子育て支援施設課長 杉 山 達 史
児童相談所設置担当課長
町 田 江津子
子ども家庭支援センター所長 教育総務課長 木 曽 博
齋 藤 栄
学務課長 星 野 邦 彦 指導室長 門 野 吉 保
新しい
学校づくり課長渡 辺 五 樹 学校配置調整担当課長大 森 恒 二
教育委員会事務局副参事(施設整備担当) 生涯
学習課長 水 野 博 史
千 葉 亨 二
地域教育力推進課長 諸 橋 達 昭
教育支援センター所長平 沢 安 正
中央図書館長 大 橋 薫
事務局職員
事務局長 太野垣 孝 範 書記 飯 野 義 隆
文教児童分科会運営次第
1 開会宣告
2
署名委員の指名
3 議 題
所管の
補正予算について
4 閉会宣告
○主査
それでは、
文教児童分科会を開会いたします。
────────────────────────────────────────
○主査
初めに、
署名委員でございますが、委員会と同様にさかまき
常行委員、
南雲由子委員のお2人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
次に、運営について申し上げます。
本分科会の
審査項目につきましては、既に配付しております
補正予算分科会別審査項目一覧表のとおりですので、この範囲内で質疑されますようお願いいたします。
また、お手元に配付しております
予算審査特別委員会補正予算関連審査の運営についてに記載のとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行い、表決を行わないことなどを2月7日の
議会運営委員会で決定しておりますので、ご確認ください。
────────────────────────────────────────
○主査
それでは、所管の
補正予算についてを議題といたします。
質疑のある方は挙手願います。
◆さかまき常行
1点だけ確認をさせていただければと思います。167ページのところになりますが、
児童福祉施設費のところで、各項目、
児童館管理運営経費から
子育て支援事業経費、
保育園管理運営経費、以下4、5という形で、補正としては
マイナスになっているんですが、ここの要因といいますか、どういう要因で
マイナス補正となっているかというところだけお聞かせください。
◎
子ども政策課長
補正予算の予算書167ページ、真ん中から下の部分でございます。
まず、項番1の
児童館管理運営経費でございます。こちらにつきましては、児童館26館ございますけども、そこにいる
臨時職員さんの雇用の人数が実績が減ってるということで、共済費ですとか賃金が減ってるという形で、項番1はこの三角の数字になってございます。
それから、項番の2の
子育て支援事業経費、こちらにつきましても、先ほどと同じですけども、児童館の非常勤の職員さん、これの雇用の人数が想定が34人だったのが32名ということで、やはり報酬ですとか共済費の減が(1)番の経費になってございます。それから、(2)番の
出前児童館につきましては、5月末にやっておりますわくわくフェスティバルの契約の差金という形になってございます。
それから、1つ飛びまして4番、
児童福祉施設維持補修等経費の
子ども政策課の分については、児童館のトイレの洋式化、これの
工事請負の関係の差金という形で、この
マイナス金額が出てるところでございます。
以上です。
◎
保育サービス課長
167ページの項番の3でございます。
保育園管理運営経費でございます。これ
区立保育園の運営に係る経費でございまして、(1)の
管理運営と書いてあるところが区立直営、いわゆる
区立保育園というふうに言われている38園分、また、(2)の
運営委託につきましては、公設民営の
こぶし保育園とにりんそう保育園の運営に係る経費でございます。
(1)のほうにつきましては、5,400万余の
減額補正ということでございまして、これは実績の減というところでございます。
また、(2)のほうにつきましては、83万4,000円ほど、これは増額の補正をかけさせていただいてございますけれども、ここ2園の運営に係る経費の実績で、若干膨らんでるところで増額というところでございます。
また、項番の4の3つ並んでいます真ん中、
保育サービス課でございますけれども、こちらにつきましては、各園の例えば害虫駆除ですとか樹木剪定、そういったような
維持管理に関わる分の委託の経費をこちらのほうに計上させていただいておりまして、実績として540万余の減額というところでございます。
◎
子育て支援施設課長
項番4の
児童福祉施設維持補修等経費の
子育て支援施設課分につきましては、私
ども工事の関係と
給排水設備等の委託をしてございます。そういった関係の中で、工事費については
計画工事費の
契約差金等による減、同じく委託の関係についても、
年間契約の
契約差金がほとんどでございます。
◎
児童相談所設置担当課長
こちら167ページ、項番5のところでございます。こちらの(仮称)
子ども家庭総合支援センターを旧板橋第三小学校に建設するんですけれども、建設をするに先駆けまして、既存の建物、体育館、プール、東側校舎などを解体した工事の
契約差金でございます。
◎
子ども政策課長
すみませんでした、1つ漏れておりました。167の項番4の
児童福祉施設維持補修等経費です。先ほど、トイレの洋式化のお話ししましたが、それとは別に、
児童館側の休日については、職員ではなくて委託をかけてるところでございます。そこの委託の関係の差金も入った上での
マイナス669万6,000円という形でございます。よろしくお願いいたします。
◆さかまき常行
1点と申しましたが、もう一点だけ。その前のページの165ページにあります
私立保育所保育運営費の補正での
マイナスと、それから、5番の
地域型保育事業経費、こちらも
マイナス補正となってるんですけど、ここの要因をお聞かせください。
◎
保育サービス課長
165ページの2目
児童福祉事業費の中の項番の1つ目でございます。
私立保育所運営経費でございますけれども、内容としましては、扶助費と
処遇改善費ということで計上させていただいているものでございます。
いずれも、お預かりしている児童の、
お子さんの数に応じて支出の金額が増減するものでございますけれども、当初の予算で見込んだ人数よりも、お預かりした
お子さんの数が少なかったというところで、減額の補正というところでございます。
また、一番下の項番5でございます。
地域型保育事業経費の
家庭福祉員の部分になりますけれども、こちら、実はその後ろのずっと167ページの上につながっていくものでございます。内容としましては、
家庭福祉員、
小規模保育、それと
事業所内保育、
居宅訪問型保育ということで、これら全てを含めまして、
地域型保育事業というふうに呼んでございますけれども、いずれもお預かりしている
お子さんの数が、当初予算を組んだときよりも少なかったというところでの支出の減に基づく
減額補正という内容でございます。
◆さかまき常行
ありがとうございます。今お聞きした範囲の中で、補足で1点だけ。予定していたお子様の数が、当初予定よりも少なくて済んでいるというところと、
待機児童といいますか、
アンマッチといいますか、そこのところの関連性といいますか、
アンマッチはそういったものに起因することがないなのか、通年通していく中で、
様々出入りがある中での範囲内の人数の少なさなのかというところだけ、1点最後お聞きします。
◎
保育サービス課長
委員さん今ご指摘いただいた後者に当たるのかなというふうに思ってございます。当然、予算組む段階では、足らないという形で予算組むわけにはまいりませんので、多少余裕を見た人数で予算は編成をさせていただいているところでございます。
当然、年度の中で出たり入ったりというようなこともございますし、在
園児童というのは各月ごとに変動しているものでございますので、そういった全体の動きの中で、例年この程度の減額が生じているものというふうに理解してございます。
◆
石川すみえ
補正予算の説明の際に、学校のトイレの改修について説明いただきまして、ちょっとそこについてお伺いしたいんですけど、予算書の59ページ、61ページのところ、小学校が4校分で、中学校2校分というふうにお伺いしたんですけれども、これは、子どもが、児童が使うトイレの改修ってことでよろしいですかね。
◎新しい
学校づくり課長
補助金のほうの話でございます。こちらの分につきましては、学校のトイレの洋式化の2系統目といいまして、1系統目は25年の改修で終わってるんですけど、その2系統目、もう一個残ってる系統の洋式化の補助金という形で、国と東京都のほうから補助金を頂いているという形です。
◆
石川すみえ
そうすると、それをどこの学校に使うかはこれから検討するってことですか。
◎新しい
学校づくり課長
はい。この補助金につきましては、今年度工事を行ったところに対する補助金になりますので、既に工事のほうはやってるということです。
◆
石川すみえ
次に、
居宅訪問型保育事業についてお伺いしたいんですけど、先ほどさかまき委員もありましたけど、167ページですね。
居宅訪問型事業のほう、当初予算と比べると幾らか使ったのかなと思ったんですけれども、
居宅訪問型事業の利用者ゼロ名だったかなと思うんですけど、このところ説明お願いします。
◎
保育サービス課長
予算書で申し上げますと、167ページの一番上の(4)でございますね。
居宅訪問型保育というふうに載ってございます。ここ当初予算が555万7,000円で、補正で555万7,000円でございます。実績としてゼロ……
(「そんなに」と言う人あり)
◎
保育サービス課長
555万で、はい。実績としてゼロという状況でございます。
◆
石川すみえ
じゃ、実績もゼロで、そのまま予算が動いたということですか。
(「はい」と言う人あり)
◆
石川すみえ
はい、分かりました。
次、
社会教育指導員経費のところでお伺いしたいんですけど、241ページですね。241ページで、これも
マイナスになってるんですけど、これは欠員が出たんですかね。そこのところお願いします。
◎生涯
学習課長
241ページの
社会教育指導員経費でございます。こちらは、2か所あります生涯
学習センターの一方で、指導員の2名欠が6月続いたため、報酬、共済費、旅費などが減になってるというところでございます。現在は補充も進めておりますが、現在状況としては、その後大原のほうで1名の欠が続いておりますけれども、雇用を新たにするということで、手続のほうは順次進めているところでございます。
◆
石川すみえ
次に、
学校施設開放経費をお伺いしたいんです。243ページです。こちらの
学校施設開放というのは、要は区民の皆さんから見たら子どもの
遊び場事業のことかなと思ったんですけども、これでよろしいですかね。
◎
地域教育力推進課長
そのとおりでございます。
◆
石川すみえ
これは
マイナスということでよろしいんですかね。
◎
地域教育力推進課長
こちら、
学校施設開放経費の中で、例えば遊び場の指導員に謝礼をお支払いしているんですけれども、こちらの減であったり、専用で設置してあるようなものがあります。例えば、バスケットのゴールのようなもの、学校の校庭についている
校庭開放で使うもの、これらの点検などの委託費、こういったものの減が、合わせてこちらの補正額というふうになっております。
◆
石川すみえ
今、
ホームページのほうを見ると、子どもの遊び場のところ、
ホームページを見ると、指導員さんの確保ができていないため、子どもの遊び場を中止していますという学校が9校分あるんですけど、こういう理解でよろしいですかね。
◎
地域教育力推進課長
遊び場指導員の謝礼の減の中には、おっしゃるように確保できずにその部分が減になっているものもございます。ちなみに、現時点では7校になっております。それ以外には、
夏休み等の中で、天気が悪くて実施しなかったというようなときにも謝礼の減というものが発生いたします。
◆
石川すみえ
板橋区、先月
子どもたちから遊び場求める陳情も出ましたし、これはしっかりと運営していただきたい事業だと思うんですね。なかなか指導員さんの集まり手が悪いということが
マイナスでも表れてると思うんですけど、とても安い賃金で、
有償ボランティアでされてるってことなんで、なかなか集まり手難しいと思うんですけど、ちょっとこの点について見解を。
◎
地域教育力推進課長
おっしゃるように、担い手がいなくなったときに直ちに埋まらない中で、一定の今の空き、先ほど申し上げた7校というような状態が、年間を通じて増減はありますけれども、起きています。それに対しまして、我々は事実上一本釣るような形で地域の方お願いして、声をかけてもらった上で就任いただいたりする例もあるんですが、そうはいっても100%実施したいという思いもありますので、この辺り、これまでのように
有償ボランティアという形で担い手の方、地域の方に全てお願いするのか、違う新しい形で、またコストをそんなにかけずに行うのか。この辺りはしっかり検討したいなというふうに現時点では考えております。
◆
石川すみえ
今、新しい形でっておっしゃったんですけど、その具体的な中身ってありますか。
◎
地域教育力推進課長
もちろん、
コスト見合いになりますけれども、そういう形で、例えば一つの考え方でしょうけれども、委託という形もあるでしょうし、また、新しいそういった地域の方の担い手やグループが見つかる中でお願いできるかもしれませんし、そういうことが考えられると思います。
◆
石川すみえ
最後1点だけ。
ホームページの謝礼の欄見ると、午前という枠もあるんですけど、現在開放してるのは午後だけなんですけど、これはかつても午前もやってたってことなんですかね。
◎
地域教育力推進課長
はい。午前に実施している学校も、
金沢小学校がございます。
◆
南雲由子
よろしくお願いします。
幼保無償化のところだけ確認をさせていただきたいんですけれども、今回の
補正予算で無償化を導入するに当たっての
イニシャルコストといいますか、
システムを改修するとか、そういった無償化をスタートするに当たってかかっている経費がどれに当たるのかというところと、もう一点は、令和2年度以降、今後、
幼保無償化に関わってかかってく経費というのがどういったものになるのかという点を確認させてください。
◎
保育サービス課長
幼保無償化に関わる経費といたしましては、まず歳入、歳出だけでよろしいですか。
◆
南雲由子
はい、いいです。
◎
保育サービス課長
まず、人件費の部分で申し上げますと、161ページでございますけれども、
児童福祉総務費の1、人件費、
保育サービス課人件費、
マイナスさせていただいてるところでございます。これごめんなさい、これ無償化じゃなくてAIでした。失礼しました。
無償化で申し上げますと、事務諸経費165ページでございます。165ページの一番上、項目18番で事務諸経費というのがございます。
トータルといたしましては、うちの課としては
マイナスになってございますけれども、例えば、国のほうから無償化に伴って
システムの改修を行うであるとか、あとは新たに帳票類が発生しますので、そういった帳票類を補完する什器類だとかを購入する経費を頂戴してございますけれども、そういったものの
イニシャルの歳出を含めましても、
トータルとしては
マイナスという状況になってございます。
具体的に、ちょっと金額というところについては、ちょっとお時間頂ければ、後ほど金額は出させていただきます。
◎
学務課長
学務課のほうにつきましても、今回の
幼保無償化につきましては、6月の補正でまとめて経費のほうはお願いをしておりまして、実際の内訳といたしましては、
システムの
改修経費及び入力等に係る
臨時職員等の人件費を計上してございます。
なお、大変申し訳ございません、
決算ベースの詳細の額については今手持ちはございませんので、後ほど資料でお出ししたいと思います。
◎
保育サービス課長
大変失礼いたしました。今、
委員お尋ねの歳出とほぼ行って来いで金額が入ってきてる部分がございますので、そちらでちょっとご説明をさせていただければというふうに思います。
予算書の71ページをご覧ください。
これ歳入のところでございます。都の補助金でございまして、項目といたしましては、18番、
幼児教育・
保育無償化実施事業費補助金という経費がございまして、金額としましては1,822万4,000円と入ってきてございます。これは、東京都のほうから入ってきているようになってますけれども、
幼保無償化につきましては、国の経費で全てやるということになってございまして、当初、国の補助金で見込んでいたところでございます。
少し前に戻っていただきまして、57ページをご覧ください。
57ページ、
国庫補助金でございまして、(8)子育てのための
施設等利用給付交付金というのがございます。ごめんなさい、その下だ、9番でございます。失礼しました。9番、子ども・
子育て支援事業費補助金、2,117万2,000円、これが当初国のほうから頂くいわゆる事務費ということで見込んでおったところなんですけれども、その後、東京都のほうから、国から支出される無償化に係る事務費については、一度東京都のほうで収入をし、東京都のほうでまとめて各
市区町村のほうに配分をするというようなお話がございましたので、今の
国補助金、都の補助金で入り繰りをしているものでございます。
300万円ほど、国の金額と都の金額で差が生じてございましたけれども、国のほうの補助金は
予算編成段階での金額、都のほうの補助金の1,800何がしにつきましては、実績として私どもで歳入している金額ということで、
契約差金等がございましたので300万程度の差額が生じているという状況でございます。
◆
南雲由子
1点確認をさせていただきたいんですけれども、今後、区の予算として来年度以降というか、令和2年度以降に、無償化でかかってくるお金というのは、今の事務費というのは、もうこれで終わってるとして、1つは今までの
保護者負担された分の国が2分の1、都が4分の1、残った区が4分の1というお金と副食費というお金という理解でよろしいでしょうか。そこはもう今後ずっと区の予算として、無償化後、ずっとかかってくるという認識でよろしいでしょうか。
◎
保育サービス課長
令和元年度につきましては、
都道府県費、また
市区町村費につきまして国費が全て入るということで
予算立てがされているところでございます。令和2年度以降につきましては、今、委員ご紹介いただきましたように、
保護者負担の3・4・5歳の分につきましては、国と都道府県と
市区町村で、それぞれの負担割合において分担をするということになってございます。
内容としましては、ご紹介ありましたように、国費2分の1、
都道府県費4分の1、
市区町村費4分の1でございます。そのほかに、今お話ありました副食費につきましては、公定価格から今回外出しをされるということになりましたので、まるっきり区単で、区の経費で今後も負担をしていくという経費になるものでございます。
◎
学務課長
先ほど、
保育サービス課長のほうで答弁がありましたので、私のほうも、一旦同様のご説明をさせていただきたいと思います。
77ページをご覧ください。
都支出金の
都補助金でございます。項番4の中に、(5)といたしまして、
幼児教育・
保育無償化実施事業補助金がございます。内訳については、すみません、必要であれば後ほど資料でと思いますが、総額といたしましては2,914万5,000円という
事務経費を頂いておるところです。
また、今後の負担についてでございますが、今、
保育サービス課のほうでご説明がありましたことが基本になりますが、
幼児教育の
幼稚園部分につきましては、地方の負担分というのがありまして、本来、国は2分の1出すことになってるんですが、そこに73%余の乗率を掛けて、そこは
地方単独分ということで、都と区が折半になるというようなことが一部ございます。ここは、私どもとしては課題と認識しております。
なお、今後の
ランニングコストについては、令和2年度の補助について、まだ国のほうから通知はない状態でございます。
◆小林おとみ
69ページで、
保育従事職員の
宿舎借り上げの補助金というのが、9,139万8,000円
マイナスになっています。
宿舎借り上げの補助金というのが、実際使い勝手が悪いとか、需要が進んでいない原因ということについて何か分かりますでしょうか。
◎
保育サービス課長
都の補助金でございますね。69ページの
児童福祉費補助金の中の7番目でございます。
宿舎借り上げ経費ということで、私ども歳入をさせていただいているところでございますけれども、基本的には、国費と都費が入っているところでございますけれども、それほど使いにくいというようなお話は、特段聞いてございませんけれども、実態として、当初見込んだよりも申請が少なかったというところでの実績の減額というふうに認識をしてるところでございます。
◆小林おとみ
ちょっと踏み込んで聞きますけど、家賃助成なのか、それとも社宅を借りて社宅を貸すって仕組みになってるのか、その辺は分かりますか。
◎
保育サービス課長
家賃の助成でございます。したがって、申請いただくときには、どこどこで、どこどこのアパート借りましたとか、住民票確かに住民登録移しましたというようなことで、添付書類をつけていただいた上で、私どもに申請を頂いてるものでございます。
◆小林おとみ
じゃ、それは園を通じて園がやるってことですよね、当然ね。
それから、その下の
事業所内保育については3,066万6,000円、皆減未整備ってことになってますけども、これらについてはどのような状況で、今後どうなっていくんでしょうか。
◎
子育て支援施設課長
私ども、
事業所内保育支援事業費補助金3,066万6,000円の減額と相なってございます。こちらにつきましては、当初1か所の整備を予定してございましたけれども、
事業所内保育所につきましては、事業者さんのほうから協議等があって初めて成立する内容になっておりまして、今年度につきましては、1件も申請がない、協議がなかったという状況で、全額皆減というような形になってございます。
◆小林おとみ
じゃ、それはそうですか。ちょっと聞きたい、企業主導型保育所ってあるじゃないですか。それとこれとはどう関係ありますか。
◎
子育て支援施設課長
私ども、ここで挙げております
事業所内保育所というのは、区が認可を致します地域型の保育施設になります。企業主導型保育所につきましては、認可外の施設と相なりまして、国のほうで申請、整備費の補助を出している事業になります。
◆小林おとみ
じゃ、それは区のほうには一切出てこないってことになりますね。はい、理解しました。
それと、先ほど165ページに保育の関係の地域型保育のずっと各保育所ごとのありますけど、特に小規模については、2億円からの
マイナスになっています。この辺については、
小規模保育が今年、当初予定したほど進まなかったっていう、あるいは進めなかったってことになるんでしょうか。
◎
保育サービス課長
167ページ、これは前のページからつながってきてるところでございます。
児童福祉事業費の中のいわゆる運営経費に係る部分のお金でございますね。その中の小規模ということで、お尋ねでございます。
こちらにつきましては、この経費の中に、歳出としては保育士のキャリアアップの補助金、また、サービス推進費の補助金、あと、保育士の
宿舎借り上げの補助金等々を含んで、こちらのほうに計上させていただいてるものでございます。
また、扶助費といたしましても計上しているところでございます。特に、やっぱり扶助費のところが大きいのかなというふうに思ってございます。当初見込んだよりも800人以上、私どもの見込みよりも小規模に入園された
お子さんが少なかったのかなというところでございます。
また、キャリアアップの補助金ですとか、宿舎の借り上げにつきましても、この経費の内訳としては、1,000万、宿舎の借り上げであれば1,000万、キャリアアップであれば2,600万余の金額が、当初の見込みよりも執行額としては少なかったというところでございます。
◆小林おとみ
あと、教育のほうで聞きます。就学援助なんですけども、特に
マイナスの額が大きいというわけではないとは思いますけども、就学援助の率とか、その辺から見て、状況はどうなんでしょうか。少し減っている状況なんでしょうか。
◎
学務課長
就学援助についてのご質問でございます。こちらは、このところずっと減少傾向が続いておりまして、当初予算では、前年をベースに予想を立てておりますが、それより下回ったところでございます。
◆小林おとみ
所得金額とかは、板橋区は一定程度のところで頑張ってるとは思うんですけど、そういう中で支出科目っていうんですかね、支給費科目について内容、費目を再検討するようなことは、区のほうではないでしょうか。
要するに、国のほうで示している就学援助のものでいきますと、板橋区ではクラブ活動費とか生徒会費、PTA会費など国のほうでは基準示しているものになってますけども、入っておりません。あとは、中学校の体育着などについても、あと、などもありますし、ほかには眼鏡とかコンタクトレンズなどやってるところもありますけども、この辺について拡充するというようなことは考えてないでしょうか。
◎
学務課長
内容等につきましては、適宜検討する必要があるときには、折に触れて検討していくということで、単価等の見直しについては、今年度も検討しておるところですが、品目の増強については、現時点では特段検討していないところでございます。
◆小林おとみ
あともう一つは、ちょっと職員の欠員状況、教育関係で、教員は、ここには予算の補正の上では出てきませんけども、教員の欠員とか、あとスクールソーシャルワーカーとか、その他の欠員で、今課題になってるところはないですかということを聞いておきたいと思います。
◎教育支援センター所長
説明書225ページ、教育支援センター相談事業経費のところでございます。心理の言語聴覚士が年度途中で退職、それから、スクールソーシャルワーカーが10月末で1人、11月末で1人、計2名退職というところの補正減になってございます。
◆茂野善之
じゃ、1点だけ。私、当初予算を立てるときは、事業しっかり精査をして、積算をして、しっかりとした予算を立てると思っています。その結果、皆さんが節約をしたり、きちっとお使いになって、少しずつ項目で余っていってるんだと思いますね。最初に余裕を持って予算をつくるというのは、ちょっと違うと思いますので、私の考えはね。
それで余った金額が、そこそこ今回、補正なったわけですけれども、これページで言うと112ページですが、歳出のあれで諸支出金というのは余ったうちの幾つかをそれぞれ将来の万が一のために、多分様々な基金に積み立てているんだと思いますが、その中で、教育費に対してかなりの金額が施設整備基金に積み立てられています。
これは、来年度、再来年度の体育館の冷房装置、そういうものを予測して積み立てたのか。ふだんだったら、そのうちの半分ぐらいを教育費には回らないと思うんですよね。全体的に基金に平均して積み立てていくんじゃないかと思いますけれども、今回、これに限ってはかなり教育の積立てが多いんですけれども、そういう感覚でよろしいでしょうか。
◎
教育総務課長
今、委員ご指摘の教育費の中で、義務教育施設整備基金積立金が49億円余の新たな積立てとなっております。
こちらについては財政課所管ですので、私どもが理由を言う立場にないんですけれど、私たちの立場としましては、小・中学校の改築需要が、やはり相当あるという認識でございます。それに対して、十分に備えを頂いたというふうな認識でございます。
────────────────────────────────────────
○主査
では、以上で質疑を終了いたします。
これをもちまして、
文教児童分科会を閉会いたします。...