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令和元年12月10日健康長寿社会調査特別委員会-12月10日-01号
令和元年12月10日東武東上線連続立体化調査特別委員会-12月10日-01号

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  1. 板橋区議会 2019-12-10
    令和元年12月10日健康長寿社会調査特別委員会-12月10日-01号


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    令和元年12月10日健康長寿社会調査特別委員会-12月10日-01号令和元年12月10日健康長寿社会調査特別委員会  健康長寿社会調査特別委員会記録 開会年月日  令和元年12月10日(火) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 2時16分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     田 中 いさお       副委員長    坂 本あずまお  理事委員    山 内 え り       理事委員    かいべ とも子  理事委員    渡 辺よしてる       委員      小野田 み か  委員      寺 田 ひろし       委員      小 林 おとみ  委員      元 山 芳 行       委員      長 瀬 達 也  委員      杉 田 ひろし 説明のため出席した  区民文化部長    有 馬   潤     健康生きがい                        部長        五十嵐   登
     地域教育力                 スポーツ振興  担当部長      松 田 玲 子     課長        金 子 和 也  長寿社会推進  課長        近 藤 直 樹     健康推進課長    長谷川 聖 司  おとしより                 高島平  保健福祉                  グランドデザイン  センター所長    河 野 雅 彦     担当課長      澤 邉   涼  生涯学習課長    水 野 博 史 事務局職員  事務局長      太野垣 孝 範     書記        飯 野 義 隆             健康長寿社会調査特別委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    (1) 高齢社会活動に関する取組について(視察)(3頁)    (2) 高齢学習機会提供の取組について(9頁)    (3) 第3回定例会調査事項に関する提言の方向性について(28頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから、健康長寿社会調査特別委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事のご挨拶をお願いいたします。 ◎健康生きがい部長   おはようございます。本日は、最初に『高齢社会活動に関する取組について』視察を行い、帰庁後、委員会室にて質疑が行われますので、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  小林おとみ委員、杉田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議題に入ります。『高齢社会活動に関する取組について』を議題といたします。板橋区立シニア学習プラザにて視察を行いますので、到着までしばらくお待ちください。 [視察]  「高齢社会活動に関する取組について」  ─板橋区立シニア学習プラザ─ ○委員長   視察お疲れさまでした。  今後の予定をご連絡いたします。  帰庁後、昼休憩を挟んだ後、第3委員会室にて委員会を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、委員会の途中でありますが、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いします。 休憩時刻 午前11時48分 再開時刻 午後 1時00分 ○委員長   休憩前に引き続き、健康長寿社会調査特別委員会を再開いたします。  引き続き、高齢社会活動に関する取組についてを議題といたします。  先ほどの視察を踏まえ、各委員の所見やご提案等を述べていただきたいと存じます。  なお、本議題は、重点調査項目1、元気高齢増加に向けた取組み及び重点調査項目2、高齢社会参加環境づくりに関連した内容となっております。そのため、本議題のご意見、ご提案については、重点調査項目1を中心に述べていただき、重点調査項目2については、議題2、高齢学習機会提供の取組についてにおいて、所見、ご提案をしていただくよう、ご承知おき願います。  それでは、ご意見のある方は挙手願います。 ◆寺田ひろし   先ほど視察を拝見させていただいて、大変ありがとうございました。  大変勉強になりましたし、また、さまざますばらしいお取組みをされているなというのがわかりまして、改めて勉強になりました。その上でなんですけども、ふとやはりどうしても思ってしまうのが、ああいうもう本当に近くにあればいいなと、カレッジで、そこはやっぱり皆さん多分一緒の思いであると思います。  そういった意味で、今後のこういった周知の活動を、より一層工夫をされていらっしゃるかと思うんですが、例えばちょっと具体例、例えば東武東上線沿線とか、そういった方の老人会また町会の方、もしくは、サークルの方に、こういった場所があるというところをどのように周知いただけるかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長   わかる範囲でご答弁願います。 ◎長寿社会推進課長   学習プラザは、区内1か所なんですが、場所的には、地理的には、区の中央に位置しているんですけども、交通アクセスの点では、三田線の沿線ですので、また環八通りに近いところで、バス路線も来ているんですが、東上線の沿線の方にはちょっとアクセスが悪いという、グリーンカレッジ受講生の方からも、そういった少し交通アクセスの手間は、アクセスが必ずしもよくないというようなご意見がございます。  周知の点なんですが、ホームページですとか、広報いたばしなどは一般的な媒体として使っておりますけども、そのほかに例えばグリーンカレッジの場合ですと、募集案内町会自治会の回覧で回したりとか、公設掲示板に掲示をしたりとか、あるいは近年はJ:COMさんで放映をいただいたりとか、そういったメディアも使って、周知のほうを進めておりますので、今後も周知については、推進していきたいというふうに考えております。 ○委員長   寺田委員、質疑は余り、ご意見とかそういうのがあれば、後でまた正副でまとめるので。          (「わかりました」と言う人あり) ○委員長   それを踏まえた上で、どうぞ。いいですよ。大丈夫。  意見を言ってください。 ◆寺田ひろし   わかりました。ありがとうございます。  あと、意見としましては、今、ふれあい館のほうも拝見させていただきましたので、よろしいですか。  ホームページのほうも、それぞれの館を拝見しまして、ただ、ご高齢の方、もしかしたら見られないかもしれないんですけれども、やはり高島平と、あと中台は若干ちょっとフォントが小さかったなというところで、徳丸とかは非常に見やすいという状況でございましたので、このご改善をいただきたいなというところであります。  あと、意見としまして2つ目は、平成27年の高齢社会白書という本が内閣府で出していまして、やはりこうしたグリーンカレッジのような、公共の学びの場に高齢が出てくるのは約1割と。あとは、そのほか健康とか趣味に関して、前半のほうで触れられたような絵画とか、そういった方はやはり3割程度は60代、70代の方は参加している。これは、日本全国の大体平均なんです。  ただ、やはりこうした生涯学習をしたことがあるというのは、55%、ないというのが45%、やはり4割、半分近くの方が、やっぱり何かしらそこに縁していないというところでありましたので、最初の意見とちょっと重なるんですけれども、ぜひ板橋区で成功事例といいますか、今後人生100年時代を迎えるに当たっての先進事例として、きょう視察に行ったところは1か所でありましたけれども、各ふれあい館も含めまして、もしか地域センターとも共同をしながら、重層的な取組みといいますか、漏れのない形で、まずは知っていただく、あとは利用しやすくなると、そういう本当の意味のソフト面でのバリアフリーを目指していければなというのが、私の意見でございます。  以上でございます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆小野田みか   きょうは、とてもいい施設を見せていただきまして、寺田委員と同じく、私も近くにあったりですとか、皆さん交通アクセスのいいところにあったらいいなと思ったんですけれども、先ほど課長から話が出たんですけれども、やはりもうちょっと交通アクセスがよくて、私、中丸町に住んでいるんですけれども、中丸町の方とか、あとは東上線沿線の方とかも、通いやすいようなアクセスが実現できたらいいなと思っているんですけれども、例えばコミュニティバスとかを出して、朝そこに通うのに夕方1回で1日2回とかでもいいと思うので、週末はほとんど帰っていないということだったので、朝と夕方か、そのぐらいの時間に2回とかでも、そういう巡回バスが出たらいいなと思いました。 ◆小林おとみ   きょう、学習プラザのほうは後のほうで議題になるので、ふれあい館のほうの話ですけど、前回の報告で、社会活動との関係で議論しましたけども、改めて見てみたらふれあい館のほうでは、ボランティアステーションの役割を持っているというのが、前回の報告の中にありまして、きょうお聞きしてふれあい館の館長さんのお話だと、上でシルバーパスを発行するときに、ボランティアの方々にお声がけをしてもらって、いろいろ実施活動があるんですよということのお誘いなんかしてもらっているという話がありましたので、そんなことをしながら館長さんが、また、図書館とか子どもたちのところでしたかね、その他の組織とつながって、情報提供するコーディネイトの役目をやっているんですよというお話もお聞きしましたので、無関心層にどう迫るかみたいな話が、前回の中にありましたけれども、もうちょっとやっぱりそういういろんな施設、ふれあい館などの取組みを通じて、いろんな層の高齢に声をかける、そういう場があるというかな、そういうきっかけづくりができているんだなということもきょうはわかりましたので、そんなことももしあれだったら、前半地域活動の部分とかいうあたりに果たしている役割ですかね、そんなものも書き込めたらいいんじゃないかなと思いました。 ◆長瀬達也   非常にいいグリーンカレッジを見せていただきました。  ただ、やはり地域的なところがあって、あれだけいいものを提供しているわけですから、例えば志村地域だけではなく、成増のほうですとか、板橋のほうだとかという方も通いやすくしていったらいいのかなとは思うんですが、ただ、地理的な問題点もあるので、例えば、そもそもグリーンカレッジサテライト校を、例えば成増地域ですとか、板橋地域につくるとかということも、1つ方法としてありなのではないかなというふうに思います。  こちらの費用とか見させていただくと、あそこの維持管理経費ですから、それがたくさん非常に多いのかというと、それはちょっと別の話として、ただやはりかなりのコストがやっぱりかかっているわけですね。ですので、これだけのコストをかけてやるんですから、もっとさらに区内のご高齢の方がくまなく使っていただけるように、求めれば全ての方々が距離を、地理的な問題を乗り越えて参加できるような、そんな仕組みをやっていってもいいのではないかな。特に、今もうITも発達しているので、サテライトのところでは、ライブではなくて、ビデオ学習にできる部分もあるかもしれませんし、たまにはサテライト校で本講義をやって、こちらのグリーンカレッジのほうはビデオ講座をやるみたいなことも、逆にライブでもできるのかなというふうに、ライブビデオ講座というのもできるのかなと思うんですけれども、そんなところもぜひ事業さんともこういうことができるのかどうかということも、区として提案をするというのも1つではないかなというふうに思っております。 ◆坂本あずまお   皆さん、ご意見今頂戴いたしまして、大きく分けて、アクセスの問題、それから利用への周知、あとはコストということであったんですけども、せっかくなので、その3点について提案をするならば、アクセスについて、グリーンカレッジのほうは、まずご利用の方の住所は当然把握されていると思いますので、どのエリアの方々までが実際に利用されているのかというのは、まだ調査されていないと思うんですね。  一般的に考えれば、当然三田線沿いの方がほとんどだと思うんですけども、先ほど視察先で部長からお話ししたときに、区内全般的にご利用いらっしゃいますという話をいただいたんですけども、ただご利用はいらっしゃるというだけでは、やっぱり足りなくて、何名くらいの方が現実的にはそこに通われているのかということは、しっかりとビジュアライズして、それは皆さんの机の端末に置かれているソフトでピピピのぽんで出ますので、そういった取組みの調査をまずはしていただきたいということ、あとふれあい館についても、当然区内5か所ありますので、5か所の例えば徳丸のふれあい館の利用が徳丸の方だけが通っている、要するに半径500メートルだけが通っているのか、それとも2駅分、半径1.5キロまで圏域が広がっているのかということも、これはだから当然利用の住所を持っていますし、それはビジュアライズできますので、それはプロットして、しっかりと利用エリアの把握は、まずはしていただきたいというのが1点ございます。  そこから、周知ということで、利用されていないエリアの方、それから、アクセスしやすいのに、利用されていない地域というのをちゃんとわかる、把握していけると思いますので、その点は、利用、周知という部分では、そういった形で合理的に周知が足りていないエリア、周知が足りていない年齢層にアプローチしていくという形で、ただ1発でばしゃっと風呂敷を広げたようなアプローチはもったいないというのがありますので、エリアごと、それから属性ごとでちゃんとやっていただきたいなというのが願いとしてあります。  長瀬委員からあった便益の部分、投資効果という部分なんですけども、当然投資効果も見ていかなければいけないのが、あれだけのすてきな施設は、一般の民間の、例えばフィットネスとかでいくと、月1万円とか1万3,000円とかかかる内容が、本当に100円とか200円とか、そういう低コストでできるということは、税金投資額はしっかりとコスト分析をしていかなければいけない中で、受けられている方、受けられていない方の、それがいわゆるウエルビーイング的な満足度になるのか、それとも充実度になるのか、そしてメンタル部分なのか、身体的な充足度、要するに医療費が削減されたとかといったことは、今は難しくても、少なくとも住民満足度調査をやっていますので、そこでの利用アンケートという形でも、そういった満足度調査は、しっかりと把握していかないと、ただすてきな施設が23区にありますねだけでは、非常にもったいないと思いますので、そういった施設を投資したことによるご利用の便益、利用されていない方の便益の比較、これによって公共投資と制作ソフト的な部分の比較というものも、すぐには難しいのはわかっていますけども、ただそのベースの計算はできますので、お取組みはぜひともお願いしたいなと。できなければ、データはいただければやりますので、議会側でもしできなければ、データを下さいということがお願いとしてあります。  それから、サテライトの件についても、ふれあい館は当然5つありますので、その点で今高齢向けのそういったサテライトの勉強みたいな大学というのは、実は区の職員の課長さん、部長さんのやられている方何人かいらっしゃるとお話ししたことがあるんですけども、今ネット上で、オンライン中継じゃなくて、要するに映像だけアップしてあって、好きなときに見に行って、好きなときに資料を提出して、期限までにやって、その資格を取っていくという学びの仕組みが、大分国のほうでも広がってきていますので、gaccoというんですけども、そのやり方は区としてもしやるのであれば、採用はできるかなと思うんですが、20人の勉強、gaccoのシステムを入れるほうがちょっとお金かかり過ぎちゃうのかなと思うので、それはそういったご意見もあるということは、議会として申し上げさせていただきたいなという感じで。 ○委員長   よろしいですかね。 ◆坂本あずまお 
     こんな感じでございます。 ○委員長   ありがとうございます。  よろしいですかね。          (発言する人なし) ○委員長   いただきました諸検討は、正副委員長でまとめた上、次回の定例会委員会にてご確認いただきます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、高齢学習機会提供の取組についてを議題といたします。  本件について、理事より説明願います。 ◎長寿社会推進課長   午前中の視察は、お疲れさまでした。ごらんいただきましてありがとうございました。  午後は、高齢学習機会提供の取組についてということでご報告をさせていただきます。  資料は、本体の資料1のほかに、別紙を配付をさせていただきました。  本日、1点だけ追加でお配りさせていただいたものがございます。  そちらにつきましては、講義概要なんですが、別紙4の2枚目になるんですが、教養課程後期講義概要というものがございまして、実はこれ、表、裏で1ページ、2ページとなってますが、3ページ目がございます。3ページ目が欠落しておりましたので、本日追加で出させていただきました。申しわけございません。  一応、ところどころ別紙のほうもごらんいただきながら、説明のほうを進めていきたいと思います。  それでは、資料1に沿いまして、ご報告させていただきます。  高齢学習機会提供の取組についてでございます。  まず、リード文のところでございますが、板橋区は高齢の教養の向上及び地域社会における活動の推進を図るとともに、地域住民相互の交流を支援することにより、区民の福祉の増進に寄与することを目的として、平成21年7月にシニア学習プラザを開設しております。  また、平成6年7月に設立しました板橋区高齢大学校は、シニア学習プラザの開設と合わせ、平成21年度から名称を正式に板橋グリーンカレッジに改めまして、シニア世代多様化、高度化する学習要求に応えるとともに、シニア世代地域社会における活動を促進することを目的として、現在まで運営を続けております。  このたびは、これらシニア学習プラザ通称グリーンカレッジホールを拠点とする本区における高齢学習機会提供の取組についての報告ということでございます。  大きく第1板橋グリーンカレッジと、それから第2シニア学習プラザというふうに分かれておりますが、まず1ページ目のグリーンカレッジのほうでございます。  項番の1の概要としまして、グリーンカレッジ設置要綱がございまして、学長を板橋区長としております。また、事務局健康生きがい部長寿社会推進課ということで、直営の事業で運営をしております。  また、運営協議会を設置しておりまして、専門的知見や区民の視点を踏まえた協議を行うということで、年2回開催をしております。今年度は1回目が6月26日でしたが、6月と、それから2回目が今月18日、来週の水曜日になります。運営協議会がございます。  事務局のほうで、テーマの設定ですとか、講師の方の選定とか依頼をしまして、案をつくります。それを運営協議会に提示をしてご意見をいただくという形で進めております。運営協議会の委員の任期は2年でございます。現在は、平成30年6月からの任期の2年目で、来年の5月までの任期になっております。  構成員は、記載のとおりでございます。区内大学関係3名、それから学識経験として東京都健康長寿医療センター研究員の方、ここまでの4名については、全員博士の学位をお持ちの方々です。  それから、板橋区文化財専門員1名、それからOB会の代表ということで、会長さんに入っていただいております。また、公募区民2名、それから区職員2名ということで、健康生きがい部長と、生涯学習課長ということになっております。  2ページ目にまいります。  グリーンカレッジ受講対象でございますが、グリーンカレッジ大学校と大学院と分かれております。大学校のほうは、区内在住、在勤で、60歳以上の方を対象としております。  大学院につきましては、大学校のほうを卒業した方で、大学院につきまして、一度卒業しても再入学が可能というふうな取り扱いにしております。  受講料につきましては、各課程とも年間一律5,000円ということになっております。  ここで、別紙の1のほうをごらんいただきたいと思います。  板橋グリーンカレッジ体系図でございます。  左のほうに図がございますが、上段が高齢大学校になっておりまして、2年間の過程になっております。1年目が教養課程ということで、さまざまなジャンルから幅広い教養を学ぶということで、午前コースと午後コースとそれぞれ設けておりまして、それぞれ150名定員ずつです。どちらか好きなコースを選んでいただくということになっております。  2年目は専門課程になっておりまして、3つの専門分野から1つを選んでいただくということになります。  ごらんの3コースがございます。  それから、卒業した後は、聴講生として、専門課程のいずれかのコースに加わって、聴講生として受講できるということになっております。  また、大学校を卒業後、大学院に進まれる方は、大学院で1年間なんですが、ゼミ形式で能動的な学びへの挑戦ということで、ゼミ形式での講義を受けていただくということになっております。こちらも3コースございます。定員はそれぞれ30名となっております。  右側のほうには、それぞれの過程、大学院についての具体的な説明がございますので、これはまた別途ごらんいただきたいと思います。  続きまして、別紙2のほうをごらんいただきたいと思います。  別紙2の、こちらは今年度の講義一覧になっておりまして、表面が大学の教養課程となっております。第1回から第18回までで、それぞれ1回ずつで1話完結で、それぞれ講師が異なります。  テーマと、それから講師について記載したものの一覧となります。  それから、裏面のほうが専門課程の各コースと、それから下のほうに大学院コースがございます。  専門課程につきましては、一つのテーマにつき2回ないし4回の連続講義になっておりまして、テーマごとに講師の先生が2回ないし4回にわたり、講義を行っていただくというような形になっております。  本日は、日程を見ますと、やはり講義はなかった日なんですね、グリーンカレッジの。通常は現地で配られましたこのパンフレットに図面があるんですけども、我々が説明を受けた教室にというところで、大学院の講義をやっております。30名定員ですのでこの教室を使っております。  それから、そのほかの教養課程専門課程のほうは、教室1ということで、きょうは仕切っておりましたね、仕切っておりまして、片側をグリーンカレッジOB会の会合で使っておりましたけど、あそこはぶち抜きにしてありまして、通常、そこで講義を行っております。  4階部分は貸出施設ですよね。ホールですとか、集会室になっていまして、きょうご利用されてましたけども、そういうことになっております。  それでは、資料の本体のほうに戻っていただきたいと思いますが、資料2ページ目の項番の2受講数等の推移でございます。大学校と大学院で、近年の受講生数等の推移を整理したものでございます。  大学校のほうは募集定員300名で、それに対する応募数が次の段にございます。実際に入学された方、それから専門課程に2年目、進級された方がその次の段にございます。また、聴講生の数が一番下の段にございます。  29年度の応募数、少し落ち込んだんですが、30年度238名に回復しているんですが、今年度またちょっと落ちているんですね。これらの29年度から次の3ページ目の項番4の近年の取組みというあたりを進めてきまして、その効果もあって、受講生数がふえたというふうに喜んでいたんですが、今年度またちょっと180名以降減少しているというような状況にはなっております。  (2)の大学院のほうは、大体応募数が100名前後というところで推移をしております。  続きまして、項番3の運営経費でございます。  30年度の決算額で見ますと、340万円ほどでございます。  内訳としましては、大部分が講師の方の報酬あるいは運営協議会の学識の方の謝礼金というようなことで、大きな割合を占めております。  3ページ目の特定財源でございますが、受講料1人当たり5,000円をいただいていますので、その収入が371万5,000円ほどございました。そのほか、公開講座ですとか自己負担金がありますので、それらで合計で387万円の歳入の決算額となっておりまして、支出よりも歳入のほうが多かったという、このときは結果になっております。  グリーンカレッジ事業は、財政面で見ると、優良事業だというふうに捉えられているかと思います。学習プラザですとか施設の維持費ですとか、職員の人件費などフルコストで見ればまた別なんですが、直接の運営費については、受講料で賄えているというような状況にはなっております。  次の項番の4の近年の取組みですが、こちらについては、グリーンカレッジ開設以降、年数を重ねまして、ちょっと社会状況ですとか、シニア層のニーズなども変化してきているというようなところを捉えまして、近年見直しを進めてきております。  板橋グリーンカレッジ運営要項の一助のところにございますけど、シニア世代多様化、高度化する学習要求に応えるとともに、シニア世代地域社会における活動を促進するということが目的となっております。これは、当初からこういった目的で進められてきております。  一方で、板橋区の基本計画、基本目標に「いきいきかがやく元気なまち」、基本政策のところの「豊かな健康長寿社会」、吹き出しのところにございますように、高齢が豊富な知識や経験を生かしながら、元気に仕事したり、地域で活動したりしています。高齢を生かすまちづくりによって地域課題の解決や高齢自身の健康増進を促進し、豊かさを時間できる社会が実現していますと。これにグリーンカレッジの取組みもつながっていくものというふうに捉えまして、事業を進めているというところでございます。  4ページ目から6ページ目の前半にかけて、近年のこの変化への対応という取組みを進めてきている内容を整理したものでございます。  4ページ目の(1)のところです。  アンケート調査によるニーズ把握ということで、これは過去からやってきておりますけども、年度の終わりにとると、翌年度の講義に反映させるというタイミングではないので、夏場、一旦前期で終わります。8月は講義はないんですね、グリーンカレッジ。前期が終わったところで一旦アンケートをとって、それらの意見を反映させて翌年度の講義の組み立てに生かすというようなところで活用をしております。  (2)の周知宣伝の強化でございます。  ①のところで、募集案内の改定というところで、これは近年の募集案内を昨年度と今年度分を別紙3ということでおつけしてありますけども、ただ一方通行で講義を聞くというだけではなく、みずから調べたり役立てることを目的としているということをこの募集案内のほうで記載をしております。  また、アクティブラーニングということで、能動的な学びですね。それから、講師からのメッセージ、あるいは卒業生の活動紹介などについて、別紙3の1と別紙3の2で、実際の講義受講生募集案内なんですが、そのような工夫を入れてきているところでございます。  続きまして、②番の講義概要の刷新ということで、こちらは別紙4になりますが、別紙4をごらんいただきたいと思いますが、これ、以前とは形式が変わっておりまして、これは表形式になっておりますけども、真ん中のテーマ、講義内容のところ、余り具体的な記載は今までございませんでした。  ここを具体的に書いて講義の内容をわかりやすくするとともに、講座の効果というんでしょうかね、これは運営協議会の意見をいただきまして、こういった欄を設けたんですが、この講座を受けることによって、どういう成果がありますよ、どう変わりますよというようなことがわかるようにしたらどうかということでこの欄を設けたというところでございます。  それから、資料本体に戻りますが、③番のメディアを通じた宣伝ということで、J:COMによるグリーンカレッジ特集の放映ということで、平成30年1月に、「魅力発信!いたばしナビ」ですか、そういう番組があるんですね。1か月間連続で放映されていますけど、同じ映像が。それに取り上げていただきまして、またこちらについては、庁内のディスプレーですとか、ハッピーロードのディスプレーでも同じ時期に繰り返し映像を放映をしていたということでございます。  また、動画投稿サイトYouTubeを区のホームページから見られるようになっていまして、同じ映像が見られるというような取組みも入れました。  次の④のグリーンカレッジだよりの作成頒布ということで、これは創刊号と、それから第2号のほう、こちらについては区のホームページでカラーで載せておりますけども、紙媒体として今回は資料としてお配りをさせていただきました。  特徴的な講義の紹介ですとか、講座の雰囲気を使える媒体として、作成したということでございます。  今後は、受講生あるいは卒業生の編集ボランティアを募りまして、自主的な作成というようなところでもシフトしていったらいいのではないかというふうに考えているところでございます。  次の(3)の講義形態の見直しということで、このあたりは運営協議会の先生方のご意見をいただいて取り組んできたものですが、アクティブラーニングということで、幾つかございます。リアクションペーパーの活用ということで、今までやはり座学ですので、先生がお話をただ聞いているというスタイルが通常だったんですけど、リアクションペーパーというのを活用して、実際に大学でやられているようですね。受講生の意見とか要望とか何か評価ももらうというようなことで、そういった取組みを入れております。  また、図書館などを活用した調べ学習、能動的な学習の指導、あるいはグループワークということで、単独ではなくてグループ分けをして講義を聞いたり何か検討するとかいった取組みも入れております。  それから、大学院のほうで、2のところですが、フィールドワークを導入しまして、これ30年度、昨年度健康福祉コースと社会生活コースで、それぞれ外に出ていて、フィールドワークというのをやったんですが、計画はしたんですが、1つは雨天でもう一つが、これは夏場でしたので、非常に猛暑の日なので、いずれもこれ実施はできなかったんですね。  今年度、ちょっとフィールドワークを入れておりませんけども、来年度以降、また時期をずらすような形で、またフィールドワークについても、講義の中に入れていきたいというふうに考えております。  それから、(4)番の講義内容の見直しでございます。  ①としまして、地域活動やボランティアテーマとする講座の実施ということでして、30年度につきましては、記載の3つ、教養課程の前期のほうと大学院の健康福祉コースのほうで、記載のテーマで行っております。  また、今年度は講義概要にもございますが、教養課程の前期、後期、それから専門課程の社会生活講義の前期のほうで、こうした地域活動に関する講義を入れております。  続きまして、②の特別講座の実施ということで、特別講座というのは、学習プラザの中で通常の講義のほかに、グリーンカレッジ受講生大学院も含めて、全受講生を対象に、特別講義というのを年2回実施しております。  テーマは、近年は1つは環境をテーマとすることと、もう一つが防災、防犯をテーマとするものということで、専門の先生に来ていただいて、講義を行っていただいております。  昨年度と今年度のテーマにつきましては、記載のとおりでございます。  5ページ目の下のほうで、③番、板橋ならではの独自性のある講座の実施ということで、例えば今年度は板橋の歴史や地形ほか、産業などの分野を想定ということで、今年度につきまして、「いたばしの地下を探る」というテーマで、「-石器や土器に見る歴史-」という、教養課程第2回の講座、こちらを実施をしております。  6ページ目にお進みください。  最後の(5)の卒業後の活動促進策ということで、①から⑦までございます。  ①卒業生の活動実践状況の紹介ということで、これはお配りした資料にもございますけども、卒業生が実際に活動している場面のインタビュー形式の記事ですとか、J:COMさんの放映でも、卒業生のインタビューの場面が出てきますけども、そういった活動を紹介しているというようなことでございます。  それから、OB会への入会の勧奨、それからセカンドライフ情報誌「ステップ」を受講生の方に配付させていただいているということですね。  また、シニア活動関係の事業の案内をしたりとか、⑤のところで、卒業生が講師として行うプレゼンツ講座の拡大ということで、先ほど学習プラザの館長さんからプレゼンツのお話がございましたけども、11名ほどやっているということで、学習プラザの中でもやっております講師役として、またふれあい館のパソコンルームのところで、ふれあい館の館長さんがここで学習プラザのパソコン教室の受講生の方が来て、指導していただいているという、それらも一つの場面だと思いますけどもね。それらを拡大していくということで考えております。  ⑥のところが、これも学習プラザの館長さんからお話ございましたけど、夏休みのグリーンカレッジ塾、夏休みの期間に地域の子どもたちを呼んで、本当は最初は夏休みの宿題とか、自由研究の手伝いをするという狙いだったんですけど、事務局としては。実際には、絵手紙の作成とか勾玉づくりとか、得意なところを、実際に、グリーンカレッジの方の。そこを入れていますけども、将来的なそうした宿題とか自由研究の手伝いのような要素も入れていきたいというふうに考えております。  最後の⑦の人材バンクの設立でございます。  こちらは、シニアの方もいろいろ経験豊富でさまざまなスキルをお持ちの方がいらっしゃいますので、そうしたスキルを地域活動に生かせないかということで、グリーンカレッジ受講生あるいは卒業生の中から募って、人材バンクのような登録をしていただくと。  そのリストを、もちろんご本人の同意をいただいていますので、個人情報の問題は特に問題になりませんけども、そうしたリストをまた地域の何かの活動場面のところで見ていただいて、お手伝いに、この方をお願いしたいというようなところでつなぐというような形ですよね。そうしたことを一応まだ構想段階ですけども、今考えているところでございます。  続きまして、項番5の区民企画による公開講座ということで、こちらはグリーンカレッジの事業として、受講生ではなく、一般区民の方を対象の公開講座を実施してきております。  近年の実施状況が表形式で記載したとおりでございます。  グリーンカレッジの最後で、7ページ目の項番の6、OB会でございます。  (1)の沿革、組織等ということで、グリーンカレッジ創立後は、3年後の平成9年に、卒業生の有志によるOB会が結成されております。平成29年に、創立20周年を迎えておりまして、記念誌が発行されております。現在、約820名の会員の方がいらっしゃるということです。  OB会は会則を持ってまして、また必要経費は会費だけを財源として自主運営がされております。会員を代表とする代議員43名の方が、毎年5月に総会を開いておりまして、予算ですとか事業計画ですとか役員の人事などを決めております。
     組織としましては、正副会長、監事、それから事務局を置くほか、地域別の第1支部から第3支部という支部を置いていまして、活動がなされております。  第1支部が南部のほうですね。第3支部が北部のほうで、その中間が第2支部ということになっております。  (2)の活動内容でございますが、支部ごとに毎年総会、懇親会が開催されるほか、都内及びその近郊の社会施設見学会が実施されております。年6回ですね。  それから、このほかの写真、パソコン、太極拳、アウトドアなどの趣味活動を行う専門部での活動ですとか、ハーモニカ同好会、能楽研究会、男が料理を創る会などのサークル活動も行われております。  また、区主催のグリーンカレッジの入学式、卒業式、また区民企画講座において、OB会の役員の方に、受付業務などでのご協力もいただいているところでございます。  (3)のその他でございますが、OB会は平成26年度内閣府社会参加活動事例の募集に応募しまして、社会参加の書状と記念の盾を授与されているということで、社会参加章については書状のようなものがたしか、先ほどごらんいただいているかと思いますけど、シニア学習プラザ3階のところ、教室の前のところに展示をされておりました。  それから、平成27年6月に、ノルウェー王国の政府関係が来日した際に、板橋グリーンカレッジ事業やOB会の活動について視察しているということがあったようでございます。  グリーンカレッジについては以上でございます。  続きまして、資料では8ページから、第2、シニア学習プラザということで説明をさせていただきます。  先ほど、実際に現地をごらんいただきましたので、かいつまんで説明させていただきますけども、所在地、施設内訳、開設などについては記載のとおりでございます。  2番のところで、施設の貸出とありますけど、これもパンフレットのほうと重複していますので、そういう説明は割愛をさせていただきます。  9ページ目の3番の施設運営のところ、指定管理者はアクティオ株式会社と株式会社アリオスのジョイントで、共同事業体でおります。  指定管理施設でございますが、業務としては施設の維持管理を含めまして、貸出施設を持っているということと、そこを区内外問わず、登録していただいたグループに利用いただいているということと、それからグリーンカレッジとして3階部分を使っておりますけど、講義のない日については、指定管理者の自主事業あるいは提案事業と言っていますけど、その事業を実施されているということでございます。  その事業を、参加された方が、きょう4階のホールでやっていたフラダンス、あるいは自主グループの活動で、あるいはフラダンス教室という事業に参加した方たちが、グループをつくって、自分たちで講師を呼んでやっている活動と。もう一つ、小さい部屋のほうでは、韓国語講座がございまして、あちらも自主グループというふうに先ほど聞きましたので、韓国語講座のような事業もございますけど、それを終わった後も、グループでそういった活動もされているといったと、実際にきょうはそういった活動の場面がございました。  自主事業、(4)のところで、これは説明がございましたので、省略をさせていただきます。  それから、最後の10ページ目の運営経費でございます。  30年度の決算額で、支出、収入、同額ですが、4,772万円ほどとなっております。  ほとんどが支出のほうは人件費ですね、やはりね。それと、施設の維持管理もやっておりますので、指定管理業務は。そこも一定の割合がかかっております。  収入につきましては、区の委託料のほかに、貸出施設ですとか、事業参加の場合の利用料金がございますので、それは指定管理者の収入ということで、利用料金ということになっております。  項番の5のスタッフにつきましては、記載のとおりでございます。  すみません。雑駁な説明、少し長くなりましたが、報告については以上でございます。 ○委員長   ありがとうございます。  ただいまの説明に対し、現状確認のための質疑を行います。  本件に対する各委員の意見については、質疑が終了した後、改めて述べていただきたいと存じますので、あらかじめご承知おき願います。  それでは、質疑のある方は挙手を願います。  よろしいですか。意見でよろしいですか、皆さん、あとは。 ◆山内えり   幾つか、現状の確認ということで、伺いたいと思います。  いろんな自主事業を見ることができて、私も中を見たのは初めてだったので、いろんな取組みがあって、利用できていいなと思っていたんですけど、4ページのアンケート調査によるニーズ把握ということで、グリーンカレッジのほうでもいいんでしたよね、いいんですよね。アンケート調査のほうをやられているということで、どんな声があるのか、資料でいただくことはできますか。何かいろんなご意見があるのかなと。  例えば、特徴的なものがあったら、ちょっとお聞かせいただきたいんですけど、いいでしょうか。 ◎長寿社会推進課長   アンケートをもちろん集計しておりまして、資料化しております。  実は今回の配付資料をつけようと思ったんですが、ちょっとかなりボリュームがありますので、ご要望いただいたら出そうと思ってましたので、これは別途、またお持ちしたいと思います。お出しさせていただきたいと思います。 ○委員長   よろしくお願いします。  あとよろしいですか。 ◆山内えり   あと、ちょっと自主事業の取組みというのが、シニア学習プラザのほうですけれども、9ページのほうで、先ほど自主事業があって、体験した人たちがまた取組みされててのことなんですけど、指定管理者であるアクティオさんとかは、何かコーディネイトみたいなことをされているのか、来た人たちがお仲間になって、じゃ今度こういう感じやってみようということになるのか、ちょっと指定管理者はあくまで貸出施設のみなのか、指定管理者の関係とか自主事業は、どんなふうにして実際に韓国語であったり、フラダンス、そういったダンス教室とつながっているのか、そのあたりの仕組みというんでしょうかね、そういうのはどんなふうになっているのか、もし詳しくわかれば教えていただきたいと思います。 ◎長寿社会推進課長   自主事業はさまざまなプログラムがございますけど、講師はやっぱり外部から呼ぶことも多いようなんですね。講座の中で、グループ分けしてやってたりとか、やり方はさまざまだと思うんですけど、指定管理者の10名のスタッフを直接やるということではなくて、スタッフのほうでできるものもあると思うんですけど、外部から講師を呼んできたりとか、あるいは指定管理者の企業として、かかわりのある講師、ふれあい館も持ってますし、アクティオ株式会社についてかなり全国展開していって、いろいろな事業をやっていますので、そして、情報ですとか人材は豊富にあるんだと思うんですね。  ですから、そういった専門の方をお招きして、講座をやっていただく中で、グループ化とか実施活動というのは1つそういったコンセプトを持っているんですね。シニア学習プラザの事業として、また地域活動の促進ですとか。ただ通っていただくというだけではなくて、自主的な活動にもつなげていくという、1つコンセプトを持っておりますので、講義の中でもそういった話ですとか、そういった進め方をされているというふうに考えております。 ◆山内えり   そうすると、さまざま体験した方たちが、それぞれまた別の取組みをいいなと思えば、また別の外部の講師をお呼びして、いろんな取組みが、そうすると発展して広がっていくというようなイメージでいいんでしょうかね。  あとは複数またいでいたり、さまざまあるんだと思うんですけど、1人の方が幾つかにも属することができるし、その方たちがフラダンスもいいけれども、じゃまた違うフランス語もといってお呼びしてできるような、そういう形でどんどん発展して広がっていくというイメージで取り組まれていることになるんでしょうか。 ◎長寿社会推進課長   具体的に個々の参加の方がどのぐらい参加されているかとか、どういうグループに属しているかというところまではちょっと把握しておりませんけども、人によってはですから、複数かかわっているということもあるとは思います。  ちょっとそのあたりの実態はどうなっているかというところまでちょっと把握しておりませんので、いずれにしても、ただそういった活動につながるということは非常に健康維持の上でも、生きがいの点でも非常に効果はあるというふうに思ってますので、そこはさらに進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長   よろしいですか。 ◆小林おとみ   提言を提案するのにちょっとお聞きしたいと思っているのですけども、運営協議会グリーンカレッジテーマを決めていくときに、事務局が案をつくって、運営協議会で話し合ってもらうってお話なんですけど、テーマを決める際の問題意識というんですかね、何かどんな形でテーマを決めているとかというのが知りたくて、考え方として、毎回一応方針だとかがあるのかもしれないので、その方針に基づいて、こういうテーマを決めていくのかもしれないんですけど、ちょっとその辺はどんなふうに。 ◎長寿社会推進課長   幾つかございまして、1つは職員のほうでは、旬といいますか、タイムリーなテーマ、例えば今年度1万円札の肖像になる渋沢栄一さんのテーマのものですとか、あとオリンピック関連のものですとか、そういったものを専門に研究されている方を見つけるんですよね。直接メールとかを送って、アポイントをとって依頼したりとかというものが1つと、それから、実際に講義をお願いしている中で、非常に人気の高い講座とか先生がいらっしゃるので、その講座については引き続き入れていくとか、あるいはアンケートはとっておりますので、その中の意見ですよね、受講生の方の、そこを参考にするとか。あるいは、区内大学の公開講座ですとか、大学の地域連携室というところがあって、そこから紹介いただいたりとか、いろいろなところから情報を得て、テーマを設定して講師を依頼してということで、組み立てをしてつくっているんですね。そのような形になります。 ◆小林おとみ   高齢の中にいろんな人がいらっしゃって、私、問題視したのは、例えばふだんやらないけど、この際行ってみようかとか、あるいは、それこそ50代からもう、退職後というか、それを見越して、できれば区の行政側からいえば、50代からいろいろ地域のことにかかわってもらいたいとかというのがあると、そういう方々もちょっとターゲットになるし、あるいは、社会の活動にかかわりたいとかって、いろんな高齢の中にもいろんな人たちがいて、それに合わせたような形での対象をある程度絞った形でのテーマ設定みたいなことというのは考えたことはありますでしょうか。  大体今のタイムリーなテーマとか人気のある講座とかというのは大体わかるんですけど、行政側からして、こういうターゲットを絞って、こういうテーマとかというようなことは考えたことはありますか。 ◎長寿社会推進課長   対象の方を絞って決めるという組み立てではないと思うんですね。結構専門課程も3つコースありますし、結構分野は幅広いんですね。受講生にとってはそれぞれまた希望される講座が違ったりしますので、なるべく幅広く、それからやはり関心の高そうなところというところですかね、対象を絞ってこの対象向けのという形での組み立てではないということですね。 ○委員長   ほかはどうですか。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   以上で質疑を終了いたします。  次に、委員会としての提言のまとめに向けた各委員の意見を求めます。  なお、理事に対する質疑ではなく、提言をまとめるための委員会への意見、提案をお願いいたします。  また、先ほどの視察を踏まえ、各委員の所見やご提案等もあわせて述べていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。  質疑のある方はいらっしゃいますか。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  私の意見としては、3点ほどございます。  まず、第1点が、やはりより多くの方がこういったカレッジの場とか、これも含めてなんですけど、社協のサロンとかさまざまありますけど、本当にさまざまなところで参加していくきっかけを何とかつくっていきたいなというのでありますので、先ほどと重複いたしますが、まずは1つは、周知を本当に工夫していただきたいと。ただ、していかなければいけないなという点ですね。  ただ、いろいろこれもこの白書の中にあるんですが、活動に参加するきっかけになると思うもので、市区町村からの呼びかけ、広報というのは、やっぱり4%ぐらいしかないんですね、高齢社会白書だと。  一番多いのは、やはり友人、仲間の進めというところで、これが26%でおよそ4分の1程度、やはりご高齢の中で参加しようと思うのは、公共機関からのお知らせというのは、やっぱり結構限界があって、そういった意味で私は1つポイントになるのが、カレッジ、大学に参加された方で、その後のOB会、これが今生きていると、組織として生きているというので、しっかりこれはOB会に参加されている方が地元に帰った地域で、高齢のお集まり、自治会もしくは町会、老人会と、そういったところでお仲間を誘えるような場を提供するというか、そういった後押しはちょっと工夫できるのではないかなというふうに思います。その地域の方がこういう活動に参加して、こういう体験をしたと、いやいいですよといったほうが多分恐らく公共団体からのお知らせよりかは効果があるのであろうというふうに思います。  そういった意味で、2点目として、いろいろ1か所で学びの場があるところだと思うんですけれども、これが板橋区全土でアクセスの問題があるかと思います。そういった点で、どうしても今後将来にわたって録画とか、あとビデオとか、もしくはネットの中継とかってさまざまありますけど、やはりOB会とか、そういったつながり、その先の高齢社会を活性化するボランティア活動に参加していただく、そのためにはやっぱりしっかり地域で、数人でもより集まってできる体制を後押しする必要があるかなと。1人でぽつんと録画の画面を見てというと、これは放送大学と余り変わらない状況になってしまいますので、そういった点では、本当の意味のいろんな形での後押しというのが必要になるかなというのが思いますので、この点を協議いただきたいなというふうに思います。  最後、3点目が指定管理者の件についてですけども、いろいろお話を伺った中では、3期連続でずっと安定して1か所の指定管理者の方が担っていただいていると。地域の方も安心して来られる反面、1つサービスの競争についても、将来的には競っていただきたいなというふうに思います。  ですので、次回の入札のときとか、そういったときにしっかり競争できる、手を挙げていただけるような、企業の方にメリットがあるような、そういった区からの提案というのは、より必要になってくるかなというふうに思います。この点をぜひご協議いただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。  よろしいですか。よろしいですね。 ◆小林おとみ   1つは、今もお話ありましたが、きっかけづくりという点ではどうするか。  グリーンカレッジを知っている人たちは、一定程度の人たちはある程度固定客みたいな方もいらっしゃるだろうし、なれている人は行きやすいのかもしれないけれども、広がるという点ではなかなかまだ課題もあるんだろうと思うんですね。そういう点では、たくさんの方々にどういうふうに区の学習の機会に広がってもらうかという点での講座のあり方とか、それから情報を届けるという点での工夫というのが必要なんじゃないかなというのがまず1つ思います。ふだん、生涯学習とかに関係していない人にどう届けるかということ。  あともう一つが、50歳代からプレ高齢と言われる方々にはどうするかと。今のような時間設定では到底参加は無理ですし、そういう方々が65を超えて地域に出るときに、もうちょっとなかなか地域デビューもできないという雰囲気になることにどういうふうにこのギャップを埋めるかというのも課題だとすれば、その辺の人たちにどうターゲットを充てるのかというのも1つは課題になるのかなと。何か具体的なものが必要じゃないかなと思います。  それから、先ほども、区のほうでも座学ではなく、グループワークとか動けるものをという話がありましたけども、学習機会で仲間を求めてくるって方もいらっしゃると思うので、そういう仲間を求めてくる方のところに、ひとり暮らしの人が仲間を求めてくるというところに合わせた学習機会とかという提供を具体的に検討していくとか、あとはもっと社会活動に参加したいと、関心があると、活動の場所が欲しいとかというような人たちを受け入れてくる場所としてはどんな学習機会があるのかとかというのを、もっといろいろきめ細かく設定していくことも必要じゃないかなと思います。  それは、私、きょうは健康生きがい部の高齢大学校だけの報告になってますけども、生涯学習課などはまさにそういうことをトータルでやっているんだと思うんですね。ほかにも、そういう取組みをやっているところもあるでしょうし、もっと区がトータルで学習機会の提供を広げていくという連携ですかね、各セクションの連携というのも必要だろうと思います。  あと、実は変えたのを思ったのは、高齢の学習機会というけれど、本当は全世代にわたって、性別も越えて、全世代にわたって、日常的な学習活動の場所というのがあるのが本当は一番いいんだろうなというふうなことをすごく思いました。ちょっと調べたら、文部科学省の生涯学習の法律が変わっていろいろやることになって、見ていたら担当は文部科学省生涯学習課や、男女社会参画課かなんかが担当になったりしているんですね。だから、何かそういう、もっと全体的にそういう学習機会の提供の場というのを広げる入り口になったらいいんじゃないかなと。長寿高齢社会というのを切り口にしながらも、全世代の人たちがそれにかかわれるような区の取組みを広げられたらいいんじゃないかなというふうに思いました。  そういう点では、先ほど身近なところにというのもありましたけども、本当はいこいの家なんかがふれあい館のブランチのようになっていくのが本当だったんだろうと思うんだけど、今は縮小してしまいましたので、何か改めてそういう身近なところでの学習機会の提供というのが再構築される必要があるのではないかなということも思いました。  あと、指定管理の事業という点では、自主事業を指定管理者の提案にお任せするというだけではやっぱりだめだと思うんですね。区のほうからも提案していくということが必要だと思いますが、先ほどのように定例委員会もありましたけども、事業がかわるということの難しさというんですかね。今までやってた、きょうのお話、2人の方の話を伺っても、はや蓄積されたものがあそこでつくられているので、あの今の業者がつくった蓄積というのを、じゃ違う業者がかわったときに、またできるのか、全く違うものを、問題があれば違うものになったほうがいいかもしれないけれど、利用している皆さんは蓄積されたものを求めるだろうし、そこの選定の仕方というんですかね、業者に対して、指定管理者に対する区の考え方というのは難しいなというふうに、きょうはちょっと思いました。  それと、さらに言うと、直接事業だと、説明されると、区の事業としてやっているので、区の事業ですと説明になるんだけど、我が社といたしましてはという説明をされると、どうもちょっと距離があるなという、我が社の取組みといたしましてはとか、当施設ではという説明が始まると、区の施設というよりは何かやっぱりちょっとワンクッションある説明のされ方をされると、どういうふうに意見を言ったらいいかなって悩んだりとかという場面もありまして、たくさん言いましたけど、指定管理で、そういう高齢の学習機会の提供とか、社会参加の場所をつくっていくという点でのあり方というのはいろいろ考えなければ。  民間、よく、特に学習機会の提供などについては、民間とのすみ分けというのをよく言われるじゃないですか。先ほどもあずまお委員が言っていたかな。普通だったら1万円も何万円もかかるような事業を500円でいけるとか1,000円でできるとか、年間5,000円でできるとかということについて、どうなんだということもまた意見で区民の中から出るのかもしれないけど、でもやっぱり行政として平等性というか、公平性というか、区民にそういう場を提供していくということの大事さは引き続き大事だろうというふうに思いました。  ばらばらしてますけど、以上です。 ○委員長   了解いたしました。 ◆長瀬達也   まず、1点目のは、情報の提供というところで、高齢の方でスマホを持っている方がたくさんおられるということで、実はもうパソコンはやめてスマホにしているとか、パソコンを卒業したみたいな方もいらっしゃるぐらいで、やはり、あと家庭にそもそもパソコンがなくて、パソコン教室に行って、パソコンを、きょうパソコンありましたけれども、そもそもパソコンをやらないという方もいらっしゃるので、むしろ情報提供は今後というか、今もそうですけども、既に。スマホとかタブレットとか、その手のものになりつつあって、もうほとんどなってるじゃないかなと僕は思うんですけど、なので、そうしたところの使い方だとか、やっとスマホを買ったんですみたいなご高齢の方もいるのですけど、ただ使い方がよくわからなくてという方もいらっしゃるので、そうしたところを使い方をお教えして、情報にもっと触れるような、そうした取組みができればいいのではないかなと思うんですね。ですので、今までのようなパソコン教室からちょっと脱皮をした部分というのが必要なのではないかなというふうに思います。  あともう一つ、就労支援についてなんですけど、これちょっと前に話はしているのかもしれないんですが、就労ってただ単純にご高齢になって、60過ぎて、どこかに働く、シルバーで働くだけではなくて、第2の選択肢として起業をする方もいらっしゃって、それは就労支援のほうでは、現職をリタイアしてから、リタイアした後も起業というもの、例えば普通に独立して会社をやるというのではなくて、何か社会的な事業として地域活性化のために起業をするという方もおられるので、むしろそうしたところの選択肢を広げる意味でも、こちらの就労支援には1つそうした就労支援の一つの形式として、起業というのも1つ上げてもいいのではないかなと。ご高齢の方が選択肢として選べる、その中には起業もあって、今までの蓄積してきたノウハウをそこで発揮していただいて、なおかつ生活の糧にもできるんですよというような方向性を示してさしあげることも必要なのではないかなというふうに思います。 ○委員長   長瀬委員、もうこっちに入っていた。
    長瀬達也   もうこっちに入っちゃってますよ。 ○委員長   この後でやっちゃうので。 ◆長瀬達也   すみません。  意見は言いますので。 ○委員長   ほかは大丈夫ですか。 ◆小野田みか   1点だけなんですけれども、皆さんの意見とちょっと重複してしまうところがあるんですけれども。  やはり、多世代交流の場として、もう少し活用していただけたらいいかなと思っておりまして、やはり近所の子どもになってしまうと思うんですけれども、シングルマザーのお子さんですとか、両親が共働きのお子さんですとかが、学校から帰ったときに、週1回とかでもいいんですけれども、そこに行けば近所の高齢の方々とお話ししたりとか、そういう交流の場になったらいいなと思っておりまして、いろんな事業というか、項目があるんですけれども、例えばハンドベルですとか、ハーバリウムとか、子どもでも高齢の方でも一緒に参加できるような、項目をつくっていただいて、週1とかでも、子ども向け、そして高齢の方々と交流という目的で事業をつくっていただけたらいいなと思いました。  ありがとうございます。 ◆かいべとも子   この板橋グリーンカレッジは大変都内でもすばらしい事業で、私もきょう改めて感激したんですけども、先ほど言った受講の推移から見ると、設立当時よりも若干減っているのかなということで、以前、このグリーンカレッジに入学するために、目黒からわざわざ板橋に越してきたというご婦人にお会いしたときに、いやすごいなと思って、それだけ関心があるのと、板橋区が当時注目されてたんだなということをうれしく拝聴した記憶があるんですけども、今人口が当然、高齢の方がふえている中にあって、減っているというのは、どこに課題があるのかという、先ほど来からさまざま出てますけども。  できれば、OB会というのは、きょう初めてというか、中身を拝見してて、これまでもどういうようなものかなと思ったんですけども、予想以上に成熟されているという感じを受けたときに、当然年代は今の高齢とは20年違いますから、設立当時から。違いはあるにしても、やはり聴講のきっかけとか、今日に至るまでの経緯というのは、私たち以上に体得されているので、ここでは受付業務もご協力いただいているという記載があるんですけども、もう少し、もうされているかとは思うんですけども、受講生のアンケートも当然されているんですけども、OB会として、当然母校愛じゃないですけど、あると思うので、そういう方々のご意見、また提案をぜひいただいて生かしていけたらいいんじゃないかなと思いますので、当然されているとは思うんですけども、そこにちょっともう少し力を入れていただけたらということを提案したいと思います。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかにございますか。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   いただきましたご意見は、正副委員長でまとめた上、次回の定例会委員会にてご確認いただきます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、第3回定例会調査事項に関する提言の方向性についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました資料は、前回の委員会で出されました意見を集約し、令和3年第1回定例会において、2年間の活動に基づく提言をまとめる現時点での提言の方向性を記した正副委員長案でございます。  今後は、令和3年第1回定例会での活動報告のまとめに向けて、委員会で出された意見を次回の委員会において提言の方向性として、一定程度まとめる検討サイクルで進めてまいりたいと存じます。  最終的な活動報告をまとめる際は、必要に応じて適宜提言内容の修正を行ってまいります。  それでは、第3回定例会委員会における高齢の地域活動、就労支援の取組みについての提言の方向性の案文について、副委員長よりご説明願います。 ○副委員長   ただいま委員長よりご説明のありましたA3横判について。  それでは、高齢の地域活動就労支援の取組みについてという調査事項について、提言の方向性の案文のご説明をいたします。  初めに、情報提供に関する案文についてですが、高齢社会活動に関する情報不足を解消するために、きめ細やかな情報提供の支援体制、整備の必要について記載をしております。  次に、地域活動に関する案文についてですが、シニア世代の地域活動をさらに活性化するために、無関心層をターゲットとして活動参加に向けて働きかける必要性を記載しております。  次に、就労支援に関する案文についてですが、就労を希望する高齢と働きたい仕事のアンマッチが生じている課題について、関係機関と連携した就労支援強化の必要性を記載をしてまいります。  以上が提言の方向性に関する正副委員長案の内容でございます。 ○委員長   ありがとうございます。  まず初めに、情報提供の項目に対する各委員のご意見を求めます。  なお、社会活動に関する情報を集約し、高齢へ提供するきめ細かな支援体制整備の具体的な内容について、特に意見があればお願いいたします。 ◆長瀬達也   スマホの部分に関してはちょっとつけ加えていただきたいなというふうに思います。 ○委員長   ほかにございますでしょうか。 ◆杉田ひろし   左側の情報提供③にもありますけども、やはり今スマホとか、またいろいろとありますけども、電話等で問い合わせる方もまだまだいらっしゃるかと思いますので、そういった方々にも③のとおり、ワンストップ相談窓口の方向性としては設置を、今の現状では必要ではないかなというふうに思います。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかにございますでしょうか。          (発言する人なし) ○委員長   よろしいですか。  ただいまのいただいた意見について、またご意見のある方はいらっしゃいますか。  よろしいですか、このまま案文を載せる状況になりますけど。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、いただきました意見につきましては、案文に加えさせていただきます。  本件につきましては、この程度で願います。  次に、地域活動の項目に対する各委員のご意見を求めます。  なお、無関心層が地域活動参加に至る動機づけの方策や、無関心層以外でのターゲットの対象や範囲について、特に意見があればお願いいたします。 ◆小林おとみ   今のところ、何か左の意見では、8番の意見で、私、無関心層を含めて、ターゲットに合わせた活動を基準にというふうに思いでいたんですが、こちらのまとめの文章は、でも無関心層をターゲットに、無関心層をどうするかという文言になってしまっているので、ちょっとそうではないんじゃないかなという意見だけ言いたかったんです。  無関心層をターゲットにして、無関心層を参加させるというイメージじゃなくて、さまざまなターゲットに合わせた地域活動の働きかけのあり方を検討していく必要があるというような雰囲気にしてもらいたいということです。 ○委員長   了解です。  ほかにございますでしょうか。  よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、いただきました意見につきましては、案文に加えさせて、正副で検討させていただきます。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  次に、就労支援の項目に対する各委員のご意見を求めます。  なお、就労支援の強化を図るための各関係機関との情報共有の具体的な進め方について、特に意見があればお願いいたします。 ◆長瀬達也   先ほどの起業の支援もぜひ項目に入れていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかにございますか。よろしいですかね。          (発言する人なし) ○委員長   それでは、本案を最終的な提言に向けての方向性を示した案文といたします。  本件につきましては、この程度でご了承願います。  あと、つけ加えたいこと、よろしいですか。これで終わりますが。          (発言する人なし) ○委員長   以上をもちまして、健康長寿社会調査特別委員会を閉会いたします。...