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  1. 板橋区議会 2016-10-14
    平成28年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会−10月14日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    平成28年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会−10月14日-01号平成28年10月14日決算調査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  平成28年10月14日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時51分 開会場所   第3委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  主   査   川 口 雅 敏       副 主 査   高 橋 正 憲  委   員   間 中りんぺい       委   員   田中しゅんすけ  委   員   井 上 温 子       委   員   し ば 佳代子  委   員   竹 内   愛       委   員   佐 藤としのぶ  委   員   松 岡しげゆき 欠席委員  な   し 説明のため出席した者  区民文化部長  藤 田 雅 史       産業経済部長  細 井 榮 一
     資源環境部長  山 崎 智 通       地域振興課長  赤 松 健 宏                        文化・国際  戸籍住民課長  関 根 昭 広               町 田 江津子                        交流課長  スポーツ振興                オリンピック・          織 原 真理子       パラリンピック 渡 辺 五 樹  課   長                 推進担当課長  区民文化部  副 参 事   家 田 彩 子       赤塚支所長   糸 久 英 則  (戸籍住基関連制度調整担当)                        くらしと  産業振興課長  雨 谷 周 治               新 井   悟                        観光課長  産業戦略          諸 橋 達 昭       環境課長    永 野   護  担当課長  環境戦略                  清   掃          宮 津   毅       リサイクル   長谷川 聖 司  担当課長                  課   長  板 橋 東                 板 橋 西          藤 田 典 男               神 田 浩 孝  清掃事務所長                清掃事務所長  農業委員会          (赤塚支所長兼務)  事務局長 事務局職員  事務局長    湯 本   隆       書   記   佐 野   遥                区民環境分科会運営次第 〇 開会宣告 〇 理事者あいさつ 〇 署名委員の指名 〇 議  題    所管の決算について(6頁) 〇 閉会宣告 ○主査   おはようございます。  ただいまから区民環境分科会を開会をいたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いをいたします。 ◎資源環境部長   おはようございます。  本日は決算調査特別委員会区民環境分科会でございます。所管の決算につきまして、ご審議いただきます。よろしくお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員をご指名いたします。  田中しゅんすけ委員、佐藤としのぶ委員、以上お二人にお願いをいたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、先日の議会運営委員会で決定をされました事項につきまして、副主査より報告していただきます。 ○副主査   それでは、申し上げます。  初めに、審査時間についてでありますが、審査時間は午前10時から午後5時までを原則といたします。  次に、分科会の運営についてであります。  分科会の審査分担は、さきに付託された事項を一括して議題といたします。  議題に対する説明は省略し、順次質疑を行います。  最初、主査を除く委員が1人20分、答弁を含め、限度として質疑を行います。再質問は、改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行います。  さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ります。  再々質問以降の質疑については、規制はいたしませんが、委員は他の委員の質問時間を考慮して、常識の範囲内、20分以内におさめるようお願いいたします。  分科会では、表決は行いません。  次に、総括質問の運営についてであります。  質問通告は分科会終了日、10月17日、午後5時までに、委員長宛てにその要旨を文書で行ってください。  最後に、資料要求については、分科会において要求のあった資料は、当該分科会の全委員、全会派に配付いたします。  その他の点については、記載のとおりでありますので省略いたします。  以上です。 ○主査   以上で報告を終了いたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の決算についてを議題といたします。  質問に入る前に、先ほど副主査より報告のありました決算調査特別委員会の運営についてのとおり、1委員の質問時間を20分とさせていただきたいと存じますので、ご協力よろしくお願いをいたします。  なお、本分科会の調査項目は、既に配付してあります決算分科会別審査項目一覧表のとおりでありますので、この範囲内で質問されますよう、お願いをいたします。  それでは、質問のある方は挙手を願います。 ◆間中りんぺい   おはようございます。よろしくお願いします。  まず最初に、ごみの問題に関して質問をさせてください。  資料1番のほうでいうと、230ページの区の施設のごみ減量化推進に関してなんですけれども、区施設ごみ減量化推進の表を見たときに、この主要施策の成果でいうと205ページになるんですけれども、その表を見たときに、区施設から排出されるごみを総合的に管理し、効率的な処置を行ったということで、ごみの総合的な管理というものを、ごみの減量も含めて行われて、成果が上がっているのかなというふうに捉えて、大変いいことだなというふうに僕は思っています。  その中で、環境課さんは、さすが環境課さん、名前、環境課でもすごいなと思うんですけど、ごみがほとんど出なくなっていて、それはここでいいことですか、聞いても、25年度には環境課さんのごみが3,522キロだったものが、翌年には1,095キロになって、27年度には1キロにまで、ほとんどごみが出なくなっているというのが単純にすごいなというふうに思って、どういった取り組みをされて、3,522キロのごみが1キロまで減ったのかというのをまずお伺いをしていいですか。 ◎環境課長   こちらにつきましては、いわゆる環境課から出る主なごみにつきましては、ホタル生態環境館、こちらから出るごみでございました。こちらが、平成26年度いっぱいをもちまして、閉鎖をいたしましたので、このごみが減ったという形でご解釈いただければと思います。よろしくお願いします。 ◆間中りんぺい   なるほど、そういうことであると、なるほど。後の質問が全部なくなっちゃう。さすが環境課だなと思ったんですけど。  本当に、ごみのコストもそうなんですけど、ごみの出る量を減らしたいというのを僕ずっと思っていて、途上国にいたときに、ごみがそもそも出ないんです。そのごみの出ない生活というのがすごい楽だし、コストもかからないし、面倒くさくないので、ごみの出ない生活というのをできたらいいなと思ったんですが、そしたら、その中で文化・国際交流課さんだけが200キロぐらいずつごみがふえている、ほかの24もある課の中で、ほかのところはごみが順調にというか、多少減ってきているんですが、文化・国際交流課さんだけは残念ながらごみが200キロふえているというところで、何でふえているのかなというのをお伺いしていいですか。 ◎文化・国際交流課長   文化・国際交流課のごみですと、主に文化会館、グリーンホールのごみになります。こちらは、それぞれの興行に応じまして、ごみの多寡がいろいろ違ってくることもございます。また、27年度のごみの増量につきましては、28年度からグリーンホールに委託が入ることなど、さまざま整理したこともございますので、そういったことが要因となってございます。 ◆間中りんぺい   やっていることによってふえている。ふえているという原因は何かあるんでしょうけど、ほかのところも減っているので、減らしていってほしいなというのと、余りごみ減量化推進というこの事業自体、余り意味をなしていないのかなというふうに捉えてしまったので、せっかくやるんであれば、もう少しきれいな数字が出るような取り組みになったらいいなというふうに思います。  もう一つ、ごみに関して質問なんですけれども、清掃事業について、ごみ収集に関してなんですけど、僕のほうの住まいの近くで、ごみ置き場なんですけど、定期的に不法に投棄、ごみが放置されてしまうところがあって、なぜかマットレスだけが立て続けに置かれたりというところがあるんですけど、二、三日たつと、いろいろ注意の紙が張られていて、1週間ぐらいたつと回収されていくんですが、ほとんど大半の人がきちんとルールにのっとって、粗大ごみを出されている中で、そういう一部の方の身勝手な行動のために税金も使われるし、そこに置かれることで景観も悪くなるし、ほかのごみが置かれたり、マットレスなんか放火されたりというのを地域の方々がすごく危険だなというふうに思われているところがあるんですけど、そういう違法に放置されたごみの処理とかコストというのは、年度内でどのぐらい板橋区の中でかかっているのかというのを教えてください。 ◎板橋西清掃事務所長   通常の収集と別で経費がかかっているということはなくて、通常の例えば粗大の収集であれば粗大の収集の中で、通常の可燃、不燃の収集であれば翌週にとりにいくということで、上乗せした経費というのはかかってない現状です。 ◆間中りんぺい   量としてはどのぐらいあるかというのは、数字はありますか。例えば、それをきちんと出された場合のコストとか金額にするとどのぐらいになるかというのがあれば、お伺いします。 ◎板橋西清掃事務所長   全体としては、年間で3,481件の不法投棄になっております。 ◆間中りんぺい 
     それは、地域では防犯カメラがついているようなところは、防犯カメラをチェックして出した人を特定したいというような話も出てはいるんですけれども、3,481件、数はすごく多いなというふうに思うんですけど、その対策というのは区としては何か考えていらっしゃいますか、どんなふうにその数を減らしていくかという。 ◎板橋西清掃事務所長   清掃事務所の中で、ふれあいの指導班という専属の、集積所の問題だったり不法投棄の問題について対応している班があるんですが、その班が不法投棄の多い集積所等については、常時監視をして、相手がわかれば当然注意をしに行きますし、適宜警告の看板等を張って不法投棄がないように努めているところでございます。 ◆間中りんぺい   取り組みに力を入れていただいて、火災とかがやっぱり地域としてはすごく怖いなという声が多いので、取り組んでいただきたいなというふうに思います。  次なんですけれども、花火大会に関して伺いたいと思います。  これは、花火大会の後で地域の方に言われた話なので、僕はちょっと本当かどうかわからないので、その確認からさせていただきたいんですけれども、花火大会が終わったときに、「蛍の光」が流れていたと思うんですね。そこで、歌、歌詞というか、歌も入って流れて、BGMとして流れていたような記憶は僕もあるんですけれども、そういう状態でよかったですね。 ◎くらしと観光課長   終わりのときに、歌入りで流れております。 ◆間中りんぺい   それで、地域の方から、その歌詞が3番、4番まで入って流れていたというふうに指摘というか、余計なトラブルというか、を招くんじゃないかというふうに聞きました。  僕も、学生のときに、「蛍の光」が祖国防衛の歌というか、4番の歌詞までいくと、千島とか樺太とか台湾も日本の国土なんだというような意味合いを持つ歴史のある歌だというふうに僕も学生のときに習っていたので、それを思い出したんですけれども、そういった歌詞がその場に流れていたということで、愛国心を育てるのにそれを推進すべきだという人もいるけれども、いろんな意見がある歌だと思うんですね。一般的には、その音楽だけでBGMとして、だからあえて流しているのかなというふうに思ったんですが、何かそういった歌詞まで含めて流していたという、意味があったのかというのと、もし何もなく流していたら、余計な、ちょっと配慮に欠けた部分があるのかなというふうにちょっと思ったんですが、いかがでしょうか。 ◎くらしと観光課長   申しわけございません。その歌詞の件につきましては、音楽だけにするとか、その辺につきましては、来年度に向けて調整させていただきます。 ◆間中りんぺい   わかりました。  ちなみに、音楽はどなたかがCDか何か持ってきてそのままかけたというような状態だったということでよろしいですか。 ◎くらしと観光課長   進行の中で、音楽、その他もろもろ全てCD関係を用意したものを順次流していたものでございます。その辺につきましては、確認の上、音楽だけにするのか、その辺は来年度に向けてきちんと対応していきたいと思います。 ◆間中りんぺい   そういった地域からの指摘があったので、少し気をつけていただければなというふうに思いました。ありがとうございます。  次に、スポーツプロモーションに関してお伺いをさせてください。  エクセレンスさんのほうで、スポーツプロモーションで、後援会もつくられて、発足して力を入れていっているところだと思うんですが、Bリーグのほうで2017年から18のシーズンの参入条件、1部リーグであれば5,000人規模のアリーナと、2部でも3,000人規模のアリーナの確保というものが条件に上げられていると思います。現状、エクセレンスさん、小豆沢体育館をホームタウンにしていただいて、試合を行っていて、今は1,000人ちょっとお客様も入ってきていただいているような状態ですけれども、この2017年からのシーズンに向けて、1部でやっていこうとするのであれば5,000人規模のアリーナが必要になってくる、2部でも3,000人規模のアリーナが必要になってくるというところで、そのアリーナの確保ということに関しては、どんなふうに考えていらっしゃるかお伺いします。 ◎スポーツ振興課長   今シーズンより、Bリーグ、2部に入りまして、エクセレンスは今は活躍をしていただいておりまして、アリーナについては確かにリーグの一つの基準ということでお聞きしています。区内の体育館には、ご存じのとおり、4つの体育館がございますけれども、小豆沢が一番大きくて、1,300弱というふうになってございます。  今後の予定として、大きなアリーナというのは、板橋区の中では計画に位置づけておりませんので、そのことについてはきちっとエクセレンス側にはお伝えをしてございます。エクセレンス側からお聞きしているのは、都内にそういった大きな4,000人が、2部の条件となっておりますけども、そこが本当に1か所か2か所しかないということが現状としてありますので、そこをちょっとリーグの中と、あとは各チームのほうでの今は検討会を開いているということは聞いてございます。 ◆間中りんぺい   わかりました。せっかく1,000人を超えるようなお客様も来ていただけるようになったので、ますますふえたらいいなというふうに個人的には思うんですが、アリーナをつくるのは難しくても、うまくたくさんのお客さんが来てもらえるような仕組みは考えてもらいたいなというふうに思います。  それから、少し前に織原課長にお話をさせてもらったことの確認をもう一度ここでしたいんですけれども、出口に関する街灯、街灯というか明かり、エクセレンスの試合が終わって、出口が1か所決められているんですが、そこを出たときに、体育館の中は物すごく明るいですが、外はもう真っ暗で明かりがなくて、出たときに感覚としては本当にもう周りが何も見えないぐらい暗くなってしまう。突然、階段があるので、前回は、大きなけがはされなかったですけど、転倒された方もいて、危ない状況にある。そこに、出口のところに、明かりがないと事故にもつながる、危ないなというふうに感じているんですが、そういったところの管理、環境の整備も進めていただく、今度22日にまた試合があると思うんですが、進めていただけますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   現在、確かに大勢の方々が出入りする場所で、夜8時過ぎ、退場されて、確かにけがされた方が1人いらっしゃいました。今回、エクセレンスと協議いたしまして、あの場所を人が落ちたときに、エクセレンス側でその辺の照明をつけるということで、今協議しておりますので、この次の試合には明るくなるということで確認をしております。 ◆間中りんぺい   よろしくお願いします。  それから、引き続きエクセレンスに関してなんですけれども、地域でエクセレンスさんの試合があるよとか、後援会ができたので入会をというようなお勧めの話もする中で、地域の方から小豆沢体育館、区内体育館でもそうだと思うんですけど、商業利用は禁止のはずでしょうというふうに聞くことがあります。利益目的で、営利目的で体育館の使用は禁止されているのに、何でエクセレンスだけオーケーなんだというふうに聞かれることがあって、私個人としてはエクセレンスを応援したい立場なので、何とか納得をしていただきたいなというふうに思っているんですけれども、どんなふうに説明をしたらいいでしょうか。どんなふうに区としてお話をされていますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   エクセレンスのいわゆる興行の試合をするために、平成25年でしたか、条例改正をさせていただきました。その中で、1つは区民にプロスポーツですとか、そういった愛着を持っていただくような事業については、区長が特に定めて利用が可能というような条例改正をいたしましたので、そこの条例を使用しまして、きちっと申請書を出して安全に試合の運営、それから販売についても申請を出していただいて、きちっと決裁をとった上で利用をいただいていると。あわせまして、今までは、興行については、料金の定めはございませんでしたけれども、営利について1.5倍の料金をいただくということで、そのあたりも整備をしたところでございます。 ◆間中りんぺい   わかりました。ありがとうございます。  次に、板橋のいっぴんに関してお伺いをさせてください。  今、板橋のいっぴんが幾つぐらいあるのかというのと、どう板橋のいっぴんを選んでいるか確認も含めてお伺いをします。 ◎産業振興課長   板橋のいっぴんにつきましては、現在、66、67が指定されております。ただ、ここ数年はそういった指定の作業を行ってございませんので、いっぴん会さんを中心に活動を独自にされていると、今、そういう状況になってございます。 ◆間中りんぺい   最近はふやしていないというのは、もうそれで数が決定と、これからふやさないのか、もうそれで終わりなのか、その辺はどうですか。 ◎産業振興課長   今のところ、いっぴんの商品を追加していくというような予定はなってございません。現状のいっぴんのところで、現在、さまざまなイベント等で、いっぴん会さん、区内のさまざまな事業のときに、いっぴん会さんを通じて出店を促しているところでございますけれども、特段、現状では追加の予定というのはない状況になってございます。 ◆間中りんぺい   その中での新陳代謝というか、動きがあったほうが区民の皆さんにとっても、またほかの店舗さんにとっても、活気のある状態が続くのではないかなというふうに思うんですが、例えば、いっぴん会さんの中で総選挙みたいなものですとか、入れかえとか新規参入だとかにかかってくるような仕組みとか構想というのはお考えの中にありますか。 ◎産業振興課長   いっぴん会さんのほうから、そういったお話が、今のところ、私のほうは頂戴している状況ではないですけれども、ただ、現在中心的にやられている業者さんも幾つかございますので、そのあたりと情報交換しながら、今後どうやっていくのかというところも意見を聞いていきたいと思ってございます。また、ことしたまたま飲食店の方の経営者を対象に講座をやっているところですけれども、そういったところにいっぴん会さんの方も何名か出ていただいているところもありますので、そういった機会を利用しながら、情報は収集していきたいなというふうに思っているところです。 ◆間中りんぺい   いっぴんをつくった目的だけ、板橋区の中でいっぴんをつくった目的を、そもそもみたいなところなんですけど、教えていただきたい。 ◎産業振興課長   板橋のブランドの確立でもありますので、物販の関連ですけれども、そういった板橋オリジナルの商品を集約をして、外に向けても、対内的にもそうですが、発信していこうということでいっぴんを立ち上げたところでございます。 ○主査   間中委員の時間が来ましたけれども、先ほど、私、順番の確認をさせていただきませんでしたので、改めて確認をさせていただきます。  次に、しば委員、それから竹内委員、佐藤委員、井上委員、田中委員、高橋委員の順番で行います。 ◆しば佳代子   よろしくお願いいたします。  まず最初に、植村冒険館について伺います。  予算も決算も3,000万円ぐらいだったんですけれども、ちょっと私の確認したところだと、委託料が2,400万でということになると思うんですが、ちょっと内容、まず内訳を確認させてください。 ◎スポーツ振興課長   植村冒険館への運営助成ということで、これは植村冒険館補助要綱に基づいて補助を出しているものでございます。植村のほうの広域目的事業の1については企画展示、2については体験事業だとか、そういったもろもろの事業の一部負担金ということで、今回、決算数字ですと3,046万2,000円ということで決算となってございます。 ◆しば佳代子   内訳が今のもの全てになるんですか。内訳はどのくらいになるというのは。 ◎スポーツ振興課長   失礼いたしました。  補助金としては、2,871万2,000円、そのほか派遣職員が2名行っておりますので、その共済費が175万円ということの内訳になってございます。失礼いたしました。 ◆しば佳代子   わかりました。ありがとうございます。  入館数なんですけれども、今までは1万5,000人ぐらいだったと思います。こちら、27年度を見ますと、若干2,000人ぐらいふえて1万7,000人というふうになっているんですけれども、この2,000人の差は、今までずっと1万5,000人だったんですけれども、2,000人の差はどういったものをやったのかとか、理由というか、教えてください。 ◎スポーツ振興課長   さまざまな取り組みを毎年実施しておりますけれども、特に冒険家の押し入れということで、直己からの手紙というような、奥様からいろいろ、奥様に送った手紙の展示ですとか、そういったものが新しく少し新聞に載ったりとか、そういうことの影響があったということの認識でございます。あわせまして、今回、かなり学校単位で見に来ていただいたということも影響があると思います。 ◆しば佳代子   以前からも学校の子どもたちが大勢来てということで入館数がふえているということだったと思うんですけれども、今回学校が多かったということなんですが、学校へのアピールというのは、どのようにしている、今までと同じでとか、また変えたからこういうふうになったとかということがあれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   学校へのアピールは、特にあの蓮根地域の学校にはいろんなパンフレットをお配りしたりとか、さまざまなやり方を行っていますけれども、特にことしについてはカヌー教室、夏、カヌーを今までは志村第三小学校だったと思います、プールの最終のときに、カヌーを借りてきて、プールの水を捨てる前の活用ということでやったと。そこが結構子どもたちに大変喜ばれたということもありまして、今回は板橋第十小学校のほうでも行ったということです。少しずつ拡大をしております。そういったものをPRしながら、学校へは企画展、または自然塾などがあるときには、いろんなお手紙を出したりとか、そういうような対応をしております。 ◆しば佳代子   人数がふえるということはとてもいいことだと思うんですけれども、私、例えば山登りをアピールをしてふえたのかなと思ったんですが、カヌーはいいことなんですけれども、カヌーとこの冒険館、関係性というのはどういうものなんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   いわゆる冒険だとか、いわゆるトライして自分の力を試してみるというようなところは、カヌー教室というものも1つあるというふうに考えてございます。あわせまして、山登りについては、子ども向けには自然塾、そして大人向けはアドベンチャー講座があるんですけれども、やはり少しプロフェッショナルといいますか、非常に高い山に登るということで、一定程度の実力がないとなかなかできないということで、ここを少し下げることによって参加者がふえるのか、ここがやはり非常に魅力なのかというところを今経営計画も含めまして、分析を進めているところです。 ◆しば佳代子   カヌーイコール冒険ということで、結びつけているようなんですけれども、山登りに関しては、大人向けがレベルが高いということなんですけれども、私の中の図式ですと、子どもから親にも山登りに興味があると親にも影響をして、親もやることによって、健康が保たれて医療費が削減できるのかなとか、そこまで読んでやっているのかなとか思ったんですけれども、もしそういうこともできれば、もっともっといろんな人が見に来てくれて活用ができるのかなと思います。  今、お話を聞くと、大人向け、ちょっとレベルが高いということなので、その辺も考えて、今後をやっていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   なるべく大勢の方に参加いただけるように工夫をしてまいりたいと考えておりますし、1つ子ども向けにはいろんなキャンプを実施しております。そのキャンプの中では、例えば山を登ったりとか、その中で海でのシュノーケリング、それから先ほど言いました、カヌーではないですけれども、川下りのようなものとか、いろんな体験をしてもらって、体力、そして健康、そして自分の命の大切さを感じてもらうような事業をこれからも展開していきたいと考えております。 ◆しば佳代子   東板橋体育館への移動というか、予定されていますけれども、こちらに行ったときにはどういうものが追加されるとか、その辺は今どのようにお考えでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   東板橋体育館へ複合化が今計画をされておりまして、そのときに財団のほうで経営計画2018というのを打ち上げております。例えば、今ちょっとお話ししました大きなプールがありますので、カヌー教室だとか、あとは今回オリンピックの競技種目にもなりましたクライミングウォールですとか、あとはICTを活用した、豊岡市に植村直己冒険館がもう一か所あります、そことのICTを利用したバーチャル的なものとか、そういった新しい技術も入れながら、ぜひ植村直己さんの功績を知っていただくような工夫をしていきたいと考えております。 ◆しば佳代子   今のところが518平米ということで、これが移動しますと900ぐらいということなので、倍まではいかないんですが、倍弱ぐらいの広さになるので、そのスケールもきっと大きくいろいろやっていただけるのかなというふうに思います。今のお話ですと、今あるものを使っていくことになるので、倍近くの面積があるものになるので、その辺も使っていただくことが大事なんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   確かに、倍以上の広さになりますし、いろんな資源が今度は体育館になりますとございます。そういった意味では、その資源をフルに使った、今常設展示というのは実はできておりませんで、それが1つ大きくできるということ、そして、特別展示と言いまして、特に今は入館料を取ってございませんけれども、ここに来ればこの貴重なものが見れるというようなものの見せ方をしたりとか、広いスペースを使って魅力的に来ていただけるようなことを計画をしていきたいと思います。 ◆しば佳代子   ぜひ、大きなところに移る予定ですので、その辺も考えながら行っていただきたいと思います。  今度は、熱帯環境植物館について伺います。  1億2,700万円ぐらいのものがついているんですけども、いろいろ内訳はあると思うんですが、そのうち入場料がどのくらいになるのかを教えていただきたいと思います。時期によっては、子どもが無料だったりとか、シルバーの料金があったりとか、そういうことがあるので、簡単に人数で割れないと思うので、その辺を教えてください。 ◎環境課長   この入場料収入は、それぞれの種別での統計はとっておりませんので、総額になりますが、平成27年度におきましては、熱帯環境植物館909万2,990円、こちらが入場料収入として報告を受けてございます。
    ◆しば佳代子   昨年は、今までよりも2万人ぐらいですかね、多くなってると思うんですけれども、そうすると、入場料もその分アップをしているのかなというふうに思います。その差額ですとか、あとはこの2万人がふえた理由を教えてください。 ◎環境課長   指定管理者のほうで、非常にさまざまなイベント、企画展をやってございまして、結構いろんな周知の方法によって、皆さんに来てくださいというような形で努力していただいております。そこら辺の経年的に実を結びながら見学者がふえていったのかなと。特に、リピーターの方も結構いらっしゃいますので、そういった形での努力が実を結んでいるのではないかというふうに私どもは考えてございます。 ◆しば佳代子   リピーター、多分多いと思います。私も、昔子どもを連れて夏休みとかに昆虫展ですとか喜ぶので、よく行ったりして活用させていただきまして、また何回も行ったりもしているんですけれども、2万人がふえた理由がいろいろなということなんですけど、これぜひアピールをしていただきたいなと思うのが、プルメリアとハワイ展がかなり人数が入っていたと思うので、その辺をお聞きできるかなと思ったんですけれども、これが多分理由だけじゃないと思うんですけれども、その辺どうだったんですかね。2万6,000人ぐらい入ってますよね。 ◎環境課長   こちらは、主要施策の成果のほうにも書いてございますけれども、やはりここら辺の人数、1万人を超えて、例えば夏休みの特別展もございますけれども、こちらのそういったようなところではお子さん方が大勢来ていただけたというようなところで、要は種別、例えば熱帯環境の場合には、企画展示でございますとか、小規模の企画展示もございます。講習会、講演会、また音楽会等も開いてございます。特に、企画展示の点で、1万5,000人ほど来館していただく方がふえているというところでございますので、やはり指定管理者の努力、さまざまな趣向を凝らした企画展ということで、来館者がふえているというふうに判断していただいてよろしいかと思います。 ○主査   資料番号とページ数を言ってから質問していただければありがたいです。 ◆しば佳代子   そのプルメリアとハワイ展がかなりというふうに思っているんですね。今、申し上げましたように、子どもと一緒に親も行きます。親はここに何があるというのはわかっていますので、そのときにこういうようなプルメリアとハワイ展とかというと、女性が興味を持つようなフラダンスをやっていらっしゃる方も多いと思うので、そうすると、あそこでこういうことがやってあるので親だけでも行こうとか、ということで多分ふえていると思うので、今後も女性の立場から、母親の立場から言いますと、そういう方たちをターゲットとしていろいろやっていただきたいと思うんですけれども、その辺は要望として、そちらからお伝えいただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎環境課長   毎年、翌年度のいわゆる事業計画、こちらのほうは私どもと指定管理者のほうで打ち合わせをしながら決めてまいります。ですから、次年度以降、今委員おっしゃられたような、女性をターゲットにするとお子さんのいらっしゃる方はお子さんも一緒に来る、お子さんはいわゆる熱帯魚とか、そういったものにも興味を持つと、いろんなグッズも販売してございますので、そういったところでリピーターがふえているというようなところでございますので、私どものほうから要望してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。  去年は、ヒーリングアクアリウムとかということで、大人向けの癒し系もされていたということなので、とても興味を持ちましたので、ぜひ今後も続けていただければと思います。これは、27年度なんですけれども、今現在、28年度の目玉というのは何かあるんでしょうか。 ◎環境課長   28年度の事業計画につきましては、今行っているのが、ねったいかん芸術祭が12日間で、16日までやっております。今度は、ハゼ展とかいろんな生き物でございますとか、そういったところの企画展を考えてございます。また、クリスマス展等もございますので、その中で何か今委員おっしゃられたようなイベントの内容が組まれているのかどうか、ちょっとそこまで詳しいことはちょっと私どもも把握しておらないんですけれども、ことしの目玉というのは、既にもう実施は終わっておりますが、アジアンリゾート展でございますとか、そういった部分も実施したというところでございます。ですから、そこら辺を含めて対応しているところでございます。 ◆しば佳代子   去年が女性向け、大人の女性向けということで、その近くにいこいの家、ふれあい館もありますので、その方たちも流れたりとか、大人の女性をターゲットとすると来るのかなというふうにも思いますので、この27年の流れをぜひ、ことしは余り大人の女性をターゲットとしていないようなんですけれども、今後もそのように、流れをとめないようにしていただきたいという意味で、今後の計画とか何かビジョンがあれば、区としての、教えていただきたいと思います。 ◎環境課長   私どもは、企画展を行う場合には、いわゆる先ほど委員おっしゃられたように、ターゲットをある程度分けて、女性向け、いわゆる一般の大人の方向け、高齢者向けとか、あと子ども向けとか、そういった、3期休業中でございましたら、子ども向けをメインにしていくとかというような形で、それぞれの企画展においては、ある程度のコンセプトといいますか、そういったものを決めてございます。趣向を凝らしたところでは、ちょっと委員のご意見とは外れるかもしれませんけれども、変な生き物展とか、気を引くような企画展、これを開催することによって、いろんな方に何なんだというような、興味を引かせるような工夫をしてございます。そういったところも含めまして、ターゲットを絞ってコンセプトを決めた上で、企画展を開催していくというような形で取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ◆しば佳代子   変な生き物展って多分子どもとか喜ぶと思いますので、それには親もついていくということになると思うんですが、ぜひ大人の女性向けとかというものを絶やさないで、少しでもいいのでやっていただけると、また広がっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。  ちょっと、中途半端な時間なんですけれども、先ほどありましたごみ関係なんですけれども、私たち党としまして、食品ロス削減に取り組んでいるんですけれども、区としてどういうものに取り組んでいるのか、削減に向けて、というのを教えていただきたいんですけれども。 ◎清掃リサイクル課長   食品ロスの関係は、国及び東京都のほうが、昨年あたりから結構積極的にいろんな取り組みを始めたような印象があるんですけれども、区としても、従来は生ごみ、厨芥ごみについては、生ごみリサイクルということで行ってきたわけなんですが、都市部で生ごみリサイクルでつくった堆肥ってなかなかどこで使うのかという、出口のところでなかなか課題が多いだろうということで、区としては、少しかじを切って、今委員おっしゃった食品ロスの関係で、少し施策を方向性をちょっと検討していこうかなというふうに思っているところでございます。  それで、今年度、昨年3R推進全国大会福井大会がありまして、それを契機に食品ロスについて自治体間で連携をして削減をしていこうという動きが今出ております。これについては、今度は、ちょっと長いんですけど、全国おいしい食べきり運動ネットワークというのを立ち上げるということで、板橋区も参加する予定でございます。これに参加することで、ほかの自治体の情報等を研究して、区の政策に生かしていきたいなというふうに思っています。  それから、区内でも食品ロス関係で、フードバンクを設立するという民間の動きが今ございます。そういったところと区の清掃リサイクル課のほうでちょっと今接触をしておりまして、どんな形で連携できるかなというのを今模索をしているところでございます。ちなみに、この関係団体で、一部今回の今週の区民まつりで出店するという情報も寄せられております。区としては、そういったいわゆるフードドライブ、イベントのときに、そういったフードロスになるような食品を持ち寄っていただくような事業も区としてできないかという検討も始めているところでございます。 ○主査   時間になりましたので、次は、竹内委員。 ◆竹内愛   産業経済部関係から伺いたいと思います。  まず、資料で主要施策の成果の160ページ、産業支援の融資です。板橋区については、利子補給ということで予算を計上していますけれども、この中で経年比で比較をすると、全体として利子補給の金額が下がってきているということなんですけれども、その中で、小口資金については実績が上がっている、増減はありますけれども、全体として、全体の資金融資の増減の関係を比較すると、小口融資のほうが比較的利用が多いのかなというふうに受けるんですけれども、その中で短期資金融資なんですが、これが昨年度から比べると3倍ぐらいの利用実績になっていまして、25年度と比較しても倍ぐらいの金額になっているんですけれども、その理由について把握していれば教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   融資の種類、さまざまございまして、特段個々の分析というのはなかなか借りる方がいらっしゃる、それから貸すほうの金融機関がいらっしゃるという中で、理由はさまざまあるかと思いますけれども、個別になかなか分析するというのは難しい状況でございまして、今、委員さんおっしゃるような数字については、結果がこういうふうに出てるのかなというところで、余りその分析というのは今していないという状況でございます。 ◆竹内愛   やはり、施策を実行するには、ニーズに沿っているのかということをしっかりと把握するところからだと思うんですね。議会のほうでも、産業振興構想を提案いただいたときに、特別委員会で審議したときにも、各委員の方からさまざまな調査が施策に反映されているのかということについても意見が出たところだと思うんです。  昨年の27年、平成26年度に行われた製造業調査の実施報告書というのを改めて見ていくと、事業所さん、製造業に限られていますけども、事業所さんが板橋区に何を求めているのかという利用の意向調査の結果が出ていまして、この中では圧倒的に融資あっせんなんですよ。272件ということで、その次に出ているのが補助金申請の支援という具体的な支援ということなんですね。これから見ると、融資に非常に期待が寄せられているということがわかると思うんですね。ところが、今のお話だと、実際に使っている方がどういう状況で融資を使われているのかわからないということでは、私は不十分だなというふうに思うんですけど、その点はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   私どもやっているのは、利子の補給を融資のあっせんという形でやっているんですけれども、なかなか窓口に直接あっせんの申し込みで来られる方は、どちらかというと借りる方本人というより貸すほうの金融機関さんの担当の方が非常に多いという状況の中で、なかなか借りる方との接触は窓口のレベルでは難しいというふうに思ってございます。  ただ、あとは委員さんおっしゃるように、需要があるというところにつきましては、前回の陳情の審議でもお話しさせていただいたかと思うんですけれども、板橋については利率を長期のプライムレートである程度動くもので、数値でやっております。23区では多分余り例がないようなやり方をして、今0.95という低い利率になってございますので、そういった形で借りる方にとってより借りやすくなるような制度設計、これは今後も継続して検討していきたいなというふうに思ってございます。 ◆竹内愛   伺いたいのは、その製造業の実態調査の中で、運転資金が具体的にいうと求められているんですね。先ほど、融資あっせんというのが圧倒的に多いですというお話をさせていただいて、次に希望する産業活性化支援ということで、具体的に上げられているのが運転資金融資なんですね。この調査の中で、今後の事業所さんの意向調査というのもやられていまして、現状維持が圧倒的に多いです。その現状維持については、先ほど課長もお話がありましたけれども、どういう状況かわからないということになっていて、この回答の中では積極的に現状を維持したいのか、それとも何か行動を起こす状況にない、例えば移転したいが資金がない、こういう状況にある消極的な現状維持という理由なのか、わからないというのがこの調査結果なんですよ。  しかしながら、希望を聞くと、運転資金を圧倒的に求めているということを考えれば、やはり行動を起こしたいんだけれども、やはりお金がないんですということが言えるんではないかなというふうに思うんですね。こういったせっかく調査をしたんですから、さらに踏み込んだ調査をして、何を求められているのかということを明確にすることが必要だと思うんですけれども、その点についていかがでしょうか。 ◎産業振興課長   個別の調査、この間の陳情でもお話ししましたけれども、なかなか現状で借りる方への調査というのが難しい状況になっているのは事実でございます。ただ、私ども、実際の融資するときにはあっせんというような支援をしているところでございますけれども、その前段で各企業の方が資金繰りですとか、事業の継承ですとか、そのあたり不安を抱えている方が多くいらっしゃるというのは認識しているところですので、そういった方につきましては、企業のいわゆる経営の相談ですとか、あとは企業活性化センターのほうでやっているよろず相談ですとか、そういったさまざまな相談業務をやってございますので、そういった不安な方は、いち早くキャッチした場合には、そういった相談のほうにつなげていきたいなというふうに思ってございます。 ◆竹内愛   現状維持と言っている方々をどう見るかということだと思うんですけれども、産業振興構想の中でも議論になったところは、いわゆるやる気のある事業所さんや業種の方々にさらに経営の内容を改善して伸ばしてもらいたいというような位置づけがあったと思うんですけれども、でも、本当にそれだけでいいのかなということだと思うんですね。この製造業に限っていうと、ほとんどが高齢の方が代表になられていて、その後後継者がいないという方が多数いらっしゃるんですね。そうなると、産業の板橋、今はですよ、製造業が中心なんですよ。こういう人たちが継承できなくなったときに、本当に産業の板橋として維持できるのかということは深刻に受けとめるべきだと思うんですね。後継者がいない理由がどこにあるのかということを考えると、やはり今の経営そのものをしっかりと支援していく、そして後継者がそれを引き継げるような形をつくっていくということが私は必要なんではないかなというふうに思います。  先ほど、課長は調査が難しいということでしたけど、あっせんしてくださいという申請に来る方は少なくとも返済の見通しもある程度あって、融資を受けられる可能性がある方なので、そういう方々になぜあっせんを受けるんですかということを聞いていただくのは、窓口で十分聞いていただけるし、アンケート用紙を置いて、ぜひ答えていただければということで任意でお願いすることもできると思うんですよ。そうじゃないんだったら、やはりほかのところについては、こういうふうに実態調査を行ったように、融資に限ってまた現状維持という方々に何をもって現状維持というふうにしているのか、その具体的なものを伺っていくということは可能だと思うんですよ。それについてはぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   現状維持のもう一つ深堀りしたような理由というところでございますけれども、そのあたりは、先ほど言ったように、あっせんのときの窓口で対応する、借りる方が、ちょっとどれぐらい率がいるかわからないですけれども、そのあたり金融機関さんのほうの、場合によっては意見も聞きながら、そういったアンケートがとれるかどうかというのはちょっと研究したいなというふうに思ってございます。 ◆竹内愛   あわせて、雇用と労働環境についてお伺いしたいというふうに思います。  区民生活実態意向調査というのを昨年やられていて、27年3月に報告書が出ているんですけれども、こちらに就業や経済状況、板橋区の区民の方々の状況について設問があるんですけれども、正社員や正規の職員という方が半分以下という状況が報告されていまして、トータルで200万円未満の収入ですという方が34%ということになっているんですね。年収400万円未満まで合わせると、実に6割の方々が400万円以下の収入しか得られていないということで、経済的な状況としては苦しいと答えている方がやはり6割ということになっていると思うんです。  まず、こうした区民の経済状況について、区の産業を担う所管としての認識をお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   我々は、一義的には産業振興セクションということで、産業の振興を通じてそういった職等を区民に提供できる状態をつくり出して、そこで区民福祉の向上ということを考えておりますので、我々が直接的に労働条件の改善ですとかということには、政策としてはタッチしないんですけれども、さまざまな新産業の育成であったり、経営者が元気になる、企業が元気になる、そういったことを通じて、職をふやし、またそういった働いている条件というものを改善する中で、区民の生活が向上する、そういうところを目指して事業を展開していくという考えでやっております。 ◆竹内愛   何のために産業振興をするのかということだと思うんですよね。その企業や板橋区で事業をやられている方々を支援するということが産業支援じゃないんですよ。そこにある、そこにまつわるものを支援しているということを私はしっかりと認識するべきだと思うんですね。板橋区内でいうと、家族経営の方々や小規模の事業所さんが圧倒的多数ということで、板橋区の雇用や経済を支えている土台になってると思うんですね。こういう方々がしっかりと事業を運営していくということをやっていくということが結果的には区としては返ってくることなので、単に事業所さんの経営や運営を支援するということじゃなくて、その周りにあるものを全部トータルで、私はしっかりと把握していくことが必要だというふうに思っています。  そこで伺いたいのが、男女平等の視点についてなんですけれども、いたばしアクティブプラン2020の中でも、これまで板橋区が第四次計画で取り組んできたこととして、産業関係でいうと、いたばしgoodbalance会社賞を創設して、25年から、2013年度からいたばし産業見本市でも表彰してきましたということなど書かれているんですけれども、板橋区の産業を所管している課として、男女平等の視点でどういうふうに企業の支援を行ってきたのか、取り組み状況についてお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   先ほど委員さんからお話のあったgoodbalance賞の表彰、そちらのほうには、私のほうも審査のほうには携わらせていただいております。  それから、それとは別に、私ども単独というより、男女社会参画課のほうの共同事業になりますけれども、就職のセミナーを行ったりですとか、そういった形で、単体ではなかなかできないんですが、ハローワークさんですとか、区の男女社会参画等と連携をしながらセミナー等は今実施している状況でございます。 ◆竹内愛   今度の2020の計画のほうを見ても、今言われたようなセミナーの実施というのが、共同で実施をしていきますということで記載がされているんですけれども、私はそれでは不十分だなというふうに思っているんですね。例えば、板橋区内の女性の起業者の割合をふやしていく、それから事業所さんの女性の比率を引き上げていく、こうした具体的な目標を示さないと、それに合わせて施策というのはつくられていくわけですから、結果として男女平等の板橋区が定めたアクティブプラン2020の結果に達成できるのかどうかということにかかわってくると思うんですよ。  ところが、目標がないんです、全く。今言われたみたいに、セミナー開きますよですけど、そのセミナーを開いて、どう男女平等の社会が実現できるのかという目標がないんですよ。これでは、私はやりましたというだけでは、計画としては不十分だというふうに思ってるんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   先ほどのセミナーの関係ですけれども、27年度につきましては、12名ほどの参加でセミナーは実施したところでございます。そういった中で、今後どうやっていくのかというところでございますけれども、私ども中心にやっているのはいわゆる若者の就労ということでやらせていただいてございます。そんな中で、今委員さんからお話があった女性の部分、女性向けの就労というところにつきましては、改めて男女社会参画課のほうと調整しながら、役割分担もありますし、そのあたりきちんと確認をしながら、今後連携をとってやっていきたいなというふうに思ってございます。 ◆竹内愛   男女社会参画課のほうでも、セミナーを開催をしたり、研修を開いたりということでやられているんですけれども、産業振興課のほうでやられているキャリアカウンセリングですとか、ハローワークとの連携ですとか、こういったものをさらに男女平等という視点をきちんと位置づけて、目標を定めて、計画化を進めていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  それと、もう一点は障がい者の雇用についてなんです。障害者差別解消法が成立をいたしまして、あらゆる場面で障がい者の差別をなくしていこうということで今取り組まれているんですけれども、産業関係で、障がい者の雇用また就労、こういったことの改善にどのように取り組んできたのかということをお伺いしたいんですけれどもいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   先ほどと、ちょっと繰り返しになります。私ども、若者向けの就職、区の中でいろいろセクションが分かれてしまって恐縮なんですけれども、障害のある方につきましては、障がい者福祉課さんのほうで今事業をやっているところでございます。あわせて、ことしからハローワークさんと区の、今言った男女社会ですとか、障がい者福祉ですとか、私ども産業ですとか、そういった部門が集まって連絡会をやりましょうということで、ことし第1回が終わって、第1回はちょっとキックオフ的だったんですけれども、次回、来月ぐらいですかね、第2回が予定されているところもありますので、そういった中で、いろんな部署が集まる中で情報を共有しながら役割分担を決めて、何ができるかというのはそういった中で協議をして、障がい者の部分も含めてですけれども、施策を展開していけたらなとは思ってます。 ◆竹内愛   障がい者の方の就労というと、どうしても福祉ということの位置づけが強調されてしまうんですね。一般就労というと道はあるんですけれども非常に道が狭くて、一旦就労してもまた戻ってしまう、一般就労がなかなか定着しないという課題もあって、非常に狭き門となっていると。受け入れ側の事業所さんもなかなか障がい者の方をどう受け入れていいかわからないという、そういったことも伺っているんです。  板橋区として、板橋区の産業を担っている部署として、やはりそういった障がい者雇用や男女平等の視点というのをどうやって施策に生かしていくのかということをきちんと考える必要があると思うんですね。どうしても障がい者というと福祉、男女平等というと男女参画、こういった構造では、私は全然改善されないなというふうに思っているので、産業振興課として、きちんと目標を持って、障がい者雇用をどういうふうにして改善をするのか、男女平等をどうやって実現していくのかということを明確にしていただきたいということをお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   障がい者も含むいろんな方の、多様な方の雇用という部分と産業振興というところを合わせて考えたときに、産業振興というのは非常に難しい要素があるんですね。というのは、単純にいろんな方を雇用してその方に給料を払えば済むかというと、それを払う原資というものが必要になりますから、どうしても経営というのが成り立った上でそういったものを実現しなきゃいけないという、そういう難しいトレードオフのバランスのとりが、とる必要があります。  そういった中で、我々としては数値目標は明確には掲げていないんですけれども、多様な起業家を産出して、例えば、そういったベンチャー企業の育成ですけれども、そういう方々を通じてそういった雇用が賄われるような、生み出されるようなものをつくりたいというものがあります。  先日のベンチャーフォーラムにおきましても、あるベンチャー企業、ものづくり起業家が、ロボットを開発した企業があるんですけれども、その方が障がい者を雇用して、実際そのベンチャーフォーラムの中で寝たきりの社員の方をそのロボットを通じて、フォーラムに参加させたという例もありますので、そういった事例を積極的に区内でも取り入れて、そういう形で産業の振興と雇用、そういったものを両立させながら障がい者、その他の方の雇用を含む多様な方の働ける場の実現を通じた地域福祉の向上というものを産業として実現したいというふうに考えます。 ○主査   時間ですので、次は、佐藤委員。 ◆佐藤としのぶ   よろしくお願いします。  聞くところによると、オリンピック・パラリンピック推進担当課長さんは、今まで答弁も発言も1回もしていないということだったので、ちょっとそこから聞きたいと思いますが、せっかくこの間、夏にはリオオリンピックがありましたので、リオオリンピックの最中、板橋区としてはどんな取り組みをされたのか、パブリックビューイングをやってこれだけの区民が集まったとか、こんなキャンペーンを打ったとか、こんなイベントを開催したとか、広報物がどうだったとか、そのあたりについてちょっとざっくりとなりますが、お願いします。 ○主査   決算だから、その話はできんだろ。 ◆佐藤としのぶ   決算に関係を完全にさせなきゃだめですか。  余り、そうではないとは思っていたんですが、そしたら、順番を変えて、別のところへいってそっちに関連づけていくようにしましょうか。  そしたら、ごめんなさい、後になっちゃいます、すみません。先に、文化・国際交流課のほうになってしまいますが、結局発言できないですね。  全国大会等にスポーツ団体や個人が参加するときに、参加費用について支援をするという制度は実は板橋がやって、27年度でいうと、実はこれ2件しか実績がなくて、26年度でいうと1件しかないというふうに聞いています。資料をいただいているので、多分そうなんでしょう。これについて、申請主義だから、多分知らなきゃ申請できないというところが一番の問題なんだと思うんですけども。 ○主査   佐藤委員、質問の途中で申しわけない。資料の番号とページ数を言っていただければ。 ◆佐藤としのぶ   資料の番号といいますと、資料要求でいただいたうちの民進の3番ですね。  それで、その周知について、連盟さんですとか、各学校とか、そういったところを知らないと多分申請できない、だから実績が少ないんじゃないかなと思うので、それについてどういうふうになっているのかお願います。 ◎文化・国際交流課長 
     こちらの事業は、文化・国際交流財団を通じて実施をしてございます。それで、今のところはまだ申請主義ということで、こういった2件というような形になっておりますけれども、今後につきましては、さまざまスポーツについても、オリンピック・パラリンピックに向けて、さまざまな大会などもあると思いますので、スポーツ振興課さんやらそういった行政の組織の中でも情報をいただけるような、そういった取り組みをするとともに、財団とも少しお話をし合いまして、周知の方法なども検討していきたいと思っております。 ◆佐藤としのぶ   私、たまたま過去に全国大会に出た人のチームから何かそういう支援ないのかと言われて調べてみたらこの制度があったので、ご紹介をしてさしあげたことがあって知ってるんですけれども、ほとんど知られていないのが非常に残念なところでありまして、あと要件とかも何かよくわかってないので、ちょっとそこについてお伺いしておきたいんですけど、例えば区内に在住をしていて、区外の学校に通ってて、そこの学校が例えば全国大会に出たとか、そういった場合は、チームだとすると要件に当たらないのか、個人だと、ただ水泳だとか陸上だったら個人ですよね、そこの学校から出たとしても、都大会で優勝しました、じゃ、全国行く、それは個人として行くわけですから、そういうのだったら要件として当てはまるのか、逆に区内の学校の例えば帝京高校とかが全国大会に行く、そういったときは区外の子どもがいてもそれは補助の要件になるのか、そのあたりについてはどういうふうになっているのか教えてください。 ◎文化・国際交流課長   今のところ、ご申請いただいたときに、その都度その都度申請について審査している状況でございます。今、決まってございますのは、スポーツ団体及び個人が全国大会に出場する場合に奨励支援として助成金を出しているというものでございまして、団体であれば2万円、個人であれば1万円という、そういった金額を差別化をしているところでございます。申請をいただいて、その上で審査ということでございますので、その都度、少なくとも団体であれば、学校等が区内であればその団体としては認められますし、個人であれば住所がそこにあれば認めているというような状況でございます。 ◆佐藤としのぶ   要件がちょっと余り詳しくないというところで、例えばですけど、私の知り合いの娘さんが、水泳でインターハイに行きましたと。ただ、板橋区内の学校ではありません。でも、水泳ですから、個人競技じゃないですか。そういったときは申請したら出るのかどうか。そういったことというのは、その都度審査となってしまうんでしょうか。区外の学校に通っているからだめということになっちゃうんでしょうかね。 ◎文化・国際交流課長   今のケースでいいますと、その方が区内在住ということでありましたら、申請の対象になりますし、また審査の対象でお出しできる範囲の方になりますので、どうぞお申込みいただければと思います。よろしくお願いします。 ◆佐藤としのぶ   残念ながら、もう高校を卒業して大学生になっちゃったんですけれども、本当そういうのは知っておけば、申請できたのになと思うので、非常に残念なところですので、ぜひスポーツ振興課とも、連盟さんとか、そういったところにも周知していただきたいなと思いますし、あと学校、そういったところに言っていただきたいと思います。  あと、数年前、私が知り合いのところを紹介したときと比べると、多分額がかなり下がっているんじゃないかなと思うんですね。当時、たしか交通費の何割出しますと、ただ上限は幾らですみたいな形でもうちょっと額があったのかなと思うんですけども、その辺はやはり財政事情でこうなっているのか、この辺の金額の根拠といっても余りないとは思うんですけど、これまでの状況から少し額とかも下がってきているんではないかと思うんですが、実績が少ないから下がっているのか、財政的に厳しいからなのか、何か理由があって、根拠があっての金額になっているのか、お願いします。 ◎文化・国際交流課長   財団の経営計画のほうでもお知らせしたんですが、財団の経営状況は非常に悪くなっております。それで、数年前にこういった助成金やら懸賞などの金額については、見直させていただいて、金額を下げたという経緯がございます。 ◆佐藤としのぶ   今、せっかくスポーツの機運を高めていこうというところなので、財団の財政状況が厳しいのであれば、区が制度としてきちんと今みたいな要件もつくって、区として支援していくということはないんでしょうか。これは、どちらかというとスポーツ振興のほうになるのかもしれませんが、区としてそういう個人、団体、全国大会へ行く、世界大会へ行く、そういった人たちに対する何か支援というのを考えていくことはないんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   今、区と財団との仕分けということで、こういった区民、団体または個人の方に関する支援というのは財団でやっていただいている、そういうような切り分けをしてございます。今後も、そのような形でやっていきたいと文化・国際交流課としては思っております、そういった切り分けをしてございますので。 ◆佐藤としのぶ   僕は、もう区が直接やったほうがいいんじゃないかなと思うんですが、それができないのであれば、区から財団に対する支援をもっと上げていかなければいけないかもしれないので、そこはまた何らかの形でもう少し制度の拡大と精査をしていってほしいなと思います。  引き続きスポーツ関係ですけれども、区民体育大会の開会式に参加をよくさせていただいておりますけれども、成績優秀者の方を表彰されています。これは、非常にいいことだと思いますけれども、ある競技の方々だけ特出して数が多く表彰されるんですよね。それはそれでいいと思うんですよ、立派に活動されていると思うんですけれども、ほかの競技でも優秀な成績をおさめている方がいっぱいいるんじゃないかなと思うんですが、その辺の表彰される要件とかというのがどうなっているのか、ほかの競技でもいろいろいると思うんですよね。その辺まで余りリサーチをされていないのか、これも申請主義でうちのところはとりましたと、では、表彰しましょうと、そういう形になっているのか、お答えください。 ◎スポーツ振興課長   今、委員おっしゃるのは、多分体育協会の表彰の関係でしょうか。板橋区では、スポーツ功労者表彰というのがありまして、ここは一定程度年齢の制限だとか、その辺がございまして、ここもあわせて表彰はしてございます。  体育協会のほうは、表彰の規定がございまして、板橋区を代表し、都の大会またはそれ以上の大会において優勝もしくは準優勝した者または団体ということで、区民体育大会のときに表彰するという規定を定めています。常に、毎年6月ぐらいには、功労者の推薦ということで、体育協会の会長から各連盟宛てにどんどん表彰対象の方を出してくださいということで、結構1年間またがって表彰期間を定めていますので、ここで各連盟の方々からいろんな推薦状が来るという仕組みなんですけれども、実際に上がってこないということが現状のようで、確かにおっしゃるとおり、資料要求でもいただきました、特に空手道については、かなりジュニア育成をしているという観点から、全国大会で優勝していると、実績で上がってきています。ここは、再度体育協会の理事会を通じまして、積極的に推薦してもらうよう私どものほうからも働きかけていきたいと思います。 ◆佐藤としのぶ   今、空手と出たので、私、ある種目と言っていたんですけど、空手は本当にすごい成績も上げて頑張っていると思うので、それはそれでぜひ表彰してあげてほしいなと思うんですけれども、今、要件の中で板橋区を代表してというふうにあったので、そこがちょっとネックなのかもしれませんね。例えば、27年度中に開催されておりました箱根駅伝の、だからことしの1月、6区で区間新記録を出した方って板橋の方なんですね。日本体育大学の秋山君という名門中学校の出身なんですけれども、この人、3月の。          (発言する人あり) ◆佐藤としのぶ   いや、いい卒業生がたくさんいるということです。  3月の板橋Cityマラソンにもゲストでスピーカーとして来ていただいたりして、協力していただいているんですが、いわゆる全国大会ですよね。全国大会で、区間記録ですから、歴代記録を塗りかえたわけですから、もう優秀な成績だと思うんですが、これは区を代表していない、日体大の代表だからだめということなんでしょうかね。それとも、連盟に加盟してないからだめということなんでしょうかね。そういうのは、むしろ板橋の推薦枠みたいのをつくって、そういう本当にメディアに出て、活躍している人を何らかの形で表彰するようなことというのはあってもいいんではないかなと思うんですが、その辺についてどうでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   確かに、今回マラソンにもお越しいただきまして、非常に優秀な区間賞をとっていただいたということで、今後、体育協会の表彰の中に、連盟に多分所属はされていないんだと思います、大学のほうの所属ということで、ただそういった著名な成績を残された方についての表彰については、体育協会のほうとあわせてちょっと検討していきたいというふうに思います。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。  ぜひ、幅広くリサーチをして、やはり活躍されている方をより拾い上げていただいて、そういうところで表彰すれば、また板橋のイベントだ何だでご協力いただくことも出てくるかもしれませんので、視野を広く持っていただきたいなと思います。  今度は、これもまたスポーツ関連かもしれませんが、本庁舎にメダリストの今垂れ幕をやっています。萩野さんのやつと、あとレスリングですか、あれもいいことだと思います。過去には、帝京高校が甲子園に行ったとか、そういったときにも掲げていました。この垂れ幕というのはどんな成果を残した人だとか、団体だとか、そういった基準があってやられていることなんでしょうか。さっきも言ったように、いろんなスポーツで活躍した方がこれまでいた中で、掲げたり掲げなかったりというのはあると思いますので、オリンピックで活躍して今回掲げていた、もちろんすばらしいことだと思いますけれども、それについてどんな基準をもってやっているのか、積極的にどんどんPRをするのはいいと思うので、その辺についてお考えをお願いします。 ◎スポーツ振興課長   本庁舎の前の2本の懸垂幕がございまして、南館ができたときにあれもあわせてできました。過去には、やはり帝京高校の野球だとかサッカーが甲子園だとか出るときに掲げたということで、特段スポーツのほうでは基準は持ってございませんでした。今回、オリンピックでスポーツ大使の活躍だとか、そういったことを区民の方にPR、アピールをして、今後とも誇りと思っていただくような効果を狙って今回掲げましたが、大きな基準というのはございませんで、今後なんですけれども、あそこの懸垂幕が2本しかないということで、区の中でどういう発信をしていくかということを、庁舎管理・契約課のほうが所管ということで、そこに協議をしながら掲げております。ですので、例えば選挙があったりとか、マイナンバーが始まるということで、区の方にいかにPRがしたほうがいいかという判断のもとにあそこを出しております。  ですので、例えばほかで活躍された方、あそこの懸垂幕が使えないという場合には庁舎内の、例えばギャラリーモールだとか、あとは中の区政情報課の前のところでPRするとか、ちょっと懸垂幕については確かに基準がないということは事実でございます。 ◆佐藤としのぶ   オリンピックに向けた機運醸成ということで、今掲げてますので、まずそれはいいことだと思いますので、引き続きその機運醸成を図っていただきたいということで少しオリンピックの話に触れてもよろしいでしょうかね。 ○主査   はい。 ◆佐藤としのぶ   ことしの夏はどんな取り組みをされたのか、先ほどちょっと言いましたけれども、パブリックビューイングだとかキャンペーンだとかイベントだとか、その辺について今後、ことし、ことしどんなことをやってきたのかお答えいただければと思います。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   この夏、リオの大会が行われました。どんな取り組みをやったかということでございますが、大会期間中、1階本庁舎のイベントスペース及び情報発信スペースのほうで、オリンピックとパラリンピックのパブリックビューイングを行いました。平日に行ったということで、全期間通して行ったわけではございませんが、平日のほうを行った状況でございます。  人数につきましては、客席のほうを50席ほど用意しまして、対応したところでございますが、一番盛り上がったところでも25とか20名程度のお客さんが見ていただいたというふうには認識してございます。  その他としまして、広報のほうになりますが、8月の魅力特集号、そちらのほうでオリンピック特集を組みまして、リオに参加する、先ほどお話ありましたスポーツ大使のレスリングのチームの紹介とか、そういったものをやらせていただいているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   あと2分ぐらいですかね。 ○主査   3分。 ◆佐藤としのぶ   オリンピックに向けて、区ではパブリックビューイング等をやったということなんですけど、ちょっと地元の話ですけれども、蓮根小学校というところで、リオの大会期間中にあいキッズのイベントで蓮根五輪ということで、オリンピックの期間とぴったり合わせて開会式の日にあいキッズでも開会式をやって聖火リレーみたいなことをやったりとかして、そんな形でいろんな競技を子どもたちがやる取り組みをしてきたそうなんですね。この機運醸成ということと、あと子どもたちに経験、体験、そういった機会をつくってきたということで、これは教育委員会が窓口でやったというか、あいキッズが独自でやったのかもしれませんけれども、本来であれば、やはりオリ・パラのほうと連携をしてこういったことをやると子どもたちの裾野が広がっていく、経験することができる、そんなことが提供できるんじゃないかなと思うんですが、何か教育委員会単独でやっているというのももったいないなという気がするので、オリ・パラとしてどんなふうに今後子どもたちに対する取り組みをやっていくかだけ聞いて前半を終わります。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   蓮根小のほうで、蓮根五輪という形で行ったというふうなことは聞いてございます。あいキッズの授業でやったということで、私のほうは聞いておりまして、今後、こういった取り組み、すばらしい取り組みだと思いますので、スポーツ振興課のほうと連携しまして、子どもたち、大人の方とも含めまして、そういういろんなオリンピック種目、あとはパラリンピック種目、そういった体験ができる授業を今後2020年に向けて幅広く展開をしていきたいというふうに考えてございます。そのためにも、教育委員会で行っている授業とか、そういったものも私のほうで把握等はしまして、PRとか、そういったところでお手伝いできることがあればやっていきたいと思いますが、今の現状ですと、私のほうで授業とかを持っているわけではございませんので、そういった分野で連携を図っていきたいというふうには考えてございます。 ◆井上温子   区民環境委員会で久しぶりの決算ができるので、久しぶりに地域会議について取り上げさせていただければと思います。  かなり前から地域会議についてはずっと指摘してきたんですけれども、今回も予算額の、135ページ、すみません、主要施策の成果の135ページと資料要求させていただいた私の資料の無所属7という資料を参考に質問させていただきますけれども、地域会議の予算規模というのが77万2,000円に対して決算規模というのが39万2,112円ということで、また結構執行できずに終わっている。この執行できなくても、例えば活動が広がっていたりだとか、設立が進んでいたりとか、内容が充実しているんであれば問題ないとは思うんですが、これ、もともと当初昨年度までで何か所ぐらい地域会議設立を目指していたんでしょうか。また、1地域会議の予算規模、1地域会議にもともと予算を設定するはずだったと思うんですけれども、どんなご予定だったのかというのをまずお聞かせください。 ◎地域振興課長   地域会議のご質問でございますけれども、委員ご指摘のとおり、地域会議は今までに清水、徳丸、仲町の3か所しかできておりません。設立をどれだけ目標として掲げてきたかというお話でございますけれども、委員もよくご承知のとおり、地域会議は私どもの発意でなく、住民発意でつくっていくということが前提になっておりまして、私どもはつくることを目的として地域のほうに入ってご説明しているわけではございませんので、この辺は機が熟せばおのずと地域会が各地域でできるというようなことで目標のほうを設定していないのは実態でございます。          (「1か所当たりの予算が抜けました」と言う人あり) ◎地域振興課長   あと、予算につきましては、大体1地域会議当たり事業として50万円程度はお使いできるような用意はさせていただいているところでございます。 ◆井上温子   もともと私70万円だと把握していた気がしたんですけど、50万に下がっているんですかね。ちょっと2010年だとか、2011年とかの段階ではそんなような額があったような記憶があるんですけれども、これじゃ、このまま続けていい事業なんですか。地域の機運が熟成したらとか言っていて、だってあれですよね、22年度に準備会を立ち上げて、もうかなりの年数がたっていて、いつになったら熟すんですかって話。それは、計画がなければだめですよね。機運ができてきたら設立されるから、僕たちは計画を知らなくて、地域の人たちに任せてるので、とりあえず継続するんですみたいな事業って私要らないと思ってて、だって、こんな数しか立ち上がらないんだったら、そもそも事業として失敗だったんじゃないのかという反省点を持たないのかなと疑問なんですけれども。 ◎地域振興課長   地域会議はなかなか設立しない、できない理由としましては、地域のほうでは、いわゆる設立あるいは自主的な運営に対して負担が大きいというようなこと、それから地域活動は今とりわけ震災以降、防災中心に行われておりまして、時間的な負担、これも大きいと。それから、地域の中で地域の課題を出すことについて、合意形成をとっていくのはなかなか難しいというようなことがございまして、なかなか進んでいないというようなことでございます。  それで、先日も行政評価を受けたわけでございますけれども、その中で行政評価の委員の方から地域会議の理念そのものは大変すばらしいものがあると、ですから、これは継続をしていく必要はあるだろうと、ただ、地域に入って地域会議をつくることが目的化したら、もうそれは本末転倒ですよというようなことで、慌てずじっくりとやっていきましょうねというようなお話をいただきましたので、私どもとしましては、今申し上げたように地域の機が熟すまで順次やっていこうというように考えております。ただ、地域の方々も、関係する町会長さんあるいは地域センターの職員等も変わってきておりますので、27年度は進みませんでしたけれども、今年度はリスタートというような意味を含めて、私どものほうで地域のほうに入ってもう一度地域会議の意義というものを説明して、できる限り設置に至るような方向を進めさせていただこうというふうに考えているところでございます。 ◆井上温子   私、もともと地域会議の理念は共感していて、前から話してますけれども、以前区民環境委員会だったのは3回ぐらい前の話だと思うんですけど、三、四年前の話で、もともと報告書を読んだ時点で、地域会議設立する前ですよ、とても共感して、当時まだ私議員ではないときだったんですけど、傍聴したりとか、区側にアプローチしたところ断られているという、そういう地域会議なんですよ。報告書内容はとてもすばらしい、理念もすばらしい、でも、その実態はやる気のある区民の人を傍聴できないようにしてきた歴史があったりだとか、選ばれた人たちというのも、結局町会長だとか地域センターの人が推薦した人が入ると、メンバー構成ももともとそうなんで、議事録とかでも残ってますから、もともとそういう経緯で来ていると。だから、地域会議といっても結構閉ざされていて、町会長とか自治会長の許可がないと傍聴すらできないみたいな話になっていて、若者だとかNPOとか新たな担い手の参加を推進していくためのものにしていこうという報告書がなされているにもかかわらず、それができていなかったんですよね。もう、そこの時点で失敗が見えるということなんですよ。なぜかというと、進んでいない理由についてのところで、そちらが書かれているとおり、ほかの会議と重複し過ぎているわけですよね。防災関係のこと、本当に地域会議で防災マニュアルとか防災関係のことをやるのが地域会議だったんですかというのもあるし、学校の入学者数が少ないから、ではそれに取り組むのが地域会議だったんですかと。もともとの地域会議って何だったんですかと。地域会議ってそもそも課題を1つに決めることだったんですか。地域の中の課題を1つにできないって書いてありますよね、ここに。でも、地域会議の課題というのは1つにまとめることだったのか、地域会議の目的がね。それの課題が1つ決まったら、それに対して解決策を実行するのが地域会議だったんですか。私は、実行部隊だなんて思ってなかったですよ。もともとそんなはずないんですよ。でも、実際は防災マニュアルをつくるとか、実際何かカヌー教室をやるだとか、なぜか実行部隊になってしまってるんですよ。その点は認識のずれがあるんですけれども、どうでしょうか。 ◎地域振興課長   地域会議のテーマの設定ですとか、地域会議が何を行うかということは、これはおのおのの地域自治にかかわりますので、私どものほうでこれはいけない、あれはいけないというような立場にございません。地域が課題と認識したものについてそれぞれで検討していただいて、その方向性を出していただくと、これが一番大切なことだというふうに認識しているところでございます。 ◆井上温子   だから、制度設計が間違ってるんですよ。地域の自主性に任せるというところは、大事なことなんですよ。ただ、これは地域会議はもともと区がつくりましょうと、自分たちの地域は自分たちで運営していくんだということを機運を高めていくために、区が地域会議というのを設立して、皆さん、地域のことをみんなで運営できるようにしていきましょうよと、区が提案しているんですよ。その地域会議ってどんな設計なのか、どんな制度設計なのかと言われたときに、皆さん全部決めてくださいって言われたら、結局自分が所属している会議のことは皆さん住民の方もわかってますよね。町会長の会議だとか、防災の会議とか、子育て会議とかいろいろありますよね、学校関係の会議だとか。いろいろ、それぞれの人たちは自分たちが所属している会議のことは詳しいかもしれないけれども、区が全体としてどんな会議があるかってそんなに全部わかってる人いないし、それでみんなで決めてくださいって言われても、それは何か細分化していくんですよ、話題が。防災のことを話し合うだけになっちゃったりだとか、子どものことを話し合うだけになっちゃったりだとか、私、以前の区民環境委員会でお伝えしたときに、そもそも地域会議って、もともとはファーストステップとして、地域の皆さんが課題を持ち寄ると、多種多様なワークショップとかでいいですけど、課題を持ち寄ると、いろんな地域課題が見えてきましたねと、そしたらその課題に対して、いきなり何かをするんじゃなくて、その地域の中で既にやっている団体はないのか、子育てNPOがないのか、そういった高齢者サークルがないのか、課題がたくさん出てきた段階で、それに対して既に取り組んでいる地域資源ってないのかというのをくっつけていくんですよね。でも、それでも地域の中にはそういう取り組みをしているところがなくて、この地域の特有の課題だって思ったことに関しては、1つ目が、先ほどつなげるというのが1つ目だったんですけど、2つ目が新たに生み出すということですよね。地域の中にそういった取り組みがないから生み出さなきゃいけないねと、それを生み出すサービスを生み出していくというときに、地域会議自体がその取り組みをしちゃいけないんですよ。何でかっていったら、会議体なのにそこの人たちがみんなで動くことになっちゃって、そこだけしかできなくなっちゃうんです。だから、それは以前、前の地域振興課長さんは納得してくださってたんですけど、そこに取り組んでいる団体がなければ、地域の人たちに呼びかけて子育ての課題を取り組んでくれるような人たちいませんかって広報しましょうと、この課題について共感できる人とか、取り組みたいって思う人たちいませんかと、もしくは子育て支援NPOをやっている人で、プラス地域にはこんな課題があるんだけど、こんな事業もやれる可能性ありませんかとか、そういったように地域会議から新たな団体を生み出していくというものにしないと、ずっと地域会議なんて成り立たないですよ。どんどん負担ふえていきますもん。地域会議でカヌー教室やったり、防災マニュアルをつくったり、いろんなことしてたら、すごい量じゃないですか。1か月に1回とか、1か月に1回も会議しないわけですよね。年に何回かしか会議やらないのに、そういうことをしてたら、もうそれ防災の会議じゃないのかみたいな、子育て会議じゃないのかって話になっちゃって、地域会議という特有のすばらしさの理念が伝わらないんですよ。  今、介護保険制度の中では協議体ができてますよね。それは、高齢者の要支援者の人たちとかが地域で暮らし続けられるようにってなってるけれども、それよりも上位概念だと思うんですよ、私は、地域会議は。なぜかって、高齢者部門の協議体があったり、防災の部会があったり、子育て部会があったり、それを地域全体を見渡せるというのが地域会議の理念だった、地域の資源をどう見直していくかというのが理念だったはずなんですけど、そこの認識というのは改められないんですか。そうしていかないと、ずっと執行額が、そもそも予算規模がすごい減ってるんですけど、当初からいうと、やめるのか、ちゃんと見直すのかしてほしくて、やめる会議というのも大事だと思うんですよ、どんどんふやすんじゃなくて。やめるのか、きちんと改善して、今言ったようなことを受け入れてやってくださるのか、どうなんでしょうか。 ◎地域振興課長   前の計画の中にも、地域のことは地域でというように記述ございました。また、今般策定しました板橋区基本計画もこの地域のことは地域でみずからのというような理念が前提になってできておりますので、この地域会議については、続けさせていただこうというふうに考えております。  それで、今井上委員さんのほうからいろいろお話がございましたけれども、地域会議の制度設計の問題かどうかわかりませんけれども、当初は地域会議の設置と同時に、自治基本条例をつくるというようなことでスタートしております。この自治基本条例の中に、本来地域会議の位置づけがなされると。ところが、今その自治基本条例がございませんので、地域会議の位置づけが何もないわけでございます。例えば、行政と対等なのか、今地域では上位の立場にあるんだとお話がございましたけども、何が上位で何が下位だって、そんなことはどこにも今決まってないわけですよ。そういうものを決められて、初めて権限があるかないか、そういうものを何一つもない中で、会議体をつくってください、これはやはり私どものほうからしても苦しいですし、受ける側としても単に会議体をつくるだけ、それだったら負担は多くなるだけじゃないかというようなことでございますので、制度設計に問題よりも、やはり位置づけをどこで何で位置づけられるか、これが地域会議が今後ふえてくような方向でいくのか、あるいは今のような状況が続くのか、大きなポイントはそこにあるんじゃないかというふうに私どものほうは考えているところでございます。 ◆井上温子   今、いい答弁が聞けたなと思ったんですけれども、それは位置づけが決まってないですよ、制度もちゃんとしてないですよ、だからふえないんです。そのとおりなんですよ。私はずっとそれを言ってたので、そういうことですから、そこを見直さない限り、見直すんであれば続ければいいと思いますよ。すばらしい事業ですから、きちんとこの小さな予算だけれども、効果額はすばらしいものにしていただきたいって期待はあるんですよ。あるんですけど、余りにもさんざんな事業になっちゃってるので、それならもう出直してやめるべきじゃないのかというのが、もう何年続いてきたんですかって話ですよ。これ、一、二年失敗してるんだったらいいですよ。何年失敗し続けているんだって、これを失敗と認めないというのは、行政としてはだめなんですよ。これ地域の人たちの問題じゃないですよ。地域の人たちの自主性が足りないわけじゃないんですよ。高島平でさえ立ち上がらないんですよ。高島平って、本当に地域活動が盛んで、私も居住しているからよくわかってますけど、高島平でさえ地域会議が立ち上がらないぐらいの、何でなのかというの、皆さん側の課題ですよ。そう思いませんか。地域の人の自主性が足りないからなんですか。それとも、区側の問題でしょうか。どちらでしょうか。 ◎地域振興課長   先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、地域の側も人が随分入れかわっておりますし、私ども地域会議を進めるに当たって地域センターの職員もかかわるわけですけれども、随分変わりましたので、今年度後半はリスタートということで新たにまた地域会議のほうの設立に向けて進めさせていただこうというようなことで考えております。 ◆井上温子   あと、時間がなさそうなんですけど、いっぴん会のほう、先ほど間中委員が取り上げていただいてたんですけれども、でもこれって本当にやりっ放し以外の何物でもないなと思っていて、これやはり特権化してしまうんですよね。区民を巻き込んだ活性化につながるすばらしい活動がいっぴん会だとは思ってたんですけれども、もうちょっといっぴん会の人たちもそれぞれ事業されているのでなかなか新たな企画をするというところまでは難しくて、きちんと新規募集とかしないと、単なる特権化で、お祭りとかいろんなところに、もちろん協力していただいているという視点もあるんですけど、特権化してるという指摘もあるんですよ。どう考えますか。 ◎産業振興課長   先ほどのいっぴんというお話でございますけれども、いっぴんにつきましては、平成15年のときに、最初に認定を始めて、その後平成17年、それから平成20年と3回認定作業を行った結果、先ほどお話あった現在六十六、七ぐらいのお店が今あるという状況でございます。こちらにつきましては、既に自主的に活動されてるいっぴん会というのがございまして、定例的に会議もやっているというふうに聞いてございます。私のほう4月から来てますけど、参加したことはないんですけれども、そのあたり先ほどの答弁と繰り返しになっちゃいますけれども、そういったところで情報を収集して、いっぴん会さん今現状どうなっているかという部分と、あとは区としてこれからどう支援していけばいいのかというところは、そのあたり情報収集しながら、今後ちょっと考えていきたいなというふうに思ってございます。 ◆井上温子   区が始めたことじゃないですか。これ、いっぴん会に任せたからってこのままにしておいていいものじゃないと思いますよ。だって、普通の一般の飲食業の方から見たら、お祭りとかいろんなあらゆる催しにいっぴん会ということで出店できるんですよ。自分たちのものを売りたかったら、そういうのをチャレンジしたいなと思ったとき、入り口がないんですよ。いっぴん会って民間の団体だからそんなに強く言えないじゃないですか。でも、もともと区がやっていて、区のブランドをつくったんじゃないのかって話。新たな事業をいろいろ何かブランド化とかやってますけど、ちゃんといっぴん会って結構すばらしい事業に育ったものだと思うんですよ。それをちゃんと継続して、リニューアルというか、新たな募集をするときぐらいは区がちゃんと主導権を握るべきだと、新たに就任というか、課長になったということですけど、どうですか、その辺は。 ◎産業振興課長   確かに、始めてから大分年数たってございますので、このあたりで1回、もう一回再精査というのは必要だと思ってございます。あと、昨年度繰り越して今年度実施している飲食店関係の事業があるんですけれども、そういったその事業で経営される方の、経営者の育成というところも今やっているところでございます。ことしは、飲食店の経営者にターゲットを絞ってますけど、次年度以降財政的に可能であれば、こういった物販の方たちの経営の支援というのも考えていこうかなと思ってますので、そういった中でこのいっぴん会についてもあわせて考えていきたいなというふうに思ってございます。 ◆井上温子   公正公平に、きちんと制度としては、何年おきに見直しするとか、投票するとか、そういったものはベースをつくっていただきたいです。いっぴん会の方たちの所属している方にお話聞くと、やはり自分たちの事業でいっぱいいっぱいなんですよね。もちろん、出店というところには売り上げが重なってくるので協力できるけれども、新しい募集とかまでそんな自分たちできないですよって話を私はよく聞くんです、何店舗かの人ですけども。だから、その辺はぜひお願いしたいと思います。 ◆田中しゅんすけ   午前中最後になりますけど、よろしくお願いいたします。  まず初めに、主要施策の成果で146ページ、それから公益財団法人板橋区文化・国際交流財団事業報告書及びに収支決算書に基づいて質問をさせていただきます。  まず初めに、板橋区からの補助金が5,640万8,000円と、もちろん決算額も補助金と同額というふうにされておりますが、そもそもで事業、まずは区民参加型事業と、それからアウトリーチ事業、それから文化の提供事業で、主催事業と共催事業、それぞれ分かれて事業を運営していっていただいております。また、文化支援事業等々がほかあるというふうに考えますが、このそもそもの内容、平成27年度の予算を立てたときに、この内容が、もちろん適正であるというふうに考えたから予算計上されたと思うんですけれども、今その部分ではどうでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちら、財団の運営事業につきましては、必ず理事会評議会ございますので、それぞれ事業の予算立てをするときに理事会評議会を経て、実施しているものでございます。実施後の今の評価としましては、それぞれ区民参加を担えるような、そういった事業を多々行っておりまして、文化・国際交流課としては評価しているところでございます。
    ◆田中しゅんすけ   区民参加型、ちょっと少し置いておきましょうか。置いといて、それ以外の事業でお聞きしたいと思うんですが、収支決算書の43ページからの決算書が載っているんですけれども、そもそもで予算を立てた段階で45ページ、事業活動収支差額が最初からマイナスで1,400万をもう見込んで事業をしようというふうに考えているんですけれども、この部分はどういう考えでこういう計上になったんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   財団の経営としましては、収支均衡でとんとんであるべきであると思っております。ただ、その反面、公益事業を担っている財団としましては、さまざまな事業を区民に安い金額で届けるということも一つの使命と考えております。ですので、当初、マイナスというような計上でありましても、より多く区の補助金を投じて、それで区民の方に文化を広げるというような形の思想をもとにそういった予算計上をしているものでございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、これからもマイナス計上は予算を立てる段階では考え得る状況だと、廉価で区民に提供しなければいけないということであるとするならば、マイナス計上は当たり前、当たり前というか、そういうことも考えられるというところのお話なのかなと思うんですけど、そうすると最後のページで残高ですよね、繰り越し残高が前期は3,984万円、当期はそういう考えのもとなので2,540万円という形になっていきますけれども、これはやはりもうそういう考え方でこの平成28年度も予算を立てたんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   財団の経営につきましては、区と財団とで今も日々考えているところであります。先ほども、繰り返しになりますけれども、収支均衡がいいと思っておりますので、どこの部分に税金を投入するからマイナスになる、そこのところはマイナスになったにしても、必ず財団としての経営がございますので、興行のときにきちんとそこがマイナスにならないように入場料できちんとそこのところがペイできるような、そういったような構築を考えているところです。ですので、委員がご心配されているように、今後もずっとマイナス計上のみを続けていくのかということに関しましては、決してそうは考えているところではなく、収支均衡になるように事業計画を立てていきたいと考えているところです。 ◆田中しゅんすけ   すみません、もう一点質問してたんですけど、ちなみにこの年度は収支均衡で予算を立てたんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   28年度も増減金額としては、事業計画としてはマイナスになってございます。          (「金額は幾らですか」と言う人あり) ◎文化・国際交流課長   1,700万ほどマイナスでございます。 ◆田中しゅんすけ   なるほど、わかりました。  それでは、ちょっとその部分からまた、その部分を踏まえてなんですけれども、報告書のほうでは、概要で今回なぜまたマイナス計上になったかということも書いてあります。その中の大きな理由の中で、有名タレントの公演を例年よりも多く実施したというふうに結論の中では、ここが赤字が出た部分の一番大きいところだというふうに記されております。  また、先ほど課長からの廉価で区民にお届けをしたいということで、こういう結果になってしまったんだというところを踏まえてなんですけど、この有名タレント事業を例年より多くやった理由は何だったんですか。 ◎文化・国際交流課長   興行についてなんですけれども、有名タレントと思われる方の興行をすれば、お客様が入るというふうに私どもは認識して事業計画を立てたところでございます。幾つか、この方だったら入るであろう、そういったようなお話をいただきまして、それで事業計画を立てたんですけれども、実際興行を行ってみたところ、思いのほか入客がなかったというような現状がございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、すごく例えば稲川淳二さんですとか、コロッケさんのコンサートだとか、それから歌舞伎ですとか、年代を問わず広くいろんな興行を考えているということは見てとって伺えるんですけれども、こういうやはり事業で入らなかった理由、検証と、それからこれをこの結果をもとに今年度も含めてですけれども、どういう興業の仕方、またどんな人を呼んだらやっていけるのかというふうなことはお考えになっていますか。 ◎文化・国際交流課長   財団と指定管理の業務の切り分け、役割分担というのを考えております。財団がこういった、さまざま先ほど言われましたそういった方々のタレントの興行を打つ必要があるのかどうか、そういったところは指定管理に任せていけばいいだろうと、財団は財団としてもっと地域に連携したようなさまざまな地域にあるいろいろな活動をされている団体さんもございますので、そういった方と一緒に共催できるような、そういった事業展開が望ましいのではないだろうかというようなことを今考えているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、今年度はもう有名人の興行については具体的に回数は減っているということで、感じてもよろしいでしょうか。こちらで考えてもよろしいですか。 ◎文化・国際交流課長   実際、減ってございます。 ◆田中しゅんすけ   それで、もう一度決算書の中で、最後の47ページなんですけれども、前期末残高の未払い金64万1,075円、当期末残高未払い金48万7,759円、これは何の金額でしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちら、民間の決算になるので、区のように単年度ごとの決算になっておりません。そのために、3月31日現在ではこういった未払い金が生じているというふうに認識してございます。 ◆田中しゅんすけ   では、この項目最後にしますけれども、いろいろ細かく聞きたいこともあるんですけれども、とりあえず平成26年と平成27年度の有名タレントを呼んだ事業の参加人数と、それから入場料と決算額、また今年度の事業名と入場料とまた予算を一覧表にして資料でいただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   ご用意してお渡しいたしたいと思います。ありがとうございます。 ◆田中しゅんすけ   ありがとうございます。  それでは、次に主要施策の成果6ページ、スポーツプロモーション事業の件でお聞きいたします。  まず、スポーツ大使についてお聞きしたいんですが、このスポーツ大使というのは現在何人いるんでしょうか。速報で、またスポーツ大使が、第4期スポーツ大使の委嘱についてという速報をいただいているんですけれども、そもそもで、スポーツ大使というのは、ちょっと私わからなかったのが、レスリングの方とか、どこのあたりの方までがスポーツ大使でというところと、それから村田さんを初め、何人ぐらいの方がいらっしゃるのか教えていただきたいんですけど。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ大使につきましては、平成25年にまずはロンドンオリンピックのメダリストである村田諒太さん、そして加藤ゆかさん、現在もスポーツプロモーターとしてスポーツ振興課のほうに所属しておりますけども、その2人がまずは第1期、そして次に、第2期として、実は2014年にワールドカップ女子レスリング、これは小豆沢体育館で開催されました。全部でたしか8か国ぐらいいらして、大きな大会ということで、そこでちょうどレスリングがオリンピックの種目に決定をしたということも踏まえまして、急遽日本での開催となりまして、小豆沢が選ばれたという経緯がございます。そこで、日本が最終的には優勝をしたということがありまして、そういった経緯、ゆかりを感じるということで、スポーツ大使、これは女子チーム全員ということで、スポーツ大使に第2期として委嘱をいたしました。  次に、そのワールドカップ女子レスリングの際に、今フリースタイルフットボールという、観せるスポーツのほうなんですけれども、そこで徳田耕太郎さん、そのときは帝京大学の学生でして、その方がパフォーマンスを披露してくれたと。その方は板橋区民であるということで、第3期のスポーツ大使、そして今回リオデジャネイロオリンピックで、78キロ級の銅メダリストになりました山部佳苗さんを次の第4期のスポーツ大使へ委嘱する予定で、今週末、末といいますか、日曜日、区民まつりのときに区長から委嘱をするということになってございますので、期としては4期、人数ですと、チームもありますけども、4人と1チームということになります。 ◆田中しゅんすけ   レスリングって、女子レスリングって何人ぐらいなんですかねということと、それからこのスポーツ大使になるための条件、この条件というのは、村田諒太さんもそうだったんですけれども、板橋区に暮らしていただいた、板橋区にゆかりがある、非常に強いゆかりがあるというようなスポーツ大使に任命するための条件というのが多分あると思うんですけれども、その部分をお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   現在、女子レスリングチームは、たしか20名ぐらいだったと思います。当時と人数が変わってますけれども、実際に今回リオデジャネイロに行かれた方々がほとんどでございます。  それと、村田諒太さんなどスポーツ大使に就任していただく方の条件といいますか、どういう方に委嘱をするかということでございます。こちらは、区にゆかりのある方ということで、条件という形ではございませんけれども、まずこのスポーツ大使という制度は、そもそも区にゆかりのある方もしくは区に在住、在勤であったり、そういった方々、何らかのゆかりを持たれている方がスポーツを通じて、区民の方に例えばスポーツの魅力をアピールしていただく、板橋区をアピールしていただくということを目的に、まずこの辺の内容をご理解いただいて、そして就任いただくということでございます。特に、村田諒太さんにつきましては、当初板橋区民であり、今活動拠点はアメリカに移っておりますけれども、表には出ていませんけれども、板橋区の中のとある団体に定期的に来て、自分たちの活動の報告だとか、そういった活動も現在もやっていただいておりますので、そういう方々に委嘱をしているということでございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、スポーツ大使の任命を解くというところの条件というのは規定しているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ大使の設置の要綱がございます。当然、例えば大使から辞退の申し出があったとき、または適格性に欠けたときということで、一応要綱設置をしてございますので、そのあたりの条件をきちんとクリアしていただいた方に委嘱はしてございます。 ◆田中しゅんすけ   できれば、板橋に住んでいていただいて、しかも、おっしゃっていただいた地域の方に何らかの交流をしていただけるという条件でなければ、やはり大使としてどこで、村田選手とか女子レスリングのようにすごくメディアで取り上げていただく方の活動とかというのは見てとれるんですけれども、本当に先ほどおっしゃった板橋区が大使として任命して、区民との触れ合いを望みながらスポーツ振興を上げていこうという考えを持っているのであれば、やはりそういうふうに触れ合える機会というのかな、大使としての委嘱の本当の理由ですよね、理由がしっかりとできる方が望ましいのかなというふうには思います。プラス、レスリング、女子20名近くが大使だということなんですけれども、これだけことしリオのオリンピックがあって、活躍があったんですけれども、板橋区としてはその女子レスリングチーム、大使ですよね、大使ですので、何か女子レスリングチームにリオでの体験を語っていただくとか、そういう計画はしているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ大使の方々には、まずはご自身たちが海外をあわせまして活躍をしていただくということがまず大きな目的の一つでございます。例えば、区の事業にメッセージをいただいたり、実際にいろいろご協力はいただいているところでございます。  特に、レスリングの方々は、目覚ましい活躍をしていただいたということで、今、ちょうど産業振興課の事業とあわせて何らかの形で区民への報告会、PRをしていただけないかということで、今交渉はしているところでございます。ただ、リオが終わって、かなりメディアでの露出も大きくなっていることから、ちょっと日程がなかなか難しいところでございますけども、何らかの形で区民へ報告をしたいというふうに今検討しているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   ぜひ、実現していただけるように頑張っていただきたいというふうに思います。  ちょっとこの項の最後で、区民体育大会の実施状況で、ちょっと1つだけ気になるところがありまして、平成25年度、平成26年度、平成27年度とそれぞれ競技に参加していただいた方、延べ人数は掲載されているんですけれども、25年度が1万7,138人、26年度が1万6,864人、27年度が1万6,270人ということで、2年前に比べたら1,000人減っていると。基本的に、27年度は、オリンピックに向けた機運醸成ということで、一番力を入れていって、区民体育大会も盛り上げていかなければいけないというような状況をつくり上げているのかなと思ったら、参加人数は減っているというところで、この部分ではどういうことが原因で参加人数が減ったというふうに捉えてらっしゃいますか。 ◎スポーツ振興課長   確かに、微増ではありますけども、ちょっと人数が減ってございます。これは、特に子どもたちの人数が減っているということの認識はしてございまして、例えばサッカーでいいますと、サッカーチームの数が減ってきております。一方では、クラブチームといって、例えばプロサッカーチームに入っていたりとか、そういうことが影響しているのかという認識はございます。 ○主査   所管の決算の調査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩をいたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時00分 再開時刻 午後零時58分 ○主査   休憩前に引き続き区民環境分科会を再開をいたします。 ◆高橋正憲   それでは、質問をさせていただきます。  まず、先ほど間中りんぺい委員が質問をしたんですが、区施設ごみの減量化促進ということで、公文書館の排出量が、これゼロになっていますねと、これはどうですかって聞いたところ、これは蛍の施設の関係なんだと、だからこれゼロなんだという、そういう話を伺いました。これ間違いないね。  それで、これについてちょっとお伺いしたいんですが、このホタル生態環境館閉鎖と跡地整備にかかった費用という、この資料請求した日本共産党91について。この中に工事請負費、旧板橋区ホタル生態環境館解体工事885万6,648円っていうふうに書いてあるんですけれども、これとの整合性を考えてみた場合に、例えばこれ解体すりゃごみが出るわね。当然に。これは当たり前の話だよ。ところが、ゼロになってるということは、解体業者が全部持って行っちゃったんでゼロと、こういうことだろうなっていうふうに、私は思います。  これが前提だとすればね、これ操作いろいろとできるよね。何か物品を買ったときに、ついでにこのごみも一緒に持っていってくれよと、こういうような話で何となく減らすとか、そういう話になるんじゃないかなというふうに、私はここでちょっと疑義を思っております。  それで、これを見て思ったのは、要するに、これゼロだからね、今後、蛍に対して質問することがなくなるのかなというようなことで、私が長年ずっと見てきましたこの蛍の関係について、自分の思っていることについて、ちょっと質問したいというふうに思います。  この中でどれくらい知っているかどうかわかりませんが、熱帯植物館ね、熱帯環境植物館の前の熱帯植物館、ここからこの問題が発生しているっていうことは、皆さん理解していますよね。この熱帯植物館を運営していたときに、その場所で蛍を飼育をしたと。そこで、新しく熱帯環境植物館ができるに当たって、その部分を放棄してしまった。要するに、この業者か役所かわからないけれども、要するにそれを撤去するっていうかね、せっかく生きているのに全部放棄してしまったと、ここから問題は出ているんですよ。  そのときに、ちょっと大きな問題になって、結局あの当時は栗原区長さんかな、多分ね。その後、石塚区長にかわってのこの話になるんだけれども、ちょうど当時、高島平第三学童保育クラブが、新しく高島学童クラブと区民事務所、区民というか集会所ができて、おかげでそこがあったわけだよね。高三児童館がね。そこに入って、それからずっと飼育をしてきたというのが経過なんですよ。  そこで、聞きたいんだけれども、板橋区が蛍を飼い始めたその動機と目的、評価、これはどうだったんですか。それをまず聞きます。 ◎環境課長   これはかなり前の話になってございますので、当時の職員が熱帯植物館、こちらでいわゆるふるさとの蛍、こちらを放したところ、羽化して育ったといったところから始まっているのかなというふうに考えてございます。その後、自然環境、やはり蛍が一つの資本になっているということもございまして、ホタル生態環境館をつくって、板橋で育てていこうじゃないかというようなところが、始まりだったのではないかなというふうに考えてございます。  詳細については、私は当時おりませんでしたので、そのいきさつについては、よく理解してございません。 ◆高橋正憲   当時いたかいないかという話は別にしておいて、板橋区が蛍を飼い始めたその動機っていうのはあります。ただ、その動機だけでは飼えないからね、やはりその目的があるはずなんですよ。今言ったように、蛍が住めるようなそういう自然環境豊かなまちづくりを進めていきましょうと、こういうことで始めた事業なんです、これは。ずっとやってきて、かなり大きな評価も得てきたんですよ、ずっと。いいですか。  私も高島町会の皆さんに警備のお願いもしました。たくさん外部からみんなが見に来る、公開時期になると見に来るので、町会の皆さん方にも、そういうことでやっていますから、ぜひ警備をやってくれっていうことで、警備もお願いをして、石塚さんから賞状もいただきながら、ずっと警備もやってきてもらったっていう経過があります。  それがずっと続いてきたわけですよ。ある時期にですよ、それも最近ですよ、最近ね。最近になって、その蛍に対して、要するにこの閉館というそういう事態が発生したときに、区の職員が懲戒免職というようなそういう状況に陥ったわけですよ。その前後を考えると、公共施設等整備計画の中かどうかは別にしても、あのホタル館が要するに閉館をしますよと、そういう部分が定期的なそういう計画の中にのっかったんだよね。それが出たその後々に、そういうような閉館するという、それも役所の例の井上前課長だよ。山崎さんもそのとき一緒に行ってたよな。そういうふうな形でやったわけですよ。  そこで、私が一番関心があるのはね、何が問題で、いいですか、今3つの案件で裁判は行われていますよっていうことはわかっています。その結果もそのうち出るでしょうということもわかっていますけれども、何でこういう事態になったんですか、何でああいうふうに閉館しなきゃいけなかったんですか、その原因をちょっと教えてください。 ◎資源環境部長   経過等は、私も25年からいて今、委員が言いましたことを進めるというか、そういう経過を、事業ではないですね、経緯を知っていますので、私から説明させていただきます。  まず、行政評価で蛍の施設について閉館を含めてあり方を検討することという行政評価が出ています。それが平成24年だったと思いますけれども、それから25年になって、私がちょうど異動してきて、あり方を検討するということで、あり方検討会をつくって、あり方を検討しました。この委員会にも、そのあり方検討の報告はしてあります。それで、いろいろな面で検討して今、委員がおっしゃった貢献した面もありますけれども、施設の老朽化とか、技術等を継承する人間がいないとか、それとかランニングコストとか、今後のことというようなことで、総合的なあり方で閉館するような方向というような結論になって、議会報告等をしたものでございます。その間に生息調査とか、一体何匹いるんだというようなところも、あり方検討の中で調査をして、非常に少なかったという結果も出ております。その後、何が問題だったかというのは、やはりあり方検討の中で今申し上げたことの問題で、最終的には閉館という結論に至ったというところでございます。  それと職員が免職ということですけれども、その理由は、業者と私的に契約をしたとか、あと大分前からですけれども、蛍のせせらぎの累代飼育をするという特許を取っておりまして、その特許は有料で民間なり公共施設もそうですけども、特許使用料を払っていただいて、それで施工するというような流れの中で、今回出ているものは静岡県のちょっと町の名前はあれですけれども、そこの町に特許料を免除するようなことで施工したというような点とか、ほかにもありますけれども、そういう点で職員の処分というのは、そういう理由で懲戒分限委員会のほうで決めたということで、その内容は分限委員会の中で検討されたことが問題だったということだと思います。 ◆高橋正憲   僕はここで問題にしたいのは何かというと、板橋の私は職員、管理者、非常に私は優秀だと思っていますよ。一生懸命仕事をやるし。それはどういうことかというと、管理者が優秀っていうことはどういうことかといったら、職員に対してきちっとした指導ができるっていうことでしょう。やる気を持たせるっていうことでしょう。  ここで非常におかしいのはね、今言った程度の問題で、懲戒免職になるということ自体がおかしいんです。そうでしょう。もしも、山崎部長がそのことを、そういう状況を知っていたとするならば、何で職員に対して的確な指導をしないの。何で今回は職員が懲戒免職になって、管理者は誰ひとり責任をとっていないの。おかしいじゃないか、それ。これは対外的に見たっておかしいじゃないか、これ。何だよ、今の管理者というのは、職員が何かミスをすると、全部職員のせいにするのかよ。おかしいじゃないか、これ。たかだかそれぐらいのことなんでしょう。口で注意すればいいじゃない。注意してだめだったら、もう一回注意すればいいじゃない。3回目に注意してやらなかったら停職にするとかなんかって、そういう順番があるでしょうよ。何にもしていないで、いきなり懲戒免職というのはおかしいだろう。僕はそのことを言っているんだよ。  それは窃盗したとか、殺人を起こしたとか、交通違反を起こして人をやっちゃったとかね、そういうことだとその場で逮捕されて、懲戒免職とかなんかと、それは規定があるでしょう、職員の。それはよくわかりますよ。でもね、二十数年間、この事業というのはね、大変な大きな事業で、板橋区は蛍の住める町にしていこうということで、大々的なプロジェクトというか、大々と宣伝したんだよ。坂本健区長のホームページまで載っていたんですよ、これは。事件がそんなふうになってから、すぐ区長のホームページからは消えたようだけれども、これだけのものだった。  それは一個人の問題ではなくて、板橋区としてやはり昔、蛍が住んでいたということも含めて、ああいう蛍が住める、特に大和町交差点なんかは日本で一番、要するに汚染された地域で、そういうものを踏まえて、何とか板橋区は環境のいい町にしていこうと、そういうことも含めて蛍の育成というのは始まっているんだよ。  だから、石塚区長だって、一生懸命あそこに学習のプレハブを私が提案してつくってくれたり、いろいろとやってたじゃないの。坂本区長だってホームページに書いて、いろいろと宣伝してたじゃない。それだけの意義のあるものをだよ、一職員の首を切るだけで、その事業が中止になっていいのかよ。もう蛍が住めるようなそういう環境のいい、そういう板橋区はもうやめるのかよ。そして、管理者の責任はどうなんだよ。二十数年間放置をしてきたその管理者の責任はどういうふうにするのよ。それは毎年、管理者はかわるし、私、知りません、それで済む問題なの。それだったら有能な管理者とは言えないんじゃないですか。  私はとっても、ほかの23区に行ったときでも、板橋区の職員、そして管理者は優秀だというふうに私は言っていますよ。でも、これに関しては、非常に管理者は職員に対しての責任だけで、自分たちでそういうことに対しての責任をとろうとしていない。何が問題だったのかということを反省していないし、教訓にしていないじゃないの。何なんだよ、それは。こういう事業というのはたくさんあるかもしれないよ。  僕が思うにはね、やはりいい仕事をしてもらうためには職員を信頼して、そしてやらせるんだよ、いろいろと。自分の責任を職員に押しつけるようなことはするもんじゃないんだよ。まして、今回は、わかりにくいのは、1人の職員をね、それも20年間もずっとやっていて、要するに同じようなことをずっとやっていて、何でこのあり方検討会でそれを評価はこれだからもう閉館するといった瞬間に、いきなりあそこに入って生態調査をしたら、少なかったとか、多かったとか、特許の問題がどうだったこうだったという話になるのよ。特許の問題はそこだけじゃないだろうよ、だって。ずっと前からやっているじゃないの。そういうことじゃないんですか、それについてどうですか。 ◎資源環境部長 
     まず、先ほどの町の名前、ちょっと申しわけございません。静岡県の小山町です。  それから、質問の件なんですけども、管理者の責任に関しましては、前回でしたか、予算委員会だったかちょっとはっきりしませんけれども、今後、職員の、当該職員だけでなく、関係職員も処分というか、責任のことを進めますというようなことを総務部長が答弁しております。  ただ、それはなぜ遅くなったのかというのは、私もちょっとまだ理由はわからないんですけれども、そういうような責任の処分等はあると思っております。  それと、なぜ今までそういうような形で、管理者が放置したんじゃないかというお話でございましたけれども、その辺は申しわけないんですけれども、今、裁判の継続中で、陳述とかいろいろありましたけれども、その辺に関しましては係争中ということで、答弁は控えさせていただきたいところです。 ◆高橋正憲   先ほど山崎部長も言ったけれどもね、あの2つの要件が最大要件じゃないよね。あのぐらいで懲戒免職になるという、そういう代物じゃないよね。だから、全て皆さんは今係争中だから控えさせてくれということを言うんだけれども、今出した2つが、それが大きな主題だとしたら、私はとてもじゃないけれどもね、懲戒免職という話にはならないと思う。  僕はなぜこのことを言いたいかというとね、公務員というのは、昔、僕も準公務員というような立場にいたことはあるけれども、公務員というのは入社してから60歳までちゃんと働いて、60歳から65歳までまた再任用、再雇用で働いて、退職金をもらって、年金をもらって、ああ、よかったなというのが大体公務員のスタイルなんだよ。それが彼にしてみればだよ、何の注意もされずに、いきなり来たら懲戒免職だっていう話になったとしたらね、何でその時々にちゃんと管理者として指導してくれなかったのかというのが、大きな問題になるんだよ。総務部長は後で処分をするとかしないとかという話をしてたけれども、彼は実際に処分されて、懲戒免職で退職金も一銭ももらってないんでしょう。公務員として、そういう意味だともうすぐ終わり、目の前、退職だなんてそういうときに、あり方検討会の評価が出て、それは評価はないからもうやめてしまえという、そういう話にのっかって、初めて生息調査に行ったらいなかった。だから、壊したなんて、こんなばかな話はないでしょうよ。  違ってたら違ったでいいですよ。私はずっと見てて、そう感じてるんだから。公務員としたら40年も勤めてよ、あともうちょっとで退職するというのにさ、2,000万ぐらい、多分2,000万ちょっとぐらいもらうんでしょう。退職金はパアになるしさ、その間は再任用、再雇用で働けない。 ○主査   時間です。 ◆高橋正憲   まだだって。 ○主査   20分経過しました。 ◆高橋正憲   時間前から始めたんだっけ。 ○主査   そう。 ◆高橋正憲   そうですか。そういうことなんで、またこれからも1つお話ししますからね。 ○主査   ただいまの高橋委員で質問者が一巡をいたしました。  再質問のある方は挙手を願います。  質問の順番を確認させていただきます。  間中委員、しば委員、竹内委員、佐藤委員、井上委員、田中委員、高橋委員の順番で行います。  再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  間中委員の午前中の質問で答弁の訂正がありましたので、発言を許します。 ◎文化・国際交流課長   先ほどの間中委員のご質問で、主要施策の成果の205ページでございます。こちら区施設のごみ排出量の文化・国際交流課の増加要因についてのご質問でございました。  先ほど私が文化会館グリーンホールと申し上げましたが、こちらは美術館、郷土資料館のごみの排出量でございます。増加理由といたしましては、美術館大規模改修を目指しまして、倉庫を計画的に整理をしているために、ごみの排出量がふえたものでございます。  以上でございます。修正させていただきます。 ○主査   それでは、質問に入ります。 ◆間中りんぺい   午後もよろしくお願いします。  まず、この主要施策の成果でいうと209ページ、水質保全のところの水辺ふれあいに関して質問をさせていただきたいと思います。  水辺ふれあいに関してなんですけども、この中身は、水質汚濁調査、隅田川、白子川、石神井川の横断調査、生物調査と地下水調査、湧き水の量の調査ということで、ぱっと見、水辺の触れ合いということで、これだと水質調査員は触れ合っているんでしょうけど、一般の人たちが触れ合うようなものを想像したので、そこはちょっとあれっと思って気になったところなんですが、例えばミズベリングというような活動も全国的に広がりがあって、そういう水辺の魅力を地域でつくっていくというような活動は、ぜひ進めてほしいということは、前から言わせてもらっていて、そういったものが地域コミュニティの醸成だけじゃなくて、地域で地域を管理するというようなところにつながるということに、すごく意味があると思って、僕は進めたいというふうに思っています。  この水辺の触れ合いをこういう土木とか、資源環境とかの意味合いでなくて、観光振興とか、地域活性の文脈の中で議論をぜひ要していただきたいなというふうに思うんですけれども、そういう観光振興の枠の中で進めていくというような考えは、今のところございますか。 ◎くらしと観光課長   今お話ございました、例えば水辺、いろいろな石神井川ですとか、小豆沢の船着き場ですとか、いろいろな面ございます。その中でどういうようなことができるのかということにつきましては、今後検討していきたいと思いますし、もちろん私どもだけでなく、土木、公園等も含めていろいろな面で検討していきたいというようなことは思っております。 ◆間中りんぺい   現時点では、板橋区の水辺というものは、どんなふうに魅力としてつくり上げていきたいというような思いを持っているのかをお伺いします。 ◎くらしと観光課長   現状では、石神井川の桜ですとか、そういうところで今板橋区のほうもライトアップですとか、そういうもので皆様方に楽しんでいただくというようなことでは、現状行っているものでございます。 ◆間中りんぺい   ぜひそういう楽しみ方とか、魅力の見せ方なんかも、皆さんにももちろん考えていただきたいんですけれども、一般の区民の中でたくさんそういうことを考えてやっていきたいという方々もいるので、そういう方々と一緒になって進めていっていただきたいなというふうに思います。  その点に関しては以上で、次に、小豆沢のプールに関して質問させてください。  きょうちょうど入札があって、無事に終わったようで、来年から8年間そのままだった小豆沢プールもいよいよ取り壊しの工事が始まって、新しい3階建てのプールに生まれ変わるということは、地元の人間としてもすごくうれしく思います。その2年後に、3階建ての温水プールとして完成をした後に、地域から部活としての利用ができないかという声があるんですが、そういった可能性が可能なのかどうかお伺いをしたいです。  中学校で水泳部というような部活でプールをしているところは、あんまりないというふうに聞いています。ただ、水泳自体はすごく人気のある習い事ですし、小さい子も、小学生なんかもすごくたくさん習っている子もいて、すばらしいスポーツだと思います。  実際に中学だとどうしても夏の間は授業なんかでやっても、冬の間は使えないところが大半だと思うんですが、プールの周辺の中学校とか幾つか一緒に連携になって、一つの部会として年間を通して水泳部というような、水泳ができるような仕組みができないかということ、問い合わせが、聞いたことがあるんですけれども、そういう部活としての使い方みたいなものは制度として可能でしょうか。 ◎スポーツ振興課長   現在、体育施設につきましては、指定管理者制度を導入してございます。利用料については、それが指定管理者の歳入となりますので、恒常的に部活で利用となりますと、利用料の収入が減るということで、ここはちょっと協議が大変必要になってくるかと思います。  例えば、野球場とか、学校改修にあわせて使えない場合は、区立の野球場を使用いただいたりというような配慮はさせていただいているところですが、プールについてはやはり昼間の利用もかなり見込まれるところでございますので、これはちょっと相当な議論が必要だというふうに考えております。 ◆間中りんぺい   いきなりだと難しいし、変な質問だったかなと思うとちょっと申しわけないんですけど、例えば1年だけでも地元の方が使えるというような、そういう特別な使い方ができるような仕組みとかはつくれるんじゃないかなと。いろんな調整とか、協議とか必要になるとは思うんですが、そういう要望があるので、応えられるのであれば、そういった協議なんかもしていけたら、可能性を探っていただきたいなというふうに思います。  プールに関しては以上で、次に、にぎわいのあるまちづくりのイベント事業に関してお伺いをします。 ○主査   主要成果。 ◆間中りんぺい   238ページです。すみません、156ページです。申しわけないです。  このにぎわいのあるまちづくり事業の中で、活性化事業のところですね。 ○主査   主要成果の156ページです。 ◆間中りんぺい   すみません、主要成果の156ページ。活性化事業というところで、街路灯の改修とか、フラッグの取りつけ、AEDの設置というものがあります。施設整備事業としては、この内容ですごくわかるんですけれども、活性化事業というふうに名前がついているからには、その整備だけじゃなくて何かに、どういった意味で活性化、活性化につながっていないといけないと思うんですが、どういった意味で活性化ということでここに位置づけられているのかをお伺いします。 ◎産業振興課長   にぎわいのあるまちづくり事業ということで、柱が3つあるうちの活性化事業のところのご質問でございます。  こちらにつきましては、各商店街のほうでさまざまな取り組みをする中で、実はこの事業、区の単独の補助というより、東京都で補助の制度を設けていまして、そこに区のほうも補助していくというような流れの中で、大もとの東京都のほうの事業として、にぎわいのあるまちづくり事業という名前がありますので、そのままこちらのほうに来ているという部分でございます。  内容につきましては、さまざまいろんな商店街さんのほうで取り組んでいただいているところもあります。補助金を使う事業ですので、いわゆる前年度のうちから調査等をかけて、希望される商店街さんとヒアリングをしながらやっている事業でございますので、27年度につきましては、ここにあるような幾つかの商店街で事業をやっていますけれども、今年度もやっていますし、来年度に向けても、今商店街さんのほうと話を聞きながらやっていっていると。そんな中で今回出ているのが、街路灯の改修ですとか、フラッグですとか、AEDとかというのがございます。  このほかに、申請というか、計画はあったけれどもできなかったという中で、例えばホームページをつくっていくとか、いろんなメニューがありますので、そのあたりさまざまな手段を使いながら、いわゆる商店街を活気づけていくというような形の補助事業というふうになってございます。 ◆間中りんぺい   わかりました。  イベント事業に関しては、この予算から見ると1,300万円ぐらいですか、決算規模では低くなっていて、この実施も25年度、26年度に比べると4商店街少なくなっているんですけれども、支援をしてやってきていて、このイベント事業も、かかわってくる商店街も少なくなってきているというのは、それで活気が戻って、自分たちで行えるような力がついて、この支援に頼らなくなったのか、それともそれだけの支援をしていながら減ってきてしまっているのか、どんなふうに捉えていらっしゃいますか。 ◎産業振興課長   まず、数としては、先ほど言いました補助金の事業でございますので、前年度のほうで調査をかけながらやっていっております。そんな中で、前年度調査の中で手を挙げていただいてはいるんですけれども、当該年度になって、例えばイベントが中止されてしまうですとか、それにかかる予算規模が小さくて、補助の対象にならなかったりですとか、原因はさまざまあると思いますが、商店街の活力がなくなってとか、そういう話は今のところ私のほうでは聞いていない状況でございます。 ◆間中りんぺい   同じようにフラッグ取りつけ交換等、フラッグをつくってやっているところでも、こういう事業を利用しているところ、利用している商店街と利用していない商店街とかがいろいろあると思うんですけど、うまく使っていない商店街にもお知らせみたいな形で案内はしていただいてもいいのかなというふうに思います。  それから、このにぎわいのあるまちづくり事業そのものに関してなんですけれども、商店街のみ利用対象にしたものなのでしょうか。商業振興及び空き店舗事業の中の商店街振興というような予算であれば、商店街がメインであるというのはわかるんですけれども、このにぎわいのあるまちづくり事業そのものが、商店街のみを対象にした事業であるかどうかの確認をさせてください。 ◎産業振興課長   まず、各商店街さんへの案内でございますけれども、これは区内にある商店街、今92だと思いますけれども、その商店街さんに全て情報は提供していただいて、説明会を実施をして、そういう流れで参加するしないとかっていうのは決まっておりますので、そういった意味では、案内については全ての商店街さんのほうに出しているところでございます。  それから、対象者につきましては、東京都の事業のくくりでいきますと、私ども商店街を担当していますけれども、商店街ですとか、あとは商店街連合会、こういったところも対象になってございます。それから、商工会議所ですとか、社会福祉法人、NPO法人なんかも、こういった東京都の事業の対象者にはなっているところでございます。 ◆間中りんぺい   NPO法人なんかも含めて、商店街だけではないとするなら、この156ページの表を見る限りだと、今のところ区としては商店街のみにしか使っていないということでいいですか。  だとすると、もうちょっとこの使える主体が、もう少し広くあるということを利用というか活用して、もっと広い人たちに、このにぎわいのあるまちづくり事業に参加してもらうことが必要なのではないかなと思うんですが、その点に関してはいかがですか。 ◎産業振興課長   現在やっておりますのは、私ども商工振興の部門がありますので、そこを通じて商店街さんのほうに情報提供させていただいているという状況でございます。  そのほかの対象者につきましては、区のほかの部署等もあると思いますので、ちょっとそのあたりはどういった形でこの補助金の周知というか、図れるのかというのは、ちょっと検討してみたいというふうに思っています。 ◆間中りんぺい   検討していただいて、広くぜひ知らせていただきたいなというふうに思います。  次に、ごめんなさい、こっちでいきます。この主要施策の成果でいうと133ページと131ページのコミュニティ組織推進とコミュニティ活性化事業支援というところに関して質問をさせてください。  どちらもコミュニティ組織推進とコミュニティ活性化事業支援、コミュニティの重要性の認識の上に成り立っている事業だと思います。  このコミュニティ活性化事業支援は見てみると、自主的に実施する団体、地域住民の連帯意識の醸成ですとか、地域住民相互の親睦連帯感の高揚とか、地域住民との交流とか、自主的に推進する団体にということで使われているようでありますけれども、実際にはもう地域の中で決まっている方でよね。大体いつもの方ということで、そういう方々の親睦が深まるような事業だと思います。  それはそれで全然よくて、地域の中でいつものメンバー、より仲よくなってもらうようなことができる事業で、すごくいいと思うんですが、新たな地域の人と人との結びつきであったり、地域の若手ですとか、ふだんそういった町会活動に関与していないような会社員ですとか、そういった方々が新たに入ってくるようなコミュニティの推進にはつながっていないと思うんですね。地域の新たな価値の創出ということには余りつながらないのかなと。  コミュニティ組織推進というものも、コミュニティ活動を総合的に推進していくためというふうに文言はありますけれども、内容としては町会を中心とした、もしくは高齢者の方々が組織の中心になっているような既存の組織を対象にしたものであろうというふうに理解をしています。  どうしても、行政でコミュニティというふうに考えると、よく町会というような言葉がよく見受けられるなと思うんですけれども、普通に区民の皆さん、僕ら一般区民にしてみたら、コミュニティと言われたときに、町会というふうなことをイメージする人は、割合としてはほとんどいないと思うんですね。町会の存在とか、自分が町会員として自覚をしていて、町会のために動こうなんていう人は、割合としてはほとんどいないと思うので、行政が考えるコミュニティと実際に一般の区民の方が考えるコミュニティにずれがあるんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、コミュニティ活動が持つ効果を発揮させる対象として、町会というものをメインにしていていい時代ではもうないというふうに僕は思っているので、例えば港区だとご近所イノベーション、ご近所イノベータ養成講座みたいなことを区がやっていたりもするんですけれども、そういった新しい地域の価値の創出ですとか、ふだん町会にかかわらないような方々とか、新しいコミュニティ、新しい組織が生まれるような活動、また考えというものは板橋区においてはどのように考えていらっしゃるかお伺いしたいです。 ◎地域振興課長   今、コミュニティに関する質問等出ましたけれども、コミュニティ活性化、あるいはコミュニティ組織推進で申し上げますと、活性化事業のほうは、例えば桜まつりですとか、各地区祭りですとか、梅まつりですとか、お年寄りから子どもさんまで1日楽しめるようなイベント、こういうものも実施しておりますので、一概に町会に対するというようなわけではございません。そういう中には、学校のPTAさんが入ってきたり、児童館が入ってきたり、さまざまな地域の方々が、いろいろな形でご活躍いただいているものでございます。  ただ、なかなか今、間中委員さんがおっしゃいましたように、幅が広がっていかないんじゃないかというような考え方もあろうかと思います。先日も行政評価の中で、マンネリ化した事業を繰り返しているだけではなかなか参加しづらい、そういう場を提供してほしいというような区民のアンケート結果も出ておりますので、そういうような意味では創意工夫を今後もしていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆間中りんぺい   創意工夫の中身というのをもう少し今お話しできる段階のものがあればお伺いをしたいです。
    地域振興課長   まだ行政評価をいただいたばかりなので、今後どうやっていくかというのは各実行委員会、地区での実行委員会のほうで決めていくようになろうかと思いますけれども、参加する主体がもっと幅が広がるように、地域の保育園ですとか、幼稚園ですとか、そういうところにまでお声がけして、楽しんでいただくというようなやり方が1つ考えられるのかなというふうに考えているところでございます。 ○主査   時間です。 ◎産業振興課長   すみません、先ほどまちづくりの補助金の答弁を差し上げたんですけれども、社会福祉法人、NPOにつきましては、あくまでも商店街さんと連名でやるときの対象者になりますので、周知につきましては、やはり先ほどの商店街さんに周知を図るときに、このあたりもあわせて周知をしていきたいと思います。すみませんでした。 ◆しば佳代子   先ほど答弁いただきましたごみ関係なんですけれども、我が党で食品ロス削減に取り組んでいるということで、板橋でもいろいろ工夫をしていただいているということで、今こういうフードバンク板橋ですとか、フードドライブを行っています、区民まつりで行いますよとかという周知もされていると思います。とってもうれしく思います。ありがとうございます。  先ほどのご答弁いただいた中で、食べきり何とかというのに参加していくということだったんですが、ここをもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   委員のご質問の全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会の設立総会が過日行われております。10月10日ということで、板橋区も参加ということで、設立総会には参加できなかったんですけれども、出席ということで、議事については委任状を提出しているところでございます。  内容的には、各都道府県の重立ったところが参加されているということで、県でいうと北海道から沖縄まで42県、市町村でいうと197自治体が参加されている。10月3日現在ですけれども、そういうような形になってございます。  23区でいうと板橋区を含めて7区ほど参加ということで、内容的には先ほども連携のお話をさせていただきましたけれども、各自治体で行っている食べきり、あるいはフードロスの活動状況について情報を集約して、それぞれのいいところを参考にして、政策に生かそうとか、あるいはホームページを立ち上げて、その中で食べきりの例えばレシピを紹介するとか、そういった工夫なんか、あるいは各自治体で取り組んでいる施策等を掲載していくというようにお話としては聞いているところでございます。 ◆しば佳代子   わかりました。  区としても、そのようなことで意識づけをしていただいていると思いますけれども、家庭から出るごみが多いというデータもあると思うんですけれども、家庭への取り組みに関しては、何かされているのかどうか。  例えば、私たち女性議員の中では、スーパーとかに行ったときに、どうしても新鮮なものが欲しいので、後ろからとったりするんですけれども、前からとっていこうよとか、そういう地道な運動をしたりとかもしているんですけれども、家庭でできるものに関して、どういう取り組みをしているのか教えてください。 ◎清掃リサイクル課長   先日、広報いたばしでも、ごみの減量のところに、フードロスの記事を掲載させていただいております。その中で、食事に当たって残さず食べきりましょうとか、あるいは区のホームページでも、これはちょっとイベントのときに配っているレシピなんですけど、こういった例えば野菜の皮とか、使わないような、ふだん捨ててしまうようなものを使ったリメイクメニューみたいなのを紹介したりとかしております。  それから、小学校4年生、また保育園、幼稚園等で、出前講座を清掃事務所と清掃リサイクル課が協力してやっているんですけど、そういった子どもたち向けにいろいろ劇とか、寸劇をやりながら、フードロスも含めてごみの減量を啓発しているんですが、子どもたちがそれを学ぶことで、家庭に持ち帰っていただいて、お母さん、こういうのをきょう学んできたよということで、いいことを教わったねということで、例えば食べきりのレシピを参考にしてつくってみましょうとか、子どもたちから家庭に波及するような、そんなことも考えているところでございます。 ◆しば佳代子   いろいろ工夫をされていると思います。  大分県の高校生なんですけれども、今と似たようなものなんですが、例えば大根を買ってきて使った後、葉っぱと白いところの間が残りますよね。あれを水につけておくとまた葉っぱが出てきて、そこから上から食べられるっていうようなことを高校生がやっているということですので、ぜひそういうのも参考にしていただきながら、またどんどん進めていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   大根の上をちょんって切って、水にやると出てくるというやつだと思うんですけれども、区のほうのホームページでも、今、大根というお話が出たので、大根の皮を使ったきんぴらのレシピとかも掲載しております。そういったいろいろなアイデアを先ほどの全国のネットワークでもいろいろアイデアが出てくると思うので、これはというものについては、区のホームページや広報紙等で周知、あるいは事業、イベント等で、例えばイベントの清掃リサイクル課のコーナーでパネル展示をするとか、いろんな工夫をして、周知啓発に努めていきたいというふうに考えてございます。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、違うことを聞こうと思っていたんですけど、先ほど蛍のお話がありましたので、蛍について。  私は別の視点からなんですけれども、今回、解体をしたということで費用が載っていたと思うんですが、この解体については、何か問題とかは起きなく、無事にというか、スムーズにいったんでしょうか。 ◎環境課長   解体工事そのものにつきましては、特に問題なく終了してございます。 ◆しば佳代子   わかりました。  この蛍なんですけれども、私も亡き父と子どもを連れていって、まだ整理券が配っていないときでしたので、並んで、わくわくしながら蛍が見れるねということで、思い出の地にもなっています。  私はそういう形なんですけれども、携わってきた方々、地元の方々は、もっともっと愛着がある、そのホタル館がああいう形で閉鎖になってしまい、壊されてしまうというのはどんな思いなんだろうという、一番の犠牲者は区民になっていると思います。それは、皆様も責任のある方々、役職のある方々は肝に銘じて、こういうことは区民に対して絶対させないという思いを肝に銘じていただいて、それを後世に伝えていただく使命があると思いますので、そこのところはよろしくお願いいたします。  解体が問題なく済んだということなんですけれども、現在はどういう形になっていて、今後どういうふうになっていくのか、そこを教えてください。 ◎環境課長   原状回復いたしました敷地につきましては、教育委員会にお返しをしているという状況でございます。教育委員会につきましても、まだ今後どうしていくかというのは明確になっていないという状況でございます。 ◆しば佳代子   なぜこのようなことを聞くかといいますと、今、木が生い茂っていて、近所の方から、あそこの木から出ている木の実が、時期になるととても道路が汚くなったり、あとは家の中に入ってきたり、車に被害があるということで、道路の清掃の依頼をいただいたんですけれども、これ清掃していただいたんですが、もとがあるので、なかなかそれが解決にならないということで、木に関しての手入れとかということは、どういうふうになっているんでしょうか。 ◎環境課長   板橋、それぞれの所管の管理するものにつきましては、所管がきちんと植栽管理等々をする形になってございます。もし、そういうような状況、多分その声は入っていると思うんですけれども、根本的に解決が必要だという場合には、きちんと教育委員会のほうで対応する形になろうかと思います。 ◆しば佳代子   周りの方たちも、被害をこうむっているので、その辺に関しても責任を持ってやっていただきたいと思います。蛍に関しては以上になります。  次に、主要施策の成果の美術館関係で149ページになります。  美術館の運営ということで、予算と決算があるんですが、若干、これ若干ですけれども、金額の差があるのは、これに関して教えてください。 ◎文化・国際交流課長   26年度、27年度にかけまして、美術館の歳入の減、そういったことのご質問だと思っております。  こちら残念なことに、27年度に関しましては、観覧客が26年度に比べまして少のうございました。大体、有料の展示でございますと、6,000人ぐらい少ない形になってございます。26年度のボローニャ展がとても大盛況だったこともございまして、27年度はそこに及ばなかったというような主な要因になってございます。 ◆しば佳代子   これを見ますと、小・中学校の作品展が一番多いんですよね。これは毎年こんな形なんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   例年やはり小・中学校の作品展は、その出品されているお子様とご家族がともに来てくださいますので、一番の人気となっております。 ◆しば佳代子   それでいいんですかね。美術館なので、美術でも集客をしていくのが筋だと思うんですね。作品展だったら子どもたちの作品、どこでも置けるので、これはよく考えていただかなくてはいけないのかなというふうに思います。  ことしはサザエさん生誕70年を記念した、よりぬき長谷川町子展が10日まで行われていたと思うんですが、10日なので、まだなかなかお聞きしてもわからない部分もあるかと思うんですけれども、大体集客はどんな感じだったんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちらのサザエ展には、しば委員もお越しいただきましてありがとうございます。  今までで最高の入場者数を目指したところなんですけれども、歴代2位というような形になりました。今の暫定ではございますけれども、1万九千何百人かの入場者という形になりました。ありがとうございます。 ○主査   環境課長より先ほどの樹木被害の件で追加の答弁があります。 ◎環境課長   先ほどのしば委員の樹木の被害の関係についての追加で答弁させていただきます。  実はそこの土地の隣に土木が管理する苗圃がございまして、そこは区と一体で今、土木が植栽については管理してございます。年に1回植栽を行っておりますので、そちらにつきまして土木に伝えまして、時期を検討するとかというような形での検討をお願いしてまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。ぜひお願いします。  では、続きで。今回サザエさん2位ということなんですが、ちなみに1位は何だったんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   ディック・ブルーナ展というのを以前やりまして、ミッフィーちゃんの展示ですね、あちらが4万人超えだったと記憶してございます。 ◆しば佳代子   今回のサザエさんが目玉ということで、多分というか、携わる人たち、従業員をふやしたと思うんですけれども、何人ぐらいふやして、どのくらいの費用がかかったのか教えてください。 ◎文化・国際交流課長   委託の人をふやしまして、入場のいわゆるもぎりであるとか、あと監視員も必要ですので、そういったところと、あと駐車場にかなり車が入ることも想定しておりましたので、警備員なども配置いたしました。今、実際の数字をちょっと手元に持ってございませんので、後ほどお答えしたいと思います。 ◆しば佳代子   よろしくお願いいたします。  人数もそうなんですけれど、どのくらい経費がかかったかということも教えていただければと思います。  そこに関連してではないんですけれども、先ほど出ましたふれあいという、こちらのほうですね、ふれあいについてなんですけれども、この中に見たいものがあったりとか、チケットの件なんですが、チケットを買う場合には、どういう方法があるんでしょうか、教えてください。 ◎文化・国際交流課長   文化会館での催しでのチケット販売でございます。  こちら、まず方法としましては、文化会館に足を運んでいただく方法、また文化会館での興行でのインターネットを通じての方法、また電話をかけまして、チケットを取り置きしておいていただき、そしてまたその取り置きしておいたチケットについて、窓口、もしくは銀行振り込みで払う方法などとなってございます。 ◆しば佳代子   なぜこのようなことを聞くかといいますと、相談はさせていただいたんですが、チケット取扱店だと家の近くにあると。ただ、見たいものがチケット取扱店じゃないと大変面倒というか、どこかに行ったり、銀行振り込みをしてお金がかかったりと、この2種類のやり方があると。どっちがどっちだかわからない。高齢者の方だったので、なぜこういうふうなことが起きるのかという声がありましたので、その辺をお願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   こちらチケット取扱店で販売しておりますのが、財団での興行についてチケット取扱店を利用できるような形となっております。こちらは、なかなかチケット取扱店での販売件数が少ないということもありまして、指定管理者のほうでは取り組んでいないんですけれども、今後、ご要望に応じまして検討させていただきたいと思っております。 ◆しば佳代子   区民にとっては、同じところのものを買うのに、これだとこっち、これだとこっち、こうしなくてはいけないっていうふうだと、とても不親切、不都合になっているので、ぜひそれは早急に行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  では、それは終わりにしまして、先ほどの主要施策の133ページのコミュニティの組織推進。これホームページ作成が1町会、建物の補助が1町会ということなんですが、これ建物でかなりの金額がかかっていると思うんですけれども、ここを詳しく教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎地域振興課長   これは具体的に蓮根仲町会さんが、前々からお持ちだった土地に、約3,000万円少々の建物を建てたと。そのうち2分の1を補助するというようなことで1,500万円、これは私どものほうで用意させていただいております。過去にも幾つかの町会さんでご利用いただいていると。毎年毎年あるわけじゃないので、27年度、たまたまこういう形で出ているんで、大きく数字のほうがふえているということでございます。 ◆しば佳代子   これこういう補助が出るととても助かりますよね、町会とかで。何か条件とかあるんでしょうか。 ◎地域振興課長   建物を持つということになりますと、登記が必要になりますので、地縁団体として登録していただくような形になろうかと思います。          (「地縁団体」と言う人あり) ◎地域振興課長   はい。地面の地に、えにしの縁って書くんですけども、いわゆるそういう意味で人格をきちんと持っていただくということになります。 ◆しば佳代子   わかりました。だから、なかなか進まないのもあるのかなと。条件に合わないのかなというのもあるかと思うんですけれども、あとホームページのほうの作成は、これは1町会というのは、みんなできててこうなっているのか、なかなか認識がないのか、この辺はどうなんでしょうか。 ◎地域振興課長   今回ホームページのほうで助成させていただいたのは、中丸町会でございます。
     それで、ホームページの作成の補助がなかなか進んでいないんですけれども、実際、ホームページを新規で立ち上げるときに、費用的に12万円が上限の補助なんですけれども、実際には20万円を超えたりしておりまして、また町会さんであれば町内に対して情報収集する手段を別にお持ちです。また、更新も必要になってまいりますので、利用しているところは余りないというのが実態でございます。 ◆しば佳代子   わかりました。  例えば、20万円かかって12万円が上限だと、あと負担しなければいけないからということですよね。ということになると、使いやすくするにはもうちょっと上限を上げるなり何なりという工夫が必要だと。ホームページを持つかどうかということにもなると思うんですけれども、その辺もうちょっと工夫をしていただければと思います。 ◎文化・国際交流課長   先ほど、しば委員からご質問いただきましたサザエさんの委託の人数の増についてでございます。駐車場3人、看板、監視委託を11人ふやしまして、合計14人です。経費としては150万円アップとなっております。 ◆竹内愛   農業についてお伺いします。  主要施策の成果でいきますと、142ページ、143ページになるかと思うんですけれども、こちらに区民農園の現状について記載がありまして、区民農園は25年度が39、26年度38で1つ減ったんですけれども、27年度に39農園ということで、利用される方々からも含めて維持されていて、好評、喜ばれているんではないかと思うんですけども、問題なのは、農地だと思うんですね。  区民農園というのは、農地を保有されている方が、何らかの理由で農業ができない、または自分たちで農業の耕作をするんではなくて、区民農園として提供していただくという形。ご高齢の方が管理されているという場所が、非常に多いような印象を受けているんですけれども、その下にふれあい農園というのが記載されていて、これは子どもたちや区民の方々に、例えばトウモロコシとか、ジャガイモとか、そういうものをとっていただく、体験農園的なそういったことをやっていただいている方ってことなんですけど、こちらを見ると農家数、そのふれあい農園の農家数が減っているということがわかると思うんです。  私は農地を保全するということを考えたときに、やはり指標としては、区民農園の数というよりは、耕作可能な農地が確保されているのかどうかということが、非常に重要だと思うんですけれども、耕作可能な農地が今どの程度あるのかについてお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎赤塚支所長   まず、区民農園と、それからふれあい農園の違いでございますけれども、区民農園につきましては、お話のとおりでございます。  ふれあい農園につきましては、ふれあい農園会という農家の皆様が組織をされている団体でございます。ここから例えば学校給食等に農作物を供給しております。  それから、データでございます。現在、区内にある農家の現状でございますけれども、面積といたしましては、細かい概念がいろいろありますので、大ざっぱにお答えさせていただきますが、約23ヘクタールでございます。そのうち3.8ヘクタールが区民農園の用地になっておりまして、0.6ヘクタールが他の貸付地になっておりまして、耕作地としましては、アールで申し上げますけれども、1,733.8アール、これは区内にある分だけでございます。ちなみに、農家数は157戸となっております。生産農家は、そのうち132戸となっております。 ◆竹内愛   この今現状の農家数や農地ですね、耕作可能な農地をどのように維持して保全をしていくかということが重要だと思うんですけど、実は農業関係の予算の中に、農地保全という予算がないんですね。板橋区は緑の保全計画というのをつくっていまして、こちらでは保全をしていきますというふうに書かれているんですけど、この予算がないということについては、どのように考えているんでしょうか。お願いします。 ◎赤塚支所長   まず、農地の特性でございますけれども、土地があって、それから営農していないと農地として役に立たないといいますか、農地としての役割は果たさないということがありますので、耕作する人たちの支援ということをまず重点に進めているところでございます。  保全に関しましては、予算項目としましては、振興対策費という予算が、資料1のほうの決算書でございますけども、こちらの242ページからのところになりますが、244ページのところの2、農業振興推進費ということで、事務事業として1から6番まで、農業振興対策経費から6番の板橋ふれあい農園運営経費までございますが、こちらのほうが保全に関する費用に近い内容になっております。また、用地を、農地を買収するといったような場合には、土木費のほうで対応するという仕組みでございます。 ◆竹内愛   それは農業振興だと思うんですよ。私が問題にしているのは、農地を保全するということなんです。  農家の方々というのは、ほとんど農家としては収入、生活生計できてないんですね。以前の調査ですけれども、500万円以上の売り上げがありますという農家の方は、たしか1戸だけだったんです。結局、農家の方々に聞くと、どうやって生計を立てているかというと、不動産ですとか、別の建設とか、別の事業をやられていて、その収益を農地保全に、農業振興の農業を維持することに充てているということなんですね。マイナス財産なわけですよ、今の現状でいうと。だって、とれたものでは、それペイできないわけですから。それを保全するということを、個々の努力によって行われているということなんですね。  それで、今のお話だと、農地を手放しますといったときに初めて保全、板橋区としてどうするかっていうことが出てきますということなんですよ。実際、緑の保全方針というのが、グリーンプラン2020のときにつくられたものですけれども、この農の緑保全重点地区というのを設定して、その地区の中にある農地を売りますといったときに、区として買い取りますという方針が出ているんですね。これだけなんです。保全と。農地を保全するという計画は。あとは農家の方が、自分が耕作できなくなったら区民農園としてやりますよと言うか、それもやめたときには売却しますよ、売却するときに区に買ってください、そこが成立しなければ、あとはもう手放しますという話なんですよ。それは、本当に私は保全計画、保全方針と言えるんですかというふうに思うんですね。その点についてはいかがでしょうか。 ◎赤塚支所長   農地とそれから農業の保全のところの違いでございますけれども、営農者が耕作をしていて初めて農地として保全をされるという認識でおりまして、過去10年間のトレンドを統計的に調査しまして、今後10年に置きかえてみますと、農地自体、面積的な減少よりも耕作する人の農家さんの減少というのが、相当著しく発生してくるだろうということが予想されまして、余り積み上げ方式の調査ではありませんので、そんなに正確ではないんですが、土地よりも耕作者が減ると、耕作者がいなくなれば農地がそのままになってしまう、売却ということにつながるということで、今のところ土地と人のセットですね。農地というものの保全に力を入れていく予定でございます。  それともう一つ、保全方針のお話ですけれども、それはエリアとして、たしか4か所ほど農地等が、農地ですとか、寺社林、お宮やお寺の用地ですとか、それから大きな農家、そういったものが集中的に集まっているところ4か所をエリア設定して、そこを集中的に保全していこうという計画だったと思いますけれども、それについても、具体的にどうするのかということを、来年以降になりますけれども、細かく調査をして、どのようにすることによってそれらが一体として保全できるかということを、土木部と一体となって推進していこうということを考えているところでございます。 ◆竹内愛   新しい都市農業法も成立をして、都市農業のあり方ということで、非常に注目をされて、その転換が図られていると思うんですね。実際に板橋区も今までの農業振興対策費から都市型農業振興・農地保全推進事業費の補助金ということで、その補助金のあり方も、内容も少し改善をされているとは思うんですけれども、また、先ほども言いましたように、農家の方々は農業では食べていけないわけですよ。自分たちの農地を保全するために、別の事業を充てているという、お金を充てているということなんですね。  そこで、ことしの夏に発生した崖崩れの事故があったんですけども、区民農園だったんですね。区内の今残っている農地というのは、平坦なところにある農地と、それからそういった崖地にある、大きな農地なんですけど、目の前は崖というところも少なくないんですね。その崖の上にある農地を保全するために、多額の費用を要するわけですよ。もちろん、野菜や食べ物をつくるわけですから、土壌って固くないわけです。そうすると、大量にことしの夏みたいに雨が繰り返し繰り返し降ると、土壌が当然流れるわけですよね。それを農家の方々にやってくださいと、危険ですからというだけでは、私は問題があるなというふうに思うんです。  それで、保全の範囲をぜひ拡大をしていく必要があるんではないかなというふうに思うんですね。  先ほどお話がありましたけど、農地保全というのは営農されている方々の農業を支援していくということだというふうにおっしゃいましたので、私は実際に堆肥とか、肥料とか、そういったパイプハウスとか、そういった具体的な支援、そういった農業に直接かかわる支援だけじゃなくて、農地を保全するための周辺整備、これについても区として助成をして、その保全の機能を高めていただきたいというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎赤塚支所長   幾つかご質問いただきましたけど、まず本年度、区民農園におきましては、崖崩れ等の事故は発生してございません。区民農園については、区のほうで管理をしておりますので、その点は確認をしております。  それから、農地から土が流れ出るといったような問題というのは、ご質問のとおり営農者の方々にとって、近所との関係等も含めて重大な問題であると認識しております。  先ほどご紹介をいただきました都市型農業振興・農地保全推進事業補助金の中に、本年度からでございますけれども、新たにそういったものについても、土どめ工ですとか、耕作道の整備、そういった土砂の流出等を防止するための施策についても、助成の対象とさせていただいておりますので、こうしたものをよりよく活用していただけるように努力をしていきたいと思います。 ◆竹内愛   区民農園ではなかったということなんですけど、農地で、耕作されている農地だったということだと思うんですね。農地を保全するといったときに、売りますといったときに、買うことが保全だという考えではなくて、農地をどういうふうにして残していくかという、公園とかも確かに悪くはないんですけれども、農地ってやはり耕作して意味があると思うんですね。それをどうやって維持していくかということは、やはり農家の方々とよく協議をしていただいて、支援をしていただきたいなということをお願いしておきたいと思います。  それから、助成の仕方としては、助成金があるんですけれども、十分とは言えない額だと思うんですよ。例えば、擁壁、私がちょっと見に行かせていただいたところは、100メートルぐらいあるんですよ、幅が。高さが5メートルから7メートルぐらいあるんですね。試算していただいたら、擁壁をつくるのに大体億かかるというふうに、1億はかかりますというふうに伺ったんですね。そうなると、全く収入にならないところを保全するといったときに、それをやるぐらいだったら、もう売っちゃったほうがいいかなって、私は気持ちとしてはなってしまうんじゃないかと思うんです。それでも農家の方々は、やはり代々受け継がれてきた農地を何とかして守りたいという思いなんですよ。  そういうときに、補助金が新しくできたということも、活用もぜひ促していただいて、区としてもそれに上乗せをするですとか、例えば銀行からローンを組まないと、自分の自宅を担保に入れてお金を借りないと現金はありませんから、そういったときに利子補給など産業融資の関係も含めてですけど、そういうことにも使えるような、本当に横断的に何とか農地を守るための手だてをぜひ考えていただきたいなというふうに思いますので、これは答弁はいいです。ぜひ検討していただきたいということをお願いしておきたいと思います。  それで、次にもう一つ、産業関係で伺いたいんですけれども、No.1プラン2015の実施計画の実績評価、昨年度までの実施計画についての実績評価が、企画総務委員会のほうで報告になったと思うんですけれども、この中で10ページに、産業活力UPという項目の中の産業集積の維持、発展の促進という項目があって、25年度から27年度の3か年の事業計画は、いろいろあるんですけれども、プラザ整備、建物ですね、プラザ整備検討結果まとめとあるんですよ。  ところが、総括の中には、25年、26年の実績でも、プラザ整備は検討で終わっているんですね。27年どうかというと、これも同じようにプラザ整備検討となっているんですよ。目標はまとめ、検討の結果をまとめるというものだったと思うんですけど、これ達成になっているんですよね。ほかの事業と一緒に重なっているので、そっちのほうを言っているのかなとも思うんですけど、まとめを目標とした以上、まとめをきちんとしたのかどうか、できてないんならできてない説明も必要ですし、できているならその内容を議会にぜひ報告していただきたいと思うんですけども、今現状どういう状況になっているのかお伺いします。 ◎産業戦略担当課長   そのあたり経緯も含めましてご説明をさせていただきます。  まず、新産業育成プラザというものは、平成17年、前産業振興構想におきまして、新産業育成増というものを打ち出しました。その中の核となるものとして、整備が提言されたという経緯がございます。その後、計画を重ねまして、平成21年4月に、新産業育成プラザ基本構想というもので、舟渡三丁目が用地になりますけれども、そこで誘致機能と技術支援機能をあわせ持った産業振興の施設として、新産業育成プラザを建設整備するということがうたわれました。  その後なんですけれども、さまざまな経済環境の変化ですとか、状況の変化によりまして、コストパフォーマンスがなかなか厳しいだろうというところで、その計画が実行に移されずにおりました。そんな中で、ただ計画を指をくわえて先延ばししていたわけではなくて、この計画で必要とされた2つの機能、誘致機能と技術支援機能というものをそれぞれ先行して、既にあります当時の区立工場ビル、現在はものづくり研究開発連携センターということで、中小企業の高度化の拠点としておりますけれども、ここで先行して整備をしようということで進めておりました。  誘致機能につきましては、ことし形になりましたけれども、研究開発室の設置というものを行いましたし、技術支援機能におきましては、平成23年度に都の産技研がこの城北地域を撤退したことを契機としまして、区で産業技術支援センターというものを開設をいたしました。また、平成26年には、理研との協働で理研板橋連携研究センターというものも設置しまして、それぞれ新産業育成プラザで実現しようと考えました機能の実現を図るに至りました。  それを踏まえまして、当時、その都度、そういった機能が代替で実現するたびに、委員会のほうでは報告をさせていただきまして、現状残っておりますのが、そういった舟渡三丁目用地で新産業育成プラザを整備するということなんですけれども、こちらにつきましては、そういったものを整備が代替でできたということを踏まえて、計画としては、この3月に終了する旨の決定を内部では決定いたしまして、用地につきましては、引き続きことしから3か年を通じて、現在は我々産業振興が産業振興施設としてコストも含めて実現可能かどうか、必要な目的にかなうかどうかも含めて、プラザにかわる別のものの検討をしておりますけれども、またあわせて区全体としてはそれ以外にも活用可能かどうか、どういうように活用するのがベストかどうかというものを踏まえて、この舟渡三丁目の用地につきましては、ことしから3年をかけて結論に至るということになっております。  先ほどご質問のありましたまとめで、それが実現に至ったというのは、この機能部分につきまして、代替によりめどが立ち、機能が実現できたということをもって、そのように記載をさせていただいたものでございます。 ○主査   時間が来ました。 ◆佐藤としのぶ   よろしくお願いします。  主要成果の171ページ、いたばし花火大会です。  僕、前から思っていたんですけど、52万人動員という、観客数というのが出ているんですけれども、これはどういう根拠でやっているのか教えてほしいんですよね。  場内だけは、たしか十何万人だったと思いますし、会場外というのはどこまでを、マンションの屋上から見ている人たちとか、マンションの自室から見ている人をカウントしているのかとか、志村橋の上でレジャーシートを敷いて見ている人がいますので、そういう人たちとかもカウントしているのか。それの根拠はどうやってカウントしているんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   今、委員おっしゃったような形で、近隣のご自宅からごらんになられる方、そのほかあそこは電車等も通っていたりしておりますし、大体一番最初にそのような形でやっていまして、以後、大体対前年度で考えているような数字でございます。 ◆佐藤としのぶ   対前年度って、もともとの最初が何なんだっていう話になっちゃいますけども、ちょっとね、根拠がよくわからないなっていうのをいつも感じています。  玉数6,020発ってあるんですけども、ポスターとかでは大体1万1,000発とか、1万2,000発って書いています。これは多分、戸田市の部分もカウントしてやっているのかなと思っているんですけれども、でもポスターを見ると、いたばし花火大会1万2,000発、雑誌とかにもそうやって出ていますよね。実際は、板橋は予算的には6,020発で、戸田側はどういう発表をしているのか知りませんけれども、別に戸田市との共催じゃないですよね。たしか板橋区と観光協会ですよね。それなのに、そこまで含めた数字にして、対外的にいいのかなという思いがあるのと、さっきの52万っていうの、これもしかして戸田市側も含んでの人数なのかなというような気もしていて、スケールについては合算をして、でも予算とかそういうことについては別途やっててというのが、その辺の仕切りというのはどういうふうに考えているんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   板橋区のほうの打ち上げ発数ということでは6,000発ということでお話ししまして、全体で同時開催ということで、戸田市のほうの花火大会も同日で行いますということで1万2,000発という、そういうふうにお知らせしているところでございます。  それとあと、入場者関係につきましては、戸田市は戸田市のほうで発表しておりますので、私どものほうとしましては、東京側、荒川を挟んだ東京側ということでの人数というふうに私どもは発表しております。 ◆佐藤としのぶ   電車とか車で通りかかった人は、多分、両方カウントされているんだろうなと思うと、何だか腑に落ちない感じはするんですが、確かにポスターとかで発表するのは数が多いほうが、1万2,000発って書いたほうが、それはインパクトもあっていいと思うのですが、この決算の資料に書くんだったら、公表1万2,000発で、板橋区は6,000発、戸田も6,000発みたいな書き方のほうが、正確なんじゃないかなという気がしたので、ちょっと考えてみてください。  戸田との同じ日に開催しているっていうのも、昔からやっていて、多分、日程と時間帯の調整はやっているんだと思うんですが、そのほかどんな連携をしているのか。予算的にお互いで絡んでくるところがあったりするのか、交通規制とかで絡んでくるところがあるのか、内容によって、こっちがスターマインを上げているときは、向こうは大きいのを上げてくださいとか、そういうようなプログラムの調整をしているとか、どんな打ち合わせを何回ぐらいやって、どんな調整をしているのかっていうことを教えてください。 ◎くらしと観光課長   大きなお互いの打ち合わせ会ということでは2回開催しております。それ以外にも、各担当のほうで、いろいろな打ち合わせ等は綿密に行っているところでございます。  そのほかに荒川下流工事事務所のほうにも一緒に出向きまして、事業の内容につきましての説明を一緒に行っているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   せっかくなら、もっと戸田市と親密に連携して、いろんなことができるといいなというふうに思っているので、ぜひ花火大会についても、より効果的になるようなものを目指していただきたいなと思います。  なぜこの戸田市という話をするかというと、ちょっとこれ予算から外れるから質問にはしませんけれども、これもやはりオリンピックに絡んでくるところで、今ちょうどボート競技を宮城県の登米市って言っていますけれども、でもボートの競技者の方にアンケートをとると、3分の2の人が戸田の彩湖が一番いいということを言っているそうで、そこへ戸田市が手を挙げるとなったら、やはり板橋も一緒にバックアップしてあげなきゃいけないと思うんですよね。そんなこともありますし、もし戸田市は手を挙げないというのであれば、板橋でもホストシティとして、ほかの国から来た選手団を受け入れる。そのときにボート競技をやるといったらあそこしかないですよ、練習するといったら。そのときにやはりスムーズに貸し借りできるようなことを戸田市とも連携を今から深くしておいてほしいなということを思っています。  ボートについては、元ボート部の竹内委員が後日また改めて質問されると思いますので、私もどこか場所を見て、改めてやらせていただきたいと思いますが、ぜひ花火をきっかけに、戸田市とのパイプっていうのを大事にしてほしいなと思っています。これぐらいにしておきます。 ○主査   先ほどのいたばし花火大会の質問に関して追加の答弁があります。 ◎くらしと観光課長   すみません、先ほどご質問の中で、プログラムの関係の調整ですとかというようなお話もございまして、それにつきましても、私ども委員おっしゃったような形で、お互いのプログラムを調整しながら打ち上げるタイミング、それは両方で連絡をとり合いながら行っているものでございます。失礼しました。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。安全面のこととかもいろいろありますから、本当に連携を親密にやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  続いて、戸籍も余り質問がないと思うので、そこについて質問したいんですが、事務実績調書の区の19というところで、婚姻届についてお伺いしたいんですけれども。 ○主査   もう一回ページを言ってくれる。 ◆佐藤としのぶ   事務実績調書の区民文化部の19ページですね。  婚姻届が6,458件、離婚が約1,600件ということで、4分の1は離婚するんだなと寂しい気持ちにもなるんですが、それはいいとして、婚姻届のほうだけちょっと聞きたいんですけれども、少子晩婚化と言われている中で、板橋の婚姻届の提出数といいましょうか、婚姻が成立する数っていうのは、トレンドとしてはふえてきているのか、減ってきているのか、その辺、実数じゃなくても、トレンドでも構わないので、どんな状況なのかを教えてもらえますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   板橋区の人口が、今のところふえている関係もありまして、本籍地を板橋区に置く方もふえております。したがいまして、婚姻届も大幅にふえているわけではございませんけれども、ふえる傾向にはございます。 ◆佐藤としのぶ   少子化を避けるためには、やはり婚姻数をふやして出生数をふやしていくということが、今後の人口対策として必要だということで、やっていかなきゃいけないということで、板橋でも今、子育てするなら板橋ということで、保育を拡大していきましょう、新婚生活をサポートしますということで、区立住宅の優遇施策をやったりとかしているので、結婚するなら板橋というようなことも、ぜひお考えいただきたいなと思って、ちょっといろいろ調べていたら、文京区とかほかの自治体で、ご当地婚姻届というのがあって、婚姻届が複写になっていて、その地域柄のイラストなり、文字なり、そういったものが入った婚姻届というのがあって、提出したものともう1部のほうは自分で持って帰って飾っておけるような、そうすると署名してくれた人の名前とかも載っていますから、夫婦でけんかしたときも、その人の名前を見たら、この人の顔を立ててやっぱり離婚できないなとか、そういうこともあるのかなとも思うんですけど、そういった婚姻届って出しちゃうと、一生手元に戻ってこないじゃないですか。それをご当地婚姻届っていうのは、持って帰れるということでやっているそうなんですね。  非常におもしろいなと思って、さらに立川市は販売しているんですよね。1,000円で。写真立てつきの複写の婚姻届で、販売して、結構売れているという話なんです。収益が上がっているかどうかわかりませんけれども、そんなに費用のかかる話でもないのかなと思って、結婚するなら板橋でということで、ご当地婚姻届のようなこと、そんなことっていうのは今ご検討にあるんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   来年度の新規事業ということで、板橋区でもご当地婚姻届をつくっていこうと、こういう検討を今進めているところでございます。  板橋区の場合は、表面は普通の婚姻届で、複写式になっておりまして、それは婚姻届を出された方に記念でとっておいていただけるような形ということで、今企画を進めているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   知らなかったので、ぜひやってくださいという質問をしようと思っていたんですけど、せめて複写やコピーだけでもとってあげるようにと言おうと思ったんですけど、では、今そういうので考えているんですね。であれば、デザインだとか、そういったことも含めてぜひいいものをつくっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  それと同様に、これは多分どこもやっていないと思うんですけど、出生届というのも出しちゃうとそのままなくなっちゃうじゃないですか。それも記念になるのかなと思ったりしたんで、これは全国的にそんな出生届の複写サービスだとか、そういうご当地用の出生届みたいなことっていうのは全国的にあるのかないのか、また板橋区ではそんなことは考えているのか、その辺についてもお願いします。 ◎戸籍住民課長   出生届のほうを記念としてお渡ししているという事例は、今のところほかの自治体であるとは聞いていませんけれども、今、委員からご意見をいただきましたので、そこの部分についても検討はさせていただきたいと思います。 ◆佐藤としのぶ 
     ご結婚されている方は多いと思うんですけど、婚姻届を出して、保存期間は何年か知りませんけれども、10年とか何年かするとシュレッダーにかけられちゃうんだなと思うと、大変寂しい気持ちになるので、そういうこれから結婚していこうという人たちに対してはずみになるような、また出産していこうという人にためになるような、そんなことを考えていただければなと思うので、ぜひ検討していただきたいと思います。  では、戸籍はこの程度にしまして、次に、リサイクル関係のところですね。成果の201ページです。  ここで、回収品目とその回収量が出ているんですけれども、再資源化するものというのは、多分これは売却をするんだろうなと思うので、その販売額については、どこか載っているところってありますでしょうか。このアルミ缶、瓶、古紙、ペットボトル、どれぐらい回収したものが収益というか、歳入になっていくのか。そんなものはどこか資料があれば。なければ、口頭でもお願いします。 ◎清掃リサイクル課長   資源物については、歳入のほうの諸収入、決算調書の148ページに、空き缶等売却収入がございます。全部で3億255万8,579円でございます。 ◆佐藤としのぶ   それぞれのってありますかね。というのは、どれが効率がいいのか、効率が悪いのか。例えば、瓶って量は物すごい重いですけど、余り金額にならないですよね。効率のよさをちょっと比較をしたいのですが、そういう意味では、今すぐ数字が出なければ後日で構わないんですが、感覚としても、これとこれは余り収益的にはよろしくないと、これは一番集まると助かるというような感覚だけでも、今の段階で、もし出なければいいんですけど。  できれば、あとその下の拠点回収しているものについても、これは相当赤字になっているんですとか、これは実は結構歳入につながっているんですというような、紙パック以下のところですね。こちらについても、回収して売却するに当たっての、もしくは処分するに当たっての効率についてちょっと説明をいただきたいと思います。 ◎清掃リサイクル課長   空き缶等売却収入の27年度の種目別でございます。  アルミ缶については1億3,820万円ほど、スチール缶については1,750万、リターナル瓶については60万円、古紙については4,952万9,000円というふうになってございます。また、ペットボトルにつきましては5,200万円ほどということで、それぞれの空き缶等売却収入というふうになってございます。  その他、細かいペットボトル関係については、容器包装リサイクル法の関係で容器包装リサイクル協会のほうから有償で入札した場合の区への歳入がございます。それが約3,198万円。それから、カレット等瓶については約300万ほど、それから古紙については150万円、そのほか小型家電については26年度から始めているんですけれども、27年度については206万円等々の収入があるところでございます。 ○主査   拠点回収のことも言われたんだけれども。 ◆佐藤としのぶ   そしたら、すみません、数字は資料でも構わないんで、ちょっと印象として、今の缶とかはわかりましたけれども、拠点回収のほうについては、トレーとか、容器っていうのは、やるやらないで結構昔もめていた時期もあったと思うので、結局やってみて、採算がとれるってことはないのかもしれませんけど、よかったのか、悪かったのか、その辺の効率性についてちょっと感想をいただけますでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   トレー、ボトル類については、拠点回収で従来やっておりました。ただ、拠点数が限られているということがあるので、集積所の一部で始めております。大規模なマンション等々一部、2つの地域ですけれども、集積所回収を始めているところです。  今後なんですけれども、拠点まで持っていく区民の方の利便性等を考えますと、集積所回収のほうが出しやすいというメリットはございます。ただ、費用がやはり集積所が区内に2万か所ぐらいありますので、コスト面、それからどういうふうにそれを処理していくかという課題を解決しながら、今後、集積所回収の拡大に努めていきたいというふうに考えてございます。 ◆佐藤としのぶ   ちょっと趣旨が違ったんですけど、私としては、資料要求のところで、ボトルキャップの回収についての質問を資料要求していたんですね。今、ボトルキャップは回収していないということで、それは効率が悪いからだというようなお答えだったものですから、ただ学校とかいろんなところでペットボトルキャップの回収をやっていて、いろんなNPO団体がそういうのをやっていますよね。区だけやらないのはなぜだろうなと思って、その辺について質問をしたかったんですね。そこでお答えできますでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   大変失礼いたしました。ペットボトルのボトルキャップというのは、ペット樹脂ではないんですね。ですから、分けて集める必要がございます。学校等は子どもたちが集めやすい、持っていきやすい、学校等に持っていきやすい、あるいは商店街のほうでも回収しているんですけども、そういったことで回収しているのは民間ベースで行っています。  行政がやろうとすると、非常にコストがかかってしまう。実は民間で今現在行っているものについても、運搬費等を考えると非常に高いものについています。ただ、資源として生かすということで、高い運搬費用を自己負担なり、あるいは会社の空車に乗せることで、合理化を図って持っていくというような運動については、区はなかなか協力は難しいんですけど、民間の方のそういった活動については、理解をしているところでございます。 ○主査   時間です。 ◆井上温子   主要施策の成果の151ページの産業経済費のところでお願いしたいと思います。  まず、就職活動サポート事業のところなんですけれども、キャリア・カウンセリングから始まって、(5)まで5つの事業に分かれているんですけども、それぞれの決算額をまず教えていただきたいのが1つと、プラス施策の現況のところで、27年度が全体的に参加者とかが減っているように思うんですけども、その理由がありましたらお知らせください。 ◎産業振興課長   就職活動サポート事業の決算ということでございますけども、それぞれ大体主なものは委託料になってございますので、委託料の金額で申し上げたいと思います。  キャリア・カウンセリングにつきましては、119万3,000円余になってございます。  それから、2番の就職の面接会、こちらにつきましてはハローワークさん、あとは都立の中央・城北商業能力開発センターさんと連携でやっていますので、こちらのほうは経費はかかっていない状況でございます。  それから、(3)の就職支援セミナー、こちらでございますけれども、1)の男女社会参画課との協働、こちらのセミナーにつきましては7万円ほど、それから2)と5)、こちらについては若者向けということで、大体18万円ほど費用がかかってございます。それから、3)と4)につきましても、共催事業でございますので、費用等はかかっていない状況でございます。  それから、152ページへ移りまして、いたばし若者サポートステーション、こちらにつきましては、NPO法人に委託してございまして、委託料は285万円ほどになってございます。  それから、(5)の若者就職サポート、こちらにつきましては3,113万円ほどの委託料という形になってございます。  それから、人数につきましては、それぞれ協働でやっているものもありますし、委託をしているものもありますので、さまざま理由があるとは思いますけれども、周知のやり方は例年というか、特に変更なく周知しているところでございますので、その年その年の状況、若干の変化だと思いますけれども、それは仕方ないものなのかなという、特段、私どものほうでやり方を変えたことによる減というものではないという理解でございます。 ◆井上温子   費用対効果というのはどのように認識されているのかなというのがありまして、就職が決定されるとその後しばらく、その後のサポートが必要でしょうけど、何年か働いていただければ、もちろんそのまま就職できなかったというより、かなりの効果が、就職できたというその実績だけじゃなくて、将来に続いて効果額というのはもちろん出ることだとは思うんですけれども、費用対効果がどんなもんで認識されているのかなと。119万円で14人が就職決定しているのがキャリア・カウンセリングですよね。あと5番の板橋区若者就職サポート事業が、これは正規就労になった方が27人だけど、3,100万円かかっているという理解ですけどね。  あと、いたばし若者サポートステーションに関しても、延べ人数が2,200人ってなっているんですけれども、これ実際の人数、1人が2回、3回来ると延べ人数がふえていきますけど、実際の人数が何人なのかなというのと、その後、いらした方たちというのはできる限り、なかなか追跡は難しいとは思うんですけれども、その後のどうなったのかというのもちょっと知りたいところなんですが。 ◎産業振興課長   幾つかご質問頂戴しました。  まず、キャリア・カウンセリングにつきましては、予約制で1回1時間という形ですので、なかなか長期スパンで相談を受けている業務ではございません。人によっては複数回お見えになる方もいますし、1回しかお見えにならない方もいますので、そんな中でちょっと就職決定者14というところは、なかなか数値としては評価しづらいところかなと思ってございます。  それから、全体的な話、冒頭にありましたけれども、私どものほうでやっている内容というのは、余りやり方は変えておりませんので、状況によっては、現在、就労の関係の状況が大分改善されてきている、全体的にですね。改善されているのかなという印象は持ってございます。ですので、ここ数年の進路決定なり就職決定者というのが、数がふえているのはそういうところなのかなというところが思っているところでございます。  それから、例えば先ほどの若者サポートステーション2,200人というお話がございました。これ27年度2,200人ですけれども、実際に27年度に新規に登録された方は202人ですね。202人の方が新しく登録をされているところでございます。そんな中で、要するにもっと前に登録されている方も利用されていますので、そういった方も含めて2,200人という形でございます。そんな中で、平成27年度は進路決定120人ということでなっているところでございますけど、こちらについては継続的にセミナーをやったり、カウンセリングを受けていただいたりと、長期なスパンでやっているものもありますので、成果が出ているのかなというふうに思っているところでございます。  あとは、若者サポートステーションにつきましては、やはり板橋だけではなくて、ほかの場所もありますので、これは施設の方にお伺いしたんですけれども、人によっては転々としているような方もいらっしゃるようでして、なかなかそういった形でサポートステーションでやっていることと、ご本人様でマッチしないような状況も見受けられるというようなのも報告を受けているところでございます。  いずれにしても、ここ何年か、就職の状況というのは上向いているのかなというところでございます。 ◆井上温子   先ほど新規登録がいたばし若者サポートステーションに関しては202人ということだったんですけれども、年ごとの新規登録者数と、あと進路が決定するまでの期間とかというのは、後で資料でいただけますか。1人の人が相談を受けてどのぐらいで決定されているのか。27年度に新規登録した人が、27年度にそのまま就職されることもあるでしょうけど、もしかしたら3年ぐらい通われて就職されるということもあるんだと思うんですね。そのデータがあるんであれば参考にしたいので、いただけないでしょうか。 ◎産業振興課長   いたばし若者サポートステーション、これ受託しているNPO法人がございます。私どもの手元にあるのは、それぞれ単年度ごとの延べの来所者数ですとか、単年度の新規登録者数、それから進路を決定した数と、このあたりは報告を受けているところでございますけど、先ほど言ったどういうリンクの仕方をしているのかというのは、ちょっと受託者のほうに確認をして、その上で資料を出せるかどうかも含めて検討していきたいというふうに思っております。 ◆井上温子   ありがとうございます。  次へいきます。そのまま主要施策の成果の154ページ、また産業経済費のところなんですけど、空き店舗ルネッサンス事業のところになります。  これなんですけども、空き店舗ルネッサンス事業を使うための受け付け期間だとか、条件というのを簡単にでいいので、ちょっと最初にご説明ください。 ◎産業振興課長   こちらにつきましても、やはり東京都の補助金を使う事業でございますので、先ほど午前中、答弁差し上げたのと同様で、全部の商店街さんのほうに通知を出して、説明会を開いて、その場で補助金の説明をしつつ、それからこの事業につきましては、東京都のほうの補助も入っていますので、いわゆる区の審査もあれですけれども、東京都の審査もありますよと。そのあたりも含めて、説明会のほうでご説明させていただいているという状況でございます。 ◆井上温子   これ商店街と連携しないとできない事業であるというのはわかるんですけれども、これを商店街だけに説明する、商店街と連携しなければならない事業だから、商店街に広報すればいいっていうのではなくて、一般の人とか、こういったコミュニティビジネスだとか、空き店舗活用に興味があるような方にも、広報とか周知をしていくという必要があるんじゃないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   この事業につきましては、東京都の補助金が商店街、もしくは商店街連合会とかという対象者が限定されておりますので、なおかつ私ども商工振興をつかさどっているところでございますので、現状は補助金のスキーム上、商店街に対する周知というところになっている状況でございます。 ◆井上温子   でも、私自身は結構知り合いとか、いろいろな方のお話を聞いていると、商店街に必ずしも入っていないけれども、商店街の活性化を考えているという方っていて、特に起業したいとか、これから地域活性化に取り組みたいという方に関しては、商店街とうまくマッチングできていないんだなというのを感じるんですね。  その最初の地域活性化とか、商店街の活性化をしたいと、その目的からずれてはいけないのはわかります。1商店街を活性化するための補助事業ですので、そこから外れてはいけないので、商店街の活性化をしたい人というのが、募集にはなるんですけれども、ただ、商店街の活性化をしたいと思っている例えば若者と、でもその人はまだ商店を持っていないわけなので、商店街には入っていないわけじゃないですか。でも、その商店街とそういった若者がつながることというのが、結構イノベーションが起きるきっかけにはなるんじゃないのかなと思っていまして、そうすると商店街にもちろん広報することも大事ですけれども、一般のそういったコミュニティビジネスに関心があるような方にも、コミュニティ活性化に関心があるような人と商店街が一緒になることでイノベーションって起きてくるものなんじゃないのかなというのをすごく実感しておりまして、それを区側が、例えばある意味マッチングになるのかもしれないです。もちろん、若者が知って、商店街にアプローチするというのでもいいと思うんですけれども、そういった柔軟性というのが、これから必要なんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   ちょっと答弁が的確かどうかわからないですけれども、実際に私ども商店街の活力を取り戻していただきたいというところがメインになってございますので、まずもって地域コミュニティですとか、若い方、起業される方と商店街さんのマッチングという意味では、やはりそれぞれで各商店街さんのほうとまずは連携をしていただいて、その上で乗れるところについては協働で事業というか、こういう補助金活用等が検討されるんであれば、スキームとしては、そこも対象者としてみなされますので、まずはそれぞれ皆さんお住まいのところの商店街の方たちとよく連携をとっていただいて、その上で私どもとしては、そこの商店街の活力を取り戻していきたいなというふうに思ってございます。 ◆井上温子   その目的は私もわかるので、それでいいんですけれども、それぞれがメインで所属しているコミュニティってちょっと違ってて、商店街というグループと、あと起業したいとか、若者とか、地域活性化したいとか、社会貢献したいみたいな、若者だけじゃなくてもいいんですけど、定年退職した後に何かしたいという人たちって別のグループにいて、なかなかそこがつながっていないというおしさを感じるんですね。なので、商店街を通してじゃないと知れないとかじゃなくて、もうちょっといろんなところに働きかけることで、商店街側も小さい商店街であればあるほど人不足ですよね。何か活性化のためにやりたいけれども、余り今現在動ける人がいないという課題があるわけなので、そこが重なるとすばらしいさらに商店街の活力、光がまた出てくるようなものになっていくんじゃないかなと思うんですが、もう一度ご見解をお願いします。 ◎産業振興課長   現在、庁内においてもコミュニティビジネスの検討をするような会議体も立ち上がっていますので、そういったところを使いながら、私ども単独でやれるものでもないと思いますので、さまざまな部署と連携をして、そういった会議体なんかも通じて、区としてどんなことがこれからできていくのかというのは、ぜひちょっと検討してみたいと思います。 ◆井上温子   ぜひお願いしたいと思います。  主要施策の成果の96ページのいたばし健康づくりプロジェクトの商店街連携のところは産業経済費だと思うので、そちらもちょっと質問したいと思うんですけれども、いたばし健康づくりプロジェクトの測定器というのを年に1か所ずつ商店街を選んで設置していって、健康づくりと商店街の活性化をかけ合わせてやっていこうという事業だと思いますが、これについてもどこの商店街が取り組んでいくのかという決定過程が結構見えていなくて、どういうふうにしたらその商店街ができるのかだとか、もうちょっと区民側がもっと提案したりだとか、あと商店街の会長さんとかが提案していくようなものという認識があるんだと思うんですが、もうちょっとそういった対象も広げていくことで、柔軟性のあるおもしろい取り組みというのが、もっともっと始まっていくと私は思うんですけれども、その点いかがでしょう。決定プロセスですよね。次はこの商店街をやりますという決定プロセスが見えていないということなんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   このプロジェクトにつきましては平成27年度スタートで、ことしが2年目ということで、2か所今展開しているところでございます。来年度につきましても、もう1か所ということで、3年で3か所という目標を立ててやっているところでございます。  決定の部分につきましては、現状、27年度につきましては、ハッピーロード大山さん、それから28年度につきましては、赤塚の一番通りということで、東上線側に寄っちゃっている感がありますので、来年度以降、ちょっとバランスも考えながら、あとは来年度に向けてこの事業について関心がある商店街さんもございますので、そこと今協議を進めているところでございます。  先に向けては、決定する過程、周知も含めてだと思いますけれども、そのあたりはある意味公平にというか、そんな形で全体に周知ができるかどうかというのは、そこはまた検討して、いずれにしてもこの取り組み、これから少し続きますので、新しいアイデアというか、提案なんかも出てくると思いますので、そのあたりも十分加味しながら、実施する場所については決定していきたいなというふうに思っています。 ◆井上温子   今まで、過程というのはどういうものなんでしょうか。不透明過ぎちゃって、来年度やる場所は決まっているかのような感じじゃないですか。でも、それっていいのかなみたいなところがあって、いろんな商店街さんがあって、最初の1年目はハッピーロードさんで、次が赤ニコ広場さんのところら辺だと思いますけど、そういった感じでここをやりますよって決定が来るみたいな、どうやって決まったんだろうというのが、すごく疑問になるわけなんです。今まではどうだったんでしょうか。 ◎産業振興課長   従前ですと、こちらにつきましては、ハッピーロードさんも赤ニコさんもそうですけど、商店街の中で核となるような箱というんですか、場所がないとなかなか体重計、要するにこの器械を設置したり、または健康に関するセミナーをやったりという場所がなかなかできませんので、従前はそういった商店街としてそういう核となるような場所があるような商店街さんにお声かけしてやっていたというような、今までの状況はそういう状況になってございます。 ◆井上温子   理由は今ご説明いただきましたけど、やはり住民側が提案できたりだとか、まずは知っているということですよね。そういうプロジェクトが始まるんだ、商店街のどこかがそういうのをやるんだっていうのが商店街すら、皆さんほかの商店街の人も知らなかったわけですよね。小さな商店街とかは、そういう事業が始まるんだということも知らないし、やるんだったら自分たちも手を挙げてみようかな、こんな創意工夫ができるんじゃないかなって、創造性が皆さん本当はあるはずなのに、それが実行できないようになっちゃってて、区から声をかけているという状況で、それって公平じゃない気がするんですけど、公平性の観点からどうでしょうか。 ◎産業振興課長   27年度、28年度につきましては、やはり先ほど言った事業を実施する上で、ある程度のスペースが必要だったというところもあって、場合によっては、個別にご相談差し上げていた案件もあるのかなというふうには思ってございます。  ただ、先に向けては、そういったご意見等もございますので、どういった形でこの器械を置いてセミナーをやっていくという運営の仕方も含めて、場所が必要なのかどうかというのも含めて検討した上で、しかるべき周知をしていきたいなというふうに思ってございます。 ◆井上温子   そうですね、その場所が本当に必要なのかなとか、商店街の独自のやり方というのもそれぞれあると思うので、決めつけないで、ちゃんと広報した上で、皆さんが知っている中でそれぞれ提案していけるようにとは思っております。  次なんですけれども、同じ主要施策の成果の202ページなんですけれども、今度、粗大ごみのほうに移りたいと思います。  粗大ごみ、集積所が持ち込む場合は予約制ってことになっているんですけれども、私の出身の青梅市とかだと、いつでも持っていっていいですという話になっていて、何でこれは予約制なんですか。 ○主査   すみません、時間です。また後ほどお願いします。 ◎清掃リサイクル課長   先ほどの佐藤委員の質問における答弁の一部がちょっと違っていたので、修正させてください。  空き缶等売却収入、先ほど3億255万というお話をしましたが、これについては庁舎管理と教育委員会で収集したものも含まれております。清掃リサイクル課所管の空き缶売却収入については、2億9,081万8,326円ということでございます。  それから、先ほどの資源回収でどの品目が効率がいいかについて答弁が漏れていたかと思いますので、答弁させてください。  古紙については、支出が1億4,200万で、売却収入が4,900万で、差し引き9,300万円、それからペットボトルについては、支出が1億9,000万円で、売却収入のほうが8,400万円、差し引きで1億784万、瓶・缶については、歳出についてが瓶・缶合わせてですが2億7,000万円で、売却収入が1億5,900万円ということなので、どの品目が効率がいいかというと、古紙、それからペットボトル、次に瓶・缶ということで、品目別の違いということになります。答弁漏れの修正でした。 ○主査   ありがとうございました。  所管の決算の調査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩をいたします。
     なお、再開時刻は午後3時35分といたします。 休憩時刻 午後3時01分 再開時刻 午後3時33分 ○主査   それでは、休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。 ◆田中しゅんすけ   それでは、よろしくお願いいたします。  先ほどもちょっと質問がありましたが、植村記念財団の件でご質問をさせていただきます。  主要施策9ページ、それから植村財団の事業報告収支決算を確認しながら質問させていただきます。  まず初めに、先ほど入場者数の件で質問がありました。延べ人数で年間1万7,333人というふうになっているんですけれども、これは情報コーナーの利用者数1万510人を含んでの1万7,333人なんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   含んだ数字となってございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、情報コーナー、これは利用者、書籍のある1階の部分ですよね。ここの部分を利用されている方が1万510人と、ほか展示物ですね、先ほど展示内容でかなり展示内容を、グレードをいろいろと考えてやっているというお話もありましたが、その入出者数は6,823人ということで、比率的にも情報コーナー利用者数のほうが多いんですけれども、この情報コーナーの利用者数の方は実際問題この展示等々、これもごらんになっていただいているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   当然、植村直己さんのファンの方は大勢いらっしゃいますので、こちらの情報コーナーをご利用いただきながら、当日の展示を見ていただいている方もカウントをさせていただいております。ですので、重複はしてございません。 ◆田中しゅんすけ   重複はしていない。わかりました。  それで、この情報コーナーの利用者数というのは1万510人、1日当たり34人ということですけれども、この方々は34人が、はっきり言えば1万510人の方が同じ方ではないんですか。それとも、同じ方が利用されていて、延べ人数としてここに掲載されているんですか。 ◎スポーツ振興課長   かなりリピーターのお客様はいらっしゃいますので、これは延べ人数ということでございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、次に本当に複合化するときに一番考えなければいけないのは、この全体の数字じゃないんですよね、1万7,333人の方の数字ではなくて、本当にこれから取り組まなければいけないのは、情報をこういうふうに展示事業をやって、このところに1万人以上の人が来ていただかないと、今後これが複合化して、東板橋体育館になって、延床面積がふえても、この方々がまた利用していて、もちろんこの方々も利用していただいて、この方々のこの利用人数はもうそのまま何とかご理解をいただいて、また来館していただくような努力を重ねながら、続けて展示事業のほうに来ていただくというところに力を入れていかなければいけないというふうに考えますが、いかがですか。 ◎スポーツ振興課長   委員のおっしゃるとおり、情報コーナーにはまだまだ貴重な本がたくさんありますし、これからいろいろ寄贈を受けておりますので、これからふえる要素はたくさんございます。ここは堅持しながら、逆に言うともっと来ていただくような工夫をしながら、一方では、先ほど午前中の委員のご説明させていただきましたが、企画展示につきましては、広くなることで特別展示、あとは常設展示が可能になります。また、工夫することによっては、非常に貴重なものも豊岡からお互いに双方で行き来できるということを考えますと、例えば有料化してでも来ていただけるような、広いスペースを活用してそういったことも現在検討を始めているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   最後に有料化の件は聞きたいなと思っていましたので、次、そうしまして、事業内容のところで学校展示をしていただいております。平成27年度の実績では高島第一中学校ということで、これは年に1校だけが学校展示ができるということで企画をしているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   近くの近隣の学校のほうには一部展示をお願いしていきまして、やっているときもございます。ただ、第一中学校につきましては、毎年学校側からぜひにという要望がある関係で、第一中学校には毎年展示をしているということでございます。今後、もう少し学校については積極的に展示をいかがかというような売り込みといいますか、PRも含めて、今、進めているところでございます。28年度はもう少し多分学校はふえていくものだと考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、今まではこの高島第一中は毎年やって展示をしていると、でもそれ以外に今まで展示をした学校が、今、別にあったか、その学校を言っていただかなくても結構ですので、後ほど資料でいただくことは可能ですか。 ◎スポーツ振興課長   学校以外にも、例えば図書館ですとか、いろんなところで出張展示をやっておりますので、それを後ほど資料でお渡しいたします。 ◆田中しゅんすけ   この学校展示をしていただいて、これからのことも含めてなんですけれども、学校展示をするということは、植村直己さんの冒険のパネルとか偉業とかを、学校の廊下とかスペースに展示していったりとか、空き部屋を利用してやられたりとか、それぞれ方法はあると思うんですけれども、それに対して、例えば学芸員の方の説明があるとか、そういうような試みはされていますか。 ◎スポーツ振興課長   学芸員がずっとそこにいるというのはなかなか人数が少ない中での運営ですので難しいんですけれども、例えば休憩時間であるとか、そこでちょっと説明をする、もしくはパンフレットを配るだとか、そういうことはいっときではありますけれども、やってございます。 ◆田中しゅんすけ   それというのは、休み時間とか、ちょっとここからは教育委員会になっちゃうから、休み時間とかではなくても、例えば授業の一環の中で、そうやって展示、展示物を説明しないと、多分そこに展示していますよと、掲示しましたよというところだけでは、なかなか伝わりにくいと思うんです。伝えるための何か考えというのはありますか。 ◎スポーツ振興課長   例えば、今、植村冒険館の中ではDVDを流して足跡などの紹介をしておりますので、職員がいなくても植村直己さんの今までの功績だとか、ご紹介などについて、例えばそういうものを活用することも可能だと思いますし、音の問題はあろうかと思いますが、例えば画像を流して、あとはパンフレットを見ていただくとか、そういうことを教育委員会のほう、学校とも話をしていけば可能かというふうに思います。 ◆田中しゅんすけ   ぜひいろいろと話をしていただいて、これを機にまた複合化がされるということですから、複合化されるまでにどんなことができるのかというのをしっかりと積み重ねていっていただきたいなというふうに思っております。  それで、もう一点ちょっと関連して学校の件で確認をしたいんですけれども、間中りんぺい委員は志村第六小学校の卒業生で、有名な志村六小の卒業生なんですが、間中りんぺい委員が小学生だったときに植村直己さんの歌を学校で歌っていたと、それは学校でも教えていた、ちょっと所管外になっちゃうかもしれないんですけれども、そういう取り組みは植村冒険館としていつごろまでやられていて、いつごろなくなっちゃったのか、もしおわかりになるようでしたらお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   すみません、志村第六小学校で歌を歌われていたというのは、私、申しわけない、存じ上げませんで、多分平成4年に植村冒険館が設立していますので、そのときに近隣の学校にPRということで、もしかしたらできたのかなというふうに思います。いろんな資料を見ましても、ちょっと歌のことはなかなかわからないので、もしできればこの後お聞かせいただければというふうに思います。 ◆田中しゅんすけ   実は、これ植村冒険館に自民党の若手有志で視察に行ったときに、そういえばそういう歌を歌っていましたよということで、ネットで、ユーチューブで見てみたんですよ。そうしたら実際に歌っているそのユーチューブの画像がありました。それは確認しました。なので、本当にこういうことも重ねながらやっていただきたいなと。せっかく本当に国民栄誉賞をとった方で、植村直己さんというブランド力を生かして発信をするためには、いろいろなことをやはり考えていっていただかないといけないと思うんですよ。  ただ、本当にここからが本題で、本当にこれというのはスポーツ振興課だけでやっていいのかどうか。そういう発信も含めて、文化・国際交流財団も含めてしっかりとやっていかなければいけないのかというところのお考えに関してどのような見解をお持ちですか。 ◎スポーツ振興課長   まず、先ほどの歌の件につきましては、分科会が終わりましたらすぐに確認をさせていただきます。  今、植村財団のほうでは、経営計画2018ということで計画を策定してございます。その中では、組織の見直しということも位置づけられておりまして、確かに今後の植村直己冒険館のあり方についてきちっとした位置づけをして、どういうふうに今後事業展開を進めていくべきか、館の運営につきましても、実は検討会を近々立ち上げるということで、財団の内部職員あとは学系の方々を入れながら、今後はそういった視点からも立ち上げていきたいというふうに考えてございます。今後、大きな区の魅力の柱の一つとして、この冒険館が複合化された後には、板橋区のランドマーク的なものになるよう、いわゆる横串、例えば魅力発信ですとか、文化・国際交流課などとも連携をとりながら、まずは進めていきたいというふうに考えております。 ◆田中しゅんすけ   あとはちょっと確認事項なんですけれども、広報と情報の発信ということで、広告提出、国際興業バス車内放送をしているという項目がありまして、これの決算額とこのバス車内というのはどこからどこのバスで、蓮根付近だとは思うんですけれども、広告をしているのか教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   今、ちょっと決算数値は後ほど調べて、できれば資料でお渡ししたいと思います。  期間につきましても、できるだけ効果的な場所をということで、以前は国際興業のバスだとか地下鉄だとか、いろいろ費用対効果も考えながらやっておりました。現在の状況、あと金額について後ほどお示ししたいと思います。 ◆田中しゅんすけ   続きまして、それぞれの自然塾を実施していただいていまして、全15回。それから、成人の方を対象にした山登りアドベンチャー講座ですね、これが全5回ですか。これの決算額というのはわかりますか。 ◎スポーツ振興課長   決算額につきましては、まず自然塾でございます。自然塾につきましては、これはすみません、自然塾の場合は子どもへの負担ということで40%の参加料、歳入歳出がございますけれども、全体の決算数字ということでよろしいでしょうか。 ◆田中しゅんすけ   はい、いいです。 ◎スポーツ振興課長   自然塾につきましては、青少年対象で決算数字は1,553万2,000円強。そして、一般対象、これは大人向けの講座につきましては669万円強となってございます。 ◆田中しゅんすけ   後ほどで結構ですので、それぞれの事業ごとの額を教えていただければと思います。それは、収支のほうで6ページに載っている数字ですよね。それで、そこに参加料を取っていますから、その部分もありますので、それは資料でお願いいたします。  それで、この自然塾なんですけれども、これ自然塾というのはかなり人気が高いということで昨年もお聞きしたんですが、うちの息子も利用させていただいておりまして、非常にいい体験をさせていただいております。そもそもいろんなものを持っていけなくて、本当にテントで寝て、お風呂には2泊3日でも入れるか入れないかわからないというような体験で、自炊をするという、本当にとてもいい体験ができる自然塾なんですけれども、これの参加者が年々ふえているというふうに聞いているんですが、昨年のこの決算、平成27年度で何人参加ができて、実際参加できなかった子どもたちはいたのかどうかを教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   大変人気がある事業ということで、たしか抽せんではなかったというふうに記憶してございますが、すみません、細かい数字について、参加者は504人です。 ◆田中しゅんすけ   応募は。 ◎スポーツ振興課長   応募については、おおむね定員よりも少々多目に、全員が参加できるように配慮をさせていただいているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   何でこの質問をするかというと、ことしうちはだめだったんですよ。だから、絶対にそのご答弁がどうなのかなというふうに思いますので、そこをちゃんと調べてください。  最後に、この複合化で課長が先ほどもおっしゃっていただいたんですけれども、入館料を取るか取らないかということを考えているというお話でしたが、このお話をもうちょっと詳しく教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   例えば複合化になって特別展示ができるようになります。先ほど少し、例えば広いスペースを利用して特別展示、そのほかにICTを使った、例えば3Dによるゲーム的な参加だとか、いながらにして北極を味わえるとか、実際に北極の風を感じるとか、いろいろなことを検討を始めているところでございます。どういうふうに皆さんに遠くからでも来ていただけるかということで、例えばそこをお金をかけてでも来たいと、魅力ある施設にしたいという思いで、例えば子どもについては1回目は無料、2回目以降にもう少し来てもらうようなスタンプ、ポイント制を課したりとか、いろいろ、今、アイデアを出しているところでございまして、今、全く無料なので来て見るだけ、今回は参加型をちょっと想定してございます。なので1回来てもらって、100円払ってでも3つ、4つ、ここに来ないとなかなか体験できない事業、あとはそういったコーナーを設けられればそういうことも可能ではないかということで、現在、検討を始めたところですので、そちらに向けて魅力発信をしていきたいというふうに考えてございます。  あと、先ほど委員の息子さんが落選したということで、年に何回か募集をしてございます。今回、大変参加者が多い事業だったのかなというふうに思います。全員を受け入れるときもございますので、たまたま今回落選ということで、申しわけございませんでした。 ◆田中しゅんすけ   ありがとうございます。  そこは全然いいんですけれども、ただ、そうじゃなくて、やはり要は区内でそういう思いを持っている児童の子がいて、もちろん区内を優先して抽せんをしていただいているとは思うんですけれども、できる限り区内に向けてまずはしっかりと発信をしていって、その植村さんの自然塾に本当に参加すると、植村直己さんという人物像が、その参加した子どもたちには大分リアルに自分たちで想像ができるようになりますので、その子たちがやはり今度また発信をしていくということを繰り返していただくといいのかなというふうに思っております。  それで、今、入館料の件で入館料を取るかもしれないと、それは検討中だと、その検討するプロセスというんですかね、それというのはどんなプロセスで最終的に決定しようというふうに思っていますか。 ◎スポーツ振興課長   先ほどご説明させていただいた経営計画の中で、まずは理事会がございます。理事会の中には植村直己さんの当時の明治大学の方々も理事として就任いただいていますので、その方々と、今、検討を始めたところで、どういう形がまずはこのスピリットを継承していけるかということを、まずは検討して、その中で有料化できるような事業は、例えばこういうものがあるんじゃないかということで、今、どんどんアイデアを出しているところです。そこを集約して今後の方向性を定めたいということで、有料化については本当に検討を始めたところでございます。 ◆田中しゅんすけ   すみません、最後に豊岡市というのは有料だったんでしたっけ。無料でしたよね。ですよね。はい、わかりました。 ○主査   あと30秒です。 ◆田中しゅんすけ   30秒ですか。では、次にします。 ◆高橋正憲   それでは、こればっかりやっていてもあれなので、最後に私はやはり終わりよければ全てよしという話もあるんだけれども、有能なそういう管理者の皆さん方ですから、職員に対しても有能な管理指導、こういうものをきちっとやっていただいて、こういうような事態は私は避けられたと思っているんです、本当の話ね。先ほど言ったようにね、サラリーマン、公務員というのは40年勤めて退職金をもらって、それでお父さんよく頑張ったねという、そういう生活でしょう。ところが、例えば変な話、管理者のそういう指導のした、しないによって、例えば今のような状況になってしまったら、それはかわいそうですよ。  なぜこういう話をするかというと、この事業は長いんだよね。二十数年間やってきて、ずっと同じようなことをやってきているわけだから、その中でどうしてそういうことができなかったのかというのは、僕は非常に残念に思います。ですから、本当にこういうようなことにならないように、管理者の皆さん方は職員に対しても指導してやっていただきたいと。  裁判の関係については、どうも役所の場合、危機感というかそういうのがないんだよね。というのはさ、裁判をやると特別区人事・厚生事務組合の本部のほうでやってね、こっちは余りお金とか何か関係ありませんとか、そんな中で時が過ぎれば定年退職だなんていう話になっちゃうとね、なかなか危機感とかそういうものがないんですよ。でもね、一般の、逆に言うと、それを受けて立っているほうはお金もかかっているし、いろいろかかっているわけですから、そういうことも含めて、皆さん方にぜひ私は考えてもらいたいなと、このように思っています。あとは、裁判結果を見ながら、あとはこちらも対応していくということになるんだろうから、そのときにまたお話をさせていただきたいなと、このように思っています。  それで、先ほどちょっと触れたんですがね、このごみの関係で公文書館と書いてあって、その中にこのホタル館が入っているということ自体が、僕はびっくりしたんですよ。先ほどそういう答弁でしたよね。要するに、この施設数、排出量がゼロになっているのは何でなんですかと言ったときに、ホタルの施設がなくなったという話でしたよね、答弁。間中りんぺい委員の答弁でそういうふうに僕は感じたんですけれども、違いますか。 ◎環境課長   先ほどご答弁申し上げましたのは、環境課の項目の中でございます。環境課の平成27年度のごみで1キロというふうに書いてございます。 ◆高橋正憲 
     わかった、はい。 ◎環境課長   よろしくお願いいたします。 ◆高橋正憲   私もそうだろうと思ってここにはちゃんとそうではないかというふうに思っていたんですが、わかりました。  それで、要するにこの排出量の削減ということで、それで役所ですごく努力しているというのはよくわかるんですよ。それで僕はね、できる部分とできない部分があるのではないかというふうに思うんです。先ほど、公文書というからね、多分全部電子化とか何かにして、もうそういうものはないのかなと、あとはこれ公文書ですから当然年数によってあれでしょう、破棄する、破棄しないとかというものがあるから、そういう部分かなというふうに思っていたんですけれども、例えばこの保育サービス課とかそういうところから出るごみというのは、これはなかなか削減できるのかなというふうに思うんだよね。こういう目標を立ててやるのはいいんですけれども、例えばそういうどうしてもできないようなところまで、要するにやれ、やれと言った場合に、その職場はどうなってしまうのかなという、一方で心配もあるんです、私自身は。特に、今、紙おむつとか何かでしょう。昔、私が子どもを育てたときにはおむつで、布で、変な話トイレに行って落としながら、洗いながらまた家で風呂場で洗って干したという、私は共稼ぎでありましたからそういう経験がありますよ。でも、今はほとんど紙おむつでしょう。そうなっちゃうと、おのずとごみが出るというのは出てくるわけでしょう。  ですから、その辺に対しては僕はやっぱり、非常にわかりますよ、ごみをなくそうというそういう気持ちね。無駄を直すと同じように、無駄は本当になくしたほうがいい。でも、必要な部分はやはりちゃんと認めてやっていくということでないと、それでなくても、例えば保育とかそういう部分というのは忙しいじゃないですか、子どもを相手にして。一方では、どんどんやれと言っておきながら、一方ではごみで出すな、出すななんて言われると大変な部分にもなるので、そういうような、例えばずっとこう見てみると、少し減っている部分もあれば、逆にふえているような部分も出ているわけですよ。ですから、その辺については、どういう感覚でやっているのかなというのをちょっと聞きたかったんです。 ◎清掃リサイクル課長   まず最初に、公文書館のほうからちょっと補足させてください。  26年度まで排出量があって、27年度がゼロになっているのは、この公文書館とそれからボローニャの施設が一体となってごみの処理をしているはずなんですけれども、この26年度から27年度にかけてボローニャと一体化して中央図書館のほうに所管がえをしています。それで中央図書館が前年に比べると倍になっているというのは、この公文書館の分が来ているということでご理解ください。  それから、全体の区施設からのごみの減量化の話でございますけれども、これは事業系一般廃棄物になりますので、区として一括で契約をすることで全体の量が把握できるとともに、契約上一括になるので、量もふえるので、そういった契約上合理的になるということもございます。当然、指導についてもこちらのほうで一括してごみの減量化に係る、年1回ですけれども、担当者の方に集まっていただいて、こちらのほうからごみの減量についていろいろとご説明を申し上げている、そういったことで、必ずしも絶対減らさなきゃいけないとか、どうしても、今、委員がおっしゃっている、出るものは出るので、それは適正に処理をする。例えばイベントによってはたくさん出るイベントもあったり、あるいは先ほどの美術館のように施設の関係で整理をするということで一時的にふえることもあります。  そういうことで、必ず減らしなさいと言っているわけじゃなくて、できるものは資源化して、ごみを減量できるものは減量していただいて適正な処理をする。全体を一元管理することで、区の支出のほうも抑えていきたい、そういうようなご理解をいただければと思います。 ◆高橋正憲   よくご理解いたしました。ご苦労さまでした。  清掃の職員も本当によく頑張っていますよ。駆け足をしながら本当によく仕事をしていると思いますよ。そういうところもしっかり見てやっていただきたいなと、皆さん非常に感謝していますので、よろしくお願いいたします。今の中央図書館は2倍にふえているというので、私はその説明でよくわかりましたから、ありがとうございました。  次に、産業経済費のほうで、こっちのほうの主要施策のほうで、よく商店街連合会のほうからご要望をいただくんですよね。  あ、その前にちょっと一言だけ、くらしと観光課長。あしたから区民まつりだよね。ごみが大変出ると思うんですけれども、よろしく対応をお願いします。 ◎くらしと観光課長   はい。 ◆高橋正憲   うちのほうも店を出してやりますから、ご指導には従いたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、今言った産業なんですが、商店街からもらうんですよ、ご要望をね。要するに、LED化とかさ、プレミアム商品券とかね、いろんな要望をいただきます。プレミアム商品券については、いろんな条件をつけながら、商店街の活性化とか、そういうことになるんでしょうけれども、このLED化というのは文字どおり自然環境、最初はお金がかかるんだけれども、それに対してかなり有意義なものであるわけでしょう。それと同時に商店街連合会のほうからもそういう要望書が出ていますから、直接区長のほうに言ってはどうですかという話もするんですけれども、これも計画的に進めるということでやっているんでしょう。今、どのぐらいいっているんですか、全体的というか、商店街があるでしょう、千幾らあるのかちょっとわからないけれども、そのどのぐらいまでやっていて、毎年幾らぐらいずつLED化に進めているんですか。 ◎産業振興課長   商店街の街路灯のLED化の部分のご質問でございます。  現状でいきますと、商店街、現在92の商店街がございますが、ちょっとその中で街路灯を持っている商店街がどれぐらいかというのは、多分7割、8割だとは思いますけれども、そんな中で、今現在、前年度、平成27年度までにこのLED化で私どものほうで助成した商店街は36商店街になってございます。また、今年度も幾つか商店街のほう、28年度についても街路灯LED化をしていくという流れでございますので、今後3年間で計画的に、36、今やっていますので、大体、今、半分ぐらい来ていると思いますので、また数か年かけて残りのところもLED化を進めていきたいと思ってございます。  ただ、こちらについては、東京都のほうの補助、それから私ども板橋区の補助がありますけれども、商店街さんのほうも負担する部分もございますので、そのあたり商店街さんのほうの事業計画に沿って、私ども支援をしていければなというふうに思ってございます。 ◆高橋正憲   これも独自だと大変だから、今、言ったように、できれば国とか東京都とか、東京都のほうが補助という部分では大きいんだろうけれども、こういうところを大いに活用しながらというかさ、いいじゃないですか独自の予算、予算の話をすれば決して板橋区は予算的に厳しいという区じゃ、私はないと思っていますからね。前年度は100億、今年度だって四十何億出てきているわけですから、そういう意味ではその辺を、ためるばっかりためて、金ない、金ないなんて、そんな貧乏くさいこと言うなよということは私言いません。やはり必要なところに対してはきちっとやりながら、多少はお金をかけても後々それが戻ってくるようなシステムがLED化ですから、私は商店街連合会の皆さん方が要望しているように、この辺については、私、投資してもいいと思うんですよ、どんどん、はっきり言って。そのかわりに事後からは電気代がかからないと、こういうことになっていくわけですから、それがこの商店街の活性化、そういうものに向かうのであれば大いに結構な話だし、それと街路灯というのもまたあるんでしょう。要するに、街路灯だから全てがLED化になっているという話でもないんですよね。多分そうだと思うんですよ。街路灯の改修というのもあって、この改修というのは、例えば古くなったような街路灯があるとすればそれを新しくして、それにフラッグとか何かつけて、何か見ばえをよくしてね、商店街という話になるんでしょう。そのときに必ずしもそれはLEDにするんですか。それをちょっとお伺いします。 ◎産業振興課長   こちらの環境配慮型の支援事業というものは、既存の街路灯、先ほど言った街路灯のランプをまずLED化にするというのが1つ。それからもう一つは街路灯自体を建てかえるときにLED化をしていただくというところで、あくまでも環境配慮という部分ですので、今、二酸化炭素排出を抑えるためのLED化に対する、ここの事業につきましては、補助をしていく事業という形になってございますので、前提条件はLED化をしていただくというところになってございます。 ◆高橋正憲   ですから、街路灯のそういう改修のときにはLED化も含めて検討してやっていってほしいなと、このように思っています。私は商店街から何ももらっていませんよ。ですから、この辺については考えてやっていっていただきたいなと。  産業経済費というのは、いつも決算ベースだと予算が余るでしょう。大体ずっと年間、今までずっと見ていると大体余るところなんだよね。ですから、そういう部分を、余らせるなとは言いませんよ。何を言っているんですかと、全部事業をやったほかにこれだけあるんですよという話は当然皆さんするんでしょうけれども、でもやはりこういうものにもっともっとお金を、余らせてはいけないとは僕は言いませんけれども、やはり効率のいい使い方、後々それが有意義になる使い方というのが僕は大事だと思うので、そういう意味ではこの街路灯なんかを改修したときなんかは、特にそういうLED化、こういうものをしっかりと取り組んでもらいたいなというふうに思います。  それと、もう一つ、このハッピーロードの、今、補助26号線の関係で、ハッピーロードはやはり大変だと思いますよね。空き家の関係とか何かでいろいろと取り組みもなされていますよという、これはにぎわい再生プロジェクト実施計画に基づくなんていうことでやっているんですけれども、これは大変だと思うんですよ、これ。要するに、この大山商店街としての空き店舗数とかその状況はどうなっているんですかね。ちょっとお聞かせください。 ◎産業振興課長   その前に、まずLEDの部分、ちょっと補足ですけれども、来年度に向けては、希望される商店街さん、調査をしてございますので、希望されるところがなるべく多くできるように、予算組みも含めてやっていきたいというふうに思ってございます。  それから、ハッピーロードの部分でございますけれども、こちらにつきましては、現在、都市計画道路の関係で協議というのをやっているというふうに聞いてございます。そんな中で、現場の方と話をしていますと、商店街の加盟している会員数さんが若干減ってきているというようなお声は聞いているところでございますけれども、いずれにしても区内でまだ有数の大きい商店街でございますので、このあたりはにぎわいを維持していただくような形で、区としてもさまざま相談に乗りながらやっていきたいというふうに思ってございます。  今回のこの再生プロジェクトにつきましては、空き店舗がございますので、そこの改修ということで、大山のSUKUSUKUカフェというカフェなんですけれども、そこを改修して、そこに対する補助をしたというような27年度の事業になってございます。 ◆高橋正憲   今、大変いい答弁がなされたというふうに思っています。各ここに参加をしている議員の皆さんも商店街と関係あるのであれば、商店街が要望すれば応えるというような、そういうお話でしたので、ぜひ商店街といろいろと関係の持っている方はどうですかというふうに聞いて、ぜひLED化を進めていただきたいなと、このように思っています。  時間はあと何分ぐらいあるんですか。 ○主査   3分です。 ◆高橋正憲   3分。ああ、そうですか。  では、ちょっとこれマイナンバーカードの発行はいいんですか。 ○主査   大丈夫です。 ◆高橋正憲   大丈夫ですよね。  これ、非常に皆さんからは不評というんじゃないんだけれども、要するに申請してから随分時間がかかっちゃうなという、そういう話が来ているんですよね。こう見ると、マイナンバーを取った方は印鑑証明とか住民票とかそういうものを、例えばコンビニなんかで取ったりなんかしているのも見るんですけれども、実際どうなんですか。要するにせっかく進めたい事業でしょう。申請が4万9,670件と、これ27年度ですよ。今年度じゃありません。で、6,769件というこの発行件数というのはさ、これは大体適正なのか、そうじゃないのかという話も含めて、決して多い数字だとは思いませんよね。4万9,000に対して6,700ですから、もっともっとやはり進めていく必要があるのかなと。これもあれでしょう、何か話を聞くとだんだん手が遅くなって1年越しとか2年越しになっちゃうと、今度500円とか何か払わなきゃいけないとか、何かという話をちらっと聞いたことがあるんですけれども、そんな話もあるんでしょう。違うんですか。違うなら違うと言ってくださいよ。よろしくお願いします。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   今の、まず有料かどうかというところについてお答えしようかと思いますけれども、当面は初回の発行については無料でやりますので。 ◆高橋正憲   はい、わかりました。ありがとうございました。 ○主査   いいですか。 ◆高橋正憲   適正かについては。時間あるの。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   はい、枚数の発行について適正かというところなんですけれども、国としては3,000万枚の発行を予定して予算も組みというところではありましたが、実際にはこの間の10月6日の時点で日本に住む方の1割弱に当たる1,143万人にとどまっているというところで、区においても、やはり当初の予定よりは少な目の4万枚弱、今、3万7,000枚ぐらいの方にお渡しができているという状況ですので、来年の9月末の区民カード自動交付機利用停止、利用ができなくなることも考えれば、1枚でも多くの方に、皆さんにお渡ししていきたいという考えではございます。 ◆高橋正憲   今の考え方としてはいいと思うんですよ、考えはね。ただ、これも、私は受け取りましたけれども、大変なんだよね、時間がかかっちゃってね。1回でうまくいかないんですよ、どうしても案内人か何か、その作業員か何かに呼ばれてね、こうですよ、ああですよと言われながらね、ようやっともらえるというような、そういう状況で、大変ですね。ですから、なるべくよろしくやってください。お願いします。 ○主査   再質問が一巡をいたしました。再々質問につきましては、残り時間を質問希望者で割った時間が質問者1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おきを願います。  それでは、再々質問のある方は挙手を願います。  7名いらっしゃいます。間中委員、しば委員、竹内委員、佐藤委員、井上委員、田中委員、高橋委員と。1人6分という形でお願いをしたいと思います。 ◆間中りんぺい   最後、美術館の運営について質問をさせてください。  でも、その前にさっきの田中委員からの植村直己の歌は最後がすごく印象的で、「氷河に消えた」といって終わる歌で、小学生ながらにすごい印象的な歌だったので、後で調べてみてください。  それで、美術館の運営のところで、こっちの主要施策の149ページなんですけれども、資料収集で決算規模51万5,544円というふうにあります。施策の成果だと、資料収集で作品購入ゼロ件、寄贈13件というふうにあるので、作品購入には予算を使われていないんだと思うんです。寄贈も基本的にはというか、寄贈なんで予算はかかっていないだろうと思うんですけれども、この資料収集の51万5,000円がどんなふうに使われたのかというのを教えてください。 ◎文化・国際交流課長   こちら資料収集でございます。  実際に美術品は買ってはいないんですけれども、寄贈されている美術品が13点ほどございます。そうしましたその美術品に関しまして、寄贈者への記念品または新しくいただいたその収蔵品の写真撮影などをいたしますので、一般需用費やら委託料、またいただいたその美術品を取りに行くための運搬費がかかりますので、そういった役務費などがかかります。数字で説明いたしますと、一般需用費が41万4,000円、役務費が15万、そして委託料が8万6,000円かかって、トータルこの51万5,544円という形になります。  すみません、役務費、桁を間違えました。1万5,000円です。 ◆間中りんぺい   そういう委託料とか運搬だとか、付随する費用がいろいろかかるということは理解をしました。ただ、そうすると、そういった付随する費用で、もともと予算規模が66万3,000円で、その8割弱のお金がかかっているわけですよね。そうすると、これ作品購入ゼロ件というのが、作品購入をしなくても8割弱の予算を使っちゃっているわけですから、作品購入に充てる予算がもともとないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、もしくは作品購入、ことしはしないというふうに決めて、作品購入ゼロ件で予算を立てたのか、その辺のことを教えてください。 ◎文化・国際交流課長   こちら、作品購入をするに当たりましては、美術資料の基金というのがございまして、そちらが3億円ほど積んでございます。そちらの中で美術品を購入するときは、そちらからお金を出すような仕組みになってございます。 ◆間中りんぺい   わかりました。 ○主査   よろしいですか。 ◆間中りんぺい   はい。 ◆しば佳代子   先ほどのサザエさんのところで、急いで言っていただいた人件費と人数なんですけれども、これをもう一度お願いできますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   こちら、28年度予算ですので、まだ暫定というような形になりますけれども、駐車場に人を置きました。それが3人。そして美術館ですので、監視が必要です。その監視の委託ということで11名ふやしてございます。トータル150万円ほど経費がかかってございます。それは増額の部分です。 ◆しば佳代子   そうすると、14人プラスして150万円ということですので、大体1人10万円ぐらいになるということになりますよね。それでよろしいですか。 ◎文化・国際交流課長   そのとおりでございます。 ◆しば佳代子   わかりました。  1か月半ぐらいの期間ですので、そのくらいで1人10万円、平均なんですけれども、そういう計算になるということですね。わかりました。  では、別に、あしたから始まります区民まつりなんですけれども、昨年が26年度からこれは2万人ぐらい減っていると思うんです、昨年が。2万人ぐらい減っていると思います。根拠もぜひ聞きたい気もするんですけれども、それは置いておきまして、この減っている数は何か、去年は多分天候は悪くはなかったと思うんですけれども、これはなぜ減っているのか。 ◎くらしと観光課長   昨年は開催直前まで大雨が降っておりまして、出し物の中で区民踊りが中止になりました。その関係でお客様がちょっと少なかったのと、やはり板橋第一中学校の校庭がかなりぬかるんでいたというようなものでございます。 ◆しば佳代子 
     かなりご苦労をされてこれだけの集客があったという、逆に言うと、大変だったと思います。この中には参加をされている方の人数も入っていると思うんですけれども、参加人数、参加、踊られているとかいう方は大体どのくらいなんですかね。お客さんとして来るのではなくて、主催者側というんでしょうか、というのはどのくらいになるんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   例えばなんでございますが、花笠踊りですとかは150名余、阿波踊りですと約600名とか、細かい数字になってしまいますが、一番多いのが音楽街頭パレード、お子さん方、小学生、幼稚園児の皆さん方が1,347人というような細々と数字が集まっているものでございます。全体では、申しわけございません、今すぐにはちょっと出ませんです。 ◆しば佳代子   わかりました。もしわかったら、あしたからのものなんですけれども。 ◎くらしと観光課長   27年度は出展団体等も含めまして、それが180団体ございまして、人数では2,851人の出演者でございます。 ◆しば佳代子   2,851人ということ、そんなものなんですね、参加というのは。わかりました。  あしたから始まるんですけれども、先ほども食品ロスということでブースができるということなんですが、何か目玉みたいなものは、ことしはこういうことをしますよとかというのはあるんでしょうか。 ◎くらしと観光課長   ことし、まず1点は、ことしの4月に起きました熊本の地震関係で、それの復興支援のブース、それとまだまだ支援の必要な東日本の大震災、そちらのほうの復興支援のブースを設けます。それとあと、ことしはリオのオリンピック・パラリンピックがございましたので、その熱気をこのまま区民まつりのほうに持ってくるということで、サンバカーニバル、こちらのほうを出し物としてお出しする予定でございます。そのほか、スポーツイベント関係も板橋第一小学校のほうで開催するものでございます。 ◆しば佳代子   わかりました。  ぜひ大成功を祈っておりますし、私も参加者として参加をさせていただきますので、またよろしくお願いいたします。          (「サンバ」と言う人あり) ◆しば佳代子   サンバ、サンバは踊らないですけれども。  もうちょっとですよね、あと1分ぐらいですものね。はい、では、以上で。 ◆竹内愛   何点か伺いたいので端的に伺っていきたいと思います。  まず、環境関係なんですけれども、大気汚染対策についてなんですけれども、板橋区の環境白書27年度のを見ますと、PM2.5について、この環境白書の61ページには環境基準適合状況というのがあって、板橋本町、それから大和町、相生町と検査を測定しているんですけれども、こちらがいずれも環境基準未達成というふうになっているんです。表現としては、全体的にPM2.5が微増していると、ふえているということなんですけれども、環境基準を上回っているということなのかどうか確認をさせてください。 ◎環境課長   こちらの環境基準につきましては、今、環境白書をごらんいただくとわかるとおり、35マイクログラムパー立方メートルということでございまして、この環境基準につきましては、年平均値と日平均値の98%値、こちらの両方の基準値を満たさなければならないというものでございます。それを見ますと、微増はしておりまして、この環境基準、両方が満足されておりませんので、環境基準を満たしていないということでございます。 ◆竹内愛   ぜんそくですとか、そういった健康被害に影響を及ぼすもので、ぜひこれを下げるための対策をとらなきゃいけないと思うんですけれども、区の予算の中では対策費として計上されているのが、この測定経費なんですね、それというのは対策費なのかなというふうに思うんですよ。実際に基準値を、環境基準を上回っているわけですから、やはりそれをどうやって下げていくかという対策をとる必要があると思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎環境課長   こちらのPM2.5、大気汚染関係でございますので、板橋1区の対策というのは非常に難しいというふうに私ども考えてございます。従前、東京都がディーゼル車規制を行いまして、そういったような効果も徐々にあらわれているというところもございますけれども、そういったような形で、いわゆる具体的な対策は難しいので、いわゆる計測値で基準がどうなっているのか、見える化をして区民の皆さんにも周知をしていきたい。  また、それが余りひどいようですと、こちらのほうは国や東京都等と協力して何ができるか、そういったところを考えていく必要があるのかなというふうに考えてございます。そのような形で、1区では対策を直接講じて効果を出すのは非常に難しゅうございますので、近隣自治体または東京都等と協力して、ディーゼル車規制のような効果的な方法があるかどうか、これから検討していかなければならないのかなというふうに考えてございます。 ◆竹内愛   適宜やられているとは思うんですけれども、国や東京都に対してその対策を広域的に行っていただくように、ぜひ要請を、要望をしていただきたいなというふうに思います。  もう一点、先ほど来お話が出ていますけれども、ホタル生態環境館についてなんですけれども、やはり問題なのは何が起こっていたのかということが知られていないということだと思うんです。特に地元の方々にとっては非常に親しまれている施設だったということもありまして、いまだに町会の方々は当時つくったTシャツを着て行事をやられているとか、そういうのを見ますと、やはりその地域の方々の思いというのをしっかり受けとめる必要があるなと思うんですよ。そのためには、私は問題だったことはきちんと問題があったことだと精査をして、それにふさわしい対応をするということは当然のことだというふうに思っていますので、まずその、今、裁判ではありますけれども、きちんと事実を明らかにしていくと、このことをしっかりとやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎環境課長   ホタルの生態環境館につきましては、あり方検討の中でその事業の継続等々について議論されていたところでございます。私どもといたしましては、きちんとそういったところを整理して対応していかなければならないのかなというふうに考えてございます。ですから、今回一般質問等でも質問が出ておりましたけれども、そういった経緯につきましては、今後その裁判の状況を判断しながら、一定のご報告はさせていただかなければならないのかなというふうに考えてございます。 ◆竹内愛   ぜひお願いいたします。  区民文化関係で、体育施設について伺いたいんですけれども、資料をいただいたところ、共産117の資料で少年サッカー場と赤塚体育館のグラウンドの利用状況という資料をいただいたんですが、これ人数になっているんですけれども、人数ではなくて使用こま数で資料をいただきたいんですけれども、もう一つあわせて言うと、少年サッカー場と少年運動場はこれから有料化を検討していくということです、一般開放部分ですけれども、それがどのぐらいそのこまがあるのか、実際に有料で貸し出すような利用状況があるのかどうかというのをちょっと知りたいので、資料をお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   後ほど、こま数でお示ししたいと思いますし、高島平少年サッカー場と赤塚少年運動場につきましては、非常に住宅街と近いということ、あとはそれぞれちょっと大人が使えない広さということもありますので、有料化は慎重に検討していくという立場でございます。 ◆竹内愛   私も有料化と出てきたんですけれども、いや、それはぜひやらないでいただきたいということを、最後お願いしておきたいと思います。  以上です。 ◆佐藤としのぶ   先ほどペットボトルキャップのエコキャップ運動みたいなことをちょっとお話をしていたんですが、趣旨としては回収品目をやはりふやしていきましょうよということなんです。ただし、予算だとかエネルギーとかの効率を考え、それもやはり考慮しながらやらなきゃいけませんよねということで質問をしていったんですけれども、エコキャップは、先ほどお話があったように非常に効率が悪いと、輸送費もかかって、それはよく存じ上げていますし、NPOとかでワクチンに変えるというのをやっていて、でも実は運営費のほうでいっぱいいっぱいになってワクチンがほとんどできなかったら、じゃ、ワクチンやるんだったら最初から現金を渡せばよかったじゃないかというような議論になっているんですが、本来リサイクルというのはそうじゃないと思うんですよね。やはり資源を再生して使う、その気持ちを醸成するということで学校とかは取り組んでいると思うので、区として、だからそういう金もうけのためじゃない、効率のためじゃない、意識の醸成と資源を大切にするためにやるんだと、もう腹をくくってやるんなら、1つ挙げられる項目なんだろうなと思っています。そうすれば子どもたちも自信を持って、我々がやっていることはいいことだとやるんだろうなと思うので、ぜひ今後の検討課題にしていただきたいと思います。  もう一点、リサイクル品目ということで、これは拠点回収でもないし、どっちかというと区施設のリサイクルになると思うんですけれども、吸い殻のリサイクルというのがありまして、スポンジ部分はクリアファイルとかにできて、紙と葉っぱの部分は再生紙にできるということで、民間の団体がやっています。自治体では唯一練馬区がこれを導入したということを聞いていまして、大変労力はかかるそうなんですが、吸い殻のリサイクルについて、板橋区としてはどんなお考えでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   先ほどのペットボトルのキャップの話については、現状ではペットボトルを回収すると、ラインに乗っかるとペットのボトルがコンベヤーから落ちて、それで残渣になってしまうという、そういったこともあるので、どういう形でできるかというのは、今後研究させていただければというふうに思います。  それから、今、言われた吸い殻のリサイクルですけれども、練馬区さんのほうで、今、導入しているというお話でございます。ちょっと詳細については、こちら把握してございませんので、担当のほうに問い合わせ等をしてみたいなというふうに思います。  ただ、いわゆるリサイクルを進めるという中で、ある程度やはりコストの話、予算の話もあるので、効果のあるものから取り上げるのが筋なのかなということで、現状、板橋区では、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、ペットボトル以外のボトル、プラスチックボトルですね、それからトレーについては、今、試行期間ということで、大規模なマンション等、2地区の集積場、地域から回収を始めていて、全域まで多分3年ぐらいかかるだろうなと。体積、重さでいうと、やはりこちらのほうが多いので、吸い殻をやるとすると、多分拠点あるいは区の施設から回収という話なのかなと思うんですが、それがどのぐらいの量が出て、資源化するのにどれだけの費用がかかって、それを取るために、例えば車とかと環境負荷の形もありますから、それとの比較考慮等をした上でという順番なのかなと。優先順位を考えると、現行のものを進めながら研究をさせていただければというふうに思います。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。ぜひ研究してください。  ちょっと時間がないので、答弁していない人に振ろうと思っていたんですが、もう副参事はさっき出たので、環境戦略ですね。212ページの地球温暖化とかは環境戦略でよろしいですかね。緑のカーテン公共施設への設置の27年度新規とかはなかったんでしょうか。また、28年度の新規とかはないんでしょうか。これでもう全てやり尽くしたということでしょうか。 ◎環境戦略担当課長   緑のカーテンの公共施設の部分について、我々の課のほうで資材等を配っているところですけれども、新しいところからはなかなか出てこなくて、ほぼやり尽くしたという状況でございます。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。  その下の資源エネルギーのところもこちらですよね。資源エネルギーの補助をいろいろやっていますけれども、上限が決まっていて、あと割合も決まっていて、これというのは国とかの補助もあるやつもあるのかなと思うんですが、それと併用して補助というのは利用できるものですか。それともどっちかだけというふうになっちゃうのか。それとも国の補助があるものは、板橋区ではやっていないとか、その辺についてはどんな考えを持ってやっていますでしょうか。 ◎環境戦略担当課長   国の補助のほうも太陽光に関するものについてはほぼ打ち切られているような状況ですけれども、新しいものについては補助が来ているような状況でございます。あわせて使えるものにつきましてはあわせて使えるように、また区単独でも続けていく必要があるものについては続けていくような考え方で進めているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   結構最近は最新の機材とかも出てきていて、今までのリチウム電池からリチウムイオン電池とかになってきて、ちょっとお値段も高くなったりしているので、その金額も考慮して、ぜひ今後は補助割合とか上限額とかもちょっと段階的に上げていって、ぜひもっと普及を図っていけるように、引き続きやっていただければと思います。  以上で終わります。 ◆井上温子   主要施策の成果の202ページ、粗大ごみの続きなんですけれども、粗大ごみを持ち込む場合も予約が必要ということで、私、実家の青梅とかだと、もうそのまま当日受け付けしてくださるというような感じになっているんですけれども、それでちょっとどうしてなのかなと思ったのが、結局自治体の規模とかも、人口の規模とかも大きいというのもあるでしょうし、平成25年度から27年度にかけて収集戸数の件数でいくと3万件ぐらい増加していて、戸数でいうと2万戸増加しているというような状況でして、集積所と言えばいいんですかね、粗大ごみの集積所というのは規模は十分な状況なのか、課題があれば教えていただきたいと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   今のお話は通常の収集で回る集積所ではなくて、中継所のスペースの問題ということでよろしいでしょうか。 ◆井上温子   はい。 ◎板橋西清掃事務所長   委員がおっしゃるとおりで、通常の粗大ごみの収集の中継作業も行っていますので、日中は通常収集車等も多く入っているということがございまして、そのあいたスペースによりまして持ち込みの作業を行っているということがありますので、青梅市さんとかと比べると敷地のストックヤードというのが少ないというのが一番の問題かなとは思っております。 ◆井上温子   何か粗大ごみを出そうと思ったときに不便だなと思って、青梅だったらそのまま行けばおろせてというのがあったんですけれども、この件数の増加自体はそんなに大変ではないんですかね。  ちょっともう一つ気になっていたのが、障害がある方とか高齢者の方たちの場合は収集車が回ったときに、家の中から外に出すのを補助しますよというふうにホームページにも書かれていたと思うんですけれども、これというのは年間何件ぐらいあるものなのか。増加傾向にあるのかというデータがあれば資料としていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   粗大ごみの運び出しの収集の件ですが、27年度の実績といたしまして609件の実績がございます。 ◆井上温子   これというのは年々増加傾向にあるものなのか、それというのは、例えば来週のいつ来てくださいと言えば問題なく対応できているものなのかというのもあわせてお伺いしたいと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   件数はちょっと、今、手元に過去の数字がないのであれですけれども、ふえています。  それで、基本は運び出しにつきましては、粗大の収集については委託で行っているんですが、区の清掃事務所の職員がお問い合わせがあった高齢者の方とか障がい者の方のご自宅に伺いまして、まず粗大の品目が運び出せるものかどうかというのも含めまして、あとは通常は65歳以上の高齢者の方、障がい者世帯の方という条件等を確認させていただいて、それから運び出しをするという形になっていますので、こちらの職員のあいている状況もありますので、伺える範囲で伺っていますので、あいているときであればすぐ伺えますし、ちょっとお時間をいただくときもあります。 ◆井上温子   その年々の件数については、後で資料でいただければと思います。何か青梅でもふれあい収集とかいう、名づけて、何かやっていて、何か電話でご相談くださいと書いてあったんです。それ自体を事業名にしてもいいぐらい、多分今後需要があるのかなとは、私自身は思ったところです。  次なんですけれども、行政評価の資料編の106ページなんですけれども、コミュニティ活動の支援のところで、行政評価のところにいろいろ書かれていて、109ページのほうとか、最後のほうに委託は適切とは言いがたい、このコミュニティ成果事業支援のところですけれども、一番最後の外部評価のところで、お祭りとかそういったものを委託事業としなくてもいいんじゃないかだとか、あといろいろ書かれているんですけれども、その委託事業じゃなくても、補助事業としてやっていくという方針というのはないのかなというのが1つ質問と、もう一つは高島平地区でこの間、9月から10月ぐらいに町会自治会が主催じゃないお祭りが、私が把握している限り3件ぐらいあって、何かそういった町会自治会じゃなくても、いろんな団体がお祭り、イベントとか企画している状況が最近まちの中でふえてきているような気がしているので、そういった団体、補助が要らない場合もありますけれども、広報支援だとかこういった事業を町会自治会以外でも使えるようにしていったらいいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   井上委員がおっしゃるように、ここのところ高島平でいろいろな事業をやられているのは私どものほうも承知しております。そういう場合、私どもの支援の方法としては、例えば区として後援するとか、いろいろな支援の仕方そのものがございますので、そういうようなイベントをやる際に、何が支援できるかということでお問い合わせいただければ、私ども的確にお答えをしたいというふうに考えております。 ◆井上温子   それでは、コミュニティ活性化事業自体を使えるようにできたらいいかなと思います。 ○主査   時間になりました。すみません。 ◆田中しゅんすけ   最後になります。できれば2問質問できればと思っています。  主要施策の155ページ、産業経済費、商品券のプレミアム分ということで、ここの成果のところで3番目、販売日、場所ということで、3日間で延べ24か所で販売、3日間の売れ残りを板橋区商店街連合会事務局で販売し完売したというふうになっていますが、この売れ残りの枚数と、どれぐらいの期間で完売したのかと、これに対してどういう広報をしたのかということを教えていただけますか。 ◎産業振興課長   まず、3日間につきましては、それぞれ会場が分かれて販売をしているところでございます。6月に3回。 ◆田中しゅんすけ   それは聞いています。3日間の売れ残りは何枚ですかと、総数で結構です。 ○主査   わからなかったら資料で。 ◎産業振興課長   すみません、ちょっとお待ちいただけますでしょうか。
    ◆田中しゅんすけ   では、それは資料でいただきたいので、最後あわせて、その今おっしゃろうとした販売日ごとの販売場所と、販売枚数、それと売れ残りの数の資料で、その後売れ残ったのが何枚で、それを何日かけてこの事務局で販売をして、それに対して、売れ残ったことに関しては広報をどのようにかけたかということを、ぜひ資料でお示しください。 ◎産業振興課長   実際に商店街連合会さんのほうに委託している部分もございますので、そのあたり商店街連合会の事務局のほうに話を聞きながら、今、委員さんお話のあった資料をそろえていきたいというふうに思ってございます。 ◆田中しゅんすけ   よろしくお願いいたします。  では最後、農業振興対策事業に関してお聞きいたします。  調書で3の8、3行の8、農業経営実態調査ということで、調査対象農家が160戸、これは前年度の農家戸数と。現在が、この27年度決算の調書では157戸、そしてこちらのふれあい農園に参加していただいてやっていただいているのが現状64戸。ただ、これは平成、去年は数が変わらなかったんですけれども、一昨年、25年から比べるとまた減っているというところで、非常に農業対策に対してのいろいろな取り組みが必要なのかなというふうに思っております。  私の子どもの小学校は、もちろん板橋区立の小学校なんですけれども、給食のメニューのときに、その月に提供していただいた板橋区の農家のお野菜を使うときに、これに使いますよと、ちゃんとその報告をしてくれるんですよ。だから子どもたちに本当に教えていくのにも地産地消の観点からも、それから自給自足、とても大切なこと、それを教えることにもとてもつながっていっていまして、それをすることによって、残したり、それこそ先ほどからずっと出ている食品ロスとか、そういうことをなくすこともできると。  農業をしっかりと推進して、農業の今ある体系を守っていく、守るというか、しっかり理解して対策をすることによって、そういういろいろな方向性で事業が発信できるというふうに考えているんですけれども、それについて今後の対策等々ございましたらお願いいたします。 ◎農業委員会事務局長[赤塚支所長兼務]   残菜のお話等々ありまして、いかに生徒さん方に興味を持っていただくかというのは非常に重要なことだと考えております。現在、生産者であるふれあい農園会、それから教育委員会、健康生きがい部と連携して、さらに学校への製品の供給ですとか、より多く消費していただく、あるいは教育効果が高いやり方について逐次検討しておりますので、今後もそれを継続してまいりたいと考えております。 ◆田中しゅんすけ   すみません、減っていく農家に対する対策は何かございますか。 ◎農業委員会事務局長[赤塚支所長兼務]   農家が減っていく最大の要因は、営農できる方の減少ということなんですけれども、これは代々世襲していくというのが基本になっております。それができるようにいろいろ検討しているところなんですけれども、まず第一に生産をすることによって収益が上がるということを考えていく必要があると思っておりますので、そういう方法、いろいろありますけれども、少しずつ事業に一番効果的なものを選択し、それを育てていくような計画を立てていきたいと思っております。 ◆田中しゅんすけ   ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆高橋正憲   この主要成果206ページの低公害車保有台数というところで、これディーゼル車が対象になっていないので、今はディーゼル車というのは結構いろんなところで宣伝されていますよね。高出力で低公害なんていう話があるんですが、この評価はどうなっているんでしょうか。何で板橋区としてはこれを導入できないのかお聞きします。 ◎環境課長   私ども指定低公害車といいますか、天然ガス自動車とそれからハイブリッド車を分類しているところでございまして、その他のいわゆるガソリン車で星が幾つかついている環境基準達成車みたいな、そういう指定低公害車、そういったものの分類をいたしてございます。ディーゼル車でも委員がおっしゃるとおりかなり性能のいい、環境に優しいディーゼル車も出てきておりますので、国の分類等が適合になれば、私どももそれを低公害車として扱いながら、導入の可能性についても検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆高橋正憲   ああ、そうですか。いやいや、じゃ、ディーゼル車というのは低公害車じゃないの。国基準とかそういうものにはやっぱりだめなんですか。  要するに以前からディーゼル車についてはPM2.5の関係がちょっと問題があるよという話を伺っているんだけれども、技術の改良によってディーゼル車もかなり、そういう意味では低燃費、低公害、それで馬力高出力なんかということで、今、宣伝されているでしょう。なぜこういう話をするかというと、やっぱりこれは庁舎の車ですから、会社ね、例えばトヨタとか日産とかとあれば、いろいろなそういう企業から入れなければやっぱりいろんな意味で問題があるだろうなというふうには思うんですよ。  そういう意味も含めて、今、ディーゼル車専門にね、どんどんやっているところもありますので、1つだけ、ディーゼルは国基準とかそういう部分では低公害車というふうには言い方はできない、要するに庁有車としてはそれを保有できない、そういう車なんですか。 ◎環境課長   庁有車の関係になりますと、庁舎管理・契約課のほうになろうかと思いますけれども、私どもといたしましては、やはりいわゆるPM2.5の関係とかが大分改善されてきているとはいえ、いわゆる区の方針といたしましては、ガソリン車または天然ガス車、それからハイブリッド車という形で導入を進めていくというような方針が現在の方針でございます。先ほど申し上げましたように、きちんとしたディーゼル車に対する部分、こちらについてはっきりしたものがあればディーゼルの導入も可能なんではないかなと思います。  ただ、今、例えばディーゼル車で多いのは、今、トラックでございますとか、そういった部分でございます。そういった部分につきましては、私どもは直接保有していない場合がございますので、そういったような問題があろうかと思います。  都につきましては、ディーゼル車につきましては、低公害車に指定はされておりません。それから、国の段階では認めておるところでございますので、こちらの状況を見ながら区としても判断してまいりたいというふうに考えてございます。 ○主査   いいですか。 ◆高橋正憲   はい。 ○主査   以上で、本日の調査を終了いたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   これをもちまして、区民環境分科会を閉会いたします。...