板橋区議会 > 2019-12-05 >
令和元年12月5日都市建設委員会-12月05日-01号

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  1. 板橋区議会 2019-12-05
    令和元年12月5日都市建設委員会-12月05日-01号


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    令和元年12月5日都市建設委員会-12月05日-01号令和元年12月5日都市建設委員会  都 市 建 設 委 員 会 記 録 開会年月日  令和元年12月5日(木) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 零時18分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     間 中りんぺい       副委員長    鈴 木こうすけ  委員      小野田 み か       委員      安 井 一 郎  委員      いわい 桐 子       委員      五十嵐 やす子  委員      おばた 健太郎       委員      佐々木としたか  委員      大 田 ひろし 説明のため出席した者  都市整備部長    安 田   智     土木部長      糸 久 英 則  都市計画課長    内 池 政 人     市街地整備                        課長        廣 木 友 雄
     建築指導課長    伊 東 龍一郎     住宅政策課長    清 水 三 紀  拠点整備課長    義 本 昌 一     地区整備事業                        担当課長      遠 藤   宏  鉄道立体化                 高島平  推進担当課長    千 葉 宣 雄     グランド                        デザイン                        担当課長      澤 邉   涼  土木部  管理課長      川 口 隆 尋     交通安全課長    歌 津 知 己  計画課長      内 田 洋 二     工事課長      宮 村 宏 哉  みどりと  公園課長      柴 崎 直 樹     公園整備                        担当課長      市 川 達 男 事務局職員  事務局次長     丸 山 博 史     書記        田 中 彩 乃                都市建設委員会運営次第  1 開会宣告  2 理事者あいさつ  3 署名委員の指名  4 議案審査    議案第102号 東京都板橋区立東板橋公園及び東京都板橋区立徳丸ヶ原公園の指定管理者の指定について(5頁)  5 報告事項    (1)専決処分の報告について(区道上の窪みによる転倒事故に係る示談処理)                                       (21頁)    (2)(仮称)板橋区交通政策基本計画(案)におけるパブリックコメントの実施について(25頁)  6 継続審査の申し出について  7 調査事件について    都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件  8 閉会宣告 【閉会中継続審査としたもの】 <都市整備部関係>    陳情第 3号 板橋南部地域コミュニティバスの運行を求める陳情                             (継続審査分元.6.5受理)    陳情第20号 板橋区画街路第9号線に関する陳情  (継続審査分元.6.5受理)            第4項 住民等合意の件    陳情第21号 大山駅周辺地区のまちづくり等に関する陳情                             (継続審査分元.6.5受理)            第6項 区の主体的なまちづくりの件    陳情第44号 大山駅西地区周辺まちづくりに関する陳情                             (継続審査分元.9.25受理)            第3項 商店街とクロスポイント地区との連携の件            第5項 地域コミュニティ活性化施設整備の件            第6項 都への地元要望働きかけの件    陳情第53号 東武東上線大山駅付近の高架化計画に関する陳情                             (継続審査分元.9.25受理)            第2項 高架化説明会開催要望の件 ○委員長   おはようございます。  ただいまから都市建設委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎都市整備部長   おはようございます。昨日に引き続きまして、よろしくお願いいたします。  本日の議題でございますけれども、議案審査1件、それから報告事項2件でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  いわい桐子委員、五十嵐やす子委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議案審査を行います。  議案第102号 東京都板橋区立東板橋公園及び東京都板橋区立徳丸ヶ原公園の指定管理者の指定についてを議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎みどりと公園課長   おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、議案第102号 東京都板橋区立東板橋公園及び東京都板橋区立徳丸ヶ原公園の指定管理者の指定について説明させていただきます。  議案書、議案説明資料は、いずれも13ページになります。  まず最初、議案書をごらんください。  項番2番の指定管理者の名称及び主たる事務所の所在地でございます。  記載のとおりでございますが、名称は、公益財団法人ハーモニィセンターでございます。  住所は、渋谷区代々木神園町三丁目1番地、国立オリンピック記念青少年総合センター内でございます。  項番3番の指定の期間でございます。  令和2年6月1日から令和7年3月31日までの4年と10か月でございます。  次に、議案説明資料13ページをごらんください。  項番1の選定過程でございます。  記載のとおり、8月1日の募集締切り時の募集団体は1団体でございました。  第1次審査として、資格審査等の書類、財務評価の審査後、第2次審査として、プレゼンテーション及び質疑応答により審査した結果、指定管理者候補団体として選定いたしました。  次ページ14ページ、採点集計表をごらんください。  第1次審査、第2次審査とも、学識経験者などの外部委員が2名、区の部課長4名、合わせて6名の審査委員で審査をいたしました。  第2次審査では、総合点の6割を最低基準としております。  評価が高かった部分を補足させていただきます。  選定項目9の教育や福祉に対して動物がもたらす効果への理解、10の利用者へのおもてなしや高齢者、障がい者に配慮した取組み、15の業務実績が配点の8割以上の得点で評価が高かったです。  また、所見としまして、公園事業活用として、人と人、子ども同士のつながりの機会を生み出している、動物を介在した親子のコミュニケーションの促進や障がい者に対するアプローチ、チャレンジできる居場所、自己肯定感を重視していること、エンパワーメントとする考え方を評価しました。  また、本事業者は、平成21年度より現在も子ども動物園の運営委託を受注している実績もございます。  説明は以上でございます。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆いわい桐子   おはようございます。きょうもよろしくお願いします。
     この説明会資料14ページの点数の一覧表でちょっと確認をしたいんですけれども、⑯番の公園管理運営士または造園施工管理技士の資格を有しているという項目がゼロ点になっているんですけれども、このゼロ点になっている理由と、このゼロ点という項目があっていいのかなという疑問があるんですけれども、そこについてどうでしょうか。 ◎みどりと公園課長   16番ですね。こちらは、まず、造園施工管理技士というものがどういうものかといいますと、国家資格でございまして、公園の工事をするときです。今、基本的に区の公園を受注する業者さんが必要になるんですが、専任技術者主任技術者となるための資格でございます。また公園管理運営士というのは、公園を運営していく上でマネジメント能力を備えた人材としての資格でございます。これは民間の資格でございます。  こういう資格が指定管理者自身が持っているということになれば、自らが力を発揮していただくことを期待して設定した項目でございまして、今回これを持っていないといけない法的な必須要件ではないということで、資格保持者がいれば加点されるというものでございます。ですので、零点でも問題はないということでございます。 ◆いわい桐子   零点でも問題はないというふうに考えられるかどうかというところなんですけど、もともと指定管理者制度を導入するこれが最初の1件目だと思うんです。公園の管理運営を民間の人たちにやってもらうことで、いろんな創意工夫ができるということがもともと制度導入の目的だったというふうに思うんです。そう考えた場合に、今回はここは、今も委託で受けている業者になるんだと思うんですけど、これまでは子ども動物園だけだったところが、公園の全部、樹木とかの管理とかも含めてやるようになるという中で、そういう知識というか経験というか、そういうことについては、この業者はどういうことを持っているのかどうか教えてください。 ◎みどりと公園課長   今回募集に当たって指定管理者募集要項の中で、区内経済への観点ということで、区内事業者に一部の業務委託を決めた業務委託ですが、区内事業者に限定するというものがございます。その中で、公園清掃や樹木の剪定など決まったものなんですが、そちらは区内の業者さんに限定するという項目がございます。ですので、逆に言いますと、これを指定管理者が持っていないということは、区内事業者に発注をかけるということが決まっているということになりますので、担当といたしましては、現在も、私ども年間で民間事業者さんに管理していただいていますが、区内事業者さんに管理していただいていますが、今後も引き続き同じような管理形態になると考えております。 ◆いわい桐子   区内事業者さんに引き続きやってもらうという形、そのほうがいいと思っています。ただ、そうすると、何のために指定管理者制度を導入していくのかということにもなりかねないなというふうに思っていて、だから、わざわざこの項目が選定基準の中に設けられていて、しかも大事な点は、正規社員としてこの公園管理運営士もしくは造園施工管理技士というのがいることが望ましいと区が考えているということはすごく大事なことだと思っているんです。ただ、実際に業者にはきちんと発注してもらうという仕組みが、これが要るからできなくなるということではないというふうに考えるんだけれども、そこはどうなんですか。 ◎みどりと公園課長   先ほどの募集要項のところでございますが、指定管理業務の全部または主たる業務を第三者に全てを委託することはできない。主たる業務以外の業務について、区の協議の上、専門の業者に委託できるものとする。そして決めた、ある指定した者に対しては、区内経済の影響で貢献ということで、区内事業者に限定して発注するようにということですので、維持していく上で私どもは問題ないと考えています。 ◆いわい桐子   確認したいのは、私はこの項目が大事だと思っているんだけれども、要するに、今回指定管理を受ける業者が、この公園管理運営士もしくは造園施工管理技士を置いていても区内の業者に委託することは可能ですよということを確認したい。 ◎みどりと公園課長   可能です。 ◆いわい桐子   なので、私は指定管理者制度として、公園施設そのもの管理運営していく上で、いろんな専門的な知識を持っている方が、指定管理業者にいる必要があるということは私は視点としては大事なことだと思っているんです。なので、今回これまでほかのところと違うのは、子ども動物園があるということがあるので、これまで子ども動物園を見てきてくださったところが、結果として受ける結果になったということはよかったかなと思っているんです。だから、子ども動物園というのがあるので、今回この正規職員でこれを置いていないということなんだけれども、例えばこういう人を、今後ハーモニィさんのほうにこういう専門的知識を加えていってもらうとか、そういう努力は区のほうとしてお願いしていくこともできるんじゃないかと思うんですけども、その辺どうでしょうか。 ◎みどりと公園課長   その点、今回4年10か月の指定管理者になります。その中で、毎年毎年いろいろ協定なり確認なり、また私どもから何か運営方法も確認していく上で、ある業務に対して落ち度があれば、私どもはそういう業務に対して指導していくことになります。今後、その4年10か月の中で確認して、技術者が必要になれば、次回の更新のときですかね、そのときには募集要項をまた変えていきたいと思っております。 ◆いわい桐子   私は、指定管理者制度を導入するというのは、これまでとは違った制度の仕組みにしてきた上で今回新たに初めての選定をするということになるので、区としてこういう、特に区だけではできなかった新たな公園管理の魅力をつくっていこうというのはこれまで区が言ってきたことだと思うんです。それを広げていくのに、こういう専門的な知識や経験のある人が必要だという考えはすごく大事なことだというふうに私は思っているんです。だから、だとしたら、それを今回は子ども動物園があるということで、私は一定の考えがあるんだと思うんですけれども、今後、指定管理者制度をほかの公園にも広げていくとかそういう考えがある場合に、この項目をどういうふうに考えるかということはすごく大事なことだと思うんです。だから、そういう意味で、必要と当初考えたからこういう項目があるんだろうと私は思うんだけれども、それがやっぱりゼロ点となっちゃうと、すごく評価が難しいなと思うんですよ。なので、どういうふうに考えるか、その場合は、総合点ではクリアできているので、こういう項目についても、今これから請け負う業者に対して、ぜひこういう点でも今後取り組んでもらいたいということを働きかけていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   先ほどもちょっとお話ししましたが、今回はこういうものを持っていれば加点するということでなくても、指定管理者としては成り立つわけです。ただ、その上を目指した、それ以上のものを目指して、そういう方がいれば積極的な評価をしていこうという項目でつくったものでございますので、今後、指定管理者の業務を広げていくことになれば、またいろいろと検討していきたいと思います。 ◆いわい桐子   問題があればということではなくて、広げていくという意味でこの項目を大事にしていただきたいし、引き続き、これから受ける業者に対してはそういう視点も考えてもらいたいというふうに言ってもらいたいと思っています。  それから、今回の選定でいうと、1団体しか手が挙がらなかったのは残念だったなと思うんですけども、これ、現地見学期間には2団体参加があったということなんですけど、もう一団体はどういう団体だったのかということと、結果として、どうして1団体になっちゃったのかということを教えてください。 ◎みどりと公園課長   聞き及んでいるところでは、大きな造園会社さんであったと聞き及んでいます。  また、この1者になった理由というのは、やはり参加するべきか、しないべきかというのは民間企業さんの考えですので、どうして来ないんですかというのは聞き及んでいるところではございません。 ◆いわい桐子   これまでいろんな選定聞いてきましたけど、やっぱり参加が少ないところについては、見学に来たけど手が挙がらなかったところに、今後どうですかという見通しも含めて区のほうで聞き取りしているところもありますから、ぜひ今回、残念ながら1団体だったということなんだけども、やっぱり競争性を担保するという意味では、きちんと複数の団体が出てくるということが必要なんだろうというふうに思うんです。そういう努力はしていく必要があるんじゃないかというふうに思います。  もう一つ最後に、今回この13ページのを見ると、財務状況の点検評価は税理士会さんのほうで委託されたということなんですけど、通常、労務管理についても点検が入るかと思うんですけど、労務管理は今回やられなかったのか、やられてないとすれば、それは理由を教えてください。 ◎みどりと公園課長   財務のほうの監査をしたところで、労務のほうは必須ではないと考えております。やってございません。 ◆いわい桐子   ぜひ今後の中で労務点検もお願いしたいと思っているのは、やっぱり指定管理者制度に切りかわるということで、そこで働いている方々が、本当に条件が守られているのかどうかということを点検する必要があるという観点で労務管理って項目がふやされたはずなんです。なので、指定管理者制度の導入に当たって、本来、労務管理を私は徹底してやっていく必要があると思うんです。特に専門的な分野なんですよ、子ども動物園が入るから。専門的な分野において、専門的な知識や資格がある方々にきちんとした条件で雇用されているのかどうかということは点検していく必要があるというふうに思うので、ぜひ今後はそういった視点も位置づけてもらいたいと思います。  質問を終わります。 ◆五十嵐やす子   おはようございます。  私も、このゼロ点というところが気になったんですけれども、今質問していただきましたので、かぶらないようにしたいと思って、指定の期間のところをお伺いしたいと思います。  来年度の6月1日からというふうになっているんですけれども、ただ、今もう子ども動物園のほうを担当してくださっているところが、そのまま今度は指定管理というところでなるわけですけれども、その6月1日で区切るということは、今つくっている施設がある程度でき上がるとか、何かそういう理由があってこの6月1日ということになっているのかどうなのか、ちょっとその辺を説明をお願いします。 ◎みどりと公園課長   今、東板橋公園内にある子ども動物園、工事中でございまして、来年5月下旬に引っ越しを予定する予定でございます。たまたま今回同じ業者さんになったわけなんですが、違う業者さんになった場合に備えて、引っ越しとあわせて4年10か月ということにいたしました。 ◆五十嵐やす子   わかりました。  動物から見ても、いつもお世話してくれる人がそのままということで、結果的に同じということだったんですけれども、それは私個人としてはよかったなというふうに思っています。ありがとうございます。 ◆おばた健太郎   1点だけ。先ほどの16番の項目なんですけれども、あの選定項目にこの項目の見直し云々ということではなくて、この4年10か月の間に、今回指定する管理者に対して、この公園管理運営士ですとか造園施工管理技士の資格を取得するように促す予定はありますか。 ◎みどりと公園課長   現在、どうするかというのは決まっていませんが、4年10か月は、どのような管理ができるかを見ていきたいなとは考えております。すぐ取ってほしいというような要望は今のところは考えていません。 ◆おばた健太郎   しかし、選定項目にある以上、この項目があったほうが、要するに、より指定管理者としての配点が高くなるわけで、だとしたら、なおさら、管理者に対して資格取得ということを、見守るだけではなくて促していくということも重要じゃないかと思いますので、今ほど、見守るということでしたので、繰り返しの答弁はいただかなくて結構なんですが、ぜひ訴えていただきたいと、要望いたします。  以上です。 ◆佐々木としたか   これ、今いろいろ委員から意見が出まして、質問重なったらやめようと思ったんですが、出なかったのでちょっと質問しますけども、これはどうしてJVの指定管理者を組めなかったかどうか。というのは、このハーモニィ子ども動物園の管理をいろいろやっていて、そちらのほうのはプロですけど、公園管理については、私は区内の事業者でこれだけの資格を持っている業者はいっぱいあるわけですよね。そうすると、ハーモニィと区内業者でJVを組めば全く問題はクリアして、無理無理ハーモニィが特殊なそういう資格だけ取って経験のないというよりも、資格を持つ板橋区内業者とJVを組めば全く問題なかったんではないかなと思いますけど、JVを組めなかった何か理由があるのかどうか、これが1つ。  もう一つは、きょう議案ですので、この業者がいいかどうかというのは、それは皆さん決めることですけども、この2つの公園のどういう業務といいましょうか仕事内容、いっぱいあるわけですよ、動物管理から清掃から。いわゆる全体の中で、この公園の業務全ての中の100%全てこの事業者に頼んでいるのか、項目があって、この項目については外してあるとか、この項目はいわゆる指定管理業者業務範囲外とか、項目が例えば100項目あったら、どれが除外されて、どれがその指定管理の仕事かどうか、そういう一覧とか公園の中身を、この業者がいいかどうかという判断だけじゃなくて、そういう業者に対してこういう公園管理の全体の中でこれとこれで、これとこれは除外ですよとか、そういう中身が少しわかるような資料も添付したほうが審議がもう少しできるのかなというふうに思いました。  それともう一つは、この指定管理者に契約金額ですね、ここの議案で、この業者、結構ですよと我々が議決して、じゃあ、予算は来年度の予算の原案で示しますからわかりません。そういう内容で予算とか業者を選定するときに、全く概略の金額も何もわからないので、この業者で結構ですということがこの委員会でやって、果たして責任とれるかどうか、そういう問題もありますので、もう少し、業者だけの中身じゃなくて、我々が指定管理者として選択するときには、やはりそういうところとか内容、それから指定管理者に対して対価を支払うわけですから、その金額は、これは幾ら、これは幾ら、人件費は幾らとか、そういう一覧表も出してくれないと、最終的に議決をするということに対しての責任はなかなか厳しいと思いますので、その3点についてはどういう考えでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今回の募集に関してのときではないんですが、以前より、区内の造園業者さんとは意見交換なりお話しする機会がございました。今、社会情勢的に、都立公園ですとか隣の練馬区、西東京市ですとか指定管理が入っております。そういう中で、そういう動きがありますよというお話はさせていただいたところです。  東京都の事例のご説明もさせていただきました。東京都ですと、東京都の公園は全て指定管理者になっているわけなんですが、造園会社ですとか地域のNPOですとかスポーツ会社がJVを組んでやっている。西東京市ですと地元の造園会社と地域のNPOがJVでやっている、そういう事例がありますよというのは、以前よりお話をさせていただいていたところです。  今回、以前より勉強会というか意見交換をさせていただいていましたので、私どもも今回の募集に関しては、JVを退ける内容ではございませんので、ぜひとも入っていただければなとは思っておりましたが、結果としては、今回JVはなかったということでございます。  また、公園の仕事内容100%どういうものを頼んでいるのかということですが、基本的には、維持管理していく上で補修作業をお願いし、指定事業と自主事業というのがございますが、補修事業という指定事業は、全て指定管理者にお願いしていく。また、指定事業の中で区の事業があれば、お金、料金の収受もしていただくというものでございます。公園の占用許可ですとか営業許可に関しては、これまでもこれからも板橋区が持っていくものでございますので、ですので、日常の維持管理していく上では、指定管理者さんに全部お願いしていくというものでございます。  また、契約金額に関しましては、募集要項の中に、来年度10か月分の参考価格ということで9,584万4,489円ということで書いてございます。また、作業仕様書の中で、この程度金額、お金が、区が管理していくとかかっていますよという目安もお示ししたところでございますので、この応募された業者さんは、その期間中、大分吟味されてプレゼンテーションしていただいたものだと思っております。  以上でございます。 ◆佐々木としたか   これでやめますけども、わかりました。  課長としては、そういう指定管理の募集する前には、区内の業者と懇談会を開いたり話し合いをして、こういうのをやるので、ぜひご協力、参加をしていただいているほかの市もありますので、参考にしてほしいと。しかし、今回は自主的に、区内の業者とかいろんなそういう専門業者からは参加がなかったということで、そういうJVは組めなかったというご答弁でありますので、それは業者の自主判断ですから、我々がとやかく言うわけにいきませんけれども、そういう努力はしてくれたということはよくわかりました。  それから、今100%と言ったのは、私、100%じゃなくて、公園管理の中でこういう仕事がありますよ。この仕事は指定管理者、この仕事は、例えばほかの区内の別のそういうところで、これは単独で別に頼むのがあるのかどうかということを私は聞いたつもりなんだけど、いわゆる公園管理の運営管理については、ハーモニィで全て100%やれるという判断で私今受け取ったんですが、そういう考え方でいいのかどうか。  それから、金額については、私ちょっと詳しく見てなかったので、またよく精査してみますけども、その100%頼むということでいいのかどうか、最後にそれだけ教えてください。 ◎みどりと公園課長   指定管理者と区の役割ということで、私ども、募集要項の中で、専門業者へ委託する場合は、事前に区と協議しなさいという項目がございます。また、第三者へ委託する場合、区内事業者を必ず採用することということで項目を決めておりまして、その中では、公園清掃、便所清掃、樹木の剪定等は区内事業者に出すようにということになっておりますので、今後、指定管理者がどの区内業者に出すかというのは決まっていくことだと思っております。 ◆小野田みか   おはようございます。  今の佐々木委員の質問とちょっとかぶってしまうところがあるんですけれども、提案金額としては、区として一月大体900万円ぐらいで2つの公園を考えられていたということでよろしかったんでしょうか。  あと、一番下に、子どもや高齢者や障がい者の方々への取組みと書いてあるんですけれども、こちらは、具体的にどんな取組みをされる予定なんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   まず、先ほどちょっと答弁させていただいた内容を訂正させていただきたいんですが、公園樹木整理は区内事業者、公園清掃も区内事業者、便所清掃のほうは区内事業者とは限定していませんでした。すみません。  あと、障がい者の件でございますが、事業提案の中で、利用促進、にぎわいの創出ということで、ちょっとその辺を紹介させていただきますが、事業者から提案があった項目では、東板橋公園では、主なターゲットということで子どもや子育て世代ということで、樹林地の豊かな植栽環境を生かして、季節ごとの植物の魅力、体験する機会を、居場所づくりをつくっていきたいというような提案がございまして、その後で、あとプレイズーパーク、ズーパーク子育て支援など子育ての相談サロンなどをやっていきたいという提案がございました。  徳丸ヶ原公園では、団地に住む高齢者の方に、イベントを通して運動や人とのつながりが持てる機会をつくっていきたいというような提案がございました。  また全体的には、身近な公園、より楽しむイベントを通して世代間の交流を機会を設けていきたいというようなものがございました。  それと、障がい者、高齢者に配慮ということで、乗馬、動物との触れ合いの機会をつくることによってボランティア、保護者、職員が共同で介助してガイドをしていきたいというような提案がございました。  あと、指定管理の900万というのは10で割ったんですか。 ◎みどりと公園課長   そうですね。10で割ると、単純計算で割ると900万が月の金額で、2公園分です。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  前回もこういうお話が出たと思うんですけれども、子どもたちとか高齢者の方々とかが楽しめるイベントとして、公明党さんからも前にご提案で出ていたフードワゴンとかキャンプとかそういうことも考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   まず、先ほどの指定管理の範囲になるんですが、両公園とも野球場とテニスコートが公園内にございますが、そちらは今回のこちらの指定管理者区域には入ってございません。ちょっと確認のため、すみません。  それと、商店街のコラボイベントということで、仲宿商店街と共同して物品を販売していきたいという提案があったのと、子どもポニーキャンプということで、公園を利用してキャンプをしていきたいというようなものがございました。また、直売、区内農産物を販売していきたいというようなご提案もございました。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  最後に1つなんですけれども、12番の積極的に経費の節減を図る取組みを提案しているというところが一番低くて20点だったんですけれども、こちらとても大事なことだと思うので、これからそこら辺は区からハーモニィというところに指導をしていく予定があるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   提案金額がございますので、その金額に対して、これから提案金額について指導していくというのはなかなか難しいのかなと。今回、これから協定をつくっていく上で話し合いをしていく、今話し合いをしている最中ですので、いい協定をつくっていきたいと考えております。 ◆大田ひろし   簡単にお聞きします。  本当にJVでとれれば一番よかったんですけど、それがなかったということでちょっと残念ではありますが、それでも公園清掃、剪定については限定をして区内事業者としていただいたことはありがたいと思っております。  その関連でちょっとお聞きしたいんですけど、区で直営でやっていた場合は、例えばトイレにしても公園にしても定期清掃、それから緊急対応、補修だとかということに対応するということで、回数だとかそういうのもかなり決まっていたと思うんですけれども、これ、指定管理者に投げたときに、そういう清掃なんかについては回数が減ったりとかする可能性もあるのかもしれないんですけれども、そういう規定は特には設けてないのかということについて1つと、もう一つは、東板橋公園子ども動物園は、区の公共施設としては一番リピーターの多い、年間約40万人ぐらい来るというふうにも公表されていますけれども、その動物園を、ここにも書いてありますが、4番目に、にぎわいの創出を図る、23点になっているんですけれども、どんな形の提案があって、恐らく、区でやっていただくよりは、もうちょっとにぎわいが創出できるんじゃないかという、その提案のところを、どんな内容があったのかということと、あと、子ども動物園なんかでは開園時間の延長というか、例えば夕方をもうちょっと夜遅くまでできるようにしてやるのかとか、そんなことがあるのかどうか教えてください。
    ◎みどりと公園課長   清掃等の回数についての規定というのはございません。ただ、今回、指定管理者が入りますと、そこの公園に指定管理者が常駐するということになりますので、より点検を、いろんな施設の点検ができますので、回数規定はございませんが、何か壊れている、汚れている等の見つける機会が多くなると思っておりますので、きれいになるのではないかと思っております。  また提案ですが、近隣大学の学生と公園でのイベントを実施していきたいですとか、東板橋図書館との出張の読み聞かせですとか仲宿商店街とのイベントの連携ですとか、あと、区の中で開催される催し物に出張展示をするですとか、こちらの団体、ボランティアの方が大分いらっしゃいまして、そのボランティアを活用して事業をしていきたいというような提案がございました。  開園時間については、現在のところは変更になる予定はございません。 ◆大田ひろし   もう一点ですけど、動物なので、メインは動物を目的に来るんだと思うんですけども、その動物についての内容についてはほとんどこれまで変わらないということなんでしょうか、あるいはもうちょっと動物を専門的にやってきたところなので、こんな提案があったというようなことが特にあればちょっと教えてください。最後について。 ◎みどりと公園課長   動物のところでございますので、今後、イベント等は詰めていかないと、今これをやるというのはなかなか言えないんですが、話し合いの中ではナイトズーですとか、動物園の中で新たな事業展開ができないかという提案がちょっとございました。 ◆鈴木こうすけ   おはようございます。私も短目でいきたいと思います。  先ほど、小野田委員からお話があったとおりで、さっきナイトズーというお話をいただいたんですけど、やっぱり魅力ある公園というのは、しっかりとそういうふうな提案をしながら、我々も行ったんですけど、例えば東板橋公園の野球場を夏、ナイトキャンプができたりとか、親子で何かいろんなイベントをするというふうな形もすごくいいなというふうに私自身思っています。  まず1点ちょっと聞きたいのは、先ほど、この指定管理ということで年間9,484万というふうなお話ありましたけれども、そういったイベントというのは、今後この指定業者さんのほうからこういうことをやったほうがいいんじゃないですか、ああいうことやったほうがいいんじゃないですかというふうな提案をしていただいて今後実施するということでよろしいですか。 ◎みどりと公園課長   イベントに関しては、事業者からの提案でやっていくというものでございます。今いろいろと準備をしているというのは聞いております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  当然、今までとは同じような形ではなく、ナイトズーであれば、先ほど大田委員のほうからもありましたけれども、夜の時間帯をどうするのかとか、いろんな壁というかクリアしなきゃいけないハードルはあると思うんですけども、そういった今までにない、やっぱりそういうふうな公園の運営というのも今後求められてくるのかなというふうに私自身思います。特に、自分もよくキャンプに行って、緑と触れ合って携帯電話の電波がないところで何か皆さんで遊べるようなスペースと。今、どうしてもお子さんが、例えばゲームに夢中になったり、いろんな方向性あると思うんですけれども、そういったときには、ナイトキャンプをして親子でいろんなコミュニケーションを図るというふうなものもすごく大事になってくるのかなと思いますので、これは要望でございますので、しっかりと今後、今までにないようなイベント企画を立てられるようなものにしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆いわい桐子   結論からいくと賛成をいたしますが、私たちは先ほど、ほかの方からもありましたけど、きょうのこの点数の一覧表と、少ない情報だけで審査をしなきゃならないということになるんだけども、非常に情報量が足りないなというのは私も本当に否めない。なぜこの点数になったのかも、細かく聞かないと出てこないというのがすごく判断基準が足りないなというふうに思っています。しかも、零点という項目があれば、それはちょっと本当にいいのかなという不安になるわけですよ。だから、それについては、私は今回この区が正規社員としてこういう専門的な資格を有している人を置く必要があると考えたことは非常に大事なことだと思うので、これを緩和するとかと考えずに、むしろ、今これから受ける業者の方々に、そういう視点をきちんと持ってもらうとか、いろんな取組みを働きかけていただきたいというふうに思っています。  それから、今回このハーモニィさんは、これまで委託で子ども動物園を受けてくださってきたところだし、今回の指定管理者導入は、主に子ども動物園があるところの2か所だということが、一つは賛成の理由です。  どうしても、この動物のところの専門的知識がなければ、公園とか造園業者だけでは受けられない公園なのかなというふうに考えた場合に、動物に対する知識や経験がどうしても必要になると。私もハーモニィセンターについてインターネットで見てみましたけれども、非常に多くの動物を管理しているところの指定管理を受けていたり、いろんなところをやっているというのを見たりすると、そういう知識は非常にあるんだなというふうに思っているんです。  ただ、やっぱり今回は指定管理者制度に当たって、動物園だけではないゾーンも指定管理をしなきゃいけなくなるという点では、新たにそういう能力を有しているかどうかということを判断しなきゃならないんだけれども、それがちょっとよくわからないというのは本当に残念で、もう少し丁寧な資料など説明が必要だなというふうに思っています。今後も引き続き、その辺については業者の方々に要求したり状況点検をお願いしたいというふうに思っています。  それから、労務管理については必須項目ではないというんだけれども、私は必ずやっていくという姿勢が必要になるというふうに思っていますので、今後については、ぜひその視点を持っていただきたいと思います。  そして何よりも、今回は業者の選定だけなので賛成をしたいと思うんですけども、指定管理者制度の導入ということが結果として本当に生きてくるのかということについては、私としては非常に疑問を感じています。  結果、先ほどの公園の清掃とか樹木の剪定については、区内業者に仕事が回るということなんだけど、区から直接委託を受けていたことと、その間にさらに指定管理者業者が入ってくるというふうに考えた場合に、本当にこの区内業者に渡る費用がどうなるのかという見通しは全くわからないという状況になるわけで、間に業者が入るという再委託の構造そのものを指定管理者制度がつくっている、生んでいるというふうに考えると、制度そのものは私は認められないなというふうに思っていますが、今回については、子ども動物園のところを対応する選定業者ということで賛成をしたいと思っています。 ◆佐々木としたか   賛成いたしますけども、申し上げるのは、これはあくまでも板橋区立の公園だという認識だけはしっかりと心に刻んでこれからの管理運営指導はしてほしいなというのが1つです。  それからもう一つは、先ほど申し上げませんでしたけども、これから多分、板橋区は、ある意味では全体、この2つだけじゃなくて、これからもっともっと板橋の公園管理に向けて指定管理者にしていく方向に私はあると思っているんですよ。ですから、例えば赤塚成増一団とか高島平一団とか、こっち側、板橋地域の一団とかいろいろありますけども、相当これを一つの、いわゆる始まりとして板橋区の公園管理については指定管理にしていく方向性にあると私は思っていますので、できれば、今回のこういう指定管理者ができたら、その周辺の人とか、それから公園に関する知識の持っている方とかも含めて、この公園の利用活用懇談会みたいな、地域の方も含めて、この公園を皆さんでどう活用して利用していこうかとか、こういうイベントをしたいけどもどうだろうかとか、相談なしにぼんとやるんではなくて、やっぱりそういう区が主導をとって利用活用懇談会みたいなものをつくって年に何回かそういう地域との懇談をして、こういう指定管理公園管理とかそういうのもうまく理解とか協力を得ながら進めていく、そういう何か組織を検討してもらいたいなというふうに思いますので、そういうことも含めて賛成をいたします。 ◆五十嵐やす子   私も賛意を示したいと思います。  ただ、1つ、今回の配点のことでちょっと感じたことがありまして、例えば、このAとB2つ出たとします。米印がついているところが重点項目なわけですね。例えばAのほうが重点項目は微妙によかった。だけれども、ほかのところでBのところがよくて、最終的に合計とするとBのほうがよかったとなった場合、重点項目が本来、そっちがいいことが生かされるはずなのに、それが生かされないこともこの先出てくる可能性があるので、もし重点項目というんだったら、ほかと同じ配点じゃなくて、例えば1人分の配点を5点から7点とかにするとか、そこで少し差がつくような、そういう何か工夫をしたらいいのかなというふうに思いました。それは要望というかちょっと考えてほしいということです。で、賛成を示します。 ○委員長   以上で、意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第102号 東京都板橋区立東板橋公園及び東京都板橋区立徳丸ヶ原公園の指定管理者の指定についてを可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。よって、議案第102号は、可決すべきものと決定いたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、報告事項に入ります。  初めに、専決処分の報告について(区道上の窪みによる転倒事故に係る示談処理)について、理事者より説明願います。 ◎土木部管理課長   よろしくお願いいたします。  資料1に基づきまして、専決処分について報告をいたします。  1番のところ、報告件名でございますが、区が管理する区道の表面のアスファルト部分でございますが、そこにくぼみがありまして、そこで原動機付自転車が、バイクが転倒いたしまして、損害賠償額を専決をさせていただき、示談処理をしたものでございます。  2番の事故の概要でございます。  本年7月18日夜でございますけれども、中台二丁目21番8号先の区道を原動機付自転車で走行していた者が、同区道上のくぼみにより転倒した際、同人が負傷し、また、同人所有の原動機付自転車が破損したものでございます。  恐れ入ります、裏面をごらんください。  夜間の雨天時でございますので、非常にわかりにくい写真でございます。申しわけございません。  上の部分がくぼみ状況ですが、大体この平面上の大きさが80センチから1メーター程度、くぼみがそこの影で曲線で写っておりますが、くぼみ深さが15センチ程度のくぼみができておりまして、その部分でバイクが転倒いたしまして、下の写真が、転倒したバイクの破損の状況でございます。右側面、それからミラー等が破損してございます。  お戻りいただきまして、項番3、専決処分の年月日でございますが、本年9月12日。  専決処分の内容につきましては、本事故による損害賠償額に当たる金額を被害者にお支払いをいたしまして、今後、被害者との間に、書面に定めるほか何ら債権債務が存しないことを確認する示談書を取り交わしました。  示談の金額でございます。  10万3,682円でございます。  なお、この金額につきましては、全額が特別区自治体総合賠償責任保険によりまして区のほうに補填されるものでございます。  示談の相手方は、40歳代の男性でございます。  ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆五十嵐やす子   そのくぼみが結構大きいくぼみだと思うんですけれども、何でこういうくぼみができたんでしょうか。 ◎土木部管理課長   くぼみの原因でございますが、幅6メーターほどの区道がございまして、その一番右内側に道路上に降った雨を集めるますというのがございます。ますから下水道本管、大体道路のセンターの地下に入っておりますけども、そこにつながるものを取付管と申します。直径が約20センチぐらいのものでございます。その取付管も区が管理しておりまして、下水道本管は下水道局の管理なんですが、ますから本管につながる取付管が区の管理で、その取付管の管の接続部でずれが生じておりました。そのずれの部分に周りの土が引き込まれまして、下の土が緩んで上のアスファルトがへこんだという状況でございます。 ◆五十嵐やす子   あと、これとりつけたのは結構年数がたっているというところなんでしょうか。 ◎土木部管理課長   通常は、道路の舗装の寿命、表面の寿命は25から30年程度でございます。その舗装の打ちかえた時期、やりかえた時期に中の今言った取付管も全部ファイバーのようなもの、昔は鏡でしたけども、で点検をいたしまして取りかえておりますので、その取付管を施工した時期は不明でございますが、道路を補修した時期には必ず正常な状態にあったと思われます。 ◆五十嵐やす子   毎回このところ、委員会があるたびにどこかがやっていて、ずれたり何やらしていて、誰かが転んだとかそういうことがとても多いように思うんです。やっぱりそのことに対して何らかの対策をしていかないといけないんじゃないかなと思うんです。その気づいた職員さんが報告をして、それを確認するというのは、それは当たり前なんですけれども、でも、余りにも多くて、それって区にとっても、住んでいる人にとってもいいこととは言えないので、やっぱりちょっと力を入れてほしいなと思うんですけれども、その対策とかはお願いできますか。 ◎土木部管理課長   委員ご指摘のとおり、ここ2年間ほどですけれども、この道路のくぼみ等による専決処分をさせていただいた例が、事故の発生日で29年に3回、30年に既に1回ございまして、その前が平成26年ということですので、最近ちょっと多くなってございます。その部分につきましては、前にもご説明したとおり、年に2回ほどの土木部80人程度の職員を駆り出して680キロ全て点検をさせていただいているというところと、通常の土木事務所等の職員が回っている。それから、先ほどありました委託でもいろいろ道路清掃とか街路樹の清掃ですとかをやってございますので、そういったものでも見ているんですけれども、そこが行き届かなかった部分については反省すべきところだというふうに考えてございます。  各それぞれの専決処分をした場合の事故の原因につきましては、年に2回の道路一斉点検の中で、特別な項目としてそこを中心に見るということで工夫を凝らしております。例えば前回ですとグレーチングですね、ますの、編み目になっているグレーチングが、そこがとんがっていて自転車がパンクしたというようなことがありまして、それを今度重点項目としてやるとか、そういった改善を図ってきているところでございます。ただ、この取付管につきましてはちょっと難しい部分が、やっぱり表面の陥没で見えるというところがございます、定期的な修理以外のときも。その辺につきましては、各項目、毎回ご報告するようなことのないように、それぞれ改善を図っていきたいというふうに思ってございます。 ◆五十嵐やす子   今回のは、もともとの原因となったところは土の中なわけですけれども、ただ、これだけ大きいものが夜、これ、事故が起きたのは夜ですけれども、もしかしたら日中からわかっていたかもしれないんだけれども、それがいかに早く区のほうに伝えられて、そこが補修できるかというところだと思うんです。だから、そこのところをスムーズに意見が寄せられて対応できるというようなものを構築していただけたらなというふうに思います。  あと、最後ですけれども、この負傷した人は、その後特に後遺症とかなくて、もうもとに戻られたんでしょうか、それだけお願いします。 ◎土木部管理課長   道路の異常につきまして迅速に情報が伝わる方法につきましては、今後とも改善を図ってまいりたいと思ってございます。  それから、けがをされた方につきましては、7月18日が事故ですけれども、7月23日には外来受診を終えまして治療を完了してございます。 ◆おばた健太郎   すみません、2点だけ。ちょっと聞き漏らしたかもわからないんですけど、このくぼみは、もう既に修復が終わっているのでしょうかということと、あと、年間歩いて2回680キロチェックされているということなんですが、それで、これを確認した際には問題がないというふうに思われたというか、確認されていたということなんでしょうか。 ◎土木部管理課長   まず、修復につきましては、同日、ご本人、被害者の方のご了解を得まして、証拠保全ということもありますので、写真を撮った上で、中まで掘りまして、このくぼみの原因を究明しまして修復を当日済ませてございます。  それから、年間のチェック、先ほど申し上げた年に2回のチェックでここの部分についても歩いているはずでございます、調査をしているはずでございます。しっかり確証はとれませんが、その時点では異常がなかったということになります。ですが、陥没というか道路のへこみというのはいろんな原因で起きます、雨がたくさん降ったり、また、ちょっと重い車が通ったりいろんなきっかけでなりますので、私ども職員による点検の、多分この段階ですと、その前の秋の点検ですが、では異常がなかったものと考えてございます。 ◆おばた健太郎   わかりました。ありがとうございます。  歩いてチェックというときは、目視でのチェックになるんでしょうか。例えば、赤外線ないしそういった装置を使ってのゆがみのチェックですとか、そういったことがもしできるんであれば、目視はもしかして見落とす可能性があったところについてチェックができるんじゃないかなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ◎土木部管理課長   前段の部分、道路の一斉点検につきましては、基本的に歩く、もしくはゆっくり自転車で走りながらということで、目視でやってございます。道路の表面だけではなくて、樹木ですとかそういったもの全て見てございますので、点検はそのようにやってございます。一斉点検ではそのようにやってございます。 ◎計画課長   区では、平成26年、27年、路面下の空洞調査という形で機械を使って、これは区道全部ではなくて、バスの通る大きな通りだったりとか8メーターぐらいの割と幅員の広い通りはやっております。それが路面下空洞調査をやったという事例なんですけれども、それ以降は、正式にそういった機械を使っての調査はしておりません。 ◆おばた健太郎   じゃあ最後、要望ですけれども、ぜひそういったことも、費用の面とか期間であるとかというところあると思うんですけれども、調査の際にはそういったところも加味して調査をしていただければと、これは要望です。お願いいたします。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ────────────────────────────────────────
    ○委員長   次に、(仮称)板橋区交通政策基本計画(案)におけるパブリックコメントの実施について、理事者より説明願います。 ◎都市計画課長   それでは、よろしくお願いいたします。  まず、報告事項の2つ目でございますが、資料番号2番の資料を使いましてご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  (仮称)板橋区交通政策基本計画(案)におけるパブリックコメントの実施についてでございます。ご説明差し上げます。  まず、項番1でございます。進捗状況でございます。  本計画につきましては、平成30年度から令和元年度、本年度にかけまして策定作業を進めております。昨年度は、区の交通に関する現状、課題を整理し、計画の基本理念、目標、基本方針等についてまとめ、本年6月11日、本都市建設委員会におきまして「中間のまとめ」としてご報告差し上げたものでございます。  今後、計画の取りまとめに向けまして、本年12月23日からパブリックコメントを実施する予定でございます。  項番2、今後のスケジュール等でございます。  本日、報告差し上げた後、パブリックコメントを12月23日から令和2年1月17日まで実施する予定としております。  こちらの周知方法でございますが、区の広報紙等を使いやっていく予定でございます。  また閲覧方法は、本庁舎5階、都市計画課、また区政情報課、区立の図書館等、またホームページ等を予定しているところでございます。  意見につきましては、通常のパブリックコメントと同様に実施していく予定でございます。  また、オープンハウス型の説明会を実施することを考えております。こちらは、パブリックコメントの期間中のうち、令和2年1月14日から17日までの期間におきまして、本庁舎1階のロビーのところを使いまして、朝の9時から5時ということでオープンスタイルの説明会を実施する予定でございます。  具体的には、住民の方々に知っていただくためのパネル等の展示、また、職員がつきまして説明をする予定としております。  その後でございますが、係長級の会議、また課長級の会議を実施しまして、3月には、交通政策基本計画策定委員会ということで、本委員会の委員長、副委員長さんにも入っていただいております、区民の方たちも入っていただいています会議を実施し、その中で計画としてまとめていくことにしております。  その後、庁議のほうに報告し計画を取りまとめ、4月中旬には、こちらの都市建設委員会のほうに報告させていただいて計画を決めていく予定としております。  続きまして、裏面の次のページをお開きいただきたいと思います。  A3判横使いのものでございまして、(仮称)板橋区交通政策基本計画(案)の概要についてのことでございます。  まず、一番上のところにありますが、計画案のサブタイトルといたしまして、今回、「~Human-Oriented Transport-City・Itabashi 2040~」ということで考えております。  Human-Oriented(ヒューマン・オリエンテッド)とは、人間を中心として、ということ、またTransport-City(トランスポート・シティ)は交通都市を示しておりまして、HumanのH、OrientedのO、TransportのTの頭文字をとりましてHOTといたしまして、HOT2040という形で20年後を示しております。  以上のことから、Human-Oriented Transport-City(ヒューマン・オリエンテッド・トランスポート・シティ)は、本計画案の基本理念であります「人」が主役の交通都市として示させていただいています。  少し下がっていただきまして左側の部分でございますが、板橋区都市づくりビジョンが目指しております、『「東京で一番住みたくなるまち」として評価されるまち』の実現に向け、本計画では、誰もが安心・安全・快適に移動できる持続可能な交通環境を構築していきます。そのためには、近年、ICT、また自動運転等の新たな技術の動向も踏まえ、「歩いて、乗って、住んでよし「人」が主役の交通都市 ~みんなでめざす交通まちづくり~」、こちらを交通政策の基本理念とし、3つの基本方針と8つの目標を定めてまいります。  なお、概要版でございますので、基本方針、目標等につきましては、文字数の関係でコンパクトにしております。  基本方針や目標は、中間のまとめで示させていただいた部分とほぼ変わりはございませんが、基本方針3の中にございます「目標6 ICTや先進技術を活用したシームレスモビリティの推進」は、新たに追加した目標でございまして、20年間の計画ということもございますので、新たな技術の活用を推進していくことを目指しております。  右上のほうに戻っていただきたいと思います。代表的な個別の取組についてでございます。  こちらの色分けにつきましては、基本方針1から3の色分けを示しております。  基本方針1に関します代表的な個別の取組といたしまして、歩道幅員の拡幅から無電柱化の推進まで、基本方針2のほうでは、バス路線の維持・充実から新たな交通手段の導入検討まで、基本方針3では、地域公共交通に関わる新たな支援のあり方の検討から新たな技術を活用した公共交通等の試験的導入の検討でございます。  その下のところに移っていただきたいと思います。横断的な重点プロジェクトをごらんいただきたいと思います。  本計画の目標達成に向けまして、個別の政策を推進しつつ、関連する施策を連携させることで相乗効果を高めるため、施策のプロジェクト化を考えております。  表の項目でございますが、プロジェクト、具体的な方向性、取組の工程を示しておりまして、1つ目のプロジェクトでございますが、東武東上線沿線の交通まちづくり方針の検討でございまして、こちらは、ときわ台駅から上板橋駅付近に中板橋もあわせました交通まちづくりの検討を進めてまいります。  続きまして、JR板橋駅、都営三田線新板橋駅、東武東上線下板橋駅の一体的な乗りかえ利便性の強化といたしまして、鉄道3駅乗換え利便性の強化を2つ目として掲げさせていただいております。  3つ目といたしまして、バス路線の充実に向けた走行空間の整備の検討をするため、主要生活アクセス道路の整備の検討を進めてまいります。  4つ目といたしまして、広告付き上屋の整備やバスベイの整備促進及び運行情報提供の充実を目的としたバス利用環境の改善を図っていきたいと考えております。  5つ目といたしまして、ICTや自動運転などの新たな技術を踏まえました移動支援の検討を、子育て分野や福祉分野とともに連携しながら検討を進めてまいります。  計画の推進と見直しにつきましては、定期的な施策の進捗状況の把握、状況に応じた見直し等を行っていきたいと考えております。  続きまして、参考資料を用いまして、計画本編について少しご説明したいと思います。  少しお時間をいただきますが、中間のまとめのほうでお示しできなかった内容を中心に説明していきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、参考資料のほうで2枚めくっていただいて目次がございます。  本編の目次でございますが、ごらんのように、第1章、はじめにでは、1の背景と目的から5つの計画期間まで記載しております。  第2章では、区の交通に関する現状と課題を整理して、第6章の資料編で詳しく内容を記載しております。  また、第3章では、基本的な考え方として、基本理念や基本方針、目標を記載し、さらには、交通の将来イメージについて記載しております。  第4章では、具体的な取組みになりまして、今回こちらのほうを中心に後ほど説明させていただきます。  第5章では、本計画の推進に向けての役割や定期的な計画管理と見直しについて記載させていただいております。  第6章は、資料編として区の交通に関する現状、実施しましたアンケート調査の結果、社会動向並びに用語の説明等を入れております。  それでは、第4章のほうからご説明差し上げます。  まず、27ページをお開きいただきたいと思います。  こちらが、本計画案の施策体系図でございます。基本方針1から3までであり、それぞれの基本方針ごとに目標を定め、これらの目標の中に施策の方向性ということで体系を示しております。  なお、体系表のほうの詳細につきましては、第6章の資料ページの資料42、43のほうに記載してありますので、後ほどご確認いただきたいと思います。  続きまして、28ページをお願いいたします。  施策の方向性①は、歩行者重視の道路空間づくりで、基本的な施策、①-1でございますが、歩行者の安全性強化があり、その下に個別の取組といたしまして、歩道幅員の拡幅の検討やゾーン30などの交通規制の促進などの具体的な取組み内容を記載しております。  隣の29ページでございます。  右上のものでございますが、写真つきで用語の解説をしたコラム欄を所々に入れております。このような構成で以降もつくられているような計画でございます。  続きまして、32ページをお願いいたします。  こちらは、道路交通のインフラ強化の方向性を示しておりまして、③-1として、道路ネットワークの機能強化に向けて、都市計画道路に関する計画的な整備に関する取組みでございます。  続きまして、33ページ、34ページでございます。  こちらの図面に示されているように、主に都市計画道路の未着手区間の整備優先性に関する検討を行うことを記載しております。  未着手の区間とは、都市計画道路のうち完了または事業中並びに第四次事業化計画において優先的に整備を進める路線以外の道路のことを申し上げまして、未着手区間の整備優先性の検討を進める上で、公共交通の総合空間の確保や災害拠点病院へのアクセス向上、さらには木造住宅密集地域の改善等の機能を重視してまいります。  続きまして、35ページお願いいたします。  ③-2生活道路の機能強化ということで、多様な交通手段による移動の確保をするために、広域的な都市計画道路だけではなく、地域内の拠点間を結びます道路の整備を進めていくため、主要生活アクセス道路という概念を定義しております。この道路につきましては、今後、まちづくりの進捗状況を踏まえながら、公共交通の充実を図ったり、駅や主要施設へのアクセスの向上の整備の検討を進めてまいります。  続きまして、36ページをお願いいたします。  中央部分でございますが、主要生活道路の考えといたしまして、おおむね幅員が6メートル以上の主要生活道路のうち、幅員が8メートルから12メートル程度の道路までは、地区外の拠点や駅へのアクセス等の向上に資するため、主要生活アクセス道路というふうに呼んでいきたいと考えております。  道路網のイメージといたしまして、下の図の階層別の道路網イメージを示しておりまして、駅や主要施設を結ぶための道路であり、多様な公共交通手段として、とりわけバスが走行できる空間の整備を検討してまいります。  これに関連するものといたしまして、44ページのほうに移っていただきたいと思います。  ⑦-1では、バス交通の機能向上といたしまして、バス路線の維持・充実を図るためのネットワークの方向性を示しており、45ページのほうでは、バス路線ネットワーク方針図を示しております。  緑の矢印でございますが、バス路線の維持を図る軸として、赤の矢印のほうは、将来的な公共交通需要や周辺のまちづくり事業の動向を踏まえつつ、先ほどの主要生活アクセス道路の整備の考え方に基づいて検討を行う路線として位置づけをしております。  申しわけございません、少し戻りまして、37ページでございます。  道路交通の円滑化の推進というふうに上げさせていただいております。  こちらを踏まえまして、38ページのほうに、踏切の現状等を示させていただいておりまして、開かずの踏切等、また計画道路の整備等を示しているところでございます。  39ページのほうでは、東武東上線の区内におけます区間ごとの基本的な考え方を示させていただいております。  こちらのほうで、これまで議会答弁等ではお伝えしてきた部分を再度考え方として正式にこちらの計画の中に書かせていただいて、取組み等についても今後とも進んでいく部分を書かせていただいております。  大山駅付近の東側の区間、また大山駅付近、また、ときわ台・上板橋駅付近に連携した形で中板橋駅付近、ときわ台・上板橋駅付近、ときわ台・上板橋駅付近より西側の区間、さらには、個別の踏切対策として優先的に取り組む部分として、38号、40号、49号、58号ということで踏切の部分について具体的に記載させていただいたところでございます。  続きまして、40ページをごらんいただきたいと思います。  ④-1の駅周辺の環境整備といたしまして、交通機関の乗りかえ機能の状況やまちづくりの進捗状況、拠点としての位置づけ並びに立地条件や地域要件等を加味し、交通結節機能の充実を図る駅を示しております。  また、駅前広場等の人の流れを促進し、交通機能の向上を図るための空間の一体的な利活用についても検討を進めてまいります。  続きまして、41ページでございます。  こちらのほうは、⑤-1といたしまして、路上駐車対策の方向性として、路上駐車が多い路線について、取締強化を交通管理者に働きかけるとともに、商店街や物流事業者などと連携しながら、荷さばきスペースの確保の検討や自転車の交通ルール・マナー等の啓発を促進してまいります。  続きまして、少し飛びまして53ページのほうをお願いいたします。  こちらの図でございますが、赤い点線の丸で囲まれている部分の駅を中心に、歩行者空間の充実に向けた検討の整備対象エリアを示しております。商店街や主要施設などの集積する拠点において、にぎわいの創出に向け、道路空間の再整備を検討してまいります。  続きまして、58ページのほうをお願いいたします。  こちらでは、⑩-1といたしまして、バス利用環境の改善として、高齢者、障がい者など誰もが利用しやすいバス利用環境の確保に向け、バス停の上屋のバス待ち環境の改善、また、バス運行情報等の整備について、バス事業者と連携し検討を進めてまいります。  続きまして、60ページをお願いいたします。  こちらでは、⑩-3といたしまして、公共交通サービス水準が相対的に低い地域への対応でございます。  区民が快適に移動できるよう、地域住民、交通関係事業者、行政が連携して、地域ニーズや道路整備状況を考慮した交通手段により生活交通の充実にかかります方策を検討してまいります。特に道路幅員が狭いエリアにつきましては、コミュニティバス以外の移動手段を模索するために、タクシーの利用環境の改善を図るとともに、道路運送法等の法令も考慮しつつ、新たな交通手段の導入も検討してまいります。  また、地域ニーズを的確に捉えつつも、公平性、持続可能性に留意しつつ地域住民、また、交通関係事業者、行政等が相互に連携し、地域公共交通の導入に関しましてガイドライン等の検討も進めてまいりたいと思っております。  続きまして、61ページをごらんください。  こちらは、⑪-1といたしまして、新たな技術の活用の推進といたしまして、人口減少、高齢化等によります公共交通の需要の減少、公共交通サービスの担い手不足等に対応するため、ICTや自動運転等の新たな技術の活用を推進してまいります。特にシームレスな移動を可能とします先進技術の活用や、環境性や経済性にすぐれましたシェアリングの普及等にも努めてまいりたいと考えております。  続きまして、62ページをお願いいたします。  ⑫-1でございますが、地域公共交通の維持・充実に向けました仕組みの構築といたしまして、地域公共交通の課題を整理しつつ、移動支援のあり方について、福祉や子育て分野と連携し、検討を進めてまいります。  また、今後の地域公共交通に関します検討状況の深度に応じて、学識経験者、区民も、行政機関、公共交通事業者、また、交通管理者等を交えまして地域公共交通会議のあり方や維持・充実に向けた仕組みの構築をテーマとした会議体の設置を検討してまいります。  なお、こちらは法律に位置づけられたものとなります。  続きまして、65ページをお願いいたします。  こちらは、⑭-1でございまして、公共交通や自転車・徒歩によります移動の促進として、一人ひとりの移動手段や社会全体の交通を、公共交通等を利用する考え方の改善をしていくものでございまして、シフトしていくためにモビリティマネジメントの例を挙げさせていただいています。  1つ目として、板橋区の公共交通を知ってもらうこと、2つ目として、公共交通や自転車を日常的に使ってもらうこと、3つ目といたしまして、最寄りの駅・バス停まで可能な限り歩いてもらうこと、こちらをモビリティマネジメントの策として挙げております。  続きまして、69ページをお願いいたします。  先ほど概要版で挙げさせていただきました、本計画の目標達成に向けまして、個別の施策を推進しつつ、関連する施策を連携させることにより相乗効果を高められる施策をプロジェクト化しております。  続きまして、70ページをお願いいたします。  こちらは、横断プロジェクトといたしまして、駅周辺を中心とした拠点づくりに資すります安全・快適な歩行空間の充実と道路交通の円滑化という視点、もう一つが、だれもが快適に移動できる交通環境の創出、この2つの視点でございます。  71ページのほうには、この視点に基づきまして、5つのプロジェクトを挙げさせていただいております。
     中期目標、長期・超長期目標としてそれぞれのプロジェクトの工程を示しております。  続きまして、76ページをお願いいたします。  こちらは、第5章でございまして、本計画の推進に向けました各機関の役割分担等について挙げさせていただいております。  行政、区民、事業者が共同して動いていきます。  続きまして、77ページをお願いいたします。  こちらでは、定期的な計画管理と見直しを行うことで、特に横断的なプロジェクトにつきましては、着手状況や進捗状況を管理し、また、分野横断的な連携や取組みの情報共有を図るとともに、必要に応じて庁内検討会を開催して進めていきたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、78ページをお願いいたします。  目標達成状況を把握する上で、指標案となっております。  こちらの項目につきましては、定量的に達成状況を把握するために、東京都市圏パーソントリップ調査や区民アンケート調査等の結果を用いていきます。次年度以降、基準値等を設定していく予定にしております。  79ページでございます。  計画管理スケジュールでございまして、社会情勢や交通状況、技術革新等に応じまして、本計画を見直す予定としております。  本計画の見直しにつきましては、区内外の関係機関等の意見を集約するための会議体を設置して考えております。  第6章については、現状分析等となっておりますが、説明は省略させていただきます。  なお、交通の未来像につきましては現在作成中でございまして、本計画案の基本理念でございます人が主役の交通都市をイメージした図を今後載せていきたいというふうに思っています。  雑駁でございますが、長くかかって申しわけございませんでした。説明は以上とさせていただきます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○委員長   ありがとうございます。  ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆安井一郎   これからパブリックコメントをとって区民のいろんなニーズに応えて、板橋区の交通政策の基本計画に基づくという形でやられるわけですけど、まず、パブリックコメントをちょうど暮れから正月にかけての期間に、こういう時期だからしようがないのかもしれませんけども、今インターネットの時代があって、区のホームページを見れば、基本計画の案が出てきて、区民の意見を集約できるんではないかなと私も考えるんですけど、そこで、まず、このコメントについて、区民は一番何を期待しているのかなというのは、現段階ではとってみないと何ともわからないかもしれませんが、これを計画するに当たっては、都市計画課長、その辺のところは何か思っていることがありましたら言っていただければ、ちょっと参考にしたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長   実は、私たちの課では2年前に、大きな計画として交通の部分のもとになります都市計画マスタープラン、都市づくりビジョンというのを出させていただいております。その際に、説明会等を相当重ねてやってきた中で、ご意見をいただく機会ということでパブリックコメントの募集をしたところでございましたが、なかなか件数が、ほかの計画に比べれば多く集まったんですが、もう少し集まって、まちづくりに対してもっと期待があるのかなという部分がありましたもので、実際には件数としては70件前後だと思いましたが、集まっている状況でございまして、今回、パブリックコメントにつきましては、どの部分というよりは、今回いろんな危険がございますので、区民の方たちに一度アンケートをとっている中で、こういうふうにした課題だとかと思われていることがあった部分に対して、私たちのほうで一定の答えを出したと思って今つくり上げておりますが、そういう部分につきましても、区民の方たちがどういうふうな評価をしていただいているかというところについて、特に期待しているところでございます。 ◆安井一郎   わかりました。  ちょっとこの中の内容を読ませていただいて、基本方針1の目標の道路交通の円滑化の中でバスが挙げられて、そのバスベイをこれからふやしていくというようなことが書かれていて、これ聞きたいんですけど、バスベイというのは、バスの停留所で道路から引っ込んだところで、車道にバス停でとまってしまうと、後続車がそれを追い抜いたりなんかするのが非常に大変だから左に寄ればということで、それをつくったことで、まず、民間の土地に面したところになぜできないのかということを、今現時点でバスベイがあると、そこに例えば駐車場があったとしても、車の出入りができない規制になっているというふうに聞いているんですけど、そういうことをまず先に考え直すというか、制度というか取組みを変えないと、民間の人たちの土地がここで死んでしまうわけですから、一向にふやすということが不可能ではないかなと。公共施設とかそういう部分でしたら、それは可能だろうと思うけど、これから先、道路を円滑化させるに当たっては、その部分がネックになると思いますが、どういうふうにお考えなのかを聞きたいんですが。 ◎都市計画課長   今おっしゃっていただいたとおりに、やはりバスベイができると交通が円滑に流れて、渋滞の対策には有効だというふうに考えておりますが、確かに、民間の方、民有地の手前にもしバスベイをつくろうとしたときに、道路内だけでバスベイができて、その出入りについては、確かに道路管理者、また交通管理者と協議してもいろいろな制約があると思いまして、制度的な部分については、今、私どももその部分を制度を変えることの方策を持ち合わせておりませんが、今後、道路管理者、また交通管理者に入っていただく会議体もつくっていく中で、その辺の部分については、何か方策等ができるかどうかということについても検討していきたいというふうに考えております。  なかなか、今おっしゃっていただいた部分は、実情として非常にそこが改善できれば進みがよくなる部分だと思いますので、大切な考えとしてこちらも検討していきたいというふうに思います。ありがとうございます。 ◆安井一郎   関連して、上屋、屋根つきのバス停、これ、区道であれば区が管理して、そこに書いてある広告つきの上屋をつけるというふうに言っています。広告収入である程度のことが幾らかでもできればいいんでしょうけど。  それと、あと、今インターネットの時代でバスのロケーションが、今バスがどこにいるかというのは、例えばスマホをかざせば、バスがあとどのくらいで来るかとかという部分の利便性がますますこれからの交通社会の中で発展していくだろうと思うんですが、そういうことで、そういう環境を今後ぜひとも進めていっていただきたいと思いますので、まずそのことについてもう一回だけ今のお考えを教えていただければ。 ◎都市計画課長   そうですね。今おっしゃっていただいたように、今後スマホの発展もあわせまして、情報の管理も含めまして有効なことがふえていくと思います。今回、広告つき上屋につきましてはバス停の上で、例えば板橋区以外のところでは、今幾つか設置されておりまして、話を聞くと有効に機能しているようでございます。実際に上屋をつくる場合に、道路管理者、また交通管理者のほうとの調整がなかなか難しい部分でございますが、実際に費用等の部分でもバス事業者さんのほうに求めるとか、道路管理者に求めるということはなかなか今は難しい状況でございますので、この広告つきということで広告収入をもとに活用していくことは有効だというふうに考えております。  バスロケーションシステムもそうですが、スマホをうまく活用しますと、MaaSと申しまして、実際に自分がどこにたどり着くために、MaaS上ではバスがどのくらいの状況でやってくるかということもわかりますので、その辺のことを踏まえますと、かなりスマホの活用でその辺の状況も変わっていくと思いますので、今後もそういうことを踏まえまして取組みを進めたいというふうに思います。 ◆安井一郎   よろしくお願いします。その辺が進んでいくと随分とバスを待つ間のいらいら感がなくなるというふうにここに書いてありますので、ぜひともお願いします。  次に、次世代の自動車のことで、電気自動車だったり水素自動車だったりあるわけなんですけど、板橋区は、この南館の地下の駐車場をつくるに当たって私は提案したことあるんですけど、電気自動車に対しての急速充電器の設置を求めたことがありますが、今後はこの区の方針として、どういう形で電気自動車、今、商業施設の大きいところだったら、イオンとかには電気自動車の充電器がございますが、公共でそれが行っているのは区内にはないと思うんですよね。水素ステーションにいては、区内では浮間に1か所ある。これを今後、代替、次世代自動車をふやす上で、公共の施設の中にどういうふうに考えて配置していくのか、またどのくらいの規模でという形を、区が予算を出して、水素ステーションは民間というか区が運営することは難しいかもしれませんが、急速充電設備については、例えば地域センターだとかそういうふうなところに配備ができるんではないかなと考えますので、この辺のお考えのことをお聞かせいただければと思います。 ◎都市計画課長   そうですね。水素については、以前、区のほうでも1台所有していたと思いますが、水素ステーションのほうは区内に1か所ございますが、なかなか車が高価で普及するのが難しいような状況にはございます。また、環境部隊ともちょっと調整しないといけないと思いますが、電気自動車の急速充電する場所につきましては、今おっしゃっていただいたように、商業スペース、また高速道路とかでいくとサービスステーションとかにももう常時置かれるようになりましたし、大きなホテルにはそういうスペースがあるようなことも認識しておりますので、区として環境部隊ともちょっと調整しまして、脱炭素ということで、またSDGsも含めまして、今、区のほうが環境政策のほうでその辺の部分を進めておりますので、その辺は今後進めていく中で、区のほうがどういう手だてを持って進んでいけるかということも踏まえまして検討を進めさせていただければと思います。 ◆おばた健太郎   板橋区交通政策基本計画ということで、この中を見ると本当に実現したらいいなと思うことがたくさん載っているんですけれども、これをぜひとも現実のものにしてくために具体的に進めていただきたいなと思っています。  その中で何点かあるんですが、まず、29ページの下のところに、道路の舗装材の工夫ということで、私も質問させていただいたことがあるんですけれども、この透水性舗装や遮熱性舗装、これ、この間も伺ったんですが、たしか私の記憶では平成20年以降、積極的にはやっていないというような状況だったかなと思っています。こちらが今の現状どうなのかというところと、あと、幾つかばっと言っちゃいますが、30ページの自転車専用レーン、これ、前野町のところだけ非常に立派な自転車専用道路があるんですけれども、これ、ここだけあってもしようがないわけでして、できればこれをいろいろな箇所で設置していただきたいと。場所によっては、この矢印だけあって、青色で塗られていないけれども、自転車専用レーンとなっている場所もありますので、そこら辺も含めて一体的にやっていただけたらいいんじゃないかなというふうに思っておるんですけど、いかがでしょうかということと、あと、済みません、陳情でも上がっておりますバスですね、45ページになりますけれども、やはり上板橋・小竹向原間、小竹向原・小山間のここの相対的に公共交通が低いと言われている地域なんですけれど、ここをやはりぜひともできるだけ早くネットワークをつくっていただきたいというふうに思っているんですけれども、そこの見通しについてぜひお聞かせいただければ。  とりあえず3点お願いいたします。 ◎都市計画課長   まず、舗装の部分でございますが、色分け等、また、道路空間再整備という、空間の再整備という面では有効な手段というふうに考えておりまして、具体的な部分につきましてはもう一度ご説明を差し上げたいと思います。  あと、前野町のところでございますが、今、区内では幾つかの地域におきまして、自転車専用レーンの舗装とかも進めておりますので、その辺のことについても、より有効で使いやすい形、また、自転車と車を運転する方にとっても安全性の確保をしやすい部分ということで検討を進めて対応していきたいというふうに思っております。  あと、先ほどちょっとバス停の話を差し上げましたが、バス停の管理自体はバス事業者の管理するところでございます。すみません、訂正させていただきます。  バスにつきまして、上板橋から小竹向原、また、小竹向原・大山を含みます板橋区役所のエリアということで、こちらについては、ここにP45ページに示すように、ネットワーク的に既存の路線はございませんので、そういう部分を含めますと、例えば上板橋でありましたら南口の再開発の進捗等に合わせまして、また、小竹向原間につきましたら、26の整備の状況等に合わせましてということも踏まえます。さらには、駅間では、どういう駅を結ぶかということも含めまして今後とも検討を進めたいというふうに思っております。ただ、実態としては、道路の幅員が不足している部分がございますので、そちらの部分もどういうふうに今後考えていくかということも検討していきたいというふうに思っているところでございます。  また、自転車専用レーンにつきましては、先ほどちょっとお答えしたように、前野町の部分で、今これ、このような表示をさせていただいておりますが、幾つかの表示が今ありますので、その辺も調整しつつ、また、先ほど申し上げましたように、自転車が走ることに対して、また、車が走行することに対しても、お互いに安全性の確保をしやすいような状況というものを今後とも確保していくような形で進めさせていただきたいと思っております。 ◆おばた健太郎   ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  あと、すみません、これ聞いていくといっぱい大変なことになってしまうんですけれども、あと2点ぐらいだけなんですが、53ページの、やはりHOT・Itabashiという、HOT2040になるということで、やはり歩行者が主役ということになるということなんですが、この歩行者空間整備対象エリア、例えばほかの地区でも回遊性の高まる歩行者専用の道路、一例を申し上げますと、JR板橋と新板橋の間のところを今、新板橋からJR板橋へ乗りかえの需要がかなりありますので、そこの道路を例えば歩行者専用にするとかということもぜひとも早目に検討していただきたいなということ、いかがでしょうかということと、あと、この59ページ、先ほどのバス停の屋根の件ですが、これは石川県の金沢市の例なんですが、もう25年前からあるんですね、屋根つき。そして、私が中学生のころから、バスが来ますよというランプがついて、2つ前の駅出ました、1つ前の駅出ました、来ますというランプがつく機能がもう私が中学生のころからあるんです。25年前からあるんですよ。なので、スマホももちろんいいんですけれども、昔からの技術で、これは全然実現できることなので、他区、他地域の事例も踏まえながら、ぜひともこれは実現に向けて検討を進めていただきたいなと思っておりますということでいかがでしょうかということと、あと最後に79ページですけれども、この20年後、2040年に、この基本計画に従って今の板橋の交通政策が実現するんだよというふうにうたっているわけでして、その20年後が未来なんだとしたら、じゃあ、10年後にはこういったことが実現しているよね、5年後にはこういったことが実現しているよねという、ある程度具体的な指針であるとかものがないと、これこそ本当に絵に描いた餅になってしまわないように、2040年という20年後を見据えて、ほんと具体的に進めていただきたいというふうにいつも思っているんですけれども、左側のアンケートとかそういうことではなくて実現に向けて取り組んでいただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。  以上です。 ◎都市計画課長   まず最初のところでございますが、板橋駅と新板橋駅のところでございますが、今、こちらのエリアにつきましては、まちづくり関係の部署で今検討を進めているところでございます。8月にちょっと実験的にいろいろテストをしたところでございますが、空間としてなかなかそこを結ぶ際に、道路との再配分という部分を今後とも検討していかないと、なかなかそこの部分にたどり着けないところでございます。ただ、一定の考え方としては、今おっしゃっていただいたように、非常に有効なコースでありますので、それについては今後とも検討を進めてまいりたいというふうに思っております。  また、バス停の上屋でございますが、金沢市は、私たちからすると、観光も含めましてかなり先進的なことに取り組まれている都市というふうに認識しているところでございまして、今回計画を策定後には、具体的にどの箇所についてということで、上屋の整備について整備関係の事業者と、また交通事業者等とも意見を聞きながら検討を進めたいという形で今考えているところでございます。  また、79ページの20年後の目標に向かって、どういうふうな形で考えていくかということでございますが、少し戻っていただきまして、71ページのほうに、横断的な重点プロジェクトという記載をさせていただいております。ここの中に5つのプロジェクトを挙げさせていただいております。この中に、中期的な目標、また長期・超長期的な工程を示させていただいておりまして、中期と申し上げますのは、おおむね3年から5年を想定しております。長期というのはおおむね10年後、超長期というのは20年後という設定をしておりまして、このような中で、その目標に向かって検討を進めるということの重要な横断的な重点プロジェクトという形で上げさせていただいて、そういう部分を具体的に進めさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 ◆いわい桐子   1つは、まず、この計画の周知なんですけど、パブリックコメント、それからオープンハウス型説明会の実施の周知は、いつ、どこで、どういうふうにお知らせしていくのかということを教えてください。 ◎都市計画課長   まず、周知方法でございますが、区の広報紙を使いましてやらせていただきます。また、ホームページ、ツイッター、ポスターを今用意しているところでございまして、まだちょっと原稿ですが、こんな感じで広報紙に載る予定になっております。  実際には、意見の提出等々は一般的な広報と同じような形でやっていく予定にしておりまして、郵送、ファクス、Eメール、ホームページ等で意見の提出を願っているところでございます。  以上でございます。 ◆いわい桐子   特にこのパブリックコメントだけではなくて、説明会をきちんとやっていただくというのはすごく大事なことだなというふうに思っているんです。これだけの計画なので、私も最初の1年目、都市建設委員長だったので参加したんだけど、この膨大な量をどうやって評価したらいいのかわからないという意見が参加している委員からあって、事前に担当課から個別に説明をする時間をとってもらったぐらいの分量だと思うんです。だから、まちの人も多分、すごく丁寧に聞き取りしないとわからない計画かなというふうに思うと、こういうやりとりができる説明会は必要だろうというふうに思うんです。ぜひこれ、先ほど、区役所の1階でということだったんだけど、例えばもう少しあちこちで区内の人たちが、例えば赤塚庁舎でやるとか、できるところがあると思うんですよね。ぜひこういうのをあちこちで開催してもらえたらいいかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長   そうですね。今おっしゃっていただいたようなことも検討した状況でございますが、私の経験で、都市づくりビジョンのときに、区内12か所で説明会をやりまして、相当広報活動とかをやったんですが、トータルで60名弱ほどの方がお集まりいただいた状況でございました。その辺を踏まえますと、今回、本庁舎ということに限定させていただいたのは、本庁舎に来られた方たちに職員がついて説明できますので、本庁舎を目指した方に対して、より多くの方に説明できるという体制を今準備させていただいております。鉄道の駅からも近いということもございますので、区役所での開催ということが今回有効に機能するんではないかなというふうに思っているところでございます。 ◆いわい桐子   都市づくりビジョンのときはそうだったのかなと思うんだけど、都市づくりビジョンてすごくわかりづらいんですよ、タイトルを聞いても。これ、交通政策基本計画ってものすごくタイトルを見て、板橋区の交通政策かなってすごくわかるので、反応する方も多いと思うんですよね。見ると、本当にいろんなことが、いろんな方に影響する話かなというふうに思うので、60か所とは言わないけど、さっき言ったように赤塚庁舎とか、できる環境があるところでぜひ開催を今後検討してもらいたいというふうに思っています。  それから、その周知ですよね。やっぱりどれだけ多くの人にこういうことを、ここで説明会やりますよということを周知するということが必要になると思うので、例えばこの間、コミュニティバスの陳情が出てきたような地域の方々とか、町会・自治会とか、あちこちでこういうことがありますということの説明をしていただきたいというふうに思っています。  それから、1つは、先ほど計画の時間軸の話があったかと思うんですけど、それが一番後ろのほうを開いてようやっと20年後というイメージが、79ページを見ると20年間の時間軸が見えてくるんだけど、もうちょっと最初のほうにこういう時間軸の説明があると、これは20年計画なのかということを冒頭確認した上で読み込んでいけるんじゃないかなと思うと、この計画が20年間の計画で、どういうタイミングで見直しがあって、どういう会議体が開かれていくのかということがまず計画の冒頭に入っていたほうが、私はイメージとしてわかりいいんじゃないかなというふうに思っていますので、ぜひ検討してもらいたいということと、それから、公共交通といった場合に、板橋区として唯一区営で走らせているのがりんりんGOだと思うんですよ。だから、もう少し区営で運営しているものについて抜き出した項目があってもいいんじゃないかなと私は思っているんだけど、交通政策全般の計画なんだけど、そのうち区として丸抱えでやっているコミュニティバスについての項目がないというのがすごく残念だなと思っているんですよ。だから、今走らせているりんりんGOだって、一定の成果が上がっていると思うんです。今10年たってようやく乗る人数がふえて、バスのサイズを大きくせざるを得ないところまで需要が広がってきたという時間軸も含めて、走らせたことによる効果とか成果とかが、こういうことでしたというような区としてのりんりんGOの評価というか総括をきちんと載せた上で、今後についてはどういうふうに検討していくのかという項目が私は取り出してあってもいいんじゃないかなというふうに思っているんだけれども、そこについてはいかがでしょうか。 ◎都市計画課長   周知につきましては、既存のやり方もそうですが、一定の方法はとっていきたいというふうに思っておりまして、陳情を出されている方とかという話もありましたので、お声がけすることはできますが、個人情報の話もありまして、実は以前、また都市マスの話に戻りますが、その際にいろいろ話をできる環境の方がいたんですけど、情報として連絡することが、個人情報の扱いでなかなかちょっと難しかった状況があります。ただ、少しでも多くの方にその辺のことについて広げていきたいというふうに思っているところでございます。  また、時間軸につきましては、今79ページのお話を差し上げたところでございますが、まず、5ページのほうで、1-5というところで、計画期間ということで挙げさせていただいております。そこに、今おっしゃっていただいたような部分をもう少しプラスしてわかりやすくしたいと思っています。  さらには、2ページのところに、計画の期間ということで、それの前フリ的な部分が載っておりますので、体裁等も含めましてちょっと検討させていただきたいというふうに思ってところではございます。  また、りんりんGOの紹介のページになりますが、資料編の8ページのところには少し記載がございまして、りんりんGOとしての紹介を載せさせていただいているところでございます。  また、りんりんGOについては区営というお話でしたが、実際には国際興業が運営しているバスでございまして、区のほうは補助金を出してやらせていただいているところでございます。  60ページの下のところには、りんりんGOの新型のバスを事例として載せさせていただいておりますので、その辺で、せっかくおっしゃっていただいた、もう少し区としてもかかわって頑張ってきたというアピールができるような表現に変えさせていただきたいと思います。 ◆いわい桐子   私も、りんりんGOについてはもう少し言いたいところだけど、もう少し一度きちんと総括したほうがいいと思っているからです。何でかというと、2路線目以降どうするかの検討は、この交通政策の20年間の計画、そのさらに会議体をつくって検討していくというのがこの間の陳情審査の段階なわけですよ。それがどこにもこれを見てもわからないんです。だから、コミュニティバスについて、しかも、補助金を出して運行、委託じゃなかったのかな、違うのかな。仕組みが違っているの、何かその辺が。区として、このりんりんGOを走らせるときは、新年度予算の一押しの事業の一つだったし、これをずっと芽出しでやってきたと思うんだけれども、それがほかの交通事業と同じということではなくて、やっぱり区のコミュニティバスだということで位置づけていることは非常に大きいことだと思うんですよ。大事なことをやっているんだから、それをきちんとあんまりほかのと羅列しないで、きちんと取り出して評価してあげたらいいんじゃないかと思っているんですよね、頑張ってきた成果なんだし。なので、ぜひそれを、私もこんなに利用者がふえるとその当時思っていなかったんだけど、意外とふえるんだな。10年かけて走らせると、需要がこういうふうに上がるんだなということを改めて実感しているので、そこはちょっと単純に年間乗車人数とかだけじゃなくて、10年かけてどういうふうに頑張った成果があったのかということをきちんと評価してもらいたいと思います。  続いて、62ページなんですけど、個別の取組というところに、地域公共交通会議の設立の検討というふうになっているんだけど、たしか陳情審議では、こういう中でコミュニティバスの2路線目をどうするかについて検討していくというところで終わっているのかなと思うと、この書き方だと、設立をするかどうかを検討するという書き方になっているんです。それはどういう段階なのかということ、私はもうてっきりそういうものを設立していくということなのかなと思ったんだけど、そうじゃない場合もあり得るということなのか確認しておきたい。 ◎都市計画課長   りんりんGOについて、まず総括ということでございますが、りんりんGOについては、区のほうでは、委託ではなく補助金を出しているという意味でございます。こんなにふえるとという話で、私たちもありがたいことでございますが、区のほうもPR活動をしながら、何とか乗っていただけるような形で、また、議員さん方もいろんなところでお話しいただいた部分を含めまして、そういう部分が功を奏してきたのかなというふうに思っているところでございます。  あと、交通会議の話でございますが、今すぐこの場で、すぐ設立しますというところまではなかなか発言することは難しいとは思っておりますが、今このような形で進めていこうということでの準備をするための検討はしておりますので、その辺を踏まえまして、今後ともこの会議が有効に機能できるような準備を進めていきたいというふうに思っているところでございます。 ◆いわい桐子   じゃ、設立をしていきたいなぐらいの話なのかなという感じに見受けられるんだけど、そうすると、もう少し本当はいつから、どういう規模で、どういうイメージで、どれぐらい広げてやるのかということを知りたかったんだけど、その中身についてはどういう検討がされているんですか。 ◎都市計画課長   62ページのところの、今の個別の取組の上のところに3行ほどで書いてございますが、検討状況の進度に応じてということで、学経さん、また区民、行政機関、交通関係の事業者、また交通管理者等を交えながら、地域公共交通のあり方、また充実ということで、この辺をテーマにした会議体の設置ということでございまして、ちょっとここで、今の策定委員会を発展的に解消しつつ、その後を踏まえましてということで今考えているところでございます。ただ、今、予算の話もございますので、正式にこういう形でということはお話しすることは難しいと思っています。 ◆いわい桐子   まだ検討という段階だということなんですけど、区内全域にかかわってくる計画かなというふうに思うので、ぜひいろんなエリアとかブロックで、住民の方々が参加して、この地域にどういう交通が必要かなということが議論していかれるような会議や会議体の設立をぜひ検討してもらいたいと思っているのは、ことし夏にみんなで岐阜に行きましたけど、あれ、時間軸見ると、やっぱりこういう大計画を平成16年だか18年だかにつくって、それからこういう地域の会館の会議体があって、そこからさらにまちごとの会議体へ発展していったという経過、時間軸を見ると、ここの、みんなでつくるという項目が実は非常に大きいと思うんですよ。ここをどういうふうに発展させていくかということをぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思っています。  最後になりますけど、指標のあり方について、いつも大体区の計画って、何というか、何でこれを指標にしたのかなと思う項目が非常に多いので、住民の人にとってわかりやすい指標をぜひ設けてもらいたいというふうに思っているんですけど、どうでしょうか。 ◎都市計画課長   そうですね。もう少し計画……今回、計画という名称を使っておりますが、実施計画的な部分でございますと、もう少し数値化しやすいように考えております。  今回の部分は、基本計画という名前を使っておりますが、区報で最初に、板橋区として初めて交通政策という部分で基本的な考え方をまとめ上げている部分でございますので、そういう面では実施計画的な数値で上がっていくというふうな形の部分も、今なかなか出していくことは難しいというふうに考えております。ただ、そう言っていても目標の設定がないままのものになりますので、一定の指標というのは、今78ページのところで検討させていただいておりますので、その辺についてもう少し、今ご意見いただいた部分を踏まえまして検討を進めたいというふうに思っております。 ◆五十嵐やす子   そうしたら、ちょっと時間もあれなのでまとめてお伺いしたり要望を言わせていただきます。  まず、この概要版の一番上のところにあるじゃないですか、英語で書いてあって、そしてHOT・Itabashiとあるんですけれども、これだけ見ると、ここで引いちゃう人がいるかもしれないので。ただ、その後で、人が主役の交通都市だというような説明がさっきいただくと、ああ、なるほどねと思うわけですよ。なので、このタイトルのすぐ下に、その説明があったほうがすごくわかりやすいかなと思うので、それはここの構成の仕方というか書き方だと思うので、それをぜひお願いしたいというふうに思います。  それから、2040年が目標になっているんですけれども、本当に、例えばスマホでも技術革新で、前なんて本当に大きいパソコンで、それがノート型パソコンになって、それでスマホになっていって、技術革新がすごく、いつ、どこで急に伸びるかというのが今わからないという感じで、これからどんどん、それこそ国もSociety5.0を目指すとかも言っているわけですし、それがいつ、どこなるかというのがわからないので、社会が、そうするとどーんと変わると思うんです。なので、長い期間の計画なわけなので、その間にフレキシブルに対応できるような柔軟性を持たせてほしいなというのがもう一つの要望です。  例えばドバイの警察とかはドローン型で白バイで飛ばしているとかって、もう道路の上じゃなくて空中まで入っているわけなので、この先20年の間、何がどうなるのかって本当に予想がつかないことが当たり前になっているかもしれないということを入れて、その辺もお願いできたらというふうに思います。  それから、2040年の間には2030年があるんですが、この中にもありますが、SDGsのゴールが2030年なわけです。なので、ぜひそこで17のゴールが示されているわけなので、そのSDGsのゴールに対してもやっぱりこの板橋区はどうなっているのかってそこで一回評価しながら、この中間点の評価みたいな形でまた見直しとかにつなげていっていただけるとありがたいなと思います。
     あともう一つが、これ、拝見していてとても字が見やすいんです。私、常日ごろ、誰にでも読みやすいようにということでユニバーサルデザインの文字を使ってくださいと言っているんですけど、明朝体じゃなくてとてもありがたいです。なので、これからもこうやってお願いしたいと思います。  それから、岐阜に行ったときには、岐阜の中で幹があって、その枝葉になる部分というところでコミュニティバスがあったんですけれども、この計画の中を見ると、やっぱりバスをもっと走らせてとか活用してというのがあるんですけれども、やっぱりバス停までどうやって行けるかというところなんですよね。なかなか100メートル歩くのもちょっと厳しいだとかいろんな、これから高齢者社会になるので、その部分をやっぱり助け合っていけるようなもの、でも、そこって区が全部やらないといけないというわけじゃなくて、地域社会とかやっていくんですが、そのときには、この部署だけではできないわけですよね。なので、高齢者だとかソフトな意味でのまちづくりというところとか、いろんな部署とつながっていくことがすごく必要になってくるんじゃないかと思うので、一番の末端の枝葉に当たる部分というところも何とかつなげていってほしいなという要望があります。  そこは八王子の大規模団地などで、もう既に取組みが始まっているところもあるというふうにも聞きますので、その先進的事例をうまく生かしながら参考にしてもらえたらいいなというふうに思います。  そして、ここには全然触れてないんですけれども、実はもう一台、板橋ってバスがあるんですよね。エコポリが土日に回しているバスがあって、だから、こちらの管轄じゃないというのかもしれないんですけど、でも、私たちから見たら、やっぱりバスなんですよね。それで、区内の施設を結んでいるんですよ。私は、あれをもう少し回数を平日にもふやしてもらえたらずっと便利になると思うし、これからせっかくときわ台とか上板のところですけれども、中央図書館ができていきますので、中央図書館は本当に都内に1つしかないし、熱帯館やら何やら、区内に1つしかない施設、重要な施設なので、やっぱりみんなが平日でも使えるようにということで。高島平のほうからもお子さん一人で中央図書館に来て、またそれに乗って無料で帰れるようにというようなものがあってもいいんじゃないかと思うので、横の連携、それこそ横断的なというところを生かして、エコポリのバスをもうちょっと活用できるように頑張ってほしいと思います。  あと最後に、さっき思ったんですが、区民の方たちへのオープンハウス型の説明会をしていただく時期と羽田空港の説明会とかあの辺すごく固まっているなと思ったんです。例えば小竹向原の都市計画、地域計画、あれ何というのか、すみません、正式な言葉が出てこないんですけど、そういう地域の計画とかいろんなところがこちらで担当していて、本当に幅広過ぎて大変じゃないかと思うんです。だから、これが大事な、一つひとつがとても大事なものだと思うんですけれども、それに対して、やっぱり人をつけてやっていかないと、あれ入れるの忘れたとかもしもなってしまったら困りますし、また、働き方改革に逆行していますよね。羽田のオープン型なんかは夜まで説明会をやっているわけですから、そっちにも行って、日中はこっちでも説明したりとか、それってやっぱりもう少し人員手当を何とかしてほしいと思うので、それは部長にお願いしたいという感じなんですけれども、ちょっと今一気にたくさんの要望を申し上げましたが、このことをぜひとも生かしてほしいというふうに思います。 ◎都市計画課長   そうですね。まず最初におっしゃっていただきました、英語の文字ですので、少しそういう面では、人によっては少しわかりづらい部分もございますので、その辺については今後とも工夫していきたいと思います。ただ、この文はあくまでも仮称でございますので、もう少し工夫の余地があるかというふうに思っているところでございます。  続きまして、今後、2040年を目指してということで、スマホも含めましていろんな技術革新が進むということでございます。ドローンも以前ちょっと教えていただいた、ドバイのほうで警察がもう利用を始めたということで、交通の環境というか交通技術の進歩というのは、私たちが想像している以上のことが多くあるというふうに考えております。  今回、特にSociety5.0の部分も踏まえまして、AIがビッグデータと解析して現実の空間にフィードバックするようなことでさまざまな分野、その分野の中にも交通が入っておりますので、そういう部分から少しICTとか自動運転などの先進技術という言葉を出させていただいて、そういう部分を踏まえた対応を考えていきたいというふうに思っております。  また、この計画につきましては、社会情勢に応じて見直しもしていこうというふうに思っておりますので、今後、基本構想・基本計画の見直しが6年後にやってまいりますので、その辺が一番近い時期だというふうに思っております。ただ、それに向けて、さらに大きな改革等があった場合には、その辺も踏まえたいというふうに思っているところでございます。  続きまして、SDGsの話ですけど、SDGs自体も今回の社会情勢の変化というところで、その推進に向けてということで捉えておりますので、2030年に向けての部分で、先ほどの計画の指標という部分がございましたので、それのSDGsを捉えた部分も入れていきたいというふうに思っております。  続きまして、岐阜の話を出していただきまして、先ほどいわい委員の話の中でも、地域公共交通会議等ございましたが、全体版としては板橋区全域を考えていきますが、それがさらに発展していく中では、もう少し地域の範囲を変えていくことも今後とも想定されますので、そういう部分は順次、このような計画が進む中でその辺を捉えていきたいと思っております。  ただ、先ほど、もう少しバス停までどうやって行くかという部分でございましたが、やはりなかなかその辺の部分を一気に、私たちが今取り組んでいるのは公共交通でございますので、そのバスにたどり着くためには、やはり健康の分野でございますとか、福祉の分野とも非常に重要な関係でございますので、連携して取り組まなくてはいけないということを考えております。  そういうことを踏まえまして、この計画の中では、一定の取組みについてそのような形でということで、例えば16ページのところで、多角的連携による取組イメージということで、いろんな計画が連携し合うような模式図をつくらせていただいております。交通につきましては、いろんな分野とも連携しますので、区の内部も踏まえまして、そういう連携できる分野と連携していきたいというふうに思っております。逆に、そちらの分野のほうでも交通政策のほうのことを非常に重視していただいておりますので、今後とも連携を図っていきたいというふうに思っているところでございます。  あと、八王子の話ですが、団地内でという部分は、どうも団地内の有志でなのか、何かその中で組織体をつくっているのかという部分はありますが、板橋区も大きな住宅団地がありますので、その中まで入っていくことは、なかなか交通の部分では難しいかと思いますが、そういう中で、こういう例示がありますよということを、もしそういうところとかかわることがあればお出ししつつ、まずは、ちょっと極端な言い方ですけど、敷地内からどうやって出るかというところも難しいところだと思いますので、それについて私どものほうもできることは取り組みたいと思いますが、やっぱりその中までというのはなかなか踏み込むことは現実的には難しい、交通政策としては難しいというふうに思っているところでございます。  続きまして、エコポリのバスですが、さっきおっしゃっていただいたバスが、エコポリのほうでは走っておりまして、イベントでございますとかそういうときもそうですが、土日、休日、またイベントとかのときには走っているようでございますので、今、ときわ台、教育科学館、エコポリスセンターと西台駅、さらにはリサイクルプラザ、熱帯館というところを結んでおりますので、この環境、エコポリス部隊ともちょっと相談しまして、もしその部分で実際に区のほうの何かに活用ができるのか、また、中央図書館がオープンするということも踏まえまして、教育科学館だけではなく中央図書館のほうにも例えば立ち寄れるようにするとか、その辺のこともちょっとやって、少しでも既存のこういうバスが有効に、ほかの公共交通部分もフォローするような形で動ければないというふうに思っているところでございます。  ただ、今回、中央図書館の建設に当たって、バス停がどういう配置になるかという部分もございますので、できれば、今回、公園に接しますので、バスベイとかができれば、先ほど安井委員もおっしゃっていただいたように、バスベイが公共施設に隣接するということは可能性がありますので、そちらの部署ともそういう話をちょっと相談していきたいというふうに思っております。  あと、先ほどちょっと私たちの都市計画課の組織体制の、いろんなところにかかわっているので、もう少し充実させたらどうかというご意見をいただいてはおります。  内部ではいろんな仕事のやりくり等を進めながら、選択と抽出で今仕事に取り組んでおりますが、何分、交通政策関連の業務というのは、今後ともいろんなことを踏まえますと拡大していく方向にございますので、しっかりした職員の定数体制も考えつつ、また、組織体制も踏まえながらしっかり充実、業務をしっかり推進できるような体制というものの準備も内部的にもしっかり検討していきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、11月11日の閉会中の委員会で継続審査と決定した陳情第3号外4件につきましては、昨日、継続審査と決定した案件とあわせ、別途議長宛て継続審査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、調査事件につきましては、引き続き、都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件につきまして、別途議長宛て継続調査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、都市建設委員会を閉会いたします。...