいちろう      委員       山 田 貴 之  委員      こんどう秀 人       委員       山 内 え り  委員      寺 田 ひろし       委員       井 上 温 子  委員      成 島 ゆかり  委員長     田中しゅんすけ 説明のため出席した者  区民文化部長    有 馬   潤     産業経済部長    尾 科 善 彦  資源環境部長    渡 邊   茂     地域振興課長    坂 井   亮
     戸籍住民課長    石 橋 千 広     文化・国際交流課長 吉 田   有  スポーツ振興課長  金 子 和 也     オリンピック・パラリンピック推進担当課長                                  小 田 健 司  産業振興課長    木 内 俊 直     くらしと観光課長  北 村 知 子  産業戦略担当課長  長谷川 吉 信     赤塚支所長     宮 津   毅  環境政策課長    田 島   健     資源循環推進課長  新 井   悟  板橋東清掃事務所長 森 下 真 博     板橋西清掃事務所長 森   康 琢  農業委員会事務局長 (赤塚支所長兼務) 事務局職員  議事係長      浅 子 隆 史     書記        伊 藤 祥 平               区民環境分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の予算について 5 閉会宣告 ○主査   おはようございます。  ただいまから区民環境分科会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶を願います。 ◎産業経済部長   おはようございます。  令和2年度予算は、基本計画2025及びいたばしNo.1プラン2021の中間年に当たりまして、目標に向かうステップアップとなる重要な予算と位置づけております。新型コロナウイルス感染症瀬戸際宣言期間明けが今日でございますけれども、予断を許さない状況であります。本日の予算審議につきましては、特に的確、平易、簡潔な答弁に努めてまいります。また、マスク着用で答弁する場合がございますことをご了承願います。どうぞご審議のほどよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  山田貴之委員、寺田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、当初予算、修正動議とともに、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。  また、お手元に配付しております予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。  主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は、改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。  さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること。  修正動議に対する質疑についても、委員の持ち時間内で行うこと。  再々質問以降の質疑については規制はしないが、ほかの委員の質問時間を考慮して、20分以内に収めること。  分科会では表決は行わないことなどが、2月28日の予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認願います。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の予算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。  内田委員、寺田委員、山内委員、井上委員、こんどう委員、山田委員、成島委員、大野委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問する際、予算書等における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。 ◆内田けんいちろう   それでは、よろしくお願いいたします。  まず、歳入からお伺いしたいと思います。  まず、板橋区予算55ページをお開きください。  使用料についてお伺いします。  各施設の使用料による歳入の計上がございますが、平成31年度の補正予算で減額修正があった3項目、4番、区民館使用料と7番、文化会館使用料、9番、美術館使用料についてお伺いします。  まず、区民館使用料につきまして、令和元年度予算においては950万9,000円だったものが、補正額133万2,000円減額となっておりましたが、今年度は963万5,000円となっております。この歳入が増えている理由というのはどこにあるのでしょうか。 ◎地域振興課長   区民館使用料ですが、補正で減額いたしましたのは、高島平地域センター、区民館併設でございますけれども、こちらのトイレの改修を致しまして、その間2か月ほど施設を閉めていた関係で使用料が減ったものでございまして、これがまた元に戻ったということで、この金額で計上してございます。 ◆内田けんいちろう   分かりました。ありがとうございます。  続いて、文化会館使用料、令和元年予算においては200万1,000円だったものが、194万6,000円減額となっておりましたが、今年度は6,000円となっております。この理由を教えてください。 ◎文化・国際交流課長   ただいまご質問いただいた件でございますが、文化会館の使用料につきましては、レストランまきの使用料につきまして、令和元年度予算につきましては入ってございましたけれども、ご存じのとおりまきにつきましては廃業いたしました。新たな事業者を募集して事業者のほうに貸し付ける今後の来年度の使用料につきましては、行政財産の貸付のほうに予算科目を移行してございますので、使用料からはその分が除かれております。その分が減額になっているというものでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  それでは、3つ目、美術館使用料、こちら令和元年予算においては887万8,000円だったものが92万5,000円減額となっておりました。今年度は1,714万5,000円となっておりますけれども、この理由を教えてください。 ◎文化・国際交流課長   美術館使用料でございますけれども、令和元年度につきましては、ご存じのとおりリニューアルオープンが6月でございましたけれども、来年度につきましてはフル稼働に戻りますので、美術館の展覧会、有料展の回数が1回多うございますので、その分の使用料収入の増を見込んでいるところでございます。  また、特に5月に開催を、コロナウイルスの関係がございますけれども、今のところ予定をしてございます5月のレオ・レオーニ展につきましては、特に使用料収入が多くなるのではないかなというふうに見込んで増額したものでございます。 ◆内田けんいちろう   少しそこに基づきましてお伺いしたいんですけれども、実際にオープンしてから数か月たちましたけれども、増加している見込みといいますか、この程度で推移しているというような情報がございましたら教えてください。 ◎文化・国際交流課長   まだ今年度の実績につきましてはきちんとした数字が確定してございませんけれども、例えばボローニャ国際絵本原画展リニューアルオープンがありましたけれども、1万人を超える来館者がございました。こちらについては例年のボローニャ展に比べて大体2割ぐらいの来館者増でございました。  今年の予算につきましては、有料入場の数が1万5,000人ぐらいということで今年見込んでございましたけれども、この前の補正で申し上げましたとおり、若干下回った関係で補正で減額はしてございました。来年度につきましては、今年度予算の倍の3万人の有料来場者があるのではないかということで見込んで予算計上しているところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  では、次の項目に移りまして、同じ冊子の63ページに移ります。  この中で、5番、戸籍住民基本台帳事務手数料の項目についてお伺いしたいと思います。  令和元年度予算では2億184万5,000円とあり、今年度予算では2億676万7,000円ということで、約500万円ほど増えていました。  一方、平成30年度の決算書を見ますと2億1,307万4,950円と、令和2年度予算と比較すると600万円ほど少ないのですが、この理由をお伺いしたいです。利用する人数の変動というのは実際変わらないと思いますので、手数料の改定が影響しているのかと考えるんですけれども、利用料を把握すれば手数料の見込みが立ちそうですが、試算されたものがございましたら教えてください。 ◎戸籍住民課長   こちらの戸籍住民基本台帳事務手数料につきましては、過去3年間の実質的の平均値ということで数字を計算させていただいております。特に、平成30年度は自動交付機がなくなった関係で、かなり自動交付機から窓口にお客様が移った関係で、平成30年度、金額が大きくなっておりましたので、そういった関係で平均を取る際に数字が多少上下したところがあるかと思います。今、少しずつコンビニ交付のほうも増えておりますので、数字のほうが落ち着いてきているというふうに考えております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。これは確認なんですけれども、コンビニの発行した数というのも板橋区内ではしっかりと把握できているのでしょうか。 ◎戸籍住民課長   今年度の実績はまだ途中でございますが、昨年に比べまして、コンビニで発行している枚数でございますけれども、大体2割程度去年よりも増えているというような状況でございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  続いてなんですけれども、一度歳出のほうにちょっと影響してしまうんですが、171ページになりますが、この戸籍住民基本台帳費に関することなので、続けてお伺いします。171ページです。  こちらでは戸籍住民基本台帳費に関しまして計上されておりますが、平成30年度5億6,646万6,000円で、令和元年度では5億8,250万9,000円と1,604万3,000円増えているという状況でございます。令和2年度は6億4,571万円と6,320万1,000円増と、年々増加にあると思いますけれども、この理由はどこにあるのでしょうか。 ◎戸籍住民課長   後で確認させていただいて、お答えしたいと存じます。 ○主査   今分からないということですか。 ◎戸籍住民課長 
     ちょっと今はっきりした理由が、すみません、比較していなかったので、申し訳ございません。 ◆内田けんいちろう   もしかしたら、システム改修費に費用をかけたこととかが影響しているのかなと思ったのですが、それは違うのでしょうかということを、いいですか。 ◎戸籍住民課長   ちょっと予算書のほうを比較しまして、お答えさせていただきたいと存じます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  それでは、ここの項目、飛ばしまして、63ページに戻らせていただきます。  資源循環推進課にお伺いしたいと思います。  資源環境事務手数料のうち、廃棄物処理手数料について質問させていただきます。  平成30年度決算額が4億7,092万というところで、令和元年予算においては5億2,365万円、補正予算で4,911万5,000円減額ということで、こちらも4億7,000万円程度なんですけれども、今年度予算として計上されているのが5億2,365万6,000円となっております。歳入が5,000万円増える見込み、理由は何でしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうにつきましては、前年度の実績等も踏まえて、かつまた、こちらのほうにつきましては、過去数年の増減率等も掛け合わせた形で積算したものがこの今回の予算の5億5,700万というような形になりましたので、今回はそのような形での計上ということになっております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  では、続けまして、この項目に関するところで、近年個人間で、自分が使っていた物品を売買したり、シェアリングエコノミーで様々なものも共有する考えというのが広まっており、国内消費者の中で、中古品の利用に対する心理的なハードルが下がっているように感じておりますが、資源循環推進の観点からすれば、よい傾向になっているようにも感じるのですが、手数料収入への影響や求められる行政サービス自体の変化にも注意していくべきだと考えております。この辺り今後のお考えをお聞かせください。 ◎資源循環推進課長   リサイクルプラザにおきまして、衣類や小物の販売関係、そのほか不用品としての家具の関係、販売環境を行っているところでございます。実際リサイクルプラザでこういうことを行っているというところでは、件数的には微増というような形になってきております。そういう意味では、リサイクルということを区民の皆様方のほうにも徹底してきているのかなと。今委員おっしゃいましたような形で、そのリサイクル品の使用ということに関して、かなり皆様方、理解が深まってきたというか、使われる方が抵抗なく皆さん使っていただいているということでは、私どものほうとしては限りなくいいかなというふうに思っているところでございます。  これらを含めて、粗大ごみですとか、そういったものに影響は今後出てくる可能性もあるかとは思いますが、1つとしてリサイクルが進んでいるということに関しては大変いいことだというふうに思っているところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  では、次の項目に移りたいと思います。85ページをご参照ください。  スポーツ振興課にお伺いしたいと思います。  区民文化費補助金についてお尋ねします。  やはり新型コロナウイルス感染症の影響が気になるところです。既に中止が決まったイベントもあるかと思います。現段階でこの補助金支払いに関するコロナウイルスの影響や情報があれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   各種補助金への影響ということでございますけれども、スポーツ振興等事業費補助金ですとか、ほかの補助金、助成金につきましては、基本的には計画している事業に対しまして、その実績に応じて補助や助成を受ける仕組みになってございます。このようなことから、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、予定していた事業が中止、または縮小となった場合には、かかった経費に応じて補助や助成が受けられることになっております。そういったことから、今のところ歳入面に関しては特に心配しているような状況ではございません。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  では、これに関連しまして、171ページに移りたいと思いまいす。  こちらに書かれておりますスポーツ振興費、これについてお尋ねしたいと思います。  今年はオリンピックイヤーというところで、同時にコロナウイルスの影響、外出を控えるべきだと言われてしまっておりますが、民間のトレーニングジムや区の施設で運動することもためらってしまう状況だと思います。これまでにも震災のときなど、イベントを中止せざるを得ない状況があったかと思いますが、そのときはどのような対策を行っていたのか、そして、4月からの区民の皆さんのスポーツ環境についての課長のお考えをお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   まず、スポーツの普及に与える影響ということだと思いますけれども、現在、新型コロナウイルス感染症拡大における区立体育施設につきましては、3月15日の日曜日まで、トレーニングルームやプールの個人利用に加えて、アリーナや武道場の一般公開、スタジオプログラムを中止しているところでございます。さらに、団体貸切り利用につきましても、活動の自粛を要請するとともに、今月利用の新規受付を中止しているような状況でございます。  現時点では感染の終息の見通しは立っていない中、今後政府におけます感染症対策が強化される可能性も非常に高いというふうに思っております。そういったことから、区立体育施設の一部利用中止ですとか、そういったことも当面の間は継続していくことも十分に考えられるかなというふうに思っております。  あと、東日本大震災のときのスポーツ振興策等につきましては、特に直接的に区民に対して特別な策を講じたということはございませんけれども、東日本大震災以降は、例えば板橋区の体育協会主催の被災地を支援する目的としてスポーツ交流事業ですとか、そういったことにつきましては側面から支援をしてきたというような状況でございます。  あと、今後このような状況が続く中では、いろいろ室内に限らず、屋内でできるスポーツプログラムですとか、そういったところも指定管理者と十分協議をしながら、このような状況の中、区民の健康づくりの維持につきましては推進をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。大変な時期ではございますけれども、その上でもやはり先を見据えた事業というのを推進していただければなと思います。 ◎戸籍住民課長   先ほどの委員のご質問にお答えいたします。  委員おっしゃったとおり、システム開発ですとか、あとマイナンバーの関係でいろいろ国のほうの施策が下りておりまして、それで予算が上下しております。今年度の増額の分につきましては、マイキーID設定支援ということで、マイナンバーの関係と、あと受付案内システムのリプレイスということで、こちらのほうで4,000万程度、マイキーIDのほうで2,000万ちょっとということで増額しているような状況でございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。そちらの質問は後ほどと続けてさせていただきます。  スポーツ振興費について続けてお伺いします。  先を見据えたというところで、やはりオリンピック・パラリンピックのところも考えに入れなければならないと思います。  オリパラに関してお尋ねします。  7月から8月のオリパラ期間だけでなく、オリパラが終わった後というのも重要なのかなというふうに考えておりますが、区民の皆さんがオリパラ終了後もその熱気を失わないまま、自身の生活に運動を取り入れられるとよいのではないかと考えますが、オリパラが終了した後の企画であったり、そういったもの、お考えをお聞かせください。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   今委員おっしゃられたように、オリンピック・パラリンピックの大会期間が終わった後も、大会を契機にしてスポーツを続けられるようにしていくことは大切なことだと思っています。板橋区では、今年度も行いましたが、オリンピックデーランを大会終了後にも行う予定でありまして、あと、今年度も行ってきたボッチャ大会なども続けていく予定でありますので、そういった事業を通してスポーツの振興を引き続き高めていきたいと思っております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  それでは、続いて、板橋Cityマラソンについてお尋ねしたいと思います。  コロナウイルスの影響を受けて様々な大会が中止になってきております。しかし、スポーツの場合、大会に向けて参加者は練習をしてきています。当日開催されるというのがベストですけれども、開催ができなくなったとしても、それまでの練習は無駄ではないと思います。大会に向けての準備期間すらもスポーツ振興に有益で、区民の皆さんの健康増進に役立つと思いますけれども、2020板橋Cityマラソン中止を受けて、次年度の対策及び企画についてお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   板橋Cityマラソンを目標としてきたフルマラソンランナーですとか、あとはサブ種目に参加をしていただきました子どもたちにとって非常に今回の件は残念な結果となってしまったというふうに認識はしているところでおります。参加料につきまして一部返還することを既に決定をいたしまして、参加賞等につきましても後日郵送する予定でございます。  次回大会に向けましては、例えばスポーツイベント時にマラソンの走り方教室の開催の検討ですとか、あとは体育協会主催の高島平ロードレース大会の上位入賞者につきましては、板橋Cityマラソンの出走権を付与するなど、様々な機会を通じまして板橋Cityマラソンを目指して日々トレーニングを積んでいるランナーをサポートしていきたいというふうに考えております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  それでは、戸籍住民基本台帳費の部分に戻らせていただきたいと思います。  システム改修費に費用をかけたのだとすれば、利用者の利便性の向上と運営の手間が減っている結果に出てきそうですけれども、削減できた部分があれば教えてください。 ◎戸籍住民課長   システム改修につきましては、法律改正等に伴って行うものが多うございますので、具体的に区民の利便性が向上したかどうかというのは難しいところだと考えております。 ◆寺田ひろし   よろしくお願いいたします。  簡単に一問一答的な形でお伺いさせていただきたいなと思います。  まず最初に、今、住民基本台帳関連でございますが、63ページの5、戸籍住民基本台帳事務手数料の(3)個人番号カード事務手数料と、ここで歳入予定で230万5,000円と記載されてございますが、個人番号カードは、たしかカード発行は無料であるかなと思ったんですけども、この230万円入ってくるというこの内容をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   こちらにつきましては、通知カードやマイナンバーカードの再発行の手数料が主なものになります。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。再発行ということですね。  同じく個人番号カードについては3問ぐらい続けて、3、4問、5問ぐらいですか、お伺いしたいと思います。申し訳ないです。ちょっと固まって先に質問させていただくというメリットを生かしたいなと思います。  73ページの国庫支出金の、これも同じく節のほうですと、3、区民文化費補助金、(1)個人番号カード交付の補助金についてですね。これが4,972万8,000円と。これは、通知カードの発行も含むものが対象になるんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらにつきましては、マイナンバーカード発行の経費となりまして、こちらはカードを発行しております地方公共団体情報システムという、そちらに区の負担金としてお支払いするもの、それを国のほうから補助金で頂くというものになっております。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。ちょうどこの補助金についていろいろ確認したところ、平成27年度に、これは全国事例があったそうなんですけど、この補助金の対象にならない通知カードとかの再発行もやはりあったということで、この点ちょっと簡単で結構なんですけど、何か把握されていることがありましたら教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   再発行といいますか、ご自分の責任で再発行とされる場合には有料ということでお金を区民の方から頂いておりまして、通常のマイナンバーカードの発行につきましては、こちらの補助金のほうで国のほうが負担をしているというような状況でございます。 ◆寺田ひろし   そうですね。この平成27年度ですと、各自治体のほうで、本来でしたらこの補助金の対象にならない通知カードの再発行もちょっと散見してしまったということで、返還の事例もあったということで、そこから改善策として、こういった再交付も事由別に管理するという改善策もあったそうなんですけど、この辺も板橋区はちゃんとできているという形でよろしいでしょうか。 ◎戸籍住民課長   盗難とか、ご自分の責任でない部分については無料で再交付ということになっておりますが、ご自分でうっかり洗濯してなくしてしまったとかいうような場合にはお支払いいただくようになっております。あと、通知カードにつきましては、今後廃止ということで予定が決まっておりまして、この後廃止ということで法律等、整っていくかと思います。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  続けてなんですけど、(2)個人番号カード利用環境整備の補助金というところで2,177万3,000円と歳入予定でございます。これについて内容について確認の質問です。これはマイナンバーを付与する事業に対する補助金でしょうか。その具体的な内容も、簡単なもので結構なんですが、教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   こちらは今年度からの補助金になりますが、委員おっしゃったとおり、マイナンバーカードを利用したマイナポイントで、この9月からキャッシュバック還元事業が始まりますが、それのために必要なマイキーIDというID番号を設定する必要がございます。それにつきましては、ご自宅のパソコンですとか、ご自身のスマホで設定ができるんですけれども、なかなかご自宅のパソコンにカードリーダーがないですとか、あとスマホの手続に不慣れな方がいらっしゃるということで、国のほうから、そのIDの設定のお手伝いを区のほうで自治体でやってくださいということがございまして、それについての支援を今2階の17番の窓口のほうで行っておりまして、それに伴う人件費ですとか、そういった設備のための経費を国のほうが10分の10補助金で出すというものでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。よく分かりました。何とか個人番号カード、このマイナポイントを契機に広まるかなというふうには個人的には思っております。  個人番号カードでいくと、最後でございますが、歳出のほうになりますが、171ページの3、個人番号カード発行経費で、こちら2億3,337万1,000円ということで、先ほどとちょっと重ねての一応再度の確認なんですけど、発行料自体は無料であるということで、これは何人分を想定されているのか、また2億円歳出予定ということで、主な高いコストですとか、費用とか、その辺りを教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   一応こちらといたしましては、マイナンバーカードにつきましては毎月3,000枚ぐらいの発行ができればいいかなということで現実的な数字として考えているところでございます。費用でございますが、こちらは今2階でマイナンバーカード交付の窓口がございますが、そちらへの委託の経費が大体2億5,000万ということでございまして、ほとんどそういった経費でございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。結構委託の料金が高いというふうに認識させていただきました。ありがとうございます。以上で個人番号カードのほうは終わりでございます。  続きまして、135ページの(19)長寿社会づくりソフト事業費交付金と、これについて簡単にお伺いします。  地域社会振興財団から示されているところだと思うんですが、都道府県の場合は一般事業で10個ぐらいの事業が対象になっておりまして、市区町村は特定事業、大体5個ぐらいあるんですが、ア、イ、ウ、エ、オですね。今回のこの補助金は、事業は、都道府県なんかは区でやるのかと、その場合の対象の事業とか、想定されていることがあったら教えていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   こちらの長寿社会づくりソフト事業費交付金でございますが、宝くじの売上げを原資に地域振興関係の事業等に補助いただくものでございます。具体的にはこちらの赤塚梅まつりのほうに充てるものとして、こちらを申請してございます。 ◆寺田ひろし 
     ありがとうございます。赤塚梅まつりですね。  同じページのほうから順番にいこうと思います。  (22)の地域環境力活性化事業費補助金、1,076万8,000円と。これもちょっと簡単にで結構なんですが、補助対象事業、26ぐらいあると思うんですが、主にどういった事業を対象にされているのか教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   こちらですけれども、東京都の広域的環境課題の解決に資する事業または地域特性や地域資源を活用した事業を実施する区市町村に対して行われる経費の補助ということになります。環境政策課のほうは、こちらの中で3つ対応するところがありまして、1つが既存住宅のLED化、そちらのほうで当初予算額としては600万円計上しております。あと、もう一つが打ち水キャンペーンといいまして、暑さ対策推進事業というところで打ち水キャンペーンということがありまして、こちらで2万円の予算を計上していただくということと、あともう一つ外来種の積極的防除事業というのがありまして、こちらについては、ハクビシンが主になりますけれども、そちらについて66万2,000円の予算額を計上させていただいております。 ◎資源循環推進課長   私どものほうが408万6,000円ということになっております。こちらにつきましては、仮称でございますが、板橋区災害廃棄物処理計画策定支援ということで、これは支出がございまして817万3,000円、これは環境基本計画経費の委託料ということで支出する2分の1の補助ということになっております。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。大変よく分かりました。  続けて、次のみどり東京・温暖化防止プロジェクト、これもちょうど100万円という、多分最高限度の金額になると思うんですけども、東京都62市区町村、それぞれ手挙げ方式でやっていると思うんですが、これも板橋区においてどんな事業に充てられるかというのを教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   こちらですけれども、自然環境の保護とか、あるいは地球温暖化対策の普及啓発を図ることを目的としているものになります。こちらですけれども、板橋区の場合には、緑のカーテン事業ということで、本庁舎と学校を除きます区の施設、91施設が対象になるんですけども、そちらに緑のカーテンの例えばゴーヤーとかヘチマの苗を提供させていただいたりとか、あとは土のリサイクル材等を扱っているということになります。そちらで予算額が100万ということで計上させていただいております。 ◆寺田ひろし   分かりました。ありがとうございます。  続きまして、169ページの区民文化総務費で、4、コミュニティ意識啓発経費の(1)コニュニティ組織推進と、これで110万5,000円と。どういったコミュニティ組織に何を具体的に推進する事業なのかを教えていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   こちらのコミュニティ意識啓発経費でございますけれども、コミュニティ推進につきましては、町会・自治会が実施する研修会や講演会等に助成をしているものでございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。町会・自治会に対するものです。  続けて、ちょっとここに関連したところで、3つ、4つほどです。  続けて、5の活動推進経費、これも2,300万ということで、これもちょっとこの意識啓発経費との違いとかも含めて教えていただきたいと思います。ごめんなさい、(3)のコミュニティ活性化事業支援ですね。申し訳ないです。 ◎地域振興課長   こちらのコミュニティ組織推進については、町会・自治会で実施する研修会等の支援なんですけれども、こちらのコミュニティ活性化事業支援につきましては、いわゆる地区祭り、桜まつりや梅まつり等の各地区祭りに対する補助金を支出するものでございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。ありがとうございます。  続けて、6の地域ネットワーク強化事業と、ちょっとまた似たような形の事業になるので、教えていただきたいと思うんですが、この地域ネットワーク強化事業というのは具体的にどういった内容なのかというのを教えていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   こちらの地域ネットワーク強化事業でございますが、新たな事業でございまして、この区民環境委員会で報告させていただきました地域センターのあり方の中で、地域会議については、これまでは新しい会議をつくるという手法だったんですが、これを見直しまして、既存の団体のネットワーク強化を図る仕組みに改めるということで、既存の団体がこういったネットワークをする場合、補助金を出すものでございます。1ネットワークについて30万円を予定してございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。新しい事業ということで、また決算のときとか確認させていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   先ほど、個人番号カードの発行経費のところでございますが、委託料2億5,000万と申し上げましたが、訂正させていただきます。  カード交付の委託と、あとマイキーIDの設定支援ということで委託費が約1億6,900万でございまして、あとそのほか大きいものといたしましては、先ほど歳入でございました交付事業費、これが国のほうに、J-LISという地方公共団体情報システムのほうに負担金としてお支払いすると申しましたが、それが4,900万こちらに負担金として計上させていただいて、大体2億2,000万というような数字でございます。 ◆寺田ひろし   ご丁寧にありがとうございます。承知いたしました。  続けてでございますが、同じページの7、ボランティア・NPO活動推進経費と、これも2,361万3,000円と。具体的にどういった団体、これは先ほどのコミュニティに関するいろんな経費というのは町会・自治会というふうに伺いましたが、この7のボランティア・NPO、これはまた別の団体でよろしいのかどうかと。あとはどういった団体に、どういった事業に対してこういった活動推進費をお出しになられているのかというのをちょっと確認させていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   こちらのボランティア・NPO活動推進経費でございますが、主に板橋総合ボランティアセンターの委託料でございます。こちらの委託の運営経費ということで2,253万円計上しておりまして、そのほかボランティア・NPO活動公募事業ということで、ボランティアやNPO活動をやられている方に対する補助事業をしておりまして、こちらに100万円計上してございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。ボランティアセンターへの委託金ということで承知いたしました。  そうしますと、237ページに環境基本計画、1、環境基本計画推進費、資源環境推進課ということで832万円と、この計画に対する推進費ということで832万円でございますので、内訳の中で高い経費になっているとか、そういったところを教えていただければと思います。 ◎資源循環推進課長   先ほどちょっと申し上げました、こちらのほうで災害廃棄物のほうの策定ということの委託料が817万3,000円、そのほかに資源環境審議会の中の分科会等を設置した場合の報償費関係、報酬関係、こちらのほうが入りまして、全部で832万円というふうになっております。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  ちょっと1点確認ですけど、そういった意味で、災害廃棄物というのは、災害が起こっていなくてもこういった委託料というのはあらかじめ発生するという内容なんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   説明が申し訳ございません、足りませんでした。こちらのほうの計画を策定するというものでございまして、目標値を設定するような計画物というのとは違います。こちらのほうについては、どちらかというとマニュアル、災害等が起きた場合にはこのような活動、こういうふうな対応をしていくといったものをあらかじめ定めるものでございます。 ◆寺田ひろし   分かりました。ありがとうございます。  続けてでございますが、239ページに4、新エネルギー・省エネルギー普及啓発費、2,191万円と、この普及啓発費、具体的な内容を教えていただければと思います。 ◎環境政策課長   こちらですけれども、平成11年度から太陽光発電設備のシステム助成というのを始めたんですけども、その後いろいろメニューをアレンジいたしながら現在にいろいろ助成制度、至っているということで、そのほかに蓄電池とか、あるいは断熱化住宅のための窓とか、断熱材に対しての助成制度、あとは事業所用に対しても太陽光発電、あるいはエネルギー診断に基づいた設備機器等の助成制度を行っているというものがほとんどということになります。  こちらですけれども、当初予算ですけれども、住宅用が全部で170件分、あと事業所用につきましては5件分になりますけれども、そちらのほうの助成を考えているその補助費ということになると思います。 ◆寺田ひろし   分かりました。ありがとうございます。  続けてでございますが、5、地球温暖化防止経費ということで、非常に大きなテーマになっているところでございます。これも具体的な内容を教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   こちらですけれども、地球温暖化対策を推進するということで、まず大きなのが地球温暖化対策実行計画、来年度策定の予定になります。こちらの計画を策定するということで、印刷製本費として、概要版2,000部、本編を500部ということで160万円程度計画させていただいているのと、あと、この計画をつくるための本調査委託というのがありまして、こちらですけれども、例えば現状分析をして、これからの将来予測とか目標設定をするための調査を行うんですけども、そちらの委託料、あるいはESCO事業についての費用ということで160万計上しているというような内訳になっています。 ◆山内えり   マスクの装着で失礼いたします。  まず、中小企業支援策について伺いたいと思います。  新型コロナウイルスの影響で、様々中小企業や飲食店への影響がもう広がっていて、区にも様々な補償を求める声や相談が届いているかなというふうに思っております。区として、2月26日から特別相談窓口の開設と、それから特別融資を実施したということで速報が配布されました。  まず、これについて伺いたいんですけれども、こちらは事業名といいますか、予算というのはどこからになるのかということと、区民への周知は今どうなっているか教えてください。 ◎産業振興課長   まず、今般の特別相談窓口の開設等々につきましてでございますが、こちらのほう、例えば来年度予算の中での項目というようなことでございますと、板橋区の予算の251ページの下のほう、3、経営支援経費で、こちらのほうで、特に緊急特別融資に関しましては、融資のあっせんの利子補給というようなところに力を入れておりますので、ここの(1)の産業融資利子補給というようなところ、それと経営相談につきましては、次の、1枚開いていただいて、253ページの上の(2)の経営相談等、こちらのほうの予算に含まれております。  また一方で、区民の方々への周知というようなところでは、ホームページはもちろんのこと公開しておりまして、また特に融資の関係ということでございますので、日頃中小企業の皆様がお取引をしている金融機関等にもお示しをしていますので、そちらのほうから問合せがあればというようなことで担当しているところでございます。  また、併せまして、255ページ、すみません、項目の中では、こちらの上のほう、4の企業活性化センター運営経費の中で、特にこちらのほうではコロナチームということで、経営改善とか、事業承継とか、チームで行っておりますので、こちらのほうでも対応を行っているところでございます。 ◆山内えり   ありがとうございます。そういった様々な対応がされているということですけれども、今国会で言われているようなフリーランスの方とか、そういった個人事業主も含むというふうに書いてありますので、小売の商店とか、商店街への支援とかも必要かなと思いますので、今、そういった言われているような金融機関への通知というのをされていると思いますけれども、ぜひそういった商店街や個人主へのホームページ以外での何か支援策を検討していただきたいと思っていますが、その辺りはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   報道等でもいろいろと行われておりますし、そういった関係でお問合せ等も頂いているところでございます。  一方で、なかなか周知というような部分では、やはりお困り事というようなことでは何か相談しなければというようなところで、各関係機関のほうにもお伝えはさせていただいておりますので、そういった個人的な事業主についてもつながりのある機関等の関係の中で情報を伝えていければなというふうには考えているところでございます。 ◆山内えり   ぜひ積極的にお願いしたいと思います。  特別相談窓口が開設されて、中小企業診断士の方が無料で応じるということなんですけれども、今何名の方が対応していて、それから件数と具体的な相談の内容が分かれば、こちらについてもお示しいただきたいと思います。 ◎産業振興課長   現在、26日から開設していた段階では、中小企業診断士の方1名で窓口というようなことです。また一方で、企業活性化センターのほうではチームとして組んでいますので、そちらのほうにこちらの窓口からご紹介するような場合は、一定程度チームの中では四、五人おりますので、そういった者たちが対応する。また、関連する弁護士さん初め、公認会計士等々の方々も一応リストアップしているのは100人を超える方がいますので、それぞれ個々のケースに応じて対応していくというようなところでございます。  今後、やはり窓口、今情報処理センターの5階のほうも割と人がいらっしゃっていますので、今後は2名体制にしていきたいかなというふうには思っております。また、国のほうの施策についても本日公表されるというようなこともありますので、それに準じて応じていきたいと思っております。  現在のところ、問合せ等々、相談を実際に受けたのが、3月9日現在でございますが、53企業の方が相談を受けているところでございます。それと、先週末でございますが、実際に緊急融資を受けた企業さんたちが15社というようなところでございます。 ◆山内えり   併せて、具体的な相談内容もちょっと幾つか教えていただきたいと思います。 ◎産業振興課長   当初相談にいらしていた方々は、特に中国からの部品や製品が届かないというようなことで、サプライチェーンの関係ではございました。また一方で、イベント等の自粛というようなところでもございまして、まずそこで出てきたのは、印刷製本関係の方ですね。周知用のポスターやチラシ、こういったものが減ってきているというようなことでの問合せがあって、その後、イベント会社から、やはり先の予定のものが全部キャンセルになったということと、飲食店に関しましても、当初はそれほどではなかったんですが、やはり3月、4月でいろいろな会合とか、会食がある団体での利用というのが減ってきているということで、先の見通しがちょっと、全部キャンセルになってきているというようなことで、少人数でのお客様たちの対応というのはあったみたいなんですけれども、この頃出てき始めているかなというようなところでございます。 ◆山内えり   やっぱり区内の中小企業や個人事業主の方からも相当数、どこで終息するというのがなかなか見えない中で、今後もまだ続くかもしれないというその見通しが立たない部分での不安というのは今後も出てくるかと思います。中小企業診断士さん等の人数を増やしていただくということで検討が進んでいるようですから、ぜひ複数体制で相談窓口の拡充をお願いしたいと思います。  それから、これ、特別融資の実施の状況を見ると、限度額ですとか融資の期間というのは記載がないものですから、現状としては特に期限を設けずに、それから限度額というのはどういうふうになっているのか、その辺りについてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   現在、特別緊急融資で行っているものは、これまである制度につきまして利子補給のところで上乗せをしていくというような形でございます。ですので、運転資金に限ったところではございますが、各種制度の上限、おおむね融資限度額が1,000万から、多いところだと5,000万程度というようなところになっております。  また、今般の緊急特別融資については、まだいつまでというところは決めておりません。刻々と変わる状況を鑑みながら、状況が終息するに至っては解除はしていきたいかなというふうには思っておりますが、今のところこの状況が続くようであれば、しばらく続けるつもりでございます。 ◆山内えり   ぜひそういう期限がないということなので、本当に終息がどこまでということもありますので、国のほうの対応もあるかと思いますけれども、ぜひ板橋区の施策としても期限を設けずにできるだけ拡充して積極的な支援をお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。  それから、次に、地域センターのほうでちょっとお伺いをしたいと思います。  予算書でいきますと、173ページになります。  それから、予算編成過程の公表という横長のやつの6ページも併せてと思っているんですけれども、区民集会所維持管理経費というところで、板橋四丁目における集会所賃貸借等による増ということで565万4,000円の要求額となっています。この間も板橋の地域、様々集会所の減少などもあって、区としてもこの地域には陳情の採択もあったかと思いますけれども、集会所の必要性ということで伺っています。現状、区として進捗状況と、あと検討状況等がありましたらご説明いただきたいと思います。 ◎地域振興課長   板橋四丁目集会所につきましては、本委員会で採択を頂きまして、その後、もともと賃貸で借りていた集会所でございましたので、賃貸物件を探しているところでございます。今年度予算ではその賃借料も計上させていただいて、現在探しているところなんですが、なかなか板橋四丁目にという陳情の願意でございましたので、四丁目の中で探しているところではなかなかいい物件が出てこないというところが1つあります。ただ、様々な物件が出てきていまして、現地を見て確認もしておりますので、なるべく早くそういった物件を探して、集会所として開設したいと考えております。 ◆山内えり   今、検討中ということですけれども、この地域は非常に集会所の減っている部分ですとか、それからこの間の東板橋体育館の改修によって、今1年半は会議室がなくなること、それからできた後も2室に減るということもありまして、非常にそういうコミュニティを求める声が広がっていますので、ぜひ積極的に早急な検討をお願いしたいと思います。  それから、地域センターの維持管理経費についても伺いたいと思います。
     こちらも同じく173ページなんですけれど、この間、各地域センターの改修計画についても決算のときも伺いましたけれども、雨漏りしている集会所が現実にある部分ですとか、様々、ホワイトボードの破損、それから机や椅子の破損等もありまして、緊急を要するもの、それから今後にするものという改修計画が分かれているというふうに聞いておりますけれども、来年度の改修計画というのはどのようになっているのか教えていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   こちらの改修につきましては、来年度、令和2年度で申し上げますと、まず、仲宿集会所の照明改修、それから南常盤台一丁目集会所の外壁と屋根の改修、それから前野町六丁目の集会所の照明改修、主なものはそういったところでございます。 ◆山内えり   それは全て緊急なものということですか。緊急なものと、それから当面の改修というものがあったらで、大変たくさんあるということでしたら、後ほど資料で頂きたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   こちらの改修についても、大きなものについては計画的に改修を進めておりまして、もちろん緊急度に応じまして、何か年かをかけて改修を進めるところでございます。また、緊急対応が必要なものについては、その都度緊急工事というような方法で、別途それは緊急に対応してございます。 ◆山内えり   そういった改修の計画を何か資料で頂くことは可能ですか。 ◎地域振興課長   ちょっとお出しできるものを確認させていただいて、資料で提出できれば資料で提出したいと思います。 ◆山内えり   ぜひよろしくお願いします。要望等たくさん出ていますので、お願いいたします。  ちょっと併せて、コロナウイルスの感染の拡大に伴って、地域センターや集会所、それからグリーンホール、文化会館、体育施設等、キャンセル、延期等で今そういった対応も迫られているというふうに聞いておりますけれども、まず地域センターと集会所、地域振興課に関わるところでは、キャンセルの場合どういった対応をしているのか、それから区民への周知はどのようにしているのか、ご説明いただければと思います。 ◎地域振興課長   コロナの関係でキャンセルが今多数発生しておりますけれども、地域センターと集会所につきましては、現在今既に予約を頂いている方については、利用の自粛をお願いしております。また、3月分の利用の新規受付は中止をしております。  区民の周知についてですけれども、ホームページでまず周知するとともに、ITA-リザーブという施設予約のシステムがありますけれども、あちらのトップ画面でも同じ旨を掲示してございます。また、地域センターの窓口等でそういった貼り紙もしてございます。  それから、使用料についてですけれども、コロナを理由にお申出があった場合につきましては全額返金、または違う日時への日程変更をしておりまして、一般の場合、日程変更は1回に限っておりますが、今回コロナを理由とするものについてはその1回にカウントしませんので、コロナが続く限りは何回でも変更は可能でございます。 ◆山内えり   分かりました。そうすると、全額返金の対応というのは、こちらの区役所に来ていただくのか、各地域センター、あるいは集会所なのか、そういった返金の方法、それから、先ほど変更の手続についてはコロナが理由であればということでありましたけれども、当面終息がされない間は何回でもというふうなことでいいのか、もう一度改めて確認をさせていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   返金の方法ですけれども、管轄の地域センターで受け付けておりますので、集会所、地域センター等の管轄のセンターにおいでいただければ返金をさせていただいております。  また、コロナがもし終息しないということであれば、終息するまでは何回でも変更は可能でございます。 ◆山内えり   ありがとうございます。やはりなかなか今後の見通しがない中で、集会所の利用等、困っていらっしゃる方もいるので、ぜひお願いしたいと思います。  あと、そういう意味では、グリーンホールや文化会館、体育施設もその対応というのは同じなのか、そちらについても所管の課長さんからお伺いできればと思います。 ◎文化・国際交流課長   文化会館、グリーンホールのいわゆる貸館の部分につきましては、今地域振興課長が申し上げたとおりの全く同じ対応を取っておりますけれども、文化会館、グリーンホールにつきましては、文化会館、グリーンホールの受付窓口において全額返金の対応をしておりますし、また文化会館、グリーンホールのホームページ等でもその旨の周知をしているところでございます。 ◎産業振興課長   私どものほうでも、ハイライフプラザとか、あとはものづくり研究開発連携センターのほうでも貸施設がありますので、そちらについても今申し上げたとおり、ホームページ等でも周知をしておりますし、また利用者、お問合せ等々、いらした方についてもお話をさせていただいて、キャンセルということであれば全額返金ということで対応を行っているところでございます。 ◎スポーツ振興課長   体育施設につきましても、基本的には他の部署と扱いにつきましては変わるところは基本的にございません。当然利用の自粛に伴う全額還付ですとか、それについても適切に処理をしているという状況でございます。 ◆井上温子   よろしくお願いします。  最初に、新エネ・省エネについてお聞きしたいと思います。239ページです。  予算額が減少していると思うんですけれども、その理由を教えてください。 ◎環境政策課長   こちらですけれども、先ほどとちょっと繰り返しになりますけど、平成11年度から太陽光発電システムの助成制度を始めて、それ以来、いろいろアレンジしながら現在にいろんなメニューを重ねてきているということになります。来年度ちょっと数が減るというふうな状況になっておりますけれども、こちらですけども、ある一定期間が経過しているという部分もありまして、ある程度ちょっと頭打ち傾向が見られるのかなというのが考えられております。  その1つとして、太陽光設備なんかにつきましては、固定価格買取制度、FITが、こちらも終了するというようなことも影響されていますし、逆に蓄電池等は今後は有用性も再確認されているというところもありますので、今後につきましては、いろいろ検討の余地はメニューとしてはあると思います。  ただ、これは3か年の実施計画でやっているということもありますので、総体的には3か年の数でやっておりまして、最終年度になりますので、その残り部分につきまして、前年に比べると減少しているという部分がございます。 ◆井上温子   HEMSに関していうと、27年度が112件だったんですけども、30年度になると16件になっていて、今、来年度は何件を見込んでいるのかなというところも伺いたいんですが、HEMSに関していうと、全ての住宅にこういったものを入れていくんだという方針も示されていて、あまり減少していくものでは本来なかったはずなんではないのかなと思うんですけども、その理由をお聞かせください。 ◎環境政策課長   HEMSですけれども、来年度は件数的には見込んでいるのはゼロ件ということで、ないということになります。HEMSですけれども、単体で使われるということがあまりないというふうに考えておりまして、ほかのメニューと組み合わせるということで、今後ちょっと検討する余地があるのではないかというふうには考えております。 ◆井上温子   そうすると、単体で利用しないんであれば、ほかのメニューと一緒に助成をしていくみたいなものというのは検討してこなかったのか。3年間、27年度112件で一番多くなってから、28年度25件、29年度20件、30年度16件と、すごく下がってきているというのがもう何年も前から分かっていたことで、その要因を分析して改善してこなかった責任というのがあると思うんですが、いかがですか。 ◎環境政策課長   おっしゃるとおり、だんだん数が減ってきているという状況を目の当たりにしている部分は当然ございます。その部分で、来年度、今までの実施計画の結果、実績等を踏まえまして、それを参考にしながら、地球温暖化対策実行計画の新たな策定というのもありますので、その中を含めまして、HEMSの利用というか、補助の仕方ということにつきましては、改めて検討する余地があるというふうには考えております。 ◆井上温子   あと、区としては、CO2削減目標を達成しているという見解を述べていらっしゃると思うんですけれども、25年度に削減目標が324トンですよね、年間。30年度374.2トンが目標値となっているんですけれども、そもそも平成25年度から毎年369.3トンの削減ができていて、目標値というものの見直しがまず必要なんじゃないのかなと思うんですよ。25年度から達成できている、目標値を324トンで掲げてですね。30年度374トンなんですけど、28年度には年間で467.6トンの削減が毎年できているという数値になっています。これって、目標値がそもそも間違っているんじゃないのかなと、いかがですか。 ◎環境政策課長   委員のおっしゃるとおり、25年から30年度の実績、この合計が削減量といたしまして実績として2,400トン程度削減したということで、目標値が2,090トン程度ですから、310トン程度は上回っている計画になっております。計画の数値につきましては、委員のおっしゃるとおり、今後、全体の新たな地球温暖化対策実行計画の削減量の検討をするときに、2050年度、東京都がゼロを掲げておりますので、それに向けてCO2の削減量の各年の全体的な計画期間の間の削減量というのは、今後、学識経験者等を踏まえて適切に決めていきたいというふうに考えております。 ◆井上温子   既に来年度の目標削減量が決まっていたら教えてください。 ◎環境政策課長   来年度の計画につきましては、今のところはまだ決まっておりません。あくまでも来年度、地球温暖化対策実行計画の中で削減量を全体として決めて、それを各年でどうしていくのかというのは改めて検討するということになると思います。 ◆井上温子   目標値というのは、現状よりも少し前に向かった数値を出していただかないと、最初からクリアできている目標値を設定されたのでは前に進んでいかないと思うんですよね。委員会とかで幾ら目標を達成できていますと言われても、そもそもそれ、目標達成できる数字でしょうと言われてしまっては問題だと思うので、少し一歩先を行った目標設定をしていただくということを約束していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   申し訳ございません。現行計画は来年までになりますので、来年度のCO2の削減量につきましては202.1トンということになります。  今後ですけれども、委員のおっしゃるとおり、様々な検討を踏まえて、東京都、あるいは国と、あるいは世界の潮流等も含めまして、その辺りを総合して、CO2の削減量の数値というのは決めていきたいというふうに考えております。  ですので、目標もあまりにも高過ぎたりすると達成できないこともありますし、あまりにも低過ぎてもすぐ達成できてしまうということもありますので、その辺は専門家の方々踏まえて設定していきたいというふうに考えております。 ◆井上温子   すみません、202.1トンというのは、太陽光と温水器と蓄電池とHEMSと電池システムのところまでですかね。30年度までは目標が374.2トンですから、202.1トンが目標というのはちょっとおかしいと思うんですよね。多分、土木部とかが街路灯とかをやっているから、そこを除いた数値なのかなと思うんですけど、その辺の説明をきちんとお願いします。 ◎環境政策課長   これは、新エネルギー・省エネルギーの普及啓発についての計画になりますので、来年度につきましては、太陽光設備が25件、燃料電池が50件、断熱化住宅の補助については20件、HEMSはこの中にないということになります。あと、そのほか既存照明のLED化が個人住宅と集合住宅、それぞれが30件、45件、あと事業所につきましては省エネの設備で5件ということで、この合計で202.1トンというふうな計画になっております。 ◆井上温子   ちょっとその辺の軸もいろんなものを見ると全く違う資料が出てくるんですよね。私は区から頂いた新エネ・省エネ機器助成制度の実績の目標値と実績の資料を見させていただいたりしているんですよね。そのときに、今の目標値が202トンと言われてしまうと、今までの計画とどこで整合されているんだろうみたいになってしまうので、全体的にきちっと見直ししていただきですし、達成できる数値を出すんではなくて、きちんと一歩前の数字を設定していただきたいなと思います。  あと、このCO2の削減目標を見ていくと、先ほど言った街灯の更新のLED化というのは土木部の所管なので質問はしないんですけれども、削減効果がこのうち218.53は既存の照明のLED化によって行われていて、全体から見ると、ここの街路灯のLED化で多くのCO2削減ができていますよとなっていて、それ以外で削減されている数字というのはかなり少ないというふうに分析できるんですね。  ということは、LED化が進んでいるだけで、ほかではなかなかCO2削減が進んでいないというふうな形になると思うんです。これを来年度、地球温暖化対策だとか、CO2削減、環境に優しいまちづくりということで、きちんとここら辺を分析しながら議論していっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   確かに既存照明のLED化というのが非常に効果が高くて、非常にそれで取り組みやすいということで、非常に件数も多く、CO2の削減効果も非常に大きいというところが現在の状況になっております。太陽光等はだんだん数が減っていったりとか、ほかも今までやっていたものがなくなったりしているメニューなんかもあるんですけども、この辺り、例えば組合せ方とか、先ほどのHEMSの話もありますけれども、その辺のどういうふうにやれば効果的にCO2が削減できるかというのは、また新たなメニュー等を考える検討の中で、地球温暖化対策実行計画区域施策編を作成する中も踏まえて考えていきたいというふうに思っております。 ◆井上温子   ぜひお願いします。HEMSに関しては、IoTとかいろんなものの組合せで、今発展の可能性もあると思いますし、既存の政策をただただずっと続けるということではなくて、数値をきちんと見直していって、新たな政策につなげていっていただきたいと思います。  次に、スマートシティについて、主要施策の38ページなんですけれども、スマートシティに関しては、今回提案募集はなしということでよろしいのかお伺いします。 ◎環境政策課長   スマートシティにつきましては、これまで民間の事業者の方から様々な提案を受けるというような事業の方法ということでやってきたんですけれども、その提案事業の中で区の課題とか、そういうものになかなかマッチしないものも結構ありまして、その中で、来年度からは、区の課題を新たに洗い直して、その中で、それに対して提案をしていただける民間事業者の方をできればプロポーザルで選定させていただいて、その課題解決に当たるような事業を提案していただきたいというようなことに展開していきたいというふうに考えております。 ◆井上温子   スマートシティって、もともとその区の課題にマッチするかしないかということが大事だったんですか。 ◎環境政策課長   全てその区の課題にというわけにはいかない部分があるかもしれませんけども、少なくともIoT等を活用したまちづくりということを目指すところでは、やはり区で持っている区の中の課題をちゃんと洗い出して、そこに対する解決の提案をしていただけるようなことが近道であるのかなというふうには考えております。 ◆井上温子   スマートシティについていろいろ調べようかなと思ってホームページを見させていただいたんですけども、まず議事録が公開されていないですかね。傍聴も不可、非公開というふうに見たんですけど、間違いないですか。 ◎環境政策課長   その辺りは、すみません、ちょっと確認させていただきます。 ◆井上温子   担当の課長がそこを知らないというんだと、全然施策としてはちょっとどうかなと思っていて、私はスマートシティの協議会の議事録を見たいなと思って見たところ、次第というか、話合う事項しか書かれていなかったんですね。傍聴は不可とするというふうにありまして、スマートシティって、もともと最初に委員会で計画を聞いたときは、すごく夢がある話だなと思って、期待を大変しているプロジェクトであったわけなんですけども、ああいう区民参加型で事業者が提案してきてもらうというときに、審議の経過が読めないというのは、そもそも失敗の要因につながるんではないかなと思うんですけども、いかがですか。 ◎環境政策課長   申し訳ありませんでした。非公開になっているということは今お伺いしまして、今後、その在り方等につきましては、どのようなものが適切なのかどうかというのは確認しながら研究していきたいというふうに思っております。 ◆井上温子   プロポーザルにしてしまうと、結局、せっかくスマートシティというのでみんなでやっていこうとやっていたのが、今までとあまり変わらずに、板橋区が自分たちが解決したいことを何かやってくれる人はいませんかで公募にかけるような話になってしまって、もともとの計画から大きくそれてしまうと思っています。ああいうバックキャスティング手法を使っているということで、当時の委員会でも何だそれはみたいな議論もありましたけども、未知のことをやるときには時間をかけないと熟成していかないと思うんですね。板橋区って、市民活動も含めて、NPO活動も含めて、新たな事業者が面白いことをしてくれる機会というか、提案してくださる機会というのがすごく少ないように思っていて、それを時間をかけて熟成させていくというか、発展させていく辛抱みたいなものが必要なんじゃないのかなと。一、二年ちょっと駄目だったからやめます、プロポーザルにしますよとやっちゃうと、何かつくってきたものがまたゼロになっちゃうんではないかなと。  さらに、協議会のメンバーとかを見ると、既存の方たちが多くて、特に新たなことをやった実績のある方とかは入られていないように思うんです。そうすると、その議論とかも発展性がないのかなと思うんですね。だから、もったいないなというところがあって、その辺をきちんと趣旨をもう一度見直すということが必要だと思いますが、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   区発というふうに言っておりますけれども、区のある程度その課題を見つけ出して、それに対してプロポーザルをして提案をしていただくということで、この辺りが当初の考えからずれていくのではないかというふうなお話ですけれども、まず区のほうの課題を出すときに、区職員そのものも様々ないろいろ自分たちの課題を改めて見直して、それに対して勉強を重ねるという部分があった上でのプロポーザルをやっていきたいというふうに思っておりますので、大きくその計画や考え方からはずれるというふうには今のところは考えておりません。  ただ、今までどおり行っておりますと、本当にちょっと事業者の方々から提案を受けたものが貴重なものの確かにいろいろございまして、今後の参考になるというものも多々あるというふうには認識をしておりますけれども、より課題に近づけて、それを解決していく近道というのはこの方法がいいのではないかというふうに今考えているところでございます。 ◆井上温子   こういった事業をやるときに、プロデュース能力というのがすごく問われると思うんですけども、区として、いろんな事業者さんのところに伺って話を聞いたりとか、つなげたりということはされてきているんでしょうか。待っていても提案って来ないと思うし、事業の趣旨だって皆さん理解されていないと思うんですね。自ら区内の団体さんとかを調べて、様々な思いや取組みをされている方とかいらっしゃいますよね。そういった方たちのところに訪れて、話し合っているのかな、自ら出向いていくという姿勢が必要だと思うんですけど、いかがですか。 ◎環境政策課長   これまでに出向いたかどうかというのは、ちょっと確認をする必要があるんですけれども、基本的には今までは来ていただいて提案を受けているというような状態だと思います。  今回、地球温暖化対策実行計画の中で、事業者の方々にどういう取組みをしているのかということはお聞きしているんですけれども、このちょっと趣旨とは違う部分になりますけれども、やはり事業者の方々にほかにアンケートも500社程度取っておりまして、どういう取組みを皆さんされていて、どういう課題をお持ちなのかというのはアンケート等で把握しつつあるという部分もありますので、直接場合によっては事業者の方のところに伺って、どういう課題、我々の課題があって、事業者の課題もあるということ、その辺りで区の課題についてどういうふうなお考えをお持ちだということは、場合によっては直接伺ってお話を伺う姿勢というのは拒むものではないというふうに考えております。
    ◆こんどう秀人   よろしくお願いします。  すみません、最近、皆さん言われていますように、新型コロナウイルスによっていろんな問題が起きて、不安、世の中の安心感がちょっと低迷しているかなと思うんですけども、それと、今年、花火大会、8月ではなくて5月というのは聞いているんですが、変更によって予算額が、歳出のほうですね、253ページになります、前年4,250万ぐらいの予算だったのが、今年は5,350万ぐらい、大分増えているんですが、それに対して増えた内容、結構大きいのでそれの内容を少し詳しい具体的な話の説明が欲しいのと、あと、今言ったコロナウイルスによって終息が遅れた場合、結構花火のチケット、売上げが下がるんではないかと思うんですけど、そこら辺の見立てというか予想はありますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   まず、最初のご質問なんですけれども、今回の金額が増えた理由、こちらの内訳なんですけれども、4,352万円については通常の区の花火大会に対する協賛金になりまして、残りの1,000万円につきましては機運の醸成のための経費になります。  それで、もう少し細かくというご質問でしたので、この機運醸成経費につきましては、今年度の第61回の花火大会は、委員おっしゃったように、通常の8月の第1週目の土曜日から5月23日の土曜日に前倒しして実施を致します。これは、オリパラを目前に控えた機運醸成を目的に行うものなんですけれども、通常の夜の花火大会に併せまして、同日の午後、花火大会の会場内であります芝生広場において、スポーツと食と交流のイベントを開催する予定でございます。  なお、コロナの影響につきましては、委員がおっしゃったように、ちょっと今花火大会の実施自体につきましても内容を実施につきまして今検討しているところでございまして、実は来週の14日から有料指定席の販売を予定していたところであるんですけれども、こちらにつきましても現在延期をしてございます。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございます。花火大会は無事に開催できて、盛況であればいいなとは思うんですけども、今度は違う話になります。  251ページ、産業振興費のところで、ちょっと項目的に僕はよく分からなかったので少し教えてほしいんですが、商工業振興経費のところ、空き店舗ルネッサンスというのがあるんですが、これは具体的にどういったことを行っているのかちょっと教えていただけますか。 ◎産業振興課長   こちらは商店街にある空き店舗を商店街が主体となって活用していくというような際に、商店街に対してその経費の一部を補助するというような内容のものでございます。先般、板五米店、仲宿商店街のほうで行ったものですね、委員会のほうでも報告させていただきましたが、ああいう形で空いている店舗について商店街がにぎわいを創出するために何か行うという際に、例えば施設の整備費であったり、あとはそこで仕事を担う方の人件費であったり、あるいはその空き店舗を借りるための家賃、こういったものに対して補助を行うものでございます。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございます。去年、その板五米店、1,000万ぐらいたしか補助があったのかなと、ちょっと記憶に少しあやふやで申し訳ないんですけども、今年この430万ほどが計上されていますが、これは何かもう既に計画が決まっているんでしょうか。 ◎産業振興課長   引き続き3年間の補助でございまして、仲宿商店街で行っております板五米店の家賃の補助、それと人件費の補助というものでございます。 ◆こんどう秀人   よく分かりました。ありがとうございます。  あと、続きまして、その下の7番のところなんですが、板橋ブランド戦略事業というのがあるんですけども、ブランドを何か新しく増やしていこうとかいう感じで経費が入っているんでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   よろしくお願いいたします。  まず、板橋ブランド戦略については、従前お話ししますとおり、板橋区の工業については、光学の板橋、あとはもう一方、地場産業の印刷、そこが板橋区の地場産業だと認識しておりますので、ここで計上している事業としては、光学の板橋をPRするために、板橋オプトフォーラムというものを毎年10月にやっております。これについての事業の運営委託を250万円程度。あとは、もう一方、板橋のいっぴんというもの、これは今まで商店街のいわゆる飲食、特に土産の物を中心にやっていたものですけれども、いっぴんが平成15年にできてからもう15年ぐらいたっていて、もう既にその物自体がなくなったりするということもありますので、今回リニューアルを目指して頑張っていくというところで500万円程度積んで、この金額になっているものでございます。 ◆こんどう秀人   分かりました。ぜひ新しいブランドのいっぴんが出てくると非常にうれしいなと思います。  続きまして、239ページ、大気保全経費のところの2番なんですけれども、騒音監視に関してなんですが、これは大気汚染と書いていますけど、主に車とかの騒音かなとは思うんですけど、今回問題になった飛行機に関しての監視に関しては、経費の中に一緒に入っているんでしょうか。 ◎環境政策課長   こちらは、道路騒音、交通関係とか、あと鉄道、こちらのほうの経費というふうになります。こちらのほうが、例えば道路騒音の振動の解析については17地点をやっておりまして、自動車の交通調査につきましては9地点、あと微小粒子、物質調査みたいなものもやっておりまして、PM2.5とかそういうものですね、そちらの3地点、あと鉄道につきましては2路線ということでこちらをやらせていただいています。東上線とJR、新幹線になりますね、そちらのほうの騒音測定をしているということになります。 ◆こんどう秀人   分かりました。板橋区で新幹線、通らないんじゃないですか。 ◎環境政策課長   すみません、航空機は国のほうで測定をしているということになります。  新幹線ですけども、これは舟渡一丁目のところで新幹線が通過する地点がありまして、そこで測定をしているということになります。 ◆こんどう秀人   分かりました。確かに埼京線のところで通っています。失礼しました。  あと、63ページになります。資源循環事務手数料の中に、3番の資源循環推進課のところなんですけれども、これは回収に回っているとは思うんですが、それ以外に西台のところに持込みセンターがあると思うんですが、割合的にはどれぐらいになるんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。粗大ごみの関係でよろしゅうございましょうか。 ◆こんどう秀人   はい。 ◎資源循環推進課長   粗大ごみでの回収の分と西台の持込みの分ということでございます。  申し訳ございません。 ◎板橋西清掃事務所長   粗大ごみの収集に関しては、ちょっとここの経費ではないんですが、一応ご紹介させていただきますと、平成30年度になりますと、収集の個数でいきますと49万6,424個、30年度年間でですね、収集をしたものです。そのうちの内訳としまして、いわゆる収集分、各ご家庭のところに収集の職員が回るものは40万9,024個で、いわゆる粗大ごみセンターに持込みする分は8万7,400という形になりますので、こういった割合になってございます。 ◆こんどう秀人   分かりました。ありがとうございます。  実際、自分が住んでいるところは高島平なので、西台の持込みセンターを利用しようと思うんですけども、予約するのが結構先になってしまって、予約して持っていければいいんですけど、日にちが空いていると忘れて、多分予約して入っていないのが結構あるんでないかと思うんですが、そこら辺って数字はありますか。 ◎板橋西清掃事務所長   もし当日予約をされていて忘れてしまった場合でも、ご連絡いただいて、その翌日とか、間に合えば当日とか、そういった形で収集に伺いますので、特にそういった件数としては捉えてはないんですが、最終的には収集をしているという形になります。  持込みですが、持込みに関しても、当日持込みができますので、そういったところでご連絡いただいて、臨機に対応をしているというところでございます。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございます。  それで、先ほどの持込みのほうなんですけど、自分でやったときに、自分が出したいものの項目が分からないんですよ、ホームページのほうで。そういったとき一覧もあるんですけれども、これ、少し改善の余地とかが多分あるんではないかなと思うので、またそこら辺、ちょっと時間があればお話しさせてもらいたいと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   おっしゃるとおり、品目がかなり多岐にわたっておりますので、かなり多くの品目はホームページに載せてあるんですが、やはりどこに当てはめていいのか分からないというお問合せもあることはあります。そういった場合は、清掃事務所のほうにご連絡いただければ、ここの部分でお申込みくださいというご案内ができますので、その節は清掃事務所にご連絡を頂ければと思います。 ◆山田貴之   では、質問させていただきます。  ちょっと私もどちらかというと飛沫が飛ぶタイプなので、マスクをしたまま失礼をさせていただきます。  私もちょっと新型コロナウイルスの対応について、各全体の所管に係る感じで聞こうと思うので、何となく準備をしていただければと思うんですけども、今年も正月は本当に穏やかな日で、令和始まって以来の初めてのお正月で、本当にこういう年にこういう穏やかな日が続くようになればいいなというふうに思いながら過ごしておりましたが、2か月たって随分状況が変わってしまったな、激変してしまったなというのが印象です。  先ほどもスポーツ振興課とか、文化・国際交流課とか、産業経済のほうから、融資の話とか、貸館事業の話とかというのを教えていただいたんですけども、それだけじゃなくて、いろいろ多岐にわたって板橋区の行政サービスの中で、このコロナウイルスの影響を受けるものがあるのかなというふうに思っています。  現状、新型コロナウイルスの影響を受けて、その対応で異例の対応をしていること、例えばがあればということと、先々、これは主立ったものでいいんですけど、事業の見通しとして、このまま事業執行、計画どおりいかないんじゃないかというふうに思われるもの、例えば高齢者スポーツ大学、4月初旬からということで、高齢者のスポーツの機会を板橋区が担って創設しているわけですけども、こういうものも影響が長引けば当然ずれ込んでいく可能性があるということで、所管それぞれの課長さんが、今現状抱えている課題だなと、先々の課題だなと思っていることをちょっと押しなべて教えていただきたいんですね。それをもって、この区民環境委員会は、特に区民の皆さんとの窓口とか、集まる機会を多く持っている課というふうに認識をしています。集会だとか、イベントだとか、出歩くための目的というか、外に出ていくための目的や動機になるものを多く抱えている課で、文化の面もそうですし、非常に大きな影響を、区民の皆さんの健康とはまた別の面でも大きな影響があるものだというふうに認識をしていますので、ちょっと長くなると思うんですけど、各課それぞれ現状の異例の対応をしているということと、それがちょっと先々まで影響しそうだなと思うことについて、今の現状を教えていただければと思います。 ◎スポーツ振興課長   先ほど早速高齢者スポーツ大学のちょっとお話が出ましたけれども、4月に入って早々予定をしているところでございます。ただ、現時点で定員60名のところ、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響かとは思われますけれども、約20名程度しか申込みがございません。早速昨日から、参加申込みされている方々に対しまして、直接こちらのほうから問合せをしまして、ご意向などを確認しながら、開催の可否につきましては決定をしていきたいというふうに考えているところでございます。  あと、当面ちょっと影響してくるところでございますけども、やはり大きなところで指定管理料の問題も非常に大きいところかなと思っております。当然利用者が収入ですとか、そういったところも減収いたしますので、その辺につきましては指定管理者とも十分協議をしながら、補償額の問題ですとか、様々あるかと思いますので、その辺もしっかり対応していきたいというふうに考えているところでございます。 ◎文化・国際交流課長   山田委員のほうから文化会館についてもご心配いただきましたので、少し課題等を申し上げますと、文化会館で主催している3月の事業につきましてはほぼ中止をしているところであります。特に、文化・国際交流財団は2月29日以降中止しておりますけれども、ざっと13本の文化事業を中止、もしくは延期をしているところであります。  それ以外にも、国際交流の面ではスピーチ大会を中止にしたり、あるいは日本語教室を毎週月曜日、木曜日、火曜日、金曜日とやってございますけれども、そちらも今お休みをしているところであります。  今後の状況によって、4月からの日本語教室の開校も少し今後の判断をしていかなきゃいけないというところが課題になっているところでございます。  もう一点、美術館でございますけれども、3月7日から開会の予定でありました深井隆展という展覧会を、当面2週間という国のほうからお話があったのに合わせまして、3月14日からの開会に延期をしたところでございますけれども、こちらについても、今後のまた国の状況を見ながら考えていかなければいけない課題かなというふうに思ってございます。  もう一つ、今スポーツ振興課長が申し上げましたのと同じように、文化会館の利用の自粛を促しておる関係で、文化会館は指定管理者制度の利用料金制度を導入してございますので、指定管理者の利用収入が入ってこないという状況が今後の対応についての課題になっているというところでございます。 ◎地域振興課長   地域振興課におきましては、区の事業ではないんですが、支部や青健の事業ということで、梅まつりや桜まつり、さくら草まつりが中止になったところでございます。また、4月から6月にかけましてまた各地区のお祭りがありますので、今後そこら辺を支部や青健とも協議をしてまいりたいと思います。  また、先ほど申し上げましたように、現在地域センターと集会所については3月の新規利用の受付を停止しておりますが、4月以降どうするかについては、また今後、これは区全体の中で協議しながら、コロナの終息状況を見ながらまた検討してきたいと考えております。 ◎環境政策課長   環境政策課のほうは、熱帯館とエコポリスセンターを所管しておりまして、共に結構イベントが多い施設になりまして、イベントにつきましては、3月中のことにつきましては今のところ全て中止ということになっております。  あと、どうしても来館者数が減ってきておりますので、その辺りも今後の運営について、指定管理者といろいろ協議を重ねて、対応を図っていきたいというふうに思っております。  それと、すみません、あとちょっと計画もののお話になってしまうんですけども、先ほどお話しさせていただいた地球温暖化対策実行計画区域施策編、あるいは先ほどのスマートシティ推進協議会、この辺りも今延期して、4月以降の開催ということになっておりますので、計画の策定そのものについても遅れが生じる可能性があるという課題は持っております。  以上です。 ◎資源循環推進課長   私どもはリサイクルプラザを所管しております。今回、指定管理者が変わるということで、3月は引継ぎということで不用品、大きな家具関係ですね、家具の販売は中止する予定でおりました。これが引き続き4月以降もというふうになりますと、やはり指定管理料のほうにも影響が出てくるのかなというふうに思っているところでございます。なお、事業関係、それぞれお子さん方も含めた事業関係については、今のところ全部中止というような状況でございます。 ◎産業振興課長   繰り返しになりますが、先般、産業振興課の窓口のほうに特別相談窓口を開設するとともに、緊急特別融資を影響を受けている中小企業の皆様方のためにというようなことで、区内の経済の伸長発展というようなところ、それと各種影響がある部分について行っているところでございます。  また、併せまして、産業振興公社であったり、企業活性化センターのほうでも、自主事業、例えば展示会などのイベントも企画していたところでございます。そういったものは、3月におきましては全てキャンセルというようなことで、そういう意味ではかなり影響というところは、来場者の方を含めて、公社や活性化センターについてもその部分経費がかかっているというようなところもありますので、影響があろうかと思います。  また、これも先ほど申し上げましたが、貸出し施設もございますので、そこの自粛要請ということでご利用いただけないということで、歳入の部分でも影響は一定程度出てしまうのかなというところで考えているところでございます。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   オリンピック・パラリンピック関係ですと、3月1日に機運醸成事業のスポーツポテンシャル測定会を予定していたんですけれども、それを中止とさせていただきました。また、大会組織委員会、IOC共にオリンピック・パラリンピックは実行するというふうに言ってはいるんですけれども、例えばギリシャ国内で12日に予定されていた採火式が無観客で行われるということが発表されまして、そういった動向も注視していきたいと思っております。 ◎くらしと観光課長   まず、消費者センターにつきましては、現在、相談業務につきましては、対面での相談はやめて、電話のみの受付にしております。また、登録団体支援として無料の勉強室、こちらを開放してございますけれども、こちらについても3月中の使用については自粛をお願いしているところです。  また、観光としましては、区民向けの観光ツアーは3月末まで全て中止、またボランティアガイドによる観光ツアー、こちらにつきましても3月末まで新たなお申込みについては全て中止、また既にお申込みがある場合につきましては自粛を要請しているところです。  また、花火大会につきまして、先ほど販売の延期について少しお話しさせていただいたんですけれども、昨日9日の月曜日に第1回の花火の運営委員会がございまして、こちらで花火のやる、やらないを決定するには、不確定要素が非常に多いということで、坂本区長が実施の可否の判断をさせていただくということで皆さんの同意を頂きまして、なおかつそちらのほうで販売の延期もご了承いただいております。  今後、国の方針を踏まえまして、一緒に共催でやっている戸田市さんのほうとは3月末を目途に決定について協議をしていくところなんですけれども、その際には、23区内の他の自治体、例えば5月23日同日に江戸川区、また5月30日に足立区、また6月6日に江東区さんが花火大会を実施するところなんですけれども、現段階としてはいずれも中止の決定はされていないので、こちらともちょっと調整をしながら進めていきたいと思います。  以上です。 ◎産業振興課長   すみません、追加ということで申し上げますと、商店街に対しても補助事業をやっておりまして、イベント各種、来年度、一応70事業ぐらい予定しております。ここにも一定程度影響が出るかなというふうには推測しているところでございます。 ◆山田貴之   ちょっとまた追加で伺いたいんですけれども、例えば産業振興課さんに今お話しいただいた商店街の70事業で、当然迫っているものに関しては準備をされたりとかということもあると思うんですよね。ただ、実績で事業実績があることに対して補助をしていくというような姿勢だとすると、やらなかったことに対しての準備にかかった費用というのは、区としてはどういうふうに、これまでも雨で中止とかいろいろあったかもしれないですけども、どういうふうにそれを仕組みでサポートするかということを教えてください。 ◎産業振興課長   商店街の事業につきましては、突然、昨年も台風の影響でキャンセルになった事業等もございます。そこの部分については、かかった経費については、補助対象のものについては補助金等も出すような形で進めておりますので、今回も今事業を進めている中で、くしくもやはりイベント等キャンセルというようなことになりましたら、かかった費用についてはできるだけ、対象項目についてですね、私どものほうも検討してまいりたいというふうには考えております。 ◎産業戦略担当課長   今のことに追加いたしまして、先週3月6日に、特別区長会が東京都知事に対してコロナウイルスの感染症に対して要望を行いました。その中の一つとして、今産業振興課長が答弁いたしましたように、中小企業、特に商店街のイベント中止、収入減に対する補填、これをぜひ考えてくれということを申し入れておりますので、また併せて国に対してもそういったことは機会を捉えて伝えていきたいなというふうに思っております。
    ◆山田貴之   ありがとうございます。  引き続きちょっと伺うんですけども、飲食店の経営環境が非常に厳しくなっているというふうに感じます。私も知人の経営者、中止企業者のオーナーさんとか、話を伺いますけれども、飲食店に関しては前年度比の7割から8割ぐらいが売上げがない状況で、当然もうそういう状況になってくると、ただでさえ経営が厳しかったりもする中で、見通しが難しい中で、もう何か月後に資金がショートするとか、1か月後にショートするというのは当然分かるわけで、そうすると、もうそろそろここで潮どきだというふうな考えを持って相談に来られる方もいらっしゃると思うんですね。融資の決定を受けたというふうに報告を頂きましたけど、逆に、事業をもうここでやめようと思うというような相談も併せていただいているかと思うんですけども、その辺の実感はどうでしょうか。 ◎産業振興課長   今のところ、この影響があるのでお店を閉めてしまうというようなところでの相談というのはそんなにはないと感じています。一方で、資金繰りというところが一番喫緊の課題というようなことで事業者の皆様もおっしゃっているところではありますので、そこに対する対応というようなことで、これまで融資を受けていて今返済途中というような方に対しても、今後は条件変更、あるいは一度借りて全部返して、改めて融資を受けるというようなところでの対応、こういったものの計画を立てながら相談を受けて対応に当たっていきたいというふうには考えております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  いたばし花火大会なんですけど、先ほど他区の状況も見ながらということで、開催の可否の判断をしていくということですが、大体見通しとしてはいつぐらいにその可否の判断をしなければならないのかと、当然準備も大がかり、イベントが大きいほど準備もずっとされていると思いますので、混乱を生じさせないように開催を見送るには、ある一定程度の前もっての期間が必要だと思うんですね。そのリミットが一体どの辺なのかというのを今教えていただける中でちょっと情報を頂ければと思います。 ◎くらしと観光課長   今委員がおっしゃったように、花火の事務につきましては、5月実施ということで、もう1月から様々なことを行っておりまして、まず1月20日に戸田橋いたばし花火大会の調整会議を開きまして以降、広報での周知でありますとか、協賛のお願い、区長記者会見、様々なことをやっている中で、5月のものを例えば3月中に中止を決定したとして、今の段階で既に支出しているものもございます。例えば有料席の販売のポスターの作成であるとか、各種郵送料など、こちらについては大体90万円程度支出しております。  また、打ち上げの花火玉の制作につきましては、もう業者さんのほうで着手されているので、3月の末の段階でこれがどこまで止められるかというところはあるんですけれども、最高で2,600万円かかります。また、インターネット販売を行いますので、チケットぴあが作成するウェブコンテンツ、こちらのほうの1,000万円につきましては、3月中に中止を決定したとしてもかかります。なので、3月中に決定したとしても、最高で3,600万円はかかります。ただ、ここまでの金額であれば、板橋区と観光協会の分担金、合計4,500万円ございますので、こちらの範囲内でカバーできます。  しかし、4月に入ってきますと、新たなもろもろの支払いの義務が生じてくるために、今現在協賛の皆様から1,500万円の協賛金をお預かりしているところなんですけれども、こちらに手をつけなくてはならないような状況にもなりかねません。  また、お金の面と併せまして、4月に入りますと、関係機関との様々な説明会や町会連合会や防犯協会、交通安全協会、様々な団体の方々との説明会がめじろ押しになってくるので、なかなかこれを延期することはできないので、3月末ぐらいを目安に考えております。 ○主査   所管の委員の審査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩といたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午前11時54分 再開時刻 午後 零時58分 ○主査   休憩前に引き続き区民環境分科会を再開いたします。  なお、本日は東京都平和の日に伴い、午後2時から1分間の黙祷を行います。黙祷の時間が近づきましたら、質問及び答弁の区切りのよいところで時計を止めますので、ご協力いただきますようお願いいたします。  それでは、所管の予算について審査を続けます。 ◆成島ゆかり   午後もお願いいたします。  最初に、修正動議についてちょっとお伺いしたいと思います。  議案説明会でご説明のほうがあったんですけども、これは今回横浜市の事例を参考にしたというご説明があったと思うんですけども、ほかに参考にした事例等はありましたでしょうか。 ◆山内えり   横浜市が現状取り組んでいるところだったので、1市で検討したところです。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  では、ここで理事者の方にお伺いしたいんですけども、この横浜市の今回の例が挙げられてますけども、それ以外に類似の補助金があれば、もし把握しているものがあれば教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   特に似たような小規模事業者対応の補助金というようなところですと、中小企業庁のほうで予算立てをしておりまして、各商工会議所等で実施している補助金がございまして、小規模事業者持続化補助金というものがありまして、近しい制度かなというふうには考えているところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  確かに、国のほうの補助金ということで、商工会議所がやってらっしゃるものがあるというふうに把握してるんですけども、この横浜市のものと今説明いただきました商工会のもので大きな違いがあれば教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   特に対象というようなところでは、横浜市で行っているものに関しては、機材や機器等の導入とか更新というものでございます。  中小企業庁の商工会議所のほうでやっているものは、それと同じもの、それ以外に、店舗の改修であったりホームページの作成や改良、カタログの作成、こういったものも含まれまして、業務改善、特に生産性向上に資する内容のものであると、対象があるところでございます。 ◆成島ゆかり   もう一度繰り返したいんですけども、この商工会議所のもの、実は横浜市は、今回挙げていただいた例としては最大が10万円の助成ということでなっているんですけども、商工会議所のほうは補助額だけでいうと50万までということで、額的には大変に横浜市のものよりも大きな額となっていて、プラス一番、補助の対象率っていうのも、横浜市のは2分の1ですけども、商工会議所のほうが3分の2ということで、大きな補助率というふうになっています。  もう一つ、商工会のほうとしては、事業内の従業員の最低賃金も保障するというような内容等々にもなっていて、どちらがいいっていうわけではないんですけども、どちらもいいところがあったり、いいところ、悪いところっていうか、使い勝手がっていうところもあるとは思うんですけども、商工会議所のものについてはどういうふうに思われますでしょうか。 ○主査   今の、商工会議所についてはどういうふうに考えるかというところですね。 ◆山内えり   私どもとしては、まだそちらのほうは調べ切れてない点がありますので、大変申し訳ありませんが、横浜市のところに準じて提出させていただいております。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  今ちょっと説明させていただいたとおりに、商工会議所のほうが本当により大きな、ちょっと事務手続等々煩雑なところはあるんですけども、より大きな補助金というか補助率のものがあるというところもありますし、また今課題となってる従業員の賃金の補償という部分でも、こちらのほうは補償があるということでありますので、やっぱりこういうふうなものもあるということは指摘をさせていただきたいと思っております。  修正動議については以上で、次にまいります。  予算書の253ページ、概要の36ページになります。  11番の就職活動サポート事業についてお伺いいたします。  ここ、4,988万1,000円という予算となっておりますが、それぞれ1番から5番までの内訳ですね、教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   就職活動サポート事業につきましてでございますが、こちら、記載のとおり就職面接会、こちらのほうの内容でございますが、年1回から2回というようなことで行っていきたいと思っております。  こちらにつきましては、おおむね委託事業というようなことで、内訳としては4,600万ぐらいですね。それと、キャリアカウンセリングというのはまた別のものになりますが、これまで毎週木曜日にやっていたところでございますが、これが隔週の木曜日ということで、実績に応じてちょっと減らしていこうというようなところがございます。これは、おおよそ金額的には50万程度で考えているところでございます。  それと、就職セミナーについては、1番の就職面接会と同じ事業の内訳でやっていこうと思っておりますので、そこに含まれるものでございます。  それと、④のいたばし若者サポートステーションですが、これが厚生労働省の事業でございまして、これもまた別に委託をしてということで、およそ3,000万弱で行っていきます。ここについては、ジョブトレーニングを初め、職業意識啓発セミナーであったり、心理的なカウンセリング等々を行う考えでございます。  そして、⑤の就職氷河期のところでございますが、こちらについては、これまで世代としてなかなか、ちょうど景気が悪くなった頃に就職活動をされていた方々でございますが、現在30代半ばから40代後半、50手前というような年齢に差しかかっている方々です。ちょうどバブル経済の崩壊時期ということで、長期的なデフレ経済、あるいはそういったものが重なって、なかなか新規社員の採用というところが抑制されていたところでございます。  ほかの世代と比べて非正規雇用の率がちょっと高いというところで、そこの辺を対象にしながらというところと、また併せまして、外国人材でございますが、平成31年、昨年の4月に入管法が改正されたところでございますが、そこで外国人の労働力を確保するというような意味合いで、セミナーですね、企業向けのセミナーであったり、あるいは留学生との交流会、そしてそういった外国人材のマッチングというようなところも進めていこうという事業でございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  ごめんなさい、もう一度確認なんですけども、このいたばし若者サポートステーションが今3,000万近くというふうにあったんですけども、この下の⑤就職氷河期世代支援、外国人材確保事業って今回からの新規事業だと思うんですけども、この⑤のものに関する予算というんですかね、教えていただけますか。 ◎産業振興課長   すみません、今数字をちょっと間違えて申し上げました。  若者サポートステーションですが、300万というところですので、失礼しました。3,000万ぐらいと言っちゃったと思いますんで、失礼いたしました。  若者サポートステーションのところでございますが、もともと厚生労働省のほうの事業でございまして、そこの部分で年齢対象というようなところは49歳、就職氷河期の世代でというようなところで挙げていこうというふうに考えているところでございます。職業的に、やはり自立に向けた支援を行っていこうというような内容でございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  ということは、今回の就職氷河期世代支援っていうのはサポートステーションでやられるっていうことでよかったですか。 ◎産業振興課長   ここのところとは一緒にやっていきながらというようなところでは考えておりますが、対象としては違うところがありますので、別の委託でというふうには考えているところでございます。 ◆成島ゆかり   別の委託ということは、サポステではないところに委託を改めてしてっていうことですか。すみません。 ◎産業振興課長   別途、そうですね、そこが請け負えればまた請け負ってもらうことも可能かとは思いますが、別でそれぞれプロポーザルというような形になろうかと思いますが、募集はしたいというふうには考えております。 ◆成島ゆかり   今回の事業については、ちょっと都の役割、区の役割、国の役割っていうのがちょっと私も分かってない部分があるんですけども、これはたしか自治体が独自で申請するのではなくて、都に申請をして、都が自治体ごとにまとめた計画を国に上げて、そこから予算が下りてくる、補助金としてっていうスキームだと思うんですけども、その中で区としてはどういった、今後のスケジュールっていうんですかね、今また、じゃ、これから都に申請をして、これから補助金が下りてきて、それからプロポーザルだったりっていうのが始まるのかっていうところを教えていただけますか。 ◎産業振興課長   もうスケジュール的には事前に出しているところでございまして、来年度の事業というようなところでは確定していくものというところでございます。 ◆成島ゆかり   分かりました。ありがとうございます。  この事業ですけども、一応内閣府の資料によると、今課長からご説明のあったとおりに、おおむね49歳ぐらいまで、正規の雇用がなかった、そういう機会が残念ながらなかったという方が対象ってことだったんですけども、もう一つの対象として、正規雇用を希望していながら不本意に非正規雇用で働く者及び就業を希望しながら様々な事情により求職活動をしていない長期無業者、社会とのつながりをつくり、社会参加に向けてより丁寧な支援を必要とする者というふうに、もう一つの対象が内閣府のほうの資料から出てるんですけども、板橋区もこのような、今、後者で言ったような方たちも対象にこの事業を行うっていうことでよろしいですか。 ◎産業振興課長   委員おっしゃるとおり、そういった方々にもサポートをしていくというようなところで考えているところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。本当に安心を致しました。  一応、国のほうは約100万人を支援対象として想定をされているというふうに資料であるんですけども、板橋区では対象者がどれくらいいるかっていうのは、実態は把握されていますでしょうか。 ◎産業振興課長   直接区で調べたというのではないんですが、実際に東京都の数字が出ておりまして、それを案分した形でございますと、対象となっている世代の方が大体4,000人から5,000人いるというふうに考えております。大体4,000人から5,000人というところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  4,000人から5,000人ということで、内閣府の資料によると、ごめんなさい、内閣府の資料ばかりで申し訳ないんですけど、対象事業の中にこういった実態把握というのも事業の対象になるというふうに書かれているんですけども、板橋区としてこの事業をもう進めるところには来ているんでしょうけれども、実態っていうのはやっぱり調べるのは大変に重要だと思うんですけども、この実態調査というのをやる予定というのはありますでしょうか。 ◎産業振興課長   現在のところ、そういった実態調査ということをやる予定はありませんが、一方で、お声かけをしている中で、実際に窓口を訪れている方々からつかみ取る世代のニーズ等々については研究していきたいというふうには考えております。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  現状行われている就労支援ということで、産業振興課のほうでやってらっしゃる若者就業サポート事業っていうのと、今いたばし若者ステーション、厚労省の委託ですけども、やってらっしゃるサポート事業というふうなことがあると思うんですけども、それぞれ実績ですね、相談者数、そしてどれぐらいの方が就労、サポートステーションはちょっとあっせんはしてないんですけども、どれぐらいの相談者数の方がいらっしゃるのかということを教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   実際に、若者・女性就労支援事業というのを行っておりますが、平成30年度ですと新規雇用者数が24名、そのうちの17名が正規雇用というところでございます。
     一方、若者サポートステーションでございますが、これは利用者でございますけれども、新たに利用される方というのが133人いまして、そのうち進路決定した方が57名というところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  今回、この新しい事業が始まるということで、これは3年間の集中支援プログラムを実施するってことで、3年間のスキームでっていうことで閣議決定がされているようなんですけども、この支援、今言ったように、例えば正社員になりたくても機会がなくて残念ながら非正規でずっと働いてきた方と、もう一つは、やっぱり社会参加がなかなかいろんな事情でできなくなって、社会に一歩踏み出せないっていう、大きく分けると2通りの方がいると思うんですけども、この支援をしていくことによって、両方ともゴールが違うと思うんですね。  例えば、非正規の方は本当に正規雇用されるということがその方の一つのゴールだと思うんですけども、もう一つ、やっぱり社会のつながりが今ないという方にとっては、また違う、就職をすることがゴールではなくて、社会参加のために一歩踏み出すってことがすごくゴールになるので、それぞれ支援の対象者によってゴールが違うのかなというふうに思いますので、ぜひ、これからプロポーザルで事業者が決定するということなので、そこら辺もしっかり支援をして、一人でも多くの悩んでる方に支援が届くようなものに、新規事業ですので、していただきたいなというふうに思います。  次にいきます。  予算書の243ページ、概要の39ページになります。  食品廃棄物減量のところでお伺いしたいと思います。  概要のほうの17番、食品廃棄物減量ということで3つの事業が挙げられてますけども、それぞれの事業の予算の内訳をお願いいたします。 ◎資源循環推進課長   まず、生ごみの堆肥作りの経費でございます。  こちらのほうにつきましては、講師等、消耗品等の内訳になるわけなんでございますが、報償費関係がございます。生ごみ関係になりますと、1万5,000円が講師謝礼でございます。そのほかに、需用費、役務費、施設となった使用料関係等があるわけなんでございますが、生ごみに関しましては、全体で5万円程度の金額になります。  そのほかに、こちら、フードドライブの推進ということでございます。  フードドライブの推進につきましては、今回は私ども、1回ということで考えているところでございます。こちらのほうにつきましては、1階区民のイベントスクエアにおいて1回行うものでございます。  それとあと、いたばしみんなの食べきりチャレンジということで、こちらのほうにつきましては、年末年始にかけての飲食店のほうの協力の下、実施していくものでございます。  経費の内訳につきましては、申し訳ございません、ちょっと合計してから後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ◆大野治彦   お願いします。  まず初めに、現在、区立小・中学校がコロナウイルスの関係で休校になっていて、3月2日のお昼まで給食が出て、3日の日からもうお休みになっている状況なんですけども、それに伴って、区内の農業の方々が小・中学校に食材を納入されてると思うんですが、そちらの状況についてまずお聞きしたいと思います。 ◎赤塚支所長   ご質問いただきまして、ありがとうございます。  区内の小・中学校に、区内の農家さんが学校給食の食材を提供しているわけでございます。年4回、ジャガイモ、大根、ニンジン、長ネギと、全小・中学校に一斉出荷しているんですが、最後の長ネギの出荷が1月の下旬に終わった関係で大きな影響は実はないだろうと思っていたんですが、個別に学校に出荷されている農家さんがいた関係で、若干影響がございました。  予算書で見ますと、257ページの農業振興推進費の5番、板橋ふれあい農園運営経費とあるんですが、この板橋ふれあい農園会の学校給食部会が学校給食の食材供給を担ってくれているわけでございます。  個別に対応して、今回困った方が2名いらっしゃいまして、お一人はコマツナの出荷をされる方でございました。その方は、やはりコマツナは葉物ですので、気候によって出来がよかったり不出来があったりするので、畝ごとに1週間ずつぐらい時期を空けて、いろんな時期に対応できるように準備されていたので、JAの直売所に持って行くことで、その方は学校給食に出荷しなくても何とか済んだということでした。  一方、1月下旬の長ネギの出荷に向けて長ネギを一生懸命作ってこられた方は、実は天候不順の影響で長ネギの出荷が学校給食の一斉供給のときに間に合わなかった関係で、3月の頭に個別に学校に持って行く予定でいた農業者さんがいらっしゃいました。その方について心配して、JA等ともいろいろ話合いを行いまして、本人の努力で、まず自分でご近所のおそば屋さんとかっていう飲食店に営業をかけまして、販路を少し広げてお付き合いができてよかったっていうことと、それからJAのほうは、貯金部門、共済部門・保険部門と、それから農業振興の3部門で成り立っているわけですが、貯金部門の貯金デーというときに、お隣の、農業振興でアグリセンターっていう直売所で売っている野菜の商品券みたいなものを貯金デーにいらした組合員の方にお渡ししているそうです。普段ですと、130円の例えば金券になるようなものを渡して、お隣で野菜をそれと併せて買ってってもらっているようなんですが、今回はその130円を金券ではなくて、その困られた方のネギを130円分ずつ束にして持ってきてもらって、ご来場いただいた方に配ったということで、その農家さんは大変喜んでおりまして、自分のところでストックがあったネギはほぼはけましたということで、JA等とも協力しながら、何とか区内の農業者さんの危機的な状況は逃れたというような状況でございます。  ちょっと長くなってすみません。 ◆大野治彦   いえいえ、ありがとうございます。2名の生産者の方、生ものですから、取っておくわけにはいかないんですが、処理ができて大変よかったなというふうに安心しております。ありがとうございます。  それから、予算書の257ページの6番、農業体験学校運営経費ということで、1,182万1,000円が計上されています。一昨年ですか、農業体験学校が開設されて、開園式にも私、参加させていただいたんですが、そこで学ばれて巣立った方々は今度、逆に教える立場になりましょうという目的でその事業が始められたと思うんですが、当時、第1期生の方々は、今そういったことにアドバイザー的な形で従事されているのかどうかというのと、あと今後の取組みについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   農業体験学校は、2年運営してきたところで、初年度は12名の方がご参加いただきまして、今年度は20名の方、それから今、来年度の募集をしているんですが、今のところ16名の方が募集してきてくださってるような状況でございます。  今お話しいただきました卒業された方ですけれども、実際は1年でなかなか教えるところまでのレベルには達することができないものですから、援農ボランティアという制度をつくりまして、農家さんのほうにお手伝いに行っていただけるような方を育てようとしているところでございます。  その援農ボランティアですけれども、現在のところ14名誕生しておりまして、そのうち農業体験学校の卒業生でございますが、第1期、昨年度の卒業生が5名登録、それから今年度の卒業生が4名登録ということで、14名のうち9名は農業体験学校の卒業生が担ってくれてるという状況になっております。 ◆大野治彦   ありがとうございます。事業を実施した効果が少しでも表れているんではないかなというふうに思いました。  それと、農業のことで1点お聞きしたいんですけど、昔板橋区だった練馬区がかなり農業関係では、まだ農地もいっぱいあって、面積の広さが違うのかもしれないんですが、広いです。板橋も一生懸命農家の方々が従事されてるわけなんですけども、板橋と練馬区の農業の違いというか、何が違うのか。  例えば、品評会とかいろんなイベントがあって、私も参加したことがあるんですけど、人数が全然違うのは取り組んでる方が多いからかもしれないんですが、農業に関して板橋と練馬区の違いというんですか、同じだったら同じでいいと思うんですけど、何が違うのかなというのがあればお聞かせいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   練馬区と板橋区の、例えば農地の面積ですと、生産緑地の面積では20倍の開きがあるというところでございます。農業者さんはそこまで大きくは開かないわけですけれども、1人当たりの方が耕されている農地の面積が大きいということで、大規模な農業が比較的やりやすいというところではあると思います。  一方、違いの部分では、宅地化のやっぱり進行具合が違いまして、板橋のほうがやはり先に宅地開発が進んで、練馬では現在でもいろんな畑が戸建ての住宅に変わってるような状況でございます。  そういったことから考えますと、どちらかというと、この間も少しお話しさせていただきましたけど、板橋の農家さんは収入の半分以上を農業の収入で賄っている方はいなくて、不動産の収入、自分でお持ちの土地にマンションを建てて貸していたり、あるいは切り売りしながらというような、不動産の収入が半分以上を占める方がほとんどでございます。  そういった意味では、練馬のほうがより農業の収入が不動産収入よりもウエートが高い方が多いということで、農業に一生懸命取り組まれているっていう面がある一方、板橋の方は逆に不動産収入で稼いだお金を農業のほうにも注ぎ込める関係で、例えばおいしい野菜を作ろうと思ったときに、お金をいとわずにちょっと高い肥料を使ったりとか、あるいは有機栽培がやりたい方は有機栽培に徹底して取り組むとかということで、特徴のある作物ができる可能性があります。  そういった意味では、練馬と板橋の農業者さんの違いをよく認識しながら我々もサポートしていって、練馬農業に負けない板橋農業を育てていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  そこにおいて、生産緑地の面積の変更等で、生産緑地を守っていきましょうというような、保全をするための改正が行われたと思うんですけども、そういったことを活用して、板橋区の農家の方々の生産緑地面積を極力減らさないようにしていきましょうという取組みもされてるかと思うんですが、それについて今後どのようなまた対応策を取っていくのか、最後にお聞きしたいと思います。 ◎赤塚支所長   2つほど方策がございまして、1つは今まで30年間固定資産税等の優遇を受けられていた生産緑地の制度をさらに10年間延長できる特定生産緑地への移行でございます。これにつきましては、都市計画が係るものですから、区の都市計画課と連携しながら、十分農業者さんに説明会等を開いて、そちらのほうに移行してもらえるようにしながら、生産緑地の減少に努めているところでございます。  もう一つが、生産緑地の貸借がしやすくなる法律ができましたので、その関係で、高齢化が進んだり後継者の方がいらっしゃらない農業者さんの農地を農業委員会がマッチングして、別の方に貸したり、あるいは区民農園としても使えるようになりましたので、区のほうが区民農園として借り受けるような形で農業者さんにお声かけをしているところでございます。  いずれにしましても、どちらの方策も使いながら、区内の生産緑地がなるべく減らないように努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  次に、昨年の12月27日に公表された令和2年度予算編成過程の公表を基に質問させていただきたいと思います。  これは、予算編成の過程における各部の要望された事業費と政策経営部の査定の差が大きい事業について質問をさせていただきます。  まず初めに、251ページです、予算書です。産業活性化戦略経費ということで、当初の要求額が4,624万8,000円です。ところが、政策経営部の査定では、1億1,071万4,000円に査定が変わっていて、なおかつ、この予算書ではまたそれの5,000万円アップして1億5,054万8,000円ということで、かなり金額に差が生じているんですが、この原因についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   主な原因といたしましては、来年度実施する予定といたしまして、ベンチャー企業とか、あとは区内で創業する方向けに家賃助成を設けました。この金額が5,400万ですね。いわゆる起業家さん向け、通常枠っていうふうに我々は申してますけれども、これについては25社ぐらいの見込みで、月額10万円で2年間。一方、ベンチャーにつきましては、10社ぐらいの支援をしていければいいかなと。それを十二月で20万、同じく2年間というところで予定をしてございます。  あと、大きいものとしては、センター設備助成ですね。平成30年の補正で10件、昨年度は20件で、来年度は25件、上限200万のやつを引き続き充実して、これも5,000万ですね、やりたいなというふうに思ってございます。  いろいろ細々あるんですけれども、大きいところでいうとそういったところを充実させることで産業の活性化を図っていきたいというところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  そこで1億円の開きという差はよく今のご説明で分かったんですが、先ほど光学という話が出て、オプトフォーラムの開催ということで課長のほうからお話があったんですが、坂本区長もサンクトペテルブルクとかに行かれたりしていろいろ取り組まれて、板橋は光学の板橋というふうに言われてるんですが、オプトフォーラムというのは会議だけであって、区内で光学をさらに発展させるような、会議体だけではなくて、何か取組みというのがされてるんであればお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   板橋オプトフォーラムというのは、先ほどもお話ししましましたように、光学の板橋というものを広く認知度を高めていくということを目的としております。この実施主体といたしましては、板橋区だけではなくて、例えば宇都宮大学さんですとか、あとは日本光学会さん、あとは理化学研究所、この4社共催ということでやってございます。  それぞれの板橋区以外の団体につきましては、光学の何かしら切り口を使って、研究者、技術者に来てもらうための研究会を1時間単位で、午後大体4コマぐらいですかね、やっていただきます。その後、午後5時ぐらい、夕方から、3団体の方と板橋区の区内企業さん、光学の企業さんを軸に出展していただいてるんですけども、そういった方たちと交流、その中で商談につながるような話も出ているやに聞いておりますので、板橋区が光学の都市であるということを、研究者の方たちがそれぞれ地元に帰ったときに板橋区は光学が盛んなところなんだよと、それを例えば広島とか北九州とか北海道とか、そういったところで板橋区が光学都市であるというような広め方をしていただいてるので、もう6回開催しましたので、かなり認知度は高まってきたものだというふうに思ってございます。 ◆大野治彦   そこで、理化学研究所の、加賀にある、違ったらごめんなさい、跡地の活用として、何かプロジェクトみたいなことを数年前に掲げられていましたけど、光構想でしたっけ、何かあったと思うんですけど、そういった取組みというのは今も残っているのか残っていないのかというのと、あと理化学研究所がなくなって、板橋の工場ビルでしたっけ、そこに移動されて今展開されてると思うんですが、その展開されている事業と板橋区の関連性についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   まず、史跡公園につきましては、生涯学習課と土木部ですね、みどりと公園課とかそういった部署と連携してやっております。  我々のミッションといたしましては、理化学研究所の中の、いわゆる中身の使い方、未来志向の見せ方ができればいいのかなというところで、今産業振興課の中でグループ制を使って検討を進めているところです。  もう一つ、理化学研究所の分所があったところが今工場ビル、MICと我々は言ってますけど、MIC第2ビルに入っていただいてまして、そこで例えば区内事業者さんに対する技術の支援、または補助金、ものづくり補助金とかそういう補助金を獲得するためのアドバイスなどを通じて、板橋区の企業さんの支援をしていただいているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  昨日、産業振興公社の評議委員会に出席させていただいて、いろんなことを説明いただいたりしたんですが、板橋区と産業振興公社の関わりというか、そういったことを、以前文化・国際交流財団のあり方のご報告を頂いたのと何か似たような感じになっているのかなというふうに思いました。  そこで、今後の産業振興公社との連携について、まだ決まってないこととかそういうことは全然求めませんので、どういった構想、大きな構想で構わないので見解をお聞かせいただけたら有り難いんですけども、よろしくお願いいたします。 ◎産業戦略担当課長   今お話しいただきましたように、昭和52年に今の産業振興公社、当時でいう中小企業振興公社が設立されました。そのときの目的というのが、今でいう産業融資とか信用保証とか、あとは産業情報の発信、こういったことを目的としてつくられました。それが平成24年10月に公益財団法人に移行したときに、今申し上げたことにプラスして、板橋区の産業振興セクションでやっていたことで公社でやるほうがふさわしいであろうという事業を移管して、現在に至ると。7年たっていて、社会経済の状況も変化していることと、区の事業と公社の事業に重複感も見られるというようなことがありまして、今検討しているところでございます。  今、我々が目指している姿としては、公社をゼロベースでどうするかを考えていまして、残すという選択をするのであれば、なぜ残すのか、公社の必要性、そこも改めて検討したいなというふうに思ってございます。  今、そういったところで、内部で検討しておりますので、あらまし方向性が見えたらまたご報告をさせていただけたらいいかなというふうに思ってます。ただ、私の思いとしては、せっかくこれまで培ってきた公社のノウハウ、特に専門性とか非常に高いものがあると思いますので、そういったものを継承しつつ、板橋区の産業振興にさらなる活性化を与えるような、そういうような存在になってほしいなというふうに思ってるところでございます。 ◆大野治彦   よりよい方向に行くようにお祈りいたします。ありがとうございます。 ○主査   ただいまの大野委員の質問で、質問者が一巡いたしました。  再質問のある方は挙手願います。  内田委員、寺田委員、山内委員、井上委員、こんどう委員、山田委員、成島委員、大野委員、以上の順番で行います。  再質問につきましても、一委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆内田けんいちろう   それでは、2巡目行かせていただきます。  歳出に関する質問を中心とさせていただきます。  予算書の173ページからです。  こちら、区民文化施設費が掲載されておりますが、この区民文化施設費として各施設の管理経費が計上されています。この設備についてお聞きしたいと思います。  まず、照明設備についてです。  各施設を私自身利用してますと、蛍光灯や白熱電球を使っていることが多いと感じました。LED人感センサー等の照明を取り付けることで、省エネと光熱費削減、またスイッチに触れないということで、衛生面、感染予防を実現できるのではないかと考えております。また、近年では導入費用も安くなってますし、日々のランニングコストが下がることで導入費用が賄え、その後は経費削減になるのではと思います。  板橋区地域温暖化対策実行計画(事務事業編)2021を見ていますと、計画の目的に、板橋区が区内の一事業者として、地球温暖化防止のために自ら率先し、事務事業に伴い排出する温室効果ガスを抑制するための計画ですとあり、対象範囲は区が自ら実施する事務事業全般とし、対象者は区役所の施設及び職員とあります。  また、温室効果ガス発生源は電気の仕様によるものが大部分を占めていると書かれておりました。これらを受けますと、積極的に改善できるところは取り組むべきかと思います。  現在、区施設の照明器具について、LEDへの変更をご検討されていますでしょうか。また、されているとすれば、変更状況を教えてください。 ◎地域振興課長   照明につきましては、照明改修工事を行う際にはLEDに切り替えてございます。当然、そのほうがランニングコストも安くなりますし、ただ一定程度イニシャルコストがかかりますので、予算に関しては照明を改修する際はLEDに切り替えているところでございます。 ◎文化・国際交流課長   私どもの所管している文化施設について申し上げますと、美術館、先般リニューアルいたしましたので、照明のほうはLED化をしているところでございます。
     文化会館、グリーンホールにつきましては、これから改修のときにまた気をつけていかなければいけないかなと思いますけれども、ちなみに文化会館の受付について言いますと、一昨年、利益還元制度を使いまして、指定管理者の利益において照明のLED化を図ってるところでございまして、引き続き対応していきたいというふうに考えてございます。 ◎スポーツ振興課長   体育施設につきましては、全面的なLED化工事等は今のところ予定はしておりませんが、各施設の大規模改修ですとか、そういった時期に合わせまして適切に対応しているというような状況でございます。 ◎環境政策課長   LED化のお話なんですけれども、板橋区地域温暖化対策実行計画(事務事業編)の中で、基本的には区の施設で改修工事等が発生したときにはLED化をしていくということになります。  施設には多数の照明器具が設置されているということで、照明器具の何割がLED化になるとLED化したかっていうちょっと問題もあるんですけれども、一部やはり故障が生じて、替えてLED化したところとか、あと所管課がそのまま工事してしまったとかっていうのは結構いろいろありまして、全体を把握するのはちょっと困難な状況ではあります、実際には。  ただ、原則として、平成26年から照明改修工事についてはLED化を導入しておりまして、その件数であればちょっとお答えさせていただくんですけども、26年度から令和元年度まで約70件の照明改修工事が行われてます。これがLED化をされている工事というふうになります。着実にLED化は進んでるというふうには考えております。  今後も、今も電球だけを替えたりとかっていうこともある部分もあるんですけど、ユニットそのものが、それにちょっと不具合を生じたりとかっていうこともありますので、ユニット工事等を絡めますと、やはり改修時にやっていくのが通常の流れでよろしいのではないかというふうには考えております。  あと、その他の私どもの熱帯館あるいは国立センター、リサイクルプラザもそうですけども、基本的には改修がある場合には、照明を替える場合にはLED化を図っていくっていうのが原則としては考えておるところです。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございました。  やはり照明器具に数種類あるということで、僕のほうで調べたところでも、直管型蛍光灯に関しては、安定器を取り外し、適した配線に変更する必要があるということは分かっておりましたので、それ以外の電球等で交換できる部分というのはご検討いただければなと思います。  次に移りたいと思います。  地域振興課になるかと思いますが、区民集会所維持管理費についてお尋ねします。  集会所については、和室の施設がありますが、先日、高島平七丁目公園内集会所を利用していた際に町内会の方から、障子が破れてしまって数か月に一度、高い頻度で補修をしてもらっていると、補修費用がかさんで大変だというお話を伺ったんですけれども、施設利用というのは子ども連れという場合もあるでしょうから、仕方ない部分もあるのかなと思うんですけれども、例えばプラスチック製の障子を利用することで、貼り替えの経費を削減できるのではないかなと思います。  費用を調べてみると、和紙の障子で3,000円、プラスチックで6,000円だそうなんですけれども、数か月に一度貼り替えをしているということを聞くと、初めから壊れないプラスチック製のものにするべきなのではないかと考えたわけですけれども、こういった検討はされているのでしょうか。 ◎地域振興課長   障子については、お子様がご利用した際、破れてしまったりということはよくある形でございます。  委員ご指摘のとおり、破れないプラスチック製もございますので、今後障子の貼り替えの際にはそういった製品も使用するよう検討してまいりたいと思います。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。ぜひ今年検討していただければと思っております。  続きまして、237ページに移りたいと思います。  水質保全経費についてお伺いします。  水質保全経費につきましては、以前も委員会の中で台風19号の影響が出るのではというふうにお尋ねさせていただきましたが、その後、水質について変化はあったでしょうか。また、令和2年度において取り組まれる事業についてお聞かせください。 ◎環境政策課長   水質につきましては、水質汚濁調査というのがありまして、荒川、新河岸川、白子川、石神井川などを毎月実施しているということになります。一部の項目については、やはりちょっと基準を満たさないものもございました。  原因の特定というのは非常に難しい点がありまして、極端にどちらかの、例えば工場から流れ出てしまったとかっていうことが特定されない限りは、現状の調査の中で原因を逐一全部特定して、それを把握していくことっていうのはちょっと難しいのかなというふうには考えております。  例えば、生物化学的酸素要求量というのがあるんですけれども、こちらも調査の結果によりますと、30年度の結果になってしまいますが、例えば新河岸川、白子川辺りですとちょっと基準を上回ってしまうような部分がやっぱりあることは事実でございます。  毎年必ずではないんですけども、どちらかの川でやはり基準を満たさないものが出てくる場合があるというのが現状であるというふうに把握しております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  では、ちょっと全体的な話にはなるかと思うんですけれども、環境について考えていますと、239ページの辺りを見ていきますと、暮らしの中で気温上昇の影響が大きいことが様々な環境に対する影響を与えているのかなと考えるわけですが、資源環境費を見てみましても、地球温暖化とヒートアイランドの対策につながる経費というのが多く計上されています。  多岐にわたる事業の中で、課長が注視している環境対策とその思いについてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎環境政策課長   環境政策課の主な事業の中で、特に来年度策定いたします地域温暖化対策実行計画(区域施策編)2025というのがあるんですけれども、これはCO2、温室効果ガスの削減を目指して、区民、事業者の方々を初め、区と一体となって削減を図っていきたいというふうに、努めていきたいというふうに考えております。  昨年の2019年になりますけれども、国連の環境計画の発表で、このままの状況が続けば、今世紀末までに産業革命前から最大3.9度の気温の上昇が考えられるということが見込まれております。地球温暖化は喫緊の状況であるというふうに考えておりまして、改めてこの計画につきましては、私ども力を入れて、よりよい実効性のある計画にしていきたいというふうに考えております。  あと、スマートシティの部分もありますけれども、こちらの部分につきましても、私どもの課だけではなかなかスマートシティをつくり上げるというのは難しい部分もあります。まちづくりの観点等も含めまして、他課と連携を深めて、よりよいICTを活用したスマートシティに寄与していきたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございました。  では、次の項目に移らせていただきます。  243ページになります。  資源循環推進課にお尋ねすることになるかと思います。食品廃棄物減量の項目についてお尋ねします。  具体的には、どんな事業を行われるのでしょうか。 ◎資源循環推進課長   私どものほうで今考えているのは、サルベージパーティ、こちらのほうと、いたばしディスコスープ、そのほかに、先ほどもちょっと申し上げましたが、年末年始に向けて事業者さんのほうにお願いした、協力店ですね。今までは、区民向けの啓発活動を事業者さん、飲食店も巻き込んで一緒に食品ロスの削減ということを考えていくというふうに考えているところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  この中に、恐らくフードドライブも関連してくるのかと思うのですが、地域センターもフードドライブに取り組むそうですが、資源循環推進課としてどのように関わっていくのでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうの中の予算にもございますが、私どものほうとしましては、バックアップ体制というか、フードドライブを実施するに当たってのコンテナの購入ですとか、のぼり旗、のぼりざお、そのほか、はかりですね、どのぐらいの重さのものをお持ちになっていただいたのかということの記録を取るためのはかりですとか、そういった消耗品関係を購入するということで、また併せて、集まった食材関係につきましては、子ども食堂に優先的に配付していただく、取りに来ていただくわけでございますが、残った部分について、フードバンクのほうにお届けに上がるということで、私どものほうは実働というふうに動いてまいりたいと思っております。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  続きまして、247ページの資源収集に関するところをお伺いしたいと思います。  広く見て、様々な回収を行われておりますけれども、これがどの程度リサイクルされているのかという状況と、昨今、歳入の中にはもろもろ、空き缶等の売却収入が計上されていますけれども、こうしたお金になるものというものの持ち去りなんていうのもあるというふうに聞いておりますので、その辺りを含めてお答えいただけますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうの資源収集経費の関係でございます。  (1)の古紙回収から(7)の不燃ごみの資源化等までございます。この中には、収集経費の部分と選別関係、減容処理関係、全て入った経費という形になっております。  歳入のほうにつきましては、新聞、雑誌、段ボールと厚紙、ペットボトル、そのほかアルミ缶、スチール缶等々があるわけでございます。こちらは資源ということで収集させていただいております。ほとんどがこのまま、アルミ缶、スチール缶、ペットボトル等についてはそのまま資源化ということになります。新聞、雑誌、段ボールについても同様に、古紙問屋さんのほうに持ち込んで、再資源化というふうになっているところでございます。  また、こちらの古紙の関係につきましては、抜取り等も、そういう情報等も頂いているところでございます。今現在、古紙等については価格が暴落というか、下落しているところでございます。その中で、抜取り行為というのにつきましては減っているように見えてる部分と、やはり1か所当たりというか、単価が低いものですから、やっぱりその分、根こそぎ持っていかなければいけないというようなところもございます。それぞれの場合があるんですが、私どもとしましてもパトロールは行っているんですが、なかなか見かけるというは少なくなっているようには感じているところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  持ち去りが減ってるとはいえ、リサイクル自体はずっと必要とされて、続けるものだと思いますので、継続して事業を行っていただければというふうに思います。  それでは次にいきまして、251ページについてお聞きします。  先ほども質問の中でありましたけれども、産業活性化戦略について、新規にベンチャー企業、起業家支援賃料補助事業をされるとありますが、ベンチャー企業、起業家が板橋区にここ数年増えているという背景があったのかなと。また、それともいなかったのかなと。どういった理由で、新規事業としてベンチャー企業、起業家支援を行うとされたのでしょうかということと、またこの補助事業と創業支援融資は両方同時に受けられるのかという質問です。よろしくお願いします。 ◎産業戦略担当課長   まずベンチャー云々っていう話なんですけれども、実際工場ビルのベンチャー枠についても、2年前ぐらいですか、次世代の農業の技術を生かして農作業の負担を軽減するような企業さんに入っていただいたりですとか、あとは研究開発型の企業さんの枠で4社あります。そこも一定程度入れ替わりもあったりしますので、新しいものばかり来るわけではなくて、あるいは新陳代謝も起こりながら、板橋区の予算に引かれて企業さんが来る傾向にあるのかなと思います。  あと一方で、企業活性化センターというのが船戸の駅の前にあるんですけれども、我々の課題としては、そこの入居している企業さんが入居の更新を迎えた後の行き場ですね。できれば板橋区に引き続きいていただきたいんですけれども、なかなか合う条件がなくて、またあと家賃補助の制度も我々はちょっと今まで設けていなかったものですから、そういったことを引き続き板橋区に根づいていただくための支援として、今回このような事業を考えたところでございます。 ○主査   あともう一個、何でしたっけ。それでよろしいですか。 ◆内田けんいちろう   創業支援融資と同時に受けられるかというところを。 ◎産業振興課長   こちらのほう、区独自の産業融資というようなことで制度を設けておりますので、こちらも併用して融資は受けられるところでございます。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。  続いて、この次、商店街振興に関するところで、区内共通商品券の事業がまた今年もということだったんですけれども、昨年この事業は消費税増税を見据えた景気下支え云々というところで、消費喚起を目的として実施しますとあったんですけれども、2019年は申込みが少なかったと聞いておりますが、今後どう対策されるのでしょうか。 ◎産業振興課長   プレミアムつき商品券というのを商店街振興組合連合会さんのほうでやっていただいた際に、プレミアム分を区で負担したところです。  通常のプレミアムがついていない区内共通商品券というのは、例年発行しているところなんで、そこに対しての補助を出しているというようなところでございます。 ◆内田けんいちろう   承知しました。  では、その部分というのはもう昨年は全て配り終えたというか、使い切れたのでしょうか。 ◎産業振興課長   板橋区の商店街振興組合連合会が発行したプレミアムつき商品券は完売をしております。  一方で、国の施策で子育て世帯と低所得者向けのというのが、最終的には低所得者のほうの割合が非常に、3割弱というようなところでございました。 ○主査   時間が来ましたので、すみません。  次に、寺田委員の質問となりますが、黙祷の時間が近づきましたので、しばらくお待ちください。  それでは、ご起立ください。          (黙祷) ○主査   それでは、黙祷を終わります。  ご着席ください。 ◆寺田ひろし   まず最初に、修正動議の件で、これは質問じゃなくて意見なんですけども、横浜市の件で、やっぱりこういった最大10万円という形で…… ○主査   意見だけっていうのが。 ◆寺田ひろし   じゃ、省略いたします。
     後で、産業関連のところでまた理事者のほうにもいろいろ伺いたいと思います。  じゃ、最初に、関連してなんですけども、93ページ、産業振興費補助金、(2)ものづくり企業地域共生推進事業費補助金、これが1,766万6,000円とございまして、主に工場の改修、移転とか耐震診断とか、500万前後で4分の3助成されるものだと思うんですが、これは区から直接企業のほうに助成事業としてやるのか、それとも公社とか、あと企業活性化センターを介してやるのか、ちょっとご説明を頂きたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   この辺は、いろいろ東京都からの補助金でございます。  事業によっては、先ほど説明してる中でもございましたように、例えば区外展示会とかについては、出展企業さんに対して直接お手伝い、助成金をお出ししたりとか、また先ほどお話ししました、例えば製品技術大賞とかそういったことについては、審査員に支払うお金ですとか会場設営とか、それぞれ事業によって企業さんに直接行くもの、それとも事業に対してお金を出すもの、様々でございまして、いずれにしても、そういった展開を通じて製造業、今これは製造業中心のお話かと思いますので、そういったことを支援しているというところでございます。  ちょっと曖昧な答弁で申し訳ありません。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  そうですね、ちょっとこれは流れの続きで、公社について五、六点ほど、またその後、ハイライフプラザ、企業活性化センターと、ちょっと順にお伺いさせていただきたいと思います。  251ページの産業振興推進費の5、板橋区産業振興公社助成経費と、これは公社のほうにお出しいただいてるものだと思うんですが、1億8,250万円というところで、公社そのものについて、まず最初に、やはり区が直接やるのではなくて、こういった公社をつくってやる、その存在意義といいますか目的というか、それをちょっと一度お伺いしたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   今、この件につきましては、今検討しているところでございます。ただ、従前の考え方を申し上げさせていただくと、板橋区の役割としては、板橋区の産業の全体のかじ取り役を担うと。それに基づいて、事業、計画を企画、立案して実行する。  一方で、産業振興公社については、行政の税金という原資になるので、どうしても行政がやる上で一つの企業に集中的に支援すると公平性の視点から批判を浴びるということがございますので、個別支援については公社でやるほうがよかろうという観点で進めてまいったところでございます。  ただ、その考え方が正しいかどうかっていうところも改めて今検討しているところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  後でまた伺いますけど、やっぱり一つ公的なものからの出先拠点といいますか、企業振興と。その先にあるのが、恐らく実行部隊となるような企業活性化センターとか、そういったところになるかと思います。  やはり今、この区内企業の状況といいますか、非常に厳しいものがあるかと思いますので、公社の資料とかを拝見いたしますと、特に製造業ですね、ものづくりのまち板橋区であるはずではあるんですけども、例えば2019年4月に公社のほうが出している、これは板橋区の事業所数、従業員数ですね。平成18年度から26年度に比較して一番大きく事業所数、従業員数が落ち込んでいるのが、実は製造業なんですね。印刷業だったり。これ、700ぐらい減って、1万人ぐらい従業員数がいなくなってるという状況でございます。  ですので、公社にいろいろ頑張ってはいただきたいところでありますので、こういった特に製造業が落ち込んでいるということについてのちょっとご認識とか、簡単なご対策、あれば教えてください。 ◎産業戦略担当課長   これはでも、多分板橋区だけのトレンドではなくて、大田区さんとかほかの自治体でも同じように見られる構造だと思います。  理由として考えられるのは2つあって、まず1つは、ちょっと今は違うのかもしれませんけれど、これまでのトレンドを申し上げると、特に大手企業さんが新興国、いわゆる中国、韓国、東南アジア、そういったところに拠点を移すと。それに伴って、板橋区の場合は特に大企業の下請構造が強かったものですから、それに影響を受けて事業所数が減ってしまった。  またあるいは、地方に生産拠点を移す工場さんもあるというふうに思っております。そうすると、板橋区に立地したところが例えば山形県に行ってしまったりとか新潟県に行ってしまったりとか、そういったことがあるので、それに伴って事業所数と従業員数も減ると。  大きく分けると、そういう2つの要因があるのかというふうに思ってございます。これ自体がいいと思ってるわけではなくて、ただ板橋区の土地の事情を考えると、23区っていうのはなかなか土地の値段、あと面積も限られているので、どうしても地方と比べると大規模な土地っていうのは捻出することは難しいと思います。それで、我々としては、ベンチャーとか研究開発型企業の、いわゆる高付加価値化を生むような企業と従前の区内企業のマッチングで産業活性化を図ると、こういうのが今の我々の考え方でございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  私の地元のほうでも、やはりリサイクル業とか音が出る工場とか、非常に住民との、周りがどんどん住宅地になっていく中で、本当に存立が危ぶまれると。このまま苦情が多いんだったら、もう埼玉に行こうか、家賃も安いしというふうにおっしゃって、何とか食い止めたいなというふうに思いますんで、従来のものも含めて、新しい産業、特に増えているのは、そういったベンチャーも含めてなんですけども、特に医療と福祉関連ですね、これがぐっと平成18年度から26年度にかけて必ず従業員数と、あと事業所数、両方とも増え続けているというので、これもぜひ育成していただきたいなというところでございます。  そういった意味で、本当にフレキシブルに動けるというのが公社の一ついい点ではあると思うので、特に課題となってる専門職員とか、その育成ですね、企業サポートコーディネーターとか、ここで得た情報を、先ほどのスマートシティじゃないですけど、こうやって何かうまく情報共有できればなと思うんですが、この点についていかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   日々、コーディネーターさんが区内の企業さんを回られて得られた情報っていうのは大変貴重なものだというふうに思います。我々としましても、そういった方たちの意見を伺いながら、新たな事業展開に向けて取り組んでいきたいなというふうに思ってございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいなと思います。  あともう一点、職員については、顕在化はしてきていると思うんですが、区からの派遣している職員の方もいらっしゃって、最長5年ということでというのは文化財団と似たような悩みも持っていらっしゃるかと思います。その点について、何かご見解とかがあれば教えていただきたいなと思います。 ◎産業振興課長   区から、産業振興公社の職員については派遣という形で出ているとこでございます。  一方で、同じ板橋区の産業の振興を担っていくというようなところでは、向かっていく方向は一緒ですので、できるだけ区と公社というようなところではしっかりと連携をしながら、情報も共有しながら、同じ方向に向かって進んでまいりたい、産業の振興に努めていきたいというところでは考えているところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  あと、継続的な持続性というか、それを確保する意味で、この公社の中でどうしてもその部分の独立した収益といいますか、特に今課題となってるのは求償権の回収で、ずっと6億円あったものが平成29年度だと4億円ぐらいになって、多分、今年一応見直すということをうたってらっしゃると思うんですが、この求償権がなくなった、1年整理して、回収できるものはどんどん回収して、あとは債務はちょっと処理してしまおうというところだと思うんですが、これに代わる何か財源といいますか見通しがあるかどうか、ちょっと教えていただきたいなと思います。 ◎産業戦略担当課長   今おっしゃった公社の自主財源につきましては、今の時点では正直見当たらないというふうに思ってます。  この件につきましては、先ほど申し上げた産業振興公社との役割分担の中でも当然議題に上がっているものでございまして、これに向けては我々は実際、23区の中でも外郭団体を設けているところなど、ヒアリングを行ってございます。  結果から申し上げると、そこについては自主財源を設けてるところはないです。大田区についても、ほとんど区の補助金を導入してやっているというところでございます。ですので、どういった方法があるとかはなかなか難しいのかなと思いますが、一方で、大田区の事情はそのまま板橋区に当てはまるとも思いませんので、板橋区の持っている施設の活用などもあり得ないのかなというところは今後考えていきたいなというふうに思ってございます。 ◆寺田ひろし   大変よく分かりました、ありがとうございます。ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。  これに付随してちょっと1点だけ、例の産業見本市が東板橋体育館でできなくなるということで、めどとかが立っているのかどうか、ちょっと心配になったので、この代替地といいますか、会場とかはどうなっているでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   ご存じのとおり、東板橋体育館が大規模改修を迎えるに当たりまして、見本市の開催につきましては実行委員会形式で、実行委員の皆様からご意見を頂いて検討を重ねています。今年、場所につきましては、実行委員会でグリーンホールと文化会館で実施するという方向で今進めております。日にちについては、11月12日、13日、木曜、金曜ですね。  この件につきましては、先日補正の代表質問でも出ていましたけれども、商店街とかが比較的近い場所になることも考えられますし、また一方で健康長寿医療センターも近くになるので、そういった地の利を生かして、今までとはちょっと違う切り口でできればいいのかなと。  あと一方で、健康長寿医療センターが渋沢栄一翁のゆかりもあるところなので、観光の視点からも何かしらできたらいいかなというところで今検討しているところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。ぜひまたより一層工夫を重ねて、いい見本市にしていただきたいなと思います。  本当に、昨年この委員会で視察に行ったところで、場外のイベント会場ですね、あれは私、忘れられなくて、ああいうのが板橋にあればな、こういうイベントもできるんだなというのは、夢には見ないですけども、希望として今もありますんで、またこういうのができればいいなというふうに思います。  続きまして、同じ253ページの産業振興施設費、ハイライフプラザについて、ちょっと一、二点だけお伺いします。  今現状、特に一つ資料として、公社のほうが製造業にアンケートを取っていただいたのが出されてまして、その中の1ページにハイライフいたばしについてのアンケート結果が1つ出てまして、これはどういうものかというと、まず製造業の1,090人から返ってきた中で、ハイライフいたばしの会員であるというのは実は17%しかいなかったと。この制度を知っているが利用したことはないというのと、制度を知らないというのは、合わせると結構、800ぐらい、8割方になってしまうと。  今、いろんなキャンペーンとかをやって増加はしていると思うんですが、この点、何か知らしめていく、周知または会員を増加するような手だてがありましたら教えていただきたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   すみません、公社の事業なので、あまり私が言うのもどうなのかなっていうふうにちょっと思いながらも、お答えさせていただきます。  当然、会員数は減少傾向にあることを踏まえて、ここ数年、微増ではあるけど……          (「減少じゃなくて」と言う人あり) ◎産業戦略担当課長   増えているような傾向になってきたと。  私が聞いてる範囲だと、来年度はさらに充実させる意味では、板橋区ならではの事業のあっせん、例えば板橋バルとかいたばしプロレスのチケットをあっせんしたりだとか、あとは中小企業さんの健康診断をやる中で脳ドックの助成を行ったりとかすることで、より魅力的な内容にすることで会員の増強を図りたいというふうに聞いてるところでございます。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  このハイライフプラザの管理運営経費として3,400万出ているといったところで、本当に効果的になってきたらいいなというふうに思います。  255ページの同じく産業振興施設費の4、企業活性化センター運営経費、ここでもやはり6,061万4,000円と拠出があると思います。この経営改善チーム、非常にフレキシブルな形で企業さんに入り込んで、一つ私が感銘したのは、センター長のお言葉で、本当に助けられない企業はないんだというような思いが非常にすばらしいなと思いましたんで、ぜひ、ちょっと分かる範囲で結構なんですけども、どれぐらい昨年とかに企業さんに入ったのか、関与したのかというのをちょっと教えていただきたいなと思います。 ◎産業戦略担当課長   昨年度というか今年度の数字で申し上げますと、大体年間で経営改善チームが当たったものが300件程度ございます。  それを来年は一層拡充していこうと思いまして、目標の数値ではございますが、1.5倍で450件を目指してというようなところで考えているところでございます。 ◆寺田ひろし   分かりました、ありがとうございます。  私もいろいろ企業さんとお話すると、やっぱり助成金とかがあるけれども、どうしてもああいうのは書類が、手続が大変で、いろんないいのはあるけれども、どうしてもそこまで手が回らないと。あとは、こういった助成金は必ず先払いであって、後で償還払いといいますか、しかも全額出るのはほとんどないと。さらに、助成金を頂いた後でも、その後の事業の報告も出さなきゃいけないとか、企業単体では幾らいい助成金があっても本当に難しいなというふうに思います。そういったところを手助けしていただきたいなというふうに思っております。  例えば、こういったセンターのほうでも、いろいろ連携を取っていらっしゃる東京都の中小企業振興公社とか、こういった設備投資も1億円とか、20名以下の小規模事業者ですと3000万、3分の2以内というのもあったりして、こういうのも情報提供もぜひやっていただきたいというのと、あと先ほどの横浜市のような、例のマイクロファイナンス的な、こういったものであれば、例えば小口で何度でも受けられるとか、そういったいろんな施策も考えていただきたいところでございます。  そういった意味で、1つこの項のまとめとしまして大まかにお伺いしますけれども、この公社1億8,000万、ハイライフプラザ3,400万と、企業活性化センター運営で6,000万と、あとものづくりの補助金1,700万と、約3億円の事業で1年間でお使いになると思いますので、ぜひこういった、どれぐらいのことに効果があったか、何を目指して、事業数の増加ですとか、あと従業員数の増加なのか、その辺り、指標がおあるになるかと思います。ざっくりとで結構なんですが、どこを目指していらっしゃるかというのを教えていただきたいなと思います。 ◎産業戦略担当課長   すみません、産業についてはそういう指標ってなかなか見いだせないのが我々もちょっと悩みでございまして、1つあるのは、製造品種価格等っていうのはあるんですけど、それもやっぱり我々の力だけではなくて企業さんの頑張り、あと付加価値額とかがあるんですけれども、なかなかこれは行政がやったから直ちに数字が伸びるものでもなくて、やっぱり企業さんの頑張りっていうところに尽きるのかなと。  ただ一方で、それを高くするのは分かりやすい数値かとは思いますけれども、それにとらわれることなく、日頃からやっぱり企業さんの声を聴いて、何が効果的なのかっていうのは常に傾聴の姿勢を持って産業支援に当たっていきたいなというふうに思います。  あと、すみません、答弁を1つ直させていただきたいと思うんですけど、ハイライフの会員数のことなんですけど、ちょっと私、勘違いしてまして、申し訳ありません。会員数は増えてるんですけど、従業員数がちょっと減少傾向にあるというところでございます。ちょっとそこは訂正させてください。 ◎産業経済部長   寺田委員の、先ほどちょっと事実誤認がございましたので、訂正させていただきたいと思います。  予算書、先ほど253ページの3のハイライフプラザ管理運営経費3,400万ですけど、これは建物の、施設管理費でございますので、勤労者福利共済事業のやつは、同じページの5番の産業振興公社経費の1億8,000万のうち4,600万が福利共済事業のほうに回っておりますので、ちょっと訂正をさせていただきます。  以上でございます。 ◆山内えり   地域振興課の集会所や地域センターのトイレの状況について伺います。  資料要求をさせていただきまして、番号でいくと228番になります。  地域センター及び区民集会所のトイレの状況なんですけれども、この間、洋式化率が上がってきていて、男子トイレ、女子トイレ、主に共用も含めて7割程度に上がってきているかと思いますけれども、こちらの新年度のトイレの改修計画はどうなっているかお示しいただきたいと思います。 ◎地域振興課長   地域センターと集会所のトイレでございますけれども、まずは地域センターのほうが合計で今77.39%が洋式化されております。集会所につきましては、全体で88.2%が洋式化されております。  今年度、実はこちらのトイレの洋式化につきましては、東京都のほうでオリンピック・パラリンピックの関係でユニバーサルデザインの補助金がございまして、こちらの改修経費の3分の2は都が出していただけるという補助金がありましたので、毎年度ありまして、今回オリンピック・パラリンピックが今年度開催されるということで、多分その後存続的にはなくなるんじゃないかという見込みもありましたので、前倒しで実施をしてございます。  その意味では、今年度、令和元年度でこちらの洋式化率になっておりますが、令和2年度は今のところ改修の予定はございません。 ◆山内えり   来年度は改修の計画がないということですけれども、今8割近くまで洋式化率が広がっていて、学校施設や公園でもトイレの洋式の声があるように、地域センターや集会所でも広がっていると思いますが、区としてどこまで洋式化率を広げるか、そういった目標っていうのはあるんでしょうか。 ◎地域振興課長   既に、センターでは8割近く、77.39%、集会所で9割近く、88.2%ございますので、区としては一定程度ここで目標を達成したというふうに考えております。  ただ、一定程度やっぱり和式がいいという方のご要望もありますので、その意味では今回はこの程度でというふうに考えてございます。 ◆山内えり   もちろん、和式を望む声もあることは承知しているんですけれども、やはり和式だけの場所がもしあるようでしたら、今後いろんな世代、特にお年寄りの方なんかは使いづらいという声があるので、少なくとも洋式のトイレと和式があるということでしたらいいんですけど、和式のみの集会所、地域センターはないということでいいのか、その辺り、確認させてください。 ◎地域振興課長   現在、地域センター、集会所でも、和式だけの施設はございません。必ず和式があるところは洋式もある形で、両方あるところが全てでございまして、和式だけの施設はございません。
    ◆山内えり   8割近くまで進んでいるとはいえ、ぜひ板橋区として、東京都の補助金がなければ進められないというよりも、区としてそういう目標値を持って取り組んでいただきたいというふうに思っております。  また、おむつ替えのスペースとベビーキープのこともありまして、現状、地域センターでおむつ替えスペース設置施設として12施設、設置箇所で17か所、それからベビーキープについても、地域センターで設置7か所、設置箇所で22か所というふうにあります。  こうした、今後地域センターのあり方が4月から変わっていく上でも、いろんな世代の方が利用することを考えれば、こうしたおむつ替えスペースやベビーキープの必要性を感じておりますけれども、板橋区としては目標値あるいはどこまで増やすというような目標、考え方というのはあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   委員おっしゃるとおり、今回地域センターのあり方ということで、いろいろな方が地域センターに訪れていただくというところで、こういったおむつ替えスペースやベビーキープなどの必要性は感じてございます。  ただ、施設によってはそういったところは狭くて取り付けられないという、物理的に取り付けられないということは意外に少なくないところでございまして、ただ今後、つけられるところには予算状況も勘案しながら検討してまいりたいと思います。  また、令和2年度につきましては、これに加えまして、赤ちゃんの駅についても4か所の地域センターで設置する予定でございます。今現在、3センターで設置しておりますので、今年度は4か所で、来年度末には7か所できる予定でございます。 ◆山内えり   増やす方向でということでありましたので、いろんな、子育て世代の方も使いやすいような形でぜひ計画をお願いしたいと思います。  次に、アスベストの対策で伺いたいと思います。  予算書でいくと239ページになります。  私のほうでも、いろいろ今、アスベストの対策のこととかご相談も頂いているところなんですけれども、まず239ページの工場等公害防止経費の中で、アスベストの対策はどの分野で幾らになるかお示しいただきたいと思います。 ◎環境政策課長   こちらの工場等公害防止経費の中の(2)の公害対策の中で、アスベストの調査費の補助金をお出しする部分があるんですけども、その部分が5万円を3件ということで、15万円ということになります。調査費としてということになります。 ◆山内えり   そうすると、282万円のうち、いわゆるアスベストの調査費としては15万円のみで、アスベスト対策とすると、これだけということなんですか。ちょっともう一回確認させてください。 ◎環境政策課長   アスベストにつきましては、この15万円の補助費ということになります。 ◆山内えり   区施設、学校施設等々、いろいろ解体や改修等あると思うんですけれども、行政としての指導や支援策というのはどんなことをされているのかお示しいただきたいと思います。 ◎環境政策課長   アスベストを含む建築物等の解体工事を行う場合には、大気汚染防止法等を含めまして、面積とかにもよるんですけども、届出等が必要になってきます。  併せて、解体をする前までに、これもアスベストの種類によってちょっと異なるんですけども、住民説明会や、あるいは戸別訪問をしなさいというような指導をさせていただいております。  あと、助成制度ですね。助成制度につきましては、調査費、調査をするお金ですね、アスベストがあるかどうかの調査をする部分につきまして、上限で5万円、調査費の2分の1かつ5万円の補助をさせていただいているというのがございます。 ◆山内えり   そうすると、大きな施設と個別のお宅、個人宅っていうんでしょうか、それぞれあるのかもしれないんですけれども、相談の件数と実際の実績の件数っていうのは、工場とか大きな場合と個別と両方で分かれば教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   住宅かどうかっていうのは、ちょっとすみません、こちらで工場との区分けが資料的にはないんですけれども、法的な届出につきましては29年度が47件、30年度は46件、令和元年度が44件という予想ということになっております。  補助制度の交付件数なんですけども、補助制度の実績ですね、こちらが29年度はゼロ件、30年度が4万3,000円といいますけど、これは5万円を限度としてますので、4万3,000円を1件、あと、令和元年の4件を見込んでいるところです。 ◆山内えり   一定の相談件数が、40件を超える相談件数がある中で、実績がゼロ件、1件、4件と低い理由っていうのは区としてどのように捉えていますか。 ◎環境政策課長   実績を分析しますと、今まで出た、補助を行わせていただきました件数の中の実績の内容を見ますと、個人宅がほとんどでございまして、大きな建物について、事業者の方がいらっしゃるような建物については、実績的にはございません。大体、8万円程度の調査費の一般住宅の方がこの制度を使われてるのが今までの実績でございます。  今後、この件数なんですけども、実際のところ、個人宅の方ですと築年数が結構古いお宅の方が使われるっていうことで、例えば誰かに売却をされるときに、その家にアスベストがあるかどうかを調べるというのがこの制度を使われていることの今の時点では趣旨でございまして、工場系の方は、解体工事を頼まれる業者さん等に一緒に調査を頼んでしまうというところもありますので、その調査費及び工事費の中である程度見積りをしていただいて、依頼されてるのかなというふうに考えられます。  ですので、金額的には5万円ということですので、それにちょっと大きな工事に見合うような金額というのは今の時点ではなってないのかなというのは感じております。  そういう部分で、大きな物件につきましては、なかなかご利用が今の時点では伸びないのかなというふうには考えております。 ◆山内えり   実際の件数っていうのはそんなに上がってきていないということで、他区の状況も少し調べてみましたら、例えば豊島区ですと、調査費用に上限25万円、品川区も上限25万円、それから新宿も上限25万円とか、それからさらに、アスベストの除去工事の助成も上限で300万円まで出ていたり、品川も300万円と、もちろん板橋区と同じように除去工事助成がないような区もありますけれども、一部にはこういう工事の助成を出している区もあることを考えれば、様々な相談に現実的に対応できることもあるんじゃないかなというふうに思っておりまして、板橋区として助成額の拡充について検討していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   今現在、私どもで把握してるのが、調査の助成を行っているのが板橋区のほか14区、あるいは解体工事のほうですね、こちらの助成を行っているのが、令和元年の8月頃のちょっと調査ですけども、10区程度あるというのは把握しております。  調査費も、自治体によって差異があるということも把握しておりますし、私どものほうは工事助成制度については現時点ではやっていないということで、私どもとしては、一般住宅用には金利優遇措置等を行っている金融機関等もありますので、そちらのほうをちょっとご紹介等を、住宅政策課のほうからリフォームの部分、リフォーム助成等もやってますので、その中で優遇措置を適用していただいたりとかしているところで、今のところは進めておるところなんですけども、増額等につきましては、他の自治体の制度等、あと実績等を見極めまして、制度の在り方を今後検討して、私どもの使い勝手とか、その利用についてはちょっと研究を進めていきたいなというふうに考えております。 ◆山内えり   ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。  特に、住民への周知というのは、ホームページなんかでは見ましたし、こういった資料があることも頂いております。ただ、やはり今本当に、作業員の方もそうですし、近隣への周知のことについても、様々な心配の声とか、区がどういう関わりをしているかというようなことでのご心配の声も頂いていますので、そういった住民への周知についてもお願いをしたいと思います。  それから次が、板橋Cityマラソンについてちょっと1点伺いたいと思います。  先ほど、今年のマラソンは中止になって、一部参加費を返還することを決定というふうに答弁で言っていたかと思うんですが、一部なのか全額なのか、その辺り、決定していること、検討していることがあればもう一度お伺いしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   板橋Cityマラソンの参加料の返還につきましては、現在既に支出した金額等を精査しながら、返還額につきまして、返還方法も含めてですけども、検討中ということでございまして、現時点では全額を返還するということは非常に難しいかなと考えているところでございます。 ◆山内えり   そうすると、あくまで検討しているという段階になるんですかね。全額か一部かも含めて、まだ検討中ということになるんですか。すみません、確認をお願いします。 ◎スポーツ振興課長   返還をすることにつきましてはもう決定しておりますので、あとは金額を幾らにするかというところの検討というところでございます。 ◆山内えり   分かりました。よろしくお願いします。  それから、事務概要の予算編成過程の公表、6ページ、こちらのちょっと下のほうなんですけれども、区民文化施設費で、事業名は東板橋体育館周辺スポーツ施設整備となっておりまして、減額の理由が加賀庭球場管理棟改修工事の延期による減ということで、7,266万2,000円の減額となっています。この理由はどういったことになるのか、分かれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   東板橋体育館周辺の施設ということで、加賀庭球場の管理棟でございますけれども、当初、今年度中に設計をして、来年度管理棟の工事をするというような計画で進めておりました。ところが、前回の補正予算の審議のときにもちょっとお話ししましたとおり、設計の段階で様々な課題が判明したことから、管理棟の工事につきましては延期をするということが決定いたしましたので、それに伴って予算編成過程の中で減額をされているというような状況でございます。 ◆山内えり   その理由っていうのはなかなか、様々な理由っていうのは難しいことなんですか。一定の何か理由があれば教えていただきたいんですけど。 ◎スポーツ振興課長   加賀の庭球場の管理棟につきましては、水道局の敷地の上部利用をしたりとか、いろいろしておりますので、そういったところの整備に当たっての課題がちょっと判明したというところが大きな理由でございます。 ◆山内えり   それからもう一点、ちょっと屋外の施設についても伺いたいと思います。  事務概要で51ページになるかと思うんですけれども、区内の庭球場、野球場、様々あると思いますけれども、熱中症の対策について少し伺いたいんです。  例えば、ひさしの設置とかミストなど、板橋区としてもう実施している箇所あるいはこれから検討していく等々、そういった施設の状況が分かれば教えていただきたいと思います。  たくさん熱中症対策の声もありまして、現状もできてるところ、検討しているところ、そういった状況について教えていただければと思います。 ◎スポーツ振興課長   各施設の、特に庭球場等については、熱中症対策でございますけれども、既に日よけ屋根は設置しているところもございますけれども、そういった設置がない部分につきましては、簡易型のパラソルですとか、そういったことの設置によりまして日よけ対策を実施しているというような状況でございます。 ◆井上温子   お願いします。  最初に、逸品についてお聞きしたいんですけど、主要施策の35ページで、いっぴんのリニューアルをこれからされていくってことですけれども、新規団体を募集したりだとか、団体の再選定っていうこともするのか確認させてください。 ◎産業振興課長   こちらについては、これまでの部分と、どういう形で生かしていくかっていうところも含めて、ゼロベースで考えていきたいかなというふうに今思っているところでございます。 ◆井上温子   そうすると、まだ決まってないっていうことなんですかね。 ◎産業振興課長   これから、中身について、スキームについても一定程度、事業者等民間のノウハウも活用しながらということで、委託事業で進めていきたいというふうには考えております。 ◆井上温子   また委託なんだっていった感じなんですけど、板橋区としてどういう方針でいっぴんをやっていくのかっていうのはやっぱりちゃんと考えなければきちんとしたものができないと思いますので、今までのいっぴんさんを排除したいっていう意味ではないんですけれども、いっぴんの事業所さんが決まってから、長らく新しい事業所さんというのは参加できなかったっていうところはやっぱり反省すべき点が多いですし、いっぴんであるからということでいろんなお祭りに出展できたり板橋区の区役所の1階で販売できたり、ある意味いっぴんっていうことで様々な機会を得られたっていうことは事実ですから、きちんと新たな団体を再選定というか、新たな魅力的な商品というものもきちんと入れ込めるような形っていうのはやっていただけるのかどうかっていうももう一度確認したいんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   板橋としての新たなブランディングの戦略の策定というようなところを含めて考えていきながら、その中でいっぴん事業をどうしていくかっていうところを含めて、またいっぴんについて、板橋らしさっていうのを出しながら、その後の販路拡大であったり、あと売上げ増加、こういったようなところも考えながら、新たな板橋のいっぴん事業スキームというところを再構築していきたいと思っておりますし、そういう意味合いでは、今後の展開というようなところでは、しっかりと区でも委託、ある程度ノウハウは頂いたりはするんですけれども、区として今申し上げました板橋のブランドというようなところを視野に入れて考えていきたいと思います。 ◎産業戦略担当課長   今、井上委員の質問の中で、従前、私も先ほどお話しした部分というのは飲食中心のイメージがあると思うんですけども、これ自体は、先ほどお話ししました工業の部分をメインでやってますので、これが今どうなるかというのは未知数の中で申し上げるので、ちょっとご容赦いただきたいんですが、例えば工業製品で板橋の魅力をPRできるものがないかとか、あとは伝統工芸とか、様々な視点で板橋区の魅力を高めるためのいっぴんというところを視野に入れた検討をしていきたいなというところでございます。  そこがひいては板橋のブランドにつながっていくのかなという思いでございます。 ◆井上温子   もちろん飲食だけじゃなくて、様々なものを魅力的に伝えていくっていうこと自体は必要だと思うので、領域の拡大というのは賛成するものではあるんですけれども、そもそも今までやっていた事業をきちんと運営できなければ、やっぱり拡大すら、本当にできるのかと言われてしまうっていうのが実際だと思うので、一回委託事業でぽんとやりましたじゃなくて、きちんと10年もつようなスキームを築いていただきたいと思います。  ずっと長くいっぴんについてはやってきて、やっとじゃないですか。それが5年、10年、20年たってもきちんと見直しとかが定期的にできるような計画っていうのがないとやっぱり難しいと思うので、最後、そこの点をお伺いします。 ◎産業振興課長   これまでのいっぴんは、平成15年のときに初めて選定されてというようなことで、一定程度区民への理解と周知っていうのはできているのかなとは思っております。  一方で、当時区で携わりつつも、自主的にいっぴん会というのができたんですけれども、そこのほうにシフトしていくというようなのがちょっとトレンド的なところはありましたので、一方で、区がその後携わらなくなってしまったが故に、いろいろと課題が出てきてしまったかなというところはありますので、その辺はしっかりと反省をさせていただきながら、先ほど申し上げました販路拡大とか、その後の販売促進のフォローアップとか、そういったところも含めて、区でも一部携わっていきながらということで、自主性は尊重しながらというようなことで進めてまいりたいと考えております。 ◆井上温子   自主性っていうのはもちろん大事かもしれないんですけれども、きちんといっぴんっていうブランドがどういうものなのかとか、いっぴんに対してある程度の優遇をしていくっていうところがあるわけですよね。そうすると、公平性みたいなところも出てきますから、ただそこら辺の管理ですね、きちんとしていただきたいと思います。  次なんですけども、新型コロナウイルス対策で産業振興課にお伺いしたいんですけれども、私が大山にあるお店に伺ったところ、3月、4月で600人の予約減、300万円の売上げ減が見込まれているっていうようなお話を伺いました。かなり経済的な打撃っていうのが大きいなと思うんですね。  国とか区とかでも、いろんな融資とか様々検討はされているとか、そういったものはあるんだと思うんですけども、それで結局のところ、また借入れが増えるっていうことなんですよね。なかなか経営が、うまく回ってるところもあれば回ってないところもあると思うんですけども、今の全て中止っていうムードがありますよね。中止じゃなくて、これは事務局を通じてそちらに要望させていただいたことですけども、中止じゃなくて延期を呼びかけていくっていうことだけでも全然ムードが変わってくるのかなと思うんです。  落ち着いた頃にきちんと、3月、4月って出会いと別れの時期で、様々な催しがあって、本来だったらきちんとそれをやってから新年度を迎えるみたいなところってあったと思うんですけれども、小学校、中学校も含めて、多分皆さんの部課長で退任される方とかいろんな、区の中でもあると思います。そういうのが全て中止ってなると、区役所だけの行事でも相当な経済損失なんですよね。それを、5月でも6月でも何月でもいいんですけども、延期にしていきましょうっていう呼びかけをぜひ区にしていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   確かに飲食店への、送別会であったり、あと4月以降に行われる歓送迎会であったりと、団体利用というようなところは、今は密閉された飲食を伴うような環境だと新型コロナウイルスの感染の拡大につながってしまうんじゃないかっていうようなことが言われておりますので、その辺のキャンセルというのは飲食店のほうでもやむを得ないというふうには感じているところだとは思います。  一方で、日頃お付き合いのある仲だと思います。それは人と人のつながりというようなところではあると思いますので、前回キャンセルさせてしまったので、それこそ次回はそこでまた終息した際にはやりたいというようなところは、多分お客様方の中にも意識としてはあるんだと思っております。  一義的には、個々のお店とお客様との関係の中で対応すべきものだというふうには考えておりますが、こういった有事の際ではございますので、今後、国全体としてどうしていくかっていうようなところも含めて潮流が来ようかと思いますので、そういう指針等々に準じて区としても対応をしてまいりたいというふうには考えております。
    ◆井上温子   一義的にはお店とお客さんの問題だみたいな話をされるんですけど、私、このちっちゃな自治体としてできることってそう多くないと思うんですよ。融資とかそういったお金のやつだって、区ができることって少ないですよね。一番何すべきかっていったら、やっぱりそういう呼びかけだと思うんです。  中止しちゃったからまた今度、来年は使おうとかって、1年間ってすごく長くて、正直、私は今回飲食店のお話を聞きましたけど、様々な業種の中で大変な危機に瀕しているところはあるんだと思うんですけど、飲食店にとっていえば、3月、4月とか12月って1年間の中でも一番売り上げなきゃいけない時期だったりするわけですね、懇親会とかそういったところをメインでやってらっしゃるところに関しては。そういうときに、一番お店とか区民に近い自治体が呼びかけられなくてどうするのかなって思っちゃうんですね。  だから私はお願いをしているんです。お金をさらに借り入れやすくさせてあげるのも、もちろん一つですよ。それがなければいけないかもしれないですけども、それ以上にやることっていうのは、板橋区の職員の人たちの歓送迎会とかを、じゃ、6月に延期してやっぱりやりましょうよとか、そういう1個1個が積み重ねだと思うんですね。いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   区の職員というようなことで、私は個人的にそういってお店に一定程度迷惑をかけちゃったなっていうようなところがあれば、実は恩を返していきたいなっていうふうには思いますけれども、それをやはり区として区民の方々に言うっていうようなところはまだちょっと出しゃばり過ぎてるんじゃないかなっていうふうには感じているところではありますので、これは私見ではありますが、やはりそれぞれ培ってきた人とのつながりというようなところで対応すべき、人に言われてするもんじゃないんじゃないかなっていうふうには考えております。 ◆井上温子   いや、個人としての話を聞いてるんじゃなくて、区役所の中でも呼びかけていただきたいなって思うし、私はきちんと冷静にやっていく必要があると思ってて、全部自粛自粛で、全部中止なんですよ、今。  でも、このムードをやっぱり区役所っていうのはきちんと冷静に捉えて、落ち着いたら延期で開催しましょうねと、きっとそこまで中止したことによって、どれだけの大変な思いをされてるかって想像つかない方たちも結構多くいらっしゃると思うんです。  地域の経済を支えるのっていうのは、区民一人ひとりの行動だし、板橋区役所の皆さん一人ひとりの行動だと私は思うんですね。そこの原点に返って、呼びかけとかそういうことを行動に起こせないんだと、私はちょっとなんか致命的だなって思っていて、一番区民に身近で、お店に身近で、お店の人たちが今どう思ってるのかとか、1店舗1店舗行ったら、そういった呼びかけとかをやっていくっていうのは私はいいと思うし、もちろん今できないのは分かりますよね。今、コロナがまだ落ち着いてない時期だから難しいっていうのは分かりますけども、落ち着いた頃にもう一回やりましょうねって希望を与えるっていうことも一つだと思いますよ。  今、小学校、中学校とかの卒業生の年代の方たちって、すごく悲しそうじゃないですか。違いますか。何か大学とかも卒業式がなくなっちゃって、すごく落ち込んでるじゃないですか。でもそういうときに、板橋区の催しに関しては延期してやりましょうよって呼びかけられないですかね。 ◎産業振興課長   産業振興課長として申し上げたいと思いますが、そういった部分では、やはり一定程度お店、キャンセルに伴ってご迷惑をかけたというようなところが意識はあると思います。そういうところでは、繰り返しになりますが、それまでの人と人のつながりというようなところでしっかりと対応していくべきことだとは思っております。  それを逆に区として発信していくというようなところでは、まだまだどういった影響があるのかというようなところも深く考えながら、区としての見解を出さないといけないかなというふうには考えております。 ◆井上温子   多分、趣旨が伝わらないようなんで、もう次にいきます。  私は、本当に原点に立ち返ってやっぱりやっていくべきだと思うし、板橋区役所の皆さん一人ひとりも地域経済とかを支える消費者だってことですよね。そこがやっぱり原点としてなければ、地域経済を支えていけないんじゃないかなと思います。  次にいきますが、集会所に関しては今お休みをしているということなんですけれども、ボランティアセンターに関してはどのような対応をされていて、もしコロナ対策で何か動かれているようであればお伺いします。 ◎地域振興課長   ボランティアセンター等の貸室につきましては、現在集会所等と同じで利用自粛をお願いしておりまして、また3月の新規利用受付は停止ということで運営してございます。 ◆井上温子   緊急時の対応として、ボランティアセンターとして何を今されているでしょうか。 ◎地域振興課長   現在のところ、利用自粛等以外、積極的な緊急対策は行ってございません。 ◆井上温子   ボランティアセンターは、結局市民活動の拠点であり、今、子ども食堂とかでも開催を続けるか続けないかとか、それぞれの団体でかなり揺れていたりとか、お子さんが行き場がなくて開け続けている方とかいろいろいらっしゃるんですよね。そういう点において、ボランティアセンターが閉館というか貸出しをやめるっていうのは、決断としてそれはよろしいんでしょうか。  集会とかそういったものっていうのをやっぱりする権利は守っていかなければいけないし、集会所に関しても本来同じかもしれないんですけども、例えば学童とかが、かなり人がいっぱいいるところで、そこには通わせたくないとか、あと学童はちょっと子ども自身がなかなか相性が合わなくて行けないんだとか、あといろんな今の状況が不安で話し合いたいとか、皆さんそれぞれいろんな思いがあると思うんですけども、そういったときに特にボランティアセンターは開けるべきだったと思いますし、集会所は一律閉鎖でよかったんですか。 ◎地域振興課長   ボランティアセンターの受付自体はやっておりますので、ご相談をお受けできる状態です。  ただ、ボランティアセンターの貸室または集会所については、やはり今回、区として貸室の扱いについては、感染症拡大を防止するため人がなるべく集まらないというところが指示でございますので、そこは利用自粛のお願いと3月分の新規受付を停止しているところでございます。 ◆井上温子   質問の趣旨が伝わらないのかもしれないんですけど、集会をする権利っていうものの阻害をそんなに簡単にして大丈夫なんでしょうか。窓を開けて換気しながらやってくださいねとか、そういったものは必要かもしれないと思います。あと、利用定員の8割程度とか5割程度にしましょうだとか、何かいろんな注意喚起っていうのはあるのかもしれないんですけども、学童とかで結構人が密集しているような状況とか、いろんな社会状況を考えたときに、いいんですかね、全部の場所を閉鎖して。  何を根拠にされたのかが私には分からないし、今板橋区で感染者が何人いるのかとか、そういった情報も保健所からはきちんと来ないんですよね。情報が把握できてない中で、集会する権利を阻害するというような構造というのはよろしいんでしょうか。 ◎地域振興課長   もちろん、集会の権利はございます。ただ、この状況で感染症拡大の防止、特にこの1週間、15日程度までは非常に緊急事態でございますので、ここでどちらが、そういった権利の比較考量ですね、そこら辺を考えながら、やはり今の段階ではコロナウイルスを阻止するのに全力を挙げるべきだと考えております。その意味では、今受け付けている方は利用自粛のお願いという形でしておりますし、新規の受付、取りあえず3月については利用停止としているところでございます。 ◆井上温子   特にボランティアセンターの原点に返って言うと、市民の人たちが今の問題を捉えて、何が起こってるのか分析して考えて、自ら行動を起こしていくっていうことが多分市民活動の原点にありますよね。お子さんたちが困ってたら、その活動を支援するわけじゃないですか。ボランティアセンターはその機能を果たさないんですか。 ◎地域振興課長   もちろん、そういったご相談があれば、ボランティアセンターとして協力はしていきたいと思います。 ◆井上温子   そのときに、場所の貸出しっていうのがボランティアセンターとしては一番大きな役割ですよね。学童が密集していて、ボランティアセンターでそういった場をつくってほしいって言われたらどうしますか。 ◎地域振興課長   例えばですが、一般的な貸室は新規の受付を中止しておりますが、そういったある程度の事業ですね、今回のコロナ緊急時、やっぱりそういった事業でやりたいという場合はまた別ですので、そこら辺はケース・バイ・ケースで対応してまいりたいと思います。 ◆井上温子   そういった動きをボランティアセンターは今つくってますか。団体の情報を把握したり、収集したり、話し合ったりして。 ◎地域振興課長   今の段階では、まだコロナは終息しておりませんので、まだそういったところはしてないというところでございます。 ◆井上温子   終息したら、そういった対応はもう必要ないじゃないですか。終息する前だからするんですよね。 ◎地域振興課長   現段階では、やはり表に出ないで外出を控えるというところが重要なところでございますので、今のところ積極的に外に出て事業を行うというところはまだ行ってないところでございます。 ○主査   所管の予算審査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩といたします。  なお、再開時刻は3時30分といたします。 休憩時刻 午後3時00分 再開時刻 午後3時27分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  所管の予算について審査を続けます。 ◆こんどう秀人   よろしくお願いします。午前中の質問の中とかで少し気になったとか、気がついたことがあったので、その辺を少しずつちょっと質問したいと思います。  それ以外にもう一つ、予算書の241ページ、エコポリスセンター運営経費と熱帯環境植物館運営経費のところで、たしか熱帯植物館に関しては、今年工事があると思うんですけども、昨年の前回の予算補正委員会のところで、今年工事があるからということで、今年に時期が一緒にやるっていうことを聞いたんですが、それに関して全く今年予定した期間で、外装、内装、両方同時にやるということなのか、それとも、同時にやるとどうしても無理があるから、今年予定した期間を少し延ばして安全にやっていくとか、そういった内容が分かればちょっと教えてください。 ◎環境政策課長   熱帯環境植物館の本年度は本来やる工事だったんですけども、外壁改修工事が予定されてたんですけれども、来年度、中の設備改修等も含めて、安全性の観点から、同時にやったほうがより安全性の確保が取れるということで、休館期間を今年の9月の後半から令和3年4月の上旬までの期間を取りまして、まとめてやってしまったほうがということで考えておりました。  それで、あと、さらに、25周年の周年行事もあったということで、その行事のときに外壁改修が当たると、またこれも安全性の観点もそうですし、あと、式典をやる上で、建物が全部覆われてしまっているような、足場とかで、なってしまいますので、その点を総合的に考慮して、来年、令和2年度に送ったということになります。 ◆こんどう秀人   ありがとうございます。事故とかトラブルがないような安全工事が進んで完了してもらえれば有り難いと思います。  あと、こちらですね。ちょっと私が知らない名称があったので、これをちょっとだけ説明していただきたいんですけども、予算書57ページ、資源化センター使用料ってあるんですが、資源化センターっていうのは、エコポリスセンターとかあの辺のこととは違うとは思うんですが、ちょっとお願いします。 ◎資源循環推進課長   予算書の57ページ、1の資源化センター使用料でございます。  こちらのほうにつきましては、リサイクルプラザと。リサイクルプラザが出来上がる前のときに資源化センターというのがありまして、そこの時代からずっと鉄塔関係の使用料がずっと歳入としてございました。その関係で、事業名としましてはそのまま使っているというような状況でございます。 ◆こんどう秀人   納得しました。どうもありがとうございます。  それからもう一つ、予算書253ページ、下のほうにあるものづくり研究開発連携センター管理運営経費なんですが、これ、いろんな新しいものを作る上で研究開発するのではないかと思うんですけども、そこに絡んで、その前のページ、251ページに出てました板橋ブランド戦略事業、この辺と絡めて、何か事業戦略とかやっていくんでしょうか。  それともう一つ、そこに付随して、新しく作ったもの、やっぱり板橋区の押しの商品になるようであれば、ふるさと納税とか絡めたりするとかいうのも考えたりはしてるんでしょうか。ちょっと教えてください。 ◎産業戦略担当課長   まず、ものづくり研究開発連携センターにつきましては、これ、製造業を中心とした企業さんに入ってもらってる部分に係る運営経費でございます。それで、先ほど申し上げたように、ここの中に入ってる企業としては、ベンチャーワークとか研究開発センターのが入ってるので、こういった企業さんたちのアイデアとかノウハウをお借りしながら、板橋区の産業としてのブランドを高めていくというのが、我々のもくろみです。  あと、ここに予算書でいうと251ページの板橋ブランド戦略事業というのは、ちょっとそれとは意を異にしていて、特に光学の部分の板橋オプトフォーラムの経費を250万円程度積んでいる。あと繰り返しますけども、板橋のいっぴんのリニューアル、これを500万程度積んでいるというところでございます。  いずれにしても、製造業が盛んな都市であるというところを幅広く知っていただくためのつくりとして、こういった事業を展開しているところでございます。 ◆こんどう秀人   分かりました。ありがとうございます。  すみません。最後に、ちょっと新聞記事で見たんですけども、所轄がちょっと変わるところが入るんですけども、その代わりとして、運転免許の返納が過去最多になったという記事、見たんですが、それによって、身分証明書が健康保険証だけっていうことが結構増えてくるんですね、高齢者の方で。それに関連して、マイナンバーカードはお持ちでないですかって、問合せすることがあるんですけども、やはり反対してる方が多いとか、あと、まだやろうとしてないというのがあって、そこら辺、関連づけてちょっとマイナンバーカードを作るようなことをアピールしたりとかできないもんかなと思うんですけど、その辺、考えてますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   マイナンバーカードにつきましては、今後、保険証としても利用できるというようなことがございまして、国のほうでも積極的に申請をしていただきたいということで、区民の方に働きかけているところでございます。  ただ、実際としましては、免許証をお持ちでなかった方がマイナンバーカードを身分証明書としてご利用になりたいということで、比較的高齢者の方の取得率は高いというのが現状でございます。  いずれにしましても、国としてもマイナンバーカードの交付促進は進めておりまして、来年度につきましては、少し区内の大学ですとか、地域の方の集まりですとか、観光所のほうに出向いて申請のお手伝いをするというようなことを予定しているところでございます。 ◆こんどう秀人   どうもありがとうございました。  ほかにも質問をしようと思ってたこと、あったんですけども、ほかの議員さんがもうしてくれましたので、この辺で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ◆山田貴之   じゃ、質問させていただきます。  先ほど、新型コロナウイルスに関連して、所管での対応について伺いました。最後は花火大会の件について教えていただいたんですけれども、事業があるものとして、気を取り直してしっかり質問したいと思うんですが、ホームページを拝見したら、当然チケットの販売延期についてのお知らせはあったんですが、東京2020大会機運醸成事業として企画をされていらっしゃる午後2時から6時までの間に行われるTOKYOいたばし花火フェスティバル2020のことに関しては、一切情報がないような状況の中で、どのように周知していくのかなというのを疑問に思いました。この広報について、どのように考えられているかというのをちょっと教えてください。 ◎くらしと観光課長   東京2020の機運醸成のイベントを午後から行うものにつきましては、今の段階では、夜の花火大会と併せてのフェスティバルという形で、今、くらしと観光課では考えているので、今、有料チケットの販売については、今、延期という形を取らせていただいているんですけれども、花火の実施自体は、まだ実施については確定をしていない状態なんですね。それで、実は、花火の実施についても、広報等で、魅力特集号とかでも考えているんですけれども、そこも含めての花火と午後の分も併せての実施決定につきまして、3月中に行っていきたいと考えておりますので、公表については同時になると思っております。 ◆山田貴之   じゃ、そのホームページの続きなんですけど、右上にフェイスブックとツイッターのアイコンがあって、クリックすると飛ぶんですけど、残念ながら、昨年の何月かの時点で全くもう更新がされてないような状況になってまして、区民の皆さん、多分その変更も含めて、いろいろな手段で情報を得ようとされると思うんですね。ですから、今現状分かっているチケットの延期っていうのは確実に情報発信ができると思うので、そういう情報発信をしていただくということと併せて、やっぱりしっかり使っているメディアは生かして、周知を広げていくような取組みをされてはと思うんですが、現状の認識を教えてください。 ◎くらしと観光課長   ホームページのツイッター等の反映につきましては、申し訳ございません、こちらのほうは速やかに対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆山田貴之   ありがとうございます。お願いします。
     ホームページがどうやらリニューアルをされたっていうことで、見やすくなっているという一面もあるんですが、私はこの分科会での審議に臨もうと思って、スポーツプロモーターについて調べようと思ったところ、そのページ、例えばスポーツプロモーター設置要綱っていうのが令和元年の11月ぐらいに多分載ってるはずなんですけど、ページにアクセスできないですね。そのページはないですってまず出て、新しいホームページに飛んでくださいっていって、飛ぶとトップページに行って、トップページで検索をすると出てこない。  なんで、所管課、多分その担当されてるのは広聴広報課なのかなと思うんですが、各所管課でやっぱりこういう時期ですし、いろんな情報をインターネットから取ろうとされる区民の方、非常に多いと思うんですね。その際に、全部の情報がそういう状況になってしまっていたら、何て使いづらいホームページなんだ、何て区民サービスの悪い区なんだっていう印象を与えかねないと思うんですね。ですから、大事なキーワードとか、ちょっと重要なことだなと思われることを、各所管課でしっかり検索をされて、それが出てくるのかっていうのをちょっと確かめていただいたほうがいいのかなと。代表して、スポーツプロモーター設置要綱が出てこない件について、今の見解をちょっと。 ◎スポーツ振興課長   3月6日から新たなホームページが開設されたところでございます。新しいサイトになって、多数、現時点でリンク切れを起こしているということは、広聴広報課のほうから連絡を頂いております。そういったことがしっかりとホームページの中身につきましても一つひとつチェックをして、皆様方にしっかりと情報発信できるように努めていきたいというふうに考えております。 ◆山田貴之   せっかくいいホームページができてるので、作っておしまいじゃなくて、やっぱり各所管課、もう全部広聴広報課がチェックするわけにもいかないでしょうから、各所管課、担当されてるものに関して、ちゃんと情報が検索できるかなっていうことはチェックしていただいて、ちゃんと連携をして、使いやすいホームページにより高めていっていただきたいというふうに思います。 ◎地域振興課長   すみません、不具合が、今起きてまして、申し訳ございません。  これ、全体的な話でございまして、新しいホームページにリニューアルしたんですが、特にグーグル等の検索にうまく対応してないというところを今その不具合について、全体で今、IT推進課等で調整をしているところでございます。もう少しお時間を頂きますと、これ、個々のページの問題ではなくて全体的な話になりますので、そのグーグル検索とホームページの対応を今作業してるところでございますので、もう少しお待ちいただきたいと思います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。じゃ、よろしくお願いします。  続いて、東京2020大会の機運醸成で、ここにこの私の拝見している予算の概要の33ページにもいろいろな事業が載っています。このほかにも多分教育委員会のほうでは、子どもたちが鑑賞に行ったりとか、オリパラ教育みたいなことが、区政会館だよりには、板橋区のことがしっかり載っていて、オリンピック教育もしてますというようなことも載っていて、様々な所管課で進んでいるんだっていうふうに理解をしています。  そうした中で、美術館のほうにちょっと伺いたいんですけれども、昨年リニューアルされて、とてもすてきな施設に変わり、多くの区民の皆さんが昨年6月以降入館されてるんだと思いますが、今年は東京2020大会開催記念展示ということで、少し気合を入れて展示をされるのかなというふうに思っています。この展示内容について伺いたいと思います。  例年、イタリア・ボローニャの国際絵本原画展、もう毎年毎年、区立美術館では世界各国からすばらしい絵本原画を迎えて展示会をしておりますので、その国際交流という意味では、各国の文化を発信するという意味では、すごく役割を担っているというふうに思うんですけれども、その中でも今回は開催記念展示2回ということですので、どういった展示になってるのかというのを概要を教えていただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   ご質問ありがとうございます。美術館につきましては、リニューアルオープンを致しまして、特に今年度は東京2020大会の機運醸成を込めて、期間中に特別展を開催したいと思ってございます。  まず1つは、オリンピックの開催期間を含んでおります7月11日から8月10日にかけまして、この期間、外国人の方が多く来ていただけるようにという意味も込めまして、館蔵品の古美術を生かした展覧会、江戸絵画の五つの輪というような、仮のタイトルでまだございますけれども、企画をしたいというふうに考えてございます。基本的には江戸狩野派の作品が中心でございますけれども、五輪にちなんで、5つのテーマを何かしらちょっと設定を致しまして、展覧会を企画していきたいと考えてございます。英訳をした解説をつけたりでありますとか、写真スポットなどを設置をするということで、郷土資料館と併せて、そういった写真の展示で、回遊もできるような企画も、今、考えているところでございます。そういったことが、まずオリンピックの期間中の美術館の展覧会でございます。  通常ですとこの期間に、今、山田委員がおっしゃられたボローニャ展があるわけでございますけれども、わざとこれを後ろにずらしまして、パラリンピックの期間にもっていきます。8月22日から9月27日にかけまして、2020のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展を開催したいと思ってございます。この中で、今までも何回かちょっと答弁したことあるかもしれませんけれども、パラリンピックにちなんで、触る原画、触る絵本というような特別展を開催をしたいというふうに思ってございまして、具体的な中身はボローニャのほうと学芸員で詰めているところでございますので、実際には近くなってきてからのお楽しみっていうところがございますけれども、そういった形で、バリアフリー絵本展のようなことを特別展示としてできないかなというふうに考えているところでございます。  いずれにしましても、そういったオリンピック・パラリンピックにちなんだ展示で、また美術館にたくさんのお客様に来ていただきたい、楽しんでいただきたいと考えているところでございます。 ◆山田貴之   ありがとうございます。ぜひ開催して、皆さんに見ていただければいいなと思います。  このいろいろ自粛してる中で、他区とか他市とか、様々な取組みも明らかになってきているんだと思います。人との間隔を取りながら何か集会を催したりとか、1列、2列ぐらい飛ばして何かイベントを実施してみたりとか、あるいは飲食店の工夫とかだと、何組も予約を入れるのをやめて、もう1組だけのスペシャルなお食事をしませんかというような代替案、それが売上げにどこまでつながるかというと限定的だと思いますが、でも、反転攻勢をする一つのきっかけになるのかなと思って、その工夫やアイデアについて関心を持って見ておりました。  これまで、文化・国際交流課は文化会館も抱えていますので、様々な事業が中止されて、じくじたる思いを区の職員さんも、また楽しみにされてた区民の皆さんも感じておられると思うんですけども、今は自粛ということで辛抱しなければいけないときですけれども、こういうときだからこそ、どんなことができるのかというのは、やっぱり考えておられると思うんですね。イベント、絶対的な入る人数は減らすかもしれないけども、飛ばして行ってみるとか、美術館も、基本的には美術館というのは静かな施設で、横の人とべちゃべちゃしゃべったりとかするものでもないので、静かな鑑賞という意味では、感染の影響がさほど出づらい施設に位置づけられる。そういうところでどういうことができるのかという模索をしていく、そして、そこのきっかけを少し作っていくということは、検討として必要なことなんではないかなと、やはり新しい年度に向けてですね。その辺の検討の必要性を私自身は感じますが、所管課の課長としてはいかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。  美術館のまず、ちょっとお話をさせていただくと、今、3月7日から開催予定でありました展覧会を3月14日からに延期をしてるというお話は先ほど答弁いたしましたけれども、実際に3月14日から開催をしたいとは思ってございますけれども、例えば、新しく売りとして造ったラウンジはちょっと使わないようにしていただくであるとか、あるいはアトリエの部分、講義室の部分はちょっと貸出しをご遠慮いただくとか、いわゆる人が少しでもちょっと滞留するところについては自粛をしていただきますけれども、今おっしゃられたように、展覧会室については、しゃべることもございませんし、使っていただけるような、換気に気をつけたりとか、消毒に気をつけたりしながらそういうことはできるんじゃないのかなというような検討は、おっしゃるとおり、今、させていただいているところでございますので、ちょっと国の動きが近々あるかもしれない等々の動きの中で、美術館の展覧会については、そういった検討を引き続きさせていただきながら、今後どうやったら開催できるかっていうことを考えていきたいと思います。  ちなみに、周辺の美術館につきましては、基本的に今も会館しておりまして、展覧会をやってるところが多くございます。ただ、同じようにイベントは中止をしているようなところがございますので、そういったところも参考にしながらと思います。  一方、文化会館になりますと、よくマスコミ報道等で専門家の方がおっしゃっているように、一定時間大きなホールで多くの方がじっと密集するというのが文化会館の大ホール、小ホールの特徴なのかなというふうに思ってございます。したがって、そういった大ホールのように大きな方が集まるところのイベントにつきましては、しばらく自粛していただく、もしくは区が事業の実施を中止または延期をするのは、もうしばらくはやむを得ないのかなというふうには思ってございますけれども、一定の時期、どういった形で文化会館をまた利用再開するのかっていうのは、引き続き検討していかなければならないのかなというふうに思ってございます。  いずれにしましても、例えばですけれども、先ほどもありましたが、区のほうは基本は中止または延期ということで原則で言っております。例えば、財団のほうで、参加者の方にどうしますかと、主催者の方にどうしますかと言ったときに、結構今の時期ですと、主催者、または参加者の方が中止してほしいというようなお声を結構頂いてるところがあります。結局、延期とかではなくて、もしくは強行するのではなくて、やっぱり不安だというような声が多くて中止をしている、区が一方的に中止を決めてるというわけではないパターンもあるということをご理解いただければと思います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。開催か中止かというところだけじゃなくて、どうにか文化の火を続けていくにはどうしたらいいのかと、絶やさないようにするにはどうしたらいいのかと、その文化の聖火リレーを続けていくにはどうしたらいいかということだと思うんですけれども、観客を入れずに演奏して逆に好評を博したようなオーケストラの楽団があるということも聞きますし、動画で美術館内を案内して、もちろん生で見るのが一番いいんですけど、文化的な経験っていうのは直接経験がいいと思うんですけども、どんなものが展示されてるのかっていうのを少しでも分かりやすく学芸員さんが案内したりとか、こういうときだからこそ、来てはいただけないけれども関心を持っていただいてる、興味を持っていただいてる方にやっぱりアプローチをして、自由に美術鑑賞なり、音楽を聴く機会が持てるようになったときに、その方たちにやっぱりファンになってもらうような取組みを今一生懸命考えておくっていうことは、大事なんじゃないかなと。それがこの所管課の皆さんに何か1つ課せられている課題にはならないだろうかというふうに、私自身は感じております。  1つちょっと具体的なことをまた聞いていきたいと思うんですけども、東京2020大会聖火リレーということで、板橋区内も小豆沢からこの本庁舎のほうに聖火ランナーが走ってくるということで、何人かランナーがもう決まっているということも伺っていますが、この聖火リレーに関して、板橋区と、あるいは東京都の役割とかもあるのかなと思うんですけど、板橋区としての役割はどういうことなのかっていうのをちょっと教えていただければと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   聖火リレー、オリンピックの聖火リレー、パラリンピックの聖火リレー、双方あるんですけれども、特に板橋区を走行するのはオリンピックの聖火リレーになります。  東京都と板橋区の役割分担というところなんですけれども、まず、沿道の整理とか、そういったものに関しては区市町村が行うという形になっております。また、出発式のイベントに関しても実際の自治体がやるということなので、板橋区のほうでやる形になります。  あと、実際の走行とかランナーの選考とかに関してなんですけれども、そういった大きなところ、あと、板橋区だけじゃなくって、ほかを含めた交通規制とか、そういったところに関しては大会組織委員会とか東京都のほうの役割という形になります。  以上です。 ◆山田貴之   ありがとうございます。ちょっと新規事業なので聞かせていただきました。  次に、同じく、今度はイタリアのバレーボールチーム受入れ関連事業ということで、新規事業という扱いではないですけども、来られるのは確実にあって、これが初めてになるというふうに思いますが、どういう受入れ態勢を整えて、やっぱりこれも区の役割というのはどういうところにあるのかっていうのを教えていただければと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   イタリア、バレーボールチームの受入れということなんですけれども、板橋区としては、やはりオリンピックに出場するイタリア、バレーボールチーム、男女共にですけれども、オリンピックで一番ベストパフォーマンスを発揮していただくようにもてなすことが、板橋区の役割だと思っております。  そのために、昨年の7月からバレーボールチームを応援するためのボランティアを募集して、今研修会などを実施しているところではあります。  また、実際にイタリアのバレーボールチームがオリンピックで活躍していただくとともに、やはり区にとっても何か得るものがないとということで、交流事業をできるだけ、例えば公開練習とか、そういったものについてもやっていただけるようにということで求めているところではございます。 ○主査   成島委員の質疑を始める前に、1巡目の成島委員の食品廃棄物に関する質疑の答弁を理事者よりお願いいたします。 ◎資源循環推進課長   予算の概要の39ページ、17番の食品廃棄物減量でございます。  ①の生ごみ堆肥作り啓発ということでは、予算としましては5万1,000円、培養土の消耗品と講師謝礼。  続きまして、2番のフードドライブの推進でございます。こちらのほうの予算の関係につきましては、50万5,000円、これは地域センターでフードドライブを実施するためのコンテナ、のぼり旗、はかり等の消耗品の経費でございます。  最後、3番目のいたばしみんなの食べきりチャレンジでございます。こちらのほうにつきましては、食べきりチャレンジ運動用のポスターの印刷ですとか、サルベージパーティ、これは4回実施予定でございます。そのほか、ディスコスープ1回等の消耗品、講師謝礼等の経費というふうになっております。  以上です。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  今回、フードドライブが、以前の委員会でもご説明を頂いたとおり、各地域センターでフードドライブの窓口が設置されるというご報告を頂いているところです。今、資源循環推進課のバックアップ体制で行うということでお話がありました。  以前の説明の中で、地域センター、そして社会福祉協議会と、あと子どもの居場所づくり活動団体等々が連携をして、フードドライブ、新しい形でやっていくというお話があったと思うんですけども、もう一度このフードドライブの連携についてご説明いただけますでしょうか。 ◎地域振興課長   地域センターのフードドライブの関係でございますが、今年4月から実施を致しますけれども、まず、区民の方から提供いただいた食品につきましては、今、区が社会福祉協議会に委託して実施しております子どもの居場所づくり活動支援事業の中で、社会福祉協議会のほうで定期的に子ども食堂などのほうにメールで区民から提供いただいた食材の情報を流してます。その中に、地域センターに提供いただいた食品もそのメールの中に入れていただいて、子ども食堂の方がそれを取りに来ていただくという形を取ります。  以上でございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。メーリングリストはもう既にできているということで、先ほど資源循環推進課のほうからフードドライブの予算については50万5,000円、地域センターでやるのぼりだったりっていうことでお話を頂いたんですけども、地域センターにおいてのそのフードドライブに関する予算というのを計上されていれば教えていただけますでしょうか。 ◎地域振興課長   地域センターの側では、食品をお預かりして、倉庫等で保管しておくだけですので、特に経費はかからないところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。このフードドライブの常設窓口の設置というのは、本当にずっと我が会派からも要望してきておりますので、本当にうれしく思っておりますし、ぜひこの連携がうまくいくことによって、食品ロス削減においてもすごくいい循環ができると思って期待をしているところです。  今回、常設窓口が設置されるということで、また、子ども食堂との連携等々も、今、もう構築されているっていうことですけれども、本当に各地域ごとで集まった食品が、その地域の子ども食堂にいくというふうになる、最初は広域でも仕方ないと思うんですけども、そういうふうになると本当にいいなというふうに思っているところです。  常設窓口が設置されることで、今現在、フードドライブに持ち込む食品等々の要件というのがあると思うんです。例えば賞味期限が2か月以上あるとか、瓶詰は駄目だとかっていうものがあると思うんですけども、この常設窓口であったり、すぐに取りに来ていただける子ども食堂があるということによって、この要件を緩和できるんではないかなというふうに思っていて、例えば2か月じゃなくても、喫緊のものでも、週に1回、メーリングリストであればすぐに活用できて、より食品ロス削減につながるのかなというふうに思っているんですけども、その点についてはいかがお考えでしょうか。 ◎資源循環推進課長   今、委員さんお話ございましたその期限、1か月ぐらいでもというようなお話がございました。実際、すぐに子ども食堂のほうで取りに来ていただけるということであれば、それも可能かと思います。ただ、今回の場合につきましては、それでも子ども食堂のほうで取りに来ていただけなかった、こういう言い方はおかしいんですが、残ったような形のものにつきましては、私どものほうで18地域センターを回りまして、回収した上で、今度、フードバンクのほうにお届けします。そこから、改めて食材のほうを分配するというようなことになりますので、やはり期限ということでは、2か月ぐらいは必要かなというふうに思っているところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。確かにフードバンクっていうところでは、この2か月という期限は必要なのかなというふうに思うんですけども、せっかくこのようにすばらしい、本当にほかの区でも見ない、18地域でやるっていうのは、すごく画期的だとすごく思っていて、これ、本当に大成功させていただきたいなって思いがありますので、ぜひ本当に食品ロス削減っていう部分では、ちょっとやっぱりここはご検討いただければいいなというふうに強く思っておるところでありますし、また、瓶詰については大丈夫なのかなっていうふうに思うんですけど、瓶詰はどうでしょうか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。瓶詰の件でございますが、やはりこれは運んだりするときに破損等が考えられるということで、瓶に関してはお断りしてるというような状況でございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。ぜひそちらのほうも検討していただけたらというふうに思っております。  このフードドライブが本当に少しずつですけども、区民の方にも浸透してきているのかなというふうに思っておりますし、フードドライブに寄せられる食品も徐々に増えているなというふうに実感をしているところなんですけども、今、東京都では2018年からフードパントリーっていう食の中継地点ということで、フードバンクとフードドライブの間っていうんですかね、食の中継地点っていうことで、その設置事業を今推進していると思うんですけども、板橋区において、このフードパントリーの設置というのはどのようにお考えでしょうか。 ◎資源循環推進課長   私ども、今委員さんおっしゃっていただいたように、フードドライブ、フードバンク等々につきましては、やはり浸透してきたかなというような状況でございます。この集めた食材をそのまま分配というような形になった場合には、やはりそれができる状況、そういう団体さん等も育成ということは今後の課題かなというふうには思います。  現状では、やはりなかなかそれを全部1か所で終わらせるというのは、今の段階ではちょっと厳しいかなというふうに思っておりますが、今後、そういうようなのを視野に入れながら、育成も含めて考えていかなければいけないというふうに思ってるところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。ぜひこのようなフードパントリー、事業者の育成というところに取り組んでいただきたいと思っておりまして、その1つには、ここは食の中継点という意味合い、大きな役割もあるんですけど、もう一つは、そこに取りに来られた方、生活にちょっと困られている方がそこに来ることによって、生活の困り事等を相談をできる、そして、適切な場所にご案内できるっていうすごくいいシステムになっているというところで、今、東京都も推進しているっていうところで、各地に設置をということで推進をされているようなんですけども、本当に今回、新しい各地域センターのあり方というお話を聞いたときに、各地域センターがそれぞれ相談機能も強化をされるということで、このフードパントリー的な役割も地域センターで担っていただけるのかなというふうに思っておりまして、ぜひそういった視点も併せて、本当、画期的な各地域センターになっていただきたいなというふうに思っています。その点についてはいかがでしょうか。 ◎地域振興課長   地域センターについては、委員おっしゃるように、4月からは相談機能を拡充いたしまして、そういったご相談をお受けして、あるいはそういった関係機関につないだり、あるいはその場でちょっとご支援できれば支援したりというふうに考えております。  そういう意味では、そういったご相談、できますので、こういったところの機能についても、今後検討してまいりたいと思います。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。この食品ロス削減については、以前から一般質問や、この前の代表質問等々でも幹事長のほうからもあったと思うんですけども、食品ロス削減法が施行されて、削減計画というのを立てるのが努力義務ですけどもあると思うんですけども、板橋区において、現在、そのことについて進んでる進捗があれば教えてください。 ◎資源循環推進課長   板橋区のほうでも努力義務とはいえ、これは検討していきたいというふうに考えているところでございます。  ただ、まだ国にしろ、東京都にしろ、今月末、4月以降、提言等も出てきますので、それらを踏まえた上で、私どもも、実際問題としましては、今現状でもやっている事業関係もございます。それらもぜひ引き続き実施していく予定でもございますので、それらを踏まえた上で検討してまいりたいなというふうに思っているところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。ぜひお願いいたします。  いたばしみんなの食べきりチャレンジということで、先ほど課長からもご紹介があったとおりに、サルベージパーティだったり、ディスコスープ等々を開催していただいていると思うんですけども、それぞれの参加者数、今年度の開催予定は先ほどお聞きしたので、参加者数を教えていただけますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   令和元年度の実績でございます。サルベージパーティにつきましては、2回実施しております。7月27日、これは夏休みに入って、親子8組17人、10月16日は、大人の方だけで10人、1月25日に、大人の方だけで14人、3回実施しております。  いたばしディスコスープでございます。こちらにつきましては、10月26日に220人の方にスープをお配りさせていただいております。2回目が12月1日、こちらは170人ということでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  すみません、ディスコスープについて、どういった内容なのか、ごめんなさい、説明いただけますか、すみません。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうにつきましては、形状ですとか大きさ、傷、そういったもので市場に出回らないようなお野菜、こちらを使って、シェフの方にスープを作っていただくと。併せて、音楽を一緒に楽しみながら、音楽を聴きながら、そのスープを飲んでいただくということで、こちらハッピーロードの商店街の中で、あそこの空いてるところ、ハッピースクエアです、失礼しました。シェフの方に来ていただいて、スープを作って、皆様方にお配りさせていただいたところでございます。
     併せて、その先のところで、ジャズバンドの皆様方に演奏していただいて、その音楽を聴きながらということで実施させていただいたところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。すばらしい本当に取組みだなというふうに思っていて、実は、これ、どこでやってるかも私も知らなくて、ちょっとアンテナが張ってなかった私もいけないんですけども、ぜひより周知ですね、たくさんの方に来ていただけるように周知をしていただければというふうに思います。  次に、同じ、概要の39ページ、15番の板橋かたつむり運動推進についてお伺いします。  これ、主な事業として1、2、3とありますけど、これ、それぞれの予算の内訳を教えていただけますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   まず、1番のかたつむりのおやくそくハンドブックの作成でございます。こちらにつきましては96万5,000円で、4万3,000部の印刷を行うところでございます。  2番目のごみ減量リサイクル普及啓発でございます。こちらにつきましては、毎年、町連いたばしのお正月号というか、1月発行号、こちらの見開きに、私どものほうの啓発記事を載せていただいております。それの経費でございます。  最後、ごみ分別アプリの運用ということで、こちら、保守点検の経費でございます。これが111万8,800円ということで、数字的には主なものということで、こういうふうな数字でございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。このかたつむりのおやくそくハンドブックということで、96万5,000円、4万3,000部発行ということなんですけど、令和元年度の発行部数と配布部数を教えていただけますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうにつきましては、昨年の経費もほぼ同額で、96万5,250円ということになっておりまして、発行部数も同じということでございます。 ◆成島ゆかり   配布された、このうち配布された。 ◎資源循環推進課長   失礼しました。こちらのほうの配布なんでございますが、今現在は戸籍住民課のご協力の下、転入者の方にお配りするのがメインという形になっております。併せて地域センター、区民事務所、区の施設等で配布のほうを行っているというものでございます。 ◆成島ゆかり   すみません、ちょっと突っ込んで聞いてしまうんですけど、この4万3,000全部、昨年分、令和元年度分は全部配布されたっていうことでよろしいですか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。全部は配布というふうにはいきません。残部数につきましては、新しいものを印刷したときに送付するのと併せて、返戻を受けているというところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。このかたつむりのおやくそくハンドブック、私もこの前、手にしてみたんですけども、カラー版ですごく見やすくて、老若男女、みんなに分かりやすくてとてもすばらしいものだなと思うので、ぜひ余らせないで、ぜひ配っていただきたいなというふうに思っていて、このハンドブックについては、一般廃棄物処理基本計画2025での取組みの課題としても挙げられていて、利用度は決して高くなく、さらなる認知度の向上が課題としており、さらなる情報発信、普及啓発が必要と思いますということで計画にも立てられているので、ぜひこれ、平成25年には全戸配布をされてたと思うんですよね。その後、全戸配布がされていませんので、もちろん転入者には配られてはいるんですけども、ぜひこれは大事なハンドブックですので、ぜひ全戸配布も検討していただければと思いますけどいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   私どものほうとしましても、やはり毎年というふうなのは難しいにしろ、何年かに1回は全戸配布っていうことでは考えたいというふうに思ってるところでございます。  一番大きなものとしましては、収集日の関係が変更になるとか、分別が変わるとか、そういうような状況になりましたら、これは間違いなく全戸配布させていただきたいと思いますし、引き続き、全戸配布できるような形で、私どものほうとしては、要求を出していきたいというふうには思ってるところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。ぜひSDGsと大きくうたわれてる板橋区でもありますので、ぜひご検討いただいて、もう6年経過してますので、ぜひお願いいたします。  3番目のごみ分別アプリの運用というところにおいて、この登録者数っていうんですかね、あとこの課題があれば教えていただけますでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうにつきましては、私どもの単独のアプリということではなくて、ITA-Port、こちらのほうに入れさせていただいているものでございます。  こちらにつきましては、平成30年10月に始まりまして、それまでは日本語版のほうが5,495件ということでございました。それが30年10月のときには7,144件ということで、1,649件の増というふうになっているところでございます。同じく、外国語版は54件のところが95件と、41件の増ということになっております。  令和2年1月末の現段階では、9,788件ということで、実際4,293件の増というふうになっているところでございます。  単独で私どものほうの数字だけということではないとは思うんですが、私どものほうとしましては、かなりこちらのほうのITA-Portの登録者数、増えたかなというふうに思っているところでございます。 ◆成島ゆかり   何か課題があればお願いします。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。私どものほうとしましては、随時この前の台風のときの収集ですとか、いろいろな面でこちらのほうの、プッシュ型ではないんですが、お知らせ等でもっとうまく使っていきたいなというふうに思ってるところでございます。  こちらのほうの、ただ検索機能だけで終わらせるということではなく、もっともっと私どものほうの情報発信、それこそ先ほど委員さんおっしゃっていただいたイベント関係のご案内ですとか、そういったものもどんどんやっていかなければいけないというふうに思っているところでございます。 ◆大野治彦   お願いします。予算書のページの246、247になるかと思います。清掃作業について伺います。  雨の日も、風の日も、寒い日も、暑い日も、日々ごみの収集を頂いておりますことに感謝を申し上げます。ありがとうございます。  そこで清掃の収集作業に従事される方々に関して、退職補充方針に基づいて、雇上げ車両とともに委託化が進められております。長い間の退職補充方針により、体力勝負の職場であるにもかかわらず、若年層の職員が少なく、これも先日、報告事項でありました昨年暮れのアルバイトの方の給料の件も関係してくるのではないかと思うんですけども、作業に影響が生じているのではないかと思います。また、今後は高齢者や障がい者のお宅への戸別収集など、配慮を要する個別対応が増えてくることが予測されております。現状の課題、認識について伺います。 ◎板橋東清掃事務所長   ご指摘のとおり退職補充ということで、平均年齢が少しずつ上がっているということでございます。  今回のコロナウイルス対策ではございませんが、やはり健康心身の維持、環境の維持というのが非常に大事な職場になってまいりますので、日頃からもマスクの着用、手袋、そしてこの時期ですとうがい薬等々を使いまして、安全対策を十分してるところでございます。  また、体力勝負というお話ありましたけど、やはり老朽アパート等はエレベーターがないところにも高齢戸別では全て階段を使ってごみを運ぶということがございますので、体力維持等は非常に気を使っているところでございまして、毎朝、朝礼時には体操をしてから出庫というようなことも心がけているところでございます。  課題としまして、やはり組織としまして、若手が入ってこないということは、いろんな意味で少しいびつな構造にはなってございますが、研修等々含めて、様々な知識を吸収しながら、うまくそうしたところをクリアしながら、安全に運営できるようにしていきたいと思っております。  また、事故等もございましたけど、引き続きベテラン技員の逆に言えばスキル、長年のノウハウ、こういったものをきちんと全職員に伝えて、安全な作業を続けられるように努力してまいりたいと考えているところでございます。 ◆大野治彦   現状、退職補充ですから、新しい方がなかなか入ってこない現状で、今そういった対応策を取られているということなんですけど、限界があると思うんですけど、その辺についてはどうなってしまうんでしょうか。ちょっとお聞きしたいんですけど、すみません。 ◎板橋東清掃事務所長   業務により委託でいろいろカバーしてる部分もございますし、また、直営の、例えば運転手ですと、退職補充ですから、運転手の高齢化も進んでいるところでございます。  これにつきましては、私どもだけでなかなか判断できることではございませんので、今後、他区の状況、他区では新規の職員を入れたりしてる状況も出てきておりますので、清掃事業の在り方等含めて、人事当局と少し相談をしてかなきゃいけない課題かなというふうに考えているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。ごみっていうのは、私たち、当たり前のように出させていただいて、収集いただいてるわけですけど、本当に貴重な仕事だと思いますので、ぜひ体制がよりよい方向に行くようにお願いっていうか、お祈りしたいと思います。お願いします。  そこで、先ほどもごみに関する質問ありましたけど、不法投棄が非常に見受けられるんですけども、これはすごく、後で時間があったらたばこの問題も質問したいんですけども、本当にモラルとかマナーというのが、一切この世の中なくなってしまってるんじゃないかなと思うんです。この不法投棄、ほっといてしまったらそのままになってしまって、私もそういうのを見かけると、ご連絡させていただいて、処理をしていただいている現状なんですけども、この不法投棄に関する条例っていうのはあるのかちょっとお聞きしたいのと、この不法投棄対策というのは、今後どのように、対応せざるを得ないと思うんですけども、どういうふうに取り組んでいかれるのか、見解をお聞きしたいんですけども。 ◎板橋西清掃事務所長   不法投棄に関してのお話ですが、まず条例では、板橋区の廃棄物の発生抑制、再利用の促進及び適正な処理に関する条例っていうものがございまして、例えば、この第70条で、生活環境を著しく害していると認めたものに対し、期限を定めて必要な改善、その他必要な措置を講ずるよう区長が命ずることができるというような規定もございます。また、地域の生活環境といたしまして、第66条で、土地又は建築物を占有し、又は管理するものは、その土地又は建築物及びそれらの周囲の清潔を保ち、相互に協力して地域の生活環境を保全するよう努めなければならないと。また、第69条では、空き地の管理、同様のような規定がされております。  不法投棄に関しましては、きちんとその土地ですとか、建物の占有者、または管理者の方が管理をしていただくのが原則となっておりますが、その前段として、まずそもそも不法投棄というものがいわゆる法律の違反、犯罪行為だということを我々も常にそこを周知をして、そういった不法投棄がなされた場合には、パトロールをしたり、看板、不法投棄のされないような看板ですとか、その地域の方々と一緒に不法投棄がされないような対策を今行っているところですが、今後も引き続き努めていきたいと思っております。 ◆大野治彦   一日中監視するわけにはいかないので、本当に本人の問題だとは思うんですけど、なるべく数が少なくなればいいなというふうに思っています。  それから、予算書のページ、173、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の関連事業に関することで質問させていただきます。  間もなく東京2020オリンピック・パラリンピックが開催を迎える予定となっています。そこで大会が決定してから今日まで、オリンピック・パラリンピック担当課長が取り組んでこられた成果と、あと数か月で本番を迎えるわけですけども、もう集大成を迎えるんですが、その数か月間にわたる取組みについて、これは多分もう令和3年度の予算のときにはもうオリンピック担当課長ですから、多分もうそのポストがなくなっているので、大変貴重なところに所属されている課長だと思いますので、その取り組まれた成果について。  それから、後でお聞きしますけど、今回の予算でもSDGsの視点で事務事業の連携や改善を図ることがっていうことで、事務事業の連携ということで、担当課長は部下がいないわけですから、中心となってほかの部署の方々と連携を取られて取り組んでこられたと思います。その中においてのご苦労などがあったらお聞かせいただきたいと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   今回の東京2020大会に向けまして、オリンピック・パラリンピック推進担当としましては、まず、一番大きく上げた成果としては、やはりイタリア、バレーボールチームの誘致になるかと思います。従前、ボローニャ市との友好都市関係があった中、イタリアのバレーボールチームが小豆沢体育館を視察していただきまして、こちらで正式にトレーニングをしていただけるということで、一昨年協定を結ばせていただきまして、去年の6月には、ホストタウンとして国のほうの登録も受けております。  あと、もう一つ大きなところと言えば、去年の8月30日に、日本オリンピック委員会とパートナー都市協定を締結させていただきまして、JOCと都内の区市町村としては初めて、北区も同日ですけれども、初めてパートナー都市協定を結ばせていただきました。それを基に、去年の9月15日に、オリンピックデーランを開催させていただきまして、都内の自治体が初めて開いたオリンピックデーランになりまして、大会の機運醸成に一役買ったかと思っております。  あとは、担当課長ということで、部下がいないという形で1人の組織だということではありますが、スポーツ振興課の職員を中心として、様々な部署の方と連携させていただいて、オリンピックに向かっていろんな事業をやらせていただいております。先ほど、文化・国際交流課長のほうからもあった美術館でのイベントであったりとか、くらしと観光課長のほうからあった花火大会の前のところにやる機運醸成事業とか、数えれば切りがないくらいの様々な事業をやらせていただいております。  やはり大変なところとしては、各所管として、皆様事業を持ちながらということで、やはり通常の事業をやりながらオリンピックの機運醸成もやらなければいけないというところが一番大変だったかと思うんですけれども、区全体で一致団結して東京2020大会に向けて頑張るという姿勢で、今大会を迎えようとしてますので、このまま7月のオリンピック、8月のパラリンピックに向けて、板橋区もどんどん盛り上げていきたいと思っております。 ◆大野治彦   オリンピック・パラリンピック担当課長がまさしくレガシーですよね。本当にすばらしいと思います。  そこで、すみません、先ほども質問があったんですが、イタリアのバレーボールチームのことについてお聞きしたいんですけども、トップレベルのチームが板橋でホームタウンで作られるっていうのはすごいと思うんです。私なんかも中、高、大、社会人とバレーボールをやっていて、すごいチームが板橋に来るなと思いますし、もちろんメダルも取れるチームだと思うんですけども、余計なことなんですけど、小豆沢体育館の空調設備が、夏なんですけど、冷房の体制は万全になってるのかお聞きします。 ◎スポーツ振興課長   空調等につきましては、昨年度、冷温水発生機ですとか、そういった空調設備につきましては、しっかりと整備をしてるとこでございますので、今後もイタリア、バレーボールチームが快適に練習できるような環境につきましては、努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  そして、イタリア、ボローニャ市と令和2年は15周年を迎えると思うんですけども、イタリア、国の代表で来てるので、ボローニャ市はちょっと小さなあれになりますけど、イタリアの市長とかが板橋に来られて、バレーボールのチームを表敬訪問されたり、そういった交流の場があるのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。そういうふうになればいいなあと思いまして、ボローニャ市にずっと働きかけをしているところでございますけれども、まだ実は受入れといいますか、15周年で公式訪問団の方が来る時期が、まだ今の時期でも固まっていないところでございます。  しかしながら、7月から9月の間でということで調整してございますので、もしそういったことが重なれば、そういったことも当然やっていきたいというふうに思っているところでございます。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  それと関連しまして、板橋区は北京市の石景山区、カナダ、バーリントン市、モンゴル国、マレーシア、ペナンと友好都市締結を結んでいるんですが、こういった方々も訪日される可能性もあるとは思うんですが、そういった場合に、板橋区との接点というか、懇談というか、何て言うんですかね、友好都市締結が結ばれてるわけですから、そういった会が持たれたりする予定はあるのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。以前、大野議員から板橋区は5か国と交流があるので、この機に5か国サミットのようなこともということのご提案も頂いて、すぐ5か国にそういった、どうでしょうというようなことでお伺いをしたところでございました。実際には、お返事、何回かやり取りをいろんなその5か国としてるんですけれども、実際にはなかなかこのオリンピックの時期にいらっしゃるっていうのは、なかなか難しいというようなこともありました。あるいは、この時期にということで、また一緒に集まるっていうことも難しいのかなというふうに思ってございます。  今のところは、先ほど言いました7月から9月の間でボローニャ市、それから、ペナン、マレーシア、それから石景山区の方々がひょっとしたら来る時期があるかもしれないということで、予算計上はしておりますけれども、時期、それから実際に来る来ないというのは、まだこれからの調整なのかなというふうに思ってございます。 ◆大野治彦   覚えていただいてありがとうございました。すみません。  それと、観光振興ですね。先ほども山田委員から質問がありましたけど、美術館に外国から来られた方を迎え入れるというお話もありましたんですけども、外国の方を含めて、地方から板橋に、東京に来られる方に対して、誘導をかけなければ認知していただけないので、その方策について、観光振興ですから、何かお考えがあるのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   まず、ちょっと美術館のほうの、先ほどお話もありましたんで、いかにして来ていただくかという、ちょっと看板観光といいますか、話をちょっとさせていただきますと、23区内に区立美術館というのが幾つかございます。区立美術館以外もございますけれども、そのネットワークを使いまして、共通の、それぞれに来館を促すようなパンフレットを作りまして、それを英語でも作って、来ていただけるようなことを考えているところでございます。今のところ、それに参加する23区内の美術館、11館あるというふうに伺っておりますが、その中にすみだ北斎美術館も入ってございますんで、そこに行った方々が板橋の美術館にも、パンフレットがそこにあるので、来ていただける。もしくは板橋区に来ると、墨田区のパンフレットがあって、行っていただけるというようなことを1つ考えているのがございます。  また、展覧会のその時期につきましては、写真撮影の許可をして、SNSによる拡散効果を狙いたいなというふうに思ってございます。一昨年、インドのタラブックス展のときにもそういった効果がございまして、見に来た方が写真を撮ってSNSで発信することによって、また来るというようなことも、外国の方、SNSを使われる方が非常に多ございますので、そういったこともやっていきたいなというふうに思ってございます。  それから、美術館、ツイッター、フェイスブックはもう頻繁に更新してございます。ぜひ皆様もフォローしていただいて、情報をキャッチしていただければなというふうに思いますし、皆様のまたフォロワーにも拡散していただければなというふうに思っているところであります。  また、それ以外にも、当然なのかもしれませんけど、観光パンフレット等でPRもしていきたいというふうな、様々な手法でPRを考えていきたいと思ってございます。 ◎くらしと観光課長   くらしと観光課では、オリパラの開催で訪れる観光客の方向けにポスターと小冊子の作成を行います。ポスターにつきましては、三田線の電車内と主要5駅、巣鴨、水道橋、神保町、大手町、日比谷、こちらにポスターを掲示させていただくとともに、三田線内23駅のラックに配架いたします。  冊子の内容につきましては、観光ルートのみならず、商店街、飲食店など、幅広い視点で板橋区の魅力を発信できる冊子を作ってまいりたいと思います。 ◆大野治彦   ありがとうございます。方策として、SNSというんですか、そういうののやつを載せると、今見てる人が多いので、それが広まっていくなんていうふうに聞くんですけども、そういった発信の仕方っていうのは考えられていますですかね、お聞かせください。
    ◎くらしと観光課長   SNSももちろん、板橋のアプリもございますので、そちらのほうも含めて検討していきたいと思います。 ◆大野治彦   それと、先ほど課長のほうから説明があった9月15日開催されたオリンピックデーランは、本当に都内初ということもありますし、オリンピックの機運醸成と、あと都立城北中央公園で行われたっていうことは、その所在を認知していただく非常に効果的なイベントだったと思います。参加される方も多数いらっしゃって、また、公園だけでなくて、上板橋体育館も利用されて、オリンピアンの方と触れ合ったりするっていうことが、非常に貴重な場を持っていただけたというふうに考えております。  そこで、オリンピックが終わった後に、小豆沢のスポーツフィールドを利用して、オリンピックデーランをまた予定されているってことなんですが、内容については、もうオリンピックが終わった後なんですけども、また同じような形態で、今度、機運醸成っていうことはなくなってしまうと思うんですが、どのような形で考えられているのか、今お分かりになりましたらお聞かせいただきたいと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   オリンピックデーランなんですけれども、今年度に関しても、板橋区を含め10ぐらいの大会がございました。来年度、大会の後に行うオリンピックデーランに関しても、2020年に対しても、1か所ではなく、板橋だけではなく、ほかのところでも行われる予定です。  基本的な流れとしては、やはり10人くらいのオリンピアンを呼んで、一緒にジョギングやウオーキングをして、あとトークショーや、あとスポーツ教室をやるという形で、今年と同じような形で進めていく形になるかと思います。 ◆大野治彦   ありがとうございます。  それから、小豆沢体育館の床を張り替えられて、エクセレンスのためにではないんでしょうけど、エクセレンスとの今お付き合いの現状について、どのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   東京エクセレンスにつきましては、プロスポーツとの連携協定の中で様々な事業を展開しているところでございます。例えば、エクセレンスの選手によるバスケットボール教室ですとか、あと、ホームゲームの際には、区民感謝デーということで、区民の方を試合に招いたりですとか、そういったような連携を行っているところでございます。 ○主査   以上で、再質問者が一巡いたしました。  再々質問者につきましては、残り時間の審査時間を質問希望者で割った時間が、質問者1人当たりの質問時間となりますのでご承知おき願います。  それでは、再々質問のある方は挙手願います。  質問者が7名いらっしゃいます。  残りの審査時間が25分ですから、1人当たりの質問時間は3分となりますので、よろしくお願いします。 ◆内田けんいちろう   では、1項目だけ質問させていただきます。  予算書の253ページ、概要ですと36ページになります。板橋区産業振興公社助成経費とあり、様々な優秀な企業を表彰する制度に取り組まれていることが分かりますが、現在、板橋区として、長年区内で事業を取り組まれ続けている方を表彰するような制度はあるのでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   今、委員がおっしゃった類いの事業については、ないというふうに思ってございます。 ◆内田けんいちろう   長年、今、中小企業の方々、言うなれば法人税を払いながら、板橋区に貢献しながら、地域の発展にも貢献している方々、例えば25年、50年、75年、100年など、長く板橋区に貢献された企業は表彰されていくべきなのではないかなと、もう表彰状1枚だけでもいいかと思います、そういったことをされるべきではないかなと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   そういった視点での検討はありなのかなっていうふうに思います。また一方で、リーディングカンパニー、板橋区を代表する企業さん、そういったところの特集とかも、併せて検討できればいいのかなというふうに思います。  以上です。 ◆内田けんいちろう   ありがとうございます。ぜひ検討していただければと思います。やはりその会社自体も、人も財産だと思いますので。  以上でございます。 ◆寺田ひろし   私からは2点ほど、1つの質問にまとめてお伺いいたします。  239ページの環境公害費の6、環境協働推進経費82万5,000円と、この点、協働の対象者、あとこの協働推進の中身、これをお伺いしたいなと。似たような形で243ページの資源循環推進費、2、資源循環協働経費の(5)エコポリス板橋地区環境委員会、これは732万6,000円と、この内訳と高い費用のどういった内容なのかというのをちょっと具体的な内容、この2点をお伺いしたいと思います。 ◎資源循環推進課長   まず、243ページのエコポリス板橋地区環境行動委員会、こちらのほうの経費でございます。  こちらにつきましては、18地区にございます各地区の委員会、こちらのほうへの補助金の関係でございます。1地区40万5,000円、掛ける18地区ということで、こちらのほうの729万円がその補助金関係、そのほかにボランティア保険の加入ということで、役務費で3万6,000円を組んでるところでございます。  以上です。 ◎環境政策課長   すみません、環境協働推進経費でして82万5,000円、こちらですけれども、主には、例えば緑のカーテン推進の会の協働プロジェクト、あるいは家政大学とのいろいろ共同事業、あと、あるいはNPO法人との協働プロジェクト、そういうもの、あるいは、環境教育推進基盤の消耗品費とか、そういうものが、それに主に含まれているものになります。  あとは、環境教育推進協議会の委員への報償費等がこれに含まれるものになります。 ◆山内えり   先ほどの続きをちょっと伺いたいんですけれど、屋外施設で、庭球場、野球場、サッカー場等で、ひさしがない場合はパラソルの話があったんですが、そのパラソルというのは常設されているのかというのが1つと、ミストについては、全部設置されているのか、その辺りもう一度確認させていただきたいんですけれども。 ◎スポーツ振興課長   パラソル等につきましては、例えば東板橋庭球場、こちらも人工芝化になりまして、利用率も高まっているところでございます。パラソルにつきましては、基本的には夏場限定の利用というような形でございます。  あと、ミストにつきましては、残念ながらちょっと今のところは設置をしておりませんので、今後、ますます暑さも厳しくなっていく中で、可能な範囲内で、引き続き検討できれば検討していきたいというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   ミストはおいおいとなるとは思いますけれども、やはりちょっと熱中症対策とかの視点でご検討いただきたいのと、夏場のパラソルについては、どこに、常に庭球場にあるのか、それとも、何か申し出てつけてもらうのか、その辺りのやり取りっていうのはどういうふうになってるのか教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   パラソルにつきましては、基本的には管理者のほうでしっかりと管理しておりますので、基本的には暑い時期につきましては、その季節限定で常設となるところでございます。 ◆山内えり   分かりました。  それから、169ページ、予算書、コミュニティ活動推進経費の(1)で掲示板の維持管理について伺います。  2か年で区内全ての掲示板がアクリル板マグネットタイプになるということで、この間予算づけされてたかと思うんですが、3月末で全部終了できるのか、あるいはできたとして、何か課題とかがあれば、区としての視点、頂きたいと思います。 ◎地域振興課長   アクリル板設置事業、昨年12月までで全て設置は完了しております。  課題といいますか、ちょっとマグネットが盗まれちゃうという事象がありまして、そこら辺は課題だと考えてございます。 ◆井上温子   では、先ほどのボランティアセンターの続きをさせていただきたいんですけれども、前々から要望してきた運営委員、公募委員を募集をし始めたと思いますが、これが3月21日までの募集となっていまして、一番コロナの時期とぶつかった時期の募集なんですよね。関心のある方へきちんと伝わっているのかなというのがすごく気になります。募集時期は妥当なのかということと、あと、その広報の仕方、きちんと関心のある方に伝わるようにやれているのか伺います。 ◎地域振興課長   公募については、今般、このコロナというところでは、ちょっと不測の事態だったものでと思っているところでございます。  また、ホームページやその機関紙がありますので、機関紙のほうにも掲示をさせていただいて周知をしているところでございます。 ◆井上温子   ボランティアセンター、今、閉館されているというか、貸出しとかは中止しているっていうことで、掲示に関しては見られないとは思うんですね。さらに、今、自粛要請されているところもありまして、機関紙が置いてあるところにもあまり人が通れない場合もあるわけです。その場合に、きちんと皆さん、ボランティアセンターですからNPOの情報はきちんと握っているんですよね、きっと。その方たちに、きちんとメールなり何かしらで周知しないと、参加の機会が得られなくなってしまうんじゃないかと思うんですがいかがでしょうか。 ◎地域振興課長   登録しているNPOの方の連絡については、検討させていただきたいと思います。 ◆井上温子   あと、決算の中で、今後の運営の在り方についてNPO主体で運営していけるようにしていくんだってお話が回答としてありましたが、オープンな場でやっていただくように要望してますが、今後、4者で協議していくっていうお話ありました、回答で。今どのような協議をしているかお答えください。 ◎地域振興課長   こちらについては、4者で4月以降、来年度以降、検討していきたいと考えております。 ◆山田貴之   概要の39ページですね、熱帯環境植物館運営改修について、ちょっと伺いたいと思います。  運営に関しては、1億1,000万円を超える大きな金額で運営をされていて、指定管理者による運営ということになっていますが、板橋区として把握している委託事業者の中のこの運営費の主立った内訳を把握してれば教えていただきたいと思います。  答えられますか。分かりますか。すぐ出ないですか。ちょっと時間がもったいないんですけど。 ◎環境政策課長   後でお調べしてお伝えさせていただきます。すみません。失礼します。 ◆山田貴之   じゃ、熱帯環境館という施設は、板橋清掃工場からの余熱を活用して運営されているということなんですけども、この余熱というのは、どういう仕組みで活用しておられるのかっていうのをちょっと教えていただければと思います。 ◎資源循環推進課長   まず、焼却ということで熱が出るということでございます。この熱につきましては、清掃一部事務組合のほうから温水プールのほうにまず来ます。温水プールのほうから枝分かれというとおかしいんですが、熱帯環境植物館のほうに、あと、お隣のふれあい館も含めて、熱供給ということになっております。ですから、直接来るのは温水プールというような形になっております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  来年度は予算書には、4億5,467万円をかけて設備等改修工事を行うということで、先ほどほかの委員からもご指摘ありましたけど、内外装含めての工事というふうに伺っています。設備等工事改修ともなっていますので、外装もあるとは思うんですけど、どういった設備が主に改修をされるのかっていうのを教えていただければと思います。 ◎環境政策課長   まず、空調熱源関係更新工事といいまして、これは冷水の発生機、あとその冷房機の取付けの工事、あとファンコイルユニットっていうのがありまして、これはパッケージエアコンなんですけども、こちらも更新したりとか、あと中央監視装置がありまして、自動制御のコントローラー関係更新工事、この辺りを行っていきます。  あと、非常用発電機の更新もございまして、昨年の夏にちょっと不具合がありまして、それの更新工事があるということになります。 ◆成島ゆかり   お願いします。先ほど山田委員、大野委員からもあったんですけども、美術館の東京2020大会開催記念展示について、内容だったり、あと様々なPR方法であったりっていうことはご説明いただいたんですけども、先ほど課長もおっしゃったように、より多くの方に見て楽しんでいただきたいということが、私も本当にそのように思っているんですけども、以前より指摘がありました、あそこ、アクセスがあまりよくないというところが大きな問題になってると思うんですけども、例えばこの間だけバスを増便するとか、何かアクセス環境の充実について考えてることがあれば教えてください。 ◎文化・国際交流課長   アクセスの悪さにつきましては、ずっと言われてることでございますけれども、バスについては、国際興業さんのほうの増便っていうのはなかなか難しいのかなっていうふうに思ってございますが、ちょうど今工事中でございますけれども、西高島平の駅あるいは下赤塚の駅から、上空案内サインということで、迷わずたどり着けるように、サインのほうを今つけて整備をしているところでございますし、また、別の委員会ではございますけれども、シェアサイクルのほうの利用状況のほうの報告もあったかなというふうにございます。  私も今、もう最近は美術館に行くときはシェアサイクルを使ってございまして、そういったことを活用しながら、美術館にお越しいただければなというふうに思っているところでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。分かりました。サイクル、私も使ってみたいと思います。  最後の1つ、36ページの14番、区民まつりについて、1つだけ伺います。  令和元年度の区民意識意向調査の報告書を頂きましたけども、その中で、満足度については、不満っていう方は年代でも僅かということなんですけども、残念ながら参加したことがないっていうところでは、20歳代が60.7%、30歳代が65.7っていうことで6割台っていうことで、本当にそんなに私も毎年参加はさせていただいてるんですけども、そんなにこの若い年代がいないというふうには感じてはいなかったんですけども、調査でこれが明らかになったんですけども、この調査を受けて、何かこの年代の方が参加しやすいということとか、何か考えていらっしゃることがあれば、最後に教えていただければと思います。 ◎くらしと観光課長   区民まつりにつきまして、区民まつりの内容につきましては、おまつり広場であるとか、様々な施設を使いまして啓発を行っているんですけれども、内容につきましても、一部少し硬直化してるところもございますので、若い方の視点というところも含めまして、来年度、10月17、18に実施する区民まつりにつきましては、区民の方々のアンケートも参考にして、内容を組んでいきたいと考えております。ありがとうございます。 ◆大野治彦   予算書のページ、241、245のエコポリスセンター、リサイクルプラザの活用について伺います。
     指定管理者制度を導入されているエコポリスセンターなんですが、区民の皆様への環境教育から距離感を感じているとのお声をお聞きしております。指定管理者の導入を否定するわけではありませんけども、板橋区の施策方針を受託事業者にしっかりと伝えられているのか、そして、エコポリスセンター、リサイクルプラザは、令和2年、指定管理者が変わりますけども、今後の事業展開をどのようにされるのか、目標と目標に到達するための手段、方策についての見解をお聞かせいただきたいと思います。 ◎環境政策課長   エコポリスセンターですけれども、私ども職員とエコポリスセンターのスタッフの方々が、月次報告会ということで、月1回、情報交換をさせていただくとともに、あと、職員のほうも週に2回から3回程度はご訪問させていただきまして、その状況の把握に努めて情報交換等をさせていただいているような状況になっております。  エコポリスセンターはそのまま今の指定管理者でいきますけれども、このような月次報告会あるいは職員との情報交換を定期的にやはり行いまして、区としての意向を伝えていきたいというふうに考えております。  あと、今後ですけれども、エコポリスセンターのエリアマネジメントの中でいろいろ今、議論がされてるところで、これからもございますけれども、あそこの場所だけでやはりとどまるということではなくて、やっぱり環境教育をいかに区の中で広めていくかというところにかかってくると思いますので、何度もお話させていただく点がありますけども、アウトリーチ的に出前授業等を含めて、環境教育を広めていきたいというふうに思っております。 ◎資源循環推進課長   リサイクルプラザのほうにつきましては、4月から新たにShoPro、あと板建総と呼んでいるところでございます、一緒にやるということで、家具の引取りなんかも地元板橋の方々が直接すぐに向かわれるということで、今までは週に1回定期的に行ってたところですが、相手方の都合等もありますが、行ける場合にはすぐに行くというような形で機動性をよくしていく。それと併せまして、3階に会議室等もございます。こちらのほうの利用状況もアップさせていきたい。それと、2階のほうの家具の販売、それを広さは同じなんですが、残りの部分については、もっと貸出しできるように、その辺は十分打合せした上で当たっていきたいというふうに思っております。 ◆大野治彦   ありがとうございます。 ○主査   以上をもちまして、再々質問も終了いたしました。  以上で本日の審査を終了いたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   これをもちまして区民環境分科会を閉会いたします。  どうもありがとうございました。お疲れさまでした。...