板橋区議会 2017-03-09
平成29年3月9日予算審査特別委員会 都市建設分科会−03月09日-01号
平成29年3月9日
予算審査特別委員会 都市建設分科会−03月09日-01号平成29年3月9日
予算審査特別委員会 都市建設分科会
都 市 建 設 分 科 会 記 録
開会年月日 平成29年3月9日(木)
開会時刻 午前10時00分
閉会時刻 午後 4時51分
開会場所 第2委員会室
議 題 別紙運営次第のとおり
出席委員
主 査 小 林 おとみ 副 主 査 長 瀬 達 也
委 員 安 井 一 郎 委 員 荒 川 な お
委 員 大 野はるひこ 委 員 かいべ とも子
委 員 石 井 勉 委 員 小 林 公 彦
委 員 長 坂 本あずまお 副委員長 し ば 佳代子
欠席委員
南 雲 由 子
説明のため出席した者
都市整備部長 杉 谷 明 土木部長 老 月 勝 弘
市街地整備
都市計画課長 内 池 政 人 歌 津 知 己
課 長
建築指導課長 田 島 健 住宅政策課長 千 葉 亨 二
高 島 平
拠点整備課長 松 木 進
グランドデザイン 尾 科 善 彦
担当課長
土 木 部
林 栄 喜 交通安全課長 佐 藤 芳 幸
管理課長
計画課長 義 本 昌 一 工事課長 宮 村 宏 哉
みどりと
柴 崎 直 樹
公園課長
事務局職員
事務局次長 丸 山 博 史 書 記 戸 田 光 紀
都市建設分科会運営次第
〇 開会宣告
〇
理事者あいさつ
〇 署名委員の指名
〇 議 題
所管の予算について
〇 閉会宣告
○主査
ただいまから
都市建設分科会を開会いたします。
────────────────────────────────────────
○主査
初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎土木部長
皆さん、おはようございます。
本日の
都市建設分科会、ご苦労さまでございます。
本日、議題は、平成29年度当初予算案のうちの所管の部分について審査していただくことになってございます。よろしくご審査いただけますようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
次に、署名委員を指名いたします。
荒川なお委員、小林公彦委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○主査
議題に入る前に、運営について申し上げます。
本分科会の審査項目は、既に配付いたしております当初
予算分科会別審査項目一覧という表に記載されておりますので、この範囲内で質問されますよう、お願いいたします。
また、お手元に配付しております
予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では、議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。
主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は、改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。
さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること。
再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して、20分以内におさめること。分科会では、表決は行わないことなどが3月7日の
予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認を願います。
────────────────────────────────────────
○主査
それでは、所管の予算についてを議題といたします。
それでは、質問のある方は挙手をお願いいたします。
質問の順番を確認させていただきます。
安井委員、かいべ委員、荒川委員、大野委員、小林委員、石井委員、長瀬委員という順番でお願いをいたします。
◆安井一郎
おはようございます。
まず、歳入について二、三わからないというか、説明をいただきたいところがございますので、お聞かせ願いたいと思います。
29年度の板橋区予算書の51ページ、土木部、
土木管理事務手数料の中の(1)の
道路幅員証明手数料と
道路台帳事務手数料、これについて
道路幅員証明手数料というのは、どういうときに何のために必要なのかという内容がわかれば教えていただきたいんですけれども、お願いいたします。
◎
土木部管理課長
おはようございます。
それでは、
土木管理事務手数料の
道路幅員証明手数料について答弁させていただきます。
こちらにつきましては、読んで字のごとくといいましょうか、道路の幅員の証明でございますけれども、主に
個人タクシー等の駐車場の証明に用いまして、警察のほうに提出されるというふうな用途の書類の証明の手数料ということで見込んでいるものでございます。
よろしいでしょうか。
◆安井一郎
これ、4万5,000円ですよね。件数とこの1通あたりの手数料発行の値段だけでも教えていただきたいというふうに思います。
◎
土木部管理課長
失礼しました。一応1通300円というふうなことでございまして、来年度は、一応150通を予定しているものでございます。
◆安井一郎
続きまして、次のページの53ページ、
建築確認申請手数料と
建築関係証明手数料、個々に似たような名前のものが並んでおりますけれども、確認と関係、これはどう違うのか、そこを教えていただきたいんですけれども。
◎
建築指導課長
おはようございます。よろしくお願いいたします。
建築確認手数料は、建築確認を申請するときに生ずる手数料でございます。
建築関係証明手数料につきましては、主に家屋証明、
あと道路位置指定図の手数料、
あと建築確認証明というのがありまして、過去の確認処分についての台帳に記載されている内容を証明するもの。
あと、家屋証明につきましては、税金の不動産登録税を軽減するための家屋証明ということで、家屋に対する証明。あと、
道路位置指定図の手数料につきましては、建築基準法の42条1項5号の位置指定道路の写しを原本と相違ないものとして証明するということでいただいているものになります。
◆安井一郎
専門的なのでちょっとよくわからなかった。だから、私は、確認と関係の違いというところで、建物の証明なのか、その辺は建築の確認は、建築を確認するための証明書だと思うんです。建築の関係というのは、どうも理解できないんですけれども、もう一度お願いいたします。
◎
建築指導課長
建築関係なんですけれども、こちらのほうは家屋証明といいまして、すみません、まずは家屋証明とは、不動産登録税を軽減させるために、建築確認というよりは、既存の建物についての証明になります。建築確認というのは、これから建てるものについての法的なチェックをして、それに適合しているかどうかを確認するものでございますので、建築確認につきましては、これから建てる新しいものについて、家屋証明については、既存に建っている建築物についてのそこに存在する証明というふうになります。その違いはございます。
◆安井一郎
ご説明ありがとうございます。
わかりましたけれども、建築関係ではなくて、建築家屋証明と今おっしゃいましたけれども、なんで関係証明というふうな名称になっているのか、私はちょっと理解に苦しむところですけれども、その辺のところは事務的なことなので、きょうの予算の審査には余り関係ないので質問はいたしませんけれども、続いて56ページ、57ページの土木費補助金、国庫補助金ですが、
道路河川費補助金、防災・安全交付金1億6,445万、この金額が計上されておりますけれども、主にこの防災・安全交付金としてどういうふうな使われ方をするのか、これをご説明願いたいんですが。
◎計画課長
道路・河川補助金の内訳についてでございますけれども、主に都市計画道路を整備する際に国からいただくお金でございます。29年度は、補助87号線の用地費として約1億5,000万円ほどもらえることになってございます。
それと、あとは橋梁の耐震化、これも進めておりますので、そういったことで国からお金をいただくというようなことの内訳になってございます。
◆安井一郎
わかりました。
内容というのが、防災・安全交付金という形で使われて、道路の収用、取得に回るということが主な内容だということは理解させていただきます。
それでは、支出というか、所管をまたがる部分で聞いていきたいと思います。
予算の概要の33ページに近代化遺産としての史跡公園整備、土木部と教育委員会、9,085万5,000円、この予算は、内訳が教育委員会と土木部はどういうふうな割合でこの金額を計上して支出予定にしているのか、まずお伺いさせていただきたいです。
◎みどりと公園課長
近代化遺産としての史跡公園整備ということでございますが、この総額の土木費は、約250万円を予定しております。予定としまして、
不動産鑑定委託費を予定しております。
◆安井一郎
わかりました。
続いて、36ページのところ、25番の農業の継承支援と農にふれる環境の充実、これ、産業経済部、土木部で3,639万9,000円の予算計上がされております。
きのうの
区民環境委員会での質問の内容は、まだ全部読んでいないのでわからないですけれども、これについての質問も多数出たと思うんですけれども、土木部としてどの部分にどれだけ予算計上されているのか、お伺いいたします。
◎みどりと公園課長
総額の中のこちらの36ページの3)
赤塚植物園隣接地整備設計について予算計上しております。約780万弱ですが、それぐらい予定しております。こちらのところは、赤塚植物園に隣接している土地なんですが、農に資する植物園として整備をしていき、耕作体験、また土に触れられたり、収穫体験ができるような施設をつくりまして、赤塚植物園の新たな魅力を加えて、来園者の増加につなげたいと考えております。
◆安井一郎
わかりました。
赤塚植物園隣接地整備計画にお使いになるということで、この土地は、区が借り上げている土地になるのでしょうか。これから永続的にそれを未来ある農業の継承・支援という形でお使いになるということで、成増四丁目にも新しい農業体験学校みたいなものが開くということは言われていますけれども、その位置づけがどういうふうになっているのか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。
◎みどりと公園課長
こちらの土地は、民有地、生産緑地に現在なっております。こちらの土地を購入して、区として農業園という形で、
赤塚植物園農業園として整備していきたいと考えておりますが、まだ地権者の方と大筋は合意をいただいているところなんですが、最終合意はいただいていない。最終合意をいただいてから都市計画決定の手続に入っていきたいと考えております。
◆安井一郎
そうしますと、決定したところで、また補正予算でその土地取得という形の動きと解釈してよろしいんでしょうか。
◎みどりと公園課長
29年度は、都市計画決定を予定しております。その後、事業認可をとりまして、用地のほうは、公社のほうで来年度、購入して、買い戻しは、次年度以降ということで計画しております。
◆安井一郎
ぜひ有効な土地をきちんと都市農業発展のために使っていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、
都市建設委員会の前回の委員会の中で、公衆便所のことについていろいろな審議をされて、陳情も採択されておりますが、同じ39ページで公園・
公衆便所維持管理費、これについてちょっとお伺いしたいんですが、前回みどりと公園課長の答弁では、区内公園の公園整備のトイレの改修というか、整備・維持管理費の代金とこれから新設する部分の35番のほうですね。土木費で7,922万5,000円の公園の公衆トイレの改修工事、4か所。32番の維持管理費については、1億3,816万7,000円。明らかに維持管理のほうが数が多いですから、それはそれなりにお金がかかると思うんですけれども、これについてもう決定されたというか、予算額ですから量が私は少ないと思うんですけれども、この件で課長にお伺いしたいんですが、この少ないと私が思っていることはどうお思いになりますか。事実、公園課としては、もっといただきたいんじゃないかなと思うんですけれども、この辺のご答弁をいただければと。
◎みどりと公園課長
まず、32番のほうは、二百三十数か所ございますトイレの清掃・維持管理にかかっている金額でございます。
35番の公園・公衆トイレの改修というものは、全面建てかえもしくはリフォームしてきれいにしていくというお金でございます。29年度に予定している箇所でございますが、志村第二公園、
どんぐり山公園、
あと南ときわ台公園、
あと本町公衆便所のリフォームを予定しているところでございます。数が非常に多くて、1か所あたりまた非常にお金がかかりますので、なるべく急いで早急にきれいにしていきたいなと思うんですが、今のところは、ちょっと財政課とも話して、この辺がぎりぎりなのかなと考えております。
◆安井一郎
お金のかかることなので、非常に大変な苦労をされていると思いますが、お隣の豊島区では、トイレの命名権を各企業に渡して、そこが維持管理するというような、豊島区の池袋周辺でしたら、
ネーミングライツを使ってのあれが必要だろうと思うんですけれども、これはちょっと予算とは離れますけれども、一言聞いておきたいんですけれども、今後、板橋区でもそういった形の
ネーミングライツを使った、企業を誘致したトイレの維持管理というか、そういう部分を任せるというようなことはお考えになっているかどうかだけお答えください。
◎みどりと公園課長
豊島区のほうで公衆便所から
パブリックトイレということで、報道されております。私ども、28年度、29年度で
パークマネジメント基本方針というものを策定しようとしております。今、庁内検討しているところでございますが、その中で企業に入ってもらって、スポンサーとなっていただいて、維持管理費に充てるような制度も検討していきたいと考えております。
◆安井一郎
あと、同じページの36番の公園等の改修、これについてお伺いいたします。
4)の、私、毎度聞いていますけれども、
荒川生物生態園改修工事、少しずつですけれども、始まっているのを確認しております。
物的な公園の改修工事は、土木部関係でやったとして、その反対側にある水辺ふれあい、資源環境部、それから自然回復事業、資源環境部と、こういう部分とどうリンクさせて、ただ単に人が行ける公園の柵をつくったり、水辺で観察するデッキをつくったりというのだけじゃなくて、その先の触れ合える部分を十分公園の管理として必要な措置だろうと思うんですけれども、これについて全体額で9億7,204万3,000円ですか、ここに計上されている部分がありますが、実際この
荒川生物生態園改修工事にあたる費用というのは、この中でざっくりで結構ですけれども、お幾らぐらいかかっているのか、教えていただきたい。
◎みどりと公園課長
1億7,000万円程度でございます。
◆安井一郎
あともう一つ、下の米印がついているのは、一押し部分なんだろうと思うんですけれども、
中規模自然地改修測量・設計、これはどこを指すのか、どの地域というか、区内のどの辺でこれを行うのか、それを教えていただきたい。
◎みどりと公園課長
こちらの中規模のところは、
荒川生物生態園のすぐ横のところの隣接しているところになります。
◆かいべとも子
おはようございます。
予算書の51ページの
土木管理手数料の中の
屋外広告物許可申請手数料というのが1,200万ほどのっています。これについての内容と内訳を教えてください。
◎
土木部管理課長
屋外広告物許可申請手数料につきましては、屋外広告物というのは、さまざまございますけれども、いわゆる建物に面した自社のマークですとか、あとはマンションの売り出し広告というふうなものがございます。また、コンビニエンスストアの自分の敷地内にポールを立てて、マークを上に乗せているものとか、ああいうものが屋外広告物ということになっております。
また、その他バスのラッピングバスあるいはラッピングタクシー、電車の横にあるイベントの広告ですとか、そういったものについても区長のほうに、これは屋外広告物に関しましては、東京都の条例に基づいてやっておりまして、事務処理特例の関係で、板橋区で事務処理を行っているというふうなものでございます。そういったものにつきまして、来年度につきましては、1,248万円ほどを予定しているという内容でございます。
◆かいべとも子
そうしますと、これは申請型なので、許可をいただくために、申請したところのみ手数料をいただいて、でもこれは、例えば板橋区内、点検するということはかなり困難なので、いわゆる申請しないで利用しているというものは、区はどのように管理をされているのか。
◎
土木部管理課長
屋外広告物につきましては、基本的に今、先ほども申し上げたものが当たるわけなんでございますが、その中で自社のお店等なんですけれども、いわゆる袖看板、突き出し看板と申しておりますけれども、そちらにつきましては、また別の範疇に属するものでもございます。
屋外広告物につきましては、例えば一例ですけれども、5平米以下のものにつきましては、申請は要らないというふうな条項もございます。
突き出し看板等につきましては、大体1平米とか、2平米ぐらいの大きさのものが多くございますので、そういったものについては、屋外広告物の範疇からいえば条例上の適用を受けないんだけれども、道路にはみ出している部分につきましては、道路占用という形で、逆に申請をいただかなければいけないものもございます。
さらに、その道路占用の中でも、例えば突き出している部分が1平方メートル未満であれば、これはまた減免措置で手数料はかからないというふうなところもございますので、そういったところで、私どもも申請をお待ちしている立場ではありますけれども、極力調査をし、そういった申請のないものにつきましては、申請を促していきたいというふうなところも考えているところでございます。
◆かいべとも子
そうしますと、49ページの1にある道路占用料というのが今、課長がお示しした、いわゆる道路の下の場合には、下水道とか、そういうものですけれども、上の物を置くというのは、ここでよろしいんでしょうか。
◎
土木部管理課長
上空に掲げている看板類で道路にはみ出している面積が、先ほど申しましたけれども、1平米以上にかかるというふうな場合につきましては、こちらの道路占用料で収納させていただいているというものもございます。
ただ、1平米といいますと、やはりなかなか小さいお店等につきましては、該当しないというケースもございますので、この道路占用料におきましては、大部分が東京電力の電柱ですとか、NTTの電柱、あるいは架空線ですとか、地下のガス管の管路とかいうふうな部分は、大勢を占めるというものでございます。
◆かいべとも子
なぜ両方伺ったかというと、区内の特に商店街ですとか、お店の前に宣伝用の看板、夜お店を閉めればお店の中に撤去するんでしょうけれども、かなり区内を移動しているときに目に余るものが多数あります。それが申請して、今1平米云々とご説明がありましたけれども、なかなか私たちの素人の目から見ると、どれが許可を得ているものでどれが違法なのかというのが選別がつかないんですけれども、それがかなり歩行者の方々に多大な迷惑をかけているものが多々あります。
例えばなんですけれども、商店街は、特別に商店街の中でお互いさまみたいな部分があると思うんですけれども、固有名詞は避けますけれども、この区役所の近隣の商店街の中でも特にはみ出しの多いお店、また特に過度な看板、そういうものが目立って、私、毎日通りますので、例えば車両規制を時間でしていらっしゃいます。しかし、もし商店街の中でそういうものが商売をされるのに必要不可欠であれば、もう少し車両規制を歩行者の方が商店を利用されるときには、乗り入れを禁止するとかしていかないとかなり厳しいなと思うんですけれども、パトロールみたいなのも恐らくされていると思うんですけれども、区としては、そういった商店街の必要以上の商品の陳列、わかりやすく言うと、例えば歩道のペイントが車道部分と歩道部分の色が分かれているんですけれども、その歩道の部分の色の部分がほぼ100%埋まっているお店もございます。
そういったところに対して、にぎやかに出ているというのは、ある意味、商店としてはいいかなと思うんですけれども、見ていると、私も自転車で通るんですけれども、私が自転車で行くと、向こうから例えばお年寄りの方がつえをついたり、中には押し車というんですか、歩行するための補助の車を押したりとか、お子さんについては、ベビーカーだったり、ただ1人の方が歩くよりもスペースを必要な方々が行き交うにあたって、先ほど言ったそういう出っ張りの部分がかなり交通事故に結びつく危険があると思うんですね。それについて区はどのような認識をされているのか、お伺いしたいんですが。
◎
土木部管理課長
道路の不法使用のお話でございますけれども、まず冒頭お話がございました看板類につきましては、先ほど占用あるいは屋外広告物のお話をさせていただきました。あれは、一応固定的なものということで、可動式の看板というのは、こちらはそういった類いのものには入りません。
基本的に道路の上については、障害物を置いてはならないというふうな形で道路法で規定がございます。その例外措置として、道路占用という形で、例えば電柱ですとか、先ほど申しました突き出し看板、上空のほうにお店の自家用で袖看板が出ている場合がありますけれども、そういったものについては固定的でございますので、一定許可をする余地があるということでございます。
ただし、移動式の車輪がついて、営業時間中、道に出すと、道路上に出すというものにつきましては、これは不法使用という範疇に属しますので、私
どもパトロールをしている最中には、中に引っ込めていただくような指導をしているところでもございます。
今お話の商品の陳列ですとか、移動式の看板につきましては、私どももやはり先ほど来申し上げていますように、道路は障害物を置いてはならないという大原則がございますので、商店街の場合ですと、商店街の理事の方等と警察と私どもで、区は道路管理者の立場で、また警察は交通管理者の立場で、地元商店街の責任のある方々とその商店街につきまして指導しておるところでございます。
区役所の近隣の商店街につきましても、今年度パトロールをしたところもございます。そういったところに、その際に一旦は引っ込めていただくんですけれども、また時間がたつと出されているようなことを通報を受けているところもございます。
通報が来次第、また指導に行くわけでございますけれども、なかなか店主の方にお願いをしたところでも、また再度出していただいているようないたちごっこの状況は、残念ながら生じているようなところでございます。非常に私どもそういったところでは苦慮しているところでもございますが、なかなかそういった道路法のほうでも出してはいけないというようなことになります。規定はあるんですが、罰則を適用するとなると、やはり警察等の協力も必要になってございますので、そういったところでいろいろと検討の余地があるのかなというように考えているところでございます。
◆かいべとも子
今、課長も苦慮されているのはわかるんですが、違法占有といっても、指導しても区の職員の方が見えなくなるとまた置くという、ある意味ざる法みたいな感じになってしまって、新宿区では、昨年23区で初めて路上看板除去条例というのを制定されて、12月に施行されております。これ、23区初で、もちろん新宿という例えば繁華街とか、うちよりもにぎやかな地域でありますけれども、どこも今みたいな現状は抱えていらっしゃって、悩ましいことだと思うんですね。それに対してどこまで踏み込んで、どこまで取り組むのかということがこういった条例制定までのあらわれと思うんですね。
これは、今ご説明があったように、路上に置かれた広告看板などの防止や除去に関する条例案を区議会で決めて、そして今、本区では指導するけれども、その後またいたちごっこ。だけれども、罰則もあるし、かなり厳しい条例になっています。ですので、このままいたちごっこを続けるのか、区としてどこまでこういった街並み、また歩行者の安全を図っていくのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですが。
◎
土木部管理課長
新宿区では、路上等障害物による通行の障害の防止に関する条例というものを12月1日から施行しているところでございます。
こちらは、今お話に出ておりますように、路上の適正使用というふうなことで、看板ですとか、あと商品の陳列台ですとか、そういったものについては、それに対して指導・勧告、あるいはそれでも従わない方につきましては、除去あるいは一時保管というふうな形で、直接執行ができるような形で規定をした条例というふうに聞いているところでございます。
私も土木部主管課長会におきまして情報提供を受けておりまして、やはり23区初ということで、各区ともに新宿区さんから情報をいただいているような状況でもございます。
委員ご指摘のとおり、道路法の規定はあるものの、なかなか実態的に強制的な執行ができないというふうな側面はある中で、こういった一歩踏み出た条例につきましては、私どもも新宿区のそういった動向、地理的要因、今ご指摘にありました歌舞伎町等があるわけなんですけれども、そういった観点も踏まえながらも、やはり板橋区のそういった道路の適正使用に向けてこの新宿区の動向につきましては、非常に注目しているところでございます。
実際、現時点では、強制的な除去あるいは一時保管がまだされていないというようなところもございますけれども、今後そういった事例等が積み重なっていく経緯をつぶさに見ながら、板橋区に適用ができるかどうか、検討させていただきたいと考えてございます。
◆かいべとも子
うちに限らず、どこもこういう課題は抱えていらっしゃると思うんですけれども、それに対してどういう姿勢で臨むかというのが条例のあらわれだと思うんですけれども、そのときに新宿区の区長が、路上看板は本来あってはならないもの、条例制定は、路上を安全に利用できるようにしていくという区の強い意志のあらわれということで表明されています。
本区にあっても、新宿のような繁華街はないにしても、いわゆる先ほど述べましたような商店街だとか、お店だとか、そういうところをご利用される区民の方の条件というのは、ある意味個に対しては同じだと思うんですね。ですので、やはりいたちごっこをいつまで繰り返すのか、また区としてどこまで踏み込んだ対策をするのかということがとても重要かと思うんですね。
もちろん例えば取り締まりの中にあって、さまざまな課題もトラブルも生じてくるので、区としては、ここの状況を学んでいきたいと思う姿勢は大変ありがたいんですけれども、やはり現状こういうことがあるという中にあって、もっと区として前向きにやっていかないと、なかなかいたちごっこをいつまでも繰り返してしまうと思うんですね。ですので、区としてもある程度、積極的に取り組んでいかないと、これはただいたちごっこをいつまでも繰り返す感じで、区民の安全が保てないのではないかなと思うんですけれども、これについて例えば区として新宿区の様子を見ていくのはいいんですけれども、どういった基本的なお考えをお持ちなのか、再度お伺いいたします。
◎
土木部管理課長
私どもの基本姿勢というお話でございますけれども、先ほど来申し上げていますように、やはり道路上というのは、障害物のない状況が、そこを維持するというのが道路管理者の責務だというふうに考えておりますので、やはり道路上のそういったはみ出した商品の陳列ですとか、そういった看板類というのは、通行の妨げになる。これはもう誰が見ても明らかなものでもございます。
そういった中で、今いたちごっこというふうなことではありますけれども、適切な指導等を繰り返すことによって、商店主さんのやはり意識も変えていかなくてはいけないというふうな中で、こういった新宿区の条例を制定したということにつきましては、そういった点を区としても姿勢を出すと、方向性を出すということと同時に、地域住民あるいは事業主の方に対して意識改革を迫るという側面もあろうかと思いますので、こちらにつきましては、やはり状況を注視するというような答弁をさせていただきましたけれども、一歩前へ出せるような検討を進めていきたいと考えてございます。
◆かいべとも子
これは要望なんですけれども、商店街と本当に腹を割ってじゃないんですけれども、商店の方々には死活問題ですから、やっぱりより多くPRしたいという、また物も出したいというのがありますので、もう少し商店街と連携をしていただいて、車の例えば通行時間帯を話し合って決めるだとか、歩行者に対する安全と商店街の方の商売に対する担保というんですか、そういうものをよく話し合っていただいて、区としても寄り添った中で安全をぜひ保っていただきたいと思います。
これに関連してなんですけれども、やはり商店街の中のスーパーマーケットで、例えば駐輪スペースはスーパーにあるんですけれども、そこよりも道路に駐輪をされているスーパーがあります。これもやはり、かなり私も毎日通るので、危険だなということを日々感じております。
これ、取り締まりをされていると思うんですけれども、この辺は、区としては、商店街の特にスーパーマーケットの駐輪場については、どういう取り締まりというか、監視をされているんでしょうか。
◎交通安全課長
ただいまご質問いただきました大規模なスーパーですとか、そういった商店街につきましては、一定の駐輪スペースの設置義務がございます。
今お話にございましたように、駐輪スペースのほうがもう既にいっぱいになってしまって、道路のほうにはみ出てしまっているという状況も若干見受けられるというのは事実でございます。区民の方ですとか、あと私ども職員が放置防止ということで、常日ごろ回っております。そういった中で指導をしておるところでございます。
具体的には、放置禁止区域という部分が当然、駅の近辺にございますので、そういったところに関しましては、札づけをいたしまして、一定時間過ぎた後もまたそこに継続的に置いてあるという状況が、そういう自転車が確認できましたらば撤去というような形をとらさせていただくということと、いっときあふれてしまっているということであるならば、その商店のほうに私どものほうから働きかけまして、本来の駐輪スペースのほうがあいたらば、スーパーマーケットの係員の方に外にはみ出ている分を中に入れてもらうとか、そういう働きかけは常日ごろから行っているところでございます。
◆かいべとも子
なるべく固有名詞は出さないというか、やはり区役所のそばの商店街にあるスーパーの前では、そのスペース、スーパー寄りのスペースはあいているんですけれども、いわゆるグリーンベルト、歩行の。
○主査
かいべ委員、お時間ですので、すみません。また次回にということで。
◆荒川なお
よろしくお願いします。
まず最初に、ちょっと公園のことについてお聞きしたいんですけれども、来年度から小豆沢公園とか平和公園等、かなり変わってくるというか、具体的にどういうものになってくるのかというのが示されてくるのではないかというふうに予算でも少し示されていますけれども、それで、先ほど安井委員の質問の中で、パークマネジメントの庁内検討をやっているということで、東京都のパークマネジメントマスタープランというもの、これは昨年度出ているものなんですが、これは基本的に都立公園のことが書かれているんですけれども、都民、NPO、企業と連携しながら、都民の視点に立って整備、管理していくものであり、誰からもわかりやすい目標設定、多角的な視点による事業展開をしていく、結果の評価による継続的な改善も行っていくということが書かれているんですけれども、それで、東京都がやっていることと板橋区が全て同じにはなかなかならないとは思うんですけれども、実際にこの板橋区として東京都のパークマネジメントマスタープランというのを何らかの形で生かしていくのか、まずちょっとその辺についてお聞きしたいんですけれども、お願いします。
◎みどりと公園課長
東京都もパークマネジメント、公園別マネジメントプランの改定というのがあると思うんですけれども、そちらのほうですとやはり都立公園、非常に大きくて、スポーツ公園ですとか、植物園ですとか、いろいろあります。板橋区の区立公園ですと非常に規模も小さくて、私ども、身近な公園と考えております。板橋区の今パークマネジメント、考えていることは、維持管理、民間活力等を導入して、維持管理費について増加し続けております公園管理費の何か費用対効果的なものを出せないのかとか、そういうことですとか、現在、公園のルール、今どこの公園も地域や規模、遊具など、全く画一的な管理を行っております。そのことでまた禁止事項も多くて、近隣の方からもいろいろな陳情を伺っている状態ですので、既存の公園のルールについて検討していきたいと。具体的には、例えば犬の連れ込みですとか、キャッチボールですとか、そういうものも検討していきたいなと考えております。
また、新たなニーズに対する検討もしていきたいということで、ただいま改修時期、3月7日までなんですが、今3,000名の方、区内の方に関して、緑や公園に関してのアンケートをしているところでございます。まだちょっと回答、集まっていませんので、その回答をまだ答えることができないんですが、いろんな検討をしているところでございます。
◆荒川なお
3月7日、おとといまで、じゃ、アンケートをとっていたということですか。その結果は、きょうはちょっと無理ですけれども、今後いろいろ聞くことがあるかと思うんです。
それで、ちょっと具体的に聞くと、この間、一般質問でも小豆沢公園の問題を取り上げさせていただきました。それで、小豆沢公園は、スポーツ公園という位置づけもあるんですけれども、この間の区長の答弁で、来年度、住民説明会をやっていくということは、答弁しているんですが、実際これがいつごろこの住民説明会をやる予定なのか、お聞きします。
◎みどりと公園課長
小豆沢公園についてのご質問なんですが、小豆沢公園の今現在、小豆沢スポーツ公園改修基本実施設計委託プロポーザルということで、今、事業者を募集しております。2月27日から3月22日までの期間で募集しているところでございます。その事業者が決まって、今後、説明会等も実施していこうと考えております。その中で、区民の方の説明会ということで、29年の7月もしくは7月等に予定しております。
◆荒川なお
7月等にやるということで、それで今プロポーザルで、これは恐らくあれですか、小豆沢公園の設計をやる業者のプロポーザルということでいいんですか。それの説明会、あわせて業者も来てやるということになるとは思うんですけれども、それで、この説明会のあり方なんですけれども、例えばもうこちらである程度方向性として固めたものをただ説明していくことになるのか、それともこの住民説明会で得た声を設計に生かしていくという形なのか。それによっては、公園のあり方は結構変わってくるかと思うんですけれども、その今、板橋区の考え、どういうふうにやっていくのか、それもお聞きします。
◎みどりと公園課長
小豆沢スポーツ公園に関しましては、今回テニスコート2面、あと公園改修工事を予定しているものでございます。基本的な区の考えをお示ししまして、皆さんからのご意見を頂戴する形になるかと考えております。
◆荒川なお
その基本的な考え方というので、例えば公園もスペースは限られていますし、この間ほかの補正のときには、ほかの委員の方からサブアリーナなんていう話もありましたけれども、サブアリーナといったって結構大きなものが建ってしまうので、仮にできたとしたら、そうするとなかなかほかのスペースに選択肢がなくなってしまうとかいうのもあるわけですけれども、その基本的なことを示して、大事なのか、意見を受け入れる余地があるのかということですね、区民からの。そこが聞きたいんですけれども。
◎みどりと公園課長
現在、施設整備としては、テニスコート2面、また整備区域の中央部にアクティブ、解放感、おおらかさといったテーマに沿った公園施設を設置していこうという考えでございます。
委員のおっしゃることでは、説明会で区民の皆様の意見というのは、どういう意見が出るのか。例えばアリーナ棟の意見が出るのか、いろんな意見がございますので、その中で今私どもが考えている計画の中で採用できるものは、採用していくということになると思います。
◆荒川なお
以前に、空間も結構重要視していくということもあったので、なかなか、じゃ、アリーナがどうこうというのは、難しい面もあるかと思うんですけれども、ただ恐らく私も町会のほうからは、その意見を聞いているので、出るとは思うんですね。それで、だからどういうふうにするかというのはありますけれども、しっかりと意見は聞いて、そうじゃなければ、住民の意見を聞けなければ、やはりその説明会、ただ単にこの間もそうですけれども、公共施設全体的に区の意見をただ説明して終わっているというケースが多いので、それだとなかなか公園として魅力的ではないんじゃないかなというふうに思うので、そこはしっかり受け入れられるようにしてほしいと思います。
それで、あと関連してなんですが、今度改修するところ、比較的小豆沢公園の上のほうの部分になりますけれども、子どものための遊具というのがすごく少ないなと。たしかグラウンドが小豆沢野球グラウンド側のほうに小さなスペースがあって、余り見ていて魅力的に感じないわけです。
さらに、あそこは志村第四小学校か、小学校も今、増築しているぐらいですから、子どもの数もこの後どんどんふえてくるんじゃないかなというふうに思うんです。だから、その意味では、子どもたちにとっての魅力というところも公園整備の中に入れていかなければいけないと思うんですが、そこについての考え方もお願いします。
◎みどりと公園課長
全ての公園が小さなお子さんに適応する遊具が必要なのかどうかも含めて、こちらの小豆沢スポーツ公園改修にあたってどういうものが必要なのか、スポーツ振興課と一体となって検討し、区民の皆様のご意見をお伺いして検討していきたいと思います。
◆荒川なお
スポーツ公園というところでもありますし、すごく魅力があれば、本当に変わってくるというか、いい意味で変わってくるのではないかなというふうに思うので、そこはしっかりとやっていただきたいと思います。
あと、先ほど安井委員からトイレのお話をこの間再三聞いているので、ちょっと嫌になってしまうかもしれませんけれども、でもあえて聞くんですけれども、先ほど来年度の4か所のお話がありました。今回の4か所は、比較的地域がばらばらになっているかなというのは思うんですけれども、なかなかたくさん数が進んでいかないという中で、例えば地域センター管内の中の改修がこの間、全然進んでいないとか、そういうアンバランスというか、そういうものというのは、このトイレの改修にあたり生まれているのか、実態をちょっとお聞きします。
◎みどりと公園課長
公園・公衆トイレの改修にあたりましては、設置年月日の古い順、または古くても施設等がまだ壊れていないとか、いろんな総合的な面を見まして、また地域性を見て改修しているところでございます。地域に偏るということはないかと考えております。
◆荒川なお
何でそんなことを聞いたかというと、この前も陳情が出ていたように、例えば高齢化が進んでいる中で外へ出ると。しかし、高齢者はトイレが近いですから、どうしても必要不可欠なものですけれども、そういうときに近くに洋式化、また汚いものしか残っていないというふうになると外に出にくくなるとか、そういう問題も出てくると思うので、そこは偏りはないということですけれども、より住みやすい環境という意味では、早く、これはずっと言っているので繰り返しませんが、トイレの改修のほうは、進めていただきたいと思います。
それで、ちょっと公園に関連してなんですけれども、平和公園の問題について、これも一般質問でこの間やらせていただきました。答弁は教育委員会のほうだったので、そちらではなかったんですが、たしか公園の利用団体そのものは、みどりと公園課が把握していると思うんですけれども、それで、中央図書館のほうから団体利用者に対して説明が行ったということですけれども、この団体利用者が27年度の利用者しか行っていないということだったと思うんです。
この間の一般質問のとき、私の質問と答弁がちょっとかみ合っていなかったので、それで、なぜこの27年度だけしかやらなかったのか。ほかもあるわけですけれども、数年に1回しか使っていない団体とかもあるわけですけれども、なぜこれ、27年度だけだったのかというところです。お願いします。
◎みどりと公園課長
アンケートにあたっては、公園を占用される方、一次占用される方というのは、やはり何年か前に一度された方とか、毎年やられている方とか、いろいろいらっしゃいます。その中で最善なのは、27年度、前年度使った方に聞くのが一番であろうと。26年度使った方でも、もう使う予定はないという方もいらっしゃったりしますので、前年度使った方でお声を頂戴するのが一番いいだろうということで、前年度の方にアンケートをした次第でございます。
◆荒川なお
前年度やったというところは、別にそれはいいんですけれども、私、何かその話を聞いていたので、じゃ、過去どれぐらいの団体数が使っているのかなと思ったら、結構多くは、区主催の事業であったりして、年間で見ると三十数団体なんですね。毎年使っているところもあるから、重なっているというか、ところもあると思うんですけれども、これ、そんなにほかの、これは23年度まで過去5年のやつを資料でいただいているんですが、そんなに数は多くないわけですね。だから、ほかの23年度までの、もうちょっと前かわかりませんけれども、そういう団体とかの意見を聞ける余地というのは、つくれたのではないかと思うんですが、それについての考えもお願いします。
◎みどりと公園課長
委員のおっしゃるとおり、資料を請求していただきまして、区主催事業は非常に多くて、ボーイスカウトや保育園、町会がほとんどを占めているのかなと思います。また、その他の公園を使っている方のご意見というのは、中央図書館主催で意見交換会もしております。そちらに出ていただいても十分話す機会はあるかと考えております。
◆荒川なお
その団体そのものが、いろいろ全ての団体を把握できませんけれども、じゃ、その住民説明、そんなに回数をたくさんやっているわけではないので、大体、じゃ、それを知らせる余地があるのかというのもありますし、使っている団体には、これは必要があるから聞いているわけですよね。であれば、そんなに数も、先ほどの繰り返しになりますけれども、数年に一回しかやっていないという団体が幾つかあって、それで全然聞かれていないよと、定期的に使っているのにということで来ているわけです、私のところにも。だったら、そういうところにもちゃんと改めて今からでも声をかけていく必要があるのではないかと思うんですが、それについてもお願いします。
◎みどりと公園課長
アンケートを実施しましたのが中央図書館でございますので、委員の今回のご意見、伝えておきたいと思います。
◆荒川なお
意見を伝えるのはいいんですけれども、でもこの団体の持っているのは27年度のものしか行っていないわけですよね。だから、みどりと公園課からその26年度より前の団体のものとかの利用団体とかの資料が行かないと、中央図書館としては、やる手段がないかと思うんですが、それについてはどうなると。
◎みどりと公園課長
今回アンケートは、27年度の使った方に送付したのはみどりと公園課ですが、回答をまとめたのは、中央図書館のほうでまとめているものでございます。アンケート自体の実施が中央図書館でやっておりますので、過去26、25とやった方にアンケートをする必要があるのか、委員からのご意見も含めて話したいと思います。
◆荒川なお
今、平和公園のお話もしたので、それで中央図書館が今後できますよね。私もこの平和公園への中央図書館の移転に関しての説明会、何度か出ているんですけれども、結構探している方、図書館にすごくこんなに詳しい方がいっぱいいるんだなと驚くぐらいいて、こちらの本当に勉強不足で、ほかの図書館とかも相当見ている方とかもいて、あるわけですが、それで、この間これも教育委員会のほうに質問させていただいたんですが、仮に図書館ができるという中で、建築基準法の関係で、屋根がついているかついていないかで全然違ってくると。特に駐輪場なんかは、もう屋外というのも出てくるのか、屋根がついていない部分も出てくるのかなというふうに思うんですが、結構意見の中で、例えばオープンカフェだとか、オープンにしてやってほしいというような意見というのは、カフェだけじゃないですけれども、あって、例えば建築基準法で公園面積の中で、今の中だと平和公園の建物が1割ですよね、図書館は。仮にオープンになった部分というのは、その1割の中にどういうふうに、建築の関係でそこをお聞きしたいんですが、お願いします。
◎
建築指導課長
まず、建築物の定義なんですけれども、建築基準法の第2条の第1号に書いてありまして、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱もしくは壁を有するものということで、屋根と壁もしくは柱があるものというふうになりますので、その要件の一つを欠くような場合には、建築物にならないということになりますので、建築面積には入らない部分になるのかなというふうには考えております。
◆荒川なお
これは、都市公園法とかによって違ってくるものなんですか。それはわかりますか、公園課のほうで。
◎みどりと公園課長
定義は変わらないと思います、先ほどの答弁の。
◆荒川なお
そうすると、この間も言っていたんですけれども、場合によっては、じゃ、屋外という扱いになれば、都立公園とかだと、例えば喫茶店の外にカフェ、結構面積はとってしまいますよね。そうすると、そうなれば公園の面積が減ってしまう可能性というのは、先ほどの答弁だとあるという認識でいいんですか。
◎みどりと公園課長
例えばカフェがあって公園面積が減るという考えはないと思うんですが、公園面積というのは、何千、何百平米というのがありますので、その中でカフェができるというのは、利便性の高い施設がふえるということだとは思いますが、公園面積が減るということはないと思います。
◆荒川なお
すみません、ちょっと聞き方が。時間ですか。では、いいか。
○主査
よろしいですか。
そうしたら、大野委員、お願いします。
◆大野はるひこ
よろしくお願いいたします。
まず初めに、生意気ながらこの3月末をもって長きにわたり大変板橋区政にご尽力いただいた老月土木部長がご退職をされます。最後の予算編成に取り組まれて、各課の思いを受けとめて予算折衝とか、いろいろされてきたと思います。この予算にかけた思いをちょっとお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
◎土木部長
ご指名ありがとうございます。
今お話にありましたように、最後の予算編成ということになろうかと思います。これまでもずっと予算編成のときには、細心の注意を払って区の方針とそぐわないように、また区民のニーズにできるだけ応えられるようにということで見てきたわけですけれども、今回は、特に新しい基本計画とそれから実現プランがスタートしているということもありまして、そちらのほうが極力計画が進捗できるように注意を払ったところでございます。
昨年度比で土木部の予算は、2割ほどおかげさまでふえているところではございまして、今後の執行管理もこれから課題になってくるのかなと思います。まだ議決されたわけではありませんけれども、議決いただいた予算は、有効に活用してまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
◆大野はるひこ
ありがとうございます。老月部長には、いろいろと区民の皆様の諸課題を本当に真摯に受けとめてご相談にも乗っていただいて、ご対応いただきましたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
それでは、質問に入らさせていただきます。
まず、東武東上線の立体化について質問をいたします。
去る3月2日の坂本区長の施政方針演説を引用させていただいて質問をさせていただきます。
まず、大山駅付近では、東武東上線立体化を見据え、駅前広場整備に向けた具体的な取り組みを推進するとともに、立体化早期実現を目指す促進協議会を設置し、東京都などに対して要望活動を行っていくというふうに述べられています。
この東武東上線の立体化に関しましては、昭和62年、これから経過すると約30年が過ぎています。その中で、平成22年には、私も東上線立体化調査特別委員会の委員長を務めまして、国や東京都等に要望活動をさせていただいたことを思い出します。
それで、昨年なんですけれども、区議会でも大山まちづくりと東武東上線の立体化促進協議会が設立をいたしまして、佐々木としたか会長、そして石井勉副会長、おなだか勝事務局長とともに、昨年の11月に東京都に要望活動ということで、私もくっついていかせていただいて、東京都の板橋区内選出の都議会議員全員出席のもと、また東京都には、結構偉い方も同席していただいて、松木課長が段取りをしていただいたことと思います。本当にありがとうございます。
そして、ことしに入って2月には、板橋区からも東京都に対して要望活動を行ったというふうにお聞きしております。
区長が施政方針演説の中で述べられたこの内容についてもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
まず、来年度の予算では、鉄道立体化に関して約1,698万ほどの予算を計上させていただいております。課をまたいでおるんですけれども、主立った内容といたしましては、拠点整備課のほうで駅前広場のほうの具体的な検討、あるいは交通ネットワークの検討ということで約1,500万ほど。あと、都市計画課のほうでそういった促進協議会に係る費用として200万ほど計上してございます。
促進協議会につきましては、まだ今後どういった形で進めていくかというのは、議員方も含めながら、いろいろ協議させていただきながら進めていきたいと思っております。
◆大野はるひこ
そこで、もう一点、次に区長は、さらに補助第26号線の整備が本格化していく中、道路とハッピーロード、大山商店街が交差するクロスポイント周辺地区の市街地再開発事業について都市計画決定を目指していくと述べられています。
この板橋区の予算の概要でいくとP.46ですね。予算書では165ページ。
これは、ちょっとお願いして資料を出していただいたんですけれども、平成19年度から4年間、1万6,000円の予算だったんですね。立体化の促進に係る経費というか、予算が。平成23年度になって901万5,000円、これは恐らく調査経費ということで、東京都から新たにいただいたものだと思います。その後ちょっとトーンダウンをしていって、405万1,000円、100万5,000円とトーンダウンして、平成26年度は99万8,000円、そして平成27年度になるとこれが多分事業候補区間に位置づけられたので1,083万7,000円、そして平成28年度は1,305万6,000円ということで、先ほど29年度は、課長が予算で述べられた1,698万円という予算が計上されているわけで、本当に立体化の取り組みがやっぱり着実に成果を結んでいるというふうに思います。
そこでお伺いするんですけれども、この予算の内訳と取り組み、先ほど駅前広場1億、促進協議会200万円というふうに課長は答弁されたんですが、立体化に関する調査経費ということで1,698万円が計上されているのではないかなというように私は思うんですが、そのちょっと内訳と取り組みについて、もう一度お答えいただけますでしょうか。
◎拠点整備課長
すみません、過去の経緯については、もろもろ当初、予算が少なかった時代は、参考図書といったところの消耗品程度だったんですけれども、23年度については、板橋区内の東上線立体化の検討及び大山駅周辺地区のマスタープラン策定というところで、地域の方がつくったマスタープランとは別なんですけれども、交通編のものを調査をかけてございます。
以降、東上線の踏切、都市計画課さんのほうで所管しております踏切の調査委託というところで推移してございましたが、委員おっしゃるとおり、27年度には、具体的な駅前広場の検討委託というようなところを始めたところを踏まえまして、予算のほうが現状に近いような形で、規模としては、ふやしていただいているという状況でございます。
29年度については、委託、具体的には、拠点整備課のほうで1,486万7,000円ほど委託料ということで計上させていただいているものについては、大山駅の駅前広場の検討委託と、あと大山駅周辺交通ネットワークの検討の委託費用でございます。
あと、その他もろもろ細かい費用はございますが、例えば東京都が主催してございます連立立体協議会の分担金であったりとか、あとは立体交差事業の実務担当者の講習会というところで多少の予算は計上してございますが、それ以外の委託料、都市計画課の分の200万については、促進協議会の運営費の費用になってございます。
◎都市計画課長
今お答えしたような形で、先ほどの当初から参考資料とかを準備しながら進めておったところでございますが、踏切の調査とか、毎年、当委員会のほうで最初の委員会にご報告させていただいていまして、踏切の車から始まりまして、人、自転車等の実態を踏切ごとに調査して、進め方等について検討を進めてきた段階でございます。
今、29年度につきましては、促進協議会の準備、委託関係がございまして、そちらのほうが100万、また踏切等の調査等で100万考えておりますので、それについて29年度取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
◆大野はるひこ
今、踏切の調査というように申されたんですけれども、これは大山駅以外も東武東上線の全線の踏切調査を行われているんですか。それは定期的に行われているのかどうか、ちょっと内容について詳しくお聞かせいただきたいと思います。
◎都市計画課長
区内の踏切全ての箇所について順次行っていきまして、例えば実際には、東上線の運行の工夫によって踏切の遮断時間が短くなったりとか、いろんな取り組みを鉄道側もやっていますので、あとは個別の踏切の中でも幾つかの工夫をしながら、改善が進まれているところもありますが、ただ全体としては、まだ開かずの踏切というか、実際あかない時間帯が多いような形で結果としては出ております。ただ、そういうことを踏まえまして、東上線の立体化も全部が一遍に立体化されるわけではございませんので、その辺のこともにらみながら調査を続けている段階でございます。
◆大野はるひこ
後々の参考として、大山駅以外の東武東上線の調査も進められているということで、資料をつくられていると思うんですが、その資料をもとに、東武鉄道と数値をすり合わせたり、じゃ、東武鉄道としてもこういった運行にしてくださいねというふうに板橋区から求めたり、そういった折衝というのはされているのかどうか、お聞きしたいと思います。
◎都市計画課長
結果はお話をしながら進めてはいますが、その結果に基づいて具体的な展開というのは、なかなかない状況です。ただ、東武のほうもやはり運行としてしっかりお客様を運ぶということ、また踏切の安全性についても十分認識しておりますので、一体として時々話をしながら進めている状況にございます。
◆大野はるひこ
補助26号線が平成32年度完成に向けて今、動いているんですけれども、昨年、東京都に伺った際も、補助26号線が先に養育院のほうに開通をしても、東上線が立体化になっていなければやはり開かずの踏切状態ですから、川越街道から入っていく車があふれ出してしまう、これに対しての解消策を図っていただきたいというような要望もしております。
まず、そこで対処方法についての質問と、もう一点は、クロスポイントになるわけで、ここがちょうど大山西地区の木密不燃化特区事業に入っているんですが、大谷口一丁目地区の木密不燃化プロジェクトとこの大山西地区木密不燃化特区がついているので、この事業というのは同じ事業で、それとも後追っかけでこの西地区の事業が特区として行われたのか、それを2点質問させていただきます。
◎拠点整備課長
まず、1点目の川越街道から現在、東武東上線の踏切まで整備区間ということで、27年の2月に事業認可を東京都がとっております。委員おっしゃるとおり、立体化のスケジュールと道路がセットで動けばいいんですけれども、恐らく今、東京都の進めている事業の進捗から見ますと、道路のほうが先にできるだろうということは予想されます。
そういった中で、踏切については、踏切を広げるのか、踏切を今の状態にするのか、全車両を通すのか、それとも生活車だけにするのか、緊急車両だけにするのかというところがまだ道路管理者である東京都、あとは交通管理者である警視庁も含めて協議が調っていない状況でございますので、区側としては、きちんと安全対策をとって整備を進めてくださいというお願いはしますが、今のところどういう形でそういった交通を処理するかというのは、決まっていない状況でございます。
不燃化特区については、大山とあと大谷口というところで、2地区とも同じ不燃化特区という事業でございます。ただ、とっている年度は、指定を受けた年度は、大山のほうがたしか26年4月に都からの指定を受けています。ただ、具体的には、大谷口も大山についてももう少し広範な形で大谷口地域整備計画というところの中の2か所でございまして、その2つの地区が選ばれている理由というのは、防災都市づくり推進計画の中で定められていて、とりわけそこの2地区については、火災についての脆弱性があるというところで、指定を受けているところでございます。
◆大野はるひこ
そこで、補助26号線が32年を目途に開通した場合に、商店街が間を通りますから、分断されるということで、板橋区もいろいろな方策を考えて、これは支援ということで、いろいろ行われてきて、今現状なんかをお聞きすると、分断されたままの状態になるようなことをお聞きしているんですが、補助26号がハッピーロードを通るということに関して、そこは今後どのように解消されていくか、お考えがございましたら提案というんですかね、お聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
今現在のハッピーロード大山商店街というところが補助26号とちょうど交差している部分においてクロスポイントというところで、再開発事業が進められておりますが、この間、地元の方等も含めて、そこの回遊性をどう保つかということで、例えばビル同士をデッキで結んでデッキで回遊性を保つだとか、そういったところの検討もあったんですけれども、実際の利用頻度であったりとか、あとはコスト的、構造的に見ると余りそれは有効じゃないということで、今現在は、横断歩道で渡れるような形の形態で何とか回遊性を保つことを考えております。
また、クロスポイント周辺地区及びハッピーロードさんのほうで今までアーケードがあるところがとられている部分については、そこの部分だけでも何かしらそういったものが再度つけられないのかどうなのかというところを東京都の第2市街地整備事務所、あるいは将来監事である東京都の第4建設事務所というところも含めながら相談しているというのは伺ってございますので、何とか幅員20メートルの道路はできるんですけれども、そこを安全に渡れるような横断歩道で処理できないかというぐあいに考えております。
◆大野はるひこ
そこで、この3月16日と18日に大山駅西地区の都市計画素案説明会を開催して、そこで住民、対象となる方に説明をされて、ご理解を求めていくというか、そういう形になるんでしょうかとお聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
3月16、18日については、先週、地域の方のほうにチラシのほうお配りさせていただいておりますが、大山駅西地区の都市計画素案説明会ということで、道路で分断されるまちづくりをどうこうするというような話も一部あろうかと思いますが、内容的には、この再開発と、あとこの西地区については、今後、道路整備が本格化する、あるいは鉄道立体化が事業化されますとさまざま影響は出ますので、そういったところを踏まえまして、今の都市計画がこのままでいいのかどうかというところを検討した内容のご提案と、あと具体的に進めます市街地再開発事業によって都市計画の指定が必要でございますので、その都市計画の必要。あるいは今、都市計画上に一定の高さを制限するというような計画もございますので、そういったところの見直しをしたもののご説明等をこの2日間で地域の方にさせていただきたいと思っております。
◆大野はるひこ
ここの先ほど述べたんですけれども、この地域は、木密不燃化特区事業にも指定されているわけで、ダブって言っていたら申しわけないです。大谷口の場合もいろんな住民の方に説明をされて回ったり、いろんな補助が受けられますよということで周知をされているんですけれども、それと同様の手法というか、そういった形で今も進められているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
大谷口の不燃化特区については、生活防災道路というものを整備して、空地をつくって不燃領域率を上げるという事業で、大山も同じようなんですけれども、大山については、まず道路整備をすることでそこに空地ができて、燃え広がらないような延焼遮断帯ができるし、空地自体が不燃領域率というのに非常に効果がある手法でございますので、そこを一点整備すると。
あわせて、道路の沿道30メートルに燃えない建物ができるとさらに防災としての機能が向上するということで、その燃え広がらない沿道というところに位置するクロスポイントについて、燃えない建物を建てるというのがこの不燃化特区の中では、クロスポイントが位置づけられているようなところでございます。
あわせて、クロスポイントについては、道路にかかっている方がいらっしゃいますので、その道路にかかっている方々の生活再建、移転先の施設になりますので、この事業に関しては、そういった道路にかかる方の生活再建とあわせて、燃えない建物を建てて生活再建と安全性の向上に資するというような事業でございます。
◆大野はるひこ
恐らくこの網がかかっている部分が、点線の部分が対象となる地域だと思うんですけれども、それはそれでわかりました。
あと、まだ時間はありますか。だめだ。終わります。ありがとうございました。すみません。
◆小林公彦
よろしくお願いします。
まず、先ほど土木部長から挨拶いただきまして、今回、予算がふえた最大の理由は、やっぱり公園関係が大分ふえていますよね。その辺かなと思ったものですから、今回、先ほど荒川委員と多少重複するんですが、公園に対するニーズといいますか、大分変わってきていると思うんですね。今回、老朽化というのも含めて、大規模な改修とか、公園トイレの整備とか、全体でこの概要で39ページ、ざっと計算しても二十数億ぐらい、全部でかなりの額が占めておりまして、その辺から何点かお聞きしたいんですが、ですから、この公園に対する意識、今、意識調査をされるという話を聞いたので、それを待ってまたいろいろ委員会のこともお話しいただきたいと思うんですけれども、今回ですからいわゆるパークマネジメントをやられるということで、それで今、陳情でプレーパークとか、いろいろ陳情で出ているとおり、区民意識を踏まえた上で、今回の改修とか、私もちょっと前野公園ですか、たまに通るものですから、あそこはかなり大規模な2年間分ぐらいかけてやられるんですよね。ですから、2年間ぐらいかけて大規模改修をやられるということは、それなりの老朽化ということを含めて、区民ニーズも含めての改修だと思うので、その辺のまだ意識調査をやられると聞いているんですけれども、公園課長として今回の予算編成でのその辺の課題をどういうふうに考えてこういう大改修をされたのか、わかる範囲でちょっと先にお聞きしたいんですけれども。
◎みどりと公園課長
予算のほうなんですが、28年度ですと私どもの予算が24億2,000万円ほど、29年度ですと28億2,000万ですので、16%アップしています。主に公園の改修経費がふえております。今まで大きな公園の改修、議決する事案というものがなかなかなかったんですが、古くなってきてやはり時代のニーズに合わなくなってきた。バリアフリー化。区のほうでも当初予算案プレス発表ということで、一押し事業ということで、ユニバーサルデザインによる公園づくりというものもさせていただきました。今後も、誰もが使いやすい公園を順次つくっていかなければいけないのかなと考えております。
◆小林公彦
わかりました。ありがとうございました。
それで、事前に資料をいただきまして、もう少し詳しく、例えば前野公園全体で幾らぐらいかかるのか。これはいいです、今回ちょっと事前にそこまで言っていなかったので。
例えば地域がつくる公園制度、これ、32園あって350万ぐらいですね。一番大きく占めているのは、委託料は別なんですけれども、花づくりグループの支援事業。これは1億2,000万ですね。これだけかけていらっしゃって、うちの町会のほうの公園も1つありまして、そこの花なんかも年に2回でしたか、やっていただいて、実はうちの町会の女性部のほうからちょっとお聞きしたら、例えば花の種類とか、量とか、いいですか、そういうのをちゃんと把握してやっていらっしゃるのか、多少そごを感じたものですから、区側の話と、ちょっとその辺どうなんでしょうか。
◎みどりと公園課長
花づくりグループの支援事業なんですが、予算的には、来年度、約500万円です。また、花については、各グループに希望をとって対応しているところでございます。
◆小林公彦
わかりました。ちょっと話がありまして。
ですから、ちょっと今の質問ですと、きちんと聞いて公園のところは。実は、ちょっと多過ぎると聞いたんですよ。花のあれが多過ぎて、本町の近くは非常に狭い地域なので、余ってしまって、余った分は持ち帰ってはいないですよ。きちんと移すんですけれども、逆に花壇があふれてしまっていると。だから、もう少し例えば大きい花とか、ですからそういう意見調整みたいなのを今後していただければと、ちょっと数日前にその話を聞いたもので、その辺はいかがでしょうか。
◎みどりと公園課長
今後グループの皆様と連絡を密にして、花の種類、数ですとか決定していきたいと思います。
また、維持管理がいいところは、花の育ちもよくて、それでどんどん大きくなっているのかなと。ありがたいことだと思っております。
◆小林公彦
わかりました。それと、委託料がかなりの割合でありまして、例えば公園台帳の整備・更新、あと
パークマネジメント基本方針策定、これはもう少し中身がどういうふうな形になるか、この2点を少し具体的にお聞きしたいんですが。わかりますか。私、請求した資料です、事前に。
主査、ちょっと時間がもったいないので、後でもいいですか。わかりますかね。答弁者。
◎みどりと公園課長
公園台帳にあたっては、29年度35か所の公園台帳を測量して、整備する予定でございます。
あともう一つ、パークマネジメントですが、ちょっと金額は、後ほど調べてお答えしたいと思います。
◆小林公彦
あと、ついでにこれは私が請求した資料の危険樹木調査委託とあるんですけれども、これは具体的にどういう形になるんでしょうか。
◎みどりと公園課長
危険樹木に関しましては、緑道等にあります桜の幹回り60センチ以上のものを調査する予定でございます。
◆小林公彦
わかりました。
では、公園の件はこれで終わりまして、次にプレス発表のLEDの問題をちょっとお聞きしておきたいんですけれども、このプレス発表の35ページでLEDの問題が出まして、これは大変にLED関係は、うちの会派としても以前からずっと要望しておりまして、多少おくれたかなという感じがしたんですが、逆にお聞きしましたら、LEDそのものがまだ開発途上のもので、最近やっとその器具も電球のほうも整備されたというか、その整備した段階で板橋区は予算編成したので、逆に効率がいいものを安くできたと聞いておりまして、それは結果オーライだなという気がしているんですけれども、この35ページの一番下の段のところで、29年度は、LED対応の特定機材を使用し、新たなガイドラインづくりに向けて実態調査を開始しますと。
ちょっとこの辺のもう少し具体的なところをお聞きしたいんですけれども。
◎工事課長
4月に行われた区長からの当初予算のプレス発表についてのご質問でございますけれども、その中でLEDの特定機材を使用してガイドラインづくりをするための実態調査をしていくというふうなことになっていますけれども、まず一つは、特定機材ということで、基本的には、いわゆる街路灯には、照度とあと輝度というのがございまして、いわゆる輝度は、まぶしさを測定する機材でございます。そういった照度と輝度をあわせて、そういった街路灯をつけたときにまぶしいというふうなことを苦情でおっしゃる方もいらっしゃいますし、暗いというふうなことをおっしゃられる方もいらっしゃいます。そういったものを数値化できないかということから、こういった機材を購入いたしまして、一つの目安とさせていただきたいというふうに考えております。
そういう中で、一つのガイドライン、ここにはガイドラインというふうに書かせていただきましたけれども、先ほどお話をした機材を使って各所測定いたしまして、そういった結果をもとにどういった適切なLEDをつけるべきか、いわゆる照度とか輝度、そういったLEDの規格を決めていきたいというふうなことを考えております。これからさまざまな検討も加えながらそういったガイドラインをつくっていこうということで、ここでは掲載させていただいているところでございます。
◆小林公彦
ありがとうございました。
それと、事前に資料をいただきまして、今後10年間かけて全体で2万7,675基あるんですね、区内で街灯が。それを全部LED化していくと。これはすばらしいと思うんですけれども、今後ですからこれによりまして、いわゆる球切れというか、区民から我々議員に頼まれるものもありますし、直接所管のほうに頼む場合もありますし、いわゆる球切れということがなくなると考えていいんですかね。LEDというのは、家庭の電球でもかなり長寿命といいますか、そういう考えでよろしいんでしょうかね。1回設置すれば今までの球切れは相当防げると、そういう感じでよろしいんでしょうか。
◎工事課長
今ご意見いただいた件ですけれども、現在ついている水銀灯、蛍光灯は、寿命が2年から3年ということでございます。それから、これから我々が設置しようとしている、あるいは設置したLEDについては、寿命が10年から15年というふうに言われております。結果、球切れというのは極端に減っていくのかなというふうに考えておりますけれども、ただ当然、形あるものでございますので、故障というのはあります。それは、今までどおり球切れと同じように、故障には臨機応変に対応していきたいと思っておるんですけれども、委員のご指摘のとおり、球切れというのは、かなり減るというふうに考えております。
◆小林公彦
わかりました。
それと、年末年始、電気屋さんというのか、区内業者と会う機会も結構ありまして、今後、来年度予算とかも相当な額の工事されるわけですよね。工事で充てられている。その入札で、あるいは入札の者に頼むことはできませんけれども、やはり区内業者の選定がかなり期待されていると思うんですね、業者も。その辺、ですから我々の会派といたしましても、こういう建築、土木含めて、区内業者を優先していただきたいと、そういうふうな意味で、今回どの程度考えられていらっしゃられるのか、ちょっとその辺も確認しておきたい。
◎工事課長
所管のほうは、庁舎管理・契約課のほうで所管する内容になると思うんですけれども、私のほうで聞いているのは、まず最初、入札をかける際は、区内にある事業所さんにお声がけをして入札に参加してもらうように進めるというふうなことを聞いております。
さらに、今年度、28年度についても同じようにやっていただいたところではございますけれども、来年度ほどは数は多くないんですけれども、ことしは、もう380基は既に設置は完了していますので、来年度も3倍程度になりますけれども、十分に区内業者の方で施工していただける環境に向けて努力していただけるというふうな考え方を持っております。
◆小林公彦
ありがとうございました。
続きまして、老朽建築物関係、ちょっと何点か言いたいんですが、プレス発表の33ページに出ておりまして、右下の表といいますか、こういうのがありまして、国のほうの特措法ができて、それで区も条例を改正しまして、一段落といいますか、ですからただやはり課題はたくさんあると思うんですね。
それで、先日もいわゆるニュースにもなった強制代執行があって、一つの段階を踏んだと思うんですが、たしか今後もこの危険度A、Bでやや危険が855件。これでどうするかという、実はうちも私の地域の中山道沿いのところにも、国道沿いなものですから、そこの問題、しょっちゅう地域の方から頻繁にいろいろご意見をいただきまして、ですからこの間もちょっと通ったら赤いコーンが置いてあったので、いよいよ工事が始まるのかなと思ったら、全くそれとは関係なしに、逆に近くを通ると危ないのでそこを避けてくださいというために置いたというだけのことだったので、ちょっと期待薄だったんですけれども、今後ですからどういうふうに、今の段階で課長は何も言えないかもしれませんけれども、残された問題というのは、どの辺になっていくのか、ちょっとその辺からお聞きしたいです。
◎
建築指導課長
委員のおっしゃるとおり、やや危険のBランクのものというのは、855件あるというのはわかっておりまして、これ、多分このまま放置しますとまたAランクのほうへ移行するという部分が出てきてしまう物件だと思います。
今後、非常に数があるので、一つずつなかなか細かくやっていくというのが難しい部分、あると思うんですけれども、啓発というような活動を地道に続けて、特に維持管理の部分になると思うんですけれども、その部分は、所有者のほうに働きかけを何らかの形で行いまして、Aランクに行かないように維持管理をしっかりやっていっていただくように、例えば手紙を出すとか、場合によっては、職員のほうが伺ってお話をさせていただいたりとか、そういうものも含めまして、Aランクに行かないように維持管理をしっかりしていただくように進めていきたいというふうに考えております。
◆小林公彦
これは、それで何回も聞いているんですけれども、今、表の中で除去費用の一部助成がありますね。ここは状況に応じて200万、100万と出ているんですが、今後これはふえるんでしょうかね、予算編成の中で。それだけもう一回お聞きしておきます。
◎
建築指導課長
助成制度が始まりましたのがまだことしの1月からということになりまして、今現在、数件やはりご相談というのは、受けているような状態ではございます。
ただ、権利関係を整理しなければいけない部分があったりとか、あとやはり借地借家権、そういう問題もありますし、あと相続人の方が数人いらっしゃったりとか、そういうものの話をつけていただく必要がちょっとあるような物件もありますので、そのあたりを整理させていただいて使っていただくということはいいと思うんですが、要望的には、全体的に考えますとあるのではないかというふうに思っております。今後もふえていく可能性は、当然あると思います。
来年度、状況も含めまして、そのあたり申し込み状況等含めまして、需要も含めまして、どのような額が適切かというのは、来年度研究しながら考えていきたいというふうに考えております。
◆小林公彦
板橋に限らず、地方でも相当なこのいわゆる空き家問題、老朽化も、住んでいる家も含めて問題になっておりまして、ですから行政で全て財源を、もう限界がありますから、それは区民も国民もわかっていると思うんですね。
これ、ちょっと新聞記事で、秋田市でいわゆる空き家解体ローンというのを提唱して、それで要するに金融関係にローン編成をファイナンスというのを組んだらしいんですね。こういう一つの案かなと思うんですけれども、その辺、秋田の場合では、空き家解体ローンを扱い始める金融機関がふえて、これ、去年の記事なんですけれども、10件もう既に始まると、そういう記事もありました。
ですから、信用金庫・信用組合になると思うんですけれども、なかなか都市銀行でここまで厳しいかもしれませんけれども、こういう案というのは、今のところ区としていかがでしょうか。
◎
建築指導課長
都市銀行のほうでは、今現在、余り解体ローンを進めているというお話を聞いていないんですけれども、むしろ地方銀行のほうが、特に東北関係の銀行のほうが割と積雪で家が潰れてしまうというような状況が考えられることが多いので、結構この助成も解体ローンというのを進めているというのはお聞きしていまして、実際私どももこのお話をお聞きしまして、銀行のほうにお電話したりとか、コンタクトのほうはとりつつはございます。
ただ、都市銀行さんは、なかなか今現在、余り進んでいらっしゃらないような状況というのがありますので、地方銀行さん、こちらに出店されている方も含めまして、そのあたりどういうような提携というか、どのようなローンがこちらとしても提携していくことができるような形がとれるのかというのは、ちょっと研究していきたいなというふうには考えております。
◆小林公彦
これは一つの案で、財源にも限度はありますから、ちょっと現実、大きな事件というか、事故は起きていませんけれども、足立区なんかでは通学路にそういう、以前にもお話をしたかもしれませんけれども、瓦が落ちてきて、けがをされたことをきっかけに条例化を早めたという例もありますので、よろしくお願いします。
○主査
ありがとうございます。
では、石井委員、お願いします。
◆石井勉
では、私のほうから午前中の最後ということで、まずまちづくりの事業の促進ということで、上板初め、大山また板橋駅と、そういうものでちょっと質問させていただきます。
大変に今、先ほどもちょっと大野委員のほうからも質問があったんですけれども、重複はしないようにするんですけれども、大変にこの大きな再開発事業が3つありまして、またそういう中で東上線の立体化、大変大きな事業を抱えている。拠点の課長初め、計画課の皆さん、大変昼夜努力しているということを聞いているので、本当にお疲れさまです。感謝をしております。
そういう中で、大山のまちづくりということで、先ほど大野委員からも予算的にも今回、大変多くの予算をとっていただいたり、今後やはり大きな事業ということで、いろいろあるんですけれども、そういう中で、今後補助26号線ができますよね。その間にまたそこでいろいろとこれから開発するには、これから都市計画を決定したりなんかするんでしょうけれども、そういう中でなかなか難しいものもありまして、商店街があり、いろんな住宅があり、そういう中の地権者の方たち、やはりいろいろスケジュールが今後、出てくると思うんですよ、中に。それで、スケジュールとそういうものがある中で、やはり大変だと私、思っているんですよね。だから、そういう中で、今後その業務内容、スケジュール、そういうものがわかりましたら、ちょっと教えていただければありがたいと思っております。
◎拠点整備課長
まず、スケジュールと申しますと、東京都のほうが基本的に補助26号のほうを平成32年までに終わらせるということでございますので、あわせて補助26号線の沿道のまちづくりは、26号の道路の整備にあわせながら進めていく必要があるかなというように考えてございます。
そういったところでいいますと、大山町のちょうどハッピーロードと交差するクロスポイントについては、関係権利者のほうの合意も大分進んできたところも見受けられますので、先ほど大野委員からご質問ありましたけれども、3月16と18日に都市計画の素案の説明会というものを、任意の説明になりますが、そういうものをやった後、早ければ5月の上旬には、都市計画の法定の手続に入っていこうというぐあいに考えてございます。
そういったところがもろもろ順調に進めば、ことしの秋には、その再開発事業と大山西地区の関係の都市計画を決定させていただきまして、準備組合のほうがそれをもとに事業の認可のほうを29年以降、30年ぐらいからは始められるのではなかろうかと考えております。
あわせて、それ以外の今予定されているのは、クロスポイントとピッコロ・スクエアというところの再開発なんですが、ちょっとピッコロのほうは、エリアを拡大した関係でまだちょっとスケジュールのほうが具体的には見えてきていないんですけれども、そこもクロスポイントから余りおくれることなく事業のほうを進めていこうと思っております。
また、それ以外にも今、沿道のほうにつきましては、東京都からサポートセンターの受託を受けてございまして、我々のほうで事業者を選定して、サポートセンターというものを設置してございますが、そこの中では、道路上の方からの移転の相談であったり、あるいは道路の沿道の方からも建物共同化コーディネートというものをできるように昨年の秋からやってございますので、そういったところのサポート。
もう一つ、商店街のほうもかなり道路整備によって影響を受けるというところの部分もございますので、商業の活性化ということで、商店街のコーディネートというのもことしから予算をつけさせていただいておりますので、そこも引き続き、来年、手厚くやっていきたいと思っております。
また、板橋西地区においても、ここはもう少し先になります。先というか。
◆石井勉
後でまたちょっと聞きますので。
◎拠点整備課長
というところでございます。
◆石井勉
わかりました。
これから事業化に向かって頑張って、課長、頑張っているのはわかっているから、ぜひ頑張っていただくようによろしくお願いいたします。
それで、今、東上線の立体化の問題もこれから出てくると思うんですけれども、事業公告がされて、これから我々今、大野委員が先ほどおっしゃったとおり、先般も課長初め、また都議会さん、また3課長を中心にしまして、おなだか議員初め、皆さんでいろいろと陳情ですか、お願いに来たところで、それからうわさによると、これから第二段階に入るのではないかといううわさも聞いているんですけれども、大変区長も喜んでいて、今後どうなっていくのかなと我々も今後の見通し、また私たちも佐々木会長を中心に、私もちょっと役員をやらせていただいて、今後の見通しということで、どなただったか、これから思っているんですけれども、今後の構想、イメージ、スケジュールとか、そういうものがありましたらちょっとお示し願えるとありがたいんですけれども、よろしくお願いいたします。
◎拠点整備課長
おかげさまをもちまして、議員方が昨年、要望に行っていただいた後に、行政側のほうも2月に東京都宛てに要望書を出しました。そういったところを都側のほうも評価していただきまして、今般の都議会の建設局長からの前に進めるというようなご発言があったかと思います。
また、一方で、先だっての代表質問でも議員から都を挙げて進めていきますよというようなご発言もありましたので、区は、これまで執行機関側と議員方とは別々な動きをしておったんですが、ほかの自治体を見ますと、あわせてそういった地域の方も含めて、協議会というものを立ち上げて、さらに加速をさせていくための要望活動を行っていくところもございますので、そういったところも検討していきながら、今年度、予算のほうも運営のほうの予算をつけさせていただいておりますので、何とかそういったところのご理解をいただきながら、29年度中に要望というか、促進協議会を立ち上げて、さまざまな要望活動を進めていきたいと思っております。
◆石井勉
なかなか一生懸命前向きにやっていて、本当に感謝しているんですけれども、ぜひ頑張っていただいて、早く一つの我々板橋の目標、区長も目標と、また、我々議員も本当に何というんですか、こういう党派を超えて、皆さんが何とか大山の立体化、それから始めて、東上線の立体化、こういうものにいこうとみんな前に進んでいるので、ぜひそういうのを理解していただいて、よろしくお願いしたいと思います。
次に、上板橋をちょっとお聞きいたします。
上板の問題なんですけれども、今からたしか十二、三年前ですよね、都市計画決定されて。もう私は、そのときに、いや、これはすぐにできるんじゃないかなというような感じがしていたんですよ。いろいろとそういう中で、今までこれで伸びてきたんですけれども、やはり何が悪かったというんじゃないんですよ。地権者の反対の方、また賛成の方、いろいろいた中で、それだけの事業をやるのに何かどこかが足りなかったのではないかなと私は思っているんですけれども、こういう問題は、私も12年、13年、たしかそれぐらいたちますよね。こういう問題は、反対されている方、賛成の方、お互いが不幸になるんですよ。もう12年、13年というと、今の時代だと一昔じゃないんですよ。もう二昔ぐらい、今の時代、早いですから。そういう中で来たわけですよね。
だから、そういう方、そのころよく私も近所にあった喫茶店なんかへ行ったんですけれども、その方は、借地じゃなくて家賃で借りていたんですけれども、長くやっているお店で、私も喫茶店をやっているので、よくそこへ飲みに行ったりして、いいですね、どうなんですかと、私、議員とは言わないんですけれども、何か開発が始まるんですねと聞いたら、早くやってくれますかねという話、私たちもそれを希望しているんですよなんて話を聞いて、そんな話を聞いていて、最終的には、いまだに12年してもできていない。
ちょっと私も疑問な点が多いんですけれども、だから都市計画されて12年間できない。ちょっと疑問なんですけれども、おかげさまでここで再開発の準備組合もできて、新たに、また東の地区、西の地区といろいろいて、構想的にやっていくという話を聞いているので、本来は失敗は許されないねと私、思っているんですよね、今度は。しっかり準備組合を決めて、準備組合だけではなくて、課長、しっかりしているので、しっかり認識しながら、今後開発はどうしていくか、やっぱり私は、それも必要だと思うんですよ。もう12年もたっているんですから。だから、そういうものをしっかり私は、していっていただきたいと思うので、その今後のスケジュールですか、どうしていくのか、ちょっとその辺だけ聞いておきたいと思います。
◎拠点整備課長
ありがとうございます。
上板橋につきましては、あそこも消防活動困難区域というところで、消防車が入っていけなかったり、あるいは救急車が入っていけない、ホースが届かないというような課題がある中で、12年前に2.2ヘクタールで市街地再開発事業というものを、都市計画をとりました。
以降、認可までは至っておらず、現状、建てかえの制限等が残っている中で、なかなか違うことも選べないようなところで進めておったんですけれども、何とか昨年、新たに再開発準備組合が再設定されて、とりあえず合意形成が高い1.7ヘクタールのところから進めていこうというぐあいになってございます。
あわせて、区が設置する駅前広場であったり、区画街路8号線というものを整備いたしますので、そういったところは最終的に行政の施設になりますので、準備組合に任せてばっかりじゃなく、区がしっかりと地域の方と協力しながら進めていきたいと思っております。
委員おっしゃるとおり、もうまた同じようなことの繰り返しにならないように、おかげさまで来年、新たな組織の設置も認められておりますので、そういったところできちんと行政側も体制を整えて事業のほうに当たりたいと思っております。
ちなみに上板については、もう都市計画の決定はとれてございますので、29年度中に事業の認可の手続を始めまして、29、30年以降は、本格的に事業に着手できるんじゃなかろうかというぐあいに考えております。
◆石井勉
ぜひお願いしますね。
これ、長引くとやっぱり地権者の方たち、借りている方、借地を借りているいろんな方が大変みんな不幸な思いをすると私、思っているのね。いつも思っているんですよ。人生そんな長いわけじゃないし、10年、20年かかるようなことになると大変不幸になると思うので、ぜひ特に近所の消防団長もいるので、やっぱり危ないものは早く直してあげる。私は必要だと思うので、ぜひこの件に関しては、よろしくお願いいたします。
次に、もう一つは、板橋の再開発事業。
公社から今回、区側が買い戻し、約4億円ですか、買い戻して、今後の用地の買い戻し、そういうのをして、またそれからあそこもやはり再開発事業でいろいろとこれから都市計画決定されるのではないかと皆さん、あそこも頑張っている。これからいろいろあるんですけれども、準備組合をこれからつくろうかとか、いろいろあるんですけれども、それとB用地の跡地の問題、板橋駅もありますし、その再開発全体をひっくるめて今後どのようなスケジュールで、どういう構想を持っていくのか、その辺もちょっと聞いてみたいなと思うので、よろしくお願いいたします。
◎拠点整備課長
今お話ございました板橋駅西口につきましては、先行して板橋西口の再開発の準備組合というのが25年から準備組合を立ち上げて、再開発のほうの計画を進めてございます。
行政のほうは、ちょっとそれからおくれますけれども、27年2月に板橋西口のまちづくりプランというのを策定して、再開発だけじゃなくて、B用地あるいは駅前広場、近隣のところも含めて、ほかの地区と同様にまちづくりを進めていくというような計画まではできておるんですけれども、それを受け手となる地元の母体となる検討の組織が今現在はない状態です。ですので、今後については、そういった地域の方のまち会、我々まち会と呼んでいるんですけれども、まち会を立ち上げて、その中でまちづくり全体を進めて、どういう形で進めていこうか、どういうまちにしていこうかというものを検討していく一方で、今現在、再開発とあとB用地の活用にちょうど挟まれている駅前広場についても、大分景観上というか、ちょっと古い感じなので、今の開発のそういった道路交通とか、歩行者交通とかを考慮した上で、再度、駅前広場についても再検討して、地元の方から愛されるような駅前広場等々を考えていきたいと思っております。
◆石井勉
前向きな答弁をありがとうございます。
こうして前向きな答弁をしてうれしいんですよね。やはりこういうものは、前向きに考えてもなかなかできないもので、この3つの事業、私は、大変な事業だと思うんですよ。立体化なり。今回見ると組織改正をして、そういうものに一生懸命取り組んでいこうという姿、私も変えますので、ぜひそういうもので頑張っていただいて、今回の予算なんか残すようなことのないように、この間決算でも言ったとおり、全部ちゃんと使い切って、勘だけで補正したっていいじゃないよ。やっぱりそのくらい使い切る頑張り、私はそれを期待していますので、ぜひよろしく、部長、よろしくお願いしますね。ぜひそのようによろしくお願いいたします。
続きまして、さっきから公園の遊具の問題もいろいろ出てきているんですけれども、私、遊具でちょっと心配していることがありまして、最近、新聞で、遊具で子どもさんの事故、首をひっかけてしまったとか、こうしたとか、そういうものを新聞でよく見ることがあるんですよね。最近、遊具の危険性というのを。
その遊具の危険性、これは本当に大きな事故が私もなければいいと思って、よくテレビなんかで最近多いので、そういう危険性のある遊具、点検しているのか。今後どの遊具を使っていくのか。いろいろあると思うんですけれども、危なくない遊具、いろいろと子どもさんだから、がりがりやればどんな遊具を使ったって危ないときは危ないんだろうけれども、そうではなくて遊具の優しさ、そういうものをやはりしっかり認識して今後取り組んでいかなければいけないと思って、その遊具の危険性とか調べているのか、そういう今後つける遊具にどういう取り組みをしていくのか、そのようなことをちょっとお聞きいたします。
◎みどりと公園課長
遊具に関しましては、私どもの職員で年2回、全部点検をしております。また、専門業者による点検も行っております。
また、設置にあたっては、基準等ございますので、その基準、遊具の周りには木がないようにですとか、または小屋がないようにですとか、そういう基準、設置基準に合って設置していっているものでございます。
◆石井勉
ぜひ危なくないようにしてやってくださいね。よくニュースで最近出ているので、そういう問題が、ぜひ気をつけてやっていただければ、やっぱり子どもさんだから無理な遊びもするんでしょうけれども、ぜひそういうことを危険性のないように気をつけてやっていただければありがたいと思います。
これで終わりですね。午前中はこれで終わります。
○主査
では、所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。
なお、再開時刻は午後1時といたします。
休憩時刻 午前11時55分
再開時刻 午後 1時00分
○主査
休憩前に引き続きまして、
都市建設分科会を再開をいたします。
所管の予算について、審査を続けます。
◆長瀬達也
お願いいたします。
まず最初にお話しさせていただきたいところが、予算の概要の39ページなんですけれども、この39ページの35の公園・公衆トイレの改修についてなんですが、これ、先ほど安井委員から質問がありましたけれども、私も聞いてて、えって、これもちょっと質問したいなと思ったのは、7,922万かかっているということなんですね。ただ、これ工事の改修の場所が4か所ということでして、4か所を改修するのに、これ7,900万もそもそもかかるものなんだろうかという疑問がありまして、それでこれについては、なぜこの金額になるのか、それでこの金額になる根拠というのを教えてもらいたいというふうに思うんですね。それで、できれば、その平米単価ですとかを教えてもらいたいというふうに思います。あと、これ、中には改修と書いてあるのでこれは改修なんでしょうけれども、ほぼ改築のようなものもあるのかどうか、その中身について聞きたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎みどりと公園課長
まず、公園・公衆トイレの改修でございますが、場所を改めてお話ししますと、志村第二公園、
どんぐり山公園、南ときわ台公園、こちらは全て建てかえでございます。内容といたしましては、バリアフリー対応のトイレ、だれでもトイレということになります。
またもう一か所、リフォームになるわけなんですが、そちらが板橋本町の公衆便所、これは建てかえではなく、リフォームということになります。こちらのほうは、建築工事になりまして、私どものほう、予算措置をしまして、営繕課のほうに設計、施工、監督までお願いしているものでございます。
すみません、単価はちょっと後ほど、すみません。
◆長瀬達也
わかりました。
こういうことは恐らくないんでしょうけれども、例えば、これ単純に4つ、4で割っても、1件当たりやっぱり2,000万ぐらいかかっているわけなんですよね。それなので、だれでもトイレといっても、つくりはいろいろあるんでしょうけれども、2,000万といったら相当な金額だと思うんですよね。なので、外構工事をやるとか、あとは地面を、もともとある配管とかを使っているので、恐らく配管をいじるということはないとは思うんですが、少々若干いじるのかもわかりませんけれども、そうなるとすると、ここまでの金額ってそもそもかかるのかなと。取り壊しとかもあるんでしょうから、それはいずれにしてもわかりませんけれども、それなので、こうした金額をちょっと教えていただきたいなというところです。
この改修に当たって、だれでもトイレということなんですけれども、単価が高い理由というのは、これはだれでもトイレ以外にも、やっぱり災害対応とかするからなのかな、ちょっとそんなところも思ったんですが、そうした仕様についてはどうなんでしょうか。
◎みどりと公園課長
だれでもトイレをつくると、その下に、地下部分にピットというものをつくりまして、災害時、水が流れなくても用が足せるように、何階分という大きなピットをつくって、通常つくっておきます。ですので、ちょっと単価的には上屋だけではなく、下もあるということで。
単価なんですが、今のところ、これは単価どれぐらい必要かというのは営繕課のほうから出していただくんですが、平米単価、今260万円を予定しています。
◆長瀬達也
260万というと結構な金額だと思うんですよね。これは、地下のピットの部分でしたっけ、ピットの掘って、周りをRCか何かで囲むものなんですかね。恐らく、そこには結構かかると思うんですよ、掘って、周りを囲むわけですから。その上の部分、何ていうんですかね、これ全体、ちょっと僕も何とも言いづらい部分がありますけど、これ260万というのは、そもそも、これどうなんですかね、これ安いのか、高いのか、ちょっと僕はよくわからないんですけども、区はそれが適正だということでつくっていらっしゃるんでしょうけれども、何か納得いくような説明をしていただきたいというふうに思うんです。
◎みどりと公園課長
標準的な構造というか、ものなんですが、だれでもトイレという一つの個室がありまして、その隣に男子用の小便器がございます。それは別部屋であります。だれでもトイレの中に、洋式の便座1つ、手洗い1つ、ベビーチェア1つ、オストメイトシンクが1つということで、やはり、あと仕様がやはり大概8平米ぐらいですかね、大きさ的には。それで、入札をして行っているところでございますが、ちょっと建築工事的にいうと、27年度も入札をしてやったわけなんですが、入札辞退とかいうのはございますので、適正に積算しているということだとは考えております。
◆長瀬達也
わかりました。ちょっと何か余り納得がいかないところがあるんですが、いずれにしてもちょっとこれはもう少しまた別の機会には一度掘り下げてみたいというふうには思います。
この災害対応についてなんですけれども、これは今後全体的な公園の改修について言えることであるかとは思うんですけれども、今後の区の公園の改修に当たっての考え方の中で、災害対応をしていくというのは区の方針でもあるかと思うんですけれども、それで、今回、公園等の改修がありますが、公園等の改修の中での災害対応について、どのように災害対応のものを付加したのか、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。
◎みどりと公園課長
まず、先ほどのトイレの単価なんですが、標準8平米、平米単価260万円でございます。すみません。
災害対応の公園の施設としましては、バッテリーつきのLEDの照明灯をつけるなど、また場所によっては、かまどベンチなど、そういうものを設置しております。またあと、先ほど話戻るんですが、だれでもトイレがあれば、災害用のトイレにもなる、そういう施設になっています。
◆長瀬達也
わかりました。
今、災害用のという話の中で、LEDという話が出ました。これは、道路全体は今回の予算の中でLED化をするというお話がありました。10億円だったですかね、使っていくというお話もありましたけど、今後公園についてなんですけれども、公園についてもかなりの電灯があります。そちらの電灯については、今後やはり災害対応という面からも、LED化をこれは進めていかないといけないと、場合によっては太陽光パネルとかもつけて、それでいて、自力でライトができるというような、ともせるというような、発電ができるというような内容にさせていったほうがいいんじゃないかと、そういうところなんですが、この点について、公園のライトのLED化、これはどのようになっているのかお伺いしたいです。
◎みどりと公園課長
公園にある電灯、公園灯という言い方をいたしますが、私ども管理しています公園灯は、全体で約2,000弱、1,998本ございます。その中で、今年度予定しているところ、発注が終わっているところで、LEDとなっている本数は55本ございます。道路の街灯のように、長期的な計画がまだ策定されておりませんので、今後LED化について、変更していくことについて、長期計画を立てる検討をしていきたいと考えております。
◆長瀬達也
わかりました。
長期計画をぜひ立てていただきたいというふうに思います。パークマネジメントも策定するということで、今後、それとセットにしてやっていくべきお話なのかなというふうに思っています。
また、このライトの関係に関しては、災害対応もありますし、長寿命化ということもありますし、そこで人的なコストというのも削減はできるんであろうというふうに思いますので、ぜひその点は、今後パークマネジメントの中にぜひ位置づけてもらいたいというふうに思うんですが、その点はどうなんでしょうか、区の方針としては、そういうふうな方向性でいっていただけるということでよろしいんでしょうか。
◎みどりと公園課長
パークマネジメント策定検討段階で、災害ですとか、そのようなことも検討していきたいと考えております。
◆長瀬達也
ぜひ、そのパークマネジメントの策定の中にLED化というのもぜひ位置づけてもらいたいというふうに思います。
続きましては、ちょっと公園のパークマネジメントの中のワークショップについて聞きたいんですけれども、ワークショップをするということで、幾つかもう既にワークショップを始められて、それで地域の方と一緒になってつくり上げていった公園もあると伺っております。
まずは、今までやってこられたパークマネジメント、直近、去年とかやったものがあったかと思います、赤塚ですかね、やったものがあったかと思いますけれども、そのやったことによっての効果というんですかね、地域の皆さんの意見が反映されたのか、効果が1つ、それはプラス面。ただ、ワークショップをやるに当たっては、やっぱり課題もあるというふうに思うんですよね。地域の方のやっぱり関心があるところはいいんですけれども、ないところもやっぱりあって、そうしたところをどのように地域の皆さんが利用する公園として、地域の皆さんを巻き込んだ形でつくれるのかということが1つ課題かなというふうに思うんですけれども、その点についての区の考え方を聞かせてもらいたいんです。
◎みどりと公園課長
ワークショップにつきましては、ワークショップ形式による公園整備の実績でございますが、平成11年からやっております。今まで、18公園で行っております。今年度は、大谷口児童遊園をやったところでございます。
効果といたしましては、やはり日ごろ私たち以上に身近に感じている公園について、いろんなご意見を伺い、またいろんな設計、計画段階でいろんなお声を頂戴できる、そういうことによって、できた公園をさらに身近に感じていただけるというふうに感じております。
以前は、一番初め、平成11年にワークショップした公園ですが、けやきの公園というところがございます。こちらは、初めて区のほうでワークショップを行いまして、そちらの公園はワークショップに参加された方が、今も地域のつくる公園ということで、皆さんが管理していただける、また花壇も管理していただけるということで、今もずっとやっていっていただけるということで、近ごろのワークショップをやって、やはり皆さんで花壇を管理していただきたいというお話はちょっとするんですが、なかなかそこまで踏み込めないのかなというのが現実なところでございます。
◆長瀬達也
わかりました。
なかなか、そうですね、継続して維持をしていくというのは、区民の皆さんにとっても結構負担になるところなのかなというふうに思っていまして、この負担感があるものというのを区としてどういうふうにこれを変えていく、この負担感をなくしていくのか。例えば、金銭的な部分なんですけれども、まず、すみません、その前に、このワークショップに携わる方々、人選というのは、これどうやっているのかというところと、あとは今度は公園の維持管理をしていくに当たってのそのコスト、ボランティアとはいえ、やはり公園を維持管理するのには費用がかかりますし、地域の方々がそれを支えるということになるとすると、やはりその方々の負担感を少なからず手当てしてさしあげられるような方策もちょっと考えるべきなのかなというふうに思います。団体であれば、団体に対する補助金というような考え方もありますし、今も町会でしたら町会単位で補助金も出しているかと思いますけれども、公園を支える団体に対しての補助のあり方、これについてはどうでしょうか。
◎みどりと公園課長
ワークショップ、実施するに当たりましては、地域町会の方、個別にポストへお知らせを配付するなりしております。そして、参加していただき、私どものほうで、ご住所、お名前をお聞きし、また前回話し合った内容はこういうことでしたよというのも郵送で送らせていただいて、また来てくださいというようなお願いをして、継続して来ていただいているというところでございます。
また、維持管理についてなんですが、公園ですと、基本的に清掃ですと、愛護団体という地域の方たちに清掃をしていただいているところがございます。そういうところは、委託料という形でお金をお支払いしているところでございます。
◆長瀬達也
その委託料はそれとして、あとは地域の、ここでいうところのワークショップの後で草花を手当てしていただいているとか、維持管理していただいていると、そうしたところに関しての手当てというのはあるんでしょうか。
◎みどりと公園課長
花づくりボランティアの方たちには、私どもからお花を、決まったときに、ご希望のお花をお配りしているということで、それと附帯するもの、花づくりボランティアの方には花をお配りしていると、あと地域がつくる公園制度のほうには、例えば活動面積が1,000平米あったら、大体年間で14万円程度お支払いしているということで行っております。
◆長瀬達也
わかりました。
1,000平米で14万程度ということなので、なかなか金額的にはちょっと小さいのかもしれませんが、いずれにしましても、やっぱり地域の皆さんが、地域ですとかボランティアの方々が公園を区と一緒になって管理をしていただいて、いいものにしていただけるような、そうした方向性に、今後のパークマネジメントの中でもぜひ検討していっていただきたいというふうに思います。
以上で、ちょっと公園を終わらせていただきまして、続きまして、こちらは、予算の中での電気料金についてちょっとお伺いしたいんですが、街路灯の電気料金が見直されて、約、これは、9,000万、約1億、9,300万ぐらい、これ浮いているという話なんですが、これは事業量精査等による減というのも含めてという話なんですが、これは資料は予算編成過程の公表という資料の中で、ここで出てるんですが、具体的に電気料金の見直しではどのくらい効果があったんでしょうか。
◎工事課長
街路灯の電気料金のお話ですけども、まず28年度予算から29年度予算を立てるに当たっては、先ほどから質問されております街灯のLED化に伴っての電気料金の低下と、それとあわせて、さまざま電気料金が安くなる方法を取り入れているところでございますけども、あと大きなところでは、やっぱり電気料金ですので、いわゆる燃料費調整で、それで電気料金が低下するというところもございます。先般、補正予算の中でも、減額をさせていただいたところではございますけども、そういった電気料金の低下というところもございまして、電気料金が下がっているというのが要因の一つとしてなってございます。
そういったところで、財政のほうと担当の工事課のほうとの打ち合わせの中で、精査をさせていただきまして、先ほど言っておられた予算編成過程の公表の中で効果額として反映させているというふうな認識でおります。
◆長瀬達也
わかりました。
これをちょっと質問させていただきましたのが、今後LED化することによって、電気の使用量も減りますし、あとまたそれによってもちろん電気料金も減るわけですから、そんなところもどういうふうになっているのかなというふうに考えましたものですから質問させていただいたんですが、LED化の場合は、設置をして、それで普通のあれ、今の蛍光灯と比べてどのくらいライフサイクルでコストが浮いているのかというところもやはり重要な要素だと思うんですね。で、お伺いするんですが、ライフサイクルに関してのコストは、区では計算をして、こうした取り組みというのはやっているものなんでしょうか。
◎工事課長
午前中のご質問の中でもありましたけども、従来型の街灯は蛍光灯、それから水銀、それからナトリウム灯というタイプがございます。それらの街灯は、大体寿命が2年から3年ということで、それで、今般、我々が取り組んでいるLED化のほうにつきましては、10年から15年の耐用年数がございます。そういったところから、投資回収年数といいますか、そういったものの定義は、細かな計算というのはまだできておりませんけども、7年から10年程度投資にかかった費用は回収できるのかなというふうに考えてございます。
○主査
それでは、ただいまの長瀬委員で質問者が一巡をいたしました。再質問のある方は挙手願います。
皆さん、よろしいですか。それでは、安井委員、かいべ委員、荒川委員、大野委員、小林委員、石井委員、長瀬委員の以上の順番で行います。
なお、再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
◆安井一郎
午前中に引き続きまして、またよろしくお願いします。
また、歳入のほうからちょっとお聞きしたいと思います。
83ページ、同説明資料、89ページの受託事業収入で、1の道路復旧費用収入で、道路掘削復旧費収入と道路掘削復旧工事監督事務費収入、これ29年度、これだけ見込みがあるだろうということで、予算書の中にそれぞれが計上されているわけですけど、これはあれですか、一般的な、民間工事をする、道路を例えば水道引き込みをするために、この費用が発生すると考えていいものなんですか。そうじゃなくて、収入が別にあるんでしょうか。ちょっと、それをお聞きしたいんですけど。
◎
土木部管理課長
道路掘削復旧費収入と工事監督事務費収入でございますけども、これは各、例えば水道で申し上げますと、水道本管から各家庭に引き込むというふうではございませんで、水道本管あるいはガス本管の道路、区道の下に埋設している部分について、掘り返して直すというふうなところで、復旧をすると、舗装し直したりします。その復旧について、区の道路工事と競合して、区が自主的に行った場合について、ガスあるいは水道の企業者から、企業者も本来であれば工事すべきところ、たまたま区がやるので、区のほうでトータルで舗装し直しましょうという場合については、企業者から復旧費収入ということでお金をいただく分がこれでございます。
この(2)の工事監督事務費収入につきましては、逆に工事自体はガス会社なり、水道会社、下水道局等が行う。それに伴って、やはり区道下の道路管理者ですので、しっかりとした工事が行われているかどうかというふうなことを監督するという際に、こちらの費用を企業者側から徴収するというふうな内容でございます。
いずれも、29年度の工事量の見合いによって、今回編成をさせていただいているものでございます。
◆安井一郎
そうしますと、掘削復旧費収入というのは、区が請け負った形にして、区の業者に発注した場合に、それだけかかるからということで、業者からもらうんですか。そういう解釈してよろしいんでしょうか。
◎
土木部管理課長
(1)のほうにつきましては、区施工の場合でございますので、そこの部分で水道本管なり、ガスの本管を取りかえた業者が、もし仮に工事を行った場合、このぐらいかかるであろうというふうな部分について、応分の負担をしていただくということでございます。
◆安井一郎
応分の負担なんですけど、去年、私の家の前の道路の水道本管工事が1年半ぐらいやってました。そこの業者は、水道の本管の入れかえから埋め戻し、最後の復旧工事まで同一の会社が請け負ってやりました。そこは区道です。ですから、この道路復旧費収入はあったか、ないかは、個別の問題だろうと思うんですけど、それが恐らく区内で、この29年度は3,436万8,000円の見込み収入があるというふうに、こちらに計上をされているということでよろしいんでしょうか。
◎
土木部管理課長
そうですね。おっしゃるとおり、委員のおっしゃった事例につきましては、全て業者さんのほうで本復旧までされたということであれば、(2)のほうの監督だけになりますから、区としては工事監督事務費収入をいただいているという形になります。
それぞれの事業量が、実際区が施工を、競合した場合ですけれども、区自体が施工するよりも、やはり監督するほうの工事量のほうが多いということで、このような予算になっているとご理解いただければと思います。
◆安井一郎
わかりました。
じゃ、次のページの85ページに、雑入ですけど、自転車駐車場弁償金1,000円、これはどういう意味でここに収入計上されているのか、それを教えていただきたい。
◎交通安全課長
自転車駐車場弁償金でございますが、こちらはカードで駐輪場の利用ができる部分がございます。そのカードをもし紛失してしまったりとか、使えなくなってしまった場合に、ご本人が再発行を希望された場合に手当てしてもらう、その再発行の経費ということで、科目存置として1,000円計上させていただいておりますので、年間何件発生するかちょっとわかりませんけれども、科目存置という意味で1,000円計上しているものでございます。
◆安井一郎
じゃ、今度は歳出のほうで、また公園のことなんですけど、予算の概要の39ページの、先ほどもちょっと質問しました31番の公園・児童遊園等維持管理、このまず4)番の高島平緑地の安全性の向上と環境整備、これについて質問します。
高島平緑地は、高島通りの都営三田線と併設してある緑地帯で、今現在西高島平駅前から樹木の伐採をしてますが、あれについて、安全性の向上というのはどの見地でああいうふうに木を切っていくのか、予算措置がその中に組まれているんですけど、そこを教えていただきたい。
◎みどりと公園課長
現在も、28年度も、高島平緑地、木の剪定、伐採等を行っている次第でございますが、以前、おととしになりますか、雪によりまして、大分木が折れて、損害の賠償もしたことがあります。そういう観点と、あと警察のほうから防犯上よろしくないというお話もいただいているところで、木を間引いて見通しがきくように、現在やって、剪定をしているところでございます。
また、木の種類選定に当たっては、樹木員の診断を得たりして、樹木を決めている次第でございます。
◆安井一郎
その際、高島平五丁目地区、あの緑地に面している居住者の意向とか、そういう、ここを切りますけどどうでしょうかというような意向はお聞きになったかどうか。
◎みどりと公園課長
お声を頂戴しているんですが、すごく見通しがよくなったというお声が多数あるんですが、ただ、あと音がちょっとうるさくなったという声もいただいているところでございます。
◆安井一郎
私も、音はうるさくなったという話は、一度切っちゃったものはもう元には戻らないから、またしばらくの間というか、今までとの隔たりが余りにも、安全性を求める以上、観念と、居住者の安全というか、見通しとか防犯の形をとれば、やむを得ない措置なのかなとも思うけど、住んでいる人にとっては四六時中あの高島通りにトラックが通って、騒音が今まで以上に大きいというのは、これは否めないことだろうなと考えております。
それから、じゃ、この同じ項目の7番の特殊技師による危険樹木解消、これは単純に職業柄というか、呼び名でいえば空師という職業があると思うんですけど、そのことを指しているんだろうと思うんですけど、クレーン等を使わずに、ロープワークだけで滑車等をうまく使って木をおろすという特殊なやり方だと思うんですけど、これの個別の、樹木に対して1本幾らというのはちょっと決められないのかもしれないですけど、みどりと公園課のほうではどういう予算措置で、どういうふうに予算をやっているのかをお示しいただければ。
◎みどりと公園課長
委員おっしゃるように、公園樹木、いろんなところに生えてまして、大きくなると民家の上に枝が伸びてしまったり、そうしますと高所作業車も入れないということになっております。そして、特殊な、高度な技術を持つ空師という方に、人力で切って、人力で枝を落としていくというようなものでございます。
29年度予算では、約1,500万弱を用意しています。
◆安井一郎
ありがとうございます。
じゃ、続いて、45ページの6番の屋外案内標識デザインガイドラインの策定についてお伺いいたします。
説明文では、デザインガイドラインの検討とありますが、1,550万余の予算づけをしてありますが、これは単に公園だとか、例えばどこどこに何がありますという区内の標識、これを新しくもう一回リニューアルするような形でつくり直すためのあれですか、検討、デザイン料というか、そういう形と解釈してよろしいんでしょうか。
◎都市計画課長
今回、屋外案内標識のデザインガイドラインという形で、区内の全部の公共サイン等につきまして、全部チェックいたしまして、その中、有効なものの考え方を示していこうとしております。今回、目的といたしまして、オリンピックに向けてということと、さらには観光立国ということがございまして、多言語の表記でございますとか、ピクトグラムとか観光振興でございますとか、ユニバーサルデザイン、都市景観等のこと、多様なテーマを組織横断的に取り組みをして、ガイドライン化して、一定のルールのもとに整備が進めていけるようなものを考えております。
◆安井一郎
都道と区道と国道、国道に関しては行き先がかなりはっきりした内容で大まかだからいいんですけど、都道と区道の中間点にあるところで、地元の人はわかるけど、初めてそのところを通ったら、この道がどこに行っていると書いてあっても、そこにたどり着かないというような案内板を多々見かけることがあるんですよね。やっぱり、それをもう一度よく調べて、このデザインをつくるのであれば、そういうことも生かしていただきたいと思います。この件については答弁は結構です。
それでは、また続いて47ページ、道路維持管理、道路にまた出てくるんですけど、予算書のほうでは159ページに同じ内容が書かれているわけですけど、道路等維持経費ですよね。それは、こちらには道路維持管理と書いてあります。予算書のほうの159ページの(1)は道路維持、ここで数字が若干違うんですけど、この中に道路の清掃経費が別枠で予算立てされていて、道路等維持経費、予算の概要では、これ一緒くたに含まれた数字が書かれているんですけど、この違いはどこにあるのか、どなたかご説明できますか。もう一度言いますね。道路等清掃経費というのが3億1,780万余あって、概要のほうの24番の道路維持管理費、これは道路清掃も含んでるんですよね。これは、別項目、別枠の予算立てをしているんだったら、この道路維持管理の中に、4)番の道路清掃、道路等清掃と書いてあるんですけど、これは別のものじゃないか、また違うやり方でこの部分も入っているのか、それをちょっと説明していただきたいんですが。
◎工事課長
申しわけございません。道路等維持経費と道路等清掃経費のところで、それと予算の概要のところの意味合いということでございますけども、まず一つひとつご説明をしたいと思うんですけども、予算のほうで、159ページのいわゆる道路等維持経費というところでございますけども、中身は道路維持と橋梁維持というのがございます。
道路等の維持につきましては、確かに道路等の清掃経費は一切入ってございませんで、純然に道路を維持するために使っている経費ということでございます。予算の概要でいきますと、説明書きの中に補修工事ですとか、あと災害応急対応も行いますけども、そういった対応を含んでいるのが道路等維持管理経費でございます。
道路等の清掃経費につきましては、まず予算の159ページの3億1,700万円は、道路等清掃経費の中に、街路樹とか、そういったものの管理が入ってございまして、予算的に、予算の概要のほうでは、40ページ、緑化の推進と維持でございます。40ページの39番ですね。そこのところに2億1,618万円何がしの金額を積んでございますけれども、この金額は道路等清掃経費の主たる金額となってございまして、そういったものが含まれて道路等清掃経費の金額として計上させていただいているということでございます。
ですので、純然たる道路清掃、道路街路樹とか、いわゆる道路の緑化については、こちらのほうでは40ページのところに記載されている金額を積んでいると。それから、予算書の159ページのほうの道路維持の中には、本当に道路清掃、いわゆる清掃したことによって出てきた廃棄物の処理料とか、そういったものがこの道路維持の中に入ってございますので、そういった違いがございます。ちょっとわかりにくい説明になってしまいしたけども、説明としては以上になります。
◆安井一郎
だったら、これ道路等清掃と書かずに、この40ページの緑化の推進と維持、そういうふうに書いたほうが非常にわかりやすくて丁寧だろうと思うんですけど、概要に書かれていないから、この質問をしたので、今度、来年とかそういうのは、きちんと項目を分けて、わかるように書いていただきたいということだけ注文しておきます。
じゃ、次いきます。
概要の33番の河川等の維持管理、1)の用水場維持管理という部分について、用水場ってどこにある、何を指して用水場なのか、これを教えていただきたい。
◎工事課長
予算の概要の47ページの河川等維持管理の1番の排水場維持管理の件と、お問い合わせのことと思いますけども、板橋区には全部で排水機場が全部で9か所あります。大谷口北町とか仲宿、それから本町、小茂根、三園、高島平、大山金井町にそれぞれありまして、全部で9か所の排水機場がありまして、それに係る経費、維持管理に係る経費を計上しているものでございます。
◆安井一郎
わかりました。9か所あるということで、それを計上している。
じゃ、その下のユスリカの駆除についてお伺いします。
これも、1,000万余の予算計上されてますけど、実際に環境を調査して、このユスリカ対策の電撃殺虫器等が新河岸等にあるんですけど、必要な機材なのかどうか、これは土木部はつけりゃいいやで考えているんじゃないか。横断的に、例えば環境のほうから話を聞くとか、そういった概念で毎年予算計上しているからことしもつけましょうみたいに、1,000万からのものをつけてやっているところが、私にはちょっと腑に落ちないんですけど、実際にユスリカが本当に、いないとは言いませんよ、これだけ必要なのかどうかというところをちょっとお聞きしたいんですけど。
◎工事課長
ユスリカのご質問でございますけども、ユスリカについては。
○主査
すみません、じゃ、答弁は次のときということでいいですか。
お時間です。すみません。ありがとうございました。
◆かいべとも子
午前中に引き続いて、ちょっと途中で切れてしまった商店街の駐輪の件なんですけれども、商店街、どこまでしたかあれですけど、商店街などで、スーパー自身に駐輪スペースがあるにもかかわらず、道路のペイントのある歩道の部分に、スーパーの整理の職員の方がつきながら歩道に整然と駐輪をしているという店舗があるんですね。そこ、私も危険だなと思ったんですけれども、人もつけているしと思っていたところ、区民の方から厳しく苦情が、区にも恐らくいっていると思うんですけれども、要するにペイントもされているにもかかわらず、スーパーの店舗に沿った駐輪場に明らかにスペースがあるにもかかわらず、あえて道路の歩道部分に、そうですね、私もきっちり数えたわけじゃないんですけども、何十台も整然と並んでいる、やはり、大変危ないという。特に、その方は主婦の方だったんですけども、当然お年寄りが押し車を押しながら歩行したりとか、さまざまなそういう、どちらかというと、道路で守ってあげなきゃいけないような方々が大変危険にさらされているということで、区はどのように対応しているんだというご意見をいただいた。区にも恐らくお寄せいただいていると思うんですけども、その駐輪スペースをきちっと道路に確保してしまっているスーパーがあるんですけども、それについて区はどのような認識をお持ちでしょうか。
◎交通安全課長
まず、駐輪の対策といたしましては、大きく2つお考えいただきたいんですけれども、駅周辺の放置禁止区域とあとそれ以外のエリアというふうにまずお考えいただきたいんですが、まず駅に近いところですと、私どもが定期的に監視いたしまして、もし禁止区域に放置自転車があれば、そこに札つけをして、一定時間過ぎて戻ってきたとき、まだそこに放置されているようでしたら、もうすぐ撤去してしまうというのが1つ。
それから、そのエリア外のところにある、今の例ですと、店舗のところに置いてあるものというのは、すぐに持って行けないんですね。札つけはいたしますけれども、3日間、置いておかなきゃいけないということもございます。
今、委員からお問い合わせがありましたのは、恐らく後者のほうではないかなと思われます。また、委員がおっしゃられたほかのエリアの、駅近くの店舗のところでも、すぐ持って行く対応をしているんですが、今回の例でいいますと、もしかしたら駅からちょっと離れたところの店舗の前でということでありますと、私どものほうにも同じような、委員がご指摘されているところかどうか、ちょっとわかりませんけれども、ほかのエリアでも同じようなことが発生しておりますので、まず第一義的には、私どもは店舗のほうに出向きまして、そういった状況に関しまして、問題があるということで、もし中に駐輪スペースがあって、委員がおっしゃいますように、あいてるにもかかわらず、外に置かれているという状況であるならば、極力お客様をそちらのほうに誘導していただくというようなことを働きかけます。それが1点と、そこの部分が改善されないということでありますと、さらにその近辺の商店街ですとか、そういったところの会の役職の方にご相談したりとかという対応の仕方をしておるところではございます。
いずれにしましても、店舗の近くに駐輪している自転車の場合は、ほとんどがそのお店で買い物をしている間、駐輪するケースがほとんどでございますので、先ほど言いましたように、強制撤去をするエリア外のところですと、3日間、ちょっと私ども札をつけてから3日間は持って行けないものですから、そういうことで、逆にそのまま買い物されて帰ってしまう、札をもう外してしまって帰ってしまうというケースがあろうかと思います。
いずれにしましても、私どもはそういうお問い合わせがありますと、強制撤去のエリアであろうがなかろうが、それがもし続くというようであれば、まずはそのお店のほうに、私ども、こういう課題があるということで、公道にそういったものが、自転車が置いてあるとさまざまな危険をはらみますので、その辺のところの解消を働きかけているというのが現状でございます。
◆かいべとも子
あえて固有名詞は、商店街、出さないほうがいいかなと思って伏せているんですけれども、ちょうど私が役所に来る途中なので、自分も議員になって10年ずっと見続けてきて、これは警備員もつけているし、いたし方がないがないかなと思っていたところなんですけども、区民の方からのお声は、やはり危ないということで、確かに朝の通勤、通学、またお店に納品というと、人と自転車と車が行き交うときに、正直大変な、危険だなというのは感じています。
ですので、今課長が答弁されたような、何か注意喚起のようなものをつけている、札は私の知る限りではほとんどついていないんですね。ですので、できればもう一度、いわゆる商店街については、点検していただいて、区民の安全を図っていただきたいと思います。
やはり、商店も頑張っていらっしゃると思うんですけども、そこのお声があったところは、明らかにスーパー沿いのところはあいてます。3分の1ぐらいぱらぱらっと自転車があって、段差があるので、そこの部分でほんのわずかですけども、上げて置くことが恐らく利用者の方は面倒くさいんだと思います。それで、そこに警備員の方がもう一人ついてます。ついてるので、整然と並べてはいるんですけども、明らかにペイントの部分は潰してしまっているので、そういう区民のお声があったのは、本当にそのとおりだなと私も思いますので、今後、そういう商店街については、なかなか運営上難しい部分もあると思うんですけども、今お声のあったところは明らかに歩行者には危険な状況ですので、再度点検をしていただきたいと思いますので、ちょっと固有名詞は言えないので、ちょっとわかりにくいかと思いますけども、区役所近隣商店街ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
それとあと、区の放置自転車の罰金を科す場合に、すごく不公平感があるとか、そういう声をたまに聞くんですけども、当然場所や今の課長の答弁でいただいたように、エリアによっては重点地区じゃなかったりすると、放置されてて、そこはオーケーで、たまたま放置自転車の駅周辺のエリアにかかってるところについては、撤去され、罰金も取られという、区民にとっては大変不公平感を感じられているんですけども、その辺の区民への周知、例えば放置自転車禁止区域とか、もう少し明確になる方法があるのかどうか、ちょっと区民の方からそういうお声を何度かお寄せいただいているので、いかがでしょうか。
◎交通安全課長
まず、言葉の使い方なんですが、私ども罰金ということではなくて、手数料という形で徴収させていただいております。
今、委員がおっしゃいましたように、区民の方から、実は頻繁に私どもの職場のほうにも、同様のご連絡をいただくことがございます。確かに、先ほど言いましたように、駅周辺の、強制的に放置自転車を撤去するエリアとそうでないところ、なかなか一般の区民の方にはわかりにくいということもございますので、私ども、強制的に、重点的にやっていくところは看板等をつけて、皆様にお知らせするような形では対応しているところではございますけれども、なかなか気がついてくださらない。気がつく方というのは、大体持って行かれた方が、はっと顔を上げて見ますと、そこにそういう掲示があったというのは、後でお知りになるというケースがほとんどでございまして、確かに普通にちゃんとした駐輪スペースに自転車を置いておられる方にとっては、目にすること、余り意識することがないかもしれませんけれども、逆に、道路のほうに置いてしまった、先ほど来委員がおっしゃってますように、ほかの歩行者の邪魔になってしまったりとかという、そういったことを気にせずに駐輪してしまう方にとっては、なかなかちょっと目につかないのかな。
ただ、そうはいいましても、私ども、日ごろからそういう形で掲示物ですとか、あと機会あるごとに広報活動をして、お知らせはしているところではございますけれども、そういうお声があるということは、裏を返せば区民の皆様になかなか知れ渡っていないことであろうということもございますので、今後もより一層丁寧に皆様に周知を心がけていきたいというふうに考えております。
◆かいべとも子
ありがとうございます。
私たちは、エリアだとか勉強して差別化されていることがわかるんですけど、区民の方にしてみれば、自分の便利なところに置くという、勝手といえば勝手なんですけども、やはりそうなると、さっき言った罰せられたみたいな意識があるので、そういうお声が寄せられますので、どうぞよろしくお願いいたします。
あと、予算書の53ページの、今の自転車に続くんですけども、2の53ページの一番上の自転車等事務手数料、これは撤去の手数料だと思うんですけれども、これはあれですか、内訳はどういう形になって、丸ごともう4,000幾ら掛ける何台みたいな形なのか。
◎交通安全課長
手数料に関しましては、一般の自転車と、それからバイク等、金額が異なりますけども、基本的には、その単価は異なりますけども、それの掛ける何台というような形で計上してございます。
◆かいべとも子
わかりました。
そうしますと、積算根拠なんですけども、今区内で放置自転車の、余りよくないですけど、ワーストというのはどういう状況になっているんでしょうか。
◎交通安全課長
年に1度、板橋だけではなくて、東京都が主体的に駅周辺の放置自転車の実地調査をしております。10月の初旬でございますけども、日にちを決めまして、区内に限らず、都内、調査しているところでございますけども、区内に限って申しますと、昨年の10月の調査で一番放置台数が多かったのは上板橋駅周辺でございまして、224台でございました。ちなみに、前年と比較いたしますと、27年度と比較いたしますと、43台ふえております。2番目に多いのは、ときわ台駅周辺で203台、前年比ですと、26台減りまして203台と。それから、3位が成増駅周辺で187台、これも前年比で109台減っております。1位はふえておるんですけれども、2位、3位はそれぞれ減ってはおります。区内全域、各駅の周辺の全部を足しあわせますと、1,892台ございました。27年度は、2,569台ございましたので、マイナス677台という状況でございました。
◆かいべとも子
そうしますと、この677台というのは、駐輪場がふえて解決されたのか、それともほかに要因があるのかどうか。
◎交通安全課長
この要因というのは、なかなかちょっと調査しづらいんですけれども、1つは駐輪スペースがそんなに具体的に、物理的にふえているというエリアでも、全体的にふえてはおりますけれども、個別に、じゃ、ここが新たに開設されたからその分減ったとかという、なかなかそういう因果関係というのはつかみづらいものがございます。
また一方で、今年度から環状七号線の南のエリアで、一括委託という事業を始めてございます。そこが動き始めますと、以前と異なりまして、土日の撤去活動なども入りまして、そういった意味では放置自転車が減ってきてはいるのかな。特に、環七南エリアというのは、前年度と比較しまして、大きく減少しているというのは客観的な数値としては出てきているところでございます。
◆かいべとも子
今、課長からご説明あったように、やっぱり利用率は高いけども、なかなかスペースがないとか、課題はあると思うんですけれども、今一番、いわゆる駅周辺、区の中で、課題になっている駅だとか場所がもしわかりましたらお教え願います。
◎交通安全課長
先ほどご報告させていただきましたように、上位3駅がどちらも東上線エリアということもございますので、今後、区内全域で確かに放置自転車はございますけれども、特に東上線エリアというのは重点的に駐輪場の設置に向けて土地を探すなりなんなりしていかなきゃいけないエリアだというふうには考えてはおりますが、先ほど来申しておりますように、じゃ、ほかのエリアは全然ないのかといいますと、そんなことはございませんので、ある意味、今後も継続的に全域において、特に駅の周辺の適地を探していくという作業は必要だろうなというふうに考えているところでございます。
◆かいべとも子
今、課長のご説明あったように、三田線の本蓮沼駅の前に、平場に駐輪場がたしか去年ですかね、設置されて、前はそこは放置自転車の固まりだったところが、本当に一気にきれいになって、本当にいい方向に進んでいるなという感想を持っているんですけども、一番今、さっき課長がおっしゃった3つの駅が一番区としては、そういう環境の中では課題なのかなと思うんですけども、本蓮沼のように、狭いスペースでも今まで課題だったところが逆にとても条件のいい駐輪場になったりという例もあるし、また本蓮沼駅からちょっと離れたもう一か所の駐輪場については、ちょっと利用頻度が低いなと思うんですけども、ああいったうまくいっている駐輪場はいいんですけども、若干課題のある駐輪場は、きちっと事情を伺えばいいんですけども、客観的に見るともったいないなというイメージがあるんですけども、ああいった利用率の低い駐輪場に関しては、今後どのように区はお考えでしょうか。
◎交通安全課長
委員がおっしゃいますように、多くの区民の方が電車通勤、通学をされているという状況の中で、利用される方にとっては、駐輪スペースが駅の最寄りにあるのが、もうそれにこしたことはないというのは、我々も重々承知しておりますし、あと、統計的な数字を見ましても、駅から七、八分以上離れてしまいますと、利用率ががたんと落ちてしまうということもございます。なかなか、先ほど来申していますように、駅の駅近で適地がすぐ見つかるかといいますと、なかなか見つからない状況の中で、昨年使用料の改定をさせていただく中でご説明したんですけれども、家族で同時に申し込んだときの2台目以降の割り引きの制度がございます。そこのところ、駅からちょっと離れたところで、稼働率が悪いところには、今まで全部の駐輪場にその制度を設けていたのを、駅近のところはその制度をちょっと廃止いたしまして、駅からちょっと離れたところにだけそういう制度を導入いたしまして、駅から遠いところでちょっとあいてるところは、そういう2台目割り引きの方に極力利用していただこうという、そういう工夫は行っておりますので、まだまだ区内全域の放置自転車が多い中で、あと片や駐輪場の要望が多い中で、駅から離れた駐輪場を、じゃ、少し見直していくかということにはまだ至らないというふうに考えております。
◆かいべとも子
そういった中では、志村坂上の道沿いに、中山道沿いに、以前道路沿いにあった道路上の駐輪場を真向いのマンションの下に区が駐輪場を設置して改善を図ったところですけども、一瞬よくなったんですけど、また、今駐輪場を設ける前とほぼ同じぐらいに、また放置自転車がふえているんですけども、その辺区はどのような認識をお持ちですか。
◎交通安全課長
今、ご指摘のございました中山道沿いの志村坂上からちょっと下がっていくところ、あそこの部分というのは、暫定駐輪場という位置づけでございます。一応駐輪してもいいスペースではございますけれども、暫定ということでもございまして、利用料を徴収するという形はとっておりません。したがいまして、利用者にとっては無料で使えるということもあって、あちらのほうにどうしても流れてしまって、最寄りの有料の駐輪場の稼働率がどうしても悪くなってしまっているということもございます。
先ほど来申しておりますように、従前から暫定駐輪場を極力どんどん減らしていって、昨年は成増駅南の白子坂のところの暫定駐輪場を整備いたしまして、正式な駐輪場として整備いたしましたことしの4月以降、従来の我々が想定しておりました有料の駐輪場にするというような動きをとってまいりましたけれども、志村坂上の駐輪場周辺につきましても、近くにさらにもう少し有料の駐輪場を確保するのと同時に、その辺のところはちょっと整理していきたいというふうに考えているところでございます。
◆かいべとも子
確かに。
○主査
終わりです。すみません。
◆荒川なお
じゃ、午後も引き続きよろしくお願いします。
住宅政策についてお聞きしたいと思います。
これも、ちょっとこの間聞いていますし、住宅審議会の中でも少し質問をさせていただいているんですが、板橋区住まいの未来ビジョン2025策定のための区民アンケート調査、この間決算のときも少しこれは質問させていただきましたけれども、年齢別住宅に対する取り組みとして重要だと思う項目という中で、これは年代別になってて、20代が若い世代の住まい確保や家賃負担軽減への支援というところ、これ6割を超えてます。これは、ただ単に自分たちが若いからというだけではないんじゃないかなというふうに私は思うわけですけれども、それじゃなぜここまでこういうふうに求めているのかというところ、まず住宅政策課の考え、お願いします。
◎住宅政策課長
住宅政策課長です。よろしくお願いします。
委員お話のところのアンケートの内容でございますが、若い20代の世代の方は、そういった形で家賃負担軽減の支援を求めているところということでございますが、ほかの項目で収入に関するアンケートをとっておるんですが、そこのところで見えてくるのが、所得が低いところ、そういったところに1つまずは課題があるのかと思っております。
◆荒川なお
所得は低いと、これ、たしかありますね、300万円以下がかなり多くこのアンケートの中でもあるなというのは特徴としてあるんですけれども、ただ、じゃその若い人たちに長く住んでほしいということは、板橋区としても言っているわけですけれども、じゃ、そこに対しての具体的な、この間ずっと検討、検討なんですね。本当に、それだと、そのまま、じゃ住めなくなってしまうとかいうところもあると思うんですけれども、ちょっと具体的に何か、進展といったらあれですけれども、あるのかというところをお聞きします。
◎住宅政策課長
若い世代の方の低所得というところもございますが、住宅施策全般といたしまして、区に長く住んでいただきたいということで、今マスタープランの検討をしております。これまでも、検討するということでお伝えしていたところではございますが、特に若い世代の方に関しましては、多くほかの市町村から流入しているということも、人口ビジョンの中でうたわれております。そういった方たちの中で、もちろん学生さんも多くいらっしゃると思います。今回のアンケートの中では、学生さんとか、それからもう一方で働いているか、そういったところまでアンケートの中に含めてはいなかったんですが、そういった課題があること、それから、家族を持って世帯収入が上がった場合には、また区内にとどまっていただいているというところも一定見えてきておりますので、そういったところ含めて、またさらに詰めていきたいと思っております。
◆荒川なお
今、学生、あと社会人、場合によっては20代だと子育て世帯の方もいると思う。このアンケート結果だと、子育て世帯から暮らしやすい住宅支援というところも結構、47.7%だから、結構ありますよね。だから、そういう、もっと具体的に若い世代の定住化という、例えば学生、学生だと大学生だったら4年間ですよね。そういう問題のところもありますし、環境、人によって違ってくると思うんです。ただ、そういうちょっと細かい聞き取りというのを考える、今少し触れてましたけど、考えがあればお願いします。
◎住宅政策課長
今回、住宅対策審議会のほうでもお示しさせていただいた新しい切り口というところで、1つ上げさせていただいているところなんですが、板橋区として、ずっと住むなら板橋区、そういったところをキーワードに考えております。それから、これまでになかったところといたしまして、ライフステージと呼んで、世代ごとに世代に合った施策、そういったものを提供できないかということで、若者、それから子育て世帯、それから高齢者等ということで、3つのステージに分けてございます。それらに向けて、全庁的、横断的とよく言っておりますが、そういったところで全庁的な取り組み、それから住宅対策審議会の中で上げておりますが、そういったところで各団体さん、それから民間事業者さん、そういったところと一体的にスクラムを組みながら頑張っていきたいと考えております。
◆荒川なお
少し具体的というか、これからの分もあるわけですけども、例えばそれをいつ、これは2025ですよね、未来ビジョン2025ですから、あと8年か、あるわけですけれども、具体的にじゃ、目標としてどこまでに、何年までにはこういうところを目指すとか、そういうところまで見えてこないと、なかなか、将来わからなければ住みにくいですよね。そういう問題もあると思うんですが、そこについての考えをお願いします。
◎住宅政策課長
委員おっしゃられたところ、大変難しい問題でございまして、区の人口の動態ですとか、そういったところも大きく左右すると思います。またもう一方で、バブル期から考えても、まだ20年しかたっていないところで、そのころ見えていなかった課題というものも、現在見えております。そういったところを含めますと、現在のマスタープランの中では、直近でこれまでのマスタープランを継続して行っていくべきという考えている施策、それから中長期的に5年ぐらいをめど、それから長期的に10年から、それから20年ということで、基本計画、基本構想レベルで考えていかなければいけないということで上げておるところなんですが、特に世代に関して今後どうしていくかというところについては、人口ビジョンなんかも大きくかかわってくるところだと思うところなんですが、これからの取り組みとして、ちょっと長い時間かけて考えていきたいと思っております。
◆荒川なお
余り長い時間をかけると若い人たちが、若い期間ってどうしても短いので、やはり早くやっていかなければいけないと思うんです。
それで、現金給付は、この間の答弁でもずっとやらないというふうに言っているんですが、家賃、負担軽減するのに対して、現金給付をやらないという、そこが固定したものになってしまうと、やはり、こういうアンケートをとったとしても、なかなか実現の方向というのは遠くなってしまうのではないかと思うんですが、それについてお願いします。
◎住宅政策課長
これまでの答弁と同じようになってしまうんですが、現金給付といたしましては、区の施策としてやらない方向ということで考えております。ただもう一つ、これから人口がずっとふえていくというところも確実視されていない中では、今後空き家に関する問題ももう一方で出ております。そういったところの民間のストックの活用、それから区のほうでも、公営住宅等を考えておりますが、そういったところはまた高齢者とか、さらにセーフティネットと言われる部分、要確保配慮者などにも配慮する必要もございますし、またもう一方で、ネットワーク事業も絡めながら、確保の難しい方に対しては、区としてもいろんな取り組みをしていきたい、そのように考えております。
◆荒川なお
それが、いろいろ意見は、この間も聞いているんですけれども、この間からさんざん聞いてはいるんですけども、やはりそうすると、選択肢として、じゃ、住めなくなってしまうというところなんです。この間、区立住宅のことは議案でも出てましたけれども、唯一あったものも、それもあれも、いつだ、あと2年ぐらいですよね、なくなっちゃうんですよね。だから、そうすると、さらに住みたいと、そもそも選択肢がなくなってしまうんではないかなというふうに思うんです。だから、そういったところを視野に入れるのであれば、やはり現金給付というのは、どういうあげ方というのは、全員にはできないとは思いますし、例えば、ここ何年間か住んでて、次に住んでいる人とか、そういうちょっと少し限定されたものにはなるとは思うんですけれども、そういう方向性というのは、ちょっと再度同じことになるかもしれませんけれども、お聞きします。
◎住宅政策課長
やはり、現金給付というのはなかなか難しいかなという感想を持ってございます。また、区立住宅につきましては、あと3年ほどで全て返し終わるところなんですが、もともと区立住宅に関しましては、特優賃制度というものを使いまして、バブル期の中堅所得者層、そういったところを狙ってつくったところでございますが、最近のニーズといたしましては、こういった高い住宅を借りるよりも、財政的に余裕のある家庭にとっては買ったりとか、そういったことを考えたり、また区の中で工夫しながら住んでいる方がいらっしゃるのかなと思ってます。そういったところを踏まえまして、今マスタープランを考えているところでございますので、いろんな意見いただきながら進めてまいりたいと思います。
◆荒川なお
この間、議案のときも言ったんですけども、やはり買うとかあと工夫するというのは、それは選択できる人ができるわけで、そうじゃないからやはり家賃助成とか、そういうところになってくると思います。この間、住宅審議会でもやはりセーフティネットがやはり少ないというか、もっとあるべきだ、板橋区で、あるべきだという意見も出てましたよね。だから、そういうところをもっと踏まえて、もうちょっと広く何か選択肢ができるようにしなければいけないというふうには思います。
あと、その若者という点で、これもちょっと住宅審議会のところで少し触れましたけども、今実家にいる、まだ20代ぐらいだと結構いると思うんです、親もまだ現役世代だったりすると思うので。そうすると、実家にいるから、板橋区には、結構低所得な人ほど実家にいますので、収入が低いフリーターとか、非正規労働者である場合とかが。そうすると、住んでいるんですけども、住みたくて住んでなくなるという傾向があるかと思うんですが、それも、ちょっと前も以前も聞いたかもしれませんけど、もう一度お聞きします。
◎住宅政策課長
若者の収入が少ないことで、実家にいるケースというのが、やはり多少は見られるところでございますが、そうは言いつつも、結構板橋区に愛着を持っておられる方も一方ではたくさんいるということも伺っておりますので、そういったところのバランスを考えながら、また計画策定に進めていきたいと思います。
◆荒川なお
愛着を持っている方はもちろんいますけれども、一番何が言いたいかというと、選択肢がなくて、ただ単に実家にいると。そうすると世間的にはもう早く結婚しないのかとか、早く、何でいい年しているのかというふうになっちゃって、いづらくなってしまいますよね、そういうところに。だから、それだとやはり選択肢がなく住んでいるというんだと、住みたくて住んでないということになってしまいますので、そういう世帯にもアンケートというんですかね、どういう形でというのは、住宅政策課としては、それ世帯的に実家にいるとか、そういうのというのまでは把握できるものなんですか、アンケートをとるときに。ちょっと、それもすみません。
◎住宅政策課長
アンケートの中では、無作為抽出ということで、年代分けて考えて、アンケートをとっているところなんですが、その中の家族構成というところがございまして、同居している方の年代なども聞いてますので、一定程度把握はできると思います。
◆荒川なお
じゃ、把握はある程度できるというのであれば、全部は拾えないですし、なかなか難しい面はあるとは思うんですけども、声を聞けないことにはその後の把握というのはなかなかできないので、そこはしっかりと何らか今後やっていただきたいというふうに思います。
あと、このアンケートの中で、地域別にアンケートをとってますよね。例えば、高島平地区だと、ちょっと高齢者が多いとか、比較的働いている世代が多い地域とかも出てましたよね。今、たしかきょうこの時間やってると思うんですけども、この2階で、ちょっと事業名忘れちゃった、住宅相談事業をやってますよね、障がい者と高齢者と、あとひとり親家庭か、やってますよね。例えば、働いている人の世代とか、高齢者の世代とか、地域でこういう、どういう住み方があるのかというのは少しずつわかってきているわけですから、例えば出張相談みたいなもの、以前も提案しているんですけども、こうやってとっていながら何もできてないというのは、やっぱりもったいないと思うんですけれども、そういうことを実施する考え、改めてお聞きしたいんです。
◎住宅政策課長
今のご質問、板橋りんりん住まいるネットの件だと思います。こちらが、週に1回、3組ずつ、住宅確保要配慮者ということで、ご相談、事前予約制でやっておりますが、今のところ、大体1年半たったところ、応募といたしましては、大体お断りするまでの数まではいっていないんですが、大体の数でいきますと、150から200組ぐらいの間で予約いただいているところでございます。そういったところで、今後ニーズがすごく高まってきたり、区の事情としまして、本庁舎の中でやっていくのがいいのか、そういったところもあると思います。それから、新年度におきましては、これまで2階で行ってきたところなんですが、住宅政策課としても完全なバックアップ体制のもとということで、住宅政策課のところに窓口を移しまして、ちょっともうちょっと手厚いご相談に乗れるような体制をとっていきたいと考えてございます。
◆荒川なお
ただ、それだと同じ区役所の庁舎内ですよね。例えば、さっき言ったように、高島平だったら、高齢者がこの比率でも少し多いわけで、しかも高齢者だからなかなか遠いですよね、高島平とかだと、ここまで。だから、そういうのがあれば、大体、すみません、ちょっと事業名、さっき言われたのに忘れちゃったんですけども、余り知られてないですよね。知られていない中で、私の印象ではですよ、そこまで来ているわけで、もっと知らせる、もっと身近でやっているとなれば、それは自動的にふえていくものなんじゃないですかね。再度、お願いします。
◎住宅政策課長
行う場所につきましては、今後、ニーズなどもちょっと考えながら、ニーズが高まっていく中では、いろいろ考えてみたいと思います。ありがとうございます。
◆荒川なお
ちょっと時間が大分来てしまったので、ちょっと次のことも聞きたいんですが、すみません、先ほど石井委員からもまちづくりのこと、上板橋のこととかも聞かれていたんですが、この間、まちづくり特別委員会のほうで資料をいただきまして、この間の3月3日の合同意見交換会、上板まちづくりのやつ、それに私も行かせていただいたんですが、課長も来ていましたけれども、それで、この参加人数が、地権者が、1年前聞いたときは108人だったというふうに聞いているんですが、その後変わっていればわかりませんけれども、地権者の参加人数、これ資料をいただくと、全部10人台、20人いっていないんですね。この間も主催の、主催というか、URさんのほうに聞いたら、18人だったというふうに聞いているんですが、実際この人数、参加人数について、私からするとそんなに多いとは思っていないんですけれども、なぜ余り多く来れないのか、実際、ちょっと区の考え、それについてお聞きしたいんですが、お願いします。
◎拠点整備課長
区の考えというか、お声がけはしているんですけども、やっぱりどうしても、今の人数が現状、来る方は、ご関心を持たれて来られているという状況なので、引き続きお声がけはしますけれども、何か強制力を持って来させるような会議でもないので、そこはまちづくりの中心を担っている方に引き続き頑張ってやっていきたいと思っております。
◆荒川なお
人数計算でいくと、入れ違いになっているかもしれませんけれども、90人ぐらいの方が来れてないわけですよ。実際、この意見を交換する場というのは、これからまちづくりをやって、来年度、再来年度、先ほどの答弁だと具体化していくと。しかし、意見を、その権利者が今後どうしていくかという中で、互いに意見を出し合うというか、そういう場というのは、すごく貴重だと思うんです、あそこだけで全部できるかっていったら、もうそれは限界もありますけれども。そういう意味で、これしか参加していない中で、じゃ、計画だけが進んでいくということに対しての認識、そこについてお願いします。
◎拠点整備課長
ほかの地区、大山で例えますと、区のほうで年に2回ほどまちづくりの状況の説明会をやっております。上板橋についても、今後再開発事業のほうが認可をとるというような予定もございますので、どこかのタイミングで、地域の方にお声がけをして、区主催で全体の説明会、まちづくりの状況であったりとか、進め方について説明会は必要だと思って考えておりますので、それは余り遠くない時期に説明会のほうは開催したいと思っております。
◆荒川なお
それで、この間、この来ているメンバー、私も久々にこの間行ったので、毎回見ているわけではないんですけれども、なかなかこの人数の中でも、意見の一致というのは、少し参加されていたのでわかるかと思うんですが、意見の一致というのは、見えない中で、私からすると、そういう中で、じゃ、来年度、再来年度は計画だけは、ちょっとひとり歩きしているようにも見えるんですが、それについても考えをお願いします。
◎拠点整備課長
前回、直近に行われて、委員も出席していただいた会は合同意見交換会と申しまして、今までやっていた2.2ヘクタールの東と西、プラス近隣の方というような構成でございますので、ほかの会はほかの会で意見交換を行っておるんですけども、その会でほかの方の意見を聞くというのがもともとの会の趣旨なので、当然、我々としては、そういった少数の意見もああいうところで拾いたいと思ってますので、必ずしも割れているとか、そういうことじゃなくて、皆さん思っていることを正直に言っていただける貴重な場だと思っていますので、引き続きあの会については、区として継続していきたいと思っております。
◆荒川なお
それで、今回、上板橋については、もともとは2.2ですよね、0.5ヘクタールが今、この間の特別委員会の資料だと、検討継続地域という言い方になっているんですけれども、例えば1.7ヘクタールのほうだけ先に進んだとして、じゃ、0.5ヘクタールのほうは、余りというか、例えばちょっとここはどういうふうになっているかというのを私も把握し切れていないんですけれども、木造地域が多かったり、古い住宅が多くなってしまうというふうになると、ただ単に、じゃ、1.7ヘクタールのほうが変わったからといって、それが理由でどんどん住みにくくなってしまうというか、そういうことも、この間そういう意見もちょっと出てましたけれども、方向になってしまうのではないかというふうに思うんですが、それについても見解をお願いします。
◎拠点整備課長
残る0.5ヘクタールについても、そういう意味では、再開発の可能性を残しつつ、実現可能な事業仕様の検討を深めているということでございますので、何かそこだけ置いてけぼりになるということじゃなくて、今年度中には、事業仕様を含めて、区のほうも引き続き、この協議会のほうはサポートしてまいりますので、余りこの東のほうにおくれない形でまちづくりのほうは進めていきたいと思っております。
○主査
以上でお時間です。
◆大野はるひこ
引き続き、立体化に関する質問をさせていただきます。
まずは、補助第26号線が延伸をしますけども、それによって、残念ながらその沿線にかかった方々は立ち退きを余儀なくされることになり、店舗を営んでいる方もお店を別なところで営まなければいけないという状況が発生すると考えられるわけで、それの代替地として、ピッコロ広場というところを整備して、そこに住んでいただいたり、商売を営んでいただくようなことで進められているというふうに、私は認識しているんですけども、今、現状のピッコロ広場の現状と、今後の取り組みについてお聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
ピッコロ・スクエアの市街地再開発準備組合につきましては、クロスポイントとほとんど同じ時期に、準備組合が立ち上がっておりまして、あそこの主たる目的が特区のコアエリア事業と申しまして、燃えない建物をつくって不燃領域率を上げるというようなところが一番ピッコロ・スクエアの大事な事業の取り組みの一つだと思っております。
そうした中で、もともとあそこには、区がもっている土地と都の持っている土地がございまして、そういった土地を活用しながら、防災的な空間、広場であったり、そういったものも整備する予定でおりました。あわせて、不燃化特区で必要な方がいらっしゃれば、移転先、あるいは補助第26号線の移転先というようなところを想定して、事業のほうを進めてございます。
ただ、一方で事業とはちょっとスケジュール上合わない部分も出てきているのは、委員のご指摘のとおりでございまして、なるべくおくれない段階で再開発のほうは立ち上げていこうと思っておりますけれども、現状、エリアを広げたものからまだ1年も満たない状況でございますので、事業計画のほうは少し見えていない部分がありますけれども、何とか29年度中には、事業の方向性というのはきちんと出していきたいと思っております。
◆大野はるひこ
そうしますと、今、課長から準備組合というお話をお聞きしたんですけども、地権者の方も何名かいらっしゃるということで、その同意率みたいなのはもう満たしているということでよろしいですか。
◎拠点整備課長
ピッコロ・スクエアにつきましては、50名の地権者の方がいらっしゃいまして、今現在、準備組合に加入しておるのが44名、約88%になっております。ですが、これはまだ再開発を本当に進めていくかどうかというところの様子見の方もいる中での88%でございますので、これを都市計画事業に位置づけていく際には、再度都市計画の手続の確認というのをとりながら、事業を進めていこうと思っております。
◆大野はるひこ
ありがとうございます。
それと、先ほど来話が出てます駅前広場の整備なんですが、これも大山駅周辺、いろんな準備組合とか協議会とか立ち上げられていて、大山の駅前の広場の整備も、協議会とかそういった方々のご理解が得られないと、なかなか進まないと思うんですが、それの今の取り組みの進捗状況と今後の取り組みについて見解をお聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
大山には、幾つか地元で組織している会がございまして、駅付近につきましては、大山駅周辺のまちづくりを考える会ということで、大山の西側のほうの町会と東側の町会と、あと商店街が入って、駅前広場に必要な機能であったりとか施設などについて、意見を今重ねていただいておるところでございます。我々のほうも、事務局としてその会には出席してございまして、会においては、今年度中に会としての意見を集約いたしまして、区に提案していただけるというぐあいに伺ってございます。区といたしましては、そういったものを踏まえながら、駅前の基本構想ということで、駅前の概略規模だったり、そういったものの導入する施設、内容について取りまとめたものを、今年度中までに取りまとめて策定する予定でございます。
◆大野はるひこ
ありがとうございます。
平成26年9月に、事業候補区間として位置づけられて、その後、進むスケジュールとしては、社会資本総合整備計画へ位置づけられて、最終的には事業認可を得て着工というふうになるわけなんですけども、ここに至るまでの社会資本総合整備計画に一刻も早くなるための手段、取り組みについてお聞かせいただきたいと思います。
◎都市計画課長
これまで、東京都側から連続立体交差事業のそういった進む段階という中では、今検討候補区間というところに位置づけられてございまして、この間、社会資本総合計画に位置づけが次の計画だというぐあいに、都側から聞いておったんですけど、先般の都議会での建設局長の答弁でもありましたが、今は国のほうが新しい補助制度をつくるということで、都においてはその新たに着工準備に係る補助金を要望して、要望しつつ、さらに都としては事業化に向けて一歩踏み出すということなので、今後の次なるステージとしては、国庫補助金にその路線として、採択されたかどうかというところが、着工準備に係る補助金の結果だというぐあいに我々も認識してございますので、それはそれとして、都側の正式に一歩踏み出すというところがあったので、それはそれできちんと進んでいくんじゃなかろうかというように考えております。
◆大野はるひこ
ということは、東京都から国に対して、この大山駅の立体化に関する補助金の申請が出ているということでよろしいんですかね。
◎拠点整備課長
申請という言葉は答弁では使っていなかったんですけども、着工準備に係る補助金を新たに要望したというような答弁はございました。
◆大野はるひこ
それで、板橋区なんですけども、これ事業認可決定しますと、ある程度というか、板橋区にも負担金が生じてくるんですけども、決定してから財源を準備するというわけですと、ちょっと不安な部分があると思うんですが、こういった一歩も二歩も三歩も進んできているわけですので、板橋区としても、区の財源を確保していく必要があると思うんですが、その財源確保についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎拠点整備課長
当然、連続立体交差事業に係る事業については、多額な費用を要するところでございますので、自治体によっては基金という形で創設して積み立てて準備しているところもございますが、そういったところについては、財政部門とようよう協議しながら、必要な財源を確保していきたいと思っております。
◆大野はるひこ
ぜひ、お願いいたします。
次に、一方、ときわ台から上板橋駅付近も鉄道立体化の検討対象区間に入っているわけで、まず大山駅が起爆剤となって、これが実現できなければこの先はないというふうに考えますし、尾科課長も当時担当課長のときは、職を賭してでもこの立体化にかけていきますといっていたことは、いまだに私忘れませんので、ぜひこの大山駅の立体化が実現をした後に、こちらのほうも着手していただければいいかなと思うんですが、当初は東京都の方と、要望書とかを持って行ったときにお話をお聞きすると、板橋区さん、立体化はもうまちづくりが第一優先ですよ、まちづくりができていなければ、立体化なんかできるわけないですよとおっしゃられていたのが、何かここにきて、鉄道を横切る、例えばときわ台と上板橋区間ですと、3つの22、26、30号踏切に通じている、例えば補助239号線ですと、ときわ台のところを通っている道路と、あと補助86号は前野中央通り、そして補助244号線は上板橋のすぐ脇を通っている大きな道路なんですけども、こういった道路があかずの踏切という、ボトルネックでしたっけ、というのが非常に立体化をするための要因で大きくなってきているというふうなことで、こちらに関してまちづくりというか何か、それを解消するためには立体化が必要ですよということで、東京都も打ち出しをしている感じがします。特に、補助244号線の整備に関しては、事業実施時期との整合性を図る必要ということで、補助244号線は、途中で終わっていて、ごめんなさい、この地図を見ると点線になっているんです。補助244号線は、今行きどまりになっているんですが、今後、この予算書を見ると、新しい道路の新設道路には入っていないんですが、これは244号線というのは、今後どのように延伸されていくのか、予定がわかればお教えいただきたいと思います。
◎都市計画課長
補助244号線の鉄道の駅を含んだエリアにつきましては、優先整備路線ということで、昨年の3月に策定された優先整備路線に位置づけられておりまして、区のほうで取り組む事業というふうになっております。
点々の部分は、まだ一切そういう予定が入っていない部分でございまして、それについては、今は未定としかお答えできない。
◆大野はるひこ
ありがとうございます。
東上本線第26号踏切というのがあるんですけども、ここは特に踏切道あんしんプランに基づいて拡幅を検討していくというふうに示されているんですが、どのように拡幅というか、事業内容についてお示しいただきたいと思います。
◎計画課長
まだ、国交省から示されたばかりなので、踏切道の改善については、今後は国と東京都と調整しながら改善方法を調べていきたいと考えております。
◆大野はるひこ
最後に、ときわ台から上板橋駅付近の、まだ大山が実現できていないので早いんですが、やっぱりある程度、あとから追っかけてしていかないと間に合わないと思うんですが、このときわ台、上板橋付近の立体化に向けての動きというのも始めていかなければいけないと思うんですが、その取り組みについてお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
◎都市計画課長
今、都市整備部と土木部が中心になって、事業連絡会という、まちづくり事業連絡会というのをつくっているんですが、そちらの中では分科会等を立ち上げながら、関係、庁内の課とも調整しながら、話をしていこうということの話はしております。それに基づいて、具体的な取り組み等についても、決めていきたいというふうに思っております。
◆大野はるひこ
ぜひ、検討対象区間に位置づけられている区間ですので、大山も大変、すごく、物すごいスピード感で進んでおりますので、あとから追っかけでも構いませんから、ときわ台、上板橋付近の立体化に向けての取り組みもお願いいたします。ありがとうございます。
次に、すみません、地区計画について質問させていただきたいと思います。
予算の概要、45ページです。7番、地区計画の推進ということで、29年度予算、2,318万3,000円の予算がついています。このちょっと質問をする前に、まず地区計画とは何かということで、担当課のほうからこの「地区計画みんなでつくるまちづくり」という冊子をいただきました。これを、まず冒頭に街並みや住環境で困ったことはありませんか、次に、地区計画なら、まちのトラブルを防止し、よりよいまちづくりに役立ちます、次に、皆さんで地区計画をつくりませんかということで、見出しが出ているんですが、板橋区提案の地区計画、私、この間、都市計画審議会の委員をさせていただいて、幾つか板橋区提案の都市計画、地区計画というのも出されて、そういった質疑もさせていただいて、もう一つ、一方、住民提案の地区計画という2タイプあるというふうにお聞きしたんですが、まず地区計画とは何かというところから説明いただいて、板橋区提案と住民提案の違いについてお聞かせいただきたいと思います。
◎都市計画課長
まず、このパンフレットをつくったきっかけというのが、新河岸の二丁目の工業地域、あちらのほうで、工場を営まれている方たちが今後どうしていこうかということに基づいて、地元で話し合っている中で、地区計画という制度を用いて、自分たちのまちをどういうふうにしていこうかということを決めていこうとした取り組みと、あわせまして、その当時、中台二丁目のほうで、やはり町会長さんたちがすごく心配されていたんですが、ミニ開発がすごく進むということで、家がなくなってしまうとそこに小さい家がいっぱい建って困るねって話があって、その両方のことがほぼ同時に動いていまして、その際に区のほうで、後ほどまた説明しますが、提案制度という制度もありますし、もしくは区と一緒に進んでいけばということで、その当時、工業系のところにつきましては、産業振興課のほうで一緒に取り組んでいたもので、そこでは提案制度というものを用いないで、区と一緒に提案という形で動いたものがございます。地区計画自体は、もともといろんな都市計画があって、例えば用途地域もございますし、高さの制限とかもございますし、いろいろ都市計画の部分を街区単位で、きめ細やかな将来像というのをつくり上げて、それに向かってどういうふうな形でまちをつくっていこうかということで、ミニ都市計画みたいな感じのものでございます。
先ほど言われた制度でございますが、1つは区のほうが主体となって、もしくは住民の方たちと一緒になって、今、例えば大谷口とか若木で進めているようなまちづくり協議会、そういうものと一緒になって進める制度で、そういうものが1つございます。
もう一つは、提案制度と申しまして、これは地区計画に限りませんが、都市計画の提案を一定の要件がそろえば提案できるという制度がございます。ただ、これも住民の方々だけで全部できるわけではございませんので、区のほうのまちづくりに対して、コンサルタントの派遣制度とか、区のほうのアドバイスできる機会がございまして、そういうものを利用してつくっていただいております。
もう少し厳密に申しますと、都市計画法のほうで、16条の3に申し出という制度がございまして、これは条例をつくってやるもので、今、板橋区は条例を持ち合わせてませんので、区内で実施することはできませんが、大きくは3つの方法論が地区計画をつくっていく中にはあります。
◆大野はるひこ
ありがとうございます。
板橋区提案の地区計画ですと、割とスムーズにいく場合が多いと思うんですが、あと、住民提案でしたっけ、住民提案の地区計画ですと、なかなかうまくいかない場合が多いように思うんですね。そこで、このパンフレットを見ると、板橋区のほうでもいろんなアドバイスとか、いろんな相談に乗っていただけるということで出ているんですけども、途中で何かトラブルがあったりしますと、その対象者の方々の、板橋区の方がちょっと離れてしまうといったらおかしいんですが、ちょっと遠ざかってしまうようなこと、一般論としてなんですけども、どこの地域とは言わないんですが、そういった場合に、もう計画が、もう途中で一向に進まなくて、宙ぶらりんになってしまって、どうしましょうという地区というか、そういったところもあるんですね。そういった場合、地区計画を、悪いことするわけではないので、ご理解をいただいて進めていくには、どのように板橋区の皆様がかかわっていただけるのかなというのが疑問に思いますので、ちょっと質問させていただきたいと思います。
◎都市計画課長
今、おっしゃっていただいたのは、提案制度に基づく地区計画だと思います。提案制度というのは、やはり住民の方たちがより強い意志を持って、自分のまちをどうしていこうかというときに、やはり方向性が時としては違った方向に進むことがございますが、その中で、やはり住民の合意ということが大原則ですので、住民の方々でよく話し合っていただくということが原則なんだと思います。
先ほど、区のほうがかかわるという話を差し上げたんですが、実際には、その場合であっても、例えば大谷口でも、まちづくり協議会ということで、住民の代表の方たちが入って、その中に区が事務局的に入ってやってますので、結果としては住民の方々がその中でもし違う方向性に大きく動いてしまったときに、それを事務局が調整するというわけにはいきませんので、やはり皆さんでうまく話し合っていただく機会をつくり上げながら、取り組むことによって、まとまっていくことになると思います。
制度的には、違ったように見えますが、実際は合意形成ということで、ことしも大谷口の地区計画のほうのこちらのほうでご説明を差し上げましたが、その際もアンケートの結果がどうでしたかとか、いろんなご意見をいただいていますが、もともと地元の方たちがうまく話し合った結果で、まとめたものを結果として制度にのせてきていますので、そこはやはり重要なところだというふうに考えております。
◆大野はるひこ
結局、100%賛成という方はいないと思うんです、何をするにも。例えば、ちょっと不安だなとか思う方もいらっしゃると思うので、合意形成ということなんですが、ある程度パーセンテージがいけば、合意形成がされたというふうに認識するんですが、そこの部分が曖昧な部分があると思うんです。そこで、ちょっと悩んでいる、大谷口じゃないんですけども、一般論としてですよ。そこをちょっともっとクリアにしてあげないと、今やっている方々もちょっと動きようがないのではないかなということで、質問させていただいているんですが、合意率というんですか、どういうことが決定に至るまでのプロセスなのか。
◎都市計画課長
今まで、ほかの地区計画でも、区がもっと昔の部分でも、区がかかわった部分でございましても、都市計画の案の縦覧というものをして、意見をいただく機会がございます。地区計画の場合、2回そういう機会がございまして、そこで反対が出た場合については、地区計画がとまってしまうというのが実情です。
○主査
小林委員の質問ですが、冒頭にみどりと公園課長の答弁がありますので、お願いします。
◎みどりと公園課長
午前中、ご質問いただいたパークマネジメント策定についての予算でございます。平成29年度は、約でございますが、880万円を予定しております。
◆小林公彦
午後もよろしくお願いします。
まずは、先ほど私も荒川委員から出た板橋りんりん住まいるネット、聞こうと思って、ちょうど出たので、状況はわかったんですけど、これなかなかいい制度で、この辺は我々が一番、高齢者とか障がい者とかひとり親世帯とか、一番、現実相談を受ける世代というか、対象者といいますか、一番弱者の方ですよね。これ、制度は非常にいいんですが、結局、きょうちょうどこの毎週木曜日、13時半から16時半までやっているというようなことで、予約制ですよね。こういうのというのは、こういう問題が発生するのは、実際探しに行った不動産屋さんで発生するわけですね。ですから、その場で話し合える状況をつくらないと、なかなか速効性といいますか、後になるとなかなかこじれて、する問題が多いと思うんですけど、それに今後、ですからこの制度すごくいいので、制度を持続してもらうことなんですけれども、中身もう少し工夫できませんかね。
例えば、これに出ていますとおり、住宅政策課の職員と宅地建物取引士の、当然、宅地建物、宅建というんですかね、皆さん持っていらっしゃいますよね、これは、資格を。ですから、この住宅課の職員がかかわらないとだめなんですかね。こういう問題というのは、ある程度不動産屋さんにお任せしちゃったほうが情報も入るし、早く解決することが多いと思うんですけども、この辺の制度の微調整といいますか、ちょっとこれをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
◎住宅政策課長
りんりん住まいるネットでございますが、昨年の10月から開設させていただきまして、いろんなご相談をいただいているところでございます。先ほど、数については、申請ベースでございますが、2月現在で165件ほどいただいているところでございます。その中で、委員ご指摘のとおり、現場で恐らくいろんな課題が出ているかと思うんですが、それらに対しまして、現在のところ、相談窓口運営会議というものを行っておりまして、大学の先生ですとか、あと実際に窓口に立っていらっしゃる不動産団体の方、そういったところを集めまして、会議を行っているところで、そこのところでまだちょっとそういった具体的な相談があるといった内容は出てきてはいないんですけれども、それも一つの大きな課題と考えまして、ちょっとその運営会議ですとか、そういった支援協議会で行っているところでございますので、そういったところで議題としてちょっと考えてまいりたいと思います。
◆小林公彦
そのとおりで、もっともっと早く今度やってもらいたいぐらいで、いろいろなところから出た要望に対して、つくった制度だと思いますので、やっぱり適応しながら、非常に中身の濃い制度だと思いますので、まだまだ知らない人が多いので、これはホームページから、実際はカラーなんですけども、とったあれで、もっと指示していただいて、基本的に不動産屋さん行けば、皆さん知っているんですよね、この制度は。その辺どうでしょうか。
◎住宅政策課長
各不動産の団体さんにも協力をお願いしまして、ビラをちょっと置かせていただいたり、そういったことで周知を今現在しているところでございます。
◆小林公彦
よろしくお願いします。
それから次に、これぜひ今回お聞きしておきたかったんですが、水害被害の件で、昨年、集中豪雨といいますか、これはうちの会派としても、集中豪雨対策というのは、毎回重点項目といいますか、区に要望しているところの一つでして、今回、特に成増地域が非常に、私、ビデオを見させていただいて、あの状況を見たら、目の当たりにしたら、もっと大変な思いで、恐らく汚水ですから、悪臭とか、相当終わった後も大変な、また掃除したり、大変になって、もう畳なんていうのは1回あれ、においがしみついちゃいますとすごいんですね。私、子どものころ、実は今あそこの石神井川の本町地域、昔しょっちゅう水害がありまして、子どものとき記憶で覚えているんですけども、桜の木が一番多い地域、あそこがひどかったんですね。あそこも、国の制度で改修しまして、今ほとんど、ただたまに水がぎりぎりまで来るので、ちょっと心配な地域なんですけども、そういうのは子ども心に覚えていまして、今後は、ですからこれ見ますと、区としては、板橋区雨水流出抑制施設設置指導要綱、これ一応あるんですね。今回、これ見ますと、平成20年ですか、もっと前か、平成6年、23年前ですよね。このときできた制度で、これ実際生かされてないんじゃないかと思うんですけども、これも含めまして、いかがでしょうか。
◎都市計画課長
雨水抑制の制度につきましては、公共であります区役所が実際に実施する際に、一定量を決めて取り組みをしているものと、民間の、例えばマンション開発等のときに、その建物の地下ピットの部分をうまく活用していただいて、一時的に雨水を貯留するようなシステムもございますので、そういうもので毎年取り組みを進めているのが実情でございまして、一定の成果があるというふうに思っておりますが、ただそのためにマンションを建てさせるとか、区の施設をそのためだけに建てさせるというわけにいきませんので、建物ができる際、その際に合わせてそういうものの設置を強く要項等で求めているところでございまして、実際には多く実施されているところでございます。
◆小林公彦
ですから、今回の水害なんかは、民間の一戸建ての家とか、要するにマンホールがあふれた、汚水があふれてしまったという状況ですから、全部床下、一部床上もあったのかな、そういう状況でしたから。ちょっと、この問題は恐らく地元のうちの会派の別の議員が総括質問でもやると言ってましたので、これ以上、細かいことは聞きませんけども、今できること、下水というのは東京都ですから、皆さんに聞いてもいつやれるということは逆に言えないでしょうから、板橋区ができるようなことというのはどこの程度まで、ただ、私も聞いているのは、地域の人が非常に不安で、それからまたいわゆるピンポイントで来る集中豪雨が、今1時間に50ミリどころか、100ミリぐらい近く降る可能性も予想されますし、非常に不安がっているんですね。その辺の解消も含めて、どうお考えでしょうか。
◎工事課長
区でできることについてで、ご説明です。
委員おっしゃったとおり、基本的には内水型の氾濫でございますので、対応は下水道局が一義的には対応していただかなきゃいけないのかなというふうに、私どもは考えております。ただ、やはりそうはいっても、区のほうでできることということでございますので、区のほうとしても、今までも、従来からもさまざまな取り組みはしてきたところでございます。どんな取り組みができるかというのは、道路上に出てきた水について、いわゆる道路に降った雨水の処理がスムーズに下水道管のほうに行くというふうな施設を設けたりとか、そういった対応は区のほうでもしてきたところではございます。
それとあわせて、土のうステーションを設けたりとか、そういった対応で今まで区のほうの対応としてはございましたけども、実際にものとしては、道路に降った雨を速やかに下水に取り込むための雨水浸透マスの増設、横断グレーチングの増設、そういった対応をしてきたところでございます。
昨年の7月14日の大雨を受けて、大変成増のほうは被害が大きかったというような認識でございますし、今委員がおっしゃられたビデオは私どもも見てございますので、その辺のところは、下水道局と板橋区で力を合わせて対応していかなきゃいけないのかなというふうに考えてございますし、我々のほうとしては、やっぱり地元の区ですので、強く下水道局、方法については求めていきたいというふうなことを考えてございます。
◆小林公彦
それで、これだけ聞いておきますと、下水道局では、すぐにはいつとは言っていませんけども、いずれかは大規模工事とか、下水の、それの可能性はどの程度認識しているといいますか、区のほうへは報告あるんでしょうか。
◎工事課長
昨年、下水道局のほうで、経営計画2016という新しい事業計画を策定いたしました。その中に、ここの成増のいわゆる浸水被害があった地域を解消するための成増幹線という幹線になっている下水道管があるんですけども、その幹線を増強するというふうな計画を立てておりまして、その増強管を平成32年までに着手をするというふうに、そこに明記されてございますので、32年を待たずに区としてはできれば早期に着工してくださいというふうな要望を下水道局のほうにはしているところでございます。
◆小林公彦
平成32年というと、丸3年ありますので、3回夏を経験、この本当に嫌な季節をというか、雨、集中豪雨という意味では、非常に不安でしょうけども、何とか努力していただいて、要望を強くお願いしたいと思います。
次に、自転車に関してちょっと何点かお聞きしたいと思います。
今回、ちょっと交通のこれを、交通安全計画2020、これちょっと気がついたんだけど、普通2025ですよね、何でこれだけ2020なんでしょうか。普通、老朽化しても計画に、2025ですよね。この2020って、5年早まってますけど、何か特別な意味があるんでしょうか、これを聞きます。
◎交通安全課長
まず、この計画の名称でございますけれども、国の交通安全基本計画というものがございまして、それが大もとにございまして、都道府県でそれを受けて交通安全計画を作成しております。あと、市区町村もつくりなさいという指導の中でつくっておりまして、5年に1回改定しております。実は、今年度が初年度に当たるということで、周年の年が2020年に当たるということで、ネーミングにつきましては、交通安全計画の第9次に当たるものなんですけれども、今区全体のさまざまな部署で、さまざまな計画を作成する際に、区の基本計画のネーミングに沿った形でしましょうという方向性が出ておりましたので、2020と名前をつけたという経緯がございます。
◆小林公彦
わかりました。ですから、国の制度に合わせて板橋もということですね。よくわかりました。
今回、自転車に関していろいろインターネットで調べてみたら、昨年の12月に自転車活用推進法ですか、これが国で決まったそうで、ちょうど中身見たら、中身すごい濃い制度なんですね。この制度に対して、国の制度に対して、各都道府県、自治体がどういうふうに今後自転車活用に対しての、条例化なんですかね、条例化とまでいかないのかな、制度を変えていきなさいということですよね、簡単に言ったら。すごく大事なところで、何か全然マスコミでやらなかったので、自転車って結構生活に密着した一つの手段ですから、このころちょうどカジノ法をやってたんだよね、国では。ですから、カジノ法ばかりテレビでやってて、大事なこっちの自転車に関する法をほとんどやってくれなかった、これ余計な話なんですけども。それで、中身見たらちょっと濃いので、これ要するに自転車活用の推進を国、地方自治体の責務と位置づけたと。責任だということですね、国といろんなところが。自転車専用道路やシェアサイクル施設の整備を推進すると。結構細かくなっているみたいなんですが、とりあえず、課長はこの辺に関してはプロでしょうけど、これ、どういうふうに認識されているでしょうか。
◎交通安全課長
委員のご指摘のとおり、昨年12月に法案が通りまして、実は、私も委員と同様に、マスコミが意外に取り上げていないので、どうしてしまったのかなというふうに感じていたところではございます。
実は、明後日でございますけど、また3.11を迎えるわけなんですが、あの事故以来、石油に頼らない、あと健康にもいいということで、自転車の利用があの3.11以降、急激に統計的にも伸びております。そういった意味では、皆さん、自動車などに頼らず、近場だったらできるだけ自転車で移動しようという機運は盛り上がってきている中での法案の成立だったというふうに、私は認識しているところでございます。
ただ一方で、一昨年になりますけれども、道路交通法が改正されまして、その大もととなりましたのは、自転車がふえたことによりますさまざまな事故が発生しているというのを受けまして、自転車に対しても非常に厳しい罰則が規定されてきたというところもございまして、恐らく国としましても、その辺のところを総合的に判断いたしまして、国民の皆さんが自転車をできるだけ活用していただくのはいいんですけれども、国、自治体等が中心になって、一定のルールですとか、活用方法を検討すべきだという趣旨に基づいて、法案が作成されたというふうに認識しているところでございます。
◆小林公彦
それで、板橋区にはたしか自転車に関しての、ありましたよね。なかったっけ。自転車、これは、私の勘違いかな、わかりました。
今回の自転車活用法の中に、結構細かく出ていまして、板橋区としてはこれからまだ具体化していない状況だと思うんですけど、今わかる範囲で結構なんですが、例えば自転車専用の道路をきちんとつくりなさいと、自転車レーン整備要件みたいなのが書かれているんですね。最近、私も、ほとんど移動手段が自転車使ってるんですけども、すごくふえましたよね、自転車専用道路のいわゆる線引きみたいなのをやっているところが。だから、あれも一つの今回の国で制度の、改革があったので、それの一環かなという思いもしているんですけども、今のところ、区道に限ると思うんですけれども、自転車専用道路のレーンの予定はどの程度考えていらっしゃるんでしょうか。
◎計画課長
自転車道、専用まではいかないんですけど、自転車道につきましては、平成12年に計画をして、高島平から板橋の泉町まで高速下のところを自転車道として開放してございます。ただ、自転車道といいましても、高島平の不動通りのほうは、歩道と一体化した自転車道で、歩行者と自転車が一体として走っているところもあれば、前野町のほうではブルーレーンといいまして、我々は歩道の外側に自転車の走行レーンをつくっております。
この間、いろいろ、今交通安全課長からも話がありました法の改正があって、自転車は車両という扱いになっておりますので、歩道の中、混在で走るのはどうかというところもありますし、もう一つのほうでは、歩道が狭くて、どうしてもやはり、あと車道も狭くて、自転車ゾーンを設けられなかった、もしくは看板だけでやっているというところもございますので、そういったものを今検証して、新たな自転車道をどういうふうに活用していくかということの計画を立てようということで、今考えてございます。
今後は、その計画に基づいて、自転車道の環境整備も含めて、計画を立てていきたいという考えでございます。
◆小林公彦
先ほど、ちょっと私言い損ねましたが、平成15年3月に東京都板橋区自転車安全利用条例というのをつくりましたね。これを見てみますと、余り何か具体的ではないような気がして、ですから、これを改正して、例えばこれもですから、この辺も含めて国の自転車、今言った自転車活用推進法とあわせて、この板橋区の自転車の条例をどのように調和していくというか、それをどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
◎交通安全課長
今、委員がおっしゃられましたように、この条例はもう相当昔に作成されたものでございまして、目的にもございますけれども、交通安全がメインに出されております。今般、成立いたしました法の趣旨は、先ほど来委員がおっしゃっておりますように、活用の推進という部分に重点が置かれてございますので、そういった部分では、整合性を持たせたものに、必要がある部分については、改正を見据えながら、ちょっと検討していきたいと思います。あわせて、恐らく法を受けまして、東京都ですとか、そういったところでの動きもあろうかと思いますので、周りの都道府県ですとか、ほかの区の動きと見合わせながら、検討してまいりたいというふうに思っております。
◆小林公彦
この自転車活用推進法では、強制的に何かしなさいと言っているんじゃないんですね。今後、ですから地域に合った自転車活用法をいかにやっていくかに対しての提言といいますか、それに近いものだと思うんですね。例えば、今言った自転車専用道、これは具体的に相当やっていただきたいと思うんですけども、あとは災害時の自転車の活用、これは所管が違うので、またほかのところとあれしていただきたいんですけども、交通安全課として、災害時の絡み方といいますか、災害、どの程度所管同士のつながりを検討しているでしょうか、その自転車に関して。
◎交通安全課長
所管の部署とは、先ほど例に出しましたけども、3.11の時点では、道路が寸断される状況の中で、人の歩行だけではなくて、すぐに活用できる自転車の活用方法というのは非常に大きなものがあったというふうに聞いております。その辺のところで、所管の部署とは、頻繁にではございませんが、その辺の話し合いはしてきているところでございます。
○主査
では、所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。
なお、再開時刻は午後3時35分といたします。
休憩時刻 午後3時03分
再開時刻 午後3時34分
○主査
休憩前に引き続きまして、
都市建設分科会を再開いたします。
所管の予算について審査を続けます。
◆石井勉
あと1時間半ということで、よろしくお願いいたします。
何かそんなことやるんですけど、やはりこの所管は、男ばかりで、女性がいないような感じして、やっぱり職場なんだなと改めて感じているところでございます。そういう中で、質問いたします。
まちづくりの、尾科さん、まだ何もですね。
去年、高島平の
グランドデザインということで、花火上げて始めたんだよね、花火を。私、残念ながら見えるもの何もないんだよな、見えるものが。やっぱり、それだけ大きな、視点が大きいから、そういうふうに思えるのかもわからないけど、なかなか
グランドデザインといっても、板橋市場のほうまでいくのか、どこまでいくのか、どうなっていくのか、ちょっと私には何かどうなっていくのかなという、どういう方法でいくのかな、何をすればいいのか、何かちょっと見えるものないのね、正直な話。
今回も予算がとられているわけで、そういう中で、まちづくりの予算ということで出てるわけなんですけど、今回、約1,970万という、高島平地域づくりということで出てるんですけど、アーバンデザインセンター運営支援とか、またプロムナード基本構想策定再整備設計とか、いろいろ出ているんですけど、こういう予算というのは、今後どういうふうにしたら、何を使っていくのか、ちょっとその辺。
◎高島平
グランドデザイン担当課長
今回、平成27年10月に
グランドデザインを策定しまして、昨年11月に民・学・公連携のまちづくりを検討を実施していく、アーバンデザインセンター高島平を設置しておりまして、29年度からは、ある意味本格的な、いろんな企画ですとか研究、社会実験で、まちづくりの都市再生を進めていこうというふうになっております。
29年度の予算の1,900万のうち、現在、28年度からスタートしております高島緑地帯ですとか、あと、徳丸ヶ原公園、団地、けやき通り等を中心としたプロムナードとして再整備していくということの基本構想の策定を、まず先行プロジェクトしてやっておりますので、その2年目の策定までということで、おおよそ1,900万のうち約500万をそれに投入する予定になっております。残りの1,400万余りは、いわゆるアーバンデザインセンターの運営支援ということで、民・学・公連携の組織ということで、その中で一応2月、3月で、デザインセンターの運営役員会を今開いておりまして、その中で今固まりつつあるのは、1つがいわゆる旧高七小跡地を含む公共用地の整備、研究の準備会ということで、学の部分の方ですとかを含めまして、
グランドデザインで方向性を出した連鎖的都市再生とか民間活力の活用ということで、いろいろなヒアリングですとか、絞り込みをしていこうというのが1つございます。
あとは、先行プロジェクトの買い物弱者支援の検証ということを大学と一緒にやると。あと、幾つか、大東文化大学との連携による防災プロジェクトですとか、あと防犯、あとは、まちづくりのデザインスクールというようなものも開いていこうというふうになっております。
ただ、
グランドデザインはあくまでも一丁目から九丁目全体ですので、そういった意味では、旧高七小を含むところもそうですけども、今石井委員からお話あったように、六丁目の流通業務団地内のところについても、西高島平駅周辺のまちづくり、新高島平駅まちづくりの周辺の検討等をリンクさせながら、区有地でない部分がかなりありますので、関係権利者とも話し合いをしながら、私どものほうが旗振りをする、もしくはコーディネートしながら、庁内の各所管ともつなげながら、進めていって、高島平の都市再生というのに結びつけたいというのが見通しとしてございます。
以上です。
◆石井勉
わかりました。
やはり、せっかくこれだけ花火を上げているんですから、やはりまち自体を、大変にお年寄りが多いということで、活性化が難しい面もあるんですけど、やはり大きなまちなので、ぜひ活性化していただかないと、私も困るなと思って。
何か、地下鉄の三田線沿いを全部きれいにするんですか、何か。方向性あるんですか。何か、林があるところ。何かやるという話、その辺。
◎高島平
グランドデザイン担当課長
今年度4月から、プロムナードという散策路の再整備ということで、そのエリアどりが、東西の部分ですと、ちょうど高島通りと挟んで、北と南に緑地帯、区の持ち物、高島緑地がございます。あと、三田線の高架下の部分、あとは区道、一部URの敷地を含めて、散策路を再整備するということがありますので、その緑地帯についても、ゾーンを分けながら、今の、これまでの緩衝緑地帯という機能だけではなくて、いろんな潤いですとか、健康福祉とか、にぎわいというような視点から、一応再整備していく、その基本構想を今つくっているという最中でございます。
◆石井勉
わかりました。
最終的に、やはりどういうふうにしていくのか。いろいろ構想が余りに大き過ぎて、なかなか難しい面もあるんですけど、今後の構想と高島平をどういうふうにしていくのか、最終的にそういうものがあったら、ちょっと聞こうと思います。
◎高島平
グランドデザイン担当課長
高島平につきましては、高齢化が進んでいる地域といいながらも、団地以外ではかなり若い方を中心にふえているところでございます。そういった意味で、新たな高島平団地ができてから45年たった高島平が、あと二、三十年たてば、都市として更新する時期に迎えておりますので、そういった意味では、いろんな方の、多様な主体が中心となって、いろんな合意形成を図りながら、一方で庁内組織におきましても、全庁的な施策組織横断的な、横串を通して、そういった形で、いろいろなテーマ設定をしておりますので、そういった中でそれを実現していこうと、その未来ビジョンが
グランドデザインですので、それを実現していこうという強い思いで取り組んでいきたいと思っております。
◆石井勉
ぜひ、お願いしますね。やはり、すばらしい計画なので、せっかく花火上げたんだから、それに負けないように、ぜひ、私のほうからもお願いしておきます。
以上です。
次に、ちょっと区立住宅の、予算書の85ページ、収入のほうに、区立住宅の弁償金402万4,000円ですか。これは、何の弁償金なんですか。
◎住宅政策課長
区立住宅弁償金でございますが、退去時における修繕の退去時の退去者本人負担額の合計でございます。
◆石井勉
わかりました。そういうことですね、わかりました。
実は、今回の議案で、区立住宅が5つなくなるわけですよね、ほとんど3月で。3月で5つなくなるという話なんですけど、もう全員出たのか。まだ入っているのか。その人たちにどのような説明して、出ていただいているのか。それで、全部退去していただくのか、その辺のことをちょっと聞いておきます。
◎住宅政策課長
区立住宅、返還住宅、今回5住宅ございましたが、協議については2年ほど前から行ってございまして、退去の方と、それから継続して残られる方、民間住宅として残られる方と両方いるところでございます。
協議のほうは順調にいっておりまして、皆さんと合意形成がとれたところでございます。
◆石井勉
じゃ、今回3月でほとんど終わるんでしょうけど、全員が出ていっていただけるということでよろしいんですか。
◎住宅政策課長
先ほどもご説明したんですが、残られる方、区立住宅としてではなく、そのお部屋に民間住宅として、民間のオーナーさんのもとで残られる方もいらっしゃいます。
◆石井勉
じゃ、その補助は出さないんですね、今後、補助は。
あと、残りが4つですか。4つですよね、たしか。これ、あと3年後までに、これも全部廃止する意向ですよね、たしか。そういうのに対して、今からちゃんとしておけば何もないんですけど、ぜひその辺のことはちゃんと出るようによろしくお願いいたします。
今後、やはり区立住宅がなくなると、結構大きな、全部で200戸ぐらいあるんですか。もっと、あるのか、ちょっと知らないですけど、それほどありますよね。今回のことだけで113戸もあるので、だから、そういうものに対しての、今後何かほかに、今後のやっぱり課題として、やっぱりそれだけ、今回だって、新婚さんとか、支援事業とか書いてあるんだ、予算的には。いろいろ書いてありますよね、今回の予算でも。それがなくなって、今後どのような、何かそういうものに、これからもやはり、さっき荒川委員からも質問があったけど、若い人を初め、何かいい方法で、今後、またそれに対して、全部終わっても、何かやっていくつもりがあるのか、ないのか。やはり、若い人が、どんどんいらっしゃいといったって、なかなかそういうものがないと、またないものってあると思いますので、ちょっとその辺のところを聞いておきたいと思います。
◎住宅政策課長
まず、なかなか難しい問題ではございますが、ちょうど国のほうでも、住生活基本計画見直しを図っておられまして、また今年度東京都のほうでも、住宅マスタープランを見直しを行っているところでございます。
板橋におきましても、昨年度から検討入りまして、今年度、住宅対策審議会などを経て、来年度の住宅マスタープランの策定を目指しているところでございます。そういったところで、今後、区立住宅、当然なくなっていくところを考えていくものと、もう一つ先ほども述べさせていただいたんですが、民間のストックという問題がもう一つございます。それらにつきましても、民間のストック、ただ単に使えばいいのかと、そういうことではないところでございまして、民間の事業者さん、それから不動産団体さんなど、そういったところが興味を持つような施策を何とか区のほうでも提案し続けながら、民間の力をかりながら、そういったところも踏まえて、住宅政策として考えていきたいと、そのように思っております。
◆石井勉
これなくすと、それだけ予算が浮くわけですね、今度は、なくなるんだから、区立住宅が。だから、何かいい方法で、これをもうなくすのはやむを得ないと思うんですよ、これだけ、あれだったので、入る方が少なくなってきたということでしようがないと思うんですけど。それにかわり、これだけの予算を使ってきたので、数千万の予算を使ってきたわけですよ。そういう面で、今後やはり何かいい方法、たとえ半分でも、今まで使った、やはり今後、そういうものをしっかり認識して考えて、私はそういうことによって、やはりそういう生産者人口というんですか、若い人が入れるようなもの、私は、今後やっぱり課題として考えなくちゃいけないと思うんですよね。そういう面では、課長、自信持ってやっていただきたいと思うのね。もう一度、そういうもの、これから部長とかと会合して考えるとか、何かあるのか、ちょっとそれだけ聞いておきます。
◎住宅政策課長
本当に、委員おっしゃられるとおりで、若者に対しても、大変課題のある住宅施策だと考えております。そういったところを踏まえまして、今回、住宅マスタープランにおきましては、今までを踏襲する形だけではなくて、将来的に10年とか20年先を見込んだ、そういったところでも古くならない計画ということで、考えておるところでございます。そういったところで、組織横断的と何度も言っているところでございますが、庁内的にも横串を刺して、一生懸命頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞご協力をお願いしたいと思います。
◆石井勉
ぜひ、頑張ってね。やはり、若い子と、少し頑張っていただいて、入れていただいて、そういう子たちが入れるような場所づくりをしてあげる、それが板橋の前進になるし、そういうもので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次に、ちょっと、これはあれなんですけど、何か補助金の問題、ちょっと、見たら、コミュニティバスの補助金が今回、前回1,300万から今回790万に減っているんだよね、約600万ぐらい。これは何でこれだけ600万まで減ったのか。
◎都市計画課長
コミュニティバスの補助金につきましては、毎年、シルバーパスの補助金が時差があって入ってきておりまして、その入ってくる時差を見込んで、シルバーパスの補助金が実際に入らなかったときの満額で今までとっていたんですが、何年かやってきましたもので、その結果的にもうどのくらい入るというのが統計的に出てきましたので、その分のほぼ600万前後なんですが、そのサイクルを変更させていただいて、いつも決算のときに不用額という形で扱っていた部分を、もう見込み額として扱っていこうというふうに考えております。ただし、もしシルバーパスの補助金が入らないようでしたら、補正で対応するということで、財政部局のほうと打ち合わせしているところでございます。
◆石井勉
わかりました。
余り減っているので、急に、どぼんと減っているので、あれ、どうしちゃったのかな。国際興業がまけてくれたのかなと思ったんだけど、そうじゃないんだ。国際興業もしっかりしてるから、そんなことないと思ったんだけど、だから、そういうことなんですね。わかりました。
次に、ちょっと地元のことを聞いてみたいと思うんですけど、この間交通安全課長を初め、練馬区のほうに、私、その前に練馬区のある議員さんとまた都議会議員さんですか、板橋区の都議会議員、いろいろ懇談をさせていただきました。そのときに、練馬区側にその後行っていただいて、いろいろ話をして、要するに東武練馬の駅前の踏切、もう一つは要するに、向こうは市街地整備の事業をしていますよね。その件で、いろいろ私も注文つけられて、交通安全課長と計画課長が行ったんですか、2人で。それで、いろいろと議題が出て、したと思うんですけど、特に東武練馬駅前の踏切、どのような了解を、いい了解を得たのか、それとまた、もう一つ、拠点整備課長、計画課のほうでは、要するに駅前の境ですよね、途中までは、私だって一生懸命やってきました。広くなりましたよね、あそこの境が、東武練馬の、あの電車の見える公園からずっと道路が広くなったんですよ。駅前まで来るある一部の、あと50メーターぐらい、いまだに狭いのね。その辺ももう練馬区側に任せてやらせるのか、大分練馬区は怒っているみたいで。それで、そのときの話と、交通課として駅前の話、ちょっとその辺のこと、両方ちょっと聞かせていただきたい。
◎交通安全課長
東武練馬駅前の踏切の件でございます。
もう、かれこれ10年近く前に、委員会で採択されました陳情でございます。東武練馬のあそこの駅前の踏切の交通が非常に混雑している中で、交通規制をかけることによって、車の量を減らしてほしいと、交通安全、事故の発生を抑制してほしいという趣旨の陳情が採択されて、それ以来、さまざまな形で練馬区側とも折衝してきたところでございます。
前回の委員会でも説明させていただきましたが、それ以降も、練馬側と折衝を続けておりまして、今委員からお話のございました、ご紹介いただきまして、練馬区側の議員さんとも先日お会いしてきたところでございます。
従前は、練馬区側の今回の案件に対する相談窓口というのが、商店街の代表の方であったんですけども、今回、町会のほうに窓口を変更するという話を伺いました。私どもの得た感触といたしましては、基本的には、今回相談の俎上に練馬区側ものってくれるのかなと、少し前に、半歩前に進めるような状況になったのかなというふうに感触を捉えております。
今後、板橋区側の町会ですとか、商店街ですとか、そういったところに今回のお話をご報告するとともに、練馬区側の町会のほうの場にも、機会がありましたら、私どもが当初はオブザーバーというような形で入って、その辺のところを丁寧にご説明しながら、この案件の解消に向けて議論を進めていきたいなというふうに考えているところでございます。
◎計画課長
まちづくりのほうでも、練馬区さんとはお話をさせていただきました。委員さんご存じのとおり、東武練馬の練馬区側のほうは、まちづくりで地区計画をかけて、いろいろな道路の拡幅等を整備やっておりますけども、なかなか地区計画に合意していただける人がいなくて、計画自体がなかなか進んでいないというお話も伺ってまいりました。
特に、駅前あたりは、やはり商店が立地しているので、道路の拡幅については理解が得られなかったというところが多かったという話も聞いてます。前面道路は、二項道路になっておりますので、中心から2メーターセットバックしてという話もあったんですけども、練馬区さんはそれ以上の一方6メーター後退という、そういうまちづくりもやっていたので、なかなか理解が得られなかったという話もありましたので、今後は、ちょうど境の道路ということもありまして、主体は練馬区になろうかとは思いますけども、その辺で板橋区として、何かご協力できるところが、一緒にできることがあれば、一緒に検討していきましょうという、そういったことでの会議の内容になりましたので、今後は練馬区と連携しながらも続けていきたいという考えでございます。
◆石井勉
駅前の踏切の件は、一歩前に進んだということで、本当にありがとうございます。早く、あの解消に向けて、積極的に、必要だったら、私たちも協力しますので、一緒に、本当に安井委員もいますので、一緒に協力させていただいて、皆さんでいい方法で解決させていただければありがたいと思って、よろしくお願いいたします。
計画課長のほうには、もうほとんどあそこまで練馬区が6メーター増で、ほとんど途中まで来たわけですよね。あと、あれからこっちが、なかなか駅前までがなかなか難しい面があるんでしょうけど、せっかくあそこまで来たのに、駅前まで早くこういう計画的なものが出てきて、早くこういうものを、しっかり認識しているときはいいと思うんですけど、じゃ、また後で。
◆長瀬達也
じゃ、まず、ちょっと午前中に1点やった公園の関係の件なんですけれども、さっきちょっとお話させていただいて、1平米260万という計算だということなんですが、それで、ということは坪単価でいうと800万ぐらいになるんですよね。これって、坪単価800万って相当な金額なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、それで、今それをどうこう言っても内容が判断できないので、それについてはちょっと資料をいただきたいんですけども、こういう資料っていただけるんですかね。各4つありますよね。4つの内訳書みたいなものっていただけるものなんでしょうかね。
◎みどりと公園課長
トイレの設計については、営繕課のほうにお願いしていますので、土木と一緒で、積算基準に基づいてやっていると考えておりますので、その辺出せる資料を探しまして、後ほど提出させていただければと思います。
◆長瀬達也
わかりました。
実際、中見てみればわかるものもあるんでしょうけれども、さっきの地面を掘って、周り固めてみたいな話もありますけど、ただそれでも、ええ、そんなに金額かからないものなのかなと思うんですけど、やっぱり災害対応もあるので、その厚さとかももしかしたらかなり厚いものとか特殊なものでやるのかもわかりませんけれども、何か、それをやっぱり納得するためには、資料を見ないとちょっとわからないので、ぜひお願いしたいと思います。
◎みどりと公園課長
来年度予定するところではなくて、例えば28年度やったところの資料ということでお許し願えればと思います。
◆長瀬達也
わかりました。じゃ、よろしくお願いしたいと思います。
次に、自転車対策経費ということで、157ページなんですが、この自転車対策経費は、区を4分割して、一括管理をするということで、この運用が始まっているところではあるんですけれども、この運用前と運用後についての予算の違いというのがもう見えてきたのではないかなというふうに思います。当初、一括管理にする前というのは、一括管理をすると効率的になるんだというのは、これはコスト的に効率的になるのか、あるいは区の職員の事務ですとか、あとは管理側のほうの事務が効率化して、利用者にとって利便性が向上する、いろいろな意味合いでの効率というのがあるとは思うんですけれども、ただ、以前の話、この一括にしようという話の流れの中では、コストもやはりそれなりに削減ができるのではないかというような議論もあったかと思うんですよね。それについて、コスト的な意味ではどうなんでしょうか。
◎交通安全課長
一括委託のご質問でございます。
ご存じのように、今年度から環状七号線より南側のエリアが一括委託を導入したところでございます。まず、コスト面の違いという部分のご質問でございますけれども、大まかに言いまして、4つの業務に分かれておりましたのを、それぞれ別なところに委託していたものを、一つの事業者にという形に変わったわけでございますけれども、おおむね総額の、かかるコストは変わっておりません。
じゃ、具体的にどういったところで変化が見られているのかといいますと、まだ年度全体が終わっておりませんので、具体的なところまではなかなか申せないんですけれども、先ほど、午前中のご質問の中にもありましたけれども、撤去台数は環状七号線より南側のエリアというのは、従前よりも大幅に撤去の台数がふえているという、いわゆる効果が出てきております。
一つの理由としましては、今までは月曜日から金曜日までという5日間の撤去の稼働日でございましたけれども、一括委託以降は7日間対応しているということも1つございます。そういった部分では、一定の効果が出ているのかなと思います。
あと、まだ現段階で最終的には申せないんですけども、私どもが見込んでおりました誘導というんですかね、駐輪場のほうにぜひ使ってくださいということで誘導して、駐輪場の利用者数がふえるんじゃないかという部分を見込んでおったんですが、なかなかそこの部分は具体的な数値としては、まだ上がってきていないという結果が出てきております。
◆長瀬達也
この月曜から金曜までほぼ1週間全部というふうにしたという話なんですけれども、そこにかかる人的コストと、その従前の5日間の分というのは、これはイコールなんでしょうかね。それとも、全体はパッケージングして一括委託したので、それでコストが下がったので、要は全体の、人工と言っていいのか、人員の配置だとか、そうしたものが効率化されてこうなっているのか、それがわからないですが、というのは、従前は5日間やってたわけですね。2日間ふえて、金額が同じということは余りあり得ないんじゃないかなと。それなので、どこかでコストが下がっているという話なので、その効率化したところが一体どこなのかなというふうに思うんですが。
◎交通安全課長
先ほど来申しておりますように、まだ年度が終了しておりませんので、最終的な部分での考察というのができかねますけれども、今委員がおっしゃいましたように、単純に5日間だったものを7日間にすれば、当然そこの部分、人件費かかるであろうというのは推測できますけれども、4つの業務あったのを同じ事業者が請け負うことによって、人のやりくりというのは逆に今度は可能になるというのが1つございます。
それから、環状七号線より南側のエリアを受託した事業者というのは、自動発券機を導入したりとかいたしておりますので、その辺のところで、今までかかってた人件費が浮いたりとかという、そういうさまざまな要素がございます。
今回、一つの事業者に委託することによって、委託料1本で契約しているということもございまして、現段階では、今委員が知りたい細かい人の動きとかという部分では、手元にちょっと資料もございませんので、まだ最終的なお話はできかねますけれども、恐らく1つ、4つの業務を4事業者で受けてたものを一つの事業者で請け負うことによって、さまざまなそういう人のやりくり、それから自動発券機を導入したりとかと、今までなかったものが導入されたというのはございます。
あと、今回、プロポーザル方式によって、事業者を選定しております。ご存じのように、さまざまな提案内容がございます。そういった事業者の提案内容によって、事業者が決定したわけでございます。これだけの、例えば一つの例でいえば、先ほど言いました5日間であった撤去の日にちが7日間になったというのも一つの提案でございましたので、その辺のところで、この同じ金額でやりくりできるというのは、推測ですけれども、横の人のやりくりとか、そういったものが恐らく要因としてあるんではなかろうかというふうに考えているところでございます。
◆長瀬達也
わかりました。
そういうところでしたら、業務を効率化して改善していくというところでしたら、それは大いにやるべきところだと思いますのでよろしいかと思います。
あと、その中における人件費についてなんですけれども、恐らく総コストは変わらないとすると、やっぱりどこかで圧縮しないといけないというところもあって、さっきの自動発券機とかもありますけれども、そういうのを導入したからコストが下がっていくというのはわかるんですが、現場の担当者の人件費、シルバーさんに頼んでいます、シルバーさんは金額は一緒かと思うんですが、まずは、現場で働いている方、特にシルバーさんでない方、そうした方々の人件費については、何か区のほうから、ちゃんともちろんルールは守るのは当然なんですけれども、従前と違わないように、労働環境が悪化しないようにみたいな、そうしたお話というのはしていらっしゃるんでしょうか。
◎交通安全課長
今回、先ほども触れましたけども、プロポーザル方式で受託者を選定いたしました。現場で働いている方は、メインはシルバー人材センターを通じまして、会員の方に従事していただいているわけですけれども、受託者の正規職員というんですかね、そういった方たちというのは、いわゆる一般の企業の労働者という部分では、一定の労働基準法にのっとった形での対応がなされるというふうに私どもは理解しております。
◆長瀬達也
わかりました。
じゃ、実際にその中に、委託料の中に入っている人件費の部分というのは、なかなか見えないところでありますので、今、たしか社会保険労務士を入れてチェックをするというようなこともやっていらっしゃるかと思います。その環境が悪化しないように、しっかり労基はもちろん守ることはもちろん当然なんですけれども、それ以上に労働環境として適正適切なものになるように、区もぜひ取り計らっていただきたいというふうに思います。
あと、今、ちょっとお話が出ました、これは恐らくそうなんでしょうけど、自動発券機ですとか、いろいろな設備を投下していく、そのコストというのはその委託料の中にもちろん含まれるものではなくて、区が全部出していると、いろいろプロポーザルに合わせて、じゃ、ここは自動発券機がいいですねと、それなので、じゃ、自動発券機を、リースなのかわかりませんけど、じゃ、それ買いましょうというのは、区が別にお金を出しているという理解でよろしいんでしょうか。
◎交通安全課長
今のご質問、自動発券機は、区がこういったやり方がいいんじゃないかというふうなお話をしたのかどうかというご質問だと思いますが、全く異なりまして、その自動発券機にするかどうかというのは、プロポーザルの中で事業者から提案があったものでございます。ですので、自動発券機を設置するための経費を別建てで区が払っているとかということでは全くございません。
◆長瀬達也
わかりました。
それはよろしいんじゃないかと思いますね。そのプロポーザルの中で、枠内で効率化してやるというのは、非常にいいことだというふうに思います。
ちょっと、自転車のほうはそんなところでありますが、それで、次に、165ページの住環境整備事業経費、これの中の不燃化特区についてちょっとお伺いしたいと思うんですけども、不燃化特区につきましては、板橋区では2つやっているということなんですが、それで、他区の状況を見ると、結構不燃化特区として認められているところが複数あって、大田区とかそのほかの地域もそうなんですけれども、板橋区の場合は2つと、これ延べの広さというのはちょっと僕もわかりませんけれども、板橋がなぜこの2つになったのかということと、この選定過程みたいな、これはなぜ、ここになったのかというのをちょっと教えていただけませんでしょうか。
◎市街地整備課長
現在、板橋区におきましては、2か所、不燃化特区の地域としましては、大谷口の周辺地区ですかね、で行っております。
まず、その不燃化特区の、まず何で選ばれたかという要件でございますけれども、この地域に含まれる木密地域の最低、防災都市づくり推進計画に定められております整備地域は、延焼遮断帯で囲まれた防災生活圏を基本単位として指定しておりまして、地域の木造老朽建築物の割合が高い、45%以上では、不燃領域率が低いと、60%未満というような、そのような地域を不燃化対策が必要な地域ということで、板橋区の場合ですと、この大谷口の地域がということで東京都のほうから指定を受けたものでございます。
◆長瀬達也
わかりました。
あちらは、恐らく、こういうことなのかわかりませんけど、補助26号線もあって、後は立体化もあるので、その延長線上であのあたり一緒にきれいにしましょうかと、きれいにというか、今が汚いわけじゃなくて、今が木造の建物が多いということで、一緒にあの一帯をやりましょうかという話なのかもしれませんが、というのは、僕は思うのが、区内にはもっと木密地域はもっとたくさんありまして、仲宿もそうですし、僕の住んでいる赤塚新町もそうですし、各所に結構たくさんあるわけですよね。それで、じゃ、この不燃化特区、東京都に申請をして、それが認められるということなんでしょうけれども、板橋区としてその2つだけを候補として上げたんでしょうか。それとも、それで認められたのか。あるいは、東京都にもし、例えば仲宿もありますと、例えば赤塚新町もありますよみたいな話をして、幾つか複数の候補を上げて、東京都がそこで選んだのかどうか、その点についてはいかがなんでしょうか。
◎市街地整備課長
確かに、ここを上げる、不燃化の、上げるに至っては、失礼しました。
まず、大谷口の地域を先行実施地区ということでまず上げております。その後、大山の地域を本格実施の地域ということで上げております。そのほかの仲宿や赤塚新町のほうなんですけれども、そちらにつきましては、応募する段階で、そもそもそこの不燃化特区という形に応募はしておりませんでした。
◆長瀬達也
その理由を聞きたいんですね。何でそうだったのか。区内にはたくさん不燃化にしないといけない、不燃化特区予備軍みたいなのがたくさんあるわけなんですよね。それについてはどうなのかと。
◎拠点整備課長
前回の
都市建設委員会で報告した中で、新たな防火規制区域というものがあったかと思いますけども、基本はその防火区域で縛りをかけて、燃えないまちづくりをやるというような取り組みがまず前提にあって、その後に、さらにその中で、大山であったり、大谷口は不燃領域率、規制の中にあっても、さらにその不燃領域率が悪いというところの部分について、東京都に整備プログラムを使いたいという旨の申請を出してやっております。
大谷口については、不燃領域率と不燃化率という言葉があるんですけれども、当時、もうちょっと26号が認可される前の、大谷口も補助26号線の沿道が整備されているんですけれども、それよりちょっとさかのぼって、それ以前に、当時不燃化率、いわゆる建築年数の総数のうち、耐火建築物が占める割合が30%だということで、そういったところもあって、先に大谷口のほうが延焼遮断帯をつくる目的として、防災生活道路というものをコア事業として申請しています。
一方、大山については、不燃領域率ということで、道路と、あと市街地に占める耐火建築物の割合、そういったものを考慮したもので、まだまだ大山についても、不燃領域率が上がっていないというところで、それとあわせた道路、補助26号の道路整備というところとあわせて、特区の申請をしてございます。
◎都市計画課長
今回の不燃化特区の募集につきましては、最初、東京都のほうで一定の要領がまとまる前に、各区に問い合わせがございまして、その中で、まずは防災都市づくり整備計画に載っています整備区域に該当するところであって、コア事業、そういう例えば道路をつくるとか、再開発をやるとか、そういう事業に該当するところということで、それが選定の理由になっています。
○主査
それでは、再質問者が一巡をいたしました。
再々質問につきましては、残りの審査時間を質問希望者で割った時間が質問者1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おきください。
それでは、再々質問のある方は挙手願います。
質問希望者が7名いらっしゃいます。残りの審査時間が46分ですので、お一人当たりの質問時間は6分となりますので、よろしくお願いいたします。
◆安井一郎
さっき質問の途中のユスリカの件をお願いします。
○主査
失礼、そうですね、安井委員の冒頭で、工事課長からの答弁をお願いします。
◎工事課長
先ほどのご質問ですけども、ユスリカ対策の費用ということで、1,000万円程度、予算として積んでいるのかというようなご質問だったと記憶しているんですけども、ユスリカ対策については、電撃殺虫器の電気料、それから不用になった電気殺虫器を撤去する費用が含まれております。
石神井川、白子川、新河岸川沿いに電撃殺虫器を設けて、対策を行ってきたところではあるんですけども、委員ご指摘されたとおり、最近は石神井川以外には、白子川、新河岸川のほうでは、ユスリカに対しては苦情というのはすっかり減ってしまいました。それに伴って、電撃殺虫器も必要なくなってしまったということで、それでことし改めて予算を積みまして、電撃殺虫器を計画的に撤去すると、縮小するためにあの予算を積んだという形になっていまして、基本的には、今後は石神井川のほうに特化した形でユスリカ対策をしていきたいというふうなことを考えております。
それから、調査とかは、年に20回ほど、卵塊調査、卵、そういった調査を行ってまして、発生状況を逐次把握しながら対策をしているところでございます。
それから、資源環境部とかとの連携でございますけども、資源環境部のほうでは、石神井川とか白子川、新河岸川で水質調査というのをやっておりまして、その結果につきましては、工事課のほうに、調査ごとに送っていただいておりますので、そういった資料に基づいて、それも含めて対策をしているところでございます。
以上です。
◆安井一郎
よくわかりました。
もし、これで撤去費用とか、あとは卵とか卵塊の調査、お金を使われているというんでしたら、もう一歩踏み込んで、これ全部は余るかどうかわかりませんけど、昨年来騒がれているデング熱の発生が板橋区でも危惧されてます。そういう部分にもっと、ユスリカは人刺さないですよ。ただ、いっぱいいると嫌だというだけで、今普通の家庭は網戸があったり、空調が効いていますから、家庭の中に飛んでくることもないし、今後、街路灯のLED化が進めば、そこにも寄ってきませんよ。街灯は熱源を発しない、LEDですから。だから、大分住環境が変わってくると思うので、だから私はこの1,000万というのは、どうもお金が多過ぎるんじゃないかなと思って聞いたので、質問時間が短いので、申し上げておきたいんですけど、ヒトスジシマカとか、そういう蚊の対策、公園でデング熱対策、そっちの費用にも予算項目を使っていただきたいと、そう提案して私の質問を終わります。
◆かいべとも子
先ほどの続きで、志村坂上のところの道路沿いの自転車の置いてあるところなんですけども、結局あそこが無料でかつ撤去されないとなると、どうしても反対側のマンションの下に、1階にあります自転車置き場は、当然人間ですから、ちょっと渡っても無料のほうがいいですし、どうしても国のスペースとはいえども、無料のほうに偏ってしまうと思うんですね。ですから、せっかくマンションの下につくった区の駐輪場が生かされないように思うんですけども、利用率も含めていかがでしょうか。
◎交通安全課長
坂上の駐輪に関しましては、今委員のご指摘のとおりでございまして、無料で使える駐輪スペース、駐輪のための機械が正式に設置されているわけではないんですけども、撤去されないエリアがあるということであれば、人の情として、そちらのほうに自転車を置きたくなるというのは無理もない話でございます。
先ほども、若干触れましたけれども、坂上エリアで適地を、今候補が挙がっているところが実はございまして、そちらのほうがうまく地権者と話がまとまりまして、駐輪場として正式に設置できることになりましたら、そのタイミングに合わせて、縮小、廃止というような方向も見据えながら、対応してまいりたいというふうに考えてございます。
◆かいべとも子
情報として言える部分、言えない部分あると思うんですけども、駅にその新しい候補地は限りなく近いのか、それとも現在あるところよりも離れているのか、それだけちょっと教えてください。
◎交通安全課長
ちょっと予算も絡む話ですので、余り明確なことは、この場で、今の時点ではちょっと申し上げにくいんですけども、今の、先ほど来出ております暫定駐輪場はまさしく駅に近いところでございます。そこと比較いたしますと、若干遠くなるところを今選定中でございます。
◆かいべとも子
もちろん、区民環境からしたら、置けるスペースがあるということは当然いいことなんですけども、やはり納税している側の平等性からいくと、きちっとマンションの下に入れる人は有料で、駅に限りなく近いところに置くと無料というのはいかがなものかなと思いますので、ぜひその辺、駅に近い土地というのはなかなかないので、ご苦労が多いかと思うんですけども、よろしくお願いいたします。
あと、最後に三田線の西台駅のかわりの駐輪場、これは、ほかの議員もちょっと議会で質問していたんですけども、西台の従来の駐輪場ではなくて、今公園寄りのほうに仮設の駐輪場がありますけども、あそこが委員会でも図面が出て、よくごらんになったと思うんです。私も、以前課長にちょっとご相談した経緯があるんですけども、あそこをちょっと前向きにいくのかなぐらいのちょっと期待感があったんですけれども、従事されている方の、要は防寒対策ということで、対応していただきたいという要望というのがあったと思うんですけども、それはやはり変わらずに、あそこはそういうボックス等は置けないということで現段階はよろしいんでしょうか。
◎交通安全課長
別の議員からのご質問でも答弁させていただいたところでございますけれども、受け付けのための管理小屋というふうに私ども呼んでおりますけれども、目的がそもそも、その委員会でもご説明しましたが、定期利用者の受け付けですとか、あと金銭の授受ですとか、あと利用者の名簿を置くために管理棟を置いているということもございます。今回、西台高架下のところが、耐震工事が入るということで、西側の暫定駐輪場を設けた。ただ、あそこのところは、以前のところよりも相当置ける台数が減ってしまうということもございまして、管理棟を置くスペースを入れてしまいますと、さらに自転車が置けなくなってしまうという、一方で、東側のダイエー裏のところに、西台の東の駐輪場がありまして、そこには管理棟があって、2年間という間でございますので、そこで西台高架下の部分の受け付け業務等を一緒にやってもらうという趣旨で、今回の暫定駐輪場のところに管理棟を置くという選択肢というのはなかなか厳しいのかなと。
ただ、それ以外の手段として、現地で働いていらっしゃる方たちの、特に冬場、非常に寒い中、今まで管理棟で暖をとれたというところから、そうでなくなってしまったという部分では、例えば、一つの方策としましては、お一人当たりの勤務時間ですとか、その辺のところを短くしたりとか、ローテーションをうまくやっていくとか、ほかにもさまざまな方策があろうかと思いますが、その辺のところは、
シルバー人材センター、委託先としましてはシルバー人材センターになりますので、そちらの事務局と密に調整をしながら、対応してまいりたいというふうに考えております。
◆かいべとも子
わかりました。
先日、ほかの委員から質問が出たときに、ちょっと含んだ答弁だったので、改善されるのかなと思って、再度確認した次第です。
今後、最後に、駐輪場の課題と、もし区としてこんな対策をと、もし考えているのがあれば、お答えください。
◎交通安全課長
西台に限らずというふうに、私、受け取りましたけれども。
○主査
終わりですね。ありがとうございます。
◆荒川なお
すみません、先ほど上板橋駅周辺地区のことで質問させていただいて、ちょっと続きになるんですけども、本来都市計画決定は2.2ヘクタールですよね。それで、検討継続地域と、ほかの1.7ヘクタールのところ、これ、私もこの合同意見交換会出てて、先ほど答弁もありましたけれども、そうであれば、最初から分ける必要はないんじゃないかというふうに思うんですけれども、ちょっとそこについて、何でこれやっぱり分けているのかというところ、それもお願いします。
◎拠点整備課長
都市計画を決定する際には法定要件はないんですけれども、今度は事業の認可をとる際には、同意率というのが必要になりまして、それは権利者と土地の面積の割合になりますけども、全体としてそれを入れるとパーセンテージが下がると。これまで検討した中では、街区分けしてやったほうが、事業としてはそもそものまちの課題の解決という意味では、スピード感を持って対応できるので、街区というか、工区分けをしております。
◆荒川なお
だから、確かにそれは分ければ、計画をやりたいと、開発をやりたいという人は多いところに集中すれば、そういう結果になるのかもしれませんけども、そうすると、数が大きいほうの声に押されていってしまう。結局、そうすると全体でやっぱり合意が必要だと思うんですけれども、結局そうならなくなってしまうんじゃないですか。そういう問題というのは、やっぱり残ってしまうんじゃないかと思うんですけれども、それについての認識をお願いします。
◎拠点整備課長
まず、我々は開発をやっているのではなくて、地域の課題である、そういった消防困難区域の解消のために、駅前広場であったり、道路、そういった方、当然大山と同じで、駅前広場に建っている道路に係る方の移転先、生活再建が必要だということで、再開発ビルをつくって入ってもらいますので、何か急いでやらなきゃいけないというんじゃなく、急いでやらなきゃいけないのは、そういった地域の課題を解決するために急いでやっているので、何か開発を急いでやっているわけじゃないので、そこは合意形成が進んだ段階のところから順次進めていくことで進めております。
◆荒川なお
だから、なかなかこの間見て、じゃ、そこのままだと、住みたくないと、そこに、それはそれで選択肢としてあるのかもしれないですけど、先ほど住宅のほうでも質問させていただきましたけれども、それによって、じゃ住みたくなくなっちゃうということが出てきてしまうということが本当に住みたいまちを目指す板橋区としていいのかというところ、それについて答弁を求めます。
◎拠点整備課長
すみません、住みたくないというか、危ないまちを改善するのが我々の仕事であって、だから住みたくなるんであって、今のそういった計画をきちんと進めれば、さらに住みたい人たちがふえるということで、我々はそこを目指してやっております。
◆荒川なお
ちょっと時間がないので。それで、あとこの間、合同意見交換会の中で、今度はビルが、まだ何階建てというのは今のところ、この間だと27階建てと17階建てというのが出ていますけれども、合わせると350世帯でしたっけ、ちょっと今、すみません、資料ないんですけれども、それができますよね。それで、以前にこの問題について、決算のとき、私質問しているんですけれども、350世帯分あるわけですから、近隣から転居とか、そういうことはやはり想定できるんじゃないかと、私では思うわけですが、近隣からの転居などは想定していないというふうに課長答えているんで、そのときはですね。やっぱり、想定しないでいいって言えるというのは、これどうしてなのかというところなんですけれども、お聞きしたいんですが。
◎拠点整備課長
すみません、どういった質問の中で、近隣からの転居は想定していないというのが、すみません、ちょっと記憶が定かでないんですけど、新たにできる再開発ビルに、近隣の方から引っ越される分には、別にそれを拒むものでも何もないので、ぜひそういった方でも、委員も含めて引っ越していただければと思います。
◆荒川なお
私は知りませんけれども、すみません、ちょっと時間がなくて、なかなかあれだったんですけど、そのとき聞いたのは、例えば学校とか保育園とか、ビルがぼんと建ってしまえば、そこだけ子育て世代とかも、ほかの地域とかでは住んでいるわけですよ。住むのはいいけども、じゃ、その生活に必要なものといったら、保育園とか学校とか、必ず必要なわけですけれども、そういうものが近くにない、つくられていないという状況があったときにどうするのかというところ、そういう考えを、全庁的な検討が必要だと思うんで、それについてもこの間聞いたんですけど、そういう検討というのは、半年たったんですが、されている、されていれば、その内容を教えてください。
◎拠点整備課長
今の予定では、この再開発の区域の中に、民間による公益施設ということで、そういった子育てやらとか、あと高齢者のための施設というのは検討しているところでございます。
一方で、庁内ではこういったものについて情報提供してございますので、個別具体的、どこがどういうぐあいで検討しているかというところまではちょっとつかんでいないんですけども、当然ある一定の割合で住戸を整備すれば、当然子育て世代であったり、ファミリー世代が入ってくれば、そこにそういったところがある程度の数でふえているというのは、それはこの上板に限らず、どこの事例でもそう予定しておりますので、それをもとに、そういったところの所管しているところで検討は引き続きしていっていただけるんじゃないかと思っております。
◆荒川なお
そういう一体的な議論というのは必要なのに、それが見えないわけですよ。だから、ほかの地域とかでも、開発って、まちづくりだけが、言い方がまちづくりとなってますけれども、住居とかビルとかが建つことだけを先行しているように見えるわけですから、そうならないようにする必要があると思うんですけれども、それについての、今ちょっと答弁がわからなかったんですが、それについて聞きたかった。
○主査
おしまいです。
◆大野はるひこ
万全な備えの安心安全、これ、安全が先に来ると思うんですけど、安全があって安心があると思うんですけども、ここのページの、予算の概要の44ページの28番、非木造建築物耐震調査助成ということで、8億900万から、これ多分28年度の予算が多分持ち越しで来ていると思うんです。決算のときにお聞きすると、決算でしたっけ、とにかく数字が横移動していると思うんですけども、これ、既に右側を見ると、もう15件とか16件、多分対象建物は判明していると思うんです。これは、沿道の緊急輸送道路の耐震化に向けての予算と取り組みになると思うんですが、このままいくと、また30年度も持ち越しになると困るので、29年度、どのような取り組みをされていくのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎市街地整備課長
28年度は、非常に大きなお金を残すという形になってしまいました。29年度につきましても、アドバイザーの派遣、そういったところで、今区が行っている助成は、国あるいは都含めまして約9割ほどの助成となっております。そのあたりをしっかりアドバイザーのほうにもアピールしていただきながら、合意形成を結ぶように努力してまいりたいと思っております。
◆大野はるひこ
これは未耐震ですから、耐震補強しなければいけない建物であって、以前お聞きしたんですが、東京都のほうでこういった未耐震の建物に対して、行っていない建物は、何か広告というんですか、公に、表に出すようなことを聞いたことがあるんですが、こういった対象となる建物というのは、それに該当するのかしないのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎市街地整備課長
未耐震の建物ですけれども、未耐震であって、耐震診断を一切行わないという場合においては公表ということになると思いますが、今現在板橋区においての建物につきましては、全て耐震診断までは完了しておりますので、今後は耐震診断後の耐震の計画、それから実際の耐震補強の工事というふうに移っていっていただけるように、先ほど申し上げたようなアドバイザー派遣の制度等を活用しながら、アピールさせていただきたいと考えております。
◆大野はるひこ
76ページの126番に、建築物耐震改修工事助成金ということで、平成28年度は13億8,700万円だったのが、29年度予算では7億9,200万円ということで、5億9,500万円のマイナスになっているんですが、これは、この要因というのは、先ほど質問した非木造の耐震助成の関係とか、そういった、あとは43ページ、27の木造住宅耐震化推進とか、そういった耐震化に関する経費が減額されているということでよろしいでしょうか。お聞かせください。
(「76ページです」と言う人あり)
◆大野はるひこ
予算の概要76ページです。126番です。76ページ。
◎市街地整備課長
こちらにつきましては、昨年度計上して、できなかったものをことし計上、そのまま残ったものを計上したものでありますので、数字的にはこの形で押していく形になります。
◆大野はるひこ
ということは、このマイナス分というのは、昨年度完了した部分が減額になっているということでよろしいわけですね。お答えいただけますか。
◎市街地整備課長
そうです。マイナスになった分というのは、去年完了した分は件数からすると、なっているということです。
◆大野はるひこ
終わります。
○主査
次に、小林委員なんですが、その前に交通安全課長から答弁の訂正があるということで、お願いします。
◎交通安全課長
先ほどの委員からのご質問で、国側の自転車活用推進法を制定した後、東京都がまだ動きがないようなニュアンスでお答えいたしましたけれども、確認しましたところ、先月2月に、もう既に東京都の条例を改正しておりましたので、訂正させていただきます。
◆小林公彦
ですから活用法を、早く板橋区も活用していただけるよう、よろしくお願いします。
最後、残りの時間で、ごみ屋敷の件、これもいい回答はないとは思いつつも、区民から猛烈なアピールがあるものですから、結構今、うちの地域でも、どこのまちとは言えませんけども、老朽化がないんですね、老朽化がないのにごみ屋敷だと。ですから、どこでもくくれないようなところがありまして、ただ周辺に行ってみますと、悪臭等が、周辺の人も不動産価値がもちろん落ちると、周辺の方は。これは、どこからやっていいかという、わからない問題もあると思うんですけど、ただ行政が無視するわけにいきませんから、もうそういうことも相談といいますか、とりあえず相談を受けていただきたいんですけれども、それも、要するに課長のところでよろしいんですね。そういう問題も含めまして、とりあえず。
◎
建築指導課長
委員のおっしゃいました、恐らくその家屋が健全であって、いわゆる廃棄物がその庭等に堆積されているという物件だと思うんですけれども、こちらにつきましては、今、私どもが進めている老朽建築物等の対策計画及び条例について、この部分については、家の老朽化がないという部分がございますので、一定の今基準を定めて特定認定ということを進めている最中でございますけれども、現在のところ、その要件には当たらないというような物件になると思います。
ですので、今現在、ごみ関係、廃棄物の関係につきまして、それが果たして廃棄物であるのか、その方の私有物、所有物であって、廃棄物という認識がないというふうな、持たれている場合もありますので、そういう部分について非常に難しい問題があると思います。
相談の窓口と、今いたしましては、老朽建築物等が絡んだものにつきまして、部分につきましては、私ども建築指導課のほうで今相談窓口としてやっておりますが、家が健全であって、廃棄物のみ家の中のいわゆる敷地内に堆積されているというものにつきましては、現在直接的にこれをちょっと所管するというところが今のところないというのが現状でございます。
ですので、今後、これ課題といたしまして、私ども今老朽建築物の対策検討会議というものを庁内でやっておりますので、その中でも一つの検討課題として上げさせていただきたいというところで思っております。
以上となります。
◆小林公彦
難しい問題だと思うんですけど、あらゆる、いろんな人がいるので、本人を差別しちゃいけませんけども、持ち主を。ちょっと変わった人なので、とにかくご本人は。難しいとは思いますけども、そういう人も含めまして、ごみの問題も含めて、よろしくお願いいたします。
それから、あと1点は相続の空き家問題で、東京都がNPOとかと、あと東急電鉄とかミサワホームに委託してその窓口を設けたというんですが、これもぜひ活用していただいて、あらゆる、要するに意識啓発、これをやっていただいて、自分で自分の家に関して何とかすると、そういう方向性は今後強めていただきたいと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
◎
建築指導課長
委員のおっしゃいますとおり、さまざまなやはりチャンネルを持つというのが、維持管理の啓発をしていく一つのやはり大きな要件ではないかというふうには考えております。大きな流れでいいますと、除却することと、利活用していくこと、あるいはいろんな相談窓口等も含めまして、いろんなチャンネルを持って、あらゆる角度から多角的にやはり対応していくというのが空き家問題あるいは老朽建築物の問題になると思いますので、そのあたりは、東京都さん、始めたことにつきまして、いろいろ研究させていただきまして、区としてどういうふうな連携ができるのかというのは検討させていただきたいというふうに考えております。
◎住宅政策課長
今、委員のお話ですが、東京都の今年度から行っています利活用の円滑化のモデル事業の件だと思います。こちらのほうも、住宅政策課でも情報を得ておりますので、建築指導課とも連携をとりながら、空き家の利活用については一緒に頑張ってまいりたいと思います。
◎
建築指導課長
今、委員のほうからお話がありました制度につきましては、既にパンフレットを住宅政策課のほうで、既に配布をしております。ですので、そのような制度を活用しまして、空き家の現状につきまして、進めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○主査
それで、すみません、先ほどかいべ委員のご質問に対して、交通安全課長の答弁をちょっと切ってしまいまして、あと荒川委員の質問のご答弁の拠点整備課長のお答えも時間でということだったんですけど、一言ずつご答弁いただいて終わろうかと思うんですけれど、よろしいでしょうか。
皆さん、よろしいですか。
(「まだ石井議員が」と言う人あり)
○主査
ごめん、まだでした、失礼しました。ごめんなさい。
◎都市計画課長
先ほどの石井委員からのまちづくりで道路が広がらなかったということですけども、やはり練馬区のまちづくりということもありまして、板橋区が最大限ご協力できればよかったんですけども、練馬区の中に板橋区道があったりだとか、やっぱり区境の道路に関して、区境のまちづくりに関しては、やっぱりその辺の両区の協力が、親密でないと進まなかったということがやっぱり一番の大きな原因だったと思います。そういったところも踏まえて、これからはまちづくり、区境のまちづくりに関しては、連携を密にしてやりましょうということでの体制であったので、今後はそうしたことを進めていきたいと思ってございます。
◎
土木部管理課長
すみません、ちょっと計画課長の補足をさせていただきますと、私ども管理課としましても、道路管理者として、練馬区の道路管理者とここちょっと今までの経緯をおさらいしながら、協議を進めていく手はずを今整えておりますので、また4月に入ったら協議を開始したいと考えております。
◆石井勉
前向きな答弁、よろしくお願いします。どうしても区境っておくれがちなので、ぜひその辺のことは協力してやっていただければ、私のほうからも、ありがたいと思います。
それで、この地元の補助249号、今回約1,200万以上のお金をとってくれているんですけど、ぜひ、これはもう答弁要らないですけど、ぜひこれは進めていただきたい。なかなか進まない疑問、いろいろ出てくるね、疑問な点もあるんですけど、せっかく予算とってここまで来たので、もう何回もやってるらしいんですけど、進めていただきたいと、よろしくその辺、答弁いいですから、もうわかっていますから、よろしくお願いいたします。
最後なんですけど、ちょっとこれ公園課に聞くんですけど、最近西のほうから、桜の木、何か外来種が、何か虫が生えてなぎ倒されるという、よく、ほら、そんなニュースが最近、ニュースでもやってるのよ。知ってますか。何かカミキリムシみたいなので、中の全部をがらがらにされちゃって、何か外来種でも西のほうは大分やられている、桜をやられているという話聞いたことありますか。
◎みどりと公園課長
カミキリムシだと思うんですが、今のところ、みどりと公園課で管理している木で、被害が出たというのは聞いておりません。
◆石井勉
ぜひ、西のほうは随分やられてきたという話をちょっとニュースなんかでやっているので、早くそういう対処ですか、何かいい方法あったら、私のほうから、これ、桜って結構弱いから、ぜひその辺のことは管理しっかりとして、何かいい方法を、カミキリムシと聞いているよね、何か。ぜひ、そんなのを対策のほど、よろしくお願いいたします。
私は以上です。
◆長瀬達也
じゃ、ちょっとすみません。
まず、住宅関連で1つ質問させていただきたいのが、この前にちょっと質問したのであれなんですが、今後、区立住宅の今後のあり方というか、それは前にもちょっと質問させていただいたんですが、今後、区立住宅に関しては3年後になくなって、それで、これは荒川委員も質問していらっしゃったんですが、現金給付というやり方ももちろんあると。それで、今後、区営住宅も今ありますけど、区営住宅って一方から見ると、もう申し込んでも当たらないと。それで、既得権化しちゃっているわけですよね。住んでいる方にとっては、非常にすばらしいもので、ありがたいと思われているもので、その存在価値というのはもちろんあるわけではあるんですが、ただ申し込んでいる側からいうと、これは都営住宅もそうなんですけれども、やはり入っていらっしゃる方、こういうことを言う方もいて、都営住宅に入っていらっしゃる方はいいなと、金額も安いからと。なので、ただ本来は自分たちも入りたいけれども、入れないので、そこそこの金額を払って、賃貸にいると、別の民間の賃貸にいるという方もいて、やはりそうした意味でのある意味の不公平感を生んでいるというのが現状だと思うんですよね。
今後の、区立住宅はなくなるにしても、区営住宅についてのあり方として、区としては僕はやっぱり本当に考えてもらいたいと思っているんですね。それで、もし区営住宅がなくなって、じゃ、全く住宅政策として、そうした低所得者に対する住宅の扶助的なもの、補助的なものはなくなるのかというとそうではなしに、これ、対象を絞って、また民間住宅に入るときの家賃補助ですとか、そのほかの住宅施策を考えていけばいいということに、僕はなるんじゃないかなというふうに思っているんですね。その点について、今後の区の考え方というのをぜひ聞かせてもらいたいんですけど、どうでしょうか。
◎住宅政策課長
なかなか公営住宅については、日本全国でも難しい問題でございまして、板橋区におきましては、都営住宅と、それから区営住宅ということで、大きく2つ分かれると思います。28年度の現時点での倍率なんでございますが、おおよそ20倍ぐらいできております。一方で、区営住宅入っている方だけが優遇されているんじゃないかという点につきましては、我々も課題と考えてございまして、真に困っている方というのが優先順位的に入れるのか、また子育て世代についても、過去から入居できないかということの問題もございましたところもありますので、今後の、現在の小茂根住宅の再編については検討しているところでございますので、そこで1つ課題を解決する一歩というか、そういった検討ができないか、また今後について、高齢化なども見えておりますので、全ての方を区営公営住宅に入れるというのはなかなか難しい問題でございますので、東京都の動向などもうかがいながら、ちょっと検討してまいりたいと思います。
◆長瀬達也
ぜひ、お願いをしたいと思います。
今、これから、小茂根住宅ですかね、今後のあり方もまた検討するということなんですが、ぜひ、それは公平という観点からぜひそれも検討していただきたいというふうに思います。
あと、最後にこの住宅関連は、最後もうこれで終わりにしまして、あともう一点最後に、時間まだ大丈夫ですか。
(「あと2分」と言う人あり)
◆長瀬達也
あと2分ですか。じゃ、ちょっと総括質問でやります。
どうもありがとうございました。
○主査
よろしいですか、お二人ちょっと答弁、じゃ、すみません。
◎交通安全課長
先ほどのかいべ委員からのご質問でございます。私どもの駐輪対策という部分での課題というふうなご質問と受け取っております。
私どもの課としての命題としましては、放置自転車を極力ゼロに減らしていくと、近いものにしていくという課題がございます。先ほど、冒頭に、午前中の質問の中でもお答えさせていただきましたが、昨年の10月では1,900台弱が駅の近辺に放置自転車としてございました。それをできるだけゼロに近づけていくのが私どもの大きな課題である。そのためには、駅にできるだけ近いところに駐輪場を配置していくというのが大きな課題だというふうに認識しておるところでございます。
◎拠点整備課長
先ほど荒川委員からご質問がありましたまちづくりに伴って、そういった子どもがふえたものについてどういうぐあいに対応するかという話につきましては、まちづくりにおいて、当然人口の構成の変化というのは我々は想定してございますので、例えば教育委員会であったり、そういったところとしっかりと連携を図りながら、まちづくりとあわせて検討していきたいと思っております。
○主査
ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
○主査
以上で本日の審査を終了いたします。
これをもちまして、
都市建設分科会を閉会いたします。...